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第67回定例会 平成30年 9月(第5号 9月21日)

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  1. 一関市議会 2018-09-21
    第67回定例会 平成30年 9月(第5号 9月21日)


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    第67回定例会 平成30年 9月(第5号 9月21日)   第67回一関市議会定例会議事日程 第5号 平成30年9月21日 午前10時 開議 日程第1  請願第 4号  ライドシェアと称する無資格自家用車有償輸送の推進に対し              て慎重な審議を求める請願【総務常任委員長報告】 日程第2  認定第 1号  平成29年度一関一般会計歳入歳出決算の認定について【決              算審査特別委員長報告】 日程第3  認定第 2号  平成29年度一関国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定              について【決算審査特別委員長報告】 日程第4  認定第 3号  平成29年度一関後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認              定について【決算審査特別委員長報告】 日程第5  認定第 4号  平成29年度一関介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の              認定について【決算審査特別委員長報告】 日程第6  認定第 5号  平成29年度一関都市施設等管理特別会計歳入歳出決算の認              定について【決算審査特別委員長報告】 日程第7  認定第 6号  平成29年度一関工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算の              認定について【決算審査特別委員長報告】 日程第8  認定第 7号  平成29年度一関市営バス事業特別会計歳入歳出決算の認定
                 について【決算審査特別委員長報告】 日程第9  認定第 8号  平成29年度一関下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に              ついて【決算審査特別委員長報告】 日程第10  認定第 9号  平成29年度一関農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の              認定について【決算審査特別委員長報告】 日程第11  認定第10号  平成29年度一関浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定に              ついて【決算審査特別委員長報告】 日程第12  認定第11号  平成29年度一関物品調達特別会計歳入歳出決算の認定につ              いて【決算審査特別委員長報告】 日程第13  議案第93号  平成29年度一関水道事業会計処分利益剰余金の処分につ              いて【決算審査特別委員長報告】 日程第14  認定第12号  平成29年度一関水道事業会計決算の認定について【決算審              査特別委員長報告】 日程第15  議案第94号  平成29年度一関工業用水道事業会計処分利益剰余金の処              分について【決算審査特別委員長報告】 日程第16  認定第13号  平成29年度一関工業用水道事業会計決算の認定について【              決算審査特別委員長報告】 日程第17  認定第14号  平成29年度一関病院事業会計決算の認定について【決算審              査特別委員長報告】 日程第18  議案第58号  一関特別会計条例の一部を改正する条例の制定について 日程第19  議案第59号  一関放課後児童クラブ条例及び一関児童館条例の一部を              改正する条例の制定について 日程第20  議案第60号  一関家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め              る条例の一部を改正する条例の制定について 日程第21  議案第61号  一関地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に              関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第22  議案第62号  一関農村女性の家条例の一部を改正する条例の制定につい              て 日程第23  議案第63号  一関せんまや街角資料館条例の一部を改正する条例の制定              について 日程第24  議案第64号  平成30年度一関一般会計補正予算(第3号) 日程第25  議案第65号  平成30年度一関国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第26  議案第66号  平成30年度一関介護サービス事業特別会計補正予算(第1              号) 日程第27  議案第67号  財産の取得について 日程第28  議案第68号  字の区域の変更について 日程第29  議案第95号  平成30年度一関一般会計補正予算(第4号) 日程第30  議案第96号  監査委員の選任について 日程第31  議案第97号  教育委員会の委員の任命について 日程第32  議案第98号  人権擁護委員の推薦について 日程第33  議案第99号  人権擁護委員の推薦について 日程第34  議案第100号  人権擁護委員の推薦について 日程第35  発委第 2号  ライドシェアの導入に対して慎重な審議を求める意見書につ              いて 日程第36  発議第 8号  障害者雇用促進法の遵法を求める意見書について 本日の会議に付した事件   議事日程第5号に同じ 出 席 議 員(29名)    1番  岩 渕 典 仁 君      2番  佐 藤 幸 淑 君    3番  永 澤 由 利 君      5番  岩 渕   優 君    6番  武 田 ユキ子 君      7番  那 須 茂一郎 君    8番  門 馬   功 君      9番  佐々木 久 助 君   10番  佐 藤   浩 君     11番  千 田 良 一 君   12番  佐 藤 敬一郎 君     13番  菅 原   巧 君   14番  岡 田 もとみ 君     15番  菅 野 恒 信 君   16番  千 葉 信 吉 君     17番  金 野 盛 志 君   18番  勝 浦 伸 行 君     19番  小 山 雄 幸 君   20番  千 田 恭 平 君     21番  千 葉 大 作 君   22番  小野寺 道 雄 君     23番  橋 本 周 一 君   24番  藤 野 秋 男 君     25番  石 山   健 君   26番  岩 渕 善 朗 君     27番  千 葉 幸 男 君   28番  佐 藤 雅 子 君     29番  沼 倉 憲 二 君   30番  槻 山   隆 君 欠 席 委 員(1名)    4番  小 岩 寿 一 君 職務のため出席した事務局員 事務局長    菅 原 広 文   事務局次長  佐 藤 正 昭 議事係長    千 葉 麻 弥 説明のため出席した者    長       勝 部   修 君     副市長     佐 藤 善 仁 君   副市長       髙 橋 邦 夫 君     市長公室長   石 川 隆 明 君   総務部長      鈴 木 伸 一 君     まちづくり推進部長                                   佐々木 裕 子 君   市民環境部長    黒 川 俊 之 君     保健福祉部長  鈴 木   淳 君   商工労働部長    森 本 竹 広 君     農林部長    中 川 文 志 君   建設部長      那 須   勇 君     下水道部長併任水道部長                                   岩 本 孝 彦 君   花泉支所長     猪 股   晃 君     大東支所長   八重樫 裕 之 君   千厩支所長     菅 原 春 彦 君     東山支所長   小野寺 邦 芳 君   室根支所長     小野寺 良 光 君     川崎支所長   千 葉   伸 君   藤沢支所長     千 葉 賢 治 君     会計管理者   武 田   敏 君   消防本部消防長   高 橋 邦 彦 君     総務部次長併任選挙管理委員会事務局長                                   今 野   薫 君   藤沢病院事務局長  鈴 木 和 広 君     教育長     小 菅 正 晴 君   教育部長      千 葉 敏 紀 君     監査委員    小 川 四 郎 君   監査委員事務局長  三 浦   洋 君     農業委員会会長 伊 藤 公 夫 君   農業委員会事務局長 小野寺 英 幸 君 会議の場所 一関市議会議場 開会時刻  午前10時 会議の議事
