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  1. 陸前高田市議会 2020-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 陸前高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    令和 2年  第1回 定例会        令和2年第1回陸前高田市議会定例会会議録議事日程第1号             令和2年2月19日(水曜日)午前10時開議日程第1         会期決定日程第2         会議録署名議員の指名日程第3         例月出納検査及び定期監査の結果報告日程第4         市長の施政方針演述日程第5         教育長の教育行政方針演述日程第6  報告第1号  損害賠償の額を定め和解することに関する専決処分の報告について日程第7  議案第1号  町及び字の区域の変更について日程第8  議案第2号  岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市             町村総合事務組合規約の一部変更の協議について日程第9  議案第3号  岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議について日程第10  議案第4号  陸前高田市気仙公民館建設工事変更請負契約締結について日程第11  議案第5号  (仮称)陸前高田市民文化会館新築工事変更請負契約締結について日程第12  議案第6号  只出・根岬漁港海岸災害復旧(陸閘・水門)工事の変更請負契約締結につい             て日程第13  議案第7号  脇之沢漁港海岸災害復旧(防潮堤)工事の変更請負契約締結について日程第14  議案第8号  23災1174号市道今泉高田線姉歯橋橋梁災害復旧工事変更請負契約締結につ             いて日程第15  議案第9号  23災1170号市道誂石線誂石橋橋梁災害復旧工事変更請負契約締結について日程第16  議案第10号  高田松原公園災害復旧その2工事の変更請負契約締結について日程第17  議案第11号  高田松原公園災害復旧その3工事の変更請負契約締結について日程第18  議案第13号  財産の取得について日程第19  議案第14号  財産の取得について日程第20  議案第12号  陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結について日程第21  議案第15号  陸前高田市民文化会館の指定管理者の指定について日程第22  議案第16号  令和元年度陸前高田一般会計補正予算(第6号)日程第23  議案第17号  令和元年度陸前高田下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第24  議案第18号  令和元年度陸前高田農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第25  議案第19号  令和元年度陸前高田漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第26  議案第20号  令和元年度陸前高田国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第27  議案第21号  令和元年度陸前高田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第28  議案第22号  令和元年度陸前高田介護保険特別会計補正予算(第4号)日程第29  議案第23号  令和元年度陸前高田水道事業会計補正予算(第3号)日程第30  議案第24号  陸前高田市国民健康保険広田診療所整備基金条例を廃止する条例日程第31  議案第25号  陸前高田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関             する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例及び             陸前高田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例日程第32  議案第26号  陸前高田市立保育所設置条例の一部を改正する条例日程第33  議案第27号  陸前高田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準を定める条例の一             部を改正する条例日程第34  議案第28号  陸前高田市印鑑条例の一部を改正する条例日程第35  議案第29号  陸前高田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例日程第36  議案第30号  陸前高田市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の             一部を改正する条例日程第37  議案第31号  陸前高田市体育交流施設条例の一部を改正する条例日程第38  議案第32号  陸前高田市漁港管理条例及び漁港の区域内の水域又は公共空地における土砂             採取料等の徴収等に関する条例の一部を改正する条例日程第39  議案第33号  陸前高田市漁具保管施設条例の一部を改正する条例日程第40  議案第34号  陸前高田市道路占用料条例及び道路法等の適用を受けない公共用財産の管理             に関する条例の一部を改正する条例日程第41  議案第35号  陸前高田市市営住宅条例の一部を改正する条例日程第42  議案第36号  陸前高田都市計画高田地区被災市街地復興土地区画整理事業施行条例及び陸             前高田都市計画今泉地区被災市街地復興土地区画整理事業施行条例の一部を             改正する条例日程第43  議案第37号  令和2年度陸前高田一般会計予算日程第44  議案第38号  令和2年度陸前高田下水道事業特別会計予算日程第45  議案第39号  令和2年度陸前高田農業集落排水事業特別会計予算日程第46  議案第40号  令和2年度陸前高田漁業集落排水事業特別会計予算日程第47  議案第41号  令和2年度陸前高田国民健康保険特別会計予算日程第48  議案第42号  令和2年度陸前高田後期高齢者医療特別会計予算日程第49  議案第43号  令和2年度陸前高田介護保険特別会計予算日程第50  議案第44号  令和2年度陸前高田水道事業会計予算日程第51  議選第1号  陸前高田市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙日程第52  議選第2号  陸前高田市及び大船渡市営林組合議会議員選挙本日の会議に付した事件   ~議事日程第1号に同じ~出 席 議 員(17人)  議 長  福 田 利 喜 君          副議長  大 坂   俊 君  1 番  木 村   聡 君          2 番  松 田 修 一 君  3 番  大和田 加代子 君          4 番  小 澤 睦 子 君  5 番  伊 藤 勇 一 君          6 番  畠 山 恵美子 君  7 番  中 野 貴 徳 君          8 番  蒲 生   哲 君  9 番  伊 勢   純 君          10番  鵜 浦 昌 也 君  11番  佐々木 一 義 君          12番  菅 野 広 紀 君  13番  大 坪 涼 子 君          14番  藤 倉 泰 治 君  15番  及 川 修 一 君欠 席 議 員(1人)  16番  伊 藤 明 彦 君説明のため出席した者  市     長  戸 羽   太 君      副  市  長  岡 本 雅 之 君  教  育  長  大久保 裕 明 君      理     事  須 賀 佐重喜 君  理     事  佐 藤 伯 一 君      政 策 推進室長  村 上 幸 司 君 (兼総合政策監)  総 務 部 長  戸 羽 良 一 君      福 祉 部 長  齋 藤 晴 美 君  兼 総 務 課 長  兼選管事務局長  福 祉 部 次 長  千 葉 恭 一 君      市 民 協働部長  佐 藤 由 也 君  兼保健福祉課長                 兼 ま ちづくり  佐 藤 由 也 君  兼地域包括支援                 推 進 課 長  セ ン ター所長  地 域 振興部長  阿 部   勝 君      建 設 部 長  堺   伸 也 君                         (兼都市計画課長)  復 興 局 長  菅 野   誠 君      消 防 長 ・  戸 羽   進 君 (兼市街地整備課長)               消 防 司 令 長                          兼 防 災 局 長                          兼 消 防 防 災                          セ ン ター所長  教 育 次 長  細 谷 勇 次 君      財 政 課 長  黒 澤 裕 昭 君  兼 管 理 課 長  兼 図 書 館 長  子ども未来課長  千 葉   達 君      市 民 課 長  山 本 郁 夫 君                         (兼被災者支援室長)  税 務 課 長  髙 橋 良 明 君      商 政 課 長  木 全 洋一郎 君  観 光 交流課長  村 上 知 幸 君      農 林 課 長  中 山 雅 之 君  兼スポーツ交流                (兼農委事務局長)  推 進 室 長  水 産 課 長  菅 野 泰 浩 君      建 設 課 長  大 友 真 也 君                          兼 幹 線 道 路                          対 策 室 長  復 興 推進課長  佐々木   学 君      水 道 事業所長  熊 谷 完 士 君  会 計 管 理 者  伊 藤 芳 光 君      防 災 課 長  中 村 吉 雄 君  (兼会計課長)  消 防 次 長 ・  及 川 貴美人 君      学 校 教育課長  千 葉 賢 一 君  消 防 司 令 長                 兼教育研究所長  (兼消防署長)                 兼 学 校 給 食                          セ ン ター所長  監査委員事務局長 村 上 弘 人 君      財 政 課 主 幹  菅 野   優 君  市街地整備課主幹 髙 橋 宏 紀 君職務のため出席した議会事務局の職員  事 務 局 長  熊 谷 重 昭        局 長 補 佐  菅 野   洋  主     任  石 川 聖 恵    午前10時00分 開   会 ○議長(福田利喜君) これより令和2年第1回陸前高田市議会定例会を開会いたします。  出席議員は17人で定足数に達しております。  なお、欠席する旨の届け出は16番、伊藤明彦君であります。 ○議長(福田利喜君) 直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(福田利喜君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  報告事項は、お手元に配付いたしました議長事務報告のとおりであります。  以上をもって諸般の報告を終わります。 ○議長(福田利喜君) これより議事に入ります。  本日の日程は、お手元に配付いたしました議事日程第1号によります。 △日程第1 会期決定 ○議長(福田利喜君) 日程第1、会期決定を議題といたします。  本件に関し、委員会からの報告を求めます。議会運営委員会委員長、菅野広紀君。    (議会運営委員会委員長 菅野広紀君登壇) ◎議会運営委員会委員長(菅野広紀君) 議会運営委員会からの報告をいたします。  今期定例会の運営につきまして、去る2月14日、本委員会を招集し、協議いたしましたので、その概要を御報告いたします。  今期定例会で審議いたします案件は、市長提出の報告1件及び議案44件並びに議長提出の選挙2件であります。  一般質問は、13人の議員から通告がなされております。  したがいまして、会議の進め方でありますが、第1日目の本日は、まず市長の令和2年度施政方針について、また教育長から令和2年度教育行政方針についてそれぞれ所信表明を受けます。  次に、報告第1号の専決処分の報告1件を議題とし、提案理由の説明を受け、質疑を行います。  次に、議案第1号の執行前提案1件を議題とし、提案理由の説明を受け、審議、表決いたします。  次に、議案第2号及び議案第3号の執行前提案2件を一括議題とし、提案理由の説明を受け、一括して審議、表決いたします。  次に、議案第4号から議案第11号まで、議案第13号及び議案第14号の執行前提案10件をそれぞれ議題とし、提案理由の説明を受け、それぞれ審議、表決いたします。  次に、議案第12号及び議案第15号から議案第44号までの執行前提案2件、補正予算案8件、条例案13件及び新年度予算案8件の計31件を一括議題とし、提案理由の説明を受け、議長を除く全議員で構成する予算等特別委員会を設置し、本31件の議案審査を付託いたします。  次に、選挙2件を行い、散会といたします。  散会後、全員協議会を開きます。  全員協議会閉会後、総務、教育民生及び産業建設の各常任委員会を開き、所管事務調査を行い、散会といたします。  各常任委員会散会後、広聴及び広報の各小委員会を開き、付託事件調査を行い、散会といたします。  明20日から24日までは、議事の都合及び休日のため休会といたします。  25日は、5人の議員による一般質問を行い、延会といたします。  延会後、会派代表者会を開きます。  26日は、4人の議員による一般質問を行い、延会といたします。  27日も4人の議員による一般質問を行い、これを終結し、散会といたします。  散会後、予算等特別委員会を招集し、正副委員長の互選を行い、散会といたします。  28日も午前10時から予算等特別委員会を開き、付託された執行前提案、補正予算案及び条例案の審査を行い、散会といたします。  29日から3月2日までは、休日及び議事の都合により休会といたします。  3日は、午前10時から本会議を開き、予算等特別委員長から執行前提案、補正予算案及び条例案に係る審査結果の報告を受け、表決し、散会といたします。  本会議散会後、予算等特別委員会を開き、付託された新年度予算案の審査を行い、散会といたします。  4日は、午前10時から予算等特別委員会を開き、付託された新年度予算案の審査を行い、散会といたします。  5日も午前10時から予算等特別委員会を開き、付託された新年度予算案の審査を行い、散会といたします。  