金ケ崎町議会 > 2019-03-06 >
03月06日-03号

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  1. 金ケ崎町議会 2019-03-06
    03月06日-03号


    取得元: 金ケ崎町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成31年  3月 定例会(第2回)            平成31年第2回金ケ崎町議会                定例会会議録議 事 日 程 (第3号)                      平成31年3月6日(水)午後1時30分開議        開  議日程第 1  施政方針及び教育行政方針に対する質問日程第 2  諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて日程第 3  諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて日程第 4  議案第 1号 金ケ崎町すこやか子ども基金条例日程第 5  議案第 2号 金ケ崎町森林環境譲与税基金条例日程第 6  議案第 3号 職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例日程第 7  議案第 4号 金ケ崎町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する              条例の一部を改正する条例日程第 8  議案第 5号 金ケ崎町水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並び              に水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条              例       延  会〇出席議員(14名)   2番  千  葉  良  作  君    3番  阿  部  典  子  君   4番  高  橋  美 輝 夫  君    5番  有  住     修  君   6番  巴     正  市  君    7番  阿  部  隆  一  君   8番  及  川  み ど り  君    9番  千  葉  正  幸  君  10番  山  路  正  悟  君   12番  千  田     力  君  13番  千  葉  和  美  君   14番  千  葉  正  男  君  15番  佐  藤  千  幸  君   16番  伊  藤  雅  章  君 〇欠席議員(1名)   1番  青  木  俊  悦  君 〇説明のため出席した者       町        長     髙  橋  由  一  君       副    町    長     小 野 寺  正  徳  君       教    育    長     千  葉  祐  悦  君       監  査  委  員     金  田  正  幸  君       総 合 政 策 課 長     千  田  美  裕  君       財  政  課  長     高  橋  宏  紀  君       会計管理者兼税務課長     高  橋  真 貴 子  君       住  民  課  長     佐  藤  茂  志  君       保 健 福 祉 センター     相  澤     啓  君       事    務    長       子 育 て 支 援 課 長     及  川  美 奈 子  君       生 活 環 境 課 長     鈴  木  敏  郎  君       商 工 観 光 課 長     高  橋  文  浩  君       農 林 課 長(兼)     阿  部  一  之  君       農 業 委員会事務局長       建  設  課  長     菅  原     睦  君       水 処 理センター所長     渡  邊     学  君       教 育 次 長(兼)     佐 々 木  健  一  君       学校給食センター所長       中 央 生 涯 教 育     佐  藤  政  義  君       セ ン タ ー 所 長 〇本会議に出席した事務局職員       事  務  局  長     小  澤  龍  也       局  長  補  佐     千  田  美  和       主        事     滝  田  美  優 △開議の宣告 ○議長(伊藤雅章君) ただいまの出席議員は14人であります。 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 1番、青木俊悦君は、欠席の届け出があります。 直ちに本日の会議を開きます。                                (午後 1時30分) △議事日程の報告 ○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。 △答弁の保留分について ○議長(伊藤雅章君) 議事日程に入る前に、昨日一般質問の質疑において、12番、千田力君に対する答弁が保留されておりました件について、答弁したい旨申し出を受けておりますので、答弁を許します。 教育長。 ◎教育長(千葉祐悦君) 昨日、12番、千田力議員からのご質問に対して答弁を保留しておりましたことにお答えをいたします。 国史跡鳥海柵跡を担当している職員の人数は、正職員1名、そして文化財調査員1名の2名でございます。 答弁が遅くなりましたことにおわびを申し上げまして、千田力議員のご質問に対する答弁を終わります。 △施政方針及び教育行政方針に対する質問 ○議長(伊藤雅章君) 日程第1、施政方針及び教育行政方針に対する質問を行います。 施政方針及び教育行政方針への質問は、1議員1回のみといたします。ご了承願います。 質問を許します。質問ございませんか。 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 3番、阿部典子です。まず、施政方針2ページから3ページにかかるところですが、「若者が暮らしたいまちを創る」についての中の本町のPR動画の作成についてお聞きします。 本町のPR動画は、税金をもとにしてつくられるわけですから、税金の無駄になってはいけないということで、予算計上もされていることですので、しっかりしたものをつくっていただきたいなとは思いますが、この動画は金ケ崎町の認知度の向上を目的としたものでしょうか。移住定住促進であれば、実際に移住を考えている人にも参考となる実用性を重視した体験を売り込んだものもよろしいかと思うのですが、またふるさと納税空き家対策にもつながるものなのか、どんな企画なのか、イメージがありましたら、お教え願いたいと思います。 それから、4ページ、子育て支援の関係からお伺いします。3行目、「産後ケア事業」についてお伺いします。子供を産むということは、お母さんにとって大変なことであり、また育てるということも大変なことであります。子供を育てるためには、お母さんは心身ともに健康でなければなりません。そのため、産後ケア事業は大変有益な施策であると思います。大いに期待するものであります。 さて、奥州市では産後ケア事業として宿泊ケア、あるいは日帰りケアなどを実施しているところでありますが、当町としての産後ケア事業の内容はどういうものかお伺いしたいと思います。また、医療機関を含めた広域連携はとれるのかも同時に伺いたいと思います。 それから、下のほうに参りまして、下から2行目、「新たに、子育て支援団体等の設立や運営」とございます。この団体設立の動きがあるとすれば、具体的な支援内容や人数、あるいはいつごろから運営になるのか、どのような町としての支援があるのかお伺いします。 それから、7ページに参りまして、「生活環境」の中の「県協力のもと住民参加型歩道除雪の推進及び地域における除排雪の支援を検討していく」ということでありますが、県の協力とは具体的にどのようなものか、また地域における除排雪の支援とはどのように行うのかをお聞きします。 続いて、11ページに参ります。「障がい者福祉」についてお尋ねします。同僚議員も質問しておりました中ほどにある「「ヘルプマーク」の普及・啓発」についてです。岩手県で発行しているおねがいカードも、障害者等に対応したものです。ヘルプマークおねがいカードの併用はできるということですが、ヘルプマーク同様に、住民の皆様への周知が両方とも必要ではないかと考えます。これについても、どのようにしていくのかお伺いいたします。 12ページに参りまして、一番上の段、「町内のタクシー会社と連携した「健脚講座」」とありますが、健脚講座とはどういうものかお教え願いたいと思います。 それから、15ページに参りまして、商工のほうです。中ほどにあります「経営発達支援計画」というのがあります。認定が平成30年3月、実施期間が35年までですね、多分。認定を取って1年経過しておりますが、現在の取り組みはどういうことをしているのかお聞きします。また、この国の認定を取ることによって、どういうメリットがあるのかお伺いいたします。 それから次に、「観光」について、このページになります。下から3行目あたりですが、全般です、観光について、外国の方もどんどん来ていただければ、これはうれしい限りです。配信だけではなくて、受け入れ態勢も同時に考えていかなければならないと思いますが、どのような対応を考えていらっしゃるでしょうか。 それから、20ページに参りまして、城内諏訪小路の伝建地区の「歴史的景観の整備を推進」というところでお伺いいたします。15ページにもございましたが、「観光」のほうで、史跡散策ルートなどの情報も発信、動画作成も、これは「若者」のほうでうたっておりましたが、動画作成もするということで、積極的な発信をしていくというところは大いに評価いたします。ただ、歴史的景観整備ということになると、ここの文章を見ると、前年と同様の文章が書かれているように思われますが、具体的にどういうふうに推進していくのかお伺いいたします。 教育のほうは後ですね、教育はまた別に…… ○議長(伊藤雅章君) 1回です。 ◆3番(阿部典子君) これも一緒に。 ○議長(伊藤雅章君) 教育も含めて1回。 ◆3番(阿部典子君) はい。では、教育のほうで、ここには書かれていないように思われますが、何ページということではなくて、学習教科といじめの防止、学習環境などに触れていることは評価いたします。ただ、昨今いろいろな事件がございます。防犯に関することで登下校時における児童生徒の安全確保や、あるいは教職員の働き方改革、そういう部分に触れていらっしゃらないようなので、そういうことは今後もここに、本当はのせたほうが私はよろしいのではないかなと思うのですが、どういうふうなお考えでしょうか、お聞きしたいと思います。 以上で質問を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 3番、阿部典子議員のご質問にお答えいたします。 2ページから3ページにわたっている部分でございます。PR動画の作成の部分についてお答えをしたいと思います。金ケ崎町のPR動画、総体的なものは今までございませんで、例えば工業団地の誘致の関係とかで工業団地の紹介とか、そういった部分の映像等はございました。あとは、昨年度トヨタ自動車東日本さんが都市対抗野球に出たときに、金ケ崎町のPRビデオみたいな形でつくったものもございますけれども、動画というよりは、あれは静止画の部分のほうが多かったということでございまして、今回は多くの市町村で既に使われておりますけれども、やはり金ケ崎町の魅力を国内にも、また国外向けにもちょっと情報発信をしていきたいと、金ケ崎町の価値を皆さんに知っていただきたいという部分で動画を作成したいと思っておりました。 内容としては、金ケ崎町の産業とか風景とか、さまざまなものを含むような形にはなろうかと思いますけれども、具体的な内容につきましては、今後詰めていくというふうな考え方でございます。基本的には、金ケ崎町の価値を高めて、観光客にも、あとは移住定住者の増加にも結びつけたいという趣旨で作成をするものでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 3番、阿部典子議員のご質問にお答えいたします。 まず、施政方針4ページ、産後ケアでございますけれども、産後ケアにつきましては、退院直後の母子に対しての心身のケアや育児のサポート等を行いまして、産後も安心して子育てできる支援体制の確保を目的とするものでございます。 内容につきましては、産婦、新生児に対する保健指導、それから授乳指導ということで乳房マッサージなども実施したいと考えておりますし、あとは産婦に対する療養上の世話、それから心理的ケアカウンセリング等を予定しているところでございます。 こちらにつきましては、奥州市さんのほうでは産後ケアにつきましては実施方法が3パターンございます。奥州市さんが実施している宿泊型、それからデイサービス型、アウトリーチ型というのがございまして、当方では今回このアウトリーチ型を予定しております。こちらにつきましては、実施担当者が、保健師等でございますが、産婦等の自宅に赴きまして、個別に心身のケアや育児のサポート等のきめ細かい支援を実施するものでございます。 このアウトリーチ型のメリットといたしまして、利用者の移動の負担がないということ、それからその利用者の方の住環境を直接見ることができますので、指導に生かせるというふうに考えております。 それから、もう一点、医療機関との広域連携の関係でございますけれども、議員がどういうイメージを持たれているのかもちょっとわかりませんけれども、私どもとしましては、この4ページ、産後ケアの後に「産婦健康診査事業」というのを記載しておりますけれども、こちら産後2週、4週で医療機関で健診を受けるものでございます。こちらに大体5,000円を上限として医療機関に、本人負担がないように助成したいと考えておりまして、この健診を受けた際に、その産婦に問題があった場合は、うちのほうにフィードバックをいただいて、その産後ケア事業での訪問で生かしていくというふうに考えております。 11ページのヘルプマークの周知でございますけれども、それからおねがいカードの周知でございますが、きのうの一般質問でもお答えしたとおり、例えば社会福祉大会とかそういう機会を捉え、それから広報等でPRしていきたいと思いますし、さまざまな機会を捉えて町民の方に周知してまいりたいと考えております。 それから、12ページの健脚講座でございますけれども、これは森山総合公園スポーツセンターのジムで、マシン等を利用した筋力トレーニング、それからストレッチ等でございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長
