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12月19日-06号

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  1. 花巻市議会 2019-12-19
    12月19日-06号


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    令和 1年 12月 定例会(第3回)令和元年12月19日(木)議事日程第6号令和元年12月19日(木) 午前10時開議 第1 委員長報告 第2 議案第119号 令和年度花巻一般会計補正予算(第4号) 第3 派遣第5号 議員派遣について 第4 派遣第6号 議員派遣について本日の会議に付した事件 日程第1 委員長報告 日程第2 議案第119号 令和年度花巻一般会計補正予算(第4号) 日程第3 派遣第5号 議員派遣について 日程第4 派遣第6号 議員派遣について出席議員(26名)   1番  菅原ゆかり君     2番  久保田彰孝君   3番  照井省三君      4番  羽山るみ子君   5番  佐藤峰樹君      6番  横田 忍君   7番  佐藤 現君      8番  伊藤盛幸君   9番  藤井幸介君     10番  照井明子君  11番  若柳良明君     12番  佐藤 明君  13番  盛岡耕市君     14番  高橋 修君  15番  瀬川義光君     16番  内舘 桂君  17番  大原 健君     18番  櫻井 肇君  19番  阿部一男君     20番  本舘憲一君  21番  近村晴男君     22番  藤原 伸君  23番  伊藤源康君     24番  藤原晶幸君  25番  鎌田幸也君     26番  小原雅道欠席議員  なし説明のため出席した者 市長        上田東一君   副市長       藤原忠雅君 副市長       長井 謙君   教育長       佐藤 勝君 選挙管理委員会委員長        農業委員会会長   小田島新一君           大原皓二君 監査委員      萬 久也君   総合政策部長    市村 律君 地域振興部長    久保田留美子君 財務部長      松田英基君 農林部長      菅原浩孝君   商工観光部長    志賀信浩君 市民生活部長    布臺一郎君   建設部長      遠藤雅司君 建設部次長都市政策課長      健康福祉部長    高橋 靖君           佐々木賢二君 生涯学習部長    市川清志君   消防本部消防長   笹間利美君 大迫総合支所長   清水正浩君   石鳥谷総合支所長  八重樫和彦君 東和総合支所長   小原一美君   教育委員会教育部長 岩間裕子君 総務課長選挙管理委員会      財政課長      伊藤昌俊君 事務局書記長    冨澤秀和君職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長      及川牧雄    議事課長      久保田謙一 議事調査係長    高橋俊文    主査        伊藤友美     午前10時00分 開議議長小原雅道君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第6号をもって進めます。 ○議長小原雅道君) 日程第1、委員長報告を行います。 文教福祉常任委員会付託中の第13号請願給食食費材料費)の助成を求めることについてを議題とし、同委員長報告を求めます。 文教福祉常任委員会委員長、本舘憲一君。    (文教福祉常任委員会委員長 本舘憲一君登壇) ◆文教福祉常任委員会委員長(本舘憲一君) 本委員会付託されておりました請願審査が終了いたしましたので、審査の結果と経過について御報告申し上げます。 第13号請願給食食費材料費)の助成を求めることについて、提出者は、花巻市南川原町135-8、花巻法人立保育所協議会会長中村浩希さんであります。 紹介議員は、櫻井肇君であります。 本委員会では、12月13日に参考人を招請し御意見をお伺いするとともに、教育部長及びこども課長出席を求め、慎重に審査を行ったところであります。 請願趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略させていただきます。 参考人として招請しました花巻法人立保育所協議会会長打田修子さんからは、「幼児教育保育無償化の中には、子育てに係る経済的負担の軽減により、子供子育てに優しいまちづくり、健やかな子供の育成、質の高い幼児教育保育が含まれている。子供を預かる全ての園において、質の高い幼児教育が求められており、人間形成の一つとして考える食育も含めて保育をしている。就学までの食について、保護者とともに成長の喜びを感じながら取り組んでいる。 また、子供の命を預かっている中で、食に関して最大の注意を払うのがアレルギー食であり、園ではアレルギー児一人一人に合わせて多様な対策を講じている。