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第65回定例会 平成30年 3月(第5号 3月15日)

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  1. 一関市議会 2018-03-15
    第65回定例会 平成30年 3月(第5号 3月15日)


    取得元: 一関市議会公式サイト
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    第65回定例会 平成30年 3月(第5号 3月15日)   第65回一関市議会定例会議事日程 第5号 平成30年3月15日 午前10時 開議 日程第1 議案第 5号  一関市市民センター条例及び一関市生活改善センター条例の              一部を改正する条例の制定について【予算審査特別委員長報              告】 日程第2 議案第 6号  一関市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につ              いて【予算審査特別委員長報告】 日程第3 議案第 8号  一関市医療介護従事者修学資金貸付条例の一部を改正する条              例の制定について【予算審査特別委員長報告】 日程第4 議案第 11号  一関市手数料条例及び一関市消防手数料条例の一部を改正す              る条例の制定について【予算審査特別委員長報告】 日程第5 議案第 12号  平成30年度一関市一般会計予算予算審査特別委員長報告】 日程第6 議案第 13号  平成30年度一関市国民健康保険特別会計予算予算審査特別              委員長報告】 日程第7 議案第 14号  平成30年度一関市後期高齢者医療特別会計予算【予算審査特              別委員長報告】 日程第8 議案第 15号  平成30年度一関市介護サービス事業特別会計予算【予算審査
                 特別委員長報告】 日程第9 議案第 16号  平成30年度一関市都市施設等管理特別会計予算【予算審査特              別委員長報告】 日程第10 議案第 17号  平成30年度一関市工業団地整備事業特別会計予算【予算審査              特別委員長報告】 日程第11 議案第 18号  平成30年度一関市市営バス事業特別会計予算予算審査特別              委員長報告】 日程第12 議案第 19号  平成30年度一関市下水道事業特別会計予算予算審査特別委              員長報告】 日程第13 議案第 20号  平成30年度一関市農業集落排水事業特別会計予算【予算審査              特別委員長報告】 日程第14 議案第 21号  平成30年度一関市浄化槽事業特別会計予算予算審査特別委              員長報告】 日程第15 議案第 22号  平成30年度一関市物品調達特別会計予算予算審査特別委員              長報告】 日程第16 議案第 23号  平成30年度一関市水道事業会計予算予算審査特別委員長報              告】 日程第17 議案第 24号  平成30年度一関市工業用水道事業会計予算予算審査特別委              員長報告】 日程第18 議案第 25号  平成30年度一関市病院事業会計予算予算審査特別委員長報              告】 日程第19 議案第 27号  一関市過疎地域自立促進計画の変更について【予算審査特別              委員長報告】 日程第20 議案第 28号  辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について【予算              審査特別委員長報告】 日程第21 議案第 29号  辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について【予算              審査特別委員長報告】 日程第22 議案第 4号  一関市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例              の制定について 日程第23 議案第 7号  一関市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の              制定について 日程第24 議案第 9号  室根村新規就農者支援資金貸付条例を廃止する条例の制定に              ついて 日程第25 議案第 10号  一関市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について 日程第26 議案第 26号  市道路線の廃止、変更及び認定について 日程第27 議案第 30号  一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条              例の制定について 日程第28 議案第 31号  平成29年度一関市一般会計補正予算(第10号) 日程第29 議案第 32号  平成29年度一関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号              ) 日程第30 議案第 33号  平成29年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第31 議案第 34号  平成29年度一関市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2              号) 日程第32 議案第 35号  平成30年度一関市一般会計補正予算(第1号) 日程第33 議案第 36号  平成30年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第34 議案第 37号  人権擁護委員の推薦について 日程第35 議案第 38号  人権擁護委員の推薦について 日程第36 議案第 39号  人権擁護委員の推薦について 日程第37 議案第 40号  人権擁護委員の推薦について 日程第38 議案第 41号  人権擁護委員の推薦について 日程第39 議案第 42号  人権擁護委員の推薦について 日程第40 議案第 43号  人権擁護委員の推薦について 日程第41 発議第 1号  介護保険制度の拡充強化を求める意見書について 日程第42 発議第 2号  生活保護費の削減に反対する意見書について 日程第43 発議第 3号  国民健康保険制度の財源確保に関する意見書について 本日の会議に付した事件   議事日程第5号に同じ 出 席 議 員(30名)   1番  岩 渕 典 仁 君    2番  佐 藤 幸 淑 君   3番  永 澤 由 利 君    4番  小 岩 寿 一 君   5番  岩 渕   優 君    6番  武 田 ユキ子 君   7番  那 須 茂一郎 君    8番  門 馬   功 君   9番  佐々木 久 助 君   10番  佐 藤   浩 君  11番  千 田 良 一 君   12番  佐 藤 敬一郎 君  13番  菅 原   巧 君   14番  岡 田 もとみ 君  15番  菅 野 恒 信 君   16番  千 葉 信 吉 君  17番  金 野 盛 志 君   18番  勝 浦 伸 行 君  19番  小 山 雄 幸 君   20番  千 田 恭 平 君  21番  千 葉 大 作 君   22番  小野寺 道 雄 君  23番  橋 本 周 一 君   24番  藤 野 秋 男 君  25番  石 山   健 君   26番  岩 渕 善 朗 君  27番  千 葉 幸 男 君   28番  佐 藤 雅 子 君  29番  沼 倉 憲 二 君   30番  槻 山   隆 君 職務のため出席した事務局員 事務局長    菅 原 広 文   事務局次長  橋 本 雅 郎 議事係長    千 葉 麻 弥 説明のため出席した者   市長        勝 部   修 君     副市長     佐 藤 善 仁 君   副市長       長 田   仁 君     市長公室長   熊 谷 雄 紀 君   総務部長      鈴 木 伸 一 君     まちづくり推進部長                                   佐々木 裕 子 君   市民環境部長    黒 川 俊 之 君     保健福祉部長  鈴 木   淳 君   商工労働部長    森 本 竹 広 君     農林部長    岩 渕 敏 郎 君   建設部長      那 須   勇 君     下水道部長併任水道部長                                   岩 本 孝 彦 君   花泉支所長     猪 股   晃 君     大東支所長   佐 藤 哲 郎 君   千厩支所長     菅 原 春 彦 君     東山支所長   小野寺 邦 芳 君   室根支所長     小野寺 良 光 君     川崎支所長   石 川 隆 明 君   藤沢支所長     千 葉 賢 治 君     会計管理者   武 田   敏 君   消防本部消防長   高 橋 邦 彦 君     総務部次長   今 野   薫 君   藤沢病院事務局長  鈴 木 和 広 君     教育長     小 菅 正 晴 君   教育部長      中 川 文 志 君     監査委員    小 川 四 郎 君   監査委員事務局長  三 浦   洋 君     農業委員会会長 伊 藤 公 夫 君   農業委員会事務局長 永 井 正 博 君
    会議の場所 一関市議会議場 開会時刻 午前10時 会議の議事 ○議長(槻山隆君) ただいまの出席議員は30名です。  定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  この際、御報告を申し上げます。  市長提案14件、議案審査終了報告書1件、討論通告書2件、議員発議3件を受理しました。  次に、小川監査委員ほか2名から提出の監査報告書3件を受理しましたが、印刷物によりお手元に配付していますので、これにより御了承願います。  本日の会議には、市長、教育長、監査委員、農業委員会会長の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可していますので、御了承願います。 ○議長(槻山隆君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により進めます。 ○議長(槻山隆君) 日程第1、議案第5号、一関市市民センター条例及び一関市生活改善センター条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第21、議案第29号、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてまで、以上21件を一括議題とし、予算審査特別委員長の報告を求めます。  菅原予算審査特別委員長。 ○予算審査特別委員長(菅原巧君) 2月20日の本会議において、平成30年度の予算審査特別委員会が設置され、審査付託されました以下の議案の審査が終了しましたので、その経過並びに結果を御報告します。  まず、付託案件ですが、本予算審査特別委員会に付託された議案は、議案第12号、平成30年度一関市一般会計予算ほか20件であります。  次に、審査の経過でありますが、審査は2月20日、3月1日、2日、5日、6日、12日の6日間にわたり委員会を開催し、市長、教育長、選挙管理委員会委員長の出席を求めました。  2月20日の委員会において正副委員長の互選を行い、委員長には本員が、副委員長には佐藤雅子委員が選任をされました。  その後、総務部長、市長公室長、まちづくり推進部長市民環境部長保健福祉部長商工労働部長、農林部長、建設部長、消防長、教育部長、下水道部長併任水道部長藤沢病院事務局長の順で補足説明を受けました。  3月1日、2日の2日間は総括質疑を行い、その直後には常任委員会単位の4分科会を設置し、所管に係わる予算案及び関連する条例案を分割付託しました。  本特別委員会は、議長を除く29人で構成したものであることから、総括質疑の報告については割愛をさせていただきます。  3月5日、6日には、各分科会が開催され、慎重審査し、3月12日の特別委員会において各分科会における審査の報告を求めました。  審査の結果でありますが、各分科委員長の報告を受け、特別委員会として結論を得るため採決をいたしました。  その結果、議案第5号、議案第8号、議案第11号、議案第13号、議案第15号から議案第22号、議案第24号、議案第25号、議案第27号から議案第29号までの17件は満場で、議案第6号、議案第12号、議案第14号、議案第23号の4件は多数で可決すべきものと決しました。  なお、先般発生した職員による公金等着服事案は、再発防止に取り組んできた中での不祥事であり、きわめて遺憾であり、当局においては事務事業の執行にあたり二度とこのような事案が発生することのないよう、コンプライアンスの徹底はもとより、組織体制の根本的な見直しを含めた対策を講じ、市民からの信頼回復に努められたい。  また一方では、職員の長時間労働が常態化している部署も散見されることから、適正な人員配置や働き方改革に務められたい。  また、花泉地域統合小学校の建設用地の選定にあたっては、建設に支障となるような各種法規制に抵触することのないよう留意され、建設用地選定過程等について地域関係住民に説明し、理解を得られるようすすめられたい。  以上であります。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  委員長報告に対する質疑は、議長を除く29名による特別委員会において慎重審査をしておりますので、これを省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議ありませんので、これを省略することに決定しました。  討論の通告がありますので、これより討論を行います。  委員長報告のうち、議案第6号、第12号、第14号、第23号に反対者の発言を許します。  25番、石山健君。 ○25番(石山健君) 日本共産党の石山健です。  会派を代表し、議案第6号、一関市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第12号、平成30年度一関市一般会計予算、議案第14号、平成30年度一関市後期高齢者医療特別会計予算、議案第23号、平成30年度一関市水道事業会計予算、以上4件につきまして、反対の立場で討論をします。  最初に、評価できる点について申し上げます。  議案第12号について申し上げます。  1つ目は、東日本大震災の津波地に対しての職員の派遣は、これは大いに評価をしております。  