○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。
△
教育委員会教育長教育行政方針演述
○議長(伊藤雅章君) 日程第4、
教育委員会教育長教育行政方針演述を行います。 教育長より発言の許可を求められておりますので、これを許可いたします。 教育長。 〔教育長 千葉祐悦君登壇〕
◎教育長(千葉祐悦君) 本日ここに、町議会3月定例会が開催されるに当たり、教育行政の主要な施策について、その所信の一端を申し上げます。 (以下、「平成31年度金ケ崎町
教育行政方針」により 演述のため記載省略)
○議長(伊藤雅章君)
教育委員会教育長の
教育行政方針演述が終わりました。 お諮りいたします。昼食のため休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めまして、午後1時30分まで休憩をいたします。 休憩(午前11時54分) 再開(午後 1時30分)
○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。
△
請願常任委員会付託
○議長(伊藤雅章君) 日程第5、請願の
常任委員会付託を行います。 本定例会に受理した請願、陳情は、お手元にご配付の請願・
陳情文書表のとおりであります。 これより請願について紹介議員からの紹介を求めます。 請願第1号 消費税の10%増税を中止し、税金の使い道を改める意見書の提出を求める請願書の紹介を求めます。 7番、
阿部隆一君。 〔7番
阿部隆一君登壇〕
◆7番(
阿部隆一君) 朗読して提案いたしますので、よろしくお願いいたします。 請願第1号、平成31年2月15日、
金ケ崎町議会議長、伊藤雅章様。消費税の10%増税を中止し、税金の使い道を改める意見書の提出を求める請願書。請願者、
消費税廃止胆江地区
各界連絡会、奥州市水沢字久田62、
胆江民主商工会内、会長、千葉敦。紹介議員、千葉良作、同阿部隆一、同千葉正幸。 (以下、「請願書」により朗読説明のため記載省略) 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(伊藤雅章君) 以上で請願の紹介を終わります。 お諮りいたします。請願・
陳情文書表のとおり、所管の
常任委員会に付託することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 したがって、請願・
陳情文書表のとおり
常任委員会付託と決定いたしました。
△議案第15号から議案第22号までの一括上程、説明、
予算審査特別委員会設置、
委員会付託
○議長(伊藤雅章君) 日程第6、議案第15号 平成31年度金ケ崎町
一般会計予算について、日程第7、議案第16号 平成31年度金ケ崎町
国民健康保険特別会計予算について、日程第8、議案第17号 平成31年度金ケ崎町
訪問看護ステーション事業特別会計予算について、日程第9、議案第18号 平成31年度金ケ崎町
介護保険特別会計予算について、日程第10、議案第19号 平成31年度金ケ崎町
国民健康保険診療施設特別会計予算について、日程第11、議案第20号 平成31年度金ケ崎町
後期高齢者医療特別会計予算について、日程第12、議案第21号 平成31年度金ケ崎町
水道事業会計予算について、日程第13、議案第22号 平成31年度金ケ崎町
下水道事業会計予算についてまで8件、いずれも平成31年度予算でありますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 したがって、日程第6、議案第15号 平成31年度金ケ崎町
一般会計予算についてから日程第13、議案第22号 平成31年度金ケ崎町
下水道事業会計予算についてまで8件一括議題とすることに決定いたしました。 お諮りいたします。ただいま一括議題となりました議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 提案理由の説明を求めます。 副町長。 〔副町長
小野寺正徳君登壇〕
◎副町長(
小野寺正徳君) 日程第6、議案第15号 平成31年度金ケ崎町
一般会計予算についてから、日程第13、議案第22号 平成31年度金ケ崎町
下水道事業会計予算についてまで、一括して提案説明申し上げます。それでは、お手元に配付しております資料により説明させていただきます。 平成31年度金ケ崎町
一般会計予算・
特別会計予算及び
企業会計予算一括提案説明。 議案第15号 平成31年度金ケ崎町
一般会計予算についてから、議案第22号 平成31年度金ケ崎町
下水道事業会計予算についてまでの8件につきまして、提案説明を申し上げます。 国は、平成31年度予算編成の基本方針の中で、「経済再生なくして
財政健全化なし」を基本とし、戦後最大の600兆円経済と
財政健全化目標の達成の双方の実現を目指すとされたところです。一方、国・地方の債務残高はさらなる累増が見込まれており、国の財政運営は厳しい状況に置かれています。そのような中、一人一人の人材の質を高める「
人づくり革命」と、成長戦略の核となる「生産性革命」に最優先で取り組むこととし、めり張りの聞いた予算編成を目指すとしております。 当町の財政状況は、これまでの
財政健全化への取り組みが確実に成果としてあらわれ、将来負担比率及び
実質公債費比率は現象を続けているところです。しかしながら、今後公共施設の
維持管理経費や長寿命化に伴う調査及び更新に要する費用の増大、また
少子高齢化に伴う
社会保障関連費用の増大が見込まれるなどさまざまな行政課題に対応していく必要があります。そのため、プライマリーバランスの黒字化を継続し、さらに財政指標を改善し、安定した財政基盤を維持していく必要があります。 平成31年度
一般会計予算の歳入において、町税は前年度並みを見込んでいるところですが、
企業城下町の特徴である税収の不安定要素が大きく、税収の増減変動が見込まれることから、自主財源の確保は厳しい状況にあると捉えております。 一方、歳出では、
保育園運営委託料等の
児童福祉関係予算及び高齢化に伴う
社会保障関係経費が増加傾向にあるとともに、
診療所建設や
下水道事業等の
町債償還支援のため、依然として繰出金や企業会計への負担金が大きな割合を占めています。 このため、平成31年度においても近年同様、不足する歳入の補填として
財政調整基金等の多額の取り崩しにより対応せざるを得ない状況にあります。 また、
中期財政見通しを踏まえた上で「第十次金ケ崎町
総合発展計画」の4年目として着実な事業の推進を図り、
人口減少対策への重点化を基本姿勢として、「金ケ崎町まち・ひと・し
ごと創生総合戦略」における
重点プロジェクトに関連する事業を優先的、重点的に実施することとし、予算編成を行ったところであります。 平成31年度の一般会計及び5の特別会計の
歳入歳出予算総額は、123億5,997万9,000円で、これは前年度比較で11億4,058万4,000円、10.2%の増となっております。前年度比較につきましては、平成30年度当初予算は骨格予算でありましたので、肉づけ後の予算との比較としております。以降につきましても、同様に説明させていただきますので、ご理解いただきますようお願いします。これに
公営企業会計の
水道事業会計及び
下水道事業会計を
歳出ベースで加えますと、134億8,036万2,000円で、前年度比較11億1,278万円、9.0%の増となっております。 なお、
公営企業会計につきましては、資本的支出を含まない
歳出ベースとしておりますが、これまでも
歳出ベースを加えた額で前年度比較をしているものですので、ご理解いただきますようお願いいたします。 以下、会計ごとに概要をご説明いたします。 初めに、議案第15号 平成31年度金ケ崎町
一般会計予算についてであります。平成31年度は、歳入歳出とも89億3,255万3,000円といたしたところであります。これは、前年度と比較して10億9,822万4,000円、14.0%増の予算となっております。 歳入におきましては、自主財源の根幹を占める町税については、前年度比較437万2,000円、0.2%増の28億307万3,000円を見込んでいます。
地方交付税については、胆江地区
衛生センターごみ焼却施設長寿命化事業に係る
震災復興特別交付税の増により、前年度比較2億7,369万1,000円、16.3%増の19億5,494万円を見込んだところであります。 県支出金は、
肉用牛繁殖センター建設事業及び
草地畜産整備事業により前年度と比較して2億957万6,000円、34.5%増の8億1,792万3,000円を見込んでおります。 繰入金は、財源不足分に対応する財政調整基金取り崩し額の増により、前年度比較1億9,082万5,000円、25.5%増の9億3,884万5,000円を見込んでおります。 町債については、
臨時財政対策債の減があったものの、
南方幼稚園増改築工事、
のり面対策工事等による増により、前年度比較2億6,752万2,000円、54.0%増の7億6,332万2,000円を見込んだところであります。 次に、歳出でありますが、総務費は、前年度比較1億2,439万8,000円、12.6%増の11億920万2,000円であります。これは、一の
台住宅団地法面対策工事費、六原駅
周辺まちづくり計画検討業務及び
地域公共交通網形成計画策定事業費の増が主な内容であります。 民生費は、前年度比較2億4,058万4,000円、13.1%増の20億8,389万9,000円であります。これは、
子ども医療費給付費、
プレミアム付商品券事業費、
小規模保育所等整備事業費及び
すこやか子ども基金新設に伴う積立金の増が主な内容であります。 衛生費は、前年度比較4億1,909万4,000円、59.2%増の11億2,733万2,000円であります。これは、胆江地区
衛生センターごみ処理施設長寿命化事業に係る負担金の増が主な内容であります。
農林水産業費は、前年度比較1億3,031万9,000円、20.4%増の7億6,904万6,000円を見込んでおります。これは、
肉用牛繁殖センター整備事業費及び
草地畜産基盤整備事業費の増がその主な内容であります。 土木費は、前年度比較6,760万7,000円の6.7%増の10億7,284万2,000円であります。これは、
道路維持管理事業費の増がその主な内容であります。 教育費は、前年度比較2億9,349万1,000円、31.5%増の12億2,554万9,000円であります。これは、
南方幼稚園増改築工事を含む
町立幼稚園再編事業費及び
金ケ崎中学校法面改良工事費の増がその主な内容であります。 公債費については、前年度比較6,919万円、6.9%減の9億2,796万7,000円であります。これは、計画的な発行抑制による減が、その主な内容であります。 なお、歳出について、第十次
総合発展計画における
基本目標別の
予算措置状況は、基本目標第1の「生活環境」は16億7,342万3,000円で、主な事業は、
廃棄物処理対策事業、
道路新設改良事業、
除排雪対策事業などであります。 基本目標第2の「健康福祉」は15億6,095万1,000円で、主な事業は、
保育所委託事業、
障害者自立支援給付費などであります。 基本目標第3の「産業」は5億3,139万4,000円で、主な事業は、日本型直接支払制度、
畜産クラスター事業、
草地畜産基盤整備事業などであります。 基本目標第4の「教育文化」は5億7,832万1,000円で、主な事業は、
町立幼稚園再編事業、生涯教育の町宣言40周年記念事業、
森山総合公園管理事業などであります。 さらに、
重点プロジェクトとして位置づけた金ケ崎町まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に係る主な事業としては、
重点プロジェクト1「若者が暮らしたいまちを創る」では、若者の雇用の場の確保や
定住環境向上の取り組みとして、若者・
女性活躍推進事業384万4,000円、金ケ崎町
企業立地促進奨励事業費補助金3,000万円、
住宅建設資金金利負担軽減補助金2,055万1,000円などであります。
重点プロジェクト2「女性にとって魅力的なまちを創る」では、特に子育て中の働く女性への支援策として、
子ども医療費給付金5,410万8,000円、
子育て支援センター事業1,255万4,000円などであります。
重点プロジェクト3「活力と特色のあるまちを創る」では、人口減少の中で
地域づくりを進める支援策として、
地域支援事業1,308万9,000円、
田園バス運行事業補助金1,439万円、六原駅
周辺まちづくり計画検討業務1,031万円などであります。 続きまして、議案第16号 平成31年度金ケ崎町
国民健康保険特別会計予算についてであります。予算総額では、歳入歳出それぞれ13億9,036万6,000円で、前年度比較3,198万9,000円、2.2%の減であります。 国保被保険者は、平成31年1月31日現在において3,043人、1,885世帯であり、昨年同期に比較しますと4.9%の減であります。 今年度の予算編成においては、保険税の
収納率向上対策、
保健指導等の強化、
医療費適正化事業に取り組み、国保財政の安定的な運営を図ってまいります。 次に、議案第17号 平成31年度金ケ崎町
