一関市議会 2011-09-22
第34回定例会 平成23年 9月(第5号 9月22日)
日程第71 発議第 10号 被災した県立大東病院の早期改築を求める意見書につい
て
日程第72 発議第 11号 花泉診療所への常勤医師確保を求める意見書について
本日の会議に付した
事件
議事日程第5号に同じ
出 席 議 員(31名)
1番 那 須 茂一郎 君 2番 及 川 忠 之 君
3番 岩 渕 優 君 5番 金 野 盛 志 君
7番 槻 山 隆 君 8番 勝 浦 伸 行 君
9番 千 田 恭 平 君 10番 岡 田 もとみ 君
11番 藤 野 秋 男 君 12番 菊 地 善 孝 君
13番 岩 渕 善 朗 君 14番 及 川 文 彦 君
15番 菅 原 巧 君 16番 佐々木 賢 治 君
17番 佐々木 清 志 君 18番 岩 渕 一 司 君
19番 阿 部 孝 志 君 20番 佐 藤 雅 子 君
21番 千 葉 満 君 22番 小 山 雄 幸 君
23番 石 山 健 君 24番 大 野 恒 君
25番 武 田 ユキ子 君 26番 海 野 正 之 君
28番 佐 藤 弘 征 君 29番 木 村 實 君
30番 千 葉 大 作 君 31番 尾 形 善 美 君
32番 佐 山 昭 助 君 33番 牧 野 茂太郎 君
34番 菅 原 啓 祐 君
欠 席 議 員(1名)
27番 千 葉 幸 男 君
職務のため出席した事務局員
事務局長 鈴 木 道 明 事務局次長 金 野 和 彦
議事係長 小野寺 晃 一
説明のため出席した者
市 長 勝 部 修 君 副 市 長 田 代 善 久 君
企画振興部長 村 上 和 広 君 総務部長 下 村 透 君
市民環境部長 鈴 木 悦 朗 君 保健福祉部長 齋 藤 昭 彦 君
商工労働部長 小野寺 良 信 君 農林部長 千 葉 孝 君
技監兼建設部長 一 戸 欣 也 君
上下水道部長併任水道部長
阿 部 照 義 君
花泉支所長 佐々木 俊 郎 君 大東支所長 千 田 良 一 君
千厩支所長 藤 本 薫 君 東山支所長 佐 藤 喜一郎 君
室根支所長 三 浦 正 勝 君 川崎支所長 土 方 和 行 君
会計管理者 菊 地 隆 一 君
消防本部消防長 平 野 和 彦 君
企画振興部次長 佐 藤 善 仁 君 総務部次長 清 水 高 司 君
教育委員長 鈴 木 功 君 教 育 長 藤 堂 隆 則 君
教育部長 小野寺 正 英 君 監査委員 小野寺 興 輝 君
監査委員事務局長 阿 部 和 子 君
農業委員会会長 千 葉 哲 男 君
農業委員会事務局長 小 山 宗 雄 君
会議の場所
一関市議会議場
開会時刻 午 前 10 時
会議の議事
○議長(菅原啓祐君) ただいまの出席議員は31名です。
定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
千葉幸男君から本日の会議に欠席の旨、届け出がありました。
この際、ご報告を申し上げます。
市長提案10件、
請願審査終了報告書2件、
委員会審査報告書1件、
少数意見報告書1件、質疑通告書4件、討論通告書3件、委員会発議1件、議員発議5件を受理しました。
次に、
小野寺監査委員ほか2名から提出の監査報告書1件を受理しましたが、印刷物によりお手元に配付しておりますので、これによりご了承を願います。
本日の会議には、市長、
教育委員会委員長、監査委員、
農業委員会会長の出席を求めました。
議場での録画、録音、写真撮影を許可しておりますので、ご了承を願います。
次に、市長より行政報告の申し出がありますので、これを許します。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 台風15号に伴う大雨による被害及び応急対策等について、行政報告を申し上げます。
昨日9月21日に東北地方を縦断した台風15号についてでございますが、降雨量は栗駒山で239ミリ、一関で167ミリ、大東町中川で119ミリ、千厩町千厩で149ミリなどであり、瞬間最大風速は消防本部観測で午後10時31分に21.8メートルを記録しております。
北上川の水位は、22日午前9時現在、狐禅寺で9.27メートル、諏訪前で7.90メートル、七日町で7.58メートルとなり、各観測点とも
はんらん注意水位を超えたところでございます。
今後の水位につきましては、狐禅寺で午後0時30分に9.61メートル、諏訪前で午後2時ちょうどに8.47メートル、七日町で午後2時30分に8.24メートルと予想されております。
また、市内各河川でも増水いたしまして、
はんらん注意水位等を超えたことから、河川巡視等を行ったところでございまして、一部の河川では越水に備えて積み土のう工法を実施いたしました。
市内の詳細な被害状況につきましては、今後の調査となりますが、冠水による道路の通行止めやJRの運休により、市民生活に影響を及ぼしているところでございます。
市では、9月20日午後2時38分、大雨警報の発表に伴い、同時刻に災害警戒本部、支部を設置いたしまして、雨量、河川の水位などの情報収集や東日本大震災により崩落した急傾斜地などの警戒巡視を行うとともに、浸水による被害に備えて避難所の開設準備、あるいは住民への広報に当たったところでございます。
なお、保育園、幼稚園、小中学校の休校、休園等はございません。
現在把握している市内の被害の状況でございますが、まず土木施設では河川1カ所、単独災害でございます。
普通河川、木ノ川川で30万円の被害、道路関係は市道細田蓬田線で60万円相当、そのほか倒木が4カ所、冠水による通行止めが市道狐禅寺線、
市道川口田谷下線、
市道田沖湯坪線、県道薄衣舞川線、県道北上一関線などに通行止めが生じております。
それから、千厩中学校の国道284号側ののり面崩落がございます。
農業関係の被害につきましては、水稲、野菜、大豆などの農地535ヘクタールが被害を受けたところでございます。
次に、市民の避難の状況でございますが、
大東地域大原地区で1世帯1名が大原公民館に自主避難を行いました。
次に、公共交通の状況ですが、JR新幹線は通常運行をしております。
大船渡線は運休中でございますが、午前10時以降運転再開見込みと聞いております。
岩手県交通につきましては、藤崎線が終日運休となってございますが、その他は通常運行、なの花バスについては、番台コースが一部迂回して運行されておりますが、その他は通常運行、東磐交通については、一関線が一部迂回運行でございます、その他は通常運行、市営バスにつきましては、川崎弥栄地区で一部迂回して運行してございますが、その他は通常運行となっているところでございます。
今後は、被害状況等の調査を進めて、その対策を講じてまいりたいと思います。
以上、報告といたします。
○議長(菅原啓祐君) 以上で行政報告を終わります。
○議長(菅原啓祐君) これより議事に入ります。
本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により進めます。
○議長(菅原啓祐君) 日程第1、請願第4号の1、「灯油高騰への特別対応」と「福祉灯油」を求める請願書を議題とし、
産業経済常任委員長の報告を求めます。
菅原産業経済常任委員長。
○
産業経済常任委員長(菅原巧君)
産業経済常任委員長報告をさせていただきます。
去る8月30日の本会議において、
産業経済常任委員会に付託になりました請願第4号の1の審査を終了いたしましたので、その経過並びに結果について報告をいたします。
付託された請願についてでありますが、審査を終了いたしましたのは、請願第4号の1「灯油高騰への特別対応」と「福祉灯油」を求める請願についてであります。
ただし、請願項目の1の①の福祉灯油の拡充及び請願項目の2項を除く部分についてであります。
審査の結果についてでありますが、平成23年8月31日に委員会を開催し、紹介議員であります石山委員に説明を求めたところであります。
審査にかかわる質疑の内容につきましては、お手元に配付の委員会記録のとおりでございますので、ご了承をいただきます。
審査の結果でありますが、請願第4号の1、「灯油高騰への特別対応」と「福祉灯油」を求める請願につきましては、満場で採択すべきものと決しました。
以上のとおり報告をいたします。
○議長(菅原啓祐君) 報告に対し質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
委員長報告は、採択すべきものと決定した旨の報告です。
報告のとおり決定することに賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、請願第4号の1は、採択することに決定しました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第2、請願第4号の2、「灯油高騰への特別対応」と「福祉灯油」を求める請願書を議題とし、
教育民生常任委員長の報告を求めます。
阿部教育民生常任委員長。
○
教育民生常任委員長(阿部孝志君)
請願審査終了報告書、去る8月30日の第34回
一関市議会定例会において、
教育民生常任委員会に付託された請願の審査が終了したので報告します。
付託された請願は、請願第4号の2、「灯油高騰への特別対応」と「福祉灯油」を求める請願書のうち、項目1の①、国に対する意見書の提出の福祉灯油の拡充に係る部分と、項目2、市として社会的・経済的弱者への救済策としての福祉灯油の実施を行うことについてです。
これが審査のため、8月31日に委員会を開催し、紹介議員より説明を受け、当該請願について慎重に審査を行いました。
審査に係る質疑の内容については、先に配付の委員会記録のとおりです。
次に、審査の結果でありますが、全体に賛成という意見と請願項目1の①、国に対する意見書の提出の福祉灯油の拡充に係る分についてのみを採択とすれば、願意について十分対応できるから、この部分のみ採択でよいとの2つの意見に分かれました。
このため、採決方法について諮ったところ、賛成者多数で、請願1の①についての一部採択について採決することになりました。
結果的に、請願項目1の①は採択すべきものとなり、請願項目2は不採択とすべきものとなりました。
よって、当委員会に付託された請願第4号の2は一部採択、一部不採択とすべきものと決しました。
なお、採決の後、藤野秋男委員より少数意見の留保の申し出があり、賛成者がありましたので、少数意見の留保が成立しましたことをあわせて報告いたします。
以上のとおり報告します。
○議長(菅原啓祐君) 次に、本案については、藤野秋男君から会議規則第101条第2項の規定により、
少数意見報告書が提出されています。
少数意見者の報告を求めます。
11番、藤野秋男君。
○11番(藤野秋男君) 私からは、少数意見を留保した理由について報告をいたします。
すでに皆さんのお手元には常任委員会の会議録、この請願を審査した会議録がお手元に届いていると思います。
私は、これでも申し上げましたように、この請願項目の2は、市として社会的・経済的弱者への救済策として福祉灯油の実施を行うことというのがこの大きな2の理由でございました。
ご存じのように、この会議録の中で何が大きく問題になったかと言いますと、この間の震災を受けて、市の財政が大変その部分に多く特化せざるを得ないだろうという中で、福祉灯油を国に求めるのはいいが、市単独で実施するためには財源も必要であり大変であろうということからの反対でした。
ですから、
福祉灯油そのものについての反対ではなかったわけでございます。
私は、その中で今年度の決算状況を見ても、また、これまでのいろんな制度の実施状況を見れば、市町村自治体が積極的にこういう施策を実施する中で国を動かしてきたという経過がございます。
ですから、これを明確に市単独での支援というものを明確に反対する理由にはならない。
ましてや、その財源は、これまでの実施状況を見ますと、3千4、5百万円です。
今の市の財政から考えれば、本当に生活弱者で冬越しも大変な、あるいは生命にかかわるような状況の判断がされるときに、市単独では実施する必要がないにつながるような採択はすべきでないと思いました。
やはり、その必要があるときは市単独でも実施する、これが市長判断であり、当局判断であろうなと。
それを促す意味からも、この請願は妥当であると判断し、私は少数意見を留保した次第でございます。
どうか議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより委員長報告及び少数意見者の報告に対し、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
委員長報告は、一部採択、一部不採択とすべきものと決定した旨の報告です。
採決は項目ごとに分割して行います。
まず、請願事項1の①のうち、福祉灯油の拡充の部分に対する委員長報告は採択すべきものと決定した旨の報告です。
報告のとおり決することに賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、請願事項1の①のうち、福祉灯油の拡充の部分は、採択することに決定しました。
次に、請願事項2、市として社会的・経済的弱者への救済策としての福祉灯油の実施を行うことに対する委員長報告は不採択とすべきものと決定した旨の報告です。
よって、原案について採決します。
請願事項2について、賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立少数。
よって、請願事項2については、不採択とすることに決定しました。
(武田ユキ子議員退場)
○議長(菅原啓祐君) 日程第3、認第4号、平成22年度一関市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第18、認第19号、平成22年度一関市
水道事業会計決算の認定についてまで、以上16件を一括議題とし、決算審査特別委員長の報告を求めます。
槻山決算審査特別委員長。
○決算審査特別委員長(槻山隆君) 8月30日の本会議において、平成22年度決算審査特別委員会が設置され、審査付託されました下記議案の審査が終了しましたので、その経過並びに結果をご報告します。
まず、付託案件ですが、本決算審査特別委員会に付託された議案は、認第4号、平成22年度一関市
一般会計歳入歳出決算の認定についてほか15件です。
次に、審査の経過ですが、審査は8月30日、9月8日、9日、13日の4日間にわたり委員会を開催し、市長、
教育委員会委員長、監査委員、
農業委員会会長の出席を求めました。
8月30日の委員会において正副委員長の互選を行い、委員長には本員が、副委員長には勝浦伸行委員が選任されました。
その後、総務部長、企画振興部長、市民環境部長、保健福祉部長、商工労働部長、農林部長、技監兼建設部長、消防長、教育部長、
上下水道部長併任水道部長の順で補足説明を受けました。
9月8日、9日には総括質疑を行い、その後、直ちに常任委員会単位の4分科会を設置し、所管にかかわる決算認定議案を分割付託しました。
9月13日には、各分科会が開催され、慎重審査し、9月20日の特別委員会において各分科会における審査の報告を求めました。
本特別委員会には、議長及び議会選出監査委員である議員を除く30人で構成されたものでありますので、総括質疑及び各分科委員長報告に対する質疑の報告については割愛いたします。
最後に、審査の結果でありますが、各分科委員長の報告を待って、当特別委員会としての結論を得るため採決をしました。
その結果、認第6号から認第19号までの14件は満場で、認第4号、認第5号の2件は多数で認定すべきものと決しました。
なお、平成22年度一関市
一般会計歳入歳出決算の審査に当たり、債務負担行為として設定した限度額を超えた補助決定等が行われてきた事案が判明し、予算執行を行う担当課等において、基本原則を十分認識していなかったことによるものであり、予算執行を管理する財政課においても確認が不十分だと言わざるを得ません。
したがって、予算執行に当たっては、予算が税金その他の貴重な財源で賄われるものであることを改めて認識し、法令、条例及び予算の定めるところに従い、二度とこのような事態が起こることのないよう、万全の体制を構築されるよう望むものであります。
以上が当決算審査特別委員会における審査の経過と結果です。
何とぞ当委員会の決定のとおり、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、ご報告といたします。
○議長(菅原啓祐君) お諮りします。
委員長報告に対する質疑は、議長と議会選出監査委員である議員を除く30人による特別委員会において、慎重審査をしておりますので、これを省略したいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議ありませんので、これを省略することに決定しました。
討論の通告がありますので、これより討論を行います。
委員長報告のうち、認第4号、第5号に反対者の発言を許します。
12番、菊地善孝君。
○12番(菊地善孝君) 12番、日本共産党一関市議団の菊地善孝でございます。
認第4号、平成22年度一関市
一般会計歳入歳出決算認定、認第5号、平成22年度一関市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論に参加をいたします。
まず、今春3月末までの平成22年度一年間を振り返るとき、3月11日の東日本大震災発生、その後の停電、ガソリン不足など、燃料不足による極度の市民生活の混乱がありました。
このような脆弱な社会であったのかと思い知らされた一年でもありました。
食料品の極度な不足状態も長く続きました。
ほとんどの市民の方々が協力し合い、これに耐えたところであります。
3月11日震災の被害は、主に市の東側、その余震である4月7日の地震は、主に市の西側に甚大な被害が生じ、今日に至るも苦しめられています。
これに加えて、3月12日の東京電力福島第一原発1号炉の水素爆発、15日までの3号炉、2号炉の連続爆発、この3回に及ぶ爆発に伴う4号炉建屋の深刻なダメージ、人類史上かつて経験したことがない3つの炉の爆発、終息見込みなしの放射性物質の垂れ流しという中、市内もホットスポットになっていたことがしばらくして判明、不安と憤りの中での生活を余儀なくされています。
私どもは、こういう状況下において、市政が市民生活を守るという視点で機能していたか、否かという側面から分析し、評価すべき取り組み、問題として指摘せざるを得ない取り組みに分けて発言するものであります。