2つ目は、若者の地元企業への理解と促進を図るための地元企業見学会や、イベント、インターンシップへの支援、女性へのキャリアアップ支援。  そして3つ目は、子育て環境の充実、妊娠期から出産後、間もない時期の支援の充実、医療費無料化の高校卒業までの拡大と、妊産婦医療費無料化、そして子育て世代の経済的負担の軽減を図るなど、これは評価をされるところでございます。  7款商工費、農商工連携開発事業補助金は、これは新たな農商工連携のための進捗に役立つと評価するところでございます。  次に、反対の立場の意見を述べます。  議案第6号については、国保の公益化によって当市に示された国保税は引き下げとなりました。  しかし、当市が被保険者に示した改正税率は所得割の軽減、おおむね1.4%に対して、均等割、平等割は0.7%、約半分、低所得者ほど軽減率が低いものとなっております。  御存じのように、国保は他の保険制度と比べまして、所得に占める負担の割合が高く、後期高齢者医療を除く、他の保険にほとんど存在することのない、滞納者や財産が差し押さえられるという事案が存在する制度となっております。  被保険者への配分は、自治体の裁量権のある以上、応能割である所得を基本とし、低所得者ほど重くのしかかる応益割を、負担を軽減をするように求めるものでございます。  議案第12号、一般会計、4款衛生費においては、焼却施設の対応について、狐禅寺地区に建設予定を進めておりますけれども、昨年2月に提出されました反対署名は狐禅寺地区有権者の60%、現施設の5区は92%が反対であります。  民意は、建設反対であることは明らかでございます。  焼却施設は建設してから37年経過しております。  施設は35年が限界といわれております。  狐禅寺地区への新焼却場建設は、民意の主権者の声を受け止め、広く市民の合意を得られる新しい候補地を決定することを訴えます。  6款1項農業総務費、農業就業者は現在平均年齢は68.7歳、新規の就農者は年間20人前後であります。  地域の農地の管理は、中山間地域等直接支払交付金だけではなく、管理できない現況にあります。  施策として、小規模農家の経営に対する支援として、農地を荒廃させないためのハウスの生産資材、省力化に対しての支援など、人口減少に歯止めをかける施策として、委員会では話題になったところでございます。  8款5項、子ども高齢者いきいき住宅支援補助、子育て世帯、高齢者世帯、多世代同居世帯、いきいき環境整備助成事業支援施策は、これは着目点はよかったのであります。  今、県内各地で行われている住宅リフォーム事業は2倍、10倍もの経済効果があり、地域経済に好影響を与えることと立証済みでございます。  一般質問でも触れましたとおり、仙台国税局は公表しました。  市内業者の所得70万円以下の割合は43.7%、所得100万円以下になると53%に達しています。  多くの市内業者は、慢性的な経営難になっています。  住宅リフォームの継続はもちろん、資金面の支援、仕事の確保、支援など、あらゆる支援策を求めるものでございます。  議案第23号、一関市水道事業会計予算について、反対の意見を述べます。  昨年、当市は安定的に水を供給するための理由をあげまして、新年度から東京都世田谷区に本社をおく共同企業体に施設管理業務を委託しました。  私たちは、水道事業は命と健康及び地域の業者や雇用に大きな禍根を残すと反対してまいりました。  そこで、懸念する点について具体的に申し上げます。  今回の業務委託について、既に担っている業者にとっては再委託となります。  委託料の引き下げが懸念されること、また60万円以下の工事は、委託業者の裁量で行えることで、地元への工事発注に影響が出ることが懸念されます。  さらには、災害等を含めた断水時のすみ分けが難しく、速やかな対応に懸念があることなどが考えられます。  国は、大企業の要請もありまして、水道法改正時、大規模な広域化を可能にしました。  これは行って来まして分かりましたけれども、香川県などは全県一つの統合に動いております。  市長は、地域循環型経済を本格的に進めようと努力しております。  ぜひ、しっかりと技術職を育て、確保することこそ地域自治体にとって、市民の安全、安心にとって必要な対応ではないでしょうか。  また、今回の業務委託によって、水道職員の東地区は千厩支所に集約しそうだとしていますが、ほとんど市民には知られておりません。  市と一つの施策は、住民軽視とならないように強く求めます。  以上、反対討論といたします。  どうぞ、皆さんの御賛同をお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。  18番、勝浦伸行君。 ○18番(勝浦伸行君) 清和会の勝浦伸行です。  議長の許可をいただきましたので、清和会を代表して、第65回一関市議会定例会に提案されております、平成30年度一関市一般会計予算及び各特別会計予算、並びに関連議案につきまして、賛成の立場から討論に参加をいたします。  来る平成30年度予算は勝部市長3期目の任期最初の当初予算となるものです。  市長はこれまで、子育て支援や雇用対策、産業振興、災害に強いまちづくり、そして県境を越えた枠組みでの連携の取り組みによる新たな圏域づくりに取り組んでこられ、中東北の拠点都市としての地域づくりが着実に進んでいると評価するものであります。  さて、人口減少や少子高齢化が進み、地方自治体を取り巻く環境が厳しさを増す中、国では少子高齢化という国難ともいうべき静かなる有事に立ち向かうため、誰もがいきがいをもって充実した生活を送ることができる一億総活躍社会の実現に向けた施策を推進することにより、経済の好循環をさらに進め、その効果を地方まで波及させるための施策を実施していくこととしています。  そのような中、当市にあっては平成29年には1年間で1,791人の人口が減少、平成30年3月1日現在の人口は11万8,934人であり、高齢化も一層進んでいるところであります。  市長は、平成30年度予算について、明るい未来につながる持続可能なまちづくりを進めるため、財政の健全性の確保に留意されながら、新たな時代への堅固な第一歩となるよう予算を編成されたところであり、私はその方針に賛意を表するものであります。  勝部市長は、施政方針の中で将来を見据えた2つの施策を掲げられております。  1つ目は、ILCを基軸としたまちづくりであります。  ILCの早期実現に向けては、これまでの取り組みにおいても、関係自治体や関係団体と連携しての要望活動、サイエンスカフェ等の開催による市民への普及啓発などに熱意をもって取り組まれており、また昨年11月に行われた国際会議においてILCを段階的に整備する、いわゆるステージングが承認されたことで、ILCの早期実現に向けた動きが一層加速していくものと大いに期待されるところであります。  2つ目は、資源・エネルギー循環型のまちづくりであります。  東日本大震災で想像もできない大きな被害を受けた当市にとって、エネルギーのあり方を考えることは必然であり、熱源の地産地消を目指し、新エネルギーへの取り組みを柱とした資源・エネルギー循環型のまちづくりに取り組むことは、非常に重要なことと認識し、その推進に大いに賛同するものです。  その具体的な推進策となるアクションプランが策定され、廃棄物の資源化、減量化とエネルギー活用に向けた取り組みをより一層強力に進め、市民とともに住みよい快適なまちづくりが進められることを期待するものであります。  その中にあって、エネルギー回収型一般廃棄物処理施設整備は、廃棄物を資源として捉えたエネルギーの活用による、新しい視点による地域を代表する施設建設を目指すものであり、新たな人の流れや環境教育の拠点となると考えます。  新エネルギーの活用は、今後の自治体経営を進める上で重要な施策であると認識します。  一日も早くその取り組みの先進性、安全性の理解を市民の皆様に周知していただくことを期待するものです。
     そして、当市の大きな眠れる財産として森林資源がありますが、県内で初めて選定されたバイオマス産業都市の取り組みは、森林整備への支援や間伐材の集材など、地域資源のさらなる活用によりエネルギー好循環のまちの実現に向けて、順調に進められていると思いますが、なお一層の取り組みが必要であると感じております。  重点的に取り組む施策として、9つの施策が掲げられております。  その中にあって、若者の定着の取り組みは、今後の当市が進めるべき最重要な施策と認識します。  インターンシップ促進助成費結婚活動支援事業費、一関地方の民俗芸能の保存、伝承の取り組みなど、若者自身とふるさと一関を積極的につなぐことに取り組むことにより、ふるさと一関への誇りを持ち、この地域を大切にしたいと願う若者の地元定着が進むものと期待するものであります。  2つ目は、子育て応援として、子育て環境の充実であります。  これまでも、子育て応援として保健、医療、保育、教育、就職、結婚などの各分野で子供の成長過程にあわせた一連の子育て支援策が展開されているところであります。  今回の予算編成にあっては、これまでの施策に加え、新たに高校生の医療費を無料化とするほか、妊産婦の医療費助成の所得制限を撤廃するなど、子育て世代の経済的負担の軽減をさらに図るとともに、モバイルサービスによる母子健康情報の発信、新生児の聴覚検査費用の助成など、子供の成長過程に応じた支援が展開され、一関で子育てをしたいと思う環境づくりが、なお一層進むものと感じております。  このほか、移住定住の促進、一関の情報発信としてはイベントなどを通じた観光情報や当市の魅力を発信する取り組み、また高齢化社会に対応したまちづくり、健康長寿のまちづくりとしては健康いちのせき21マイレージ事業費の取り組みなどが新たに導入されました。  子供からお年寄りまで、市民自ら健康づくりを実践できる支援、生活習慣病予防、重症化予防の取り組みなどは大変重要な施策であると認識します。  そして、人材の育成としては、基幹産業である第一次産業振興における将来の担い手の育成や、産業技術分野や地域文化をつなぐ人材の育成を進めるとともに、グローバルな人材育成に向けた取り組みに大いに期待するものです。  先般の平昌オリンピックにおいて当市の高校生、岩渕麗楽さんの大活躍が記憶に新しいところですが、生涯スポーツ推進事業費やトップアスリート育成強化事業費は、スポーツに取り組む市民にとって励みになる予算と認識します。  私は、今後の当市の取り組みにおいて、観光振興政策が重要と認識していますが、世界の財産を生かすまちづくりとしての骨寺村荘園遺跡の世界文化遺産への拡張登録、束稲山麓地域の世界農業遺産認定の実現に向けての取り組みなどに期待するものです。  そして、東日本大震災からの復旧復興としては、利用自粛牧草等の処理円滑化事業、農林業系廃棄物処理加速化事業、原木シイタケの産地再生に向けた支援などの取り組みなどは、なお一層のスピード感を持って取り組むべき事業と認識します。  これら重点施策のほか、一関市総合計画に掲げられた各種施策の実施により、市民福祉の向上はもとより、国際化に対応したまちづくりが進み、世界の人々から親しみを持たれ信頼される地域づくりが確実に進むものと期待するところであります。  本定例会におきましては、議員各位より市政に関する一般質問及び予算審査におきまして、当局に対して質疑、意見提案が活発に行われたところであります。  その主なものとして、将来を見据えた財政運営、市民や各種団体との協働による地域課題解決、産業や観光の振興、福祉施策の充実など、いずれも緊急かつ重要な事項であり、勝部市長初め当市局の速やかな対応を望むものであります。  また、今議会中には、国の予算審査の場において、国を揺るがすような決算文書改ざん問題が国政を揺るがしています。  一日も早い真相解明と国民の信頼回復が求められます。  そのような中、当市の予算審査においても、総務常任委員会、教育民生常任委員会報告において意見が附帯されました。  コンプライアンスの徹底、組織体制の根本的な見直しを含めた対策を講じ、市民からの信頼回復に向けた努力を求めます。  今、少子高齢化の振興や市民ニーズの多様化などから行政運営を時代にあったものに抜本的に見直すことが求められています。  今般示された当市の今後10年間の財政見通しにおいては、財政を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあり、なお一層、効果的で効率的な行財政の運営が求められると読み取ったところであります。  施策の推進にあたっては、市民に寄り添い、市民の声を十分に聞き、財政の健全化や将来の負担に意を配しながら務められるよう強く望むものであります。  昨年、当市では657人の子供が生まれました。  昨日は、各地域で卒業式が挙行されました。  地元テレビでは、本寺中学校の最後の4人の卒業生が新しい未来へ旅立つ様子が放映されていました。  その厳粛な雰囲気と生徒の真剣なまなざし、澄んだ歌声を聞き、私は目頭が熱くなりました。  平成30年度は千厩地域の小学校、そして本寺地区の小中学校が統合し、新しいスタートを切ります。  次の世代を担う、この子供たちがふるさと一関を愛し、夢と希望と誇りを持って活躍できる地域としていく、そのようなまちづくりが進むことを願ってやみません。  安心して子供を産み育てられる環境づくり、そして雇用対策、定住環境の整備、都市基盤の整備などの各施策が、協働のまちづくりの取り組みのもとに展開され、中東北の拠点都市一関の形成につながることを期待するものであります。  私は、以上の理由から平成30年度一関市一般会計予算及び各特別会計予算並びに関連議案に賛成するものであります。  議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして賛成討論といたします。  御清聴ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 以上で、通告による討論を終わります。  以上で、討論を終わります。  これより採決を行います。  採決は表決システムにより行います。  採決は、まず、議案第5号及び第6号、以上2件を個別で、次に、議案第8号及び第11号、以上2件を一括で、次に、議案第12号から第14号まで、以上3件を個別で、次に、議案第15号から第22号まで、以上8件を一括で、次に、議案第23号を個別で、次に、議案第24号から第29号まで、以上5件を一括で、以上のように分割して採決します。  まず、議案第5号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第5号、本案に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。  報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第5号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第6号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第6号に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第6号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第8号、第11号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第8号、第11号に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、以上2件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第12号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第12号に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第12号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第13号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第13号に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第13号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第14号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第14号に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第15号、第16号、第17号、第18号、第19号、第20号、第21号、第22号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第15号、第16号、第17号、第18号、第19号、第20号、第21号、第22号、以上8件に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
