北上市議会 > 2019-02-19 >
02月19日-01号

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  1. 北上市議会 2019-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 北上市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    令和 1年度  2月 通常会議(第248回)令和2年2月19日(水曜日)議事日程第8号                  令和2年2月19日(水)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会議期間の決定 第3 行政報告 第4 現金出納検査等の報告 第5 市長の施政方針 第6 教育長の教育行政施策の方針 第7 議案第93号 北上市職員の分限の手続及び効果等条例の一部を改正する条例 第8 議案第94号 北上市職員の勤務時間、休日及び休暇条例の一部を改正する条例 第9 議案第95号 北上市一般職の職員の給与条例の一部を改正する条例 第10 議案第97号 北上市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準条例の一部を改正する条例 第11 議案第98号 北上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準条例の一部を改正する条例 第12 議案第99号 北上市印鑑条例の一部を改正する条例 第13 議案第96号 北上市手数料条例の一部を改正する条例 第14 議案第100号 北上市下水道条例の一部を改正する条例 第15 議案第83号 令和2年度北上一般会計予算 第16 議案第84号 令和2年度北上国民健康保険特別会計予算 第17 議案第85号 令和2年度北上後期高齢者医療特別会計予算 第18 議案第86号 令和2年度北上介護保険特別会計予算 第19 議案第87号 令和2年度北上工業団地事業特別会計予算 第20 議案第88号 令和2年度北上駐車場事業特別会計予算 第21 議案第89号 令和2年度北上宅地造成事業特別会計予算 第22 議案第90号 令和2年度北上電気事業特別会計予算 第23 議案第91号 令和2年度北上下水道事業会計予算 第24 議案第92号 辺地総合整備計画の変更について 第25 議案第101号 令和元年度北上一般会計補正予算(第8号) 第26 議案第102号 令和元年度北上国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 第27 議案第103号 令和元年度北上後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第28 議案第104号 令和元年度北上介護保険特別会計補正予算(第4号) 第29 議案第105号 令和元年度北上工業団地事業特別会計補正予算(第3号) 第30 議案第106号 令和元年度北上農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 第31 議案第107号 令和元年度北上駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 第32 議案第108号 令和元年度北上宅地造成事業特別会計補正予算(第1号) 第33 議案第109号 令和元年度北上電気事業特別会計補正予算(第3号) 第34 議案第110号 令和元年度北上下水道事業会計補正予算(第3号) 第35 議案第111号 市道路線の廃止について 第36 議案第112号 市道路線の認定について 第37 議案第113号 北上市北部交流館指定管理者の指定について 第38 請願・請願について-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり-----------------------------------出席議員(24名)      1番  菊池 勝君      2番  昆野将之君      3番  高橋晃大君      4番  平野明紀君      5番  熊谷浩紀君      6番  小田島徳幸君      7番  小原享子君      8番  佐藤惠子君      9番  齊藤律雄君      10番  藤本金樹君      11番  三宅 靖君      12番  武田 勝君      13番  梅木 忍君      14番  安徳壽美子君      16番  星 敦子君      17番  小原敏道君      18番  高橋光博君      19番  及川 誠君      20番  八重樫七郎君     21番  高橋初男君      22番  佐藤重雄君      23番  高橋孝二君      24番  鈴木健二郎君     25番  阿部眞希男-----------------------------------欠席議員 なし-----------------------------------事務局職員出席者   事務局長      菅野浩一君   議事課長      小原昌江君   議事調査係長    千葉謙太君   主任        佐藤 裕君   主任        鈴木将司君-----------------------------------説明のため出席した者   市長        高橋敏彦君   副市長       及川義明君   企画部長      菊池和俊君   財務部長      及川勝裕君   まちづくり部長   小原 学君   生活環境部長    齋藤賢也君   保健福祉部長    石川晴基君   農林部長      小原賢司君   商工部長      石川明広君   都市整備部長    鈴木 真君   消防防災部長    佐藤 晃君   教育長       平野 憲君   教育部長      高橋謙輔君   選挙管理委員会委員長                               淺田 格君   監査委員      清水正士君   農業委員会会長職務代理者                               佐藤良一君   総務課長      菅野和之君-----------------------------------     午前10時00分 開会・開議 ○議長(阿部眞希男君) 令和元年度定例会を再開いたします。 ただいまの出席議員数は24名であります。定足数に達しておりますので、これより第248回2月通常会議を開きます。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 本日の議事は、お手元に配布しております議事日程第8号によって進めます。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、11番三宅 靖議員、12番武田 勝議員を指名いたします。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第2、会議期間の決定を議題といたします。 本件に関し、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長。     (議会運営委員長 星 敦子君 登壇) ◆議会運営委員長(星敦子君) おはようございます。議会運営委員会の報告をいたします。 去る2月14日に議会運営委員会を開催いたしまして、第248回2月通常会議会議期間及び付議案件の取扱い等について協議しておりますので、御報告申し上げます。 初めに、会議期間でありますが、本日から3月12日までの23日間といたします。 次に、本日の議事についてでありますが、まず行政報告及び現金出納検査等の報告、次に市長の施政方針演述及び教育長教育行政施策の方針演述を行います。次に、条例8件について提案説明、質疑の後に所管の常任委員会に付託。次に、当初予算9件について提案説明、質疑の後に予算特別委員会付託。次に、計画変更に係る一般議案1件について提案説明。次に、補正予算10件について提案説明。次に、一般議案3件について提案説明。陳情1件について委員長報告、質疑、討論、採決。同一趣旨の陳情1件を受理しておりますので、委員会付託を省略し、採決。請願2件を受理しておりますので、所管の常任委員会に付託し、本日の会議は閉議といたします。本会議終了後は、予算特別委員会を招集し、委員長、副委員長の互選の後に当初予算9件を分科会に付託いたします。 次に、明日以降の会議日程についてでありますが、2月20日から24日までは議案思考のため休会。 25日は代表質問。 26日は一般質問。 27日は一般質問及び常任委員会。 28日は常任委員会及び予算特別委員会分科会。 29日及び3月1日は週休日のため休会。 3月2日から4日までは予算特別委員会分科会。 5日は審査報告整理のため休会。 6日は予算特別委員会。 7日から9日までは週休日及び審査報告整理のため休会。 10日は議会運営委員会を開催し、最終日の議案の取扱い等について協議をいたします。 11日は審査報告整理のため休会。 12日は本会議を開き、条例8件について常任委員長報告、質疑、討論、採決。当初予算9件について予算特別委員長報告、質疑、討論、採決。計画変更に係る一般議案1件について質疑、討論、採決。補正予算10件について質疑、討論、採決。一般議案3件について質疑、討論、採決。追加議案が予定されておりますので、提案説明、質疑、討論、採決を行います。最後に、審査が終了した請願について常任委員長報告、質疑、討論、採決を行い、今期通常会議の審議を全て終了する予定であります。 これをもって令和元年度定例会は298日間の会期を満了いたしますので、閉会することにいたしております。 以上のとおり協議しておりますので、日程どおり議事が進行できますよう、議員各位の御協力をお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(阿部眞希男君) ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本通常会議会議期間は本日から3月12日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) 御異議なしと認めます。よって、会議期間は本日から3月12日までの23日間と決定いたしました。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第3、行政報告について市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長。     (市長 高橋敏彦君 登壇) ◎市長(高橋敏彦君) おはようございます。第246回12月通常会議以降の行政活動について御報告申し上げます。 初めに、中学生の活躍について御報告いたします。