北上市議会 > 1999-03-04 >
03月04日-01号

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  1. 北上市議会 1999-03-04
    03月04日-01号


    取得元: 北上市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    平成11年  3月 定例会(第81回)平成11年3月4日(木曜日)議事日程第3号                      平成11年3月4日(木)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 現金出納検査等の報告 第4 市長の施政方針について 第5 議会運営委員補欠の選任 第6 請願の取り下げについて 第7 議案第21号 北上市公文書公開条例の一部を改正する条例 第8 議案第22号 北上市職員の勤務時間、休日及び休暇条例の一部を改正する条例 第9 議案第23号 北上市職員の特殊勤務手当条例の一部を改正する条例 第10 議案第24号 北上市一般職の職員等の旅費条例の一部を改正する条例 第11 議案第27号 北上市ワッカの里振興基金条例を廃止する条例 第12 議案第28号 北上市学校保健活動奨励基金条例を廃止する条例 第13 議案第30号 北上市立学校条例の一部を改正する条例 第14 議案第31号 北上市立保育所条例の一部を改正する条例 第15 議案第32号 北上市一般廃棄物処理施設生活環境影響調査縦覧等手続条例 第16 議案第35号 北上市消防団条例の一部を改正する条例 第17 議案第25号 北上市業務拠点地区における固定資産税の不均一課税条例 第18 議案第26号 地方拠点都市地域における固定資産税の不均一課税条例を廃止する条例 第19 議案第33号 北上市憩いの森施設条例の一部を改正する条例 第20 議案第29号 北上市公園管理基金条例を廃止する条例 第21 議案第34号 北上市自転車駐車場条例の一部を改正する条例 第22 議案第10号 平成11年度北上市一般会計予算 第23 議案第11号 平成11年度北上市国民健康保険特別会計事業勘定予算 第24 議案第12号 平成11年度北上市国民健康保険特別会計直営診療施設勘定予算 第25 議案第13号 平成11年度北上市老人保健特別会計予算 第26 議案第14号 平成11年度北上市工業団地事業特別会計予算 第27 議案第15号 平成11年度北上市下水道事業特別会計予算 第28 議案第16号 平成11年度北上市農業集落排水事業特別会計予算 第29 議案第17号 平成11年度北上市駐車場事業特別会計予算 第30 議案第18号 平成11年度北上市宅地造成事業特別会計予算 第31 議案第19号 平成11年度北上市土地取得特別会計予算 第32 議案第20号 平成11年度北上市水道事業会計予算 第33 議案第36号 平成10年度北上市一般会計補正予算(第6号) 第34 議案第37号 平成10年度北上市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号) 第35 議案第38号 平成10年度北上市国民健康保険特別会計直営診療施設勘定補正予算(第2号) 第36 議案第39号 平成10年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第3号) 第37 議案第40号 平成10年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第6号) 第38 議案第41号 平成10年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 第39 議案第42号 平成10年度北上市駐車場事業特別会計補正予算(第2号) 第40 議案第43号 平成10年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第3号) 第41 議案第44号 平成10年度北上市水道事業会計補正予算(第3号) 第42 議案第45号 財産(土地)の取得について 第43 議案第46号 市道路線の廃止について 第44 議案第47号 市道路線の認定について 第45 議案第48号 東和町道認定の協議に関し議決を求めることについて 第46 議案第49号 北上地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて 第47 議案第50号 花巻地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて 第48 請願について---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(32名)      1番  久保孝喜君      2番  千葉孝雄君      4番  小田島龍一君     5番  鬼柳武司君      6番  梅田勝志君      7番  高橋 元君      8番  鈴木健二郎君     9番  高橋孝二君      10番  三浦悟郎君      11番  高橋 明君      12番  金田ハルノ君     13番  小原健二君      15番  及川洋一君      16番  高橋 功君      17番  及川幸太郎君     18番  多田 司君      19番  藤枝孝男君      20番  千田三一君      22番  渡辺紘司君      23番  伊藤隆夫君      24番  及川淳平君      25番  菅原行徳君      26番  菊池基行君      27番  八重樫眞純君      28番  柏葉 明君      29番  鈴木健策君      30番  舘川 毅君      31番  高橋一夫君      32番  小原健成君      33番  高橋高志君      34番  柏葉省一郎君     36番  平野牧郎君---------------------------------------欠席議員(1名)      35番  昆野市右ェ門---------------------------------------事務局職員出席者   事務局長   斎藤正夫君   事務局次長  菊池昭雄君   副主幹          折笠裕一君   議事調査係長 下瀬川俊一君   兼庶務係長   主任     鷲見裕子君---------------------------------------説明のため出席した者   市長     高橋盛吉君   助役     下屋敷勝哉君   収入役    小原善隆君   企画調整部長 高橋正夫君   財政部長   伊藤 巖君   市民生活部長 小笠原哲哉君   保健福祉部長 真山 峻君   農林部長   照井脩二君   商工部長   菅崎 久君   建設部長   新田厚男君   都市整備部長 伊藤寿左エ門君 水道部長   平野達志君   教育委員会          高橋忠孝君   教育長    成瀬延晴君   委員長                  選挙管理   教育次長   荒磯富治君          千田長三君                  委員会委員長                  農業委員会   監査委員   菊池信司君          小原詔雄君                  会長   総務課長   加藤正武君---------------------------------------            午前10時02分 開会・開議 ○議長(平野牧郎君) ただいまの出席議員数は32名であります。定足数に達しておりますので、これより第81回北上市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 議事に先立ち御報告申し上げます。 去る3月1日、高橋義麿君から岩手県議会議員選挙、小松久孝君から北上市長選挙にそれぞれ立候補する理由により議員を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第126条の規定により、同日付でこれを許可いたしましたから御報告いたします。 本日の議事は、お手元に配布しております議事日程第3号によって進めます。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、5番鬼柳武司君、6番梅田勝志君を指名いたします。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 本件に関し、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長高橋 功君。     (議会運営委員長 高橋 功君 登壇) ◆議会運営委員長(高橋功君) 議会運営委員会の報告をいたします。 去る3月1日に議会運営委員会を開催いたしまして、第81回北上市議会定例会の会期、日程などについて協議をいたしておりますので、御報告申し上げます。 まず、会期は、本日から3月19日までの16日間ということで協議いたしております。 本日は、この後、現金出納検査などの報告、市長の施政方針演述議会運営委員補欠の選任、請願の取り下げ、条例15件提案説明、質疑、常任委員会付託。当初予算11件提案説明、質疑、特別委員会付託。補正予算9件提案説明。一般議案6件提案説明、質疑、討論、採決。請願7件委員会付託。本会議の後、予算特別委員会を開催し、委員長及び副委員長の互選を行い、その後案件は分科会に付託となります。 5日から8日まで、議案思考のため休会。9日、10日は、一般質問。11日、12日は、各常任委員会及び予算特別委員会分科会。14日は休会。そして15日、16日は、各常任委員会及び予算特別委員会分科会。17日は、予算特別委員会分科会及び常任委員会審査報告整理のため休会。18日は、予算特別委員会。 19日に本会議を開会し、条例15件常任委員長報告、質疑、討論、採決。当初予算11件特別委員長報告、質疑、討論、採決。補正予算9件、質疑、討論、採決。追加議案提案説明、質疑、討論、採決。そして請願常任委員長報告、質疑、討論、採決ということで協議いたしておりますので、日程どおり議事が進行できますように、議員各位の御協力をお願いし報告といたします。 ○議長(平野牧郎君) ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日から19日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から19日までの16日間と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第3、現金出納検査等の報告を行います。 書記をして報告書の朗読をいたさせますが、文書の題名及び検査または監査の結果のみ朗読いたさせます。     (書記朗読) ○議長(平野牧郎君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 次に、第28年事業年度(平成11年度)北上地区広域土地開発公社の経営状況、第13事業年度(平成11年度)財団法人北上自治振興公社の経営状況、第20事業年度(平成11年度)財団法人和賀福祉等基金の経営状況、以上3件が提出されておりますので、書記をして送付書のみ朗読いたさせます。     (書記朗読) ○議長(平野牧郎君) これより開発公社等の経営状況3件に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 この際、諸般の報告を行います。 事務局長より諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(斎藤正夫君) 一般事務報告について申し上げます。 11月21日以降につきましてはお手元の資料のとおりでありますが、その主なる事項について申し上げます。 最初に、1ページの12月17日でございますが、12月議会定例会で議決いたしました地方事務官の地方公務員への移管並びに社会保険業務の円滑、かつ、効率的な執行を求める意見書外1件については、関係省庁に送付いたしております。 また、採択になりました山岸水路の改修整備を求める請願外1件を市長に送付しております。これにつきましては3ページに記載されておりますように、2月25日付で市長から報告をいただいております。 次に、2ページの1月21日でございますが、平成10年度岩手県市議会議長会臨時総会が宮古市で開催され、議長、局長が出席いたしております。 会議においては、事務報告を承認したほか、会長提出議案2件、各市提出議案介護保険制度の充実強化について外5件、協議案件1件を審議し、いずれも原案どおり可決されております。 なお、会長提出議案の中で、平成11年度の臨時総会が北上市で開催されることに決定になっております。 次に、3ページの2月17日でございますが、全国高速自動車道通過市議会協議会第25回定期総会が東京で開催され、議長、局長が出席いたしております。 会議に先立ちまして、建設省道路局谷口高速国道課長から、高速自動車国道の現状と課題についての講演が行われております。 会議においては、事務報告を承認した後、平成9年度本協議会歳入歳出決算の説明が行われ、これを承認し、その後、平成11年度本協議会運動方針並びに会議・運動日程、さらに平成11年度予算について、原案どおり決定いたしております。 次に、2月18日でございますが、広域行政圏市議会協議会第30回総会が東京で開催され、議長、局長が出席いたしております。 会議に先立ちまして、自治省行政局小室振興課長から、広域行政圏施策に関する諸問題及び平成11年度広域行政圏施策についての講演が行われております。 会議においては、事務報告を承認した後、平成9年度本協議会歳入歳出決算の説明が行われ、これを承認し、その後、平成11年度本協議会運動方針、平成11年度歳入歳出予算について原案どおり決定しております。さらに、役員の改選が行われ、会長に鳥取県倉吉市議会の杉原議長が再選されております。 以上をもちまして一般事務報告を終わります。 ○議長(平野牧郎君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第4、市長の施政方針を行います。市長。     (市長 高橋盛吉君 登壇) ◎市長(高橋盛吉君) 本日、ここに第81回北上市議会定例会を開会し、平成11年度予算案とこれに関連する条例案等の御審議をいただくに当たり、私の所信の一端を申し上げ、議員各位と市民の皆様の御理解をいただきたいと思います。 私は、平成3年4月、三市町村の合併により、新しい北上市の誕生に際し、市長に就任して以来、「公正・融和・前進」を市政運営の基本理念として掲げ、市民の一体感の醸成と新市の建設を目指し、北上市総合発展計画を基本に、各般にわたる施策を推進してまいりました。 特にも、旧市町村の先人・先輩たちの培ってきた伝統と遺産を継承しながら、北上市の持つ大きな発展の可能性を開花させ、将来の都市像として掲げる「水と緑豊かな文化・技術の交流都市きたかみ」を実現するため、努力を傾注してまいりました。 この間、長引く不況など幾多の困難な状況に直面しながらも、市民のたゆまぬ御努力により市勢は順調に発展し、人口も9万人を突破するなど、全国的にも成長著しい都市と評価を受けるに至っております。 私は、21世紀を目前に、北上市の新しい発展のために、市政のかじ取りを若い世代に託することが適切であると判断し、4月の任期満了をもって退くことといたしました。 本日、任期最後の市議会において施政方針を述べることに、深い感慨を覚えるものであります。 今、我が国を取り巻く情勢は、国際社会の大きな変動の中にあって、政治・経済・環境など、多くの分野で協調して克服しなければならない課題を抱えております。 一方、国内においては、長期化する景気の低迷と金融システムに対する信頼の低下により、日本経済は未曾有の危機に直面しておりますが、それを乗り越えるため、緊急経済対策金融再生関連施策を初めとして、経済再生のための諸施策が進められているところであります。 また、少子化・高齢化、情報化等の進行、環境に対する関心の高まり、住民意識の多様化の中で、地方自治は新しい時代を迎えようとしており、それらに的確に対応していくことが求められております。 このような情勢の中にあって、国は21世紀の国土像として、多軸型国土の構築を目指した「新しい全国総合開発計画」を策定し、県においても、新しい総合計画「ドリームランド岩手」の策定に着手しているところであります。 一方、明治以来の中央集権から地方分権へと進む中、我が国の行政システムを抜本的に見直し、身近な行政は地方が担い、地方のことは地方で考え、自主的な判断に基づいて決定していくことが求められているところであります。 当市としても、現在の北上市総合発展計画を見直し、県の新しい総合計画との整合性を図りながら、すべての市民が誇りと自信を持って21世紀を迎えることができるよう、新しい時代に対応した新たな総合計画の策定を進めていく必要があると存じます。 当市としても、現在の北上市総合発展計画を見直し、県の新しい総合計画との整合性を図りながら、すべての市民が誇りと自信を持って21世紀を迎えることができるよう、新しい時代に対応した新たな総合計画の策定を進めていく必要があると存じます。 以下、現行の総合発展計画に掲げる5つの領域に従って、議会並びに市民の皆様とともに進めてまいりました市政を顧みるとともに、今後の課題について申し上げたいと思います。 第1は、「自然と都市機能が共生する風格あるまちづくり」についてであります。 私は、21世紀の初頭に向けて大きく変貌しつつある社会経済と国土構造の中で、北上市の目指すべき将来の都市像と歩むべき道筋の基本的な方向を示すことが必要であることから、北上市総合発展計画や各分野における諸計画を策定し、総合的、体系的な施策の推進を図ってきたところであります。 高速交通体系の整備につきましては、平成8年に東北横断自動車道秋田線が開通し、また、北上西インターチェンジ及び東北初の開発型インターである北上・金ヶ崎インターチェンジの供用開始に伴って、北上市には3つのインターチェンジが整備され、北東北の交通の要衝としての条件が整ったものと考えております。今後は、その活用を含めた地域間交流の促進と高速交通体系へのアクセス道路の整備充実が課題となっています。 また、東北新幹線「スーパーやまびこ」の北上駅停車については、秋田県南地域を含め、関係市町村が一丸となって運動を進め実現の運びとなりましたが、今後は、停車回数の増加について働きかけていく必要があると存じます。 市域の骨格となる国道については、一般国道4号の4車線拡幅工事が順次進められ、近く和賀大橋以南の一部完成がなされることになりましたので、残る花巻方面及び金ヶ崎方面への拡幅について、引き続き要望していく必要があると存じます。 また、一般国道107号については、江釣子地内と和賀町藤根地内のバイパスが完成しましたが、さらに和賀町横川目地区への延長を要望していく必要があります。 県道につきましては、主要地方道の花巻衣川線の国道107号以北の整備、一関北上線の立花地区の切りかえと同地区の一部拡幅、花巻北上線の黒岩地区の整備が進められており、一般県道の北上停車場線電線類地中化工事も推進され、街並みの景観が向上しつつありますので、これら路線の早期完成を要望していく必要があると存じます。 また、橋梁の整備につきましては、念願でありました日高見橋、新瀬畑橋、九年大橋、岩崎橋が完成したほか、和賀中央橋のかけかえが着工されましたので、今後は、新田橋のかけかえ、(仮称)平成橋の架橋について要望していく必要があると存じます。 市道の整備につきましては、市民生活や産業活動を円滑に進めるため、幹線道路、高速交通体系へのアクセス道路地域内幹線道路網の整備を重点的に進めてまいりましたが、引き続き主要幹線道路や市民生活に密着した生活道路の整備を推進するとともに、道路愛護思想の高揚とバリアフリーなどの時代の要請に沿った、快適で安全な道路環境の整備に努める必要があると存じます。 都市計画街路につきましては、東北本線立体交差の舘曽山線の整備、インターハイ関連の山田・広表線の整備を進めてまいりましたが、今後は、上河原常盤台線等の整備を進める必要があると存じます。 また、快適な市街地の形成を図るため、黒沢尻西部地区土地区画整理事業を推進するとともに、長年の懸案であった中心商店街活性化のため、本通り地区市街地再開発事業に取り組んできたところであり、早期完成に向けて引き続き努力していく必要があると存じます。 水系の保全と活用につきましては、和賀川グリーンパークの完成を見たほか、和賀川の桜づつみ事業地方特定河川等河川環境整備事業九年橋工区が整備中でありますので、引き続き早期完成を促進するとともに、建設省が構想している北上川流域の交流拠点としての展勝地水辺プラザ事業の整備を促進していく必要があると存じます。 情報通信基盤等の整備につきましては、高度情報化社会に対応して北上市情報化基本計画を策定するとともに、市民が気軽に情報通信を活用できる施設として、4月に北上市情報センターを開設する運びとなりました。 また、ケーブルテレビ事業の視聴エリアが全世帯の90%をカバーできることになりましたので、今後は加入促進を図るとともに、ケーブルテレビ回線を活用した行政情報の積極的な提供等、高度利用を推進していく必要があると存じます。 第2は、「快適な生活環境を創出するうるおいのあるまちづくり」についてであります。 安全な地域づくりにつきましては、阪神・淡路大震災を教訓に、災害に強い安全なまちづくりを推進する必要があると考え、北上市地域防災計画を全面改訂するとともに、防災機能を高めるため、和賀川以南の拠点として北上消防署大堤出張所を新設したほか、消防防災基盤防災備蓄倉庫等の整備を初め、防災意識の高揚など、人命の尊重を基本に市民生活の安全確保に努めてまいりました。 また、長年の懸案であった川岸地区及び更木地区の水害対策については、建設省の救急内水対策事業及び農林水産省の湛水防除事業を導入し、大きな効果を上げているところであります。 交通安全につきましては、関係機関、団体の積極的な交通安全活動により交通事故による犠牲者は減少傾向にありますが、依然として、無謀運転や飲酒運転による事故でとうとい人命が失われております。