一関市議会 > 2010-06-25 >
第28回定例会 平成22年 6月(第5号 6月25日)

ツイート シェア
  1. 一関市議会 2010-06-25
    第28回定例会 平成22年 6月(第5号 6月25日)


    取得元: 一関市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-27
    第28回定例会 平成22年 6月(第5号 6月25日)   第28回一関市議会定例会議事日程 第5号 平成22年6月25日 午前10時 開議 日程第1  請願第4号  米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求め              る請願【産業経済常任委員長報告】 日程第2  議案第57号  一関市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び一関市職員              の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定につ              いて 日程第3  議案第58号  一関市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条              例の一部を改正する条例の制定について 日程第4  議案第59号  一関市市税条例の一部を改正する条例の制定について 日程第5  議案第60号  一関市総合保養センター条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第6  議案第61号  一関市公園条例の一部を改正する条例の制定について 日程第7  議案第62号  一関市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8  議案第63号  平成22年度一関市一般会計補正予算(第3号) 日程第9  議案第64号  平成22年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第10  議案第65号  財産の無償貸付けについて
    日程第11  議案第66号  財産の取得について 日程第12  議案第67号  財産の取得について 日程第13  議案第68号  財産の取得について 日程第14  議案第69号  財産の取得について 日程第15  議案第70号  市道路線の廃止、認定及び変更について 日程第16  議案第71号  請負契約の締結について 日程第17  議案第72号  請負契約の締結について 日程第18  議案第73号  請負契約の締結について 日程第19  議案第74号  人権擁護委員の推薦について 日程第20  議案第75号  人権擁護委員の推薦について 日程第21  発委第4号  口蹄疫に対し、国の責任による防疫措置と再生産可能な補償              を求める意見書について 日程第22  発議第7号  「慰安婦」問題に対する国の誠実な対応を求める意見書につ              いて 日程第23  発議第8号  普天間基地早期閉鎖・返還を求める意見書について 日程第24  発議第9号  米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求め              る意見書について 日程第25  発議第10号  盛岡地方法務局一関支局の存続を求める決議について 日程第26         議員の派遣について 本日の会議に付した事件   議事日程第5号に同じ 出 席 議 員(33名)   1番 那 須 茂一郎 君  2番 及 川 忠 之 君   3番 岩 渕   優 君  4番 熊 谷   裕 君   5番 金 野 盛 志 君  7番 槻 山   隆 君   8番 勝 浦 伸 行 君  9番 千 田 恭 平 君   10番 岡 田 もとみ 君  11番 藤 野 秋 男 君   12番 菊 地 善 孝 君  13番 岩 渕 善 朗 君   14番 及 川 文 彦 君  15番 菅 原   巧 君   16番 佐々木 賢 治 君  17番 佐々木 清 志 君   18番 岩 渕 一 司 君  19番 阿 部 孝 志 君   20番 佐 藤 雅 子 君  21番 千 葉   満 君   22番 小 山 雄 幸 君  23番 石 山   健 君   24番 大 野   恒 君  25番 武 田 ユキ子 君   26番 海 野 正 之 君  27番 千 葉 幸 男 君   28番 佐 藤 弘 征 君  29番 木 村   實 君   30番 千 葉 大 作 君  31番 尾 形 善 美 君   32番 佐 山 昭 助 君  33番 牧 野 茂太郎 君   34番 菅 原 啓 祐 君 欠 席 議 員(1名)   6番 神 﨑 浩 之 君 職務のため出席した事務局員   事 務 局 長  菊 地 敬 喜  事務局次長  金 野 和 彦   議 事 係 長  八重樫 裕 之 説明のため出席した者   市   長    勝 部   修 君    副市長      田 代 善 久 君   企画振興部長   村 上 和 広 君    総務部長     下 村   透 君   市民環境部長   鈴 木 悦 朗 君    保健福祉部長   齋 藤 昭 彦 君   商工労働部長   小野寺 良 信 君    農林部長     千 葉   孝 君   建設部長     一 戸 欣 也 君    上下水道部長併任水道部長                                  阿 部 照 義 君   花泉支所長    鈴 木 武 治 君    大東支所長    千 田 良 一 君   千厩支所長    宍 戸 久 夫 君    東山支所長    佐 藤 喜一郎 君   室根支所長    佐 藤 好 彦 君    川崎支所長    土 方 和 行 君   会計管理者    鈴 木 道 明 君    消防本部消防長  千 葉   敏 君   企画振興部次長  佐 藤 善 仁 君    総務部次長    清 水 高 司 君   教育委員長    鈴 木   功 君    教育長      藤 堂 隆 則 君   教育部長     小野寺 正 英 君    監査委員     小野寺 興 輝 君   監査委員事務局長 阿 部 和 子 君    農業委員会会長  千 葉 哲 男 君   農業委員会事務局長            小 山 宗 雄 君 会議の場所 一関市議会議場 開会の時刻 午 前 10 時 会議の議事 ○議長(菅原啓祐君) ただいまの出席議員は33名です。  定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  神﨑浩之君から本日の会議に欠席の旨、届け出がありました。 ○議長(菅原啓祐君) この際、ご報告申し上げます。  市長提案5件、請願審査終了報告書1件、質疑通告書2件、委員会発議1件、議員発議4件を受理しました。  次に、小野寺監査委員ほか2名から提出の監査報告書1件を受理しましたが、その写しを配付していますので、ご了承願います。  本日の会議には、市長、教育委員会委員長監査委員農業委員会会長の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可していますので、ご了承を願います。 ○議長(菅原啓祐君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により進めます。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第1、請願第4号、米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める請願を議題とし、産業経済常任委員長の報告を求めます。  菅原産業経済常任委員長。 ○産業経済常任委員長菅原巧君) 去る6月15日の本会議において、産業経済常任委員会に付託されました請願第4号の審査を終了いたしましたので、その経過並びに結果について報告をいたします。  まず、付託された請願についてでありますが、審査を終了いたしましたのは、請願第4号、米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める請願についてであります。  審査の経過でありますが、これが審査のために平成22年6月15日に委員会を開催をいたしました。  紹介議員であります菊地善孝議員のほか、当局からは農林部長の出席を求めたところであります。  審査に当たって、請願事項に数量を限定している数値があったんですが、必ずしも不採択にすべきではないということで、請願項目について項目ごとに区分をして採決をしたところであります。  審査にかかわる質疑の内容につきましては、お手元に配付の委員会記録のとおりでありますので、ご了承願いたいと思います。  審査の結果であります。  請願第4号、米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める請願については、請願の採択に関しては、項目によって賛否両論が出たことから、項目順に区分採決を行ったところであります。  その結果、1、ミニマムアクセス米受け入れ時に国内の米の需給に影響を与えないとした政府公約を守り、最低限、主食用のSBSや需要のないミニマムアクセス米の輸入を削減すること、2、米の価格保障所得補償を、再生産を保障する水準に充実させ、政府が米の需給と価格に責任を持つことについては、満場で採択としたところであります。  次に、3、2009年2月に、ルールを無視し集荷円滑化対策米として買い入れた10万トンと備蓄米のうち、超古米となっている2005年産米など19万トンを主食用以外に処理すること、これに見合う30万トン相当の備蓄米を適正な価格水準で買い入れることにつきましては、賛成少数のため不採択すべきものと決したところであります。  結果として、一部採択、一部不採択とすることに決しましたので、以上、報告をいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 報告に対し質疑を行います。  11番、藤野秋男君。 ○11番(藤野秋男君) 大変ご苦労さまでした。
