平成15年 3月 定例会(第110回)平成15年2月27日(木曜日)議事日程第1号 平成15年2月27日(木)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 現金出納検査等の報告 第4 市長の施政方針 第5 教育委員長の教育行政施策の方針 第6 議案第13号 北上市議会の議決に付すべき重要な公の施設の指定条例の一部を改正する条例 第7 議案第16号 北上市
文化交流センター条例 第8 議案第14号 北上市
芸術文化功労顕彰基金条例 第9 議案第17号 北上市体育施設条例の一部を改正する条例 第10 議案第18号
北上市立学校屋外運動場夜間照明施設使用料条例の一部を改正する条例 第11 議案第19号 北上市乳幼児、妊産婦及び
重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例 第12 議案第21号 北上市国民健康保険条例の一部を改正する条例 第13 議案第22号 北上市介護保険条例の一部を改正する条例 第14 議案第20号 北上市
モーテル類似施設建築規制条例の一部を改正する条例 第15 議案第23号 北上市
廃棄物対策審議会条例を廃止する条例 第16 議案第24号 北上市
農村交流センター条例 第17 議案第25号 北上市農村公園条例の一部を改正する条例 第18 議案第15号 北上市駐車場基金条例を廃止する条例 第19 議案第26号
北上都市計画川岸地区土地区画整理事業施行条例を廃止する条例 第20 議案第1号 平成15年度北上市一般会計予算 第21 議案第2号 平成15年度北上市
国民健康保険特別会計事業勘定予算 第22 議案第3号 平成15年度北上市
国民健康保険特別会計直営診療施設勘定予算 第23 議案第4号 平成15年度北上市
老人保健特別会計予算 第24 議案第5号 平成15年度北上市
介護保険特別会計予算 第25 議案第6号 平成15年度北上市
工業団地事業特別会計予算 第26 議案第7号 平成15年度北上市
下水道事業特別会計予算 第27 議案第8号 平成15年度北上市
農業集落排水事業特別会計予算 第28 議案第9号 平成15年度北上市
駐車場事業特別会計予算 第29 議案第10号 平成15年度北上市
宅地造成事業特別会計予算 第30 議案第11号 平成15年度北上市
土地取得特別会計予算 第31 議案第12号 平成15年度北上市水道事業会計予算 第32 議案第27号 平成14年度北上市一般会計補正予算(第9号) 第33 議案第28号 平成14年度北上市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号) 第34 議案第29号 平成14年度北上市
国民健康保険特別会計直営診療施設勘定補正予算(第3号) 第35 議案第30号 平成14年度北上市
老人保健特別会計補正予算(第3号) 第36 議案第31号 平成14年度北上市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 第37 議案第32号 平成14年度北上市
工業団地事業特別会計補正予算(第4号) 第38 議案第33号 平成14年度北上市
下水道事業特別会計補正予算(第5号) 第39 議案第34号 平成14年度北上市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号) 第40 議案第35号 平成14年度北上市
駐車場事業特別会計補正予算(第3号) 第41 議案第36号 平成14年度北上市
宅地造成事業特別会計補正予算(第2号) 第42 議案第37号 平成14年度北上市
土地取得特別会計補正予算(第1号) 第43 議案第38号 平成14年度北上市
水道事業会計補正予算(第5号) 第44 議案第39号 市道路線の廃止について 第45 議案第40号 市道路線の認定について 第46 議案第41号 財産(土地)の取得について 第47 議案第42号 財産(土地)の処分について 第48 議案第43号 財産(土地)の無償貸付について 第49 議案第44号 町道廃止の協議に関し議決を求めることについて 第50 請願・陳情について
---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり
---------------------------------------出席議員(31名) 1番 釼吉孝夫君 2番 伊藤利行君 3番 千葉一夫君 4番 木戸口 平君 5番 後藤不二男君 6番 高橋初男君 7番 佐藤重雄君 8番 佐藤ケイ子君 9番 昆 英史君 10番 福盛田 馨君 11番 久保孝喜君 12番 千葉孝雄君 13番 小田島龍一君 14番 梅田勝志君 15番 高橋清悦君 17番 鈴木健二郎君 18番 高橋孝二君 19番 三浦悟郎君 20番 金田ハルノ君 21番 小原健二君 22番 及川洋一君 23番 多田 司君 24番 伊藤隆夫君 25番 菅原行徳君 26番 菊池基行君 27番 柏葉 明君 28番 鈴木健策君 29番 舘川 毅君 30番 小原健成君 31番 柏葉省一郎君 32番 高橋一夫君
---------------------------------------欠席議員(1名) 16番 高橋 元君
---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 加藤正武君 事務局次長 小野雅康君 副主幹兼 小田島和寿君 議事調査係長 下瀬川俊一君 庶務係長 主任 鷲見裕子君
---------------------------------------説明のため出席した者 市長 伊藤 彬君 助役 下屋敷勝哉君 収入役 高橋正夫君 企画調整部長 及川義也君 財務部長 斎藤 伸君 生活環境部長 佐々木紀夫君 保健福祉部長 高屋敷克広君 農林部長 小原勝利君 商工部長 澤田俊美君 建設部長 佐藤 毅君 教育委員会 水道部長 久慈守人君 吉田建彦君 委員長 教育長 菊池憲一君 教育次長 高橋左京君 選挙管理 伊藤 巖君 監査委員 菊池信司君 委員会委員長 農業委員会 小原詔雄君 総務課長 大山孝詞君
会長--------------------------------------- 午前10時00分 開会・開議
○議長(高橋一夫君) ただいまの出席議員数は31名であります。定足数に達しておりますので、これより第110回北上市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配布しております議事日程第1号によって進めます。
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○議長(高橋一夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、24番伊藤隆夫議員、25番菅原行徳議員を指名いたします。
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○議長(高橋一夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 本件に関し、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長。 (議会運営委員長 鈴木健策君 登壇)
◆議会運営委員長(鈴木健策君) 議会運営委員会の報告をいたします。 去る2月24日に議会運営委員会を開催しまして、第110回北上市議会定例会の会期日程及び付議案件の取り扱いについて協議をしておりますので、御報告を申し上げます。 まず、会期の日程は本日から3月19日までの21日間ということで協議をしております。 本日の日程は、現金出納検査等の報告、市長の施政方針、教育委員長の教育行政施策の方針の後、条例14件について提案説明、質疑、常任委員会付託。当初予算12件について提案説明、質疑、特別委員会付託。補正予算12件及び一般議案2件について提案説明。一般議案4件について提案説明、質疑、討論、採決。請願3件、陳情1件、常任委員会付託。本会議の後、予算特別委員会を開会し、委員長及び副委員長の互選を行い、その後当初予算を分科会に付託します。 2月28日から3月3日までは議案思考のため休会。 4日、5日及び6日の午前中は一般質問。 6日の午後、7日は常任委員会及び
予算特別委員会分科会。 8日、9日は休会。 10日から12日までは常任委員会及び
予算特別委員会分科会。 13日は審査報告整理のため休会。 14日は予算特別委員会。 15日、16日は休会。 17日、18日は審査報告整理のため休会。 19日は本会議を開き、条例14件について常任委員長報告、質疑、討論、採決。当初予算12件について特別委員長報告、質疑、討論、採決。補正予算12件、一般議案2件について質疑、討論、採決。追加議案が予定されておりますので、提案説明、質疑、討論、採決。それから、請願3件、陳情1件について常任委員長報告、質疑、討論、採決ということで協議しておりますので、日程どおり議事が進行できますよう、議員各位の協力をお願いいたしまして、報告といたします。
○議長(高橋一夫君) ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日から3月19日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月19日までの21日間と決定いたしました。
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○議長(高橋一夫君) 日程第3、現金出納検査等の報告を行います。 書記をして報告書の朗読をさせますが、文書の題名及び検査または監査の結果のみ朗読させます。書記。 (書記朗読)
○議長(高橋一夫君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 この際、諸般の報告を行います。 事務局長より諸般の報告をさせます。事務局長。
◎議会事務局長(加藤正武君) 昨年11月28日以降の一般事務につきましては、お手元の一般事務報告のとおりでありますが、その中から主なる事項につきまして御報告申し上げます。 最初に、1ページについてでありますが、12月19日に12月定例会で議決いたしました安定した地方行財政運営の確保と中小企業対策に関する意見書を関係省庁に送付いたしております。また、採択となりました市道3033045号線の側溝整備並びに舗装整備を求める請願については、同日付で市長に送付いたしております。 次に、2ページについてでありますが、1月16日に宮古市で開催されました平成14年度岩手県
市議会議長会臨時総会に議長、副議長が出席しております。会議では、会長提出議案の平成15年度岩手県
市議会議長会事業計画外3件と、各市提出議案の広域幹線道路網の整備促進について外7件を審議いたしまして、いずれも原案どおり可決されております。 次に、2月6日に東京で開催されました第84回
市議会議員共済会代議員会に議長が出席しております。会議では、
市議会議員共済会定款の一部変更について、平成15年度事業計画及び予算案についてが原案可決されました。 なお、市議会共済会定款の一部変更につきましては、議員年金の財政安定化を図るために、今年4月から施行される
地方公務員等共済組合法の一部改正にあわせ、収入面における掛金率の引き上げなどを行うものであります。 次に、2月12日に同じく東京で開催されました
全国高速自動車道市議会協議会第29回定期総会に議長が出席しております。会議では、平成13年度会計決算を認定、平成15年度運動方針についてなど3件が原案決定されました。 次に、2月13日、東京で開催されました
広域行政圏市議会協議会第34回総会に議長が出席しております。会議では、平成13年度歳入歳出決算を認定、平成15年度運営方針についてなど2件が原案決定されました。 次に、3ページについてでありますが、2月19日に12月定例会で採択となりました市道3033045号線の側溝整備並びに舗装整備を求める請願について、別紙のとおり市長から報告がありました。 以上をもちまして一般事務報告を終わります。
○議長(高橋一夫君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。
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○議長(高橋一夫君) 日程第4、市長の施政方針を行います。市長。 (市長 伊藤 彬君 登壇)
