奥州市議会 2011-06-17
06月17日-07号
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第5、議案第8号、平成22年度奥州市
水道事業会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 11番
阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。
水道事業会計補正予算に関連して、市長にお伺いしたいと思います。今回の災害によりまして、沿岸の被災者の方々、また奥州市でも被災された方々が出たわけでございますけれども、被災者支援に関する制度につきましてなんですが、公共料金とかまた使用料とか、特別措置を設けることができるというふうになっております。水道に関してなんですけれども、減免、使用料に対して補助を行うとか、何か奥州市として考えられることはないのかどうかお伺いしたいと思います。 災害による被災者に対して、各都道府県とか市町村、各自治体の所管する公共料金とか、また施設の使用料とか保育料なんかも軽減とか減免とかできるというふうになっているようなんですけれども、奥州市といたしましてそのようなことを考えていらっしゃるのかどうかお伺いしたいと思います。特に水道料金ということで、他市においても被災者に対して無料にされるところもふえてきているようでございますので、奥州市としての対応をお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 他市においては、場所によってはそのような支援を行われているところもあるやに聞いておりますが、奥州市といたしましての考え方につきましては、昨日もいろいろご指摘いただきましたけれども、農地被害に対する対応であるとか、商工業者の再建にかかわる支援のあり方、瓦れき撤去のあり方など多岐にわたって整理をしながら、できるだけ最大限の支援をしていくというふうな考え方を持っております。 被災されて、特に奥州市に移動されて、ある程度長期にわたって生活をしなければならないという方々に対しましては、基本的な考え方として、例えば水道事業につきましては企業会計というふうな形で、ご利用いただくすべての市民お一人お一人の料金負担によって料金が決められているという形になりますので、私とすればどの範囲までというふうなルールを明確化することによって、直接的な見舞金あるいは生活再建にかかわる支援金というふうなもので対応していくほうがいいのではないかと。ではそれはいつまでかというと、冒頭にお話ししましたように、その辺の部分のところがしっかりと固まり次第、月額幾らぐらいというふうなものの何カ月分というような形で、少し時間がかかりますけれども、そのような形で支援できないかということを今検討しているというふうなことでございます。 よって、水道料金だということになれば、今度は電気料はどうなんだとかガス料金はというふうなことになってきますと、生活全般にかかわる費用というふうな形で応援するほうが、被災されている方々にとってもありがたいのではないかといったらあれですけれども、より寄り添った形の支援になるのではないかというふうに考えておりますので、具体的な額あるいは支給の部分についてはもう少し時間がかかると思いますけれども、そのような方向で奥州市は支援をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 11番
阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。 奥州市は、水道に関しまして誘致している企業さんには支援をしているわけでございます。それで、被災された方々に対しましての支援のあり方という形では、どういうふうにあればいいのかということはあると思いますけれども、生活に密接した水道であるとかそういうものに関して、当面の分補助してあげることによって、安心した生活の部分が確保できるのではないかというふうに考えますので、もう一度ご答弁いただきたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) いずれこの部分については、いろいろな考え方が存在すると思うんです。より公平でというふうな形の、その公平の考え方も視点によっては違ってくるというふうな部分でございますので、再度詳しく検討してみるということはもちろんいたす所存でございますけれども、基本的な考え方からすれば水道料金だけでいいのかというふうなことを考えたときに、もう少し広い範囲ないしはより身近な支援というふうな形のほうが望まれるのではないかというふうなスタンスで、今のところ検討はしているということでございます。 実際問題としての実額がどの程度で、現実的に、では皆さんご負担いただく水道料金がどの程度に変わってくるのか、期間はどの程度にしていけばいいのかというふうな形のくくりの中で、企業会計のほうにその責を負わせるということよりは、皆様からいただいた浄財を上手に配分させていただくというふうな考え方のほうがよろしいのではないかというふうに今時点では思っております。ただ、ご指摘もいただきましたので、他市で行われている状況なども十分に検討しながらより内容の濃いものにつくり上げてまいりたいというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第8号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第6、議案第9号、平成22年度奥州市
一般会計補正予算(第11号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 14番菅原明議員。
◆14番(菅原明君) 1点お伺いします。 災害に関係する追加補正予算を出されるというお話でございますけれども、ということはいろいろと構想が決まってきているものかなと思うわけですけれども、もしよければその内容についてお示ししていただきたいと思うんですが。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 今回の22年度の一般会計の補正ということで、これは3月31日分の内容の分と、それからその時点における災害対応の補正も組んだことでございますが、この22年度の奥州市
一般会計補正予算(第11号)に関しましては、被災してとにかく急を要して直さなければならないというふうなものについての補正を組んだという形でございまして、この場合のところのめどというのは、とにかく現状復旧を急ぐ、それから被災者支援をしっかりやっていくというふうなことでの補正になっているということでございます。 よって、菅原議員のご質問の、奥州市としてはどういうふうなビジョンをもって復興していくのだというふうな部分については、基本的に傷んだところをまず正確に直していく、そして被災した建物等々について、同じ場所に建てることができなかったというふうなものに関しては、違う場所でも同様の復興ができるような形をとっていくというふうな、まずは奥州市においては復興というよりも災害前復旧というふうなところに重点を置いているということと、あわせて被災された方々に幾らでもご負担を軽減できるような措置もあわせて講じていくというのが基本的なスタンスで考えているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 考え方につきましては、先ほど市長が述べられたとおりでございます。 ただ、この11号補正につきましては災害復旧関係よりも事業費の確定のほうが主になってございますけれども、その中におきましても災害復旧費のほうの補正もございまして、林業施設の災害復旧関係の測量設計の部分の委託料とか、あるいは総務関係では施設の漏水の修繕、こういったものも内容となってございます。 ただ、お尋ねの災害復旧関係の考え方は市長が申し上げたとおりです。具体的な補正の額につきましては、この前の10号補正あるいは23年度の1号、2号の補正のほうに盛り込まれているものが大半でございます。
○議長(渡辺忠君) 14番菅原明議員。
◆14番(菅原明君) 私は、今度の追加補正について、具体的に、例えば瓦れきの撤去なりそういった部分のものも盛り込まれていくものかなという思いでお聞きしました。そんなことで、その辺についてどのように。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 昨日も厳しくご指摘をいただいて、対応するというふうにお約束した部分でございますけれども、非常に多くの専決処分をしておりまして、また国の動向、県との調整をしながらということでございまして、実は、本議会最終日に、規模とすると2億円弱ぐらいになろうと思いますけれども、瓦れきの撤去についての支援をするための予算を講じて、そしてこれについてはさきに撤去なさった方々にも遡及してその撤去費用の一部をご支援申し上げるというふうな予算を追加でお願いしようというふうに、瓦れきに関してはそのように考えているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 14番菅原明議員。
◆14番(菅原明君) その際、他市で取り組んでおられるような形のものにしていただければと思うわけなんですが、その辺についてお聞きしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 基本的な制度は国の制度にのっとって行うということでございますので、大きく乖離することはないというふうに思います。 ただ、国との絡みの中で、その判定というふうな部分でいささか時間がかかってしまうのかなということを懸念しているわけでございます。今回、改めて議案が出たときにご説明申し上げる部分もあろうと思いますけれども、基本的には撤去する住家に関しては、すべて市が請け負ってやるというような形をとらせていただくということになるわけです。ですから、その撤去費用にかかる見積りを個々、具体に積算をして、そしてどちらさんのところはどのぐらい、よって何分の1の支援ですよと。ある意味では半分ご負担くださいというふうな形になっていくということでございまして、その取りまとめの部分のところがいささか時間がかかるのかなということで、今懸念しておりますので、何とかスピーディーな対応ができるようにしたいということでございますので、そこの時間的な差異の部分で他市に余りおくれをとるようなこと……申しわけありません、間違いでした。基本的に全額負担です。被災された方々からは徴収しないというふうな形でやるということで、内容的な部分については、そのことは余り変わりはないと思うんですけれども、今一番心配しているのは、ほかのところではもっと早く対応してくれたのに、同じ対応だけれどもスピードが少し遅かったということがないように、そこのところは最大限の努力を払っていかなければならないというふうに思っているところでございます。余り大きな違いというのは、スピード以外、スピードも重要なんですけれども、それ以外についての補償額等々については大きな差異は出ないものというふうに考えております。 〔「関連」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 24番千田美津子議員。
◆24番(千田美津子君) 今のご答弁、ちょっと確認の意味で関連して質問いたしますが、市長、きのうからそういうご答弁をなさって、瓦れきの撤去ということできょうも繰り返されたんですが、瓦れきと解体費用を多分意味しているのかなと思うんですが、そこの区分け、解体費用を全額補助するということの確認でいいか、瓦れきは当然やるのでそこの確認をしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) すみません、ちょっと言葉足らずでございました。 24番議員ご指摘のとおり、解体にかかわる費用のご負担を申し上げるということでございます。
○議長(渡辺忠君) 20番今野裕文議員。
◆20番(今野裕文君) 20番今野です。 私は、各会計にかかわることで、それぞれ聞くのは時間がかかるのでここでお尋ねしますが、停電の際に、きょう電気が復帰しなければ胆沢扇状地帯の水道がとまると、そういう事態に至ったと思います。そのときに農業集落排水の処理場あるいは下水道の処理場、これらがどうなっていくのかというのは、最悪の事態は避けられた、被災された方がいっぱいいますのでよかったことではないんですけれども、最悪の事態を避ける状態で電気が復帰したと思います。 それで、今回の地震で例えばあと1日停電が延びた場合、水道と下水の処理場がどういう事態に至る状況だったのかということをお尋ねしたいと思います。今回の場合は3日間だったかと思いますが、自家発電も含めて特別な対応を必要とするのかしないのか、そこら辺をどのようにお考えなのかお尋ねしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 議員ご指摘のとおり、3日間にわたる停電で、特に水沢区の中心部に給水をしている桜屋敷の浄水場タンクがほぼ空になったというふうなこともありまして、大規模な断水あるいは時間を区切っての給水というふうな形をとらざるを得ない状況の一歩手前まで来たというのはそのとおりでございます。 また、浄化槽、農集等の電気を使う部分についても、それ以上の部分があってもある程度というか、何日だということではないんですけれども、多少は持ちこたえられる部分はあったと思いますが、それが5日、1週間、10日というふうなことになれば全く機能停止してしまうという状況であったというふうに、私は認識をしております。 よって、基本的な部分のライフのセーフティーネットに関しましては、3日間という停電に対しては耐えることができたけれども1週間の停電では果たしてどうかということでありますので、この部分については電源車あるいは自家発電というふうなものをどうしても必要とされる部分、1週間、10日停電してもそこのラインは絶対途絶しないというふうなことは、これはしっかり検討しながら丁寧に準備していかなければならないというふうに考えているところでございます。 いずれその辺も含めて、さまざまな問題点が今回浮き彫りにされておりますので、ある時期を見て7月中くらいにそういうふうなものを1回総ざらいして、そしてマニュアルをつくる、対応すべき点はどういうことがあるかというふうなものをしっかり点検し、そして対応すべきところについては予算措置を考えながら対応していかなければならないものというふうに考えているところでございます。
◆20番(今野裕文君) 了解しました。
○議長(渡辺忠君) ほかにございませんか。 11番阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。3点お伺いします。事業費の確定ということの補正でございますので、お伺いしたいと思います。 まず、31ページにございます東京事務所の資金の返還金にかかわることで質問いたします。東京事務所がなくなったわけでございますけれども、それにかわる対応の仕方についてお伺いしたいと思います。 それから、67ページの子育て支援センターの事業経費についてお伺いいたします。本格的に子育て支援センターが稼働されているのは23年度に入ってからなんですけれども、さまざま職員体制のこととか、今後様子を見ながらだというふうに思いますけれども、職員体制、奥州市1本になりまして子育ての療育とか幼児教室等をされるわけですので、職員体制の充実についてお伺いしたいと思います。 それから、公用車の件でございますけれども、子育て支援センターということで4カ月の家庭訪問とか、また各園に訪問されたりするということで、公用車が足りているのかどうかお伺いしたいと思います。 それから、77ページ、79ページにございます予防接種のことについてお伺いいたします。77ページにポリオの個別接種の委託料がございますけれども、今の日本ではこのポリオワクチン、生ワクなんですけれども、不活化ワクチンの動きがあるようでございますので、その情報についてお伺いしたいと思います。 それから、79ページにございます麻しんの予防接種の委託料についてお伺いします。これは追加接種の分だと思いますけれども、平成20年から24年の時限的な措置だったというふうに思います。今回、年度末に、3月11日に震災がありまして3月末までに受けられなかった子供たちがいるのではないかというふうに思われますので、その対応についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(渡辺忠君) 高梨総合政策部長。
◎総合政策部長(高梨稔君) ただいまの東京事務所のその後の対応についてという点につきまして、お答え申し上げたいと思います。 この件につきましては、ご議論いただいた際にもご答弁申し上げているところでございますけれども、事前に東京事務所の職員に東京事務所の業務内容について業務棚卸しをしていただきまして、その後必要な業務を十分に精査をしていただきました。その内容につきまして、事前に関係する部署に丁寧に引き継ぎをいたしまして問題が起きないようにということで、現在はそれぞれの部署においてその業務に携わっていただいているという状況にございます。 特に注目される部分というのは、東京事務所で誘致の関係の業務が非常に大きなウエートを占めていたわけでございますけれども、この部分につきましては、現在、商工観光部のほうに人員の配置を改めていたしまして対応等もしておりますので、この部分につきましても、確かに時間的な距離は遠くなってございますけれども対応ができているものと、そのように考えてございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) それでは、最初のご質問の子育て総合支援センターに関してでございます。 まず職員体制について、不足しているのではないかというようなご質問でございますけれども、いずれ現在、所長それから所長補佐、所長補佐につきましては保健師をあてております。そして係長、臨床心理技士、助産師、児童療育指導員、臨時保育士ということで、現在18名の体制ということで事業を行っております。 現状で不足ということでございますけれども、我々といたしましては、まず事業が始まったばかりでございますので、状況を見ながら職員体制については考えていきたいというふうに考えております。現状を把握しながらやっていきたいというところでございます。 それから公用車の件でございますけれども、公用車につきましては確かに現在1台ということでございます。助産師が毎戸訪問している関係で1台は必ず欲しいというところでございますが、不足だというのは感じておるところでございます。現在、財政課のほうと公用車の調達につきまして協議を行っているところでございます。 それから、予防接種の関連でポリオでございますが、現在生ワクということでやっておりますが、生ワクにつきましてはいずれ2次感染というようなおそれがあるということで、国のほうでは昨年4月、国内のワクチンメーカー4社にワクチンの開発を依頼したところというふうに聞いております。その状況でございますけれども、早ければ24年度中に4種の不活化ワクチンが導入されるのではないかというふうに、現在の情報では考えております。 それから、麻しん・風しんでございますが、確かに3期、4期、中学校1年生、それから4期の高校3年生でございますが、今回の震災で接種機会を逃したということがございます。それにつきましては接種可能期間を、8月末まででございますけれども、延長して実施するということになっております。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 11番
阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。ありがとうございました。 東京事務所の閉鎖にかかわりまして、企業に対してとかさまざま対応していただいているようでございますけれども、今まで東京事務所を利用していただいていた皆様がいらっしゃるんですけれども、その方たちに対しましてきちんとお知らせをされたのかどうか、その点お伺いしたいと思います。 それから、子育て支援センターの件ですけれども、今後の利用状況等、また職員体制につきましては様子を見ながらということでございますので、大変奥州市にとりまして期待の持てる施設でございますので、ぜひ職員体制等不足のないように対応していただきたいというふうに思います。 それから、公用車の件に関しましては、やはり1台ということでは大変少ないというふうに思われます。私用車を借り上げ等もされているようですけれども、それでは何かあったときの保険対応がきちんとできませんので、ぜひ公用車の拡充をお願いしたいと思いますが、この点もう一度お伺いしたいと思います。 それから、ポリオワクチンなんですけれども、生ワクですと予防接種を受けた子供の便から菌が出まして2次感染を起こす、また予防接種を受けた子供も発症する可能性があるということで、先進国において生ワクを使っているのは日本ぐらいでありまして、不活化ワクチンへの移行が大変望まれているところでございます。24年度に承認ができるのではないかということでございますけれども、今も不活化ワクチンを個別に要望されて受けていらっしゃる方もいるようでございます。任意接種ではなくて定期接種に入るのかどうか、その点の情報をお知らせいただきたいというふうに思います。 それから、麻しんの追加接種でございますが、8月31日まで延びたということで、多分個別に通知していただいているんだと思いますけれども、
はしかにかかりますと大変なことでございますので、ぜひ大流行をとめるためにも追加接種、漏れなく100%受けていただけるように通知をお願いしたいと思いますが、その点お伺いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 高梨総合政策部長。
◎総合政策部長(高梨稔君) 東京事務所の利用者の皆さんへの閉所の周知ということでございますけれども、閉所のあいさつ状を、書面を当面用意いたしまして、直接それをお持ちして内容をお伝えするところと、それから書面によりまして周知をするという2つの方法をもちまして、それぞれ丁寧にごあいさつを申し上げたというところでございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 子育て支援センターの職員体制の件でございますけれども、確かに議員おっしゃるとおり、現在の奥州市の目玉施設ということで我々も考えております。そういった中で、開所しまして3カ月ということでございますので、やはり状況を判断した上でということで考えていきたいというふうに思います。 それから、生ワクチン、定期接種になるのかと、ポリオのワクチンですけれども、その辺の情報については今つかんでおりません。 それから、麻しん・風しんの個別の通知の関係でございますけれども、これは当然個別に通知を差し上げて接種率を向上するというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 佐藤財政課長。
◎財政課長(佐藤洋君) それでは、私のほうから公用車ということで、子ども家庭課のほうから協議がございまして、できれば今月中には配車の方向で今進めております。 以上です。
○議長(渡辺忠君) ほかに。 2番飯坂一也議員。
◆2番(飯坂一也君) 2番飯坂です。1点お伺いいたします。 85ページの奥州市農業者消費者交流大会について、こういった消費者も含めた大会を今年度も予定するのかどうか、その予定があるかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 菊池農林部長。
◎農林部長(菊池寛君) 今、飯坂議員さんからご質問ありました大会の関係でございますが、現時点では、今のところでございますが予定はしてございません。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 2番飯坂一也議員。
◆2番(飯坂一也君) TPPという問題もさることながら、地産地消の推進それから新規就農者づくり、流通販売にもアイデアを持った人材づくり、そういったきっかけづくりになるような企画をぜひ持っていただきたいと思っておりますが、それについてもう一回お伺いいたします。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 昨年度における交流大会は、TPPの絡みもございましたが非常に多くの皆さんに来ていただいて、いろいろご評価ありましたけれども、それなりのいいという評価で大会が開催されたということでございます。いずれTPPの問題も現実的にははっきりしていないということ、それから震災後における奥州市の農産品をどういうふうに活性化させながら販売拡大につなげていくか、そして農業をなさっている方々がさらに元気を出していけるようなと、まさに奥州市の基幹産業である農業でございますので、このことは議員ご提案の部分も含めて前向きに検討しながら、あるべき姿を模索してまいりたいというふうに思います。
○議長(渡辺忠君) 24番千田美津子議員。
◆24番(千田美津子君) 2点お伺いいたします。 1つは65ページにあります07、乳幼児医療費支給経費についてお伺いいたします。事業費確定に伴うということなので、年度途中からこの乳幼児医療費の制度が本当に市長の英断をもって対象者が拡大されたと、子育て中の皆さんから大変喜ばれているわけですが、最終的な利用の現状といいますか、状況についてお知らせいただきたいと思います。 もう一つは、81ページの緊急雇用創出事業経費、それから08のふるさと雇用再生と関連してお伺いいたしますが、今雇用環境はなかなか向上していない。そういう状況の中で、この緊急雇用とかふるさと雇用を最大限利用して、就労の場を提供するということが非常に大事なわけですが、残念ながらここでマイナスの状況になっているわけですが、これの現状について質問させていただきます。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 乳幼児医療費の関係でございますけれども、昨年10月から小学校6年生まで2分の1ということで拡大した事業でございます。件数につきましてでございますけれども、乳幼児の県単部分でございますが件数が5万3,981件、そして市の単独部分でございます、これにつきましては6万2,217件となっておりまして、そのぐらいの利用がございました。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) それでは、まず最初に81ページの緊急雇用創出事業経費の部分でございますけれども、実施した事業ですけれども51事業、人数が209名ということでございます。 それから、83ページにございますふるさと雇用のほうでございますけれども、これは16事業、これはすべて委託事業でございますが、人数は37名の雇用というふうな状況でございます。
○議長(渡辺忠君) 24番千田美津子議員。
◆24番(千田美津子君) まず、乳幼児医療なんですが、県単事業を上回る利用があった、幅も広いわけですのでそういうことになると思いますが、すごく私は大事だと思います。ただ、手続の部分で、多分現場あるいは保護者でもちょっと大変な部分があったのかなというふうに思うんですが、そういう申請手続の部分では何か不都合はなかったのか、その点お伺いいたします。 それから、雇用の部分でありますけれども、多分当初見込んだより少なかったのかなというふうに思いますが、希望者が少なかったのか、それとも希望される職種といいますか事業がなかったのか、その辺が、私はやっぱりこの国の支援に基づくこういう事業は最大限活用して雇用を広げると、それが大事でないかなというふうに思うんですが、この利用状況を見てどのように今後の対応を検討されているか、その辺お伺いいたします。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 申請手続の部分で不都合がなかったのかということでございますけれども、小学生を1年生から6年生まで入れた部分で、実際の申請手続が1月からというふうになってしまったということはございます。これにつきましては、電算処理の関係のシステムのおくれというようなことがございまして、そういう結果になりましたけれども、実際の給付に関しましては当然10月までさかのぼって実施したというところでございます。そういったところで利用者の方にご不便をおかけした点はあるというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) まず、ふるさと雇用も緊急雇用も、これご承知のとおり恒常的な雇用ではなくて、あくまでも緊急雇用の場合には1年以内、ふるさと雇用の場合には、原則としてですけれども3年間の雇用をしていただいて、その後、そこの事業者様のほうに雇用を継続してくださいというふうなお願いをしているというふうな特徴的な事業でございます。 1つには、1年のスパンで事業主といいますか、そこに就職といいますか入った方も、自分とすればあくまでも緊急雇用ということですので、正直言ってこの制度そのものは緊急スポット的にはいいんですけれども、本当の意味での雇用の拡大につながっていかないということでジレンマがあります。これにつきましては、私どものほうでは、県を通じまして、この制度そのものをもう少し雇用の安定につながるような制度の改革を何とかお願いできないものかというふうなことを会議の場面でお話し申し上げているところもございます。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 24番千田美津子議員。
