奥州市議会 > 2007-06-18 >
06月18日-07号

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  1. 奥州市議会 2007-06-18
    06月18日-07号


    取得元: 奥州市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-09
    平成19年  6月 定例会(第2回)          平成19年第2回奥州市議会定例会会議録(第7号)議事日程第7号                      平成19年6月18日(月)午前10時開議第1 議案第2号 字の名称を変更することに関し議決を求めることについて第2 議案第3号 奥州市税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて第3 議案第4号 奥州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて第4 議案第5号 平成18年度奥州市一般会計補正予算(第8号)の専決処分に関し承認を求めることについて第5 議案第6号 平成18年度奥州市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第6 議案第7号 平成18年度奥州市老人保健特別会計補正予算(第3号)の専決処分に関し承認を求めることについて第7 議案第8号 平成18年度奥州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第8 議案第9号 平成18年度奥州市下水道事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについて第9 議案第10号 平成18年度奥州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第10 議案第11号 平成18年度奥州市浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第11 議案第12号 平成18年度奥州市介護保険特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第12 議案第13号 平成18年度奥州市バス事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについて第13 議案第14号 平成18年度奥州市米里財産区特別会計補正予算(第3号)の専決処分に関し承認を求めることについて第14 議案第15号 平成18年度奥州市総合水沢病院事業会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第15 議案第16号 字名の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について第16 議案第17号 奥州市一般職の職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について第17 議案第18号 奥州市税条例の一部改正について第18 議案第19号 奥州市手数料条例の一部改正について第19 議案第20号 奥州市訪問入浴介護に関する条例及びまえさわ介護センター条例の一部改正について第20 議案第21号 奥州市農業集落排水施設条例の一部改正について第21 議案第22号 財産の取得に関し議決を求めることについて第22 議案第23号 財産の取得に関し議決を求めることについて第23 議案第24号 ファイルサーバ障害によるデータ消失事故に係る損害賠償事件の和解に関し議決を求めることについて第24 議案第25号 平成19年度奥州市一般会計補正予算(第1号)議定について第25 議案第26号 平成19年度奥州市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議定について第26 議案第27号 平成19年度奥州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定について第27 議案第28号 平成19年度奥州市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)議定について第28 議案第29号 平成19年度奥州市介護保険特別会計補正予算(第1号)議定について---------------------------------------本日の会議に付した事件第1 議案第2号 字の名称を変更することに関し議決を求めることについて第2 議案第3号 奥州市税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて第3 議案第4号 奥州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて第4 議案第5号 平成18年度奥州市一般会計補正予算(第8号)の専決処分に関し承認を求めることについて第5 議案第6号 平成18年度奥州市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第6 議案第7号 平成18年度奥州市老人保健特別会計補正予算(第3号)の専決処分に関し承認を求めることについて第7 議案第8号 平成18年度奥州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第8 議案第9号 平成18年度奥州市下水道事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについて第9 議案第10号 平成18年度奥州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第10 議案第11号 平成18年度奥州市浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第11 議案第12号 平成18年度奥州市介護保険特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第12 議案第13号 平成18年度奥州市バス事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについて第13 議案第14号 平成18年度奥州市米里財産区特別会計補正予算(第3号)の専決処分に関し承認を求めることについて第14 議案第15号 平成18年度奥州市総合水沢病院事業会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて第15 議案第16号 字名の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について第16 議案第17号 奥州市一般職の職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について第17 議案第18号 奥州市税条例の一部改正について第18 議案第19号 奥州市手数料条例の一部改正について第19 議案第20号 奥州市訪問入浴介護に関する条例及びまえさわ介護センター条例の一部改正について第20 議案第21号 奥州市農業集落排水施設条例の一部改正について第21 議案第22号 財産の取得に関し議決を求めることについて第22 議案第23号 財産の取得に関し議決を求めることについて第23 議案第24号 ファイルサーバ障害によるデータ消失事故に係る損害賠償事件の和解に関し議決を求めることについて第24 議案第25号 平成19年度奥州市一般会計補正予算(第1号)議定について第25 議案第26号 平成19年度奥州市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議定について第26 議案第27号 平成19年度奥州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定について第27 議案第28号 平成19年度奥州市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)議定について第28 議案第29号 平成19年度奥州市介護保険特別会計補正予算(第1号)議定について---------------------------------------出席議員(40名)      議長  小沢昌記君      1番  千葉正文君      2番  菅原 哲君      3番  関 笙子君      5番  阿部加代子君      6番  中西秀俊君      7番  菅原 明君      8番  石川和好君      9番  三宅正克君      10番  中澤俊明君      11番  小野寺 重君      12番  及川俊行君      13番  佐々木國男君      14番  千葉悟郎君      15番  高橋勝司君      16番  藤田慶則君      17番  今野裕文君      18番  渡辺明美君      19番  佐藤邦夫君      20番  菅原今朝男君      21番  亀梨恒男君      22番  及川梅男君      23番  菅野市夫君      24番  佐藤絢哉君      25番  内田和良君      26番  千田美津子君      27番  遠藤 敏君      28番  佐藤修孝君      29番  菊池嘉穂君      30番  新田久治君      31番  廣野雅昭君      33番  安倍静夫君      34番  小野幸宣君      35番  安部皓三君      36番  佐藤克夫君      37番  数江與志元君      38番  高橋瑞男君      39番  佐藤建樹君      40番  及川善男君      41番  渡辺 忠君---------------------------------------欠席議員(0名)---------------------------------------説明のための出席者    市長         相原正明君    副市長        岩井憲男君    収入役        伊藤正次君    監査委員       岩渕正力君    教育委員長      千葉啓一君    農業委員会会長    千田榮悦君    教育長        菅原義子君    病院事業管理者    梅田邦光君    水沢区長       原田 守君    江刺区長       佐藤雅士君    前沢区長       岩渕 功君    胆沢区長       桜田昭史君    衣川区長       千葉仁市君    総合政策部長     千葉洋一君    総務部長       佐藤郁夫君    市民環境部長     菅原公男君    産業経済部長     及川俊和君    健康福祉部長福祉事務所長   小野寺孝喜君    都市整備部長     高橋 力君    水道部長       小原君夫君    教育委員会教育部長  小原清子君    参事兼企画調整課競馬対策室長  粟野金好君    企画調整課長地域エネルギー推進室長                    菅原 浩君    総務課長       菅原英記君    財政課長       菊地隆一君    税務課長       菊池 寛君    収納課長兼滞納対策室長     小野寺三夫君    情報政策課長     及川 潔君---------------------------------------事務局職員出席者    事務局長       千葉 章君    事務局次長      藤原 修君    議事調査係長     佐藤浩光君    主任         佐藤かずみ君    主任         今野美享君    書記         及川誉士夫君---------------------------------------議事                   午前10時 開議 ○議長(小沢昌記君) おはようございます。 出席議員は定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は議事日程第7号をもって進めます。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第1、議案第2号、字の名称を変更することに関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第2号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第2、議案第3号、奥州市税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) 二、三お伺いをいたします。 これは地方税法の改正に伴って専決されたということですが、過般の説明の際に、それぞれ税目ごとに改正された内容について説明があったわけですが、その影響額がどの程度それぞれあったのか、見込んでいるのか、お伺いしたいというふうに思います。その点が1つです。 2つ目は、これとの関連でお伺いいたしますが、後で補正予算が出てまいりますけれども、補正予算を見ますと、補正予算にこの条例改正後の影響額が全然補正に反映されていないように思うんですが、増減それぞれあると思うんですけれども、それがなぜなのか。入っているとすれば、どこにどのように入っているのかお伺いしたいと思います。 3つ目は、関連してお伺いしますが、この6月になって住民税の納付書がそれぞれ市民に交付されてきているわけですが、定率減税の廃止やあるいは税源移譲の関係で、かなり昨年、一昨年に比較して増税になっていると思っている市民がいるんですが、昨年もかなり問い合わせがあったというふうに聞いておりますけれども、ことし、これまで市民の間から住民税に対する問い合わせ等があるのかないのか、あったとすればどの程度あるのかをお聞きします。 ○議長(小沢昌記君) 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) お答えをいたします。 まず、今回の条例の専決の部分ですが、臨時説明、あるいは提案の際にもご説明を申し上げておりますが、大きく言いますと4つほどございます。 1つは、法人税の信託の関係でございますが、これにつきましては信託法の改正に伴いまして、いわゆる信託、預けたりなんかするやつなんですが、これは法人はもちろんでありますが個人でそういうのを営む人についてもかかるということでございます。これが1つでございますが、影響額でございますが、これにつきましては申告納税制でございますので、これについてはまだ見込みとしては立っていないということで、どのぐらいあるかというのがちょっと見込みとしては立っていないということでございます。 それから、施行日が未定でございますので、これについてはまだ把握といいますか、申告制でございますので、影響額の試算はできていないということでございます。 2つ目でございますが、たばこ税の関係でございますが、これは去年の7月にたばこ税が改正されまして、1,000本当たり3,064円が1,000本当たり3,298円に上がったということで、これは既に課税はされております。附則で、実際には課税されておりますが、本則にうたったということで、これについてはたしか7億4,000万円だったと思いますが、当初予算で見込んでおりますので、これも今回の補正には見込んでいないということでございます。 3つ目が高齢者住宅の耐震基準の適合住宅、これにつきましてはいわゆるバリアフリーをした場合に、100平米に換算して、項目的に後で税務課長から細部については申し上げますが、8項目ございまして、平成20年度から申告によりまして3分の1が減免されるということでございます。したがって、これは平成20年度からということで、これも申請制でございますので、実際には平成19年度は補正予算等、あるいは反映されてこないということでありまして、3つを合わせまして影響額というのは補正予算に出していないというのが、以上申し上げた理由でございます。 それからもう一つは、特定株式、それから租税条約実施特例法、これは1つは特定株式はベンチャー支援の関係で、これは優遇の方でございます。租税条約というのは、全世界的に条約を締結しまして、優遇をする際のそれを、特例法で優遇しているという内容でございますが、これについては、特定株式はその優遇の期限が平成19年3月31日であったものが平成21年3月31日まで延長と、それから租税条約の関係は、平成20年3月31日が平成21年3月31日まで延長されたという内容でございます。 それから、補正予算に反映されていないというのは、先ほど申し上げたとおりでございます。 3つ目の住民税の関係でございますが、これについても議員ご承知のとおり、1つは3兆円の税源移譲の関係で、所得税と住民税で所得が変わらなければ対対ですよと。ただ、定率減税が、平成18年度が2分の1、それから19年度が全廃ということでございまして、これは増税といいますか、国の制度でそうなったわけでございますが、それで質問の問い合わせ等々がどのぐらいあるかということについては、税務課長の方から答弁いたさせますので、よろしくお願いします。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 菊池税務課長。 ◎税務課長(菊池寛君) では、お答え申し上げます。 最初に、住宅のバリアフリー改修に係る固定資産税の減額の関係でございますが、先ほど部長が答弁申し上げましたとおり、減額は、申告に基づきまして翌年度の固定資産税、面積要件がございまして、100平米を上限といたしまして3分の1が減額される制度でございます。それで、減額の要件の中には該当者、65歳以上の方、要介護認定、あるいは要支援を受けている方、障害のある方ということで、あとは改修工事につきましても国土交通大臣の方で告示しております廊下の拡幅とか階段の勾配の緩和等8項目がございまして、これらのパンフレット、減額措置につきまして介護保険担当課、福祉担当課、建設担当課の方とも打ち合わせしながら、窓口に備えつけておきまして、あとは6月の広報で市民の皆さんに周知する予定でございます。 あともう一点、今回の税源移譲に伴う市民税の関係での問い合わせの内容でございますが、11日に納税通知書を市民の皆さんに発送いたしまして、13日現在で137件の問い合わせがあったという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) 最後の問い合わせの件、各区ごとにわかれば教えてください。 ○議長(小沢昌記君) 菊池税務課長。 ◎税務課長(菊池寛君) 大変すみません、区ごとの資料が手元にないものですから、後ほどお知らせいたします。 ○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第3号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) 私は、議案第3号、奥州市税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて、反対をいたします。 今、ご説明がありましたように、今回の市税条例の改正は地方税法の改正に伴うものであります。しかし、内容を見てみますと、先ほどご説明のとおり、住宅のバリアフリー化の改修等の固定資産税の軽減措置などの一定の市民負担軽減はありますが、しかし上場株式等の配当、譲渡益に対する優遇措置といいますか軽減措置が期間延長されました。上場株式の配当、譲渡益に対する課税は、本来本則では20%でありますが、2003年から軽減税率の10%が採用されているわけであります。先ほどご説明がありましたように、時限立法で措置されているわけですが、今回期限が切れるということで延長されるわけでありますけれども、市民は定率減税の廃止とかあるいは老年者控除の廃止等によって非常に重税感で苦しんでいるわけで、こうしたときに株式運用に対する課税の軽減措置というのは、格差を広げるものだというふうに私は思いますので、これには反対をいたします。
