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第82回臨時会議 令和 3年 1月(第1号 1月29日)

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  1. 一関市議会 2021-01-29
    第82回臨時会議 令和 3年 1月(第1号 1月29日)


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    第82回臨時会議 令和 3年 1月(第1号 1月29日)   令和3年一関市議会定例会第82回1月臨時会議議事日程 令和3年1月29日 午前10時 開議 日程第1  会議録署名議員の指名 日程第2  会議期間の決定 日程第3  報告第1号  花泉地域統合小学校敷地造成工事請負契約の変更に関する              専決処分の報告について 日程第4  報告第2号  自動車事故に係る和解及び損害賠償に関する専決処分の報告              について 日程第5  報告第3号  道路の管理に係る和解及び損害賠償に関する専決処分の報告              について 日程第6  議案第2号  令和2年度一関市一般会計補正予算(第13号) 本日の会議に付した事件   議事日程に同じ 出 席 議 員(28名)
      1番  岩 渕 典 仁 君    2番  佐 藤 幸 淑 君   3番  永 澤 由 利 君    4番  小 岩 寿 一 君   5番  岩 渕   優 君    6番  武 田 ユキ子 君   7番  那 須 茂一郎 君    8番  門 馬   功 君   9番  佐々木 久 助 君   10番  佐 藤   浩 君  11番  千 田 良 一 君   12番  佐 藤 敬一郎 君  13番  菅 原   巧 君   14番  岡 田 もとみ 君  15番  菅 野 恒 信 君   17番  金 野 盛 志 君  18番  勝 浦 伸 行 君   19番  小 山 雄 幸 君  20番  千 田 恭 平 君   21番  千 葉 大 作 君  22番  小野寺 道 雄 君   23番  橋 本 周 一 君  24番  藤 野 秋 男 君   26番  岩 渕 善 朗 君  27番  千 葉 幸 男 君   28番  佐 藤 雅 子 君  29番  沼 倉 憲 二 君   30番  槻 山   隆 君 欠 席 議 員(1名)  16番  千 葉 信 吉 君 職務のため出席した事務局員 事務局長  佐々木 裕 子     事務局次長  熊 谷 善 孝 局長補佐  千 葉 麻 弥 説明のため出席した者   市長        勝 部   修 君     副市長     佐 藤 善 仁 君   副市長       髙 橋 邦 夫 君     市長公室長   石 川 隆 明 君   総務部長      鈴 木   淳 君     保健福祉部長  佐 藤 鉄 也 君   建設部長      鴫 原 吉 隆 君     花泉支所長   中 川 文 志 君   総務部次長     佐 藤 正 幸 君     農林部次長   熊 谷 嘉 啓 君   教育長       小 菅 正 晴 君     教育部長    菅 原 春 彦 君 会議の場所 一関市議会議場 開会時刻  午前10時 会議の議事 ○議長(槻山隆君) ただいまの出席議員は28名です。  定足数に達しておりますので、これより第82回1月臨時会議を開きます。  千葉信吉君より本日の会議に欠席の旨、届け出がありました。  この際、諸般の御報告を申し上げます。  受理した案件は、市長提案4件であります。  次に、先の会議以降、議長として活動しました主要事項については、お手元に配付していますので、これにより御了承願います。  本日の会議には、市長、教育長の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可しておりますので、御了承願います。 ○議長(槻山隆君) 次に、市長より行政報告の申し出がありますので、これを許します。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 新型コロナウイルス感染症に対する市の対応、並びに昨年末からの雪害の状況とその対応について、報告をさせていただきます。  まず、新型コロナウイルスワクチン接種体制整備でございますが、新型コロナウイルス感染症は、全国的に感染拡大が収まらない状況が続いておりまして、首都圏などを中心に医療サービスの提供が厳しさを増し、住民の命と健康はもとより、社会経済にも極めて大きな被害を及ぼしている状況にあると受けとめております。  今後、ワクチン接種の安全かつスピーディーな実施については、国の主導のもと、住民に身近な市町村が接種事務を実施し、都道府県は広域的観点から必要な調整を担うことと役割分担が定められているところでございます。  具体的には、国においてはワクチンの確保、接種優先順位の決定、ワクチンに係る科学的知見情報提供健康被害救済に係る認定などでございます。  県は、国から市町村へのワクチンの流通、優先接種となる医療従事者への接種体制の調整、専門的相談の対応などでございます。  市町村は、住民への接種勧奨個別通知、これはクーポン券の発行、発送を含みます。  それから、医療機関との接種委託契約と費用の支払い、集団接種を行う場合の会場の確保、接種手続等に関する一般相談対応、これはコールセンターの委託による設置を含みます、などを行うこととなっております。  これは、昨年の1人10万円の特別定額給付金給付事務と同様に、国が仕組みをつくり、県が調整をして、市町村が実施するという仕組みと同じでございます。  現在、国においては、全力を挙げてワクチンの確保に取り組んでいるところでございますが、スケジュールなどを含め、なかなか具体的な形は見えてきていないところでございます。  しかし、今回のワクチン接種については国内でも前例のないワクチンであり、アナフィラキシーという言葉が出てきます。  副反応のことでございますが、この副反応への対応であるとか、感染防止対策を講じながら接種計画を作成する必要があることなど、市町村はさまざまな課題について、地域の医療機関との調整を初め、限られた医療資源の中でスピーディーな体制を構築していかなければなりません。  このことは直接的に人の命にかかわるものでございますので、国がさまざまなことを決めてから動き出すということではなく、市として万全の体制で、いつでも開始できるように準備を進めていく必要があると考えて、先般1月26日に保健福祉部内に新型コロナワクチン接種対策室を設置したところでございます。  この新型コロナワクチン接種対策室には、室長を含め4人の専任職員兼務職員7人の計11人を配置いたしまして、接種方法の調整でありますとか、ワクチンの管理、接種券の交付などを一元的に担ってまいります。  国は、現時点では医療従事者へのワクチン接種を2月下旬から開始し、以降65歳以上の高齢者、その後、基礎疾患がある人、高齢者施設などの従事者、それ以外の人、このような区分で順次接種を行うこととしております。  なお、医療従事者以外の区分の接種時期につきましては、現時点では確定できる状況にはないため、今後国から示されるスケジュールに従って対応していくこととなります。  その中で、市としての作業量が一気にふえてまいりますので、現在の対策室の職員だけでは足りなくなることが想定されます。  その場合には、さらに応援職員を動員し、全庁を挙げて対応していくこととしたいと思います。  市民への新型コロナウイルスワクチン接種を当面の市の最優先課題として位置づけて、岩手県や一関市医師会など、関係機関と連携しながら、円滑かつ迅速に事務処理を行えるよう万全を期してまいりたいと思います。  次に、昨年12月14日からの大雪による農業関係被害の状況と対応について申し上げます。  1月22日現在で生産施設の倒壊、半壊、半倒壊は合計で903棟の被害を確認しております。  その内訳は、パイプハウスが870棟、牛舎が14棟、鶏舎が1棟、堆肥舎が18棟となっております。  