予算等特別委員会散会後、市政調査会理事会を開きます。  6日は、午前10時から復興対策特別委員会を開き、付託事件調査を行い、散会といたします。  復興対策特別委員会散会後、広聴広報特別委員会を開き、付託事件調査を行い、散会といたします。  広聴広報特別委員会散会後、総務、教育民生及び産業建設の各常任委員会を開き、所管事務調査を行い、散会といたします。  7日及び8日は、休日のため休会といたします。  9日は、午前10時から予算等特別委員会を開き、付託された新年度予算案の審査を行い、これを終結し、同委員会を閉会といたします。  10日及び11日は、議事の都合により休会といたします。  12日は、午前10時から本会議を開き、予算等特別委員長から審査結果の報告を受け、表決いたします。  次に、追加提案1件を議題とし、提案理由の説明を受け、委員会付託を省略し、審議、表決いたします。  次に、議員または委員会からの発議があった場合は、これを審議、表決いたします。  最後に、議員派遣に係る議決をいただき、閉会といたします。  閉会後、全員協議会を開きます。  以上のことから、今期定例会の会期は、本日から3月12日までの23日間といたした次第であります。  議員各位の特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日から3月12日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は本日から3月12日までの23日間と決定いたしました。 △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(福田利喜君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、4番、小澤睦子君及び13番、大坪涼子君を指名いたします。 △日程第3 例月出納検査及び定期監査の結果報告 ○議長(福田利喜君) 日程第3、例月出納検査及び定期監査の結果報告を行います。  本市監査委員から令和元年11月、12月及び令和2年1月執行の例月出納検査の結果並びに令和元年11月実施の定期監査の結果について、お手元に配付いたしました報告書写しのとおり報告がありました。  以上をもって例月出納検査及び定期監査の結果報告を終わります。 △日程第4 市長の施政方針演述 ○議長(福田利喜君) 日程第4、市長の施政方針演述を行います。  市長から令和2年度施政方針につき、所信表明方の申し出があります。  よって、これを許します。市長。    (市長 戸羽太君登壇) ◎市長(戸羽太君) 本日ここに、令和2年第1回市議会定例会が開催されるに当たり、今後の市政運営並びに令和2年度の主要施策について、所信の一端を申し上げます。  東日本大震災の発生から間もなく丸9年になろうとしています。  震災で犠牲となられた方々に改めて追悼の誠をささげるとともに、いまだ行方が分からず探し続けておられる御家族の御心中をお察し申し上げる次第であります。  また、今なお市内外で避難生活を続けておられる皆様に対しましても、心よりお見舞いを申し上げます。  そして、国内はもとより世界各国の皆様から、継続的な御支援をいただいておりますことに対しまして、陸前高田市民を代表して心から感謝の意を表するところでございます。  さて、今年度が計画の初年度である「陸前高田市まちづくり総合計画」におきましては、「復興の確実な推進と誰もが安心して暮らすまちづくり」を基本目標の一つとして掲げ、災害に強いまちづくりに意を用いながら、復興関連事業を含む様々な事業を継続し、より実効性、発展性のある事業展開を図ってきたところであります。  復興後の新たなまちづくりを見据え、本市の基幹産業である1次産業におきましては、特産海産物「広田湾産イシカゲ貝」、地域ブランド米「たかたのゆめ」などの生産及び市場の拡大、さらには、民間企業によるホテル建設やオーガニックランドの整備など、大型企業誘致を推進してまいりました。  また、起業支援などにより、新たな産業・雇用の創出にも努めるとともに、昨年9月にオープンした国営追悼・祈念施設、東日本大震災津波伝承館、道の駅高田松原と併せ、本年4月にオープンする市民文化会館、6月に供用開始となる高田松原運動公園など、市民待望の施設の完成に向けて整備を進めており、交流人口のより一層の拡大を図りながら、次世代につなげる持続可能なまちづくりを推進するため、誰もが将来に希望を抱けるような取組にもチャレンジし、市民の皆様とともに歩んでまいりたいと考えているところでございます。  国においては、令和2年度で終了する復興・創生期間後における、次のステージに向け、復興庁を司令塔に、政治の責任とリーダーシップの下で、東北復興の総仕上げに、全力で取り組んでいくほか、7月に開催される「2020年東京オリンピックパラリンピック」を「復興五輪」と位置づけ、東日本大震災で寄せられた163の国と地域からの支援に対し、感謝の気持ちを表す大会にしていくとともに、若者が将来に夢や希望を持って飛び込んでいくことができる「地方創生」や、誰もが多様性を認め合いその個性を生かすことができ、思う存分その能力を発揮できる「一億総活躍社会」の実現など、社会保障をはじめ、観光や産業を含む国の形に関わる大改革を進め、希望にあふれ誇りある日本をつくり上げる方針が示されたところであります。  このような中、市政の運営に当たりましては、市の課題や現状につきまして、これまで以上に分かりやすく丁寧な説明に努め、市民の皆様と対話する機会を増やし、市民の皆様との共通理解に基づく協働でのまちづくりを引き続き推進しながら、大きく3つの視点から取り組んでまいりたいと考えております。  第1に、「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた取組を推進してまいります。  子どもから高齢者まで、市民みんなが生き生きと笑顔で過ごせる「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」の推進が、2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs」が目指す「誰一人取り残さない」という考え方に合致していることから、SDGsの達成に向けた取組についても併せて推進していくこととしており、昨年7月には内閣府より令和元年度「SDGs未来都市」として県内で初めて選定されたところであります。  SDGsの達成に向け、市民の皆様への分かりやすい説明によるSDGsの周知を図るとともに、市内外の企業や団体などとの連携を強化し、課題解決から幅広い活動の推進につなげることを目的とした「SDGs推進プラットフォーム」や、地域資源を活用した再生可能エネルギーの利活用促進、循環型会社の構築に向けた取組などをより一層推進しながら、「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現を目指して、経済・社会・環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組んでまいります。  第2に、国内外から人を呼び込み、にぎわいの創出と交流人口や関係人口の拡大に取り組んでまいります。  震災を契機として、友好協定を締結した名古屋市や米国クレセントシティ市、「2020年東京オリンピックパラリンピック」における「復興ありがとうホストタウン」として登録されたシンガポール共和国などとの交流で生まれた、産業・教育・行政など様々な分野でのつながりの深化や発展を支援し、効果的な交流・連携を進めてまいります。  また、民間企業や他団体などとの連携により、中高生の修学旅行に伴う民泊体験や、大学・企業研修の受入れのさらなる充実を図り、市外からの来訪者の増加に伴う、にぎわいの創出を目指してまいります。  高田松原津波復興祈念公園東日本大震災津波伝承館などの震災関連施設の積極的な活用と併せ、陸前高田市全域を防災・減災を学べるフィールドとすることにより、国内外からの交流人口の拡大につなげるとともに、夢アリーナたかた、並びに新たに整備する野球場・サッカー場を活用し、プロスポーツを含む各種スポーツ大会、パラスポーツ及びeスポーツなどの誘致により、さらなる交流人口の拡大を図ってまいります。  さらには、本市に関心と愛着を持ち、何度も繰り返し訪問され、市民との交流を続けている方や、ふるさと納税に協力をいただいた方など、本市と関わりを持ち続けている方々との、より一層の関係強化を図り、効果的な裾野拡大や、地域参画できる仕組みの構築を目指し、交流を深める様々な企画の実施など、さらなる関係深化に向けた取組を推進し、関係人口の拡大に努めてまいります。  第3に、農林水産業及び商工業の振興と、働く場の創出に取り組み、さらなる移住・定住を促進してまいります。  農業の振興につきましては、市の活性化と循環型社会の構築等を目的とし、有機農業、動物との触れ合い、食品加工、飲食及び物販の提供等を行う民間による体験型のオーガニックランドの整備の促進など、新たな産業の創出に努めてまいります。  林業につきましては、林業関係者や地域おこし協力隊のアイデアを積極的に取り入れ、森林資源の活用を研究し、長期的な森づくりと持続可能な地域林業の振興を図ってまいります。  水産業につきましては、新たな産業形態として、自然環境の影響を受けにくい陸上養殖の推進や、水産加工業者との連携強化とともに、民間企業が進める水産関連産業への新規参入を促進し、安定的な漁獲高の確保に向けた取組を推進してまいります。  また、本市の基幹産業である農業、林業及び水産業においては、引き続き担い手の確保に努めてまいります。  商工業の振興につきましては、商工会と連携を図りながら、事業者に対する各種支援策を継続するとともに、新たな商品開発、販路拡大及び6次産業化といった「6次ブランド化」の推進のほか、SDGs達成に向けた社会課題解決に対する事業を志す方や企業に対し、起業塾、マッチングツアー、ビジネスプラン発表会等を実施するなど、市内での創業を支援する取組を推進してまいります。  地域内の産業振興につきましては、地域内経済循環に係る各種データの収集・分析により、域外調達への依存度が高い「モノ・サービス」や、外貨獲得力の高い事業分野を特定することで、地場産品の付加価値を高める商品の開発・流通促進を図る仕組みづくりを推進してまいります。  次に、新年度予算(案)の総括的な部分について、その概要を申し上げます。  令和2年度当初予算については、「まちづくり総合計画」で定めたまちの将来像である「夢と希望と愛に満ち 次世代につなげる 共生と交流のまち 陸前高田」の創造を目指し、事業の必要性や効果を検証しながら、実施計画に基づく各種事業に取り組むとともに、国の復興・創生期間の最終年度であることを強く意識し、「創造的な復興と防災・減災による安全・安心なまちづくり」の完遂に向け、復旧・復興事業を優先的かつ重点的に取り組んでまいります。  また、復旧・復興関連以外の事業については、事業効果や、効率性に意を用いながら、限られた財源の中で、最大限の効果が、発揮できるような予算とすることにより、健全な行財政運営を推進してまいります。  一般会計全体では、これらの事業等の実施に必要な予算として、671億1,400万円を措置し、都市施設災害復旧事業費や小学校移転事業費の減などにより、対前年度比で8.3%の減としております。  また、6つの特別会計を合わせた全会計の総額は、約733億2,000万円で、対前年度比8.0%の減となったところであります。  次に、「まちづくり総合計画」に掲げる8つの基本目標に従い、主要施策について申し上げます。  第1に、「復興の確実な推進と誰もが安心して暮らすまちづくり」に係る諸施策についてであります。  「まちづくり総合計画」において、震災復興計画を継承し、継続して東日本大震災からの復興に取り組み、二度と人命や財産が失われることのないよう、円滑な避難行動を確保する道路網の整備などを行うとともに、防災体制の強化を図るなど、「防災」と「減災」を組み合わせた多重防災型の災害に強い安全なまちづくりを進めてまいります。  道路整備につきましては、高田西幹線等の高台への避難路整備、並びに姉歯橋及び誂石橋の橋梁整備を推進するほか、陸前高田インターチェンジとアップルロードを結ぶ高田北幹線、及び(仮称)高田・米崎間道路の供用開始に向けて整備を進めるとともに、国道45号、国道340号及び主要地方道大船渡広田陸前高田線の早期整備について関係期間と連携しながら整備促進に努めてまいります。  海岸保全施設につきましては、気仙川河口部に新設される気仙川水門の早期完成に向けて、県と連携を図りながら、整備促進に取り組むとともに、漁港海岸施設の工事進捗を受け、事業調整を行ってきた沼田松原線、唯出線、六ケ浦山田線等の市道、並びに沼田川及び天王前沢川の河川の災害復旧整備を進めてまいります。  高田地区、今泉地区の被災市街地復興土地区画整理関連事業につきましては、かさ上げ部及び平地部の宅地整備や避難路となる幹線道路の整備などを含め、新年度内の工事完成に向けて、引き続き事業を推進してまいります。  新庁舎の整備につきましては、昨年の工事着手以降、着実に工事は進捗しており、国の復興・創生期間である令和2年度内の完成を目指すとともに、供用に向けた備品の整備や、移転に係る諸準備を進めてまいります。  防災集団移転促進事業につきましては、土地区画整理事業区域内を含めた全ての団地の造成工事が完成していることから、完成した団地への入居を促進するとともに、引き続き、移転者に対し土地の購入等の助成を行ってまいります。  また、取得した移転元地については、取得用地の適正管理に努めるとともに、産業用地を整備し、企業立地を図るなど、土地の利活用を推進してまいります。  第2に、「快適に気持ちよく暮らすまちづくり」に係る諸施策についてであります。  市民や来訪者の皆様が安全に、そして安心して通行できるよう道路の整備を進めてまいります。  市道につきましては、竹駒町の玉山線等の改良事業について早期完了を目指して工事の進捗を図るほか、下矢作地区の避難場所である矢作小学校への避難路を整備するとともに、小友小学校からの避難場所となっている小友地区コミュニティセンターまでの避難路の整備を引き続き進めてまいります。  また、三陸沿岸道路の令和2年度全線開通のため引き続き要望を行うとともに、広域道路ネットワークの構築に向けて、国道343号、主要地方道気仙沼陸前高田線及び一般県道世田米矢作線の改良について関係機関へ強く働きかけてまいります。  河川につきましては、横田地区の市道狩集久連坪線の歩道整備と併せて、横田水路(通称大堰)の改修事業を進めるほか、気仙町の二日市沢川のフラップゲートの整備、及び高田町の川原川上流の護岸整備を進めてまいります。  加えて、大雨により引き起こされる大規模な災害からの被害を軽減するため、河道掘削を含めた河川改修や急傾斜地崩壊対策等の砂防事業について、関係機関に要望してまいります。  公共交通につきましては、JR大船渡線BRTにおいて、気仙町今泉地区に「陸前今泉駅」が新設されることとなっており、さらなる利便性の向上につながるものと考えているところであります。  