北上市議会 > 1994-03-03 >
03月03日-01号

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  1. 北上市議会 1994-03-03
    03月03日-01号


    取得元: 北上市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    平成 6年  3月 定例会(第29回)平成6年3月3日(木曜日)議事日程第3号                   平成6年3月3日(木)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 現金出納検査、定期監査等の報告 第4 市長の施政方針について 第5 議案第17号 北上市部設置条例等の一部を改正する条例 第6 議案第16号 辺地総合整備計画の変更について 第7 議案第18号 北上市老人福祉センター条例等の一部を改正する条例 第8 議案第19号 北上市職員の勤務時間、休日及び有給休暇条例の一部を改正する条例 第9 議案第20号 北上市一般職の職員の給与条例の一部を改正する条例 第10 議案第21号 北上市立博物館条例の一部を改正する条例 第11 議案第22号 北上市立鬼の館条例 第12 議案第23号 北上市体育施設条例の一部を改正する条例 第13 議案第24号 北上市立保育所条例の一部を改正する条例 第14 議案第25号 北上市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例 第15 議案第26号 北上市水と土保全基金条例 第16 議案第27号 北上市公園条例の一部を改正する条例 第17 議案第28号 北上市営住宅条例の一部を改正する条例 第18 議案第4号 平成6年度北上市一般会計予算 第19 議案第5号 平成6年度北上市国民健康保険事業特別会計予算 第20 議案第6号 平成6年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定予算 第21 議案第7号 平成6年度北上市老人保健特別会計予算 第22 議案第8号 平成6年度北上市工業団地事業特別会計予算 第23 議案第9号 平成6年度北上市下水道事業特別会計予算 第24 議案第10号 平成6年度北上市農業集落排水事業特別会計予算 第25 議案第11号 平成6年度北上市駐車場事業特別会計予算 第26 議案第12号 平成6年度北上市宅地造成事業特別会計予算 第27 議案第13号 平成6年度北上市夏油国民保養温泉事業特別会計予算 第28 議案第14号 平成6年度北上市土地取得特別会計予算 第29 議案第15号 平成6年度北上市水道事業会計予算 第30 議案第29号 平成5年度北上市一般会計補正予算(第8号) 第31 議案第30号 平成5年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 第32 議案第31号 平成5年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第3号) 第33 議案第32号 平成5年度北上市老人保健特別会計補正予算(第1号) 第34 議案第33号 平成5年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第5号) 第35 議案第34号 平成5年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第5号) 第36 議案第35号 平成5年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号) 第37 議案第36号 平成5年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第3号) 第38 議案第37号 平成5年度北上市夏油国民保養温泉事業特別会計補正予算(第4号) 第39 議案第38号 平成5年度北上市土地取得特別会計補正予算(第1号) 第40 議案第39号 平成5年度北上市水道事業会計補正予算(第4号) 第41 議案第40号 土地売買契約の変更契約の締結について 第42 議案第41号 財産(土地)の取得について 第43 議案第42号 財産(土地)の処分について 第44 議案第43号 市道路線の廃止について 第45 議案第44号 市道路線の認定について---------------------------------------本日の会議に付した事件 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 現金出納検査、定期監査等の報告 第4 市長の施政方針について 第5 議案第17号 北上市部設置条例等の一部を改正する条例 第6 議案第16号 辺地総合整備計画の変更について 第7 議案第18号 北上市老人福祉センター条例等の一部を改正する条例 第8 議案第19号 北上市職員の勤務時間、休日及び有給休暇条例の一部を改正する条例 第9 議案第20号 北上市一般職の職員の給与条例の一部を改正する条例 第10 議案第21号 北上市立博物館条例の一部を改正する条例 第11 議案第22号 北上市立鬼の館条例 第12 議案第23号 北上市体育施設条例の一部を改正する条例 第13 議案第24号 北上市立保育所条例の一部を改正する条例 第14 議案第25号 北上市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例 第15 議案第26号 北上市水と土保全基金条例 第16 議案第27号 北上市公園条例の一部を改正する条例 第17 議案第28号 北上市営住宅条例の一部を改正する条例 第18 議案第4号 平成6年度北上市一般会計予算 第19 議案第5号 平成6年度北上市国民健康保険事業特別会計予算 第20 議案第6号 平成6年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定予算 第21 議案第7号 平成6年度北上市老人保健特別会計予算 第22 議案第8号 平成6年度北上市工業団地事業特別会計予算 第23 議案第9号 平成6年度北上市下水道事業特別会計予算 第24 議案第10号 平成6年度北上市農業集落排水事業特別会計予算 第25 議案第11号 平成6年度北上市駐車場事業特別会計予算 第26 議案第12号 平成6年度北上市宅地造成事業特別会計予算 第27 議案第13号 平成6年度北上市夏油国民保養温泉事業特別会計予算 第28 議案第14号 平成6年度北上市土地取得特別会計予算 第29 議案第15号 平成6年度北上市水道事業会計予算 第30 議案第29号 平成5年度北上市一般会計補正予算(第8号) 第31 議案第30号 平成5年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 第32 議案第31号 平成5年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第3号) 第33 議案第32号 平成5年度北上市老人保健特別会計補正予算(第1号) 第34 議案第33号 平成5年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第5号) 第35 議案第34号 平成5年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第5号) 第36 議案第35号 平成5年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号) 第37 議案第36号 平成5年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第3号) 第38 議案第37号 平成5年度北上市夏油国民保養温泉事業特別会計補正予算(第4号) 第39 議案第38号 平成5年度北上市土地取得特別会計補正予算(第1号) 第40 議案第39号 平成5年度北上市水道事業会計補正予算(第4号) 第41 議案第40号 土地売買契約の変更契約の締結について 第42 議案第41号 財産(土地)の取得について 第43 議案第42号 財産(土地)の処分について 第44 議案第43号 市道路線の廃止について 第45 議案第44号 市道路線の認定について 日程追加 議案第40号 土地売買契約の変更契約の締結について---------------------------------------出席議員(36名)   1番 高橋 元君   2番 鈴木健二郎君   3番 高橋孝二君   4番 三浦悟郎君   5番 高橋賢一君   6番 金田ハルノ君   7番 小原健二君   8番 小松久孝君   9番 及川洋一君   10番 高橋 功君   11番 多田 司君   12番 藤枝孝男君   13番 高橋義麿君   14番 渡辺紘司君   15番 伊藤隆夫君   16番 及川淳平君   17番 菅原行徳君   18番 浅田哲心君   19番 菊池基行君   20番 高橋徳蔵君   21番 小沢幸三郎君  22番 上野亮平君   23番 八重樫眞純君  24番 柏葉 明君   25番 鈴木健策君   26番 平野牧郎君   27番 舘川 毅君   28番 伊藤輝雄君   29番 高橋一夫君   30番 高橋賢輔君   31番 小原健成君   32番 柏葉省一郎君   33番 田鎖助治君   34番 原田敬三君   35番 松田清志君   36番 昆野市右ェ門君---------------------------------------欠席議員   なし---------------------------------------事務局職員出席者  事務局長   下屋敷勝哉君  事務局次長  千田安雄君  副主幹         松本 巖君   議事調査係長 平野直志君  兼庶務係長---------------------------------------説明のため出席した者  市長     高橋盛吉君   助役     斎藤政憲君  助役     鈴木清紀君   収入役    菊池秀雄君  企画調整部長 小野信義君   財政部長   橘晃司君  民生部長   山中丕之君   産業部長   及川文雄君  建設部長   高橋 茂君   福祉部長   中舘久二君  和賀支所長  平野好玲君   江釣子支所長 伊藤 巖君                 教育委員会  水道部長   堀内三郎君          高橋忠孝君                 委員長  教育長    成瀬延晴君   教育次長   小田島龍一君  選挙管理委         千田長三君   監査委員   横山耕造君  員会委員長  農業委員会         千葉孝雄君   企画課長   小原善隆君  会長  総務課長   滝澤良徳君---------------------------------------      午前10時04分 開会 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの出席議員数は36名であります。定足数に達しておりますので、これより第29回北上市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。本日の議事は、お手元に配付しております議事日程第3号によって進めます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、9番及川洋一君、10番高橋功君を指名いたします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。本件に関し議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長。   (議会運営委員長 鈴木健策君 登壇) ◆議会運営委員長(鈴木健策君) 議会運営委員会より御報告申し上げます。 第29回北上市議会定例会、本定例会は、本日3日より18日までの16日間といたしたいと思います。 なお、日程の内容については以下のとおりでございます。 本日の本会議は、現金出納検査、定期監査、事務報告、行政報告2件、市長の施政方針、条例12件、提案説明。12件のうち11件は委員会付託になりますが、1件は質疑、討論、採決となります。一般議案6件、質疑、委員会付託。当初予算12件、提案説明、質疑、特別委員会付託。補正予算11件、提案説明となります。 4日、5日、6日は議案思考日のため休会となります。 7日、8日は一般質問。9日も一般質問、または2日で一般質問等が終わった場合には常任委員会及び予算特別委員会の分科会の日程といたします。 10日、11日、各常任委員会及び予算特別委員会分科会。 12日、13日は休会日でございます。 