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平成27年 12月 定例会(第8回)-12月09日−一般質問−04号

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  1. 雫石町議会 2015-12-09
    平成27年 12月 定例会(第8回)-12月09日−一般質問−04号


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    平成27年 12月 定例会(第8回) − 12月09日−一般質問−04号 平成27年 12月 定例会(第8回) − 12月09日−一般質問−04号 平成27年 12月 定例会(第8回)         平成27年第8回雫石町議会定例会会議録(第4号)                             平成27年12月9日(水曜日)1.本日の出席議員(15名)       1  番   堂 前 義 信 君       2  番   横 手 寿 明 君       4  番   岩 持 清 美 君       5  番   山 崎 留美子 君       6  番   杉 澤 敏 明 君       7  番   川 口 一 男 君       8  番   西 田 征 洋 君       9  番   谷 地 善 和 君      10  番   村 田 厚 生 君      11  番   石 亀   貢 君      12  番   大 村 昭 東 君      13  番   上 野 三四二 君      14  番   坂 下 栄 一 君      15  番   加 藤 眞 純 君      16  番   前 田 隆 雄 君2.本日の欠席議員(1名)       3  番   山 崎 芳 邦 君3.説明のため出席した者      町 長        深 谷 政 光 君      副町長        米 澤   誠 君      会計管理者      高 橋 芳 美 君      総務課長       高 橋 啓 二 君      企画財政課長     古川端 琴 也 君      防災課長       徳 田 秀 一 君      税務課長       吉 田 留美子 君      環境対策課長     小 田 純 治 君      町民課長       高 橋 賢 秀 君      福祉課長       大久保 浩 和 君      健康推進課長兼    上澤田 のり子 君      雫石診療所事務長      農林課長       米 澤 康 成 君      観光商工課長     小志戸前 浩政 君      地域整備課長     高 橋 道 広 君      上下水道課長     簗 場 徳 光 君      復興整備課長     米 澤   衛 君      教育委員長      上 野   宏 君      教育長        吉 川 健 次 君      学校教育課長     若 林 武 文 君      社会教育課長     米 澤 稔 彦 君      生涯文化課長     志 田   透 君      農業委員会会長    菅 原 久 耕 君      農業委員会事務局長  高 橋 幸 一 君4.職務のため出席した者      議会事務局長     千 葉   昇      議会事務局主査    徳 田 明 子5.本日の議事日程平成27年12月9日(水曜日)午前10時開議日程第1  一般質問6.本日の会議に付した事件  本日の議事日程に同じ 7.会議顛末の概要 ○議長(前田隆雄君) ただいまの出席議員数は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。    〔午前10時00分〕 ○議長(前田隆雄君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、朗読を省略いたします。 ○議長(前田隆雄君) これより本日の議事日程に入ります。   日程第1、一般質問を行います。   6番、杉澤敏明議員の一般質問を許します。6番、杉澤敏明議員。    〔6番、登壇〕 ◆6番(杉澤敏明君) 6番、杉澤敏明でございます。雫石町のさらなる発展を願いながら、通告に従って3項目、7点について質問させていただきます。   まず、鴬宿グラウンドの改善についてでありますが、鴬宿グラウンドはかつては各種野球大会が頻繁に行われ、鴬宿温泉の活性化にも一役買っていました。近くには、県信連の野球場もあり、多くのチームが参加する大会も円滑に運営できるところでありました。それでも当時は野球をする人が多く、町内のチーム数も多かったため、御所中学校の校庭まで使って試合を消化したりしていました。野球好きの人が多かった団塊の世代や、その後の世代の人たちも今はソフトボールをするようになっております。町内の早起き野球チームも半分以下となっていると聞いています。   一方、野球場は、町営野球場を初め、御所湖広域公園野球場など、立派な専用野球場が完備されております。このような状況の変化はありながらも、鴬宿グラウンドは現在も試合用グラウンドが三、四面とれることから、県大会等の大きな大会を1カ所で開催することができる貴重な施設であります。しかも、宿泊施設が近くにあるため、大会を開催できる必要にして十分な条件が整っています。しかし、今後各種大会を招致し、開催していくためには、特にも次の懸案事項を改善することが急務であると思いますので、お伺いします。   第1点目として、ソフトボール大会等を開催する場合は、野球用マウンドがある部分が使用できず、試合用グラウンド面が少ししかとれないので、さまざまな競技に使えるような多目的グラウンドに改善してもらいたいが、どうか伺います。
      第2点目として、鴬宿Cグラウンドは排水が悪いなど、グラウンドとしての水準が低いので、全面改修する必要があると思いますが、どう考えているのか伺います。   また、BとCグラウンド用の駐車場として使っているところは、駐車場としての整備が必要であるし、トイレは老朽化していて不衛生であるので、水洗化等にする必要があると思いますが、どうしようとしているのか伺います。   第3点目として、グラウンド周辺の桜の木の枝がグラウンド内に張り出してきているところがあり、試合に支障を来しているので、枝打ちをする必要があると思いますが、どうか伺います。   次に、下水道事業の鴬宿幹線の進捗状況についてでありますが、北上川上流流域下水道事業鴬宿幹線の整備計画では、桝沢までの整備を平成28年度までに完了するとしていましたが、いまだに天戸西処理分区に対応する幹線も整備できないでいる状況にありますので、次の事項についてお伺いします。   北上川上流流域下水道事業鴬宿幹線の整備計画に対する現在の進捗状況はどうなっているのか、また町がこの幹線整備に連動して整備する計画の各処理分区の進捗状況はどうなっているのか、今後の見通しもあわせてお伺いいたします。   次に、畜産振興についてでありますが、当町の和牛振興については、現在増頭対策により行われていますが、雌子牛価格が上昇しており、町内畜産農家ではなかなか自家保留できない状況にあると言われています。現在の増頭対策を制度設計した時点では、今の市場価格は想定外であったとの見方もあることから、昨今の子牛価格の動向を踏まえ、中長期的観点から弾力的に保留対策に取り組むべきだと思いますが、どう考えているのかお伺いします。   以上、3項目、7点について、町長、教育委員長のご答弁をお願いいたします。 ○議長(前田隆雄君) 町長。    〔町長、登壇〕 ◎町長(深谷政光君) 杉澤敏明議員のご質問にお答えします。   2点目の下水道事業の鴬宿幹線の進捗状況についてですが、北上川上流流域下水道事業鴬宿幹線は、平成15年度に盛岡市の繋地区で事業着手して以来、本町へ向けて整備しており、主要地方道盛岡横手線桝沢橋までの全体計画延長7.7キロメートルのうち、現在4.9キロメートルが完成しております。平成22年度には町場地区、平成24年度には天戸東地区までの整備が完了しており、本年度は昨年度からの継続事業として一般県道鴬宿温泉線戸沢橋へ水管橋の設置工事を実施しており、これにより天戸西地区の整備が完了する見込みであります。今後の見通しとしましては、平成25年度より着手している片子沢地区への管路整備を引き続き進めていく予定と伺っております。   流域下水道鴬宿幹線の整備促進につきましては、平成27年度の市町村要望の重点事業として取り組んでおり、その内容といたしましては御所地区に対しての早期下水道整備の要望があることに加え、当町は御所ダムの上流域に位置しており、公共用水域の水質保全を図る必要があることからも、早急な整備促進を要望しているものであります。今後においても県に強く働きかけてまいります。   町整備分の進捗状況につきましては、町場処理分区が平成23年4月から供用開始となり、続いて天戸東処理分区が平成25年4月に供用開始しております。天戸西処理分区については、平成24年度から工事着手しており、本年度中には整備が完了し、平成28年4月に供用開始予定となっております。   今後の見通しとしましては、平成26年度から着手している片子沢処理分区の整備について、県事業との整合を図りながら引き続き進めてまいります。   次に、3点目の畜産振興についてですが、昨今の子牛市場の動向を見ますと、平成23年3月の原発事故発生後、放射性セシウムに関連する風評被害により子牛価格が一時的に落ち込みましたが、平成25年ころから価格が持ち直し、その後徐々に上昇を続け、平成26年には過去最高額に到達し、現在は急激な勢いで価格が上昇し続けております。11月の全農いわて中央家畜市場の去勢牛の平均価格は、過去最高額を記録した平成26年4月の61万5,000円に比べ、さらに15万4,000円増の76万9,000円となっております。これにより、子牛を販売する繁殖農家は子牛の高額販売により安定収入を得ており、風評被害の安値で圧迫されていた経営を持ち直してきているものと捉えております。   一方で、子牛を購入する側の肥育農家は、過去に例のない子牛価格高騰の影響を受け、肥育素牛の導入が非常に困難となってきております。今年度の11月までの肥育素牛の導入実績は141頭で、子牛価格が安定していた平成25年度の同時期の188頭に比べ47頭減少しており、減少率はマイナス25%となっております。   また、導入頭数の減少に連動し、約2年間の肥育期間を終える平成29年度の枝肉出荷頭数が激減する見通しとなっており、もしこのまま導入頭数を確保できない状態が続いた場合には、雫石牛の存続そのものにかかわる深刻な状況に追い込まれることが予測されます。   現在町では、肉用牛振興対策として、平成26年度から28年度までの3年計画で繁殖牛及び肥育牛の増頭対策に取り組んできておりますが、今般の子牛価格高どまりは肥育牛の増頭どころか、例年並みの頭数を維持することすら困難な状況となっていることから、雫石牛肥育部会とJA及び町の3者で増頭事業のあり方を再検討した結果、繁殖部門は計画どおり平成28年度まで増頭対策を続行し、肥育部会については計画を見直し、素牛の導入対策に切りかえることとしました。   なお、肥育素牛の導入対策については、待ったなしの緊迫した状況であると判断し、年度途中ではありますが、平成28年1月以降の導入に対し、12月補正予算案におきまして肉用牛振興対策の事業メニューとして導入対策を追加し、緊急支援対策を実施する計画としております。 ○議長(前田隆雄君) 教育委員長。    〔教育委員長、登壇〕 ◎教育委員長(上野宏君) 杉澤敏明議員のご質問にお答えします。   1点目の鴬宿グラウンドの改善についてのうち、グラウンドの多目的化についてですが、現在の鴬宿グラウンドはA、B、Cの3面がマウンドを有した野球用グラウンドとして整備されており、実際の利用割合におきましては野球が70%、ソフトボールが25%、グラウンドゴルフなどが5%となっております。当該グラウンドは、鴬宿温泉と隣接していることもあり、県内外の野球やソフトボール愛好者からの人気が高く、平成25年度は1万3,342人、平成26年度は1万6,850人、本年度は10月末まで1万821人の方々に利用していただいております。   ソフトボールにおきましては、本年は小学生の東北大会、昨年は県の高校新人大会などが開催されており、大会の主催者からは本町の交通アクセスのよさや宿泊施設の多さなど、利便性の観点から大型大会の開催に適しているとの高評価をいただいているところでありますが、一方では野球用のピッチャーマウンドが支障となり、A、B、Cグラウンド全てを合わせても確保可能なソフトボール用公式グラウンドが4面となっており、大型大会では競技運営に苦慮しているとの指摘もございます。   