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第66回定例会 平成30年 6月(第1号 6月12日)

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  1. 一関市議会 2018-06-12
    第66回定例会 平成30年 6月(第1号 6月12日)


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    第66回定例会 平成30年 6月(第1号 6月12日)   第66回一関市議会定例会議事日程 第1号 平成30年6月12日 午前10時 開議 日程第1         会議録署名議員の指名 日程第2         会期の決定 日程第3         請願の委員会付託について 日程第4  報告第3号  平成29年度一関市下水道事業特別会計予算継続費の逓次繰越              しの報告について 日程第5  報告第4号  平成29年度一関市一般会計予算繰越明許費の繰越しの報告に              ついて 日程第6  報告第5号  平成29年度一関市下水道事業特別会計予算繰越明許費の繰越              しの報告について 日程第7  報告第6号  平成29年度一関市農業集落排水事業特別会計予算繰越明許費              の繰越しの報告について 日程第8  報告第7号  平成29年度一関市一般会計予算の事故繰越しの報告について 日程第9  報告第8号  平成29年度一関市水道事業会計予算継続費の逓次繰越しの報              告について 日程第10  報告第9号  道路の管理に係る損害賠償に関する専決処分の報告について
    日程第11  報告第10号  財産の管理に係る損害賠償に関する専決処分の報告について 日程第12  報告第11号  職員による自動車事故に係る損害賠償に関する専決処分の報              告について 日程第13  議案第44号  一関市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につ              いて 日程第14  議案第45号  一関市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について 日程第15  議案第46号  一関市市税条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第16  議案第47号  一関市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準              を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第17  議案第48号  一関市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につい              て 日程第18  議案第49号  一関市室根地域情報発信施設条例を廃止する条例の制定につ              いて 日程第19  議案第50号  一関市景観まちづくり条例の一部を改正する条例の制定につ              いて 日程第20  議案第51号  一関市民俗資料館条例の制定について 日程第21  議案第52号  平成30年度一関市一般会計補正予算(第2号) 日程第22  議案第53号  財産の取得について 日程第23  議案第54号  財産の取得について 日程第24  議案第55号  財産の取得について 日程第25  議案第56号  財産の取得について 本日の会議に付した事件   議事日程第1号に同じ 出 席 議 員(27名)   1番  岩 渕 典 仁 君    2番  佐 藤 幸 淑 君   3番  永 澤 由 利 君    4番  小 岩 寿 一 君   5番  岩 渕   優 君    6番  武 田 ユキ子 君   7番  那 須 茂一郎 君    8番  門 馬   功 君   9番  佐々木 久 助 君   10番  佐 藤   浩 君  12番  佐 藤 敬一郎 君   14番  岡 田 もとみ 君  15番  菅 野 恒 信 君   16番  千 葉 信 吉 君  17番  金 野 盛 志 君   18番  勝 浦 伸 行 君  20番  千 田 恭 平 君   21番  千 葉 大 作 君  22番  小野寺 道 雄 君   23番  橋 本 周 一 君  24番  藤 野 秋 男 君   25番  石 山   健 君  26番  岩 渕 善 朗 君   27番  千 葉 幸 男 君  28番  佐 藤 雅 子 君   29番  沼 倉 憲 二 君  30番  槻 山   隆 君 欠 席 議 員(3名)  11番  千 田 良 一 君   13番  菅 原   巧 君  19番  小 山 雄 幸 君 職務のため出席した事務局員 事務局長    菅 原 広 文   事務局次長  佐 藤 正 昭 議事係長    千 葉 麻 弥 説明のため出席した者   市長        勝 部   修 君     副市長     佐 藤 善 仁 君   副市長       長 田   仁 君     市長公室長   石 川 隆 明 君   総務部長      鈴 木 伸 一 君     まちづくり推進部長                                   佐々木 裕 子 君   市民環境部長    黒 川 俊 之 君     保健福祉部長  鈴 木   淳 君   商工労働部長    森 本 竹 広 君     農林部長    中 川 文 志 君   建設部長      那 須   勇 君     下水道部長併任水道部長                                   岩 本 孝 彦 君   花泉支所長     猪 股   晃 君     大東支所長   八重樫 裕 之 君   千厩支所長     菅 原 春 彦 君     東山支所長   小野寺 邦 芳 君   室根支所長     小野寺 良 光 君     川崎支所長   千 葉   伸 君   藤沢支所長     千 葉 賢 治 君     会計管理者   武 田   敏 君   消防本部消防長   高 橋 邦 彦 君     総務部次長   今 野   薫 君   藤沢病院事務局長  鈴 木 和 広 君     教育長     小 菅 正 晴 君   教育部長      千 葉 敏 紀 君     監査委員    小 川 四 郎 君   監査委員事務局長  三 浦   洋 君     農業委員会会長 伊 藤 公 夫 君   農業委員会事務局長 小野寺 英 幸 君 会議の場所 一関市議会議場 開会時刻  午前10時 会議の議事 ○議長(槻山隆君) ただいまの出席議員は27名です。  定足数に達しておりますので、平成30年6月5日一関市告示第189号をもって招集の、第66回一関市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  千田良一君、小山雄幸君、菅原巧君から本日の会議に欠席の旨、届け出がありました。  この際、諸般の御報告を申し上げます。  受理した案件は、市長提案22件、請願3件です。  次に、岩渕善朗君外16名の諸君より一般質問の通告があり、市長、教育長に回付しました。  次に、小川監査委員外2名から提出の監査報告書4件及び財政援助団体等監査の結果に係る措置状況についてを受理しましたが、その写しを配付していますので、御了承願います。  次に、議員派遣報告書をお手元に配付していますので、これにより御了承願います。  次に、3月定例会以降、議長として活動しました主要事項については、印刷物によりお手元に配付していますので、これにより御了承願います。  次に、岩手県国家公務関連労働組合共闘会議議長、岩崎保氏より国民の権利と安心・安全をまもる公務・公共サービスの拡充を求める陳情書、また、移植ツーリズムを考える会理事、井田敏美氏より臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書、ICT実証実験推進協議会代表、景山鎭一氏より医療介護情報ネットワークシステムの推進にかかる陳情書を受理しましたが、その写しをお手元に配付していますので、これにより御了承願います。  次に、市長より、地方自治法第243条の3第2項の規定による一関地区土地開発公社室根総合開発株式会社、それぞれの経営状況に係る書類の提出があり、お手元に配付していますので、御了承願います。  本日の会議には、市長、教育長、監査委員、農業委員会会長の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可していますので、御了承願います。  次に、市長より人事紹介の申し出がありますので、これを許します。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 4月1日付人事異動により、新たに部長、支所長等に異動した職員を紹介いたします。  市長公室長、石川隆明です。 (市長公室長、挨拶)  農林部長、中川文志です。 (農林部長、挨拶)  農林部参事兼建設部参事、佐藤隆博です。 (農林部参事兼建設部参事、挨拶)  建設部参事、二瓶昭弘です。
