滝沢市議会 > 2018-02-14 >
02月14日-一般質問-02号

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  1. 滝沢市議会 2018-02-14
    02月14日-一般質問-02号


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    平成30年  2月 定例会平成30年2月14日平成30年滝沢市議会定例会2月会議会議録平成30年2月14日平成30年滝沢市議会定例会2月会議が滝沢市役所に招集された。出席議員は次のとおりである。   1番  高  橋  辰  雄  君    2番  稲 荷 場     裕  君   3番  齋  藤     明  君    4番  仲  田  孝  行  君   5番  小 田 島  清  美  君    6番  武  田     哲  君   7番  日  向  清  一  君    9番  日  向  裕  子  君  10番  川  村     守  君   11番  藤  原     治  君  12番  桜  井  博  義  君   13番  相  原  孝  彦  君  14番  角  掛  邦  彦  君   15番  松  村     一  君  16番  工  藤  勝  則  君   17番  遠  藤  秀  鬼  君  18番  山  谷     仁  君   19番  佐  藤  澄  子  君  20番  長  内  信  平  君欠席議員(なし)欠  員(1名)地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。       市        長     柳  村  典  秀  君       (水道事業管理者)       教    育    長     熊  谷  雅  英  君       副    市    長     佐 野 峯     茂  君       市 民 環 境 部 長     岡  田  洋  一  君       健 康 福 祉 部 長     小  川     亨  君       兼 福 祉 事 務 所 長       経 済 産 業 部 長     齊  藤  和  博  君       都 市 整 備 部 長     三  上  喜 美 義  君       上 下 水 道 部 長     齋  藤  善  則  君       企 画 総 務 部 長     加 賀 谷     建  君       地 域 づくり推進課長     高  橋  克  周  君       防 災 防 犯 課 長     引  木  光  吉  君       環  境  課  長     三  浦  信  吾  君       地 域 福 祉 課 長     丹  野  宗  浩  君       健 康 推 進 課 長     熊  谷  多 美 子  君       企 業 振 興 課 長     木  下  昇  三  君       都 市 政 策 課 長     大  宮  訓  召  君       道  路  課  長     太  田  城  人  君       河  川  課  長     五 日 市     朗  君       総  務  課  長     勝  田  裕  征  君       財  務  課  長     藤  倉  友  久  君       教  育  次  長     長  嶺  敏  彦  君       教 育 総 務 課 長     藤  島  洋  介  君       学 校 教 育 指導課長     和  田     英  君       文 化 振 興 課 長     長  嶺  正  治  君       兼滝沢市立湖山図書館長       兼埋蔵文化財センター所長       滝 沢 市 上 下水道部     阿  部  一  彦  君       水 道 総 務 課 長本会議の書記は次のとおりである。       議 会 事 務 局 長     中  村  保  夫       同 議 事 総 務 課 長     井  上  裕  司       同  主 任 主  査     熊  谷     昇 △開議の宣告 ○議長(長内信平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。 直ちに本日の会議を開きます。                                (午前10時00分) △一般質問 ○議長(長内信平君) これより本日の議事日程に入ります。 日程第1、一般質問を行います。 本日は、4名について行います。 一般質問を行うに当たり、議員並びに答弁者各位に申し上げます。滝沢市議会基本条例第12条第3項の規定に基づき、答弁者に反問権の行使及び質問内容の確認を認めますので、発言を求める際には当職より発言の許可を得てください。 初めに、9番日向裕子君の発言を許可いたします。ご登壇願います。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) 議席番号9番、一新会の日向裕子です。きょうは、大きく2つの件についてお尋ねいたします。 まず1つ目、近隣に被害を及ぼしている河川の改修事業についてです。昨今地球温暖化とその影響による地球の変動や周辺の住宅化など、さまざまな要因によって河川からの流出や近隣の住宅地への浸水などが頻繁に起きているように見受けられます。このような河川に対する改修事業についてお伺いいたします。 1つ目、昨年も浸水被害があった巣子川について、具体的に改修計画等があればお伺いいたします。 2つ目、大釜地区土日ジャンボ市近くでも河川による浸水がたびたび起きていると聞いておりますが、この河川について改修計画等があるのかお伺いいたします。 次に、大項目の2つ目で、第1次滝沢市障害者計画についてです。第1次滝沢市障害者計画について、社会情勢の変化やさまざまな制度の施行により、それ以前の計画と比較してサービスの向上や拡大が図られているように見受けられますが、その違いについてお伺いいたします。 まず、18歳までの就学等の支援等についてお伺いいたします。 その次に、18歳を超えて就学が終了した後の支援等についてお伺いいたします。 さらに、難病患者や重度の障害者に対するサービスの向上や拡大が行われているようですが、その点に対してお伺いいたします。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 市長。 ◎市長(柳村典秀君) 日向裕子議員のご質問にお答えいたします。 初めに、河川の改修事業についてのご質問にお答えいたします。まず、巣子川の改修計画等についてでありますが、昨年発生した浸水被害につきましては、記録的な降雨による巣子川の越流と、周辺から集まる雨水が団地内の道路側溝で排水処理し切れずに発生したものであります。 被害への応急的な対応といたしましては、巣子川の橋梁部の流下能力を補うため、バイパス管の設置を進めるとともに、浸水した団地への雨水の流入を抑えるため、団地の入り口部分横断側溝等を設置してまいります。本格的な対策としましては、団地内の雨水をスムーズに巣子川へ排水できるようにするため、下水道事業雨水計画の再検討を行い、雨水排水施設の整備を進めてまいりたいと考えております。 また、巣子川につきましては、国道4号から上流部分の複数箇所において被害が生じている状況から、全線的な改修計画が必要であると認識しておりますので、補助事業の導入による財源確保を含めた整備手法等について検討を行ってまいりたいと考えております。 次に、大釜地区河川改修計画等についてでありますが、大釜地区で過去にたびたび発生している浸水被害への対策としましては、現在浸水対策調査業務を行い、農業用排水路などの既存施設排水系統流下能力の評価、問題点の整理等をしながら対策案の作成を進めております。 今後は、本年度の業務をもとに用排水路の管理者や国道46号及び1級河川雫石川管理者等との協議を行い、事業計画を策定し、事業化に取り組んでまいります。 次に、第1次滝沢市障害者計画についてのご質問にお答えいたします。まず、18歳未満の方への支援の状況と18歳以上の方への支援の状況についてでありますが、18歳未満の障害児につきましては、平成24年の児童福祉法の改正により、児童発達支援放課後等デイサービス保育所等訪問支援などのサービスが新たに追加され、障害児への支援が強化されました。現在は、サービスを提供する事業所もふえてきたことから、障害児への支援の充実も図られており、本市の社会保障費の伸びの大きな部分を占めているところであります。 本市といたしましては、これらのサービスのほかに、県が実施している障害児入所支援などのサービスを提供するとともに、母子保健や医療機関教育機関等と連携を図りながら、障害児の健やかな育成が行われるよう支援を行っております。 また、18歳以上の障害者につきましては、地域移行支援地域定着支援などのサービスが新たに追加され、地域移行に関する支援が強化されました。また、障害者の範囲が広がったことやサービスを提供する事業所もふえたことから、障害者に対する支援の充実も図られております。 本市といたしましては、居宅介護などの訪問系サービス生活介護などの日中活動系サービス施設入所支援などの補充系サービスなどを提供するとともに、サービス事業所就労支援センター医療機関社会福祉協議会等と連携を図りながら、本人が希望する住みなれた場所で生活ができるよう支援を行っております。 次に、難病患者重度障害者への支援の状況についてでありますが、制度の谷間のない支援を提供する観点から、平成25年に施行された障害者総合支援法において、障害者の定義に新たに難病が追加となり、障害者手帳が取得できない場合でも、対象疾病に該当すれば居宅介護短期入所生活介護などといった障害福祉サービス等が利用できるようになりました。当初は130疾病が対象でしたが、現在は358疾病が対象となっております。また、重度障害者への支援については、平成24年度からは一定の研修を受けた介護職員等がたん吸引を行うことができることとなっております。平成26年度からは、重度の肢体不自由であって、常時介護が必要な身体障害者を対象とした重度訪問介護において、新たに重度の知的障害精神障害の方が対象となり、さらには平成30年度からは病気やけがなどで入院したときにも重度訪問介護ヘルパーを自宅と同じように病院内でも利用できる状況となっております。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) まず、巣子川についてお尋ねしたいのですけれども、改修の予定はあるみたいなのですが、それはいつごろ始まって、いつごろ終了の予定でしょうか。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 始まりの予定は、実は来週入札の予定でございます。3月工期が原則ではありますけれども、発注受期からすると4月までお願いしなければいけないのかなというふうなことで今準備を進めているところでございます。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) 先ほどの答弁によりますと、巣子川に関しては2カ所ということで解釈してよろしいでしょうか。