また、中心市街地から道の駅高田松原や高田松原津波復興祈念公園までの区間のアクセス向上につきましては、事業者と連携を図りながら、電動バイクレンタル事業やEVレンタカー事業、電気バス実証運行などの多様な取組を促進してまいります。  さらに、現在、横田町をモデル地区として実証実験を行っている「新たな移動手段」につきましては、実証実験により得られた課題を検証し、継続的な運行の実現に向け取り組んでまいります。  また、その結果を生かし、他の地域への展開について検討してまいります。  水道事業につきましては、土地区画整理事業等の復旧・復興事業の進捗に合わせ、水道管の整備を進めるとともに、水道水の安定的な供給のため、老朽化した施設の更新や耐久化に取り組んでまいります。  下水道事業につきましては、国道45号や高田北幹線の整備に併せて、汚水及び雨水管渠整備を進めることとしているほか、下水道区域外の水洗化を進めるための浄化槽設置に対する助成について、これまでの個人住宅に対するものに加え、新たに事業所等に対しても行うこととし、快適な生活環境の確保と公共用水域の水質保全を図ってまいります。  市営住宅につきましては、継続して災害公営住宅の一部を「みなし特定公共賃貸住宅」として運用するとともに、長寿命化計画により全ての公営住宅の適正な維持管理に努めてまいります。  また、一般住宅につきましては、引き続き、耐震診断、耐震改修に対する助成による耐震化の促進を図るとともに、住宅リフォーム助成を通じた市内経済の活性化にも配慮しながら、住環境の整備を促進してまいります。  景観につきましては、景観計画や屋外広告物条例等により、市民が誇りと愛着を持ち、交流人口の増加につながる、良好な景観形成を進めてまいります。  国、県とともに整備を進めてきた高田松原津波復興祈念公園につきましては、昨年9月に道の駅高田松原等を含む一部区域が開園したところであり、さらに震災の教訓を後世に伝える震災遺構の整備を進め、今後の交流人口の拡大や防災教育等に活用してまいります。  中心市街地からの避難場所にもなる本丸公園につきましては、現在、実施設計を進めており、避難場所としてだけではなく、市民が集える公園として新年度内の完成を目指し、整備を進めてまいります。  市民文化会館につきましては、市民の芸術文化及び生涯学習の活動の拠点施設として、子どもから高齢者まで幅広い世代の方々が芸術文化に触れる機会を設けるとともに、利便性が高い立地条件を生かし、周辺施設と連携することにより、まちなかのにぎわいを創出し、中心市街地の活性化を図ってまいります。  多様な芸術文化活動の推進につきましては、市民芸術祭の開催などにより発表の場を創出し、市民の文化活動への参加意識の醸成を図ってまいります。  また、民俗芸能などの保存・伝承を推進するため、地域や保存団体、学校との連携による伝承活動を支援してまいります。  第3に、「安全・安心で環境にやさしいまちづくり」に係る諸施策についてであります。  防災情報伝達体制の確立につきましては、防災行政無線の新設やスピーカーの増設を引き続き実施し、放送の聞こえない地域の解消に努めるとともに、避難の際に情報収集が行えるよう指定避難所へのテレビアンテナ工事を実施してまいります。  地域防災力の向上につきましては、自主防災組織の組織化を推進するとともに、体制の強化を図り、その活動が充実するよう各種支援を行ってまいります。  災害への備えの充実につきましては、指定避難所に食料や飲料水等の生活必需品を計画的に備蓄し、市民の皆様には、各家庭や地域で備蓄していただくよう啓発に努めてまいります。  土砂災害・洪水対策の推進につきましては、ハザードマップを作成し、各家庭に配布することにより、危険箇所等を周知してまいります。  消防・救急体制につきましては、消防防災センターを拠点として、迅速な消防救急体制を充実させるとともに、消防職員、消防団員の装備の充実と教育訓練を通じて技術の向上を図り、複雑多様化する災害に対し安全確保を第一とする消防活動に努めてまいります。  また、被災した消防屯所の復旧が全て完了することから、今後においては、消防屯所や消防団車両の更新整備を計画的に進めるとともに消防団員確保に努めてまいります。  第4に、「子どもたちを健やかに育むまちづくり」に係る諸施策についてであります。  市内保育事業では、気仙保育所や横田保育園が完成したことにより子育ての基盤となる施設整備事業が完了し、保育所等のハード事業は一定の水準まで復興したところであります。  今後はソフト事業として、特色のある保育の実現のため、気仙保育所の一部を病後児保育事業に転用し、保育ニーズへの対応を図るとともに、保育士確保事業として、保育従事者の養成を目的とした「子育て支援員研修」を継続し、3歳未満児の入所希望の増加に対応するため、人材確保に努めてまいります。  子育て費用の負担軽減につきましては、国の幼児教育保育の無償化の実施とともに、3歳児以上の保育所、保育園の副食費の無償化や、ふるさと納税を活用した市独自施策である「子育て応援事業」を継続し、保護者の負担軽減に努めてまいります。  放課後の児童の居場所の創出につきましては、市内7地区8クラブの体制で実施しており、引き続き放課後児童の安全安心な居場所の提供に努めるとともに、たけこま放課後クラブの施設整備による、生活環境の向上を図り、児童の健全育成を支援してまいります。  子どもの貧困対策につきましては、「子ども食堂」など子どもの居場所づくり事業への支援を行い、孤立を防ぎ子どもの健全育成に支援してまいります。  児童の健全育成につきましては、児童虐待などの対策として、児童相談所や学校、保育所等とのネットワーク強化を進めるとともに、要保護児童対策地域協議会を通じて、各関係機関との連携を図ることで、地域で子どもを見守る体制を構築してまいります。  第5に、「ともに支え、健康に暮らすまちづくり」に係る諸施策についてであります。  「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」を進めるため、公共施設等の整備に際してはユニバーサルデザインに配慮するとともに、個人店舗などに対しては、ユニバーサルデザインのお店認証制度の活用により、「みんなにやさしいまちづくり・みせづくり」を推進してまいります。  全ての人がスポーツに親しむ環境の整備につきましては、スポーツを通した共生のまちづくりの実現のため、障がい者スポーツを含めた各種大会やスポーツ教室を開催し、障がいの有無や年齢にかかわらずスポーツを楽しみ、市民相互が交流できる機会の提供に努めてまいります。  また、「2020年東京オリンピックパラリンピック」の聖火リレーや、「復興ありがとうホストタウン」としてのシンガポール選手団との交流事業を通して、障がい者スポーツへの関心を高めるとともに、障がい者スポーツを含めたスポーツを支える人の養成・育成体制を充実してまいります。  共生のまちづくりの推進につきましては、移動困難者の社会参加や、通院などを支援することにより、生活の向上を図るため、これまで行ってきたタクシー料金の一部助成を、より充実させてまいります。  高齢者・障がいのある方やその家族が、住み慣れた地域で安全・安心な日常生活を営むことができるよう、関係機関等の協力を得ながら高齢者等の地域見守り体制を強化してまいります。  また、障がいのある方の状況やニーズに適応した自立支援給付や介護給付、訓練等給付などにより、適切な障がい福祉サービスの提供に努めてまいります。  シルバー世代が定年後も様々な就業機会を持つことを通じ、地域における「居場所」と「役割」を得るとともに、その能力・地域・経験を生かして地域の支え手となる「生涯現役社会」の実現に向け、活力ある地域づくりに努めてまいります。  生活への困り事や不安を抱えている相談者に具体的な支援計画を作成し、経済的困窮からの早期脱却と、自立に向けた支援を行うため、生活困窮者自立支援事業を行ってまいります。  また、直ちに一般就労に就くことが困難な「働きづらさを抱えている人」に対して、社会との関係性の回復やその人なりの働き方を実現するため、ユニバーサル就労支援センターにおいて、事業所に対する雇用支援や中間的就労導入支援を行うことで事業所、当事者ともに安心して働くことのできる環境づくりを進めてまいります。  市民の健康づくりにつきましては、介護予防、心の健康などを通じ、地域づくりの取組である「はまってけらいん、かだってけらいん運動」を推進してまいります。  スポーツを通じた市民の健康づくりのため、チャレンジデーや市民マラソン大会など多くの市民が参加できるスポーツイベント等を開催するとともに、ニュースポーツ、eスポーツなど多様な種目のスポーツに取り組むことができる機会を提供してまいります。  また、夢アリーナたかたや6月に供用開始となる高田松原運動公園などの体育交流施設の利用促進を図るとともに、プロスポーツチームによる公式戦の開催、小・中学校や各種競技団体の大会開催の奨励、スポーツ合宿や各種イベントなどの誘致に取り組み、各種スポーツに対する意識の醸成、市民相互の親睦と健康づくりの推進を図ってまいります。  昨年4月に本格運用を開始した保健福祉総合センターは、地域の医療・介護連携に係る拠点施設として、医療機関等との連携を引き続き図ってまいります。  第6に、「市民と築く交流と連携の住みよいまちづくり」に係る諸施策についてであります。  地域住民が地域課題の解決に自ら積極的に取り組み、創意工夫することにより持続性の高い活力ある地域コミュニティの形成を進めるため、「地域交付金制度」を継続し、協働によるまちづくりの推進を図ってまいります。  友好都市との交流や都市間交流の促進については、友好都市である名古屋市やクレセントシティ市をはじめ、本市を支援していただいている個別自治体や、川崎フロンターレ、東北楽天ゴールデンイーグルスとの様々な交流やイベント開催支援を行い、交流人口、関係人口の拡大を図ってまいります。  名古屋市との交流につきましては、相互に訪問団を結成し、様々な分野で市民レベルの交流を活性化させてまいります。  また、シンガポール共和国につきましては、パラリンピック終了後にシンガポール選手団と市民との交流事業を行ってまいります。  移住・定住の促進につきましては、市内にある空き家の情報を集約した「空き家バンク」と、移住相談者を対象としたワンストップ窓口の充実を図るとともに、移住後の地域コミュニティに円滑に溶け込める環境づくりや、生活相談会、仕事の紹介、各種支援制度の活用を促進させ、移住が定住につながる総合的な取組を推進してまいります。  第7に、「活気に満ちあふれ豊かに暮らすまちづくり」に係る諸施策についてであります。  農業の振興につきましては、本市の振興作物であるトマト、イチゴ、キュウリのほか、ブランドである米崎リンゴや北限のユズ等の生産を推進するとともに、農協や普及センターと連携し、担い手の育成と6次産業化、高付加価値化に努めてまいります。  また、「たかたのゆめ」につきましては、品質の向上や収量アップに向け栽培技術の共有を図り、地域ブランド米としての地位確立に努めてまいります。  ピーカンナッツプロジェクトにつきましては、東京大学及び株式会社サロンドロワイヤルと締結した連携協定に基づき、共同研究を進めてまいります。  林業につきましては、令和4年度に予定されている第73回全国植樹祭の成功に向けて、岩手県、国土緑化推進機構、各種関係団体と連携しつつ、先行事例を研究し、市民総参加で盛り上げていけるよう準備を進めてまいります。  林業振興につきましては、気仙スギを初めとする良好な用材の生産や、地域木材利用の住宅及び店舗の新築と増改築に対する支援を行うとともに、木質バイオマス等の利活用を検討しながら、地域木材の有効活用を促進してまいります。  森林整備につきましては、森林経営管理制度の適切な運用に向け、市内森林所有者の経営管理に係る意識調査や現地調査に必要な作業道の整備などを行い、林業経営の効率化及び森林管理の適正化について一体的な促進を図ってまいります。  また、それら森林管理に必要となる林道につきましては、路面維持補修等に加え、必要に応じて除雪作業も実施し、その適切な管理に努めてまいります。  林業の担い手対策につきましては、新規林業就業者の確保及び雇用の安定化並びに自伐型林業の推進に加え、任期終了後の地域おこし協力隊の継続的な支援を行い、地域の林業全体の活性化に向けた取組を進めてまいります。  漁港の整備につきましては、市管理漁港において、漁業者の利便性と作業の効率性の向上のための基盤整備や漁港及び海岸施設の長期利用を見据えた機能保全計画の策定を引き続き進めるとともに、未復旧となっている防潮堤に附帯する漁港施設について、防潮堤工事の進捗に合わせ、順次復旧工事を進めてまいります。  防潮堤などの海岸保全施設の復旧につきましては、安全で安心な生活再建が図られるよう、水門・陸閘自動閉鎖システムの整備を進めるなど、早期完成に向け事業を推進してまいります。  本市水産業の柱である養殖漁業の振興につきましては、養殖漁業の安定した生産活動の充実と、全国の消費者への安心・安全な水産物の出荷体制の確立を図るため、引き続き特定養殖共済への加入促進と、貝毒検査など出荷に伴う自主検査費用への支援を行ってまいります。  また、海洋環境が変化する中で、安定した資源の確保、増殖を図るため、磯焼け対策に対する支援を継続してまいります。  陸前高田オンリーワン・ブランドの特産海産物である「広田湾産イシカゲ貝」につきましては、販売促進や生産体制の強化を図るため、継続して支援を行ってまいります。  全国的な課題となっております漁業の担い手確保につきましては、漁業就業者育成協議会の取組や、いわて水産アカデミー、地域おこし協力隊の制度を活用しながら、新規漁業就業者の確保を図るとともに、市独自事業である「がんばる海の担い手支援事業」を引き続き行ってまいります。  また、市内の小・中学生及び県立高田高校海洋システム科の生徒を対象とした水産教室を継続し、漁業に魅力を感じられるような体験学習の機会の提供を行ってまいります。  持続可能な水産業の振興につきましては、資源管理型漁業の推進や道の駅高田松原への水産ブースの展開と併せ、新たな産業形態として、自然環境の影響を受けにくい陸上養殖により、安定的な漁獲高の確保に向けた取組を推進してまいります。  商工業の振興につきましては、国の復興・創生期間が終了することから、商工会と連携を図りながら、グループ補助金や中小企業被災資産復旧事業費補助金などの活用により、残された被災事業所や商店の再建に向けて支援してまいります。  土地区画整理事業で整備した土地の利活用促進につきましては、商業者やまちづくり会社と協力しながら、引き続き積極的なマッチングに取り組むとともに、中心市街地の利便性向上、地場産品を生かした産業振興に資する企業誘致を進めてまいります。  また、気仙大工左官の技能継承と担い手の育成を図るため、職業訓練校の再建支援を進めてまいります。  地産地消とブランド化の推進につきましては、「陸前高田市6次産業化推進戦略」の下、市内の生産から流通までの関係機関の連携により、「たかたのゆめ」、「広田湾産イシカゲ貝」等の地場産品の付加価値を高める商品の開発・流通を促進してまいります。  また、地場産品の対外PR・販売、及び海外を含む関係都市の産品の市内販売を担う地域商社機能を強化するとともに、地場産品の販路拡大を進めてまいります。  