    (建設部参事、挨拶)  大東支所長、八重樫裕之です。 (大東支所長、挨拶)  川崎支所長、千葉伸です。 (川崎支所長、挨拶)  以上で、職員の紹介を終わります。 ○議長(槻山隆君) 小菅教育長。 ○教育長(小菅正晴君) この機会に職員を紹介いたします。  教育部長、千葉敏紀です。 (教育部長、挨拶)  以上で、職員の紹介を終わります。 ○議長(槻山隆君) 伊藤農業委員会会長。 ○農業委員会会長(伊藤公夫君) この機会に、職員の紹介をいたします。  農業委員会事務局長、小野寺英幸です。 (農業委員会事務局長、挨拶)  以上で、職員の紹介を終わります。 ○議長(槻山隆君) 次に、議会事務局の職員を紹介します。  議会事務局次長の佐藤正昭であります。 (議会事務局次長、挨拶)  庶務係長の菊川秀樹であります。 (庶務係長、挨拶)  議事係主査の小野寺早苗であります。 (議事係主査、挨拶)  以上で、人事紹介を終わります。 ○議長(槻山隆君) 去る5月30日、東京国際フォーラムで開催されました第94回全国市議会議長会定期総会において、当市議会からは千葉大作君が議長4年以上、佐藤雅子君が議員15年以上として、以上2名が表彰されました。  表彰状の伝達のため、暫時休憩します。 午前10時09分 休   憩 午前10時13分 再   開 ○議長(槻山隆君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  佐藤雅子君より発言を求められていますので、この際、これを許します。  28番、佐藤雅子君。 ○28番(佐藤雅子君) ただいまは、私にとりましては本当に光栄の至りでございますが、本来ならば千葉議員に謝辞を述べていただくところですが、年長議員ということでありますので、私から謝辞を述べさせていただきたいと思います。  貴重なお時間をいただきまして、感謝と御礼の言葉を申し上げます。  ただいま、全国市議会議長会において表彰状を授与していただきましたこと、本当に心から皆様にお礼を申し上げたいと思います。  長年にわたり多くの市民の皆様、そして同僚議員の皆様、先輩議員の皆様、そして当局の皆様方のお力によりまして、私がこのような議員活動に邁進することができましたこと、本当にありがたいものと思います。  この活動に対する評価をいただいたこと、栄えある受賞を賜りましたことは、私としてもこの上ない喜びであります。  今回の栄誉を励みに、体力と気力に鞭を打ちながら、これからもなお一層の研さんを重ね、議員活動に邁進してまいりたいと思っております。  皆様におかれましても、変わらぬ御鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げまして謝辞といたします。  本当に皆様方、ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第1号により進めます。 ○議長(槻山隆君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、その数を2名とし、会議規則第88条の規定により、議長において、      6番、武 田 ユキ子 君      24番、藤 野 秋 男 君  を指名します。 ○議長(槻山隆君) 日程第2、会期の決定を議題とし、お諮りします。  本定例会の会期は、本日から6月22日までの11日間としたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から6月22日までの11日間と決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第3、請願の委員会付託についてを議題とします。  本日までに受理した請願は、お手元に配付の請願文書表記載のとおりです。  朗読を省略し、所管の常任委員会に付託します。 ○議長(槻山隆君) 日程第4、報告第3号、平成29年度一関市下水道事業特別会計予算継続費の逓次繰越しの報告についてから、日程第12、報告第11号、職員による自動車事故に係る損害賠償に関する専決処分の報告についてまで、以上9件を一括議題とします。  直ちに報告を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 報告第3号、平成29年度一関市下水道事業特別会計予算継続費の逓次繰越しの報告について、申し上げます。  本件は、平成29年度一関市下水道事業特別会計予算のうち、公営企業会計移行準備事業の継続費について、1,769万4,200円を平成30年度に逓次繰越ししたので、報告するものであります。  次に、報告第4号、平成29年度一関市一般会計予算繰越明許費の繰越しの報告について、申し上げます。  本件は、平成29年度一関市一般会計予算のうち、介護施設等整備事業費補助金など25事業について、合わせて8億9,859万1,000円を平成30年度に繰越明許したので、報告するものであります。  次に、報告第5号、平成29年度一関市下水道事業特別会計予算繰越明許費の繰越しの報告について、申し上げます。  本件は、平成29年度一関市下水道事業特別会計予算のうち、一関公共下水道整備事業など3事業について、1億8,124万円を平成30年度に繰越明許したので、報告するものであります。  次に、報告第6号、平成29年度一関市農業集落排水事業特別会計予算繰越明許費の繰越しの報告について、申し上げます。  本件は、平成29年度一関市農業集落排水事業特別会計予算のうち、処理場等維持管理事業について、900万円を平成30年度に繰越明許したので、報告するものであります。  次に、報告第7号、平成29年度一関市一般会計予算の事故繰越しの報告について、申し上げます。  本件は、平成28年度繰越明許費として、平成29年度に繰越しした一関市一般会計予算のうち、産地パワーアップ事業推進費補助金について、いわて平泉農協が花泉町永井の夏川地区に建設するカントリーエレベーターの整備に対する補助金でありますが、工事の過程において生じた軟弱地盤の改良工事に不測の日数を要し、年度内の完了が困難となったことから、3億5,850万円を平成30年度に事故繰越ししたので、報告するものであります。  次に、報告第8号、平成29年度一関市水道事業会計予算継続費の逓次繰越しの報告について、申し上げます。  本件は、平成29年度一関市水道事業会計予算のうち、釣山配水池整備事業の継続費について、1億1,945万4,000円を平成30年度に逓次繰越ししたので、報告するものであります。  次に、報告第9号、道路の管理に係る損害賠償に関する専決処分の報告について、申し上げます。  本件は、藤沢町黄海字衣井沢山地内及び鬼田地内の市道において発生した物損事故に関し、損害を与えた相手方に対して賠償すべき額について、市長専決条例の規定により専決処分したので、報告するものであります。  なお、建設部長から補足説明させます。  次に、報告第10号、財産の管理に係る損害賠償に関する専決処分の報告について、提案理由を申し上げます。  本件は、千厩町千厩字古ケ口地内において発生した物損事故に関し、損害を与えた相手方に対して賠償すべき額について、市長専決条例の規定により専決処分したので、報告するものであります。  なお、建設部長から補足説明させます。  次に、報告第11号、職員による自動車事故に係る損害賠償に関する専決処分の報告について、申し上げます。  本件は、職員が公務中に起こした自動車事故に関し、損害を与えた相手方に対して賠償すべき額について、市長専決条例の規定により専決処分したので、報告するものであります。  なお、室根支所長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 那須建設部長。 ○建設部長(那須勇君) 報告第9号の専決処分について、補足説明を申し上げます。  別紙、専決処分書の1ページ目をお開き願います。  3の藤沢町黄海字衣井沢山地内の事故の概要でありますが、平成30年3月13日午後6時50分ごろ、相手方の所有する車両が市道黄海花藤線を走行中、右前輪が車道にできたくぼみに入り、ホイールを破損させる損害を与えたものであります。  4の市の過失割合は50%で、1の損害賠償の額は修理代に当たる2,700円であります。  なお、これにつきましては、道路賠償責任保険により補填されるものであります。  相手方につきましては、2に記載のとおりであり、専決処分の日は平成30年4月19日であります。  本件事故の原因でありますが、冬期間の積雪や凍結によりアスファルト舗装が破損し、道路に穴があいた状態になっていた部分を車両が通過した際に、タイヤに強い衝撃が加わり、ホイールが変形し、それによりタイヤの空気が抜けたものであります。  事故の対応につきましては、事故の連絡を受け、アスファルト常温合材にて復旧を行ったところでございます。  次に、2ページ目をお開き願います。  3の藤沢町黄海字鬼田地内の事故の概要でありますが、平成30年4月10日午後9時ごろ、相手方の所有する車両が市道樋ノ口山中線を走行中、右前輪が車道にできたくぼみに入ったことにより、タイヤ及びホイールを破損させる損害を与えたものであります。  4の市の過失割合は50%で、1の損害賠償の額は修理代に当たる8,100円であります。  なお、これにつきましては道路賠償責任保険により補填されるものであります。  相手方につきましては、2に記載のとおりであり、専決処分の日は平成30年5月9日であります。  本件事故の原因でありますが、先ほどの報告と同様、冬期間の積雪や凍結によりアスファルト舗装が破損し、道路に穴があいた状態になっていた部分を車両が通過した際に、タイヤに強い衝撃が加わり、タイヤの破損及びホイールの変形を引き起こしたものであります。  事故後の対応につきましては、事故の連絡を受け、アスファルト常温合材にて復旧を行いました。  また、直営のパトロールとあわせ、除雪作業を依頼している藤沢町内の建設業者と道路緊急パトロールを行い、類似箇所での事故防止を図るため、同様の箇所を補修する対策を講じてまいりました。  引き続き、道路パトロールを強化するとともに、道路の異常を発見した際には迅速に対応し、危険箇所の早期解消に努めてまいります。  以上で、報告第9号の専決処分の補足説明を終わります。
     次に、報告第10号の専決処分について、補足説明を申し上げます。  別紙の専決処分書をごらん願います。  まず、3の事故の概要でありますが、平成30年3月1日の夜、千厩町千厩字古ケ口地内において、市営新山住宅の敷地内の立ち木が強風により折れ、駐車していた相手方車両の屋根部分に落下し、破損させる損害を与えたものであります。  4の市の過失割合は100%で、1の損害賠償の額は修理代に当たる11万417円であります。  相手方につきましては、2に記載のとおりであり、専決処分の日は平成30年5月18日であります。  本件事故の原因は、市営新山住宅の敷地に自生していた立ち木が、強風により折れ、車両に落下したことによるものであります。  事故後の対応につきましては、折れて落下した木については撤去し、再発防止のため、周辺の立ち木の伐採撤去を行ったところであります。  今後におきましては、類似の事故防止を図るため、市内全域の市営住宅敷地の点検を進めて、同様の立ち木を発見した場合は伐採するなどの対策を講じてまいります。  以上で、報告第10号、専決処分の補足説明を終わります。 ○議長(槻山隆君) 小野寺室根支所長。 ○室根支所長(小野寺良光君) 私からは、室根支所所管の専決処分につきまして、補足説明申し上げます。  報告第11号の別紙、専決処分書をお開き願います。  3の事故の概要についてでありますが、平成30年1月22日午後4時10分ごろ、一関市総合福祉センターの駐車場内において、室根支所市民課の職員が研修会が終了し、帰庁のため公用車を後退させようとした際、周囲を十分確認しなかったため、駐車していた相手方車両の後部右側部分に衝突し、破損させる損害を与えたものであります。  4の市の過失割合は100%であり、1の損害賠償の額は12万8,552円であります。  なお、賠償金額につきましては、全国市有物件災害共済金の保険の基準により補填されるものであります。  相手方につきましては、2に記載のとおりであり、専決処分の日は平成30年4月5日であります。  また、公用車につきましては、軽微な損傷であったため研磨剤などで修繕し、目立たない程度の傷は残りましたが、修理費の支出はございませんでした。  