    子育て支援課長及川美奈子君) お答えいたします。 4ページ、下段のほうに「子育て支援団体等の設立や運営に対する支援を実施します」というところでございますが、これは新たに支援への補助をしていくというものでございまして、地域で自主的に子育て支援の取り組みを行っている、または行おうとしている団体に対する運営等の補助でございます。ですので、具体的に設立の団体の人数とかということは、今の段階では把握しておりません。ただ、現在町内でも三、四団体運営しているところがございますので、できるだけそこのところに運営経費の幾らかでもお役に立ちたいという子育て支援の部分でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 施政方針7ページの「県協力のもと住民参加型歩道除雪の推進」ということでございますけれども、昨年の10月に中央生涯教育センター地域づくり推進室で「地域の除排雪活動を考える―地域づくり講座」というものが開催されました。その中で、やはり高齢化を懸念して、矢来自治会からこういった除雪の対応についていろいろ相談された結果、矢来自治会では県道を含む路線、県道が含まれていることがありますので、それで県が実施しています住民参加型補助除雪ということで、補完型の除雪を実施してもらうということで対応しております。県道のほかに町道が9路線ほど、そういったものも対応していただくというふうな形です。県からは、除雪機械と資材等を支給されまして、町からは燃料費を支給するという、3者での契約という形になっております。 そういった中、矢来自治会さんが進めている中で、ほかの自治会からもそういった補完除雪等をやりたいという声も上がってきていますので、そういったことを支援していきたいなということで、ここに記載させていただいております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(高橋文浩君) お答えいたします。 15ページ、中ほどにあります「経営発達支援計画」に関するご質問でございます。この経営発達支援計画につきましては、金ケ崎町商工会がみずから定めた計画を国が認定したものでございます。昨年4月から、この事業が始まりまして、具体的には商工業者に対して伴走型の経営支援をするというふうな内容での計画内容でございます。 この計画に基づいて、各種の事業が組まれてございまして、その事業につきましては、例えば個別の経営支援を行うとか、資金のあっせんをするとか、さらに新たな創業者に対する講習を行うとか事業を行うとか、いろんな項目がございます。今年度につきましては、既に2月の末に評価委員会がございまして、AからDランクへの評価をし、その評価を受けて、また4月以降2年目の事業を計画し、事業実施をするというふうな内容になってございます。当町の場合は、その中に例えば今年度実施をいたしました商業の人材活性化講座とか、あとは創業塾とか、そういうものも含まれております。 これの国の認定を受けるメリットでございますが、この事業費に対する、ある一定ではありますけれども、補助金が国から受けられるというふうな内容です。なお、この補助金の内容も、実は事業評価によりまして、その到達度によって若干違うというふうなお話は聞いてございます。 次に、同じページのインバウンド対策の部分でございます。今年2019年はラグビーワールドカップの日本大会があって、釜石で2試合行われると。来年度2020年につきましては東京オリンピックパラリンピック大会が行われるということで、2018年、平成30年のインバウンド外国人旅行観光客については3,118万人余というふうな人数になってございます。2020年には国内旅行客外国人旅行客が逆転をするというふうに言われておりまして、当町でもそういう流れの中でインバウンド外国人旅行客の対応を迫られていると。 要は、その受け入れ態勢が一番重要でございまして、施設側に、従来であればどのような、英語とか、それ以外の言語でサインを行うとか、英語がしゃべれる人がいるとかいないとか、そういうふうな支援でございましたが、実は昨今外国人旅行客につきましては、基本スマホタブレットをほとんどお持ちです。その方々につきましては、自動翻訳機能もしくはAIを登載したタブレットをお持ちで、それを使って皆さん宿泊をされたり旅行されているというふうな実情でございます。よって、当町の支援としましては、無料で使えるワイファイを各施設に設置をしていただかないと、外国人が安心して泊まれない、来られないという状況ですので、その部分、無料ワイファイの導入支援という部分で今回は支援をしてまいりたいと。この支援につきましては、県の補助金の導入もあわせて進めていくというふうな内容になってございます。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) 3番、阿部典子議員のご質問にお答えいたします。 まず、施政方針の20ページ、文化財の整備推進、また観光ルート等活用につきましてのご質問にお答えいたします。整備推進につきましては、国の補助事業も生かしながら、住民の皆様の意見を踏まえて推進して整備してまいりたいと思います。伝建群でしたら、保存地区の保存審議会の皆様の意見を踏まえながら、その地区に合った整備を進めてまいりたいと考えております。 また、活用につきましては、文化財保護法の改正により、これまでの保存ももちろんですが、活用という面も力点が置かれるような内容になっております。その点につきましては、軍馬補充部の整備の基本計画、鳥海柵も基本計画、どのように整備するかという2つの基本計画をもとに観光という面の視点も盛り込んでおりますので、活用を意識して進めてまいりたいと思います。 次に、ご質問がありました教育行政方針の2つ、防犯、安全につきましては、これまでもスクールガードの皆様にお力添えをいただきながら、子供たちの登下校の安全確保に努めてまいりました。スクールガードリーダーが中心となって、引き続き安全確保に努めてまいりたいと思います。 また、不審者や熊情報につきましては、ファクスやメール等、即時に伝えられるように努めてまいりたいと思います。 また、例えばスクールバスの運用につきましても、熊情報が寄せられて危険だという判断のときには、バス停ではなく、より子供たちの自宅に近いところとか、バス路線上でしたら、本当に玄関に近いあたりでおろせるようにだとか、そこも弾力的に対応してまいりたいと思っております。 2点目の働き方改革につきましては、はっきりと明記をしていないところでございますが、今年度例えば働き方改革に係る学校安全推進に係る会議を開きました。これは、中身としては教員の多忙化の解消、業務の改善に係る会議でございます。これも今年度は2回開催しまして、各校の取り組みや、またその会議のメンバーが校長だけではなく、教職員組合の教員の代表もメンバーとして入れました。学校現場のほうで何を必要としているのか、教育委員会として何をなすべきか、意見を交わしながら進めてきているところです。 昨年度との比較では、時間外勤務の時間、教員の残業時間にかかわるデータでございますが、昨年度より各月のその時間は減っている状況にあります。ただ、減ってはおりますが、まだまだ改善の余地があると思いますので、次年度も引き続き教員の働き方改革に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) これで3番、阿部典子君の質問を終わります。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉正幸でございます。任期最後に、町長の施政方針に質問をさせていただきます。 まず総括的な感想でございますから、私の感想でちょっと町長とかみ合わないかもしれません。このたびの施政方針は、約1万字の中にちりばめられている総合計画に基づく事業の説明が中心であると。これでは、4期目を迎えた町長選に臨んで提示をしたまちづくりに対する町長のほとばしるまちづくりの姿勢がどこに一体あらわれているのでしょうか。 総花的である、全国的な問題点の問題提起、あるいは理解度が、ページ数が少なくて、どういうふうに考えて、どう地方自治体を運営するのかという点については、いささか字数が不足しているのではないかという印象を受けました。悪い言葉で言えば、89億円の金を総合計画に基づいて総花的に並べたというふうな感じを私は強く印象として持つものでございます。町民に呼びかけて、ああ、なるほどな、生涯教育何十周年だって、やっぱり勉強しなければならないなというふうに思うような呼びかけも余り見受けられない。そういう印象の中で、特にこれについては考え直すとか新たに入れるという視点の提案も含めながら、質問をさせていただきます。 まず、12ページの産業振興のうち、農業についてでありますが、きのうも時間がなくて十分に触れられませんでしたが、今農業者あるいは農協が置かれている立場というのは、戦後の長い歴史の間のちょっとした変革ではなくて、物すごい改革の時期を迎えているのに、地方自治体あるいは農協の取り組みというのは生ぬるいなと。国の新自由主義的な物の考え方で規制緩和をして、農業も一般が参加できるような自由競争の原則を貫いた施策に切りかえつつある。農家補償はやめて自由競争だと。きのうも申し上げましたが、やはりヨーロッパやアメリカのように農家戸別所得補償を働きかけるといったようなこと。それから、農業に従事する方の後継者対策も、もう少し突っ込んで金ケ崎らしい施策を出してもいいのではないかと。 私の考えとすれば、農業大学校を文部科学省の大学化して、海外からも訪れていただいて、その方がチャンスがあれば地元に残るとか、あるいは高校再編成というのは間もなく、また再び手がかかるものだと思うわけです。金高も四十数人しか希望者がいなかったと。今テスト中でしょうか。農業大学校も再編成されるのではないかと。そういうときに、この農業大学校の一角の300ヘクタールを有する広大な農地を生かして、農業高校を集約化して、高校、大学一貫教育を目指すとか、そういったような独特の施策を講じられるポテンシャルを私は持っているのだと思います。 そういう意味で、農家自営者の支援、それから新たな自由競争に対応するための農業集団、集落営農を超えた公益的な農業法人、あるいは株式会社をつくるとかという形の模索、刺激を与えて動かすとか、そういったような施策が見当たらないのは残念であります。 さらに、耕作放棄地などが近々、年を追うごとにふえていくだろうと予測されますので、民間の方の自由な農地の異動ではなくて、やはり今自作農維持の法律ができて、小作でない農業者がふえて今日まで来たわけですから、その方々を保護しながら、日本型の農業が充実するような方策のための農地管理を農地中間管理機構だけに任せるのではなくて、金ケ崎独自の農地管理方式を提案するとか、要望されている永岡、三ケ尻の一部の基盤整備などもスピード感を持ってやらないと、現状に合わないことになるのではないかと。 そういったようなことをもう一度見直して、農業政策を今日の状況に合わせて、競争力をもって自立できる農家の育成に、国だけを当てにするのではなくて、役場もそれに手をかせるような方向をなぜこの施政方針に強調できなかったのでしょうか。 私は、既に農地を離して離農しましたが、いまだに80になっても農業をしている同級生は、この間お話を聞きましたら、「一体あなたの収入は、1反歩全部経費を引いてどのぐらいですか」と聞きましたら、「約1万円」だと。5町歩やれば50万円と。私議員がもらっている二百何万円に匹敵するためには、二十何町歩かの田んぼを耕さなければならないと。こういう状態では、とても離農する人がふえるし、仮に離農した場合も坪300円、1反歩10万円未満でしか取引ができないという地域もあるわけです。もう流す涙もなくなって、どのようにしたらいいかわからないという人もかなり出てきているように私は思うのです。そういう点から、もう一度この農業政策を、金ケ崎町の農業基盤、産業基盤の核としての位置づけを見直して、この施政方針に加えていただきたいなという希望を持つものでございます。 さらに、農業者魂を集結しました農業協同組合精神の魂を抜いて、農業改革などと申していますが、全中を一般社団法人化、全農を株式会社化、金融機関は農林中金の支店にとると、全部魂を抜かれているではないですか。農家の協同組合精神というのは、どこへ行ってしまったのでしょうか。一体米だけをつくっていれば、本当に農家はどうなるのでしょう。農協は維持されていくのだと思いますけれども、農家はどうなるのでしょうか。 離農する人がどんどんふえてしまうのではないかと思うので、町としてはこれを避けるのではなくて、近隣の市町村長などと協議をしながら、農協に対する支援とかアドバイスを積極的にやっていくべきではないかと私は思うわけです。そういう視点で、この農業の部分を町長はどう考え、この方針ではわかりましたけれども、そういうことまで考えての文言の整備だったのでしょうか。その辺のところをお伺いしたいと思います。 次に、これらの89億円の事業をやっていくのは、お金があるからつけたのでしょうけれども、お金が事業をするわけではなくて、事業をするのは人です。確かに22ページですか、行革の一環の中で職員の教育の重要性を書いておりますけれども、やはり行革の一環としての職員教育というのは、項目を改めて職員教育、ガバナンスについての方針を述べるべきではないかと私は思うのです。人がいて、働きさえあれば金がついてくるのではないかと、法律や条例の手直しはできるのではないかと。問題は人だと思うわけです。 これから課題になってくるのは人材の不足、絶対数の不足、そういう点から見れば、少数精鋭ではあるけれども、金ケ崎の職員は町長の方針を踏まえて、頑張っているなというふうに言われるような職員対策というようなものを表示すべきではないのかと。それは、正職員だけではなくて、きのうお話ししましたように、170名も臨時職員がいるとすれば、臨時職員のまちづくりに対する熱意も燃えさせるような手法をとらなければならないのではないかと私は考えるわけです。 従来のやってきたことの評価はしますが、これから自立をしていく金ケ崎町の中心となるシンクタンクである役場職員の資質の向上を、普通ではなくて、おっ、やはり髙橋由一方式だなと言われるように頑張っていただきたいと思うわけです。これぐらいの表現では、ちょっと不足だと私は思うわけです。町長の腹の中には、ちゃんとあるのでしょうけれども、文章にあらわれていないというのは伝わりません。伝わるように、美辞麗句だけではなくて、具体的に所信を示していただければ、町民も元気が出るのではないかと私は思います。 それから、23ページに「地域経営」という言葉が出てきております。役場の経営をするとか、地方自治体の経営とかでしたらわかるのですが、町長が言う地域経営というのはどういうことなのでしょうか。よく理解できません。私にわかるようにご説明をお願いしたいと思います。 地域経営というのは、町だけがやるものではなくて、そこに住む人たちも参加してくることなのでしょう。それを経営という観念で捉えるということはどういうことなのか。