雫石町議会 > 2018-09-21 >
09月21日-委員長報告・討論・採決-04号

  • 残土(/)
ツイート シェア
  1. 雫石町議会 2018-09-21
    09月21日-委員長報告・討論・採決-04号


    取得元: 雫石町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-14
    平成30年  9月 定例会(第5回)        平成30年第5回雫石町議会定例会会議録(第4号)                             平成30年9月21日(金曜日)1.本日の出席議員(15名)       1  番   堂 前 義 信 君       2  番   横 手 寿 明 君       4  番   岩 持 清 美 君       5  番   山 崎 留美子 君       6  番   杉 澤 敏 明 君       7  番   川 口 一 男 君       8  番   西 田 征 洋 君       9  番   谷 地 善 和 君      10  番   村 田 厚 生 君      11  番   石 亀   貢 君      12  番   大 村 昭 東 君      13  番   上 野 三四二 君      14  番   坂 下 栄 一 君      15  番   加 藤 眞 純 君      16  番   前 田 隆 雄 君2.本日の欠席議員(なし)3.説明のため出席した者      町 長        深 谷 政 光 君      副町長        米 澤   誠 君      会計管理者      米 澤 稔 彦 君      総務課長       吉 田 留美子 君      政策推進課長     古川端 琴 也 君      地域づくり推進課長  小 林 由美子 君      防災課長       天 川 雅 彦 君      税務課長       上澤田 のり子 君      環境対策課長     田 辺   茂 君      町民課長       高 橋 賢 秀 君      総合福祉課長     大久保 浩 和 君      子ども子育て支援課長 志 田   透 君      健康推進課長兼    柳 屋 るり子 君      診療所事務長      農林課長       米 澤 康 成 君      地域整備課長     加 藤 秀 行 君      上下水道課長     川 崎 欣 広 君      教育長        作 山 雅 宏 君      教育次長兼      若 林 武 文 君      学校教育課長      生涯学習スポーツ課長 徳 田 秀 一 君      農業委員会会長    岡 森 喜与一 君      農業委員会事務局長  高 村 克 之 君      監査委員       枇 杷   惠 君4.職務のため出席した者      議会事務局長     小 田 純 治      議会事務局主査    浦 田   忍5.本日の議事日程平成30年9月21日(金曜日)午前10時開議日程第1  議案第1号  平成30年度雫石町一般会計補正予算(第3号)日程第2  議案第2号  平成30年度雫石町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第3  議案第3号  平成30年度雫石町介護保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)日程第4  議案第4号  平成30年度雫石町下水道事業会計補正予算(第1号)日程第5  議案第6号  財産の取得に関し議決を求めることについて日程第6  議案第7号  公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて             (七ツ森地域交流センター)日程第7  認定第1号  平成29年度雫石町一般会計歳入歳出決算日程第8  認定第2号  平成29年度雫石町国民健康保険特別会計歳入歳出決算日程第9  認定第3号  平成29年度雫石町御明神財産特別会計歳入歳出決算日程第10 認定第4号  平成29年度雫石町介護保険事業勘定特別会計歳入歳出決算日程第11 認定第5号  平成29年度雫石町介護保険介護サービス事業勘定特別会計歳入歳             出決算日程第12 認定第6号  平成29年度雫石町立雫石診療所特別会計歳入歳出決算日程第13 認定第7号  平成29年度雫石町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算日程第14 認定第8号  平成29年度雫石町水道事業会計決算日程第15 認定第9号  平成29年度雫石町下水道事業会計決算日程第16 同意第1号  教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて日程第17 請願・陳情       請願第1号 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施             策推進を求める請願       請願第2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるた             めの、2019年度政府予算に係る意見書採択の要請についての請             願       請願第3号 私学教育を充実・発展させるための請願       陳情第2号 臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情日程第18 発議第1号  教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の             提出について日程第19 発議第2号  私学助成の充実を求める意見書の提出について日程第20 発議第3号  臓器移植の環境整備を求める意見書の提出について日程第21 総務産業常任委員会閉会中の継続調査について日程第22 教育民生常任委員会閉会中の継続調査について日程第23 広報広聴常任委員会閉会中の継続調査について日程第24 議会運営委員会閉会中の継続審査について6.本日の会議に付した事件日程第1から日程第6追加日程第1  議案第8号  平成30年度雫石町一般会計補正予算(第4号)日程第7から日程第247.会議顛末の概要 ○議長(前田隆雄君) ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   〔午前10時00分〕 ○議長(前田隆雄君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、朗読を省略いたします。 ○議長(前田隆雄君) これより本日の議事日程に入ります。  日程第1、議案第1号、平成30年度雫石町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより質疑を許します。質疑ございませんか。4番、岩持議員。 ◆4番(岩持清美君) 11ページに駐車場照明設置工事というのがありますが、これはどういう照明施設をつくろうとしているものでしょうか。 ○議長(前田隆雄君) 地域づくり推進課長。 ◎地域づくり推進課長(小林由美子君) ただいまのご質問にお答えいたします。  七ツ森地域交流センターにおきます駐車場の照明設備ということで、今回はソーラー型の街路灯、太陽電池パネルの蓄電池つきのものを2基設置するものとして計上させていただいたものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 4番。 ◆4番(岩持清美君) 今までの議会の中で、町費としてはインフラ整備以外は使わないというのを何年間も述べられてきましたが、しかしながら私この29年度決算の中から拾いますと、大体8,600万円ぐらい29年度町費出ているのです。そういうことについて、町長はどういうふうにお考えですか。先ほどの400万円足せば9,000万円超えますよ。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) 今議会中にも同様のご質問があって、段階的に小出しのような形で出しているというようなご指摘もありましたけれども、これが駐車場そのものとして整備した結果として、その当時もあわせてそういう予算を組めばよかったのですけれども、全部完成した状況を見て、また必要であるという、駐車場、あの状況ですので、どうしても照明が必要だということで、大変恐縮ですが、上程させていただきました。 ○議長(前田隆雄君) 4番。 ◆4番(岩持清美君) あそこは真っ暗になると思いますから、街灯というか、何かは絶対必要だというのはわかります。しかしながら、私はそういうふうな高いものではなくて、あそこに電柱が3本あって、ちょうど街路灯でも間に合うのではないかなというふうに見てきましたが、しかしながら今質問しているのは違います。今までずっと町費の出費はもうないよということを述べてきたのに、こうやって9,000万円近くの町費を新たに導入しているということについて、町長は町民なりなんなりにどういうふうに説明しますかということをお聞きしたいのでございます。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) お話のように、大変高額なご出費でございます。町民の税金の使途になりますので、大変これは申しわけないといいますか、恐縮至極であります。いずれにしましても、この事業についてもう最終段階といいますか、町である設備についての最終でございますので、何とかお認めいただいてというふうに今思っております。全体的にご指摘のように9,000万円という出費については、本当に申しわけないなというふうに思っております。 ○議長(前田隆雄君) 13番。 ◆13番(上野三四二君) 12ページでございます。民生費の中の高齢者福祉費についてお伺いいたします。  ここに補正800万円ほどありますけれども、お話によりますと、鴬宿のショートステイおうしゅくが今度特養になるというようなものとの関連があると思いますが、この補助先と、それから積算した根拠をお知らせください。 ○議長(前田隆雄君) 総合福祉課長。 ◎総合福祉課長大久保浩和君) お答えいたします。  事業所につきましては、ショートステイおうしゅくということで、今議員ご案内のとおりでございます。事業費につきましては、当初は県からの補助金をいただいて町のほうから補助するという形なのですけれども、補助基準額が62万1,000円であったのが80万円に増額になったということがございまして、今回追加分を補正するものでございます。整備の中身につきましては、現在ショートステイ50床で運営しているところを、新たに特別養護老人ホーム50床とショートステイ25床でということで運営をするということでございます。 ○議長(前田隆雄君) 13番。
    ◆13番(上野三四二君) それは、町内でもいろいろとこういう対象になる方々が待機されていることもあると思いますし、そういうことを考えれば当然補助もやむを得ないと思いますが、しかし今度の運営される施設については、社会福祉法人というふうに聞いておりますけれども、町民に限らず広域になると思います。そうしますと、やはりいろいろと今こういう対象者が待機しているような状況から考えても、補助をせっかくするのであれば、町民を優先ということはいかないにしても、町内の待機している方々をやはりある程度配慮した形で運営してもらうべきだというふうに思います。  また、今回は従来の多床型ということでありますし、それに加えて併設のショートステイと、それから認知症ですか、そういうふうな通所の方々も定員の中に含まれているということでありますので、その辺のお考えはどうなのですか。条件、あそこのようにこうやってくれという、要するに日赤のようにはいかないとしても、こういうフリーにやっている方々は、その条件さえ整えば盛岡でもどこかでも来る可能性は当然あるわけでありますが、せっかく助成をするということであれば、一言加えてもいいのではないかというようなことでお伺いしました。 ○議長(前田隆雄君) 総合福祉課長。 ◎総合福祉課長大久保浩和君) お答えいたします。  この特別養護老人ホームの設置に当たりましては、第7期介護保険事業計画のほうにも盛り込む時点で相談を受けているところでございまして、相談当初から整備するSGグループのほうからは、町民の皆さんに利用していただきたいという旨をいただいているところでございます。  あわせて、今上野議員さんおっしゃられたとおり、県からそのままの形で町が補助する形になるのですけれども、当然町が補助する形ということで、補助に当たりましては先ほど上野議員さんおっしゃられたとおり、町民優先とはいかないまでも、町民に配慮していただいた形で町民利用を進めていただくということでお願いをしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(前田隆雄君) 13番。 ◆13番(上野三四二君) そこが大事かと思います。それによって、従来の日赤鶯鳴荘とか、今回新しくなる鴬宿の特養ホームがサービス面においても、あるいは管理面においても切磋琢磨しながら、町民の福祉になるような形で、ひとつご指導をしながら、せっかくの補助ですので、介入もしながらやっていただきたいというふうに思います。 ○議長(前田隆雄君) 総合福祉課長。 ◎総合福祉課長大久保浩和君) お答えいたします。  ご提言大変ありがとうございます。日赤鶯鳴荘さんにつきましてはユニット型の施設になりますし、今回整備いたしますショートステイおうしゅくさんにつきましては、従来の多床型ということで、こちらにつきましても選択の幅が広がるということでもございます。