このたびの事故につきましては、周囲を十分に確認せず、安全確認を怠ったため発生した事故であります。  事故防止につきましては、日ごろから職員に対して注意喚起してきたところでありますが、この事故を受け、周囲の安全確認、安全運転により慎重を期するよう改めて指示したところであります。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 報告に対し質疑を行います。  22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) 報告第7号の平成29年度の一般会計の事故繰越しについて伺います。  まず、本事業の予算措置から繰越明許費繰越し、さらに事故繰越しに至るこの間の経緯についてお伺いします。  次に、報告では軟弱地盤の改良工事に不測の日数を要したことが避けがたい事故としておりますが、支出負担行為の時期、軟弱地盤の改良工事に要した日数、避けがたい事故と認識した時期、それから平成30年度の予算支出予定期日はいつごろなのかについて伺います。  また、本事業は国、県からの間接補助となっておりますが、この間の協議はどのように行われたのか伺います。  また、軟弱地盤の改良工事以外で問題となった要素があるのかどうか伺います。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) 報告第7号の産地パワーアップ事業推進費補助金についてでありますが、本事業については、御紹介のとおり、平成28年の国の補正予算で平成29年3月6日に事業承認をいただきまして、市の予算につきましては、平成29年の3月議会におきまして、平成28年度の一般会計補正予算第9号で予算計上し、それから事業の実施については平成29年度内に実施するということで繰越明許を設定させていただいて、事業を行ってきたところであります。  これについては、平成29年5月に入札を受け、着工をいたしましたが、その後、周囲の河川、排水路よりもちょっと低いということで、盛り土の工事を必要とするということとなり、その盛り土工事の検討に90日ほどかかったところであります。  加えて、ポンプ庫の工事なども必要となりまして、90日に加えて31日くらいの工事の検討を要したというところであります。  また、工事中、農産物の収穫時期に重なるというところから、農繁期を除いた工事にしようということであります。  さらにその工事の実施に当たって、ちょうど平成28年台風10号の復興工事が本格化しているということから、労働者の確保が困難だというようなところでありました。  その後、10月に新築工事の起工式を行ったところでございますが、10月の大雨によりまして、地盤が軟弱だったことから杭打ち工事がなかなかできず、その地盤改良のための工事も必要となったというところであります。  その後でございますが、この間、県を通じて東北農政局ともやりとりをしながら、その地盤改良の工事については平成30年2月20日に工事を着工いたしまして、さらに3月9日には事業の完了の延期申請をし、平成30年3月13日に繰り越しの承認申請をし、国からの承認は平成30年3月28日に承認をいただきました。  これに従いまして、今回、平成29年度中の事業実施が難しいということから、既に繰越明許いただいてございますので、事故繰越しという手続をさせていただいたところであります。  それから、軟弱工事の地盤、支出負担行為の時期でございますが、先ほど申し上げたとおり、2月20日から地盤工事の改良に着手したところであります。  地盤工事の改修につきましては、3月末で地盤改良工事については完了してございます。  その後、杭打ち工事を行いまして、4月6日に完了したところであります。  平成30年度につきましては、現在工事を進めているところでございますが、現在の状況は、サイロ等の基礎工事についてはほぼ完了でございますが、機械等について今月末で基礎工事が完了するという見込みであります。  サイロについては現場工事ということで、現場で組み立て工事をしてございますが、それらについて順次工事を着手し、機械等についても工事を進めていくものであります。  開設の時期につきましては、当初7月ごろに完成する見込みで考えてございましたが、杭打ち工事などにも時間を要したことや機械工事についても若干遅れておりますので、いずれ今期の稼働に向けて整備を進めたいと思っております。  工事以外の課題という御質問でございますが、工事の際は、建設工事を行いながら敷地の造成等も行うわけですが、農家からの搬入につきましては、既存の道路の中で搬入できると思いますが、乾燥調製した後にフレコンバックという大きなパックで流通に回していくわけですが、その入り口については、建物の動線の部分で少し間口を広くするとか、そういった工夫を今後検討しなければいけないなと思っているところであります。  以上でございます。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) ただいまの説明ではわかりにくいところがあったわけですが、今年度末に地盤工事が完了するというふうな説明があったわけですが、それは平成29年度の話ではないかと思うのですが、地盤工事はまだ完了していないということで、要するに工事費がまだ確定していないという捉え方でいいのかどうか、いずれ事故繰越しをしたということですので、既に全体の事業費に対する支出負担行為は終わっているはずだと思いますが、その辺の金額等についてどのようになっているのかお伺いいたします。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) 説明が悪くてすみませんでした。  地盤の改良工事については平成30年2月20日から工事に着手してございまして、地盤改良の部分については、工事完了は3月の末であります。  その後、3月26日から建物を支持するための杭打ち工事を実施してございまして、杭打ち工事が完了したのが4月6日ということですので、それ以降、本格的な基礎工事に入ったということであります。  この予算については、間接補助という部分と市でのかさ上げ補助ということでありますが、支出負担行為は、平成29年度で起こしているわけですけれども、一旦、それを下ろした中で、事故繰越しの中で改めて決算ベースで平成30年度の予算にさせていただいて、改めて支出負担行為等をしていくというような流れだと思います。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) いずれ、説明では事業費がまだ確定していないようなお話を聞いているわけですけれども、最終的に、いつその事業費を確定させて支出するのか、要するに事業完了はいつを見込んでの事故繰越しなのかということを再度確認したいと思います。  いずれこの問題については、会計検査院の検査対象になる事業だと理解しますので、その辺の経緯についてきちんと説明して、補助金の返還という状況にならないように精査をしていただきたいというふうにお願いを申し上げます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 私からは、報告第9号についてお伺いをします。  一つは、先ほどの部長の答弁では、この事故後にパトロールをしているということですが、恐らくかなりの箇所を歩いてみてもあったという思いをしているので、何カ所ぐらいあったのか、そういう把握ができていればお願いしたいと思います。  それから、1回目の発生が3月13日ですが、その後にパトロールを実施したのか、4月10日以降にパトロールを実施したのか、事故を完璧に防ぐというのはなかなか難しいとは思いますが、見落としもありますからですけれども、そのパトロールを実施した時期はいつだったのか。  それから、業者の協力も得てということがございましたが、こういった冬期間の雪害というか、冬期間の凍結による舗装の破損というのは、やはり大小はあると思うのですが、かなり業者の協力を得ないと見落としが出るのかなと思うのですが、そういった場合の業者へのお願いというか、それはどういうふうな体制をとっているのか。  市内にはかなりの建設業者があると思うのですが、それが建設業協会なのか、そういった入札に参加している業者にお願いしたのか、その辺についてもお伺いをしたいと思います。  最後に、この補修工事というのは、各支所の持ち出しなのか、標高や積雪量によって結構ばらつきがあると思うのですけれども、この補修費というのはどこで捻出するのかお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 那須建設部長。 ○建設部長(那須勇君) 5点ほどの質問かと思います。  まずは、今回の凍上によります補修の件数という御質問に対してでございますが、今回は藤沢地域で発生した事故でございましたので、藤沢地域についてお話しさせていただきますと、藤沢地域のこの補修修繕に関する件数につきましては98件ございました。  このパトロールの実施の状況という御質問ですが、最初の事故が3月13日、その事故を受けまして、先ほども御説明いたしましたが、直営のパトロール、それから業者に依頼して合同の緊急パトロールとさせていただきましたが、パトロールにつきましては事故の13日から4月の間、それから2回目の事故を受けまして、4月30日までの間パトロールを実施したところでございます。  それから、業者の協力の分につきましては、どういう内容かということでお話しさせていただきますと、先ほども御説明しましたが、凍上災害、凍上の補修につきましては、除雪の協力をお願いした業者でございます。  藤沢地域につきましては5社、除雪の協力を依頼した業者がございましたので、この業者にお願いをしてパトロールをし、そして委託という形で、先ほどもお話ししましたが、アスファルトの合材で補修するような体制をとったということでございます。  業者につきましては、建設業協会ではなくて、土木業者のほうにお願いしたというところでございます。  それから、支所の持ち出しかということでございますが、東地域につきましては、建設農林センターのほうで集約している部分と、あとは支所が単独で行うという部分がございます。  こういった地域の補修につきましては支所単独での持ち出しの事業ということもございます。  補修ではなくて大きな工事をしなくてはいけないというときには建設農林センターの体制ということで、小さな補修につきましては支所体制というようなことで行っている状況でございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) ありがとうございます。  今回の事故は、先ほども言いましたが、どこでも起こり得るような事故だろうと思います。  ですから、藤沢地域で起きた事故ということで藤沢地域についてパトロールをして98件ということですが、やはり市内全体に調査する必要がなかったのかなと、私は市内全体で起こり得る事案だろうなというふうに思っています。  