訪問看護ステーション事業特別会計予算についてであります。歳入歳出それぞれ2,094万7,000円で、前年度比較9,000円、0.04%の増であります。 事業内容といたしましては、自宅で療養されている方やその家族が、住みなれた地域や家庭で安心して豊かに暮らせるように
訪問看護サービスの提供を行います。近年、在宅医療の重要性が増しており、特に高齢者や障害者の利用を積極的に受け入れ、家族看護の緩和に努めてまいります。 また、従来どおり、時間外や土日のサービス、24時間
携帯電話対応などを行ってまいります。 次に、議案第18号 平成31年度金ケ崎町
介護保険特別会計予算についてであります。
介護保険事業勘定及び
介護サービス事業勘定を合わせた予算は、歳入歳出それぞれ15億2,669万円で、前年度比較1,532万8,000円、1.0%の増であります。 事業内容といたしましては、介護認定を受けている被保険者の
居宅介護サービス給付費及び
施設介護サービス給付費等がその主な内容であります。 また、住みなれた地域で暮らし続けられる
まちづくりの実現に向けて、介護予防・
日常生活支援総合事業に係る多様なサービスや、多様な職種による
ケアプラン等の研修を行う
個別地域ケア会議の継続実施など、
地域包括ケアシステムのさらなる充実に取り組んでまいります。 次に、議案第19号 平成31年度金ケ崎町
国民健康保険診療施設特別会計予算についてであります。医科勘定及び歯科勘定を合わせた予算は、歳入歳出それぞれ3億5,475万1,000円で、前年度比較5,807万3,000円、19.6%の増であります。 診療所の運営に係る費用のほか、
診療施設手すり設置に伴う外構工事及び
医療機器維持に係る
保守点検委託料について予算計上したところであります。 また、従来からの地域医療の取り組みを継続し、町民の健康管理及び健康増進の向上に医師が中心となり積極的に取り組んでまいります。 次に、議案第20号 平成31年度金ケ崎町
後期高齢者医療特別会計予算についてであります。歳入歳出それぞれ1億3,467万2,000円で、前年度比較93万9,000円の0.7%の増であります。 被保険者は、平成31年1月31日現在2,572人で、昨年同期比較6人、0.2%の減となっております。 歳入は、
後期高齢者医療保険料と一般会計からの繰入金が、その主な内容であります。 歳出は、後期高齢者医療広域連合への納付金が、その主な内容であります。 次に、議案第21号 平成31年度金ケ崎町
水道事業会計予算についてであります。給水戸数5,650戸、年間総給水量257万4,988立方メートルを予定しております。 収益的収入及び支出でありますが、収入が3億6,741万5,000円で、前年度比較197万8,000円、0.5%の増であり、支出が3億3,759万4,000円で、前年度比較1,229万円、3.5%の減であります。支出の主なものは、原水及び浄水と減価償却に係る費用であります。 次に、資本的収入及び支出でありますが、1億1,963万3,000円で、前年度比較328万2,000円、2.8%の増であります。その主な内容は、老朽管更新事業であります。 次に、議案第22号 平成31年度金ケ崎町
下水道事業会計予算についてであります。汚水処理戸数4,990戸、年間総処理水量132万9,770立方メートルを予定しております。 収益的収入及び支出でありますが、収入が8億4,750万4,000円で、前年度比較1,389万7,000円、1.6%の減となっております。収入の主な内容は、使用料と他会計負担金、補助金及び長期前受金戻入であります。支出は、7億8,278万9,000円で、前年度比較1,551万4,000円、1.9%の減であります。支出の主な内容は、管渠費、処理場費、浄化槽費の維持管理費用であります。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入3億5,457万1,000円で、前年度比較4,360万9,000円、14.0%の増となっております。収入の主な内容は、企業債、他会計負担金、国庫及び他会計補助金であります。支出は6億9,627万2,000円で、前年度比較6,251万5,000円、9.9%の増となっております。支出の主な内容は、建設改良費の下水道管路整備事業及び汚水処理施設の機能強化事業、浄化槽設置事業、流域下水道建設負担金に係る費用及び企業債償還金であります。 以上をもちまして、平成31年度金ケ崎町
一般会計予算、
特別会計予算5会計及び
企業会計予算2会計、合計8会計予算につきまして、議案の提案説明を終わらせていただきます。
○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。本案件は、予算審査特別委員会を設置して、これに一括審査付託したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 したがって、予算審査特別委員会を設置し、議案第15号から議案第22号まで一括して審査付託することに決定いたしました。
△予算審査特別委員会の委員の選任について
○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。 ただいま決定されました予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第4項の規定に基づき、議長を除く全員を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 したがって、議長を除く全員を予算審査特別委員会委員に指名することに決定いたしました。
△予算審査特別委員会の委員長及び副委員長の選任について
○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。 ただいま設置されました予算審査特別委員会委員長及び副委員長を委員会条例第6条第2項の規定によって選任したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 したがって、予算審査特別委員会委員長及び副委員長の選任をすることに決定いたしました。 ただいま決定されました予算審査特別委員会委員長及び副委員長選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたします。 お諮りいたします。本選任は、委員会条例第6条第2項の規定により、委員会を開催して、委員長及び副委員長の互選をしていただき、その結果を本会議再開の後、年長委員より報告していただくことにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 委員会開催のため暫時休憩を宣します。 休憩(午後 1時58分) 再開(午後 2時05分)
○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 予算審査特別委員会委員長及び副委員長の互選の結果を報告願います。 9番、千葉正幸君、自席でお願いします。
◆9番(千葉正幸君) 長老の千葉でございます。選任の結果を報告いたします。 設置されました予算審査特別委員会の委員長には、産業建設
常任委員会の委員長、千葉正男さん、副委員長には副の高橋美輝夫さん、以上に決定いたしましたので、報告をいたします。
○議長(伊藤雅章君) ご苦労さまでした。 ただいま予算審査特別委員会から報告があったとおり、予算審査特別委員会委員長には14番、千葉正男君、同副委員長には4番、高橋美輝夫君、以上のとおり決定されました。
△予算審査特別委員会の委員長及び副委員長の就任の挨拶
○議長(伊藤雅章君) 決定した予算審査特別委員会の委員長及び副委員長から、登壇の上ご挨拶をいただきたいと思います。 予算審査特別委員会委員長、14番、千葉正男君、どうぞ。 〔予算審査特別委員会委員長 千葉正男君登壇〕
◆予算審査特別委員会委員長(千葉正男君) 14番、千葉正男です。ただいまは、同僚議員のご賛同をいただきまして、先ほど設置されました平成31年度予算審査特別委員会委員長を仰せつかりました。このことは、私にとって大変な喜びでもありますけれども、その責務の重さを痛感しているところであります。 平成31年度は、元号も変わるという歴史的な年であります。選択と集中ということで、一般会計、特別会計、企業会計、合わせて142億9,000万円ほどの大型予算であります。どうぞ皆さんには、行政方針あるいは教育方針で出された内容を予算に反映させているか、あるいは町民目線での予算が計上されているか、あるいは将来に向けてこの金ケ崎をつくっていくための予算措置がされているかなど、多岐にわたる着眼点はあろうかと思います。委員会においては、活発なる質疑が行われることをご祈念申し上げます。 委員会を進めるに当たりましては、副委員長とよく相談をしながら進めてまいりたいと思います。 なお、予算審査特別委員会は、3月12日午前10時より、この議場で開催いたしますので、皆様のご参集を口頭をもってご案内を申し上げます。 以上、申し上げます。大変ありがとうございました。
○議長(伊藤雅章君) 次に、予算審査特別委員会副委員長、4番、高橋美輝夫君、お願いします。 〔予算審査特別委員会副委員長 高橋美輝夫君登壇〕
◆予算審査特別委員会副委員長(高橋美輝夫君) 4番、高橋美輝夫であります。ただいま予算審査特別委員会の副委員長を仰せつかりました。大変ありがとうございます。 委員長を補佐して、円滑な委員会の運営に努めてまいりたいというふうに存じます。委員各位のご協力をお願い申し上げ、挨拶といたします。大変ありがとうございました。
○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。 若干早目ですが、休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、午後2時25分まで休憩をいたします。 休憩(午後 2時10分) 再開(午後 2時25分)
○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。
△一般質問
○議長(伊藤雅章君) 日程第14、一般質問を行います。 一般質問は、あらかじめ通告されておりますので、通告の順に従って質問を許します。 7番、
阿部隆一君。 〔7番
阿部隆一君登壇〕
◆7番(
阿部隆一君) 7番、阿部隆一です。一般質問を行います。よろしくお願いいたします。 1、男女共同参画教育の一歩は男女混合名簿から。男女共同参画社会とは、1999年6月施行の男女共同参画社会基本法を基本とする国の政策である。その目標は、男性も女性も意欲に応じてあらゆる分野で活躍できる社会である。昨年5月には、男女の候補者数をできる限り均等にするという政治分野の男女共同参画推進法が全会一致で成立している。基本法施行後20年になるが、その目標達成は不十分なまま放置されていると考える。 1月17日、日本共産党中部地区議員団(団長、千田美津子県議、花巻市、北上市、奥州市、西和賀町、金ケ崎町の党議員計13人で構成)が実施した県との交渉に参加した。男女共同参画教育として、クラスの男女混合名簿を導入することという要望に対して県教委は、県立学校は来年度から100%の学校で男女混合名簿にする、小中は市町村教委の判断に任せるという回答をした。 学校生活の中で、男女別名簿が毎日、毎時間活用される影響は大きく、男が先、女が後という序列をつくり、男性はすぐれ、女性は劣るという意識がすり込まれていく可能性がある。心に深く根づいた差別意識を変えるには、形式を変えることも大きいと考える。また、
LGBT、人口の約7から8%と言われているが、男女に区別されることに強い違和感、差別を感じることがあるという。
LGBTとは、L、レズビアン、G、ゲイ、B、バイセクシャル、T、トランスジェンダーの頭文字をとった単語で、セクシャルマイノリティーの総称の一つである。 今
LGBTや障害者、外国人などへの偏見、差別をなくし、個人の尊厳を大切にする教育が必要と考える。女性への偏見や差別をなくすことなく個人の尊厳を大切にする教育はできないと考える。その一歩として県教委は、クラスの男女混合名簿導入を決定したと考える。 以下、質問する。 (1)、町立学校(幼稚園、小学校、中学校)のクラス名簿はどうなっているか。 (2)、全ての町立学校でクラスに男女混合名簿を導入すべきと考えるが、いかがか。 2、学童保育所の保育料軽減を。昨年6月議会で、「子育て支援として多子世帯への学童保育所保育料減額を」と一般質問した。町長は、「運営主体の社会福祉協議会から軽減に係る財源を運営費補助金でどのように行うか課題となっており、検討しているとの回答があった」と答弁した。1月25日、社会福祉協議会は評議員会を開き、子育て支援として来年度から保育料を①、生活保護世帯は全額免除、②、母子父子世帯は5割減額、③、2人以上の場合2人目以降は5割減額と決定した。 以下、質問する。 (1)、今年度、社会福祉協議会への運営費補助総額は幾らか。国基準額との差額は幾らか。 (2)、今回の軽減措置による運営費補助増額は幾らになる予定か。 (3)、国基準額から考えると、第3子以降全額免除など、さらに軽減できるのではないか。 (4)、奥州市のように保育料を条例で定めて運営委託してはどうか。 3、待機児童対策に万全を。3幼稚園の将来は、それぞれ検討を。2020年4月からの南方認定こども園開園が事実上決まった。給食や預かり保育(午前7時半から午後7時)及び土曜保育を実施する南方認定こども園とこれらを実施しない永岡、三ケ尻、六原幼稚園(午後のみ6時まで預かり保育実施)の保育サービスの格差が大きくなる。一方、ことし10月から3歳から5歳の幼稚園、保育園の保育料無償化(預かり、延長保育料等も無償。給食費有償。ゼロ歳から2歳は住民税非課税世帯のみ無償)が予定されている。保育料無償化は、保育園、こども園入所希望児童数を大幅にふやす可能性がある。 こうした中で、2020年度の園児募集をした場合、3幼稚園の園児数が激減し、統廃合の基準に沿って統廃合の検討を開始することになる可能性が大きい。2020年度の園児募集の結果を見てから検討するという考えもある。しかし、地域ごとの出生数等からある程度予想できると考える。また、3幼稚園の歴史、伝統はそれぞれ異なる。早急にそれぞれ幼稚園ごとに検討を開始すべきと考える。 議会(総務教育民生