     表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、以上8件は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第23号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第23号に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第24号、第25号、第27号、第28号、第29号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第24号、第25号、第27号、第28号、第29号、以上5件に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、以上5件は、委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第22、議案第4号、一関市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第4号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第23、議案7号、一関市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第7号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第24、議案第9号、室根村新規就農者支援資金貸付条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第9号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第25、議案第10号、一関市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第10号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第26、議案第26号、市道路線の廃止、変更及び認定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。
     本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第26号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第27、議案第30号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第30号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、花泉地域内の市民センターの職員による公金等着服事案に関し、市政を担当する最終責任者としての私自身の責任を明らかにするため、平成30年4月1日から同月30日までの1カ月間、当職の給料の100分の20を減額しようとするものであります。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 今、市長から説明がありましたけれども、この給与の減額というのは私は大変重いものだというように受け止めております。  そうした中で、市長はその市政を預かる最終責任者としての減額だというお話でしたけれども、一方では、その組織をマネジメント、組織をグリップするためには最終責任者は市長であることには間違いないのですけれども、いわゆる市長の下にいらっしゃる方の責任のあり方、そうしたものについてはどのように判断したのか、さらに、減給をしたことは重く受け止めますけれども、再発防止、そうしたものに職員の方々にはどのような対応をしたのか、この2点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 勝部市長。 ○市長(勝部修君) 最終的な責任は私にあるということで、私以外にもマネジメントをするスタッフ等、その立場にいる人間はおります。  そのスタッフの責任も含めて私が最終的に責任を負うという考えでもって、私の今回の減額の条例提案に至ったものでございます。  それから、再発防止のほうにつきましては、まずは他の職員については、再発防止に向けてコンプライアンスの徹底をしっかりとやるように、これまでもこの事案が発覚した直後から、庁議、あるいはさまざまな会議で、コンプライアンスの徹底を図ってきたところでございます。  そして、現在、再発防止対策があるわけでございますが、それをさらに中身を吟味して改善すべきところは改善するという作業にこれから入っていくところでございます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第30号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第28、議案第31号、平成29年度一関市一般会計補正予算(第10号)から、日程第31、議案第34号、平成29年度一関市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)まで、以上4件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第31号、平成29年度一関市一般会計補正予算(第10号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、介護施設等整備事業費補助金及び農林業系廃棄物処理加速化事業費の減額、県営基盤整備事業負担金の増額、担い手確保経営強化支援事業費補助金の追加など、所要の補正をしようとするものであります。  1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正額は8億1,971万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を661億5,945万2,000円といたしました。  3ページをお開き願います。  歳出の目的別補正額は、第1表のとおりで、民生費7億5,702万3,000円、衛生費1億1,134万5,000円、農林水産業費3億8,126万3,000円、商工費8,970万8,000円、土木費1,463万円、公債費5,400万円を減額し、総務費5億3,825万円、4ページとなりますが、予備費5,000万円を増額いたしました。  また、戻りまして2ページとなりますが、歳入につきましては国庫支出金8,867万円、県支出金10億4,421万8,000円を減額し、市税1億9,829万3,000円、分担金及び負担金238万4,000円、諸収入1,259万2,000円、市債9,990万円を増額いたしました。  5ページをお開き願います。  第2表、繰越明許費につきましては、介護施設等整備事業費補助金など25事業について繰越明許しようとするものであります。  7ページをお開き願います。  第3表、地方債補正につきましては、道路橋梁整備事業など6事業について限度額を変更しようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、9ページをお開き願います。  議案第32号、平成29年度一関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、後期高齢者医療保険料調定見込額の増に伴い、所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は3,212万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を12億7,189万8,000円といたしました。  なお、市民環境部長から補足説明させます。  次に、11ページをお開き願います。  議案第33号、平成29年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、花泉公共下水道整備事業費の増額など、所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は2,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を37億2,441万2,000円といたしました。  13ページをお開き願います。  第2表、繰越明許費につきましては、一関公共下水道整備事業など3事業について繰越明許しようとするものであります。  14ページをお開き願います。  第3表、地方債補正につきましては、限度額を変更しようとするものであります。  なお、下水道部長から補足説明させます。  次に、15ページをお開き願います。  議案第34号、平成29年度一関市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、農業集落排水管理費について地方債を充てるため所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出の総額は変わりありませんが、歳入補正により財源振替をするものであります。  17ページをお開き願います。  第2表、繰越明許費につきましては、処理場等維持管理事業について繰越明許しようとするものであります。  18ページをお開き願います。  第3表、地方債補正につきましては限度額を変更しようとするものであります。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 議案第31号、平成29年度一関市一般会計補正予算(第10号)について、補足説明を申し上げます。  まず、歳出から説明いたします。  歳出の説明につきましては、補正予算の概要及び予算書により説明いたします。  はじめに、補正予算の概要の5ページをお開き願います。  5ページ、2款1項10目市民センター費の市民センター施設等改修事業費につきましては、藤沢市民センター黄海分館の別館及び体育館の耐震補強工事を実施することとし、改修工事費などを平成29年度当初予算に計上しておりましたが、別館分において当初想定していなかった白アリ被害の改修等の追加があったことや、一般管理費の積算方法の見直しなどに伴い、工事費が増加する見込みとなったことなどから、体育館分の耐震補強工事を平成30年度当初予算に計上することとし、改修工事費等を減額するものであります。  3款1項2目障害者福祉費、自立支援介護給付費及び障害児通所等給付費につきましては、当初の想定を上回る給付が見込まれることから、今後の給付に対応するため増額しようとするものであります。  3目老人福祉費の介護施設等整備事業費補助金につきましては、第6期介護保険事業計画に基づき、社会福祉法人等が行う施設整備や施設の開設準備に要する経費に対する補助金であり、平成29年度に予定した施設整備に対し応募が少なかったことなどにより減額するものであります。  6ページをお開き願います。  6目医療費助成事業費の乳幼児医療給付費及び妊産婦医療給付費につきましては、当初の予定を上回る給付が見込まれることから、今後の給付に対応するため増額しようとするものであります。  4款1項2目予防費の個別予防接種事業費、5目環境衛生費の浄化槽設置整備促進事業費及び6款1項3目農業振興費の機構集積協力金につきましては、実績見込みにより減額するものであります。  7ページとなりますが、担い手確保・経営強化支援事業費補助金につきましては、株式会社いやさか農園及び有限会社佐藤ブロイラーが導入する田植え機やトラクターなどの農業用機械の導入に対する補助金であり、国の第一次補正予算により県から交付される補助金の採択を受けたことから、このたびの採択に係る分を新たに計上し繰越明許するものであります。  5目畜産業費の利用自粛牧草等処理円滑化事業費につきましては、牧草積込運搬業務委託料などの入札減により減額するものであります。  7目農地費の県営基盤整備事業負担金につきましては、一関地域の滝沢地区や千厩地域の清田地区などの基盤整備事業について、国の第一次補正予算を受けて、県が事業を前倒しにより実施することから、前倒しとなる事業費及び実績見込みにより市の負担金を増額するものであります。  なお、滝沢地区や清田地区など、国の補正予算に伴い、県が前倒して整備する事業費に係る市の負担金につきましては、平成30年度の当初予算に計上しておりましたことから、議案第35号の1号補正において同額を減額することとしています。  8ページをお開き願います。  県営中山間地域総合整備事業負担金につきましては、実績見込みにより減額するものであります。  次の、県営農村災害対策整備事業負担金につきましては、花泉地域の角屋地区のため池改修事業に係る市の負担金でありますが、県が、次にあります県営農村地域防災減災事業負担金に組み換えたことから全額を減額するものであります。  次の県営農村地域防災減災事業費負担金につきましては、ただいま御説明した事業の組み換えのほか、国の第1次補正予算を受けて県が事業を前倒しにより実施することから、前倒しとなる事業費及び実績見込みにより市の負担金を増額するものであります。
