奥州市議会 2006-09-27
09月27日-08号
○議長(小沢昌記君) 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤郁夫君) 予定価格の件でございますので、私の方から答弁をさせていただきます。 予定価格につきましては、ご存じのとおり、その専決の区分によりまして、いわゆる課長、あるいは部長、助役、市長ということでランクがございます。したがって、この分については、当然のことながらこの金額でございますので、市長が当然予定価格を入れたということになります。 それで、設計施工一括でございますから、それが設計額でございまして、その設計額に対して市長が予定価格を設定したということになります。 なお、この価格等については、市長の専決事項でございますから、私から云々ということは当然申し上げることはできませんので、そういう内容で予定価格を入れたということでございます。 以上でございます。
○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。
◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 市長が入札のその予定価格を入れられるというのは、当然わかっております。予定価格、設計価格をどのように見積もったのかということが大変重要でございまして、例えば何を参考に見積もられたのか、予定価格を設定されたのかというのが大変重要になってまいりますので、そこの部分をお聞きしたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤郁夫君) お答えをいたします。 ちょっと舌足らずでございましたが、当然市長が予定価格を設定するに際して何かなければならないわけですので、単なる掛け算だけするということにはなりませんので、この内容について3社から参考見積もりを徴収して、見積書の資料等々でチェックいたします。そして、最低価格の見積額を適正として、いわゆる見積もりですね、適正として直接工事に係る設計を採用すると。これが設計書になるわけでございますが、そういうことで、それをあとは一括発注のために、先ほど申し上げましたが、設計及び監理に係る業務と工事に係る経費とを加算して、当該工事の設計を当然しております。 したがって、あとはその率について、いわゆる歩切りと通常言われますが、その分については、当然市長の専決事項でございますから、そういうことで市長が予定価格を入れたということになります。 以上でございます。
○議長(小沢昌記君) 28番佐藤修孝君。
◆28番(佐藤修孝君) この際ですから、3点ほどお伺いします。 1つは、きのういただいたこの資料の中ですが、この表の中段より下の方ですが、行政情報や災害情報等を提供するケーブルテレビ事業を計画したものであるという部分がありますが、この光ファイバーを使って具体的にどういうふうにこの部分を進めるのか、できれば何年後にこういう状況になるというような説明があれば、市民にもわかりやすいのかなというふうに思います。 それから、2点目は、2011年に地デジ化という状況になりまして、テレビの対応が違ってくるわけですが、ここでこの資料によりますと、3,000世帯というふうに見込んでいらっしゃいますが、テレビへの願望は根強いものがあるという部分もありまして、実際はもっと必要な人が出てくるようなふうに感じます。という部分で、今、わいわい単独で加入者等を募っているわけですが、ここに行政が加わって、ある程度のフォローがあれば、もう少し加入率も上がるのかなと、そんなふうに思うわけですが、その辺のことをお聞きしたいと思います。 それから、3点目ですが、水沢テレビがあるわけですが、これと今の江刺わいわいですね、あるいはその他の区についてもですが、やはりいつかの時点で一本化できるところからだろうと思いますが、一本化になっていくんだろうと思いますが、その辺の見通しが現時点で立っていれば、あわせてそれもお聞きしたいと思います。 以上です。
○議長(小沢昌記君)
梅田総合政策部長。
◎総合政策部長(梅田邦光君) 2002年の問題でございますけれども、これからですね、今、奥州市内全域を対象として情報化計画を策定している、そういうのの前段のアンケートとか、そういうようなものを進めておるわけでございますが、そういうようなものを踏まえながら、実態の人数をきっちりと把握をしながら、全体の内容を把握して、例えば江刺区は江刺区という位置づけをきっちりしながら、可能な限りそういう情報の格差が起こらないような、そういうふうな計画をきちっと策定する必要があるだろうということで、今現在そういう作業に入っておるというところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから、行政のフォローの関係でございますが、これらについてもやはり全体の問題でございますので、情報化計画の策定の段階で当然議論になってくるだろうと、そのように思っているところでございます。 それから、水沢テレビと、それから江刺との一本化の関連でございますが、ちょっと今私どもの時点では、ここの内容については、承知していないといいますか、そこまではいっていないというのが今の段階でございます。細部的な内容等については、担当の課長の方からお話しさせますので。
○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。
◎情報政策課長(及川潔君) これからのネットワークを使ってのどういうふうになるかということが1つございますけれども、具体的にはこれからいろいろな災害情報とかそういったものがこれを使って流せないかということをやはり検討しなければいけないかなと思っております。それはいろいろ、ツールはいろいろこれから考えなければいけないと思っていますけれども、そういった理由は必要かなと。 それから、現在考えられておりますコミュニティFMの問題とか、それから、テレビ再送のお話なんかもこれらの基盤を使ってやっていきたいと思っていますし、そもそも江刺区で行われました
光ネット整備事業につきましては、ブロードバンド環境、インターネット環境が通信事業者が全市域にわたってそういった整備をしてくれないということを危惧して着手したものでありますから、これから予想される電子社会といいますか、情報社会に対応するようなインターネット基盤を、これで江刺区全域に広げていく、利用を目指していかなければいけないのかなと思っております。 それから地デジの対応でございます。地デジ対応で、現在江刺区、全市域にテレビ放送の難視聴の地域がございます。ことに江刺区においては、現在も小規模中継局が8カ所ですか、それから、27に及ぶ共聴組合とかというのも組織をしまして、放送事業者が難視聴の解消をやったり、住民みずからが難視聴の解消をやっている地域でございます。それらの施設につきましても、小規模中継局につきましては、放送事業者がそういった解消策をするわけですけれども、共聴組合につきましては、組合みずからが地デジの対応をしなければならないということがございます。これはやはりこの改修にそれなりの経費を投入しなければならないわけですけれども、今回はそういった対応ができないとした場合は、この今回の光ネットを通じての再送を利用して、テレビ放送の難視聴を解消していただきたいものと考えております。 今回のこの工事契約が議決をされましたならば、今回対象となっている4地域を中心に、行政みずから、私ども出向きまして、工事の概要の説明とか、進め方等につきましては、担当とともに地区に出向いて説明を申し上げたいと思っております。 それから、今回これをやりまして、株式会社江和がわいわいネットということでインターネットプロバイダーサービス、それから、テレビの再送をやるということです。水沢区には水沢テレビもございます。同じような事業をする第三セクターの事業所があるということは、今後いろいろな検討をしていかなければならないのかなという思いはありますけれども、先ほど部長が答弁しましたとおり、具体的にはまだそういった折衝といいますか、そういったことについては具体的にまだ取り組んでいないと思います。いずれ同じようなサービスをする事業所がこの区域、市内に2つあるということは、何らかのそういった検討をすべきではないかというふうには思っていますけれども、これから上司のそういった指示を受けまして、そういったことがあるのであればすぐに取り組みをしていきたいものというふうに考えております。 以上です。
○議長(小沢昌記君) 28番佐藤修孝君。
◆28番(佐藤修孝君) ありがとうございました。 27の共同アンテナの組織があるということですが、この組織はどちらかと言えば山合いの方が多いわけですが、光の本管を引いた際にクロージャーといいましたっけか、それをつけるわけですが、現時点で加入申し込みの意思がなくても、やはりテレビが映らない状況になれば、そこで初めて気づくというふうになると思いますので、その辺は最大限キャパを広げて対応してもらえばいいのかなと、そんなふうに思っています。後で新たにやるとなれば、またお金が、負担が大きくなるという話も聞いておりますので、その辺はよろしく配意を願いたいと思います。 それで、FMの開局の話がありましたが、災害情報とか行政情報という部分で、このFMと光ネットとの何といいますか、どういうつながりといいますか、機能的にどういう形になるのか、全然わからないんですが、もしわかればその辺をお聞きしたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。
◎情報政策課長(及川潔君) FMと光ネットとのつながりでございますけれども、直接的にFM構想そのものはラジオ放送でございますので、その光ネットということで受け手側での光ネットが直接作用するというものではございません。 今、立ち上げをした準備会が考えていらっしゃるのが、新聞報道にも出ましたようですけれども、放送所そのものを水沢区内に置いて、衣川区にその送信所、アンテナを置くということで新聞報道されていますけれども、放送所と、それから、送信所といいますか、アンテナを設置する場所との間を今回引いている、今回といいますか、17年度に整備しました幹線系のファイバーケーブルと、それから、今年度整備します支線系のファイバーケーブル、それにあと、FMの放送会社がみずから引く光ファイバーケーブル、これらをつなぎ合わせまして、その間を放送番組を放送所から送信所まで伝送するというんですかね、そういった施設としてこの光ファイバーケーブルを使うということで、江刺区の光ネット直接受け手側に作用するものではございません。 以上です。
○議長(小沢昌記君) 37番数江與志元君。
◆37番(数江與志元君) 今、それぞれお話がございましたが、この際ですから確認も含め、また、これからの対応についてお伺いしておきたいと思います。 今28番議員の質問で、かなりのところまでいっているわけですが、要はこの事業がどうではないです。これはどんどん進めてほしいんです。まだ計画の62%ぐらいでしょう。これをやってもですね。ですから、これは100%になるまで事業の遂行をしていただきたい。もちろん総務省からの事業でこれは過疎債というふうになっておりますし、これをきっちりやっていただく約束でございますからしていただきたいんですが、その中で、今もちょっとお話ありましたけれども、難視聴もいろいろな意味でできることになっているはずなんですね、将来的には。デジタルからテレビもね。いろいろな意味で地形的ないろいろな条件もありますけれども、全国でも江刺というのは難視聴で大変な時代なんですよ。8割近い難視聴ですからね。極端を言うと奥の方はみんなそうなんですが、岩谷堂の真ん中にある館山でも難視聴になっているんです。この今の情報時代のいろいろな中で情報が入る時代に、これ大変なゆゆしき問題であるということで、難視聴対策もやったんです。既にご承知かと思いますけれども、27組合はそれぞれ1個3万円でこれ加入して入っているんです。県と市が事業を半分持って、それに入って3万円でよかったんです。おととしでしたかね、まだまだ難視聴が解消されないからその事業をやろうということで、申し込みいっぱいあるんです、まだ。あったんです。それが県で補助出しませんよと。末端で10万近く出さなければやれなかったんです。そのときに、光ネットもある、いろいろなことで対応していきたいということが話あったはずなんです。江刺区の住民はそれを待っているんですよ。 せんだっての話にも、何というか説明文にもあったように、今までいろいろな意味で、災害なりいろいろな情報なり伝達、いろいろやってきたのは、農協の有線というのがあったんです。なくなりました。今何にもないですよ。情報がね。6月議会にも聞きましたよね。合併のときにいろいろな災害の情報なりいろいろなことをやるのを対応してやるはずだがどうなっているんだと。莫大な金がかかるからできないということですから、FMのときに言ったんでしょう。 だから、そういうことをやれば、例えばFMでもせんだって、私聞いたときに、いろいろな情報を流すからそれで対応したいと。ところが、江刺の東部は入らない。それではこれも同じ問題になりますから、その辺のこと、先をきっちりと住民が納得いくようにしてほしい。まだテレビ映らないところが、NHKや民放入らないところがまだいっぱいあるんです。それを切って今、金を出せないからやめているんです。これを対応してしまうと。その辺のところの考え方をちょっとこの際ですから、きっちり伺っておかないといけないし、もちろんまだ先に事業がありますから、この辺のこと、どのような取り組みをしているのか、今ね。 それと今、FMが出ましたが、そのFMもいろいろな意味で、災害情報もそこを通じて流すと。これはいいですよ、FMを聞く方は。ただ、そのとおりにいったら江刺の東、入らないんですよ、衣川も一部入りませんよ。それでもやりますよといって5,000万出すとかなんとか。これ例えばですよ、総務省かわかりませんけれども、このイーセンだかなんだかやっている部署とデジタル化の情報の部署はかなり対立もあるようですが、でも結構うまくやらせればやるんですよ。入らないFMも東に鉄塔を建てればいいんでしょう。行政で建てて、あとFM会社に貸与してやればいいんです、無償で。そうすれば解消するんですよ。だから、6月に言っても、まだ今の話聞くと、それも対応になっていないでしょう。その辺もどうなっているのか。この二、三点、ちょっと将来的な構想を含んでいるんですが、お答えをいただきたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 相原市長。
◎市長(相原正明君) これと私も江刺市長時代からのいきさつもありますので、まず、光ネットを活用した難視聴対策については、今お話しいただきましたように、その方向が実現するように、これまでも答弁をしてきているわけですし、今わいわいネットで、今、通信の免許は持っているんですけれども、放送の免許を取得するという方向で、実務も進んでいるということで、その免許取得によりまして、テレビの難視聴対策に最終的につなげていくということで今進めているという、そういう基本方向でございます。 それから、FMについては、その後、衣川の国見山にアンテナを建てるということがほぼ決まってからは、江刺の東部地域にも届くということで、完全に100%にはならないかもしれませんが、おおむね届けるようなふうに改善されてきております。したがって、このようなことをやり、また、ご指摘ありましたように、農協の有線が今年度からなくなったことによる非常に困った事態というもの、市の方でも何ともならない部分も実はあるんですけれども、今申し上げたようなことをてこにし、それから、先般にもお話ししております申し込みによるわけですけれども、携帯電話へのサービス送信と申しますか、そういった情報を希望者に一斉に伝達するというようなこと、もちろん最後は広報車によっていざというとき動かなければいけないということまで含めて、いろいろできるところを拡大しながら進めているという、そういう状況、考え方でございます。
○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。
◆26番(千田美津子君) この
光ネット整備事業ですが、平成12年から行われて、21年まで続くようでありますけれども、それで今回は東芝が落としたということなんですが、そうしますと、この間の事業者の参入状況について、どういう状況になっているのか、その点1つお伺いをしたいと思います。 それから、先ほど5番議員が指摘をした制限価格の点なんですが、これらについては今回初めてこういうことになったのか、それともこれまでもそういうことで進められてきたのか、この2点お伺いいたします。
○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。
◎情報政策課長(及川潔君) 事業者の参入状況というのは、通信事業者という意味ですか。でなくて……今までの工事のという意味ですか。
◆26番(千田美津子君) そういう意味です。
◎情報政策課長(及川潔君) 今までの工事につきましては、一番最初に企画提案といいますか、プロポーザルをやりまして、東芝が提案しているやり方といいますか、そういうものが江刺区において採用されたということで、随意契約によりまして、江刺区においてはこの工事の契約をしてきているところでございます。ですから、昨年度17年度事業までは東芝が受注をしております。 で、随意契約のことですので、多分2番目の正確な取り扱いをどうしていたかということについて、ちょっと調べてから後で回答したいと思います。
○議長(小沢昌記君) 38番高橋瑞男君。
◆38番(高橋瑞男君) この光ネット関係なんですが、先ほど市長が衣川の国見山というようなことで、あそこには、国見山には会社はちょっとわかりませんが、携帯関係の鉄塔がもう既に建っている。そんなことで、それら等をうまく話の中で一緒に利用ができるのならば、私はいいのではないかなというような考えを今持ちましたんで、それから、衣川にドコモ関係の、うちのすぐそばなんですが、そこにも携帯用の、ことし春先ですか、工事が完了して、現在そういう形になっているわけなんですが、新しく建てるということではなくて、まずその辺からいろいろ検討された方がいいのかなというようなことで、それがまず、そのことについて伺いますが、もう一つなんですが、この間いろいろ、これ私が記憶している中では、その端末が故障したというのは東芝で、データが消滅するかもしれないというふうな話が出ましたね。この間の説明会があったときに、何かメーカーが、私の勘違いでしたか、富士通ですか、それなら結構でございます。それなら結構でございますが、そういう心配があったものだから、その辺はどうだったのかなというような、品質保証関係を含めて、そんなことちょっと頭にちらついたものですが、それなら、東芝なら、それはそれで結構でございます。まずその第1点だけお伺いいたします。
○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。
◎情報政策課長(及川潔君) FM放送の送信所としての施設のことですが、議員お話しのとおり、過去にKDDIですかね、KDDIの携帯用のアンテナを建てた場所がございます。その施設が現在使われなくなったということで、昨年だったかと思いますけれども、16年ですか、16年度に当時の衣川村に受け入れといいますか、寄附をしたいという話がございまして、それにつきまして、いろいろ事情ございましたので、当時消防の手の届かないところがあるとかなんとかということで、そういった検討もした関係で、消防組合の方がその施設を引き継いでおります。 今回、FMの送信所につきましては、その当時KDDIが設置をして、現在消防組合が持っている施設を利用させていただきたいということで、今検討をして、協議をしておりますし、検討もしております。いずれ議員のお話のとおり、既存の施設を活用する方向でそういったことをやろうということで考えております。 以上でございます。
○議長(小沢昌記君) 暫時休憩いたします。 午前10時41分 休憩
--------------------------------------- 午前10時41分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 40番及川善男君。
◆40番(及川善男君) 入札のあり方について、何点かお伺いをいたします。 まず、先ほどの課長の答弁では、これは旧江刺において行われたことだったものですが、事業当初プロポーザルで東芝の企画を採用して、それ以降随意契約でやられてきたということですが、このプロポーザルの企画は、事業終了までの事業内容なのか、それとも17年度までの事業内容のプロポーザルの企画なのか、その点、まず1点ですね。もし事業終了までの基礎事業に関するプロポーザルの企画書だとすれば、今回いわゆる入札方式に変えたのはなぜなのか。その辺お伺いをいたします。 それから、先ほど見積もり3社から徴収したということですが、その3社とはどこかお伺いをいたします。 それから、3つ目は、私がちょっと疑問に思ったのは、予定価格については、3社から徴収した見積もりの最低のところを参考にして市長が予定価格を設定したということでありましたが、予定価格を設定できるということは、最低制限価格も設定できるのではないかというふうに思うんですけれども、これをやられなかった理由は、先ほどの理由ではちょっと理解できなかったので、改めてお伺いをいたします。 私は、多分6月議会で奥州市の各支所とを結ぶ光ファイバーの幹線工事について、富士通とNTTの2社が入札で、最低制限価格をくぐったNTTが、いわゆる安い方の入札から漏れる、落札業者から外れるということになったわけですが、これらが原因ではないのかというふうにも考えるんですが、そういう点はどうなのかお伺いします。 また、今後こういう形での入札をやられていくのか、いわゆる予定価格のみを設定して、制限価格は設定しないというふうな入札方法を今後もとられるのか、これは今回限りということなのか、その点まずお伺いします。
○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。