観光の振興につきましては、引き続き、震災の記憶と教訓を伝える防災学習を中心とした教育旅行や企業研修、民泊体験事業に取り組むとともに、外国人を含めた旅行者の受入態勢強化を進めてまいります。  陸前高田アムウェイハウス「まちの縁側」や道の駅高田松原の観光案内所における、情報発信の強化や体験型コンテンツツアー等の造成など、来訪者ニーズに対応してまいります。  魅力ある雇用の創出と起業しやすい環境の整備につきましては、本市のSDGsの推進における社会課題解決に資する事業を志す方向けの起業塾、マッチングツアー、ビジネスプラン発表会を実施し、市内での創業を支援してまいります。  また、市内高校生向けに市内企業へのインターンや地域課題に対するビジネスプラン作成支援を通じて、将来の陸前高田を担う人材を育成してまいります。  第8に、「市民にわかりやすく健全な行財政運営」に係る諸施策についてであります。  市税の状況につきましては、震災前と同程度まで回復してきておりますが、新年度においては、地方税制度の改正の影響や復興事業の進展に伴う事業量の減少傾向の影響等により前年度に比べ減少すると見込んでいるところであります。  収納対策につきましては、ゆうちょ銀行、コンビニ収納など納税環境の整備を推進してきたところであり、納税貯蓄組合への活動支援や口座振替のより一層の活用を促進し、県内トップクラスの収納率を維持しつつ、税収の確保に努めてまいります。  また、滞納者の減少を目指し、現在現年度内完納の勧奨の強化に努めてまいります。  質の高い行政サービスの提供につきましては、震災からの復興の総仕上げを目指し、活力と活気にあふれる「持続可能なまち、共生のまち」を実現するため、職員一人一人が経営感覚や市民目線を持ち、市民との協働により、多様化する行政ニーズに積極的に取り組んでまいります。  また、復興期間後の行政運営を見据え、業務の効率化を図ることなどにより、適切な人員管理に努めるとともに、行政サービスの水準を維持しながら人件費の縮減を図る「行政事務包括業務委託」の規模を拡充するなど、今後においても、効率的で質の高い行政サービスの提供に努めてまいります。  つきましては、引き続き、県内及び全国の自治体からの職員派遣による御支援をいただく中にあって、事業の適正な進捗管理に努めながら、復旧・復興事業の完遂に向けて、職員一丸となって取り組んでまいります。  最後になりますが、私たちはこれまでの9年間、全国の皆様から御支援をいただきながら復興事業を推し進めてまいりました。  昨年、9月にオープンした市民待望の道の駅高田松原には、市民はもとより市外の多くの方々が訪れ、新たなにぎわいが生まれていることは、私たちにとって大きな励みとなっているところであります。  本年は、市民文化会館や野球場・サッカー場などの施設がオープンを迎える年であり、たくさんのイベントが予定をされております。  また、「2020年東京オリンピックパラリンピック」において「復興ありがとうホストタウン」としてシンガポール共和国の方々をお迎えしたり、友好都市の名古屋市やクレセントシティ市との関係をより深めていく事業も計画されており、さらなるにぎわいの創出が期待されるところであります。  私は今年の仕事始め式の挨拶で、職員の皆さんに対し「9年間市民の皆さんにたくさんの我慢をしていただき、みんなで頑張って復興事業を進めてきた。今、これまでの努力やまいてきた種が少しずつ成長をしてきた。陸前高田市ほどわくわくする要素があるところ、未来に向けて希望があるまちはほかにないと思っています」とお話しをいたしました。  全ての陸前高田市民一人一人がわくわくするような気持ちを共有できる、誰もが活躍する場所を持てる、そんな1年になるように努力をしてまいります。  令和2年度は、国の復興・創生期間の最終年度であります。  しっかりと復興事業を完遂し、SDGs未来都市として持続可能なまちであり続けられるよう、市民の皆様とともに全力でまちづくりに取り組んでいく所存であります。  以上、市政運営の基本方針と新年度の主要施策の概要について申し上げました。  議員各位と市民の皆様の御理解と御協力を心からお願いを申し上げまして、所信といたします。 ○議長(福田利喜君) 以上をもって市長の施政方針演述を終わります。 ○議長(福田利喜君) この際、暫時休憩いたします。休憩時間は10分程度といたします。    午前10時48分 休   憩    午前10時56分 再   開 ○議長(福田利喜君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    △日程第5 教育長の教育行政方針演述 ○議長(福田利喜君) 日程第5、教育長の教育行政方針演述を行います。  教育長から令和2年度教育行政方針につき、所信表明方の申し出があります。  よって、これを許します。教育長。    (教育長 大久保裕明君登壇) ◎教育長(大久保裕明君) 令和2年第1回市議会定例会の開会に当たり、令和2年度の教育行政についての基本的な考え方と施策を申し上げます。  東日本大震災の発生から間もなく9年が経過しようとしております。  この間、教育委員会といたしましては、子どもたちの「心のケア」を重点課題として、学校施設や社会教育施設の復旧、学習環境の整備などに取り組んできたところであります。  しかしながら、子どもたちを取り巻く環境は、心が不安定でサポートが必要な子どもの割合が、なかなか下がっていかないなど、依然厳しいと思われることから、今後とも「心のケア」を最重点とし、子どもたちの「生きる力」の育成について、学校、保護者、関係機関と連携しながら取り組むことが重要であると認識しているところであります。  このような中で、昨年の6月には、高田小学校の移転新築が完了し、2学期より新校舎での学校生活が始まりました。  子どもたちが新しい校舎、体育館、校庭で生き生きと笑顔で活動している姿を見ることができ、大変感慨深く感じたところであります。  また、被災した市立博物館につきましては、令和3年3月の完成に向けて、現在、建築及び展示工事を進めているところであり、教育環境における復旧・復興への取組は、着実に進んでいるところであります。  本市の教育大綱の基本理念である「郷土で学び夢を拓く、心豊かでたくましい人づくり」の下、6つの基本方針を具現化するための教育施策を、学校教育、社会教育の両面にわたり展開してまいります。  以下、これらの基本方針を基に、令和2年度の教育行政推進の考え方及び施策について申し述べます。  初めに、教育大綱の1つ目である「社会でたくましく生き抜いていく力の育成」についてであります。  市内の児童生徒は、素直で明るく、何事にも頑張る子どもたちでありますが、これからの社会を生き抜くためには、自ら学び、自ら判断し、行動する力、自分で課題を見つけ解決しようとする主体性を育む力の育成が必要であると考えております。  その施策として「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」、「社会の変化への対応」、「キャリア教育」、「グローバル化」、「安全・安心な教育環境の整備」及び「防災教育」の推進を図っていきたいと考えております。  たくましく生きるもう一つのキーワードとして、「人とかかわる力」の育成においても、「相手を知り、相手とうまく関わろうとする力」を育てていきたいと考えております。  また、市内各小中学校へコミュニティ・スクールを導入し、学校と地域等が一体となり、地域学習、伝統文化や歴史、防災活動などを学び、体験する機会を持つことで、地域を担う人材の育成に努めてまいります。  次に、教育大綱の2つ目である「一人ひとりを大切にした学校教育の推進」についてであります。  全国的に子どもを取り巻く環境は、いじめや虐待、登下校の安全確保やSNSをめぐる問題など、多岐にわたり深刻化してきております。  市内の子どもたちは、総じて、明るく素直で、何事にも一生懸命取り組んでおりますが、よりよい情報機器の活用や、情報モラルについての指導を行うとともに、いじめや虐待への計画的、組織的な取組を継続していく必要があると考えております。  その施策として「心のケア」、「配慮を要する子どもの支援」、「学校不適応児対応」及び「いじめ防止対策」の推進を図っていきたいと考えております。  この施策に向け、これまで実施してまいりましたスクールカウンセラーの配置や特別支援教育指導補助業務従事者の配置、適応支援教室の運営などに加え、保育所・保育園と小学校低学年を巡回して、相談や助言を行う巡回支援相談員を新たに配置することにより、子どもや保護者に寄り添いながら、幼児教育から学校教育へのスムーズな移行と保小連携のさらなる充実を図ってまいりたいと考えております。  さらに、働き方改革の取組と関連させ、教職員が子どもたちと向き合い、ともに過ごす時間を増やすことができるよう取り組んでまいります。  次に、教育大綱の3つ目である「学校、家庭、地域が一体となった教育の推進」についてであります。  未来を担う子どもたち一人一人の多様な個性や能力を引き出し、「生きる力」を備えた、たくましい人材を育んでいくためには、地域ぐるみで子どもたちの成長を見守り、学びを支える仕組みが重要であります。  その施策として「家庭教育の充実」、「地域全体で子どもを育てる環境づくり」、「健全育成活動」及び「学校・家庭・地域の連携」の推進を図っていきたいと考えております。  「目標達成型の特色ある学校教育」を基に、学校や地域の実情を踏まえた協働の取組が効果的に図られるよう、開かれた学校づくりをより一層進めてまいります。  さらに、地域と学校とのコーディネート機能の充実など、地域と学校との連携体制を整え、地域全体で学校を支えることができるよう、地域住民の参画を得ながら、学習支援や体験活動など、効果的、安定的な取組を進めてまいります。  また、保護者が子育てに不安や悩みを抱えたまま孤立することがないよう、庁内の連携はもとより、子育て支援団体などと連携・協力しながら、家庭教育や子育て支援に取り組んでまいります。  次に、教育大綱の4つ目である「人生を豊かにする生涯学習の推進」についてであります。  個人の価値観やライフスタイルが多様化する中で、市民の学習に対するニーズも多様化してきていることから、生涯学習及び社会教育についても、その充実が必要となってきております。  その施策として「生涯学習の推進」、「学習活動への支援」、「学習の成果を生かす環境づくり」及び「学びの場の整備・充実」を図っていきたいと考えております。  生涯学習及び社会教育分野における施策の推進につきましては、昨年4月から、市長部局と一体となって「個の学び」に加え、地域づくり、まちづくりと連動して行っているところであります。  今後、高齢化が進む中で、生涯を通じて学び続けるとともに、学びの成果を地域づくりに生かせるよう、「学びと地域活動との循環」の取組を進めるとともに、4月に開館する予定の中央公民館を中心にして生涯学習活動の推進に努めてまいります。  公民館活動につきましては、今後とも、各地区公民館と連携しながら、各種教室の内容の充実を図るとともに、市民の自主的な学習活動への支援により、学びを通じた地域づくりの推進に取り組んでまいります。  市立図書館につきましては、本年7月には開館3周年を迎えます。  この間、市内外から多くの皆様に御利用をいただいており、1月には入館者が36万人を超えたところであります。  引き続き、市民の憩いの場、学びの場となるよう、震災関連図書や郷土関連資料など、蔵書の充実に努めながら、より多くの市民や子どもたちが本に親しむことができる図書館の運営に努めてまいります。  また、遠隔地や学校、各種施設を対象とした移動図書館を引き続き実施し、利用者の利便性の向上を図ってまいります。  次に、教育大綱の5つ目である「多様で個性ある文化の創造」についてであります。  心豊かで潤いと安らぎのある市民生活の実現に向けて、市民一人一人が文化に親しむ機会の確保が必要であります。  その施策として「自然・歴史・文化資源の保護と継承」、「文化財の保存と活用」及び「文化活動を育てる環境の整備」に取り組んでまいります。  特にも文化財につきましては、「陸前高田市文化財等保存活用計画」に基づき、「陸前高田らしさ」を示す既存文化財の保存・活用を行うとともに、県指定文化財の旧吉田家住宅主屋の設計、部材加工に着手するなど、その復元に取り組むとともに、市内文化財基礎調査など、地域研究を推進してまいります。  また、埋蔵文化財につきましても、本市の多様で個性ある文化を展示や体験学習により広く公開することで、郷土愛の醸成に生かしてまいります。  市立博物館につきましては、「陸前高田の宝物」である豊かな自然、歴史、文化を、震災の記憶とともに未来に伝えることのできる施設を整備してまいります。  また、津波被災資料につきましては、専門機関との連携を強化し、復旧に取り組むとともに、新たな市立博物館完成後は、その展示を行い、あわせて、安定化処理及び修復作業の公開も行ってまいります。  さらに、国の登録有形民俗文化財である「陸前高田の漁労用具」の重要文化財指定に向けた資料整備に努めてまいります。  最後に、教育大綱の6つ目である「生涯スポーツの推進」についてであります。  市民の生涯にわたるスポーツ・レクリエーション活動の振興、健康づくりを推進するためには、生涯にわたるスポーツの推進が求められております。  昨年4月から、スポーツの普及、推進につきましては、市長部局へ移管となったところでありますが、学校体育施設の貸し出しによる活動場所の提供など、市民の生涯スポーツについて市長部局と一体となって推進してまいりたいと考えております。  以上が、令和2年度の施策の大要及びその考え方であります。  教育委員会といたしましては、本市教育大綱に掲げる基本理念「郷土で学び夢を拓く、心豊かでたくましい人づくり」の下、この地で学ぶ子どもたちのために、関係機関と連携しながら、施策の推進に全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。  議員の皆様方の一層の御理解、御協力と、市民の皆様の積極的な参画を心からお願い申し上げまして、私の所信といたします。 ○議長(福田利喜君) 以上をもって教育長の教育行政方針演述を終わります。 △日程第6 報告第1号 損害賠償の額を定め和解することに関する専決処分の報告について ○議長(福田利喜君) 日程第6、報告第1号、損害賠償の額を定め和解することに関する専決処分の報告についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎福祉部次長(千葉恭一君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 福祉部次長。    (福祉部次長 千葉恭一君登壇) ◎福祉部次長(千葉恭一君) 議案つづりの1ページをお開き願います。ただいま議題となりました報告第1号、損害賠償の額を定め和解することに関する専決処分の報告につきまして、命により福祉部次長から御説明をいたします。  次の2ページをお開き願います。陸前高田市専決第7号、専決処分書であります。