◎町長(熊谷泉君) ただいま議題となりました認定第1号から認定第6号について、ご提案を申し上げます。 認定第1号 令和元
年度紫波町
一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 令和元
年度紫波町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 令和元
年度紫波町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 令和元
年度紫波町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 令和元
年度紫波町
介護予防サービス計画事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 令和元
年度紫波町
下水道事業会計決算認定について、以上6会計について関係書類を添えて提出しております。 内容につきましては、
会計管理者及び
建設部長よりご説明申し上げますので、ご承認賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
武田平八君)
高橋会計管理者。
◎
企画総務部長(高橋堅君) それでは、
認定案件につきまして
補足説明を申し上げます。 資料は令和元
年度紫波町
一般会計及び
特別会計歳入歳出決算概要説明書でございます。 説明書の1ページへお進み願います。 令和元
年度歳入歳出決算の概要でございます。このたび決算書に併せて調製した
地方自治法第233条第1項及び第5項に規定する政令で定める書類は、
歳入歳出決算事項別明細書、
実質収支に関する調書及び財産に関する調書でございます。 それでは、認定第1号 令和元
年度紫波町
一般会計歳入歳出決算認定についてをご説明申し上げます。
歳入総額は132億7,597万924円、
歳出総額は129億5,182万3,972円、
歳入歳出差引額は3億2,414万6,952円、翌年度に繰り越すべき財源は6,036万円、
実質収支額は2億6,378万6,952円、これから前年度の
実質収支を差し引いた単
年度収支額は5,492万9,820円でございます。 次に、
歳入歳出の状況でございます。 初めに、歳入についてでございます。(1)予算現額142億4,748万2,000円、(2)調定額134億3,489万8,887円に対しまして、(3)
収入済額は132億7,597万924円であり、収入率は98.82%となっております。以下は
収入済額の内訳でございまして、1款町税から次のページの22款町債まで記載のとおりでございます。 2ページでございます。 2ページの中ほど、(4)
不納欠損額は1,020万9,166円でございます。内訳は、1款町税が984万8,387円、13
款分担金及び負担金が36万779円でございます。(5)の
収入未済額は1億4,871万8,797円でございます。内訳は、1款町税が1億3,152万9,120円、13
款分担金及び負担金が622万4,132円などとなっております。 3ページへお進み願います。 (6)予算現額と
収入済額との比較は
マイナス9億7,151万1,076円で、
収入済額が下回っております。 次に、歳出でございます。(1)予算現額142億4,748万2,000円に対し、(2)
支出済額は129億5,182万3,972円であり、執行率は90.91%となっております。 (3)翌
年度繰越額は6億2,676万9,000円であり、以下はその内訳でございます。主なものは、8
款土木費1億5,927万円、10
款教育費2億5,729万9,000円でございます。(4)不用額は6億6,888万9,028円でございます。以下は不用額の内訳でございまして、1
款議会費から4ページの14
款予備費まで、記載のとおりでございます。 4ページ(5)予算現額と
支出済額との比較は12億9,565万8,028円となっております。 5ページへお進み願います。 続きまして、認定第2号 令和元
年度紫波町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてをご説明申し上げます。
歳入総額30億8,029万5,574円、
歳出総額30億4,607万6,906円、
歳入歳出差引額は3,421万8,668円で、翌年度に繰り越すべき財源はございません。
実質収支額は3,421万8,668円、単
年度収支額は1,030万4,901円でございます。
歳入歳出の状況でございます。 歳入につきましては、(1)予算現額32億4,558万8,000円、(2)調定額31億7,657万9,827円に対しまして、(3)
収入済額は30億8,029万5,574円、収入率は96.97%でございます。(4)
不納欠損額は718万8,300円で、国保税に係るものでございます。(5)
収入未済額は8,909万5,953円で、国保税が主なものになります。(6)の予算現額と
収入済額の比較では
マイナス1億6,529万2,426円となっております。 次に、歳出であります。(1)予算現額32億4,558万8,000円に対し、(2)
支出済額30億4,607万6,906円、執行率は93.85%でございます。 6ページへお進み願います。 (3)の不用額は1億9,951万1,094円で、