◎市長(伊藤彬君) 本日、ここに第110回北上市議会定例会の開会に当たり、所信の一端を申し上げ、市民並びに市議会の皆様の御理解を賜りたいと思います。 私は、平成11年4月、市長就任以来、躍動感のあるまち、環境にやさしいまち、住みよいまちを目指し、市民の視点に立った公正でわかりやすい行政、市民参画型で知恵を出し合う市政を市政運営の基本に据えて取り組んでまいりました。また、平成13年3月には、地域住民みずからの参画による地域計画を盛り込んだ「私たちがつくる笑顔あふれるまち」を理念とする北上市総合計画を新たに策定し、中長期を見通した効率的な行財政運営に努めながら、各般にわたる施策を展開してまいりました。この間、人口も9万2,000人を超えるなど、県内第2の都市として成長を遂げ、市町村合併の先進都市として高い評価を受けてまいりました。これは、市民の努力と市議会の御指導、御協力のたまものと感謝申し上げる次第であります。 さて、我が国経済は、複合的な構造要因による停滞に直面し、不良債権や財政赤字など「負の遺産」を抱え、戦後経験のないデフレ状態が続いております。政府は、デフレを抑制克服して民需主導の経済の再生を進めるとしておりますが、2年連続の税収不足と36兆円に上る多額の国債発行に依存せざるを得ない状況にあって、国の新年度予算は今年度水準並みの抑制基調の予算となりました。 本市の財政は、長引くデフレ不況などの影響から、歳入予算の骨格となる市税、地方交付税の減少が続く一方、地方債残高の増加による硬直化が進んでおり、引き締めを基調としたより一層健全な財政運営が求められております。 新年度予算は、諸般の事情にかんがみ、骨格予算としながらも、直面する諸課題に停滞することなく取り組む必要があることから、少子・高齢社会における総合的な福祉施策、資源循環型社会に対応した環境施策、生活関連社会資本の整備など、各分野において市政の継続性を重視した予算編成に努めたところであります。 以下、総合計画に定めるまちづくりの目標に沿って、これまでの市政を顧みて成果と今後の課題について申し上げます。 第1は、「美しい環境のまち」の分野について申し上げます。 初めに、「水と緑の豊かな自然を守りはぐくむために」についてであります。 平成13年に「北上市環境基本計画」を策定するとともに、ISO14001を認証取得し、市民、事業者、行政が一体となって、環境保全事業の諸施策に取り組んでまいりました。今後は、ISOを環境行政全体の管理システムに位置づけ、総合的、計画的な環境政策を継続して展開する必要があります。また、「緑の基本計画」に基づき、緑の保全及び緑化の推進等、みどりのまちづくりを進める必要があると考えております。 次に、「安全で安心して暮らすために」について申し上げます。 災害に強く交通事故や犯罪のない安全で安心なまちづくりについては、消防・防災設備の充実や交通安全運動の推進に努めたほか、「北上市
地域安全推進市民会議」を設立し、市民ぐるみで防犯活動、暴力団追放運動、青少年の健全育成に取り組んでまいりました。本年9月1日の防災の日には、岩手県総合防災訓練が本市を会場に開催されることから、この訓練を市民の防災意識高揚の契機にするとともに、地域防災計画に基づき防災基盤の整備を進め、人命の尊重を基本とした市民生活の安全確保に努める必要があります。 次に、「省資源、廃棄物ゼロの循環型社会をつくるために」について申し上げます。 地球温暖化とエネルギー枯渇の環境問題については、太陽を暮らしに生かし、新しい技術に取り組むまちを目指し、和賀西小学校に太陽光発電システムを設置するとともに、個人住宅への導入を支援したほか、
クリーンエネルギー自動車の普及に取り組んでまいりました。新年度も建設中の文化交流センター、小学校等公共施設に太陽光発電を設置するなど、引き続き新エネルギーの導入、普及を推進する必要があると考えております。 廃棄物処理については、焼却施設の大規模改修を行うとともに、その他プラスチックの分別収集を推進するなど、ダイオキシン対策に取り組んでまいりました。新年度は、廃棄物の減量とリサイクルのため、電動生ごみ処理機やコンポスターの購入補助を初め、事業所生ごみの堆肥化事業など、支援に努める必要があります。また、昨年ごみの広域化処理に対応して
岩手中部広域行政組合が設立されたことから、事業の促進を図る必要があります。 次に、「快適な暮らしができる環境をつくるために」について申し上げます。 広く市民が憩う公園整備については、展勝地公園や江釣子工芸の村公園の用地買収を引き続き進めるとともに、順次施設整備に着手する必要があります。また、
黒沢尻西部土地区画整理事業については、平成17年度の工事完成に向けて事業の促進を図る必要があります。 上水道については、平成11年11月に発生した重油流出事故を教訓とし、給水車及び各水系連絡管の施設整備、北上市
水道工事業協同組合と災害応急復旧工事に関する協定を締結し、災害等の緊急時に対応できる体制を強化してまいりました。おいしい水を安定的に供給するため、引き続き老朽管の更新など適切な施設の維持管理に努めるとともに、岩手県水道広域的防災構想に示された配水管連結について、隣接市町村と早期に協議を整える必要があります。 汚水処理対策については、公共下水道が1,456ヘクタールの区域で整備され、その整備率は約51%に達しましたが、引き続き整備を推進する必要があります。また、農村集落排水は、これまで9地区で供用開始しておりますが、施工中の村上地区及び滑田・藤根地区の整備を進めるとともに、新規要望地区については、事業効果等を十分に勘案しながら、計画的に整備する必要があると考えております。両事業の区域外においては、これまで1,272基の合併処理浄化槽の設置に補助してまいりましたが、引き続き普及促進に努める必要があります。 住宅の確保については、平成11年度に荒屋住宅の建てかえを完成し、12年度から細越住宅の建てかえ事業に着手しております。低廉で良質な市営住宅の適正な維持管理に努めるほか、自然環境に恵まれた卯の木、第3柏野住宅団地の分譲促進及び特定優良賃貸住宅の入居促進等、各層の需要に応じた住環境の整備に努める必要があります。 次に、「高度な交通・情報のネットワークをつくるために」について申し上げます。 北東北における重要な交通幹線軸上に位置する本市の恵まれた立地条件を生かし、利便性を最大限発揮できる交通ネットワークの整備を促進してきたところであります。 国道については、一般国道4号の4車線化対応のため、わが大橋の改修事業と相去・鬼柳地区の拡幅改良工事が進められております。引き続き
北上工業団地入り口以北の早期着工を初め、107号バイパス延伸及び456号の拡幅整備と一部ルート変更について要望していく必要があります。 県道については、
主要地方道北上東和線の二子町地内の拡幅改良と歩道整備、一関北上線の下門岡地区道路改良、
一般県道北上和賀線の煤孫・梅ノ木地区のバイパス建設事業が順調に進められております。引き続き
主要地方道北上東和線の(仮称)平成橋の架橋促進を初め、未整備区間の整備について要望していく必要があります。 市道については、幹線道路の飯豊和田線、口内村崎野線、鬼柳相去線、平林線を改良したほか、日常生活を支える生活道路では、この4年間の整備延長が3万6,700メートルに達し、着実に成果を上げてまいりました。新年度は、中心市街地を囲む環状線の
都市計画街路上川原常盤台線の整備を初め、九年橋大堤線、上下門岡線などの主要幹線道路や地域の生活道路を重点的に整備する必要があります。 公共交通の整備については、市街地中心部と周辺地域を連絡するバス路線の空白地域の解消と市民の交通利便を確保するため、平成13年度から飯豊地区等においてコミュニティバスの試験運行を実施してまいりましたが、さらに新たな路線での試験運行を重ねながら、本格運行に向けた取り組みを進める必要があると考えております。 情報通信基盤の整備については、
行政情報ネットワークシステム、いわゆる庁内LANを構築し、事務処理の改革、電子情報による情報公開、
公共施設予約サービスなど、電子行政サービスの提供に向けて取り組んでまいりました。新年度は、国・県・市町村間の
総合行政ネットワークに参加するとともに、そのセキュリティ対策には万全を期しながら、電子行政サービスの拡充を進める必要があります。 第2は、「彩り豊かな暮らしのまち」の分野について申し上げます。 初めに、「互いに助け合う心豊かな社会をつくるために」についてであります。 児童福祉については、女性の社会進出や核家族化など、子供を取り巻く環境が大きく変化しております。特に急増する保育ニーズに適切に対応するため、保育施設を整備するとともに、
子育て支援センター事業を初めとする各種保育サービスの充実に努めてまいりました。中でも平成13年4月に開園したわがの里保育園は、市内で初めて老人福祉施設と一体型の保育園として、お年寄りとの触れ合いを通じて人を思いやる心をはぐくむなど、高い評価をいただいております。今後は、「きたかみ子どもプラン」を基本としながら、男女がともに子育てや家庭に夢を持ち、次代を担う子供が健やかに育つ環境づくりに努める必要があると考えております。 高齢者福祉については、住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう、ふれあいデイサービス事業の実施やバス料金の助成など、高齢者の日常生活の支援と社会参加を促進するとともに、
特別養護老人ホーム、ケアハウス、グループホーム等の整備を積極的に支援してまいりました。新年度からは、第三次
高齢者保健福祉計画に基づき、利用者負担の軽減と在宅福祉サービスの充実を図る必要があります。 介護保険については、平成12年度の制度発足以来、順調に推移しておりますが、新年度からの介護保険料の改定にあわせて、新たな低所得者対策の導入やサービスの質の向上を図るなど、在宅サービスを重視しながら、引き続き制度の円滑な運営と利用の促進を努める必要があります。 障害者福祉については、新年度から支援費制度がスタートすることから、利用者本位のサービス提供を基本に、制度の目的が十分達成されるよう円滑な推進が求められております。このため、北上市障害者プランに定める「地域で共に生きるために」を基本目標に、障害者が持っている力を最大限発揮できるよう支援する必要があります。 男女共同参画社会の実現については、「きたかみ
男女共同参画プラン」を策定し、男女が互いに尊重し、ともに支え合い、生き生きと心豊かに暮らせるまちづくりに取り組んでまいりました。新年度は、地域、家庭、職場等において積極的に市民の意識改革を啓発し、女性の社会参加の促進と地位の向上に努める必要があると考えております。 次に、「誰もが健やかで元気に暮らすために」について申し上げます。 すべての市民が健康で明るく元気に生活できる地域社会の実現を目指し、各種検診や健康教育の充実などに努めてまいりましたが、さらに市民一人一人の健康づくり運動を推進することが大事であると考えております。また、地域の中核病院として大きな期待が寄せられている県立統合新病院については、地権者や関係者の御協力により用地取得が順調に進んでおり、平成20年の開院に向けて道路交通網や上下水道等、関連施設の整備に万全を期すとともに、病院機能の充実に向けて要望する必要があります。 スポーツ振興については、全国高等学校総合体育大会が成功裡に終え、平成13年には「スポーツ都市宣言」を行い、いわて北上フルマラソンを開催したほか、市民総参加のチャレンジデーに取り組むなど、スポーツの振興普及に努めてまいりました。今後は、トップレベルのプレーなど、「観るスポーツ」の招致に努めるほか、平成17年に岩手県で開催される全国スポーツ・レクリエーション祭の誘致を進めるなど、生涯スポーツの普及に努め、市民のスポーツに対する関心を喚起し、さらなるスポーツ振興を推進する必要があります。 次に、「知恵を生かし人を育てるために」について申し上げます。 学校教育については、平成12年に和賀小学校と藤根小学校を統合し、和賀東小学校を開校し、平成13年には児童数の増加に対応して飯豊小学校の普通教室を増築したほか、昨年は和賀西中学校を改築するなど、着実に教育環境の整備を進めてまいりました。 社会教育については、平成13年に生涯学習センターを開設し、市民に学習の場を提供し、幅広く利用されてまいりました。また、地域の生涯学習の拠点となる公民館の整備については、藤根公民館を改築したほか、新年度は計画に沿って飯豊公民館の整備を促進する必要があります。 次に、「かおり高い文化をはぐくむために」について申し上げます。 市民の芸術文化活動の拠点施設として平成13年9月に着工して以来、完成が待たれる文化交流センターは、名称も「さくらホール」と決定し、本年11月27日にオープンできる見通しとなりました。今後は、「さくらホール」がより利用しやすく親しまれる施設となるよう、運営に当たることが大事であると考えております。 第3は、「優れた価値を創り出すまち」の分野について申し上げます。 初めに、「魅力ある農林業を育てるために」についてであります。 農林業所得の減少や従事者の減少等、農林業を取り巻く環境が一段と厳しい中、稲作を初めとする農業は本市の基幹産業であることから、地域において中心的役割を担う主業型農家の育成に努め、意欲ある農業の担い手づくりを進めてまいりました。