新しく出てきた言葉でございまして、過去の任期中に話されました地域づくり、協働の精神というようなものは、今までの施政方針では、去年の場合も条例をつくると言っているのに、今回は条例をつくるとかという話も抜けてしまっているわけです。地域づくりの検討委員会の答申を受けて、アクションプランに反映するとはいうものの、この施政方針に具体的な地域づくりというようなものが、どのような形でなされるのかということが町民への呼びかけの施政方針にはっきり書いていないというのはいかがなものかなと思いますので、町民も、地域経営に携わる関係者も、もっとわかりやすいような方向を示してほしいなと思う次第でございます。 それから、最後に生涯教育について教育委員会のほうに伺います。40周年ですか、40年といえば、すごい年数がたったものだなと。町長は、全国の生涯教育をやっている町村の代表者であると。そこのお膝元の生涯教育というのは、スタートしたときからどう変化して、どうなったのか。後退したのか、進んでいるのか。今のところは、当初の熱意は冷めやって、みずから学ぶという町民のグループや個人や集団が、むしろ後退しているのではないかという気がしますので、単なる40周年記念式典ではなくて、町民がやっぱりこの時代、勉強しなければならないなというふうな学習意欲の喚起とか、学習の方法の提示とか、機材の提供とか、学習の機会の提供とか、総合的に連携のあるサービスをするというのは、ライフ・ロング・エデュケーションのエデュケーションの部分だと私は思うわけです。 ぜひそういう面では、例えばネットを使ったウエブマガジンによる学習とか、手段、方法は今に合った方法があるわけです。それらを整備して、町民にもう一回働きかけると。学びましょうと。あるいは、学習の機会も、町民大学で町民の希望によって学習課題が決まるというのではなくて、今この世の中を生きていくためには、この課題はやっぱりみんなで勉強したほうがいいというので、例えば自治講演会とか、そういうようなものを、世の中の動きを知るような学習というようなものは行政でなければできないのだと私は思うのです。 生涯学習は何も生涯教育センターだけでやっているのではなくて、営利でやって、新聞社がやっているものもあれば、さまざまな機関でやっているわけです。行政で限られた人と金と施設、物を使ってやるとなれば、一体中央生涯教育センターは今どういう学習の機会を提供しなければならないかという議論を職員の中でやって、これもある、これもあると、それ全部できるわけではありませんから、精選をして、ことしはここに力を入れましょうといったような学習の機会の提供をすべきではないでしょうか。 それから見れば、予算化された公民館の講師謝礼はまことに少なくて、これで学習をやれというのかというふうな感想を私は持ちます。もちろん学習は個人が負担することを旨としますが、行政サービスの中でがっちりとした講師謝礼をつけて、ちゃんとした学習の機会を提供して、そのすき間、すき間に個人の学習が組まれる、集団の学習が組まれるという動きが地域づくりになったり、新しい業を起こしたり、人間性を高めたり、生きがいを感じたりすることだと私は思うのです。40周年の大会をすることが目的ではなくて、そういうことを狙いとした1年にしてほしいと思いますが、教育長はどうお考えでしょうか。 その中で一番強い力を持っているのは、本を媒体にした図書館の動きというのは、やはり重要だと私は思いますし、教育長の考えもそうでしょう。しかし、今手抜きされているのはレファレンスサービスであると思います。子供が夏休みにテーマを持って勉強に行くと。「この本を見たら」というふうに司書が誘導して、なければ国会図書館とかそっちから資料も取り寄せる、そしてその子供が夏休みを終わって発表会にはすばらしいものが出てくるという、そういうふうなレファレンスサービスをなぜやらないのかなと。ほとんどの臨時の人が図書館の司書の資格を持っているそうではないですか。そういう人の専門性を生かしてやるというのが大切ではないかなと私は思います。 私が施政方針演述をしているわけではないので、余り長いのは好ましくないので、以上の点について、課長ではなくて町長と教育長にお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 千葉正幸議員からのご質問は、ご質問よりご意見のほうだったと、こう思います。 施政方針のこの書き方、記載の流れは、町長の公約事項はもちろん入っていますけれども、第十次の総合発展計画は4年目であると、この大前提があります。これは、最上位計画でございますから、議会からも住民からも理解、あるいは合意形成されたものだと。ですから、この紙面の作成はそういうふうにつくるのが本来でありまして、何を重点にというのは、その中で取り上げなければならない平成31年度の具体的事項に書いているわけです。ですから、議員が農政問題で話しされましたように、国への要望、あるいは国の農政に対するご意見は、こういう施政方針の中にはのらないのです。それは、私が別な形で対応するものだと。よって、町民あるいは議会の議員の方々に理解をいただきたいのは、31年度第十次の総合発展計画で具体的に取り組まなければならないもの、それから4年目になりますから、時世の変化に合わせた対応をしなければならない施策と事業であります。89億円お金が余っているからというようなご発言でございましたが、そういうことは一切ございません。そんなことの誤解もあると、こう思っております。 議員がお話しされております農政に関しては、それらは盛り込んだ中での限られたページ数でございます。それでも何とかのせたいなということは、項目的にはのせております。 お話しされました農業大学校あるいは農業高校からの一貫とかについては、これは前からそういう話が出ておりますし、期待値として県にも話をしている事項であります。 それから、就農あるいは農家所得の向上に対する施策としては、我々一自治体が農家所得の向上をするという点については、作付品目だとか、あるいは生産者の経営のあり方、いわゆるコスト削減、そして多収益になる品目、作物の選定と、そういうものの組み合わせということで農林課では農業アクションプランを出したわけです。議員は、そこにTPPあるいは日欧のEPAの問題が入っていないと、こういう話もされておるところでございますが、その国の施策をどう逆に私たちは生かして農業生産者に意欲のある、そして持続性のある農業生産、あるいは農業体制を組むかというのが我々農林行政の仕事なわけです。ただ、片や国の農業政策に対する問題点は、これは町村会、あるいはいろんな機会に国要望あるいは県要望として出しているわけですから、それはそちらの扱いになる。 ですから、この施政方針は要望書でもなければ、国に対する意見書でもないわけでございますから、確実にこれを事業年度の中で遂行、あるいは実施をして成果を上げたいというものがその中心になっただけです。そのように議員もわかった上でのご質問だったと、こう思いますから、理解が深まらないのであれば、もう少ししゃべりますけれども。 それは、思想の違いとか何かではなくて、政策に対する違いでございますから、自由主義に対する農業のあり方はどうあればいいかというのは、この施政方針の中には特にはのせないのであります。なぜかというと、自由主義とか何か、我々の今農政の枠の中でやらなければならない農林行政としての使命があります。それを事業別に、あるいは畜産、あるいは稲作と、こう延々と書いているわけです。そういう形で農家の所得向上、あるいは金ケ崎町の地域農業のあり方をこの中で言っているわけです。そういうふうにご理解いただき、対応しなければならないその一つが基盤整備の土地改良問題であります。 このような形で、具体的に対応するものはこうですよと。町民が理解するのは、総論はもちろんですけれども、各論で何をやるのだろうということが理解されなければ、私は町民に対する施政方針と事業と予算のこの関連性の一貫性はないと思いますので、そういう視点でつくられているというふうにご理解をいただければよろしいかと、こう思います。 それから、職員研修等を含めてガバナンスの問題であります。このことについては、今行革を含めました自治体の経営改革、その中で職員の研修あるいは職員の資質向上、こういうことについて具体的に触れておるところでございます。 具体的に申し上げますと、行政経営を適正に運営するのには内部体制、組織運営の合理化をすると。それから、公務員として取り組まなければならない、いわゆる職員としてのガバナンス機能が発揮されるような意思決定システムの構築とか、あるいはその意思決定に参加する職員の資質向上、こういうことを含めて職員の研修のあり方は全体的な職員の資質向上、あるいは議員がお話しされますように、さすが金ケ崎の役場職員はそういう点については進んでいると、あるいは質の高いものがあると、こういう形で取り組みが期待されるようなものにしてまいりたいと。 この職員研修は、金ケ崎だけではなくて、定住自立圏の2市2町で職員研修をしながら進めようという共通課題に対する共通認識での職員研修も取り組むと、こういうところであります。このような形で、職員は集合研修等含めて参加させると。金ケ崎は、ご案内のように町村会主催の行政研修、これらについては、33市町村の中での町村会の数の19から見ますと、一番参加率の高い職員参加になっていると、こういうのであります。高ければいいというものでもないと、こういうふうに言われるかもしれませんが、やっぱり職員はいろんな勉強する機会をいただいて、議員がお話しされるような刺激を受けて、それを自分のものにして、それを組織に、仕事に生かすというのが研修による成果であると、こう思っていますので、そういうことについては今後も努力してまいりたいと、こう思います。 それから、地域経営についてもお話がございました。この地域経営は、昨年秋だったと思いますが、議員の皆さんに金ケ崎の自治体経営改革というところで概要編の説明はいたしました。その中で、「経営」というのはどうもなじまないという部分もあるけれども、岩手県の今回の10カ年の県民計画も「行政経営」あるいは「地域経営」という言葉を使いながら、一体となった自分たちのマネジメントをしようと、こういう流れになってきています。 そういう中でご理解いただきたいのは、第十次の総合発展計画の中で、やはり地域との連携、協働というテーマがございます。そういう中で、地域というのはどこからどこまで指すのだというのは、ある意味では自治会単位に近かったり、あるいは生活圏単位だったり、あるいはもっと広かったりいろいろあります。そういう中で、機能的なことを実行できるようなそういう地域のあり方と地域づくりというのはこれからの課題だと。 その中に、やはりヒト・モノ・カネというものが動くわけですから、そして情報が動くわけですから、地域にとってもそれは「地域経営」という言葉は何も違っている言葉ではない。ましてや国もそういう形の言葉遣いもしていますから、今はそういう流れになっているのかなと、こういうふうに私も理解しているし、金ケ崎町はそういう自治体経営計画の中で、行政も地域も一緒になって「経営」という概念で、いろんな視点で物を見て、地域の活力、あるいは地域の産業、あるいは地域のコミュニティー、こういうことについて取り組みをしなければならないと、こういうふうに思っています。 そのような形で、私は後半のほうに役場として、あるいは金ケ崎町として持続性の高いまち、持続性の高い金ケ崎の将来を展望した対応ということになれば、今申し上げました第十次総合発展計画の中からそういう整備をすると。それから、次の計画に向けて新たなる取り組みはしなければならないだろうと、こう思っています。次の計画に対する新たな取り組みということを含めて、今回の予算の中には計上させていただいていると。こういうところでございまして、議員がお話しされるその熱弁を振るっていただきましたことには、私は基本的には対応してまいりたいと、こう思っております。 以上で終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 次、答弁願います。 教育長。 ◎教育長(千葉祐悦君) それでは、ただいまの議員のご質問に対してお答えをいたします。 ただいまは激励、それからさまざまなご提言を含めたご質問をいただきまして、大変ありがとうございます。それで、今生涯教育についてどう考え、どう取り組み、どう進めていくのかというご質問の内容だったというふうに捉えておりますが、私の考え方の一端を述べまして、答弁とさせていただきます。 まずは、本町で生涯教育を宣言いたしましてから、議員もご承知のとおり、来年度40周年を迎えると、こういう大きな節目を迎えることになりました。当町のこの生涯教育がこれほどまでに長い間続けてきたのも、実はその当時つくってある、あるいはその当時この生涯教育の宣言をつくるまでに至った経緯、それから考え方、理念、これについては私も本を読ませていただいて理解をしているつもりでございますし、またこの理念は、当町で生涯教育の町を掲げる以上は持ち続けなければならない理念であろうというふうに思っております。そういう意味で、今までその理念に基づいてさまざまな生涯教育の施策、その施策に対して町民が取り組んできたというその成果は、その年ごとに大きな成果を上げて今日まで来ているのかなというふうに思います。 ただ、考えなければならないことが1つだけあるのかなというふうに思っております。それは、宣言当初の時代背景と生活様態、様式、それからおられた方々の、仕事も含めてですけれども、そういった物事の考え、あるいは対応の仕方、そういったものがやっぱり変化してきているであろうというふうに思います。その変化に対して我々がどう対応してきたかということについては、ひょっとしたならば反省を持って振り返らなければならない部分もあるのかなというふうに思っております。 したがいまして、その振り返ったときに、やはり考えなければならないのは、当然ながら、今頑張って働いている方、これから要するに次代を担う人材となる子供たち、そして今まで築き上げてきていただいた方々のそれぞれの立場の中で、生涯教育がどうあればよいかということをやっぱり考えていかなければならないと。そういうふうなことを考えますと、やはりちょうどこの40年を節目といたしまして、今までの生涯教育のあり方を振り返って、これからの金ケ崎町としての生涯教育がどうあればいいかというふうなことを考える1年間にしたいというふうに考えているところでございます。 特にも学習意欲の喚起を図るための施策については十分か、あるいは総合サービスという考え方での提供に対して本当にやってきたのか、これからやろうとしているのか、さらには情報社会の中で、それに対してどう対応し、どう利用していくのかというふうなことにつきましては、まさに議員ご指摘のとおりだというふうに思います。新たな視点に立った中で、これらのサービスの向上をどうするのかということは考えてまいりたいというふうに思います。 ただ、この生涯教育を進める上においては、サービスを提供するだけではなくて、町民側も自分たちで学ぼうとするそういう雰囲気を、やはり我々も醸成していかなければならないというふうに思っております。