北上市議会 > 1996-03-07 >
03月07日-03号

  • "繰越明許費補正"(/)
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  1. 北上市議会 1996-03-07
    03月07日-03号


    取得元: 北上市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    平成 8年  3月 定例会(第49回)平成8年3月7日(木曜日)議事日程第2号の3                      平成8年3月7日(木)午前10時開議 第1 議案第14号 辺地総合整備計画を定めることについて 第2 議案第15号 北上市職員定数条例の一部を改正する条例 第3 議案第16号 財団法人北上市開発公社の事業の総合調整及び助成条例を廃止する条例 第4 議案第17号 北上市市税条例の一部を改正する条例 第5 議案第18号 北上市立博物館条例の一部を改正する条例 第6 議案第19号 北上市立保育所条例の一部を改正する条例 第7 議案第20号 北上市立へき地保育所条例を廃止する条例 第8 議案第21号 北上市廃棄物対策審議会条例 第9 議案第22号 北上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例 第10 議案第23号 北上市農村公園条例の一部を改正する条例 第11 議案第24号 北上市牧野条例の一部を改正する条例 第12 議案第25号 北上市勤労者野外活動施設条例の一部を改正する条例 第13 議案第26号 北上市夏油温泉館条例の一部を改正する条例 第14 議案第27号 北上市公園条例の一部を改正する条例 第15 議案第3号 平成8年度北上市一般会計予算 第16 議案第4号 平成8年度北上市国民健康保険事業特別会計予算 第17 議案第5号 平成8年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定予算 第18 議案第6号 平成8年度北上市老人保健特別会計予算 第19 議案第7号 平成8年度北上市工業団地事業特別会計予算 第20 議案第8号 平成8年度北上市下水道事業特別会計予算 第21 議案第9号 平成8年度北上市農業集落排水事業特別会計予算 第22 議案第10号 平成8年度北上市駐車場事業特別会計予算 第23 議案第11号 平成8年度北上市宅地造成事業特別会計予算 第24 議案第12号 平成8年度北上市土地取得特別会計予算 第25 議案第13号 平成8年度北上市水道事業会計予算 第26 議案第28号 平成7年度北上市一般会計補正予算(第5号) 第27 議案第29号 平成7年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 第28 議案第30号 平成7年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第3号) 第29 議案第31号 平成7年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第3号) 第30 議案第32号 平成7年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第5号) 第31 議案第33号 平成7年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号) 第32 議案第34号 平成7年度北上市駐車場事業特別会計補正予算(第2号) 第33 議案第35号 平成7年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第4号) 第34 議案第36号 平成7年度北上市土地取得特別会計補正予算(第4号) 第35 議案第37号 平成7年度北上市水道事業会計補正予算(第3号) 第36 議案第42号 財産(土地)の処分にいて 第37 議案第43号 大堤公園補助競技場築造(その2)工事の請負契約の締結について 第38 議案第44号 人権擁護委員候補者の推薦について 第39 発議案第1号 北上市議会委員会条例の一部を改正する条例について 第40 発議案第2号 住宅金融専門会社不良債権処理に関する意見書について 第41 発議案第3号 寒冷地手当の削減に反対する意見書について 第42 発議案第4号 地方分権の実現を求める意見書について 第43 発議案第5号 「食料・農業・農村基本法」の制定を求める意見書について 第44 請願、陳情について---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(34名)      1番  梅田勝志君      2番  高橋 元君      3番  鈴木健二郎君     4番  高橋孝二君      5番  三浦悟郎君      6番  高橋賢一君      7番  金田ハルノ君     8番  小原健二君      9番  小松久孝君      10番  及川洋一君      11番  高橋 功君      12番  多田 司君      13番  藤枝孝男君      14番  千田三一君      15番  高橋義麿君      16番  渡辺紘司君      17番  伊藤隆夫君      18番  及川淳平君      19番  菅原行徳君      20番  浅田哲心君      21番  菊池基行君      22番  高橋徳蔵君      24番  上野亮平君      25番  八重樫眞純君      26番  柏葉 明君      27番  鈴木健策君      28番  平野牧郎君      29番  舘川 毅君      30番  伊藤輝雄君      31番  高橋一夫君      32番  小原健成君      33番  柏葉省一郎君      35番  原田敬三君      36番  昆野市右ェ門---------------------------------------欠席議員(1名)      34番  田鎖助治君------------------------------------------------------------------------------事務局職員出席者   事務局長   伊藤寿左エ門君 事務局次長  千田安雄君   副主幹          高橋 斎君   議事調査係長 平野直志君   兼庶務係長   主任     山田和子君---------------------------------------説明のため出席した者   市長     高橋盛吉君   助役     園田健次君   収入役    小原善隆君   企画調整部長 小原常夫君   財政部長   下屋敷勝哉君  保健福祉部長 滝澤良徳君   農林部長   新田厚男君   商工部長   真山 峻君   建設部長   高橋正夫君   和賀支所長  斉藤八郎君   江釣子支所長 伊藤孝雄君   水道部長   平野達志君   教育委員会          高橋忠孝君   教育長    成瀬延晴君   委員長                  選挙管理   教育次長   伊藤 巖君          千田長三君                  委員会委員長                  農業委員会   監査委員   菊池信司君          佐藤定志君                  会長   財政課長   小笠原哲哉君  企画課長   石川洋一君   総務課長   及川義也君---------------------------------------          午前10時04分 開議 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの出席議員数は34名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程第2号の3によって進めます。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第1、議案第14号辺地総合整備計画を定めることについて、日程第2、議案第15号北上市職員定数条例の一部を改正する条例、日程第3、議案第16号財団法人北上市開発公社の事業の総合調整及び助成条例を廃止する条例、日程第4、議案第17号北上市市税条例の一部を改正する条例、以上4件を一括して議題といたします。 本件4件に関し委員長の報告を求めます。総務常任委員長。     (総務常任委員長 及川淳平君 登壇) ◆総務常任委員長(及川淳平君) 総務常任委員会委員長報告を行います。 去る2月22日の本会議において、当委員会に付託になりました議案第14号辺地総合整備計画を定めることについて外3件について、当委員会は去る2月27日に会議を開き、関係部長等の出席を求め、詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第14号辺地総合整備計画を定めることについて申し上げます。 この計画は、平成8年度から平成12年度までの5年間で、和賀地域4辺地の施設整備を行うための計画を定めようとするものであり、計画地区は、後藤、後藤野、石曽根大官森及び岩崎新田で、整備内容は、道路整備、除雪機械及び患者輸送車の購入であります。 なお、計画事業の実施に当たっては、地方債の発行が認められ、その元利償還分に対して地方交付税の補てんがなされるものであるとのことでありました。 この際関連して、事業の地区外において、高齢者等が通院に交通機関が利用できない地区に対して患者輸送の検討をしていただきたいとの意見がありました。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号北上市職員定数条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例は、行政事務の一元化による効率的な行政運営を図るため、行政組織の再編整備を行うことに伴い、職員定数の見直しをしようとするものであるとのことでありました。 当委員会は、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第16号財団法人北上市開発公社の事業の総合調整及び助成条例を廃止する条例について申し上げます。 財団法人北上市開発公社が昭和36年12月設立以来、35年間にわたる事業活動を終え、平成7年10月26日付で解散したことにより、この条例を廃止しようとするものであるとのことでありました。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第17号北上市市税条例の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の改正は、国民健康保険税について、応能、応益の負担割合の適正化を図るため、所得割額、資産割額、被保険者均等割額及び世帯別平等割額の税率をそれぞれ改めるほか、固定資産税については、老人保健施設に係る軽減措置の適用期限の延長、軽自動車税については、精神保健法の一部改正に伴い精神障害者に対する減免手続の変更等、また、特別土地保有税については、非課税範囲を整理しようとするものであるとのことでありました。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって、当委員会に付託になりました案件についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同を賜りたくお願いを申し上げ、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第14号辺地総合整備計画を定めることについてを採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号北上市職員定数条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号財団法人北上市開発公社の事業の総合調整及び助成条例を廃止する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号北上市市税条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第5、議案第18号北上市立博物館条例の一部を改正する条例、日程第6、議案第19号北上市立保育所条例の一部を改正する条例、日程第7、議案第20号北上市立へき地保育所条例を廃止する条例、日程第8、議案第21号北上市廃棄物対策審議会条例、日程第9、議案第22号北上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例、以上5件を一括して議題といたします。 本件5件に関し委員長の報告を求めます。教育民生常任委員長。     (教育民生常任委員長 藤枝孝男君 登壇) ◆教育民生常任委員長(藤枝孝男君) 教育民生常任委員長報告をいたします。 去る2月22日の本会議において、当委員会に付託になりました議案第18号北上市立博物館条例の一部を改正する条例外4件について、当委員会は去る2月27日に会議を開き、関係部長等から詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、議案第18号北上市立博物館条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例は、今年4月オープンを目指し整備を進めている立花地内の故利根山光人氏アトリエを北上市立利根山光人記念館とし、北上市立博物館の分館として設置するために所要の改正をするものであります。 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、意見集約において、記念館の運営については、鑑賞型から市民参加型のものとなるよう配慮されたいとの意見が付されたところでございます。 次に、議案第19号北上市立保育所条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例は、仙人地区の入所対象児童数の減少に伴い仙人保育所を廃止するとともに、飯豊地区等の入所対象児童数の増加により飯豊保育園の定数を60人から80人に、横川目保育園の定数を90人から60人に、それぞれ変更するために所要の改正をしようとするものであります。 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第20号北上市立へき地保育所条例を廃止する条例について申し上げます。 本条例は、岩沢地区の入所対象児童数の減少に伴い岩沢保育所を廃止するため、当該条例を廃止しようとするものであります。 採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号北上市廃棄物対策審議会条例について申し上げます。 本条例は、北上市廃棄物対策審議会を設置し、今後増加が予定される一般廃棄物の減量、再資源化等について調査審議しようとするものであります。 採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号北上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例は、清掃事業所に搬入される廃棄物のうち、市長が認める災害等により生じたごみについて処理手数料を免除しようとするものであります。 採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって、当委員会に付託になりました条例5件についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同を賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。26番柏葉 明君。 ◆26番(柏葉明君) お尋ねいたします。 1つは、議案第18号の市立博物館条例の改正でありますけれども、市立博物館から新しくつくられた利根山光人記念館に道路でつないで来館者が訪れて両方見れるように、そうした工事も行われるというふうに聞いております。その際に、それぞれ別々の料金で入場者を迎え入れようということなようですが、そういった道路等もつくるんであれば、博物館の入場料金で利根山光人記念館も見れるという共通券といいますか、そういった料金設定の方が来館者もより便利に利用できるんではないかと思うんですが、そうした意見は委員会ではなかったんでしょうか。 2つ目は、議案第19号、第20号、これ両方重なりますが、議案第19号につきましてはこの中の飯豊保育園、横川目保育園の定員変更については特に問題ないと思うんですが、へき地保育所条例廃止は、当地の保育所の方々にとってはどうしても寂しいという感じもあるんではないかなと思うんですね。ただ、この間、国の補助金も打ち切られて単独で運営してこられたという経緯もありこの際廃止ということのようですが、当該地域の住民の声というものは委員会では論議されたんでしょうか。 もう一つは、廃止された後も当該地域に数人、子供さんを預けておられる御家庭があるようです。この方々の送迎等については保証されておるんでしょうか。その点をお尋ねいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(藤枝孝男君) いっぱいの質問ですが、最初に博物館条例の関係について申し上げます。 共通券にした方がよろしいんじゃないかという御質問ですが、いずれそれぞれ個々の料金を徴収するということになりますと、いわゆる観覧といいますかそこを訪れる人の人数等いろいろ配慮される点もありまして、いわゆるどちらも同じ券で見れるという方が観客といいますか見物人にとっても非常にいいんじゃなかろうかと、こういうむしろ配慮がありました。 それから、へき地保育所の件でございますけれども、岩沢保育所、現在の人員が2名ということでございます。それでその2名が兄弟であるということ、それから将来の人口の関係等もほとんどふえるような状況にはないということでございまして、むしろ現在2名の御父兄も、子供たちを保育所に依頼するにも、やはりもう少し社会性を持たせるためにはむしろその逆をいったらいいじゃないかと、2名だけの保育所ですとなかなかそういう社会的なあるいは子供たちの連携そういうことが非常にとられにくいし、また、子供の成長にも決していい結果をもたらさないということ等がありまして、いわゆる大きい保育所の方に行った方が子供の情感を育てるためにもいいだろうということで、むしろ御父兄の賛成があったことでございます。 済みません。もう一つ何でしたか。(柏葉 明議員「送迎の保証はされているかと。」と呼ぶ)送迎のことにつきまして、それはむしろ御父兄さんの方から、横川目保育所に行くためにお父さんが通勤にそちらの方の会社に行っているということで、むしろ父兄の送迎がなされるということの希望があったようでございます。 まだありましたね。そんな程度で……。 ○議長(昆野市右ェ門君) 26番柏葉 明君。 ◆26番(柏葉明君) 博物館条例の方でのお答えで、御答弁は、共通券にした方がいいのではないかという意見はなかったのかと、そういう配慮もされたというふうに聞こえましたので、そうであればちょっと提案の趣旨と違いますので、御答弁について再度、私から整合性というのもおかしいんですけれども、その点ちょっともう一度御答弁をお願いしたいと。もし不足があれば当局からも御回答を願いたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育民生常任委員長