評価すべき取り組みの第1点は、3.11大震災発生と同時に対策本部が設置され、市長を先頭に市民の安全、衣食住確保に奔走した実績であります。
特にも、消防団、消防協力隊を含む消防組織の活動は、率直に評価し感謝するものであります。
その活動は陸前高田市、気仙沼市支援にも及んでおり、一般市民によるボランティア活動を含め一関市の誇りであります。
ただ、避難所確保、誘導、維持の分野では要改善点があることも冷厳に認める必要があり、早急な改善を期待するものであります。
その2は、長年の課題であった東消防署建設に3億6,500万円余、南消防署改築に向けた設計委託費500万円弱は防災上の拠点中の拠点整備であり、大幅に遅れたとは言え率直に評価するものです。
ただ、今議会補正計上されている北消防署、全く実施時期が明示されていない東山分署、合併に伴い整備が必要となる藤沢分署等はこれからであり、一日も早い整備を期待するものであります。
その3は、住宅リフォーム事業をスタートさせ、地域経済の活性化に取り組んだことは、小規模とは言え注目、評価するものです。
地方切り捨てともいうべき市場万能論に基づく弱肉強食社会、新自由主義思想に基づく小泉改革、基本的にこれを継承している現政権下、地域経済は疲弊の一途であります。
ソニー千厩を初めとする誘致大企業が次々撤退する中、市内事業所応援が急務であります。
導入まで大分時間を要しましたけれども、目を出したことはこれまた率直に評価するものであります。
ただ、その規模は小さく、早急な拡大を期待するものであります。
その4は、一関市産業振興条例に基づく振興会議をスタートさせ、地域循環型の経済資質の構築等に実践者を中心に真剣な議論を始めたということは評価するものであります。
市内経済は、農林業を含め地場中小零細事業所等の活性化なくしては雇用問題改善もありません。
特にも3.11震災後、地域経済はダメージを受けており、論議の段階から生かせる施策は予算をつけて実践に移す、このことを期待したいと思います。
問題点として挙げなければならない第1は、不正や不適切な処理が続いていることであります。
国保室根診療所、猿沢診療所における管理職による横領は、関係者はもとより市民に対しても大きな衝撃を与えました。
特にも3.11震災被害克服に市を挙げて取り組む中での不祥事であり、自治体労働者の意識低下を心配するものですし、コンピューター知識の悪用という点でも多くの教訓をくみ取るべきと思科するものであります。
また、農林部門関係の8件もの債務負担行為議決に反する執行状況がここしばらく続いたことも、公の事務をあずかる組織としては申し開きのできない事態でありましょう。
猛省と再発防止を期待するものであります。
その2は、不祥事との関連で歳計外現金の扱い、とりわけ全く私費扱いとなっている学校給食費についても公の会計、公会計処理を主張しているところであります。
これだけ続発している中で、現状を継続することは許されないと判断をいたします。
早急な検討、改善を求めるものであります。
その3は、消防団員の報酬等々の改善をこの間再三求めてきましたけれども、改善を見ないまま今日を迎えております。
今次3.11震災、大津波被害を通じて、団の役割の大きさと大規模災害時における報酬等のあり方について、沿岸部を中心に改善がなされています。
分科会審査を通じて、同規模の、一関市と同規模という趣旨ですが、同規模の県内自治体と比べ、半額程度にある場合も現存することが報告されており、早急な改善を期待するものであります。
その4は、時間外診療確保策としての病院群輪番制病院運営事業の取り組みは評価しつつも、旧東磐井における二次救急医療、とりわけ脳外科不在による救急医療が空白となっている事態改善がなされていないことは重大であります。
議論の段階から、体制整備に早急に進むことを期待するものであります。
その5は、3.11震災直後から休止状態にある県立大東病院の入院、リハビリ機能回復が遅々として進まず、深刻な地域医療の後退が続いています。
花泉病院の診療所化、民営化後の事態も要改善が急がれる課題であります。
医師確保等困難な課題があるものの、改善に向け一層の努力を期待するものであります。
その6は、各種審議会委員等委嘱が偏っているのではないか、この指摘が市民から上がっております。
報告によれば、一人で5つもの委員を兼ねている方が2人、4つ兼ねている方が5人、3つ兼ねている方が9人となっています。
原発問題でのやらせが問題となっていますが、当局にとって都合のよい人選、答申との疑念を持たれることのないよう改善を求めるものであります。
その7つは、一関図書館、仮称大東小学校建設が3.11震災を経て避難所損傷の現状を考慮することなく当局案どおり進められることは、原発の安全神話と同様の気になることであります。
再検討を求めたいと思います。
その8つ目は、国保税は介護保険料、後期高齢者医療制度と合わせて合計してみると、可処分所得の10%から20%の負担となっているケースが珍しくありません。
担税力を大きく超えるものであり、減免基準緩和を含め、現状は賛成することができません。
以上をもって反対討論といたします。
ご清聴ありがとうございました。
○議長(菅原啓祐君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。
18番、岩渕一司君。
○18番(岩渕一司君) 関政会の岩渕一司でございます。
私は、第34回
一関市議会定例会に提案された平成22年度の一関市一般会計並びに各特別会計の歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論に参加するものであります。
平成22年度は、東日本大震災という未曾有の災害に見舞われた年度でありました。
勝部市長におかれましては、避難所の運営や沿岸被災自治体の支援にいち早く取り組まれたことに敬意を表するものであります。
また、福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質による汚染の対策については、国、県と連携を図り、市民の安全安心の確保と、農業の安定対策を図られるとともに、一日も早い災害復旧、復興がなされることを希望するものであります。
さて、平成22年度の決算は、勝部市長が就任して初めて編成した年間予算の決算であり、現市政の実質的なスタートの年の決算であります。
勝部市長は、喫緊の課題である雇用対策と経済対策について、国の緊急雇用対策基金の活用や、新規高卒者を採用した企業の人材育成への支援策としてふるさと就職支援事業に取り組むとともに、国の臨時交付金事業の活用や、後年度に計画をしていた事業の前倒しなどによる経済対策の規模の拡大を行い、地域経済の振興が図られたところであります。
経済対策は平成23年度も継続的に実施されておりますが、地域の雇用確保と経済活性化への効果が大きいものと期待をいたしております。
さて、平成22年度の主な事業といたしまして、農業については一関の野菜、花卉、肉用牛、米等の農産物のブランド化を進めるため、JA及び生産者団体が実施する販売促進活動の支援など、エコファーマー野菜フェア、花卉販売フェア等の支援を行っております。
中山間地域等直接支払については、平成22年度から3期目の対策が開始され、現行対策により活発化した集落の動きを一層充実させ、さらに高齢化が進んでいる集落も安心して取り組める自律的・継続的な農業生産活動等の体制整備に向けた前向きな取り組みを推進しております。
前年に比べ、面積で136.1ヘクタール、金額で799万2,000円の増となっております。
また、骨寺村荘園地区整備事業では遺跡整備活用基本計画に基づきガイダンス施設管理棟の建設、展示棟の実施設計等により、世界遺産追加登録に向けた整備がなされております。
担い手対策として、農業経営指導員を配置し、認定農業者等の農業担い手を対象とした経営指導を実施し、述べ巡回指導回数2,143回、経営改善計画の作成指導283回、農業経営改善計画認定数951件、うち平成22年度においては新規認定者数15件、再認定者数210件であり、担い手の育成が図られております。
青年等の就農促進や定着を図るため、就農促進計画を作成し、就農に意欲的なものに対し、研修施設、または先進農家等に研修するための経費として、新規就農者支援資金の貸し付けを行い就農の促進を図っております。
雇用対策及び商工業振興につきましては、緊急雇用創出事業では直接実施事業として80事業193名の新規雇用、委託事業として20事業90名の新規雇用が図られております。
その他重点分野雇用創出事業など合わせて45事業108名の新規雇用が図られ、離職者等の雇用及び就業の機会を創出しております。
また、新規高卒者を採用する企業を対象に、地元への就職と職場定着を目的とした人材育成として、47社に育成経費の一部を補助し、地元への定着を促進しております。
地場特産品育成事業では、各地域の生産者団体の活動を支援するとともに、各地域の産業まつりや首都圏での物産と観光展を開催し、地場産品の育成と宣伝に努めております。
平成23年3月完成の一関東第二工業団地の整備促進が図られ、企業立地の環境が整えられ、平成22年度市内に5社の立地が決定され、雇用の場の確保が図られたことは誠に喜ばしいことであります。
一関市研究開発プラザは、研究室5室から4室分の増築を図り、入居希望の多い企業要望にこたえております。
次世代ものづくり人材育成事業では、若手社員のスキル向上と、企業の枠を超えた連帯感を醸成し、若者の地元定着を図るため、合宿形式での研修会を開催しております。
また、スキルアップ合宿で得た成果の確認と問題解決能力の向上を目的とした研修会も開催し、若手社員のフォローアップにつなげております。
産業振興条例に基づく審議会の設置は、今後の産業振興の促進を図るものであり、評価するものであります。
さらに、本年4月には、室根地域に救急救命士を養成する国際医療福祉専門学校一関校が開校されたところであります。
また、中小企業振興資金により中小企業者の経営安定化を支援するとともに、観光については、真湯温泉センター保養施設を整備するなど、岩手・宮城内陸地震からの復興に努められたところであります。
少子化対策、子育て支援につきましては、発達の遅れが認められる児童の健全な成長を促すかるがも教室の千厩教室を拡充するとともに、私立保育園の増改築や耐震診断などに対する補助を行うなど、安心して子供を産み育てる環境の整備に努められたところであります。
また、大原小学校のプール建設とグラウンド整備、日形小学校・千厩小学校の屋内運動場の耐震補強工事、涌津小学校校舎の大規模改修工事、川崎中学校の校舎建設、萩荘中学校の屋内運動場改築工事、舞川中学校校舎の耐震補強工事を行うなど、次世代を担う子供たちの教育環境の整備を進められたところであります。
新一関図書館の整備につきましては、市民による整備計画委員会を設置し、基本構想、基本計画、建設場所などの提言をいただき、基本設計を実施されたところであります。
学校適応相談等を行うための4名の教育相談員を配置し児童生徒の心のケアに努めているとともに、各学校に学習指導専門員4名を派遣し学力向上対策への助言、指導を行っております。
子供の学習意欲の向上、学習習慣の形成、言葉の力の向上など、確かな学力を形成するための実践研究に取り組む学校を支援し、研究の成果を市内に広く普及するために、市内9校で実施し、学力の向上に努めております。
中学2年生を対象とした、3ないし5日間の企業体験学習を市内全中学校で実施し、職業観や生き方を学ぶとともに、社会の一員としての自立できる社会性を育むための体験学習がなされております。
障害があり特別な支援を必要としている子供に特別支援コーディネーター2名を配置し、教育支援を行っております。
個別に学校適応指導を必要とする子供がいる学校、生活支援を必要とする子供のいる学校に学校サポーター22名を配置し、きめ細かな指導をサポートしております。
市内小中学校に適応支援相談員を配置し、学校、家庭、地域、関係機関との連携を強化し、不登校の生徒の学校適応を図るとともに、小学校を定期的に訪問し、児童や保護者等との相談活動により学校不適応問題の未然防止と小中学校の連携を推進しております。
放課後の子供たちの安心・安全な居場所づくり、健全な育成を図るため、小中学校を対象とした放課後子ども教室を社会教育施設や学校を会場に20教室、延べ人数33,392人となり、子供の健全育成が図られております。
生涯スポーツの推進につきましては、さまざまな年代を対象としたスポーツ教室を実施し、市民がスポーツに親しむ環境づくり、生涯スポーツの振興に努めております。
また、財団法人日本サッカー協会が取り組んでいるJFAこころのプロジェクト夢の教室を導入し、小学校高学年を対象に夢を持つことの大切さを学ぶ事業を展開し、子供たちに夢と希望を与えております。
岩手・宮城内陸地震完全復興事業として、国道342号真湯須川間ウォーキング及びリレーマラソンを実施し、市内外に復興をPRいたしました。
消防救急体制につきましては、市民の生命・財産を守るため、防災拠点となる一関東消防署庁舎の建築、一関南消防署庁舎の実施設計などを行うとともに、防災講演会を開催するなど、地域防災力の向上に努められたところであります。
第4回緊急消防援助隊合同訓練が6月4日から5日に愛知県知多市において実施され、当市からは指揮隊と支援隊の2隊7名が参加しているが、指揮隊については当市と盛岡市だけの任務であり、災害時における指揮と後方支援についての重要な訓練がなされております。
また、救助活動に関する専門的な職員を育成するとともに、救助及び災害用資機材を整備し、救助支援の充実を図っております。
救急業務については、高度な救命活動を実施するため、装備資機材の整備を図り、医療機関との連携を強化し、住民に対する応急手当の普及啓発を推進し、住民と連携した救急救命体制の充実が図られております。
道路の整備につきましては、流通団地金沢線・清水原一関線、寺田下流通団地線、駒場広域連絡線など、医療、消防、工業団地などの基幹施設と地域を結ぶ道路の整備を進められたほか、地域の生活道路や、一ノ関駅東口へのアクセス向上を図るための駅東前堀線など、街路整備も進められたところであります。
治水対策については、平成22年度の一関遊水地事業について47億8,400万円の事業費が計上され、これまでの事業費累計は1,648億3,900万円となり、事業費における進捗率は61.4%となっております。
磐井川堤防改修については、国土交通省とともに家屋移転の相談に応じ、事業推進を図っております。
また、障害者の地域生活を支援するため、相談拠点を拡充するとともに、認知症高齢者グループホーム、生活支援ハウスのスプリンクラー等の施設整備に支援するなど、障害者福祉、高齢者福祉の推進も図られたところであります。
県の自殺対策緊急強化事業を活用し、自殺予防に対する正しい知識の普及啓発やゲートキーパー研修会を開催し、予防活動を展開しております。
地域医療の確保対策として、危機的な状況にある地域医療の確保を住民、行政、医療機関関係者が共有し課題解決するため、市民フォーラムを開催するとともに、地域医療を担う臨床研修医の環境整備を図るために一関医師会が実施した図書整備等に係る経費に対し支援をしているが、医師確保は喫緊の課題であり、県医療局と緊密な連携を図りながら、抜本的な対策を望むものであります。
いちのせき元気な地域づくり事業は、地域住民と行政との創意工夫により、各地域の特色ある地域づくりのため、勝部市長の提唱のもと実施されたものでありますが、これは支所長の権限によって事業の決定が行われるもので、地域の住民と一緒に考えて組み立てるという、まさに協働の事業であります。
よい意味での競争意識が醸成され、各々の地域が元気になり、ひいては、一関市全体の活性化につながるものと思います。
地域がみずからの発想で事業を計画することにより、特色あるまちづくりが展開されていくものと期待するものです。
地域おこし事業として、人材おこしや産業おこしなどで活力ある地域づくりを推進するため、一般事業24事業、女性が主役の地域おこしに4事業、若者が主役の地域おこしに5事業、自治会等活動総合補助金など、市民が主体の地域づくりを進める事業の推進が図られておりますが、協働推進アクションプランも策定されたことから、実践的な事業の進展を願うものでおります。
テレビ放送のデジタル化については、中継局やギャップフィラーの整備、共同受信施設のデジタル化改修に対する補助を行うとともに、地デジ支援センターを設置するなど、デジタル化への対応に努められたところであります。
環境保全につきましては、一関地球温暖化対策地域協議会と連携して意識啓発に努めており、また、本市における省エネルギーを推進するための指針となる省エネルギービジョンの策定や、住宅用太陽光発電システム設置への補助を行うなど、地球温暖化対策に努めるとともに、生ごみ減量機器導入への助成など、ごみの減量化、資源化にも取り組まれたところであります。
また、簡易水道事業や上水道事業により、水道未普及地域の解消や安全な水の安定的な供給に努められております。
公共下水道事業や浄化槽事業などにより、生活環境の改善と公共用水域の水質保全に努められたところであります。
職員研修については、職員一人一人が全体の奉仕者としての自覚を持ち、誠実かつ厳正な態度で職務を遂行するるとともに、人材育成の基本方針に基づいた能力向上を図るため、OJT研修、独自研修、派遣研修、通信研修など職員資質の向上に努めております。
今後とも、より一層の研さんを望むものであります。
過疎計画の策定につきましては、地域の自立を図るとともに、住民福祉の向上、雇用の拡大に資するため、平成22年度から27年度を期間とする過疎地域自立促進計画を策定しております。
今計画には、新たに地域の医療確保、生活交通の確保、集落の維持及び活性化などのソフト事業にも拡大され、事業の進行による効果が期待されるところであります。
行財政運営につきましては、行政改革大綱・集中改革プランを着実に実行され、人件費の削減や地方債の繰り上げ償還により将来の公債費の負担軽減を図るなど、経常経費の削減に努められ、持続可能な行財政運営に努力されているところです。
しかしながら、平成22年度
一般会計歳入歳出決算の審査に当たり、債務負担行為として設定した限度額を超えて補助決定が行われていた事案は、予算執行を行う担当課等において基本原則を十分認識せず、財政課においても確認が不十分であったことであり、予算執行に当たっては、法令、条例に従い、二度と起きないような体制の構築を望むものであります。