14日、これも各常任委員会及び予算特別委員会分科会でございます。 15日は休会となります。 最終日の18日は、条例11件、委員長報告、質疑、討論、採決。一般議案1件、委員長報告、質疑、討論、採決。補正予算11件、質疑、討論、採決。当初予算12件、特別委員長報告、質疑、討論、採決。追加議案3件、発議1件ございます。請願陳情、常任委員長報告、質疑、討論、採決。それから、常任委員会所管事項調査委員長報告がございます。 以上でございます。どうか当委員会の決定どおり日程が期間内に終了いたしますことをお願いいたしまして報告といたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日から3月18日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって会期は本日から3月18日までの16日間と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第3、現金出納検査、定期監査等の報告を行います。 書記をして現金出納検査及び定期監査の報告書を朗読いたさせますが、検査、または監査の結果のみ朗読いたさせます。    (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 次に、第23事業年度北上地区広域土地開発公社の経営状況、第34事業年度財団法人北上市開発公社の経営状況及び第8事業年度財団法人北上市自治振興公社の経営状況、以上3件が提出されておりますので、書記をして送付書のみ朗読いたさせます。    (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) これより開発公社等の経営状況3件に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 この際、諸般の報告を行います。事務局長より諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(下屋敷勝哉君) 御報告申し上げます。お手元のプリントをごらんください。 12月議会定例会で御報告申し上げた以降の、いわゆる12月1日以降についてその主なるもののみ申し上げます。 12月9日ですが、第26回議会定例会の初日の本会議になるわけですが、発議案として提出され、全会一致で議決になった「コメの市場開放阻止に関する意見書について」は、早速当日午後、議会を代表して菅原産経常任委員長と提出者の八重樫議員のお2人に直接持参いただきまして、関係省庁並びに県2区選出国会議員等に提出いただいております。 次に、1月20日ですが、第111回岩手県市議会議長会臨時総会が釜石市において開催されまして、議長、副議長、局長が出席いたしております。 会議では、平成6年度総会開催市の決定についての会長提出議案1件と、ここに列記いたしております各市提出議案の「地震、津波予知体制の強化について」外4件について審議し、いずれも原案を全会一致可決いたしております。 なお、可決された各市提出の要望事項5件の取り扱いは、実行運動を含め会長に一任いたしております。 次に、2月17日の全国高速自動車道通過市議会協議会定期総会ですが、東京都虎ノ門パストルで開催されまして、議長、局長が出席いたしております。 会議では、新たに加盟市の増に伴っての役員追加選任報告を承認した後、平成4年度決算について原案どおり認定いたしておりますし、平成6年度運営方針案並びに負担金の改定、平成6年度予算案についてもそれぞれ原案を可決いたしております。 運動目標としては、国土開発幹線自動車道法定路線1万1,520キ口メートルについて漸次基本計画を定め、また、基本計画区間については所要の調査等を早期に実施するとともに、できるだけ速やかに整備計画路線に格上げし、建設促進を図るとした項目のほか6項目を掲げ、関係省庁並びに日本道路公団等に重点的に運動を進めることとしております。 次に、2月22日の第25回広域行政圏市議会協議会総会ですが、東京都日本都市センターにおいて開催されまして、議長、局長が出席いたしております。 会議内容ですが、平成4年度歳入歳出決算について全会一致これを原案どおり承認したほか、平成6年度運営方針については、運動目標としてここに列記の7項目を掲げることを決定しておりますし、平成6年度歳入歳出予算については各市均等割負担金、1市1万5,000円等に基づいて歳入歳出規模614万5,000円の予算案を原案どおり可決いたしております。 最後に、12月1日以降における各市議会等からの行政視察状況でありますが、茨城県勝田市議会ほか6市議会から延べ43人の来庁がありました。 以上が事務報告の主なる内容でございます。終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 ここで、市長より行政報告について発言を求められておりますので、この際、これを許します。市長。    (市長 高橋盛吉君 登壇) ◎市長(高橋盛吉君) 行政報告2件について申し上げます。 最初に、株式会社北上オフィスプラザ設立発起人会について申し上げます。 去る2月28日、北上産業業務団地通称オフィスアルカディア)に立地する企業等の活動を支援する中核施設の設置・運営主体となる第三セクター「株式会社北上オフィスプラザ」設立発起人会を開催しました。 この会社は、研修室、交流サ口ン、情報センター、賃貸オフィス、レストラン、銀行、売店等の機能を備える施設を建設し、運営するものであり、本社は北上市内に置かれます。 設立発起人は、北上市のほか、地域振興整備公団、岩手県、高弥建設株式会社株式会社岩手銀行株式会社北日本銀行株式会社東北銀行、北上信用金庫、北上商工会議所であり、設立時の資本金は14億2,200万円、うち発起人引受分は13億600万円、民間への割り当て分は1億1,600万円と予定しております。 また、株式の申込期間は3月22日から3月28日までといたしております。 設立総会は4月13日を予定してその準備を進めているところであります。 次に、農業研究センターの設置についてでありますが、岩手県は、農業の中長期的展望に立って、新たな試験研究ニーズや地域課題への適切な対応と試験研究の効率的推進を図るために農業関係試験研究機関を再編することを平成4年7月に決定し、その設置場所を北上市にある園芸試験場及び生物工学研究所に隣接する地域と決定されたのであります。その事業用地約70ヘクタールを取得するため128人の地権者と岩手県、岩手県土地開発公社並びに北上市の3者で用地交渉を進めてまいりましたが、このたび地権者全員の承諾を得られました。 今後、県においては、整備計画スケジュールに基づき事業の促進を図ることになっており、早期にセンターが開所できるように県に要望し、市としてもできるだけの支援をしてまいりたいというふうに考えております。 以上であります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。26番平野牧郎君。 ◆26番(平野牧郎君) 最初の方の報告に対して1点だけ質問しておきたいと思いますが、オフィスプラザの内容でお伺いをいたしますが、ちょっと考え方を確かめておきたいと思いますけれども、いわゆる第三セクターとして北上市も新たに会社に参加をすることになるというわけですが、これまでにも何社かの第三セクター方式がありますし、そのほかにも、いわゆる市が出資といいますか、投資と言えばいいんでしょうか、ただ単なる有価証券を持っているというふうな種類のものも何社かあるわけですが、そういった中で、この第三セクターとして参加をすることの、そのように考える場合の基準のようなものがあって進めるものなのか、あるいはどういう内容のものに第三セクターとして市は参画をするのかということの、その辺の考え方をお聞きしておきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) 基準として明確なものは必ずしもありませんが、今回の場合は通産省のオフィスアルカディアの制度に基づいて第三セクターの設置を要請されてきたものであります。 地域整備公団では既に平成4年度に予算をとっておりまして、これが1年繰り越しになりましたが、2年の繰り越しはできないということで、平成5年度中に設置できるようにしてもらいたい、こういう要請によりまして、地域整備公団、岩手県、北上市が中心となって民間の協力を得ながら設置しようと、こういうものであります。 こういう国、県の制度に対応して設立するものもありますし、また、自主的に市政の推進の一翼を担わせるために設立されてきたものもあります。ただ、こういうものがどんどんふえるということは必ずしも適当ではないというふうに思いますので、その使命が達成されたと認められるものについては民間主導に切りかえていくということも必要であるというふうに考えております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番鈴木健策君。
    ◆25番(鈴木健策君) 今の問題で私も1点お伺いいたしますけれども、先ほどの市長の報告ですと、市と整備公団、それから会議所、銀行等なわけですが、ここに民間の業者が1社入っているわけですね。大体今まで北上でいろいろな設立準備会ができて本会社なりできた場合、慣例からいきましても大体設立の発起人がほとんど役員になるんですね。私は、そこに何らかの意図があるとは思いませんけれども、やっぱり民間業者1社だけが、しかも建設業者ですね、発起人に入っておる、そこに何らかの、言葉の表現はなかなか難しいわけですけれども、極端に言えば複数の業者が入るならまだわかるわけですけれども、その辺はどうなんですか、基本的に。私は、今、特にゼネコン問題等でいろいろ騒がれている時期でもあるわけです。何もなくても勘ぐられる可能性もないとは言えないわけですが、あえてここに民間業者、しかも建設業者を1社だけ入れたのはどういうわけなのか、それをお伺いしたいんですが。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) 民間の協力は広く呼びかけております。そういう中で、出資の額等も見ながら発起人となってもらうところを選定したわけでありますが、期待しておった民間の中で時間的に間に合わなかったところが何社かありまして、銀行と御指摘の建設業者1社、こういうことになったのであります。予定としてはもっと発起人として参加してもらいたいと、こう思っておりましたが、手続等が間に合わなかった、こういう経緯もございます。意図的なものは一切ございません。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番鈴木健策君。 ◆25番(鈴木健策君) 確かに意図的なものがあったらこれは大変なことですので、ないとは思いますけれども、やはり今は時期が時期だけに、私はこのオフィスプラザで何か事業発注を将来することがあると思うんです。普通から見たら、発起人の中に大口の出資者で業者が入っているわけです。その業者を外すということも、これはまたおかしいと思うんですね、公平の原則から言ったら。ですから、私はむしろ、今後、複数の業者も入っていただいて、できるだけそういうゆがんだ憶測をされないような体制をつくっていくべきだと考えるわけですが、今後の取り組みについてちょっとお伺いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) このオフィスアルカディアの事業を推進するに当たっては、役所だけで進めるということでは適当ではないということで、特に地元の民間企業も積極的に参加してもらいたいということで、北上商工会議所と一緒になってかなり広く呼びかけておりますし、既に出資を決定してもらっておるところも相当数ございます。発起人の場合は、その中で出資額の多い者と、こういうことになったわけでありますが、手続的に間に合わなかったというものもあることは先ほど申し上げたとおりであります。これは、今後のオフィスアルカディアに、今までの工場とは違って、オフィスの誘致、立地を促進していかなければいけませんので、広く協力してもらわなければいけません。無論出資を応諾していただいたところは積極的に協力してもらえると、こういうふうに思っております。いずれ今後の整備、立地等々については協力をしてもらわなければならないと、こういうふうに思っております。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第4、市長の施政方針についてを議題といたします。市長。    (市長 高橋盛吉君 登壇) ◎市長(高橋盛吉君) 本日、ここに第29回北上市議会定例会の開会に当たり、今後の市政運営の方針並びに平成6年度における主要施策について所信の一端を申し上げ、議員各位と市民の皆様の御理解を得たいと存じます。 