そういうことでは、町民にとっても施設利用に当たりましてはすごくいい環境になるものだというふうに考えておりますので、各施設と連携をとりながら介護福祉につきましても進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(前田隆雄君) 2番、横手議員。 ◆2番(横手寿明君) 17ページ、10款1項3目、児童生徒体力向上事業の中の部活動指導員賃金96万円ありますが、この中身について教えてください。 ○議長(前田隆雄君) 教育次長。 ◎教育次長兼学校教育課長(若林武文君) お答えいたします。  この事業の内容ですけれども、特に雫石中学校において、冬期間のスキー部の活動、県内でも盛んであって、学校の特殊性により現在体育教諭が本来の教諭定数以上に配置されております。体育教諭や、その他の教科教諭に負担をかけているというのが今の中学校の実情であります。そこで、事業の内容ですけれども、平成30年10月から31年3月までの6カ月間、雫石中学校スキー部に部活動を指導するための元体育教諭1名を派遣するというものです。この負担については、国、県、町が3分の1ずつ負担するということで、この事業を進めていきたいと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 2番。 ◆2番(横手寿明君) 今全国的にも中学校の先生が部活を教えてというよりも、やっぱり外部の指導員を配置してという流れになってきていますので、大変いいことだと思うのですが、まだまだスキー以外でも雫石中学校では強いチームもありますので、どんどん、どんどんそういうのを広めていっていただきたいなということで質問しましたけれども、これからまだまだそういった流れで外部コーチを派遣してというような形になっていくのでしょうか。 ○議長(前田隆雄君) 教育次長。 ◎教育次長兼学校教育課長(若林武文君) お答えいたします。  この事業の実施に当たっては、スポーツ庁が定める運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインというものがありまして、これを順守しながら教員の負担軽減に努めるということになっておりますので、今後もこういった拡大に努めてまいります。 ○議長(前田隆雄君) 12番、大村議員。 ◆12番(大村昭東君) 11ページ、8目15節工事請負費について尋ねます。  先ほど4番議員からも質問があったわけですが、この中の駐車場照明施設設置工事434万7,000円、これは平成29年度予算の中で執行された備品購入費一千六百幾らとともに、七ツ森地域交流拠点施設整備事業で実施するべきものであって、29年事業の中でしっかりと精査、確認していれば、今回434万7,000円を計上するのを防ぐことができたはずでございます。29年度事業のそういう内容の妥当性、設計の確認をどのように検証したのか。その検証の上に立って、繰り返しますが、29年度予算にどうして計上しなかったのか。政策推進課長。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  大村昭東議員お話しのとおり、全体を一度に29年度で整備できればよかったわけですけれども、これまでもお話ししておりますけれども、当初はまちづくり会社によりましてあそこの南側の部分、あれを全体を造成しながらサ高住の整備も進む予定でございました。そのようなことから道路整備も進めておりましたので、全体を見ながら街灯、明るさ、道路から交流拠点施設までの明るさ、そういうことをはかりながらやっていきたいということがありました。しかしながら、計画どおりサ高住整備が進まなかったということもございましたので、ここで一度にやるというよりも、全部やってしまって余計につくってしまったとか、そういうことにもならないように、こちらとしては最低限のものにしていくためには、これはちょっと先送りをして、交流拠点施設が整備された後に最低限の照明というものを設置していこうという考えで、漏れていたのではなくて、あえて残していたというものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 12番。 ◆12番(大村昭東君) 今のような答弁は何回も聞いているわけですけれども、当初の計画がこういうことが起きないようにしっかりと精査、確認しなければならないと思うのです。先ほどの答弁は弁解にすぎません。だめです、そういうことでは。ですから、さまざま弁解答弁しておりますが、このような予算計上は税金の無駄遣いであります。私はつくづく感じておりますが、当局にはこの税金意識、納税者目線に全く欠けております。これは何度も繰り返しますが、地方自治法第2条第14項、最少の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないに抵触しております。なぜこの条項に抵触するようなやり方で施設整備事業を実施したのか。政策推進課長。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  今大村昭東議員お話しのとおり、我々最少の経費で最大の効果を上げていくように取り組まなければならないということは承知しております。そのようなことから、七ツ森交流拠点施設の整備においても、プロポーザルという中でそれぞれの工務店さん、設計士さんの技術を図りながら、町産材も活用しながら、無駄のないようにいいものをつくり上げていきたいと考えたところでございます。街灯につきましても、今回さまざまな考え方があると思いますけれども、低廉な街灯整備というのも一つの考え方でございますし、これからさまざまな災害対応、あるいは長期にわたるランニングコストなどを考えたところで、最初の導入経費としては少し高額になりますけれども、そういう災害面なども考えればソーラーパネルがいいのではないかというふうに地域づくり推進課のほうでは検討して提案したのではないかなと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 12番。 ◆12番(大村昭東君) たびたび申し上げておりますけれども、私もさまざまな工事は担当してきました。こういう施設の場合は、当然常識です。街路灯をどうするかというのは。基本的なことが欠けています。こういうやり方を見たのは、はっきり言って私は初めてです。さまざま理屈を並べ立てていますけれども、そういうことではなくして、我々が指摘していることをもっと謙虚に受けとめてほしいのです。  それで、29年度の備品購入費とともに、この照明設置工事費国庫補助事業の対象にすることができたはずだと私は思っております。町長からも話がありましたように、どうして小出しに次々と追加予算を要求するのだか。こういう仕事のやり方を平気で行うのはどういうことなのか。予算執行機関内部の牽制作用が全く機能しておりません。構造的に異常な組織になっております。ですから、予算執行機関内部の牽制機能が完全に発揮できるように、組織を再構築するのが私は先決だと思うのです。それをやって、反省の上に立って、この照明施設を整備しなければならないということであれば理解はできますけれども、そういう牽制作用の組織機構に全然手をかけようとしない。今回の9月議会の答弁を聞いて、つくづくそう感じました。この予算執行機関内部の牽制機能が機能していないということで、財政担当の課長はどう考えておりますか。 ○議長(前田隆雄君) 総務課長。 ◎総務課長(吉田留美子君) ただいまのご質問にお答えいたします。  財政担当課といたしましても、町政の適正な事務執行については、これまでもさまざまな規定、またはガイドライン、またはマニュアル等、そのようなものを整備しながら、そしてまたそれに不具合があるような場合には見直しをしながら行ってきているところでございます。  牽制機能ということにはなりますが、重要な部分につきましては担当課のみならず関係部署の合い議、または当課の確認等をしながら、負担行為または支出のほうを行っているところでございますので、これからもそのようなもの、規定等をきちっと見ながら事務を進めてまいりたいと思っております。 ○議長(前田隆雄君) ただいま平成30年度雫石町一般会計補正予算(第3号)を審議中でございますけれども、発言は全て明朗簡潔にし、会議規則第54条を順守するようにお願いいたします。  8番、西田議員。 ◆8番(西田征洋君) 11ページの財調基金の積み立てについてですけれども、これで財調は幾らぐらいの積み立てになってくるのですか。 ○議長(前田隆雄君) 暫時休憩します。   〔午前10時23分〕 ○議長(前田隆雄君) 休憩を解いて再開いたします。   〔午前10時24分〕 ○議長(前田隆雄君) 会計管理者。 ◎会計管理者(米澤稔彦君) お時間をとって大変申しわけございませんでした。  財政調整基金の残高ということでございますが、今ここで1億円の積立金、これはいわゆる法定積み立てということでの積み立てかと思いますが、基金の現況といいますと、2通りの見方がございます。例えば予算ベースと、あとは実際の基金額ということでございますが、まず予算ベース、例えば当初予算でも取り崩しとか積み立てが既に見られております。今回の補正にも計上されておりますけれども、それらの予算ベースで考えますと、現在の財調の現金の部分です。6億円の債権を除いた部分で9億2,500万円ほどになります。予算ベースですと。ただ、その予算が、当初予算の部分も実際には執行されておりません。ということで、実際に現在現金として通帳にある額と言えば10億2,400万円ほどということになります。  以上です。 ○議長(前田隆雄君) 8番。 ◆8番(西田征洋君) いつも議論になるのは、財政調整基金として理想的なのは大体十数億円というふうに言われておりますけれども、この10億円ぐらいのあんばいで、今ここで積み立てで1億円をプラスするというのは、これはどういうわけで今ここで積み立てするのですか。 ○議長(前田隆雄君) 総務課長。 ◎総務課長(吉田留美子君) ただいまの質問にお答えいたします。  財政調整基金の積み立てに関しましては、翌年度の繰越額の2分の1程度をまずは積み立てをするということで、ここ数年来行ってきておりますので、今回も29年度の残予算の約2分の1ということで、1億円を積み立てさせていただいたものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 8番。 ◆8番(西田征洋君) そうすると、今急に使わなければならないということではなくて、いわゆる調整でためていたというふうなことになるわけですか。そうすると、これが例えば次どういうふうなあんばいで使うかという目的そのものは、まだないということになりますか。 ○議長(前田隆雄君) 総務課長。 ◎総務課長(吉田留美子君) ただいまの質問にお答えいたします。  この財政調整基金の今の使い道の予定ということにはなりますけれども、今後高額な事業の投資等があった場合に、町債等も活用することにはなりますが、そこによってまた不足が生じる際にはこの基金を取り崩しながら、全体の財政の調整の中でこの基金のほうの運用をしてまいりたいと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 5番、山崎議員。 ◆5番(山崎留美子君) 11ページです。先ほど質問ありました自治振興費の七ツ森地域交流センター駐車場照明設置工事ですが、先ほどの町長の答弁聞いていますと、29年は8,600万円出て、その前にはインフラ以外出さないとお約束をされております。私がお聞きしたいのは、14ヘクタール町有地に、例えばこれから開発が進んで、また14ヘクタールの照明設備の設置工事が出てくるのではないかなという懸念が残っておりますが、その辺についてのお考えを示していただきたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  今後の14ヘクタールの考え方については、これまでもお話ししておりますが、コミュニティネットさんとの進捗状況が進まない中で、今はナイスさん、ナイスコミュニティーさんと計画をつくっております。基本的には、道路、上下水道というような大きなインフラ工事を今後町は実施する予定もございませんが、経過を見ながら、照明というところがどのようになるかは未定ですけれども、基本的にはないというふうに考えております。  また、まちづくり会社のこれからの開発について、ちょっと進捗がありましたので、この機会にご報告させていただきますけれども、今ナイスさんの関連企業といいますか、協力企業ということで、皆さんご存じだと思いますけれども、YKKAPさん、サッシ等をつくっている会社でございますが、YKKAPさんも先週当町のほうに役員の方がお見えになりまして、雫石町と同じCCRC事業に参加したいということで、今協定に向けて取り組みを進めております。また、同時にまちづくり会社のほうにも出資したいということで、今ご相談を受けておりますので、この話が確定次第、議員の皆さん、町民の皆さんにもお知らせしたいと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 5番。 ◆5番(山崎留美子君) 基本的にはないと考えているというようなことでしたが、基本ではなくて、私たちにここで約束されたことは、町民に対してもそれは同等のものであります。やはり設計当初の段階で、それは予測できたことであります。照明というのは。例えば全部自然エネルギーでやるとかということも提示されませんでしたし。ですので、これから開発進むでしょうが、これはしっかりとお約束していただかないと、全てが後出しじゃんけんのように映りますので、もう一度お考えを伺います。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  今ナイスさんとの協議の中でも、町はこれからの支出はありませんよと、考えていませんよということはお伝えしておりますので、そのように進めたいと考えております。 ○議長(前田隆雄君) ほかにございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) なければ、これで質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第1、議案第1号、平成30年度雫石町一般会計補正予算(第3号)を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○議長(前田隆雄君) 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第2、議案第2号、平成30年度雫石町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより質疑を許します。質疑ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第2、議案第2号、平成30年度雫石町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○議長(前田隆雄君) 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第3、議案第3号、平成30年度雫石町介護保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより質疑を許します。質疑ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第3、議案第3号、平成30年度雫石町介護保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○議長(前田隆雄君) 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第4、議案第4号、平成30年度雫石町下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより質疑を許します。質疑ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第4、議案第4号、平成30年度雫石町下水道事業会計補正予算(第1号)を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔全員挙手〕 ○議長(前田隆雄君) 全員挙手であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第5、議案第6号、財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を許します。質疑ございませんか。8番、西田議員。 ◆8番(西田征洋君) この議案第6号に関してのPOSシステム、これに雫石町の地域交流拠点施設、それから総合交流ターミナル施設というのがございます。これらは、あくまでも民間の施設であるのに、何で町のPOSシステムをやらなければいけないのかを説明いただきます。 ○議長(前田隆雄君) 副町長。 ◎副町長(米澤誠君) お答えいたします。  このPOSシステムにつきましては、道の駅の営業に係る部分の財産の購入でございます。担当課長のほうで前に皆様方のほうに内容についてはご説明を申し上げたかと思っておりますが、いずれ道の駅雫石あねっこ、それから雫石銀河ステーション、そこの施設のところで情報を多角的に分析して経営管理活動に役立てるというような内容でシステムを購入するものでございます。道の駅の事業につきましては、第三セクターというふうなことで運営をしておりますので、町のほうで財産を取得したいというふうに考えているところでございます。 ○議長(前田隆雄君) 8番。 ◆8番(西田征洋君) 地域交流拠点施設というのは道の駅のことでしたか。そうであれば、私は話はわかると思います。わかりました。 ○議長(前田隆雄君) ほかにございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) なければ、これで質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第5、議案第6号、財産の取得に関し議決を求めることについてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○議長(前田隆雄君) 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第6、議案第7号、公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(七ツ森地域交流センター)を議題といたします。  これより質疑を許します。質疑ございませんか。7番、川口議員。 ◆7番(川口一男君) 町長に伺います。  なぜ今この指定管理をし、そしてあそこを営業の過程へ持っていかなくてはならないか。まず、この基本的な根拠をお聞きします。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) センターについては、既にもう完成しておりまして、あの施設を有効に活用したいということで、あの施設そのものは地域の方々も含めて、今後移住者の方々があの場所に移住してこられるというような、さまざまな活動範囲といいますか、利用範囲が広がっていくと思っております。そのために今回公募をしまして、選定されたのがこの内容の会社であります。この会社に対して、今回議会に上程してお認めいただいて、今後の営業なり、あるいは地域活動なりの施設運用をしていきたいという、そういう目的でございます。 ○議長(前田隆雄君) 7番。 ◆7番(川口一男君) まちづくり会社がやるとか、あるいはネットさんがやると、又貸しするとか、そんな話が飛び交っております。4月9日に行って、ネットさんに又貸しをするというような話も東京でしてきたというようなうわさもちらほら聞いております。  採算的に計算をして、あそこでやって採算が合うのだと。例えばですよ、指定管理をあれしてまちづくり会社にして、まちづくり会社があそこで採算合わせるのだというような考えのもとでやるのか、それとも赤字になったら皆また役場がしょうのか、どんな約束をしてやろうとしているのかお聞きします。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) これの運用については、本当に公的な運用の部分については、まさに町、その他で予算をつけていただいて、備品等々も措置しました。それ以外のことについては、活動ベース、営業ベースになりますので、そのことは指定管理を受けた会社が全て責任を持って行うということでございます。その内容、運用について、町からお金を持ち出すというようなことはございません。 ○議長(前田隆雄君) 7番。 ◆7番(川口一男君) 随分むちゃなことをやっています。きのうも現場へ行って見てきました。私は、一般質問のときにもあそこの岩ずりについて言っているはずです。そうしたら、それはまちづくり会社に、余り俺はタッチしていないし、知らないような話をしていましたけれども、あそこの5分の4の岩ずりはどこへ行ったのですか。きのうはかってきました。課長、何ですか。首を横に振っているのは。行って現地見て、前の量と確認しているのが当たり前でしょう。あそこをやったと言っていましたけれども、あの幅が20メーターです。800立米しかありません。どこへ行きましたか。そんなでたらめなことをやって、これも関係者聞きました。まちづくり会社が売ったのです。移動したのです。どうしてそうなるのですか。あそこは役場の土地です。そして、置くときに何でそういう条件なりなんなり。私は3月に質問しています。そうしたら、この前私どもによこした契約書あるいは許可証、そういうものが3月31日になっています。そのときには、もう物あるのです。何日から搬入したかわかりますか。そういうようなあれで、そしてまたあそこに、何も俺はまちづくり会社が悪いとか何かということではない。ぴしっとやってもらえばいいのです。俺は、まちづくり会社が何もかにもおかしくやっているとは思っていません。町当局がおかしいのです。私から言わせれば、町長、あなたがおかしいのです。説明もしないで、そういうような。そうしたら、今ペースはナイスで進んでいるような格好です。ネットさんは連絡とれないから云々くんぬんとかと。おかしいと思いませんか、逆の立場になったときに。 ○議長(前田隆雄君) 7番、質問をまとめてください。 ◆7番(川口一男君) ゆえにそういうことに対して、ここを指定管理するとかなんとかというのは、まだこのごたごたしているうちにそういうことをやるということは、時期尚早ではないですか。もう少し様子を見て、我々にも納得のいくような説明をして、それから議案提案をするべきだと思いますが、町長、どう考えていますか。副町長でもいいです。副町長、どう考えていますか。 ○議長(前田隆雄君) 副町長。 ◎副町長(米澤誠君) お答えいたします。  七ツ森町有地14ヘクタールの部分の残土の受け入れ等々の経過については、今議員ご案内のとおりCLSのほうで受け入れて、町の土地に据え置いたというような形でございます。先日の決算委員会の中でも話がありましたけれども、使用許可等につきましては、資料請求もありましたけれども、資料請求については29年度分の行政財産の使用貸借の部分で資料提供させていただきましたけれども、その前の部分についても許可をしているところでございますので、その部分については許可前に土を搬入していたというところではなくて、土を搬入する際にきちんとした行政財産の許可をした上での搬入というふうなことでご理解をいただきたいというふうに思います。  いずれそういった経過もありますけれども、なかなかきちっとした取り扱いをしていないではないかというご指摘でございます。それこそ前からのご指摘もありますので、その都度そういった部分確認しながら、担当課のほうと協議、確認しながら進めてきたところでございますので、それこそ疑念、疑問持たれないような形で取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 副町長、7番の質問の中には、議案の提出が時期尚早ではないかという質問もあります。その答弁をお願いします。副町長。 ◎副町長(米澤誠君) お答えいたします。  いずれこれも説明のとおり、施設も既に完成をしたところでございます。既に今年度に入って、もう数カ月たっているわけでございますし、議員の皆様方からも使用できるのであればなるべく早く使用できるような状態にすべきというふうなご意見もありますので、そういったところで今回指定管理の議決をいただきたいというふうに考えたところでございます。 ○議長(前田隆雄君) 発言においては、会議規則第54条を順守し、明朗簡潔にお願いいたします。  5番、山崎議員。 ◆5番(山崎留美子君) 指定管理の管理者募集要項、前にいただいたものの中には、提出書類、申請する場合の書類が書かれております。その中には、項目はたくさんありましたが、経営状況に関する書類、法人にあっては貸借対照表及び損益計算書と書かれております。資料請求によっていただいた申請書の中には、貸借対照表はありましたが、損益計算書はございませんでした。また、あわせて納税証明書、これも添付されておりませんでした。恐らく提出はなっていると思うのですが、まずそこを伺いたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 地域づくり推進課長。 ◎地域づくり推進課長(小林由美子君) ただいまのご質問にお答えいたします。  申請書類につきましては、今山崎議員ご案内ありましたとおり、必要書類として示したものについては全て提出していただいているところでございます。 ○議長(前田隆雄君) 5番。 ◆5番(山崎留美子君) ちょっとこれ2番目というか、納税証明書と損益計算書も入っているということですね。 ○議長(前田隆雄君) 地域づくり推進課長。 ◎地域づくり推進課長(小林由美子君) ただいまのご質問にお答えいたします。  納税証明書及び損益計算書を含みます決算報告書については、ご提出いただいているところでございます。 ○議長(前田隆雄君) 5番。