     私は、この報告書を見る限りでは、請願事項の3が没になったということがどうしても読み取れない、数字が入っているのは請願になじまないというか、そういうような話で言われているようなんですが、今の農家の実態を見ますと、本当に深刻な事態ですよね。  もう再生産ができないような価格になっているという中で、この主食米に古米が回ればますます下落してしまうという危険性がある。  そこをしっかり指摘する意味でも、この3番はむしろしっかりこの農村地域である一関から発信しなければいけない部分ではなかったかなと思うんですが、その辺の話し合いがなかったのかなと。  前には、本当に事故米までが管理が不十分で食用に回ってしまったという危険な状態もあったわけですから、やはり政府にはきっちりと、絶対古米なんかは主食に回さないんだという意味でも、この部分は採択すべきだったと思うんですけれども、その辺の話し合いがどうも見えてこなかったんですが、委員会としてはあれ以上の話はなかったんでしょうか。 ○議長(菅原啓祐君) 菅原産業経済常任委員長。 ○産業経済常任委員長菅原巧君) 議事録以外につきましては、議論がなかったということでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 12番、菊地善孝君。 ○12番(菊地善孝君) どうもご苦労さまでございました。  私は紹介議員で、請願の趣旨については直接紹介して、この報告書を見て3番目が不採択だということを受けて、改めて配られた委員会の会議録を見せていただきました。  あのときには、私は具体的な数字まで踏み込んで話した記憶はないんですが、地元の岩手南農協、それから、いわい東農協、それぞれが大変な在庫を抱えているということですね、売れなくて。  恐らく当局からも出席を求めて説明を受けたので紹介あったかもしれませんが、この春の段階で岩手南は7割出荷されていないですね、在庫が7割になっているんだそうですね。  それから、いわい東は5割、半分しか出荷されていない、深刻な状態なんです。  5月の半ばにこれらの関係もあって、実は両農協にお邪魔したときに、岩手南では専務と参事に対応していただいたし、いわい東は組合長に対応いただいたんですが、それぞれの幹部の人たちから一番困っていること、不安に思っていることで何が一番最初に指摘されたかというと、米がどうなるかということです。  米価の問題もですが、このぐらい深刻な在庫の状態ですね、このままでは、概算金を支払っていたんだけれども、それを戻してもらわなければならない事態さえ出るのではないかというようなことも、ある幹部は口にしていたんですね、それほど深刻なんです。  この一関管内の両農協がこういう状態にあるときに、あえて議会が請願されているにもかかわらず、この請願事項を不採択にしなければならないその積極的な理由が、委員会会議録から読み取れなかったんですね。  これは、委員の皆さんの中では、この深刻な両農協の在庫の状態についてはどの程度の議論があったんでしょうか、紹介いただきたいと思います。 ○議長(菅原啓祐君) 菅原産業経済常任委員長。 ○産業経済常任委員長菅原巧君) 今ご指摘の両JAさんの状況につきましては、先ほど菊地善孝議員のほうから発言があったように、説明はいただきました。  その中ではあったんですが、委員の中ではそういう議論がなくて、こういう採択になったということについてご理解いただきたいと思います。 ○議長(菅原啓祐君) 12番、菊地善孝君。 ○12番(菊地善孝君) 議会は議会の判断ですから、委員会はその途中経過なんですが、議会は議会の判断ですから、該当する生産者なり生産者団体がどんなに困っていても、仕組み上は独自の判断があり得ることは私も理解します。  しかし、これほど深刻な状態にあるときに、そのことを改めて口頭でも紹介したにもかかわらず、不採択するなら不採択するなりの理由が必要なんだろうと思うんですよ、かくかくしかじかの理由というの。  そのことが読み取れないということについて、委員会報告という立場で委員長は対応いただいていますから、少しはみ出す部分もあるかもしれませんが、もし所見をいただけるものであれば幸いでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 菅原産業経済常任委員長。 ○産業経済常任委員長菅原巧君) 所見のお話でございましたが、この場で私の所見を言う立場にないということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(菅原啓祐君) 30番、千葉大作君。 ○30番(千葉大作君) 私もこの3番目の審査報告について、非常に残念な結果であるなというふうな思いで読んでおります。  しかし、休憩のときに、このことに対する何か議論がなされたのか、全くなされないでこういう結論に至ったのか、ちょっと釈然としない。  私も、さっき菊地議員が言うように、農協さんが座談会をして回ったときに、米が売れなくて、6月の時点ですよ、在庫が6割だと、500円値引いて売っている、そういう現実があるときに、やはり行政に対して、国当局に対して出口対策を今、求めているわけですよ。  潤沢な在庫をやはり国が買い取らないと価格がしまってこない、そういう現状があるにもかかわらず、こういうふうな結果になったということに、私としては非常に残念に思うところでございまして、もし休憩中にこの件に関する議論がなされたのかどうか、もしあったとしたらその辺のところをご紹介いただきたい。 ○議長(菅原啓祐君) 菅原産業経済常任委員長。 ○産業経済常任委員長菅原巧君) 今、休憩中のお話をされたわけでありますが、休憩中ですから、いろいろ議論あったところでありますが、ただ、この場で、出ているのはその議事録のとおりでございますので、ここでお話をさせていただくという立場にないということでご理解をいただきたいと思います。 ○議長(菅原啓祐君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  委員長報告は、一部採択、一部不採択とすべきものとの報告ですので、採決は項目ごとに分割して行います。  まず、請願事項のうち、1、ミニマムアクセス米受け入れ時に国内の米の需給に影響を与えないとした政府公約を守り、最低限、主食用のSBSや需要のないミニマムアクセス米の輸入を削減すること、2、米の価格保障所得補償を、再生産を保障する水準に充実させ、政府が米の需給と価格に責任を持つこと、以上、2項目に対する委員長報告は採択すべきものと決した旨の報告であります。  報告のとおり決することに賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、以上2項目は採択することに決定しました。  次に、請願事項3、2009年2月にルールを無視して集荷円滑化対策米として買い入れた10万トンと備蓄米のうち、超古米となっている2005年産米などの19万トンを主食用以外に処理すること、これに見合う30万トン相当の備蓄米を適正な価格水準で買い入れることに対する委員長報告は不採択とすべきものと決した旨の報告です。  よって、原案について採決します。  請願事項3について、賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立少数。  よって、請願事項3については、不採択とすることに決定しました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第2、議案第57号、一関市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び一関市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第57号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第3、議案第58号、一関市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第58号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第4、議案第59号、一関市市税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第59号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第59号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第5、議案第60号、一関市総合保養センター条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第60号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第60号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第6、議案第61号、一関市公園条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第61号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第61号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第7、議案第62号、一関市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第62号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第8、議案第63号、平成22年度一関市一般会計補正予算(第3号)から日程第9、議案第64号、平成22年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上2件を一括議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。  12番、菊地善孝君。 ○12番(菊地善孝君) 一般会計、11ページ、歳入の繰り入れ、特に基金の関係について、市長並びに副市長の答弁を求めたいと思います。  まず、市長に、基金運用の基本的な考え方について、この機会に披瀝をいただきたい。  基金というのは、時々の執行者、そしてそれを議決する立場にある議会が手続きを踏めば、いかようにも運用できるという性格のものだろうと思います、基本的にはですね。  ただ、ご承知のように、今動いている、今、具体的にお聞きするのは、財政調整基金を中心にしてお聞きするわけですが、この財調の主たる残高、主な残高ですね、これは合併時に持ち寄ったものがほとんどなはずなんですね。  その時点で、こういうこういう基準をもとに新一関市を運営していくためには、これこれ、しかじかの基金の額が必要だということで、それぞれいろんな内容があったんだけれども、努力をして拠出をしたといいますか、持ち込んだわけです。  当然のことながら、それには新市をつくるに当たっての協議ですね、そして新市の建設計画、そのことが全部リンクしていくんですね。  そういう意味では、冒頭話したように、基金というのは、基本的にはその時々の手続きを踏めば、運用はまさに裁量の範囲内だといいますか、制約を受けるところはほとんどないというふうに私は思うんですが、今のような合併の経過等を踏まえて、勝部市長としては、特にも財政調整基金についての運用について、かくかくしかじかのことは念頭に置かなければならないというようなことをお持ちであれば、この機会に紹介をいただきたいというふうに思います。  2つ目は、今話したように、合併時それぞれ持ち込んだわけですけれども、これに基づいて10カ年の地域枠、一般会計と特別会計があるわけですけれども、これらがそれぞれ設定をされて、今かなり厳格に支所単位で管理をされているわけですね。  こういうときに、それの大幅な変更ということについては、どういうふうな手続きが必要だというふうに考えられるのかについても、この機会に紹介をいただきたいというふうに思います。  その3つ目は、新市建設計画とも絡むんですけれども、合併協議の中でかなり事務局段階を含めて新市についてどういうふうな課題を特にも目配りし、計画を立てていかなければならないかということの議論の中で、情報無線ですね、光を中心とした情報伝達の方法については、新しい市が一体感をもって進める上でも大変大切な分野だという協議過程があると私は承知しているんですが、この部分について、勝部市長は就任して間もないわけですけれども、どのような認識をお持ちなのかもこの機会に紹介をいただきたいと思います。  4つ目は、基金の運用が当然のことながら背景にあるだろうと思うんですが、たびたび企画振興部長は、今議会の一般質問に対しても、合併に伴う、想定される藤沢町とということだと思うんですが、これらによって建設計画を変更しなくていいのかと、影響ないのかと、こういう問いかけに対して影響ありませんと言い切っているんです。  影響がないわけないわけで、なぜ影響がないかというならば、この財政調整基金の取り崩しを念頭に置いているからなんだろうというふうに私は思うんですね。  この部分が背景なしで影響ないということは常識的にはあり得ないと思うんですが、今、指摘したように、財調の繰り入れ、こういうことをするから建設計画に影響がないという趣旨の答弁なのかどうかについても、この機会に紹介をいただきたいと思います。  以上、4点です。 ○議長(菅原啓祐君) 勝部市長。 ○市長(勝部修君) まず最初に、基金についての基本的な認識ということでございますけれども、現在の一関市の財政調整基金などの基金につきましては、議員のお話しのとおり、旧7市町村がそれぞれご努力されて持ち寄ったものということでございまして、それが原資になっていると。  