これまでの対応についてでございますが、1月12日に岩手県、平泉町、JAいわて平泉、岩手県農業共済組合磐井地域センター及び当市で構成する雪害対策会議が開催されまして、被害状況対応状況情報共有復旧対策及び次期作に向けた対応について協議をしたところでございまして、14日には達増岩手県知事による当市の被害状況現地視察に私が同行いたしまして、被災の状況の説明と早急な支援について要望をしたところでございます。  営農の継続に向けた取り組みとしては、まずはパイプハウスの撤去を行うこと、その上で生産設備、機材の調達等に向けた国、県の協力を得ながら、展望を開いていくことが必要でございます。  このことから、被害に遭ったパイプハウスの解体及び撤去に係る支援について、岩手県建設業協会一関支部及び千厩支部に協力を要請し、了解を得たところであり、現在、事業の組み立てと予算措置の検討を行っているところでございます。  今後、関係機関、団体と協力して、被害を受けた農業者の方々への営農継続に向けた支援について迅速に対応してまいりたいと思います。  以上、行政報告とさせていただきます。 ○議長(槻山隆君) 以上で行政報告を終わります。 ○議長(槻山隆君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程により進めます。 ○議長(槻山隆君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、その数を2名とし、会議規則第88条の規定により、議長において、     15番 菅 野 恒 信 君     17番 金 野 盛 志 君 を指名いたします。 ○議長(槻山隆君) 日程第2、会議期間の決定を議題とし、お諮りいたします。  本臨時会議会議期間は、本日1日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、会議期間は、本日1日間と決定いたしました。 ○議長(槻山隆君) 日程第3、報告第1号、花泉地域統合小学校敷地造成工事請負契約の変更に関する専決処分の報告についてから、日程第5、報告第3号、道路の管理に係る和解及び損害賠償に関する専決処分の報告についてまで、以上3件を議題とします。  直ちに報告を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 報告第1号、花泉地域統合小学校敷地造成工事請負契約の変更に関する専決処分の報告について、申し上げます。  本件は、花泉地域統合小学校敷地造成工事について、工事用道路の追加及び残土運搬距離の変更などにより契約金額について、市長専決条例の規定により変更契約の締結を専決処分したので報告するものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。  次に、報告第2号、自動車事故に係る和解及び損害賠償に関する専決処分の報告について、申し上げます。  本件は、自動車事故に係る和解及び損害賠償に関し、損害を与えた相手方との和解及び賠償すべき額について、市長専決条例の規定により専決処分したので報告するものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。  報告第3号、道路の管理に係る和解及び損害賠償に関する専決処分の報告について、申し上げます。  本件は、道路の管理に係る和解及び損害賠償に関し、損害を与えた相手方との和解及び賠償すべき額について、市長専決条例の規定により専決処分したので報告するものであります。  なお、建設部長から補足説明させます。  以上であります。
     よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長菅原春彦君) 報告第1号、花泉地域統合小学校敷地造成工事請負契約の変更に関する専決処分の報告について、補足説明を申し上げます。  別紙の専決処分書をごらん願います。  本件は、令和2年3月定例会において請負契約の議決をいただきました花泉地域統合小学校敷地造成工事について、6の変更の内容の欄になりますが、現契約金額の2億7,170万円に970万9,700円を増額し、変更後の契約金額を2億8,140万9,700円とする請負契約の変更を行ったものであります。  専決処分の日は、令和3年1月12日であります。  参考資料花泉地域統合小学校敷地造成工事請負契約の変更の概要をごらん願います。  変更の理由についてでありますが、工事用道路の追加、残土運搬距離の変更などにより工事内容を変更したため、契約金額を変更したものであります。  表をごらん願います。  まず、盛土工については、工事場所への工事用車両の通路を確保するため、工事区域外であるグラウンド予定敷地内に工事用道路を設置することとしたため、752万6,200円の増額となったものであります。  次に、残土処理工については、現場精査の結果、処理する残土の量が増となったことと、残土工事区域外への運搬距離が長くなったため、1,028万8,300円の増額となったものであります。  次に、縁石工とのり面工については、外構部分に隣接する箇所の縁石工と植生工を、今後外構工事において実施することとしたため、900万200円の減額となったものであります。  その他の変更として、工事場所に配置する交通誘導員の増員などのため、89万5,400円を増額したものであります。  これらの増減により、全体で970万9,700円を増額したものであります。  報告第1号の補足説明は以上であります。  報告第2号、自動車事故に係る和解及び損害賠償に関する専決処分の報告について、補足説明を申し上げます。  別紙の専決処分書をごらん願います。  まず、4の事故の概要についてでありますが、令和2年11月12日午前11時10分ごろ、山目字大槻地内において、教育部文化財課の職員が公用車で主要地方道一関北上線を走行中、国道4号との交差点を右折するため右折車線を進行した際、赤信号で直線車線に停車していた相手方車両が転回しようと右折車線に進入してきたため、相手方車両右側前方部分に衝突し、破損させる損害を与えたものであります。  5の市の過失割合は5%であります。  1の損害賠償の額は1万1,947円であります。  なお、この額につきましては、全国市有物件共済会の保険によりその全額が補填されるものであります。  また、公用車の修繕料につきましては、20万706円であります。  2の和解の内容は、一関市は相手方の被った損害賠償金として1万1,947円を支払うこと、本件について、双方とも他に債権債務のないことを確認すること、今後、本件に関しては、双方とも裁判上、または裁判外において、一切の異議、請求の申し立てをしないことを誓約することであります。  相手方につきましては3に記載のとおりであり、専決処分の日は令和3年1月18日であります。  今回の事故は、赤信号で交差点手前直進車線に停車していた相手方車両が、公用車が走行していた右折車線に進入する可能性を予測していなかったことにより発生したものであります。  交通事故防止につきましては、日ごろから職員に対して注意喚起を行ってきたところでありますが、今回の事故の発生を受け、職員に対して、安全確認の徹底と事故の未然防止に努めるよう改めて指示したところであります。  報告第2号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 報告第3号の専決処分について、補足説明を申し上げます。  別紙の専決処分書をごらんください。  4の事故の概要でありますが、令和2年11月6日午後4時20分ごろ、花泉町金沢字東沢地内において、相手方車両市道須川幹線を走行中、道路左側路肩部分の舗装が一部欠損し、段差が生じていた箇所を通過したため、車両左側の前輪及び後輪タイヤなどを破損させる損害を与えたものであります。  5の市の過失割合は10%で、1の損害賠償の額は7,084円であります。  なお、これにつきましては、道路賠償責任保険により補填されるものであります。  2の和解の内容につきましては、一関市は相手方の被った損害賠償金として7,084円を支払うこと、本件について、双方とも他に債権債務のないことを確認すること、今後、本件に関しては、双方とも裁判上、または裁判外において、一切の異議、請求の申し立てをしないことを誓約することであります。  相手方につきましては3に記載のとおりであり、専決処分の日は令和3年1月18日であります。  