     なお、この負担金につきましても平成30年度当初予算に計上しておりましたことから、議案第35号において同額を減額することとしております。  次の多面的機能支払交付金につきましては、実績見込みによる減額、9ページとなりますが、再生可能エネルギー活用事業補助金につきましては、平成30年度に事業が実施される見込みであることから、平成30年度当初予算に計上し、平成29年度予算を減額するものであります。  2項2目林業振興費の農林業系廃棄物処理加速化事業費につきましては、一時保管されているほだ木の搬出及び破砕処理を行う事業でありますが、ほだ木を管理している場所が道路から離れているなど、搬出に想定外の時間と労力を要していることから、実績見込みにより減額するものであります。  次のしいたけ生産振興対策事業費補助金につきましては、県の単独事業であります原木シイタケ新規参入支援事業の対象者があるものと見込んでいたものでありますが、新規参入がなかったことから全額を減額するものであります。  7款1項2目商業振興費の中小企業振興資金利子補給補助金、次の災害復旧資金利子補給補助金、10ページとなりますが、4目工業振興費の企業立地促進資金利子補給補助金、次の企業立地促進奨励事業費補助金及び生産設備等投資促進補助金、次の立地企業操業支援事業費補助金及び地域企業経営強化支援事業費補助金、以上の各事業費につきましては、実績見込みにより減額するものであります。  11ページとなりますが、8款1項1目土木総務費の道路管理費につきましては、登記処理対策に係る境界測量等委託料について実績見込みにより減額するものであります。  2項2目道路維持費の除雪費につきましては、当初予算及び予備費需要により対応したところでありますが、今後の降雪による除雪を見込み増額するものであります。  次の3目道路新設改良費の道路新設改良事業費(一関地域)から12ページとなりますが、6目広域基盤整備費の松川駅館下線道路改良事業費までの各事業費につきましては、国の社会資本整備総合交付金の配分見込みなどにより財源振替を行うものであります。  13ページとなりますが、4項2目街路事業費の山目駅前釣山線道路改良事業費につきましては、県が事業費を増額したことに伴い、市の負担金を増額するものであります。  次に、歳入について申し上げます。  歳入の説明につきましては、予算書により説明いたします。  予算書の20ページをお開き願います。  1款1項市民税につきましては、個人、法人のいずれも、また2項固定資産税につきましても、土地及び償却資産のいずれについても決算見込みにより増額するものであります。  21ページとなりますが、1款4項市たばこ税につきましては、決算見込みにより減額するものであります。  次の12款1項分担金、14款1項国庫負担金、22ページとなりますが2項国庫補助金、23ページの15款1項県負担金及び2項県補助金につきましては、先ほどまで御説明いたしました歳出に係るものであります。  24ページをお開き願います。  20款5項2目弁償金につきましては、東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質による被害に対応して設置した汚染たい肥一時保管施設の屋根の修復に伴う経費や、利用自粛牧草等処理円滑化事業分の国への補助金請求後に確定した経費等について、事故被害弁償金として支払われることから弁償金分を増額するものであります。  5目過年度収入の国庫支出金及び地方債につきましては、平成27年及び平成28年に発生した災害に係る復旧事業費について、当初の災害査定額を超えて実施した、いわゆる施越工事に係る国庫負担金及び災害復旧事業債を増額するものであります。  21款1項市債につきましては、先ほど御説明いたしました歳出に係るものであります。  26ページをお開き願います。  歳出となりますが、2款1項7目財産管理費の財政調整基金積立金につきましては、先ほど御説明いたしました東京電力からの弁償金を積立てするものであり、また次の市債管理基金積立金につきましては、市税収入の増収見込み分など、このたびの補正により生じる一般財源について後年度の地方債償還に充てるため市債管理基金に積み立てするものであります。  これにより平成29年度末の基金の額は、財政調整基金が18億6,800万円ほどと、市債管理基金が193億1,200万円ほどとなる見込みであります。  27ページとなりますが、4款2項1目清掃総務費の財源振替につきましては、一関地区広域行政組合が実施した大東清掃センター2号井戸整備事業費分など、広域行政組合への分担金に地方債を充当するため財源振替を行うものであります。  28ページをお開き願います。  6款1項7目農地費の、説明欄の一番下、農業集落排水事業特別会計繰出金につきましては、農業集落排水事業特別会計において実施する処理場等維持管理費について、岩手県が実施する一般国道342号、白崖地区道路改良事業に伴い、県からの移転補償金及び地方債を充当することなどにより繰出金を減額するものであります。  32ページをお開き願います。  12款1項2目利子の長期債利子につきましては、平成28年度分の市債の借入利率が予算編成時の見込みに比べて平均で0.26%下回ったことなどから、一時借入金利子とあわせて減額するものであります。  14款1項1目予備費につきましては、今後の不測の支出に備えるため増額するものであります。  議案第31号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 私からは、議案第32号、平成29年度一関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、補足説明をいたします。  説明は予算書により行わせていただきますので、予算書の36ページをお開きいただきたいと思います。  まず、歳入から説明を申し上げます。  1款1項1目後期高齢者医療保険料につきましては、補正額の欄3,055万1,000円を増額するものであります。  後期高齢者医療保険料は、高齢者の医療の確保に関する法律の規定に基づきまして、岩手県後期高齢者医療広域連合が条例により保険料率を定め賦課しているものでございます。  この保険料につきましては、平成20年度の後期高齢者医療制度の開始以降、法令に定める低所得者等に対する保険料の軽減措置、これとあわせまして低所得者に対する所得割額の軽減や被用者保険の元被扶養者に対する均等割額の軽減など激変緩和の観点からの特例措置が実施されているところでございます。  この特例措置について、平成29年度から段階的に見直すこととされたところであり、具体的な内容を申し上げますと平成29年度分の保険料においては、先ほど申し上げました低所得者に対する所得割額の軽減、これがそれまでの5割から2割に、また被用者保険の被扶養者となっていた方に対する均等割額の軽減が、それまでの9割から7割に、それぞれ見直しをされたということでございます。  この見直しの内容につきましては、昨年7月、平成29年度の保険料の通知に先立って、すべての被保険者世帯に対し、岩手県後期高齢者医療広域連合からリーフレットが送付されているところでございます。  今回の補正につきましては、この見直しに伴う平成29年度保険料収入の増額見込み分などについて行うというものでございます。  また、同じく4款1項1目繰越金につきましては、平成28年度決算にもとづく繰越金157万6,000円を増額するものであります。  次に、37ページとなりますが、歳出について説明をいたします。  2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、補正額の欄3,212万7,000円を増額するものであります。  先ほど、歳入で御説明いたしました保険料の増額分と繰越金分の保険料について広域連合に納付するための補正でございます。  以上で、議案第32号の補足説明を終わります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 岩本下水道部長併任水道部長。 ○下水道部長併任水道部長(岩本孝彦君) 議案第33号、平成29年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、補足説明を申し上げます。  補正予算の概要15ページをお開き願います。  下水道整備費の花泉公共下水道整備事業費につきましては、国の第1次補正予算に伴い、平成30年度に予定していた花泉地域の天神前地区浸水対策雨水排水路整備工事を前倒しにより実施することとし、補正計上したものであります。  事業費は、整備延長200メートルで2,000万円を計上し、繰越明許するものであります。  財源については、社会資本整備総合交付金及び下水道事業債を充当することとしております。  なお、平成30年度当初予算に計上した同事業費につきましては、平成30年度下水道事業特別会計補正予算(第1号)において同額を減額することとしております。  議案第33号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) 一般会計について、2点ほどお伺いします。  まず、歳出の26ページ、3款1項3目老人福祉費、介護施設等整備事業費補助金についてですけれども、予算に対する執行率が約20%程度に、となっているわけですけれども、先ほどの説明では実績見込みによる減額だというようなお話があったわけですけれども、要するに社会福祉法人が整備する施設に対する補助金というように捉えているわけですけれども、応募が少なかったという理由についてと、当初見込んだ11億円という金額との状況についてお伺いします。  それから、もう1点、29ページ、6款2項2目林業振興費の農林業系廃棄物処理加速化事業費についてですけれども、これもほだ木の搬出に何か条件が整わなかったので、これも執行率が50%以下なのですね、45%程度ですかね、こう見ますと。  そういった当初見込みと実績の、要するに当初見込んだ段階ではそういう障害を想定していなかったのかどうか、その辺のことを確認したいと思います。 ○議長(槻山隆君) 鈴木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(鈴木淳君) 私からは、介護施設等整備事業費補助金についてお答えいたします。  まず、当初予算で見込んでいた11億何がしの金額でございますが、これは昨年度予算編成時におきまして、一関地区広域行政組合で計画しております第6期介護保険事業計画に計上している施設のうち、その時点で平成29年度当初予算編成時においてまだ整備されていない分の残分をすべて計上したものでございます。  その結果でございますが、今回、整備に着手しようとする社会福祉法人等が少なかったということで、今回、減額するものでございますが、その理由といたしまして、こちらのほうで考えているものといたしましては、例えば介護人材の確保や、それから建設用地、また整備資金の確保などについて課題があったことから、なかなか整備に着手しようとする社会福祉法人等があらわれなかったものではないかと認識しているところであります。 ○議長(槻山隆君) 岩渕農林部長。 ○農林部長(岩渕敏郎君) 私のほうから農林業系廃棄物処理加速化事業費の進捗の関係についてお答えいたします。  これにつきましては、当初、年間4,000トンほどの処理というような格好で計画したわけでございますが、実質は、見込みでは2,000トン弱というような格好でございます。  これにつきましては、現状で現場に入った際に、なかなかその現場のほうから道路に搬出する難易度といいますか、作業に大変な労力がかかったということでございます。  山からの搬出ということで、ある程度想定をしたところでございましたけれども、実際に現場に入ったところ、当初計画どおりに進まなかったと、またもう一つの要因としましては、実際にこの事業と併設しまして落葉層除去、これも先にやりましたので、こちらのほうをやりまして、そのあとに現場に入ったということからも、若干その進捗後の遅れにも響いたのかなと、そういうような格好で考えております。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) それでは、2点についてお伺いしたわけですけれども、それぞれの平成30年度事業における見通しについてお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木保健福祉部長。 ○保健福祉部長(鈴木淳君) 介護施設等整備事業費補助金につきましては、平成30年度当初予算に計上しておりますのは、広域型の特別養護老人ホームの整備1件に対するソフト分ということで、現在、当初予算にお願いしているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 岩渕農林部長。 ○農林部長(岩渕敏郎君) 平成30年度農林業系廃棄物処理加速化事業の推進対策でございますが、これにつきましては既に平成29年度、現在でございますけれども、委託先であります森林組合さんのほうで作業の班体制を拡大しまして、もう既に取り掛かっているところでございます。  このようなことからも、平成30年度につきましては、当初より作業班を拡大しまして、年間4,000トンの処理を見込みまして、作業を進めていきたいと、そのように考えております。 ○議長(槻山隆君) 18番、勝浦伸行君。 ○18番(勝浦伸行君) 私は、26ページの2款1項7目の財産管理費のうち5億6,300万円ほどを基金として積み立てるというようになっておりますが、この額の財政調整基金のほうがこのような額、それから市債管理基金のほうが5億5,000万円というような振り分けになっているわけですが、その具体的な中身、どのような形でこのような額の振り分けになったのかお伺いしたいと思います。  それからもう1点、4款1項5目環境衛生費の浄化槽設置整備促進事業費7,000万円の減額となっていますが、この減額の中身についてお伺いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 基金への積立金についての御質問でございました。  財政調整積立基金のほうにつきましては、昨年度までに平成28年度までに支出済のものについての歳入ということで、東京電力からの弁償金を充ててございます。  それ以外については、平成29年度の不用額ですとか、そういったものから出てきたものと、あとは財源が国庫が見込めるものとか、出てきたものでございますので、それについては市債管理基金のほうに全額を積み立てるというような考え方でございます。 ○議長(槻山隆君) 岩本下水道部長併任水道部長。 ○下水道部長併任水道部長(岩本孝彦君) 浄化槽設置整備事業補助金についてお答えいたします。  当初予算におきましては、7人槽換算で315基分を予算措置しております。  そのうち100基分につきましては、グループ補助として段階的に7割まで上乗せするというような予算でございました。  実績見込みにつきましては、設置基数が235基となってございます。  また、上乗せのグループ補助につきましては40基というようなところでございました。  これらの差額で7,000万円ということになっております。 ○議長(槻山隆君) 18番、勝浦伸行君。 ○18番(勝浦伸行君) 財政調整基金に回した分はその額だというのは理解いたします。  財政調整基金の積立金が18億円ということで、私はもう少しあってもいいのではないかなと思っているわけですが、この調整基金の中から、管理費の積立金の中から、一部を回すことはできなかったのかどうか、その点もう一度お伺いします。  それからもう1点、この環境衛生費ですが、これは私ももう何度も何度も取り上げていますけれども、これはまだスタートしたばかりの事業というように認識します。  スタートしたばかりの事業で足りなくなるというのであれば十分分かるのですけれども、こんなにという言い方はおかしいのですが、7,000万円も減額するということは、これは計画が少し甘かったのではないかなというように認識しますけれども、その辺をどのように捉えているかもう一度お伺いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 今回、一般財源として出てくる5億6,000万円のうち、もう少し財政調整基金のほうに回せなかったのかというような御質問でございました。  これまでも、その補正予算の際のルールとしましては、年度途中については基本的には市債管理基金のほうに積立ててきたところでございます。  議員おっしゃるとおり、財政調整基金、いままでの市の答弁の中でどのぐらいの規模が望ましいかといったことにつきましては、標準財政規模の5%程度というようなことは申し上げてきました。