常任委員会、町政調査会等)は、待機児童解消のために幼稚園の認定こども園化を提言、研究してきた。南方認定こども園開園後に待機児童が出ることは好ましくないと考える。 以下、質問する。 (1)、来年度は待機児童が出ないのか。また、2020年度以降、待機児童が出ない見通しはあるか。 (2)、待機児童解消のため、県は来年度から年度途中の入園を見越して、年度当初に職員を多く確保する保育園に対して市町村が支援する場合、県が経費の3分の1を補助する制度をつくるという。本町も支援を制度化してはどうか。 (3)、待機児童対策として南方以外に最低1園を新たに認定こども園にすべきと考えるが、いかがか。 (4)、園児確保のため、2020年度から3幼稚園の給食(外部委託も検討)、早朝、土曜保育(希望者がいる場合)等を実施してはどうか。 (5)、統廃合を含めた今後のあり方は、幼稚園ごとにできるだけ早く検討を開始すべしと考えるが、いかがか。 4、国保税1世帯平均1万円以上減額を。町は、今年度、国保税や介護保険料を減額し、18歳以下子供の医療費を完全無料にした。医療、福祉、子育て支援に力を入れている自治体として評価が高まりつつあると考える。 国保基金を活用した国保減額は、一般会計に影響しない。国保減額は、国保世帯の家計にプラスになると同時に、将来国保加入予定の町民に安心感を与える。本町の国保基金(繰越金を含め)は約3億4,000万円である。1世帯1万円引き下げは約2,000万円の財源でできる。県納付金、医療費など不確定要素があっても、1世帯1万円の引き下げは十分可能な基金がある。 昨年12月議会一般質問に対して町長は、「見通しは、新国保制度による決算見込みが現時点では難しく、今後の経済状況など不確定要素が多いので、今後の決算状況を見た上で判断したい」と答弁した。また、18歳以下均等割軽減について町長は、「11月に開催された国保制度改善強化全国大会で子供に係る均等割保険税を軽減する支援制度創設を国に強く要望した。国の動向を見た上で判断したい」と答弁した。 以下、質問する。 (1)、来年度、1世帯平均1万円以上引き下げてはどうか。 (2)、来年度、18歳以下均等割を軽減してはどうか。 5、社協の訪問入浴車廃止に万全の対策を。赤字(29年度約430万円)、利用者減少、訪問入浴車の老朽化などを理由に、町社会福祉協議会はことしの4月から事業を廃止するという。訪問入浴車事業は、介護保険事業の一つである。デイサービスを利用しないで自宅で生活している重度被介護者や自宅でのターミナルケア選択者など、在宅介護、医療に絶対必要なサービスである。今後は、奥州市等の民間事業者に頼る以外にない。 この事業は、昭和56年に民間により新車が寄贈され開始された。平成11年9月に町が新車を購入し、社協に管理委託した。22年度までは、黒字事業だったが、23年度から赤字事業になったという。在宅介護、医療を施策として重視している町が廃止を了解した責任はあると考える。民間事業者を利用した場合でも、利用者の自己負担やサービスは今までと変わらないよう町として必要な対応をすべき責任があると考える。 以下、質問する。 (1)、町で新車を購入し貸与するなど、事業への補助制度を強化し、事業継続の道はないのか。 (2)、民間利用の場合、サービスは変わらないのか。 (3)、民間利用の場合、利用者自己負担(1回当たり)は幾らか。社協と利用料が同じになるよう町として補助すべきと考えるが、いかがか。 (4)、民間事業者のサービスがなくなった場合は、診療所や訪問看護ステーションの事業等として直営で実施すべきと考えるが、いかがか。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 町長。 〔町長 髙橋由一君登壇〕
◎町長(髙橋由一君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。教育長にもお尋ねでございますが、私のほうから先に答弁をさせていただきます。 初めに、学童保育所の保育料軽減についてのご質問にお答えをいたします。議員お話しのとおり、来年度から学童保育所の保育料は軽減が図られることとなったところであります。このことにつきましては、昨年の6月議会におきまして答弁をいたしておりますように、社会福祉協議会において財源の補填が課題となっておりましたが、運営費補助金の国基準額の範囲内において財源を確保できることから決定したとのことでございました。 ご質問の今年度の運営費補助金の交付額についてでございますが、社会福祉協議会が町へ申請した額は4,073万7,000円となっております。運営費補助の国基準額と交付額の差額は、約756万円となっております。また、来年度に実施される軽減措置に係る運営費補助への影響額につきましては、社会福祉協議会の試算によりますと、約400万円の増額となっております。来年度についても、町といたしましては、今までと変わらず国基準に基づき予算を計上しているところであり、申請額を交付する予定でございます。 第3子以降の全額免除など、さらなる軽減策については、社会福祉協議会において検討していただくことと考えております。 続いて、町においても奥州市と同様に学童保育所の保育料を条例で定め、運営を委託してはどうかのご質問についてお答えをいたします。議員ご承知のとおり、奥州市においては指定管理委託の奥州市立の学童保育所については条例に保育料を定めまして、指定管理者はその保育料を上限に保育料を設定し、収受しており、それ以外の運営委託の学童保育所については、条例を準用した形で保育料を収受しておると、こう思っております。 一方で、北上市の学童保育所におきましては、運営委託をしているものの、保育料の設定については各運営先に委ねております。 町においても、施設管理のみ指定管理委託を行い、運営経費は補助金として交付しております。保育料は、運営主体が設定し、運営に支障のない範囲で保育料の軽減を図っていただいているところでございます。 学童保育所の保育料については、自治体によって取り扱いがさまざま存在しているところでございます。他市町村の状況を鑑みながら、今後も保護者負担の軽減等について運営主体と協議をしてまいります。 次に、待機児童対策についてお答えをいたします。5つのご質問をいただいておりますが、3つ目以降のご質問につきましては、後ほど教育長のほうから答弁をいたします。 最初のご質問でございます来年度以降の待機児童の見通しについてでございますが、平成31年4月から5月に入所を希望する方の選考を行った結果、待機児童は発生しない予定となっております。6月以降については、入所希望の状況が不透明でありますので、待機児童が出ないとは言い切れないところではありますが、平成31年度当初予算におきまして、小規模保育所の創設補助金を計上しており、ゼロ歳児から2歳児の保育の受け皿の確保を進める予定でございます。 なお、2020年度以降の待機児童の見通しについては、入所希望の状況によって変化するものであり、現在のところ明言することはできませんが、小規模保育所の創設により、待機児童の減少は図られると考えております。 また、町立幼稚園の認定こども園化の予定により、現在私立保育園等に入所している児童の定員が増加することとなれば、職員配置や保育室の有効活用により、ゼロ歳児から2歳児の保育定員の拡大が図られ、待機児童の発生が抑えられることも想定をいたしております。 次に、保育士確保に向けた補助の制度化についてでございますが、町の私立保育園の状況として、保育士不足も問題となっておりますが、施設における保育室の面積不足も問題であると認識をいたしております。 待機児童対策については、保育士確保と施設修繕等の両方の支援が必要であると考えておりますので、今後とも運営法人と協議を行い、検討してまいります。 次に、国保税についてのご質問についてお答えをいたします。初めに、来年度1世帯平均1万円以上引き下げてはどうかということについてお答えをいたします。12月議会での答弁と一部重複する分もございますが、今年度から始まった新国保制度の決算見込みについては、歳入における特別交付金等の額が未確定ではありますが、例年のように多額の繰越金は発生しないものと見込んでおります。 また、31年度当初予算要求では、税収が30年度当初予算と比較をし、約3,000万円の減額となっていることなどから、国保財政調整基金からの繰入金5,000万円を計上しているところでございます。このような状況から、現時点での国保税見直しについての判断は非常に困難であることから、今後の財政状況等を見た上で検討してまいります。 今後も安定的な国保会計の運営に努め、将来的な国保税率の県統一化に向けて対応していきたいと考えております。 次に、来年度18歳以下均等割を軽減してはどうかについてお答えをいたします。このご質問については、12月議会での答弁と重複するところでもございますが、国保税は地方税法に基づき軽減基準が定められており、当町では法律で定められた基準どおりに軽減制度を適用しております。 18歳以下の均等割軽減については、昨年11月に開催した国保制度改善強化全国大会において、子供に係る均等割保険税を軽減する支援制度を創設することを決議し、国に強く要望したことから、引き続き国の動向等を注視していくとともに、町としてもどのような支援制度が可能であるか検討してまいります。 次に、社会福祉協議会の訪問入浴車廃止についてのご質問にお答えをいたします。初めに、町で新車を購入などして事業継続の道はないのかとのことでございますが、新車購入、貸与など、特定の介護保険サービス事業者を町が支援することについて、他の事業者の理解が得られないと考えております。また、利用ニーズが低くなってきていること、近隣の介護保険サービス事業者の参入もあることから、仮に支援したとしても収支の改善は難しいと考えており、事業継続は困難であると認識をいたしております。 次に、民間利用の場合、サービスは変わらないのか、利用者自己負担は幾らかということについてでございますが、介護保険制度で定められたサービスでございますので、同じサービスで同じ自己負担額で受けられるものであると、こう思っております。 最後に、民間事業者がなくなった場合、町が直営で実施すべきとのご質問でございますが、現在隣接地では全国展開しているサービス提供事業者を含め4事業者あることから、さらに介護保険制度で定められたサービスであることから、サービス提供事業者がいなくなるということは可能性としては低いのではないかと考えております。ただし、今後万が一当町をサービス提供エリアとする事業者がなくなった際には、町としてニーズに合わせた対応を検討していかなければならないと考えております。 以上で7番、阿部隆一議員のご質問の答弁といたします。終わります。
○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長、答弁願います。 〔教育長 千葉祐悦君登壇〕
◎教育長(千葉祐悦君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えをいたします。 初めに、男女共同参画教育につきまして、町立幼稚園、小中学校における男女混合クラス名簿の使用状況のご質問でありますが、現在中学校では使用しておりませんが、全ての幼稚園と小学校では男女混合名簿を使用しております。 次に、全ての町立学校でクラスに男女混合名簿を導入すべきとのご質問につきまして、教育委員会といたしましては、各学校に対して県と町の現状を情報提供し、導入事例に学び、各学校において男女混合名簿の意義や教育的効果を教職員で積極的に議論し、使用について学校が積極的に判断できるよう働きかけをしてまいりたいと考えております。 次に、待機児童対策と3幼稚園の将来につきましてのご質問にお答えいたします。3つ目のご質問、待機児童対策として、南方以外に最低1園を新たに認定こども園にすべきと考えるがいかがかについてお答えいたします。町立幼稚園の認定こども園化については、南方幼稚園を認定こども園化し、2020年4月に開園するため準備を進めているところであります。満3歳児からの受け入れ実施についても検討し、準備が整った段階から実施する予定であることから、まずは1園を認定こども園として開園することに注力したいと考えております。 4つ目のご質問、園児確保のため、2020年度から3幼稚園も給食、早朝、土曜日保育等を実施してはどうかとのご質問にお答えいたします。町立幼稚園においては、現在も園ごとにおかず給食の日を設定しておりますので、まずは各園でのお弁当給食のあり方について検討を進めたいと考えております。 5つ目のご質問、統廃合を含めた今後のあり方は、幼稚園ごとにできるだけ早く検討を開始すべきと考えるがいかがかにお答えいたします。町立幼稚園においては、学級当たりの人数が減少していることから、小学校就学前に身につけるべき資質、能力を養うことができる環境の整備が課題となっています。このため幼稚園児数増加に向けた取り組みを行ってまいりますが、子供の数全体の減少により園児数の減少が続くことも予想されますので、今後統廃合基準に照らして統廃合が必要な状況と判断される場合は、対象園ごとに保護者や地域の皆様との話し合いを開始したいと考えております。 以上で7番、阿部隆一議員のご質問に対する答弁を終わります。