    ○議長(槻山隆君) ただいまの出席議員は29名です。  定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  小岩寿一君から本日の会議に欠席の旨、届け出がありました。  この際、御報告を申し上げます。  市長提案6件、委員会審査報告書2件、討論通告書3件、質疑通告書1件、委員会発議1件、議員発議1件を受理しました。  次に、小川監査委員ほか2名から提出の監査報告書2件を受理しましたが、印刷物によりお手元に配付していますので、これにより御了承願います。  本日の会議には、市長、教育長、監査委員農業委員会会長の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可していますので、御了承願います。  市長から議案等の正誤について通知がありましたので、決算審査特別委員長宛てに通知し、その写しについては9月7日の決算審査特別委員会において配付済みでありますので、御了承願います。  次に、農業委員会会長より人事紹介の申し出がありますので、これを許します。  伊藤農業委員会会長。 ○農業委員会会長伊藤公夫君) 私は、9月20日に開催されました一関農業委員会総会において、農業委員会会長に互選されました伊藤公夫です。  農業委員会の委員24名は、本定例会初日の8月28日に議会に御同意を賜り、9月20日に市長から辞令の交付を受けたところであります。  どうぞ、よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により進めます。 ○議長(槻山隆君) 日程第1、請願第4号、ライドシェアと称する無資格自家用車有償輸送の推進に対して慎重な審議を求める請願を議題とし、総務常任委員長の報告を求めます。  千葉総務常任委員長。 ○総務常任委員長千葉幸男君) 請願第4号、審査報告を行います。  8月28日の第67回一関市議会定例会において、総務常任委員会に付託された請願の審査が終了したので報告します。  付託された請願は、請願第4号、ライドシェアと称する無資格自家用車有償輸送の推進に対して慎重な審議を求める請願です。  この請願第4号は、先に取り下げとなった請願第1号、ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める請願と関連性が強いものでありますので、請願第1号の審査過程から報告させていただきますと、請願第1号の審査のため6月12日、6月15日、7月23日に、請願第4号の審査のため8月28日にそれぞれ委員会を開催しました。  6月12日の委員会では、紹介議員の出席を求め、請願趣旨の説明をいただき、質疑、意見交換を行いました。  6月15日の委員会では、今後の審議について意見交換を行い、次回の委員会に請願者の出席を求めることといたしました。  7月23日の委員会では、請願者から請願趣旨の説明をいただき、質疑、意見交換を行いました。  その際、請願者からの趣旨説明と請願書の内容に一致しない部分があり、さらなる継続審査が必要となりましたが、後日、請願第1号は取り下げとなったところであります。  改めて整理された内容の請願第4号が当委員会に付託されたことから、8月28日に委員会を開催し、意見交換を行いました。  審査に係る質疑、意見交換の内容につきましては、先に配付の委員会記録のとおりであります。  審査の結果でありますが、採決を行ったところ、請願第4号は、賛成者満場で採択すべきものと決しました。  以上のとおり報告します。 ○議長(槻山隆君) これより、委員長報告に対し、質疑を行います。  22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) 本日、お手元に配付なった請願審査終了報告書の報告の内容についてですけれども、第66回定例会においてというふうな表示をされているわけですけれども、これは67回の誤りではないかというふうに思いますが、お伺いいたします。 ○議長(槻山隆君) 千葉総務常任委員長。 ○総務常任委員長千葉幸男君) 誤りです。  訂正します。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  請願第4号に対する委員長報告は、採択すべきものと決定した旨の報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、請願第4号は、採択することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第2、認定第1号、平成29年度一関一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第17、認定第14号、平成29年度一関病院事業会計決算の認定についてまで、以上16件を一括議題とし、決算審査特別委員長の報告を求めます。  佐藤決算審査特別委員長。 ○決算審査特別委員長(佐藤雅子君) 8月28日の本会議において、平成29年度決算審査特別委員会が設置され、審査付託されました議案の審査が終了しましたので、その経過並びに結果を御報告します。  まず、付託案件ですが、本決算審査特別委員会に付託された議案は、認定第1号、平成29年度一関一般会計歳入歳出決算の認定について、ほか15件です。  次に、審査の経過ですが、審査は8月28日、9月7日、10日及び9月18日の4日間にわたり委員会を開催し、市長、教育長、監査委員農業委員会会長の出席を求めました。  8月28日の委員会において正副委員長の互選を行い、委員長には本員が、副委員長には小野寺道雄委員が選任されました。  その後、総務部長市長公室長まちづくり推進部長市民環境部長保健福祉部長商工労働部長農林部長建設部長、消防長、教育部長下水道部長併任水道部長藤沢病院事務局長の順で補足説明を受けました。  9月7日、10日には総括質疑を行い、その後直ちに常任委員会単位の4分科会を設置し、所管に係る決算認定議案及び関連議案を分割付託しました。  9月11日、12日には各分科会が開催され、慎重審査し、9月18日の特別委員会において、各分科会における審査の報告を求めました。  本特別委員会は、議長及び議会選出監査委員である議員を除く28人で構成されたものでありますので、総括質疑及び各分科委員長報告に対する質疑の報告については割愛いたします。  最後に、審査の結果でありますが、各分科委員長の報告をもって当決算審査特別委員会としての結論を得るため、採決をしました。  その結果、議案第93号と議案第94号の2件は満場で可決すべきものと決し、認定第4号から認定第14号までの11件は満場で、認定第1号から認定第3号までの3件は多数で認定すべきものと決しました。  以上が当決算審査特別委員会における審査の経過と結果です。  何とぞ当決算審査特別委員会の決定のとおり、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告とします。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  委員長報告に対する質疑は、議長と議会選出監査委員である議員を除く28人による特別委員会において慎重審査をしておりますので、これを省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議ありませんので、これを省略することに決定しました。  討論の通告がありますので、これより討論を行います。  委員長報告のうち、認定第1号、第2号、第3号に反対者の発言を許します。  15番、菅野恒信君。 ○15番(菅野恒信君) おはようございます。  日本共産党一関市議団菅野恒信でございます。  4人の市議団を代表して、認定第1号、平成29年度一関一般会計歳入歳出決算の認定について及び認定第2号、平成29年度一関国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について並びに認定第3号、平成29年度一関後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論を行います。  最初に、一般会計について反対理由を述べます。  まず、評価できることを申し上げます。  1つ目に、高校生まで医療費助成の検討を決断し、平成30年度からスタートを切りました。  県内14の中で最初の導入であったかと思っておりますが、これについて高く評価をいたします。  2つ目に、被災地への職員の派遣について、陸前高田10人、気仙沼4人、大変苦しい状況の中でも継続的に派遣したことについて評価をするものであります。  3つ目に、3.11震災住宅再建宅地工事支援、合計で750件に助成を行っていることも評価をするものであります。  4つ目に、貧困と格差の解消に向け、ひとり親世帯等実態調査、まだ調査の検討段階ではありますが、県内でも早い取り組みであったと思い評価し、今後の支援策に期待を持つものであります。  5つ目に、市営住宅の入居資格緩和、保証人等の扱いでありましたが、これについても緩和をしたということについて評価をいたします。  次に、評価できなかったことについて指摘をいたします。  勝部市長が初めて市長に就任した平成21年10月の臨時会で、市内大手企業の相次ぐ年内工場閉鎖により多くの市民が職を失い、あるいは県外の関連工場への配置転換が現実化するなど、雇用情勢はかつて経験したことがないほどの危機的状況にあると述べ、さらに、求められるのはグローバルに適合した力強い産業構造の構築であり、若者の雇用の場を確保し、県外への人口の流出に歯どめをかけることが急務でありますと所信表明で述べていたところであります。  その直後の平成22年3月、勝部市政になってから初めての予算議会における施政方針でも、雇用対策を最重点課題として地域の自立のために的確な対応を行うと述べました。  それから7年たった平成29年度も、その当時と同じように北上製紙株式会社の廃業、NECプラットフォームズ株式会社の撤退などが起きました。  市長就任当時の市長の方針は具体的に発揮されなかったと私は認識しております。  NECプラットフォームズ株式会社撤退に至っては英断とまで発言しておりましたが、NECは平成29年度での内部留保7,500億円ほど、単年度では250億円の黒字を計上した企業であります。  その撤退に対して私は、英断とかということについて同情することはできません。  同社は、今聞きますと、自主退職を強要するなどの個別面談がしきりと行われているということであります。  怒りを禁じ得ません。  市民の間でも、市長は10年も20年も先のILC誘致実現に力と予算をつぎ込むくらい、雇用問題についてもっと力を入れてほしいとの声は少なくありません。  では、もう少し具体的に述べます。  1つ目に、市民税は確かに伸びていますが、市民所得が減収になっています。  その対策が見当たりません。  その具体的な例として、私がときどき引用しておりますが、東洋経済データパックの納税者1人当たりの所得であります。  2018年版では、全国814市区の中で当市は712番、年間所得253万円であります。
