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  1. 一関市議会 2020-09-01
    第78回定例会 令和 2年 9月(第1号 9月 1日)


    取得元: 一関市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-27
    第78回定例会 令和 2年 9月(第1号 9月 1日)   第78回一関市議会定例会議事日程 第1号 令和2年9月1日 午前10時 開議 日程第1        会議録署名議員の指名 日程第2        会期の決定 日程第3        請願の委員会付託について 日程第4  報告第12号 令和元年度一関一般会計予算継続費の精算の報告について 日程第5  報告第13号 令和元年度一関下水道事業特別会計予算継続費の精算の報告             について 日程第6  報告第14号 道路の管理に係る損害賠償に関する専決処分の報告について 日程第7  報告第15号 一関市水道事業会計に係る債権の放棄の報告について 日程第8  認定第1号 令和元年度一関一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第9  認定第2号 令和元年度一関国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて 日程第10  認定第3号 令和元年度一関後期高齢医療特別会計歳入歳出決算の認定             について 日程第11  認定第4号 令和元年度一関都市施設等管理特別会計歳入歳出決算の認定             について
    日程第12  認定第5号 令和元年度一関工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算の認             定について 日程第13  認定第6号 令和元年度一関市営バス事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて 日程第14  認定第7号 令和元年度一関下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて 日程第15  認定第8号 令和元年度一関農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について 日程第16  認定第9号 令和元年度一関浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて 日程第17  認定第10号 令和元年度一関物品調達特別会計歳入歳出決算の認定につい             て 日程第18  議案第75号 令和元年度一関水道事業会計処分利益剰余金の処分につい             て 日程第19  認定第11号 令和元年度一関水道事業会計決算の認定について 日程第20  議案第76号 令和元年度一関工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分             について 日程第21  認定第12号 令和元年度一関工業用水道事業会計決算の認定について 日程第22  認定第13号 令和元年度一関病院事業会計決算の認定について 日程第23  議案第66号 一関市一般職の職員に対する特殊勤務手当支給条例の一部を改             正する条例の制定について 日程第24  議案第67号 一関市本寺地区景観計画による届出行為等に関する条例の一部             を改正する条例の制定について 日程第25  議案第68号 令和2年度一関一般会計補正予算(第7号) 日程第26  議案第69号 令和2年度一関国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 日程第27  議案第70号 令和2年度一関後期高齢医療特別会計補正予算(第1号) 日程第28  議案第71号 令和2年度一関都市施設等管理特別会計補正予算(第2号) 日程第29  議案第72号 令和2年度一関病院事業会計補正予算(第2号) 日程第30  議案第73号 財産の無償貸付の変更について 日程第31  議案第74号 字の区域の新設、変更及び廃止について 日程第32  発委第5号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化             に対し地方税財源の確保を求める意見書について 日程第33  発委第6号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書について 本日の会議に付した事件   議事日程第1号に同じ 出 席 議 員(29名)    1番  岩 渕 典 仁 君     2番  佐 藤 幸 淑 君    3番  永 澤 由 利 君     4番  小 岩 寿 一 君    5番  岩 渕   優 君     6番  武 田 ユキ子 君    7番  那 須 茂一郎 君     8番  門 馬   功 君    9番  佐々木 久 助 君    10番  佐 藤   浩 君   11番  千 田 良 一 君    12番  佐 藤 敬一郎 君   13番  菅 原   巧 君    14番  岡 田 もとみ 君   15番  菅 野 恒 信 君    17番  金 野 盛 志 君   18番  勝 浦 伸 行 君    19番  小 山 雄 幸 君   20番  千 田 恭 平 君    21番  千 葉 大 作 君   22番  小野寺 道 雄 君    23番  橋 本 周 一 君   24番  藤 野 秋 男 君    25番  石 山   健 君   26番  岩 渕 善 朗 君    27番  千 葉 幸 男 君   28番  佐 藤 雅 子 君    29番  沼 倉 憲 二 君   30番  槻 山   隆 君 欠 席 議 員(1名)   16番  千 葉 信 吉 君 職務のため出席した事務局員 事務局長  佐々木 裕 子     事務局次長  熊 谷 善 孝 局長補佐  千 葉 麻 弥 説明のため出席した   市 長       勝 部   修 君     副市長     佐 藤 善 仁 君   副市長       髙 橋 邦 夫 君     市長公室長   石 川 隆 明 君   総務部長      鈴 木   淳 君     まちづくり推進部長                                   佐 藤 孝 之 君   市民環境部長    千 葉 敏 紀 君     保健福祉部長  佐 藤 鉄 也 君   商工労働部長    森 本 竹 広 君     農林部長    小 崎 龍 一 君   建設部長      鴫 原 吉 隆 君     上下水道部長併任上下水道部長                                   鈴 木 伸 一 君   花泉支所長     中 川 文 志 君     大東支所長   今 野   薫 君   千厩支所長     橋 本 雅 郎 君     東山支所長   熊 谷 芳 広 君   室根支所長     千 葉   伸 君     川崎支所長   八重樫 裕 之 君   藤沢支所長     佐 川   伸 君     会計管理者   鈴 木 美 智 君   消防本部消防長   菊 地 和 哉 君     総務部次長   佐 藤 正 幸 君   藤沢病院事務局長  鈴 木 和 広 君     教育長     小 菅 正 晴 君   教育部長      菅 原 春 彦 君     監査委員    小 川 四 郎 君   監査委員事務局長  中 村 由美子 君     農業委員会会長 伊 藤 公 夫 君   農業委員会事務局長 小野寺 英 幸 君 会議の場所 一関市議会議場 開会時刻  午前10時 会議の議事 ○議長(槻山隆君) ただいまの出席議員は29名です。  定足数に達しておりますので、令和2年8月18日一関市告示第301号をもって招集の、第78回一関市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  千葉信吉君から本日の会議に欠席の旨、届け出がありました。  この際、諸般の御報告を申し上げます。  受理した案件は、市長提案28件、請願3件、委員会発議2件であります。  次に、小野寺道雄君ほか16名の諸君より一般質問の通告があり、市長、教育長、監査委員に回付しました。  次に、小川監査委員ほか2名から提出の監査報告書1件を受理しましたが、お手元に配付していますので、これにより御了承願います。  次に、さきの臨時会以降、議長として活動しました主要事項については、お手元に配付していますので、これにより御了承願います。  次に、市長より、健全化判断比率及び資金不足比率報告書を受理しましたが、お手元に配付していますので、これにより御了承願います。  次に、教育長より、一関市教育委員会事務事業等に関する点検評価報告書を受理しましたが、お手元に配付していますので、これにより御了承願います。  本日の会議には、市長、教育長、監査委員農業委員会会長の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可していますので、御了承願います。