    ◆5番(山崎留美子君) 2回目ですが、それでは議員の資料請求に関してはそこが抜けておりました。抜けているのは、恐らく民間経営体ですが、そこは抜かしているのかと思うのですが、公印は黒塗りされているのです。情報公開の保護の部分にそれは入ると思うのですが、黒塗りで結構ですので、提出を求めたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 総務課長。 ◎総務課長(吉田留美子君) ただいまの質問にお答えいたします。  内容に関しまして、精査いたしまして、出せるものかどうかを確認いたしまして、対応させていただきたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 5番。 ◆5番(山崎留美子君) 大事な議案だと思います。これは指定管理者の可か否かということですが、私たちはチェックする責任がありまして、そこの部分がきちんと見えないというところが一番のポイントだと思うのです。話は違いますが、プロポーザルのほうで再発防止に関してはきちんと情報公開等進めて、プロポーザルのああいったてんまつがなかったように進めるということを話されております。それは黒塗りで結構ですので、やはり提出していただきたいと思います。お願いいたします。 ○議長(前田隆雄君) 総務課長。 ◎総務課長(吉田留美子君) お答えいたします。  内容につきましては、こちらのほうでも確認をいたしまして、黒塗りになるかどうか、ちょっとそこは規定どおりに合わせて、出せるもの、出せないものをちゃんと確認いたしまして、そこについてはこちらのほうで対応をさせていただきたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 8番。 ◆8番(西田征洋君) この七ツ森地域交流センターについて、以前には、ことしの6月にはもう営業を始めているというふうに計画があったわけでしたよね。それについて、何の言明もない。遅れたことについて、町長、何かご意見ありますか。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) もう一度、大変恐縮でございますけれども、今のご質問の意味といいますか、ちょっと理解できなかったのですけれども、お願いいたします。 ○議長(前田隆雄君) 8番。 ◆8番(西田征洋君) ダブりますけれども、前の資料によりますと、30年6月には営業を始めるよというふうに私は書いてあるのを見た記憶があるのです。それについての言明も何もないなということで、今質問させてもらっていたことなのですけれども。もし遅れているのであれば、やはりそれなりの言明があってしかるべきだと思います。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) 議員さんもご存じだと思いますけれども、6月議会で…… ○議長(前田隆雄君) 3月。 ◎町長(深谷政光君) 3月議会ですか、条例を否決されておりますので、それはそういう原因で前に進行することはできないと、そういう時間がここまで来たと、こういうことでございます。 ○議長(前田隆雄君) 8番。 ◆8番(西田征洋君) 私は、前にその資料を見たような気もしていたのですけれども、いずれにしてもこの中で地域おこし協力隊を指定する場所に配置するということで、中央のほうからお墨つきをもらったと、いろいろはしゃいでいるわけでございますけれども、地域おこし協力隊というのはそれぞれの自主性を重んずるという趣旨から見れば、その配置そのものも外れてしまうのではないのかなと私は思います。強制が働くことになるわけです、結果的には。あそこに行きなさい、あそこで働きなさいということになってしまえば、自主性を重んずるとかなんとかではなくて、強制が働いてしまうと。そうすると、地域おこし協力隊の趣旨にも反して、その人たちは従事しなければならなくなってしまうということについてはどうなのですか。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  協力隊の方々については、募集の時点で、その内容、どういうところでどういう活動をするかというところは募集要項に記載しておりますし、面接の際にこういう業務になりますよとか、こういうところで働くことになりますよということはお話ししておりますので、当然そういうことは認識して活動されているというところでございます。 ○議長(前田隆雄君) 8番。 ◆8番(西田征洋君) 何となく納得いきませんけれども、一般的に言えば本当に自主的に参加している人たちに対してここに行きなさいと言うのは、これは強制になってしまうということになることは自明の理なわけです。しかも、その人たちが地域協力隊として国からのお金をいただいてそういうような民間の活動に従事するということであれば、今度は別にほかの人たちがこの民間の会社に雇われて仕事をして、給料をもらいながら仕事をするということから比べれば、指定管理料にも関係してくる微妙な問題も抱えてくると私は思うのです。ですから、そういう点で本当にそういうふうなことでやっていいのかどうかということを聞きたかったわけでございますが、どうですか。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  これまでも答弁しておりますが、地域おこし協力隊についてはさまざまな勤務地で活躍をしていただいておるところでございます。それは、地域づくりであったり、グリーンツーリズムであったり、子育て支援であったり、今回はCCRCという生涯活躍のまちを推進するために、この協力隊については活動をしていただくというものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 4番、岩持議員。 ◆4番(岩持清美君) 一般質問のときも申し上げましたが、第8回の七ツ森ヴィレッジをつくる会、18年3月27日に行われましたこの会議において、コミュニティネットの高橋代表取締役がこのとき参加しまして、次のようなことを言っております。地域交流センターの指定管理をコミュニティライフしずくいしが受注した場合、コミュニティネットグループが地域交流センターの指定管理の業務、食堂、地域のサービス等を受託する。それから、これは地域交流センター、サ高住の食事、見回り、相談業務を行うということを述べておられますが、これはまちづくり会社でいつどのように決定なされて発表したのか、また再委託というのはあるのかないのか、可能なのかどうか。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  まず、議事録というところで、コミュニティネットの社長のコメントは報告書に記載しているわけですけれども、コミュニティネットさんがまちづくり会社からサ高住、レストラン等の業務を委託して運営するということは一切決定していないというふうに記憶しておりますし、決定していないと思います。高橋社長の希望として、これからサ高住整備をその当時は考えていましたので、サ高住整備を進める上で、交流拠点施設でレストラン業務、そしてサ高住の業務というものを運営していくことをまちづくり会社と相談していたと、そういう経緯がコメントで残っているというものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 二重委託に関して。地域づくり推進課長。 ◎地域づくり推進課長(小林由美子君) 岩持議員のご質問、再委託の件についてお答えさせていただきたいと思います。  業務の再委託につきましては、重要な部分について委託を禁止している点もございますけれども、清掃業務ですとか、例えば消防設備点検等、専門性を要するような業務につきましては再委託が可能ということで、そういった場合につきましては町の承認を事前に得るということで管理をお願いすることとなってございます。 ○議長(前田隆雄君) 4番。 ◆4番(岩持清美君) そういうことを聞いているのではない。レストランとかなんとかの再委託というのはあるかと聞いているのだから、ちゃんと答えてください。  まず、こいつはわかったからいいですが、申請書を見ていましたらば、コミュニティライフしずくいしというのは赤字ですよね。赤字決算2年続いています。30年度分はまだ報告になっていませんが、そういうところも指定において加味しましたか。 ○議長(前田隆雄君) 地域づくり推進課長。 ◎地域づくり推進課長(小林由美子君) お答えいたします。  経営状況につきましては、確かに議員ご指摘のとおりかと思いますけれども、開業間もない事業所ということで、そういった部分については今後に期待するということで、書類確認をさせていただきまして、ご意見をいただいているところでございます。 ○議長(前田隆雄君) 4番。 ◆4番(岩持清美君) ずっと一連の提出いただいたもの、ないものもありますが、先ほど山崎議員が申したように、ないものもありますが、あるものについてずっと検証していますと、これから考えてみると、必ずしも順調に黒字で行くような計画ではない。ましてや常勤の人を雇うというのに年間たった215万円、そのほかにパートも雇うと書いている。それで、果たしてこの会社というのは運営できるのかどうかという疑問が残ります。そういう面もちゃんと加味しましたか。 ○議長(前田隆雄君) 地域づくり推進課長。 ◎地域づくり推進課長(小林由美子君) お答えいたします。  今回審査させていただきましたのは、指定管理業務に係る分ということでご提出いただいた収支計画ということで認識してございます。会社の運営に係る分につきましては、今後CCRCを進めていく中で収益事業を実践されていくものという理解でもって審査させていただきました。 ○議長(前田隆雄君) 12番、大村議員。 ◆12番(大村昭東君) 情報収集が不完全でございますので、間違った発言もあるかもしれませんが、その辺はご容赦願います。  同じようなところも出てきますけれども、指定管理者に指定しようとする株式会社コミュニティライフしずくいしは、会社経営の責任者であるところ社長を初め役員が1人も常駐していないように見ておりますし、職員も1人もいない幽霊会社ではないかと思ったりしております。そういう会社にこのセンターの指定管理者として指定するというのはどういうことなのか。町長。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) 私のほうからご説明をさせていただきます。  これまでもご説明しておりますが、七ツ森交流拠点施設は単なるレストランというものではなくて、あそこは公民館的な機能、そして収益を上げる事業というところで、何を目的としているかといえば、地域づくり、あるいはCCRC事業を進めていくという施設でございます。そのようなことから、これまでも説明しておりますが、町の生涯活躍のまち構想を計画して、そして基本計画をつくって、地域再生計画を国のほうに提出をさせていただいて、その実施する計画、形成事業計画といいますけれども、そこを地域再生推進法人、まちづくり会社とともにつくったところでございます。国のCCRC事業のスキームにおいても、この交流拠点施設について誰が運営するのかと、地域再生推進法人が運営しなさいよというところで規定されておりますので、ここの七ツ森交流拠点施設は地域再生推進法人でなければ運営ができない、地域再生推進法人でなければ所期の目的が達成できないというものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 12番。 ◆12番(大村昭東君) 課長の答弁だとして、それでも実態のない幽霊会社みたいなものに、だからってやっていいのかどうかというのは大いに疑問があります。  それから、CCRCのことをしょっちゅう強調しますけれども、地域おこし協力隊で2月1日に委嘱した方は、このホームページ見るとレストランのプロデュース業務に携わると、こうあるのです。これと課長の答弁は食い違っています。そうであります。だって、課長はCCRCと言っている、レストランのことは何も言っていなかったのです。おかしいのではないですか。そのことはいいです、答弁は。私が聞きたいのは別なことですから。  これは前にも言いましたけれども、ちょっとダブるところがありますが、ご勘弁ください。政策推進課長は、このセンターは公民館的性格、機能があるので、地域おこし協力隊2名を配置するとたびたび発言しているわけでございますが、2月1日に委嘱したこの2人のうちの1人、たしか雫石プリンスホテルの従業員の方だと思いますが、このM氏は、繰り返しますけれども、数十年前から雫石町晴山51番地の4に自宅を構えて、そこに永住している方のようです。多分間違いないと思います。これは、M氏自宅周辺の晴山の住民の証言でございます。電話帳にも数十年前から平成30年現在も、一つも変わっていないでそのまま載っております。M氏の本籍、住民票をどのように確認したのですか。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  まず、地域おこし協力隊については、基本的には町外からの転入ということでスキームつくられておりますが、例えば雫石町出身の20代、30代の方が東京で働いていると、そういう方が雫石町に戻りたいと。そういうときに地域おこし協力隊の募集があれば、住所が東京等にあれば申し込みをしていただいて、協力隊として働くことができるものでございます。協力隊の制度は、前住所がどこにあるかということがその基準になりますので、当然そこは確認するわけですけれども、今回の方についてもこれまで日本全国さまざまなところを点々とされてご活躍をされていたというところでございましたので、今回は雫石町に戻って、住所はご自宅があるわけですから、あるということですけれども、今回は雫石町に戻ってきていただいて、協力隊として活躍をしていただくというものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 12番。 ◆12番(大村昭東君) 晴山周辺の住民の方は、そのようには理解しておりません。晴山行政区の地域活動にも積極的に参加してもらって、大変助かっているという話でございます。課長の答弁とは大いに食い違っています。  それで、これも町民から持ち込まれた話でございますけれども、この方を委嘱するために、仮に住所を一時的に出生地に移したのではないのかという疑念を町民の方は持っております。北秋田市の出生地に住所を移したとしても、生活の本拠地はそのままここなわけでございますから、町民の言葉を借りますと、余りにも町民をばかにしたやり方だと。しかも、この方は、失礼ながらかなり高齢の方でございます。ですから、そういう町民が騒ぐような、町民に疑念を持たれるようなことは、課長が答弁したように、それが正しいとしても、町民に疑念を持たれるような、騒がれるようなことはやるべきではないのです。そういうことをやると、これまでの町行政の信用はがた落ちしているわけでございますが、ますますこのことについて信用ががた落ちになるわけです。大変失礼でございますが、七ツ森交流センターの工事については、私から言わせれば不適切なやり方だったわけでございますが、そういうことを議会等、あるいは監査委員のほうから厳しく指摘されていながら、この協力隊を委嘱することについて、そういう町民が騒ぐようなことを、なぜそういうことを繰り返すのかお聞きします。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  大村昭東議員お話しのとおり、プロポーザルの件もございますし、さまざま制度の説明等、きちんとできないことなど、いろいろ町民の皆さんにそのように思われているというのは、やはり反省しなければなりませんし、残念に思っております。これからさまざまな取り組みにおいても、そのような疑念を抱かれないように取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 4番。 ◆4番(岩持清美君) ただいまの大村議員の質疑に対して、課長は地域再生法人でないと引き受けることができないと言っていましたが、直営もできないのですか。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  先ほどお話しした形成事業計画、地域再生計画を内閣府、国のほうに提出しまして、その計画の中には七ツ森交流拠点施設において、この事業実施主体は誰が運営するのか、誰が実施するのだというところを聞かれております。そこには、計画にはまちづくり会社というところで提出をさせていただきますので、基本的にはやはり地域再生推進法人であるまちづくり会社が実施しなければならないと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 4番。 ◆4番(岩持清美君) そうしますと、CCRCの申請を出したときからまちづくり会社が行うということは決まっていたということになります。そうしますと、17年2月3日にCLSで策定いたしました町有地14ヘクタールの費用概算の中に、交流拠点施設としてCLS負担分として750万円あります。これは何に、どういうものに使われる計画でしょうか。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  今岩持清美議員がお話しされたのは、恐らく29年2月3日の全員協議会資料だと思いますけれども、この当時については概算費用で開発費、造成費、交流拠点施設費というところで、今回の町でそろえた備品以外の指定管理者がそろえる部分の備品をこのときは概算で計上したというものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 4番。 ◆4番(岩持清美君) 3回と決まっているから、余りそういうふうにまどろっこしくしゃべらないで、何に使うのだかということを答えてもらいたいのです。施設内備品等に750万円の計画があるわけですけれども、大部分は町で買ってやったのでしょう。備品そろえたのでしょう。それなら、この計画自体が最初から拠点施設はコミュニティライフしずくいしが引き受けるというのをさっきあなた説明したでしょう。前々から計画があったのだと。そうしたらば、この750万円は何のために、何に使うのだかということを聞いているのです。 ○議長(前田隆雄君) 政策推進課長。 ◎政策推進課長古川端琴也君) お答えいたします。  七ツ森交流拠点施設の今回の備品については、町にさまざまレストラン業務を行うような施設がございますが、そういうところを参考としながら、必要最低限、どのような事業者さんが入ったとしても、ある程度スタートできるような冷蔵庫等の備品を備えつけさせていただいたものでございます。そのほかのお皿だとか、そのようなさまざまな備品については、こちらのほうで用意しておりませんので、あるいはレストランの業務の内容によって、そこが中華をやるのか、イタリアンをやるのか、そういうようなプロデュースする側で備品が変わってくると思いますけれども、そういうところで事業者のほうで用意していただくというもので積算しているというものでございます。 ○議長(前田隆雄君) ほかにございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) なければ、これで質疑を終わります。  次に、討論に入ります。  それでは、これから討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。12番、大村議員。   〔12番、登壇〕 ◆12番(大村昭東君) 私は、ただいま上程されております議案第7号、公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、反対の立場で討論を行います。  反対の理由は次のとおりであります。指定管理者に指定しようとする株式会社コミュニティライフしずくいしは、会社としての実態がよく理解できなく、幽霊会社とおぼしき会社であり、指定管理者としての能力があるとは思われないことであります。  2点目、七ツ森地域交流センターには公民館的機能があるとして、地域おこし協力隊2名を配置するとの説明でありますが、公民館的機能業務と説明のあった交流センター設置目的を達成するため、必要とするセンター業務との役割分担、区分が不明確であり、管理運営計画の明細、中身の説明がございません。コミュニティライフと雫石町との二重管理になるおそれが大いにあります。  3点目、公民館的機能があるとして、当局が配置するとしている地域おこし協力隊2名の中のM氏は、数十年前から雫石町晴山51番地の4に自宅を構え、永住している元雫石プリンスホテル従業員のようでございます。しかも、高齢の方であり、町民が騒いでいるように、地域おこし協力隊として委嘱するに適切とは思われないこと。  以上の理由により、コミュニティライフしずくいしをこの施設の指定管理者として指定することには反対せざるを得ません。議員各位の賛同をお願い申し上げ、私の反対討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。1番、堂前議員。   〔1番、登壇〕 ◆1番(堂前義信君) 1番、堂前義信であります。私は、公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(七ツ森地域交流センター)について、賛成の立場で討論に参加させていただきます。  当センターは、町有地14ヘクタールを活用した国のモデルプロジェクトの中核施設であり、CCRCにより移住される住民のみならず、町民にも広く利活用していただく目的で整備されたものであります。雫石町生涯活躍のまち構想に基づき、1、中高齢者の就業の機会の確保、2、生涯学習活動への参加の機会の提供、3、介護サービス及び介護サービス提供体制の確保、4、高齢者向け住宅及び土地の確保、5、移住希望者の来訪及び滞在の促進、6、その他地域住民活動や多世代交流促進などの取り組みをこの交流施設を中心として町内全域に展開するとともに、企業誘致や観光誘客促進も期待できることから、地域活性化が図られ、人口減少対策としてその効果が大いに期待されます。  本施設の指定管理者として指定された株式会社コミュニティライフしずくいしは、地域再生を目指す雫石町を補完的立場で町と一体となって事業推進に取り組む地域再生推進法人に指定され、設立当初から町有地14ヘクタールの活用事業推進に取り組んでまいりました。指定後は、当センターの運営を町と密接に連携して取り組み、施設の設置目的を早期に達成できるものと期待できます。  以上のことから、本議案に賛成するものであります。何とぞ議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に反対者の発言を許します。7番、川口議員。   〔7番、登壇〕 ◆7番(川口一男君) 7番、川口一男です。私は、公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、反対の立場で皆さんにお願いするものであります。  コミュニティライフしずくいしにつきましては、この募集の時点から注目をして見ておりましたが、議会の考え、あるいは町民の願い、そういうものは無視され、東京の会計士さん、あるいは元ハウスメーカーのTさん、そういう者の入った会社であります。悪い言葉で言えば、仲よしクラブのような会社、そして従業員もいないと。これから恐らく雇用してくるものと思っていましたら、それは全て国からの交付金であれしています協力隊がやると。では、どうなっているのだと。これは、地域からの声が大きくあります。これでいいのでしょうか。  そして、協力隊の方の疑惑もあります。住所を一旦秋田へ移して、そして実質は町内に住んでいる人で、それが秋田に一旦移した格好にして、そしてまた年も相当いっているようでございますが、そういう者に対し、もう一つはあるまちづくり会社の出資者からもお聞きしました。これは、一度は採算的に絶対合わないから断りするということで断ったそうであります。しかし、どうしてもということで、どんな方法かで何とかなるか、私らにはわからないけれども、一回は反対して採算が合わないということで断っているのだという声も聞きました。ゆえに、これはやがては計画どおりにあそこへ70世帯の老人夫婦等、そういうものが入ってきたときには、そこの食堂に使うとか、交流に使うとか、いいでしょう。今の現状で皆さんあそこへ行ってみてください。できますか。  そして、このまちづくり会社が、私どもが受けたということで、あそこにトンネルのずりが2,000から3,000立米入っていました。今は、800立米ぐらいしかありません。よそのほうへ移してはいますけれども、あとはどこへ行ったのですか。それも、あるまちづくり会社の出資者からも聞きました。あれは販売といいますか、別なほうに配りましたよという声も聞きました。しかしながら、それも未収入金で、そのまちづくり会社では400万円ぐらい上げているような話でございます。そして、言っていました。300万円ぐらいは減ったと。これでいいでしょうか。そういうところに指定管理。決してまちづくり会社の方たちが悪いということではない。12番議員が言っているとおり、Kハウスのあれもそうです。私どもが会社へお邪魔をして、Kさん、あなたも被害者ではないですかと聞いたら笑っていましたけれども、なぜみんなつくった、もういろんな法律のあれにひっかからないようにと仕組んだものにみんなしてしまうのでしょうか。これでは、私は賛同できかねます。できません。  これからの町を、そしてあそこが赤字になったら誰が責任をとるのか。恐らく今の町長はとれないと思います。そして、孫子の代までそれが続く。こういうものを幾らでも少なくしていくには、この計画が、まず建って人が入ってきたら、それから開業すべきであると思い、反対するものであります。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。10番、村田議員。   〔10番、登壇〕 ◆10番(村田厚生君) 私は、議案第7号、公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、賛成の立場で申し上げます。  まずもって、議会とは議案書に沿って質疑する場だと私は思っております。そこに私はこの議会に疑念を抱いております。  また、行政施策とは常に前進するのではなく、時には立ちどまって考え、またそれから進むと、こうなっていくべきだと思います。この件については、今日までいろんな経緯の中で現在に至っております。ですから、今回この指定管理者の選定、私は議案書の中で考え、賛成、反対をするべきだと、このように思います。  まず、簡単に申し上げれば、この選考に当たっては、この議案書の参考資料の中で選定したものと私は思います。ゆえにこの議案書等を十分に理解して、議論するべきものだと私は思います。こまいところまでは申し上げませんが、私はこの参考資料等を考慮し、これは賛成するべき案件だと思います。皆さんのご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に反対者の発言を許します。15番、加藤議員。   〔15番、登壇〕 ◆15番(加藤眞純君) 私は、公の施設、七ツ森地域交流センター指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、反対の立場で討論させていただきます。  地域再生関連の国策に係る国の補助金や交付金の内容をいち早く知り得る立場にいた会社の戦略に乗せられ、国策だからと14ヘクタールプロジェクト構想をコンサルタントに言われるがままに立ち上げた深谷町政であります。  当局は、国策にのっとっているから、14ヘクタールプロジェクトが人口減少やさまざまな地域の課題を解決してくれると念仏のように唱えております。しかし、助成金のほとんどが調査費用あるいは移住促進などと、コンサルタント料のような形で、このプロジェクト構想に携わった早稲田大学関連や株式会社コミュニティネット関連に流れ、その成果は何も残っていません。成果どころか、逆に町財政にお荷物となる七ツ森地域交流センターという後世にツケを回す負の遺産が残っただけと言えます。  この負の遺産である交流センターは、国の補助金が半分、町負担が半分の約1億2,000万円ででき上がったものですが、国庫補助があるとはいえ、全て血税であります。そして、この交流センターは、先ほどから言われているように、出来レースのプロポーザル方式で、入札の審査委員長が町長で、資格のない業者が選択されて、私に言わせれば不正にでき上がったものと考えるものであります。  さらに、今回の指定管理者の条件も地域再生推進法人でなければならないということであり、それをクリアしているのはまちづくり会社1社しかありませんでした。その指定管理者となるべく、その前に地域再生推進法人に指定されるために申請した会社の社長が深谷町長であり、それを認定する側も深谷町長でありました。社員のいないまちづくり会社で、地域づくりの何の実績もない会社が地域再生推進法人になるのもおかしい。そこが指定管理者に指名されることも不思議でなりません。これもまた筋書きどおり運ばれたようであります。  このように、一連が当初計画されたとおり、すなわち関係者で画策されたストーリーどおりに運ばれた疑惑だらけの見え見えの出来レースと言っても過言ではありません。こんなにも町民を欺いたストーリーで構成された指定管理など、認めるわけにはいきません。  さらに、町民の誰も必要としていない、そして現地に行ってみればわかりますが、誰も住みたいと思わない地域で、赤字が見え見えで、税金の無駄遣いするだけの七ツ森地域交流センターに町民の税金指定管理料を支払うわけにはいきません。  以上の理由により、この議案に反対するものです。議員各位におかれましては、このような状況下での議決権の行使は町民に対して大きな責任が伴うことをいま一度考えながら、また二元代表制の議会の責務と使命を果たすためにも、何とぞ賢明なる判断をされて、反対にご賛同くださるよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。