雫石町議会 > 2011-12-13 >
12月13日-議案質疑・討論・採決-05号

ツイート シェア
  1. 雫石町議会 2011-12-13
    12月13日-議案質疑・討論・採決-05号


    取得元: 雫石町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-14
    平成23年 12月 定例会(第9回)        平成23年第9回雫石町議会定例会会議録(第5号)                            平成23年12月13日(火曜日)1.本日の出席議員(20名)       1  番   田屋舘 愛 子 君       2  番   幅   秀 哉 君       3  番   岩 持 清 美 君       4  番   山 崎 留美子 君       5  番   加 藤 眞 純 君       6  番   杉 澤 敏 明 君       7  番   川 口 一 男 君       8  番   前 田 隆 雄 君       9  番   西 田 征 洋 君      10  番   谷 地 善 和 君      11  番   村 田 厚 生 君      12  番   田 中 栄 一 君      13  番   大 村 昭 東 君      14  番   上 野 三四二 君      15  番   坂 下 栄 一 君      16  番   坊屋鋪 俊 一 君      17  番   平 子 忠 雄 君      18  番   煙 山 惣右衛門君      19  番   石 亀   貢 君      20  番   猿 子 恵 久 君2.本日の欠席議員なし)3.説明のため出席した者      町 長        深 谷 政 光 君      副町長        櫻 田 久 耕 君      経営推進課長     米 澤 康 成 君      総務課長       小 原 千 里 君      会計管理者      細 川 清 美 君      税務課長       谷 藤 佳 宏 君      環境対策課長     中 村 光 男 君      住民課長       米 澤 稔 彦 君      福祉課長       米 澤   誠 君      保健課長       高 橋 善 一 君      健康推進課長     高 橋 芳 美 君      農林課長       米 澤 一 好 君      観光商工課長     川 崎 寿 博 君      地域整備課長     米 澤   衛 君      上下水道課長     高 橋 道 広 君      雫石診療所事務長   若 林 武 文 君      教育委員長      杉 村 祐 一 君      教育長        吉 川 健 次 君      学校教育課長     高 橋 啓 二 君      社会教育課長     小 田 純 治 君      生涯文化課長     常 陸 欣 弘 君      農業委員会会長    坂 井 久 栄 君      農業委員会事務局長  高 橋 幸 一 君      監査委員       枇 杷   惠 君4.職務のため出席した者      議会事務局長     千 葉   昇      議会事務局主査    川 崎 欣 広5.本日の議事日程                    平成23年12月13日(火曜日)午前10時開議日程第1  議案第 1号  雫石税条例の一部改正について                                                         日程第2  議案第11号  字の区域の変更について                                                             日程第3  議案第12号  林道災害復旧事業 林道志戸前川線号地復旧工事請負契約の              締結に関し議決を求めることについて                                                       日程第4  議案第13号  財産の取得に関し議決を求めることについて                                                    日程第5  議案第14号  和解及び損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることにつ              いて                                                                      日程第6  人権擁護委員候補者の推薦に係る議会の意見について                                                        日程第7  総務常任委員会閉会中の継続調査について                                                             日程第8  教育民生常任委員会閉会中の継続調査について                                                           日程第9  産業建設常任委員会閉会中の継続調査について                                                           日程第10 議会運営委員会閉会中の継続審査について                                                             日程第11 議員の派遣について                            6.本日の会議に付した事件  本日の議事日程に同じ7.会議顛末の概要 ○議長猿子恵久君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   〔午前10時00分〕 ○議長猿子恵久君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、朗読を省略いたします。 ○議長猿子恵久君) これより本日の議事日程に入ります。 ○議長猿子恵久君) 日程第1、議案第1号、雫石税条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。10番。 ◆10番(谷地善和君) この提案理由公益を目的とする事業を行う法人とか社会福祉の増進を図る活動を行っている法人等とありますが、これは何か町内にあるというのが条件なようでありますので、町内にこれに該当するものが幾つあるのかお尋ねします。 ○議長猿子恵久君) 税務課長。 ◎税務課長谷藤佳宏君) ただいまの質問お答えいたします。  