金ケ崎町議会 > 2018-12-11 >
12月11日-03号

  • "育児休業"(/)
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  1. 金ケ崎町議会 2018-12-11
    12月11日-03号


    取得元: 金ケ崎町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成30年 12月 定例会(第6回)            平成30年第6回金ケ崎町議会                定例会会議録議 事 日 程 (第3号)                  平成30年12月11日(火)午前10時00分開議       開  議日程第 1  議案第 1号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条              例                           日程第 2  議案第 2号 金ケ崎町地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に              関する条例の一部を改正する条例             日程第 3  議案第 3号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少              及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議              決を求めることについて                 日程第 4  議案第 4号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定              めることに関し議決を求めることについて         日程第 5  議案第 5号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算について       日程第 6  議案第 6号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算について 日程第 7  議案第 7号 平成30年度金ケ崎町訪問看護ステーション事業特別会計補正予              算について                       日程第 8  議案第 8号 平成30年度金ケ崎町介護保険特別会計補正予算について   日程第 9  議案第 9号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計補正予算に              ついて                         日程第10  議案第10号 平成30年度金ケ崎町水道事業会計補正予算について     日程第11  議案第11号 平成30年度金ケ崎町下水道事業会計補正予算について           散  会〇出席議員(15名)   1番  青  木  俊  悦  君    2番  千  葉  良  作  君   3番  阿  部  典  子  君    4番  高  橋  美 輝 夫  君   5番  有  住     修  君    6番  巴     正  市  君   7番  阿  部  隆  一  君    8番  及  川  み ど り  君   9番  千  葉  正  幸  君   10番  山  路  正  悟  君  12番  千  田     力  君   13番  千  葉  和  美  君  14番  千  葉  正  男  君   15番  佐  藤  千  幸  君  16番  伊  藤  雅  章  君 〇欠席議員(1名)  11番  梅  田  敏  雄  君〇説明のため出席した者       町        長     髙  橋  由  一  君       副    町    長     小 野 寺  正  徳  君       教    育    長     千  葉  祐  悦  君       監  査  委  員     金  田  正  幸  君       総 合 政 策 課 長     千  田  美  裕  君       財  政  課  長     高  橋  宏  紀  君       会計管理者兼税務課長     高  橋  真 貴 子  君       住  民  課  長     佐  藤  茂  志  君       保 健 福 祉 センター     相  澤     啓  君       事    務    長       子 育 て 支 援 課 長     及  川  美 奈 子  君       生 活 環 境 課 長     鈴  木  敏  郎  君       商 工 観 光 課 長     高  橋  文  浩  君       農 林 課 長(兼)     阿  部  一  之  君       農 業 委員会事務局長       建  設  課  長     菅  原     睦  君       水 処 理センター所長     渡  邊     学  君       教 育 次 長(兼)     佐々木  健  一  君       学校給食センター所長       中 央 生 涯 教 育     佐  藤  政  義  君       セ ン タ ー 所 長〇本会議に出席した事務局職員       事  務  局  長     小  澤  龍  也       局  長  補  佐     千  田  美  和       主        事     滝  田  美  優 △開議の宣告 ○議長(伊藤雅章君) ただいまの出席議員は15人であります。 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 11番、梅田敏雄君は、欠席の届け出があります。 これより本日の会議を開きます。                                (午前10時00分) △議事日程の報告 ○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。 △議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第1、議案第1号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第1、議案第1号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてご提案申し上げます。議案書の2ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) この月例給与平均0.2%の改定ということですけれども、これは表の改正なのでしょうか。職員の方々、勤務している方々は、一般職の場合、平均で実際どれぐらいのベースアップになるのかお伺いしたいと思いますし、あとこの給料表はしばらく前から考課査定が入って、1年分が、普通の昔の1号俸が4号俸に分かれているというのですか、普通に勤務すれば大体4号俸ずつ1年ごとに定期昇給していくということなのですけれども、それから外れるというのですか、休職等、あるいは育休等をとった場合、定期昇給はどういうふうになるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 今回の内容につきましては、人勧にのっとった形で表の改正をしております。その表に合致した形で個々人の給料等が変わるという形になります。平均につきましては、国も0.2なのですけれども、町のほうでもおおむね0.2%の増というふうになっております。 昇給の関係ですけれども、今細かい資料は持ち合わせてございませんが、議員ご指摘のとおり、育児休業等で長期間休業した場合については定期昇給はおくれると、一定期間ストップするというふうな形にはなります。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 育休と、あるいは病休等で1年間休んだ場合、あるいは2年間休んだ場合、いろいろあると思うのですけれども、もしも最短で1年間育休をとった場合は昇給が1年分おくれて、それはずっと退職までおくれるということになるのでしょうか。それとも、途中で回復するということはあり得るのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) ご質問にお答えします。 具体的なものにつきましては、ちょっと今資料を持ち合わせておりません。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉です。2点お伺いいたします。 議案説明資料の改正の概要の①、管理職特別勤務手当、これ最近全国的に、あるいは世界的に災害が勃発している、それに対する現状を改善するために、この手当というのが出たのでしょうか。ですと、これは平日深夜に2時間以上勤務した場合だけでしょうか。日曜日とか土曜日はどうなるのでしょうか。 それから、2点目、この給料表の8ページの上のところに再任用職員というのがありますが、私の理解では定年になってやめた人を再雇用する人たちというふうなことだと思うのですが、この人たちにはどういうふうな影響が今回出たのでしょうか。再任用されて働いている人たちを目の当たりにすると、課長職であった者が、今度は自分が使っていた部下に使われると。非常に用務も、これも頼む、これも頼むというようなこともあるような感じに見えるのでございますけれども、任用する場合は、等級数6階級あるわけですけれども、どういう基準でこの人は何等級何号という区分けをしているのでしょうか。普通22万円ぐらいだと聞いていましたが、今回の改正ではこの人たちにどういう影響があるのでしょうか。 以上、2点。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 9番、千葉議員のご質問にお答えします。 まず1点目、管理職特別勤務手当の関係でございます。今回の部分につきましては、深夜帯に出た場合の手当について規定するということでございますけれども、その前にこの管理職特別勤務手当の中で週休日等についても従前うたっておりまして、土曜日、日曜日と祝日に出た場合に、もう既に支給するというふうな規定にはなってございます。それに今回の災害対応部分をつけ加えたということになります。 次に、再任用職員の関係でございます。今回の条例改正によりまして、再任用職員につきましても、手当とか給与の関係はアップするというふうな形になります。給料表の適用につきましては、基本的には再任用の職員につきましては主任クラスということなので、大体3級クラスという形になっております。 以上です。
    ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第1号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第2、議案第2号 金ケ崎町地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第2、議案第2号 金ケ崎町地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例についてご提案申し上げます。議案書の20ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番です。今回の地域再生法の改正で不均一課税をする対象は、東京23区から本社機能を金ケ崎町に移転した際だけのことを改正するのでしょうか。地域再生法で計画を立てているという、その計画の区域は全町を対象にしているのでしょうか。工業団地とか特定の地域を指定しているのでしょうか。 それから、トヨタの東富士からの移転が決まって、トヨタさんでは荒巻のところに寮といいますか、マンションといいますか、宿泊、長い間逗留できるような施設をつくるというニュースに接しておるわけですけれども、五、六百人という収容能力の建物が建つと。そういう場合は、本社機能の移転でも何でもないので、該当にならないのでしょうか。あるいは、金ケ崎駅の西側の軽工業団地、今は軽工業団地でなくなったのかな、そこにもマンションを建てるという情報に接しているわけですが、そういう奨励のためにこの法律は役に立つのでしょうか。そこのところを確認したいのですが。 ○議長(伊藤雅章君) 税務課長。 ◎会計管理者兼税務課長(高橋真貴子君) 9番、千葉議員のご質問にお答えいたします。 まず、今回の改正の対象になっておりますのは、東京23区からの本社移転型というものでありまして、そちらの分、今まで不均一課税だったのですけれども、そちらを3年間の課税免除とするというふうに改正になったものです。あと、拡充型については変更はございません。 それから、金ケ崎町の対象地域ですが、復興特区法に基づく復興産業集積区域並びに空き工場等の所在する区域を指定されていまして、全町ではございません。岩手中部工業団地とか森合工業団地とか、あとは空き工場の地域を字で指定しております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(高橋文浩君) お答えいたします。 トヨタ自動車東日本東富士工場等の閉鎖に伴う社員の移転に関する部分での寮等の建設というふうなお話でございましたが、正式にまだ具体的な部分までは現在調整が進んでいるものではございませんけれども、もしその建設ということになれば、それが今回の課税免除等の対象になるかということになれば、これは本社機能の移転にはならないということで、対象にならないのではないかというふうに思っております。 次のご質問の金ケ崎駅の西側等にいわゆる準工業地域、対象区域の中にマンション等を建設する場合、これらの部分についても事業主体がどこかというのもありますけれども、現状では住む場所は、これは対象にならないということですので、対象にならないのではないかというふうには考えております。