13番、上野議員。   〔13番、登壇〕 ◆13番(上野三四二君) 13番、上野三四二であります。私は、七ツ森地域交流センター指定管理者の指定に関し、賛成の立場で討論に参加させていただきます。  七ツ森地域交流センターは、レストラン兼カフェ、あるいは移住相談スペースも有しており、またお試し居住機能を備え、移住希望者を呼び込み、また新たなコミュニティーづくりと定住人口の増加を目的として整備されており、当町の人口減少対策及び地域振興の拠点となるものであります。  当町は、雫石町まち・ひと・しごと総合戦略を策定し、安心して子育てができる環境づくりや地域づくりの取り組みを積極的に進めております。移住希望者とともに、町民もまたこの地で定住できる受け入れ態勢の整備についても早急に進める必要があります。  また、指定管理者となる株式会社コミュニティライフしずくいしは、施設を管理していく方針として、多世代が集うコミュニティーの形成、あるいは雇用機会創出、また域内経済循環、地域課題の解決、加えて移住者、関係人口の増加など、生涯活躍のまち構想の実現などを掲げており、外部有識者などで構成される雫石町指定管理者候補者選考委員会においても、当該施設の設置目的及び運営方法をよく理解しており、施設の目的を踏まえた運営方針が提案されて、施設管理に対する意欲が強く感じられることから、指定管理者として適当と判断するという審査評価がなされております。  私たちは、これまで議員同士の合議体としての議論を数多く重ね、時には感情丸出しになり、あるいは外から見れば不忠が生じていないかというような不信感まで出るような議論を踏まえて今日まで参りました。ようやくにしてというよりも、むしろ3月完成して以来、6カ月を経過しております。要するに、遊休の状態であります。この施設の整備を進めてきたとともに、この取り組みを前進させなければ、当町の人口減少対策と地域活力のために、一日も早く施設機能を発揮してもらうべきと私は考えております。  このようなことから、七ツ森地域交流センター指定管理者の指定に関し賛成の立場で討論に参加したところであります。議員各位のご賛同を特に特にお願いをし、私の発言といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に反対者の発言を許します。8番、西田議員。   〔8番、登壇〕 ◆8番(西田征洋君) 私は、当議案に反対の立場から討論をさせていただきます。  この計画書によりますと、レストラン業務に町の委嘱を受けた地域おこし協力隊を差し向けて、そこにはほかに住民が従事する係がいないという計画でございます。言うなればこの部分は町直営になってしまうといってよいものであり、指定管理にそぐわない部分ができているというように私は思っております。したがって、この議案は指定管理の範囲以外のものがあることから、私は反対を表明させていただきます。皆さんの賛同をお願いしたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。11番、石亀議員。   〔11番、登壇〕 ◆11番(石亀貢君) 11番、石亀でございます。私は、議案第7号、公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、賛成の立場で討論に参画いたします。  現在本町の置かれている人口減少は、非常に大きなものであります。仮に推移を述べますと、昭和30年1町3村が合併しました。その後、現在まで63年経過しております。その間、この人口のピーク時というのは、昭和35年であります。このときには2万708人、これが最大でございます。次に、平成に入ってでございます。平成12年でございます。1万9,750人、これが現在までの大きな傾向の人口減でございます。現在と申しますと、1万6,800人ぐらいですか。平成から見ても3,000人減でございます。これは、町の活力という部分から考えますと、大きな地域力ダウンであるというふうに思います。  その上で、本町においては遊休地がかなりの土地を有しております。やはりその活用の一端として14ヘクタールを活用することは、私はベターであるというふうに思います。いろいろ事業推進においては、ダッチロールみたいなことは多々ありましたけれども、しかし建物が現在完成を見ております。利用しないと、これこそ税金の無駄遣いと言われることであるかと思います。やはりできたものは活用し、町の活性化のために一端を、部分として活用すべきだろうというふうに思います。  また、ましてや隣接地におかれましては、企業誘致が今建設中でございます。年内に完成ということも聞いております。民間も出てきて、行政の建物が未稼働ということは、果たしてそれがいいのかどうか、私は疑問を感じるところでございますので、賛成する立場でございますが、福祉、産業の分野においては、やはりベターな場所であるというふうに思いますし、今雫石町の町民所得が、平成27年でございますけれども、244万円です。これは県内の19位に位置しております。ぜひこういった低下した所得を向上させるためにも、やはり企業、あるいは福祉というものが向上するべきだろうと私は思います。  現時点においては、必要な対策を講じ、将来に向けて体系を確立しようとするものであり、まさに指定管理者は必要なことであります。森に入って山を見ない結果にならないよう望むところでございます。  以上のような理由をもって原案に賛成し、討論といたします。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に反対者の発言を許します。5番、山崎議員。   〔5番、登壇〕 ◆5番(山崎留美子君) 私は、この今の議案、指定管理者について反対の立場から討論に参加いたします。準備をしてきませんでしたが、議論を聞いておりまして、やはり私も反対の立場から討論に参加させていただくこととしました。  そもそもは地方創生ということで、町はあそこで町有地をCCRCを軸にして福祉と、そして人口減少に対する一つのプランを地方創生という中で展開してまいりました。ところが、ずっとこの3年見ていますと、余りにも後出しが多くて、予算が増えてきておりまして、そして先ほどどなたか議員もおっしゃっていましたが、事実が通れば予算もついてくる、議会も通すというような考えがどうしても見受けられます。  これは、地域再生計画における全体事業費及び事業実施期間のプリントです。この中で、町はKPIを設定しておりまして、そして国に交付を申請しました。100人移住して10年住むと、消費効果は約18億円、1人当たり180万円年間に使うというふうに話されております。そして、このKPIの中には、地域交流拠点施設の中のKPI、アウトカムベース、そしてお試し居住施設宿泊組数も書かれております。これは、今の議案は指定管理者の件ですので、今回のコミュニティライフしずくいしが提出されました4年間の収支計画書を見ました。先ほど質疑の中で、資料請求に不備があるのではないかなということで、損益計算書と、そして納税証明書の提出を求めましたが、黒塗りで出せるかどうかは検討するということで保留になったままです。私たちは、情報公開こそが住民に対してきちんと説明し得る材料であると考えて、私なりにもいろいろ調べてまいりました。公印は黒塗り、これはもう当然のことになっておりますが、国会でも資料請求している段階では黒塗り、いわゆるのり弁でも出されております。地方自治体が出せないはずはないのです。それがまず欠けていたということが、これは大変疑念が残っております。  続きまして、この4カ年の収支計画書がありますが、その前にKPIで町が出したほうには、地産地消のレストラン、産直、ギャラリー、お試し居住施設の使用料が数値で出されています。これは国に出した資料です。年度がもうずれておりますが、例えばレストランと産直ギャラリー、総合の費用というか効果、これは1,100万円ですか、ちょっとプリントが薄いのですが、お試し居住に関しては町が国に出したのは24組です、初年度。ところが、今回コミュニティライフが提出した申請書の中には、お試し居住が56万円、計算しましたら年間178組利用するというふうに書かれています。ところが、レストランのほうの収支は出ておりません。ここは、やはり町のほうはレストランの収支も、きちんとそこを見る必要があったと私は考えます。  先ほど施設管理、指定管理に関して、直営ということもありましたが、ここは一つ立ちどまって、暫定的に町が直営で動かす方法を模索するということも選択の一つとして考えられないでしょうか、皆さん。できてしまった施設を使わない、もったいない、それは私も同じです。町民の財産です。でも、町こそきちんとこれは手続を踏んでいただきたい。それをチェックするのが私たちではないでしょうか。地方分権の時代になってから17年ぐらいたちますか。今こそ国と同じではなくて、一つの地方自治体として、町がきちんと町の資源を使って雇用を生んで、そしてそれを循環させる、そういった方向に向いていただくよう、私は常に希望しておりましたが、皆さんにもそのようにぜひ良心の判断をお願いしたいと思います。  以上、これで反対討論を終わらせていただきます。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に反対者の発言を許します。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) これで討論を終わります。  これより採決に入ります。  日程第6、議案第7号、公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(七ツ森地域交流センター)を原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(前田隆雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで昼食のために休憩いたします。   〔午前11時58分〕 ○議長(前田隆雄君) 休憩を解いて再開いたします。   〔午後1時00分〕 ○議長(前田隆雄君) ここで暫時休憩いたします。   〔午後1時00分〕 ○議長(前田隆雄君) 休憩を解いて再開いたします。   〔午後1時20分〕 ○議長(前田隆雄君) ただいま町長から議案第8号、平成30年度雫石町一般会計補正予算(第4号)が提出されました。  これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 異議なしと認めます。議案第8号、平成30年度雫石町一般会計補正予算(第4号)を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。  追加日程第1、議案第8号、平成30年度雫石町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務課長。   〔総務課長、登壇〕 ◎総務課長(吉田留美子君) ただいま上程いただきました議案第8号、一般会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。  一般会計補正予算書の1ページをお開き願います。議案第8号「平成30年度雫石町一般会計補正予算(第4号)」  第1条は、債務負担行為の追加を定めるものでございます。    平成30年9月21日提出        雫石町長 深 谷 政 光  2ページをお開き願います。     (以下議案朗読説明)  以上で一般会計補正予算(第4号)の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田隆雄君) 提出者の説明が終わりました。  これより質疑を許します。質疑ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  追加日程第1、議案第8号、平成30年度雫石町一般会計補正予算(第4号)を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○議長(前田隆雄君) 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第7、認定第1号、平成29年度雫石町一般会計歳入歳出決算から日程第15、認定第9号、平成29年度雫石町下水道事業会計決算までの9件を一括決算特別委員会に付託中であります。これより審査の結果について決算特別委員長の報告を求めます。5番、山崎留美子委員長。   〔5番、登壇〕 ◆5番(山崎留美子君) ただいまから平成29年度会計決算特別委員会における審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。  決算特別委員会は、去る9月7日の本定例会において、議長を除く議員全員をもって構成され、認定第1号、平成29年度雫石町一般会計歳入歳出決算から認定第9号、平成29年度雫石町下水道事業会計決算までの9会計の決算の審査の付託を受け、9月18日から20日まで3日間にわたり、町長を初め町当局担当者の出席を求め、詳細な説明を受けながら慎重に審査いたしました。  審査中における具体的な内容につきましては省略させていただきますが、その結果についてご報告いたします。審査の結果は、全決算についていずれも認定すべきものと決定いたしました。  以上、簡単でございますが、平成29年度会計決算特別委員会における審査の経過と結果について、決算特別委員長の報告といたします。 ○議長(前田隆雄君) 決算特別委員長の報告が終わりました。  これより討論に入ります。討論ございませんか。  それでは、これから討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。8番、西田議員。   〔8番、登壇〕 ◆8番(西田征洋君) 8番、西田でございます。私は、今回の29年度決算に対し、一般会計、その他への数点に対して反対の立場で討論に参加させていただきます。  