◆12番(
大村昭東君)
七ツ森開拓地とか
クキタナイ川の流域について
説明会があったかどうかわかりませんし、長山のほうについても
説明会やったということで
関係者が同意したかどうか、定かではございませんけれども、この小松から六区までの区域を除外することは既に公共
下水道整備していた地域、あるいは
農業集落排水で整備された区域の住民との不公平、
生活環境の格差が生まれるのではないかというふうに思っております。 その一方で、
活用計画がいまだ定まっておりませんし、この先の見通しも不明確な沼返の
町有地14ヘクタール、その中でも
活用プロジェクトを中止した北側の土地、長森山に区域を拡大する理由がどうもはっきりしないように私は感じております。 ですから、こういったものについては、実現可能な計画がはっきり示される段階で検討してもいいのではないかと思いますが、その辺はどう考えたのでしょうか。
○議長(
前田隆雄君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(
簗場徳光君) お答えいたします。
先ほどのその
不公平感があるのではないかという
1つ目でございますけれども、これらの
見直しについては3省合同の、農水省、厚労省、国交省ですか、それらの
整備手法の
見直しということで町として試算をしたという形で、
下水道よりも
浄化槽のほうが有利だという結果がある程度出たという形で地域の住民の
皆さんにはご説明をしたというところでございますし、多分それもあって
浄化槽のほうへ切りかえたという形で
上乗せ補助を議員の
皆さんにもお認めいただいて、
浄化槽整備をしたというふうに私は考えてございますし、14ヘクタール部分についての計画がすっかり決まってから
区画地域の中に入れるべきではないかというお話でございますけれども、それらについても
一般質問の中でも
いろいろ質問がございましたけれども、一応下水の区域に関しては1地積、それを丸々区域として、半分にしたり、ちょっとそういうのはできない部分もございますので、1つの筆界というのですか、それを区域として入れたということでございます。 ただ、お話しのとおり、
計画段階ではございましたけれども、町としてそういった開発をするということで決定してございましたので、今回区域として入れさせていただいたものでございます。
○議長(
前田隆雄君) 12番。
◆12番(
大村昭東君)
クキタナイ川については、
七ツ森開拓のほうからさまざまな
雑排水が流れ込んでくるわけです。長山のほうからも
さまざま家庭雑排水等が流れ込んで、下流の田んぼに流入しているわけでございます。
合併浄化槽ということで、それはわかるわけでございますけれども、そういう下流の
水田等にも悪影響を及ぼしているような状況ですから、
合併浄化槽でいいのだというだけで物事は解決しないのではないかと思います。 それで、
七ツ森地域について言いますと、ここは戦後の開拓で入植した人たちなわけでございますけれども、さまざまな事情があって、この地区を農振地域の
農用地区域から除いてくれという強い要望が過去にありました。そういうことで、その当時、町としてもその地域の
土地利用ということの政策決定して、私の記憶ですと100町歩ばかり
農用地区域から除いたわけです。その作業は、私のチームがやりましたから、よくわかっております。ですから、
七ツ森開拓地域でも残っているところと除かれるところがあるわけでございますけれども、そこにさまざま不公平が出てくるような感じがします。ですから、何か答弁聞いておりますと、説明されたような形跡がないわけでございますけれども、14ヘクタールの
町有地との関連も含めて、やはりしっかりと
説明会やって、
地域住民の了解得る必要があったのではないかと思いますが、その辺はどうなのですか。
○議長(
前田隆雄君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(
簗場徳光君) お答えいたします。
クキタナイ川流域の水質が悪化するという
1つ目でございますけれども、
先ほどもお話ししたとおり、今回削除した部分については農地とか、そういった形のものでございますので、
水質等というお話に関してはそれほど影響はないものというふうに考えてございますし、
住民説明というお話ではございますけれども、宅地が張りついている部分については3省の
見直しという形で
住民説明させていただいておりますが、
農地関係等については今までも区域として設定されてあるわけですけれども、相当数年数たってございますけれども、開発の
見込みがないという部分で今回削除をさせていただいたものでございます。
○議長(
前田隆雄君) ほかにございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) なければ、これで質疑を終わります。 次に、討論に入ります。討論ございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 討論なしと認めます。 これより採決に入ります。 日程第2、議案第2号、雫石町
水道事業、
公共下水道事業及び
農業集落排水事業の
設置等に関する条例の一部改正についてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
前田隆雄君) 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
前田隆雄君) 日程第3、認定第1号、平成27年度雫石町