1月10日に八幡平市で開催された岩手県中学校スキー大会において、スラローム中学男子及びジャイアントスラローム中学男子に出場した上野中学校2年生の葛巻福治さんが両種目とも優勝し、全国中学校体育大会スキー大会への出場を決めました。 なお、全国大会は2月5日に長野県野沢温泉を舞台に開催され、葛巻さんはスラローム中学男子で5位入賞を果たしました。 それでは、行政報告を申し上げます。初めに、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。昨年12月以降、中華人民共和国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルス感染症が集団発生し、世界中に感染が拡大しています。日本でも、武漢市への渡航歴がない方への感染事例が確認されるなど、国内での感染拡大が懸念されるところであります。 現在岩手県内での感染事例は確認されておりませんが、発生に備え、2月3日付で副市長を幹事長とする北上市新型コロナウイルス感染症対策幹事会を立ち上げ、情報収集に努めるとともに、感染が疑われる事例が発生した際の医療提供体制等について確認したところであります。 今後も状況を注視の上、市民に適切な情報を提供するとともに、関係機関と連携を図りながら感染拡大防止に努めてまいります。 次に、農林水産業に関する各種表彰について申し上げます。12月20日に盛岡市で開催された令和元年度いわて農林水産躍進大会において、農産物では県内初となる地理的表示保護制度、いわゆるGI制度の登録を受けた二子さといも協議会が農林水産業の発展に先進的に取り組み、顕著な業績を上げた組織等を表彰するいわて農林水産振興協議会表彰として、個性ある産地づくり賞を受賞いたしました。 また、住民の集いの場や産直を開設する特定非営利活動法人あすの黒岩を築く会が、中山間地域において個性ある地域づくりに取り組む集落等を表彰するいわて中山間賞を受賞したほか、農地や水路、農道の保全管理に取り組む岩沢農地・水結の会が他の模範となる農村環境等の保全活動を表彰する岩手県農地・水環境保全向上活動モデル賞を受賞いたしました。 次に、スマート農業シンポジウムについて申し上げます。同シンポジウムは、担い手の高齢化や労働力不足を背景に、ICTやロボット技術を活用したスマート農業の普及促進を目的として、1月28日にさくらホールにおいて開催したもので、農業者ら約350人が参加し、パワーアシストスーツやドローンといった農業機器の展示やスマート農業技術の活用事例の報告を通して、スマート農業への関心を深めました。 次に、令和2年北上市成人式について申し上げます。新成人830名の参加のもと、1月12日にさくらホールで開催した成人式は、専修大学北上高等学校吹奏楽部による演奏でオープニングを飾り、江釣子地区の長谷川陸さんが新成人を代表して挨拶をしたほか、地域や家族の方々から寄せられたお祝いメッセージの披露や小中学校、高校時代の思い出の映像も上映され、出席者は懐かしそうに見入るとともに、成人としての自覚と決意を新たにしました。 次に、北上市技能功労者表彰について申し上げます。技能功労者表彰は、優れた技能をもって市の産業発展に功労のあった技能者を表彰することにより、技術尊重の機運醸成と技能者の地位向上を図ることを目的に実施しているもので、1月15日に北上工業クラブ主催の公演会と同時開催した表彰式において、卓越技能功労賞3名、青年卓越技能功労賞3名に表彰状を授与し、関係者とともに受賞をお祝いいたしました。 次に、第8回きたかみ地域教育力向上フォーラムについてでありますが、「学びあい みんなで育つ 北上っ子」をテーマに、1月18日にさくらホールにおいて約350人の参加を得て開催いたしました。今年度は、更木町振興協議会二子小学校、キッチンすまいるの会の3団体から、地域と学校の連携や子供の居場所づくりによる子供たちの健全育成の実践事例が発表され、参加者は地域や家庭、学校といったそれぞれの立場で、地域教育力の向上に向け、どのように関わるべきか考えを巡らせていました。 次に、洪水・土砂災害ハザードマップについて申し上げます。水防法改正に伴い、洪水時の浸水想定区域について、想定し得る最大規模の降雨を前提とした区域に変更されたことを受け、今年度当初からハザードマップの更新作業を進めておりましたが、このたび更新作業が終了いたしました。新しいハザードマップは、A1版サイズで、表面は市域全体のマップ、裏面は居住地区の詳細マップとなっており、一目で浸水想定区域等が確認できるよう工夫いたしました。 2月28日に全戸配布を行うとともに、浸水想定区域に変更が生じた北上川沿いの黒沢尻東、立花、二子、更木、黒岩、稲瀬及び相去の7地区については、個別に地域説明会を開催する予定としております。 最後に、姉妹都市友好都市関係について申し上げます。まず、千葉県流山市との姉妹都市提携についてでありますが、去る1月29日に流山市において開催された調印式に出席し、同市と姉妹都市提携を締結いたしました。当市からは、17名の関係者が出席し、調印式後に開催された祝賀会では鬼剣舞が披露され、終始和やかな雰囲気の中で、これまでの交流を振り返りながら、今後の友好関係の深化を誓い合いました。 次に、宮城県柴田町との姉妹都市締結40周年記念式典について申し上げます。同町とは、昭和55年に姉妹都市提携を結び、このたび40周年の節目を迎えたことから、去る2月10日に滝口町長をはじめとした柴田町訪問団が当市を訪れ、関係者約100名の出席のもと、記念式典を開催いたしました。同町は、最も身近な姉妹都市であり、今後も様々な分野で交流を深めてまいりたいと考えております。 以上を申し上げ、行政報告とさせていただきます。 ○議長(阿部眞希男君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。24番鈴木健二郎議員。 ◆24番(鈴木健二郎君) ただいま報告がありましたけれども、新型コロナウイルスに関わってでありますけれども、対策組織もできたということであります。岩手県内では、まだ感染の事例はありませんけれども、日本国内での感染が広まっているという状況であります。しかも、本県では花巻空港があるということであります。 先般県の対策会議等も行われたと伺っておりますけれども、その内容をちょっとお知らせいただきたいと思いますし、今後北上市における具体的な対応策はどういうふうに考えているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(阿部眞希男君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(石川晴基君) ただいまの質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症対策につきましては、この報道につきましては、新聞、テレビで毎日のように報道されているところで、その辺につきましては、皆様も御確認されているというところでございます。 まず、御質問の県の対策会議があったということで、その後2月4日に一旦中部保健所管内の会議がございまして、そのときの状況でございますが、内容的には国からの情報提供にとどまっておりました。それで、まずは相談窓口を一本化するというお話で、少なくとも北上市内につきましては、花巻にございます中部保健所に一本化する徹底をしていただきたいというのが今回の会議の一つの内容でございました。それにつきましては、我々も2月3日に幹事会を立ち上げたわけですが、同日に市のホームページにその都度情報提供をするとともに、国、県等からの情報がある都度ホームページを更新している状況でございますので、ぜひホームページ等も確認していただきたいと思っております。 それから、今後の対策等については、今回幹事会ということで立ち上げたわけですが、これが県内あるいは市内に感染症が出た場合は、速やかに対策本部という形に切り替わることにしております。対策本部長を市長といたしまして、対策本部が立ち上がるということにしております。 現在相談窓口の徹底はもちろんですけれども、その後懸念されることにつきましては、まずはSNS等でのデマの流布、これについては惑わされないようにしていただきたいということ。それから、どうしてもマスクあるいは消毒液が非常に不足しているということで、こういったものの不足に対してどうしていくのかというのが国、県等も含めて懸念されているものでございます。 それから、万が一本当に出た場合は、市内のイベントあるいは学校とか会社勤め、そういったものがどうなっていくのかという懸念はございますけれども、これにつきましては国等からの指示が来るたびに我々も対策本部の中で協議した上で、速やかに市民への周知を図っていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(阿部眞希男君) 24番鈴木健二郎議員。 ◆24番(鈴木健二郎君) それで、市民への周知なのですけれども、部長がおっしゃるとおり、大規模なイベント、集会、それから学校、人がいっぱい集まるようなところが非常に心配されている状況があります。したがって、市としては市民にどういうふうな周知の方法でやっていくのかということで、緊急性が求められるというふうに私は思いますので、市民は非常に不安な状況にあるということでありますので、どういうふうな周知の方法で考えているか伺います。 ○議長(阿部眞希男君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(石川晴基君) お答えいたします。 具体的には、幹事会等を立ち上げ、あるいは対策本部の時点で、その中でも協議することになると思いますけれども、今のところはホームページにとどまっているという状況ですので。 それから、2月28日の市の広報にも、これに関しての記事を載せることにしてございます。その間、随時情報が変わってくるものですから、なるべく最新の情報を広報のほうにも掲載したいと思います。それで、緊急の場合は学校、職場、様々なところにチラシ等を配布しなければならない状況になるかもしれませんので、それについても当然のことながら、そういった場合は準備していきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(阿部眞希男君) 11番三宅 靖議員。 ◆11番(三宅靖君) 私は、ハザードマップのことについてちょっとお尋ねしたいのですが、水害のハザードマップができたのは大変いいことなのですけれども、もう一つ、担当部署が違いますけれども、ため池についても作成されるということでしたが、その辺がいつ頃になるかということと、先ほど水害の浸水想定区域が変わる地域には地域説明会をされるということでしたが、ため池のほうのハザードマップがいつできるかにもよるのですが、できれば地域によっては一緒に説明会をしたほうがいいかなと思うのですが、その辺のお考えをちょっとお伺いしたいと思います。