それがやはり根本なのだろうなということでございます。 と同時に、今これだけの情報化社会でございます。チラシであるとか、あるいは呼びかけ、それから集会を持つ、確かにこういう学びの場の提供の方法もあるかと思いますが、これだけの便利な機会が一般生活の中にも浸透しておりますので、やはりそれらを駆使した形での知識のサービスの情報提供というのは必要なのだろうなというふうに考えておりますが、ただ具体的にこうしますという手だては持ち合わせておりませんので、今後考えてまいりたいというふうに思います。 それから、もう一点、図書館機能のことについても若干お話をします。まさに町の図書館は、町の知識の中心であるというふうに私は捉えております。それは、子供たちだけではなくて、やはり広く町民全体の知識の中心であるというふうに考えております。おかげさまで、この間子ども読書推進委員会の会議がございました。その中で、資料として提出されたのが本町における子供たちの読書数の平均値、これが県を大きく上回っていると。そういう実態がございまして、いずれ家庭、保護者の方々はもちろん、学校も含めて子供たちに対する読書に対する指導といいますか、働きかけはやはりなされてきているかなというふうに思っているところでございます。 ただ、図書館につきましても、今議員がお話しになられましたように、情報化という中でどうやって発信していくかということについては今検討し、今後の基本計画の中にきちっと明示して進めていきたいというふうに思います。 それから、子供たちへのレファレンスサービス、確かにこれについては今までやってきておりませんので、これについてはどういう形態、方法等々があるのか、研究してまいりたいというふうに思っているところでございます。 いずれこの40年目を迎えた今、やはり今まで町民ともどもつくり上げてまいりました生涯教育、これについては今までの成果を堅持し、またこれを礎にいたしまして、さらに新たなる生涯教育の町を展望しながら進めていかなければならないという思いでございます。 以上で答弁といたします。 ○議長(伊藤雅章君) これで9番、千葉正幸君の質問を終わります。 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 2番、千葉良作です。それでは、町長の施政方針に対して4点ほど伺いたいと思います。 まず5ページ目、上から3行目、「人口が減少する中でも安全・安心な生活を送ることができる地域を創るために、「町も地域も自ら変わる」を今年度のテーマ」と、こうなっているのですが、この「町も地域も自ら変わる」という、私うっかりしたか何か、聞いたことない言葉だなと思っているのですが、この言葉の意味を教えていただきたいと思います。 それから、その中で、特にも「自ら変わる」というその「自ら」というのが何なのか。具体的にこういう方向を目指して、これから何年かけてこういうふうにやっていくというようなことがあるのであれば、これもお伺いしたいなというふうに思います。それが1点目です。 それから、2点目は、生涯教育40周年、本当に私も生涯教育の中にどぷっとつかっていたはずなのだけれども、さて金ケ崎は生涯教育の町だと、一体何が生涯教育なのだと言われたときに、すっと答えは出てこない。「勉強することでないか」なんというぐらいの話で、よく出てこないのですが、この17ページから18ページを見ると、40周年にはいろんな記念式典をする、ラジオ番組公開収録とか、交響楽団がコンサートを行うとか、記念講演会、これは本当に生涯学習の一つだなとは、来年度は非常に勉強になるなという気はするのですが、何かこの10年、10年の節目はすごいことをやって、聞きなれないようなことを、見られないようなことも体験できるのですが、その間が何か抜けているなと。 そこで、18ページの上から4行目のところに、「今後の生涯学習のあり方を検討してまいります」と、ここを大変期待しているので、ここのところをどういうふうな内容で、恐らく40周年が終われば、次の45周年、50周年に向けて、町民はこういうふうな生涯学習があるぞという方針が出されるのではないかなと大いに期待しているのですが、ここのところをお話しいただきたいと思います。 それから、3点目は、19ページの一番上に「生涯スポーツ」とあります。それの5行目に、昨年も聞きましたけれども、スポーツ吹き矢や、ことしシャッフルボードが新しく入ったのかな、何か去年もこういう言葉が出てきたのですが、昨年度の成果はどのくらいあって、ことしはどういうふうにこれをまた持ってきたのか、ここのところを今年度の成果と、それからこれからのことをお伺いしたいと思います。 それから、4点目、23ページ「地域経営」のところですが、6行目、「町も地域も自ら変わる」、これはさっき質問しました。その下に「具体的には」といって、「自治会の育成を目的とした補助金を交付金化するとともに、自治会それぞれの課題解決や円滑な活動に資するよう負担の軽減及び交付金の増額の検討を進めてまいります」、それからその下に続いて「生活圏ごとに設置している地域活性化委員会も地域課題を捉えた事業にシフトしていくように見直しを進めてまいります」とあるのですが、これの具体的な内容を説明していただきたいなと。聞くところによると、何か補助金も、予算のところを見ていると削っているわけではなさそうですが、ただ何かもうやめるというふうな、そんな話も聞こえているし、それから地域活性化も、何かことしでおしまいですよというふうな話も聞こえてきているのですが、それとこの文章の内容とちょっと食い違うなという気がしますので、ここをお願いしたいというふうに思います。 それから、教育長の教育行政方針のほうに4点ほどお伺いします。まず、1ページから2ページに幼児教育、幼稚園のことが書かれているのですが、同僚議員からも何回か聞く機会の中で、地域の幼児施設に関して提案もありますし、それから意見もあったわけですが、ここで南方幼稚園の認定こども園化に向けた作業は、これやるということはわかるのですが、これによって地域の幼児施設、幼児教育が手薄になるのではないかと、ひょっとするとなくなるのではないかという話もあるのですが、ここのところに対してどういう施策をやるのか。ここは、何か抜けているなという感じでお話ししていただきたいなと思います。 それから、2つ目は、2ページの下から3ページにかけての「これら課題の解決や」から始まるのですが、ここの文章が大変長いのです。2ページの一番下から、どこまで行きますか、3ページの7行目あたりまで「。」が1つしかないのですが、それでいろんなことが書いてあるので、ここを1つずつ教えていただきたいのですが。「社会総掛かりでの教育の実現が不可欠であり」と、このとおりなのですが、これを具体的にどういうふうにやっていこうというお考えでしょうか。どういう反省からこういうのが出てきているのでしょうかということです。 それから、2行目の「「コミュニティ・スクール」を活用しながら」というのも、これも何回も出てくるのですが、どういうふうに活用していくのですか。地域でいると、コミュニティ・スクールなんというのは、なかなかこういう印象もないのですが、これどういうふうに活用していくのか。その活用の方法、地域にどういうふうにおろすのかということです。 それから、その次、「学校と地域とが教育を通じてよりよい社会を作るという目標を共有し」と、当然のことなのですが、これもどういう反省からこういうふうな文言が出てきたのか、そういうふうなところをお伺いしたいと。「どのような資質能力を身につけられるようにするのかを明確にしながら」という、ここのところもどのような資質能力を身につけるというのか、この辺を具体的にお話し願いたいというふうに思っています。 でも、私感動しているところは、その下のところで、「今年度は、昨年度までの学校の取組を総括し、地域とともに歩む学校づくり」と、何かすごくいい文言が載っているのですが、ぜひこういうふうにお願いしたいなというふうに思います。 それから、3点目は、7ページの中間あたりに、「次に「支援体制の充実」」というところの下のほうに、「また、地域との関わりも深められるよう、今後も子どもの努力を認め励ます取組を実施してまいります」と、何かここにも「地域」が出てきて、大変意欲を感じるのですが、この辺、今具体的にどういうことをやろうというお考えなのか、ここのところをお願いします。 最後に、9ページの3段目、真ん中よりちょっと下に「加えて、インターネット等の普及により」とあって、「メディア教育の一層の推進に努めてまいります」と。今国のほうではスマホを解禁しようというふうな話も出ているわけですが、この間金ケ崎の元気な子供を育てる会の講演で、スマホなんてとんでもないと、私は持たなくてよかったなと、本当にうれしくなるような話、持っていない人のほうが偉いというふうなくらいスマホは全ての子供たちの人格から学習能力やら、持続性やら、そういうものを壊すのだというふうな講演を聞きました。だから、持たせない親というのは大変偉いなというふうに思っているのですが。 それはそれとして、このメディア教育の一層の推進というのは、スマホ対策を早目にやっておかないと、学校にお任せでは、本当にそれが学校に入ってしまってからでは、これは大変。もちろんスマホのやつになりますと、親の理解もなければだめですから。何か震災あったときどうするのだというのもありますけれども、そのためにこれが出てきているようですので、これを早目に対応する対策をとっておかないとだめではないかなと、この辺を。これは、学校としては大変に、学校の担任だけに預けられてもどうにもなりませんから、親と1対1でけんかなんかしたものなら、勝てるわけありませんので、説得もできませんので、これはやっぱり町全体、学校ぐるみでやらなければだめだと思います。このメディア教育の一層の推進のところをもっと詳しくお話し願いたいなというふうに思います。 以上、4点、4点、お願いします。 ○議長(伊藤雅章君) ここで、即答弁をいただければいいのですが、休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、午後3時まで休憩をいたします。            休憩(午後 2時46分)                                                    再開(午後 3時00分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 2番、千葉良作議員に対する答弁を求めます。 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) 2番、千葉良作議員のご質問にお答えいたします。 まず、町の施政方針の5ページ目でございます。上から4段目、「町も地域も自ら変わる」と、この内容についてということでございましたが、こちらのほうは地域づくりを進めるに当たりまして、いろいろ平成29年から地域づくり推進室をつくりまして、各地域に入っていろいろと自治会長さんなどのお話を伺っている中で、自治会長さんの負担が非常にふえてきているというお話を聞いております。その中では、町の行事が多いですとか、あと町からいろいろお願いしている委員会等の役職が多いですとか、そういった話も聞いております。そうしたことで、まず役場のほうからお願いしている負担を減らすと、そしてあと最近地域ごとにさまざま課題がいろいろ出てきておりますので、人口が減っている地域ですとか、ふえている地域ですとか、そういった課題に地域の皆さんで考えて対処していただけるようなことを進めていきたいということから、このような表現で記載をさせていただいたものでございます。 続きまして、18ページでございます。上から3行目になりますが、生涯教育40周年の記念事業の関係での中で、「新しい時代を見据えた今後の生涯教育のあり方」という、その内容ということでございますが、こちらは地域づくりのほうとも連動してきますけれども、人口減少に伴って生ずるさまざまな諸課題に対処できるような地域課題解決型の講座を開くなど、そうした生涯教育の方向をつくっていけないかということで検討を進めていこうとするものでございます。 続きまして、19ページでございますが、生涯スポーツの中でのニュースポーツの関係でございます。今年度は、各地区に3名おりますスポーツ推進委員の方々にスポーツ吹き矢というのを実践していただいておりました。各地域におきまして、地区センターなどを活用してスポーツ吹き矢の講習会を実施したところでございます。これまで一通り各地区で行っておりますが、おおむね3世代の交流などが図られまして、非常に参加者もふえている状況でございます。そうしたことから、今後も継続して行いまして、最終的には町全体で大会を開くといったような活動に展開していきたいというふうに考えているものでございます。 続きまして、23ページでございます。「地域経営」の中に触れられております自治会の育成を目的とした補助金の交付金化等についてでございます。こちらにつきましては、現在自治会等育成支援事業ということで、各自治会に一律に5万円の補助金を交付してございます。この補助金をさらに利用しやすいように交付金化ということで、目的を求めないで各自治会の状況に応じて自由にお金を使っていただけるようなものに変えていこうということで、交付金化をしてはどうかということを今検討しているものでございます。また、地域課題やさまざまな活動に実際お金が使えるように、交付金をほかのほうの補助金の統廃合を考えながら増額できないかということを検討しているものでございます。 また、地域活性化委員会の関係でございますが、こちらのほうにつきましては、各地域を回っていろいろとお話を伺いましたところ、活性化委員会のほうの負担も結構あると、事業負担も結構あるというお話もいただいておりました。また、最近はさまざまな事業につきまして、食糧費ですとか、あるいはその経費に係る予算の支出の割合が非常に多くなっているということも散見されましたので、こちらに使途を設けまして補助金を交付したいということと、将来的にはこの活性化委員会に対する補助金の見直しをさせていただきまして、32年度からは新たに今現在協働支援事業ということで、30万円の補助金を出している事業があるのですが、そちらのほうにシフトしていくような形で実施していきたいというふうに考えているものでございます。 続きまして、教育行政方針の9ページ目のメディア教育の関係でございます。こちらにつきましては、平成29年度に生涯教育研究センターというのを立ち上げまして、いろいろ研究を委員の皆さんにしていただいた中で、町ではまだちょっとメディア教育が十分ではないというご指摘を頂戴しております。そのことから、昨年度からメディア教育を進めているところでございますが、その中で現在進めておりましたのは、まずスマートフォンにつきましては今後も時代とともに使っていかなければならないだろうと、避けては通れないアイテムではないかということから、正しくそのスマホにつき合っていく使い方、そうしたものを覚えていただこうということで、現在は中央、それから各地区の生涯教育センターのほうでスマホの正しい利用の仕方の講座などを開いているところでございます。 