このような状況を受け、町野球協会の助言をいただきながらピッチャーマウンドのあり方を含めた施設の改修について検討するため、先進地視察や関連する情報の収集を行っており、方向性の一つとしてグラスファイバー製移動式マウンドについて調査しているところであります。この移動式マウンドは、マウンドの設置、撤去が容易にできるとともに、野球競技におけるシニアとジュニアの投球距離修正にも対応できることから、野球競技自体にもメリットがあるものと思われます。   しかしながら、移動性マウンドは使用の前例が少なく、いわゆる使い勝手に関する情報収集が困難であることに加え、改修に伴う経費面などの課題もあることから、今後町野球協会、町ソフトボール協会、町体育協会など、関係者と協議を重ね、グラウンドの多目的化に向け、検討を進めてまいります。   次に、鴬宿Cグラウンド及び駐車場の改修並びにトイレの水洗化についてでありますが、Cグラウンドは旧南畑小学校の校庭をそのまま使用しており、水はけも悪く、かたく、危険であるとの指摘もございます。実際の使用に際しましては、大会などの場合はA、B、Cグラウンドの3面を使用しておりますが、それ以外の場合にはA、Bグラウンドを優先的に使用しており、Cグラウンドにつきましてはサブグラウンド的な位置づけと考えております。また、Cグラウンドは芝生部分を有するグラウンドであることから、構想段階ではありますが、芝生部分を活用した多目的利用についても検討しております。このようなことから、喫緊においての改修計画はありませんが、今後の利用実績や利用者の要望を踏まえながら対応方針を定めてまいります。   B、Cグラウンドの駐車場及びトイレの水洗化につきましては、社会体育施設整備計画において優先的に改修を要する施設に位置づけております。最初に、駐車場についてでありますが、現在の駐車場は旧南畑小学校跡地を活用しており、敷地の半分ほどを整地し、駐車場として利用いただいております。おおむねの収容可能台数は40台前後という状況でありますが、敷地の残り部分を整備することにより相当数の駐車スペースを確保できますので、当面は整地、敷き砂利により駐車場の増設を図ってまいります。   次に、トイレの水洗化についてでありますが、当該エリアは将来的には公共下水道の整備区域となる予定ですが、明確な時期が未定であることから、下水道への接続を視野に入れ、浄化槽設置の方法をもって対応してまいります。   次に、グラウンド周辺の桜の木の枝打ちについてでありますが、多くの木が大木になり、グラウンドや道路にはみ出ている枝も見受けられます。大きな枝の剪定は、専門的知識が必要であるため、平成17年度に専門家に依頼して大がかりな剪定作業を行いました。現在は、細い枝の剪定作業などを指定管理者である町体育協会の職員が行っております。当該グラウンドの周辺の桜の木には老木が多いことから、必要に応じ、専門家からの指導を受けるなど、さまざまな状況を勘案しながら利用者が安心して利用できる施設の管理に努めてまいります。 ○議長(前田隆雄君) 6番、杉澤議員。 ◆6番(杉澤敏明君) それでは、質問に入らせていただきます。   時間の配分の関係で、順番がちょっと逆になりますけれども、まず最初に増頭対策で3年間でやってきたということで、25、26、27ですか、28まででしたか、3年間の成果を見て見直すという、前農林課長の答弁がありました。これにつきましては、もう今年度に入って私で3回目になります。最初は、予算特別委員会で上野議員が言っておりますし、それから6月定例会の一般質問で西田議員も言っております。そのときまでの経緯は、先ほど申し上げたとおりでございます。しかし、きょう答弁いただいた内容では、子牛価格の急騰ということにやはり柔軟に対応しなければならないので、見直しをかけて新しい保留対策になると思いますけれども、現状維持の観点からもやるというようなお話が、答弁がありましたので、この見直した内容の詳細について、まず農林課長からもう少し詳しく具体的にご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 農林課長。 ◎農林課長(米澤康成君) ただいまのご質問にお答えいたします。   町長答弁の最後の部分で、12月補正予算にも今回肉用牛振興対策の見直しをお願いしているということで答弁させていただいておりますけれども、今回の12月補正におきまして3年間事業ということで、現在実施しております肉用牛振興対策事業の増頭対策のうち、肥育部門については特に素牛導入が非常に厳しいという状況を鑑みまして、この増頭事業につきましては12月31日を基準としまして、ことしであればことしの12月31日時点において、1年前の12月31日から何頭増えたかという増頭に対して、それぞれ繁殖牛、肥育牛に対して補助を出しております。そういった意味では、繁殖のほうの部分について、これまでも自家保留の話がありましたが、自家保留の中で繁殖牛を増やした部分についても、増頭対策の中では補助の対象にはなっております。   そういった形で増頭対策を実施してきましたけれども、今回肥育牛につきましては増頭という部分での増える見込みという部分は、今年度の導入実績を見た中でも非常に難しくなってきているなということが明白でございましたので、導入そのものに対して支援していきたいということでございます。既存の肉用牛振興対策事業の予算に加えて、今回100万円ほど予算を追加でお願いしておりますが、それを合わせた中で、全体の事業費の中で、新たに導入部分を含めた支援策ということで、具体的には導入価格に対する導入の際の購入価格に対しての5%補助ということで考えているものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 6番、杉澤議員。 ◆6番(杉澤敏明君) 大変ありがとうございます。私は、前回のような答弁であれば、非常に畜産農家が現状で困っているのではないかと。よく分析いただいて、出荷頭数とか何かも踏まえながら、こういうふうに柔軟に対応していただけたということは、非常によかったと思います。私の地区は、畜産農家が多いです。そういう方々からも、何とかならないかと相談も受けました。そういう意味では、非常によかったと思います。   保留対策には、長期的には優良な雌の子牛を保留していかないとだめだという部分もございますので、そういう部分につきましても今後さらに対策を強化して、いずれ雫石牛の出荷頭数が維持、発展できるようにしていただかなければならない。それが一番の目的でございますので、よろしくお願いいたします。   それでは、次に鴬宿幹線のことにつきまして質問させていただきます。答弁をいただきました。天戸西処理分区については、28年4月ということですから、もう間もなくです。あと何カ月もないわけです。そうなりますと、この地区の方々は、すごく待っていたわけですから、老朽化して非常に浄化槽自体も更新しなければならないというような、せっぱ詰まったところもあるわけでしたので、何とか本当に首の皮一枚でやっと間に合ったというような感じですけれども、これにつきましては県のほうの戸沢橋の工事が計画変更になって遅れていたわけです。ですから、当然もう少し早く供用開始になる予定だったわけですから、町のほうはその当初の予定に合わせてこの戸沢西処理分区についての配管が終わっておりますので、幹線ができた途端にすぐ供用開始ができると、こういう今回はたまたままれに見るような形ですけれども、普通ですと幹線が行って、それから町の工事が始まってということになりますと、幹線が行くスピードと一緒にならないわけです。次に片子沢とか待っています。旭台のあたりの人たちも待っているわけですから、今回の戸沢西処理分区のように、町もどうせやらなければならないのですから、国庫補助金とかの関係で難しいかなとも思いますけれども、幹線が延びてきたときに町のほうの枝線も完成していて、すぐぱっと供用開始になるような進め方ということはできないのか、その点について上下水道課長にお伺いします。 ○議長(前田隆雄君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(簗場徳光君) ただいまの質問にお答えいたします。   今回の天戸東ですか、西については、そういった水管橋の県の道路関係との協議において、若干期間が延びてしまったということでございます。ただ、町といたしましては、それに合わせて整備してきたわけでございますので、それらに対して早期の促進を図っていただくようにということで、市町村要望といたしまして毎年度県のほうには要望させていただいたところでございます。   また、今後につきましても、町といたしましては流域の進捗に合わせながら順次町の整備も進めていきたいということで今現在考えてございます。   あとは、議員ご指摘のとおり、なかなか現在国のほうの交付金の額が満額要望という形で入っていないのが現状でございますので、できるだけ国へもそういった満額つけていただけるような統一的な要望をしながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 6番、杉澤議員。 ◆6番(杉澤敏明君) ぜひそのようにお願いしたいと思います。   この下水道につきましては、鴬宿という、雫石町のランドマークですよね、鴬宿は。その鴬宿に下水道が行っていないなんていうのは、鴬宿の観光云々と言う前に、本当恥ずかしいことです。今度日赤鶯鳴荘が新しい建物を造ると言っていますけれども、ああいうものも幹線が行っていれば、ただつなぐだけでいいのです。それは毎月20万か何ぼは払わなければならないでしょうけれども、自分で整備するとなると浄化槽つけるだけで3,000万ぐらいかかるのです。そういうふうなことですから、やはり県道1号線でしたか、県道1号線でしょう。それから、答弁にもありましたように、御所ダムを造ってあげて、いろんな恩恵を下流のほうにやっているにもかかわらず、その周辺が不便を来しているなんていうようなことは、こんなのは本当は県もどうかしていると思います。お願いではなくて、当然やってもらわなければならないことですから、ダムができて34年もたって放置しているのですから、そういうところは強烈に、お願いお願いばかりではなくて、早くやれというようなことで言ってもらってもいいかなと思います。いずれ県道1号線沿いは、下水道がないために、お店もなかなかつくれないような状況です。そのことをご指摘しておきます。   それから、あと残りの時間を鴬宿グラウンドの改善というか、それに使いたいと思います。答弁いただきました。教育委員長からいただきましたけれども、これは改善には予算が伴うものでございますから、町長のご理解を得なければなりません。これは、一番の問題でございます。私がここで言うということは、もう既に何百回となく、例えば担当同士とか、こうやってこうやってきて、ならないから、私に頼みに来るのです。私も実情を聞いて、そうだなということで、ここに来て本会議で訴えているのです。そういうことをまずわかっていただかなければなりません。検討するとか、これからやるとかというようなことでは、とても話にならないのです。まず、これにつきましては、やれるものについては、今予算の時期ですから、来年度の予算に100万なり200万なりやって、手をかけていただきたいと思います。   何点か挙げましたけれども、これは南畑小学校の跡地の利用にも関連してきます。ただ、今跡地の利用のことについて問いただしても、これから検討する、ちゃんと準備委員会もつくってということでございますから、誰も答弁できないでしょうから、ここは意見として地元の旅館組合とか何かの人たちはずっと前から、この統合の問題が出たときから、あそこは答弁書にもありますし、皆さん認識は同じですけれども、きのうも横手議員が合宿のことを話しして、きょうも新聞に大きく出ています。これについては、やると、こういうことで町長は答弁したということで出ていますから、それをもう少し具体的に言えば、私のグラウンドの整備改善につながります。   要するに、あの辺の人たちは、あそこを各種大会やら、あるいは合宿の練習所、つまり南畑小学校には体育館もあるし、教室もあります。体育館があればバレーとかバドミントンとか、あるいは卓球なんかであれば教室も使えます。そういうふうにしてもらって、盛岡で大会が多いですから、そうすると久慈とか大船渡の高校生とか中学生は、前泊します。当然朝出てきて試合やっているわけにいきませんので、前泊します。あるいはコンサートもあるということでした。