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第2号 金ケ崎町地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第3、議案第3号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第3、議案第3号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてご提案申し上げます。議案書の26ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番です。紫波、稗貫衛生処理組合が脱退する理由は何でしょうか。市町村合併による広域行政の再編成かとは思われますが、全くなくなるというのであれば、岩手県市町村総合事務組合の歳入とか歳出に今度は影響を及ぼしてくるわけですが、理由は何でしょうか。県の市町村総合事務組合に影響はないのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 9番、千葉正幸議員のご質問にお答えをいたします。 紫波、稗貫衛生処理組合が脱退する理由でございますけれども、紫波、稗貫衛生処理組合につきましては、し尿とか浄化槽汚泥の処理ということでやってきている団体でございますが、その処理施設自体、昭和42年に供用開始したという施設で、老朽化が激しいということで、これを再建するといいますか、更新するとかということも検討したようではございますけれども、かなりの財源を要するということで、更新はしないで組合自体はもう解散をしてしまうという判断をしたようでございます。先ほど言いましたとおり、理由につきましては処理施設の老朽化ということでございます。 ここの組合が脱退した場合に総合事務組合の財政状況に影響しないかということでございますけれども、基本的にこの紫波、稗貫衛生処理組合の部分で関係する処理に関しましては、退職金の関係の計算事務という形で関与している部分でございます。ここの紫波、稗貫衛生処理組合が脱退しても、全体としては影響はしないというふうに聞いてはございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第3号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについては、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第4、議案第4号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてを議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第4、議案第4号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてご提案申し上げます。議案書の29ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 6月26日に起こった事故のようですけれども、和解がこんなに時間がかかった理由は何でしょう。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 保険会社からの賠償額の決定通知が7月に来まして、相手方とその交渉をしましたけれども、相手方からの同意がなかなか得られなかったということが一つありまして、このように仮示談のほうまで持っていくのに時間を要したということになります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番です。議案説明資料では、ダイハツムーブカスタムXとなっていまして、タイヤの大きさが14タイヤですから、これ軽の乗用車タイプというふうに理解をいたしますが、そういう理解でいいかどうか。 それから、修理費用が3万7,530円かかっているけれども、過失相殺5割と。つまり役場で責任を持つのは保険上半分だというので和解したわけですか。補償するタイヤは修理と書いていますが、新品のタイヤを買うということの前提ですか。それとも、タイヤを修理して使うということですか。その辺がわからないので、説明をお願いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 9番、千葉正幸議員のご質問にお答えします。 1点目の車種ですけれども、軽自動車になります。 2点目の今回の過失相殺5割ということで同意を得たことから、この1万8,800円で示談という形で賠償するという形になります。タイヤにつきましては、タイヤ側面が破けたことから、新品という形で対応するという形です。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 道路管理上、この大森養豚東の路線に0.8メーター、長さ1.4メーター、深さ1ミリというのは、これは穴に属するのですか、深さ1ミリというのは。           〔「10センチ」と言う人あり〕 ◆9番(千葉正幸君) 10センチ。0.1メーターだものね、ごめんなさい。このような穴をなぜこの6月まで放置していたのか。わかっていて直さなかったのか、わからなかったのか。 それから、補修の状況は同日の午後3時に補修を実施したというけれども、補修の方法にも傷を負ったときにばんそうこうをやるような補修、つまりモルタルの粉を袋から出して練って張りつけるという簡単な応急処置なのか、舗装剤をちゃんとした正規のものにしている舗装なのか、その点をお伺いします。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 穴の状況につきましては、この事故の前から実はあいていることはわかっていまして、そこに対して補修かけるのがなかなか時間がかかるという、これは委託で小規模修繕工事で対応するという形で、業者もちょっと時間的にすぐ入れないということなので、直営作業にて一旦アスファルトの切削材で埋めた状況でした。ただ、それが飛散した状況で、一部10センチの穴があいてしまったところに車両が落ちたという状況でございます。 補修の方法としましては、アスファルト合材を持ってきて対応しておりますので、全部かぶせるのではなくて、穴を埋めたという状況でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番です。雪が解けた直後ぐらいの事故だとまだわかるのですが、やはり6月というのはもう雪も解けて、緑が濃くなってくる時期ですよね。その時期までできなかったというのは怠慢に当たると思うのですが、その業者がちょっと弱体化しているというか、骨材がないとか、何が理由でこの時期まで延ばしておったのか。やはりこれは早く、山手のほうですから、余り交通量がないとは思いますけれども、なぜ緊急というか、早目にやらなかったのか、その理由をもう一度聞かせてください。 それから、補償はフィフティー・フィフティー、半分半分持つということですが、これは運転者の運転のまずさというか、それも考慮して2分の1ということになったのですか。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 確かに雪解けの後の補修関係は、やはり交通量の多い箇所から随時やっていた状況ではございます。それとあわせて小規模修繕等も業者に委託して対応していました。パトロール等も直営作業、あとは田園バス、スクールバス、あとは環境監視員等にお願いして、道路の破損状況の箇所を報告してもらう対応をとっていましたけれども、この路線に関しましては、なかなか通る場所ではなかったということが一つありますし、だからそういった報告がなかったことがありまして、この時期までちょっと補修がおくれていたという状況にあります。 それと、過失割合なのですけれども、説明資料にも記載しているとおり、運転上の過失もあるということで、過失相殺5割という形になっております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君の質問は、既に3回になりましたが、会議規則第51条の規定により、特に発言を許します。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) ありがとうございます。 やっぱり6月にこういう損害賠償の件が起きるというのは、行政上問題があるということに私は思うわけです。報告だけではなくて、役場の道路維持管理という点から見れば、パトロールして歩くわけでしょう。そうしたら見つけて、それを補修するというのが、これ特に雪の解けた後歩くというのは常識ではないのですか。 それと、そのような箇所がまだありますか。今後こういう損害賠償のようなことが起きる可能性がまだあるのでしょうか。そう聞かれても、答えるのに大変だとは思いますが、建設課の職員の数が足りないとか、何か体制に不備があるとか、そういうのが問題になるのではないかと私は思うのですが、そういう心配はないのですか。ないならば、6月に事故が起きるような事態は出さないというのが担当者のほうの姿勢ではないのですか。今後起きないですね。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 確かにパトロール等をやって補修するというのが維持管理の道路法上の義務という形になっておりますが、4月から道路作業員が減少したということも関連しましたし、あと春先の雪解けの状況ですけれども、例年より多かったという状況もありましたので、なかなか対応できなかったということが原因かと思われます。 あともう一つ、そういう状況があるのかないのかという断言はできませんけれども、まだ補修箇所はあると認識しております。今もまだ対応している状況でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 2番、千葉良作です。今の件につきまして、同僚議員がお話ししたとおりでいいですが、お話も、それはこの道路は年に1遍も行くか行かないかの道路ではないのかなと思って。県道のもっと西のほうでしょう。そうすると、使っているのは恐らくこの養豚場とか、それから酪農家とかという、本当に専門に歩く人だけ通る道ではないかなと思うのです。だから、なかなかパトロールといっても、こっちのほうを回っているうちに行かないこともあるのではないかなという理解はしますが。やっぱりこうなってくると、問題はこの使っている人たちが、恐らく自分の専用道路みたいなものだから、その人たちがここで連絡体制とか、それからもう一つは、穴があいているのであれば、「ここは穴があいているよ」と。前に私も言ったのだけれども、高谷野原のところにいっぱいコーンを立てたから、みんなよけて歩いて、案外この辺の人たちは、そんなところには非常に優しく対応しますので、そういうようなことをつくる必要があるのではないかなと。そういうところは、大森の養豚所なりあの辺で使っている何軒かのうちにやっぱり連絡しておくという、そういう体制なんかをつくったほうがいいのではないかなという気がするのですが、いかがですか。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 2番、千葉良作議員のご質問にお答えします。 実は、春先の舗装補修の関係上、工業団地内にはどうしても補修が追いつかないという状況で通知した件があります。議員おっしゃられたとおり、こういった状況であれば、関連業者にも連絡するというような体制をとりたいと思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) これから来年の春にかけて、また大きな穴がたくさんあくのではないかと思うのです。やっぱりそこには素早く対応しないと、また大きい、1万8,000円ぐらいで終わっていればいいのだけれども、これで人身事故なんかあったら本当に目も当てられない。ですから、やっぱりそういうことしの春の状況なんかも勘案しながら、ぜひこれからの対応を立てていただきたいというふうに思います。答えは要りませんが、よろしくお願いします。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第4号 損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについては、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、午前11時10分まで休憩を宣します。            休憩(午前10時55分)                                                    再開(午前11時10分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 △議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第5、議案第5号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 財政課長。           〔財政課長 高橋宏紀君登壇〕 ◎財政課長(高橋宏紀君) 日程第5、議案第5号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算についてをご提案申し上げます。議案書30ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 以上で歳出の主な内容の説明を終わります。29ページの給与費明細書から32ページの地方債の前々年度末及び前年度末における現在高並びに当該年度末における現在高の見込みに関する調書につきましては、説明を省略いたします。 何とぞ原案どおり決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 何点か質問いたしますので、よろしくお願いします。 