地方自治体を取り巻く環境は、少子高齢化、地方分権の進展などにより大きな転換の中にあります。
このような中にあって、暮らしやすい地域、自主・自立の地域をつくるため、また、社会の変化に対応できる体制をつくるため、平成22年度に一関市・藤沢町合併協議会を設置し、今月26日には一関市と藤沢町が合併を迎えることとなりました。
新市基本計画の中のまちづくりの基本的な考え方の中に、すべての市民が手をつなぎ、ともに考え、行動する協働のまちづくりを進めていくとあります。
今後とも、市民組織、企業、行政、それぞれが役割と責任を担いながら、協働によるまちづくりが進められ、中東北の拠点都市一関の発展が一層進展されていくものと期待しているところであります。
私は、以上の理由から、平成22年度の一関市一般会計並びに各特別会計の歳入歳出決算の認定に賛成するものであります。
議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。
○議長(菅原啓祐君) 以上で通告による討論を終わります。
以上で討論は終わります。
これより採決を行います。
採決は、まず、認第4号及び第5号の2件を個別で、次に、認第6号から認第19号まで、以上14件を一括で、以上のように分割して採決します。
まず、認第4号、本案に対する委員長報告は認定です。
報告のとおり決することに賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立多数。
よって、認第4号は認定されました。
次に、認第5号、本案に対する委員長報告は認定です。
報告のとおり決することに賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立多数。
よって、認第5号は認定されました。
次に、認第6号、第7号、第8号、第9号、第10号、第11号、第12号、第13号、第14号、第15号、第16号、第17号、第18号、第19号、以上14件に対する委員長報告は認定です。
報告のとおり決することに賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、以上14件は認定されました。
(武田ユキ子議員入場)
○議長(菅原啓祐君) 日程第19、議案第94号、一関市
藤沢情報通信センター条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第94号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第94号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第20、議案第95号、一関市地域自治区の区長の給与及び旅費に関する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
討論の通告がありますので、これより討論を行います。
議案第95号に反対者の発言を許します。
12番、菊地善孝君。
○12番(菊地善孝君) 議案第95号、一関地域自治区の区長の給与及び旅費に関する条例制定に反対する立場から討論をいたします。
7自治体合併時にも、私ども日本共産党一関市議団は同様の主張をしたのでありますけれども、部長相当職の支所長を配置したのに加えて、自治区長の常勤化しなければならない理由はない。
職員の大幅削減のなか、大盤振る舞いする理由もないと、このように考えるものであります。
7自治体の自治区長の勤務実態は、ほとんどがあいさつ要員ではなかったかと思われます。
非常勤の形で勤務をしていただいて十分であると、こういう立場からこの案については反対するものであります。
以上でございます。
○議長(菅原啓祐君) 以上で通告による討論を終わります。
以上で討論を終わります。
これより採決を行います。
議案第95号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立多数。
よって、議案第95号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第21、議案第96号、一関市
藤沢コミュニティセンター条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第96号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第96号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第22、議案第97号、一関市病院事業の設置等に関する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第97号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第97号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第23、議案第98号、一関市病院企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第98号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第98号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第24、議案第99号、一関市
病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第99号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第99号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第25、議案第100号、一関市
病院事業利用料及び手数料条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第100号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第100号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第26、議案第101号、東磐井郡藤沢町の編入による藤沢町
医療従事者等修学資金貸付基金条例の失効に伴う経過措置を定める条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第101号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第101号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第27、議案第102号、東磐井郡藤沢町の編入による
千葉榮一奨学資金貸付基金条例の失効に伴う経過措置を定める条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第102号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第102号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第28、議案第103号、一関市
藤沢交流施設条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第103号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第103号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第29、議案第104号、東磐井郡藤沢町の編入による藤沢町
生活環境整備資金貸
付基金設置条例の失効に伴う経過措置を定める条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第104号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第104号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第30、議案第105号、一関市
藤沢文化センター条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第105号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第105号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第31、議案第106号、一関市
大籠キリシタン殉教公園条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第106号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第106号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第32、議案第107号、一関市藤沢ニコニコヘルス条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第107号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第107号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第33、議案第108号、一関市
藤沢スポーツランド条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第108号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第108号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第34、議案第109号、東磐井郡藤沢町の編入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第109号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第109号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第35、議案第110号、一関市
工業用水道事業給水条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第110号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第110号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第36、議案第111号、一関市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第111号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第111号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第37、議案第112号、一関市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第112号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第112号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第38、議案第113号、一関市
汚水処理施設条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第113号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第113号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第39、議案第114号、一関市
農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第114号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第114号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第40、議案第115号、東日本大震災の被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第115号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第115号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第41、議案第116号、一関市
花泉市営バス条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
5番、金野盛志君。
○5番(金野盛志君) 料金について伺います。
総合交通体系を、平成25年度ですか、定めるということになっておりますけれども、今、市内のバスの運賃を見ますと、例えば、大東は距離制、上限でいうと1,470円、ただし70歳以上の方は100円ということになっています。
千厩は上限が650円、それから室根が300円、川崎弥栄が200円ということになっているわけです。
今回の条例に出された花泉の200円というのは、その将来の総合交通体系を考えた、それをにらんだ料金設定なのかお伺いをいたします。
○議長(菅原啓祐君) 鈴木市民環境部長。
○市民環境部長(鈴木悦朗君) 今回の200円が、将来的に想定して200円かというふうなことでありますけれども、今、市で運営している現状の他のバスの状況を勘案して定めた200円というふうな格好になります。
○議長(菅原啓祐君) 5番、金野盛志君。
○5番(金野盛志君) 要するに、負担と受益というのは、同じ市であれば公平でなければならないと。
今、例えば大東地域のことを言うと、1,400いくらまで負担しているというのであれば、例えばこれで何か買い物に行くというときは往復で3,000円です。
そういうこともありますので、総合交通体系を見直すときに、今時点で述べられるその受益と負担ということについて、そういうことを検討していると思うんですけれども、そういうことを踏まえたこの200円ではないのかなと思ったんですけれども、その辺の考え方について再度お願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) 鈴木市民環境部長。
○市民環境部長(鈴木悦朗君) 最初のご質問にもございましたとおり、現在の一関市のバスの運営につきましては、お話しのとおり、千厩地域につきましては昭和58年から運営されまして、これは廃止代替え路線にかわるバス運行というようなことで、料金につきましては県交通の料金を参考にして距離制を採用していると。
また、昭和60年から運営されております室根地域につきましても、当初は廃止代替え路線の代替えというようなことで、乗車料金につきましても県交通の料金を参考にして距離制を採用しましたが、その後、平成16年から室根診療所の患者輸送バスを廃止して村営バスでカバーするというふうなことで、そこに定額制を導入したというような経過があるようでございます。
また、平成6年から運営してございます大東のバスにつきましては、これもやはり廃止代替え路線としまして運行を開始しまして、乗車料金につきましては県交通の料金を参考にして距離制でやっていると。
それから、一関地域にもなの花バスというような格好で運行してございますけれども、これにつきましては平成10年から運行してございまして、公共交通空白地域の解消策というような考え方で、乗車料金につきましては、県交通と競合しない地域は定額の料金、県交通と競合するエリアについては県交通と同じような料金制を採用するというふうな格好で運営されてございます。
合併後に運行開始いたしました川崎弥栄地域につきましては、これは平成21年4月からでございますけれども、それまで無料で運行しておりました患者輸送バスの廃止に伴い、県交通の路線と重ならない路線を運行して新たに料金をいただくという考え方で、一応定額料金の200円に設定したという経過がございます。
今回の花泉のバスにつきましても、現在、無料で運行してございます福祉バスを誰にでも利用できる市営バスへの移行というふうなことでありますし、県交通と競合しない路線設定であること、合併後にバス運行を始めました川崎弥栄の運行目的、あるいは形態と共通する部分が多いと、そういったことから、総合的に勘案いたしまして定額の200円に設定しようとするものでございます。
今、申し上げましたように、それぞれバス料金はこういった差がございますけれども、このバス料金を地域により差があるものを同一料金でやるべきというふうな考え方もあろうかと思います。
確かに、市内同一のサービスであるべきと考えれば、全部が同一料金で運行するといったことも望ましいことであろうと思います。
しかしながら、一概にこの同一料金という考え方をとっていきますと、現在、民間バス事業者とのバランス、そういった課題も生じますし、ひいてはそれらのバス事業者のバス運行の撤退、そういったものにもつながることが懸念される地域、路線、そういったことも生ずるということも考えられるということでございます。
そういったことから、こうした相反する課題をどう調整を図っていくかが大切だととらえておりますので、今後、これらについて議論を深めてまいりたいと考えております。
○議長(菅原啓祐君) 質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第116号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第116号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第42、議案第117号、一関市設置による