◆24番(千田美津子君) ありがとうございました。 乳幼児医療については、年度途中であっても現場は大変だったと思いますが、市長の英断をもってやっていただいたと、そういう部分で非常に感謝の言葉もいっぱい届いております。ただ、本来一番いいのは現物給付なんですが、これはなかなか単独では難しいという部分もありますが、ぜひそういう子供や保護者が利用しやすい状況をつくるために、これからも最大限取り組んでいただきたいと思うわけですが、その点伺って終わります。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 現物給付につきましては、前々からそういった大きな声があるということは承知いたしております。いろいろな障害がございましてなかなかできないということでございますけれども、県、国への要望の中で以前から現物給付をしてほしいというような要望はいたしておりますので、今後も引き続き継続して行っていきたいというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 33番及川善男議員。
◆33番(及川善男君) 3点についてお伺いいたします。今回の補正は決算見込みも含めてあると思いますので、そういう視点でお伺いします。 まず第1は、51ページの賦課徴収費との関係でお伺いいたしますが、22年度のいわゆる収入減等による市民税の減免状況はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。 それから、たしか失業等で前年度の所得に比して大幅に収入が減になった方については市税の減免等がなされるものと私は理解しておったんですが、実はこういう例をお話しされました。 去年の収入はあったわけなんですが、失業したために今年度全く現状では収入見込みがないということで、市税の減免について担当課のほうにお邪魔してお話をしましたところ、前年度所得は前年度所得なので市税の減免はあり得ないと一発で断られたと。本来の趣旨は全く違うんじゃないかと私は思ってお伺いしたわけなんですが、どのような対応をされているのか。その減免制度についてどういう理解をされているのかお伺いしたいというふうに思います。 55ページに知事選挙、県議選挙の費用が減額補正されておりますが、選挙日程についてどのように市当局として情報を得ておられるのか、これは県の選管が決めることだというふうに思いますので、これは市が判断する中身ではないと思いますが、いずれ市民の大きな関心事でもありますので、どのような情報を得ているのかお伺いしたいというふうに思います。 それから、予算全般にかかわる問題なんですが、実は特に学校に子供を通わせている市民や保育園、幼稚園等の市民の皆さんからあるのは、いわゆる放射能線の問題で心配をされております。けさのテレビ等でも北茨城市ではプールの使用は今年度はやらないと、学校のプールを使用しての教育はやらないというふうなことも決断をされたという報道もされておりました。市は、3台の放射線量測定器を購入してこれから独自に調査をするということですが、しかし具体的にどういう調査をしていくのか、機械はくるにしてもどういう対応をするのかというのが見えてこないと、現状では市の対応が。現状で、今考えられている放射能測定についての具体的な計画があれば、具体的に示してほしいというふうに思います。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 市民税の減免の関係でございます。失業、退職、休職、廃業その他の事由によりまして、所得の見込み額が前年の合計所得金額の10分の6以下に減少した方で、前年の合計所得金額が1,000万円以下である方につきましては、一定の比率をもちまして減免の対象になるということですので、去年は去年だというような対応をしたというお話でございますけれども、そのような対応をしたということであるならば、不適切な対応であったというふうに思ってございます。 なお、22年度中のすべての減免の件数につきましては手元にございませんので、後でご報告させていただきます。
○議長(渡辺忠君) 選挙管理委員会伊藤事務局長。
◎総務課長兼
選挙管理委員会事務局長(伊藤嘉啓君) 知事選及び県議会議員選挙の日程についてお知らせいたしたいというふうに思います。 現状でございますが、23年4月10日に執行予定でございましたが、今回の地震の発生によりまして臨時特例法が発せられました。それに伴いまして、選挙の延期ということで、2カ月を越えて6カ月の範囲内で選挙を行ってくださいということになっておるところでございます。特に県のほうからは通知等は来ていない状況ではございますが、事前の調査ということで、きのう県の選挙管理委員会のほうから、特例選挙期日を定めるに当たっての奥州市の選管の意向調査が来ております。これは、岩手県内の各自治体に対して意向調査をしているところでございまして、その意向調査の結果により県のほうでは、この6月末までにいつやるかということを判断していきたいというふうな情報が入っているところでございます。 ただ、新聞報道によりますと、最終的には9月21日までの選挙というふうになっているわけでございますが、連休等を勘案しますと9月11日が想定されるのかなというふうに思っておりまして、現在選管といたしましてはそれに向けて準備は進めていると。ただし正式な通知はまだ来ておりませんので、まだ現段階では選挙の期日については未定ということでございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 千葉市民環境部長。
◎市民環境部長(千葉祐君) 私のほうから放射能関係についてご答弁いたします。 3台の測定器を発注済みということは市長が申し上げているとおりで、ただ測定器が今かなり不足しているということで、手元に入るまでにはかなりの時間がかかると、その間に関しては業者に委託しようという考え方を持ってございまして、今、市内を10カ所で測定しようということでいろいろ図面に落として検討している段階でございます。測定はその1地点で、今いろいろ新聞報道がございますので、地表5センチ、50センチ、1メーターという3段階で測定しようという、あくまでも空間放射線ということになりますけれども、それを測定しようということであります。 測定結果については直ちに、出ましたらホームページ、あるいは広報もそうですが報道機関にもお願いして公表しようということで、今準備を進めているという段階でございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 菊池教育部長。
◎
教育委員会教育部長(菊池賢一君) 及川議員さんのお尋ねのとおり、当市においても多くの父兄の方々からプールの問題等について照会がある状況でございます。当教育委員会といたしましても、市の方針に対応しながらプールの水質の検査をしようということで、現在動いているところでございます。 その方法としては、各区1カ所ぐらいずつの学校を選定しながらプールの水を抽出し、検査機関に依頼しながらその量について測定していくという状況でございます。水については、既に採取しておりまして今検査機関に頼んでおりますので、きっと来週早々には検査結果が出るんではないかというふうに思っております。 なお、この検査結果については、市民環境部長から答弁ありましたように、ホームページ、報道機関それからできれば、検査結果次第ですけれども、21日の調査委員会あたりにお知らせできるような状況になるんではないかというふうに思ってございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 33番及川善男議員。
◆33番(及川善男君) 徴税費の関係で、市税の減免についてお伺いいたしました。今の部長の答弁ですと、窓口の対応がかなり違うのではないかというふうに思いましたので、その辺のところきちっと教育してといいますか、各担当課内できちっと職員に、この減免条例の趣旨について徹底してほしいというふうに思いますので、私に相談あった方にはもう一度行くように言いますが、前年度の所得だからもうだめですよという、一発で断られたと言っていたんですが、前年度の所得が高くて失業したから減免制度があるのであって、その辺のところをぜひきちっと周知してほしいというふうに思いますので、あとは実績について後ほどお伺いします。 県知事県議選についてはわかりました。大体9月11日を想定して準備をしているということのようですので、そのように理解しました。 学校教育課のプール等の調査についてはわかったんですが、市で10カ所やるということなんですが、いつやるのかというのがまず1つ。それから、放射能線は日々動いているわけですよね。どれだけの間隔でこれからやられていくのか、その辺、そしてその結果はどのような形で市民に情報公開するのか、その辺のところを具体的な考え方をお願いします。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 減免につきましては、前年の合計所得金額がどのくらいであったかとか、あるいは徴収猶予を行っても納付が困難であると認められる担税力がない方というような方が対象でございますけれども、いずれ一発でどんということではなくて、事情をお伺いいたしまして丁寧に応対するように努めさせていただきます。
○議長(渡辺忠君) 千葉市民環境部長。
◎市民環境部長(千葉祐君) いつと回数というお尋ねでございます。 まず、今月中には1回目を測定して即公表したいと思っておりますし、あとは月2回のペースで測定していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) ほかに。 27番佐藤修孝議員。
◆27番(佐藤修孝君) 小学校費にかかわってですが、岩谷堂小学校の工事の進捗状況をお知らせください。 それからもう一つは、完成すれば新しい机、いすが入ると思うんですが、その辺を現時点でどういう方法で調達を考えているのか、その2点についてお伺いします。
○議長(渡辺忠君) 菊池教育部長。
◎
教育委員会教育部長(菊池賢一君) 大変すみません、資料が豊富なものでちょっと私、探すのに手間取りました、大変申しわけありません。 岩谷堂小学校の進捗状況でございますけれども、5月末で36.8%という状況でございます。なお、岩谷堂小学校については工期が11月30日ということで、現段階においては地震等の影響もあって若干おくれぎみというような状況になってございます。 それから、机、いすの調達についてはそういう机、いすの専門メーカーがございますので、その辺の状況を把握しながら適正な発注で調達してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 27番佐藤修孝議員。
◆27番(佐藤修孝君) 机、いすにかかわってですが、胆沢第一小のシックスクール問題では、机がその問題の対象になりました、有害物質を飛散しているその一部になっているという話で、古い机、いすを出して交換したということがありました。 でき得れば、集成材とか合板を使わないで、白木の無垢の木を使ってつくれば何も問題ないわけです。市で地元産材の推進委員会を立ち上げて、要は教育委員会もあるいは市当局も同じテーブルで協議をして、限りなく地木を使いましょうという話で進んでいると思っていますが、例えば紫波町では机、いすも全部地元産材を使ってつくっているわけです。そういう観点から見れば、岩小が終われば今度は前沢の統合小学校も視野にあるわけで、すべてそれを地域材を使って、しかもその地区の地域の工務店とかを使えばそれはかなりの経済効果もあるという部分があると思うんです。ですから、単純に今まで使っている業者委託ではなくて、市のプロジェクトとしてそういう試みがあってもいいような気がするんですが、その辺は全然視野にないわけですか。ぜひその検討をしてほしいと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(渡辺忠君) 菊池教育部長。
◎
教育委員会教育部長(菊池賢一君) 佐藤議員さんのご提言については以前からお話をいただいておりまして、教育委員会といたしましても、実際どうなんだということで岩谷堂小学校のほうに紫波町の学校からものを借りて現場で点検していただきました。 確かにメリットとしては天板が緩く作業等がしやすいとか、木のぬくもりが伝わるとか温かみを感じるとかさまざまありましたけれども、その反面デメリットとして、机自体が木製品ということになると思いますから、重いために掃除等の移動の際には低学年にとってはかなり大変であるというようなデメリットもございました。また、材質がやわらかいために、移動の際に傷つきやすいとか天板にへこみが出そうだとか、使用年数がたつにつれて、我々も小さいときは木製の机の上で鉛筆で傷つけたりなんかしたんですが、角がささくれ立ったりなんかすることが予想されるということで、若干現場としてはデメリットが多い、使いづらいというふうな声が出ておりますので、その辺も勘案しながら、今後の調達については検討してまいりたいというふうに思っております。
○議長(渡辺忠君) 27番佐藤修孝議員。
◆27番(佐藤修孝君) 震災、津波、あるいは原発以来、やっぱり安全性というのがこれからは第一かなというふうな気がします。重いのはいいんじゃないですか。堅牢性という話が前、教育委員長さんからありましたけれども、それは大丈夫だと思うんです。あとは掃除のときの移動がちょっと重いとかという話ですが、言ってみれば重いだけです。モノクロになっていいんじゃないですか。その辺の考え方の違いだと思うんですが、やっぱりせっかく伝統工芸師がいる、たんす職人がいっぱいいるわけですから、新たな分野として市として取り組む選択もあるのかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) ご提案はまことに当を得たすばらしいご提案だというふうに、感心してお聞き取りさせていただいておりました。子供たちが地元の木材に親しんで学校で勉強すると。郷土愛も醸成しつつ地域の林業の活性化にも寄与でき、シックスクール等の対応もできるということでございますので、先ほど教育部長がお話しした分のメリットとデメリットの分という、そういう価値観で判断すればいいのかどうかも含めて、もう少し積極的に議員のご提案を具現化できる方法がないか、具現化するためにはどういうふうな問題があるかというふうなこともしっかりと検討しながら、できるだけ地元産材を利用するというふうな方向で検討していただくように教育委員会にも申し上げますし、また市の部分での用度等についても当然同様な考えはできようかと思いますので、このことについてもしっかり検討してまいりたいと思います。ありがとうございます。
○議長(渡辺忠君) 4番高橋政一議員。
◆4番(高橋政一君) 4番高橋です。2点についてお伺いいたします。 まず1点目は77ページの医師養成奨学資金の貸付金の部分です。1,200万円の減額ということで、これは多分新規での貸与者がなかったのかなというふうにとらえています。既に貸与を受けている方が途中でやめたのではないんだろうというふうに思っています。それで、この当初22年度は何人の予定をしていて、何人分が結局貸与希望者がなかったのかという部分についてお伺いします。 それから2点目なんですが、2点目については127ページの中学校費の衣川中学校の改修工事部分です。これ、繰越明許にも補正があるようなんですが、これはただ単に減額じゃなくて今年度に工事が繰り越されたという考えでいいのかどうかお伺いします。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 医師養成奨学資金貸付事業に関してでございます。 確かに、当初22年度の貸し付け予定者3名です。月額の貸付金につきましては1名、それから入学一時金というのがございます、それにつきまして2名予定をしていたところでございます。ところが、その部分につきまして、実際に月額の貸付金の決定が2名でございまして、その部分480万円ということでございます。当初3,360万円ほど予算措置をしておりましたけれども、貸し付け者数が見込みに到達しなかったというようなことから、1,200万円の減という補正となったということでございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 菊池教育部長。
◎
教育委員会教育部長(菊池賢一君) 127ページ、衣川中学校の減額の関係のお尋ねでございますけれども、まず校舎の改築工事については事業費の確定によって約330万円ほど減額してございます。 もう一点大きいのが衣川中学校の外構工事の部分、2,400万円減額してございますけれども、これについては校舎前の階段の取りつけの関係ですが、若干整備方法について地元との協議、調整に時間を要しているために、22年度についてはやめまして、23年度において工事を実施するというふうな予定にしてございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 4番高橋政一議員。
◆4番(高橋政一君) 奨学資金のことなんですが、これまで医師確保の有効な手段として受けてきていただいたんだと思うんですけれども、要するに市の希望どおりに大体人数的に奨学資金貸与者が受けてもらっているのか、もしそうでないとすれば、どういう今後の対応があるのかお聞きしたいというふうに思います。 それから、衣川中学校の部分につきましては、子供たちの活動に特に影響がなければいいんですが、その辺のところはどうなっているのかお伺いします。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 医師奨学生、こちらで希望人数どおり進んでいるのかというご質問でございますけれども、予算的には新たな医師の養成に関しましては、入学一時金と月額の貸付金、あわせて2名ずつ計上させていただいているという状況でございます。平成19年度からこの制度を設けましてやっておりますが、現在9名の奨学生でございます。そういうことからいきますと2名ずつ程度を想定してやっておりますので、そういう考え方からいくと、こちらの想定どおりにいっているのではないかというふうに考えております。ただ、まだまだ必要な人員を確保しなければならないということにつきましては、言うまでもないというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 菊池教育部長。
◎
教育委員会教育部長(菊池賢一君) 工事を延期した部分については、新しい中学校の校舎の正面からダイレクトに校庭におりようという階段でございます。これがあればすごく校庭に対して近くなるんですが、現在についてはまだその整備について着手してございませんので、既存の西側の通路を使いながら生徒が校舎のほうから校庭におりるという状況で、大きな支障はないというふうに考えてございます。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第9号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり承認することに決しました。 11時30分まで休憩いたします。 午前11時15分 休憩
--------------------------------------- 午前11時30分 再開
○議長(渡辺忠君) 再開いたします。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。
---------------------------------------
○議長(渡辺忠君) 日程第7、議案第10号、平成22年度奥州市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 20番今野裕文議員。
◆20番(今野裕文君) 平成23年度から大幅な国保の引き上げを決定したばかりでありますけれども、今回の補正で基金の繰り入れが3億円減ということで、私の記憶ですと、これから3年間で6億円の欠損が出るという理由で単純平均で1.6倍の引き上げを決定した、その45日後の専決でその半分が繰り入れ減となるのは、これは一般常識からいったらば理解できないんですが、どういうことなのかご説明いただきたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) お答えいたします。 まず平成22年度の財源不足につきましては、前年度対比の上昇率を103.67%というふうに見込みまして、約6億3,000万円財源不足が生じるであろうということで見込んでおりました。 ところが、国庫支出金の収入につきまして約1億1,400万円ほど増ということになりましたし、それから保険給付費でございますけれども、約1億7,800万円ほどの減というふうになったところでございます。保険給付費につきましては、昨年11月ごろまで大体103.67%という数字以上の上昇率を示していたところでございますけれども、それ以後100%を割る上昇率といいますか、99.五、六%というところで推移をしまして、結果的に103.05%というような上昇率になったところでございます。そういった関係から、収支均衡を図っていくという最大の目標がございましたので、6億3,000万円の一般会計からの繰り入れということで見込んでおりましたけれども、3億円余の繰り入れで収支均衡を図ったというものでございます。
○議長(渡辺忠君) 20番今野裕文議員。
◆20番(今野裕文君) 収支均衡を図ったという話なんですが、議会で決めたのは2月15日ですよね、3月31日の専決と。常識としてちょっと理解できないんです。もう半分消えるわけでしょう、予定していたものの。そうしたらばこれからどうなるんですかということになりますよね。そうすれば、この間の引き上げはやり過ぎたと、結果としてそうなるのではないかと思うんです。衣川区に至っては単純平均で倍でしょう。これ、県内でも大きな問題になっています。そういう点では、そういうことになるんじゃないですか。市民には理解してもらえないと、そういう状況でないかと思いますが、いかがですか。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 議員のご指摘はご指摘としまして、私どもは当初6億3,000万円、22年度の財源不足を6億3,000万円というようなことで積算していたということは事実でございます。 ただ、最終的に収支均衡を図ったところで、6億3,000万円から約3億円余をという額でおさまったといえば変な話でございますけれども、そういったものになったというところでございます。 いずれ2月15日に国保税の引き上げにつきましてご承認いただいたということもございます。そして3月末にはまた3億円余ということで減額するということはおかしいのではないかということでございますけれども、その際の見込みにつきまして、こちらとしては把握し切れなかったということがあったことも1つではないかというふうに考えておりますけれども、いずれ今回の国保税の引き上げそれから国保の収支に関しましては、あくまでも単年度で収支均衡を図っていくというのが私どもの計画の目標でございます。そういったことから、3億円余の一般会計からの繰り入れを行って、そして収支均衡をあくまでも図ったということで、我々としましてはそこで6億3,000万円という数字につきましてご提示したというのはそのとおりでございますが、結果的に収支均衡を図る上で3億円余ということになったというものでございます。
○議長(渡辺忠君) 20番今野裕文議員。
◆20番(今野裕文君) 20番今野です。 私は、これ憤りの域にいくと思うんです。源泉徴収されている皆さんは大体1.6倍になっているんですよ、もう既に。年度かわって。今市民税の納入通知書が皆さんの手元に届いていることになっているんだかもしれませんが、今度国保の納税通知書も届くでしょう、これから。その届く前に、見込みの半分がなくなったとなったら、これは理解を得ることはできないんじゃないですか。見直しも必要なんじゃないでしょうか。3年スパンで見るにしても、これだと私は間尺が合わないというんだか、計算が合わないということになるんじゃないかというふうに思うんですが、見直しも含めて検討しなきゃならないんじゃないですか。税金ですので、そもそも2倍にはね上がるなんてことはあってならないと私は思うんで、その点どのようにお考えでしょうか。私は見直しも必要なんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 国保の国保税をお示しした際の計画というのは、あくまでも単年度の収支を均衡させていくという目的で計画を策定したというところでございます。その関係から22年度分につきましては、6億3,000万円ほどの財源不足が生じるということで、その部分について25年度以降に国保税に上乗せをして、そして6億3,000万円の部分を一般会計のほうに戻していくというような当初の計画で考えたところでございますけれども、その部分について6億3,000万円を、後期高齢者の方が25年度から国保のほうに移られるというようなことで、その方々へ6億3,000万円の一部を転嫁するのはどうだろうということから、6億3,000万円分につきまして、22年度に一般会計から繰り入れをして収支均衡を図るというもので、そういった考え方で進めてきたものでございます。 ここでそれが3億円余になったということで、残りの部分はどうなるんだというようなお話かもしれませんが、その部分についてはあくまでも収支均衡を図るための一般財源からの繰り入れということで、私どもは考えておりましたので、収支均衡を3億円余の一般会計からの繰り入れで行ったというものです。 23年度につきましてでございますけれども、23年度につきましては9億3,000万円の財源不足が生じるだろうと。その中で、1億円を一般財源から繰り入れをしまして8億3,000万円について国保税の値上げというような形で不本意ながら引き上げをさせていただいて賄うという予定で行っていたものでございます。 ということから言えば、22年度に6億を入れてその部分を翌年度回しというような形で考えればというようなお話かもしれませんが、いずれ単年度収支を図っていくという計画で進んでおりましたので、22年度は3億円余で単年度収支の均衡を図ったと。そして23年度、今年度につきましてはまだ状況は見えておりませんけれども、いずれ医療給付費の推移等を見守りながら、どのような形になるか今のところはわかりませんけれども、いずれ再度検討していくというようなことが必要であろうというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 33番及川善男議員。
◆33番(及川善男君) 今の部長の答弁を聞いていて、わかるようでわからないというのは、現象はわかりました。ただ、そうした場合、単年度で収支均衡を図るという建前だというのはわかるんですが、じゃ、23年度、これから切符を発行される分を積算する場合、医療給付費の伸びというのはもう国保を引き上げするときに22年度ベースにして検討したわけでしょう。それで、23年度のいわゆる単年度収支、均衡を図るということで先ほどお話しあった9億何がしの財源不足が生じるということから、1億円を一般会計からというふうなことで積算してきているわけですから、そうすると医療給付費の伸びそのものが考え方が変わるということでしょう、数値が、ベースになるものが。 ですから、さっき20番議員が言ったようにわずか45日ぐらいでもう一般会計からの繰り入れを半分にするというふうなことは、単純な見込み違いということにはならないんじゃないかと。そこに政策的な何らかの意図があったというふうに考えられても仕方がないんではないかなと私は思うんですが。 今後のあり方として、現実に賦課してもう切符を出す段取りだと思うんですけれども、その辺のところの見直しは本当にかけられるんですか。さっき部長は23年度についても見直ししなきゃならないような話をしたんですが、現実に切符が交付されている中で、まず23年度見直しかけられるのかということが1つあります。それは、今後の25年ころまでの一定のいわゆる財政見通しを出して、そして税率等について検討されてきた計画があるわけですが、あれ自体はもう見直すということになるのですか。その点、お伺いします。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 今のご質問でございますけれども、税率につきましては毎年度見直しをかけるというふうに考えております。それはさきの計画を立てる際に、毎年度見直しをかけそして収支均衡を図っていくという考え方で進めております。それから、上昇率の103.67%でございますけれども、これは当初の見込みということでございますので、その部分については上昇率を肯定するかどうか、その辺のところはございますけれども、この辺についての考え方の精査は必要な場合も当然出てくるかなというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 33番及川善男議員。
