花巻市議会 2019-03-07
03月07日-05号
平成31年 3月 定例会(第1回)平成31年3月7日(木)議事日程第5号平成31年3月7日(木) 午前10時開議 第1 陳情の撤回 第2 議案第2号 花巻市
固定資産評価審査委員会の補欠の委員の選任の専決処分に関し承認を求めることについて 第3 議案第3号 花巻市
過疎地域自立促進計画の変更に関し議決を求めることについて 第4 議案第4号 花巻市小山田辺地に係る
総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて 第5 議案第5号 花巻市南成島辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについて 第6 議案第6号 花巻市谷内辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについて 第7 議案第7号 花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例 第8 議案第8号 花巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 第9 議案第9号 花巻市常勤の特別職の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例 第10 議案第10号 花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例 第11 議案第11号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例 第12 議案第12号 花巻市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 第13 議案第13号 花巻市
介護老人保健施設条例等の一部を改正する条例 第14 議案第14号 花巻市
都市公園条例の一部を改正する条例 第15 議案第15号 花巻市公園条例の一部を改正する条例 第16 議案第16号 花巻市
火災予防条例の一部を改正する条例 第17 議案第17号 花巻市学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例 第18 議案第18号 29災17号二級市道向
田瀬線田瀬地区道路災害復旧工事の請負契約の変更に関し議決を求めることについて 第19 議案第19号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて 第20 議案第20号 平成30年度花巻市
一般会計補正予算(第6号) 第21 議案第21号 平成30年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 第22 議案第22号 平成30年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第23 議案第23号 平成30年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 第24 議案第24号 平成30年度花巻市
汚水処理事業特別会計補正予算(第1号) 第25 議案第25号 平成30年度花巻市
下水道事業会計補正予算(第2号) 第26 議案第33号 花巻市
教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて 第27 議案第34号
人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて 第28 報告第1号
市道西大通り北10号線上における物損事故に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告について 第29 報告第2号
リース物件紛失に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告について本日の会議に付した事件 日程第1 陳情の撤回 日程第2 議案第2号 花巻市
固定資産評価審査委員会の補欠の委員の選任の専決処分に関し承認を求めることについて 日程第3 議案第3号 花巻市
過疎地域自立促進計画の変更に関し議決を求めることについて 日程第4 議案第4号 花巻市小山田辺地に係る
総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて 日程第5 議案第5号 花巻市南成島辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについて 日程第6 議案第6号 花巻市谷内辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについて 日程第7 議案第7号 花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例 日程第8 議案第8号 花巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第9 議案第9号 花巻市常勤の特別職の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例 日程第10 議案第10号 花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例 日程第11 議案第11号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例 日程第12 議案第12号 花巻市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第13 議案第13号 花巻市
介護老人保健施設条例等の一部を改正する条例 日程第14 議案第14号 花巻市
都市公園条例の一部を改正する条例 日程第15 議案第15号 花巻市公園条例の一部を改正する条例 日程第16 議案第16号 花巻市
火災予防条例の一部を改正する条例 日程第17 議案第17号 花巻市学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例 日程第18 議案第18号 29災17号二級市道向
田瀬線田瀬地区道路災害復旧工事の請負契約の変更に関し議決を求めることについて 日程第19 議案第19号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて 日程第20 議案第20号 平成30年度花巻市
