二戸市議会 > 2013-03-19 >
03月19日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号

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  1. 二戸市議会 2013-03-19
    03月19日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号


    取得元: 二戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成25年  3月 定例会(第1回)1 議事日程(第22日目)  (平成25年第1回二戸市議会定例会)                           平成25年 3月19日                           午前10時04分 開議  日程第 1 議案第 1号 二戸市一般廃棄物処理施設技術管理者の資格を定               める条例  日程第 2 議案第 2号 二戸市新型インフルエンザ等対策本部条例  日程第 3 議案第 3号 二戸市パークゴルフ場条例  日程第 4 議案第 4号 二戸市個人情報保護条例の一部を改正する条例  日程第 5 議案第 5号 二戸市組織条例の一部を改正する条例  日程第 6 議案第 6号 二戸市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償               に関する条例の一部を改正する条例  日程第 7 議案第 7号 二戸市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関す               る条例の一部を改正する条例  日程第 8 議案第 8号 二戸市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改               正する条例  日程第 9 議案第 9号 二戸市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給               付条例の一部を改正する条例  日程第10 議案第10号 二戸市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例  日程第11 議案第12号 市道路線の認定について  日程第12 議案第13号 平成24年度二戸市一般会計補正予算(第10号)  日程第13 議案第14号 平成24年度二戸市国民健康保険特別会計補正予算               (第4号)  日程第14 議案第15号 平成24年度二戸市下水道事業特別会計補正予算               (第4号)  日程第15 議案第16号 平成24年度二戸市生活排水処理事業特別会計補正               予算(第3号)  日程第16 議案第17号 平成24年度二戸市簡易水道事業特別会計補正予算               (第3号)  日程第17 議案第18号 平成24年度二戸市土地区画整理事業特別会計補正               予算(第4号)  日程第18 議案第19号 平成24年度二戸市介護サービス事業特別会計補正               予算(第1号)  日程第19 議案第20号 平成24年度二戸市後期高齢者医療特別会計補正予               算(第1号)  日程第20 議案第21号 平成24年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)  日程第21 議案第22号 平成25年度二戸市一般会計予算  日程第22 議案第23号 平成25年度二戸市国民健康保険特別会計予算  日程第23 議案第24号 平成25年度二戸市下水道事業特別会計予算  日程第24 議案第25号 平成25年度二戸市生活排水処理事業特別会計予算  日程第25 議案第26号 平成25年度二戸市簡易水道事業特別会計予算  日程第26 議案第27号 平成25年度二戸市土地区画整理事業特別会計予算  日程第27 議案第28号 平成25年度二戸市介護サービス事業特別会計予算  日程第28 議案第29号 平成25年度二戸市後期高齢者医療特別会計予算  日程第29 議案第30号 平成25年度二戸市水道事業会計予算  日程第30 議案第31号 監査委員の選任について  日程第31 請願第 1号 下海上小坂地内の市道にかかる橋の改善整備につい               ての請願書  日程第32 請願第 2号 「生活保護基準の引き下げはしないこと」の意見書               提出を国に求める請願書  日程第33 請願第 3号 消費税増税に反対する請願書  日程第34 発議第 1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉参加に反対する意               見書  日程第35 閉会中の委員会活動について2 出席議員は次のとおりである。(22名)   1番  高 村 人 司      2番  駒 木   昇   3番  田 村 隆 博      4番  内 沢 真 申   5番  米 田   誠      6番  田 口 一 男   7番  菅 原 恒 雄      8番  田 代 博 之   9番  西 野 省 史     10番  小笠原 清 晃  11番  三 浦 利 章     12番  清 川 明 彬  13番  鷹 場 美千雄     14番  畠 中 泰 子  15番  田 中 勝 二     16番  大 沢 孫 吉  17番  國 分 敏 彦     18番  岩 崎 敬 郎  19番  田 口   一     20番  新 畑 鉄 男  21番  及 川 正 信     22番  鈴 木 忠 幸3 欠席議員は次のとおりである。(0名)  な し4 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  市    長   小保内 敏 幸   副  市  長   堀 口 貢 佑  総合政策部長   藤 原   淳   総 務 部 長   山 本 武 志  市民生活部長   山 二 利 和   健康福祉部長   阿 部 満 男  産業振興部長   下 堀 正太郎   建設整備部長   山 下 謙 二  浄法寺総合支所長 佐 藤 善 昭   総合政策部副部長 大 沢   治  総務部副部長兼  加 賀 宏 明   総務部副部長   田中舘 淳 一選挙管理委員会書記長  市民生活部副部長 欠 端 文 男   健康福祉部副部長 木 村 正 一  産業振興部副部長 陳 場 範 雄   建設整備部副部長 小野寺 常 人 浄法寺総合支所次長 三 浦 幸 治   教 育 委員長   清 川   泰  教  育  長   鳩 岡 矩 雄   教 育 部 長   佐 藤 節 夫  会 計 管理者   寺 崎 昇 悦   監査委員事務局長 佐々木 貞 一 農業委員会事務局長 久保田 和 雄   水道事業所長   千 葉   隆5 職務のため議場に出席した者の職氏名  議会事務局長   樋 口 敬 造   主    査   上 柿   隆~~~~~~~~~○~~~~~~~~~開議 午前10時04分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~ ○議長(菅原恒雄)  おはようございます。ただいまの出席議員は22人全員であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。 お諮りいたします。市長より発言の申し出がありますので、この際暫時休憩をし、これを求めたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、暫時休憩します。休憩 午前10時04分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午前10時08分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 本日、議会運営委員会を開催しております。この際、議会運営委員長の報告を求めます。 田村議会運営委員長。〔議会運営委員長 田村隆博君登壇〕 ◆議会運営委員長(田村隆博)  第1回定例会最終日の議会運営について、本日午前9時30分より議会運営委員会を開催し、協議をいたしました。協議結果の概要をご報告申し上げます。 本日、市長提出の人事案件1件及び議員発議1件が追加提案されております。最終日でありますので、委員会付託を省略し、即決することになりました。 したがいまして、2件が追加議題となり、お手元に配付の議事日程表のとおりとなります。 本日の会議の進め方は、日程第1、議案第1号から日程第20、議案第21号までを一括議題として各常任委員長の報告を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行います。 また、日程第21、議案第22号から日程第29、議案第30号までを一括議題として予算特別委員長の報告を求め、質疑、討論、採決を1件ごとに行います。 次に、追加提案の日程第30、議案第31号、監査委員の選任についての提案説明を求め、委員会の付託を省略し、即決いたします。 次に、日程第31、請願第1号から日程第33、請願第3号については1件ごとに常任委員長の報告を求め、質疑、討論、採決を行います。 続いて、日程第34、発議第1号は提出者の説明を求め、委員会の付託を省略し、即決することとし、その後日程第35、閉会中の委員会活動について行い、閉会となります。 以上、報告を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  ただいまの議会運営委員長報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。日程第1、議案第1号、二戸市一般廃棄物処理施設技術管理者の資格を定める条例から日程第20、議案第21号、平成24年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)まで、以上20件を一括議題とし、一括委員長の報告を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行いたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、日程第1、議案第1号から日程第20、議案第21号まで、以上の20件を一括議題とし、一括委員長の報告を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行うことに決しました。 日程第1、議案第1号、二戸市一般廃棄物処理施設技術管理者の資格を定める条例から日程第20、議案第21号、平成24年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)までの以上20件を一括議題といたします。 最初に、総務常任委員長の報告を求めます。 新畑総務常任委員長。〔総務常任委員長 新畑鉄男君登壇〕 ◆総務常任委員長(新畑鉄男)  それでは、総務常任委員会の報告をいたします。 平成25年3月19日、二戸市議会議長、菅原恒雄殿。総務常任委員会委員長、新畑鉄男。 総務常任委員会における審査報告書。 平成25年3月6日の本会議において、当総務常任委員会に付託された案件の審査結果及び主な審査事項について、下記のとおり報告いたします。 1として、開催年月日は平成25年3月12日、13日、開催場所は第1委員会室でございます。出席者、委員並びに説明に出席した者は記載のとおりですので、省略させていただきます。 次に、審査結果及び主な審査事項についてお知らせいたします。初めに、審査結果であります。 議案第1号、二戸市一般廃棄物処理施設技術管理者の資格を定める条例は、全員賛成、原案可決であります。 次に、議案第4号、二戸市個人情報保護条例の一部を改正する条例は、全員賛成、原案可決であります。 次に、議案第5号、二戸市組織条例の一部を改正する条例は、全員賛成、原案可決であります。 次に、議案第6号、二戸市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は、全員賛成、原案可決であります。 次に、議案第7号、二戸市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例は、全員賛成、原案可決であります。 次に、議案第13号、平成24年度二戸市一般会計補正予算(第10号)は、全員賛成、原案可決であります。 次に、主な審査事項について説明いたします。 議案第1号、技術管理者についての質問がございました。今現在技術管理者の資格を持った職員は2名いるが、1名は2年後ぐらいに退職する予定であるため、新たに25年度において研修を受講させ、資格を取得させる予定であるとのことでございます。 議案第4号、5号に対しては、特にございませんでした。 議案第6号、経理監査についてでございます。普通の税理士でできないものなのかという質問がありました。一般の会社と違って社会福祉法人の経理監査ですので、社会福祉法人等に精通した税理士にお願いするものと聞いているということでございます。 次に、議案第7号であります。出動手当の改正内容についてでございます。近年大雪災害や台風15号、山林火災など肉体的負担が非常に大きいのがありましたので、出動手当を改正するものである。内容は、時間の縛りを入れた場合よりも、年間の手当としては手厚くなるのではないかということで、通常時の出動手当を改正する考えをベースとして改正し、400円をアップするものであるということでございます。 次に、議案第13号であります。議会事務局分は特にございませんでした。また、会計課、選挙管理委員会監査委員事務局所管分も特にございませんでした。 次、浄法寺総合支所所管分でございます。下水道工事の減額内容についての質問がございました。当初は、今まで使っていた浄化槽の撤去をコンクリートまで全部撤去の予定であったが、機械等は撤去し、砂で埋め戻す施工としたため、撤去費分が減額となったものであるということでございます。 また、入札等の減額も入っているということでございます。 次に、総合政策部所管分でございます。ふるさと納税についてでございます。件数の推移はどうなっているのか。また、お礼はどうしているのかという質問がございました。ふるさと納税は、平成20年度から始まったが、20年度は32件、21年度は30件、22年度は19件、23年度は41件、今年度は2月補正時点で103件と大幅にふえたということでございます。ふるさと納税をしていただいた方には、礼状のほかに、23年度から市の応援団として継続して支援していただけるようお願いしているということです。1万円以上寄附していただいた方には3,000円相当の特産品を1品、10万円以上寄附していただいた方には3,000円相当の特産品を2品差し上げているということでございます。 件数がふえた要因はさまざま考えられるが、記念品が評価をいただいたこともあるのではと思っているということでございます。 寄附した方で複数回の方もいるのか、また二戸市出身以外の方もいるのかという質問がございました。今年度寄附していただいた方を分析してみると、5回目の方が全体の7%、4回目の方が3%、3回目の方が4%ぐらい、2回目の方が14%と複数の方が合計で28%であると。全体の4分の1ぐらいとなっているということです。 また、二戸市に関連のあると思われる方は27%ぐらいかなと。関係がないと思われる方は38%ぐらいあるということです。関係があるかないかわからないという方が35%という状況であるということでございます。 寄附をいただいた方に、もっと市の情報を発信すべきではないかという質問がございました。