◆33番(及川善男君) 今の説明では市民は納得しないんじゃないかと思うんです。収支均衡だと言いながらも6億3,000万円については、もうこれは入れるということを前提に組んできたわけですよね、22年度の財源不足を見て。ですから、私は当然そこで予想外の結果が出たら、それについては国保会計の中で繰り越していくと、そういう形で手だてをするのが本来のあり方だというふうに思います。その辺が減額していくということになると、一般会計については我々、災害対策もあったので反対はしません、さっきの補正予算について。一般会計のほうで繰出金減額していますから、国保会計の裏打ちについて。ですから、今後の対応として一たん落とすことになって出されているわけですけれども、私はこれについてはやっぱり検討してはどうかと思いますよ、今後。 その点お伺いします。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) この5号補正の部分につきましては、このとおり見込みが逆に、赤字の幅が当初予定よりも少なくなったということで、お約束した部分につきましては確かに2月15日に認定いただいたということでありますけれども、昨年末の部分からご準備をして丁寧に、丁寧にご説明もするというふうなところから始まっております。それが都度都度、その数字が動くというふうな形の中では、説明するというほうもそれから説明を受ける方々もやはりどこを見て考えればいいのだということで、結果してお出しした数字というのは年末におおよそ組める部分だったということですから、2月15日と3月11日の45日間をとってそれはいかがかと言われれば、確かにその理屈も成り立ちますけれども、実はその資料をしっかりと用意したのは3カ月、100日以上も前の部分のところから類推をしていったということでありますから、そこの部分についてはご理解いただければと思います。 また、毎年度見直しをさせていただくということで、そのときにお示しした部分については103.67%で推移をしていくということになると、少なくとも毎年度何千円かずつ上がっていきますよというふうなお話をさせていただき、一定のご理解をいただいたと。上げる部分ですから万やむを得ないという形のご理解だというふうに思うんですけれども。 そのときにも、この議場の中でも討論がありましたけれども、いずれ、であれば毎年上げるのかと、それはやはり許されないと。そのために、上げないための努力は何があるかというふうなご質問にもお答えした部分でありますけれども、私とすれば、今回提案させていただいた値上げにつきましては6億3,000万円、いずれこれは何としても入れるというふうな形で考え、今回この補正には入っておりませんけれども、この部分は例えば来年度において、今財調基金が全然ないわけでございますので、財調をある程度しっかりと蓄えて、今回上げた部分について言えば、今年度の金額がそのまま推移するあるいは下がるというふうな部分に使う原資として考えていくべきお金であろうというふうなことを思っているところでございます。 全体の見通しができた際に、一般会計からの繰り出しという形に最終的にはなろうかと思いますけれども、今、財調がない中で全体のお金として持ち合わせをしておかなければならない状況におきまして、国保という部分だけでなく全体の部分で、今お金をやりくりしながら災害対応もしていかなければならないというふうな状況でもありますので、もう一度お話しさせていただきますが、今回6億3,000万円に対して3億円ほど出す金額が少なかったと、その金額については6億3,000万円ということを1つの定義として今回の値上げをご了承していただいた限りについては、その分の責任を逃れるつもりはありません。要するに、料金に反映される、保険税に反映される分としては、その分は当然お約束どおり市としての責任を持って使われるべきお金であろうというふうに考えております。よって、24年度の見直しにおいて値上げがされない、あるいは多少なりと減額されるための原資として使っていくべき費用であるというふうに考えているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 33番及川善男議員。
◆33番(及川善男君) そうしますと、今の市長の答弁では、一たん減額補正しますが、24年度以降ですか、当初の計画は計画として見直して、この3億円については今後、24年度以降もどんどん引き上げられていくわけですが、それらのいわゆる引き上げ幅を圧縮する、そういう財源として今後活用していくというふうな理解でいいのかということが1つ。それから、私ちょっと理解できないのは、いわゆる22年度の医療給付費の伸びについては見込み違いだったと、当初考えていたよりもそう伸びがなかったという判断で補正したようなんですが、23年度のいわゆる賦課をする場合、税額を算定する際に、医療費の伸びについては当初考えていた伸びでやったのか、それとも22年度の実績が見える中でその伸び率については変えたのかと。変えていないでしょう。当初の25年ころまでの国保の財政計画そのものでやっているんじゃないですか。だとすれば、私はそれ自体がおかしいと。もしそういう数値が出たのであれば、その時点で見直すべきでないですか。1億円を入れて収支均衡を図るという当初の計画があるわけですから、それであればそれに見合って医療給付費の伸びを下げた時点で積算すべきではないですか。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 現状において、国保の会計の独立性というふうなものを見たときに、今回23年度で引き上げさせていただく金額が過剰に皆さんからのご負担をいただくという範囲にはなっていないと思います。 といいますのは、例えば見積り的に103.67%、これが103.06%でありましたか、いずれ見込みより少なかったというふうな部分でありますけれども、確実に23年度においては減額、その金額をもっても償えないというふうな金額が最低限でも1億円以上あるというふうな部分で、1億円の一般会計からのの補てんを行うということを見ながら、その上がり幅についての増嵩を控えたというふうな形でございます。 また、都度都度、年10回の保険税についてその都度今必要な分ずつを徴収するというのは合理的では決してないというふうに思うわけでございまして、見込み違いというふうな部分はそれはそれとして事実あったわけでございますけれども、その全体の調整については、年度を1つの区切りとして、もし余剰というか保険税を下げる状況があればそれはお下げしていくというふうな形になりますし、また1回決めて3年間というふうな形を今とれる状況にない。ということは毎年度変えていかなければならないという状況なんですけれども、それをある程度定額で3年間走らせていくと、その料金、その税を走らせていくということになれば、当然そこには財調をもってその上がり幅のクッションをつけていかなければならないというふうな考え方ができるわけでありますけれども、現状において今奥州市の健康保険税の会計については、そういうふうな調整をできるだけの余裕がないということでございますので、先ほど申し上げましたように、この部分には載りませんけれども、このように皆さんの前で明確にお話しいたしますが、3億円は本来入れるべき部分としてご用意したお金でありますので、それは優先的に保険税の増嵩をとめるために使わせていただくということで、ぜひともご理解いただきたいものだというふうに思うところでございます。
○議長(渡辺忠君) 32番高橋瑞男議員。
◆32番(高橋瑞男君) もちろん国保税関係でのお話なんですが、この予算書の中にも出ております、今市長が申したとおり、部長が申したとおり。せっかく入れたものを、今後を見据えたときにもう23年に既に9億3,000万円を造成しなきゃならないというようなお話を伺ったわけなんですが、それをわかっていて減額したのはいろいろなことがあったろうと思うんですが、私は、これそのまま基金に入れていてもよいじゃないかと、1年なんですよ。それが地震のために使うのかどうか、その辺は私はわかりませんが。そしてさらには今言っているように、毎年見直しをしてその税率を変えていくんだという考え方。しかしながら、それは戻してしまえばすべてがないから、また見直しをしてまた負担をかけるようなことになるのではないかというような思いが私はございます。まずその1点について伺いますし、この間集まりの中でやはり言われたのは、上がるものはみんな平等に上がる、衣川で何ぼ法人持っていっていったのやと言われるんです。人口割から持っていっても一番持ってきたはず。それをどうのこうの言いたくはないんですが、賦課しながら扱われるのは同じであって、あとは見下げられる、いろいろなことで。衣川区民は本当に不満を持っていますよ。この件について説明をしてくださいとか、だから地域に行くの非常に嫌です、集まりには。議員何やっているのやと、正直言って言われます、私。だから熱くもなります。 そんなことで、この辺はどのように今後の見通しについて、やっぱり一定の税率をもって、そして足りなかったら会計から繰り入れするような形で今後考えてもらいたいと。ころころ変わるんだったらだれもができますよ、国保会計について。そんなことも含めてどうなんですか、ご回答願います。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) いずれ税額計算をする際におきましては、ある一定の時期でもって判断せざるを得ない、その時点でのいろいろなデータを用いまして試算をしていくということになろうかと思います。また、22年度の決算は終わりましたんですが23年度の部分の税額、そして23年度の事業についてはまだ終了しているわけではございません。どの時点で、こんなことを言うのもあれですが、どのような感染が蔓延するとも限らないというような状況の中にございますので、23年度の部分の医療費が果たしてどれだけの額になるのかというような時点で、この23年度の税額が多かったか少なかったかというようなことになろうかと思います。 また、その前の段階で、24年度の税率についても検討するということになろうかと思いますけれども、今回のこういったことも参考にしながら、その辺の組み立てを考えまして、そしてまた変わるようであるならば、変えなければならないようであるならば、一定のご説明をする時間といったものも加味しながら、ある時点での判断、その時期がセットされるものというふうに思いますし、その時点の段階で年度末がどうだったのかということにつきましては、なかなかそこまでの部分を考慮するというのは、結果ということにしかなり得ないものでございます。 また、先ほど市長がご答弁申し上げましたような、今回の繰り入れしなかった分につきましても検討させていただきたいというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 32番高橋瑞男議員。
◆32番(高橋瑞男君) 今お話がございましたが、ある程度こういう税率については、その都度その都度という表現でございますが、ますますこういうような世の中になったときに、そして医療費が重なっていくのは何となく、私みたいな人がいるから金はかかるんだなというふうに思っているわけなんですが、しかしながらこういう状況の中で所得がなかなかふえてこない。そうしている中で、国保会計もうまくないからということで、税率加算でますます市民は苦しむのではないかと。 若い人たちもなかなか就職難というようなことで、いろいろな形でこういう世帯主になってもなかなか納めることができないような状況の中で、どうにかして大変だったら税率を変えて負担を願うと。それでは、ちょっと私は納得もしないしおかしいのではないかと、今後の国保会計のあり方について、やはり十二分に検討してそういうことのないように、何年かは安定した税率の中で、このぐらいは常にかかるんだなと。所得関係も含めてございますが、そのような思いを、それが毎年変わるといったらどういうことなのというようなことになってくる。その辺について、それをある程度何年間の一定期間で、あとは繰り入れでやるというようなことができないのか、改めて再質問させていただきます。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 33番議員のご質問にもお答えしたとおりでございますが、本来6億3,000万円お入れするというのが3億円ということで、実質的には奥州市における財調がもう少し豊かであれば、実はもっと先んじていろいろな震災の部分に対する手当てもできていた部分もあろうかと思います。国の判断を待たずに、ではこの原資を使ってと、これは昨日20番議員からも財調との支援との絡みの部分でお話があったところでございますが、現実的にはそういう状況だと。 今、改めてここで市民の皆様にお約束申し上げなければならないのは、この3億円についてはいずれ財調の中にお入れしていくというか積み立てておくものではございますけれども、24年度分の料金を幾ばくでも下げる、あるいは現状を維持するというふうな原資として、要するにここの会計にはないですけれども、保険会計の中で、この部分については一般会計からの補てんということも含めて3億円というふうなものを有効的に使わせていただくことによって、税の増嵩をとどめる、そういうふうなお金として使わせていただくというふうにお約束させていただきます。 またそうでないと、結果的にあの値上げはどうだったんだと言われても、これは何とも弁解しようのない話として受け取られてしまいかねない部分でありますので、改めて市とすれば、ただただ足りないから足りない分だけを皆さんに負担してくださいということとして前回の値上げを提案した部分ではございませんので、今お話ししたような形の中で、税負担をできるだけ高くしない、低い状況でとどめておくというふうな努力については最大限いたしたいというふうに思っているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 32番高橋瑞男議員。
◆32番(高橋瑞男君) 今、市長から約束事のような話がございまして、そのように自分なりに受けとめているわけなんですが、やはり一番大事なのは病気になる前の措置をしなきゃならない。いろいろな健康法があると思いますがそういうような、部長さんいるからなんですが、そのような教室を持つとか、そういうようないろいろな形で、ジョギングをやるとかいろいろございましょう。そういうような形で、それを維持するというようなことで、どういう運動を行っておられるか、奥州市で指導しておられるか、その辺、二、三点ございましたらお願いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) まず、健康を維持するという面でのお話だと思うんですけれども、Zアリーナとかそれから胆沢の悠悠館、また江刺の体育館にはトレーニングルーム等がございまして、結構多くの方々が利用しておるということを承知いたしております。 また、個人の方ですけれどもジョギングをしたりというのはよく見受けられるということですし、保健的に申し上げますと保健センターのほうでは、天空アテルイとか、そういったものは水沢区のほうでやっていますし、それから衣川区も天空アテルイを導入して、集会等の際に行ったりしていると聞いておりますし、胆沢区のほうではゆうゆう練功という、いろいろ普及活動を行っているというところでございます。 また、小中学生、これは大人の方も入りますが、早寝早起き朝ごはんとか、そういった健康の維持に関することをしていただいたりしているところですし、それから各種の健診事業、特に成人病予防の関係でいいますと特定健診、そちらのほうをお受けいただくと、がん検診等もお受けいただくというようなことで健康の維持を図れるような事業を推進しているというところでございます。
○議長(渡辺忠君) 24番千田美津子議員。
◆24番(千田美津子君) 直診会計の部分で3点お伺いいたします。 22ページの直診の部分で、収支11億円ほどの中で診療収入は約半分になっております。それで、繰入金が約4割くらいになっているんですが、この繰入金は合併後どういう状況になっているか、それからさまざま補助金とか手だてがなる以外の部分、いわば赤字分というのは大体どのくらいあるのか、その点お伺いいたします。 それから2つ目は、32ページに医師採用コンサルティング委託料の減額がありますが、この医師採用については、私は1本で、例えば企業会計の部分、水沢、まごころ等も含めて1本でやられているのかなと思ったんですが、これが別にこうなっているという部分では、医師採用の対応についてはどういう手だてになっているのかお伺いいたします。 それから、36ページにどちらかというと診療収入がふえる状況でない中で、医薬材料費が1,300万円ほどふえているんですが、これはどういうことなのか、その3点についてお伺いいたします。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 繰入金の合併後の状況ということでございますね。ちょっと今ここに資料がございませんので、後からということでお願いしたいと思います。 赤字分について幾ら補てんしているかについても、合併後の数字ということでございますれば、一緒にご提示したいというふうに思います。 それから、3つ目が医師採用コンサルティング委託料というものでございますけれども、これは業者に医師採用をお願いいたしまして、そして成功報酬ということで支払うための予算措置でございます。この部分につきましては、コンサルタントを利用した医師の採用がなかったというようなことから減額したというものでございます。この部分は、衣川の医師にかかる費用としてとっていたものというものでございます。 それから、医療用の衛生材料費でございますけれども、これにつきましては、この部分につきましては1,300万円ほどの増ということになっておりますけれども、必要数を見込みながら共同で購入しているものでございまして、当初から絶対数を多く購入しているというものではございません。また医薬材料でございますので、その都度都度購入しているというようなこともございまして、最終的に1,300万円ほどの増となったというものでございます。
○議長(渡辺忠君) 24番千田美津子議員。
◆24番(千田美津子君) 実は、なぜ質問したかといいますと、企業会計と違って非常にわかりづらい状況になっているので、それぞれが大変重要な施設なんですが、その実態を知りたいということで質問しております。できれば、午後からでいいですから先ほどの件も含めてお知らせいただきたいのと、それから医師採用について、私は奥州市として企業会計部分の水沢病院やまごころ病院、それから直診の施設の医師も含めて、トータルでそういう医師確保の対応をとられていると思って、そういう意味での質問をしたわけで、例えば衣川に見つからなかったから予算を減額したとか、そういう中身でない質問の仕方を私はしているので、その辺もあわせて後ほどご答弁をいただきたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 資料については後からということでございますけれども、医師確保の部分で、それぞれ個別に医師確保しているのかということでございますが、医師対策監がすべての医療機関にわたりまして医師確保のほうを行っております。ですので、昨年も衣川の診療所のほうに、これは県を通して参ったわけでございますけれども、そういった際の諸連絡とかそういったことにつきましては、医師対策監を中心に医師確保については行っておりますので、個別にそれぞれということではございません。たまたま個別でということになりますと、国保連とかそういったところにも奥州市としてまとめて医師の確保要請をしております。ですので、個別というものではまたございません。奥州市としてそういったものを行っております。
○議長(渡辺忠君) 暫時休憩いたします。 午後0時14分 休憩
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○議長(渡辺忠君) 再開いたします。 答弁保留がありますので、午後1時15分まで休憩いたします。 午後0時15分 休憩
--------------------------------------- 午後1時15分 再開
○議長(渡辺忠君) 再開いたします。 午前に引き続き議案審議を続けます。 先ほど24番千田美津子議員に対する答弁保留の答弁をいただきたいと思います。 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 直診への一般会計からの繰り出しということでございますけれども、22年度につきましては4億5,690万円ほど出しております。 合併以後ですけれども、約22億円を一般会計から繰り出ししております。 以上でございます。 〔「関連」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 関連ですか。32番高橋瑞男議員。
◆32番(高橋瑞男君) ありがとうございます。 言葉じりというと言葉じりになるのかなということで、確認の意味で質問しますが、先ほど医薬品のお話が出たわけなんですが、病院会計の中では一括購入しているから、そのような努力の中でなるべく安くというようなことでございましたが、部長さんの話ではその都度その都度買っておりますというようなお話をいただいたわけなんですが、そのときその分でもそれはいろいろあろうかと思いますが、その辺はどうなんでしょうということでございます。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 医薬品の共同購入ということでは、平成21年度から医薬品の共同購入は行っております。水沢病院のほうが中心になって、各診療所等の薬品を購入しているところでございます。 薬剤でございますので、そうそう保存がきくものとか、余り長期にわたって保存がきくというものはないと思われますけれども、そういった中で薬価のほう、薬剤の購入単価が上がったりしたものもございまして、それで金額的には増になったというものでございます。 薬剤を共同購入して幾らかでも下げまして、それで効果額を出したいというところでございますけれども、幾らか出ておりますが、そういった状況で現在共同購入を実施しているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 32番高橋瑞男議員。
◆32番(高橋瑞男君) 確認でございますので、その都度その都度ということは、例えば直診で特にこれが必要だという内容についてその都度というふうにとらえればいいんですか。わかりました。ありがとうございます。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第10号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 20番今野裕文議員。
◆20番(今野裕文君) 20番今野です。 私は、議案第10号、平成22年度奥州市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)に反対の立場を表明するものであります。 一般会計では、災害対応を主とする補正でもあり、繰り入れ額については賛成しておりますが、これほど大きな変更がある中で、しかも直前に大幅に国保税を引き上げたそういう状況の中で、こういう議案については事前に財政計画等を示した上で提案されるべきだと考えますので、反対いたします。
○議長(渡辺忠君) 29番新田久治議員。
◆29番(新田久治君) 私は、賛成の立場で討論を申し上げたいというふうに思います。 いろいろ質問があって、それぞれ論議の中で私なりに整理をしながら今立っているところでございますけれども、やはり国民健康保険は皆保険、恒久的な保険でなければならないと、このように原則的に私はそう思っております。今、反対意見としてお話しされたようにこの値上げの段階、アップした段階、あるいはその目標が少々違っているという段階、これらの調整の方法等々について疑問を生じられているわけでございますけれども、私は、先ほど32番の高橋議員が質問されておられましたけれども、やはり安定的な財政基盤を確立するためには、収支均衡というようなお話があったんですが、よく競馬でも収支均衡という話がありますけれども、そういう形で国保会計が進むということは非常に危険があるというふうに私は思います。 したがって、財政調整基金の積み立て、ある一定枠まではそういう形にいち早く持っていくべきだというふうに思います。合併以来、この不均一課税という形の中でできるだけ値上げをしないでこれまで進んできたわけでございますので、一概にこの値上げになったという感もあろうと思いますが、そこは市民の皆さん方のご理解をいただきながら、ぜひ今回の3億円の修正はそれはそれでいいにしても、今後においてはできるだけ財政調整基金に回せるような形の中でぜひ行ってほしいと、こんな思いも含めながら本補正予算に賛成といたします。
○議長(渡辺忠君) 33番及川善男議員。
◆33番(及川善男君) 私は、反対の立場で討論いたします。 今、賛成討論を聞いて、私もうなづけるところはあります。ただ、そうであれば国保財政の基盤強化のために、いわゆる国保会計の中に財調として3億円を積み立てるというほうが、今言われた安定的な国保財政を築いていくという点では全くそういう方法がいいのであって、これを一般会計に戻すということは国保財政の基盤強化には何らならないというふうに私は思います。 今の論理からすれば、そういう点で私はちょっと違うんでないかというふうに思いますし、それから収支均衡、競馬に例えて出されましたが私は競馬とは全く違って、国保会計というのは収支均衡がいいかということでは、私は全く違うと思います。いわゆる社会保障です、国保というのは。そういうことですから、私はそういう論理は成り立たないというふうに思いますので、この本来6億円の一般会計からの繰り入れを予定していたものが、予定外に財政的な余裕が出た場合は、私は積み立てるのであれば国保財政基盤強化のための基金として積み立てるべきだというふうに考えますので、反対いたします。
○議長(渡辺忠君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渡辺忠君) 起立多数であります。よって、議案第10号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第8、議案第11号、平成22年度奥州市
老人保健特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題とします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第11号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第10、議案第13号、平成22年度奥州市
介護保険特別会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第13号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第11、議案第14号、平成22年度奥州市
簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議案となっております議案第14号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第12、議案第15号、平成22年度奥州市
下水道事業特別会計補正予算(第6号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第15号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第13、議案第16号、平成22年度奥州市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第6号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第16号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第14、議案第17号、平成22年度奥州市
浄化槽事業特別会計補正予算(第6号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第17号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第15、議案第18号、平成22年度奥州市
バス事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第18号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第16、議案第19号、平成22年度奥州市米里財産区
特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第19号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第17、議案第20号、平成22年度奥州市国民健康保険ま