このため、交通安全施設の充実や専任交通指導員の設置を図り、家庭や地域ぐるみでの交通安全意識の高揚等に努めてまいったところでありますが、さらに高齢化時代を迎えて交通環境の整備や交通マナーの向上を図り、事故防止に努力する必要があると存じます。 清潔な街づくりにつきましては、インターハイの開催を契機に、清掃活動や花いっぱい運動などの環境美化運動を展開し、水と緑豊かな北上のイメージアップに努めるとともに、ごみ対策につきましては、地元民の協力のもとに一般廃棄物埋立最終処分場を完成させることができたほか、資源循環型社会への市民意識の高揚を図り、資源ごみ等の分別排出の徹底に努めてきたところであります。 今後は、ダイオキシン対策を初め環境問題の取り組みが大きな課題となっていますので、県の広域化計画に基づき、関係市町村と連携を図りながら、ごみ焼却施設の改修計画に早急に取り組む必要があると存じます。 また、環境の保全及び創造に関する施策を総合的、計画的に推進するための環境基本条例の制定や環境基本計画の策定等、環境にやさしいまちづくりを進めていく必要があると存じます。 上水道につきましては、未給水区域の解消や老朽管更新、浄水場等の施設機能の維持・改善に努めてまいりましたが、有収率の向上と安定した給水を確保するため、引き続き老朽管の更新や水源の有効活用と、災害緊急時においても十分に対応できる各水系水道管の相互連絡管の整備が課題となっています。 公共下水道につきましては、全体で約1,049ヘクタールの区域に下水道管渠が整備され、3万5,500人の市民が利用できるようになり、その普及率は約39%となっていますので、今後は、未整備区域について計画的に推進していく必要があります。 農業集落排水事業につきましては、「北上市農業集落排水整備計画」に基づき計画的に整備することにしていますが、更木地区の供用開始によって市内7地区で供用戸数が約1,300戸になっていますので、今後は、未整備区域について計画的に推進していく必要があると存じます。 ゆとりある住宅の確保につきましては、住宅建設5カ年計画に基づき良質な住宅を提供するため、市営長沼住宅及び荒屋住宅を建設するとともに、北上駅前に岩手県住宅供給公社による特定優良賃貸住宅の完成を見たほか、定住促進策として進めてきた卯の木住宅団地を完成させたほか、金成住宅団地、第3柏野住宅団地を計画し、造成に着手しているところであります。 今後は、秩序ある宅地開発の適正な誘導による良好な居住環境の形成に努め、良質な住宅、宅地の供給を進めることが必要と存じます。 第3は、「健やかで心が通い合うあたたかいまちづくり」についてであります。 子供を大切にするまちづくりにつきましては、少子化の中にあって子供たちを取り巻く環境が大きく変化し、家庭や地域の子育て支援機能の充実が重要となってきていることから、子育てにやさしい環境づくり推進計画を策定し、保育料の軽減、一時保育や保育時間延長等の特別保育事業を実施してきたところでありますが、子育て家庭に対する育児支援をさらに拡充していく必要があると存じます。 また、女性が生き生きと活動するまちづくりを進めるために、女性の公的審議会等への登用などを推進してきましたが、今後は、男女共同参画社会の実現に向けた女性行動計画の策定等、女性みずからが企画し活動できる環境を支援していく必要があると存じます。 高齢者にやさしいまちづくりにつきましては、老人保健福祉計画を策定し、特別養護老人ホーム「八天の里」の開設や「わがの里」の増設を初めとする、施設福祉サービス並びにデイサービス、ショートスティなどの在宅福祉サービスの充実に努めてまいりました。 今後は、平成12年度からスタートする介護保険制度に伴い、介護保険事業計画の策定が求められていますので、これと整合した老人保健福祉計画の見直しと、要介護等認定審査事務等の準備に万全を期する必要があると存じます。 障害者の自立を支えるまちづくりにつきましては、北上市障害者福祉計画に基づき、やさしい歩道づくり事業や福祉タクシー事業、公共施設の自動ドア化や障害者用トイレの整備等を進めてまいりました。 また、障害者の交流や、社会復帰に向けてふれあいステーションの開設、しらゆり工房の設置を進めてまいりましたが、引き続き、障害者の自立を助け社会参加を促進するため、関係機関と連携しながら支援していくことが必要と存じます。 健康の維持・増進に努めるまちづくりについては、これまで、全国に先駆けて末期がん患者の在宅型緩和ケア事業を実施したほか、寝たきり老人訪問リハビリ事業、訪問歯科診療事業、人間ドック・脳ドック助成事業など、生涯にわたる健康づくり対策を推進してまいりました。 また、母子保健対策として「北上市母子保健計画すこやか21」を策定し、妊産婦及び乳幼児に対する一貫した母子保健サービスに努めてきたところであります。 生涯を通じて健康で快適な生活を営むために、市民みずからの健康を守り育てることを基本としながら、保健、医療、福祉の連携を進め、サービスの向上に努めていくことが必要と存じます。 国民健康保険事業につきましては、高齢化の進行、医療技術の高度化、疾病構造の変化等による医療費の増嵩によって財政運営は極めて厳しい状況にあることから、検診体制の強化を図り、疾病の早期発見、早期治療に努め、医療費の負担の軽減を図る必要があると存じます。 第4は、「豊かな心を育む文化の香り高いまちづくり」についてであります。 生涯学習の推進につきましては、文化の香り高いまちづくりを目標に、その担い手である人づくりを基本として、市民の多様な学習要求にこたえるため中央図書館を新設したほか、地区公民館の建設を順次進めてまいりました。今後は、地区公民館の未整備地区の整備が課題となっていますし、生涯学習推進基本計画に基づき、市民が主体的に学習できる環境の整備充実に努めていくことが必要であると存じます。 学校教育環境の整備につきましては、成田小学校、和賀西小学校、黒岩小学校、口内小学校、南中学校及び東陵中学校の整備を進めてきました。また、(仮称)和賀東小学校の建設は、平成13年4月の開校に向けて造成工事に着手しているところであります。 学校教育につきましては、21世紀の新しい時代に主体的に対応できる「知・徳・体」の調和のとれた人間性豊かな児童・生徒の育成を図るため、市内小・中学校すべての児童・生徒、教職員、地域の方々が、自分たちの学校に自信と誇りを持てるような特色ある学校づくりへの取り組みが必要と存じます。 また、生徒の悩みや相談に応ずる心の教室相談員の配置や、高度情報化に対応した情報処理能力を高めるため、引き続き学校のコンピューターの整備を進める必要があると存じます。 インターハイにつきましては、成功に向けてマナーアップ運動、環境美化、応援活動等について、学校活動に位置づけて取り組むことが必要と存じます。 人材の育成・確保については、高度情報化社会に対応できる情報処理技術者を養成する北上コンピュータ・アカデミーは、これまで約450人の卒業生を送り出し、卒業後の就職先も順調に確保されているところであります。特に理工系大学の設置について、企業、高校生及び父兄から強い希望がありますので、引き続き北上地域大学設置期成同盟会と一体となって推進していく必要があると存じます。 地域文化活動の推進につきましては、詩歌のまちづくり、みちのく民俗村の整備、鬼の館の建設、利根山光人記念館の整備、サトウハチロー記念館の誘致などのほか、国指定文化財の樺山遺跡をふるさと歴史の広場として整備してまいりました。 芸術文化活動の拠点である(仮称)文化交流センターの建設につきましては、基本構想を策定しましたので、今後は、基本計画の策定を進め建設を促進していく必要があります。 また、日本現代詩歌文学館の世界詩人フォーラムやサトウハチロー記念のおかあさんの詩・全国コンクールの開催など、地域の特色を生かした文化の創造に努めてまいりましたが、今後とも、地域の伝統的な文化活動の推進、新しい芸術文化の創出と文化財の保護を図っていく必要があると存じます。 本年度は、インターハイの開催の年でありますので、これまで市民の理解と協力を得ながら進めてまいりました花いっぱい運動や環境美化運動などについて、一層連携を深めながら、市民挙げての歓迎の機運の醸成を図る必要があると存じます。 第5は、「地域の特性と高度技術を生かした活力あるまちづくり」についてであります。 高生産性農林業の展開については、ガット・ウルグアイ・ラウンドの合意による米のミニマムアクセスの受け入れ、新食糧法の施行、自主流通米価格の低落を初め、減反の強化、後継者の不足などの課題を抱え、農業は大きな変革期に直面しております。 このような状況の中にあって、北上農業振興地域整備計画を策定し、経営規模の拡大や基幹作物である米を中心とした畜産、野菜、花卉、果樹等の生産振興、地域特産物の産地形成を促進するとともに、認定農業者等の担い手農家の育成などに取り組んでまいりました。 農業生産基盤の整備につきましては、国営、県営、団体営の土地改良事業を導入し、圃場、農道、農業用排水路の整備を積極的に図ってまいりました。 また、この間、岩手県立の生物工学研究所や農業研究センターが立地し、本格的な試験研究が行われていますので、その成果を地域農業に生かしていくことが大事であります。 国では、昨年の12月に、21世紀の農政の方向を示した農政改革大綱を決定し、現行の農業基本法にかわる「食料・農業・農村基本法案」を初めとした関連法の改正や政策の見直しを行うこととしております。 北上市は、これまで県内第一の農業生産力を維持してきましたが、今後は、農業をめぐる情勢の急速な変化に対応し、昨年新設した「農政審議会」及び北上の「農業の未来を考える会」で十分意見を出し合い、21世紀の北上市の農業のあるべき姿を描き、その構築を図る必要があります。 林業振興につきましては、生産基盤の整備と活性化を図るため、造林事業及び林道・作業路の開設を進めるとともに、林業構造改善事業で林業環境施設の整備等をしてまいりましたが、引き続き、林産物の需要拡大と生産性の向上を図っていく必要があると存じます。 また、環境保全対策として、森林の持つ公益的機能の整備充実が重要な課題となっております。 知識集約型工業の展開では、長引く景気の低迷や円高等のもとで企業の新規立地が容易でない状況下にありましたが、県下一の工業集積や高速交通の利便性などから、北上南部工業団地や後藤野工業団地に順調に企業の立地を見たところであります。 また、北上産業業務団地の分譲が開始され、中核支援センターとなる北上オフィスプラザや基盤的技術産業の総合的な支援施設である北上基盤技術支援センターが近く完成する運びとなっており、同施設を中心に、技術支援、経営支援、人材育成支援などの総合的な事業を行いながら、技術の高度化や新たな起業化を支援していく必要があると存じます。 なお、ここに国際標準化機構の東北事務所が開設されることとなったことは、地域の振興上、効果が大きいものと思われます。 商業・流通業の振興につきましては、北上市の顔ともいうべき中心市街地の再生・活性化を図るため、国・県の多様な支援策を活用しながら、本通り地区及び諏訪町地区の市街地再開発事業を促進してきたところであります。 