平成3年4月、3市町村の合併により新しい北上市が発足して以来、「融和と前進」を基本に市政の運営に当たってまいりましたが、この間、市民の皆様の御努力により市勢が極めて順調に伸展しておりますことは御同慶にたえないところであります。 昨年は、長引く不況に加え、異常気象によるコメの凶作など、企業や農家はもとより、市民生活にとっても深刻な影響を受けましたが、一面では、過大な消費の抑制やコメの大事さの再認識など、貴重な教訓が得られた年でもありました。 平成6年度は、8万6,000人の市民が一丸となってこれらの苦難を克服し、この貴重な教訓を生かして、さらなる発展を目指すため、「試練を乗り越えて進む」ということをモットーに市政を推進してまいりたいと考えております。 今、国際社会は、冷戦後の混乱の中から新しい世界秩序が構築されようとしており、また、地球環境や人口と食糧の問題など、世界の平和と人類の生存にとって共通の課題を抱えており、我が国においても先進国の一員として、これにふさわしい役割を果たすことが求められております。 一方、国内においては、一日も早い景気回復を図るとともに、国民一人一人がゆとりと豊かさを実感できる、いわゆる生活大国の実現が望まれております。また、国土の利用においても東京一極集中を是正し、多極分散を図ることが重要な課題となっております。 このような情勢の中にあって、平成6年度は、総合発展計画を実質的にスタートさせ、基本構想に掲げる「水と緑豊かな文化・技術の交流都市きたかみ」を目指して、新たに策定した基本計画、老人保健福祉計画、国土利用計画、農業振興地域整備計画等に基づき、21世紀に向けての基礎づくりを進めてまいります。 昨年、北上市を中心とする4市4町が全国に先駆けて「北上中部地方拠点都市地域」の指定を受け、直ちに協議会を設けて基本計画を策定しましたが、新年度は、この計画に基づく拠点地区の事業を本格的に推進する必要があります。 なお、岩手中部地区及び胆江地区の両広域圏で、拠点都市地域に指定されなかった5町村を含む13市町村で、別途協議会を設置して、21世紀に向けて夢のある広域的な構想を描くこととしております。 また、平成11年に岩手県で開催が予定されている全国高等学校総合体育大会の主会場地として、総合運動公園の建設を初め、ハード、ソフト両面にわたる受け入れ態勢の準備に万全を期してまいる必要があります。 さらに、高齢化社会に対応した保健、医療、福祉の充実や生活者重視の生活環境の整備、転換期を迎えた農業の再生が課題になっております。 これらの課題に重点を置きながら、以下、主要な施策について、総合発展計画に掲げる5つの領域にわたって申し述べます。 第1は、「自然と都市機能が共生する風格のあるまちづくり」についてであります。 美しい自然や豊かな資源の保全と活用に配慮しながら、都市活動の活発化と市民生活の向上のため、多様な都市機能と都市基盤の整備充実を図ってまいる考えであります。 地域住民の利便性の向上と交流機能の充実を図るため、東北新幹線「スーパーやまびこ」の北上駅停車について、秋田県南地域を含め、関係団体と一体となって、その実現に向けた運動を展開してまいります。 骨格道路網の形成については、東北横断自動車道釜石秋田線(仮称)和賀インターチェンジの平成6年度の部分開業と横手までの全線早期開通に向け関係機関に引き続き要望してまいります。 また、(仮称)北上南インターチェンジについては、県内初の開発インターチェンジとして昨年暮れに着手されたところであり、北上南部工業団地の開発とあわせて建設を促進するとともに、これに連絡する県道の整備を促進してまいります。 国道の整備については、一般国道4号の4車線拡幅工事の花巻方面への延伸及びわが大橋以南の早期着手並びに和賀町地内の107号バイパスの建設を促進してまいります。 県道については、主要地方道一関北上線及び県道夏油温泉江釣子線の改良、相去飯豊線の新九年橋と北上和賀線の(仮称)新瀬畑大橋及び岩崎橋の架橋等が進められているところであり、これら事業の早期完成を促進するとともに、岩崎藤根線の和賀中央橋と北上東和線の昭和橋のかけかえについて要望してまいりたいと存じます。 さらに、安全で快適な歩行者空間の確保と都市景観の向上を図るため、県道北上駅停車場線の電線類地中化促進事業を促進してまいります。 また、日高見橋と国道4号を結ぶ都市計画街路館曽山線については、東北本線との立体交差工事を推進してまいります。 情報通信基盤の整備については、市民生活や産業活動の新しい展開を目指し、都市型ケーブルテレビの普及拡大を促進するとともに、本年4月に開局する運びとなる和賀町を区域とする農村型有線テレビ事業の促進を図ってまいりたいと存じます。 水系の保全と活用については、豊かな市民生活を実現するため、美しい水の保全に努め、北上川や和賀川の親水空間を生かしたレクリエーションや市民の憩いの場の整備に努めてまいります。 緑の保全と活用については、豊かな森林資源の保全を図るとともに、森林の持つ公益的機能を活用し、自然との触れ合いの増進に努めてまいります。 また、市街地における緑豊かな環境を創出するため、平成元年度から施設整備を進めてきた詩歌の森公園は、三門峡コーナーの設置をもって全体を完成させるとともに、岩崎城運動公園、工芸の村公園及び児童公園について計画的に整備を進めてまいります。 美しい農村景観の形成については、優良農地の保全に努めるとともに、農村総合整備モデル事業及び農村基盤総合整備事業の早期完了に向けて事業を推進してまいります。 また、農業水利施設が有する自然景観及び水辺空間の活用を図るため、水環境整備事業について妻川地区の完了を期するとともに、新堰地区の整備を促進してまいります。 秩序ある土地利用の確立については、計画的な市街地の形成と河川、丘陵、優良農地などの保全に努めることとし、特に黒沢尻西部地区土地区画整理事業等の促進を図ってまいります。 第2は、「快適な生活環境を創出するうるおいのあるまちづくり」についてであります。 安全な地域づくりについては、防災、交通安全思想の普及と交通安全施設等の整備充実を図るとともに、犯罪のない明るい地域社会をつくるため、市民ぐるみの防犯、暴力団追放運動を強力に展開してまいります。 また、複雑多様化する災害の要因に的確に対応するため、年次計画に基づき、順次、消防機械及び消防防火施設の整備充実を図るとともに、予防活動に重点的に取り組んでまいります。 清潔な地域づくりについては、公害の未然防止に取り組むとともに、地域の清掃活動や花いっぱい運動の推進など、環境美化運動を推進してまいります。 また、ごみの減量化を推進するため、資源ごみの分別収集を新たに実施することとし、モデル地区を設定し、その成果をもとに実施地区を順次拡大するとともに、ごみ袋の透明化の推進を図ってまいります。 一般廃棄物最終処分場については、地域の理解と協力を得ながら、用地取得と基本設計等に取り組んでまいりたいと考えております。 道路交通条件の改善については、市民生活に身近なかかわりを持つ生活道路を、緊急度、重要性、地域間の均衡等を十分に勘案し、順次整備してまいります。 上水道については、引き続き第5次上水道拡張事業を推進し、稲瀬町及び口内町の一部未給水区域の解消を図るとともに、有収率の向上と安定した給水を確保するため、老朽管更新事業に取り組み、限りある水資源の有効活用に努めてまいります。 公共下水道については、常盤台地区、上江釣子地区、長沼地区及び黒沢尻西部土地区画整理地区の整備を推進するとともに、事業認可区域668ヘクタールの約90%が完了する見込みであることから、事業認可区域の拡大を図ってまいります。 農村地域においては、農業集落排水事業を推進することとし、鳩岡崎地区を供用開始するほか、引き続き飯豊地区及び大堰川地区の整備を推進するとともに、新たに鬼柳町の西部地域において基本調査を実施してまいります。 ゆとりある住居の確保については、宅地開発と住宅供給を計画的に推進することとし、市営長沼住宅の建てかえ工事に着手するとともに、口内町金成地区及び鬼柳町卯の木地区の住宅団地の造成を図ってまいります。 また、岩手県住宅供給公社が造成したむらさきのニュータウンの宅地分譲を促進してまいります。 北上らしさの保全と活用については、歴史的、文化的資産の保護を図り、地域の個性を生かした良好な景観づくりに努めてまいります。 第3は、「健やかで心が通い合うあたたかいまちづくり」についてであります。 市民が健康で安心して暮らせる地域社会を築くため、保健・医療・福祉の施設整備と機能強化に努め、サービスの充実を図ってまいります。 子供を大切にするまちづくりについては、多様化する保育ニーズに対応した乳児保育や延長保育など、保育機能の充実を図るとともに、老朽化した二子保育園の移転改築や学童保育所「ひかりクラブ」の新築を進めてまいります。また、集団保育が可能な障害児の受け入れに努めるとともに、こども療育センターを中心とした心身障害児療育事業の充実強化を図ってまいります。 青少年の健全育成については、ことしは国際家族年ということもあって「青少年の健全な心身は、家族から」をテーマに、関係機関、団体との連携のもとに積極的に事業を展開してまいります。 女性が生き生きと活動するまちづくりについては、男女があらゆる場で平等に参画し、新しい価値観をつくり出していくための環境づくりが重要であることから、女性の社会参加の促進と地位の向上を図ってまいります。 高齢者に優しいまちづくりについては、「健やかで生きがいに満ちた長寿社会の創造」を将来目標とする老人保健福祉計画をもとに、在宅福祉を優先しながら、きめ細かな施策を総合的に進めてまいります。 このため、社会福祉協議会等との連携を深めながら、本年4月開設予定の特別養護老人ホーム「八天の里」にホームヘルプサービス、デイ・サービス及び短期入所などの事業を委任し、在宅3本柱の一層の充実を図ります。 また、家庭での介護を支援するため、日常生活用具給付等事業の拡充を図るとともに、新たに住宅改造費の一部を助成する「暮らしにやさしい住まいづくり事業」をスタートさせ、住宅改善の助言を行うリフォームヘルパーを設置するほか、福祉タクシー事業の利用対象者に寝たきり老人を加え、事業の拡充を図ってまいります。 障害者の自立を支えるまちづくりについては、障害者の自立と社会参加を促進するため、公共施設の自動ドア化、障害者専用駐車場及びトイレの整備、点字案内板の設置など、「住みよい福祉のまちづくり事業」を推進してまいります。 また、障害者が可能な限り住みなれた地域で快適に暮らすことができるよう、ホームヘルプサービスやデイ・サービスなどの在宅福祉サービスの拡充に努めてまいります。 精神薄弱者については、自立生活を助長する精神薄弱者地域生活援助事業グループホームの利用を積極的に支援してまいります。 健康の維持、増進に努めるまちづくりについては、各種検診事業、健康相談、訪問指導等を継続して実施するとともに、きめ細かな生活指導に重点を置きながら、健康づくりを推進してまいります。 また、かねてから調査、研究を進めてきた末期がん患者の在宅型緩和ケア事業や寝たきり老人訪問歯科診療事業を新たに実施するほか、骨粗鬆症対策事業を試験的に実施し、今後の取り組みに役立ててまいりたいと存じます。 さらに、高齢化社会に対応して、医療法人が整備する老人保健施設「まつみ」の建設を支援してまいります。 これら施策を推進するに当たっては、ボランティア等、市民の積極的な保健福祉活動の活発化を図るとともに、社会福祉協議会等、関係団体の役割が重要であることから、その基盤強化と活動の推進に対し積極的に支援してまいる考えであります。 第4は、「豊かな心を育む文化のかおり高いまちづくり」についてであります。 市民が郷土に愛着と誇りを持ち、新しい創造への意欲を高め、薫り高い文化のまちづくりを進めるためには、一人一人が生涯にわたり、さまざまな学習、文化、スポーツ等の活動に参加できるよう、学校、家庭、地域及び行政が一体となって、その環境を整えることが重要であります。 生涯学習活動の推進については、市民すべてが生涯を通じて、いつでも、自由に学習機会を選択して学ぶことができるような環境づくりと、教育関係機関の機能の充実に努めてまいります。 学校教育環境の整備については、教育委員会における学校の適正規模、適正配置の考えを基本に、個性と創造性を生かす魅力ある教育施設を計画的に整備してまいります。 新年度においては、平成7年4月の開校に向け、引き続き東陵中学校の校舎、屋内運動場の建築を進めるとともに、照岡小学校の屋内運動場の改築に着手してまいります。 また、黒沢尻西小学校に幼児ことばの教室を開設するほか、中学校へのコンピューター機器の導入整備、学校図書の充実にも努めてまいります。 人材の育成確保については、多様な人材や若年人口の定着により活気あふれるまちづくりを進めるため、就業機会の確保を図るとともに、大学など高等教育機関の設置について、北上地域大学設置期成同盟会と一体となって努力してまいります。 