    教育民生常任委員長(藤枝孝男君) 今、私、答弁ちょっと勘違いしました。共通券にした方がより有効利用といいますかそういう話もあったわけですが、詳しくは教育委員会に御答弁をお願いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(伊藤巖君) 博物館条例に関連しまして共通券のことでございますが、博物館の本館とこの利根山記念館は300メートル以上あるわけでして、通路で結ぶことは当面できない状況でございます。展勝園の駐車場から記念館の入り口までスロープとして道路は整備する予定でございますけれども、建物そのものは別個な場所に別個な形であるということでございまして、共通券につきましては委員会でもいろいろ御意見をいただきましたが、当面は別個な形で設定して、今後、共通券等についても検討してまいりたいというような方向でございますので、よろしく御了承いただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 17番伊藤隆夫君。 ◆17番(伊藤隆夫君) 議案第22号のごみ処理の件についてですが、市長が認めれば災害時によるごみの搬入は料金を取りませんよと、こういうことでございますが、市長が認める災害の中には個人の火災も入っているんでしょうか。 それから、例えば極端な例でございますが行政が休みに入る。例えば12月28日の夜火災になると。個人の場合、もちろん個人でも大きな災害でもそうでしょうが、直ちに後片づけをしたくなるわけですが、端的に言えば係がずっと来年の3日まで休みだということがあるわけですが、そういうふうなところの対処の仕方が協議されたのかをお聞きしたいと思いますし、どうなるのかをお聞きしたいと思います。 それからこれに関しまして、長期の休みが続きますというと、各業者は、個人は別といたしましても収納する業者が大きな商店のごみの処理も契約しておるわけでございまして、それが3日も4日もなりますというと持っていく場所がないというようなことも出てきているようでございまして、たったの30分でいいからごみの焼却のところを受付をしてくれないかと、そうすれば今度は職員がそこにわざわざ行って勤務しなくちゃならないんですが、今我々一般人とそういうふうなそれを業とする人たちの商売の手数料といいますか、集荷手数料が同じだと私聞いているわけでございますが、やはり業者には我々一般人よりも幾らか付加をいたしまして、その分を回すという方法もあると思うんですね。臨時職員に回すという方法もあるわけですが、その辺の話がなかったものか。もしなかったならば、担当の方でどのように考えているかもお聞きしたいと思うわけでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(藤枝孝男君) この議案第22号に関連していろいろ話を進めた例は、よくある風水害、火災等々の残材ないしはそういう類のごみですね、一部にはかつてあるところに残材の処理が非常に長いものあるいは幅のあるもの等々の投棄があって、それがストップされたという経緯がございます。でも、今回はこういういわゆる市長が認める災害等により生じたごみを搬入というのは、風水害によって全壊、半壊あるいはそういう類に属するものはほとんど大丈夫ということで、今委員から御質問ありました細かい人の例は当委員会では話しされませんでしたので、当局からお願いしたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) それでは、私の方からお答え申し上げます。 個人の火災等についてでございますけれども、原則としては今までどおりでございますので対象にはしておりません。 それから年末年始でございますが、これについては広報等であらかじめ御協力をお願いしているわけでございますが、お話しのとおり、やはり年末年始はどうしてもきれいにしたいということもございますので、一応29日から1月3日まで休みとなっておりますけれども現実には29日または30日等で、受け入れる日程についてはあらかじめ協議してございます。年末年始はそれでは何に使うかといいますと、施設の修繕等に使う関係でやはり休炉もしなきゃなりませんので、その辺については御理解を得たいと思っております。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第18号北上市立博物館条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号北上市立保育所条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号北上市立へき地保育所条例を廃止する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号北上市廃棄物対策審議会条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号北上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第10、議案第23号北上市農村公園条例の一部を改正する条例、日程第11、議案第24号北上市牧野条例の一部を改正する条例、日程第12、議案第25号北上市勤労者野外活動施設条例の一部を改正する条例、日程第13、議案第26号北上市夏油温泉館条例の一部を改正する条例、以上4件を一括して議題といたします。 本件4件に関し委員長の報告を求めます。産業経済常任委員長。     (産業経済常任委員長 渡辺紘司君 登壇) ◆産業経済常任委員長(渡辺紘司君) 産業経済常任委員会委員長報告をいたします。 去る2月22日の本会議において、当委員会に付託になりました議案第23号北上市農村公園条例の一部を改正する条例外3件について、2月27日に会議を開き、関係部長等から詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、議案第23号北上市農村公園条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例は、湯沢地内に黒岩農村公園を新設することに伴い、所要の改正をしようとするものであります。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号北上市牧野条例の一部を改正する条例について申し上げます。 当条例は、稲瀬牧野の一部を平成7年に廃止し水神牧野に統合したことにより、稲瀬牧野の一部を行政財産から普通財産に用途変更するため、所要の改正をしようとするものであります。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号北上市勤労者野外活動施設条例の一部を改正する条例について申し上げます。 当条例は、野外活動施設のうち、ゴーカートの施設を経費に対する効果を考慮して廃止しようとするものであります。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号北上市夏油温泉館条例の一部を改正する条例について申し上げます。 当条例は、夏油温泉館を利用する高齢者へのサービスの向上を図るため、使用料金について所要の改正をするものであります。 当委員会は、採決の結果、今後における使用料の見直しについて、65歳以上の無料化に向けて検討されたいという意見を付し、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、当委員会に付託になりました条例4件についての経過と結果であります。 何とぞ当委員会の決定どおり御賛同賜りたくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) 65歳未満が400円、65歳以上が300円ということで100円しか違わないということで、65歳以上を無料化するようにという意見が付されておりますけれども、今回の改正が100円しか違わないというところで大変私も疑問があるわけでありますが、余りにも今度の改正の幅が小さいのではないかと。半分ぐらいであればまだ理解もできるのかなというふうに感じますが、その点なぜ今回100円しか下げることができなかったのか。聞くところによりますと、他の温泉館との兼ね合いということもあるということや、他の温泉館との約束があるということも伺っておりますが、その辺の事情はいかがになっているでしょうか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 産業経済常任委員長。 ◆産業経済常任委員長(渡辺紘司君) 今、質問者がおっしゃったとおり400円から300円になったということで、当委員会の委員からもこの65歳以上は無料化したらどうだという意見もありました。当委員会で当局から説明を受けたわけでございますけれども、他のいわゆる業者の方々の料金が大体300円だということで、いわゆる市が運営する温泉館でございますので無料化に向けては努力していきたいけれども、そういう類似施設との均衡の意味からも今回の料金設定は300円にしたというように説明を聞いております。 以上でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) その事情は私もわかったわけですが、ただ他の温泉館との約束があるという話も聞いたわけですが、そういう約束については別にないということになるわけでしょうか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 産業経済常任委員長。 ◆産業経済常任委員長(渡辺紘司君) 当委員会の中では、その約束という言葉は一度も聞いておりませんでした。ただ、他の温泉館がそういう料金でやっているので今回はこういう料金設定にしたというふうな説明を聞いております。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第23号北上市農村公園条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号北上市牧野条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号北上市勤労者野外活動施設条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号北上市夏油温泉館条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第14、議案第27号北上市公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。建設常任委員長。     (建設常任委員長 小原健成君 登壇) ◆建設常任委員長(小原健成君) 建設常任委員会委員長の報告をいたします。 去る2月22日本会議において、当委員会に付託になりました議案第27号北上市公園条例の一部を改正する条例について、当委員会は2月27日会議を開き、建設部長等の出席を求め詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 この条例は、公園の新設に伴い、所要の改正をしようとするものであります。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって、当委員会に付託になりました案件についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同を賜りたくお願いを申し上げ、報告といたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第27号北上市公園条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。            午前10時50分 休憩---------------------------------------            午前11時18分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第15、議案第3号平成8年度北上市一般会計予算、日程第16、議案第4号平成8年度北上市国民健康保険事業特別会計予算、日程第17、議案第5号平成8年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定予算、日程第18、議案第6号平成8年度北上市老人保健特別会計予算、日程第19、議案第7号平成8年度北上市工業団地事業特別会計予算、日程第20、議案第8号平成8年度北上市下水道事業特別会計予算、日程第21、議案第9号平成8年度北上市農業集落排水事業特別会計予算、日程第22、議案第10号平成8年度北上市駐車場事業特別会計予算、日程第23、議案第11号平成8年度北上市宅地造成事業特別会計予算、日程第24、議案第12号平成8年度北上市土地取得特別会計予算、日程第25、議案第13号平成8年度北上市水道事業会計予算、以上11件を一括して議題といたします。 本件11件に関し委員長の報告を求めます。予算特別委員長。     (予算特別委員長 高橋徳蔵君 登壇) ◆予算特別委員長(高橋徳蔵君) 予算特別委員会の報告をいたします。 去る2月22日の本会議において、当予算特別委員会に付託になりました議案第3号平成8年度北上市一般会計予算並びに議案第4号から議案第13号までの平成8年度北上市特別会計予算9件及び水道事業会計予算について、当委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。 当委員会は、2月22日の本会議終了後、当議場において委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、不肖私が委員長に、副委員長に金田ハルノ委員が互選されました。 審査の方法につきましては、審査の徹底と能率化を図るため、付託案件のすべてを各常任委員会ごとに構成する分科会に分割付託し審査することといたしました。 各分科会において、2月22日及び28日の2日間それぞれ会議を開き、関係部課長等から主要施策の概要並びに予算執行計画などについて説明を聴取し、慎重に審査を行ったのであります。 当委員会は、各分科会の審査の終了を待って、3月5日に特別委員会を開き、各分科会委員長からそれぞれ分科会における審査の経過と結果について報告を求め、さらに審査に当たっては、終始、熱心かつ活発な質疑並びに討論を行ったのであります。 それでは、平成8年度北上市予算の内容について申し上げます。 一般会計及び9特別会計の予算総額は531億2,482万2,000円で、前年度当初予算に比較し63億1,267万4,000円、13.5%と大幅な増額となっております。これは、昨年度の当初予算が4月の市長選挙に伴って骨格型予算を編成したことによるものであり、実質的な年間予算となった6月補正現在の予算額に比較しますと29億2,074万9,000円、5.8%の増となっております。 最初に、一般会計について申し上げます。 本会計の予算総額は、歳入歳出ともそれぞれ348億8,000万円で、前年度当初予算に比較し50億9,220万円、17.1%の増となっております。 まず歳入ですが、前年度に比較し増額となった主な科目の予算額は、1款市税105億3,539万8,000円、5.1%の増、7款地方交付税96億4,000万円、16.1%の増、18款市債66億5,580万円、91.5%の増などであり、減額となった主な科目の予算額は、3款利子割交付金1億4,000万円、39.1%の減、11款国庫支出金23億5,951万5,000円、2.7%の減、13款財産収入1億2,812万2,000円、24.0%の減などであります。 次に歳出ですが、目的別歳出の前年度に比較して増額となった科目の予算額は、4款衛生費35億9,948万6,000円、50.4%の増、8款土木費90億2,171万8,000円、29.2%の増、10款教育費41億8,952万2,000円、24.2%の増などであり、減額となった主な科目の予算額は、9款消防費11億5,351万6,000円、0.8%の減、13款諸支出金2億6,553万9,000円、53.0%の減などであります。 また、性質別歳出においては、扶助費、普通建設事業費、公債費、投資及び出資金などが増額し、積立金、貸付金、繰出金などが減額となっております。 分科会における審査の内容につきましては、5日の特別委員会においてそれぞれ分科会委員長から詳細な報告がなされ、各位御承知のとおりでありますので私からの報告は省略いたしますが、当委員会は採決の結果、議案第3号平成8年度北上市一般会計予算については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、特別会計について申し上げます。 9特別会計の当初予算総額は、歳入歳出ともそれぞれ182億4,482万2,000円で、前年度に比較し12億2,067万4,000円の増となっております。このうち、老人保健、農業集落排水事業など5特別会計は前年度に比較し増額となっており、国民健康保険事業、下水道事業など4特別会計は減額となっております。 次に、水道事業会計予算について申し上げます。 まず、収益的収支ですが、収入の事業収益は21億337万5,000円で、このうち営業収益が19億9,327万円、営業外収益が1億1,010万2,000円であり、支出の水道事業費は22億9,818万5,000円で、このうち営業費用が17億9,222万1,000円で、営業外費用が5億146万2,000円などであります。 また、資本的収支については、資本的収入が15億385万円、資本的支出は19億475万円で、資本的収入額が支出額に対し不足する額4億90万円は、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税資本的収支調整額をもって補てんしようとするものであります。 各特別会計及び水道事業会計に関する審査の内容につきましても、一般会計同様省略させていただきますが、特別会計及び事業会計10件について当委員会は採決の結果、議案第4号平成8年度北上市国民健康保険事業特別会計予算、議案第6号平成8年度北上市老人保健特別会計予算については、いずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第5号平成8年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定予算、議案第7号平成8年度北上市工業団地事業特別会計予算、議案第8号平成8年度北上市下水道事業特別会計予算、議案第9号平成8年度北上市農業集落排水事業特別会計予算、議案第10号平成8年度北上市駐車場事業特別会計予算、議案第11号平成8年度北上市宅地造成事業特別会計予算、議案第12号平成8年度北上市土地取得特別会計予算、議案第13号平成8年度北上市水道事業会計予算については、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が予算特別委員会に付託になりました議案11件についての審査の経過と結果でありますが、最近の不安定な経済情勢の進行により、自主財源の大半を占める市税や地方交付税の伸びが期待できず、依然として地方財政は厳しい環境下にありますが、今後とも行財政の適正化、効率化に努め、市民の期待にこたえるよう強く要望するものであります。 何とぞ当委員会の決定どおり満場の御賛同を賜りたく、お願いを申し上げます。 昭和58年以来、13年間の議員活動の最後の定例議会において、各位の御配慮と御協力によりまして、予算特別委員長の大任を無事務めさせていただきましたことに、改めて心から厚く感謝を申し上げます。 議員各位の御健勝と北上市のさらなる御発展を御祈念申し上げまして、委員長報告といたします。 ありがとうございました。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので順次これを許します。