ですから、ぜひ市内全体に広げて、やはり調査しておく必要があると思うのですが、緊急性があったから藤沢地域に限定して行ったのか、その後、全体をやっているのかどうか、その辺についてもお伺いしたいし、藤沢地域で5社ということですから、市内全体を職員の皆さんでやろうとすれば当然無理があるだろうなと、やはり業者の協力を得ながらも速やかに対応する必要があると思うのですが、その辺について部長の考えもお伺いしたいと思います。  また、大きな工事と小さい工事というか、軽微なものとの関係で支所持ち出しという話がありましたが、これはどこにでもあり得る事案だと思うのですが、そうなると結構、標高差とか、あるいは交通量とか、いろいろ勘案すると大変な補修費になるのではないかなという思いがあるのです。  その辺の調査をしているのかどうか、可能であれば、支所が安心して取り組めるように予算措置してもいいのではないかという思いがあるのですが、その辺の考えについてもお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 那須建設部長。 ○建設部長(那須勇君) 先ほど、藤沢地域に絞った補修の件数ということでお話ししましたが、凍上の後の時期、3月から4月にかけてでございますが、市内全体でパトロール等を実施しているところでございます。  ちなみに、先ほどは藤沢地域だけの数字でございましたが、市内全体で申し上げますと、舗装修繕につきましては375件ございました。  これはあくまでも、先ほどお話ししましたとおり、舗装の穴ぼこ等の舗装修繕ということでございまして、道路の補修というような形で申しますと614件ございまして、これには、例えば敷き砂利とか、路面整正とか、路肩とか、そういったことが含まれた全体の分になりますが、614件のうち、今回のような穴ぼこ等の補修につきましては375件ということでございます。  もちろん、パトロールにつきましても、藤沢地域ということでお話ししましたが、市全体をパトロールしているというような状況でございます。  それから、業者だけの委託、依頼ということでなくて職員体制についてどうかということでございますが、もちろん、職員等の直営のパトロール、これもございます。  ましてや、この補修につきましては、先ほどお話ししましたとおり、アスファルトの合材というのは職員が持ち運びもできるものでございまして、直営での工事も可能でございます。  そういったことから、業者に任せるだけの体制ということでなく、直営としての職員体制も図っているところでございます。  それから、修繕等の小さな工事、大きな工事と、ちょっと言葉は適切ではないのですけれども、今話したとおり、直営でもできるような補修工事、これにつきましては先ほどのような体制でございますし、幅員、延長を含め、道路の舗装全体を修繕しなくてはいけない、そういったところの分につきましては、建設農林センターのほうで一括し、工事を発注しているというような状況でございます。  今回の補修修繕は、あくまでも凍上、凍結時の補修というようなことでございまして、全体の舗装修繕、それから舗装新設という分につきましては、また別の予算の中で対応していくというような考えで対応しているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 予算の措置というところでお話を頂戴したわけでございますが、支所持ち出しという表現で議員からお話がありましたが、いずれ現場に近いところに予算があったほうが使い勝手がよいという部分がございますので、各支所のほうに維持修繕費ということで予算は一定程度置いているというところでございます。  なお、全体の中でその予算額に不足が生じるような場合、全体の中での調整についても、もちろん行っているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 1点だけ伺います。  報告第7号で、先ほど小野寺議員からも質問がありましたけれども、ここの軟弱地盤ということについては、御承知のようにあの地域全体が軟弱地盤であり、よく調べてみれば、例えば、排水路もあの辺は大型のコンクリート水路ではやっていないのです。  重さがあるために、違う工法をとっていると。  だから、ここも軟弱地盤であるということは、建設する前から想定されているということだと思うのです。  これの事業主体はいわて平泉農協ですので、市に関係したことで伺いますけれども、工期は全体で考えた場合に、いつからいつまでだったものが今度はどのように変更になるのか、それから補助金、市でもたしかかさ上げしておりますけれども、総事業費と市の補助金について、この軟弱地盤対策を行った上でそれがどう変化するのか、お伺いいたします。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) 軟弱地盤というお話を受けております。
     これについては、地質調査の際には1メートルぐらい盛り土をすれば工事には支障がないということでしたが、想定以上に地盤が軟弱化していたという報告を受けているところであります。  工期につきましては、当初、平成28年に国の予算をいただき、平成29年度に完成ということで進めてきたわけでありますが、先ほど申し上げた内容により、当初の完了予定は平成30年3月15日でしたが難しいということで、年度内の工期、今の段階では7月末を目指しているわけでございますが、その状況もちょっと難しくなってきているということで、今期内の完成を目指しているところであります。  予算につきましては、当初総事業費は9億7,200万円の事業で、補助の上限については米1トン当たり32万5,000円という補助基準であります。  これに対して市のかさ上げについては、1億にかかる分は10分の1、それから8億にかかる部分が10分の0.5ということで、当初5,000万円のかさ上げ補助でありました。  これについて、入札を行いまして事業費が減となり、事業については7億5,600万円の総事業費になってございます。  県費での補助につきましては、同じく米の量については1,960トンで変わりありませんので、3億1,850万円の補助ということでありますし、市費につきましては、前のとおり1億に対しては10分の1の補助、それから残りの6億に対しては10分の0.5の補助ということで、4,000万円の補助になったわけでございます。  これについては、平成29年3月のときには、市の補助については5,000万円ということで交付決定をさせていただいて、入札により平成29年6月30日には、市のかさ上げについては4,000万円ということで、変更の交付決定をしているところであります。  以上でございます。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 難しいことを聞いているのではないですよ。  前の工期はいつまでで、この軟弱地盤がこういうようなことになったから、いつまでの工期ですよと、それから総事業費がいくらで、市の支援が当初いくらだったものがいくらですよということ、10分のいくらとか何かと言いましたけれども、そういうことを聞いているのではなくて、額としていくらだったものがいくらになるかということを聞いているのですので、もう一度答弁をお願いします。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) 失礼いたしました。  それでは、最初の工事については、平成28年度の補正予算で行ったわけでございますが、申請の段階では平成29年3月31日ですが、これについては繰り越しをさせていただいて、次にもくろんだのが平成29年6月30日までであります。  これについても盛り土等の工事が必要だということで、次にまた繰り越し、完了の延長承認をいただきまして、平成30年3月15日までということであります。  また、さらに延長をさせていただいて平成30年3月31日、現在については7月27日で完了予定をしているというところであります。  市の予算につきましては、当初は5,000万円のかさ上げ補助ですが、入札による減もありますので、現在はかさ上げについては4,000万円の補助であります。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) そうすると、盛り土とか杭打ちとか、そういう追加の工事が出てきても、市のかさ上げについては、影響しないという理解でよろしいですね。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) この部分については、事業費に対してということになりますので、影響はないということであります。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  以上で報告を終わります。 ○議長(槻山隆君) 日程第13、議案第44号、一関市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第44号、一関市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、地方税法施行令等の改正に伴い、国民健康保険税の軽減の対象となる世帯の所得額の基準を改めるなど、所要の改正をしようとするものであります。  なお、市民環境部長から補足説明させます。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 議案第44号、一関市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明をいたします。  本案は、本年4月1日施行の地方税法施行令の改正により、国民健康保険税のうち、基礎課税額に係る課税限度額が引き上げられたことに伴い、当市もこれに準拠して課税限度額を改めるとともに、あわせて、この引き上げによる増収相当分について、所得割の税率を引き下げようとするものであります。  また、あわせて、同改正によりまして、国民健康保険税の均等割及び平等割について、低所得者に対する軽減措置である5割軽減及び2割軽減の対象となる所得の基準が引き上げられたことから、これに伴う改正を行おうとするものであります。  また、平成30年度からの、いわゆる国保財政運営の都道府県単位化に伴う国民健康保険税課税額の算定方法について、地方税法の改正に伴う改正を行おうとするものであります。  それでは、議案書の新旧対照表をごらん願います。  左側が改正前、右側が改正後となり、また、改正部分につきましてはアンダーラインを付しております。  まず、議案書1ページから2ページにかけての第2条第1項につきましては、国保財政運営の都道府県単位化に伴い、市の国民健康保険税課税額を県に対する国民健康保険事業費納付金の納付に対する費用などに充てることとされた地方税法の改正を受けて、算定方法を改めるものでございます。  次に、2ページ下段の第2項でありますが、まず、冒頭部分につきましては、第1項の改正に伴う条文の整理であります。  