    都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 市長答弁にもありましたとおり、まず元かまど付近のボックスカルバート、そこの流下能力を補うバイパス管を設置するというのが1つでございます。それと同時に、昨年度の豪雨に伴っては国道4号の松尾団地のほうから、急な下り坂になってございますが、そちらのほうの路面を走ってくる雨水がボックスの手前で川のほうに落ち込んで、それで流量が増加したということも一つの越水の原因になったというふうに認識しておりますので、1つはそちらのほうから来る水を道路上で受けて、それをボックスの下流に流し込むと、そういったところを今同時に考えてございます。 それと、議員の皆様には現地のほうも調査していただきましたが、昨年そのボックスの左岸側の下流の団地のところで床下浸水が発生しましたが、そちらのほうの水は、今度は東側のほうから来る団地の雨水が川に行かないで団地のほうに流れ込んで、その水がはけないで滞水したということでございますので、とりあえず緊急対応として考えてございますのは、そちらの東側のほうから来る団地の水も横断側溝をつけて、それをボックスの下流に流したいということを考えてございます。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) そうしますと、その2つの工事というのは4月ぐらいまでに終わるというふうに判断していいのか、それと費用はどのぐらいかかるのでしょうか。大ざっぱで構いません。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 工事については、4月ぐらいに完成したいというふうに思ってございます。費用については、恐らくボックスバイパス管と東側のほうで600万円程度、そして東側のほうの対策については200万円くらいかかるのかなというふうに見積もってございます。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) この工事は応急的な処置ということで、この工事をすると去年の災害程度ぐらいはしのげると判断してよろしいでしょうか。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 今現在のボックスカルバートは、これはあくまでも理論的な計算によれば、最大で毎秒13トンの能力があるだろうなというふうに考えてございます。今回バイパス管については、1メートル角のボックスカルバートを予定してございますが、それで余分に能力がふえる分としては毎秒約2.5トンでございます。 昨年、私もカメラでずっと見ておりましたが、越水する部分と、それから先ほどの東側のほうから来る道路を伝ってくる水、そういったものが排除されて、それからかまどのボックスで今越水されている状況を見ますと、大体毎秒2.5トンの能力が余裕できるということになれば、昨年の雨を想定した場合は、まずこれで様子を見させていただきたいなというふうに考えているところでございます。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) さらに、市ではこれはあくまでも応急のものであって、全面的な改修工事も考えているようですが、この工事自体はいつごろになりますでしょうか。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 考えていかなければならないだろうなというのが正直なところでございます。こういう市の管理河川を改修するという手法としては、仁沢瀬川を今年度から事業化してございますけれども、やはり準用河川に指定して、準用河川改修事業というのが一般的には一番手がたくできる整備手法かなというふうに捉えているところでございます。 しかしながら、これまでの県との協議とか、いろいろ踏まえて考えますのは、やはり1つの市町村で同時に2つの事業というのはなかなか厳しいというお話もいただいてございます。しかし、それ以外にほかに考えられない事業もないわけではないのですが、全庁的な調整とかそういったこともありますので、我々としてはやはり準用河川改修事業を前提にして、これから国、県と協議をしながら、あるいは昨年の被害を受けて、それを強く国、県のほうにも訴えて要望していくような、そういう考えで進んでいきたいなというふうに考えております。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) それでは、大釜地区の河川についてお尋ねしますが、具体的に修繕等の計画はありますでしょうか。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 今のところ具体的な修繕計画はございませんといいますか、今どういった改良方法がふさわしいのか、それを現況の排水系統とか、先ほど市長答弁にもありましたとおり、現況の水の流れとか、それからそれぞれの各区間での水路施設の能力、そういったものを調査しまして、大釜の場合はかなり複雑に流れが入り組んで、国道を挟んで、またまたいで、また雫石川に抜けると、そういう複雑な経路もとってございますし、宅地化によって水の出方とか、流域のほうも精査しますと、広いところから水が集まってきているという現状がわかってまいりましたので、今一番喫緊の課題として捉えているのは、土日ジャンボさんの付近の越水が心配なのですが、それをどのように改善できるのか。自然流下、自然の状態で流していくのが本当にできるのかどうか、それにどのぐらい費用がかかるのか、あるいは事前にバイパス管等を通してショートカットできないかとか、あるいはポンプアップのこととか、いろんな総合的な工法、手法を考えながら今準備をしているところでございますが、できればその成果をもとに来年度下水道の雨水計画の見直し、変更に向けた準備を進めていきたいなと。事業化の検討につきましては、それ以後の話になってくるのかなというふうに思ってございますので、我々としましても先ほどの巣子地区とあわせて、雨水計画の見直しから事業化に向けて検討を進めていきたいというふうに考えています。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) 例えば市のほうでは、河川の被害が生じた場合にどの程度の被害になれば修繕等を計画するとか、あるいは実際に工事するなどの基準があるのでしょうか。もしあれば教えていただきたいのですが。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 細かい基準というのは、私の記憶ではないかと思いますが、基本的にその場所にもよりますけれども、特にも人家とか、畑とか、やはり人命、財産、そういったものに直接影響を及ぼすような被害については、早急に対応するというのが原則であろうかなというふうに思ってございます。 その中でも、災害復旧事業とか国の補助の手当てができるような状況であれば、そちらのほうに申請しますし、それ以外の対象にならないような部分については、市の予算との調整になりますけれども、極力本格復旧がかなわない場合は暫定復旧とか、そういったところで、まずは原形復旧を基本として対応しているという状況でございます。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) 本来安全、安心は、住民にとって最も優先されなければならない要素の一つと考えておりますが、このことを考慮に入れて基準を考えるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) お話のとおりだと思ってございます。ただ、基準といいますのは、被害の規模とか、あとは金額的なものとか、ちょっと金額的なものについては、正直なところなかなか厳しいところはあるのかもしれませんが、ただやっぱりご指摘のとおり、安全、安心を最優先にするという考え方は、これはそのとおりでございますので、どういった形でのそういった指針のようなものが、指針というか基準のようなものがあればいいのか、今後そういった内容等について検討してまいりたいというふうに思います。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) 河川が近々に浸水しそうになれば、周辺の住民の方々の不安はもとより、市の職員とか消防団員等が土のうを積んだりするという対策をしているというふうに聞いております。そのような住民の不安や職員等の負担を少しでも軽減するように、もっと早くとりあえずの対応、措置を迅速に行うべきだったと思うのですが、その点に関してはいかがでしょうか。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) お話のとおりでございますが、雨が降ればといいますか、昨年のようなケースの場合は、当然気象予報を我々も常に見てございますので、例えば巣子川についても、土日ジャンボのところについても、これは相当な雨が降ると、危険信号だなといった場合については土のうを積んだり、あるいはたしか土日ジャンボさんには直接お電話差し上げて、一緒に土のうを手配して、地域の方の協力もいただいたり、そういう手当てをしているところでございます。巣子川についても、消防団の皆さんとか、あるいは職員、全庁的に職員の協力をいただいて土のう作成とか、現地への調達とか、あるいは現地での作成作業とか、そういったことで対応しているところでございますので、今後とも各関係部署との連携をしながら、有事のときの対応には迅速に努めていきたいと思ってございますし、応急工事にしろ、本格復旧にしろ、少しでも対応を素早く、復旧が進むように我々も努力はしておるつもりでございますが、今後ともそういったところ、気を配りながら徹底して進めてまいりたいというふうに思います。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) それでは、滝沢市障害者計画についてもう一度お尋ねいたします。 これは、障害者計画全般についてですけれども、この計画を見てみれば、さまざまな対策が拡大されているし、捉えているということはわかりましたが、それでは実際に困っている方、いわゆる障害者で困っている方はどこに相談に行ったらいいかわからないというのが本音だと思うのです。それであれば、真っ先に相談できる機関というのは、具体的にどちらに行けばよろしいでしょうか。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 相談先ということでございますが、まずもって市役所であるとか福祉協議会というのは当然でございます。それとともに、質問の中で18歳を境としてというお話もございました。その中で支援学校にいるとか、あとは相談事業所とつながっている子供たちは、18歳になっても比較的スムーズに大人のサービスに移れるというところもございます。ただ、そういった状態ではない子供たちについては、相談事業所のほうに相談をしていただきたいというふうに考えております。例えば市内の相談事業所ですと、地域生活支援センターみやま会でやっておりますが、それとか指定特定相談支援事業所みのりホーム相談支援事業所みたけみたけ学園でやっているところと、市内はこれだけですが、盛岡まで含めれば周辺にたくさんの事業所があると。そういった事業所につないであげるというのも市の大切な役割でありますので、とにかく障害をお持ちの方については、まずそういった事業所にも相談しながら、市のほうにも最初は相談していただくということも大切かなというふうに考えます。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) 以前重度の方からの相談で、18歳未満であれば学校とか、そういうところにも行くことが可能なのですが、18歳を過ぎるとそういう学校もないですし、預けるところがなかなかありませんというふうに言われたのですけれども、実際に重度の方が入れる施設というのはあるのでしょうか。というのは、そのような施設が仮にあっても、今現在はほとんどいっぱいでなかなか入れないということも聞いていましたので、その点をよろしくお願いいたします。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 重度の方の18歳のときの対応ということですが、確かに18歳を過ぎると、費用的には自分の収入だけで見られるので、子供のときよりは少し軽くなるという部分はありますが、ただ障害の程度によって自宅に戻れる方、通所のサービスを受けられる方については、結構これはサービスがございます。ただ、入所が必要な方については、今おっしゃったようになかなかいっぱいだという状態にあります。そういった方々をどうするかということが、まず重度の方は18歳で施設から出ていくというときの今の問題であるということは事実でございまして、その対応、今施設をどんどんふやすという状態ではないのですけれども、どうにかしなければならないということで、関係者との協議等を行っているところでございます。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) この計画の基本目標として4つが挙げられています。1つは、安心して暮らせる体制が整っている。2つ目は、生きがいを持ち、生き生きと暮らせる。3つ目は、すこやかに生活を送ることができる。4つ目として、みんなで支えるまちづくりとありますが、この4つ目のみんなで支えるまちづくりで、具体的に市民が参画できることがあればお知らせください。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) みんなで支えるということでございます。障害者福祉の世界においても、今共生という形で、住みなれた地域で暮らしていけるようにというふうな方針が示されておりまして、法整備も進んできてございます。ただ、なかなか福祉だけの法律なり制度の整備だけでは、地域社会に戻るというのは大変でございます。それについて、社会的インフラの整備も当然必要でございますが、地域で支えるということがとても大切になってくるというふうに考えてございます。 これについては、今そういった体制がもうとられているかというところは、まだまだでございます。例えば市の障害のそういったことを話し合う協議会、そういったものの中でもどうしたらいいかというふうなことを論議されるわけですが、いずれその点についてはこれからの課題にもなるところということであります。 この次の春からですが、障害福祉計画、障害者計画は理念を定めますが、障害福祉計画はサービスの量を定めてまいります。