本件は、令和元年10月7日午後2時35分ごろ、業務のため市役所庁舎から保健福祉総合センターに向かう際、曲松中上野線、通称シンボルロードの十字路交差点において、市公用車と相手方車両が衝突したものであります。  本件につきましては、市側にも一部過失があると認め、市の義務に属する損害賠償の額を7万1,501円と、相手側の義務に属する損害賠償の額を13万361円と定め、令和元年12月27日、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したことから、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。  以上で報告第1号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。  以上をもって報告第1号の議事を終わります。 △日程第7 議案第1号 町及び字の区域の変更について ○議長(福田利喜君) 日程第7、議案第1号、町及び字の区域の変更についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎復興局長(菅野誠君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 復興局長。    (復興局長 菅野誠君登壇) ◎復興局長(菅野誠君) 議案つづりの1の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第1号、町及び字の区域の変更につきまして、命により復興局長から御説明いたします。  提案理由でありますが、陸前高田都市計画高田地区被災市街地復興土地区画整理事業及び陸前高田都市計画今泉地区被災市街地復興土地区画整理事業の施行地区内における町及び字の区域を変更しようとして提案するものであります。  次に、変更内容について御説明いたしますので、1の2ページをお開き願います。1の2ページから1の18ページは変更調書で、それぞれ字ごとに編入する地番等を記載したものでありますので、お目通しをお願いいたします。  次に、図によって町及び字の区域の変更につきまして御説明いたしますので、1の19ページをお開き願います。議案第1号説明資料その1、町及び字区域変更図であります。主に被災市街地復興土地区画整理事業の高田地区の西側の範囲でありますが、破線が現在の町及び字の境界を示しており、実線が変更しようとする新たな町及び字の境界であります。  次に、1の20ページをお開き願います。議案第1号説明資料その2、字区域変更図でありますが、同じく高田地区の東側の範囲であります。  次に、1の21ページをお開き願います。議案第1号説明資料その3、字区域変更図でありますが、被災市街地復興土地区画整理事業の今泉地区であります。  以上で議案第1号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第1号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第1号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第8 議案第2号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議について △日程第9 議案第3号 岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議について ○議長(福田利喜君) 日程第8、議案第2号、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議について及び日程第9、議案第3号、岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議についての議案2件を一括して議題といたします。  本2件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎総務部長(戸羽良一君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 総務部長。    (総務部長 戸羽良一君登壇) ◎総務部長(戸羽良一君) ただいま議題となりました議案第2号及び議案第3号の議案2件につきまして、命により一括して総務部長から御説明をいたします。  議案つづりの2の1ページをお開き願います。初めに、議案第2号、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議についてであります。  提案理由でありますが、令和2年3月31日をもって盛岡市・矢巾町都市計画事業等組合が解散することに伴い、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数を減少させること及び岩手県市町村総合事務組合規約の変更をすることについて協議をしようとして提案するものであります。  岩手県市町村総合事務組合は、岩手県内の全市町村と一部事務組合及び広域連合をもって組織されており、地方自治法第286条第1項の規定により、一部事務組合を組織する地方公共団体の数を増減し、または組合の規約を変更しようとするときは関係地方公共団体との協議によりこれを定める必要があり、あわせて第290条の規定により、この協議については議会の議決を経なければならないと定められていることから、議会の議決を求めるものであります。  次に、変更する規約の内容について御説明をいたしますので、2の2ページをお開き願います。岩手県市町村総合事務組合規約の一部を変更する規約であります。別表第1、第2条関係でありますが、同表中、盛岡市・矢巾町都市計画事業等組合を削るものであります。  附則でありますが、この規約は令和2年4月1日から施行するとするものであります。  次に、3の1ページをお開き願います。議案第3号、岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議についてであります。  提案理由でありますが、令和2年3月31日をもって盛岡市・矢巾町都市計画事業等組合が岩手県市町村総合事務組合から脱退することに伴い、退職手当の支給に関する事務に係る財産処分を行うことについて協議をしようとして提案するものであります。  一部事務組合が財産処分を必要とするときは、地方自治法第289条の規定により、関係地方公共団体との協議によりこれを定める必要があり、あわせてこの協議については第290条の規定により議会の議決を経なければならないと定められていることから、議会の議決を求めるものであります。  次に、協議書の内容について御説明をいたしますので、3の2ページをお開き願います。財産処分に関する協議書でありますが、盛岡市・矢巾町都市計画事業等組合が岩手県市町村総合事務組合から脱退することに伴う財産処分について定めるものであり、盛岡市・矢巾町都市計画事業等組合が納付した退職手当に係る負担金総額から退職手当の総額を控除した還付金のうち、盛岡市の持ち分額に相当する額を盛岡市に還付するものとし、また矢巾町の持ち分額に相当する額を盛岡市・矢巾町都市計画事業等組合の脱退に関わらず、岩手県市町村総合事務組合に帰属させるものであります。  以上で議案第2号及び議案第3号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第2号及び議案第3号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本2件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第2号及び議案第3号の議案2件を一括して採決いたします。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本2件は原案のとおり可決されました。 △日程第10 議案第4号 陸前高田市気仙公民館建設工事変更請負契約締結について ○議長(福田利喜君) 日程第10、議案第4号、陸前高田市気仙公民館建設工事変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市民協働部長。    (市民協働部長 佐藤由也君登壇) ◎市民協働部長(佐藤由也君) 議案つづりの4の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第4号、陸前高田市気仙公民館建設工事変更請負契約締結につきまして、命により市民協働部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、令和元年6月に議会の議決を得て工事請負契約を締結した陸前高田市気仙公民館建設工事につきまして、今般一部設計変更が生じたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  工事名は陸前高田市気仙公民館建設工事、工事場所は陸前高田市気仙町字愛宕下地内、請負者は株式会社佐武建設であります。変更内容でありますが、変更前の契約金額2億106万9,000円を90万900円増額し、変更後の契約金額を2億196万9,900円にしようとするものであります。  次に、変更の概要につきまして御説明いたしますので、4の2ページをお開き願います。議案第4号説明資料、変更概要であります。工事変更内容でありますが、作業員確保のための宿泊費の増であります。  以上で議案第4号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第4号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第4号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第11 議案第5号 (仮称)陸前高田市民文化会館新築工事変更請負契約締結について ○議長(福田利喜君) 日程第11、議案第5号、(仮称)陸前高田市民文化会館新築工事変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市民協働部長。    (市民協働部長 佐藤由也君登壇) ◎市民協働部長(佐藤由也君) 議案つづりの5の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第5号、(仮称)陸前高田市民文化会館新築工事変更請負契約締結につきまして、命により市民協働部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、平成30年6月に議会の議決を得て工事請負契約を締結し、令和元年7月に契約の変更に関し議会の議決を得て変更工事請負契約を締結した(仮称)陸前高田市民文化会館新築工事につきまして、今般一部設計変更が生じたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  工事名は(仮称)陸前高田市民文化会館新築工事、工事場所は陸前高田市高田町地内、請負者は株式会社佐武建設であります。変更内容でありますが、変更前の契約金額26億7,576万3,700円を7,312万6,900円増額し、変更後の契約金額を27億4,889万600円にしようとするものであります。  次に、変更の概要につきまして御説明いたしますので、5の2ページをお開き願います。議案第5号説明資料、変更概要であります。工事変更内容でありますが、作業員確保のための宿泊費の増であります。  以上で議案第5号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◆7番(中野貴徳君) 議長。7番、中野貴徳。 ○議長(福田利喜君) 7番、中野貴徳君。 ◆7番(中野貴徳君) ただいま御説明をいただきました件でございますが、増額の理由といたしまして、作業員の宿泊費の増ということでございました。これまでも各工事などで確定してからというようなことの御説明受けてまいりましたけれども、ちょっと金額を考えますと、7,300万円の増、これが全て宿泊費であったのか、ちょっとその辺りについてもう少し詳しく教えていただければと思います。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 市民協働部長からお答えいたします。  工事変更理由の内容に書いてあるとおり、宿泊費の増でございます。 ◆7番(中野貴徳君) 議長。7番、中野貴徳。 ○議長(福田利喜君) 7番、中野貴徳君。 ◆7番(中野貴徳君) 宿泊費で7,000万といいますと、かなりの人数が宿泊されたのかなということになろうかと思います。例えばこういったものに作業員の招請費であるとか、そういったものまで含まれるのか、それとも純粋に宿泊のみなのか、その辺についてもう一度お願いいたします。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 市民協働部長からお答えいたします。  現在この工事に関して、延べ人数1万73名の方々が市内に宿泊をしております。その方々の宿泊料及び食事も一部加算されていると思いますが、認められた分でございます。 ○議長(福田利喜君) ほかにありませんか。 ◆14番(藤倉泰治君) 議長。14番、藤倉泰治。 ○議長(福田利喜君) 14番、藤倉泰治君。 ◆14番(藤倉泰治君) 私もお尋ねしますが、今回7,400万円の増額ということですが、心配されるのは市民の方々は財源内訳だと思うのですが、この増額になった分というのは、財源というのはどんなふうになっているのかということと、それから今回27億4,800万円ぐらいになったわけですが、改めてこの財源の問題が国や、あるいは地元負担というふうなことはどんなふうになっているのか、お尋ねいたします。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 市民協働部長からお答えいたします。  今般7,312万6,900円増額になったわけですけれども、これまでは国庫補助分が含まれてございますけれども、今回は震災復興特別交付税で全てというか、900円を除き措置されることとなっております。理由につきましては、災害査定時にはこの宿泊費というものが見込まれないということから、補助金にはならず、震災復興特別交付税の対象となるものであります。全体の経費でございますけれども、災害査定時の3分の2は国庫補助金として認められます。残りの財源については、震災復興特別交付税で認められて、今般一般財源とすれば1,600円相当が一般財源となる予定でございます。 ◆14番(藤倉泰治君) 議長。14番、藤倉泰治。 ○議長(福田利喜君) 14番、藤倉泰治君。 ◆14番(藤倉泰治君) 今回の変更によっても地元負担は極めて少ないのだなというふうなことも思いました。それで、この事業の名称が仮称というふうになっているわけですが、いつまで仮称でいくのかなのですが、新たに市民アンケートもとりながら、新しい名前もというふうな話題になっているようですが、この仮称の効力というのは変ですが、いつから切り替えてどんなふうになっていくのか、お尋ねいたします。