一般会計補正予算(第6号) 日程第21 議案第21号 平成30年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第22 議案第22号 平成30年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第23号 平成30年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第24 議案第24号 平成30年度花巻市
汚水処理事業特別会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第25号 平成30年度花巻市
下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第26 議案第33号 花巻市
教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて 日程第27 議案第34号
人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて 日程第28 報告第1号
市道西大通り北10号線上における物損事故に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告について 日程第29 報告第2号
リース物件紛失に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告について出席議員(25名) 1番 菅原ゆかり君 2番
久保田彰孝君 3番 照井省三君 4番 羽山るみ子君 5番 佐藤峰樹君 6番 横田 忍君 7番 佐藤 現君 8番 伊藤盛幸君 9番 藤井幸介君 10番 照井明子君 11番 若柳良明君 12番 佐藤 明君 13番 盛岡耕市君 14番 高橋 修君 16番 内舘 桂君 17番 大原 健君 18番 櫻井 肇君 19番 阿部一男君 20番 本舘憲一君 21番 近村晴男君 22番 藤原 伸君 23番 伊藤源康君 24番 藤原晶幸君 25番 鎌田幸也君 26番 小原雅道君欠席議員(1名) 15番 瀬川義光君説明のため出席した者 市長 上田東一君 副市長 藤原忠雅君 教育長 佐藤 勝君
選挙管理委員会委員長 大原皓二君
農業委員会会長 小田島新一君 監査委員 戸來喜美雄君
総合政策部長 市村 律君
地域振興部長 久保田留美子君 財務部長 八重樫和彦君 農林部長 菅原浩孝君
商工観光部長 松田英基君
市民生活部長 細川 祥君 建設部長 赤平勝也君
健康福祉部長 熊谷嘉哉君 生涯学習部長 市川清志君
消防本部消防長 小田島 満君
大迫総合支所長 藤田哲司君
石鳥谷総合支所長 菅原善幸君
東和総合支所長 菅谷一雄君
教育委員会教育部長 布臺一郎君 総務課長 伊藤徳明君 財政課長 伊藤昌俊君職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長 高橋 靖 議事課長 久保田謙一
議事調査係長 舘下真智子 主査 高橋俊文 午前10時00分 開議
○議長(小原雅道君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は議事日程第5号をもって進めます。
○議長(小原雅道君) 日程第1、陳情の撤回を議題といたします。
議会運営委員会に付託中の第3
号陳情市議会本会議等の録画配信の実施を求めることについては、提出者から取り下げしたい旨の承認願いが提出されております。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第3号陳情の撤回については、これを承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 御異議なしと認めます。よって、第3号陳情の撤回については、これを承認することに決しました。
○議長(小原雅道君) 日程第2、議案第2号花巻市
固定資産評価審査委員会の補欠の委員の選任の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 藤原副市長。 (副市長登壇)
◎副市長(藤原忠雅君) 議案第2号花巻市
固定資産評価審査委員会の補欠の委員の選任の専決処分に関し承認を求めることについてを御説明申し上げます。 花巻市
固定資産評価審査委員会委員の金澤秀晃氏が平成31年1月11日に逝去され、欠員が生じたことから、地方税法第423条第4項の規定により、補欠の委員を選任し、平成31年2月8日に専決処分いたしましたので、同条第5項の規定により議会の承認を求めるものであります。 花巻市
固定資産評価審査委員会委員に選任いたしました伊藤今子さんは、経歴概要にもありますとおり、長年税理士を務められ、税に関する専門知識や経験を有する方でありますことから適任と考え、議会の承認を得ようとするものであります。 よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより採決いたします。 議案第2号花巻市
固定資産評価審査委員会の補欠の委員の選任の専決処分に関し承認を求めることについてを原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり承認されました。
○議長(小原雅道君) 日程第3、議案第3号花巻市
過疎地域自立促進計画の変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第3号花巻市
過疎地域自立促進計画の変更に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、
過疎地域自立促進特別措置法に基づき、公共的施設の総合的かつ計画的な整備を行うため、平成28年度から平成32年度までの5年間を計画期間として平成28年3月に策定いたしました花巻市
過疎地域自立促進計画について、新たに事業実施する公共的施設の追加及び事業費の変更が必要となったことから、計画を変更しようとするものであり、同法第6条第7項の規定により議会の議決を求めるものであります。 お手元に配付いたしております議案第3号別冊及び議案第3号資料をあわせてごらん願います。なお、変更部分につきましては赤い字で示しております。 議案第3号別冊の21ページをお開きください。 東和温泉を運営する第3セクターへの出資を
行い施設整備を実施するため、キ、観光・
レクリエーションの本文中に「東和地区の観光資源である東和温泉は開業から22年が経過しており、老朽化による温泉設備の故障が懸念されていることから、東和温泉を運営する第3セクターへの出資を
行い施設整備を実施し、施設の魅力向上による観光のさらなる推進を図る必要がある。」を追加するとともに、25ページの事業計画表、(8)観光又は
レクリエーションの事業内容に