26番柏葉 明君。     (26番 柏葉 明君 登壇) ◆26番(柏葉明君) 私は、ただいま予算特別委員長から報告がありました11の議案のうち、議案第3号平成8年度北上市一般会計予算、議案第4号平成8年度北上市国民健康保険事業特別会計予算、議案第6号平成8年度北上市老人保健特別会計予算、以上の3議案に反対であります。 まず一般会計でありますが、北上市は3市町村が合併して5年が経過し、新市建設5カ年計画を達成して新たな計画に踏み出し、市民はその恩恵を日に日に実感できるはずでありました。しかし、私どもがこのほど行いました市民アンケートでは、寄せられた回答四百数十通の中で、3市町村が合併してよくなったと答えた方は10.6%、変わらないが55.5%、よくならないが31.3%、無回答が2.5%で、無回答を除いても86.8%の回答者が合併効果を実感しておらず、特に和賀町の住民からはよくならないとの答えが数多く寄せられました。平成8年度こそ、市民に強調した3市町村の合併の効果を市民生活で実感できるように、新年度予算をつくってほしいものだと強く願うものであります。 平成8年度からは、市道整備の予算を大幅にふやしていただきました。長年要望されてきた飯豊中学校のプレハブ校舎も解消されることになり、唯一学校給食がなかった私の地元の南中学校でも8年度から給食が開始されるなど、市民の願いを一定程度反映した積極的なものも予算に盛られていることは評価するものであります。しかし、平成8年度からは夜間休日診療所手数料、幼稚園保育料など10項目が値上げされることになりました。 当局にお伺いしますと、値上げによって新たにふえる市民への負担は、一般会計で1,600万円、特別会計で8,400万円、あわせて約1億円の各種使用料、手数料が値上げされ、市民から新たに徴収することとなりました。また、平生8年度からは行政組織の再編成に伴って、和賀支所、江釣子支所を廃止することになりました。議会からの指摘もあって一定の修正はあったものの、これまで言ってきた支所機能の充実の方向とは逆行するものであることには変わりありません。市役所の江釣子への新庁舎移転新築計画は、一般質問で鈴木健二郎議員からも出されたように、5年経過した今日でも市民の合意がいまだ得られていないもので、市民の声を聞くこともなしに庁舎建設基金を積み続けることは改めるべきであります。 次に、国民健康保健事業特別会計予算は、応益、応能割の見直しで大部分の納税者に減税となるものの、相変わらず重税感が強く、これは限度額の引き上げとともに国が補助基準を大幅に切り下げたために、なお重く納税者にのしかかってきているものであります。 次に、老人保健特別会計予算は、以前には70歳以上のお年寄りが無料であったお年寄りの医療費の負担、これが有料化となり、その負担額も年々引き上げられています。お年寄りが病院に入院すれば、まず真っ先に心配するのが家族への負担となる入院費のことであります。年をとればどこかが悪くなるのはやむを得ないことであります。そんなときに、安心して療養できる医療制度の充実こそ図らなければならないのに、有料化で受診の抑制をねらうことは福祉の充実と逆行するものであります。 以上の理由で、3議案に反対であります。 ○議長(昆野市右ェ門君) 7番金田ハルノさん。     (7番 金田ハルノ君 登壇) ◆7番(金田ハルノ君) 私は、議案第3号平成8年度北上市一般会計予算及び議案第4号から議案第12号までの平成8年度北上市特別会計予算9件並びに議案第13号平成8年度北上市水道事業会計予算について賛成の討論を申し上げます。 当市はこの4月で合併6年目を迎えることになりますが、過去5年間は、新市発足時の合併協定並びに新市建設計画に沿った事業の実施に精力的に取り組まれ、この間、円高や長引く不況にもかかわらず、地方拠点都市地域指定、全国高等学校総合体育大会の主会場地の決定、オフィスアルカディア事業の着手等、将来の市勢発展につながる重要なプロジェクトが相次いで実施されるなど、市政は順調に推移し、その力強い発展ぶりは県内外の注目の的となっており、市長を初め関係各位の御努力に深く敬意と感謝を表するものであります。 さて、平成8年度一般会計の予算規模は348億8,000万円で、前年度当初予算に比較し50億9,220万円、17.1%の増となっており、この主な内容は、福祉関係では、常時車いすを使用する身体障害者の健康診査の実施、障害者や高齢者にやさしいまちづくり推進事業としての総合計画の策定、出張所出入り口の自動ドア化などであり、衛生関係では、2カ年の継続事業であるごみの埋立処分場建設事業の実施、商工観光関係では、仮称第2流通基地整備基本構想策定事業としての策定計画調査業務委託、インターハイに向けた北上市の特産品開発事業費の補助などであります。また、土木関係では、市民生活に直結する道路網の整備及び維持補修事業の実施、3カ年の継続事業である北上総合運動公園の整備及び同公園内に体育館を建設するスポーツタウンセンタープラザ整備事業などであり、教育関係では、9カ所の中学校学区単位に設置するいじめ問題協議会設置事業、学校整備事業としての飯豊中学校の増築工事、地域ふれあいスポーツセンター建設事業としての体育館の建設、インターハイ開催促進事業としての北上市準備委員会負担金などであります。 また、特別会計においては、国民健康保険事業で人間ドック受診者補助事業の実施、工業団地事業では、工業団地分譲説明会や誘致企業懇話会の開催のほか、北上南部工業団地の用地購入、下水道事業及び農業集落排水事業では、管渠の布設工事など生活環境整備の促進が図られるなど、各会計の特殊性にマッチした事業費を計上しているものであります。 このように各般にわたる事業を盛り込んだ新年度予算の編成は、財政運営の長期的な健全性の確保に努め、公債比率および起債制限比率などの財政指標を目安とし、緊急度による事業費の年度間の調整、経常経費の節減合理化などを基本としながらも、生活関連事業及びインターハイ関連施設整備事業などに配慮した積極型予算は、21世紀に向けた住みよいまちづくりの基礎となるものであり高く評価される内容であると思います。また、財政困難な中において、32の新規事業を掲げて取り組もうとする市当局の積極市政にも、深く敬意を表するものであります。 平成8年度もまた北上市にとって、市長が言われます公正・融和・前進の実り多い1年になりますよう心から念じ、私は平成8年度の全予算に賛成するものであります。 議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、討論を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第3号平成8年度北上市一般会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号平成8年度北上市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号平成8年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号平成8年度北上市老人保健特別会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号平成8年度北上市工業団地事業特別会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号平成8年度北上市下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号平成8年度北上市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号平成8年度北上市駐車場事業特別会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号平成8年度北上市宅地造成事業特別会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号平成8年度北上市土地取得特別会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号平成8年度北上市水道事業会計予算を採決いたします。 本件に対する特別委員長の報告は可決であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。            午前11時54分 休憩---------------------------------------            午後1時04分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第26、議案第28号平成7年度北上市一般会計補正予算(第5号)、日程第27、議案第29号平成7年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、日程第28、議案第30号平成7年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第3号)、日程第29、議案第31号平成7年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第3号)、日程第30、議案第32号平成7年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第5号)、日程第31、議案第33号平成7年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)、日程第32、議案第34号平成7年度北上市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)、日程第33、議案第35号平成7年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第4号)、日程第34、議案第36号平成7年度北上市土地取得特別会計補正予算(第4号)、日程第35、議案第37号平成7年度北上市水道事業会計補正予算(第3号)、以上10件を一括して議題といたします。 これより質疑に入ります。 最初に、一般会計の歳入から款を追って進めます。 1款市税。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 7款地方交付税。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 9款分担金及び負担金。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 10款使用料及び手数料。25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) 農林水産使用料がここにあるわけでありますけれども、農村体験実習館の使用料が550万円ほど減額をされておるわけでありますが、当初予算でも現年分ということで予算措置をされておりますけれども、これも大変議論があったわけでありますが、このように550万円もの減額になった理由を伺いましたけれども、余りにも予算とかけ離れた減額になっているということで大変遺憾に思うわけでありますが、再度このような減額になった理由と申しますか、理由は伺いましたけれども、今後の見通し等も含めてお答えを願いたいというふうに思うわけですが。 ○議長(昆野市右ェ門君) 和賀支所長。 ◎和賀支所長(斉藤八郎君) お答えいたします。 農村体験実習館の使用料収入の関係でございますが、御存じのとおり、ふるさと体験館は今年度4月末に開館したところでありますが、何しろ予算編成期において実績がなかったものですから、この利用見込みを立てるに当たりましては大変苦労したところでございます。しかし、一応県にも計画時点の利用計画を出していた関係もありまして、一応有料での宿泊者数を年間5,800人程度を見込みまして、使用料を当初1,364万1,000円を計上したところでございます。現在まで、これは2月末までの有料の宿泊者数は3,535人でありまして、使用料収入が759万3,000円というふうになっているところでありまして、当初計画どおりの収入が確保できないということで減額するものでございます。 なお、見込みを下回った理由というのはたくさんあるわけでありますが、冒頭申し上げたように何しろ実績がなかったと、初めて開館した施設でもあると、あるいは短期間の中でPRが浸透しなかったといったようなこと、あるいは1年間分の予算は計上したわけでありますが、実質開館は4月の末でございましたから収入は11カ月分しかなかったといったようなこと、あるいは体育館がないために高校生の合宿等についてキャンセルせざるを得なかったとかいろいろあるわけでありますが、平成8年度におきましても、さっきちょっと質問の中で触れておりましたけれども、一応今年度の実績を勘案して計上しておりますが、体育館も今年度完成するわけでありまして、7年度よりは多くなるというふうに考えているところでございます。したがって、それは補正の段階で計上していきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) 1,300万円の予定に対して814万円の収入ということで550万円もの減額ですから、少ない額ではないんですね。当初に協議会等で議論をした際も、そんなに見込めるのかという議論が再三にわたってなされたはずなんですよ。それでもなおかつ、それだけの実績が上がるという自信を持って掲げた予算であったはずなんですよ。ですから、私はただいまの理由を伺ってもちょっと余りにもこの額がかけ離れ過ぎておりますので、ちょっと理解に苦しむわけですが、それを言ってもやむを得ないことですから、今後体育館をつくって収入増を見込むということのようですが、体育館だけで果たして当初計画したものが見込めるというふうに私は思われませんが、ほかにどういう今後手だてをとろうとしておるのか、その点を当初の計画に近づけると、むしろ上回るというふうな施策にすべきだというふうに思われるわけですが、その点いかがお考えであるのか再度お答えを願いたいと思いますし、それから、聞くところによりますと屋根が壊れたといいますか、軒なそうですが、一冬経過しない段階でそのような建物が壊れるというふうな、新しい建物なわけですが、一体どのような原因でそのようなことになったのか、ちょっと常識では考えられないことなわけでありますけれども、その点もあわせてお伺いをいたしたいというふうに思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 和賀支所長。 ◎和賀支所長(斉藤八郎君) お答えいたしますが、今後の使用料の収入見込みにつきましては、体育館の関係につきましてはさっき言ったとおりでございますし、そのほかに東京とか横浜とかいわゆる農村の体験のための就学旅行等についてPRをしていきたいと。ことしも東京あるいは横浜の一部の学校と交渉した経緯もございます。感触ではいい形のものもありますので、若干の利用もいただけるというふうに思います。さらには、市内にもたくさんの誘致企業があるわけでありまして、これは宿泊なしの利用もあろうかとは思いますが、こういう研修の場での利用もお願いしたいと。それから、市内の小中学校の子供会の関係、こういうあらゆる団体あらゆる機会をとらえてPRをしていきたいというふうに考えております。特に、ふるさと会というのがあるわけでありますが、ここでのPRもまだしていないわけでありまして、ここでのPRもしながら、ふるさとでのああいう施設を利用していただきたいというPRも続けていきたいというふうに考えているところでございます。 それから、屋根の破損の関係でありますが、確かに御指摘のとおりでありまして、初めての冬で屋根の軒先に化粧屋根があるわけでありますが、そこに積もった雪の重みで、構造材までは破損していませんが、鼻隠とかあるいは軒天が一部破損しております。これの関係につきましては、技術を担当する課あるいは財政課あるいは当課の担当者といろいろ協議したわけでありますが、さっき言ったように構造材までは破損していませんので、何とか設計業者あるいは施工業者に依頼をして補強材を入れながら、破損した鼻隠あるいは軒天について復元をしたいというふうに考えております。この経費は、復元するのに50万円ないし60万円ぐらいを要するというふうに言われておりますが、業者の方でそれは負担をして復元するという話し合いはついているところでございます。 なお、原因その他設計上のことにつきましては、技術を担当しました建築住宅課長とも話ししておりますが、建設部長の方から答弁をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) この破損状況につきましては、建設部でも確認しております。この破損の原因としましては、積雪地帯にもかかわらず化粧屋根ということで雪が一様に軒下に来ないで1カ所に集中する、しぼめられた格好で三角部分のところに圧力がかかって開いたということでございまして、施工指導も適切でなかったこともありますけれども、これの補強につきましては先ほど言っておりますようにたるきとか構造上の関係ではなく、この接合部に補強材として鉄板でもって木ねじ等でこれを固定すれば耐えれると、こういう状況になっておりますので、先ほど言いましたように設計者並びに業者においてこの補強材を補修して補強するということになっております。 以上でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 11款国庫支出金。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 12款県支出金。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 13款財産収入。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 14款寄附金。14番千田三一君。 ◆14番(千田三一君) 寄附金の一般寄附金で1億2,493万9,000円の寄附がありますけれども、この寄附の内容あるいは一般財源に入れてもいいというものなのか、あるいは条件つきなのか、そういった点についてお伺いをいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 財政部長。 ◎財政部長(下屋敷勝哉君) それでは、一般寄附についての御説明を申し上げたいと思いますが、総額では1億2,493万9,000円でございますけれども、1つには北上流通サービスセンター株式会社から1億円、それから財団の北上市開発公社、これが解散になりまして市に寄附になったわけでございますけれども2,493万9,000円、これらが市の方に寄附としてちょうだいしたと、いずれも条件つきではございません。 ○議長(昆野市右ェ門君) 14番千田三一君。 ◆14番(千田三一君) 1億円が北上流通サービスセンター株式会社からとのことでございますが、条件つきでもないということでしたけれども、実は北上流通サービスセンター株式会社に対しては、第三セクターでありながら市の出資がわずか200万円しか行っていないはずでございます。したがいまして、このような寄附があるとすれば、やはり第三セクターとしての価値観等も考えて出資増をすることを考えておられるかどうかお伺いいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) 北上流通サービスセンター株式会社の寄附は先ほど財政部長の答弁のとおり条件つきでない寄附と、こういうことでありますが、それと関連して、当会社に対する今後の出資あるいは助成についての御質問でございますけれども、今後第2流通基地の整備等もありますので、その中で北上流通サービスセンター株式会社に果たしてもらう役割というものも想定されます。