ごころ病院事業会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第20号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第18、議案第21号、平成23年度奥州市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 9番関笙子議員。
◆9番(関笙子君) 関でございます。午後おくれて申しわけございませんでした。 災害に関して3点お伺いいたします。 まず第1点ですが、今月、いつも牛まつりが前沢区で開催されております。災害によりましてこれがどのような形になるのかお伺いいたします。 それから2点目でございます。住宅全壊等々で罹災された皆さんが今アパート等に入っておられますが、これのいわゆる賃借料、アパート代の支援、9月までという方もいらっしゃいますし2年間という方もいらっしゃいます。これは、どちらに奥州市としては統一されるのかお伺いいたします。 それから第3点ですが、高速道路の無償化に関して県内の市町村、罹災証明の発行に関してさまざまな条件が付されているようですが、奥州市としてはどのように考えておられるか、その3点お伺いいたします。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 牛まつりとそれから被災者の住宅というか家賃の件については、それぞれ担当のほうから。 きょうも地元紙にも一部掲載されておりましたが、奥州市といたしましては近隣の動向を見ながらということが一つありますし、結論を先に申し上げますと、停電及び断水の被害を受けた方はすべて罹災者だというふうな認定の方向でいこうと、よって全市3日間にわたる全世帯の停電であるということからすると、全員が罹災証明を受ける被災者であるというふうな考え方をしていくべきではないかということで、今検討に入ったところでございます。 ただ、いろいろと考えが分かれるところもございますし、いろいろ問題もあるのかなというふうなところもございますので、基本的にはそうだということでありますけれども、もう少し検討して結果が出次第、素早く対応したいというふうに思っているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) それでは、牛まつりのことについてご答弁申し上げます。 牛まつりにつきましては、9月25日に開催することで決定しております。それについての予算につきましても、当初予算で対応ということで進めております。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 今回の震災にかかる仮設がわりの住宅の支援ということでございます。 まず一つは雇用促進住宅につきましてでございますが、6カ月、9月30日が一応の区切りということで、それから6カ月更新という形になります。家賃については無料ということです。 それから、民間賃貸ですけれども、これにつきましては、一応不動産業者とそれから岩手県とそして借り受けをする方ということで、3者契約という形で入居の日から2年間について家賃を補助するという形になっております。
○議長(渡辺忠君) 9番関笙子議員。
◆9番(関笙子君) ありがとうございます。 牛まつりに関してですが、ずっと長い間、有名な歌手等々四、五百万円くらいかけてお呼びして非常に盛り上げていただいているわけなんですが、市民の中にはそういうのにお金を使うのもまた一考でしょうが、沿岸の皆さんをご招待してはどうかというような話もたくさん出ております。その辺のことについて、どのようなお考えで牛まつりを開催しようとしているのか、内容についてもお伺いしたいと思います。 それから、アパートの家賃ですが、6カ月更新、その条件はどのような条件なのかお伺いいたします。 それから、罹災証明、今市長のほうからお話しいただきました、検討中ということですが、間もなく無償化が始まるので、なるべく早い形でご検討いただければというふうに思います。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) 基本的には実行委員会の中で詳細の事業については決めていくということになっておりますけれども、全体的な考え方といたしましては、やはり内陸のほうから元気を出してという意味合いで、余り萎縮することのないような形で、牛まつりに限らずですけれども、全般の祭りをぜひ奥州市の祭りで元気を出していきたいということが1つ、そして、被災された沿岸の方々につきましても、できる限りいろいろな手段を用いましてというか、そういう形でお呼びするような形も視野に入れながら全体の祭りをそういった形で進めているのが現状でございます。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 6カ月更新ということでございますけれども、賃貸のアパートにつきましては、仮設がわりということで2年ということになっております。それから、雇用促進住宅につきまして、9月30日まで、まずとりあえずそこが期限と。それから、更新、更新で2年までということになっておりますので、その際の手続が必要になるものというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 9番関笙子議員。
◆9番(関笙子君) いずれ牛まつりに関しては、実行委員会のほうに市民の皆様の声も届けていただきながら、ぜひ盛り上げていただいて、沿岸の皆様方もご招待できるようにということをまずはお願いしておきます。 それから、雇用促進のほうですが6カ月更新していくと、それから民間は2年までということで、大変高齢者も多いわけですが、この2年後のことはどのようなふうに考えておられるか、大変心配しておられます。というのは、息子さんというか、子供さんのところに行っている方、あるいは子供さんが近くに家を建てている方もいらっしゃいますが、本当にまるっきり高齢者だけという方もいらして、2年はあっという間ですので2年後がどうなるんだろうというお話をいただいておりますが、この辺のところをもう一度伺いたいというふうに思います。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 仮設に関しては2年間ということで、一応の基準がございます。さきの岩手宮城内陸地震の際も、胆沢の仮設につきましては2年では住宅の復旧等は無理だったということで、やはり3年程度かかったということがございます。その際のことを参考にいたしますと、仮設を延長したと、これは国、県の許可を得て延長したというのがございます。 今回の震災によるものですと、今のところここでああだこうだとはちょっと申し上げられませんけれども、いずれ長期にわたるというようなことが想定されますし、その辺のところで何らかの対応策が打ち出されるのではないかというふうに、今のところは期待しているところでございます。ただそれが今の段階で確たるものといいますか、そういったものは、ここではまだ情報がございませんのでお話しできない状況です。
○議長(渡辺忠君) 9番関笙子議員。
◆9番(関笙子君) 3年ぐらいまでいった、過去にそういうことがあるということですが、今回は全壊されている方の多くが、半分以上の方が高齢者です。とても建てることも、もちろんかなわない状況の方がたくさんいらっしゃいます。これについては、国の施策を待つという今部長の話でしたが、本当にどこも被災されて大変な状況なんですが、やはり市民のこれからの暮らしの重要な部分になってまいりますので、この辺の考え方を市長に一言お願いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 本当に残念なことでありますけれども、大きな震災が起きて、今まで住まっておられた住宅が住むことがかなわなくなったという方々、そして新しく再建するというふうな部分については、将来的なことあるいは現状の資金的なことも考えて、なかなか未来にめどが立たないという方々がいらっしゃるというお話でございます。 基本的には、ただいま部長がご答弁申し上げましたのは、この震災に絡んでの部分の対応ということでございます。現実的に、きっかけはそこであろうとも、奥州市民の皆様の将来にわたるセーフティーネットをしっかりしていくというふうな観点からすれば、まだ少し時間がございますし、またさまざまな支援もこれから出てくる部分がございますので、その中で現実的にその場所から新しく住まいを求めるというふうな部分が難しいという方々がいた際には、違う制度で、要するに市独自あるいは国絡みも含めて違う制度でお支えしていくということを考えていかなければならないと。ですから、あくまでも引き続きご支援というか、お力になってまいりますが、出所が震災なのか、あるいは将来にわたる生活の部分なのかというふうなところによって、切れ目なく支援の体制を変えながらサポートさせていただきたいというふうに、ですからそれは一人一人によってそれぞれ事情が違ってくると思いますので、その辺はまさに福祉の観点から手厚くというか、その方々に寄り添って対応していくということでございますので、その時間とすれば2年間という時間であれば十分な聞き取りから次への移行、次への支援の移行もしていけるものというふうに考えているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 13番小野寺隆夫議員。
◆13番(小野寺隆夫君) 13番小野寺隆夫です。まず2点ほど。 30ページでございます。小学校施設地震災害復旧事業経費にかかわって、第一小学校、今回の地震で外壁が大分落ちているわけですが、これの復旧工事の予算だと思われますが、第一小学校の体育館そのものが耐震補強工事で来年度の計画にあるやに聞いておりますが、これと一体でやったほうが効率的ではないかというふうに思うわけですが、どのようにその点考えられますでしょうか。 それから、第2点目は32ページでございます。社会教育施設の地震災害復旧事業でございますが、皆さんもご存じのとおり、胆沢の文化創造センターの天井が約3分の1ほど客席に崩落したわけでございます。本当に観客がいない夜間だったために、人的被害はなかったので、本当にほっとしておりますが、現場を見るとぞっとするような状況でございます。 それで、これの復旧工事でございますが、あれは天井そのものをあのまま復旧するという計画なのでしょうか。その復旧方法についてお尋ねいたします。
○議長(渡辺忠君) 菊池教育部長。
◎
教育委員会教育部長(菊池賢一君) 胆沢第一小学校の復旧工事と耐震工事との同時施工のお尋ねでございます。 これについては、以前に議員のほうからお尋ねがございまして、なかなか同時施工は難しいというお答えをしておりますけれども、その理由としては、まず現状からいって今回ダメージを受けた側面については早目に復旧していかないと、床に対しても風等で影響を与えるということで、まず復旧工事を優先させるというふうな考えを持ってございます。しかしながら、議員ご指摘のとおり、来年度第一小の体育館については耐震工事、大規模改修等を予定してございますので、できるのであれば同時施工もいいんじゃないかということについては、やはり十分検討に値することでございまして、また一緒にやることによって、いわゆる仮設の足場等については経費が節減できる面もございますので、この辺については、今後財政当局とも詰めながら、できるんであれば、後追いでもできるような形の中で検討してまいりたいというふうに思っております。 第2点目の胆沢文化創造センターの復旧工事の内容でございますけれども、現在設計に入ろうとしているところでございます。その復旧方法に、どういう方法で復旧しようかというその復旧工法についてコンサルやら内部の協議やらで時間をかけまして、ちょっとおくれておりますけれども最終的にはこういう結論になりました。 復旧工法については、現在落ちている天井についてはまた張りかえましょうと。残っている天井については、あのままでは揺れ防止、振れ防止の手だてがありませんので、その辺の防止用手当てをして補強しながらいきましょうということで、これから実施設計を組もうというふうな段取りになってございます。 いずれ、予定とすれば9月いっぱいまでは何とか復旧工事を完成させたいという、今目安を持って事務を進めているところでございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 13番小野寺隆夫議員。
◆13番(小野寺隆夫君) 第一小学校の耐震工事と外壁の工事の一体的施工については、確かに経費の面でも合理的だと思いますし、子供たちが、例えば昨年度の卒業式も体育館でできなかった、入学式もできなかった、そして今もまだ制限されているんですね、使用については。今回、外壁工事でまた一定のところ制限されると思いますし、そしてまた来年耐震工事でまた大工事があると、非常に何か第一小学校、シックスクール以降毎年工事をやっているのかというように思われるし、生徒方、児童に対しても、何回も工事で制限されるというのはいかがなものかなと。効率的な一体的な工事をしたほうがいいと思いますので、検討のほどをお願いします。コメントあればお願いいたします。 それから、文化創造センターですが、あの落ちたところはもちろん新しく張りかえるのはわかりますが、落ちなかったところは補強しながらと。 私は、耐震の基準に天井というのはないというふうに伺っていましたので、やっぱり直接観客とかそういう方々に被害を及ぼすのは、崩壊というよりはああいう天井が落ちるとか、附属のいろいろなものが落ちてくるということのほうが非常に可能性としては高いわけですよね。ですから、確かに耐震診断は大事ですけれども、そういったようなところを本当に吟味していただきたい。 実は、内陸地震のときに、客席ではなかったんですが聴講室とかシーリングルームの天井が落ちているんです。本来、今振り返ってみますとあのとき客席の天井もきっちり見直すべきだったなと、反省点として私はそう思います。そのときは、シーリングルームや聴講室、落ちた部分をそのまま工事やり直しただけで終わったんですが、同じようなことが二度とあってはならないということから、やっぱりきちっとした施工で、先ほど部長は9月ごろまでにはと言いましたけれども、期限よりもきちっとしたもので対応していただきたいというふうに思いますし、それから今回は落ちなかったほかの施設、天井等、やっぱり一度総点検してみる必要もあるのではないかと思います。そのことについてお伺いします。
○議長(渡辺忠君) 菊池教育部長。
◎
教育委員会教育部長(菊池賢一君) 胆沢第一小学校の関係は、先ほどお答えしましたように、まず災害復旧しないと、風等でさらに二次災害というか床面等がいかれてさらなる復旧が必要になるという点もございますので、まず復旧工事を進めたいというふうに思っておりますし、先ほども答弁申し上げましたように財政当局と相談しながら、さらに追加発注ができるかどうかについては検討してまいりたいというふうに思っております。 それから、胆沢文化創造センターについては、当時の設計としては地震に耐え得るという設計の中で建築されたというふうに理解しているわけなんですけれども、現実として今回の震災についてはかなり各施設において天井にダメージを受けているのが現状でございます。 したがいまして、そのほかの施設の点検の必要性も我々は感じてございますので、特に大きな体育館等についてはあのとおりの空間でございますので、落ちたら大変なことになりますので、そういう点検についてもしっかりと対応してまいりたいというふうに思っております。 なお、胆沢文化創造センターの天井の張りかえについては、コンサル等についてもしっかりと基本設計というか工法についてアドバイスを受けながらやっておりますので、そのアドバイスに基づきながら、しっかりとした工事を進めてまいりたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 19番藤田慶則議員。
◆19番(藤田慶則君) 19番です。 震災に関して、関連して2点ほどお聞きします。 1点は、けさのラジオ等でも話されていたわけですが、義援金もありがたい話ではありますが、相手方を指定できるふるさと納税の話があったわけですが、当市としてふるさと納税を受けられているのかお聞きしますし、もう一点は、当市で空き家バンク事業というのがあったような気がしますが、沿岸のほうで被災されて奥州市のほうに移住されるというような話はあるのでしょうか。その点についてお伺いします。
○議長(渡辺忠君) 高梨総合政策部長。
◎総合政策部長(高梨稔君) 2点ご質問がございました。 1つはふるさと納税の関係、正式にはふるさと応援寄附金ということでございますけれども、本年度に入りまして、既に10件ほどちょうだいしているものがございます。例年ですと、今の時期はこのように寄附をいただけることはなくて、年末にかけてという方が大変多いんですけれども、ことしはこの災害を契機にいたしまして、今の時期に寄附をいただいている方がいらっしゃるということで受けとめてございます。この様子からまいりますと、3年前の岩手宮城内陸地震のときにも大変多くの方々に応援をいただいたわけですけれども、ああいったときの状況と同じように、たくさんの方にご寄附をいただけるのかなというふうに期待しているところでございます。 それから、空き家バンクの件は、ちょっと私も具体的に状況を把握してございませんので、状況確認をしてからお知らせしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 19番藤田慶則議員。
◆19番(藤田慶則君) 空き家バンクについては、奥州市らしさを出して優遇措置か何かを講じられて、もし沿岸の方で住宅をなくされた方で奥州市に移住してもいいという方がありましたら、大いに受け入れるというか、優遇措置を講じられるのも1つではないかと考えますがいかがでしょうか。
○議長(渡辺忠君) 高梨総合政策部長。
◎総合政策部長(高梨稔君) ご提案ありがとうございます。 私どものほうとしても、そういった申し出がある場合には積極的にご利用いただけるように進めてまいりたいと思いますし、新たな支援策につきましては内部で検討させていただきたいと思います。
○議長(渡辺忠君) ほかに。 11番阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。何点かお伺いしたいと思います。 この23年度の補正予算(第1号)は4月26日の専決ということで2回目の地震の分も入っているわけでございまして、18ページにあります住宅対策経費に関連いたしましてお伺いしたいと思います。 住宅の被害の罹災証明の件なんですけれども、国の新しい被害認定の基準、傾きのところが基準が変わってきておりまして、3月にお出しした罹災証明でまた4月の地震が起こりまして、さらに家が傾いたりしたときに、従来の基準ではなく、国が見直した新基準が出されておりますので、再発行を検討されているのかどうかお伺いしたいと思います。 それから、18ページの住宅対策経費は、住宅リフォーム制度の分の2,000万円ということだと思います。従来ありました住宅リフォームの事業の助成にさらに被災住宅の復旧事業ということで、要綱を若干見直しされまして事業を開始されているようでございますけれども、本来この住宅リフォーム制度、当初の分と今回の被災者住宅復旧事業とでは目的が違いますので、本来でありますと新しく要綱をつくられて対応すべきだったというふうに思いますが、市長の特段のご判断で何とか住宅被災を受けられた方々をお助けしたいということで、新しく要綱をつくらずに従来ある要綱の上に被災者住宅の復旧事業を重ねて行えるような形をとられたというふうに思いますけれども、この点についてお伺いしたいと思います。もう少し、内容をお知らせいただきたいというふうに思います。 それから、18ページにありますけれども、災害対策事業経費に関連して、先ほどもお話が出ておりましたが、高速道路の無料開放の件につきましてお伺いしたいと思います。 この無料開放の件ですけれども、6月19日で従来の土日の1,000円の上限がなくなり、また無料の社会化実験も終了するということで、被災者支援のために東北自動車道の無料化を行うということなんですけれども、6月14日に行われました災害対策本部会議の中で、この東北自動車道の無料開放のことが出ておりましたけれども、市町村のほうで罹災証明を発行するということになっているんですけれども、先ほど基準を市長のほうからお話しいただいたわけなんですが、確かに市町村で証明を発行ということになっているんですが、何か国土交通省とかネクスコ東日本さんから、こういうふうにやっていただきたいということのお話があったのかどうかお伺いしたいと思います。 それから最後になりますけれども、28ページにあります商工施設の地震被害の復旧事業に関しまして、8,000万円以上の経費がかけられるようでございますけれども、この内容についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 住宅の被災の部分で新たな基準の件でございますけれども、20分の1の傾きにつきましては従来どおり全壊という判定でございますが、60分の1の部分につきましては大規模半壊、そして100分の1、つまり1%傾いた場合には半壊というような新たな基準が打ち出されました。 これに該当する部分につきまして再調査を行ってございます。そして、必要な方につきましては、基準が変わらなければそのとおりよろしいんですが、必要な方については新たなものを発行するという手続でございます。
○議長(渡辺忠君) 及川都市整備部長。
◎都市整備部長(及川文男君) 住宅リフォームに関連してのご質問でございますが、今回の被災者住宅の復旧に向けての制度を検討するに当たりまして、1つは現在の住宅リフォームの中で運用するのがいいのか、新しい制度を確立してやったほうがいいのか、内部でもいろいろ協議をさせていただきました。ただ、この制度の目的そのものは住環境の整備であったり、住宅関連産業あるいは商業を中心とした経済の対策、活性化でありますとか目的そのものが変えないで、被災者住宅については、その取り扱いの運用の一部を見直ししながら対応していくということで、内容的に申しますと、住宅リフォームについては10年以上経過した住宅ということが1つございますが、今回の被災した住宅の状況を見ますと必ずしもそういう状況もないというのがございますし、あるいは手続も事前申請という形が現在の制度になってございますが、もう既に復旧というか手直しされた方もいらっしゃるというふうなこともかんがみまして、事後申請でもいいですよというふうなことも改めてございますし、あるいはかわらの修繕とか市内の業者さんだけでは迅速な対応ができないという部分もございますので、罹災証明を提示された方につきましては、市外の業者でも必要やむを得ないと認める場合についてはそのような対応をするというふうな形で、今回運用させていただいてございます。 いずれ制度の仕組みそのものは現状の住宅リフォーム制度の中で、目的等は変えないで運用の部分で取り扱いを緩和するといいますか見直しをさせていただいたところでございます。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 千葉市民環境部長。
◎市民環境部長(千葉祐君) それでは、私のほうからネクスコ東日本関係の高速道路の無料化措置についてお答えしたいと思います。 この制度は、6月20日から1年間という期間で無料で東北管内の道路が通れるというものでございます。対象となる自動車は東日本大震災により罹災証明書または被災証明書の発行を受けた方が乗車する自動車、その際に被災証明書あるいは罹災証明書とも法人団体に発行されたものを除きますが、各市町村で発行したその原本をもって確認するという中身であります。 ネクスコ東日本なり国交省のほうから何らかの連絡があったのかということでございますが、PRとかポスター、チラシ等についてはご連絡ありましたが、その罹災証明どうのこうのという部分では連絡ございません。罹災証明そのものは各市町村の判断でということになりますものですから、きょうの新聞等に出たとおりでございますし、あとは先ほど市長が答弁したとおりということでございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) それでは、商工施設の地震の被害復旧の事業経費約8,195万9,000円の分ですけれども、14施設の修繕、工事の内容でございます。一番大きいのは、前沢温泉の工事復旧に伴う工事費でございます。これが4,818万4,000円ほどになってございます。そのほかに設計委託料、管理委託料等そこに委託料として記載してある内容が前沢温泉のものということでございます。 それから、施設等の修繕料につきましては、ひめかゆ温泉など11施設、先ほどの14の中の内訳になりますけれども、そういうふうな形になってございます。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 11番阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。ありがとうございました。 地盤にかかわります住宅被害の運用の見直しについては見直していただけるということで、よろしくお願いしたいと思います。 それから、住宅リフォーム制度のほうですけれども、資料を事前にいただいておりました。見せていただきますと、基礎部分とか基礎の補強とか、また柱の補強とか天井、屋根とかが大変多かったわけなんですけれども、基礎の修理とか耐震にかかわるような工事もあわせて行われておりまして、できれば昭和56年以降に建てられました住宅に関しましては、住宅の耐震化のそういうものもあわせて使っていただきながら、本来であれば直していただければよかったのかなというふうに思いますけれども、耐震化のほうの助成は6月1日からということで間に合わなかったのかなというふうに思いますし、また5件程度ということですので、全然足りないというようなことでございます。 ただ、壊れたところを直していただくよりも、やはり耐震化というところを同時にやっていただければよかったのではないかというふうに思いますけれども、その点どのようにお考えになっているのかお伺いしたいと思います。 それから、この住宅リフォーム制度の受け付けの際に、例えば高齢者とか障がい者のためのバリアフリーとかリフォームでありますと、さらに多くの補助金がいただけてよりよい改修ができるわけであります。この一般のリフォームに関しましては何でもいいよということでもありますし、所得の制限もありません。中には、1,000万円近くかけてリフォームをされる方にまで助成を行われているというようなこともございますので、その辺の所得の制限のところとか、一般のリフォームに関しましては、何か線引きが必要なのではないかというふうに思います。 それから、この住宅のリフォームに関しまして行われた方には減税の対象にもなる方もあるというふうに思いますので、その辺のアドバイスをされているのかお伺いしたいと思いますし、また国のほうで行われております住宅エコポイントの対象になる方もいるのではないかというふうに思います。ただの改修ではなく、やはりエコに関する、またバリアフリー等に関するそういう一般のリフォームのほうではやっていただきたいと思いますし、被災住宅に関しましては耐震化につなげられるような、そういう改修になればいいのかというふうに考えますので、その点についてお伺いしたいと思います。 それから、高速道路のほうですけれども、大変いろいろなことが心配されております。この罹災証明、被災証明をさらに多くの方、先ほどの市長のお話でありますと奥州市民全員が対象になるということになれば、罹災証明、被災証明の発行が大変多くなってくるのではないかという心配もございますけれども、その点どのようにお考えになっているのかお伺いします。 それから、この無料開放なんですけれども、ボランティア車両なんかも含まれるというようなことも書かれているんですけれども、そういうボランティア車両に関しましては、1回そういう証明書を発行していただいてずっと使えるものなんでしょうか。その辺もお伺いしたいと思います。 ボランティアの方が現地に行かれるのに市のほうで証明をされるわけなんですけれども、その車両が毎回高速道路を通るたびにボランティアに行っているのかどうかとか、だれがどう証明するんですかというようなこともありますし、確かに被災者の方、避難者の方にとっては高速道路が無料になるというのは大変いいことなんですけれども、そういう区別をどういうふうにつけていくのかというところが大変あいまいでございますので、その点をどのように考えられているのかお伺いしたいと思います。 商工施設のほうの災害復旧事業のところですけれども、ショッピングセンターの災害復旧負担金ということで2,000万円ほどありますけれども、これはたしか江刺のほうのショッピングセンターだったと思いますが、どのような状況で2,000万円かかるのかというようなことをお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 及川都市整備部長。