今後につきましては、学校での教育内容等々を調査しながら、そちらのほうとダブらない形で、どのようなメディア教育を進めていけばいいのか、検討していきたいというところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 次に、教育次長、答弁願います。 ◎教育次長(佐々木健一君) 2番、千葉良作議員のご質問にお答えいたします。 教育行政方針についてであります。1ページから書かれております幼児教育につきまして、南方幼稚園以外の地域が手薄になるのではないか、なくなるのではないかというご質問につきましては、今年度策定いたしました幼稚園の再編計画に基づきまして、子供たちの適切な人数規模のもとで幼児教育が行われるように、園児数増加に向けた取り組みを今年度に引き続き力を入れてまいりたいと思います。さまざま幼稚園の教育のよさを発信していきたいと思っております。 また、支援が必要な子供たちにつきましても、保育補助を配置します。また、預かりというニーズに対しましても、預かり保育の臨時職員を配置するなどして、幼稚園教育として手厚くさまざまなニーズに対応できるように考えていきたいと思います。 また、給食につきましてというご意見もいただいておりましたので、お弁当給食のあり方についても、回数や中身等をどうあればよいか、PTAと職員も交えて話し合いをするような考えでおります。 次に、3ページの「社会総掛かり」から長い文章になっておりましたが、そして「地域とともに歩む学校づくり」につきましてのご質問にお答えいたします。今全国的に見ても、学校だけ単体で子供たちに教育をするということでは限界だと、課題が大きくなっているという状況にあります。金ケ崎では、以前から6生活圏ということで、主に地区センターと結びついた教育が進められているものと認識しております。学校教育と社会教育が連動して、これまでも中身の濃い教育が行われてきたのではないかなというふうに認識しております。 金ケ崎町で実施しておりますコミュニティ・スクールにつきましても、これは県内では珍しい取り組みになります。しかし、珍しい取り組みをしておりますが、以前の学校評議員の制度に比べてコミュニティ・スクール、学校評議員のほうに、学校運営協議会という制度に移行したわけなのですが、無理なく自然にスタートしている状況にあります。ということは、以前から地域と学校が結びついた中身の濃いコミュニティ・スクール的な教育が行われてきていたからではないかなというふうに認識しております。これまでのそのような風土も生かして、より一層社会と結びついた学校教育を推進していければという思いがこの文章には込められているところです。 例えばこういうデータがございます。これは、今年度4月に行われました全国学力・学習状況調査のデータでございます。中学校は3年生を対象に行われましたが、例えば「2年生までに受けた授業や課外活動で地域のことを調べたり地域の人とかかわったりする機会があったと思う」という答えに対し、全国は「当てはまる」と答えた生徒は31.6%でした。金ケ崎中学校の子供たちは、45%も「当てはまる」と答えております。また、「今住んでいる地域の行事に参加していますか」という質問に対して、全国の子供たちは「当てはまる」、「どちらかといえば当てはまる」という子供、全国は45.6%に対して、金ケ崎の子供たちは63.6%も肯定的な回答を寄せております。最後になりますが、「自分にはよいところがあると思うか」という質問に対して、自己肯定感に関する質問なのですが、国では33.7%に対して、金ケ崎中学校、金ケ崎の子供は40%も「当てはまる」と答えております。このようなデータから見ましても、学校だけの取り組みではなく、もちろん学校のほうでもキャリア教育等を進めて自己肯定感を養っておりますが、さまざま地域と結びついた教育がこれまでも実践されてきている成果かなというふうに捉えております。これを、さらに今年度も地域とともに歩む学校づくりということで進めていきたいという中身になっております。 次に、3点目の7ページにあります「子どもはげまし制度」につきましても、今年度で3年度続けてになりますが、これまでも学校だけではなく、地域と結びついた、地域みんなで励ましていけるようにという反省点、ご意見もいただいておりますので、今年度も行いましたが、チャレンジシートに対する記入方法等、学校へも具体的に説明したり、またこの制度につきましても、年度の早い時点で今年度行いました自治会長、あとは地区の会長のお集まりの会にこのような取り組みがあるということを説明させていただいたりだとか、こういう周知活動にも力を入れながら、地域の皆様にもご協力いただいて進めたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) これで2番、千葉良作君の質問を終わります。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 7番、阿部です。何点か質問いたしますので、よろしくお願いします。 まず施政方針のほうですけれども、ここには触れられていないのですけれども、金ケ崎のホームページ、最近多言語化したということがあります。中を見ますと、ドイツ語、英語、中国語が2つですか、多言語化して、そこをクリックすると、その言葉に変わると。残念なのは、具体的な説明のところでPDFになっている部分は、そのままで出てくるのです。外国人がクリックしていって、最終的にはわからないということがあるのではないかなと思うのですけれども、一工夫が必要かなというふうに思っております。また、最近はベトナムの人たちも非常に多くなっているというふうに聞いています。町内に住んでいる人たち、労働者として。あと、韓国人とか何かもいるのではないかなと思うのですけれども、そういうのにも多言語化をふやしていくと、何かソフトの財政等がかかるからそういうふうなことをしないのか、あるいはどうなのか、今後していく予定なのかお伺いしたいと思います。 ただ、ホームページを見ると、前は子育て支援のところをクリックすると、子育て支援のところの一覧が出るようになっていたのですけれども、今回はそれぞれクリックしていかないと、どういうふうな内容になっているのかということがなかなかわからないというふうなことになっていますので、もう少しわかりやすくホームページをしていただきたいと。多分若い人たちは、スマホやパソコンでホームページを見て、金ケ崎の行政とか何かを調べるという人たちが非常に多いのではないかなと思いますので、一層の工夫をお願いしたいというふうに思います。 それから、施政方針にかかわって、これは全体的に各課の重点事業がずっと述べてあると思うのですけれども、第十次総合発展計画の4年目ということで、これを具体的に実践していくコントロールタワーというのですか、町長と副町長が中心だと思うのですけれども、実際に実践する役場職員の課長を中心としたこういうコントロールタワーみたいな組織をつくって推進していくのか、あるいはそれぞれ各課で独自にばらばらにやるというのですか、そういうふうにしていくのか、そういうことをどういうふうに考えているのか。総合的に実践していく場合には、ある程度コントロールタワー的な集団で議論して全体を見ていくという、そういう体制が必要ではないかなと、各課に任せるだけではなくて、そういうふうな体制が必要ではないかなと思うのですけれども、そういうことをどういうふうに考えているかお伺いしたいというふうに思います。 それで、あと生涯教育40周年ということで、いろんなところに書いてありますけれども、生涯教育は中央センターを中心に6つの地区センターがあるわけですけれども、中央センターと地区センターの関係、そして各地区センターの前進について、余り触れられていないなというふうに読んで感じました。施設等の改修は、地区センターの長寿命化をやるということはどこかで触れておりましたけれども、それ以外にもう少し地区センターの機能を充実しないと、生涯教育の取り組みは前進しないのではないかなというふうに私は以前から思っていたのですけれども、改めて40周年という節目に当たって、この地区センターのあり方をやはりきちんと捉えてやっていく必要があるのではないかなと。 私の個人的な希望としては、例えば地区センターにもう少し町民が行って相談できるような体制を置くとか、あるいはオンラインで地区センターを結んで各種証明書を発行するとか、そういう機能をつけて、もう少し地区センターにふだん住民の方々が自然と集まってくるような体制をつくっていく。そのためには、ある程度役場の人的な体制もつくらなければ、そういうふうにならないと思うのですけれども、40周年を祝賀していろんな行事をやるのはいいのですけれども、それが終わってから、また生涯教育の取り組みが余り進まないということでは、40周年の記念事業を大々的にやるのは余り意味がないのではないかなと思いますので、そういう事業をやると同時に、具体的に地区の住民の方々にわかるような、やはりそういうふうな記念事業、そして地区センターの充実、そういうのを総合的になるような具体的な対策をとっていただきたいと思うのですけれども、ぜひ答弁をお願いしたいと。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 まず、第1点目の町のホームページの関係でございます。済みません、私外国語のほうは見ておりませんので、どういった内容になっているのかというのまでは詳しくはちょっと把握をしておりませんが、町内にもさまざまな外国人の方、先ほどお話がありましたとおり、ベトナムの方とかというのが、ショッピングセンターとかを歩いていますといらっしゃるようでございます。この多言語への翻訳の関係につきましては、AIの発達とか、そういった形の中で、余り費用をかけないでできるものについては対応したいというふうに考えております。今現在やっている部分についても、特段そんなに大きい金額をかけているわけではないはずですので、そういった技術的な部分も含めた形でやっていきたいというふうに思っています。 あとは、ホームページの内容の部分につきましても、議員お話のあった部分については、もう少し見やすいように変えていきたいと思っています。基本的には、年も明けましたから、2年くらい前にリニューアルしまして、かなり見やすいホームページになりまして、アクセス数もふえたところではございますけれども、改善につきましてはその都度といいますか、やっていきたいというふうに考えております。 あと、次に総合発展計画の事業の進捗管理とか、そういった部分のお話でございます。これにつきましては、総合政策課のほうで毎年総合発展計画に記載されている事業等につきまして個々に調査をして、各課のヒアリング、これは町長、副町長も入れた中でのヒアリング、各課ヒアリングをしております。そういった中で、進捗状況、あとは今後の改善とか、そういったことをその都度指示をしたりやっているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えいたします。 地区センターの機能充実ですとか今後のあり方というお話でございましたが、その中で今まではどちらかといいますと、ここ最近は地区生涯教育センターは地域活性化型の事業が多かったやに記憶してございますが、今後は人口減少に対する対応ですとか、そうした地域の課題に対処していくようなことが必須となってくるだろうということから、もう少し公民館機能、各種そういった地域課題を解決するような講座を開催するなど、そうしたことで公民館機能の充実は図っていきたいというふうに考えているものでございます。 また、議員お話しのとおり、町民が相談できるような体制があればいいというお話でございますので、そちらのほうもどのような形になるかは、まだちょっと頭の中にはございませんが、今後考えていきたいというふうに思ってございます。 また、地区の生涯教育センターの職員の中で地域づくり支援員が2人おりますが、ここ数年かけて、さまざまな研修を実施してございます。最近は、それを実際活用するような形で、地区の住民の皆さんといろいろお話し合いをするような場も設けてございます。そうしたことで、地域づくり支援員を活用しながら、先ほどのような相談できる体制なども考えていければと思ってございます。 また、オンラインを結んでの証明書発行等のお話もございましたが、こちらにつきましては、ちょっと当部署だけでは判断できかねますので、今後庁内の中で検討させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) これで7番、阿部隆一君の質問を終わります。 8番、及川みどり君。 ◆8番(及川みどり君) 8番、及川みどりでございます。1点お伺いいたします。 町の施政方針の3ページに「女性にとって魅力的なまちを創る」ということで、これは去年度から出ております。その中で、その下に「女性にとって魅力的なまちを創り女性人口を増やすために、特にも子育て支援に力を入れてまいります」とあります。私前々からどこかひっかかっていたのですけれども、なぜ子育て支援に力を入れるのが女性の活躍を促すことになるのかということに、この間話をしている中で、それがひっかかったのかなと思いました。子育ては女の人だけがやるものではありません。みんなの力でやるものであって、私は女性を町にいっぱい寄せたいのであれば、まず学校を出た、高校を出た、大学を出た、そういう若い人たちがこの町に残って働く、また遊ぶ、そういう場がなければ残ってこないのではないかと思います。女性というのは、赤ん坊から年寄りまで全て対象になります。この子育て支援、見ると内容は大変歓迎するものです。この子育て支援そのものはいいのですけれども、女性にとって魅力的なまちというその捉え方はまた違うものだと思うのですが、その点をちょっと伺いたいなと思って今立ちました。 昨年議会だよりにこの言葉があったので、町の女性の方に、女性にとって魅力的なまちとはということで書いていただいたのがあります。職員の方も目を通していただけているのではないかなと思いますけれども、もう一度昨年の6月号にありますので、やっぱりこういう思いをしている人たちがいっぱいいると思います。私たちがどのようにしたら自分の思いを遂げられるかなということを考えている人はたくさんいると思います。それで、この女性にとって魅力的なまちにするために、ちょっと考えを別な視点から取り組んでいただきたいなと、そのように思うものであります。 この子育て支援の充実は、もちろん大事なので、その点は続けていただきたいと思いますけれども、この女性にとって魅力的なまちということについて伺いたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 第十次総合発展計画の重要な部分でございます。今議員からお話がありましたように、子育ては女性だけではなくて男性もと、そのとおりでございます。