私はその基本的なところで、その原資の考え方については尊重されていくべきだと思っております。  これらの基金につきましては、これまでも合併時の新市建設計画を尊重しつつ策定いたしました市の総合計画があるわけでございますけれども、それらの総合計画に基づく各種事業の推進、それから経済対策、それから安心安全の確保などの取り組み、こういうものに活用してきているということでございます。  したがって、今後にありましても、私の政策の柱となっております中東北の拠点都市としての発展を図っていくということを中央に置いておるものですから、そして、その時々の課題解決に向けて、やはり有効に活用していかなければならないというふうに考えておりますし、先行きが不透明な時代でございますから、そういう将来的に見ても先行きが不透明な状態で現在の行政サービス水準を持続的に維持していかなければならないというニーズも当然あるわけでございます。  したがいまして、中長期的な展望を持って基金の活用というものを考えていかなければならないだろうと思っております。  特にも、高齢化がどんどん進んでいきますと、今までは高齢者ご本人、あるいはご家族で考えておった領域が、そのご本人、ご家族で対処しきれない状況になっていく、そうすると、そこは一体だれがやるのかということになりますと、やはり行政の受け持つ領域というのがだんだん拡大していかざるを得ない部分も出てくるんだろうというふうに思います。  したがって、10年先、20年先、あるいは30年先という将来を見込んで、そのときにどういう行政ニーズが出てくるか、そういうあたりにも目を配って考えていく必要があるであろうというふうに考えてございます。  それから、藤沢町との合併によって、今後、住民の皆様にお示しいたします後期基本計画、この事業には影響があってはならないというふうに基本的に考えているところでございます。  それから、地域枠との関係については部長のほうから答えさせます。  財調についてもそれぞれ担当部長のほうから答えさせます。 ○議長(菅原啓祐君) 村上企画振興部長。 ○企画振興部長(村上和広君) 地域枠の関係についてお答えを申し上げますけれども、一般質問の中でも影響はないというお話をしたのは、あくまでも、現在の一関市の新市建設計画に対しては影響はないというようなことで、あくまでも10年間の計画に基づいた形で事業を実施していくという、そういう話をさせていただいたわけでございます。  それで、平成21年度末で大体、一般財源と起債ベースでございますけれども、19億円ほどの事業を既に実施をしてきております。  それで、当時持ち寄った基金でございますけれども、60億ちょっとぐらいの基金を持ち寄ったわけでございますけれども、今お話ししたとおり、一般財源、起債ベースでございますが、19億円の事業を実施した現時点におきましても、さまざまな要因はあるわけでございますが、財政調整基金を現時点におきまして72億円ほど現在、積み立てしている状況でございます。  そういったことから、あくまでも10年間の新市建設計画につきましては影響がないというような形でお話を申し上げたところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) 今の財調の状況でございますけれども、当時、財政調整基金とそれから減債基金等を持ち寄りまして、68億5,000万円ほどで新市の建設計画のためにといいますか、そういうことで新市が発足したところでございます。  その後におきましては、地方交付税の見込みより増額、あるいは繰越金等が財源等ありましたので、新市建設計画によります総合計画に充当する財政調整基金を充当したところでございますけれども、ただいま申し上げたとおり、繰越金等も発生しましたところで、今申し上げましたとおり、現在のところ、財調、それから市債管理基金につきましては78億4,000万円ほどの残高になっているところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 12番、菊地善孝君。 ○12番(菊地善孝君) 市長の最初の基本的な答弁については了解をいたします。  今度は副市長にお聞きしたいんですが、副市長は合併協議時にこそ直接の財政担当ではなかったけれども、新市が平成17年9月に発足した時点から今日までずっと財政、実質的な責任者で当時から来ていますね。  そういう立場で、財政を直接担当してきた立場で一関市の財政調整基金のあるべき姿といいますか、額も含めてですね、所見があればこの機会に紹介をいただきたいというふうに思います。  2つ目は、合併時にそれぞれの7つの自治体が持ち込んだ財調というのは、調整後でいえば一関市が25億2,000万円ほど、花泉は3億7,000万円ほど、大東が12億8,000万円ほど、千厩は2億8,000万円、東山は5億4,000万円、室根が7億4,000万円、川崎が7億6,500万円、合わせて65億3,000万円ほど、小さい数字はあるんですが、大体このぐらいだと。  この金額を捻出するために、自治体においては職員の賃金を抑制すると、合併時だけではなくてですね、だいぶ前からそういう意味での合理化、今の市でいえば集中改革プラン的なものをやって積み立ててきた結果として、基金をこういう形で持ち込んだという経過があるわけです。  ですから、今度のこの5月末に出納閉鎖をして、二十何億かの繰り越しがあると、そのうちの半分ぐらいを基金に繰り入れることになると思うんですけれどもね。  そういうものと、合併時持ち込んだこの68億何がし、調整後でいえば65億円、これらというのは、金に名前はついていないけれども、おのずと性格が異なるということですよね。  それほどまでにして新市が円滑にいくようにということで、それぞれ努力をした結果なわけですよ。  したがって、今、市長が答弁したように、特にも財政調整基金の扱いについては慎重な上にも慎重が必要だと、ただ、財政の実務者からすれば、こういう形で出し入れする金庫がないと困ると、これも実務です。  しかし、合併時に持ち込んだ部分も額はわかるわけですから、それらについては取り崩すということを、私、全面否定するものではありません。  しかし、取り崩すなら取り崩すなりの使い道の内容といいますか、そういうものが必要なんだということだと私は思うんですね。  例えば、今議会冒頭に議員全員が賛成して光ファイバーを全市に敷設すべきだという決議を上げました。  それに対して担当部長は、これはできないという趣旨の答弁をしています。  合併協議の時点から今日まで、議会はもとより市民の間でも、この部分に対する需要、希望というのはうんと多い、そういうものが一担当者の判断で、この財調の使い方も含めて判断をされてしまうということは市民にとっては耐えられないですね、これ。  何のために持ち込んだか、どんなものに使うか、そういう部分について、やはり合併に至る経過、合併から今日に至る経過を、財調の運用についても当然配慮すべきだと、踏まえるべきだと私は思うんですが、この部分についてもどなたでもよろしいですから、当局としての考え方の披瀝をいただきたいというふうに思います。  3つ目なんですけれども、今、建設計画、10カ年計画に影響がないという趣旨の話をしているわけですけれども、どうしてなんでしょうか。  だって、情報無線、情報伝達の関係については、今も話したように、新市の主要な部分ではないですか。  そのことに基づいて新市建設計画なり前期、この10カ年の基本的な考え方ですね、構想、そして前期の計画、そして今年度計画する来年度からの後期計画というのはできているのではないですか、影響しているじゃないですか、影響ないなんていうことはないでしょう。  これについてわかるように答弁してくれませんか。  建設計画に影響がないならば、順調に光ファイバーの敷設はできるはずですよ。  だって、当初、この光の関係が全国的に国の補助事業も生まれて動き始めた当時、その当時から100億前後の金がかかるといった、内部でさえ100億かかるけれども持ち出しは10億円ぐらいでできるなんていう積み上げしたんでしょう、何でそれが簡単にパーにされてしまうわけですか。
     ほかの自治体でやれるのに、何で一関市でこれだけの基金を持ち寄ったにもかかわらず、にべもなくだめですということになってしまうのか、影響しているじゃないですか、紹介いただけませんか。 ○議長(菅原啓祐君) 田代副市長。 ○副市長(田代善久君) それでは、ただいまご質問をいただきました基金と財政運営のあり方の考え方についてお答えを申し上げたいと思います。  ご案内のように、当市の財政は地方交付税を初めといたします依存財源の割合が多い構造にございます。  国の政策の影響を受けやすいというふうなことが言えると思います。  また、平成21年度の普通交付税約209億円のうち32億円は、合併算定替により10年間というふうな形で時限的に増額され、その後5年間では減額が図られていくものであります。  基金の運用を含めまして、この算定替増加額がなくなる平成33年度以降の将来を見据えた財政運営を行っていくことが肝要であるというふうに認識しているところでございます。  こうしたことから、これまでもさまざまな行財政改革の取り組みを行ってきたところであります。  平成18年度から平成22年度までは、ご案内のように、実績見込みといたしましては、その効果額を94億7,000万円余としているところでございます。  また、こういうふうな形で基金があったからこそ実施できました例といたしましては、平成19年度から平成21年度にかけまして公的資金の補償金免除の繰上償還、あるいは債務負担行為に基づく福祉施設等の施設借り入れに対する一括繰り上げ補助等を実施をいたしまして、後年度負担を8億9,000万円ほど減額したところでございます。  また、予算編成時はもとより、予算の執行段階におきましても、内部事務経費の節減の努力と、それから予算残が生じた場合は他の経費に使用しないことを徹底いたしまして、それにより積み立てました基金は、第3子以降の保育園、あるいは幼稚園の保育料無料化とか、あるいは現在の経済対策、雇用対策などを実施するなど、市民福祉の向上への活用に努めてきたところでございます。  今後におきましても、国の動向を注視いたしまして、将来の財政負担を見極めながら基金の有効活用を図って健全な財政運営、あるいは市民福祉の向上に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) 私からは、財政調整基金の使い道というふうなご質問についてお答えしたいと思います。  議員お話しのとおり、平成17年の合併に持ち寄りました財政調整基金につきましては、その後の総合計画に当たりましての地域枠の配分の基礎数値として算定したところでございます。  その地域枠を設定いたしまして、総合計画実施計画等を策定いたしまして、その財源として財政調整基金も利用しているということでございますので、今後の財政調整基金の使い道につきましても、実施計画総合計画を踏まえた中で活用してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 村上企画振興部長。 ○企画振興部長(村上和広君) まず、先ほどの答弁でちょっと訂正がございますので、その点からまずお話をさせていただきます。  先ほど、平成21年度までに起債、一般財源ベースで事業を実施してきた額につきまして19億円ほどというふうな形でお話し申し上げましたが、190億円でございますので、訂正をさせていただきたいと思います。  それから、光ファイバーの整備についてでございます。  これについては、ご承知のとおり、全く事業を実施してこなかったわけではなくて、公共施設間、182カ所でございますけれども、これを光ファイバーで結んでおります。  それで、一関市が取り組んだ事業は、あくまでも公共施設間を結ぶ事業というような形で取り組んできたわけでございます。  それで、それらを今度は活用いたしまして、民間事業者がさまざまなサービスを展開していただく、こういった内容の補助事業でございました。  