地域文化活動の推進については、昨年、多くの市民から好評を博した国民文化祭を継承させるため、海外からの民俗芸能の招聘や市民参加型事業の拡充を図ってまいります。 鬼と平和の里づくりの拠点施設として建設を進めてきた鬼の館は、新年度早々に開館し、多くの方々の御利用をいただき、ユニークな文化の振興に役立ててまいりたいと考えております。 国指定文化財の樺山遺跡は、引き続き、ふるさと歴史の広場事業として、新年度の完成に向けて整備をしてまいります。 スポーツ・レクリエーション活動の推進については、軽スポーツを中心とした市民スポーツフェスティバルを開催するなど、生涯スポーツの振興に努めてまいります。 国際交流については、コンコード市と姉妹都市提携20周年、三門峡市と友好都市提携10年目という節目を迎えることになりますので、両市と連携を図りながら記念の年にふさわしい事業を計画し、実施してまいります。 また、活発化している民間レベルでの交流や国際理解のための活動を積極的に支援してまいります。 第5は、「地域の特性と高度技術を生かした活力のあるまちづくり」についてであります。 北上市の恵まれた特性を生かしながら、新しい技術の導入を図り、農業、工業、商業、観光、サービス業の各分野の振興に努め、多様な就業機会を創出し、豊かな生活を営むことができる活力あるまちづくりを進めてまいります。 まず、高生産農林業の展開についてでありますが、昨年は、異常気象によりコメの作況指数が34と、観測史上最悪の大凶作になりました。一方、国においては、農産物の新多角的貿易交渉いわゆるウルグアイ・ラウンド決着のためコメの部分開放を決定したところであり、農業は新たな試練を迎えることになりました。 このような情勢の中で、県内第1の農業生産力を持つ北上市として、いかに農業を再生させるかということに取り組むこととし、「技術が調和した高生産性農業の展開とひらかれた潤いのある農村環境の創出」を基本目標とする北上農業振興地域整備計画を基本として、冷害にも強く、内外の競争にも耐え得る農業の確立を目指してまいりたいと思います。 当市の転作目標面積は1,446ヘクタールで、今年度に比較して255ヘクタールの面積が緩和されておりますので、コメの主産地として緩和面積の復元対策を講ずるとともに、転作については、地域ぐるみでの取り組みを促進し、高収益性作目の定着と団地の形成を図ってまいります。 さらに、コメを中心に、畜産、野菜、花卉、果樹等の組み合わせによる複合経営の確立と生産性の向上を図るとともに、里芋、アスパラガス、小菊等、地域特産物を振興し、産地形成を図ってまいります。 また、担い手の育成や農地の流動化などの促進を図り、主業型農家及び生産組織の育成に努めてまいります。 都市と農村との触れ合い交流施設として山口地区に建設を進めている農村体験実習館については、新年度中の完成を目指してまいります。 岩手県が進めている農業研究センターの集中整備については、地域住民の理解と協力により用地が確保できましたので、その建設を促進してまいります。 また、昨年開所した生物工学研究所の研究成果を地域農業の振興に結びつけてまいりたいと考えております。 農業生産基盤整備については、国営、県営、団体営の土地改良事業を導入し、圃場、農道及び農業用排水路の整備を図ってまいります。 県営の圃場整備事業は、和賀中央第3地区、同第4地区に加え、新たに二子地区及び相去町六郷地区において担い手育成基盤整備事業の計画調査を進めてまいります。 また、水田の汎用化を図るため、口内町上野田排水路の改修整備を県営水田営農活性化排水対策特別事業として実施することとなり、その促進を図ってまいります。 農道整備は、本年度に引き続き、北上地区広域営農団地農道及び尻平第二期農道の和賀川橋梁工事及び取りつけ道路の整備を促進するとともに、広域関連農道の大沢口線、戸田線の整備を促進し、早期完成を期してまいります。 林業振興については、農業との有機的結合のもとに、林業の活性化を図るため、新年度から山村活性化林業構造改善事業を実施するほか、生産性の向上や優良材の生産を促進してまいります。 また、石渕・夏油・湯田林道については、夏油-湯田間の早期完成を期して、その整備を促進してまいります。 知識集約型工業の展開については、バブル経済の崩壊、貿易摩擦、円高等、厳しい環境のもとで、企業はいわゆるリストラを進めるなど経営改善に努力しており、新規の立地が容易に望めない状況にありますが、この時期の誘致活動が特にも重要であるため、積極的に努力してまいります。 近い将来の新たな受け皿として、インターチェンジに直結した付加価値の高い北上南部工業団地の造成並びに後藤野工業団地の拡張と機能の整備を図ってまいります。 業務機能及び研究開発機能の集積を図るためのオフィスアルカディアは、全国第1号として地域振興整備公団が今年度から整備する計画であり、市としても積極的に協力してまいります。 その中で、立地企業等を支援する中核施設について、整備主体となる第三セクターを同公団、岩手県及び地域産業界の協力のもとに設立することとしております。 商業、流通業の振興については、昨年、本通り、諏訪町、新穀町地区に市街地再開発準備組合が設立され、市街地再開発事業基本計画をもとに、現在、推進計画及び商業コンセプトの作成に取り組んでいるところであります。新年度は、事業計画の作成など、事業の具体的な促進を図ってまいります。 また、商店街の活性化のため、商工会議所、商工会等との連携を図りながら、各種イベントや調査事業を積極的に支援してまいります。 雇用対策については、若年労働者の定着とUターン等の促進を図るほか、中小企業の育成及び従業員の福祉の向上並びに雇用の安定を図るため、中小企業退職金共済制度を新設するほか、融資制度等、諸施策を引き続き実施してまいります。 観光については、新たに策定する観光開発計画に基づき、豊富な資源を活用しながら周年滞在型の広域的な観光拠点の形成を図ってまいります。 夏油高原リゾート開発については、ゴルフ場及び夏油高原スキー場が本格的にオープンされ、入り込み客数も予想を上回っていることから、さらにアクセス等の整備を促進するとともに、自然との調和を図りながら夏油温泉周辺との一体的な環境整備を図ってまいります。 展勝地周辺は、みちのく民俗村の整備と相まって入り込み客数が大幅に増加しており、今後、周辺市町村との連携をとりながら観光サービス機能の充実と宣伝の強化を図ってまいります。 また、さくらまつり、みちのく芸能まつり、古墳まつり、北上夜曲全国大会、鬼ッズフェスティバル等、多くの観光イベントを展開しておりますが、さらに関係団体との連携を密にし、内容の充実を図りながら、市民の参加意欲を高めるとともに、広く宣伝活動を展開してまいります。 特産品の開発普及については、物産関係団体の育成を図りながら、地域資源を活用した特色ある地場産品や民芸、工芸品などの魅力ある観光土産品の開発に努めるとともに、首都圏への特産品の紹介宣伝を展開し、販路拡大を図ってまいる考えであります。 以上、平成6年度における主要な施策について申し述べましたが、予算編成に当たっては、長引く景気の低迷により、法人関係税や地方交付税の伸びが期待できないなど、財政をめぐる環境はかつてないほど厳しい情勢になってきております。このため、経費の節減を徹底するとともに、総合発展計画を基本として、事業の重要性、緊急性を勘案し、選択しながら施策を展開してまいりたいと考えております。 市政運営に当たっては、事務事業の見直しや定員適正化など、行政改革を着実に推進し、簡素効率化を図るとともに、職員の資質向上と厳正な綱紀の保持に努め、多様化、高度化する行政需要に的確に対応しながら、市民サービスの向上に努めてまいります。 21世紀を間近に控え、我が国は、歴史的な転換期を迎えております。この機会に、明治以来の中央集権体制を見直し、地方分権を促進することにより、東京一極集中を是正し、地方の特性を生かしたまちづくりを実現する必要があります。このため、地方6団体を通じて地方自治の確立をなお一層強く訴えてまいりたいと存じます。 議員各位と市民の皆様の御指導と御協力をお願い申し上げ、私の所信表明を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩いたします。      午前11時05分 休憩---------------------------------------      午前11時19分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。日程第5、議案第17号については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、日程第5、議案第17号については委員会の付託を省略することに決定いたしました、--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第5、議案第17号北上市部設置条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第17号北上市部設置条例等の一部を改正する条例について提案の理由を申し上げます。 住民サービスの向上と行政運営の効率化を図るため、部を再編整備し、あわせて関係条例について所要の改正をしようとするものであります。 その内容は、高齢化社会に対応した保健、医療、福祉に係る施策を一体的に推進するため、民生部と福祉部を統合して保健福祉部を設置すること。 また、新しい農業の確立の促進並びに大型プ口ジェクトの円滑な推進を図るため産業部を農林部と商工部に再編しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。24番柏葉明君。 ◆24番(柏葉明君) この議案第17号の提案は、産業部を農林部、商工部に分けるというのが大きな内容となっておりますし、あわせて民生部、福祉部を保健福祉部に合併するという内容でありますが、産業部を農林部、商工部に分けるということは議会からもかねての要望でありますので、これはそのとおりの内容で大変結構なことだと思うわけでありますが、一方の新たに保健福祉部となる方は6課17係を担当するということになるわけですね。提案理由では一体的な推進を目指すというふうなことなんですけれども、この6課17係を本来はとても1つの部で行えないような膨大な中身があると思うんです。これでいったい、一体的な推進という提案理由なんですけれども、本当にそういうようにできるんですか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) これを統合することにした一番大きな考え方は、医療と福祉、これは一体的に進める必要があるということで統合ということにしたわけでありますが、なお、日常の業務遂行上、統合してオーバースパンにならぬかと、こういう検討もいたしましたが、それぞれの部長、課長等の意見で、それは大丈夫だと、こういうことでございますので、これは統合しても十分問題なくやっていけるし、むしろ統合することによって先ほど言いました医療と福祉を一体的に推進できる、こういうことになるというので改正することとしたものです。 ○議長(昆野市右ェ門君) 24番柏葉明君。 ◆24番(柏葉明君) 医療と福祉を一体的な体制でやるんだと、仮にそう考えたとしても、保健福祉部の中に市民登録課、生活課、この2課6係、これは全く分野が違うといいますか、本来はこの中に含まれるべきものではないものも統合されると。部長さんたちの間ではそれぞれ大丈夫だという意見だったということなんですが、どうも過日の全員協議会でも話し合われましたし、新聞にも報道されておりますが、平たく言えば部をふやさないということが最大の理由じゃないかという声も出ているんです。一体的な運営を目指すと言うんですが、どう見ても一体化としてなじまないものも中に含まれているというように言わざるを得ないんですが、そこら辺どうでしょう。 ○議長(昆野市右ェ門君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長(小野信義君) 今の質問で、何か部をふやさないという前提の意図があるのではないかということでありますが、これは先ほども市長から答弁申し上げましたように、内部で十分検討を加えた結果、一体として推進するためにはこの方法がやりよいということがありましてこのような改正になったということで、ひとつ御理解をいただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 16番及川淳平君。 ◆16番(及川淳平君) さきの全員協議会でも申し上げたわけですけれども、保健福祉部という名称、先ほどお話ありましたように、民生部と福祉部を一緒にして保健福祉部ということ、それから、農林部と商工部に分けたということですね。これはこれとして評価をする面もあるわけですが、私は、違った観点から一つ提案をしておきたいわけですけれども、先ほどの市長の施政方針の演述でもあったわけですけれども、行政運営に当たっては事務事業の見直しを継続してやっていくんだということですが、どうも検討の時期といいますか、それが常におくれているんじゃないかというふうな感じがするわけですね。