    ○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第3号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第3、議案第4号、奥州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第4号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。17番今野裕文君。 ◆17番(今野裕文君) 17番今野です。 私は、議案第4号、奥州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて、反対をするものであります。 今回の条例は、国の法律の改変に伴うもので提案されておりますが、1984年に、国は健康保険税にかかわって医療費の45%を負担していたものを医療給付費の38.5%に引き下げた経過がありますが、この際に地方自治体の国民健康保険にかかわる財政の状況を見ながら見直すことを約束しております。しかし、この間、この見直しは一切されないまま経過しております。 今回は最高額を改定するものでありますが、国民健康保険の性格上、この保険にはどうしても高齢者並びに低所得者が集中する、制度上そういうふうになっております。さらに、格差を広げる施策が展開されている中で行われている改変であります。 私は、国がこの医療費の50%の負担に、まず最初に戻すべきだ、このように考えますので、今回の条例改正の専決処分に反対をするものであります。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第4号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第4、議案第5号、平成18年度奥州市一般会計補正予算(第8号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。26番千田美津子さん。 ◆26番(千田美津子君) 何点かご質問をいたします。 まず1つは、今回のこの補正は決算見込みによる補正となるわけですが、これらによって平成19年度への繰越額、剰余金はどのくらいになるのか、その点を1つお伺いいたします。 それから、67ページに生活保護扶助経費1億円が減額をされております。この主たる原因といいますか、どのようなことで1億円減額になっているのか、この点お伺いをいたします。 もう一つは、113ページに05の特殊教育経費の中にことばの教室等通級補助金、額とすればそんなに多いわけではありませんけれども、これが15万2,000円減額をされています。ことばの教室については、支援を強化することはあっても逆なことであってはならないと私は思うわけですが、この中身についてお伺いをしたいというふうに思います。 それからもう一点は、117ページ、就園奨励事業経費の中に私立幼稚園就園奨励補助金900万円の減額があるわけですが、この中身についてお知らせいただきたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) 第1点目の繰越額、決算見込みということでございますが、100万円単位になりますけれども、現在のところ見込んでおりますのは9億2,200万円余の金額でございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) お答えいたします。 平成18年度予算を編成する段階で、合併前の水沢市、江刺市については生活保護世帯を市で行っておりましたから、対象はつかんでいたと。町村部の部分が、振興局で事務を行っていたものが、平成18年度予算を組む段階で、振興局から大体町村部の世帯はこのくらいですよという形の数字をお聞きして予算を組んでいたわけですが、実際その世帯数がそれよりも二十数世帯少なかったということがありまして、結果的に最後の補正で減額をさせていただいたということであります。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 117ページの就園奨励事業費、これは、私立幼稚園の就園奨励補助金の確定をいたしましたことによりましての減額でございます。 ことばの教室の分なんですが、これにつきましても、賃金等が確定いたしまして減額いたしたものです。 ○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。 ◆26番(千田美津子君) 確定による補正だというのは重々わかって質問しているわけですが、例えば私立幼稚園就園奨励補助金等の減額については、子供たちの減少によるものとかメニューの減少とか、そういうのはなかったのでしょうか。そういう意味でお伺いをしているのですし、ことばの教室についても先ほど言いましたように、やはりいろいろ支援が逆の方向にあるやにも伺っておりますので、そういった点で、わずかな減額とはいえ、確定による減額とはいえ、私は逆でないかというふうに思ったものですから、その点もう一度お伺いをしたいと思います。 それから、生活保護扶助費については部長の答弁でわかりましたが、ただ内容として、世帯数の減による1億円の減額ということでありますが、内容的に、例えば当初見込んだ数でないというだけではなくて、支援の中身、そういう部分への切り込みがなされた結果も含まれてはいないか、その辺が気になっていた部分ですので、その点もう一度お伺いをいたします。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) ただいま手元に資料がございませんので、後ほどお答えしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) お答えいたします。 担当から聞き取りした段階では、世帯数の減による減ですということでの話でしたからそう申し上げましたが、今までのいろいろな質疑のやりとり等の中で、自立支援プログラム、今までよりも生活保護世帯、政府の申請に来た段階から相談に乗って給付決定までの間には、従来よりは、経過として就労できる方はきちっと就労していただくというようなことでの職業安定所との連携が、従来はそれぞれの立場でしか動いていなかったものが、今回は連絡をとり合って就労できる、本当にできるかできないかというのを確認しながらお世話して、就労できる方については就労していただくということで進めてきておりますから、はっきりした数字はここにはありませんが、そういう意味での、自立に向けて、幾らかでも移行した方が何人かいたのではないかなというふうに考えますので、結果的には生活保護世帯の対象がちょっとその部分でも減ったというふうに私は認識しておりますが、もしその辺のところの数字が必要でしたら、確認して後でお答えいたしたいと思います。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 答弁保留がありますので、まだほかに質問者がいるようなので、ここで一たん26番議員の質問を途切って進んで、答弁があり次第また再質問していただきます。15番高橋勝司君。 ◆15番(高橋勝司君) 15番高橋勝司。 47ページの、納税奨励経費の869万3,000円の補正に係る件についてお伺いしたいというふうに思います。 まず第1点としては、市税の各税目の予定納付率をどのように見られたか。また期限内納付率、あるいは年度内納付率をお伺いしたいというふうに思います。 もう一つは、納税組合の事務補助交付金について、今年度は経過措置として前年度実績の納期内納付率が交付対象限度になっておりますけれども、さらに来年度からは、平成18年度の納期内完納の納付率を用いて算定されるというふうに言われております。 このことにつきましては、納付率の向上に、今後納税貯蓄組合の存在意義も大きくなるとは思いますけれども、同時に納税貯蓄組合の納期内納付から納期内完納という納付率となりますので、そうなりますと、その納税貯蓄組合事務補助限度額が、かなり削減になってくるのではないかというふうに思われるわけです。 そういうことで、各納税組合長さんたちは、今までは納付率を上げるためにそれぞれ機会あるごとに貯蓄組合内の啓蒙活動などもされておるわけでございますけれども、そういうことで完納を目指してあるいは納付率を向上させるために、組合内の未納者のリストなどを組合長に提示してほしいというような話もございますけれども、そういう形で提示しながら納付率を向上させるということにつながるような感じもしますけれども、その辺についての2点をお伺いしたいということです。 ○議長(小沢昌記君) 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) お答えをいたします。 まず第1点目の、これは専決でございますので、決算見込み額で歳入を見込んでおりますのでそれで答弁申し上げますが、まず平成18年度の市税の関係でございますが、これは一般税、いわゆる個人市民税、あるいは法人、固定資産、軽自動車、たばこ税でございますが、あるいは入湯税でございますが、これで申し上げますと、収納率で申し上げますと0.10ポイント、現年度分でございます。収納額をまず申し上げますが、115億5,800万円余ということでございまして、収納率が98.29%、それで前年が平成17年度が98.19%でございますので、0.10%上がったということでございます。 それから国保税でございますが、これが収納額が33億1,400万円余と、100万円以下は省略しますが、それでこれが、収納率が昨年は93.15%でございましたが93.12%ということで、これが0.03ポイント落ちております。それで、これを合計いたしますと、収納額で申し上げますが148億7,200万円余と、これはさっきの合計額でございます。 収納率、肝心の収納率でございますが97.09%、昨年が97.01%でしたので、0.08ポイント上がっているということでございます。これが現年度分でございます。これに基づいて、この専決のそれぞれの税目が上がっているということで、計上されているということでございます。 それから、滞納繰越でございますが、これも一般税と国保税で申し上げますが、収納額が1億3,938万3,000円でございます。 それで、収納率でございますが17.99%。これはそれぞれ頑張っていただきまして約18%ということで、昨年が12.13%でございましたので、5.86ポイント上がっているということでございます。 国保税でございますが、これにつきましては収納額が1億4,300万円余ということでございまして、収納率でございますが15.97%。それで、昨年に比較いたしまして、昨年が15.34%でございますので、0.63ポイント上がっているということでございます。 したがって、これを合計いたしますと、収納率のみ申し上げますが、昨年が13.87%、ことしが16.91%、3.04ポイント上がっているということでございます。それを、今度は現年分と滞繰分を合計で申し上げますが、まず収納額、一般税でございますが116億6,900万円余ということで、収納率がことしが93.31%、昨年が93.40%ということで、これはさっきのやつをただ単純に足せばいいということではないようでございまして、0.09ポイント下がっているということでございます、残念ながら。 国保税は、収納額が34億5,700万円余ということで、収納率がことしが77.61%、それから昨年が78.60%でございますので、1.01ポイント下がっているということでございます。したがって、ちょっと国保税が苦戦をしているということでございます。 なお、現年度分でも先ほど申し上げました0.08ポイント上がっておりまして、かなり努力したということですが、特に滞納繰越分に力を入れたという部分もございまして、滞繰分で申せば、国保税を合わせてですが3.04ポイント上がったという内容で、おのおの滞繰分、あるいは現年分でそれぞれ専決のこの予算書に計上されているということで、ご理解をいただきたいと思います。 それから、2点目でございますが、納税組合の関係でございますが、いわゆる納期内納付で完納を目指してということですが、かなりこの分でいろいろ説明はしているんですが、落ち込むのではないかというようなことでございまして、これはいろいろ検討してございますが、その分については収納課長の方から。リストを提示してほしいというお話も何回か承っておりますが、個人情報の関係もあったりしますので、この辺も含めて収納課長の方から答弁をいたします。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺収納課長。 ◎収納課長兼滞納対策室長(小野寺三夫君) それでは、私の方から納税組合の関係についてお答えを申し上げます。 まず、納税組合に対する補助金でございますけれども、これにつきましては、合併の事務協議の過程で、平成18年度の補助金までは、従来のそれぞれ旧市町村単位で行っておったやり方で補助金を交付するということにしております。例えば、旧市町村によっては、納期内納付でもって補助金を交付するルールにしておったり、年度内、あるいは最終納期内というふうな形で、それぞれ違った形で実は補助金算定をしておりました。これを合併協議の時点で統一するということにして、いわゆる納期内納付でもって算定をしましょうということには一たん決めたんですが、それは平成19年度分からということにしてございます。したがいまして、平成18年度につきましては、それぞれ旧市町村のルールに従って補助金を算定し、交付をしたということでございます。 奥州市全体で、そういったような意味でのルールに従った形で算定しておりますけれども、90%から100%の組合員が471組合、それから85%から90%というのが70組合、80%から85%が26組合、70%から80%が23組合、それから70%未満が8組合というふうなことで、598組合がございました。それぞれ補助金を算定いたしまして、トータル金額では3,550万円ほど補助金を交付しているという状況でございます。 これが、平成19年からいわゆる統一ルールによって補助金が交付されるというふうなことで、一たん私の方で、平成18年度の収納状況をもってそれらについて算定をしてみました。そうしましたところ、先ほど申し上げました数字と、その後組合数が若干変わっておりますので、少し数字が動いておりますけれども、90%から100%の組合が、その納期内納付率ですべて算定をすると326になる。85%から90%の分が117になると。それから80%から85%の分が70になると。それから70%から80%の分が51になると。それから70%未満が22になるというふうなことで、70%未満になりますと補助金は交付されないというふうなことになるわけですが、そういう組合、あるいは70%から80%というのは基本額だけしか交付されないわけですけれども、そういう組合が前年は23だったものが51になるというふうなことで、交付されないあるいは基準額しか交付されないという組合が非常にふえるというふうなことで、このままでは組合の解散につながりかねないというふうなことで、何らかの措置を考えなくてはならないというふうなことで、今担当課長会議等でいろいろ検討しているというふうな状況にございます。 それから、未納者リストの関係でございますけれども、これにつきましては、それぞれの区の組合の方から、そういったような情報を出してほしいという要望がございます。これにつきましては、先ほどちょっと部長の方からも申し上げましたけれども、個人情報保護法の関係とか、あとは我々の方のいわゆる守秘義務という問題もございまして、県への問い合わせ等々をした結果、同意書が必要であるということでございます。これにつきましては、納税組合の役員会の方にも当然諮っておりまして、同意書の取りまとめをお願いして、その同意書を取りつけた組合に対しては情報を提供していこうというふうなことで進めております。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 15番高橋勝司君。 ◆15番(高橋勝司君) 説明いただきましたが、一般市民税については3.04%上がっているということで、いろいろ市長を先頭に職員の皆さんが回収に努力しているという効果もあらわれてきているのかなというふうには思います。それは大変いいことだと思います。 ただ、納税組合の限度額の算定についてただいま説明がありましたが、今その数字をいただきますと、基本額のみの方がふえるということで、前年は31組合があったものが、今度は80%以下の基本額が73組合になるということですから、大体42組合が基本額に落ちてしまうというような状況になりますが、ここでお伺いしたいんですけれども、納税貯蓄組合にどのような活動を期待して、この貯蓄組合を存続させようとしているのか、その辺をお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺収納課長。 ◎収納課長兼滞納対策室長(小野寺三夫君) 納税組合につきましては、特に旧町村部につきましては非常に組織率が高いということで、これがなくなっていきますと、やっぱり収納率に大きく響いてくるというふうに実感をしております。先ほど、部長がいろいろ収納率の件についても申し上げておりますけれども、実際にことしある程度区別に、なかなか現在は区別に集計をかけるというのが難しい状況にはなってきているんですけれども、ある程度の目安といいますか数値でやってみますと、やっぱり滞納繰越額が旧町村部の部分がふえてきているというふうな実態があります。そうしたことも踏まえまして、やはり納税組合にきちんとした従来の活動をしていただくことが非常に大切であるというふうに思っております。 そうしたようなことから、先ほど申し上げましたとおり納税組合に対する補助金、補助金があるから、ないからということで、皆さんが活動ということでもないわけですけれども、そういうことも考えながらいろいろやっていただいているというふうなこともありますので、やっぱり納税組合はなくしていられないという観点があります。したがいまして、それなりの活動しやすい環境、あるいは納付しやすい環境を、我々としては精いっぱいつくっていかなくてはならないというふうに思っておりますし、それに基づいて、あとは組合長さんを中心に、納税組合の方でいろいろ活動していただくというふうなことでやってまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 15番高橋勝司君。 ◆15番(高橋勝司君) 今説明がありましたように、町村部というかそういうところが特に落ち込みが多いということであれば、やはり当初合併協議会で考えた統一ということも、それはそれでいいと思いますけれども、それを崩さないような形で、何か町村部の、今話がありますように手だてをして、お互いのゆいの心というわけではないですが、協力する気持ちというのはかなり強いわけでございますので、そういうものをなくさないような形で、ひとついろいろと手だてを講じてほしいなというふうに、これは希望いたします。 それからもう一つ、この平成18年度の市税等の、先ほど滞納額などもいろいろ数字を示されたわけですが、なかなか危機管理、読めないということもありますので、ひとつ平成18年度の市税等の課税、あるいは収納状況調書の資料をいただきたいというふうに思いますが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 後ほどでいいですよね、資料は。 ◆15番(高橋勝司君) はい。 ○議長(小沢昌記君) 出せますか。では、後ほど議員あてに提出してください。5番阿部加代子さん。 ◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 3点お伺いしたいと思います。 65ページの放課後児童健全育成事業経費についてお伺いをいたします。 水沢区の方では、放課後、小学校のわきに隣接しております児童センター、児童館の方で1年生から3年生まで放課後見ていただいているわけですけれども、児童センター、児童館は社会福祉協議会に委託されておりますが、現在児童が大変多くなっておりまして、定員の限度いっぱいまで見ていただいておる状況のようです。現在の状況を教えていただきたいことと、それとあふれた児童を私立幼稚園の方に受け入れていただくような計画があるというふうにお伺いしておりますけれども、どのようになるのか、これは教育委員会にも関係はないですか、その点のところをお伺いしたいと思います。 それから、71ページのはしかの予防接種の委託料についてお伺いしたいと思います。 本県の方では拡大は見られないというふうになっておりますけれども、大体本来はしかのピークが4月から6月のようです。この拡大に関する感染症に対する対応策、はしかだけにかかわらず、例えばノロウイルスとかO-157、それから新型インフルエンザ等の感染症に対する対応をどのようにお考えになっているのか、お伺いをしたいと思います。 それから教育委員会の方にお伺いをします。 127ページ、奥州市立小中学校児童生徒体育出場事業補助金についてお伺いいたします。 土日にかけまして中総体がありまして、県大会出場に向けて中学生が頑張りましたけれども、奥州市になりまして、その補助金の状況といいますか基準についてお伺いしたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 奥州市立小中学校児童生徒体育出場事業補助金についてのお尋ねでございますが、奥州市合併いたしましたと同時に、小中学校児童生徒文化大会及び体育大会事業補助金交付要綱というのが制定されておりまして、これに基づきまして、児童・生徒が東北大会または全国大会規模の大会に出場する場合に要する経費に対して補助金を支給しております。交付対象につきましては、国、都道府県、地方公共団体が主催、共催、または後援をする東北大会または全国大会。 交付額につきましては、児童・生徒、また市長が必要と認める引率者が出場するために必要と認められる交通費、宿泊費の50%に相当する額の合計額ということにしておりますが、上限がございます。東北大会につきましては1大会につき40万円、全国大会につきましては150万円という額になっております。これにつきましては、交付に算定する基準額は従前の5市町村でさまざまございまして、率にしますと今回は50%ですが、従前はもっと高い率のところもありましたし、あとはこれと同等のところ、さまざまでしたが、限度額につきまして、従前の5市町村で最高額よりも、東北大会につきましては倍額になっておりますし、全国大会につきましても1.5倍の額に設定させていただいております。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) 2点についてお答えいたします。 まず最初に放課後児童健全育成事業の関係ですが、児童センター、確かに社会福祉協議会に委託をして実施するという、水沢区の場合ですが、そのとおりでございますが、最近やはりお願いしたいという方々がふえてきていまして、満杯でお断りしているという状況、そのとおりでございます。 対策としましては、私立の幼稚園3園に対して、よその地区でもやっておりますが、放課後児童クラブと同じ中身でやっていただけないかということで、これは教育委員会の方とも連携をとりながらということ、幼稚園ですから。ということでお話をしながら私の方でお願いして、平成19年度については水沢区3カ所で実施してもらうことになっております。常磐幼稚園、こばと、それから日高とこの3カ所でお願いする予定になっております。 それから2点目ですが、感染症、麻疹、あるいは新型のインフルエンザとかいろいろなことが今取りざたされております。これにつきましては、最近、麻疹、はしかが再び流行してということで、テレビ等で連日報道されております。これにつきましては、幼児期に予防接種を受けた人も罹患したというふうに話題になっておりましたが、予防接種を受ければ100%罹患しないというものではないということのようですが、しかし予防接種を受けることによって病気にかかる確率を低くする、あるいは重症化を防止するというようなことで実施しているわけですので、ぜひ定期の、あるいは実施する時期に行けるようにということでお願いをしたいというふうに、今考えております。 全国的な流行ですが、注意をするようにという呼びかけの文書が、流行していない地域に対しても国なり県から出ております。その文書を関係する施設等に、その支所を通じて配付をしているということですし、今後は感染症関係は保健所とも連携をとって、特に食中毒というふうになりますと夏場が多くなるという、これからの時期でありますので、保健所と協力をしながら広報活動に力を入れてまいりたいというふうに考えております。 あと新型インフルエンザの流行が心配されるというようなことでの報道等もありますが、これにつきましては、県では新型インフルエンザ対策、対応方針というものを昨年6月に改定して、その対策を強化しているという状況です。市町村に対しての具体的な指示というのはまだ出てきておりませんが、県の方からそういう指示が来次第それに呼応する形で、市としてもきちっとした形で対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。 ◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 奥州市の大会の補助金交付について、もう一度お伺いしたいと思います。 PTAの方から、大変補助額が少なくなったのではないかというようなお話が各区の方から聞こえておりまして、それが今まで補助率が高かったものが50%に下がったからということでよろしいのでしょうか。奥州市になって改めて要綱というものをつくられまして、奥州市になる前の状況はどうだったのかをお伺いしたいと思います。 それと、限度額は上がったようですけれども、その限度額に達するまでの補助が、パーセントが下がったので、各学校とも下がったというようなイメージといいますか感覚になっているのかなと思うんですけれども、その点、もう少しご説明いただきたいと思います。 それから、はしかの予防接種の件ですけれども、予防接種の個別予防接種ということで、予防接種のパーセントが70%台ぐらいに落ち込んでいるようなんですけれども、やはり予防接種を推進するという意味で、もう少し力を入れていただきたいというふうに思います。 