その段階で必要と認められる場合には、出資ということも考える必要があるというふうに思っております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 19番菅原行徳君。 ◆19番(菅原行徳君) ただいま千田三一議員が質問したほかに、北上流通サービスセンター株式会社がこれだけ多くの寄附金を市の方に寄附になったと、大変ありがたいわけでございますが、北上流通サービスセンター株式会社の方で現在湯の里健康温泉といいますか、それが今掘削中なわけでございまして、これが成功すればかなりの施設に資金を要するのじゃないかなと、そういうような心配を持っているものですから、この基金をこういうふうに市の方に来た--勘ぐりかもしれませんけれども、もしそういった大きな施設をつくる場合に、市の方にさらに資金助成要請があるのじゃないかなというふうに心配しておりますけれども、その辺はどうなんでしょう。市長の方から答弁いただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) 今度の北上流通サービスセンター株式会社の寄附ができた要因というのは、あの流通基地を造成した県の第三セクター岩手開発が解散をすると、ついては残っておる土地を処分したいと、買ってもらいたいと、こういう要請がありまして、これは市としてもあれだけの事業をやってもらっておるし株主でもあるという経緯から協力することにしまして、流通サービスセンター株式会社でこれを買い受けたわけであります。買い受けて造成をして分譲しておるわけでありますが、分譲は全体から見るとまだ少ない部分でありますけれども、分譲価格が取得価格をかなり上回ったということもありまして、これは環境、市の道路あるいは市のコミュニティー下水道等の整備によって価値が高まったということでその分を寄附しようと、こういうことになったのであります。 それから、今掘削をしておりますのはいろいろな調査の結果、温泉の可能性の確率が高いということもあって事業に着手と、こういうことになったわけでありますが、これは基本としては物流ネットワークシティーの指定を国から受けておりまして、それに基づく開発構想、基本計画、そういう中にあそこで働く従業員並びに地域住民のための健康ランド、プールとか体育館とかそういうものを含めた施設を将来整備すべきであると、こういう計画になっておりまして、それに基づいて実施しようということであります。 具体的な施設の整備になりますと、いろいろな助成制度なども考えられますので今後の検討課題になっておりますが、御懸念のように多額の市の負担と、こういうことは避けたいというふうに思っております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 15款繰入金。14番千田三一君。 ◆14番(千田三一君) 繰入金2目の地域振興基金繰入金1億7,521万8,000円、これが当初予算丸々補正減になっておりますが、その理由についてお伺いをいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 財政部長。 ◎財政部長(下屋敷勝哉君) 地域振興基金の繰入金の減でございますけれども、今御質問ありましたとおり当初繰り入れを見込んでおりましたけれども、これを一般財源への振りかえをしたいと、こういうことでございます。確かに充当事業として、詩歌文学館の運営費であるとかそういったもの等に充当しておったわけでございますけれども、今回一般財源でこれを措置したいと、こういうことで丸々これを減にしようと、こういうことでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 17款諸収入。25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) 17款諸収入の中の雑入ですが、33ページにありますけれども、9節の教育費雑入の中の公民館自主事業入場料829万4,000円減額をされておりますが、この主な原因は、何事業かのうち1事業が不実施なためにそれで270万円という減額も含まれているようでありますけれども、これも余りにも大きい減額だというふうに考えるわけです。確かに、高度な事業をやったがために客の入りが悪かったということも理解をいたすわけでありますが、少なくともやはりある一定程度入場者を見込めるような事業にすべきではないかというふうに思われるわけですが、その点をどのようにお考えか。しかも、これから新しい市民会館をつくろうとしているわけですけれども、やはり多くの人々が入るような市民運動といいますか、そういった運動も進めていかなければ、新しい市民会館をつくってもなかなか活用されないということにもつながるわけですから、自主事業のあり方というのはあらゆる方面から眺めながら市民に喜ばれるものにもしていくべきではないかというふうに思われますが、そういった考え方をお伺いをいたしたいと思うわけですが。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(伊藤巖君) 公民館の自主事業収入の減でございますが、自主事業の中には青少年鑑賞事業とか市民参加事業それから一般事業とありまして、大部分一般鑑賞事業の減なわけですが、御質問にありましたように実施できなかった事業が1つありましたし、また、こういう高度な事業をぜひ市民に見せたいということで企画いたしましても、市民一般がそんなに、PRはしているんですけれども鑑賞していただけなかったということもございます。そういう関係での減なわけですが、これからは御質問にもありましたように、各階層から一般鑑賞事業について御意見を聞いて実施していく方式等も考えて、市民の皆さんに喜んでいただけるような事業を実施してまいりたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) 私は市民会館の歴史は旧江釣子ですからよくわかりませんが、少なくともこれまでの自主事業のあり方というか、こんなに私は大きく落ち込んだことはないのではないかというふうに思うんですね。少なくとも、やっぱり前から市民会館等にも要望申し上げているわけですが、そういった作品を選ぶ際も市民からの協力を得るなり、今もお答えにありましたが市民の要望なりそういったものに多く門戸を広げながら、逆に市民の事業をする際には実行委員会形式の催し物等もあるわけですから、そういった協力を願うというふうな私は体制が必要ではないかというふうに思われるんですね。そういった点もう一度答弁願いたいと思うんですが、最近各市町村に大変立派な文化会館もできているわけですけれども、それと比較した場合も大変私は低いのではないかと思われますが、そういった点からもう一度市民運動を私はつくっていかないと、今後問題があるのではないかというふうに思われますので、その点もあわせてお答えを願いたいというふうに思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(伊藤巖君) お答えいたします。 先ほども申し上げましたけれども、かつてはそういう組織がありまして、皆さんの協力を得ながら市民みんなで盛り上げて実施したという経過もありますので、ここ最近そういう教育委員会側で選定して実施しているということもありましたので、今御指摘のありましたように市民の皆さんから御意見を聞いて、また、こういう舞台芸術等に精通している人たちの意見を聞きながら企画してまいりたいと思っております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 18款市債。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 歳入を終わり歳出に入ります。 1款議会費。14番千田三一君。 ◆14番(千田三一君) 議会費としての質問じゃなくして、歳出の一番最初の科目でございますし、全科目に共通することなのでお伺いをいたします。 と申しますのは、時間外手当が各課とも相当額補正減になっておってまことに結構なことでございます。つきましては、全科目を見ますと、農業委員会費で二百数十万円の補正増以外は全部補正減が相当額出ておるわけでございます。 お伺いしたいのは2点ほどでございますが、まず最初に、これだけの時間外の残が出たというのはいわゆるノー残業デーのようなものを設けたのか、あるいは各課がそれぞれ自主的な努力によって時間外がこのように残ったのか、また、このことが平成8年度予算の編成に当たってどう反映したのか、以上2点についてお伺いをいたします。
    ○議長(昆野市右ェ門君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長(小原常夫君) お答え申し上げます。 減になりました理由につきましては、今御質問ありましたように、平成5年からでございますけれども予算の各課の配当を実施してきたということも一つありますし、それから平成4年度からノー残業デーということで各課に取り組んでもらった関係で、その分での減もございます。それから、合併時に比べましていろいろと事務のふくそうした関係が解消されてきたということがございます。それから、日曜とか祭日に勤務した場合に振替休日ということを積極的に取り組んだと、これらの理由でもって時間外が少なくなったという内容のものでございます。 それから、新年度につきましては、過去の実績を踏まえながらその9%ほどを減額の中で計上してございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 2款総務費。19番菅原行徳君。 ◆19番(菅原行徳君) 39ページの19節でございますが、スーパーやまびこの停車に関する負担金でございますが、先ほど昼食のとき市長の方から招待状をいただいたものですけれども、このスーパーやまびこの停車の実現の可能性、現在、市はもとより近隣市町村の応援をいただいて、将来とも停車の運動に全力を尽くしておられると思いますけれども、この現時点での目標達成が五分五分なのか全くわからないのか、どの程度に我々が現在の時点でそのパーセンテージといいますか、実現方についてどの程度の目鼻がついておるのかお知らせいただきたいなと、こう思っておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) スーパーやまびこの北上駅停車につきましては、この数年来北上市のみならず、北上線沿線の秋田県の市町村を含めて強力にJR並びに運輸省に要望してまいっております。その中で、御承知のとおりでありますが、田沢湖線のミニ新幹線化工事約1カ年は停車すると、こういうことになったわけであります。これが1カ年ということをかなりJRの方は強く説明してありますが、私どもとしてはできるだけ引き続き停車するように要望してまいらなければならないというふうに思っております。 いつも指摘されますのは、乗降客数がまだ低いということでありまして、これは一関駅に比べるとまだかなり低いということもございますので、この増加についての努力もしなければならないというふうに思っております。幸い、北上駅はここのところずっと増加傾向にあります。盛岡支社管内では増加傾向をずっとたどっているのは余りありませんので、そういう実績を着実に積んでおりますけれども、さらにこの努力をしながら継続して停車するように強く要望してまいりたいと。その実現の可能性が何割かと言われても、これはちょっとまだ自信を持って申し上げることはできませんけれども、いずれ絶好の機会でありますので、さらに努力をしてまいりたいと思っております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 26番柏葉 明君。 ◆26番(柏葉明君) 37ページで庁舎建設基金積立金4,830万円、これによって基金の総額は幾らになるのかについてお伺いします。 もう一つは次の38ページですが、積立金で財調、市債管理それぞれ積み立てをするという補正でありますが、7年度末でありますから余ったから積むというものではないだろうと思いますが、それぞれの積み立てをする基準といいますか、考え方についてお伺いをします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 財政部長。 ◎財政部長(下屋敷勝哉君) 庁舎建設基金の積立金の残高でございますけれども、これを積みますというと4億4,700万円余でございます。 それから、財政調整基金の積み立て並びに市債管理基金の積み立ての根拠といいますか、そういったお尋ねと受けとめたんですが、財政調整基金の方は、これは1億円は先ほど御質問ありましたとおり、北上流通サービスセンター株式会社からの寄附金を将来の財政運営を見越しましてこの際財政調整基金に積んでおこうと、こういうものでございますし、なお、市債管理基金の積み立ての方につきましては、県からのインターハイの補助金4億5,418万1,000円ほどになりますけれども、これをそっくり後年度の公債費の支出に取り崩して充てていくために現在これを積むと。さらには、下水道債の償還基金の費用の補助金、これは2,526万円ほどあるんですけれども、それらをこの際市債管理基金の方に積むと、こういう内容のものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 14番千田三一君。 ◆14番(千田三一君) 39ページの負担金補助交付金の中の説明欄でございます。第2種生活路線維持費補助金、第3種と、それぞれ100万円あるいは339万5,000円の補正減になっております。ちなみに、当初予算では第2種が100万円、第3種が500万円と、そうなっておりますが減額の理由をお伺いいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長(小原常夫君) 第2種の生活路線の関係でございますけれども、この100万円につきましては、第2種の指定の路線が北上市では16路線ございます。それで16路線の中で、この内容と申しますのは、第2種というのは平均の乗車密度が5人から15人未満と、こうなってございます。それで平成7年度におきまして、この分につきましてはそれぞれの運行に要しました費用、それから運行から得ました収入、これでもって差し引きして不足を生じた場合に2分の1を補助するというのがあるわけでございますけれども、第2種におきましてはそういった収入とそれに要した費用が差し引きなかったということでそれぞれ申請がなく、今回そのまま100万円の減になったものでございます。 それから、第3種の生活路線でございますけれども、これにつきましては平均の乗車率が5人未満と、こういう内容になってございます。それで、今回北上市で該当になっているのが2路線ございまして、1つは村崎野線でございます。それからもう一つは北藤根線でございます。それで村崎野線につきましては、これは乗車密度が5人未満の4.6人ということで、先ほどお話ししました運行に要しました費用それから運行によって得た収入、これの差し引きの分が1万五千何がしという数字になりますし、もう一つの北藤根線につきましては平均の乗車密度が4.8人ということで、これに要した費用が400万円、それで得ました収入が240万円ということで、この差し引きの2分の1、159万円、あわせまして今回要しました分が160万円ほどがその分として補助してございますので、その残額が今回そのまま当初予算から差し引いて残ったと、こういう内容のものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) そのように私も説明を受けておりますが、ところでこれに関連してお伺いをいたすわけですが、総務常任委員会でも意見を付したように、旧和賀地域だけが患者輸送がなされているわけですけれども、これまで旧北上の地域でもバス路線が廃止されたところもあるわけですが、そういった地域もやはり患者輸送をすべきではないかというふうに思われるわけですが、今後どのような形でそのことをお考えであるのかお伺いをいたしたいと思うわけですが。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) 和賀町地内で患者輸送をやっておりますのは、辺地の指定を受けておるところでバス路線のないところという限定のもとに運行をしておるということでございます。これを市内全域というのはこれはなかなか困難であるし、それから私の考えでは一般のバスがどんどん客が減る、それはマイカーもあるけれどもいろいろなバスが各省の補助で導入されて一般のバスの利用が減っていくと。したがって、生活路線でありながら赤字路線になって切り捨てと、こういうことになるわけでありますので、どんどん新しい目的のもとに独自のバス運行をするということには、にわかにはとり得ないというふうに思っております。 なお、今度の高齢者で体の不自由な人を移送するという制度もできておりまして、これは社会福祉協議会が実施するということになっておりますので、こういうものについてはできるだけ強化していくべきであるというふうに考えております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) ちょっと私は理解といいますか認識の違いがあるのではないかと思うんですが、総務で協議をした際は、確かに辺地債でバスは購入するわけですが、和賀全域をそのバスが走っているということですので、辺地の指定のないところもバス路線がないところは患者輸送をしているはずですので、そこの点は間違いのないように確認をいたしたいというふうに思うんですが、その点はいかがですか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) 私の答弁を修正させてもらいたいと思いますが、制度としては辺地の事業で導入しておるわけでありまして、本来の運用は辺地に利用するということになっておりますが、御指摘のとおり和賀町全体を走っておるということでございます。この点は訂正をさせてもらいたいと思います。しすし、これを市内全域にということは、これはなかなか先ほど申し上げたようなこともありますので、実施ということにはなかなかなりませんので、その点も御理解いただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩いたします。            午後1時53分 休憩---------------------------------------            午後2時08分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 3款。3番鈴木健二郎君。 ◆3番(鈴木健二郎君) 53ページの3目保育所費ですけれども、19節ですが、この補助金交付金ですけれども、仙人と岩沢保育所が4月から廃止されることになったわけですけれども、この閉園記念事業ですが、これに補助金がそれぞれあるわけですけれどもこの事業の内容と、あとは32万円と51万円という格差があるんですけれども、この格差の理由を教えていただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) お答え申し上げます。 まず、金銭的な数字の違いにつきましては、記念碑をつくるということでございましたけれども、地元の方で御寄附なさった方がおられましたので、その分で違ってございます。 それから、記念事業の内容につきましては、市の方といたしましては閉所だけになりますが、地元の方で実行委員会をつくってやっておりますので、その中で記念誌とそれから記念会でございますか、それから今申し上げました岩沢地区でございますが、同じ場所にそこに岩沢保育所があったという記念碑をつくるという内容でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 3番鈴木健二郎君。 ◆3番(鈴木健二郎君) 確認の意味なんですけれども、その記念碑は全く同じものなのかどうか、金額的にも。