本件事故の原因は、当該事故箇所の路肩の舗装が欠損して、長さが188センチメートル、幅16センチメートル、高さが9センチメートルの段差が生じていたため、段差を通過した際の衝撃により車両左側の前輪と後輪タイヤ及びベアリングを破損したものであります。  なお、舗装が欠損していた理由は不明です。  事故現場につきましては、事故後直ちに道路管理課において注意喚起のためコーンを設置し、令和2年12月には当該道路路肩修繕工事を行い、事故の再発防止を図ったところであります。  今回の事故の発生を受けて、道路管理課建設整備課及び各支所産業建設課で情報を共有し、道路パトロールの際に同様の箇所がないか注視していくことにしたところであり、市道の管理瑕疵による事故発生再発防止を図ってまいります。  以上でございます。 ○議長(槻山隆君) 報告に対し質疑を行います。  24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 私からは、花泉地域統合小学校造成工事について、お伺いをいたします。  今回の盛り土の増ということは理解できます。  そのために係る経費も上がるというのもわかるのですが、なぜ縁石工やのり面植生工を、今回外構工事で実施するということで外したのか、その理由の説明がありませんでしたので、お願いします。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長菅原春彦君) 当初は、この縁石工につきましては今回の造成工事で実施することとしていたところですけれども、工事を実施していく間において、後の外構工事において実施するほうがより効率的に工事が実施できると判断し、今回変更したものであります。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) それは工程の中で行えばいいわけであって、そのことによって減額しなければならない理由とは到底考えられないわけです。  これが全く別途工事だということであればわかるのですけれども、発注しておいて、それが後に必要な工事であるということであれば、工事業者の中で、あるいは工程の中で検討すればいい工事なわけでありますから、盛り土が増になったことによって必要なくなった工事であればわかるのですが、このことによって単に外すということだけを考えると、この専決処分にする、条件を整えるための減額かと思われかねないと思うので、そのほうが効率がいいですということであれば外す理由にもなると思うのですが、この状況の中では外す理由とは到底考えられないのですが、いかがでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長菅原春彦君) 外構工事につきましては、令和3年度以降の工事となって別工事となりますことから、これまでの造成工事とはまた別の工事となります。  そういうことで、当初は予定していたのですけれども、外構工事と一緒に実施したほうがより効率的な工事が実施できると判断して、令和3年度以降に実施する外構工事と一緒に工事するという判断をしたところでございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) この設計に当たって建設部長がかかわっているかどうかはわかりませんが、当初の計画が問題だったのですか。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 今回、外構工事でやるという理由が、これから外構工事をやるときにフェンスを立ち上げるのですが、縁石工を実施する箇所とその場所が隣接している場所なものですから、工事を一体的に行う面からいくと外構工事を実施する際に縁石工、隣接するものもやって、さらに防草シートをやるのが効率的であるという判断で今回は外してございます。  設計が問題というところは考えておりません。  要は、手順として、より効率的なものに今回させていただいたということでございます。 ○議長(槻山隆君) 18番、勝浦伸行君。 ○18番(勝浦伸行君) 今の説明は私にはわかりづらかったのですけれども、私は残土処理についてお伺いします。  当初の予定では運搬土量9,870立方メートルとなっております。  距離が11.5キロメートルとなっております。  今回の変更後で運搬土量が1万100立方メートルにふえました。  さらに、運搬距離が15.5キロメートル、これも4キロメートルほどふえております。  これは今見たところでは、運搬する残土の量が増となったため1,000万円の増額をしたいという内容です。  それで、これは誰が見てもすぐにわかるのですけれども、ふえている量は230立方メートル、全体量から見るとそれほどの量ではないと思います。  ということは、この230立方メートルを新たな場所に運ぶお金に1,000万円もかかるように見えるのですけれども、答弁をお願いします。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長菅原春彦君) 当初の運搬距離につきましては、具体的な運搬場所を特定して設計したものではありませんでしたので、実際に運搬する場所が確定した段階でそれに相応する運搬距離を組み直すというつもりでありまして、今回、具体的な土捨て場が確定したことから、その距離を計上し直したところであります。 ○議長(槻山隆君) 18番、勝浦伸行君。 ○18番(勝浦伸行君) 私は、この残土処理というのは結構な問題だと思うのですけれども、これは設計するときには残土の捨て場所を全く決めていなかったということですか。  想定が全くなかったということだとすれば、これが15.5キロメートルですからよかったのですけれども、仮に30キロメートルとか40キロメートルになったら大変な金額になりますよね。  これを全く想定しないまま、私どもに工事契約の議決を求めたというように理解してよろしいですか。 ○議長(槻山隆君) 中川花泉支所長。 ○花泉支所長(中川文志君) 残土の処理につきましては、当初設計では場所は特定せず、道のりとしては11.5キロメートル圏内で業者が確保する前提で設計を行ったものであります。  また、業者が確保できない場合は設計変更を見込んでいたわけでございます。  今回、運搬先となったところは、今後の事業の中で圃場整備するところでもありまして、そこは田んぼでございますので、土の有効活用もできるということで、15.5キロメートルほどになりましたけれども、その距離の中で設計変更させていただいたというところであります。 ○議長(槻山隆君) 18番、勝浦伸行君。 ○18番(勝浦伸行君) 今後、私どもが議決する際には、こういうところにはもっと目配りしていかなければならないということを改めて思ったわけですけれども、11.5キロメートル圏内という根拠はあるのですか。  これは根拠がないまま想定して私どもに予算の議決を求めるのでしょうか。  例えば、30キロメートルとか20キロメートルですと、かなりの金額になりますよね。  11.5キロメートルとした根拠というのは何かあるのでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 11.5キロメートルの根拠は、先ほど花泉支所長がお話ししたとおり、その範囲内で処理可能な箇所を業者に見つけていただくという前提で設計をしていたものですから、根拠という点でいくと11.5キロメートルというのはその範囲内で処理可能という想定のもとに発注していたということでございます。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) 関連してお伺いしますけれども、ただいまの残土処理を最終的に決定した時期というのはいつごろになるのか、縁石工、のり面工外構工事で実施すると判断した日はいつなのかお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 中川花泉支所長。 ○花泉支所長(中川文志君) 判断した時期については、手持ち資料がございませんので何年何月とは申し上げられませんが、工事を施工していく中で業者が見つけた場所が適当としたところでありますし、縁石工、植生工についても、業者と打ち合わせをする中で当初設計では見込んでいたものでございますが、工事を進めていく中でより効率的に工期の中で実施するに当たっては、後の外構工事で行ったほうがいいだろうという判断を打ち合わせの中で行ったものであります。