命を守る代替食等により幼児を守ってあげるのが私たち大人であり、子供の利益が尊重されるよう考えていくべきである」とのことでありました。 当局からは、「副食費を市が全て負担することになると新たな負担が生じ、市の負担増は難しい。また、給食材料にかかわる費用は、自宅で子育てを行う場合も同様にかかる費用であり、これまでも保育料の一部として保護者負担していただいているものであることから、均衡を図る上からも保護者負担をいただくべきものであると考えている。 法人立保育園等においても、公立園の考え方と同様に給食食費に係る費用について保護者の方から徴収いただきたいということで、9月定例会において花巻市子どものための教育保育に関する利用者負担額を定める条例の改正について提案し、決定されている」との説明がありました。 委員からは、「給食食費保育一環として保育料に含まれてきたものであり、保育無償化というなら、給食食費も含んでの無償化に本来なるべきである。市では、子育て支援を大きな政策に掲げており、また、少子化対策につながる市政形成のためにも、副食費を市が助成するべきである」という意見。 また、「請願趣旨は理解するが、何カ月か推移している中で、国の制度設計のあり方について、もう少し様子を見ていく必要がある」という意見。 また、「保育園や幼稚園に子供を預けている方、預けないで家庭で一生懸命育てている方、また預けられない方がいる中で、公平性は保たれるべきである。また、今回の無償化によって預かり保育などがふえている実態の中で、喫緊の課題として最も力を入れるべきは保育士確保であり、そこに財源を振り向けるべきである」などの意見が出されたところであります。 以上のことを踏まえて審査を進め、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長小原雅道君) これより、質疑に入ります。質疑の方、ありませんか。 近村晴男君。 ◆21番(近村晴男君) 21番、近村でございます。 ただいまの委員長報告を伺っておりまして、質疑の中の経緯をちょっとお伺いしたいのですけれども、今回の請願は、給食食費、いわゆる材料費公的助成をしていただきたいというものでございますけれども、その中での趣旨では、いわゆる公的助成全額、4,500円を負担してほしいという中身になっております。 その中で、参考人の方もお呼びしての審議だったでしょうからお伺いしますが、市の負担増が難しいという当局説明もあったようですけれども、例えば仮に、質疑等の中で、あるいは参考人からお聞きする中で、全額ではなくて、半額とか、そういう話し合いというのはなかったでしょうか。といいますのは、市のほうでは、生活困窮者に対しては助成はしているわけですけれども、そのほかに、そのとおりそれが大変な実態はあるわけです。ですから、満額とはいかなくても、半額とか、そういうふうな中身についての話し合いというのはなされたかどうかお伺いします。 ○議長小原雅道君) 文教福祉常任委員会、本舘委員長。 ◆文教福祉常任委員会委員長(本舘憲一君) お答えします。 ただいまお話がありましたように、生活困窮者への対策は、前の9月定例会の議会においても当局より説明があったところでございますが、4,500円の半額を助成するという件、そのことについては、先の請願審査では話は出ておりませんでした。 ○議長小原雅道君) 若柳良明君。 ◆11番(若柳良明君) 11番、若柳です。 議論の中で、県内他市、あるいは町村の状況などについては話し合われたのかお尋ねをいたします。 ○議長小原雅道君) 文教福祉常任委員会、本舘委員長。 ◆文教福祉常任委員会委員長(本舘憲一君) 県内他市の助成状況については、当局からもお話ありましたし、委員の中からもお話が出まして、県内では5市が全額助成をしているというお話でございました。そのことについては、どうのこうのいう議論はなかったですが、そのことも含めて、委員採決参考に判断したというふうに思っております。 以上です。 ○議長小原雅道君) ほかに質疑の方いませんか。    (「なし」の声あり) ○議長小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長小原雅道君) これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 櫻井肇君。 ◆18番(櫻井肇君) 18番、櫻井肇でございます。 私は、第13号請願給食食費助成を求めることについての、ただいまの委員長報告に反対し、これは原案賛成とすべきだ、採択すべきだという立場で討論を行います。 請願者は、保育施設における給食の位置づけを「バランスのとれた給食を提供し、個々への配慮、健康等、さまざまな計画を立案し、実施してきた」と幼児教育一環としての給食の大事さを述べております。 であるがゆえに、保育施設には国の制度による給食提供専門職が存在するのであり、このたび内閣府が副食費保護者負担とする理由として突如持ち出してまいりました「家でも食事をするから公平に」という論理は全く成り立ちません。 教育保育無償化以前の9月までは保育施設保育費徴収するということはありませんでしたが、10月からは副食費徴収を担うということになりました。