要するに、個人の寄附があったために仙人の方は安いということだと思うんですけれども、同じ質、同じ金額のもので立てられるのかどうか、そこを確認します。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) 金額につきましては、まだ私の方では承知してございません。 ○議長(昆野市右ェ門君) 3番鈴木健二郎君。 ◆3番(鈴木健二郎君) 補助金をつけるわけでしょう。補助金を出しているわけですから、承知していないということはないと思うんですが。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) 御寄附いただく石碑の相手方の金額については、現物でございますので金額は承知してございませんが、内容につきましてほぼ同じものができると思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 18番及川淳平君。 ◆18番(及川淳平君) 49ページの老人福祉費にかかわってお伺いします。 19節の負担金補助及び交付金の中で、敬愛園の増築建設整備事業補助金が1億4,000万円ほど補正増計上になっているわけですが、この内容についてお伺いをします。 あわせて、平成7年度の老人保健福祉計画で例えばデイサービス事業の通所事業ですね、これらは1,000人ほど多く計画にのっておったわけですし、それからショートスティについても400日近い短期入所の実施計画になっておりましたし、それから訪問指導につきましては、保健婦、非常勤看護婦による訪問指導が平成6年度に比べて格段に拡充をする計画になっておりましたが、あわせて実績見込みといいますか、そういうことについてもお伺いをしておきます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 財政部長。 ◎財政部長(下屋敷勝哉君) このデイサービスセンター並びに特養ホームに対する補助金の増額でございますけれども、実はこれは御案内のとおり債務負担行為に係る分でございまして、これの財政構造が皆さんから非常に心配いただいております。したがって、高金利の負担を将来伴っておるものにつきましては、できるだけこれらを繰り上げ償還といったような姿勢でおるわけでございまして、市債に対する繰り上げ償還と同様に債務負担行為についても高金利のものを対象に今回これを行いたいと、こういうことでこれら3つをあわせますというと1億9,700万円ほどになるわけでございますけれども、繰り上げ償還分というふうにお考えいただきたいと思います。 なお、入所計画等については担当部長から答弁いたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) お答え申し上げます。 保健福祉計画に基づきます実施計画につきましては、当初の計画よりは現実にはそのとおりいっておりません。ただ、年次ごとにその都度、国、県の方に協議してまいったわけでございますが、今度デイサービスが非常に好評でございますので、今度わがの里の方に15床でございますか、それからあと入浴サービスの関係でバス等の購入等も考えてございます。 以上でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 26番柏葉 明君。 ◆26番(柏葉明君) 53ページの母子福祉費で20節扶助費が減額になっておりますが、妊産婦、乳児それぞれ減額の事情を御説明願いたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) これらに関しましてはいろいろサービスの状況、サービスの程度を上げるということで、例えば1歳のものを2歳からするとかとしましたので、大幅に来るであろうということで進めてまいったわけでございますが、実績で決算見込みということで今回計上したものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 14番千田三一君。 ◆14番(千田三一君) 46ページでございます。社会福祉総務費の委託料の中で社会事業授産施設等委託料二百五十何万円かの減額補正になってございます。ちなみに平成7年度の当初予算では559万円、それから平成8年度では918万円と、それぞれ予算措置されておりますけれども、今回の補正で251万円も減額になっておるというのはこの授産施設の利用者が少なかったためかと思いますけれども、その辺についてお伺いをいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) お答え申し上げます。 確かに今お話しいただきましたような数字でございます。内容を申し上げますと、当初3名を予定しておったわけでございますが、12月補正の段階で単価改定等も見込まれますので、それらも含む際にさらに2名を追加しまして、5名の枠をとったわけでございます。その結果、現在入っておりますのは3名でございましたので、その分の減額でございます。 なお、その間に単価改定1%ございましたので、それらも清算しまして今回減額したものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 7款衛生費。27番鈴木健策君。 ◆27番(鈴木健策君) 55ページですが、がん対策基金積立金が減額になっておるわけですけれども、これに絡んでですが、かつて私がこのがん基金の利用といいますかそれで平成6年に質問しているわけですが、そのときの答弁では、平成6年から8年までの3カ年間、篤志寄附者の了解を得て緩和ケアを行うんだと、国庫補助を得て。その補助が終わった後で、できれば基金を1億円の積み立てをして受益でもってその事業をやっていきたいんだという答弁をいただいておるんですが、今年度で終わる緩和ケアの国庫補助、これの8年度以降の見通しはどうなのか。それから、がん対策基金が今現在3,000万円ちょっとだと思うんですが、1億円になりますと相当の年数がかかるんですが、この基金の1億円達成までの見込みはどのように考えておられるのかお伺いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) お答え申し上げます。 北上市の緩和ケア事業につきましては、皆様のお力の上に大変北上市方式ということでいろいろ注目をされておるわけでございますが、1億円の寄附金は今お話しいただきましたように現在3,570万円程度でございます。1億円まで我々としますとこのまま果実等も積み立てていきまして1億円を達成したいものだと思っておりますが、今御質問の、あの当時は今と若干金利の状況が違っておりますのではっきりとは申し上げかねますが、今のお金を見ますと支出が大体500万円前後でございます。そうしますと、その当時お答えしたのは1億円の果実で五、六百万円ということでお話し申し上げたのかもしれませんけれども、若干今状況が変わってございます。 2番目にお話しありました今後の件でございますけれども、さらにはこれらは続けていくという方針のもとに一般財源も現在半分程度は入ってございますので、さらに財政担当とも協議しながらこれらいい方法 いい方法というのは、さらに助成がつく事業があるのかどうか、それらを探しながら進めていかなきゃならないと思っております。いずれ、北上市としましてもここまで来ておりますので、いろいろ見直しをしながら進めていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 12番多田 司君。 ◆12番(多田司君) 59ページの4目し尿処理費についてお伺いします。 し尿収集運搬業務委託料521万円が減額になっておるわけでございますが、し尿処理施設はパンク状態になり増設したということで改善の方向に向かったというふうに記憶しておるわけでございますが、実態はそうでもないという話も聞くわけでございます。この521万円の減額は改善の方向ということでとらえていいのかお伺いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) お答えします。 し尿のくみ取りにつきましては、各家庭に相当期間を置いているということで御迷惑をかけておるわけでございますが、現在19ページの歳入の方とも関係いたしますけれども、その中で私どもの方で今回は決算見込みということでつくっておりますが、御質問の趣旨は改善されたかどうかということでございますので、それについてお答えしたいと思います。 平成6年より平成7年は3%程度の搬入をしてございます。しかしながら、いまだにこれらが日数が改善されていない向きもございます。いろいろ検討しているわけでございますが、私の推測というんでしょうか、独断と偏見になりますけれども、現在今のある施設は公共下水道の普及がなされるということを前提につくった施設でございますので、公共下水道の普及等ともにらみ合わせながらいかなきゃならないものではないのかなと。過日、汚泥処理の施設もつくらせてもらいましたので、それらで急場をしのいでいるわけでございますが、建設部の方とも協議をしながら、一層搬入できるように進めてまいりたいと思っております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 12番多田 司君。 ◆12番(多田司君) このし尿収集運搬業務委託料の521万円は、そうすると台数を減らしたと、こういうことになろうかと思いますが、これはどういう理由によるものですか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(滝澤良徳君) この数字の減ったものにつきましては、当初の見込みは全体の数量としてこのぐらい希望しておったわけでございますが、現実に搬入する枠というんでしょうか、年間の数量が5市町村で分割されておるためにこの程度の減額になるものと思われましたので、今回補正するものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 14番千田三一君。 ◆14番(千田三一君) 57ページの水道整備費の関係でございますが、負担金補助1億400万円、それから出資が570万円それぞれ減額になってございますけれども、この減額の理由というのは水道事業会計に対する制度的なものによるのかどうか、その点をお伺いいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 財政部長。 ◎財政部長(下屋敷勝哉君) 質問者がおっしゃるとおり、これは制度的というふうに御理解いただいて結構ですが、これは高料金対策に対する補助金でございまして、激変緩和措置の確定による減と、こういうことになります。 ○議長(昆野市右ェ門君) 5款労働費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 6款農林水産業費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 7款商工費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 8款土木費。8番小原健二君。 ◆8番(小原健二君) 76ページ、13節委託料の除雪の部分でありますけれども、ここ二、三年の暖冬で大分除雪費が緩和されてきたんですが、ことしの冬、御承知のように大分大雪という状況でありまして、そういう部分での補正だと思うんですが、特にことしの冬の除雪対策として強化した点などあればお伺いしたいと思いますし、また、特にことしは凍結等もあったわけでありますので、市民からの要望、苦情等がいろいろ出ておったかと思うんですが、それに対する対応など実態はどうであったのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) 除雪に関する補正について御説明申し上げます。 除雪費は当初8,000万円の予算でやっておりましたが、御指摘のとおりことしは非常に積雪が多ございまして、1月末で7,500万円ほどの実績でもって2月以降の予算がないということで財政当局にお願いしておったわけでございますが、2月、3月の見込みでもって約7,000万円ほど要望して計上していただいたところでございます。 除雪に対する要望というのは、やはり区長会を通しましても年々非常に要望が多ございまして、できる限り要望に沿うように出動回数をふやしておる関係もございまして非常に今回はふえていると、こういうことでございます。現在のところは、幾らか余るんではないかという見通しのもとでございます。 以上でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 17番伊藤隆夫君。 ◆17番(伊藤隆夫君) 合併して市民が全然御利益がないというのが一番この冬の除雪のことでございます。旧北上市はどうだかわかりませんが、和賀、江釣子にあってはこんなはずじゃなかったという、雪国に行けば行くほど、非常に雪が降れば降るほどきれいな道路になっているのが合併しない前でございましたが、そのころも黒沢尻の中は、我々がたまに来て遊ぶときには大変歩きづらい、これがここの特徴かなと思っていましたんですが、合併してやはり市民が言うのは、大変なことになったなということでございます。 今部長が、出動回数が物すごく出てきたから、6,400万円というような大きな補正増にならなくちゃならないということはわかるような気がしますが、幹線道路は市の当初和賀、江釣子、旧北上市が設備していた立派な機械でやるわけですが、支線は委託にしていると思うんです。その委託をするときの約束事というか、そういうふうなものをお聞かせ願いたい。ダンプは何トン、ブルドーザーは1アワーメーター幾らとか決まっていると思うんですよ。それからどれくらいの幅の道路はこれぐらいのブルドーザーで払いなさいよと、こう決まっていると思うんですが、極端に言えば、合併してからうちのあたりの雪国を歩くのはただ踏んで歩いていると、踏んで歩いたってアワーメーター回るわけですから、係が見れば何アワーメーター走ったということがわかるわけですから、その辺は建設課としてどのような対応をしているのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) 合併してから除雪が悪くなったという御意見でございます。和賀管内につきましては、機械化公社に委託しておるものでございまして、合併前と同じ状況でやってございます。それから、江釣子管内につきましては委託ですが、これも業者に大きな変動はございませんので、合併して管理が甘くなったと言われれば大変ですけれども、いずれ単価その他につきましては、県とかあとは各業者からの見積もり等を勘案しまして単価契約してございまして、単なる時間だけの稼ぎじゃなくやっているつもりでございます。いずれ、そういう声はちょこちょこ聞いておりますので、今後業者とかそういう関係につきましては十分指導してまいりたいと、こういうふうに思います。 それから、この増額の中では本庁管内、旧北上が4,000万円ほど、それから江釣子が1,300万円ほど、和賀管内はあくまでも機械化公社の委託の関係で機械も全部こっちから貸しておるものですからこれの増額は900万円程度と、こういう状況になってございます。ただ、和賀管内につきましては燃料費、その他で相当ふえておると、こういう状況でございます。 以上でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 17番伊藤隆夫君。 ◆17番(伊藤隆夫君) 業者を選定する場合、やはり建築物の入札のように、何社指名どこそこ落札と、このようになっているものですか、それとも一業者オンリーになっているものですか。 それから、今部長が言っておりますが、やはり4メートルの道路には3メートルの廃土板を持ってきてそして払うようにとかという指導がなければだめだと思うんですよ。雪と何とかは踏み倒せばいいのだという、春になればなくなるといううわさもございますが、そういうことじゃないわけでございまして、やはり払うべきものは払うという、こうならなくちゃならないと思うんです。ですから、払ったのか踏んで歩いたのかわけのわからないのに金を払ったってしようがないと、私はそう思うわけです。払うということは、ちゃんと舗装道路が出るということでございますから、それをぐっと我慢していれば春が来て払ったか払わないかわからなくなるというようなことでは私はいかんと思うわけでございますから、どのような入札方法をしているのですか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) この除雪につきましては、業者の方にも依頼している関係がございまして、各路線ごとにそれぞれ業者を割り振っておりまして、随契ということになりますけれども、業者数をいっぱい使ってございます。それで各地区、路線ごとに割り当ての路線を決めておると、こういう状況でございます。 それから、各路線ごとに使用する機械、機種等もグレーダーだとかブルドーザーとかそういう廃土板の形式とかまで決めてございまして待機させておいたりして、待機料とかその他も積算の中に入ってございますが、いずれそういう除雪の不適切が指摘されるようでございますので、肝に銘じまして改良に努めたいと、こういうふうに思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 17番伊藤隆夫君。 ◆17番(伊藤隆夫君) 例えば土木工事の場合、やはり北上市が指名する業者の中にも、もしかしてミステークがあれば次には指名されないようになるでしょう。私はこの除雪だって、やはりミステークに近いような除雪の方法があったのに金を払うということは、非常に遺憾だと思うわけでございます。 私どういうわけか和賀町境におりまして、和賀町はもうなめるようにきれいに払っているときに、私の江釣子地区のいちばんかさは、これ以上小さいブルがないんじゃないかというものを持ってきて、それでやってお金を払わなきゃならないということになれば、それは部長さんの方でこのブル持っていって払いなさいという御指名申し上げたんですか。そうじゃないと思うんですよ。やっぱりもうあの距離で1回出動幾らということになるから、経費のかからない小さいのを持ってきて私はやっているんじゃないかなというように思うわけです。それじゃ、その証拠どこにあるかといえば、今は春になってしまって何もないわけですから、ここに問題があるわけです。これは一発勝負なんですよ。ですから、そういうふうなことがありますから、今後やるといっても来年のことなんですね、来年しか雪は降らないわけですから、その辺をどのように考えているか。私はあれは一つのミスをした業者じゃないかなと思うわけですが、部長はどう考えておるわけですか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) この業者の作業状況につきましては、除雪前と除雪後の写真等も添付させて報告させてございますので、確認はしているつもりでございます。 それから、ペナルティーといいますか、今度頼まないとかそういうことも検討ということでございますが、御存じのとおり、除雪は業者はできれば頼まれたくないというのがたくさんの業者の要望といいますか、相当単価を上げないと割に合わないということも言われております。もちろん、朝の3時ごろから出勤しておりますし、非常に労苦をかけております。いずれ、業者以上に私どもの指導も気をつけますので、ひとつ今後ともそういう点はどんどん御指摘いただきまして改良いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 2番高橋 元君。 ◆2番(高橋元君) 除雪の問題につきましては、私も一般質問の中で取り上げされていただいておりましたが、今回、前回の質問の中での答弁のとおりですと、いろいろな苦情が出ないものと、そういう期待を持っておりましたけれども、やはり北上工業団地においてはことしもやはり大きな除雪に対する苦情がありました。