保険給付費が主なものになります。款ごとの内訳は記載のとおりとなっております。(4)の
予算減額と
支出済額の比較では1億9,951万1,094円となっております。 7ページにお進み願います。 続きまして、認定第3号 令和元
年度紫波町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてをご説明申し上げます。
歳入総額3億587万1,912円、
歳出総額3億468万7,207円、
歳入歳出差引額は118万4,705円で、翌年度に繰り越すべき財源はございません。
実質収支額は118万4,705円、単
年度収支額につきましては35万4,961円であります。
歳入歳出の状況でございます。 歳入につきましては、(1)の予算現額3億769万9,000円、(2)調定額3億835万2,012円に対しまして、(3)
収入済額は3億587万1,912円、収入率は99.20%であります。(4)の
不納欠損額はございません。(5)
収入未済額は248万100円、
後期高齢者医療保険料に係るものでございます。(6)の予算現額と
収入済額との比較は
マイナス182万7,088円となっております。 次に、歳出でございます。(1)の予算現額3億769万9,000円に対しまして、(2)
支出済額3億468万7,207円、執行率は99.02%でございます。(3)不用額は301万1,793円、分担金及び負担金が主なものになります。(4)予算現額と
支出済額との比較では301万1,793円となっております。 8ページへお進み願います。 認定第4号 令和元
年度紫波町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてをご説明申し上げます。
歳入総額33億4,584万4,164円、
歳出総額32億4,954万5,489円、
歳入歳出差引額は9,629万8,675円で、翌年度に繰り越すべき財源はございません。
実質収支額は9,629万8,675円、単
年度収支額は
マイナス314万5,311円でございます。
歳入歳出の状況でございます。 歳入につきましては、(1)の予算現額34億2,027万6,000円、(2)調定額33億5,779万5,464円に対しまして、(3)の
収入済額は33億4,584万4,164円、収入率は99.64%であります。(4)
不納欠損額は389万8,400円で、第1号被
保険者保険料に係るものでございます。(5)の
収入未済額は805万2,900円で、同じく第1号被
保険者保険料に係るものになります。(6)の予算現額と
収入済額との比較は
マイナス7,443万1,836円となっております。 次に、歳出でございます。(1)の予算現額34億2,027万6,000円に対しまして、(2)
支出済額32億4,954万5,489円、執行率は95.01%であります。(3)の不用額は1億7,073万511円で、
保険給付費が主なものになります。 9ページへお進み願います。 (4)の予算現額と
支出済額との比較は1億7,073万511円となっております。 10ページにお進み願います。 認定第5号 令和元
年度紫波町
介護予防サービス計画事業特別会計歳入歳出決算認定について、概要をご説明申し上げます。
歳入総額665万4,198円、
歳出総額541万2,663円、
歳入歳出差引額は124万1,535円でございます。翌年度に繰り越すべき財源はございません。
実質収支額は124万1,535円、単
年度収支額は55万857円でございます。
歳入歳出の状況でございます。 歳入につきましては、(1)の予算現額727万5,000円、(2)の調定額665万4,198円に対しまして、(3)
収入済額も同額で収入率は100%であります。(4)の予算現額と
収入済額との比較は
マイナス62万802円となっております。 次に、歳出でございます。(1)の予算現額727万5,000円に対しまして、(2)
支出済額541万2,663円、執行率は74.40%であります。(3)の不用額は186万2,337円、事業費が主なものになります。(4)の予算現額と
支出済額との比較は186万2,337円となっております。 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
武田平八君)
中田建設部長。
◎
建設部長(
中田秀男君) 続きまして、認定第6号 令和元
年度紫波町
下水道事業会計決算認定についてご説明申し上げます。 決算書の13ページをお開き願います。 初めに、事業の概況についてでございます。令和元年度の
下水道事業におきましては、紫波町
汚水処理基本構想、紫波町
下水道事業経営戦略等の計画に基づき、
生活環境の改善、河川等の
公共用水域の水質保全、浸水の防除により、豊かな生活に欠かせない重要なライフラインとしての役割を果たし、安定した
サービスを継続的に提供するため、効率的な
事業運営に努めたところでございます。 次に、
建設事業についてでございます。
公共下水道事業におきましては、赤石地区における
汚水管渠259メートルの整備と
管路施設である
マンホールポンプ設備の更新、
農業集落排水事業におきましては、
処理施設設備の更新、
管理型浄化槽におきましては19基の
新設整備と