町内にあります事業所といいますと、社会福祉法人、それから公益財団法人社団法人等になります。公益財団法人等といいますと、平成20年12月1日から法改正がありまして、その当時の財団平成25年の11月30日までの間に公益社団法人になるまでは、それまでの財団法人等公益財団法人と見なされて、そこに寄附されたものが対象になるということになります。あとは、商工会等の活動に対しても対象になるということでございます。  以上です。 ○議長猿子恵久君) 10番。 ◆10番(谷地善和君) 町内にはそういう今の条件に該当する団体とか法人が幾つあるのかということをもう一度お願いします。 ○議長猿子恵久君) 税務課長。 ◎税務課長谷藤佳宏君) この団体の数としましては、現在考えられるのは町の体育協会、それから商工会社会福祉協議会等だというふうに考えております。 ○議長猿子恵久君) 10番。 ◆10番(谷地善和君) NPO等は入らないのですか。 ○議長猿子恵久君) 税務課長。 ◎税務課長谷藤佳宏君) NPOについても入ります。 ○議長猿子恵久君) 10番。 ◆10番(谷地善和君) そうすると、肝心な数というのはわからないわけですか。 ○議長猿子恵久君) 税務課長。 ◎税務課長谷藤佳宏君) まことに済みません、数までは押さえていなかったところです。
    議長猿子恵久君) ほかにございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第1、議案第1号、雫石税条例の一部改正についてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○議長猿子恵久君) 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長猿子恵久君) 日程第2、議案第11号、字の区域の変更についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第2、議案第11号、字の区域の変更についてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔全員挙手〕 ○議長猿子恵久君) 全員挙手であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長猿子恵久君) 日程第3、議案第12号、林道災害復旧事業 林道志戸前川線号地復旧工事請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。9番。 ◆9番(西田征洋君) この工期に関して言えば、真冬に当たるわけよね。あの地域はご存じのとおりえらいその点では不便になる箇所ではないのかなと。その点幾らか考慮なされたのかどうか伺います。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  当該地は河川に接しているところでございまして、夏場よりも流水量が少ない冬期というふうに思って進めているわけでございますし、それから災害査定も10月にございまして、その後災害復旧を行うということで手続を進めてきて現在に至ったことでございますので、確かに寒い中ではございますけれども、何とか業者さんには努力していただきたいと思ってございます。  以上です。 ○議長猿子恵久君) 9番。 ◆9番(西田征洋君) やはりこういうのはある程度効率というものを考えて、前もって予定を組んでいただけるほうがむしろよいのかなと。少し考慮していただくほうがいいかなというふうに思っていますが、その点ではどうなのですか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) つけ加えてご説明を申し上げますが、現場におりる場所が今の道路からはない状況でございます。したがいまして、対岸、左岸のほうから、小赤沢方面のほうから入ってこなければ現場に着けないというような状況もございますので、水の少ない時期に工事を進めたいと思ってございます。  以上でございます。 ○議長猿子恵久君) 7番。 ◆7番(川口一男君) 今のに関連してですけれども、設計書をすっかり見ていますか。例えば解凍剤であれ、あるいは除雪であれ、そういうのが設計書に入っていないかというのを9番議員は聞いているのだと思いますが、冬期施工は冬期施工なりの単価表があってやっていると思うのですけれども、その辺設計書を精査していますか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) 災害査定を受ける際に検査課のほうも設計書を見て、理解をいただいていると思ってございます。含まれているかと思います。 ○議長猿子恵久君) 7番。 ◆7番(川口一男君) 何回も言うようですけれども、精査していると思うとか、そうでなく、何回も私も言っているのですけれども、全体としてそういうものを検討したりしているかということ。1億円もの金をただそういう精査もしないで、そのような答弁では我々は納得できないという考えですけれども、その辺の手助けなりなんなりしていますか、地域整備課長。 ○議長猿子恵久君) 地域整備課長。 ◎地域整備課長米澤衛君) お答えをいたします。  ただいまの件に関しましては、農林課にも技術者がおりますので、それなりに冬期補正なりなんなりは万全にやっているものと解しておりまして、当課は当課で自分のところの災害復旧が件数多かったものですから、手いっぱいの状況でございます。したがいまして、各担当課において処理されているものと思っております。 ○議長猿子恵久君) 7番。 ◆7番(川口一男君) 町長、それでいいのでしょうか。やはりこのような金額、1億も超えるというようなものについては、私も今5年目ですけれども、そういうことを最初から言ってきているのですけれども、なかなか所管のほうではそういう対策をしていないし、実施もしていないというのが今の現状だと思います。やはり血税を使ってやるわけですから、国からの災害復旧で金が出るからというような簡単な考えで、そのようでいいか、その辺の所見を町長から聞きたいと思います。 ○議長猿子恵久君) 町長。 ◎町長深谷政光君) お答えします。  以前にもご指摘ありました。厳しくそのことを受けとめさせていただきたいと思います。 ○議長猿子恵久君) 3番。 ◆3番(岩持清美君) 実は私この議案が提出されてから現場に行って見てきました。そうしたならば、やっぱりあそこは志戸前川線、入る入り口でございますので、ぜひ早急にやっていただかなければならないと。現在の答弁にもありましたが、あそこには堰堤がありまして、堰堤を外さないと工事ができないというところになっております。ですから、以前に問題になりました冬期間に取水をすることができなくなってからでないと工事ができないような状態にあるような場所でございます。答弁にありましたとおり道路側からは入っていけないようなところでございますが、道路の片側が崩れて通行どめになっておりますので、早急な工事が必要な箇所と思いますが、冬期間になったのはやむを得なかった事情と思います。