◎情報政策課長(及川潔君) プロポーザルといいますか、企画提案の話ですけれども、1点目、これは15、16、17年の3カ年の企画提案であって、その分の今回方針変更といいますか、やり方が変わったのは、そのコンペそのものの、コンペといいますか、そのものの提案を求めたのが17年度事業までの分ということで、今回は方法を改めているといいますか、ものでございます。 それから、見積もりの3社でございますけれども、今回見積もりを徴収したのはNTT東日本、それから、NEC、それと東芝の3社でございます。ここに仕様書と数量等を示しまして、それで直接工事費でどのくらいの工事額になるかということを求めました。その中での最低価格といいますか、すべての内容はチェックをしましたけれども、数量等間違いなく積算されているかどうかチェックをしまして、その中の金額をチェックしたところ、数量等について間違いないということを確認しましたので、その中の一番安いところを採用して、それに設計業務、それと設計監理業務ですね、と設計業務との業務経費ですか、それとあと工事直接の経費を計上しまして、今回の工事の設計額といたしました。それを参考に、市長の方で予定価格を定めたということでございます。 それから、最低制限価格の設定を今回しなかったわけですけれども、最低制限価格につきましては、今回今お話ししましたとおり、工事と、それから設計と設計監理業務の3つを一括発注するということで、工事であれば、最低制限価格を設けることができるわけですけれども、契約担当課の判断としましては、業務も入るので最低制限価格は設けないという判断で、今回の入札を執行したということでございます。 それから、今後このような方法なのかどうかにつきましては、その契約のといいますか、発注する工事なり、それから、その内容によってそういった最低制限価格を設けるか設けないかという判断はされるものと考えております。契約、今回の工事につきましては、工事と設計、それから、設計監理含めての一括発注でございます。その関係で、業務が入るということでの、業務分も入るということでの最低制限価格を設けないと判断をしたようでございます。
○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。
◆40番(及川善男君) そうしますと、プロポーザルは15、16、17というのはわかりましたが、12、13、14はどういう発注をなさったんでしょうか。さっき、我々3回しか聞けないので、1回に全部答えてもらわないと困るんです。その点まずもう一度お伺いします。 それから、先ほど部長の答弁では、いわゆる今回最低制限価格を設けなかった理由が、特定の機種を使わなければならないというふうなことがあったとか、いわゆる自社それぞれの企業の特定の機種を使わなければならないという性格のものであるとか、いろいろ言われたわけですが、そうであれば、例えば6月に議決をしました本庁の奥州市の光ファイバーの布設についても、あれは設計段階から富士通の機器を使用するという部分がかなり深まっていたはずなんですよね。そういう点で言えば同じことではないかなと思うんですが、やはり6月の教訓から今後はこういう形でやるというふうに改めたというのであれば、私も納得しますが、その都度その都度方法が変わるというのであればおかしいんではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(小沢昌記君) 相原市長。
◎市長(相原正明君) 2点目の方ですね、これは入札に係る基本方針の話になると思いますので、私の考え方としては、最低制限価格を設けないと、非常に粗悪な工事を実行されるおそれがあるというようなことが一般論として必要性の理由なわけですけれども、そういうことの心配がない、現在の技術革新なり、競争社会の中で思う存分競争していただいて、十分立派な工事が予定どおりしていただけると、そういう見通しに立てるものについては制限価格は必要ないだろうというふうに思います。もちろん6月議会でのやりとりが、いろいろな面で私どものそういった検討する場合の大きな学習効果と申しますか、そういうふうなことも当然ございます。やはり議会のこういったご論議も踏まえながら、今のもともとの考え方を継承しながら、今後とも対応してまいります。したがって、一律に何の工事には入れないとか設けるとかというのは、まだ断ずることは早計だと思いますので、やはりよく見通して、行けるとなったらばできるだけ低廉でいい工事をしていただくに尽きますので、そんな考え方で進めてまいります。
○議長(小沢昌記君) 及川情報政策課長。
◎情報政策課長(及川潔君) 1点目の12年度から14年度までの工事業者のといいますか、入札なりのそのやり方についてでございますけれども、現在ちょっと調べておりますので、後で回答させていただきます。
○議長(小沢昌記君) 11時10分まで休憩いたします。 午前10時53分 休憩
--------------------------------------- 午前11時10分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 先ほどの40番及び26番議員の質問に対し、答弁保留になっていた部分につきましての答弁を求めます。及川情報政策課長。
◎情報政策課長(及川潔君) それでは、及川議員、それから、千田議員の質問に対しての答弁保留しておりましたことにつきまして、お答え申し上げます。 1つは、先に千田議員からご質問ありました制限価格の話でございますけれども、15、16、17年度は先ほどお話ししましたプロポーザルをやりましての随意契約ということでございますので、制限価格は設けておりません。 それから、その前の12年から14年までですが、12年の事業につきましては、入札を行っております。それで、これは12年度末に入札を行いまして、3月議会でございましたが、それを繰り越しをしております。それと13年度につきましては、12年度で東芝に決まっておったわけですけれども、その事業が12年度は繰り越しでゼロということでございますので、13年度に事業をした関係ありまして、13年度事業につきましては、関連工事ということで東芝と随意契約をしております。それから、14年につきましては、入札をしておりまして、これにつきましては、入札ですので、最低制限価格を設けております。この12、13、14は東芝が業者でございます。 それで、先ほどの12、13、14、こういった形で入札とかを実施して指名してやったわけですけれども、将来的なネットワークの整合とかそういうのを考えると、毎年毎年という形はなかなか、そのネットワークを運用する上では難しいこともあるので、15年から17年までをプロポーザルで企画提案をいただきまして、それを15年から17年事業につきましては、その企画提案を採用した東芝と随意契約をしたという経過でございます。 以上でございます。
○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。
◆40番(及川善男君) 17年度までは江刺市で行われた事業でございますので、今後、先ほど市長からご答弁ありましたように、これらの教訓を生かしながら、この種の事業も含めて、入札制度はぜひ検討してほしいというふうに思います。 6月議会の際、いわゆるNTTが最低制限価格をくぐったという状況のもとで、たしか落札率は90%台だと思ったんですが、今回は落札率が84.5%ということで、10%近く低くなっているという状況にあるというふうに私は思います。こういう状況を踏まえて、入札全体のあり方についてぜひ見直すべきではないかというふうに考えます。今回の結果も踏まえて、見直すべきではないかと考えますので、市長の見解を最後にお伺いして終わります。
○議長(小沢昌記君) 相原市長。
◎市長(相原正明君) 入札全般のというお話でございますが、先ほど申し上げましたような最低制限価格を設ける基本的な考え方に立ちまして、これまでの惰性慣例によることなく、適切に執行してまいりたいというふうに思います。
○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第65号は、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって議案第65号は原案のとおり可決されました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第4、議案第66号、東北本線前沢駅
東西交流通路新設及び駅舎改築工事の施行に関する変更協定の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。
◎市長(相原正明君) 議案第66号、東北本線前沢駅
東西交流通路新設及び駅舎改築工事の施行に関する変更協定の締結に関し議決を求めることについてを助役からご説明申し上げますので、ご了承願います。
○議長(小沢昌記君) 岩井助役。
◎助役(岩井憲男君) 議案第66号、東北本線前沢駅
東西交流通路新設及び駅舎改築工事の施行に関する変更協定の締結に関し議決を求めることについてをご説明申し上げます。 この協定は、前沢駅
東西交流通路新設及び駅舎改築工事を東日本旅客鉄道株式会社東北工事事務所に施工を委託するため、旧前沢町におきまして、平成16年3月18日に議会の議決を得たものであります。 工事完了に伴う事業費精算の結果、当初協定額に比較し、工事費で6,530万5,392円、市負担額で6,530万6,731円減額となりましたことから、東北本線前沢駅
東西交流通路新設及び駅舎改築工事の施行に関する変更協定を締結しようとするものであります。 以上です。
○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。27番遠藤敏君。
◆27番(遠藤敏君) この件につきまして、事前の議員説明会の資料を拝見いたしますけれども、財政面から見ると6,500万ということで非常に大きな貢献なんですけれども、その規模が、高さが、これ中の高さという意味なんでしょうけれども、1メートル小さくなっているということ。それから、消防法の基準に満たない施設だから、火災報知器関係の説明が要らなくなったという説明をたしか受けたように伺っておりますけれども、その2点について、高さが低くなったことの理由、あるいは影響はどのように見ておるのか、それから、火災報知器関係を除いたことによって、有事の際の誘導体制、どのような配慮をしておるのか、確認だけしておきたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 山内都市整備部長。
◎都市整備部長(山内賢一君) お答えをいたします。 その高さが低くなったということにつきましては、どういう影響があるかとか、そういうことちょっと私承知してございません。ただ、ちょっとこの間ある方の話を耳にしたんですが、ジャスコの方に車を置いて、とぼとぼ歩いて、そして、連絡橋を渡って駅の西側に出てみたと。連絡橋の上はとても眺めがいいしとか、とてもきれいにできたなと、そういったような話をなさっている方がおりました。ですから、それを聞いて私は、ああ、立派なものができているんだなと。実はすみません、私も現場見ておりませんので、何とも言えませんが、そんな感じを受けてございます。 すみません、その高さについては、本当にどういう影響があるかちょっと存じません。ただ、この連絡橋をつくるに当たっては、最初JRの方から地下道という提案があって、そのときの事業費というのは11億数千万というふうな提案だったと聞いております。その後、旧前沢町長の決断によって、地下ではなくて地上方式、そちらの方に変えられて事業費が7億3,200万円ですか、その辺まで下がってきたというふうに理解をしております。 以上であります。
○議長(小沢昌記君) 菅原都市計画課長。
◎
都市整備企画室長兼都市計画課長兼建設課長兼下水道課長(菅原千秋君) ただいまのご質問にお答えいたします。 説明資料の中で、内高で4メートルから3メートルに1メートル低くしたというふうな形になっておりますが、これについては、床面から天井面ということではなくて、屋根の部分までの高さを全体低くしているというふうな形になっています。したがって、人が通る部分の高さについては3メートルを確保するというふうな形でのつくり方をしてございますので、使う部分での不自由な側面というのはございません。 それから、有事の際といいますか、火災報知器が設置をされないという施設になってございます。これは消防法の定めによって火災報知器の設置が不要だということでの設置をしなかったということになっておりますが、万が一の場合の有事の際の対応については、JRの職員が常駐をしている時間帯については、基本的にはJRの方が対応するという形になりますし、それ以外の部分については、基本的には火とか何かについては、一切使用しない施設になっております。ただ、地震とか何かの際には、警備会社が対応するような形になって、エレベーター施設がございますので、地震でエレベーターがとまるというふうな形になれば、警備会社の方に連絡がいくというふうな形での対応になってございます。
○議長(小沢昌記君) 27番遠藤敏君。
◆27番(遠藤敏君) 名回答をいただいたような気がしてしまったんですけれども、眺めがすごく私もいいと思っていますけれども、いずれ当初の計画での3メートル高さということで納得できますけれども、では、何で最初にそういう設計があったのかなということになるんですよね。そうすると、最初からの設計見積もりが全然違うわけなんですよ。何で変わったのかなということの理由がわからない点ですね。 それから、有事の際の誘導体制についてですけれども、かなり予定よりも少し幅員も広くしておりますからあれなんですけれども、障害者とか高齢者のためにエレベーターをつけたんですけれども、やはりその辺の配慮を、駅員がいるときは大丈夫だけれども、いないときはどうしたらいいかなということではなくて、やはり何か考えなければいけないんだろうなと思いますね。全然考えていないのか、その辺。何とか逃げてくれというだけなのか、お伺いしたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 菅原
都市整備企画室長。
◎
都市整備企画室長兼都市計画課長兼建設課長兼下水道課長(菅原千秋君) お答えいたします。 基本的には駅の職員がいない時間帯、午後4時過ぎになりますけれども、午後4時過ぎ以降については無人の状態になってございますので、それ以降の時間帯については、先ほどお話しいたしましたように、エレベーターがとまるという形になれば、警備会社に連絡がいって、警備会社から市の側に連絡をもらうというふうな形で対応する形になります。それで、エレベーターについては、基本的には動いている最中であれば、下か、大体は下にとまってドアがあくというスタイルになってございますので、エレベーターの中に閉じ込められるということについては、震度3とか4程度の地震であれば、ない。ただ、さらに大きな地震があった場合には、閉じ込められる可能性はあるんですけれども、いずれその際には市の側が連絡をもらって対応していくというふうな形になっておりますので、その点、日中、職員がいる時間帯と比較すれば、確かに災害対応の初動がおくれるという側面は持っています。この点については、これから検討をさせていただきたいというふうに考えております。 当初設計が4メートルで、3メートルまで下げたというその経過なんでございますが、当初設計の4メートルの段階では、JRが提示する案というふうな形の中でスタートをさせていただきました。その中で、実際整備に入った段階で、当時は町の側とJRの側と打ち合わせをしながら、経費について極力抑制をしていきたいという意図もございましたので、天井高については影響がないというところまで引き下げましょうという、その協議の結果下げたというふうな結果でございます。ですから、当初の4メートル高の際には、市の側の意図という部分が十分伝わらない中での4メートルというJRの当初設計を踏まえていたものですから、その大きさになっていたというふうなことでございます。
○議長(小沢昌記君) 27番遠藤敏君。
◆27番(遠藤敏君) 事業を始めてからでもやはり不要な部分はあるという意識は結構です。それでいいと思いますので、ただ、やはり途中で見直しするようなことにならないような設計をきちんと考える体制を考えていかなければならないだろうなというふうに思います。これは簡単に終わります。 それから、もう一つ有事の際の対応ですけれども、すぐ隣にタクシー屋さんがあって、行政の方でタクシーと契約結んでいますので、それは関係ないんですけれども、そういった連携もありますので、そういった体制を考えてみることも必要かなと思います。その辺の配慮を賜りたいと思います。終わります。答弁ね。
○議長(小沢昌記君) 菅原
都市整備企画室長。
◎
都市整備企画室長兼都市計画課長兼建設課長兼下水道課長(菅原千秋君) 今、議員ご指摘いただいた件については、タクシー会社も含めて、今後の対応については検討させていただきたいというふうに考えております。
○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。
◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 今回の改築工事について、6,500万円以上安くなったということで、大変いいことだとは思いますけれども、この工事がどのようなJRとの協定になっていたのか、お伺いをしたいと思います。 それと、この資料なんですけれども、6,500万円ほど安くなったということなんですけれども、何がどう安くなったのかということを議員説明会の折には、口頭でのみのご説明でございまして、資料をいただきに参りましたところ、増減理由ということで細かく示されていたんですけれども、その内容を確認させていただきますと、例えば先ほどもご指摘ありましたけれども、火災報知器等要らなくなったというのは、設計の段階でわかっていたことだというふうに思われます。といいますのは、建築確認をする際、もう既にそれは要らないのだということでわかるはずですし、また、増減の細かい資料を見させていただきますと、どうも設計後随分変更されているように思われます。それであれば、7億円以上のお金を市が出すわけですから、JRの方から何か例えばこういうふうに変更したいとか、こういうふうにやらせていただきますというようなことがあったのかどうか、お伺いをしたいと思います。どうもこの内容を見ておりますと、JRの方に工事をすべて丸投げしているのではないかというふうに思われますので、その辺お尋ねいたします。
○議長(小沢昌記君) 菅原
都市整備企画室長。
◎
都市整備企画室長兼都市計画課長兼建設課長兼下水道課長(菅原千秋君) お答えいたします。 まずJRとの協定の内容についてでございますが、議員説明会の際に資料としてお示しをいたしましたんですが、業務概要として内訳として示されている部分が、工事費全体の額、それから、市の側が必要としている交流通路の新設工事部分、それから、それに伴って発生してくる分と、それから、JRの駅舎の部分を含めた鉄道工事関係経費という大きな3つの区分の金額の提示の上での協定というふうな形になってございます。 それで、今ご指摘をいただきました細部についての設計内容を十分市の側が精査をして、確認をした上で業務の発注を行っているかという点なんですが、そこの点については、今回のJRに対する業務委託については、設計から施工まで一体の委託というふうな形になってございます。ですから、設計含めて、JRの側が設計をしてきたものに基づいてのJR側の工事発注というふうな形の流れ方にしているものですから、市の側が詳細に設計内容を当初から把握をしていたというふうな形のものにはなってございません。 そういった側面で、不十分な側面を持っていたというご指摘を受ければそのとおりなんでございますが、この協定を取り交わしたのは平成16年3月に、実際は15年度にその協定を締結しているんですけれども、この協定を締結している時点では、現在のようにJRと協定で工事をする際には、国土交通省とそのJRとの協議の中で、設計当初公表をしなさいという取り決めはございませんでした。そういった関係もございまして、JRと協議をしていく中で、JR側は設計当初を含めた内容を公表するというふうな形のものになってございませんでしたので、設計図面を見ながら必要な協議はしているんですけれども、細かいところまで変更を申し出るくらいのものまで、当初から把握をしていなかったという状態で、今回の工事については業務委託をしていったような経過になってございます。
○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。
◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 そうしますと、例えばJRの方から幾ら幾らで工事をさせていただきますということになれば、もうそれで市の方は納得をして工事を発注するというような形になるのでしょうか。大変7億円以上の市民の税金が使われるわけですので、やはりどういう設計になっているのか、細かいチェックが市としても大変必要になってくるかと思われますけれども、どのようにお考えでしょうか。
○議長(小沢昌記君) 菅原
都市整備企画室長。
◎
都市整備企画室長兼都市計画課長兼建設課長兼下水道課長(菅原千秋君) お答えいたします。 今ご指摘いただいた部分については、当然のことながら、市の側もその思いを持ちながらJRとの協議を続けてまいりました。ただ、先ほどお話しいたしましたように、JR側については、その内容について公表をしなくてもいいのだという前提でお話をされるものですから、あくまでも交流通路の住民要望を満たすという点で、最終的には協定を締結して、事業を進めていかなければならないという状況の中で来たものでございます。 ただ、昨今の入札を取り巻く状況の中で、国土交通省とJRの間で、平成16年7月に設計内容の開示をしてくださいというふうな形での通知が、国土交通省の側からJRに対して出されています。その後のものについては、国が補助事業とか国直轄で行われるJRが絡む工事の部分については、公表を義務づけられたような形になってございますので、基本的にはこの協定に基づいた形でJRの側に公表を求めていくという努力はこれから続けていくことにはなります。 ただ、現時点では、JRの側は限定的にまだ通知の内容を解釈されているような状態で、個別の今後の協議をしていかないと、どこまで公表されるかという部分については、現段階では明言できないような状態ですが、市の側とすれば、これから同じような形でJRと協定をして工事をしなければならない部分というのは出てくるんですけれども、そういった際も同じようにJRに対する公表の要請は行いながら、事業を執行していくというふうな形で進めさせていただきたいというふうに考えてございます。
○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。
◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 JRに係る工事といいますのは、大変特殊な工事ですので、確かにJRに協定を結んで工事をお願いするような形になるんだとは思いますけれども、市民の税金を使って工事をするわけですので、やはり詳細な設計とか説明とか必要だというふうに思います。ここも今後のこともありますので、市長に対してお伺いしたいと思いますけれども、JRに対して、やはり細かな設計、見積もりとか提出をお願いすべきだというふうに考えますけれども、どのようにお考えでしょうか。
○議長(小沢昌記君) 相原市長。
◎市長(相原正明君) これは旧前沢町時代にJRと交渉、あるいはお願いしてここまで来た経緯があると思いますので、そういったお互いの紳士協定的なことは当然尊重しながらも、今ご指摘の市の立場として言うべきことは主張していくと、そういう基本スタンスで具体的に当たってまいりたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第66号は、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって議案第66号は原案のとおり可決されました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第5、議案第67号、