設備更新工事を実施したところでございます。 次に、施設の管理についてでございますが、老朽化に伴う故障の修繕を行うとともに、経常的な管理費の縮減と適正な
維持管理を行うために、各種の
維持管理業務の委託を実施したところでございます。詳しくは、15ページの(2)工事、18ページの(4)会計のア、重要契約の要旨をご覧ください。 次に、業務についてでございます。16ページにお戻り願います。
処理区域内の人口につきましては、令和元年度末で2万8,316人となり、
汚水処理施設が整備された人口の総人口に対する割合、いわゆる普及率は85.6%に達しております。平成30年度末に比べまして0.7ポイントの上昇となっております。 なお、浄化槽の個人設置などによる整備を含めた町全体の普及率は92.5%に達しております。 年間有収水量につきましては229万3,124立方メートルとなっており、前年度と比べまして1万6,853立方メートル増加しております。 次に、収支についてでございます。2ページ、3ページ目の
決算報告書にお戻り願います。
収益的収入の決算額は12億7,235万4,305円となり、予算額に比べまして136万6,305円の増収となりました。
収益的支出の決算額は12億8,930万6,496円となり、予算額に対しまして741万2,504円の不用額が生じております。 次に、4ページ、5ページにお進みください。 資本的収入の決算額は2億6,631万8,904円となり、予算額に比べまして116万1,096円の減収となっております。資本的支出の決算額は8億9,042万9,525円となり、予算額に対しまして493万195円の不用額が生じております。資本的収入額が資本的支出額に不足する額6億2,411万621円につきましては、損益勘定留保資金等で補填しております。 次に、6ページの損益計算書にお進み願います。 この損益計算書につきましては、令和元年度における事業の経営成績を明らかにするために、期間中に得た全ての収益と、これに対応する全ての費用を記載し、純損益とその発生の由来を表示した報告書となります。1の営業収益と3の営業外収益を合わせた総収益12億3,637万3,181円に対しまして、2の営業費用と4の営業外費用を合わせた総費用は12億6,894万223円となり、差引き3,256万6,942円の純損失となっております。これを、前年度繰越欠損金4億5,381万7,294円と合わせまして、令和元年度末における未処理欠損金は4億8,638万4,236円となっております。 次に、9ページ、10ページの貸借対照表にお進み願います。 この貸借対照表につきましては、事業の財政状況を明らかにするために、令和元年度末時点において保有している全ての資産、負債及び総資本を総括的に表示した報告書でございます。資産合計及び負債、資本合計は、それぞれ令和元年度末で231億8,960万1,957円となっており、前年度末に対しまして、4億1,831万8,169円の減少となったところでございます。 21ページ以降につきましては、キャッシュ・フロー計算書、収益費用明細書等となっておりますので、お目通しをお願いいたします。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
武田平八君) ここで
監査委員より決算についての報告を求めます。 熊谷
代表監査委員。 〔
代表監査委員 熊谷順太君登壇〕
◎
代表監査委員(
熊谷順太君) それでは、ご報告申し上げます。 町長から審査に付されました令和元年度の決算に関する意見は、
監査委員合議の上で取りまとめさせていただいた、お手元の各審査意見書のとおりでございます。お改めいただければと存じます。 本審査は、各会計の決算書、基金運用状況報告書等が、適正かつ正確であるかなどにつきまして、去る7月1日から14日間にわたり、8月20日までの間に行ったものでございます。 結論といたしまして、
一般会計、国民健康保険事業特別会計等の4特別会計、
下水道事業会計の決算書及びその附属書類並びにその他の審査に付された書面に関し、正確な表記と認められ、適法かつ適切な財政運営がなされていると確認いたしましたこと、冒頭ご報告させていただきたいと存じます。 それでは、
一般会計及び特別会計及び
下水道事業会計を中心に、決算審査意見書のポイントを中心にご報告申し上げさせていただきたいと存じます。 先ほどの提案理由の出てまいりました計数と重複いたしますが、その辺あらかじめご容赦いただければと存じます。 まず、紫波町
一般会計及び特別会計決算審査意見書の24ページをご覧いただきたいと存じます。全体を要約いたしました第4、むすびでございます。 1の
一般会計でございますが、決算総額は歳入が132億8,000万円、歳出が129億5,000万円で、歳出は前年度と比較し1億8,000万円増加し、また、次の段落にございますが、歳入から歳出を控除した形式収支は3億2,000万円、これから翌年度への繰越財源を差し引きました
実質収支は2億6,000万円の黒字となってございます。ただし、この