地域産業安定化事業を追加しようとするものであります。 続きまして、28ページをお開きください。 東和地区における
有線放送設備の更新や整備を行うため、ウ、通信・情報化の本文中に「さらに、
防災緊急情報や市政情報等を正確に提供するため、
有線放送設備の更新や整備を行い、情報伝達性を高める必要がある。」を追加するとともに、29ページ、(2)その対策のウ、通信・情報化に④効果的な情報発信のための
有線放送設備の更新・整備を、32ページの事業計画表、(6)
電気通信施設等情報化のための施設の事業名に
有線放送電話を、事業内容に
広報活動事業をそれぞれ追加しようとするものであります。 続きまして、同じく32ページの表の中段をごらんください。
橋梁定期点検により補修が必要とされる判定区分ⅢまたはⅣの診断となっております橋梁の整備を行うため、事業計画表、(1)市町村道の橋りょうの事業内容に、市道合沢1号線
橋梁整備事業、市道留ヶ森7号線
橋梁整備事業、
市道迫線橋梁整備事業の3事業を追加しようとするものであります。 続きまして、40ページをお開きください。 温暖化による気温の上昇から保育園児の安全を守るため、保育室へのエアコンの設置等により快適な教育環境の整備を図る必要があることから、イ、児童・母子の保健福祉の本文中に「保育園、幼稚園、」を追加するとともに、41ページ、(2)その対策のイ、児童・母子の保健福祉に⑤保育園の
保育環境整備を追加しようとするものであります。 続きまして、45ページをお開きください。 温暖化による気温の上昇から幼稚園児及び児童生徒の安全を守るため、
幼稚園保育室及び
小中学校普通教室への
エアコン設置等により快適な教育環境の整備を図る必要があることから、イ、学校教育の本文中に「とともに、快適な教育環境を確保するため、施設の整備を図る」を追加するとともに、49ページの事業計画表、(1)
学校教育関連施設の校舎の事業内容に
小中学校教育環境充実事業を追加しようとするものであります。 次に、戻っていただきまして47ページをお開きください。 老朽化している東和図書館の施設及び設備を改修整備する必要があることから、ウ、生涯学習の本文中に「さらに、平成3年に開館した東和図書館は、経年により施設の老朽化が進んでいることから、利用者の安心安全を守るため施設及び設備を改修整備する必要がある。」を追加するとともに、48ページ中段のウ、生涯学習に⑤図書館の施設・設備の整備及び充実を、49ページの事業計画表、(3)集会施設、体育施設等の事業名に図書館を、事業内容に
図書館改修事業をそれぞれ追加しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 若柳良明君。
◆11番(若柳良明君) ただいま説明ありました
過疎地域自立促進計画の変更に関しての部分でありますけれども、この計画を変更するに当たりまして、どういう手順で取りまとめているのでしょうか。そのことについてお尋ねいたします。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) お答えいたします。 今回のこの
過疎地域自立促進計画の変更に当たりましては、過疎債を使えるようにするということでありまして、庁内の各部に、平成31年度に大迫、東和地域で実施を予定している事業について確認して、ヒアリングなどを行った上で、その上で過疎債が使えるようにという状態での計画への追加などを行ったものでございます。
○議長(小原雅道君) 若柳良明君。
◆11番(若柳良明君) 各部でのその調整という部分は理解しますけれども、
地域協議会等については、2月の下旬に開いて、それぞれ最終的な確認はしたようでありますけれども、前の段階ではそういうことはなかったのでしょうか。 それから、いつからそういう取りまとめというか、検討を始めているのでしょうか。時期的なもの。例えば私から考えると、10月ころ地域協議会でそういう見直しがあるとか変更がある場合はというようなことを投げかけて、12月ころに意見を聞いて、その後取りまとめるとか、そういう部分がなければ、そういう地域の課題というのをしっかりと把握できない部分もあるのではないかと思うわけでありますが、その点についてお尋ねをいたします。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) お答えいたします。 大迫の地域協議会のほうに諮問いたしましたのは2月21日ということでございます。 それまでのスケジュールの部分ですけれども、平成31年度の予算編成とあわせて、並行して、その財源としてより有利な、合併特例債よりも若干有利な
過疎対策事業債を活用できるようにということでの事業の拾い出しを行って、それを計画のほうに反映させるということでございます。 それで、それ以前のことについてはということでございますけれども、各部で事業を実施するに当たっては、当然、地域から何かお話があればそれを各部で聞いて、そして判断した上で、事業の優先度とか、そういう部分について平成31年度の予算に要求してくるという流れになっておりますので、そういう意味では、その事業を構築する段階ではさまざま、市政懇談会で出された意見とか、陳情、要望とかあればそういう部分への対応を含めて、各部のほうで検討して事業化をしているところでございます。
○議長(小原雅道君) 若柳良明君。
◆11番(若柳良明君) 地域での懇談会とかそういう部分も取り入れてということでありますけれども、課題とかそういう総数については押さえておりますし、そして、どの程度解決しているかというのもつかんでいる。そういう部分を考えると、もう少し丁寧にというか、バランスをとりながら進めていく必要があるのではないかということの意見を申し上げて終わります。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) 株式会社とうわ
地域開発公社に関連して御質問いたします。 市長は施政方針で、株式会社とうわ
地域資源開発公社について、平成28年度及び平成29年度の決算上の赤字については、同社設立以来、平成27年度まで固定資産の減価償却が不十分であったことに伴い、固定資産の簿価が課題となっており、平成28年度から適正な減価償却を計上してきたことが大きな要因でありますとの報告がありました。これにかかわって、以下4点の質問をいたします。 1つ目は、減価償却を適正に計上しない決算処理は、同族会社や私的企業で行われていることはありますが、決算上で業績をよく見せるために行うという行為が一般的でございます。そもそも減価償却とは、
法定耐用年数から導き出されました償却率を取得価格に乗じて算出されるもので、その額の範囲内であれば任意に計上できます。したがって、この法人が行ってきた行為は税法上違法ではないと認識しておりますが、当局の見解をまず伺います。