そういうことでございますので、全くそういった形での整備を行ってこなかったということではなくて、あくまでも一関市の目指した事業内容というものは公共施設間を結ぶ事業だったというようなことでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 12番、菊地善孝君。 ○12番(菊地善孝君) まず最初に、副市長の答弁がありました。  この間の田代部長時代の内容について、あまりにも固すぎるのではないかという部分も含めて、全部私は評価しているわけではないんですが、恐縮なんですけれどもね。  ただ、基本的には了解をいたします、そういうものの考え方については。  それから、今、総務部長からの答弁もありましたが、これについても了解します。  企画振興部長の答弁なんですけれども、私、今回の質疑をするに当たって、資料をお願いしたりヒアリングも対応したんですけれども、その資料によれば、平成21年度までの関係の執行状況というのは、地域枠の関係で言えば137億円何がしだと、そして広域枠で55億円ぐらいだと、これを合わせれば192億円ぐらいになるということなんでしょうけれども、情報無線の関係について言えば、私はずっとこの間、末席を汚させていただいているんですが、町時代から、そして、かなり合併協議の関係についても、直接合併協には参加する立場にはなかったんですが、逐一、資料も含めて報告をいただいた中で、この情報の関係について、公の機関内の連絡の充実に限るなんていうことは私は聞いたことはない、それで了解したことも一切ない。  一般の住民が、市民がイメージしているのは各戸まで充実してくれと、その最も有効な方法が光なんだから、光を敷設してくれと、そういう声が満ち満ちていますよ。  だから、この議会でも会派を越えて、いろんな立場の人たちがずっと主張している。  私の地元の情報で申し訳ないんですが、今、大東地域については75局、摺沢のNTTの関係ですね、これでかなり工事が進んでいます、摺沢、渋民、かなり需要があるそうです。  もう少し、大原だとかをやるという計画がNTTは持っているそうです。  しかし、あとの地域は計画がないということなんです。  そうすると、不十分さはあっても、光が利用できるような条件にあるところはいいですよ、そういう形で負担は伴うんですけれどもね。  しかし、それを最初から除外される、NTTが当面その対象外とすると、収支の関係、もうけの関係なんでしょうけれども。  そうだとすれば、その地域はいつまでたっても、この恩恵は受けられない。  光でなくてもインターネットは利用できるよというけれども、あまりにも面積が広いから、距離がありすぎてほとんど意味をなさない、距離が遠くなると。  こういう状況の中で、今のような考え方等々で今後とも市政運営をしたら、苦しい中それぞれが持ち寄ったこの基金の意義というのはどうなるんですか、一体。  何に使ってもいいよということで基金は持ち寄ったのではないですよ。  情報にこんな差があるんだから、その差を埋めてくれと、それも合併時の大きなテーマだと、それらこれらあるから持ち寄ったんですよ。  あまり軽く考えてもらったのでは困るんですよ、いかがですか。 ○議長(菅原啓祐君) 村上企画振興部長。 ○企画振興部長(村上和広君) 先ほどもお話し申し上げましたけれども、一関市が取り組んだこの事業につきましては、あくまでも公共施設間を結ぶ事業だというようなことで説明をしてきたはずでございます。  それで、一関市がこの事業を実施するに当たりまして導入いたしました補助金の内容でも、あくまでも対象は公共施設間だというようなことでございまして、全戸に光ファイバーを敷設するという、そういった事業ではございません。 ○議長(菅原啓祐君) 5番、金野盛志君。 ○5番(金野盛志君) 13ページ、2点についてお伺いします。  13ページの農林水産業費の林業費、総合保養センター整備事業費ということで後から工事請負費が出てまいりますけれども、この完成した施設を管理運営していくということについて、どういう形で行う考えを持っているか、これをお伺いしたいというように思います。  それから、2点目で、15ページの住宅リフォーム助成事業、これは緊急雇用対策特別委員会でも提言したものを早速実施したということで、当局の英断に敬意を表したいと思います。  その中で、本会議でも答弁ありましたけれども、その事業の目的、いわゆる何をどこに、経済対策なのか、別な目的があるのかというところをお話をいただきたいと思います。  そして、これを行うことによって、いわゆる経済効果といいますか、波及する効果、これは既に実施している市町村の例がございますので、そういうことに当てはめてみた結果、どういうような効果に結びつくものかということ、それからもう1点目は、この現段階の案ということで要綱を見ましたけれども、この要綱の中に完了の報告というのがありますけれども、完了の確認というところがないんですけれども、完了の確認というのはどういうやり方で行うものか、以上について所見をお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺商工労働部長。 ○商工労働部長小野寺良信君) 最初のご質問でございます新しいセンターの管理運営の考え方ということでございます。  新しい運営は、後ほど工事の関係でご提案申し上げるんですが、基本的な管理運営の考え方につきましては、昨年、真湯山荘の整備基本計画、これは昨年9月に決定しておるんですが、その中で考え方が示されております。  いずれ、公の施設の管理の仕方は直営とそれから指定管理と2つの方法あるわけでございますが、その中で、この新しい施設等も含めて総合保養センター全体でございますけれども、期待されております役割、それから想定される利用イメージ等を考慮すれば、民間活力やノウハウの積極的な導入により、効果的で効率的な運営を図ることが望ましいと判断され、そのためには、指定管理者制度により運営者を選定する方式が妥当であろうというふうな考え方が計画の中で示されておるところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 一戸建設部長。 ○建設部長(一戸欣也君) 住宅リフォームにつきまして、3点ご質問がありました。  まず、事業の目的でございますが、配付させていただきました要綱案の第1にも記載しておりますように、市民の居住環境の向上を図り、住宅関連産業及び商業を中心とした地域経済の活性化並びに雇用の創出に資するため実施するものであります。  その対象となるリフォーム工事としましては、住宅の耐久性を高める工事、住宅の安全性や防災上必要な工事、住宅の居住性の向上や生活支援を目的とした工事、住宅の衛生環境を向上させる工事、それから環境負荷低減に資する工事などであります。  また、耐震改修工事助成事業にあわせて実施する場合に、助成限度額を2倍にすることにより耐震改修を促進させ、災害に強いまちづくりに資する面もございます。  2点目でありますが、予想される経済効果ということでありますが、本制度の創設によって工事を行うこととなる場合、対象工事に対する10分の1の助成ですから、直接的には助成額の10倍のリフォーム工事が行われますので、最低10倍の経済効果があるものととらえております。  また、リフォーム工事は、ほかの産業への広がりが大きいこと、それから地域性が高いなどの特徴があります。  さらに、住宅リフォームに関連しまして、家具や家電製品など物品の購入による連鎖的な消費拡大も期待できるところであります。  他市の例としましては、住宅リフォームの経済波及効果を発表している例といたしまして、兵庫県明石市の例がございます。  平成21年度実施しましたリフォーム助成事業において、1,600万円の事業に対しまして市内経済波及効果としまして1億7,500万円、約11倍になったとの報告がございます。  最後に、確認の方法でございますが、基本的には提出された写真で完了を確認いたしますが、確認が難しい場合につきましては、現地調査を行い確認をすることとしております。 ○議長(菅原啓祐君) 5番、金野盛志君。 ○5番(金野盛志君) 指定管理のお話がありましたけれども、私、市のホームページで指定管理がどうなっているかというのを調べてみたんですけれども、現在108の施設が指定管理になっています。  本来は、指定管理というのは、先ほど部長がお話しのとおり、民間の経営のノウハウというのを生かすために指定管理者制度というのができたと私は承知しておるんですけれども、当市の場合、全部非公募です。  いわゆる民間の方に対して門戸を開いているのかどうかということ、なんとか自治会の公民館とかそういうことを言っているわけではないんです。  もっと大きな施設、そういうものに対して民間の、いわゆる当市とすれば協働のまちづくりという、そういうことを取り組んでいるわけですので、例えば北上市などは、いわゆる建設会社が指定管理者になったり、多くのそういう取り組みをやっているわけです。  今後において、この指定管理のあり方、いわゆる民間に公募という形を取るものなのかどうかということについて答弁をお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) 当市の指定管理につきましては、ただいま議員さんお話しのとおり、非公募で指定管理者を選定しているところでございます。  指定管理者の指定につきましては、市の公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例で必要な事項を定めておりますけれども、その条例には公募、非公募の規定はございませんで、これまでは指定管理者制度導入方針を定めて統一的に運用してきたところでございます。  その方針では、1つには、住民が専ら使用する地域密着型の施設で、地域団体が管理することにより地域コミュニティーの醸成や住民参加型の行政運営に資する場合、2つ目として、施設の設置趣旨や運営目的に準ずる事業活動を行っている公共的な団体がその当該施設を管理運営することにより、施設の効果的、効率的な運営が図られる場合、3つ目といたしまして、既に指定管理者による施設の管理が行われている施設と一体的な管理をすることにより、効果的、効率的な運営が図られる場合、4つ目として、法律及び補助制度等により管理団体が特定される場合、これらにつきましては現在導入している施設はございません。  以上のような場合にありましては、公募によらずに指定管理団体の選定を行えるということとしてきたところでございます。  今後における公募の考えについてでございますが、これまで当市で指定管理者制度を導入してきた施設につきましては、ただいま申し上げましたとおり、公募になじまない施設でありますことから、特定の団体を選定してきたところでございます。  指定管理者の選定につきましては、幅広く参入の機会を確保し、競争原理を働かせることにより、より効果的で効率的な施設運営がなされ、市民サービスの向上と経費の節減等を図る観点から、個々の施設の特性などを考慮しながら、今後公募について検討してまいりたいと考えておるところでございます。  また、公募による場合におきましては、必要に応じて民間の知識経験者を含めた指定管理者選定委員会を設置し、指定管理者を選定することとしております。 ○議長(菅原啓祐君) 5番、金野盛志君。 ○5番(金野盛志君) 今、部長から、民間になじまないというようなお話がありましたけれども、既に北上市は平成16年、当市より1年半ぐらい前にもうはっきり公募ですと、原則公募ですと、まさに指定管理というのは原則公募だと思うんです。  地域のコミュニティー施設とかそういうのはその地域のそういうところにお願いするべきものだと思います。  原則公募というやり方をしていかないと、ただ、入ってくる方がいるかいないかは別としても、公募という形を取るべきだというように私は思うんですけれども、最後に市長にその答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(菅原啓祐君) 勝部市長。 ○市長(勝部修君) 今、議員のお話にあったとおり、基本的にはやはり公募というところにベース、そして基本線を置くべきであろうと思っております。  ただ、個別のケースを見ていった場合に、それぞれに特殊事情が生じてくるというそういう場合もございますので、やはりケースバイケースで個々に見ていかなければだめですけれども、基本的には広く公募して、透明性のある方法でやっていくというのが基本であろうと思っております。 ○議長(菅原啓祐君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は一括して行います。  議案第63号、第64号、以上2件について、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。