コンサートでも、ブラスバンドの音合わせとか何か、当日の朝起きてから少しウォーミングアップしてから県民会館に行くとかマリオスに行くとか、そういう場合にも体育館、今のままで使えますよと言っているのです、旅館組合の方々は。そういうことで、跡地利用も本当は視野に入れて、あそこをちゃんと今言ったように合宿の練習所だとか、あるいは各種いろんなスポーツの大会を誘致できるところにしていくと、そうするときのうの横手議員が言ったような宿泊も増えてきますし、町内の大会だけ何百回やったから何ということではないのです。これは、やっぱり町外の人を集めてきてやるようなことをしなければならないわけです。   今雫石町のソフトボール協会では、答弁にもありましたけれども、過去3年間に東日本のジョイフル・スローピッチ・ソフトボール大会、これは20チームで570人参加、それから岩手県スポーツ少年団のソフトボール大会、これは19チームで490人の参加、それから東北ジョイフル・スローピッチ・ソフトボール大会、これは7チームで190人の参加、それから26年度ですと岩手県の高等学校女子ソフトボール大会、16チームで400人、それから岩手県のこれも岩手県民長寿体育祭ソフトボール交流会、これは17チームで330人、それから答弁にもありましたけれども、岩手県高等学校ソフトボール新人大会、これは34チームで750人、それから今年度ですと東北小学生男女ソフトボール大会、14チームで320人、28年度も既に東北ジョイフル・スローピッチ・ソフトボール大会も計画されているということで、こういうのを招致している努力というものを、県のほうからすれば引き受けてくれるところに丸投げしておけばいいやということかもしれませんけれども、受けるほうの負担というのは大変なものです。ソフトボール協会の人たちがどのようにして難儀してやっているか、準備状況を私も見せてもらいました。朝8時半から手弁当で来て、夕方の5時までびっちり20人ぐらい来てかかるのです。あそこのグラウンドに3面なら3面、4面なら4面つくるのに。行政区でやるように、ただライン引いてやるというのではないのです。やっぱりちゃんとネットフェンスを回したり、そういうこともあります。用具が足りないということもあります。借りてきたり。ですから、こういう用具の常備とか、入れておく保管庫とか、そういうのも整備してもらいたいと思っておりますし、それからやっぱり多目的化のグラウンドにつきましては、今私行って見てきましたけれども、特にソフトボール協会の方々からはお話だけで、書き物にはなかったのですけれども、グラウンドがこういうふうになっています、町長。この青いところがデッドスペースなわけです。おわかりになるでしょう。野球というのは、センターの後方は円形になっておるのです。野球場は四角くないのです。そうすると、ホームベースからどっちもセンター、センターとると、ここは丸くなっていて、ここの三角形のところはまるでデッドスペースなわけです。行ってみると、このデッドスペースが意外と広いわけです。ここには、仮設のフェンスがあるわけです。ですから、これは動かせる状態になっています。コンクリートで基礎打ちとか何かしていませんので。ただ、捨ててありますので、木の葉とか何か溜まって、グラウンドとしては使えないような状態。それから、野球協会のほうではどう言っているかわかりませんけれども、こういうふうなのを自由自在に野球するときは野球協会で張ればいいのですから、いつもくっつけておくよということではなくてもいいと思うのです。だから、自由に取り外してやると、全体にここにソフトボールの面が有効にうんとつくりやすくなるのです。これは、わずかな経費で木の葉とか上のぐちゃぐちゃのところを少し整理して、仮設の部分は抜いたり入れたりするような形になっていますので、そこは協議して自由にお互いに使うほうで準備すればいいというふうにしてもらえば、すごくいいかと思います。   答弁にありましたけれども、この移動式マウンドがこんなにいいもの、私も余りよく存じ上げません。ただ、社教課の担当職員はかなり詳しく知っておるようでした。これだけメリットがある、野球関係者も賛成している、野球競技におけるシニア、ジュニアの投球距離修正も対応できる。町長、これ少しぐらいお金かかっても全国で初めてだというようなことも、岩手県にも1つぐらいあってもいいのではないでしょうか。予算化するかどうかのところまでは、もう少し詰めなければならないかもしれませんけれども、私が今まで述べたところに対する一つの町長のお考えをご答弁いただきたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) 杉澤議員の雫石町全体的なスポーツ環境みたいな思いについては、全く同感でございます。ここ何年かかけて、体育館の冬のスポーツに暖房がないという、ああいう施設もいたしました。それから、陸上競技場の状況を見てもおわかりのとおり、あのスタンドの壁面もきれいにしました。芝の位置も再度やり直しをしました。公園のグラウンドの芝の養生もしました。それから、トラックについても極めて条件がよくなりました。子供たちのサッカーにしても、いろんなことにしても、大変状況的にはいいですし、間もなく東京オリンピック、それから釜石のラグビーワールドカップ、そういう合宿提案もございます。そういうようなことを総合的に考えていきましても、年次計画で今社会教育課担当で、3年、4年前からもうその計画は出しているのですけれども、財政のこともあります。しかし、少なくても観光の問題もありますし、鴬宿という、今かなり厳しい状況で営業していらっしゃる、鴬宿温泉の活性化にもつながっていくスポーツゾーンとしてあそこを捉えていくというように私は考えております。   学校統合とか、いろんなことで地域のグラウンドもそういう関係で出てくると思いますけれども、御明神グラウンド、ことしの芝の状況を見ていただきたいと思いますけれども、あれだけ比較的お安い金額で整備した結果として、洋芝であれだけのグラウンドができました。来年からは、もうあれ使用できます。多目的にできますし、いろんな意味での地域の方々もできますし、そういう活用の連続性といいますか、そういう中で今言われたようなソフトボールにちょっと極端に言うとピッチャーがゴロでマウンドがあってひっくり返ってけがするというようなこともあるかもしれません。そんなことから含めて、たまたまご質問いただく前に社会教育課とマウンドの話をして、秋田に何かそういうものがあるとか、いろんな話があったので、あるということを記憶しているだけではなくて調べなさいということで調べてもらった結果としてそういうことなのですけれども、使用実績がわからないというようなこともありますので、果たして本当に専門的にそれがいいのかどうなのかというようなこと。余談になりますけれども、例えばアメリカの大リーグの野球のマウンドを見ると、もうまさにかちんかちんにかたいような状況でやっている現実もあります。ですけれども、このグラスファイバーの移動式のものについても、それにしてもピッチャーが蹴って足を踏み込むところにはやっぱりそれは砂、そういう状況が必要とか、そういうところまでちょっと聞いておりますけれども、それが実績として本当に可能なのかどうなのかということもまだ調べる必要があると思います。ただ、それがいいものであれば、全体の活用の回転から、グラウンドの回転をすることによってということになれば、必要なものはやっぱり措置したほうが、そういう大会にしても、合宿にしても、多目的にいろんな意味で使える環境は整っていく、そういうふうには私は思っていますので、考え方としては全く同感でございます。 ○議長(前田隆雄君) 6番、杉澤議員。 ◆6番(杉澤敏明君) 町長から、私の思いと同じように考えていただいているので、安心いたしましたけれども、これは来年すぐというようなわけにはいかないと思います。   そこで、今回出した質問の中には、そういう跡地利用とか、そういうことまで含めて根本的に見直す部分と、このマウンドなんかもそうなろうかと思いますけれども、あと先ほど言ったように駐車場は整備していただくという答弁いただきましたけれども、あとトイレですか、それはすごくよかったと思います。   それから、あと先ほど私申し上げましたデッドスペースの活用です、グラウンド。あれは、ほんのわずかの手間暇かけることによって、お互いに気持ちよくプレーできるようになると思います。   それから、桜の木ですけれども、老木なのです。鴬宿温泉が道路沿いにずっと入り口のところにグラウンドがありますので、桜が1週間か10日ぐらいはきれいに咲けば、スポーツをやらない人でも桜が見られるというのもわかりますけれども、本来のことを考えると、あそこは桜を見るためのものではないのです。木陰はあっても、夏の大会なんかにはいいですけれども、それから桜の木は今雫石では駅の西側ですか、下久保地区の桜を大々的にもう県レベルの名勝地になっていますし、そのうちに町場園地には1,000本植えると言っていますから、もっともっと見たければ、町場園地に来れば桜はもう飽きるくらい見られるようになります。ですから、あっちもこっちもではなくて、思い切ってすぱっとあそこの老木は切ってしまうと、グラウンドの邪魔になるわけですから、そういうふうなことですぱっとどこかで割り切って物事をやっていかないと、あっちも切れば切ったで文句言われる、伸びれば伸びたで文句言われる。これでは、行政としてもだめなわけですから、白か黒かつけて、すぱっとここはグラウンドで、グラウンドの邪魔になるから切ったと言えば、それ以上文句言う人は、これはただ単なるクレーマーだと私は思います。ですから、そんなことを恐れずに、小枝ばかりではなくて切ってください。とてもではないけれども、こういうふうなグラウンドのフェンスに小枝かかっていたら、グラウンドとしての機能が成り立たないではありませんか。こんなことはもう当たり前です。常識です。ですから、こういうことをさまざま難しく議論化するよりも、単純化してすぱっと、町長がすぱっと意思決定してくだされば、すぐ決まるようなことです、これは。むしろ担当職員だと、いろんな方面からのを全部満足させようとしますから、なかなか身動きとれないのです。ですから、私は町長に訴えているわけです。この辺のご見解についてもご協議、担当課の意見はもちろん尊重しなければならないでしょうけれども、町長も入ってご検討していただけるかどうか、最後にご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) 杉澤議員は、とても度胸がいいなというふうに思います。今高齢化社会というふうに言われております。老木でも命がありますので、それから極めて公式なすごい野球の大大会をやるグラウンドでもないし、それなりに幅のある多目的なグラウンドの中にそういう風情があって、それはやっぱり私たちの社会づくりの基本ではないかなと私は個人的に思います。ですから、どんなに私に度胸があっても、すぱっというわけにはちょっといかないので、そこはご理解いただきたいと思います。   ただ、成長のための樹木医の方々もいます。小さなけばけばのような枝とか、不要な栄養をとられないような、そういう管理をするとか、どうしてもフライをとるときに枝が邪魔そうな高さのところについては、そこはまた検討しながらやるということで、もう少し、鴬宿温泉の花見のときにはあそこを通っていくお客さんもかなり感動しながら鴬宿温泉に行くという、そういう風情もありますので、そこはご理解いただきたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 6番、杉澤議員。 ◆6番(杉澤敏明君) 町長から答えにくいことを答えさせてしまいまして、ちょっと恐縮していますけれども、いずれどうしても競技の支障になるところは最低限切っていただかなければならないと思っています。これは、ぜひとももう来シーズンの春からそういう状況でやれるようにしていただきたいものだなというふうに切に思っております。   以上で私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(前田隆雄君) 以上で6番、杉澤敏明議員の一般質問を終わります。   ここで11時10分まで休憩いたします。    〔午前10時57分〕 ○議長(前田隆雄君) 休憩を解いて再開いたします。    〔午前11時09分〕 ○議長(前田隆雄君) 13番、上野三四二議員の一般質問を許します。13番、上野三四二議員。    〔13番、登壇〕 ◆13番(上野三四二君) 13番、上野三四二であります。12月になりますと、いつものことでありますが、ことしはどんな年だったのかなという振り返る時期でもあると思います。私なりに平成27年を見ますと、国際的には非常にすばらしい日本人の活躍等もありました。