蔵まち郷土食財館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。
◎市長(相原正明君) 議案第67号、
蔵まち郷土食財館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてを助役からご説明申し上げますので、ご了承願います。
○議長(小沢昌記君) 岩井助役。
◎助役(岩井憲男君) 議案第67号、
蔵まち郷土食財館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてをご説明申し上げます。 平成18年6月28日付で条例を設置いたしました
蔵まち郷土食財館につきましては、指定管理者制度を適用して管理運営することとしております。このたび、当該施設に係る指定管理者の選定要綱並びに仕様書を定めまして、選定委員会を開催した結果、まちづくり株式会社黒船を指定管理者として指定しようとするものであります。 なお、指定の期間は平成18年10月1日から平成20年3月31日までであります。 以上です。
○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。26番千田美津子さん。
◆26番(千田美津子君) この間の説明では、今は選定委員会を設けて選定したというお話でしたが、蔵まちと一体的な運営を図るために、このエリアの運営の中心を担っている黒船に委託したいということだったというふうに思っておりますし、また、補正予算は既に可決をされておりますけれども、改めてこの食財館の今後の運営の見通しといいますか、方向性についてお伺いをしたいと思います。 それで、1つはこの指定管理によって、この間の補正では半年で126万の補正がなされました。その内容的には、人件費とか光熱費とかさまざま計上されていたようですが、それに対して施設使用料ということで、多分歳入の方で商工観光使用料に129万がそれに当たるのかなというふうに思っていますが、その点1つを確認したいと思います。 それで、半年で126万の指定管理料、逆に施設使用料としてこの129万というのがだとすれば、管理者の施設使用料分を指定管理料として支払うということの理解になるのかどうかですね、こういう考え方でいいのか、その点お伺いをしたいというふうに思います。 それから、今回指定管理を10月1日からするということなんですが、既にここは営業されていますよね。それで、この間お客さんの数等については答弁いただきまして、結構来ているなというふうには感じたわけですが、経営的な面、あるいは採算面、それから、運営面など、どういう状況にあるというふうに考えておられるのか、お伺いをいたします。 それから、もう1点ですが、この指定管理の期間が平成20年3月末ということなんですが、市のそういう、だということで今後とも指定管理ということで進められるのかというふうに思いますが、ただ、指定管理料として人件費や光熱費等々、支払っていく種類のものなのかどうかが私はちょっと引っかかるものがあるんですが、それらについてのどういうふうな見通しを持っておられるのか、その基本的な考え方についてお伺いをしたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。
◎産業経済部長(及川俊和君) お答えをいたします。 何点かご質問あったわけでございますが、まずこの食財館の今後の方向性といいますか、についてでございますが、ご質問にございましたように、蔵を生かしたまちづくりということで、その中心的な役割を果たしてきたのがこの会社でございまして、黒船でございまして、そういう意味では蔵を生かしたまちづくりを蔵まちモールという形で今進めているわけでございますが、今後ともこの一体的に食、あるいは、音とかいろいろな形について、一体的に食ばかりではなく、物事でもそうでございますが、一体的に推進されるものと、そういうふうに考えているところでございます。 それから、歳入歳出の関係でございますが、管理費としまして予算計上いたしておるわけでございまして、そこに委託ということで126万ほど予算計上しているわけでございますが、これは一般的に施設運営という形のものでございまして、例えばこの黒船が食、レストランを運営しまして、いろいろな光熱費さらにかかるわけでございまして、その分については、黒船の持ち出しという形になるものでございまして、これは一般的な管理の中での考え方でございます。それ以上もちろん事業を、営業をやるとなれば、いろいろな経費がかかるわけでございますので、その経費については黒船が持ち出しという形になるものでございます。 それから、歳入につきましては、先ほどご質問のとおり、黒船から一定の民間運営という形で、市の方に歳入になるということでございます。それにつきましては、施設を利用するということから1日3,000円ほどの、全館使用になりますと8,000円ほどですね、8,000円の費用がかかるわけでございまして、これに日数を掛けまして算出した額でございます。 それから、採算面のこと、あるいは運営状況ということでございますが、先般利用客といいますか、お客さんの利用状況につきましては、お答え申し上げたわけでございますが、計画の中では1日88人ほどの予定ということで出てございまして、その面から見ますと、ちょっと今の状況は足りないのかなと思ってございます。そういう面で今後、さらにPRしながら、先ほど申し上げました、ちょっと落としたかもしれませんが、藤原の郷の入れ込みが年間20万、あるいは昨年度は義経ブームがありまして、30万というふうな状況もあるわけでございまして、そういうお客様方を市内に回遊させると。対流させるということをもう少しPRしながら、その辺の何といいますか、客の呼び込みに力を入れながら、この運営につきましては、採算面に乗るような形にしていただきたいものだと、そういうふうに考えているところでございます。 それから、指定管理につきましては、20年3月末までということでございまして、これは全体と、2カ年の一応予定ということでございますが、最終年を合わせるという意味で、全部合わせるという意味で、この施設につきましても3月末ということになるわけでございますが、再度光熱費につきましてでございますが、管理の中で光熱費、これは一般的な光熱費といいますか、事業運営をしますとさらにいろいろな光熱費がかさむわけでございますが、施設を通常の運営をした場合においての光熱費ということで、管理委託としてその中に計上したものでございます。 以上でございます。
○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。
◆26番(千田美津子君) この
蔵まち郷土食財館の存在意義なわけですけれども、今、一般的な管理という点で光熱費等々を出すのだということなんですけれども、そうとすれば、食財館の中で公の部分の、例えばさまざまな展示にかかる光熱費がかかるとか、そういう部分がそんなに私はないというふうに感じたわけですが、どちらかというと、本当に事業運営に係る損失ではないかなと私は感じてきたわけですが、そうではないのでしょうか。 それから、人件費についても同じなんですが、例えばお客さんへのいろいろな説明に有す、そのための人件費を出すというのならわかるんですけれども、観光案内的なね。そういう人的な配置をされるための人件費のあれだったらわかるんですが、そうでは現状ないんではないかなというふうに感じたものですから、その点もう一度お伺いをいたします。 それから、計画では1日80人が下回っていると。この間トータルでは伺ったんですが、そうしますと今1日どのぐらいこの間なっていたのか、その件数割り返したのがお知らせをいただきたいというふうに思います。 それで、私が言いたいのは、例えば施設使用料の軽減という部分は、私は当然あっていいと思うんですが、本当に事業運営にかかる経費を行政が指定管理料としてきちっと払っていくということが本当にいいのかという、施設設置上の目的も含めて。私はそうではないのではないかなというふうに感じたものですから、どうもこの支出の仕方といいますか、今回は可決されていますからあれなんですが、ただこれらについてはもう少し見直ししていく部分が私はあってしかるべきというふうに感じるわけですが、その点お伺いいたします。
○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。
◎産業経済部長(及川俊和君) お答えいたします。 光熱費の件についてでございますが、これにつきましては、試算では3万9,000円ほどの光熱費ということで計上しているわけでございます。管理委託の中では3万9,000円ということで試算をしているわけでございますが、この食財館の全体の光熱費にかかる経費は180万ほどの予定でございまして、年間ですね、そういう意味からしますと、先ほどの3万9,000円というのは6カ月分でございますが、それにしましても、光熱費は全然けたが違うということでございまして、その辺はご理解を賜りたいと思っております。 それから、管理人の管理費という形で15万3,000円ほど計上させていただいておりますが、これにつきましては、施設を委託するには管理もかかるわけでございまして、その考え方にはなるわけでございますが、ただ、この食財館につきましては、一般的な情報ですね、もちろん仕事としまして、総食材を提供するという大きな目的はあるわけでございますが、そのほかにいわゆる中心市街地のみならず、奥州市江刺区、あるいは奥州市全体のPRといいますか、そういう案内も実は兼ねてございまして、その役割も実は担っていただいている状況もあります。そういう意味では、その辺もご理解を賜りたいと思っているところでございます。 それから、利用の状況でございますが、これは正確に食財館のいわゆる黒船から責任者から確認したものではないわけでございますが、数値的なものでございますが、それによりますと、1日七、八十人の計画ということでございますが、単純に比較はできないものがあると思いますが、今の段階では60名前後という状況のようでございます。70%ぐらいの利用率かなと思っているところでございます。 財政、いわゆる管理者としていつまでもこういう形をとるべきなのかというご指摘でございますが、指定管理もいろいろございまして、例えば利用料金制とかいろいろな手法があるわけでございますが、当市におきましては、状況把握、あるいは運営の何といいますか、当初ということもございまして、今回はこういう形をとっているわけでございますが、この進み方につきましては、状況を見ながら、あるいは検討することも必要なのかなと、そのように考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。
◆26番(千田美津子君) 先ほどご答弁ありました、例えば大きな施設である藤原の郷のお客さんを市内に回遊させると、そういう観光を本当にやっていかなければならない取り組み、どちらかというと行政が本当に観光面の展開を一体となってやれるような状況があれば私はいいんですが、そういう点、ですから、今、部長が答弁されたように、これから状況を見ながら、連携をとりながら本当にもしその段階で見直しが必要であれば、そういうことも私はしていかないと、ただ任せっぱなしになってしまうと、先ほどのお客さんの目標に達していない状況があれば、私はもっともっと採算がとれないので、行政でもっと支援をしてくれということになってはまずいなというのが1つ。 それから、どちらかというと、蔵と一体的な運営ということになりますと、競争ということにはなかなかなり得ないのかなという感じがいたします。この20年以降も。そうなると、余計始まった段階の市とのかかわりが非常に私は大事だと思いますので、本当にそういった点ではしっかり行政が責任を持って見ていくというか、そういう必要が私はあるというふうに考えますので、その点もう一度お伺いして終わります。
○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。
◎産業経済部長(及川俊和君) ご指摘のありました行政のかかわりといいますか、連携を持って活性化に向かうという姿勢はそのとおりかなと思ってございます。現在、中心市街地の活性化基本計画が江刺区におきましても、旧江刺市の時代12年度につくってございまして、その中に民間と一緒になりまして活性化を図っていくという基本姿勢を打ち出してございまして、ただこの地域におきましては、とりわけ黒船が先ほど来申し上げておりますように、中心的な役割を果たしてきたということで、ある意味では理想的な姿かなという感じもいたしておるわけでございますが、それにしましても、行政としましても、あるいは商工会議所との連携をとりながら、この中心市街地の活性化、ひいては市の活性化に結びつくような取り組みをしてまいりたいと、そのように考えてございます。
○議長(小沢昌記君) 19番佐藤邦夫君。
◆19番(佐藤邦夫君) 今、千田美津子議員がおっしゃったことと私も同感の部分が相当あります。この施設は、先ほど部長が申しましたように、藤原の郷のお客さんの市内の回遊とか、あるいはいわゆる蔵町通りにいらっしゃるお客さんに食事を提供する店が少ない、ホテルぐらいしかないわけですけれども、そこに食事を差し上げたり、あるいはビールを差し上げたりするというような目的でつくられたものと認識しております。そしてまた、その管理者が黒船になることは、これもまた部長がおっしゃいましたように、まず流れからいって当然のこととは思いますが、やはりこの管理費と、それからいわゆる使用料、これはやはりどちらもなしにした方が私もいいと思うんですね。やはり経営ですから、売ればもうかるわけですよ。そういった中で何でも市から出してもらうということは、その周りの市民からの声もずるい、あそこはいいなというような声も聞かれます。そして、あと地元の食材を使ってお客さんをいっぱい呼ぼうといったときに、例えばイベントをしているときに、昼間休んでいたり、食事のメニューがカレーとラーメンぐらいではお客さん来ないんですよ。そういったことを行政が管理者ということで、管理をお願いしただけではなく、そういったことをフォローして指導する必要が私は千田さんと同じで指導していく必要があると思います。やはり補助金をやっていると、必ず甘えがあるわけだから、これはもうここは任せると。そのかわり、もうけたらもうあなた方の自由に使っていいですよというようなことが私はいいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(小沢昌記君) 及川産業経済部長。
◎産業経済部長(及川俊和君) お答えをいたします。 ただいまご指摘、あるいはご提案のありました内容についてでございますが、経営という観点からしますと、意欲を喚起するという視点からしますと、そういう取り組みといいますか、利用料金設定といいますか、そういう取り組みも当然あっていいのかなということでございまして、いろいろな施設を指定管理という形で市はやっているわけでございますが、そういう対応をしている施設もございます。したがいまして、今後そういう利用料金制的な対応につきましても、十分に検討させていただきたいと思っております。 なお、食事メニュー等につきましても、いろいろお話があったわけでございますが、逐次相談といいますか、意見交換を深めながら、そういう面につきましても、一定の指導といいますか、アドバイスといいますか、に心してまいりたいと、そういうふうに考えております。 以上です。
○議長(小沢昌記君) 19番佐藤邦夫君。
◆19番(佐藤邦夫君) この指定管理者に対しては、一般質問とかその他の議論でも、同僚議員からも何回も発言ありましたけれども、やはり今後、この指定管理者をもう少しここの食財館だけではなく、今後本当に検討して、よりいい方向に私は持っていってほしいなと、そのように思います。思いますので、ご検討をいただきたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 相原市長。
◎市長(相原正明君) 今お話ありましたように、制度の趣旨に乗っかったよりよい運営ができるように、検討改善を加えてまいります。
○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第67号は、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって議案第67号は原案のとおり可決されました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第6、議案第68号、上笹森交流館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。
◎市長(相原正明君) 議案第68号、上笹森交流館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてを助役からご説明申し上げますので、ご了承願います。
○議長(小沢昌記君) 岩井助役。
◎助役(岩井憲男君) 議案第68号、上笹森交流館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてをご説明申し上げます。 平成18年7月3日に岩手県から譲与を受けました胆沢区小山地内の上笹森交流館につきましては、指定管理者制度を適用して、管理運営することとしております。 このたび、当該施設に係る指定管理者の選定要綱並びに仕様書を定めまして、選定委員会を開催した結果、地元の組織団体であります上笹森地区振興会を指定管理者として指定しようとするものであります。 なお、指定の期間は平成18年10月1日から平成20年3月31日までであります。
○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第68号は、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決しました。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって議案第68号は原案のとおり可決されました。 1時5分まで休憩いたします。 午後0時4分 休憩
--------------------------------------- 午後1時5分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。
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○議長(小沢昌記君) 日程第7、平成18年第1回定例会議案第27号、平成17年度水沢市
水道事業会計決算認定についてから日程第12、平成18年第1回定例会議案第32号、平成17年度衣川村
国民宿舎等事業会計決算認定についてまでの6件を一括して議題といたします。
企業会計決算審査特別委員長の報告を求めます。39番佐藤建樹君。 〔39番佐藤建樹君登壇〕
◆39番(佐藤建樹君)
企業会計決算審査特別委員長報告を申し上げます。 平成18年第1回定例会において、当特別委員会に付託をされました企業会計決算議案6件について、継続審査として議会閉会中の7月25日及び26日の2日間にわたり、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 企業会計決算議案6件の審査は、所管部ごとに執行当局からの説明を受けるなどして行いました。 審査の詳細につきましては、議長を除く全議員が委員となっておりますので省略させていただきます。 審査の結果、まず議案第27号、平成17年度水沢市
水道事業会計決算認定については、次の意見を付して、原案のとおり認定すべきものと決しました。 市民に安心・安全な水を供給するためにも、石綿セメント管及び鉛管の更新を早期に図られたい。 次に、議案第28号、平成17年度江刺市
水道事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第29号、平成17年度前沢町
水道事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第30号、平成17年度水沢市
国民健康保険病院事業会計決算認定については、次の意見を付して、原案のとおり認定すべきものと決しました。 1、第2次運営計画にのっとり、市長がリーダーシップをとり、水沢病院の役割を認識し、奥州市全体の地域医療の構築に早期に取り組まれたい。 2、経営の安定のため、適正な人件費比率となるよう努力されたい。 次に、議案第31号、平成17年度胆沢町
病院事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第32号、平成17年度衣川村
国民宿舎等事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上が当特別委員会における審査の経過と結果であります。何とぞ当委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、
企業会計決算審査特別委員長報告を終わります。
○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 これより平成18年第1回定例会議案第27号から平成18年第1回定例会議案第32号までの討論及び採決を行います。 まず平成18年第1回定例会議案第27号、平成17年度水沢市
水道事業会計決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、意見を付して原案のとおり認定すべきものとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって平成18年第1回定例会議案第27号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、平成18年第1回定例会議案第28号、平成17年度江刺市
水道事業会計決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって平成18年第1回定例会議案第28号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、平成18年第1回定例会議案第29号、平成17年度前沢町
水道事業会計決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって平成18年第1回定例会議案第29号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、平成18年第1回定例会議案第30号、平成17年度水沢市
国民健康保険病院事業会計決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、意見を付して原案のとおり認定すべきものとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって平成18年第1回定例会議案第30号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、平成18年第1回定例会議案第31号、平成17年度胆沢町