一般会計歳入歳出決算から日程第12、認定第10号、平成27年度雫石町
水道事業会計決算までの10件を
一括決算特別委員会に付託中であります。これより審査の結果について
決算特別委員長の報告を求めます。4番、
岩持清美委員長。 〔4番、登壇〕
◆4番(
岩持清美君) ただいまから平成27年度
会計決算特別委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
決算特別委員会は、去る9月2日の本
定例会において、議長を除く
議員全員をもって構成され、認定第1号、平成27年度雫石町
一般会計歳入歳出決算から認定第10号、平成27年度雫石町
下水道事業会計決算までの10
会計決算の
審査付託を受け、9月13日から15日まで3日間にわたり、町長を初め町
当局担当者の出席を求め、詳細な説明を受けながら慎重に審査いたしました。 審査中における具体的な内容につきましては省略させていただきます。 それでは、その結果についてご報告いたします。審査の結果は、全決算についていずれも認定すべきものと決定いたしました。 今回の
決算特別委員会で多くの
指摘等がなされた中で、特に補助金、
委託料については当局に厳正なる精査を求めるとともに、今後においては適正であったかどうかの判断ができるような
資料提出が求められました。 また、
資料提出の差しかえもあり、さらなる
チェック体制の確立をするとともに、積極的に
説明責任を果たし、透明性の高い
町政運営が望まれます。 以上、簡単ではありますが、平成27年度
会計決算特別委員会における審査の経過と結果について、
決算特別委員長の報告といたします。
○議長(
前田隆雄君)
決算特別委員長の報告が終わりました。 これより討論に入ります。討論ございませんか。 それでは、これから討論を行います。まず、原案に
反対者の発言を許します。8番、
西田議員。 〔8番、登壇〕
◆8番(
西田征洋君) 私は、27年度
一般会計算及び幾つかの
特別会計の決算について、反対の立場で討論するものでございます。 まず、
一般会計決算ですが、財政の
健全化から逸脱していないか検証が必要だと思っております。計画的に年度末
地方債の償還を大きく図って借金を減らしていくことが今一番求められていることだと思っております。あの
大雨被害からの教訓は、町の借金を減らしていくことで一旦災害に見舞われたとしても足腰の強い財政を維持できる、そういうのが教訓でなかったのかと思っております。それを持続できていれば、国保の値上げや
介護保険での
負担増が免れたのではなかったのかというふうに思っております。近年
地方債の償還幅が大変小さくなってきていること、年によってはむしろ借金の
継ぎ増しが生じることは、これはやってはならないことだと思っております。そのような
財政計画は、絶対に正すべきでございます。 さらに、14ヘクタール絡みでの借金がどのくらい増えるのか予測もつかない事態が生ずることは避けてもらいたい。財政の
健全化を取り戻すことを求めて、私の
反対討論とさせていただきます。満場のご賛同をお願いいたします。よろしくお願いします。
○議長(
前田隆雄君) 次に、原案に
賛成者の発言を許します。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 次に、原案に
反対者の発言を許します。12番、
大村議員。 〔12番、登壇〕
◆12番(
大村昭東君) 私は、ただいま上程されている認定第1号、平成27年度雫石町
一般会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論いたします。 この決算には、さまざまな不都合、不具合、不適切な内容が散見されますが、私の力不足で答弁を拒否されるなど、真実を解明することができませんでした。 理解に苦しむ次の4点について、それぞれ
反対理由を論述いたします。少々長くなりますが、ご了承をお願いします。 1点目であります。平成27年度
委託料総額が12億円強となっておりますが、この中には1社のみとの
見積り合わせで、
落札率99%以上となっている
委託事業が多数散見されます。例えば14ヘクタール町
有地活用プロジェクトに係る7件、約6,000万円の
随意契約が含まれている
町有地事業化推進基礎調査等業務委託料5,030万4,000円及び
町有地活用震災復興支援等調査委託料1,231万円など、極めて
違法性の強い
随意契約が平然と行われております。 そして、この
委託業務が町に対してどのような利益をもたらしたか、何のための
委託業務だったのか成果不明であるにもかかわらず、
測定効果を行わず、その高額の
委託業務の
改善改革が行われた形跡が見られません。
随意契約についても例えば28年度の生涯活躍の
まち移住促進センター運営業務委託、
税込み予定価格855万3,600円及び雫石町
移住促進PR動画作成業務委託、
税抜き予定価格662万8,000円がいずれも1社のみによる
見積り合わせであり、しかも
予定価格と同額の満額で落札していることに見るとおり、
随意契約の
改善改革が行われたとは思われません。 さらには、これらの
委託業務について
リスクアセスメントを実施し、
責任者や
関係者がその業務の批評を行って投入した予算に見合うような成果を有効活用している形跡も見られません。やりっ放しのような気がしております。このようなやり方では、政府の金が雫石町の窓口を経由して東京へバックし、その金が東京で使われるだけで、
東京在住の業者と東京都が得をしているとしか思われません。 加えて、この
