紫波町議会 > 2020-12-09 >
12月09日-04号

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  1. 紫波町議会 2020-12-09
    12月09日-04号


    取得元: 紫波町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    令和 2年 12月 定例会(12月会議)       令和2年紫波町議会定例会12月会議議事日程(第4号)               令和2年12月9日(水曜日) 午後2時30分開議 日程第1 請願・陳情      請願第1262号 「子ども一人ひとりを大切にし、感染症にも強い少人数学級」を速やかに実現することを求める請願書               (すこやか町づくり常任委員長報告) 日程第2 議案第84号 紫波町空家等の適切な管理に関する条例             (条例審査特別委員長報告) 日程第3 議案第85号 紫波町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第86号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 日程第5 議案第87号 紫波町税条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第88号 令和2年度紫波町一般会計補正予算(第8号) 日程第7 議案第89号 令和2年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第8 議案第90号 令和2年度紫波町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第91号 令和2年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 日程第10 議案第92号 令和2年度紫波町下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第11 議案第93号 令和2年度紫波町一般会計補正予算(第9号) 日程第12 発議案第6号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の速やかな実現を求める意見書 日程第13 議員派遣の件本日の会議に付した事件 議事日程のとおり出席議員(18名)      1番  高橋敬子君     2番  浅沼有朋君      3番  北條 聡君     4番  阿部秀一君      5番  戸塚美穂君     6番  佐々木純子君      7番  阿部美佳子君    8番  熊谷育子君      9番  根水康博君    10番  細川 久君     11番  及川ひとみ君   12番  作山秀一君     13番  藤原修一君    14番  箱崎勝之君     15番  北條喜久男君   16番  細川惠一君     17番  藤原惠子君    18番  武田平八欠席議員(なし)地方自治法第121条第1項の規定により出席した説明員  町長         熊谷 泉君   副町長        藤原博視君  教育長        侘美 淳君   生活部長       羽生広則君  産業部長       阿部薫之君   建設部長       中田秀男君  企画総務部長     高橋 堅君   教育部長       八重嶋 靖君  町民課長       畠山和史君   長寿介護課長     野村直子君  農政課長       浦田文伸君   環境課長       柳沢 守君  商工観光課長     内城 拓君   土木課長       齊藤克夫君  下水道課長      吉田裕之君   総務課長       長谷川 崇君  企画課長       鎌田千市君   財政課長       高橋佳治君  資産経営課長     谷地和也君   税務課長       古内広貴君  消防防災課長     熊谷欣弥君   学務課長       葛 博之君  学校教育課長     山村 淳君   生涯学習課長     須川範一君  こども課長      吉田真理君   農業委員会長     岡市充司君  農業委員会事務局長  藤根あけみ君  代表監査委員     熊谷順太事務局職員出席者  議会事務局長     藤原信夫君   議会事務局次長    谷地舘 勝君  書記         中上博樹君 △開議 午後2時27分 △開議の宣告 ○議長(武田平八君) ご苦労さまです。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は18名であります。 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(武田平八君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(武田平八君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 議会基本条例に関する検討委員長から委員会調査報告書を受理しており、その写しを配付しております。 今期会議において、町長から追加議案を1件受理しております。また、発議案1件を受理しております。 いきいき町づくり常任委員長及びすこやか町づくり常任委員長からそれぞれ委員会調査報告書を受理しており、その写しを配付しております。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △請願・陳情の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) これより本日の議事日程に入ります。 日程第1、請願・陳情を議題といたします。 請願第1262号 「子ども一人ひとりを大切にし、感染症にも強い少人数学級」を速やかに実現することを求める請願書について、すこやか町づくり常任委員長の報告を求めます。 9番議員、根水康博君。     〔すこやか町づくり常任委員長 根水康博君登壇〕 ◆すこやか町づくり常任委員長根水康博君) ただいま議題に上がっております請願第1262号、すこやか町づくり常任委員会の審査結果を報告させていただきます。 報告に際しましては、お手元に報告書をお渡ししておりますので、お目通しをお願いします。 それでは読み上げます。 