その下でありますが、基礎課税額に係る課税限度額を地方税法施行令の改正に準拠し、現行の54万円から58万円に改めるものであります。  次に、3ページとなりますが、第3項、その下の第4項、さらにその下の第13条第2項の改正部分につきましては、いずれも第2条第1項の改正に伴う条文の整理によるものでございます。  次に、第21条でありますが、こちらにつきましても、課税限度額の改正に伴い改めるものでございます。  次に、4ページとなりますが、第21条第2号につきましては、5割軽減の対象となる所得の算定において、被保険者数に乗じる金額を現行の27万円から27万5,000円に、また、第3号は2割軽減の対象となる所得の算定において、被保険者数に乗じる金額を現行の49万円から50万円にそれぞれ改めるものであります。  次に、別表第1につきましては、先ほど説明いたしました課税限度額の引き上げによる増収相当額につきまして、医療分の所得割の税率を現行の6.60%から6.56%へ0.04ポイント引き下げることにより、中間所得者層の負担の軽減を図るものでございます。  次に、5ページの別表第4、続いて6ページの別表第5、さらに7ページの別表第6につきましては、先ほど説明申し上げました第21条第2号及び第3号の改正に伴い、均等割及び平等割の5割軽減及び2割軽減について、被保険者数に乗じる金額をそれぞれ改めるものであります。  7ページの下段から8ページの附則でございますが、この条例は、公布の日から施行し、平成30年度以後の年度分の国民健康保険税に適用するものであります。  最後に、今回の改正に伴う影響等について若干御説明をさせていただきます。  まず、課税限度額の引き上げによる増収額は約576万円、限度額を超過する世帯の数は130世帯を見込んでおり、この超過世帯数は、限度額を引き上げる前で見込んだ場合の155世帯から25世帯が減になると見込んでいるところでございます。  なお、先ほども申し上げましたとおり、この増収分の相当額につきましては、所得割の税率を引き下げるというものであります。  次に、軽減対象所得の拡大の部分でございますが、まず、2割軽減から5割軽減となる世帯につきましては63世帯、軽減額は約157万円の増加を見込んでおります。  また、軽減の対象外から2割軽減となる世帯が73世帯、軽減額は約120万円増加すると見込んでいるところでございます。  これら合わせまして、136世帯、277万円の軽減額の増加を見込んでいるところでございます。  なお、課税限度額の引き上げにつきましては、最近では平成26年度から平成28年度まで、また、低所得者の軽減措置の対象の拡大につきましては、平成26年度から平成29年度までそれぞれ行われてきたところでございます。  以上で、議案第44号の補足説明を終わります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) お伺いをします。  まず、地方税法の改正ということですが、なぜ、国は限度額を54万円から58万円に引き上げたのか、この説明がなかったので、説明をお願いしたいと思います。  それから、今回、それに伴って当市では、中間所得者層の軽減策をとるということは一定の評価をできるのですけれども、今大変なのは、中間の所得者層ももちろんですが、応益割の負担が重いというのが一般の声です。  なぜ、応益割に軽減策を講じなかったのか、その理由についてお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 2点御質問を頂戴しました。  まず、1点目の課税限度額の引き上げに係る国の考え方ということでございますが、私どもがその考え方として示されていると認識しているところによれば、課税限度額につきましては、その課税全体の中で応益に着目して、一定の限度額を設けるという考えのもとに限度額をそれぞれ設けてきたところでございますが、この課税限度額については、国では被用者保険におけるルールとのバランス、被用者保険が最高等級に達している人の割合と、それから国民健康保険税におきます課税限度額を超過する世帯の割合、これについてのバランスを考慮して設定しているという説明があったところでございます。  したがいまして、これに基づいて毎年度、そのあり方について検討がなされ、それぞれ限度額の引き上げがこれまで行われてきたと捉えております。  それから、応益、応能の関係でございますが、先ほど御説明申し上げましたとおり、今回の分につきましては、地方税法施行令の改正に伴い、その課税の部分については課税限度額の引き上げに伴う部分ということでございますので、所得割の部分についてはその分上昇すると見込まれているわけでございますが、先ほど申し上げましたとおり、その増額相当分で所得割を引き下げております。  ですから、全体としては、国保税として変動がないように今回改正するとしているところでございまして、応能応益につきましては、先の3月定例会で議決をいただきました新たな税率の中で、それぞれ応能応益バランスを、市としては県が示している標準の割合よりも応益割に対して配慮した上で定めておりますので、今回については、その分は変動はないというところでございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 応能割に変更はないということではなくて、応能負担の所得割において、今回、税率が6.6から6.56ということで軽減をすると、限度額を引き上げられた分。  そういうことで、この6.6から6.56というのは、県の基準から見れば、かなり一関市は努力した数字なのです。  とはいえ、最高限度額を引き上げた部分を、中間所得者層ということよりは、今大変な所得者層に配慮するという方法こそ必要ではなかったのかという質問をしているわけです。  ですから、そういう形での対応というのはできないのかどうか、その辺について伺ったわけです。  どうでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 本改正案に際しましては、ただいまお話のございました、いわゆる課税限度額の引き上げとそれに見合う所得割の引き下げによって、所得割についての総額は同様になるようにということでございますし、また、あわせまして、同じく施行令の改正で、所得の低い皆様の課税額の軽減の部分については、別途その軽減の対象となる所得についての見直しが行われていると、この制度の中でそれぞれ現在対応するということにしているわけでございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 今回の低所得者に対する軽減というのは、当然、均等割、平等割なのですよ。  ところが、今回の中で均等割、平等割については数字が変わっていない、だから伺っているのです。  部長の話では、その部分についても、言葉では出ているのですが、実際の軽減策とはなっていない。  結果的には最高限度額の引き上げというのは、中間所得者層に対しての軽減というのがここで言う6.6から6.56ということとあわせて、5割軽減、2割軽減のその上限額が引き上げられたよということで対象人数はふえるかもしれません。  だから、それは了とするのだが、最も大変な方々への予算措置はなぜ考えられなかったのかと、最もその部分にこそシフトすべきではなかったのかということです。  私たちは、この最高限度額の引き上げは反対です。  やはり、どんどんこうやって国の責任を放棄して課税者に負担させていくというのは問題です。  ですから、当然賛成はできないのですが、せめて今回の引き上げを、同じ低所得者、所得のなかなか出てこないような人たちへの軽減策と考えれば、もう少し均等割、平等割も検討してよかったのではないですかと、それはできないのかということを伺ったわけです。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) まず、今回の課税限度額の引き上げ、それからそれに見合う所得割の分につきましては、課税限度額は上限額の引き上げでありますから、一定程度の所得のある方、当然所得の高い方が対象になるということでございます。  いずれ、均等割、平等割の部分につきましては、先の平成30年度の当初予算におきまして税率関係の検討の際に、先ほどの繰り返しになりますが、応能応益割についても低所得の方に税額が増とならないようにということでの検討を加えた上で設定しているということでございますので、現在はこの定められた税率によって国保を運営してまいりたいと思っているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第44号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはございませんか。
    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第14、議案第45号、一関市市税条例の一部を改正する条例の専決処分についてから、日程第20、議案第51号、一関市民俗資料館条例の制定についてまで、以上7件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第45号、一関市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について、提案理由を申し上げます。  本案は、地方税法等の一部を改正する法律が平成30年3月31日に公布されたことに伴い、土地に係る固定資産税の特例措置を4月1日以後も適用するため、一関市市税条例の一部を改正する条例を専決処分したものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、議案第46号、一関市市税条例等の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、地方税法等の改正に伴い、個人市民税の給与所得控除、基礎控除等の見直し、生産性向上特別措置法の規定に基づく生産設備に係る固定資産税の課税標準の特例措置の追加、市たばこ税の税率の引き上げなど、所要の改正をしようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、議案第47号、一関市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、厚生労働省令の改正に伴い、放課後児童健全育成事業に従事する放課後児童支援員の資格について、対象を拡大するなど、所要の改正をしようとするものであります。  なお、保健福祉部長から補足説明させます。  次に、議案第48号、一関市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、就学前の子供に関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の改正に伴い、認定こども園について規定する条文の項の番号が変更されたため、引用条項の整理をしようとするものであります。  