     そうしますと、その標準財政規模が400億円程度でございますので、20億円程度が望ましい額というようなところで、いま現在、その19億円と、先ほど申し上げました今回の平成29年度末の見込みでは18億6,800万円ほどというようなことで、少しさびしい金額にはなっているかなというように思ってございます。  先ほど言いましたように、年度途中での補正の部分については、これまでルールでそのようにやってきたということなのですが、決算議会のときに繰越金等の剰余金が出てくるわけですが、それらを積立てする際に、その財政調整基金をできるだけ適正な規模になるように、その際に積立てていきたいというように考えているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 岩本下水道部長併任水道部長。 ○下水道部長併任水道部長(岩本孝彦君) 浄化槽の予算計上の基数についてですが、当市の汚水処理の人口普及率、それから水洗化人口割合については県内でもだいぶ低いというような状況がありまして、昨年度、汚水処理計画、それから具体の施設整備計画におきまして、集合処理と個別処理の区分をして、その上で浄化槽については個別処理区域、それから公共下水道の長期計画区域について進めるというような中で、10年間の計画を3,150基、年間315基というように計画したところであります。  汚水処理計画の策定において市議会でも一番多く出された意見が普及啓発の強化というようなところで、この機運を盛り上げていくという必要があることから、今年度新たにグループ補助というような支援策も創設しながらFMあすもでのCM放送や出前講座、出向いての説明等も行ったところですが、結果として315基が235基というようになったところであります。  ただこの中で、地域によってはグループ補助が1件で10世帯というようなところもございましたので、効果はあるものと考えておりますので、このような普及啓発活動については今後も進めていきたいと考えているところであります。  それから、予算の計上の仕方のところですが、7人槽換算で315基という計上をしておりましたが、実際については5人槽も75基ほどございまして、人槽の関係の見方というようなところも少し変わってきているところもあります。  それから、グループ補助につきましては、100基分を満額というような中で7割相当まで上げる予算を組んでおりましたが、この辺については、今後、少し実態を見ながら考えていきたいなというように考えているところであります。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) 36ページ、37ページ、後期高齢者医療保険料の関係でお尋ねしますけれども、先ほど説明ありましたように9割軽減するのが7割になると、こういう感じであれば、年輩の方が保険料が引かれるのが多くなるという解釈になるのですけれども、いわゆるそういうように解釈すればいいのですか。  それから、5割から2割になるというのは少し説明が聞こえなかったのでよろしくお願いします。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 9割が7割に変更になった部分についてと、保険料がその分減額が少なくなるということと理解していいかということでございますが、おっしゃるとおりでございまして、いわゆるこれまでは9割を減額していたものに関しまして7割に変わるということでございます。  こちら均等割の分でございますが。  2点御説明しまして、1点目が今申し上げた9割から、先ほどありました7割というのは、もともと被用者保険の被扶養者であった方が後期高齢者医療に加入した際に、新たに加入者となりますと保険料が発生いたしますが、それまでは被扶養者ということで保険料の負担がなかったということで、その激変を緩和するための措置ということでございます。  したがいまして、軽減の幅は縮小されたということでございます。  ただし、これまでもございますが、所得の低い方々に関しましては、これとは別に低所得者の方に関しての均等割の軽減制度がございます。  これはいま現在も9割の軽減、あるいは8.5割の軽減という段階がございますけれども、この今回見直しになった部分で、9割が7割に変わった方々の中で、さらに所得が低い方については、今度はこの低所得者の軽減に該当するかどうかの判定を別に行いますので、再び低所得者のほうの軽減で9割に戻るという方もいらしたということでございます。  それから、5割から2割の分につきましては、所得割が58万円以下の方につきましては、これまで激変緩和として所得割のうち5割を軽減することにされておりましたが、これが2割に縮小されたということでございます。  したがいまして、これにつきましても保険料の負担はその分についてはふえるということでございます。  以上でございます。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) 最初の説明のほうなのですけれども、そうすると低所得者というのは、具体的には所得33万円以下の方をいえばいいのですか。  その方が、例えば以前のように9割軽減であるというように解釈すればいいですか。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 9割の方は基礎控除を超えない世帯、ですから33万円を超えない世帯ということであります。  被保険者全員の所得がゼロ円である世帯ということになります。  以上であります。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) 少しその意味が分からないのですけれども、33万円以下で所得のある方と、そのゼロ円の方は違うというように解釈すればいいのですか。  それから、いつからこういう部分が実施されるのですか、4月からの年金からなのですか、それとも何月からというようにまだ決まってないのですか。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) この説明の部分で、なかなか理解も難しいところもございますが、9割軽減をされる世帯については、基礎控除額33万円を世帯の所得を超えない、その世帯のうちで被保険者全員の各種所得がゼロ円であるということでありますから、所得がゼロ円である世帯ということになろうかと思います。  その軽減につきましては、平成29年度からこの見直しが行われておりますので、これにつきましては既に各被保険者の皆さんには、その見直し後の額で、それぞれ保険料の負担をお願いしていると、これは賦課については広域連合が行いますので、広域連合により通知されているということでございます。 ○議長(槻山隆君) 21番、千葉大作君。 ○21番(千葉大作君) まず、質疑をする前にお願いがあります。  私どもに、この予算書が送られてきたのは、今日、私、議会に来て初めてこれを見ました。  そういった形ではなくて、もう少し早く議案を提出するのであれば、私ども議員に対しての事前の配付を私としてはお願いしたいと、このように思います。  そこで、28ページ、6款1項農業費の7目農地費、県営中山間地域総合整備事業負担金2,872万3,000円の減額です。  これは、どういう理由で減額になったのかということを具体に説明をいただいきたい。  次に、多面的機能支払交付金1億3,261万7,000円、これについても詳しく説明をお願いしたい。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 岩渕農林部長。 ○農林部長(岩渕敏郎君) 最初に、県営中山間地域の整備事業負担金の減額の理由でございますが、これについては、当初、市野々地区と霞沢地区、この両地域につきまして要望していたところでございますが、当初見込んだより県で予算配分がつかなかったというようなことで、この実績にあわせてやむなく減額に至ったと、そういうところでございます。  次に、多面的機能支払の関係でございますけれども、当初、これは各地域にせっかくの事業であるからということでいろいろPRしてきたわけでございますが、当初、平成29年度では225地区を見込んだわけですが、実質的には212地区にとどまったということでございます。  いままでもPR等をしてきたわけでございますが、少しPRが足りなかったかなということで予算額に満たなかったというのが主な理由でございます。 ○議長(槻山隆君) 21番、千葉大作君。 ○21番(千葉大作君) 先ほどの、県営中山間地域総合整備事業の減額についてでありますが、市野々地区と霞沢地区の予算の県の予算の計上が少なかったがゆえに減額になったという話でありましたが、それであれば、平成30年度の予算措置について、今年度も計上されていると思うのですが、ぜひこういう減額がないような予算の計上を市としてもお願いをしたいと思います。  それから、多面的機能支払の交付金、想定した地域よりも少なかったということでありますが、やはり新しい日本型の直接払いのあり方でありますので、市のほうでも地域に対しての周知を徹底して、こういう減額がないような対応をお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 一般会計の32ページに予備費がございます。  14款1項1目なのですけれども、ここで5,000万円の補正を積みましたということなのですが、先ほどの勝浦議員とも関連するのですが、なぜ基金に回さないで、ここに予備費として回したのかと、そもそも補正前でさえも7,600万円あるわけなのですが、その理由について、しかもこの時期に積み回さなければいけなかった理由についてお伺いをいたします。  それから、議案第32号の先ほどの那須議員に関連するのですが、この後期高齢者医療保険で増となる対象世帯、人数はどう把握しているのかお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 予備費に、この時期に5,000万円をなぜ積み増しするのかというようなことでございます。  先ほど補足説明の中でもお話し申し上げましたが、除雪費について当初予算を大きく上回る経費が現在支出されております。  当初予算で持っておりまして、災害等でさらに積み増しした予備費に5,000万円、12月末時点であったのですが、それを除雪費のほうに既に充用済みでございます。  それで、さらに足りなくて8款の除雪費に2,000万円ほどの予算を今回計上するわけですが、それでもまだ足りないような事態が、除雪に限らず想定された場合に、あと2週間ばかりのところなのですが、そのときのためということで5,000万円を予備費のほうに補正をしようとするものでございます。  なお、2、3週間ほど前に大雪がまた降ったわけなのですが、あのように市内全域で除雪を1日かけて行うということになりますと3,000万円近くのお金が1日でかかってしまうというような状況でございますので、予備費に5,000万円を積み増しするのは適当なものかなというように考えてございます。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 先ほどの後期高齢者医療の今回の制度の見直しによっての影響を受ける方ということでございます。  被保険者数を広域連合のほうで見込んだ数ということになりますが、現在見込みでは、まず所得割の軽減の見直し5割から2割の見直しの影響を受ける方が2,455人というように現在見込んでおります。  それから均等割軽減の9割から7割への見直しの方については、4,959人と見込んでいるところでございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 除雪費については、予備費というよりは目的をもって積み増すということはできないのでしょうか。  ここに置くということではなくて、その辺の考え方はどうなのでしょう。  それから、この後期高齢者なのですけれども、負担増の世帯、人数はお伺いしたのですが、これは全体の何%に当たりますか。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 今後想定される不測の事態というようなことで除雪費用を例にとって挙げましたが、この3月でも先日河川の増水により避難所の開設を行うというような事態にもなったところでございます。  雪解け水などによる増水、そういったものに対応する場合に、除雪費に予算を計上していては、それを使うというわけにはいきませんので、予備費のほうに万が一の場合を想定したお金を用意しておくというような対応をとったところでございます。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 被保険者全体に対する比率ということでございました。  比率については、いますぐ出るものはございませんが、被保険者数が全体でおおよそ2万3,000人程度というような現在状況でございますので、それに対しての先ほどの2,455人、あるいは4,959人ということになるかと思います。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 予算の概要の中で、一般会計について伺います。  