まず、5ページの学校給食センターの委託ですけれども、4年間でということになると、1年間で大体2,600万円ぐらいになると思うのですけれども、これは既にもう入札等をして業者等が決まっているということなのでしょうか、お伺いしたいと思います。 次は、歳出のほうに行きますけれども、13ページの企画費のブラジル県人会の60周年、減額になりましたけれども、減額になった理由等をお伺いいたします。 次、16ページです。保健対策費で保育園運営委託料が3,783万円ほど増額補正になっていますけれども、これはどういう理由でしょうか。 次は、19ページ、一般質問でも取り上げたのですけれども、農業振興費の中のアスパラガスハウス栽培実証事業補助金というのが250万円計上されています。これは、具体的にどこか農家に委託してやるのか、あるいは町が主導して実証栽培をするのか。実証栽培の形、形式をお伺いしたいというふうに思います。 次は、23ページ、一番上のほうに15節で消防屯所建設工事というのがあります。これは、どこを工事するのかお伺いしたいと思います。 それから、防災費の中の備品購入費で緊急告知FMラジオ74万1,000円となっていますけれども、これは何台増設するのか、どういう方々にこのラジオが配られているのかお伺いしたいというふうに思います。 次は、25ページの幼稚園管理費の委託料、この中身は先ほど説明資料がありましたので、大体わかるわけですけれども、この380.0平方メートルの増築面積というのは、主に何に使う予定の部屋なのでしょうか。保育室なのか、あるいは調理室なのか、あるいはその他の部屋なのかお伺いしたいというふうに思います。 これ一般質問でも言いましたけれども、南方幼稚園は幼稚園として存続させ、預かり保育というのですか、それを拡大して土曜日も預かり保育するとか、実質給食も含めてこども園のような運営をして、そういう形で幼稚園を、3歳から5歳ということですから、3歳から5歳の子供を預かるというのであれば、今の幼稚園のまま、中身を可能な限りこども園に近づけるような中身にして幼稚園として存続させたほうがいいのではないかなというふうに思うのですけれども、どうしてもこども園にしなければならないというその理由等があればお伺いしたいというふうに改めて思います。 それから、最後に28ページの19節教育費の中の都市対抗野球大会の代表派遣団956万1,000円の支出ということになっているわけですけれども、来年度以降も続く可能性があるわけで、この反省点とか、あるいは寄附等が幾らか集まったのかどうか、その辺を質問したいと思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) 7番、阿部隆一議員の資料5ページにあります学校給食センター調理等業務委託の入札等は行ったのかというご質問にお答えいたします。 現在まだ入札等は行っておりません。入札等につきましては、今後になります。 続きまして、資料25ページにあります10款4項1目13節の委託料、南方幼稚園増改築工事設計委託料につきまして、2点ご質問をいただきました。1点目のその面積についてなのですが、主にどんな用途を予定しているのかというご質問につきましては、主に保育室、調理室等を考えております。 2点目の南方幼稚園を幼稚園のままで認定こども園化しなくてもよいのではないかというご質問につきましては、保護者のニーズ等をこちらのほうで把握しておりますのは、分析した結果、幼稚園に保育機能が欲しいのではないか、幼稚園よりも保育園のほうに預けているという状況が見られますことから、その保育という機能を拡充していきたいと。そのためには、現在の幼稚園よりも認定こども園化を図ったほうが幼稚園の機能プラス保育の機能を拡充できるのではないかという考え、そういうニーズに対応したいという考えでございます。 土曜日の保育につきましても、認定こども園化をすることによって、そのニーズに十分といいますか、なるべく手厚く対応できるようにという考えでございます。 調理室のほうも考えておりますのも、給食が欲しいというニーズに、それも対応したいということであります。 幼稚園そのままでというお考えもあるかなとは思いますが、そのニーズに対応するためには、認定こども園化を図ったほうがいいのではないかという考えで計画の策定を検討いただいたところもありますし、そういうことで認定こども園化ということを考えております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) ご質問にお答えをいたします。 補正予算13ページ、2款1項7目企画費の委託料、ブラジル岩手県人会創立60周年記念公式訪問団の派遣委託料の減額についてでございます。これにつきましては、当初4人派遣するということで予算化していたところでございますけれども、実際人員につきましては2名の参加という形になりましたので、不用額につきまして、今回減額をするものでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(及川美奈子君) お答えいたします。 補正予算書16ページ、3款2項2目保育対策費の13節委託料の保育園運営委託料の補正でございますが、これは当初のときは家庭的保育所が1施設ございましたが、ことしの4月に小規模保育所施設に移行しましたから、この分の委託料の増額となります。 また、今回30年度の人事院勧告に伴う運営委託料の増額が見込まれるという分を補正してございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長(阿部一之君) お答えいたします。 19ページ、6款1項4目農業振興費の備品購入の減と負担金補助及び交付金の増ということで、当初アスパラの実証ハウスにつきましては町で設置をいたしまして、町で技術指導をしようという計画でございましたけれども、やはり農家のようになれていないということで、これを備品購入から補助金にかえまして、栽培研究会のほうにお願いして実施をしていただくという内容にしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木敏郎君) お答えいたします。 9款1項3目消防施設費の工事請負費のほうにご質問を頂戴いたしまして、どこの建設工事かということでございますが、現在2の4の屯所工事を実施してございまして、今回外構を舗装したいということで、舗装工事の部分を増額補正をさせていただいておる内容でございます。           〔何事か言う人あり〕 ◎生活環境課長(鈴木敏郎君) 済みません。上永沢と野崎を担当しております2の4の消防屯所でございまして、場所は永岡地区生涯教育センターの前のところに現在建築工事を進めている内容でございます。 次に、6目防災費の中で緊急告知FMラジオの増額に関しまして、何台でどこに整備するのかというご質問を頂戴しております。今回は、70台を新たに配備したいと考えております。配備場所につきましては、小中学校、幼稚園、保育園、学童保育所、あとは老人ホーム等を関係部署のほうに照会をかけまして、確認をした上で70台の設定をしたいという考えでございます。 以上で終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えをいたします。 補正予算書27ページから28ページにかけましての10款6項1目保健体育総務費の19節負担金補助及び交付金の都市対抗野球の関係でございます。来年度以降出場した場合の課題等ということでございますが、何分初めてのことでございましたので、たくさんわからないことがあったということで、少し対応がおくれてしまった部分があったかなというふうに思います。特にもトヨタ自動車東日本さんとの連絡調整等について、もう少し時間に余裕があって、いろいろと連絡調整できればよかったかなという部分が非常に大きかったと思いますし、あとは町民応援団の募集も若干おくれてしまったということですとか、あとは東京ドーム内での応援団の誘導なんかも、ちょっと勝手がわからなくて戸惑ってしまった部分もあったというふうに考えてございます。 次に、寄附の状況でございますが、町民応援団を派遣したときに、ツアーでバスで行っていただいたのですが、そのツアーバスの旅行代金をトヨタ自動車東日本さんのほうからご寄附を109万9,000円ほどいただいております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 再質問いたします。 まず、幼稚園の増改築工事に関してですけれども、給食室を設けるということですけれども、こども園にするためには給食室が必要なのかもしれませんけれども、幼稚園で例えば外注で給食を出すということも可能だというふうに私は思うのですけれども、そういうことは考えていないのかどうか。今度の入園の希望を見ると、六原幼稚園が9名、永岡幼稚園が3歳児に8名、三ケ尻幼稚園は4名でしたかということで、特に六原幼稚園とか永岡幼稚園の3歳児の入園数が多いというのは、やはり何としてもなくしたくないという、そういう地域住民の意向がある程度反映しているのではないかなと思うのですけれども、南方幼稚園をわざわざお金をかけてこども園にするというその理由は、私はどうしても納得がなかなかできないのです。ゼロ歳から入園できるような施設にするというのであれば、ある程度納得はできるのですけれども、3歳から5歳のこども園ということになりますと、先ほど言ったように幼稚園のままで土曜保育や、あるいは預かり保育、今の延長保育等を実施して外注で給食も出すということで、実質幼稚園のままでこども園の内容に中身を変えていくということも可能ではないかなと思うのです。これは、南方だけではなくて、ほかの3つの幼稚園も、そういうふうな形にしていくと。そして、保護者の要望があるのであれば、金ケ崎保育園のように日曜とか祝祭日の保育も、預かり保育も幼稚園のままで実施するとか、そういう対応ができるのではないかなと思うのですけれども、そういうふうなことは検討されたのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 南方幼稚園を認定こども園化にするに当たっては、さまざまどこがいいのかというところも考えました。その中で、議会の一般質問の答弁にもございますが、施設の新しさだとか広さだとか、あとは今いる子供の数も確認をしながら進めました。今後も町全体としては、今までの推移ですと子供の数は減少傾向にはあるのですが、今後ふえた場合、そういう入れるところが欲しいといった場合に、今だけではなくて今後も受け入れ施設として、180人規模の施設として可能ではないかと。より多くの世帯、子供たちの地域のニーズに対応できるのではないかという考えで、まずはそこは南方幼稚園を認定こども園化と考えました。 また、そのままでも給食施設だとか、あと土曜日の預かりだとかも可能ではないか、そこは今のままでも調理室を設置するというのは可能なのかなとは考えます。ただ、1号の子供たちが、保育が必要な保育所に通っているような2号の子供たちも、認定こども園になると受け入れることができると。そういう受け入れの幅が広がり、町全体の保護者のほう、受け入れ先の選択肢も広がるというところもございます。また、先ほどはちょっと落としてしまいましたが、認定こども園化することによって、子育て支援というような、週何回か、3歳より前の子供たちも保護者が連れてきて、そこで保育の相談のような、そういう地域の子育てセンター的な役割も、こども園化することによって充実できることになります。 議員ご指摘のとおり、ほかの六原、永岡、三ケ尻の施設も保育が必要ではないかという点につきましては、教育委員会事務局としても地域説明会、また保護者説明会としてもそういう声はいただいておりますので、とても重く受けとめているところであります。その幼稚園という体制を残しながら、地域の保護者のどのようなニーズにどういうふうに対応していくか。例えば給食につきましても、幼稚園の保護者の皆様の中には、自分のつくったお弁当を食べさせたいという気持ちをお持ちの保護者の方もいらっしゃいますし、他園の認定こども園化した事例を視察しに行った際に、一気に給食ではなく、そういう保護者の意向も踏まえながら、少しずつ給食をふやしてきたという事例も視察させていただきました。 ということでありまして、地域地域のどのような保育ニーズにどういうふうに対応していくかというのは、現時点では具体的にこうしますという段階にはありませんが、保護者や地域や教育委員会も入りながら、そこは協議しながら、できるところを対応していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) きょうの新聞報道で、幼児教育というのですか、保育園とか幼稚園の無償化について、国と市町村の分担割合の話し合いに決着がついたという報道がありました。そうすると、もしも消費税が来年10月から当然実施になると、10月から幼稚園も保育園も給食の分が自己負担残るのかもしれませんけれども、いわゆる基本的には保育料、時間外保育とか延長保育料も含めた保育料が無償になるということなわけです、10月から。だから、この計画は私はもう少し1年ぐらい慎重に見たほうがいいのではないかなというふうに思うのです、そういう大きな変化があるわけですから。そうすると、保護者の例えば選択、保育園か、幼稚園かの選択も大幅に変わる可能性もあるわけです。そういうことで、本当に幼稚園の園児をふやすためには、さっき言ったように、今やっている預かり保育とか、あるいは給食とか、そういうのをやるという前提で募集をしていけば、もう少し希望者がふえるのではないかなと思いますし、南方はもう25人、今年度希望していますから、多分来年度以降も幼稚園のままでも20人から30人の間、しばらくの間幼稚園に多分入園してくるのではないかなという、南方の場合はです、子供の数からいってというふうな感じがするのですけれども。いずれもう少し慎重に考えたほうがいいのではないかなというふうに思っています。