これは前にも申し上げましたけれども、出勤時間がほかよりも早いわけです、交代勤務をやっておりますから。6時出勤となりますと5時半ごろもう車が通るわけでありますから、できれば優先してその辺早く車が動くところから優先してもらえればありがたいなというふうに思っておるわけであります。 それと、花巻から工業団地に通勤している方は、花巻の方は道路は除雪は大変進んでいると。北上の工業団地に入って非常に除雪がされていないというふうなことも話を聞いておるわけであります。前回、私調査したときには、工業団地は花巻の業者さんが除雪を担当されているというふうなことで、これは花巻を起点に除雪をしていくと花巻の方が早いわけでありまして、北上の除雪が後回しになるような感じがするなと私は思っておりましたが、やはりその辺契約をしておるわけですから、運行コース等もあると思いますが、やはり北上の分は最初に優先してお願いできるようなそういう業者との調整も必要ではないかと思いますけれども、その辺どうなっておるのかお伺いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) 除雪の基準を定めておりまして、やはり幹線道路とかバス路線と、こういうのを優先的に例えば7時までには終わるんだとか、それから生活路線に入るんだとか、そういう決めも一応してございます。工業団地の幹線道路につきましては、そういうことで一番先にやる範囲だと思いますけれども、いずれそういうことがあったとすればいろいろ今後はそういうことをできるだけないように指導したいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 14番千田三一君。 ◆14番(千田三一君) 88ページの市営住宅管理費の関係でございます。ここに公営住宅管理システム開発委託料というのが載っておりますけれども、これ何か新規の仕事みたいに見受けられますが、もし新規だとするとこの補正に提案しなければならなかった理由等についてお伺いをいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) 公営住宅システム開発ということでございますが、これは管理システムのプログラムの開発を委託するものでございます。主な項目としては、住宅台帳の保守、収納台帳の保守、それから過年度未収管理、催告書のデータ抽出、こういうものを電算プログラムで作成してもらうというものでございます。この中には、催告書エスメールといいますか、見えなくして張るそういうこととか、これを新年度から採用したいということで今回の補正で計上していただいたものでして、ある程度業者との見積もり等、そういう中でいろいろ打ち合わせもしておりますので、何とか3月いっぱいでできて4月から稼働できるようにしたいと、こういうふうに考えているものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 9款消防費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 10款教育費。7番金田ハルノさん。 ◆7番(金田ハルノ君) 教育費の中で94ページ、13節の委託料、ここに教職員の胃腸病等検診委託料とそれから教職員の循環器検診委託料、ともに減額になっているわけですが、この内容をお伺いしたいと思います。教職員の健康管理に支障がないのか、あるいは受診率がどのようになっているのか、それが1点。 それから次の95ページですが、教育振興費の中の20節扶助費、要保護及び準要保護の就学援助費が216万1,000円減額ということになっておりますが、これも対象者が減っているのか、減っているとすればどのような推移、だんだん減っているのかどうか、対象者数の推移について伺いたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(伊藤巖君) 各種検診の残でございますが、子供たちについては制度的に変わっておりませんで、受診者の減少、生徒数も減少する傾向にありますし、そのとき受けれなかった人等もありましてこういう減額になっているわけですが、受診率等について手元に資料がありませんので後ほど報告したいと思います。 それから、要保護、準要保護でございますが、これは制度的には変わっておりません。所得の状況それから民生委員さんの推薦等の数によってこのように変わるわけですが、受給資格者の減少に伴うものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 7番金田ハルノさん。 ◆7番(金田ハルノ君) 教職員の受診率なんです。例えば忙しくてというか、受けないでしまったそういう教職員とかがいないのかどうか、何%ぐらい受診しているのか、そういうことについて伺いたい。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。
    ◎教育次長(伊藤巖君) 今、手元に資料ございませんので、調査して報告したいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 3番鈴木健二郎君。 ◆3番(鈴木健二郎君) 93ページの奨学事業費についにお伺いします。 140万円ほど減額しているわけですけれども、この理由と、あと今年度の利用状況をお伺いしたいというふうに思います。予定者に対しての利用状況。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(伊藤巖君) 最初に奨学金の決定状況でございますが、今年度は希望者全員について決定して貸し付けをしているところでございます。ただ、この貸付額の減額につきましては今年度の辞退者、決定して後に辞退した人が1名ありましたし、前から決定していた方で辞退者がございましてこのように減額になるものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 3番鈴木健二郎君。 ◆3番(鈴木健二郎君) この貸し付け制度は大変すばらしい制度だというふうに思うんですけれども、年々この利用者もふえていると。平成8年度も当初予算でふやしているわけです。ただ、このPRがちょっと私は不足して、皆無ではないというふうに思いますけれども、このPRの件と、あと委員会でも私御質問いたしたわけですけれども、やっぱり決定の時期を早めていく必要があるんではないかなというふうに思うんです。そうすれば、辞退とかそういうこともなくなってくるのではないかなというふうに思うんです。ほかの奨学金制度の併用もできないという部分もあるわけですけれども、年々学費が御存じのように上がっている状況で利用者がふえているわけですけれども、やっぱり利用しやすいそういう制度に持っていくべきだというふうに思いますが、お考えをいただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(伊藤巖君) 奨学金につきましては、申請者に対してはできるだけ貸し付けして勉学に励んでいただきたいということで進めているわけでございますが、所得基準等を調査するために、所得税対象者ですと3月を過ぎれば所得が確定するわけでございますけれども、住民税ですと早くても7月にならないと前年の所得が確定しないということもありまして、急いでも7月になります。 それから、市の規定の場合、日本奨学金等と並給しない方法をとっておりまして、両方にたまたま申請している方もございます。そういう場合、あっちを辞退して先に決まった方を借りる方もあるわけですけれども、上部の奨学金を借りるという方もありますので、そういうこともありまして決定は7月ということになります。これでも前よりはできるだけ早く決定するように努力しております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 11款災害復旧費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 12款公債費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 13款諸支出金。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 以上で歳出を終わります。 次に、第2表継続費補正。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 第3表繰越明許費補正。14番千田三一君。 ◆14番(千田三一君) 総務管理費で庁用自動車2,600万円の購入がございますけれども、これ繰越明許にしなければならないのは特殊車両のようなものなのかそれとも一般車両なのか、そういった点についてお伺いいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 財政部長。 ◎財政部長(下屋敷勝哉君) これは12月に予算措置しておったものでございますけれども、実は、主としまして市民利用を対象としますバスの購入を当て込んでおったわけでございますけれども、特に安全あるいは利便に配慮するというふうなことで特別使用発注部分が多いわけでございます。こうしたことがございまして、発注先と協議しましたけれども、年度内におさめることがうちの方の希望が多いために間に合わないと、こういうことから今回繰り越し明許をお願いすると、こういう内容のものでございまして、5月中には納車の予定でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 次に、第4表債務負担行為補正。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 第5表地方債補正。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 以上で一般会計を終わります。 次に、特別会計を行います。 国民健康保険事業特別会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 国民健康保険事業特別会計直診勘定。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 工業団地事業特別会計。9番小松久孝君。 ◆9番(小松久孝君) 6ページの15節工事請負費の減額の内容についてお伺いしたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 商工部長。 ◎商工部長(真山峻君) これにつきましては、入札残ということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 9番小松久孝君。 ◆9番(小松久孝君) このことはわかりましたが、8年度予算のときにも若干お聞きしたわけですが、工業団地の整備した調節池があるわけですけれども、その工事をする段階で和賀川土地改良区との協議がなされたようでございますが、その工事の内容が当初改良区と協議した内容と違う工事内容になったということで、そのことが現在改良区と十分な理解が得られておらないというふうなことを聞いております。それでこれの解決の見通し、このままにしておくということはやっぱり住民感情からしてもよくないようですし、当局の言い分も私は理解するわけですけれども、改良区との理解がいまいちなされておらないということをお聞きしておりましたので、この解決策というんですか見通しについてお伺いしたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 商工部長。 ◎商工部長(真山峻君) お答えいたします。 これにつきましては、内容的には工法それに調節池のそのものの性格、これに若干の誤解があると思います。 具体的にはどういうことかと申しますと、調節池は普段はたまり水がないのだということと、それから往時のときのたまり水を一時下流にそのまま流水しないように、1回調節池でとめる機能と。それからもう一つは、調節池そのものには工場排水は入らないんだということでございまして、その点市の説明として再々改良区の方にお伝えしているんでございますけれども、改良区ではその辺の理解がまだ十分にされていないのが現実でございます。と申しますのは、あそこに工場からの排水が入るのではないかということでございますので、それについては絶対ないんだということで堂々めぐりになっているのが現実でございますけれども、いずれまた何回か改良区の方とも会議とか協議を持ちまして理解をいただくようにお願いしたいと、こう思っているところでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 下水道事業特別会計。2番高橋 元君。 ◆2番(高橋元君) 6ページの使用料ですが、公共下水道使用料が1,570万円ほど減額になっておりますけれども、この内容についてお伺いしたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) 使用料でございますが、現計予算額が2億4,215万5,000円、これに対して収入確定見込みが2億3,087万3,000円、こういうことで1,228万2,000円の補正減でよいわけですが、他の財源との調整のためにさらに344万9,000円を加えた1,573万1,000円の補正減としたものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 2番高橋 元君。 ◆2番(高橋元君) 公共下水道の対象地域での普及度合いというんですか、それらの進行状況はどのように進んでおられるのでしょうか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) 整備率で18%から20%、さらにその中で普及率というのは60%から65%ぐらいの水洗化率と、こういうことでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩いたします。            午後2時58分 休憩---------------------------------------            午後3時15分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、農業集落排水事業特別会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 駐車場事業特別会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 宅地造成事業特別会計。25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) 口内の宅地造成がやっと始まるというふうに思っておりましたら、工事請負費並びに公有財産購入費の中で減額をされまして、当初予算にはまた計上されておりますが、発掘調査の進行具合というふうに思っておりましたところが、なかなか用地購入ができないということのようでありますけれども、その実態と今後の見通しについてお伺いをいたしたいと思いますが。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) 今年度の団地造成につきましては、未買収は除いた線で一応積算いたしまして実施しようとしたところでございますが、これの処分単価が非常に高価につきまして、どうしても採算上うまくないということで、急遽さらに用地折衝を重ねて解決することによりまして分譲面積とか幹線道路の効率的な築造とかと、そういうことが予想されましたので今回減額しまして、新年度で新たにさらに用地折衝を重ねて当初見込んでおった価格に近い線でできるように努力しようとするものであります。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) ですから、その用地折衝の今後の見通しについてお伺いをいたしているわけです。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) これにつきましては、以前は開発公社に委託しておりましたが、この暮れから直接建設部でもってさらに相続の関係等ございまして、共有者の中の1人の反対とかそういう関係がありましたけれども、新たに人をかえまして今折衝中でございまして、いろいろ弁護士等も入った経緯もございましたが、何とか理解を求める方向に進んでおりますので新年度ではぜひ実施したいと、こういうふうに考えてございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 土地取得特別会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 水道事業会計。(「なし」と呼ぶ者あり) 教育次長。 ◎教育次長(伊藤巖君) 先ほど保留しておりました一般会計教育費のうちの教職員の胃腸病検診の受診率ですけれども、これは35歳以上の方でございまして、89.2%の受診率でございます。 それから、結核及び循環器検診につきましては全職員なわけですが、これは97.4%。それで未受診の方も調査しているわけですが、既に通院中の方それから産休等の方がほとんどでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第28号平成7年度北上市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号平成7年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号平成7年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第3号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号平成7年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号平成7年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第5号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号平成7年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号平成7年度北上市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号平成7年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号平成7年度北上市土地取得特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号平成7年度北上市水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) お諮りいたします。日程第36、議案第42号から日程第43、発議案第5号までの8件については、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、日程第36、議案第42号から日程第43、発議案第5号までの8件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第36、議案第42号財産(土地)の処分についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 小原常夫君 登壇) ◎企画調整部長(小原常夫君) ただいま上程になりました議案第42号財産(土地)の処分について提案の理由を申し上げます。 