振り込みによる徴収は手間がかかり、人手不足の中、さらに現場負担がかかっています。さらに、振込手数料施設持ち、滞納があれば施設の責任で解消しなければなりません。 この副食費については、当初、国は公定価格に示しておりましたが、5,200円でございました。それが4,500円に引き下げられました。 施設における1カ月当たりの副食費は4,500円では到底賄えません。私が現場を回って、何軒か保育所を回ってお聞きしたところによりますと、4,500円で賄えるというところは全くありませんでした。中には、7,000円台、8,000円台もありましたし、6,000円台は普通だというふうに受け取ってお聞きをいたしました。 ですから、これは結果としては施設が持ち出すこととならざるを得なくなり、結果として施設運営費を圧迫し、ひいては絶対的不足となっている保育士待遇向上に逆行するのではという現場の声が寄せられております。 先ほど委員長報告では、この副食費の4,500円はそのままにして、そして、保育士待遇向上に努めるべきだという報告がございましたが、これも全く逆になっております。 そして、国は、来年度は現在でも低すぎる公定価格をさらに削減しようとしております。これでは、施設経営に重大な影響を今後及ぼすこととなります。 県内では、副食費を含む保育無償化に踏み出している自治体が存在いたします。紹介します。宮古市、大船渡市、遠野市、陸前高田市、八幡平市、この5市であります。先ほどの質疑のとおりであります。 花巻市よりも財政的に厳しいと思われる小規模自治体がほとんどであります。ですから、花巻市ではできないはずがありません。花巻市は幼児教育一環としての副食費を含む保育完全無償化を実施すべきであります。 以上、保育現場から寄せられた要求・意見を中心に述べ、委員長報告に反対し、本請願採択すべきと述べまして終わります。 ○議長小原雅道君) ほかに討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長小原雅道君) これより採決いたします。 第13号請願給食食費材料費)の助成を求めることについての委員長報告には反対がありましたので、起立により採決いたします。 第13号請願給食食費材料費)の助成を求めることについてに対する委員長報告は、不採択とすべきものであります。 第13号請願採択することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長小原雅道君) 着席願います。 起立少数であります。よって、第13号請願委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
    議長小原雅道君) お諮りいたします。本日審議予定となっております日程第2、議案第119号令和元年花巻一般会計補正予算(第4号)から、日程第4、派遣第6号議員派遣についてまでの3件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、日程第2、議案第119号令和元年花巻一般会計補正予算(第4号)から、日程第4、派遣第6号議員派遣についてまでの3件については委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。 ○議長小原雅道君) 日程第2、議案第119号令和元年花巻一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 松田財務部長。 ◎財務部長松田英基君) 議案第119号令和元年花巻一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算補正及び繰越明許費補正の2つの事項からなっておりまして、主な内容といたしましては、イーハトーブ花巻応援寄附金増額見込みに伴う事業費追加のほか、生涯学習施設整備事業等予算措置を要する経費につきまして補正を行うものであります。 歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ9,164万3,000円を追加し、歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ501億2,180万4,000円とするものであります。 繰越明許費補正につきましては、生涯学習施設整備事業追加するものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げますので、8ページをお開き願います。 2、歳入、18款1項寄附金、1目総務寄附金、2節まちづくり2億円は、イーハトーブ花巻応援寄附金でありまして、寄附金受け入れ額が、本定例会において過日御決定いただきました一般会計補正予算(第3号)の補正後の予算額5億5,000万円をさらに上回る見込みでありますことから、返礼品等に要する歳出予算とあわせて追加するものであります。 3目教育寄附金、1節教育振興50万円は、県外のある方から、教育振興活用願いたいとの申し出があり、採納したものであります。 