引き続き若い世代が農業に夢と誇りを持ち、魅力ある職業として就業できるよう支援するほか、消費者ニーズに対応した安全で安心な品質の高い農産物の生産拡大、販路拡大など、経営の安定と収益性の高い農業の確立に向けて、生産者、生産者団体、行政が一体となって取り組む必要があります。 米の生産調整については、これまで農家の理解と協力を得ながら着実に実施してまいりました。国の「米政策改革大綱」の決定を受け、米政策は平成16年度以降、抜本的な見直しが進められることから、新年度はその準備期間として大事な年度であると認識しております。今後は、「本市の米づくりビジョン」を策定するなど、水田農業の確立に向け、努力する必要があると考えております。 畜産については、平成13年9月に発生した牛海綿状脳症が畜産農家に大きな経済的打撃をもたらしました。国及び県が一体となった支援のもと、畜産農家の努力によって経営はようやく立ち直り基調にありますが、畜産農家を育成するため、肉用繁殖牛及び優良素牛導入事業、肉用牛生産振興対策事業など、継続して支援する必要があります。 農業生産基盤整備については、二子地区、下門岡地区等において基盤整備事業を実施してきたほか、黒岩地区、岩間地区において中山間地域総合整備事業を実施してまいりました。また、林業生産基盤整備については、造林事業及び作業路開設事業を実施してきたほか、口内地区において美しい里山の整備を進めてまいりました。引き続き農林業の振興を図るため、生産基盤の整備を推進する必要があると考えております。 農協合併については、農協合併研究協議会において鋭意協議を重ねてまいりましたが、目標とした期限内に結論を得ることができなかったことから、引き続き平成17年4月1日の合併実現に向けて取り組みを進める必要があります。 次に、「活気のある商工業や観光を伸ばすために」について申し上げます。 企業誘致については、工業団地の分譲促進の条件整備を進めながら、首都圏や関西圏の説明会のほか、地元企業と東海地域の企業との連携交流会等を開催するなど、企業の立地を誘導する取り組みを行ってまいりました。長引く景気低迷の中にあって、製造業、運送業、環境リサイクル業など、立地に結びついた企業もあることから、今後は分譲方法や優遇制度を検討しながら、企業が立地しやすい環境整備を図る必要があります。 物流については、交通の利便性にすぐれた本市の特性を最大限に生かし、広域物流拠点としての機能強化を図る観点から、インランド・デポの設置促進に向け、関係団体等と連携して積極的に北上通関営業所の利用拡大に取り組んでまいりました。業務量は徐々に伸びており、引き続き通関営業所の政令派出所昇格に向け、さらに取り組みを推進する必要があります。 商業振興については、都市型・郊外型・地域密着型など、市内の立地環境に即して、それぞれの特性を発揮できるよう積極的に支援してまいりました。県内では、盛岡圏に次ぐ商業集積地として成長してきておりますが、既存商店街は空き店舗も数多く出現し、苦戦している現状にあることから、引き続き北上中部広域圏の中心商業地としての魅力ある商業を育てていく必要があります。 観光振興については、弘前市及び角館町と連携し、展勝地をみちのく三大さくら名所として全国に紹介し、誘客に努めたほか、みちのく芸能まつりを市民参画型の夏まつりとするため、市民に寄附の協力を募るなど、取り組んでまいりました。今後は、市民総参加のまつりとして新しい工夫に取り組む必要があると考えております。 夏油高原スキー場は、夏油高原開発株式会社の前株主である国際興業株式会社の御厚意により、加森観光株式会社にスムーズに経営譲渡され、今シーズンも順調に営業が継続されております。 今後の観光振興については、本市のすぐれた自然や温泉を初め、歴史、文化を生かした観光資源、里芋やきたかみ牛などの特産物を全国に発信し、積極的な取り組みを進める必要があります。 次に、「新たな産業をおこすために」について申し上げます。 新たな産業の創出については、北上市基盤技術支援センターや北上オフィスプラザを核として、企業の技術開発、人材育成、経営支援に取り組んできたほか、岩手大学との相互友好協力協定に基づく産学官連携システムに関する共同研究を実施してまいりました。このほど同大学工学部附属金型技術研究センター寄附研究部門の設置構想が固まり、総務大臣の同意が得られれば、新年度早々に開所できる運びとなることから、本市の工業振興に弾みがつくものと大きな期待を寄せているところであります。 また、間もなく工業振興施策方針として「北上市工業振興計画」を取りまとめることから、新年度はこの計画に基づきイノベーション誘発事業に取り組み、共同研究開発や自動車関連産業への参入など、積極的に創造型企業への誘導・転換を促進する必要があると考えております。 なお、昨年から産業振興施策を探るため、製造業を中心に企業訪問調査を実施してまいりました。企業の動向把握や行政に対する要望、意見を取りまとめ、施策に反映するなど、極めて有益であったことから、継続して取り組む必要があります。 次に、「生き生きと働く環境をつくるために」について申し上げます。 長引くデフレ不況は、市内の企業と勤労者の生活に深刻な影響を及ぼしております。雇用が依然として厳しい状況にあることから、緊急雇用対策事業を活用した雇用の創出、就職面談会の開催、高校生の就職準備セミナーなど、積極的な雇用対策に取り組んでまいりました。今後も関係機関と連携し、求人情報を提供するなど、雇用の確保拡大に努める必要があると考えております。 また、勤労者の生活安定を図るため、生活資金等の貸し付けや中小企業退職金共済加入事業所に対する補助を行うなど、勤労者の福利厚生の充実を図ってまいりました。引き続き勤労者のニーズに対応した福利厚生事業の充実に努める必要があります。また、新年度は、北上高等職業訓練校の移転新築が計画されており、勤労者の技術向上、資格取得など、さらに支援する必要があると考えております。 最後に、当面するまちづくりの課題について申し上げます。 初めに、第三セクターについて申し上げます。第三セクターは、今日多くの自治体で改革が迫られている喫緊の重要課題であります。本市においても、公的関与が大きい商法法人8社を対象に、公認会計士による経営状況調査を行い、第三セクター検討委員会及び外部有識者による第三セクター適正化研究会において公的支援の是非及び関与のあり方について検討し、支援を含めその改革に取り組んできたところであります。この間、経営改善の方向が見えた法人がある一方、厳しい経営状況が続く法人があることから、引き続き研究する必要があると考えております。 次に、広域行政と市町村合併について申し上げます。地方分権の時代にあって、岩手中部広域圏、北上中部地方拠点都市地域を初めとする広域行政、地域連携を積極的に取り組んできたほか、広域行政研究会で本市のあるべきまちづくりの方向性を探ってまいりました。今後は、新たな市町村合併問題を含めた広域行政、地域連携について積極的に情報提供しながら、市民主体の議論を喚起し、その方向を明らかにする必要があると考えております。 次に、地域計画について申し上げます。地域計画を推進するため、昨年「わがまちづくり支援事業」を創設し、各自治協議会の創意工夫した取り組みを支援してまいりました。地域ごとに事情が異なるものの、この事業によって地域の特性、歴史や文化の再発見、コミュニティの醸成が図られるなど、着実な効果があらわれてきており、引き続き支援する必要があります。 次に、市民との協働について申し上げます。まちづくりの主役は一人一人の市民であり、その原動力は市民や地域からの発想と行動力であるという考え方から、市民との協働を積極的に推進することといたしました。既に地域計画の取り組みや景観づくり、環境問題など、市民レベルでの活動が動き出していることから、協働参画型行政のルールづくりに努める必要があると考えております。 次に、行政評価について申し上げます。複雑・多様化する市民ニーズに対し、市民の観点に立った公正で適切な行政サービスが求められていることから、行政評価システムの導入に取り組んでまいりました。今後は、行政評価によるコスト意識を図りながら、施策や事務事業の成果を検証し、市民の期待にこたえられる施策の展開に努める必要があるものと考えております。 さて、これまで各領域にわたり市政の成果と課題について申し述べました。私は、先人・先輩諸氏の実績を継承しながら、新しい北上市の継続的な発展を願い、全力を傾注してまいりましたが、残された任期はあとわずかであります。 長引くデフレ不況の影響下にあって、市税を初めとする歳入の大幅な減少により、財政運営が極めて厳しくなってきていることから、事業の一部繰り延べなど、年度計画の調整を余儀なくされた面がありましたが、計画した事業についてはできるだけ推進しなければならないと考えております。 新年度は「北上市総合計画」の第3年次に当たり、その実現に向けた歩みを着実なものとする上から、重要な年度であります。厳しい社会経済環境、財政状況下にありますが、9万2,000人市民と職員が一丸となって、英知の結集と創意工夫を凝らし「私たちがつくる笑顔あふれるまち」の目標に邁進しなければなりません。 市民の皆様と議員各位の御指導と御協力をお願い申し上げ、私の所信表明を終わります。御清聴ありがとうございました。
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○議長(高橋一夫君) 日程第5、教育委員長の教育行政施策の方針を行います。教育委員長。 (教育委員会委員長 吉田建彦君 登壇)
◎教育委員会委員長(吉田建彦君) 平成15年度の教育委員会所管にかかわる予算について御審議をいただくに当たり、平成15年度の教育行政施策の概要について申し上げます。 昨年の4月から、完全学校週5日制が導入され、小学校・中学校においては新学習指導要領が本格実施となりましたが、今後は子供たちに確かな学力を身につけさせるとともに、心の教育の充実に取り組み、「生きる力」をはぐくむ学校教育を推進するほか、教育環境を取り巻く社会情勢が大きく変化する中で、生涯学習社会の構築を図るため、「心豊かで創造性に富んだ人づくり」を基本目標とする北上市教育振興基本計画に基づき、教育行政を推進してまいります。 以下、「生涯学習」、「学校教育」、「社会教育」、「文化」、「体育・スポーツ」の順に、平成15年度の主な施策の概要について申し上げます。 第1は、「生涯学習」についてであります。 初めに、学習条件の整備につきましては、生涯学習センターを中核にして、公民館などと連携しながら、多様な学習環境の整備に努めるとともに、全国の国公立や私立大学の公開講座を放送するエル・ネットオープンカレッジの活用を引き続き推進してまいります。 また、地域の生涯学習活動を推進するため、学習指導者の育成を図るとともに、生涯学習講座などにNPOの参画を促進するほか、子供たちの自然体験活動を推進するため、新たにキャンプ・インストラクターを各地区に養成してまいります。 次に、生涯学習活動の促進につきましては、市民が気軽に学習活動に取り組み、社会の変化や発展に柔軟に対応できるよう、学習機会の提供に努めるとともに、「生涯学習まちづくり出前講座」や「生涯学習講師派遣事業」の拡充により、多様な学習ニーズに対応してまいります。 第2は、「学校教育」についてであります。 初めに、心豊かでたくましく生きる人間の育成につきましては、学校図書館を充実し、詩歌の創作活動や読書運動など、豊かな体験活動を通した情操教育を推進するとともに、道徳教育地区公開講座の実施などにより、心の教育の充実に努めてまいります。 不登校やいじめの問題につきましては、心の教育相談員、スクールカウンセラーの配置、ひまわり広場の充実、関係機関との連携などにより、相談体制を充実するとともに、学校の指導体制を強化し、適切に対応してまいります。 幼児教育の充実につきましては、障害児就園や子育て支援を積極的に進めるとともに、幼稚園・保育園・小学校の連携を強め、社会性や思いやりの心の育成に努めてまいります。 次に、学力水準の維持向上を目指した学習指導の充実につきましては、学習状況調査を全校で実施し、学力水準のより適正な実態把握に努めるとともに、少人数加配制度などを有効に活用し、個に応じた指導の充実に努めてまいります。また、指定研究や学力向上フロンティア事業の積極的な推進により、授業改善を図り、基礎的・基本的事項の確実な定着と主体的に学ぶ力を育成し、学力の向上に努めてまいります。 地域に開かれた特色ある学校の創造につきましては、学校評議員設置校の拡大や北上っ子健全育成事業の展開により、学校における自己点検、自己評価の構築を図るとともに、本市の特性や学校の特色を生かした教育活動を進め、開かれた学校づくりとみずからの学校に自信と誇りを持てるような学校経営の確立に努めてまいります。 完全学校週5日制につきましては、児童生徒に対して休日の有意義な過ごし方の指導を徹底するとともに、豊かな体験や活動ができる場の拡充に努めるほか、指導員配置による土曜休業日の活動を継続実施してまいります。 