請願審査報告書。 本委員会に付託された請願を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第93条の規定により報告します。 付託年月日、令和2年11月19日。 件名、請願第1262号 「子ども一人ひとりを大切にし、感染症にも強い少人数学級」を速やかに実現することを求める請願書。 審査結果、採択すべきもの。 意見、なし。 措置、意見書を提出。 議員各位にご賛同いただきますようお願い申し上げて報告といたします。よろしくお願いします。 ○議長(武田平八君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑、討論を終結し、採決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 採決いたします。 請願第1262号 「子ども一人ひとりを大切にし、感染症にも強い少人数学級」を速やかに実現することを求める請願書委員長報告は採択すべきものであります。 よって、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第1262号は採択とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第84号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第2、議案第84号 紫波町空家等の適切な管理に関する条例を議題といたします。 本案については、条例審査特別委員長からお手元に配付してあります報告書のとおり報告がなされております。 お諮りいたします。 本案については、条例審査特別委員会で審査が十分になされたものでありますので、委員長報告並びにこれに対する質疑は省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、委員長報告並びに質疑を省略し、討論に入ります。 11番議員、及川ひとみさん。     〔11番 及川ひとみ君登壇〕 ◆11番(及川ひとみ君) 議案第84号 紫波町空家等の適切な管理に関する条例について。 空家等の適切な管理に関する条例を制定することについては、賛成であることを最初に申し上げます。 84号において、「空家等対策の推進に関する特別措置法に定めるもののほか必要な事項を定める」とあります。特別措置法があることから、条例に書き込まなくても措置が取れるということでした。しかし、措置法には線引きや範囲など明確でない部分もあります。町の条例に特措法にプラスできることも可能ではないでしょうか。人口減少核家族化所有者不明や相続など、空き家に関しては解決に時間がかかる困難な事例も多く簡単にはいかず、住民の協力を得ることが重要です。ほかの市や町でも条例を制定していますので、条例をつくる際には担当課でも参考にしたと思われますが、条項は多くなっても体系的に読み取れるものにつくられていると、見たときに分かりやすいと思います。 町では、法に定めている部分は重複しない形で条例をつくることになっているということですが、本条例に関しては防災、衛生、景観など町民に影響を及ぼし、所有者には費用の面も関わることから、特定空き家の認定や助言、指導、勧告など町長が行うことを盛り込むなど、町民に分かりやすい条例にすることが周知や浸透させていく上で必要と思います。いま一度練り上げて町民とともに対策に取り組めるよう期待し、反対討論とします。各議員の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) 次に、賛成の方の発言を許します。 8番議員、熊谷育子さん。     〔8番 熊谷育子君登壇〕 ◆8番(熊谷育子君) 議案第84号 紫波町空家等の適切な管理に関する条例の制定について、賛成の立場から発言をいたします。 この条例は、空家等対策の推進に関する特別措置法に定めるもののほか、空き家等の適切な管理に関して必要な事項を定めることにより、良好な生活環境の保全及び安全で安心して暮らすことができる地域社会の実現に寄与することを目的としたものです。 この条例では、空き家等について町民から情報の提供を求める情報提供について、空き家等が重大な損害を及ぼす危険な状態が切迫している場合の必要最小限度の措置を講じることができるとした応急措置について、特定空家等の認定に関する協議などを行う空家等対策協議会の設置などについて定めています。このことから、今まで特別措置法で定められている事項では対応できなかった事案が条例制定により対策を講じることが可能になります。 適切な管理が行われていない空き家等は防災、衛生面等地域住民生活環境に深刻な影響を与えます。本条例が町民の安心で安全な生活環境の保全のために必要であると認めます。そして、町民に対する十分な周知を行い、空き家にならない予防対策にも積極的に取り組んでいただくことを要望して、賛成の討論といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
    ○議長(武田平八君) 討論を終結し、採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第84号 紫波町空家等の適切な管理に関する条例の委員長報告は、可決すべきものであります。 よって、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(武田平八君) 起立多数であります。 よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第85号の質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第3、議案第85号 紫波町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑に入ります。 16番議員、細川惠一君。 ◆16番(細川惠一君) 今度の議案第85号は、介護保険の関係では様々な基準とか条例が改正されてまいりましたけれども、今度の第6条にある主任介護支援専門員とそれに代わって例外として介護支援専門員管理者とすることができる要件を定めるということでありますが、この条例からいって紫波町の介護の関係、ケアマネージャーとも言いますけれども、そういうところはどういう状況になっているのかということと、この附則の第3項にあるということで、令和3年、来年の3月31日の時点で主任介護支援専門員でない者を管理者として管理者要件の適用を猶予するということで、令和9年3月31日までということですが、この点で紫波町はどういう状況になっているのか。