ですので、一刻も早くこれはやっていただかなければならないと考えておりますので、ぜひ事業を進めていただきたいと私は思います。 ○議長猿子恵久君) 意見でいいですね。 ◆3番(岩持清美君) はい、いいです。 ○議長猿子恵久君) 2番。 ◆2番(幅秀哉君) この工事の完成時の検査はどなたが行うのですか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  まだ工事が着工しておりませんし、一般的な論にしかなりませんけれども、町長が任命いたしますけれども、通常は技術者、加えて担当課課長でございます。  以上でございます。 ○議長猿子恵久君) 2番。 ◆2番(幅秀哉君) 技師さんも入っていらっしゃるということですか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) 現場監督員が町の技師も入りますし、それから財政的な面あるいは出納的な面からも工事の検査については町長が任命して職員が当たることになってございますが、先ほど申しましたとおりこれまでの例によりますと担当課課長、それから会計管理者あるいは財政担当の職員というふうになるかと思います。  以上です。 ○議長猿子恵久君) ほかにございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第3、議案第12号、林道災害復旧事業 林道志戸前川線号地復旧工事請負契約の締結に関し議決を求めることについてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔挙手多数〕 ○議長猿子恵久君) 挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長猿子恵久君) 日程第4、議案第13号、財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。2番。 ◆2番(幅秀哉君) 随契で、いすゞさんに決まったというふうになっておりますが、たしか2社辞退ということで説明を受けたと思いますが、辞退の理由というものは何でしょう。3社でこういうトラックでということは、俗に言う販売価格というものがあるはずと思いますが、最初から値段も示さずに辞退するということはどういうことなのかなと思いましてお聞きします。 ○議長猿子恵久君) 総務課長。 ◎総務課長小原千里君) ただいまの幅議員のご質問お答えをいたします。  提案理由の際にも若干の説明はいたしましたが、3社で1回目の入札をいたしました。その際には、落札はしなかったわけでございます。2回目の入札を行った際に2社は価格提示しなかった、いわゆる応札しなかったということで1社のみ応札したということで、残り1社になりましたので競争にはならないということで、そこで入札を打ち切ったという次第でございます。  なぜ辞退したかということについては、当方ではわかりかねます。その金額で入れられないというふうに業者のほうで判断したのかもしれません。  以上です。 ○議長猿子恵久君) 2番。 ◆2番(幅秀哉君) 1,050万というお金ですけれども、こういう車種で調べればわかると思いますが、これは調べて適正な価格というふうに、そういう値段だと思っておられますか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) それでは、予算要求した農林課のほうからお答えいたしますけれども、購入に当たっての費用積算の額を下回っているということで適正かと思われます。  以上でございます。 ○議長猿子恵久君) 2番。 ◆2番(幅秀哉君) 1回目の応札価格というのは、ここでは公表できないものでしょうか。 ○議長猿子恵久君) 総務課長。 ◎総務課長小原千里君) 資料をここに持ち合わせておりませんので、後ほどお知らせしたいと思います。 ○議長猿子恵久君) 8番。 ◆8番(前田隆雄君) 今の質問答弁がなくしてこれの採決は無理だと思いますので、暫時休憩願います。 ○議長猿子恵久君) 暫時休憩いたします。   〔午前10時18分〕 ○議長猿子恵久君) 休憩を解いて再開いたします。   〔午前10時19分〕 ○議長猿子恵久君) 総務課長。 ◎総務課長小原千里君) 1回目の入札金額でございますが、1,021万2,815円、これが最低価格でございます。  以上です。 ○議長猿子恵久君) 2番。 ◆2番(幅秀哉君) 1回目が1,021万と申しましたか。購入金額より安い……税抜きですか。 ○議長猿子恵久君) 総務課長。 ◎総務課長小原千里君) ただいまの額は税抜きで応札しておりますので、税抜き価格でございます。 ○議長猿子恵久君) 11番。 ◆11番(村田厚生君) ちょっと関連して伺いますけれども、現在まで使っている車はどのようなあれになっていくのですか、それをお聞かせください。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  平成16年、堆肥センターができた際に購入したものでございまして、議会資料は30万キロ以上走行したということでございますけれども、11月14日現在で32万2,000キロを超えている状況でございます。  これまでの故障の履歴でございますが、主なところでは板ばねが損傷したと、折れたということで荷重がかなりかかっていたのかなと、毎日走っていますけれども、その荷重に耐え切れなくて板ばねが折れたのかなと思ってございます。あとは、今回購入するトラックとほぼ同様の内容でございます。 ○議長猿子恵久君) 11番。 ◆11番(村田厚生君) それでは、廃車ということになるのですか。下取りとかなんとかではなく、もう一切廃車にするということになりますか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) 購入決定次第、現在の車の評価をして、お金になるのであればお金にしたいと考えてございます。  以上でございます。 ○議長猿子恵久君) 13番。 ◆13番(大村昭東君) 11番議員質問と同じようなことになるかもしれませんが、現有のトラックの処分は廃棄処分か、お金になれば売るかということなのかどうか、そこをもう一回確認したいと思います。  もう一点、関連で尋ねたいわけでございますが、議長、よろしいですか。 ○議長猿子恵久君) はい、どうぞ。 ◆13番(大村昭東君) トラックと同じように建屋、それから内部の稼働施設、これも同じように経年劣化していると思います。特に内部の稼働施設オーバーホール、あるいは全く新しく更新しなければならないという時期に来ているのではないかと思いますけれども、そういった更新というか、オーバーホールというか、その時期はいつごろを見計らっているか。