児童生徒の健康教育の推進につきましては、学校保健委員会を活発化し、定期健康診断の事後指導の充実を図り、健康管理ができる能力の育成に努めるとともに、基礎的な体力・運動能力の向上に努めます。学校給食につきましては、学校給食用地場産野菜の利用拡大を図るとともに、児童生徒の望ましい食習慣の育成に努めます。また、江釣子学校給食センターと和賀学校給食センターを統合して(仮称)西部学校給食センターを建設し、平成16年度からの供用開始を目指します。 社会の変化に対応した教育の推進につきましては、小学校に授業時間での1人に1台のコンピュータの整備を順次行い、インターネットを活用した情報活用能力の育成に努めるとともに、外国語指導助手の有効活用により、国際理解教育の充実に努めてまいります。 第3は、「社会教育」についてであります。 初めに、人づくり・まちづくりを目指した社会教育の推進につきましては、子育てに関する学習機会の拡充に努め、家庭の教育力の向上を図るとともに、子供たちの心をはぐくむ教育を推進するため、自然とのふれあい体験やものづくり学習を推進するほか、ジュニアリーダーとして小・中学生に加え、新たに高校生を育成します。 また、社会の変化に対応した現代的課題の学習プログラムの開発や、市民の自主的な地域づくり活動を支援するとともに、高齢者のための生きがい促進や高齢者の豊富な知識や経験を子供たちが学ぶための世代間交流を推進してまいります。 次に、生涯学習社会を支える社会教育推進体制の充実につきましては、地域の生涯学習拠点施設である公民館の役割を明確にし、市民ニーズが反映され市民にとって魅力的な拠点施設となるような事業運営に努め、施設の利用増進を図ってまいります。 また、市民の住みよい地域づくり活動を支援するため、自治公民館整備の促進を図るとともに、その中核となる指導者やボランティアの育成に努め、市民やグループ・団体の社会参加活動を支援、促進してまいります。 第4は、「文化」についてであります。 初めに、本年5月に39年間の役割を終える市民会館の閉館事業を実施するとともに、11月に完成する文化交流センター「さくらホール」の管理運営に万全を期してまいります。 芸術文化活動の推進につきましては、市民が生涯を通じて芸術文化に親しみ、自発的な文化活動を助長するため、市民芸術祭や市所蔵美術展、高等学校合同作品展の開催による芸術創作活動の奨励と、すぐれた芸術文化の鑑賞機会の充実に努めるとともに、市の芸術文化の向上・発展に貢献し、すぐれた功労があった個人及び団体を顕彰する北上市芸術文化功労賞の制度を新設してまいります。 次に、文化財の保存と伝承につきましては、江釣子古墳群保護地域の土地の公有化、国見山廃寺跡の国史跡指定に向けた準備を進めるほか、国見山廃寺跡の内容確認のための調査及び二子城跡の保存整備に資する調査を引き続き行うとともに、指定文化財説明板の新設・更新や埋蔵文化財の調査研究の成果を広く市民に伝える埋蔵文化財展などの開催により、市民の文化財保護意識の啓発に努めてまいります。 地域の民俗芸能伝承活動を促進するため、指導者や団体を育成するとともに、子供の心をはぐくむ青少年伝統芸能活動を推奨し、文化財を活用した愛護会・保存会など活動を支援してまいります。 第5は、「体育・スポーツ」についてであります。 初めに、だれもが気軽に親しめるスポーツの振興につきましては、関係団体などとの連携を密にし、ニュースポーツを初めとする各種スポーツ教室の開設、指導者の養成を積極的に行うとともに、引き続き「チャレンジデー2003」や「ウォーキングフェスティバル」の開催など、市民総参加による各種事業を推進し、スポーツ都市宣言の具現化を図ってまいります。 また、総合地域スポーツクラブ育成事業につきましては、モデル事業の実施状況を見きわめながら地域の拡大を図り、生涯スポーツの振興に努めるとともに、北上総合運動公園を初めとする市内体育施設のサービスの充実を図り、いつでも手軽に利用できるように努めてまいります。 次に、ステップアップを目指した競技スポーツの推進につきましては、ジュニア選手強化事業やアドバイザリーコーチ招聘事業などを実施し、官民一体となって競技団体の競技力の向上に努めるとともに、市民体育大会を初めとする各種競技大会や県高校総合体育大会の開催、社会人ラグビー招待試合などの全国規模の大会招致、いわて北上フルマラソン大会の継続実施などにより、選手の競技力向上を図ってまいります。 また、当市を中心に、湯田町及び沢内村を会場として開催される岩手県民スポーツ・レクリエーション祭を、平成17年に岩手県で開催される全国スポーツ・レクリエーション祭のプレ事業として位置づけながら、市民の生涯スポーツの意識高揚と啓発活動の展開により大会の成功に努めるとともに、陸上総合運動公園が岩手県の新総合運動公園として位置づけらるよう、引き続き要望運動を展開してまいります。 以上、平成15年度における教育行政施策の概要を申し上げましたが、北上市教育の一層の向上を図るため、市民の皆さんの積極的な参加と協力をお願い申し上げますとともに、議員各位の特段の御理解と御協力をお願い申し上げ、終わりといたします。
○議長(高橋一夫君) 休憩します。 午前10時59分 休憩
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○議長(高橋一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第6、議案第13号北上市議会の議決に付すべき重要な公の施設の指定条例の一部を改正する条例、日程第7、議案第16号北上市
文化交流センター条例、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第13号北上市議会の議決に付すべき重要な公の施設の指定条例の一部を改正する条例外1件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第13号北上市議会の議決に付すべき重要な公の施設の指定条例の一部を改正する条例について申し上げます。市民会館を廃止することに伴い当該条文を削除するなど、所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案第16号北上市
文化交流センター条例について申し上げます。本条例は、市民の創造的な文化活動を通じた交流を図るとともに、芸術文化の鑑賞の機会を提供し、心豊かな地域社会の発展に寄与するため、文化交流センター「さくらホール」を設置するものであります。 センターの管理については、財団法人北上市文化創造に委託し、地方自治法に定める利用料金制度を取り入れ、財団の収入として収受させようとするものであります。この利用料金については、地方自治法の規定によって上限枠をこの条例で規定し、その範囲内で市長の承認により財団が料金体系を定めるものであります。その上限枠は、大ホール、中ホール、リハーサル室については近隣の同等規模の都市に立地する施設との比較により算出し、その他の諸室については市の行政財産使用料条例に基づいて算出しております。また、利用料金の免除については、使用者が災害等によりセンターを使用する場合で、市長が必要と認めたときに限って財団が免除することができるようにしようとするものであります。 以上2件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第13号北上市議会の議決に付すべき重要な公の施設の指定条例の一部を改正する条例外1件については、総務常任委員会に付託いたします。
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○議長(高橋一夫君) 日程第8、議案第14号北上市
芸術文化功労顕彰基金条例、日程第9、議案第17号北上市体育施設条例の一部を改正する条例、日程第10、議案第18号
北上市立学校屋外運動場夜間照明施設使用料条例の一部を改正する条例、日程第11、議案第19号北上市乳幼児、妊産婦及び
重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例、日程第12、議案第21号北上市国民健康保険条例の一部を改正する条例、日程第13、議案第22号北上市介護保険条例の一部を改正する条例、以上6件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第14号北上市
芸術文化功労顕彰基金条例外5件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第14号北上市
芸術文化功労顕彰基金条例について申し上げます。本条例は、市の芸術文化にすぐれた功労のあったものを顕彰するため、基金を設置しようとするものであります。 次に、議案第17号北上市体育施設条例の一部を改正する条例について申し上げます。雇用・能力開発機構から譲渡される勤労者体育センター3施設を北上市体育施設として管理すること及び夜間照明施設の消費電力の見直しに伴い、使用料を改正しようとするものであります。譲渡される施設は、北上勤労者体育センター、江釣子勤労者体育センター及び和賀勤労者体育センターであり、3施設を既存の体育施設とあわせて管理しようとするものであります。また、夜間照明施設の使用料につきましては、それぞれの施設が設置された当時の料金となっていることから、施設ごとの消費電力を見直しし、現行に即した使用料に改正しようとするものであります。 次に、議案第18号
北上市立学校屋外運動場夜間照明施設使用料条例の一部を改正する条例について申し上げます。北上北中学校屋外運動場に建設していました夜間照明施設が昨年12月に完成し、本年4月から供用開始しようとするものであり、あわせて既存夜間照明施設の消費電力の見直しを行い、体育施設と同じく現行に即した使用料に改正しようとするものであります。 次に、議案第19号北上市乳幼児、妊産婦及び
重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例について申し上げます。今回の改正は、健康保険法の一部改正に伴い、医療機関等を指定する条文が変更されたことにより、当条例で引用している条文の整理をしようとするものであります。 次に、議案第21号北上市国民健康保険条例の一部改正について申し上げます。今回の改正は、被保険者の出産または葬祭に係る負担を軽減するため、出産育児一時金については30万円を35万円に、葬祭費については3万円を5万円にそれぞれ引き上げるため、所要の改正をしようとするものであります。 最後に、議案第22号北上市介護保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。平成12年4月に施行された介護保険制度は、第1期3年の事業が完了しようとしております。平成15年度からの3年間について事業計画を策定し、この期間のサービス量に応じた保険料基準月額を2,950円と算出しておりますが、これは3年間の給付所要見込額をもとに、介護給付費準備基金からの取り崩しを見込んだ上で所定の計算方法により算出したものであります。保険料の減免につきましては、被保険者からの申請を受けて対応するいわゆる神戸方式を導入し、低所得者層の生活困窮者に対する措置を講じようとするものであります。そのほか地方税法の一部改正を受けて、保険料に関する申告義務を免除する者の範囲を拡大しようとするものであります。 以上6件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。21番小原健二議員。
◆21番(小原健二君) 2点お伺いいたします。 まず、最初は議案第14号の顕彰基金条例の部分でありますが、提案理由でも一部述べられましたけれども、顕彰の内容はどのように考えておられるのかという部分、ここの部分1点お願いします。 議案第17号の体育施設条例の一部を改正する条例の部分でありますけれども、これ体育施設に組み入れることになったそのいきさつの部分、もう少し詳しく説明をお願いしたいと思います。常盤台にあるあのサンレックなども同じような対象になるのではないかと思うのですが、そういう部分を含めてお願いしたいと思います。 あと夜間照明が今いわゆる実態に合わせて単価を見直すということでありますけれども、これは実質の料金単価の何割程度を徴収、基本的な考え方の部分をお伺いいたします。 以上、2点お願いします。
○議長(高橋一夫君) 教育次長。