○議長(小原雅道君)
菅谷東和総合支所長。
◎
東和総合支所長(菅谷一雄君) お答えいたします。 減価償却の不足があったことは、議員が御指摘をしている内容とほぼ事実もありますけれども、このような株式を公開していない未上場企業においては珍しくないこともありますが、同社の決算は同社顧問の税理士の助言のもとに作成しているところもありまして、また、公社の担当者も全く、減価償却について十分な知識を持ち合わせていないということがありまして、今回、市のほうでは財務専門監にちゃんと見ていただいて、その内容を審査していただいたところ、減価償却の未償却部分があるということで、今後こういうことを引きずらないように適正に処理していくということで進めているものでございます。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) 今の答弁でいきますと、違法なことではないということでよろしいのですね。もう一度。違法かどうかということについて伺いたかったのですが。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 税法上は違法ではないと認識しております。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) しかし、税金が投入されている企業が、決算上の業績をよく見せる行為を行って、市民に真の経営内容を明らかにしてこなかったことは、市民に対する背信行為であると私は思います。平成30年度決算では1億12万3,000円を特別損失として処理することを提案されています。つまり、設立以来20年間、1年にしますと約500万円の赤字をひた隠しにしてきたと理解してよろしいですか。この件についての見解を伺います。
○議長(小原雅道君)
菅谷東和総合支所長。
◎
東和総合支所長(菅谷一雄君) お答えいたします。 先ほども、公社の担当者はそういう減価償却という、税法上の話についてもですけれども、全くそういうものに熟知しているものではないので、ひた隠しというような作為があるということについては当局は存じ上げないところでございます。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) そもそも税法を十分に理解していない方が処理をしていたということでいいのですか。その点について伺います。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 第3セクターで会社自体が決算したわけでございまして、その決算について税理士に相談してやっていたわけでございまして、その点について、本来すべき減価償却をしていなかったという意識が明確にあったかどうかということについては、私どもははっきりわからないところでございます。ただ、御指摘のとおり、第3セクターである以上、市のほうでその数字は見ていないといけなかったわけでございますけれども、その部分について十分に見ていなかったということについては否定できないと考えております。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) 本来はいずれ市がかかわってきたものですから、きちっとした経理をするのが当然だと思いますので、次の質問に移りますが、このような経営にもかかわらず、平成28年度、平成29年度の役員報酬が年額240万円だったものを、昨年の6月定例会で405万円に引き上げたのはどのような理由からだったのでしょうか。
○議長(小原雅道君)
菅谷東和総合支所長。
◎
東和総合支所長(菅谷一雄君) お答えいたします。 昨年度というか今年度ですね、報酬が上がったことにつきましては、温泉の経営が低迷しているということもありまして、何とか立て直しをかけていかなければならないということで、取締役のほうにそれを牽引する者を新たに引き込んで、経営を立て直していくということで、人材を新たに投入したものでございます。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) 今の答弁でいきますと、従来多分1人だったものが、2人に取締役をしたということで、その分の報酬を追加したと理解してよろしいのですか。
○議長(小原雅道君)
菅谷東和総合支所長。
◎
東和総合支所長(菅谷一雄君) お答えいたします。 報酬につきましては、取締役の分もありますけれども、代表取締役、当然社長ですけれども、その方の分、今回新たにいらっしゃった方は専務取締役という形で仕切っていただこうということの、二人三脚というか、そういう体制をとったということでございます。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) つまり、新たな役員体制をふやして対応したということではなくて、専務を取締役という形で役員報酬を計上する対象になったということなのですか。
○議長(小原雅道君)
菅谷東和総合支所長。
◎
東和総合支所長(菅谷一雄君) 取締役の総数につきましては、入れかわりもございますけれども、今まで社長が一人で中心にやっていたところに、もう一人新たな人材として取締役に入っていただいて、立て直しを図っていくと。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) そうしたら、まず取締役というのは今まで何人おられたのですか。
○議長(小原雅道君)
菅谷東和総合支所長。
◎
東和総合支所長(菅谷一雄君) 平成29年度の取締役ですけれども、代表取締役1名、専務取締役1名、ほかに取締役3名でございます。平成29年度はそういう体制でございます。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) 私の常識的な範囲で物を考えてみたときに、取締役に支払われる報酬については、一般的には役員報酬の科目で経理するようになっていると思っていますが、そうしますと、5人の方々が役員報酬をいただいたその総額が405万円だったということで、平成29年度ですから、405万円だったということでよろしいのですか。
○議長(小原雅道君)
菅谷東和総合支所長。
◎