いろいろとありましたけれども、しかし昨今この地球上の騒乱や、あるいはテロといったようなものもありまして、非常にこの人類の行く末に不安を感じていることも多かったと思います。また、TPP交渉では、特に農業経営していく上に、ますます厳しさを感じる年でもあったように思っております。   岩手の27年の出来事が岩手日報に出ましたが、30傑を見ても必ずしもいいニュースばかりではなくて、この世相を反映するような暗いニュースも多かったような気がいたしております。   さて、我が町の場合でございますが、確かに厳しい状況ではありましたが、いろいろと文化面なり、あるいは体育系の中にも見られるように、非常に我が町の小中高生、あるいは若者が活躍をし、非常に躍動した一年であったような気がいたしております。さきの60周年記念行事、あるいはまた12月5日に行われました教育振興運動の実践、交流会等、あるいはまたこの芸能祭、音楽祭、その他通しましても非常にそのことが顕著にあらわれておりまして、若者、子供たちが全国レベルで活躍していることに、私は非常に雫石の将来に明るいものを感じた一年でもございました。   さて、質問でありますが、通告のとおり最初に本町の小学校適正配置基本計画における学校統合について質問いたします。私が質問通告をした後に若干の動きもあったようでありますけれども、具体的な経過は承知しておりませんので、この機会に町長と教育委員長から直接お聞きしたいと思い、質問するものであります。   最初に、深谷町長に伺いますが、このことで直接お聞きする機会はありませんでしたので、文科省の示した教育改革、いわゆる新制度は非常に大きな転機となっておりますし、首長である町長の考え次第で大きな教育行政というものも変わるといいますか、非常に責任のあるものになってくるのではないかと、こう思っております。町長としまして、教育観を伺うとともに、本町の重大課題である小学校の適正配置計画における学校統合にどのようなお考えを持っておられるか、最初にお聞きします。   続いて、上野教育委員長に、同じ内容になるかもしれませんけれども、教育行政の責任者の立場で、この内容をご説明願いたいと思います。場合によっては、教育長の実務説明をお願いするところであります。   平成25年10月策定の基本計画では、平成28年春に10校を5校に統合するということでありました。その後、いろいろな協議を経て、11月20日の教育会議においては、御所地区は基本計画から1年遅れの平成29年の統合に変更すると、それに向けて28年1月に準備委員会を立ち上げると、こういう報道もございました。御明神と西山地区の関係校は、話し合いが進展せず、基本計画から2年遅れの平成30年に変更したというような報道がございました。この重大な変更の背景には何があるのか。一定の調整時間を置くことも大事でありますけれども、万が一この計画が白紙になるということもあるのか。一体その到達点はどのようになっているか、トップである方々の明確な方策というものを示していただきたいと、このように思ってございます。   次に、環境保全条例制定の考え方について町長にお伺いいたします。町は、環境の保全と創造を旨として、平成19年6月に雫石町環境基本条例を制定しておりますが、豊かな資源や生活環境を維持し、新たな創造をして今日に至っております。我が町は、秀峰岩手山を初め、駒ケ岳、あるいは賢治の心のふるさとである七ツ森や小岩井農場、そしてまた国際的に知名度の高い雫石スキー場を初め、3スキー場を有しております。また、温泉群も多様であります。さらに、御所湖など、数え切れない有数の観光資源を有しております。平地では、裾野は整然とした区画整理された水田や牧草、農用地、そしてまたこの清流5河の流れもあります。いずれも自然と調和したパノラマでありまして、まさに先祖からいただいた贈り物であり、私たちはこのすばらしい財産を子孫に守り継承していかなければならない義務があると思っております。我が町は、先人の努力で、交通網の整備で利便性は高まり、産業の発展、観光振興等、滞在型人口も多くなっておりますが、我々の生活環境も向上してもおります。そういった中で、合理性追求の余りに、自然景観、生活環境も変化してまいりました。   こうした中、制定の基本条例は、町民の精神条例に過ぎず、改めて町民や事業者、さらに来町滞在者等にも及ぶ守るべき具体的な保全の条例化が必要であると私は考えております。私個人としては、むしろ対応が遅くなった感じをいたしております。例えば不法投棄、廃車や機械器具の放置、たばこや食品利用済み容器などのポイ捨て、あるいは景勝地の自然破壊とも思えるような開発行為、不要標識や立て看板、あるいは構築物の放置、不快を感じるような汚染物の投げ捨て等々、目に余るものがあります。マナーの低下も散見されます。全国にもユニークな条例も多くありますが、条例で縛りつけるだけでは解決にならないことも承知するわけでありますけれども、このまま放置、看過できないと思うところであります。しっかりと自然や環境を守り、浄化機運を内外に示すために、町の基本条例を上位とする雫石町らしい町環境保全条例を制定すべきと思いますが、町長のお考えはいかがなものかお聞きしたいと思います。   以上、質問いたします。 ○議長(前田隆雄君) 町長。    〔町長、登壇〕 ◎町長(深谷政光君) 上野三四二議員のご質問にお答えします。   1点目の小学校適正配置基本計画における学校統合についてのうち、教育改革小学校適正配置、統合に係る行政のトップとしての考え方についてですが、教育委員会が平成24年度に雫石町小学校適正配置検討委員会を開催し、平成25年2月に小学校適正配置に関する提言を受け、10月に町立小学校適正配置基本計画を策定いたしました。この基本計画は、平成28年4月の統廃合を目指すもので、これまで説明会や懇談会、PTAとの意見交換会の開催、保護者アンケートの実施など、統合準備委員会の設置に向け、保護者や地域の皆さんの意見集約に努めてきました。   11月20日に開催した第2回雫石町総合教育会議では、教育委員会からこれまで合意形成に時間をかけてきた取り組み内容について報告を受けたところでございます。統合準備委員会がまだ開催されていない状況や、学校経営方針や教育計画等の素案づくりの検討にさらに時間を要することなどから、これまでの取り組み経過を踏まえ、平成25年度から平成27年度の3年間とする計画期間を見直し、統合の話し合いの環境が整っているところから速やかに進めることとし、御所地区は平成29年4月、西山地区、御明神地区は平成30年4月に統合した新しい小学校の開校を目指す方針としたところであります。   また、地域の皆さんからさまざまご意見をいただいている統合後の跡地利用については、しっかりと町の計画に位置づけ、統合準備委員会と並行して検討を進めることといたしました。   教育政策は、雫石町の将来を支える人材の育成という観点から、極めて重要な政策であると捉えており、総合計画に「未来を担う子どもたちの生きる力を育むまちづくり」を掲げ、これまでも教育委員会と連携し、教育環境の整備に取り組んできたところです。   一例では、不登校児童生徒の学校復帰を目指し、安心して学校や学級で生活できるよう、町費で適応指導教室を設置し、教育相談員及び適応支援相談員を配置してきました。また、個別な配慮が必要な児童生徒が在籍している学校に対しては、学校支援員を配置するなど、厳しい財政状況の中ではありますが、その都度議会の皆様のご理解をいただきながら取り組みを進めてきたところであります。   今年度策定した雫石町まち・ひと・しごと創生総合戦略では、安心して結婚、出産、子育てができるまちづくりを目指し、子育て、教育環境の充実を掲げており、子供たちの健やかな心を育み、可能性を伸ばす教育を推進することとしております。   雫石町の児童生徒は、年々減少傾向にあり、今後も減少していくものと見込まれていることから、子供たち一人一人が運動会などの学校行事やスポーツ、音楽活動等の集団教育活動、グループ学習や習熟度別学習などの多様な学習形態など、さまざまな集団の中で多様な考え方にふれ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて、自分や仲間を大切にしながら学び、成長できる教育環境を保障することの意義を重要視しております。   これまで保護者や地域の皆さんの合意形成に時間をかけてきたことなどから、現時点では統合する状況が整っておらず、統廃合を最長2年延長する方針としたものであります。教育委員会がこれまで進めてきた小学校統合への取り組みを尊重し、早急に少子化に対応した活力ある学校づくりを進める必要があると考えております。   平成28年度は、小学校の統合に向け3地区に統合準備委員会を設置し、教育委員会の職員体制を整え、教育委員会と十分な意思疎通を図り、教育政策の方向性を共有し、子供、保護者、学校、地域の皆さんのご理解とご協力をいただきながら、引き続き積極的に教育施策の執行に当たりたいと考えております。   次に、2点目の環境保全条例制定の考え方についてですが、平成19年6月に雫石町環境基本条例を制定し、町民、事業者、町及び滞在者等のそれぞれの責務や、環境の保全及び創造に関する基本方針、基本施策などを示しています。その環境基本条例に基づき、3つの基本目標、17の基本施策及び70の個別施策を定めた雫石町環境基本計画を策定し、環境の保全及び創造に努めております。その環境の保全及び創造に関する施策、または事業の実施状況等を取りまとめ、毎年環境審議会を経て、環境報告書として公表しております。
      本町は、岩手県を代表する観光地である小岩井農場を初め、温泉、スキー場、田園風景、岩手山や駒ケ岳など、多くの観光資源に恵まれ、年間約205万人の多くの観光客が訪れておりますが、放置された自転車が景観を損ねていることや、不法投棄監視員による巡回パトロールや投棄物の回収を行っているにもかかわらず、山林などへの不法投棄が後を絶たない状況であり、都会にない自然を求めて訪れた旅行者の期待に反しているものと考え、大変残念なことであります。   議員ご提案の具体的な保全や創造の条例化ですが、他の自治体の例を見ますと、県内では紫波町のごみのポイ捨て禁止条例、田野畑村の空き缶等の投棄の禁止に関する条例、矢巾町の放置自転車等の処理等に関する条例のような環境美化に関する条例や、平泉町の屋外広告物条例のように景観に関する条例があります。さらに、紫波町の環境保全条例のような建築物等の設置の際に対象施設を定め、届け出を義務づけた条例や、西和賀町や普代村自然環境保全条例のように、地域を指定し、許可申請あるいは届け出を義務づけている条例があります。   一方、県外に目を向けますと、県内事例と同様に個別の条例のほかに放置自転車に関する措置、不法投棄及び野外焼却に関する措置、事業所に関する措置及び環境保全に関するマナーなどの生活環境全般を盛り込んだ条例を制定している事例もあり、自治体の考え方によりさまざまな条例があります。   本町では、以前畜舎建設に伴う近隣住民とのトラブルの発生や、正式な手続は進められてはいませんでしたが、産業廃棄物中間処理施設の設置計画の動きがあった際に、近隣住民からの不安の声が聞こえてきたことがあります。町内における土地開発については、土地の開発を行おうとする者は雫石町土地開発調査委員会設置要綱の定めにより、各種関係法令の協議を行う前に、町に事前協議を提出することとなっており、町は提出者に対して関係法令等に基づいた必要な指示等を行っております。   しかし、事前協議を必要としない範囲での開発や、住民説明及び同意が義務づけられていない場合は、過去にありましたトラブルの発生や、住民生活の不安を募ることが危惧されます。そのため、畜舎や事業所等の建設に当たっては、町が定めた規模以上の施設であれば、町への届け出、さらに住民説明及び同意を義務づけ、事業者の責務を明確にするとともに、町民が安心、安全に生活できるよう努めることが必要であると考えております。   このことから、議員ご提案の放置自転車や不法投棄など、廃棄物の適正処理に関すること及び環境保全のマナーの向上や景観に関することなどに加え、事業所等の建設に関することを含めた生活環境を守ることを目的とした条例の制定は、町の姿勢を町内外あるいは旅行者等に示すことになるとともに、住民の環境の保全に対する意識を高める効果があると考えております。   これまで先人たちが育んできた貴重な環境を後世に引き継ぎ、雫石町環境保全計画で定めた望ましい環境像「環境を守り育てるまち」の実現のためにも、町民、事業者、町及び旅行者等の責務を明確にし、さらに町民が安心して暮らせる、旅行者等が心地よいと感じ、また雫石に来よう、住んでみたいと思っていただくような良好な生活環境を構築するため、条例制定に向けた調査研究を行い、検討を重ねていきたいと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 教育委員長。    