    ○議長(槻山隆君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第1号により進めます。 ○議長(槻山隆君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、その数を4名とし、会議規則第88条の規定により、議長において、     9番 佐々木 久 助 君     10番 佐 藤   浩 君     21番 千 葉 大 作 君     22番 小野寺 道 雄 君 を指名します。 ○議長(槻山隆君) 日程第2、会期の決定を議題とし、お諮りします。  本定例会の会期は、本日から9月25日までの25日間としたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から9月25日までの25日間と決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第3、請願の委員会付託についてを議題とします。  本日までに受理した請願は、お手元に配付の請願文書表記載のとおりです。  朗読を省略し、所管の常任委員会に付託します。 ○議長(槻山隆君) 日程第4、報告第12号、令和元年度一関一般会計予算継続費の精算の報告についてから、日程第7、報告第15号、一関市水道事業会計に係る債権の放棄の報告についてまで、以上4件を一括議題とします。  直ちに報告を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 報告第12号、令和元年度一関一般会計予算継続費の精算の報告について、申し上げます。  本件は、平成30年度、令和元年度の2カ年継続事業として実施した東山児童クラブ整備事業及び東山小学校整備事業の継続費について、精算報告をするものであります。  次に、報告第13号、令和元年度一関下水道事業特別会計予算継続費の精算の報告について、申し上げます。  本件は、平成27年度から令和元年度までの5カ年継続事業として実施した公営企業会計移行準備事業の継続費について、精算報告をするものであります。  次に、報告第14号、道路の管理に係る損害賠償に関する専決処分の報告について、申し上げます。  本件は、道路の管理に係る損害賠償に関し損害を与えた相手方に対して賠償すべき額について、市長専決条例の規定により専決処分したので報告するものであります。  なお、建設部長から補足説明させます。  次に、報告第15号、一関市水道事業会計に係る債権の放棄の報告について、申し上げます。  本件は、一関市債権管理条例の規定に基づき、令和元年度に行った水道事業会計に係る債権の放棄について報告するものであります。  なお、上下水道部長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 報告第14号の専決処分について、補足説明を申し上げます。  専決処分書をごらんください。  3の事故の概要でありますが、令和2年7月3日午後10時ごろ、藤沢町黄海字下曲田地内において、相手方車両市道黄海花藤線から駐車場に進入するため側溝部分を通過した際、側溝から外れ、突出していた鋼製の側溝蓋に接触し、車両下部を破損させる損害を与えたものであります。  4の市の過失割合は50%で、1の損害賠償の額は修理代に当たる3万5,823円であります。  なお、これにつきましては、道路賠償責任保険により補填されるものであります。  相手方につきましては、2に記載のとおりであり、専決処分の日は令和2年8月7日であります。  本件事故の原因は、設置されている鋼製の側溝蓋の一部変形により設置地が不安定になり、他の車両が通過した際に跳ね上がり、側溝内へ落下したものと思われ、その後、相手方車両が通過した際に外れて突出していた鋼製の側溝蓋に接触したものであります。  事故現場につきましては、事故後、直ちに藤沢支所産業建設課において鋼製側溝蓋を連結し、跳ね上がり防止の措置を講じ、8月18日には当該事故現場の側溝を落ち蓋式の側溝に入れかえ、コンクリート製の蓋を設置したところであります。  今回の事故の発生を受けて、道路管理課、建設整備課及び藤沢支所建設課で、情報共有道路パトロールを初め、事故のあった市道黄海花藤線沿線鋼製側溝蓋連結作業を行ったところであり、引き続き市道の管理瑕疵による事故の再発防止を図ってまいります。 ○議長(槻山隆君) 鈴木上下水道部長併任上下水道部長。 ○上下水道部長併任上下水道部長鈴木伸一君) 報告第15号、一関市水道事業会計に係る債権の放棄の報告について、補足説明を申し上げます。  本件は、一関市債権管理条例の規定に基づき、水道料金の債権の放棄を行ったことから、条例第13条第2項の規定に基づき議会に報告を行うものであります。  報告を行う事項につきましては、一関市債権管理条例施行規則において、債権の名称、放棄した債権の額、放棄した事由、その他市長が必要と認める事項と規定しております。  また、債権の放棄に関する手続としましては、非強制徴収債権の放棄に関する事務手続要領に基づき、総務部と連携し、未納財産状況などを確認しているところであります。  水道料金の債権は、平成15年の最高裁の判決により、私法上の債権であり消滅時効が2年と解釈されておりましたが、本年4月1日から施行された改正民法に伴い、消滅時効が5年と改められたところであります。  当市においては、水道料金と一体的に徴収している下水道使用料消滅時効が5年であることから、従前より会計上の処理としては滞納発生から5年経過をもって債権の放棄を行ってきたところであります。  それでは、令和元年度一関水道事業会計債権放棄報告書をごらん願います。  1の放棄した債権は水道料金の債権で、放棄の事由については全て一関市債権管理条例第13条第1項第3号に該当し、時効によるものであります。  放棄した債権は、平成18年度から平成26年度までの水道料金で合計91件、実人数では62人分となっており、金額は109万8,086円となっております。  2の債権を放棄した日は、令和2年3月31日であります。  水道料金の債権は、債務からの時効の援用がない限り消滅しないこととなっておりますが、現実的には時効の援用がなされることは少なく、居所不明などにより事実上回収の見込みのない債権が残ってしまうのが現状であります。  令和元年度においては、未納の居所の調査を行い、なお行方が不明な場合など、相手方の意思表示を確認することができない債権について放棄を行ったものであります。  報告第15号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 報告に対し質疑を行います。  24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 報告第15号についてお伺いします。  まずは平成25年度、平成26年度に集中したということの説明をお願いします。  主な事由については、今、住所等が把握できなくなったというようなお話もございましたが、援用手続、いわゆる時効のための手続などは、状況によっては利用に説明すべき事項ではないかと思います。  やはり、永遠と引きずってきて本人の申し出がないからという形だけではなくて、一定の年数を経過した場合、やはりきちんと手続をとるということの指導とか相談も必要ではないかと思うのですが、その辺についての対応はどうだったのかお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木上下水道部長併任上下水道部長。 ○上下水道部長併任上下水道部長鈴木伸一君) 平成25年度、平成26年度に債権を放棄したものが集中した理由ということでございますが、いずれ、5年を経過したものという部分で直近の5年の部分が大きくなっているというところが大きな理由でございます。  それから、援用の手続について、一定の年数が経過した場合に説明すべきではないかというような話でございましたが、今回債権放棄したものについては先ほど御説明申し上げましたように、居所不明といったものが多い内容となってございますので、そういった方々には説明する機会も持てないというようなところでございます。  それ以外の滞納に至っている方々については、いずれ、納付いただけるための相談に応じながら、場合によっては必要に応じて指導もしている状況でございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 水道事業会計についても減免制度があると思うのですけれども、支払いが不能になるということでは主に収入減も理由にあったのだろうと思うのですが、減免のための努力とか、そういったことへの対応はあったのかどうか、その辺についてもお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木上下水道部長併任上下水道部長。 ○上下水道部長併任上下水道部長鈴木伸一君) 減免を実際に行っているのは、例えば漏水があった場合ですとか、そういったときに減免している部分がございますが、滞納、納付が困難だというようなことを理由に減免してきた経過はないものと理解してございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 滞納したから減免ではなくて、滞納に至る経過が私は重要だろうと思うのです。  