病院事業会計決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって平成18年第1回定例会議案第31号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、平成18年第1回定例会議案第32号、平成17年度衣川村
国民宿舎等事業会計決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって平成18年第1回定例会議案第32号は特別委員長報告のとおり決しました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第13、議案第19号、平成17年度水沢市
一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第58、議案第64号、平成17年度奥州市
国民宿舎等事業会計決算の認定についてまでの46件を一括して議題といたします。 決算特別委員長の報告を求めます。38番高橋瑞男君。 〔38番高橋瑞男君登壇〕
◆38番(高橋瑞男君)
決算審査特別委員長報告を申し上げます。 去る9月14日の本会議において設置されました当特別委員会は9月14日から26日まで、付託を受けました平成17年度決算議案46件について、精力的に審査に当たりましたので、その経過と結果についてをご報告申し上げます。 まず、審査に先立ち、特別委員長、副委員長の互選を行いましたところ、委員長には私、高橋瑞男が、副委員長には数江與志元委員が選任されました。また、効率よく旧市町村分の決算議案を審査するため、5つの分科会を設置いたしました。 審査に入り、旧市町村分の決算議案42件については、旧市町村を単位とした5つの分科会で、9月15日から25日までの間に、各総合支所及び委員会室において、各区長方の補足説明をいただきながら質疑を行い、9月25日に議場において、市長等への総括質疑、各分科会主査からの報告をいただき、審査いたしました。 また、奥州市の平成17年度企業会計決算議案4件については、9月26日議場において、執行当局から補足説明をいただき、質問を行い審査いたしました。 その詳細な審査の内容につきましては、議長を除く全議員が委員となっておりますので、省略させていただきます。 その結果、議案第19号、平成17年度水沢市
一般会計歳入歳出決算認定については、次の意見を付して原案のとおり認定すべきものと決しました。 税の公平性の堅持の上からも、市税の収入未済額の解消に一層努力されたい。 次に、議案第20号、平成17年度水沢市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから、議案第27号、平成17年度水沢市
介護保険特別会計介護サービス事業勘定歳入歳出決算認定についてまでにつきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第28号、平成17年度江刺市
一般会計歳入歳出決算認定については、次の意見を付して原案のとおり認定すべきものと決しました。 江刺型産直活性化戦略実態調査に関して、この報告書を十分に生かし、今後産直施設のさらなる発展を図るよう活用されたい。 次に、議案第29号、平成17年度江刺市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから、議案第37号、平成17年度江刺市米里財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてまでにつきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第38号、平成17年度前沢町
一般会計歳入歳出決算認定については、次の意見を付して原案のとおり認定すべきものと決しました。 旧前沢町で住民合意をしている懸案事業等については、行政の継続性にかんがみ、新市として実現するよう努力されたい。 次に、議案第39号、平成17年度前沢町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから、議案第46号、平成17年度前沢町
公共用地先行取得等事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでにつきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第47号、平成17年度胆沢町
一般会計歳入歳出決算認定については、次の意見を付して原案のとおり認定すべきものと決しました。 1、既に耐震診断が終了し、判定結果が国土交通省の基準より低い学校施設の改築計画を総合計画に盛り込まれるよう努められたい。また、胆沢町から引き継がれた「望ましい中学校教育環境のあり方」に基づき「学校適正配置計画」の整備とともに、その中に位置づけられたい。 2、農業所得の向上を目指し、胆沢町において実施されてきた行政と農協の合同事業を新市においても継続し、農業施策の充実を図られるよう努力されたい。 次に、議案第48号、平成17年度胆沢町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから、議案第54号、平成17年度胆沢町
浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでにつきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第55号、平成17年度衣川村
一般会計歳入歳出決算認定については、次の意見を付して原案のとおり認定すべきものと決しました。 平泉の世界文化遺産登録に向け、長者ヶ原廃寺跡等の歴史資産の活用を図り、予想される観光客等の受け入れ対策を講じるとともに、新市において文化施設や観光施設等を結ぶネットワーク化が図られるよう努められたい。 次に、議案第56号、平成17年度衣川村
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから、議案第64号、平成17年度奥州市
国民宿舎等事業会計決算の認定についてまでにつきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上が、当特別委員会における審査の経過と結果であります。何とぞ当委員会の決定どおり議決くださいますようお願いいたしまして、
決算審査特別委員長の報告を終わります。
○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 これより議案第19号から議案第64号までの討論及び採決を行います。 まず議案第19号、平成17年度水沢市
一般会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。21番亀梨恒男君。
◆21番(亀梨恒男君) 私は、議案第19号、平成17年度水沢市
一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論いたします。 昨日、小泉政権にかわって安倍新政権が誕生しました。小泉内閣の5年間は弱肉強食の政策で格差が急拡大しました。小泉前首相は、今、痛みを我慢すれば、あすはよくなるなどと国民に負担増を押しつけ、よくなるどころか、大変な格差社会を生み出し、今回退陣しました。税金格差の実態1つ見ても、日本共産党の試算でも大企業・資産家減税は平年度2兆9,000億円を超えるのに、庶民増税は平年度5兆2,000億円以上に上ります。弱者から吸い上げたお金を大企業・資産家へという構図です。 競争があれば、格差は自然と認める自民党の新総裁、安倍晋三氏はここにメスを入れるどころか、庶民に重い消費税増税を隠しません。庶民大増税の影響は65歳以上の高齢者地方住民税が6月から上がり、これをもとに算定する国民健康保険と国保に上乗せして徴収する介護保険料も8月にかけて引き上げられ、負担増のトリプルパンチを受けた高齢者から怒りや嘆きの声が上がっています。住民税や両保険を運営する県内の市町村窓口には、新たな保険料額の通知を受けた高齢者から苦情や相談が相次ぎ、当市にも700件以上の問い合わせが寄せられています。 このように、住民の命と暮らし、福祉、教育など、住民生活のあらゆる場面において、かつてない危機的な状況に置かれており、国民負担増は一層の生活不安を巻き起こしています。 2004年度においてかつてなく大幅な地方交付税の削減が行われ、多くの自治体が悲鳴を上げた。その水準には変わりなく、引き続き厳しい財政運営が各自治体に強いられることになります。 このような中で、水沢市の困難さは、良質の借金といいながら国の勧めるままに社会資本の整備を勧めてきたこと、この間の財政運営の失敗がその大きな原因の1つであることは、この間何度も繰り返し述べてきたとおりであります。また、同様に、国の言うがままに市町村合併を強引に推し進めてきた当市の姿勢にも大いに問題があると指摘しなければなりません。 私はこのような深刻なときだからこそ、負担を高齢者など弱者や住民に求めるのではなく、自治体に求められるのは、何よりも国の悪政から住民の暮らしと福祉、命と安全を守ることであり、雇用と暮らしを守る抜本的な対策を講じることであると考えます。 さて、実施された事業は十分と言えないまでも、住宅リフォーム助成事業、木造住宅耐震支援事業、メイプルリニューアル事業、乳幼児医療費支給事業など、一定の評価をいたします。しかし、決算認定の採決は、包括的に行われますので、以下具体的に指摘しながら、平成17年度水沢市
一般会計歳入歳出決算認定について反対いたします。 第1は、子供や歩行者、老人などの弱者を守り、安全を図るための信号機、防犯灯、街路灯などの設置についてですが、今年度の信号機の設置はゼロであり、防犯灯などは東北電力から寄附を受けているが、年間で40基余りであり、担当課の説明では、合併後奥州市全体で40基となるそうであります。これでは到底安全には寄与できず、お寒い状態ではないでしょうか。事故や事件が起きてからでは遅く、市民要望や地域の皆さんの意見を十分汲み取り対応するべきであり、交通安全の観点からも信号機の設置を公安委員会などに強く要望し、自動車など右折レーンの設置のための財源措置などを図るべきではないでしょうか。 第2は、生活保護世帯の問題です。格差社会が進行する中で、仕事がなく、働きたくても働けない中高年の方々が増加しています。機械的に仕事を探しなさいと言われても、幾ら努力しても見つからない、どうしたらいいのですかなど、多くの方が相談に来ます。この方々は好きで仕事をしていないのではないのです。悩みや苦しみを十分に理解し、生活保護の申請を速やかに行うべきであります。 第3は、市民が必要とする介護サービスが受けられるように、ショートステイの充実や特別養護老人ホームの増設は急務ではないでしょうか。農繁期などには、いつもショートステイが不足しているのが現状であり、特別養護老人ホームの待機者も水沢区だけで263人もいると伺いました。在宅で介護を行っている家族の方々の苦労の軽減のためにも、ショートステイや特別養護老人ホームの増設を急ぐべきであります。 第4はメイプルリニューアルオープンの問題です。メイプルが再生できるかどうか、国のリノベーション補助金なども使い、当初は昨年11月、それがことしの2月となり、最終的には4月のオープンとなりました。少しずつではありますが、にぎわいを取り戻しつつあります。水沢市の商工労働課、商工会議所関係者、メイプル関係者が全力を挙げて再生に向けて努力をしているときに、水沢市佐倉河矢中地区に大型店出店問題が密かに市当局によって進められ、議会や市民に対しては秘密裏に行われ、市が取付道路の寄附を受けていた問題です。市当局は行政の継続性という観点から、このほど寄附を受けることを明らかにしました。しかし、市当局一部の担当者だけが秘密裏に進めてきたことは大いに問題があるものと指摘しなければなりません。行政の継続性は、メイプル側にも存在することを、メイプル再生のため全力を挙げてきた一方の水沢市当局担当者も認めております。もちろん矢中地区の地権者の方々には責任がないのですが、この問題は一たん白紙に戻し、行政側が裏で秘密裏に事を進めてきたことについて、十分な反省を求めるものであります。 第5は、合併を控えた昨年6月から旧水沢市は22件もの手数料、使用料を引き上げたという問題です。合併協議では、合併時、または合併後に統一すると決めていたものであり、引き上げた水準が基準となったのでは、市民はたまったものではありません。合併はサービスは高く、負担は低くというのが市民への説明だったという点からすれば、この点、この引き上げは多いに問題があると言わなければなりません。 以上のような観点から、私は議案第19号、平成17年度
一般会計歳入歳出決算認定については反対をいたします。
○議長(小沢昌記君) 4番郷右近浩君。
◆4番(郷右近浩君) 私は、議案第19号、平成17年度水沢市
一般会計歳入歳出決算認定について、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。 今回、私自身も審査に加わりましたこの一般会計の歳入歳出につきましては、合併を控えた平成17年度2月19日までのものとなっており、旧水沢市においては、合併後本当にいいまちをつくりたいといった、そのような観点から、いろいろなさまざまな分野の支出を抑制しながら、そして、きちんと奥州市につなぐといったようなものを考えて運営してきた1年だったと思われます。 そうした中で、やはり市民の皆様には本当にいろいろなご負担、そして、ご不便を強いて、本当にご協力をいただきながら通したこの1年に対して、私はその旧水沢市の皆様のこの決算に対する1年間の動きに対するご苦労を感じるとともに、そして、まことにこの分野につきましては、きちんと処理されていると感じざるを得ませんでした。 以上、この17年の
一般会計歳入歳出決算認定におきましては、私はそういった観点からきちんと処理されているということを認め、認定すべきものの立場で討論いたします。
○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、意見を付して原案のとおり認定すべきものとするものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって議案第19号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第20号、平成17年度水沢市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第20号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第21号、平成17年度水沢市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第21号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第22号、平成17年度水沢市
羽田地区簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第22号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第23号、平成17年度水沢市
霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第23号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第24号、平成17年度水沢市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第24号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第25号、平成17年度水沢市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第25号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第26号、平成17年度水沢市
介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第26号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第27号、平成17年度水沢市
介護保険特別会計介護サービス事業勘定歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第27号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第28号、平成17年度江刺市
一般会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。26番千田美津子さん。
◆26番(千田美津子君) 私は、ただいま懸案となっております議案第28号、平成17年度江刺市
一般会計歳入歳出決算認定についてでございますが、私は決算審査には加わらせていただきましたが、大変膨大で重要な予算審議、それから、予算の議定には加わっておりませんので、この議案についての態度を保留させていただきます。
○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 〔「ちょっと待って。態度を保留ということは」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 暫時休憩いたします。 午後1時43分 休憩
--------------------------------------- 午後1時46分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 29番菊池嘉穂君。
◆29番(菊池嘉穂君) それでは、私は議案第28号でありますが、平成17年度江刺市一般会計歳入歳出決算について賛成の立場で討論をいたします。 平成17年度江刺市一般会計決算は、いわゆる合併を目前に控えました打ち切り決算であります。これは旧5市町村、いずれも同じであります。いわゆる江刺市としての最後の決算ということになったわけであります。 旧江刺市は、ご案内のように昭和40年代後半から50年代にかけまして、財政の悪化が極めて大きな事態となっておりました。そこで、財政再建団体寸前の状態だったことは、皆さんご承知のとおりであります。この財政をいかにして建て直すかということでありまして、行政、議会、そしてまた、職員が一丸となりまして、まさに血のにじむような行財政改革に取り組んできたことはご承知のとおりであります。結果的に財政が好転化いたしまして、市民の要望にこたえるべく、数々の事業を展開することもできました。これは旧江刺市のいろいろな立場の方が認識されているところであります。 特にも、17年度は合併を控えまして、蓄積された各種基金等々を有効に活用し、市民要望にこたえる中で、さらに新市にルール外の基金も持ち込むことができたところであります。 このことは、将来の江刺区、しいては奥州市のインフラ整備に大きくつながるものと確信するものであります。 したがいまして、私はこれまでの江刺市政運営に当たられました首長初め職員の努力、そしてまた、それをご理解・ご協力をされた旧江刺市民の皆さんに心から感謝の意を表しながら、賛成討論とするものであります。 以上であります。
○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、意見を付して原案のとおり認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) よって議案第28号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第29号、平成17年度江刺市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第29号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第30号、平成17年度江刺市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第30号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第31号、平成17年度江刺市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第31号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第32号、平成17年度江刺市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第32号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第33号、平成17年度江刺市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第33号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第34号、平成17年度江刺市
バス事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第34号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第35号、平成17年度江刺市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第35号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第36号、平成17年度江刺市
浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第36号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第37号、平成17年度江刺市米里財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第37号は特別委員長報告のとおり決しました。 2時10分まで休憩いたします。 午後1時55分 休憩
--------------------------------------- 午後2時11分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 次に、議案第38号、平成17年度前沢町
一般会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。40番及川善男君。