その点も含めて人員の配置もあると思いますし、あと介護報酬の関係でそれぞれ施設があると思いますが、こういうところではどういう状況になっているのか、その点を伺っておきたいと思います。 ○議長(武田平八君) 野村長寿介護課長。 ◎長寿介護課長野村直子君) ただいまのご質問についてお答えいたします。 まず初めに、町の介護支援専門員のいる事業所の状況についてでございますが、町内のケアマネがいる事業所につきましては、現在7か所ございます。 そして、2点目の、今回の改正の状況に併せて紫波町の状況ということですが、この7か所の居宅介護支援事業所の中で、今、主任介護支援専門員管理者となっているのが4か所ございます。約6割は主任介護支援専門員管理者になっているという状況です。そのほかのそうなっていない事業所のうちで、2か所につきましては管理者以外で主任介護支援専門員の資格を持っている方もいらっしゃるということで、今回、主任介護支援専門員じゃない介護支援専門員管理者のところについて令和9年までにその要件を満たせる可能性はあると考えております。以上です。 ○議長(武田平八君) 16番議員。 ◆16番(細川惠一君) 場所というか何か所かということも答弁されましたけれども、この令和9年3月31日までには解消するということであります。そういったところで、管理というところに関わってどういう中身で、管理者ということですから、いろいろ施設の管理の面であると思いますが、その点の内容についてはどういうふうになっているでしょうか。 ○議長(武田平八君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長野村直子君) 管理者につきましては、その受けた支援事業者の、ケアプランを作成するケアマネがいる事業者でございますので、きちっとした利用者の自立に向けたケアプランを、適切なケアプランを立てていくというものでのそこを管理する者が管理者ということになります。 今回、この主任介護支援専門員管理者にするというのは、平成30年に当初改正があったものですが、そのケアマネの適正な人材を育成するあるいは今後の高齢者が増える状況において、地域でいろんな職種と連携を持って地域づくりも進めながら介護がよりよい状況で提供できる環境づくり、そういうものが主任介護支援専門員に求められている役目ですので、そういうものをきちっと踏まえて事業所が運営できるようにというところでのものというふうに認識しております。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。 11番議員、及川ひとみさん。 ◆11番(及川ひとみ君) そもそも、この管理者主任介護支援専門員とする、必要だから平成30年のときに決めたものが今回それを元に戻すような形というんでしょうか、元に戻すというか主任介護支援専門員でなくてもいいということに改正後はなるということなんですけれども、そこはどうしてそのようなことになるんでしょうか。 厚労省の省令が今年6月に出ていて、そのようなことができますよということで周知をしてくださいというふうに来ているわけですけれども、そもそもなぜそういう状況なのかということをどのように捉えているかまず1点お聞きしたいということと、それから、主任介護支援専門員になるために、これは別に試験を受けるわけではないようですけれども、多くの研修を受けて知識も専門なもの、困難事例の知識を得たりといったことで、講義を終了してやっているものだというふうにお聞きしました。事業所によっては、研修費を自己負担で受けられるところもあるという話がありますけれども、こういった中で専門の知識が必要だから主任介護支援専門員となったんですが、それが戻るということは、介護支援専門員管理者はできるというふうになるということはどういった影響が出るのかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(武田平八君) 野村長寿介護課長。 ◎長寿介護課長野村直子君) ただいまのご質問にお答えいたします。 今回の改正につきましては、原則このケアマネのいる事業所居宅介護支援専門員管理者主任ケアマネというのが原則というのが大前提でございます。ただ、主任介護支援専門員になるためには、介護支援専門員になった後5年間の専任というか経験が必要です。そしてその間にそれなりの一定の基準の研修も受けなければならないという状況でございます。 当初、平成30年に主任介護支援専門員管理者になるということにつきましては、令和2年度、来年の3月までにそういう体制をつくるようにということだったわけですが、ただ、ケアマネになってからもさらに5年間の実務経験がないといけないということで、令和3年3月末に全ての事業所主任介護支援専門員になるのはちょっと難しいという厚労省の調査の結果がありまして、それを今回猶予措置ということで、来年の3月31日現在で主任ケアマネでない者が管理者である事業所については、令和9年3月31日まで猶予するというものです。ここの6年間伸びた間で今の管理者が研修なり実務を積んで資格をきちっと取ってほしいというための今回の改正になっているということです。以上でございます。 ○議長(武田平八君) ほかに。 11番議員。 ◆11番(及川ひとみ君) やはり、この主任ケアマネは研修の間拘束されるというか時間を取らなきゃならないということで、その介護事業所でもその時間を設けたり、もしくはその研修費を出すとかいろんなことをしなければならないということが起きると思います。また、ケアマネという相談業務が主になっているために、新聞なんかでも報道されましたけれども、パワハラというかいろんな困難なことを言われたりするということで、なかなか成り手が見つからないという現状があるようです。 ですから、その辺のところをクリアしないと、なかなかこの主任介護支援専門員というのは、次々養成していくということが難しいのではないかなというふうに思いますので、そういったところの状況ですね、主任ケアマネのバックアップというか、そういったことで苦労されているケアマネさんたちのことをちょっと考えながらやっていかなければいけないと思いますので、調査とかそういったものをやりながら状況を把握していただきたいと思います。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し採決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 採決いたします。 