◎教育次長(高橋左京君) まず最初に、基金にかかわる顕彰の内容と対象ということについてでありますが、これ規則の方で定めようとしておりまして、市の芸術文化の向上、発展にすぐれたものに対してということにしておりまして、顕彰の対象としては個人または団体ということで、内容的には芸術文化功労賞、それからもう一つは芸術文化奨励賞という2つの賞を考えております。 それから、2点目の体育施設関係の条例、サンレックを含めてということですが、提案理由の方でも申し上げましたとおりでありますが、今回雇用能力開発機構から譲渡を受ける施設は、御指摘のとおりサンレックを含めてあるわけですけれども、教育委員会の方で現に管理しております3つの施設でありますが、これにつきましては今までは別々の条例で管理していたというものでありますが、この際北上市の体育施設条例の中に含めて体育施設として管理しようということで、そちらの方の条例の中に含めて今回所要の改正をしようというものであります。 なお、サンレックにつきましては、体育施設という形での管理ということにはなりません。 それから、夜間照明の関係であります。実態に合わせてということでありますが、これにつきましても提案理由の方で申し上げました。それぞれの施設が各設置年度によって電力料金といいますか、そういったものがまちまちであったと。また、あるいは受電能力といいますか、実際に消費される電灯のワット数といったものが、一律に同じく評価されない形で単価制定がされていたというような施設もあったわけでありまして、今回改正しようとする内容につきましては、いずれ消費電力量というものを一律にすべて出しまして、現在のいわゆる電力さんの電気料金に合わせて、一律に現行の単価で使用料を定めようというものであります。したがいまして、各年度によってその都度都度消費電気料といいますか、そういったものが今までの間に5回ほどの上下はあったようでありますが、いずれ現行の基準に合わせようというものでありますが、これはどうしてこうなったのかといういきさつを申し上げますと、いずれ4月から北上北中学校の体育施設、学校の関係ですが、そちらの方の料金を定めようとしたときに、すごくばらつきといいますか、不公平感があるというようなものでありまして、今回の単価につきましてはあくまでも消費する単価というものでありまして、それだけでほかの要因については今回見直しの際の単価には上積み等は一切しておりません。 以上です。
○議長(高橋一夫君) 28番鈴木健策議員。
◆28番(鈴木健策君) 議案第14号なのですが、北上市芸術文化功労者顕彰基金条例、功労者条例をつくることはわかるのですが、功労者等の顕彰する場合、基金をどうしても積み立てないといけないのかどうか、第1点。といいますのは、金利が高いのであれば基金について受益でもって事業をやるのはわかるわけですが、今の低金利では到底受益は出ないわけです。そうなりますと、この条例にも顕彰やる場合に、結局は基金の取り崩しをして事業費に充てると思うわけです。となると、定額の基金積んであるのであれば、使った分今度は一般財源からそこへ基金に繰り入れをしなければいけないと思うのです。どんどん減っていくわけですから。ですから、この基金をつくらないでも顕彰ができるのであれば、同じことですから一般会計からそのかかる分を顕彰費として出してもいいのではないかと思うのですが、なぜここで基金をつくらなければいけないのかをお伺いいたします。
○議長(高橋一夫君) 教育次長。
◎教育次長(高橋左京君) ただいまの質問でありますが、いずれ今回の基金につきましては、原資につきましては和賀育英会の解散に当たりまして、その残金といいますか、そういったものを寄附いたしますということが発端となっております。市といたしましては、和賀育英会の今までの活動、それからそういったものを一応何かの形で顕彰したいということであったわけですが、これをただ単に一般会計に受け入れて寄附として受け入れるというのであれば、その今までの実績に対するものが一度に消えてしまうというようなことがあったわけであります。そういった過去の活動に対する顕彰といいますか、育英会の顕彰も行ってまいりたいというのがそもそもこの基金を設立したいということの発端であります。 それから、なぜ基金を設けなければならないのかということでありますが、いずれ御指摘のとおりでありまして、今回基金に積み立てようとしているのは、現金約210万円ほどあるわけですが、そのほかにいわゆる株券といいますか、そういったものがあるわけであります。この株券につきましては、ある程度といいますか、配当があります。それを運用益といいますか、その配当金を顕彰する際の原資にしていきたいということでありますが、御指摘のとおりでありまして、配当が安くなればそれを上回る場合は取り崩しというのが当然出てくるとは思っておりますが、当分は現在の状況ではその株券の配当の範囲で運用といいますか、そういった顕彰ができるのではないかというような見込みになっております。
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第14号北上市
芸術文化功労顕彰基金条例外5件については、教育福祉常任委員会に付託いたします。
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○議長(高橋一夫君) 日程第14、議案第20号北上市
モーテル類似施設建築規制条例の一部を改正する条例、日程第15、議案第23号北上市
廃棄物対策審議会条例を廃止する条例、日程第16、議案第24号北上市
農村交流センター条例、日程第17、議案第25号北上市農村公園条例の一部を改正する条例、以上4件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第20号北上市
モーテル類似施設建築規制条例の一部を改正する条例外3件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第20号北上市
モーテル類似施設建築規制条例の一部を改正する条例について申し上げます。本議案は、北上市民会館を廃止することに伴い、モーテル類似施設の建築禁止区域から市民会館を削除しようとするものであります。 次に、議案第23号北上市
廃棄物対策審議会条例を廃止する条例について申し上げます。これまで北上市廃棄物対策審議会において調査審議してきた事項を北上市環境審議会で調査審議するため、廃止しようとするものであります。 次に、議案第24号北上市
農村交流センター条例について申し上げます。本条例は、農村地域の活性化と健康増進を図るため、農村総合整備事業により煤孫地内に新設する北上市農村交流センターについて条例を制定し、管理運営をしようとするものであります。 最後に、議案第25号北上市農村公園条例の一部を改正する条例について申し上げます。今回の改正は、農村総合整備事業により煤孫地内に新設する煤孫農村公園について、本条例に加え管理しようとするものであります。 以上4件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。21番小原健二議員。
◆21番(小原健二君) 議案第24号の北上市
農村交流センター条例、名称のことだけなのですけれども、あえて農村という名称をつけなければならない理由をお尋ねしたいのですが、これだけです。 以上です。
○議長(高橋一夫君) 農林部長。
◎農林部長(小原勝利君) ただいまの御質問にお答えをいたしたいと思います。 農水省事業を導入の関係上、こういった名称を入れなければならないと、こういうことから入れたものでありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第20号北上市
モーテル類似施設建築規制条例の一部を改正する条例外3件については、経済環境常任委員会に付託いたします。
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○議長(高橋一夫君) 日程第18、議案第15号北上市駐車場基金条例を廃止する条例、日程第19、議案第26号
北上都市計画川岸地区土地区画整理事業施行条例を廃止する条例、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第15号北上市駐車場基金条例を廃止する条例外1件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第15号北上市駐車場基金条例を廃止する条例について申し上げます。本議案は、駐車場の施設整備及び運営資金に充てるため、基金の全部を処分し、当該条例を廃止しようとするものであります。 次に、議案第26号
北上都市計画川岸地区土地区画整理事業施行条例を廃止する条例について申し上げます。川岸地区土地区画整理事業の完了に伴い、当該条例を廃止しようとするものであります。 以上2件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第15号北上市駐車場基金条例を廃止する条例外1件については、建設常任委員会に付託いたします。
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○議長(高橋一夫君) 日程第20、議案第1号平成15年度北上市一般会計予算、日程第21、議案第2号平成15年度北上市
国民健康保険特別会計事業勘定予算、日程第22、議案第3号平成15年度北上市
国民健康保険特別会計直営診療施設勘定予算、日程第23、議案第4号平成15年度北上市
老人保健特別会計予算、日程第24、議案第5号平成15年度北上市
介護保険特別会計予算、日程第25、議案第6号平成15年度北上市
工業団地事業特別会計予算、日程第26、議案第7号平成15年度北上市
下水道事業特別会計予算、日程第27、議案第8号平成15年度北上市
農業集落排水事業特別会計予算、日程第28、議案第9号平成15年度北上市
駐車場事業特別会計予算、日程第29、議案第10号平成15年度北上市
宅地造成事業特別会計予算、日程第30、議案第11号平成15年度北上市
土地取得特別会計予算、日程第31、議案第12号平成15年度北上市水道事業会計予算、以上12件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第1号平成15年度北上市一般会計予算外11件について提案の理由を申し上げます。 平成15年度の予算編成は、北上市総合計画の第3年次に当たり、目標とする「美しい環境のまち」、「彩り豊かな暮らしのまち」、「優れた価値を創り出すまち」の実現に向けた歩みを着実なものにする上で重要な年度であることから、極めて厳しい社会経済環境、財政事情のもとにありながらも、創意工夫を凝らし、各分野において実効性の高い予算編成を目指したところであります。 主要財源である市税及び地方交付税が激減の見通しであり、厳しい財政運営が余儀なくされる状況にあるため、北上市行政改革大綱に基づく行財政の簡素効率化のさらなる推進と事務事業の見直しを徹底し、経常的経費の5%削減を図るなど、歳出の抑制に努めたところであります。 しかし、少子・高齢社会における総合的な地域福祉施策、資源循環型社会の構築等の環境施策、生活関連社会資本の整備等は、市民と行政が一体となって停滞することなく推進していくべきであり、8つの重点項目を掲げ、その点に配慮した予算編成に努めたところであります。 なお、15年度当初予算は、諸般の事情から経常的、継続的事務事業を柱としたいわゆる骨格予算として編成しております。 最初に、議案第1号平成15年度北上市一般会計予算から申し上げます。 第1条歳入歳出予算から申し上げます。予算の総額は355億7,000万円で、前年当初比27億9,100万円、7.3%の減となっております。 主な内容を歳入から申し上げます。1款市税に市民税34億5,126万5,000円、固定資産税64億3,361万円、8款地方交付税に69億7,600万円、12款国庫支出金に生活保護費負担金3億8,535万円、13款県支出金に児童保護入所費負担金2億117万6,000円、16款繰入金に市債管理基金繰入金22億7,104万3,000円、18款諸収入に中小企業貸付金元利収入4億7,003万9,000円、19款市債に臨時財政対策債17億9,000万円、文化交流センター建設事業債29億3,450万円などを計上しております。 次に、歳出について申し上げます。1款議会費に議会活動費1,957万3,000円、2款総務費に行政情報化推進費3億4,254万3,000円、3款民生費に障害者居宅生活支援費等給付事業費5億3,774万4,000円、生活保護扶助費5億1,580万円、4款衛生費に健康診査事業費2億762万8,000円、清掃事業所管理費2億9,738万5,000円、5款労働費に勤労者制度資金預託金4,000万円、6款農林水産業費に県営農業基盤整備事業負担金2億1,538万9,000円、7款商工費にイノベーション誘発事業費600万円、中小企業融資事業費5億3,597万3,000円、8款土木費に