それと、はしかなんですけれども、今の小学校1年生あたりから2回接種ということになっているようですけれども、それ以上の子供に関しましては1回しか接種しておりませんので、その点どのように対応されるのか、お伺いしたいと思います。 それから、放課後児童健全育成事業の件ですけれども、私立3園で児童クラブという形で放課後の児童を受け入れていただくということなんですけれども、もう少し詳しい事業内容をお知らせいただければというふうに思います。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 大会への出場補助金が低くなったというふうなお話があるということでございますが、額につきまして、それぞれの市町村で算定しておりましたので、確かに8割支給していたところなどもございますので、総額から言うと、上限まで行かないと減ったというふうな思いの場合もあるかと思います。 ただし、大きな大会等になりまして、今までですと一番大きな額といいますのが、1大会について全国大会規模で100万円という額だったんですが、それが150万円になっておりますので、合唱コンクールとか、さまざま大きな人数で参加するような事業が出てまいりますと、該当すれば確かに、ふえたなというお話もいただけるのではないかなというふうな思いもいたしますが、まだそういうふうな大きな団体の補助というのは合併してからはないので、多分人数で算定していくということになると、総額で少ないというふうなイメージを持たれている方がいらっしゃるのではないかと思います。 ちなみに、平成18年度の奥州市立小中学校児童生徒体育大会出場事業補助金の執行状況、平成18年度の総額ですが、206万1,965円の補助をいたしております。対象になっている団体は19団体ございます。平成17年度にそれぞれの自治体で支給している総額につきましても、290万6,000円というふうな積算額を資料として持っておりますので、全体で本当に減っているというふうな形ではないかというふうに思っておりますし、今後こういうふうな事業に該当するような活動をたくさんしていただければ、補正してでもこれは対応していくものと理解しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) お答えいたします。 まずはしかの関係ですが、たまに国の方で制度改正といいますか、予防接種法を改正しまして、接種回数が変わったりあるいは新しいものができたりとかやめたりとかという、毎年毎年見直しをして改正しますが、今のご指摘、ご質問の、過去に1回しか受けていない方についてはどういう対応をするのかということですが、これは国の方からの指導なり指示を待ってそれに対応していくということになります。市単独でこうしますということは申し上げられませんし、そういう判断はできませんので、これは国の事業ということを受けてなっていくことになりますので、ご理解いただきたいと思います。 それから、放課後児童健全育成事業、児童クラブについて、もう少し詳しくというお話でした。この中身ですが、目的ですけれども、保護者が昼間家庭にいない小学校低学年の児童に対して、放課後児童クラブを設置して、授業の終了後に児童館等を利用して適切な遊びなり生活の場を与えて健全育成を図るというのが目的なわけです。児童館、児童センターがいっぱいで入れないということがありますから、その役割を私立幼稚園にお願いをするという形で考えているということで、対象児童としては小学校1年生から3年生ということを考えております。そこで、クラブとしての活動があるわけですが、先ほどの目的に合致するような活動をしていただくということになります。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。 ◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 放課後の児童健全育成事業に関して、もう一度お伺いをしたいと思います。 児童館、児童センターの方は、今までの補助金のとおりで受け入れを行っておりまして、もう限度額、限度人数いっぱいの人数を受け入れておりまして、例えば施設の設備費等もなかなか賄えない状況で児童館等をやっていただいているようです。 またさらに、あふれた児童を私立幼稚園3園にということなんですけれども、その運営は児童クラブということのようですけれども、児童館であれば小学校のわきにありまして移動も大して気にはならないんですけれども、小学校1年生から3年生の小さな児童を、例えば幼稚園までどのように移動させるのかとか、その辺の体制が大変心配なんですけれども、それをどのようにお考えになっているのか。 また、事業の内容なんですけれども、幼稚園の先生に1年生から3年生まで見ていただくことになるのかどうか、もう一度お伺いしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) お答えいたします。 確かに児童館、あるいは児童センターでありますと、例えば児童センターでありますと児童館よりは規模が大きいということ、あるいは体育指導員がついて適切な指導も行えるという中身ですが、児童館もしくはこの放課後児童健全育成事業で行っている放課後児童クラブにつきましては、そこまで人的態勢を整えた形での運営とはならないということであります。 一般質問でも議員からご質問がありまして、市の方針ということで児童館あるいは児童センターの建設は今考えているのかというお話がありまして、現在のところ計画は立っていないということですが、そういうお答えをしました。水沢区の場合は、どうしても不足が顕著だということがあって、早急にその辺のところを大きな課題というふうにとらえまして、これから施設整備も含めてどのようにやっていけばいいのかということで、近々内部でそういう検討を始めるということになっております。そういうことで、施設をきちっと整備して、そこに受け入れをしてということが理想ではありますが、なかなか財政的な事情もありまして、要望にすべてこたえられないというのが現状です。地区からの要望等がどの程度あるのかということをきちっと把握して、計画を立ててみたいというふうに考えてはおります。 それから、一番最後の部分をちょっと聞き漏らしてしまいましたが、1年生から3年生を……。場所が離れている関係で、移動をどうするかということでしたね。それについては、すぐそばが一番理想的ですが、なかなか施設がすぐそばにないということで、若干の距離を移動してもらうことになるわけですが、それについては今先生方ともきちっとその辺のところを話し合いしながら、万が一にも移動中の事故が起こらないように対策を考えていきたいというように思っております。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 幼稚園の先生がどういうふうな対応をするのかという、児童センターと内容が違うかという質問。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) すみませんでした。 委託料というものも当然お支払いしますので、その範囲内でということになりますが、施設を所有しているところでありますと、児童厚生員とかをきちっと雇って運営しているわけですが、その役割を先生方にも、幼稚園の園児が帰ってからその後の業務もあることはあると思いますが、それとあわせて教諭の方々に見ていただくということをして、ただ遊ばせておくということではなく見ていただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 11時15分まで休憩いたします。                   午前11時2分 休憩---------------------------------------                   午前11時16分 再開 ○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 引き続き議案審議を続けます。先ほど26番千田美津子さんの質問に対する答弁保留についての答弁を求めます。小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 失礼いたしました。 先ほど千田議員からご質問がありました2点についてお答えいたします。 特殊教育経費のことばの教室等通級補助金につきましては、前沢区のことばの教室の通級対象児が減ったことによる減額でございます。当初は前年度並みの18人ということで予定いたしましたが、実績として7人が該当いたしまして、減ったものでございます。 次に、私立幼稚園就園奨励費の補助金につきまして減額がありますけれども、これにつきましては、当初予定しましたときには第三子以降の保育料の無料化というふうなことがまだ決まっていなかったので、その分を計上いたしましたので、大きな減額になっております。対象者の数も幾らかは減っておりますけれども、そんな大きな減少にはなっておりません。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) 同じく26番千田議員の答弁保留について、お答えいたします。 1億51万4,000円の減額の内訳ですが、生活保護費の分で2,660万円ほど。一番大きいのは医療費扶助、生活保護の対象の方々が、医療を受ける方が少なかったということでの7,500万円がここで大きく減額になったということで、そのほかに若干実績で動きはありますが、一番大きいのが医療費扶助が減になったということですので、生活保護全体がうんと少なくなったということでなくて、町村部の分が二十数世帯減ったことと、あと医療費扶助が減ったということでの減額でした。大変失礼しました。 ○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。 ◆26番(千田美津子君) ありがとうございました。 ことばの教室で1点だけ。今、部長から前沢区の対象児の減少によるものという答弁をいただきました。それは理解をいたしましたが、私は、議会としてことばの教室の親の会の方々と懇談をした際に、やはり施策的に後退するような状況があるというふうに伺っておりました。市の一定の努力は認めるものの、県も含めた対応が後退していくようなことを聞いているというお話がありましたので、ぜひ私は、対象児という理由だったようですが、中身的に、平成18年度は終わりましたからですが、新年度においてはやはり内容の充実をきちんとやっていただきたいなと思うわけですが、その点、もう一度お伺いをいたしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 議員のおっしゃるとおりと思いますので、目的があって設置されている事業でございますので、しっかりと実行してまいりたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 27番遠藤敏君。 ◆27番(遠藤敏君) 1点だけお伺いいたします。 35ページ、行財政改革推進事務経費の関連でお伺いいたします。 市は今、健全財政を維持しなければならないということで厳しい行財政改革を進めているわけでありますが、中でも歳出の大きなウエートを占める人件費の削減ということで、5分の1補充といいますか、20%の職員の削減に向けて、今進んでいるわけであります。 そういった中でですけれども、例年大体12月に予算要求が行って、1月の副市長、市長査定を経て事業が確定していくわけでありますけれども、残念ながら人事異動あるいは削減という方針は年度末、3月の末に発表されるわけでありまして、そういった中で現場としては大変困っている部署も出ているわけなんですけれども、今後も削減計画があるわけですけれども、それについての対応策を考えておられるか、お伺いしておきたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) お答えをいたします。 予算要求の関係はそのとおりでございますが、組合との関係もございまして、実は定年退職は人数をきちっとつかめるわけですが、いわゆるその前の定年前退職の方々の人数をどうつかむかということなんですが、これ、前の議会でもお答えしたような気がしますが、旧水沢市では3月31日まで、いわゆる勧奨退職というのを適用させていたと。したがって3月31日まで、極端な話、3月で私やめますというような方も出てきたわけですが、そうなりますと人数がつかめないので、大体9月ごろに職員採用試験をしますので11月ごろになるんですが、二次発表がそうなるんですが、とても人数がつかめないということでございまして、それ以外の市町村については、勧奨退職の申し出を9月とか10月にするということにしておりました。 したがって大体人数をつかんだわけですが、昨年の組合の職員団体との交渉の中で、これについては9月末をもって勧奨退職の取り扱いを、9月末以降については勧奨扱いしないということで一定の合意ができております。昨年は組合の交渉がありまして11月までで切っておりましたが、今度は9月末を見込んでそこでつかみたいということでございます。したがって勧奨退職前にやめられる方もつかめますので、それの5分の1の採用をするということで、考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 27番遠藤敏君。 ◆27番(遠藤敏君) そういった背景はわかりましたけれども、いずれ退職された方の5分の1の補充ということですから、職員が間違いなく減っていく中で、どの部署をどういうふうに減らしていくかという構想といいますか、それはやっぱり欲しいと思うんですよ。昨年、平成18年度の事業の中でも、確かに削減されたことによって、言っては悪いんですけれども、適正化になっていく部署もあると思いますし、実は計画した事業を全く進められない部署も出ているわけなんですよね。そういったことに関して、きちっとした計画を示すべきだと。でないとやっぱり市民サービスなんかにも影響してくる。組織の再編なんかも入ってくるわけですから、単純にこの部署から何人という話はしにくいかもしれませんけれども、ある程度配慮を考えておくべきだというふうに思います。 ○議長(小沢昌記君) 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) お答えいたします。 昨年度、組織の中で、組織のあり方についていろいろ議会の中でも議論いただいたところでございますが、平成20年度には、例えばですが行政委員会を水沢区以外に持っていくとか、いろいろなことを市長も答弁しているところでございますが、それらも含めて組織、いわゆる仕事のあり方から検討していかないと、人は切ったけれども仕事は残ったということになるとこれはちょっと困ってくる。現実的には、昨年の場合は若干そういうところがあったのは否めませんでした。したがって、減らさなければならないし、なかなか事務事業の整理ができないという部分は若干あったのは否めませんでしたので、その反省点に立って、ことしは、例えば基本的な部分だけお話し申し上げますが、総合支所の分でやるべき仕事を若干整理をして、本庁でやるべき仕事と総合支所でやるべき仕事、それらをやっぱり整理をかけなければならないというふうに思っております。 現実のところは、本庁でやり切れない分を総合支所にお願いしているというような事業もありますので、それらを整理しながら、それに基づいて削減計画を当てはめていくというようなやり方でやっていきたいと。基本的なことですが、具体的になりましたら部内で部ごとに整理しながら、あるいはこれは当然のことながら総合支所の区長さんを中心に総合支所との調整、それから部の調整、これらをやって、あとは人員を削減はしなければなりませんので、その辺についてはどうしていくかということで、組織と人と絡めて議論といいますか、検討していきたいというふうに思っております。 基本的には以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 27番遠藤敏君。 ◆27番(遠藤敏君) まさにそのとおり、組織、業務の見直しから職員配置は考えていくべきことであります。いずれ、これは2012年までだったかな、たしかあと5年ぐらい削減がこれからさらに続いていくわけですので、市民のサービスに影響が出ないようにきちっと進めていただきたいと思います。終わります。 ○議長(小沢昌記君) 17番今野裕文君。 ◆17番(今野裕文君) 2点お尋ねをいたします。 まず最初に、43ページの7目交通安全対策費にかかわって交通指導事業経費、報酬の減が載っていますが、交通指導隊の隊則の取り扱いがどういう方向で動いているのか、お尋ねしたいと思います。 2点目ですが、小学校の学校教育振興費にかかわってお尋ねをいたします。 111ページになりますけれども、教育振興経費の需用費だと思うんですが、いろいろ今、うわさではありますが話が出ておりまして、小学校の卒業証書が非常に薄くなったと。すごいなと私も思いましたけれども、あと見せられてびっくりしましたのは、A4判のプリント両面印刷なんですが、A4判8枚分印刷になって配られている。こういうことが本当にいいのだろうかという思いがします。 それからもう一つは、PTA会費、総会がありますので、そのときに各学校で資料が配られておりますが、その中に従来学校で負担していたものが入っているのではないのかと、私は見せられまして思いましたが、こういう話がされております。学校のワックス代がPTA会費の負担になっている、それから印刷費が入り込んでいると。それは見てもわからないようにです。それで、学校に確認しても当然わかりません。ぜひ、きちんと調べていただきたい。 今までいずれ行政が負担していた分が、きちんとわかる形でPTA会費の方の負担に回っていっていますので、その是非が、いいのか悪いのかわかりませんけれども、どういう方向で臨んでいるのかわかりませんが、そこら辺が仕組みがどうなっているかお尋ねしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。 ◎市民環境部長(菅原公男君) 交通指導員の退職といいますか、それの関係でございますが、平成18年度でこの制度そのものがなくなったわけでございます。なお、合併前の旧市町村のときには、合併時までにそれぞれ県の方の制度に加入していたところ、あるいは独自で運営していたところがあったわけですけれども、それらについては、すべて合併時までにはお支払いするのはしたりして、既にそれは解散しておったわけでございます。合併と同時に、その制度に奥州市の交通指導員は加入したわけでございますけれども、平成18年度末をもってその制度がなくなったということは、前にお話ししたとおりございます。 これの取り扱いにつきましてどうしたらいいのかなということで、いろいろ議員さん方からもご質問等いただいたわけでございますが、最終的には市の顧問弁護士にご相談申し上げましたところ、これは制度そのものがなくなったのですから、やっぱり市で負担した分については市に戻すべきだというご指導をいただいて、そのような処理をしています。 なお、県内の市町村におきましても、制度そのものがなくなったものですから、全部までは行きません、調査はしていましたけれども、すべてどこでもまだそういう制度は考えていないという県内の状況でございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 教育振興費の消耗品というお尋ねでございましたけれども、この専決の部分に関しましては、本当に年度末の整理ということでご理解いただきたいと思いますが、基本的な予算管理につきましてお話ししますと、一般質問のときにもお話しいただきましたけれども、平成18年度につきましては、従前の合併する前の区ごとの学校の予算要求に基づいた予算措置をいたしました。それによりまして、大分でこぼこがあったりしたものですから、平成19年度につきましては、各学校から要求いただきましたものを整理いたしまして、基本割3割、それ以外は7割分は学級割というようなきちんとした積算の基礎を定めまして、それぞれの学校に平等に配当いたしております。そのほかに、特殊事情のある部分につきましては、別枠でそれぞれ計算させていただいているものと思います。 それで、ワックスとかというふうな部分につきましては、教育振興費ではなく学校の管理費の方で準備させていただいている部分が多いかと思いますが、私どもの方では、そういうふうなものも全部市の方で、管理費として措置して準備しているというふうな理解のもとに運営しておりましたが、もし足りないというふうなことがあれば、それはまた学校の方から要求をしていただいて出てくるものかと思っておりますが、今まで学校の管理につきましても、すべて学校の方の実績がございますので、それに基づいて納得いく形の予算要求を出していただいて、それに基づいて配当していると、そういうふうにしていかなければならないというふうに理解しております。 ○議長(小沢昌記君) 17番今野裕文君。 ◆17番(今野裕文君) 17番今野です。 まず、そうすると交通指導隊の処理については終わったということですね。弁護士がそう言われたから正しいのかどうかわかりませんけれども、いずれ出すことを約束しておいてそれを取り上げるということがどうして法的に正しいことなのか、私はよくわかりませんけれども、各指導隊から要望も出ているというふうに聞いておりますが、もう既に処理は終わって解決済みだという判断をしているのかどうかお尋ねいたします。 教育振興費なんですが、お話は何回も聞いていますのでわかるんですが、現場が本当にそうなっているのかという思いがいたします。A4判に8枚コピーして配るなんていうのはあるんでしょうか。どうしてそうなったのか、たまたまそうなったのかもしれませんのであれですが、卒業証書も含めて、きちんと必要なものについては手当てしていただけるという答弁をいただいて間違いないのかどうかお尋ねして、この点は終わります。 ○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。 ◎市民環境部長(菅原公男君) お答えいたします。 平成18年度分につきましては、1人につきましてはお支払いしております。それで、議員おっしゃるとおり、交通指導隊の方から連名と言えばあれになりますけれども、そういう制度についてのことのご要望は来ております。それは来ておりますけれども、今後どのようにしたらいいか、それについては現在内部等でも検討といいますか、県内の状況等を確認しながら検討しております。 それで、県内の市の状況ですけれども、2カ所だけ代替を検討したいと。ただ、これにつきましては、例えば市が判断、それから指導員が判断というのが1市です。それからもう1市の場合でも、未定ではあるということですけれども、ただしもしやるとしても、独自制度ですけれども、それは全額指導員負担となるというような、2カ所。市の場合2カ所、現在そういう検討をしているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 用紙につきましては、学校だけではなく全庁リサイクルとか大事に使うようにということで徹底するようにというお願いはしておりますけれども、議員がおっしゃったような、本当に見えないようなものというふうなところまでというふうなことは申しておりませんので、その辺は多分常識に従った利用の仕方をしていただけるのではないかと思っておりますが、注意するようにいたします。 