議案第85号 紫波町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第86号の質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第4、議案第86号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を議題といたします。 これより質疑に入ります。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第86号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第87号の質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第5、議案第87号 紫波町税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑に入ります。 16番議員。 ◆16番(細川惠一君) 今度のこの議案第87号ですけれども、町税条例の一部を改正する条例ということで、国民健康保険税のことが出ております。保険税の減額についてということで、基準の見直しということです。 いろいろこの間も税条例の改正がありましたけれども、今回この中に出ているのが第703条の5に規定する総所得金額及び山林所得金額の合算額の基準を33万円から43万円とすると、改めるということを言っていますが、この中身はどういうふうになっているのか。全協でもいろいろご説明ございましたけれども、そして一定所得給与所得者及び公的年金等に係る所得を有する給与所得者等の数が2以上の場合には、それを1減じて10万円を乗じた金額を加算するという規定にするということですけれども、実際にこの国民健康保険税の減額になっていくのか、その点を伺っておきたいと思います。 ○議長(武田平八君) 古内税務課長。 ◎税務課長(古内広貴君) ただいまのご質問にお答えいたします。 まず1点目、山林所得の件でございますけれども、33万円を43万円に引き上げたということでございますけれども、これは基礎控除額、年金も同じなんですけれども基礎控除額が従来33万円のところを43万円に引き上げまして、その分公的年金ですとか山林所得については10万円の控除分が減りますので、その分を調整するために、その基礎控除分を上げたという、プラス・マイナス・ゼロという考え方です。 それから人数についてですけれども、これは1人世帯の場合は所得は調整をしなくても変わらないと、同じということなので、2人以上の世帯に限ってこの人数を調整するために、1を減にして、例えば2人世帯であれば1人分10万円プラスすると、それでプラス・マイナス・ゼロにするということです。基本的に課税額は全く変わりません。今回の条例、軽減措置についての影響はないということでございます。従来と同じということでございます。 ○議長(武田平八君) 16番議員。 ◆16番(細川惠一君) 課税額は変わらないと言いますけれども、これ多分国のほうで地方税法の施行令というのが出て、それが一部改正になって出てきたと思いますけれども、その背景はどういうふうになっているのかお聞きしておきます。 ○議長(武田平八君) 古内税務課長。 ◎税務課長(古内広貴君) 2020年からなんですけれども、平成30年の税制改正におきまして、働き方の多様化を踏まえて特定の働き方だけではなくて様々な形で働く人を応援していくという、働き方改革を後押しするための税制改革を行ったということでございます。ただ、その際に、所得の見直しをしたんですが、国民健康保険料につきましては、税制改正だけですと予期しない影響といいますか、国保の加入者に対してマイナスの影響を及ぼすということで、それについては各市町村で条例で調整するようにということになったというものでございます。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。 11番議員。 ◆11番(及川ひとみ君) ちょっと全員協議会のほうで説明があったときに、国保世帯250世帯で約1万円ぐらいの減額になるという説明があったと思いましたけれども、そうなったときの国保の会計のほうの影響というか、そういったものに何かつながりますでしょうか。 ○議長(武田平八君) 畠山町民課長。 ◎町民課長畠山和史君) 税制改正、今回の条例の改正に伴ってということになります。全体的に1万円とかというところで下がっていくということの試算は出ておりますが、根本が変わっているわけではございませんので、基礎控除等の調整を取ったと、あくまでも調整を取ったものでございますので、直接的に今回の改正で影響するものではないと考えております。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第87号 紫波町税条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第88号の質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第6、議案第88号 令和2年度紫波町一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 12番議員、作山秀一君。 ◆12番(作山秀一君) ページ数、26ページでございますが、6款2項2目24節積立金でございます。森林経営管理基金積立金のことでございますけれども、令和2年度の重点施策で経営管理制度ということで、今年2年目ということで、地域林政アドバイザー任用、それから森林経営管理事業に関する基金積立ということで約800万円計上をなされておるわけでございますけれども、今回この積立てということであります。この積立ての残高が幾らになっているのかということと、それから、1名多分その林政アドバイザーさん任用になっていると思いますけれども、大変優秀な方でありまして、来年度も継続していただきたいわけでございますけれども、来年度に関するその林政アドバイザーの3年目もやるのかということで、その辺もお聞きしたいと思います。 ○議長(武田平八君) 柳沢環境課長。 ◎環境課長(柳沢守君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 まず、森林環境基金、現在の残高でございますが、これが278万2,000円になっております。 