寄附していただいた方は、二戸を応援していただける方々であり、大変ありがたいと考えている。観光や物産、各イベントなどさまざまな情報を発信し、引き続き応援団となっていただけるようフォローアップしていきたいということでございます。 次に、福田繁雄デザイン館作品展示費についてでございます。手数料が計上されているが内容はという質問でございました。今回佐賀県の焼き物の会社から14個の福田繁雄の作品を二戸市まで輸送する経費を計上したものである。福田先生が、生前その会社と組んでさまざまな作品を試作していたようで、会社では持っていてもしようがないので、奥様に戻すということになり、奥様が全部二戸市に寄附したいということで、市が輸送料を負担していただくことになったものであるということでございます。 次に、総務部所管分市民生活部所管分は特にございませんでした。 以上で報告を終わります。 なお、私からでございますが、当委員会で2年間二戸市のために活躍をいただき、今月をもって中央のほうに戻られる山本部長さんですが、二戸のことをいつも頭に置いて今後も中央に行っても活躍してほしいという同僚議員から質問がありましたが、山本部長は、向こうに戻っても二戸市の職員、また市民のつもりで二戸市を見ながら、もし二戸市に有利なものがあれば、しっかり情報を提供させていただくという心強い言葉をいただきました。まことにご苦労さまでございます。 以上で報告を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  次に、文教福祉常任委員長の報告を求めます。 國分文教福祉常任委員長。〔文教福祉常任委員長 國分敏彦君登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(國分敏彦)  平成25年3月19日、二戸市議会議長、菅原恒雄殿。文教福祉常任委員会委員長、國分敏彦。 文教福祉常任委員会における審査報告書。 平成25年3月6日の本会議において、当文教福祉常任委員会に付託された案件の審査結果及び主な審査事項について、下記のとおり報告いたします。 開催年月日、開催場所、出席者名は記載のとおりでございますので、省略いたします。 先に、審査結果についてご報告申し上げます。議案第2号、二戸市新型インフルエンザ等対策本部条例は、全員賛成、原案可決でございます。 続きまして、議案第8号、二戸市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例は、全員賛成、原案可決でございます。 議案第9号、二戸市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例は、全員賛成、原案可決でございます。 続きまして、議案第13号、平成24年度二戸市一般会計補正予算(第10号)は、全員賛成、原案可決でございます。 議案第14号、平成24年度二戸市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、全員賛成、原案可決でございます。 続きまして、議案第19号、平成24年度二戸市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)は、全員賛成、原案可決でございます。 続きまして、議案第20号、平成24年度二戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、賛成多数、原案可決でございます。 続きまして、主な審査事項をご報告申し上げます。この新型インフルエンザ等対策のマニュアルの作成と時期についてということで質疑がありました。この新型インフルエンザは、H5N1型を対象としているそうです。国のマニュアルが早くて今年度、平成25年の早い時期に作成されるということで、まだ市のほうにはおりていないということであります。手順といたしましては、国から県、県の作成をもって二戸市の行動計画を作成するということで、二戸市のその作成時期でありますが、早くて年内か年度内に作成できるかどうかという状態であるという報告がありました。それとともに国の作成時期、そしてボリュームによって市の作成時期がずれてくるという報告がありました。 続きまして、議案第13号、健康福祉部所管でございます。これは、災害救助費繰りかえ支弁交付金についてでございます。この内容は、二戸市内の杉ノ沢地区で3月11日に起きました1世帯分の民間にお暮らしになっている家賃分の13カ月分を負担する費用でございます。被災した方の担当課は福祉であるということで、この予算が計上になっているということでございます。 ちなみに、被災して市外のほうから二戸市にお暮らしになっている世帯は、トータルで17世帯でございます。こちらのほうの世帯に関しては、災害支援物資が月に約1回ほど二戸市に来るそうで、市では月1回物資等を、訪問しながら各世帯のその状況を把握しながら回っているということであります。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。 畠中産業建設常任委員長。〔産業建設常任委員長 畠中泰子君登壇〕 ◆産業建設常任委員長(畠中泰子)  ご報告申し上げます。 二戸市議会議長、菅原恒雄殿。産業建設常任委員会委員長、畠中泰子。 産業建設常任委員会における審査報告書。 平成25年3月6日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託された案件の審査結果及び主な審査事項について、ご報告をいたします。 開催年月日は、平成25年3月13日でございます。開催場所、出席者及び説明のために出席した者は記載のとおりでございます。 審査結果をご報告申し上げます。議案第3号、二戸市パークゴルフ場条例につきましては、全員賛成、原案可決であります。 議案第10号、二戸市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例は、全員賛成、原案可決でございます。 議案第12号、市道路線の認定について、全員賛成、原案可決でございます。 議案第13号、平成24年度二戸市一般会計補正予算(第10号)は、全員賛成、原案可決でございます。 議案第15号、平成24年度二戸市下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、全員賛成、原案可決でございます。 議案第16号、平成24年度二戸市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号)は、全員賛成、原案可決でございます。 議案第17号、平成24年度二戸市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は、全員賛成、原案可決でございます。 議案第18号、平成24年度二戸市土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)は、全員賛成、原案可決でございます。 議案第21号、平成24年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)は、全員賛成、原案可決でございます。 次に、主な審査内容についてご報告を申し上げます。議案第3号、二戸市パークゴルフ場条例につきましては、(1)、使用料の減免について。使用料の減免対象は市のスポーツ施設と同様と考えているとのことでございます。また、運営方法についてさまざま委員から質問がございまして、例えば入場者が確認できる方法をどのようにするか。スタッフがユニフォームを着用するか否か。また、食事の場所や提供体制などについてでございます。その中でパークゴルフ協会などと意見交換をしながら、オープンまでには皆さんに愛されるゴルフ場を目指し、検討、整備してほしいと委員から質疑があり、当局からはいろいろなご意見、ご提言を踏まえ、検討していきたいとの答弁があったところでございます。 議案第10号は、特にございませんでした。 次に、議案第12号、市道路線の認定について。(1)、整備について。この路線については、平成23年度から24年度、市道十文字線として、道路新設改良事業として社会資本整備総合交付金を活用し、その金額7,327万3,000円で整備したものであります。土地については、無償提供となっておりまして、地権者15名、土地は3,133平方メートルとなっており、農地及び宅地の地目となっています。これにつきましては、委員のほうから市道認定のルールから本案の行政の対応は疑念が持たれ公平性に欠けると感ずるとの意見があり、当局からは今後は計画を立てた段階で議会に説明したいとの答弁があったところでございます。また、この件に関し、いまだに用地について無償提供できる地域とできない地域の格差、不公平が改善されていない、改善を求めるとの意見があり、当局からは確かに旧浄法寺町は有償、旧二戸市は無償で進めている、平成26年度まで旧二戸地区は無償での計画となっている、次の計画を立てるまでには検討したいと答弁があったところでございます。 続いて、議案第13号についてでございます。農業委員会所管分について。(1)、農業委員会委託金についてでございます。28万1,000円、これは農地法許可事務交付金となっております。歳入であります。主な理由といたしましては、4条、5条の農地転用許可のための業務でございますが、処理件数が35件の計画が71件と見込みより大幅にふえたことによるものであるとのことでございます。 次に、農林課、産業建設課所管分について。(1)、いわて未来農業確立総合支援事業について。補助金の794万円の減額についてでございます。これは、事業費の半額に県が3分の1、市が6分の1交付するものでありますが、県予算から配分が確定によるものでありますが、その配分が減ったことにより申請を受けた中で全部対応できたという答弁でございました。 (2)、市有林造成事業について。これは、646万円となっています。森林組合に委託をし、運搬、廃石、販売などの手数料を支払うものでございまして、24年度においては雪折れの木を切ったなどにより、当初見込みより財がふえたためとのことであります。 次に、(3)、農林振興と熊被害について。これについては、農作物の被害が多くなっている、市内農畜産業の熊被害が深刻になっている、生活環境課や県とも相談して有害鳥獣捕獲等について対応していきたいとの答弁があったところでございます。 商工観光課、企業雇用推進室、観光物産交流室、産業建設課所管分についてはございませんでした。 次に、建設課、産業建設課所管分についてでございます。(1)、工事請負費について。これは、3,400万円の減額になっております。24年度の災害の一部を25年度の過年災害にするために減額をするものとの説明がございました。これは、発生年度に全額を予算化し、そのうち15%は過年災として次年度に予算化することになっていることによるとの答弁でございます。 次に、都市計画課所管分について。市営住宅の工事請負費の減額についてでございます。補正前4,860万円でございまして、今回補正額がマイナス1,321万円ということで、補正後3,538万円ということで、大きな減額補正の理由についての質疑がありました。これにつきましては、大きな減額補正の理由は、当初4,860万円の予算化であったわけでありますが、実施に当たり積算を見直し、4,100万円の予定で入札をした結果によるとのことであります。 委員からは、12月議会など、もっと早く補正をして入札残を有効にほかに使えるようにするべきではなかったかの質問があり、当局からは改修工事というのは見えないところもあり、12月はまだ工事が動いていたために補正減はできなかったとの答弁でございました。 下水道課所管分、簡易水道課所管分、水道事業所所管分についてはございませんでした。 次に、議案第15号でございます。全国市有物件災害共済会共済金についてでございます。これは、浄法寺浄化センターの落雷被害の復旧工事費294万円の9割が共済から補填される、その金額であるとの説明でございました。 次に、議案第16号につきましてはございませんでした。 次に、議案第17号、(1)、加入金について。加入金46万1,000円であります。これは、口径が20ミリの加入者が4件、13ミリから20ミリに変更する方が3件、13ミリから25ミリに変更する方が1件あったことによるということでございます。 次に、議案第18号でございます。(1)、保留地処分金について。今回は、歳入として1,284万8,000円の歳入となっております。これは、つけ保留地5件分であります。単価としますと、平米当たり3万5,000円から3万6,000円、坪当たり12万円となるものであります。この保留地処分金の価格の決め方につきましては、鑑定を受け、土地区画整理事業評価委員に諮問をして決めているとのことであり、今日の地価下落により処分金も下落傾向になっているとのことでございます。 次に、議案第21号でございます。(1)、立入検査について。これは、雑入益となっておりまして、水道事務処理交付金により受水槽を設置しているところを立入検査するものでございまして、平成21年度より事務移譲により保健所の仕事が市に移ってきたもので、今回は2件分、8,886円の歳入となるものでございます。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  以上で報告が終わりました。 日程第1、議案第1号、二戸市一般廃棄物処理施設技術管理者の資格を定める条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第1号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 日程第2、議案第2号、二戸市新型インフルエンザ等対策本部条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第2号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 日程第3、議案第3号、二戸市パークゴルフ場条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕
    ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第3号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 日程第4、議案第4号、二戸市個人情報保護条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第4号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 日程第5、議案第5号、二戸市組織条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第5号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第6号、二戸市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第6号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第7号、二戸市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 賛成。 鷹場議員。〔13番 鷹場美千雄君登壇〕 ◆13番(鷹場美千雄)  消防のことですので、私議員やってからずっとこの問題を抱えて、機会あるごとに行政当局に申し上げてきているのですけれども、いまだにその体制が動いておりません。したがって、内容についてはいずれ上げるということで賛成でございます。 消防の歴史をひもといてみますと、消防の歴史は江戸年間に始まっています。町火消し、侍火消しということで、たしか南部藩が侍火消しのほうの頭目をやっていたのではなかったかなと記憶しています。当時から、出発は理念として社会共同責任だと。各戸みんなで負担して火を消しましょうということでございます。日本の家屋は、木造家屋が主流であります。そういったことで、非常にこの火事ということに対しては敏感だったようであります。そういったことで、今でもどういうものかなと思うことが、火事に対しては原因者が責任を問われないという、責任を問うてもそれに従う義務がないという法律があります。そういった部分も、やはり火事ということに対しての日本人の感覚は、世界の感覚と違うということのあらわれかなということでございます。 そういったことで、各自社会共同責任をやってきた歴史があったのですけれども、経済が振興してからは、この奉仕、社会共同責任をやる人とやらない人が出てきています。皆さんも、あたり近所を見てもそうだと思いますけれども、在のほう、農村部にあっては部落のしきたりみたいなのがあって、全面的に社会共同責任は負わせられるのですけれども、町場のほうには少ないかな、在のほうでもやらない、やれない地区も出てきております。そういったことで、団員が思うように集まらないという結果が出ています。やはりこういったところは、社会の実情に合わせて経済的な押し上げ、あるいは福祉のほうできちっと、福利厚生のほうできちっとやらなければ団員の募集もままならないのかなということを思います。 そして、またそういった動きを象徴するのに一昨年の3月11日の三陸の津波がありました。総務のほうで、いつだったか忘れたけれども、被災地の方々といろいろ話し合って宮古の消防団長さんと会う機会がありました。現地を見て、映画も見て、そしていろいろ話しした限りにおいて、とてもではないが、今の制度ではやっていられないということを言われました。いや、そのとおりだなと思います。総務省にかけ合って、実情に直してもらったということで、1人4,000万円から4,500万円ぐらいの弔慰金といいますか、死亡見舞いが出たということで、ある程度納得したけれども、やはりこういった部分は直していかなければならぬだろうなという話でした。当然だと思います。そういった動きに合わせて、県下でも時間に限定して6時間以上出動した場合は一般的な労働単価を払うという内容が出てきております。全国的に見ますと、南のほうにそういう傾向が多く出ています。やはりそういった傾向を尊重して、むしろ北の発信ということで二戸からやってほしいなと私は思いました。 いずれ、今回は上がっている内容を否定するものではありませんけれども、今後担当課のほうでその辺をしんしゃくされて、きちっと検討されることをお願いしまして賛成討論とします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第7号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第8号、二戸市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第8号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第9号、二戸市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 賛成。 畠中議員。〔14番 畠中泰子君登壇〕 ◆14番(畠中泰子)  賛成討論を行います。 本案は、重度心身障害者医療費給付にかかわる改正であり、賛成するものであり、また今回の議会でも議論させていただいたように、乳幼児医療費の関係については県内自治体でも大変な努力をされている中において、二戸市は平成14年に就学前に県の制度にのっとってやって以来、大きな取り組みの強化がされていない点がございます。乳幼児医療費の対象者が20年12月現在では1,056人。しかしながら、所得制限によって125人の子供さんたちは、この制度の対象から外されています。子供たちを健やかに育てていくという趣旨からしますと、子供にそういう所得をもって制限してはならないと思います。どの子の命もひとしく守る、健やかな成長を保障する取り組みを求めるものでございます。 また、こうした医療費助成の内容を小学校卒業まで拡大しても必要経費は4,700万円となっております。昨年は、子育て世代にとっては年少扶養控除の廃止に伴いまして、個人市民税での4,000万円の増税があり、24年度においては増税があり、25年度においても同じような市税における増収があることを考えますと、子供たちの、そして子育て世代へこのような増税による財源は還元していくべきであると考えております。大槌町においては、24年度中学校卒業まで、陸前高田市においても小学校3年まで拡大をし、陸前高田市においては、さらに25年度学年を引き上げていくための検討をされていると聞いております。大船渡市においても、25年度中学校卒業まで拡大をするということを聞いておるところでございまして、二戸市が子供たちの健やかな成長と、その命を守る観点から乳幼児医療費助成事業における大きな取り組みを求めて賛成討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第9号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 日程第10、議案第10号、二戸市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第10号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 日程第11、議案第12号、市道路線の認定についての委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第12号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。休憩 午前10時57分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午前11時15分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 日程第12、議案第13号、平成24年度二戸市一般会計補正予算(第10号)の委員長報告に対する質疑に入ります。 最初に、総務常任委員長の報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  次に、文教福祉常任委員長の報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  次に、産業建設常任委員長の報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第13号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 日程第13、議案第14号、平成24年度二戸市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第14号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 日程第14、議案第15号、平成24年度二戸市下水道事業特別会計補正予算(第4号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第15号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 日程第15、議案第16号、平成24年度二戸市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第16号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 日程第16、議案第17号、平成24年度二戸市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第17号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 日程第17、議案第18号、平成24年度二戸市土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第18号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 日程第18、議案第19号、平成24年度二戸市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第19号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 日程第19、議案第20号、平成24年度二戸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第20号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 日程第20、議案第21号、平成24年度二戸市水道事業会計補正予算(第4号)の委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第21号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。日程第21、議案第22号、平成25年度二戸市一般会計予算から日程第29、議案第30号、平成25年度二戸市水道事業会計予算まで、以上9件を一括議題とし、一括予算特別委員長の報告を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行いたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、日程第21、議案第22号から日程第29、議案第30号まで、以上9件を一括議題とし、一括予算特別委員長の報告を求め、質疑、討論、採決は1件ごとに行うことに決しました。 日程第21、議案第22号、平成25年度二戸市一般会計予算から日程第29、議案第30号、平成25年度二戸市水道事業会計予算まで、以上9件を一括議題といたします。 予算特別委員長の報告を求めます。 田中予算特別委員長。〔予算特別委員長 田中勝二君登壇〕 ◆予算特別委員長(田中勝二)  報告いたします。 去る3月6日の本会議において、予算特別委員会に付託になりました議案第22号、平成25年度二戸市一般会計予算から議案第30号、平成25年度二戸市水道事業会計予算まで、以上9件は、3月7日、8日に審査を行い、さらに詳細にわたり審査をするため、常任委員会ごとに分科会を設置し、これに付託の上、審査を行いました。 また、昨日予算特別委員会を再開し、各分科会委員長の報告を求め、分科会委員長の報告に対し1件ごとに質疑、討論、採決を行いました。 その結果、議案第22号、平成25年度二戸市一般会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第23号、平成25年度二戸市国民健康保険特別会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第24号、平成25年度二戸市下水道事業特別会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第25号、平成25年度二戸市生活排水処理事業特別会計予算については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第26号、平成25年度二戸市簡易水道事業特別会計予算については、全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第27号、平成25年度二戸市土地区画整理事業特別会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第28号、平成25年度二戸市介護サービス事業特別会計予算については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第29号、平成25年度二戸市後期高齢者医療特別会計予算については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第30号、平成25年度二戸市水道事業会計予算については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、お手元に報告書の写しを配付しております。 以上で報告を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  以上で報告が終わりました。 日程第21、議案第22号、平成25年度二戸市一般会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 反対。 畠中議員。〔14番 畠中泰子君登壇〕 ◆14番(畠中泰子)  私は、本案に反対の立場で討論をいたします。 25年度予算につきましては、福岡中学校の整備、老朽施設の改修、市道橋梁の長寿命化対策、また市民の安全のための浄法寺分署整備など賛成できる部分がありますが、この間合併して8年を振り返ったときに、現時点において大きな問題点があることをもって私は反対をしたいと思います。 合併して8年となります。今回の中で、合併後の両地域のさまざまな調整や統合がされてまいりましたが、いまだその方向性も定まらない問題があることを指摘したいと思います。それは、道路の関係であります。市道整備に当たっては、浄法寺地域は有償、二戸地域は無償というこの方式がいまだ続いているということであり、また今後については27年以降の計画については検討するという答弁ではありますが、この間合併以来8年以上、この問題については検討するとの繰り返しがいまだ方向性も出ていない中で無償譲渡、そして有償での用地提供というその不公平があり、また旧二戸市地域においても無償で土地を提供できる地域はどんどん市の税金によって身近な道路整備が進み、一方宅地密集地域では土地の無償提供ができないために、それがその地域は残されるという地域における不公平がどんどんと広がっている問題であります。 合併後のこの大きな矛盾についての行政としての責任ある対応、それは私は二戸地域にあっても土地の有償での提供を求めていくという方向での調整をするべきであると考えておりますが、いまだそういう方向性が出ておりません。 また、2つ目といたしまして、スクールバスの運行についてであります。旧浄法寺町は、統合の理由以外にも児童生徒の通学の安全確保のために2キロメートルでも希望するお子さんには乗車の対応が、利用ができる状況になっているわけであります。旧二戸市においては、基本的には小学生4キロ以上、中学生6キロ以上というその距離の基本的な考えに基づいて、山間地における児童数減少でひとりぼっちで登下校しなければならない地域にも、この無情の基本的な考え方を押しつけております。そのために不安な登下校、あるいは心配をして送迎をする家庭の送迎にかかわる負担がどんどんとふえている状況でございます。しかしながら、このスクールバスの運行の調整については、教育委員会の考えは浄法寺町時代におけるスクールバスの運行であって、それは別の問題であるとして、このスクールバスにおける新二戸市としての一体的な新たな調整の方向は全く示されておりません。その問題は、子供にかかわる問題だけに見過ごしできない問題であります。 そして、もう一つ大きな問題につきましては、学校統合された地域や市民への行政の配慮に欠ける問題であります。今回25年度予算には仁左平中学校校舎の解体費用として1,284万円が計上されております。学校というのは、地域におけるまさに精神的な支柱であります。学校を失うということは、まさに地域のコミュニティーにとっても重大な問題でございます。