◆40番(及川善男君) 私は、議案第38号、平成17年度前沢町
一般会計歳入歳出決算認定については、先ほどの28号について、26番議員が申し述べましたように、前沢町の予算審査、あるいは予算の執行等については、我が会派の議員はかかわる機会がありませんでしたので、態度を留保いたします。 なお、旧水沢市議会におきましては、自席において態度表明をいたしましたが、先ほどの経過を見ますと、一部の議会ではそういう例がなかったようでありますので、より鮮明にするために退場いたします。 〔40番及川善男君、7番菅原明君、17番今野裕文君、21番亀梨恒男君、26番千田美津子君退場〕 〔「委員長、許可するのか」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ちょっと待ってください。退場自体については、本人の部分ですので、これは意思表示ということであります。 ただいまより採決いたしますが、その前に申し上げます。先ほど議案第28号の分で態度保留ありまして、簡易採決できないものと議長が判断し、簡易採決ではなく起立採決といたしました。態度保留をなさった方々については、当然賛否を求める際、賛成に立たない、賛成の意思表示をしないという場合には、態度保留といえども、議場においては否決されたものということをわかっての意思表示であったというふうに判断して28号は進めたものであります。 なお、今回40番議員の方から態度保留をすると。そして、採決に加わらないということの中で、議場よりこの採決に当たっては退席するということでありますし、このことについては議員それぞれが持っている権利ということで認めざるを得ないということであります。19番佐藤邦夫君。
◆19番(佐藤邦夫君) こういう結論があったときに、決算の審査にはまる必要ないんですよね。最初からはまる必要ないんです。ちょっと私はおかしいと思いますよ。反対なり賛成を決算審査に参加したのであれば。もし彼らの理屈が通るんであれば、最初からそういうことはできないと思うんですね。と私は思いますが、どうでしょうか。
○議長(小沢昌記君) 暫時休憩いたします。 午後2時16分 休憩
--------------------------------------- 午後2時18分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 先ほど28号については、退場の本人からの申し出がありませんでしたので、簡易表決ではなく起立採決ということで、態度保留された方は結果として起立されなかったということで、その採決の内容については、反対されたものというふうに考えます。 ただいまの議題となっております第37号につきましては、40番議員から態度保留の意思表示があり、その意思表示に従い、この採決には加わらないということで、5人の方が議場より退席されたということについては、この賛否に加わらないということを認め、退席を議長として認めるものであります。よって、先ほど28号と今38号につきましては、退席されている議員がありますけれども、瑕疵のある採決の方法でないというふうに私は考えます。よって、これより採決をいたします。37番数江與志元君。
◆37番(数江與志元君) 今、議長からそれぞれ先ほどの休憩中にも話ありましたけれども、私は非常におかしいのであろうと、そう思っておりますが、これは100歩譲るというわけではないですが、ルール上は議長の議場裁定の1つだと思いますから、そうしていただいてよろしいんですが、しからば、ここだけをもう一つ、今決算に分科会というのをつくって、特別委員会をつくって、分科会をつくってそれぞれ各決算を、審査をしに出向いたんです、みんな。その審査はしたけれども、その部分の結果は私は関係ないということでしょう。そういうことがまかり通るのはどうか、議員として、ここでちらっと言っている人が、議員の職務放棄だから当然懲罰だなんて言っている人もありますが、その辺の見解を確認しておきます。
○議長(小沢昌記君) 今のご質問に対してお答えいたします。 賛否、もちろんそういうふうな形での意思表示があるものでございますけれども、分科会における審査において、結果として議員個々が判断する過程において、結果的に賛否をあらわすことができない状況に立ち至ったというふうな場合も当然考えられるわけでありますし、また、議会運営上、ないしは会議規則上の部分で態度保留というふうなものは各議員に与えられた権利であります。その部分まで議長として奪うということはできないというふうに私は考えます。道義的な部分から言えば、37番数江議員のお話もわからないわけではないのですけれども、進め方とすれば、この進め方に瑕疵があるものとは判断いたしません。 これより採決いたします。 本案に対する特別委員長の報告は、意見を付して原案のとおり認定すべきとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第38号は特別委員長報告のとおり決しました。 退席者の入場を許可いたします。 〔40番及川善男君、7番菅原明君、17番今野裕文君、21番亀梨恒男君、26番千田美津子君入場〕
○議長(小沢昌記君) 次に、議案第39号、平成17年度前沢町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第40号、平成17年度前沢町
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第40号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第41号、平成17年度前沢町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第41号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第42号、平成17年度前沢町
生母簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第42号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第43号、平成17年度前沢町
繁殖和牛貸付譲渡事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第43号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第44号、平成17年度前沢町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第44号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第45号、平成17年度前沢町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第45号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第46号、平成17年度前沢町
公共用地先行取得等事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第46号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第47号、平成17年度胆沢町
一般会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。17番今野裕文君。
◆17番(今野裕文君) 17番今野です。 私は、委員長報告に反対すると同時に、議案第47号、最後の胆沢町一般会計決算認定について反対の立場を表明するものであります。 その理由は、本決算は奥州市にかかわる旧市町村の配置分合にかかわる決算が含まれており、平成18年2月19日をもって終えんしているからであります。当初予算には、これらにかかわる予算は計上されておらないところから、手数料等の引き上げなど盛り込まれていましたが、自立の道を選択する予算として賛成の態度を表明いたしました。しかし、予算承認の採決からわずか12日後に、配置分合にかかわる補正予算が強行提案され、その結果本日を迎えているものであります。 今議会でも、合併してさっぱりよいことがないと指摘を受ける旨、何度か吐露されておりますが、胆沢の分科会で明らかにされましたように、教育委員会関係、生活環境関係は大幅なサービス切り捨ての状況になっております。この間、機会をとらえて指摘してまいりましたので、繰り返しませんが、よいことがないのではなく、大幅な後退だと言わざるを得ません。また、旧町民には何ら説明もされていない、新市建設計画だけが合併時の約束だとして優先される市政運営は認めることができません。このことを強調し、できるのであれば、一刻も早く合併のメリットを具現化されることを期待するものであります。そして、昭和の合併以来、住民の福祉の向上のために取り組んでこられた旧胆沢町の執行者並びに職員、関係者の皆さんに心から感謝を申し上げます。 今後も自民党、公明党政権によります構造改革などによる生活破壊、社会保障破壊、そして、庶民いじめの増税攻撃から、市民の生活を守る防波堤としての役割を果たせる自治体構築のために全力を尽くされますよう期待をし、そのために私も全力を挙げることを表明いたしまして、反対の討論といたします。 以上です。
○議長(小沢昌記君) 8番石川和好君。
◆8番(石川和好君) 8番石川でございます。 私は、平成17年度旧胆沢町の一般会計及び関係する特別会計歳入歳出決算について、認定することに賛成の立場から討論するものであります。 一般会計においては、歳入予算現計が総額100億6,745万4,000円に対し、歳入決算額が83億1,700万4,000円で、執行率は82.5%。一方、歳出決算額は81億4,794万円で執行率は80.9%となっております。歳入歳出に差し引いた実質収支は1億6,213万3,000円余りの黒字となります。当該決算額は、市町村合併に伴う平成18年2月19日までの打ち切り決算であることを踏まえ、収支の均衡が保たれていると評価するものであります。 歳入面においては、国の三位一体改革が推進され、本町における一般会計歳入の相当部分を占めている地方交付税が削減傾向にある中で、地方税が他市町村に比較して高い収納率の水準を確保していることは、納税意識の高揚に努めた成果であり、町民と行政とのパートナーシップの成果の1つとして評価いたします。 一方、歳出面において、行財政改革を推し進め、効率的な行財政運営に努めたことにより、限りある財源を緊急を要する政策課題や福祉、子育て支援対策、教育環境の整備などに重点的かつ効果的に予算配分した工夫が、結果として主要施策の成果に集大成されたものと認識いたしております。 平成17年度は、旧胆沢町まちづくり総合計画の基本計画の最終年度であります。以下その4つの各領域ごとに、主な施策の成果の中から若干の意見も加えて申し上げます。 まず、保健福祉医療及び生活環境等の暮らしの領域では、国保まごころ病院の医療体制の充実、健康増進プラザ悠悠館を拠点とした各種保健活動の実施及び健康づくり事業の推進、介護保険や高齢者福祉サービス、子育て支援対策、障害者自立支援対策の推進に伴う関係社会福祉法人等への財政支援など、保健福祉サービス水準の維持に努められました。こうしたことなど、十分に評価されるものと思います。 人づくり、生涯学習の育てる領域においては、第3子保育料の無料化措置の継続は、合併において新市に引き継がれることとなり、旧胆沢町の子育て支援対策が新市の施策としてその重要性ありと評価された結果と思います。教育環境のあり方、とりわけ旧胆沢町内の3中学校の望ましい教育環境のあり方については、少子化や社会情勢の変化などを踏まえ、その望ましい方向性について検討がなされましたが、その具体化に関しては、新市にその検討作業が引き継がれました。新市において着実な前進が図られることを期待します。 社会体育の分野では、町民がつくり、町民がみずから参加する各種事業が推進されました。新市においても、地域住民の個性を生かした文化振興事業の継続を望むものであります。 農業及び商工観光の働くの領域においては、まず農業振興については、合併市町村の中でも、5市町村の中でも胆沢町は米、畜産、野菜、園芸、各作目とも高い生産性を有しており、まさに農業を基幹として発展してきたまちであります。主要施策においては、担い手育成を目標としたほ場整備事業が、国営及び県営事業として町内数地区において実施されています。また、農協との連携による各種合同事業等に取り組み、農業者の生産及び経営指針に努力されてきました。引き続き新市においても農協との合同事業が実施されることを望むものであります。 品目横断的経営安定対策を柱とする19年度からの新たな国の農業政策については、この新政策に農業者等が円滑に対応できるよう、担い手及び集落営農組織の育成支援を講じてこられました。 町民と行政のパートナーシップによるまちづくり、手をつなぐの領域においては、市町村合併が決定し、旧胆沢町のまちづくりの総仕上げと、その成果を新市に引き継ぐことの2つの膨大な作業が同時並行して進められ、しかも、非常に限られた期間の中で精力に進められました。この間の町行政当局の努力に対し、経緯を表するものであります。 以上のような施策の成果を踏まえ、平成17年度の胆沢町一般会計並びに関係する特別会計歳入歳出決算は、認定するにふさわしいものであると思います。 最後に、旧胆沢町のまちづくりの歴史と伝統が新市に引き継がれ、同時に新市としての融和と連帯感を持って奥州市のまちづくりが進められることを期待し、賛成討論を終わります。
○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、意見を付して原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長の報告のとおり賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第47号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第48号、平成17年度胆沢町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第48号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第49号、平成17年度胆沢町
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第49号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第50号、平成17年度胆沢町
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第50号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第51号、平成17年度胆沢町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第51号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第52号、平成17年度胆沢町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第52号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第53号、平成17年度胆沢町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第53号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第54号、平成17年度胆沢町
浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第54号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第55号、平成17年度衣川村
一般会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、意見を付して原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第55号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第56号、平成17年度衣川村
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第56号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第57号、平成17年度衣川村
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第57号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第58号、平成17年度衣川村
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第58号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第59号、平成17年度衣川村
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第59号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第60号、平成17年度衣川村
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第60号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第61号、平成17年度奥州市
水道事業会計決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第61号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第62号、平成17年度奥州市
総合水沢病院事業会計決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきとするものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第62号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第63号、平成17年度奥州市国民健康保険ま
ごころ病院事業会計決算認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第63号は特別委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第64号、平成17年度奥州市
国民宿舎等事業会計決算の認定について、討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、原案のとおり認定すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第64号は特別委員長報告のとおり決しました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第59、競馬事業調査についてを議題といたします。
競馬事業調査特別委員長の報告を求めます。40番及川善男君。 〔40番及川善男君登壇〕
◆40番(及川善男君)
競馬事業調査特別委員長報告を申し上げます。 当特別委員会は、議会閉会中の7月14日、7月26日及び7月27日並びに今期定例会中の9月11日及び9月22日に委員会を開催し、また、7月1日及び7月16日に幹事を中心とした委員で盛岡市議会との意見交換会を実施し、さらには9月1日及び9月16日開かれた岩手県競馬組合議会の傍聴をするなど、鋭意調査を行いましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 今年度の岩手競馬についても、半年が過ぎ、関係者の努力にもかかわらず、その売り上げは思うように伸びず、非常に厳しい状況にあります。岩手県競馬組合においても、臨時の競馬組合議会を毎月開催し、その状況を説明し、さらなる競馬組合改革に向けた新たな取り組みとして、この間執行体制を変えたり、競馬事業の存廃基準や330億円もの多額な構成団体による融資などを盛り込んだ新しい岩手県競馬組合改革計画(案)を打ち出しております。 このような状況の中、当委員会における論議を踏まえ、盛岡市議会との連名で岩手県競馬組合管理者である知事に対し、岩手競馬の運営に対する要望書を提出し、一定の回答を得ております。 また、市執行当局のほか、県競馬組合の役職員にも出席をいただき、これまでの営業状況や課題等の説明を求め、新しい岩手県競馬組合改革計画(案)や競馬組合の経営管理などについて調査を行いました。 内容の詳細につきましては、議長を除く議員全員が委員となっておりますので、省略をさせていただきます。 今後の競馬の営業成績や当市にも非常に影響のある融資問題、競馬事業そのものの存廃基準を含む新しい岩手県競馬組合改革計画(案)の検討など、岩手競馬を取り巻く状況が非常に重要な局面を迎えていることから、議会休会中といえども調査できますようお取り計らい方お願い申し上げまして、
競馬事業調査特別委員長報告を終わります。
○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本件は特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、本件は特別委員長報告のとおり決しました。 なお、特別委員長から議会閉会中も継続して調査したいとの申し出があります。特別委員長の申し出のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員長の申し出のとおり決しました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第60、北上川治水対策についてを議題といたします。
北上川治水対策特別委員長の報告を求めます。38番高橋瑞男君。 〔38番高橋瑞男君登壇〕
◆38番(高橋瑞男君)
北上川治水対策特別委員長の報告を申し上げます。 当特別委員会は、閉会中の8月7日、今期定例会中の9月22日に委員会を開催し、鋭意調査を行いましたので、その経過と結果についてをご報告申し上げます。 8月7日の調査は、前沢区の無堤地区である北上川左岸赤生津地区、衣川区の北上川支流衣川築堤及び接待館遺跡等衣川遺跡群、平泉バイパス北側接続計画地、水沢の二渡暫定堤防及び無堤地区である黒石地区と佐倉河水沢工業団地の東側、江刺区の稲瀬の暫定堤防など、各区の治水対策の懸案事項について、市執行当局から