それの中で、前段の文言として、高齢者のほうで今までよく言われていた地域包括ケアという言葉が取り入れられてきております。結局地域で支えていくと、そういったような考え方を障害福祉のほうでも今後進めてまいらなければならないという段階ということでございます。 ◆9番(日向裕子君) 議長。 ○議長(長内信平君) 9番日向裕子君。 ◆9番(日向裕子君) 市民が参画できることを、1つでも具体的に、何か思いつくことでも構いません、ありましたらお願いいたします。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 例えば社会福祉協議会でやっている鞍掛山の登山の行事もございます。これは、障害者の方と一緒に市民の方が鞍掛山に登るという、ハートフルピクニックという名前で、そういった事業もございます。そういった取り組みがいろいろと広がっていけばということ、またそういったイベントだけではなく、やっぱり日常生活を支えるといったようなことがこれから研究していかなければならないということかと存じます。 ○議長(長内信平君) これをもって9番日向裕子君の一般質問を終結いたします。 10時50分まで休憩いたします。            休憩(午前10時35分)                                                    再開(午前10時48分) ○議長(長内信平君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、10番川村守君の発言を許可いたします。ご登壇願います。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 議席番号10番、川村守でございます。私からは、大きく2つの項目について質問いたします。 まず1つ目は、市民に対する行政サービスの中でもより大切な分野と思われます健康面の管理支援、この一環である新生児の聴覚検査について、以下の2項目をお尋ねいたします。 1点目、この聴覚検査の受診に係る本市の費用助成の状況をお伺いいたします。 2点目、この聴覚検査を受診した対象者の検査結果についてどのように把握されているのか、その状況をお伺いいたします。 次に、大きな項目の2点目でありますけれども、本市の福祉サービスに係る個人情報の取り扱いについて、以下の4項目に分けて伺います。 1、市当局からどのような機関、団体に対し、情報が提供されているのでしょうか。 2、市内各自治会につくられている自主防災組織への個人情報の提供状況をお伺いいたします。 3、本市福祉行政推進の一つの柱である第1次滝沢市障害者計画が昨年3月発表されましたが、本計画中に記されています避難行動要支援者台帳の登録状況についてお伺いいたします。 4、福祉行政の対象者は、いわゆる障害者、高齢者、要介護者などに大別され、それぞれの専門部署が本市では担当していると承知しておりますけれども、各担当部署間の情報共有や相互連携の状況はどのようになっているのかお伺いいたします。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 市長。 ◎市長(柳村典秀君) 川村守議員のご質問にお答えいたします。 初めに、新生児聴覚検査についてのご質問にお答えいたします。まず、検査受診に係る本市の費用助成の状況についてでありますが、新生児聴覚検査については、新生児期の生後4週間以内に産科医療機関で聴覚のスクリーニング、いわゆる聴覚の詳しい検査を必要とする子供をできるだけ見逃さないための検査を実施することで聴覚障害の早期発見、早期療育が図られるよう実施しているものであります。産科医療機関における検査体制は整備が進んでおり、県内の平成28年度の実施率は89.5%となっておりますが、検査方法や費用、実施時期については、医療機関ごとに異なる状況にあります。経済的負担軽減のための公費負担につきましては、県内市町村の状況や助成額等の動向を見ながら、今後検討してまいりたいと考えております。 次に、検査結果の把握状況についてでありますが、新生児聴覚検査により難聴が判明した市内の子供は、平成24年度から28年度までの5年間の出生児において1名となっております。今後におきましても、出生届け出時や乳幼児訪問指導の際に母子健康手帳を活用し、受診状況及び検査結果を確認し、保護者に対する適切な指導につなげてまいります。 次に、福祉サービスに係る個人情報の取り扱いについてのご質問にお答えいたします。まず、関係機関、団体への情報提供状況についてでありますが、福祉サービスに係る個人情報につきましては、毎年1回、避難行動要支援者台帳登録者名簿を民生児童委員、自治会、自主防災組織、滝沢市社会福祉協議会、滝沢消防署、消防団、市内の交番等へ、ご本人から個人情報の提供に承諾のあった情報のみ掲載をして提供しております。また、民生児童委員、主任児童委員には、毎年1回身体障害者手帳所持者、生活保護世帯、高齢者のみで構成されている世帯などの情報が記載された福祉サービス等対象者名簿を相談、見守りなどの日々の活動の充実を図ることを目的として提供しております。 次に、自主防災組織への個人情報の提供状況についてでありますが、自主防災組織とは自分たちの地域は自分たちで守るという自覚、連帯感に基づき、災害による被害を予防し、軽減するための活動を行う組織であります。災害対策の最も基本となる法律である災害対策基本法においては、自発的な防災組織として市町村がその充実に努めなければならないと規定されており、本市におきましても全ての自治会において結成されている状況であります。個人情報の提供につきましては、前段でも申し述べましたが、避難行動要支援者台帳登録者名簿を各自主防災組織に提供しているところであります。 次に、避難行動要支援者台帳の登録状況についてでありますが、避難行動要支援者台帳につきましては、災害対策基本法に基づき作成されるものであり、本市においても災害が発生したときに、自身や家族の力では避難ができない方で、何らかの支援を希望する方々の名簿登録を進めております。第1次滝沢市障害者計画の基本目標、安心して暮らせる体制が整っているの施策分野、安全、安心、施策目標、防災対策の推進において、避難行動要支援者台帳の登録割合を31.6%とすることを平成34年度までの目標値として掲げております。平成29年12月末日までの登録状況につきましては、対象者数7,884人に対して登録を希望された方が1,640人、登録を希望しないとされた方が4,130人、未回答の方が2,114人であり、登録者の割合は対象者全体の20.8%となっております。今後におきましても、関係機関や団体などとの連携を図りながら、支援の必要な方々の台帳への登録を進めてまいりたいと考えております。 次に、部署間の情報共有や連携状況についてでありますが、それぞれの部署に関連する要支援者への対応につきましては、滝沢市児童家庭相談援助ネットワーク会議、滝沢市自立支援協議会などの場を利用して情報の共有や連携を図っております。また、それぞれの部署が対応する個別のケースについては、必要に応じて関係する課と調整や協議を行い、情報の共有や連携を図って対応しております。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) それでは、新生児聴覚検査について、さらにお伺いいたします。 先ほどのご答弁で、検査費用の助成は現在なされていない点、それから検査結果の把握については行われているということは承知いたしました。 それでは、この費用の助成や検査結果の把握より前の段階として、当該検査の有用性等は出産を取り扱う医療機関では、対象者の保護者に対し説明等は行われているものと思われますけれども、住民の健康を守る立場から、市の担当部署からは対象の世帯には検査自体の情報は発信、周知されているのでしょうか、お伺いいたします。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 今のお話、例えば妊娠したときとか、出産前にそういった情報について提供すべきではないかというお話かと存じます。現在数年前から母子手帳にも聴覚検査の項目が入ってございまして、妊娠されたお母さん方に母子手帳を交付するときに、その説明の中でお話をしているという状況はございます。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) ただいまの件、承知いたしました。 それでは、この聴覚検査の結果の把握ではなくて、検査それ自体の受診状況、つまりどれだけの対象市民が検査を受けたのか、あるいは受けていないのか、この状況については把握されていますか。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 全国的な状況というのは、先ほど80%程度ということを申し上げました。滝沢市独自でその検査をしたかしないかの結果について、ちょっと統計はとっていないのですが、ただ出生届をいただくときに母子手帳をチェックいたします。その中で、聴覚検査したかしないか把握はできるわけですが、これは今全部数えてはいないというところであります。していない方には、その受診を勧めるというようなことは窓口でいたしてございます。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) この聴覚検査に対する本市のスタンスをさらに確認させていただきます。 各種の検診、それから検査受診に対するかかわり方としては、次の4つの段階があるのではないかと考えられます。まず1としては、検査について対象の市民に知らしめること。2番目には、受診の状況を当局として十分に把握すること。3番目としては、受診後の検査結果をも把握して、アフターケア、いわゆる早期治療につなげること。そして、4番目としては、検査費用についても、その額はさておき、市として助成することで対象市民の負担軽減、それから受診の促進を図ることだと考えられますけれども、この捉え方に当てはめると、当該検査に対する本市の取り組み状況は、決して十分なレベルではないのではないかと思われます。 厚生労働省からは、平成28年3月29日付で全国1,741市町村に対し、当該検査に一層の取り組みを図るよう依頼というか、通達されていると承知しております。国や県から具体的にどのような指示、指導がこれまであり、それに対し本市の受けとめ方はどうなっていたのか、どうなっているのか、改めてお伺いをいたします。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 今議員おっしゃるとおり、国のほうから厚生労働省の通知等として、聴覚検査の推進、体制整備について努めるようにという通知は出てございます。 それらについて、市のほうとしては先ほどの母子手帳交付時、あとは出産されたときの確認、それとその時点で検査をしていない場合の勧奨というようなことで対応しているわけですが、その後3カ月健診、9カ月健診というふうな健診の機会、またはケアが必要であるというふうなお母さんと子供については継続的にケアをしていくというような体制で取り組んでおります。ただ、聴覚検査だけに特定した体制整備というものは、今のところはおっしゃるとおりの部分がございますので、今後内部的に協議をしてまいりたいというふうに考えます。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 平成28年度実施の地域社会に関するアンケート調査の中で、あなたが今後行政サービスで優先的に取り組んでほしいことは何ですかという設問がありました。これは、三者選択のアンケートでしたけれども、市民の回答としては雇用の創出、これは48.8ポイントになっていましたし、都市基盤の整備が48.1ポイントと。こういった項目を抜いて、健康福祉として、いわゆる医療支援の充実とか健康づくり、これを挙げたポイントが73.2と飛び抜けてトップに上がっております。また、これは同じ28年度アンケートの中ですけれども、高齢者の検診費用を市が負担していることに対し、担当部局からの説明としては、疾病の早期発見と早期治療が医療費抑制につながるということを示しております。このような市民の声、それから担当部署の考え方は、そのままこの新生児聴覚検査にも適用されるべきものと考えますが、改めてそのご所見をお伺いいたします。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長