実質収支は前年度以前からの収支の累積でございまして、その分を控除いたしました単年度収支は5,500万円の黒字となり、これに財政調整基金の積立て、取崩しを加味いたしました実質単年度収支は1,000万円弱と、前年度に引き続き黒字を計上しております。しかしながら、(1)の下から3行目記載のとおりでございますが、本町の財政調整基金はご案内のとおり標準財政規模82億円の1割にも満たない6億2,000万円にとどまっております。今後、公債費の増嵩が想定される中で、難しいと申しますか、これまで以上に極めて慎重なかじ取りが求められる状況にございます。 次に、次ページの2、特別会計に進ませていただきます。 介護保険特別会計の9,600万円をはじめ、
実質収支は4特別会計とも黒字で、その合計は1億3,000万円となっております。また、
収入未済額は前年度を2,000万円ほど下回る1億円に圧縮することができております。 次に、
下水道事業会計でございますが、
下水道事業会計決算審査意見書の19ページをご覧いただきたいと存じます。 4行目からでございますが、総収益は前年度と比較し、2,600万円少ない12億3,600万円、総費用も同じく1,200万円少ない12億6,800万円で、令和元年度の純損失は前年度を1,400万円上回る3,200万円となったところでございまして、その結果、総収支比率は97.4と昨年度から1.2ポイント低下しております。なお、未処分欠損金は先ほど説明がございましたとおり、4億8,000万円余となっております。 また、企業債の残高でございますが、前年度の85億9,000万円から5億円減少いたしましたが、80億9,000万円と依然高水準にございます。 続きまして、本事業においては以下になるわけでございますが、その辺ご覧いただければと存じますが、本町の
下水道事業は、数々の様々な経費削減策を講じながら、透明性の高い経営を志向してまいりましたし、現に志向しております。その上で、下水道使用料の見直し時期を令和4年度と、前広にお示しになりながら原価縮減の取組を進めておりますが、安定した
下水道事業を今後とも継続していくためには、最後の段落にございますが、収支の均衡を目指し、様々な課題を受益者である住民の皆さんと共有しながら、使用料そのものだけではなく、
一般会計の役割、企業債の在り方を含め、幅広く検討することを期待するものでございます。 最後に、先ほどまでご覧いただいておりました
一般会計及び特別会計の25ページをもう一度お開きいただきたいと存じます。 5の所感でございます。本決算で特筆されますのは、
一般会計の総支出額を120億円台に収め、前期基本計画の財政フレームの基礎として、これからの4年間の財政上の道筋を付ける、身の丈に近いベーシックなものにすることができたことにあるのではないかと存じます。加えて、この財政フレームには、当然のことながら、時々の行財政環境に応じた町政を留保しながらも、町行政の最大の責務とも言うべき、住民の安全・安心に大きく関わる、308ございます橋の修繕、消防団の資機材につきまして、この厳しい財政環境下にありながら、しっかりと盛り込めたことは高く評価されるべきものと存じます。 さらに、この成果は、財政当局、土木・防災の担当課のみならず、徴収一元化を粛々と進めてこられました税務課の大変な徴税努力、関係者の理解をいただきながら、子育て環境の整備に心血を注いだこども課など、本町行政組織の総合力なくしては実現できなかったことを、この際、この場で明言させていただきたいと存じます。 26ページにお進みください。 そうはいいましても、しかしながら、本町の財政運営が依然として予断を許さない環境にあることに、変わりはございません。重ねて申し上げて、誠に恐縮ではございますが、4行目に書いておりますとおり、財政調整基金は、平時の、普通のときの取崩しを許容する水準にはございません。また、経常収支比率は、本決算においても上昇し、財政構造の弾力性は逐年失われております。今日、地方交付税の増嵩は、もはや期待できません。そこに、
コロナ禍による経済環境の悪化は、現実のものとなっております。紫波町がこれからも新たな行政課題にしっかりと応えるためには、ふるさと納税もさることながら、安定した財源は、もはや起債が残された現実のことでございます。そのためには、地方債残高や計上可能な公債額等を指標とする財政規律を保持する上でのルールを確立することが急務であり、早急に取り組んでいただきたいと存ずるものであります。本決算を通じた所感として、このことを強く申し述べさせていただく次第でございます。 本町では、県内市町村の先陣を切って、内部統制制度の運用に向けた具体的な検討に着手され、さらに、試査ではございますが、学務課の契約事務を拝見したところ、おおむね適正に執行されていることを確認させていただいております。財政的には極めて困難な環境にある中で、これまでも申し述べてまいりましたとおり、本決算審査を通じ、財政運営はもとより、行政運営についても、本町は精いっぱいの努力を重ねているとの認識を強くしたこと、議員各位におかれましても、この際改めてご理解いただきたいと存ずるものでございます。 その前提で申し上げますと、本町がこれまで以上の高みを目指す上で、地域経営に携わる職員の皆さんお一人お一人は、単なる前例踏襲を排除し、法令等に照らし、常に根拠を確認しながら、社会経済情勢の下で最善の方法を選択し、さらに、組織の責任でそれを必ず振り返ることに職員各位は思いを新たにし、具体に実践する必要があることを加えて申し述べさせていただきたいと存ずる次第でございます。 私ども