処分しようとする土地は後藤野工業団地内の工業用地で、北上市和賀町後藤2地割106番164で、7,125.57平方メートルを日重建設株式会社に6,015万円で処分しようとするものであります。 処分しようとする企業の日重建設株式会社は、東京都中央区に本社を置く資本金1億円の企業で、特定建設業、一般建設業、建設コンサルタント等を主としております。生産品目は、機械プラント、産業プラントの製造であります。 工場建設は平成8年4月に着工し、操業は平成8年8月の予定であります。この事業拡張に伴う操業時の従業員の総数は約17人の予定となっており、工場等の建築延べ面積は約800平方メートルとなっております。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第42号財産(土地)の処分についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決っすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第37、議案第43号大堤公園補助競技場築造(その2)工事の請負契約の締結についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。     (企画調整部長 小原常夫君 登壇) ◎企画調整部長(小原常夫君) ただいま上程になりました議案第43号大堤公園補助競技場築造(その2)工事の請負契約の締結について提案の理由を申し上げます。 この工事は、既に着工いたしております補助競技場の走路ほか関連施設を整備するものであります。 契約の方法は、地方自治法施行令第167条第1項第3号による指名競争入札とし、去る3月1日、大手専門業者16社で構成する8特定建設工事共同企業体による入札を行った結果、日本奥アンツーカ株式会社、高弥建設株式会社特定建設工事共同企業体が落札したので、3億2,445万円で請負契約を締結しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。10番及川洋一君。 ◆10番(及川洋一君) ちょっと関連してお伺いしますが、この補助競技場は当然陸上競技以外にも、いわゆるフィールド内でサッカーとかあるいはラグビーとかいろんな球技に使われると思うんですが、この図面を見ていますと、ハンマー投げのサークルとかあるいは砲丸投げのサークル等がトラック内にあるわけでありますが支障がないものでしょうか、その辺をお伺いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) 陸上競技以外に使用する場合には、人工芝等その他でハンマー投げとかその他の関係にふさいで使用できるようになっているそうでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 10番及川洋一君。 ◆10番(及川洋一君) そうすると確認をしたいんですが、この上に人工芝をかぶせるということなんですか。支障がないと解釈していいわけですね、確認したいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋正夫君) 支障ないということでございます。というのは、フィールドより一段下がるとか、そういう砲丸投げとかその他のときには下がっている状況ですので、フィールドとして使う場合にはそこに部分的に人工芝とかその他が張られて使えると、こういう状況でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第43号大堤公園補助競技場築造(その2)工事の請負契約の締結についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第38、議案第44号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩いたします。            午後3時36分 休憩---------------------------------------            午後3時37分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 再開します。 提案理由の説明を求めます。市長。     (市長 高橋盛吉君 登壇) ◎市長(高橋盛吉君) ただいま上程になりました議案第44号人権擁護委員候補者の推薦について提案の理由を申し上げます。 当市の区域に置かれている人権擁護委員のうち、中居雪子、小原喜代一、下瀬川静江、簡喜太郎の4氏は、平成8年3月31日をもって任期が満了するので、その後任として提案の4氏を推薦するに当たり、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 中居雪子さんは、昭和38年3月、東和町立東和中学校教諭を最後に勇退されるまで、12年間師弟の教育に専念され、その後北上地区更生保護婦人会長、さらには飯豊9区の行政区長等を歴任し、昭和58年8月から人権擁護委員として御活躍をいただいております。 次に、下瀬川静江さんは、昭和54年4月から昭和62年3月までの8年間、江釣子村社会教育委員、江釣子村婦人団体連絡協議会長等を歴任され、平成2年2月から人権擁護委員として活躍をしていただいております。 次に、簡喜太郎氏は、平成元年3月、北上市立南中学校長を最後に勇退されるまで、40年にわたって師弟の教育に専念され、平成2年4月から人権擁護委員として活躍をしていただいております。 次に、高橋翠氏は、平成5年3月、北上市立笠松小学校教諭を最後に勇退されるまで、39年間師弟の教育に専念され、その後平成5年4月から江釣子5区行政区長として活躍をされております。 以上の経歴のとおり、推薦しようとする4氏はその人格、識見とも高く、広く社会的経験も豊かであり、いずれも適任と確信し推薦しようとするものであります。 何とぞ、満堂の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 討論を省略し、直ちに議案第44号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件のうち、中居雪子さんを適任とすることに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立全員であります。よって、本件のうち、中居雪子さんを適任と決定いたしました。 次に、本件のうち、下瀬川静江さんを適任とすることに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立全員であります。よって、本件のうち、下瀬川静江さんを適任と決定いたしました。 次に、本件のうち、簡喜太郎君を適任とすることに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立全員であります。よって、本件のうち、簡喜太郎君を適任と決定いたしました。 次に、本件のうち、高橋翠君を適任とすることに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立全員であります。よって、本件のうち、高橋翠君を適任と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) あらかじめ時間延長いたします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第39、発議案第1号北上市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。10番及川洋一君。     (10番 及川洋一君 登壇) ◆10番(及川洋一君) 北上市議会委員会条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を行います。 これは、来月から行政組織の再編整備をすることになっておりますが、それに伴いまして所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容は次のとおりであります。 北上市議会委員会条例第2条中第2号及び第4号を次のように改める。 (2)、教育民生常任委員会9人。ア、市民生活部の所管する事項。イ、保健福祉部の所管する事項。ウ、教育委員会の所管する事項。 (4)、建設常任委員会9人。ア、建設部の所管する事項。イ、都市整備部の所管する事項。ウ、水道部の所管する事項。 附則、この条例は平成8年4月1日から施行する。 以上のとおりであります。満堂の御賛同をお願いいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより発議案第1号北上市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第40、発議案第2号住宅金融専門会社不良債権処理に関する意見書についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。25番八重樫眞純君。     (25番 八重樫眞純君 登壇) ◆25番(八重樫眞純君) 発議案第2号住宅金融専門会社不良債権処理に関する意見書についての提案理由を御説明申し上げます。 政府は平成8年度予算案において、住宅金融専門会社不良債権処理のため、6,850億円もの公的資金を投入しようとしております。今後、さらに第2次損失を含めると1兆円を超す規模になることが予想され、国民には十分な理解が得られていない現状であります。よって、政府は住専処理に当たって監督官庁などの行政責任、関係金融機関や不動産業者などの貸し手、借り手の責任問題など徹底した真相の解明こそが先決であり、国民の理解が得られぬまま公的資金を支出しないよう強く要望し、政府関係機関に対し意見書を提出しようとするものであります。 どうか満堂の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。3番鈴木健二郎君。 ◆3番(鈴木健二郎君) 発議者に御質問いたします。 私はこの意見書の内容について反対ではありませんけれども、その内容について不十分さがあるんではないかというふうに思いますので、御質問いたしたいというふうに思います。 発議者は御存じのように、今、国民の大きな関心事となっておりますし、まさに国会でも緊迫した情勢を迎えているわけですけれども、この住専問題についてはいろんな形で世論調査がされております。先日、朝日新聞の調査を見ますと、78%の国民がこの住専処理に国民の税金を使うべきではないという答えを出しています。それから、NHKなどほかのいろんな世論調査を見ましても、80%から90%という高い率で税金投入をすべきではない、そして予算案から6,850億円を削ってほしいと、こういう声があるわけです。この点について、発議者はどういうふうなお考えをお持ちかお聞きしたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) 発議者の御意見を伺いたいということでありますが、今回の意見書につきましては議員諸氏と御相談を申し上げながら、現在、先ほど鈴木議員がおっしゃったような国民世論がありますので、地方議会としても意見書を提出すべきだという形で今回の発議案になりましたので、その点御理解を賜りたいというふうに思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 3番鈴木健二郎君。 ◆3番(鈴木健二郎君) 意見書というのは国民世論、多数の状況を反映することが必要だと。この北上市にあっては、市民の意向を反映すべきだというふうに私は思うわけですけれども、この意見書の中で徹底した真相の解明こそ先決である、私もこのとおりだと思うんですが、であればこそ、最初から国民の税金を投入しようとしているこの予算案に対する、やっぱり削除すべきだという文言も私は入れるべきではなかったかなというふうに考えるものでありますけれども、この点についてはどういうふうにお考えなのか。先ほど議員各位でいろいろ協議をされてその結果だというふうにありましたけれども、まさに国民の多数の意見を反映させる意見書とするのであれば、この文言を入れるべきだったというふうに私は思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) それにつきましてはさまざまな意見があろうかというふうに思いますが、あえて私の意見を申し上げれば、現在、国会で審議中である案件なわけでありまして、これはそこまで地方議会として審議中であるものに削除せよというふうな形での意見書を付すのは妥当性を欠くのではないかという観点から、このような意見書の取りまとめになったものというふうに私は理解をいたしております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 3番鈴木健二郎君。 ◆3番(鈴木健二郎君) 妥当性に欠けるという言葉は私はないと思うんです。やはり先ほども申し上げましたとおり、今の8割、9割というのは、ほとんどの国民がやっぱり国民の税金を使ってほしくないというのが私はあれだと思うんですね。その意見を呈して、政府なりに意見を上げるということは当然だというふうに思うんです。ですから、まさに私は妥当性があるというふうに思うんですけれども、もう一度お答えをいただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) その辺が若干意見の違うところだろうというふうに思いますが、現在、政府の予算案が国会で審議中なわけであります。ですから、それは国会の中で審議されてしかるべきだというふうに思いますので、地方議会としてそこまで削減せよというふうな形で地方議会が意見書を出すことが適当かどうかという点でこういう内容になったものであります。 ○議長(昆野市右ェ門君) 15番高橋義麿君。 ◆15番(高橋義麿君) 提案者のこの文章に8割方賛成するものであります。ただし、今説明なさった中で、国会で審議中であるので地方議会でそこまで踏み込むことはそぐわないんではないかという私見のようでございましたけれども、国会で審議中であるからこそ地方議会の意見として発議をするべきではないだろうかと、それが地方議会の声ではないだろうかと。法的に決定してしまってから幾ら騒いでも、まさに蟷螂の斧、負け犬の遠ぼえ、これにしかならないんじゃないでしょうか。むしろ審議中だからこそ、今、地方の声はこうなんですよということをはっきり明確に出すべきだと思います。 それから、私が8割方と申し上げるのは、確かに民間営利企業が勝手に商売やって勝手に損して、そのしりぬぐいを公金でそれを賄わせると、こういうやり方は非常に私は不満を持っています、一国民として。しかし、大きな目で見た場合に、世界の国々からのいろんな日本の立場を見た場合に、果たしてそれだけで片づけでいいものやらどうやら、やはり場合によっては公的資金の出動も必要ではないだろうかというところで私もいささか疑問なものですから、ただ、一市民の感情としては8割方賛同いたしますけれども、今、提案者のおっしゃった、国会で審議中であるのでそれは議会にそぐわないというのは私はいささか納得いきません。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番八重樫眞純君。 ◆25番(八重樫眞純君) ですから、徹底した真相の解明をしていただきたいと。2つ目には、国民の理解が得られぬまま公的資金を支出しないよう強く要望しますという内容になっておるわけです。現在、こういう状況の中で、国民的感情は私もよく理解できますが、北上市議会としても何とか意見書をまとめて全員一致で提出したいということでこのような形で提案をいたしましたので、何とぞ御理解を賜りたいというふうに思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより発議案第2号住宅金融専門会社不良債権処理に関する意見書についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第41、発議案第3号寒冷地手当の削減に反対する意見書についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。18番及川淳平君。     (18番 及川淳平君 登壇) ◆18番(及川淳平君) ただいま上程になりました発議第3号寒冷地手当の削減に反対する意見書について提案の理由を申し上げます。 人事院は95年の人勧の際の報告で、寒冷地手当の見直しを96年度の勧告に向けて行う方針を示したわけでございます。人事院は見直しの理由に、非支給地域との生計増高費や民間の支給状況などを見ながら適正化を図るとして、寒冷地手当を大幅に削減する方向で検討していると伝えられております。 寒冷地手当は、御承知のように寒冷積雪地域で暖房費や生活費等余分にかかる経費について補てんするものであり、寒冷積雪地域では非支給地域と比べ冬期間における居住、暖房、被服、履物、交通、教育等及び雪害対策に要する費用の支出が寒冷地手当を上回っているのが実態であります。また、公務員の寒冷地手当は公務員労働者の生活に直接かかわるだけでなく、公務員の賃金に準拠している市立学校教員、農協職員、政府地方自治体関連団体の職員などにも波及し、地域経済に少なからず影響を及ぼすことが懸念されるところであります。よって、人事院は寒冷積雪地の公務員の生活実態を正確に把握し、寒冷地手当の見直しに当たっては不利益をもたらさないよう強く要望するものでございます。 以上、地方自治法第99条第2項の規定に基づき意見書を提出しようとするものでございます。 何とぞ満堂の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案の理由といたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより発議案第3号寒冷地手当の削減に反対する意見書についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第42、発議案第4号地方分権の実現を求める意見書についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。33番柏葉省一郎君。     (33番 柏葉省一郎君 登壇) ◆33番(柏葉省一郎君) 地方分権の実現につきまして、全国市議会議長会の方でも機会あるごとに各関係方面に要望運動を展開してきたところであります。全国議長会からの要請もありまして、当議会としても地方分権の流れを確実なものにするために意見書を提出しようとするものであります。 以下、内容について申し上げます。 昨年5月、長年にわたる地方公共団体の強い念願であった地方分権推進法が成立し、7月には同法に基づき政府が作成する地方分権推進計画について具体的な指針を勧告する地方分権推進委員会が発足しております。地方分権推進委員会は、地域づくり部会、暮らしづくり部会を設け、多様な行政課題について精力的な検討審議を行い、昨年12月末に検討試案である機関委任事務制度を廃止した場合の従前の機関委任事務の取り扱いについて取りまとめられております。よって、地方分権推進委員会は、本年3月に予定されている中間報告において、地方公共団体の総意を踏まえた地方分権の実現について明確な判断と方向を示し、本年中に具体的な指針勧告をされるよう強く要望し、政府は勧告した際は速やかに実効性のある地方分権推進計画を作成し、その計画に基づく施策を実施されるよう強く要望するものであります。 以上、地方自治法第99条第2項の規定に基づき、意見書を提出するものであります。