     2014年を比較してみました。  このときは813の市区中で650番、年間246万円の所得でありました。  ちなみに、合併前の1997年の同資料を調べてみました。  これは平成の合併が進められる前でありますので、3,400市町村のときであります。  旧一関ですが、当時、所得は515番、年間300万円ありました。  市民の所得がこのように落ち込んでおります。  税務課発行税の概況、平成29年では、所得100万円以下が51%にも上ります。  これらの所得の落ち込みが、地元の企業、あるいは零細の商店街を直撃し、売り上げが落ちることは当然のことであります。  2つ目に、所得アップに有効な公契約条例について、一部業界代表の意見を尊重し、消極的になっているのではないだろうか、私はそのように受けとめています。  私はたびたび、地元の労働組合の要望や決議を上げている市議会の意向、制定している先進地の評価などを質問いたしましたが、はよく検討しているという状況ではないと言わざるを得ません。  公共工事を請け負う建設企業の下請け会社では労働者の人手不足が深刻な状態であり、市民の安心安全にとってもこれらの待遇改善が急がれるところであります。  3つ目、産業振興条例が生かされず、地域循環型経済振興策仕組みづくりがよく見えません。  もっと充実した振興会議先進地視察、研修を積みながら、本来の役割を果たすべきものと考えます。  4つ目に、地域経済に大きく貢献していた住宅リフォーム制度を平成29年度で廃止をいたしました。  関係する多くの事業者と、あるいはそれらを利用する市民にとってマイナスになることは明らかです。  住宅修繕、水道、浄化槽設置など、地元の工事が大きくふえている中で、これらに従事した企業からは心配が起きています。  決算審査分科会でもそのことが指摘をされました。  新たにスタートした子ども・高齢者いきいき住宅支援制度は、使い勝手がよいものではなく、これまでのリフォーム助成制度のような制度に拡充することを求めるものであります。  5つ目、一関・平泉バルーンフェスティバルへの助成はが丸抱えでやっているようなもので、観光などでかかわる市民の把握もきちんとされておりませんし、費用対効果も納得できる説明がなされておりません。  せめて経費は、構成する実行委員会参加の諸団体で応分の負担をすべきものと考えます。  6つ目、合併時から25%もの職員削減、岩手県内ので最も職員減らしが進められている行政改革集中改革プランは、水道事業ビジョンの中でも指摘をされていますが、行政サービスに必要な技術者不足を招く事態となると述べられています。  このことは、地域に定着が求められている若者、技術者をも他県他に流出させる原因にもなっていると考えられます。  抜本的な見直しが必要と考えます。  また、職員に長時間労働を課し、休暇も取りにくく、病も多い、このような職員削減を生む行政改革を見直し、本当の働き方改革に改善すべきと考えます。  7つ目、この行革、改革プランの影響は、障がい者の臨時雇用を誘発する原因にもなっています。  総括質疑でも私は質問いたしましたが、この障がい者の雇用の半分以上が期限付臨時職員となっているとのことであります。  3年ほどの期限で退職になる障がい者雇用については、抜本的に改善していかなければならないと指摘をしたいと思います。  8つ目、貧困と格差の解消に向け、市民全体の実態調査を私はかつて提案をいたしましたが、それについては前向きな答弁はありませんでした。  生活保護の捕捉率というものがあります。  生活保護を受けてもいいような方々がどれだけいるかということについて25%程度の捕捉率となっている、実に今、約1,000人ほどの生活保護者がいますが、それの4倍、5倍に匹敵する貧困家庭が一関には存在すると言っても過言ではありません。  こうした市民の貧困と格差の解消のために実態の把握が急がれると考えます。  9つ目、当市の就学援助制度の対象者、要保護、準要保護者はおよそ890人いると県からの資料で知りました。  援助を受けている児童はかなり低く、制度の案内やわかりやすい申請方法の説明にもっと工夫をしてもらいたい、このように考えます。  10番目、最近の異常気象と二酸化炭素の因果関係、ごみとの関係など、市民の意識は変わってきていますし、変えていくことが行政の大きな役割であると考えます。  私たちは、たびたび可燃ごみの減量、資源化、特に生ごみの分別、資源化の取り組みを強め、目標を高め、市民とともに協働の取り組みをするよう提唱してまいりました。  の当初の10%減量をまず達成してからという考え方では不十分であり、思い切った取り組みの強化を求めたいと考えます。  11番目、焼却場建設は平成29年度においても、地域住民同士の分断と一層複雑な問題を抱えることになりました。  狐禅寺地区のみならず、他地域にも広がっていると私は見ております。  かつては大きな犠牲も伴いました。  市政全般への不信に広がったと言っても過言ではありません。  一番絆の強かったというこの狐禅寺地区が早く平穏な地域に再建されるように、全庁的にあらゆる角度からその教訓と課題を深め、今後の行政運営に生かしてもらいたい、このことを指摘しておきます。  12番目、ILC誘致では、平成29年9月の市議会特別委員会の報告書でに対し、さまざまな課題を要請をいたしました。  市民に情報を提供することが大事だと考えています。  また、昨年の8月に岩手県議会の方々がセルン調査団として行ってきました。  その顔ぶれはもちろん、推進するメンバーの方々であります。  その方々がことし1月に達増知事に対し、多くのリスクを具体的に挙げて県民に情報発信するよう提言を提出しています。  一関は立地自治体候補地として正確な情報提供を行うべきだということを指摘しておきたいと思います。  最後の13番目、投票所大幅削減は投票率減少を招きました。  「おらだ年寄りは選挙に行かなくてもいいんだべか」という嘆きの声も聞こえました。  超高齢化社会における住民自治と民主主義のあり方を深く検討すべきで、財政効率が優先されてはいけないということを指摘しておきたいと思います。  次に、認定第2号の国民健康保険特別会計決算の反対理由を述べます。  平成29年度においては3億9,600万円、実質的には2億円ほどの大きな繰り越しだということでありますが、このような繰り越しをつくりました。  一関は県内では国保税が高いということ、滞納者の多さも県内では一番多いというのが実態であります。  私たち共産党一関市議団は、毎議会のように、社会保障としての国民健康保険であることを強調してまいりました。  市長もその点での相違はなかったと認識しています。  せめて、不納欠損処分の分は一般会計から繰り入れすること、ペナルティーが厳しすぎることも指摘してまいりました。  当局は、国の制裁があること、しかも現役の方々が会社でかける社会保険納入と二重負担になることなどの考えから、一般会計からの繰り入れを行ってまいりません。  しかし、平成29年度、における資格証明書発行48件、短期証明書発行は786件、どちらも県内最多となっています。  国民年金が月平均5万円余りという現状、貧困高齢者が拡大するもとで、今一度、社会保障の理念を認識していただきたい。  命の行政で高齢者の医療費無料化を進めた旧沢内村の深沢村長は、国の指導に違反しても憲法違反にはならないとそれを進めました。  それを県も国も許容したことは有名な話であるということもこの場で紹介しておきます。  最後に、後期高齢者医療特別会計についてであります。  決算書では、現年度の収入未済額が614件、滞納繰越分は不納欠損と収入未済合わせて528件、額は相当に上っているところであります。  こういう方々の今後の診療抑制がとても心配であります。  75歳以上の方々、収入が最も低い方々、病気を多く抱えている方々、こうした方々に過大な負担をさせる後期高齢者医療保険制度は撤廃するしかありません。  市長を先頭にその論陣を張っていただくことを求めたいと思います。  以上で終わります。  議員の皆さんの賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。  21番、千葉大作君。 ○21番(千葉大作君) 私は、第67回一関市議会定例会に提案されております平成29年度一関一般会計、各特別会計及び3つの公営企業会計についての歳入歳出決算の認定並びに関連する2議案につきまして、賛成の立場から討論に参加するものであります。  平成29年度は、世界を観る眼で一関を拓く未来へのかけ橋予算をキャッチフレーズに、世界の財産が集うまち、その財産を子供たちの未来に残すまちづくりを進めるため、中長期的な視点を持って、一関の発展に向けたさまざまな取り組みがなされた1年であり、一層の市民福祉の向上が図られたものと認識しております。  勝部市長におかれましては、少子高齢化と人口減少社会への対応、放射性物質による汚染対策、災害に強いまちづくり、雇用対策など課題が山積する中、活力と賑わいのあるまちづくりの着実な実現に向けて、日々御尽力されておりますことに対して深く敬意を表するものであります。  勝部市長は、昨年3月の予算議会において、平成29年度施政方針の中で、子供たちの未来に残すまちづくりとしての3つの施策と最優先で取り組むべき2つの施策を挙げられたところであり、どの施策もそれぞれ成果を上げられたものと評価しているところであります。  まず、子供たちに未来を残すまちづくりの1つ目は、ILCを基軸としたまちづくりでありました。  ILCの早期実現に向けて、関係自治体や関係団体と連携しての要望活動に熱意を持って取り組まれてきたところであります。  また、サイエンスカフェや講演会など、これまで取り組んできた普及活動への参加者が約2万人に達するなど、子供たちを含む市民の関心は大きく高まり、ILCに対する理解も浸透してきたと捉えております。  その取り組みが実を結び、本年中に大きな動きがあるものと期待を寄せるものであります。  2つ目は、資源・エネルギー循環型のまちづくりであります。  間伐材による木質資源地域循環活用事業や太陽光など新エネルギーの導入事業などによる、いわゆるエネルギーの地産地消を目指すバイオマス産業都市の取り組みが着実に進められてきているところであります。  3つ目は、一関の財産を生かすまちづくりであります。  うまいもんまるごといちのせきの日の継続開催や首都圏などでの情報発信や販路の開拓により、一関ファンの拡大に努められ、一関ブランドの向上に向けた地産外商の施策が展開されたところでありました。  また、地域の稼ぐ力を引き出し、地域全体で取り組む観光地域づくりのかじ取り役となるDMOについては、設立への積極的な支援が行われ、本年4月に設立されたところであります。  さらに、もち食文化、骨寺荘園遺跡など、先人たちが大切に守り育ててきた世界に誇れる財産を生かすため、多くのプロジェクトへの取り組みが行われたところであります。  そして、最優先で取り組むべき施策としては、まち・ひと・しごとの創生と東日本大震災からの復旧、復興を挙げ取り組まれたところであります。  最優先で取り組むべき施策の1つ目のまち・ひと・しごとの創生については、人口減少への取り組みとして、しごとづくり、子育て応援、まちづくりへの対応でありました。  しごとづくりについては、新規高卒者を採用した企業の人材育成などに要した経費に対する補助による、若者の就職、職場定着への支援や、新しく事業を起こす女性や若者の起業支援、さらには貸し工場整備の拡充などに努めてこられました。  