○議長(伊藤雅章君) これより再質問を許します。 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 順番に再質問していきたいと思います。 まず1番目の男女混合名簿ですけれども、中学校は現在男女別名簿になっているということですけれども、この理由等はどういうふうに聞いているでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 中学校のほうでは、体育では共修という形で男女が一緒に学習している場面もございます。名簿につきましては、健康診断等、教員の事務的なものもございまして、そのほうが使いやすいということもありまして、男女を分けて使っていると確認しております。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) この件は、以前から学校現場では若干問題になっていたのですけれども、新聞報道によると、県教委のほうで、この男女共同参画調整委員という方々から混合名簿にしなさいという申し入れがあって、県教委は来年度から県立学校というのですから、主に高校だと思うのですけれども、全部混合名簿にするということ。これは、今までも同じように、今教育次長が説明したように男女別の授業があると、そのほうが便利だからということで区別しているということなのですけれども、実際これ実態を見ると、必ず男子が1番なのです。女子を1番にしている名簿は全くないのです。ただそれだけの区別であれば、男女の差別でないというのであれば、女子を1番にして、後に男子を並べることもあると思うのですけれども、やはり根底には男女差別があるのではないかと。私が現役時代にも、そういうのが若干議論になって、ある担任の先生は自分の判断で男女混合名簿にした、担任の権限でやったクラスもありましたけれども、それは特別問題にはならなかったのですけれども。 ということで、これはそういう教育的な便宜主義から区別の名簿にするというのはまずいと思いますので、(2)の教育長の答弁で十分議論をすると、深めるということについては異議ないわけですけれども、中学校のほうでは議論して今年度中に結論を出す予定なのか、あるいは来年度以降も今までどおり名簿をつくっていくという考えなのか、その辺を伺っているでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 町の教育委員会といたしましても、県の教育委員会と同じようなスタンスで考えております。現在も中学校のほうとは男女共同参画名簿のほうの使用のあり方について協議をしているところでございます。現在も金ケ崎中学校のほうでは、男女共同参画教育のほうは大事だというふうに考えておりまして、道徳や教科の中ではもちろんですけれども、生徒会やさまざまな活動においても、人権的にも男女差別なくみんな平等に、そういうことを踏まえて主体的に判断、行動できるようにというふうな教育を推進しているところでございます。 名簿については、出席簿等を含めればさまざまな種類がございますが、まずはできるところから始めていきましょうというようなスタンスで今協議を続けているところでございます。引き続き中学校のほうとも協議を深めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) これは、県教委がこういう方針だからというのではなくて、中にはやっぱり現場の先生方の議論でいい結論が出ることを期待しておりますので、そういう点で教育委員会としても、押しつけるのではなくて、ぜひ現場の先生方の意見を尊重するという立場で議論をしていただきたいと思います。 いずれ今まで慣例で使っていたという面もあると思うのですけれども、なぜ男子が1番からで女子が後なのかという、そのことも議論してみる必要があると思うのですけれども。やはり根底には、まだ男女差別があると私は個人的には思っているのですけれども、ぜひそういう議論も深めていっていただきたいと思います。 それから、次は学童保育所の問題について再質問いたします。第3子以降の軽減について、社会福祉協議会で検討することになるという答弁でしたけれども、今年度より来年度は多分国の基準額も若干ふえると思いますので、今年度も700万円ほど国基準額に達していないと。これを、今回の方針を実施しても約400万円ということですから、今年度の国基準額と比べても、それでも300万円ぐらい余裕があると、そういうことになるわけですから、そういうことを含めて社会福祉協議会として議論をすると、そういうふうにしてもらうという要請は町として社会福祉協議会にすることは考えているのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(及川美奈子君) 阿部隆一議員にお答えいたします。 学童保育所のほうでは、第2子の軽減とかを4月以降に実施する予定でございますが、議員お話しの第3子という場合に、同時に3人入所か、もしくは保育園、幼稚園と同じように、18歳未満の子で3番目ということになるかというところで人数が大分違います。そういうようなことによりまして、3人が同時入所という場合でしたら、それほど影響額はないのですが、第3子以降全て無料でとか軽減をとなりますと多額の費用になって、この400万円の影響額では済まなくなりますので、これは今後社会福祉協議会と協議はしますが、経営を圧迫しないような形にしていきたいと考えております。 以上です。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 本当は国の基準額のほうでは、職員の処遇改善費とか、そういうことも学童保育所の補助内容として国は予算化しているのですけれども、ただ学童保育所が社会福祉協議会で運営しているということで、学童保育所の指導員だけ待遇をよくすると、社会福祉協議会全体の待遇をよくしなければならないという、そういうこともあって、なかなか学童保育所だけ待遇をよくすることはできないという答弁があったのですけれども、そういうことにしないようにするためにはどうすればいいか、私もちょっとわからないのですけれども。 奥州市は、私が前に聞いた範囲では、国基準額の運営費は社会福祉協議会に何か毎年国基準額の補助金を出して、余ったからといって返すということ、そういうことをしなくて、国基準額として計算して社会福祉協議会に補助として出して、あとは社会福祉協議会にそれをどういうふうに使うかはお任せすると、そういうことをやっているということを聞いたのですけれども、本町の場合は国基準額の範囲内で全体の経費を計算して、余った分というのですか、余分が出た分は戻すという、そういう感じになっているわけですね。そういうことではなくて、国基準額をまとめて補助をするという、そういうことはできないのですか。
○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(及川美奈子君) お答えいたします。 国基準額は、予算上計上しております。社会福祉協議会でも運営費に対しての正当な基準額としての計算をしてきまして、そして補助金の申請をしております。ですので、そこでこちらが最初に多く出して後で返してもらうという形ではなくて、やはり運営主体のほうの申請額に関しては、そのまま満額支給しております。 以上です。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 社会福祉協議会で経費を計算する上で、国基準額は今年度はこのぐらいになりますよという、そういうことは事前にある程度教えているのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(及川美奈子君) その年度で基準額が変更になりますので、その都度協議して連絡しております。 以上です。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 次は、待機児童対策と幼稚園の問題について質問いたします。 予算にも計上されていますけれども、小規模保育所を新たに設置するという予算が計上されています。これは、いつごろ開所する予定なのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(及川美奈子君) お答えいたします。 現在は、今交付金の関係で、整備に係る交付金の申請中でございます。その決定は、来年度4月以降に決定が来まして、それからですので、夏ごろかと考えております。 以上です。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) そうすると、5月までは待機児童は出ないと、6月以降は出る可能性もあるということですけれども、夏ごろ開所するということは、大体来年度は待機児童が出ないように対応できると、そういう見通しなのでしょうか、その小規模保育所ができるということで。
○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(及川美奈子君) お答えいたします。 そのように考えております。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 待機児童解消のために認定こども園をさらに1園ふやしてほしいという質問に対して、これは難しいという答弁のようなのですけれども、町内の待機児童は、昨年の10月1日の県の資料によると6人、奥州市は50人、北上市は114人というふうに周辺では待機児童がたくさんいるようなのです。こういう中で、本町の保育園あるいは幼稚園等に周辺から、奥州市とか北上市で待機児童になっている、そういう児童が入所しているという実態はないのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(及川美奈子君) 当初の入所申し込み等を見る場合は、待機児童なので金ケ崎町に来るという形というよりも、勤務先が金ケ崎とか、金ケ崎に児童を預けたいという形で広域入所の関係がございますので、金ケ崎町からももちろん奥州市、北上市に行っていますし、そういう交互の部分ではございます。ただ、その方々が全部待機児童かというと、そうではないと考えております。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) あと3幼稚園の給食あるいは早朝、土曜保育、2020年度の募集をする場合、来年度の募集は終わっているわけですから、2020年度の園児を、ほかの3つの幼稚園の園児数を確保するためには、南方認定こども園と幼稚園のいわゆる保育サービスの格差が極端になるわけです。南方は土曜保育もやるし、早朝も、夕方も遅くまでやると、あるいは給食も出ると、そういうことで、ほかの幼稚園は今までどおりということで、募集した場合には、非常にほかの3つの幼稚園の園児数が激減するのではないかなと心配しているのですけれども、そういう心配はないのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 国の無償化の動向ですとか、あとはさまざま制度だけではなく人の流れも関係するとございます。保育機能の中でも、給食のほうはアンケートでも欲しいというようなデータも出ております。その給食のあり方につきましては、特にも今答弁のほうにもありましたが、現在実施されているおかず給食も保護者と園が中心になって回数だとか中身ですとか、その辺の見直しも図るような形で、よりニーズに対応できるような、そういう検討協議も続けていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 検討は当然ですけれども、結局募集する段階で保育サービスの状態を示さないとならないわけですよね。だから、園児を募集する段階で3つの幼稚園の土曜保育とか、あるいは給食とか、こういうのをやるという前提で募集するのかしないのかということなのですけれども、そういう状況をつくって募集する可能性はあるのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 現時点で明確に給食をするだとか、あとは土曜保育をするとか、そういう明確に今決まっている状況ではございません。園児を募集する際には、今年度もしましたとおり、なるべくわかりやすく、どのような受け入れ態勢なのかということをわかりやすい形で示して提示したい、周知したいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) あと3つの幼稚園の今後のあり方ですけれども、結果を見てから基準に沿って検討すると、そういう答弁だったと思うのですけれども、私が質問したのは、結果が出る前に地域ごとに出生数はある程度わかっているわけです。