    ○議長(阿部眞希男君) 農林部長。 ◎農林部長(小原賢司君) 三宅議員の御質問にお答えいたします。 ため池のほうのハザードマップについては、現在作成中でございまして、ちょっと年度内には間に合わないのかなというところに今なってきております。状況としては、関連するため池も一緒にやらないといけないのではないかということになってきておりまして、若干時間がかかると、年度を越す予定になっておりますので、消防防災部のほうで作成した今回のハザードマップの説明会のほうと一緒にやりたいという気持ちは持っておりましたけれども、ちょっと間に合わないのかなというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(阿部眞希男君) これをもって質疑を終結いたします。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第4、現金出納検査等の報告を議題といたします。 報告書の朗読を省略し、これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) これをもって質疑を終結いたします。 この際、諸般の報告を行います。 事務局長から報告いたさせます。事務局長。 ◎議会事務局長(菅野浩一君) 昨年11月28日以降の一般事務につきましては、お手元の一般事務報告のとおりでありますが、その中から主な事項を報告いたします。 初めに、1ページでありますが、12月19日には12月通常会議で可決した私学助成の充実強化を求める意見書ほか1件の意見書を関係省庁に送付しております。 また、採択した請願第4号私学教育を充実・発展させるための請願のうち、請願項目1項について市長へ送付しております。 1月6日には、令和元年度北上市勢功労者表彰式並びに令和2年新年交賀会がホテルシティプラザ北上で開催され、議長ほかが出席しております。 次に、2ページを御覧ください。1月16日には、令和元年度岩手県市議会議長会第2回定期総会が奥州市の水沢グランドホテルで開催され、議長及び副議長が出席しております。会議では、事務報告の後、会長提出議案5件、各市提出議案5件、協議案1件が審議され、いずれも原案のとおり可決されております。 次に、3ページを御覧ください。1月29日には、北上市・流山市姉妹都市締結調印式及び記念祝賀会流山市役所ほかで開催され、議長ほかが出席しております。 1月30日には、全国市議会議長会第155回地方行政委員会が東京都全国都市会館で開催され、議長が出席しております。会議では、事務報告の後、令和元年度本委員会要望結果、次年度委員会への申し送り事項及び今後の運営について協議を行い、原案のとおり可決されております。 2月10日には、12月通常会議で採択した私学教育を充実・発展させるための請願のうち、請願項目1項について市長から報告を受けております。 最後に、昨年11月28日から本年2月11日までの行政視察の来訪者数ですが、5議会39人となっております。 以上をもちまして一般事務報告を終わります。 ○議長(阿部眞希男君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) これをもって質疑を終結いたします。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第5、市長の施政方針演述を行います。施政方針について、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長。     (市長 高橋敏彦君 登壇) ◎市長(高橋敏彦君) 本日、ここに第248回2月通常会議が開会されるに当たり、所信の一端を申し上げ、市民や企業の皆様、市議会の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 まず、今年度を振り返りますと、国は、昨年12月、令和2年度から5年間を対象期間とする「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」を閣議決定いたしました。国が第1期総合戦略で2020年までに解消するとした東京一極集中は、是正されるどころかむしろ加速し、東京圏は24年連続で転入超過となっております。国は、第2期総合戦略において改めて2024年度までに東京一極集中を是正するという目標を掲げております。私は、3期目の始動に当たり、まずは、平成27年度に策定した総合戦略に基づき、次の4つの重点プロジェクトを着実に進展させるべく、施策を推進してまいりました。 「結婚・出産・子育ての希望をかなえる環境づくりプロジェクト」では、子育て応援1億円プロジェクトの継続的な展開により、子育て世帯の住宅取得を支援し、経済的負担の軽減と市内への定住促進を図ったほか、安心して妊娠、出産、子育てができるよう産前・産後ケア事業や18歳までの子供への医療費給付事業を実施いたしました。加えて、子供を産みたいと望みながら不妊に悩む方々の出産の希望をかなえるため、新たに不妊治療費助成事業を実施し、北上に住み、安心して子供を産み、育てられる環境の整備を進めてまいりました。 「地域産業の振興プロジェクト」では、水稲から収益性の高い園芸作物への転換による農家所得の向上を図るため、園芸作物の新規栽培や栽培面積の拡大に取り組む農家を支援してまいりました。ふるさと納税制度を活用して展開してきたふるさと便推進事業では、地域資源を活用した魅力的な返礼品の掘り起こしと販路拡大に取り組み、今年度12月末までの寄附額は、過去最高の13億6,000万円余りに達しました。また、起業や事業拡大に取り組む事業者を支援するため昨年2月に設立された「日高見の国地域振興ファンド」に西和賀町とともに出資し、同ファンドの第1号案件として、当市の地域おこし協力隊員らが立ち上げ、イベント企画などを手がける法人への投資が実施されました。 「くらしを支える地域公共交通体系の構築プロジェクト」では、新たな拠点間交通として、都市拠点を経由して立花地区と岩崎地区とを結ぶ「立花岩崎線」を整備いたしました。また、老朽化したコミュニティバスの車両を更新したほか、まちなかターミナルに風雨をしのげる屋内待合所を整備するなど、公共交通の利便性向上を図りました。 「シティプロモーションの推進プロジェクト」では、ラグビーワールドカップ日本大会において、ウルグアイチームの公認チームキャンプ地として、市民が一丸となったおもてなしを展開し、選手のほか国内外から訪れた多くの方々に当市の魅力をアピールすることができました。また、姉妹都市・友好都市との周年記念に当たり、改めて各都市との友好を深めたほか、去る1月29日、新たに千葉県流山市と姉妹都市を提携したところであります。 一方、当市を取り巻く社会・経済情勢は、内閣府の発表によると、2019年10月から12月期の国内総生産、いわゆるGDPの速報値は、消費税増税前の駆け込み需要の反動減が響くなど、個人消費が前期比2.9%の減とマイナスに転じたほか、米中貿易摩擦の影響により企業の設備投資も3.7%減のマイナスに転じるなど、物価変動の影響を除いた実質で前期比1.6%の減、年率換算では6.3%の減と、5四半期ぶりにマイナス成長に転じました。 当市は、キオクシアの新工場立地という追い風を受けて関連企業などの立地が進む中、地場企業をはじめとした事業者が求める人材の確保や、流入する労働者の受皿となる住宅環境の整備などに遅滞なく取り組んでいるほか、「しごと」と「ひと」の好循環による「まち」の活性化を図り、強固な経済基盤の確立が、市民福祉の向上につながるよう各種施策に取り組んでいるところであります。 それでは、以下、令和2年度の市政運営の方針について申し上げます。 まず、当市の総合戦略について、令和元年度をもって計画期間の終期を迎えますが、現在策定を進めている北上市次期総合計画と一体的な戦略として取りまとめるため、計画期間を1年間延長するとともに、必要な見直しを加えながら、効果的、効率的な取組を展開してまいりたいと考えております。 「結婚・出産・子育ての希望をかなえる環境づくりプロジェクト」では、子供が自ら育つ力「子育ち」を支援するため、新たに子育ち応援1億円プロジェクトと銘打ち、子供基点で考え、子供たちが主体的に伸び伸びと育つことができる環境の整備に努めてまいります。具体的には、近年、社会問題となっている夏場の猛暑対策として、整備が未着手だった幼稚園や学童保育所のほか、統合予定の小学校や各小中学校の保健室等へのエアコン設置を進めてまいります。外国語指導助手、いわゆるALTについては、全ての中学校区に1名ずつの配置となるよう2名増員するほか、姉妹都市・友好都市基金を活用し、児童・生徒の国外姉妹都市・友好都市との交流を支援するなど、グローバル化が加速する社会で子供たちが活躍できるようサポートしてまいります。また、子供たちが、住み慣れた北上市で育ち続けられるよう中学校と市内高等学校との連携強化や、市内への大学等の高等教育機関設置に向けた研究を進めるほか、子供の貧困対策の調査研究を進め、あらゆる環境にある子供たちを取り残すことなく支援してまいります。 これまで展開してきた子育て応援1億円プロジェクトについては、さらに発展させて継続することとし、今後、さらなる不足が懸念される保育人材の確保策を講じてまいります。また、子育て支援コンシェルジュや子育て支援センターの職員を増員し、子育てに関する各種相談や育児講座などの充実を図るほか、子ども家庭総合支援拠点の設置に当たり、新たに虐待対応専門員を配置し、虐待事案の予防と早期発見に努めてまいります。産後ケア事業については、これまでの訪問型に加え、新たにデイサービス型の事業を展開し、子育てに関する不安や悩みを傾聴の上、母親の心身のケアや育児サポートなど、安心して育児ができる環境の充実を図ってまいります。また、小児インフルエンザ予防接種への助成については、所得制限を撤廃し、子育て世帯の経済的負担のさらなる軽減を図ってまいります。 「地域産業の振興プロジェクト」では、今後ますます農業の担い手不足が見込まれることから、農地の利用状況や農地所有者の営農意向調査を行うとともに、地図情報システムにより農地情報を一元的に管理し、農地の集積・集約化を推進してまいります。また、東京圏からの移住者の市内への就業を支援し、市内中小企業の人手不足の解消と定住人口の増加につなげてまいります。 「くらしを支える地域公共交通体系の構築プロジェクト」では、北上済生会病院の新病院開院に合わせて、バス路線の町なか経路を再編するとともに、同新病院や北上駅前にバスの運行情報を確認できるモニターを備えたバス待合所を整備し、快適な公共交通利用環境を構築してまいります。また、今年度末をもって岩手県交通の口内線が廃止されることから、住民の移動手段を確保するため、同地区と都市拠点とを結ぶ新拠点間交通を整備いたします。 