都市整備企画室長等による説明を受けたほか、岩手河川国道事務所の職員にも出席をいただき、現地調査をいたしました。 北上川の治水対策は、これまで各区でそれぞれ行ってまいりましたが、合併して奥州市となった今、各区の現状を正確に把握した上で、国に対して適時適切な要望を重ねていく必要があると思われます。 したがって、今後も引き続き、危険区域の現状把握や築堤の進捗状況などについて調査検討の必要があることから、議会閉会中といえども調査できますようにお取り計らい方お願いを申し上げまして、
北上川治水対策特別委員長の報告を終わります。
○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本件は特別委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、本件は特別委員長報告のとおり決しました。 なお、特別委員長から議会閉会中も継続して調査したいとの申し出があります。特別委員長の申し出のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、特別委員長申し出のとおり決しました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第61、請願第6-2号、請願第10号、請願第12号を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。30番新田久治君。 〔30番新田久治君登壇〕
◆30番(新田久治君) 新田です。総務常任委員長の報告を行います。 去る9月1日の本会議で、当総務常任委員会に付託となりました請願第6-2号、請願第10号及び請願第12号の3件については、9月15日及び22日に委員会室等において委員会を開催し、執行当局から総務部長等の出席を求め、説明をいただき、慎重に審査をいたしましたので、経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、請願第6-2号、水沢区字田小路に新設された市職員用駐車場へのアクセス道路の拡幅整備を求める請願についてであります。 本請願の趣旨は、水沢区字田小路に新設された市職員用の駐車場を地域住民に利用させていただきたいということであります。実際に現場を視察調査しながら、担当者の説明をお聞きし、その後、各委員から意見を聞きながら審査を取り進めたところ、市の施設管理であり、地域のいろいろな要望も踏まえながら、より活用していただくことがよいという観点から、全会一致で採択すべきものと決しました。 なお、施設管理運営上、事故等による補償等問題が生じないように配慮すべきだという意見があったことを報告いたします。 次に、請願第10号、奥州市として「非核平和都市」の宣言を求める請願についてでありますが、非核平和宣言ということで、旧5市町村においてはすべての市町村で宣言がなされており、合併協議会においても、都市宣言については合併後に定めるものとするということになっております。 請願の趣旨は、非核平和都市宣言を行い、市民に広くその趣旨を訴えていただきたいということであり、その願意を了とし、全会一致で採択とすべきものと決しました。 なお、宣言については、合併協議会の協議事項でもあり、できるだけ早期に行うべきという意見があったことを報告いたします。 次に、請願第12号、庶民の大増税の中止を求める請願についてでありますが、さらに調査し、審査すべきということから、継続審査といたしました。なお、継続審査に当たり、議会閉会中といえども審査ができますようお取り計らいをお願い申し上げます。 以上が当委員会に付託になりました請願審査の経過と結果であります。 何とぞ当委員会の決定どおり議決くださいますようにお願いを申し上げまして、総務常任委員長報告を終わります。
○議長(小沢昌記君) ただいま議題となっております請願のうち、請願第12号に係る総務常任委員長の報告は継続審査であります。よって、本日は請願第12号に係る質疑等は行いません。請願第6-2号及び請願第10号に係る委員長報告に対して質疑ありませんか。5番阿部加代子さん。
◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 請願第10号について、2点お伺いをしたいと思います。 請願文の中にありますとおり、世界じゅうには約2万発と言われる核弾頭兵器が配備され、とありますけれども、この請願文の中では2万発の核兵器があると言われておりますが、アメリカ一国のみが名指しをして非難されているという点で、何か委員会の方でご議論があったかどうかお伺いをしたいと思います。 また、請願文の中に、非核三原則の見直しやということで、動きも見えておりますというふうにあるんですけれども、非核三原則の見直しがどこかで何か動きがあるのかどうか、確かめられたかお伺いをしたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 新田委員長。
◆30番(新田久治君) ただいまの質問にお答えいたします。 当委員会にありましては、請願第10号の請願趣旨の中身におきましては、それぞれの項目において委員からご意見がそれぞれあったところであります。しかし、その内容につきましては、この請願書を作成されたそれぞれの人の思いということの内容と理解し、余りこの中身については深く調査をいたしませんでした。 したがって、請願事項、非核平和宣言都市、この条項に従い審査をし、決定した次第であります。
○議長(小沢昌記君) 非核三原則についての調査はどのような形で。
◆30番(新田久治君) したがって、それらの疑問点等の調査につきましては、日本がこの核の被害を受けている唯一の国だということを思い、こういうことがあってはならない、この思いで、しかも、従前各市町村でこの宣言が設置されている、このことも理解しながら、今後にあっても、奥州市にあってもそうあるべきだということで、全会一致で可決した次第であります。
○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 請願2件に係る討論を一括で行います。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。総務常任委員長の報告は、請願第6-2号及び請願第10号採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 3時20分まで休憩いたします。 午後3時3分 休憩
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○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 総務委員長より請願第12号について、議会閉会中といえども継続して審査したいとの申し出がありましたが、お諮りいたします。委員長の申し出のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員長の申し出のとおり決しました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第62、請願第4号、請願第7号、請願第9号、請願第13号を議題といたします。
教育民生常任委員長の報告を求めます。 〔19番佐藤邦夫君登壇〕
◆19番(佐藤邦夫君)
教育民生常任委員長報告を行います。 6月定例会において、当委員会に付託になり、継続審査としておりました請願第4号並びに、去る9月1日の本会議において当委員会に付託になりました請願第7号、請願第9号及び請願第13号について、9月8日及び9月15日に委員会を開催し、教育部長、市民環境部長などの出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、ここにその経過と結果についてご報告申し上げます。 まず、請願第4号、教育基本法改定案に反対を求める請願でありますが、本件につきましては、なぜ今、教育基本法を改定しなければならないのかの具体的理由が明確にされておらず、また、改定案の内容が現行法の精神を大きく転換し、現行法が禁じている国や教育行政による教育内容への介入を可能にするなど、戦後の日本国憲法に基づく教育の原理・原則を大きく変えようとしていることから、子供たちの成長に大きな影響を及ぼすとともに、日本の平和と人権、民主主義にとって重大な事案であるとの観点から、この請願を採択すべきものと決しました。 なお、生涯教育、家庭教育、地域住民との連携教育など、これまでの現行法では示されなかった内容が盛り込まれており、新時代に即応した教育基本法の見直しは必要であるとの観点から、この請願は採択すべきでないという意見や、国民的議論が十分でないため、継続して慎重審議をすべきという意見もありましたことをご報告申し上げます。 次に、請願第7号、教職員評価による給与の差別化を図らず協力協働できる職場の確保を求める請願でありますが、本件につきましては、教職員評価による査定昇級制度は、他の都道府県では試行を行い、慎重に検討している中、岩手県教育委員会の拙速な導入は、検討や説明が十分でなく、さまざまな教育関係団体等からも異議申し立てがあり、時期尚早で、またこの制度の導入により、これまでの教職員が協力協働で支えてきた子供の教育そのものに大きな影響が出るのではないかとの観点から、この請願を採択すべきものと決しました。 なお、評価制度の詳細な内容が明らかでない現状で判断はできないとの観点から、継続して慎重審査をすべきという意見もありましたことをご報告申し上げます。 次に、請願第9号、
最低保障年金制度の創設を求める請願でありますが、本件につきましては、現在の少子高齢化、不安定な雇用体制という社会情勢の中では、今の年金制度を維持していくのは困難であり、今後、無年金者や低年金者のさらなる増大は明らかで、すべての国民に老後の生活を保障するためには、保険料の要らない年金、全額国庫負担の最低保障年金を1階部分とする年金制度が必要であるとの観点から、この請願を採択すべきものと決しました。 なお、趣旨一部を採択すべきという意見や、最低保障年金を全額国庫負担とすると税金のさらなる引き上げとなるため、今の年金制度を維持すべきであるという観点から、採択すべきでないという意見もありましたことをご報告いたします。 次に、請願第13号、総合水沢病院の財政再建計画策定等についての請願でありますが、本件につきましては、市民が水沢病院に対する取り組みを早急かつ真剣に取り組むことを切実に望んでいるとの観点から、賛成多数により採択すべきものと決しました。 なお、請願者の意向は十分理解できるが、執行部側も病院側も、この問題への取り組みを明確に表明している中で、重ねて採択する必要はないとの観点から、採択すべきでないとの意見もありましたことをご報告申し上げます。 以上が当委員会に付託になりました請願の審査の結果であります。何とぞ、何とぞ当委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、
教育民生常任委員長報告を終わります。
○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。28番佐藤修孝君。
◆28番(佐藤修孝君) 請願第7号についてですが、委員長報告は採択すべきということですが、教育委員会は拙速だと、あるいは学校現場は異論があるというような内容でした。 そこでお聞きをしますが、これについては、県議会で議決されている部分でありまして、要は行財政改革の一環であります。内容は月額マイナス4.8%という数字が示されておりますが、現給が減るわけではなくて、ここには経過措置として地域給を当てるという内容でございます。それから、定期昇給の分で削減がされるということで、現行から11億円の削減ができると。もしここに地域給がこの経過措置を講じない場合は、給与手当含めて81億円の減額になるという試算が出ておりまして、これが県議会の総務委員会で可決され、本会議で通っておりますという実態があるわけですが、この点について、常任委員会で議論されたでしょうか。その辺をお伺いします。
○議長(小沢昌記君) 佐藤委員長。
◆19番(佐藤邦夫君) 議論されました。ただ、議論されましたけれども、今、佐藤修孝議員のおっしゃるような数字まで上げた議論はなされていません。県議会でもそういうよう議論があって可決されたというような内容の説明があり、そこで検討をした経緯はございました。
○議長(小沢昌記君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 〔「議長、31番」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 31番廣野雅昭君。
◆31番(廣野雅昭君) 委員長、ご苦労さまでございました。 今4つの請願につきまして、それぞれ説明いただき、採択のご報告をいただきました。私は請願第4号の教育基本法の改定案に反対を求める請願についてと、こういうことで採択という委員会のご相談結果でございましたが、委員会の中では継続審議を求める声もあったということでつけ加えてはいただきましたが、私はそのとおり継続をしていただきたいという、審議をしていただきたいということで動議を提出させていただきたいと、このように思います。 まず、何点か理由はあるわけでございますけれども、まずこの基本法については、皆さんご承知のとおり、今大変国を挙げて議論され、そしてまた、マスコミをにぎわしているような状況の中で、あるいはもっともっと市民も、そして、私たち議員もこの改定案に関する議論をもっと深めるべきではないのかなということで、まだちょっと時間が少ないというようなことが第1点でございます。 それから、2点目は、全国的な流れ、それから、県内の市町村の流れの今回この請願に対する流れも調べてみました。どの市町村においても大変慎重に議論されているようでございまして、採択の市町村はまだ少ないと。こういうふうなことで、そういうことから見ても、もう少し議論をした方がいいのではないかなというのが2つ目の理由でございます。 それから、ご承知のとおり、昨日安倍政権が誕生いたしまして、安倍政権の教育の問題については、いろいろ学校教育、社会教育あるわけでございますけれども、十分力を入れてやると、こういうことではございますが、これもこれからの議論を待つべきところがございまして、その流れも見たいというようなこともあります。 そんなことで、今回の請願4号については、私は継続審議ということでやっていただくように動議を提出させていただきたいと思います。お計らいをお願い申し上げます。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ただいま31番廣野雅昭君から、請願第4号に関しては、委員長報告は採決であったが、継続して審査すべきではないかという動議が出されました。一定の賛成者があることから、本動議を直ちに議題といたします。 暫時休憩いたします。 午後3時35分 休憩
--------------------------------------- 午後3時59分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 午後5時まで会議を延長いたします。 暫時休憩いたします。 午後4時 休憩
--------------------------------------- 午後4時3分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 28番佐藤修孝君。
◆28番(佐藤修孝君) 請願7号について、継続して審査していただきたいということで、継続動議を申し上げますが、取り計らいをお願いします。 この件については、先ほど質問の中でも若干申し上げたわけですが、確かに現場の声は私も現職のPTA役員でありまして、先生からいろいろ伺っております。先生方の中で更迭状態といいますか、そういう雰囲気があるいは出る可能性があると。そうなれば、子供たちにそれは敏感に伝わるだろうという、そういう話です。その点については、最大限これから検討すべき項目だろうというふうに思っております。 ただ、先ほど申し上げましたように、県の人事委員会の給与改定に関する勧告、また、国家公務員の給与改定等の措置をかんがみ、今回のこの給与月額の改定が出てきたわけでして、これは県議会をやはり尊重すべきという部分があります。そういう意味で、継続してこの点についてもっと吟味をすべきというふうに思います。 以上でございます。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ただいま28番佐藤修孝君から提出されました動議については、一定の賛成者がありますので、動議が認められました。 ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) それでは、今2つ動議が提出されておりますが、まず請願第4号に係る動議、31番廣野雅昭君から、請願4号については、継続審査とすべきとの動議が提出されました。所定の賛成者がありますので、動議が成立しました。よって、本動議を直ちに議題とし、採決いたします。 お諮りいたします。本動議のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、請願第4号は継続審査すべきとの動議は可決されました。 次、28番佐藤修孝君から、請願第7号については、継続審査すべきとの動議が提出されました。所定の賛成者がありますので、動議は成立しました。よって、本動議を直ちに議題とし、採決いたします。 お諮りいたします。本動議のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 着席ください。起立多数であります。よって、請願第7号は継続審査すべきとの動議は可決されました。 請願第9号及び請願第13号に対する討論ありませんか。5番阿部加代子さん。
◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 請願第9号に対して、反対の立場で討論いたします。 委員長報告は採択でしたので、私は反対の立場で討論いたします。 この請願は、最低保障年金の1階部分を全額国庫負担にする年金制度をつくることを求めたものです。現在でも年金の最低3分の1は国庫、つまり税金が投入されており、平成21年度からは、2分の1の投入が決定をしております。保険料の納入が大変な方が免除申請の手続を行えば、この国庫部分については保障がなされております。年金は社会保障制度の1つであり、国民がお互いに支え合うという理念が大切です。 日本の年金制度は仕送り方式ですので、自分さえよければよいというのではなく、保険料を払える方はしっかりと払っていただき、現在の年金制度を維持していくことが重要です。すべてを国庫で賄うということは、言いかえれば税金で賄うということです。税金で賄うことになれば、保険料を払う以上に税金を納めている現役世代に大きな負担を負わせることになります。現在20歳以上の国民はいずれかの年金に加入することが義務づけられており、老齢年金を受け取るだけでなく、障害を負ったときは障害年金に、また、死亡すれば遺族年金などになり、生活を支える基盤となっております。 以上の点から、私は請願9号に反対をいたします。
○議長(小沢昌記君) 7番菅原明君。
◆7番(菅原明君) 7番菅原明です。 私は、請願第9号、
最低保障年金制度の創設を求める請願、これの委員長報告に賛成の立場で討論します。 社会保険庁は、あらゆる手法を使って国民年金保険料納付率の回復といって、最近行われた国民年金の不正免除事件は、異常な手法を使っても保険料未納問題の解決ができないということをみずから示したものと考えます。このままの年金制度では、私たち国民は安心して老後を迎えることはできません。国連でも日本に最低年金のないことを指摘し、その改善を勧告しています。 今すべての国民に老後の生活を保障する年金制度が早急に求められています。軍事費やむだな公共事業を減らし、大企業や大金持ち優遇税制を改めて、財源をつくり、消費税によらない
最低保障年金制度の創設をすべきと考え、委員長報告に賛成いたします。 議員各位におかれましては、趣旨にご理解いただきまして、賛成していただけますようお願い申し上げまして、賛成討論を終わります。
○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 これより請願第9号を採決いたします。
教育民生常任委員長の報告は、請願第9号採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、請願第9号は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願第13号を採決いたします。
教育民生常任委員長の報告は、請願第13号は採択であります。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、請願第13号は委員長報告のとおり決しました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第63、陳情第4号、請願第2号、請願第11号を議題といたします。
産業経済常任委員長の報告を求めます。22番及川梅男君。 〔22番及川梅男君登壇〕
◆22番(及川梅男君) 産業経済常任委員会の陳情及び請願審査報告について、
産業経済常任委員長報告を行います。 去る6月2日の本会議で、当委員会に付託になりました陳情第4号及び請願第2号については、6月6日、6月28日、8月21日、9月4日、9月15日、そして、9月1日の本会議で当委員会に付託になりました請願第11号については、9月6日、9月15日に委員会を開催し、執行当局から総合政策部長、産業経済部長、企画調整課長、それぞれの請願者及び陳情者の出席を求め、説明をいただき、慎重に審査をいたしましたので、ここにその経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、陳情第4号、矢中地区ショッピングセンター施設用地についての陳情についてでありますが、各委員から意見を聞きながら審査を取り進めたところ、矢中地区の商業開発に対しては、行政の継続性、一貫性、さらには土地の有効活用を求めたものであり、次の意見を付して採択すべきものと決しました。 1、中心市街地の商業振興に関する計画を速やかに策定し、関係機関と連携しながら適切な指導を行われたい。 2、現在のメイプルのテナントに対し、行政の説明責任を果たし、十分に理解を得られるよう努められたい。 なお、開発者及び矢中地区の地権者並びにメイプルのテナントに対する行政の責任の観点から、さらに慎重な対応を求めるべきとして、採択に反対する意見がありましたことを報告いたします。 次に、請願第2号、準工業地域への大規模小売店舗新設届け出に関する請願についてでありますが、各委員から意見を聞きながら審査を取り進めたところ、陳情第4号の附帯意見と本請願の内容が一致する部分について、採択すべきものとの観点から、請願書の中の2、請願の理由のうち、(6)の部分を除き、一部採択すべきものと決しました。 なお、大型店は、この地域において既に飽和状態であり、これ以上の出店は地域の商業に大きな影響を与えるという立場から、すべてを採択すべきという意見、請願の趣旨である大規模小売店舗新設への慎重な対応について、委員会において5回にわたり慎重審議を重ねてきたことから、その意味で趣旨採択すべきという意見がありましたことをご報告いたします。 次に、請願第11号、準工業地域への郊外型大規模小売店舗の新設について慎重な対応をしていただけるよう求める請願についてでありますが、各委員から意見を聞き、審査を進めたところ、郊外型大規模小売店舗の新設について慎重な対応を求めるというその請願の趣旨について、願意は理解できるものの、陳情第4号との兼ね合いから全会一致で趣旨採択すべきものに決しました。 以上が、当委員会に付託になりました陳情及び請願の審査の経過と結果であります。何とぞ当委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、