     よって、以上2件は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第10、議案第65号、財産の無償貸付けについてを議題とします。  企画振興部長より発言の申し出がありますので、この際、これを許します。  村上企画振興部長。 ○企画振興部長(村上和広君) それでは、議案第65号、財産の無償貸付けにつきまして、一部説明が十分でなかった点がありましたので、追加をして説明をさせていただきます。  議案第65号をごらんいただきたいと思います。  議案の1ページでございます。  3の貸付けの内容のうち、(1)土地の地目の欄でございますけれども、表の上から3つ目、一関市室根町矢越字沼田81番3ほか9筆の地目が畑となっているものがございます。  また、2ページでございますけれども、一番上、字沼田93番5でございますけれども、山林となっております。  これらの土地の現況でございますけれども、旧釘子小学校の敷地として、校庭の一部やのり面、さらに校舎敷地の一部にそれぞれ供されていた土地でございますけれども、これらは学校用地を拡幅取得した際に、地目変更を行わずにきょうに至ったものでありまして、現況とは異なる地目となっておりました。  このようなことから、現在、これらの土地につきましては地目変更を行うべく登記手続きを進めておりますことを申し添えさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(菅原啓祐君) 提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第65号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第65号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第11、議案第66号、財産の取得についてから日程第12、議案第67号、財産の取得についてまで、以上2件を一括議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は一括して行います。  議案第66号、第67号、以上2件について、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、以上2件は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第13、議案第68号、財産の取得についてから日程第14、議案第69号、財産の取得についてまで、以上2件を一括議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は一括して行います。  議案第68号、第69号、以上2件について、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、以上2件は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第15、議案第70号、市道路線の廃止、認定及び変更についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第70号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第70号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第16、議案第71号、請負契約の締結についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  田代副市長。 ○副市長(田代善久君) 議案第71号、請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。  本案は、総合保養センター休憩施設建設(建築)工事について、平成22年6月17日に入札に付したところ、株式会社仁田工務店が落札いたしましたので、同社と1億8,585万円で請負契約を締結しようとするものであります。  なお、商工労働部長から補足説明させます。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺商工労働部長。 ○商工労働部長小野寺良信君) 議案第71号、請負契約の締結について、補足説明を申し上げます。  工事名は総合保養センター休憩施設建設(建築)工事で、工事場所は一関市厳美町字真湯地内、工事内容は木造平屋建て、床面積760.87平方メートル、完成時期は平成23年1月31日でございます。  総合保養センターにつきましては、平成20年6月に発生いたしました岩手・宮城内陸地震により被災したところでありますが、その復旧再生に当たりましては、平成21年9月に真湯・祭畤地区活性化基本構想及び真湯山荘整備基本計画を策定したところでありますが、真湯山荘のうち林業研修センター、休養休憩施設及び緑地等管理中央センターを廃止するものとし、温泉センターには露天風呂を増築、さらにその温泉センターと一体的に休憩施設を建設することとしたところであります。  平成21年度は、温泉センターの改修及び露天風呂の増築工事を行い、昨年12月に温泉センターを再開したところであり、今年度、引き続き休憩施設の建設を行おうとするものでございます。  それでは、参考資料ナンバー1をごらん願います。  配置図となりますが、図面の下、敷地の南側に国道342号が位置しており、国道から北側へ向かう三角形の位置が駐車場への入口となります。  図面東側、図面の右側になりますが、現在の温泉センターを表示しており、その南側の網かけにしている部分に休憩施設を建設しようとするものでございます。  次に、参考資料ナンバー2をごらん願います。  平面図となりますが、建物への入口は図面西側、左側になるわけですけれども、南側と北側の両方向から出入りできる構造としており、また、その西側にトイレを配置し、この施設利用者のみならず須川方面や、あるいは厳美方面へ向かわれる途中の方がトイレだけの利用もできるよう配慮したものでございます。  建物内部ですが、通路等につきましてはバリアフリーに配慮しておりますし、また施設東側には休憩室を配置し、面積は106平方メートル、約32坪になります。  内部を4室に区切ることも可能にした計画としております。  さらに、軽食等を提供するため、厨房と軽食コーナーを南側に配置しております。  また、屋外スペースにつきましては、各種イベントの開催や自然の豊かさを満喫し、ゆっくりくつろいでいただくためのスペースとしたものであります。  次に、資料ナンバー3をごらん願います。  これは、現段階における総合保養センター休憩施設建設事業の全体計画でございますが、実施設計委託費、休憩施設の建築、電気設備、機械設備等の工事費等全体の総事業費見込みとなっております。  表の右側の合計欄ですけれども、実施設計委託費が414万8,000円、建設工事等が2億9,385万円、工事監理委託、備品等が711万円で総事業費は3億510万8,000円の見込みでございます。  なお、平成21年度分につきましては決算額を、今年度分につきましては、今回の建築工事が請負額、それ以外は予算額を記載しております。  次に、資料ナンバー4をごらん願います。  入札調書となりますが、本契約事務につきましては、6月17日に制限付一般競争入札により実施いたしまして、その参加者といたしましては、平成21、22年度、一関市営建設工事請負資格者名簿の建築一式工事A級Ⅰ種に登録しているものとして公告を行い、市内の4事業者が参加する中で入札を執行したところであります。  以上でございます。
     よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。  7番、槻山隆君。 ○7番(槻山隆君) それでは、参考資料のナンバー2を見ながら質問したいと思います。  この共用玄関から中の玄関までの間は土足で移動する考えなのか、それから展示・産直スペースというふうに書かれていますけれども、ここの具体的な考え方、どのような考え方を持っているのか。  あとは屋外スペースについてですけれども、ここに階段があるわけですけれども、上の駐車場からおりるような形なのか上がるような形に考えているのか、ここは何を目的に考えているのか、屋外スペースについて、それから軽食コーナーがあるわけですけれども、どのような軽食を考えているのか。  やはりここの温泉を利用する場合、食堂がほしいというような利用者からの話もあるわけですけれども、どの程度のものを出す考えなのか。  あと既存の温泉センターについては手をつけないで今のままでやっていく考えなのか、その点お伺いしますし、指定管理にする時期、この建物の完成の時期からか、あるいは来年の4月からを考えているのかお伺いしたいと思います。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺商工労働部長。 ○商工労働部長小野寺良信君) 何点かご質問いただきましたが、初めの質問、玄関から土足でホールのほうに向かって使えるのかということでございますが、この図面で言いますと、共用玄関から展示・産直スペースを抜けまして玄関とありますが、この部分が土足使用が可能ということでございます。  それから、展示スペース等の使い方ということでございますが、これは特に今これをということではございませんが、写真ですとかパンフレット等を置いたり、あるいはそういう情報発信ですか、そういったようなスペースにもお使いいただきますし、また、地元での産直等の利用があれば、そういったような方法も考えられるのかなというふうに考えております。  それから、軽食コーナー、どういったような種類というふうなお話ですが、これはあくまでも軽食と言っておりますので、簡単なうどんとかそばですとかおにぎりですとか、そういったような程度かなというふうに考えておりますので、レストランで食事できるような、そのようなことまでは考えておらないところでございます。  それから、既存の温泉センターは手をつけるのかというふうなことでございますが、今回の工事につきましては、波線部分が既存の温泉センターというふうに表示していますけれども、ここに至る通路部分、ここまでの工事でございますので、したがいまして、現在の温泉センターには直接的な工事は今回の工事に入っておりません。  それから、指定管理等の時期ということでございますが、工期的には来年1月末日は予定していますが、その後、さまざまな備品等ですとか、あるいは従業員の関係ですとか考えますと、新年度というふうなことになるのかなというふうに考えておるところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 一戸建設部長。 ○建設部長(一戸欣也君) 私からは、屋外スペースについて回答いたします。  屋外スペースにつきましては、軽食が可能なようなウッドデッキを設けるということで考えておりまして、こちらの参考資料2の共用玄関側の地盤のほうが温泉センターに比べて高くなっておりますので、そちらの面に合わせてなるべく施工するような形で、その高い面に対してフラットのような形で施工したいと考えております。  以上です。 ○議長(菅原啓祐君) 7番、槻山隆君。 ○7番(槻山隆君) 屋外スペースと管理室などの関係ですけれども、冬、ここに雪などが結構たまるのではないかなと思うんですが、屋根の向きにもよるんですが、そういう雪についての検討をどの程度やっているのか、以前につくったときに、あとから玄関を直したりなんかというようなこともあったんですけれども、雪の対策も十分に考えた設計なのか、そこら辺、お伺いします。