次に、地域林政アドバイザーの件でございますが、現在、業務内容としましては、林地台帳の運用、森林経営計画の認定等をやっていただいておりますが、これにつきましては当然来年以降についても継続される事業ですので、来年についてもお願いしたいというふうに考えております。 ○議長(武田平八君) 12番議員。 ◆12番(作山秀一君) 分かりました。いずれ国のほうの森林環境税もまだ不透明でもありますし、それから県の森林税ということもまだ継続するかというのも決定していないわけでございます。 アドバイザーさんも特に必要だと思いますし、森林の多面的とかいろんな補助金で東の山のほうは大分整備なってきました。まだまだ松くい虫も収まっていない状況でございますし、整備それから鳥獣被害等々もありますので、どうぞ活躍をなされ、来年度も予算計上しながらやっていただきたいなと思います。以上であります。 ○議長(武田平八君) ほかに。 16番議員。 ◆16番(細川惠一君) まず、歳入の10ページですけれども、今の森林の関係と関連するわけでございますけれども、10ページの県支出金、林業費補助金ということで森林環境保全直接支払事業費補助金というのがあります。説明では、町有林の植林等に係る補助の増額ということですけれども、今回どの程度の面積とかそういうふうになっているのか内容をちょっとお聞きしたいと思います。 あとは、11ページの、これも関連すると思いますが、17款財産収入ですけれども、立木売払収入ということで964万円2,000円、これも町有林の立木を売り払うということの中身だと思いますが、この点の、どの程度のものが売払いになっていくのかということです。できれば、木の種類とかそういうのはどういうふうになっているのかということであります。 あとは、歳出ですけれども26ページ、これもこれと関連してくると思うんですが、町有林作業業務委託料というのがあります。林業振興費の中の12節委託料にありますが、これも町有林の関係だと思います。説明では、10ヘクタール伐採してその地ならしを行い、また植林作業実施をするということですけれども、時期的には立木売払いになった後だと思いますけれども、その点のスケジュールなどはどういうふうになっているのか、まず伺っておきたいと思います。 ○議長(武田平八君) 柳沢環境課長。 ◎環境課長(柳沢守君) それでは、ただいまのご質問にお答えします。 今回、町有林の伐採、これを行いましたのは折壁町有林でございます。面積につきましては、先ほど議員お話しのとおりでございます。これにつきましては売払いのほうがありまして、これの植林につきましては年を越しまして3月から予定をしております。 ○議長(武田平八君) 16番議員。 ◆16番(細川惠一君) 3月というスケジュールで、そういったときにやはり町有林の関係で、今この町有林の伐採とか植林については10ヘクタールということになっておりますけれども、紫波町全体で見たら、この紫波町の町有林の植林とかこれから伐採して出ていく立木、そういうのはどういうふうな状況になっているのか、その辺も伺っておきたいと思います。 あとは、この流木の関係でいろいろと、杉とかいろいろ種類があると思いますけれども、その点の、木の種類というのはどういうふうになっているのでしょうか、立木は。 あと、紫波町は資源循環のまちづくりということで、山から資源を出しながら環境をつくっていくということですけれども、その点についての方針を改めてここで伺っておきたいと思います。 ○議長(武田平八君) 環境課長。 ◎環境課長(柳沢守君) ただいまのご質問にお答えいたします。 町有林につきましては、伐期等が来ているものにつきまして計画的に伐採を進めていく予定でございます。来年につきましては、紫野町有林につきまして伐採を予定しております。 植林の樹種につきましては、現在検討はしておりますが、カラマツ等が主体になってくるものかというふうに考えております。 あと、環境に関するものでございますけれども、当然これにつきましては従来より行っておりますエコプロジェクト、これによりましてチップ化等を継続して進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(武田平八君) よろしいですか。ほかにございますか。 11番議員。 ◆11番(及川ひとみ君) ページ数でいきますと、33ページ、34ページの10款教育費なんですけれども、備品購入費ということで36万7,000円、これが中学校と小学校費と同額になっております。何か子どもたちへのフォローとかということだったかと思いますけれども、これがどういったものなのかということをまずは1点お聞きしたいと思います。 それから、戻りますけれども28ページの8款土木費、2項4目14節工事請負費の橋梁修繕工事費ということで、どの橋に関わる部分なのかお聞きしたいと思います。 ○議長(武田平八君) 葛学務課長。 ◎学務課長(葛博之君) ただいまのご質問にお答えいたします。 小学校と中学校費のところの備品購入費でございますけれども、同額になっております。同額の理由でございますけれども、学校に置きますFFストーブを2台購入する予定となっておりましたので、それぞれ2台ずつ予算計上したものでございます。以上です。 ○議長(武田平八君) 齊藤土木課長。 ◎土木課長齊藤克夫君) 橋梁修繕工事費についてお答えいたします。 橋梁については2橋梁になっておりまして、1橋が畑橋という橋梁で、こちらは片寄字百目木地内にあります野崎十二神線という町道にある橋梁になっておりまして、北日本観光の北側で黒沢川を渡っている橋梁でございます。 それからもう1橋が田中橋という橋梁でして、こちらは赤沢向畑地内、町道でいいますと向畑座比線という町道に架かっている橋梁になっておりまして、場所は県道の紫波江繋線の赤沢公民館の東側のあたりにございまして、県道から赤沢川を田んぼのほうに向かって渡る橋梁となっております。以上です。 ○議長(武田平八君) 11番議員。 ◆11番(及川ひとみ君) 学校備品は小中学校にFFストーブ2台ということでしたけれども、2台ずつですかね。やはりちょっと今コロナ禍ですので、換気とかも十分にしてやらなければならないと思うんですけれども。 関連して、ちょっと予算から外れるかもしれませんけれども、やはり感染者が出てきておりますので、学校での対応というのもちょっと求められると思うんですけれども。