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03月14日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号

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  1. 二戸市議会 2019-03-14
    03月14日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号


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    最終取得日: 2021-05-03
    平成31年  3月 定例会(第1回)1 議事日程(第23日目)  (平成31年第1回二戸市議会定例会)                           平成31年 3月14日                           午前10時00分 開議  日程第 1 議案第 1号 二戸市森林環境整備基金条例  日程第 2 議案第 2号 二戸市監査委員条例の一部を改正する条例  日程第 3 議案第 3号 二戸市組織条例の一部を改正する条例  日程第 4 議案第 4号 二戸市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例               の一部を改正する条例  日程第 5 議案第 5号 二戸市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償               に関する条例の一部を改正する条例  日程第 6 議案第 6号 二戸市浄法寺漆産業振興基金条例の一部を改正する               条例  日程第 7 議案第 7号 二戸市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動               用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する               条例の一部を改正する条例  日程第 8 議案第 8号 二戸市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理               者に関する条例の一部を改正する条例  日程第 9 議案第 9号 二戸地区広域行政事務組合規約の一部変更の協議に               ついて  日程第10 議案第30号 平成30年度二戸市一般会計補正予算(第5号)  日程第11 議案第31号 平成30年度二戸市下水道事業特別会計補正予算               (第4号)  日程第12 議案第32号 平成30年度二戸市生活排水処理事業特別会計補正               予算(第4号)  日程第13 議案第33号 平成30年度二戸市土地区画整理事業特別会計補正               予算(第4号)  日程第14 議案第34号 平成30年度二戸市後期高齢者医療特別会計補正予               算(第1号)  日程第15 議案第35号 平成30年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)  日程第16 議案第36号 平成31年度二戸市一般会計予算  日程第17 議案第37号 平成31年度二戸市国民健康保険特別会計予算  日程第18 議案第38号 平成31年度二戸市下水道事業特別会計予算  日程第19 議案第39号 平成31年度二戸市生活排水処理事業特別会計予算  日程第20 議案第40号 平成31年度二戸市簡易水道事業特別会計予算  日程第21 議案第41号 平成31年度二戸市土地区画整理事業特別会計予算  日程第22 議案第42号 平成31年度二戸市介護サービス事業特別会計予算  日程第23 議案第43号 平成31年度二戸市後期高齢者医療特別会計予算  日程第24 議案第44号 平成31年度二戸市水道事業会計予算  日程第25 議案第45号 平成30年度二戸市一般会計補正予算(第6号)  日程第26 議案第46号 平成31年度二戸市一般会計補正予算(第1号)  日程第27 議案第47号 平成31年度二戸市国民健康保険特別会計補正予算               (第1号)  日程第28 請願第 1号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める請願  日程第29 発議第 1号 国民健康保険税引き下げへ国の対応を求める意見書  日程第30 発議第 2号 学童保育の職員配置、待遇改善に関する意見書  日程第31 発議第 3号 日米地位協定の抜本改定を求める意見書  日程第32 議員の派遣について(追加)  日程第33 発議第 4号 二戸市議会委員会条例の一部を改正する条例2 出席議員は次のとおりである。(16名)   1番  駒 木   昇      3番  内 沢 真 申   5番  三 浦 利 章      6番  田 口 一 男   7番  菅 原 恒 雄      8番  田 村 隆 博   9番  國 分 敏 彦     10番  小笠原 清 晃  11番  新 畑 鉄 男     12番  畠 中 泰 子  13番  田 中 勝 二     14番  田 代 博 之  15番  岩 崎 敬 郎     16番  田 口   一  17番  及 川 正 信     18番  鈴 木 忠 幸3 欠席議員は次のとおりである。(2名)   2番  清 水 正 敏      4番  米 田   誠4 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  市    長   藤 原   淳   副  市  長   大 沢   治  総務政策部長   田中舘 淳 一   市民生活部長   石 村 一 洋  健康福祉部長   小 野 一 浩   産業振興部長   陳 場 範 雄  建設整備部長   久 慈 清 隆   浄法寺総合支所長 山 本   進  併任水道事業所長  総務政策部副部長 小 野 昭 徳   総務政策部副部長 佐 藤 春 彦  市民生活部副部長 髙 瀬 政 広   健康福祉部副部長 平   千 秋  産業振興部副部長 泉 山 茂利樹   建設整備部副部長 小 舘 貞 喜 浄法寺総合支所次長 姉 帯 敏 美 総務課長併任選挙管理 千 葉   守                   委員会事務局書記長  教  育  長   鳩 岡 矩 雄   教 育 部 長   玉 懸 邦 将  教育部副部長   澤 田 善 治   会 計 管理者   田 中 博 文  代表監査委員   切 金   精   監査委員事務局長 欠 端 秀 治 農業委員会事務局長 泉 山 和 徳   水道事業所次長  成 田 良 治5 職務のため議場に出席した者の職氏名  議会事務局長   米 澤 幸 彦   議会事務局副局長 上屋敷   司  議会事務局主事  菅 原 剛 史~~~~~~~~~○~~~~~~~~~開議 午前10時00分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~ ○議長(菅原恒雄)  ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 欠席届は清水正敏議員、米田誠議員から提出されております。 直ちに本日の会議を開きます。 お諮りいたします。市長より発言の申し出がありますので、この際暫時休憩をし、これを求めたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、暫時休憩いたします。休憩 午前10時01分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午前10時03分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 本日、議会運営委員会を開催しております。 この際、議会運営委員長の報告を求めます。 田中議会運営委員長。〔議会運営委員長 田中勝二君登壇〕 ◆議会運営委員長(田中勝二)  おはようございます。それでは、報告させていただきます。 第1回定例会最終日の議会運営について、本日午前9時30分より議会運営委員会を開催し、協議をいたしました。協議結果の概要を報告いたします。 本日、市長提案の補正予算案3件並びに議員発議3件と議員の派遣についてが追加提案されております。本日は最終日でありますので、委員会付託を省略し、即決することになりました。したがいまして、本日の会議の進め方は、お手元に配付の議事日程表のとおりとなります。 日程第1、議案第1号から日程第15、議案第35号まで、以上15件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行います。 次に、日程第16、議案第36号から日程第24、議案第44号まで、以上9件を一括議題とし、予算特別委員長報告を求め、質疑、討論、採決を1件ごとに行います。 次に、日程第25、議案第45号及び日程第27、議案第47号の3件を一括議題とし、提案説明を求め、委員会付託を省略し、質疑、討論、採決を1件ごとに行います。 次に、日程第28、請願第1号の常任委員長報告を求め、質疑、討論、採決を行います。 次に、日程第29、発議第1号から日程第31、発議第3号の以上3件について、それぞれ提出者の提案説明を求め、委員会付託を省略し、質疑、討論、採決を行います。 最後に、日程第32、議員の派遣についてをお諮りし、今定例会は閉会となります。 以上、報告を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  ただいまの議会運営委員長報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。日程第1、議案第1号、二戸市森林環境整備基金条例から日程第15、議案第35号、平成30年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)まで、以上15件を一括議題とし、一括委員長報告を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行いたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、日程第1、議案第1号から日程第15、議案第35号まで、以上15件を一括議題とし、一括委員長報告を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行うことに決しました。 日程第1、議案第1号、二戸市森林環境整備基金条例から日程第15、議案第35号、平成30年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)まで、以上15件を一括議題といたします。 最初に、総務常任委員長の報告を求めます。 内沢総務常任委員長。〔総務常任委員長 内沢真申君登壇〕 ◆総務常任委員長(内沢真申)  総務常任委員会の審査報告をいたします。総務常任委員会委員長、内沢真申。 平成31年2月28日の本会議において、当総務常任委員会に付託された案件の審査結果及び主な審査事項について、下記のとおり報告いたします。 開催期日は、平成31年3月6日、7日、開催場所は第1委員会室、出席委員は記載の6名、説明のため出席した者は記載の部課長であります。 初めに、審査結果を報告いたします。議案第2号、二戸市監査委員条例の一部を改正する条例は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第3号、二戸市組織条例の一部を改正する条例は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第4号、二戸市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第5号、二戸市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第7号、二戸市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第9号、二戸地区広域行政事務組合規約の一部変更の協議については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第30号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第5号)は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、主な審査事項について報告いたします。 議案第2号、二戸市監査委員条例の一部を改正する条例、総務政策部所管分でありますが、これについては質疑はございませんでした。 議案第3号、二戸市組織条例の一部を改正する条例、総務政策部所管分であります。(1)、浄法寺総合支所の組織再編について、浄法寺総合支所の市民課、地域課が地域支援課に変わるが、職員数に変わりはないのかという内容の質疑がございました。これに対しましては、今回の組織再編については重点を置きたい部分を特化させるものがあり、その上で組織が肥大化しないようにと配慮している。それらを勘案して一定程度課の統合を進めた。総合支所については現在の総合支所市民課と地域課を統合したという形の案である。課長職が2名から1名に減るということはあるが、実際に実務を行う職員の人員については変更の予定はないという答弁がございました。 議案第4号、二戸市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例、(1)、出退勤管理についてパソコンを活用した管理方法とはどのようなものかとの質疑がございました。働き方改革の中で客観的に勤務の状況を把握する必要があると言われている。市では現在、1人にパソコン1台の体制をとっている。そのパソコンを利用して出退勤の管理ができないか検討を行っている。パソコンを立ち上げて、その中のシステムにおいて出勤ボタンを押し、帰る前に退勤のボタンを押して時間を把握できればということである。システムの構成上、そのような機能を加えることについては費用的にはほとんどかからないので、すぐ取り入れることが可能ではないかと考えている。職員の勤務時間については、所属長も総務課も確認できるようになると考えているとの答弁がございました。 議案第5号、二戸市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、(1)、農業委員会の委員に対する報酬の支給について、支給する金額はどのようになるのかという内容の質疑がございました。国から受ける交付金は、活動に対する実績に基づいて計算されており、同額を残さず農業委員会の委員に支給するものである。最適化推進委員については対象になっていないという答弁がございました。 議案第7号、二戸市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例、選挙管理委員会事務局所管分であります。(1)、選挙運動用ビラの作成について、ビラに記載できる内容、両面印刷、大きさ、頒布方法はどのようになるのかという内容の質疑がございました。選挙公報は選管が今後も発行するものであり、ビラは選挙運動のために候補者が個人で作成できるもので、その記載内容については虚偽事項などの罰則に触れるようなこと以外、特に制限はないので、原則として候補者の自由である。選挙公報と同じ内容を載せても構わないし、選挙公報とは別の内容を載せても構わないものである。両面刷りは可能である。両面刷りにした場合でも、これは1種類1枚とみなすと県選管から確認をしている。ビラの大きさについてはA4判を超えてはならないという規定がある。証紙については、市選管に選挙運動用ビラ届を出していただき、それには作成したビラをつけていただく。そのビラ届を出していただいた時点で市選管から4,000枚のビラ証紙を渡し、それをビラに張っていただくのが頒布の条件になる。ビラを頒布できる期間については、立候補届が受理された後から投票日の前日までとなる。ビラの頒布方法については、新聞折り込みによる頒布及び候補者の選挙事務所内、個人演説会の会場内、街頭演説の場所における頒布のみに限られており、どこで配ってもよいというものではないとの答弁がございました。 議案第9号、二戸地区広域行政事務組合規約の一部変更の協議について、総務政策部所管分であります。(1)、常備消防費(消防本部に要する経費の均等割分)の負担割合について、負担割合が変わることに至った経緯はどのようなものか、また金額の変動はどうなるのかという内容の質疑がございました。二戸市と浄法寺町が合併して以来、負担割合は当分の間ということで、2分署を持っていることから5分の2、40%を負担してきた。市町村一律にという議論が進んだことで、平成33年度から一律25%の同じ率にしようという話がまとまったものである。現在当分の間とある規約については、平成32年度までという区切りをつけた規約変更になる。平成31年度の当初予算ベースで計算すると、二戸市の負担の減額は約750万円と見込める。他町村は約250万円ずつの増額となるという答弁がございました。 続いて、市民生活部所管分であります。特に質疑がございませんでした。 議案第30号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第5号)、議会事務局所管分については質疑はございませんでした。 浄法寺総合支所所管分についても質疑はございませんでした。 総務政策部所管分であります。(1)、ふるさと納税について、昨年度との比較も含めて寄附額、件数はどれほどか、また基金への繰り入れと活用はどのようになっているのかとの質疑がございました。総務費1,251件、2,243万5,000円、民生費248件、417万5,000円、教育費1,004件、1,739万5,000円、商工費433件、1,146万3,000円、社会教育費661件、1,196万円、トータルで3,597件、6,742万8,000円となっている。