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺商工労働部長。 ○商工労働部長小野寺良信君) 当地域、大変、こちらといいますか、市街地と比較しまして冬期間の雪ですとか、あるいは風ですとか、そういったものは建物を設計する上で配慮してございます。  例えば、玄関も先ほど申し上げましたように、南からも入れるというふうなことですし、構造自体も強固なものというふうな考え方でございます。  具体的に、屋外スペース等の、あるいは屋根からの雪というふうなことでございますが、この図面で見ますと西側から中央付近まで、いわゆる屋外スペース付近まで、こちらの屋根につきましては、北側への片斜面の方向といいますか、流れるように、南側には雪そのものは落ちないような、そんなような工夫した設計としておるところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 11番、藤野秋男君。 ○11番(藤野秋男君) お伺いします。  この入札は、予定価格を公表したのでしょうか。 ○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) 事前の予定価格の公表はいたしておりません。 ○議長(菅原啓祐君) 11番、藤野秋男君。 ○11番(藤野秋男君) 金額が1億7,800万円の予定価格です。  落札率は99%を超えていると思うんですけれども、なぜ予定価格を公表しなかったのか、たしか前にいくらだったかな、ちょっと今ここでは忘れたんですが、やはり競争性を持たせるということもあるし、たしか予定価格を公表するというような形にしたはずだったと思っているんですが。 ○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) 予定価格の公表につきましては、以前は事前に公表していたところでございますけれども、昨年の7月の制限付一般競争入札から変更して、事後公表というふうな形で進めておるところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 11番、藤野秋男君。 ○11番(藤野秋男君) だから、なぜその予定価格の公表がなくなったのかということをお伺いしているのです。 ○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) 以前は事前公表ということ、予定価格を公表していましたので、金額がそれに近いような形に入札がなるということ、それから国等におきましても、予定価格の事前公表については行っていないということで、事後公表に変更したところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 31番、尾形善美君。 ○31番(尾形善美君) 資料2の建物の内部の間取り図を見まして、先ほど休憩室については106平方メートルの大きさがありますと、これを4つの部屋に区切ることもできますよというお話でありました。  今回の設計では106平方メートルなんでしょうが、もう使えないこの真湯温泉の前の管理室の上に大広間で休憩室というのがありました。  あれは何平方メートルでしょうか。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺商工労働部長。 ○商工労働部長小野寺良信君) 以前の中央管理センターの上にある大広間の面積はということですが、すみません、ちょっと今、手元にはそういった数字はつかんでおりませんので、後ほどお知らせ申し上げます。 ○議長(菅原啓祐君) 31番、尾形善美君。 ○31番(尾形善美君) これは、全体で3億円かかる建物ですよね。  3億円かかる建物で、市民の方なり、須川温泉のほうに行かれる方、または下ってくる方がここを利用する、そのスペースとしてこの建物全体を見ていただいて106平方メートルなんですね。  この106平方メートルという数字が出てきた基準というのは、根拠はどういうところにあるんでしょうか。  私が申し上げているのは、この建物、坪百三十何万円、100万円、温泉旅館みたいな建物の建設コストがかかっているわけですよ。  そういう建物をつくりながら、本当にここを利用する方のスペースというのが106平方メートルで妥当なのかどうかということをお聞きしたいわけです。  ですから、従来、もう使えなくなった建物の管理、受付のところの2階にあった大広間がどのくらいなのか、前の施設ですと、日帰り、休憩の方はほとんど2階に行かれたわけですね。  少しの料金を払えば宿泊できる個室の部屋にも行けたわけでありますね。  私が知っている限りでは、土日、祝日、2階の大広間は満杯状態だったと記憶をしております。  106平方メートルがどういうふうにして出されたのか、この点についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺商工労働部長。 ○商工労働部長小野寺良信君) ちょっとあいまいな記憶の中で答弁するものはいかがかと自分自身思いつつ、その106平方メートルの考え方ですけれども、たしかこの施設設計する前段に規模等を設計業者と打ち合わせる機会がございました。  その中で、従前の保養センターといいますか、真湯山荘の2階の広間と、そういった利用、いわゆる広間での利用者数、それも根拠に入れた中で106平方メートルというふうな考え方が出たというふうに記憶しているところでございます。  それから、この施設の目的にもなるんですけれども、この施設は温泉センター、いわゆるお風呂に入っていただいて、そのまま休む、それも一つの利用かと思いますが、やはり国道342号を利用する方が気軽に立ち寄っていただく、あるいはさまざまな地域、あるいはイベント等の情報も発信していただく、また地元の方も産直を出すとか、そういったような機能も備えた施設であるというふうに認識をしておりますことから、温泉、お風呂に入った方だけが使うというふうな施設ではないというふうに考えておるところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 31番、尾形善美君。 ○31番(尾形善美君) 記憶の中での答弁ありがとうございます。  いずれ、前との比較、そういう中で本当にこの106平方メートルが妥当なのかどうかというところを本当は検証させていただきたいんですが、資料もないということですので今回はあきらめますが、ここ休憩室、休まれますと何人入れるんでしょうか。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺商工労働部長。 ○商工労働部長小野寺良信君) お休みいただける人数の算定は全体で270人ということで、そのうち既存が115、今回が155人ということでございます。  その内訳としてですけれども、ロビー、ラウンジ、休憩室、そういったようなのを含めますと95人というふうに考えております。  あいまいな記憶、大変失礼いたしました。  それで、旧施設での大広間の面積は120平方メートルでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第71号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第71号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第17、議案第72号、請負契約の締結についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  田代副市長。 ○副市長(田代善久君) 議案第72号、請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関東消防署庁舎建設(建築)工事について、平成22年6月17日に入札に付したところ、株式会社三ツ矢建設工業が落札いたしましたので、同社と2億6,775万円で請負契約を締結しようとするものであります。  なお、消防長から補足説明させます。 ○議長(菅原啓祐君) 千葉消防長。 ○消防本部消防長(千葉敏君) 議案第72号、請負契約の締結について、補足説明を申し上げます。  工事名は、一関東消防署庁舎建設(建築)工事であります。  工事場所は、一関市千厩町千厩字上駒場地内、工事内容は、消防庁舎、救助訓練塔、屋外訓練場、飛行場外離着陸場等一式、完成期限は平成23年1月31日であります。  参考資料ナンバー1、位置図をごらん願います。  現在の東消防署から国道284号を約3キロメートル北東に移動した位置となります。  参考資料ナンバー2、配置図をごらん願います。  配置図となりますが、図面上の部分の道路が国道284号であります。  東消防署の敷地は、国道284号から市道下駒場南線を入った場所でございます。  資料ナンバー3、消防庁舎平面図をごらん願います。  敷地東側に建設する消防庁舎は、鉄筋コンクリート造平屋建て、延べ面積1,203.26平方メートルであります。  図面の下になりますが、敷地出入口側に現在配置されております消防車両8台を収容する車庫及び防災資機材倉庫を配置し、災害時の出動に配意しております。  中央部分は事務室や待機・談話室、仮眠室など、職員の居室となります。  北側には講堂や会議室を配置し、消防団や婦人消防協力隊、自主防災組織等の研修などに活用することとしております。  参考資料ナンバー2、配置図及び参考資料ナンバー4、救助訓練塔平面図をごらん願います。  消防庁舎北側に建築する救助訓練塔は3棟ございまして、主塔が鉄筋コンクリート造2階建て110.26平方メートル、副塔が鉄骨造2階建て66.12平方メートル、補助塔が鉄骨造2階建て78.22平方メートルとなっております。  救助訓練塔は災害現場で求められるさまざまな条件の救助活動や警防活動の訓練ができるものでございます。
     参考資料ナンバー2、配置図をごらん願います。  敷地中央付近は屋外訓練場として2,440平方メートルを舗装し、消防職員及び消防団員の各種訓練を行えるスペースを設けております。  敷地西側には飛行場外離着陸場として441平方メートルを舗装し、ヘリポートを表示いたします。  また、消防庁舎西側に40トンの防火水槽1基を建設いたします。  ヘリポートは林野火災の空中消火活動の拠点として、また救急患者の遠距離搬送や捜索活動など、防災航空隊と連携した活動を行い、広域消防活動の拠点となるものであります。  次に、参考資料ナンバー5、一関東消防署庁舎建設事業全体計画をごらん願います。  項目1につきましては、平成21年度の決算額でございますが、一関東消防署建設工事実施設計委託、庁舎建設予定地地質調査業務委託、水利計画業務委託を行っております。  総額726万7,000円となっております。  平成22年度分につきましては、項目2の建設工事の欄でございますが、本議案であります建築工事の金額は2億6,775万円であります。  今後、入札が予定されております電気設備及び機械設備は、予算金額5,768万8,000円となっております。  その他は、イントラネット接続工事、緊急防災情報システム、パンザマストの移設工事などを予定しております。  予算額を記載しております。  また、項目3、工事監理委託、備品等も予算額を記載しております。  建設工事全体計画の平成21年度、平成22年度を合わせた総事業費見込み額は3億6,075万9,000円となっております。  次に、参考資料ナンバー6、入札調書をごらん願います。  平成22年6月17日、制限付一般競争入札に付し、4社に参加いただき、同社が落札したものであります。  以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。  26番、海野正之君。 ○26番(海野正之君) ただいま内容について説明をいただきましたが、消防署員の職員の駐車場、あるいは説明によりますと、消防団、あるいは婦人消防協力隊等の集まる場所、研修の場所ともなるというようなお話もありました。  