「シティプロモーションの推進プロジェクト」では、「展勝地開園100周年」、「第60回北上・みちのく芸能まつり」、「市制施行30周年」という3つの周年が重なる2021年に向け、「Kitakami Triple Anniversary(キタカミ トリプル アニバーサリー) 2021」をキャッチコピーとして各種記念事業を展開するほか、2020東京オリンピック・パラリンピックを絶好の機会と捉え、聖火リレー関連事業を成功に導き、シビックプライドの醸成を図ってまいります。 以下、総合計画に定めるまちづくりの目標に沿って、主な施策について申し上げます。 初めに、「子育てと医療・福祉の充実した明るく健やかなまちづくり」では、黒沢尻幼稚園の新園舎建設に着手するほか、横川目幼稚園及び横川目保育園の民営化による認定こども園への移行や専修大学北上幼稚園の認定こども園への移行を支援し、幼児教育と子育て支援の充実、待機児童の解消を図ってまいります。また、保健・子育て支援複合施設「hoKko(ほっこ)」の整備を進めるとともに、新たな健康づくりプランの策定や健康福祉ポイント制度導入に向けた準備を進め、市民の健康の維持増進を図ってまいります。地域福祉の充実に向けては、新たに成年後見制度利用促進基本計画を策定し、成年後見制度を必要とする市民の財産と権利を保護してまいります。ひきこもりの状態にある方やその家族への支援としては、関係機関によるネットワークを構築し、ひきこもりに関する相談窓口の設置や居場所づくりなどについて具体的な検討を進めてまいります。また、介護職のインターンシップ制度の導入により、介護現場の担う役割や魅力などに触れる機会を創出し、不足する介護人材の確保につなげてまいります。 次に「生きる力を育み、文化が躍動するまちづくり」では、耐震性が不足する小学校への対応として、笠松小学校及び東部地区の統合小学校の建設を進め、安全・安心な教育環境を整備してまいります。また、地域全体で子供たちの学びや成長を支えるとともに、学校を核とした地域づくりを推進するため、地域学校協働本部の設置を進めてまいります。文化芸術の振興においては、文化芸術の基本理念を明文化した(仮称)北上市文化芸術基本条例を制定するほか、文化芸術に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、(仮称)北上市文化芸術基本計画の策定を進めてまいります。また、伝統文化の継承に向けては、保存団体との協働により、安定的かつ継続的な民俗芸能活動を推進してまいります。 「ひと・技・資源を組み合わせ活気うまれるまちづくり」では、産業構造、就業構造の劇的な変化を見据えた次期産業ビジョンの策定を進めるとともに、キオクシア立地による経済波及効果を確実なものとし、活力ある社会・経済基盤を確立してまいります。高止まりが続く有効求人倍率への対応としては、人材不足がより深刻なサービス業を中心に、潜在的な就業希望者の掘り起こしを図るため、事業者と労働者の双方への支援を展開してまいります。観光分野においては、観光コンベンション協会が目指している体制強化と自立的活動の展開を支援し、観光産業の振興につなげてまいります。また、当市の魅力的な観光資源の一つである夏油高原エリアについて、地域おこし協力隊による観光コンテンツの開発を支援し、グリーンシーズンを含めた通年観光化による誘客促進を図ってまいります。森林資源の保全に向けては、民有林の森林資源量調査及び経営意向調査を進め、意欲と能力のある経営者に森林経営の集積・集約化を図ってまいります。 「美しい環境と心を守り育てるまちづくり」では、地球温暖化や海洋プラスチック問題など深刻化する環境問題を重く受け止め、国連が提唱する持続可能な開発目標、いわゆるSDGsの視点を取り入れた次期環境基本計画の策定を進め、日常生活や地域社会における足元からの環境保全活動を推進してまいります。また、あじさい型スマートコミュニティ事業の市民展開では、これまでの太陽光発電システムへの補助に加え、新たに蓄電システムへの補助を行い、再生可能エネルギーのさらなる普及により環境負荷低減を図ってまいります。災害に強いまちづくりに向けては、近年の異常気象に伴い台風災害や豪雨災害等が全国的に頻発していることから、どのような災害が発生しようとも被害を最小限に抑え、迅速に復旧・復興できる強さとしなやかさを備えたまちづくりを推進するため、国土強靭化地域計画の策定を進めてまいります。また、埋立てや盛土により造成された宅地の滑動崩落災害を未然に防止するため、大規模盛土造成地の安全性評価を実施するとともに、危険性が認められた造成地については崩落防止工事などの予防対策を検討してまいります。 次に「誰もが快適に暮らし続けられるまちづくり」では、県外からの移住者が空き家バンク登録物件を改修する際の費用や、解体費用の捻出が困難な低所得者が空き家を解体する際の費用を助成し、空き家の利活用及び除却を推進してまいります。緑のまちづくりの推進においては、展勝地開園100周年に向けて展勝地公園のSL広場整備を進めるほか、陣ケ丘の環境整備を進めてまいります。道路ネットワークの充実に向けては、北東北のハブ港として釜石港のコンテナ取扱量が増大しており、市内立地企業の物流手段として今後さらなる活用が見込まれることから、東北自動車道北上金ケ崎インターチェンジから釜石市に至るルートを(仮称)北上・金ケ崎パシフィックルートと位置づけ、国見橋に代わる新たな橋の架橋を含め、効率的な物流ルートの確保に向けて関係機関と協議を進めてまいります。公共交通体系の構築においては、花巻空港と北上駅を結ぶシャトルバスの運行を支援し、空路を利用する観光客やビジネス客等の当市へのアクセス性向上を図ってまいります。鉄道の利便性向上に向けては、東北本線の増便や北上線の運行本数維持のほか、交通系ICカード「Suica」の対応エリア拡大などについて、昨年末に設立したJR線岩手県南地域利用促進協議会を通じて、JR東日本への要望活動を展開してまいります。また、身近な交通手段であるとともに、環境への負荷が少なく、市民の健康の維持増進にも効果が見込まれる自転車をまちづくりに活用するため、自転車活用推進計画を策定し、必要な環境整備を進めてまいります。質の高い土地利用に向けては、高まる住宅需要やホテル需要等に的確に対応するため、民間の資金とノウハウを活用した公民連携による北上駅東口の複合化事業を着実に推進するとともに、北上駅西口周辺の利活用についても調査研究を進めてまいります。また、地域情報の伝達手段として広く市民に親しまれているコミュニティFM放送について、より多くの市民への情報発信が可能となるよう、スマートフォンやパソコンで受信できる環境を構築してまいります。市民サービスの向上に向けては、各種証明書のコンビニ交付など、マイナンバーカードを活用した電子サービスの導入を図ってまいります。 次に「市民が主役となり企業や行政と協働するまちづくり」では、あじさい都市の地域拠点形成に向けて、日用品等の買物環境の整備や遠隔診療サービスの導入など生活拠点機能の強化に向けた調査研究を進めるほか、拠点内における住宅取得や遊休資産を活用した創業を促進してまいります。効果的・効率的な行政経営に向けては、北上市近未来政策研究所を中心に、データに基づく政策立案のさらなる推進を図るほか、市職員がより生産性の高い業務に従事できるよう、ロボティック・プロセス・オートメーション、いわゆるRPAの導入により、データ照合や台帳入力といった定型業務の自動化を進めてまいります。また、多様化する市民ニーズや複雑化する社会問題への対応など、市に求められる役割は増加しており、長時間勤務が常態化している部署も見られることから、平成29年度から取り組んでいるスマートワークの深化により、職員のワーク・ライフ・バランスのさらなる推進を図り、柔軟な業務展開と市民サービス向上の両立につなげてまいります。 最後に、次期総合計画の策定について申し上げます。基本構想につきましては、去る12月通常議会において議決いただき、政策の柱となる4つの基本目標が定まりました。現行の総合計画は、市の行政分野を体系化した6つの基本目標で構成されているものでありますが、次期基本構想に掲げる「ひと」「なりわい」「くらし」は、市民生活に視点を置いた分類であり、この3分野を「しくみ」で支え、連携しようとするものであります。現在、基本計画について策定作業を進めているところでありますが、昨今の目まぐるしい社会経済情勢の変化に柔軟に対応できる計画づくりを進めるとともに、計画を効率的に推進するため、行政組織の再編についても併せて検討してまいります。また、これまでの事務事業評価や施策評価等について見直しを図り、PDCAサイクルが円滑に機能する評価体制を再構築してまいります。 結びに、昨年は、新天皇陛下が即位され、30年余続いた「平成」が幕を閉じ、新たに「令和」の時代が始まりました。振り返りますと、バブル絶頂期で迎えた「平成」の時代は、インターネットや携帯電話の普及により情報化が急速に進展し、社会や人々のライフスタイルに劇的な変化が起こった時代でありました。迎えた「令和」の時代は、深刻化する地球規模の環境問題や人口減少・少子高齢化、それに伴う人手不足など、「平成」から持ち越された解決すべき課題が山積しております。我々はこれらの課題を決して先送りすることなく、克服に向けて一歩ずつ着実に歩を進めていかなければなりません。「平成」がそうであったように「令和」においても、様々な技術の革新により、今は想像もできないような豊かな社会がこの先待ち受けているはずであります。しかしながら、待ち受ける豊かな社会の恩恵を我々の将来世代が享受するためには、持続可能な社会への転換が急務の課題であります。当市においては、持続的に発展するあじさい都市の実現に向け、安定した財政運営にも配慮しながら様々な施策を講じ、徐々にその成果が花開こうとしております。あじさい都市の目指すところは、国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」と同じくするものであり、つぼみが1つずつ花を咲かせるように、一歩一歩着実に「まち育て」の歩を進め、これからを担う世代に引き継いでまいりたいと考えております。 以上、所信の一端を申し述べさせていただきましたが、市民や企業の皆様と議員各位の御指導と御協力をお願い申し上げ、私の所信表明を終わります。 ありがとうございました。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第6、教育長の教育行政施策の方針演述を行います。教育行政施策の方針について教育長から発言を求められておりますので、これを許します。教育長。     (教育長 平野 憲君 登壇) ◎教育長(平野憲君) おはようございます。第248回2月通常会議の開催に当たり、令和2年度の教育行政施策の方針を申し上げます。 少子高齢化社会が進行している現在においては、経済の縮小化とコミュニティー機能の低下が懸念されております。また、さらに加速しながら発達し続けている情報化社会は、人々の利便性を大きく高める一方で、いわゆるスマホ依存若年層の増加、SNSやインターネットなどをめぐるトラブルの発生、情報環境の違いによる地域格差や、それを起因とする新たな経済格差が生じることが大きな問題となっています。 