産業経済常任委員長報告を終わります。
○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。17番今野裕文君。
◆17番(今野裕文君) 3件とも相互に関連するものでありますので、一括してお尋ねをいたします。 陳情4号は、道路の設置の問題でありますけれども、結果として採択であれば、矢中のショッピングセンターを誘致するという意味での採択だというふうに理解をするわけですが、そうなったときに、請願2号で商工会議所の、報告では6項を外すということでありますが、この中には6項のうち2項は抽象的な表現になっておりますけれども、まず第1項はこれ以上の大型店の出店は消費者ニーズから見ても必要ないもの、こういうふうに明記されているわけです。それから、第2項については、当生活圏において人口規模から判断して、大型店は飽和状態であり、これ以上の出店は抑制すべきと、こういうふうに記載されております。それから、4項におきましては、新たな大型店の出店はこれまでの中心市街地活性化へ向けての努力が水の泡に期する。このような事態に立ち入らないために、出店は避けていただきたい、こういうふうに明確に書いてあります。さらに、5項におきましては、今回の駆け込み的な出店はと、明らかにこの事案を明確に指して書かれてある、こういうふうに私は理解するわけでありますが、そうなりますと、陳情4号と請願第2号との常任委員会としての整合性がとれなくなるのではないかというふうに私は受け取るわけでありますが、この点どのように調整されているのかというのが第1点であります。 それから、請願第11号との問題でありますけれども、趣旨採択ということでありますが、これが陳情4号との兼ね合いからだと。これはそのとおりかもしれません。陳情第4号を採択するのであれば。ただ、そうすると、請願第2号もすべてそういう取り扱いになってしまうんだろうというふうに思うわけですが、この点についてどういう常任委員会として整理をされているのかお尋ねをいたします。
○議長(小沢昌記君) 及川委員長。
◆22番(及川梅男君) それでは、お答えいたします。 まず、整合性の問題でありますけれども、そのことにつきましては、まず今回の3件の請願、陳情、それぞれの願意は何かと見ますと、請願2件は郊外型の大型商業施設の開発については、慎重に対応を求めたものであり、また、陳情の願意の中心をなすものは、自分の所有する土地の有効活用を求めたものであり、その利用方法が業者による商業開発であることであります。 整合性はどこにあるのかとのご質問でありますけれども、今回当委員会に付託された請願2件と陳情1件については、利害が対立する内容を含むものであることから、対立する部分について、市当局への慎重な対応を求める意見を付すことにより、それぞれ請願者、陳情者の願意をできる範囲において酌み取りながら、双方の整合性をとった判断と考えております。
○議長(小沢昌記君) 17番今野裕文君。
◆17番(今野裕文君) 答えになっていないと思うんです。なっていません。 あのね、道路だけつくるわけではないでしょう。そこをちゃんと説明してください。もしそうであれば、商工会議所さんかな、請願にも出ている5項は、今回の駆け込み的な出店は好ましくないと考えています。これにこたえることになりますか。きちんと説明してください。整合性がないですよ。陳情をもし採択するんであれば、気持ちはわかりますけれども、残念ながらこたえられませんというふうにしないとおかしいでしょう。陳情第4号は非常に明確なんですよ。非常に具体的なんです。これが採択するわけですから。 そうしたらば、請願第2号も11号も気持ちはわかりますけれども、それは今回は事情がこうだから勘弁してくださいというふうにしなければ、私は整合性とれないと思いますけれども、今の説明では納得できません。そこをもう少しわかるように説明してください。
○議長(小沢昌記君) 及川委員長。
◆22番(及川梅男君) 私の説明でわからないと言われますと、大変困りますけれども、この請願につきましては、先ほども報告の中に私が読み上げましたけれども、6月の定例会本会議で当委員会に付託されたものであります。そういう中で、その時点での陳情第4号と請願第2号については、やはり陳情第4号については地権者の土地の所有権のことについてでありますから、大型ショッピングセンター云々とかというのについては、当委員会では余り重きを置かなかったと。それから、請願第2号については、請願の趣旨については慎重にすべきと、こういうことでありましたけれども、(6)については、それはだめだという条項があったので、趣旨とその理由との違いがあったので、委員会としては趣旨をいわゆる中心外にしたわけであります。
○議長(小沢昌記君) 17番今野裕文君。
◆17番(今野裕文君) 困りましたけれども、そうすれば、陳情4号については、ショッピングセンターについては、まずさておき、道路だけは何とかしてほしいということなんですか。 それから、今回の駆け込み的な出店は好ましくないと考えておりますけれども、採択するんでしょう。そうすると、まずとりあえず道路だけはということになってしまわないですか。ちょっとそこと、それから、当然委員会の性格上、産業経済常任委員会ですから、これに伴う経済的な影響について一定の議論をされたと思うんですが、そのショッピングセンターの来る来ないという部分を除いて、道路だけ審査するということになると、ちょっと所管上の問題も出てくるような気がするんですけれども、最後ですので、あと答弁できませんので、できるだけわかりやすく説明をいただきたいです。
○議長(小沢昌記君) 求めがありましたので、暫時休憩いたします。 午後4時27分 休憩
--------------------------------------- 午後4時45分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 会議を6時まで延長いたします。 先ほどの17番今野裕文君の質問に対する答弁を求めます。及川梅男委員長。
◆22番(及川梅男君) 今野議員に訂正しておわびを申し上げます。先ほど矢中地区の関係については、道路だけというふうに申し上げましたけれども、私の舌足らずでございまして、これはショッピングセンターも2つ、道路と一緒にございます。そのことを申し上げます。 それから、先ほど整合性がないのではないかと言われましたけれども、この矢中地区のショッピングセンター施設用地にかかわる問題では、2つの附帯意見をつけております。また申し上げますけれども、1つは中心市街地の商業振興に関する計画を速やかに策定し、関係機関と連携し、適切な指導を行うこと、行われたいと、こういうことでございます。2つ目は、現在のメイプルのテナントに対し、行政の説明責任を果たし、十分に理解を得るよう努められたい、この2つがあれば、私は整合性が当委員会では言える立場というふうに判断したものというふうに理解しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 24番佐藤絢哉君。
◆24番(佐藤絢哉君) 確認でございますが、先ほど委員長の報告は、請願2趣旨採択、請願11趣旨採択というふうに報告されましたが、私の聞き違いかどうかわかりませんが、これで間違いないでしょうか。
○議長(小沢昌記君) 及川梅男委員長。
◆22番(及川梅男君) もう一度、今、佐藤絢哉議員の質問にお答えします。 請願2については、先ほども休憩時間にそういう質問ございましたけれども、一部採択すべきものと決しましたと、こう申し上げております。よろしいでしょうか。 請願11号については、趣旨採択すべきものと、こういうふうに申し上げております。
○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。
◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。 今回の請願第2号、請願第11号は開発をやめてほしいというような請願の内容になっていると思います。陳情の方が、開発を進めてもらいたいという趣旨だというふうに理解をしております。 そこで、請願第11号の趣旨採択という委員会のご決定なんですけれども、まずその趣旨採択ということを確認しておきたいと思うんですけれども、市当局に対しては、働きかけはされるのですか、されないのでしょうか。 それと、請願第2号なんですけれども、6項のところを除きましても、最後のところに開発行為を支援することは絶対すべきでないと考えますので、市当局に強力に働きかけていただきたく請願をいたしますというふうにあります。この請願のとおり市当局に対して強力に働きかけをされるのかどうか、その辺もう一度確認したいと思います。
○議長(小沢昌記君) 及川梅男君。
◆22番(及川梅男君) ただいまの請願第2号と請願第11号の整合性といいますいか、どういうことかということだと思いますので、まずお答えをいたします。 まず請願第2号の(6)削除の理由についてでございますけれども、請願2号及び11号の請願の趣旨というものは皆さんのお手元にあるわけでございますけれども、趣旨はどちらも矢中地区の商業開発は慎重に行うべきというものであります。ですけれども、請願第2号の請願理由の(6)の内容については、準工業地域への商業用開発がなじむかどうかの請願者の見解であります。現状の法律、条例下においては、準工業地域への商業開発も可能であること。また、請願第11号との整合性をとるためにも、そこを(6)を削除されたものと考えます。なお、このことに対する委員会での検討は特になされませんでしたが、これまでの委員会審査において、委員各位がそれぞれ判断したものと考えております。 それから、請願第11号の審査内容と趣旨採択の意味についてでありますけれども、審査の内容は先ほど申し上げましたとおりでありますけれども、9月6日、請願第11号について、準工業地域への郊外型大規模小売店舗の新設について、慎重な対応をしていただけるよう求める請願でございました。この審査を実施し、亀梨恒男議員による趣旨説明と市担当部長等の同席を求め、質疑を進め、精査に努め、9月15日に審査会を再度実施したものであります。 請願第11号の請願趣旨は、基本的に請願第2号の趣旨と同様のものであり、疲弊する中心市街地の現状を危惧し、慎重な対応を求めるものであることから、その趣旨を了とし、委員全員の賛同のもと、採択されたものであります。 以上です。
○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。
◆5番(阿部加代子君) すみません、私がお伺いしたいのは、請願第2号、請願第11号を一部採択にせよ、趣旨採択にせよ、一応採択ということになっておられますので、それを受けて委員会として関係機関に強力に働きかけることはされるのか、されないのかということをご確認しておきたいと思います。 といいますのは、陳情第4号は意見を付したにせよ採択となっておりますので、そこの整合性をお聞きしたいのです。
○議長(小沢昌記君) 及川梅男君。
◆22番(及川梅男君) 当委員会の委員長としては、ただいま、今までお答えした以上のお答えはできないわけでして、附帯意見についてはそのとおりでございます。
○議長(小沢昌記君) 4番郷右近浩君。
◆4番(郷右近浩君) 1点だけお伺いさせていただきます。 といいますのは、私も今回この請願の2つ、そして陳情の1つの採択ということの整合性については、非常にどうなのだろうというところが正直な気持ちでございますが、先ほど来これ以上の答弁はといったような形で答弁されておりましたので、この点についてはこれ以上お答えがないものということでお聞きしませんが、その中で1点だけお伺いしたいわけなんですけれども、陳情4号の部分で、9月に関連するわけなんですけれども、9月25日、先日でございます。市長より、これから、本日の日程にもなっております件につきまして、議員への説明がございました。ということは、今回この2つの請願、そして、1つの陳情と。この部分を審議するに当たり、市長等の意向であり、そういったものは以前よりあったのか、なかったのかといったような部分についてお伺いしたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 及川梅男君。
◆22番(及川梅男君) 郷右近議員へお答えいたします。 この陳情、請願については、また同じことの繰り返しになりますけれども、6月議会において、当常任委員会に付託されたものでありますが、この事件は合併以前からの水沢区での大きな課題を背負っての事件でありまして、当委員会では慎重に審査すべきものとし、継続審査としていたものであり、休会中も含め、実に6回、6日間にも及ぶ審査会を実施し、その間には担当部長を初め関係者からは十分なる説明をいただき、相原市長にも去る9月4日に開催された審査会に出席要請をしており、また、関係者にも要請をして出席していただきました経過がございます。委員会としては、それぞれの立場の方のお話をいただき、参考にさせていただいたものと、こういうふうにしております。郷右近議員のおっしゃることとは違いますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
○議長(小沢昌記君) 37番数江與志元君。
◆37番(数江與志元君) この際ですからお伺いをし、委員長並びにその話の経過もあったわけですが、お伺いをしたいと。 というのは、先ほど委員長も利害が相反する内容を認めておりまして、陳情4ではこの事業を進めてほしい。請願第2号、請願第11号は慎重に、かつまた中身的にはいろいろな意味でこらえろと。それが利害が反しているということなんでしょうが、これ議会に請願が出ていますよね。先ほどから聞くと、中身のいろいろなことはわかるような感じになるんですが、議会とすれば、利害が相反するものを採択、すべて採択でしょう、一部採択だ、趣旨採択だ。この部分が生きてこの部分がない。相反するのをそういう方向でいいのであろうか。先ほど18番議員もその話にありましたけれども、そういう審議の仕方が妥当であったのがどうか、その辺のことをきっちりとこの際認識をさせていただいておく必要があるというので、私質問するんですが、その辺をお答えをできればよろしくお願いします。
○議長(小沢昌記君) 及川梅男君。
◆22番(及川梅男君) ただいまの質問でございますけれども、当常任委員会としては、陳情第4号に対する附帯意見がやはり大きな役割を持っているというふうに判断してございますので、それ以上のお答えは、私個人ではできないのであります。 以上です。
○議長(小沢昌記君) 37番数江與志元君。
◆37番(数江與志元君) 今お答えができない。できないということはないでしょう。委員会で利害が反する3つがあるんだ、そう認めながらいろいろな審議をしてきました。そのときに全部がいいということはないんでしょうと。そういう決め方は私はないと思っておるものですから、どうしてそういうことになったのか。極論を言いますと、対立する前からになりますが、請願者の願意すべてにオーケーを出している。逃避したと言われたら大変ですよ、これは。議長あてに来ているんですよ。奥州市議会では結論を出さず、出した、丸投げしたと言われるんですよ。議会というものはそうではなくて、是非をきっちりと対応するべきであろうと。そういう観点から、そのことを踏まえてやるならば、どうもその結論の出し方に異常があるのではないかと思っているものですから、その辺きっちりと答えていただかないと、この後の論議が進まないのではないかと思って質問するところです。
○議長(小沢昌記君) 及川梅男君。
◆22番(及川梅男君) 適切な言葉はこれ以上見当たりませんけれども、この陳情、請願に対する審査会は、鋭意、当委員会としては努力したというふうに私は判断してございますし、これ以上のことは、当委員会としては今日の現段階ではないというふうに思ってございます。まことに申しわけありませんけれども、ご理解を賜りたいなと、このようにお願いします。
○議長(小沢昌記君) 37番数江與志元君。
◆37番(数江與志元君) その辺はですね、いろいろと委員会に所属する委員の皆さんにもお伺いをしていますが、そういうことで理解してください、頼みます、拝みます、これで通してくださいということでは市民に申しわけないでしょう。奥州市議会にいろいろな立場の利害が絡んでいるとおっしゃっているんですから、その方々がそれぞれ出したことを真剣に受けていくならば、きちっとした対応をしていただかないと、これ一番大変なの私らではないんですよ。市民の出した方々ですよ。こうしてほしかったけれども、こういう事情でちゃんとこれでなったとかならないとかと、わからないでしょう。私も出したけれども、採択されました、こっちも一部やられました、みんなそれで、議会とすればきっちり判断をするのが議会なんですよと。例えば当局は当局の判断でいろいろなことをやってくるでしょうけれども、議会はこうだよと。だから、議会にお願いをされているんですから、そういうことをきっちりとしていただく方が、私は、その理解してください、頼みますもわかりますが、そういうことをやはりきっちりとして、委員会で判断をしていただく方向が確認できなかったんですね、簡単に言えばね。その辺だけ最後にお願いします。
○議長(小沢昌記君) 及川梅男君。
◆22番(及川梅男君) 先ほどから何回も申し上げておりますけれども、今回の陳情第4号と請願第2号、11号については、やはりいろいろ常任委員会の委員会の審査の中では、審査を十分やられて、そして、矢中地区の陳情第4号に対する附帯意見が、やはり大きな役割を私はしているんではないかなと、こういうふうに思ってございますし、常任委員会の審査経過をご理解いただきたいと、このようにお願いします。
○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 請願3件に係る討論を一括で行います。討論ありませんか。24番佐藤絢哉君。
◆24番(佐藤絢哉君) 私は、ただいま議題になっております陳情1件、請願2件のうち、請願2の準工業地域への大規模小売店舗新設届け出に関する請願について及び請願11、準工業地域への郊外型大規模小売店舗の新設について慎重な対応をしていただけるよう求める請願について、委員長報告に反対の立場で討論をさせていただきます。 この請願2件は、陳情4、矢中地区ショッピングセンター施設用地についての陳情とは、相対的に相反する内容の請願であると認識するものであります。先ほど数江議員が質問の中でも言ったとおりであります。一部採択と趣旨採択とはいえ、委員長の陳情の報告とは矛盾するものでありまして、正しい判断とは理解できないのであります。 私はこの請願2件は、不採択とすべきであると思うのであります。審査に当たった委員の皆様には、請願者に対する配慮をすべき心情もわからないわけではないのでありますが、議会として請願者を含め、市民の誤解を招くようなあいまいな意思決定はすべきでなく、毅然とした、やはり道理にかなった判断をすべきであると思います。 したがいまして、私はこの請願2及び請願11の委員長報告に反対するものであります。 終わります。
○議長(小沢昌記君) 17番今野裕文君。
◆17番(今野裕文君) 私は陳情第4号、請願第2号、請願第11号に対する委員長報告すべてに反対をするものであります。 まずこの陳情については、合併前の水沢市長と関係する地権者との約束を事前に明らかにもされず、不意打ちの形で表明をされ、今、約束履行を迫られているものであります。この問題で市長も手続的に問題があるということは明らかにしております。 地権者の立場は理解するに余りありますが、しかし、大規模な商業施設が及ぼす影響等にかんがみれば、認めることができない内容であります。 計画を見れば、中核店舗に株式会社ヤマダ電機が入ることになります。これは電気量販店の過当競争を招くことは明らかであります。 ご案内のとおり、株式会社ヤマダ電機は、不当廉売規制の観点から、公正取引委員会から警告を繰り返し受けている企業であります。ただいま県の支援を受けて進められているメイプルの再生など、地元商店街にも大きな影響を与えることが懸念をされております。さらに、水沢市内には複数の大手家電量販店が進出しており、これも大きな影響が出ることは避けられないと考えるものであります。こういう点では、奥州市内の市場をいたずらに混乱を招くことにもなりかねない中身であります。 以上の観点から、陳情第4号については不採択とすべきと考えるものであります。 請願第2号については、全部採択すべき、請願第11号については、趣旨採択でなく採択すべきと考えるものであります。 以上の立場から、委員長報告に反対をするものであります。
○議長(小沢昌記君) 20番菅原今朝男君。
◆20番(菅原今朝男君) 20番菅原でございます。 私は陳情第4号について、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。 ただいまの陳情第4号につきましては、多くの質疑があり、先ほど委員長が申し上げたとおりでありますが、陳情者の願意は陳情内容のとおりであり、土地の有効活用をなすものであり、ショッピングセンター開発整備について、外部資本の流入はむしろ歓迎すべきであって、奥州市全体、あるいは水沢区としての都市力、まちの魅力を相対的に向上させることが肝要なのであります。また、外部資本の流入は、新たな流入を誘発し、必然的に商業集積を生み出すメリットがあります。さらに近隣市町村との市場原理である都市間競争に、我らが奥州市が勝ち残るためにも、委員長報告どおり採択すべきものとし、賛成をするものであります。
○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 まず、陳情第4号を採決いたします。
産業経済常任委員長の報告は、陳情第4号、意見を付して採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、陳情第4号は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願第2号を採決いたします。
産業経済常任委員長の報告は、請願第2号、一部採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立少数であります。 暫時休憩いたします。 午後5時 休憩