一方、長引く不況に伴う消費の低迷により、残念なことに、駅前再開発事業の核店舗として、昭和61年に進出したイトーヨーカ堂北上店を平成12年1月で閉店したい旨の申し出があり、市民生活や地域経済に与える影響も大きいことから、関係機関、商工団体及び地元の方々と一体となって営業の継続について要請していくとともに、商業拠点としての振興策について総合的に検討していく必要があると存じます。 北東北の十字路にふさわしい物流拠点としての機能を高める上からも、内陸貿易港の誘致について国に強く要望してきたところであり、引き続き関係業界と連携を図りながら推進していく必要があると存じます。 雇用対策につきましては、全国的に厳しい状況にありながらも、北上地区においては有効求人倍率が高い水準を保ってまいりましたが、長引く不況により、最近かつてない深刻な状況にありますので、地域産業の振興による求人の掘り起こしを行いながら、引き続き新規学卒者の地元就職とUターン等について、関係機関、団体と緊密な連携を図りながら推進していく必要があると存じます。 観光振興につきましては、夏油高原一帯のスキー場、ゴルフ場の立地により、県内外からの利用客が増加したほか、サトウハチロー記念館や利根山光人記念館のオープンに伴い、展勝地一体の観光資源が大きく増し、北東北の桜の名所としての地位も高まりつつあります。 また、観光イベントとして、みちのく芸能まつり、北上夜曲全国大会等の多彩なイベントを展開しながら、北上市のイメージを全国的に発信しながら誘客宣伝に努めてまいりました。 ことしは、インターハイによる県内外の観光客の増加が見込まれることから、観光案内板の整備や特産品、土産品の開発など、関係機関及び団体と連携しながら販路の拡大に努める必要があると存じます。 以上、各領域における主要施策の成果と課題について申し述べましたが、バブル崩壊後の長引く不況により、税収が予想を下回り、新市建設計画の一部繰り延べなど、計画の調整を余儀なくされた面もありますが、税収の確保と経費の節減を徹底するとともに、事業の重要性、緊急性を勘案しながら、将来を目指した基盤整備に積極的に推進してきたところであります。 今回提案しました平成11年度予算は、いわゆる骨格予算として編成したところでありますが、国の緊急対策を受けた平成10年度補正予算と一体的にとらえた予算案としております。 予算編成に当たっては、中長期的な展望に立った健全財政に配慮しながら、経費全般の見直しと事業の年度間調整を行うなど、限られた財源の重点的、効率的な配分に努めたところであります。 また、行政運営に当たりましては、今後、一層厳しさを増していくものと見込まれますので、平成5年1月に策定した行政改革大綱を見直しし、地方分権時代にふさわしい機動的でかつ市民の視点に立ち、簡素効率的な行政体制の整備・確立を図るため、改革の数値目標を定めた新しい行政改革大綱を策定し、多様化、高度化する新たな行政課題に機敏に対応していくことが必要であると存じます。 しかも、既に述べてきたように、ことし8月には岩手県高校総体が北上市を主会場として開催されます。これに向けて、この数年来、その準備に懸命の努力を続けてまいり、9万市民の意欲もかつてないほどに高揚しております。この国民的な行事を成功させることによって、北上市が21世紀に向けて大きく飛躍できるものと確信しております。 以上、私の所信の一端を申し上げましたが、市長就任以来、市民の皆様並びに議員各位から賜りました数々の御協力、御支援に対し、深く感謝を申し上げ、今後とも限りない北上市の発展を願いながら、私の最後の所信表明を終わりたいと思います。 ○議長(平野牧郎君) 休憩いたします。            午前10時54分 休憩---------------------------------------            午前11時06分 再開 ○議長(平野牧郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第5、議会運営委員補欠の選任を行います。 議会運営委員補欠の選任については、北上市議会委員会条例第6条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。 なお、選任すべき委員数は2名であります。議会運営委員に6番梅田勝志君、33番高橋高志君を指名いたします。 お諮りいたします。ただいまの指名のとおり選任することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、6番梅田勝志君、33番高橋高志君を議会運営委員に選任することに決定いたしました。---------------------------------------
    ○議長(平野牧郎君) 日程第6、請願の取り下げについてを議題といたします。 盛岡市八幡町13番2号、家庭の温かさを守り伝える会代表栃内松四郎君から提出され、目下、総務常任委員会において審査中の平成10年請願第9号「夫婦別姓」制の導入反対についての請願は、2月19日付で請願者より都合により取り下げしたい旨の申し出があります。 お諮りいたします。平成10年請願第9号は、申し出のとおり取り下げを許可することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、平成10年請願第9号の取り下げについては、これを許可することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第7、議案第21号北上市公文書公開条例の一部を改正する条例、日程第8、議案第22号北上市職員の勤務時間、休日及び休暇条例の一部を改正する条例、日程第9、議案第23号北上市職員の特殊勤務手当条例の一部を改正する条例、日程第10、議案第24号北上市一般職の職員等の旅費条例の一部を改正する条例、日程第11、議案第27号北上市ワッカの里振興基金条例を廃止する条例、以上5件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第21号北上市公文書公開条例の一部を改正する条例外4件について、提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第21号北上市公文書公開条例の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正は、市民の議会への理解と信頼を深め、公平で開かれた議会を推進するため、実施機関に議会を含めようとするものです。 次に、議案第22号北上市職員の勤務時間、休日及び休暇条例の一部を改正する条例について申し上げます。 改正の第1点は、労働基準法の改正に伴い、職員に対して一斉に休憩時間を与えないことができる場合の要件を、職務に特殊性がある場合等と定めるものであります。 2点目は、育児・介護休業法の改正に伴い、育児または介護を行う職員の深夜勤務について制限を設けるものであります。 小学校入学までの子を養育する職員または家族介護を行う職員について、その請求のある場合には、公務の正常な運営を妨げる場合を除き、当該職員に深夜における勤務をさせてはならないと制限するものであります。 次に、議案第23号北上市職員の特殊勤務手当条例の一部を改正する条例について申し上げます。 伝染病予防法の廃止などに伴い、特殊勤務手当のうち、防疫作業に従事した職員に対して支給する防疫作業手当について規定した条文中、「伝染病」の字句を「感染症」と言い改めるものであります。 次に、議案第24号北上市一般職の職員等の旅費条例の一部を改正する条例について申し上げます。 一般職の職員等の旅費のうち日当について、水沢市、花巻市、江刺市、東和町、湯田町及び金ヶ崎町への旅行の場合、経費節減及び県内都市等との均衡を考慮し、定額の2分の1に相当する額に改定しようとするものであります。 なお、北上市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償条例第7条第3項の規定により、特別職にも適用となるものであります。 次に、議案第27号北上市ワッカの里振興基金条例を廃止する条例について申し上げます。 この基金は、旧和賀町の総合開発計画に基づく重点プロジェクト等の推進を図るために平成元年に設けられた基金で、三市町村合併に伴い新市に引き継がれたものでありますが、平成5年度以降運用されていないことから、積立金の有効利用を図るため、類似する北上市地域振興基金に整理統合することとし廃止しようとするものであります。 以上5件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。13番小原健二君。 ◆13番(小原健二君) 2点お尋ねいたします。 最初に、議案第22号の北上市職員の勤務時間、休日及び休暇条例の一部を改正する条例についてでありますが、この深夜勤務の制限というところでお尋ねするわけですけれども、現状とすれば午後10時から翌日の午前5時までの、そういう就業するという事例は、現状はどのような場合にあるのかその部分をお尋ねしたいと思いますし、2点目は、議案第23号の北上市職員の特殊勤務手当条例についてでありますが、この特殊勤務手当につきましては、今、いろいろ全国的に行革の一環等で見直す自治体が非常に多くなってきているわけでありますけれども、この際、当市におきましては、行革大綱などを含めて、この特殊勤務手当等についての対応をどのように考えておられるのか、以上2点です。 ○議長(平野牧郎君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長(高橋正夫君) 最初の深夜勤務等が想定されるという場合は、災害等緊急のある場合とかそういう場合もありますし、そういうときは除くということの改正でございます。 それから、特殊勤務手当の今回の改正は字句の改正でございますが、これらは絶えず事務事業の中で見直してきておりまして、やはり今までも相当削除した特殊勤務手当等もありますが、今後とも十分改革に努めていきたいと、こういうふうに思っております。 ○議長(平野牧郎君) 15番及川洋一君。 ◆15番(及川洋一君) 議案第24号の旅費条例の一部を改正する条例について伺います。 提案の理由の一つに、県内都市等との均衡を考慮したということでありますが、県内には61か62の市町村がありますね。その中で、いわゆる満額をもらっている市町村は幾らなのか。それから、このように2分の1にしているのが幾らなのか。それから全廃しているところもありますね。きのうの岩手日報でしたか、矢巾町だったと思いますが、全廃すると議会で決議されたということも載っておりましたが、その内訳を少し教えていただきたいと思います。 ○議長(平野牧郎君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長(高橋正夫君) 県内都市等との均衡でございますが、これにつきましては全市町村ではなく市等を考慮しておりまして、この数につきましては今調べますので、後ほど数は報告したいと思います。 先ほどの数字でございますが、13市のうち、基準が同じなのが7市で、2分の1支給というのが9市がやってございます。ですから、やっていないところは4市ですか。それから全額カットしているところは、今言いました残っております4市が全額支給していないか全額支給しているかは、ちょっと今の数字では押さえれないというところでございます。