陸前高田市議会 2005-03-09 03月09日-03号
多面的機能を増進する活動としては、景観作物、緑肥作物の作付や周辺林地の下草刈り等が展開されております。生産性、収益の向上に関する取組については、農作業の受委託、共同化や草刈機、ソバひき機、畦畔塗り機、動力散布機、生ごみ処理機などの農業機械の共同購入、共同利用などの取組が行われております。
多面的機能を増進する活動としては、景観作物、緑肥作物の作付や周辺林地の下草刈り等が展開されております。生産性、収益の向上に関する取組については、農作業の受委託、共同化や草刈機、ソバひき機、畦畔塗り機、動力散布機、生ごみ処理機などの農業機械の共同購入、共同利用などの取組が行われております。
この中では、水稲における減農薬栽培を推進するため、減農薬栽培暦の作成や、減化学肥料に向けて水田裏作緑肥作物実証を行ってきたところであります。また、紅伊豆など大粒種系として需要の大きいぶどうにおける減農薬栽培のため、雨よけ栽培資材の設置や有機質土壌改良剤の施用等による実証栽培も行ってきたところであります。
ブドウにつきましては、減農薬や無農薬栽培のため、雨よけ施設の設置や有機栽培資材、天敵利用による害虫駆除などを実証しているところであり、水稲につきましては化学合成資材を使用しない土づくりとして水稲収穫後の圃場に緑肥作物を作付する栽培実証を農家の協力を得ながら進めているところであります。
また、昨年度より市単独事業として環境保全型農業推進事業に取り組んでおり、水稲においては市内16農家の協力を得て米収穫後の裏作として緑肥作物イタリアンライグラスの栽培を進めており、地力の増進と化学肥料の削減を図るための実証を行っているところであります。また、病害虫防除にかかわる農薬散布の削減を進めるため、野菜においては機能水、ブドウにおいては有機資材の試験散布の取り組みを行っているところであります。