黒沢尻西部土地区画整理事業費補助金6億円、市営住宅建設事業費3億373万5,000円、9款消防費に岩手県総合防災訓練実施事業費405万円、10款教育費に飯豊公民館建設事業費2億2,550万円、北上市芸術文化功労等顕彰基金積立金210万円、文化交流センター建設事業費33億9,900万円、12款公債費に市債償還元金32億9,284万円、13款諸支出金に開発公社支援対策補助金1億4,485万1,000円などを計上しております。 次に、第2条債務負担行為について申し上げます。債務負担行為は、公害防止施設整備事業費補助金ほか8件について、後年度に債務を負担するため、その期間と限度額を定めようとするものであります。 次に、第3条地方債について申し上げます。地方債は、減税補てん債ほか13の事業について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めようとするものであります。 次に、第4条一時借入金について申し上げます。一時借入金は、借り入れの最高額を30億円に定めようとするものであります。 次に、第5条歳出予算の流用について申し上げます。歳出予算の流用は、人件費について同一款内各項の間で流用できるように定めようとするものであります。 次に、議案第2号平成15年度北上市
国民健康保険特別会計事業勘定予算について申し上げます。予算の総額は50億9,516万2,000円で、前年度比3億1,425万8,000円、6.6%の増となっております。 主な内容は、歳入に国民健康保険税20億2,345万2,000円、療養給付費等負担金13億1,414万3,000円、療養給付費交付金8億3,335万3,000円、歳出に保険給付費34億5,241万4,000円、老人保健拠出金11億5,558万9,000円を計上しております。 一時借入金は、借り入れの最高額を3億円に定めようとするものであります。 歳出予算の流用は、保険給付費について同一款内各項の間で流用できるように定めようとするものであります。 次に、議案第3号平成15年度北上市
国民健康保険特別会計直営診療施設勘定予算について申し上げます。予算の総額は7,761万4,000円で、前年度比837万4,000円、9.7%の減となっております。 主な内容は、歳入に診療収入6,688万3,000円、歳出に一般医業費3,314万4,000円を計上しております。 次に、議案第4号平成15年度北上市
老人保健特別会計予算について申し上げます。予算の総額は71億3,219万9,000円で、前年度比2億8,405万6,000円、3.8%の減となっております。 主な内容は、歳入に支払基金交付金45億7,791万円、国庫支出金17億262万3,000円、歳出に医療諸費71億3,219万4,000円を計上をしております。 次に、議案第5号平成15年度北上市
介護保険特別会計予算について申し上げます。予算の総額は38億281万7,000円で、前年度比7,978万2,000円、2.1%の減となっております。 主な内容は、歳入に介護保険料6億4,896万7,000円、国庫支出金9億7,387万7,000円、支払基金交付金11億8,533万7,000円、歳出に保険給付費37億417万9,000円を計上しております。 一時借入金は、借り入れの最高額を2億5,000万円に定めようとするものであります。 歳出予算の流用は、保険給付費について同一款内各項の間で流用できるように定めようとするものであります。 次に、議案第6号平成15年度北上市
工業団地事業特別会計予算について申し上げます。予算の総額は21億7,749万1,000円で、前年度比4億5,026万3,000円、17.1%の減となっております。 主な内容は、歳入に財産収入20億7,749万1,000円、歳出に工業団地購入事業費21億7,749万1,000円を計上しております。 債務負担行為は、後藤野工業団地開発に伴う雨水排水放流負担金について、後年度に債務を負担するため、その期間及び限度額を定めようとするものであります。 一時借入金は、借り入れの最高額を9億円に定めようとするものであります。 次に、議案第7号平成15年度北上市
下水道事業特別会計予算について申し上げます。予算の総額は40億3,898万5,000円で、前年度比3億8,038万1,000円、8.6%の減となっております。 主な内容は、歳入に使用料8億3,912万2,000円、一般会計繰入金12億9,552万4,000円、公共下水道事業債15億3,540万円、歳出に公共下水道事業費38億863万9,000円、特定公共下水道事業費2億3,034万6,000円を計上しております。 債務負担行為は、水洗便所改造資金融資利子補給金について、後年度に債務を負担するため、その期間及び限度額を定めようとするものであります。 地方債は、公共下水道事業及び流域下水道事業について、起債の目的、限度額、起債の方法、利子及び償還の方法について定めようとするものであります。 一時借入金は、借り入れの最高額を20億円に定めようとするものであります。 次に、議案第8号平成15年度北上市
農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。予算の総額は14億3,410万8,000円で、前年度比3億4,214万4,000円、19.3%の減となっております。 主な内容は、歳入に県補助金4億1,046万4,000円、農業集落排水事業債5億1,170万円、歳出に滑田・藤根地区及び黒岩地区ほか施設整備事業費10億8,250万4,000円を計上しております。 地方債は、農業集落排水事業について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものであります。 次に、議案第9号平成15年度北上市
駐車場事業特別会計予算について申し上げます。予算の総額は4億5,860万7,000円で、前年度比1億5,335万8,000円、50.2%の増となっております。 主な内容は、歳入に使用料3億2,580万円、基金繰入金1億1,381万3,000円、歳出に駐車場管理運営事業費2億295万5,000円、公債費2億5,465万2,000円を計上しております。 次に、議案第10号平成15年度北上市
宅地造成事業特別会計予算について申し上げます。予算の総額は1億914万8,000円で、前年度比737万4,000円、6.3%の減となっております。 主な内容は、歳入に財産売払収入1億914万7,000円、歳出に住宅団地分譲事業費1,370万4,000円、公債費9,544万4,000円を計上しております。 次に、議案第11号平成15年度北上市
土地取得特別会計予算について申し上げます。予算の総額は1,592万6,000円で、前年度同額となっております。 主な内容は、歳入に一般会計繰入金1,591万3,000円、歳出に公債費1,592万6,000円を計上しております。 最後に、議案第12号平成15年度北上市水道事業会計予算について申し上げます。まず、業務の予定量から申し上げます。給水戸数3万2,000戸、年間総配水量1,060万立方メートル、1日平均配水量2万9,041立方メートルとそれぞれ予定しております。 また、主要な建設改良事業として配水及び給水施設整備事業、拡張事業、老朽管更新事業等に7億4,781万4,000円を予定しております。 次に、収益的収入及び支出について申し上げます。営業収益では、給水収益等23億4,009万7,000円、営業外収益では他会計補助金等9,437万5,000円を計上し、収入総額を24億3,447万5,000円に定めようとするものであります。一方、支出では営業費用19億3,043万円、営業外費用4億2,804万1,000円等を計上し、支出総額を23億6,457万3,000円に定めようとするものであります。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。まず、支出から申し上げます。建設改良費として7億4,781万4,000円、企業債償還金5億2,241万8,000円等を計上し、支出総額を12億7,023万3,000円に定めようとするものであります。一方、収入については、配水管整備事業等に充てるための企業債3億2,300万円、他会計出資金6,881万1,000円、水道広域化施設整備等に係る国庫支出金8,300万円、受託工事に係る工事負担金1億2,856万5,000円を計上し、収入総額を6億967万7,000円に定めようとするものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額6億6,055万6,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんしようとするものであります。 以上12件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。22番及川洋一議員。
◆22番(及川洋一君) 一般会計の新年度予算についてですが、前年度当初に比較して7.3%の減、金額にして約28億円であります。これは、いわゆる骨格予算ということでありますから、どの程度正式に組んだ場合にはふえるのかということが大変気にかかるわけであります。それで、その骨格予算の理由は諸般の事情ということでありますが、明確にはなっておりませんけれども、多分市長選挙があるからだろうと思います。そこで、もちろん今の段階ではどなたが新しい市長さんになるかわからないわけですが、恐らくいろんな状況から私なりに予想しますと、その正式に組む予算、5月になるか6月になるかはわかりませんけれども、試算をしているのではないかなと思います。それで、どの程度ふえるのか、あるいは前年度と比較して減るのか、あるいはふえるのか、その辺お聞きしたいなと思います。
○議長(高橋一夫君) 財務部長。
◎財務部長(斎藤伸君) お答えいたします。 確かに各部課からの予算要求があって、いろいろトータルしてはありますが、骨格予算は骨格予算、幾ら追加になるかというようなことは新市長になってから判断すべきものでありますので、どの程度というようなことはこの場では申し上げられないということになります。
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号平成15年度北上市一般会計予算外11件については、議長及び副議長を除く議員30人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号平成15年度北上市一般会計予算外11件については、議長及び副議長を除く議員30人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により1番から24番、26番から31番までの各議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました30人の議員を予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 休憩します。 午後0時01分 休憩
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○議長(高橋一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。日程第32、議案第27号から日程第49、議案第44号までの18件については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、日程第32、議案第27号から日程第49、議案第44号までの18件については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
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○議長(高橋一夫君) 日程第32、議案第27号平成14年度北上市一般会計補正予算(第9号)、日程第33、議案第28号平成14年度北上市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)、日程第34、議案第29号平成14年度北上市
国民健康保険特別会計直営診療施設勘定補正予算(第3号)、日程第35、議案第30号平成14年度北上市
老人保健特別会計補正予算(第3号)、日程第36、議案第31号平成14年度北上市
介護保険特別会計補正予算(第3号)、日程第37、議案第32号平成14年度北上市
工業団地事業特別会計補正予算(第4号)、日程第38、議案第33号平成14年度北上市
下水道事業特別会計補正予算(第5号)、日程第39、議案第34号平成14年度北上市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)、日程第40、議案第35号平成14年度北上市
駐車場事業特別会計補正予算(第3号)、日程第41、議案第36号平成14年度北上市
宅地造成事業特別会計補正予算(第2号)、日程第42、議案第37号平成14年度北上市
土地取得特別会計補正予算(第1号)、日程第43、議案第38号平成14年度北上市