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 今の工事打ち合わせ簿の補足でございますが、4月15日に工事打ち合わせ簿の中で指示をしてございます。 ○議長(槻山隆君) 暫時休憩します。 午前10時34分 休   憩 午前10時35分 再   開 ○議長(槻山隆君) 再開します。  鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) この工事の議決をいただいたのは令和2年3月の議会でございますので、先ほどの土捨て場所の変更については4月15日の工事打ち合わせ簿において指示しているというところでございます。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) 4月に残土処理工の場所が決定したということでございますが、今は1月で、相当の月数が経過しているわけですけれども、それらも踏まえて専決処分を令和3年1月12日にしたと、その間の状況、経過について説明をお願いします。
    ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長菅原春彦君) 工事につきましては、ただいま申し上げました変更の内容を見越した形で現場で工事指示によりまして工事を進めていたところではありますけれども、最終的な数量の精査等が確定したのが年明けでありまして、その数量の確定をもって変更契約専決処分をしたところであります。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) いずれ、最終的に専決処分した日については報告があったとおりだと理解するところでございますが、建築であればいろいろあるのですけれども、造成工事ですから、そんなに時間がかかる内容ではないと理解するところでありますので、その間の精査というか、その辺の経過について、もう少し詳細に説明をお願いします。 ○議長(槻山隆君) 中川花泉支所長。 ○花泉支所長(中川文志君) 経過というものは、毎月、毎週、工事の打ち合わせを現場でやっていく中で、監督業務を委託してございますので、工事の進捗を確認をさせていただきながら、また、工事の実施についても確認をしながら、委託業者が中心となり工事の進行をしていくものであります。  したがいまして、経過は常に動いていくというところでございます。  もちろん、契約の金額の中でその工事が収められればよろしいのですけれども、精査していく中ではどうしても数量の増減が出てくるわけですので、最終的な精査に時間を要したところがあったというところでございます。  それで、専決処分の日の1月12日に精査が終わりまして、決裁をいただいて契約の変更を専決処分させていただいたという流れになります。 ○議長(槻山隆君) 11番、千田良一君。 ○11番(千田良一君) 今の何人かの一連の質問の中で、期間の問題とか金額の問題、市長専決条例では工事請負については1,000万円以内であれば専決処分ができるということにされております。  そうすると、先ほどの質問にもあったのですが、増額、減額を合わせて専決処分に収めたというようなこと、ちょっと乱暴な表現になりますけれども、変更契約として議決を求めるということではなく、変更で専決処分にしたというような手法を推測してしまうのですが、そのあたりについては、これに携わった部長、あるいは副市長がいるわけですが、その方々はそのような認識というのは一切なかったのでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 認識があったかという御質問でしたのでお答えいたしますが、認識はございません。  要は、それぞれ議案であれ専決処分という報告であれ、与えられた制度の中でその時々の状況に応じて私どもとして議案の調整をし、あるいは専決処分の決定をし、これを議会に報告するという枠組みの中でやらせていただいてございます。  先ほど来お話のございましたような、外構工事としての効率性でありますとか、あるいは残土の捨て場でありますとか、それぞれの工事の進捗によって状況はさまざま変わってまいります。  その都度、ものによっては私どもに報告のあるもの、協議のあるものもございますけれども、工事発注の目的である建築物の成果品、あるいはそれに要するコスト、あるいは時間的なものも含めて、さらには工事発注自体はさまざまな業者にもお願いいたしますので、そのような経済波及効果も含めて何がベストかといったことを、その時点、その時点で判断をして決定をしている。  それが議決を要するものであれば議案として調整いたしますし、専決処分として皆様方から与えられた中で私どもとしてこれを運用していくということでございますので、何かそのような意図なり思惑があったのかということに関しましては、そういったものはなく、淡々と事実に即して処理をさせていただいているということでございます。 ○議長(槻山隆君) 以上で報告を終わります。 ○議長(槻山隆君) 日程第6、議案第2号、令和2年度一関市一般会計補正予算(第13号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第2号、令和2年度一関市一般会計補正予算(第13号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、除雪費の増額、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費の追加など、所要の補正をしようとするものであります。  1ページをごらん願います。  歳入歳出予算の補正額は6億3,060万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を841億5,917万3,000円といたしました。  2ページをごらん願います。  歳出の目的別補正額は、第1表のとおりで、総務費196万7,000円、民生費133万1,000円、衛生費1億2,730万5,000円、土木費5億円を増額いたしました。  また、歳入につきましては、国庫支出金1億2,925万6,000円、県支出金133万1,000円、繰入金5億円、諸収入1万6,000円を増額いたしました。  3ページをごらん願います。  第2表、繰越明許費補正につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業について、繰越明許しようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 議案第2号、令和2年度一関市一般会計補正予算(第13号)について、補足説明を申し上げます。  まず、歳出から説明いたします。  歳出につきましては、補正予算の概要及び補正予算に関する説明書により説明をいたします。  補正予算の概要の2ページをごらん願います。  3款1項2目障害者福祉費の医療的ケア児等非常用発電機貸与事業費につきましては、今後、新型コロナウイルスの感染がさらに拡大した場合に備え、人工呼吸器などの医療機器を使用し医療的ケアを日常的に必要とする障がい児などがいる世帯に対して、災害により停電が発生した場合などにおいても、在宅で医療機器を継続して使用できる環境を整備するため、県の補助を受けて非常用発電機を市が購入し貸与しようとするもので、非常用発電機11台分の購入費であります。  4款1項2目予防費の会計年度任用職員給与費及び新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費につきましては、国の指示のもと、市民に対する新型コロナウイルスワクチンの速やかな接種体制を整備しようとするもので、接種券の発券や接種日の予約、接種情報の管理などに要する人的体制、接種情報を管理するシステム改修、市民からの問い合わせに対応する電話回線の増設工事費などの費用であります。  また、財源につきましては、国の予備費及び第3次補正予算により措置されており、このうち第3次補正予算分については全額繰越明許し、令和3年度においても執行することができるようにするものであります。  