それが最高なわけですから。そして、その中でゼロ―2歳で保育園等に入っている子供を除けば何人幼稚園に入ってくる可能性があるかということもわかると思うのです、調整の段階で。そういう中でこの幼稚園、3つの幼稚園、永岡、三ケ尻、六原幼稚園のあり方を、今後のあり方を、園児が幾ら減ってもずっと存続させていくのか、あるいは今の段階で南方に統合していくのか、そういうことも含めて十分、何かぎりぎりになってから検討するというのではなくて、早目にそれぞれの地域、幼稚園ごとに検討をしたほうがいいのではないかなというふうに思うわけです。 地域の方々も、何ぼ減っても残してくれという地域もあるだろうし、ある程度減った場合はしようがないというふうになる地域もあると思うのですけれども、いずれ余り極端に減ってから慌てて議論を開始するというよりも、私は来年度中にそれぞれの幼稚園の今後のあり方をきちんと検討したほうがいいのではないかということで質問したのですけれども、そういう考えはないのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 まずは、今年度策定しました幼稚園の再編計画、これに基づいて進めてまいりたいと考えております。ある程度の見通しを持てないと子育て世帯の保護者の皆様も迷われたり、どうすればいいのかなと不安になったりということもございましたので、そこは指針として方向性として明示したところでございます。 そのとき何人幼稚園に入るかというところは、難しいところでございます。小学校、中学校ですと、その学区内の子供の数でほぼわかるのですが、例えばこれもある幼稚園ですと、その年度によっても違うところがあります。例えばある年度ですと、周辺に住んでいる子供たちの28%が幼稚園に入っていたり、ある年度ですと47%が入っていたり。子供の数の出生の数もばらばらなのですが、そのときに入る数もばらばらという状況なので、そこは何人入るかというのは、生まれた数はわかっても難しいところでございます。というところで、そういう状況を踏まえて、ある程度基本方針として示しながら、またその状況に応じて柔軟に協議できるように、そういう体制で対応してまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 今までの幼稚園のあり方についての住民説明会、保護者説明会等でも、教育委員会はそれぞれの幼稚園の園児募集に力を入れるということを表明してきたわけです。そうすれば、2020年度も当然それぞれ3つの幼稚園の園児がふえるように努力するということだと思うのです。そういうことであれば、南方との保育サービスの格差を可能な限り縮めて募集しないと、私は激減するのではないかと非常に心配しているのですけれども、そういう心配はないでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 心配がないかどうかというところは、そこは募集がどのぐらいになるか出てこないとわからないという状況が正直なところでございます。今年度も力を入れましたとおり、どういう受け入れ態勢なのかとか、どういう支援があるのかとか、なるべくそういうのを明示しながら進めて、今年度、私たちの周知もその一つとなっているとは思いますが、住民の皆様のご協力、ご理解の成果が数字として現時点で、2月5日時点なのですが、31年度、今度3歳になる予定の園児が47人と。昨年度は、今の3歳児が33人でしたので、33が47というふうにプラスになっている状況から見ますと、住民の皆様へのご協力とご理解をできるように、今後も努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 今次長がしゃべった47人の幼稚園ごとの内訳をお願いしたいのですけれども。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 これは、2月5日現在の状況でございます。六原幼稚園が3歳児の予定が9名、三ケ尻幼稚園が4名、永岡幼稚園が8名、南方幼稚園が26名で合計が47名の予定になっております。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) そうするととりあえず来年度は、いわゆる統廃合の基準に沿って統廃合を検討する幼稚園はないということでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) 基準を適用しますと、来年度異学年で学級編制が予定されているのは、永岡幼稚園のあと4歳児と5歳児のところで異学年の編制、一緒になった編制になる見込みになっております。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) ということは、永岡幼稚園は統廃合の基準になるから、統廃合の基準を検討するということになるのでしょうか。そこを聞いたのですが。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 その一緒になる学級が編制されて、それが1年で済むか、それが続くのか、またそれが31年度、32年度を見込みとしてどうなっているのか、そのことを踏まえて検討に入るということになります。1年だけそこで対象になったから即始める、そういう基準にはなっておりません。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) わかりました。そうすれば、2020年度も3つの幼稚園は存続はしていくということですね。人数がどうなっても存続するということだと思います。それぞれ幼稚園の園児数が確保されて存続していけばいいなと思うのですけれども、ちょっと心配なのでこういう質問をしたということです。 それから、次に国保税について再質問をしたいというふうに思います。今年度も当初予算では2,000万円を基金から取り崩すという予算でしたけれども、今度の補正予算を見ますと、4,600万円基金に逆に積み立てるということですね。そういうことになっております。来年度は、5,000万円基金から繰り入れるという予算ですけれども、これまでの経過から見ても、基金繰り入れは必要なくなって、逆に幾らかまた余ると言えばおかしいですけれども、余裕が出るのではないかなというふうに想像するのですけれども、そういうふうに来年度は絶対ならないということなのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 住民課長。
◎住民課長(佐藤茂志君) お答えいたします。 今年度の当初予算において基金から2,000万円の繰り入れをしたところでございますけれども、これにつきましては過去3年間繰越金が毎年1億円以上ありましたので、その部分を見込んでも最終的には決算した時点で当初で2,000万円、6月に保険税を減額したときに1,400万円基金から繰り入れたところですけれども、合計で3,400万円基金から繰り入れたところですけれども、繰越金が1億円を超していることから、その差額の部分4,600万円基金に積むことができました。実際新しい会計に年度になりまして、新しい国保制度となりまして、今後は納付金の関係がありまして、納付金を当初確定した額を県に納めることによって、今後医療費についてふえたから税金をふやすとか、そういった部分がないので、決算とする時点では、今までのように医療費の残額が多額に余って繰越金になるということが今後見込めないところでございます。 今回補正にも計上するところでございますけれども、今の時点では県の特別交付金がどの程度入ってくるか、3月末に確定するところでございますが、それがふえたとしても数千万円の繰越金になると思いますので、今後大幅な繰越金が見込めないということで、今までどおりに基金がふえていくということは予定しておりません。考えておりません。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 基金がふえていくのではなくて、私は少しずつ減らしていく方向に、国保税を減らして、税金を減らして基金も減らしていくと。そういうことで引き下げという要望をしているわけです。先ほどの答弁を見ますと、県からの交付金とか何かがまだ確定していないので、さらに検討していくということですから、いつも改定する場合は6月議会に条例が提案されて、6月議会で決定するということが今まで国保会計はやってきましたので、そこに期待をしておきたいと思うのですけれども。 今年度は、補正予算で4,600万円基金を積み立てたのですけれども、さらにどれぐらい、いわゆる繰越金はこれ以外にどれぐらい今年度出る予定なのでしょうか。もしわかっていれば。
○議長(伊藤雅章君) 住民課長。
◎住民課長(佐藤茂志君) お答えいたします。 最終的に繰越金になる部分は、県の交付金のほうが確定してみないと正確な数字は出ないところでございますが、あったとしても数千万円規模となりますので、当初5,000万円を基金から繰り入れた部分がありますので、それを超える額にはならないと考えております。 以上です。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) 今年度もさらに4,600万円、3月補正で積み立てて、さらに数千万円繰り越しが出るということが、数千万円というのは3,000万円ぐらいかなと思うのですけれども。そうすれば、基金5,000万円繰り入れしなくてもよかったのではないかなと思うのですけれども。その辺の予算の組み立ては、今回の補正で4,600万円積み立てますよね。これを積み立てないで、この基金から取り崩ししないで繰越金で対応するという、そういう来年度の予算編成はできなかったのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 住民課長。
◎住民課長(佐藤茂志君) お答えいたします。 3月に基金の4,600万円の補正したものは、9月の決算の時点で積み立てた部分でございます。最終的に来年度の繰越金が見込めない部分がありますので、基金から5,000万円繰り入れて予算編成したところでございます。 以上です。
○議長(伊藤雅章君) 7番、
阿部隆一君。
◆7番(
阿部隆一君) では、最後の訪問入浴車ですけれども、確かに社協の決算書、評議員会、私の妻が評議員になっていたので、決算書を見せてもらったのですけれども、予算書ですか。そうすると、ずっと黒字で、23年度から赤字になったと。ただし、23年度、24年度は6万7,000円とか18万円というふうな赤字だったのですけれども、多くなってきたのは25年度から100万円単位で赤字になってきたようです。28年度は600万円の赤字ということですけれども。ただ、この資料を見ると、平成20年度で300万円の黒字になっているのです。そうすると、過去20年間、例えば300万円程度の黒字であれば、かなりの積み立てというのですか、黒字の繰り越しが、訪問入浴車だけ限定すれば、余裕があって、積立金があったのではないかなと思うのです、この予算だけ見れば。そういうのは余り使わないで、赤字だからということでやめるということはどうなのかなと私はちょっと疑問に思ったのですけれども。そういうことについて、町として何か指導はしたのでしょうか。
○議長(伊藤雅章君) 簡明簡潔な答弁。 保健福祉センター事務長。
◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) お答えいたします。 社会福祉協議会の経理状況については、私どものほうで把握しておりませんが、確かに訪問入浴介護が赤字になってきているというのだけは承知しておりますし、全体的に介護事業のほうで大分利用が下がってきているというふうに伺っているところでございます。 積み立てにつきましては、建物の建設の積み立てがあるということは承知しておりますけれども、介護事業の関係での積み立てがあるという部分については承知をしておりません。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) これで、7番、
阿部隆一君の一般質問は終わります。 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後3時40分まで休憩を宣します。 休憩(午後 3時26分) 再開(午後 3時40分)
○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。
○議長(伊藤雅章君) 一般質問を続けます。 2番、千葉良作君。 〔2番 千葉良作君登壇〕
◆2番(千葉良作君) 2番、千葉良作です。3点にわたって質問したいと思います。 まず第1点目、子ども育成条例の本年度の実施状況について教育長にお伺いしたいと思います。私が議員になる前の平成27年3月議会において、紆余曲折2年半もかかった金ケ崎町子ども育成条例が賛成11、反対3で可決成立したということです。議会としても、かなりの議論を行ったものと推測しております。それだけに、本条例施行については、その結果は大事にしなければならないし、重要な施策と考えて質問するものであります。 平成28年に第一小学校で試行され、平成29年度から全町内で本実施された本条例は、家庭、学校等、地域及び町の4者が協働により、自立する子供の育成を目指すと条例制定の趣旨を高らかに宣言しております。 さらに、昨年10月に答申された