あと、卒業証書等のお話がありましたが、奥州市内の小中学校で利用する統一した様式につきましては、一括してこちらで印刷するということで、ことしから取り組んでいく予定にしております。それですので、平成18年のものはそれ以前と同じものを使っていただいているかと思いますけれども、今年度につきましては、印刷物は一括こちらで発注の予定でおりました。 ○議長(小沢昌記君) 17番今野裕文君。 ◆17番(今野裕文君) 卒業証書はよろしくお願いします。 従前の分はもう処理が全部終わったということですよね、今の答弁ですと。これからについては検討の余地はあると。ただ、現実には、各議会で議決してきたものを取り上げるということはできるんでしょうか。非常に疑問ですが、いずれにしてもきちんと対応されるようにお願いしたいと思いますので、確認したいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。 ◎市民環境部長(菅原公男君) たしか、当初予算で御審議いただいて、平成18年度予算の関係ですね、ご審議いただいて議会は通ったと。お支払いもまとめてしたということですけれども、平成19年3月31日をもってその制度は廃止になりますと、そういうことで、個人負担の分についてはもちろん個人で負担したわけでございます。市で負担した分については市の方の歳入に入れたと。ただし、1名分だけは制度がある中での退職でしたので、1名分についてはお支払いしたということです。 なお、合併前のことについては、合併前の市町村においてすべて処理してきたということでございます。 以上でございます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第5号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第5、議案第6号、平成18年度奥州市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第6号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第6、議案第7号、平成18年度奥州市老人保健特別会計補正予算(第3号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第7号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第7、議案第8号、平成18年度奥州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第8号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第8、議案第9号、平成18年度奥州市下水道事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第9号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第9、議案第10号、平成18年度奥州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第10号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第10、議案第11号、平成18年度奥州市浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第11号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第11、議案第12号、平成18年度奥州市介護保険特別会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第12号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第12、議案第13号、平成18年度奥州市バス事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第13号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第13、議案第14号、平成18年度奥州市米里財産区特別会計補正予算(第3号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第14号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第14、議案第15号、平成18年度奥州市総合水沢病院事業会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第15号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第15、議案第16号、字名の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第16号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第16、議案第17号、奥州市一般職の職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第17号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第17、議案第18号、奥州市税条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第18号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第18、議案第19号、奥州市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。26番千田美津子さん。 ◆26番(千田美津子君) 何点か質問をいたします。 先般のご説明では、住基カードの利用率を促進したいという提案理由だったというふうに思いますが、市民負担軽減については異論はないわけですが、やはり市役所の窓口で受け取るのと、それから交付機とでの差をつけるということが、まだ私はどうも引っかかりがあるわけです。 まず最初に、そもそもこの自動交付機の設置目的は何だったとお考えなのか、その点をお伺いしたいというふうに思います。 2つ目は、普及率の向上を現在5%程度から引き上げていきたいという試算もなされていたと思いますが、本当に果たして促進できるのかというのをお聞きしたいというふうに思います。切りかえ時点は、確かにさまざまな広報等で自動交付機の利用が上がるのかなというふうに思いますが、ただ住民票とか印鑑証明とかそういうものは、市民1人当たり相当使うものでもありませんよね。そうしますと、たとえことし自動交付機で使ったとしても、そうそうふえるものではない。むしろ次に使うときは市役所でとなってしまうのが普通でないかなと思うんですが、となれば市役所の窓口でどうぞ自動交付機を使ってくださいというような宣伝をしていくことになるのかどうか、その点、普及率向上を目指す市の考え方といいますか、そういう対応について、1つはお伺いをしたいというふうに思います。 それから自動交付機での交付は確かに100円安くなるわけですが、ではデメリットはないのか、その点ちょっと気にかかりますので、その点をお伺いいたします。 県内でも、紫波町、盛岡市初め自動交付機対応をしているところはあるやに説明をされたわけですが、5月に説明をされた段階では奥州市のような料金差をつけるというところは、県内ではなかったように思うんですが、今現在はどのような状況になっているのか。 それから、この利用料金の差をつけることによって、全国的に利用率が本当に高くなっているのか、その実態についてお伺いをしたいと思います。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 千葉総合政策部長。 ◎総合政策部長(千葉洋一君) 何点かお話しさせていただきますし、あと情報課長等からもお話しさせたいと思います。 まず、交付機の設置目的の話でございました。 この交付機につきましては、今の状況においては時間外とか、それから交付機が、自分で操作してやるものですから時間がかからないという利点もございますし、それから特にも支所ではないほかの施設、今のところですと図書館とか水沢病院とかメイプル等にも置いてございますが、そういったところの配置によって、市民の利用の利便性は高くなるというところでの目的があるということでございます。 それから、デメリットの話がございましたんですが、今回の手数料改定によるデメリットと言ってしまえば、大きいのは300円から200円になりますので、1件当たり100円減るという意味では減という状況にはございますが、これによって利用が増すかどうかはちょっとわかりませんが、住基カードの普及を進めることによって、1件当たりのコストが、窓口の人件費よりも交付機の経費というのは減ってくると、1件当たりに換算すれば。そういった意味では、その辺の経費が、メリットという部分で生まれてくるのかなという感じでございます。 県内の状況等につきましては、情報課長の方からお話しさせていただきます。 ○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。 ◎情報政策課長(及川潔君) 料金格差をつけている実態、県内で、5月にお話ししたときは自動交付機を導入している団体が盛岡市、それから花巻市と紫波町ということでしたが、ここの3市町につきましては、現在のところも料金は同一でございます。 花巻市、盛岡市については1件について300円ですか。それから、紫波町ににつきましてはたしか住民票は200円だったと思いますけれども、料金の格差はつけているところではございません。 当初調べたときに、5月にお示ししたときは10団体ほどがそういったお答えということでしたが、その後ちょっと調べてみましたけれども、料金格差をつけている団体は、関東から西の方では、それなりに調べていくと、私の方で今調べた段階で、そのほかに六、七団体くらい導入しております。個々の団体につきましては、料金の格差をつけた一つの議会のやりとりとか説明を見てみますと、自動交付機の利用促進を目的に料金の格差をつけたというふうなのがほとんどの団体でございました。大きくは300円くらい格差をつけているところもございますし、低いところでは50円くらいの格差をつけているところがあると。それも、その自動交付機のカードでございますけれども、住基カードを使っているところもございますし、住基カードとは別に市民カードというものをつくりまして、それで交付しているところもございます。 これをやることによって利用率が高くなるのかということなんですけれども、その実態を、すべてを聞いたわけではございませんけれども、やはりお客さんがシフトしている実態にはあるということは聞いております。例えば、台東区の実態を聞いたときは、お客さんが窓口からシフトして、時期にもよるとは思いますけれども逆に交付機に列ができたとか、そういったことがあるようには聞いております。 あとは、カードの普及の促進になるかどうかということの質問と受け取ったんですけれども、これをやることによってカードは普及できると考えております。紫波町の場合ですと、やはり今でも自動交付をやったことによりまして、月に100件程度カードをつくる方がいらしているということで、普及の一つ、試行策としてはいいものではないかなと考えております。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。 ◆26番(千田美津子君) ありがとうございました。 最初の質問で、自動交付機の設置目的、確かに市民にとって時間外、あるいは交付の時間が短縮されるとか、それから市役所以外でも交付を受けることができるというような視点が広がっているのであれば、私は確かに市民の視点での設置になるかなというふうに思うんですが、今のご答弁をいただいても、交付機の利用促進というのが、どうしても機械を使ってもらうという、市民の視点よりも機械を利用してもらうというそちらの視点でしか、答弁もそうですし、そうしか聞こえてこないんです。 私は、本当に市民の立場に立った自動交付機の設置であれば、もっと設置箇所をふやすとか、水沢区については市役所以外にも設置されているんですが、その他についてはそうではありませんよね。ですから、これらについて、本当にこれでいいのかという部分が1つです。それをお伺いしたいと思います。 あと、100円ずつ減収になるメリットよりも人件費が安くなっていくんだというお話がありましたが、私は単純にはそうは行かないというふうに思えてならないんです。何かと言いますと、例えば印鑑登録証明書を取るにも、登録していない方は窓口で登録しなければなりませんよね。そして登録して、証明書は交付機で受け取ってくださいとお話をされるのでしょうか。 それから、転入届けをして同時に住民票を欲しいという方、そういう方は一定の時間が必要になるわけですが、その方が安い方がいいと言った場合は自動交付機に行ってくださいと言うのか、どうも私は市民の利便性から言いますと、交付機の利用を高めるのは、そういう目的はあってもいいけれども、なぜ市役所の方が高くなるか、それが私は市民には理解できないというように思うんです。 ですから、安くすることはいいです。ただ、市役所の窓口でさまざまな届けをして、そしてなおかつ証明書を取られる方も私は200円なら200円にした方が、するべきではないかなという、どうもそう思えてならないんですが、その点1つ。 それから、前の説明会でも、付加した機能が高ければ利用率は高まるんだという答弁が前にあったと思います。ですから、今回さまざまな支援ももらって、ポスターとかチラシ等で普及率向上のためのPRをされるようですが、この機能を高めるという点では何かお考えになっているのか。私は、行政が自動交付機を使ってください、使ってくださいというよりも、本当に市民にとってメリットがあれば使われるんですよ。その目的がどうも逆としか思えないんですが、その点をお伺いをいたします。 ○議長(小沢昌記君) 千葉総合政策部長。 ◎総合政策部長(千葉洋一君) 交付機の目的の話でございましたが、交付機の利用促進のためということが主眼ではないことはそのとおりでございまして、先ほどお話ししたのは、市民の利便性という意味での設置です。そうしますと、この機械そのものの存在価値が問われる状況にありますので、これは市民が、先ほど言ったように、時間外、夜間等に利用できるという部分においては当然利便性が高くなっているということでご理解いただきたいと思いますし、それから、それであればふやせばいいんではないかということですが、それはそうですが、なかなかこの機械そのものが結構高いものでございまして、旧水沢市のときに8台準備できたのは、補助を受けた関係でこういった8台も設置できたという状況がございまして、今これをふやすという状況にはないというところでございます。 それから、料金差でございますが、この部分については先進事例が全国で10カ所ほどあったわけですが、他の業務においても、具体的な話はちょっとできませんが、手法とか手段が違うことによってそういった対価が違うということもあり得ると思います。具体的な部分は、ちょっと後で課長に補足してもらえればと思いますけれども、そういう状況でございます。 ○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。 ◎市民環境部長(菅原公男君) 窓口の関係については私の方で話しますけれども、窓口に来て、例えば転入したとかそういう場合に、すぐに交付機でということにはなりませんので、あるいはカードをつくる場合も一定の期間が必要ですので、きょう窓口に来てすぐ帰りには交付機でということにはなりませんので、その間は期間があります。そういう関係で、すぐということにはならないということです。 それから、土日等も使えますので、あくまでも市民サービスという面から設置しているという関係でございます。時間外、それから土日です。ただし、これは機械を監視しなければはならない、あるいはトラブルが起きた場合の対応もございますので、土日等の場合ですね、そのために担当の職員がすぐ駆けつけられるようなところに設置しておかないと、かえって不便をかけるというふうになりますか、そういう関係もございますので、その辺はご理解いただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。 ◎情報政策課長(及川潔君) 3つ目の質問のことでございますけれども、機能を高めるようなことを考えているのかということでございますけれども、現在のところは具体的にこれをどうするという話は、考えているところではございません。 ただ、将来的なことでこういうのにも使えるのかなという話、今話題にしているのは、地域通貨の話が話題として出ています。ではそれが使えるかどうかということは検討する価値はあろうかなと思っております。 それから、料金の格差のことでございますけれども、部長がさっき答弁しましたが、その支払いの、提供するサービスを得るための手法が異なった場合に、格差をつけている例というのがあるかどうか、ちょっと調べてみました。これは、果たして今回の住民基本台帳とか証明書の観点に合うかどうかはまた別としまして、調べたところ、例えばスキーのリフト券がございます。一括してまとめて買うと安くしているというような事例はございます。それから、あとは施設等の拝観の仕方で、団体で行くと料金が違うとか、同じサービスを受けるのにそういった意味での格差をつけているものが、実際にはこの10市の中の施設の中には存在しているということです。 ○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。 ◆26番(千田美津子君) 今の自動交付機をもっとふやしたらという部分については、機械が高いんだと。そして、トラブルが起きた場合は監視が必要なので、そういうところに設置をしなければならないという答弁でございました。 とすれば、むしろ自動交付機の方が高いのであれば、また納得ができないわけではないんですが、無理やりそこを安くするものですから、それでは先ほど部長が言われたようにカードを新たにつくった場合はすぐは取れないと。あるいは、転入やさまざまな届け出に伴って証明書をもらうときはすぐには取れないと。そういう市民にとっては不便な部分がありながらも、交付機は安いですよ、安いですよという解釈なわけです。ですから、交付機を安くするのはいいです。ただ、私はやはり平等という点からすれば、窓口でもやっぱり200円にしてもいいのではないかと。ですから、そこの部分、本当にそう考えてみますと、自動交付機の利用率だけ高めて、岩手の奥州市はこういうふうに差をつけて交付率を高めましたよという、そういうことにはなるのかもしれませんけれども、ただ本当に市民にとってどうなのかという部分では、私は不十分な対応ではないかなというふうに感じてしまうわけです。 ですから、交付機を200円にするというのはいいんですが、窓口でもやっぱりそういう努力をしないと、私は逆の意味での不公平感につながってくるのではないかなというふうに感じるわけですが、その点、市長にお伺いをしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 相原市長。 ◎市長(相原正明君) 今回の趣旨については、先ほど来、部課長から答弁を申し上げているとおりでございまして、この市民の利便性を高めながら、そしてこういう仕組みを設けることによって、職員の人件費コストを考える機会にもつながっていくわけですので、最初から人件費分でこれだけ節約できるというふうに申し上げておりますので、そういった施策の一つのきっかけにもなると思います。 交付機をふやす、ふやさないについては、これはこういった、例えばさっきも一例ありますけれども土日だとか、場所も市役所ではないところですね。それはもう市民の利便性ということから、これからふやしていくことは必要なことだと思いますし、今ご意見いただいたことを含めて、スタートをさせていただいて、いろいろなやってみてのご意見、希望もまたあるかもしれません。そういう中で、通常の窓口時間以外に取れる、そしてその場が広がっていくということが大事だと思いますし、またこういうふうな形の中で職員が一々手数をかけるということではなくて、こういうオートマチックでセルフサービス的にやっていただくことによって、この普及の促進も図っていきたいなと。そのことが、行く行くはですけれども、今でもカードにはいろいろな機能があってなかなかPRが十分でない、反省をしておりますけれども、もっと広がりを持った形で、いわゆる一つの広がりの最初の動きになるというふうにも思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 19番佐藤邦夫君。 ◆19番(佐藤邦夫君) 19番。 今市長が言ったことを言いたかったんですけれども、職員の皆さんはもう少し自信を持ってやった方がいいんではないですか。やっぱりこれを入れることによって、いろいろな住民のサービス、それから将来的にはコスト削減になると思います。 今見ていますと、病院もそうですし駅もそうですし、ATMとか、それから大学なんかもみんな自動です。窓口は一切やっていません。自動で証明書なんか発行します。これはだんだん高校とかもそういうふうにもなってくると思いますし、また産直なんかでも、じいさん、ばあさん、70歳、80歳の人たちも、パソコンを使ってやっています。 だから、人間の能力というのは相当高いわけですから、これを職員が自信を持って進めないでだれが進めるんですか。私は、絶対、今の機能も含めて将来そういう方向になると思いますから、それに乗せるために、そういったよさをアピールしながら、あるいはいろいろなことで介護のときに勧めるとか、そういったことが必要だと思いますよ。 それで、この前も住基カードに対して、商工会議所とかそういった団体に呼びかけてサービスした例もありますし、紫波町ではラ・フランスの入浴料をサービスしたりしております。ですから、当地でもひめかゆとか前沢とか衣川温泉もあるわけですから、そういった割引も含めて、また課長がおっしゃったようにエコ・マネーも含めて、私は本当に本気になってやってもらいたいと思うし、やればそういう可能性が出ると思いますけれども、先ほどから答弁を聞いていると果たして、不安になるような答え方しかしていないから、みんなそういうふうに思うんですよ。どうですか、部長。ぜひそのようにお願いしたいと思うんですけれども。 ○議長(小沢昌記君) 千葉総合政策部長。 ◎総合政策部長(千葉洋一君) 不安に思われたとしては、ちょっとなかなかそういう気はございませんけれども、いろいろな機能がもっと付加になってきますと、このカード等の利用も進んでくるんだろうと思います。 今、議員言われたように、そういった機械操作によるいろいろなサービスというのは広がってきていますので、この辺は、今回、国の補助事業を入れながらPRに努めていくという考え方でおりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 28番佐藤修孝君。 ◆28番(佐藤修孝君) この件については5月16日に説明を受けておりますけれども、その席でも若干触れたような気がしていましたが、かつて江刺市で合併前に「えさしわいわいネット」を引くときに、これをもって各種証明書が取れるのだという、そういう一定の説明をして進めたという経緯があるわけですが、さっき部長が本庁、総合支所に限らずいろいろ設置したという話ですが、内容を見れば水沢区の図書館、メイプル、病院、それ以外は総合支所、江刺区については生涯学習センターに入っていますが、これも役所の中で、大方隣接している建物でございます。 そういう意味で、要は中山間地があるわけですが、かつてそういうスタンスで進められていたんですが、今回はこういう方向で示されましたけれども、合併前のそういう進め方があったわけですが、その辺は十分協議されて進められたのでしょうか。その辺をお聞きしたいと思います。 それからもう一つは、さっき機械が高いという話でしたが、その辺も例えば、総合支所から離れて一番、例えば江刺区においては、再東端から総合支所までの中間の位置に設置した場合はどういうふうな格好になるか、そんなことも検討されたのでしょうか。その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。 ◎情報政策課長(及川潔君) 合併前の旧江刺市でのわいわいネットの関係での説明の中に、自宅でも証明書が取れるとかという説明をされたということでしたけれども、これは自動交付とはまた別な話でございまして、確かにサービスとしましては基盤としまして、今言われている住基カードとそれから公的個人認証といいまして、私が確かに奥州市の及川潔であるという人の原始的な証明を住基カードに格納するやつがあるんですが、それをもとにインターネットから、基盤がそういったシステムができていればですけれども、基盤があったところにインターネットから申請をして、その答えを、例えば証明書であれば証明書というものを電子的に受け取るというサービスは考えられております。 ただ、現実に今この奥州市では、そのことについてはまだやっておりませんし、これからそういった世の中になってくれば、電子証明書を遠隔地からインターネットで申請をしてインターネットでそういった証明類を受け取るという、そういったサービスは出てくるものと思っております。今すぐそれをどうこうできるような状況ではないということは、ご理解いただきたいと思います。 それから、キオスクといいますか、自動交付機の設置場所についての検討でございますが、合併時においては合併協議会の中の、多分当時の市民課といいますか、その辺の担当の部会がございましたけれども、その中で検討されたと思っております。その際は、旧水沢市としましては、自動交付サービスをやっていたものですから、それを継続してもらいたいということでのお願いをしましたし、それにつけても増設という話も考えてはみましたけれども、なかなか状況的に増設するような形にならないということで、再配置をするということでの検討をしたものでございます。 その際、当面サービスができる幹線系がつながるのが、合併時までに幹線系の光ファイバーもつなぐ工事をしましたけれども、その際に、総合支所であればそういったことでネットワークがつながるということで、総合支所に置くことになったものと考えております。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) その後検討したかという質問もあるんです、その後の件。 ◎情報政策課長(及川潔君) 設置場所につきましては、当時の各市町村の窓口担当課といいますか、市民課であるとかそういう課の方で検討して、ここに置くということを決めたようです。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 28番佐藤修孝君。 ◆28番(佐藤修孝君) ちょっと違う話だというふうに、今申されましたけれども、例えば各戸で自宅にいながらにして取れるというのが最後の形だろうと思うんですが、その前に地区センターで取れるという状況もあると思うんです。といいますのは、例えば単純に証明書1通取るためだけに、再東端の米里の重王堂とかあっちから出てくることになると、片道1,000円前後の交通費がかかるという状況なわけです。そういうところに配慮すべきだというふうに思うんですが、300円と200円の公平性よりもそっちの公平性の方が私は大きいと思うんですが、そういう意味で、ケーブルは地区センターに前から入っています。地区センターで最低でも取れるような方向が、私は必要だと思うんですが、いかがなものでしょうか。 ○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。 ◎市民環境部長(菅原公男君) お答えいたします。 確かにそういう利便性も必要かと思います。ただ、実際どれぐらいの人たちが利用するかという、そういう問題もかなりあるわけです。そのためにも、もちろんカードの普及は大事でございますけれども、ただ費用対効果の関係もございますので、それらも十分検討してからというふうになろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 暫時休憩いたします。                   午後0時25分 休憩---------------------------------------                   午後0時26分 再開 ○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 菅原市民環境部長。 ◎市民環境部長(菅原公男君) 大変失礼いたしました。 自動交付機につきましては、設置場所につきましては、さっき答弁いたしましたけれども、土日も使える、それから夜間も、若干でございますけれども時間外も使えるというような場所ということになりますと、市の職員が配置なっているような場所であれば、可能かと思います。土日も使えるということは、結局日直の人がいるというような場所でございます。あるいは委託している場合もございますけれども、そういうような場所に現在は設置しているわけでございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 修孝さん、最後の部分まだ1回残っていますので。 このまま1時半まで休憩いたします。                   午後0時27分 休憩---------------------------------------                   午後1時30分 再開 ○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。28番佐藤修孝君。 ◆28番(佐藤修孝君) 要は、今までの経過を聞けば、水沢区に集中しているのは、合併前の補助事業で設置したという経過を聞きました。それはそれでもちろんいい話ですし、今後、さっき申し上げましたようにやはり広い奥州市でありまして、地域ハンディといいますか、そういう気持ちを、疎外感という部分もあると思うんですが、その辺を払拭するには、やっぱりもう少し辺部に配慮した進め方が必要だというふうに思っております。それは、合併前でもそういうスタンスで進めた経緯があるわけですから、その辺を最大限配慮した形で、これに限らず進めていただきたいと、そのように思っております。 そこで、これから計画的に、江刺区に限らず、衣川区でも胆沢区でも前沢区でもそういう地区センターがあるわけですから、既に光ファイバーが行っているところも、何割かわかりませんが、すぐ設置できる状況にあるというふうに思っておりますけれども、その辺の状況、あるいはそれを計画的に今後進めてほしいと思っているわけですが、その辺についてお伺いをしたいと思います。 行政の継続性という言葉が前に出ましたけれども、そういう意味でもやっぱり前向きに検討していただきたいと、そういうことであります。 ○議長(小沢昌記君) 千葉総合政策部長。 ◎総合政策部長(千葉洋一君) 交付機の件でございますが、まずはこの交付機の利用を高めるという部分では、1つの市民の利便性からしても大事なことかなというふうに思っておりますし、それから今議員がお話しされた配置の件でございますが、今、8カ所については今の状況、水沢区が多いわけでございますけれども、今後この利用の状況、市民にとっての利便性を考えたときに、現状の移設、場合によっては増設も含めた検討を検証していく必要があるというふうに思っております。 ○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) この間の質疑を聞いていて、私は、この問題はいわゆる税とか使用料、手数料の問題は、これは負担の公平ですよね。この問題といわゆる住基カードの普及の問題は、やっぱり別の問題としてきちっと考えるべきではないかなというふうに思います。 それで、先ほど来コストの問題が出ておりますが、このキオスク端末の耐用年数はどのくらいなのか、これから更新する時期はいつなのか。私はそれによっては、コストは今まで説明があったようにはいかないのではないかなというふうに思うんですが、料金を引き下げる理由がコスト、低廉なコストでできるということでの説明であったので、その点をお伺いします。 それから、本当に住民サービスの点を考えれば、先ほど来のお話にあるように、本庁からの遠隔地、あるいは総合支所からの遠隔地にこそ置いてこれが生かされるのであって、そうでなければ、これは逆にコスト的に非常に高いものになるということから見て、私はこの論理性に矛盾があるというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
    ○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。 ◎情報政策課長(及川潔君) キオスク端末の更新のことでございますけれども、耐用年数は6年と思います。ちょっと調べてみないとわかりませんが、電子的な機器の場合ですと5年か6年のはずなんです。 今現在の入っているキオスク端末につきましては、当初は平成12年に機器を入れているわけですけれども、住基カードに対応するために機器の一部を直しております。住基カード対応のためです。それで、心臓部について直しているので、平成15年からですから、平成15年8月に動くように直しましたので、平成20年か21年ころが耐用年数としては到来するだろうと。あとはその機器の状況によって、使用の期間を延長するということは可能だとは思いますけれども、いずれ平成21、22年、そのあたりにはそういったので更新期が到来するだろうと考えております。 現状の自動交付機といいますかああいった形の機器につきましては、私どもが平成12年に旧水沢市に入れた当時は、大体1台当たり750万円くらいしまして、それからいろいろな機器の設置のための費用としまして250万円程度かかって、1台設置するのに約1,000万円くらいかかっているんです。ただ、現状、その後そういった機器が開発されてきておりまして、かなり交付機自体のハード的な値段が下がってきております。2分の1もしくは3分の1くらいに下がってきておりますので、最近入れたのでは、室蘭市なんかの場合ですとかなり安価な機器を入れたということで、室蘭市でコストを計算すると100円で大丈夫だろうということで、室蘭市は自動交付の場合100円にしております。ですから、コスト的には、ハードの部分から言いますと下がってきていると思っておりますので、改めてそういった、その時点で計算をしてみなければなりませんけれども、そういったことで、コストが今のよりも上がる、うんと上がっていくとか、そういったふうにはならないんではないかなと思っております。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) そうならないんではないかなではなくて、きちっとそういうのは計算して示すべきだと私は思います。 いずれ、市長にお伺いしますが、今回提案されているのは、奥州市の手数料条例の一部改正です。先ほども言いましたように、カードの普及と、いわゆる税とか使用料、手数料の負担の公平という問題は、全く別次元の問題ではないかと私は思います。もしそういう形で差をつけるのであれば、先ほどもお話がありましたように、証明書を取るために交通費等がいっぱいかかるようなところ、遠隔地の方々に対してこそ下げるべきであって、そういうものこそ本当に公平な負担というのではないでしょうか。利便性の高いところで、しかも簡単にそういうのに使えるというところを下げて、遠隔地の方々、費用もいっぱいかかるような方々に対しては高い手数料を取るというのは、行政のあり方として本当にそういうやり方でいいんでしょうか。私は、この条例が基本的には、200円に下げるのであれば、全部200円に下げるべきというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(小沢昌記君) 相原市長。 ◎市長(相原正明君) 2つ論点、観点があると思うんです。先ほど来、修孝議員の方からもありましたように、遠隔のところにあって、交通費等がかかる場合には住民票等を取りやすくする環境づくりが必要だと思います。それは、地区センターとかそういうところでのサービス機能の拡充が1つあるし、それからこういった交付機、結構値段もかかるので簡単に続々配置とはいかないでしょうけれども、そういう観点が1つあって、それは計画的に推進すべきものだと思います。 もう一つは、この条例に直接的にかかわる話ですが、同じサービスを提供するのに人件費をかけて職員がやっている部分と、一たん設置の経費はかかるんですけれども、実際サービスは同じサービスである場合に、いわばセルフサービス的な部分については安い料金を設定して、これは総体的な行政コストについての意識づけにもつながってまいりますし、それからもちろん住基カードの普及という副次的な効果も考えることができるというふうに思っております。全国的にも、県内ではまだないんですけれども、全国では例もあってこういうやり方もあるわけですから、まずこういう取り組みをしてみて、私の方で提案側で考えている効果を十分検証して、また次に進んでいきたいなというふうに思っております。 ○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) 市長にぜひ参考にしてほしいと思うのは、合併前の旧水沢市で、公民館単位にキオスク端末を置いて、その利用状況がデータとして残っているはずであります。場所によっては1年間に15件とか、本当に二けたに角を出したくらいのそういう利用件数しかないところもあります。その結果、合併によって、今度はそういうところから引き揚げてそれぞれの総合支所なりに配置をしたんだと、私は思っております。 ですから、そういう点から言えば、本当にサービスを考えるというのであればコストを考えないでやらなければならない。そういう決断でこの料金体系を決めていくのかどうかお伺いします。 ○議長(小沢昌記君) 相原市長。 ◎市長(相原正明君) いろいろ経過もあり、考えもそれはあるわけですけれども、やっぱり新しい時代に対応した新しい切り口での行政の積極的な進め方というのは必要だと思うんです。これはいつの時代も、当然旧水沢市でもそういう気持ちだったと思います。 今回は、もっと住基カードに多機能を持たせて、まだ検討段階ですが将来的な予算もついております、この地域通貨的な要素も含めて大いに広がりを持たせて、そういったPRもしながら、もう一度市民の皆さんにこの活用を考えていっていただきたいなと。世の中の流れは大体こういうカードとか、鉄道関係もそうですけれども、進んでいくわけですから、そういう意味で利便性とコスト軽減と、その両方を図りながら詰めていく、そういう意味で1つのこれは切り口になるというふうに思っております。 ○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第19号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。17番今野裕文君。 ◆17番(今野裕文君) 私は、議案第19号、奥州市手数料条例の一部改正について反対するものであります。 理由は、手数料はその性格から言って税金と同等の取り扱いが必要だと考えるものであります。憲法第14条、法の下の平等並びに地方自治法第10条、役務の提供をひとしく受ける権利の要請から外れるものと考えるものであります。特にも、カードの利便性はともかく、社会的にそして交通的弱者には利用する機会が少ないものと考えるものであります。そういう点では極めてメリットを享受しにくいものになるものと思います。利用頻度から言ってもメリットは少ないものと考えるものであります。カードをすべての住民に配布した上での値下げであれば可能性も見出せますが、現時点ではこのようなことをするより、下げるのであれば全体を200円にすることを願うものであります。 以上の観点から反対いたします。 ○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第19、議案第20号、奥州市訪問入浴介護に関する条例及びまえさわ介護センター条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第20号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第20、議案第21号、奥州市農業集落排水施設条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第21号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第21、議案第22号、財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第22号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第22、議案第23号、財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) 説明では5者指名をされたようですが、入札の経過について説明してください。 ○議長(小沢昌記君) 暫時休憩いたします。                   午後1時48分 休憩---------------------------------------                   午後1時50分 再開 ○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) 大変失礼をいたしました。 5社でございまして、業者名を申し上げます。株式会社アイ・シー・エス、エッグナ株式会社、京セラ丸善システムインテグレーション株式会社仙台、株式会社システムベース、富士通株式会社岩手支店でございまして、2社、エッグナ株式会社、京セラ丸善システムインテグレーション株式会社仙台は最初から、1回目から辞退いたしております。 結果として、富士通株式会社岩手支店がこの金額で落札をいたしております。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) 業者選定はそれなりに実績等に基づいて選定されたと思うんですが、2社辞退された理由は何なのかです。 それから、入札は1回入札なのか、それぞれの入札の数字を教えてください。 ○議長(小沢昌記君) 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) 辞退の理由があるはずでございますが、まず1つは京セラ丸善システムインテグレーションでございますが、内容を厳正に確認させていただきましたところ、このスケジュールではご提案することが非常に困難だということで、スケジュール的に無理だということで、京セラさんは辞退いたしております。 それからもう1社は、今確認をいたします。 それから入札は何回かということでございますが、これにつきましては3回ということで、3回目で富士通株式会社岩手支店が落札をいたしております。 ちなみに、1回目で当然のことながら3社入りましたが、株式会社アイ・シー・エスさん、それから株式会社システムベースさんについては、1回の入札で2回目は辞退をいたしております。 もう一社は確認をいたしますので、その後にご答弁申し上げたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) これで質問回数は終わりということになるんですが、ちょっと今の説明では、内容的に理解できないんです。 ○議長(小沢昌記君) 答弁保留があるので、2回目ダッシュというふうなことでもう一回。 ◆40番(及川善男君) それで、ちょっと後で資料が欲しいんですが、今の部長の説明ですと、実質随契に近いんではないですか。2回目からはもう1社でしょう。1回の入札で最初から2社が辞退をして、1回目に札を入れたのは3社で、2回目からは1社でしょう。業者選定に問題なかったんですかね、これ。最初から辞退する、辞退の理由がスケジュールが合わないなんていうのは、これはもう論外ですよ、こういう業者を選定するということ自体。その辺、もう少しわかるような資料があれば出してください。 ○議長(小沢昌記君) 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) 資料は後ですべてお出しいたしますが、まず1つは入札の執行でございます。これについては、当然のことながら市内の図書館のシステムの納入実績のある業者を指名いたしております。これが先ほどの5業者でございます。それから、1社は、それぞれ当然のことながらいつそれまでにという条件がございますから、業者によってはこれではとても納入できないというようなことであれば、辞退されることはあり得ると思います。 それから、あとの2社でございますが、これは金額が1回目の札、これはもう公表されますからですが、金額が折り合わないということで、何も1回目でこのくらいですということはないわけですが、もうこれ以上は下げられないという業者の見解だと思います。1回目は札を入れたわけですが、2回目以降はもうこの金額以下は下げられないという業者の判断だと思いますので、随契ということではなくて、3回目まで入れたということでありますから、当然のことながら予定価格を設定して、2回目でも落札しなかった、3回目で富士通さんが初めて落札したということの内容でございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) そのまま続けてください。保留していた分、お願いします。 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) 答弁保留の分でお答えいたします。 エッグナ株式会社、口頭での辞退で、理由は特に聞いていないということでございます。 以上でございます。辞退でございますので、そういう内容でございます。 なお、資料については後でお出ししたいと思います。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。 ◆40番(及川善男君) 今の答弁保留の分とあわせて最後に市長にお伺いしたいんですが、この種の奥州市の事務機器については富士通が非常に多いんです。