なお、今回の補正は接種体制の整備に要する経費を計上するもので、ワクチンの接種費用などは国からさらに詳細が示された後に、別途事業費を追加する補正予算を提案する予定であります。  8款2項2目道路維持費の除雪費につきましては、その増額について、令和2年12月28日付で専決処分し、1月8日の招集会議において議決のあったものでありますが、今後の除雪の需要に備え、さらに増額しようとするものであります。  額につきましては、昨年の12月からことしの1月上旬までの降雪による除雪の状況と、例年1月から2月にかけて降雪による除雪がふえることを考慮し、12月における除雪に要した経費のおおむね1.5倍を目安に5億円と見込んだところであります。  次に、補正予算の概要で説明していない歳出について申し上げます。  補正予算に関する説明書の8ページをごらん願います。  2款1項1目一般管理費の会計年度任用職員給与費につきましては、このたびの補正により増員となる会計年度任用職員に係る社会保険料などの市負担分の増であります。  次に、歳入について申し上げます。  歳入につきましては、同じく補正予算に関する説明書により説明いたします。  戻りまして、6ページをごらん願います。  15款2項国庫補助金及び16款2項県補助金につきましては、御説明いたしました歳出に係るものであります。  19款2項基金繰入金につきましては、今回の補正で不足する財源を財政調整基金の取り崩しにより賄うものであります。  これにより、令和2年度末の財政調整基金の額は29億5,000万円ほどとなる見込みであります。  7ページをごらん願います。  21款5項雑入につきましては、このたびの補正により増員となる会計年度任用職員に係る雇用保険料の本人負担分であります。  議案第2号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) まず、障害者福祉費の医療的ケア児等非常用発電機貸与事業費についてお伺いします。  いずれ、新型コロナウイルス感染症対策なり災害時に停電が発生した場合に対応するための県の補助事業だということでありますが、予算措置に当たってニーズ調査を行ったと思いますけれども、その際に、例えば利用者からの要望なり意見があったと思いますが、どのような意見があったのかお伺いいたします。  非常用発電機ということでございますが、どのような方式の発電機になるのか、要するに充電式の発電機なのか、ガス、ガソリンタイプなのか、その内容についてお伺いします。  貸与期間はどのように考えているのかお伺いいたします。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) まず、ニーズということでございますけれども、11台という台数を把握するに当たりまして、まず昨年度、岩手県が、コロナ禍の中でアンケート調査をした経過がございます。  そちらのアンケート結果の中で、電源を必要とする医療機器を使用している世帯でこうした機器がないところが9世帯、未回答のところが4世帯、合計13世帯あったということでございます。  市では今回、このような県の事業を実施するに当たりまして、その13世帯を対象に改めて調査を行ったところでございます。  そうした中で、13世帯のうち2世帯が既に非常時の電源を確保しており、1世帯については購入予定ということでお話があったところでございます。  あと1世帯については回答がなかったということでございます。  合計で9世帯については全く購入予定がないということでございましたので、まず9世帯を対象としたことと、それから、市のほうで予備として2台確保するということで今回、11台を確保しようとしたところでございます。  その際に、特に意見は求めていなかったわけですけれども、実際にほしいけれども持っていないという状況にあった方にとっては、非常時に対応できるというのはありがたいというようなお話かと思っております。  機能につきましては、ガスボンベ形式ということで想定してございます。  貸与期間については、今、手持ちの資料では確認できないので、確認してから答弁したいと思います。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) ガスボンベの方式という話ですが、ガソリンタイプ、ガスタイプ、どちらか確認したいと思います。  どちらにしても、家庭で非常用発電機を扱う場合は安全対策が非常に重要になってくると思いますし、日常使うものではなく、非常時に使うという形になると定期的なメンテナンスも必要になってくると思いますが、その辺の取り扱いについて、きちんと利用者に講習会とか説明会というものを行政側で行う用意があるのか確認したいと思います。  それから、議長、申しわけありませんが、先ほど、1回目で質疑できなかったのですけれども、次の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費についての質問についてもお許しをいただきたいと思いますが、よろしいですか。 ○議長(槻山隆君) 1回目に質疑を行っておりませんので認められません。  22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) それでは、だめだということでありますので、いずれ、設置体制を構築するに当たっては、県と協議して、県と市町村が連携するような取り組みが必要だと思っておりますが、予算の内訳とか予算化に当たって県とどのような協議を行ったのかについてもお伺いしたかったわけでございます。  3つの接種体制があるということですが、市としてはどのような接種体制をとる方向で検討しているのか、あわせて、そういう質問をしたかったということですが、これはだめだということですので答弁はいりませんが、まず最初の分について答弁をお願いします。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) すみません、言葉がはっきりしなかったようで申しわけありませんでした。  ガスボンベということで、ガソリンではございません。  それと、この機械の耐用年数は6年ということになっておりますが、県の要綱でこの機械は6年の耐用年数が経過すれば個人の方に譲渡してよいということで確認をとっているところでございます。  メンテナンスについてということでお話がございましたけれども、こちらにつきましては機械の貸与時に説明をするということで考えてございます。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) いずれ、貸与事業の実施に当たっては、利用者の声を十分聞いて、安全安心に管理できるような体制のもとで十分な取り組みを行政側に期待して私の質問を終わります。 ○議長(槻山隆君) 5番、岩渕優君。 ○5番(岩渕優君) 私からは、医療的ケア児等非常用発電機貸与事業についてでありますが、まず1つ目、今、ガスボンベという仕様だというお話でありましたが、これは家庭用のLPガスのガスボンベのことを言っているのかどうか、2つ目、安全確認といいますか、安全体制、業者等を含めての利用される方への指導、教育等々についての所管はどこになるのかお伺いをします。  続きまして、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費でありますけれども、県内でもいち早く対策室を設置していただいたことに非常に感謝を申し上げますが、まず1つ目に、市民の目から見て、申し込み、接種、その後のフォローアップ、接種も2回と言われておりますが、ここまでのイメージといいますか、その辺についてはどのような形で周知するのか、今までやったことのないような一大事業でございますので、非常に丁寧な周知が必要と考えますが、御説明をお願いしたいと思います。  2つ目、接種場所になかなか行けない、特にも高齢者等々の方々を含めた不安解消の方法についてお伺いをしたいと思います。  それから、先ほど、市の問い合わせ窓口を設置するということでしたが、これには多くの問い合わせ、不安、さまざまあると思いますので、その辺の回線についても、1つ、2つではなくて多くの回線の設置ということは考えていないのかお伺いします。  