次に、議案第49号、一関市室根地域情報発信施設条例を廃止する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、室根農林水産物産地直売・交流促進施設の開設に伴い、室根地域情報発信施設を廃止しようとするものであります。  なお、農林部長から補足説明させます。  次に、議案第50号、一関市景観まちづくり条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関市景観計画において、世界遺産平泉の価値を保護するため、その構成資産から見える山並みの景観を保全する景観形成重点地区を新たに指定することに伴い、建築行為などの届け出要件の追加など、所要の改正をしようとするものであります。  なお、建設部長から補足説明させます。  次に、議案第51号、一関市民俗資料館条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、当市の民俗資料等を保存し、その活用を図り、もって市民の文化の向上に資するため、民俗資料館を設置しようとするものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 私からは、まず議案第45号、一関市市税条例の一部を改正する条例の専決処分について、補足説明を申し上げます。  このたびの条例改正は、地方税法等の一部を改正する法律が平成30年3月31日に公布され、翌4月1日に施行される土地に係る固定資産税の負担調整措置の延長に関する事項について、特に緊急を要する改正事項でありますことから、法の公布日と同日の平成30年3月31日に専決処分を行ったものであります。  改正部分については、別紙専決処分書の新旧対照表のとおりでありますので、議案の参考資料、一関市市税条例の改正概要により、その改正内容などを御説明申し上げます。  参考資料をごらん願います。  附則第11条につきましては、平成30年度が3年に一度の固定資産税の評価がえの年度に当たりますことから、土地に対して課する各年度分の固定資産税の特例に関する用語の意義の対象課税年度について、これまで平成27年度から平成29年度までであったものを、平成30年度から平成32年度までに改めたものであります。  また、附則第11条の2、土地の価格の特例、附則第12条、宅地に対して課する各年度分の固定資産税の特例、附則第13条、農地に対して課する各年度分の固定資産税の特例及び附則第15条、特別土地保有税の課税の特例につきましても、評価がえに伴う対象課税年度の延長とあわせ、対象年度の期間、土地に係る固定資産税の負担調整措置を継続することを規定したものであります。  施行期日につきましては、平成30年4月1日であります。  議案第45号の補足説明は以上であります。  次に、議案第46号の一関市市税条例等の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本案の改正は、平成30年度の地方税法の改正などを受けて行うものであり、一関市市税条例の一部改正を第1条で行うとともに、第2条では平成27年に制定した市税条例の一部改正条例について、第1条による改正に伴う改正を行うものであります。  改正部分につきましては、議案の新旧対照表のとおりでありますので、後ろのほうになりますが、議案の参考資料、A4判の横のものでございます。  一関市市税条例等の改正概要により、主な項目につきまして、その改正理由などを御説明申し上げます。  参考資料をごらん願います。  まず、1ページ、改正条例第1条関係になりますが、改正の施行期日について、公布の日のものから平成34年10月1日のものまで、期日が異なる改正が多いことから、施行期日ごとに1の項から10の項までに区分して改正を行うものであります。  この参考資料の1ページの一番下、第66条の2につきましては、高齢者、障がい者等の利便性及び安全性の向上を目的とした改修工事が行われた劇場等の施設に対する固定資産税について、地方税法の規定による減額を受けようとする場合、当該減額を受けようとする者が提出する申告書についての次条を追加するほか、地方税法の改正に伴う規定の整備を行うものであります。  施行期日は、公布の日であります。  2ページをお開き願います。  上から3つ目の附則第10条の2につきましては、地方税法で特例の対象を定め、条例で固定資産税の軽減の割合を決定する地域決定型地方税制特例措置、いわゆるわがまち特例について、新たに特例の対象として、生産性向上特別措置法の規定に基づく生産設備が追加されたことなどにより、その特例の割合を規定するものであります。  具体的には、まず中の表の(1)の公害防止用設備のうち、汚水、または廃液処理施設についてでありますが、地方税法に規定する条例で割合を定める上で参酌する割合、これが改正されたことにあわせ、固定資産税の課税標準となるべき価格に乗ずる割合を改正前の3分の1から2分の1に改正するものであります。  改正後の割合は、表の右に記載のとおり、平成30年4月1日から平成32年3月31日までの間に事業者が取得する設備等に対して課する固定資産税に適用するものであります。  次に、(2)の再生可能エネルギー発電設備についてでありますが、これまで太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスの5種類の発電設備について、固定資産税の課税標準となるべき価格に乗じる割合を規定しておりましたが、このたびの地方税法の改正により、各設備の発電容量ごとにそれぞれ2つに区分されたことから、地方税法の区分にあわせ割合を規定するものであります。  太陽光発電設備については、これまで2分の1としていたものを、1,000キロワット以上については12分の7と、風力発電設備については、これまで2分の1としていたものを20キロワット未満については12分の7と、水力発電設備については、これまで3分の1としていたものを5,000キロワット以上については2分の1と、地熱発電設備については、これまで3分の1としていたものを1,000キロワット未満については2分の1と、バイオマス発電設備については、これまで3分の1としていたものを1万キロワット以上2万キロワット未満については2分の1とするものであります。  改正後の割合は、地方税法の規定により条例で定めることが可能な割合のうち、固定資産税の額が最も低い額となる割合としており、平成30年4月1日から平成32年3月31日までの間に事業者が取得する設備等に対して、新たに固定資産税を課する年度から3年度分の固定資産税に適用するものであります。  3ページの下のほうとなりますが、(3)の生産性向上特別措置法の規定により認定先端設備等導入計画に従って取得した先端設備等についてでありますが、地方税法の規定により固定資産税の課税標準となるべき価格に乗じる割合について、ゼロ以上2分の1以下の範囲内において条例で定めることとされており、この割合をゼロとするものであり、平成33年3月31日までの間に事業者が取得する機械装置等に対して、新たに固定資産税を課する年度から3年度分の固定資産税に適用するものであります。  4ページをお開き願います。  2の項、一番上の第88条につきましては、新たに製造たばこの区分の規定を追加し、加熱式たばこの区分を設けるものであります。  第89条の2につきましては、製造たばことみなす場合の規定を追加し、加熱式たばこの喫煙用具であって、加熱により蒸気となるグリセリンその他の物品、またはこれらの混合物を充したものについて、製造たばことみなすこととするものであります。  第90条につきましては、加熱式たばこに係る紙巻たばこの本数への換算方法について、新たに重量の要素と価格の要素を紙巻たばこの本数に換算する方式とすることなどの改正であります。  なお、加熱式たばこの課税方式の見直しについては、急激な税負担の変化が及ぼす影響にも一定の配慮を行う趣旨から、改正前の換算方法から新たな換算方法への移行については、2の項による改正後から平成34年10月1日までの間に5つの段階に段階的に移行することとされております。  第90条の2につきましては、市たばこ税の税率の改正であります。  たばこ税につきましては、平成33年10月1日までに3段階に段階的に全体としては1本につき3円、このうち、市たばこ税については1本につき1.29円、税率を引き上げることとなっており、2の項による改正では1本につき0.43円に引き上げるものであります。  2の項による改正の施行期日は、平成30年10月1日であります。  次に、3の項、第37条の2につきましては、公的年金等に係る所得以外の所得を有しなかった者が源泉控除対象配偶者に係る配偶者特別控除を受けようとする場合の申告書の提出を不要とするものであり、施行期日は平成31年1月1日であります。  5ページをごらん願います。  6の項、第49条につきましては、資本金が1,000億円を超える内国法人等の申告は、電子申告により行わなければならないものとするものであり、6の項による改正の施行期日は平成32年4月1日であります。  飛びまして、8の項、第27条につきましては、個人の市民税の非課税の対象となる障がい者、未成年者、寡婦、または寡夫の前年の合計所得金額の限度額を10万円引き上げ、合計所得金額135万円以下とすることなどの改正をするものであります。  第35条の2につきましては、個人の市民税の調整控除の適用対象者について、合計所得金額が2,500万円以下である者とするものであります。  8の項による改正の施行期日は平成33年1月1日であります。  6ページをごらん願います。  一番下、改正条例第2条の一関市市税条例等の一部を改正する条例の一部改正につきましては、平成27年度の条例改正において講じた旧3級品の紙巻たばこに係る平成30年4月1日から平成31年3月31日までの間の税率の経過措置について、加熱式たばこに係る紙巻たばこの本数への換算方法を平成30年10月1日から改正することに伴い、平成31年9月30日まで延長などをするものであり、施行期日は平成30年10月1日であります。  議案第46号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(鈴木淳君) 私からは、議案第47号、一関市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める厚生労働省令が改正され、平成30年4月1日に施行されたことから、この省令に従い定めることとされている市の条例の該当部分についても同様の基準とするため、所要の改正をしようとするものであります。  議案をごらんください。  第10条第3項は、放課後児童健全育成事業に従事する放課後児童支援員の資格要件を定めているものであります。  