12月31日現在の昨年との比較では、寄附額で83.6%、件数で84.8%となっている。地域づくり人づくり基金福祉対策基金漆産業振興基金教育振興基金九戸城跡整備振興基金においては、ふるさと納税を活用して事業を行った後の残高となっているとの答弁がございました。 市民生活部所管分であります。(1)、市税の増額について、市民税と固定資産税が今回の補正となる要因はどのようなものかとの質疑がございました。市民税等は、前年の所得に対して次の年に市民税がかかる地方税の特性上、どのように所得が上がるのか下がるのか予測が難しい状況である。固定資産税については、当初の見込みと実際の建築件数、家屋の価格、課税標準額の差は反映されているが、固定資産税の収入見込みを算定する際に収入見込み率を掛けており、調定額掛ける収納見込み率を予算額としている。この率が低目であったことから、収入額がどのように推移するのかを見きわめながら最終の補正で対応している状況である。 (2)、県境産廃南側牧野監視用地下水等分析検査委託料について、結果の報告と今後の方針はどのようになっているのかという質疑がございました。分析検査の結果は市が報告を受けている。これまでに異常が発見されたことはない。県の土壌汚染の処理が終わるまでは確実に分析検査を続ける予定である。県の処理が終わった段階でこの検査をどのようにするのか検討することを考えているとの答弁がございました。 以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  次に、文教福祉常任委員長の報告を求めます。 三浦文教福祉常任委員長。〔文教福祉常任委員長 三浦利章君登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(三浦利章)  文教福祉常任委員会の審査報告をいたします。文教福祉常任委員会委員長、三浦利章。 平成31年2月28日の本会議において、当文教福祉常任委員会に付託された案件の審査結果及び主な審査事項について、下記のとおり報告をいたしします。 開催期日は平成31年3月5日、6日、開催場所は第2委員会室、出席委員は記載の6名、説明のために出席した者は記載の部課長であります。 初めに、審査結果を報告いたします。議案第30号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第5号)は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第34号、平成30年度二戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、主な審査事項について報告いたします。議案第30号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第5号)では、健康福祉部所管分でございますが、質疑はございませんでした。 次に、教育委員会所管分でございます。(1)、天台寺修復事業について、繰り越しの内容についての質問がございました。現在天台寺修復事業ということで保存修理事業防災施設整備事業の2つの事業を行っている。保存修理事業については順調に進んでいる。また、防災施設整備事業は平成30年度に事業着手しているが、工事については入札が不調になっており、工事に着手できないという状況であり、年度内の工事完了が困難となるため、平成30年度の工事費分に対する補助金を31年度に繰り越しするものであるとの答弁でございました。 (2)、教育費寄附金について、使い道はとの質問がございました。これは、図書に親しむまち推進事業学力向上推進事業、にのへ土曜チャレンジ塾事業、異文化交流推進事業、槻蔭舎きぼう塾事業、あとは除雪機購入にも使っているとの答弁でございました。 (3)、社会教育費寄附金について、使い道はとの質問がございました。社会教育費寄附金は、今年度661件、1,196万円をふるさと納税で頂戴した。なお、基金の残高はふるさと納税のほか、一般寄附並びに当初積み立ての500万を合わせ、1,725万8,000円となっている。来年度は411万8,000円を九戸城跡の桜の樹木管理に使う予定をしているとの答弁でございました。 次に、浄法寺総合支所市民課所管分については質疑はございませんでした。 議案第34号、平成30年度二戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)では、質疑はございませんでした。 以上で文教福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。 田代産業建設常任委員長。〔産業建設常任委員長 田代博之君登壇〕 ◆産業建設常任委員長(田代博之)  産業建設常任委員会の審査報告をいたします。産業建設常任委員会委員長、田代博之。 平成31年2月28日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託された案件の審査結果及び主な審査事項について、下記のとおり報告いたします。 開催期日は平成31年3月5日、6日、7日、開催場所は第3委員会室、出席委員は記載の6名、説明のために出席した者は記載の部課長であります。 初めに、審査結果を報告いたします。議案第1号、二戸市森林環境整備基金条例は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第6号、二戸市浄法寺漆産業振興基金条例の一部を改正する条例は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第8号、二戸市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○議長(菅原恒雄)  田代委員長、ちょっと休憩いたします。休憩 午前10時26分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午前10時28分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 田代委員長。〔産業建設常任委員長 田代博之君登壇〕 ◆産業建設常任委員長(田代博之)  報告書のほうに31年とついているところがございますけれども、これ31年ではなく30年度の間違いになります。30号と、それから31号と32号と33号、35号ですね。補正の部分が31ではなく30年度になりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 どこまで…… ○議長(菅原恒雄)  8号まで終わっていました。30号から。 ◆産業建設常任委員長(田代博之)  それでは、議案第30号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第5号)は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第31号、平成30年度二戸市下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第32号、平成30年度二戸市生活排水処理事業特別会計補正予算(第4号)は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第33号、平成30年度二戸市土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第35号、平成30年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、主な審査事項について報告をいたします。議案第1号、二戸市森林環境整備基金条例、(1)、条例制定による管理、振興についてでございます。二戸市の森林面積、そのうちの国有林、県有林、市有林、私有林はどれぐらいあるのか、その中で市が管理するべき森林とはどういうものかについてお尋ねしたいということが言われまして、この法律ができたことによる今の森林の状況、あるいは民間の所有者の困っている問題の解決にはつながらないのではないかと思っているという質問があったところでございます。このことについては、市の森林の面積は山林原野を合わせて282.3平方キロメートルです。国有林、私有林等の面積は資料を持ってきていないので、お答えが今のところできません。そして、私たち市町村が森林整備計画を策定することになっております。これは10年計画で、5年ごとに見直しをするということになっております。計画を策定した中で、今度は事業主となる森林組合が森林経営計画を策定するものです。そして、経営計画を策定しますと国庫補助金等の補助が得られて、造林、保育等の補助金が出るというシステムとなっております。実はこの条例が決まる前の昨年の5月に森林経営管理法という法律が改正されて、4つのことがうたわれております。1点目は、森林所有者に適正な森林管理を促すため、適時に伐採、造林、保育を実施することという森林所有者の責務を明確にしております。2つ目は、森林保有者が管理できない場合には森林を市町村に委ねることができることを規定しております。自分で管理できていないことが全国的に散見される状況だと思われます。3つ目は、経済ベースに乗る森林については意欲と能力のある林業経営体に経営を委託することで、森林組合は自分の生業をきちっとやって収入を上げることができるということです。4つ目は、自然的条件から経済ベースでの森林管理を行うことが困難な森林等については、市町村が公的に管理を行うことと、この公的な部分が実は森林譲与税を使って管理しなさいというものだと承知をしているとの答弁でございます。 また、森林所有者は自由に伐採できることにはなっていないということであります。市町村が森林計画を立てますが、その計画に基づいて伐採したいという申し出をいただいても、樹齢が達していなければ許可しないこともできるというふうになっておりますし、大幅な伐採にある程度の規制がかかるようになっております。その伐採届が出た際には次の山の管理、要するに植林計画を立てていただくということが前提となるとの答弁でございました。 次に、議案第6号、二戸市浄法寺漆産業振興基金条例の一部を改正する条例です。(1)、漆以外に植林する樹種についての質問があったところでございます。趣旨に漆等とあるが、漆以外の樹木はどういう種類を想定しているのかとの質問があったところです。このことにつきましては、漆器に使う樹木を想定していますので、多くはケヤキ、クリ、ミズメ、そのほかには一部ホオノキ、漆関連作業に使うマメガキをふやしていく必要があるとの答弁でございました。 次に、議案第8号、二戸市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例、(1)、水道事業における技術力確保についてでございます。委員より今の行政の中で資格だけではなく、現場での経験というか、技術力の確保について水道事業を継続するためにどのような方針を持って取り組んでいるのかとの質問がございました。水道技術管理者につきましては、管理者としての基礎教育を受けた者のほかに、経験年齢が実際に必要で、学校を終わった方を採用しても実際は経験年齢が必要なことから、養成していくのは難しいと思っており、人事の問題はあるが、できるだけ経験を積ませるような配置をしていただきたいという要請はしているとの答弁でございました。 次に、議案第30号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第5号)でございます。漆産業課所管分でございます。(1)、地域おこし協力隊の人数についてでございます。協力隊8名を予定したようですが、7名になった理由は何かの質問がございました。この質問については、8名の枠というわけではないのですが、各年度の任用に伴う積み上げた数値ということです。28年度に2名採用しています。任用を最長3年ということですので、30年度までは継続した任用がされている状態です。30年度が4名任用ということで、8というのはそこから来た数字です。そのうち1名が体質的に漆が合わないということで任用を更新しない方がいたため、7名となっております。毎年地域おこし協力隊は10名を超える応募者があり、ここ3年続いているとの答弁でございました。 次に、農林課及び地域課所管分でございます。(1)、土地改良費の委託料についてでございます。換地業務の委託料について690万が560万の減になっているが、特別何か事情があったかの質問がありました。この質問には、川又地区の圃場整備の関係ですが、変更計画をやり直すということを報告していましたが、変更契約の確定が12月までかかりましたので、数量等が予定した額、面積よりも少なくなったのが原因だという答弁でございました。 (2)、造林事業費の減額についてでございます。造林関係の予算ですが、せっかく取っていながら使えていない、減額が随分多いと感じるが、理由は何かとの質問があったところです。このことには、造林事業費の減ですが、当初予定していた造林、再造林、下刈りの部分は予定どおりに行いましたが、予定していた5ヘクタールの間伐の部分に関して県からの補助金の獲得ができかねたので、実施できなかった分の減額が主なものですとの答弁でございました。 次に、商工観光流通課及び地域課所管分でございます。(1)、地域おこし協力隊活動支援補助金の減額についてでございます。地域おこし協力隊活動支援補助金201万6,000円の減額の理由は何かとの質問があったところです。全国的に地域おこし協力隊を募集している自治体がふえていて、今回は募集自体が少なかったことと地域要件が合わなかった、在職中の中で任期の条件が合わなかったことなどで採用に至らなかったということでございました。 議案第30号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第5号)でございます。建設課、地域課所管分でございます。(1)、除雪ドーザーの更新についてでございます。雪が降ったときの住民の安全のためにどういう重機を確保し、また更新する基本的な考えがあるのかとの質問があり、このことには30年近く使っているドーザーがあるので、計画的に除雪ドーザーの購入を進めているとの答弁があったところでございます。 次に、都市計画化所管分でございます。質疑はございませんでした。 次に、簡易水道課所管分でございます。この質疑もございませんでした。 次に、下水道課所管分の質疑は特にはございませんでした。 議案第31号、平成30年度二戸市下水道事業特別会計補正予算(第4号)の質疑もございませんでした。 議案第32号、平成30年度二戸市生活排水処理事業特別会計補正予算(第4号)についても質疑はございませんでした。 次に、議案第33号、平成30年度二戸市土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)でございます。(1)、損失補償、休耕損失についてでございます。損失補償、休耕損失の内容についての質問があったところです。損失補償は対象者数46名、773万2,802円、休耕損失は対象者数38名、1,116万3,454円ですとの答弁があり、さらに委員より換地先の土地を利用できない、また利用させられない主な理由はとの質問には、少しずつ工事が進むことによって使えない部分をつくってしまっていることで引き渡せないという状況でありますとの答弁があったところでした。 次に(2)、今後の進捗についてでございます。現在進めている計画に合わせた場合に、計画をさらに変えなければならないような状況に進んでいるのかとの質問があり、この質問には単純に建物移転補償費、工事請負費等々を考えた場合、今計画をしているものより毎年増額になっている。考え方とすると、この先も一気に下がるということは考えられないので、増額していくものだと捉えているとの答弁がありました。 さらに、そうなった場合に完成というか、終了時期に影響するのではないか、何年か後には計画の見直しをして延期するようになるのではないかとの質問がありました。このことには、工事費なり建物補償費なり人件費等を考えていくと、今後は見直しが必要だと思う、それによって工事の期間が延びる可能性もあると思う、ただそれをできるだけ今伝えている年の間に終わらせるために、新しい補助などを投入して市の負担を少なくして事業を進めていきたいと考えているとの答弁があったところです。 議案第35号、平成30年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)につきましては、特に質疑がございませんでした。 以上で報告を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  以上で報告が終わりました。 日程第1、議案第1号、二戸市森林環境整備基金条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。反対ですか。田口議員。〔6番 田口一男君登壇〕