そういった面で、結果としては滞納になったということですが、やはり、滞納を起こさないための1つの対応策として、収入が減って支払いが大変といった場合の対応は十分考えられるわけなので、結果的に払えなくて今回のような債権放棄になったとしても、そこに至るまでの経過として、この使用料を払えるような対応、減免あるいは猶予を行いながら、結果的にはそれも難しいということで放棄となるのが手順だろうと思うので、ぜひ利用に寄り添った対応について、今後さらに努力を望みます。 ○議長(槻山隆君) 鈴木上下水道部長併任上下水道部長。 ○上下水道部長併任上下水道部長鈴木伸一君) 滞納にならないように、利用に対する相談については真摯に対応しているというところで御理解いただきたいと思いますが、いずれ、なかなか納めるのが大変だということで、二、三カ月、支払いがたまってしまったような早い段階で相談なり現状を把握するといったところに力を置きながら、これからも進めてまいりたいというように思ってございます。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) 報告第14号に対してお尋ねしますけれども、この場合、車で走っている相手方には瑕疵があるのですか。  普通、側溝蓋を渡ろうとしたとき、それが壊れているという想定をしないで走るので、市に全面的に瑕疵があるのではないか。  50%ずつ分けたという報告をされていますけれども、それは個人には責任がなくて、市の管理責任だと思うのですけれども、その点はどうでしょうか。  それから、もう1つ、個人となっていますけれども、これはいつからか名前を報告しないようになったのでしょうか、その2点をお願いします。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) まず、過失の件でございますけれども、相手方のドライブレコーダー情報提供として確認させていただいた結果、駐車場に入るというところの側溝でございまして、それが突出している画像があったということでございます。  なので、進入する際に、決して見えないものではなかったというところもありますので、あとは保険会社の判断によりまして50%の過失というところで今お支払いしているところであります。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 専決処分書等に個人名を記載しないことにつきましては、このタブレットの本格導入に伴いまして、個人情報の流出を防止する観点等から、このような記載としたところでございます。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) この駐車場に入るというのは個人の駐車場ですか、それとも市営なり公営の駐車場だったのでしょうか、やはりそれによっても私は違うのではないかと思うのですけれども。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 駐車場は市で管理する敷地の中にある駐車場でございます。  そういうことで、繰り返しになるのですが、ドライブレコーダーの状況とか、その辺を総合的に判断いたしまして、賠償責任保険幹事会社である損害保険ジャパン株式会社のほうで過去の事例等も踏まえ、50%の過失割合としているところでございます。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) 私からは、報告15号について質問いたします。  平成25年度、平成26年度に放棄件数、金額ともかなりふえているわけですけれども、それまでは一、二件の件数であり、金額も10万円未満の金額であったわけですけれども、平成25年度、平成26年度にふえた要因についてどのように捉えているのかお伺いします。  それから、個人、法人の件数、金額がどのようになっているかお伺いします。  それから、1件当たりの最高額と最低額についてもお伺いします。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 鈴木上下水道部長併任上下水道部長
    上下水道部長併任上下水道部長鈴木伸一君) 平成24年度までが極端に少ない理由というようなことでございますが、平成24年度までの分については、昨年、一昨年までに債権放棄した部分がございますので、当然といいますか、直近の一、二年の分が多くなっているというような状況でございます。  それから、個人、法人というようなことですけれども、大体1割ぐらいが法人で、あとは個人といったような状況であります。  それから、1件当たりの最高額、最低額というようなことでございますが、同じ方が例えば2年間、3年間にわたり持っていた債権というようなものは3件というように数えてございますが、1年度、年度分ごとの金額でいきますと、最高が17万円ほど、最低ですと1カ月だけというようなものもありますので800円ほどといったような状況でございます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  以上で報告を終わります。 ○議長(槻山隆君) 日程第8、認定第1号、令和元年度一関一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第22、認定第13号、令和元年度一関病院事業会計決算の認定についてまで、以上15件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 最初に、認定第1号、令和元年度一関一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第10号、令和元年度一関物品調達特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの10件について、提案理由を申し上げます。  本案は、令和元年度一般会計及び特別会計9件の歳入歳出決算について、監査委員の審査を終えましたので、議会の認定に付するものであります。  なお、一般会計及び特別会計決算の概要につきましては、会計管理者が説明いたします。  次に、議案第75号、令和元年度一関水道事業会計処分利益剰余金の処分について、提案理由を申し上げます。  本案は、令和元年度一関水道事業会計処分利益剰余金10億2,830万3,952円のうち、4億2,311万8,098円を建設改良積立金に積み立てし、建設改良の財源として令和元年度に取り崩した建設改良積立金及び減債積立金6億518万5,854円を自己資本金へ組み入れようとするものであります。  次に、認定第11号、令和元年度一関水道事業会計決算の認定について、提案理由を申し上げます。  本案は、令和元年度一関水道事業会計決算について、監査委員の審査を終えましたので、議会の認定に付するものであります。  決算の概要について説明を申し上げます。  令和元年度一関水道事業会計決算書の9ページをお開き願います。  1の営業収益23億4,819万9,080円、2の営業費用29億8,546万5,528円で営業損失は6億3,726万6,448円であります。  3の営業外収益14億7,475万8,526円、4の営業外費用4億501万3,439円で経常利益は4億3,247万8,639円であります。  5の特別利益208万6,560円、6の特別損失1,144万7,101円で、以上により当年度純利益は4億2,311万8,098円、その他未処分利益剰余金変動額は6億518万5,854円、当年度未処分利益剰余金は10億2,830万3,952円となったところであります。  次に、議案第76号、令和元年度一関工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、提案理由を申し上げます。  本案は、令和元年度一関工業用水道事業会計未処分利益剰余金1,578万7,118円を建設改良積立金に積み立てしようとするものであります。  次に、認定第12号、令和元年度一関工業用水道事業会計決算の認定について、提案理由を申し上げます。  本案は、令和元年度一関工業用水道事業会計決算について、監査委員の審査を終えましたので、議会の認定に付するものであります。  決算の概要について説明を申し上げます。  令和元年度一関工業用水道事業会計決算書の9ページをお開き願います。  1の営業収益3,462万1,974円、2の営業費用2,059万2,455円で営業利益は1,402万9,519円であります。  3の営業外収益269万4,846円、4の営業外費用106万6,955円で、経常利益は1,565万7,410円であります。  5の特別利益12万9,708円で、以上により当年度純利益及び当年度未処分利益剰余金は1,578万7,118円となったところであります。  次に、認定第13号、令和元年度一関病院事業会計決算の認定について、提案理由を申し上げます。  本案は、令和元年度一関病院事業会計決算について、監査委員の審査を終えましたので、議会の認定に付するものであります。  決算の概要について、説明を申し上げます。  令和元年度一関病院事業会計決算書の8ページをお開き願います。  1の医業収益8億7,854万6,838円、2の医業費用9億7,851万2,041円で医業損失は9,996万5,203円であります。  