医療従事者等修学資金貸付基金の設置、管理及び処分に関する条例の失効に伴う経過措置を定める条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第117号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第117号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第43、議案第118号、
中小企業振興条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第118号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第118号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第44、議案第119号、平成23年度一関市
一般会計補正予算(第3号)から、日程第51、議案第126号、平成23年度一関市
物品調達特別会計補正予算(第1号)まで、以上8件を一括議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
13番、岩渕善朗君。
○13番(岩渕善朗君) 議案第119号、
一般会計補正予算に関して、9款1項消防費について質問いたします。
2目非常備消防費、それから3目消防施設費、2点について質問をいたします。
まず2目非常備消防費なんですが、岩手県市町村総合事務組合負担金が消防団員の共済掛け金との説明を受けましたが、その消防団員の共済制度の詳細と、先の大震災での消防団員の被災状況と補償の実際はどうなっているか、また、殉職された団員の家族、遺児の今後の援助、支援は特別なものがあるかを伺います。
3目消防施設費なんですが、平成25年2月完成を目指す北消防署の実施設計等の委託料ほかでありますが、この建設に当たって、所管の総務常任委員会や消防団との協議がなされたか、また、基本的にこの施設は、現在建設をしております南消防署の設計を基準とするのかどうかを伺います。
東日本大震災を契機に防災計画の抜本的見直しを図るという時期に、その地域の防災の拠点施設建設に、例えば消防職員の大幅な増員が望めない現在、防災、減災を語るときに消防団員、地域の自主防災組織との連携が不可欠になるのは明らかであるのに、協議がないと理解しております。
少なくても、建設すれば40年、50年は使用する施設があると思います。
先に建設した東消防署も、必ずしもベストな施設とは言えないと思います。
なぜ一人もいない女性職員のための設備を整備する先見性がありながら、消防団自主防災組織の要望等の受け付けがなされないか、協議をなされないかを伺います。
○議長(菅原啓祐君) 平野消防長。
○
消防本部消防長(平野和彦君) 岩渕善朗議員の質問にお答えいたします。
消防団員の公務災害補償制度と東日本大震災における消防団員の被災状況及びその補償についてでありますが、まず、消防団員の公務災害補償制度につきましては、消防組織法第24条に基づき、消防団員が消火訓練等の消防団活動などの公務上において被った負傷、疾病、障害または死亡の身体的障害を受けた場合に、市町村が被災団員またはその遺族に対し、その災害によって生じた損害を補償し、あわせて被災団員の社会復帰の促進、遺族の援護等を図るために必要な福祉事業を行うものであります。
市町村は、政令で定める基準に従って条例で定め、損害補償をしなければならないとされておりますが、当市では岩手県市町村総合事務組合に加入して、その事務を共同処理していることから、当該組合に対する負担金として予算計上しているところであります。
また、東日本大震災の全国の消防団員の被災状況と殉職による孤児の状況及びその補償状況につきましては、総務省消防庁の取りまとめによると、今回の大震災による全国での消防団員の死者・行方不明者は、8月3日現在で251人であり、岩手県では118名となっております。
このうち215人が公務中の災害による殉職者であります。
なお、消防団員の殉職による孤児の状況につきましては、把握されていないところであります。
また、補償制度の内容は、遺族補償年金及び葬祭補償、遺族特別援護金、遺族特別給付金等、法令に基づき補償給付されるものであり、遺族特別援護金等の一時金は、殉職者の在職年数、階級等によって異なりますが、1人当たり平均でおおむね2,230万円となっており、次年度以降は遺族年金として年額でおおむね300万円支給されるものであります。
このたびの追加負担金についてでありますが、東日本大震災では殉職者が著しく多かったことから、消防団員の公務災害補償制度を運営する基金に不足が生じることとなったことによるものであります。
このことにつきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法令、施行令の一部を改正する政令が、去る8月10日公布、施行されたところであり、平成23年度に限り、消防団員一人当たり2万2,800円の追加負担となったものであります。
次に、一関北消防署の改築についてでありますが、消防庁舎を改築するに当たっては、災害活動はもちろんのこと、災害対策指揮本部や情報伝達を行う機能を有すること、また、平時においては住民に対して火災を初めとする災害や救命に関する普及啓発活動を行う中枢施設として、その機能を有することが必要であると考えております。
こうしたことから、一関北消防署の改築に当たっては、会議スペース等を考慮した実施設計を行ってまいります。
一関北消防署の改築場所につきましては、過去10年間の災害出動状況等を考慮し、地理的要因から消防活動上最も有効な場所について、支所と協議しながら現北消防署所在地を選定したものでありますので、総務常任委員会及び消防団員等への説明は行っておりません。
なお、建設計画につきましては、今後、実施設計を行ってまいりますので、その内容を消防団等へ説明してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(菅原啓祐君) 13番、岩渕善朗君。
○13番(岩渕善朗君) 2目については、非常備消防団費の中で1つだけ追加の質問をします。
先ほど、昨今の岩手県、宮城県で警察職員の殉職職員の慰霊祭が行われましたが、警察職員、消防職員、それに比べていかに消防団員の殉職者が多いかということが、私ども消防に携わる者として非常に困惑をしております。
この件については、どのような見解をお持ちか、まずお願いします。
○議長(菅原啓祐君) 平野消防長。
○
消防本部消防長(平野和彦君) 消防団員につきましては、地域に根ざした消防防災活動ということで、沿岸につきましては市町村によって異なるとは思いますけれども、水門の開閉等の役割等も行っていると聞いております。
それで、避難誘導等も当初の活動として携わったと伺っておりますので、その関係から殉職者が多数出たものと思っております。
以上でございます。
○議長(菅原啓祐君) 13番、岩渕善朗君。
○13番(岩渕善朗君) この件についてもう1つ。
避難誘導は警察も消防職員も消防団員も同じなわけです。
なぜ消防団員だけがこれほど多かったのかということをお伺いしたかったのですが。
○議長(菅原啓祐君) 平野消防長。
○
消防本部消防長(平野和彦君) 警察署員、そして消防署員につきましては、人数の部分につきましてはそれぞれ市町村の部分でありますけれども、消防職員、警察署の職員よりも総数といたしましては消防団員の人数のほうがはるかに上回っておりますので、その関係かと思われます。
○議長(菅原啓祐君) 13番、岩渕善朗君。
○13番(岩渕善朗君) 3目消防施設費について伺います。
今の答弁を聞きますと、消防団員の数が多かったと、消防団員の数が多かったから殉職者が増えたと、そういう話でございます。
その意味をもってすれば、北消防署建設に当たって支所と協議、これはもちろん当然の話ですが、当該の地域本部、消防団員、自主防災組織と協議がなされないというのは誠に遺憾であると、私はこのように思いますがいかがでしょうか。
○議長(菅原啓祐君) 平野消防長。
○
消防本部消防長(平野和彦君) これから実施設計等も行ってまいりますので、必要に応じて内容等につきましては検討をしてまいりたいと考えております。
○議長(菅原啓祐君) 5番、金野盛志君。
○5番(金野盛志君) 議案第119号についてお伺いいたします。
説明書のほうで質問いたします。
41ページの2款1項3目企画費、コミュニティFMについて伺います。
これにつきましては、新聞にも載っておりましたけれども、前倒しで整備するということについて、大いに評価をしたいというふうに思っております。
きょうお聞きしますのは、1点目は、その放送の何といいますか、システムといいますか、今時点で考えられるのは、市政の情報とか、全く運営会社にお任せするのか、市がどこまで関与するのかということについてまず一つはお伺いをしたいと思います。
それから、5万2,800台のラジオを購入するということになっておりますけれども、これは金額にすると約5億円、非常に厳しい雇用の状況の中で、この市内の中で、このラジオの製造をやってもらう企業、そこにそういう活用をする考えはないのか。
これにつきましては、最低限5万2,800台ということなんでしょうけれども、大きな雇用の確保につながるのではないかというふうに期待をしております。
最終的には入札ということにはなるのは承知しておりますけれども、地場の企業の活用ということについても、どのような考えなのかお伺いしたいということ、それから3点目は、1世帯に1台、あるいは1事業所に1台のラジオを配付するということになっておりますけれども、このラジオはいわゆる市販のラジオに比べて仕様が若干違うと、いわゆる感度とかそういうのが違うというふうに聞いております。
そういうのを複数求める場合、世帯でも複数、事業所でも複数求める場合の販売単価、対応についてどのようにお考えか伺いたいと思います。
それから2点目で、43ページの3款2項5目の保育所費、これはこひつじ園の整備でございますけれども、この定員はどのようになっているのかということ、また、今回のこの整備で、主に千厩地域がここに児童がお世話なっているわけですけれども、この地域のわかる範囲での入所者数といいますか、見込み数、そういうことについてお示しをお願いしたいと思います。
それから46ページ、8款1項土木総務費、大規模盛土造成地崩落調査事業というのがあります。
これは、4分の1相当の国庫補助が既存の制度としてはあるわけですけれども、今回の大震災に関連して、この3次補正、そういうところで国庫補助のかさ上げというのを要請していると思うんですけれども、そういう国庫補助の見通し、そしてその補助率はどうなのかということをお伺いしたいと思います。
最後に、49ページの災害復旧費。
最近市の入札を見ますと、非常に不調が多い。
これは、その要因は何なのか、不調になっている要因は、そしてその原因分析として何なのかということがわかれば対策があると思います。
それについてお示しを願いたいと思いますし、もう1点は、このまま不調が続いていくと、特にも学校関係が卒業式ができないとか、どこかでやらなければいけない、自分の学校でできないということの事態も想定されるわけです。
ですから、市の中でも学校関係を優先するんだ、その次は社会教育施設だというような優先順位をつけるべきだと思うんですけれども、その辺の考え方についてお伺いいたします。
○議長(菅原啓祐君) 村上企画振興部長。
○企画振興部長(村上和広君) 金野盛志議員の質問にお答えをさせていただきます。
私からは、コミュニティFMの放送についてお答えをいたします。
まず、運営についてでございますけれども、これは基本的に民間会社、こちらが行ってまいりますので、当然、番組制作につきましてもこの会社が中心となって行ってまいります。
ただ、市からも情報提供ございますけれども、市が番組枠を買い取りまして定期的に放送を行う計画でございますので、市広報、あるいはホームページと同様、適時的確な情報提供を行っていくことは可能であると考えております。
それから、FMラジオの製造を地場企業に発注することについてでございますけれども、配付を予定しております防災ラジオにつきましては、一関コミュニティFMの放送のみが受信できるようにしてまいります。
これは、災害時の緊急時には電源が強制起動するものでございまして、家庭用電源もしくは乾電池の両方の使用が可能なラジオとする予定でございます。
この機能を有するラジオを製造するメーカーにつきましては、国内に数社しかございません。
ただし、市内のメーカーからも製作が可能との提案がきてございますので、このメーカーを含めまして性能検査を行って、一定の機能を満たすラジオが製造できる業者による入札等で購入が決定になるものと考えております。
続きまして3点目でございますが、1世帯あるいは1事業所で複数台のラジオを所有したいというような質問でございますけれども、ラジオの配付先につきましては一関市の全世帯、当然、現在の藤沢町も含みます。
それから公共施設、社会福祉施設、事業所等に配付する計画でございます。
配付台数は各世帯1台を基本と考えておりますけれども、複数台必要な場合は実費で購入をいただけるよう、今後、検討してまいりたいと考えております。
○議長(菅原啓祐君) 齋藤保健福祉部長。
○保健福祉部長(齋藤昭彦君) 私からは、千厩こひつじ園整備事業費補助金についてお答えを申し上げます。
この事業は、学校法人愛泉学園が運営する幼保連携型認定こども園千厩こひつじ園が東日本大震災により園庭や園舎の土台に亀裂が入るなどの被害を受けたため、同法人では将来予定しておりました移転新築を前倒しし、本年度において児童の安全な保育環境を緊急に整備しようとしたことから、本事業費のうち保育園分に係る経費に対して補助しようとするものであります。
なお、幼稚園分の整備に係る経費につきましては、10款教育費、4項幼稚園費により7,770万円を補助しようとし予算計上しているところでございます。
定員については、保育園分の定員を現在の18名から45名に、幼稚園分の定員を現在の100名から72名にすることとしておりまして、園全体の定員は、現在より1名減の117名の定員とする計画となっております。
また、千厩地域の幼稚園、保育園等の入所児童についてでありますが、現在、千厩地域には認定こども園千厩こひつじ園のほかに、私立幼稚園が1園、公立保育園が3園、保育型児童館が1館ありまして、9月1日現在で幼稚園は定員240名に対して128名が入所し充足率が53%、保育園は定員218名に対しまして242名が入所し、充足率が111%、保育型児童館は定員50名に対して22名が入所し充足率が44%となっております。
千厩地域では、保育園への入所児童数が定員を超え待機児童もありますことから、このたびの整備によりまして今後千厩地域の保育園への入所が円滑に図られていくものと考えております。
○議長(菅原啓祐君) 一戸技監兼建設部長。
○技監兼建設部長(一戸欣也君) 私からは、土木総務費及び災害復旧費のうち、不調の原因とその対策の部分についてお答えをいたします。
まず、大規模盛土造成地の関係でございますが、これにつきましては工事と調査が分かれてございまして、お話のありましたものは工事に該当します。
また、予算案に計上しておりますのは調査に当たります。
工事につきましてですが、個人資産であっても隣接する重要な河川や道路、避難所など公共施設に支障を来す、または利用に影響を及ぼす場合、面積3,000平米で家屋10戸以上の宅地盛土の耐震強度を向上させるため、市町村または被災者団体が実施する対策工事に補助する国土交通省所管の事業でございます。
平成18年度に創設され、平成19年度の中越地震の際初めて適用を受けておりまして、国庫補助率は4分の1で、残りを地方自治体などが負担しているものでございます。
当市の被災箇所では、市内山目地区の館ニュータウンに適用を前提に検討を進めてございます。
これまでの被災者の皆さんとの話し合いでは、対策事業によりまして土地の資産価値が上がることは理解するが、被災した家屋のローンも残っている、あるいは年齢的に住宅を新築するための新たなローンを組むのが難しいなどを理由に、事業化するに当たっては個人負担を小さくするようにしてほしいと要請を受けております。
このため、国に対しまして市単独の要望のほか、仙台市などの内陸型の被災自治体とともに6月14日、8月22日に所管大臣、県選出国会議員などに国庫補助率のかさ上げを要望してきております。
また、岩手県に対しましては、県復興会議の場も利用するなどしまして6月16日、9月15日に全国唯一の実施例であります柏崎市を例示しまして、県からの補助も要望しております。
大規模盛土造成地滑動崩落防止事業の補助率かさ上げは、来月の開催が見込まれております国会に被災地復興支援策として提案されると期待しているところでございます。
なお、8月2日に国土交通省都市局、9月19日に国土交通省東北地方整備局に相談に伺った際に、大臣発言に沿い、事業の所管省庁として補助率のかさ上げを提案していると聞いておりますが、提案のかさ上げ率は示していただけなかったところでございます。
現在は、予算案の取りまとめ段階を迎え、政府内において調整が進められていると思われます。
なお、本議会に補正予算案として計上しました調査費のほうでございますが、館ニュータウンにおけます被災盛り土の変動影響調査を行うための調査測量委託費でありまして、8月2日に国土交通省に被災状況や復旧に向けての考えを説明しまして、財源として計上済みの社会資本整備総合交付金を活用することとしたもので、今事業により盛土造成地の盛り土の面積、盛り土前の地盤面の勾配及び盛り土の高さを把握しまして、崩壊の危険度評価を行い、知事が指定します造成宅地防災区域を検討することとしており、補助率はこちらのほうは3分の1でございます。
続きまして、入札におけます不調の対策などについてでございます。
最近の入札におけます市全体の傾向としまして、建築関連工事の不調が目立っているところでございます。
特に改修工事ですとか、災害復旧工事の入札におきまして、建築B級ですとかC級の業者さんによる入札辞退や不調の案件が発生しているところでございます。
原因としましては、2つの視点からとらえる必要があると考えております。