6款2項2目の林業振興費、農林業系廃棄物処理加速化事業費ということで、先ほど部長から説明がありましたけれども、その説明によると平成30年度の当初予算には、これについては3億1,000万円余が入っています。  今回、減額したということについては、平成29年度ですとトータルで量が減ったという、そういう理解でよろしいのですか。 ○議長(槻山隆君) 岩渕農林部長。 ○農林部長(岩渕敏郎君) 平成30年度の処理量につきましては、4,000トンでございます。  当初の未処理といいますか、当初の計画は1万4,000トン以上の処理量だと思いますが、これにつきまして平成29年度で何とかより近いものということでございますが、現在、急ピッチで作業を進ませているのですが2,000トン弱ではないのかなと、その分につきましては約1万2,000トン弱が今後余ってくると、そういうような格好でございます。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) もう一度、そのトータルでというのは、これはあとから平成30年度の補正も入っていますので、それと連動している予算という補正の形になっていますけれども、全体の量が幾らで、平成29年度が幾らだったものが幾らになりますと、平成30年度はこの4,000トンなら4,000トンですという、その数字をお示し願いたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 岩渕農林部長。 ○農林部長(岩渕敏郎君) このほだ木の関係の処理関係でございますけれども、処理計画は約1万4,000トンほどでございます。  そして、平成29年度につきましては約2,000トン、若干それ以上ふえるかと思いますが、それ以降につきましては年間4,000トンずつの処理というような格好で、最終につきましては*平成32年度中に何とか処理を終えたいと、そのような計画で考えてございます。 ○議長(槻山隆君) 28番、佐藤雅子君。 ○28番(佐藤雅子君) 26ページの3款民生費の1項社会福祉費の6目医療費助成事業費の中で、4,506万1,000円が補正予算に組まれておりますけれども、予算の概要を見ますと、その中で乳幼児医療給付費とそれから妊産婦医療給付費で増額になっているようですが、これについて少し御説明をお願いします。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) この医療費助成事業費に関しましては、今回の補正ではお話ございましたとおり乳幼児と妊産婦についての増額の補正をお願いしてございます。  それぞれ現在の医療費の助成の実績に対しまして、支出の見込みがそれを上回るということが見込まれましたことから増額ということでございます。  内容で申し上げますと乳幼児に関しましては、現在実績といたしまして、給付の件数がやはりふえております。  これに伴ってふえているということでございますし、妊産婦に関しましては給付の実績もさることながら、いま現在、現物給付になっている関係で、医療費に関しましては高額療養費も含む自己負担額はすべて窓口での支払いは不要と、受給者の方に関してはそうなるわけでございます。  いわゆる高額療養費の関係で、後ほど保険者、ほかに加入している医療保険者が本来負担していただく分についても、現在は医療機関への支払の際には市のほうで一時的に立てかえているような状況になってございまして、支払いがふえているというケースもございます。  以上でございます。 ○議長(槻山隆君) 28番、佐藤雅子君。 ○28番(佐藤雅子君) 大体了解しましたけれども、妊産婦の医療給付費というので、本年度出生者が657人というお話を伺いましたけれども、その件について、今後の出生数の見通しを伺いたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 先ほど答弁を申し上げました内容につきましては、医療費としての給付の実績からのお話でございまして、出生数に関しては私どものほうではっきりしたことはこの場で申し上げるということはなかなか難しいわけでございますが、いずれにいたしましても給付の件数そのものは平成28年度と平成29年度、これは丸1年経過してございませんので見通しではございますが、医療費の助成の給付件数としてはそれほどの差はないというように見ております。  ただし、この給付額がふえておりますのは、先ほど申し上げましたとおり、後ほど加入している医療保険からこちらのほうでいただく高額療養費が今のところは含まれているために、一時的に額は膨らんでいるというような状況になっているものと見ているところでございます。
    ○議長(槻山隆君) 28番、佐藤雅子君。 ○28番(佐藤雅子君) 高額医療費というのは、大体どういうようなことでしょうか。  どのような要因があるのでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 高額療養費制度に関しましては、いわゆる窓口一部負担金のうち同一月で一定の額以上の医療費がかかった場合に、その額を医療保険者のほうから支給すると、つまり一定以上の額についての自己負担は、医療保険のほうで負担しますという制度でございます。  したがいまして、本来、病院の窓口においでになった際に医療費が一定の額以上高い場合は、いわゆる限度額と申しますが、その限度額までの支払で、それを超えた分は医療保険者のほうに請求するということになってございます。  したがいまして、御本人が負担していただくのは限度額までということになっているわけでございますが、今回の現物給付に伴いまして窓口での支払いそのものがなくなったこともありまして、その高額療養費の手続きがどうしても遅れがちになってしまい、このような状態になっています。  これに関しましては、先ほど御説明しましたとおり、市から御本人にその手続きに関しての書類をいただいて、医療保険者のほうに高額療養費の請求手続きを行い、後ほど同年度であれば歳出のほうに還付されますし、翌年度になってから処理が終了した場合は歳入として入るわけですが、いずれ市のほうに保険者で本来支払うべきものを戻していただくというようなことになっている制度でございます。 ○議長(槻山隆君) 金野盛志君の質疑の答弁に関し、岩渕農林部長より発言の訂正がありましたので、これを許可します。  岩渕農林部長。 ○農林部長(岩渕敏郎君) 先ほど金野盛志議員からの、シイタケほだ木の処理の今後の計画ということで回答いたしましたけれども、私、全体の数量の関係で1万2,000トンについてこれから処理していくのだというように申し上げましたが、ほだ木の総量は1万4,000トンほどでございました。  ということで、平成29年度では約2,000トンの処理をしていくというような格好でございますので、最終の処理年度は約5年後となります平成34年を見込むというような格好でございますので、先ほどの回答を訂正させていただきます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は個別に行います。  初めに、議案第31号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第31号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第32号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第32号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第33号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第33号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第34号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第34号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 午前の会議は以上とします。  午後1時10分まで休憩します。 午後0時06分 休   憩 午後1時10分 再   開 ○議長(槻山隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第32、議案第35号、平成30年度一関市一般会計補正予算(第1号)及び日程第33、議案第36号、平成30年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上2件を議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第35号、平成30年度一関市一般会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、県営経営体育成基盤整備事業負担金及び県営農村地域防災減災事業負担金の減額、室根高原牧野管理運営費の増額など、所要の補正をしようとするものであります。  1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正額は、1億773万円を減額し、歳入歳出予算の総額を619億5,089万4,000円といたしました。  2ページをお開き願います。  歳出の目的別補正額は第1表のとおりで、農林水産業費1億773万円を減額いたしました。  また、歳入につきましては分担金及び負担金237万円、市債1億540万円を減額し、繰入金4万円を増額いたしました。  3ページとなりますが、第2表、地方債補正につきましては、農業農村整備事業など2事業について限度額を変更しようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、5ページをお開き願います。  議案第36号、平成30年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、花泉公共下水道整備事業費の減額など所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は2,000万円を減額し、歳入歳出予算の総額を36億7,360万5,000円といたしました。  7ページをお開き願います。  第2表、地方債補正につきましては、限度額を変更しようとするものであります。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木伸一君) 議案第35号、平成30年度一関市一般会計補正予算(第1号)について、補足説明を申し上げます。  まず、歳出から説明いたします。  歳出の説明につきましては、補正予算の概要で説明いたします。  補正予算の概要の3ページをお開き願います。  6款1項6目市営牧野事業費の室根高原牧野管理運営費につきましては、室根高原牧野の指定管理者であるいわて平泉農業協同組合が牧場の機能強化を図るため、国の公共牧場活用生産基盤強化支援事業を活用し、室根高原牧野の放牧地整備に活用する飼料生産機械を導入することから、事業に要する経費に対し補助しようとするものであります。  事業の内容は、いわて平泉農業協同組合がトラクターやジャイロレーキなど飼料生産機械の導入に要する経費の2分の1を補助しようとするものであります。  次に、7目農地費の県営経営体育成基盤整備事業負担金及び県営農村地域防災減災事業負担金につきましては、議案第31号の平成29年度一関市一般会計補正予算(第10号)において御説明いたしましたが、国の第一次補正予算を受けて、県が前倒して整備する事業費に係る市の負担金について、平成29年度に計上することとした額と同額を平成30年度当初予算から減額しようとするものであります。  次に、歳入について申し上げます。  歳入の説明につきましては、予算書のほうで説明いたします。  予算書の10ページをお開き願います。  12款1項1目農林水産業費分担金につきましては、先ほど御説明いたしました県営農村地域防災減災事業負担金に係る受益者からの土地改良事業分担金を減額するものであります。  次に、18款2項1目基金繰入金につきましては、今回の補正で不足する財源を財政調整基金の取り崩しにより賄うものであります。  これにより、平成30年度末の財政調整基金の額は17億5,000万円ほどとなる見込みであります。  21款1項1目農林債につきましては、御説明いたしました歳出に係るものであります。  議案第35号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) 一般会計について1点質問いたします。  室根高原牧野管理運営費に係る機能強化のための補助ということでございますけれども、この機能強化については理解するものでございますが、当初予算ではなく補正予算になった理由についてお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 岩渕農林部長。 ○農林部長(岩渕敏郎君) お答えいたします。