◎都市整備部長(及川文男君) 住宅リフォームに関連して、耐震改修も併用して運用したらというご指摘でございますが、住宅リフォーム制度につきましては、基本的には他の市の補助金等をいただいている場合については適用しませんとなっています。ただし、耐震改修については併用もできますという形になっておりまして、窓口対応の際にはあわせてPRもさせていただいているところでございますが、耐震診断については全体条件として、耐震診断をしていただいてからの耐震改修というということになりますし、耐震診断した結果1.0以下の要件がございます。いずれその辺につきましては、適切に指導してまいりたいと考えてございますし、今回の震災を受けまして、結構市民からの問い合わせもふえてきてございます。ただし、23年度の予算につきましては5件分の300万円の予算という措置になってございまして、今現在、国、県のほうに増枠について要望しているところでございます。いずれその辺の推移を見ながら今後の対応については検討してまいりたいと考えてございます。 それから、福祉で対応してございます高齢者及び障がい者に優しい住まいづくり推進事業の補助金でありますとか、それらをやったことによって固定資産税の減免を受けられるという部分については、一体的に窓口の中で一応ご説明など、勉強しながら対応させていただいているところでございます。 それから、住宅リフォーム制度の運用の見直しの中で職制限というようなお話もありましたが、いずれ昨年もですけれども、所得制限をつけたほうがいいのでないか、あるいはもっと使いやすい制度にしたほうがいいのでないか、いろいろなご意見をいただいて検討させていただいているところでございます。都度都度の見直しをしながら現在に至っておりますが、まだ所得制限までは踏み込んでいけていないといいますか、そこまでは想定をしていないというのが現状でございます。 いずれ、住宅リフォームについては短期の経済対策としまして宮古市なり花巻市、あるいは盛岡市の商工会議所等の対応でも、結構引き合いが多いようでございますので、今後につきましてはその辺の状況も踏まえながら、さらに検討を深めてまいりたいと考えてございます。
○議長(渡辺忠君) 千葉市民環境部長。
◎市民環境部長(千葉祐君) それでは、被災証明をどのように発行するか等々でございますが、今その部分も含めまして想定しているところですが、なかなかその想定が全世帯なのかとかいろいろございますので、そこを含めて先ほど市長が申し上げたとおり、時間をいただきたいということでございます。 それから、ボランティア関係ですが、現在もこの料金を徴しない車両ということで無料で通っているのを、それを引き続きやるということでありますし、それから大型自動車等については県の振興局で証明するということで、それを持っていけば無料になるということであります。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) ショッピングセンターにつきましては江刺区のショッピングセンターということでございまして、これは平成15年から賃貸契約で市がお貸ししているという形になってございます。そこの中で、いろいろ協定の中で定めておりますけれども、修繕負担に係る部分について、建物については基本的に市が負担するというふうな形になってございます。 それから、イオン所有の部分については当然イオンということで、今回の災害につきましては、全体で市所有施設の建物ということで、1階2階部分があるんですけれども、全体で5,000万円相当の被害が実は出ておりました。そこの中で、イオンとちょっと協議をいたしまして、その中でも今2階部分は余り使われていないということで、そちらのほうの修復については今回は見送らせていただいてということで、営業に差しさわりのある部分を中心にということで今回の補正予算要求という内容になってございます。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 11番
阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) ありがとうございました。 住宅改修のエコポイントの国の制度のことについてご答弁がなかったと思いますので、住宅改修のエコポイントの関係についてお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 及川都市整備部長。
◎都市整備部長(及川文男君) 昨年度と、たしかことし途中で終了したように思っておりましたけれども、それ確認しますけれども、その辺のパンフレットも窓口に配置しまして、今まではPRをしてきたところでございます。
○議長(渡辺忠君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 高梨総合政策部長。
◎総合政策部長(高梨稔君) 先ほど藤田議員からご質問いただきました件、保留しておりましたが、その件につきましてお答え申し上げたいと思います。 空き家バンクの件でございますが、4月以降に1件問い合わせがございまして、この方は気仙沼市の方でございまして、家をなくされたということでどうでしょうかということがあったということでございます。そのほかに、放射能の件を心配してどんなものでしょうという問い合わせが仙台市といわき市から各1件ずつあったということでございます。 4月現在で空き家バンクには今23件登録がございまして、まずは受け入れにつきましては移住希望者を募ってみまして、その反応を見て対応を考えていきたいということでございます。 それから、先ほどふるさと納税の件で金額を申し上げませんでしたけれども、今現在12件で84万円ちょうだいしてございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第21号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり承認することに決しました。 午後2時40分まで休憩いたします。 午後2時22分 休憩
--------------------------------------- 午後2時40分 再開
○議長(渡辺忠君) 再開いたします。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。
---------------------------------------
○議長(渡辺忠君) 日程第19、議案第22号、平成23年度奥州市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第22号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり承認することに決しました。
---------------------------------------
○議長(渡辺忠君) 日程第20、議案第23号、平成23年度奥州市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第23号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり承認することに決しました。
---------------------------------------
○議長(渡辺忠君) 日程第21、議案第24号、平成23年度奥州市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第24号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり承認することに決しました。
---------------------------------------
○議長(渡辺忠君) 日程第22、議案第25号、平成23年度奥州市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり承認することに決しました。
---------------------------------------
○議長(渡辺忠君) 日程第23、議案第26号、平成23年度奥州市
浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第26号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第24、議案第27号、奥州市平泉文化揺籃の地景観条例の制定についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 14番菅原明議員。
◆14番(菅原明君) 14番菅原です。1点お伺いします。 今度の条例に改正になりますその地域、コアゾーンというか景観条例に入るゾーンの中で、お家の改築なり新築なりなさる方が今後出ると思うわけなんですけれども、今度の条例の趣旨に合うようにその方々を導いていくというか、了解していただくとか、そういうような形でその地域で協力してもらいながら、よりよい地域づくりを目指していくためには、やっぱりそういうことでいろいろ工事等に入る方々に、何かの形で市として温かい手を差し伸べてもらえるものが必要ではないのかと思うわけであります。 例えば、長期的でなくてもいいですから、固定資産税、よくお話が出ますけれども、税の減免を3年、5年とかきちっと定めて、そういう方々にはそういうことを市として施すというようなことが必要ではないかと私は常に思っているわけなんですけれども、その件についてぜひ検討していただきたいと思いますが、その考えをお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 及川都市整備部長。
◎都市整備部長(及川文男君) 今回の景観条例に先立ちまして住民説明会をした際にも、いろいろそういうメリットといいますか、何か恩恵がないのかというような、ぜひ設けていただきたいというような要望もいただいてございます。 それで、現在大畑工事で景観に入る生け垣補助とか、例えば板塀の補助でありますとか、そういったような補助がございまして、それと同じような補助制度をこの景観地区にも導入したいと、現在検討しているところでございます。 それから、税の減免については、まだそこまで踏み込んだ減免制度というのは考えてございませんが、今年度から、さらには奥州市全体の景観条例の制定に向けた調査も進めることとしてございます。その全体の中で今後どうあればいいか、税の減免についてはその中で検討を深めてまいりたいと考えてございます。
○議長(渡辺忠君) 14番菅原明議員。
◆14番(菅原明君) それで、いろいろと検討を今後されるということでございますけれども、そのようにぜひ取り計らっていただきたいと思います。長者ヶ原付近の地域、それから白鳥舘の地域にもたくさん今後そういう方々が出ると思われます。それで、はっきりとこういう条例のもとにこういう制度で進めますから、何とか地域の皆さんと一緒にうまく地域が進んでいくような形、問題が起きないような形で進んでいくのが一番いいと思います。 それで、それが決まり次第、日程はいつかわかりませんけれども、地域に入ってこういう方向で市として進めていきますというようなことをきちっと説明する、もしくは市民に教えるというようなことが必要だと思いますので、その件についてお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 及川都市整備部長。
◎都市整備部長(及川文男君) 現在のところ、補助制度については先ほども申しましたとおり、生け垣補助とか板塀の補助でありますとか、あとは擁壁の関係でありますとか、そういったような中で現在の他の補助制度と同様の措置を考えてございます。 いずれあと住民周知につきましては、今回の住民説明会を通じて参加者も非常に少ないような状況でございまして、いざその場面に直面しないとなかなか理解していただけない部分もあるのかなと。そういう中で、今後も住民PRについては十分力を注いでほしいというような要望もいただいてございますので、条例が認められて景観計画が告示になった段階で、改めて住民PRについては努めてまいりたいと考えてございます。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第27号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(渡辺忠君) 日程第25、議案第28号、奥州市
特別導入事業基金条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第28号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第26、議案第29号、
奥州市営浄化槽条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第29号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第27、議案第30号、奥州市
農業集落排水事業分担金条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第30号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第28、議案第31号、字の区域を変更することに関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第31号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第29、議案第32号、奥州市(水沢区)
市営浄化槽整備事業変更契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 32番高橋瑞男議員。
◆32番(高橋瑞男君) 今この内容を見ればそうなのかなということでございますが、今度ここに乗っている耐震工事型ということに、この事業で行いますということなのか、そして5人槽、7人槽、10人槽とございます。これはこの業者さんというかこれ全部請け負ったということなのか、その辺どうなんでしょうということでご質問いたします。
○議長(渡辺忠君) 及川都市整備部長。
◎都市整備部長(及川文男君) 市営浄化槽の設置につきましては、水沢区につきましてはPFI方式を導入して現在行ってございまして、設置等についてはPFIの事業者が設置しましてその後に市が買い取るという方式をとってございます。その他の区につきましては、市の直営事業という形で、入札等を行いながら実施しているところでございます。 今回は、耐震工事を伴った場合についての買い取り価格について追加するものでございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 32番高橋瑞男議員。
◆32番(高橋瑞男君) このPFIですか、それは業者さんがみずからセールスを行い、そして事業を行う。そして事によれば、資格があれば浄化槽の検査も自分がやって届け出をするというようなことで進んできた内容でございましたが、この事業を行った場合、業者さんにいつどのような形で何年かかったらその事業の工事費をお支払いというか、それは決まっておったか決まっていなかったか、正直言って定かでないんです。ただ、二、三年後にはお支払いしますというような議会での話はございましたが、その辺についてどうなんでしょうということでお伺いします。
○議長(渡辺忠君) 及川都市整備部長。
◎都市整備部長(及川文男君) 買い取りにつきましては、基本的に年4回に分けてお支払いしているという状況でございます。基本的にはその年度内で完了した部分を、場合によっては一、二基については翌年度に繰り越すという場面もございますが、基本的には年度内に4回に分けてお支払いしている、買い取りをしているという状況でございます。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第32号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第30、議案第33号、岩手県
市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第33号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第31、議案第34号、岩手県
後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県
後期高齢者医療広域連合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第34号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第32、議案第35号、平成23年度奥州市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 9番関笙子議員。
◆9番(関笙子君) 2点についてお伺いいたします。 これは、実際に市民の皆様から体験談として寄せられた災害のことに関してでございます。 女性の民生委員の方、実は、4月7日の真夜中に災害が起きましていわゆる高齢者の安否確認に回ったと、真っ暗な中回ったということで、声かけをしながら行ったけれども、ガラスの破片の中で高齢者を確認することがなかなか難しかったということで、これは高齢者の安否確認というのはだれが担うべきことになっているのか。今、防災班もできつつありますけれども、その真っ暗な中でとても怖くて途中でやめてしまったというようなお話もいただいておりますので、この辺が今どのような話し合いをなされているかお伺いいたします。 それからもう一点、本庁では対策本部が立ち上げられました。それから、総合支所でも現地対策本部が立ち上げられておるんですが、実は電話も携帯もなかなか通じない中で、やはり電気がついているからでしょうか、前沢の場合はやっぱり100人を超す皆さんが総合支所に集まってこられて、支所の職員の皆さんが一生懸命対応しておられました。本当にありがたいと思いましたが、この辺の連絡がどのようになっていたのか、きちっと連絡はとれていたのかお伺いいたします。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) 1点目の高齢者の安否確認ということでございます。 地震の際に、3月11日、4月7日ということで安否確認を民生委員さんにご依頼したというのはございます。ただ、4月7日の場合につきましては、私どものほうも非常に慌てておりまして、それで民生委員さんに連絡がつけられる方には連絡をしたというのがございます。ただ、夜間でございましたので、その辺の配慮についてちょっと欠けた部分もあったなということで、後からですけれども、夜間の対応についてもう一度いろいろと検討する必要があるというふうに感じております。
○議長(渡辺忠君) 千葉市民環境部長。
◎市民環境部長(千葉祐君) 連絡がとれているかというお尋ねでございますが、基本的には4月7日の場合は夜中だったということもあります。基本的に市の防災計画では、震度5強の場合は職員は必ず来てその職場を点検するということ、ただこれが周知が徹底しているかという部分がありますから、それらも含めて市長が一般質問でも答弁して、これから総括してきちっと検証しなければならないと思っております。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 9番関笙子議員。
◆9番(関笙子君) 震災はいつ何時に起きるか、夜中に起きるかどうかわからないわけです。その中で、やはりこのようなことが実際に起きたわけです。今、ひとり暮らしの高齢者が300人を超えているわけですので、この辺のしっかりしたフォロー、早く発見されれば助かったかもしれないなどという話は後の話であって、そのときの確認の方法というのもきちんと防災班というか、地域の人にお願いするとか、何かそういうことがないとこれは大変なことだなと私は思って聞きました。 今お話を聞きますとまだまだ対策はとられていないように感じますが、この辺もう少し市民の立場になって、実際にいろいろなシミュレーションしながら、あの防災計画、実体の防災計画というのは再構築しなきゃいけないんじゃないかというふうに私は思いますがいかがでしょうか。 それから、本庁の対策本部となかなか総合支所との連絡がとれなかったように思いますが、今いろいろな方法があると思うんですが、この辺も当然市長の指揮命令が届かないことになるわけですので、この辺もうちょっと再構築しなきゃいけないんじゃないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) フォローの体制をしっかりしたほうがいいんじゃないかということでございますが、おっしゃるとおりでございます。現在、社会福祉協議会のほうで地域福祉活動計画の中で、ご近所福祉施策というようなことで活動をこれから開始するというようなことも予定されております。 その中で、要援護者避難支援の個別計画について、どこのひとり暮らしの高齢者の方にその地域内のどなたかが行くと、そして避難するというような、これは時間がかかると思うんですけれども、早急に個別で対応するような計画を、ご近所福祉スタッフとともに考えていきたいというふうに思います。やはり、その地域の中で助け合っていただくということが、今回の災害の中でも一番最初の姿というふうに私ども考えておりますので、地域の中の協力なしにはできないというふうに考えておりますから、それらの活動とそういったものを支えながら対応していきたいというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 千葉市民環境部長。
◎市民環境部長(千葉祐君) 現地対策本部との連絡は無線連絡ではとれていましたが、それだけではとてもとてもあれですので、さらに3月11日の3日間の停電ということも経験していますので、その際もかなり連絡をとるのに苦労していました。実際、職員が現地対策本部の支所のほうに行くと、足で行くということも経験していますので、それらも踏まえて、ご指摘のとおり再構築しなければならないということは考えてございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 9番関笙子議員。
◆9番(関笙子君) ありがとうございます。 やはり、有名無実だと私は思うんですが、今の防災計画の中にある避難所。それぞれ電気がないわけですから、みんな総合支所に集まったわけです、今回は。もう夜ですので、入り口のこういう地べたに皆、職員がどこかから持ってきた畳を敷いて、毛布を用意して寒くないようにして、本当に一生懸命やっていただきましたが、やはりこれらの体験を踏まえて、有名無実とは言いませんけれども、この計画をもっと実体のあるものにしなければいけないと私は思います。まだまだ余震が続きます、いつ来るかわかりません。ぜひここのところを、健常者さえも本当に恐ろしかったわけですけれども、高齢者のひとり暮らしあるいは障がいをお持ちの皆さんにぜひ配慮した計画を再構築すべきと思います。これ、市長に最後にお願いいたします。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) そのように強く認識をしております。発電機等も用意してあって、3月11日の部分は比較的、日中だったということもあって、ある程度準備をしながらと言ったらおかしいですけれども、期間が長かったですが対応ができたと。 しかし、4月7日は11時半ですから真夜中ということであって、うろたえた部分もあったということは、これ事実でございますので、議員ご指摘の部分を含めてしっかり安心していただけるような体制を整えてまいりたいと思います。 〔「関連」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 21番佐藤邦夫議員。
◆21番(佐藤邦夫君) 今の話はもっともですので、ぜひ計画をきちっと立てていただきたいと思います。そのほかに、各地区で、例えば地区センターで車があるはずです。消防とかあるいは市の車両だけじゃなく、地区センターの車も緊急車両に指定をして、そして存分に動けるようにしてほしいと思います。本来は議会でも1台ぐらいは指定してもらいたいんですけれども、今回のようなガソリンがなくなるというようなことは考えられないんですけれども、やはり緊急車両に指定して、各地区地区の、今のようなお話も含めてお互いに助け合える環境整備をしてほしいと思いますので、そういった考えの方向に行ってもらいたいと思いますので、市長の考えをお願いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) まず大規模な停電、そして停電に伴う物流のストップで、その結果として燃料不足ということがございました。今一番考えておりますのは、防災協定を結ぶ中におきましても、市内に所在するガソリンスタンドさんときちっと防災協定を結ばせていただいて、必要なときには、大変恐縮ですが市の緊急車両、命にかかわる部分、あるいは復旧にかかわる部分の燃料を確保していただくというふうな協定を結ばせていただけないかという旨で、まずしっかりとそこの約束を果たしていただけるパートナーを探す。同時に、どこまでが緊急車両であるのかという範囲もあいまいとした部分がございましたので、その部分も決めなければならない。そのところにおきまして、燃料をどういう状況でも優先的に使える地域の車が確実に確保されるということは当然必要だというふうに思っておりますので、まず協定の相手、燃料の確保、そして指定車両の選定の仕方というふうな部分をしっかりと決めて、迅速な対応ができるように体制を整備してまいりたいというふうに思います。
○議長(渡辺忠君) ほかに。 5番佐藤郁夫議員。
◆5番(佐藤郁夫君) 5番佐藤郁夫です。 専決では1つも聞きませんでしたので、補正予算の2号について、5点について質問いたします。ページ数が前後いたしまして恐縮ですが、よろしくお願いしたいと思います。 まず1つは、全体にかかわる部分で、災害関係で2億円程度の追加提案があるというのを聞きましたが、さきの説明の中で総務部長の説明でしたか、まず災害関係で専決も含めて、あるいはこれは2号も含めてだと思いますが22億5,000万円ほどで、単費が約7億円ほどというふうに聞きましたが、追加提案の今度の3号補正も含めて、これですべて大体災害関係が対応できるのかということを、まず1点はお聞きしたいと思います。 それから、2つ目ですが、62ページの関係かと思いますが、いわゆる三セク債のことです。三セク債で24年度中にこれを県と交渉して、お願いしてそれをやるということで何回も出ているんですが、現時点での見通し、それとあわせていわゆる財政計画、これが過般示されましたが、恐らく三セク債を見通して財政計画を立てなければならないというような話でしたので、これは密接に絡むわけですが、この見通しについてお伺いいたします。 それから、3点目ですが28ページ、災害弔慰金、これ750万円の補正ということになっていますが、この内容についてお聞かせいただきたいと思いますし、きのうでしたか、同僚議員の中で、1億2,000万円ほどいわゆる岩手宮城内陸地震の残っている分といいますか、その金額の内訳を再度お聞きしたいと思います。 それから、4点目になりますが、14ページ、53ページ、いわゆる鉱害災害復旧です。新エネルギー産業云々といういわゆる歳入のほうですが、NEDO、前の石炭鉱害事業団だと思いますが、この関係で53ページでいえば今度の補正が出ておりますが、鉱害災害復旧の補正が出ておりますが、この件数と内容についてお聞かせいただきたいと思います。 それから、16ページと18ページ、官民協働型シンクタンク研究員報酬315万円、それから絡んであるのかわかりませんが報償金、18ページ、それから費用弁償58万4,000円、旅費ですがこれの内容について、一般質問の6番菊地議員の質問の中で、市長がある程度の答弁は聞きましたが、ちょっと内容的にもう少し詳しくこの辺をお聞きしたいと思います。 以上、大きく言えば5点を質問いたしますので、よろしくお願いします。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) まず災害対応の補正の件でございますけれども、これですべてなのかどうかということでございますが、この後も3号補正も予定してございますし、補正時点で必要と思われる額の積算の部分を2号補正までに取りまとめたものでございます。なお、国庫とか県のいろいろな補助金収入等につきましても、今回はまだそこにすべてを見込んでいるというわけではございませんで、確定次第その分につきましても補正をさせていただくというような段取りになってございます。 それから、三セク債の件でございます。三セク債の件につきましては、これまでも盛岡市に赴きまして県のほうと2回協議してございますし、起債申請のときにも1回やっていますので、都合3回ぐらい協議しているところでございますが、いずれ今の段階では年数のところまで至っておりませんで、まずその三セク債を導入できるかどうかというところをご指導いただいているところでございます。 また、借りる以上は返さなければならないということですので、行革関係の内容につきましても説明させていただいているところでございます。この三セク債の関係でのスケジュールにつきましては、担当課長のほうから申し上げさせていただきます。
○議長(渡辺忠君) 佐藤財政課長。