ですから、この間合併に関しては、地域に対してさまざまな行政としての対応が各地でされてきていると思いますが、この仁左平地域においては、私は十分な行政としての配慮が多少はあるとはいっても、私は感じることができません。学校統合と向き合う地域に対して、その歴史的背景や、その地域を愛する地域民の気持ちに十分に配慮したきめ細やかな対応をしていくことが必要だと考えております。 通学の安全と、また通学にかかわる負担の軽減を図らなければなりませんが、道路の安全については矢沢坂に新たな舗装とグルービング、また子供に注意の看板はされ、また幾つか街灯がふえたところもありますが、しかしそれで完全に通学距離がふえる子供たちの登下校の不安は解消されていないのであります。むしろスクールバス1台の運行によって、周辺地域の子供たちは長時間の毎日の乗車を余儀なくされるのであります。また、中学生は乗車させても小学生は乗車させないというその対応は、決まりだからという考え方では、それは子供には通用しない、まさに行政の一方的なそれは決め事であって、教育というのは子供たちに対して、やはり優しさ、そのことを示していく場でもあると考えることからも、今回の小学生を乗せないやり方は教育的ではないと考えるものであります。統合という苦渋の選択をした地域と子供たちに対する行政としての十分な配慮を求めるものであります。 また、今回の予算には、北部環境組合への負担金が計上されております。この予算は、九戸に新たな焼却施設をつくるための土地購入費、あるいは環境影響評価等々の大きな事業を組む内容による負担金であります。ごみ処理につきましては、現状の二戸広域におけるごみ処理のその枠組みの中で本格的なごみの減量、そして循環型社会に向けた本格的な取り組みの中で考えていくべきでありまして、北部環境組合の枠組みは早急に解消するべく努力を求めるものでございます。 以上、討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 小笠原議員。〔10番 小笠原清晃君登壇〕 ◆10番(小笠原清晃)  議案第22号、平成25年度二戸市一般会計当初予算に賛成の立場をもちまして討論させていただきます。 まず、市当局を初め市長、それから担当、いろいろ職員の方々が今回の予算編成に当たってはまず積極的に組んでいただいたな、10カ年計画の仕上げにだんだん向かっているなという感じを持ちました。東日本大震災から丸2年、いまだ思うように復旧復興が進まない、こういう中で、ややもすれば震災問題に隠れてしまう内陸部の当市でありますが、私はかねてより被災地を守る、あるいは被災地を支援するという、そういう立場にある当二戸市は、体力がなければなかなか被災地、それらを助けること、あるいは支援することができないというふうなことを今までも言ってまいりました。活力がなければだめだと、そういう発言をしてまいりました。当市では、職員が少ない中で、その中から被災地へ職員派遣を積極的に行い、どんどん助けているという状況を目の当たりにしております。一日も早い復興を願うものであります。 さて、本題でありますが、まず今回の予算は積極型であるというふうに捉えました。私も財政の経験から、この難しさは大変痛感しておりますが、よくここまでまとめたなという考え方を持ちました。重点事業42件、そしてその中で新規19件。もちろん今までの懸案事項であります拡充の事業もあります。 特にも産業が活発なまちづくりについては、新しいものでは石切所にぎわい創出事業、これは二戸の玄関口である、そこの地域一体となった商業振興を展開すると。それから、アフターDC事業委託料、これは二戸市の食と宝をテーマとしたイベント。 あるいは、地域を担う人を育てるまちづくりについては、市役所の向かいの福岡中学校、これは懸案事項でありましたが、これがことしは大きな予算を使う事業であります。日に日に今2階、3階と工事が見えております。それから、旧仁左平中学校の校舎の解体をすると。それから、文化財の保護については天台寺の修復事業、これらにも取り組むということであります。 安全で安心して暮らせるまちづくりについては、浄法寺診療所耐震化、あるいは大規模改修。それから、防災対策については二戸消防署浄法寺分署、これは新規で建設事業をする。それから、防災行政無線、この設備、あるいは子局更新事業を行うということであります。 生活環境が整備されたまちづくりについては、荒瀬上田面線、特にもう岩谷橋工区の事業に取りかかると。コミュニティFMの難聴地域解消事業にも取り組むということであります。 それから、市民とともに歩むまちづくりについては、シティーセールス事業、特にもこれは議会なんかでもいろいろ質疑がなされましたが、大山商店街との交流。それから、二戸ブランド海外発信事業、アメリカのニューヨークでの市の特産品のPR、イメージアップ活動の展開。そして、岩手国体を迎えるための開催準備の事業もとり行う。 スリムな行財政によるまちづくりについては、市庁舎の耐震補強、あるいは職員研修事業、二戸地区の合同庁舎への移転、こういうふうなものが列挙されております。 特にも財政運営については、本会議あるいは委員会、いろんなところでいろいろ議員が質疑になりましたが、25年度においてはプライマリーバランスは確かに赤字になるという報告がございました。しかしながら、合併10カ年計画の27年度においては黒字化をしていくという報告をいただいております。事業執行や、あるいはこれからの財政、市政執行の中で補助執行、あるいはその予算執行の中で残が出たり、あるいは入札残、いろんなものを加味しながら、いろいろ有利な起債等を調整し、5年間でプライマリーバランスは確実に黒字にしていくのだという意気込みであります。ただ、財政は最終的には生き物であります。この財政問題については、今25年のきょうの議会でこういうふうな報告がなされたから、これが最後まで決算数字だということにはならないということは私も認識しております。今後の経済の動き、あるいは政治の動きによって数値は変動することが確実でありますが、財政当局については、いろいろ先を見通した財政運営をしているということを理解いたしました。これまでどおり市民のため積極的な行財政運営、これらに努めていただきたいと思います。 今予算特別委員会、あるいは本会議等でもいろいろ議論になりましたが、これからもこれまで以上に心の入った行財政運営をしていただきたいと。ハートを持った行財政運営をお願いするものでございます。 また、最後になりますが、これまで二戸市発展のため頑張ってこられ、3月をもって退任される総合政策部長、あるいは総務部長、さらには退職される職員の皆様には感謝とお礼を申し上げたいと思います。 賛成討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 鈴木議員。〔22番 鈴木忠幸君登壇〕 ◆22番(鈴木忠幸)  それでは、平成25年度一般会計当初予算に賛成の討論を行います。 平成25年度一般会計当初予算は、福岡中学校建設事業がピークを迎えることから、単年度ではプライマリーバランスが崩れることとなりますが、二戸市総合開発計画後期計画最終年度である平成27年までの間にはプライマリーバランスを保つよう財政的配慮がされております。そして、福岡中学校建設事業に多額の資金を要するという財政的に厳しい状況にある中でも、二戸市役所本庁舎耐震補強改修事業、二戸消防署浄法寺分署整備事業、老朽橋梁改修事業、浄法寺診療所耐震補強改修事業、カシオペアFM受信エリア拡大事業、防災無線改修事業など、市民の安全に係る予算はしっかり確保したことは評価できると思います。 また、介護保険事業計画に盛られた特別養護老人ホームの60床増床整備が計画どおり実施されることは、待機者解消策が一歩前進したものと喜んでおりますし、今後さらなる解消策が図られるよう望むものです。総体的には、以上のような理由から本予算に賛成をするものであります。 しかしながら、文教福祉常任委員会での教育委員会所管分審査において、問題と思われる点が幾つか明らかになったことは残念であり、今後の改善を求めるものであります。 その内容は、昨日の予算特別委員会における文教分科会委員長報告で一部触れられておりますし、また委員会附帯決議にも盛られていますが、1つ目は図書館予算の臨時職員賃金に関する審査の中で、平成26年度以降の近い時期に図書館の受付業務をNPO法人委託する方針が昨年12月、既に内部決定されていることが明らかになりました。大事なことであるにもかかわらず、このことについては今定例議会の提案説明でも、また今議会前に開催された常任委員会や議員全員協議会の場でも説明がされてこなかったことは遺憾であり、今後の議会で十分な説明を求めるものであります。 2つ目は、学校教育予算における特別教育支援員の平成24年度配置において、前年度と同じ支援対象児童が在籍しており、学校現場からは前年同様の配置要望があったにもかかわらず、教育委員会の判断でゼロ配置とした事例が一小学校であったことが明らかになりました。このことに関し、常任委員会では長時間の質疑を行いましたが、教育委員会の判断の根拠について明確な答弁が得られませんでした。附帯決議にあるように、今後は学校現場の要望を最大限尊重した対応を求めるものであります。 3つ目は、仁左平中学校統合後の仁左平地区通学バス運行区域内において、同一地区内で中学生はバス通学するのに小学生は従来どおり徒歩通学となる問題について常任委員会で議論となりました。山合いの地区において、これまで小中一緒に徒歩通学していたものが、小学生だけの徒歩通学となることは防犯上問題があるという、そういったことを含めた常任委員会の指摘に対して当局答弁は、さきに議会に示された通学バス・タクシー運行方針の内容を繰り返すばかりで、質問に対する答弁が出てこないという状況がたびたび繰り返されました。こういった中で時間切れとなったところであります。この問題については、地区要望が出ている、出ていないの問題ではなく、児童の防犯上の安全に十分配慮すべき教育委員会の責任という観点で今後の対応を求めるものであります。この件は、昨日の委員長報告にもあったように、通学タクシーを1台出せば済む問題であります。早急な予算措置を望むものであります。 なお、教育委員会予算の中には図書費の増額、二戸西小の暖房システムの改修など、評価すべき内容があったことをつけ加えておきます。 以上、指摘事項も含めて賛成討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 鷹場議員。〔13番 鷹場美千雄君登壇〕 ◆13番(鷹場美千雄)  賛成の内容を示して賛成討論します。 243億6,000万円の予算の中身を見ますと、きめ細やかに予算配慮されている部分がうかがわれます。本当にご苦労さんでございます。 特に、この産業支援に対しては27項目の予算項目が示されております。そういった部分で、きちっとなされているのですけれども、ただここに欠けている部分は、今の農水現況を見ますと、やれる農家とやれない農家が出てきております。そういったことで二戸市も例外でなく、やれる農家とやれない農家が出てきている。やれなくても農地は残るわけです。そういった残る農地をどうするかという部分については、ちょっと配慮が足らないのかなと。川又地区の土地、農地の基盤整備は載っておりますけれども、本会議の中で私も申し上げましたけれども、二戸市ぐらいの農地の面積があれば、少なくとも五、六カ所ぐらいの基盤整備地があってよろしいのかなと。私の経験では、旧二戸市のときにも4カ所ほど基盤整備している事業地がありました。そういったことを考えた場合、予算規模がこんなに大きくなっているのに、ここのところがちょっと欠けているな。次年度の予算配慮に期待したいと思います。そのほかにもいろいろ細やかな配慮がなされています。 いずれ二戸市の特徴を捉えてみますと、社会の動きは景気が上向いてきているというような捉え方をしております。ただ、残念ながら、我が市においてはそういった傾向がちょっとまだ見られません。そういった意味で、景気てこ入れの刺激策が欲しいなと。産業の部分でもいろいろ刺激策が出ていますけれども、総体の金額にしてみればちょっと少ないかなといったことを感じます。やはり一つ一つのボリュームを大きくしていただきたいなということを感じます。 それから、最後になりますけれども、この243億円の予算の中で、ちょっと反省点なのですけれども、駅周辺の土地区画整理事業の部分で繰り出しがあります。5億6,000万円ほどになりますけれども、そういった部分は果たして今の二戸市にとってこれだけのことをやる必要性があるのかなということを感じます。私も市内、その問題地を歩いてみて、対象地の人たちの反応が非常に悪いです。私が望まないのに、私はここにいても商業活動、あるいは貸しビル、貸し土地なんか展開できないのに持っているのはここの宅地だけなのですよ。これに減歩掛けて基盤整備して、何を私は得るのでしょうかということを言われます。「あなたは議員なのだから、そこら辺ちゃんとした回答を持っているのでしょうよ」と、私も言葉に窮しました。ここしかないというのであれば、本当に厳しい話だし、私はここを出ていくが、狭くなれば余り思わしくないので出ていくか、かといってその補償料たるもの、かつては再築して余りあるものがあったように聞いています。ただ、今はあつものに懲りてなますを吹くではないとは思いますが、非常にぎりぎり、もしくは下回る。大部分が引き家対応というような話を聞かされます。その人が言っていることですので、あるいは我田引水のところもあるかもわかりませんけれども、全くうそは語っていないなという印象を受けました。 そういったことで、本当に必要性があるか否かということを再度確認してやる必要がある。私は、この土地区画整理事業に関しては一旦休んでもよろしいのではないのか、決して看板は下げなければ事業は継続していくと思いますので、規模縮小なり、ちょっと休んでみてもいいのではないか。そして、この行政需要の多い市民所得の向上のほうに予算をシフトしていただいて、一円でも市民の皆さんにとっていただけるのがベストでないのかなという感じもします。この部分については、土地区画整理事業の部分でも討論しますので、省きますけれども、いずれそういった背景を持っているということです。ただただ流れがそうだからということで、流れだけに沿ってやられると、一番泣くのは前線に立っている担当課の職員だと思います。そういったことを考えた場合、やはりそういった部分をきちっと配慮して、あるいは先を読んでやっていただきたいと思います。 最後苦言ですので、何か反対のように聞こえますけれども、そういった内容をもってみても、これだけきちっとした予算書を否定する中身ではありませんので、今後に検討を期待するということで討論します。終わります。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 及川議員。〔21番 及川正信君登壇〕 ◆21番(及川正信)  25年度の予算に賛成の立場で討論を行いたいと思います。 2月の段階から招集になり、きょうで終わるわけでありますけれども、私はこの予算そのものは総体の二戸市の1年間の行動を示していると、いわゆる市長の政策の顔であるというふうにとっております。一般質問でもいろいろ出ました。11名ですから、議長は除いて21名中11名、非常に多いわけです。これだけ二戸市のあり方について議会人としてはそれぞれ関心を持っている、あるいはよりよい方向性というものを望んでいるということの証左だろうというふうに捉えております。 私は、小保内市長が就任されてから、初めてこの憲法問題も問うてきました。憲法は、あらゆる予算の中にある問題点等について、姿勢として問われる問題であります。率直に問うてみたわけですが、私は市長がいわゆる平和主義、あるいは民主主義、そして基本的人権と。その精神というものは、はっきりと理念として示された。尊重するという意味です。私は、その点については安心をしたところであります。なぜかというと、僕はもうすぐだと思うけれども、日本の政治はこの憲法をめぐって恐らく国論を二分しての議論が始まるだろうと。二戸市民もそれに巻き込まれないということはできないわけでありますから、非常にこの問題は、9条の問題というのは特にそうでありますけれども、極めてきな臭い状況の中で私は関心を持ちました。