それらを含めまして、やはり女性が働きやすい環境をつくるのには子育てしやすい施設あるいは環境づくりをしなければならないだろうと。そういう点で、子育て支援の施設関係を含めて環境づくりはしなければならないと。これが第1点。 それから、若い女性が働く職場、働く場所、この確保も必要だと。それから、もう一つは、議員お話しのとおり、若い人たちがここに残れるように、あるいは金ケ崎にUターン、Iターン、あるいはほかから来られるように、そういう総合的な面での対応をしなければ、この女性人口の確保というのは非常に難しいと思っています。そういう点では、いろんな工夫がまだまだ必要なのだろうと思いますが、ここで出しておりますのは、特にも子育て支援という点で、31年度幾らかの支援策を考えると。いわゆる定住絡みの方法も考えたいと、こういうことで今進めていました。 議員お話しのような点を幅広い形でやらなければ、金ケ崎の場合は対応しかねる分があるのだろうと、こう思っていますので、積極的な対応はしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) これで8番、及川みどり君の質問を終わります。 10番、山路正悟君。 ◆10番(山路正悟君) 10番です。私は、施政方針と教育行政のほうから数点ずつお伺いをします。 まず、3ページですけれども、最上段に「各種媒体等を通じて積極的に本町の魅力を発信」云々とありますが、他市町村にはないような魅力でなければ、移住者からは本町は選ばれないと思います。そこで、ここで指す本町の魅力とは何を言っているのか、何を指しているのか。この2段目から3段目の項目、「雇用・出会い」から「住宅」といったこの辺書いてありますけれども、こういったことはどこの自治体でも取り組んでいることであって、それが本町の魅力であるものか、さらに上位のほうの魅力を発信しなければならないと思いますので、この魅力とは何のことを指しているのかお伺いをします。 同じく上から7段目には、「本町の宅地開発指導要綱区域への住宅建設を誘導」とあります。そして、持家普及によって移住定住促進を図るとありますが、ここで言う「住宅建設を誘導」とは業者に対する誘導のことを言っているのでしょうか。また、この定住促進住宅取得支援補助金を利用することによって、家を持ちやすくするということですが、そしてその定住を促進するとうたってありますけれども、定住を図ろうとするのは、この補助金によって促進するということを言っているのでしょうか。 4ページの下から3段目に「子どもの居場所づくりや子ども食堂等を含めた子育て支援活動」とありますけれども、これはどのような場所が子供の居場所であり、子ども食堂とは何のことを言っているのか、具体的に説明をお願いします。 7ページでございます。上から10段目に「町道野田・前野線の下水管布設工事」とありますが、これは道路工事に伴う既設の下水管の布設がえ工事のことを言っているのか、これとは全く関係のない新たな下水管布設工事のことを言っているのかお伺いをします。 同じく下から9段目には、「一般会計に依存せず健全かつ持続可能な事業経営」とあって、経営改善と料金の見直しについて町民等に説明するとありますけれども、この一般会計に依存しないことは大変よいと思いますけれども、これは至難のわざではないのかなと、このように思います。一般会計に依存しなくてもよいような料金にするために、どのように見直そうとしているのか。さきに町民懇談会で説明をしているような内容と違った見直しをしようとしているのかお伺いをします。 次に、14ページですけれども、14ページの上から6段目、「「北上川バレープロジェクト」と連携し、関連する企業の誘致活動による新規立地獲得に努める」とここにあります。達増知事には2つの構想があって、1つは県北の馬淵川流域の自然エネルギー開発の融合を目指す県北プラチナゾーンプロジェクトというのがあって、もう一つが町長が連携しようとしている県南北上川流域の産業集積と所得向上を掲げる北上川バレープロジェクトがあります。アメリカのシリコンバレーになぞらえて北上川バレーと命名したようですけれども、そもそもこのアメリカのカリフォルニアにある半導体の主原料であるケイ素、いわばシリコン、そしてバレーとは山に挟まれた峡谷といいますか、盆地とか谷間とか、そういう意味ですので、この北上川バレーというには、少し無理やりシリコンバレーになぞらえているなといったような気がしないでもありません。 いずれにしても、この構想と連携して新規立地獲得に努めるとありますので、この立地場所が求められることになりますけれども、具体的な場所確保のめどがあるのか、そして森山工業団地には旧共立、今はやまびこになっているかもしれませんけれども、工場が建つ気配が全く感じられません。町がこの北上川バレープロジェクトに連携しようとするのであれば、この土地を分割してでも進出したい企業に売却する方策を立てるべきではないかなと、このように思っておりますが、いかがでしょうか。中ほどの11段目とも関連するかもしれませんので、あわせて答弁をお願いします。 それと、17ページから18ページにかけて、同僚議員からもありましたけれども、最下段、生涯教育の町を宣言して40年の節目を迎えるわけですけれども、10月には記念式典を挙行するということになっておりますけれども、この一環として東京多摩交響楽団記念コンサートを行うということになっているようですが、このコンサートはどれぐらいの規模になるのでしょうか。町内のある方からの情報によりますと、合唱もすることになるだろうということを聞いておりますが、合唱するということになれば、かなりの人数を確保しなければならないと。その規模は100人ぐらいは欲しいのではないかということを聞いております。そうなれば、100人といいますから、かなり人数が足りなくなる可能性もあります。「そうなったら、議員さんや、あんたらも応援してくれよ」と、ちょっとプレッシャーをかけられましたけれども、具体的な内容はどのようになっているのでしょうか。 教育行政から2点。5ページです。上から5段目、「英語教育の充実」についてでございます。平成32年度、元号が変わりますから、これは2020年になりますか、まず32年度から5、6年生の場合は、外国語科として英語の教科化に向けての指導強化することになっているということで、3、4年はこれまでと同様の外国語活動の推進、1年生については本町独自のカリキュラムの続行ということになっているようでございます。 そこで、5、6年生が英語の教科化になった場合、時間割の中に組み込んでいく必要があると思います。本町の実情を鑑みて、時間の配当は年に何時間になるのか、あるいは週に何時間になるのでしょうか。英語教科に時間が割り当てられるとすれば、年間仮に70時間になるかどうかわかりませんが、そうなればほかの教科の時間が減らされるということも考えられますけれども、もしそうなった場合はどの教科が減らされるのでしょうか。70時間ふえるというのはちょっと大きいですから、ほかの教科がそれだけ減るとなれば、これもちょっと大きいということになります。 そして、英語が教科化になった場合、教える内容にもよると思いますけれども、学級担任が教科を受け持つのか、あるいは専科の教員が指導するということになるのか。その指導体制についてお伺いをします。 最後は、14ページですけれども、上から3段目です。伝建群の保存整備についてですけれども、4段目に「泰養寺山門をはじめとする、同保存地区住民による修理や修景などの工事を支援」する旨が記してあります。まずこの修理、修景工事に支援するのが悪いということを私は申し上げるのではございませんけれども、泰養寺山門は伝建群内にはあるとはいえ、宗教的な要素が多分に含まれているのではないかと思います。町内には他地区にお寺とか神社が数多くあります。これらの泰養寺以外の宗教的色合いの濃い施設に修理、修景がもし発生したときは、伝建群保存地区外であっても支援ができるのか。あるいは、保存地区外という理由で支援をできないということになるのか、今後こういうことが発生した場合にトラブルにならないようにあらかじめ質問をするものでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 10番、山路議員のご質問にお答えをいたします。 施政方針の3ページ目の一番上のところで「各種媒体等を通じて積極的に本町の魅力を発信する」という部分の本町の魅力という部分はどういったことかというご質問でございます。金ケ崎町のよいところというのは、さまざまあろうかとは思いますが、自然に恵まれているとか、四季折々の風景だったり、あとは伝建群であったり、鳥海柵とか軍馬補充部の官舎とか、さまざまそういった歴史にあふれた町でもあると。あとは、産業分野で言えば農業も一生懸命やっているところでございますし、県内トップクラスの工業団地を有しておりまして、雇用条件等にも恵まれているというところもございます。あとは、人づくり、生涯教育とか、あとは子供たちに対しても英語教育の推進とか、他市町村とは違う特徴的なことをやっている部分もございますので、そういったことを含めながら、PR用の動画を作成して、さまざまなメディアを通じて発信をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(伊藤雅章君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(高橋文浩君) お答えいたします。 施政方針3ページ目、2段落目にございます「宅地開発指導要綱区域への住宅建設」に続きます持家普及による新たな定住促進住宅取得支援補助金の部分についてでございますが、まず現在本町の定住対策につきましては、各種補助金で対応してきた部分がございます。若年者の移住定住補助金並びに一般的に言う住宅ローンへの利子補給というふうなことで対応してまいりましたが、これでは途切れ途切れで政策に連携性が持てないということで、まずは若い人たちが新たに金ケ崎に移住をするもしくは住むという方々に対しては、まず最初は家賃補助をしようと。ある程度たったら、その方々については金ケ崎に持ち家を持って、家を建てていただいて、そして未来永劫ではないですけれども、定住していただきましょうというふうな流れをまずは描いた部分でございます。したがいまして、家賃補助、その次に家を建てた場合については、その引っ越し費用もしくは登記費用等に対しまして、最大で10万円の補助金を出すという制度がこの新たに定住促進住宅取得支援補助金というものでございます。 家を建てるに当たりましては、そもそも住宅用地、いわゆる宅地が必要になります。その宅地の供給もスムーズに行えるようにということで、本町では宅地開発指導要綱区域がございますので、その区域に住宅団地、いわゆる開発の伴う住宅団地を誘導しようということで、その部分が今回の住宅建設を誘導するという部分で、具体的には開発事業者に対しまして、公的施設等について補助金を交付して、きちっとした開発型の住宅団地を造成していただこうというふうな中身でございます。これらの一連の流れで定住化を進めたいというふうな内容でございます。 次に、14ページになりますが、「北上川バレープロジェクトと連携をし」というふうな記述でございますが、現在県が策定いたしましたいわて県民計画の中で、岩手県では11のプロジェクトを行って、この県民計画を進めていくという内容で、その2つ目のプロジェクトが北上川バレープロジェクトでございます。この名称については、ご質問いただいたように、いろいろと過大ではないかとかいうふうなお話はあるというふうには伺っております。この北上川バレープロジェクトは、県南地域を中心に、ここを産業集積にしていくのだというふうな流れで、まさしく金ケ崎町、そして北上市、奥州市、あと一部花巻市、一関市ですか、この地域を指しているプロジェクトというふうに認識をしてございます。したがいまして、このような県がいろんな補助金も用意しておりますので、そのプロジェクトと連携をしというふうなことで当町も今までやってきた部分、推進してきた部分をさらに推進していくというふうなものでございます。 具体的にその場所とかというふうなご質問でございますが、金ケ崎町の岩手中部(金ケ崎)工業団地につきましては、基本的にはもう残りが1.4ヘクタールの県の土地開発公社が所有している工業団地しか残っておりません。それ以外の北部地区流通業務団地等については全て完売してございます。昨年来、当課のほうで進めております新たな工業団地もしくは民間所有の土地の有効活用ということで、北上金ケ崎インターチェンジ西側の民有地の開発等の可能性等も探ってまいりました。あとは、下庄にあります準工業地域の部分も探ってきたところでございますが、なかなか開発に費用がかかって競争力が働かなくて事業着手に進まなかったというふうな経過がございます。さらに、岩手中部(金ケ崎)工業団地の中にはやまびこさん、済みません、民間の名前を出して申しわけございませんが、民間所有の土地約8.6ヘクタールがございまして、それが未造成のままというふうなことで、現在この土地の部分については、所有者の方といろいろと協議をさせていただいて、手法論、何パターンかあるのですが、基本的にはその民間の所有されている方がみずから造成をし、分譲するという手法ではなくて、違う手法で工業団地の造成の着手をしたいというふうな気持ちではおります。ただ、その手法論が何パターンかあって、県のご協力を仰ぐのがいいのか、町がみずからやったらいいのかという部分で今鋭意検討している部分でございます。 なお、分割の部分に関しては、実は所有者の方からは分割はしないというふうなご意向があります。いわゆる分割をして売買しないというふうに言われていまして、その部分については非常に厳しいかなというふうに考えております。 いずれ用地は非常に不足してございます。北上市につきましても北上工業団地の北側のほうにも新たな造成をします。奥州市につきましても、また検討するというふうなことでの表明がございましたし、この地域については非常に不足をしているということは認識をしておりますので、早急に着手したいというふうに考えております。 ○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長及川美奈子君) お答えいたします。 4ページの下段のほうでございます。「子どもの居場所づくりや子ども食堂等を含めた子育て支援活動の推進」という形のことですが、まず子どもの居場所という形で現在金ケ崎では学童保育、あとは放課後子ども教室でキッズクラブなど、子どもの居場所について活動しております。今後も推進していくということではございます。ただ、その次のところに「子育て支援団体等の設立」などということで、支援していくということで、新たなそういう子育てに対する団体等での子どもの居場所、例えば在宅保育の幼児などの預かりの活動とか、子ども食堂をする団体等にも支援はしていきますということでございます。