この辺について、何か見解があればお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 計画につきましてですが、議員から無償化のことも注視しながら、もう少し慎重に進めたほうがいいのではないかというご意見につきましては、教育委員会事務局でも慎重かつ迅速にという点も考えておりました。迅速にという点にございましては、保護者のニーズになるべく早く対応したいというところもございます。なので、計画は10年間という計画としてはおりますが、そのときの社会の状況だとか、あとは地区地区で世帯がふえるということも、無償化含めて、そういう制度的なものも含めてさまざま社会の変化もあると思います。そこで適宜、その時点その時点で見直しを図って進めますというところも計画の中には盛り込んでおりますので、弾力的に対応できるようには進めたいとは考えております。慎重かつ迅速に進めてまいりたいという気持ちでおります。 また、園児募集につきまして、永岡、三ケ尻、六原幼稚園につきましても、現在園児募集に係る、なるべくふやそうと事務局でも思っているところでありまして、広報活動にも力を入れております。現時点では、昨年度に比べて3歳児の子供が町全体的にもふえる傾向にあります。30%強、30%以上を今の3歳児よりも来年度の3歳児のほうがふえる傾向にありますので、そこは私たちも努力して周知活動、広報活動に努めましたが、これは住民の皆様にも議員からご説明あったとおり、それぞれ考えを広めていただいた、ご協力していただいた結果と考えております。 3歳から5歳までの全体としては、今よりも来年度は若干減る、現時点では全体では減る見込みなので、今後のことを考えますと、子供の数が少しずつ少なくなっている状況だと、ふやすというのはなかなか課題もあるとは思いますが、来年度も再来年度も、とにかく今ある幼稚園に子供の数がふえるように、必要な保育は何かだとか、あとはこちらとしてできることは周知活動、広報活動、昨日もご提案いただきました英語の教育をしているというよさを他市町村に広めるだとか、そういうふやす努力を確実に努めてまいりたいなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。 昼食のため休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、午後1時30分まで休憩を宣します。            休憩(午前11時51分)                                                    再開(午後 1時30分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 平成30年度一般会計補正予算についての質疑を続けます。 質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉でございます。25ページ、幼稚園管理費の13節委託料についてお伺いをいたします。 南方幼稚園増改築工事設計委託料となっておりますが、定員に達していない南方幼稚園を増改築する理由は何もないと思われます。しかし、議案説明の中に3の(1)に出てくるものは、既存南方幼稚園の東側に認定こども園関連施設を増改築工事とする実施建築設計業務委託だと。これからいえば、認定こども園をつくるために増改築するという解釈が成り立つわけです。そうしますと、地方自治法222条に条例設置をした場合に予算が伴う場合は同時提案が原則だという定めがあります。普通の解釈でいえば、認定こども園をつくるというならば、条例の設置を同時に出すというのが必要ではないでしょうか。今提示されている内容は、南方幼稚園の増改築工事ということになっていますから、必要のないことです。認定こども園をやるのであれば、条例と同時提案することが法律を守る視点から、コンプライアンスの精神から、そういう道をとるのが普通でございます。なぜそういうことをしなかったのか。 我々の全員協議会において報告や説明が何回かされていますけれども、議員の意見を聞くという報告をしたという程度で、短い時間で終わっているわけです。しかしながら、その中にあった意見、あるいは今度の一般質問における同僚議員の質問内容からすると、永岡、六原、三ケ尻も同時にやったほうがいいのではないかという意見とか、東南に傾いているので、北のほうにも充実したらどうかとか、あるいは財政的に負担が将来的に出るというのであれば、指定管理者制度によって民間の方に入ってもらって、ゼロ歳から就学前までやってもらうという道もあるわけです。 町長は、あらゆる機会に住みよいまちを標榜して、地域の充実を図るような施策に力を注いできているわけですが、この今ある地域から幼稚園がなくなるというのは、若い人、あるいは若い夫婦といいますか、そういう人から見れば、住みよい条件の一つを大きくなくすことにつながります。やはり幼児教育というのは、町の施策の中でも百年の大計に類するような改変の時期に来ているわけです。 教育は投資でありまして、お金をかけたから、すぐに効果が出るというものではありません。しかし、金ケ崎町の将来を担う若い人たちを育てるという視点からいえば、今よりも町のお金を投入してもいいのではないでしょうか。昔から三つ子の魂百までと言われるように、人生の大きな教育の時期で、しつけをする時期です。その時期に町のお金を投入して、将来の金ケ崎町に夢を持たせるような幼児教育の施策をすべきだと。そういう点からいえば、今議会に提案されました補正予算は不適切であると。どういう認識か、お尋ねをいたします。 それから、もしこの議案が賛成多数で通過した場合、この設計はプロポーザルでやられるのでしょうか。プロポーザルということになれば、設計者の考えが、提案が、アイデアが出されて、それを審査するという形になりますが、教育委員会で出したこの議案説明資料によると、面積とかそういうのは書いていますが、保育室が何ぼふえるのか、調理室なのか、配膳室なのか、あるいはほふく室のようなものも備えるのか、全くこの資料からは想像ができません。私が想像するのに、864万円をベースにして、設計委託料の場合は法的に工事費の5%から20%の範囲内で設計費が入札されるのだと私は記憶していますが、仮に5%で入札に入ったとした場合に、逆算しますと約1億五、六千万円の建物になるという。 今南方に1億五、六千万円も投入することが必須なのか。過去の説明では、認定こども園の申請をする場合、県の認可を得なければならないと。その段階で、条例よりも建物のほうが先だと言うけれども、これはとんでもない誤りであって、地方自治法という上位法律を犯してまでそういうことをする必要はないし、我々議員に対しても、こういう認定こども園にするという説明がほとんどなしで、設計、見取り図もない、設計図までいかなくても、見取り図もない。そういう不親切な議案の提出の仕方というのはないのではないでしょうか。担当課は、どうお考えですか。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) 9番、千葉正幸議員のご質問にお答えいたします。何点か複数のご質問をいただきましたので、一つ一つお答えしていきたいと思います。 今まで議員の皆様からもご意見をいただきました永岡幼稚園、三ケ尻幼稚園、六原幼稚園にもという点につきましても、現時点では経費等も含め、さまざまな視点から考えると難しい課題があるということで、今の施設、幼稚園としての永岡幼稚園、三ケ尻幼稚園、六原幼稚園を活用していきたい。そのために、こちらにも認定こども園が欲しいという声もいただいていることは事実でございますので、それを受けとめて、今、ではどんな保育、そういうニーズに応えていけばよいのか。1つは給食というのは、あるとは思うのですけれども、その個々の地域で必要としている地域に何をどこまで対応していくかというのは、保護者、地域の皆様とそこの幼稚園の職員だとか、あとはこちらの教育委員会事務局も入りながら進めていきたい。認定こども園は、現時点では難しいと考えますが、今の教育施設をなるべくニーズに応えられるような形で検討といいますか、話し合いを行うだとか、考えていきたいというふうに考えております。 それから、指定管理者、民間にというところも、他市町村の状況を見ますと、それも選択肢の一つかなと。それは、選択肢の一つになるのかもしれません。認定こども園のほうは、町主導で町としてというふうに考えておりますが、そこは町として保護者のニーズに慎重かつ迅速に対応できるように、民間よりも町としてという考えのもとで今回の計画案は盛り込んでいる状況です。 それから、幼稚園のほうがなくなるのではないかというご意見、ご質問だと思いましたが、昨年度の計画の検討を進めていった段階では、幼稚園を4つを1つに統合したい、統合して、南方幼稚園を認定こども園化するというのは、地域から六原、三ケ尻、永岡から幼稚園がなくなるということだったわけなのですが、やっぱりこれ地域の皆様からとても大切な教育施設だ、そこを慎重に考えるべきだというお話をいただいたり、さまざま検討を重ねた結果、今の案では幼稚園をなくすという案ではございません。むしろ計画案に盛り込んでおりますのは、園児数の増加に向けた取り組みを行いますと、そこも明記しているところでありまして、幼稚園の統合ありきだとか、なくすということを前提に進めているわけではございません。今でも幼稚園のよさだとか取り組みのよさを周知したり、取り組んでいる状況なのですが、お弁当含めて保育ということもこれから考えていきたいと思いますし、人をふやすという努力を今後も続けていきたいなと考えているところでございます。 また、地方自治法関係なのですが、そのあたりを確認しながら進めておりましたが、条例をお願いするに当たりまして、公の施設として住民の利用に供し得る段階で公の施設の設置及び管理に関する条例を定めることと考えておりましたので、議員の皆様から条例として決めていただく際に、それをするためにもそこまでの施設だとか、条件を準備していく必要があると考えて、今可能なところを進めているところであります。 それから、見取り図等の具体的な資料につきましては、この広さでこのように、このようなレイアウトでというところまではお示ししていなくて、そこはこちらの課題だなと、申しわけないなというふうに思っております。 現在考えている状況ですが、調理室と、それから子供たちが昼間寝たりするような部屋、保育室だとか、あとはこれも議員の皆様、それから町民の皆様からご意見をいただいています3歳から5歳より前の子供たちの受け入れについても考えたほうがいいのではないかというご意見を踏まえまして、満3歳の誕生日になった子供の受け入れについても対応できるような、そういう施設を計画しているところであります。ただ、現段階で幼稚園の先生方も入れたワーキンググループで話し合いながら、広く進めておるところでありまして、具体的にこういうふうなレイアウト、そこまでもちろん決めておりませんし、現時点でははっきりした広さとか、ここにどこというふうなところまでのものはございませんが、なるべく説明の機会をいただけるようでしたら、その時点で、今こういう状況ですとか、こういう考えです、こういう意見をいただいておりますという状況、説明については、今後なるべく対応できますように、きめ細かくしてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) プロポーザルかどうか。 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) 失礼いたしました。 1点、プロポーザルで行うかどうかにつきましては、今の時点でプロポーザルする、入札にすると決めたという状況はございません。そのあたりにつきましても、どのような形がよいものか考えていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 私の質問に答えていない。南方幼稚園増改築の必要性はあるのですか。ないでしょう。定員が下回っていて増改築ということはあり得ないですね。ないのになぜ設計費が必要なのですか。それは、この議案説明の中の一部に出てくるように、認定こども園のための準備でしょう。認定こども園というものは、幼稚園設置条例の改正ではないのです。新たな施設ですから、幼保一元化の。そうすると、金ケ崎町認定こども園設置条例とか、仮称ですが、出さなければならぬと思うのです。そうすると、222条に言うように、新たな条例を出す場合は予算を伴う、中身の場合は同時提案だと書いてあります。違反するのではないですか。法律を守っていないのではないですか。認定こども園にするのでしょう。 この380平米というのは、全部合併した場合に、南方幼稚園に全部集中させた場合に必要な面積ですか。380平米の根拠は、今いる南方幼稚園の子供たちプラスアルファのことだけの予算ですか。そこがよくわからない。 これ住民のニーズでそうしたと言うけれども、住民のニーズは、そもそも議会の教育民生常任委員会でしたか、の中で待機児童の対策からこの話が出てきた経緯があるわけです。今日の社会情勢を見れば、3歳からの幼稚園というよりは、ゼロ歳から面倒を見ていただけるような施設を強く要望している。それは、両親が孫に手をかけるような余裕がなくなってきたとか、お母さんが就職先の人的不足の補いのために就職というようなものが必須になってきている現状から、ゼロ歳からという声が強いわけでしょう。それに応えるとしたら、官民のすみ分けではなくて、官民の協調、あるいは先ほど言ったように指定管理、一貫してやってもらうと。国の補助も一貫して受けられるわけでしょう。そうすると、町の財政にもプラスになるのではないですか。そういう検討がまず不十分なのです。とりあえず、まず222条のことを、必要のない予算です、これ。なぜ今出さなければならないのですか、南方の増改築という名目で。知らない人が見たら、だまされたことになりますよ。「認定こども園」と一つも書いていないではないですか、予算に。
    ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 南方幼稚園の増改築につきましては、認定こども園化をにらんでといいますか、計画にありますことを進めるためにも準備のためのというふうに考えております。その広さにつきましては、全部の幼稚園、六原、永岡、三ケ尻の子供たちが入ってもいいようにという考えよりも、今幼稚園の180人定員で、この施設を有効に活用したい。それを認定こども園化にした場合、3歳児で定員40人、4歳児で50人、5歳児で50人ということで140名の子供たちを受け入れる対応を考えているところでありまして、ただ認定こども園化にすると、お昼寝の場だとか、あとはさまざま地域の皆様からご要望をいただいています3歳から5歳の前の子供たちの受け入れも考えますと、それを受け入れるためには増築する必要がございます。 また、調理室、給食の提供ということも考えて、そのニーズに対応するためにも、やっぱり給食をつくる調理室と、それから保育室は若干ふやす必要がございます。その必要な分の増築となります。 それから、法解釈の点につきましては、先ほどの繰り返しになってしまいますが、条例を制定してお諮りするためにも、その前に住民にサービスを提供できる段階、そういう見通しだとかも必要だというふうに解釈といいますか、捉えておりまして、来年度条例を制定していただく準備のために、今はそのための施設整備を進めてまいりたいと、そういう考えでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 地方自治法の第222条の解釈関係でございます。議員かなりお勉強されているのかなと思いますけれども、改めましてこの地方自治法第222条の条文を読み上げますと、「普通地方公共団体の長は、条例その他議会の議決を要すべき案件があらたに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が適確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならない」と、これが222条ということです。今読み上げたものの主語なのですけれども、主語は「条例その他議会の議決を要すべき案件が」となります。「予算が」ではなくて、「条例その他議会の議決を要する案件が」、その案件自体が予算を伴う必要がある案件である場合には、その予算を適確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、その条例等を出してはいけないという条文でございます。 そういったことから申しますと、今回の部分につきましては予算の部分でございますので、即条例をつくらなければならないというものではないと、地方自治法に抵触するものではないというふうに解しております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 地方自治法222条の判例とか事例も調べました。全国の議会の中では、そういう事例があって、組み替え動議を出したり修正動議をされたりしている場合も数多くあります。 今総合政策課長が言った法の解釈は、私は当てはまらないと思うわけです。なぜならば、認定こども園にするための施設だと、ここに説明しているではないですか。認定こども園は、新たなる行政需要なわけです。幼稚園設置条例の改正ではないのです。新しい考えのものを出すときは、条例制定までいかなくとも、こういうふうなのだというような説明もまだないのです。町民にこの間説明して歩いたのも、この予算まで説明したかどうかはわかりませんが、町民の要求はこういう形ではないと私は理解しているのです。 222条の解釈はおかしいです。新しいものをつくる場合は、条例は先にありきではないですか。こういうものをやりたいから、議員の皆さん、どうぞ、賛同してくださいと。町長には、予算提案権と執行権はありますけれども、議決権はない。我々が決めたことが執行権につながっていくわけでしょう。我々は町民の代表として、町民の信託を受けて、これが正しいかどうかを判断しなければなりません。そういう視点から物を考えたときに、今の総合政策課長の解釈は都合のいい解釈だと。新しいものをつくるのであれば、新しい条例を出さなければならないのではないですか。その条例に予算が伴うというのであれば、同時提案ではないですか。何で法律を犯してまで急ぐのですか。私は賛成できません。 もう一度222条の解釈。新しい条例をつくって、新しい事業をやりますと、こういうのを後から出して先に予算が出るなんというのは、これまやかしです。しかも、認定こども園と言っていないでしょう。議案説明の資料だって、けさ急に出てきたのではないですか。考えが違いますよ。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 町長に質問はされておりませんが、条例との関係は今担当課長が申し上げたとおりであります。認定こども園を初めて聞いたというふうな感じでは皆さん受け取っておらないと思いますが、この認定こども園の課題と南方という課題に対しては、去年の秋以来から話が出て、そしてずっと協議をし、全協にも出してきたわけです。予算が先か、条例が先かということになると、置かれている今までの経過と環境から見れば、そういう方向で進んでいると、そういう中で予算提案をすると。逆に、条例が先に提案されて予算がその後と、こういうことはないわけですから、最低でも同時なわけですよね。 議員も長い役場生活の中で、いろいろ工夫されながらやってきたと、こう思います。よって、今回の予算の提案は、こういうことを方向づけとしてやってきているということを住民にも関係者にも、それから議会にも理解をいただいてきたと、こう思っていますが、まだ一部不十分なところがあるいはあるのかもしれませんけれども、時間的なことを考えても今提案をし、そして関係するものは整備していくと。担当の教育委員会も話をしているとおりです。 そういう意味で、南方幼稚園の増改築をする理由があるのかということについては、このこと自体には直接性は薄いと思いますけれども、に係る今後の見通しの中でこういうことを考えていると、こういうことの提案でございますから、議員もそのことについては、今まで全員協議会あるいは総務教育民生常任委員会等含めて勉強あるいは研修、あるいは確認をする機会があったわけですから、そういうことの中で導入もされてきたと、こういうふうに思っています。ある日突然の話ではないということと、町民の多くが期待もしている案件だと、こういうふうに私どもは理解をして提案しておると、こういう中身でございますから、経過と今までの成果、あるいは流れをご理解いただいてお願いをいたしたいと、こう思うところであります。 ○議長(伊藤雅章君) 教育長。 ◎教育長(千葉祐悦君) ありがとうございます。 確かにこの条例の関係についてですが、先ほど総合政策課長が話されたとおりではございますが、実はこの増改築については、先ほど次長等々が話ししましたように、認定こども園を想定させていただいているところでございます。 この認定こども園をつくり上げるためには、まず県等々の認可を受けなければなりません。この認可を受けるためには、既に開園ができる状態の中で書類をそろえて提出をしなければならないという流れになっております。その認可がおりた段階で、初めて認定こども園化にすることが現実的なものになるというふうなことから、今度は全てでき上がった段階で条例の制定をし、そして議員の皆様方にその条例を吟味していただくと、そういうふうに解釈をして進めてきたところでございます。 公の施設を設置等々する場合の条例については、いつ制定すべきかというのは、いろんな形で議論になるところなのかなというふうに思っておりますけれども、公の施設の条例制定につきましては、やはり公の施設のための条例を皆様方にお出しするには、やはりそれがすぐに住民の方々が使えるような状態になってというふうなことだろうというふうに考えまして、こういう進みというふうなことになって今回の提案と。つまり認可を受けるための条件整備ということで、その設計のための補正予算を提案させていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君の質問は、既に3回になりましたが、会議規則第51条の規定により、特に発言を許します。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 議長のご配慮、ありがとうございます。 るる説明されましたが、地方自治法222条に違反しているという考えは覆ったわけではありません。 それから、認可の手順上建物のほうが先だという考えは、上位法律を犯しています。犯してまでやる必要があるのかと。どういうことをどうするかわからないで予算が先に出ると。しかも、それ数字がぼっと出て、どういう図面なのか。構想が示されなかったではないですか、今まで。理念に近いものは話はありました。具体的にどうするかというのを説明しましたか。していないのです。これは、必ずしもこの案が将来に夢を託す若者の教育にふさわしいか、親御さんのニーズに応えているか、地域の人たちが地域からこの施設がなくなることを非常に憂えている人も多いのです。ただ、膨大な権力のある町長に意見を申し述べようという勇気のある人は、かなり限られてくると思います。そういうのが町長の耳に聞こえているかどうか、これはわかりません。教育長を通り抜けて町長と言いましたが、財政権がありますから、最終的に町長がだめだと言えば、この計画はオジャンになる話ですね。だから、教育長を抜きにしてこっちへ話をしているので、教育長を無視しているわけではありませんよ。いずれ法律に違反する行為は認められません。 近いうちに臨時議会でエアコンのことを審議するという時間があるそうですから、それまで我々が、あるいは同僚議員が言った中身のことを再検討するぐらいの余裕といいますか、決断力が町側にあっていいのではないでしょうか。希望して4回目の質問を終わります。 どちらでも結構ですが、どうせ抽象的にばはっとしか答弁できないのだと思いますけれども、どちらにしますか、財政権のある町長に、ではお願いいたします。           〔何事か言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 暫時休憩いたします。            休憩(午後 2時04分)                                                    再開(午後 2時05分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 答弁願います。 町長。 ◎町長(髙橋由一君) ご質問ありがとうございました。法律違反かどうかは、議員がそう思っていると、こういうことだけでございますから、それはそれにしましても、住民ニーズに応えるということについては、少なくとも先ほど触れましたように地区別あるいは保護者、あるいは幼稚園関係者等含めた、そういう方々との話し合いである程度進められ、そして積み上げてきたと、こういう経過であります。ですから、住民の方々については、こういう流れになるのかなということについてはご理解をいただいていると、こう思っています。 そういう中で、まだ課題があるから、臨時議会等含めてもう少し時間を置いて引っ込めたほうがいいのではないかというご提案のお話ですが、私たちは責任を持って提案しているわけですから、その趣旨については十分ご理解をいただいた上で判断いただくというのが本来だと、こう思っておりますので、私はいろんな意見、あるいはこの議場で論議し合ってご理解と対応をいただければ幸いだと、こう思っております。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 2番、千葉良作です。同僚議員も質問しましたが、23ページの防災費の18節備品購入費の緊急告知FMラジオ、70台入るということで、これはいいことだなと思うのですが、この後の予定というのは。今度入るのは小中学校とかそういう施設に入るようですけれども、本当に今無線の放送もふえてはいますけれども、実際には事が起きたときには余り効果を発揮しないのではないかというのが地域の皆さんの話なのです。天気がよくて、晴れていて、穏やかであれば聞こえるでしょうけれども、事が起きるのはそういうときではありません。そうなると、このラジオが非常に効果的ではないかと思いますが、この後の予定をお伺いしたいと思います。 それから、25ページの教育費の幼稚園管理費の委託料の問題ですが、今同僚議員がお話ししましたけれども、その答えの中で、私どうも疑問なのです。これ実際にはよく私はわからない。町長さんが、この問題はある日突然出たのではないのだと、前から出ていると。そのとおりなのです。前から出ていても、一向に前に進んでの話は出ていない。同じ話が出ている。だからここで大きな問題が出てきているのではないかなというふうに思うのです。 前と違ったのは、私の認識でいえば、30年に統合するというのをその後に延ばしたという、これが新しい話であって、それ以外のものはないと、そういうふうに思っております。 それで、次長さんが永岡や三ケ尻や六原をなくすという前提には立っていないと、そういうふうにお話はしたが、この計画案を見ていると、なくなるしかないのではないですか。だって、これはゼロ歳から2歳をどうするということは一つも書かれていないで、統廃合だけが出ているのです。ですから、そのなくすことが前提ではないと。では、よそをどうやって生かすのかというところを私は聞きたい。それが1つです。 それから、やっぱり次長さんが同僚議員の質問に、3歳児が来年は六原9人、永岡8人、三ケ尻4人入ると、入園希望者が多くなっていると。同僚議員は、これは親の、地域の努力でここまでふやしたのではないかと言いましたけれども、次長さんは、いや、来年の3歳児は多いのだ、だからこれは自然に入ってきているのだという感じで、特に親たちが頑張ったのではないというふうに私は聞き取ったのですが、その辺の認識を伺いたいと思います。 それから、もう一つの質問は、31ページの(3)、職員手当の状況というので、職員1人当たりの給与というのがあるのですが、11月1日現在の給与の平均を出しているのですが、行政職の39.7歳の平均で平均給与月額が34万何がしと、こうあるのですが、これを年間収入にすると幾らになりますか。そこを教えてください。 以上3点。