小保内市長、その点についてはただいま申し上げましたように、この理念を明らかにしたということについて、私は責任者として、リーダーとしての信頼感といいましょうか、安心感といいましょうか、これは市民が知ることによってはみんな安心感を持つだろうというふうに思います。 予算の内容についてでありますけれども、個々の予算に、この項目について見れば、問題は全くないとは言えない、そういう面もいろいろ見受けられますが、私は総体的には、前にも討論にありましたが、厳しい財政の中で、福中なんか非常に大きい予算を盛りながら、なおかつ帳尻といいましょうか、一定の方向性というものができるような予算に組み上げてあるという点について、まず評価をいたしているところであります。 ただ同時に、先ほどにもありましたが、プライマリーバランスの問題であります。プライマリーバランスは、当然借りるのと返すのとの関係でありますから、27年度に黒にするのだと。約束は果たしていただきたいのですが、仮に黒にするとすれば、これは借りるほうを少なくして返していくということをすれば黒字になるわけであります。そのことが二戸市のやっていかなければならない急を要する、市民の望んでおるいろいろな事業について影響がないで済むだろうかということ。まだ内容について考え方を聞いていませんから、わからないわけでありますけれども、一つの升はそんなに大きくなるはずがないのでありますから、ここが私は非常に心配であります。 ですから、この27年度の黒字化ということについては、私は否定するつもりもありませんし、それが間違いとも思っておりませんが、バランスがとれるような、そして二戸のまちづくり大きくブレーキにならないように、やっぱり考えながらの財政というものを考えていただきたい。このことは、賛成、反対というよりも、どなたも同じ強い考えであろうと思われる要望、お願いであります。 内容について若干申し上げたいわけでありますが、一番私が注目したのは職員の研修費であります。いろんな事業があります。何億円という事業があります。しかし、その事業に取り組むのは、とりもなおさず市長を先頭に職員です。職員の研修というのは、いろいろ資料から見ても一般研修なり専門研修、派遣研修、盛りだくさんになっております。予算的に見ても、ことしの場合は926万3,000円、去年の当初予算よりも約400万円が多くなっている。その後補正になりましたけれども、三百数十万円は去年よりは多くなるというふうになりますから、そこには私は期待もし、あるいは火を醸したいというふうに思います。これは、9月議会だったのではないかと思うのですけれども、6月かな、記憶にはちょっと忘れましたけれども、研修費には倍ぐらいの予算をかけていいのではないでしょうかと。それに近い金額がのったということについては、私は大変この点は評価をしたい。要は、その中身だろうと思うのです。ですから、今回配付になった資料の中の一般研修なり専門研修、あるいは派遣研修。これは、行政知識の研修なのです。私は、全体的にはやはり職員の資質向上、市民との関係にどうあるか、こういうところまで、私は一番大事なのだろうというふうに思います。 でありますから、この今申し上げた3つの問題だけではなくて、地域担当制もとっておるわけでありますから、中国ではよく下放、下に放つと書いて農村に高級官僚がみんな行きますね、最初。私も、それとは全く同じとは言いませんが、市としても新たに採用された職員なり、あるいは一定の幹部職員は市民にもっとこの接点を求めるといいますか、市民の考えていることを捉えることができるような部署に、あるいは地域に、これは派遣をしてでも、そういう勤務体制をとらせながら情報収集等もできるようにしていくべきだ。市民から学ぶというのが、私は基本なのだろうというふうに思っております。 ですから、言いたいことは、幾ら知識をいっぱい持っても、市民との関係がうまくいかなければ、私はそこの地方自治の政治はよくいかないというふうに思っております。ですから、小保内市長が当初各地域でパブコメみたいに皆さんから意見を聞いていくという姿勢は正しいと。ただ、それは今見ると、必ずしもそれが順当であるかどうかということになると若干疑問は持っておりますけれども、狙いとしては正しいし、その方向性については職員に対してもそういう研修の仕方、態度をやっていただきたいというふうに思います。 余談のようになりますけれども、総務部長、東京に帰られると。これは、私は具体的に時々来て、研修、勉強会、これをリードするようなところに、忙しいでしょうけれども、そう言っていられない。二戸のためならやると、こう言われたというのですから、二戸のためになるように中央の情報もちゃんと教えてくれる、あるいはノウハウも明確に指導していく、こういうこともできる状態になるわけでありますから、ちょっと余談のようにはなりますけれども、真面目な話として、この職員の研修というものには、経費を私はかけていいと思うのです。地方に行く、時間がオーバーする、時間外手当は払う。いいではないですか。これがプラスに働くならばいいと思う。諸経費が必要になります。ガソリン代も必要でしょう。これも支給をする。いいではないでしょうか。そういうふうにして、市民に愛されるまでいかなくとも、まず知られて信頼されるというような職員を養成することが一番私は大事なことだと思います。 物を買って生産するところではありません。人間が動いて市民の幸せを向上させるのですから、人間イコール事業であります。ですから、事業費と思ってそういう経費を私は惜しむべきではないというふうに思いますので、金額が多くなったことについて評価をし、中身についてもっと吟味してほしいという願いもあるというふうに受けとめていただきたいと思います。 それから、選挙の問題についてもいろいろ質問も申し上げましたし、あるいは選挙費が計上になっております。あの予算書を見ると、啓発費100万円もないです。二十何万円でしょうか、そういうふうな予算になっておりますが、二戸の岩手県で最低の投票率というものを上げるには、あの予算で私は、金額からも、構えからもいって問題があるのではないだろうかというふうに思います。ただ答弁としていろんな内容について担当者が答弁しておりますから、その金額にとどまらず補正もできるでありましょうから、それは取り組む姿勢というものを私は評価をしたいという点では問題に感じておりません。民度というと、恥ずかしいことになるわけですけれども、早く最低の投票率の民度の低さから、これは浮き上がることを努力していくべきであろうと。我々もそうしなければいけないと思っております。 あとは、大きく私はパークゴルフは、これは小さい問題ではないと思います。これは、考えてみると健康づくりなのです。何もプレーをして楽しめばいいというものではない。第一に私は健康づくりだと、位置づけは。それから、2つ目は、県内外の人たちとの交流の場として、これは非常に活用できるという点で、この評価をしております。交流人口の増加は必ず図られるでしょうし、それから稲庭岳地域の開発等についても、これはいいだろう。市長にお願いしたいのは、距離があるところにつくったわけでありますから、ここに行き来のシャトルバスのようなものが考えられないと、人の動きは私は思うようにいかぬだろうというふうに思います。金田一、あるいは堀野の皆さんは、軽米のパークゴルフ場のほうが距離的には短いのです。ですから、我が市内にあるのだけれども、なかなか不便だなということになりかねない。ということからすれば、この辺はシャトルバスも考えて、その利便性を図るということも取り組めば、これは効果は倍増するのではないだろうかというふうに考えておるところであります。 最後になりますけれども、もしということになりますが、市長が来年の選挙に出るのであれば、小保内市政は二戸市のまちづくりの絵を私は描くべきだと思う。今年度の予算書だけでは、市長が描く絵としては私は不十分だと思います。ただ、完璧というのは物事にはなかなか難しいですから、そこまでは要望いたしませんけれども、小保内市長のぜひやっていかなければいけないのは、次なるものも考えるとすれば、将来5年後、10年後の二戸市のあるべきこの姿というのをやっぱりまちづくりとしての絵を描かないと市民にわからないということは申し上げておきたいと思います。 よく言われる「ローマは一日にしてならず」。物事は、そんなに簡単にできるとは思っておりません。ただしかし、きょう現在でももう3年を越えられたわけですから、あと1年間あります。さらにということになれば、その後の時間もあるわけでありますけれども、時間は待ってくれません。したがって、中長期展望に立った計画というものを、ぜひ申し上げたようにブレーンでなくてもいい、ブレーン的な人でもいい。ここの議場の中にも、その知識を持った人たちは私はいると思う。そちらにもいると思うのです。そういうふうな、あるいは市内にも多くの知識人がいるし、専門的な能力を持った方々がたくさんおりますから、総合的にそれらを駆使といいますか、使わせていただいて協力を願ったらいかがでしょうか。 究極的には、交流人口増による二戸市の発展と市民生活の向上であります。この点は、一般質問において市長の考えも共通しておりますから、この点は論争の余地は私は余りないと思っております。考えの究極目標は、一致できております。交流人口の増がなければだめだということ。幾つかの事業を1つずつ確実に実現することが大事だと思うのです。総花的に取り組んだって、それは誰がやったって、これは困難きわまりない。ですから、限られた財源を有効に使うというには、やはり描いた絵を、1つずつを順序立てて、優先順位を立てて取り組まれたら、必ず私はそこには明るいものが出てくる、評価されるものが必ず出てくる。市民の皆さんは、拍手と評価を送る日は必ず来ると思います。そのことを信じて、つらくとも、難しくとも、このことをやり抜かなければ二戸市のあしたは私はないと思います。 以上、申し上げた点を参考にしていただいて、二戸市政に果敢に取り組まれることを期待申し上げ、賛成討論を終わります。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 三浦議員。〔11番 三浦利章君登壇〕 ◆11番(三浦利章)  私は、平成25年度一般会計予算について賛成の立場で討論いたします。 景気の低迷や人口減などにより、市税の減少など一般財源の減収が将来的に見込まれる中、福岡中学校建設に取り組み、大幅な増額となっておりますが、市債の発行額を最小限にとどめ、地方交付税による財源措置のある地方債の導入に努めた点は評価をするものであります。 各予算においても、コミュニティFM中継局設置事業、シティーセールス推進事業、天台寺修復事業等積極的な新年度の取り組みに対し、大変評価すべき事業内容となっております。しかし、市内各小中学校への特別支援教育支援員の配置については、審議の過程で予算の裏づけとなる資料について十分な説明をいただけなかったことは非常に残念であります。学校現場の実情に合わせた対応を求めるものであります。 また、仁左平中学校の統合により、同一地区内の中学生はバスでの通学となるが、小学生は徒歩での通学となるケースが生じることにつきましては、統合による残された小学生への精神的な影響とともに、防犯上も影響があるものと思われます。よって、この2点の予算についてはさらなる今後の対応を求めるものでありますが、その他の予算は当市の発展に期待できるものであり、よって本予算に賛成の立場により討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第22号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 昼食のため休憩いたします。休憩 午後 0時17分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午後 1時35分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 日程第22、議案第23号、平成25年度二戸市国民健康保険特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 反対。 畠中議員。〔14番 畠中泰子君登壇〕 ◆14番(畠中泰子)  私は、本案に反対の立場で討論をいたします。 二戸市の国保税は、市民の担税力と比較してどうであるのか。この議論は、これまでもたびたびしてまいりました。そのときに徴収率の数字などを上げて、市民は払っているから大丈夫だという答弁が出ることについて、私は納得できないわけでございます。そのために今回の議会では、二戸市の国保世帯の状況と、その国保税の負担率、あるいは全国的な比較の指数であります標準化指数についても資料として求めたところでございます。その中で、例えば税の負担率で二戸市は平成23年度16.80という数字になっております。基本的には、二戸市の国保税は税率は改正されておりません。所得の減少等がありますと、平成24年度、今後の25年度においては、この負担率などまた変わってくるものかとは思いますが、平成23年度の負担率は16.80%でございます。しからば岩手県はどうか。岩手県の市の平均は16.24%でありまして、町村は15.02%、岩手県の平均として15.93%であります。全国の市の平均は13.45%。東京都においては8.0%と、二戸市の半分以下の負担率となっているのであります。 また、客観的な比較ができる標準化指数では、二戸市は1.09と明らかに全国平均を上回る、また県平均を上回る負担の状況ということは、この数字でも明らかでございます。市民の納税意識が高い中で、生活費を切り詰めても税を納入しているというそうした市民の側面を見ないまま、税を払っているから大丈夫だという考え方では、結局は市民全体の暮らしを圧迫して、結局地域経済そのものの体力を奪っていることを続けることになるわけでございます。 国保税については、合併後2度にわたる国保税の増税で市民の体力を奪い尽くしています。この高過ぎる国保税をしっかりと見直しをして国保税の引き下げを追求していかなければ、国保世帯の困窮と地域経済の疲弊はなかなか改善できないものと思うものでございます。 今全国的には、多くの市町村が法定外の繰り入れを行っています。その繰入額は、1人当たり1万51円でございます。このような全国並みの繰り入れを行うとすると、二戸市の一般会計からの法定外の繰り入れは1億円を超えるものになるのであります。全国は、そのような流れの中で厳しい国保財政を支えています。国保は厳しい、その言葉のみならず、その厳しい国保をしっかり守り、市民の医療と健康を守るために自治体は努力をしているのであります。二戸市のそうした全国の取り組みに学ぶ国保税のしっかりとした支援、国保世帯を守っていく、地域経済を守るための国保税の引き下げを求めて討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第23号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 日程第23、議案第24号、平成25年度二戸市下水道事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 反対ですか。 田口議員。〔6番 田口一男君登壇〕 ◆6番(田口一男)  議案第24号、平成25年度二戸市下水道事業特別会計予算に反対をいたします。 市町合併の二戸市の未普及解消に向けた取り組みとして、平成18年10月に下水道未普及解消クイックプロジェクトに応募し、翌19年6月に当ブロックプロジェクト社会実験に採択。20年度から始まった特定環境保全公共下水道整備事業は、24年度の完成を目指し、今日に至っております。この間65ヘクタール区域に居住する約300世帯の多くは年金暮らしの年齢構成の世帯であり、今後より一層厳しい高齢化が予想される中で、下水道整備の投資や維持費を補う生活の余裕があるのでしょうか。それによって加入者が少なければ使用料の引き上げか、一般会計からの限りない繰り入れをしなければならなくなり、土地区画整理事業の二の舞を踏むことになりはしないかと懸念するものであります。 また、露出配管に対する影響実験ですから、リスクも想定しているはずです。しかも、以前から指摘しておりますように、河川護岸の上に設置した露出配管が高地で破損し、さらに露出配管の凍結は予想されたことであります。にもかかわらず、河川による被害は県の管理によるもの、市は民間の私有地に設置しているからと改善策も示さずに開き直りに似た答弁であります。これらの改善を強く私は求めます。 今回の答弁は、社会実験のモデルとしての事業をやりさえすれば、あとは構わないとの感が否めません。このことは、事業の開始から関係市民との意向調査を行わなかったことから見ても一貫しております。これまで幾度となく特定環境保全公共下水道整備事業の問題点を述べてまいりましたが、市民と率直に向き合い、事業に加入しやすい環境改善を早期に図るよう要望いたしまして討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第24号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 日程第24、議案第25号、平成25年度二戸市生活排水処理事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕
    ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第25号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 日程第25、議案第26号、平成25年度二戸市簡易水道事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第26号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 日程第26、議案第27号、平成25年度二戸市土地区画整理事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 反対。 鷹場議員。〔13番 鷹場美千雄君登壇〕 ◆13番(鷹場美千雄)  本予算について反対の立場で討論します。 この土地区画整理事業、長い歴史があるわけですけれども、旧態依然としてその姿勢が変わっていないことに疑問を感じます。本当にあの地区がこの事業を必要としているかということを再度調べ直していただきたいと思います。 ちょっと本予算の部分で若干触れましたけれども、地域住民の人たちが、この事業で困っているという人たちを往々聞きます。また、私もその人の話も聞きました。なぜなのかなといったことは、さっき当初予算に賛成したものの中身で、いずれ私が居住しているのはここだけなのですよという人たちが結構あります。そういった人たちは、土地区画整理事業のメリットが見出せないでいます。結局あるところを、望まない家を動かされたり、土地区画整理事業の性質はそうなのですけれども、その人たちはどこに居住を求めるかというと、余り狭くなれば二戸市から出ていく結果になっています。そういったことを考えた場合、果たしてこの事業はどうなのかなと。私は、土地区画整理事業そのものを否定するつもりもありませんが、ただ予算の順序として私はこの快適性、利便性、また都市計画のその経営を整えるためにやるということについては、勤労型の都市社会であれば当然望まれるし、効果も大きいのですけれども、この農村部を抱えた田園都市では、その効果は薄いのではないのかなと。そういった意味で、私はやはり市民所得のとれるところの、特に産業振興の部分に予算を厚くして、この快適、便利だというふうなところの利便性は一時お休み、あるいは予算規模を減らすという姿勢があってもよいのではないのかなと。全然旧態依然として、そのままで走ってくる。当初計画した路線をそのまま走り出しているのではないのかなという感じも受けます。私は、次年度の予算を組む場合は、やはりそういった人数もきちっと押さえ切って、なおかつ必要だと、またこれだけのメリットが出てくるというのをはっきり打ち出してやっていただきたいと思います。したがって、そういった部分を私は見出せないでいますので、ひとつそういったことを考えていただきたいことを申し上げて反対討論とします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 國分議員。〔17番 國分敏彦君登壇〕 ◆17番(國分敏彦)  私は、平成25年度二戸市土地区画整理事業特別会計予算に賛成の立場で討論をいたします。 まずは、この事業がやはり必要だという点を述べなくてはならないというふうに私は思っております。私たちが忘れてはならないのは、2年前のあの大震災であります。それ以降、日本全体が災害に強いまちづくりに進んでおります。本市においても、やはり学校の耐震工事、橋の補強等の予算がついているのは、その最たる例だというふうに思っております。この駅周辺地区は、二戸市の人口の約1割が住んでおり、DIDの地区に入っております。この地区は、道路が少なく、狭く、そして緊急時、災害時に非常に危険な箇所であるということは市民誰でも思っているというふうに思います。やはりこの点をいち早く改善をしていかなければならないというふうに思っておりますし、我々の使命ではないかなというふうに思っております。 今進行中のおばし川の工事が終われば、大雨に強いまちづくりになると思いますし、下水道工事が進むことによって東側の工事も進んでいくというふうに思います。そして、全ての道路が6メートルになり、懸案であります石切所小学校の子供たちの通う通学路も今より安全なことを確保でき、保護者の心配も軽減されるのではないかなというふうに思います。 また、平成28年には、二戸市は国体の会場になります。剣道では選手、役員を含めて約800名、そして隣の一戸は、なぎなた会場で、こちらも約250人の方が二戸の駅を利用になるというふうに聞いております。私は、駅東側からスポーツセンターまでいち早く幹線道路で結んでもらいたいというふうに思っております。間に合わないときには、せめて西側から幹線道路で結ぶ必要があるというふうに思っております。こちらの駅周辺の状況を注目している企業が複数あるというのも、やはり我々は認識しなくてはならないのではないかなというふうに思っております。そして、ある企業は早く完成して、この二戸市の産業に貢献したいというふうに言っている企業もあります。私たちは、やはり西口全体も含めて二戸市をどう発展させるかということを考える使命があるというふうに思っております。 そして、最後になりますが、これからも職員の方々には、時間はかかると思いますが、この仕事を、この事業を推進していただくよう、そして努力されるようお願い申し上げまして賛成の討論といたします。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。 及川議員。〔21番 及川正信君登壇〕 ◆21番(及川正信)  私は、反対の立場で討論を申し上げますが、討論までもないと思っておったのですけれども、視点がかなり違うなと。これは、お互いに進めようとか、抑えようとかと単純な判断の問題ではないだろうというふうに思います。 平成8年にスタートしたこの駅周の区画整理事業は、災害対策としてやったのではないのです、これは。まちのいわゆる玄関口の整備、そういうふうなことで区画を整理しようということなのです。これは、財政がふんだんにあって、そして事業に回すことができる、そういう財政力を二戸が持っておれば、これは大いに進めていっていい事業だと私も思っております。荷渡地区の区画整理事業から始まったのですが、私はこのときもそうだったし、この駅周辺の計画が最初提案されたときも賛成の討論をいたしております。 視点が違えば議論がかみ合わないわけで、当局のほうも実は困っている、財政的に非常に困っていると思うのです。平成22年度に完成の15年間の計画が、既にこれは崩れて、そして今期間を延長して、今後何年必要になるかを問うても、本会議場にあっても、あるいは常任委員会等にあっても、これは明らかに今できない状態にあります。単純計算でいけば、30年を下ることはないだろう、そういうふうに言わざるを得ないわけです。年間当たりの工事費等を試算すれば、30年を下ることはないだろうと。だから、30年以上は最初の15年計画が延びてしまう。私はもっと延びると見ておりますけれども。要は、みんなこれはお互いに理解し合っていいだろうと思うのは、全体的なまちづくりというものをもっと大事にしないといけない。駅周だけに財政を集中していくと、それだけあおりを食うわけでありますから、その辺はバランスの問題になると思うのです。 今一般会計から5億円以上の繰り出しをしている。これは、今まで使った分の借金を返すために繰り出しているのですから、これはある程度私はやむを得ないと思います。問題は、新たなる事業費であります。この事業費に交付金が使われておる。交付金が、これは土地区画事業交付金ではないのです。社会資本の整備の交付金でありますから、何に使ってもいい。限定はありますけれども、幅は極めて広い。これも分科会でも確認になりましたが、そういうふうなことを考えると、いろんな行政分野に使える金なのです。それをここに集中することによってバランスが崩れてしまう。ですから、まちづくりもおくれてしまう。ここを当局のほうにも検討してほしいのは、この区画整理事業の事業費をどういうふうに今後バランスをとるように計画性を持つかと、ここが私はやっぱり市長の手腕にかかるというふうに思っております。職員が幾らやりたいとかやりたくないとかいったって、これは意味がないわけで、市長の判断が私はほとんど全てにかかるだろうというふうに思いますので、小保内市長にはまちづくりのバランスというものをよく考えて、そしてもうここまで延び切ってしまったわけですから、期間が、その点については、皆さんによく説明をしながら協力を求める。 鷹場議員のあれにもありましたけれども、もうそういうふうな受けとめ方は地元の皆さんも、あと仮に30年ということになると年代もかわるし、それからこの熱意というか期待というか、そういうものも私は変わってくると思うのです。それは、息を長く続けるということになれば、懇切丁寧な説明をしてあげながら、そしてその他の行政分野にも財源は振り向けるということをやっていきませんと、二戸の財政には限界があります。それから、市民の行政に対する要望が山ほどあるわけでありますから、その辺のところをよく捉えて、いけいけどんどんというものではこの事業はないと。これだけは、やはり明確にしなければいけないと思います。繰り返しますが、災害に対応するためのものでないということです。 それから、いま一つ、さっきの討論と同じなのだけれども、道路の整備はこれはもうしっかりやってほしいということで、いわゆるこの合庁通りからずっと行く大村線あるいは駅前の方向、これは急いで道路は整備すべきだと。ただ、小学校の通りは、これも子供たちの安全のためにも急がなければならない。分科会でも質疑、議論しました。しかし、下水道の工事の関係から、川原橋のほうから工事を進めていかないと、あの大村通りも工事ができないという事情があるということであります。したがって、向こう5年、あるいは10年、5年ではできないだろうと。10年ぐらいでぜひともやりたいとは考えてはおりますという答弁でありますから、これはまず国体等には当然もう間に合わないなという状況になっているということも明らかになっておりますので、ひとつ申し上げたとおりに、バランス感覚を十分発揮をしながら、いいまちづくり、そして区画整理事業の推進というものも、ただただ急ぐということではなくて、市民の考えも組み入れながら進めていただきたいと。 このことをお願いを申し上げながら、私は今回の当初予算に対しては反対でありますので、その討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 岩崎議員。〔18番 岩崎敬郎君登壇〕 ◆18番(岩崎敬郎)  本議案に賛成の立場で討論いたします。 進むも地獄、とどまるも地獄、退くも地獄みたいな形になっているのが、今のこの現状だというふうに認識しております。したがいまして、身の丈に合った許せる範囲での事業を進めるしかないというふうに思っております。やめると市民の間、あのエリアの中に不公平感が出てきます。もう既に事業費ベースで約60%。そして、面積ベースで43.7%、移転戸数は783戸に対して365戸、約半分であります。ここでやめる、あるいは事業ペースを落とすというふうなことになりますと、今まで完成してきた、移転をされてきた人、それからこれからやるであろうと思われる人たちとのハンディが大き過ぎる。したがいまして、プライマリーバランスを重視しながらも、先ほど及川議員が反対討論をされましたが、今出ているお金は、一般会計からの繰り出しは使った分だけの借金の返済に使われているわけです。事業費としては約5億円というふうなことで進めているわけでございます。 盛岡と比較したときどうなのだという資料もいただきました。再減歩が発生したりします。そもそも、この問題につきましては、一番最初は減歩率の問題で議会も二分したことであります。そして、コンサルタントを連れてきて、移転補償の部分でそのまま済んでいればこんなにもめなかったのですが、実質的にやり始めたら、いや、補償費もっと上げなければならないということで、ぽんと70億円ふえてしまったわけでございます。 したがいまして、非常に行政の立場としても苦しいと思いますし、私も積極的にどんどん、どんどん金をつぎ込んで短期間で終わらせろというふうなことにはならないですけれども、とどまることは、これは大変無意味なことであるし、今までの事業が無駄になってしまう。少しながらでも、地道ながらでも、これは完成まで進めなければいけない、そういうふうに思っております。かけた金が無駄になる、そういうものではないと思います。ちゃんと道路は築造され、インフラは整備されて快適な環境が最後まででき上がりますことを推進していただけますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。 畠中議員。〔14番 畠中泰子君登壇〕 ◆14番(畠中泰子)  私は、本予算案に反対の立場で討論をいたします。 おばし川の整備、あるいは枋ノ木市民会館線の整備について、それは市民一様に整備を求めていると思いますが、その手法として土地区画整理事業なのか、また一般の建設事業における整備なのか、そうした部分でも吟味しなければならなかった事業であります。この問題については、私は二戸市だけで全てこの難しい入り組んだ状況を解決できるとは思っておりません。そもそもこの区画整理事業は、新幹線の盛岡以北延伸という中において、県の重点事業としても、まさに県の一大プロジェクトの中で二戸市が動いた経緯があるのではないかと思っております。スタート当時は、県のほうから技官が次々に送り込まれてまいりました。まさに、これは県主導で行われた事業であります。今日この事業の見直しを難しくしている保留地処分金を新幹線用地に充てるという、全国でも例を見ないこうした特別の手法を編み出したのは県ではなかったでしょうか。私はこうした経緯からいっても、二戸市の財政力を超えたこの大きな事業の見直しには、県と一緒になって県の特別の取り組み、あるいは対応策も導き出しながら、現実として身の丈を超えた事業になっている、この駅周辺地区の事業の見直しを図っていかなければならないと考えております。 今一部において、区画道路などにおいては、整備水準を落としての整備も始まっております。それは、議会において、毎回の議会において議会の要請があったからだと思います。当初一時期見直しをするとして始めたものの、やはり整備水準を落とすのではなくて、有利な国の補助を得て計画どおりやっていくという説明があったにもかかわらず、現に一部区画道路においては、道路幅を10メートルを8メートルにするなど、実際に行っているということは当局としても、この区画整理事業の事業費の縮減を図らなければならないという形に変更しつつあると認識しております。