委託業務が
予定価格に対して1社による
落札率が99%以上、あるいは100%満額というような極めて
違法性が強い
随意契約を今後においても行うことになれば、疑惑の温床となりかねません。 そして、これら業務の
委託料が
予算査定仕様書、
設計書等に基づいて、どのような
勘定科目に充当して使用する計画なのか、その計画に対してどのように使用し、決算したのかを確認し、不適切な内容のものについてはしっかりと指導するべきでありますが、そのような確認は行われておらないようであります。 したがって、このような形でまとめられたこの
一般会計決算は認めることはできません。 2点目であります。私が資料請求した
モデルプロジェクト共同研究委託料264万6,000円及びあねっこ
バス運営委託料3,645万2,000円について、平成25年、26年、27年の各年度の
勘定科目ごとの
充当使用計画と、その
使用計画に基づいて
委託料がどのように使われたかを知るため、
精算書、
決算書の類いの資料の請求をいたしましたが、その資料の提出はありませんでした。その理由は、この類いの
委託料はどのような
勘定科目に充当し、どのように使用し、決算したかを町は
委託料を満額支給するだけで、あとは一切関与しておらないし、関与できないことになっているので、資料請求されても提出できないとの答弁でございました。そのように、
契約書や
協定書の類いはなっているとの答弁だったように記憶しております。 いわゆる公金である
委託料がどのように使われているかの確認は、議会は関与できない、関与するべきでないというふうに受け取った次第であります。議会も当局も公金である
委託料がどのように使われているかについて知ることができないような仕組みがいつできたのか。今の分権時代にとても考えられない仕組みであります。誰がいつそういう議会の関与を排除するような仕組みをつくったのか。これはゆゆしき問題でございます。 二元代表制を採用している地方自治制度は、住民の代表である
知事や市町村長をもう一方の住民代表である議会が厳しくチェックする仕組みであります。議会が行政権の行使や金遣いに目を光らせ、そこに不具合、不適切なことややり過ぎがあれば注意し、場合によっては予算の使い方に制限を加えなければなりません。当局のこの請求した資料を提出できない、提出しないということは、二元代表制の統治システムを真っ向から否定するものであります。地方分権化によって議会の監視機能を強化しなければならないときに、議会のチェック機能を否定するような当局のもとでつくられたこの決算は認めることができません。 3点目であります。網張温泉元湯源泉設備更新工事についてさまざま尋ねましたが、ほとんど答弁を拒否するということでありました。私は、財団法人国民休暇村協会と締結している
契約書、網張温泉源泉整備事業費補助金交付要綱、網張温泉源泉整備事業に係る覚書、そして温泉法に基づいてさまざまな手続がどのように行われたかを要点に尋ねました。例えば掘削した土地は町の土地でありますが、休暇村岩手網張温泉はこの
町有地を使用する権利をいつどのように取得したのかなどであります。この
町有地を貸し付ける、使用するということについては議決が必要ではないかとも考えられましたので、尋ねたものであります。このことは、場合によっては追認議会が必要なのかもしれません。このことについて、答弁できないはずはございません。二元代表制の統治システムに対する認識が欠落しております。答弁拒否は、二元代表制の地方自治制度を否定するものであり、看過できない問題であります。このような答弁を拒否しなければならないような内容のこの決算は認めることができません。 4点目であります。9月15日の決算審査における総合運動公園等指定管理料に関してさまざま質疑がありました。クロスカントリースキー場の平成26年度から28年度までに連動している人件費について、
勘定科目に計上している予算が実質的に未使用であるならば、
契約書、
協定書の類いがどのようになっていようとも精算、決算の段階で指定管理者は自主的に返納するべきであります。 また、当局が
精算書、
決算書を確認の段階で目的外の
勘定科目に流用されているならば、その時点で返納させるべきであります。そうでなければ、町民は納得しないと思います。私も納得できません。 また、私が資料請求して提出あった資料の中の一部に、事実と違う部分があると見受けましたが、このことについての質疑においても納得できる答弁ではありませんでした。この9月15日の決算審査の状況をインターネットで傍聴した町民から多くの苦言、苦情の電話がありました。面談でも苦言、苦情をさまざま言われました。議会は、一体何をやっているのだという怒り心頭の苦言もありました。その苦言の中に、大変言いづらいことでありますが、雫石町のために勇気を持ってお伝えいたします。9月15日の新聞報道にありましたが、富山市議会の政務調査費の不正受給問題、三重県伊賀市のウィッツ青山学園高をめぐる就学支援金不正受給事件と同じでないかというある町民の怒りの言葉があったことを伝えておきます。 税金、公金は町民が、国民が汗水流して働いて手にしたお金の一部であります。働く人たちの汗の結晶であります。このことをしっかりと心に置いて、不具合、不都合なお金の使用なきように万全を期しているならば、ここに至る以前にこのような事態は防止できたはずであります。当局の
チェック体制に大いに問題があります。 以上、4件のような不具合の中でまとめられた平成27年度