そういうことでいろいろ言われていることもあるわけですが、特にこの業者選定とか、私は先ほど言われたようなのはもう入札前にわかる話、指名の段階でもうわかる話だと思うんですよ、業者選定の段階で。それから、1回やって2回やって落ちないと、1社だということになれば改めて業者を選定し直してそして入札にかけるとか、そういうことでやらないと、今入札の問題がいろいろ言われているときに、こういう形の入札のやり方でいいのかという点で私は大いに疑問に思うんですが、その点、市長にもお伺いします。 ○議長(小沢昌記君) 相原市長。 ◎市長(相原正明君) 入札事務の適正執行については、今、全国的に国でも県でも市町村でも、どんどん進めていかなければいけない時期であることはおっしゃるとおりでございます。 そういった中で私ども、かつてもご答弁申し上げているわけですが、業者選定は、今総務部長をキャップにして関係の部長が入ってその選定を行って、決裁はとりますけれども、そういう形でまず事務的、合理的と申しますか、そういう形でまず選んで、入札執行はこれもルールに従って、今回3回までということでやったということでございます。 また、途中こういうふうに辞退があったというようなことですけれども、こうした辞退なんかも、不誠実な入札参加ということにもしなるのであれば、今後それを勘案しながら指名をしないということも十分あるわけでございまして、そういうようなことに今後役立ててまいりますが、今回については、所定のルールに従って、そういう特段の予断、予見を入れずにこなしたものというふうに思っております。 ○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第23号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第23、議案第24号、ファイルサーバ障害によるデータ消失事故に係る損害賠償事件の和解に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第24号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第24、議案第25号、平成19年度奥州市一般会計補正予算(第1号)議定についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。5番阿部加代子さん。 ◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 まず18ページ、自治基本条例調査検討事業経費についてお伺いしたいと思います。 市長にお伺いしたいと思います。 自治基本条例は、自治体の、市の憲法のようなものでございますけれども、市民との協働が大変重要になってまいります。それで、市長はマニフェストにも取り上げておられまして、来年4月ごろを目指されておりますけれども、もう少し時間をかけて議論をすべきではないかというふうに思いますけれども、その点どのようにお考えになっているかお伺いしたいと思います。 それから、42ページ、46ページの土木関係についてお伺いいたします。 まず42ページの市道維持管理についてお伺いしたいと思います。市道の整備について、地元紙とか、また広報等によりまして、市民からの情報提供また区長からの情報提供ということで、対応していただいているようですけれども、その対応に応じ切れているのかどうかお伺いをしたいと思います。 それから、46ページなんですけれども、3月の予算の中でもお伺いしていたんですけれども、公園のトイレの整備工事につきまして、オストメイト対応トイレにならないのかどうかということをお伺いしておりましたけれども、どうなったのかお伺いしたいと思います。 それから教育委員会の方にお伺いします。 3月の予算の中で、AEDの設置について、小中学校10校への設置が進められているというふうにご答弁いただいておりましたけれども、具体的に設置校が決まっていればお伺いしたいと思います。 それから56ページになるんですけれども、胆沢文化創造センターにもAEDが設置になるようなことをお聞きしましたけれども、どのようになったのかお伺いをしたいと思います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 相原市長。 ◎市長(相原正明君) 私の方は、自治基本条例の関係をお答え申し上げ、他についてはそれぞれ部長の方からと、お願いをしたいと思います。 自治基本条例は、もう既に検討がスタートをしているとおりでございますが、これはできるだけ論点を、論点というのは議論になる部分、住民投票の場合の投票年齢でありますとか、あるいはどういう要件で投票が行われるのかと、よく話題になる部分ですが、そういったことなども早目に論点を出して、先般来のご意見にもありましたように、市民ぐるみの意見交換の場、盛り上げの場、これを早目に設定をしていきたいなと思っております。 県内は宮古市が先般、可決されたということでトップを切ったわけでございますが、宮古市の場合は合併によってちょっと一時空白期間があったのかなと私は見ているんですが、私どもの場合といいますか、私の場合は、マニフェストで明確に出した上でのこうした対応をしておりますので、またそれは仕上がりによってご判断いただきたいわけですが、マニフェストはご存じのように期限というものがついていまして、それに向かって努力をするのが私の役目だと思っておりますので、そんな気持ちで今この6月議会の段階でおります。できるだけ、早目早目のそういう論議の盛り上げをしながら、ご理解をいただいてまいりたいと思っております。 ○議長(小沢昌記君) 高橋都市整備部長。 ◎都市整備部長(高橋力君) ただいまご質問をいただきました件について、お答えを申し上げたいと思います。 最初に、市道の損傷に係る情報のご提供、あるいはそれの措置についてのご質問にお答え申し上げたいと思います。 この4月から積極的にパトロールに努め、あるいは議員さん方も含め市民の皆様から情報のご提供をいただいて、損傷箇所の改修に努めておりますが、6月15日現在、先週ですけれども、15日現在で寄せられた件数は668件でございます。この内訳でございますが、提供いただいた区分によりますと、パトロールで把握した件数が375件、それから市民の皆さんから教えていただいた、ご提供いただいた件数が131件、それから行政区長からご提供いただいたものが122件、職員からの提供が40件、合わせて668件でございます。 このうち、どのようなものを情報としてちょうだいしたかといいますと、路面のいわゆる凹凸、欠損、その関係が533件、それから側溝のふぐあい、例えばふたですとかそういうものの関係ですが、それが62件、それから附属ということで、例えば道路照明、街路灯、それからあとはカーブミラーですとか、そういうものの関係が28件等となっております。 それで、ご質問にありました対応の方はどうかと、こういうことでございますが、668件ちょうだいいたしましたうち既に措置いたしたものが546件、率にして81.7%が既に措置済みでございます。これは、直営ということで職員が現場に参りまして、特に路面の凹凸については乳剤等補修材を使いまして、補修をしたと、こういうことでございます。 残りの分でございますけれども、残ったうちの半分ほどが、現地に参りましていろいろ調べましたけれども、まず当面は現状でいいのではないかということでございますし、あとの残りは要措置ということで、単年度今すぐにはなかなか解決が難しいということで、事業の工法、あるいは費用その他を総合的に検討して措置をすると、こういうふうなことでございます。 いずれ、広報その他で情報の提供をお願い申し上げておりますが、できるだけ情報をちょうだいしたいということと、それから可能な限り迅速に措置をすると、こういう方針で行っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 それから、もう一件の46ページの工事請負費にあります向山公園のトイレの整備でございますが、ご質問のありましたオストメイト関係、それ関連を含めまして、障害をお持ちの皆さんが使いやすいようなトイレの整備をしたいということで、現在設計中でございます。なお、これから出てくると思われるトイレの整備に当たりましては、この方針で行いたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) AEDの設置についてお答え申し上げます。 今年度の当初予算で措置いただきました小学校5校、中学校5校ということで予定しておりますが、小学校は水沢小学校、岩谷堂小学校、前沢小学校、胆沢第一小学校、衣里小学校。中学校につきましては水沢南中学校、江刺第一中学校、前沢中学校、小山中学校、衣川中学校の5校です。 これにつきましては、近いうちに学校に届くように今事務を進めております。 56ページの胆沢文化創造センターへの予算、今回お願いしておりますが、同様の施設が市内に4施設あるわけなんですが、3館には既に設置済みということで、胆沢文化創造センターの方にだけ設置されていませんでしたので、今回お願いしたいものでございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。 ◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 道路の件についてお伺いをしたいと思います。 通報いただきまして、直していただいているようなんですけれども、直っていない分の半分が現状のままということでなっているそうですけれども、また要措置ということで今後検討するというようなことなんですけれども、そういうことを通報いただきました市民の方とか、例えば区長の方には連絡が行っているのでしょうか。お伺いをしたいと思います。 それから、AEDの設置なんですけれども、大変ありがとうございました。 それで、設置を決められた学校につきまして、講習会を行っていただけるのかお伺いをしたいと思います。 お願いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 高橋都市整備部長。 ◎都市整備部長(高橋力君) 情報をご提供いただいた皆さんには、現地の状況を把握した段階で、帰りまして検討の結果をお知らせしております。ただ、若干連絡等がなかなかつかなくてお知らせしていない人もあるかもしれませんけれども、基本的にはこういう事情で今回は行いません、あるいは若干時間をちょうだいして内容の検討をしますと、こういうことにしてあります。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 機材の設置に際しまして、該当する学校の全職員を対象に講習会をする予定でおります。 ○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。 ◆26番(千田美津子君) 何点か質問いたします。 まず、24ページにICカード標準システム実証実験事業がありますけれども、これを見ますと消耗品等が大半、そして印刷製本、広告料となっておりますが、改めてこの事業について、内容についてお伺いいたしますし、また来年度以降の見通しといいますか、これらが継続されるのかどうか、その点お伺いをいたします。 2つ目は26ページ、自立支援給付等事業に関連しますが、訓練等給付費50万7,000円が計上されております。この間の質疑にもありましたように、市独自の支援策がこの中身かなと思いますが、ただ上の方を見ますと授産施設措置費として同額が減額されているところを見ますと、これは市独自の支援策というよりも組み替え的な部分に見られるわけですが、ちょっとこの関係について、お伺いしたいというふうに思います。 もう一つは、28ページに老人医療費支給経費があります。これ、システム設定委託料として3,000万円が計上されておりますが、これは後期高齢者医療の関係のシステム委託になると思うんですが、これは実際どのようなシステムを導入していくことになるのか、そして県内の状況等も含めてお伺いしたいというふうに思います。 最後になりますが、総務費に関連してお尋ねをいたしますが、今連日のように年金問題がいろいろ議論をされております。教育民生常任委員会に出された資料を見ますと、市に保管されている台帳といいますか名簿等にも各区にそれぞれ差があったり、それから市民からの問い合わせも6月11、12日だけ見ても125件あったと。私は、こういう状況ですから、本来であれば行政報告があってしかるべき中身でなかったかなと思うんですけれども、改めてこの当市の年金に対する現状と、それからこれからの対応策も資料を見ますとあるんですが、国としての対応策といいますよりも、市の窓口で現実どのようにこれから対応していかれるお考えなのか、この点お伺いしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 千葉総合政策部長。 ◎総合政策部長(千葉洋一君) 24ページのICカード標準システム実証実験事業経費でございますが、この中身でございますけれども、その前に経費の中身をお話しする前に、先ほどの手数料等のときに、交付を国からの補助でやるというお話をしてございましたが、これによる事業費でございます。国から住基カード多目的利用普及促進広報事業助成金という形でいただいて、事業を展開をするものでございます。 その実証実験事業の中身ですが、消耗品費が845万円ございますけれども、これは住基カードの購入費です。それから、印刷製本217万7,000円ですが、これは広報とか毎戸配布チラシ、それから窓口用のチラシ、ポスター等が印刷製本でございます。それから、役務につきましては、広告料、それから通信運搬、FMラジオ等のCM放送経費等の広告、それから郵便料でございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) お答えいたします。 最初に、自立支援給付等の事業経費の組み替えではないかというご質問でした。これは、格好とすれば組み替えになっておりますが、考え方としましては、新たな市の独自軽減策として積算した額50万7,000円を計上したということが1つ。 それから、授産施設の措置費ですが、盛岡市の事業所へ通っていた方が、その事業所のサービス体系が若干変わりまして、そこから出さなくてもよくなるということで、いずれ50万7,000円の財源として不用になるところから持ってきたということで、結果的には組み替えの形になりますけれども、そちらは必要ないということでの減ですから、新たな部分のところに必要な額を計上したということであります。 それから、老人医療費のシステム設定の関係ですが、3,278万8,000円トータルで予算計上しております。これにつきましては、中身としましては、今度平成20年にスタートします後期高齢者医療システムの関係の部分です。それで、内訳としましては、システム導入費として4つほどありますが、まず新規導入、新たなシステムを導入するという部分、それからデータをセットアップする、あるいは広域連合システムとの連携、テスト作業、これがシステム導入費として4つほど計上、内訳としては入っております。それから、システム連携等の附帯作業としましてシステム間の調整、例えば住民記録とか税のシステム、あるいは介護保険のシステム、すべてにかかわってきますので、それらのシステム間の調整作業というのが1つありますし、あとプロジェクト調整、すべてのそれに伴う作業チームがありまして、その中での調整に係る経費、そしてあともう一つはネットワークを敷設するということで、国保連のネットワークとの敷設作業ということで、トータルしますと7つほどの事業がここに一緒になりまして、老人医療費の支給経費の中のシステム設定委託料という形で、まとめてここに計上させていただきました。 それから、他の市町村の例というご質問でしたか。当然、どこの市町村もこういう形で今作業を進めているわけですが、経費的にはそれぞれ委託して、既存の今までの住基情報から税から、あるいは介護関係、すべて業者が違っておりますので、例えば被保険者の数で大体同じぐらいの額になるのかということを考えますとそうではないと。その業者の今までの委託料とか皆まちまちなものですから、その辺から、それのシステムの改修ということとかそれに伴った新たな部分とかで、必ずしも被保険者の数に比例した金額ではないというふうにはとらえております。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。 ◎市民環境部長(菅原公男君) 年金の関係について答弁いたします。 国民年金の関係でございますけれども、基本的には、市の業務は窓口に来た人の届け出等の受理、あるいは進達関係でございます。それで、旧台帳の関係等も、古い台帳の関係ですけれども、これにつきましては保管義務はなかったわけでございますけれども、旧市町村で言いますと水沢市のだけは廃棄してしまったという経過でございます。 それで、この間常任委員会でお出しした資料の関係でございますけれども、その中の対応策というのは、これは国の対応策でございまして、市の対応策ではないわけです。ただ、現実に1日10件ぐらいですか、各総合支所になりますか、相談には来ていただいていましたけれども、それはあくまでも社保庁、一関社会保険事務所に照会して、内容を確認して本人にお知らせしているという内容でございます。したがいまして、時間的なことも結構かかるわけです。電話等で照会しまして、だれそれさんはこういうふうな状況になっていますとか、そういうことで本人にお伝えして、疑問であるか疑問でないか、間違いはあるかないか。 それから、市でわかるのはあくまでも国民年金だけでございます。厚生年金の得喪関係は、これはもちろんわからないわけですので、やっぱり最終的には社保庁の方に、あるいは行っていただかなくてはならない場面もあろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。 ◆26番(千田美津子君) ICカードの部分については、今年度分はわかったんですが、来年度以降の見通し、その点お伺いをしたいと思います。 それから、後期高齢者医療のシステムの関係なんですが、7つの事業が含まれるということでわかりましたけれども、ただ非常に気にかかるのが、市町村によって業者が違うのはそのとおりだと思うんですが、ただ広域連合で一定の事務とか調整とかを行う中で、システムを共有してやれる部分が、私は本来あってしかるべきだと思うんですが、ちょっとお聞きしたところによると、それぞれのところでやれという形になっているように見えるわけですが、私は本当に共同で連合でやるというのであれば、1つのシステムを使えるようにしていく、そしてあとそれぞれの市町村の住基とか連携を図るという部分は必要だと思うんですが、何のためのこの広域連合の立ち上げだったのか、そういう部分では非常に業者にとってはメリットがある、言ってみればそういう事業になっているわけで、私は本来の目的からちょっとやっぱり外れている部分が非常にあるのでないかと。結果として保険料にはね返ったり、市町村の持ち出しにはね返ったりするということになるわけで、この辺のチェックが、私はどの程度なっているのか非常に気にかかるわけですが、その点もう一度お伺いをしたいというふうに思います。 あと年金の問題については、基本的には本当に社会保険庁の責任なんですけれども、ただ市民にとってはこれまでのさまざまな情報は、やはり市で持っていたんではないかということが大半考えられるわけで、ただ保管義務はなかったということで、いろいろ旧市町村によってばらつきがあるのはそのとおりだと思います。 それで、1日10件ぐらいですか、各総合支所で相談もあるということで、取り次ぎであっても、私はやはり可能な範囲でそういう、ただ社会保険庁に行ってくださいとかではなくて、今多分やられているとは思いますが、でき得る限りの対応をやはり市としてもやっていただきたいと思いますので、その点もう一度お伺いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) お答えいたします。 先ほど老人医療費支給経費の中のシステム設計委託料7業務と申し上げましたが、この3,024万円の部分は7業務ということでありまして、そのほかに住民記録、税の方の部分が5つぐらいの業務があると。あるいは、介護保険システムの方が3つということで、全体では15業務は入ってきます。それで、この金額そのものが、まだこれをこうしなさいという仕様がすっかり定まった、確定したわけではありませんので、未確定の部分のため、この金額そのものもまず概算額という形で業者から出てきていますので、その概算額をもとに6月の補正で組んで、若干圧縮した形でここを組んでいるという形にはなっております。 広域連合との関係ですが、広域連合は広域連合で、県内の各市町村とのやりとりの向こうとしてのシステム開発を今手がけております。ですから、我々が今やっているのは保険者としての、奥州市なり金ヶ崎町なり、その市町村の住民の関係する部分の保険者としてのシステム開発なものですから、理想とすればそういうののマニュアルか何か、全部に該当するようなものをつくって、これでやりなさいという形でそこに当てはめて、どこでも使えるようなシステムができれば一番よかったのかなと思いますけれども、時間がなかったせいですか、いずれその辺のところは各市町村が業者さんとともに開発というかやりなさいということで、保険者の業務としてのシステム開発なり改修なりが、こういう形で15業務も出てくるという形です。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 千葉総合政策部長。 ◎総合政策部長(千葉洋一君) ICカードの来年度以降の見通しの話でございますが、今年度につきましては、この住基カードの普及促進ということの助成制度に手を挙げて、これが決定したものでございまして、そういった意味で、今回はそういった取り組みをしますが、現状において来年度はまだ具体的には予定はないという状況です。 ○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。 ◎市民環境部長(菅原公男君) 国民年金の関係でございますけれども、もちろん現在窓口等で平均しますと各総合支所とも10人程度ということなんですけれども、取り次ぎということで、社保に行ってくださいというそういう取り次ぎではございません。窓口にいらした方には、年金の、私はこうでこうなっていますかという確認が多いわけですけれども、それについては社保の方に照会をしまして、あなたの納付はこうなっていますよとか、そういうような取り次ぎでございます。社保に行ってくださいというそういう取り次ぎではございませんので、ただ、古い台帳を見せてくださいとかとなりますと、これは大変なことになるといいますか、台帳は整理がなっていないんです。もう破棄してもいいような台帳ですから、それが段ボール箱に入れて保管しているものですから、それを一人一人来て全部となると、これまた大変なことになろうかと思います。旧水沢市以外の市町村では、段ボール等に入れてただ重ねているというだけですので。 ただ、余り相違があるとか何かなれば、それもやらざるを得ないのかなという心配はしております。