いずれ議会にとっても行政にとっても、まさに大変な問題となっているこの区画整理事業、私はこれの見直しには県も入れながら、本当に二戸市の身の丈に合った、また住民の意向にも応えたまちづくりを追求していくことを求めたいと思います。 先ほど鷹場議員のほうから、住民の意向はどうなのか、そういうお話もございました。住民がどの程度のまちづくりを求めているのか。区画整理事業によって全ての家を移転し、高い規格の町並みなのか、そうではなく、生活排水など下水道事業の整備にとどめる程度の要望なのか。地域住民が求めるまちづくりの水準も改めて住民意向を把握しながら、本当に身の丈に合った市民の思いに応える、そうした事業へとこの際見直しをしていくことが必要だと思います。 当事業の抜本的な見直しを求めて反対討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 駒木議員。〔2番 駒木 昇君登壇〕 ◆2番(駒木昇)  今までのいろんな議論を聞いていますけれども、当初平成8年から始まった事業ということで伺っております。 私もずっといろんなことを最初から、さまざまな人たちから聞いてきたのですけれども、今はどんどん進めろと、こういう意見があります。私のところにも、とにかく早くやってくれと、こういうのが来ております。何人からも来ております。 皆さんの質問は、今聞いていますと、一つ一つはなるほどそのとおりです。理屈はわかります。だけれども、一旦やるというふうに決めたならば、予算をどうのこうのというのも、それは一つの考え方ですけれども、やはりやるということで決めたらば徹底してやるというのが私の持論であります。見直しというのは、全ての事業については必要になるとは思いますが、やはり着実に実行していくというのが、決めた以上の責任でありますから、その辺はひとつきちっとやっていかなければならないなというふうに思っております。 非常に大変だと、道路が狭くなりました、狭くなったというか、自分の道路が、それから敷地が少なくなったとかというたくさん問題点はありますけれども、それはどうしても100%の満足というのはできないと思います。だけれども、この区画整理事業というのは、百年の大計という、我々はもう生きていないかもしれませんけれども、そういうことでやるといった以上は徹底してやらなければだめだというふうに、私はそう思っております。賛成して進めなければいかぬと、こう思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第27号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 日程第27、議案第28号、平成25年度二戸市介護サービス事業特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第28号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 日程第28、議案第29号、平成25年度二戸市後期高齢者医療特別会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 反対。 田口議員。〔6番 田口一男君登壇〕 ◆6番(田口一男)  議案第29号、平成25年度二戸市後期高齢者医療特別会計予算に反対をいたします。 2006年6月の国会で小泉改革と称して郵政民営化が全国に吹き荒れた当時、与党議員が法案の問題点を記者から問われたときに、こんな法案だとは気がつかなかったというくらい、どさくさの中で医療改革関連法案を政府与党により強行いたしたわけでございます。立案者からは、高齢者にふえ続ける医療の負担の痛みを知ってもらうことが高齢者の医療費抑制につながると、本音にも似た後期高齢者医療制度の目的を述べたことに批判の声が上がったわけです。この法律は、うば捨て山の制度と酷評され、話題ともなりました。当市議会でも、うば捨ての表現に異論がありましたが、当時の舛添厚生労働大臣も制度の問題を認めざるを得なくなり、見直しも示唆するなど多くの問題をはらんでおりました。 また、後期高齢者医療制度廃止法案は、参議院では廃止が可決され、衆議院で審議未了となったいきさつもありました。二戸市議会に後期高齢者医療制度早期に廃止の請願書が提出されたときに、今国会で3年をめどに見直しを行うときに、あえて請願を出すべきではないといって不採択にしたいきさつがありましたが、時が過ぎ、見直しの動きもなく、今日に至っております。そうこうしているうちに、実施した当時は75歳以上の後期高齢者の年金が上がらないのに天引きされるといっておりましたが、今では年金は下がり、少ない年金から多くは20%も医療費が天引きされ、身を削る生活を切り詰めても、ますます少ない年金で暮らしをどうすればいいのか、相談がふえております。あれほど話題になり、先行きの不安が叫ばれたのもつかの間、見直しの声が途絶え、問題を期限なく先送りしております。後期高齢者からは、このままいつまで続けるのかとの声なき声が渦巻いております。この制度を廃止し、早期に見直しを図ることを要求し、討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第29号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立多数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立多数であります。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 日程第29、議案第30号、平成25年度二戸市水道事業会計予算の特別委員長報告に対する質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第30号を採決いたします。 本案に対する特別委員長報告は原案可決であります。 本案は、特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 日程第30、議案第31号、監査委員の選任についてを議題といたします。 提案説明を求めます。 小保内市長。〔市長 小保内敏幸君登壇〕 ◎市長(小保内敏幸)  それでは、議案第31号を説明させていただきます。 議案第31号、監査委員の選任について。次の者を監査委員に選任することについて、地方自治法第196条の規定により、議会の同意を求める。 住所は記載のとおりでございます。氏名、切金精。生年月日は記載のとおりでございます。 平成25年3月19日提出、二戸市長、小保内敏幸。 理由。監査委員を選任するため提出するものである。これが、この議案を提出する理由である。 なお、裏面に履歴書を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第31号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第31号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより議案第31号を採決いたします。 監査委員の選任については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、議案第31号、監査委員の選任についてはこれに同意することに決しました。 日程第31、請願第1号、下海上小坂地内の市道にかかる橋の改善整備についての請願書を議題といたします。 産業建設常任委員長の報告を求めます。 畠中産業建設常任委員長。〔産業建設常任委員長 畠中泰子君登壇〕 ◆産業建設常任委員長(畠中泰子)  ご報告いたします。 二戸市議会議長、菅原恒雄殿。産業建設常任委員会委員長、畠中泰子。 当産業建設常任委員会に付託された請願は、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、ご報告いたします。 開催年月日は、平成25年3月13日。開催場所は、第3委員会室でございます。出席者は記載のとおりでございます。 審査結果をご報告いたします。請願第1号、下海上小坂地内の市道にかかる橋の改善整備についての請願書。審査結果は、全員賛成、採択すべきと決したところでございます。 意見は、この橋はかなり傷んでいることからも、早期の安全を期すため、本請願は採択すべきものと決したところでございます。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより請願第1号を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は採択であります。 本請願は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立全員〕 ○議長(菅原恒雄)  起立全員であります。 よって、請願第1号は採択することに決しました。 日程第32、請願第2号、「生活保護基準の引き下げはしないこと」の意見書提出を国に求める請願書を議題といたします。 文教福祉常任委員長の報告を求めます。 國分文教福祉常任委員長。〔文教福祉常任委員長 國分敏彦君登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(國分敏彦)  平成25年3月19日、二戸市議会議長、菅原恒雄殿。文教福祉常任委員会委員長、國分敏彦。 請願審査報告書。当文教福祉常任委員会に付託された請願は、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第141条第1項の規定により、下記のとおり報告いたします。 記。開催年月日、開催場所、出席者名は記載のとおりでございますので、省略いたします。 審査結果。請願第2号、「生活保護基準の引き下げはしないこと」の意見書提出を国に求める請願書。審査結果。賛成少数、不採択でございます。 意見として、今回の生活保護基準の引き下げは、一般世帯との逆転現象、物価下落、不正不適正受給対策等の基準の適正化を図っているものであり、本請願は不採択とすべきものと決したということの反対意見があり、賛成少数で不採択になりました。 以上、報告申し上げます。 ○議長(菅原恒雄)  委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 賛成。 田口議員。〔6番 田口一男君登壇〕 ◆6番(田口一男)  請願第2号、「生活保護基準の引き下げはしないこと」の意見書提出を国に求める請願書に賛成をいたします。 これまでの小泉構造改革のもとで国民生活に格差、貧困問題が生まれ、2009年の総選挙では民主党がコンクリートから人へという一定の範囲で国民が求めるスローガンを掲げ、国民的共感を得て政権交代につながったわけでございます。生活保護もそういう流れを背景に利用できる制度として認識が広がり、昨年12月には215万人を超えました。他の社会保障制度が脆弱でセーフティーネットが後にも先にも生活保護しかない状況のもとでは、国民の間で経済困難な人があれば生活保護はふえざるを得ないわけでございます。人気芸能人の母親が生活保護を受けていたことを発端に生活保護バッシングが行われ、生活保護を受けている人がぶらぶらしているかのような映像や、向精神薬が横流しされている売買の場面など放映されました。根拠もないうわさレベルの話など、大々的にワイドショーで取り上げるなど、世間の目をそらす役割を果たしております。不正受給は正さなければなりませんが、生活保護利用者には圧力団体がなく、抵抗勢力としては弱い存在である。最低限の生活を支えている受給者の中では、不正受給は厚生労働省の発表でも0.5%でございます。暮らしの実態は、ひとり暮らしで224万円、これは日本人の標準的な可処分所得とされております。貧困線というものがありますが、日本では112万、月額9万3,000円です。4人暮らしで2倍の18万6,000円で、このようなレベルで生活している人が4年前で16%で2,000万人を超えるという数字が出ております。それに比べ生活保護者は1.38%、176万人にすぎないと言われております。10分の1も生活保護の利用者がない状況であります。ないのに215万人ふえたことが問題ではなく、背景には雇用の問題があり、雇用保険はセーフティーネットとしての役割を十分に果たしていないのでは生活保護にならざるを得ないのが実情と言われております。 もう一つは、高齢者の貧困により生活保護利用者が急増しております。年金の現状を考えてみれば明らかです。ずっと不安定雇用で厚生年金に入れなかった人や、自営業でやってきた人は基礎年金のみか、旧国民年金の受給者となり、1,000万人を超える年金受給者が月額平均4万9,000円にすぎません。この間二戸市民の相談でも年間の受給額は30万円から50万円、しかも介護や高齢者医療保険の支払いは20%の方もありました。これが現状です。生活保護に頼るしかありません。 高齢者の問題と現役世代の雇用という問題が大きな要因となり、現在の生活保護の利用者を押し上げております。 今回の生活扶助の基準額が8月から引き下げられます。基準額の引き下げで、都市部の40代の夫婦で子供2人の世帯では、生活扶助は月額22万2,000円が、3年目には2万円減額となると言われております。影響は受給者にはとどまらないで、基準額が他の公的援助適用の目安となるため、生活保護を受けていない低所得者層にも打撃となるおそれがございます。7.3%引き下げられますと、二戸市では1,149万円の影響を受けると言われております。 憲法第25条の健康で文化的な最低限度の生活を営む市民の生活を守るためにも、当請願書を採択していただけますようお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより請願第2号を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は不採択であります。 よって、原案について採決いたします。 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立少数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立少数であります。 よって、請願第2号は不採択とすることに決しました。 日程第33、請願第3号、消費税増税に反対する請願書を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 新畑総務常任委員長。〔総務常任委員長 新畑鉄男君登壇〕 ◆総務常任委員長(新畑鉄男)  平成25年3月19日、二戸市議会議長、菅原恒雄殿。総務常任委員長、新畑鉄男。 請願審査報告書。当総務委員会に付託された請願は、審査の結果次のとおり決定したので、会議規則第141条第1項の規定により、下記のとおり報告いたします。 開催年月日、開催場所、出席委員は記載のとおりでございます。 審査結果でございます。請願第3号、消費税増税に反対する請願書。審査結果ですが、賛成なし、不採択と決定しました。 意見として、既に国会で決議された案件であることから、本請願は不採択とすべきものと決しました。 以上です。 ○議長(菅原恒雄)  委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 賛成。 畠中議員。〔14番 畠中泰子君登壇〕 ◆14番(畠中泰子)  私は、本請願に賛成の立場で討論をいたします。 消費税が5%でも多くの国民の生活を圧迫しています。それを今後8%、そして10%に持っていくということに多くの国民はいまだ納得していないのではないでしょうか。 そもそも民主党政権のときに、これは国民の多数の反対を押し切り消費税増税を柱とした税と社会保障の一体改革の関連法の中で強行成立をさせました。その後このような公約違反の消費税の増税強行に対しまして、国民の厳しい審判が下されたのが昨年の選挙でございます。