◎財政課長(佐藤洋君) それでは、私のほうから三セク債借り入れのスケジュールということで、大きな流れを申し上げたいと思います。 実務的には今月、一応30年償還という案で県の市町村課と協議しました。この案をもちまして県は国と今月中協議ということでございます。ただ、これは固まったわけでもございませんので、一応県のほうでは国と協議するということで、これを受けましてさらに総務省から何らかの指導なり協議があると思いますので、お盆前後には、国のほうから何らかの指導があるものというふうに考えております。 それで、9月にはある程度その指導を受けて、1回はコンクリートして議員初め庁内はもちろんですが、再度これについては協議申し上げたいと思います。最終的には、総務省と年明けに協議という流れになっております。 それで、24年度については秋をめどに借り入れの許可と借り入れ実施というふうに、一応大きな流れでございますが、そういうスケジュールになっております。当然、今まさに6月、7月、県、総務省との協議の中で、議員さんおっしゃいましたように行革の関係やらその辺の歳入歳出の関係、この辺についても今やりとりをしながら、県、国と進めているという状況でございます。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) それでは、災害弔慰金の関係でございます。 奥州市内に住所を有する方が、今回の震災によりましてお亡くなりになったという方が2名いらっしゃいます。災害弔慰金につきましては、その住所地で申請するということになってございまして、生計維持者の方の場合は500万円、それからそれ以外の方の場合は250万円ということでございます。それについて予算化させていただいたというものでございます。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 先ほど、岩手宮城のときの義援金の執行状況のことでございます。県配分の義援金が4億7,633万8,605円、そして市が受け付けました義援金が8,352万6,947円、合計で5億5,986万5,552円というものでございますが、この中で被災された方々へのお見舞金等執行済みのものが4億3,675万3,331円、これが総額でございますが、そのようなもので未執行の部分が1億2,311万2,221円、この額につきましては新たな今回の地震の配分委員会のほうに処分を任されたというものであります。
○議長(渡辺忠君) 菊池農林部長。
◎農林部長(菊池寛君) 佐藤郁夫議員さんの鉱害復旧事業の概要でございますが、亜炭鉱害の部分につきまして今回測量設計委託料、これにつきましては農地等の被災箇所の部分、42カ所程度の分の測量設計を予算として計上してございます。さらに、工事請負費でございますが、工事請負費に関しましては20カ所ほどの農地等の被害の部分と、あとは宅地の被害の部分の1カ所ということで工事請負費を今回計上させてもらってございます。 ただ、予算要求した後にもやはり余震、あるいは雨等の影響によりまして、被災箇所がどんどん陥没箇所がふえてございまして、現在時点までの報告というのは82カ所になってございます。ただ今回のいわゆる1号の専決、今回の補正予算を含めての箇所数は、一応42カ所分で予算を要求してございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 高梨総合政策部長。
◎総合政策部長(高梨稔君) 官民協働型シンクタンクの件についてお答え申し上げます。 当初予算の提案の際に申し上げました内容から、今回組み立て直しをいたしましたので、再提案をさせていただいてございます。 目的に関しては当初と変わってございませんが、社会経済情勢の変化に対応いたしました、簡素にして効率的、あるいは市行政の合理的、能率的運営を実現する方策について、機動的に政策提言をちょうだいするために設置をしようという考え方でございます。 実際に所掌する事務ということになりますけれども、市長の提示する特定課題に関しまして、調査、分析、研究をし、政策形成の上に提言をするというのがまず第一義的な事務でございます。そのほかに重要課題の総合的な判断を行うための政策提言を行う、さらには必要に応じまして実効を上げるための調整についての提言をいただくと、こういう、大きくは3つを考えてございます。 それで、当初の際には政策アドバイザーといたしまして、市の非常勤特別職の職員に週に時間を設定いたしましてお1人勤務いただくというような想定をしての予算提案をさせていただきましたけれども、たくさんの議論をいただきまして、官民協働型シンクタンクとすること、政策アドバイザーと市長との関係、あるいは副市長の役割、それから機動性、柔軟性、創造性を有しながら行政としての実効性を担保することなどを目指すということで、組織の構造や運営方法につきまして再検討いたしまして、今回の予算の提案としたところでございます。 それで、シンクタンクの構成員は民間から5から7人程度、市から5人程度、合計で十数人程度の規模で設置をしようと考えてございます。そのほかに、これは一応コアなメンバーになるわけでございますけれども、課題によりましては専門的な知識を有する方のご助言をいただく場合、あるいは現場に近いところでお考えをお持ちの方々との意見交換をする場面といったことも想定されますので、そういった方々の臨時的な経費も見込みまして予算を組み立て直してございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 5番佐藤郁夫議員。
◆5番(佐藤郁夫君) 質問が5項目にわたりますので、前後するかもしれませんが、それはお許しいただきたいと思います。 まず1点目の災害の関係で、総務部長の答弁ではちょっとわかりかねましたので、要は私が聞きたいのは、まだ補正するのがあるというふうに聞こえたんですが、これは何の分なのかということをもっと具体的にお聞きしたいと思います。わかる範囲で結構ですから。 それから、国の制度が決まっていろいろ中身のやりくりは出てくると思いますが、そのことはいいですが、要するに何が残っているのだということを聞きたいということでございます。 それから、2つ目ですが三セク債、日程的にはわかりました。そこで、まず議会に説明できるのは財政計画も含めて9月になるか、10月になるか、あるいは年末になるかということですが、これ私の個人的考えかもしれませんがかなり厳しいと。いわゆる30年で借りると大体3億円、4億円程度でしたか、払っていくのが。10年が基本だということですが。そうするとかなり前の財政計画ではなかなか、とてもじゃないかクリアできないと。そこで、具体的に例えば、給与の削減とか給与の一時カットとか、そういったようなのも含めていわゆる財政計画をきちっと固めないと、三セク債は借りられないのではないかと私は思っていますが、現段階では6月末あたりに国と協議するだろうということですが、その辺が早目というよりも、きちっとした行革と財政計画と三セク債と、これを組み合わせないと私はできないのじゃないかと思いますので、その辺はどなたか答弁いただきたいと思いますが。 それで財政計画、先ほど私もちょっと悩みましたが、11号補正、専決に賛成したためにいわゆる国保のさっきのやつも、私は実は悩んでいたんですが、こういう財政運営というのはちょっとおかしいんじゃないかと。簡単に言うと単年度で、いわゆる3億円の問題です、これは一般のほうに戻したというか出さなかったというか、そういうことになりますから、そうすると3億円は財調に入っているということですよね。そうすると、財政計画上どういうふうにしていくのかと。市長答弁は、この3億円は国保のために使いますというふうに私は聞いたんですが、そういう財政の組み立てをしていくこと自体が私はおかしいのではないかと。6億円はそういう計画だったので、先ほど何番議員かそういう話をしましたが、6億円を国保に残しておかないとおかしいのではないかと。何か足りなければそっちから持ってきて、そっちから持ってきてという財政運用をしていくと、この財政計画そのものがわけがわからなくなると私はそう思うんですが、そこの答弁をいただきたいと。私はちょっと違うんじゃないかなと。賛成はしましたが、ちょっと違うんじゃないかと。そうじゃないと、市民に対してもあるいは今度の内部での財政計画についてもわけがわからなくなるのではないかと思いますが、その見解をお伺いします。 3点目、750万円はわかりました。それで1億2,311万円、きのうの話だと8,300万円を奥州市にもらって、要は残ったのが1億2,311万円だと。これは、きのうの答弁の中でも、県の許可をもらわなければ執行できないということでずっときたと思うんですが、私はこういうものについて、そもそも岩手宮城内陸地震の義援金を東日本に使うというのはいかがなものか。今となればやむを得ないということですが、岩手宮城内陸地震でもらったんでしょう、そもそも。出したほうもそうだと思います。それを残しておいたということが大体おかしいというふうに私は思うんですが、これの考え方について再度お伺いいたします。 それから、4点目、鉱害復旧費わかりました。それで私、一般質問、何かのときにも出ましたが、いわゆる図面、これはあるはずなんです。ただ、市にあるかどうかわかりませんが、NEDOにあるか経済産業省にあるか、絶対あるはずです。しかし、ただ現実的にはそのとおり掘っているかどうかはわからんと。そのことはそれでやむを得ないんですが、やっぱりその図面を押さえて、そして折衝していくというか、要するに陥没しないと亜炭鉱害で認められませんと、しかし住民は不安だと。したがって、その部分のマップをつくっておくというか、そういったようなのをつくっておいてそして対応していくべきだろうと。例えば藤里の地区センターなんかもそうなんですが、実際にはわけがわからんと。やっぱりものとして国に要求していくと、ここを掘っていますと、これは亜炭鉱害ですということをやるためにも、この地図をとれるはずでないかと私は思いますので、その辺をやったほうがいいというふうに思いますので、もう一度お聞きします。 それから、最後になります。もっと具体的に、内容はわかりました、315万円は何人に払うのかと、5人から7人に払うのかと思いましたが、いわゆる1人ではないと。それから、常勤ではないというふうに理解をしましたが、何に払うのかということと、ちょっと答弁漏れでしたが18ページに43万2,000円と58万4,000円、これはその絡み、報償金がちょっとわかりませんが、旅費はそのことかなと思いますが、これの根拠について伺います。 それであと1回しか質問できませんから。言っている意味は、目的は変わらないと。それでいろいろ過般の議会の中で、議会の意見も含めてちょっと練り直したというか、そうだと理解しますが、政策提言それからあるいは重要課題、重要課題というのは恐らく水沢病院とかそんなことかと思いましたが、これは市長に聞いたほうがいいかと思いましたが、もうちょっと具体的にこういうことをやるのですと。要綱はいいですから、こういうことをやるのですということをもうちょっと具体的に答弁いただければというふうに思います。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 最後の部分についてのお答えを申し上げます。 いずれ重要課題というのは、個々具体でいきますとまず病院、医療関係の部分の状況、それから土地開発公社の状況、これは三セク債を使うといいながらも、今あるものの土地をどういうふうに処分していくべきかというふうなことも含めてのこと、それから奥州市における行財政改革とか、あとは組織の考え方というふうなものは、一定の部分で計画はあるわけでございますけれども、民間の方から見たときにどうあるべきか、あるいはどういうふうなほうが効率的かというふうなところなど、幾つかの項目に絞りながらその方向性をご検討いただくということを第一義の目標として、あわせて協働のまちづくりというふうな形の部分、少し大きな範囲になりますけれども、これはどういう順番かというふうなところは今後考えていかなければならないんですけれども、基本政策とする部分についても、我々が皆さんからのお声も聞きながら、いろいろ考慮しながらいいものということでありますけれども、一歩離れた部分でより具体的なアイデア等があれば、それもお寄せいただきたいという、そういう形の中でアドバイスをいただくグループ、実質的には5ないし7人ということで考えておりますが、それにその項目ごとにはそれぞれ二、三名ずつその方々のご紹介、あるいはより専門家の意見をいただくというようなグループをつくっていくというふうな形です。 常任は5人と7人なんですけれども、そこに例えば金融に強い人をその会議についてはお呼びすると、そして短期間にまずその政策提言をまとめていただくというふうな形を考えていると。そこにかかわる部分の報償費とか旅費とかということで、報償費の部分についてはそういうふうに単発で医療機関の専門家をお呼びするとか、もしかしたら国の機関からお呼びするのは無料かどうかわかりませんけれども、民間の遠くにいる方を少しお願いしてご指導いただくというようなことも含めて、臨機応変に、そして短期間に政策を1つの形としてまとめていただくと。それをもってそれをやるというものではなく、それを見ながら、きちっとした部内でのもみ込みをして、そして議会にお諮り申し上げる形をつくっていきたいということでございます。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 震災対応の経費がまだまだあるのではないかという、何が残っているのかというふうなことでございますけれども、これにつきましては農林サイドの部分でもまだ予算要求出てき得るという部分がございますし、それから商工サイドにつきましてもまだございます。とりあえず修復が必要なものがあったとしても、すべてを1回に直すのか、とりあえずここまでやってから残りを機会を見て直すのかという2段階にセットしたものもあると思いますし、あるいは必要な支援制度といったものも出てくる可能性もございます。 また、歳入のほうにつきましても、国のほうの補助が激甚の関係でどのくらい上乗せしていただけるのかというふうな部分も保留しているところでありますし、起債につきましても単独債の部分についてはプライマリーバランスといいますか、これでもって実質公債費比率が上がるような作用も出てきますので、その辺様子を見ながら計上しようということで、この単独部分については起債をすべて掲げているというものでもございません。今後もこれから災害査定を受ける部分がございますので、必要に応じて補正措置をお願いしようというふうに思ってございます。 それから、三セク債でございます。やはり10年で借りるなり、30年で借りるなり、あるいは20年で借りるなり、その期間についてはまだ確定しているものではございませんけれども、市としては、もし借りるのであれば30年でお願いしたいというふうに思っているところでございますが、その30年で借りるにしても、年間の返済額については相当な費用を捻出しなければならないと。 もちろん財政計画にも、10年で借りるか30年で借りるかあるいは20年で借りるかについて、そこが決まれば財政計画にもそれなりの年間返済額を計上して、財政計画を見直していくというふうな作業が必要でございますし、伴いまして、それの裏づけとしていろいろな行政改革も、この間の23年3月末日付で策定いたしましたものをまた見直しまして、さらに厳しくいろいろな行政改革に取り組んでいかなければならない。その中で、先ほどご指摘ありましたような人件費についても踏み込んていったものでつくり上げていかなければならないというふうに考えてございます。 国保の3億円でございますが、6億3,000万円につきましては、不足分の補てんというような考え方でございましたので、不足分を補てんする額というして6億3,000万円の予定が3億3,000万円ほどで済むということで、3億円を一たんそこから引き算したものでございます。 それから1億2,300万円の岩手宮城内陸地震のときの義援金の残でございますが、あれも相当な年数が経過してございまして、最後の支給の部分がやっと終わったところで最終の配分委員会を開催したということでございます。そういう中で、前回につきましては本当にたくさんの義援金を全国からちょうだいいたしましたし、県からも配分を受けたという中で、表現が妥当ではないかもしれませんが、いろいろな分野にわたって、いろいろな手当てをしてきたというような実績が、執行部分がございます。 今回は、それが全部配分終わる前に新たな地震災害をこうむったということで、今回につきましては、前回に比べればでございますが、かなり額的には小規模でございますので、それらを上乗せして有効に、本来は前回の地震でちょうだいしたものでございますから、前回の地震の被災者の方々にすべて配分し終えるというのが筋でございましたけれども、それの残額は、同じような地震災害で同じように困っている方のほうに回して活用させていただきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 菊池農林部長。
◎農林部長(菊池寛君) 佐藤議員さんからお話がありました亜炭鉱害での図面のお話でございますが、以前の議会におきましてもその話が出まして、昭和50年代に江刺のほうで亜炭鉱害の関係で、復旧の際には、担当者からいろいろ聞きますと図面があったという話で、ただ前回も私どもお話ししたんですが、現在にそれがうまく引き継がれていないんですが、結局は図面を見つけることができないという現状でございまして、今議員さんご指摘のとおり住民の方々にとればいつどこが陥没するかわからないということで、確かにどのように掘ったかは最終的な出来高といいますか、わからないとしても、当初採掘許可を受けるときの図面というのが、鉱害認定をしているのが今経済産業局のほうの担当課ですので、ここが工区であるか工区外かということで図面を持ってきて判定しているということですので、うちのほうでは今議員さんからご指摘がありましたとおり、その災害防止マップといいますか、危険区域のマップを作成するために、ぜひその採掘権者に対して許可したときの図面をお借りしたいということで、これから経済産業局の担当課のほうには依頼、協議してみたいと思います。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 先ほどお答えいたしました岩手宮城内陸地震の際の義援金の使い道でございますが、被災者見舞いのほかにも復興支援とか防災支援とかいろいろな項目を立てて、計画額につきましてはやや配分を受けた額と同額程度にセットしたものでございましたけれども、そういった支援の部分につきまして需用のほうが満たなかったというような部分もございますし、新たないろいろな計画もあったようでございますが、当時やはりいろいろ県からいただいた分については使い道について県からのいろいろな制約もあったというふうに聞いてございますので、その辺で思うような使い方もできなかったものというふうに思ってございます。 以上であります。
○議長(渡辺忠君) 高梨総合政策部長。
◎総合政策部長(高梨稔君) 官民協働型シンクタンクの予算の積算根拠を具体的にということでございましたので、お答え申し上げたいと思います。 まず、最初の官民協働型シンクタンク研究員の報酬でございますが、こちらの考え方は月額5万円といたしまして7名、9カ月分ということで、315万円というふうに計算をしてございます。ページをめくっていただきまして、18ページになりますけれども、共済費の部分につきましては、今回は皆減としてございます。 報償費でございます。こちら、先ほど市長のほうからもお話し申し上げましたけれども、1つは特別に研究員という形で、専門的なご意見をいただく方に出席いただくことを想定したものといたしまして、単価1万5,000円と見まして全部で18人分を計算してございます。そのほかに、先ほど現場におけるご意見をいただく方というふうにお話し申し上げましたが、その方の謝礼といたしまして全部で54名分、単価3,000円で見込んでございます。 それから、旅費でございますけれども、最初のいわゆる研究員の皆様に会場までおいでいただく市内旅費をキロ37円の単価で概算してございます。そのほかに、先ほど申し上げました専門的なご意見をいただくという方々の旅費の分を見込んでおります。それから、現場からのお声をいただくという方々の分の市内旅費を見込んでこのような額にしてございます。 そのほかに、消耗品費といたしまして、書籍等の購入費等があればということで若干見込ませていただいているという内容になってございます。 それから、もう一点、先ほど市長のほうから具体的に課題の内容は回答申し上げたわけでございますが、これは全部ことしのテーマにするかどうかということはまだ議論されていないので、これからでございますけれども、先ほどお話しありましたように、1つといたしましては市政運営あるいは行財政改革に関する部分がそういう課題に当たるでしょうと。それから、地域医療の再生の部分についての、これも大きな課題としてあるでしょうと。それから、先ほど市長から出ました協働のまちづくりの推進にあたる戦略的なプロジェクトのようなものについてもそういったものに当たるでしょうと。それから、地域ブランドの創造のようなものもこういったものに当たるのでないかと。それから、例えば総合計画にあるわけでございますけれども、まちづくりの戦略的なプロジェクトのようなものについても、そういったものに当たるのでないかといった議論がされたところでございます。 以上でございます。
○議長(渡辺忠君) 5番佐藤郁夫議員。
◆5番(佐藤郁夫君) 3回目になりますので、最後に聞くことになると思うんですが、ちょっと私の見解と違っているところがありますので、どっちの見解が正しいかはわかりませんが再度お聞きしたいと思います。 まず、鉱害復旧についてはそういうことで。実は私の前のあたりがえらくいったもんですから、やっぱりずっとやっていただきたいということで、終わります。 まず、全体の災害の関係も了解、わかりました。 先ほど総務部長が国保の関係で、単年度でそうだから3億円引き算したという答弁だったと思うんですが、私が言っているのは、それは引き算すればそのとおりですが、私が言っているのは財政のあり方のことを言っているのです。果たしてそれでいいのかと。引き算すればそのとおり、単年度でそういうことをやれば全くそのとおりです。さっきの大沼部長の答弁のとおり。ですから、そういうのはおかしいんじゃないのと、財政を運営するに当たれば。3億円は財調の中に、これは国保財政の分の3億円ですということになるんでしょう、そういう財政運営がいいのですかと。引き算すればそのとおりですが、そういうことがおかしいんじゃないのということを私は言いたいのです。ですから、引き算したという話はないでしょうと。引き算すればそのとおりですよ。 ですから、それで今度は簡単に言えば、今年度1億円入れるということですが、3億円余ったけれどもあと8億円だけれども、では5億円になるのかというような話になるわけですよ。それはそんなこと一々やっていられませんから、あげるときに6億何ぼ不足しますと、ですからここで予想以上にかからなかったと、しかし3億円は国保の財政に残しておくというのが当たり前じゃないかと私は思いますが、見解が違うということであればですが、財政運営というのは違うと思うんですよ。そうするとわけわからなくなります。一般会計のあれで、例えば3億円もなかったというなら話わかりますが、10号補正の段階で財調は7億5,000万円、11号で24億3,000万円あるわけです。何もなくてとても大変だから3億円使わなきゃならないからというなら、何となく話とすればやむを得ないのかなと思いますが、11号補正で24億3,000万円財調あるわけです。ですからそういうのはちょっとおかしいんじゃないかなと私は思いますので、再度答弁をお願いいたします。 それから、災害弔慰金、これも私は、今となればやむを得ないこともわかりますが、私が言ったのは岩手内陸地震に義援金としてもらったのでしょうと。義援金としてもらって、確かに県がこれだめだとかあれだめだとか、サッカーボール買ってはだめとか墓石はだめとかそんなことはわかりますが、あのメニューになかったということは、メニュー作りかねたというか、そういうことなんですか。 まずそれと県の許可が得られなかったと。これからもありますがというか、義援金にしろ何にしろ、出す側は東日本に出すわけです、同じような震災を受けたからこっちに回していいという話にならないわけです。ですから、今さらはちょっとどうかと思いますが、例えば当時の人に市単独で被災者にプラスすればよかったと私は思いますが…… 〔「それは許されなかったんです。県はだめだと」と呼ぶ者あり〕
◆5番(佐藤郁夫君) そこが、県がだめだと言っているからだめなんだと思うんです。それだから、だんだん言葉おかしくなってきましたが、そうだから、あの義援金はどうなっているんですかと。それ、自治体でしょう、そこが真剣になって県何言っているんだと、もっとひどいよと、住宅壊れたところにプラスしてどうですと、そういうことが自治体ではないのですかと。それを県がだめだと言えばね、まあそういうことです。それで私の見解と違うということですから、もう一度その部分。 それから、シンクタンクについては、内容についてわかりました。それで、取りまとめ、そのままやるということではないでしょうが、副市長の役割、この件について。それから単年度かどうかと、来年度も続くようなニュアンスですが、その辺の2点をお聞かせください。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) まず考え方としてそれは違うのではないかと言われれば、確かにそのとおりかもしれませんが、財調の考え方でありますが、3月11日に大きな地震が起きて、そして予期せぬほどと言えばそうなんですけれども、特交も含めて財調に積み立てる金額が思った以上に見込みよりも多かったということでありますけれども、震災対応する際に財調をもって対応したいということもございましたので、当初6億3,000万円そのとおりでというふうな気もしたわけでございますけれども、とりあえず財調のほうに残しておいて、災害対応できるような形にすべきではないかというふうな判断をした部分であります。 そういうふうな判断をしていくと、会計が財政運営上規律が乱れるのではないかというふうな部分についてはご指摘されればそのとおりかなというふうに思いましたが、この判断時点ではできるだけ財調を持ちながら、できるだけ災害対応ができる状況を整えるべきだというふうに考えたものでございます。よって、その時々というふうなことではあってはならぬというふうな部分の論理からすれば、そのご指摘はそのとおり承らなければならないと。 しかしながら、今次の議会の審査においてその3億円についての考え方は明確化させていただきましたので、その部分については国保の財政として運営されるべきお金ということで、これはできるだけ早目にそういうふうな措置をいたしたいというふうに思っております。 また、義援金の部分でございますが、私が市長に就任した22年の時点でも残っているのであります。22年の中で何か使い道はないかということで、そのことも実は申し上げましたけれども、防災対策というふうな形の部分ではなかなかそういうふうなメニューが見当たらないというふうなこともあって、結果としては大変申し上げにくい、私も議員をしていた時期があるわけですから、その指摘をできなかったと言えばそれまでですが、これはその時系列的な部分から言えば、1年あるいは2年経過している時点で、それが残っているということ自体が私とすれば既におかしい話だと。そして2年もたった後でつけ焼刃のようにそれをどうのと言っても、それもやはりどうなんだろうというふうな、抵抗というか、ある程度の考慮はしたんですけれども、うまいぐあいにそこの部分を見つけ切れずにいたと、その意味では私が就任してからの部分の力不足であったのかなというところは反省すべき点だというふうに思っております。 よって、今次において考え方とすればさまざまな考え方ができようかと思いますので、できるだけいただいた義援金の内容がといえばそのとおりでありますが、同じ奥州市に寄せられたということでありますので、防災あるいはさまざまな形での安心安全をさらに大きく享受できるような、守れるような、そういう意義あるお金として使わせていただくということで、義援金の本旨については守られるべき形をしっかりと整えてまいりたいというふうに思っているところでございます。 3点目の部分につきましては、あくまでも効率化を図って、あるいはスピードを上げながらやっていこうという部分でございますので、本年度において一定の成果が見られれば次もということでありますが、一定の成果が余り見られないようであれば、あり方自体は考えていかなければならない、シンクタンクの件でございます。やはりそのぐらい厳しく、たた予算を冗費するというようなことがないようにミッションを与え、ご提言をいただき、そして市の新しいあり方への切り口の変わった形のご提案もいただき、そして実行しながらそれを具現化しながら、市の健全運営に帰していきたいというふうに思っているところでございます。決してその成果を見ながらということですから、ちょっとあいまいな答えになっちゃいますけれども、よければもう一回という話ありますけれども、使えなければそれはそれとして今年度限りというふうな形になるものかというふうに思います。 副市長の部分は、その5人というふうなところのまとめ役をしていただくというふうな形の役割を果たしていただくということになります。 〔「関連」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 関連。 21番佐藤邦夫議員。