監査委員は、持続可能な社会の実現を目指した、新たな計画を策定され、それを裏付ける決算に至ったこの間の取組に深甚なる敬意を表し、同時に審査にご協力いただいたお一人お一人の職員の皆さんに心から感謝を申し上げ、ここに報告とさせていただきます。以上でございます。
○議長(
武田平八君) ただいま議題となっております認定第1号から認定第6号までの審査につきましては、予算決算
常任委員会に付託することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第1号から認定第6号までの審査につきましては、予算決算
常任委員会に付託することに決定いたしました。 なお、審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。
---------------------------------------
△議案第70号、議案第71号の上程、説明、
委員会付託
○議長(
武田平八君) 日程第9、議案第70号 令和2
年度紫波町
一般会計補正予算(第5号)、日程第10、議案第71号 令和2
年度紫波町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、以上2案件を一括議題といたします。本案について、提出者の説明を求めます。
熊谷町長。 〔町長 熊谷 泉君登壇〕
◎町長(熊谷泉君) ただいま議題となりました、議案第70号 令和2
年度紫波町
一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。 令和2
年度紫波町
一般会計補正予算(第5号)は、既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ3億8,178万7,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ182億5,156万3,000円とするものでございます。 詳細につきましては、
企画総務部長より説明申し上げますので、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、ただいま議題となりました、議案第71号 令和2
年度紫波町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、概要をご説明申し上げます。 令和2
年度紫波町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、既定の予算の総額に1億704万9,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ34億5,687万5,000円とするものでございます。 詳細につきましては、
生活部長より説明申し上げますので、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
武田平八君)
高橋企画総務部長。
◎
企画総務部長(高橋堅君) それでは、議案第70号 令和2
年度紫波町
一般会計補正予算(第5号)について、
補足説明を申し上げます。 1ページへお進み願います。 第1表、
歳入歳出予算補正でございます。
歳入歳出それぞれ補正された款及び項ごとに補正額等の内訳を記載しております。なお、補正内容の詳細については、事項別明細書においてご説明申し上げます。 4ページへお進み願います。 第2表、債務負担行為補正でございます。親元就農支援補助金は、今年度の募集に対し当初の予定を上回ったことから、限度額の変更をしようとするものでございます。 5ページへお進み願います。 第3表、地方債補正でございます。7月10日から12日の大雨による町道新山線の路肩崩落の災害復旧事業1件の追加と、臨時財政対策債の確定及び事業の進捗等に伴う限度額の変更5件を計上しております。全体では起債の総額を2,163万9,000円増額しようとするものでございます。 次に、事項別明細書の歳入でございます。 8ページへお進み願います。 15款1項1目1節障害者自立支援費負担金の右説明欄、介護給付費負担金3,401万円の増は、給付件数の増加によるものでございます。 15款1項1目3節子どものための教育・保育給付費負担金の右説明欄、子どものための教育・保育給付費負担金4,003万4,000円の増は、国の公定価格改定などによるものでございます。 15款1項4目1節公共土木施設災害復旧費負担金667万円の増は、町道新山線路肩崩落の災害復旧事業費の66.7%を見込んでおります。 9ページへお進み願います。 16款2項2目1節社会福祉費補助金の右説明欄、介護施設等整備事業費補助金1億638万円の減は、介護施設等整備事業の中止に伴い、減額するものでございます。 10ページへお進み願います。 19款1項1目1節繰入金の右説明欄、財政調整基金繰入金7,252万1,000円の増でございます。財政調整基金からの繰入額は本年度累計で2億67万5,000円とするものでございます。 20款1項1目繰越金でございます。令和元年度決算に伴う歳計剰余金の全額について補正計上をするものでございます。 11ページへお進み願います。 22款1項1目臨時財政対策債でございます。当該町債は、地方交付税の身代わり財源として、地方交付税の算定過程で額が確定したことを受け、2,333万9,000円を増額補正するものでございます。 次に、歳出でございます。 