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(佐藤由也君) 市民協働部長からお答えいたします。  今般の仮称がついたものは、当初の工事契約からこのような状況でやっておりますので、最後の精算までこのまま行うとしております。  なお、12月議会において、名称を陸前高田市民文化会館と議決いただきました。その施行年月日が令和2年の4月1日からとなりますので、4月1日からは市民文化会館という名称となることでございます。 ◆14番(藤倉泰治君) 議長。14番、藤倉泰治。 ○議長(福田利喜君) 14番、藤倉泰治君。 ◆14番(藤倉泰治君) 市民にネーミングの募集などもしていると思いますので、その辺も答弁あるのかなというふうに思ったのですが、ひとつよろしくお願いします。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) 市民の皆さんから、あるいは市外の皆さんからもたくさんの応募があって、これはあくまでも正式名称ではなくて、愛称ということで、今答弁していいのかどうか分からないですけれども、議会なので答弁させていただきますが、実はこの後の全員協議会でお話をするという予定になっておりましたけれども、奇跡の一本松ホールというのが今回の愛称ということになりましたので、後ほどまた全員協議会のほうで詳しくお話をさせていただきたいと思います。 ○議長(福田利喜君) ほかにありませんか。    (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 進行いたします。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第5号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第5号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第12 議案第6号 只出・根岬漁港海岸災害復旧(陸閘・水門)工事の変更請負契約締結について ○議長(福田利喜君) 日程第12、議案第6号、只出・根岬漁港海岸災害復旧(陸閘・水門)工事の変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎地域振興部長(阿部勝君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 地域振興部長。    (地域振興部長 阿部勝君登壇) ◎地域振興部長(阿部勝君) 議案つづりの6の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第6号、只出・根岬漁港海岸災害復旧(陸閘・水門)工事の変更請負契約締結につきまして、命により地域振興部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、令和元年6月に議会の議決を得て工事請負契約を締結した只出・根岬漁港海岸災害復旧(陸閘・水門)工事につきまして、今般一部設計変更が生じたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  工事名は只出・根岬漁港海岸災害復旧(陸閘・水門)工事、工事場所は陸前高田市小友町字只出地内ほか、請負者は北日本機械株式会社であります。  変更内容でありますが、変更前の契約金額2億9,370万円を4,409万5,700円増額し、変更後の契約金額を3億3,779万5,700円にしようとするものであります。  次に、変更概要につきまして御説明をいたしますので、6の2ページをお開き願います。議案第6号説明資料、変更概要であります。工事変更内容でありますが、只出漁港海岸における常時閉鎖陸閘等の増については、只出地区漁港利用者からの要望を受け、関係機関等との協議により、只出漁港海岸船揚場背後地に常時閉鎖陸閘等を設置することによる増であります。  次に、工期の変更でありますが、令和2年5月22日までとしていた工期を令和2年10月30日まで延長しようとするものであります。  以上で議案第6号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第6号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第6号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第13 議案第7号 脇之沢漁港海岸災害復旧(防潮堤)工事の変更請負契約締結について ○議長(福田利喜君) 日程第13、議案第7号、脇之沢漁港海岸災害復旧(防潮堤)工事の変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎地域振興部長(阿部勝君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 地域振興部長。    (地域振興部長 阿部勝君登壇) ◎地域振興部長(阿部勝君) 議案つづりの7の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第7号、脇之沢漁港海岸災害復旧(防潮堤)工事の変更請負契約締結につきまして、命により地域振興部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、平成28年3月に議会の議決を得て工事請負契約を締結し、平成31年2月に変更工事請負契約を締結した脇之沢漁港海岸災害復旧(防潮堤)工事につきまして、今般一部設計変更が生じたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  工事名は脇之沢漁港海岸災害復旧(防潮堤)工事、工事場所は陸前高田市米崎町字脇の沢地内ほか、請負者は東亜建設工業株式会社・株式会社菊池組・株式会社共立土木特定共同企業体であります。  変更内容でありますが、変更前の契約金額126億2,289万5,488円を7億3,717万8,043円増額し、変更後の契約金額を133億6,007万3,531円にしようとするものであります。  次に、変更概要につきまして御説明をいたしますので、7の2ページをお開き願います。議案第7号説明資料、変更概要であります。工事変更内容でありますが、防潮堤山づけ部における仮設土留め工の増については、勝木田地区の防潮堤山づけ部における軟弱地盤へ対応するため、仮設土留め工の設置を行うものであります。  次に、防潮堤背後地からの排水処理に伴う仮設水路工の増については、湧水量の増加に伴う仮設水路工の増であります。  次に、工期の変更でありますが、令和2年10月5日までとしていた工期を令和3年3月25日まで延長しようとするものであります。  以上で議案第7号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第7号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第7号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第14 議案第8号 23災1174号市道今泉高田線姉歯橋橋梁災害復旧工事変更請負契約締結について ○議長(福田利喜君) 日程第14、議案第8号、23災1174号市道今泉高田線姉歯橋橋梁災害復旧工事変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎建設部長(堺伸也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 建設部長。    (建設部長 堺伸也君登壇) ◎建設部長(堺伸也君) 議案つづりの8の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第8号、23災1174号市道今泉高田線姉歯橋橋梁災害復旧工事変更請負契約締結につきまして、命により建設部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、平成27年12月に議会の議決を得て工事請負契約を締結し、平成30年9月に変更工事請負契約を締結した23災1174号市道今泉高田線姉歯橋橋梁災害復旧工事につきまして、今般一部設計変更が生じたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  工事名は23災1174号市道今泉高田線姉歯橋橋梁災害復旧工事、工事場所は陸前高田市気仙町字町裏地内ほか、請負者は池田建設株式会社・株式会社共立土木経常建設共同企業体であります。  変更内容でありますが、変更前の契約金額30億7,509万4,800円を1億8,959万2,700円増額し、変更後の契約金額を32億6,468万7,500円にしようとするものであります。  次に、変更の概要につきまして御説明をいたしますので、8の2ページをお開き願います。議案第8号説明資料、変更概要であります。工事変更内容でありますが、橋梁下部工の鋼管矢板の打ち込み工法の変更については、橋脚直下の河床の土質が非常に硬いため、当初の設計工法であった電動ハンマー工法では鋼管矢板が打ち込めなかったことから、油圧式ハンマー工法に変更するものであります。  次に、護岸工の復旧延長の増については、右岸側の橋台に隣接する護岸に被害が確認され、当該護岸について本工事と合わせて災害復旧するものであります。  以上で議案第8号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◆14番(藤倉泰治君) 議長。14番、藤倉泰治。 ○議長(福田利喜君) 14番、藤倉泰治君。 ◆14番(藤倉泰治君) 今回新たな工法ということのようですが、地域の方々もいつできるのかというふうなことで大変期待もし、心配もしているわけですが、こうしたことによって工期そのものは予定どおりなのか、いつまできちんと工事完了できるのか、その辺のめどについてお尋ねいたします。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎建設課長(大友真也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 建設課長。 ◎建設課長(大友真也君) 建設課長からお答えをいたします。  完成の時期でございますけれども、今現在1月末時点の工程ベースでおよそ87%という進捗率となっております。予定工程でいきますと今年度末が80%弱なのですが、1月末時点で大体87%ということで、順調に進捗しているというふうに認識しております。ただ、一方で、取りつけ道路工事、左岸側であったり右岸側、取りつけ道路の工事の関係でありまして、その中の隣接区域の国道340号のかさ上げ工事、左岸側でありますとか、そういった隣接工事の工事調整でありますとか、あとは電柱の位置とかによって姉歯橋の下を電線とか持っていくのですけれども、そういったところでちょっと若干の調整が伴ってくるということがございます。ただ、いずれ令和2年度内での早期完成に向けて進めてまいりたいというところでございます。 ◆14番(藤倉泰治君) 議長。14番、藤倉泰治。 ○議長(福田利喜君) 14番、藤倉泰治君。 ◆14番(藤倉泰治君) そうしますと、令和元年度内の工期というふうなことで……    (「2年」と呼ぶ者あり) ◆14番(藤倉泰治君) 令和2年度、失礼しました。今答弁では、国道340と、左岸と言ったのですけれども、右岸ではないのですか。340は右側のほうでありますので、それと姉歯橋が接するわけですけれども、左岸ではなくて右岸ではないかというふうに思うのですが、確認をお願いします。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎建設課長(大友真也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 建設課長。 ◎建設課長(大友真也君) 建設課長からお答えをいたします。  先ほど答弁申し上げました左岸の国道340号というのは、もともと道の駅から走っていたところのかさ上げを今県のほうでやっていただいているところでございます。今議員さんがおっしゃっていただいた右岸側というのは、新しい340号ということで、先ほど申し上げたのはこれまでの国道340号、左岸側というところでございます。 ○議長(福田利喜君) ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第8号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第8号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ○議長(福田利喜君) この際、午後1時まで休憩いたします。    午前11時54分 休   憩    午後 1時00分 再   開 ○議長(福田利喜君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第15 議案第9号 23災1170号市道誂石線誂石橋橋梁災害復旧工事変更請負契約締結について ○議長(福田利喜君) 日程第15、議案第9号、23災1170号市道誂石線誂石橋橋梁災害復旧工事変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎建設部長(堺伸也君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 建設部長。    (建設部長 堺伸也君登壇) ◎建設部長(堺伸也君) 議案つづりの9の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第9号、23災1170号市道誂石線誂石橋橋梁災害復旧工事変更請負契約締結につきまして、命により建設部長から御説明いたします。  提案理由でありますが、平成29年6月に議会の議決を得て工事請負契約を締結した23災1170号市道誂石線誂石橋橋梁災害復旧工事につきまして、今般一部設計変更が生じたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  工事名は23災1170号市道誂石線誂石橋橋梁災害復旧工事、工事場所は陸前高田市気仙町字神崎地内ほか、請負者は株式会社長谷川建設であります。  変更内容でありますが、変更前の契約金額16億4,808万円を1億2,439万1,460円増額し、変更後の契約金額を17億7,247万1,460円にしようとするものであります。  次に、変更の概要につきまして御説明いたしますので、9の2ページをお開き願います。議案第9号説明資料、変更概要であります。工事変更内容でありますが、橋台基礎工の基礎掘削における補助工法の追加については、硬質な地盤により当初の設計工法であった鋼管圧入工法では掘削が困難となったため、その補助工法として回転ハンマー工法を追加し、併用して施工するものであります。  