いずれ、2分の1は9市が実施しておるということでございます。 ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第21号北上市公文書公開条例の一部を改正する条例外4件については、総務常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第12、議案第28号北上市学校保健活動奨励基金条例を廃止する条例、日程第13、議案第30号北上市立学校条例の一部を改正する条例、日程第14、議案第31号北上市立保育所条例の一部を改正する条例、日程第15、議案第32号北上市一般廃棄物処理施設生活環境影響調査縦覧等手続条例、日程第16、議案第35号北上市消防団条例の一部を改正する条例、以上5件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第28号北上市学校保健活動奨励基金条例を廃止する条例外4件について、提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第28号北上市学校保健活動奨励基金条例を廃止する条例について申し上げます。 北上市学校保健活動奨励基金条例に基づき、基金から生ずる運用益金をもって児童生徒の健康の増進と安全の確保のための事業に充てているところでありますが、基金の積立金の有効活用を図るため、北上市学校保健会が主催する健康奨励基金に統合するものとし、基金を廃止しようとするものであります。 次に、議案第30号北上市立学校条例の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正は、北上市立藤根小学校及び北上市立和賀小学校を統合し、新たに「北上市立和賀東小学校」を設置しようとするものであります。 なお、「北上市立和賀東小学校」の開校時期は平成13年4月1日であります。 次に、議案第31号北上市立保育所条例の一部を改正する条例について申し上げます。 保育所の定員について、条例から削除し児童福祉法の改正に伴う利用者主体の入所希望に対し、より適時に弾力的な運用を図るため、規則に委任しようとするものです。 次に、議案第32号北上市一般廃棄物処理施設生活環境影響調査縦覧等手続条例の制定について申し上げます。 本条例は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正により、市町村が設置する一般廃棄物処理施設のうち、ごみ焼却施設と最終処分場施設について生活環境影響調査を行い、その報告書を公衆へ縦覧するとともに、生活環境の保全上の見地から、意見を有する者に意見書の提出について手続の方法を定めるものであります。 次に、議案第35号北上市消防団条例の一部を改正する条例について申し上げます。 北上市消防団組織の合理的かつ効率的な運営を図るため、消防団各部の部員定数の調整を行い、定員を現行の1,214人から1,136人に改正しようとするものであります。 以上5件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第28号北上市学校保健活動奨励基金条例を廃止する条例外4件については、教育民生常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第17、議案第25号北上市業務拠点地区における固定資産税の不均一課税条例、日程第18、議案第26号地方拠点都市地域における固定資産税の不均一課税条例を廃止する条例、日程第19、議案第33号北上市憩いの森施設条例の一部を改正する条例、以上3件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第25号北上市業務拠点地区における固定資産税の不均一課税条例外2件について、提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第25号北上市業務拠点地区における固定資産税の不均一課税条例について申し上げます。 地方拠点都市地域における固定資産税の不均一課税条例による課税に関する適用期間が終わっていることから、引き続き北上産業業務団地内に企業立地を促進させるため、同団地内に産業業務施設及び教養文化施設等を平成16年3月31日までの間に設置した者に対して、地方税法第6条第2項の規定により、固定資産税の課税について、北上市市税条例第66条の規定にかかわらず、3年度間において不均一課税を行うことについて定めようとするものであります。 次に、議案第26号地方拠点都市地域における固定資産税の不均一課税条例を廃止する条例について申し上げます。 地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律に基づく省令に定められた不均一課税の措置期間が満了したため、廃止しようとするものであります。 次に、議案第33号北上市憩いの森施設条例の一部を改正する条例について申し上げます。 林業構造改善事業により、北上市グラスランド男山に新築する「木工体験館」について、同条例に基づき管理運営及び施設の名称を変更するため、所要の改正をしようとするものであります。 以上3件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第25号北上市業務拠点地区における固定資産税の不均一課税条例外2件については、産業経済常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第20、議案第29号北上市公園管理基金条例を廃止する条例、日程第21、議案第34号北上市自転車駐車場条例の一部を改正する条例、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第29号北上市公園管理基金条例を廃止する条例外1件について、提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第29号北上市公園管理基金条例を廃止する条例について申し上げます。 廃止しようとする基金条例は、寄附金の効率的な運用と公園の適正な維持管理を図るため、昭和54年度に制定したものであります。 水と緑と健康のまちづくりを目指して、21世紀を展望した近代的かつ本格的な競技施設を配した総合運動公園を近接した大堤地区に配し、その整備費に活用させていただきましたので、基金を廃止しようとするものであります。 次に、議案第34号北上市自転車駐車場条例の一部を改正する条例について申し上げます。 自転車駐車場の一層の利用促進を図るため、使用料を無料としようとするものであります。 以上2件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第29号北上市公園管理基金条例を廃止する条例外1件については、建設常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第22、議案第10号平成11年度北上市一般会計予算、日程第23、議案第11号平成11年度北上市国民健康保険特別会計事業勘定予算、日程第24、議案第12号平成11年度北上市国民健康保険特別会計直営診療施設勘定予算、日程第25、議案第13号平成11年度北上市老人保健特別会計予算、日程第26、議案第14号平成11年度北上市工業団地事業特別会計予算、日程第27、議案第15号平成11年度北上市下水道事業特別会計予算、日程第28、議案第16号平成11年度北上市農業集落排水事業特別会計予算、日程第29、議案第17号平成11年度北上市駐車場事業特別会計予算、日程第30、議案第18号平成11年度北上市宅地造成事業特別会計予算、日程第31、議案第19号平成11年度北上市土地取得特別会計予算、日程第32、議案第20号平成11年度北上市水道事業会計予算、以上11件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第10号平成11年度北上市一般会計予算外10件について、提案の理由を申し上げます。 平成11年度当初予算は、諸般の事情からいわゆる骨格予算として編成したものであり、政策判断を要する新規主要施策については、年度当初から必要とするものを除き計上しないこととしました。 予算編成に当たっては、中・長期的な財政運営の健全性の確保に配意しながら、国の経済対策に対応した15カ月予算の考え方に基づき、平成10年度補正予算に前倒しで計上した事業については新年度において継続して実施するとともに、'99岩手総体の成功や市街地再開発事業の完了、道路・下水道などの生活関連基盤の整備、子育て支援や介護保険の準備を初めとする福祉対策などに重点的に配慮したところであります。 最初に、議案第10号平成11年度北上市一般会計予算から申し上げます。 第1条歳入歳出予算から申し上げます。 予算の総額は318億2,100万円で、前年度比29億2,400万円、8.4%の減となっております。 主な内容を歳入から申し上げます。 1款市税に、市民税42億7,039万1,000円、固定資産税65億1,720万円、8款地方特例交付金に3億8,700万円、9款地方交付税に、普通交付税74億8,400万円、13款国庫支出金に、市街地再開発事業費補助金5億7,650万円、14款県支出金に、農業生産体制強化総合推進対策事業費補助金5億9,753万7,000円、17款繰入金に、市債管理基金繰入金6億611万5,000円、20款市債に、道路整備事業債6億3,990万円などを計上しております。 次に、歳出について申し上げます。 2款総務費に、情報センター管理費3,000万7,000円、市長・市議会議員選挙事務費1億1,332万9,000円、3款民生費に、障害者福祉団体等助成費3,069万6,000円、老人福祉施設建設助成費2億2,983万円、介護保険制度推進事業費557万7,000円、地域子育て支援センター事業費457万2,000円、4款衛生費に、合併処理浄化槽整備事業費5,948万7,000円、水道事業運営費補助金6,000万円、清掃事業所施設整備事業費1,285万円、5款労働費に、勤労者制度資金預託金7,300万円、6款農林水産業費に、農業生産体制強化総合推進対策事業費5億9,768万6,000円、緊急生産調整推進対策事業費6,890万6,000円、地域畜産再編対策推進事業費1,219万8,000円、県営農業基盤整備事業負担金3億908万7,000円、7款商工費に、中小企業融資事業費3億3,082万5,000円、消費生活対策費4,074万円、観光施設等整備事業費5,165万8,000円、基盤技術支援センター管理運営費2,957万1,000円、8款土木費に、臨時地方道路等新設改良舗装事業費6億896万円、下水道事業特別会計繰出金8億2,196万6,000円、市街地再開発事業費11億5,683万6,000円、市営住宅建設事業費1億5,121万3,000円、9款消防費に、消防施設整備事業費3,992万9,000円、10款教育費に、学校建設事業費5億2,650万9,000円、「おかあさんの詩」等全国コンクール開催事業費2,249万円、インターハイ開催事業費1億9,071万9,000円、北上総合運動公園体育施設管理費1億7,653万2,000円を計上しております。 