〔教育委員長、登壇〕 ◎教育委員長(上野宏君) 上野三四二議員のご質問にお答えします。   1点目の小学校適正配置基本計画における学校統合についてのうち、統合準備委員会の状況及び統合の時期についてですが、先ほど町長の答弁にもありましたように、第2回雫石町総合教育会議が11月20日に開催され、これまでの取り組み経過を報告し、小学校適正配置基本計画の実施期間の見直しについて協議を進めてきたものであります。現在統合準備委員会に参加する意向をいただいているPTAは、下長山小学校、御明神小学校、大村小学校、南畑小学校及び安庭小学校の5校となっております。   御所地区では、7月9日と11月5日に統合準備委員会事前協議を行い、現在統合準備委員会委員の調整を行っており、12月中に委員の推薦を受け、来年1月中に第1回御所地区小学校統合準備委員会を開催する予定としておりますが、西山地区及び御明神地区につきましては、統合準備委員会事前協議を開催できない状況にあります。   また、今年度県から統合準備を支援するため、上長山小学校、下長山小学校、西根小学校、御明神小学校及び安庭小学校に1名ずつ、計5名の先生が新たに配置されており、統合のための教務主任会議を開催しております。会議では、統合に向けた学校経営の方針や教育計画、教育研究計画、生徒指導計画等の素案づくりを進めてきたところですが、検討にさらに時間を要する状況にあります。   さらに、平成28年度に学校創立140周年記念事業が計画されている学校があること、統合後の跡地利用に対する町としての方針が望まれていること、そして現在平成28年度教職員の人事異動の事務が進められていることなどから、現時点では平成28年4月の統合は難しい状況にあることから、平成25年度から平成27年度の3年間とする計画期間を見直し、御所地区は平成29年4月、西山地区、御明神地区は平成30年4月に統合した新しい小学校の開校を目指す方針としたところです。   また、総合教育会議の内容を説明するために、11月24日に各PTA会長と懇談会を開催したところです。懇談会では、統合準備委員会へ参加の合意を得られていないPTAからは独自に保護者アンケート調査を行い、統合準備委員会参加への意見集約に取り組んでいる様子など、熱心な話し合いをすることができました。   これからのスケジュールとしましては、1月中に統合を予定している小学校で状況説明会を開催することとしており、御所地区では第1回の統合準備委員会を開催し、委員長を決定し、統合の時期や使用する校舎、通学方法や施設整備、跡地利用等について具体的な話し合いを進める予定としております。   また、御明神地区と西山地区においてもそれぞれPTA役員や地区の代表者との話し合いを進め、早い時期に統合準備委員会が設置できるように取り組んでまいります。   さらに、庁内の調整会議では、教育施設の整備やスクールバスの運行について調整を行うとともに、平成27年度から始まった総合教育会議において、統合に係るさまざまな協議、調整を行ってまいりたいと考えております。   今後につきましてもしっかりと手順を踏み、関係者の皆様のご理解をいただきながら小学校統合の実現に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、議会の皆様におかれましてもご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田隆雄君) 13番、上野議員。 ◆13番(上野三四二君) 何点かご質問と、また確認をいたしたいと思います。   まず、町長に伺います。町長は、先ほどの答弁の中に、教育委員会が示された内容を尊重していくというようなことで、当初の計画を認めたような気がいたしますが、私が先ほども申し上げましたように、質問の内容は、本来文科省が示した教育改革の中における町長の立場というのも変わってまいります。そういったことに対しての教育のあり方ということをまず第1点質問したつもりであります。   それと同時に、町長の考えが本当にこの雫石の中で統合というものを必要とするとすれば、どういう形で町長のお考えを持っておられるかということを、私はこの公の場で町長の考えを示していただきたい。それは会議とか、いろいろなところではあったかもしれません。しかし、私たちは、町長から直接この統合の問題については確認しておりませんので、この機会にぜひあなたの声で町民に示してもらいたい。それによって、各学区なり、あるいは統合校の対象校も動きがかなり違ってくると、このように思いますので、ご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) 上野議員の当初のご質問については、答弁書の中でご説明しました。それと全く別な、直接町長としての統合に対する基本的な考え方でよろしいでしょうか。当初この統合については、もう3年前になりますか、私は教育長あるいは教育現場、そういう方々といろんな意見交換する中で、特に現教育長とお話しする中で、これだけ少子化の状況が進んでいくという大前提があって、それから雫石町はご存じのとおり10校ありますけれども、限られた学校が極めて少子、子供が減っていく現況、状況的には非常にそれ自体が地域の不安状況に陥るという、そういう状況も私は承知しておりましたので、その時点、3年前になると思いますけれども、そういう状況下を踏まえて、少なくともこの10校をどういう方法でか統合するというような状況下を検討していく必要があるのではないかというような、根幹ではそういうお話を私が意思をお伝えしながら、いろんな意見交換をしながら話をしていった状況で、教育委員会がPTAあるいは学校の方々、いろんな方々から、ふだんのお話の中でいろんなことを交流しながら、この問題はやっぱりそう簡単にいかないと思うけれども、近々そういう状況にならざるを得ないのではないかというような状況の進展があったわけです。その中で、私は、統合ありきではないと。統合ありきではないけれども、時間かけてコンセンサスをとりながら、私自身は3年になるか、4年になるか、5年になるかわかりませんけれども、きちっとしたコンセンサスをとりながら統合の方向に行きましょうという意思を伝えました。そういう意見を聞いた中で、そういう意見を教育委員会にお伝えをしながら、検討してほしいという要請をいたしました。その結果として、現在になっているのが実情でございます。   ただ、私がそういう意思を伝えたということだけで、ごり押しに、全て統合に向けてということではなくて、あくまでも話し合い、意見交換をしながら、納得する環境をつくっていこうというのが私の趣旨でございましたし、ここまで来ました。今となってみますと、先ほど答弁書の中にありますけれども、文科省のいわゆる教育委員会制度改革という状況で、総合教育会議が設定されました。これについては、もう全く行政部局、町長が議長職ということについて、この会議が全体で進んでいくと、最終的にはここが決定機関というふうに私は今現在は認識しております。   その第2回の教育会議、この前開きましたけれども、さまざまなご報告を聞きました。中で、かなり物理的に極めて厳しい状況であるということを聞いて、御所地区については1年延長で、御明神、西山地区については2年延長という、答弁書でお話ししたように、そのことは私も当然それだけの時間かけてもいいのではないかという、会議の総意でそういう決定をさせていただいたというのが実情でございます。 ○議長(前田隆雄君) 13番、上野議員。 ◆13番(上野三四二君) ありがとうございます。町長のお考えを改めて確認をいたしました。   さて、教育委員会にお伺いします。この教育委員会がいろいろとまず中心になって進めてきておりますが、新聞にも出ました。1月に御所地区は準備委員会を立ち上げると、こういうことであったわけであります。しかし、内容を見ますと、私も実はこの11月5日に御所公民館で開かれました3校の15人出席の方々のうちから聞きましたところ、課題はとにかく準備委員会のこの委員の選出だというような話を伺いました。その中で話し合ったのは、我々にだけ任せられても困ると。PTA会長とか、あるいは評議員から選ばれた代表者であったと思いますけれども、そういうことも話し合われた。したがって、各集落ごとに委員を出して住民説明をしてもらいたいと、こういうような話もあったというふうに聞いております。   そういうこともあって、本当に12月中にこの会議では委員を選んで、そして1月の中ごろでしょうか、会議を開くということですが、そのスケジュールはできていますか。教育長、どうですか。 ○議長(前田隆雄君) 教育長。 ◎教育長(吉川健次君) 今ご質問ありましたとおり、12月中に統合準備委員会の委員の届け出をお願いしたい。そして、1月の中旬から下旬の初めのほうとなりますか、そこで御所地区の統合準備委員会を開催していきたいと、そういうスケジュールで現在のところ考えております。その前に御所地区、それから御明神地区、西山地区のそれぞれの小学校のPTA、地区住民に対しまして、延びた経過等の説明をしていきたいというふうに考えております。これは、1月の中旬になります。 ○議長(前田隆雄君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(若林武文君) 少し補足させていただきますけれども、具体的に各小学校の説明会につきましては1月12日から21日までの8日間、説明会を開催したいと思っておりますし、御所地区の第1回の統合準備委員会につきましては、今の予定では1月22日に開催したいということで今進めているところです。 ○議長(前田隆雄君) 13番、上野議員。 ◆13番(上野三四二君) 端的にお聞きしますが、御所地区はそのようなスケジュールで進めていくと。最初は、対象校7校集まって、そして歩調合わせて、雫石の子供たちのためにということで始まったものだと思いますが、それがばらばらになって、実は10月の末と11月の初めに私たちも議会として地域住民との懇談会を開きました。その際にも私が行った会場では、いずれも学校統合の話が出ました。その中で、西根に行ったときには、全然聞いたこともないというようなことでもありました。その方の話ではそうでありました。ですから、今回のようにばらばらになってしまうと、今度は御所地区でもまた様子うかがいというように、これは当然なってくると思います。急いでやる必要はないのだというようなことになると思います。   また、140周年記念行事等も控えているということになれば、なぜこのようにばらばらとやって、準備のできたところからやりますよということになったか。教育委員会の迷いがないですか。どうですか、その辺は。 ○議長(前田隆雄君) 教育長。 ◎教育長(吉川健次君) できれば、それぞれの3地区につきましても同じ時期に統合ができればいいなというふうには思っておりましたけれども、地域住民の合意を得たく、統合準備委員会への参加についてお願いしておりましたけれども、何回も皆様にお知らせしていることかと思いますけれども、PTAのアンケート調査結果によりますと64%の方々が教育委員会のほうで示した基本計画に沿ってもいいよという回答をいただいておりますが、どうしてもPTAの役員の方々がそういう意向ではあるけれども、地域のことに戻ってみると、やはり反対している人もいるので、その人方からも合意を得たいということがありましたものですので、統合準備委員会への参加についてはそれぞればらばらになってしまったような状況でございます。   先ほども委員長のほうから話があったとおりでありますけれども、11月24日に8地区のPTA会長が集まりまして、3地区につきましては、先ほど言いましたように統合準備委員会の委員を選出すると。残りのところにつきましては、独自にアンケート調査をしまして、その結果、以前調査した結果よりも統合してほしいという意見が多かったように発表がありました。ですから、それぞれの地区で統合準備委員会へ参加できるのではないかなというふうに考えておりますが、その前にやはり地域の方々にもこのようになった経緯についてお知らせをしたいということで、1月12日から21日までの間に、それぞれの小学校に出向いて説明をしたいというふうに考えております。   時期について統一してやりたいというのは、私の最初の考えではありますけれども、今となりましては統合準備委員会に参加できる、そしてその条件が整ったところから進めてまいりたいということで、御所地区、御明神地区、西山地区につきましても早急に統合準備委員のほうの委員の選考に進めてもらいたいなというふうに考えております。 ○議長(前田隆雄君) 13番、上野議員。 ◆13番(上野三四二君) 私とすれば、本来は子供たちの教育のためであります。また、人口対策とかということもあります。それから、複式学級の解消とか、そういったことも大事であります。そういうことから考えても、統合といういきなりの数合わせではなくて、本来は小学校10校、中学校も含めて、将来の20年後、30年後というようなものも議論すべきものだと、私はそう思うのです。それをただ各小規模校に任せて、そして地域で相談してくれと。みんなの意見をまとめれば、半分ぐらいはいったけれども、できるだけみんなの同意を得たいという、それは気持ちはわかりますけれども、しかしどこかでラインを引いて、本当にこうですよというものがないから、私は前に進まないのではないかなと思います。   実態を見ますと、南畑小学校で既にこの話が出てからPTA会長は3人かわっております。これはなぜかというと、どこでどういうふうに決めたかわかりませんけれども、最上級生の保護者がPTA会長に当たると。そして、それにスタンバイする補助的な役員たちも5年、4年と続くというように聞いております。そういうことから考えても、説明会だけ開いて、前に進むようなことになっていない、要するに議論になっていないのです。本当に統合が必要だかどうかというのは、議論になっていないのです。例えば先ほどどなたかの中にもありました統合後の学校の施設の活用の問題にしても、あるいはスポ少のこととか、あるいは伝承活動とか、そういったことだってはっきりしていないから、相談の相談にならないのです。前に進まないのです。町長も今やると言った、教育委員長も私が責任持ってやりますと言った。しかし、統合のこの不安定なことを考えれば、町長の任期、教育委員の任期、我々の任期、これがあっという間に過ぎてしまうのではないですか。その議論だってどこかへ飛んでしまう、そういうことをはらんで、むしろ学区に不安を与えている。不安を与えてしまう。やるのだったら早くやる、やらないのだったら3年なり5年なりもっと時間をかけてやるというようにしないと、小出しだけちょろちょろとやって、あなた方考えてくれと、これ一体本当に雫石の教育となるかどうか、私は不信です。ですから、このことをきっちりと、私たちも場合によっては相談にまず……乗るというわけにはいきませんけれども、地域の人間とすれば相談を受けても構いません、そういった気持ちもあります。そのことをどのように、教育委員長からお聞きしたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(前田隆雄君) 教育委員長。 ◎教育委員長(上野宏君) 大変ありがたい激励の言葉と考えております。いずれ子供は待っていません。毎年毎年複式学級の中で、少人数の中で学習、生活をしております。私たちは、複式学級よりも本当に仲間と一緒に学習活動を進めていく、そういう中で子供は大きく育っていくと考えていますので、一日も早くそういう複式学級を解消するために、学校適正化のほうについては進めてまいりたいと思っております。これまでの説明会の中で、そういう思いがまだまだ伝わらないよというふうなお話と承っておりますので、これからの説明会等については、そこのところをさらに力説しながら訴えて、やはり同意を得るということが一番大事ですので、同意を得るように頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(前田隆雄君) 13番、上野議員。 ◆13番(上野三四二君) できるだけ12時に終わりたいと思って頑張りました。残されたお聞きしたいこともありますけれども、それはまた後でその進み具合を見て質問したいと思います。   最後に、環境条例、前向きに検討する、調査もするという回答をいただきました。担当課長、これをいつまでというはっきりしたことはできないかもしれませんけれども、目安を、見通しをお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(前田隆雄君) 環境対策課長。 ◎環境対策課長(小田純治君) お答えをいたします。   課内では、28年度に調査研究をするといったことで打ち合わせを済ませております。その中で28年度になりますが、一口に環境保全条例と申しましても公害防止条例的なものとか廃棄物あるいは環境アセス、それから生活環境的な条例がありますので、そういったものを調べて、それで当課だけでは判断できませんので、庁内の中でどういった方針を定めて進むのかといった方向性を見いだして、29年度にはいろんなご意見を賜りながら、素案が提出できればいいのですけれども、そういった目標のスケジュールを今の段階ではつくっております。 ○議長(前田隆雄君) 13番、上野議員。 ◆13番(上野三四二君) 時間が参りましたので、以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(前田隆雄君) 以上で13番、上野三四二議員の一般質問を終わります。   ここで昼食のために休憩いたします。    〔午後零時02分〕 ○議長(前田隆雄君) 休憩を解いて再開いたします。    〔午後1時09分〕 ○議長(前田隆雄君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。   7番、川口一男議員の一般質問を許します。7番、川口一男議員。    〔7番、登壇〕 ◆7番(川口一男君) 7番、川口一男でございます。久々の一般質問で、動揺している部分もありますが、頭が悪いもので、皆さんに資料をいろいろお願いし、特にも税務課長さんには、資料をありがとうございました。これに基づいて、2項目、5点について町長へ質問いたします。   私きょうは2項目、5点について、雫石町長に問うものであります。私が最近感じていることは、深谷町長が本当に雫石町の町民のため、また明るい雫石町、まちづくりのために向かって進んでいるのかな、いろいろ不思議に思うことが数多くあります。町政2期目に入れば、そういうものかもしれませんが、私と同年配の町長にはそうなってほしくないという、そして町民の目、世話になった方々への思いやり、約束事を踏みにじるような言葉、私が一番気にしているのは初心の志を忘れているのではないかなと思うことが多々あります。   深谷町政実現に向け、一生懸命右腕、左腕になった方々がたくさんいましたが、2期目を見て顔ぶれが違うな、私は何があったのだろうと、こう思って見ております。深谷町長、それでも2期目の対象も現在1年、満5年以上町政のトップとしてこの雫石町を引っ張っております。しかし、私は1年目の深谷町長と現在の深谷町長、何か違っているな、夢にも行動にも何か光がないな。私、偏屈者かもしれませんけれども、今はそういう見方をしております。町長、考えてみてください。あなたの気配が天に昇った天人と思い違えている部分があるのではないだろうか。私は、きょうそれを言いたくて、この一般質問に立ったと言っても……聞き流しをしてくれれば聞き流しでもいいですけれども、まず年寄りの考え方ということで聞いてもらいたいものだなと思っております。   私どもは、なぜ1項目のこの水路通年使用というものが必要だったか。もう足かけ3年になります。なぜあの水が必要だったか。土地改良区の諸問題もありましたが、特注をし、3年にもなります。きょうは、特にもその3年間という間に町民に対して今経過はこうだよ、このためにこう遅れているのだよ、あるいは県のほうにお願いしてもこうなのだよという説明、町報なりなんなりであったか。恐らく今から2年、3年前の深谷町長であれば、そういう説明もしたと思います。そういう町民への声もありません。   特にもことしは、町内の火災も多くありました。町長、そのときぐらいは、ああ、あの水路のことあったなと気がつかなかったでしょうかと思うものであります。やっていることが伴わなければ、世間は動きません。原点に立ち、町の先を思い、町民の幸せを思い、行政を引っ張っていくことを考えていかなければならないのではないでしょうか。ゆえに、この水についての町民への報告のためにも、その過程をご説明、そしてそれを広報等にも上げるよう考えがあるのか問うものであります。   次に、第2項として、観光開発についてであります。深谷町長、あなたは観光と農業の町と言っているが、何をやりましたか。先人たちがやったその上にただ乗っているだけでは、今まではそうではなかったかと。果たして何をやったと言えるでしょう。例えば(株)しずくいし、深谷町政になってもう5年になります。今までに何千万の赤字を出しましたか。石亀議員の質問にも「申しわけない」、「いや」というようなことは一つもありませんでした。臨時議会の大村議員の質問でも聞きませんでした。深谷町長、あなたが町長になり社長になったとき、議員の全員協議会で何と言いましたか。民間で経験してきたことを生かし、立派な経営をしますと言って、あなたの後援会長か、選挙事務所の事務局長をやった人を(株)しずくいしの役員に、全協でそう言って取りつけたはずです。言ったことは忘れないとは言わないでください。どう考えているか説明してください。今年度の3月決算も、おとといの岩持議員への答弁では700万の上半期黒字だというような話がありましたけれども、これから厳しい仙岩峠の冬が始まります。果たしてその700万も残っているでしょうか。まさか赤字とは言わないでしょうね。   次に、しずくいし観光協会に対し、旅行業の登録をとるためにという資金提供をしたり、今年度も職員の給料、ほとんどが町費から出ていると言っても言い過ぎないほどの金が出ております。この日本に2,000万人という外国旅行者が来ているときに、しずくいし観光協会の力でこの雫石に海外旅行者が来たというのは何人おるでしょう。周りの小さな旅館業の方と二、三話しすることありましたら、あるいは民宿の方の話を聞けば、「プリンスホテルさんは多いけど、ほかは昨年より売り上げから何から減っているよ」、こういうことに対して町長はどう考えているか問うものであります。   次に、鴬宿温泉観光協会も現在存続しているようですが、現在町として今後どのようにして存続していくか、手を差し伸べたことがあるでしょうか。それも問うものであります。深谷町長、あなたの最初のころは、鴬宿の先人たち、あるいは私どもの同僚でありました煙山議員さん、数多く鴬宿の方々にもお世話になったことは忘れていないと思います。この現実を、今の現実を、将来も大事ですが、今生きていかなければならないあの鴬宿で小さくホテルを経営している方たちに手を差し伸べることが深谷町長としてできるのかできないのか、これも問うものであります。平成28年度の予算も、3月には予算議会が始まると思います。しかし、この方たちに手を差し伸べていく気があるのか。年老いた私ですけれども、じっくり考え、あえてきょうこの質問をして、終わりにします。よろしくお願いします。 ○議長(前田隆雄君) 町長。    〔町長、登壇〕 ◎町長(深谷政光君) 川口一男議員のご質問にお答えします。   前段ですが、これまでの深谷の姿勢についてご配慮いただきました。同輩、同年配の気持ちを心して、今後進んでいきたいというふうに思います。   また、質問の中に、二、三当初のご質問の中に入っていない部分がありましたので、今答弁の中に入っていない部分はご容赦賜りたいというふうに思います。   1点目の町内水路通年利用に関する水利権についてのうち、雫石町土地改良区における水利権の取得についてでありますが、この水利権取得につきましては雫石町土地改良区が事業主体として、平成24年度に国庫補助事業である地域水ネットワーク再生事業の採択を受け、平成25年度に繰り越して実施されました。この事業は、雫石町土地改良区が環境用水としての水利権を取得するもので、国の補助が2分の1、事業者負担が2分の1の事業であり、町は事業者負担分の補助による支援を実施しております。   この水利権の許可権者は岩手県ですが、許可に際し、国土交通省東北地方整備局から水利権を承認する旨の意見書が必要であり、平成26年3月に東北地方整備局と第1回予備協議が行われております。その際、東北地方整備局から水質検査等がさらに必要との指摘があり、町では平成26年8月11日の産業建設常任委員会及び同年8月29日の議員全員協議会において、担当課よりその概要と進捗などを説明しながら、平成26年度の9月補正予算でお認めいただき、町土地改良区が実施する水質検査に対して補助金を交付して支援をしております。   町土地改良区では、平成26年度の検査結果を集約し、本年7月13日に東北地方整備局と第2回の予備協議を行った結果、本申請を行ってもよい旨の回答を得て、本年7月21日には岩手県へ申請手続を行っており、岩手県からは9月2日に東北地方整備局に対して水利権の許可に関する意見照会が行われております。   