こうした社会環境の中で、将来を担う子供たちが心身ともに健やかに成長するためには、社会全体が子供の成長を支え、育むとともに、子供たちは取り巻く環境や社会の本質を見抜き、自ら学び、考え、行動し、互いに支え合う力を身につけることが求められています。 また、教育現場においては、自らの力で未来を切り開けるよう子供が健全な成長を続け、一人一人の能力を生かし、成長する環境をつくり、導くとともに、国際的視野とコミュニケーション能力を持ち、将来も日々変わる社会の変化に対応しつつも、主体的に生き抜く力を持った人材を育成することが必要です。 こうした人材を育むため、北上市の教育振興の方向性を示す北上市教育振興基本計画の後期計画に基づき、「郷土を愛し 未来を拓き いのち輝く 人づくり」を基本目標として、子供たちの人々に感謝する気持ちや思いやりの心を継承し、生涯にわたり一人一人の命が尊重され、生き生きと輝く地域社会の形成を目指した教育行政を推進してまいります。 以下、教育振興基本計画に定める5つの基本方向に沿って、主な施策の概要について申し上げます。 第1は、「家庭や子育てを社会全体で支えていく環境づくり」についてであります。 初めに、子育てと仕事が両立できる環境の充実については、待機児童の解消に向け、認定こども園等の整備支援による受入れ児童の拡大、保育士等の処遇改善に取り組んでまいります。 子育て家庭への支援については、幼児教育・保育の無償化に合わせ、給食食材費の負担方法が変更になりましたが、引き続き新たな負担が生じないよう努めてまいります。 子育て支援及び子供の貧困対策については、第2期北上市子ども・子育て支援事業計画に位置づける具体的な事業を実施してまいります。 また、新たに整備する保健・子育て支援複合施設に子育て世代包括支援センターを設置し、相談、支援体制の強化を図ってまいります。 子どもの健やかな成長をはぐくむ環境の整備については、黒沢尻幼稚園の新築、認定こども園整備支援、公立幼稚園へのエアコン設置を進めてまいります。 第2は、「生きる力や豊かな人間性をはぐくむ学校教育の推進」についてであります。 初めに、学校生活を通して、知・徳・体をはぐくむことについてでありますが、CAPDサイクルを構築した学力調査を実施し、児童生徒の学習定着状況やつまずきを把握しながら、補充指導等の工夫改善を図り、授業実践を通して学力向上に取り組んでまいります。 英語力の強化に向けては、外国語指導助手を2名増やし、市内保育園、幼稚園及び小中学校に派遣し、国際理解教育を推進するとともに、小学校の外国語活動、外国語科及び中学校の英語授業の充実を図ります。また、「英語キャンプ」、「ステップアップ英語講座」、英語検定に係る受験料全額補助等により、英語検定3級取得率の向上を目指した取組を進め、生徒の英語学習への意欲を喚起し、中学生の英語力向上を図ってまいります。 科学力の強化に向けては、科学研究発表会、理科実験教室を開催し、児童生徒の科学に対する興味関心を高めるとともに、科学力向上に向けた機運の醸成を図ってまいります。 「心の教育」の充実に向けては、「特別の教科 道徳」において、道徳教育の特性を生かした授業改善を行い、道徳の時間を要とした道徳教育の充実を図ってまいります。 また、教職員が生きがいとやりがいを持って勤務するため、「北上市教職員働き方改革プラン」及び「北上市における部活動の在り方に関する方針」に基づき、教職員の負担軽減と健康確保に取り組み、教職員が児童生徒と向き合う時間の確保につなげ、学校教育の充実を図ってまいります。 次に、児童生徒への就学支援については、特に配慮が必要な児童生徒に対応する個別指導支援員を配置し、一人一人の状況に応じたきめ細かな支援の充実を図ってまいります。また、特別支援教育専門調査員を配置し、幼稚園・保育園訪問や就学児に対する教育相談、WISC-Ⅳの個別検査を実施し、早期からの教育支援に対応してまいります。また、県立花巻清風支援学校との連携を深め、その専門性を生かした支援の充実を図ってまいります。様々な理由により、登校に不安を抱えている児童生徒への支援については、適応支援教室の継続に加え、不登校児童生徒や帰国子女、外国人児童生徒等の多様な学びの場に対応できる教育支援センターとして、(仮称)学びのサポートセンターの設置を進めてまいります。 「北上市いじめ防止対策基本方針」と各学校の「学校いじめ防止基本方針」により、いじめの未然防止、早期発見及び事案対処の取り組みにより、積極的な認知による早期発見に努め、一人一人の児童生徒に寄り添った対応を行ってまいります。 次に、「学校、家庭、地域との連携による教育の充実」については、未来を担う子供たちの豊かな成長を目指し、社会総がかりでの教育を実現させるため、北上市コミュニティ・スクール先進実践校(パイロットスクール)を指定し、設置に向けた研究、取組を行ってまいります。 経済的な理由により大学等への就学が困難な学生に対しては、奨学金を貸与するほか、奨学金の返還に当たっては、若者の地元就職と定住化を促すことを目的とした減免制度を引き続き実施してまいります。 次に、小中学校における教育環境の整備については、長寿命化改良事業を継続するほか、笠松小学校新校舎及び東部地区統合小学校整備、保健室、職員室のエアコン整備、学校のICT化に対応するネットワーク環境と教材の整備を進めてまいります。 学校給食については、新たに供用開始する南部学校給食センターでの安全安心な給食の提供を行うとともに、北部学校給食センターの供給エリアを含め、アレルギー対応食の提供を実施してまいります。 第3は、「いきいきと共に楽しく学ぶ環境づくり」についてであります。 初めに、生涯を通じた学習機会の充実については、市民の幅広いニーズに応じた出前講座の提供に努めるとともに、多様性社会への理解を深める北上市民大学、歴史や法律問題など特定分野を学習する北上市民大学ゼミナールのほか、経済などの高度な現代的課題を学ぶ場として、富士大学北上市民セミナーを引き続き開催してまいります。 また、市民相互の交流を通じて、生涯学習の推進と多文化理解を図るため、生涯学習センターを拠点に活動するサークルや団体、NPO法人等の発表の場を提供するほか、国際交流団体と連携し、「ワン・ワールド・フェスタ」を開催するとともに、外国人とのコミュニケーション能力を高めながら、交流を深めるインターナショナルスクール事業を実施してまいります。 次に、家庭や地域などが連携した社会教育の推進については、地域教育力向上基本計画及び同行動計画により、子供、家庭、学校、地域、行政の5者が一体となって、地域の教育力を高める取組を推進し、子供の学び続ける力と生きる力を地域社会全体で育んでまいります。地域教育力向上推進は、「学びあい みんなで育つ 北上っ子」を合い言葉に、市民運動の重点として「地域の特色を生かした実践活動の共有」、「子どもの読書活動推進」、「北上っ子5つのやくそく」の推進に取り組むほか、情報共有を図る地域教育力向上フォーラムを開催し、地域の教育力を高めていくとともに、コミュニティスクール導入に合わせ、地域学校協働活動について検討してまいります。 次に、社会教育施設の適切な管理と運営については、図書館を活用した市民の活動や交流を促進し、気軽に利用される図書館を目指して、サービスの向上、積極的な情報提供に努めてまいります。 博物館については、展示解説会、シンポジウム、体験的な学習会など今後も市民に分かりやすく、理解を深め、関心を高める事業を実施してまいります。また、企画展等を定期的に開催し、資料収集・調査研究の成果をいち早く市民に公開することにより、郷土史に対する興味を喚起してまいります。和賀分館では、北上市の自然や歴史、先人などに関する企画展などを開催し、郷土の自然と文化を学ぶ機会の提供に努めてまいります。 鬼の館については、市民が気軽に来館し、楽しむことができる鬼のテーマ博物館として、各種講座、企画展示の事業を進めるほか、定期芸能公演の開催や鬼剣舞面づくり、鬼剣舞衣装の着衣体験など、来館者へのサービスを充実し、よりにぎわいのある館づくりに努めてまいります。 第4は、「豊かなスポーツライフの実現とスポーツ環境の整備充実」についてであります。 初めに、だれもが気軽に親しめるスポーツの振興については、スポーツ関係団体と連携して、世代ごとに楽しめ、継続できる教室等を開催し、スポーツに親しむ機会を提供してまいります。 競技スポーツの推進等については、北上市体育協会選手強化本部を中心とする市内競技団体と連携した子供たちの指導育成体制を継続するほか、東京オリンピックの開催に向けた機運醸成を図るとともに、スポーツ合宿誘致などにより、トッププレーヤーの技術に触れる機会を創設し、競技力の向上と選手強化に努めてまいります。 第5は、「地域の芸術文化の再発見と振興」についてであります。 初めに、芸術文化活動の推進については、利根山光人及び郷土の先人画家の作品、市の所蔵美術品を鑑賞する機会として、利根山光人記念美術館での企画展のほか、交流センター等を活用した「出前美術館」や「移動美術館」などを開催してまいります。 また、「おかあさんの詩全国コンクール」の開催を通じて、サトウハチローの業績を顕彰するとともに、「詩を通じた心の教育」を推進してまいります。 次に、歴史、文化遺産の保存と活用については、多聞院伊澤家住宅消防道路設置事業を推進するとともに、八天遺跡に係る保存活用計画策定を進めてまいります。 また、市民の関心が高い史跡国見山廃寺跡やその関連遺跡については、継続して調査研究を行ってまいります。 民俗芸能については、活動を休止している団体があることから、活動調査を行い現状把握に努めるとともに、各団体の保存会との連携を密にして、発表機会の拡充、次世代を担う子供たちを含む後継者育成の支援に努めてまいります。 以上、令和2年度における教育行政施策の概要を申し上げましたが、令和2年度は次期北上市教育振興基本計画の策定年度でもありますので、これまでの教育行政施策の検証をしつつ、第2次北上市教育大綱や北上市総合計画に基づき、新たな北上市教育振興基本計画の策定を進めてまいります。 本市教育の一層の充実と発展を図るため、市民の皆様の積極的な参加と御協力をお願い申し上げますとともに、議員各位の特段の御理解と御協力をお願い申し上げます。 ○議長(阿部眞希男君) 休憩いたします。     午前11時08分 休憩-----------------------------------     午前11時18分 再開 ○議長(阿部眞希男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第7、議案第93号北上市職員の分限の手続及び効果等条例の一部を改正する条例、日程第8、議案第94号北上市職員の勤務時間、休日及び休暇条例の一部を改正する条例、日程第9、議案第95号北上市一般職の職員の給与条例の一部を改正する条例、以上3件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 菊池和俊君 登壇) ◎企画部長(菊池和俊君) ただいま上程になりました議案第93号北上市職員の分限の手続及び効果等条例の一部を改正する条例外2件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第93号北上市職員の分限の手続及び効果等条例の一部を改正する条例について申し上げます。