    健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) アンケートの結果、または市の考え方、おっしゃるとおりの状況でございます。 今回の新生児の聴覚検査の関係で、そういった助成をすべきではないかというご意見かと思います。今回周辺についてちょっと調査をしてみましたところ、1人2,000円から5,000円、多いところでは1万円を超えるくらいの助成をしているところもあるということでございます。仮に市で3,000円を助成額と設定した場合には、150万程度の費用がかかるかなというふうな試算は持っておりますが、現在全国で公費負担を行っているところが自治体の12.9%というところもあります。そういったさまざまなことを勘案しながら、ただ趣旨としては議員おっしゃるとおりの方向性というのは正しいものと存じますので、今後検討をしてまいるということになろうかと思います。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 一部重複するかとは思われますけれども、当該検査の費用助成について、私もちょっと調べてみましたけれども、確かに1,000円ぐらいから、私の調べでは5,000円というところぐらいまではありましたけれども、助成額はさまざまなようであります。それから、29年4月時点で県内市町村の費用助成自治体というのは奥州市と遠野市のみと、決して多くはありません。ただ、多くないとはいえ、例えば本市の人口の構成を考えますと、小さいお子さんが占める割合ですとか、それからこれから親になる世代が他市町村より多いという、今後そういう方々が本市を担っていく、そういう方々が多い、こういった状況に合わせますと、やっぱり適切な助成面での支援というものが求められるのではないかと思われます。この取り組みの考えをいま一度お伺いいたします。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 今奥州市、遠野市というお話がございました。私どもで、ほかの市町村も予定がありますかというふうな調査をちょっとさせていただきました。その中では、宮古、花巻、北上、一関、釜石というのが今検討しているということもございます。先ほどの趣旨に沿って、これについて何ができるのかということについては今後考えてまいりたいというふうに思います。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 今後の施策について、ぜひ期待したいと思います。 続いて、大きな項目2番目のほうに移ります。個人情報の取り扱いについてですけれども、個人情報を第三者に提供する際は、提供された情報がその先も慎重に取り扱われるべく、十分に情報を保護されなくてはならないと思われます。そこで、先ほど答弁いただいた情報提供先に対しては、情報の発信元として、市としてどのようにして個人情報の保護、または不用意な情報拡散防止等の趣旨を周知させ、いわゆる守秘義務の担保を図っているのか、この点についてお伺いいたします。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 個人情報としての名簿、自主防災組織、自治会等に提供申し上げるときでありますけれども、規定上はその名簿を受け取る方と、今ちょっと正確には言葉が出てこないのですが、契約のようなものを取り交わしまして、そういったことを目的外に使わないようにというようなことについては、お約束をしていただいた上で提供しているという仕組みとなってございます。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) ただいまの件、承知いたしました。 次に、小項目の2番目のほうに移ります。自主防災組織への情報提供についてでありますけれども、元来自主防災組織の運営に当たりましては、有事の際に要支援者の情報というものは必要不可欠なものであると認識しております。それと同時に、情報の守秘義務を図る点では、他の機関や、先ほどの答弁にもありましたけれども、いろいろな機関があるようですが、それ以上に自治会関係については周知の徹底には特段の配慮を要する団体、あるいは対象であろうと考えます。その根拠といたしましては、当該団体への守秘義務を否定する法律等の周知なり認知度がほかの機関や団体よりも低いのではないかと、これは私の私見ですけれども、そういう点で自主防災に対して一層の配慮が必要であろうと考えております。例えば地方公務員であれば地方公務員法、たしかこれは34条に守秘義務がうたわれております。これは、当然私が申すまでもなく、市当局の皆さんは服務規程として周知のことと思われます。それから、民生委員とか社会福祉協議会職員に対しましては、民生委員法なり社会福祉法で同様の規定があります。では、同じく社会的弱者たる要支援情報を提供されている自治会関係者のケースではいかがでしょうか。一部重複いたしますけれども、お尋ねいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 要支援者行動名簿につきましては、福祉サイドのほうで原本をつくって、それぞれ関係機関のほうに配付しているところでございますけれども、やはり自主防災の中で実効性のある要支援活動をする上では、その名簿というのは不可欠なものであろうかと思います。ただし、その取り扱いにつきましては、必要以上の名簿情報の複製、コピーの禁止であったりとか、あとは内部で取り扱う方を自主防災組織の長、もしくは副の方であったり、当然ながらある程度限定をさせていただくと。あとは、名簿状況、どういった形で取り扱っているのかというものを把握しながら、厳正に個人情報の流出は防止するようにお話をしているところでございます。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 関連してですけれども、自主防災組織と個人情報について、ちょっと別な視点から話を進めたいと思いますけれども、平成17年4月施行の個人情報保護法では、5,000人を超える個人情報を扱う者等が法の対象とされていたようですけれども、法改正によって29年5月30日からは、この5,000人という枠が撤廃されたと承知しております。つまり自治会とか自主防災組織も、その法律の適用対象になったことが総務省の資料に示されておりました。この法改正に係る情報や、それから自治会、自主防災組織での個人情報取り扱いに係る変更内容等は、改めて市当局からそれぞれ対象の自治会なり自主防災組織に周知させたのでしょうか、お伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 法が変わったということに関しまして、地域づくり推進課のほうで所管しておりますが、我々もそういった周知に努めるといった観点もありましたが、自治会さんのほうからも、そういった改正になったことによってどういった取り扱いをするべきかというような問い合わせもありましたので、その時点におきまして自治会連合会、そして自治会に対してそういった名簿の取り扱いについてということで周知といいますか、お話をさせていただいているところでございます。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 承知いたしました。 次に、昨年3月に公表された第1次滝沢市障害者計画、こちらのほうに話移りますけれども、この中で避難行動要支援者台帳の平成27年度の実績、登録割合が21.6%、先ほどの答弁では、これは29年12月でしたでしょうか、20.8%という数字が出ております。これは、災害発生時に避難の支援を要する方のうち、約2割ぐらいしか台帳登録されていないという、こういう解釈でよろしいですか。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 規定の対象者となる方々のうち、その名簿に登載を承諾した方というのが2割ということは、そのとおりでございます。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 承知いたしました。 この数字、率直に20.8なり21.6という数字、ほぼ5人に1人だけという結果です。これは余りにも少ないと私は考えますけれども、この点についてのご所見をお伺いいたします。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) この20%という数字、これについては到底十分なものとは言えないというふうには考えてございます。ただ、この対象となる方々が要介護3以上であるとか、身体障害手帳の交付を受けているある一定の障害の方であるとか、療育手帳を受けている方のほかに、65歳以上の者のみで構成される高齢者世帯というのがございます。元気な高齢者のうちには、登録しましょうと言っても、今はまだいいですというような方が多いのも現状でございます。いずれこの登録率について、今後上げていくということが必要だということは間違いがないことであるというふうに考えてございます。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 一部繰り返しになるかとも思われますけれども、この数値の低さ、先ほど答弁にも一部は出ておりましたけれども、具体的にどういった要因でこういった低さになっているのかという点については、十分な分析をされているのでしょうか。その点について改めてお伺いいたします。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 分析と申しますか、先ほどのような傾向があると、元気な高齢者について、なかなかまだいいというふうなご回答があるという部分はございます。これらについても、一度要らないと言った方、または無回答の方、これらの方についても、どうですかという再度の確認というのは必要なのかなというふうに私としては思っておりますので、地域の民生委員等も通じながら、そういった確認で登録率の向上ということをしてまいりたいというふうに考えております。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 先ほどのご答弁にもありましたけれども、要支援者登録を望まない方というものが現実にいらっしゃると思うのです。これは、それぞれ個人の意思の問題もあるでしょうし、それから市当局の考え方とご当人の考え方のそごとまでは申さなくても、そういったところ、多少なりともずれなりがあろうかと思いますけれども、いずれ登録を望まない方に対する支援、今後どのように取り組まれるのか、改めてその点についてお伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 災害対策基本法におきましては、有事の際にその対象者の方の生命、財産にかかわる場合においては、市が判断をして、その名簿を開示できるといった規定もございます。その中におきまして、やはり防災活動、地域防災活動というのは、地域づくりも一つのポイントだと思っておるのですけれども、まずは日ごろから地域の方が、隣近所が顔を合わせて、その名簿には登載していただくことを望むのですけれども、名簿に登載がなくても、その地域で想定される災害がまず何なのかというのは、また今後周知していきたいと思っておりますし、その中でもし災害が発生した際に、自主防災組織がその方、その家族を避難に誘導しなければならないといったことを自主防災組織の訓練の中でも想定しながら、実際に避難行動につながるような自主防災というものが期待されておりますので、そういったことを自主防災の皆さんとも今後お話をしながら、実際に生命、財産を守るような行動に移していければよいなと思っております。 ◆10番(川村守君) 議長。 ○議長(長内信平君) 10番川村守君。 ◆10番(川村守君) 小項目4番目、市役所内各部署の相互連携については承知いたしました。 以上で質問を終わります。 ○議長(長内信平君) これをもって10番川村守君の一般質問を終結いたします。 13時まで休憩いたします。            休憩(午前11時21分)                                                    再開(午後 1時00分) ○議長(長内信平君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、5番小田島清美君の発言を許可いたします。ご登壇願います。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) 議席番号5番、公明党の小田島清美です。きょうは、本市におきまして交通死亡事故が4年間にわたってゼロという輝かしい式典が行われました。全国どの市でもこうした取り組みをしているわけですが、なかなかゼロを維持していくのが難しいと言えます。こうした中で、ゼロ達成はまことにおめでとうございます。 昨年は、全国では交通死亡事故が減少しました。車の性能や、それぞれの取り組みが功を奏しているのではないかと思われます。しかし、例年になく大雪で、道路事情が悪いためか、今年度岩手県内で1月9日から17日の9日間に交通死亡事故が4件発生したことを受け、岩手県警は17日、今年初となる県下交通死亡事故多発警報を発令し、21日まで街頭活動や広報活動等の緊急対策を推進しております。 交通事故総合分析センター発行の交通事故分析レポートナンバー116には、子供の歩行中の事故について特集されております。