    ◆6番(田口一男)  二戸市森林環境整備基金条例に反対をいたします。 森林環境税及び森林環境譲与税が創設された経緯には、森林経営管理法が昨年5月25日に成立し、ことし4月1日から施行されることになった民有林を対象とする森林管理法に国会審議中に野党の追及により修正を余儀なくされ、法案を賛成する与野党からさえも14項目に上る附帯決議を付されたものでございます。 国有林資源を長期に、かつ大漏斗で民間企業に提供する国有林管理経営法などがセットになっていると言われております。森林経営管理法に従えば、森林所有者は経営意欲がないと決めつけた上で、その所有者に適切に伐採、造林及び保有を実施する義務を課し、実施できなければ市町村がその森林の経営管理権を集積する。経営管理の実施権が伐採業者の手に渡れば、どこで幾らで販売されても所有者は文句を言えない、しかも立木代が入らない可能性もあると。政府は、林業の担い手を森林所有者、森林組合を担い手から外し、力の弱い伐採業者に資源を集中し、急速に担い手として育成、そのバックには資金力の豊富な大型木材業者が存在しているのではないかとも言われております。 この森林経営管理法において、市町村に与えられる役割も極めて重いものがございます。第1には森林所有者の意向調査、第2には森林の管理権集積計画の策定、それに伴う各種措置、第3には所有者不明森林の探索、第4には換地所有者不同意森林に対する各種の措置、第5には森林の経営管理実施配分計画の策定とそれに伴う各種措置、第7点としては災害等防止措置命令制度の運用、最後には市町村森林経営管理事業の実施等々、全てが新規の役割でございます。 本来、市町村は地域政策が急務であり、産業政策としての林業に関しては地域の森林組合に依存してきていたところが多く、新たな役割を付しても全国の市町村で対応できるところが少ないと言われております。そのため、総務省の地方財政措置による地域林政アドバイザーに続く森林環境譲与税が創設され、市町村にできないところは都道府県がかわって代替執行制度も創設されております。運用次第では憲法や民法に触れる条項に利用される等、基金条例に反対します。 以上です。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第1号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 日程第2、議案第2号、二戸市監査委員条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第2号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 日程第3、議案第3号、二戸市組織条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第3号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 日程第4、議案第4号、二戸市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第4号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 日程第5、議案第5号、二戸市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。 畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  先ほど委員長報告では年額報酬については農地最適化推進委員には払われないというご報告だったでしょうか。だとすれば、私所属しております産業建設常任委員会での農業委員会の当初予算には252万円の年額報酬が計上されておりまして、それは農業委員19名、最適化推進委員23名、計42名の掛ける6万円の計算だというふうに報告されておりますが、そこをもう一度。委員長の報告そのものもちょっと確認しつつ、そこはどうなっているか確認したいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  内沢委員長。 ◆総務常任委員長(内沢真申)  これに対しては、今回の改正にかかわる交付金が国から受けるわけですが、その対象に最適化推進委員は入っていないという意味であります。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  そのことの対象に入っていないということの答弁しかなかったようですが、ただ私ども産業建設常任委員会には農業委員、そして最適化推進委員、42名に対して年額報酬を払いますということでございます。それについては、いずれ国からの助成はあくまでも農業委員ということで間違いがないのか。委員長報告はそれ以上出ないとすれば、ここは当局の説明の食い違いなのか、あくまでも国からの歳入の部分なのか、そこは今ここでは確認のしようがありませんけれども、そこは当局において、もし説明で訂正すべきがあるとすれば、それは訂正もしていただきたいと思いますけれども、議長、いかがでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  内沢委員長。 ◆総務常任委員長(内沢真申)  これ以上のことが委員会で話し合われたわけではありませんので、繰り返しになるかもしれませんが、今回の改正に伴う国から受ける交付金の対象に最適化推進委員は入っていないと、それだけであります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第5号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第6号、二戸市浄法寺漆産業振興基金条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第6号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第7号、二戸市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第7号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第8号、二戸市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第8号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第9号、二戸地区広域行政事務組合規約の一部変更の協議についての委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第9号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。休憩 午前10時56分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午前11時09分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 日程第10、議案第30号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第5号)の委員長報告に対する質疑に入ります。 最初に、総務常任委員長の報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  次に、文教福祉常任委員長の報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  次に、産業建設常任委員長の報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第30号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 日程第11、議案第31号、平成30年度二戸市下水道事業特別会計補正予算(第4号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第31号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 日程第12、議案第32号、平成30年度二戸市生活排水処理事業特別会計補正予算(第4号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第32号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 日程第13、議案第33号、平成30年度二戸市土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第33号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 日程第14、議案第34号、平成30年度二戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第34号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 日程第15、議案第35号、平成30年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第35号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第35号は原案のとおり可決いたします。 お諮りいたします。日程第16、議案第36号、平成31年度二戸市一般会計予算から日程第24、議案第44号、平成31年度二戸市水道事業会計予算まで、以上9件を一括議題とし、一括予算特別委員長の報告を求め、予算特別委員長に対する質疑、討論、採決は1件ごとに行いたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、日程第16、議案第36号から日程第24、議案第44号まで、以上9件を一括議題とし、一括予算特別委員長の報告を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行うことに決しました。 日程第16、議案第36号、平成31年度二戸市一般会計予算から日程第24、議案第44号、平成31年度二戸市水道事業会計予算まで、以上9件を一括議題といたします。 予算特別委員長の報告を求めます。 及川予算特別委員長。〔予算特別委員長 及川正信君登壇〕 ◆予算特別委員長(及川正信)  去る2月28日の本会議において、予算特別委員会に付託になりました議案第36号、平成31年度二戸市一般会計予算から議案第44号、平成31年度二戸市水道事業会計予算まで、以上9件は3月1日と4日に審査を行い、さらに詳細にわたり審査をするため、常任委員会ごとに分科会を設置し、これに付託の上、審査を行いました。 また、3月13日、予算特別委員会を再開し、各分科会委員長の報告を求め、分科会委員長の報告に対し1件ごとに質疑、討論、採決を行いました。 その結果、議案第36号、平成31年度二戸市一般会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第37号、平成31年度二戸市国民健康保険特別会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第38号、平成31年度二戸市下水道事業特別会計予算については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第39号、平成31年度二戸市生活排水処理事業特別会計予算については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第40号、平成31年度二戸市簡易水道事業特別会計予算については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第41号、平成31年度二戸市土地区画整理事業特別会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第42号、平成31年度二戸市介護サービス事業特別会計予算については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第43号、平成31年度二戸市後期高齢者医療特別会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第44号、平成31年度二戸市水道事業会計予算については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、お手元に報告書の写しを配付しております。 以上で報告を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  以上で報告が終わりました。 日程第16、議案第36号、平成31年度二戸市一般会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔畠中泰子議員「はい」と呼ぶ〕 ○議長(菅原恒雄)  反対。〔内沢真申議員「賛成です」と呼ぶ〕 ○議長(菅原恒雄)  畠中さんは。〔畠中泰子議員「反対」と呼ぶ〕 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。〔12番 畠中泰子君登壇〕 ◆12番(畠中泰子)  私は、平成31年度二戸市一般会計予算に反対の立場で討論をいたします。 30年度予算では産後鬱などにも対応する産前産後母子支援事業980万円、さらには学校トイレの洋式化3,019万円、そのほか防災無線の更新、そして地域住民の皆さんから切実な要望の多い身近な市道の雨水排水対策などの道路維持管理補修費、あるいは道路新設改良事業など増額されている点は評価をするものでございます。 しかしながら、私は大きく4つの点で問題があるということから、この予算には反対をするものです。 その1つが地域経済牽引事業補助金の問題でございます。地域経済牽引事業計画を知事承認を得た地域の企業に対しまして、地方創生推進交付金を活用して補助をするものでありますが、30年度に引き続き同じ企業に対しまして31年度も1億円の補助、それによりましてこの事業上限額ぎりぎりの2億円を補助するものであります。7億7,900万円の市の商工予算からすれば、身の丈を超えた大変な補助となります。私は、毎回桁違いの補助をなぜするのかと問いかけたわけでありますが、その企業の事業によって農業あるいは地域の商工業等の波及効果を狙ったものであるとの説明ではございますけれども、私はこのような一企業に対し破格の補助をするのではなく、地域全体の底上げのための施策のためにお金を使うべきでありまして、地域企業全体が底上げとなる施策の展開を求めるものであります。 さらに、公民連携事業で今回大きな額が計上されております。カダルミライ、あるいは今回の温泉センター工事分としての出資など多大なお金となっています。この間、国が推進するPFI事業は既に20年近く経過しておりますけれども、全国でPFI事業での破綻や事実上の倒産ということが相次いでいる中、二戸市がこのままこの公民連携PFI事業を推進していいのかどうか、もっと立ちどまって考えるべきではないでしょうか。PFI事業は、本来民間資金あるいは技術などを使いまして、公共施設の整備を進めるものであります。整備費や管理費を税財源以外の収入により費用を回収するのが目的でありますが、31年度温泉センター工事費分として2億円、さらに出資比率を上げるためのお金も計上されております。この間、出資比率につきましては昨年の2月には50%以上にしなければならないと説明され、その直後の5月には50%以下、49%とすると説明がされ、そして今回2月には50%以上とすると、この間出資比率についてもころころと変わってきたところでございます。今回出資比率がふえたことによって、計181万円も計上されているわけです。まさに迷走するPFIとでも言われてしまうのではないでしょうか。事業の前のめりの推進ではなく、しっかりと今立ちどまって検討することを求めるものであります。 さらには、今回自衛隊にかかわる自衛官募集事務委託金3万円の歳入があります。今安倍首相の憲法9条改定の新たな口実として、自衛官募集について自治体の協力拒否の問題を持ち出している状況でありまして、国会でも、あるいは自治体間でも波紋を広げているところでございます。これまで二戸市は市広報への自衛官募集の掲載や、あるいはカシオペアFM、ラジオ放送での募集などを行いつつ、名簿提供を行ってまいりましたが、それは18歳を適齢年齢とする対象の名簿提供であったのが30年度においては18歳から27歳まで10年間に幅を広げて、何と1,802名もの若者の名簿を提供していることがわかりました。私ども、選挙にかかわって有権者名簿の閲覧を申請するに当たっては、閲覧の目的、あるいは名簿管理の仕方や、また名簿を扱う者の住所氏名を記さなければならない、さらには使用後の廃棄の仕方まで記入しなければ有権者名簿を閲覧できない厳しい個人情報にかかわる制限があるのに比べましても、自衛官の適齢名簿の提出に当たっては全く他の業務に比べまして対応が違い過ぎる、甘過ぎると思います。 しかしながら、本会議答弁におきましては協力拒否はできないと、求めに応じていくとの市の考えが示されたことは看過できるものではありません。自衛隊法あるいは自衛隊法施行令におきまして、防衛大臣は都道府県知事または市町村に対し、必要な報告または資料の提出を求めることができるとありますけれども、自治体がどんな情報を提供しなければならないか明文化されておりませんし、また防衛大臣は資料の提出を求めることができるが、自治体は応じる義務はありません。法的にも根拠がないものであります。自治体が応じないからといってけしからんと非難することは許されない問題であります。全国から協力しているのに、安倍首相の言い方については大変遺憾であるとの表明もされている自治体もあるところであります。今このような中で、多くの自治体が個人情報やプライバシー権保護の観点から、本人の同意なくして情報提供に応じていないのは当然のことではないでしょうか。自衛隊から要請されれば協力拒否できないとする二戸市の立場については、改めることを求めるものであります。かつて戦前、自治体は戦争に住民を駆り立てる役割を担わされました。その過ちを繰り返してはならないと考えるものであります。個人情報提供をやめるよう求めるものであります。 次に、今回の当初予算は合併後過去2番目の大きな当初予算規模となったとの説明がございました。その大きくなった予算の一方で、市長演述では人口減少、少子高齢化が進行する中、子供や若者の活躍は希望であり、ふるさと二戸の将来を担う人材の育成は最優先で取り組むべき施策でありますと述べられておりますが、今回の31年度予算を見渡すところ、努力していると認められる部分はありますが、果たして最優先で取り組む予算と言えるでしょうか。私は、今回の予算に最優先にはなっていないと言いたいと思います。各地で子育て支援策が次々に打ち出されています。保育料の完全無償化、あるいは子供医療費の高校生までの拡大、市段階におきましても一関市、北上市、花巻市に続きまして、31年度は奥州市、陸前高田市も高校生までの医療費助成拡大に踏み切るところであります。保育所保育料の地域内格差も大きい中で、それにも手をつけることがない予算となっています。 さらには、資料要求でも求めましたけれども、生活保護の中での生活扶助費の削減によりまして、最もこの削減の影響を受けるのが母子家庭であることが市提出の資料においても示されたところでございます。