まさに公約を守れ、消費税は増税するなの国民の意思の反映ではなかったでしょうか。 消費税は、所得の少ない人に重くのしかかるものであり、その増税は一層暮らしを破壊するもので、社会保障の財源としては最もふさわしくないものであります。消費税増税は、過去に経験したように、国民の消費は冷え込み、被災地を初め二戸市の地域経済も大打撃を受けることになると考えます。国の財政も、結局さらなる危機に陥れることになるのではないでしょうか。今必死に立ち上がろうとしている被災者、被災地に深刻な打撃を与える、そして社会保障に対する国の責任も投げ捨てる、そうした制度と一体のこの消費税の増税については、私は絶対やってはならないと考えるものであります。そういった立場から、本請願に賛成をいたします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 鈴木議員。〔22 鈴木忠幸君登壇〕 ◆22番(鈴木忠幸)  私は、消費税の増税に未来永劫に反対するものではございませんが、今3.11で被災された自治体の首長さんは、ほとんどが今消費税増税されると復興に支障を来すという発言をいたしております。このことから、今の時期に消費税増税を決めると、何年か先、実施は先にしても、このことについては私は納得できないということを申し述べて、この請願に賛成の意見といたします。 以上です。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより請願第3号を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は不採択であります。 よって、原案について採決いたします。 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。〔起立少数〕 ○議長(菅原恒雄)  起立少数であります。 よって、請願第3号は不採択とすることに決しました。 日程第34、発議第1号、TPP(環太平洋連携協定)交渉参加に反対する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 畠中泰子議員。〔14番 畠中泰子君登壇〕 ◆14番(畠中泰子)  提案をさせていただきます。 発議第1号、TPP(環太平洋連携協定)交渉参加に反対する意見書。 標記について、会議規則第14条の規定により提出をいたします。 平成25年3月19日、提出者、二戸市議会議員、畠中泰子、賛成者、二戸市議会議員、及川正信、同じく高村人司、同じく新畑鉄男、同じく鈴木忠幸。 二戸市議会議長、菅原恒雄殿。 理由。国においては日本の農林水産業、農山漁村、医療や雇用、食の安全など国民の財産を守り、TPP交渉に参加しないよう求めるため、本意見書を提出する。これが、この意見書を提出する理由である。 中身については読み上げさせていただきたいと思います。 安倍晋三首相は、TPP(環太平洋連携協定)への交渉参加を表明した。 そもそもTPPは、“例外なき関税撤廃”を原則としており、これにより日本の農林業と経済は壊滅的打撃を受けることは政府公表の試算でも明らかとなった。農林業を基幹産業とする二戸市として看過できない大問題である。一方、非関税障壁の撤廃も交渉の対象とされており、食の安全、医療、雇用、公共工事等々の日本の制度が、アメリカ型の制度に変えられる危険性もはらんでおり、国の主権をも脅かすものである。安倍首相は「交渉に参加しながら守るべき国益は守る」としているが、新規参加国には対等な交渉権が保障されず、「守るべきものは守る」ことの何の保証もない。 よって、政府においては、TPPが国民生活の根本にかかわる重大問題であることを踏まえ、日本の農林水産業、農山漁村、医療や雇用、食の安全など国民の財産を守りぬくためにTPP交渉参加を断念するよう強く求めるものである。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、発議第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 國分委員。 ◆17番(國分敏彦)  ちょっと迷っているのでお伺いしたいというふうに思いますけれども、文章を読まれてしまいましたので、やはり聞かざるを得ないということでお伺いしたいというふうに思うのですけれども、「新規参加国には対等な交渉権が保障されず」ということで断定されているのですけれども、これは担保されていることかどうかということと、やはりこの二戸の状況を考えますと、農林業だけではないと思うのです。その辺のところはどのように提出者は考えているのかというところの2点お伺いしたいというふうに思います。 ○議長(菅原恒雄)  畠中泰子議員。 ◆14番(畠中泰子)  質問2項目のうち、最後のほうがよくわからなかったので、今まず最初の新規参加国については、その交渉の関係では認められていないことは、安倍首相自身が国会答弁でも何回も認めているところでございます。それは、テレビ、新聞等においても、それぞれご承知のことだと思います。 その例として、カナダ、メキシコが後から入ったわけでありますが、そうした国々については、これまで9カ国で合意したものについては、それはそのまま認めると。あるいは、今後9カ国が新たな条件を考えたときには、それも認めると。そして、交渉を打ち切ることは9カ国はできても、新たに入った国々には認めませんよという念書があって、そのことでの国会での議論でも安倍首相は、そのことは否定しておりません。ただ、日本にはまだその念書は届けられておりませんがということではありますけれども、既に途中で参加をしたカナダ、メキシコにおいてはそのようなことがあるし、また現在9カ国の中でのさまざまな発表においても、これまで積み上げてきた議論を蒸し返すことがないようにということでの表明もされ、そのことで安倍首相もそういうことと認識していると。今後条件をつけていくことは厳しいということは認めているというふうに私自身も認識しております。 それでもう一点、あともう一回ご質問いただきたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  國分議員。 ◆17番(國分敏彦)  これ大切なことだから、よく聞いていただきたいのですけれども、二戸全体を見ると農林業だけではないのです、やはり。その点について、提出者はどのようにお考えになっているのかと。自動車関連の工場もあるだろうし、その他の工場もあると思います。その点についてどのように提出者は考えているのかというところを、意見を伺いたいというふうに思います。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆14番(畠中泰子)  二戸市の基幹産業は農業であると、農林業であるということは誰しも認めているところであると考えます。その農業において、関税の関係でいいますと、先日の政府の統一公表でも……〔國分敏彦議員「いや、農業のことは聞いてないんだ」と呼ぶ〕 ◆14番(畠中泰子)  はい。かなり農業が自給率でいきますと27%になると。米などはほとんど6割ぐらいになるし、またそのほかの製品についてもかなり打撃を受けるということは、この地域の存続そのものが、農業を基幹産業とする当地域においては、基幹産業が打撃を受けることは、地域の存続そのものが危うくなるということを考えております。確かに誘致企業においては、自動車関連の事業所もあるわけではありますけれども、農業におけるこの大きな打撃そのことが二戸市にとっては大きな重要な問題であろうと考えております。 ○議長(菅原恒雄)  よろしいですか。 ほかにありますか。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 賛成。 鷹場議員。〔13番 鷹場美千雄君登壇〕 ◆13番(鷹場美千雄)  ちょっと戸惑ったのですけれども、いずれ国会でも本当にどうなるかというような瀬戸際です。今真っ最中です。何かこれ前にもやったような記憶がするのですけれども、あるいは間違い、私の記憶違いかもわかりませんけれども、いずれ当地域においてははっきり提案者が説明したとおり、1次産業の重きが大きいです。このTPPの問題を軽々に扱うと、本当に部落の崩壊、地域の崩壊が始まるかと思います。減反政策そのもので、あんなに不評な減反政策、国が敢行したわけですけれども、あれでどれほどの農家人口が減ったか、あるいは農家の心を痛めたかということです。こういったことで、またこれが本当の、下手すると自民党の試金石になりかねないなと。下手すると、第2の民主党の形を追うのではないかなという思いも持っています。 いずれそういったことで、やはりこのTPPというのは、私自身も全部は押さえ切っていません。国会の質問答弁の中でも、全部押さえ切れていないのではないかなという印象を受けています。そういったことで、今考えられることは、やはり地域においてはどうかということを考えれば反対せざるを得ないなと。 せんだっての国会答弁の後、各知事のテレビ取材が映っていました。確かに輸出産業を抱える知事、神奈川県知事と、どこの知事だったかな、埼玉だったかどこかの知事がコメントしていましたけれども、やはりそこはTPP賛成で、国益を上げてもらいたいということを言っていましたけれども、北海道を初め東北全部反対でした。そういったことを見た限り、やはり我々は食料の生産県でもあるし、国土の違い、面積要件の違いもあって、どうしてもここには国境措置がなければ、狭い国は立っていかないだろうということを考えて、TPPには反対ということでお願いしたいと思います。 終わります。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成ですね。 田口議員。〔6番 田口一男君登壇〕 ◆6番(田口一男)  TPP交渉参加に反対意見書については賛成をいたします。 平成23年に突然菅首相が10月1日に所信表明演説でTPP等の参加を検討し、具体的交渉を一歩でも進めると述べ、全面的な自由化を表明してから約3年を迎えております。これまで農林水産省の農業分野だけでも毎年4兆1,000億円の生産減、食料自給率が40%から14%、農業及び関連産業における就業機会は340万人も減少すると政府が試算しているわけです。 同じく岩手県や二戸市においても具体的な形でこれまでやってきた結果、減少するということがはっきり出て、影響の大きさが議論されてきました。関税だけではなく、非関税商品の撤廃で全面自由化の影響はますます明らかになりました。しかし、政府は今でも内容が明らかでないから、いまだに、まず参加してみて例外なき関税の撤廃を前提として15日にTPP交渉参加を表明いたしました。安倍首相は、交渉の中で守るべきは守るなどとしておりますが、一旦参加したら守るべきものが守れないのがTPPであります。安倍首相は、日米首脳会談で聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明確になったと言いますが、会談では関税と非関税商品の撤廃を原則として、これまで聖域としてきたあらゆるものを関税撤廃の対象とする協定を達成することを明記しております。国民皆保険、食料の安全、ISDS条項など、自民党が総選挙で掲げた関税以外の5項目についても一方的に説明しただけで、アメリカ側から何の保証も得ておりません。さらに、TPP交渉では、新規参入国には対等な交渉権が保障されず、守るべきものを守る交渉の余地さえ奪われております。 今回の交渉参加表明は、自民党の総選挙の公約、いわゆる聖域なき関税撤廃を前提とするTPP交渉に反対すると。関税以外の5項目でも国益を守るとしております。ちなみに、九戸村の自民党も含めた、また籍を置いている議員がTPP交渉参加に反対の意見書を上げたと聞いております。そうですので、これについては党派を超えて地域を守るため、当意見書に賛成していただきますようお願い申し上げまして、討論といたします。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。 小笠原議員。〔10番 小笠原清晃君登壇〕 ◆10番(小笠原清晃)  実は、みんなと相談したわけではなかったのですが、いろいろ聞いているうちに、ちょっと内容が変わってきたなという気がします。 地球の中の組織の中において、経済が今動いているという状況であります。その中において、おいしいところは食べるけれども、おいしくないところは要らないという話もできない。ただ、政府そのものが交渉に参加すると表明しているわけでありますから、そこをやっぱり我々二戸市議会がどうのこうの言っても、もう交渉に参加するということはするのだろうと思います。 そこで私たちは、農業とか何かを守るその部分的なものについて国益を守ると言っているのですから、その守らせるような仕組みなり、運動をしていかなければならないというふうに私は考えます。やっぱり全体をいろんな産業、いろんな経済界がありますので、それを全部反対だというわけにはいかないのではないかと。農業の基幹産業なり、第1次産業は二戸市の基幹産業でありますが、それを守ることは当然であります。したがいまして、私は交渉参加そのものは避けて通れないというふうに考えるものであります。 その交渉には参加するのだけれども、基幹産業とか何かについては、やはり二戸市議会も挙げて、その農業を守っていく政策について政府を動かしていく、そういうような運動を展開するということを申し添え賛成いたします。賛成といいますか、交渉に参加すること、この交渉参加に反対する意見書については、やっぱり賛成できないということです。 ○議長(菅原恒雄)  反対の方。 小笠原さん、反対…… ◆10番(小笠原清晃)  大変誤解を与えました。交渉参加に反対する意見書には反対でございます。そこのところを訂正させていただきます。〔「原案に対してどうなの」の声あり〕 ◆10番(小笠原清晃)  原案に対して、反対する意見書に対して反対であります。 ○議長(菅原恒雄)  もう一度、反対の方いらっしゃいますか。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  賛成の方。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、討論を終結いたします。 これより発議第1号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔「休憩」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  数は確認しましたので、休憩いたします。 暫時休憩いたします。休憩 午後 2時57分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午後 2時59分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 済みません、確認のためにもう一度起立をお願いいたします。〔起立同数〕 ○議長(菅原恒雄)  同数でございます。 よって、地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する可否を採決いたします。 本案については、議長は否決と裁決いたします。 よって、発議第1号は否決されました。 日程第35、閉会中の委員会活動についてを議題といたします。 本日付をもちまして、各常任委員長並びに議会運営委員長から会議規則第103条の規定により閉会中の調査申出書が提出されております。文書の写しをお手元に配付しております。 お諮りいたします。閉会中の委員会活動については、平成25年4月1日から平成25年9月定例会開会の日の前日までの定例会の期間を除き、各委員長からの申出書のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、閉会中の委員会活動については、各委員長の申出書のとおり、それぞれ決定いたしました。 これにて平成25年第1回二戸市議会定例会を閉会いたします。閉会 午後 3時01分...