3の介護サービス事業収益9億6,451万5,841円、4の介護サービス事業費用9億3,141万8,539円で介護サービス事業利益は3,309万7,302円であります。  5の医業外収益1億4,798万2,873円、6の医業外費用3,969万394円で医業外利益は1億829万2,479円であります。  9ページとなりますが、7の介護サービス事業外収益2,093万911円、8の介護サービス事業外費用2,601万2,834円で経常利益は3,634万2,655円となっています。  9の特別利益1,745万6,118円で、以上により当年度純利益は5,379万8,773円、前年度繰越利益剰余金は9億4,158万8,873円で当年度未処分利益剰余金は9億9,538万7,646円となったところであります。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木会計管理者。 ○会計管理者(鈴木美智君) 私からは、令和元年度一関一般会計及び特別会計歳入歳出決算の概要について、説明を申し上げます。  一般会計特別会計決算書の4ページ、5ページをお開き願います。  各会計の歳入歳出決算総括表であります。  表の左から4列目の収入済額、2つ飛びまして支出済額、さらに2つ飛びまして収入支出差引額の欄で説明いたします。  初めに、一般会計について申し上げます。  収入済額692億4,473万9,533円、支出済額669億5,131万5,934円、収入支出差引額は22億9,342万3,599円であります。  次に、特別会計について申し上げます。  まず、国民健康保険特別会計事業勘定でありますが、収入済額119億158万5,351円、支出済額117億4,096万4,945円、収入支出差引額は1億6,062万406円であります。  次に、国民健康保険特別会計直営診療施設勘定でありますが、収入済額4億8,339万6,305円、支出済額4億8,334万9,648円、収入支出差引額は4万6,657円であります。  次に、後期高齢医療特別会計でありますが、収入済額13億1,926万8,497円、支出済額13億1,823万5,397円、収入支出差引額は103万3,100円であります。  次に、都市施設等管理特別会計でありますが、収入済額、支出済額ともに1億1,607万708円であり、収入支出差引額はゼロ円であります。  次に、工業団地整備事業特別会計でありますが、収入済額、支出済額ともに1,986万1,094円であり、収入支出差引額はゼロ円であります。  次に、市営バス事業特別会計でありますが、収入済額、支出済額ともに1億7,729万5,870円であり、収入支出差引額はゼロ円であります。  次に、下水道事業特別会計でありますが、収入済額37億2,203万373円、支出済額35億3,524万9,665円、収入支出差引額は1億8,678万708円であります。  なお、この残額は、下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用したことに伴い、下水道事業会計に引き継いでおります。  次に、農業集落排水事業特別会計でありますが、収入済額3億6,588万1,948円、支出済額3億6,020万1,193円、収入支出差引額は568万755円であります。  なお、この残額は、下水道事業特別会計と同様に、下水道事業会計に引き継いでおります。  次に、浄化槽事業特別会計でありますが、収入済額9,629万243円、支出済額9,618万9,372円、収入支出差引額は10万871円であります。  最後に、物品調達特別会計でありますが、収入済額762万8,092円、支出済額761万3,187円、収入支出差引額は1万4,905円であります。  なお、実質収支額についてでありますが、ただいま申し上げました各会計の収入支出差引額から令和2年度に繰り越す事業の財源の額、これを差し引いた額が実質収支額となります。  一般会計と下水道事業特別会計に繰越事業がございますので、説明を申し上げます。  348ページをお開き願います。  一般会計の実質収支に関する調書であります。  調書は1,000円単位で記載しております。  表の区分、4、翌年度へ繰り越すべき財源の欄をごらんください。  (2)の繰越明許費繰越額が2億6,638万1,000円、(3)の事故繰越し繰越額が63万2,000円となっており、実質収支額は20億2,641万円となります。  次に、448ページをお開き願います。  下水道事業特別会計の実質収支に関する調書であります。  表の区分、4、翌年度へ繰り越すべき財源の欄をごらんください。  (2)の繰越明許費繰越額が343万3,000円となっており、実質収支額は1億8,334万7,000円となります。  他の会計には繰越事業はございませんので、先ほど申し上げました各会計の収入支出差引額が実質収支額となります。  各会計の実質収支に関する調書につきましては、各会計の歳入歳出決算事項別明細書の次のページに記載しておりますので、お目通しいただきますようお願いいたします。  次に、財産について説明を申し上げます。  479ページをお開き願います。  公有財産総括であります。  (1)の土地から(7)の出資による権利まで、それぞれ前年度末現在高、決算年度中増減高及び決算年度末現在高を記載しております。  次のページをお開き願います。  480ページ、481ページが土地及び建物と山林の状況を記載しております。  次のページをお開き願います。  482ページから483ページにかけましては、物品のうち、取得価格が100万円以上の備品について記載しております。  483ページの下の表は、債権について記載しております。  次のページをお開き願います。  484ページから485ページは、基金について記載しております。  1の(1)財政調整基金からの学校施設財産処分積立基金までの15の基金と2の暫定条例による1つの基金について記載しております。  次に、488ページをお開き願います。  488ページ、489ページは、定額の資金を運用するために設置している基金について、基金ごとの運用状況を記載しております。  以上で、一般会計及び特別会計決算の概要説明を終わります。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま上程中の認定第1号から認定第13号まで並びに議案第75号及び議案第76号、以上15件の審査については、委員会条例第5条の規定により、議長及び議会選出監査委員である議員を除く28人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、以上15件の審査については、議長及び議会選出監査委員である議員を除く28人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。  ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長及び議会選出監査委員である議員を除く28人を指名します。  特別委員会を本日、本会議終了後直ちにこの場に招集します。  この際、特別委員会においては、委員長、副委員長を互選の上、引き続き審査を行い、会議規則第44条第1項の規定により、9月25日午前10時までにその経過及び結果を議長に報告願います。 ○議長(槻山隆君) 日程第23、議案第66号、一関市一般職の職員に対する特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第24、議案第67号、一関市本寺地区景観計画による届出行為等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
     佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第66号、一関市一般職の職員に対する特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、岩手県の特殊勤務手当の規定に準じて新型コロナウイルス感染症に対処するための作業に従事したときの防疫等作業手当を定めるため、所要の改正をしようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、議案第67号、一関市本寺地区景観計画による届出行為等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、本寺地区景観計画の景観形成基準を変更することに伴い、届け出が必要な工作物に太陽光発電設備を追加するなど、所要の改正をしようとするものであります。  なお、建設部長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 議案第66号、一関市一般職の職員に対する特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  現在、一関市一般職の職員に対する特殊勤務手当支給条例では、感染症から市民の生命や財産を保護するための一定の作業に従事する場合に防疫等作業手当を支給することができ、その額は日額380円以内と定めておりますが、岩手県が国の例に準じて、新型コロナウイルス感染症に対処するための防疫等作業手当の特例を設けたことから、市でも県の規定に準じて所要の改正をしようとするものであります。  