いわゆる「子ども食堂」とは書きましたが、これは国、県などでも申しているように、孤食、子供が一人で家庭で食べることがないようにということや、ひとり親世帯の支援が主な目的で「子ども食堂」といって始まっております。ただし、今現在は貧困対策だけではなくて、さまざまな年代とか、さまざまな立場の人が参加できるという食堂という子どもの居場所、あとはみんな地域の人の居場所という形も考えられるので、そういうところで子育てに対する支援をする団体等が今後も活動していただければいいかなという、今後新たな団体への期待ということもございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 水処理センター所長。 ◎水処理センター所長(渡邊学君) お答えいたします。 施政方針7ページになります。下水道事業に係る工事の件ですけれども、野田・前野線の下水管布設工事の中身につきましては、交差点部については既設下水管の多少の布設がえ等生じますけれども、主には野田・前野線の新しくできる道路の歩道の中に新たな下水道管の布設工事を予定しております。これは、工事の進捗に合わせて実施する予定となっております。 次に、経営改善の件でありますけれども、一般会計に依存せず健全な持続可能な事業経営を目指すということで、今年度町民懇談会において料金改定の説明をしております。現在その内容で32年の4月からは現行料金の20%増、さらに3年後には15%の改定という内容で、今現在検討しており、31年度、町民説明と個別説明をしながら、32年4月1日の料金改定に向けて説明をしていく予定となっております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えをいたします。 施政方針の18ページの1行目にあります生涯教育40周年事業の関係の東京多摩交響楽団記念コンサートの具体的内容ということでございますが、今決まっておりますのは、期日は6月20日木曜日を予定してございます。場所につきましては、日中は金ケ崎中学校のほうで、中学校の生徒さんにお聞かせすると。それから、夜の部ということで、中央生涯教育センターの多目的ホールのほうで一般の皆さんにお聞かせをするというような形で考えております。 なお、先ほどお話のありました合唱の関係でございますが、具体的にはまだ何も話が詰まっていない状況でございますので、今後そうした要望等があれば、合唱サークルの皆さんなどと協議をしながら進めるような形になろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) 教育行政方針につきましてのご質問にお答えいたします。 5ページにあります英語教育についてのご質問です。1点目の英語の教科化に伴う年間、週の時数等につきましては、5、6年生の英語の教科化により週2時間程度、年間で70時間程度、英語の教科の授業が行われる予定です。この時数をどこでつくり出すかというところは、学校によって、校長の判断でさまざまな工夫が考えられます。例えば学校に通学する日数をふやすということも時間を生み出すという一つになります。また、今1週間のうち、例えばクラブの時間、委員会の時間等、比較的余裕のある時間を、そこを1時間ふやす。毎週毎週でなくても、そこを隔週に行うなどの工夫で、余裕の時間を1時間ふやすということも考えられます。 また、例えば英語の時間、週に1時間、2時間ふえた分、ほかの教科の算数の授業を、小学校は45分間の授業なのですが、1日例えば朝学習の時間のような形で15分、15分、15分に分けて3日で1時間やったということでできます。そこは、地域の実態だとか、あとは子供の実態、さまざまなことがあると思いますので、学校の工夫でどう時間を生み出すかというところはさまざま考えられると思われます。 また、その授業は誰が行うのかという点につきましては、専科、専門の教員が英語の授業を行えば、やっぱり発音等含めて専門性を発揮できるというよさもあります。また、担任がその授業を行えば、個々の子供の性格や得意、不得意、またはこういう支援が必要だということをしっかり把握した上での授業が可能となります。現時点では、当町では英語のアシスタント、ネーティブのALT等も配置して巡回しておりますので、担任とALTがT1、T2、チームティーチングというような形で行っております。国のどのような配置とか、職員の配置にもかかわりますが、現時点では担任が中心となって授業を行うというふうに考えております。 続きまして、14ページの文化財にかかわるご質問です。泰養寺の山門につきましてのご質問ですが、この修理、修景につきましては、国の補助事業等を活用して行う考えです。基準に沿った建物を文化財として保存するものであります。この泰養寺の山門につきましても、保存物件に指定されておりまして、そのために保存するというふうに考えております。これまでも保存地区内の神社の修景等も補助しておりました。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) これで10番、山路正悟君の質問を終わります。 暫時休憩いたします。            休憩(午後 3時55分)                                                    再開(午後 3時56分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 ここで休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、午後4時10分まで休憩を宣します。            休憩(午後 3時57分)                                                    再開(午後 4時10分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 14番、千葉正男君から、欠席する旨の届け出がありました。 なお、生活環境課長は火災対応のため退席いたしております。 ○議長(伊藤雅章君) それでは、ほかに質問ありませんか。 12番、千田力君。 ◆12番(千田力君) 12番の千田です。議席番号順にいくと、やや私の番かなと思いまして、立ち上がりました。 町長の施政方針についてお伺いするわけですが、その前に31年度の当初予算につきましては、一般、特別、企業会計を合わせまして、142億9,000万余の大型予算を組まれたわけでございまして、この施政方針はそれらを実施するためのものであるということで、意欲的な取り組みであるということを評価したいと思う次第でございます。特に一般会計におきましては、89億円ということで、30年度の肉づけ予算に対比して11億円も増額しているということで、この事業の実施内容が期待されるところであります。 それでは、質問に入ります。3ページでございますが、中段より下側に、先ほども同僚議員が質問した点でございますが、若干内容が違いますので、質問させていただきます。 「定住促進に繋がる宅地開発」、この項目でございますが、私の聞きたいのは、現在工事しております野田・前野線の新設道路を見て、その地域の土地を所有している人の中には、近い将来ここが宅地化されるというようなこと、それから農業後継者がいないというようなことから、所有土地を手放してもいいというような意向を表明されている人もあり、また同じような地区に耕作放棄地が見られるなど、そういうことを考えますと、この辺が宅地化されるのではないかと、こう考えるところでありますけれども、しかしながら3,000平米、3反歩を超えるそういうような土地になるようでございますので、そうしますと平成30年3月に総合政策課が取りまとめた宅地開発指導要綱の促進に係る調査の取りまとめでは、民間宅地開発業者はなるべく3,000平米未満のものを期待しているというようなことも言われており、明記されておりましたので、これは業者のアンケートによる回答でありますが、そういうふうなことも考え合わせれば、面積が大きくなると、やはりまとめて開発したほうが効率的であろうと、こう思うわけでございまして、そういう場合にまとめての開発、そういうものに誘導することが必要だろうと思うのですが、その点についてどのようにお考えかお伺いしたいと思います。 それから、12ページの中段の「産業の振興」の中の一番下の段ですが、「園芸については、アスパラガス、きゅうり、ピーマン等の作付拡大」というような文言がありますけれども、アスパラガスについては非常に作付されている方、植栽者は努力をされているようですが、目標といいますか、そういうものの伸び、作付の面積の伸び、収穫、販売の伸び、そういうのがなかなか伸びないように感じておるわけですけれども、大体園芸作物については10年間の実績で1億円超、1億円の販売実績が一応の産地化のレベルといいますか、私が現職のころはそういう指導を受けて取り組んだ経過があるわけですが、今年度もこのアスパラに力を入れていくためには、今まで以上に町、農協、JAが力を入れる必要があるのではないかと、こう思うところでございます。 町としては、力を入れてかなりやっているようですが、JAのほうでは冬期座談会等を実施している中を見ると、余り園芸作物のアスパラには言及する機会が少ないと。そのことが力を入れないということではないと思いますけれども、生産されたものは販売するという立場からいいますと、もう少し行政と町と力を合わせてもいいのではないかというような感じを受けたところでございます。 それはそれとしまして、新年度アスパラ栽培に取り組む指導の方法等、どういうふうな力を入れていくのか、その辺についてお伺いをしたいと思います。 それから、20ページでございます。これについては、町長にお伺いをしたいと思いますが、昨日の一般質問において、回答いただく欄に教育長を指名して、町長を指名しておりませんでしたので、きょうは町長にお答えをいただきたいと、こういうお願いでございます。 この文化財について、「国指定史跡の鳥海柵跡は、調査研究を継続するとともに」とあるわけですが、この鳥海柵の調査が始まったのは、金ケ崎町の町史、平成18年に発刊された町史の第1巻によりますと、昭和33年から発掘調査が始まったというふうに書かれております。30年度で、今年度で第22次の調査をしたということでしょうから、約60年間において蓄積された資料がかなりあって、この鳥海柵そのものの価値というものが証明されるほどの資料がそろっているのではないかと、こう思うわけでございます。よって、公開を目的としての完成予想図等々の表記がありますが、やはり鳥海柵の資料館的なものをつくってもいいのではないかというのは昨日私も話したところでございますけれども、教育委員会のほうからはそれなりの回答があったわけですけれども、町長としてどのようにこういうものに対応していくお考えなのか、お伺いしたいと思います。 これは、31年度の事業ですから、31年度に必ずやれというのではないのですけれども、長年かかって発掘調査した実績を一堂に集めて開示し、公開をすると、こういう施設が私は必要だと思うわけです。きのうも話しましたが、胆沢城の例をとりましたけれども、あのくらい立派なものでなくてもいいですから、やはりそういう施設があれば、歴史の町としての交流人口もふえると。要害歴史館、それから鳥海柵、軍馬補充部、いろいろと関連する歴史史跡、そういうものをめぐるツアーもできるというふうに思いますので、31年度の取り組みについて、特に町長を指名してご回答を賜りたいと、こう思うわけです。 以上であります。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 千田議員のご質問に先に答弁させていただきます。 特にと、こういうことでございますが、きのう議員からは鳥海柵に対する思いと、60年と申しますか、長い間調査をしてきたその成果、これをやっぱりきちっと表に出すべきだろうと、こういう熱意のあるお話だったと、こう思います。今置かれている状況では、地元の保存の協議会の方々とも協議をし、あるいは教育委員会が設置をしている保存の検討会の中でも検討してきていると。そういう中で、私は今後の対応については答えを出していただければと、こう思います。 町側が積極的にやれるような状態ではないと、こう思っています。と申しますのは、軍馬の郷2棟に対する修景、補修の関係もございます。さらには、大林城も一体となった金ケ崎町全体の歴史の、あるいは文化の価値として対応しなければならないと、こういう課題がございますので、全体の中での位置づけを考えながらやらなければならないと、こういう立場でございます。 そういうことで、教育委員会とも協議をしながら、あるいはそういう設置されている検討委員会とも協議してからと、こういう形になると思いますので、31年早々にというわけにはいかないと、こう思っています。 終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 施政方針3ページの定住促進につながる住宅開発の関係でございます。新たに設ける要綱としては、金ケ崎町民間宅地開発事業の補助金交付要綱としまして、横道・谷地地区における宅地開発計画区域、いわゆる宅地開発計画のエリアでございます。その中での良好な市街地の開発の促進を図りながら人口増の、先ほど商工観光課長が申し上げたとおり、定住につながるような対応をしていくということでございます。 これの補助事業の対象となるものは、開発行為、いわゆる3,000平米以上の開発をした場合の開発行為の許可を得た新たに1戸建ての住宅の用に供する目的で開発されるものでございまして、それの公共施設、道路とか、あるいは水路とか集会施設、そういったところの面積に応じた補助金を交付するという要綱でございます。ですから、まとめてということで先ほど質問がありましたけれども、あくまでもこれは開発行為で3,000平米以上の開発を対象とした補助金でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長(阿部一之君) お答えいたします。 アスパラガスの作付推進に係るご質問でございますけれども、アスパラガスについては50ヘクタール以上、1億円以上ということで目標を掲げているわけでございますが、なかなか面積、販売額とも伸びないということでございます。 これの原因は何かといいますと、平成29年まで続いていた国の米の減反政策、これによりまして、転作が強化されるにつれ、この多くの転作に対応するために比較的単価の高い園芸で攻めたいということでアスパラガスを選ぶ方が多かったわけです。ただ、その面積をこなしたいがために、例えば畝間、株間を通常よりも多目にとるとか、水田に植えるものですから、排水対策をよく考えないで植えてしまったとか、そういうところが多くて、面積は今30町歩ほどですけれども、なかなか収量が追いつかないというところでございます。それらを解消するために栽培研究会を立ち上げまして、今その半分ぐらいの面積を研究会でやっているのですけれども、昨年度の結果で1トンを超す人が出てきたということで、そういった方々を地道にふやしていくということが1つ。 