まず1つ目は業者側の事情でございまして、もう1つは発注する我々市側の要因と考えております。
業者さん側の事情でございますが、民間を含めまして災害復興工事の需要が大変多くなっていることから、以下の3点が確認できました。
まず1点目が、職人の確保が非常に難しくなっているということでございます。
確保するために賃金を上げざるを得ない状況だということでございました。
2点目が、手持ちの工事が大変多くなりまして、現場代理人ですとか、主任技術者などの資格技術者を配置できない状況にあるということでございました。
3点目が、資材単価につきましてですが、8月入札時点では合板類、その他の資材におきましても大変高騰しておりまして、特に資材の輸送運搬が値段に転化されたりする場合もあるということでございました。
しかし、今週再度確認をしましたところ、今月下旬になりまして、合板以外については元の水準に戻りつつあるというふうな情報も得てございます。
次に、発注する側の要因でございますが、こちらも3点あると分析しております。
1つは、学校施設ですとか集会施設などの災害復旧工事が、これらを中心に7月、8月の入札に発注が集中しました。
2点目でございますが、建物の構造体に合わせまして、鉄筋造とか鉄筋コンクリート造、こういった施工実績を求めるように条件をつけましたので、指名する業者さんが絞られてしまいました。
3点目でございます。
災害復旧工事につきましては、設計内容や単価を含めまして災害査定を受けたものでございまして、その際に採用した資材単価が、調査時期から発注段階で数カ月を経過するために、市場単価と今回については剥離が生じてしまったということが挙げられると考えております。
これらの要因を踏まえまして、市としましては次の4つの対応を検討しているところでございます。
1つ目は、入札参加条件などの見直しですが、鉄筋造とか鉄筋コンクリート造の施工実績を求める条件を見直すとか、資材調達のための日数を加味して工期を見直す、長めにとるということを考えております。
2つ目でございますが、発注工事単位の見直しです。
現場が近接している場合や設計仕様が共通する場合には、複数の工事を一本化して発注し、主任技術者ですとか現場代理人などの課題、人数が確保できないというふうな課題に対応してまいりたいと考えております。
3点目ですが、設計の見直しです。
建築工事に外構工事ですとか設備工事などを含めまして一括発注ですとか、同一敷地内などにあります少額の工事を主たる工事に含めまして設計書を作成するということで考えております。
4点目でございますが、単価の見直しになります。
建築資材の単価は元の水準に戻りつつあるものの、災害査定時期と発注時期に大きな差がある場合の単価につきましては、県と協議が必要であることから、市場動向に合わせた見直しについて協議してまいりたいと考えております。
さらに、今後の発注工事についての発注時期の分散化や次年度への繰り越しも視野に入れまして、発注の平準化を図っていきたいと考えております。
以上です。
○議長(菅原啓祐君) 5番、金野盛志君。
○5番(金野盛志君) 災害復旧だけについて再度伺います。
1つは、今、一関市の基準では、何社以上参加しないと、参加者少数で不調だというのがよく載っているんですけれども、数はどうなっているのでしょうか。
私は、そういう条件を求めて、極端なことを言うと、複数社が来れば複数社で平等な競争をやっているわけですので、何社になれば入札が成立するのかということをお伺いしたいということ、それからやっぱり教育施設、これはやっぱりそこを優先するということで、そのほかのところはよく説明をして、繰り越しも私はやむを得ないと思うんです。
皆さんは、担当者は自分のところは直したいと思っているでしょうけれども、市の中でその辺をコントロールして、発注の優先順位をやっていく必要があるのではないのかなと思うんですけれども、再度この2点についてお伺いをいたします。
○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。
○総務部長(下村透君) 入札会の成立といいますか、入札が成立するためには、現在、3社以上の業者さんが入札した場合に入札会を成立させておりますので、2社以下の方しか参加しない場合は、入札会につきましては取りやめしているというふうな状況でございます。
今後、今回のこともありますので、そういうふうな対応を分析、原因等を分析しながら、再度入札会を開催してまいりますが、そういう状況を見ながら、あるいは随意契約というふうな形での対応も考えてまいりたいというふうに考えております。
○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。
○教育部長(小野寺正英君) 教育施設の災害復旧工事の優先発注ということでございますけれども、学校等の教育施設につきましては、できるだけ授業等の支障にならないように早期の応急復旧に努めてきたところでございます。
このうち、大規模に被災した施設につきましては、国の補助災害復旧事業の対象とすることによって、財源確保して復旧を行うというふうな形で進めてきたところでございます。
文科省の災害査定につきましては、7月中旬以降に始まったわけでございますが、これら7月末までに査定を受けた案件につきましては、8月末に入札を行ったところ、数件の不調が学校施設にあっても発生したというような状況でございます。
いずれ教育施設、学校施設につきましては、とにかく早急の復旧が必要だというふうに考えてございますので、前段、先ほど技監が答弁したような形で、工事の発注方法の見直し等も含めて検討して、学校施設の早期の復旧に努めてまいりたいというふうには考えております。
それから、学校施設の優先発注ということにつきましては、指名資格審査会等で翌月どういうふうな形の工事発注を行うかというような協議する場がございますので、それらの中で検討していきたいというふうには考えております。
○議長(菅原啓祐君) 5番、金野盛志君。
○5番(金野盛志君) いずれ、半年後には卒業式がまいります。
やはり、卒業式は自分の学校の、自分のしかるべき体育館、そういうところでやらないと、これは一生、どこでやったのか、講堂でやったとか、どこかでやったという話になります。
絶対に卒業式は自分の学校で、体育館でできるように市全体で調整をお願いして質問を終わります。
○議長(菅原啓祐君) 14番、及川文彦君。
○14番(及川文彦君) 予算書の41ページ、総務費の中でコミュニティFMについて、私からもお尋ねをしたいと思います。
公設民営で行うということで、今回、ハード部分についての提案がされております。
説明の中で、ダイエーあるいは束稲山、石蔵山、室根山ということで電波を出すというふうに聞いておりますが、この中で放送設備についてはダイエーからだと思いますが、送信所はどこか、それから中継所は残った2つだと思いますが、それの区別をお聞きしたいと思います。
それから、全戸配付を受信機についてはやるわけでありますが、電波の届かないところ、あるいは電波が弱くて聞きづらいというようなところは生じないのかどうかお伺いをしたいと思います。
それからソフト面について、いわば運営会社でございますが、この間の新聞によりますと、出資金3,000万円を集めたいというふうなお話がありましたが、市として出資金をどの程度の金額を考えているのかお尋ねをしたいと思います。
先ほど民間会社ということでお話がありましたから、出資金はないのかなというふうにも思ったわけでございますが、その点についてお聞きをしたいと思います。
○議長(菅原啓祐君) 村上企画振興部長。
○企画振興部長(村上和広君) まず送信所でございますけれども、これにつきましても旧ダイエーを予定してございます。
それで旧ダイエーから送信をいたしまして、現在、予定しておりますのが束稲山、石蔵山、室根山に中継局を整備いたしまして、そして放送を送信してまいりたいと考えております。
それで、こういった形で難聴地域は出ないのかということでございますけれども、いずれ現在、電界調査を実施しておりまして、これで市内、それから平泉町にも電波を流すわけでございますけれども、十分にカバーできるというふうなことでございます。
ただ、コミュニティFMというのは、1局しか許可をいただけませんので、こういったことでちょっと心配な部分があるわけでございますが、もしそういった場合につきましては、さらに細かい単位で各地域に小さめの中継局を整備いたしまして、難聴地域が生じないように努力をしてまいる予定でございます。
それから運営会社への出資でございますけれども、これは完全な民間の放送局を想定しておりますので、市からの出資は行わないこととしております。
以上でございます。
○議長(菅原啓祐君) 14番、及川文彦君。
○14番(及川文彦君) ハード面について市が設置をするということでございますので、今後の維持管理というものについても市が行うということでよろしいんでしょうか。
それから、電波の届かないところについては小さな中継所というお話もございましたが、聞こえの不自由な方、耳の不自由な方等についての対処策をお伺いをしたいと思います。
特に、高齢化現象によって聞こえづらいという方も結構出てきておりますので、それらの対策についてお尋ねをしたいと思います。
FM放送の場合は、電波の隙間の中にデータ放送も組み込めるということで、見えるラジオという形でやっているところもあるようでございますが、今回の導入するシステムとは若干違うかもしれませんが、そういうことの対策についてお尋ねをしたいと思います。
それから、受信器については専用器ということでございますので、そういう意味ではちょっと使い方が狭くなるのではないかという気がいたします。
一般のFM放送とか、あるいはAM放送なども聞けるものならばいいのではないかと思いますが、先ほどの金野議員の質問の中で専用器というふうにお話がありましたので、それらは聞こえないということになりますので、若干幅が狭くなるのではないかと思います。
緊急放送のあり方でありますが、例えば昨日の台風みたいな場合に、当初台風が通過をする、あるいは増水が心配をされる、あるいは増水になって通行止めがあったというふうないろんな状況で緊急放送が考えられるわけでありますが、昨日のような場合は、どの時点で緊急放送になるのか、考えていればお話をいただきたいと思います。
FM放送の場合は、緊急放送も非常に大切でございますが、常日ごろの日常的な放送が地域の活性化といいますか、市民の考えをまとめていくに当たっては非常に大切だというふうに言われております。
その意味で、通常の放送を聴く場合は、その専用器に自分でスイッチを入れて聴くということだと思いますが、この放送は24時間放送するものなのかどうなのか、地域によっては二戸のカシオペアみたいに早朝から夜までというところもあるようですし、奥州FMみたいに24時間電波を流しているところもあるようでございます。
この間、台風12号の中で、紀伊半島の災害を受けられた方が、情報がないということで、その地域で防災放送をやっているようでございます。
防災ラジオを借りていって情報を聴けるということで喜んでいる模様がテレビで放送されました。
そういう意味で、非常にこのコミュニティ放送については有効だと思いますが、そういう意味で出資についても考えておられない、完全民営化ということでございますが、この地域の場合には見る、読む、それから聴くと、読むは新聞、見るは有線テレビ、それから新たにコミュニティ放送ということで聴くも追加になったわけであります。
そういう意味では、住民にとっては大変いいことではありますが、運営上の中では競合していくのではないかということで、今後新たにできるコミュニティ放送が安定して放送を流せるようになるためには相当の努力が必要だと思いますし、市が番組枠を買って放送をし、それが援助だということもあるかと思いますが、出資などによる基盤の強化も大切ではないのかというふうに思いますので、その点についても再度お聞きをしたいと思います。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 12番、菊地善孝君。
○12番(菊地善孝君) 休憩をお願いしたいと思います。
理由は2つ。
1つは、今、金野盛志議員が発言をし、及川文彦議員も発言しているんですが、このFMに関しての所管は総務常任委員会なんですが、今のやりとり、部長が答弁している内容、私自身全く初めて聞く内容もあります。
明らかに、私どもに対する説明と異なる説明もあります。
そういう意味では、このコミュニティFMに関する資料をきちっと提供してほしい。
出資金ゼロなんて、私聞いてませんよ、これ。
根本にかかわる問題について、今まで議会にきちっと説明してきたにもかかわらず、私が認識不足なのかもしれませんが、私は現時点では聞いていない。
担当の常任委員会でさえ聞いていない内容が答弁されていますので、資料をきちっと提供いただきたい。
それからもう1つの理由は、先ほど来からこれも金野盛志議員が言っているんですが、学校施設の契約をしようと思ったけれども不調の件があると。
これは、担当の
教育民生常任委員会のほうに説明が20日の日あったそうでありますが、他の議員には説明がありません。
件数が多いという状況の中で、この後第134号、135号の請負契約が提案されようとしています。
金野議員が言うとおり、既存の学校施設の関係が不調だということは異常であります。
そういう意味では、差し当たり
教育民生常任委員会に提供した資料を全議員に配付いただきたい。
それらも検討のために提供いただくし、検討したいので休憩をお願いしたい。
以上でございます。
○議長(菅原啓祐君) 休憩します。
午後1時30分まで休憩します。
午後0時28分 休 憩
午後1時31分 再 開
○議長(菅原啓祐君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
及川文彦君の質問に対する第2回目の答弁を、村上企画振興部長。
○企画振興部長(村上和広君) まず第1点目でございますが、整備後の維持管理費用に関する質問でございますが、この維持管理費用につきましては、運営をいたします、まだ仮称でございますけれども、一関コミュニティFM株式会社で負担をしていただきますけれども、設備等に修繕等が必要となった場合には、基本的には市が負担してまいる予定でございます。
それから、耳が不自由な方への対策についてでございますけれども、現在、配付を予定しております防災告知ラジオにつきましては、聴覚障害の方用には対応はされておりませんが、議員からお話のありましたデータ放送、文字放送、こういったことにつきまして今後検討させていただきたいと思います。
続きまして、配付を予定しておりますラジオでございますけれども、コミュニティFMを非常時の緊急ラジオとして有効に活用していただくためには、日ごろから常に非常時に起動できる状況にあることが重要であると考えております。
さらには、高齢者の方々は機械等の操作になかなかこうなじめない部分もございますので、性能を増やすことによって、いざというときに混乱を来す可能性がありますことから、市のコミュニティFMチャンネルのみを受信する個別受信器を整備したいと考えているものでございます。
それから災害時につきましては、これは会社のほうから市のほうに放送事業者が移行いたします。
それで災害時につきましては、災害情報のみを市民の皆さんに提供してまいります。
ただし、切りかえの時期でございますけれども、それは今後消防本部等と検討して、そういった時期につきましては決めてまいりたいと考えているところでございます。
続きまして、放送時間のご質問でございますけれども、これにつきましては24時間放送していくような形で現在のところ考えております。
それから、テレビ等との経営上の競合、こういったご質問でございますけれども、いずれ放送の形態が片方は映像、それからラジオについては音声、こういった大きく異なる手法でございますので、競合というよりもそれぞれが役割分担をいたしまして、互いに魅力ある番組制作を行っていくことが重要であると考えているところでございます。
続きまして、市としての支援でございますけれども、このコミュニティFMにつきましては、先ほどもお話ししたとおり、災害時に情報伝達する非常に重要な手段ととらえております。
そのためには、事業の継続が必要でありますので、運営が軌道に乗るよう、一定の支援をしてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(菅原啓祐君) 14番、及川文彦君。
○14番(及川文彦君) 先ほど午前中の質問が途中で止まりましたので、FM放送はそういうことのないようにお願いをしたいと思います。
それで、ちょっと休憩をした関係もございますが、最後に1点だけお尋ねして終わりたいと思います。
長期停電対策についてお尋ねをしたいと思います。
今回、3月、4月の経験からも長期停電があり得るわけでございますので、これらも含めて長期停電対策についてお尋ねをして質問を終わりたいと思います。
○議長(菅原啓祐君) 村上企画振興部長。
○企画振興部長(村上和広君) 長期停電対策でございますけれども、先般の東日本大震災では停電期間が長かったこともございまして、非常用電源さえも停止してしまうという事態が発生したわけでございますが、これは充電式バッテリーによる非常用電源が主だったわけでございますが、FM放送の関係につきましては発電機を備えつけまして、燃料の確保に努めながら長期停電時に対応してまいりたいと考えているところでございます。
○議長(菅原啓祐君) 24番、大野恒君。
24 番(大野恒議員) 質問通告をしておりませんでしたが、前の方々の質疑を聞いていますと、一つ聞きたいことがあります。
そこで、まず全体像を、詳細の資料を全議員に配付していただけないかということを議長さんにお諮りいたします。
○議長(菅原啓祐君) ただいま大野議員より質問通告はしておりませんが、質問をしたいので、全体像を把握する意味においても、皆さんに資料をというご発言であります。
24番、大野恒君。
24 番(大野恒議員) 2款1項3目企画費の中のコミュニティFM情報通信事業費についてのことでございます。
○議長(菅原啓祐君) 今、大野議員のご発言のとおりですが、このことについて資料をということですが、皆さんにお諮りしたいと思います。
31番、尾形善美君。
31 番(尾形善美議員) 今、質疑をしたいということで、その中で資料要求をなさったんですよね。