この条例は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、成年被後見人等の欠格条項について所要の改正をしようとするものであります。 なお、施行日は公布の日とするものであります。 次に、議案第94号北上市職員の勤務時間、休日及び休暇条例の一部を改正する条例について申し上げます。この条例は、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、スマートワークを推進するため、国家公務員の例に準じて職員の時間外勤務の命令について定めようとするものであります。 なお、施行日は令和2年4月1日とするものであります。 次に、議案第95号北上市一般職の職員の給与条例の一部を改正する条例について申し上げます。この条例は、管理職の職務の特殊性と他市との均衡を図るため、管理職手当の支給率の上限を引き上げるほか、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、職員の欠格条項について所要の改正をしようとするものであります。 なお、施行日は公布の日とし、管理職手当については令和2年4月1日から施行しようとするものであります。 以上3件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部眞希男君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第93号北上市職員の分限の手続及び効果等条例の一部を改正する条例外2件については、総務常任委員会に付託いたします。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第10、議案第97号北上市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準条例の一部を改正する条例、日程第11、議案第98号北上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準条例の一部を改正する条例、日程第12、議案第99号北上市印鑑条例の一部を改正する条例、以上3件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 菊池和俊君 登壇) ◎企画部長(菊池和俊君) ただいま上程になりました議案第97号北上市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準条例の一部を改正する条例外2件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第97号北上市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準条例の一部を改正する条例について申し上げます。この条例は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、児童福祉法を引用している条項について所要の改正をしようとするものであります。 なお、施行日は公布の日とするものであります。 次に、議案第98号北上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準条例の一部を改正する条例について申し上げます。この条例は、国で定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、放課後児童健全育成事業に従事する職員の基準について、国で定める基準が従うべき基準から参酌すべき基準に改められたことから、放課後児童支援員の資格要件等について、実情に配慮しながら事業の質の確保が図られるよう所要の改正をしようとするものであります。 なお、施行日は令和2年4月1日とするものであります。 次に、議案第99号北上市印鑑条例の一部を改正する条例について申し上げます。この条例は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、印鑑登録の資格要件について成年被後見人に係る欠格条項の規定を改めるほか、所要の改正をしようとするものであります。 なお、施行日は公布の日とするものであります。 以上3件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部眞希男君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第97号北上市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準条例の一部を改正する条例外2件については、教育民生常任委員会に付託いたします。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第13、議案第96号北上市手数料条例の一部を改正する条例、日程第14、議案第100号北上市下水道条例の一部を改正する条例、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 菊池和俊君 登壇) ◎企画部長(菊池和俊君) ただいま上程になりました議案第96号北上市手数料条例の一部を改正する条例外1件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第96号北上市手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。この条例は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の改正に伴い、建築物の省エネルギー性能の算出について簡易な評価方法が追加されたことから、この評価方法により省エネルギー性能を算出した場合の申請手数料を新たに定めようとするものであります。 なお、施行日は公布の日とするものであります。 次に、議案第100号北上市下水道条例の一部を改正する条例について申し上げます。この条例は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、排水設備指定工事店の指定の基準等において、成年被後見人等に係る欠格条項の規定について適正化を図るため、所要の改正をしようとするものであります。 なお、施行日は公布の日とするものであります。 以上2件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部眞希男君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第96号北上市手数料条例の一部を改正する条例外1件については、産業建設常任委員会に付託いたします。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第15、議案第83号令和2年度北上一般会計予算、日程第16、議案第84号令和2年度北上国民健康保険特別会計予算、日程第17、議案第85号令和2年度北上後期高齢者医療特別会計予算、日程第18、議案第86号令和2年度北上介護保険特別会計予算、日程第19、議案第87号令和2年度北上工業団地事業特別会計予算、日程第20、議案第88号令和2年度北上駐車場事業特別会計予算、日程第21、議案第89号令和2年度北上宅地造成事業特別会計予算、日程第22、議案第90号令和2年度北上電気事業特別会計予算、日程第23、議案第91号令和2年度北上下水道事業会計予算、以上9件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 菊池和俊君 登壇) ◎企画部長(菊池和俊君) ただいま上程になりました議案第83号令和2年度北上一般会計予算外8件について提案理由を申し上げます。 初めに、令和2年度予算の編成方針について申し上げます。令和2年度は、市長マニフェストの実現、北上市版総合戦略の推進、総合計画の推進、既存事業の見直しと経営資源の集中の4点を政策推進の柱に据え、特にも子育て世代の負担軽減等のため、子育て応援1億円プロジェクト及び子育ち応援1億円プロジェクトを推進し、市長マニフェストの実現に向けて、ひと・まち育て加速化予算と位置づけて編成した結果、過去最大の予算規模となったものであります。 それでは、予算案の内容を申し上げます。最初に、議案第83号令和2年度北上一般会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を473億4,000万円とし、継続費1件、繰越明許費1件、債務負担行為9件、地方債28件を定めるほか、一時借入金は限度額を40億円とし、歳出予算のうち人件費について同一款内の各項の間で流用ができるように定めようとするものであります。 次に、議案第84号令和2年度北上国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を74億1,027万1,000円とするほか、一時借入金は限度額を3億円とし、歳出予算のうち保険給付費について同一款内の各項の間で流用ができるように定めようとするものであります。 次に、議案第85号令和2年度北上後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を16億1,797万6,000円と定めようとするものであります。 次に、議案第86号令和2年度北上介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を85億3,833万9,000円とするほか、一時借入金の限度額を2億5,000万円とし、歳出予算のうち保険給付費について同一款内の各項の間で流用ができるように定めようとするものであります。 次に、議案第87号令和2年度北上工業団地事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を8億440万7,000円と定めようとするものであります。 次に、議案第88号令和2年度北上駐車場事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を1億430万7,000円と定めようとするものであります。 次に、議案第89号令和2年度北上宅地造成事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を1,411万3,000円と定めようとするものであります。 