予約の方法でありますが、さまざまなことをこれから検討されていくと思いますが、その中の方法の1つとして、例えばLINEのアプリ等々を使っての申し込みとか、また、接種した後のフォローアップ、接種した、しない、その辺のところについても管理できるような、そういうお考えはないのかお伺いをします。  1回目の質疑については以上でございます。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) まず、医療的ケア児等非常用発電機についてですけれども、カセットボンベということで小さい缶タイプのカセットボンベになります。  安全確認等につきましてですけれども、先ほど申し上げたように、貸与時にそのようなことにつきましてお話しさせていただきますし、所管につきましては今現在の福祉課ということになってまいります。  そちらのほうで安全確認、取り扱い、そういったことについて徹底してまいりたいと考えております。  新型コロナウイルスワクチンの関係でございますが、まず、市民の方が申し込み、接種、それからフォローアップ等の一連の流れにつきましては、今時点で検討をし始めているところでございますけれども、それが確定してからは市民の皆さんにあらゆる方法を使って周知徹底するということで考えてまいりたいと思います。
     それは広報であったり、ホームページであったり、FMあすもの活用であったりと、そういったところで進めてまいりたいと考えております。  接種場所に行けない方への対応は、接種会場を設定するということが前提になりますけれども、そのようなことにつきましても今検討を進めているところでございます。  問い合わせの窓口、回線についてということでございますが、これから外に向かって、一連の流れなどのお話をさせていただく場合には、いろいろと問い合わせ等がふえることが想定されますので、今後、回線の関係も検討してまいりたいと思います。  予約の方法ということで、LINEのアプリを活用するということと、接種した後の管理のお話がございました。  国内ではLINEを使ってそのような対応をしているというところも確かにあるようでございます。  市といたしましても、さまざまな予約体制であるとか、そういったあたりは今後検討させていただきたいと思っているところであります。 ○議長(槻山隆君) 5番、岩渕優君。 ○5番(岩渕優君) それでは、最初に医療的ケア児のいる世帯に対する発電機についてでありますが、市内にみずからも医療的ケアの必要なお子さんをお持ちで、なおかつ、そういう支援団体の代表をされている方がいらっしゃいます。  その方はいろいろな活動をされているのですが、最近、市内ではありませんが、ガソリンタイプの発電機による痛ましい事故が発生したという経過があるということと、普段取り扱いになれていないということもございまして、今回はガソリンタイプではなく、カセットガスボンベ仕様だということでありますけれども、ここのところについて、その方がおっしゃるには、安全と言われるところで、プロパンガスを燃料とした発電機というタイプが一番望ましいという話をいただいております。  そういう意味で、今回は県の事業でありますけれども、何とかプロパンガス仕様に変更するといいますか、再度検討するというところはどうでしょうか、お考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 予算措置する上では、このようなカセットボンベタイプの非常時用の発電機ということで考えているところでございます。  また、プロパンガスとなりますと、例えばプロパンガスをその場所に持ってきたりとか、いろいろな制約という部分もあるのかと考えるところでございます。  実際にそのようなお声もあるということでもございますけれども、非常時用に使いやすいという部分でカセットボンベをこちらのほうでは考えて、今お話をさせていただいたところでございます。 ○議長(槻山隆君) 5番、岩渕優君。 ○5番(岩渕優君) 3.11以降、こういう方々に対してボランティアで支援を行っている北上市の企業がございます。  そこを視察してまいりましたが、いずれ、プロパンガスというところ、皆さんがどのようなイメージを描いているかわかりませんが、非常に災害時に強いという部分がございまして、今、御提案といいますか、質疑をさせていただいたところでございますので、検討の余地はないのかもしれませんが、参考にしていただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、先ほどの新型コロナウイルスワクチン接種体制についてでございますが、1つだけお伺いをいたしますが、いつから市民の皆さんに、このように一関市としては取り組んでいきますというのを発信するのでしょうか、その辺についてお伺いをいたします。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 今現在、国のほうから、実際にワクチンがいつ供給されるかという部分がなかなか示されていない状況でございます。  市としては、そのような部分にすぐ対応できるように体制を整えて取り組んでいるところでございますが、実際に市民の皆さんのほうに周知できるという機会は、今時点ではなかなか難しいと捉えております。 ○議長(槻山隆君) 10番、佐藤浩君。 ○10番(佐藤浩君) 私からは除雪費についてお伺いします。  前回、1億円を補正した際に執行率をお伺いしましたけれども、その1億円を補正した後の執行率と、先ほどの説明では今までのかかった分の1.5倍というような積算の基礎のようですけれども、そのような積算で5億円というものが今回出てきたわけですけれども、前回の1億円の段階でこのような大きな額までは検討しなかったのかお伺いしたい。  もう1点は、岩手県の土木センター等が管理している国道がありますけれども、現在の状況が、きちんとやっているところもありますが、市道との交差点において、除雪はするけれども、そこに残ったままでもう凍ってしまっているところがあると。  右折レーンがあっても右折レーンが使えないような状況が国道の中にもある、また、市道との交差点でも残っている箇所がたくさんあります。  特に、西部のほうについてはそのようなところが多くて、日常の交通の中で非常に危険な状態になっているということで、それらを岩手県の土木センターに市として取り除いてほしいという要望等はされているのか、または市道の分のその塊を撤去する費用もこの5億円の中で見込んでいるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 除雪費の執行状況についてでございますが、前回1月8日以降の執行状況として、1月7日時点で12月いっぱいの執行状況がわかってございました。  その際の数字が3億8,500万円より下回る3億5,176万9,946円ということでございましたので、前回の議会でお話をさせていただいた1億円の補正の時点で今回このような5億円というものを想定していたものではございません。  それと、市道と幹線道路、国道などの交差点に雪が右折レーンなども含め残っているというところで、岩手県に排雪の手だてを要望しているかということでございますが、要望ということではなくて情報の共有としてそういう部分があるということで、一関市は、1月に入ってから12日以降に寒気が緩みましたので、それ以降パトロールをしながら道幅を広げるという作業を今まで続けておりまして、全部が解消されているわけではないのですが、以前よりは道路環境としてよい状況になっていると思っております。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 10番、佐藤浩君。 ○10番(佐藤浩君) 確認ですけれども、1億円の補正の段階で5億円ということについては考えていなかったと、ところが、今回は1.5倍の量ということで5億円を補正する、予算を確保されるということは非常にいいことですけれども、今度はその予算の執行の仕方で、単なるグレーダー等でよけるだけではなくて塊を撤去するほうにぜひシフトを組んでほしいと思うのです。  というのは、昼間は溶けますが、夜間は凍ってしまいます。  特に日陰とか、凍ってしまったところはそのままの状態です。  