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木敏郎君) 2番、千葉良作議員の質問にお答えをさせていただきます。 9款1項6目防災費の備品購入費の緊急告知FMラジオの件についてご質問を頂戴いたしました。今回70台を整備したいということで先ほど説明しておりますけれども、その後の予定はというご質問でございます。一応緊急時の町民に対するいろんな情報の伝達方法として、防災無線でありますとか、モバイルメールでありますとか、緊急ラジオということで、多彩な通信手段という形で現在整備を進めさせていただいておりまして、今回手薄になっている教育機関、あとは老人ホーム等への一つの手段ということで、防災ラジオ70台を整備する計画としているところでございます。一応防災ラジオは、今回の70台という形で、整備はこれで終了という形にしたいと考えております。 今後につきましては、防災ラジオあとはモバイルメール、さらには今回避難所開設の際にも使っておりますけれども、金ケ崎町内にいらっしゃる方の携帯電話にご通知するエリアメール等々を使いながら、緊急時の情報伝達という形を検討してまいりたいというふうに考えております。 以上で終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) 2番、千葉良作議員のご質問にお答えいたします。議員からは、3点ご質問いただいたと思っております。 1点目の統合を30年に延ばしたのではないかというご質問でしたが、幼稚園の再編計画のほうに、何年に統合しますということを書いているわけでもございませんし、統合するに当たりましては、地域との協議を経てというふうに書いてあるところがございます。これも、昨年度統合して1園にして認定こども園、これに対して地域の皆様、議員の皆様からご要望、ご意見いただいたということを踏まえまして、今年度統合と、それから認定こども園化は別に考えていきたい。その統合の部分も繰り返しいろんな場で、「統合ありきではございません」とご理解いただけるように努めてまいりました。その適正な人数を15人から25人というふうに考えておりますが、幼稚園として進めるときの適正化等は考えておりますが、それよりも人数の小さい3歳、4歳で8人、4歳、5歳で16人、そこを一つのめどに異年齢学級を編制する、それが続くようであれば、また園児数の増加が見込みがない場合は地域と協議をしますという流れで、もう何年に統合しますと、そういう案ではございません。統合というのは、地域にとっても、町全体にとってもとても大きな決断ではないかと、そこはもう重々認識しているところでございます。 繰り返しになりますが、何年に統合だとか、統合を前提にという案ではございません。むしろといいますか、人数がその幼稚園に増加できるように、これまで課題であった周知、広報の取り組み、そこは足りないのではないかというご意見も複数いただいておりますので、そこは私たちも課題だと思っております。そういう取り組みを今でも続けているところですが、これからも努めてまいりたいと思っております。 また、議員のご質問の3つの中の1点に、来年度3歳児として入る子供の数が今の3歳よりもふえている。その状況につきまして、私先ほど答弁させていただきましたが、事務局のほうで周知、広報をしたからふえたというふうに思っておりません。たくさんある要素の一部で私たちの周知というのも効果があったのかなとは思っていますが、これもちょっと自信のないところではありますが、答弁の中で私「皆様にご協力をいただいたおかげで」とか「ご協力をいただいて」と話したというふうに記憶しておりますが、私たちの広報のおかげでふえたとか、そういう認識ではございません。何か私たち役に立ちたい、ふやしたい、そういう思いでございます。それも幼稚園の保護者説明会からいただいたアイデア、チラシこういうふうにつくったほうがいいのではないか、ポスターはこういうのがあったほうがいいのではないかというご意見いただいて、それを形として進めているところです。 これも繰り返しになりますが、英語の取り組みだとか、町内の地域の皆様、保護者の皆様、子供たちはわかってはいるのですが、それを他市町村の皆様、多分ご存じないという方もいらっしゃると思うので、そういうところも含めてなくすというものではなく、園児数の増加に向けた取り組みをしてまいりたいと思っております。 なかなかそれも課題は多いと思います。子供の絶対数が、出生数見ておりますと、年間120人で推移している状況で、これが少しずつ減っているだとか、そういう状況を見ますと、保育園、幼稚園、トータルしても入れる子供の数は増加というのは難しいかもしれません。そういう状況も念頭に置きながら、幼稚園をなくすではなく、園児数の増加に向けた取り組みを引き続き努めてまいりたいと思っております。 また、その施設をどうやって生かすのか、幼稚園施設をどうやって生かすのかにつきましては、幼稚園ですので、教育施設として生かしていきたいというふうに考えております。ただ、これも保育のニーズもある、そこにも対応したほうがいいのではないか、保護者にもそういうニーズは、保育のニーズがあるというのは、そこは把握しておりますので、今預かり保育、預かりという形でも取り組んでいるのですが、その預かりのあり方だとか、あとはこれもお弁当おかず給食ということで、各園で頻度はばらばらなのですが、そういう昼に御飯を食べる、おかずを食べる、そういう取り組みについても、これも統合ありきではなく、どうやればその地域にとってよりよい教育施設になるのかというのは、話し合いというか、住民の皆様の声を傾聴しながら、よりよく対応できるように努めてまいりたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 補正予算書31ページの給料及び職員手当の状況の中で職員1人当たりの給与というのが出ております。これをもとにした場合に、年間1人平均どのくらいの金額になるのかというご質問でございました。 ここで出ております例えば30年11月1日現在の2通り、平均給料というのと平均給与というのが出ております。給料につきましては、それこそ給料表に基づく給料、これを職員で平均したものでございますし、ここの平均給与月額につきましては、給料のほかに例えば扶養手当とか住居手当とか、さまざま手当が出ますけれども、それも加味した中での月額平均ということです。11月1日現在ですので、これには例えば勤勉手当とか期末手当とか、そういったものは加味されておりません。ということで、年間というふうな話になりますと、例えば平均給料月額が行政職であればおよそ29万円くらいです。29万円掛ける大体12カ月という形になりますし、あとは手当関係は4.45カ月分出ます。そういったものを加味しますと、大まかではございますけれども、平均しますと500万円から550万円くらいの間ではないかと。細かい数字は持ち合わせていませんが、概略的にはそういったことだと思っております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) それでは、最後のほうの給料のほうからいきますが、平均39.7歳で500万円から550万円、そのくらいではないかと。39.7歳です。この前のというか、現在地域懇談会やっているわけですが、その資料の中で私も聞いたのですが、幼稚園で3名雇うと1,950万円、1人当たり650万円ですか。650万円の給与で年間6,500万円かかるというし、もう一つは3人雇うと1,950万円かかるという資料なのですが、この前聞いたとき次長さんは、そんなに高いものでもないような話にも聞こえたのですが。聞こえたのですがです、どういう人を雇うのかわかりませんが、どういう人を雇うのですか、それ聞かなければならない。どういう人を雇うつもりでこの計算が出てきたのか、そこをお願いしたい。非常に高い計算でないか、見積もりではないかと思うのですが。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 資料には、平均約650万円というような形なのですが、これは幼稚園の先生方です。支払いの実績で、人数で割った数が大体この程度の金額ということで、その年齢にもよって高い低いがあるのですけれども、これは今までの幼稚園の先生方の、正規職員の支払いの実績を人数で割った平均で大体このぐらいということで出しています。なので、臨時とか非常勤の職員ではなく、正規職員の場合ということで数字は出させていただきました。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 先ほどお話をしました平均給料、給与につきましては、直接職員に渡る部分でございまして、人件費といった場合には、今回の補正予算要求書でいいますと、30ページの総括のところに、給与費の次に共済費というのがあるわけですけれども、教育委員会のほうで試算した場合には人件費ということで、給与費プラス共済費というのも加味して算定をしているものだと思います。一般会計でいいますと、共済費1人当たりにしますと、やはり120万円程度かかっておりますので、それを加味しますと、先ほど私が話しした金額とほぼ一致するのかなと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) それにしても随分高い平均で計算したものだなという、もう少し臨時でもし採用になればもっと安いでしょうし、それから若い人が来ればはるかに。これ39.7歳ですから、この人たちを雇っていけば、全部主任クラスになってしまう。そんな人たちばかり集めてやるなんというのは考えられないから。ということからいくと、私はこの資料自体が、説明している資料自体がちょっとおかしいと。こういうことを町民に投げかけていると、やっぱり町民は誤解するのではないかなと。何を誤解するかというと、今話しされたけれども、6,500万円もかかるのであれば、こんなに無駄遣いしてはいけないというふうな認識にすぐ立ちます。これもう少しやっぱり常識的な額を出すべきでなかったかなというふうに思っています。もしこれからまた懇談会続けていくようであれば、ここを訂正して述べるなり何かしていかないと、本当に悪い言葉で言えば、ちょっとごまかしているのではないかという感じがします。ですから、そこのところをお話ししておきたいと思います。 それから、あと同僚議員も話ししましたが、ここには南方幼稚園の改修という、そういう名前で載っているわけですものね。私見たときも、あら、南方、何しに改修するのだろうという。そして、きょう来てみたらば、ここに認定こども園のための関連施設だと。そういうふうなにおいはしていましたけれども、でも、けさになってから、これがぼっと出てきたというのは、やっぱり私は、どうも何を、どれを見ても。 町長さんさっき言ったとおり、びょっと出したわけではないです。だから、拙速だという言葉を使わなくても、いずれ余り吟味されていないなと。これは、委員会のところでもお話ししましたけれども、4回やって、5回やって、9回ぐらいで、実際には何回もできるわけではないのですが、しかも視察もしていないし、見ていない。そういう中でこれを決めたというのは、やっぱり統合ありきで私は来たのではないかというふうなことで、この南方幼稚園の改築工事、設計委託料には賛成しかねるということを申し上げて終わりたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 △動議の提出について ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉正幸であります。本補正予算採決前に、組み替え動議を提出したいので、お取り計らいをお願いいたします。 組み替える中身は、南方幼稚園増改築工事設計費864万円をゼロにする組み替え動議であります。お取り計らいをお願いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) ただいま本案に対して、9番、千葉正幸君から予算組み替えの動議が出されました。 ここで、賛成者があることを確認いたします。賛成する議員の挙手を願います。           〔挙手あり〕 ○議長(伊藤雅章君) この動議は、ほかに1名以上の賛成者がありますので、成立いたしました。 したがって、これを本案とあわせて審議することとし、発議者の説明を求めます。 9番、千葉正幸君、登壇の上説明を願います。           〔9番 千葉正幸君登壇〕 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉正幸であります。ただいまは、動議の成立、ありがとうございました。 私は、本補正予算の10款教育費、1目の幼稚園管理費、13節委託料864万円、南方幼稚園増改築工事設計委託料をゼロにする組み替え動議の理由をご説明申し上げます。 今まで何回かの議会に対する説明会もありましたが、十分な時間をとり議論をするという状況ではない、報告あるいは説明という段階でありました。この間議員といたしましても、関連する常任委員会とか全員で他市町村の認定こども園を見て歩くとか、あるいは町内の幼稚園を回ってご父兄や先生方の意見を聞くという行いも実施いたしました。それらを総合して、議会としてもこういう格好ならいいなというのは、話し合って決めたわけではありませんが、先ほど申し上げましたように東南に偏っていると。ですから、六原幼稚園を残すとか、あるいは全部の幼稚園を認定こども園にするとか、あるいは民間委託で民間との連携を強めて、ゼロ歳から就学前までの幼児教育を充実するという案とかさまざまな案が出ております。それは、必ずしも町当局が出した案に一致するものではありません。 あるいは、住民のその後の声、町政座談会の声を聞いても、いやあ、将来はすぐなくなるのかというような不安や不満があることも事実であります。したがって、この案を取り下げ、組み替え動議の後、賛成多数であれば、町長のほうで組み替えをお願いしたいと思う次第であります。 2点目の理由は、地方自治法222条の解釈ですが、私も関係機関、あるいはその筋の意見を聞きました。認定こども園にするために南方幼稚園の増改築の予算を定めるというのであれば、最初にこういうふうな格好でやるからという認定こども園構想というのが出てきて、その中に概要設計でもあるべきであります。