本来であれば、この一部改正の条例についても委員会付託になってしかるべき重要な問題だったと思うんですが、職員の辞令の問題もあってこういう審議になっているわけですが、そういう意味で、職員の大方の合意を得るということも含めて常に検討を早めていくべきじゃないかと思うんですが、その点に関するお考えをお伺いしておきます。 それから、農林部、商工部のあれは賛成するのにやぶさかでないわけですけれども、これまた全員協議会でも申し上げたわけですが、先ほどの施政方針演述にもあるとおり、これから大変な農林業の状況を踏まえて、農地林務課を和賀庁舎に分割して置くということは、庁舎の効率的な活用という観点からわからないわけじゃないわけですけれども、どうもやっぱり一体的な農林業の推進が阻害されるおそれがあるんじゃないかと思うわけですが、この辺についての御意見をお伺いしておきます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) もっと早い検討にすべきだと、こういう御意見でありますが、できるだけそうしたいと思いますが、やっぱり最終案に至るまでの間は十分論議を尽くしてまとめる必要があるということもありましてこういうスケジュールと、こういうことになったわけでありますが、なお今後はできるだけ促進するように、早めにやるように努力をいたしたいというふうに思います。 それから、今度のと言わず、合併以来の機構のあり方については絶えず検討してきておりますが、やはり今の本所、支所、3庁舎を十分活用するという原則もあります。それから、市民サービスを低下させないために支所制度はまずしばらくは残す、こういう課題もございます。それから、新しい行政需要に対応しなければならない、これが基本になるわけでありますが、そういう点から農林部の新設を考えたわけでありますが、今申し上げた庁舎の有効な活用という観点から農地林務課を和賀支所と、こういうことにしたわけであります。ただ、私は、今の通信連絡手段あるいは交通からいっても20分以内に行き来ができる、それから、行き来しなくても連絡方法はとれるということもありまして、和賀庁舎に置いても大きな障害にはならない、こういうふうに思っております。また、そのように努力をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第17号北上市部設置条例等の一部を改正する条例を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第6、議案第16号辺地総合整備計画の変更について、日程第7、議案第18号北上市老人福祉センター条例等の一部を改正する条例、日程第8、議案第19号北上市職員の勤務時間、休日及び有給休暇条例の一部を改正する条例、日程第9、議案第20号北上市一般職の職員の給与条例の一部を改正する条例、以上4件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第16号辺地総合整備計画の変更について外3件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第16号について申し上げます。 この事業は、平成3年度から平成7年度までの5カ年計画で、和賀地域の4地区で事業を実施しているものでありますが、後藤辺地の消防施設整備事業費の増額に伴い、辺地対策事業債の予定額を増額するため整備計画を変更しようとするものであります。 次に、議案第18号北上市老人福祉センター条例等の一部を改正する条例について申し上げます。 利用者の利便の向上と事務の効率化を図るため、公の施設の管理委託を推進するとともに、施設相互の使用時間及び使用料の均衡を図り、あわせて条文を整理するため、関係条例について所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案第19号北上市職員の勤務時間、休日及び有給休暇条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例は、平成5年6月、労働基準法の一部が改正され、本年4月1日から週法定労働時間が原則として40時間とされることに伴い、所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案第20号北上市一般職の職員の給与条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例は、職員の給与を減額する場合、及び時間外勤務手当等を支給する場合における1時間当たりの額の算出方法について、岩手県の例により取り扱うこととするため所要の改正をしようとするものであります。 以上4件についてよろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第16号辺地総合整備計画の変更について外3件については総務常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第10、議案第21号北上市立博物館条例の一部を改正する条例、日程第11、議案第22号北上市立鬼の館条例、日程第12、議案第23号北上市体育施設条例の一部を改正する条例、日程第13、議案第24号北上市立保育所条例の一部を改正する条例、以上4件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第21号北上市立博物館条例の一部を改正する条例外3件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第21号について申し上げます。 本条例は、博物館及び民俗村の整備充実に伴い、県内類似施設の料金等を考慮し、観覧料の改正をするため所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案第22号北上市立鬼の館条例について申し上げます。 本条例は、鬼に関する資料の収集、保存及び展示等を行い、学術文化の向上に寄与しようとするため、和賀町岩崎16地割131番地に北上市立鬼の館を設置しようとするものであります。 次に、議案第23号北上市体育施設条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例は、北上市総合運動公園整備事業の着手により、その区域内に設置している北上市民大堤野球場が使用できなくなり用途を廃止すること、及び条文の整理をするため所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案第24号北上市立保育所条例の一部を改正する条例について申し上げます。 北上市立野中保育園の定員について、入所児童数の実態に合わせ、現行の60人を45人に改正しようとするものであります。 以上4件についてよろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第21号北上市立博物館条例の一部を改正する条例外3件については教育民生常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第14、議案第25号北上市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例、日程第15、議案第26号北上市水と土保全基金条例、以上2件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第25号北上市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例外1件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第25号について申し上げます。 本条例は、4月から供用開始されます鳩岡崎地区農業集落排水処理施設を同条例に加え管理運営すること、及び施設の管理委託をすることができる組織の条文を整理するため所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案第26号北上市水と土保全基金条例について申し上げます。 本条例は、土地改良施設が持つ多面的機能及び地域資源として将来にわたって地域ぐるみで保全や利活用に努める地域住民活動を支援するため、北上市水と土保全基金を設置しようとするものであります。 以上2件についてよろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第25号北上市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例外1件については産業経済常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第16、議案第27号北上市公園条例の一部を改正する条例、日程第17、議案第28号北上市営住宅条例の一部を改正する条例、以上2件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第27号北上市公園条例の一部を改正する条例外1件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第27号から申し上げます。 本条例は、黒沢尻三丁目地内にはやぶさ児童公園を、鳩岡崎地内に高の台児童公園を新設することに伴い所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案第28号北上市営住宅条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例は、市営柏野住宅に集会所を新設したことに伴うもののほか、別表を市営住宅設置地域順に整理するため所要の改正をしようとするものであります。 以上2件についてよろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第27号北上市公園条例の一部を改正する条例外1件については建設常任委員会に付託いたします。 休憩いたします。      午前11時47分 休憩---------------------------------------      午後1時03分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第18、議案第4号平成6年度北上市一般会計予算、日程第19、議案第5号平成6年度北上市国民健康保険事業特別会計予算、日程第20、議案第6号平成6年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定予算、日程第21、議案第7号平成6年度北上市老人保健特別会計予算、日程第22、議案第8号平成6年度北上市工業団地事業特別会計予算、日程第23、議案第9号平成6年度北上市下水道事業特別会計予算、日程第24、議案第10号平成6年度北上市農業集落排水事業特別会計予算、日程第25、議案第11号平成6年度北上市駐車場事業特別会計予算、日程第26、議案第12号平成6年度北上市宅地造成事業特別会計予算、日程第27、議案第13号平成6年度北上市夏油国民保養温泉事業特別会計予算、日程第28、議案第14号平成6年度北上市土地取得特別会計予算、日程第29、議案第15号平成6年度北上市水道事業会計予算、以上12件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第4号平成6年度北上市一般会計予算外11件について提案の理由を申し上げます。 まず、平成6年度の国の予算は、例年でありますと政府案が年末には決定しており、地方は国を参考にして予算編成作業に入るわけでありますが、本年は異例の2月15日の決定となりまして、大部分の自治体が現行の制度を踏襲し編成せざるを得なかったところであります。 さて、国の予算でありますが、一般会計の総額は73兆817億円と、前年度に比し1.0%の微増であります。景気の低迷が長引いていることや、景気の回復のため大型所得税減税を実施することで、2年続けての緊縮型となっております。 歳入面では、税収が法人税などの減収に加え、所得税などの減税もあり、前年度に比較して大きく下回り、12.5%の減となっております。歳出面では、生活関連事業に財源を重点配分しながら景気対策を優先し、5年度の第3次補正予算と合わせて15カ月予算と銘打って、公共事業費を確保するために前年度とほぼ同じ4%台の高い伸び率を維持しています。 しかしながら、これらの財源不足の大部分は国債の増発で穴埋めされ、前年度を大きく上回る67.8%増とし、しかもその中には5年ぶりに発行する赤字国債を含めて補てんされている極めて苦しい内容と見受けられます。 