15ページへお進み願います。 2款1項11目22節償還金利子及び割引料6,455万5,000円は、令和元年度の国・県支出金の確定に伴い、過年度分の各種交付金を返還しようとするものでございます。 2款1項12目24節積立金の右説明欄、財政調整基金積立金2億200万円の増は、前年度剰余金の積立てに加え、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う、次年度歳入の減額に対応するため、積立額を増額しようとするものでございます。 18ページへお進み願います。 3款1項2目18節負担金、補助及び交付金の右説明欄、老人福祉施設等整備費補助金1億638万円の減は、介護施設整備事業の中止に伴う減額でございます。 3款1項3目19節扶助費1億1,255万8,000円の増額は、右説明欄の給付金各給付費について給付件数の増加に対応するため増額するものでございます。 20ページへお進み願います。 3款2項3目19節扶助費の右説明欄、施設型給付費4,500万円の増及び地域型保育給付費4,909万6,000円の増は、法定価格の改定及び認定こども園や小規模保育所等の利用児童数の増加に伴うものでございます。 23ページへお進み願います。 6款1項3目18節負担金、補助及び交付金の右説明欄、農地集積協力金1,120万円の増は、今年度に農地集積が見込まれる40ヘクタール分について増額しようとするものでございます。 25ページへお進み願います。 7款1項2目18節負担金、補助及び交付金の右説明欄、紫波町産業まつり実行委員会負担金170万円の減は、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、事業を行わないこととしたことから減額するものでございます。 26ページへお進み願います。 8款2項2目14節工事請負費の右説明欄、町道舗装修繕工事費1,534万4,000円の増は、路盤改良が必要な路線の補修について、社会資本整備総合交付金事業により整備しようとするものでございます。 17節備品購入費の右説明欄、除雪機械購入費は事業費の確定に伴う減額でございます。 29ページへお進み願います。 9款1項2目非常備消防費、目全体でございますけれども、528万5,000円の減は、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、消防演習及び操法大会の中止に伴う減額でございます。 32ページへお進み願います。 11款1項1目14節工事請負費の右説明欄、道路災害復旧工事費1,000万円の増は、7月10日から12日の大雨により崩落した町道新山線路肩を復旧しようとするものでございます。 34ページからは給与費明細書でございます。本補正において、職員の新陳代謝等による給与費の補正を計上しております。 そのほか、40ページ以降に債務負担行為による支出予定額等に関する調書を、43ページに地方債現在高の見込みに関する調書をそれぞれ添付しております。 以上、補正予算の主要部分を申し上げまして
補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
武田平八君) 羽生
生活部長。
◎
生活部長(羽生広則君) 続きまして、議案第71号 令和2
年度紫波町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について
補足説明を申し上げます。 補正予算書の事項別明細書においてご説明いたします。 4ページへお進み願います 歳入でございます。 3款1項1目介護給付費負担金から5款3項1目地域支援事業交付金までは、歳出に補正計上しております介護給付費及び地域支援事業に対する国支払基金及び県からの法定負担の見込額を計上しております。 次に、5ページの7款1項2目地域支援事業繰入金は、通常の地域支援事業に係る町の負担分のほか、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、介護保険事業の範疇で実施される事業に係る町の負担を合わせ、909万9,000円を増額しようとするものです。 8款1項1目繰越金には令和元年度決算に係る歳計剰余金として9,629万7,000円を計上しております。 次に、歳出でございます。 6ページへお進み願います。 3款1項1目基金積立金の7,810万1,000円の増額は、今後の給付費等の増嵩に対応するため、歳入に計上しました繰越金の一部を基金に積み立てようとするものでございます。 4款1項1目介護予防生活支援
サービス事業費の18節総合事業衛生確保補助金820万2,000円は、介護予防事業者が
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として実施する事業に対して補助しようとするものでございます。 7ページの6款1項3目償還金と6款2項1目
一般会計繰出金はともに、令和元年度事業費の精算により、給付費等に対する負担金負担分を返還する必要が生じたため、国・県等への返還金1,065万2,000円と、町の
一般会計への繰出金792万6,000円を計上しております。 以上、議案第71号の
補足説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