地域づくり検討会の最終報告書においても、「③、地域との関わりの低下による子どもたちの愛着や誇りの低下」の項目において、子供たちと地域とのかかわり方が徐々に少なくなっていると報告されております。地域への愛着を感じない高校生も多いことがアンケートから明らかになったと報告されておりますし、
地域づくりの観点からも、この条例の意義は強調され、真剣な対応が求められていると思います。 以下、質問したいと思います。 1、本年度の結果はいかなるものであったでしょうか。 2、昨年度の実施と比較して、どう変化したでしょうか。 3、昨年度の反省点は改善されたでしょうか。 4、4月からの次年度の課題は何でしょうか。何を課題として捉えているでしょうか。 5、チャレンジシートの導入は学校の負担を増すだけだという反対意見が議会でもあったようですが、この点についてはどうでしょうか。 6、子供に過大な期待を押しつける制度との反対意見も議会ではあったようですが、実施してみていかがと評価しているでしょうか。 7、4者、いわゆる地域、行政、学校、家庭の協働は深められたでしょうか。 8、地域での子供理解はどのくらい深まったとお思いでしょうか。 2つ目の質問、平成30年度第2回町民懇談会の「参考」(4ページ)は間違いないか。これは、昨年の12月4日三ケ尻、7日北部、11日西部、17日南方、18日街地区と各地区を回って町民懇談会が行われましたが、その中身の中で、幼稚園の再編計画が出されましたが、それの後のところに「参考」として資料が載っておりますが、その資料について、これは間違いではないかどうかということの問い合わせです。 金ケ崎町立幼稚園再編計画についての説明資料の内容や必要性について質問したいと思います。 1、3から5歳児受け入れの認定園に移行する場合の必要経費を職員3名増で、人件費年間1,950万円増になるというふうに示しておりましたが、この根拠は何でしたでしょうか。 2、再編計画案には、関係のないゼロから5歳児受け入れの場合の人件費まで掲載しておりましたが、これの意図は何だったでしょうか。 3、
地域づくりフォーラムの見通し、これも少し説明しなければだめですが、細目委員長、郡司彰副委員長を役員にして、委員10名、オブザーバー6名で
地域づくりについて7回の検討会が持たれて、それのフォーラムであったようです。この
地域づくりのテーマを「暮らし」を中心とした
地域づくりを検討したと書いて、いろんな
地域づくりあると思いますが、「暮らし」ということを中心にした報告書が出されたのですが、それのフォーラムがあったのに関して質問したいと思います。 先般各センターを巡回して
地域づくりのあり方報告書の内容についてのフォーラムがありました。中央生涯教育センターの所長を初め職員多数が出席され、参加者よりも多いくらいの人数で訪れて、意欲的な取り組みを感じました。訪れた人数だけではなく、資料の内容も豊富で、時間はあっという間に過ぎてしまいました。でき得れば、検討委員会の委員の方のお話もお聞きしたかったのですが。 そこで、
少子高齢化が全国的にも、当町でも、我が地区でも喫緊の課題であり、早急に手をつけなければならないと思います。第1回目のフォーラムはありましたが、この後に期待しながら、以下質問をしたいと思います。 1、このフォーラムの狙いは何でしたでしょうか。ちょっと私わかりづらかったので、狙いは何でしたでしょうか。 2、すぐに4月から年度がかわりまして、新しい職員体制に入るわけですが、この後の予定、体制をどうとっていく予定でしょうか。 3、今1回目始まったばかりでまだわかりませんが、結論はどの方向に持っていくつもりなのでしょうか。 4、
少子高齢化、人口減少という言葉が歩いておりますけれども、これはプラスと見るかマイナスと見るか、どっちの立場から検討委員会は見ているのか。そのことについて、ちょっと面倒くさい質問ですが、よろしくお願いいたします。 5、この
地域づくりの担当職員は、現在何人でやられているでしょうか。 6、この課題に対しての町長の決意をぜひお聞かせいただきたい、そういうふうに思います。 以上、質問します。
○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 町長。 〔町長 髙橋由一君登壇〕
◎町長(髙橋由一君) 2番、千葉良作議員のご質問にお答えをいたします。教育長にもお尋ねでございますが、先に
地域づくりフォーラムに係る件について、私のほうからお答えをいたします。 初めに、フォーラムの狙いについてでございますが、昨年度から検討いただいた
地域づくりのあり方検討会の最終報告書は、地域の多様な状況と、同じ事象でも地域によって課題の捉え方が異なるというものでございました。例えば人口減少が著しい地域もあれば、人口が増加している地域もあります。人口が減少していても地域のつながりが残り、住民間の助け合いが十分に機能している地域がある一方で、人口が多くても新興住宅団地などでは価値観の多様化などから、助け合い機能が強くない地域もございます。 今は、それぞれの地域で暮らしが成り立っておりますが、隣近所の助け合い機能あるいは互助機能が、高齢化によりこれからますます弱くなっていき、人口が多い地域でも今後の高齢化により見守りなどの互助機能が必要になってくる、さらに自治会等で協力していた機能、いわゆる共助の部分も担う人が少なくなるものと予想されます。 加えて、さきに述べたとおり、地域それぞれに異なった人口規模、年齢構成、なりわい、風土等があるため、人口減少が進むスピードも異なり、今住んでいる地域が第十次
総合発展計画に掲げる将来像にもある「今もこれからも住みたい町、住んで良かったといえる町」となるように、参加者とともに考えるきっかけにしようと開催をいたしたものでございます。また、地域それぞれに課題が残るということから、今年度は生活圏ごとに開催いたしました。 次に、今後の計画についてでございますが、今回の
地域づくりフォーラムの報告の中でも触れさせていただいておりますが、役場も地域もみずから変わることを実践してまいります。具体的には、現在第5次の行財政改革大綱でも取り組むこととしております基本方針に、協働による行政経営と地域経営の確立の中の柱の一つである「住民協働による
地域づくりの推進」について、関係課によるワーキンググループを設置し、行政区ごとに設置された組織や各種委員会の見直しなどに着手をいたしてまいります。 検討結果については、再来年度早々には住民説明の場を設け、理解を得ながら進めていき、町の変化を見ながら、新たに地域リーダーの方とも共有し、進めていきたいと考えております。 加えて、現在北部地区活性化委員会では、北部地区の中学生以上の全住民を対象とするアンケート調査を実施いたしましたが、このアンケート結果から、各世代や性別の違いによる考え方や意見も見えてくるものと思います。この取り組みなども他の地域へお伝えしながら、これまでとこれからは変わるということを発信しながら、理解を得て進めていきたいと考えております。 次に、結論の方向についてですが、
地域づくりが過渡期を迎えることに気づいていただき、地域ごとに何を課題として捉え、何をどのように取り組んでいくか、地域ごとに話し合いが行われるようになればと考えております。また、本来隣近所や自治会単位で解決できないことを支えるために組織された生活圏単位や町単位の組織が自治会等への出役や会費など、負担を求めている状況もあることから、補完する組織へと変革していくことなどへも波及できればと考えております。 次に、
少子高齢化、人口減少の捉え方についてですが、
少子高齢化については、少子化という部分を見れば、将来を担う子供が減少するということですので、マイナスであると捉えられます。 一方、人口減少については、町という単位で見ればマイナスという捉え方ができますが、地域で見た場合には地域ごとに状況が違いますので、一言でプラス、マイナスのどちらかと論じることは難しいと考えております。 また、
地域づくりのあり方検討会でも目指す姿について、課題の捉え方が地域により異なっており、さらにそれぞれの地域によって自助、互助、共助が担う部分が異なっていると分析をいたしています。このことから、人口減少等により生ずる暮らしの変化にどう対応していくかを考える時期に来ており、今ある地域の仕組みが場合によっては機能不全を引き起こしかねないことも想定され、そのために何をすべきか、警鐘を鳴らしているものと解しております。 しかし、従来から続くさまざまな行事や風習を変えることに取り組むことはなかなか難しい面もありますが、まずは住民の方々がこれらの地域の将来のことを自分のこととして捉え、地域内で話し合うことが大切だと考えております。 次に、担当職員の人数についてでございます。現在は、中央生涯教育センター内に
地域づくり推進室を設置し、正職員3名、非常勤職員1名の4人の体制で担っております。今後については、町全体を通して増員は難しいと判断しておりますが、今後の
地域づくりはこの推進室のみで担うということではなく、その地域の暮らしの課題に応じて、福祉や防災担当とも連携した支援を推進していきたいと考えております。 最後に、この課題に対する町長の熱意ということでございますが、この2年間にご検討いただきました
地域づくりのあり方検討会の報告は、多方面から検討されたものでございます。報告から地域性や多様性を改めて認識し、町が先導する
地域づくりではなく、住民主体かつ住民主役の
地域づくりを進めていくことが大切であることに間違いはなかったと、こう確信をいたしております。 さらに、その地域に住む多くの方の声を聞き、話し合いの中から地域課題を見つけ、その課題解決も、地域で考え行動していけるよう支援するとともに、地域ごとに取り組み、スピードにも差が出てくると思われますことから、町が地域の実情に合わせて進んでいくことも重要と考えております。 そして、地域の話し合いの場に積極的に出向き、ともに考え、町民の皆さんと歩調を合わせながら、「住んで良かった町」の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 以上、2番、千葉良作議員のご質問の答弁といたします。終わります。
○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長、答弁願います。 〔教育長 千葉祐悦君登壇〕
◎教育長(千葉祐悦君) 2番、千葉良作議員の子ども育成条例につきましてのご質問にお答えをいたします。 本年度の金ケ崎町子ども育成条例に掲げる「目指す子ども像」実現のため、家庭、学校、地域が一体となり、児童がみずから定める目標達成のために努力した姿勢を認め、励ますことにより、自信と誇りを持たせ、自立する子供の行く末に資することを目的として、町内小学校6年生全ての児童を対象とした子どもはげまし制度の取り組みを実施いたしました。 児童は、チャレンジシートで、毎日縄跳びをする、家の手伝いを毎日するなどの目標を設定し、7月から9月までの3カ月間、目標を達成できるように取り組みました。 1つ目の本年度の結果につきまして、児童は手伝いや早寝、早起きなどの生活習慣、運動や読書などにかかわることを目標に設定して取り組みました。児童の自己評価を見ますと、「よくできた」、「まあまあよくできた」と回答した児童は、合わせて89%となっており、多くの児童がしっかりと取り組むことができた様子がうかがえます。 また、児童はスペシャルチャレンジとして地域での祭りや資源回収など、地域の方々との交流にかかわる目標を設定し、地域の皆様から見守りや励ましなどの支援をいただきながら、みずからの目標達成のために取り組むことができたものと認識しております。 実施後の児童アンケートを見ますと、「目標に向かってチャレンジした経験が今後の生活に役立つと思いますか」という質問に対して、96%の児童が「とても役立つ」、または「まあまあ役立つ」と回答しております。また、「アドバイザーのアドバイスの回数はどうでしたか」という質問に対し、86%の児童が「小まめにしてくれた」、または「まあまあしてくれた」と回答しております。このような結果から、児童はアドバイザーの励ましにより、みずから設定した目標を達成し、今後の生活に役立つ貴重な経験を積み重ねることができたと分析をしているところでございます。 2つ目の昨年度との比較につきまして、目標の内容につきましては、昨年度と同様に運動や手伝い、早起きや読書など、個々の児童によってさまざまとなっております。地域での活動に係るスペシャルチャレンジの目標も、昨年度同様祭りや資源回収などが多くなっております。また、児童の自己評価につきましては、昨年度は「よくできた」、「まあまあできた」と回答した児童が合わせて93%であり、今年度は89%と下がっておりますが、「よくできた」と回答した児童は7%増加しております。 児童アンケートの主な項目で比較いたしますと、「目標に向かってチャレンジした経験が今後の生活で役立つと思いますか」という質問に対して、肯定的な回答をした児童が昨年度95%だったのに対して、今年度は96%とふえております。一方、「アドバイザーのアドバイスの回数はどうでしたか」という質問に対して、肯定的な回答をした児童は、昨年度90%でしたが、今年度は86%となっており、若干減っております。 3つ目の昨年度の反省点について、「家庭だけでなく、より地域と結びついた取り組みにしたい」という点につきましては、児童はスペシャルチャレンジ目標として、「自分から地域の人に元気よく気持ちのよい挨拶をする」、「地域の踊りを覚えて一生懸命踊る」などの目標を設定し、取り組むことができました。 