まず、一般会計に対してでありますが、何といっても町債の年度末残高がここ数年にわたって最高額を更新してしまっていることを指摘しなくてはなりません。つまり借金が積み増しされているということは、大変残念なことでございます。口では借金は少ないほうがいいと言いながらも、実際には借金が増えることを容認し続けるということは、後々の財政運営に支障を来すおそれがあると、そういうことで厳に慎まなくてはならないことだと思います。幾ら魅力的な企画であっても、借金を増やしてまでもやることなのか、よく吟味することが必要だということで、今回の14ヘクタールの開発の件がその典型としてはっきりとあらわれているのではないでしょうか。このことについて議論のやりとりの中で、借金の積み増しはやむを得ないかのような、そういう答弁を繰り返したのはまことに残念で、このことについて何の反省もないということは大変残念でございます。  かつては、町の決算は積極的に年度末残高を減らしていき、数年間で60億円台にまで下げた実績がありました。これに学ぶべきだと私は思います。現在では、それがまた90億円台にまで上昇し、この先どこまで上げるのか保証の限りではありません。  さらに、指摘しなくてはならないことは、14ヘクタールの開発をめぐる町のやり方でございます。監査報告で指摘された不正常な町の行政の不正常さを指摘した部分のその執行を停止しないで予算の執行を行ってしまったのは、処分をしなければならなかったくらいの大きなミスを犯したと自ら自覚していたにもかかわらず、不正常さを是正する努力をしなかったという印象を町民にも与えてしまったことは、町政の大きな汚点となってしまったことは否めません。  しかも、この14ヘクタール開発は、政府の東京一極集中の策略にまんまと乗せられたものだという町民の声もあります。行政施策の方向性を見誤ったものと言われても仕方がないと思っております。借金は増えていく、不正常な行政運営に走るということで、このようなやり方はとても容認できるものではありません。  評価できる面も多々ございます。しかしながら、以上の点、大きな欠点として反対を表明せざるを得ない。皆様のご賛同をぜひとも賜りますようお願い申し上げます。  ほかにも特別会計の国保、介護関係、後期高齢者医療等にも反対を表明しておりますし、御明神財産区特会のあり方に疑問があり、これにも賛成できかねます。何とぞ皆様の満場のご賛同をいただきますようお願い申し上げまして、討論を終わらせていただきます。
    ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に反対者の発言を許します。12番、大村議員。   〔12番、登壇〕 ◆12番(大村昭東君) 12番、大村昭東であります。私は、認定第1号、平成29年度雫石町一般会計歳入歳出決算認定に反対の立場で討論を行います。  反対の理由は、次のとおりであります。決算の中の七ツ森地域交流拠点施設整備工事と、この工事に関連した工事の中には、一般会計決算審査及び総括の中で発言、指摘したとおり、違法、不当な町長の権限行使のもとで行われたために、町民の町行政に対する不信感を増長させたのみならず、県を初め近隣自治体の信頼を著しく損ねました。にもかかわらず、当局は私ども議員の指摘、さらには監査委員の指摘を無視してこの工事を強行し、町政を混乱させ、今日に至っております。  その根本原因は、自治体の当時の仕組みである予算執行機関と会計機関の相互牽制制度を全く無視していることであります。そのために、この事業を所管した政策推進課は、自らの不始末で行政内部組織の地域整備課、総務課、地域づくり推進課、そして関係課を巻き込んで、その職員に多大な迷惑をかけていることに一つも気がついておりません。さらには、町監査委員、議員の指摘を無視し、さまざまな形で迷惑をかけていることにもかかわらず、心の痛みを感じているとは思われません。  これは、繰り返しますが、予算執行機関と会計機関の相互牽制制度を無視した結果であります。そのようなもとで調整されたこの一般会計決算を認めることはできません。議員各位の賛同をお願い申し上げまして、私の反対討論といたします。 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 次に、原案に反対者の発言を許します。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) これで討論を終わります。  これより採決いたしたいと思います。これに異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 異議なしと認め、採決いたします。  なお、この採決は起立により行います。  日程第7、認定第1号、平成29年度雫石町一般会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。  原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第1号は認定することに決定いたしました。  次に、日程第8、認定第2号、平成29年度雫石町国民健康保険特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。  原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第2号は認定することに決定いたしました。  日程第9、認定第3号、平成29年度雫石町御明神財産区特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。  原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第3号は認定することに決定いたしました。  日程第10、認定第4号、平成29年度雫石町介護保険事業勘定特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。  原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第4号は認定することに決定いたしました。  日程第11、認定第5号、平成29年度雫石町介護保険介護サービス事業勘定特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。  原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第5号は認定することに決定いたしました。  日程第12、認定第6号、平成29年度雫石町立雫石診療所特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。  原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第6号は認定することに決定いたしました。  日程第13、認定第7号、平成29年度雫石町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。  原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第7号は認定することに決定いたしました。  日程第14、認定第8号、平成29年度雫石町水道事業会計決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。  原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔全員起立〕 ○議長(前田隆雄君) 全員起立であります。よって、認定第8号は認定することに決定いたしました。  日程第15、認定第9号、平成29年度雫石町下水道事業会計決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。  原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。   〔全員起立〕 ○議長(前田隆雄君) 全員起立であります。よって、認定第9号は認定することに決定いたしました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第16、同意第1号、教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。副町長。   〔副町長、登壇〕 ◎副町長(米澤誠君) ただいま上程いただきました同意第1号についてご説明いたします。  議案書11ページをお開き願います。同意第1号「教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて」  雫石町教育委員会の委員に次の者を任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求める。               記      住  所  雫石町上野上岩持27番地      氏  名  岩 持 斗季子      生年月日  昭和30年8月19日生  以上で理由を終わります。よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田隆雄君) 提出者の説明が終わりました。  本件は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 異議なしと認め、採決いたします。  なお、この採決は起立により行います。  日程第16、同意第1号、教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。   〔全員起立〕 ○議長(前田隆雄君) 全員起立であります。よって、本案は同意することに決定いたしました。  ここでただいま同意されました教育委員、岩持斗季子氏よりご挨拶をいただきます。   〔教育委員会委員、登壇〕 ◎教育委員会委員(岩持斗季子君) ただいまご紹介賜りました岩持斗季子でございます。平成23年2月教育委員に任命いただきまして、7年7カ月の間に多くのことを学ばせていただきました。未曽有の大震災、大雨災害、学校適正化などなど、経験したことのないものだらけの中で、おかげさまで子供たちの教育環境を、皆様におかれましてはご協力いただき、整えていただきました。ありがとうございます。まだまだこれからもよろしくお願い申し上げます。  何事にも真剣に取り組む子供たちの姿には、心打たれる場面がたくさんございました。雫石町に生まれ育ってよかったなと思えるように、有形無形の伝統文化、芸術、スポーツ、産業、先人たちの生き方などなど、正しく学んで、心も体も豊かに成長してほしいと切に願うところでございます。甚だ微力ではございますが、子供たちの健全な成長のために、命と暮らしを守るために誠心誠意努めたいと存じておりますので、よろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。本日はありがとうございました。 ○議長(前田隆雄君) ありがとうございました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第17、請願・陳情を議題といたします。  今定例会所管の常任委員会に付託している請願3件、陳情1件について所管の常任委員長から審査結果報告を求めます。  これより請願第1号、ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める請願、請願第2号、教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書採択の要請についての請願、請願第3号、私学教育を充実・発展させるための請願、陳情第2号、臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情の4件について、教育民生常任委員長の報告を求めます。2番、横手寿明委員長。   〔2番、登壇〕 ◆2番(横手寿明君) 2番、横手寿明でございます。今定例会におきまして教育民生常任委員会に付託されました請願並びに6月定例会において継続調査としておりました請願及び陳情についての審査結果をご報告申し上げます。  去る9月13日午前10時から305号委員会室において委員7名全員が出席し、慎重に審査いたしました。審査の経過と精細な内容につきましては省略させていただき、その結果をご報告いたします。  初めに、今定例会に付託されていた請願についてご報告申し上げます。請願第2号、教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書採択の要請についての請願については、あすの日本を担う子供たちが全国どこに住んでいても一定水準の教育を受けられるための条件整備は必要であることから、趣旨に賛同し、全会一致で採択することといたしました。  請願第3号、私学教育を充実・発展させるための請願については、公立と私立では依然として大きな学費格差があり、兄弟を私立学校に通学させている保護者の負担は多いことから、国、県の抜本的な私学助成を充実させることが必要との趣旨に賛同し、全会一致で採択することといたしました。  次に、6月定例会において継続調査としておりました請願及び陳情についてご報告申し上げます。請願第1号、ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める請願については、タクシー事業の今後を考えると一定の保護は必要であるが、地方においては交通弱者の生活交通として必要な地域もあるため、今後法による措置をすることで住民の利益につながることも見込まれることなどから、不採択といたしました。  陳情第2号、臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情については、臓器移植は国民にとって安全で身近なものとして定着される対策が必要であり、意見書を提出することで国が責任を持って国民に周知し、認識を共有することが重要であることから、全会一致で採択することといたしました。  