資料要求の動議を出したんです。
質疑の手を挙げたんでしょう。
○議長(菅原啓祐君) 尾形議員はちょっと席をはずしていたからわからなかったかもしれませんが、質問通告はしていなかったけれども質問をしたいということで、しかしその段階で大野議員は資料を皆さんに配付してほしいとこういうことです。
○議長(菅原啓祐君) 31番、尾形善美君。
31 番(尾形善美議員) この間の一般質問でも、またきょうの質疑でも、質問をするために資料を要求するということは、運営上よろしくないと。
結局、資料を見てまた質問するという形になります。
それは、私ども議員は事前に資料を整えて質問をするというのがルールですので、資料要求は、後で配付してほしいということであればいいですが、質問のための資料要求は議長は認めてもらってはだめです。
○議長(菅原啓祐君) 24番、大野恒君。
24 番(大野恒議員) それでは質問いたします。
資料は後日いただくことにして、先ほどの私の前の議員の質疑のやりとりを聞いておりまして、疑問に思うことは聞き間違いであれば訂正いたしますが、それ専用の受信器を使うのだと、各家庭に配るのだということのようなんですが、そうした場合に、例えば今使われている一般のラジオには放送受信できないのかということ、そうだとすると不都合がいっぱい出てくるのではないかなと。
例えば、車で移動中のカーラジオのFMでも聴くことはできないということになってしまうのかどうかお聞きします。
○議長(菅原啓祐君) 村上企画振興部長。
○企画振興部長(村上和広君) あくまでも市が配付予定しておりますラジオは、今回開局を予定しております一関市のFM放送しか入りませんが、それは普通のラジオでも聴けるわけでございます。
ですので、車に備えつけのラジオでも聴くことは可能でございます。
○議長(菅原啓祐君) 31番、尾形善美君。
○31番(尾形善美君) 質疑ではありません。
先ほど議事進行をかけた件で、議長はどのように整理をなさっているのか、それをきちっとこの議会に示していただきたいと思います。
一応、流れとすれば議事進行がかかっておりますので。
○議長(菅原啓祐君) 先ほど菊地善孝君から資料要求の内容の議事進行がありましたが、これは認められませんということです。
○議長(菅原啓祐君) お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は一括して行います。
議案第119号、第120号、第121号、第122号、第123号、第124号、第125号、第126号、以上8件について本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、以上8件は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第52、議案第127号、市町の境界変更についてから、日程第53、議案第128号、市町の境界変更に伴う財産処分に関する協議についてまで、以上2件を一括議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は一括して行います。
議案第127号、第128号、以上2件について本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、以上2件は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第54、議案第129号、財産の無償貸付についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第129号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第129号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第55、議案第130号、財産の取得についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第130号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第130号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第56、議案第131号、財産の取得についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第131号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第131号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第57、議案第132号、一関市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第58、議案第133号、
災害弔慰金等支給審査会の委員の任命及び平成23年東北
地方太平洋沖地震及び津波に係る
災害弔慰金等支給審査会の運営に関する事務の委託に関する協議についてまで、以上2件を一括議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
田代副市長。
○副市長(田代善久君) 議案第132号、一関市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、災害弔慰金の支給対象となる遺族の範囲を拡大するため、及び災害弔慰金の支給等に関する法律に基づき、市が行う災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給に関し、重要事項を審査するための審査会を設置するため、所要の改正をしようとするものであります。
なお、保健福祉部長から補足説明させます。
次に、議案第133号、
災害弔慰金等支給審査会の委員の任命及び平成23年東北
地方太平洋沖地震及び津波に係る
災害弔慰金等支給審査会の運営に関する事務の委託に関する協議について、提案理由を申し上げます。
本案は、平成23年東北
地方太平洋沖地震及び津波により死亡した者の遺族に対する災害弔慰金、及び精神または身体に著しい障害を受けた者に対する災害障害見舞金の支給に当たり、当該災害による死亡または障害であるか否かの判断が困難な場合に開催する審査会について、その委員の任命及び運営に関する事務を岩手県に委託することの協議に関し議決を求めるものであります。
なお、保健福祉部長から補足説明させます。
以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) 齋藤保健福祉部長。
○保健福祉部長(齋藤昭彦君) 私から、議案第132号、一関市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。
議案書をお開き願います。
本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、災害弔慰金の支給対象となる遺族の範囲を拡大するため、及び災害弔慰金の支給等に関する法律に基づき市が行う災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給に当たり、自然災害による死亡または障害であるか否かの判定が困難な場合等に、有識者による審査会を設置し、当該審査会における審査を経て判定していただくこととし、その審査会設置に係る規定を定めるため、所要の改正をしようとするものであります。
災害弔慰金制度の概要を申し上げますと、自然災害により死亡した者の遺族に対し支給する災害弔慰金と同じく、自然災害により精神または身体に障害者1級程度の重度の後遺障害を受けた方に対し支給する災害障害見舞金があり、支給額が世帯の生計維持者が死亡の場合が500万円、障害を受けた場合が250万円、世帯の生計維持者でない者が死亡の場合が250万円、障害を受けた場合が125万円となっております。
参考資料の条例新旧対照表をお開き願います。
今回の改正内容には、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律で、災害弔慰金の支給対象遺族に、死亡者と同居し、または生計を同じくしていた兄弟姉妹も対象としたことに伴い、条例第4条第1項第1号を改正及び第3号を加えるものであります。
また、災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給に当たり、自然災害による死亡または後遺障害であるか否かの判定が困難な場合、例えば災害発生後の避難生活などにより体調を崩し死亡したり、強いストレスにより精神の障害を負った場合など、いわゆる関連死等の判断について、有識者による審査会を設置し、当該審査会における審査を経て判定していただくこととし、条例第16条から条例第21条にその審査会設置等に係る規定を新たに定めるなど、所要の改正をしようとするものであります。
次に、議案第133号、
災害弔慰金等支給審査会の委員の任命及び平成23年東北
地方太平洋沖地震及び津波に係る
災害弔慰金等支給審査会の運営に関する事務の委託に関する協議について、補足説明を申し上げます。
議案書をお開き願います。
本案は、先の震災により死亡した者の遺族に対する災害弔慰金、及び重度の障害を受けた者に対する災害障害見舞金の支給に当たり、当該災害による死亡または障害であるか否かの判断が困難な場合に開催する審査会について、単独で運営することは、その体制及び審査能力等において困難な現況にあること、及び他の自治体との判定の統一性を図る必要があることから、審査会の運営等の事務を岩手県に委託することにより、効率的かつ適正な運営を図ろうとするものであり、当該事務の委託について議会の議決を求めるものであります。
この事務の委託は、地方自治法第252条の14第1項の、普通地方公共団体は、協議により規約を定め、普通地方公共団体の事務の一部を他の普通地方公共団体に委託し、当該普通地方公共団体の長または同種の委員会、もしくは委員をして管理し及び執行させることができるとの規定に基づくものであり、同上第3項において準用する同法第252条の2第3項で、協議については、議会の議決を得なければならないとの規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
別紙、事務委託に関する規約をごらん願います。
第1条で事務の委託の範囲を、第2条で管理及び執行の方法を、第3条から第6条で経費の取り扱いについてを、第7条で条例等の改正の場合の措置を規定するものであります。
よろしくお願いをいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第132号、議案第133号、以上2件について本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、以上2件は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第59、議案第134号、請負契約の締結についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
田代副市長。
○副市長(田代善久君) 議案第134号、請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。
本案は、一関市立統合大東小学校校舎建設(建築)工事について、平成23年8月25日入札に付したところ、株式会社平野組が落札いたしましたので、同社と6億1,320万円で請負契約を締結しようとするものであります。
なお、教育部長から補足説明させます。
○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。
○教育部長(小野寺正英君) 議案第134号、請負契約の締結について、補足説明を申し上げます。
工事名は、一関市立統合大東小学校校舎建設(建築)工事であります。
工事場所は大東町摺沢字上堺の沢地内であり、工事内容は鉄筋コンクリート造2階建、延べ床面積が4,105.97平方メートルとなっております。
完成期限は、平成24年10月10日でございます。
統合大東小学校につきましては、摺沢小学校、渋民小学校、曽慶小学校の3校の統合に伴い、新校舎を大東中学校の隣接地である旧大東中学校跡地に建設するもので、平成25年4月の開校を予定しております。
参考資料1の配置図をごらん願います。
新校舎は、敷地の西側部分に、グラウンドに面し開口部を設けたコの字型に配置する計画としております。
校舎北側の点線で示しております屋内運動場につきましては平成24年度の着工、完成を、プール及びグラウンドの整備につきましては、平成25年度の着工、完成を予定しているものでございます。
なお、敷地造成につきましては、昨年度Ⅰ期工事として、校舎等施設の建設場所となる敷地西側部分を実施し、今年度はⅡ期工事として、グラウンドとなる校舎東側の造成工事を実施中であります。
次に、参考資料2の平面図をごらん願います。
施設の概要でございますが、資料下段に示しております校舎1階部分は、南側中央部に昇降口を設け、昇降口東側には職員室、校長室等の管理ゾーン、西側には保健室、会議室等を配置しております。
校舎北側には採光等を考慮し、中庭に面した位置に低学年用普通教室4室を配置しております。
1階中央部には図書室を配置し、職員室等の管理ゾーンと教室ゾーンを結ぶ動線に沿ってコンピュータ室、全児童の集会活動に利用する多目的ホールを配置し、校舎北側には音楽室、多目的スペースを配置して一体的な活用にも配慮しております。
次に、2階平面図をごらん願います。
2階部分には、南側に高学年用普通教室2室、特別支援学級、多目的教室1室、特別活動室を配置し、北側には中学年用普通教室4室、多目的教室1室、中央部には理科室、図画工作室、家庭科室等の特別教室をおき、多様な学習形態にも対応できる配置としております。
このほか施設整備に当たっては、廊下や教室の内装に地元産材の活用を図るとともに、太陽光発電施設や雨水利用施設も整備し、児童の環境教育や省エネにも配慮した施設としております。
次に、参考資料の3をごらん願います。
統合大東小学校建設事業に係る全体計画を記載しております。
平成22年度につきましては、校舎等の実施設計や敷地造成工事を行っており、今年度は校舎建築に着手するほか、グラウンドの敷地造成、屋内運動場の実施設計を行ってまいります。
さらに平成24年度には、屋内運動場、平成25年度にはプールと屋外運動場の整備を予定しております。
なお、校舎建設工事には2カ年工事となりますことから、工事割合を今年度40%、来年度60%としております。
次に、参考資料の4をごらん願います。
本請負契約につきましては、参加資格を建築工事A級Ⅰ種に登録され、元請けとして鉄筋コンクリート造の施工実績のあるものとして入札公告を行い、8月25日に制限付一般競争入札を実施し、市内8業者の応札があったところでございます。
補足説明は以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。
7番、槻山隆君。
○7番(槻山隆君) ただいま部長の説明の中で、地元産材の利用というような話があったんですけれども、どの程度の利用を考えているのか、また、地元産材の範囲、一関市内なのか、岩手県内を考えているのか、その辺をお願いします。
○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。
○教育部長(小野寺正英君) 木材の利用につきましては、廊下あるいは教室等の内装材として84立方メートルほどの木材の使用を予定しています。
そのほか昇降口やエントランスホール等の壁、内装材、そういうところに使用するというものでございます。
基本的には、できれば大東地域、あるいは市内というのを重点に内装材の確保については検討してまいりたいというふうに考えております。
○議長(菅原啓祐君) 7番、槻山隆君。
○7番(槻山隆君) 材料を使う場合に、乾燥材を使用しないとだめなわけですけれども、そこら辺について早めの手配が必要と思うのですが、どのように考えているのか。
○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。
○教育部長(小野寺正英君) 実際に内装工事に入るのは来年度というふうになろうと思います。
契約議決をいただければ、それらの手配についても早めに施工業者のほうには検討していただくというふうになろうかと思います。
○議長(菅原啓祐君) 質疑を終わります。
お諮りします。
本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第134号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立多数。
よって、議案第134号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第60、議案第135号、請負契約の締結についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
田代副市長。
○副市長(田代善久君) 議案第135号、請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。
本案は、一関市立統合大東小学校校舎建設(機械設備)工事について、平成23年8月26日入札に付したところ、株式会社永沢水道工業が落札いたしましたので、同社と1億5,095万8,500円で請負契約を締結しようとするものであります。
なお、教育部長から補足説明させます。
○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。
○教育部長(小野寺正英君) 議案第135号、請負契約の締結について、補足説明を申し上げます。
工事名は、一関市立統合大東小学校校舎建設(機械設備)工事であります。
工事場所は大東町摺沢字上堺の沢地内であり、工事内容は給排水衛生設備工事及び空気調和設備工事一式であります。
完成期限は、建築工事と同様に平成24年10月10日としております。