何とぞ、各位の御賛同をお願いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより発議案第4号地方分権の実現を求める意見書についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第43、発議案第5号「食料・農業・農村基本法」の制定を求める意見書についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。     (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。24番上野亮平君。     (24番 上野亮平君 登壇) ◆24番(上野亮平君) ただいま提案になっております発議案第5号「食料・農業・農村基本法」の制定を求める意見書について提案理由を申し上げます。 皆様方のお手元に配付してある提案書のとおりでございますが、特に7項目につきまして新基本法の制定をお願いし、地方自治法第99条第2項の規定に基づき、意見書の提出をしようとするものでございます。 満場の皆様方の御賛同をお願い申し上げ、提案の理由といたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより発議案第5号「食料・農業・農村基本法」の制定を求める意見書についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第44、請願、陳情についてを議題といたします。 陳情第1号「北上市議会テレビ中継の実現」に関する陳情書、請願第2号消防署の分署新設についての請願、以上2件について委員長の報告を求めます。総務常任委員長。     (総務常任委員長 及川淳平君 登壇) ◆総務常任委員長(及川淳平君) 請願等にかかわる総務常任委員会委員長報告を行います。 去る2月22日の本会議において、当委員会に付託になりました陳情第1号「北上市議会テレビ中継の実現」に関する陳情書外1件について、当委員会は去る2月27日に会議を開き、関係部長等から意見を聴取し審査しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 最初に、北上市若宮町二丁目8番18号、ヴォイス・きたかみ、世話人代表清水信から提出された陳情第1号「北上市議会テレビ中継の実現」について申し上げます。 本陳情の趣旨は、市民が直接市議会を傍聴することにより、市政に対する関心や意識をより高めることができるが、しかし議会を傍聴に行きたくても行けない方々が多数いるので、ケーブルテレビを利用して議会テレビ放映を早期実現を望むというものであります。 市議会のテレビ放映については、平成2年7月27日付で北上ケーブルテレビ株式会社、平成6年7月25日付で和賀有線テレビ株式会社からテレビ放映の要望があり、議会運営委員会で協議及び議会全員協議会で了承し、北上市議会として平成6年8月3日付で北上ケーブルテレビ株式会社及び和賀有線テレビ株式会社の2社に放映の許可をしているところであります。 当委員会は、議会テレビ放映の実施については、北上ケーブルテレビ株式会社及び和賀有線テレビ株式会社のかかるものでありますが、市としては庁舎の使用許可等を要することから、願意妥当と認め、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 次に、代表者北上市二子町中居俵85の2、二子町区長協議会会長平野寛、北上市更木町12の151の1、更木町振興協議会会長藤村在明、同じく村崎野5の6の24、飯豊町振興協議会会長斉藤栄一から提出された請願第2号消防署の分署新設についての請願について申し上げます。 本請願の趣旨は、当地域は住宅造成等が進み人口の増加が著しくなってきたこと、また、この地域には化学薬品を多く使用する北上工業団地もあり、万が一の場合に備え被害を最小限に抑えるためにも、北上工業団地付近に北上消防署の分署を新設していただきたいというものであります。 当委員会は、常備消防の設置により、市民の生命と財産を守るため災害現場への出動が迅速に対応できることから、願意妥当と認め、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 以上をもって、当委員会に付託になりました案件についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定のとおり御賛同を賜りたくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより陳情第1号「北上市議会テレビ中継の実現」に関する陳情書を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択と決定いたしました。 次に、請願第2号消防署の分署新設についての請願を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択と決定いたしました。 休憩いたします。            午後4時16分 休憩---------------------------------------            午後4時29分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 総務常任委員長から、目下、委員会において審査中の請願第6号住専処理問題に関する請願については、実態の把握等調査検討を必要とするため、議会閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。請願第6号住専処理問題に関する請願については、委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 なお、平成7年請願第6号寒冷地手当の支給水準を引き下げる見直しを行わず改善を求める意見書に関する請願については、先ほど同一趣旨の意見書が可決されておりますので、一事不再議の原則により採択されたものとみなします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 次に、請願第1号旧奥州街道に関する請願書、請願第3号北上北中学校校庭整備と夜間照明施設の整備についての請願、請願第7号北上市内の保育所の保育料の引き下げを求める請願書、以上3件について委員長の報告を求めます。教育民生常任委員長。     (教育民生常任委員長 藤枝孝男君 登壇) ◆教育民生常任委員長(藤枝孝男君) 教育民生常任委員長報告をいたします。 去る2月22日の本会議において、当委員会に付託になりました請願3件について、2月27日会議を開き、慎重に審査いたしましたので、経過と結果を御報告いたします。 最初に、北上市二子町高屋12の32、二子町史談会、代表川辺隆男ほか1名から提出されました請願第1号旧奥州街道に関する請願書について申し上げます。 請願の趣旨は、二子町馬場野地内に現存する旧奥州街道の原形を保ち、末永く保存し、隣接の私有地との境界を明示するとともに、市内の旧奥州街道の要所要所に、標柱または説明板等を設置してほしいというものであります。 当委員会は、願意妥当と認め、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 次に、北上市二子町中居俵85の2、二子町区長協議会会長平野寛ほか2名から提出されました請願第3号北上北中学校校庭整備と夜間照明施設の整備についての請願について申し上げます。 請願の趣旨は、北上北中学校の校庭が狭隘の上排水施設が不備のため、学校・地域行事に支障が出ていることから早期改善を講じるとともに、社会体育の充実を図るため、夜間照明施設を設置してほしいというものであります。 当委員会は、願意妥当と認め、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 次に、北上市大堤南3の6の12、新日本婦人の会北上支部菅原千枝から提出されました請願第7号北上市内の保育所の保育料の引き下げを求める請願について申し上げます。 請願の趣旨は、保護者負担の軽減を図るために保育料の引き下げを求めるとともに、少子化対策として、第3子以降の保育料を無料にしてほしいというものであります。 当委員会は、願意妥当と認め、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 以上をもって、当委員会に付託になりました請願3件についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより請願第1号旧欧州街道に関する陳情書を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択と決定いたしました。 次に、請願第3号北上北中学校校庭整備と夜間照明施設の整備についての請願を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択と決定いたしました。 次に、請願第7号北上市内の保育所の保育料の引き下げを求める請願書を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 次に、請願第4号多目的催事場についての請願、本件について委員長の報告を求めます。産業経済常任委員長。     (産業経済常任委員長 渡辺紘司君 登壇) ◆産業経済常任委員長(渡辺紘司君) 産業経済常任委員会委員長報告をいたします。 去る2月22日の本会議において、当委員会に付託になりました請願第4号多目的催事場についての請願について、2月27日に会議を開き、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 代表者北上市二子町中居俵85の2、二子町区長協議会会長平野寛ほか2名から提出された請願第4号多目的催事場についての請願について申し上げます。 この請願の趣旨は、健康で快適な人生を過ごすことを願う生涯学習の場として、また、天候に左右されることのない体育施設を兼ねた通年型の多目的催事場を市内各地に年次計画を立てて建設してほしいというものであります。 当委員会で審査いたしましたが、多目的催事場が市内には1カ所だけであり、住民の利便性と地域的な必要性から願意妥当と認め、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 以上をもって、当委員会に付託になりました請願についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定どおり満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。12番多田 司君。 ◆12番(多田司君) 請願の趣旨には全く賛成でありますが、請願の趣旨の最後にあります、その第一弾として北東部地区内にということの北東部は、どこを大体指しているかをお聞きしたい。 ○議長(昆野市右ェ門君) 産業経済常任委員長。 ◆産業経済常任委員長(渡辺紘司君) 当委員会では、その場所についてはここの請願者の地域というふうな解釈にしておりました。で、第一にという文言については、いわゆる請願者の願意は妥当と解釈しましたけれども、とにかくそういうものを年次的につくるという、そういう請願に対しては願意妥当だという解釈でこの請願を審査したわけでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより請願第4号多目的催事場についての請願を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択と決定いたしました。 なお、請願第5号「食料・農業・農村基本法」の制定に関する請願書については、先ほど同一趣旨の意見書が可決されておりますので、一事不再議の原則により採択されたものとみなします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 次に、建設常任委員長から、目下、委員会において閉会中の継続審査となっておりました平成7年請願第10号跨線歩道橋に関する請願書については、さらに調査検討を必要とするため、再度議会閉会中の継続審査としたい旨の申し出があります。 お諮りいたします。平成7年度請願第10号跨線歩道橋に関する請願書については、委員長からの申し出のとおり、再度議会閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。            午後4時42分 休憩---------------------------------------            午後4時43分 再開 ○副議長(高橋一夫君) 再開いたします。 ここで議長から特に発言を求められておりますので、この際これを許します。議長。     (議長 昆野市右ェ門君 登壇) ○議長(昆野市右ェ門君) 任期最後の議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る2月22日本会議開会以来、15日間の長い間、議員各位におかれましては平成8年度の予算を初め、四十数件に及ぶ重要案件を熱心に御審議をいただきまして、いずれも原案のとおり成立を見ましたことに対し、厚く御礼を申し上げる次第であります。また、本議会を通じて、議会の運営及び議事の進行に各議員の御協力を賜り、本定例会が無事終了できましたことに対しまして、改めて御礼を申し上げる次第でございます。 本定例会は、北上市の発展に大きくかかわる平成8年度予算を審議する最も重要な議会でありまして、私ども任期最後に飾るふさわしい意義深い議会でありました。 当局におかれましては、予算の執行に当たっては、審議の過程において出されました意見そしてまた要望を十分尊重されまして、市勢発展のため一層の御努力を切にお願いするものであります。 新北上市が発足して早くも5年が経過いたしましたが、当局には大幅な組織機構の見直しを行い、厳しい財政事情のもとに創意工夫を重ねられ、大型プロジェクト事業に積極的に取り組まれていることに対し、深く敬意を表するものであります。 全国高等学校総合体育大会の主会場地に決定は、将来の北上市を担う若者に夢と希望を与え、また、産業業務団地の整備は市民に職場を提供し、そして農業研修センターの立地は、厳しい農政事情のもとに自立経営を目指して頑張っている農業者の方々に、英知を与えてくれるものと期待いたしております。 さて、本議場において、皆様とこうして顔を合わせることも本日をもって最後になるものと思いますが、過去4年間、北上市議会の運営に万全の御努力をいただき、本日までまいりましたことを皆さんとともに喜びたいと存じます。 議員各位におかれましては、3月31日をもって任期満了となりますが、今回勇退されます議員の皆様には、今後ますます御健勝に御留意なされまして、北上市発展のための御指導、御協力を賜りますように、切にお願い申し上げる次第であります。 また、市議選が間近に控えておりますが、再出馬を予定されております各議員におかれましては、来る3月24日の選挙において全員が当選の栄を得られますよう、そして再び本議場で顔を合わされますよう、格別の御努力、御奮闘をお祈り申し上げる次第であります。 最後になりましたが、市長さんを初め各任命権者の皆様、職員の皆様方、そしてまた報道関係者の温かい御支援、御協力に対し改めて感謝を申し上げ、市議会を代表し、本議会閉会のごあいさつとさせていただきます。 まことにありがとうございました。(拍手) ○副議長(高橋一夫君) 暫時休憩いたします。            午後4時49分 休憩---------------------------------------            午後4時50分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 再開いたします。 ここで市長から特に発言を求められておりますので、この際これを許します。市長。     (市長 高橋盛吉君 登壇) ◎市長(高橋盛吉君) 本日、第49回北上市議会定例会の閉会に当たり、任期を全うされます議員各位に対しまして、心から感謝のごあいさつを申し上げたいと思います。 まずもって、今議会に提案いたしました平成8年度予算及び条例等の案件につきまして、慎重な御審議を賜り、いずれも原案どおり可決していただき、まことにありがとうございます。 さて、顧みますと、議員各位には平成4年に行われました新生北上市の第1回市議会議員選挙におきまして、市民の負託を受けて当選され、4年間にわたり市勢の発展と市民の福祉の向上のために積極的に活動を続けてこられましたことに対し、市民を代表して深甚なる敬意と感謝を申し上げたいと思います。 北上市は、議員各位の在任中に3市町村の合併協定並びに新市建設計画、さらには21世紀を展望して新たに策定した北上市総合発展計画の実施に向けて、財政環境が極めて厳しい中で、鋭意、各般の施策を推進してまいりましたが、市政はおおむね順調に推移し、人口も8万8,000人を超え、全国でも成長著しい都市と評価を受けるようになっております。 特に、この4年間は、当市を中心とした地方拠点都市地域の指定、平成11年に開催される全国高等学校体育大会の主会場地の決定、岩手県生物工学研究所を初めとする県の農業、園芸、蚕業の3試験場を統合しての県農業研究センターの立地、東北自動車道に接続する横断道秋田線の北上西インターのオープン、地域集約型の産業立地を進めるための重要な役割を担うオフィスアルカディア事業の着手、桜の名所展勝地に新たな名所として利根山光人記念館並びにサトウハチロー記念館が新設されることになるなど、将来の市勢発展につながる数々の事業が実施されてきております。これらの成果も市民のニーズを的確に把握しながら、熱心に対応していただきました議員各位の御指導、御協力のたまものと存じております。 特に、この4年間は、当市を中心とした地方拠点都市地域の指定、平成11年に開催される全国高等学校体育大会の主会場地の決定、岩手県生物工学研究所を初めとする県の農業、園芸、蚕業の3試験場を統合しての県農業研究センターの立地、東北自動車道に接続する横断道秋田線の北上西インターのオープン、地域集約型の産業立地を進めるための重要な役割を担うオフィスアルカディア事業の着手、桜の名所展勝地に新たな名所として利根山光人記念館並びにサトウハチロー記念館が新設されることになるなど、将来の市勢発展につながる数々の事業が実施されてきております。これらの成果も市民のニーズを的確に把握しながら、熱心に対応していただきました議員各位の御指導、御協力のたまものと存じております。 さて、御在任中、幾多の功績を残されました議員各位の任期も間近に迫りました。皆様と議場でお目にかかることも、恐らく本日をもって今任期中の最後となるものではないかと存じます。承りますれば、大方の議員各位におきましては、来る3月24日執行される市議会議員選挙に立候補されるとのことでございます。何とぞ、おそろいで栄冠を勝ち得てこの議会で再会し、引き続き市勢の発展のために御活躍あらんことを御期待申し上げます。 また、この際後進に道を譲られる各位もあるように承っておりますが、市議会の議席を離れられましても、従来どおり何かと市政について御指導、お力添えを賜りますようお願い申し上げたいと存じます。 意を尽くせない点が多いのでございますけれども、改めてこれまでの各位の御努力に敬意を表しまして感謝の言葉といたします。 まことにありがとうございました。(拍手)--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって、第49回北上市議会定例会を閉会いたします。            午後4時55分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。       北上市議会議長     昆野市右ェ門       北上市議会副議長    高橋一夫       北上市議会議員     及川淳平       北上市議会議員     菅原行徳...