グレーダーが通った後は、グレーダーは直角に除雪されますので、タイヤがいくとぶつかってはみ出してしまうこともあります。  そのような意味で、市民の方々にとっては運転するにしても非常に危険な状態であるということは確かですので、ぜひパトロール等を強化して、そのような塊を除去することをこの5億円の中でぜひやってほしいと思いますが、これはいかがですか。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 再度、パトロールを強化するということではないのですが、重ねて実施する中で、やはり議員がおっしゃるように、明らかに危険な箇所については今後そのようなものに対応していきたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 10番、佐藤浩君。 ○10番(佐藤浩君) 先ほども申し上げましたように強化と、あとは情報共有だけではなくて働きかけ、岩手県でも手が回らないかもしれませんけれども、その辺を情報共有する中で何とか手を打ってほしいということを市のほうからも国道の管理者のほうにぜひ訴えてほしいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(槻山隆君) 3番、永澤由利君。 ○3番(永澤由利君) 私も新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費の中で、11の役務費の通信運搬費と12の委託料についてお伺いをしたいと思います。  役務費につきましては、接種会場等が確定をしていないということではありますけれども、これは想定したものを見込んで補正予算を決定したものだと思っておりますので、内容で決まっているところがあればお知らせいただきたいと思います。  委託料につきまして、先ほどLINEのお話が出てまいりました。  例えば、国でやっているLINEのCOCOAについても、全国でも岩手県がかなり高い割合で加入しているという報道がありますけれども、20%台ということであります。  このワクチン接種の周知方法について、確認の方法を該当する全ての市民に周知ということになればなかなか難しいのではないかと思っております。  先ほど周知の方法等も御説明はいただきましたけれども、LINEの考え方についてお伺いいたします。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) まず、役務費として想定している分につきましては、通信運搬費は接種券の発送料ということで見込んでいる分でございます。  ほかには、接種につきまして、お受けくださるようにということでの勧奨はがきの郵送に係る分でございます。  委託料の部分で、内容はLINEではなくて、大きなところでは健康管理システムの改修委託料とか予約システムという部分になります。  LINEと、先ほどCOCOAについてお話がございましたけれども、岩手県のほうのアプリはございます。  ただ、岩手県と一緒にどのような形で周知できるか、あるいは勧奨していけるかについては今後考えていく必要があるかと考えているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 3番、永澤由利君。 ○3番(永澤由利君) 接種券の発行についてでありましたけれども、1,400万円という金額でありました。  具体の数字についてもう少し御説明をいただきたいと思います。  情報処理システムの関連業務委託料ということがありますけれども、こちらについては入札という形になるのでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 役務費の内容についてでございますけれども、次年度への繰り越し分も含めてということになります。  そちらの分の合計で1,400万円ということになります。  今年度分につきましては高齢者に係る分を想定しておりまして、そちらが大体400万円弱で、それ以外の分は繰り越しで来年度の執行になるかと考えております。  委託につきましては、既にあるシステムに改良を加える形になりますので、そちらのほうはシステム変更という部分で考えているところであります。  ただ、システムの変更だけではなくて、ほかの分についても出てきますので、そのような場合には財務会計にのっとった形で適切に対応してまいりたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 3番、永澤由利君。 ○3番(永澤由利君) もう一度、役務費の通信運搬費についてお伺いをいたします。  こちらに関しまして高齢者の分で400万円という御説明をいただきましたが、個人に郵送した場合、きちんと配達したという確証といいますか、そのような把握までするのかどうか、というのは、発送しても届かなかったり知らなかったりということがありますが、そのような受け取り方といいますか、それに関して十分な精査ができているのかどうかという不安があります。  例えば、これまでも5,000円の商品券の支給をされたかと思いますが、そちらのほうも100%使用されていないとの結果も聞いておりますので、その発行に関して、受け取ったものの確認というようなことがされるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 議員が御心配されているように、実際に発行したものが届かない、あるいは知らなかったというようなことも確かに懸念されます。  そのような面につきましても、今後、組み立てていく中で検討させていただければと考えております。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 4款1項2目予防費、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費について伺います。  先ほど市長から行政報告をいただいたわけですけれども、それを聞くとなかなか具体的にスケジュールが定まっていないと。  そのとおりだと思います。  私どもも、マスコミ報道、あるいは国会中継でしか知るすべがないのですけれども、何点か伺いたいと思います。  当市で供給を想定しているワクチンはどこの会社のワクチンを考えているのか、これはまだわからないということだと思いますけれども、これによっていろいろなシミュレーションが違ってくると思うのですけれども、どういうことなのかということ、それから、会場の確保をどのようにしていくか、集団という考えなのかどうかということ、その大きな方向というのはどうなのかということ、その点についてもお伺いしたいと思います。  それから、皆さんが言っているように、私の家の周りの方々を見てもほとんどが高齢者、高齢者世帯で、顔を合わせてお話しないとなかなか周知できないのではないかという心配をしております。  例えば、民生児童委員とか保健推進委員の方々のマンパワーをお願いしなければならないのではないかと思うのですけれども、高齢者の方々に対しての周知、これはホームページとか何かと答弁されると思いますけれども、それを見る手段もない方々ですので、そういうことを踏まえてどのように考えているかお伺いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 勝部市長。 ○市長(勝部修君) まず、ワクチンはどこのメーカーのものを使うのかということですけれども、現在、世界では3つのメーカーが挙げられております。  ファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社というこの3つでございますけれども、国会の予算委員会の議論を聞いていますと、ファイザー社のものを前提として考えているということがうかがえます。  ファイザー社のものはマイナス75度で保存することが必要です。  ほかの2社はそこまで低い温度ではなくても保存できるということですが、このファイザー社を前提としているのだろうということで、保管する設備なども準備に入っているということでございます。  ワクチン接種の会場、どこで接種するのだということですけれども、これが一番、今頭が痛いところでございまして、まず前提の前提となるのは、ワクチンがまだ承認されていないのです。  