それによると、平成27年に発生した歩行中の交通事故による死傷者数は5万6,962人で、死者の70%、死傷者の32%を65歳以上の高齢者が占めていると報告されております。一方、19歳以下を見ますと、死傷者数では18%を占め、その中でも5歳から9歳で4,853人と死傷者数が最も多くなっています。さらに1歳刻みで見ますと、7歳児の死傷者数が1,400人と際立って多いと報告されております。さらに、この7歳児の歩行中の事故の特徴をまとめると、73%が日中で、平日の死傷者数は土曜日の2倍、日曜日の2.5倍、男児の死傷者数は女児の2倍であると報告されております。しかし、7歳で急激に増加した後、すぐ減少していることも報告されています。これは、子供自身が危険な状況に遭遇し、その危険な経験を通して、どのような行動が危険なのかを学んだことで減少しているのではと推測しております。もしこの推測が正しいとすれば、小学校に入学するまでに1人で安全に行動ができるように、これまで以上にしっかりと準備をしておく必要があると述べられております。 同じく交通事故分析レポートナンバー119には、「高齢運転者の出会い頭事故を防ぐには」の特集が組まれています。ここでは、高齢者は出会い頭事故を起こしやすく、事故の発生場所として信号機のない交差点が圧倒的に多く、65%を占めていると報告されています。原因としては、信号のない交差点での一時不停止の割合が高く、加齢に伴う認知機能の低下により、見通しのよい交差点でも事故を起こしていると述べられております。 交通事故は、起こしたほうも被害に遭ったほうも大変つらいものでございます。本市でもこうした交通事故を起こさせないため、さまざまな取り組みをしておりますが、1点目として交通安全の取り組みについて、以下の点における今までの取り組みの成果と今後の課題についてお伺いいたします。 ①、幼稚園や保育園児への交通安全指導について。 ②、高齢者への交通安全指導について。 ③、市道の交通安全対策について。 大項目の2点目は、野良猫の被害対策についてであります。犬などのペットは、飼い主がしっかり管理し、鎖から離れた犬などへの対策も確立しており、人に対する被害が発生しないように管理されております。しかし、同じペットでも、猫は管理されることなく自由に歩き回っております。飼い猫か野良猫かも判別がつかず、放し飼いの猫、あるいは野良猫の人家へのふん尿が問題となっております。とりわけ野良猫がふえ過ぎた場合は、野良猫による繁殖期の騒音、ふん尿によるにおいや衛生面の被害、飼い猫や人への伝染病や寄生虫の感染、生ごみ荒らしの食害、爪研ぎなどによる自動車や家屋などへの物損被害等が挙げられます。この野良猫をかわいそうと思い、餌を上げたりした場合、その場所に定着し、被害が拡大することにつながっております。また、現在は殺処分ゼロを目指して取り組んでいる自治体が多くなっております。こうした野良猫の人家へのふん尿被害等について、本市ではどのような問題意識を持ち、どのような対策を講ずるのか伺います。 大項目3点目は、流行性感冒、いわゆるインフルエンザの蔓延防止についてであります。毎年流行性感冒が発生し、そのたびに手洗いやうがいの励行等が呼びかけられています。今年度は、過去最高の流行性感冒が蔓延しており、一人一人の手洗い、うがい、人混みに出かけたときの注意など、連日報道され、罹患しないよう呼びかけられております。しかしながら、勢いはとまらず、学級、学年、学校閉鎖が相次いでおります。学校や大型店舗、公共施設など、大勢の人が集まる場所では、入場時のアルコール消毒やマスク着用、ぐあいの悪い人は無理をしないなど、厳重な対策がとられております。流行性感冒は、小さい子や高齢者にとって、時には死亡することもある疾患です。医療費の削減などからも、市民が罹患しないよう対策を講じることが重要ですが、公共施設などでの流行性感冒の蔓延防止のためのこれまでの取り組みの成果と今後の課題についてお伺いいたします。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 市長。 ◎市長(柳村典秀君) 小田島清美議員のご質問にお答えいたします。 初めに、交通安全の取り組みについてのご質問にお答えいたします。まず、幼稚園や保育園児、高齢者への交通安全指導についてでありますが、本市における交通安全対策については、第1次滝沢市交通安全計画において交通事故発生件数の減少を目標として掲げ、各種交通安全対策を展開しております。その中の一つに、交通事故による被害を減らすために重点的に対応すべき事項として、高齢者及び子供の安全確保を挙げております。 本市では、高齢者及び子供の安全確保を図るため、防災防犯課に配置しております2名の交通安全教育専門員や、自治会より推薦を受けている30名の交通指導員による交通安全教室を各団体等の依頼に応じて実施しております。幼児に対しては、基本的な交通ルールを繰り返して指導し、安全に道路を通行するために必要な基本的な知識を習得することを目標としており、高齢者に対しては加齢に伴う身体機能の変化について自覚しながら、参加、体験、実践型の交通安全教室を積極的に行っております。 また、交通安全教育普及啓発活動や街頭指導の徹底を図るため、各種研修会等へ積極的に参加し、交通安全教育専門員、交通指導員の育成強化を図っております。 平成29年12月末現在の交通安全教室実施状況については、幼稚園、保育園では53回、延べ2,936人参加、小中学校では26回、延べ4,575人参加、高齢者を対象としたものは19回、延べ720人の参加、子供会等の各団体で実施したものは8回、延べ479人の参加となっております。また、交通指導員による街頭指導については、平成29年12月末現在の活動実績は、延べ3,289日の実施となっております。 本市の交通事故件数は、関係機関との連携による取り組み等により、平成27年112件、平成28年83件、平成29年69件と年々減少しております。また、平成26年2月11日以来、交通死亡事故は発生しておらず、本年2月12日午前零時をもって交通死亡事故ゼロ4年を達成するなど、現在も交通死亡事故ゼロを継続しております。 今後の課題としては、交通指導員の高齢化が進んでいることから、新たな人員確保が必要となっております。 次に、市道の交通安全対策についてでありますが、毎年4月に各自治会と市内小中学校から交通安全施設等に関する改善要望書の提出を受け、警察、道路管理者等と現地確認を行い、改善について検討し、自治会と市内小中学校へ回答しております。 平成29年度市道関連の要望件数は、カーブミラーの設置や歩道の整備、路面標示等、計43件となっており、うち8件について改善を実施したところであります。そのほか公安委員会や県道管理者等にかかわるものについては、要望書を取りまとめ、関係機関へ提出しております。今後につきましても、各関係機関と連携して交通安全施設の改善に努めてまいります。 また、道路新設改良事業、市道改修事業、交通安全施設整備事業等により、歩道設置や道路拡幅による歩行空間の整備、路面標示の設置、補修等を実施し、交通安全対策を進めております。今後におきましても、通学路や生活道路の安全確保を優先して事業の促進を図りながら、安心して利用できる道路環境の整備に努めてまいります。 次に、野良猫の被害対策についてのご質問にお答えいたします。放し飼いの猫あるいは野良猫に係る苦情相談については例年数件が寄せられ、平成29年度はこれまで6件の相談がありました。いずれも住宅や車両などへのふん尿や悪臭のほか、鳴き声や庭を荒らすなどの被害を受けているというものであります。 近年市内におきましても、無責任な餌やりにより繁殖し、集団化した猫がもたらす被害が課題となっております。多くの市民にとって、犬や猫などをペットとして愛玩し、家族の中で欠かせない存在となる一方、その飼養については責任があり、適正に行われることが必要であります。 犬の場合は、狂犬病予防法による飼い犬登録情報に基づき、所有者がいないと確認された犬、いわゆる野良犬については、狂犬病予防を目的とした捕獲を行うこととなっております。一方、猫につきましては、狂犬病予防法等の適用を受けないことから、基本的に捕獲の対象とはなりません。また、動物の愛護及び管理に関する法律においては、病気または負傷した犬や猫等について保護することが定められておりますが、通常の健康状態にある猫の保護については、現実的に行われないものとなります。 地域の中で野良猫がふえている問題は、近年居住者の餌やりが原因である場合がほとんどであります。専門家によると、猫は餌づけなどにより栄養状態が満たされた場合、年間に複数回の妊娠が可能となることから、無責任な餌やりを行わないことでむやみな繁殖を防ぐことができるとされております。 市の対策といたしましては、野良猫の人家へのふん尿被害などに係る原因者や地域に対し、餌やりの中止を呼びかけており、今後につきましても機会を捉え、猫の適正飼養について周知してまいります。 次に、流行性感冒の蔓延防止対策についてのご質問にお答えいたします。流行性感冒、いわゆるインフルエンザの予防には、うがい、手洗い、せきエチケットとしてのマスクの着用、予防接種の実施が有効と言われており、市ホームページにおいて、うがい、手洗い、マスクの着用に関する情報提供を行っているほか、ふるさと交流館、市民福祉センター、市内体育施設等の公共施設においては、玄関などにアルコール消毒剤を設置し、入場者へ使用の励行を喚起しております。 また、蔓延予防のためのインフルエンザ予防接種につきましては、60歳から64歳で腎臓等に疾患を持つ市民と65歳以上の市民に対し、予防接種法に基づき接種を実施し、2,160円を公費負担しており、接種率は平成28年度時点で52.6%となっております。小児に対するインフルエンザ予防接種につきましては、本来は全額自己負担となる任意接種ではありますが、市による接種費用の一部負担を実施しております。対象者は、生後6カ月以上小学校就学前の幼児、公費負担は2回までで、接種1回につき1,300円を市が負担しており、接種率は平成28年度で57.5%となっております。これらの予防接種につきましては、市広報紙及びホームページにおいて周知に努めているところであります。 今後もうがい、手洗い、マスクの着用など、日常生活における留意点とともに、予防接種につきましても機会を捉えて情報提供に努めてまいります。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) 私からは、小中学校における流行性感冒の蔓延防止の取り組みについてのご質問にお答えいたします。 各小中学校におきましては、手洗い、うがいの励行、マスクの着用について日常的に指導するとともに、休み時間に教室の換気を行うこと、加湿器を使って教室の湿度を適切な状態に保つことなどを通じて、学校生活での感染予防に努めております。また、養護教諭が発行する保健だより等により予防接種を受けること、家庭で十分に休養をとること、休日の外出についてはできるだけ人混みを避けること、発熱がある場合には無理に登校せず、受診をすることなど、保護者にも協力を呼びかけております。 なお、罹患の状況によっては、感染の拡大を抑えるため、集団での活動の中止、部活動の停止、閉鎖措置等の対応をしております。 教育委員会といたしましては、会議や文書等で罹患状況の情報提供や注意喚起を行うとともに、各校にマスクやアルコール消毒剤を配付するなどして、予防対策、蔓延防止について支援をしているところであります。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) 交通安全対策についてでございますけれども、冒頭で述べました分析レポートにあるとおり、入学予定の小学校までの道のり、また子供の行動範囲にある中の遊び場までの道のりや、お店屋さんまでの道のりなど、親子で何度も歩く体験が必要ではないかと、このように考えますけれども、その点についてお伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 今議員レポートを紹介いただきましたけれども、やはり今後小学校に入学するとか、保育園児、幼稚園児の皆さんが地域で道路を横断したり、歩いたり、また小学校に登校する際に、どういったところが危険箇所になるのかとか、そういった部分は事前に確認をしながら、友達と安全に地域で遊んだり、また歩行したりといったことが大切であると考えております。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) まさしくそのとおりで、結局入学前に保育園とか幼稚園はお迎えが来ますし、親が送り迎えしますし、小学校に入りますと交通安全教室をやって、データを見るとやはりがくっと人数が下がってしまうと。これは、当然学校の取り組みの成果、もしくはなれたせいかなと思っております。