東和総合支所長(菅谷一雄君) そのとおりでございます。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) それではですね、なかなか事が進まないので、私から質問させていただきますが、私は、なぜ役員報酬のことについてこだわるかといいますと、今までやはり東和温泉は大変厳しい状況の中で経営してきたと私は見ています。つまり、普通の温泉であれば地熱で熱くなったお湯をくみ上げるということで済むわけですが、東和温泉の場合は沸かさなければ入浴できないという、そういう燃料費がかさむというような温泉だと私は思うのでありますが、そういう中で十分な役員報酬もとらずに頑張ってきた方々なのかなと思っています。しかし、今回示されました経営健全化方針を見ますと、やはりさまざまなところで経費をかけて直さなければならないとなっておりますが、私はとりあえず、今回示されたこの経営健全化方針を着実に実行して、計画どおりに業績を上げていくことが必要だと思います。そういう意味で、役員の皆さんのしっかりとしたやはり取り組みが求められていますし、もしこれができなかった場合には、私は会社の売却も含めた検討をすべきだと思っておりますが、当局はどのようにお考えでしょうか。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 多分、総合支所長想定していない御質問だと思いますので、私からお答えいたします。 役員につきましては、先ほど余りはっきりしたお話をしませんでしたけれども、私も完全につかまえているわけではございませんが、現在の社長ですね、長年社長をやっていただいておられます。大変頑張っておられるのですけれども、やはり御自身も高齢化されているということで、なかなか毎日というわけにはいかないというような話もございまして、昨年、市職員の退職に合わせて、実質的には常勤化ということで、取締役の一名として選任した上で、役付取締役ということで、専務取締役に任命していただいた。彼が常勤の経営を担っているのが今、実態でございまして、そういう中で頑張ってもらっているわけです。 報酬につきましては、実は非常勤の取締役の方の報酬はほとんどございませんで、ボランティアに近い形でやっていただいています。常勤の役員、代表取締役含めて、この方々については報酬をお支払いしていますけれども、代表取締役の報酬は私の記憶だと減額したというふうに記憶しています。その分を含めて、新しい専務取締役に報酬をお支払いしていますけれども、金額を見るとおわかりになるように非常に安い金額なのですね。ですから、市職員のOBということで、安くするということが必ずしも正しいわけではないわけですけれども、その部分については今現在は少し我慢していただいて、頑張っていただいているという状況です。 この上で、売却したことを考えるべきだというお話ございましたけれども、これはですね、この経営について、今経営しているのは民間として経営していますから、コスト的には民間コストの経営なわけです。実際的に、市が直営でやった場合には、いろいろな人件費も含めてどうしても高くなると思います。したがって、市が直接運営するのであれば、赤字が続く可能性が強いということで、民間化したほうがいいということになるわけです。ただ、この企業については、建物は市が、民間が建物を持っているわけですけれども、運営については完全に民間として経営していますから、これをその第三者に売ったからといって、運営コストが下がるわけではないということだと思うのです。これを下げるのは非常に困難だと私は思っております。そうしますと、民間に売却したからといって経営がよくなるわけではない。ということであれば、非常に低い金額であっても引き受ける企業はまずないであろうということが一つ。仮に引き受ける企業があった場合で、経営がうまくいかない場合には、これ民間ですから、利益が出ない場合には撤退ということが考えられるわけですね。そうすると、民間にやったからといって経営がよくなるわけではない。さらに、うまくいかない場合には撤退ということになる可能性も相当強いということを考えた場合に、民間に売却するというのは、私はオプションとしては今のところ持っていないということです。 なぜならば、これは施政方針演述でもお話し申し上げましたけれども、この施設は東和地区の方々を中心とする健康施設であり、娯楽施設なわけです。ですから、大幅な赤字で市が持っていけないという状況になれば、それは閉鎖も含めて考えなくてはいけないのですけれども、私は、東和地区の方々の市民の健康娯楽施設として、市がやはり歯を食いしばってもこれは運営して、民間のコストで運営してもらって続けるのが大事だというように考えておりますので、売却については全く考えていないということでございます。
○議長(小原雅道君)
久保田彰孝君。
◆2番(
久保田彰孝君) 私は、ずっとこのままいきますと、毎年のように市が持ち出しをしていくということになると思うのですが、そういう意味では、市長言うように、住民に対する福利厚生施設だという立場でそれを毎年支出するなら、それはそれでもいいのかもしれませんが、しかし、今後施設そのものはもっともっと老朽化の中で、市の持ち出しもふえていくということになるのだと思いますが、そういう状況の中でも、いずれ売却そのものは考えないということでよろしいのですか。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 我々としまして、10年後、20年度どうなるかまでは責任持てません。私が市長をやっている限りにおいては、これはやはり続ける必要があるということです。 市の施設で、例えば大迫地区のエーデルワインにお願いしているエーデルワイン・サポートで、あそこはホテル、レストラン等経営しています。これはエーデルワイン・サポートは黒字になっていますけれども、この大きな要因は市が指定管理費でお金を支払っていることです。ですから、あれも完全に民間ベースの経営で考えたら成り立たない施設なのですね。だけれども、そこの部分については指定管理費でお支払いしている。東和温泉については、そういう意味で指定管理費ということで大きな金額を支払っているわけではないのです。ですから、私は、道の駅等についてはまた別になりますけれども、ですから、その意味では、当面の話として大きな金額、いろいろな理由で市が持ち出ししているわけではないので、できるだけとんとんぐらいで経営していただくということが目標にはなります。 今の段階では、その目標から余り離れずに、当面は経営できるのではないかということを見ているわけでございまして、そしてさらにその経営をよくするために、我々ではできません。我々、民間の温泉施設を経営していく能力ありません。これは私もないですし、市の職員があるとも私は思えない。というところで、施政方針演述でもお話し申し上げましたけれども、第3セクターの経営について実績のある方、花巻市民でございますけれども、この人をアドバイザーとして雇用して、やはりその経営の立て直しについていろいろな御助言をいただいて、少しでもこの経営がよくなるようにしたいということで考えているところです。 そして、今回の施設の改修費につきましては、平成31年度に全部使うわけではございません。今後5年間ぐらいに必要になる改修費を見通して、それに基づいて計算して増資すると。