武田平八君) ただいま議題となっております議案第70号及び議案第71号の審査につきましては、予算決算
常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第70号及び議案第71号の審査につきましては、予算決算
常任委員会に付託することに決定いたしました。 なお、決算審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。
---------------------------------------
△議案第69号、議案第72号、議案第73号の上程、説明
○議長(
武田平八君) 日程第11、議案第69号 紫波町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例から、日程第13、議案第73号 紫波町
固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについてまでを一括議題といたします。順次、提出者の説明を求めます。 藤原副町長。 〔副町長
藤原博視君登壇〕
◎副町長(
藤原博視君) 議案第69号 紫波町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本案は、国の
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準に合わせ、表中の第29条第3項においては、小規模保育事業所A型について、第31条第3項は同事業所B型について、第44条第3項は保育所型事業所内保育事業所について、第47条第3項は小規模型事業所内保育事業について、それぞれ保育士の数の算定に関し、保育士または看護師を1人に限り、保育士とみなすことができるとしていた者に、それぞれ准看護師を加え、基準を緩和しようとするものでございます。この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
武田平八君)
中田建設部長。
◎
建設部長(
中田秀男君) 続きまして、議案第72号 令和2
年度紫波町
下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 第2条でございます。 既定予算に定めました
収益的収入及び支出について、予定額を補正するものでございます。 支出でありますが、第1款
下水道事業費用、第1項営業費用を126万9,000円増額し、支出総額13億159万4,000円とするものでございます。この補正は、浄化センター産業廃棄物リサイクル処理業務の汚泥処分に係る単価の増額改定、
管理型浄化槽費の修繕費の増額等によるものでございます。 次に、第3条でございますが、既定予算に定めました資本的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。 収入でありますが、第1款資本的収入、第1項企業債を1,300万円の減額、第2項国庫補助金を130万円の減額とし、収入総額3億33万8,000円とするものでございます。この補正は、第1項の企業債及び第2項の国庫補助金について、建設改良費における補助対象事業の縮小に伴う減額でございます。 次に、支出でありますが、第1款資本的支出、第1項建設改良費を1,945万7,000円減額し、支出総額9億2,055万6,000円とするものでございます。この補正は、公共下水道及び農業集落排水に係る委託料の契約執行残を減額するほか、工事請負費等を増額するものでございます。 このほか、第4条では起債の限度額を改めるものでございます。 なお、実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表、事項別明細書につきましては、お目通しをお願いいたします。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
武田平八君)
熊谷町長。
◎町長(熊谷泉君) ただいま議題となりました議案第73号 紫波町
固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについてご説明申し上げます。 本案は、紫波町
固定資産評価員を選任するに当たり、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
固定資産評価員に選任しようとする者は、企画総務部
税務課長の古内広貴であります。 経歴につきましては添付のとおりであります。 なお、選任年月日は令和2年10月1日であります。 ご賛同賜りますよう、お願いを申し上げます。
○議長(
武田平八君) ただいま議題となっております議案第69号、議案第72号及び議案第73号の審議につきましては9月10日に行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、各議案の審議につきましては9月10日に行うことに決定いたしました。
---------------------------------------
△散会の宣告
○議長(
武田平八君) 以上で本日の
議事日程は全部終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午前11時03分...