一般会計歳入歳出決算の認定には反対しなければなりません。反対するものであります。どうぞ議員各位の賛同を切にお願い申し上げ、私の
反対討論といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
前田隆雄君) 次に、原案に
賛成者の発言を許します。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 次に、原案に
反対者の発言を許します。7番、川口議員。 〔7番、登壇〕
◆7番(川口一男君) 私は、平成27年度
一般会計歳入歳出決算について反対として討論いたします。 なぜかと申しますと、歳出について補助金及び
委託料について納得のいく説明はされなかったと思います。特にも雫石体育協会、しずくいし観光協会についてであります。歳出したものには精査できないとか、預金しているからよいというものではないと私は思っております。預金は、年度越えればすぐまた使える金であります。私は、そうではないだろうと思っております。今年度の予算執行しているわけでありますが、27年度の反省等踏まえた上で執行するのが当たり前であるのではないでしょうか。費用対効果、何度もなくどうであったかということでことしの執行に役立てるべきものではないでしょうか。ゆえに、私は反対いたします。 特にも、これは今決まっている国体の開催の件でもありますけれども、他町村においてはのぼり旗あるいは案内板等、いろいろムードを盛り上げております。今私どもの町では何をやっているでしょうか。例えばこれはきのう得た町民からの話ですけれども、開催される陸上競技場のベンチについて、間に合わないからもうブルーシートかけて隠すとか、そういう話まで出ております。そういうものをなぜ前年度からそういう面についての対策をしなかったのか。まして委託して観光協会、あるいは雫石体育協会に委託しているからということで気がつかなかったのか。
皆さんは、どう感じているでしょうか。 善意ある解釈をし、私に賛同してくださいますようお願いして、私の
反対討論といたします。
○議長(
前田隆雄君) 次に、原案に
賛成者の発言を許します。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 次に、原案に
反対者の発言を許します。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) ほかに討論はございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) なければ、これで討論を終わります。 これより採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 異議なしと認め、採決いたします。 この採決は起立により行います。 日程第3、認定第1号、平成27年度雫石町
一般会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第1号は認定することに決定いたしました。 次に、日程第4、認定第2号、平成27年度雫石町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第2号は認定することに決定いたしました。 次に、日程第5、認定第3号、平成27年度雫石町
御明神財産区
特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第3号は認定することに決定いたしました。 次に、日程第6、認定第4号、平成27年度雫石町
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕
○議長(
前田隆雄君) 全員起立であります。よって、認定第4号は認定することに決定いたしました。 次に、日程第7、認定第5号、平成27年度雫石町
介護保険事業勘定特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第5号は認定することに決定いたしました。 次に、日程第8、認定第6号、平成27年度雫石町
介護保険介護サービス事業勘定特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第6号は認定することに決定いたしました。 次に、日程第9、認定第7号、平成27年度
雫石町立雫石診療所特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第7号は認定することに決定いたしました。 次に、日程第10、認定第8号、平成27年度雫石町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
前田隆雄君) 起立多数であります。よって、認定第8号は認定することに決定いたしました。 次に、日程第11、認定第9号、平成27年度雫石町
水道事業会計決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕
○議長(
前田隆雄君) 全員起立であります。よって、認定第9号は認定することに決定いたしました。 次に、日程第12、認定第10号、平成27年度雫石町
下水道事業会計決算は、委員長報告は認定すべきものでありました。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕
○議長(
前田隆雄君) 全員起立であります。よって、認定第10号は認定することに決定いたしました。
○議長(