格差と貧困が広がる中、とりわけひとり親家庭の世帯の貧困化が問題となっている中で、生活保護費の国が言うままの削減の中で、ますます格差が広がるところでございます。生活保護世帯、とりわけひとり親世帯の生活実態の調査、さらにはそうした家庭における子供たちの学習の保障、あるいは高等教育、大学進学等の保障はどうなっているのか、必要な手だてこそがとられなければならないと考えているものでございます。 大きく4点について問題、不十分を指摘いたしまして、平成31年度の当初予算に対する反対討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方、内沢議員。〔3番 内沢真申君登壇〕 ◆3番(内沢真申)  会派を代表いたしまして、平成31年度二戸市一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。 合併算定替により、普通交付税が減少している状況にもかかわらず、167億円という大型の予算を編成できたことは喜ばしいことだと感じております。これは、予算額の大きいところでは公民連携まち再生事業や防災行政無線等整備事業など、積極的な事業展開を目指した結果であろうと思っております。 全体のバランスとしては、基金繰入金により残高が減少していくということを危惧するところもありますが、できるだけ財政調整基金に戻せるよう、有利な財源の確保に努めていただきたいと思います。市債残高の抑制や自主財源比率の改善など、財政の健全化が進むことを期待しております。 さて、二戸市はいよいよこれまでにない新たな枠組みでの事業を始めるスタートラインに立った状況ではないでしょうか。金田一温泉周辺地区公民連携事業においては、将来的な経営を心配する内容の多くの質疑がございました。私は、1年前の市長演述に対する質問において、関係者には血判状のような覚悟が必要ではないかということを述べました。しっかりとした整備計画をまとめることや金融機関からの借り入れ等についても、市が出資を行う責任において進捗状況を見きわめながら指導などを行っていただきたいと思います。また、このスキームが複雑でわかりにくい面もあるかと思いますので、市民の皆様から理解をいただくためにも、議会としても説明できるように努めていかなければならないものと思っております。 さらに、将来的にはこれと抱き合わせになるであろうにのへ型テロワールの展開については、基本的な観点や考え方は理解できるものの、事業の具体性は少し曖昧な感じがしております。これについても市民に対して明確に見える形を整えながら、ここでしか体感できない産業のまちづくりを推進していただきたいと思います。 民間の持つ力を導入して稼ぐという手法は、金田一温泉周辺以外のエリアに対してもよい影響をもたらすことと思います。加えるならば、カーリング専用施設の整備運営についても、将来負担の増大とならないようなスキームを考えていかなければならないと感じております。 市として取り組む事業内容には多種多様なものがありますが、長期的には人口減少の抑制と地域経済の好循環の促進を目標として前進することを望み、賛成討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方、及川議員。〔17番 及川正信君登壇〕 ◆17番(及川正信)  賛成の立場で討論を行います。 今議会で私は31年度の予算特別委員長ということで、いろいろ皆さんの質疑も聞かせていただきました。それに対する答弁もあったわけでありますが、それだけに緊張感を持って臨んだつもりであります。 さらには、この数字的なことのみならず、市長演述なり教育長の教育施政方針等をお聞きしたところであります。その裏づけが予算として出てきているものと理解をしておりますが、財政的に見ればいろいろあるだろうけれども、現段階においてはよく考え、編成されたのではないかというふうに捉えました。ただし、今後中長期に見た場合においてはかなり慎重に考え、取り組んでいかないと、二戸市の財政は極めて困難にぶつかる心配があるとも思ったところであります。 個別的には政策的な問題として問題なしとは思いませんけれども、政策的に少しずつではあるが、確実に動き出した、そういう予算内容であると思っておるところであります。生活あるいは産業、教育に関連したいろいろな施策が盛られておりますけれども、これには誠意を持って職員一体となって取り組んでいただきたい。内容的には、私はそれによって各分野において市民の皆さんから評価をされ、喜ばれるという結果を得ることは十分可能であろうというふうに思っておるところであります。 具体的な問題としては、さっきの討論の中でありましたけれども、公民連携のまちづくり、これは二戸の今最大の政治課題であると言っていいと思います。しかし、これの事業が終わるというか、ハードの面が終わった段階で、次なる具体的な取り組みが待っているわけでありますが、その結論はこれからであります。これについても私はこれまでのような消極的な姿勢ではなくて、能動的に、積極的にこの公民連携を活用していく、そのことが二戸市の財政を強くすることにもつながるのではないかと。これだけではありませんけれども、二戸市の財政を考えた場合は、その後に来るところのイベントの問題とかいろんな取り組みについて、大きな工夫がされなければいけないというふうに考えておるところであります。 テロワールの関係、先ほども出ました。これは、いろいろまだ市民は何のことかわからないというのが実情ではないかと思います。市民とともに取り組めるかどうか、ここにやっぱり重きを置いて進めていかなければいけないのではないか。狙いは正しいし、進めていかなければ二戸市が変わるということにはならないわけでありますから、変える手段としては私は正しいというふうに判断をいたしたところであります。 いろいろ新聞等にも書いてありましたが、漆産業の問題なり、産業の問題も二戸には喫緊の課題であります。与えられた宝というのは、私は漆だろうというふうに思います。神は二戸にしか与えなかったのではないと思うけれども、二戸が全国において国内生産7割以上を占めるということは、思っても目的にしても、それは簡単にできるものではない。これはやっぱり与えられた大きな資産、資源であると位置づけていいと思います。したがって、これを私たちが本気になって守り育て、発展をさせていくという、そのことは言わずもがなでありますが、非常に重要だということであります。したがって、数年前までの漆産業の考えと現在の漆に対する考えは大きく変わったと思います。財政的にも私は漆関係について予算的にも考える必要があり、本議会においてはもう数年前とは比較にならないほど、億単位にまで予算化されておりますから、一定の安心はいたしますけれども、与えられた任務、役割というのも同時にありますから、これについてはさらに重点的な取り組みというものも必要ではないかというふうに感じたところであります。 あとは、予算の中で特産物の問題等がありました。三大ミートなり、あるいはフルーツの問題、あるいは花卉の問題です。1億を超すまでに花でも収入があるという段階に来ておるわけでありますから、これらを二戸の特産物は一体何なのだというのを明確に確定といいましょうか、しながら生産体制の集中を確立をする、これが私は非常に大事だと思います。畑総の問題も二戸は400ヘクタール以上ある恵まれた環境にあると思っております。したがって、そういうふうなものと観光との結びつきというものを大事にしながら二戸の産業は進められるべきものではないかというふうに思います。 具体的な中身の問題と若干違いますが、姿勢なり考え方でありますけれども、私は基本に、市長も同じ表現をしておりますが、交流人口増、これはもう切っても切られない二戸市の大きな政策課題だと思います。それはとりもなおさず観光であろうし、それとの連携を持つ産業、農林業等であろうというふうに思います。どうか我々もそうでありますけれども、どちらかというと二戸市民は内向きであります。それを脱皮をして、外向きの考え方あるいは方法で取り組まないと、いかに立派な政策が盛られても、予算が組まれても、その割合は下がってしまう。これを効果的に上げるためにはどうしても外へ向けての積極性というものが今求められている。もう以前から求められているとは思いますが、これからそういう点についてもリーダーは心して進むべきではないだろうか。そのことは、インバウンド時代が必ず来る、これは国でも行っていますが、これは必然性があると私は思うから、この地方でもその問題については備えを持っていかないといけないのではないのかと。 市長に私は討論で申し上げることではないのですが、いつも市長の言う二戸市の資源、考えてみると天台寺にしろ九戸城というのは、こういう資産、資源というのは県内を見ても自治体でそうないというふうに私は捉えます。もちろんそれにとどまりません。金田一温泉がそうでしょうし、それからいつも言うところの四方の山々、稲庭なんかは本当に宝でしょうし。ですから、県内において与えられた宝というのは、二戸市はありがとうと言っていいぐらい所持している。問題は、市民なり私たちが余りこれに敏感でない。なれっこなのでしょうか、そういうふうなものを馬淵川を含めて。ですから、将来のインバウンドを緑に、あるいは自然に、水にというようなときに、私は県北のこの地域は必ず脚光を浴びると思っておりますが、これは市長のいろいろな施策の中にも間接的ではありますが、それらは感じ取ることができると思っております。 どうぞこれからの政治、私たちもそうでありますけれども、指導的なものが政策を考えた場合に、それに取り組む姿勢というものが非常に大事になってきているというふうに捉えます。先見の明とよく言いますけれども、今までの先見の明は、政治家は先見の明がないとだめだよねという程度なのです。これからは人口減少時代を迎えて、単に先見の明ではない、これは社会構造の変化におくれをとらないように、財政にしても政策にしても、そこに対応しなければいけない変化があると思うのです。変化があると思うのです。非常に変化に富んだ時代が来る。これに対応できない者は政治的な指導者と言えないと私は思うのです。政治的指導者は市役所の幹部諸君、そして我々議会、これが二戸にあっては二戸市の政治的主導者だと私は思っておりますが、敏感にそういうものを捉えながらやっぱり対応していかないと、今後は追いついていけない時代になってくるというふうに思っております。 それから、最後になりますけれども、誤解があるといけないので触れたいと思うのですけれども、先ほどの反対討論で地域経済の牽引事業について、2億円というのは予算上そのとおりなのですね。常任委員会でも議論をしました。まだこの2億円というのは、二戸の一般会計はぐんと少ない、これは答弁でもあったとおりであります。この辺が市民の段階にいきますと2億円が先行するのです。ですから、1億円は上だよと、1億円は二戸だよと、90%は起債できると、それは後で交付になってくると。一般財源は、したがって非常に持ち分は少なくなってというふうなこと。あとは、いかに牽引をできるようにするか、目的が果たされるかなのです。そこにあっては、とり方はいろいろあっていいと私は思います。ただ、7億近い金を投入して、そうして外からおいでになる観光客等も酒蔵なんかに見学に入れる、そういうふうなことが今後本当にできれば。水沢にもありました、酒蔵の見学する場所等が。非常に観光客が入っておりました。その点については今後に私はかけていただきたい。ぜひ行政もそこから目をそらすことなく、やはり一体となって進める必要あるのではないか。 本当の最後になりますけれども、外との関係を、交流をする二戸市にして、市町村レベルだけではなくて、市民が交流できる、そして行ったり来たりできる、私はこれが一つの引き金にもなるのではないのかと。軽米なんかは北海道の音更なんかとも町民同士の交流、こういったものを二戸市もやはり行っていかないと、商工業の、観光業の人たちだけにどうかと言っても、なかなか実績は上がらないのではないかというふうにも思いますので、その辺も今後の大きな課題として取り組んでいただければ。31年度の予算も大きく、これは実効的に展開することが可能になるであろうというふうに思って、賛成をするものであります。 終わります。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第36号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 日程第17、議案第37号、平成31年度二戸市国民健康保険特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔畠中泰子議員「はい」と呼ぶ〕 ○議長(菅原恒雄)  反対ですか、畠中議員。〔12番 畠中泰子君登壇〕 ◆12番(畠中泰子)  私は、平成31年度二戸市国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論をいたします。 まず最初に、浄法寺診療所医師、医療体制の確保のために、市、そして二戸医師会、二戸病院、岩手医大の皆さんの協力のもと、ご努力されていることには敬意を表するものであります。 私がこの予算に反対する理由は、依然として高過ぎる国保税の問題、さらにそのことによる滞納者への差し押さえの強化、そして滞納者へのペナルティーとしての健康保険証の取り上げであります資格証明書交付や短期被保険者証交付は引き続き行われると表明された点であります。 平成30年度末の国保財政調整基金残高は1億8,343万円が見込まれているとの資料でございます。前年度末より一気に1億2,000万円もふえたことになります。それは、国保税は単年度目的税でありますので、必要以上に税を取ったということになるのではないでしょうか。平成30年度、2018年度の標準保険税額は、1人当たり7万9,716円であります。平成28年度、2016年度の二戸市の国保税、1人平均9万6,891円と比べますと1万7,175円も低くなる、つまり安くなる可能性があることが示されたわけでありますが、実際には30年度の引き下げは評価しつつも、引き下げられた額は1人当たり平均6,700円で終わった、そのことが結果的には大きな基金への積み増しになったのではないでしょうか。 今でも国保税は、その構造問題は依然としてあるわけでありまして、とりわけ全国では子供が1人ふえるたびに均等割の額がふえることに対する問題意識は政府とも共有している中で、率先して子供均等割の軽減、あるいは全額免除に踏み出す自治体がふえています。31年度においては、県内では宮古市が完全免除となるようであります。宮古市においてはふるさと納税の財源を用いまして、836人、1世帯に対しましてその均等割額1,833万円を繰り入れまして、全額免除とするところでございます。全国でも3自治体が全額免除となるように、国に知事会、市長会、町村会が求めておりますけれども、国に求めながらみずから行動することで、国にその実施を求めていく取り組みは二戸市も学ぶべきであると思います。 二戸市では、19歳以下の子供さんは699人でありまして、その均等割額1人2万5,000円で乗じますと、1,600万円あればできるものであります。今回基金には1億8,343万円、また二戸市においてはふるさと納税等、未来の子供たちへ向けたさまざまな基金もあるわけでございまして、市の判断一つで子育て支援の対策として高い国保税を子供均等割免除あるいは軽減で、その子育て支援の姿勢を示すことも必要であったのではないでしょうか。 依然として高過ぎる国保税のその根本には、国庫負担の割合が減っているという国の政治の根本がありますので、引き続き国の国保制度の改善を求めつつも、二戸市としてもその行動をする中で国を動かす立場での思い切った軽減策の取り組み、さらには北風と太陽と例えたときに北風と言われないような、納税者の立場に立った親身な納税相談、そして生活再建に向けた支援を求めるものでございます。 以上、反対の討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第37号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 昼食のため休憩いたします。休憩 午前11時58分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午後 0時59分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 日程第18、議案第38号、平成31年度二戸市下水道事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第38号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 日程第19、議案第39号、平成31年度二戸市生活排水処理事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第39号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 日程第20、議案第40号、平成31年度二戸市簡易水道事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第40号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 日程第21、議案第41号、平成31年度二戸市土地区画整理事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第41号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 日程第22、議案第42号、平成31年度二戸市介護サービス事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第42号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 日程第23、議案第43号、平成31年度二戸市後期高齢者医療特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第43号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 日程第24、議案第44号、平成31年度二戸市水道事業会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕
    ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第44号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。日程第25、議案第45号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第6号)から日程第27、議案第47号、平成31年度二戸市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)までの以上3件を一括議題とし、一括提案説明を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行いたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、日程第25、議案第45号から日程第27、議案第47号までの以上3件を一括議題とし、一括提案説明を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行うことに決しました。 日程第25、議案第45号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第6号)から日程第27、議案第47号、平成31年度二戸市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)までの以上3件を一括議題といたします。 提案説明を求めます。 田中舘総務政策部長。〔総務政策部長 田中舘淳一君登壇〕 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  それでは、議案第45号について説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。議案第45号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第6号)。 平成30年度二戸市の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億7,281万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ173億9,246万円とする。第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。 第2条、繰越明許費の追加は、「第2表繰越明許費補正」による。 第3条、地方債の変更は、「第3表地方債補正」による。 平成31年3月14日提出、岩手県二戸市長、藤原淳。 2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正。歳入歳出とも補正額を説明いたします。 歳入です。13款国庫支出金7,111万2,000円、国庫補助金です。 14款県支出金586万4,000円、県負担金です。 17款繰入金13万6,000円、基金繰入金です。 20款市債2億9,570万円。 歳入合計、補正前の額170億1,964万8,000円、補正額3億7,281万2,000円、計173億9,246万円。 3ページをお願いいたします。歳出です。10款教育費3億7,281万2,000円、小学校費、中学校費です。 歳出合計、補正前の額170億1,964万8,000円、補正額3億7,281万2,000円、計173億9,246万円。 4ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費です。10款教育費、2項小学校費、小学校管理事業2億7,546万3,000円、3項中学校費、中学校管理事業9,734万9,000円で、翌年度に繰り越して執行するものです。 5ページをお願いいたします。第3表、地方債補正、変更です。学校施設整備事業の限度額を補正前の7,050万円から補正後の3億6,620万円に変更するものです。 次に、補正予算に関する説明書について説明いたします。補正の内容の主なものについて説明いたします。5ページをお願いいたします。歳入です。13款2項5目教育費国庫補助金の学校教育設備整備費等補助金は、小中学校の冷房設備整備に係る国庫補助金です。 14款1項3目教育費県負担金の冷房設備整備事業負担金は、県立みたけ支援学校二戸分教室の冷房設備整備に係る県負担金です。 17款1項1目財政調整基金繰入金は、財源調整によるものです。 7ページをお願いいたします。20款1項7目教育債の学校施設整備事業債は、小中学校の冷房設備整備に係る市債です。 9ページをお願いいたします。歳出です。10款2項1目学校管理費の小学校管理費及び3項1目学校管理費の中学校管理費、工事請負費は小中学校の冷房設備を整備するものです。 以上で一般会計の説明を終わります。 次に、議案第46号について説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。議案第46号、平成31年度二戸市一般会計補正予算(第1号)。 平成31年度二戸市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億4,349万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ171億4,349万5,000円とする。第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。 第2条、地方債の追加及び変更は、「第2表地方債補正」による。 平成31年3月14日提出、岩手県二戸市長、藤原淳。 2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正。歳入歳出とも補正額を説明いたします。 歳入です。14款国庫支出金7,665万7,000円、国庫補助金です。 18款繰入金661万3,000円、基金繰入金です。 20款諸収入52万5,000万円、雑入です。 21款市債3億5,970万円。 歳入合計、補正前の額167億円、補正額4億4,349万5,000円、計171億4,349万5,000円。 3ページをお願いいたします。歳出です。2款総務費145万8,000円、徴税費です。 3款民生費2,394万1,000円、社会福祉費、児童福祉費です。 4款衛生費584万4,000円、保健衛生費です。 7款商工費6,282万1,000円です。 8款土木費3億2,500万円、河川費です。 10款教育費2,443万1,000円、小学校費、中学校費です。 歳出合計、補正前の額167億円、補正額4億4,349万5,000円、計171億4,349万5,000円。 4ページをお願いいたします。第2表、地方債補正、追加と変更です。追加は、児童福祉施設整備事業、限度額1,040万円を追加するものです。変更は、河川整備事業の限度額を補正前の1,330万円から補正後の3億3,830万円に、学校施設整備事業の限度額を補正前の2,010万円から補正後の4,440万円に変更するものです。 次に、補正予算に関する説明書について説明いたします。補正の主な内容について説明いたします。5ページをお願いいたします。歳入です。14款2項1目総務費国庫補助金は、プレミアム付商品券事業に係る事業費事務費への国庫補助金です。 18款1項1目財政調整基金繰入金は、財源調整によるものです。 7ページをお願いいたします。21款1項2目民生債の児童福祉施設整備事業債は、保育所の冷蔵設備整備に係る市債です。7目土木債の河川整備事業債は、緊急自然災害防止対策事業に係る市債です。9目教育債の学校施設整備事業債は、小中学校の冷房設備整備に係る市債です。 9ページをお願いいたします。歳出です。2款2項1目税務総務費及び3款1項1目社会福祉総務費のプレミアム付商品券事業費、次のページ、11ページの下段でございます7款1項2目商工業振興費のプレミアム付商品券事業費は、低所得者や子育て世帯の消費に与える影響を緩和し、地域における消費喚起並びに消費を下支えすることを目的として商品券を販売するものです。 11ページの上段に戻りますが、3款2項3目保育所費、保育所管理費の工事請負費は、市内保育所に冷房設備を整備するものです。 中段、4款1項1目保健衛生総務費の国民健康保険特別会計繰出金は、国民健康保険特別会計診療施設勘定への繰出金です。 13ページをお願いいたします。8款5項2目河川管理費の緊急自然災害防止対策事業費は、災害防止を目的とした河川改修等を行うものです。 10款2項1目学校管理費の小学校管理費及び次の3項1目学校管理費の中学校管理費の工事請負費は、小中学校職員室の冷房設備を整備するものです。 以上で一般会計の説明を終わります。 次に、議案第47号について説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。議案第47号、平成31年度二戸市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。 平成31年度二戸市の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条、診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ584万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,352万1,000円とする。第2項、診療施設勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。 平成31年3月14日提出、岩手県二戸市長、藤原淳。 2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正。歳入歳出とも補正額を説明いたします。 診療施設勘定の歳入です。3款繰入金584万4,000円、他会計繰入金です。 歳入合計、補正前の額2億1,767万7,000円、補正額584万4,000円、計2億2,352万1,000円。 3ページをお願いいたします。歳出です。1款総務費562万4,000円、施設管理費です。 2款医業費22万円です。 歳出合計、補正前の額2億1,767万7,000円、補正額584万4,000円、計2億2,352万1,000円。 補正の内容につきましては、浄法寺診療所の診療体制確保に係る人件費、委託料等の補正となっておりますので、補正予算に関する説明書の説明は省かせていただきます。後ほどお目通しをお願いいたします。 以上で国民健康保険特別会計の説明を終わります。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  資料の説明をお願いします。 最初に、田中舘総務政策部長。 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  それでは、お配りしております平成31年第1回二戸市議会定例会資料を説明いたします。 資料の1ページをお願いいたします。追加補正予算全体関係です。追加提案に係る補正予算の概要について説明いたします。1は、国の平成30年度第1号補正予算の概要と追加提案案件についてでございます。(1)の国の平成30年度第1号補正予算の概要ですが、国は平成30年7月豪雨、平成30年北海道胆振東部地震、台風第21号、大阪北部地震などの災害から復旧、復興や、公立小中学校等におけるエアコン設置、倒壊の危険性のあるブロック塀対応に必要な経費等について予算措置を講ずるとともに、今後の災害対応等を勘案した予備費の追加を行いました。 (2)の追加提案の案件ですが、(1)の補正予算を受けまして、二戸市においては小中学校の普通教室及び特別教室に冷房設備を整備するための予算を、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第6号)として予算を計上するものです。国の補正予算の関係から、平成30年度の補正予算として繰り越しにより事業を行うことになります。 2は、国の平成31年度当初予算の概要と追加提案案件についてです。(1)の国の平成31年度当初予算の概要ですが、国は全世代型の社会保障制度への転換に向け、消費税増収分を活用した幼児教育の無償化、社会保障を充実すること、消費税引き上げによる経済への影響の平準化のため、低所得、子育て世帯向けプレミアムつき商品券を発行すること、防災・減災、国土強靱化対策と連携しつつ、地方が単独事業として実施するインフラ整備に対して地方財政措置を講ずることなどを盛り込みました。 (2)の追加提案の案件でございますが、(1)の国の当初予算を受け、二戸市においてはプレミアム付商品券事業、緊急自然災害防止対策事業に係る予算を平成31年度二戸市一般会計補正予算(第1号)として予算を計上するものです。 3は、その他の案件でございます。(1)の冷房設備整備事業ですが、小中学校の普通教室、特別教室の冷房設備整備にあわせて、保育所と小中学校の職員室にも冷房設備を整備するため、平成31年度二戸市一般会計補正予算(第1号)として予算を計上するものです。 (2)の浄法寺診療所診療応援費は、浄法寺診療所の診療体制確保に係る経費を予算計上するものです。 2ページをお願いいたします。4は、平成30年度補正予算を事業ごとに財源を記載しております。一般会計(第6号)の補正ですが、左からナンバー、事業名、補正予算額、財源内訳の順で記載しております。ナンバーの1、小学校管理費、冷房設備整備事業2億7,546万3,000円、財源内訳は国、県支出金5,821万9,000円、地方債2億1,720万円、一般財源4万4,000円です。以下、記載のとおりで、一般会計の合計は3億7,281万2,000円、財源内訳は国、県支出金7,697万6,000円、地方債2億9,570万円、一般財源13万6,000円です。 5は、平成31年度補正予算を事業ごとに財源を記載しております。(1)は一般会計(第1号)補正です。ナンバー1、プレミアム付商品券事業7,718万2,000円、財源内訳は国、県支出金が7,665万7,000円、その他財源が52万5,000円です。以下、記載のとおりで、一般会計の合計は4億4,349万5,000円、財源内訳は国、県支出金7,665万7,000円、地方債3億5,970万円、その他財源52万5,000円、一般財源661万3,000円です。 (2)は、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)です。ナンバー1、浄法寺診療所診療応援費584万4,000円、財源内訳は一般財源が584万4,000円でございます。 以上となります。 続いて、各部長が事業ごとに説明を行いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  次に、玉懸教育部長。 ◎教育部長(玉懸邦将)  3ページをお願いいたします。小中学校普通教室等冷房設備設置についてであります。 初めに、事業概要でありますが、市内小中学校、小学校8校、中学校3校、計11校の普通教室及び特別教室の一部に冷房設備を設置するものであります。 2といたしまして、事業内容であります。各学校ごとに表にまとめさせていただきました。校種、学校名、普通教室、特別教室、合計の欄となっております。小学校、福岡小学校から浄法寺小学校まで計8校、普通教室は計70室、特別教室は29室、合計99室が小学校となります。中学校は、福岡中学校から浄法寺中学校まで表の3校でございますが、普通教室は27室、特別教室5室、計32室であります。11校の合計が普通教室97室、特別教室34室、合計が131室となるものであります。 3といたしまして、補正額であります。事業名、補正額、財源内訳の表にいたしました。小学校管理費2億7,546万3,000円、財源内訳はごらんいただきたいと思います。中学校管理費9,734万9,000円、合計が3億7,281万2,000円、国庫支出金が合計7,111万2,000円、県支出金が586万4,000円、地方債2億9,570万円、一般財源が13万6,000円となっております。 4ページをお願いいたします。県内他市の状況でございますが、一番下に二戸市を含めております14市の状況でございます。市名、議決の状況、補助対象、補助対象外という表にまとめさせていただきました。盛岡市から二戸市まで14市の状況はごらんのとおりでございます。補助対象の部分、こちらが平成30年度補正予算対応になります。普通教室はごらんのとおり、ほぼ全市で実施予定、特別教室につきましてはほぼ半分のところが実施予定ということとなっております。当市におきましては31年度補正予算で対応いたします補助対象外部分でございますが、保健室に関しましてはごらんのとおり設置済みのところが7カ所ございます。丸のところが今回実施を予定しているというところであります。ちなみに、二戸市は昨年度、29年度で全学校設置済みとなっております。職員室であります。ごらんのとおり今般実施予定のところが丸印の記載のところ、三角印が検討中という回答でございました。31年度予算で当市におきましては実施を予定したところでございます。体育館につきましては、いずれの市におきましても実施予定はないということであります。 以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  次に、田中舘総務政策部長。 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  それでは、資料の5ページをお願いいたします。議案第46号関係でございます。 歳入の国からの補助金については政策推進課所管になりますので、私のほうから説明をさせていただきます。プレミアム付商品券事業の概要について説明させていただきます。1の目的ですが、消費税、地方消費税率の引き上げによる低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費喚起並びに消費を下支えすることを目的として商品券を販売するものです。 