ということであれば、やはり入学前までに保護者とひたすらその子が納得できるまで十分繰り返し学校までの道のりを体験するという、そういう取り組み、そういう打ち出しが必要ではなかろうかと思いますけれども、その点についてお伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 私も役所に通勤する際とかによく見かけることがありますけれども、やはり保護者の方が子供さんをお連れして、通学路になり得る場所を確認、点検といいますか、実際に一緒に歩いてみて、またそこで立ちどまって確認をするといった風景も見ております。こういったことが多くなされて、そして交通安全意識をそこでまた子供さんも持っていただいて、安全に学校に登校していただく、また遊んでいただくといったことが環境としては必要なのであろうと考えております。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) いずれ何度も身につくまでやると、これが一番大事なことであろうかと思いますので、その取り組みもぜひ今後期待したいところでございます。 小学校1年生の交通事故の発生場所は、横断中の事故が50%を超えていると、こう指摘されてございます。登校中は交通ルールを守っているため、横断歩道での事故が多いのではなかろうかと、そのように思いますけれども、登下校以外では横断歩道以外の横断中の事故が6割を占めていると、いわゆる飛び出しというやつでございますけれども、せめて通学路に当たる横断歩道、これが新年度を迎えるときには塗り直しをして、歩行者も横断者も運転者も横断歩道であると、そういう意識できることが大事ではないかと思うのですけれども、なかなか学校近くの歩道等、そういうところがそのまんまで、きれいにならないで新年を迎えるという、こういう現状がございますけれども、この点についてどのような見解かお伺いいたします。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 横断歩道の設置ということに関しては、県の公安委員会ということで、岩手県警さんの所掌事務になりますが、我々としましても当然道路の安全ということで、新年度に入る直前にかかわらず、1年を通してそういうふうな情報をいただく場合もあります。特にも駅に向かう交差点の横断歩道とか、お声を寄せていただいてございます。 我々としましては、少しでも早く安全が確保できるようにお願いを差し上げるというのが事務の流れでございますけれども、今後ともそれぞれ発注のタイミングとか予算とか、いろいろご事情もあるというお話は伺ってございますけれども、その辺は引き続き行政と管理者のほうと連携を密にしながら、少しでも安全が早期に確保できるように対応を一緒にやって検討してまいりたいと思います。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 交通安全の施設に関しましては、昨年、29年の5月に新聞報道等でも取り上げていただきましたけれども、盛岡西警察署交通課、あとは盛岡広域振興局の土木部、道路関係の部署の方、そして学校教育指導課、道路課と防災防犯課のほうで、関係者が集まって施設を点検して歩いて、そこの改善すべき事項がないかといったことも確認しながら交通安全に努めているところでございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) 小学校、保育園、幼稚園のほうは以上にいたしまして、高齢者のほうでございますけれども、高齢者のほうはたくさんそれぞれ交通安全の対策をとられていると、こう答弁されておりますけれども、いきいきクラブなどの交通安全教室は、どのくらい開催されているのかお伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 高齢者の皆さんを対象とした交通安全の研修等につきましては、平成29年度におきまして、12月末現在で19回開催して、延べ720名の参加をいただいているところでございます。また、その中ではこちらからお声がけをして、こういった研修をしているものもありますし、いきいきサロンさんのほうで交通安全に係るシミュレーターというのでしょうか、そういった器具を使って研修をしたいといった要望もありまして、その際には西警察署のほうに防災防犯課のほうで取り次ぎをしながら開催をしている状況にあります。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) そうすると、それぞれ19回、720人、全ての自治会が実施しているというわけではないというふうに捉えてよろしいでしょうか。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 現在のところは、全部の自治会、地域といった形にはなっておらないところでございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) そうすると、やっていないところは当然やっていただきたいと思いますし、呼びかけてほしいと思いますし、その教室の内容、シミュレーション等、さまざまな講演とかビデオとかたくさんあると思いますけれども、やはり認知能力が劣ってくる、見る、そういう能力が落ちてくるということであれば、頭から入ってくるよりは体から入ってくる、外に出て実際に体験する交通安全指導、これを大きな単位であれば、当然その人が体験できなくなりますので、小単位で実施することが大事ではなかろうかなと、このように考えてございますけれども、その点についてお伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。
    ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 済みません。資料を持ち合わせていなくて、今どういった最小単位で行っているかというところまではお答えできないのですが、地域の要望といいますか、交通安全に対するそれぞれの高齢者の皆さんがお気をつけいただきたい部分であったり、そういったものを体験しながら、実際にどういった場合でどういった心構えであったりとか、意識が必要なのかというのは大切なことだと思いますので、地域の皆さんと相談をしながら、そういった小まめな研修等ができるように検討してまいります。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) 先ほど冒頭に述べましたけれども、高齢者の事故発生場所として交差点が圧倒的に多いというのが全国的でございます。本市でも、信号のない交差点で多く事故が発生している場所等、もし把握しているのであれば、それをお知らせいただきたいと思います。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 現在のところ、重点的にここの交差点で事故が多発し、そしてそこが要注意場所といいますか、そういったところの認識はしておらないところでございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) これは自分の体験からなのですけれども、どちらも同じ生活道路で、信号機のないところ、点滅している黄色信号とかはございますけれども、そういうところにお互いに気づかずに入って、出会い頭の事故を起こしてしまうと、こういうことがより多くございます。私も見落としたりして、そのまま突っ込んでいったりした経験もございます。ということで、今他の市町村では、危険なところをカラー化している交差点がございますけれども、注意喚起のためにやはりそのようなところはぜひカラー化というのを目指してはいかがかなと、そのように考えてございますけれども、そのような方向性を持っているのかどうか、お伺いしたいと思います。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 交差点の気づきやすい案内表示といいますか、専門用語でいうとイメージハンプという、例えばドットラインのようなものをやったり、カラー化して、それを交差点に近づくに従って大きくしていくやり方とか、今はいろんな方法がございます。 先ほど市長の答弁にもありましたが、警察、それから防災防犯課、それから学校とか、いろんなところから、地域からの意見に基づいて現地視察をした際に、いろんな要望箇所もありまして、その中にも交差点部分のライン表示であるとか、注意喚起のマーキングとか、そういったものが寄せられてございます。 ことしも何カ所かやったところがございますけれども、いずれにしましても新設小学校も今進められてございますけれども、新たに通学路となるようなところについては、今の道路の条件の中でいかに安全に、安心して誘導が、歩行ができるか、そういった考えのもとにカラー化なり、あるいはライン表示をするなり、そういった工夫をしながら安全を確保してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) 先ほど答弁の中で、今後の課題といたしまして交通指導員の高齢化が問題になっているというお話がございましたが、これについての今後の具体的な取り組みについてお伺いしたいと思います。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 交通指導員の皆さんは、今定員35名に対して30人の方に委嘱をしてございます。この委嘱に際しましては、自治会さんのほうに推薦依頼をいたしまして、推薦を受けて、こちらのほうで委嘱をしている状況であります。 現在高齢化といいますか、まだまだ活動はしていただける、健康ではあるのですけれども、年齢要件から3月をもっておやめになるといった方もおりますので、今後また自治会さんのほうに直接状況、また推薦依頼のお話を2月にさせていただく予定にしておりましたので、その中でまた自治会さんとお話をしながら充足をしていきたいということと、あとやはりいろんなご都合があるとは思うのですが、全自治会さんにそれぞれ1人以上配置になっていないという現状もありますので、ぜひ各地域の交通安全等を推進するために、全自治会の中から推薦いただけるような形も、あわせてお願いと検討していただきたいということでお話をさせていただきたいと思っております。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) それでは、2点目の野良猫被害対策についてでございますけれども、年間それぞれ苦情等が寄せられているとすれば、やはり市民への呼びかけがまず第一に必要であると、こう考えますけれども、今までどのような呼びかけをしてきたのかお伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 猫の関係につきましては、平成29年度、これまで6件、そして28年度は1件といった問い合わせ、また地域の状況等のご連絡をいただいております。 その際に、市長が答弁したとおり、餌やりをして、そして繁殖をして、猫の頭数がふえて、そういった被害をもたらしているという例が多くございまして、その中で個別に猫に餌をやっている方に対して、餌やりの中止を求めていたりとか、また多く飼っている家の中も、そしてあとは野外にいる猫にも餌づけをしている場面もありましたので、そういった場合には県央保健所の方にも立ち会っていただきながら、その飼養といいますか、管理について指導といいますか、お話をさせていただいている状況でございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) そうすると、他の市町村では野良猫への避妊、去勢手術など、助成金を出している市もあるわけですけれども、もしそのような野良猫被害で避妊、去勢をやりたいと、そういう場合においては助成金等の考えはあるのかお伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ◆5番(小田島清美君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 平成28年に一度、住民の方からそういった猫の避妊手術の補助制度に対する要望は1件寄せられてございます。他の自治体でもそういった形で補助している例もあるというふうにも伺っておりますが、現在のところは年に6件ということで、今年度もそういったお話はいただいておりますけれども、現在においては避妊の手術に係る補助制度に関して、予算化の検討はしておらないところでございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) それでは、実際に被害に遭っている地区など、さまざま猫よけグッズ等がありますけれども、それらについて、例えば現物支給するとか、購入した場合には何かしらの補助をするとか、そういう考えはあるのかどうかお伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) さまざま猫よけのグッズであったりとか、あとはペットボトルに水を入れて猫をよけていると、実際あれは余り効果がないのではないかというようなお話もあるようですけれども、そういったいろんな忌避剤といいますか、忌避するための資材等もあると思いますが、これに関する補助、支給、交付に関しても、現在は予定しておらないところでございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) 多くなれば考えるというふうに捉えるところでございますけれども、3点目といたしまして流行性感冒についてでございます。 