次に、議案第90号令和2年度北上電気事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を1億6,293万7,000円と定めようとするものであります。 最後に、議案第91号令和2年度北上下水道事業会計予算につきましては、収益的収入では公共下水道事業収益を21億1,066万3,000円、特定公共下水道事業収益を2億5,190万5,000円、農業集落排水事業収益を7億5,744万9,000円と定め、収益的支出では公共下水道事業費用を20億6,247万6,000円、特定公共下水道事業費用を2億4,810万9,000円、農業集落排水事業費用を7億6,519万円と定めようとするものであります。 資本的収入では、公共下水道資本的収入を12億3,704万3,000円、特定公共下水道資本的収入を5億6,628万6,000円、農業集落排水資本的収入を1億4,027万1,000円と定め、資本的支出では公共下水道資本的支出を18億2,285万1,000円、特定公共下水道資本的支出を6億4,876万5,000円、農業集落排水資本的支出を5億7,041万1,000円と定めようとするものであります。 以上9件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部眞希男君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第83号令和2年度北上一般会計予算外8件については、議長を除く議員23人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号令和2年度北上一般会計予算外8件については、議長を除く議員23人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、1番から14番までの議員及び16番から24番までの議員を指名いたします。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) お諮りいたします。 日程第24、議案第92号から日程第37、議案第113号までの14件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) 御異議なしと認めます。よって、日程第24、議案第92号から日程第37、議案第113号までの14件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第24、議案第92号辺地総合整備計画の変更についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 菊池和俊君 登壇) ◎企画部長(菊池和俊君) ただいま上程になりました議案第92号辺地総合整備計画の変更について提案の理由を申し上げます。 公共的施設の整備を促進するため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、後藤野ほか5つの地域について策定されている辺地総合整備計画を変更しようとするものであります。 変更の内容は、北上南部におけるいわさき小学校スクールバス更新事業ほか7件の事業の追加、石曽根大官森における沢の入大官森線整備事業外12件の事業費の増額をしようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部眞希男君) 本件に対する質疑は、後日の本会議で行います。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第25、議案第101号令和元年度北上一般会計補正予算(第8号)、日程第26、議案第102号令和元年度北上国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、日程第27、議案第103号令和元年度北上後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、日程第28、議案第104号令和元年度北上介護保険特別会計補正予算(第4号)、日程第29、議案第105号令和元年度北上工業団地事業特別会計補正予算(第3号)、日程第30、議案第106号令和元年度北上農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、日程第31、議案第107号令和元年度北上駐車場事業特別会計補正予算(第1号)、日程第32、議案第108号令和元年度北上宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)、日程第33、議案第109号令和元年度北上電気事業特別会計補正予算(第3号)、日程第34、議案第110号令和元年度北上下水道事業会計補正予算(第3号)、以上10件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 菊池和俊君 登壇) ◎企画部長(菊池和俊君) ただいま上程になりました議案第101号令和元年度北上一般会計補正予算(第8号)外9件について提案の理由を申し上げます。 今回の補正は、事業費の確定等に伴う減額のほか、前年のふるさと納税額確定に伴う基金積立て等に対応するため、所要の事務事業について補正しようとするものであります。 最初に、議案第101号令和元年度北上一般会計補正予算(第8号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ6億3,892万3,000円を追加し、予算の総額を432億6,659万5,000円にしようとするものであります。 歳出の主な内容は、2款総務費に地域振興基金積立金9億5,703万5,000円、3款民生費に障がい者介護給付費等事業8,572万7,000円、7款商工費に民俗村民家屋根葺替事業1,783万6,000円、10款教育費に江釣子中学校長寿命化改良事業6億5,048万9,000円などを追加し、経費の確定した事業などからそれぞれ減額しようとするものであります。 これに係る歳入は、繰入金及び市債などにそれぞれ追加するほか、市税及び地方消費税交付金などからそれぞれ減額しようとするものであります。 継続費の補正は、牡丹橋整備事業について変更しようとするものであります。 繰越明許費の補正は、北上市コミュニティFM男山送信所整備事業ほか13件について追加しようとするものであります。 地方債の補正は、放送設備整備事業債ほか12件の限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第102号令和元年度北上国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ591万円を減額し、予算の総額を72億7,387万3,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入の1款国民健康保険税に3,646万5,000円、7款諸収入に3,397万4,000円をそれぞれ追加し、3款県支出金から387万8,000円、5款繰入金から7,247万1,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 歳出は、3款国民健康保険事業費納付金に43万7,000円、7款諸支出金に36万4,000円をそれぞれ追加し、1款総務費から30万6,000円、2款保険給付費から480万8,000円、5款保健事業費から159万7,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、議案第103号令和元年度北上後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ2,515万3,000円を減額し、予算の総額を16億1,157万6,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入の2款繰入金から2,515万3,000円を、歳出は1款総務費から48万4,000円、2款後期高齢者医療広域連合納付金から2,466万9,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、議案第104号令和元年度北上介護保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ2億4,303万2,000円を減額し、予算の総額を80億1,041万8,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入の3款国庫支出金から8,311万円、4款支払基金交付金から8,310万5,000円、5款県支出金から3,763万1,000円、7款繰入金から3,918万6,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 歳出は、4款基金積立金に7,082万円を追加し、1款総務費から250万6,000円、2款保険給付費から3億261万円、3款地域支援事業費から873万6,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、議案第105号令和元年度北上工業団地事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ4,534万9,000円を追加し、予算の総額を13億4,490万3,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入の1款財産収入に4,500万円、3款繰入金に34万9,000円を、歳出は1款事業費に34万9,000円、3款諸支出金に4,500万円をそれぞれ追加しようとするものであります。 