増資についても、この会社の場合には増資部分について過疎債が使えますから、言ってみれば70%交付税が措置されるということですね。そういう意味では、市民の負担100%税額がなるものではないものについて、過疎債を使いながら、実質的には70%国の支援を得ながら、これの立て直しするための当面必要な改修についてこの金額を充てて、あとは経営についてはとんとんで今、ほぼとんとんでいっていますけれども、先ほど申し上げたような減価償却費、これは減価償却、お金出るわけではないわけですね、会計上の問題なわけですね。実際にお金がその分かかるわけではないのですけれども、会計上の計算として減価償却費を適正にすれば、会計上もそんなに大きな赤字は出ないし、お金も回るという、そういうめどのもとにおいて、少なくとも当面はそういうことで、市民の健康娯楽施設として市として力を入れながら、しかし民間の経営でコストを抑えながら、経営していただきたいというふうな方針を決めたということです。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 鎌田幸也君。
◆25番(鎌田幸也君) 25番の鎌田です。 私からは1点、この計画案の28ページ、29ページについてお尋ねをしたいと思います。 この中で、通信・情報化ということで、効果的な情報発信のための
有線放送設備の更新・整備ということが挙げられております。その28ページのほうに、居住地域による情報格差が課題となっている、そのために、その解消するためにということで、足した分といいますか、補足した分に
防災緊急情報や市政情報などを正確に提供するために
有線放送設備の更新や整備を行うということが書かれております。 東和地域の事業だということですけれども、東和地域以外にも、いわゆる通信情報といいますか、通信の状態が悪いところがあるわけですけれども、このことについて、まずは本来ならば超高速通信網の情報通信基盤の整備、こちらのほうを先にやる、本当はそちらを進めれば、有線放送というのは要らなくなるはずではないのかなと私は思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) お答えいたします。 今、議員の御質問にありましたとおり、光回線が引かれれば、それは一番いいことなのですけれども、それについても、現実には加入世帯率が高くないと民間の事業者では入ってこないという状況がありますので、そういう部分で見通しとしては大変厳しいという状況、新規の参入は厳しい。一定の加入率が見込まれないと、要はビジネスにならないと入ってこないというのが現状でありますので、それにかわるものとして、今年度から光回線がないところについてモバイルWi-Fiルーターを購入する場合、1万5,000円補助しますというものを制度化いたしまして、それについて6件ぐらいですか、今年度、全て東和地域の方から申請いただいてという状況ですけれども、そちらのほうの光回線のほうがなかなかいかないので、それにかわる措置としてまずモバイルWi-Fiルーター購入についての補助というのを行っているという状況でございます。 それとは別に、東和地域の特殊事情として、有線放送を活用しているので、それの更新についてもこの過疎債を活用できるようにということで、計画のほうにこの部分を加えているという状況です。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 東和だけに有線放送何であるのだという話ですよね。これは、昔は湯口とかもありました。だけれども、これは廃止になったのですね。 東和地域の有線放送は、実は東和地域の方が非常にこれ便利に使っているのです。合併前から続けていることであって、合併したからといって、いや、ほかの地域にはないから有線放送なくするよと、これはできないと私は思っています。東和地域の方々は非常によく聞いている。この議会のこの答弁も、質疑応答も、東和地域の方々は話を聞きますと相当聞いています。そういうことで、東和地域にとってはやはりなくてはならないものになっていますから、それについて更新が必要になってくるということなので、これはせざるを得ない、すべきだと私は思っています。 先ほどの光ファイバーの話からしますと、花巻市の全域について光ファイバー通っていません。これをやろうとした場合のお金の金額と、今回の東和の有線放送の更新のお金は桁が違います。全く違います。しかも、先ほど市村部長がお話ししましたけれども、我々は市でお金を出してでも光ファイバーを通してもらうことについて、2年前までだったですけれども、NTTと話し合ったのです。NTTのほうでも、市が出すのであれば光ファイバーを設けるよということにいったのですけれども、2つございまして、1つは光ファイバーを引いた地域の、実際に光ファイバーを利用してくださった住民の方の率が非常に小さかった。予想以上に小さかった。業者にすると、ほとんど何十%も引くといったら引いていないではないか、そんな必要ないのではないのというのが1つ。要するに、彼らは民間の企業ですから、経済性のないことはやらないというのがありますね。それが1つと、もう一つもっと大きいのは、本社の方針が変わって、利用者が少ない部分については、自治体がその光ファイバーの回線を引くことについて、お金を出しても、やはり利用者が少ないところについてはもうしないのだという方針転換があったのですね。 したがって、これは前の議会でも話したと思いますけれども、特に内川目、外川目、それから東和地域の田瀬とか、小山田もありましたか、まだね。あるいは谷内の一部等について、光ファイバーを引くのは市がお金を出してもできないという状況になった中で、将来的には5Gとか、こういうのが出てくるとまた状況が変わる可能性がありますけれども、今はそういう高速のもの、光ファイバーと同等の高速のものはできないのだけれども、Wi-Fiを引くことを補助することによって高速通信をできるような環境を整えるということについて、市が支援するという方針転換してやっているというのが今の状況でございます。
○議長(小原雅道君) 鎌田幸也君。