また、恐らくいろいろ許認可事務で来訪される方々もあると思いますが、それらの方々の駐車場の位置と駐車可能台数はどの程度に考えているのかお伺いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 千葉消防長。 ○消防本部消防長(千葉敏君) 駐車場につきましては、職員の場合については庁舎の北側の端のほうに十分とめられるスペースがございますので、ここに職員はとめる予定でございますし、また、消防団、あるいは講習会等であれば屋外訓練場が非常に広いわけでございますので、そちらのほうにとめていただくと。  それから、屋外における訓練、そういうものが計画なった場合については、屋外訓練場の西側が、まだここは舗装になっておりませんけれども、ここにも十分に消防団等々の方、あるいは婦人消防協力隊の方々がこちらのほうにとめられるスペースであると考えております。 ○議長(菅原啓祐君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第72号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第72号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第18、議案第73号、請負契約の締結についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  田代副市長。 ○副市長(田代善久君) 議案第73号、請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関市立萩荘中学校屋内運動場建設(建築)工事について、平成22年6月17日に入札に付したところ、株式会社仁田工務店が落札いたしましたので、同社と1億9,740万円で請負契約を締結しようとするものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。 ○教育部長小野寺正英君) 議案第73号、請負契約の締結について、補足説明を申し上げます。  工事名は、一関市立萩荘中学校屋内運動場建設(建築)工事でございます。  工事場所は、一関市萩荘字境ノ神地内で、工事内容は、鉄骨造平屋建て、床面積1,182.6平方メートルを整備するものでございます。  完成期限は平成23年3月2日であります。  萩荘中学校屋内運動場につきましては、昭和37年建築の第1屋内運動場と旧萩荘小学校の屋内運動場であった昭和34年建築の第2屋内運動場の2つの施設がございますが、建築からそれぞれ48年と51年を経過し、施設の老朽化が著しく、また、耐震性も低いことに加え、2つの施設とも現在の基準面積と比較いたしますと約半分の面積しかないことから、既存の2つの施設を解体し、建てかえを行うものでございます。  参考資料1をごらん願います。  学校施設の配置図となりますが、今回建設しようとする新しい屋内運動場は、校舎北側の配置図で網かけをしている場所に建設する計画でございます。  また、附帯工事といたしまして、渡り廊下及び自転車置き場の移転整備を行うものであります。  この建設とあわせまして、別契約となりますが、校舎の東側にあります既存の第1屋内運動場と北側の第2屋内運動場の解体工事を行うこととしてございます。  参考資料の2をごらん願います。  施設平面図となりますが、延べ床面積は1,182.6平方メートルであり、解体する2施設を合わせた面積の1,230平方メートルよりは47平方メートルほど少なくなりますが、ほぼ同じ面積を確保したところでございます。  アリーナの面積は920平方メートルで、バスケットボールコートでは1面、バレーボールコートでは2面がとれるスペースとなっております。  また、アリーナの両サイドに器具庫を設けたほか、ステージ下も収納庫として活用できるよう、収納スペースの確保を行い、アリーナの西側には地域開放を前提として独立した玄関ホールを配置したほか、トイレについては男子、女子トイレと身障者用多目的トイレを設置しております。  さらに、施設の屋根には太陽光発電装置を設置することとしてございます。  参考資料の3をごらん願います。  萩荘中学校屋内運動場建設事業に係る全体事業費につきましては、現時点で3億2,825万8,000円と見込んでいるところでございます。  ご提案いたしました建築工事以外の電気設備工事及び機械設備工事につきましては、6月28日の入札に付す予定でございます。  解体工事等につきましては、第1、第2屋内運動場及び旧萩荘小学校のプールの解体工事費を見込んでございます。  参考資料の4をごらん願います。  本請負契約につきましては、6月17日に制限付一般競争入札を実施したところでございます。  参加資格といたしましては、平成21、22年度の一関市営建設工事請負資格者名簿の建築工事A級Ⅰ種に登録されているもので、平成12年4月1日以降に元請けとして鉄骨造建築工事の施工実績のあるものとして入札公告を行い、市内4業者の応札があったところでございます。  補足説明につきましては以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。  24番、大野恒君。 ○24番(大野恒君) 先ほどの議案第71号と現在提案されております議案第73号が同一業者に落札なったということだと思います。  そこで、完成期限が1月31日、それから、ただいまのは3月2日ということになっているんですが、工期、完成期限はわかります、見てこのとおりなんですが、工事期間がどのようになっているのか、重複して、素人考えでは1社で大丈夫なのかという心配があるんですが、工期はどうなっているかという点が1点です。  それから、たしか隣の萩荘小学校の屋内体育館で雨が降ったときに騒音というか、うるさいということで、どうにかならないかというような話が寄せられているんですが、ここの体育館はそういった雨の音とか防音といいますか、そういう点でちゃんと設計上、手が尽くされているのかどうかというのをお尋ねしたいと思います。  それから、指名業者が実際何社あって4社の参加だったのかと、何社に案内して4社の案内だったのかということもお尋ねしてみたいと思います。 ○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) まず、工期でございますけれども、議案第71号の総合保養センター休憩施設建設(建築)工事につきましては、平成22年7月6日から平成23年1月31日までを見込んでおりますし、それから議案第73号、萩荘中学校屋内運動場建設(建築)工事につきましては、工期が平成22年7月6日から平成23年3月2日まででございます。  それから、業者の案内というふうなご質問でございましたが、これは制限付一般競争入札でございますので、公告をいたしまして、入札調書にありますけれども、建築一式工事A級Ⅰ種の参加資格を持っている業者に参加のための公告をいたしたところでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。 ○教育部長小野寺正英君) ご質問のありました体育館の屋根の音の関係のご質問でございます。  これにつきましても、それに十分配慮したような格好の設計になっているというふうに聞いてございます。 ○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) 参加資格の件でございましたけれども、建築A級でございますけれども、登録につきましては9社でございますけれども、現在、5社が指名停止中でございますので、その4社が今回入札のほうに参加されたということでございます。 ○議長(菅原啓祐君) 30番、千葉大作君。 ○30番(千葉大作君) 萩荘地区が長年望んできた体育館がやっと工事着手になって、いい体育館ができることを非常に歓迎するものでございます。  そこで、附帯工事についてもあるということで、2つの体育館とプールも含んで解体をすると。  その解体の工事の着手期間はいつになって、同じ業者がそれを請け負うのかどうかということを確認したいですし、それから、あそこにはテニスコートが、非常に子供たちが本格的なテニスをするのには狭いというテニスコートがあります。  やはり、萩荘中学校の生徒たちが非常に頑張っておりまして、すばらしい成績を上げている状況にありますので、地域のPTAの人たちも、本当に子供たちのテニスがしっかりと練習できるように、今のテニスコートをきちんとした形で整備してもらいたいというふうな意向があるやに聞いております。  多分、その意向に沿った形で整備がなされるのではないかと思いますが、それらについてももう少し詳しく説明いただきたい。  以上です。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。 ○教育部長小野寺正英君) 今回の屋内運動場の建設に当たりましては、まず第2屋内運動場、旧萩荘小学校の体育館と、それからプールにつきましては、昨日、入札を行って業者が決まったところでございます。  工事の順序といたしましては、まず第2屋内運動場の解体を先行させて、7月、8月で行います。  新屋内運動場建設工事につきましては、先ほど総務部長から工期について話がありましたが、7月6日が着手ということでございますので、それ以降に現場の工事に入る、7月半ばぐらいから現場の工事に入るという形になります。  それから、プールの解体につきましては、8月、9月ごろを予定してございます。  このプールにつきましては、旧萩荘小学校のプールということで、中学校のほうでは全然使っておらなくて、中学校は現在の萩荘小学校のほうに行ってプールを使っておりましたので、このプールについては使われていないプールということになります。  それから、第1屋内運動場の解体につきましては、来年の1月から3月ということで一応予定してございます。  したがって、実質的に体育館を使用できない期間というのが、来年の1月から2月の間は使用ができないという形になるわけでございますけれども、この期間については、小学校のほうの体育館をお借りして体育の授業を対応するというような予定にしてございます。  それから、テニスコートにつきましては、来年度以降その整備については検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(菅原啓祐君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第73号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第73号は、原案のとおり可決されました。  午前の会議は以上とします。  午後1時まで休憩します。 午前11時58分 休   憩 午後1時00分 再   開 ○議長(菅原啓祐君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第19、議案第74号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第74号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、平成22年9月30日をもって任期が満了となります中村長雄さんを引き続き適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。  中村さんは、人権擁護委員を平成13年10月から3期務められております。  ご同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) これより採決を行います。  