水道事業会計補正予算(第5号)、以上12件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第27号平成14年度北上市一般会計補正予算(第9号)外11件について提案の理由を申し上げます。 今回の補正は、事業費の確定に伴う調整など、所要の事務事業について補正しようとするものであります。 最初に、議案第27号平成14年度北上市一般会計補正予算(第9号)から申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれから7億9,903万1,000円を減額し、予算の総額を393億5,427万円にしようとするものであります。 主な内容を歳入から申し上げます。1款市税に市民税2,130万5,000円、2款地方譲与税に自動車重量譲与税6,133万6,000円、地方道路譲与税3,545万8,000円をそれぞれ追加し、3款利子割交付金から2,961万円、4款地方消費税交付金から3,686万6,000円、6款自動車取得税交付金から3,286万6,000円、16款繰入金から2億1,969万2,000円、19款市債から5億6,520万円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、歳出について申し上げます。2款総務費から基金積立金7,500万円、4款衛生費からし尿処理費3,034万6,000円、5款労働費から中小企業勤労者福祉サービスセンター事業費5,000万円をそれぞれ減額し、10款教育費から文化交流センター建設事業費12億2,232万7,000円を減額して、西部学校給食センター整備事業費8億9,714万9,000円を追加しようとするものであります。 継続費の補正は、細越住宅建替事業及び文化交流センター建設事業について、事業費の総額及び年割額を変更しようとするものであります。 繰越明許費は、介護予防拠点整備事業ほか12件の事業について、年度内にその支出が終わらない見込みであることから、平成15年度に繰り越して使用するため、その繰越額を定めようとするものであります。 債務負担行為の補正は、イノベーション誘発事業研究開発等寄附金及び電子計算機器賃貸借等について、後年度に債務を負担するため、その期間及び限度額を定めようとするものであります。 地方債の補正は、臨時財政対策債ほか15件について、限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第28号平成14年度北上市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれに7,668万2,000円を追加し、予算の総額を55億9,722万7,000円にしようとするものであります。 内容は、歳入に療養給付費等負担金7,524万2,000円を追加し、歳出に一般被保険者療養給付費1億2,345万1,000円を追加し、老人保健医療費拠出金5,530万円を減額しようとするものであります。 次に、議案第29号平成14年度北上市
国民健康保険特別会計直営診療施設勘定補正予算(第3号)について申し上げます。補正の内容は、歳入予算を組み替えしようとするものであります。 1款診療収入から一般診療収入135万円、2款使用料及び手数料から健康診断料114万5,000円をそれぞれ減額し、3款繰入金に一般会計繰入金297万5,000円を追加し、5款諸収入から雑入48万円を減額しようとするものであります。 次に、議案第30号平成14年度北上市
老人保健特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれから2億9,509万9,000円を減額し、予算の総額を71億7,165万9,000円にしようとするものであります。 内容は、歳入から医療費交付金3億4,901万3,000円、歳出から医療給付費3億1,280万1,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、議案第31号平成14年度北上市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれから523万9,000円を減額し、予算の総額を39億2,232万4,000円にしようとするものであります。 内容は、歳入から介護給付費国庫負担金4,330万5,000円、県負担金2,706万6,000円をそれぞれ減額し、介護給付費準備基金繰入金7,037万1,000円を追加、歳出から介護認定審査会費450万円を減額しようとするものであります。 次に、議案第32号平成14年度北上市
工業団地事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれから14億6,371万8,000円を減額し、予算の総額を16億9,827万5,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入から財産売払収入14億6,371万8,000円、歳出から事業費14億6,371万8,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、議案第33号平成14年度北上市
下水道事業特別会計補正予算(第5号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれに1億5,903万9,000円を追加し、予算の総額を49億3,468万円にしようとするものであります。 内容は、歳入に公共下水道費国庫補助金1億円、公共下水道事業債7,120万円、歳出に公共下水道事業費1億8,621万3,000円をそれぞれ追加しようとするものであります。 繰越明許費は、公共下水道事業について年度内にその支出が終わらない見込みであることから、平成15年度に繰り越して使用するため、その繰越額を定めようとするものであります。 地方債の補正は、公共下水道事業及び流域下水道事業について、限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第34号平成14年度北上市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれに4,595万2,000円を追加し、予算の総額を17億7,592万5,000円にしようとするものであります。 内容は、歳入に農業集落排水事業費県補助金3,030万円、農業集落排水事業債1,550万円、歳出に滑田・藤根地区農業集落排水施設整備事業費5,130万円をそれぞれ追加しようとするものであります。 繰越明許費は、滑田・藤根地区農業集落排水施設整備事業について、年度内にその支出が終わらない見込みであることから、平成15年度に繰り越して使用するため、その繰越額を定めようとするものであります。 地方債の補正は、農業集落排水事業について、限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第35号平成14年度北上市
駐車場事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれに1,060万円を追加し、予算の総額を3億3,165万4,000円にしようとするものであります。 内容は、歳入に使用料1,060万円、歳出に総務管理費1,060万円をそれぞれ追加しようとするものであります。 次に、議案第36号平成14年度北上市
宅地造成事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。補正の額は、歳入歳出それぞれから536万9,000円を減額し、予算の総額を3億5,130万円にしようとするものであります。 内容は、歳入から財産売払収入536万9,000円、歳出から住宅団地分譲事業費536万9,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 次に、議案第37号平成14年度北上市
土地取得特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。補正の内容は、歳入予算を組み替えしようとするものであります。 1款繰入金に一般会計繰入金12万8,000円を追加し、2款財産収入から基金運用収入12万8,000円を減額しようとするものであります。 最後に、議案第38号平成14年度北上市
水道事業会計補正予算(第5号)について申し上げます。 最初に、収益的収入及び支出について申し上げます。収入では、営業収益から966万円を減額し、営業外収益に300万円を追加し、収入の総額を24億3,746万3,000円に、支出においては営業費用から1,179万円を減額し、支出の総額を23億5,959万8,000円にしようとするものであります。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。収入では、企業債から3,400万円を減額し、収入の総額を5億6,740万9,000円に、支出においては建設改良費から4,480万円を減額し、支出の総額を11億7,268万8,000円にしようとするものであります。 以上12件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) 本件12件に対する質疑は、後日の本会議において行います。
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○議長(高橋一夫君) 日程第44、議案第39号市道路線の廃止について、日程第45、議案第40号市道路線の認定について、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第39号市道路線の廃止について外1件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第39号市道路線の廃止について申し上げます。図-1及び図-2の市道1033002号線ほか3路線は、道路整備に伴い起終点を変更するため廃止しようとするものであります。 また、図-3、図-4及び図-5の市道3033034号線ほか23路線は、県営圃場整備事業による廃道等のため廃止しようとするものであります。 次に、議案第40号市道路線の認定について申し上げます。図-1及び図-2の市道1001089号線ほか4路線は、ただいま議案第39号市道路線の廃止についてで説明いたしました市道路線の廃止に伴う起終点の変更のため認定しようとするものであります。 また、図-3、図-5及び図-6の市道3033125号線ほか57路線は、県営圃場整備事業により築造された道路施設を市道として管理するため認定しようとするものであります。 また、図-4及び図-7の市道3043070号線ほか1路線は、道路整備のため認定しようとするものであります。 また、図-8の市道6013965号線は、一般県道岩崎藤根線整備に伴い、市道舘下中央橋線のうち堤外地路線部分を堤防路線に区域変更したので、堤外部分の路線を新たに認定しようとするものであります。 以上2件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) 本件2件に対する質疑は、後日の本会議において行います。
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○議長(高橋一夫君) 日程第46、議案第41号財産(土地)の取得についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をさせます。書記。 (書記朗読)
○議長(高橋一夫君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第41号財産(土地)の取得について提案の理由を申し上げます。 取得しようとする土地は、北上南部工業団地の土地で、北上市相去町大松沢1番24ほか2筆、面積4万4,352.69平方メートルを北上南部工業団地に進出する企業の事業所用地及び道路用地として8億3,055万5,790円で北上地区広域土地開発公社から取得しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第41号財産(土地)の取得についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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○議長(高橋一夫君) 日程第47、議案第42号財産(土地)の処分についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をさせます。書記。 (書記朗読)