なお、新型コロナウイルス感染症につきましては、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に規定する指定感染症として定める期間が、令和2年2月1日に施行された新型コロナウイルス感染症指定感染症として定める等の政令により、政令の施行の日以後、同日から起算して1年を経過する日までの期間と期間限定で定められていることから、本条例改正にありましては附則により改正しようとするものであります。  それでは、議案書をごらん願います。  附則第4項の規定は、防疫等作業手当の特例として、新型コロナウイルス感染症から市民の生命及び健康を保護するために行われた措置に係る作業で、規則で定めるものに従事した場合、防疫等作業手当を支給しようとするものであります。  なお、規則で定める作業内容につきましては、国、県及び県内他市等の状況を参考にしながら規定する予定であります。  次に、附則第5項の規定は、特例で規定する防疫等作業手当の額を定めようとするものであり、附則第4項に定める作業に従事した日1日につき3,000円以内とし、新型コロナウイルス感染症の患者、もしくはその疑いのあるの身体に接触し、またはこれらのに長時間にわたり接して行う作業、その他市長がこれに準ずると認める作業に従事した場合にあっては4,000円以内とするものであります。  2ページをごらん願います。  附則でありますが、本条例は公布の日から施行し、新型コロナウイルス感染症指定感染症として定めた政令の施行日である令和2年2月1日から適用するものであります。  議案第66号の補足説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 議案第67号、一関市本寺地区景観計画による届出行為等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  議案書をごらん願います。  本寺地区景観計画の景観形成基準を変更することに伴い、届け出が必要な工作物に太陽光発電設備を追加するなど、所要の改正をしようとするものであります。  それでは、条例を改正する内容について、御説明いたします。  1ページ目をごらんください。  届け出の適用除外行為に骨寺村荘園遺跡整備活用計画に基づいて行う行為を追加するものです。  これは、骨寺村荘園遺跡整備活用計画に基づいて行う行為は、本寺地区の景観資産を活用するための行為となるためであります。  次に、別表第2の改正になります。  2ページをごらんください。  届け出が必要な工作物として追加するものは、下線が引いてある部分の3種類でございます。  1つ目は、広告塔、広告板その他これらに類するものとして高さ1メートル、または表示面積が2平方メートル以上のもの、2つ目は、風力発電設備として高さ1メートル以上のもの、3つ目は、太陽光発電設備として高さ1メートル、または延べ面積が10平方メートル以上のものであります。  本寺地区の景観は、中世の荘園絵図の姿を現在に継承する歴史景観と伝統的な農村景観が相まって、まとまりのよい文化的景観を形成している点が特徴とされています。  今回の景観形成基準の変更により、景観上好ましくない工作物の設置に一定の制限を設けることになるため、本寺地区における景観資産のさらなる保全が可能となるところであります。  施行の日につきましては公布の日からとなります。  補足説明は以上となります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま議題となっています議案2件の審議は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、次の審議は9月25日に行うことにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第25、議案第68号、令和2年度一関一般会計補正予算(第7号)から、日程第29、議案第72号、令和2年度一関病院事業会計補正予算(第2号)まで、以上5件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第68号、令和2年度一関一般会計補正予算(第7号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、まつるべテレワーク環境整備事業費の追加、公共施設等総合管理計画推進費の増額及び令和元年度決算剰余金の計上など、所要の補正をしようとするものであります。  1ページをごらん願います。  歳入歳出予算の補正額は、25億9,846万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を844億541万5,000円といたしました。  3ページをお開き願います。  歳出の目的別補正額は第1表のとおりで、総務費14億1,201万2,000円、民生費107万3,000円、衛生費40万円、農林水産業費208万4,000円、商工費61万5,000円、公債費12億円を増額し、消防費1,771万5,000円を減額いたしました。  また、2ページとなりますが、歳入につきましては、地方交付税5億8,838万9,000円、国庫支出金496万円、県支出金169万9,000円、繰越金20億2,640万9,000円、諸収入90万円を増額し、市債2,388万8,000円を減額いたしました。  4ページをごらん願います。  第2表、地方債補正につきましては、臨時財政対策債ほか1事業について限度額を変更しようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、5ページをごらん願います。  議案第69号、令和2年度一関国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、事業勘定においては令和元年度決算剰余金の計上など、直営診療施設勘定においては新型コロナウイルス感染症対応従事慰労金の給付に伴う一般管理費の増額など、所要の補正をしようとするものであります。  事業勘定の歳入歳出予算の補正額は1億6,061万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を117億1,504万4,000円といたしました。  また、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の補正額は625万円を追加し、歳入歳出予算の総額を5億4,292万1,000円といたしました。  なお、事業勘定については市民環境部長から、直営診療施設勘定については保健福祉部長からそれぞれ補足説明させます。  次に、9ページをごらん願います。  議案第70号、令和2年度一関後期高齢医療特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、令和元年度の一関市後期高齢医療特別会計における決算剰余金により、岩手県後期高齢医療広域連合納付金を精算するため、所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は103万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を13億3,133万9,000円といたしました。  次に、11ページをごらん願います。  議案第71号、令和2年度一関都市施設等管理特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、西口北駐車場拡張整備事業費の追加など、所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は8,500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億2,555万8,000円といたしました。  13ページをごらん願います。  第2表、繰越明許費につきましては、西口北駐車場拡張整備事業について繰越明許しようとするものであります。  14ページをごらん願います。  第3表、地方債につきましては、駐車場整備事業について限度額等を定めようとするものであります。  なお、建設部長から補足説明させます。  次に、議案第72号、令和2年度一関病院事業会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症対応従事慰労金の給付及び新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として必要な機器を整備するため、所要の補正をしようとするものであります。  なお、藤沢病院事務局長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 議案第68号、令和2年度一関一般会計補正予算(第7号)について、補足説明を申し上げます。  まず、歳出から説明いたします。  歳出の説明につきましては、補正予算の概要及び補正予算に関する説明書により説明いたします。  初めに、補正予算の概要の5ページをごらん願います。  