東北地方整備局から承認する旨の意見書が出されれば、岩手県から許可されることとなるわけですが、現状としましては東北地方整備局から県に対して、これまで2回にわたり申請内容についての確認事項の照会があり、2回目の照会に対する回答は既に送付されておりますが、現時点まで国からの承認する旨の意見書は県に届いていないとのことであります。町といたしましても、安定した通年通水の体制が早期に確保されることが必要と考えております。   なお、水利権を取得しようとしている幹線水路5路線については、非かんがい期における水質検査のため、現在も通水が行われておりますが、今後県からの許可を得て水利権を取得できた際には、その旨議会にもご報告申し上げますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。   次に、防災について原点に立って考えるべきについてですが、議員ご指摘のとおり、本年の火災件数は先月の11月14日に西根大宮地区で発生した建物火災で10件目となり、昨年の同時期に比べ3件増加し、大変危惧される状況にありますが、盛岡西消防署雫石分署や、町消防団による日ごろの水利点検により、有事の際には迅速かつ的確な行動により被害を最小限に抑えることができております。   消火活動時の水利については、これまでも消防水利である消火栓や防火水槽のほか、利用可能な自然水利である河川、農業用排水路、ため池やプールなどを活用しながら、常に迅速な確保に努めてきております。   これまでも農業用水については、主にかんがい用水として利用されてきたほか、生態系の保全や景観形成、自然水利としての防火用水など、環境用水としても多面的な役割を担ってきております。現在雫石町土地改良区において、環境用水としての水利権を取得することで、非かんがい期を通して水路の通年利用が可能となることから、防災の観点におきましても有効な活用ができるものであり、認可が早くおりることを願っております。   これから厳しい冬を迎え、火の取り扱いが多い季節になることから、消防団では盛岡西消防署雫石分署と連携し、消防水利である消火栓や防火水槽の場所の特定のため竹ざお等を設置し、降雪の際には迅速な消火活動ができるよう、これらの除雪を行うことにしているほか、消防水利を補完する自然水利についても随時状況把握に努め、消火活動に支障の来すことのないように備えているところであります。   また、火災を未然に防ぐこと、火災を起こさないようにすることが最大の防御であります。火災の原因のほとんどが不注意によるものであることから、人命や財産を守るためにも火の取り扱いには十分な注意がなされるよう、火災予防パトロールなど、広報活動を通じての意識啓発にも努めてまいります。   次に、2点目の観光開発についてのうち、観光振興施策についてですが、雫石町の観光入り込み数は平成8年の357万人回をピークに減少が始まり、平成12年の278万人回で下げどまりしましたが、平成18年から再び減少に転じ、平成26年には205万人回となり、長期にわたり減少の傾向が続いております。   入り込み数減少の要因といたしましては、平成18年から平成22年の世界的な金融危機の影響等による経済状況の悪化に伴う観光需要の低迷や、平成23年の東日本大震災、平成25年の大雨台風災害などの自然災害の風評被害が挙げられますが、平成25年のけんじワールドの閉館の影響も大きく、さまざまな要因による減少傾向から抜け出せていない状況にあります。   町では、減少傾向にある観光客入り込み数を増加に転じるため、首都圏観光商談会の開催や県内外への情報発信、訪日外国人観光客の受け入れ強化、観光協会の誘客活動支援を基本に、観光客の誘客促進に取り組んでおります。町の事業として、首都圏からの誘客促進のために、平成26年度より東京都で旅・食・文化芸能まるごと“しずくいし”in東京を開催しているほか、雫石町観光販売促進実践アドバイザーを委嘱し、活動していただいております。   アドバイザーの活動については、旅行会社へのPRと旅行商品造成依頼、企業、団体に対する雫石町への旅行提案のほか、旅・食・文化芸能まるごと“しずくいし”in東京への参加の呼びかけを強力に推進しております。アドバイザーの長年の経験と実績を生かした呼びかけにより、首都圏の旅行会社から多数の旅行商品造成担当者の参加を得たほか、内閣府参事官補佐や日本旅行業協会の国内訪日旅行推進部長、日本政府観光局のインバウンド戦略部次長など、観光支援を行う団体の役員に参加をいただいたところでございます。   平成26年度開催時の首都圏旅行会社及び旅行媒体の参加は18社でしたが、今年度は27社に増加しており、首都圏の参加者に対して実施したアンケートでは、本イベントの参加による商品造成や記事の特集の予定があるかの設問に、84%がある、場合によってはあると回答し、観光商談会が旅行商品造成に役立ったかの設問には、89%が大変役に立った、役に立ったと回答していることから、雫石町のPRの情報発信の効果があったと評価しております。今後もアドバイザーとの連絡を密にしながら継続して開催し、首都圏からの観光客増加を図ってまいります。   県内外への情報発信の取り組みについては、平成25年度より県内の民放放送局で雫石3街道をPRするテレビCM放映のほか、首都圏の主要駅や都営地下鉄線車両へのポスターの掲出、観光ロゴマークのピンバッジ製作などに取り組んでおり、今後も多様なメディアを活用しながら県内や首都圏への情報発信を展開し、町の露出機会の増加に取り組んでまいります。   訪日外国人観光客の受け入れ強化については、訪日外国人旅行者数が大幅に増加している状況を踏まえ、アドバイザーの提案により英語、韓国語、中国語などの4カ国語に対応した外国語ホームページの作成に取り組んでおり、現在最終調整の段階に入っているほか、アドバイザーの紹介で実現したグーグル社訪問をきっかけに、雫石町の自然資源をグーグルストリートビューで紹介する準備を進めており、今後においても多様なメディアを活用した情報を発信してまいります。   また、台湾からの観光客増加を図るため、台湾と花巻空港の国際定期便就航を目指した岩手県及び盛岡広域振興局の取り組みと連動し、台北駅構内での岩手県観光プロモーションや、台中国際旅行展覧会に参加し、情報発信を行っております。   岩手県の台湾に対する観光プロモーションでは、雫石高校郷土芸能委員会にもご協力いただき、中華航空役員による平成25年9月の来県視察や、平成26年2月の台北市内での観光プロモーションで郷土芸能を披露し、好評をいただいたところでございます。   台中国際旅行展覧会において、来場者200人に対して実施した盛岡広域地域の認知度アンケートでは、平成25年度に4%であったものが平成26年度には28%に向上しており、台湾からの本町への観光入り込み数も平成25年度の9,187人から平成26年度に1万2,686人に増加していることから、台中を中心とした台湾での情報発信の取り組みにも効果があったと考えております。平成27年度においても10月16日から19日までの日程で開催された台中国際旅行展覧会へ出展し、盛岡広域振興局と管内市町とともに情報発信に取り組んでおります。   さらに、急速に成長する東南アジア地域の誘客を促進するため、国の地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を活用した訪日外国人市場開拓事業により、タイ、バンコク旅行会社を訪問し、雫石町のPRと旅行商品造成の要請活動を実施したほか、10月19日から22日に実施したタイ国内の旅行会社2,000社以上が所属するタイ旅行業協会役員による雫石町への招聘ツアーに対し、タイ旅行業協会のアネーク最高顧問、スパラック会長を初めとする役員14名、マスコミ1名の参加をいただき、岩手県も含め、広域的に連携しながら、雫石町の観光資源をご視察いただきました。タイ旅行業協会最高顧問と会長が参加する招聘ツアーは県内初であり、今後タイからの送客支援を要請していくためにも、タイ旅行業協会との関係強化を図ってまいります。   観光協会の誘客活動支援については、着地型旅行商品担当者を配置する運営体制を支援しているほか、桜のライトアップや町のイメージDVD製作など、町全体のPRに係る事業に加え、観光二次交通の対策として実施するレンタサイクル事業とワンコインタクシー事業の展開を支援しております。レンタサイクル事業については、5月1日から事業を開始しておりますが、これまで貸し出し数は26台と伸び悩んでいることから、事業内容の周知や貸出料金の検討も含め、支援を継続するほか、ワンコインタクシー事業については8月の夏季期間の乗車実績がなく、9月から11月の秋季営業では27人の乗車実績にとどまっていることから、町内施設や観光客への周知など情報発信を支援してまいります。
      本年3月の北陸新幹線開通や平成28年3月の北海道新幹線函館開通など、観光客が遠方へ容易に高速移動できる環境が整備され、観光客の旅行の選択肢が増加し、地域間の競争はより激しくなっていくことが予想されますが、現在見直し作業を進めている雫石町観光交流活性化行動計画に的確な数値目標を定めながら、より効果的な事業を盛り込み、特にも経済効果に反映される宿泊客の増加を重視し、今後とも町内の観光関連団体と連携しながら観光振興策を積極的に進めてまいります。   次に、観光協会による観光事業についてですが、しずくいし観光協会には、旅行業取り扱い資格を活用した旅行商品の造成による誘客を強力に推進していただく必要があるため、先ほど申し述べましたとおり、運営体制の支援、町全体のPRに係る事業、観光二次交通の展開を支援しております。しかし、町の観光施策を全て観光協会のみで実施しているものではなく、先ほどご説明いたしました旅・食・文化芸能まるごと“しずくいし”in東京の開催や、雫石町観光販売促進実践アドバイザーの配置、県内外への情報発信の取り組みに加え、台湾やタイへの誘客促進活動も町の事業として実施しているほか、雫石よしゃれ祭りやいわて雪まつりを初めとした町を代表する観光誘客イベントについても、実行委員会と連携して取り組んでおります。   また、盛岡・八幡平広域観光推進協議会や秋田岩手広域観光推進協議会などの広域連携による誘客活動にも参加し、県境を越えた広域連携による誘客促進を図っております。今後におきましても、町としずくいし観光協会が観光振興の両輪となり、本町自慢の自然や温泉などの豊かな観光資源を生かした魅力ある観光地づくりを推進し、多様なニーズに対応できる観光メニューの充実やサービスの提供を図るとともに、誘客促進に向けた取り組みを官民一体で広域的に展開してまいります。   次に、海外観光客の誘致についてですが、議員ご指摘のとおり訪日外国人旅行者数は平成25年に1,036万人となり、初めて年間1,000万人を突破した後も大幅に増加しており、平成26年には1,341万人と前年比29.4%の増加を記録した後も増加を続け、平成27年9月時点で平成26年の数値を超えて1,448万人となっており、2,000万人に達する勢いとなっております。   また、平成26年の外国人宿泊者数は延べ4,482万人であり、円安やビザの発給要件緩和などを背景に、前年比34%の増加と、過去最高を記録しておりますが、その中で東北地方は40万2,000人と東日本大震災前の水準である50万400人に達していない状況であり、全国割合は0.9%にとどまっております。雫石町においても、平成26年の外国人宿泊者数は延べ7,000人であり、前年比13%の増加となっているものの、東日本大震災前の平成22年の1万7,000人には達しておりません。これまで東北地方の観光産業全体の傾向として、国内旅行者、とりわけ域内需要に支えられてきた経緯がありますが、今後予想される東北地方の人口減少はそのまま旅行需要の縮小につながることが考えられるため、地域経済や産業を活性化させるためにも、成長市場である外国人旅行者の取り込みは重要であると考えております。   具体的な取り組みについては、先ほど申し述べました外国語ホームページやグーグルストリートビューなどのインターネットを活用した情報発信に加え、台湾やタイに向けた誘客促進事業の展開に取り組んでまいります。また、昨日の堂前義信議員の答弁でもお答えいたしましたが、観光庁が訪日外国人旅行者向けに認定した広域観光周遊ルートの一つに日本の奥の院・東北探訪ルートが選ばれており、世界遺産や祭り、桜、雪、日本酒や食といった資源を持つ16地域を観光拠点と位置づけ、これらの地域をネットワーク化しながら外国人旅行者の滞在日数に合わせたテーマ性のあるルートの提示を目指すこととしております。   