次に、橋梁下部工の仮設工における締切り矢板の打ち込み機械の規格の変更については、橋脚直下の河床の地盤が硬質なため、締切り矢板の打ち込みに使用する機械を高出力な規格に変更するものであります。  次に、橋梁下部工における湧水対策による仮設計画の変更については、橋脚基礎工の施工に先立ち床掘り掘削を始めたところ、想定よりも多くの湧き水が出てきたことから、ポンプ排水を作業時排水から常時排水とし、あわせて湧き水の流入量の緩和及び掘削のり面の崩壊防止のため鋼矢板打設工を追加することとして仮設計画を変更するものであります。  次に、右岸側工事用道路の工法変更については、大型車両の走行に際し現況地盤の支持力が不足していることから、敷き鉄板を追加するものであります。  以上で議案第9号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第9号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第9号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第16 議案第10号 高田松原公園災害復旧その2工事の変更請負契約締結について ○議長(福田利喜君) 日程第16、議案第10号、高田松原公園災害復旧その2工事の変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎建設部長(堺伸也君) 建設部長。    (建設部長 堺伸也君登壇) ◎建設部長(堺伸也君) 議案つづりの10の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第10号、高田松原公園災害復旧その2工事の変更請負契約締結につきまして、命により建設部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、平成30年6月に議会の議決を得て工事請負契約を締結し、令和元年11月に変更工事請負契約を締結した高田松原公園災害復旧その2工事につきまして、今般一部設計変更が生じたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  工事名は高田松原公園災害復旧その2工事、工事場所は陸前高田市高田町字中宿地内ほか、請負者は池田建設株式会社・株式会社共立土木経常建設共同企業体であります。  変更内容でありますが、変更前の契約金額2億2,451万800円を3,586万7,700円増額し、変更後の契約金額を2億6,037万8,500円にしようとするものであります。  次に、変更の概要につきまして御説明をいたしますので、10の2ページをお開き願います。議案第10号説明資料、変更概要であります。工事変更内容でありますが、野球場グラウンド設備の追加については、関係団体等からの要望により、第1球場のグラウンド表面の土の層の厚さを増すものであり、給水管路変更による管路工の増については、公園内の給水管ルートの変更に伴い、給水管路の距離を延長するものであります。  以上で議案第10号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第10号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第10号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第17 議案第11号 高田松原公園災害復旧その3工事の変更請負契約締結について ○議長(福田利喜君) 日程第17、議案第11号、高田松原公園災害復旧その3工事の変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎建設部長(堺伸也君) 建設部長。    (建設部長 堺伸也君登壇) ◎建設部長(堺伸也君) 議案つづりの11の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第11号、高田松原公園災害復旧その3工事の変更請負契約締結につきまして、命により建設部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、平成30年6月に議会の議決を得て工事請負契約を締結し、令和元年11月に変更工事請負契約を締結した高田松原公園災害復旧その3工事につきまして、今般一部設計変更が生じたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  工事名は高田松原公園災害復旧その3工事、工事場所は陸前高田市高田町字中宿地内ほか、請負者は株式会社佐武建設であります。  変更内容でありますが、変更前の契約金額19億7,204万400円を4,573万8,000円減額し、変更後の契約金額を19億2,630万2,400円にしようとするものであります。  次に、変更の概要につきまして御説明をいたしますので、11の2ページをお開き願います。議案第11号説明資料、変更概要であります。工事変更内容でありますが、汚水管路変更による管路工の減については、公園内の汚水本管ルートの変更に伴い、汚水管路の距離を短縮しマンホールポンプの台数を削減するものであります。  以上で議案第11号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第11号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第11号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第18 議案第13号 財産の取得について ○議長(福田利喜君) 日程第18、議案第13号、財産の取得についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎総務部長(戸羽良一君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 総務部長。    (総務部長 戸羽良一君登壇) ◎総務部長(戸羽良一君) 議案つづりの13の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第13号、財産の取得につきまして、命により総務部長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、陸前高田市土地開発公社が保有する土地を取得しようとして提案するものであります。この財産の取得につきましては、陸前高田市市有財産取得処分取扱要綱に基づき、去る2月6日に開催した陸前高田市市有財産取得処分審議会において、取得予定価格を決定したものであります。  取得する財産の面積が5,000平方メートルを、取得予定価格が2,000万円をそれぞれ超えることから、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  取得する財産でありますが、所在地は陸前高田市高田町字東和野19番1ほか13筆、面積は1万7,764平方メートル、取得予定価格は5,537万1,752円であります。  次に、取得概要について御説明をいたしますので、13の2ページをお開き願います。議案第13号説明資料その1、取得概要であります。取得する財産の地目、筆数は畑及び山林、合計14筆であります。相手方は、陸前高田市土地開発公社であります。  なお、これらの土地につきましては、高田地区被災市街地復興土地区画整理事業区域内において陸前高田市土地開発公社が所有していたものであり、仮換地後の用地を宅地として売却しようとするものであります。  次の13の3ページ、議案第13号説明資料その2は従前地の位置図、次の13の4ページ、議案第13号説明資料その3は仮換地後の位置図となりますので、お目通しをお願いいたします。  以上で議案第13号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
    ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第13号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第13号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第19 議案第14号 財産の取得について ○議長(福田利喜君) 日程第19、議案第14号、財産の取得についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎復興局長(菅野誠君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 復興局長。    (復興局長 菅野誠君登壇) ◎復興局長(菅野誠君) 議案つづりの14の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第14号、財産の取得につきまして、命により復興局長から御説明をいたします。  提案理由でありますが、今泉北地区整備事業の用に供する土地を取得しようとして提案するものであります。この財産の取得につきましては、陸前高田市市有財産取得処分取扱要綱に基づき、去る2月6日に開催した陸前高田市市有財産取得処分審議会において、取得予定価格を決定したものであります。  取得する財産の面積が5,000平方メートルを、取得予定価格が2,000万円をそれぞれ超えることから、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  取得する財産でありますが、所在地は陸前高田市気仙町字中堰614番ほか4筆、面積は1万4,680平方メートル、取得予定価格は1億8,050万8,516円であります。  次に、取得概要について御説明をいたしますので、14の2ページをお開き願います。議案第14号説明資料その1、取得概要であります。取得する財産の地目、筆数は宅地及び雑種地、合計5筆であります。相手方は、岩手県、代表者県立病院等事業管理者であります。  次の14の3ページ、議案第14号説明資料その2は位置図となりますので、お目通しをお願いいたします。  以上で議案第14号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第14号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第14号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第20 議案第12号 陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結について △日程第21 議案第15号 陸前高田市民文化会館の指定管理者の指定について △日程第22 議案第16号 令和元年度陸前高田一般会計補正予算(第6号) △日程第23 議案第17号 令和元年度陸前高田下水道事業特別会計補正予算(第2号) △日程第24 議案第18号 令和元年度陸前高田農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) △日程第25 議案第19号 令和元年度陸前高田漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) △日程第26 議案第20号 令和元年度陸前高田国民健康保険特別会計補正予算(第4号) △日程第27 議案第21号 令和元年度陸前高田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) △日程第28 議案第22号 令和元年度陸前高田介護保険特別会計補正予算(第4号) △日程第29 議案第23号 令和元年度陸前高田水道事業会計補正予算(第3号) △日程第30 議案第24号 陸前高田市国民健康保険広田診療所整備基金条例を廃止する条例 △日程第31 議案第25号 陸前高田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例及び陸前高田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例 △日程第32 議案第26号 陸前高田市立保育所設置条例の一部を改正する条例 △日程第33 議案第27号 陸前高田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第34 議案第28号 陸前高田市印鑑条例の一部を改正する条例 △日程第35 議案第29号 陸前高田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 △日程第36 議案第30号 陸前高田市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例 △日程第37 議案第31号 陸前高田市体育交流施設条例の一部を改正する条例 △日程第38 議案第32号 陸前高田市漁港管理条例及び漁港の区域内の水域又は公共空地における土砂採取料等の徴収等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第39 議案第33号 陸前高田市漁具保管施設条例の一部を改正する条例 △日程第40 議案第34号 陸前高田市道路占用料条例及び道路法等の適用を受けない公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する条例 △日程第41 議案第35号 陸前高田市市営住宅条例の一部を改正する条例 △日程第42 議案第36号 陸前高田都市計画高田地区被災市街地復興土地区画整理事業施行条例及び陸前高田都市計画今泉地区被災市街地復興土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 △日程第43 議案第37号 令和2年度陸前高田市一般会計予算 △日程第44 議案第38号 令和2年度陸前高田市下水道事業特別会計予算 △日程第45 議案第39号 令和2年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計予算 △日程第46 議案第40号 令和2年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計予算 △日程第47 議案第41号 令和2年度陸前高田市国民健康保険特別会計予算 △日程第48 議案第42号 令和2年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第49 議案第43号 令和2年度陸前高田市介護保険特別会計予算 △日程第50 議案第44号 令和2年度陸前高田市水道事業会計予算 ○議長(福田利喜君) 日程第20、議案第12号、陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結についてから日程第50、議案第44号、令和2年度陸前高田市水道事業会計予算までの執行前提案2件、補正予算案8件、条例案13件及び新年度予算案8件の計31件を一括して議題といたします。  