まず、第4号についてでありますが、教諭となる資格を有する方について、放課後児童支援員の資格者としている規定でありますが、その対象を明確にするため、改正前の学校教育法の規定により、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、または中等教育学校の教諭となる資格を有する者を、教育職員免許法第4条に規定する免許状を有する者に改正しようとするものであります。  なお、この改正により、教員免許更新制の導入により、かつて教員免許を取得した後、免許自体は更新を受けておらず失効している方についても、資格の対象となることが明確となるものであります。  次に、第10号につきましては、5年以上の実務経験があり、市長が適当と認めたものを対象として資格要件を拡大するため、追加するものであります。  また、附則でありますが、本条例は、公布の日から施行することとしております。  議案第47号の補足説明は以上であります。  よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) 私からは、議案第49号、一関市室根地域情報発信施設条例を廃止する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  議案書をお開き願います。  本条例の室根地域情報発信施設は、旧室根村において平成15年9月に設置し、ふれあいむろね旬菜館という愛称で、地域の農林産物及び特産品の展示即売や地域の特色ある総合的な情報の発信を行ってきたところでありますが、この施設の機能を、本年4月28日に道の駅むろね内に室根農林水産物産地直売・交流促進施設を開所し移転したこと、また、施設を利用していた産直組合については本年3月末で退去しており、現在、施設は休止の状態で、ほかに利用予定もないことから、本条例を廃止しようとするものであります。  施行日は、公布の日としてございます。  なお、この施設は、民有地を借り上げて設置していることから、条例廃止後は地権者と協議の上、建物等を処分した後、賃貸借契約を解除し返還する予定であります。  議案第49号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 那須建設部長。 ○建設部長(那須勇君) 私からは、議案第50号、一関市景観まちづくり条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  まず、景観法の規定についてでございますが、景観計画区域内での建築物や工作物の建設等の行為については、事前に届け出が必要となりますが、景観に与える影響がないと想定される一定規模以下の行為については、景観行政団体の条例で定めることにより届け出が不要となるものであります。  当市は、平成17年に景観行政団体となっており、景観まちづくり条例の別表においてこれを定めているところでございます。  議案書の1ページ目をごらん願います。  新旧対照表になります。  今回、改正するのは、景観まちづくり条例第14条関係の別表になります。  これまで、一関市景観計画における景観形成重点地区は、改正後の区域の欄になりますが、厳美渓周辺地区の1地区だけでしたが、今回、束稲山稜線付近である舞川地区の一部と東山町田河津地区の一部を新たに世界遺産平泉周辺地区として指定することに伴い、条例の別表に世界遺産平泉周辺地区における届け出を要しない行為、これを規定するものであります。
     今回、別表に規定する世界遺産平泉周辺地区における届け出を要しない行為は、第1項から第4項まで規定しておりますが、議案書2ページ目に記載しております第2項第5号の、風力発電施設で高さが13メートル以下のものと、その下、第6号の、太陽光発電施設で高さが13メートル以下かつ延べ面積が1,000平方メートル以下のもの以外については、一般の景観区域の規定と同じ内容となっております。  これによりまして、高さ13メートルを超える風力発電施設や高さが13メートル、または延べ面積が1,000平方メートルを超える太陽光発電施設の建設等については、新たに届け出対象とすることで、世界遺産としての眺望景観を保護しようとするものであります。  施行日につきましては、平成30年7月1日であります。  議案第50号の補足説明は以上となります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 千葉教育部長。 ○教育部長(千葉敏紀君) 私からは、議案第51号、一関市民俗資料館条例の制定について、補足説明を申し上げます。  まず、参考資料ナンバー1の位置図をごらん願います。  施設の所在地は、大東町渋民の大東保健センターから東に約300メートル、芦東山記念館から南西に約300メートルに位置しております。  次に、参考資料ナンバー2の平面図をごらん願います。  施設は、旧渋民小学校校舎の2階部分に整備するものであり、1階は本年4月に開所した渋民市民センターであります。  施設の中央の展示ホールでは、山里や川辺など異なる自然環境での人々の暮らしの様子や民俗芸能などについて、展示物やパネルを使って紹介することとしております。  西側の展示室には、いろりを配置して、主に農家の暮らしの様子などを紹介するほか、児童を対象として、昔の道具を実際に使用する体験学習などに活用することとしております。  そのほか、視聴覚資料を使った学習活動に利用する学習室や民俗資料などを整理、保管する資料室などを配置しております。  それでは、議案をごらん願います。  まず、第1条の設置については、提案理由で申し上げましたとおり、当市の民俗資料等を保存し、その活用を図り、もって市民の文化の向上に資するため、民俗資料館を設置する旨を規定しております。  第2条の名称及び位置については、地域の生活の様子を伝える生活道具、農具などの民俗資料のほか、発掘調査で出土した石器、土器などの考古資料等の保存、活用を図る施設でありますことから、名称を一関市民俗資料館とし、また、位置は大東町渋民字小林25番地と規定しております。  第3条では、入館の際に許可を受けていただく旨を規定しております。  第4条は、入館の許可を取り消しする場合や退去を命ずる場合などについて、また、第5条は、損害賠償について規定しております。  第6条は、規則への委任について規定しており、開館時間や休館日などについては、条例の施行規則において規定することとしております。  次に、附則でありますが、この条例の施行期日を施設の供用を開始する11月1日とするものであります。  補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま議題となっています議案7件の審議は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、次の審議は6月22日に行うことにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第21、議案第52号、平成30年度一関市一般会計補正予算(第2号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第52号、平成30年度一関市一般会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、畜産競争力強化整備事業費補助金及びいずみの森幼稚園認定こども園化事業費の追加、東山児童クラブ整備事業費の増額など、所要の補正をしようとするものであります。  1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正額は、7億8,182万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を627億3,271万7,000円といたしました。  3ページをお開き願います。  歳出の目的別補正額は、第1表のとおりで、総務費250万円、民生費1億703万4,000円、農林水産業費6億6,954万円、教育費274万9,000円を増額いたしました。  また、2ページとなりますが、歳入につきましては、県支出金6億6,909万円、繰入金1億528万8,000円、諸収入250万円、市債1億1,950万円を増額し、分担金及び負担金158万6,000円、国庫支出金1億1,296万9,000円を減額いたしました。  4ページをお開き願います。  第2表、地方債補正につきましては、道路橋梁整備事業について、限度額を変更しようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 議案第52号、平成30年度一関市一般会計補正予算(第2号)について、補足説明を申し上げます。  まず、歳出から説明いたします。  歳出の説明につきましては、補正予算の概要及び予算書により、説明いたします。  初めに、補正予算の概要の2ページをお開き願います。  2款1項9目地域振興費の自治総合センターコミュニティ助成事業補助金につきましては、一般財団法人自治総合センターからコミュニティ助成金を受け、大東町摺沢の駅前町内会が実施するイベントに用いるアルミ製の組み立て式ステージの購入に要する経費に対し補助しようとするものであります。  3款2項1目児童福祉総務費の東山児童クラブ整備事業費につきましては、東山小学校の校舎長寿命化改修に伴い、校舎内に整備する放課後児童クラブが完成するまでの間、仮設の施設を設置しようとするものであります。  6目こども園費のいずみの森幼稚園認定こども園化事業費につきましては、平成31年4月からいずみの森幼稚園を公私連携幼保連携型認定こども園とするため、ゼロ歳児から2歳児の保育室の設置など、こども園化に必要な施設改修を実施しようとするものであります。  6款1項5目畜産業費の畜産競争力強化整備事業費補助金につきましては、有限会社萱農場が大東町大原に整備する豚舎2棟及びとんとん山有限会社が大東町鳥海に整備する豚舎など9棟の施設整備に対する補助金であり、国の平成29年度補正予算により、県から交付される畜産競争力強化整備事業費補助金の採択を受けたことから、このたびの採択に係る分を計上しようとするものであります。  3ページとなりますが、7目農地費の大泉揚水機場応急復旧事業費補助金につきましては、本年3月の大雨により揚水機場が浸水、被災したことから、宮城県登米市の北上川沿岸中田地区土地改良区が実施する揚水機場の応急復旧に要する経費に対し、登米市との受益面積割合分について補助しようとするものであります。  8款2項1目道路橋梁総務費の木ノ川線歩道設置事業費から、6ページとなりますが、6目広域基盤整備費の下から2段目、松川駅館下線道路改良事業費までの財源振替につきましては、道路整備事業等に対する社会資本整備総合交付金の内示額が当初予定していた額を下回ったことから、地方債に財源を振りかえるものであります。  