2の実施主体ですが、全国の市区町村が国庫補助事業として実施するものでございます。 3の事業概要ですが、対象者のうち購入希望者へ二戸市で使用可能なプレミアム付商品券を販売するものです。(1)の対象者を約8,000人と見込んでおります。アとして住民税非課税者が対象となり、基準日は2019年1月1日です。ただし、住民税課税者と生計同一の配偶者、扶養親族、生活保護費保護者等を除きます。イとして3歳未満の子が属する世帯の世帯主が対象となり、基準日は2019年6月1日でございますが、6月1日以降に生まれた子も対象としており、9月30日まで生まれた子も対象となります。(2)の購入限度額は2万5,000円分の商品券で、その販売額は2万円でございます。3歳未満の子が属する世帯は、子の人数分の購入が可能でございます。分割販売を行えるように対応していく予定でございます。(3)の使用期間は、2019年10月から2020年2月までといたします。(4)の商品券取り扱い事業者は、市内の店舗を広く対象とする予定です。 4の事業スケジュールの予定でございます。5月下旬に本事業の国庫補助申請を行い、6月上旬に対象者である住民税非課税者へ申請書を発送いたします。7月から11月にかけて、申請によりましてその購入資格判定を行います。9月から12月に購入対象決定者に対し、購入引換券を発送いたします。3歳未満の子が属する世帯の世帯主には、申請手続なしで直接購入引換券を発送いたします。10月から翌年2月まで商品券の販売を開始いたしますが、分割販売もあわせて行うことになります。また、この期間に商品券取り扱い事業者で使用された商品券の換金処理等を行います。3月下旬には国庫補助金の精算を行う予定としております。 6ページをお願いいたします。5の補正額ですが、(1)の歳入はプレミアム付商品券事業の事業費事務費に係る国庫補助金が7,665万7,000円で、臨時職員社会保険料収入を52万5,000円と見込み、歳入合計は7,718万2,000円です。(2)の歳出は、予算に関する説明書の説明欄のプレミアム付商品券事業の内訳となりますが、2款2項1目の145万8,000円は対象者抽出と申請書発送に係る経費でございます。3款1項1目の1,290万3,000円は、商品券の購入資格判定と購入引換券の発送に係る経費です。7款1項2目の6,282万1,000円は、商品券販売と換金等の委託経費です。歳出合計は7,718万2,000円となります。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  次に、小野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小野一浩)  保育所エアコン設置事業についてでございます。1、事業概要です。保育所の保育室等にエアコンを設置するものです。 2、事業内容です。保育所名、設置室数で記載しております。金田一保育所2室、堀野保育所2室、浄法寺保育園3室、合計7室に設置するものです。 3、補正額です。保育所の一般管理費に工事請負費1,103万8,000円を計上するものです。財源内訳につきましては、地方債1,040万円、一般財源63万8,000円となっております。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  次に、久慈建設整備部長。 ◎建設整備部長併任水道事業所長(久慈清隆)  8ページをお願いいたします。緊急自然災害防止対策事業の概要でございます。先ほど申し上げましたとおり、国におきましては平成30年度から防災・減災、国土強靱化のため3カ年で緊急対策を行うという方針を示してございまして、今回の事業はその一環ということで行われるものでございます。 1の対象事業でございますが、安心して暮らせる地域をつくるため、災害の発生を予防し、または災害の拡大を防止することを目的として、地方自治体が策定する緊急自然災害防止対策事業計画に基づき実施をされる地方単独事業となってございます。事業年度につきましては、平成31年、32年度の2カ年となってございます。 3の地方財政措置でございますが、起債事業となってございまして、起債の名称が緊急自然災害防止対策事業債となってございます。この起債は充当率が100%で、元利償還金に対する交付税措置率が70%というものでございます。 続きまして、4の整備箇所でございます。整備に当たりましては、これまで二戸地域では雨水排水計画を策定してございます。この計画におきまして山などからの雨水等の排水量が多く、断面が大きいものを必要とする箇所のうち、内水面の被害、いわゆる市街地における住家等の被害が想定される箇所につきまして、今回選定をしたものでございます。ナンバー1の福岡長嶺地区でございますが、長嶺郵便局から県道二戸軽米線から分岐する元の三澤歯科医院に至る市道長嶺線でございまして、延長が県道タッチから134メートルを予定してございます。 次に、ナンバー2の堀野上東地区とナンバー3の堀野大谷地地区でございますが、大平球場から堀野児童公園に至る市道大沢倉小清水線になりますが、排水経路といたしましては2系統となります。1つは、上東地区につきましては堀野メロディーパークの前の県道に排水する経路になります。もう一つの大谷地地区につきましては、児童公園前の排水路を経ましてショッピングタウン、そして馬淵川というふうな経路でございます。延長につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。 次に、ナンバー4の金田一下平道ノ上地区でございますが、金田一中学校の入り口から北の方向に下金田一踏切までの市道金田一線の排水路を整備するものでございまして、延長は547メートルを予定してございます。31年度につきましては、この金田一地区を先行して工事に着手をいたします。ただ、設計の関係ですとか金田一小学校線との工期調整が必要となってございまして、現在のところ2工区に分けて発注をするという計画でございます。 次に、5の補正額でございますが、31年度では3億2,500万を計上してございます。それから、事業計画としている2カ年の全体事業費でございますが、設計がまだ反映できないというふうな状況でございまして、あくまで試算でございますが、10億から12億程度を想定してございます。それから、箇所につきましても今後精査を行いまして、必要な箇所については追加をしてまいりたいと、そのように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  次に、玉懸教育部長。 ◎教育部長(玉懸邦将)  9ページをお願いいたします。小中学校職員室への冷房設備設置についてであります。 初めに、事業概要であります。普通教室等の設置とあわせて、既に設置済みであります福岡小、浄法寺小、福岡中学校を除く市内小中学校、小学校6校、中学校2校、計8校の職員室に冷房設備を設置するものであります。 2の事業内容であります。校種、学校名、設置数ごとの表とさせていただいております。先ほど申しました小学校は記載の6校、中学校は2校、計8校、8室に設置するものであります。 3の補正額であります。事業名、補正額、財源内訳の表にさせていただいております。小学校管理費1,727万円、地方債1,720万円、一般財源が7万円。中学校管理費716万1,000円、地方債710万円、一般財源6万1,000円。合計が2,443万1,000円、こちらが全て工事請負費となります。地方債が2,430万円、一般財源13万1,000円となるものであります。 以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  次に、小野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小野一浩)  10ページ、11ページをお願いいたします。議案第47号関係、浄法寺診療所診療応援経費についてでございます。 1、事業概要ですが、浄法寺診療所において応援医師による診療を行うための関係経費の補正をお願いするものです。 2の事業内容ですが、(1)、診療日、区分、曜日の順に記載しております。丸印が診療となる日でございます。(2)、常勤医師の人件費を減額いたします。(3)、応援医師に係る人件費、報償費、委託料の増額補正をお願いするものです。応援医師の内訳ですが、県立病院4名、大学病院2名、大学病院につきましては岩手医大になります。県立病院につきましては二戸病院と一戸病院となります。その他医師となっておりますが、民間の医療機関の医師1名、計7名による応援診療をするものですが、(1)の診療日に戻っていただきまして、月曜日午後は県立病院の医師にお願いします。火曜日午前は岩手医大の医師、水曜日午後、岩手医大の医師、木曜日は民間のお医者様、木曜日午後は県立病院の医師、金曜日は午前、午後ともに県立病院の医師にお願いするものです。 (4)ですが、応援医師の送迎用自動車の借上料、(5)、その他の諸経費について補正をお願いするものです。(6)、訪問診療については二戸医師会と県立二戸病院が分担して対応していただけることになっております。夜間、休日の訪問診療対応はしないということになります。 3の補正額ですが、先に(2)の歳出のほうです。1款1項1目の職員人件費2,746万2,000円を減額するものです。これは常勤医師の人件費の減額です。1款1項1目の診療所一般管理費を3,308万6,000円増額するものです。応援医師報償金、応援医師派遣委託料、応援医師送迎用自動車借上料等です。2款1項1目については、医療費22万円を増額するものです。医療用器具費です。合計584万4,000円。(1)の歳入ですが、不足する金額につきまして一般会計から繰り入れするものです。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  資料の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第45号から議案第47号までの以上3件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第45号から議案第47号までの以上3件は委員会への付託を省略することに決しました。 日程第25、議案第45号、平成30年度二戸市一般会計補正予算(第6号)の質疑に入ります。 畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  エアコンの設置というところで大変評価をしたいと思います。それで、お尋ねをしたいと思いますが、資料3ページの中で普通教室はわかりますけれども、特別教室という部分では各校さまざま数字があります。現在も市内の特別教室においては、あるところでは会議室も校長室も、あるいはそれもないところ、さまざま学校ごとにエアコンの設置の状況が違いますので、ここの3ページにあります特別教室の内訳についてもお知らせいただきたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  玉懸教育部長。 ◎教育部長(玉懸邦将)  それでは、お知らせいたします。 福岡小学校から順に。音楽室が2室ございますので2室、図書室、学習室、ことばの教室、以上です。 仁左平小学校は音楽室、図書室。中央小……〔畠中泰子議員「ゆっくりお願いします」と呼ぶ〕 ◎教育部長(玉懸邦将)  仁左平小学校は音楽室と図書室の2教室。中央小学校は、音楽室、図書室、学習室と少人数教室の4室。二戸西小学校は音楽室1室。石切所小学校は音楽室、図書室、特別支援教室のあおぞら教室とことばの教室2つ、集会室、あとは少人数教室1室の9室。御返地小学校、音楽室、図書室、複式学級で使用する1室の3室。金田一小学校は、音楽室、読書室、少人数教室の3室。浄法寺小学校が音楽室と少人数教室の2室。こちらで29であります。 続いて、中学校でありますが、福岡中学校が音楽室1室、金田一中学校、音楽室と図書室の2教室、浄法寺中学校も同様に音楽室と図書室の2教室の計5教室で、合わせて34となっております。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  そうしますと、これによってかなり子供たちがよく活動する特別教室はほぼ網羅したのかなというふうに思いますが、それでもなお学校間ではまだまだ設置されている目的のお部屋といいますか、例えば放送室にあるところ、相談室にあるところ、更衣室にもあるところ、さまざま違いがございますけれども、今回計画した以外のところで、まだ学校によっては開きがある状況がありますけれども、そういったところについては今後何らかの対応をするのか、そういう考えはないのかについてもお聞きしたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  玉懸部長。 ◎教育部長(玉懸邦将)  まず、今般の30年度補正予算での整備に当たりましては、その対象となる部分と対象とならない教室がありますので、先ほどおっしゃった放送室等々は対象外でありますので、今般整備するという方向にはなっておりませんので、対象外であります。 なお、また今回34室を選定するに当たりましては、各学校にこちらからも直接参りまして、その利用、使用頻度と申しますか、そういうものを全てお伺いしております。その中で今申しましたような図書室でありますとか音楽室、ほぼ毎日使用されておりましたり、移動等に普通教室の代用が難しいというものを最優先で選定をさせていただき、そのほか先ほど申しました部分、利用の頻度、そちら等々を学校現場のお話をお伺いしながら最終的に34室とさせていただいたものであります。学校で必要な部分には、今回の部分で設置ができるものと捉えております。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  いずれこれだけのエアコンが設置されますと、電気代等も例年よりはかなりかかるものかと思うのですが、情報として得ているのは、電気代についても国のほうから手当があるというふうに聞いていたのですけれども、それは電気代についての国からの支援というのはどうなのかというのも確認をしたいと思います。 また、今回131のエアコンを教室等に設置するという工事と、金額的にも3億7,000万ということのこの工事の発注、これは市内のそういうエアコンを取り扱える、あるいは設置できる事業者がいると思えばいいのか、そのあたりどういったところにこの工事の発注になるのでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  玉懸部長。 ◎教育部長(玉懸邦将)  まず、電気料の国の負担云々というご質問でございますが、私どものほうにはそのようなお話は聞いておりませんので、手だてと申しますか、そちらのほうはないというお答えになろうかと思います。 次に、発注につきましてでございますが、市内のエアコン等の機械器具等の登録業者、また電気の工事業者等々、市内登録業者に発注のお願いをする形になろうと思います。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  共産党の国会議員が国会での質問の中では、総務大臣だと思ったのですが、それは手当てをしていくと答えたというふうに私記憶しておりますので、いずれそこは国のほうからも支援をということは、引き続き声を上げていただければいいし、確認もしていただきたいと思います。 それで、地元の登録業者にということですが、これを一括で発注するのか、できるだけ多くの登録事業者の仕事になると、3億7,000万ですから、こういった発注が二戸市内でされ、また工事がなされるということは地元経済にとっても大変プラスの効果を招くものだと思いますので、そのあたり一括なのか、あるいは程度分けて分散をしながらの発注になるのか、いかがでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  田中舘総務政策部長。 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  電気料についての総務省の考え方ということで、そのお話はあるわけですけれども、それは地方交付税の需要額に算定をするということなので、それが果たして算定の中にはあっても、どれぐらいのものが来るかどうかというのは見てみなければということですので、そういう答弁はあるかもしれませんけれども、きちっと見きわめていかなければ。 それから、発注の仕方というのは、今この組み立てをようやくつくったということでございまして、追加提案をすると。発注の仕方というのは全国一斉に発注するわけですから、どのようにできるかという問題、それから物が入ってくるかというような問題もございますので、そういったものも含めて、基本的には市内業者発注を目標にしてやるというのは原則でございますが、それに向けた対応ができるように努力はしますけれども、どういうふうになっていくか、それから時期的な問題もございますので、そういったものも含めてこれからそういったことを詰めていくということになります。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  ある程度基本的な二戸市としての立場、考え方というのを明確にするべきだと思います。そのことの影響というのは、大手のメーカーに一括で行ってしまいますと、せっかくの地元のこれだけの受注がよそに持っていかれるというよりは、地元の業者の仕事になるようにという、ある程度そういう部分では明確にしつつ可能性を探っていただきたいというふうに思います。 あと、時期の関係とあるのですが、夏、例えば6月までになるのか、時期的にはいつまでにエアコンを設置したい、工事を終わらせたいというふうなお考えなのでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  田中舘部長。 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  今のご質問に対してもお答えをしたつもりでございましたけれども、原則としては市内の業者ということが原則ですので、その線で検討してまいりたいと思います。 それから、時期についても部品が、物が入ってくるかどうかということ、全国一斉発注になった場合にそれがどうなるのか、そういったこともきちっと見きわめて対応していくというふうにお答えしますので、今時期がどうなるかということも含めて詰めていかなければならないと思います。 ○議長(菅原恒雄)  ほかに。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第45号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 日程第26、議案第46号、平成31年度二戸市一般会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。 畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  保育所のエアコンにつきましても今回計上していただいたことは敬意を表したいと思います。保育所の設置数それぞれありますけれども、この中で職員室も事務室といいますか、それも入っているでしょうか。金田一保育所には事務室がなく、堀野、浄法寺にはそれぞれエアコンがあるわけですけれども、金田一保育所事務室にはいかがでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  小野部長 ◎健康福祉部長(小野一浩)  金田一保育所、事務室が一部静養室となっております。事務室にも設置をする予定でおります。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  一方、プレミアム商品券の関係ではいずれまだ消費税の増税はすると国は言うものの、なかなか景気も後退局面に入っているし、世論調査でも過半数以上が反対というようなことで、果たして増税できるかどうかというとかなり危ぶむといいますか、もう延期したほうがいいという、竹中平蔵氏も延期したほうがいいというぐらいな状況になっておりますけれども、ただ見ますと、もう5月からそういった消費税増税、プレミアム商品券の関係では動き出すと、あるいは6月にも申請書を発送ということでございますけれども、今経済情勢の中と、また国民世論の中では消費税増税、10月から自身も、もしかしたら延期になるかもしれないというような状況もございますけれども、そのあたり、もう少し様子を見る必要はないでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  田中舘部長。 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  法律が改正されて、それに向かって今進んでいるということで、国においてはこういった消費喚起というようなことで、もうそういう指示を出して、これに向かって対応してくれというふうに来ております。ですから、これにきちっと対応できるような体制を整えて、それに向かっていかなければならない。国からこれからいろんな指示がまた来ると思います。詳細についてはまだまだ詰めていかなければならない部分がありますので、それについて整理をしながら、確実にやらなければならないものはやっていくというような姿勢で今取り組んでいるということでございます。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第46号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 日程第27、議案第47号、平成31年度二戸市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。 畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  この中では医大あるいは県立病院、民間の医師のご協力によって応援診療、応援によって配置できるようですけれども、一方では浄法寺診療所においては介護サービス事業も行っていますけれども、この中には介護サービス事業についての説明がないのかなと思うのですけれども、それは入っているでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  小野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小野一浩)  介護サービス事業で実施しておりますのは訪問診療でございます。訪問診療については、二戸医師会と県立二戸病院で分担して継続していただけるというふうなことでございます。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第47号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。休憩 午後 1時58分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午後 2時15分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 日程第28、請願第1号、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める請願を議題といたします。 産業建設常任委員長の報告を求めます。 田代産業建設常任委員長。〔産業建設常任委員長 田代博之君登壇〕 ◆産業建設常任委員長(田代博之)  産業建設常任委員会の請願審査を報告をいたします。産業建設常任委員会委員長、田代博之。 平成31年2月28日の本会議において当産業建設常任委員会に付託された請願は、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第141条第1項の規定により、下記のとおり報告いたします。 開催期日は平成31年3月7日、開催場所は第3委員会室、出席委員は記載の6名であります。 審査結果でございます。請願第1号、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める請願は、賛成多数で趣旨採択とすべきものと決しました。 趣旨採択に賛成する意見としては、市内では人件費をトータルで決めている企業があり、最低賃金を上げれば従業員のカットにつながりかねない。賃金を払う立場で考えると、最低賃金を1,000円まで上げなさいというのは現実的ではない。賃金をふやすことにより経済が活性化することは理解できる。そのために中小企業を支援しなさいと言っているが、それが即人件費に回るかといえば非常に懐疑的なところがあるとの意見がありました。 採択に賛成する意見としては、中小企業の努力で最低賃金を上げるのは難しいが、この請願は中小企業支援対策と一体で、最低賃金を上げていただきたいという内容だと理解できる。2010年に政労使三者で既に早期に引き上げようと合意されており、中小企業だけに努力を求めているものではない。若者が賃金の高い都市部に流出することが指摘されており、地方の衰退をとめるためには最低賃金を上げることが必要である。日本の中で地域ごとの最低賃金を決めることによって格差が拡大しているため、二戸で働く皆さんが最低賃金を上げることで生活ができ、雇用も広がるとの意見があったということでございます。 以上で請願審査の報告を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔発言する者あり〕〔畠中泰子議員「趣旨採択なのか……」と呼ぶ〕 ○議長(菅原恒雄)  委員長報告に対する……それは質疑か。〔畠中泰子議員「はい」と呼ぶ〕 ○議長(菅原恒雄)  はいどうぞ、反対ですか。〔12番 畠中泰子議員登壇〕 ◆12番(畠中泰子)  委員長報告は趣旨採択ということでございます。私は、この最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書は、意見書を上げることを求める請願でございますので、ぜひとも二戸市議会の名で内閣総理大臣あるいは厚労大臣や中央最低賃金審査会会長に向けまして、最低賃金の改善、中小企業支援の拡充を求める意見書を上げていただきたいと思うことから、趣旨採択によって意見書を上げないということについては異議があり、反対をするものでございます。 東京での最低賃金時給985円、一方岩手県では762円でございます。同じ労働をしても、住む場所に、働く場所によって金額が違うという地域ごとの最低賃金制度を設けているのは、世界ではたった4カ国だけであります。世界の常識は最低賃金の全国一律ということであります。また、日本の最低賃金の水準は国際的に見てもかなり低い状況になっています。生活費を賄う賃金にはなっていない、そういう状況の中で東京都と岩手県ではこれだけの大きな格差があるわけであります。どちらで働きますかと問われれば、やはり賃金の高いほうに行くというのが当然の答えではないでしょうか。 今若い労働者が都市部へ流出している、地域の人口減少が大変問題になっています。まさに世界の常識である最低賃金の全国一律化や地域間格差を縮小させることが必要だと考えており、またそれは今地方創生を、幾ら太鼓をたたいても地方が創生しないわけでございまして、やはりどこに住んでいても生活費を賄える賃金を保証する、そのことが大事だと考えています。2010年に行われました雇用戦略対話では、できる限り早期に全国最低800円を確保し、景気状況に配慮しつつ、2020年までに全国平均1,000円を目指すと政府も含めた三者合意が成立しているわけでありますから、堂々とこの二戸市議会としても国にその合意の実施を強く求めることが必要だと考えます。中小企業への支援と一体で最低賃金を引き上げること、そのことの必要性を強く訴えまして、私は趣旨採択にとどめることに反対をするものであります。 以上、討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  反対の方、及川議員。反対ですか。〔17番 及川正信君登壇〕 ◆17番(及川正信)  私は常任委員会に所属する議員でありますから、いろいろ委員会で審議しました。採択すべきであるという私は考えで申し上げてまいりました。しかし、これまで余り経験がないわけだけれども、趣旨採択、これは私は結論から申し上げて間違いだと思います。 まず申し上げたいのは、二戸市議会の議員として、憲法で制定されている請願であって、あるいは地方自治法第124条でも規定されておりますが、請願は国民、もちろん市民が入ります。外国人も入ります。禁治産者も入ります。全てなのです。人間全て、年齢も問わない請願権があります。憲法16条は、基本的人権として明確にこれを規定してあるのです。基本的人権の中では宗教の自由なり教育の自由なり、あるいは生存権なり、全て書いてありますが、上位にこの請願権が入ってきています。こういう権利を行使した市民あるいは国民の方から出てきた請願を趣旨採択という名目で、意見書を上げてくださいという請願です。そのことを趣旨採択の名のもとに実行が伴わない、結局最賃審議会に意見書を出してくださいというものを送ることができないのです。 ですから、この際私は明確にしなければいけないのは、憲法16条で定める国民の権利、1つは請願法に基づいて官公庁に提出するのが請願ですよね、1つ。規定されているのは、国会法によって国会に提出する請願、1つ。あと一つは、地方自治法によって地方議会に提出する請願、124条です。請願の意義は、政治、行政に関し希望を求めることであります。これを強制し、義務づけるものではないのです。つまり受けるほうが請願が採択されて送付されたから、必ずそれを実施しなければならないというものではない。強制に当たらないのです。できなければ凍結もいいし、あるいは実施をしないままにあってもやむを得ない、そういう内容であります。 さらに、この趣旨採択とは広く解説等がありますけれども、それから学ぶと、請願の願意は妥当であるが、実現性の面で確信が持てないといった場合なのだといっている。実現性の面で確信が持てない。誰が決めるのですか。受けるほうでそれがどうかということを判断すればいいのである。請願するほうでそれをどうして決められますか。決められないでしょう。 しかも、この最賃については前段、先ほどの討論にありましたように、やろうと思えばできるかできないかというふうな面等も、中小企業に関してもいろいろ議論で出てきた関係から、その面についてもこの請願は支援を求めている。2つあるのですね、最低賃金を上げるようにしてください、そして一方で中小企業の支援を政府もしてください、2本あるわけです。それは裏づけが当然そこから求められるから、そういう請願を提出しているのであって、実現性の面で確信が持てる持てない、これは二戸市議会で決められるものではないです。 趣旨採択の2つ目として、当該地方公共団体の財政事情等から当分の間実現が不可能な場合、それはあります。二戸市長に出るような請願であって、とても二戸市の予算規模ではこれは無理だと、とんでもない落差が大きいと、そういった場合はそういう考え方が初めて働くわけであります。便宜的に議決することがあると、最後にこれがその項では書いてあるのです。 それから3つ目は、趣旨採択はあくまでも便宜的処理方法であり、濫用してはならない、できるのだからということで何でもかんでもこれを使ってはだめですよということが規定されております。当然です。それを濫用の形をもって、実現性の面まで踏み込むというか、それを議会で判断をして実現が困難なのだから趣旨はいいけれども、請願者の意見書はだめだよと送られない。事実上、不採択の形と同じになるわけですね。格好は採択という名前がつくから、趣旨をつければ中身を全く意味のないものにしてもいいかのような、そういう小手先だと私は思う。議会はもっと堂々と請願者の意を酌んで、しかも請願法には請願者の意を可能な限り酌むこととある。酌んでいない。この趣旨採択の解説では、理論的に議会の意思決定は採択か不採択かの2種類しかないと結んでいるのです。そうなのです。さっき1点言ったように、二戸市に10億の建物を今すぐ建ててくれといったって、それは無理だろうと。それは、地方自治体においての請願の方法の3つのうちの1つなのです。今回のものは、地方自治体に出ているものではないのです、これ。しかも、その方法は地方議会を通す以外に請願権を行使できないのです。それを議会が潰してしまったら、請願法の趣旨も全てがゼロになってしまう。やってはならないことの最たるものだと私は思う。二戸市議会のためにも、私はこの趣旨採択というやり方は、この間違いは改めるにはばかることなかれ。こういうのはやってはならない。 しかも、例年最低賃金については8月には最賃審議会から最賃の勧告が出ます、毎年。その期間に最賃の審議会に対して上げてくださいと賃金の低い人たちがお願いをする、同時に賃金を支払う中小企業の皆さんも大変でしょうと、これには先ほどの討論にもあったように、政労使、政治、それから事業者、労働者、三者の会議の中で確認しているのです、最賃もなるたけ上げるようにしてもらいましょうと。こういったことも全く無視をして、これによって幾分かの賃金が上がるものをもう少し上げていただきたいという願意です、請願の願意。その願意を二戸の議会に、議長に出したものを議会が趣旨採択という何にも中身の伴わない……国に、あるいは上部機関に出すこの種の請願は、趣旨採択には全くなじまないのです、効果がゼロになるから。意見書を上げるものがなぜ悪いのでしょうか。 委員長報告の中に趣旨採択の意見があって、中小企業の皆さんはそれは困るという趣旨のことが書いてありますが、私は中小企業の立場に立っても、この請願の趣旨は反していない、政府のほうで審議してあげてほしいということ、同列にしているわけです。ならば、中小企業の皆さんが最低賃金を上げることに反対でしょうか。私は反対ではないと思う。最賃も上がり、そして政府の支援も中小の皆さんにもあって、そして生産され、売れる、消費をされる、この循環がなされたときに経済の流れがよくなるわけでありますから、この請願について意見書を送付できないという状態を私たちは絶対つくってはいけないだろうというふうに思っております。 これまでも、では財政の問題が問題になって趣旨採択ということがありましたか。ないと思うのです。それから、この種の……全部は聞いていません、もちろん。自治体の議会でこの請願の採択はほとんどされています。無論調査を全部していないから言い切れませんけれども、不採択にする議会はないのではないかと私は思います。恐らく二戸市議会の常任委員会だけではないでしょうか。近くは軽米の町議会等も全会一致でこの請願が採択をされ、意見書が送付される。当たり前だと私は思っております。 どうぞそういった意味で、私たちは若干の勘違いとか過ちというのはあるわけだけれども、そこはしっかりと改めることにはばかってはいけない。将来のためにも前例になるようなことがあったら、取り返しのつかない状態になるのではないのか。趣旨採択は絶対ないということを私は申し上げるつもりは全くありません。物によってはあり得るだろうと、これは請願者も、あるいは議会も受ける側も、それは理解できる内容のものであればあり得ると思います。何回も繰り返すことはしませんけれども、市長に提出されてもできないことが明白であると判断されれば、それは趣旨採択ということがある可能性は残っていると思いますが、この種の請願、意見書の送付の請願に対して趣旨採択という方法は全くあり得ない、間違いであるということを私は強く申し上げたいと思います。 したがって、常任委員会では採択の意見で主張しましたから、趣旨採択には反対ということになります。したがって、この討論は趣旨採択に反対の討論であります。ぜひ採択の方法、よしんばそれができないという考えの方があっても、取り扱い上は採択か不採択、俺は賛成できないという方は、これは不採択という方法はあるわけであります。申し上げているのは、趣旨採択という方法はない、この種の内容で。ですから、採択か不採択かを我々は選択をすべきであると、私は採択すべきとの観点から趣旨採択には反対をします。議会の運営のあり方、あるいは大きく言えば名誉のためにも、こういうあり得ないような扱いはしないということが何より大事だということを申し上げて討論にかえます。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  反対の方、鈴木議員。〔18番 鈴木忠幸君登壇〕 ◆18番(鈴木忠幸)  委員会での結果は趣旨採択ということのようでありまして、そうしますとはかれるのは趣旨採択に対して賛成か反対かというはかられ方でしかしないというようなことであるようであります。 