国内にも入ってきていないのです。  そういう段階で、我々市町村というのは、国があって県があって、その下ですから、我々のほうからああだこうだということはなかなか答えにくいところがあります。  ただ、そういうこともあって、1月27日、全国市長会として政府に対して要望書を出しました。  そこでは、自治体として非常に悩みながら準備に当たっている現状を書いて、しっかりここのところは国において責任を持って措置してほしいということをかなりの項目にわたって書いてあるわけでございます。  会場についても、地域に1つのセンター的なものを置いて、そこに来てもらうという方法もあるでしょうし、そこをセンターにしてサテライトをたくさん設ければ、地域内の方々が自分の一番近いところに行きやすいというメリットもあります。  ただ、そうすると今度は、それぞれの会場には接種するための医師、看護師、事務スタッフ、そのほかにもたくさんのスタッフが必要になってくるのです。  そういうことを考えるとあまり分散化できないのです。  そういうつらさがあります。  そこをどのようにバランスをとってやっていくかということで今頭が痛いところで、一関市医師会のほうともいろいろ協議をさせていただいているというところでございます。  これはぎりぎりまで時間がかかると思います。  今の一関市内の医療資源、医師の数、看護師の数でどこまでやれるか、やれないときは県内のほかのところから何とかして人員を確保しなければいけません。  一関市の場合はほかの地域よりも面積が広くて、その面積の中でどこに行っても集落がありますから、サテライトの数はどうしても多くなってくるということがつらいところでございます。  高齢者の方々に対する対応ですが、最初に医療従事者から優先的に接種が始まるわけですが、それが終わると高齢者にいくようでございます。  ただ、時期は国のほうはまだはっきり言っていません。
     ただ、この高齢者が始まると、通常の区分よりはそれに従事するスタッフの数は倍ぐらい必要になるのではないかと思います。  会場までの誘導をどうするか、足の確保をどうするか、会場の中に入ってからの予診票の聞き取りであるとか、会場内の導線、いちいち手を引いて案内しなければならないような場面も出てくるかもしれません。  そういうことをいろいろ想定しながら、設置したばかりの新型コロナワクチン接種対策室ではありますが、必死になって今そのシミュレーションをやっているところでございます。  今後、日程等が具体化して会場も大体めどがついてきたら現地でシミュレーションを実際にやってみるということは欠かせないと思っております。  いずれ、高齢者の方々にあまり負担にならないような形で接種に持っていければと思っております。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 今、答弁をいただきましたけれども、どこのワクチンを想定しているのですかと言ったのは、ファイザーのワクチンであれば有効期間が5日間と言われております。  最小ロットが1,000人分ということも踏まえての会場の設定になっていくと思いますけれども、体育館でやる場合には、こちらのスケジュールは決まっていないわけですので、既に申し込みがあったものについては、こういう事態ですので取り消しができるというきまりといいますか、規定はあると思うのですけれども、いかがですか。  それ以降のことについてはまだ決まっていませんので、会場の確保についてやっていかなければならないと思いますので、その点について伺います。 ○議長(槻山隆君) 勝部市長。 ○市長(勝部修君) 施設の件でございますが、例えば拠点となるような施設は必ず確保しなければだめだと思うのです。  それが市の施設であれば、市としてその施設を新型コロナウイルスワクチン接種のために利用するということで、私が行政報告の中で話しましたとおり、そのワクチン接種は当面の市の最大優先課題と位置づけて対応していきますので、市の施設の場合には一般の方々の利用はとめるという措置をとって、そこをワクチンの接種会場とするというように持っていきたいと思っております。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) いずれ、この事業は誰も経験したことのない本当に大変な事業だと私は思います。  多くの市民の方の期待に応える、私どもにもその責任があると思っております。  いずれ、その中身が進展し次第また議会も招集されるのでしょうけれども、市民の期待に応えていただきたいということを申し上げて質問を終わります。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) 道路維持費についてお尋ねします。  12月から1月までの大雪に対して、除雪関係の方々につきましては大変お疲れ様でした。  ただ、町場の除雪に関して、町場は除雪していないのですけれども、問題は市民の方たちが一生懸命除雪しているにもかかわらず、その雪の置き場所がないということです。  それで、その中で含まれると思いますけれども、排雪を随時お願いしたいと思うのです。  市民の人たちは一生懸命、例えば目の前の敷地や道路の雪かきをやっているのですけれども追いつかない、そして置き場所がない、それでそのままにしているところを車が走ればでこぼこになって大変だと。  まず、町場を見ますと、市民の人たちは雪が降るとすぐ出てきて一生懸命に雪かきをしていると、その置き場所に対して、ぜひ排雪をお願いしたいのですけれども、どのように考えているかお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 昨年12月14日から22日の間、連続する大雪があった影響で、前回も議会の中でお話しさせていただきましたが、手が回らない状況があって圧雪になったり、さらには溶けてくるとでこぼこになったり、寄せた雪が道路を狭くするという状況が生まれていたのは確かでございます。  その後、鋭意除雪作業を進めていく中で、先ほど申しましたように、1月12日になって一旦、寒気が緩みまして、その機を捉えて道幅を広げるような作業をしてございます。  あわせて、パトロールをしている中で道路環境として危険になるような箇所については、今後排雪も検討しなければならない状況だとは思いますけれども、全体を今見る中で道路の排雪が必要な状況であるかというと、今現在は排雪することは考えてございません。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) 今現在と言われましたけれども、確かにここ何日間で溶けてしまうと、しかし、排雪と融雪の関係に非常に微妙なバランスがあって、1日待てば全部溶けてしまった、排雪の必要がなかったという状況もあるのですけれども、しかし、市民の人たちが一生懸命頑張っていることは事実です。  それで、1つの提案ですけれども、流雪溝といって、側溝の蓋が開けられればそこに雪を捨てるというものがあるのですが、今回のような状況も何年かに1回あるかもしれませんので、道路整備するときに、岩手県と協力し合って融雪のため側溝を整備していくということは大切だと思うのですけれども、その点は考えておられますか。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 今現在の状況で流雪溝なり融雪溝というものを道路敷地の中に整備していくことを検討しているかというと、そういうことはないわけでありまして、なおかつ、そういう流雪溝を設ける際には水が必要になってきます。  その水をどこから引いて、要はどれぐらいの世帯に融雪の効果を持たせるかというその効果なども捉えてやっていくのですが、実際には融雪溝や流雪溝を実施しているのは本当に雪国でございますので、一関市でそれが必要かというと、そこまでは必要ないものと今は考えています。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第2号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 以上で第82回1月臨時会議議事日程の全部を議了いたしました。  本日はこれをもちまして、散会いたします。  どうも、御苦労さまでした。 散会時刻 午前11時38分...