     今回の草地等の採草の作業用の機器の購入でございますが、当初、これまでは須川、室根高原牧野とも牧柵等々の事業等を先行させまして、事業に鋭意進めたところであります。  ただし、この機械等につきましては、なかなか補助事業が出てこなかったということで、市の単独事業でやるにしては、予算的にも大変厳しいものがございまして、これは年次計画で今後整備していこうというような計画があったわけでございますが、今回、国の補正が出たもので、このような事業を補正であげたわけでございます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は個別に行います。  初めに、議案第35号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第35号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第36号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第36号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。  議案配付のため、暫時休憩します。 午後1時21分 休   憩 午後1時22分 再   開 ○議長(槻山隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第34、議案第37号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第37号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、現委員の吉家本浄さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。  吉家さんは、人権擁護委員を平成9年3月から7期務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第37号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第37号は同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 次に、日程第35、議案第38号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第38号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、現委員の山ア正敏さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。  山アさんは、人権擁護委員を平成12年4月から6期務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第38号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第38号は同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 次に、日程第36、議案第39号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第39号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、現委員の伊藤勉さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。  伊藤さんは、人権擁護委員を平成24年4月から2期務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第39号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第39号は同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 次に、日程第37、議案第40号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第40号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、現委員の藤本千二さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。  藤本さんは、人権擁護委員を平成24年7月から2期務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第40号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第40号は同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 次に、日程第38、議案第41号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第41号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、現委員の金廣幸さんを適任と認め、法務大臣に推薦するにあたり議会の意見を求めるものであります。  金さんは、人権擁護委員を平成27年7月から1期務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。
     議案第41号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第41号は同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 次に、日程第39、議案第42号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第42号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、新たに及川武さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。  及川さんは、昭和28年生まれで64歳であります。  昭和53年4月から公立中学校教諭として勤められました。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第42号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第42号は同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 次に、日程第40、議案第43号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第43号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、新たに小野寺ヨシ子さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。  小野寺さんは、昭和26年生まれで66歳であります。  昭和49年4月に花泉町職員に採用され、平成24年3月まで一関市職員として勤められました。  現在は、一関地区広域行政組合認知症地域支援推進員を務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第43号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第43号は同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第41、発議第1号、介護保険制度の拡充強化を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  16番、千葉信吉君。 ○16番(千葉信吉君) 発議第1号、介護保険制度の拡充強化を求める意見書について、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出いたします。  提案者は私、千葉信吉、賛成者は金野盛志議員、菅野恒信議員でございます。  意見書の朗読をもって提案説明とさせていただきます。  介護保険制度の拡充強化を求める意見書、誰でも安心して利用できる介護保険制度の実現を行うよう強く要望する。  理由、我が国の高齢化は年々進み、介護施設の重要性が叫ばれる中、全国的に介護保険料の上昇や介護人材の不足など介護サービスが危機的状況にある。  当市においても、高齢化が加速度的に進み、平成28年度末で高齢化率が約34%の状況にあり、そのうち、約5人に1人が介護や支援が必要と認定されている。  また、介護保険の財源は、国や自治体の負担金と40歳以上の人が納める保険料で賄われている。  このように、超高齢化社会が進む中、介護保険の公費負担の割合が以前と同じであり、保険料の上昇とともに、介護サービスの低下に拍車がかかり、将来に大きな不安を生じている。  当市においては、65歳以上の第1号被保険者の保険料基準額は月額では5,191円であり、これが、平成30年度からは5,962円となる見込みである。  全国平均でも、現時点で月額5,500円程度であり、制度が開始された平成12年では2,911円で、年金生活者には5,000円程度が限界と言われた額を既に突破している。  よって、国においては、誰もが安心して利用できる介護保険制度の実現のため、下記の措置を講じるよう強く要望する。  記、一つ、現在の対症療法ではなく、公費負担を強化し、抜本的な介護保険制度の見直しを行うこと、二つ、介護職員の確保や介護サービスの低下を招かない介護保険制度の拡充強化を図ること、以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成30年3月15日、岩手県一関市議会、あて先は衆議院議長殿、参議院議長殿、内閣総理大臣殿、財務大臣殿、厚生労働大臣殿であります。  議員各位の満場の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  1番、岩渕典仁君。 ○1番(岩渕典仁君) 私のほうから2点、お伺いをしたいと思います。  1点目は、要望事項の中の1番目、公費負担を強化しとありますが、これはどういう具体的な意味なのかをお伺いいたします。  もう1点は、今回の要望事項が介護保険制度の充実強化に関する意見書となっていますが、1番目の要望事項の中で最後にあります抜本的な介護保険制度の見直しを行うというようにありますが、このテーマと整合性が合っていないのではないかと思い質問しました。  どうぞよろしくお願いします。 ○議長(槻山隆君) 提出者、千葉信吉君。 ○提出者(千葉信吉君) お答えします。  最初の公費負担の部分ですが、今は制度的に、さまざまな、公費負担の部分では財源的にやはり国がしっかりと手当をしていくということが基本だと思いますので、その辺の国の手当の仕方を公費負担と表現しています。  あともう一つ、抜本的介護保険制度の見直しということで、高齢の年金者にとっての負担額というのは、今は年金から天引きされているのですけれども、かなり負担増になってきているというのはあります。  やはり、その辺の軽減をしっかりと国でもって手当していくという、そういったことも含めております。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  発議第1号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成少数。  よって、発議第1号は否決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第42、発議第2号、生活保護費の削減に反対する意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  15番、菅野恒信君。 ○15番(菅野恒信君) 発議第2号、生活保護費の削減に反対する意見書について、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出いたします。  提出者、私、菅野恒信、賛成者、岩渕善朗議員、石山健議員でございます。  意見書を読み上げて提案をいたします。  次のページをごらんください。  生活保護費の削減に反対する意見書、安倍内閣は、今の通常国会に日常生活に不可欠な食費、水光熱費に相当する生活扶助費を削減する来年度予算案と生活保護法の一部改正案を提案し、審議が進められている。  既に衆議院では、この削減を含む平成30年度予算案が可決し、現在、参議院に審議が移っている。  今回の生活保護費削減の理由は、生活保護を受けていない一般低所得者の消費がマイナスになったことを挙げている。  削減の内容は、都市部での世帯類型で見ると、40代夫婦と子供2人の4人世帯、40代母子世帯、50代単身世帯及び65歳と75歳の高齢者世帯などで最大5%、平均1.8%削減であり、受給世帯の67%に及ぶと試算されている。  子供と高齢者が大きな減額を受けるもので、弱者をさらに困窮に追い込むことになるひどいものである。  この削減により、生活保護世帯のみならず、同じ水準の低所得者への影響は重大である。  また生活保護基準は、最低年金、就学援助など多種多様な低所得者に対する救済政策と連動しているので国民生活や地域経済に甚大な低迷、苦難を押し付けるものであり、いま大きな社会、政治問題になっている貧困と格差の拡大を招くことは明らかである。  生活保護費削減は、最近では2004年(平成16年)、2013年(平成25年)、及び2015年(平成27年)と続き、受給者の生活と権利は限界を超えて命、健康がむしばまれている状況で、各地の弁護士会、福祉団体、労働組合からも抗議と撤回を求める意見が広がっている。  憲法第25条は、国民はだれでも健康で文化的な生活を営む権利を有するを保障し、そのもとで生活保護法は、この法律は、日本国憲法第25条に規定する理念に基づき、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長すると定めている。  ついては下記の事項を強く要望する。  記、1、生活保護費削減を行わないこと、2、生活保護並みの一般低所得者の生活実態調査を定期的に実施すること。
     以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  提出先は、衆議院議長殿、参議院議長殿、内閣総理大臣殿、財務大臣殿、厚生労働大臣殿であります。  全議員の皆さんの満場の御賛同をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。  以上で提案を終わります。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  11番、千田良一君。 ○11番(千田良一君) 1点お伺いいたします。  この発議第2号は、一関市での状況を踏まえての発議と推測いたしますが、生活保護基準以下の収入で生活している世帯と、それから生活保護受給世帯との間の差が存在していることと思料いたしまして、そうした中で生活保護制度の適正化というものを考えるときに、この発議ではこのことをどのように考えているのかお伺いいたします。 ○議長(槻山隆君) 提出者、菅野恒信君。 ○提出者(菅野恒信君) お答えをいたします。  まず、生活保護を受けていない一般低所得者というのは、どれだけいるのかということで考えてみますときに、先の一般質問で私、市の当局のほうにお尋ねをいたしましたが、現在、一関の生活保護者は少し減ってきて900、800世帯ぐらいということであります。  国会でもこの問題が取り上げられたときに、生活保護を受けていない一般低所得者というのは、いわゆる捕捉率という形で、どれだけいるのかということで、国民生活基礎調査などを資料にして試算をしているわけですが、これはこの間も国会でこの審議があったときに、答弁としてはおおよそ捕捉率というのは2ないし3割、つまり生活保護を受けて、申請すれば受けられる対象者の中で、実際に生活保護を受けているのは2、3割という国会での答弁がありました。  そうしますと、生活保護者の4倍、または5倍ぐらいは一般低所得者といわれる方が存在すると思われます。  そうしますと、一関の例を挙げると、先ほど紹介しましたように、この間の一般質問で当局から800人ないし900人という答弁がありました。  それの4倍ということになりますと、かなりの800人としても、その4倍でも3,000人から4,000人という方々が低所得者、一般低所得者という方々がいると、これは国の試算の仕方を参考にすればそういう数がいるのではないかと、相当大きな人数になるのではないかというように思います。  次に、それでは現実に一関の市民で生活保護を受けている方々は、どういう水準で生活保護を受けているかということについて、少し古い資料で平成22年ないし23年の資料ということになっております。  