それぞれ入り口、それからトイレ等、アルコール消毒等があって、さまざま蔓延防止の策を講じておるわけですけれども、ただいまはやっております、マスク着用、手洗いというものをきちっとやってくださいという案内板、特に大人数が集まる場合、そういう場合には看板等が必要ではないかと思いますけれども、その点についてどのようにお考えでしょうか。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 議長。 ○議長(長内信平君) 小川健康福祉部長福祉事務所長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小川亨君) 今催し等、または公共施設での案内板ということでありますけれども、流行してまいると、マスコミ等が非常に大きく取り上げます。こういったことを考えますと、今のところは公共施設だから案内板、注意喚起の張り紙をするということは、想定してはおりませんでした。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) やはり流行性感冒がはやるのは大勢の人が集まる場所、これはもうはっきりしてございます。ということは、ビッグルーフ、さまざま公共で土曜日、日曜日、大勢の人たちが集まってございますけれども、そういう大きなイベント開催時における流行性感冒の蔓延防止対策など、ビッグルーフには危機管理マニュアル等は整備してございますでしょうか、お伺いいたします。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) 議長。 ○議長(長内信平君) 岡田市民環境部長。 ◎市民環境部長(岡田洋一君) そういった形での危機管理マニュアルといったものは、整備しておらない状況でございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) 学校等であれば、そういう危機管理マニュアルはそろえてございますけれども、先ほど学校のほうではさまざまマスク、それから手洗い、うがい、消毒と、このようなお話をいただきましたが、一番いいのはアルコール消毒であると、このように伺っておりますが、それぞれ学級ごとにアルコール消毒常備等しているのでしょうか、その点についてお伺いいたします。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) 議長。 ○議長(長内信平君) 長嶺教育次長。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) 小中学校の入り口といいますか、玄関とかには、一般の方のためにアルコール消毒というものは置いておるのですが、各教室にまでということでは、そういう消毒液については置いていない状況でございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) 学級閉鎖、学校閉鎖になる前に、やはり危険と感じたときには、少々高くてもアルコール消毒の分を考えてもいいのではなかろうかと、そのように考えますけれども、その点についてお伺いします。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) 議長。 ○議長(長内信平君) 長嶺教育次長。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) 小中学校におきましては、まずは手洗い、うがいというものが第一優先ということで、児童生徒がきちんとやるというようなことで対応しておりますし、あと教室には加湿器というものが各教室にございまして、こちらのほうは湿度が50%から60%を保つということで予防になるということで、そういう形で環境の部分で対応しているという状況でございます。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) 現場にいると、常に一番効果の高いものというのでアルコール消毒を考えるわけですけれども、やはりなかなか難しいと、そういう現状ということで認識いたしました。 もう一つは、大きなところ、たくさん不特定多数の人たちが集まるところ、いわゆる図書館ですけれども、本市の図書館はオープン書架式となっておりまして、不特定多数の人が本を手にとって読むことができる大変すばらしいことなわけですけれども、その分、書籍を通して、インフルエンザ菌がある方もいらっしゃいますし、どんな方もいらっしゃるわけですけれども、蔓延する危険があるわけですけれども、その際に現在他の市町村あたりでは、書籍消毒機なるものを購入している市町村もございますけれども、将来においてそのような考えがあるのかどうかお伺いいたします。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) 議長。 ○議長(長内信平君) 長嶺教育次長。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) 書籍消毒機ですか、そちらのほうは現在ないという状況でございますので、どういうふうな効果があるとかという部分を今後研究していきたいというふうに考えております。 ◆5番(小田島清美君) 議長。 ○議長(長内信平君) 5番小田島清美君。 ◆5番(小田島清美君) いずれにしましてもインフルエンザ、今年度最大に流行してございます。お互いの意識、それから取り組みが当然大事でありますけれども、公共等におきましては行政でも万全な対策をさまざま取り組んでいかなければならないと、そのように考えますけれども、その点を念願いたしまして、私の質問とさせていただきます。 ◎副市長(佐野峯茂君) 議長。 ○議長(長内信平君) 佐野峯副市長。 ◎副市長(佐野峯茂君) ことしは、インフルエンザ、市役所でも少し出ておりますけれども、いずれにいたしましても我々のところでできること、先ほどありました公共施設に張り紙とかも少し勉強させていただいて、そういう対策がもしとれるのであればやっていきたいと思いますし、そんなに金をかけなくても注意喚起するとか、できる部分はあると思いますので、そういった工夫をしながらしていきたいというふうに思います。 それから、やっぱり感染した場合は、外に出ないで自宅で休むということを徹底して、市内の企業さんでもことし大流行したということで、大変なことがあったということですが、それがたまたま罹患した方が全体の中での集会に出てやってしまったというようなこと、そんなこともあったようですので、やっぱり早目に医療機関に行って、もしインフルエンザとなれば休んでというようなこと、外に出て、入らせるのが一番まずいというふうに思いますので、その辺も含めて、インフルエンザ、市民の健康のために私たちも対策をとってまいりたいというふうに思います。 ○議長(長内信平君) これをもって5番小田島清美君の一般質問を終結いたします。 14時まで休憩いたします。            休憩(午後 1時46分)                                                    再開(午後 1時59分) ○議長(長内信平君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、16番工藤勝則君の発言を許可いたします。ご登壇願います。 ◆16番(工藤勝則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 16番工藤勝則君。 ◆16番(工藤勝則君) 議席番号16番、一新会の工藤勝則であります。通告に従いまして、3項目について質問をさせていただきます。 今も雪が大変降っておりまして、工事の進展状況が心配されるところでありますが、さて滝沢中央小学校建設の進捗状況について。滝沢中央小学校建設は順調に行われているのか、また開校予定の平成31年4月に間に合うのかお伺いいたします。 また、安全な通学路確保の状況、特にも国分地区と室小路地区の道路横断についてお伺いいたします。 大項目2点目、人道橋建設の進捗状況についてお伺いいたします。人道橋の建設は順調に行われて、滝沢中央小学校開校予定の平成31年4月に間に合うのかお伺いいたします。 また、地区住民、関係機関との交通安全対策、橋の名前などの話し合いの状況についてどのようになっているのかお伺いいたします。 大項目3点目、滝沢市民が使用する盛岡市道の補修についてお伺いいたします。滝沢市南穴口地区には、月が丘小学校付近に居住する滝沢市民が使用している盛岡市道がありますが、補修、管理についてどのような取り決めがあるのかお伺いいたします。 以上、3点について質問いたします。 ◎市長(柳村典秀君) 議長。 ○議長(長内信平君) 柳村市長。 ◎市長(柳村典秀君) 工藤勝則議員のご質問にお答えいたします。 初めに、人道橋建設の進捗状況についてのご質問にお答えいたします。穴口、室小路地区人道橋は、1級河川諸葛川により分断されている穴口地区と室小路地区とを人道橋で結び、滝沢中央小学校の通学路の利便性向上と通学児童の安全確保などを目的として、現在整備を進めているところであります。 人道橋は、滝沢中央小学校の建設に合わせて、平成29年度から平成30年度までの2カ年で建設する計画としており、現在橋梁の下部工の工事を実施しております。引き続き平成30年度には橋梁の上部工、歩行者用道路、附属施設等の工事を実施することとしており、平成31年3月には工事を完了し、滝沢中央小学校の開校前には人道橋の供用を開始できるものと考えております。 また、人道橋周辺の通学路に係る交通安全対策の内容や橋の名称などにつきましては、関係する自治会の皆さんや関係機関等のご意見を伺いながら決定することとしておりますが、現時点におきましては具体的な話し合いは行っていないところであります。これらの話し合いにつきましては、平成30年度の早い時期に市から関係自治会や関係機関等と協議し、進めてまいりたいと考えております。特にもかつらぎ団地から人道橋に至る市道につきましては、県立盛岡みたけ支援学校の進入路となっておりますことから、沿線住民の皆さんや支援学校のご意見も伺いながら、有効な交通安全対策を検討し、実施してまいります。 次に、滝沢市民が使用する盛岡市道の補修についてのご質問にお答えいたします。月が丘小学校付近の滝沢市穴口と盛岡市月が丘2丁目との境界にある道路は盛岡市道となっておりますが、道路西側の住宅地域が滝沢市であることから、沿線にお住まいの皆さんを初めとして、多くの滝沢市民が利用している道路であります。この道路の補修、管理については、道路管理者である盛岡市が実施しており、滝沢市と盛岡市との間で道路の維持管理に関する具体的な取り決め等はありませんが、市民の皆さんから市に対して要望等が寄せられた場合は、必要に応じて現地を確認の上、盛岡市に対し情報提供を行い、対応を依頼してまいりたいと考えております。 ◎教育長(熊谷雅英君) 議長。 ○議長(長内信平君) 熊谷教育長。 ◎教育長(熊谷雅英君) 私からは、滝沢中央小学校の進捗状況についてのご質問にお答えいたします。 まず、滝沢中央小学校建設は順調か、また開校予定の平成31年4月に間に合うのかについてでありますが、滝沢中央小学校建設工事につきましては、現在校舎や体育館、プールなどの構造物を支えるくい打ち作業を進めております。学校用地の地中には大きな岩などが多く、また岩盤が非常にかたいことから、若干の工期のおくれはありますが、施工方法の工夫などを行い、今後においては順調に推移するものと考えており、平成31年4月の開校に向け、万全を期して、子供たちが開校時に安心して希望を持って入学できるよう取り組んでまいります。 次に、安全な通学路確保の状況、特にも国分地区と室小路地区の横断歩道についてでありますが、滝沢中央小学校の通学路につきましては、滝沢中央小学校開校準備委員会のもとに設置しております地域活動ワーキンググループにおいて、滝沢中央小学校通学区域内の自治会長や鵜飼、滝沢両小学校のPTA役員、教員、両校のスクールガードの代表者に参加をいただき、通学路や安全マップ、子供会活動について検討しております。昨年11月には、想定する通学路を実際に歩いて現地調査を行い、危険箇所の確認などを行っており、現在具体的な交通安全対策について協議をしているところであります。 教育委員会といたしましても、国分地区の市道第3土沢線、通称国分通りと室小路地区の市道室小路土沢線は、滝沢中央小学校の通学区域の中で交通量が多い路線と認識しており、関係行政機関等との連携を図り、安全に道路を横断できるよう適切な通学路を考えてまいります。 