◆25番(鎌田幸也君) 東和地域の方々のためにも、御利用いただいているという面もあって、その有線放送はということですけれども、光回線のかわりにWi-Fiをというのは、たびたび市長も一般質問の答弁の中でもおっしゃってきましたので、その経済性というか、そういうことも考えてのことということで、なかなか光ケーブルを引っ張るまではいかないというのは理解をしております。 もう一つは、この文言にあります、緊急情報や行政情報等を正確に提供する、そうするとですね、有線放送にはそういうようなことがあると。有線放送のないところにはその情報を正確に伝えなくてもいいというような文言に感じてしまうのです。前にもたびたび議会の中でも私申し上げていましたけれども、例えば市からの緊急避難情報とか、それから避難指示とか、そういう情報が出た際に、有線放送や防災行政無線というのがあるなしで、例えば石鳥谷地域、花巻地域には全くそういうのがなくて、それはどうするのですかというと、いつもお答えになるように、ネットとか、それからFM放送とか、それから広報車の周知というお話をしていますけれども、やはりそういう面では、ちょっと差が、逆に差が出てくるのかなという感じがしていますけれども、その点について、こことは関係ないですけれども、その点についてもう一回お尋ねをいたします。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) お答えいたします。 この28ページのところにある文章の意図といたしますと、有線放送、ケーブルの更新などをしないと要はつながらなくなって、そこから先のところにうまく情報が伝わらないということがあるので、ケーブルの更新を行うための理由として書いているということを、まず御理解いただきたいと思います。 その上で、大迫、東和以外の部分についての情報を伝える方法ということでのお話ありましたけれども、それにつきましてはコミュニティFMという形で、そちらのほうに投資したほうが、防災無線のないところに10億円ぐらいでしたか、それぐらい、9億円、10億円かかるよりも、コミュニティFMを活用したほうがコスト的にも、イニシャルコストでも2億円か3億円ぐらい、それぐらいで可能であるということで、当時、花巻市としてそちらの方法を選択して、FMを活用しての情報の伝達という選択肢をとったところでありますので、まずそちらのほうでの、不感の地域とかもある部分はありますけれども、発信の方法とか、要は中波というのですか、電波の状態を変えれば、直進性の強いものにすればより電波は通りやすいという、全国のほかの事例もあるようですので、ただ、そうなりますと中継基地とか、あとは受信のラジオとかについてもまた別なものに変えなければならないというのはあるようなところは調べておりますけれども、そういうことで、まずはFMラジオを使っての情報の伝達というところについて、引き続き効果的な発信ができるように研究してまいりたいと考えております。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) これは今、部長が言ったとおり、合併後において、花巻のそういう防災の連絡体制をどうするかということについて、当時真剣に検討して、大迫地区しか防災無線がないわけですけれども、それ以外について広げるということのお金がどれだけかかるかということも計算されたと伺っています。その上で、FMラジオが一番効率がいいと。金銭的な部分を含めましてですね。それを決めたということが前提としてあるわけでございます。 その上で、今はFMラジオについても、特に危険な地域、土砂災害特別警戒区域等にお住まいの方々にはFMラジオを無償でお配りして、電源さえ入れておけば自動に緊急情報が出ますので、そういうことで安全を確保するということを一歩進めていますし、あとは、今携帯にエリアメールというのが来ます。それから、あとはテレビもそういう、例えば警報が出ると全部NHK、民放も出ます。そういう形で連絡は相当、昔に比べると進んでいるのではないかなと思います。 そうすると、有線放送は必要ないのではないかということにもなりますけれども、これは、こういうものってあればあるほどいいのですね。ですから、有線放送のある東和地域については、これをしっかり守っていけばさらに安全を確保できるということになるので、この中にはそういう趣旨で書いたということでありまして、ほかの地域が非常にそういう部分が、有線がないから不十分というふうには考えていないということです。プラスして、これがあることがプラスになりますよということで、書いているということです。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。
◆18番(櫻井肇君) 18番、櫻井肇であります。 今議決を求められているのは、この過疎地域自立促進市町村計画全体であります。この機会に住民が求めているものを過疎債を活用して事業を進めたい、それを議決を求められているというふうに、全体としては感じております。 その中で、先ほども出されましたが、とうわ
地域資源開発公社について私も数点お伺いしたいのですが、まず現在、市の第3セクター、とうわ
地域資源開発公社への出資割合、それから、この過疎債を活用して3,500万円でしたか、増資をするということによりまして、市の出資割合はどのように変更になるのかということをまず伺います。
○議長(小原雅道君)
菅谷東和総合支所長。
◎
東和総合支所長(菅谷一雄君) 出資割合でございますけれども、現在は93.3%、2億5,200万円が市の出資額でございます。出資後の割合については、ちょっと計算させていただきたいと思います。
○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。
◆18番(櫻井肇君) では、それは今必ず御答弁ください。 それで、今もお聞きのとおり、まず第3セクターとはいいながら、市の出資割合からすれば、出資金だけを見ますと市の直営に近いと。運営は別の問題として。そういうふうに思います。 先ほど来、市長はこの存在について言われております。私も地域住民が求めることについては、先に黒字か赤字かということは論じるべきではないというふうに私は思います。これは地域の住民にとってプラスになるのかどうかということが基準になるのであって、ですから、東和町総合サービス公社も赤字ですけれども、これについてはこれとはまた次元を異にして、東和町の方々の足ですから、これはマイナスだからということで論じるつもりはありません。 しかし、今御答弁ありましたように、ほぼ市の出資による会社と思うのです。そうはいいましてもやはり企業なのですよね。ですからやはり、東和住民に必要だからとは言いますが、毎回これ、平成30年度の見込みでは、税引き前の純利益は1億931万6,000円という見込みになっていますね。果たして3,500万円増資したからといって、経営が好転するかというのは、甚だちょっと疑問なわけです。 それで、ただ、これは財政の問題ですから予算特別委員会で移したほうがいいかと思いますけれども、あと1点だけこの機会にお伺いしておきます。市長が施政方針で述べられました、この間の減価償却の計上の誤りというのはどのようにしてわかったのでしょうか。さらに、なぜ今までこれがわからなかったのか。やはりこの点はっきりさせないと、私はただ単純に、市民が必要なのだから3,500万円出資、ああいいですよいいですよという心境には正直に言ってなれない。市長が正直におっしゃったのは、これは正確で、評価はしますけれども、そこに至る経緯というのが全くわからないのですよ。そのことをまずお伺いします。