そして、経費がどれぐらいかかりそうなのか、その辺はとらえておりますか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  先ほど村田議員さんにもお答えしましたけれども、現有の車の処分については状況を見て評価をしながら財産収入に結びつけられるのであればそのように処分したいと思ってございます。  それから、現在の状況でございますけれども、ここ3年ほどの状況を見ますと平成21年に410万ほど、それから22年には430万ほど、今年度に入りまして300万ほどかかってございます。合わせてこの3年間で1,150万ほどの維持修繕費かかってございますので、突然壊れたというふうな情報が来ますので、これではいけないという、やはり円滑に施設を維持していかなければならないということで、現在どういうものが修繕、定期的にやっていかなければならないかということでいろいろ調査したところ、5年ぐらいで修繕といいますか、メンテナンスしていかなければならないということで今考えてございます。大体単年度でございますけれども、1,800万前後のお金が必要だというふうに思ってございますけれども、しかし1,800万という大きなお金でございますので、できるだけ日常の手入れを十分行いつつ、損傷等があれば早期に直しながら、大きなお金を出さなくてもいいような管理運営に努めてまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 ○議長猿子恵久君) 13番。 ◆13番(大村昭東君) アグリセンターは、私の記憶ですと稼働開始以後は収支のバランスがとれて、あるいは収支のバランスをとって経営すると、経営できるのだという説明だったように記憶しておりますけれども、当然そこには修繕費とかも入ってくるわけでございますけれども、そういうふうな説明だったと記憶しております。しかし、実際はそういう稼働前の収支計画と実情はどうなっているのか、その辺の状況を伺います。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  当初計画に合わせた22年度の実績でございますけれども、アグリセンターに入り込む牛の計画頭数に比べまして、現在22年度末で79%、それから処理量では計画量の52.2%、それから堆肥生産量販売量でございますけれども、計画の41.1%となってございまして、非常に原料となります堆肥の搬入が少ない状況でございます。何とかこれについても確保しつつ、あるいは向上に向けて取り組んでいかなければならないと思ってございます。現在指定管理者である農協さんのほうからは、何とかお互い町あるいは農協の不足分はそれぞれ補てんしながらといいますか、出し合いながらやっているわけでございますけれども、なかなかそれも厳しい状況になりつつあるということで、全般的な見直しが必要だということで、現在事務的に今検討中でございます。  以上でございます。 ○議長猿子恵久君) 13番。 ◆13番(大村昭東君) 実情がどうかということを尋ねたわけでございますけれども、要するに収支のバランスがとれていないということだというふうに思いますけれども、収支のバランスがとれていないとすれば、その原因はどこにあるのか。原料が入ってこないとかなんとかということでしたけれども、なぜ原料が入ってこないのか、その原因はどこにあるのか。スタート前の収支の説明の中では、収支のバランスはとれるのだと、大丈夫だという説明だったのですけれども、実際やってみたら全然違うということなようでございますけれども、なぜそういうふうになっているのか、その原因を尋ねます。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  アグリセンターを建てる際に牛を飼っている農家の皆さんにアンケート調査を行って、アグリセンターを使うかどうかという意向調査をしたわけでございますが、使いたいという方を目標値に掲げたわけでございますけれども、あわせて農家個々の堆肥舎の建設もございまして、そちらのほうも移行したという方がいらっしゃいまして、アグリセンターへの搬入ができない、あるいは畜産農家と加えて牛の頭数の減少によるというふうに理解してございます。 ○議長猿子恵久君) 14番。 ◆14番(上野三四二君) 皆さん質問されておりますので、おおよそわかっておりますが、今までの発言を聞きますと、一般的にまず運搬車両としては高いのではないかということに見られるわけでありますが、しかし内容的には特殊車両ということで、特別にアームロールを加工したりというような内容になっております。農家とすればガタイを造って、一般のトラックも入れるようにやっている農家もありますし、コンテナを地べたに置いている農家もあると。ですから、どっちにも使えるようにやるために、結局こういう特殊車両を使わざるを得ないというようなことでありますので、やはりその辺を何トントラックで、どの部分を特殊車両というか、加工するのだということをきちっと説明してもらわないから、一般的には1,050万は高いのではないかと、こういうふうな議論になっているので、その辺を私は現場で何回も見ておりますからわかっておりますが、まず常識的な加工の範囲を一番先にやっぱり説明してもらわないとこういうふうなことになりますので、その辺を基礎的な説明としてお願いいたします。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  大変説明不足で申しわけございませんでした。今般購入しようとするトラックでございますけれども、今上野議員さんのご発言の中にもございましたが、堆肥センターに畜舎から堆肥を運ぶためにコンテナを用意しているわけでございますけれども、農家の方々はそのコンテナに堆肥を積み込んでおきまして、アグリセンターのほうでコンテナを回収しながらということでございます。そのためには、アームロールといいますか、コンテナを引っかけてトラックの荷台に積み込むというふうなものの装置をつけなければ容易には移動できないというものでございまして、金額ベースでおおよそのことしか申し上げられませんけれども、アームロールを装着する経費、あるいは本体を含めてアームロールがまず300万ほどとなってございまして、それを含んだ金額ということで、合わせて9月補正の際、4WD、いわゆる4駆にするということでお願いしたわけでございますが、当該地域の気象条件、あるいはぬかるみ等の牛舎もあるわけでございますので、そういった4駆の車にしようとするものでございます。大まかでございますが、ご理解いただきたいと思います。 ○議長猿子恵久君) 7番。 ◆7番(川口一男君) とにかく今皆さんの質問、そして答弁を聞いていると、町長、どこかおかしいと思いませんか。例えば個人で車を買うにしても、これが下取り何ぼ、買ってからそれが使い物になるかならないかという答弁。そして、物は1,050万で買いますよと。では、今その車が動いていないのか、基本的にその辺から、私は何も皆さんを云々くんぬんといじめるわけではないのですけれども、物の考え方としてやはり町民みんなの目があるわけですから、その人たちに後ろ指さされないようにするには、例えば物を買ってから、それから今ある車の査定をするとか、そういうやり方では後ろ指さされますよということ。