前田隆雄君) 日程第13、請願・陳情を議題といたします。 今
定例会所管の常任委員会に付託している請願3件について所管の常任委員長から審査結果の報告を求めます。 これより請願第1号、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2017
年度政府予算に係る
意見書採択の要請についての
請願書から請願第3号、
私学教育を充実・発展させるための請願の3件について、教育民生常任委員長の報告を求めます。5番、山崎
留美子委員長。 〔5番、登壇〕
◆5番(山崎
留美子君) 本年6月
定例会において教育民生常任委員会に付託され、
継続審査としておりました、請願及び本
定例会において付託されました請願についての審査結果をご報告いたします。 付託された請願を審査するため、9月8日午後2時10分から305号委員会室において請願第1号及び請願第2号は欠席委員1名、紹介議員1名を除く3名の委員により、請願第3号は欠席委員1名を除く4名の委員により慎重に審査をいたしました。審査の経過と詳細な内容につきましては省略させていただきまして、その結果についてご報告をいたします。 まず、
継続審査としておりました請願第1号、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2017
年度政府予算に係る
意見書採択の要請についての
請願書につきましては、この要請により国庫負担金が2分の1に復元されることで県の負担分が増加し、その結果市町村の予算配分に影響し、十分な教育が行えなくなるのではないか、また国の関与が強くなるのではないかという意見も挙げられましたが、子供の学ぶ意欲、主体的な取り組みを引き出すための条件整備を行うため、岩手県の教育の環境をよくするためには必要不可欠であるという賛成意見が多数あり、採択すべきものと決定いたしました。 次に、同じく
継続審査としておりました請願第2号、
教職員定数改善をはかるための、2017
年度政府予算に係る
意見書採択の要請についての
請願書につきましても、一人一人の子供たちへのきめ細かな対応や学びの質を高めるための教育環境を実現するためには
教職員定数改善が必要であると全会一致の意見で採択すべきものと決定いたしました。 また、本
定例会で付託された請願第3号、
私学教育を充実・発展させるための請願につきましては、私立、公立の学費格差をなくし、生徒が学費を心配せずに安心して学べる環境が引き続き必要であると意見が一致し、この請願に関しては採択すべきものと決定いたしました。 以上、教育民生常任委員会に付託されました請願の審査報告といたします。何とぞ慎重ご審議の上、満場のご賛同をお願い申し上げまして教育民生常任委員会の報告といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
前田隆雄君) 教育民生常任委員長の報告が終わりました。 ただいまの報告に質問ございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) なければ、請願第1号から請願第3号の3件について、委員長の報告は採択とすべきものであります。 本件を委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 異議なしと認めます。よって、請願第1号から請願第3号までの3件は採択と決定いたしました。
○議長(
前田隆雄君) 日程第14、発議第1号、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、平成29
年度政府予算に係る
意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。5番、山崎
留美子議員。 〔5番、登壇〕
◆5番(山崎
留美子君) 発議第1号につきまして、朗読をもって説明にかえさせていただきます。 1ページをお開き願います。 発議第1号「義務教育費国庫府制度2分の1復元をはかるための、平成29
年度政府予算に係る
意見書の提出について」 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 平成28年9月20日提出 提出者 雫石町議会議員 山 崎
留美子 賛成者 雫石町議会議員 山 崎 芳 邦 〃 〃 坂 下 栄 一 〃 〃 上 野 三四二 〃 〃 谷 地 善 和 提案理由でございますが、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、平成29
年度政府予算に係る
意見書を、地方自治法第99条の規定により、国会及び関係省庁に提出しようとするものであります。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、そして文部科学大臣宛てでございます。 次に、2ページをお開き願います。
意見書の本文について朗読いたします。
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、 平成29
年度政府予算に係る
意見書 子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。しかし、教育予算について、日本のGDPに占める公財政支出の割合は、OECD加盟国(データのある34カ国)の中でほぼ最下位に近い値となっています。また、小泉政権下の三位一体改革により、