次に、第2条継続費について申し上げます。 (仮称)和賀東小学校建設事業について、その事業費の総額及び年割額を定めようとするものであります。 次に、第3条債務負担行為について申し上げます。 農業経営基盤強化資金利子補給費補助金外5件について、後年度に債務を負担するため、その期間と限度額を定めようとするものであります。 次に、第4条地方債について申し上げます。 減税補てん債ほか12事業の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めようとするものであります。 次に、第5条一時借入金について申し上げます。 一時借入金の借入額の最高額を30億円に定めようとするものであります。 次に、第6条歳出予算の流用について申し上げます。 歳出予算の各項の経費の金額の流用について、人件費に限り同一款内の各項の間で流用できるように定めようとするものであります。 次に、特別会計について申し上げます。 9事業特別会計の予算総額は251億7,453万1,000円で、前年度比40億5,708万1,000円、19.2%の増となっております。 最初に、議案第11号平成11年度北上市国民健康保険特別会計事業勘定予算について申し上げます。 予算総額は45億1,784万8,000円で、前年度比1億5,875万9,000円、3.4%の減となっております。 主な内容を歳入から申し上げます。 国民健康保険税18億2,325万6,000円、療養給付費等負担金12億5,992万3,000円、財政調整交付金4億901万円、療養給付費交付金6億7,348万4,000円、歳出には、保健給付費32億535万9,000円、老人保健拠出金11億3,284万9,000円を計上しております。 一時借入金は、借り入れの最高額を3億円に定めようとするものであります。 歳出予算の流用は、保険給付費の同一款内各項の間で流用ができるように定めようとするものであります。 次に、議案第12号平成11年度北上市国民健康保険特別会計直営診療施設勘定予算について申し上げます。 予算の総額は7,659万7,000円で、前年度比119万2,000円、1.5%の減となっております。主な内容は、歳入に、診療収入7,252万4,000円、歳出には、一般医業費2,843万8,000円を計上しております。 次に、議案第13号平成11年度北上市老人保健特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は81億7,219万4,000円で、前年度比5億673万円、6.6%の増となっております。 主な内容は、歳入に、支払基金交付金54億764万円、国庫負担金18億4,285万7,000円を計上し、歳出に、医療諸費81億6,819万円を計上しております。 次に、議案第14号平成11年度北上市工業団地事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は22億8,102万9,000円で、前年度比1,791万3,000円、0.8%の増となっております。 主な内容は、歳入に、財産収入20億8,102万9,000円を計上し、歳出に、南部工業団地用地購入費ほか事業費22億8,102万9,000円を計上しております。 一時借入金は、借り入れの最高額を9億円に定めようとするものであります。 次に、議案第15号平成11年度北上市下水道事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は44億4,088万円で、前年度比1億8,057万円、3.9%の減となっております。 主な内容は、歳入に、使用料8億1,886万6,000円、国庫補助金3億円、一般会計繰入金8億2,196万6,000円、公共下水道事業債21億7,350万円を計上し、歳出に、公共下水道費28億8,093万3,000円、流域下水道費7,435万8,000円、特定公共下水道費5億3,371万6,000円を計上しております。 債務負担行為は、水洗便所改造資金融資利子補給金について、後年度に債務を負担するため、期間と限度額を定めようとするものであります。 地方債は、公共下水道事業ほか2事業の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものであります。 一時借入金は、借り入れの最高額を20億円に定めようとするものであります。 次に、議案第16号平成11年度北上市農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は13億5,894万1,000円で、前年度比1億2,368万円、10.0%の増となっております。 主な内容は、歳入に、一般会計繰入金2億8,095万2,000円、農業集落排水事業債9億8,890万円を計上し、歳出に、更木地区整備事業費10億4,012万3,000円を計上しております。 地方債は、農業集落排水事業に係る起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものであります。 次に、議案第17号平成11年度北上市駐車場事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は38億5,548万5,000円で、前年度比37億3,898万7,000円の増となっております。 主な内容は、歳入に、使用料1億1,298万8,000円、駐車場整備事業債37億2,780万円を計上し、歳出に、市街地再開発事業に伴う駐車場整備事業費37億2,783万7,000円を計上しております。 地方債は、駐車場整備事業に係る起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものであります。 一時借入金は、借り入れの最高額を30億円に定めようとするものであります。 次に、議案第18号平成11年度北上市宅地造成事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は2億7,530万1,000円で、前年度比4,432万1,000円、13.9%の減となっております。 主な内容は、歳入に、財産売り払い収入6,320万円、宅地造成事業債2億1,210万円を計上し、歳出に、柏野住宅団地分譲事業費2億1,217万円、卯の木住宅団地分譲事業費934万2,000円を計上しております。 地方債は、宅地造成事業に係る起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めようとするものであります。 次に、議案第19号平成11年度北上市土地取得特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は1億9,625万6,000円で、前年度比5,461万3,000円、38.6%の増となっております。 主な内容は、歳入に、一般会計繰入金1億9,625万6,000円を計上し、歳出に、公債費1億9,625万6,000円を計上しております。 最後に、議案第20号平成11年度北上市水道事業会計予算について申し上げます。 まず、業務の予定量から申し上げます。 給水戸数3万800戸、年間総配水量1,044万立方メートル、1日平均配水量2万8,603立方メートルとそれぞれ予定しております。 また、主要な建設改良事業として配水管布設工事等拡張事業、老朽管更新事業、配水及び給水施設整備事業等に9億397万3,000円を予定しております。 次に、収益的収入及び支出について申し上げます。 営業収益では、給水収益等23億1,849万1,000円、営業外収益では、他会計補助金等6,900万8,000円を計上し、収入総額を23億8,750万2,000円に定めようとするものであります。 一方、支出では、営業費用18億9,411万1,000円、営業外費用4億8,837万6,000円を計上し、支出総額を23億8,750万2,000円に定めようとするものであります。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 まず、支出から申し上げます。 建設改良費として9億397万3,000円、企業債償還金3億6,102万5,000円を計上し、支出総額を12億6,499万8,000円に定めようとするものであります。 一方、収入については、拡張事業や老朽管更新事業等に充てるための企業債5億3,550万円、他会計出資金4,640万円、拡張事業及び老朽管更新事業に係る国庫補助金1億3,000万円、受託工事に係る工事負担金9,260万円を計上し、収入総額を8億1,025万円に定めようとするものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4億5,474万8,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんしようとするものであります。 以上11件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第10号平成11年度北上市一般会計予算外10件については、議長及び副議長を除く議員31人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号平成11年度北上市一般会計予算外10件については、議長及び副議長を除く議員31人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、1番から2番、4番から13番、15番から20番、22番から28番、30番から35番までの各議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました31人の諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 休憩をいたします。            午前11時58分 休憩---------------------------------------            午後1時01分 再開 ○議長(平野牧郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。