一方、地方の予算編成の指針となる地方財政収支見通しにおきましても、住民税の減税で税収が減る反面、景気浮揚のため地方単独事業の伸びを前年度と同じ12%を確保するなど依然として拡大基調にありますが、これらの財源不足は国と同様であり、地方交付税については国税収入の減収の影響を大きく受け、その不足額を交付税特別会計で借り入れすることによる補てんと地方債の増発で穴埋めされ、前年度を大きく上回る66.9%増としており、将来の償還負担を考えると財政硬直化が一層進む要因となり、憂慮すべき内容となっております。 このように、ますます厳しさを増す財政環境下にあって、合併4年目を迎える本年度は、前年度に引き続き経常経費の10%削減を実施するなどの自助努力と、国、県の補助制度や起債制度を最大限に活用するなどして財源の確保に努め、新市建設計画にリンクした総合発展計画に基づく施策や事業の促進に特に予算配慮し、健全財政運営を念頭に堅実型予算を編成したところであります。 その結果、一般会計の予算規模は299億9,800万円となり、平成5年度当初予算に比し5.1%の増であります。 また、10の特別会計を加えた予算規模は460億7,869万6,000円となり、5.8%の増であります。 なお、国の予算及び地方財政対策は、所得税及び住民税の減税が措置されたわけでありますが、これに伴う地方財源の減収額については、財政運営上支障が生じないよう減税補てん債の発行が許可になるなどの措置がされます。 また、5年度に引き続き特定資金公共事業債、通称NTT無利子貸付金として、国庫補助金のかわりに貸し付けされていた平成2年度及び3年度の分について、本来の国庫補助金が交付予定でありますので、これと引きかえに繰り上げ償還することになっております。 いずれにいたしましても、新規に財源を要さない会計上の処理でありますので、今後の補正予算の機会に処理していくこととしておりますことを申し添えます。 それでは、以下、各議案ごとに説明申し上げます。 最初に、議案第4号平成6年度北上市一般会計予算から申し上げます。 予算の総額は299億9,800万円に定めようとするものです。 まず歳入ですが、構成比の高い主な科目を順に申し上げますと、市税は98億418万6,000円で32.7%、地方交付税は92億4,000万円で30.8%、国庫支出金は28億6,041万5,000円で9.5%、市債は25億3,880万円で8.4%、諸収入は11億9,904万2,000円で4%、県支出金は11億8,888万7,000円で4%であります。 次に歳出ですが、目的別では、土木費は56億7,180万5,000円で18.9%、民生費は52億587万9,000円で17.4%、教育費は46億1,887万4,000円で15.4%、公債費は36億2,109万3,000円で12.1%、総務費は28億8,653万8,000円で9.6%の順であります。 性質別では、投資的経費は76億7,252万7,000円で25.6%、人件費は62億2,736万4,000円で20.8%、物件費は36億1,661万6,000円で12.1%、公債費は35億2,681万6,000円で11.7%、補助費等は28億2,797万7,000円で9.4%の順であります。 次に、主な事業と事業費を款を追って申し上げます。 総務費では、庁舎建設に用地取得費5,050万円と基金積立金5,000万円を、黒沢尻西小学校学区の学童保育所ひかりクラブ改築事業費に3,030万9,000円を、岩手県知事及び県議会議員選挙費に2,188万円を、民生費では、八天の里建設事業補助金として5,260万9,000円を、二子保育園の改築事業費に1億6,314万4,000円を、衛生費では、合併処理浄化槽整備事業費に6,556万5,000円を、新しく寝たきり老人に対する訪問歯科診療事業や末期がん患者の在宅緩和ケア事業等、健康づくり推進費に1億9,017万円を、ごみの減量化のため、まず、モデル3地区を設け資源ごみ分別収集を実施することとし、事業費に1,000万円を、埋立地施設整備事業費は用地取得費等に2億1,289万3,000円を、労働費では、高齢者労働能力活用事業としてシルバー人材センターの運営費等、補助金として3,114万円を、農林水産業費では、水田復元の水田営農活性化対策条件整備事業費補助金として1億416万7,000円を、広域農道整備事業費に6,000万円を、林道、作業道の開設等、総合型林業構造改善事業費に4,927万9,000円を、商工費では、特定商業集積基本構想に基づく実施計画策定費に700万円を、(仮称)株式会社北上オフィスプラザ出資金として1億円を、土木費では、道路の補修、清掃、除雪等、道路維持費に3億18万4,000円を、道路新設改良費に11億4,012万6,000円を、本通り地区・諏訪町地区市街地再開発事業は、事業計画策定費補助金として4,595万円を、黒沢尻西部地区土地区画整理事業費負担金として2億5,000万円を、館曽山線の立体交差等、街路整備事業費に5億652万円を、総合運動公園は陸上競技場建設等事業費に10億1,460万円を、住宅建設は長沼住宅建てかえ事業費に3億6,213万2,000円を、消防費では、消防屯所及び防火水槽等、消防施設整備費に1億2,172万4,000円を、教育費では、黒沢尻西小学校に「幼児ことばの教室」を開設する事業費に2,500万円を、7年度改築予定の照岡小学校屋内運動場の用地取得及び造成費に4,945万円を、7年度開校予定の東陵中学校屋内運動場建設等事業費に12億8,952万円を、(仮称)財団法人北上市体育協会の出損金として2,000万円を、このほか、継続費については、都市計画図の作成事業を6年度と7年度で実施することとし、経費の総額と年割額を定めようとするものです。 債務負担行為については、地域農業担い手育成資金利子補給費補助金ほか2事業の事業費を後年度に債務を負担するため期間と限度額を定めようとするものです。 地方債については、都市計画整備事業ほか10事業の起債の目的、限度額を定めようとするものです。 その他、一時借入金については、借り入れの最高額を20億円及び歳出予算の流用について、人件費に限り同一款内の各項の流用ができることを定めようとするものです。 次に、議案第5号平成6年度北上市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は43億8,836万5,000円に定めようとするものです。 主な内容は、医療費の伸びを6.7%程度に見込み、前年度に比し5.2%の増であります。 歳入は、国庫支出金が17億384万9,000円、国民健康保険税が16億8,374万8,000円等であり、歳出は、療養諸費が29億4,109万8,000円、高額療養費が3億8,959万7,000円、老人保健拠出金が8億7,649万8,000円等であります。 このほか、一時借入金について、借り入れの最高額を3億円及び歳出予算の流用について、2款保険給付費の同一款内の流用ができることを定めようとするものです。 次に、議案第6号平成6年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定予算について申し上げます。 予算の総額は1億2,359万3,000円に定めようとするものです。 主な内容は、岩崎及び横川目診療所の管理運営費について物価等の上昇分を見込んだが、医業費が横ばいであり、施設整備費が減になることで前年度に比し7.3%の減であります。 歳入は、診療収入が1億1,478万5,000円等であり、歳出は、施設管理費が7,502万9,000円、医業費が4,386万円等であります。 このほか、歳出予算の流用については、人件費の流用ができることを定めようとするものです。 次に、議案第7号平成6年度北上市老人保健特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は50億5,021万7,000円に定めようとするものです。 主な内容は、対象者及び医療単価の増に伴う医療費の増3%程度を見込み、前年度に比し3%の増であります。 歳入は、支払い基金交付金が34億2,912万8,000円、国、県、市の負担金が16億2,108万4,000円等であり、歳出は、医療諸費が50億5,021万5,000円等であります。 次に、議案第8号平成6年度北上市工業団地事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は15億2,982万9,000円に定めようとするものです。 主な内容は、南部工業団地や後藤野工業団地の事業促進の経費であり、分譲予定面積を前年度並みに見込み、前年度に比し2.4%の増であります。 歳入は、土地売り払い収入が14億7,690万8,000円等であり、歳出は、後藤野工業団地整備工事請負費が7億6,323万円、南部工業団地等用地取得費が6億2,150万円等であります。 このほか、債務負担行為について、北上南部開発株式会社が(仮称)北上南インターチェンジ及び工業団地開発事業で事業費を金融機関から借り入れする際、損失補償することとし、期間と限度額を定めようとするものであり、また、北上地区広域土地開発公社が北上南部工業団地開発区域造成工事等で事業費を金融機関から借り入れる際、債務保証することとし、期間と限度額を定めようとするものであります。 次に、議案第9号平成6年度北上市下水道事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は33億7,673万3,000円に定めようとするものです。 主な内容は、国の生活関連事業の主要事業として事業量の拡大が見込まれ、常盤台、上江釣子、長沼及び黒沢尻西部地区土地区画整理事業の区域を整備促進することとし、前年度に比し2年続きの2けたの伸びとなり、24.5%の増であります。 歳入は、市債が15億3,940万円、一般会計繰入金が11億2,363万6,000円、国県支出金が3億4,735万円等であり、歳出は、公共下水道管渠築造等工事請負費が18億4,830万円、流域下水道事業費負担金が4億6,770万4,000円等であります。 このほか、債務負担行為について、水洗便所改造資金融資利子補給金を後年度に債務を負担するため期間と限度額を定めようとするものです。地方債について、公共下水道事業と流域下水道事業の起債の目的、限度額等を定めようとするものです。一時借入金について、借り入れの最高限度額を7億円に定めようとするものです。 次に、議案第10号平成6年度北上市農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は10億1,385万3,000円に定めようとするものです。 主な内容は、事業施行中の飯豊地区及び大堰川地区の事業費を見込み、また、事業完了した鳩岡崎地区にかわって新規に上鬼柳地区の事業化を促進することとし、事業箇所の減により前年度に比し23.5%の減であります。 歳入は、県支出金が4億4,951万5,000円、一般会計繰入金が1億3,120万9,000円、市債が3億9,240万円等であり、歳出は、管渠築造等工事請負費が8億1,704万円等であります。 このほか、地方債について、農業集落排水事業の起債の目的、限度額等を定めようとするものです。 次に、議案第11号平成6年度北上市駐車場事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は8,641万円に定めようとするものです。 主な内容は、北上駅前駐車場及び北上駅東口駐車場の管理運営費を見込み、また、起債の一部が償還を完了したため、前年度に比し18.8%の減であります。 歳入は、使用料が8,640万円等であり、歳出は、施設管理費が6,600万8,000円等であります。 次に、議案第12号平成6年度北上市宅地造成事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は3億7,407万9,000円に定めようとするものです。 主な内容は、鬼柳町卯の木住宅団地造成事業を本格的に着手するための事業費を見込み、前年度に比し876.1%の増であります。 歳入は、市債が3億5,820万円等であり、歳出は、卯の木住宅団地用地購入費1億9,800万円、及び造成等工事請負費1億5,620万円等であります。 このほか、地方債について、宅地造成事業の起債の目的、限度額等を定めようとするものです。 次に、議案第13号平成6年度北上市夏油国民保養温泉事業特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は9,093万9,000円に定めようとするものです。 主な内容は、国民宿舎夏油山荘及び夏油温泉館の管理運営費について物価等の上昇分を見込み、前年度に比し1.5%の増であります。 歳入は、使用料が6,518万7,000円、売店の売り上げ等、雑入が2,575万2,000円等であり、歳出は、施設運営事業費が9,093万9,000円であります。 