◆21番(佐藤邦夫君) 第三セク債の件で関連してお尋ねします。 部長の答弁で、その前に市長、確認ですけれども、市長はこの土地開発公社の借金を第三セク債を借り入れて支払うというのはもう決めたわけですね、これはまず確認したいと思います。 それから、部長が10年で返すのか30年で返すのかわからないというような答弁でした。ちょっとこれ、私は腑に落ちないんですが、とりあえずまず10年で返すときの1年間の償還金と、30年で返すときの1年間に返すお金の金額を、大体でいいですので教えていただきたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 第三セクター債につきましては、制度上は10年で償還するということになってございます。これで、とても10年ではひどいというようなことで、交渉しながら最大30年ほどまで認められ得るものということですが、基本は10年でございます。ただ、その基本10年のものをあるいは20年、あるいは30年まで認められ得るかどうかということを、これから、今もなんですけれども県と交渉していくというようなことで、この年数がまだ定まっていないというような趣旨の答弁をさせていただいたものでございます。 仮に10年で借りるとなれば年間、初年度と最終年度の違いはあるかもしれませんが大体11億円ちょっとくらいは年間で返していかなければならないお金になると思いますし、30年で借りる場合には平均で年間4億1,000万円ほど。これについては先例がございまして、たしか前に借りたところの例によりますと、初年度では5億1,000万円ほどで、30年目あたりには3億1,000万円ほどということで、平均的には4億1,000万円ほどの年間返済額になろうかというふうに試算しているところでございますけれども、これは正確な計算ではございません。
○議長(渡辺忠君) 21番佐藤邦夫議員。
◆21番(佐藤邦夫君) 1年間で返すにしても4億1,000万円必要だと、10年だと11億円ということで、今の奥州市の財政からいいますと、まず10年ではほぼ無理ではないかと思いますが、その無理かどうかというのをまずお尋ねいたします。 そして、やはりこの土地開発公社、それから水沢病院、競馬、これでもう、例えば30年で借りたとしても、繰り入れを除いて10億円以上のお金を使っているわけです。これをきちっと計画を立ててやってもらわないと、合併した水沢区以外の市は本当に頭に来ますよ。きちっと計画を立てて、何が何でもやるというようなそういう意気込みが全然感じられない。計画を立て、あるいは市の保有財産の処分も含めて、あるいは先ほど出ました人件費の削減、その他もろもろ、本当に不退転の覚悟で死ぬつもりでやってもらわないと。年間10億円もあれば、みんな道路でも何でも要望にこたえられます。これはやっぱりきちっとやってもらわないと、本当に何のための合併だったんだか、我々は合併した…… 〔「賛成しているんだから」と呼ぶ者あり〕
◆21番(佐藤邦夫君) そんな、うるさい、何言っているの。 今さら合併なんて後ろでがたがた言っているけれども、もう少し真剣になってほしいですよ。 〔「そうだよ」と呼ぶ者あり〕
◆21番(佐藤邦夫君) そんな、やっぱり好きで合併したんだろうとか、そういう茶々入れるけれども、そんな言うこと自体がおかしいと言うんです。やっぱりここはみんな歯を食いしばって、そしてこの震災で周りの市町村も助けなきゃならない、協力し合わなければならないときに、やっぱりもう少し真剣になってこの負債を早く返して、この合併した奥州市がさらに飛躍するような取り組みをしてもらわないと、我々合併を推進した立場としても、やっぱりそういうことを言わなければならないし、やっていかなければならない立場でもありますので、ぜひ市長、今の私の話を聞いて、決意をいただきたいと思います。市民の皆さんにやりますと、決意を表明していただきたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 全く不退転の覚悟でしっかりやっていくということでございます。 それで、部長の答弁の部分はそのとおりでございますが、私とすれば30年で何としてもご承認いただくという形の中で、そしてその部分の財政計画、返済における財政もしっかり組み立てながら、どんなことがあっても沈没することなく、継続的に発展できる奥州市をつくり上げていくためにもしっかりとやっていくし、その覚悟を持って市長に就任したというふうに私自身は強く自覚しているところでございますので、このことは何が何でもなし遂げていきたいというふうに強く思っているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 21番佐藤邦夫議員。
◆21番(佐藤邦夫君) ぜひそのようにお願いしたいと思います。まず、いろいろ不満もあっても、やっぱり合併したんだから何とか頑張らなきゃならないというのが市民大半の意見、大半かどうかわかりませんが我々もそういうふうにしゃべっていますし、ぜひ市長1人だけじゃなく職員、議員一丸となってもちろん市民もそうですけれども、一丸となって、わたしはこの3つの問題を解決すれば必ず道は開けると思いますので、市長、副市長を初め職員の皆さんにお願いしておきたいと思います。もう一度だけお願いします。ごめんなさい。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) いずれ最大のポイントはこの3つの条件だと思います、競馬、そして病院、病院については再建債、再生プラン債のところで何とか23年度、少しご援助はいただきましたが、黒字化に成功したというか何とかおっつけることができたと。これを24年度以降もこの予定どおりに返済をしていく、この部分は返済計画できています。そして競馬の部分についても、基本的なスキームの部分は堅持しつつやっていくということでありますから、最後に残ったというわけではないですけれども、一番先送りされてきたこの土地開発公社の問題について、何としても23年度中に道筋を立て、24年度には実行していくというふうな形で、これはしっかりと臨んでまいりたい、しっかりと実行していきたいというふうに思っております。
○議長(渡辺忠君) 20番今野裕文議員。
◆20番(今野裕文君) この一般会計とどう関係あるかわかりませんけれども、先ほど議論出ていましたんで、義援金について確認をしたいんですが。 基本的には県から来ているのは議会にはかからないということですよね。義援金は歳入で受け入れるのは市で来たものだけと。この義援金は、地震発生後、市長は三陸の支援に充てたいというような話をされておりました。これから、県から同じように議会を通らない義援金が配分になると思うんですが、前回の地震、残したのは議員がくれないからだという話ありましたけれども、議会にかからないのですから、なかなか言われてもつらいんですけれども、前回の分は一たん歳入として繰り入れて市が自由に使える状態にできるのか、あるいは今度配分されるであろう義援金と同じように市の裁量の範囲外のところで加算していろいろ使うということになるのか。 市長のこの間の答弁を聞いていれば、一たん市の歳入に繰り入れて市が自由に使えるようにというか、私が勝手にそう理解したのかもしれませんけれども、そういうふうに受け取ったわけですが、今の議論ですとやっぱり市議会なり市の裁量の範囲外でやらざるを得ない、そういう性格のお金なのか。 あともう一つ、財産目録の中にそれがきちんと載っていたかどうか私記憶がないので、そういう性格のものなのか、そこら辺ちょっと確認の意味で、1人飛ばして関連で申しわけないですがお尋ねします。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 区分のところについては、担当部長のほうから補足いたさせますが、3月11日の部分については、被害が受けたのですけれども大きな被害ではなかったと、4月7日の余震よりもということの中で、多くの奥州市あてにいただいた義援金は、奥州市にもという部分もついていましたけれども、沿岸被災者のために使ってくださいというような形で奥州市に託された義援金も少なからずあるということはそのとおりでございます。ですから、およせいただいた方々の思いからすれば、そういうふうな沿岸支援にも使っていくべきお金としてお預かりさせていただいたというふうな認識はしております。 一方、4月7日以降の部分につきましては、まさに奥州市も前回3年前の岩手宮城内陸地震よりも大きな被害をこうむって、実際に被害に苦しんでいらっしゃる市民の方がたくさんいらっしゃるということでございますので、この部分についてはしっかりと奥州市における皆さんに使っていかなければならないと。その割り振りの部分については、今後考慮していくべき部分はあろうと思いますが、県から今後いただくであろう義援金については奥州市に使ってくださいということでございますので、私の考え方からしますと、3月11日以降4月7日までの部分におけるその内容等については沿岸にも使わせていただくということでございますが、前回の分で使い切れなかった分、今後ちょうだいする分というものはすべて奥州市で被災者の方々に配分される、あるいは防災のために使われるというふうなものとして考えていくべきことだろうというふうに思います。 あと、ご質問で不足する分については総務部長のほうからお答えいたします。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 県からの配分金等でございますけれども、これにつきましては歳計外で受けてございまして、そして配分委員会の議を経てそこから持ち得るという方法でやってまいりました。今回につきましても、同じような方法でやっていきたいというふうに思っております。
○議長(渡辺忠君) 20番今野裕文議員。
◆20番(今野裕文君) ちょっと言っている意味がわからないんですけれども、歳計外はわかるんですけれども、前回の1億2,000万円の残のほとんどは県からの配分の残ですよね。市で歳入で受け入れたのは、ほとんど、幾らか残ったのかもしれませんけれども大体使ったんだと思うんです。 その1億2,000万円が市の歳入として振り替えることが可能なのかということをお尋ねしているのです。いわゆる県のお墨つきをいただかなきゃ使えないという話でずっと来たものが、市長の判断で三陸支援に使いたいということをこの場で話されていると思うんです。そうしたときにそれが実際にできてきたのか、今後の経理処理として歳入に受け入れすることができるのか、その点を確認したかったのですけれども、よろしくお願いします。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 前回で残った部分につきましては、今回のような地震がなければ一たん基金のほうに繰り入れて同様のことのように使うというふうなことがございます。ただ、3月11日あるいは4月7日で大きな被害をこうむりましたので、その部分につきまして、前回の、最終回の部分での配分委員会にお諮りいたしまして、これを新たな配分委員会のほうに引き継ぐというような議をいただきましたので、そのような格好で従前のとおり、歳計外のほうから支出をしていきたいというふうに考えているものでございます。
○議長(渡辺忠君) 20番今野裕文議員。
◆20番(今野裕文君) わかりました。 そうすると、私はもう既に基金になっていると思っていたんですけれども、基金を取り崩して歳入に入れるということはしないと。ただ、市長がお話しされたように、三陸支援に幾らか使ったという実績があるんですか。そういうことが実際にできているのかどうかということを、何か確認したいことが何だか確認になりませんけれども、そういうあれにもうなったのですか、ということ、実績あるのですか、使ったという。
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 今回の地震の第1回の配分委員会におきましては、県からの部分、死亡と家屋の全壊で50万円、そして半壊の部分には25万円ということで県からちょうだいしてございますけれども、それに対する市の部分の上乗せという格好で、死亡と全壊については10万円、そして半壊については5万円を支給するというところで、第1回の配分委員会の議を経てございます。今後、今月末に開催を予定してございます第2回の配分委員会で、それ以外の部分について決めさせていただきたいというふうに考えているものであります。この中には、沿岸支援の部分がございますし、あるいは今回の地震の市民の被災者の方に向けられるという部分がございます。 〔「ごっちゃにしないで分けて使って。今度来るお金と前回のは違うんだから」「答えになっていない」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木龍司君) 沿岸部の方に対する支援のために使うといいますか、現在沿岸部の被災者の方をこちらのほうにお連れいたしまして温泉に日帰りしたり、そして一泊したりというような事業がございます。これの分にも充てていきたいというふうに思っている部分がございます。あるいは、沿岸部からこちらのほうに一時避難してきた方々に対する必要な物品、あるいは雇用促進住宅なり市営住宅なりに入居された方々に対する支援、こういったものも当て込んでいきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(渡辺忠君) 質問者、よろしいですか。
◆20番(今野裕文君) 了解。
○議長(渡辺忠君) 11番阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。何点かお伺いいたします。 16ページにあります議員共済負担金について、それから36ページにあります工業振興事業に関連して、それから42ページにありますスマートインターチェンジの進捗状況について、54ページにあります市営住宅の解体費について、お伺いしたいと思います。 議員共済会の負担金なんですけれども、前回も市長にお伺いしたわけなんですけれども、本当に国のほうで法律をいきなり改正いたしまして、市のほうに負担を求めてくると。市のほうでは、一生懸命行革をやられていても5,600万円に上ります金額を負担をさせられると。 確かに年金がなくなるというところで、市にこのような負担をいきなり求めてこられても、大変困るというふうに思うんですけれども、市のほうも何も言わず、議会側も何も言う場所がありませんので何ともいたし方ないような気がしますが、それにしても自治体によりましてはこの負担金を負担しないと、予算計上しないというような自治体も出てきておりまして、公平性に欠けるのではないかというようなことも言われております。市長、この辺どのようにお考えになるかもう一度、前回も聞きましたけれどもお伺いしたいと思います。 それから、工業振興事業に関連してなんですけれども、5月13日に電力の関係で電気事業法27条による電気の使用制限の発動についてということで、500キロワット以上の使用者に対しまして使用制限がかかるということで、経済産業省のほうから事業所に対しましては、500キロワット以上の契約のところに関しましては6月1日付で直接通知が行きまして、使用制限の緩和等の申請はきょうまで、17日までということになっておりまして、本当にいきなり使用制限をかけられまして、しかも岩手県は被災地でありますけれども、関係なくかかるということでございまして、企業さんのほうではさまざまな15%の使用制限をしなきゃいけないということで、例えばラインをとめて土日に工場をやるとか、夜間の操業をされたりとかさまざまな工夫をしなければならないような状況にあるようでございます。 これらの説明会も、6月1日に経済産業省のほうから通達が出て、6月6日に説明会を県1本で1日限り説明会をやって、はい終わりというようなことで、何かあったら言ってきなさいみたいな対応でございまして、またこれらの使用制限に関することも、県は知っていたわけですけれども、市のほうには一切通知がなかったということであります。 企業さんが、例えば土日に工場またはお店等をやるときに、保育のことに関してはどうするんだとかということで、多分問い合わせが来ているはずでございますので、それらについて市ではどう対応されるのか、お伺いしたいと思います。 それから、スマートインターチェンジにつきましては進捗状況、それから市営住宅の解体につきましては、前沢の住宅のことだと思いますけれども、今後どうされるのか、市営住宅の関係についてお伺いしたいと思います。お願いします。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 議員年金といえばいいのでしょうか、議員共済については、正確には1億1,000万円なんです、22年度で。でも、とても初年度で予算組みができなかったので、3分の1というかまず控え目な部分のところでやりながら、過日この震災の絡みで岩手県市長会で東京に陳情に行った際に、総務大臣あるいは民主党の幹事長さんに直接要望書を手渡ししてきたということでありますが、国の見解であると、一時的には負担はかかるものの、長い目で見ると自治体の負担は軽減されるものと思うと。幾ばくかという言葉はないんですけれども、交付税措置されるのだからというような、余りここの場ですから直接的な表現は避けますけれども、どうも真剣に自治体の厳しい財政状況を見ておられないなというふうな部分の、正式なコメントではなかったですけれども、担当者のほうから経由してきたコメントがそういうような状況だということでありますけれども、これはもう少し強く声を上げていくと。あるいは、今は岩手県の市長会レベルですけれども、これは東北とか日本の市長会として声を高く上げていく必要があるものではないかというふうに思っております。でなくても、これまで長きにわたって共済金を掛け続けた議員さんがたくさんこの場所にもいらっしゃるわけでございまして、そういう方々の部分から見れば、本当に約束だけはちゃんと守ってねと言いたくなるような状況でもあろうというふうに思います。 いずれこのようなことがあってはならぬというふうに思うわけでございますので、市としては少なくともその負担についてはやはり国の責任をもってしていただくようにということで、あるいはその分を交付税とすれば、その交付税算入については、別枠で必ずその金額を明記して配付していただくというふうな形をとっていただかなければならないのではないかというふうに、私としては思っておりますので、引き続き要望は上げていきたいというふうに思っております。 以下、電気の使用制限、スマートインターチェンジ、あと市営住宅等々については、担当部長のほうからお答えいたさせます。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) それでは、電気の企業に対する計画停電及びその節電ということでお答えいたします。 まず、私どものほうで東北電力のほうに出向きましていろいろ事情等を聞き取ってございました。そこの中で、一応水沢営業所管内の大口需要が60から70カ所程度、これは金ケ崎町も含むということなんですけれども、その大口需要の企業等については、水沢営業所の担当の方が直接出向いていろいろと説明しているというふうに聞いております。 先ほど阿部加代子議員さんがおっしゃったように、国のほうからの通知とかそういったようなものは正直言って私どものほうには届いてございませんでした。課題としては、確かにいろいろアンテナを高くして情報をとっていきたいという反省は踏まえております。 企業からの要望等の実態でございますけれども、大手の自動車の工場長さんが相談にいらした経過もございます。そこの中に、土日のほうに今度シフトをかえていくということで、それに対しての御子さんの預かり保育のほうが心配だということでございましたので、こちらとしては子ども家庭課と連携しながら、その対応は十分にさせていただきますということで、ご安心をひとついただいているところでございます。 なお、他の企業様に対しても、同様にこちらのほうでご相談いただければということで、そういうふうなことで子ども家庭課のほうと連携しながら対応していきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 及川都市整備部長。
◎都市整備部長(及川文男君) それでは、スマートインターの進捗状況についてでございますが、昨年度奥州市としまして、基本構想を策定して、国、県に対しまして要望したところでございます。その後につきましては、連携を図りながら今まで進めてきたところでございますが、6月に入りまして岩手県のほうから奥州市、矢巾町、滝沢村の3カ所につきまして、今年度広域検討に入るということの連絡をいただいてございます。その協議の中で、例えば矢巾町にすれば岩手医大、滝沢村にすれば渋滞解消というような大きなインパクトのある目的があるんですが、奥州市さんについてはその辺がちょっと薄いですねというようなご指摘もいただいてございます。 そういうことで、今現在、総合政策部を中心にその辺の肉づけ作業をしてございますし、今後県の調査につきましては、推計の交通量の関係ですとかB/Cとか、採算性について検証が行われるわけでございますが、その補完する資料につきまして、ここに予算で400万円ほど掲げていただいておりますが、何とか広域検討の次の段階の俎上に上らせていただきたいということで、現在協力しながら進めているところでございます。 それから、市営住宅の解体費の関係でございますが、前沢区の平住宅につきまして、築50年という形でございまして、一応解体を予定して今回補正予算をお願いしてございます。その後の中長期の課題につきましては、少し時間をいただきながら今後検討させていただきたいと考えてございます。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 11番
阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。 議員共済会の負担金の件ですけれども、市長と私たち議員は二元代表制ということなんですけれども、市長、申しわけないんですけれども市長は4年お務めになると退職金が出ると。議員は、今まで年金という形で私たちも掛けますし、市も掛けていただいていたはずなんです。先輩議員の12年以上の皆様に関しては、年金の選択制もあるみたいなんですけれども、それ以外の議員は、自分の掛けた分の80%しか戻ってこないというようなことで、何かちょっと詐欺に遭ったような気もしないでもないですけれども、法律がそういうふうに変わったのだというようなお話でございまして、退職金もない、年金もないというようなことでございますので、これからの議員のあり方ということで今後考えていかなければならないと思うんですけれども、市政のために、年金が欲しくてやっているわけではないんですけれども、先輩議員の方々、またこれから新しく議員になられようとする方々に対しまして、ある程度の生活保障というようなことも必要かと思います。奥州市のために何らかの貢献をしてきた議員に対しまして、今後のあり方について、市長何かお考えがありましたらお伺いしたいと思います。 それから、電力の使用制限のことでございますけれども、やはり今回震災等がありまして、アンテナを高く張っておかないと、さまざまな、国からの通達がいろいろ出ていまして、市町村によってはがっちりつかんでそれを企業さんに情報を流している自治体もあれば、あれ知りませんでしたというようなところもあったり、国の情報の流し方がいかがなものかというようなところもありますけれども、こういう震災のときでありますので、情報に関しましては常にアンテナを高く上げていただいて、企業さんに対しては、応援できるところはしっかり行政としても応援をしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 それから、市営住宅に関しましてですけれども、計画が全くないのでしょうか。これから立てられるということでしょうか。市営住宅、大変古いものがたくさんございますので、しっかり計画を立てて、また地震がいつ来て、古い住宅が倒壊しないような形で検討を進めていただきたいと思いますので、ご答弁いただいて終わります。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) これは、市長としての答弁ではなくて、今まで議員をしてきてそしてこういう場に立っている1人の市民としてのお話とさせていただきます。 言うことは結構核心に迫ったことをしゃべってしまうんですけれども、私は民主主義のコストというのは普通会計あるいは標準財政規模の1%をもって民主主義のコストと考えてもよいのではないかというふうな持論を実は持っております。そうしますと、当奥州市では、標準財政規模、一般会計は550億円とかあるんですけれども、大体3億円から3億5,000万円の間くらいというあたりが恐らくは民主主義のコストとして当然それはみんなが支払うべきコストであろうというふうに思っています。なぜそのことをお話ししたかというと、その部分において、それがイコール私は議会費でもいいのではないかというふうな持論を持っているものでございます。 議会は、市民の皆様からの代表者でございますから、その使い方についてを議論として議会でもんでいただくというふうな形の中で、市民の方々もそのことにはご同意いただくというふうなスキームが重要でございますけれども、市とすると、例えばこれから予算どりするときには、標準財政規模の1%額はもうこれは枠として議会にお渡しすると。議会のほうは、そこにスタッフとして必要な方々がどのぐらいなのかということも含めてということになるわけでございますけれども、現状の議会費も大体そのぐらいになっているわけであります。これは結果としてそうだったということではなく、積み上げていったらそうなったという話なんですけれども。 ですから、そういうふうな形の中で、足し算でこのぐらいかかったということではなく、総額でこれだけはどうしても守るべきコストなんだというふうな考え方をして、実は言論の府である議会をしっかり守っていただけるような状況をつくっていただく、その守るというふうな中にはそれぞれ皆さんが生活もしていかなければなりませんし、研究、調査もしていかなければならないというコストもかかるわけでありますから、その辺のところをご議論いただきながら、市民の皆さんにご了解いただくと。繰り返しになりますが、市とすれば1%を枠として常に用意しておくというふうな形の中で、今阿部議員がおっしゃられたような、例えばその後の部分の保障というのでしょうか、優秀な方々にいっぱい出てきていただくと、次々に、そういうふうな背景をつくるためにも必要な制度をおつくりいただくというふうなことが重要なことではないのかなと。 ですから、これは一重に奥州市議会だけではなく、例えば岩手県においても東北においてもということに多分なろうと思うんですけれども、そういうふうな新しい考え方をしていかなければならないし、地方分権というのはそもそもどうなんだという話をしていくと、やはりその辺のところにまちの値打ちとか民主化というふうな部分の度合いが示されてくる部分があるのではないかと。 その道に、すごく私よりも精通されている議員さんがたくさんおられますので、そういうふうなご議論をいただきながら、私のほうとすれば、市長が認めないからということではなく最終的に議員の皆様の発議によって決められたことについては、これは待ったなしでそのとおりになるわけでございますので、闊達なご議論をいただきながら、奥州市のためによりよい民主制度をいわば議会が中心になって築き上げていただければと、そのお手伝いをせよと言われれば、それは喜んでする覚悟でございます。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) ご指摘のとおり、しっかりと情報をキャッチするよう今後も努めてまいります。
○議長(渡辺忠君) 及川都市整備部長。
◎都市整備部長(及川文男君) 市営住宅の整備計画については、現在明確な整備計画そのものはございませんで、今後住宅マスタープランの作成の中で、いろいろな角度から検討してまいりたいと考えてございます。 2番飯坂一也議員。
◆2番(飯坂一也君) 簡潔に2件お伺いいたします。 42ページにあります中心市街地整備推進事業経費、先日多目的広場、オープニングしたんですけれども、アンケート等とられておりました。その総括どうなっているか。 それからあと、駐車場はそのときに使った駐車場を今後も使っていくのか、その2つお伺いいたします。 それから、もう一つが、52ページにあります学校給食施設管理運営経費、前沢の統合小学校が再来年度着工されますが、給食センターをこのまま使うのか、それとも新しく建て直すのか、それは今年度中に決めるのではないかと思っているんですが、それが今どうなっているか。 それからお母さん方で今どうなっているのかよく聞かれます、スケジュールですとか懇談会の予定はどのように周知させるつもりであるか。 それから空き校舎の活用、地域で話し合っておりますが、空き校舎の活用の要望というのはいつごろまでに地域として要望を出せばいいのか、その3点教えていただきたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) それでは、大町の商店街の活性化事業、にぎわい創出事業のために、5月29日にオープンいたしました、名称が大町オマケット広場というんですけれども、このときは来場者が延べ1,000人ということで開催することができました。 この総括的なことということでございますが、1つは、今回の企画運営につきましては地元商店街の20から30歳代の後継者世代の方々が中心的な役割となってこれを担当してきたということが、次につながる非常にいい手ごたえが出てきているのかなということが1つ。それから、議員ご指摘のとおり、アンケート調査をとったんですけれども、回答数が55だったんですが、そこの中で20代、30代の方が約半分を占めるというふうな回答の状況でございます。そこの中で、交通手段が車でいらした方が55名中41名ということでございました。課題として、やはり街場のイベントであっても車でいらっしゃる方が多いということで、これらの駐車場の対応の課題というのは今後大きな課題になってきているというふうにとらえているところでございます。 それから、特に楽しみにしていることということで、コンサート、それからバスケットができる機能を持っているものですから、バスケットするのが楽しみで来たという方々の回答が多かったということでございます。 いずれオープンしたばかりでございますが、利用しやすい施設あるいは運営に魅力のある施設として今後も活用いただけるように努めてまいりたいと思っておりますし、それから駐車場のことにつきましては、地権者の方といろいろご協議を重ねさせていただきながら対応をいろいろ検討してまいりたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 菊池教育部長。