ゆえに、今同じ自動車屋さんが来るわけですから、査定もかけてもらい、これが何ぼで下取りできますよ、あるいは全然できませんよとか、使えるか使えないかわからないとか、そういう答弁はまずもっておかしい。そして、後ろ指をさされないためにはどのようにすればいいかと、これがみんなの仕事ではなかろうかなというように思うわけですけれども、その辺の考えを町長からひとつお願いします。 ○議長猿子恵久君) 町長。 ◎町長深谷政光君) お答えします。  先ほどの災害工事の件もそうですし、今の件もそうです。内容についての吟味、この辺が極めて総合的に足りないなというふうに私も感じます。ご指摘のとおりですので、このことも厳しく受けとめて、少し体制をつくってみたいというふうに思っています。 ○議長猿子恵久君) 7番。 ◆7番(川口一男君) ということで、やはりまだまだ改善なり、あるいは車が高い、安いもあるのですけれども、そういうものの段取りの仕方というものを少し改善をしてもらいたいという意見を述べて終わりにします。 ○議長猿子恵久君) 1番。 ◆1番(田屋舘愛子君) 私の意見ですけれども、この車両というのは何台もあると思うのですけれども、乗る運転手さんが違うことによって車を大事にする意識というのが薄れてくるのではないかなと思うので、運転手さんを毎度同じ人が同じ車両に乗るとか、あとは日常の点検、日常の整備、オイル点検だとか、そういうことがすごく車には大事だと思いますし、一般車両ですと30万キロというのはもう本当にエンジンのほうの故障もきていると思うのですけれども、トラックですと50万キロ、60万キロというのは当たり前に走っていますので、やはりその辺の日常の点検がすごく大事だと思いますので、そういう管理のほうもしっかりしていただいて、長く使えるようにしたらいいと思います。
    議長猿子恵久君) 意見でよろしいですね。 ◆1番(田屋舘愛子君) 意見です。 ○議長猿子恵久君) 13番。 ◆13番(大村昭東君) 先ほどは大変失礼しました。先ほど質問したことの続きみたいなものでございますけれども、要するに収支のバランスがとれていないわけでございますが、これは私はやむを得ないと思っております。仕方ないというふうに思っております。ですけれども、ここに至る経緯を見ますと、今までも何回も申し上げているわけでございますけれども、アグリセンターを建設すると同時並行で、同じときに堆肥舎を建てたわけですね。それは、そういう堆肥がいっぱい生産される、アグリセンターだけでは処理できないから、一方では堆肥舎を建てて処理するのだということだったと思います。その上において収支のバランスはとれるのだということを、これは確かに私の記憶ですとそういう議会で質問があったというふうに私は記憶しております。だけれども、先ほどの答弁ですと堆肥舎も建てたから云々とありましたけれども、全然矛盾した話だというふうに思うわけでございます。  そこで、この収支のバランスをとるために行政としてどういう改善策を講じたのかどうか。例えばこれも今まで私何回も申し上げてきました。行政側として、それは努力はしていると思いますけれども、かなりの部分は受託者に任せている面があると思いますが、行政側としてたびたび申し上げておりますようにマネジメントサイクル、業務棚卸しの手法を使って改善になるように努力しなければだめだべということを何回も申し上げてきたわけです。そういうことについて何か具体的に、そういう手法を用いながら改善策を追求していくのだと、改善していくのだということを具体的に何か調査研究を実際にやったことがあるのかどうか尋ねます。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) 収支がとれないということでございまして、酪農関係からのふん尿の搬入が多いということでございまして、水分を多く含むということで副資材を導入しなければならないということでございますが、そういったことでその分の経費が増えたりして、黒字を目指したいとは思っているのですが、なかなかそういうふうなわけにいかないということでございます。したがいまして、今ちょうど7年目でございますので、いろいろな収支のバランスもそのとおりでございますし、それから突発的な事故もあるというふうなことでございます。  先ほど議員さんからご指摘のございましたマネジメントサイクルでございますけれども、やはりアグリセンターを円滑に運営していかなければならない、いわゆる一日もとめるわけにいかないというふうな状況でございますので、そのためにも徹底した機器のメンテナンス、あるいは先ほど田屋舘議員さんからもご指摘をいただきました車等の維持管理についてもやっていかなければならないということでございますけれども、全体的な部分については現在農協さんとどういったところで悪化になるのか、あるいはどういったところが収支をとんとんと言えばあれですけれども、幾らかでもゼロに近い数字に持っていくにはどうすればいいかということを現在農協さんといろいろ日常的に詰めているところでございますので、もう少し時間をいただければと思います。 ○議長猿子恵久君) 13番。 ◆13番(大村昭東君) 一生懸命やっていることはわかります。ですけれども、今私が申し上げているのはきのう、きょう申し上げたことではございません。アグリセンターが稼働してからずっと同じことを申し上げてきました。今課長が申し上げたようなことを、いい答えが出てくるようにやるのがマネジメントサイクルだし、マネジメントサイクルをうまく動かすのは、そのもとになるのは業務棚卸しの手法だと思います。そういうことをなぜやらないのかということです、私が聞きたいのは。結局行政の効率上げるためにマネジメントサイクル、事務事業評価だってさまざま言っていますけれども、こういう実際の場面では全然機能していないのではないかというふうに私見ているのです。大体職員の中にそういうことに熟達している人がいるのですか、これをうまく実用できるように。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) 補足的にもう少し掘り下げてご説明申し上げますけれども、現在アグリセンターの経営改善につきましては、10月以降農協の担当者と再三細部の資料を現在分析してございまして、先般も担当のほうが経営改善で実践を積み上げておりました遠野のアグリセンターのほうに行って勉強してきたということでございますし、これまでどうということは比較するわけにいきませんけれども、現在はそういったことで行動に移して経営改善に向けるよう、現在私も初め担当とも一緒になってやってございます。熟達した職員ということでございますけれども、それぞれ個々の能力を発揮しながら総体的に経営改善に向けて取り組んでまいりたいと思います。 ○議長猿子恵久君) 13番。 ◆13番(大村昭東君) 3年たっても4年たっても5年たってもさっぱり改善の跡が見えないというのが私の実感でございます。ということは、改善についてさまざまやっているという話なようでございますけれども、やり方そのものに問題があるのではないかというふうに私は感じます。ですから、もっとやり方そのものを研究していかなければならないと思います。これは突き詰めていきますと、結局最後は行政の負担が大きくなっていくということを私は心配しているわけです。ですから、1円でも2円でもバランスとれるように努力しなければならない。やっているという話だけれども、同じことをやったって、繰り返しますけれども、いい方向に進んでいるようには全然私には感じられません。  そして、私は根本的なことにこだわるのですけれども、スタート前に収支のバランスは大丈夫だと、こう言っているのですよ。私どもに示した当時の収支計画書、私持っていますけれども、私はその時点でこいつは全然根拠のない数字だということはわかりました。でも、当局はこれで大丈夫だと言うから黙って聞いておりましたけれども、やっぱり私が思ったとおり、やってみたらばバランスが全然とれない。私は、行政にもっと努力していただきたいということを申し上げているわけでございます。所感をお願いします。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) 一刻も早く金額を下げて、経営改善に結びつくよう取り組んでまいりたいと思います。 ○議長猿子恵久君) 4番。 ◆4番(山崎留美子君) アグリセンターは7年目に入るということでしたが、その前私は一度議員やっておりました。そのときの経緯を覚えておるのですけれども、きのうの町長答弁指定管理者制度は、プールのことでたしか答弁されたと思うのですが、自立経営を目指すものというふうにお答えしております。これは指定管理者制度だけではないのですが、すべてのことが段取り、事務的な手続だとか経営改善も含めた指定管理者で、受託側の報告書、そういったものをきちんとテーブルの上にのせて、原因を探って協議することが仕分け事業にも含まれておりますし、きのう補助基準表もいただきましたけれども、極めてあいまいでした。これはきちんと項目別に改善するもの、しないものということを表にされて当たって当初予算に反映していただきたいと思います。これは意見ですが、申し述べておきます。 ○議長猿子恵久君) 9番。 ◆9番(西田征洋君) アグリリサイクルセンターを始めたときの説明は、確かに13番議員の方もおっしゃっていましたけれども、健全経営でやっていくということで10年ぐらいはいいのではないかというふうに、設備ですよね。ですから、私たちはそのときに、ランニングコストもかかるはずであるから、一つの期限をきちっとやっておいて、そこで点検をしなければならないのではないかというふうに要求したことが1つありますし、もう一つは各農家の所属している集落ごとの堆肥なんかのプラス・マイナスをちゃんとやっておいて、その上でアグリリサイクルセンターを活用できるかどうかということもやるべきではないかということの2つぐらいを私たちは要求して、説明をもらったわけなのですが、それが大したあんばいでなくて、答えもなくて、そのままこれをやってしまったというふうな経過がございます。説明の中で10年ぐらいは設備としてまず何とかなりそうだというふうに言っていました。  7年ですから、もうあと二、三年で一応役場が予定していた一つの耐用年数のめどがつくわけですよね。そのときに、これからどれぐらいかかるのかということをもう一回計算し直して、そして年間どういうふうな具合で持っていくのかという計画も立てなければならない時期ではないのかなと私は思っていました。今こういうふうなあんばいで話題になりましたので申し上げますけれども、その点の計画をぜひとも立ててもらって、そして皆さんの前に明らかにしてもらうと。先ほどみたいな、きょうの議事の中でさっぱり説明もしないものだから何もわからないと、それでこういうふうなあんばいで時間もかかってしまうというふうなこともあると思います。その点は町長も改善を約束していただきましたので、よかったのですけれども、このアグリセンターに関して言えば、やはり一つの時期のめどを立てて、設備、施設に幾らぐらいかかるのかということも取りかからなければならない時期だろうと、それを予定していらっしゃるかどうか、それを伺います。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  施設設備のメンテナンスのことでございますけれども、今後5年間に予想される部分につきまして試算したところでございます。24年度から28年度にかけての見込額でございますけれども、平均で1,800万ほどになりますけれども、満額つけばいいわけでございますけれども、財政事情もございますので、できるだけ日常の点検、あるいはメンテナンスを行いながら、少しでも寿命を延ばしつつ経費負担増にならないような方法で進めてまいりたいと思ってございます。 ○議長猿子恵久君) 9番。 ◆9番(西田征洋君) ですから、そういうふうなものをあるいは一つの表にするなりなんなりして、きっちり耐用年数の問題とあわせながら皆さんの前に明らかにしてもらわなければ、皆さんの不安はまだ消えていないよというふうな質問だったはずなのですよね。だから、それをきちっと表なり出して耐用年数、それから修復に幾らかかるか、何年かかるかというふうな具合もやっぱり出す時期だと私は思っていますので、それをおやりになる気持ちはないのかということを聞いているわけです。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  例えば1号攪拌機は何年に修繕する、あるいは2号は何年に修繕するというふうな表はつくってございます。ただ、金額が入っていまして、それがひとり歩きしまして予算を確保できない場合に困ったなというふうなこともありますので、その設備は何年ごろに修繕するという見込み計画表は、提出は可能かと考えてございます。 ○議長猿子恵久君) 9番。 ◆9番(西田征洋君) ですから、そういうふうなものを議会なら議会にきちっと一覧表みたいな形で出せないのかというふうにさっきから聞いているわけなのですが、それをもしよければやってもらえれば我々の判断材料にもなりますし、アグリリサイクルセンターの現状の大変なところというのも、それから見通しのつくところというのも私たちにもわかるようなあんばいで見せてもらえればなというふうにさっきからお願いしているわけです。その点ではどうですか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) この試算表は24年度の予算要求に向けて指示してつくったものでございますので、提供できる部分について精査しながら議会のほうにも提示してまいりたいと思います。 ○議長猿子恵久君) 8番。 ◆8番(前田隆雄君) 今アグリセンターの経営改善についても非常に大事な話だと思います。