次に、議案第14号平成6年度北上市土地取得特別会計予算について申し上げます。 予算の総額は4,667万8,000円に定めようとするものです。 主な内容は、前年度同様、公共用地取得事業がないことから起債の償還費のみであり、前年度に比し9%の減であります。 歳入は、一般会計繰入金が4,267万7,000円等であり、歳出は、市債償還費が4,667万8,000円であります。 最後に、議案第15号平成6年度北上市水道事業会計予算について申し上げます。 まず、業務の予定量から申し上げます。 給水戸数2万7,210戸、年間総配水量1,018万2,700立方メートル、1日平均配水量2万7,900立方メートルとそれぞれ予定しております。 また、主な建設改良事業として、口内及び稲瀬地区の未給水区域の解消を図るための拡張事業費として3億6,292万8,000円、老朽管更新事業費として3億7,451万1,000円、配水及び給水施設整備事業費として3億4,291万7,000円を予定しております。 次に、収益的収入及び支出について申し上げます。 営業収益は、給水収益等18億2,548万6,000円、営業外収益は、他会計補助金等3億2,361万1,000円を見込み、収入の総額を21億4,910万円に定めようとするものであります。 一方、支出については、営業費用16億8,040万2,000円、営業外費用4億6,219万6,000円を計上し、支出の総額を21億4,910万円に定めようとするものであります。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 まず、支出から申し上げます。 建設改良費として11億2,329万3,000円、企業債償還金4億1,513万1,000円、管路台帳整備事業等の開発費として1億400万円を計上し、支出の総額を16億4,242万4,000円に定めようとするものであります。 一方、収入については、拡張事業、老朽管更新事業等に充てるための企業債6億2,610万円、一般会計出資金1億5,520万円、拡張事業に係る国庫補助金1億300万円、受託工事に係る工事負担金2億7,435万円等を見込み、収入の総額を11億7,140万円に定めようとするものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億7,102万4,000円は、過年度分損益勘定留保資金4億4,902万2,000円及び当年度分消費税資本的収支調整額2,200万2,000円で補てんしようとするものであります。 以上12件についてよろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第4号平成6年度北上市一般会計予算外11件については、議長及び副議長を除く議員34人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって議案第4号平成6年度北上市一般会計予算外11件については、議長及び副議長を除く議員34人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、1番から29番及び31番から35番までの各議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました34人の諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) お諮りいたします。日程第30、議案第29号から日程第45、議案第44号までの16件については会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって日程第30、議案第29号から日程第45、議案第44号までの16件については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第30、議案第29号平成5年度北上市一般会計補正予算(第8号)、日程第31、議案第30号平成5年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、日程第32、議案第31号平成5年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第3号)、日程第33、議案第32号平成5年度北上市老人保健特別会計補正予算(第1号)、日程第34、議案第33号平成5年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第5号)、日程第35、議案第34号平成5年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第5号)、日程第36、議案第35号平成5年度北上市農業集落配水事業特別会計補正予算(第5号)、日程第37、議案第36号平成5年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第3号)、日程第38、議案第37号平成5年度北上市夏油国民保養温泉事業特別会計補正予算(第4号)、日程第39、議案第38号平成5年度北上市土地取得特別会計補正予算(第1号)、日程第40、議案第39号平成5年度北上市水道事業会計補正予算(第4号)、以上11件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第29号平成5年度北上市一般会計補正予算(第8号)外10件について提案の理由を申し上げます。 今回の補正は、事業の確定に伴う計数の整理及び前回の補正以降に追加財政需要を生じた事務事業に対して補正しようとするものでありますが、今年度は、特に国の予算に関連し、次の2点について例年にない補正を行おうとするものであります。 1点目は、国の第3次補正予算に伴い、建設事業費を一般会計で約4億円、下水道事業及び農業集落排水事業の特別会計で約7億8,000万円を補正しようとするものであり、また、このうち市直営の事業の全部を繰越明許費により6年度に繰り越そうとするものであります。 2点目は、過去において特定資金公共事業債、通称NTT無利子貸付金として国庫補助金のかわりに貸し付けされていた昭和62年度から平成元年度までの分、一般会計で約4億6,000万円、下水道事業特別会計で約3億2,000万円を、今回、もとの国庫補助金で交付を受け、これと引きかえで同額を繰り上げ償還しようとするものであります。 以下、各議案ごとに説明申し上げます。 最初に、議案第29号平成5年度北上市一般会計補正予算(第8号)から申し上げます。 補正の額は8億2,500万円とし、歳入歳出それぞれに追加して予算の総額を317億8,659万2,000円にしようとするものであります。 主な内容を歳出から款を追って申し上げます。 総務費では、庁舎建設基金積立金に5,218万4,000円を、民生費では、医療費の動向により国民健康保険事業特別会計繰出金に4,767万7,000円を、衛生費では、北上済生会病院に対して夜間人工透析業務運営費補助金に1,000万円を、国の第3次補正予算絡みで合併処理浄化槽設置費補助金に1,322万5,000円、水道事業会計出資金5,120万円を、農林水産業費では、冷害対策として次期作用優良種子確保対策事業費補助金に6,410万円、水田営農活性化条件整備事業費補助金に2,916万7,000円を、第3次補正予算絡みで北上地区広域営農団地農道整備事業負担金に7,199万円を、県営一般農道整備事業負担金に3,985万8,000円を、水と土保全基金積立金に1,000万円を、商工費では、工業団地事業特別会計繰出金に1億円を、土木費では、第3次補正予算絡みで道路新設改良舗装工事に5,786万4,000円、公園整備工事に5,224万9,000円を、公債費では、NTT債の繰り上げ償還に伴い3億7,769万2,000円をそれぞれ追加しようとするものであります。 一方、歳入は、国庫支出金に4億9,309万7,000円、市税に1億6,116万7,000円、市債に1億2,310万円、県支出金に1億1,940万4,000円等を追加しようとするものであります。 このほか、継続費の補正について、川東地区中学校の校舎建設事業と屋外施設整備事業の経費の総額と年割額を変更しようとするものであります。 繰越明許費について、第3次補正予算絡みで合併処理浄化槽整備事業ほか10事業は、平成6年度に繰り越して使用するための繰越額を定めようとするものであります。 債務負担行為の補正について、事業費が確定した高度情報化推進事業費補助金と、国の国庫債務負担行為(ゼロ国債)絡みで、北上総合運動公園整備事業の事業費を後年度に債務を負担するため期間と限度額を定めようとするものであり、また、事業費が確定した特別養護老人ホーム「八天の里」建設事業費補助金は、期間と限度額を変更しようとするものであります。 地方債の補正について、鬼と平和の里づくり事業ほか10事業の起債の限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第30号平成5年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 補正の額は7,002万9,000円とし、歳入歳出それぞれに追加して予算の総額を43億3,380万9,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳出は、医療費の伸びを見込み療養諸費に7,470万円を追加し、歳入は、交付額がほぼ確定した国庫負担金は1億1,939万l,000円減になりますが、国民健康保険税に1億1,391万7,000円、一般会計繰入金に4,767万7,000円を追加しようとするものであります。 次に、議案第31号平成5年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第3号)について申し上げます。 補正の額は452万7,000円とし、歳入歳出それぞれから減額して予算の総額を1億3,806万6,000円にしようとするものであります。 主な内容は、診療所の運営状況を勘案して、歳出は総務費から96万3,000円、医業費から356万4,000円を減額し、歳入は診療収入から357万4,000円、国民健康保険事業特別会計繰入金から105万3,000円を減額しようとするものであります。 次に、議案第32号平成5年度北上市老人保健特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 補正の額は6,363万2,000円とし、歳入歳出それぞれに追加して予算の総額を49億6,691万9,000円にしようとするものであります。 主な内容は、歳出は医療費の伸びを見込み医療給付費に6,363万2,000円を追加し、歳入は同額を支払い基金交付金、国、県、市と、それぞれの負担割合に従い追加しようとするものであります。 次に、議案第33号平成5年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第5号)について申し上げます。 補正の額は9億7,386万5,000円とし、歳入歳出それぞれから減額して予算の総額を8億5,842万7,000円にしようとするものであります。 主な内容は、企業誘致の状況、それに伴う団地売り払い収入及び事業の進捗状況を勘案して、歳出は後藤野工業団地整備工事費から5億2,340万円、北上南部及び後藤野工業団地の用地取得費4億5,092万4,000円等を減額し、歳入は土地売り払い収入から10億7,286万2,000円を減額しようとするものであります。 次に、議案第34号平成5年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第5号)について申し上げます。 補正の額は6億5,207万1,000円とし、歳入歳出それぞれに追加して予算の総額を35億7,334万7,000円にしようとするものであります。 主な内容は、国の第3次補正予算やNTT債の繰り上げ償還等によるもので、歳出は公共下水道管渠築造工事に1億3,447万7,000円、流域下水道事業費負担金に2億1,256万円、公債費に3億879万4,000円等を追加し、歳入は国庫支出金に3億9,200万円、市債に2億8,180万円等を追加しようとするものであります。 このほか、繰越明許費について、公共下水道整備事業を平成6年度に繰り越して使用するため、繰越額を定めようとするものであります。 債務負担行為について、国の国庫債務負担行為(ゼ口国債)絡みで、公共下水道事業整備事業の事業費を後年度に債務を負担するため期間と限度額を定めようとするものであります。 