本31件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎副市長(岡本雅之君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 副市長。    (副市長 岡本雅之君登壇) ◎副市長(岡本雅之君) ただいま議題となりました議案第12号及び議案第15号から議案第44号までの31件につきまして、命により副市長から提案理由の御説明を申し上げます。  初めに、議案第12号、陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結につきましては、被災市街地復興整備事業の変更業務の委託契約を締結しようとして提案するものでございます。  次に、議案第15号、陸前高田市民文化会館の指定管理者の指定につきましては、市民文化会館の指定管理者を指定しようとして提案するものでございます。  次に、議案第16号から議案第23号までの補正予算につきましては、主に年度末を迎えての事業費の精算等に伴う補正措置をしようとするものでございます。  まず、議案第16号、令和元年度陸前高田一般会計補正予算(第6号)でありますが、東日本大震災復興交付金の交付に伴う積立金及び事業費の精算等に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第17号、令和元年度陸前高田下水道事業特別会計補正予算(第2号)でありますが、事業費の精算に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第18号、令和元年度陸前高田農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、事業費の精算に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第19号、令和元年度陸前高田漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、事業費の精算に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第20号、令和元年度陸前高田国民健康保険特別会計補正予算(第4号)でありますが、事業勘定及び診療施設勘定とも事業費の精算等に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第21号、令和元年度陸前高田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でありますが、保険料収入の増等に伴う広域連合納付金の補正をしようとするものでございます。  次に、議案第22号、令和元年度陸前高田介護保険特別会計補正予算(第4号)でありますが、保険事業勘定において事業費の精算等に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第23号、令和元年度陸前高田水道事業会計補正予算(第3号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第24号、陸前高田市国民健康保険広田診療所整備基金条例を廃止する条例につきましては、広田診療所の基金を用いた整備が完了したことに伴い、その整備基金条例を廃止しようとして提案するものでございます。  次に、議案第25号、陸前高田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例及び陸前高田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例につきましては、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第26号、陸前高田市立保育所設置条例の一部を改正する条例につきましては、気仙保育所において、病後児保育事業を実施することに伴い、定員を変更しようとして提案するものでございます。  次に、議案第27号、陸前高田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、放課後児童健全育成事業に従事する職員の基準について、経過措置の期間を延長するため、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第28号、陸前高田市印鑑条例の一部を改正する条例につきましては、成年被後見人の権利の制限に係る措置の適正化を図るため、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第29号、陸前高田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、国民健康保険事業の安定的運営を図るため、税率等を改正しようとして提案するものでございます。  次に、議案第30号、陸前高田市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例につきましては、東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第31号、陸前高田市体育交流施設条例の一部を改正する条例につきましては、高田松原運動公園の整備に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第32号、陸前高田市漁港管理条例及び漁港の区域内の水域又は公共空地における土砂採取料等の徴収等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、市漁港の統合及び岩手県漁港管理条例の一部改正に伴い、漁港の名称及び占用料並びに市が管理する漁港の区域内の水域及び公共空地における占用料を改定しようとして提案するものでございます。  次に、議案第33号、陸前高田市漁具保管施設条例の一部を改正する条例につきましては、漁具保管施設の整備に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第34号、陸前高田市道路占用料条例及び道路法等の適用を受けない公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、道路法施行令の一部改正を受け、岩手県が道路占用料徴収条例を一部改正することに伴い、道路占用料を改定しようとして提案するものでございます。  次に、議案第35号、陸前高田市市営住宅条例の一部を改正する条例につきましては、公営住宅法の一部改正及び陸前高田都市計画今泉地区被災市街地復興土地区画整理事業の施行地区内における字の区域変更に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第36号、陸前高田都市計画高田地区被災市街地復興土地区画整理事業施行条例及び陸前高田都市計画今泉地区被災市街地復興土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例につきましては、土地区画整理法施行令の一部改正等に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。  次に、議案第37号から議案第44号までの8件は、令和2年度の各会計予算でございます。  まず、議案第37号、令和2年度陸前高田市一般会計予算でありますが、国の復興・創生期間の最終年度であること、また陸前高田市まちづくり総合計画の2年目であることから、復旧、復興事業の完遂を目指し、全力で事業を推進するとともに、交流人口、関係人口拡大の施策や子育て支援施策等の各種施策の展開により、次世代につなげる新たなまちづくりを目指した予算編成に努めたところであり、671億1,400万円を措置したものでございます。  次に、議案第38号、令和2年度陸前高田市下水道事業特別会計予算でありますが、施設の維持管理費及び汚水管渠整備費等で6億4,361万3,000円を措置したものでございます。  次に、議案第39号、令和2年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計予算でありますが、施設の維持管理費等で6,628万2,000円を措置したものでございます。  次に、議案第40号、令和2年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計予算でありますが、施設の維持管理費等で7,745万5,000円を措置したものでございます。  次に、議案第41号、令和2年度陸前高田市国民健康保険特別会計予算でありますが、事業勘定におきましては国民健康保険の運営費で22億9,131万5,000円を措置し、診療施設勘定におきましては二又及び広田診療所の運営費等で2億1,141万7,000円を措置したものでございます。  次に、議案第42号、令和2年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計予算でありますが、後期高齢者医療に係る運営費で2億3,710万7,000円を措置したものでございます。  次に、議案第43号、令和2年度陸前高田市介護保険特別会計予算でありますが、保険事業勘定におきましては介護保険の運営費で26億6,311万2,000円を措置し、介護サービス事業勘定におきましては介護予防支援事業費等で1,706万4,000円を措置したものでございます。  次に、議案第44号、令和2年度陸前高田市水道事業会計予算でありますが、収益的収支においては、収入で6億3,350万5,000円、支出で6億2,350万9,000円としております。資本的収支では、市内配水管整備事業等を行うこととしており、収入で6億7,283万1,000円、支出で7億6,946万3,000円となり、収入が支出に対して不足する額9,663万2,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金等で補填しようとするものでございます。  以上、提案理由の概要を申し上げましたが、これらの議案の細部につきましては、審議に際しまして関係部課長等をして説明させていただきますので、慎重に御審議の上、御賛同くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(福田利喜君) ただいま議題となっております議案第12号、陸前高田市被災市街地復興整備事業変更業務委託契約締結について及び議案第15号、陸前高田市市民文化会館の指定管理者の指定についてから議案第44号、令和2年度陸前高田市水道事業会計予算までの執行前提案2件、補正予算案8件、条例案13件及び新年度予算案8件の計31件については、議事の順序を省略してお諮りいたします。  本31件については、議長を除く議員全員をもって構成する予算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本31件については予算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ○議長(福田利喜君) ただいま設置されました予算等特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く議員全員を指名いたします。 ○議長(福田利喜君) 予算等特別委員会の正副委員長互選のため、同委員会を来る2月27日、本会議散会後、この議場に招集いたします。 △日程第51 議選第1号 陸前高田市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙 ○議長(福田利喜君) 日程第51、議選第1号、陸前高田市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。  ただいまの出席議員は17人であります。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選とすることに決しました。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  議選第1号については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。 ○議長(福田利喜君) 初めに、陸前高田市選挙管理委員会委員に江刺秀一君、菅野幸君、戸羽伸一君、金野丈雄君の4人を、次に補充員の第1順位に村上金吾君、第2順位に村上睦子君、第3順位に松田八郎君、第4順位に砂田収司君の4人を指名いたします。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました4人の陸前高田市選挙管理委員会委員及び第1順位から第4順位までの4人の補充員を当選人と定めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました4人の陸前高田市選挙管理委員会委員及び第1順位から第4順位までの4人の補充員が当選されました。 △日程第52 議選第2号 陸前高田市及び大船渡市営林組合議会議員選挙 ○議長(福田利喜君) 日程第52、議選第2号、陸前高田市及び大船渡市営林組合議会議員選挙を行います。  ただいまの出席議員は17人であります。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選とすることに決しました。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  議選第2号については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。 ○議長(福田利喜君) 陸前高田市及び大船渡市営林組合議会議員に、大和田加代子君、蒲生哲君、佐々木一義君、大坪涼子君、及川修一君及び不肖私、福田利喜の6人を指名いたします。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました6人の陸前高田市及び大船渡市営林組合議会議員を当選人と定めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました6人の陸前高田市及び大船渡市営林組合議会議員が当選されました。 ○議長(福田利喜君) ただいま陸前高田市及び大船渡市営林組合議会議員に当選されました6人がこの議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定によりこの旨告知いたします。 ○議長(福田利喜君) この際、御連絡いたします。  明20日から24日までは休会、25日から27日までは一般質問を行います。 ○議長(福田利喜君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後 1時38分 散   会...