10款1項4目教育指導費の学校安全教育総合支援事業費につきましては、国の事業として県からの再委託を受けて行うものであり、大原中学校が指定を受け、まちづくり学習や地域の防災に関する学習、被災地との交流など、実践的な活動を行い、地域の課題や防災に取り組む人材を育成しようとするものであります。  次に、予算書の12ページをお開き願います。  予算書の12ページ、10款6項4目博物館費の民俗資料館運営事業費につきましては、議案第51号、一関市民俗資料館条例の制定についてで御説明申し上げましたが、本年11月1日に開館を予定している民俗資料館の運営に要する経費について計上しようとするものであります。  次に、歳入について申し上げます。  歳入の説明につきましては、予算書により説明いたします。  予算書の6ページをお開き願います。  12款2項4目土木費負担金につきましては、境界地橋梁長寿命化事業費に対する国庫補助金内示額が当初予定していた額を上回ったことに伴い、登米市からの負担金を減額するものであります。  次の14款2項6目土木費国庫補助金につきましては、道路整備事業費等に対する社会資本整備総合交付金の内示額が当初予定していた額を下回ったことによるものであります。  15款2項4目農林水産業費県補助金につきましては、畜産競争力強化整備事業費補助金に係るものであります。  7ページとなりますが、3項7目教育費委託金につきましては、学校安全教育総合支援事業費に係るものであります。  18款2項1目基金繰入金につきましては、今回の補正で不足する財源を財政調整基金の取り崩しにより賄うものであります。  これにより、平成30年度末の財政調整基金の額は15億9,680万円ほどとなる見込みであります。  20款5項4目雑入につきましては、自治総合センターコミュニティ助成事業助成金に係るものであります。  8ページをお開き願います。  21款1項市債につきましては、道路整備事業費等に対する財源振替に係るものであります。  最後に、平成29年度の決算見通しについて申し上げます。  現在、決算事務を進めておりますが、一般会計につきましては、歳入が677億7,410万円ほど、歳出が653億4,020万円ほどとなりまして、差し引き24億3,390万円ほどとなる見込みであります。  この差し引きの金額の中には、設計の検討や工程の調整に不測の日数を要したことなどにより、年度内完了が困難となった事業の繰越明許費など翌年度に繰り越すべき財源を含んでおりますので、これに要する財源5,510万円ほどを差し引いた23億7,880万円ほどが一般会計の実質的な剰余金となる見込みであります。  この剰余金につきましては、平成30年度に全額を繰り越しし、災害等への対応や市債管理基金等への積み立てなどに活用してまいりたいと考えております。  議案第52号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま議題となっています議案の審議は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、次の審議は6月22日に行うことにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第22、議案第53号、財産の取得についてから、日程第25、議案第56号、財産の取得についてまで、以上4件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第53号、財産の取得について、提案理由を申し上げます。  本案は、本庁に配備している凍結防止剤散布車を更新するため、平成30年4月24日、入札に付したところ、東亜リース株式会社千厩営業所が落札いたしましたので、同社から1,965万6,290円で取得しようとするものであります。  なお、建設部長から補足説明させます。  次に、議案第54号、財産の取得について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関西消防署及び一関東消防署に配備している指揮車を更新するため、平成30年4月24日、入札に付したところ、株式会社岩手総合商事が落札いたしましたので、同社から2,764万8,000円で取得しようとするものであります。  なお、消防長から補足説明させます。  次に、議案第55号、財産の取得について、提案理由を申し上げます。  本案は、消防団に配備している小型動力ポンプ積載車6台を更新するため、平成30年4月24日、入札に付したところ、株式会社古川ポンプ製作所一関支店が落札いたしましたので、同社から3,518万6,400円で取得しようとするものであります。  なお、消防長から補足説明させます。  次に、議案第56号、財産の取得について、提案理由を申し上げます。  本案は、消防団員に貸与している活動服を更新するため、平成30年4月24日、入札に付したところ、株式会社古川ポンプ製作所一関支店が落札いたしましたので、同社から2,314万468円で取得しようとするものあります。  なお、消防長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 那須建設部長。 ○建設部長(那須勇君) 私からは、議案第53号、財産の取得について、補足説明を申し上げます。  議案書をお開き願います。
     取得しようとする財産は、除雪用車両の凍結防止剤散布車で、散布剤積載容量が乾式2.5立方メートル級の車両1台を更新しようとするものであります。  次のページ、参考資料ナンバー1をお開き願います。  更新車両は本庁に配備している除雪用車両ですが、初期登録が平成5年9月で平成27年1月に県より払い下げを受けたものでございまして、使用年数が24年経過しており、老朽化が進んだことから更新するものであります。  次のページ、参考資料ナンバー2をごらん願います。  本契約につきましては、一関市、または平泉町に本社、または営業所等を有し、除雪車に登録があり、取り扱いが可能な3者による指名競争入札を4月24日に行い、相手方を決定したものでございます。  なお、納期につきましては、平成31年1月31日としております。  議案第53号の補足説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 高橋消防長。 ○消防本部消防長(高橋邦彦君) 私からは、まず、議案第54号の財産の取得について、補足説明いたします。  議案をごらん願います。  まず、3の財産の種別及び数量は一関市消防本部指揮車2台で、2の取得の相手方は一関市滝沢字草刈場135番地20、株式会社岩手総合商事、代表取締役、橋本智和氏であります。  4の取得価格は2,764万8,000円であります。  参考資料ナンバー1をお開き願います。  2の仕様についてでありますが、寸法につきましては、ごらんのとおりとなっておりまして、乗車定員5人、総排気量2,700cc程度の四輪駆動ワンボックスハイルーフ型シャシーとするものであります。  主な装備につきましては、車内においても情報収集や指揮活動を行える固定式テーブル、発電機や照明器具を収納し、車外へ移動できる脱着式収納庫、屋外での指揮活動に使用するストレッチャー型の移動式指揮机を装備しており、多種多様な災害現場において現場指揮活動の拠点となる緊急車両であり、3の車両の配備先につきましては、一関消防本部一関西消防署及び一関東消防署各1台であります。  参考資料ナンバー2をごらん願います。  納期につきましては、平成31年1月31日とするものであります。  なお、購入に際しましては、平成30年4月24日、入札に付しまして、指名業者6者のうち5者に参加していただき、同社が落札したものであります。  次に、議案第55号の財産の取得について、補足説明いたします。  議案をごらん願います。  3の財産の種別及び数量は、一関消防団小型動力ポンプ積載車6台で、2の取得の相手方は一関市山目字中野34番地2、株式会社古川ポンプ製作所一関支店、支店長、相澤善弘氏であります。  4の取得価格は3,518万6,400円であります。  参考資料ナンバー1をお開き願います。  2の仕様についてでありますが、寸法につきましては、ごらんのとおりとなっておりまして、乗車定員6人、最大積載量1トンのダブルキャブ型シャシーの四輪駆動車であります。  主な装備につきましては、容易に取り外しが可能な小型動力ポンプ積載装置や梯子固定装置、夜間での災害現場等に使用する照明装置等を装備するものであります。  3の車両の配備先につきましては、花泉町花泉字津村沢の花泉第3分団第3部第2班と大東町大原字八幡舘の大東第1分団第3部第1班と大東町興田字高屋敷の大東第2分団第2部第2班と室根町津谷川字中磯の室根第2分団第6部と藤沢町黄海字京堂の藤沢第2分団第1部第2班と藤沢町黄海字下曲田の藤沢第2分団第4部であります。  参考資料ナンバー2をごらん願います。  納期につきましては、平成31年1月31日とするものであります。  なお、購入に際しましては、平成30年4月24日に入札に付しまして、指名業者5者のうち4者に参加していただき、同社が落札したものであります。  次に、議案第56号の財産の取得について、補足説明いたします。  議案をごらん願います。  3の財産の種別及び数量は、消防団員用活動服2,726組であります。  2の取得の相手方は、一関市山目字中野34番地2、株式会社古川ポンプ製作所一関支店、支店長、相澤善弘氏であり、4の取得価格は2,314万468円であります。  参考資料ナンバー1をお開き願います。  1の財産の取得の理由につきましては、消防団員に貸与している活動服を消防団員服制基準に基づき、機能性や安全性を重視した活動服に更新しようとするものであり、2の仕様についてでありますが、(1)の種類は上着、ズボンとも男性用、女性用であります。  (2)の色は、ブルー、または紺にオレンジ色を配色するものであり、(3)の生地一般につきましては、公益財団法人日本防炎協会の防炎製品認定品の適合品であります。  3の活動服の貸与先につきましては、消防団員であります。  参考資料ナンバー2をごらん願います。  納期につきましては、平成30年12月12日とするものであります。  なお、購入に際しましては、平成30年4月24日、入札に付し、指名業者5者に参加していただき、同社が落札したものであります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま議題となっています議案4件の審議は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、次の審議は6月22日に行うことにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決定しました。 ○議長(槻山隆君) 以上で、本日の議事日程の全部を議了しました。  次の本会議は、6月14日午前10時に再開し、一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。  どうも御苦労さまでした。 散会時刻 午後0時18分...