開校後におきましては、通学路の安全及び通学時の交通安全指導を徹底するとともに、人道橋の歩行の仕方についても指導し、児童の安全意識を高め、安全に通学できるよう努めてまいります。 ◆16番(工藤勝則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 16番工藤勝則君。 ◆16番(工藤勝則君) それでは、順を追って確認をしたいと思います。 まず、答弁がありました順番で確認をさせていただきます。人道橋の進捗状況はおおむね順調であるということでありますが、この人道橋は答弁にあったとおり、1級河川であります。それで、人道橋の両サイドには河川を管理する側道がついております。その中において、側道の住民の方々、通学予定の方々はそこがどのようになるのか若干心配であると。 それから、あくまでも人道橋でありますので、車両は通行できないと認識しておりますが、その範囲は、例えば自転車はおりていきますよとか、バイクについてもエンジンを切って押していきますよとか、現在にあってはその辺のところをしっかりと決めておかないといけないのかなと思いますので、担当はどこなのでしょうか。その辺についてお伺いいたします。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) まず、1点目の1級河川諸葛川の両サイドの室小路方面については、河川管理用通路と動線がかぶるということになりますので、そこの安全性ということでございますが、構造的には今の河川管理用通路がそのまま使えるような形にはなります。 ただ、先ほど教育長答弁にもありましたとおり、ワーキングの中でその堤防の脇を流れる水路についての転落防止とか、そういったものを懸念されているというふうなお話もいただきましたので、今後その辺の安全対策については、うちのほうでもその状況を密にお話を頂戴しながら、現地確認をしながら、必要な対策があればそのように配慮していきたいというふうに思ってございます。 それから、人道橋の通行形態といいますか、考え方ですが、これは基本的には人道橋でございます。それで、歩行者の多い橋という前提のもとで、幅員3.5メートルの橋をつくるということで考えてございます。 それで、自転車、バイクの扱いについてでございますけれども、橋の構造的なものからすれば、基本的には自転車についてはおりて渡っていただくということが想定されてございます。ただ、この辺の扱いについては、公安委員会の規制の標識の設置とか、いろいろ使い方についての周知の方法もあるのですが、その辺につきましては自治会さんなり、あるいは学校関係者であるとか、そういった方々と、どう行ったら安全に通行ができるのかということの話し合いをしまして、できた後の運用形態については決めて対応していきたいというふうに考えてございます。 基本的には、今道路管理者の考えとしては、歩行者はフリーですが、自転車は一旦おりて渡っていただく、バイクについてもエンジンをとめて引いて歩いていただく、そういうことを基本に考えてございます。 ◆16番(工藤勝則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 16番工藤勝則君。 ◆16番(工藤勝則君) 内容は確認できましたが、いずれにしてもそれをはっきりと、開通後には戸惑いがないようにやるべきだと、そのように考えております。 それから、次に移りますが、学校のほう。学校の建設については、岩盤があったと。私自身も見ていまして、若干おくれているなと、現場の方とも若干お話をさせていただきましたが、何とか順調になるように一生懸命頑張っているというふうなことで、ご苦労さまですというお話をさせていただきましたが、余り雪が降らないことを祈っているというか、そういう状況で、現場のほうでは一生懸命順調に、事故もなくいっていると。いろんな話がありますが、学校の開設については、それ以外に教育委員のほうで何か捉えている、障害になるようなことがありましたらお話をいただければ。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) 議長。 ○議長(長内信平君) 長嶺教育次長。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) その障害というのは、工事の障害というふうにちょっと受けとめさせていただきましたが、実際には今くい工事がほぼ終盤を迎えているというような状況でございまして、年明けからは作業時間のほうも、その準備時間とかという部分を若干拡大させていただいて、おくれを取り戻しているという状況でございます。 今後基礎工事、それからコンクリート打設等というふうに入っていくわけですが、このまま順調におくれを取り戻しながら進行していけるものというふうに思っております。 ◆16番(工藤勝則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 16番工藤勝則君。 ◆16番(工藤勝則君) 本当に現場は一生懸命頑張っていますし、教育委員会の担当者も一生懸命頑張っているというのは目に見えておりますので、本当にご苦労さまだなと思います。 そういう中において、今答弁がありましたが、若干作業時間が延びていると、準備あるいは後片づけ等も含めて。私も周辺の住民に歩いて聞いてみたところ、やっぱり住民も心配しているのです。多少の時間はやむを得ないから、何とか開校に間に合っていただきたいなという話が住民の方からはあります。そして、クリスマス前にはイルミネーションを安全のタワーにつけていて、住民の皆さんが非常に感激していると。そこまで地域に配慮した工事業者というのはすばらしいという話がありました。その点について。
    ◎教育次長(長嶺敏彦君) 議長。 ○議長(長内信平君) 長嶺教育次長。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) タワーにつきましては、施工業者が地域のために何か1つでもというようなことで、イルミネーションをつけたというようなことで聞いてございます。実際には、その作業自体につきましては、先ほども言いましたとおり、くい工事がほぼ終盤を迎えておりますし、今後の作業につきましても当初考えていたよりも作業区分を分割しまして、幾らかでも作業期間の短縮という部分で、そういう施工範囲のスパンをちょっと小さ目にとったりして、同時並行的にいろんな工事作業ができるというような状況をつくって、短縮に努めているというような状況でございます。 ◆16番(工藤勝則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 16番工藤勝則君。 ◆16番(工藤勝則君) 施工業者の現場の監督さんは、震災が起きた宮城県のほうでも成功をおさめたということで、見に行った方々も邪魔にならないように見学をさせていただきましたが、非常にすばらしい配慮をされる業者でよかったなと、そのように感じております。 それから次に、安全な通学路の確保の状況、特にも国分地区はいろんなことを想定して、北高の信号のある横断歩道を利用するということでおおむね固まったようであります。それで、人道橋を含めて、ビッグハウスのほうから回ってきまして、信号がないコンビニがある大きな交差点、県道の計画道路があった場所で、広い道路が十字路になっておりますが、そこをどうしても横断しなければならないと。そこに信号の予定があるという話も聞いておりますが、きょうの答弁ではなかったわけですが、この辺については開校までに、あそこには必ず信号がないと非常に危ないと。今後スマートインターの関係もあって、非常に交通量の増大が予想されますので、その点について担当部のほうでお答えをいただければと思います。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) 議長。 ○議長(長内信平君) 長嶺教育次長。 ◎教育次長(長嶺敏彦君) 人道橋から真っすぐ向かった室小路の中央と交わるコンビニのある交差点につきましては、先ほどの中でもありましたが、合同点検ということを毎年やっている中でも強くお願いをしまして、そこの交差点につきましては、開校までに、押しボタン式になろうかとは思いますが、信号機の設置を予定しているというような状況で聞いております。 ◆16番(工藤勝則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 16番工藤勝則君。 ◆16番(工藤勝則君) 予定があるということで非常に安堵しているところですが、やはり子供たち、あるいは災害があった場合は高齢者も渡るわけですので、信号というのはぜひ必要だなと。願わくば、都市計画の関係で人口増が想定されるところには、最初から予定されていれば一番理想的なわけですが、これは質問ではありませんので。 まずは、小学校の建設が順調に進むことを希望して、また人道橋についても順調であると捉えました。 最後になりますが、滝沢市民が使用する盛岡市道、これにつきましては滝沢市には盛岡市が隣接しておりますので、大体滝沢市の東側が、今現在私が質問する以外にもいろいろあるわけであります。その中でも、私がきょう質問したのは月が丘小学校のところ、あそこは余り幅員が広くないのですが、細く長い道路があるわけです。答弁にありましたが、具体的な取り組みはないと。除雪に関しては、取り決めをいろいろやっているようでありますが、あそこで現在L型側溝というのが物すごく壊れているのです。取り決めというのは、なかなか書面化するのは難しいかと思いますが、これ実は10年以上要望してもなかなか難しかった道路なのです。そういう実態があります。今回実現したのは、やむを得ず直接盛岡市に行ってまいりました。そう言うしかないのかなということで、盛岡市の道路課長さんが直接現地を視察して、これは補修が必要だと、ただし2年から3年ぐらいの期間を下さいと、壊れているのが激しいところから直していきますということがありました。 これは、逆の立場もあろうかと思うのです。滝沢市であっても盛岡市民が頻繁に使うと、そういうこともあろうかと思いますので、今後隣接する広域連携というのもありますが、そういう中で道路課の課長さん同士の話し合いの場というのは年に何回かあるはずですが、その辺のところでの努力というのを今後見直す考えはございませんか。 ◎都市整備部長三上喜美義君) 議長。 ○議長(長内信平君) 三上都市整備部長。 ◎都市整備部長三上喜美義君) ただいまのL型側溝の話は、私も今初めて拝聴した次第でございます。今のご提言は非常にありがたいなというふうに思う反面、課長としては年に数回というペースではなくて、必要とあらば毎週でもお互いに行き来できる環境にありますので、そこは今後とも、それぞれの市民が越えてそれぞれの管理道路を使っているのが現状でございますし、除雪は一応協定を結び、同じ業者でスムーズにやるというふうな協定を結んでいる箇所もございますので、今いただいたお話を、いかに市民のニーズを的確に道路管理者、双方の管理者に伝えることができて、それからそれぞれの管理者の今後の見通しがいかにしてわかるようにして、それをまた市民にフィードバックできるか。その辺については、今後の仕組みについても市民のために検討していきたいというふうに思ってございます。大変ありがとうございます。 ◆16番(工藤勝則君) 議長。 ○議長(長内信平君) 16番工藤勝則君。 ◆16番(工藤勝則君) たまたま行ってみましたら、鉄筋が出ていて、もうタイヤに刺さりそうだったのです。というのは、もう10年以上点検も管理もされていないと。盛岡の市道でありますので。そこで壊れているのは、要するに住民が出入りする、車の出入りがあるので、傷みが、融雪剤のせいでしょうか、いろんな意味でありました。あそこに限らず、例えば法誓寺地区もそうですし、いろんなところで隣接するところがあろうかと思いますので、出向いていきましたら、逆に盛岡でもお世話になっていることがありますのでと、相互に情報交換しながら今後やっていきましょうという話がありました。でも、すぐはできないので、2年ないし3年の時間をいただきたいと。傷みの激しいところから部分的にやっていくと、三百何メートルあるということでしたので。そういう話がありますので、本当に今後この話に限らず広域連携、除雪のほうはお互いに連携を結んでやっているようですので、広域連携というのは非常に大事な分野だと、今後お互いに助け合いますというか、そういうことが大事だと思います。 中央小学校、そして人道橋が順調に進むことを希望して、私の質問を終わります。 以上です。 ○議長(長内信平君) これをもって16番工藤勝則君の一般質問を終結いたします。 △散会の宣告 ○議長(長内信平君) 以上をもって本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日の会議はこれをもって散会いたします。                                (午後 2時27分)...