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。 ◆26番(千田美津子君) 今の年金なんですが、やはりいろいろ過去をさかのぼってやらなければならない場合も出てくると思うんです。ですから、破棄してもいいものを持っていた、箱に入れていただけではなくて、必要があればそれを開示する必要も、私は、これは国の責任だからおらほは関係ないのだという姿勢であってはならないと思うので、やはりそれぞれの市民の大事な情報でありますから、ある分についてはきちんと保管をされて、必要なときには開示をするということも、私は必要だと思うので、今のちょっと部長の答弁ですと、何か保管しなくてもいいものを置いていたので投げられるんでないかという、決してそういうことではない対応をしていただきたいなと思いますので、その点もう一度お伺いいたします。 それで、後期高齢者医療のシステムの関係なんですが、まだ未確定ということでわかりました。ただ、非常に気になりますのは、業者と各市町村の対応でそれぞれやるんだという方向ですと、やはり全体とすれば相当莫大なシステム開発料になるのですよね。私は、やはり共有できるものは、先ほど期間がないのでというお話でしたが、私はまだまだ期間はあると思うんです。だから、そういった点では去年から進めてきた事業ですから、これは本当に市民の負担を減らすという点で、やれるものは共通のシステムを開発させながらやっていくということを、私はそういう姿勢で臨んでいただきたいと思いますし、あとちょっと仄聞するところによりますと、このシステムについてはいずれどこかのどこで言えば出せるものも出さないんだという話も聞こえてきましたので、そういうことではなくて、やっぱり県民全体にかかわる問題なので、使えるものはみんなで使おうじゃないかという、そういうところをぜひ市としても強力に要請をしていただきたいと思うわけですが、その点もう一度お伺いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。 ◎市民環境部長(菅原公男君) 舌足らずで申しわけございませんでした。 もちろん、そういう事態になれば、何が何でも台帳は確認しなければならないというふうには考えております。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(小野寺孝喜君) お答えいたします。 先ほど広域連合の方でも開発しているシステムがあるということでお話ししましたが、時間がない、向こうもそれで精いっぱいということで、会議のときには、担当者の話によりますと時間がないのが1つと、あと各保険者としてやるべき最小限の業務がそれぞれ市町村のこのシステム開発ですというお話が1つありました。それが、県全体とかで使えるようなシステムの開発になじむ業務かどうかという部分が、ちょっと私はまだわかりませんが、多分それができないということで、それぞれの保険者としてやるのが一番いいのだということで、そういうふうに動いているというふうに理解しております。 担当者会議の中では、経費もかかるし、同じようなことをそれぞれみんなやるというのはむだじゃないのということで、かなり意見はそちこちから出たようですが、広域連合としては、現在の体制、最終的には30名体制になるんですか、今二十何名でやっていますが、その中では自分たちにかかわる部分のシステム開発すら非常に大変だという話だったというふうに聞いております。 これを向こうに要望していくということはそのとおりですが、ただ、これから開発をして、ある一定の期間、時間をとってきちっと動かしてテストとかをやっていかないと、間違いがあっては大変なことですから、それぞれの市町村はもう動いていますので、これから同じシステムでという形での要望にはならないというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 2時55分まで休憩いたします。                   午後2時37分 休憩---------------------------------------                   午後2時55分 再開 ○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。では、27番遠藤敏君。 ◆27番(遠藤敏君) 27番。 39ページ、商工業振興費の関連でお伺いいたします。 この件につきましては、一般質問でも、一自治体一商工団体について市長から伺っているんですけれども、もう一回だけ市長から見解をお伺いしたいというふうに思っております。 この問題は、まさに現場にそぐわない県の強硬な誘導が背景にあったものというふうに私は理解をしております。 そしてまた市内の商工会あるいは商工会議所の期限内合併が合意に至らない状況になっているのが現実だというふうに思います。これによって市内商工団体の補助金の削減はほぼ確定的になっているというふうに思うわけであります。 この状況で、団体によっては生き残れないところも出てきそうなわけですけれども、これを改修する道は、もう県にこれをやめるように進言すること以外ないんではないかと思うんですけれども、市長が県に交渉することを考えるべきだと思うんですけれども、お伺いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 相原市長。
    ◎市長(相原正明君) これは、基本的な考え方は一般質問でお答え申し上げたとおりでございますので、ここで改めて違うことを申し上げる用意はないんでございますが、いずれ今回の事態を受けて、今まで5つの団体が相互信頼のもとにここまで来ているわけですから、まずはその5つの団体において十分早急に話し合って、今ご質問のあったようなことなどを含めて、やっぱり一定の合意形成をすることが必要であろうというふうに思います。一団体がそういう決定をしたことが、結果的にはすべての団体に対してペナルティーが科されますので、やっぱりそういうふうな観点から共通の大きな重大な問題として早急にそういう話し合いをなされて、私どもはそういった結果に対していろいろな地元の商工業界の発展のためにという観点から、いろいろな支援をしてまいりたいというふうに思います。 ○議長(小沢昌記君) 27番遠藤敏君。 ◆27番(遠藤敏君) 27番。 一般質問で聞いたとおりですからそのとおりではございますけれども、ただ現在の状況で行くと、まさに補助金の削減は確定的なんです。合併すれば10年間で減らされていく補助金が、3年間で減らされるという非常に厳しい状況なわけでありまして、残念ながら1自治体の議決ということでありますので、この期限内のそういった方向を期待することは非常に難しいなというふうに理解するわけなんです。 市長は、近隣市町村、ほかの市町村の様子を聞いたことがあるか、お伺いしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 相原市長。 ◎市長(相原正明君) 実務の具体的なことでもしずれておれば、担当部長に補足してもらわなければいけませんが、現実的に盛岡市と北上市につきましては、合併後10年ぐらいだったと思いますが、並立をしておったわけですが、こうした県の補助金政策によって統合をあっという間にしてしまったということがございます。その間、宮古市がこの方式に従ってそのとおりに商工会議所と商工会の合併をなし遂げたというふうに伺っております。一関市と花巻市もその基本線で動いているというふうに聞いているところでございます。最新のところは特に聞いておりませんが、そういうような状況でございます。 ○議長(小沢昌記君) 27番遠藤敏君。 ◆27番(遠藤敏君) 最後になりますけれども、私が聞いた範囲と言いますのは、商工会の方の話なんですけれども、県内のやっぱりかなりの商工会が、実際はこの一自治体一商工団体については非常に困っているという話を、実は聞いております。いずれ、岩手県だけがこの方向を進めているということは、この前も話しましたけれども、やっぱり中小商工業者は、商工会議所、商工会の会員であると同時にまさに市民であるわけであります。私は、市長には県にとっていい人でなくて、市民にとってのヒーローになってほしいなというふうに思います。県の方にぜひ言ってほしいと申し上げまして、終わります。 ○議長(小沢昌記君) 次、21番亀梨恒男君。 ◆21番(亀梨恒男君) 21番亀梨です。 40ページの01の商業振興事業経費について伺います。 これは、19番の負担金としてショッピングセンター修繕負担金80万9,000円を計上してありますけれども、これはどこのショッピングセンターのことでしょうか。あと、その修繕の内容についてお伺いしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。 ◎産業経済部長(及川俊和君) お答えいたします。 このショッピングセンターでございますが、これは江刺区におけるジャスコといいますか、そちらのショッピングセンターでございまして、WVCB交換工事分ということで、真空遮断器が故障したということでございまして、電気といいますか電圧の部分でございますが、これの修繕の負担を市として行うと、これは協定に基づいて行う部分でございます。 ○議長(小沢昌記君) 21番亀梨恒男君。 ◆21番(亀梨恒男君) 当市として、ショッピングセンターとして修繕負担金などを補助している、いわゆるショッピングセンター、それは何カ所ぐらいあるんでしょうか、奥州市内に。 ○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。 ◎産業経済部長(及川俊和君) これは、誘致といいますか、当時このショッピングセンターが、前のセンターが撤退したということによりましてこれを誘致したという経緯があるわけでございまして、そういう意味では協定をしながらやっているのは1カ所という理解をいたしております。 ○議長(小沢昌記君) 22番及川梅男君。 ◆22番(及川梅男君) 22番及川です。 56ページ、博物館管理運営経費でありますけれども、臨時職員の約90万円でありますが、多分前沢の牛博物館の臨時職員の手当なのかなというふうに想定しているわけでありますけれども、先般の一般質問で同僚議員が学芸員に関しての質問もあったわけでありますけれども、この間、前沢の牛博物館に、牛まつりの前の日に、ボランティア団体から一番見晴らしのいいところが草ぼうぼうだから手伝ってくれないかということで、私も草刈りぐらいならいいだろうということで同僚議員と2人でそれに参加しましたけれども、あのとおり敷地が広いわけですから、本当にいろいろな面で大変な管理運営費がかかるわけです。何か聞くところによりますと、植栽管理費も何割か大きな割合で減額されて、とても業者はその金額ではやれないというような話もちらっと伺いました。 それで、私が今回申し上げたいのは、学芸員の配置についての一般質問があったわけですけれども、記念館、博物館の館長会議なんかを実施しているのだろうと思いますけれども、やっていないとすれば、やっぱり私は年に何回かやっていただきたい、そして館長の意向も伺って、この内容等を把握していただきたいなと、こういうふうに思うわけです。特に、前沢の牛博物館の館長については、今回二代目の方でありますけれども、代々前沢の方ではない、いわゆる大学の名誉教授なわけでありますから、遠くから通勤、通ってくるわけです。 ご存じのとおり、名誉館長は美智子妃殿下のおじさんで正田先生でありますけれども、そういったようなことで、いろいろな面で、同僚議員が申し上げたように、前沢の牛博物館についてはただの博物館というよりも学術的、文化的といいますか、それから産業のかかわりのそういったようないろいろな多方面からの来客なりいろいろな学術会議なり等があるわけですから、本当に今回学芸員が1人いなくなったことで、今いる学芸員は土曜日も日曜日も休めないというような状況になっているようであります。そのくらい来客がいっぱいであればいいんですけれども、大事な来客が多少にかかわらず、大事な行事があれば休むことはできないだろうと、こういうふうに思っております。 それで、私がお聞きしたいのは、今回この90万円でいつからどのようなところから採用して、どういう仕事をしていただくのかということをお尋ねしたいなと、このように思います。 ○議長(小沢昌記君) 菅原教育長。 ◎教育長(菅原義子君) 一般質問の中でも、大分博物館のこと、学芸員のことについてはお答え申し上げたわけですが、ただいまのお話の中での学芸員の配置につきましては、先日申し上げたように、本庁に集まって、そしてそこからとにかく13館ある博物館、記念館すべてにきちっとした指導をして歩くし一緒に仕事もするのだという体制を、ことしはとってみたいということでございます。その不足の分についての臨時の方のことについては、後で部長からお答えさせますが、もう一つの館長会議などを開いているのかというご質問があったわけでございますが、館長会議は定期的にきちんと開いて、そしてそれぞれの記念館、博物館のよさの交流とか、問題点の指摘し合いとかというようなことで、それぞれことしは博物館にみんなで集まって、そこで勉強しながらの館長会議とかというふうな、そういう形で行っておりますので、さらにそのことについては深めてまいりたいと思います。 詳しいことについては部長の方からお願いします。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 牛の博物館の学芸員の対応でございますが、一番忙しい時期ということで半年間臨時の職員をお願いするということで、賃金として79万4,000円を今回要求しているものでございます。今回議決いただきました後、措置しまして、11月いっぱい、来客が一番多い時期の対応というふうに考えております。 ○議長(小沢昌記君) 22番及川梅男君。 ◆22番(及川梅男君) 今の、私が最初にお尋ねしましたどういう方をというのは、全く素人の方であるのか、何ぼかそういったような、経験者とは申しませんけれども、学識的なそういったような経験がある方なのかをまず、それが答弁漏れになっていたと思います。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 失礼いたしました。 臨時でお願いいたしますが、学芸員の資格を持っている方をお願いしたいと思っております。 ○議長(小沢昌記君) 22番及川梅男君。 ◆22番(及川梅男君) それをお聞きしまして安心したわけであります。 それから、冒頭に申し上げましたけれども、あのように広大な敷地であります。それから、あそこでいろいろな多様なイベントも開くわけですけれども、ああいったようなところの管理というのは、大変かかると思うんです、費用の面でも。今、ボランティアで、毎日かどうかはわかりませんけれども、私どもが行ったときは土曜日でしたのでこれは休みだなと思いましたが、ボランティアでお年寄りの方が草むしりをやっていただいて、それは本当にボランティアで来ていただいている、そういうことのようでありますけれども、やっぱり入った瞬間、何だと思われるような外観、景観では、私は大変だなというふうに思っておりますので、そこら辺の配慮をお願いしたいなと、このように思います。 以上です。 ○議長(小沢昌記君) 菅原教育長。 ◎教育長(菅原義子君) まさにそのとおりで、13館の記念館、博物館、すべてそのようにボランティアで実はやっていただいておりまして、おれたちがやっているんだぞということをいつもお話しいただいて、そしていつも御礼を申し上げている次第ですが、そのことについてはよく理解をいたしておりますので、何とか努力をし工夫をしてまいりたいと、そう思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 8番石川和好君。 ◆8番(石川和好君) 8番。 34ページの水田農業対策事業経費でございますが、ここに三角のマークがございます。落ちているということなんですが、この中身と、多分この部分にいわゆる2つの水田協ができたという中身だと聞いてございますが、入っておるんだろうと思うんですけれども、その水田協の、現在どのような運営がなされておられるか。それからまた昨日、この間同僚議員の話にもございましたが江刺区の活性化センターのようなものに対しての取り組みといいますか、そんなところのお話をお願い申し上げたい。 それから、その水田農業に関係してでございますが、今特定農業団体を目指して、約半分の地域で奥州市では品目横断に乗る団体づくりをしておるという内容でございますが、そのうち私の近くの場合の話をしますと、税務対策やら何やら全くゼロからのスタートなわけであります。そうしますと、とにかく集団でやれと、そうしないとお金はやりませんよと。ところが、もらったお金はその組織づくりにみんな消えてしまうと、しかもそのほかに税務関係で、いろいろな対策も出てくる。それから、その会計処理やら何やらいろいろな経費が出てくる、そんな中身の実態もあるわけでございますが、そのことについてどのような指導をなされておられるかお願いしたいと思います。 それから、36ページの中からちょっと下の方ですが、農業生産基盤整備事業経費、元気な地域づくり交付金事業補助金、これは何の分であるかわかりませんが、これが4,000万円近いお金が落ちていると、全体でも落ちているわけですが、その辺の中身をお願い申し上げたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。 ◎産業経済部長(及川俊和君) お答えいたします。 4点ほどあったと思いますが、まず最初の水田協の関係でございますが、これにつきましては、結論から申し上げますと、江刺と奥州西部ということで2つの水田協議会が設立になってございまして、奥州市西部地域につきましては、金ケ崎町を含めた地域ということでございまして、4月に設立になったところでございます。 運営ということでございますが、それぞれ簡単に申し上げますと、生産調整対応ということが中心になるわけでございますが、いずれ産地づくり交付金等の配分整理、整理配分といいますか、それも含めまして、それぞれ鋭意取り組んでいるということでございます。 それから、活性化センター的なものということでございますが、ご案内のとおり、江刺区におきまして農協さんと市が合同で、一緒になりまして、この品目横断もそうでございますが、中心でございますが、取り組んでいるという経緯があるわけでございますが、今の段階で、一緒に同じフロアでやるという段階までには至らないのかなと思ってございますが、いずれ事業を推進する上におきましては、当然連携をとりながら展開するということを心がけてございますので、今後ともこの辺をもう少し強化しながら情報交換、あるいは協力し合いながら取り組んでまいりたいと思っているところでございます。 それから、品目横断への対応ということでございますが、とりわけ税対策、あるいは今後の運営ということでございますが、税対策が大きな課題になっているところはそのとおりでございまして、今の税対策は若干手薄になっているのかなと思ってございますが、まず設立に向けて、あわせて税対策も考えながら設立に向けているということでございまして、パターンもいろいろございまして、集落ぐるみとかオペレーター方式とか、あるいはその中間というようなものもございますので、なるべく税のかからないような、そういう特定農業団体の設立に向けて指導をいたしているところでございます。これは、バックアップ体制ということで、行政、農業団体、これは農協とか共済、あるいは県の普及センターとか整備室とか、そういう方々のご指導を得ながら、現在そのバックアップ体制をとりながら取り組んでいるところでございます。 それから、元気な地域づくり交付金事業でございますが、これは県営事業でございまして、用排水路とか区画整理も一部ございますが、農道整備とか、そういうものでございまして、県の事業配分によりまして、当初予定から3,848万5,000円ですか、これが減額になるというものでございまして、基本的にはトンネル補助というものでございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 8番石川和好君。 ◆8番(石川和好君) 活性化センターについてはと申しますより、奥州西部の事務局というのは本庁内にあると、こういうふうに理解してよろしいわけですか。 それから、特定農業団体の関係ですが、簡単に申し上げますと、今まで直接農協とつながっている集落が、1回皆さんのお金は全部集めますよと、そしてそれをさらに分配しますよとこういう仕掛けになったわけです。そのために、その部分の経理をしなければならないものができたと、余計なものです、今までにないもの。しかも、さっき部長が言っていましたとおり税務対策やら何やら、いろいろ面倒なことがあるようだと。この組織を、小さな小さな農協が無数にできたようなものです。半分できたという感じの、そんな気がしますが、そうした団体が今生まれて、江刺区のように中山間で大分なれている地域はこれは別だと思いますが、私どものような団体もあるわけでございますから、そうした団体が、いろいろ補助金がありますよ、何がありますよと言っても、結局はその組織を維持するために全部使ってしまうと、あるいは末端に行かないというようなことになりはしないかと、私は非常に危惧をするわけであります。そうした点をぜひ留意されて指導体制を強化していただきたいと思います。 それから、基盤整備の関係についての考え方を聞きたかったんでありますが、農地・水、こちらに移ったのかなというふうな見方をしながら見ておりましたが、それは操作上のことであるようなことでありますけれども、ことしは3月の議会でいろいろと現在の農地、水田の土地基盤の強化、基盤整備についての質問をさせていただいたわけでありますが、先ほど同僚議員なんかのお話を聞いておりましても、農業だっていつまでも国や県に頼らず意識を改革して、自助努力でやっていったらどうだと、こういうお話をされるわけでありますが、そういうお話を聞くたびに、非常に複雑な気持ちになるのが私一人ではないと思いますけれども、今の段階での基盤整備、奥州市の進捗状況といいますか、それがどの程度なのか、そしてこの間6つの団体がとりあえず名乗りを上げておるという状況の中で、その6カ所とはどういう地域なのか、お話をいただければと思います。 ○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。 ◎産業経済部長(及川俊和君) 特定農業団体の設立、設立も大変なわけでございますが、その後の運営といいますか維持も大変だということでございます。まさにそのとおりかと思ってございます。 設立要件としましては5つの要件がございまして、とりわけ経理の一元化というのがあるわけでございまして、これが言ってみれば構成加入者、加入されている構成団体といいますか構成農家個々の経理をすべて合算して、さらけ出して事業を行うというものでございますので、その点については非常に抵抗感があるのかなと思っているところでございますが、いずれにしましても、戦後農政の一大改革といいますか、そういうことのうたい文句があるように、大変なことはそのとおりでございますので、今後その辺につきましても、お金はいただいたが残らなかったということでは大変うまくないわけでございますので、その辺につきましては農協、そして行政も一緒になりまして県等の指導をいただきながら、せっかくの組織をうまく運営維持できるように指導を進めてまいりたいと、そのように思っております。 