ただ、今私議論したいのは、財産の購入に当たって議員の皆さんは4トントラックの割には随分高いものだという意識が相当あるようなのです。ですから、先ほどの字区の変更についても、それから災害復旧工事についてでも、きちっとこういう場所をこういうふうに工事しますという図面を落として我々に説明しているのです。であれば、これだって我々にとってみればこのアームロールというのは何なのか、どんなコンテナを上げるものなのか、恐らくカタログが出ていたと思うのです。ですから、こういう車でこういう作業をするものであって、こういう活動するものだから大変特別な車種です、そういう説明をしっかりしながら提示するべきだったのではないですか。いかがですか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  提案説明の際、総務課長のほうから車両総重量ということで8トン車ということで説明したところでございます。内訳といたしましては、車の重さでございますけれども、乗員3人込みで4.5トンほど、それからコンテナが1.2トンほどございまして、積み込みできるものがおよそ2.3トンほどというふうになってございます。大変説明不足で申しわけございませんでした。 ○議長猿子恵久君) 8番。 ◆8番(前田隆雄君) 今の課長説明されたのはいいのですけれども、その数字も掲げたカタログみたいのがあったのでしょうと私言っているのです。何でそれ提示できなかったのか。それがあれば、もっと議員説明しやすかったのではないですかと私言っているのです。 ○議長猿子恵久君) 総務課長。 ◎総務課長小原千里君) ただいまのご質問お答えをいたします。  議案書等は総務課のほうでもつくっております。今議員さんからご指摘あったとおり、資料の中でわからないというふうなことがありましたので、今後につきましてはそのようなわかる資料を添付しながら説明をさせていただきたいというふうに思います。大変申しわけありませんでした。 ○議長猿子恵久君) 3番。 ◆3番(岩持清美君) 財産の取得に関して、いろいろアグリセンターの経営改善点についてご質問が及んでおりましたので、関連して質問してよろしいか伺ってから。 ○議長猿子恵久君) どうぞ。 ◆3番(岩持清美君) それでは、まず24年度から28年度まで整備費が1,800万程度ずつ毎年かかっていくという説明でございましたが、これは屋根等の張りかえの分も含まれていますでしょうか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  1次発酵棟の屋根のシートの張りかえでございますけれども、この件に関しては建設当時、仕様書は10年もつということでございました。取扱業者からお聞きしましたところ15年ぐらいはもつと、いわゆる上の部分は15年ぐらいもつということでございますので、今回の修繕見込みの部分の5カ年計画の中には入ってございません。とりあえず中の機械設備等のメンテナンスが終わってから、再度修繕計画を立て直してまいりたいと考えてございます。 ○議長猿子恵久君) 3番。 ◆3番(岩持清美君) 実はいろんな物質がフィルムについて熱が通らなくなってしまって、冬に雪が走らなくなってしまったと。よって、堆肥の熱を上げることができなくなったというような現象もあるわけでございまして、そのようなことについても本来であれば必要になってくるかなと思いますし、処理量でございますが、20年が7,477トン、21年が8,877トン、22年が9,211トンと微増ではありますが、伸びている状態でありますが、当初ですととてもではないが稼働時間内に処理できなかったというような問題が実は発生していたわけでございます。現在は、このような処理量になっていますが、稼働時間内で例えば先ほど計画の52%しか処理できていないということでございましたが、このような微増ではありますが伸びている状態で、労働8時間と考えて、それ以内で処理できているのかどうか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  人的な部分につきましては、8時間の中で処理してございますし、あとは岩持議員さんご案内のとおり24時間機械を動かしながら連続した発酵の作業を進めてございます。 ○議長猿子恵久君) 3番。 ◆3番(岩持清美君) 恐らく第1次処理だけでこのぐらいですと手いっぱいかなと思うのです。機械の能力が52%しか上がっていないと言いますけれども、ではこれが100%できるかというような、あの機械では現在なかなか難しい面があるのではないかなと、私はそう考えております。  収支につきましても、先ほどから何回か出ていますが、私も農協の役員をやっていた関係で、ある程度収支については把握してございますが、大変厳しい状態にあります。しかしながら、今まで農協がとってきた行動というものについても、ある程度農協で責任を持たなければならないということで指定管理を受けているわけでございますが、しかしながら現在指定管理の示されている金額ではもう限界に近い状態でございますので、やっぱりこれについては利用料の問題までも含めて検討していかなければならないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長猿子恵久君) 農林課長。 ◎農林課長米澤一好君) お答えいたします。  現在収支の分析を行ってございまして、ガサのほうの処理量をまず増やす、あるいは販売量を増やすということも考えてございますが、最終的には現実に合わせた料金体系も検討していかなければならないということで、現在担当者のほうで農家負担を一気に増やすというわけにはいかないけれども、経営改善のためにはできる限り大きな変更のないように、わずかながらも料金改定を含んだ検討をするようにということで農協さんと今打ち合わせをしているところでございます。 ○議長猿子恵久君) ほかにございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第4、議案第13号、財産の取得に関し議決を求めることについてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔全員挙手〕 ○議長猿子恵久君) 全員挙手であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長猿子恵久君) 日程第5、議案第14号、和解及び損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務課長。   〔総務課長、登壇〕 ◎総務課長小原千里君) ただいま上程いただきました議案第14号につきましてご説明いたします。  追加提出議案書3ページをお開き願います。