子育て応援については、妊娠期から出産期、そして育児期と切れ目のない相談支援の実施、幼稚園の長期休業などにおける一時預かり事業の実施、私立認定こども園施設整備への補助、結婚活動イベントの実施や4市町村連携による男女の出会いの場づくりの支援など、保健、医療、保育、教育、就職、結婚などの各分野で子供の成長過程に合わせた一連の子育て支援が行われました。  また、まちづくりについては、防災メールシステムの更新による配信情報の拡充、更新した防災マップの全戸配布や避難場所などの標識の設置、オレオレ詐欺などの被害防止対策用機器の設置に対する補助、障がい者と健常者が同じ競技ルールのもとでスポーツを行うふれあいスポーツ競技会の開催、さらには平成29年4月から仕組みが変わった新しい総合事業として、地域が主体となる生活支援サービス事業などにより、地域で安全に安心して暮らせる環境の整備が進められたほか、地域での見守り体制づくりや健康長寿への取り組みが図られました。  最優先で取り組むべき施策の2つ目は、東日本大震災からの復旧復興でありました。  汚染された牧草の処理を初め、稲わら、堆肥、ほだ木の一時保管と処分の推進、原木シイタケの産地を守るための原木などの購入経費への助成など、草地の再生や特用林産物の生産基盤整備の支援による農林業の再生、また、被災された方が住宅を復旧、または新築に要する経費に対する補助の継続による大震災からの復旧復興とあわせ、陸前高田、宮城県気仙沼への職員派遣を継続するなど、沿岸被災地への後方支援にも努められたところであります。  このほか、中東北の拠点都市一関の形成に向け5つの重点施策を掲げられ、地域資源をみがき生かせる魅力のあるまちについては、産業振興として農業者などの高収益作物への栽培体系の転換を支援する産地パワーアップ事業、農産物に付加価値をつけて商品化し販売する農商工連携への支援の取り組みがなされました。  企業への支援では、研究機関などとのマッチングによる質の高いものづくりへの支援、地域企業の人材育成などにより、工業振興と地域で働く人材の育成が図られたところであります。  また、中小企業振興資金利子補給事業や商店街にぎわい創出事業などにより商業の振興、一関・平泉バルーンフェスティバルや全国ご当地もちサミット、全国地ビールフェスティバルの開催などを通じて、一関の魅力の発信が図られたところであります。  みんなが交流して地域が賑わう活力あるまちについては、デマンド型乗り合いタクシーなどによる公共交通体系の確立に向けた取り組みや、住宅取得補助金や空き家バンクなどにより移住、定住の取り組みが進められたところであります。  また、自ら輝きながら次代の担い手を応援するまちについては、千厩地域統合小学校整備や厳美及び本寺小学校並びに中学校の統合関連事業により、本年4月、新千厩小学校と厳美小、中学校において新たな歴史が始まりました。  さらには、真滝児童クラブの施設整備に向けた取り組みや千厩児童クラブの整備により、教育環境の充実が図られたところであります。  郷土の恵みを未来へ引き継ぐ自然豊かなまちについては、簡易水道事業を水道事業と統合するとともに水道料金の統一を図り、老朽管の更新や漏水調査により有収率の向上を図るなど水道水の安定供給に努めたほか、グループ補助制度の創設により浄化槽設置整備の促進など、生活環境の整備を進められました。  そして、みんなが安心して暮らせる笑顔あふれるまちについては、医師修学資金貸付事業などによる地域医療の確保に対する取り組みや、カスリン台風から70年目の節目を機に、大規模災害に備えた防災訓練や自主防災組織のリーダー育成による地域防災力の向上の取り組みが進められたところであります。  また、これらのほかにも、原沢1号線、狐禅寺大平線などの基幹道路の整備が進められたことや、当市からオリンピックで活躍するトップアスリートが輩出され、メダルまであと一歩となるなど、スポーツ選手の育成の支援などの取り組みも行われたところであります。
     さて、地方自治体を取り巻く環境は、人口減少、少子高齢化、地方分権の進展、市民ニーズの多様化、高度化、働き方改革などにより大きな転換期にあります。  また、総合計画の取り組みや、まち・ひと・しごと総合戦略による人口減少への対策が進められたほか、新たに策定された公共施設等総合管理計画がスタートした年であり、これまで以上に市民、団体、企業、行政それぞれが役割と責任を担う協働のまちづくりが進められ、総合計画の目指す将来像、みつけよう育てよう郷土の宝、いのち輝く一関に向かって発展することを願うものであります。  昨年度は勝部市長が3期目となり、持続可能なまちづくりに向けた堅固な第一歩の4年間のスタートの年ともなりました。  市長は就任当初から、一関の発展にとどまらず、県境を越えた連携を行うことで、人とものの流れを生む圏域づくりを進めてきたところであり、中東北の拠点都市一関の形成に向かって着実に進展しているものと評価するものであります。  私は、以上の理由から、平成29年度の一関一般会計、各特別会計及び3つの公営企業会計についての歳入歳出決算の認定並びに関連する2議案について、賛成するものであります。  願わくば、議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。  御清聴ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 18番、勝浦伸行君。 ○18番(勝浦伸行君) 一関市議会清和会の勝浦伸行です。  私は、平成29年度一関一般会計、各特別会計及び3つの公営企業会計についての歳入歳出決算の認定並びに関連する2議案につきまして、賛成の立場から討論に参加させていただきます。  一関は教育立を標榜し、教育行政を大きな柱として市政運営に当たっています。  その中にあって、平成29年度施政方針では、勝部市長は子供たちの未来に残すまちづくりとして3つの施策を示しました。  その第一がILCを基軸としたまちづくりであり、この事業に取り組んできました。  これまでが主催した講演会は206回を数え、参加人数は1万6,500人を超えています。  また、サイエンスカフェには、素粒子物理学の著名な教授を初め、さまざまな講師陣により講演会が計16回、553人の参加者によって進められ、平成29年の新規事業であるサイエンスキッズには、大人と子供を合わせ延べ約450人の参加者がありました。  また、継続事業となりますが、中学生最先端科学体験研修は、科学教育の重要性を最先端の地で学び触れることができるという研修であり、これまでに多くの生徒が参加し、大きな成果を残しております。  これらの事業はILCの誘致を契機としてスタートしましたが、未来を託す子供たちに大きな成果を残したことは間違いありません。  現に地元高校生がみずから手を上げ、科学研究施設がこの地に建設されるという大きな可能性に夢をはせ、誘致実現を願う署名活動を始めたことなど大きな足跡となりました。  私は、今後においても事業を継続していくことが重要であると考えます。  また、ILC誘致に関しては、当市議会においても、国際リニアコライダーの東北地方への誘致を求める意見書を発議、可決し、誘致活動に取り組んできました。  昨年の改選後には、ILC誘致・学術研究都市づくり調査特別委員会を組織し、誘致、調査活動を続けています。  議会は二元代表制の一翼を担い、政策決定の最終的な意思決定を行います。  ILC計画は基礎科学の研究分野であり、多くのノーベル賞受賞者を輩出した日本がその研究をリードしていると言っても過言ではない研究分野であり、日本で初めて取り組む国際科学プロジェクトとなります。  これまで誘致によるメリットのみが強調されてきたという意見もありますが、勝部市長が先般の一般質問での答弁において、さまざまな機会を捉えて説明、あるいは意見交換ができる場を設けると答弁しています。  市政の最終議決権を有する議会としては、今後において市民が不安となるリスクやデメリットを十分調査する責務があります。  議会として市民の不安となるような政策決定を進めることはなく、今後においても特別委員会を中心に国際学術研究都市プロジェクトの誘致、研究活動を続けていくことになっています。  今、時代は経済のグローバル化が進み、インターネットやSNSと呼ばれるソーシャルネットワークサービスなどの普及により公共Wi-Fiなどの社会基盤整備が急速に進んでいます。  そのような中にあって、国際交流事業補助金、英語の森キャンプ事業については、次代を担う子供たちを育成していくために英語力や国際感覚を養うための授業であり、今後においても、なお一層の取り組みを進めるよう期待するものであります。  また、一転、図書館費に目を転じると、平成29年度決算を見るまでもなく、ここ数年、1億円を超える書籍購入費を厳しい財政支出から捻出しています。  一関図書館は開館して4年となりましたが、来館者数は早くも100万人を突破し、岩手県内一の貸出冊数となっています。  図書館費に大きな予算を投じる自治体は全国的にも少なく、いかに一関が教育のまちとして教育関連予算に大きな投資を続けているかということが実証されています。  従来の教育費に加え、未来の子供たちを育てるという成果が見えにくい事業で人材育成につながる予算を継続して支出していることは、まさに子供たちの未来に残すまちづくりであると考えます。  当市は、大槻三賢人を初めとした多くの秀逸な学者が輩出され、学問の気風が隅々まで行きわたり、また、県内唯一の中高一貫校を有する自治体です。  今回、ILCの誘致を機に、ことばの力を育てる教育事業費に加え、科学研修事業等によってさらに理科教育の充実も進んでいます。  今まさに子供たちは、しっかりした根を大地に張り、大きな成長のための学習をしています。  なお一層、教育立の取り組みが進むことを期待するものです。  もう一つの大きな柱である資源・エネルギー循環型まちづくりは、東日本大震災で大きな被害を受け、エネルギーのあり方を深く考えさせられた当市にとって重要な施策であると私は考えます。  つい先日、北海道で大きな地震があり、北海道全域が一斉に停電するというブラックアウトという事態に直面しました。  東日本大震災において長い停電を経験した私たちは大きな衝撃受けました。  東日本大震災を機に危機管理に対する対応はしっかりとなされてはいますが、常に危機感を持ち対応していくことが非常に重要であることを再認識しております。  資源・エネルギー循環型まちづくり予算は、地域のエネルギーのあり方、エネルギーの地産地消を目指すバイオマス産業都市構想を実現するための取り組みであり、新小学校整備事業においても木質バイオマスを利用したチップボイラーなどの導入が着実に進められてきており、評価するものです。  財政運営に関しては、ここ数年、債管理基金の積み増しをしてきました。  