それから、基盤整備の関係でございますが、3月議会でたしか49.何%という形で奥州市の平均を申し上げたわけでございますが、今採択になっております事業が基本的に完了しますと、56%か57%に及ぶということでございまして、県の平均にやや近づく形でございます。ちょっと足りないという程度でございますが、そういうことで新規採択という、調査事業というお話がございましたが、6カ所一応名乗りが上がってございまして、まず江刺区におきましては藤里北部と次丸地区ですか。それから胆沢区は南下幅北部と、水沢、胆沢ですね。それから前沢区は裏新田というところ。それから水沢区は内堀、江刺区は石山ということで6カ所、一応候補として挙げてございますが、最終的に採択まで至るかどうか、調査事業は何とか進めてまいりたいということで名乗りを上げてございますが、現にやっている地区もあるわけでございますが、そういう6カ所ということでございます。 ○議長(小沢昌記君) 8番石川和好君。 ◆8番(石川和好君) 最後に、基盤整備の関係でお願いを申し上げます。 大変失礼しました。49.幾ら、それをちょっと落としておりましたが、大変申しわけありませんでしたが、この間も申し上げたわけでございますが、非常に最近の経済情勢というんでしょうか、いろいろな予算的なものが大変厳しい中で、この基盤整備事業そのものは、後退するというようなことがあってはやはりまずいんだろうと。「歴史息づく健康文化都市、産業の力みなぎる副県都」でしたか、これの本当の市のマークにもある米が、今どういう状況にあるかというのも少し申し上げたいところがあるんですが、時間がありませんからですけれども、やはりその産業の力みなぎる米政策を奥州市として、県に要請するところはする、あるいは基盤整備に対する考え方もある程度は示していただきたいと思うわけでございますが、その辺の考え方をお願い申し上げます。 終わります。 ○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。 ◎産業経済部長(及川俊和君) 基盤整備の推進ということでございますが、県におきましても、これは各市町村、自治体もそうでございますが、財政的に非常に厳しい状況の中で、この品目横断なりそういう将来に向けての農業生産に向けて基盤を整備するということは非常に大切なことではございますが、なかなか財政的に厳しいものがあるわけでございます。そういう状況の中で、県とも必要な部分については要請活動を行いながら、これまでも取り組んできたところでございますし、今後ともいろいろなご意見をちょうだいしながら、しかるべき対応をしてまいりたいと、そのように思っております。 ○議長(小沢昌記君) 30番新田久治君。 ◆30番(新田久治君) 今のお話にも関係するわけですけれども、私はどうしてもこの特定農業団体の問題、あるいは品目横断の問題、どれを見ても話の中には江刺区が出てきます。やっぱり考えてみると特定農業団体の数、あるいは特定農業法人、いろいろこの組織はかなり進んでいるんだかどうかわかりませんが、今日の農政の進める形にある程度近い形で江刺区は進んでいます。したがって、せっかく奥州市になって、旧江刺市はどうでほかはどうでというお話はやはり通らない話であって、ほかに遠くに研修に行くのもいいんですが、何と身近の同じ市内の中でそういう実例があるのですから、ぜひ時間をかけないでやはり取り組むべきだと私は思います。その点に関して、市長からこれは答弁をいただきます。 それからもう一つ、農地・水・環境保全向上対策の関係ですけれども、これは一般質問で1番議員が質問されておりました。これは12月になって突如、中山間地域等直接支払制度の取り組んでいる地帯もいいですよということになって、取り組みました。 江刺区の中でもかなりこれは組織がいっぱいできていますから、取り組みやすいというようなことで出しましたが、言い方は悪いですけれども県もはっきりわからない。したがって市も全くわからないというよりも、事業そのものの進め方が確定しない、申請の仕方も確定しない。ここに何を書けばいいのかと書いてしまうと、それは平米でなくてアールだと。しかも3,000平米以上という話がありますが、30アールと言ってみたり3,000平米と言ってみたり、これもこの台帳面積でやるとか耕作面積でやるとかいろいろあって、事務が殺到して、非常に苦労して事務されました。したがって、希望した方の中でもかなりやっていない方々が、途中で断念した方々がいっぱいある。私もその代表になって申請しました。何とかまず第一関門はクリアいたしましたが、まだまだやりたくて、途中まで来てリタイアした人がいっぱいある。 こういう進め方では、せっかくのこういう制度が台なしになるなと、何やっているんだべなという思いで、私は本当は、立場上は余り文句語ってもいられないなと思ったりして、遠慮しながらいたんですけれども、やはりこのせっかくの制度、国を挙げてやる制度に対して、事務は煩雑、なかなか農業者、我々の身分ではなかなかできないような難しい事務、こういうのに対して、もっともっと親切に、職員は親切にやっているんですけれども、なかなか上がはっきりしないから下もはっきりしないわけで、本当に苦労したんです。こういう事実を部長はわかっていると思いますが、まず最初はどれだけの申請を取り込もうとして、結果的にはどの程度、この農地・水・環境保全向上対策に最終的には何%ぐらい採用になる見込みかということと、それらのこれまでの取り組みの反省についてお聞かせください。 ○議長(小沢昌記君) 相原市長。 ◎市長(相原正明君) 1点目のこの江刺区の取り組みが進んでいる、それ以外の区の部分でそこまで届いていない部分があるという、これを早急に、言うなれば追いつかせて進んでいくと、このお話はそのとおりだと思います。担当しているJAが違うとか理由は幾つもありますけれども、エコ・ファーマーの取り組みも圧倒的に江刺区が早くて、ほぼ全員に行くぐらいのスピードで行きましたので、次々と新しい制度に乗りやすかったというのもあります。しかし、それは単なる状況説明ですので、方針とすればご指摘のとおりでございますので、そういった形にできるだけなれるように、奥州市全体の農業の生産力がそういう形で高まることができるように努力をしてまいります。 ○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。 ◎産業経済部長(及川俊和君) お答えをいたします。 この農地・水の関係でございますが、事務的に大変面倒だと、煩雑過ぎるということは、承知をいたしているところでございますが、この新制度ということもございまして、いろいろ県で取り組んできた経緯も経過もそのとおりでございまして、なかなかはっきりしたスタートには至らなかったということもございまして、それが一層その煩雑さに拍車をかけたような状況もあるわけでございますが、この申請に当たりましては農政事務所が直接指導するということでございますが--これは別でございます。大変失礼しました。 そういうことで、大変農業者の皆さん方にはご心配やらご迷惑をおかけしているところでございます。これにつきましては、とりわけ江刺区がいろいろな条件がかなうということもございまして、市長が申し上げましたように、それから取り組んだ経緯もいろいろ前向きなといいますか先進的な取り組みをやってきたということもございまして、その申請にかなう部分が非常にあったものですから、当初100を超す要望といいますか、取りまとめの段階ではあったわけでございますが、最終的には40数団体という状況になっていたところでございます。これは、中山間地域の直接支払との絡みもございまして、そういう意味では事務的にはなれている部分と、逆に言いますと両方やらなければならないということで、二重の手がかかるということもございまして、一部地域が断念をしたという経緯があるわけでございますし、加えて中山間地域よりも若干交付金が低いということも、そういう形になったのかなと思っているところでございます。 市としましても、県等の指導といいますか連携をとりながら取り組んでいるところでございますし、また胆沢区といいますか、このふるさと管内におきましては改良区がかなり力が入ってございまして、そちらと連携をとりながら、現在事務的な取り進めも頑張ってやっているところでございます。そういう状況でございますが、農業者の皆さん方には大変ご苦労、ご迷惑をおかけしているところでございますが、何とか初年度ということもございまして、県も国も多少多目には見るという部分があるようでございますので、あきらめないでぜひ、本年度できない場合は、財政的なこともありますが、営農活動部分は来年でも追加できると、協働活動をやっているところはやれるということでございますので、その辺も主導してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 30番新田久治君。 ◆30番(新田久治君) 誤解されてはだめなんですが、職員の皆さん方は一生懸命やられて、本当に一生懸命親切に説明もしていただきましたが、その説明がちょっと時間がたつとまた変わってしまうということですから、大変だったということですから、誤解のないようにしてほしいと思います。 5年間の計画なわけですが、今言われたように営農活動だけは6,000円の部分は、今、来年でもいいというお話でしたけれども、これはこの農地・水の関係は、5年間で今計画を出しているわけですが、来年度になっても同じように、残り4年間の形になるのかもしれませんが、それは申請というか事業に参加することが可能なわけですか。もしできるのであれば、ぜひ頑張ってほしいんですが、私はできないのかなと思ったりしているところなんですが、そこを確認させていただきます。 ○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。 ◎産業経済部長(及川俊和君) その営農活動部分につきましては、協働活動とセットということでございまして、基本的には協働活動のないところに営農活動はあり得ないということになりますので、現在協働活動を本年度やるという地域であれば、ことしは営農活動ができなかったが、来年度に向けて営農活動もやりたいということであれば、セットということになりますので、そういうところにつきましては、基本的には可能であるという考え方でございます。 ○議長(小沢昌記君) 30番新田久治君。 ◆30番(新田久治君) わかりました。 そこで、金額が少ないからやめたというのが理由の1つに挙げられましたけれども、下の部分は4,400円の半分、2,200円、上の分が6,000円ということですね。それが、いろいろ条件がありますけれども、決して少ないお金ではないんです。私の集落では5年間で2,000万円ですよ、2,000万円。それをいかに有効に使うかということなんですが、2,000万円です。したがって、これは事業にやりたくても事務が煩雑でやれなかったというのは、非常に悲しいことだと、残念なことだというふうに思います。したがって、今後のこうした類のいろいろこういう制度があるわけですが、これらの制度について、今回の農地・水の場合はいろいろな経過があって大変だったと思いますが、これはやっぱり、制度の縛りがありますから何とも言えないんですけれども、1回申請に外れてしまうとそれが5年間、5年間というのは大きいですね。農政は5年でがらがら変わりますので。したがって今回はまらないというのは、本当は大きな問題だというふうに思います。 そういうことで、いずれぜひ農家の人方は一生懸命なんですよ。一生懸命だけれどもできなかったと。何ともできなかったと、こういうことなんです。そういう助成制度なりというものは、私はおかしいと思うんです。だから、もう少しその辺は、この事業導入に当たって、行政側にあっても理解の上に農家の人方を温かくご支援申し上げるような、そして多くのすべての方がこの事業に参画できるような、こういう形でないと困るなという思いで、この問題について発言いたしました。 部長に最後、この農地・水の問題に触れて、今後の取り組みについてひとつ抱負があれば。先ほどまで説明いただきましたから、これでよろしいと言えばそれでいいのですが、何かあれば市長なり部長なりよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。 ◎産業経済部長(及川俊和君) 繰り返しになるかと思いますが、いずれ大変煩雑な事務であったことはそのとおりでございまして、行政は市の職員もわからないと、県に聞いてもなかなか詳しく指導してくれないという部分がありまして、そういう意味では農業者の皆様方にはご迷惑をおかけしたわけでございますが、この制度、中山間地支払より多少落ちるにしましても、5年間ということで大変な額になるわけでございますので、できるものは奥州市のために、この農業の発展のために、あるいは環境を守る意味でも、いい制度は今後とも取り入れながら行政としても積極的に、あるいは懇切丁寧な指導に心がけてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 7番菅原明君。 ◆7番(菅原明君) 7番菅原です。 1点だけお聞きします。 50ページなんですけれども、そこの中に、学校保健事業経費の中に、委託料のところに各種健診委託料ということで計上されているわけでございますけれども、今、私一般質問でも健診についていろいろ質問しましたけれども、小学校、中学校の現場では、この保健事業の中での健診についてどういった種類というか、そういう種類の取り組みとかどんな形で健診を進められているか、お話しいただければと思います。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 種類につきましては、今手元に持っておりませんが、個々の中身につきましては、今まで手数料で支払っていた健診を委託契約を結んで行うということで、内容は同じものを予定しております。どのような中身かということは、もう少しお時間をいただいて取り寄せたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 38番高橋瑞男君。 ◆38番(高橋瑞男君) 38番高橋です。 時間も時間ですので、附せんはいっぱいあるんですが2点ぐらいに絞って、あとはわからないところは部長さん、課長さんに出かけていって教えていただくというようなことで、2点ぐらいだけお聞きしたいと思います。 設計には基本設計、実施設計、あとは測量の委託とかたくさんございます。当然ながら工事を行うにはそれら等に基づいて行うわけなんですが、その設計なんですが、工事の場合は入札というようなことでいろいろ指名をしますが、設計等については何社かに設計をお願いしたというようなことは余りお聞きをしたことがないんですが、どこかこの設計屋さんということになってしまうと、あとは設計に基づいて採用ということになれば当然入札という運びが今日の運び方なのかなというふうに思っていますが、その設計を何社かにお願いすることができるのか、できないのか。その辺で、その工事にいろいろな内容については、工事は当然ながらたくさんございますから、あえてどの工事と言わなくても道路工事があったり建設工事があったり、いろいろございますが、その辺についてどうなのかお伺いをしたいし、それから、ページ数に関係なく款項目にいろいろな工事とか設計とか委託とかたくさんございます。全体的な、今質問内容でございます。どこの分だということではなくて、そういう内容で質問したわけです。 あとは、これはあえてはっきりと40ページということでございますが、伝産、工業振興に伝統工芸というのがございます。当然ながら、この地区には伝統工芸と言われるのは鋳物ですか、それから岩谷堂たんす、それから増沢塗も私は伝産のマークをいただいているなというふうにお見受けしてきたわけなんですが、これら等についての振興的なことで、ここに振興協議会というのがございますが、それなりに援助をしたりご指導があろうかと思われますが、この件につきまして、ぜひもっと強力に地元の伝産を推進していく声が欲しいというようなお話を承ったわけで、その内容について触れるわけなんですが、例えば岩谷堂たんすもそうでしょうし、当然ながら鋳物もそうでしょうし、増沢塗もそうなんですが、弟子とかそういうのをとってこれを教えていきたいと。しかしながら弟子もなかなか、ないとは言わないんだけれども、すべて例えば弟子をとったときでも月に何ぼそれ何ぼ払わなければいけない、その方も多分生活するんだから、しかしながらそこまでは余裕がないというようなことで、奥州市として何かいい方法を考えてほしいというような声がございました。特にも世界遺産絡みでそういうものも、いろいろなものを施設、そういうところの伝産を飾っているところもあったり、よそではあるわけなんですが、そういうような観点から、まずその育成をできないのだろうかというような声がございますので、その2点だけ、まずご回答いただければいいなというふうに思います。 ○議長(小沢昌記君) 答弁をいただきますが、この際申し上げます。できるだけ、議案の審議でございますので、そこに絡む部分のご質問ということで、していただくようにお願いいたしますが、そのことについての答弁を、佐藤総務部長、お願いいたします。 佐藤総務部長。 ◎総務部長(佐藤郁夫君) お答えいたします。 時間も余りないようでございますので、すべてにわたってでございますが、ここの中にもいっぱいあるんですが、これは普通の入札によって、当然のことながら予算上は設計委託料ということでここに載っていますが、特殊なもの、どうしても随契をしなければならない特殊なものを除いては、すべて入札を執行しているということでございます。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。 ◎産業経済部長(及川俊和君) 伝統工芸品の振興というご質問でございますが、ご質問にございましたように岩谷堂たんすとか、あるいは南部鉄器、鋳物の関係とか漆塗りの関係ということでお話があったわけでございますが、この前段2つはまさに県の伝統工芸品ということの指定になっているわけでございますが、こちらにつきましては、鋳物技術交流センターとか、あるいは岩谷堂たんすにつきましては組合がございますので、そちらへの補助の形でご援助しているわけでございますが、いずれ後継者育成という観点もご質問があったわけでございますが、この件につきましては県の振興局もかなり力を入れたいということで取り組んでいるところでございますので、市としましても間接的な指導と、あるいは県との連携の中で指導といいますか育成をするという観点から、今後とも取り組んでまいりたいと、そのように思っております。 以上でございます。 ○議長(小沢昌記君) 38番高橋瑞男君。 ◆38番(高橋瑞男君) さっき、後で、確認でございますが後で聞きに行きますと言いましたので、質問はいたしません。そのことだけ確認をして終わらせていただきます。 ○議長(小沢昌記君) 答弁保留がありましたので、7番菅原明君の質問に対する答弁をお願いいたします。小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 先ほどのご質問に対しましてお答えいたします。 今回の補正予算書で手数料から委託料に変更しておりますのは、ぎょう虫卵検査でございます。これを手数料から委託料というふうな形にいたしました。 それで、各種健診ということですが、学校保健法で、健康診断における検査項目ということで12項目挙げられております。それの中にありますのは、全部申し上げればいいわけですが、要するに耳鼻科とか眼科、歯科、あと全体の検査ですね、身長、体重、栄養状態、視力、聴力すべてにわたっての検査が行われております。それで、心臓疾患とか寄生虫卵の有無、その他疾病及び異常の有無ということで、それぞれ内科の先生とか専門の先生方に検査いただいているもの、あと病院の方にぎょう虫卵検査なんかですとお願いするというふうな状態で、行っております。 ○議長(小沢昌記君) 会議を5時まで延長します。7番菅原明君。 ◆7番(菅原明君) 7番菅原です。 今お話しいただきました学校では12項目の健診があるということで、これを1年間に生徒がほとんど全部受けるということで、奥州市の学校ではこれを全部完璧にやっているということですね。その辺よろしくお願いいたします。 ○議長(小沢昌記君) 小原教育部長。 ◎教育委員会教育部長(小原清子君) 議員のおっしゃるとおり全部、お医者さんなんかの都合とか、生徒の授業の都合がありますので、一気にというわけではないですが、時期時期を見てすべて行っております。 ○議長(小沢昌記君) 7番菅原明君。 ◆7番(菅原明君) それならばいいわけでございますし、これは小学校ということなんですが、中学校につきましては同じですか。わかりました。 ○議長(小沢昌記君) ほかにございますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。                   午後3時55分 休憩---------------------------------------                   午後3時55分 再開 ○議長(小沢昌記君) 再開いたします。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第25、議案第26号、平成19年度奥州市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議定についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第26号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第26、議案第27号、平成19年度奥州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第27号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第27、議案第28号、平成19年度奥州市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)議定についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第28号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(小沢昌記君) 日程第28、議案第29号、平成19年度奥州市介護保険特別会計補正予算(第1号)議定についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第29号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。委員会開催のため6月19日から6月21日までの3日間休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、6月19日から6月21日までの3日間休会することに決しました。 次の会議は6月22日午前10時から開くことといたします。 本日はこれをもって散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                   午後3時59分 散会...