2款1項10目市民センター費の公共施設等総合管理計画推進費につきましては、萩荘市民センターにおいて、センターの駐車場として借用していた土地が売却され利用できなくなったことに伴い、現在の駐車場の拡張及び自転車の駐輪場を整備しようとするもので、用地取得、造成工事などの経費であります。  12目宿泊交流研修施設費のまつるべテレワーク環境整備事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、厳美町祭畤にあります、いちのせき健康の森セミナーハウスの宿泊室の一部などに情報通信技術を活用して通常の勤務場所以外の場所で仕事を行う、いわゆるテレワークができる環境を整備しようとするもので、インターネット通信環境、机、椅子などの家具、エアコン、冷蔵庫などの家電などを整備しようとするものであります。  14目体育施設費の体育施設管理費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う施設の利用自粛などにより、本年4月から6月までの利用料が減収となった藤沢スポーツランドの指定管理者に対する支援策として、当該施設に係る指定管理料を増額しようとするものであります。  3項1目戸籍住民基本台帳費の住民基本台帳事務費につきましては、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律、いわゆるデジタル手続法に基づき、国外転出についてもマイナンバーカードや公的個人認証、いわゆる電子証明書を利用できるようになることに伴うシステムの改修に要する経費であります。  6ページをごらん願います。  3款1項5目国民年金事務費の国民年金事務費につきましては、国の制度であります年金生活支援給付金の支給要件の判定の際に、給付対象の特定のため基礎年金番号を利用することに伴うシステムの改修に要する経費であります。  2項1目児童福祉総務費のかるがも教室運営費につきましては、国の補正予算第2号に基づき、本年4月16日から6月30日までの間に10日以上、医療機関や介護保険、障害福祉サービスの施設、事業所に勤務し、利用と接するなど一定の要件に該当する職員に対して、国から県を通じて5万円、10万円、20万円の区分で慰労金が給付されることに伴うものであり、給付の方法は、施設、事業所の設置が一旦代理で受領し、対象となる職員に給付するものであります。  市が設置する児童発達支援事業所であるかるがも教室の給付の対象となる職員数は10人であります。  4款1項1目保健衛生総務費のCOVID-19対策医療提供体制緊急整備事業費につきましては、県から委託を受けて市が臨時診療所を設置し、PCR検査などの業務を行っているところでありますが、ただいま御説明いたしました医療機関などの職員に対する国からの慰労金を、かるがも教室運営費と同様に要件に該当する職員に給付するもので、給付の対象となる職員数は2人であります。  6款1項3目農業振興費のいわて農林水産物消費理解増進対策事業費につきましては、消費地と産地との交流を通じて販路の拡大を図るため、県の補助を受け、首都圏の消費地において飲食店と連携した消費交流型のPR活動を実施しようとするものであります。  7款1項2目商業振興費の地域企業再建支援事業費補助金につきましては、令和元年10月に発生した台風19号により被害を受けた中小企業を支援するため、県の地域企業再建支援事業費補助金を活用し、被災した中小企業の施設設備の復旧に要した経費に対し補助するものであります。  補助の対象は、床上浸水の被害を受けた2事業であります。  7ページをごらん願います。  9款1項2目の非常備消防費の消防団運営費、4目水防費の水防活動費及び5目災害対策費の岩手県総合防災訓練事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う岩手県消防操法競技会及び岩手県総合防災訓練の実動訓練の中止により、計上していた団員報酬などを減額するものであります。
     次に、歳入について申し上げます。  歳入の説明につきましては、補正予算に関する説明書により説明いたします。  補正予算に関する説明書の16ページをごらん願います。  11款1項地方交付税につきましては、普通交付税の交付額の決定に伴い、予算計上額との差額5億8,838万9,000円を増額するものであります。  15款2項国庫補助金及び3項委託金、17ページとなりますが、16款1項県負担金及び2項県補助金、18ページとなりますが、上から2つ目の21款5項雑入につきましては、御説明いたしました歳出に係るものであります。  18ページの一番上、20款1項繰越金につきましては、令和元年度決算による純剰余金20億2,641万円から予算計上済みの額の1,000円を差し引いた額を計上するものであります。  一番下の22款1項1目総務債の臨時財政対策債につきましては、臨時財政対策債の発行可能額の決定に伴い、予算計上額との差額6,488万8,000円を減額しようとするものであります。  これにより、普通交付税と臨時財政対策債を合わせた今回補正分の実質的な普通交付税額は5億2,350万1,000円の増額となるものであります。  19ページとなりますが、生涯学習・文化施設整備事業債につきましては、御説明いたしました市民センター費の公共施設等総合管理計画推進費に係るものであります。  次に、補正予算の概要で説明していない歳出について申し上げます。  20ページをごらん願います。  2款1項7目財産管理費の財政調整基金積立金につきましては、普通交付税の増収見込み分、前年度決算剰余金から、次に御説明いたします市債の繰り上げ償還の財源に充てる額を差し引いた分など、このたびの補正により生じる一般財源13億6,242万9,000円を財政調整基金に積み立てしようとするものであります。  これにより、令和2年度末の財政調整基金の額は40億6,028万円ほどとなる見込みであります。  飛びまして、25ページとなります。  12款1項1目公債費の説明欄、長期債元金につきましては、前年度決算剰余金を活用し地方債の繰り上げ償還を行うため計上するものであります。  地方債の繰り上げ償還を行う理由につきましては、地方財政法の規定において、前年度決算剰余金の2分の1を下回らない額はこれを積み立て、または地方債の繰り上げ償還の財源に充てることとされているところであり、今般、一般会計における市債残高の減少、将来の一般財源の確保及び前年度決算剰余金の活用を図るため、前年度決算剰余金の計上に合わせ、臨時財政対策債の一部の繰り上げ償還を行おうとするものであります。  議案第68号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 千葉市民環境部長。 ○市民環境部長(千葉敏紀君) 私からは、議案第69号、令和2年度一関国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、事業勘定について、補正予算に関する説明書により補足説明を申し上げます。  まず、歳入から説明しますので、補正予算に関する説明書の28ページをごらん願います。  7款1項1目繰越金につきましては、令和元年度の決算剰余金であり、収入支出差し引きで1億6,062万406円の剰余金となりましたので、その全てを繰越金として予算計上するため、予算計上済み予算額1,000円を控除した1億6,061万9,000円を増額しようとするものであります。  次に歳出でありますが、ただいま申し上げました増額分1億6,061万9,000円について、6款1項1目財政調整基金積立金に積み立てるため増額しようとするものであります。  なお、令和2年度末の国民健康保険事業財政調整基金の残高につきましては、6億9,300万円ほどとなるものと見込んでおります。  議案第69号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 私からは、議案第69号、令和2年度一関国民健康保険特別会計補正予算(第4号)のうち、直営診療施設勘定について、補足説明を申し上げます。  まず、歳出から説明いたします。  歳出の説明につきましては、補正予算の概要により説明をいたします。  補正予算の概要の8ページをごらん願います。  1款1項1目一般管理費の新型コロナウイルス感染症対応従事慰労金につきましては、国の第2号補正による新型コロナウイルス感染症対応従事慰労金を本人にかわり県から市が代理受領し、直営診療施設に勤務する職員に給付するものであります。  給付対象となる職員は、本年4月16日、緊急事態宣言日でございますけれども、この日から6月30日までの間で10日以上勤務した職員で、直営診療施設全体で45人であります。  次に、その下の2款1項1目医科医業費につきましては、国の第2号補正による医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業に基づき、岩手県が補助する医療機関・薬局等感染拡大防止対策支援事業費補助金を活用し、猿沢診療所及び室根診療所における新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、防護具や衛生機器など必要な物品を購入しようとするものであります。  予算額は1診療所につき100万円で、総額200万円を見込んだものであります。  