基金の積み立てにより安定した財政運営を進めようとすることに異論はありませんが、ここ数年積み増してきた基金の状況を見る限り、特に遅れている下水道を初めとした社会資本整備の一定の整備完了を前倒しすることも可能と考えます。  特にも、上限額を決めて進める下水道整備事業の見直しを再検討すべきと考えます。  合併後、顕著になり目に見えて進む人口減少、少子高齢化により、厳しい財政運営が今後も続くと考えます。  今決算に示された財政指標を見る限り、大きな改善とはなっていませんが、千厩地域統合小学校整備費など、大型投資がここ数年続いた中にあってプライマリーバランスに配慮した財政運営により、少しずつではありますが、財政状況は改善してきているものと思っております。  また、今議会には、補正予算として23億円余の決算剰余金を財政調整基金に積み立てる補正予算案が提案されていますが、今後、予定されているエネルギー回収型施設建設や統合小学校建設に向けての対応であり、高く評価したいと思います。  今、当市は急激に進む人口減少や少子高齢化、地方分権の流れ、市民ニーズの多様化などにより、大きな転換期にあります。  そのような中にあって各種の施策が確実に実施され、着実に成果が出たものと評価いたします。  私は賛成の立場から、議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げまして賛成討論といたします。  御清聴ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 以上で通告による討論を終わります。  以上で討論を終わります。  これより採決を行います。  採決は表決システムにより行います。  採決は、認定第1号、第2号、第3号の3件を個別で、次に、認定第4号から認定第11号までの8件を一括で、次に、議案第93号、認定第12号、議案第94号、認定第13号、認定第14号の5件を個別で、以上のように分割して採決します。  まず、認定第1号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  認定第1号、本案に対する委員長報告は、認定すべきものとの報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 押し忘れなしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、認定第1号は、認定されました。  次に、認定第2号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  認定第2号、本案に対する委員長報告は、認定すべきものとの報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 押し忘れなしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、認定第2号は、認定されました。  次に、認定第3号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  認定第3号、本案に対する委員長報告は、認定すべきものとの報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 押し忘れなしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、認定第3号は、認定されました。  次に、認定第4号、第5号、第6号、第7号、第8号、第9号、第10号、第11号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  認定第4号から認定第11号まで、以上8件に対する委員長報告は、認定すべきものとの報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、以上8件は、認定されました。  次に、議案第93号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。
     議案第93号、本案に対する委員長報告は、可決すべきものとの報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第93号は、原案のとおり可決されました。  次に、認定第12号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  認定第12号、本案に対する委員長報告は、認定すべきものとの報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、認定第12号は、認定されました。  次に、議案第94号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第94号、本案に対する委員長報告は、可決すべきものとの報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第94号は、原案のとおり可決されました。  次に、認定第13号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  認定第13号、本案に対する委員長報告は、認定すべきものとの報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、認定第13号は、認定されました。  次に、認定第14号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  認定第14号、本案に対する委員長報告は、認定すべきものとの報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、認定第14号は、認定されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第18、議案第58号、一関特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。  14番、岡田もとみ君。 ○14番(岡田もとみ君) この議案は、直営による障がい福祉サービス事業の廃止についてですけれども、一関はこれまで障がい福祉サービス事業を直営で一関訪問介護事業所を設置し運営してきました。  これを廃止とする経緯についてお聞きいたします。 ○議長(槻山隆君) 保健福祉部長。 ○保健福祉部長(鈴木淳君) 岡田もとみ議員にお答えいたします。  直営による訪問介護事業の終了についてでありますが、一関訪問介護事業所は、旧一関が昭和44年度に老人介護奉仕員を、昭和45年度に身体障害者家庭奉仕員を配置して事業を開始し、平成18年の障害者自立支援法、これは現在は障害者総合支援法となっておりますが、平成18年の障害者自立支援法の施行後に障害福祉サービス事業者の指定を受けた事業所であり、一関地域のみサービスを行っているものでありますが、この事業のあり方につきましては、これまでも継続的に検討してきたところであります。  直営による訪問介護事業を終了するに至った背景といたしましては、事業所の設置当時は民間によるサービス提供が少なかったことから、旧一関が直営でサービス提供をしてきたものと捉えておりますが、これまでの間、民間事業所がふえてきており、特にも平成25年4月の障害者総合支援法の施行以後、サービス提供体制が充実してきていること、の事業所は一関地域のみを対象としておりますが、一関地域以外の障がい者へのサービス提供は民間事業所のみが行っていること、また、平成26年度に一関社会福祉協議会が運営する障害者生活支援プラザ内に基幹相談支援センターを設置し、相談体制を強化したことのほか、平成29年度から開始した介護予防・日常生活支援総合事業を推進するため、ホームヘルパー職が兼務するケアワーカー業務に重点的に取り組んでいく必要があること、これらなどの観点から、直営による訪問介護事業を終了することとしたところであります。  なお、同事業者の利用者に対しましては、相談支援専門員の協力を得ながら、利用者やその家族に対して個別説明、面談を行ったほか、相談支援専門員との意見交換会などを開催したところであります。  また、利用者の民間事業所への円滑な移行を図るため、利用者の意向を踏まえながら受け入れに関する協議を行ったほか、新たなサービス提供主体となる民間事業所との関係構築を早期に図るため、民間事業所がサービス提供を行う際にのホームヘルパーが同行しながら引き継ぎを行うなどの支援を行ってきたところであります。  これらにより、平成29年4月1日において16人であった利用者は、民間移行や自立などにより現時点では1人となったところであり、その方につきましても理解をいただいているところであります。 ○議長(槻山隆君) 14番、岡田もとみ君。 ○14番(岡田もとみ君) 今いろいろと説明をいただきましたが、自治体としてこの障がい福祉事業を当市はどう捉えてこれまで進めてきたのか、基本姿勢についてお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(鈴木淳君) 障がい福祉に関してのの考え方についてでありますが、障がい福祉施策につきましては、障害者基本法及び障害者総合支援法に基づき施策を進めてきたところであります。  障害者基本法では、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現するため、障がい者の自立及び社会参加の支援等のための施策を総合的かつ計画的に推進することとしております。  また、障害者総合支援法では、市町村の責務として、障がい者が自立した日常生活、または社会生活を営むことができるよう、障害福祉サービス事業者が実施する居宅介護などの自立支援給付事業を総合的かつ計画的に行うことを定めております。  では、障害者基本法に基づきまして、平成29年度、第3期障がい者福祉計画を策定しまして、権利擁護、相談支援体制の充実、ライフステージに応じた支援、自立と社会参加の促進、安心して暮らせる地域づくりの4つの基本的施策の方向性に基づき施策を展開することとしております。  このうち、権利擁護、相談支援体制の充実では、障がい者や家族が身近な地域において気軽に相談できるように相談支援事業者に事業を委託して充実を図り、さらに相談支援事業の中核的な役割を担う基幹相談支援センターで効率的に相談解決へ向けた調整を行い、障がい者の自立に向け必要なサービスを利用できるよう支援しているところであります。  また、安心して暮らせる地域づくりの中では、事業所との連携を密にしながら、障がい福祉サービスの充実に努めることとしているところでありまして、例えば在宅サービスの充実につきましては、事業所への研修等を通じ人材の養成支援に努めているところであります。 ○議長(槻山隆君) 14番、岡田もとみ君。 ○14番(岡田もとみ君) この障がい福祉サービス事業について、平成29年6月に教育民生常任委員会で初めて説明を受けたときには、今、部長がお話しされた内容のほかに、ヘルパー職の退職に伴い事業の継続が困難との理由が挙げられていました。  そのときに委員の中からは、人材確保が大変だからというときに、行政が大変なときに民間でもやはり大変なのではないか、本来であれば民間が大変なことを行政がやるのが本来の姿だというような意見も出されていました。  この事業を終了することに伴って、公的責任の後退につながると思いますが、市長はどう考えているのかお伺いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 鈴木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(鈴木淳君) まず、昨年6月の教育民生常任委員会での説明の際に、ヘルパー職の退職に伴うことも一因だというような説明をしたということの今のお話でございましたが、確かにそのようなお話もしたところではございますが、あくまでも今回の事業の廃止につきましては、先ほど答弁申し上げました、事業所の設置当時は民間によるサービス提供が少なかったことから旧一関が直営でサービスをしたのでありますが、これまでの間、民間事業所がふえてきておりまして、特にも平成25年4月の障害者総合支援法の施行以降はサービス提供体制が充実していること、それから直営のサービスの利用対象者は一関地域のみであること、一関地域以外の地域では民間事業者が対応していること、これらが大きな要因でございまして、ホームヘルパー職の減少につきましては事業所廃止の大きい要因ではない、民間が対応できるところにあえて行政が対応する必要がなくなってきたことが大きいところであるというようなことを平成29年6月の教育民生常任委員会でも御説明していたところであります。  また、民間での人材確保が困難であるというような状況ではございますが、これにつきましても、人材確保につきまして、一関地区障害者地域自立支援協議会などを通じて研修の支援を行っているとともに、今回の事業所廃止に伴いましては、昨年10月に障がい者のためのホームヘルパー研修などを行いまして、事業所の職員など65名の方などの参加をいただきまして研修会も開いているところでありまして、民間事業所の支援にも努めているところであります。  繰り返しになりますが、民間事業者がきちんとサービスを提供しているという状況にありまして、行政が直営で民間事業者と競合する、また同様の事業を行う必要性は薄らいできていると考えているところであります。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第58号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 押し忘れなしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第19、議案第59号、一関放課後児童クラブ条例及び一関児童館条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第23、議案第63号、一関せんまや街角資料館条例の一部を改正する条例の制定についてまで、以上5件を議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は、個別に行います。  初めに、議案第59号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。
     議案第59号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第59号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第60号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第60号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第61号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第61号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第62号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第63号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第63号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第24、議案第64号、平成30年度一関一般会計補正予算(第3号)から、日程第26、議案第66号、平成30年度一関介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上3件を議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は、個別に行います。  初めに、議案第64号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第64号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第64号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第65号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第65号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第66号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第66号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第27、議案第67号、財産の取得について及び日程第28、議案第68号、字の区域の変更について、以上2件議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は、個別に行います。  初めに、議案第67号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第67号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第67号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第68号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第68号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第29、議案第95号、平成30年度一関一般会計補正予算(第4号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第95号、平成30年度一関一般会計補正予算(第4号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、8月5日から6日にかけて及び15日から17日にかけての豪雨により被災した農林施設並びに公共土木施設の災害復旧等に係る経費の追加など、所要の補正をしようとするものであります。  1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正額は、4,709万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を652億151万2,000円といたしました。
     2ページをお開き願います。  歳出の目的別補正額は第1表のとおりで、災害復旧費3,509万8,000円、予備費1,200万円を増額いたしました。  歳入につきましては、繰入金1,479万8,000円、債3,230万円を増額いたしました。  3ページとなりますが、第2表、地方債補正につきましては、災害復旧事業を追加しようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 議案第95号、平成30年度一関一般会計補正予算(第4号)について、補足説明を申し上げます。  まず、歳出から説明いたします。  歳出の説明につきましては、補正予算の概要と予算書により説明いたします。  初めに、補正予算の概要の2ページをお開き願います。  11款の災害復旧費につきましては、平成30年8月5日から6日にかけての豪雨及び8月15日から17日にかけての豪雨により被災した農林施設並びに公共土木施設の復旧に係る経費であります。  1項1目農林施設災害復旧費の平成30年農林施設災害復旧費につきましては、水路15カ所、農道4カ所、合わせて19カ所の復旧工事を実施しようとするものであります。  2項1目公共土木施設災害復旧費の平成30年公共土木施設災害復旧費につきましては、道路31カ所、河川19カ所、合わせて50カ所の復旧工事を実施しようとするものであります。  次に、予算書の7ページをお開き願います。  予算書の7ページ、14款予備費につきましては、8月15日から17日にかけての豪雨災害による応急対応に1,200万円を充用しましたことから、今後の災害等不測の事態に備えるため、同額を増額補正するものであります。  次に、歳入について申し上げます。  予算書の6ページとなりますが、18款2項1目基金繰入金につきましては、今回の補正で不足する財源を財政調整基金の取り崩しにより賄うものであります。  これにより、平成30年度末の財政調整基金の額は39億5,900万円ほどとなる見込みであります。  21款1項10目災害復旧債につきましては、御説明いたしました災害復旧費に係るものであります。  議案第95号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 公共土木施設災害で今、部長から説明がありました道路31カ所、実は、いつから工事に入るのだという地元の声が既に出ています。  今後の工事発注のスケジュールとただいま説明された各工事の完了見通しについてお知らせ願います。 ○議長(槻山隆君) 那須建設部長。 ○建設部長(那須勇君) 今、道路河川災害、公共土木施設災害に関します件数をお話しさせていただきましたが、いずれこれにつきましては、補正後でございますが、すぐ発注する予定でございますし、今年度中の完成復旧を目指して執行するものでございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 被害が全体に広がっていると思いますので、業者にできるだけ理解をもらって、年度内ということよりも年内にも終わるような方向で、できるだけ早く発注できるようにお願いしたいと思いますし、農林関係についてももし検討されているのであればお願いします。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) 水路と農道の関係の復旧工事でございますけれども、今現在、稲刈りの時期でございますので、そういったことも配慮しながら、できるだけ早期に完成するように努めてまいりたいと思っております。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 先ほど説明があったのですけれども、この災害の起きた場所、市内満遍なく被災したのか、あるいはどこか特定の地域になっているのか、そこのところについてお知らせ願いたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 那須建設部長。 ○建設部長(那須勇君) 災害の地域ごとの状況についてということでございましたので、地域ごとの件数について御説明をさせていただきたいと思います。  道路災害、河川災害を合わせた箇所という位置づけで御説明させていただきますと、一関地域につきましては12カ所、花泉地域につきましては5カ所、千厩地域につきましては3カ所、室根地域につきましては7カ所、川崎地域につきましては4カ所、藤沢地域につきましては19カ所で、先ほど総務部長からも話しましたとおり、合計で50カ所の災害でございます。  ちなみに、大東地域と東山地域につきましては、今回の災害箇所としてとしての該当はございませんが、議員お話しの今回の災害につきましては、市内全域に対して豪雨があったということでございます。  ただ、今お話ししましたとおり、大東、東山地域につきましては今回の対象箇所数に入っていないということでございます。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) 農業用施設災害の状況、各地域ごとでございます。  一関地域が9カ所、花泉地域が4カ所、千厩地域が2カ所、東山地域が1カ所、室根地域が1カ所、藤沢地域が2カ所でございまして、大東地域と川崎地域には対象の事業がなかったということであります。 ○議長(槻山隆君) 10番、佐藤浩君。 ○10番(佐藤浩君) 予備費の関係ですけれども、災害の当初、予備費で対応するのだという説明でしたけれども、その対応の内容、予備費を使う内容の具体的なものを教えていただきますか。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 緊急を要して、道路ですとか河川、林道などの復旧の工事というか、委託とかそういったもので対応したものでございます。 ○議長(槻山隆君) 10番、佐藤浩君。 ○10番(佐藤浩君) あくまでも被災したところを、その時点でやる工事だと思うのですけれども、査定を受けてから工事するのであって、そのための測量等も入るのかどうかお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 基本的には急いでやらなければいけない部分について現計予算で対応したところでございますが、現計予算で足りない部分について予備費を充用しながら行ってきたところでございます。  今回については、設計を伴うような大きなものはなかったというようなところでございます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第95号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第95号は、原案のとおり可決されました。  議案配付のため暫時休憩します。 午前11時45分 休   憩 午前11時48分 再   開 ○議長(槻山隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第30、議案第96号、監査委員の選任についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第96号、監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。  本案は、平成30年9月30日をもって任期が満了となります監査委員について、現委員の小川四郎さんを適任と認め、選任しようとするものであります。  小川さんは、監査委員を平成26年から1期務められております。  御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第96号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第96号は、同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第31、議案第97号、教育委員会の委員の任命についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第97号、教育委員会の委員の任命について、提案理由を申し上げます。  本案は、平成30年10月28日をもって任期が満了となります教育委員会の委員について、現委員の千葉和夫さんを適任と認め、任命しようとするものであります。  千葉さんは、教育委員会の委員を平成26年から1期務められております。  御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第97号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第97号は、同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第32、議案第98号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
     勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第98号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、現委員の佐々木公輝さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。  佐々木さんは、人権擁護委員を平成28年1月から1期務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第98号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第98号は、同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第33、議案第99号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第99号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、現委員の及川たい子さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。  及川さんは、人権擁護委員を平成27年10月から1期務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第99号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第99号は、同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第34、議案第100号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第100号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、新たに大原惠子さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものでございます。  大原さんは、昭和22年生まれで71歳であります。  釜石保育園などに務められた後、昭和56年から平成10年まで民間会社に勤められました。  現在は民生委員及び児童委員を務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第100号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第100号は、同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第35、発委第2号、ライドシェアの導入に対して慎重な審議を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  千葉総務常任委員長。 ○総務常任委員長千葉幸男君) 発委第2号、ライドシェアの導入に対して慎重な審議を求める意見書について、一関市議会会議規則第14条第2項の規定により、意見書を別紙のとおり提出いたします。  提出者は、総務常任委員長千葉幸男であります。  本案は、請願第4号、ライドシェアと称する無資格自家用車有償輸送の推進に対して慎重な審議を求める請願が本日の本会議で採択されたことを受けまして、地方自治法第99条の規定によりお手元に配付の意見書を衆参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣、内閣官房長官、規制改革を担当する内閣府特命担当大臣に提出したく、会議規則第14条第2項の規定により提案するものであります。  内容につきましては、お手元に配付の意見書案のとおり採択されました請願と趣旨は同じものでありますことから朗読は省略いたします。  議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  発委第2号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、発委第2号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第36、発議第8号、障害者雇用促進法の遵法を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  26番、岩渕善朗君。 ○26番(岩渕善朗君) 発議第8号、障害者雇用促進法の遵法を求める意見書について、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出をします。  提出者は岩渕善朗、賛成者、藤野秋男議員、金野盛志議員であります。  朗読をもって提案に変えます。  障害者雇用促進法の遵法を求める意見書。  中央省庁が雇用する障がい者数を水増ししていた問題で、政府は国の33の行政機関の8割に当たる27機関で水増しをしていたとの調査結果を公表した。  働きたいのに雇ってもらえない障がい者は、健常者に比べ就職することが圧倒的に厳しい環境にある。  このため、国においては、障がい者の雇用を守るために法令を定めた。  法令は障がい者の働く権利を守るために制定したものであり、法令に基づき行政を執行することが法治国家の基本的原理である。  本来、働ける権利を有する障がい者の雇用の場を奪ったことや、民間企業には障がい者雇用率が未達成の場合、1人に対して月5万円の納付金を課すなど、民間を指導する立場にある中央省庁がルールを無視していたことの実態の深刻さは大きく、行政不信を増幅した。  このことは、日本の障がい者福祉の歴史に大きな汚点を残すものであり、責任の所在を明確にするなど、法律を遵守することを強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  あて先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。  満場の議員各位の賛同をお願いします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  20番、千田恭平君。 ○20番(千田恭平君) けさ、初めてこの意見書を拝見いたしました。  この障害者の雇用の促進等に関する法律は、昭和35年に制定されて何度か改正されたものでありました。  先日、中央省庁がこの基準を満たしていないということでニュースでも何度か放映されたところでありまして、この地方議会が、守っていないということに対してけしからんという内容の意見書を出すことには反対ではありません。  ただ、これは日本語の意見書でありますから、受け取った側がこの意見書を読んで何を言っているのかわかるような形で、わかりやすい文書で出すことが必要だと思います。  そういう点から、若干引っかかる点がありましたので、その点をお話しさせていただきたいと思います。  まず、タイトルでありますが、障害者雇用促進法の遵法を求める意見書とございます。  遵法という意味は法律を守るという意味ですから、頭に何々法というのが来て、この遵法を求めるというのがダブっておりますので、できれば遵守にしていただきたいなと思いましたし、あと6行目、「このため」というところで、そのおしまいのところに法令というところがございます。  それから、その次の段落にも法令とあります。  その行の最後にも法令と、3カ所法令という字句がございます。  法令のもともとの意味は法律、命令という意味です。  特に規則ということが入る場合もありますが、一般的に法令という場合は国の法律、規則、命令を指します。  ところが、この文章を読むと、最初に出てくる法令、ちょっと読ませていただきますが、「このため、国においては、障がい者の雇用を守るために法令を定めた」、これは法令を定めたのではなくて、障害者雇用法を定めたという意味かと思います。  それから、その次の段落の「法令は障がい者の働く権利を守るために制定したものであり」、この頭の法令というのはこの法律のことを指していると思いますので、この法律はという意味かと思います。
     3つ目の「法令に基づき行政を執行」、これはそのままでいいかと思います。  それから一番最後の段落でございます。  「このことは、日本の障がい者福祉の歴史に大きな汚点を残すものであり」、その次ですね、「責任の所在を明確にするなどの法律を遵守することを強く求める」、この責任の所在を明確にするなどの法律、この意味がわからなかったのですが、ただいま提案者が壇上でこの意見書を読まれたときは、私はこのように聞こえました。  「責任の所在を明確にするなど、法律を遵守」、したがって、この「の」は入っていなかったのかなというふうに聞いたのですが、このところについてちょっと御説明をいただきたいと思いますし、また、私が今申し述べたような点、提出に際しまして賛成者と協議の上、わかりやすく手直ししていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 提出者、岩渕善朗君。 ○提出者(岩渕善朗君) 字句、文言の精査が少し不備なところがございました。  これは訂正をさせていただきます。  ただし、この意見書の真意は、アリストテレスは政治は最高の道徳である、こうおっしゃいました。  福田赳夫元首相は常々、政治は最高の道徳である、こうおっしゃっていました。  これに尽きると思います。  法を守る、これが私のこの意見書に込められている中身であります。 ○議長(槻山隆君) 20番、千田恭平君。 ○20番(千田恭平君) 提案者の哲学については、また別の機会にお伺いいたしたいと思いますが、いずれ私の御指摘いたしましたところ、手直ししていただけるかどうか、その点だけで結構です。 ○議長(槻山隆君) 提出者、岩渕善朗君。 ○提出者(岩渕善朗君) 先ほど申し上げましたとおり、文言の接続詞等を訂正することにはやぶさかではございませんので、そのように取り計らいます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  発議第8号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、発議第8号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま可決されました発委1件、発議1件について、誤字脱字等その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 ○議長(槻山隆君) 以上で、議事日程の全部を議了しました。  市長より挨拶の申し出があります。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 第67回一関市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、平成29年度決算並びに各種議案につきまして、慎重なる御審議を賜りました。  おかげさまで、本日ここに、平成29年度決算の御承認をいただきましたことに対して、まずもって御礼を申し上げたいと思います。  私は、決算は市政運営に対する評価が問われるものであり、大変重要なものであると認識しているところでございます。  平成29年度予算は、世界を観る眼で一関を拓く未来へのかけ橋予算として、ILCを一関発展の基軸と位置づけて、エネルギーの地産地消を目指した資源・エネルギー循環型のまちづくりへの取り組み、人口減少社会へ対応したまち・ひと・しごとの創生への取り組み、そして、東日本大震災からの復旧復興への取り組みを重視し、世界の財産が集うまち、その財産を子供たちの未来に残すまちづくりの実現に向けて取り組んできたところでございます。  私は、幹部職員に対しまして、決算を単に数字をまとめる作業としてではなく、どのような内容の事業を実施して、その成果はどうであったのか、目的は達成されたのか、どんな課題が残ったのか、その事業をどう評価し次の展開にどう結びつけていくのか、これを強く意識し、これだけの予算を使ってこれだけの効果を生み出したということを納税者である市民に対してしっかり説明していかなければならないということを指示してきているところであります。  このことは決算に限定されたものではなく、行政事務全般にわたるものでもございますので、今後ともその徹底を図ってまいりたいと思います。  結びになりますが、槻山隆議長並びに佐藤雅子決算審査特別委員会委員長には、改めて感謝を申し上げますとともに、議員皆さんにも改めて御礼の気持ちを伝えたいと思います。  第67回定例会の閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  大変ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 第67回定例会の閉会に当たり、一言申し上げます。  今定例会は、去る8月28日開会以来、本日まで25日間にわたる会期でありましたが、平成29年度一般会計、特別会計などの決算議案を初め条例の改正や農業委員会委員の任命など、終始活発に御審議をいただき、全て議決決定を見るに至り、本日、無事閉会を迎えることができました。  また、19人の諸君から質問がありました一般質問や決算審査特別委員会において、各議員からさまざまな意見を開陳されたところであり、当局におかれましては、これらの意見、提言等に重きを置かれ、速やかに取り組まれるよう望むものであります。  さて、本年はアイオン台風から70年目となりますが、7月の西日本豪雨や今定例会会期中に発生した台風21号、さらには北海道胆振東部地震など、異常気象等による自然災害が日本各地で頻繁に発生し、甚大な被害をもたらしました。  改めて、自然の驚異を実感したところであり、お亡くなりになりました方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。  一日も早く災害前の生活に戻られますよう祈念申し上げる次第であります。  また、当市でも東日本大震災から7年半が過ぎておりますが、福島第一原子力発電所事故による放射性物質汚染被害は、今なお当の農林産物、さらには市民の生活環境にも大きな影響を与えております。  市議会といたしましては、安心して暮らすことのできる環境を一日も早く取り戻すため、当局と連携し、国を初め関係機関に対し速やかに対応していただくよう引き続き働きかけてまいる所存であります。  また、人口減少や少子高齢化の対応など、山積する諸課題にありましても、当局と議会がともに知恵を出し合い、難題の解決に全力を傾注してまいる所存でありますので、市民の皆様の一層の御理解、御協力をお願い申し上げる次第であります。  結びに、今定例会に賜りました御厚情に対しまして、衷心より厚くお礼を申し上げ、閉会に当たっての挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 以上をもって、第67回一関市議会定例会を閉会します。  御苦労さまでした。 閉会時刻 午後0時18分...