北上市議会 1993-06-16 06月16日-04号
3項目目といたしまして、廃棄物リサイクルシステムの整備について質問いたします。及川淳平議員からの質問もありましたので、なるべく重複を避けて質問したいと思います。 水と緑の惑星は病んでいると言われており、環境の保全、リサイクル社会の構築は時代の要請でもあります。
3項目目といたしまして、廃棄物リサイクルシステムの整備について質問いたします。及川淳平議員からの質問もありましたので、なるべく重複を避けて質問したいと思います。 水と緑の惑星は病んでいると言われており、環境の保全、リサイクル社会の構築は時代の要請でもあります。
市町村に直接関連する部分を拾い上げても、1つには、適正処理困難物や有害廃棄物の処理についての事業者の責任が大きく後退しており、環境保全に対する対応が不十分なこと、2つには、リサイクルがボランティアに頼り過ぎ、リサイクル製品の流通に対する対応策がないこと、3つには、特別管理廃棄物の指定が少なく、有害廃棄物に対する対応が改善されていないことなどが指摘できます。
(1)、ごみ減量化推進協議会を設置し、リサイクル活動を推進してはどうか。
幸い当市ではりサイクル運動が定着し、資源回収団体も219団体となり、県下13市の中で一番リサイクルが進んでおるそうでございます。回収量に応じた交付金、キロ当たり2円もことしからは3円にアップしたそうですが、さらにりサイクル運動が期待されるわけでありますが、当局の対応に敬意を表したいと存じます。 ただ、ポイ捨てされる空き缶公害にはどこの地域でも悩みの種であります。
首都圏などでは、ここ一、二年、市民の分別収集やリサイクルの努力で、ごみの急増傾向はおさまってきていると言われています。千葉市では家庭ごみを有料化する方向が打ち出されるなど、有料化すればごみが減るとする議論がある中で、川崎市では無料を堅持しながら減量を実現していることが全国の注目を浴びています。
したがいまして、本市としても、年々増加するごみと、このごみにかかる経費がふえている現状と、廃棄物については、地域間、種類、各業種ごとに問題状況が異なっているため、対応のあり方もさまざまなものとなっていることから、これらを解決していくため、ごみの減量化、再資源化、処理の容易化の促進を図るリサイクル社会を構築していかなければならないと考えます。
市町村に義務づけられるであろうリサイクルがボランティアに頼り過ぎていること。3つ、有害廃棄物の指定がごく少ない範囲に考えられていること。4つ、産業廃棄物に対するマニフェスト、いわゆる積み荷伝票制度は有害廃棄物のみに限定し、不法投棄に対する対応が不十分であるなどであります。