次に、議案第106号令和元年度北上農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ1,789万7,000円を減額し、予算の総額を7億9,154万9,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入の3款繰入金から905万7,000円、5款諸収入から884万円を、歳出の1款事業費から1,789万7,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、議案第107号令和元年度北上駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ1億1,706万1,000円を減額し、予算の総額を3億571万7,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入の3款繰越金に420万2,000円を追加し、2款繰入金から2,650万3,000円、5款市債から8,180万円、6款国庫支出金から1,296万円を、歳出の1款事業費から1億1,706万1,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、議案第108号令和元年度北上宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ259万3,000円を減額し、予算の総額を1,739万1,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入の3款繰越金に1,123万1,000円を追加し、1款財産収入から1,192万円、2款繰入金から190万4,000円をそれぞれ減額し、歳出の1款事業費から41万1,000円、2款諸支出金から218万2,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、議案第109号令和元年度北上電気事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれ551万1,000円を減額し、予算の総額を1億8,555万8,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入の3款繰入金から551万1,000円を、歳出の1款施設費から166万9,000円、4款諸支出金から384万2,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 最後に、議案第110号令和元年度北上下水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。今回の補正は、事業費の確定に伴う工事請負費の減額や支払消費税など、所要の経費について補正しようとするものであります。 主な内容は、収益的収入では1款公共下水道事業収益から169万7,000円を減額し、収益的支出では1款公共下水道事業費用から1,846万7,000円、2款特定公共下水道事業費用から692万4,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 また、資本的収入では1款公共下水道資本的収入から1億9,838万8,000円、2款特定公共下水道資本的収入から454万1,000円をそれぞれ減額し、資本的支出では1款公共下水道資本的支出から1,820万円、2款特定公共下水道資本的支出から462万5,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 以上10件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(阿部眞希男君) 本件10件に対する質疑は、後日の本会議において行います。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第35、議案第111号市道路線の廃止について、日程第36、議案第112号市道路線の認定について、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 菊池和俊君 登壇) ◎企画部長(菊池和俊君) ただいま上程になりました議案第111号市道路線の廃止について外1件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第111号市道路線の廃止について申し上げます。図-1の市道第2043033号線外2路線は、宅地開発に伴い道路の起終点を変更するため廃止するものであります。 次に、議案第112号市道路線の認定について申し上げます。図-1の市道2043163号線外2路線は、議案第111号において廃止しようとする路線の起終点を変更、市道2043165号線外2路線は、宅地開発に伴い築造された道路を市道として管理するため、新たに認定しようとするものであります。 以上2件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部眞希男君) 本件2件に対する質疑は、後日の本会議にて行います。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第37、議案第113号北上市北部交流館指定管理者の指定についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画部長。     (企画部長 菊池和俊君 登壇) ◎企画部長(菊池和俊君) ただいま上程になりました議案第113号北上市北部交流館指定管理者の指定について提案の理由を申し上げます。 北上市北部交流館について、施設の性格及び設置目的から、これまで北上市北部勤労者屋内運動場を管理していた団体を指定管理者に予定し、提出された事業計画書や収支計画書等の内容を審査した結果、施設管理の実績があり、管理能力を有していることや、利用促進、サービス向上に努力がうかがえるなど、指定管理者として適当と認められることから、株式会社小原建設を指定管理者に指定しようとするものであります。 なお、指定の期間は、次期の指定管理を見据え、既に指定管理者制度を導入している周辺体育施設との指定管理期間を合わせることとし、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間を指定しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部眞希男君) 本件に対する質疑は、後日の本会議において行います。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 日程第38、請願・陳情についてを議題といたします。 最初に、総務常任委員会に付託となっておりました陳情第1号北上平和記念展示館の資料保存に関する緊急陳情書について委員長の報告を求めます。総務常任委員長。     (総務常任委員長 藤本金樹君 登壇) ◆総務常任委員長(藤本金樹君) 総務常任委員会の審査報告をいたします。 令和2年1月9日に当委員会に付託になりました陳情第1号北上平和記念展示館の資料保存に関する緊急陳情書について、当委員会では1月20日に会議を開き、審査をいたしましたので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 この陳情は、令和元年6月通常会議に提出された請願第1号北上平和記念展示館所蔵の資料保存に関する請願の提出者から、この請願結果に関連した内容で提出されたものであります。 委員会では、9月通常会議において請願第1号を趣旨採択とした結果を踏まえ、陳情事項について審査いたしました。 当委員会の審査の結果、陳情の1項目めについては、予算を慎重に審議することは議会としては当然の役割であること、また請願第1号北上平和記念展示館所蔵の資料保存に関する請願の審査において、寄附金等の使途について市及び平和記念展示館委員会は、請願者を含めた学芸員の意見についても十分に聞き取りをした上で決定したいと考えており、請願者も請願者個人としての意見を主張するだけではなく、関係者全員で協議することに対して了解していたこと。 2項目めについては、北上平和記念展示館所蔵の資料保存に関する請願書を審査した際に、北上平和記念展示館、市当局、請願者へ丁寧にヒアリングを行っており、ヒアリング時から事情も大きく変わっていないこと。 3項目めについては、議会は任意団体の運営に対して、監査、指導の権限を有していないこと、そして今回の陳情は北上平和記念展示館所蔵の資料保存に関する請願書を前提としたものであり、第244回9月通常会議において趣旨採択と決定済みであることから、採決の結果、全会一致をもって不採択すべきものと決定いたしました。 以上が当委員会に付託になりました陳情の審査の経過と結果でありますが、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(阿部眞希男君) ただいまの委員長に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) これをもって討論を終結いたします。 これより陳情第1号北上平和記念展示館の資料保存に関する緊急陳情書についてを採決いたします。この採決は、起立により行います。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。 賛成   なし 反対   1番 菊池 勝議員    2番 昆野将之議員   3番 高橋晃大議員    4番 平野明紀議員   5番 熊谷浩紀議員    6番 小田島徳幸議員   7番 小原享子議員    8番 佐藤惠子議員   9番 齊藤律雄議員    10番 藤本金樹議員   11番 三宅 靖議員    12番 武田 勝議員   13番 梅木 忍議員    14番 安徳壽美子議員   16番 星 敦子議員    17番 小原敏道議員   18番 高橋光博議員    19番 及川 誠議員   20番 八重樫七郎議員   21番 高橋初男議員   22番 佐藤重雄議員    23番 高橋孝二議員   24番 鈴木健二郎議員 起立なしであります。よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第2号北上平和記念展示館への寄付金の使途につき、1千万円全額を資料保存等、北上平和記念展示館の整備、発展事業に充当していただくことを要請する陳情書を2月12日に受理しております。 本件は、陳情第1号と陳情の趣旨を同一としておりますので、会議規則第143条において例とする同規則第139条第1項ただし書の規定により、委員会付託を省略いたします。 陳情第2号北上平和記念展示館への寄付金の使途につき、1千万円全額を資料保存等、北上平和記念展示館の整備、発展事業に充当していただくことを要請する陳情書については、ただいま同一趣旨の陳情第1号が不採択と決定されましたので、一事不再議の原則により、不採択されたものとみなします。 次に、本通常会議において、本日までに請願2件を受理しております。この請願については、会議規則第139条第1項の規定により、お手元に配布しております請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。----------------------------------- ○議長(阿部眞希男君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。議案思考のため、明20日から24日までの5日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部眞希男君) 御異議なしと認めます。よって、明20日から24日までの5日間休会することに決定いたしました。 次の本会議は2月25日午前9時30分に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。     午後0時02分 散会...