また、表彰の時間がかかり過ぎるなどの運営面の課題につきましては、校長会と協議をし、各校の状況に応じて時間帯を設定するなどの改善を図ったところでございます。 4つ目の次年度の課題につきましては、4者の連携をさらに深め、今年度同様、児童個々の目標が達成されるよう、家庭や地域の皆様のご理解とご協力を得られるよう周知を図り、取り組み方法や表彰などの運営面については校長会とよりよいものになるよう協議をし、実施してまいりたいと考えております。 5つ目のチャレンジシートの導入に係る課題につきましては、学校に本事業の実施を通知する際に、チャレンジシートの具体的な記入例を示し、さらに校長会議で本事業の趣旨や実施方法を詳しく説明するなどして、学校の負担軽減を図りました。 6つ目の子供に過大な期待を押しつける制度との反対意見につきましては、本年度のアンケート結果や学校への聞き取りによりますと、特に問題点として出てはおりませんでした。 7つ目の4者の協働は深められたかというご質問につきましては、児童がチャレンジシートで目標を明記し、家庭や地域の中で励ましをいただきながら、おおむね自己の目標を達成する取り組みを実施できたことから、家庭、学校、地域、町の協働はより深められたものと認識しております。 8つ目の地域での子供理解の深まりにつきましては、本事業の取り組み期間が夏休みを含め3カ月間となっていること、児童がスペシャルチャレンジの目標として地域の祭りやボランティア活動など地域での取り組みを位置づけていることなどから、本事業により地域での子供理解はより深まったものと考えております。 次に、認定こども園化に係る1つ目のご質問、町民懇談会参考資料における職員3名で1,950万円増の根拠についてお答えいたします。町民懇談会の資料では、正規雇用の幼稚園教諭に係る人件費を1人当たり650万円と積算しております。積算方法は、積算書の10款1項4目幼稚園管理費のうち、2節給料、3節手当、4節共済費の額を合算し、正規幼稚園教員数で割り返すことで算出しております。 平成28年度決算では、正規教職員14名の体制で、1人当たり659万2,949円、平成29年度決算では、正規教職員14名で638万6,586円、平成30年度予算では、正規教職員16名で638万1,500円となります。年齢構成によって多少の増減は見込まれますが、概要を説明するに当たり、おおむね650万円で積算を行ったものであります。 2点目のご質問、町立幼稚園再編計画には関係のないゼロ歳から5歳児まで受け入れる場合の人件費まで掲載した意図についてお答えいたします。町立幼稚園再編計画では、南方幼稚園を3歳から5歳まで受け入れる幼稚園型認定こども園に移行することとしておりますが、このことは零歳から2歳までを受け入れる小規模保育事業所等との役割分担を行うことや、職員体制の確保の難しさを考慮し、検討を行った結果でございます。しかしながら、依然としてゼロ歳からの受け入れを行ってほしいという要望があることも承知しております。このため、ゼロ歳児から受け入れることでの負担についてもご理解いただく必要があると考え、参考としてゼロ歳児から受け入れる場合の人件費についても掲載したものでございます。 以上で2番、千葉良作議員のご質問に対する答弁を終わります。
○議長(伊藤雅章君) それでは、これより再質問を許します。 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) それでは、質問の順番に従ってお伺いしたいと思います。 これ私3回目の質問になって、しつこいなという気もするのですが、たださっき一番先に言ったとおり、この議会広報などを見ていると、「紆余曲折2年半」という大きな見出しで決められたところが、私が議員になる前ですが、そういうふうになされています。2年半という協議というのは非常に長いのではないかなと。私がなってから2年半も、今3年目、4年目に入っていますが、そこをずっと同じものを討議したなんということはないような気がするのですが、やっぱりこれは大変な議論があって、それに対して町当局も、ぜひこれを通して、決定して、そしてやるということが子供たちの育成に大変寄与するということで恐らく通ったのではないか、通したということかもわかりませんが、提案したのではないかというふうに思うわけです。 そこで、これは町の広報、1月号ですか、これを見ると教育長さんが子供たちに、これはどこの学校かちょっとわかりませんが、授与しているという写真が載っております。これは町の広報担当に何だり言うわけではありません。教育長さんの感想を聞きたいのですが、「チャレンジ賞授与式」と書いて、そしてそこに「努力の大切さ学ぶ」という表題がついているのです。私このとおりだと思うのです。子供たちも努力したし、だからそれを教育長が表彰すると、これでいいと思うのです。 ただ、この子ども育成条例の趣旨を見ると、子供たちの努力だけを認めるというふうな趣旨ではないと私は思うのです。そうすると、子供はもちろんですが、家庭も、それから地域も、そういうところが皆で子供を押してやるという、そういう趣旨だと私は思うのです。そうすると、この努力の大切さを学ぶだけでは、各学校の先生たちもいろいろ子供たちの表彰というのはしょっちゅうやっているのです。算数の勉強をよくしていたというので、あなたは算数の先生だなとか、よくお掃除をやったなとかという表彰をするのですが、それと変わりないようではちょっと寂しいのです、2年半もかかったのに。教育長さんにこのチャレンジ賞授与式の努力の大切さを学ぶというよりも、私からすればもう少し地域の中に、どこそこの地域の子供たちはこうなったよというふうな中身が欲しいなという気がするのですが、そのところを教育長さんはどういうふうに考えるでしょうか。そこをお伺いいたします。
○議長(伊藤雅章君) 教育長。
◎教育長(千葉祐悦君) ありがとうございました。子ども育成条例につきましては、まさにこの趣旨そのものは、今千葉良作議員さんがお話しになられたとおりでございます。これを進めるに当たりまして、具体的なものとして子どもはげまし制度というものをつくったということでございまして、条例全てのものをこの子どもはげまし制度に網羅しているものではないということでございます。 今議員さんからご指摘がございました広報に載った努力をということなのでございますが、この子どもはげまし制度は対象が、いずれ子供たちであるというふうなことで、実はそういう表現をさせていただきましたし、また表彰式においては、全ての小学校6年生の子供たちに、その趣旨の内容のものについて中学校でも頑張ってほしいというふうなことについてお話をしてメダルを渡したところでございました。 ただ、これを進めるに当たりましては、実は議員がご指摘のとおり、家庭、学校、そして地域、そして我々行政、この4者一体となって金ケ崎町の子供を育てましょうというふうなことでございますが、私が懸念しておりますのは、実は議員さんもそうだと思いますけれども、この地域への広がり、これがやはりなかなか難しいというふうに感じているところでございます。なぜならば、子供たちの数が少なくなったということも一つございます。それから、子供たち自身が日常生活の中において地域との方々との深い密接なかかわりがあるかということになりますと、やはりそれもなかなか難しいかなと。そういう中で、アドバイザーとして地域の方々をお願いする場合に、やはり子供たち自身と地域の方々のコミュニケーションがかなり日ごろからできていないと、実際問題としてなかなか難しいのかなというふうには考えております。 ただ、このままの状況で進みますと、この条例を定めた意味がございませんので、この方法につきましては、今後教育委員会としても具体的にどのような方法があるのか、1つは目標に2つのものを掲げて今年度は実施をいたしましたけれども、この2つ目の地域に貢献するという目標、これを足がかりとして何とか地域の方々と子供たちを結びつけ、子供たちも地域に目を向けるような、そういう姿勢をつくり上げてこれたら、この条例に定めてあります地域のご協力を得る、そしてみずから子供たちが大きくなっていくということが実現できるのではないかというふうに考えているところでございます。 今のところ、大変申しわけありませんが、これといった手だてというのは今持ち合わせてございません。これから教育委員会としてもいろいろな方々のご協力をいただき、ご相談をしながら方法を見つけていきたいというふうに考えているところでございます。 以上で答弁とさせていただきます。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) これは、子供のことですから、去年やって、条例2年半かかったから、もう子供たちがこれによって4月1日から立派になったという、こんなことは申し上げるつもりはありませんが、やっぱりでも徐々に前のほうを向いていかなければならないので、あえて何回も取り上げているわけです。 これの一番の課題は、前にも言ったような気がしますが、たくましいかねがさきっ子育成推進大会というのがありますが、あの大会自体は私も余り評価、子供たちがどこに行ってしまったのだろうなという感じの大会だと言っては怒られますが、いろいろいい意味もあるのですけれども。この前の講演の先生なんかの話も、大変参考になったのですけれども。 ただ、子供たちがどこへ行ったのかなという心配はありますが、あそこの中で私が一番いいなと思うのは、たくましいかねがさきっ子育成推進大会の呼びかけの中に、地域で子供たちの名前を覚えてくださいと、そういうことを何回も毎年毎年言っているのですが、それがさっき言った
地域づくりフォーラムの中では、残念ながらそれとは逆な方向で子供たちが地域をわからなくなっていると、地域を愛さなくなっていると。高校生にそういう傾向が出ているということは、小中学生から積み上がってきたものではないかと思いますけれども。やっぱりそこにちょうど育成条例がメスを入れる、そういう条例ではないかなというふうに思います。 即あしたからとはいきませんけれども、せっかくの目標を立てて、そしてアドバイザーを置くのですから、地域の人にどこかでやる地域もあるのではないかと思うのですが、やっぱりそういう見本を何とかつくりながら、そしてこんなことをしているところもある、こんなことをしている地域もある、こういうところもあるというような、47も自治会ありますので、そんなに全部47とはいきませんけれども、一つでも二つでも三つでも事例をつくりながら、アドバイザーを足したらやっていけるのではないかと思って去年も言ったのですが、何かことしも残念ながらそういう傾向は見られないような。子供たちの評価は、いいです、これで。これは立派なものですけれども、地域の中に入っていくと、そういうところがやっぱり今教育長さん言ったとおり、とにかくここを何とか入れていかないと、私もあと議員任期もありませんけれども、これで最後の質問になるかとは思いますが、ひとつそういう方向で鋭意進めていただきたいなというふうに思います。 もう一つ、この条例だけで子供が地域に帰るということはないとは思いますけれども、この条例のほかにも、こういうことをやって子供たちが地域とかかわりあるような施策をしているよというふうな、何か教育長さん、頭にありませんか。これもあるけれども、いや、これだけではないよと、これこれこれもあるよというふうな、そういうのはありませんか。
○議長(伊藤雅章君) 教育長。
◎教育長(千葉祐悦君) 大変ありがとうございました。大切な部分をご指摘いただいたような気がしております。まさに今千葉良作議員さんがお話しになられたことについては、やはりこの条例を前進させる上で、条例を前進させるという言い方はおかしいのですけれども、この内容を子供たちのために生かしていくというためには、今ご指摘のあったことについてはやはり考えていかなければならないのだろうなというふうに思っております。 ただ、よく地域のほうを見ますと、全く地域と子供たちの連携というか、コミュニケーションがとれていないのではなくて、例えば六原鬼剣舞のようなああいう郷土芸能を通して、鬼剣舞を存続させるというふうな大きな目的はあるのかもしれませんが、その目的の中に子供たちを組み入れて子供たちをきちっと育てていると、そういういい事例もございますし、子供たちも一生懸命やっているという、そして自信を深めているという、そういうこともございます。やはりああいうふうな事例を参考にしながら、この地域と子供たちの関係性をどう深めていくかということについては、これからも考え続けてまいりたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) ありがとうございます。次年度の課題は何ですかということも聞きましたけれども、そういうところを少し重点にして、そして学校に、地域に入れといったってこれ無理な話ですけれども、