校舎の空調設備につきましては、熱源を灯油炊き温水ヒーターとし、普通教室、多目的教室等の暖房につきましては温水方式床暖房、特別教室、図書室等につきましてはファンコンベクターとし、保健室、コンピュータ室等はヒートポンプ・エアコンを整備するものであります。
また、衛生設備といたしまして、トイレにつきましては、低学年、中学年、高学年、男女各1つは和式、それ以外のものについては洋式トイレというような格好で、洋式トイレの割合を多くした形でのトイレの整備等を予定しているものでございます。
資料1から3につきましては、議案第134号と同様でありますので、説明を省略させていただきます。
参考資料4をごらん願います。
本請負契約につきましては、参加資格を管工事A級Ⅰ種からⅣ種に登録されているものとして入札公告を行い、8月26日に制限付一般競争入札を実施し、市内6業者の応札があったところでございます。
議案第135号の補足説明は以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
議案第135号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立多数。
よって、議案第135号は、原案のとおり可決されました。
議案配付のため、暫時休憩します。
午後2時13分 休 憩
午後2時14分 再 開
○議長(菅原啓祐君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(尾形善美議員退場)
○議長(菅原啓祐君) 日程第61、議案第136号、
固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 議案第136号、
固定資産評価審査委員会の委員の選任について、提案理由を申し上げます。
本案は、
固定資産評価審査委員会の委員の任期が平成23年10月28日をもって満了となりますことから、現委員の金野幸造さんを適任と認め、選任しようとするものであります。
金野さんは、
固定資産評価審査委員会の委員を平成17年10月から2期務められております。
ご同意を賜りますようお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより採決を行います。
議案第136号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第136号は、同意することに決定しました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第62、議案第137号、
固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 議案第137号、
固定資産評価審査委員会の委員の選任について、提案理由を申し上げます。
本案は、
固定資産評価審査委員会の委員の任期が平成23年10月28日をもって満了となりますことから、現委員の山崎司朗さんを適任と認め、選任しようとするものであります。
山崎さんは、
固定資産評価審査委員会の委員を平成20年10月から1期務められております。
ご同意を賜りますようお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより採決を行います。
議案第137号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第137号は、同意することに決定しました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第63、議案第138号、
固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 議案第138号、
固定資産評価審査委員会の委員の選任について、提案理由を申し上げます。
本案は、
固定資産評価審査委員会の委員の任期が平成23年10月28日をもって満了となりますことから、新たに小野寺常彦さんを適任と認め、選任しようとするものであります。
小野寺さんは、昭和36年生まれで49歳であります。
平成元年8月から測量設計会社の取締役をされております。
ご同意を賜りますようお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより採決を行います。
議案第138号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第138号は、同意することに決定しました。
(尾形善美議員入場)
○議長(菅原啓祐君) 日程第64、議案第139号、教育委員会の委員の任命についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 議案第139号、教育委員会の委員の任命について、提案理由を申し上げます。
本案は、平成23年10月28日をもって任期満了となります教育委員会の委員について、現委員である小野寺眞澄さんを適任と認め、任命しようとするものであります。
小野寺さんは、教育委員会の委員を平成19年10月から1期務められております。
ご同意を賜りますようお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより採決を行います。
議案第139号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第139号は、同意することに決定しました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第65、議案第140号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 議案第140号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。
本案は、平成23年12月31日をもって任期が満了となります現委員の佐藤勝重さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。
佐藤さんは、人権擁護委員を平成18年1月から2期務められております。
ご同意を賜りますようお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより採決を行います。
議案第140号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第140号は、同意することに決定しました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第66、議案第141号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 議案第141号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。
本案は、平成23年12月31日をもって任期が満了となります現委員の阿部稔さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。
阿部さんは、人権擁護委員を平成21年1月から1期務められております。
ご同意を賜りますようお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより採決を行います。
議案第141号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、議案第141号は、同意することに決定しました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第67、発委第2号、東京電力福島第一
原子力発電所事故に伴う速やかな損害賠償を求める意見書についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
菅原産業経済常任委員長。
○
産業経済常任委員長(菅原巧君) 発委第2号、東京電力福島第一
原子力発電所事故に伴う速やかな損害賠償を求める意見書について、意見書の朗読を省略し、提案理由をご説明申し上げます。
本案は、地方自治法第99条の規定により意見書を提出したく、会議規則第14条第2項の規定により提出するものであります。
東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故が発生し、当市においても農業、生活環境など、市民生活に大きな影響が出ております。
国の原子力損害賠償紛争審査会では、8月5日に損害賠償に関する中間指針を決定したところでありますが、岩手県では9月をめどに全農が中心となって損害賠償を取りまとめることになっております。
当委員会としては、この全農からの損害賠償に対して、取りまとめた内容を国の責任で原子力損害紛争審査会に盛り込むとともに、現場の実態に即したすべての被害について、損害賠償の支払いをスピードをもって対処するよう求めるものであります。
何とぞ議員各位の満場の賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由とさせていただきます。
よろしくお願いします。
○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
発委第2号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、発委第2号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第68、発議第7号、
一関市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
30番、千葉大作君。
○30番(千葉大作君) 発議第7号、
一関市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
本案は、藤沢町の編入により、議員が3人増員することになったことなどにより提案するもので、次期一般選挙までの間に限り、常任委員会のうち総務、産業経済、建設の各常任委員会の委員定数を1名ずつ増員、また、現在の委員等の任期、常任委員会及び議会運営委員会の委員、委員長、副委員長の選任、並びに付託された
事件、
付議された継続審査について、経過措置を設けるものであります。
提出者、賛成者並びに改正案は、お手元に配付のとおりでございます。
議員各位の満場のご賛同をいただきますようお願いいたします。
○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
発議第7号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、発議第7号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第69、発議第8号、原油高騰への緊急対策を求める意見書についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
15番、菅原巧君。
○15番(菅原巧君) 発議第8号、原油高騰への緊急対策を求める意見書について、意見書の朗読を省略し、提案理由の説明を申し上げます。
本案は、「灯油高騰への特別対応」と「福祉灯油」を求める請願書を
教育民生常任委員会及び
産業経済常任委員会に付託を受け、両常任委員会において請願項目1については採択すべきものとされ、原油高騰への緊急対策について要望するため、地方自治法第99条の規定により意見書を提出したく、会議規則第14条第1項の規定により提出するものであります。
意見書案につきましては、
教育民生常任委員会並びに
産業経済常任委員会の正副委員長において意見書案を調整し、両常任委員会全員の賛同をいただいたものであります。
原油高騰への緊急対策につきましては、石油製品の高騰は、燃料や資材の値上げとなって、中小零細企業や農林業にも大きな打撃を与えております。
また、東日本大震災により多くの県民が苦しんでおり、地域経済も疲弊しており、このままでは暮らしや経営が成り立たず、例年とは違う救援が必要であります。
以上のことにつきまして、教育民生並びに産業経済両常任委員会において議題を供し議論をいたしたところ、お手元の配付の意見書案について両委員会全員の賛同をいただき、今回の提出となったところであります。
何とぞ議員各位の満場の賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案とさせていただきます。
○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
発議第8号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、発議第8号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第70、発議第9号、読売テレビへ抗議と訂正放送要求、BPO(放送倫理番組向上機構)「
放送倫理検証委員会」への申し立てを求める決議についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
12番、菊地善孝君。
○12番(菊地善孝君) 発議第9号、朗読をもって提案とさせていただきますが、お手元の資料を読み上げた後、若干、口頭でも補足をさせていただきたいと思います。
提出者、菊地善孝、賛成者、石山健議員、槻山隆議員、阿部孝志議員、岩渕一司議員、千葉満議員、岡田もとみ議員、大野恒議員、勝浦伸行議員、千田恭平議員、小山雄幸議員、佐藤雅子議員、及川忠之議員。
読売テレビへ抗議と訂正放送要求、BPO(放送倫理番組向上機構)「
放送倫理検証委員会」への申し立てを求める決議について、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の決議案を別紙のとおり提出します。
裏面をお目通しいただきたいと思います。
9月4日午後1時30分から全国ネット放送された読売テレビ系列の番組「たかじんのそこまで言って委員会」で中部大(愛知県)の武田邦彦教授は、1つに(東北の野菜を食べると僕らはどうなるの問いに)、「健康を害しますから、できるだけ捨ててください」、②「畑に青酸カリがまかれた。青酸カリをのけてから植えてくれ」、③「一関市に海を通り放射能物質が落ちている。0.5マイクロシーベルトになりました」、④「1年5ミリシーベルト以上の被曝は、成人男子でも労災扱いになるんです」等、明らかに事実と異なる内容を繰り返し発言し、出演者の一人から表現の仕方に問題がありこのまま放送することは問題と指摘されたにもかかわらず、読売テレビは全国放送し、インターネットを通じて繰り返し視聴されている。
3月11日東日本大地震は、死者・行方不明者合わせて19,867人、住宅、店舗工場などの被害は被害総額さえいまだに不明という戦後最大最悪の災害となり、一関市民を含む多くの国民が苦しんでいる。
これに加えて3月12日から15日にかけて連続して水素爆発した福島第一原発事故によりまき散らされた放射性物質による放射能汚染は、正確な情報が伝えられないまま、時間の経過とともに、その深刻な事態に不安と怒りが渦巻いている。
そういう状況下でも当市は県下に先駆けて、全保育園、幼稚園、小中学校の放射線調査、除染に取り組み、市民、とりわけ子供たちの安全に努力している。
農産物の安全についても、県当局に働きかけ、放射性物質の調査を行い、安全なもの以外出荷しない体制確立に、農業者団体と協力して取り組み中である。
しかるに、事実と異なる内容を一方的に公共の電波により全国放送する姿勢を見逃すことはできるものではない。
よって、この番組を放送した読売テレビヘ厳重な抗議と訂正放送の要求、BPO「
放送倫理検証委員会」へ一関市として申し立てることを求め、決議する。
以上でございます。
この件については、すでに市長が災害対策本部の場で協議をされ、抗議のメールを送り、これに対する武田教授からの返答もあり、さらには市長が市の公式ページと聞いていますけれども、ホームページで見解をあらわしているところであります。
この案文は、そういう一関市として対外的にとった行動を踏まえて、今、市内でとりわけ農業者を初め子供たちの健康等々を考えたときに、このような放送が繰り返されるということについて危惧する立場から提案をするものであります。
すでに、東海テレビが一連の放送等を行い、県庁に謝罪に来ております。
現野田内閣になって経済担当大臣が有り得ないような発言をして辞任をするという事態等々を見るにつけ、あまりにも被災者の立場に立たない、こういうふうな軽はずみな言動が放送界を含めて続くということに対して警鐘を鳴らす意味でも、毅然とした態度をとることが必要ではないかと、このように考えるものでございます。
議場の皆さんのご賛同をよろしくお願いを申し上げたいと思います。
○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。
9番、千田恭平君。
○9番(千田恭平君) この発議の9号につきましては、私はこの趣旨に賛成することから、賛成者として署名をしたものでございます。
この決議の文章をずっと読みまして、まさにそのとおりだと思いますが、ただ1点、若干引っかかるところがありますので、この点についてのご説明をお願いしたいと思います。
最後の4行部分であります。
しかるに以降のところです。
「事実と異なる内容を一方的に公共の電波により全国放送する姿勢を見逃すことはできるものではない。よって、この番組を放送した読売テレビへの厳重なる抗議と訂正放送の要求」、この訂正放送の要求というところでございます。
私、放送の活字も拝見しましたし、それから実際にテレビの放送も、今はインターネットで削除されたということですが、提出者のほうから見せていただきました。
見た感想なんですが、恐らくその生放送で編集の手は加えていないんじゃないかというような印象を受けました。
それで、その中に参加している武田教授の発言については、皆さんおっしゃるような感想を私も持ったものでございますが、放送した放送者に対して抗議はいいと思います。
ただ、訂正放送の要求、これについては、例えばその放送局自体がシナリオを書いたとか、あるいは放送局が事実後入したということであれば、私は訂正放送の要求することはいいと思うんだけれども、発言者の一人が言ったことに対して、それを流した放送局に対して放送を訂正するというのは、どうなんだろうかと。