それから、露地栽培ですと、天候の影響で収量が極端に上下するということでございますので、かん水設備を備えた雨よけのハウスを少しずつでも整備しながら、地道にふやしていきたいということでございます。 あと、座談会のところで農協さんのほうから余り説明がなかったということでございましたけれども、今年度は農協さんの営農座談会、4班編成で行われたわけですが、そのうちの2班に農林課職員も同行しまして、アスパラの推進のためのパンフレットもお配りしながら、一緒になって進めていっているものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) これで12番、千田力君の質問を終わります。 15番、佐藤千幸君。 ◆15番(佐藤千幸君) 15番、佐藤千幸です。2点お伺いいたします。 施政方針1ページ目の下のほうに「幸福感のある人生とコミュニケーションの高い人間社会の構築」という記述があります。かなり哲学的な表現をされておりますけれども、町長の思い描く幸福感とはどのようなものでしょうか。参考までにお伺いしたいと思います。 政策の組み立てとして、この幸福感をイメージし、そのようなイメージを目指して進みましょうという行政の進め方なのか、あるいはそれぞれ町民が幸福を追求するすべ、あるいはわざを示そうとしているのか、どちらでしょうか。あるいは、そのほかの行政の組み立てを考えているのかお伺いいたします。 2点目、教育行政方針についての質問であります。3ページ下のほうに「教育内容の充実」、「「確かな学力」を保障」という記述がございます。先ほどは読書数は全国平均を上回っている、あるいは地域とのかかわり、自己肯定、そういうものは全国平均を上回っているという大変うれしいご紹介がありました。以前から本町の学力水準について確認しているところですが、これについての回答は、県平均に近づきつつあるという答えが返ってきているところでございます。小学校入学を機会に幼稚園、保育園を卒業して、小学校入学を機会に北上市あるいは奥州市に移り住むという新住民が散見されます。これ何でかということで、いつも幼稚園の先生たちと話をしていると、漠然としたイメージで金ケ崎町よりも奥州市、北上市のほうで教育を受けさせたいというふうな話がされます。何とも情けないような気がしますが、これを何とか逆の流れにできないかなというふうに常々思っているところですが、教育委員会としてそういうことに力を入れていくべきではないかなというふうに思います。 これから小中学校の卒業シーズンになります。将来の希望を堂々と発表している子供たちがおります。子供たちそれぞれの資質、能力に見合った指導、これが必要だと思います。例えば医師に憧れ、目指す生徒にどのようにして確かな学力を保障していこうとするのか、そういう方法があるのか。自前で医師を育てようとする取り組みが、長い時間はかかると思いますが、この地域の医療を充実させようとする別な政策目標にも合致してくるのではないかと期待するものであります。幸福感について、確かな学力の保障について、2点お伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 先に幸福感について申し上げます。この文面の中でもご理解いただけるかと思いますが、今までの私たちの社会構造、あるいは人間社会と言われる地域社会の形成が変わってまいりました。今後もっと変わるのだろうと、こういうのであります。そこには、AIが登場して、簡単に言えば機械で仕事をする、あるいはロボットで仕事をすると、こういう時代にどんどん入る。そうしますと、私たちが生活している家族、あるいは地域と、こういう中で人間が本当に人間らしく生活できる、そういうものをきちっと私たちは求めていかなければ、人間社会における自分たちの居場所がなくなるだろうと、こう思います。そういうことと、地域の人口減少、あるいは高齢化、あるいは過疎という表現がいいかどうかあれですが、人口密度が物すごく変わってしまうと。そういうことからしますと、人と人との中でお互いが助け合う、あるいはお互いが自分たちの生きがい、あるいは自分たちの生活に対する満足度というものがなければ、その地域社会は成り立たないし、そこで暮らす人も寂しいというよりも、人間性のある生活ができないだろうと、こう思います。 そういう意味で、幸福というのはその人個人の満足度そのものではないかと、こう思います。満足度は、経済的なこともあるでしょうし、人間的な、あるいは家族のようなこと、あるいは愛情のようなこと、いろいろあると、こう思います。そういう中で、私はこの幸福感というのはこれからの時代の中で、今までは余りそういうことを意識しなくてもよかったのかもしれませんが、これからはそういうことを町民も、行政も、地域も一緒になって考える、あるいは幸福を追求というふうな表現がいいかどうかは少し検討の余地があると思いますが、一般的には幸福の追求と、こう言われております。 そんなことから、幸福感のある人生、それから地域のコミュニケーションというものがなければ、私は人間社会、地域社会として自分たちらしい地域の成り立ちができないだろうと、こう思いますので、そういう意味合いでここは出したので、これからの大きな社会構造、社会変化、あるいは生活変化の中でこういうものが進められなければならないと、こういうふうに思っています。 もう少し詳しく申し上げるわけではございませんが、かつては2世帯、3世帯という家族構成が今は核家族になりました。この核家族の構成自体が、その家族だけではなくて地域にも、あるいは経済にも、あるいはいろんな社会活動にも大きな影響を与えてきていると、こう思っています。そういうことからしますと、これから人生100年、あるいは働き方改革、あるいは自分たちの生きがい、こういうことを見た場合、やはり幸福感というものを自分たちの生活の中に、あるいは自分の中にそういうイメージ、あるいはそういうものを追求するというものが必要ではないかと思っています。 国際的にはSDGsのように、持続性の開発目標を持ちながら、自分たちが誰ひとり残されることのないそういう社会をつくろうと、これが裏を返せば幸福感のある、あるいは人間性のある社会が成り立つのだろうと、こう思います。そういう意味合いのものでございまして、ぜひこのことについては行政側だけではなくて、地域も住民も一緒になってこれをみんなで考え、そして育てることだと。私は、そこに生涯教育あるいは生涯学習の成果もあると、こう思っておりますので、連携、対応した中でこれが構築というよりも、そういうものを目指した地域づくりあるいは自分たちのまちづくりが進めばと、こう思っております。 ○議長(伊藤雅章君) 教育長。 ◎教育長(千葉祐悦君) それでは、質問にお答えをいたします。 議員のほうから、学校はそれぞれ子供たちの資質、能力に見合った指導をしているかというお話でした。全くそのとおりでございます。やはり学校はそれぞれの多種多様な子供たちを預かり、そしてその子供たちの資質、能力を開花し、そのことによって変化する社会をたくましく生き抜いていくための力を育ててやるというのが学校に課せられた責務なのだろうなというふうにも思っております。そのためにも、特にも人生を切り開いていくために必要なものは、資質についてはいろんなものがあると思いますけれども、やはり取り上げられるのが学力の向上であります。 我々も子供たちに学力をきちっと保障してあげるというのが、ある意味では学校、教師の使命だろうというふうに思います。その使命を果たさせるためにも、教育環境をきちっと整備してやることが我々教育委員会のそれこそ責務なのだろうなというふうに考えております。そのため、各学校では、子供たちの学力を保障するために、学校あるいは教師、教師においてはそれぞれ教師自身の力量を高めるために日々研さんを積み、さらには日常の学習活動が円滑に、そして効率的になされるように、それぞれ日々学習指導の工夫改善を図りながら進めているところでございます。 さて、今の議員のご質問は、そういう中において、高い目標を持った子供たちのという捉え方でよろしいのでしょうか。高い目標を持った子供たちに対する学力の保障をどうするのかというふうなことでございますが、我々といたしましては、確かにその高い目標を持った子供たちに視点を当ててというふうなことも大事なことではありますけれども、義務教育の中の公教育の中においては、やはりそこだけに特化して学力の保障ということを考えるというのは、なかなか難しい部分もございます。ただ、そうであっても、高い目標を持つ子供たちの学力の保障というのは、常に念頭に置いていかなければなりません。 そのために、実はこれは私だけの考えになるのかもしれませんけれども、いろいろな手だてを、学習環境をきちっと整えることも一つではありますが、それ以上に大切なことは、やはり子供たちへのキャリア教育の推進と進路指導の充実であるというふうに考えているところでございます。つまりその理由は、子供たち自身が学ぶことへの目的ということをきちっと明確に持っていないと、学習に対する興味、関心というのは湧かないのである。効率的に指導したものが子供たちの気持ちの中に入っていく、あるいは心の中に刻まれる、あるいは知識として蓄えることができるためには、やはり学習の客体者であります生徒、子供たち自身がどういうふうな思い、気持ちでもってその学習に臨むかということにかかってくるのではないかなというふうにも思っております。したがいまして、そのことをきちっと子供たちに、その目的を持って学ぶことの楽しさと、学んだことによって自分がどうなっていくかという将来を見据えるという、そういう目を持った生徒たちをつくり上げることが最終的には学力向上につながるという考えでございます。 今中学校では、2年前からキャリア教育を進めていただいております。そのことによって、子供たちはいろんなキャリア教育と進路指導の充実に向けて取り組んでいただいております。そのことによって、今中学校の分野においては、学力の向上の改善が見られ始めております。したがいまして、このことを充実させること、それから推進することによって、何とか高い目標を持った子供たちプラスまだ目標を持てないでいる子供たちにも、その目標を持たせつつ、学力の向上に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) これで15番、佐藤千幸君の質問を終わります。 13番、千葉和美君。 ◆13番(千葉和美君) 13番、千葉でございます。教育長の答弁が長いので、私やめようかなと思ったけれども、質問いたします。 5ページでございます。「昨年度より検討を進めております六原駅前再開発」についてでございます。私もその請願に名前を連ねた一人でございますが、私のイメージとして、ちょっと違ったような開発内容になっておりますので、その辺の計画策定に取り組んでいるところの内容的なところをひとつ教えてもらいたいと思います。 それから、19ページ、これは下から3行目のあたりでございますが、毎年毎年この施政方針の中にエミリィ・ディキンスンについての施政方針がありますが、これは「町民への普及及び国際感覚の一層の醸成を目指す」となっておりますが、どれだけエミリィ・ディキンスンに対しての認識が町民に伝わっているか、その辺をわかっているならば教えてもらいたいと思います。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 13番、千葉議員のご質問にお答えいたします。 施政方針の5ページにあります六原駅前再開発関係のご質問についてお答えをしたいと思います。今現在この駅前再開発関係につきましては、検討しているところでございますけれども、具体的に例えば駅前に何をつくるかとかというふうなことではなくて、六原駅前もしくは六原地区のポテンシャルを活用した形の中で、町だけではなかなか開発というのができませんので、民間も交えた中でどういった、あそこの周辺の魅力を高めていくかということを重点として、今勉強会とかというのを進めているところでございます。 あとは、具体的に開発する部分につきましては、サウンディングといいますけれども、民間の事業者とちょっと対話をしながら、例えば金ケ崎町では六原駅前を開発したいのだけれども、民間の事業者としてはどういった手法がありますとか、どういった形であれば開発等に乗れるかとか、そういったことを今現在進めているというところでございます。来年度につきましても、それを継続して進めていきますし、あとは具体的には、今実際に地元の方々から言われている部分は、駅前の駐車場の部分を整備していただきたいとか、簡易にはやりましたけれども、そういった部分をもう少しちゃんとやっていければなということで、具体的に目に見える部分としては、そういったことも考えているところでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えいたします。 施政方針の19ページにございます読書活動の中のエミリィ・ディキンスンの町民への普及活動のことでございますが、議員お話しのとおり、町民の皆さんの認識度というのはまだまだ低い状況にあろうかと思ってございます。ということで、今現在の活動といたしましては、エミリィ・ディキンスン資料センター、図書館がなっているわけですが、そちらのほうに研究員を配置して活動普及に当たっているとか、あるいは今後ですが、アマースト町のジョーンズライブラリー、そちらのほうからの資料収集ですとか、あとホームページでの情報発信、それからエミリィ・ディキンスンの誕生日などに新しく企画展示を開催する、そういったようなこと、そしてあと今継続して行っていますが、英語の朗読発表会、中学生を対象にやっておりますが、そうしたものの継続開催などなどを進めながら、少しでも多くの方に理解していただけるような活動は進めていきたいと思ってございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) これで13番、千葉和美君の質問を終わります。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質問なしと認めます。 以上で施政方針及び教育行政方針に対する質問を終わります。 暫時休憩いたします。            休憩(午後 4時44分)                                                    再開(午後 4時45分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 △延会について ○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。 本日はこれにて延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 △延会の宣告 ○議長(伊藤雅章君) 本日はこれで延会といたします。 ご苦労さまでした。                                (午後 4時46分)...