◎
教育委員会教育部長(菊池賢一君) 前沢小学校の統合に関連して3点ご質問いただきました。 まず、前沢の給食センターの問題でございますけれども、給食センターについては、ご存じのとおり老朽化しておりまして、新たな統合小学校の用地に給食センターを設置できるような用地については確保してございます。 しかしながら、給食センターをいつの時点で建設するかについてはまだ具体的になっておりませんので、その辺については次期総合計画の中で、広域計画の中で検討しながら整備に向けた取り組みを進めてまいりたいというふうに考えてございます。 2つ目の各種委員会でございますけれども、前沢統合小学校の建設に関しまして5つの委員会を設置する予定でございます。建設検討委員会、それから校名校章校歌制定委員会、伝統文化継承保存検討委員会、学校経営教育課程の検討委員会、5つ目としてスクールバス運行、スクールゾーンの検討委員会という5つの検討委員会を立ち上げる予定でございますが、現在動いているのは校舎建設にかかる建設検討委員会。今月の下旬にスクールバス運行、スクールゾーンの検討委員会を立ち上げていきますし、随時今年度中に残りの3つについても立ち上げながら、それぞれ統合に向けた平成26年4月開校に向けた検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 最後に、統合小学校後の空き校舎の活用の問題でございますけれども、実は先ほど控室の中で、前沢総合支所長ともその問題について話し合っていました。やはり、統合した後に考えるのではなく、早目にこの活用策については検討しなければならないということで、双方確認してございますので、教育委員会だけではなく総務、いわゆる財産管理の面も含めたそういう検討について、できるだけ早目の内部体制を構築してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第35号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 午後4時43分 休憩
--------------------------------------- 午後4時45分 再開
○議長(渡辺忠君) 再開いたします。 午後5時まで休憩いたしまして、6時まで会議を延長いたします。 暫時休憩します。 午後4時45分 休憩
--------------------------------------- 午後5時 再開
○議長(渡辺忠君) 再開いたします。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。
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○議長(渡辺忠君) 日程第33、議案第36号、平成23年度奥州市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第36号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第34、議案第37号、平成23年度奥州市
介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 26番遠藤敏議員。
◆26番(遠藤敏君) 26番です。1件だけ質問いたします。 第4期の介護保険事業計画における介護サービスの基盤整備計画によりますと、この4期の最終年度であります平成23年度に小規模特養、前倒し含めて3カ所あるいは認知症グループホーム9カ所等々一気に整備を進める計画になっておりますが、その手続とか建設の進行状況といいますか、どのようになっているか確認をしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) それではお答えいたします。 まず、胆沢区におきましてグループホーム、これにつきましては、今年度中の完成を見込んで奥州市の社会福祉協議会が整備をするというものでございます。 それから、小規模の特別養護老人ホームでございます。それにつきましては、3カ所でございますけれどもそれの整備が今年度中に終わるという予定で、この部分について推移をいたしております。ただ、資材不足とか震災の影響等がございまして、工事が順調にいくことをこちらは期待しておりますけれども、そういった問題もあるというふうに聞いております。それに伴いまして、今年度いっぱいに224人の施設整備がすべて完了するというふうに考えております。
○議長(渡辺忠君) 26番遠藤敏議員。
◆26番(遠藤敏君) 全体聞きたかったんですが、いずれ今年度中に計画どおり全部、目的達成していくという決意でやっているわけですね。 それで1つ伺うわけなんですが、私が確認している範囲なんですが、早期に手続に入っている事業者もあるんですけれども、これらについても非常に対応がおくれているというふうに聞いております。これはまた前任者、担当者の考え方もあったのかなというふうに思うわけであります。 しかしながら、一般質問、先般ありましたが、特養の待機者が550人以上いる、あるいは認知症の高齢者がどんどんふえているという現実がありまして、こういった方々一人一人がどれだけ苦しんでいるかということは担当部署では十分に知っているわけであります。こういった方にきちんと対応していくためにも、それから今お話しありましたように、今回の震災で非常に資材が難しい状況に置かれているというふうな環境にあるわけです。 そういった中で、やはりこの手続をどんどん早く進めていかないと、今年度中の目標の達成は非常に難しいと思うんです。業者さんたちは、入札して発注しないと資材を集められないわけなんです。事前に集めておいてくれといっても、仕事を受け取らないところでは集めようがないわけです。そうすると、この手続を、県と関連しているわけですが、どんどん進めていかないとおくれていきます。そのことによってどうなるかというと、待機者の方々一人一人がどんどん苦しい状況に追い込まれていくと。 今年度中に整備するという話がありましたが、これは今年度中の計画ではありますが一日も早く、今年度3月31日までじゃなくて一日も早く、この整備をきちっと確実なものにしていくための対策を講じてほしい。一生懸命やっているところにはどんどん積極的に支援してほしいし、おくれている消極的な施設がありますよね、そういうところはやはりどんどん刺激して積極的に進めてほしい。答弁いただいて、質問を終わります。
○議長(渡辺忠君) 大沼健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大沼一裕君) おっしゃるとおりだというふうに思っております。県のほうといろいろと現在も連絡をとっておりますけれども、なかなか内示が出ないとか、そういった事情があるというのはこちらも承知いたしております。震災の絡みで県のほうでもちょっとその部分、事務が滞っているというようなことも聞いておりますけれども、密接に連携を図りながら、早期にやっていただけるようにこちらとしても働きかけをしていきたいと思いますし、こちらも十分にその辺を考慮してやっていきたいというふうに考えます。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第35、議案第38号、平成23年度奥州市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第38号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第36、議案第39号、平成23年度奥州市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第39号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第37、議案第40号、平成23年度奥州市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第40号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第38、議案第41号、平成23年度奥州市
浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第41号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第39、議案第42号、平成23年度奥州市米里財産区
特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第42号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第40、議案第43号、平成23年度奥州市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 11番阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。1点お伺いしたいと思います。 先ほど電力の制限のお話をしたわけでございますけれども、上島浄水場が500キロワット以上の契約ということで、奥州市におきましては水道事業所の1カ所と江刺総合支所、また産業廃棄物最終処分場のところが該当になるようでございますけれども、特に水道事業ということで、15%のカットということになりますと供給に問題がないのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小野寺水道部長。
◎水道部長(小野寺正幸君) お答えいたします。 議員に今ご指摘いただきましたとおり、うちのほう、7月からの節電ということで15%の大口需要家ということで、節電をということで来ております。これにつきましては、4月下旬から国のほうからの事前の確認等がありました。対応できる状況かどうなのか、あるいは体制としてどんな形でやれるかどうかということの調査等がありました。そんな形の中で、準備を進めてきました。うちのほうは桜屋敷の浄水場があるものですから、そういった意味で5%に削減なるのかなという期待があったんですが、その該当には当たらなくて、そのままの対応ができるかどうかということでうちのほうに通知が来たところでございます。 上島浄水場、550キロワットの契約電力でございまして、実際ため水をしているやつの85%ということで、使用許可が417キロワットということで、7月から9月までの対応については土日除いて9時から夜の8時までということでの対応をということです。6月に入りましてから、早速その通知を受ける状況にありましたものですから、現場のほうの確認等がちょっとおくれていました。机上では大丈夫、対応できるということだったので、ポンプ等の操作等を注意すれば何とかできるということで対応は可能ということでおりましたけれども、13日から16日まで、現場のほうでそのポンプを実際に対応させてみました。めどがつきまして、浄水場、桜屋敷とのかかわりの中での対応では大丈夫ということでのめどがつきましたものですから、まずはしっかりとこの部分、部の職員が一丸となってきちんと対応できるような形で今、部の中での確認をしているところということであります。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 11番
阿部加代子議員。
◆11番(阿部加代子君) 11番阿部加代子です。 この制限に、15%カットできなければ1時間につき100万円の罰金、また公表されるということの罰則がついているようでございまして、多分夜間に水をためたりとか、そういう努力されるんだというふうに思いますけれども、机上では大丈夫で13日から16日やってみたということなんですけれども、水ですので出なくなったら大変生活に支障が出ますので、本当に大丈夫なのかどうか、もう一度ご答弁いただきたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 小野寺水道部長。
◎水道部長(小野寺正幸君) 私たちのほうも業務上、これについてはしっかりと現場のほう、職員が委託業者とも連絡をとりながら対応させてもらうということで確認しております。いずれトラブルがないわけではないと、それも想定しながらの対応を考えていこうやということで、まずはこまめにしっかりと対応することで、何とかこの部分、そういう形になったときに進めていきたいという形で努力したいと思います。
○議長(渡辺忠君) 33番及川善男議員。
◆33番(及川善男君) 6ページの資本的収支、収入及び支出のところに今回の補正として配水施設の災害復旧工事に伴う設計費が出ているんですが、まずこの配水施設というのはどこで、どういう災害を受けたのかお伺いします。 あわせて、今回の災害を経験する中で、奥州市の水道事業の長期計画の見直しが必要ではないかというふうに考えます。それはどういうことかといいますと、将来、今、市が持っている自己水源を漸減して、ダムからの取水だけに頼っていくといいますか、一本化していくというのが上水道の計画なんですが、災害があった場合、そういう形で本当に対応できるのかという点で、私は一定の自己水源を残す必要があるんではないかと。専門家の中にもそういう見方をしている方があるわけなんですが、そういう点で、水道事業の将来計画について、今回の震災を機に再検討すべきではないかと考えますが、その点どうお考えなのか。 もう一つは、今回、特に水沢区の水道水は震災あって3日間停電した中でも断水することはなかった、これはあそこの胆沢病院の向こうのほうにある配水塔が2つあって、それからのいわゆる自然流下による給水ができたからだと言われております。もう少し停電が延びれば断水するところだったんですが、あの施設について、旧水沢市の水道事業にかかわった方々がこういう話をしていますのは、あの配水池、いわゆる2塔あるうちの、この間、旧水沢市時代に庁舎建設だとか施設整備のために基金をためてきて合併時に持ち込んだわけですが、その中に配水池の中の塗装をもうやらなければならない限界に来ているということで考えていたようですが、あの施設を引き続き活用していくとなった場合に、そういう手だてが必要な限界に来ているというふうに言われているんですが、その辺はどのようにお考えになっているのかお伺いします。
○議長(渡辺忠君) 小野寺水道部長。
◎水道部長(小野寺正幸君) お答えいたします。 まず1点目の設計委託料の増というところでございますけれども、これにつきましては、この間特別委員会がございまして現場を見ていただいたんですけれども、向山配水池の近くの送水管が壊れてしまったということで、それに伴っての布設がえ工事が必要でございます。今仮設なわけです。これの設計の業務委託の関係での予算ということで、ここに確保させていただいたということでございます。 ですから、配水池の施設云々とここに書いていますが、直接的にはそこの近くの送水管そのものの部分の布設がえの設計があるものですから、それの委託料ということになります。 それから、あとは水源地の部分でございます。うちのほうには35カ所、現在水源地がございます。そういった意味では、今議員さんがご指摘したとおり、今回の災害等で改めてやはり予備的な形の水源も確保しつつ、26年の総水位からいくと受水するという体制をきちんと確保する必要があると。それについては、私たちの中でもそれをイメージはしてきたわけでございますし、その計画の中には組み込んできたわけですが、もう一度その部分精査をさせていただきながら、本当にこれで大丈夫なのかということも、いわゆる予備水源の確保という部分も考えながら、今後やっぱりもう一度検討していきたいというふうに思っているところでございます。 もう一つは、桜屋敷の配水池の関係で、今お話しいただいた部分、私も存じ上げてございます。そのためにも庁舎建設基金を蓄えてきたのだということもお聞きしております。そういう部分の趣旨も踏まえながら、今後基金の有効な活用という部分も進めていきたいというふうに考えているところでございます。 なお、今回の災害に当たりましては、当時そこを設計された方、施工された方にも現場を見ていただいて、もちろん私たちも見たわけですが、私たちでちょっと目視だけで自信がなかったものですから、そういう業者の方に来ていただきながら見ていただきましたが、外見的には大丈夫だと。ただ、今言ったとおり、かなり経過しているものですから、今後やっぱりこういったものをきちんと見つつもその対応についてはやっぱり計画していく必要があるんだろうというふうに思っております。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 33番及川善男議員。
◆33番(及川善男君) 今部長お答えになった件で予備水源、いわゆる自己水源については、飲み水ですから、災害時にきちっと対応できるように、少なくとも各区にそれぞれ自己水源を確保しておくということは大事だと思いますので、そういう考え方でぜひ見直してほしいというふうに思います。 桜屋敷の配水池については、やっぱり具体的に計画にのせてほしいと思います。現在、事業計画の中に全然のっていないわけですよね。ただ、私も先輩職員の方々からお聞きしますと、もう限界になっているはずだという話でした。私もそれ、今まで余り聞いたことなかったので、ぜひ専門的に検証していただいて、やっぱり具体的に事業にのせてほしいというふうに思います。これは市長にお伺いします。
○議長(渡辺忠君) 小沢市長。
◎市長(小沢昌記君) 安全でおいしい水が常に供給されるというのは、これは行政の大きな役割だと思います。よって、特に桜屋敷の大きなタンクは本当に多くの奥州市民の水がめでもありますので、万が一それが使えなくなるというようなことがあれば大変でございますので、今のご指摘どおりしっかりと検証し、そして打つべき手は打ってまいると。それの費用もちゃんとあるわけでございますので、そのことについては十分留意し実行してまいりたいというふうに思います。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第43号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第41、議案第44号、平成23年度奥州市
総合水沢病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第44号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) 日程第42、議案第45号、平成23年度奥州市
国民宿舎等事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 32番高橋瑞男議員。
◆32番(高橋瑞男君) 奥州市のこの国民宿舎について一般質問したわけなんですが、まずちょっと何点か市長にお答えいただきたいというのは、具体的にというようなことでお話ししたわけなんですが、私も再をやらなかった、議長もそれも取り上げてこの分落としたよというようなお話もなかったかなというようなことで、まず1日5,300円でお支払いしている内容について、現在は衣川荘の従業員であるが、あとはどこにあるのか、きっちりとお答えいただきますということについてのお答えがなかったもので、今あえてするわけなんです。 それから、もちろん個々の予算の関係の絡みもございますが、それから新採の日々雇用の人たち、これの福利厚生をきちんとやってもらえるんですか。部長さんから確かに答えをもらったのは、現在の文化がどちらなんだろうなというような思いがありましたから、あえていや、新しい人たちも全部同じ取り扱いをするというようなことで取り扱いしてくださいというようなことで申し上げたが、その辺について、はっきり言うとどちらかなというような思いがございましたので、今お願いするわけです。 次には、従業員同士が、仕事がなくなるというような観点から、安くてもいいんだとかその辺はどうだかわかりません。しかしながら、奥州市でお願いして相乗りで送り迎えをしなさいと。2台の車、多分従業員の方は交互に、多分従業員になったわけだと思いますが、そんな場合はあなたたちお互いに乗せてやれたのだから市では関係ないと、そうじゃなかったらやめてもらうということなのか、今現在はお願いしてやっているというようなことのようですが、その辺についてきちんとお答えいただきたい。 それから、支配人もこの予算の中、報酬というのがございます。900万円の補正をされていますが、その報酬について、支配人も10%のカットになった内容であるか、その辺をお答えいただきたいということでございます。とにかく3回しか質問できないのでございますのでここで少しお話ししますが、委託料というのがございます。その委託料900万円というのはどういうところに払った900万円なのか、その辺がちょっとわからないんで、この件についてひとつお願いしたいということでございます。 それから、もう一点は、この営業関係で100万円ほど出資をしていただいておりますが、結果的にこれは3月の地震の際に何か壊れて買うのか、それとも4月の時点なのか、どちらでどうなったのか、その辺についてこの金額関係がございますが、どちらで壊れてどうなったのか、その辺についてお尋ねしたいということです。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) それではお答えいたします。 ちょっと順序をかえさせていただきます、すみません。 まず最初の、確認なんですが1日5,300円で支払いしてというのは、他の施設でそういう職員がいるかということだったでしょうか。ほかの施設にこの1日5,300円で働いている職員がいるかというお問い合わせだったように思っているんですが、そういうことでよろしいでしょうか、はい。 まず、1番目の問題ちょっと後にさせてください。 2番目の福利厚生の部分でございますけれども、これ新しい人という意味は、清掃委託業者をなさっていた方々が委託をしなくなったというか、経過があったようですけれども、そしてその方々をパートで雇用するという形になった方々については、全く同じような取り扱いで、雇用保険とかそういったようなものに入るようにということで支配人のほうからお話ししております。 それから、3番目の相乗りで通勤という話でございますけれども、これもちょっと話が、私どもで聞き及んでおりますのは、自分たちで通勤するのに相乗りして通勤してきますという、そういうふうな話の流れでのことというふうに聞いてございます。パートの方々は基本的には自分たちで来ていただくという、通勤ですね、そういうふうな形の中での話というふうに聞いております。 それから、4番目の支配人報酬10%カットになっているかということにつきましては、5月支給分から10%カットするという形での話を申し上げたときに、これは前にも申し上げましたが、従業員の方々と話をした結果、10%カットすると言ったときに、当然自分も10%カットで臨むという話でございました。ただこの件につきましては、その後いろいろ内部で協議いたしまして、そして支配人のほうとも協議をいたしまして、この従業員の10%カットの部分については一応手続的にも課題があるということで、今回はその分をあとから戻すといいますか、そういう措置をさせていただくというふうなことでございます。 それから、委託料900万円の内訳ということでございますけれども、1つは電気の保安設備点検、それからエレベーター保守点検、それから従業員の細菌を保持しているかどうかの検査、それからごみ収集、自動ドア点検と多種多様にわたってございますけれども、そのような内容になってございます。 それから、6番目の100万円の出資でございますけれども、これは市のほうで100万円出資するという形で、衣川荘で受けるという形なんですが、内容は4月の余震でお客様に出す食器が約3,000枚ほど破損になりました。金額にして総額で大体400万円ぐらいの被害額になるのではないかという部分の、市としてその分、100万円でございますけれども出資するという内容のものでございます。 1番目のご質問については、ちょっと保留させていただきます。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) すみません。 他の施設の賃金の状況ということでございますけれども、これ、私どもでわかる範囲ということで大変恐縮なんですが、国見平、ここでは期限つきの臨時職員の方は単価が7,050円となっております。それから、黒滝温泉でございますけれども、こちらも臨時職員の方は6,650円から7,050円の間というふうになっています。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 32番高橋瑞男議員。
◆32番(高橋瑞男君) 大変ありがとうございます。 実は今国見平とそういう話に、これも比較でございます、同じような業務をやっているから、部長が言うとおりだというふうに思います。 そのほかにも、奥州市にはいろいろなところがあって、そういう単価構成がずっとなされてきている。そんな中で、私が言うのはインターネットにも見れば出ておりますが、21年度には単価は5,700円から7,050円というふうになっておって、いろいろな一般高卒の採用も、私なりに判断したんですが7,050円掛ける20日で初任給は14万100円というふうに大体書いてあるんです。ですから、私はこれをベースにして、最高でも高校の事務職であれ何であれそういうことかなと勝手に判断するんですが、その辺は部長もいらっしゃいますからひとつお願いしたいし、ただいま見直しを今後少しやっていかなきゃならないというようなことがございますので、あえてそういうものも含めて大変うれしい答えをいただいたと、奥州市も本当に理解してくれたなというような思いで、この件については再度の質問はあとはしませんが、ただ今申したこの辺の基本的な初任給のあり方の件について、ひとつお願いしたいと思います。
○議長(渡辺忠君) 古玉商工観光部長。
◎商工観光部長(古玉庸一君) 従業員といいますかスタッフの方々の報酬につきましては、正直申し上げまして合併前のそれぞれの臨時職員の賃金をベースにして算定していたところがございます。衣川荘につきましては、調べたんですけれども、どうも合併のときの衣川の臨時職員の賃金をそのまま基準としてやってきていたというふうな経過がございます。これは総務部とも相談をいたしまして、ちょっとこれらの是正につきましては検討、対応させていただきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(渡辺忠君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第45号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
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○議長(渡辺忠君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。 よって、本日の会議はこれをもって延会することに決しました。 お諮りいたします。明6月18日及び6月19日の2日間休会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 暫時休憩いたします。 午後5時38分 休憩
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○議長(渡辺忠君) 再開いたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。委員会開催等のため、明6月18日から6月21日の4日間休会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺忠君) ご異議なしと認めます。 よって、6月18日から6月21日までの4日間休会することに決しました。 次の会議は6月22日午前10時から開くことにいたします。 本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。 午後5時40分 散会...