私は、いずれこの請願そのものには賛成でございますので、そういう立場は明らかにしておきたいというぐあいに思います。 もう一つは、この請願の内容、最低賃金を1,000円まで上げろと、中小企業は大変だから支援を講じろと、こういう2つであります。これの単純な内容ですよね、内容は。これの趣旨採択というのはどこが趣旨で、趣旨でないところがどうなのかという、その区分がつけられないのではないかなという気がするのです。それが最賃の引き上げと中小企業支援、セットでいいだろうというのであれば採択であろうし、いや、それはまずいというのであれば不採択だろうと。何をもってどこが趣旨採択という趣旨なのかというのが、私は委員長報告を聞いても先ほど来の討論を聞いても、その意味がわかりません。もし賛同できる部分があるのであれば、これは採択ということになるのだろうというぐあいに思います。 私も長く議員やっていますが、国に意見書を上げるというので趣旨採択をしたという経験がありません。私はないです、多分。それで、記憶の話ですから、ひょっとしたらあったのかもしれませんけれども、私はないと思っていました。自分が所属する委員会で趣旨採択することはありました。それは、市に対する内容だったというぐあいに思います。先ほどの討論であったように、財政が大きく絡むという内容で、すぐそれは実現可能性は極めて薄いという、こういう内容のものだったというぐあいに記憶していました。ただ、委員会で趣旨採択するときに、趣旨採択という場合にはできる限り、特別な扱いになりますから、委員会で多数決採決でなくて、全会一致でできればやることが好ましいというような指導を受けた気がしております。そういったことで、委員会で皆さんの意思を確認の上で、一致してそういう扱いをしたという記憶はあります。ただ、多数決でやったという記憶はありません。趣旨採択というのはそういう種類のものだろうというぐあいに私は今も思っておりますけれども、いずれにしても反対であればやっぱり不採択というぐあいに、きちっとこれはすべきものではないかというぐあいに私は考えております。そういったことで、いわゆる請願そのものに賛成だという立場を明らかにするという意味で、討論に参加させていただきました。 終わります。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方はないですね。 田口議員、反対ですね。〔6番 田口一男君登壇〕 ◆6番(田口一男)  私は、この趣旨採択には反対の立場で討論に参加したいと思います。 そもそも皆さんの気持ちが一つであるのであれば、先ほどの議員も言ったようにはっきりするべきだと思います。そういう意味で、都市は家賃など物価が高くて生活費がかかるのに対して、地方では物価が安いので生活費が余りかからないかというのがその背景にあります。本当にそうなのかということになりますが、例として人口130万の都市、さいたま市の生計費が高く、人口30万に満たない青森市との生計費が低くならないのは、居住費ではさいたま市が5万2,500円で、青森市の2万6,000円の倍以上になっておりますが、交通費、通信費はさいたま市が1万9,630円、青森市の3万8,340円の約半額です。これは電車やバスなどの公共交通機関が発達しているさいたま市が低く抑えられるのに対して、交通機関がそれほど発達していない青森市では自動車が通勤、買い物、通院、レジャーなど必需品であり、ガソリン代や駐車代、メンテナンス費用を含めて生計費を押し上げ、居住費の差が交通費で相殺されてしまい、生計費が同じレベルという結果になります。このように全国各地で実施された調査結果から、生計費は全国でどこでも同じ水準を示しております。だとするならば、現在の東京都の最低賃金が時給985円から岩手県762円で、その差は223円でも、広がった格差には妥当性がございません。そこで、最低賃金は全国一律にしなければならないと考えるわけです。 次に、同じ仕事内容だとしたら賃金の高いところで働きたいと思うのは当然です。地方から都市への労働人口が移動するのは、このことが主な理由となっております。全国チェーンのコンビニやファストフードなどは、商品やサービス、価格は全国同じでも、県別の最低賃金が張りつき、地方では労働者を安い賃金で雇うことができる、全国チェーン店に大きな利益をもたらすことになります。意見書では、1,000円以上の最低賃金を目指しております。最低賃金1,500円と聞くと高過ぎると思うかもしれませんが、月給や年収に換算すれば1,500円掛ける8時間労働、5日間掛ける4週間で24万円です。年収288万円を高過ぎると思うのでしょうか。これは額面であり、ここから税金や社会保険料が引かれるので、可処分所得はさらに低い金額になります。生活を設計するに当たっては、時間単位の賃金ではなく、月単位もしくは年単位で見れば、最低賃金1,500円でもごく当たり前の数字になってくるのではないかと思います。 中小企業の賃金の支払い能力もあると指摘されておりますが、先ほど果たしてそれで払えるのかという話はございますが、これについては政府においても差額分の具体的な支援を拡充することを政府に強く要望することによって、若い労働者の地方の定住を促すことにもなりますので、速やかなる最低賃金を引き上げるよう、当意見書案を趣旨採択にすることには反対いたします。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  賛成。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  反対。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより請願第1号を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は趣旨採択とすべきものであります。 本請願は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、請願第1号は趣旨採択とすることに決しました。 日程第29、発議第1号、国民健康保険税引き下げへ国の対応を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 畠中泰子議員。〔12番 畠中泰子君登壇〕 ◆12番(畠中泰子)  発議第1号を提案させていただきます。国民健康保険税引き下げへ国の対応を求める意見書でございます。 提出者は二戸市議会議員、畠中泰子、賛成者は二戸市議会議員、及川正信、同じく田口一男、同じく鈴木忠幸でございます。 提出理由は、「均等割」を廃止し、所得に応じた保険料(税)に改正すること及び国庫支出金を抜本的に増額することを求めるため、本意見書を提出する。これがこの意見書を提出する理由であります。 全国知事会、全国市長会、全国町村会など地方団体は、「国保を持続可能とする」ために、国民健康保険の定率国庫負担の増額を政府に要望し続けておりまして、公費を1兆円投入して、国民健康保険を「協会けんぽ」並みの負担率にするよう求めているところでございます。 政府においても、国民健康保険は被保険者に低所得者が多く、事業主負担がないため、相当の国庫負担が必要だと認めていたものであります。国民健康保険の構造的危機を打開し、公的医療保険としての国民健康保険制度を立て直すためにも、国庫負担の増額とともに、「持続可能」な制度への見直しが必要でございます。 以上の立場から、1つ、少子化対策に反し、子供の数が多いほど保険料(税)が引き上がる「均等割」を廃止し、所得に応じた保険料(税)に改正すること。 2つ目、保険料(税)を「協会けんぽ」の保険料並みに引き下げるため、国庫支出金を抜本的に増額すること。 以上を求める意見書でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、発議第1号は委員会への付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 反対。〔田口一男議員「賛成」と呼ぶ〕 ○議長(菅原恒雄)  反対の方、いませんね。 賛成、田口議員。〔6番 田口一男君登壇〕 ◆6番(田口一男)  国民健康保険税引き下げへ国の対応を求める意見書に賛成をいたします。 75歳未満の自営業や非正規雇用、無職などを対象とする公的医療保険で、加入者の年齢が高く、医療費が膨らむほか、低所得者の加入も多く、赤字になりやすい構造となっております。そのような構造であるからこそ、1兆円の公費負担によって国保税を協会けんぽの保険料並みに引き下げ、これまで高過ぎると言われている国保税で多くの滞納世帯や保険証取り上げ、差し押さえなど、悲惨な事態を回避できます。大幅な引き下げですが、大それた要求ではなく、医療保険間の負担の公平を図ろうとするものでございます。 もう一つは、世帯員の数に応じて課税される均等割、各世帯に定額課税される平等割は、国保税を逆進的な負担にしている元凶と言われております。世帯員、特に子供の数が多いほど国保税が引き上がる均等割には、子育て支援に逆行するという批判が噴出しております。地方団体も子供に係る均等割保険料の軽減措置の導入を求めております。均等割はゼロ歳児にもかかり、加入者の医療費を賄うための医療分だけではなく、高齢者医療を支えるために徴収する支援分にも均等割があります。不合理な仕組みを改めるよう求める意見書に賛成します。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより発議第1号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立少数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立少数であります。 よって、発議第1号は否決されました。 日程第30、発議第2号、学童保育の職員配置、待遇改善に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 畠中泰子議員。〔12番 畠中泰子君登壇〕 ◆12番(畠中泰子)  発議第2号を提案させていただきます。学童保育の職員配置、待遇改善に関する意見書。 提出者、二戸市議会議員、畠中泰子、賛成者、二戸市議会議員、及川正信、同じく田口一男、同じく鈴木忠幸。 提出理由は、学童保育の職員配置基準などにかかわる「従うべき基準」については、児童の安全が確保されるよう堅持し、放課後児童支援員などについては給与等の処遇の改善のさらなる対策を推進することを求めるため、本意見書を提出する。これがこの意見書を提出する理由であります。 学童保育(放課後児童クラブ)は、児童にとって放課後や長期休みに家庭のかわりに安全に安心して過ごせる「生活の場」であります。児童の安全を確保するために、児童を見守る職員の体制は万全でなくてはなりません。そうした中で、放課後支援員等については研修等によりまして資質を高めることが必要とされており、これらの職員の配置については国が基準を決め、区市町村が学童保育に関する条例を定める際に「従うべき基準」とされております。 この基準につきましては、国はことしの通常国会で児童福祉法を改正し、「従うべき基準」を「参酌化する」という方針を示しました。「従うべき基準」を緩和することによって、資格者がいなくても運営ができるようになれば、安全性が低下するおそれがあります。人員確保が難しいからといって基準の緩和をするのではなく、待遇の改善を求めるものであります。 1つ、学童保育の職員配置基準などにかかわる「従うべき基準」につきましては、児童の安全が確保されるよう堅持すること。 2つ目は、放課後児童支援員などについて給与等の処遇の改善のさらなる対策を推進することを求める意見書でございます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、発議第2号は委員会への付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより発議第2号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立少数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立少数であります。 よって、発議第2号は否決されました。 日程第31、発議第3号、日米地位協定の抜本改定を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 畠中泰子議員。〔12番 畠中泰子君登壇〕 ◆12番(畠中泰子)  発議第3号を提案申し上げます。日米地位協定の抜本改定を求める意見書。 提出者、二戸市議会議員、畠中泰子、賛成者、二戸市議会議員、及川正信、同じく田口一男、同じく鈴木忠幸でございます。 提出理由は、日米地位協定が締結されてから、日本政府が改定を提起したことがなく、「我が国にとって依然として十分とは言えない状況である」とした全国知事会の総意を重く受けとめ、日米地位協定の抜本的改定に取り組むよう強く求めるため、本意見書を提出する。これがこの意見書を提出する理由であります。 全国知事会は昨年7月に、日米地位協定の抜本的見直しを含む「米軍基地負担軽減に関する提言」を全会一致で採択しました。他国の地位協定には「米軍の活動にも国内法が適用される」、あるいは「受け入れ国側に米軍施設への立ち入り権が明記されている」、「受け入れ国側に訓練計画に関与する仕組みがある」など、日本と著しい違いがあることを指摘しております。 こうしたまとめられた提言は、「米軍機による低空飛行訓練については国の責任で騒音測定器をふやすなど必要な実態調査を行うとともに、訓練ルートや訓練が行われる時期について速やかな事前情報提供」を求める、「日米地位協定を抜本的に見直し、航空法や環境法令など国内法を原則として米軍にも適用させることや、事件・事故などの自治体職員の迅速かつ円滑な立ち入りの保障などを明記すること」、さらに「基地の整理・縮小・返還」の促進を求めております。 日米地位協定は、1960年に締結されてから日本政府が改定を提起したことがなく、我が国にとって依然として十分とは言えない状況であるとした全国知事会の総意を重く受けとめ、日米地位協定の抜本改定に取り組むよう強く求めるものでございます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議第3号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、発議第3号は委員会への付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕
    ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより発議第3号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 日程第32、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。議員の派遣については、お手元に配付しております議員派遣書のとおり議員を派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、議員の派遣については、お手元に配付しております議員派遣書のとおり派遣することに決しました。 お諮りいたします。ただいま議決されました議員の派遣については、日程等の変更がありましたなら、その取り扱いを議長に一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、議員の派遣に変更が生じた場合の取り扱いについては、議長に一任いただくことに決しました。 ここで暫時休憩いたします。休憩 午後 3時06分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午後 3時14分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 先ほどの休憩中に議会運営委員会を開催しております。この際、議会運営委員長の報告を求めます。 田中議会運営委員長。〔議会運営委員長 田中勝二君登壇〕 ◆議会運営委員長(田中勝二)  報告いたします。 先ほど議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その協議結果の概要を報告申し上げます。 市長提出の議案第3号、二戸市組織条例の一部を改正する条例が可決されたことに伴い、発議第4号として二戸市議会委員会条例の一部を改正する条例が追加提案されました。したがって、変更後の議事日程表のとおり、本発議を日程に追加し、即決することになりますので、よろしくお願いいたします。 以上、報告終わります。 ○議長(菅原恒雄)  ただいまの議会運営委員長報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 日程第33、発議第4号、二戸市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 田中議会運営委員長。〔議会運営委員長 田中勝二君登壇〕 ◆議会運営委員長(田中勝二)  発議第4号、二戸市議会委員会条例の一部を改正する条例。 標記について、地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり提出いたします。 平成31年3月14日、提出者、二戸市議会議会運営委員長、田中勝二。 理由でございますが、二戸市組織条例の一部改正に伴い、常任委員会の所管事項を改正しようとするものであります。これがこの議案を提出する理由であります。 なお、次ページに内容と新旧対照表を添付しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  説明が終わりました。 これより質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより発議第4号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、発議第4号は原案のとおり可決されました。 これをもちまして平成31年第1回二戸市議会定例会を閉会いたします。閉会 午後 3時18分...