次に、一番下の2款1項2目歯科医業費についてでありますが、こちらにつきましても、ただいま御説明申し上げました内容と同じでありまして、千厩歯科診療所及び9ページになりますけれども、室根歯科診療所における新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、防護具や衛生機器など必要な物品を購入しようとするもので、1診療所につき100万円で総額200万円を見込んだものであります。  なお、これら4診療所の事業費400万円につきましては、全額県の医療機関・薬局等感染拡大防止対策支援事業費補助金により措置されるものであります。  次に、歳入について説明をいたします。  歳入の説明につきましては、補正予算に関する説明書により説明をいたします。  補正予算に関する説明書の30ページをごらん願います。  7款1項3目雑入につきましては、初めに御説明いたしました新型コロナウイルス感染症対応従事慰労金に関するものであります。  次に、9款1項1目医療機関・薬局等感染拡大防止対策支援事業費補助金につきましては、各診療所における新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、防護具や衛生機器など必要な物品の購入に関するものであります。  議案第69号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長鴫原吉隆君) 私からは、議案第71号、令和2年度一関都市施設等管理特別会計補正予算(第2号)について、補足説明を申し上げます。  歳出から説明を申し上げます。  歳出の説明については、補正予算の概要により説明いたします。  補正予算の概要の11ページ目をごらん願います。  1款1項1目管理運営費の西口北駐車場拡張整備事業費につきましては、JR一ノ関駅利用及び駅周辺における店舗利用の利便性を向上させるため、市営西口北駐車場に隣接するいわて平泉農業協同組合一関支店の跡地を取得し、駐車場を拡張しようとするものです。  この駐車場の拡張により22台分の駐車スペースの増加を見込んでいるところであり、拡張に必要な経費として用地取得費、整備工事費などを計上するものであります。  なお、年度内に用地の取得、測量設計を行い、工事については4カ月程度を要する見込みでありますことから、繰越明許をするものであります。  次に、歳入について申し上げます。  歳入の説明につきましては、補正予算に関する説明書により説明いたします。  補正予算に関する説明書の36ページをごらん願います。  5款1項1目駐車場整備事業債につきましては、御説明いたしました歳出に係るもので、財源として自治振興基金貸付金を見込んだところであります。  議案第71号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木藤沢病院事務局長。 ○藤沢病院事務局長(鈴木和広君) 議案第72号、令和2年度一関病院事業会計補正予算(第2号)について、補足説明を申し上げます。  補正予算書の1ページをごらん願います。  新型コロナウイルス感染症対応従事慰労金につきましては、一関市病院事業が代理受領し、職員及び委託先従業員などに慰労金を給付しようとするものであり、第2条において、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額にそれぞれ3,125万円を増額し、23億4,525万2,000円といたしました。  この慰労金は、経常的な収入支出ではないことから、特別利益、特別損失として処理いたします。  給付対象数は、本年4月16日から6月30日までの間に10日以上勤務した289名であります。  次に、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、医療機関・薬局等感染拡大防止対策支援事業費補助金を活用して、感染対策に必要なHEPAフィルター付空気清浄機、簡易陰圧室ユニット、赤外線サーモグラフィーの購入を予定するものであり、第3条において、予算第4条で定めた資本的収入及び支出の予定額にそれぞれ451万3,000円を増額し、収入予定額を1億8,273万2,000円、支出予定額を2億7,251万3,000円といたしました。  議案第72号の補足説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま議題となっております議案5件の審議は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、次の審議は9月25日に行うことにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第30、議案第73号、財産の無償貸付の変更について及び日程第31、議案第74号、字の区域の新設、変更及び廃止について、以上2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第73号、財産の無償貸付の変更について、提案理由を申し上げます。  本案は、学校法人阿弥陀寺教育学園に対する財産の無償貸付について、市道の道路改良工事に伴い土地の所在及び面積を変更しようとするものであります。  なお、市長公室長から補足説明させます。  次に、議案第74号、字の区域の新設、変更及び廃止について、提案理由を申し上げます。  本案は、宮城県の県営農地整備事業川北地区の施工に伴い、字の区域を新設、変更及び廃止しようとするものであります。  なお、農林部長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 石川市長公室長。 ○市長公室長(石川隆明君) 議案第73号、財産の無償貸付の変更について、補足説明を申し上げます。  議案書をごらん願います。  本案は、平成26年6月議会において、無償貸付の議決をいただいております学校教育法第124条に規定する専修学校の用地及び建物について、市道観音堂2号線等の道路改良に伴い、貸し付けている土地の一部を道路の拡幅用地とするため、現行の契約を一部変更し、土地の貸し付け面積を縮小しようとするものであります。  4の変更の内容につきましては、現行の貸し付け面積を1万2,410.94平方メートルから1,317.39平方メートル縮小し、変更後の貸し付け面積を1万1,093.55平方メートルとしようとするものであります。  議案参考資料ナンバー1につきましては、位置図となっております。  次に、議案参考資料ナンバー2をごらんください。  太線で囲まれた部分が変更前の貸付地となっており、変更後が着色部分となります。  なお、本件につきましては、貸し付けの相手方であります学校法人阿弥陀寺教育学園との事前協議を経て合意に至り、令和2年8月17日付で同法人との間に市有財産使用貸借の仮変更契約を締結いたしております。  今般の道路改良工事により、周辺住民はもとより国際医療福祉専門学校に通学する学生や同校関係に対しましても、利便性の向上が図られるものと考えております。  以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 小崎農林部長。 ○農林部長(小崎龍一君) 議案第74号、字の区域の新設、変更及び廃止について、補足説明を申し上げます。  最初に、参考資料ナンバー1をお開き願います。  参考資料ナンバー1は位置図となりますが、川北地区は一関市役所花泉支所から南東に約6キロメートル、東西に県道若柳花泉線が通る地域であります。
     事業の区域については黒色及び一部赤色で囲って表示しており、その中で新設、変更しようとする字の区域は赤色で囲って表示しております。  この事業は宮城県の県営農地整備事業川北地区として、当市と宮城県栗原市にまたがる約313ヘクタールを基盤整備するものであり、事業期間は平成10年度から令和4年度までとなっております。  本議案は、新たに1つの字の区域を新設し、8つの字を編入するとともに、1つの字の区域を変更し、新設、変更する区域への編入に伴って5つの字の区域を廃止するものであります。  次に、参考資料の2ページをお開き願います。  この参考資料ナンバー2-1から9ページの参考資料ナンバー2-8までは、字の区域の新設箇所について、議案書のとおり、編入する8つの字の区域ごとに1カ所ずつ図に示したものであります。  この図では、変更前の字の区域界を青色の実線で、変更後の字の区域界を赤色の実線で表示しております。  新設する字に編入する字の区域は黄色で塗りつぶしており、変更前の字名は括弧書きの青字で、変更後の字名は赤い字で表示してあります。  左の下をごらんください。  議案書のほうから移して記載してございますけれども、参考資料ナンバー2-1では、新設する字である一関市花泉町油島字猪岡沖へ編入する区域は、一関市花泉町油島字五輪下境中島1の2から53の2及びこれらの区域に隣接介在する道路、水路である公有地の全部となります。  以下、3ページの参考資料ナンバー2-2から9ページの参考資料2-8までの図も同様の形でございます。  新設する一関市花泉町油島字猪岡沖へ編入する区域について、議案書の2ページからの別表第1に記載の字ごとに編入する区域を表示してございますので、それぞれの説明は省略させていただきます。  次に、参考資料の10ページ、参考資料ナンバー3をお開き願います。  