義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられました。幾つかの自治体においては、厳しい財政状況の中、独自財源による定数措置が行われていますが、国の施策としてしっかりと財源を保障し、子どもの学ぶ意欲・主体的なとりくみを引き出すための条件整備を行っていくことは必要不可欠なことです。 以上の観点から、平成29
年度政府予算編成において下記事項の実現について要望いたします。 記 1.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、
義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元すること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき
意見書を提出する。 平成28年9月20日 岩手県岩手郡雫石町議会 以上でございます。慎重ご審議の上、満場のご賛同をお願い申し上げまして説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
前田隆雄君) 提出者の説明が終わりました。 質疑を許します。質疑ございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 質疑なしと認めます。 次に、討論に入ります。討論ございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 討論なしと認めます。 これより採決に入ります。 日程第14、発議第1号、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、平成29
年度政府予算に係る
意見書の提出についてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
全員挙手〕
○議長(
前田隆雄君)
全員挙手であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
前田隆雄君) 日程第15、発議第2号、
教職員定数改善をはかるための、平成29
年度政府予算に係る
意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。5番、山崎
留美子議員。 〔5番、登壇〕
◆5番(山崎
留美子君) 発議第2号につきまして、朗読をもって説明にかえさせていただきます。 3ページをお開き願います。 発議第2号「
教職員定数改善をはかるための、平成29
年度政府予算に係る
意見書の提出について」 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 平成28年9月20日提出 提出者 雫石町議会議員 山 崎
留美子 賛成者 雫石町議会議員 山 崎 芳 邦 〃 〃 坂 下 栄 一 〃 〃 上 野 三四二 〃 〃 谷 地 善 和 提案理由でございますが、
教職員定数改善をはかるための、平成29
年度政府予算に係る
意見書を地方自治法第99条の規定により、国会及び関係省庁に提出しようとするものであります。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣宛てでございます。 次に、4ページをお開き願います。
意見書の本文について朗読いたします。
教職員定数改善をはかるための、平成29年度
政府予算に係る
意見書 日本は、OECD諸国に比べて、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が多くなっています。しかしながら、第7次
教職員定数改善計画の完成後10年もの間、国による改善計画のない状況が続いています。自治体が見通しを持って安定的に教職員を配置するためには、国段階での国庫負担に裏付けされた定数改善計画の策定が必要です。 また、新しい学習指導要領により、授業時数や指導内容が増加しています。日本語指導などを必要とする子どもたちや障害のある子どもたちへの対応、いじめ、不登校などの課題もあります。こうしたことの解決にむけて、少人数教育の推進を含む計画的な
教職員定数改善が必要です。さらに、少子化に伴って児童数が減少している地域では、学級の複式化によって教職員数が減り、子どもたちの学習保障が困難になっています。小規模校における複式学級を解消し、一人ひとりの子どもたちへのきめ細かな対応や学びの質を高めるための教育環境を実現するためには、
教職員定数改善が不可欠です。 いくつかの自治体においては、厳しい財政状況の中、独自財源による定数措置が行われています。このことは、自治体の判断として
教職員定数改善の必要性を認識していることの表れです。 以上の観点から、平成29
年度政府予算編成において下記事項の実現について要望いたします。 記 1.子どもたちの教育環境改善のために、計画的な
教職員定数改善を推進すること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき
意見書を提出する。 平成28年9月20日 岩手県岩手郡雫石町議会 以上でございます。慎重ご審議の上、満場のご賛同をお願い申し上げまして説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