地方債の補正について、公共下水道事業及び流域下水道事業の起債の限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第35号平成5年度北上市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)について申し上げます。 補正の額は4億9,234万9,000円とし、歳入歳出それぞれに追加して予算の総額を21億3,964万8,000円にしようとするものであります。 主な内容は、国の第3次補正予算等によるもので、歳出は管渠築造工事に4億6,424万2,000円を追加し、歳入は県支出金に3億250万円、市債に1億6,260万円等を追加しようとするものであります。 このほか、繰越明許費について、飯豊地区及び大堰川地区農業集落排水事業を平成6年度に繰り越して使用するため、繰越額を定めようとするものであります。 地方債の補正について、農業集落排水事業の起債の限度額を変更しようとするものであります。 次に、議案第36号平成5年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 補正の額は2,039万7,000円とし、歳入歳出それぞれに追加して予算の総額を1億6,837万8,000円にしようとするものであります。 主な内容は、柏野住宅団地の分譲促進により、歳入は土地売り払い収入に2,039万7,000円を追加し、歳出は一般会計繰出金に2,103万5,000円等を追加しようとするものであります。 次に、議案第37号平成5年度北上市夏油国民保養温泉事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 補正の額は801万3,000円とし、歳入歳出それぞれから減額し、予算の総額を8,358万9,000円にしようとするものであります。 主な内容は、事業の確定により、歳出は事業費から801万3,000円を減額し、歳入は使用料から528万円、雑入から775万7,000円等を減額し、一般会計繰入金に502万4,000円を追加しようとするものであります。 次に、議案第38号平成5年度北上市土地取得特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 補正の額は461万円とし、歳入歳出それぞれから減額し、予算の総額を4,667万1,000円にしようとするものであります。 主な内容は、事業費の確定により、歳出は公債費から461万円を減額し、歳入は一般会計繰入金から772万7,000円を減額し、土地開発基金運用収入に311万7,000円を追加しようとするものであります。 最後に、議案第39号平成5年度北上市水道事業会計補正予算(第4号)について申し上げます。 最初に、収益的収入及び支出について申し上げます。 収入は、給水収益、その他営業収益、受取利息及び配当金等を調整し、195万円を減額して収入総額を21億1,583万5,000円に、一方、支出においては、原水及び浄水費、減価償却費等を調整し、1,835万6,000円を追加して支出総額を21億3,614万1,000円に補正しようとするものであります。 次に、資本的収入及び支出については、収入に企業債、他会計出資金及び国庫補助金等を調整し、1,154万円を追加して収入総額を10億2,678万円に、一方、支出においては、拡張事業費及び企業債償還金等を調整し、7,726万円を減額して支出総額を13億8,941万1,000円に補正しようとするものであります。 以上11件についてよろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 本件11件に対する質疑は後日の本会議において行います。 休憩いたします。      午後1時55分 休憩---------------------------------------      午後2時17分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第41、議案第40号土地売買契約の変更契約の締結についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。    (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第40号土地売買契約の変更契約の締結について提案の理由を申し上げます。 平成3年3月7日、議会の議決を得て取得した情報処理技能者養成施設等事業用地の土地代金について、公定歩合等の変動により価格が減額となったため、土地売買契約の変更契約を締結しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第40号土地売買契約の変更契約の締結についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第42、議案第41号財産(土地)の取得についてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、18番浅田哲心君、25番鈴木健策君の退席を求めます。    (18番浅田哲心君、25番鈴木健策君退席、退場) ○議長(昆野市右ェ門君) 書記をして議案の朗読をいたさせます。    (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第41号財産(土地)の取得について提案の理由を申し上げます。 取得しようとする土地は、北上南部工業団地用地として北上市の取得依頼により北上地区広域土地開発公社が取得していた土地で、北上市相去町山根梨の木43番83ほか2筆、面積2万3,333.1平方メートルを3億4,999万6,500円で同公社から取得しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第41号財産(土地)の取得についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。 18番浅田哲心君、25番鈴木健策君の除斥を解きます。    (18番浅田哲心君、25番鈴木健策君入場、着席)--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第43、議案第42号財産(土地)の処分についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。    (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第42号財産(土地)の処分について提案の理由を申し上げます。 処分しようとする土地は、北上市和賀町後藤2地割106番151、面積2万8,690.8平方メートルで、既に後藤野工業団地に立地しております厚和工業株式会社に1億3,025万6,000円で処分しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案どおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第42号財産(土地)の処分についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第44、議案第43号市道路線の廃止について、日程第45、議案第44号市道路線の認定について、以上2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。企画調整部長。    (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第43号市道路線の廃止について外1件について提案の理由を申し上げます。 最初に、議案第43号について申し上げます。 市道2023260号線は、道路改良に伴い路線の終点を変更するため廃止しようとするものであります。 また、市道3073006号線及び3076016号線は、一部または全部を農道として整備する計画であります。これまで農道として管理する部分は、市道と区分する取り扱いをしていることから廃止し、道路網の整備を図ろうとするものであります。 また、市道4063035号線は、樺山遺跡の復元に伴い、路線の起点を変更するため廃止しようとするものであります。 次に、議案第44号市道路線の認定について申し上げます。 市道2023826号線、3073086号線、3073087号線及び4063069号線は、ただいま議案第43号市道路線の廃止について御説明いたしました市道2023260号線、3073006号線、3073016号線及び4063035号線の廃止に伴い、起終点を変更し、新たに認定しようとするものであります。 また、市道2043138号線、2083180号線及び2083181号線は、宅地造成の開発行為によって築造された道路施設が市に帰属したことに伴い、今後市道として管理するため認定しようとするものであります。 市道1741号線は、新たに市道として整備するため認定しようとするものであります。 以上2件についてよろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第43号市道路線の廃止についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号市道路線の認定についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。      午後2時34分 休憩---------------------------------------      午後3時43分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 あらかじめ時間延長いたします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) お諮りいたします。先ほどの日程第41、議案第40号土地売買契約の変更契約の締結についての議決に際しては、除斥されるべき者が議事に参与して議決が満場一致で可決されており、当然に無効とはならないものの違法な議決であることから、その箇所を矯正するために取り消しにして、改めて議決することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって議案第40号の議決に当たっては、これを取り消し、改めて議決することに決定いたしました。 お諮りいたします。この際、先ほど議決しました議案第40号土地売買契約の変更契約の締結についてを改めて日程に追加し、再度議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よってこの際、議案第40号土地売買契約の変更契約の締結についてを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 お諮りいたします。ただいま日程に追加しました議案第40号については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって議案第40号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 追加日程議案第40号土地売買契約の変更契約の締結についてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、18番浅田哲心君、25番鈴木健策君の退席を求めます。    (18番浅田哲心君、25番鈴木健策君退席、退場) ○議長(昆野市右ェ門君) 議案の朗読並びに提案理由の説明を省略し、直ちに質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第40号土地売買契約の変更契約の締結についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。 18番浅田哲心君、25番鈴木健策君の除斥を解きます。    (18番浅田哲心君、25番鈴木健策君入場、着席)--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 今期定例会において本日までに請願6件、陳情1件を受理しております。この請願陳情については、会議規則第135条第1項の規定により、お手元に配布しております請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。議案思考のため明4日から6日までの3日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって明4日から6日までの3日間を休会することに決定いたしました。次の本会議は3月7日午前10時に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。      午後3時48分 散会...