参考資料ナンバー3は、字の区域の変更箇所について表示したものであります。  ここでは、黄色い部分の一関市若柳武鎗字新向原の水路を一関市花泉町油島字花欠へ編入するものであります。  なお、参考資料の7ページ、資料2-6から10ページの資料ナンバー3にかけて、若柳武鎗字の表示がございますが、この字は平成28年6月及び平成29年3月の定例会において、一関市と宮城県栗原市との市の境界変更を議決していただいた後、岩手県、宮城県の議会の議決を経て、平成29年9月、総務大臣の告示により岩手県と宮城県の県境変更の効力が生じておりますが、その際に栗原市から一関市へ編入となった土地の字名でございます。  次に、参考資料ナンバー1の前にございます議案書の5ページをお開き願います。  別表第3として、字の区域の廃止を記載しておりますが、花泉町油島字猪岡沖の新設により廃止する字は4つございます。  花泉町油島字五輪下境中島、若柳武鎗字向原、若柳武鎗字左馬之亟、若柳武鎗字新左馬之亟であります。  加えて、花泉町油島字花欠に編入されるため廃止する若柳武鎗字新向原を含めて、計5つの字の区域を廃止するものであります。  なお、土地改良事業等の施工地区についての処分の効力については、土地改良事業の規定によりまして換地処分の公示があった日の翌日から効力が生じるものであります。  議案第74号の補足説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま議題となっております議案2件の審議は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、次の審議は9月25日に行うことにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第32、発委第5号、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  新型コロナウイルス感染症対策特別委員長。 ○新型コロナウイルス感染症対策特別副委員長(沼倉憲二君) 発委第5号、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、一関市議会会議規則第14条第2項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出します。  提出は、新型コロナウイルス感染症対策特別委員長の槻山隆であります。  なお、槻山委員長は議長の任にありますことから、議会運営の先例によりまして、副委員長の私、沼倉憲二から説明いたします。  発委第5号、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書。  新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面している。  地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。  地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応を初め、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。  よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。  1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。  その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。  2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。  3、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。  4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。  5、とりわけ固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。  さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。  よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年9月1日、岩手県一関市議会。  提出先は、衆議院議長殿、参議院議長殿、内閣総理大臣殿、内閣官房長官殿、総務大臣殿、財務大臣殿、経済産業大臣殿、経済再生担当大臣殿、まち・ひと・しごと創生担当大臣殿。  以上であります。  議員各位の満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  発委第5号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、発委第5号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第33、発委第6号、新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  新型コロナウイルス感染症対策特別委員長。 ○新型コロナウイルス感染症対策特別副委員長(沼倉憲二君) 発委第6号、新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書について、一関市議会会議規則第14条第2項の規定により、意見書案を別紙のとおり提出します。  提出は、新型コロナウイルス感染症対策特別委員長の槻山隆であります。  なお、発委第5号と同様、副委員長の私、沼倉憲二から提案理由の説明をいたします。  発委第6号、新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書。  新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面している。  市民生活においては、かつて経験したことのない大きな影響が多岐にわたり発生し、地域経済の停滞により多くの市内事業は、依然、厳しい経営を余儀なくされている。  市民の生命と健康、地域経済を守り、平穏な市民生活を取り戻すために、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。  1、新型コロナウイルス感染症に対応するため、地方財政は非常に逼迫した状況になっていることから、将来を含めた地方財源を確保すること。  2、新型コロナウイルス感染症への支援制度に対する指導、助言体制の充実及び第2波、第3波に備えるための財源を確保すること。  3、新型コロナウイルス感染症に対応した避難所運営には、避難所数の増設や感染症対策等に従来より多くの費用を要することから、その財源を確保すること。  4、肉用牛肥育経営安定交付金制度における生産負担金について、実質免除となる納付猶予措置を令和2年10月以降も継続するとともに、現在4分の3とされている国の支出割合を引き上げ、生産の負担を軽減すること。  5、緊急経済支援対策である持続化給付金の申請、相談が円滑に進むよう体制を構築すること。  6、新型コロナウイルス感染症の影響によって、各種イベントの中止などによる地域経済への影響を最小限に抑えるため、中小企業や小規模事業への支援策、雇用対策の実施など、必要に応じ適切に支援を行うこと。  7、外国人が訪日する際の新型コロナウイルス感染症対策を厳密に行うこと。  8、GoToトラベル事業の実施について、国民の生命を守る感染予防対策を講ずるとともに、観光振興と地域経済の活性化のための経済対策の両立を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  令和2年9月1日、岩手県一関市議会。  提出先は、内閣総理大臣殿、財務大臣殿、厚生労働大臣殿、農林水産大臣殿、国土交通大臣殿、経済再生担当大臣殿、経済産業大臣殿、内閣府特命担当大臣(防災)殿。  以上であります。  委員各位の満場の御賛同を賜りますようお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。
     採決は表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  発委第6号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、発委第6号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま可決されました発委2件について、誤字脱字等その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶあり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 ○議長(槻山隆君) 以上で本日の議事日程の全部を議了しました。  次の本会議は9月3日午前10時に再開し、一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。  御苦労さまでした。 散会時刻 午前11時48分...