前田隆雄君) 提出者の説明が終わりました。 質疑を許します。質疑ございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 質疑なしと認めます。 次に、討論に入ります。討論ございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 討論なしと認めます。 これより採決に入ります。 日程第15、発議第2号、
教職員定数改善をはかるための、平成29
年度政府予算に係る
意見書の提出についてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
全員挙手〕
○議長(
前田隆雄君)
全員挙手であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
前田隆雄君) 日程第16、発議第3号、
私学教育の充実、発展を求める
意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。5番、山崎
留美子議員。 〔5番、登壇〕
◆5番(山崎
留美子君) 発議第3号につきまして、朗読をもって説明にかえさせていただきます。 5ページをお開き願います。 発議第3号「
私学教育の充実、発展を求める
意見書の提出について」 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 平成28年9月20日提出 提出者 雫石町議会議員 山 崎
留美子 賛成者 雫石町議会議員 山 崎 芳 邦 〃 〃 坂 下 栄 一 〃 〃 上 野 三四二 〃 〃 谷 地 善 和 提案理由でございます。
私学教育の充実・発展を求める
意見書を地方自治法第99条の規定により、国会及び関係省庁、岩手県に提出しようとするものであります。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、そして岩手県知事宛てでございます。 次に、6ページをお開き願います。
意見書の本文について朗読いたします。
私学教育の充実、発展を求める
意見書 私立学校は、公教育の一翼を担い学校教育の充実、発展に寄与しています。 現在、私立学校の経営基盤は、厳しい環境におかれており、保護者の学費負担は家計を大きく圧迫しています。また生徒一人当たりにかけられる教育費が公立学校と比べて低いことが、教育諸条件が改善されない大きな要因になっています。 こうした状況の中で、教育条件の維持、向上と保護者の経済的負担の軽減を図るとともに、私立学校の経営の
健全化に資するため、運営費をはじめとする公費助成の一層の充実が求められています。 よって、このような実情を勘案し、私学助成について特段の配慮をされるよう次のとおり要望いたします。 記 1.私学助成金を更に充実させることを求めます。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき
意見書を提出いたします。 平成28年9月20日 岩手県岩手郡雫石町議会 以上でございます。慎重ご審議の上、満場のご賛同をお願い申し上げまして説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
前田隆雄君) 提出者の説明が終わりました。 質疑を許します。質疑ございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 質疑なしと認めます。 次に、討論に入ります。討論ございませんか。 〔「なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 討論なしと認めます。 これより採決に入ります。 日程第16、発議第3号、
私学教育の充実、発展を求める
意見書の提出についてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
全員挙手〕
○議長(
前田隆雄君)
全員挙手であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
前田隆雄君) 日程第17、
総務常任委員会閉会中の
継続調査についてから日程第20、
議会運営委員会閉会中の
継続審査についてまで一括議題といたします。 総務常任委員長、教育民生常任委員長、産業建設常任委員長、議会運営委員長から、それぞれ会議規則第75条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の
継続調査及び審査の申し出があります。 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続調査及び審査とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続調査及び審査とすることに決定しました。
○議長(
前田隆雄君) 日程第21、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。本
定例会から12月
定例会までの間、お手元に配付しましたとおり、本議会から議員を派遣することにしたいと思います。これに異議ございませんか。 〔「異議なし」の発声あり〕
○議長(
前田隆雄君) 異議なしと認めます。よって、本議会から別紙のとおり議員を派遣することに決定いたしました。
○議長(
前田隆雄君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって本日の会議を閉じ、平成28年第5回雫石町議会
定例会を閉会といたします。 長期にわたり大変お疲れさまでした。 〔午前11時06分〕...