2節生涯学習30万円は、市内のある方から、生涯学習活用願いたいとの申し出があり、採納したものであります。 19款1項1目繰入金、1節財政調整基金繰入金4,582万円の減は、財政調整基金からの繰入金を減額するものであります。 3節まちづくり基金繰入金6,333万7,000円の減は、イーハトーブ花巻応援寄附金増額見込みに伴いまして、返礼品等に要する経費として8,666万3,000円を新たに繰り入れますほか、地域づくり活動推進事業財源として、今年度当初予算において繰入金1億5,000万円を計上しておりましたが、今回増額を見込むイーハトーブ花巻応援寄附金財源として充当することにより、当初予算で計上しておりました1億5,000万円を減額するものであります。 次に10ページをお開き願います。 3、歳出、2款総務費、1項総務管理費、6目企画費8,666万3,000円は、イーハトーブ花巻応援寄附金歳入増加見込みに伴い、寄附をいただいた方々への返礼品及び事務手数料等に要する経費追加するものであります。 10款教育費、2項小学校費、2目小学校教育振興費25万円及び3項中学校費、2目中学校教育振興費25万円は、寄附者意向に沿いまして、湯本小学校及び湯本中学校図書を購入するほか、イーハトーブ花巻応援寄附金増額見込みに伴う財源振替でございます。 5項社会教育費、1目社会教育総務費418万円は、耐震診断の結果を受けて、10月から施設利用を休止しております市民の家について、今後の活用について検討するための調査費を計上するものであります。 3目図書館費30万円は、寄付者意向に沿いまして、大迫図書館図書を購入するものであります。 次に12ページをお開き願います。 9目博物館費及び6項保健体育費、1目保健体育総務費は、イーハトーブ花巻応援寄附金増額見込みに伴う財源振替であります。 次に4ページにお戻り願います。 第2表繰越明許費補正追加であります。 10款教育費、5項社会教育費、生涯学習施設整備事業418万円は、先ほど御説明いたしました本補正予算歳出追加計上する市民の家の活用を検討するための調査費でありますが、委託業者の選定後、業務工程一定期間を要しますことから予算を繰り越すものであり、令和2年5月までの完了を見込んでおります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。 ◆18番(櫻井肇君) 18番、櫻井肇であります。 教育費で、市民の家の活用調査業務で418万円を支出するということですが、これは、何か市民の家の具体的な活用策等を想定したりしているのでしょうか。それとも、どうやって活用するかという一般論といいますか、そういう形で進めようとしているのかお聞かせください。 ○議長小原雅道君) 市川生涯学習部長。 ◎生涯学習部長市川清志君) 耐震診断の結果、耐力がないということが判明いたしまして休館をしております。これについて、今後、どのように活用していけるのかというのを含めまして、改修費等の積算を含めて検討するための調査をしたいというものであります。 ○議長小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長小原雅道君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長小原雅道君) これより採決いたします。 議案第119号令和元年花巻一般会計補正予算(第4号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第119号は原案のとおり可決されました。 ○議長小原雅道君) 日程第3、派遣第5号議員派遣についてから、日程第4、派遣第6号議員派遣についてまでの2件を一括議題といたします。 議員派遣については、会議規則第159条の規定により、お手元に配付しておりますとおり、議員派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、派遣第5号及び派遣第6号については、原案のとおり派遣することに決しました。 ○議長小原雅道君) お諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について、日程等変更がありましたなら、その取り扱い議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣変更が生じた場合の取り扱いについては、議長に一任と決しました。 ○議長小原雅道君) 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。 これをもちまして令和元年第3回定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。     午前10時27分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 花巻市議会議長   小原雅道 花巻市議会議長  藤原晶幸 花巻市議会議員   本舘憲一 花巻市議会議員   近村晴男 花巻市議会議員   藤原 伸...