日程第33、議案第36号から日程第47、議案第50号までの15件については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程第33、議案第36号から日程第47、議案第50号までの15件については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第33、議案第36号平成10年度北上市一般会計補正予算(第6号)、日程第34、議案第37号平成10年度北上市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)、日程第35、議案第38号平成10年度北上市国民健康保険特別会計直営診療施設勘定補正予算(第2号)、日程第36、議案第39号平成10年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第3号)、日程第37、議案第40号平成10年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第6号)、日程第38、議案第41号平成10年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、日程第39、議案第42号平成10年度北上市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)、日程第40、議案第43号平成10年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第3号)、日程第41、議案第44号平成10年度北上市水道事業会計補正予算(第3号)、以上9件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第36号平成10年度北上市一般会計補正予算(第6号)外8件について、提案の理由を申し上げます。 今回の補正は、事業費の確定に伴う調整及び今後の財政運営を考慮し、公債費の繰り上げ償還等所要の事務事業について予算の補正をしようとするものであります。 最初に、議案第36号平成10年度北上市一般会計補正予算(第6号)から申し上げます。 補正の額は、歳入歳出それぞれに1億3,298万3,000円を追加し、予算の総額を404億2,885万2,000円にしようとするものです。 主な内容を歳入から申し上げます。 1款市税に、個人市民税4,094万円、4款地方消費税交付金に1億7,700万円、13款県支出金に、下水道事業債償還基金費補助金2,500万円、16款繰入金に、市債管理基金繰入金4億2,548万8,000円をそれぞれ増額し、16款繰入金から財政調整基金繰入金4億3,400万円、19款市債から減税補てん債1億320万円など、1億2,350万円を減額しようとするものであります。 次に、歳出について申し上げます。 2款総務費に、交通運輸対策費1億1,779万2,000円、8款土木費に、駅東口広場整備事業費4,650万円、12款公債費に4億2,087万3,000円をそれぞれ追加し、3款民生費から生活保護扶助費6,750万円、8款土木費から都市計画街路老松町十文字線整備受託事業費6,557万1,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。 継続費の補正は、緑の基本計画策定事業ほか1件について、事業費の総額及び年割額を変更しようとするものであります。 繰越明許費の補正は、県知事・県議会議員選挙費ほか9件について、年度内にその支出が終わらない見込みであることから、平成11年度に繰り越して使用するため、その繰越額を定めようとするものであります。 債務負担行為の補正は、飯豊地区(むらさきのニュータウン)住宅団地用地取得費の融通に関する債務保証について、後年度に債務を負担するため、その期間及び限度額を定めようとするものであります。 地方債の補正は、減税補てん債ほか15件について、限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第37号平成10年度北上市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)について申し上げます。 補正の額は、歳入歳出それぞれから1億763万9,000円を減額し、予算の総額を50億6,968万6,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入に、財政安定支援事業繰入金3,853万9,000円を追加し、療養給付費等負担金1億1,109万6,000円を減額し、歳出から、療養諸費1億257万1,000円を減額しようとするものであります。 次に、議案第38号平成10年度北上市国民健康保険特別会計直営診療施設勘定補正予算(第2号)について申し上げます。 補正の額は、歳入歳出それぞれから350万円を減額し、予算の総額を7,452万円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入から、老人保健診療報酬収入536万円など一般診療収入1,153万5,000円を減額し、歳出から、医業費180万円を減額しようとするものであります。 次に、議案第39号平成10年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 補正の額は、歳入歳出それぞれから9億8,878万7,000円を減額し、予算の総額を20億8,914万3,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入から、財産売払収入9億8,758万4,000円を減額し、歳出から、北上南部工業団地用地購入費9億2,477万5,000円など、工業団地事業費9億8,878万7,000円を減額しようとするものであります。 債務負担行為は、北上南部工業団地第二期開発区域先行取得事業資金の融通に関する債務保証について、その期間と限度額を定めようとするものであります。 次に、議案第40号平成10年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第6号)について申し上げます。 補正の額は、歳入歳出それぞれから6,599万1,000円を減額し、予算の総額を49億9,116万3,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入から、特定公共下水道使用料6,520万2,000円、一般会計繰入金6,513万円をそれぞれ減額し、歳出から、公債費3,900万円、特定公共下水道整備事業費5,168万3,000円を減額しようとするものであります。 繰越明許費の補正は、特定公共下水道事業費について、年度内にその支出が終わらない見込みであることから、平成11年度に繰り越して使用するためその繰越額を定めようとするものであります。 地方債の補正は、流域下水道事業について限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第41号平成10年度北上市農業集落配水事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 補正の額は、歳入歳出それぞれから1,642万円を減額し、予算の総額を12億3,200万7,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入から、一般会計繰入金1,568万1,000円を減額し、歳出から、公債費1,522万円を減額しようとするものであります。 次に、議案第42号平成10年度北上市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 補正の額は、歳入歳出それぞれから1,321万7,000円を減額し、予算の総額を1億328万1,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入から、使用料1,326万8,000円を減額し、歳出から、基金積立金1,336万7,000円を減額しようとするものであります。 次に、議案第43号平成10年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 補正の額は、歳入歳出それぞれから5,713万9,000円を減額し、予算の総額を4億1,926万6,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳入から、宅地造成事業債5,500万円を減額し、歳出から、柏野住宅団地分譲事業4,669万7,000円を減額しようとするものであります。 継続費の補正は、柏野住宅団地分譲事業について、事業費の総額及び年割額を変更しようとするものであります。 地方債の補正は、宅地造成事業について限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第44号平成10年度北上市水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。 最初に、収益的収入及び支出について申し上げます。 収入では、営業収益に927万5,000円を追加し収入の総額を23億5,608万9,000円に、支出においては、営業費用から40万8,000円を減額し営業外費用に500万円を追加して、支出の総額を24億437万4,000円にしようとするものであります。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入では、企業債3億5,080万円、出資金950万円、国庫支出金4,320万円、工事負担金4,690万円をそれぞれ減額して収入の総額を10億1,605万円に、支出においては、建設改良費4億3,037万5,000円を減額し企業債償還金に700万円、開発費に300万円をそれぞれ追加して、支出の総額を14億9,002万3,000円にしようとするものであります。 以上9件について、よろしく御審議の上、原案のとおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) 本件9件に対する質疑は、後日の本会議において行います。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第42、議案第45号財産(土地)の取得についてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、18番多田司君、34番柏葉省一郎君の退席を求めます。     (18番多田 司君、34番柏葉省一郎君退席、退場) ○議長(平野牧郎君) 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(平野牧郎君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第45号財産(土地)の取得について、提案の理由を申し上げます。 取得しようとする土地は北上南部工業団地の土地で、北上市相去町大松沢1番55、面積2万5,873.85平方メートルを4億5,443万2,259円で、北上地区広域土地開発公社から取得しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第45号財産(土地)の取得についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 18番多田司君、34番柏葉省一郎君の除斥を解きます。     (18番多田 司君、34番柏葉省一郎君入場、着席)--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第43、議案第46号市道路線の廃止について、日程第44、議案第47号市道路線の認定について、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第46号市道路線の廃止について外1件について、提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第46号市道路線の廃止について申し上げます。 