地域づくりフォーラムなんかもやっていますので、そういうところをもう少し活用しながら、大きな広い範囲で子供たちを見守るという、そういう体制をぜひつくっていって、金ケ崎に置くと本当にいいぞというふうな、金ケ崎に引っ越すと大したものだというふうな、朝はおもしろいぞというふうになるような、そういう方向に、それが金ケ崎が子供を育てやすい環境になる一つではないかなというふうに思います。 それで、前にも聞きましたが、「担当者は何人いますか」と言ったら、「1人です」というふうな話をしましたけれども、いまだに1人ですか、この子ども育成条例を担当するということではないと思うけれども、こういうふうなチャレンジシートを配ったり、それをまとめたり、それを奨励したりという係は1人なのですか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 主担当者は1人で、サブもおります。また、担当者だけに任せる形ではなく、例えば私が校長会のほうで説明したり、校長のほうに協力を求めたりというチームで動いております。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) そうすると、中央生涯教育センターとかそちらのほうにも多分声をかけているのではないかと思いますけれども、これは本当に各課でというわけではないですが、子育て支援とか何かでも多分あるのではないかなというふうに思いますけれども、やっぱりそういう形でぜひ金ケ崎が条例をつくって、うまくいくような方向に進めてもらいたいなと。 東京都でいじめ虐待防止の条例もつくったらしいですけれども、ただあれもやっぱりつくっただけでは何ともならない。理念条例では何ともならない。やっぱり実際にやるような、そういう手だてがないと現実的には難しいのではないかなと。そういうふうに思いますので、そこのところを要望しておきたいなというふうに思います。 次、2つ目の町民懇談会の資料について、これは前の議会でもお伺いしましたけれども、この資料をつくったのは教育委員会ですか。私こっち見て語っているけれども、こっちでつくったらこっち見て語るのですが、どこがこの資料をつくったのですか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 町民懇談会の認定こども園にかかわる算出等の資料は、教育委員会事務局で作成しておりました。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) では、こっち見て語りますが、金ケ崎町の職員の平均給与というのは幾らぐらいですか。
○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(千田美裕君) ただいまの質問にお答えいたします。 今細かい資料は持ち合わせてございませんけれども、先ほど教育委員会のほうで、人数的に十数名の部分で650万円前後というふうなお話をしておりますけれども、町全体としましても給料、手当、あとは共済費含めて考えますと、おおむねそのラインというふうに認識をしております。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) それから、職員を3人採用というふうに資料には書いてあるのですが、この採用するとなると、どのくらいの年齢の方を採用、ベテラン職員を採用する予定ですか、3人というのは。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 職員配置は、その年度その年度で見直して、何歳になるかというところはございますが、この認定こども園にかかわって、例えば40代を入れるだとか、20代を入れるだとか、そこを決めて採用するというわけではございません。 算出の根拠のところにもご説明しましたが、同じ職員でも20代、50代、30代とばらつきがあるのですが、今後何年か見込んで、やっぱり平均的なものと考えた場合に、今の現状は実績を根拠に幾らと出したのでございます。この年代を配置するということを決めて、このくらい経費がかかるというもので出したものではございません。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) 私の認識間違っていましたが、私は採用というから、そして町でも保育士さんの給料というか、奨学金とかを免除するなんという制度も今通っていますので、恐らく若い方を採用するのだろうなという頭でいたのですが、これ見ると、さっきの総合政策課長さんも、これ平均的な給料だというのですが、これ職員の給与、広報で公開していますが、職員が144人で、給与額といいますから、これ給料から期末手当から勤勉手当から皆入っているのではないかと思いますが、528万円という数字がここに出ているのですが、この幼稚園の先生は650万円で、よほどの額だなという気がするのですが、何か私間違っていますか。そこら辺教えてください。
○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(千田美裕君) 給与に関する報告の部分に関しましては、共済費が入っておりませんので、共済費が大体1人当たり100万円くらいはかかっていると思いますので、それを足しますと630万円かそのくらいにはなる金額となります。 以上です。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) そうすると、平均よりも幼稚園の先生は高いということですか。
○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(千田美裕君) 職種によって若干違いますけれども、一般行政職と、あとは幼稚園の先生方との給料表の違いはございます。一般的に、同じ年齢、経験年数であれば若干高くなっております。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) そうすると、私さっき、多分新採用というから、若い方かなと思って、ここにうまいぐあいに初任給というのが書いてあるのです。初任給は高校卒で給料は14万8,600円、大学卒で18万円、これに12掛けて4.45カ月掛けても、新しい人なら650万円にならない。はっきり言うと、随分高い額でないかと。適当な額でなくて、高い額をここに示したのではないですかということを言いたいのですが。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 そのあたりも、どの数字を使うかというところでもございますが、事務局といたしましては、そのときだけではなく、確かに初任者だけ例えば3人採用して、その3人が全部南方幼稚園にプラスになりましたら、その1人当たり650万円という額よりは少なくはなります。今後何年か後のことも見込んで、将来的なことも踏まえてということで経費のほうはどのぐらいかかるのかという検討もしていただきたい、そういう財政面のほうにも見通しを持ちながらという意図もありましたので、その平均的な額を資料として、参考として出させていただきました。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) よくわかったようでわからないような、私はちょっと理解できません。そうでしょう。 〔「休憩」と言う人あり〕 〔何事か言う人あり〕
◆2番(千葉良作君) いいですか。
○議長(伊藤雅章君) 質問続けてください。
◆2番(千葉良作君) これ、やっぱり私高いと思うのです。何でこういう高い額を出したかというところが問題だと思うのです。だから、私前にも質問しましたけれども、こんなにかかるのであれば、とてもではないけれども、認定こども園なんかやらなくてもいいよというのが私を初めとしても一般町民の姿ではないかなと。だから、こんな額ではなくて、もう少し新採用の初任給でいけば、もっと下がるのだから、そういう表示はできなかったのか。だから、その狙いが私はちょっとわからないので、お聞きしているのです。いかがですか。
○議長(伊藤雅章君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 教育委員会事務局のほうといたしましては、お金がかかるから難しいだとか、そういう意図があって平均的なものを上げたのではございません。むしろ初任給で上げた場合に、そのときは多分一番最低の段階の額だと思うのですが、それが5年後、10年後、また15年後になりますと、その給料が上がっていくことになります、手当が。そのときに、何年か後のことも先のことを考えられるように平均的な額として資料には載せさせていただいたところでございます。そこに何かわざとかかるようにだとか、そういう意図的なものはございませんでした。その辺の説明がちょっと足りなかったのかなと、今になって反省点としては考えております。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) この資料を見ると、何年か後にこのくらいかかるとかということは書いていない。最初にこれを移行した場合にはこのくらいかかりますよということで、だからこれが5年後、10年後なんというふうには書いていない。だから、これ読むとこれしか私は理解できないということです。 それから、あともう一つ、ゼロから5歳まで入れると6,500万円かかる。これ何でこんなもののっけたの、やれもしないものを。やれもしないものをのっけているのです。こっちやるのは、3歳から5歳の受け入れで認定こども園にするというのは書いてあるけれども、こっちのゼロから5歳なんというのは全く書いていない。やるとは書いていない。ただこの資料はのっけているのです。だから、この2つを合わせていくと、何かあるのかなというのが私の考え。○議長(伊藤雅章 君) 教育次長。
◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 認定こども園化の議論にかかわりましては、町財政とのバランスという点でも検討してまいりました。そのときに、経費の分はどうなのかというのも委員からも検討の際に寄せられておりましたし、そのあたりも示しながら、町民の皆様にも説明することが必要かなと思いまして、各ケース、こうなった場合はこのぐらいの経費は見込まれますというもので資料を出させていただいたものでございます。ゼロからゼロ、1、2を受け入れるということも声としていただいていましたので、3歳から5歳の場合とか、ゼロから5歳の場合、現時点と比較できるような資料として出させていただきました。これもさまざまな視点から資料も示したり、ご意見もいただいたり、そういう意図で資料のほうには入れさせていただいたところでございます。 以上でございます。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) では、時間がなくなりましたが、最後に
地域づくりフォーラムの見通しについてお伺いしたいと思います。 これ第1回目ですから、この後どういうふうな予定で、そしていつころまで何回ぐらいやるのか。それから、
地域づくりで一番大事なのはやっぱりリーダー、今地域が衰退しているというのはリーダーを引き受ける人がいないことがと、私はそういうふうに思うのですが、そのリーダーたるものの育成といいますか、これを育てるまでにどんな方法でもっていく予定なのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。
◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えいたします。
地域づくりフォーラムにつきましては、今年度初めて各地域に行って行ったものでございます。今後特段今また継続して各地域でというものは持ち合わせておりませんが、必要に応じて逆に細かい部分、各自治会とかそういったところに入っていって、皆様といろいろと情報交換させていただきたいというふうに考えてございます。 また、人材育成といいますか、リーダーづくりにつきましては、なかなかすぐに成果が出るものではございませんが、さまざまな団体、あるいはリーダーになっていただけそうな方々と研修の機会などを設けながら、徐々に進めていきたいというふうに考えてございます。特に若い方々、女性の方々、そうした方々を対象にしたものを、研修の機会などをふやしていきたいなというふうに考えてございます。 以上です。
○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。
◆2番(千葉良作君) 質問の中にも
少子高齢化をプラスと考えるか、マイナスと考えるかと、余りプラスと考える人はないとは思いますが、ただ人口がふえているから、数ではそこはオーケーだけれども、さっぱり今言ったリーダーがいない。リーダーがいないがために、組織が今ぼろぼろになってきているところも見られるが、それがやや大きい地域で見られる。そうすると、この
少子高齢化をプラスと見ると、あるいは小さいところで頑張れやと、そこでがっちりまとめろというふうな考えも出てくるのではないかなと思うのですが、町長さん話したとおり、一概に……
○議長(伊藤雅章君) 簡明に質問してください。
◆2番(千葉良作君) はい。とは言えませんけれども、ひとつそういう視点でもお願いしたいなと。 終わります。
○議長(伊藤雅章君) 以上で、2番、千葉良作君の一般質問は終わります。
△延会について
○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。 本日はこれで延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認めます。
△延会の宣告
○議長(伊藤雅章君) 本日はこれで延会といたします。 ご苦労さまでした。 (午後 4時41分)...