--------------------------------------- 午後5時3分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 起立少数であります。よって、請願第2号を一部採択する委員長報告には過半数の賛成が得られませんので、請願第2号について改めて採決いたします。一部採択ではなく、全部採択するかどうかというお諮りを申し上げるものであります。 請願第2号を採択することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立少数であります。よって、請願第2号は不採択とすることに決しました。 次に、請願第11号を採決いたします。
産業経済常任委員長の報告は、請願第11号、趣旨採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立少数であります。よって、請願第11号を趣旨採択とする委員長報告には過半数の賛成者が得られませんので、請願第11号について改めて採決いたします。全部採択かというお諮りであります。 請願第11号を採択することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立少数であります。よって、請願第11号は不採択とすることに決しました。
---------------------------------------
○議長(小沢昌記君) 日程第64、請願第6-1号、請願第8号を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。38番高橋瑞男君。 〔38番高橋瑞男君登壇〕
◆38番(高橋瑞男君) 建設常任委員長報告を行います。 去る9月1日、本会議において当建設常任委員会に付託になりました請願第6-1号、第8号については、9月4日に委員会を開催し、現地調査の上、都市整備部長等の出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、ここにその経過と結果についてご報告申し上げます。 請願第6-1号、水沢区字田小路に新設された市職員用駐車場へのアクセス道路への拡幅整備を求める請願でありますが、本件につきましては、事業計画が市と地域住民の協議の上でつくられた計画であること、生活道路として地域の利便性と安全の確保という観点から、請願の趣旨を了とし、従来計画である幅員6メートルの道路整備について、執行当局の善処を求め、採択すべきものと決しました。 次に、請願第8号、市道北下巾線の早急な改修整備促進についての請願でありますが、本件につきましては、旧市町村間を結ぶ東西の幹線道路として、道路のネットワーク化を図るとともに、地域の利便性、安全確保の観点から、請願の趣旨を了とし、執行当局の善処を求め、採択すべきものと決しました。 以上が当委員会に付託になりました請願の審査の経過と結果であります。何とぞ当委員会の決定どおり議決くださいますようお願いを申し上げまして、建設常任委員長の報告を終わります。
○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 請願2件に係る討論を一括で行います。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。建設常任委員長の報告は、請願第6-1号及び請願第8号、双方採択であります。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。
---------------------------------------
○議長(小沢昌記君) 日程第65、請願第5号を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。40番及川善男君。 〔40番及川善男君登壇〕
◆40番(及川善男君) 議会運営委員長報告を行います。 6月定例会において、当委員会に付託になり、継続審査としておりました請願第5号については、議会閉会中の8月8日及び今期定例会中の9月11日に教育民生常任委員会との連合審査会を開催し、紹介議員から内容を聴取し、また、休憩中に請願人から直接説明をいただくなどして、慎重に審査してまいりましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 水沢病院の現状については、単年度収支の赤字が続き、累積赤字が33億円余りとなっており、第2次運営計画に沿って職員一丸となった努力をしているものの、医師不足や医療法の改正による影響などにより、その経営は極めて厳しい状況にあります。 請願の趣旨は、議会内に水沢病院に関する調査特別委員会と有識者等による委員会の設置を求めるものでありますが、後段の有識者等による委員会の設置については、現行の地方自治法上、この設置はできないものであります。前段の特別委員会の設置については、所管の常任委員会があるものの、現在の水沢病院の経営状況をかんがみるとき、議会としても特化した形で慎重かつ重点的に調査し、経営健全化に向けた検討が必要であるとの観点から、全会一致で採択すべきものといたしました。 以上から、この請願につきましては、議会内に水沢病院に関する調査特別委員会の設置を求めるという部分についてのみ採択とし、一部採択すべきものと決しました。 なお、特別委員会設置に当たっては、その構成について、教育民生常任委員会の委員を考慮していただくよう申し沿えます。何とぞ当委員会の決定どおり、議決賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員長の報告を終わります。
○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。議会運営委員長の報告は、請願第5号、一部採択であります。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、請願第5号は委員長報告のとおり決しました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第66、議案第69号、負担附きの寄附を受けることに関し議決を求めることについてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。
◎市長(相原正明君) 議案第69号、負担附きの寄附を受けることに関し議決を求めることについてを助役からご説明申し上げますので、ご了承願います。
○議長(小沢昌記君) 岩井助役。
◎助役(岩井憲男君) 議案第69号、負担附きの寄附を受けることに関し議決を求めることについてをご説明申し上げます。 奥州市水沢区佐倉河字矢中地内の準工業地域に接続する道路の建設費用に当てるため、民間事業者から負担附きの寄附の申し込みがありましたので、これを受けようとするものであります。 道路建設に係る工事費は、概算で8,363万5,000円であり、寄附金の総額は当該工事費に人件費、物件費等の事務費を加算し、総額8,593万4,000円となりますが、最終的な寄附の金額は当該工事完了後に精算を行い、額を確定させることになります。 この寄附については、平成18年度中に当該道路が着工されない場合は、寄附金全額を返還することという条件が付されていることから、地方自治法第96条第1項第9号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上です。
○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。24番佐藤絢哉君。
◆24番(佐藤絢哉君) 質問をいたします。 過般の議員説明会資料によって質問をいたしますが、この中に1、寄附の金額というのがあって、ここに当該道路建設完了後の工事費及び事務費となるというふうにあります。それから、この3番に寄附の条件というところに、市が当該道路建設工事に平成18年中に着工しなかった場合は、寄附を受けた金額の全額を返還することとなりますとあるわけですが、これは私の頭が変なのか、矛盾するような感じしますが、工事が終わってから寄附を受けるわけですよね。ところが、3番は工事に着工しなかった場合を、寄附を受けた金額の全額を返還すると。もうこれおかしくないですかね。この件です。
○議長(小沢昌記君)
梅田総合政策部長。
◎総合政策部長(梅田邦光君) お答えいたします。 ただいまの質問でございますが、寄附の額につきましては、今回の議会の議決をいただきました後に、寄附の手続が入ってくるわけでございますが、あくまでも今、見込んでおる金額は積算の額でございまして、これから入札やらそういうものが議決をいただいた後にはそういう作業が入ってくるわけでございまして、概算払いといいますか、ある一定のこの予算に計上している部分の寄附については、議決後に受け入れをいたしますし、あとは工事の進め方、最終的には入札の価格が、精算の段階での価格が上回るのか、下回るのか、その辺がはっきりした時点で精算というか、確定をということで、事前に議決いただいた後には寄附は申し出を受けるというふうなことになりますが、最終的には工事が完了した時点で確定するというふうなことで、業者の方からはそういう申し出がしているわけでございます。 以上でございます。
○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。
◆40番(及川善男君) 市長にお伺いをいたします。 これは本会議等で、あるいは決算審査等でも総括質疑等でも伺ってきたわけですが、市長はいわゆるこのような旧水沢市当時、メイプルとの絡み等から、一たん農振除外されてこの計画が議員や市民の前からは消滅したように見えたのでありますが、それが密かに進められてきたということについて、どのように考えるかという質問をしたのに対して、市長は一般論としては市民や議会にオープンでないやり方は好ましくないというふうに答弁をされました。これは確かに前水沢市当時の課題でありますが、議案として出されるのは相原市長なわけであります。一般的にまずいと。こういう行政運営はまずいというふうに考えておられるこの事案について、市長はどういう見解で提出をされたのか。提出者としての見解をお伺いします。
○議長(小沢昌記君) 相原市長。
◎市長(相原正明君) 私はこれだけの賛否両論があり得る大きな課題につきましては、当該市議会のみならず、広く市民の意見を十分聞き、必要な論議を重ねた上で、この市としてのこのような判断を議案という形でお示ししたわけでございますけれども、示していくべきだと、そういうふうに思っております。 ということで、私は陳情書に書いてありますとおり、就任した3月20日当日に初めてこのことを知りましてこれでは判断はできないということで、いろいろな説明を、あるいは論議を経た上で、ということで、今日まで来たところでございまして、そのような意味では、私の考えている一定の過程を今回は経た上で提案することができたというふうに考えております。
○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。
◆40番(及川善男君) 事業の継続性とか行政の継続性という点は、この間いろいろ議論されてまいりました。ただ、もう一方では、市長選挙も終わって、市長が市民の前にそれなりの公約を示して当選されてきたわけでありますから、市長として提出される場合は、相原市長のスタンスとしてまずいものは一たん白紙に戻して、改めて再検討の上、出すか出さないかを図るべきではないかと、私は考えるんですが、そういうふうにはならないんでしょうか。
○議長(小沢昌記君) 相原市長。
◎市長(相原正明君) 私はこれを責任持って提案する以上は、やはりこの開発が当市にとってマイナスではないという経過ももちろん加味して、総合判断でございますけれども、この中心市街地の活性化問題と郊外への大型店出店というのは、必ずしも相反して、市全体の活力に問題を来すということではないと判断をしたことによるわけでございまして、したがって、旧水沢市時代に芽が出たことではございますけれども、これは私の判断でもあるということで提案を申し上げたところでございます。
○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。
◆40番(及川善男君) そうしますと、この間答弁と若干違ったニュアンスで私は聞いたんですが、市長は今回の提案については、いわゆる行政の継続性とか旧水沢市当時からいろいろ検討されてきた内容だからということではなくて、改めてまちづくりの考え方としてこれが妥当だというふうに判断をしたということで理解すればよろしいのでしょうか。
○議長(小沢昌記君) 相原市長。
◎市長(相原正明君) これは、今ご質問、それぞれそうですというよりは、補足的にご説明させていただきたいんですが、行政の継続性、信頼性を確保するというだけの理由で、中身については、実はよいとは思っていないということでは、提案の責任を果たせないと思いますので、そのウエートについては、総合的に判断したとしか言いようがないんですけれども、継続性、そして、地権者を初め関係の人たちに対する信頼の確保ということ、プラスこの開発というものは当市にとって広い意味で、大きな意味でマイナスではないという判断をしたということでございます。
○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第69号は、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。17番今野裕文君。
◆17番(今野裕文君) 17番今野です。 日程第63の陳情、請願の委員長報告に反対する際に述べた理由で、議案第69号について反対をいたします。
○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって議案第69号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(小沢昌記君) 日程第67、議案第70号、平成18年度奥州市
一般会計補正予算(第3号)議定についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。
◎市長(相原正明君) 議案第70号、平成18年度奥州市
一般会計補正予算(第3号)議定についてを助役からご説明申し上げますので、ご了承願います。
○議長(小沢昌記君) 岩井助役。
◎助役(岩井憲男君) 議案第70号、平成18年度奥州市
一般会計補正予算(第3号)議定についてをご説明申し上げます。 今回の補正予算は、水沢区佐倉河字矢中地内の準工業地域へ接続する道路を建設するため、所要の措置をするものであり、8,593万4,000円を追加し、補正後の予算総額を551億7,113万2,000円とするものであります。 まず歳入でありますが、17款寄附金は8,593万4,000円を追加するものであります。 次に、歳出でありますが、8款土木費は道路新設改良事業経費で8,539万4,000円を追加するものであります。 以上です。
○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。40番及川善男君。
◆40番(及川善男君) この間、委員会等では説明を受けてまいりましたが、本会議ですので改めてお伺いをいたします。 今回の議案として出ているのは工事費でありますが、これにかかわる土地についてはどのくらい寄附を受けているのか。いつ受けたのか、改めてお伺いします。
○議長(小沢昌記君) 山内都市整備部長。
◎都市整備部長(山内賢一君) お答えをいたします。 この土地の寄附を受けた、寄附書の提出された月日ですが、18年2月7日付となってございます。 それで地権者は6名でございまして、22筆、面積は4,956.29平方メートルということであります。 以上です。
○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第70号は、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。17番今野裕文君。
◆17番(今野裕文君) 17番今野です。 日程第69号と同じ理由で反対をいたします。
○議長(小沢昌記君) これより採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって議案第70号は原案のとおり可決されました。 会議を6時30分まで延長します。 常任委員会及び
議会運営委員会開催のため、暫時休憩いたします。 午後5時37分 休憩
--------------------------------------- 午後5時52分 再開
○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 お諮りいたします。先ほどの請願の採択を受けて、発議案1件が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって発議案1件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
---------------------------------------
○議長(小沢昌記君) 発議案第12号、
最低保障年金制度の創設を求める意見書を議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。19番佐藤邦夫君。 〔19番佐藤邦夫君登壇〕
◆19番(佐藤邦夫君) 発議案第12号、
最低保障年金制度の創設を求める意見書についてご説明申し上げます。 これは先ほど請願第9号の採択に伴い、関係機関に意見書を提出しようとするものであります。意見書の案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
最低保障年金制度の創設を求める意見書 国民年金保険料の未納は、重大な社会問題となっており、保険料免除者や年金未加入者を加えると、未納者の実質は1,000万人を超えるものと見られます。この状態をこのまま放置すれば、現在でも60万人以上と言われる無年金者とその何倍にもなる低年金者がさらに増加することが懸念されます。 指定都市市長会でも、2005年7月に、高齢者に最低限の所得保障を行うため、無拠出制で受給要件を一定年齢の到達とする最低年金制度の創設を提案しました。 公的年金制度の崩壊を防ぎ、すべての国民に老後の生活を保障するためには、全額国庫負担の
最低保障年金制度を創設する以外にないと考えます。 よって、下記の事項の実現について、強く要望します。 記 1 全額国庫負担の最低保障年金を1階部分とする年金制度をつくること。 2 基礎年金の2分の1国庫負担を直ちに実行すること。 3 当面、基礎年金の国庫負担に見合う給付を、無年金、低年金者に支給すること。 4 国は、国民の生存権保障に責任を持って取り組むこと。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。何とぞ原案どおり議決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第12号は、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって発議案第12号は原案のとおり可決されました。
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○議長(小沢昌記君) 先ほどの休憩中に、議会運営委員会の委員全員から辞任の申し出がありました。この際、これに関して、日程に追加し、報告及び議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。 まず、
議会運営委員会の委員全員からの辞任の申し出に関し、ご報告いたします。 会派制の導入及び本日の発議案第11号の可決に伴い、先ほどの休憩中に
議会運営委員会の委員全員から辞任の申し出がありましたので、本日付でこれを許可いたしました。 以上、報告を終わります。
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○議長(小沢昌記君)
議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって議長において指名することに決しました。
議会運営委員会委員の氏名を、職員をして朗読いたさせます。 〔職員朗読〕 12番 及川俊行議員 14番 千葉悟郎議員 15番 高橋勝司議員 19番 佐藤邦夫議員 20番 菅原今朝男議員 24番 佐藤絢哉議員 26番 千田美津子議員 27番 遠藤 敏議員 33番 安倍静夫議員 40番 及川善男議員
○議長(小沢昌記君) ただいまの朗読のとおりそれぞれ指名いたします。
議会運営委員会の正副委員長互選のための会議を開いていただくため、暫時休憩いたします。 午後6時 休憩
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○議長(小沢昌記君) 再開いたします。 先ほど
議会運営委員会から委員長及び副委員長当選者の報告の提出がありましたので、この際ご報告申し上げます。
議会運営委員会委員長、40番及川善男君。
議会運営委員会副委員長、24番佐藤絢哉君であります。 以上、報告を終わります。
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○議長(小沢昌記君) 日程第68、議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員派遣について、会議規則第158条の規定により、お手元に配付いたしました派遣書のとおり議員を派遣することといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。
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○議長(小沢昌記君) 日程第69、所管事務調査の閉会中における継続調査の申し出についてを議題といたします。 本日お手元に印刷配付のとおり、総務常任委員長、
教育民生常任委員長、
産業経済常任委員長及び建設常任委員長から、所管事務調査について、議会閉会中も継続して調査したい旨の申し出があります。 お諮りいたします。委員長申し出のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。 以上をもって、今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。 これをもって、平成18年第2回奥州市議会定例会を閉会いたします。大変ご苦労さまでした。 午後6時9分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 平成18年9月27日 奥州市議会 議長 小沢昌記 10番 中澤俊明 11番 小野寺 重 12番 及川俊行...