ここに「事実と異なる内容を一方的に」と書いていますが、私が見る限りでは、武田教授に反論する方の意見も発言されていたようですし、そういう点でこの部分の訂正放送の要求という部分をどのように考えているのかの説明をお願いしたいと思います。
○議長(菅原啓祐君) 菊地善孝君。
○提出者(菊地善孝君) 私は、訂正放送の内容というのは、検証すると、その放送の内容等々が全体として問題なかったかどうかということを、できればこの放送した放送局において検証してほしいと。
その結果として、間違いなかったなら間違いなかったという結論を出すでしょうし、課題があったとすればそのことについても検証番組という形でできれば放送してほしいと、こういう趣旨でございます。
もう少し話していただくなら、このBPOに市として申し立てることによって、ここの検証委員会そのものについては独自の立場で検証するんだろうと思います。
その結果として、放送局に対する何らかの行動というものが予想されます。
そのことによって、今、話した検証番組等々が取り組まれるという可能性も持つものだろうというふうに考えます。
○議長(菅原啓祐君) 28番、佐藤弘征君。
○28番(佐藤弘征君) 提案説明をいただきました。
内容的には全くこのとおりだと思いますが、本来であれば、一関市議会が決議案を出していくというのが本来であろうかと思いますが、やはり一関市議会は、民間であり、あるいは個人でありに対してはそういう決議書は送れないという中で、市議会ではできないけれども、市議会で議決をして、決議をして、一関市にこの民間に対する申し立てを求めていくというような決議案でございますが、提案者は、議会ではできないけれども、議会で決議して、一関市に求めることについてどういうお考えをもっているのか、そして一関市が民間である放送業者との対立が生じるわけですが、そういう面についてどの程度予測をされて、この決議案をご提案なされたのかお聞きしたいと思います。
○議長(菅原啓祐君) 菊地善孝君。
○提出者(菊地善孝君) まず、市として民間云々という部分でありますけれども、これは地方自治法を含めて、市町村議会が直接放送局に対して抗議文をつきつけるということについては、私は想定していないんだろうと思います、通常は、通常はですよ。
そういう意味で、そういう制約の中で、一関市として対外的に意思表示をしていくということであれば、やはり首長名が適当だろうというふうに考えるものです。
民間の事業者に対して公の権力をもつ、地方自治体といえども公の権力をもつところが、何がしかの行動をとることについてどうだという趣旨の話だろうと思いますけれども、これについては既に先ほど来話させていただいているように、一関市長として勝部市長は、既に武田教授という個人に対して抗議の意思表示をしているわけですから、この部分については当然の市長の行動であると思うし、市議会のこのような決議を皆さんの賛同をいただいて決議をして、これが一関市という自治体の意思だということで、放送局に対して行動とることについては何ら問題ではないのではないかと。
この放送が与えた影響、風評被害の影響等々は極めて大きいものがあります。
こういうものが橋渡し役をして、さらに風評が広がっていくということのほうが、私は相当大きな問題があるのではないかというふうにも考えます。
さらに、昨日の新聞だったと思うんですが、福島県の花火をつくっている自治体、生産している自治体が出荷した花火を、愛知県の自治体で構成している実行委員会が上げないことにしたと。
岩手県や宮城県の花火は上げるけれども、放射能が心配だからということで福島県産の花火は上げないことにしたという報道があって、これに対して福島県のこの町は、正式に文書で抗議の意思表示を実行委員会あてに、法人格のない実行委員会あてに送ったという記事がありました。
私は、時をおかず的確に、こういう問題については対処していくということが必要なんだろうというふうに思います。
ただし、節度は必要だろうと思います。
表現、その他の節度は必要だろうと思うけれども、きちっと意思表示をしていくということは大切なことであるというふうに考えます。
以上です。
○議長(菅原啓祐君) 佐藤弘征君。
○28番(佐藤弘征君) 一関市議会としても武田教授には要望書というような形で出されております。
私が心配するのは、一関市がやっぱり読売テレビに対する抗議ですから、これは慎重にすべきではないのかなと、私はそう考えております。
そこで、一関市がマスメディアと対立することになるのではないのかなというふうなことの心配は、提案者はお持ちではないでしょうか。
○議長(菅原啓祐君) 菊地善孝君。
○提出者(菊地善孝君) 2点あっただろうと思います。
一関市議会として武田教授に対して何らかの行動をとると、申し入れをすると、こういうことは私どもはあずかっておりません。
一関市議会に参加している、議席を持っている議員の方々が個人の資格で文書を出すということは聞いていますけれども、本日の議事日程を見てもわかるとおり、市議会として武田教授に対して何らかの行動をとるということはないというふうに思います。
率直に申し上げますが、武田教授に対する抗議等々については、勝部市長が行った一連の行動等において私は終結していると思います。
内容からして、武田教授の発言等々についてはいろんな番組で見る機会があるわけですが、武田さんという先生はああいうものの言い方をする人なんだなと、常々私は思っております。
それから、2つ目のマスメディアと一関市が対立する、対抗する、そういうふうな関係になるんじゃないかということですけれども、私はそうは考えません。
例えば、今月の19日の地元岩手日報の投書欄、湯沢の43歳の会社員、男性の方ですが、この冷静な反応、特に東北人としてこのようなマスコミの、あるいは武田教授の行動というのは承知できないという趣旨の話が出てましたし、さらにさかのぼる15日の同じ岩手日報の投書欄にも批判的な報道がありました。
こういうふうなことを見てもわかるとおり、マスコミ一般という形で論ずることはできないと思うし、私はマスコミ人の中にもこういうふうな武田教授のような言動をよしとしない、こういう方々も多数いらっしゃるというふうに思いますし、天下の読売テレビは冷静に対応なさるんだろうというふうに思います。
○議長(菅原啓祐君) 33番、牧野茂太郎君。
○33番(牧野茂太郎君) 1点だけお伺いします。
この内容を読まさせていただいて、そのとおりだなというふうには感じます。
ただ、私が思うのは、この経緯の前段では、市長がそれなりのご努力をして、市民11万人のその気持ちを述べているわけでございますが、ここに決議ということについて、ちょっと私個人的には違和感を持っているんです。
この内容、そして最後の下段のほうにきますと、この内容を一関市として、いわゆる市長が申し立ててくださいと、話しかけていくような内容でとられるように思うんですが、これが決議でなく、要望とか申し入れの方向ということは考えなかったんでしょうか。
是が非でも決議でなければ、この場で決めなければこれが前に進まないというふうに思ったのかどうか、その辺をお尋ねしたいと思います。
○議長(菅原啓祐君) 菊地善孝君。
○提出者(菊地善孝君) 釈迦に説法だと思うんですけれども、一関市の意思を決定するのは議会なはずです、当局ではないはずです。
一関市議会として決議をするというのは、一関市という自治体の意思、このような報道等については承服できないと、こういうことをきちっと意思表示をするということになるんだろうと思います。
そういうふうなバックのもとに、市長が対外的にこのような形での行動をとられたいと、こういう仕組みに、組み立てになっているわけです。
したがって、要望だとか申し入れだとかとは、トーンが少し違うのかなと思います。
この地域の畜産農家や小さな子供をもつ人たちにとって、本当に耐えられないような状況が続いているわけです。
その被災者に対して、このような誹謗中傷ともとれるような言動に反論できない、我々が反論できないところでなさるというのは承服できない。
それに対して、やはり一関市としてきちっと態度をとるべきだと。
それは、勝部一関市長の判断ではなくて、12万一関市民の意思として、そういうバックのもとに行動をとっていただきたい、こういう思いがあるから決議という形式をとったわけであります。
○議長(菅原啓祐君) 質疑を終わります。
お諮りします。
本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
発議第9号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立多数。
よって、発議第9号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第71、発議第10号、被災した県立大東病院の早期改築を求める意見書についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
○議長(菅原啓祐君) 12番、菊地善孝君。
○12番(菊地善孝君) 発議第10号について、朗読をもって提案とさせていただきます。
賛成者は、お目通しをいただきたいと思います。
被災した県立大東病院の早期改築を求める意見書について、裏面をお目通しいただきたいと思います。
建築後40年近く経過し、大東町時代から再三改築を要請してきた県立大東病院は、3月11日の東日本大震災により、3病棟のうち2病棟が使用不能状態になっている。
県医療局は、地元からの強い要望を受け、残る1病棟に検査機器を移設し、検査機能を確保しての外来対応を始めている。
しかし、県南のリハビリ機能と大東地域唯一の入院機能は失われたままであり、住民の方々に不安が広がっている。
震災後6カ月を経過した今日においても、具体的な計画がない状況が続くことは異常である。
被災地にとって、安心して医療を受けられる環境整備は急務中の急務である。
ついては、リハビリ機能と入院機能回復のため、被災した2つの病棟の一日も早い改築を求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
提出先は、岩手県知事殿、県医療局長殿にお願いをしたいと思っております。
以上でございます。
○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
発議第10号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
よって、発議第10号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) 日程第72、発議第11号、花泉診療所への常勤医師確保を求める意見書についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
23番、石山健君。
○23番(石山健君) 発議第11号、朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
花泉診療所への常勤医師確保を求める意見書、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出いたします。
提出者は私、石山健、賛成議員はおのおの各議員になっていただいております。
お目通しをいただきます。
提案理由を申し上げます。
花泉診療所への常勤医師確保を求める意見書。
県当局が県立病院の再編計画のモデルとして推進した県立花泉病院は、有床診療所化、民営化と、短い期間に大きくその姿を変えました。
「地元から入院できる医療機関がなくなるのではないか」、「民営化して医師が確保できるのか」等々、不安が広がる中でのスタートでありました。
しかし、県当局は「常勤医師2人を確保すること。ほかに非常勤医師も3人確保するからまったく心配ない」と説明をし、説得してまいりました。
開業以来常勤医師は1人のみでございます。
最近、やっと落ち着いた常勤医師が退職するとの情報が広がり、いよいよ常勤医師がゼロになるのだという不安が今強まっております。
県当局の強いリードで変更させられた経過からいたしまして、県の責任で常勤医師2人体制を早期に実現するよう強く求めるものであります。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。
平成23年9月22日、一関市議会、岩手県知事殿。
以上です。
よろしくお願いします。
○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
発議第11号、本案賛成者の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(菅原啓祐君) 起立多数。
よって、発議第11号は、原案のとおり可決されました。
○議長(菅原啓祐君) お諮りします。
ただいま可決されました発委1件、発議5件について、誤字脱字等その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決定しました。
以上で、議事日程の全部を議了しました。
○議長(菅原啓祐君) 市長よりあいさつの申し出があります。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 第34回
一関市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言あいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては、本会議を初め、平成22年度決算審査と、長期間にわたり慎重審議を賜り、各議案にご賛同をいただきました。
決算は、市政運営の評価が問われるものでございまして、大変重要であると受け止めているところでございます。
特にも、今議会で決算審査の対象となりました平成22年度予算は、私にとりまして市長に就任して初めての年度予算の編成でございましたが、本日、ここにご承認をいただき心から御礼を申し上げます。
なお、今般、債務負担行為として議決いただいた限度額を超過して補助決定等を行っていた事案が明らかになりましたが、誠に遺憾なことであり、改めておわびを申し上げたいと思います。
今後は、チェック体制をさらに強化してまいる所存でございます。
さて、4日後の9月26日には、いよいよ藤沢町と合併いたしますが、合併はまちづくりの手段であり、合併そのものが目的ではございません。
合併を契機に、地域を誇りに思えるまちづくりのため、誠心誠意取り組んでまいりたいと思います。
それから、東京電力福島第1
原子力発電所事故に伴います放射能汚染への対応につきましては、地域を守る、あるいは市民の健康を守るという基本姿勢を崩さずに、今後しっかりと対応してまいりたいと思います。
結びに、議員各位よりちょうだいいたしましたご意見、ご提言につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えておりますので、今後とも議員各位のより一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げまして、定例会の閉会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○議長(菅原啓祐君) 私からも一言ごあいさつ申し上げます。
第34回定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。
今定例会は、去る8月30日開会以来、本日まで24日間にわたる会期でありましたが、本日無事閉会を迎えることができました。
これもひとえに議員各位のご協力と、勝部市長初め職員の皆様の誠意ある対応によるものと敬意を表しますとともに、衷心より厚く御礼申し上げる次第であります。
本定例会は、平成22年度一般会計、特別会計等の決算議案を初め、条例の制定、改正、廃止議案、平成23年度各会計の補正予算議案など、市長提案議案57件のほか、議員発議案6件の審議を行ったところでありますが、終始活発にご審議いただき、すべて議決、決定を見るに至りました。
また、一般質問にありましては、16人の諸君から、東日本大震災に関連して、その対応策、放射能、防災計画、学校・病院の建築に関することなどのほか、遊水地事業、骨寺村荘園遺跡、図書館建設など、さまざまな質問が活発に行われました。
市当局におかれましては、住みよいまちづくりに向け、さまざまな市政課題に速やかに取り組まれるよう願うものであり、一般質問や決算審査特別委員会において議員から開陳されましたさまざまな意見に重きをおかれ、今後の市政運営に資されるよう願ってやみません。
また、今定例会は決算の認定について審議いたしましたが、市当局におかれましては、平成22年度に実施されたさまざまな事務事業について、それぞれの事業の目的を再確認され、その目的に対して成果はどうだったのか、財源などは有効に使われたかなど、今一度検証し、今後の市政運営に取り組んでいかれるよう願うものであります。
さて、3月11日の東北
地方太平洋沖地震発生より半年が過ぎました。
当市においても、いまだ住宅被害に苦しむ市民がいるなど、そのつめ跡は決して浅くはなく、福島第1原子力発電所の事故による放射能の健康被害や農業被害など、いつ終息するかめども立たない現状に対する市民の心配は論を待たないところであります。
未曾有の津波被害を受けた沿岸自治体の復旧や、
原子力発電所事故による放射能被害の終息など、東日本大震災からの復興は国を挙げての大事業でありますが、市民の皆さんにおかれましては、復興の長い道のりであり、津波被災を受けた人々や放射能からの避難を余儀なくされている人々に意を用いながら、粘り強く乗り越えていく気概を持ち続けていただきたく願うものであります。
結びに、今定例会に賜りましたご厚情に対し衷心より熱く御礼申し上げ、閉会に当たってのあいさつといたします。
大変ありがとうございました。
○議長(菅原啓祐君) 以上をもって、第34回
一関市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉会時刻 午後3時10分
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
一関市議会議長
一関市議会議員
一関市議会議員
一関市議会議員
一関市議会議員...