盛岡市内の小学校でかなり大多数のPCR検査がされたわけですけれども、そういったときにやはり誰でも感染する可能性があるんだということで、それがいじめやそういうものにつながらないような学校の対応というものを、備品もそろえながらもそういった点でのソフト面でもフォローしなければならないと思うんですけれども、そういったことの子どもたちへのそういう認識とか、差別をしてはいけないんだというようなところをどのように教育委員会でやっているかお聞きして終わりたいと思います。 ○議長(武田平八君) 侘美教育長。 ◎教育長(侘美淳君) そのことにおきましては、かねてより人権も含めて重要な、子どもたちよりも大人の側のほうが報道等でもありますが、学校の従来の道徳とかあるいは人の気持ち、まさに人権を守るという観点から、従来からそれは併せてコロナ対策の一つの重要な視点としてやっておりますので、今後ともそれは引き続きやっていきたいなと思っております。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第88号 令和2年度紫波町一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第89号の質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第7、議案第89号 令和2年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 16番議員。 ◆16番(細川惠一君) 歳入の4ページですけれども、今回、県からの交付金ということで保険給付費等交付金というので普通交付金が771万8,000円入ってまいります。これは、多分保険給付を行って申請をした部分で普通交付金が交付されるという仕組みになっているとは思いますけれども、この国保の保険給付費の状況はどういうふうに捉えているのかと。今までもいろいろ聞いてまいりましたけれども、そういった部分でどういうふうな状況になっているのかと。普通交付金のこの中身も若干お知らせいただければと思います。 あとは、歳出の5ページですけれども、保険給付費の中の一般被保険者高額療養費ということで同じ金額になっています。この中身をお聞きしておきたいと思います。 ○議長(武田平八君) 畠山町民課長。 ◎町民課長畠山和史君) それでは、ご質問にお答えします。 議員おっしゃるとおり、高額療養費、こちらのほうの歳出予算を見た見合いとして普通交付金のほうを見ているという仕組みになっております。 高額療養費のほうですが、ほかの給付というところもご質問にありましたので併せてお答えいたします。給付の状況ということですが、全国、国のレベルでいくとそれなりに下がっているというのが今の保険医療の部分で、いまだに下がっていると。やはり受診控えというところがあっての下がりというものだと思われます。 当町においては、全国のレベルよりは下がっていないというのが実情でございます。その辺の理由というのはなかなか分析しづらいんですけれども、もう少し下がるのかなというところも予想しておりましたけれども、それほど下がっていないという実情でございます。 実際、療養費、給付のほうについては、実際の診療よりかなり遅れて精算していくことになりますので、これからまた数字が出てきてということにはなりますけれども、その中で高額療養費については計算をしていくと、ちょっと3月あたりで足りなくなりそうだという面が出てきましたので、今回補正をさせていただいて、その見合い分として普通交付金を見たという内容でございます。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第89号 令和2年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第90号の質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第8、議案第90号 令和2年度紫波町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第90号 令和2年度紫波町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第90号は原案のとおり決しました。--------------------------------------- △議案第91号の質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第9、議案第91号 令和2年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。 16番議員。 ◆16番(細川惠一君) 4ページの歳入ですけれども、この中に、国庫支出金の中に保険者機能強化推進交付金、これが新規で121万1,000円と。あとは新規で入ったのが介護保険保険者努力支援交付金というのが、今回の新規でこれは425万8,000円ということで入っておりますけれども、国民健康保険の関係でもこういった保険者努力支援交付金というのが項目に入ってきましたけれども、今回、介護保険のほうにも交付金が入ってきたわけですけれども、どういう点で、この介護保険事業をやる点で評価されてということだと思いますが、この点の中身をお聞きしたいと思いますし、あと、この保険者機能強化推進交付金、地域支援事業に対する取組について評価したものが入ってくるという説明がありましたけれども、これも併せてご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(武田平八君) 野村長寿介護課長。 ◎長寿介護課長野村直子君) ただいまのご質問にお答えいたします。 この保険者機能強化推進交付金、あと保険者努力支援交付金につきましては、平成29年に地域包括ケア強化法というのが制定されまして、高齢者がどんどん増えていく中で、元気な高齢者、自立した高齢者を増やしていくということが大切だということがうたわれておりまして、それに取り組む保険者と、あとは県の保険者支援の取組について交付金が出ております。 今回、保険者機能強化推進交付金につきましては421万1,000円の内示を受けておりますが、当初300万円の予算を立てておりましたので、不足分の121万1,000円をここに計上しております。この保険者機能強化推進交付金につきましては、高齢者の自立支援と重度化防止に使うものというふうに言われております。 