雫石町も構成団体である盛岡・八幡平広域観光推進協議会では、盛岡市、八幡平市、秋田県鹿角市で構成される八幡平が広域観光拠点となっており、広域観光圏の取り組みとして外国人向け広域観光案内パンフレット作成事業と、外国人観光客向け観光コンテンツ調査事業について事業要望をしております。外国人観光客の誘致については、全国的な地域間競争も予想されることから、自治体や関係団体、民間事業者の連携による県境を越えた総合力が問われることになります。今後においても地域資源への付加価値を追求し、町ならではの観光商品としての品質を高めることにより、他地域との差別化を図り、外国人旅行者の増加に向け、取り組んでまいります。   次に、鴬宿温泉観光協会の存続についてですが、平成24年6月議会定例会において、杉澤敏明議員のご質問に対し私がお答えいたしました時点では、鴬宿温泉の施設閉鎖に伴う会費の減少や観光客入り込み数の減少による会員施設の会費支出の負担感の増大などから、鴬宿温泉観光協会の予算が逼迫しており、鴬宿温泉の観光振興に係る事業費の捻出が年々厳しくなっていることから、鴬宿温泉観光協会としずくいし観光協会が統合を行い、しずくいし観光協会が鴬宿温泉も含めた町全体の観光振興に取り組む意向が示されておりました。   その後、鴬宿温泉観光協会は、しずくいし観光協会と統合について町観光商工課を含め協議を重ねてきましたが、しずくいし観光協会統合後における鴬宿温泉観光振興事業や案内看板の地代等々の事業承継を求める鴬宿温泉観光協会に対し、しずくいし観光協会は財政難や特定の地域への事業実施による会員の不公平感から、事業承継に難色を示したことから、協議が平行線となり、平成25年11月26日のしずくいし観光協会理事会において、鴬宿温泉観光協会との統合はできないとする結論が出され、鶯宿温泉観光協会は現在の体制のまま継続することとなったものであります。   鴬宿温泉観光協会につきましては、平成17年に第1次鴬宿温泉活性化事業計画を、平成22年に第2次鴬宿温泉活性化事業計画を策定し、これまで鴬宿湯の里公園の整備や、鴬宿温泉駐車場及びイベント用地の確保、無料シャトルバスの運行や観光PRを行う集客企画事業に取り組んでおり、町としてもそれぞれの事業内容を精査し、町内全体への波及効果など、総合的見地から判断し、支援してまいりました。   無料シャトルバスについては、今年度から貸し切りバスの単価が見直されたことにより、運行費用が莫大な金額となったことから運行を断念しましたが、今年度より開始された第3次鴬宿温泉活性化事業計画に基づいた取り組みについては支援を継続しており、年末に向け鴬宿温泉の宿泊客に2,000円相当の商品を贈呈する鴬宿温泉施設共通宿泊プレゼントプランを開催するなど、誘客促進への取り組みを支援しております。   鴬宿観光協会としずくいし観光協会の今後については、対外的な観光宣伝等については地域ごとに個別に行うものではなく、町全体で一体的に行ったほうが効果が高いと認識しておりますが、各観光協会の意思決定や協議の結果を尊重し、今後においても町内の主要温泉地である鴬宿温泉の公益性の高い振興事業に対して支援を継続してまいりたいと考えております。 ○議長(前田隆雄君) 7番、川口議員。 ◆7番(川口一男君) 観光商工課長に聞くのだけれども、この答弁書はあなたつくったのですか。まず、時間見て。もう12分しかないよ、やりとり。まず、それを聞いてから。 ○議長(前田隆雄君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(小志戸前浩政君) お答えをいたします。   当課、観光商工課のほうで作成し、町長、副町長のご確認を得ながら提出させていただいたものでございます。 ○議長(前田隆雄君) 7番、川口議員。 ◆7番(川口一男君) よく物を考えてあれしてくれ。   それで、町長のこの答弁書によれば、鴬宿の温泉の観光協会については統一をしなければ援助しないというような書き方、これは町長の考えですか、それともあなたの考えですか。課長に聞きます。 ○議長(前田隆雄君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(小志戸前浩政君) お答えをいたします。   鴬宿温泉観光協会がしずくいし観光協会と統合しなければ支援しないかというものではなくて、答弁にもあったとおり、鴬宿温泉観光協会として実施する事業に対しては、町としても半額補助といったところの補助規則にのっとった補助になりますけれども、そうした形で補助は継続しているということでございますので、ご理解願います。 ○議長(前田隆雄君) 7番、川口議員。 ◆7番(川口一男君) 何ですか、その半額補助といったら、何に半額補助しているの。この2,000円というの。ことしの場合は、ことし鴬宿温泉観光協会の補助については、この2,000円のほかは、あとあれだけでしょう。あそこの温泉会館というか、土色したビルの管理だけ。そのほかに、あと何出ていましたか。 ○議長(前田隆雄君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(小志戸前浩政君) お答えをいたします。   平成27年度の鴬宿温泉観光協会の事業は、先ほどの答弁にあったとおり、宿泊キャンペーンに対する事業を実施しておりますので、それに対する補助もありますし、あと沿道や公園、あるいは散策路の環境の維持管理といった事業にも取り組んでおりますし、鴬宿温泉観光協会が設置している案内看板、設置費にかかわるところの、維持管理にかかわるところの費用についても支援をしております。あるいは無料休憩所のほうも設置してございますから、それにかかわる費用についても補助しているところでありまして、平成27年度の補助事業費については120万円補助している実態でございます。 ○議長(前田隆雄君) 7番、川口議員。 ◆7番(川口一男君) それで、町長に言いたいのですけれども、いろいろ並べればあるでしょう。あるのだけれども、あえて私が言いたいのはしずくいし観光協会に出しているものの、それの実態の、今度の3月でまた年度がかわるわけですけれども、実績効果、あるいはそういうものをもっと綿密にしなければ、みんなにわかるようにしなければ、必ずこれは騒ぎになります。というのは、なぜか。ずっと昔から鴬宿温泉観光協会、あるいは旅館組合、あるいは会社になっている、町も出資している第三セクターの鴬宿温泉開発株式会社、いろいろ問題はあります。私も随分やばついのに頭突っ込んだなという気もしました、当初は。しかし、中身見てみれば、非常に冷たい仕打ちを受けているというのが現状なのです。   そして、入湯税、これも大変税務課さんには迷惑をかけてしのいでもらったわけですけれども、まだそれが目的税、鴬宿に幾らかは戻ってくるものだろうという大物先輩たちがおるわけです。ゆえに、これはどうなっているのだと。我々のような弱い立場のところへそれを突きつけて、これを何とかしてもらわなくてはならない。確かに鴬宿温泉から入っている入湯税が年間3,244万4,000円あります。これは目的税。ならそれを何に使っているかといえば、ほとんどがごみの処理費2,952万7,000円、これは鴬宿だけではないです。鴬宿だけではなく、トータルで8,000万の入湯税が入って、そのうちの鴬宿が3,200万です。それを多く使っているのは、では何かといえば、このごみだけにはそういう配分で使っているのですけれども、やはり工事を、事業をやったという、課長はそう言うのだけれども、そうではないのではないかな。というのは、6月のときも町長に話をしましたけれども、まずバスがなくなった。定期で今までバスを走らせておったのです。それがなくなったということで、めっきり減る。それで、私はプリンスホテル、あるいは森の風、加賀助、長栄館、国民休暇村、そういうところは心配していないのです。今一番困って音を上げているのは、あの鴬宿の昔から旅館で飯を食っている人たち。この人たちになぜ手を差し伸べないのか、これが今の観光商工課長の欠点です。なぜ膝を交えてあそこへ行って話をし、今本当に苦しんでいます。恐らくシャッターをおろすところが出てくるでしょう。そこまで切迫している言い方なのです。そうして、あの先輩のお偉さんたちもようやく腰上げて、「おい、川口よ」と言ってこられても、俺も宝くじ当たれば援助もしますけれども、何とか役場に折衝してくれやというのが今の現状です。あの人たちも苦しくなってきているのです。   だから、その辺を出向いてでも観光課長、お願いしたいのだけれども、行って膝を交えて、もう何軒もないよ。その人たちの本当の今の経営のあり方でいいのか、どのような手の差し伸べ方があるのか、あなただってそれをやらなくてはならない。ましてや地区の人だ、生まれも桝沢の人だ。それをやらないで、こうがらがらと並べて10分前に終わるような答弁書ではなく、俺はそれを言いたいの。何を考えているのだというのはそこだよ。そういうものがあなたには足りない。これが当初の深谷政光さんの考えだったと思う。それがなくなってきていますよ。だから、腹立つのです。それをやってもらいたい。やる気があるかないか、課長お願いします。 ○議長(前田隆雄君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(小志戸前浩政君) お答えをいたします。   鴬宿温泉は、当町にとって重要な観光地であると認識してございます。その中にあって、先ほどお話にあった無料シャトルバスというのは鴬宿への誘客の手段として有効なものだったと、こう考えております。答弁にもあったとおり、27年度継続できないでいる状況でございますけれども、そうした対応については観光協会と観光商工課の中では十分協議しながら方向性を見いだしたと、こう考えておりますけれども、議員ご指摘のとおり、私どもも親身にやっていたつもりではございますけれども、今後も観光協会の話に耳を傾けながら、あるいは私どもの考えについてもこうあるべきではないのかといったところを話し合いながら、鴬宿温泉の観光振興といった部分を十分に進めてまいりたいと、こう考えております。 ○議長(前田隆雄君) 7番、川口議員。 ◆7番(川口一男君) 本当にお願いします。というのは、私これでもまだ表面を、何も大変失礼な言い方かもしれないけれども、大きいところは大きいなりの資金繰りなりなんなりやっているからいいのです。あの何それ旅館あるいは何々荘、その小さな方たちが一生懸命やってもやってもやっぱりだめなものは、ほとんどの方たちはやめたらいいかと考えているのです。やめたいと、できるものであればやめたいと。しかし、やめてからの仕事がない、そういうような考えで今一生懸命頑張っているわけだけれども、そういうものに相談もしないで、ごんごん、ごんごん観光協会に、ほら外国人誘客のためだ、云々くんぬんとやっていれば、必ず騒ぎになりますよということ。だから、町長も鴬宿の方たちにも義理があるはずだ。そういうことから何からいって、課長を使ってそういう膝を交えた、そして来年の計画なりなんなりに何を取り組むかというのに協力をし、指導もしていってもらいたいなと思いますが、町長のこれからの鴬宿のあり方というものをひとつお願いします。 ○議長(前田隆雄君) 町長。 ◎町長(深谷政光君) 行政自体が鴬宿温泉協会に対して差別をつけて、さまざまな支援活動を縮小しているということはありません。そういう状況にはありません。ただ、一方では今言われたようにコミュニケーションが足りないとか、それは鴬宿観光協会も役場のほうに来る機会が極めて少ないのも実態です。もう少しステップを軽快にしておいでになったり、こっちから出かけたり、それから今川口議員言いましたように議員の皆様が入ってのそういう懇談をするとか、いろんな機会があっていいと思います。全然構わないというふうに思っております。   そういう意味で、今回こういう答弁書、私もちょっと長いというふうに思っておりますけれども、しかし何も実態として行政がやっている、観光協会がやっているという、そういう事実を知っていただきたい、これも事実でございます。そういうことも繰り返しやりながら、お互いにそこのところの過去の歴史もあります。いろんな諸問題もあるかもしれませんけれども、それを超えて総意で町の観光業界が潤っていくようにという、そういう気持ちでおりますので、今後ともまたご指導いただきたいと思います。 ○議長(前田隆雄君) 以上で7番、川口一男議員の一般質問を終わります。 ○議長(前田隆雄君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。   本日はこれをもって散会といたします。   次回の本会議は、12月15日午前10時から再開いたします。大変ご苦労さまでした。    〔午後2時11分〕...