議案第74号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第74号は、同意することに決定しました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第20、議案第75号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第75号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員の任期が満了となりますことから、新たに小野寺知恵さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。  小野寺さんは、平成10年8月から平成21年3月まで千厩警察署生活安全課に勤務され、少年補導員を務められました。  ご同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) これより採決を行います。  議案第75号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、議案第75号は、同意することに決定しました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第21、発委第4号、口蹄疫に対し、国の責任による防疫措置と再生産可能な補償を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  菅原産業経済常任委員長。 ○産業経済常任委員長菅原巧君) 発委第4号、口蹄疫に対し、国の責任による防疫措置と再生産可能な補償を求める意見書についてであります。  意見書案の朗読を省略し、提案理由のご説明を申し上げます。  本案は、地方自治法第99条の規定により意見書を提出したく、会議規則第14条第2項の規定により提出するものであります。  意見書案につきましては、4月20日確認された宮崎県における口蹄疫は、これまで約20万頭の牛や豚が殺処分となり、宮崎県と我が国の畜産の根幹を揺るがす事態となっており、いまだ被害の終息に至っていない現状にあるところであります。  被害畜産農家の苦悩は筆舌に尽くせず、被害畜産農家以外の畜産農家も、いつ感染するかと日々不安な状態に置かれているところであります。  その精神的重圧は極限にまで達しているのであります。  よって、一刻も早く感染を防止し、国の責任で再建できる補償などを図られるよう強く求めるものであります。  以上のことにつきまして、産業経済常任委員会において議題に供し議論をいたしたところ、お手元に配付の意見書を満場一致で可決し、今回の提案になったところであります。  どうか、何とぞ、議員各位の満場のご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案の説明とさせていただきます。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発委第4号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、発委第4号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第22、発議第7号、「慰安婦」問題に対する国の誠実な対応を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  19番、阿部孝志君。 ○19番(阿部孝志君) 発議第7号、「慰安婦」問題に対する国の誠実な対応を求める意見書について、意見書案の朗読を省略し、提案理由をご説明申し上げます。  本案は、今定例会に提出された請願第3号、日本軍「慰安婦」問題に対する国の誠実な対応を求める請願が、15日の本会議で採択されたことを受けまして、地方自治法第99条の規定により、お手元に配付の意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣に提出しようとするものであり、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により提案するものです。  内容につきましては、お手元に配付の意見書案のとおり、採択されました請願と同趣旨でありますことから、朗読は省略いたしますが、慰安婦問題、被害者の尊厳回復に努め、あわせてこの問題を早期に解決するよう国に求めるものであります。  何とぞ、議員各位の満場のご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発議第7号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立多数。  よって、発議第7号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第23、発議第8号、普天間基地早期閉鎖・返還を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  24番、大野恒君。 ○24番(大野恒君) 発議第8号、普天間基地早期閉鎖・返還を求める意見書について、提案をいたします。  意見書の案文を朗読して提案にかえたいと思います。  普天間飛行場の返還は、平成8年日米特別行動委員会(SACO)合意から13年が経過した今なお実現を見ることはなく、その危険性は放置されたままでございます。  しかも、平成16年8月13日に発生した沖縄国際大学構内への米軍海兵隊所属CH53D大型輸送機ヘリコプターの墜落事故は、市街地に位置し、住宅や学校などが密集する普天間飛行場の危険極まりない現実を明らかにしました。  一歩間違えば大惨事を引き起こしかねず、世界一危険な飛行場の存在を改めて内外に明らかにしております。  しかも、平成18年の在日米軍再編協議では、同飛行場の全面返還を合意しており、最も危険な普天間飛行場を早期に全面返還し、政府の責任において跡地利用など諸課題解決を求めているのでございます。  沖縄県民は、去る大戦の悲惨な教訓から戦後一貫して「命どぅ宝」、基地のない平和で安全な沖縄を希求してきました。  にもかかわらず、SACO合意の普天間飛行場条件つき返還は新たな基地の県内移転にほかなりません。  沖縄県民の意思は、これまで行われた住民投票や県民大会、各種世論調査などで明確に示され、移転先とされた名護市辺野古沿岸域は国の天然記念物で国際保護獣のジュゴンを初めとする希少生物を育む貴重な海域であり、また、新たなサンゴ群落が見つかるなど、世界にも類を見ない美しい海域であることが確認されております。  よって、沖縄県民の生命、財産、生活環境を守る立場から、日米両政府が普天間飛行場を早期に閉鎖・返還することを強く求めるものでございます。  以上が案文でございます。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、そして内閣総理大臣あてでございます。  満場の皆様のご賛同をお願いを申し上げまして、提案とさせていただきます。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
     お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発議第8号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立多数。  よって、発議第8号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第24、発議第9号、米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  15番、菅原巧君。 ○15番(菅原巧君) 発議第9号、米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める意見書について、意見書案の朗読を省略し、提案理由を申し上げます。  本案は、米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める請願を産業経済常任委員会に付託を受け、審査が終了したことから、地方自治法第99条の規定により意見書を提出したく、会議規則第14条第1項の規定により提出するものであります。  意見書案につきましては、戸別所得補償政策が来年度から本格実施するに当たり期待する声もありますが、農林水産省が発表した2008年産米の全算入生産費は1俵当たり1万6,497円にもかかわらず、戸別所得補償の補償水準は全国一律の1俵1万3,703円であります。  安心して再生産できる環境にはございません。  2009年産米を中心とした米流通は深刻な停滞を来しています。  このまま出来秋に突入すると、戸別所得補償を口実に買いたたきとあわせた米価の暴落の可能性があり、さらに期末在庫の関係上、2011年産米作付数量を大幅に減らさなければならない事態も想定されます。  当委員会としてはこれらのことを踏まえて、米価の下落に歯止めをかけ、価格と需給を安定させることは、政府が進める米戸別所得補償モデル事業の成否を左右するものであり、緊急対策が不可欠であると考え、強く求めるものであります。  何とぞ、議員各位の満場のご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発議第9号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、発議第9号は、原案のとおり可決されました。  お諮りします。  ただいま可決されました発委、発議4件について、誤字、脱字等、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第25、発議第10号、盛岡地方法務局一関支局の存続を求める決議についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  30番、千葉大作君。 ○30番(千葉大作君) 発議第10号、盛岡地方法務局一関支局の存続を求める決議について、朗読をもって提案理由を申し上げます。  盛岡地方法務局一関支局では、各種登記事務のみならず、戸籍事務や人権擁護に係る活動など、地域社会の安定・安全に大きな役割を果たし、地域社会の支えとなっている。  このたび、盛岡地方法務局が、岩手県内9カ所の法務局支局、出張所を5カ所に統合する予定であり、その結果として一関支局が廃止され、水沢支局へ移転統合する予定である旨が発表されました。  また、宮城県においても同様に統合が進められ、隣接する築館支局が、ことし2月15日に、より県央に近い古川支局に機能集約されていることから、このままでは岩手、宮城県際地域から法務局関係の窓口が減少し、公共サービスの低下が懸念される。  このことは、これまでも言われてきた、県際地域の地理的不利を如実にあらわしたものであり、盛岡地方法務局内においても、仙台法務局内においても、合理性のみを重視した結果、県央部中心の公共施設配置に偏り、県境を挟んだ地区の住民にとっては不便さが増すばかりであり、容認できるものではない。  ついては、本市議会として、盛岡地方法務局一関支局の存続を強く要望するものであり、ここに決議する。  議員各位の満場のご賛同を賜りますよう心からお願いを申し上げます。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発議第10号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、発議第10号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第26、議員の派遣についてを議題とします。  お諮りします。  ただいま議題となっています議員派遣については、会議規則第159条の規定により、お手元に配付の議員派遣書のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、お手元に配付の議員派遣書のとおり、議員を派遣することに決定しました。 ○議長(菅原啓祐君) 以上で、議事日程の全部を議了しました。  以上をもって、第28回一関市議会定例会を閉会します。  ご苦労さまでした。 閉会時刻 午後1時24分...