一方で、介護保険保険者努力支援交付金につきましては、介護予防とか健康づくりに資する取組を評価して国から交付されるものということで、町で行っております地域支援事業が主なものになりますけれども、医療介護連携だったり、認知症施策だったり、そういうあたりを、中身を強化するという意味で使うというもので交付されているものでございます。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第91号 令和2年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第92号の質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第10、議案第92号 令和2年度紫波町下水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 これより質疑に入ります。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第92号 令和2年度紫波町下水道事業会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第93号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第11、議案第93号 令和2年度紫波町一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 高橋企画総務部長。 ◎企画総務部長(高橋堅君) ただいま議題となりました議案第93号 令和2年度紫波町一般会計補正予算(第9号)について説明を申し上げます。 一般会計補正予算(第9号)は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ981万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ183億5,820万3,000円とするものでございます。 1ページへお進み願います。 別表、歳入歳出予算補正でございます。 歳入歳出それぞれ補正された款及び項ごとに、補正額等の内訳を記載してあります。 なお、補正内容の詳細については、事項別明細書においてご説明申し上げます。 4ページへお進み願います。 事項別明細の歳入でございます。 16款2項1目1節総務管理補助金の右説明欄、地域経営推進費補助金448万4,000円の増は、紫波運動公園PPP可能性調査業務委託に対する補助金でございます。 19款1項1目1節繰入金の右説明欄、財政調整基金繰入金533万1,000円の増でございます。財政調整基金からの繰入額は、今年度累計で2億600万6,000円とするものでございます。 次に、歳出でございます。 2款1項6目10節需用費の右説明欄、機械修繕費84万5,000円の増は、情報交流館の空調設備が故障したことから早急な修繕が必要となったものでございます。 2款1項6目12節委託料の右説明欄、紫波運動公園PPP可能性調査業務委託料897万円の増は、紫波運動公園の現状を把握し、課題解決の手法を検討する調査を行おうとするものでございます。 以上、補正予算の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田平八君) これより質疑に入ります。 12番議員、作山秀一君。 ◆12番(作山秀一君) 先ほども全員協議会のほうで説明を受けたわけでございますけれども、この運動公園は昭和61年に完成したということですけれども、実際、昭和50年度からずっと工事をしております。物によっては、約40年以上たっているというものがあると思われます。特に今回、運動公園ということで、体育館も含めたものをということで、可能性調査ということであります。 今までいろいろ一般質問等々にもあったようでございますけれども、相当老朽化してきているというのは紛れもないところであります。危険箇所もありました、修理もしていただきました。まだまだこれからかかろうとしているところであります。その施設の整備の課題というのは、いろいろ公共施設等あるわけでございますけれども、特に運動公園は幼児から高齢者まで使えるということでございますし、特にも健康なまちづくりということも考えられますので、ぜひともこの調査、可能性だけではなく可能になるように進めていただきたいというのがまず一つでございます。 しかしながら、短期間で調査検討ということなので、意見の公募、所管の企画課も入っていますので、何とか意見を求めるところも若干つくっていただきたいということ。それから、随契で実績がある業者ということも話をされております。ぜひとも最終的には、地元の業者でもできるならばいいなということは思うわけでございますけれども、何としてもこの可能性調査成功していただきたいと思います。金額的には20億円、30億円という金がかかると予想されますので、町ではなかなかそのぐらいのお金を出せないわけでございますので、ひとつお願いをしたいなと思います。 要望でございます。意見があれば頂戴したいと思います。 ○議長(武田平八君) 鎌田企画課長。 ◎企画課長(鎌田千市君) ありがとうございます。 確かに、紫波運動公園は昭和48年に都市計画決定がなされまして、昭和50年に野球場が竣工してございます。完成が昭和61年という10年スパンでの工事でございました。その中で、できるだけ可能になるようにということでございます。公共事業では難しいというのが共通の認識だと思います。そうした中で、民間の皆さんからの可能性、いわゆる投資なり事業なり、そういったものを模索する今年度としたいというふうに考えてございます。 また、意見の公募ということでございました。体協の役員さん方とも電話ではありましたけれども、おのおのお話をさせていただきました。ご協力をいただきながら体協の意見、それから利用者の意見などもできるだけ把握しながら、民間の公募というか意見聴取につなげてまいりたいと考えております。 3件目の随契についてでございます。地元の業者が望ましいということでございました。私どももオガールプロジェクトでは、地域内循環ということを目指して進めてまいりました。その中で、今回の随契というのは可能性調査の事業所というふうにご理解いただければと思います。今後はその民間の投資の関心度によりまして、適切な契約方法なりを模索してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。 1番議員、高橋敬子さん。