一関は御存じのとおり3級地1という地域級になっているのですが、この中でここに出されているのは、お父さん、お母さん、33歳と29歳、そして4歳の子供ということでモデルにしてあります。  この3人世帯でもらっている一関の生活保護者の生活保護費は14万5,980円、これは今より少し前のことですから、14万5,900円、約15万円という数字になります。  さらに、もう1つの例を挙げます。  母子世帯ということで、30歳のお母さんのもとに4歳と2歳の、2人の小さなお子さんがいらっしゃると、この3人世帯の生活保護費は幾らかといいますと、ここに書かれておりますが16万4,730円、16万5,000円というように見てとれるのではないかと思います。  そうしますと、今、具体的な数字、金額を出しましたけれども、これではとても今でも生活ができているのかと、3食を2食にするとか、あるいはお風呂を2日に1回しか入れなくなるとかというような、そういう実態が広がっているのではないかというように思います。  さらに、昨年、盛岡でこういう問題を考える勉強会がありました。  そこに行った方の資料をもらいますと、そこに出て話された小児科のドクターが資料を基にして説明したのですが、そういう生活保護及びそれと同じ水準の一般低所得者の方々の中の子供さんたちというのは、病気になったときに病院にかかる率というのは、一般の家庭よりずっと低いということで、病院に行くこともなかなか躊躇してしまうというようなそういう実態が広がっているということになるかと思います。  したがって、こういったことをなくすためには、今回の生活保護費削減の理由に挙げたのは、一般低所得者の国民生活基礎調査における消費が下がったと、だから生活費を受けていない方々の消費が下がったということは、収入が減っているということとイコールなのです。  だから生活保護費のほうが高くなっているのと、この生活保護費を下げなければいけないということが今度の削減の理由に挙げられているのです。  私は、それは逆ではないのかと、収入が減ったりなんらかの形で、それで消費が落ちているのであれば、ここの方々の支援、あるいは救援というものをしっかりと政治の力でやっていかなければできないことではないのかと、むしろ生活保護受給者と一般低所得者の間で負のスパイラルが続いてしまうということになるのではないかというように思います。  最後になりますけれども、今度の生活保護費の問題とあわせて、一般低所得者の方々を対象に救援する、支援する、生活困窮者自立支援法というのがございます。  この中で、積極的に相談員とか何かを配置して、生活保護に落ちていかないように、落ちていかないというのは表現としては適切ではないかも分かりませんが、そういった方々を早い段階で支えていくという生活困窮者自立支援法に基づく支援策を強めていかなければならないのではないかというように考えているところであります。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  発議第2号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成少数。  よって、発議第2号は否決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第43、発議第3号、国民健康保険制度の財源確保に関する意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 発議第3号、国民健康保険制度の財源確保に関する意見書について、提案を申し上げます。  提出者は私、藤野秋男、賛成者は金野盛志議員、小野寺道雄議員、岡田もとみ議員でございます。  一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出をします。  別紙をごらんいただきます。  国民健康保険制度の財源確保に関する意見書、国民健康保険は、皆保険制度として1961年にスタートしました。  以来、組合健保や協会けんぽ等、他の保険に加入できない全ての国民の健康を守る重要な制度となっております。  そのため、国保法第1条では社会保障制度であることもうたっています。  皆保険制度のため、当市の加入している被保険者の44.5%は無職であり、所得100万円以下の世帯が60%を占めております。  このような低所得者や高齢者が多いことから、広域化だけでは解決できない構造的な問題を抱えております。  そのため、所得に占める国保税の負担率は10.9%と他の保険制度よりも重く、滞納やそのための差押えも発生しております。  最悪の事態である資格証明書によって、体調が悪いにもかかわらず受診を控える事態も生まれています。  このような事態を改善するよう国においては、下記事項の実現を強く要望いたします。  記、1、被保険者の負担軽減を図るため、国の負担割合をふやすこと、2、低所得者に対する一層の減免を図ること、以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。  平成30年3月15日、岩手県一関市議会、提出先は衆議院議長殿、参議院議長殿、内閣総理大臣殿、総務大臣殿、財務大臣殿、厚生労働大臣殿でございます。  満場の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  18番、勝浦伸行君。 ○18番(勝浦伸行君) 私、提出者がこの問題につきまして一般質問をとおして、かなりこの問題に対して熱い思いを持っていることを理解した上で、一関市議会として提出する意見書の重さを鑑みて質問をさせていただきます。  下から4行目のところにあるのですが、最悪の事態である資格証明書によって体調が悪いにもかかわらず受診を控える事態も生まれています、というように書いておりますが、これは当市において、私には少しまだ確認できなかったものですから、現状を教えていただければと思います。 ○議長(槻山隆君) 提出者、藤野秋男君。 ○提出者(藤野秋男君) そういった悲痛の声を聞く機会を与えていただいてありがとうございます。  実は、私、ここに1通の市から送られた封筒を持ってまいりました。  少し名前は出せませんけれど、この方は給料差押予告書というのが届いております。  平成18年度から滞納が徐々に始まり、最終的に、現在、滞納額91万5,000円、延滞金が46万6,000円になっております。  この方は、勤めてはいますが、他の保険に入れなくて国保に入っている。  そして、職場に勤務するために車を使っています。  そして、現在、借りているアパートは4万3,000円だそうです。  体調が悪いときは結構休むことが多くて、食費、あるいは部屋代を払うと生活が大変で、ついつい滞納してしまったということがあります。  実は、なぜこの方が相談にきたかというのは、病院の先生に、こんな食事をしていたらたちまち命を落とすよ、といわれたそうでございます。  それは、結局は生活が大変で食費を賄うという状況が続いたために糖尿病になったのです。  そして、先生も1、2度滞納したそうですが、余りにひどくて、話を聞いたら過去に何度か資格証明書になったために、なかなかまた病院にかかりたいから短期保険証を出してほしいと言いづらくて言えなかったそうです。  本当にそれを言えば、職員の方はこれまでも何度も短期保険証を出してくれていました。  そのときも、2,000円ほど払えば、じゃあ出してあげるから来なさい、と言ったにもかかわらず、やはり受診を控えてしまうという状況が続いて、とうとう大変な状況になって、またお世話になっているという状況でございます。  これはほんの一例でございますが、実は社保協の方に電話しましたら、年間、それでも市に相談して病院に行ったのはよかったねと、話せば短期保険証はきちんと発行していただけるということなのですけれども、ほとんどそこまでいかなくて命を落としている方が、大体、年間つかんでいるだけでも43人ぐらいいるそうです。  ですから、それは氷山の一角だろうといわれているそうです。  確かに国にあげるのに少し言葉は、きつかったかもしれませんが、現状を知ってほしいなという熱い思いで書きました。  ぜひ、国の負担割合をふやしていただいて安心して医療が受けられる本来の制度にしていただくためにも、皆さんの御賛同をよろしくお願いします。 ○議長(槻山隆君) 18番、勝浦伸行君。 ○18番(勝浦伸行君) 大変深刻なお話をお伺いする機会を得てよかったなというように思っておりますけれども、私も、いつも意見書は多く出るのですが、やはりこの文面、大意は賛成したいのだけれども、この文面によってというのはよくあるものですから、今日は確認させていただきました。  それで、今その悲痛なお話はお伺いしたのですが、例えば一関市でこの資格証明書によって受診を控える事態の人数というものを、大体把握したことはございますでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 提出者、藤野秋男君。 ○提出者(藤野秋男君) 実は、他の市で、条例を制定して、滞納した場合は督促しないと、まずは伺って、そしてその方が来られない理由を伺うという、わざわざ条例をつくっている状況です。  なぜかといいますと、結局、滞納してしまうとなかなか行けない。  恐らく、市でも実態がつかめなくてやむを得ず資格証明書を発行する、あるいは財産を差し押さえるというような状況、押さえなければならないという規程にはなっていますが、そこにいくにはかなり重いものがあります。  結局は、なかなかつかみにくい、つかめない状況はあるのですよね。  ですから、これをつかむには、やはり大変でしょうけれども足を運んで、今、仕事を休んでいる状況なのかどうか、あるいは農家でいえば仕事が減ったのかどうか、あるいはもしかして病気をしているのかどうか、そういったことをできるだけこまかく確認して、それが反映していけばいいのかなというように思います。  先ほども少し言いましたけれども、何しろ無職の方が44%もいるような実態です。  そういう面では、やはりなかなか実態はつかめないけれども、多くの方がそういった状況にあるのだろうというように思います。  ちなみに、今、一関で資格証明書の発行件数は32件と、かなり努力していただいて、かなり数が減っています。  過去には3桁の方がいらっしゃいましたけれども、そういう面ではかなり寄り添ってきているのかなというように思っています。  ですから、国の負担割合をふやしていただけることが、まずは本人負担の軽減につながるのかなという思いで提案をいたしました。 ○議長(槻山隆君) 18番、勝浦伸行君。
    ○18番(勝浦伸行君) 思いは十分伝わっておりますので、私この文面の1点だけですので、生まれています、とはっきり言い切っているものですから、そこの確認だけをさせていただければいいと思っておりますので、これは間違いないということでよろしいですね。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  発議第3号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま可決されました発議1件について、誤字脱字等その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 ○議長(槻山隆君) 以上で、議事日程の全部を議了しました。  市長より挨拶の申し出があります。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 第65回一関市議会定例会が閉会されるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。  本定例会は、平成30年度に係る予算議会でもあり、議員各位におかれましては提案させていただいた各種議案につきまして、慎重なる御審議を賜り、平成30年度当初予算として関連議案とともにお認めいただきましたことに対し、心より御礼を申し上げたいと思います。  私は、お認めいただきましたこの平成30年度の予算につきまして、ILCを基軸としたまちづくり、資源エネルギー循環型のまちづくりを柱として、明るい未来につながるよう全力を挙げて取り組み、市民生活の向上のため予算執行をしてまいりたいと思います。  また、施政方針で申し上げました若者の定着、子育て環境の充実など9つの重点的に取り組む施策につきまして、志と覚悟を持って取り組んでまいります。  また、今議会は改選後における初めての新年度予算を御審議いただく議会でもありました。  議員の皆さまからは、一般質問、あるいは予算審査特別委員会において大変貴重な御意見、御提言を頂戴いたしました。  それらの一つ一つについて、今後の市政運営の参考とし、可能な限りこれを生かしてまいりたいと思いますので、議員の皆様方には今後とも一層の御指導賜りますようお願い申し上げます。  結びになりますが、槻山隆議長、ならびに菅原巧予算審査特別委員会委員長に感謝を申し上げまして、第65回定例会の閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  大変ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 第65回定例会の閉会に当たり、一言申し上げます。  今定例会は、平成30年度の市政の根幹に係る一般会計、特別会計予算を初め、条例の改正など終始活発に御審議いただき、すべて議決、決定をみるにいたり、本日無事閉会を迎えることができました。  これもひとえに議員各位の御協力と勝部市長を初め、職員の皆様の誠意ある対応によるものと衷心よりお礼を申し上げます。  特にも、予算及び関連議案の審査は、予算審査特別委員会ににおいて慎重に審査をいただいたところであり、委員各位に対しまして改めてお礼を申し上げる次第であります。  一般質問にありましては、21人の諸君から質問があり、人口減少や少子高齢化社会への対応、資源エネルギー循環型のまちづくりへの取り組みなど、当市が抱える喫緊の課題について真剣な議論がなされました。  さらに、市長からは平成30年度施政方針において、ILCを基軸としたまちづくり、資源エネルギー循環型のまちづくりを、明るい未来につながる持続可能なまちづくりとして位置づけ、9つの重点施策により推進することが表明され、また中東北の拠点都市一関の形成に向けた取り組みについても、総合計画のまちづくりの目標に沿って施策を示されたところであります。  当市議会といたしましても、市当局と連携し総合計画の将来像に掲げる「みつけよう 育てよう 郷土の宝 いのち輝く一関」の実現に向け、さまざまな課題に真摯に向き合い、一歩でも前進することを願い、全力で対応してまいる所存であります。  市民の皆様の一層の御理解、御協力を申し上げる次第であります。  結びに、今定例会に賜りました御厚情に対して、衷心よりお礼を申し上げまして閉会に当たっての挨拶といたします。  どうもありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 以上をもって、第65回一関市議会定例会を閉会いたします。  御苦労さまでした。 閉会時刻 午後2時18分...