図-1の市道2001013号線は、路線の一部が県道相去飯豊線の区域に含まれるため、廃止しようとするものであります。 また、図-2の市道2083026号線ほか3路線は、道路整備及び市境変更により起終点を変更するため、廃止しようとするものであります。 また、図-3の市道2083035号線ほか2路線は、市道川原町南田線の整備に伴い起終点が変更になったため、廃止しようとするものであります。 また、図-4の市道6013555号線は、国道107号の区域に含まれたため、廃止しようとするものであります。 また、図-5の市道6013734号線は、県道夏油温泉江釣子線の整備に伴い起終点が変更になったため、廃止しようとするものであります。 市道6013738号線は、県道北上和賀線の区域に含まれたため、廃止しようとするものであります。 次に、議案第47号市道路線の認定について申し上げます。 図-1、図-4及び図-7の市道1023066号線ほか5路線は、宅地造成の開発行為によって築造された道路施設が市に帰属されたことに伴い、今後、市道として管理するため、認定しようとするものであります。 また、図-2、図-9及び図-12の市道1053064号線ほか3路線は、国道及び県道の改良工事に伴い、旧道部分が県管理から市管理となるため、認定しようとするものであります。 また、図-3、図-5、図-6及び図-11の市道2013256号線ほか8路線は、ただいま議案第46号市道路線の廃止についてで説明いたしました市道路線の廃止に伴う起終点の変更により、認定しようとするものであります。 また、図-8及び図-10の市道3043065号線ほか1路線は、道路改良工事により整備した道路を認定しようとするものであります。 以上2件について、よろしく御審議の上、原案どおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。20番千田三一君。 ◆20番(千田三一君) 議案第47号でございますが、これの図-2ですが、路線は鬼柳の古川から大通り3丁目までの分で、この中に九年橋があるわけですけれども、現在、九年橋の橋げたといいますか、そういったものの工事を去年からずっと継続してやっておるようでございますが、これの工事内容と工事の完了予定時期をお知らせ願います。 ○議長(平野牧郎君) 建設部長。 ◎建設部長(新田厚男君) それではお答えをいたしたいと思います。 今御質問ありましたように、九年大橋が完了しましたことによって県道の切りかえによって九年橋が市に移管されると、こうなるわけでありますが、通常、移管に当たりましては、現状での移管というのが通例でございますけれども、市としては、できるだけ補修をお願いしてきているところであります。 現在の工事の内容でございますけれども、防護さく一部取りかえ、それから全面塗装、それから耐震補強の関係では橋台、橋脚7カ所の補修を現在進められているところであります。 それで、工事の完了期間でございますけれども、年度内に完了したいということで進められているようであります。 以上であります。 ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第46号市道路線の廃止についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号市道路線の認定についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第45、議案第48号東和町道認定の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(平野牧郎君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第48号東和町道認定の協議に関し議決を求めることについて、提案理由を申し上げます。 東和町長から、区域を越えて東和町道を認定したい旨協議があったので、これを承諾するため議決を求めるものであります。 よろしく御審議の上、原案どおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。15番及川洋一君。 ◆15番(及川洋一君) この場所を確認いたしたいんですが、この図面を見ますと、臥牛の猿ヶ石川のたしかここにダムがあったはずですが、このダムの上流のあの小さい橋のことですか、まず確認いたします。 ○議長(平野牧郎君) 建設部長。 ◎建設部長(新田厚男君) ダムの下流でございます。すぐ下です。(及川(洋)議員「橋ですか。」と呼ぶ)はい。 ○議長(平野牧郎君) 15番及川洋一君。 ◆15番(及川洋一君) 私の記憶では、この橋はたしか大変狭い橋で歩行者用だと記憶しておりますが、東和町が、どうしてもこれを全部町道として認定したいというねらいがいまひとつわからないんですが、教えていただきたいと思います。 ○議長(平野牧郎君) 建設部長。 ◎建設部長(新田厚男君) 今、ねらいということでございますけれども、ちょっとねらいについては私どもの方でも確認をいたしかねておりますが、若干経過だけを御説明いたしたいと思います。 それで、今お話しありましたように、臥牛と北成島にかかります通称椚山橋という名称で呼んでおりますけれども、この橋は北上市の農地が東和町にあるということ等から、昭和39年に旧北上市と東和町で共同で架橋したものであります。これまでに再三にわたり災害を受けているわけでありますけれども、その都度、農林災害補助等を導入しながら対応してきております。それから、補助残等につきましては、北上と東和で双方いわゆる負担協議を行いながら対応してきているものでございます。それで今回、東和町が道路法に基づきましてこの橋全部を町道に認定したいという申し出がありましたので、今回の御提案になっているわけであります。 それでねらいということになりますと、その辺は東和町の考え方でございますが、いずれ、したいということでございますので、これに応じようというものでございます。 ○議長(平野牧郎君) 15番及川洋一君。 ◆15番(及川洋一君) したいということでこちらで認めるというのはいいんですが、普通のケースで考えますと、認定する以上は管理をしなければならないわけですね。予算が伴うわけですよね。ですから、なぜ東和町側で希望するのかという目的がいまひとつわからなかったものですからお尋ねしたのですが、その辺もう一度お願いしたいと思います。 ○議長(平野牧郎君) 建設部長。 ◎建設部長(新田厚男君) 若干憶測の部分も入りますので御了承をお願いしたいと思います。 それで、あそこの橋につきましては、従来でございますと、北上の人たちの農地が東和町にあるということで、北上市もかなり有効に活用した橋でございますけれども、最近は車社会になりまして、橋を使わずむしろ自動車で迂回していく方が、北上市の農地管理上から言えば便利だという部分がございます。 それから東和町側からしますと、臥牛地内にバスの停留所がございますので、一部北成島の民家の方々が、あの橋を使って更木地内、臥牛地内の停留所に来るのが便利だと。したがって、将来ともなくしたくないというのが東和町側の考え方ではなかろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第48号東和町道認定の協議に関し議決を求めることについてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第46、議案第49号北上地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(平野牧郎君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第49号北上地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて、提案の理由を申し上げます。 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律が平成11年4月1日に施行されることに伴い、同日をもって伝染病予防法に基づく伝染病隔離病舎が廃止されることから、共同処理する事務に関する規定を変更するものであります。 また、市の各庁舎の有効活用を図るため、北上地区広域行政組合の事務所を、現在地から北上市成田23地割55番地1の北上地区広域行政組合衛生処理場に平成11年4月1日に移転することに伴い、組合事務所の位置に関する規定を変更するものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第49号北上地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 日程第47、議案第50号花巻地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(平野牧郎君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 高橋正夫君 登壇) ◎企画調整部長(高橋正夫君) ただいま上程になりました議案第50号花巻地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて、提案の理由を申し上げます。 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律が平成11年4月1日に施行されることに伴い、伝染病予防法に基づく伝染病隔離病舎が廃止されることから、共同処理する事務及び経費の支弁の方法に関する規定を変更しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野牧郎君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第50号花巻地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 今期定例会において、本日までに請願7件を受理しております。この請願については、会議規則第135条第1項の規定により、お手元に配布しております請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(平野牧郎君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。議案思考のため、明5日から8日までの4日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野牧郎君) 御異議なしと認めます。よって、明5日から8日までの4日間を休会することに決定いたしました。 次の本会議は3月9日、午前10時に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。            午後1時43分 散会...