議案第14号「和解及び損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについて」  地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、交通事故に伴う損害賠償に関し、下記のとおり和解し、損害賠償の額を決定する。  記。1、相手方。甲、岩手県岩手郡雫石町長山七ツ田20番地5、夷森末吉。乙、岩手県岩手郡雫石町長山七ツ田20番地5、夷森ヒサ子。  2、事故の概要。平成22年6月21日午前10時15分ころ、雫石町御明神堂前地内において公用車が林道を走行中、カーブに差しかかった際に対向車に気づかずに出会い頭に衝突し、対向車を運転していた甲と助手席に乗っていた乙を負傷させたものである。  3、損害賠償額。甲、7万898円、乙、120万円。  4、和解条件。(1)、雫石町は、上記損害賠償額について、自動車損害賠償責任保険からの支払い賠償金をもって充てるものとする。  (2)、雫石町、甲及び乙は今後本件に関しては裁判上、裁判外において一切異議請求の申し立てをしないものとする。  4ページをお開き願います。提案理由でございますが、交通事故に伴う損害賠償について和解し、損害賠償の額を決定するに当たり議会の議決を求めるものでございます。  当該案件につきましては、昨年の8月25日に事故発生後、相手方との示談が成立したことから、自動車に係る損害賠償分についての専決処分をさせていただき、平成22年9月3日の9月定例会で報告をいたしておるものでございます。その際の損害賠償額は24万4,000円でございましたが、町が加入している全国自治協会、自動車損害共済より全額補てんされております。  なお、人身に係る治療費については、事故後に通院や入院中であったことなどから、相手方が完治した後、改めて協議を行い報告することとしていたものでございます。今般当該者が治癒したことから、人身事故に係る損害額についても確定し、和解が成立したことにより示談を行おうとするものでございます。  いずれこの事件を含め昨今の不祥事など、職員のコンプライアンスが問われております。今後このような事故が発生しないよう、より一層職員の交通安全の徹底を図ってまいりたいと思っております。  以上で議案第14号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長猿子恵久君) 提出者の説明が終わりました。質疑を許します。質疑ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 質疑なしと認めます。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  日程第5、議案第14号、和解及び損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてを原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。   〔全員挙手〕 ○議長猿子恵久君) 全員挙手であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長猿子恵久君) 日程第6、人権擁護委員候補者の推薦に係る議会の意見についてを議題といたします。  本件は、町長から人権擁護委員法第6条第3項の規定により、お手元に配付した文書写しのとおり、人権擁護委員候補者を推薦するに当たり、議会の意見を求められているものであります。この件について意見を求めます。教育民生常任委員長、加藤眞純委員長。   〔5番、登壇〕 ◆5番(加藤眞純君) ただいま議題となっております町長から意見を求められている人権擁護委員の候補者として谷藤全功氏と阿部直樹氏を推奨することについて意見を述べさせていただきます。  まず、谷藤全功氏ですが、氏は開業医として地域医療の向上に尽力されているほか、地域福祉の向上にも努められております。また、人権問題に深い理解があり、積極的に対応し、人格、識見ともに高く、地域住民の信望も厚いことから、現在も人権擁護委員の任に当たられております。  阿部直樹氏でありますが、氏は小中学校の講師としての経験もあり、現在は県教職員組合が実施している「もしもし教育相談室」で学校や家庭での子供の日常生活に関する悩み相談などの相談アドバイザーの職にあり、福祉の向上に尽力され、広く社会の実情に精通しておられることから、現在も人権擁護委員の任に当たられております。  このように、このお二方はまさに人権擁護委員にふさわしい適任者であります。  何とぞ満場のご賛同をお願い申し上げまして、推薦に当たっての意見とさせていただきます。 ○議長猿子恵久君) ただいま人権擁護委員候補者に谷藤全功氏、阿部直樹氏を推薦することについて、これを適任とする意見がありましたが、ほかに意見はございませんか。   〔「なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) なければ、本件については町長より意見を求められている谷藤全功氏、阿部直樹氏を推薦することについて、これを適任とすることで答申いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 異議なしと認めます。よって、人権擁護委員候補者に谷藤全功氏、阿部直樹氏を推薦することについて、これを適任とし、答申することに決定いたしました。 ○議長猿子恵久君) 日程第7、総務常任委員会閉会中の継続調査についてから日程第10、議会運営委員会閉会中の継続審査についてまで一括議題といたします。  総務常任委員長、教育民生常任委員長、産業建設常任委員長、議会運営委員長から、それぞれ会議規則第75条の規定によって、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査及び審査の申し出があります。  お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査及び審査とすることにご異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査及び審査とすることに決定いたしました。 ○議長猿子恵久君) 日程第11、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。本定例会から平成24年3月定例会までの間、お手元に配付したとおり、本議会から議員を派遣することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」の発声あり〕 ○議長猿子恵久君) 異議なしと認めます。よって、本議会から別紙のとおり議員を派遣することに決定いたしました。 ○議長猿子恵久君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  これをもって本日の会議を閉じ、平成23年第9回雫石町議会定例会を閉会といたします。  大変ご苦労さまでございました。   〔午前11時12分〕...