○議長(高橋一夫君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第42号財産(土地)の処分について提案の理由を申し上げます。 大阪府八尾市に本社を置くクボタリテックス株式会社に廃棄物処理施設用地として処分しようとするものであります。処分しようとする土地は、後藤野工業団地の土地で、北上市和賀町後藤2地割48番7ほか2筆、面積1万6,249.80平方メートルを1億4,254万3,245円で処分しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) 暫時休憩します。 午後1時26分 休憩
--------------------------------------- 午後1時29分 再開
○議長(高橋一夫君) 再開します。 これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第42号財産(土地)の処分についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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○議長(高橋一夫君) 日程第48、議案第43号財産(土地)の無償貸付についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をさせます。書記。 (書記朗読)
○議長(高橋一夫君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第43号財産(土地)の無償貸付について提案の理由を申し上げます。 内容は、株式会社北上オフィスプラザに産業業務支援施設北上オフィスプラザ用地を無償で貸し付けしようとするものであります。貸し付けしようとするのは、北上産業業務団地内の土地で、面積5,460平方メートルで、期間は平成15年4月から10年間であります。 北上オフィスプラザは、人材育成、新産業創出や研究開発支援など、地域産業界のニーズをとらえた各種支援事業を展開し、地域経済の発展に貢献することを目的とした施設であります。また、北上市総合計画においても、北上オフィスプラザはベンチャー企業、研究開発型産業創出の核施設として位置づけております。このことにより、公益性が高く行政を補完する施設であることから、無償で貸し付けしようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。27番柏葉 明議員。
◆27番(柏葉明君) 現在、先ほど提案されました議案につきましては、既に全員協議会でも説明を受けておりますが、当財産を無償貸し付けをするということでありますが、通常これを有償で貸し付けるとすれば、どれくらいの金額を無償とするということになるのかについてお知らせ願いたいと思います。
○議長(高橋一夫君) 商工部長。
◎商工部長(澤田俊美君) 現在の財産規則上から積算いたしますと、約700万円となるものでございます。
○議長(高橋一夫君) 27番柏葉 明議員。
◆27番(柏葉明君) それは1年間という意味ですね。つまり10年間だと7,000万円という金額に相当するというふうに理解してよいかどうか御質問いたします。
○議長(高橋一夫君) 商工部長。
◎商工部長(澤田俊美君) ただいまの金額は、1年間の額でございます。
○議長(高橋一夫君) 18番高橋孝二議員。
◆18番(高橋孝二君) 無償貸し付けの期間の関係なのですけれども、1年更新にしないで10年にした理由あるいは根拠、説明願いたいと思います。
○議長(高橋一夫君) 商工部長。
◎商工部長(澤田俊美君) 10年間にした理由ということですけれども、北上オフィスプラザはオフィスプラザが持っております高い公共性、公益性、こういったものにかんがみまして、あるいはオフィスプラザのこれからの経営の安定と事業の健全な発展、こういったことを考慮したことが第1点でございます。 それから、同様の施設が全国に設置されておるわけですけれども、こういった施設も事例として10年間というふうなこともございまして、考慮に入れました。 それから、3点目でございますが、これは想定のことでございますけれども、将来資本構成でありますとか役員構成、あるいは業務内容等が変更になることもあり得るのではないかと、想定のことですけれども、こういった内容を勘案いたしまして、10年間としたものでございます。
○議長(高橋一夫君) 18番高橋孝二議員。
◆18番(高橋孝二君) このオフィスプラザの役員報酬について公開できますか。
○議長(高橋一夫君) 暫時休憩します。 午後1時37分 休憩
--------------------------------------- 午後1時39分 再開
○議長(高橋一夫君) 再開します。 商工部長。
◎商工部長(澤田俊美君) 御質問にかかわります資料、ただいま持ち合わせておりませんので、総会の資料があると思いますので、そちらの方にいわゆる役員報酬の限度額等が記載されておれば、その額お知らせ申し上げたいと、そう思います。
○議長(高橋一夫君) 17番鈴木健二郎議員。
◆17番(鈴木健二郎君) お二方議員の答弁にもあったのですが、この無償にする理由なのですけれども、公共性があると、それから地元への支援、そういう施設でもあるということなのですけれども、もう一つなぜ今、これまで有償だったものが無償にしなければならないのかということがもう一つわかりません。 それから、ここにはいわゆる中央の一極集中を是正するということで、企業の研究所、事務所を誘致するということだったのですが、思うように御承知のとおり進んでおりません。今後のこの運営、経営の見通しですが、どのようにお考えなのか、この2点をお願いしたいと思います。
○議長(高橋一夫君) 商工部長。
◎商工部長(澤田俊美君) ただいまの御質問にお答えいたしますが、北上オフィスプラザの設立した経緯、あるいはオフィスプラザが行っている現在の業務等につきましては、先ほど提案の理由で御説明申し上げたわけですけれども、まずやはり大きな点というのは、出資金の比率というものが全体の70%を地域振興整備公団、岩手県、北上市、この3つの団体でもって73%を超えていると。ややもすれば第一セクターのような強い公益性、公共性を持っているということ、それからこの施設、全国で初めて立ち上がった施設なわけですが、その後国内といいますか、他の県にもたくさん出てきまして、現在は7施設ございます。こういった7施設の中で5施設が無償ということで、これからさらに2つの施設が整備が予定されておるわけですが、これらもやはり無償貸し付けと、こういったような全国的な事例もございます。その他無償貸し付けをするべく理由が何点かございますけれども、これからの経営見通しはということですけれども、現在プラザ内に、行政も入っておりますけれども、見直しの検討委員会を設けておりまして、いわゆる先ほどもちょっとお話が出たのですが、役員報酬の関係でありますとか、いわゆる経常経費の削減でありますとか、これからの事業計画の見直しをやっております。まだ単年度黒字にはなってございませんけれども、見直し計画の中では18年度だと記憶しておりますが、この年度では単年度黒字に持っていきたい、あるいは累積赤字も平成31年には解消したい、こういったふうな目標を立てて現在オフィスプラザでは経営健全に向かって努力されております。 以上でございます。
○議長(高橋一夫君) 17番鈴木健二郎議員。
◆17番(鈴木健二郎君) その無償にする理由なのですが、市民の方はもうちょっと理解しにくいかなと思うのですけれども、結局全国初のそういう立ち上げた施設、これはわかります。それから、公益性、公共性もあるというのは、これは当初からそれはあったわけでしょう。当初は有償できたわけです。なぜ今になって無償かということ、いま一つわからないわけです。 それから、全国では無償になっているといっても、だって今まで北上市がそういう有償できたのがなぜ無償かという、もう少し北上市に即した理由があるはずでしょう。 それから、経営については、御承知のとおり誘致がなかなか進んでいない状況で、大変な状況は出てくるというふうに私思うのですけれども、なかなかそう簡単にはいかない状況もあると思うのですが、役員の報酬とか、そういう小手先のことではなかなか経営の明るい展望は私は出てこないような気がするのですけれども、その点についてももう少し突っ込んでお話をお聞きしたいと思います。
○議長(高橋一夫君) 市長。
◎市長(伊藤彬君) 鈴木健二郎議員の御質問にお答えします。 なぜ今ごろになって無償になるのかという御質問については、先ほど商工部長から御説明申し上げたとおり、全国の例がそうなっていますが、実はこの施設、オフィスプラザを立ち上げるときに、無償にしてほしいという地域振興整備公団からの要請があって、それが条件になっていたということがどうもあったようであります。それを全国で1号ということもあって、少し逡巡をしながら当面有償ということでスタートしたというふうな背景があります。最近になって、各地も全部無償だと。当方にオフィスプラザを建てるときの出資金の条件も無償だという覚書が交わされておりました。そのことを今回さらに向こう側から強い要請があって、当初の約束どおりに無償にしたというふうに御理解いただければいいと思います。 それから、オフィスアルカディア全体については、御案内のような誘致状況であります。大変苦戦をしております。オフィスプラザの方は、あの中に研究施設、インキュベータールーム、あるいは単純な貸しオフィスという形になっておりまして、スタートのときからの入居率が最近になって若干落ちておりますから、計上については当初より少し心配なところがないとは言えません。しかし、先ほど商工部長から申し上げたように、市の施設だとかインキュベータールームのフル活用だとかそういう、市の施設と申しますのは岩手大学工学部の研究センターのお話でございますけれども、インキュベータールームの活用だとか、貸しビルのさらなる拡張だとかという形によって改善を図ろうとしているというふうに理解しております。
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第43号財産(土地)の無償貸付についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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○議長(高橋一夫君) 日程第49、議案第44号町道廃止の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をさせます。書記。 (書記朗読)
○議長(高橋一夫君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。 (企画調整部長 及川義也君 登壇)
◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第44号町道廃止の協議に関し議決を求めることについて提案の理由を申し上げます。 道路改良工事のため北上市道と重複認定していた東和町道上浮田北上線の工事完了に伴い、当該町道の重複認定部分を廃止したい旨、東和町長から協議があったので、これを承諾するため、議決を求めるものであります。 なお、今後においては、市道口内村崎野線の一部として当市が管理するものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第44号町道廃止の協議に関し議決を求めることについてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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○議長(高橋一夫君) 今期定例会において、本日までに請願3件、陳情1件を受理しております。この請願・陳情については、会議規則第135条第1項の規定により、お手元に配布しております請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
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○議長(高橋一夫君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。議案思考のため、明28日から3月3日までの4日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、明28日から3月3日までの4日間を休会することに決定いたしました。 次の本会議は3月4日午前10時に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。 午後1時53分 散会...