以上で教育民生常任委員会の報告といたします。 ○議長(前田隆雄君) 教育民生常任委員長の報告が終わりました。  ただいまの報告に質問ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) なければ、請願第1号について、委員長の報告は不採択とすべきものであります。  本件を委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 異議なしと認めます。よって、請願第1号は不採択と決定いたしました。  次に、請願第2号について、委員長報告は採択とすべきものであります。  本件を委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 異議なしと認めます。よって、請願第2号は採択と決定いたしました。  次に、請願第3号について、委員長報告は採択とすべきものであります。  本件を委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 異議なしと認めます。よって、請願第3号は採択と決定いたしました。  次に、陳情第2号について、委員長の報告は採択とすべきものであります。  本件を委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 異議なしと認めます。よって、陳情第2号は採択と決定いたしました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第18、発議第1号、教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。2番、横手寿明議員。   〔2番、登壇〕 ◆2番(横手寿明君) 2番、横手寿明です。発議第1号につきまして、朗読をもって説明にかえさせていただきます。  1ページをお開き願います。  発議第1号「教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出について」  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。   平成30年9月21日提出        提出者 雫石町議会議員 横 手 寿 明        賛成者 雫石町議会議員 川 口 一 男         〃     〃    加 藤 眞 純         〃     〃    大 村 昭 東         〃     〃    村 田 厚 生         〃     〃    杉 澤 敏 明         〃     〃    堂 前 義 信  提案理由でございますが、教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書を、地方自治法第99条の規定により、国会及び関係省庁に提出しようとするものであります。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣宛てであります。  次に、2ページ目をお開き願います。意見書の本文について朗読いたします。    教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書  学校現場における課題が複雑化、困難化する中で、子供たちの豊かな学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。特に小学校においては、平成30年度から新学習指導要領の移行期間に入り、外国語教育実施のための授業時間の調整など対応に苦慮する状況となっております。豊かな学びの実現のためには、教職員定数改善などの施策が重要課題です。  また、あすの日本を担う子供たちを育む学校現場において、教職員が人間らしい働き方ができるための長時間労働是正が必要であり、そのための教職員定数改善は欠かせません。  義務教育費国庫負担制度については、平成28年度から国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。厳しい財政状況の中、独自財源による人的措置を行っている自治体もありますが、地方自治体の財政を圧迫していることや自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。国の施策として定数改善に向けた財政保障をし、子供たちが全国どこに住んでいても一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。豊かな子供の学びを保障するための条件整備は不可欠です。  よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。             記  1.計画的な教職員定数改善を推進すること。  2.教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。  平成30年9月21日            岩手県岩手郡雫石町議会  以上でございますが、慎重ご審議の上、満場の賛同をお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(前田隆雄君) 提出者の説明が終わりました。  これより質疑を許します。質疑ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第18、発議第1号、教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出についてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔全員挙手〕 ○議長(前田隆雄君) 全員挙手であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第19、発議第2号、私学助成の充実を求める意見書の提出についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。2番、横手寿明議員。   〔2番、登壇〕 ◆2番(横手寿明君) 2番、横手寿明です。発議第2号につきまして、朗読をもって説明にかえさせていただきます。  1ページをお開き願います。  発議第2号「私学助成の充実を求める意見書の提出について」  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。   平成30年9月21日提出        提出者 雫石町議会議員 横 手 寿 明        賛成者 雫石町議会議員 川 口 一 男         〃     〃    加 藤 眞 純         〃     〃    大 村 昭 東         〃     〃    村 田 厚 生         〃     〃    杉 澤 敏 明         〃     〃    堂 前 義 信  提案理由でございますが、私学助成の充実を求める意見書を、地方自治法第99条の規定により、国会及び関係省庁、岩手県に提出しようとするものであります。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、岩手県知事宛てであります。  次に、2ページ目をお開き願います。意見書の本文について朗読いたします。    私学助成の充実を求める意見書  私立学校は、公教育の一翼を担い、学校教育の充実・発展に寄与しています。  現在、私立学校の経営基盤は厳しい環境に置かれており、保護者の学費負担は家計を大きく圧迫しています。また、生徒1人当たりにかけられる教育費が公立学校と比べて低いことが教育諸条件が改善されない大きな要因となっています。  こうした状況の中で、教育条件の維持向上と保護者の経済的負担の軽減を図るとともに、私立学校の経営の健全化に資するため、運営費を初めとする公費助成の一層の充実が求められています。  よって、このような実情を勘案し、私学助成について特段の配慮をされるよう次のとおり要望いたします。              記  1.私立学校への助成金をさらに充実させることを求めます。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。  平成30年9月21日            岩手県岩手郡雫石町議会  以上でございますが、慎重ご審議の上、満場のご賛同をお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(前田隆雄君) 提出者の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第19、発議第2号、私学助成の充実を求める意見書の提出についてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔全員挙手〕 ○議長(前田隆雄君) 全員挙手であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第20、発議第3号、臓器移植の環境整備を求める意見書の提出についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。2番、横手寿明議員。   〔2番、登壇〕 ◆2番(横手寿明君) 2番、横手寿明です。発議第3号につきまして、朗読をもって説明にかえさせていただきます。  1ページをお開き願います。  発議第3号「臓器移植の環境整備を求める意見書の提出について」  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。   平成30年9月21日提出        提出者 雫石町議会議員 横 手 寿 明        賛成者 雫石町議会議員 川 口 一 男         〃     〃    加 藤 眞 純         〃     〃    大 村 昭 東         〃     〃    村 田 厚 生         〃     〃    杉 澤 敏 明         〃     〃    堂 前 義 信  提案理由でございますが、臓器移植の環境整備を求める意見書を、地方自治法第99条の規定により、国会及び関係省庁に提出しようとするものであります。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣宛てでございます。  次に、2ページ目をお開き願います。意見書の本文について朗読いたします。    臓器移植の環境整備を求める意見書  臓器移植の普及によって、薬剤や機械では困難であった臓器の機能回復が可能となり、多くの患者の命が救われている。一方、臓器移植ネットワークが構築されていない外国における移植は、臓器売買等の懸念を生じさせ、人権上ゆゆしき問題となっている。  そこで、国際移植学会は平成20年5月に、各国は自国民の移植ニーズに足る臓器を自国のドナーによって確保する努力をすべきだとする趣旨の臓器取引と移植ツーリズムに関するイスタンブール宣言を行った。  こうした動きが我が国における平成22年7月の臓器移植に関する法律の改正につながり、本人の意思が不明な場合であっても、家族の承諾により臓器を提供することが可能となった。同法の改正以後、脳死下での臓器提供者は年々増加しており、平成28年の臓器提供者数は64人となっている。  よって、国においては国民の臓器を提供する権利、臓器を提供しない権利、移植を受ける権利及び移植を受けない権利を同等に尊重しつつ、臓器移植を国民によって安全で身近なものとして定着させるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。  平成30年9月21日            岩手県岩手郡雫石町議会  以上でございますが、慎重ご審議の上、満場の賛同をお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(前田隆雄君) 提出者の説明が終わりました。  これより質疑を許します。質疑ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第20、発議第3号、臓器移植の環境整備を求める意見書の提出についてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○議長(前田隆雄君) 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(前田隆雄君) 日程第21、総務産業常任委員会閉会中の継続調査についてから日程第24、議会運営委員会閉会中の継続審査についてまで一括議題といたします。  総務産業常任委員長、教育民生常任委員長、広報広聴常任委員長、議会運営委員長から、それぞれ会議規則第75条の規定によって、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査及び審査の申し出があります。  お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査及び審査とすることにご異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長(前田隆雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査及び審査とすることと決定いたしました。 ○議長(前田隆雄君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  これをもって本日の会議を閉じ、平成30年第5回雫石町議会定例会を閉会といたします。  長期にわたり大変ご苦労さまでした。   〔午後2時09分〕...