それもなしに急遽864万円という大金の設計費が出てきたことは、議会を軽視しているのではないかと。議会ばかりではなくて、関心のある町民の方々、その地域のリーダーの方々に納得してもらえる状況ではないと私は考えるわけです。つまり222条は新しい施設をつくる場合は条例設定と同時に予算の同時提案というのが原則だと私は思います。百歩譲っても、認定こども園、このようにするのだという構想も、言われていれば話は別だったかもしれません。その方向もわからないで、議員に判断せいと言われても、選挙で当選した私たちが町民の期待を裏切ることにつながるわけでございますので、もう少し長い時間とは言いませんので、再検討する時間を持って、納得の上の議決をお願いしたいと、こういう理由で提案をしたわけでございますので、同僚議員のご賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 発議者からの説明が終わりました。 お諮りします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後2時55分まで休憩を宣します。            休憩(午後 2時35分)                                                    再開(午後 2時55分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 先ほどの発議者に対する質疑はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。 次に、この動議に対する討論を行います。討論ありませんか。 先に、反対討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) では、7番、阿部隆一君。           〔7番 阿部隆一君登壇〕 ◆7番(阿部隆一君) 先ほど千葉正幸議員が提案した動議に賛成する立場で討論します。 この864万円、南方幼稚園の増改築工事費用ですけれども、これは認定こども園のための準備という、そういう説明がありました。私は、一般質問等でも述べましたけれども、南方幼稚園は幼稚園として存続させ、預かり保育や給食等を充実して、実質こども園的な幼稚園にして対応すれば十分でないかなと。改めて3歳から5歳の認定こども園にする理由、大きな財政をつけてやる理由は、私はないというふうに考えております。むしろ同僚議員が一般質問等でお話ししたように、六原幼稚園とか永岡幼稚園をこども園にして、地域の保護者の方々が安心して暮らせるような状態につくっていくことが大事ではないかなというふうに私は考えます。 今回の一般質問でも私以外にも同僚議員お二人がこの方針に対する疑問があるというふうな一般質問をいたしました。まだまだ議会としての論議が不十分であるというふうに私は感じております。これを一旦取り消して、さらに議論を深めて、ほぼ全会一致で採択できるような状態に持っていくべきではないかというふうに考えて、この動議に賛成する立場で討論いたします。 同僚議員の皆さんの賛同をお願いして、討論を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに討論はありませんか。 賛成討論、15番、佐藤千幸君。           〔15番 佐藤千幸君登壇〕 ◆15番(佐藤千幸君) 賛成する立場から発言をさせていただきます。 金ケ崎町を取り巻く社会情勢、経済情勢は大きく動いております。今回上程された補正予算(第5号)は、どれも重要なものであり、可及的速やかに処理すべき案件、全体に依存はないものであります。ただ1点、南方幼稚園改築工事設計864万円については、まだ生煮えの議論が続いており、将来に禍根を残さないような結論を導くためにも別扱いとすべきだと思います。 よって、修正動議に賛成するものであります。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決を行います。採決の方法は、起立により行います。 まず、議案第5号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算に対する組み替え動議について採決を行います。 本組み替え動議に賛成する各位の起立を求めます。           〔起立少数〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立5名で少数であります。 よって、この動議は否決されました。 次に、議案第5号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算についての原案に対する討論を行います。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決を行います。採決の方法は、起立により行います。 議案第5号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算については、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立多数〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立9名で多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第6、議案第6号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 住民課長。           〔住民課長 佐藤茂志君登壇〕 ◎住民課長(佐藤茂志君) 日程第6、議案第6号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算についてご提案いたします。議案書31ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 以上で説明を終わります。なお、本補正予算につきましては、去る11月29日開催の国民健康保険運営協議会に諮問し、適正である旨の答申をいただいていることを申し添えます。原案のとおりご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 二、三点質問いたします。 まず、4ページの財政調整基金繰入金483万9,000円を繰り入れて、年度当初には繰越金含めて基金等繰越金で約4億円あったと思うのですけれども、これを繰り入れると、実際に繰越金等基金の残高は幾らになる見込みかお伺いしたいと思います。 それから、この前の一般質問で国保税の減額にかかわって、子どもの医療費が8月に前月比で210万円増加して420万円程度と2倍になったというふうに書いておりますけれども、これは国保世帯の子どもの医療費のことなのでしょうか。それとも、国保世帯だけではなくて社会保険というのですか、被用者保険のほうの子供を含めて全体の子どもの医療費助成なのか。これ見ると、国保税のところに書いてあるから、国保の点かなと思ったのですけれども、その点を2点、まずお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 住民課長。 ◎住民課長(佐藤茂志君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 最初の基金残高と繰越金についてお答えいたします。年度当初におきましては、基金残高は2億9,300万円ほどありましたが、繰越金につきましては1億1,400万円ほどありました。これにつきましては、9月補正におきまして、基金につきましては繰越金から4,600万円ほど積み立てたものであります。それ以外の部分の繰越金につきましては、国保税の減額分に1,000万円ほど、当初と6月補正で基金から繰り入れた部分の3,400万円をこの繰越金から、ほか償還金等2,300万円ほどに算入したことから、基金につきましては現在ゼロでありまして、最終的に基金残高は、現在3億3,900万円ほどとなっております。 次に、子ども医療費分につきましては、これは国保世帯だけではなく全体の医療費となっております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一議員。 ◆7番(阿部隆一君) 今年度から国保制度が変わって県一元化になって、医療給付費は県から支給されるわけです。ただ、町内の国保世帯の医療費が多くなると、来年度の分担金に影響するということなのですけれども、この来年度の、いわゆる県から示される分担金に関係して、今年度の国保世帯の医療給付費というのは、現在のところ昨年に比べて多くなっているとか少なくなっているとか、その辺はわかっている範囲でいいですので、お願いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 暫時休憩します。            休憩(午後 3時12分)                                                    再開(午後 3時13分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 答弁願います。 住民課長。 ◎住民課長(佐藤茂志君) お答えいたします。 現時点で昨年度比、約90%の減となっております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 同月比で比較して90%減ということなのでしょうか。昨年度……           〔「90%」と言う人あり〕 ◆7番(阿部隆一君) そうですか。となれば、来年度の県から示される分担金は、今年度より多くなるということは考えられませんね。したがって、来年度の国保税の減額も可能ではないかなと思うのですけれども、その辺はどうなのでしょう。 ○議長(伊藤雅章君) 住民課長。 ◎住民課長(佐藤茂志君) お答えいたします。 納付金の算定につきましては、過去3年間の医療給付費分を平均してということなので、今年度分だけではなく過去2年間分もありますので、確実にその分が減るかという部分では、ちょっと今の時点ではお答えすることはできません。 また、医療水準等もありますので、医療費だけが全て減ったもので納付金が減るというものではございません。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。 採決をいたします。採決は起立により行います。 議案第6号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算については、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第7、議案第7号 平成30年度金ケ崎町訪問看護ステーション事業特別会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 保健福祉センター事務長。           〔保健福祉センター事務長 相澤 啓君登壇〕 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 日程第7、議案第7号 平成30年度金ケ崎町訪問看護ステーション事業特別会計補正予算についてご提案申し上げます。議案書32ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 以上で説明を終わります。原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 1点だけ教えていただきたいのですが、補正額ゼロですよね。節の異動については、議決事項でございましたか。確認をいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 暫時休憩いたします。            休憩(午後 3時19分)                                                    再開(午後 3時22分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 答弁願います。 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) お答えいたします。 当方といたしましては、人事院勧告に伴う給与費の補正ですので、全ての職員の分が必要ということで判断をして提案をさせていただいたものでございます。 以上で終わります。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第7号 平成30年度金ケ崎町訪問看護ステーション事業特別会計補正予算については、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第8、議案第8号 平成30年度金ケ崎町介護保険特別会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 保健福祉センター事務長。           〔保健福祉センター事務長 相澤 啓君登壇〕 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 日程第8、議案第8号 平成30年度金ケ崎町介護保険特別会計補正予算についてご提案申し上げます。議案書33ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 以上で説明を終わります。原案のとおりご決定賜りますようお願いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉です。確認ですが、歳出のその他財源というのは、一般会計の繰り入れのことを言うのですか。そのほかに何かありますか。2ページの歳入、繰入金の一般会計繰入金だと633万8,000円減額になっていますが、この理由は何ですか。 ○議長(伊藤雅章君) 暫時休憩します。            休憩(午後 3時31分)                                                    再開(午後 3時33分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 お諮りいたします。本休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後3時50分まで休憩を宣します。            休憩(午後 3時34分)                                                    再開(午後 3時50分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 それでは、保健福祉センター事務長の答弁からお願いします。 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 大変お待たせしました。申しわけございませんでした。 補正予算書3ページ、歳入歳出補正予算事項別明細書、歳出のところの特定財源の関係でございます。特定財源、その他の部分につきましては、2ページの4款支払基金交付金の1,399万4,000円、それから7款繰入金の1,675万4,000円がその他の財源となっているものでございます。 以上です。           〔何事か言う人あり〕 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 一般会計繰入金、こちらにつきましては、給付費への法定の市町村負担分でございまして、今回の補正で給付費が減ったので、その分12.5%分の一般会計の給付費の繰入金が減となったものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 7ページの保険給付費の地域密着型介護サービス費がマイナス3,000万円、次の施設介護サービス給付費がマイナス2,000万円、こうなっています。これは、施設入所が予定どおり進まなかった、あるいは施設があいているにもかかわらず入らなかったということなのかお伺いしたいと思います。地域密着型介護サービスについては、年度当初は10床あいていましたけれども、最近半分ぐらい、5人ぐらい入ったという話もありますけれども、この3,000万円減額して今年度大丈夫なのかどうか、その辺も含めてお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 補正予算書7ページ、2款1項3目地域密着型介護サービス給付費3,000万円の減につきましては、町内の地域密着型特別養護老人ホームでワンユニット稼働していなかったという、10月から稼働を始めたわけでございますけれども、当初予算ではフルに稼働するということで予算措置したものでありましたので、その稼働がおくれた分の給付費の分を減額するものでございます。 それから、施設介護サービス給付費につきましては、広域型の特別養護老人ホーム、それから老人保健施設、こちらのほうにつきまして、入所者数がちょっと減ってきているということで、前年度よりも下回った形となっておりますので、今のところの見込みでいきますと、大体このぐらい落としても大丈夫だろうということで減額するものでございます。給付費の見込みによる減でございます。 以上でございます。
    ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) そうすると、この施設介護サービスについて減っているというのは、施設に空きベッドがあるという、出てきているということなのでしょうか。その辺お伺いします。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) お答えいたします。 ベッドの数といいますか、入所者の件数でございますけれども、昨年度同期と比較しまして、今のところ月々当たり四、五人ずつ入所者が減っているというような状況になっております。この介護老人保健施設が当町の分だけではなくて、他市町村の分で特例入所もあるかと思いますので、全てがあいているというふうには申し上げませんけれども、この利用状況を見れば、若干人数が減ってきているというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第8号 平成30年度金ケ崎町介護保険特別会計補正予算については、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第9、議案第9号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 保健福祉センター事務長。           〔保健福祉センター事務長 相澤 啓君登壇〕 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 日程第9、議案第9号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計補正予算についてご提案申し上げます。議案書34ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 以上で説明を終わりますが、本予算案につきましては、11月29日開催の国民健康保険運営協議会においてご承認いただいている旨申し添えます。原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 13番、千葉和美君。 ◆13番(千葉和美君) 13番、千葉であります。私は、この補正予算には当たらないと思いますが、その他の項目がないので、議長のお許しをいただければ質問したいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) どうぞ。 ◆13番(千葉和美君) よろしいですか。それでは、1点だけ伺います。 本町の診療所のドクターの定年の年齢は幾らぐらいになっているのですか。その辺をひとつ聞きたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 13番、千葉和美議員のご質問にお答えいたします。 医師の退職年齢につきましては、65歳というふうに条例で決まっております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 13番、千葉和美君。 ◆13番(千葉和美君) 65歳ということでございますが、ドクターの定年延長を考える必要があると思いますが、その辺、町長はどのように考えておりますか。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) ドクターも定年延長と、こういうことですが、今金ケ崎町では再雇用と、こういう公務員の制度の中で職員の再雇用をしています。しかし、県立病院等を含め、他の病院の状況を見てまいりますと、65歳定年ではないようなところが多くなってまいりました。よって、その定年については私は検討課題だと、こう思っておりますので、前向きに取り組んでまいりたいと、こう思います。 ○議長(伊藤雅章君) 13番、千葉和美君。 ◆13番(千葉和美君) 今町長から、前向きに検討ということでございますが、岩手県で公的診療機関で定年70歳まで延長している医療機関がどのくらいあるものか、その辺をひとつ伺いたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 資料が手元にないので、正確には把握しておりませんけれども、奥州市の市立病院、それから大船渡市の市立病院は年齢が70歳となっております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第9号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計補正予算については、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第10、議案第10号 平成30年度金ケ崎町水道事業会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 水処理センター所長。           〔水処理センター所長 渡邊 学君登壇〕 ◎水処理センター所長(渡邊学君) 日程第10、議案第10号 平成30年度金ケ崎町水道事業会計補正予算についてご提案申し上げます。議案書35ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 以上で説明を終わりますが、本予算は去る11月20日開催の金ケ崎町上下水道運営協議会において承認されたことを申し添え、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 今補正に絡んで、経営移譲の考え方を町長に伺います。 水道法が改正になりまして、PFI法の一部であるコンセッション、経営移譲ですか、そういうことの導入によって、これから配水管の改良工事などにお金がかかってくるわけですけれども、そういう民間の導入を検討するお考えはありますか、お伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 今水道法の改正、いろいろ論議されて、国会は通りました。しかし、現実的な課題からすれば、諸外国の例ではフランスの例がそうなのですが、民間に委託して、その後また国と、こうなったわけです。やはり利益とは申し上げませんが、公共の用に供する施設、あるいはそういう類の事業はかなり慎重にやらなければならないだろうと、こう思います。そういう意味と、水道はここは金ケ崎だけではなくて奥州市と一緒の、いわゆる俗に言う広域水道と、こういう部分がございます。いわゆる胆沢ダム活用によるところであります。それらとの関係もありますので、町単独で選択をするということについては、私は今のところはないと、こう思っています。今後の見通しの中で奥州市、あるいは国はさらに広域を求めております。そういう点から見ますと、そういう動向を見ながら考えなければならない点だと、こう思っていますし、また一部民間に業務委託あるいは支援といいますか、協力をいただいておるというのも今の実態でございますから、当分はこういう状態を見た上での判断と、こうなります。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 町長と意見が一致しました。 総務省で出した平成40年度に向けた計画の中を見ますと、広域的な2層構造といいますか、例えば定住圏構想を西和賀、北上、金ケ崎、奥州ですか、採算の合わないようなものは広域でやるというようなことを総務省では推奨しているように私は読み取りました。がしかし、その後の表現などを見ますと、市町村合併をしなかったところとか、さらに合併したほうがいいというような色合いも見えるのですけれども、やはり自立を目指して進んできた金ケ崎町でございますので、そういう地方の中核の中央集権みたいなものには加わらないで、町単独の姿勢を貫いて、特にも水道事業については安心安全な水を安く供給するようにご努力をお願いして終わります。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第10号 平成30年度金ケ崎町水道事業会計補正予算については、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第11、議案第11号 平成30年度金ケ崎町下水道事業会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 水処理センター所長。           〔水処理センター所長 渡邊 学君登壇〕 ◎水処理センター所長(渡邊学君) 日程第11、議案第11号 平成30年度金ケ崎町下水道事業会計補正予算についてご提案申し上げます。議案書36ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 以上で説明を終わりますが、本予算案は、去る11月20日開催の金ケ崎町上下水道事業運営協議会において承認されたことを申し添え、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 1点だけ質問いたします。 9ページ、3の営業外収益のところに他会計負担金、これは一般会計からだと思うのですけれども、3億9,415万9,000円が入っていて、補助金というのは国からだと思うのですけれども、その確認と、次の(4)、長期前受金戻入というのですか、この1億9,077万7,000円入っていますけれども、これも一般会計からではないのかなと思うのですけれども、この長期前受金戻入というのはどこからの1億9,000万円なのかお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 水処理センター所長。 ◎水処理センター所長(渡邊学君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 9ページの(4)、長期前受金戻入については、これは現金を伴わない収益になります。減価償却費見合い分をこの営業外費用として収入に入れているものでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第11号 平成30年度金ケ崎町下水道事業会計補正予算については、原案どおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △散会の宣告 ○議長(伊藤雅章君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                                (午後 4時23分)...