    ◆1番(高橋敬子君) 可能性調査ということで、改修についてということを言われたんですけれども、一つ運動公園ということですが、河川敷のほうは含まれるのかというのを確認したいのと、それから、従来スケートボードの練習場が欲しいという声が聞こえていましたけれども、そういった新しいものを盛り込むことができるのか、考えていらっしゃるのか。また、管理運営のほうはどのように考えていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(武田平八君) 鎌田企画課長。 ◎企画課長(鎌田千市君) 3点のご質問をいただきました。 まず、河川敷につきましては今回含んでいるかと言われれば、都市公園の可能性調査というふうに考えてございますので、その意見交換の中、民間さんとの対話の中でそういった声がありましたらば、検討に含めるという可能性にとどめさせていただきたいと思います。 2点目のスケートボードということでございました。確かにこのオガール周辺でもスケートボードをしている子どもと言うとあれですけれども若者がいます。こういった要望もありますけれども、今回、民間コンテンツの導入というふうに表現をさせていただきました。可能性の一つというふうにお考えいただければと思います。裏を返すと、排除するものではなくて、そういったものの声も含めて検討してまいりたいと考えております。 管理運営ということもございました。今回、国交省のパークPFIという手法についても検討したいと考えております。こちらは運営も込みのような形になってございますので、そういったことも体協さんとも協議を重ねながら制度とそれから実態、それに即した管理運営というものを目指してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(武田平八君) ほかにございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 議案第93号 令和2年度紫波町一般会計補正予算(第9号)は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武田平八君) 日程第12、発議案第6号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の速やかな実現を求める意見書を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 9番議員、根水康博君。     〔9番 根水康博君登壇〕 ◆9番(根水康博君) ただいま議題となっております発議案第6号についてご説明をいたします。 現在の教育環境の中で、今年度発生しました新型コロナウイルス感染症の感染防止においては、40人学級という国の方針では非常に不備があると。また、教育基本法でも示されておりますけれども、一人一人の子どもと向き合うその環境については、やはり少人数学級でなければこれは実施できないという観点から、意見書を作成したものであります。この意見書を読み上げ、説明とさせていただきます。 意見書「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の速やかな実現を求める。 新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のため、学校教育の現場でも身体的距離の確保が重要です。しかし、40人学級の教室では子供たちの身体的距離がとれず、密集状態となっており、これを避けるためには小学校、中学校、高等学校で少人数学級にする必要があります。 令和2年7月2日には、新しい時代の学びの環境整備に向けた緊急提言として、全国知事会、全国市長会、全国町村会が連名で政府に少人数編制を可能とする教員の確保を要望しています。また、7月17日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2020でも少人数によるきめ細かな指導体制の計画的整備の検討を提起しています。 学校は一人一人の子供とじっくり向き合い、悩みに耳を傾け、個別の指導をすることが大切であり、教育の現場からは40人学級ではなく少人数学級実現の要望が強く出されています。こうした状況を踏まえて、次の措置を講ずることを強く求めます。 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる小学校、中学校、高校の少人数学級」の速やかに実現するため、必要な措置を講ずること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 なお、提出先につきましては、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣。 以上であります。議員各位のご賛同をお願い申し上げます。 ○議長(武田平八君) 発議案に対する質疑ございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) 質疑、討論を終結し、採決いたします。 発議案第6号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の速やかな実現を求める意見書は、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、発議案第6号は原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員派遣の件 ○議長(武田平八君) 日程第13、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 議員派遣の件については、お手元に配付したとおり派遣することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議員派遣の件については、お手元に配付いたしましたとおり派遣することに決定いたしました。--------------------------------------- △閉議の宣告 ○議長(武田平八君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これで令和2年紫波町議会定例会12月会議を閉じます。 一同ご起立願います。 礼。 ご苦労さまでした。 △閉議 午後3時35分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。        議長        署名議員        署名議員        署名議員...