○議長(小原雅道君)
菅谷東和総合支所長。
◎
東和総合支所長(菅谷一雄君) 先ほど保留にさせていただきました出資割合でございますけれども、今回増資を行った場合につきましては、出資割合は96.01%、3億1,701万6,000円が市の出資額になろうといったところでございます。 それから、何で今回減価償却の部分が判明したのかということにつきましては、市のほうで財務専門監を新たに雇い入れまして、第3セクターの経営状況を見ていただいた時点において、こういう減価償却不足になっているのではないかということで、調べ始めたところでございます。それがおよそ2年ぐらい前でございます。その後、いろいろ細かい帳簿類を、財産台帳をみんな調べるのに時間を要しまして、今まで時間かかりましたけれども、今回数字がこれで確定するということで、減価償却を一括してこの償却処分ということになったところでございます。
○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。
◆18番(櫻井肇君) 財政の専門家に見てもらったということであります。財政の専門家というのは、しかしやはり第三者でありますね。それで、今の御答弁から出てくる私の考えとしては、こういうのがわからなかった、隠蔽の意図はないということは信用しますからいいのですが、こういう内部の経理で、こういう知識を持ち合わせていないという状況の経営で、このまま続けていって増資して経営が好転するのだろうか。こういうことなのですよ。だから内部で、やはり今までの経理のあり方というのをきちっと精査した上で、経理を今後どうするのか。それをしっかりとしないとまた同じことを繰り返すと思うのですが、この辺のことはどうなのでしょう。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) まず、先ほど総合支所長から、増資後の出資割合96.01%になるというお話ししましたけれども、これは想定の金額で、最終的にそうなるというわけでは、多分それに近い数字にはなると思うのですけれども、なるわけではない。というのは、やはりこの会社は設立時に比べますと赤字がたまっていますから、1株当たりの価値が低くなるわけですね。そうすると、3月の決算が終わって、実際に純資産がどれだけなるかという計算して、そこで初めて1株の発行価格が変わりますから、それによって多少変わる可能性ありますので、96.01%は最終的な数字ではないということを、まず申し上げたいと思います。 そして、先ほどの公認会計士が入っていったということですけれども、今現在、特に私は指示して、昨年の12月から、これだけやってくれということも言って、徹底して帳簿まで洗ってもらって見てもらう、この会社とあとは東和町総合サービス公社ですね、見てもらったという事情があります。ですから、今後について、そのようにこの仕事だけに専念してもらうということは、これはできませんけれども、今後は相当しっかり見てもらうということを指示しなくてはいけないということです。平成28年の段階で公認会計士も入ってもらって、その上で、それ以来は毎年度の減価償却は適正に行っているわけでございます。これについて、それは適正になっていますけれども、今回、過去の分についてもきれいにした上で、平成30年度、平成31年度以降も適正に行っていくという体制は、そういう意味ではでき上がっているということです。 先ほど申し上げましたけれども、市のほうで毎年、第3セクターについての決算状況について議会に報告しております。ですからその意味で、市のほうで実はそういう第3セクターの決算についてしっかりチェックしなくてはいけないということですけれども、正直申し上げまして、市の職員にはこういう企業会計わかる方いません。逆に言うと、いないと思ったので公認会計士を市の職員として雇ったということでございまして、それが現実の問題としてそのような結果に出てきているということでございます。入っていなければ今でもわからない状況が続いた可能性はございます。 公認会計士1人頼むのは、これは心もとない、やはり市の職員も育てる必要があるということを言っています。去年は公会計の上級のセミナーに出せという指示を財務部にしたのですけれども、人繰りの関係もあったのだと思いますが、公認会計士のみがその研修を受けて、ほかの職員は上級を受けてもわからないかもしれないということで、それもあったようですけれども、出していないのです。私は、これはよくないということなので、さらに間違いなく、平成31年度は私の指示どおり市の職員を複数名、そういう研修を受けるということについては強く指示したということです。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) 発言の前に1つ、何点かの質問を用意しておりますので、始まって1時間たっていますので、もしかすると一旦休憩を入れていただければありがたいのですが、議長に御配慮願いたいと思います。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の予定の方ございませんか。 それでは、ここで11時15分まで休憩をいたします。 午前11時4分 休憩 午前11時15分 再開
○議長(小原雅道君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) 御配慮ありがとうございました。おかげでリフレッシュした気持ちでまた再開できます。 今回の過疎計画の変更案の提出に至った背景というのはもちろんですけれども、置かれている地域の現状に照らして、なぜ今回の変更案に組み込まれていないものがあるのかとか、あるいは組み込まれているものがあるとか、これは地域振興発展の鍵を握る大変重要な、実は中身になっているわけでございます。ですから、そういうものがなぜ今回先送りされているのかとか、さまざまな重要案件がありますので、特にも事業の中身はハード、ソフト両面にわたりますし、花巻市全体から見ても、過疎化の振興というのは結果的には市の足を引っ張ることではなくて、市の発展につながることが過疎計画の本来の狙いであると私は思いますので、そういう考え方で質問させていただきますので、よろしくお願いします。 過疎計画の事業目的といいますのは、人口減少に伴い活力の低下する地域に対し、幅広い分野にわたる各種施設等を整備して、人口減少に歯どめをかけ、活力をよみがえらせ、活性化させることというふうに理解していますけれども、そのとおりでよろしいでしょうか。確認いたしたいと思います。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 過疎地域のそういう部分について振興を図るための計画で、そのためにより有利な過疎債を活用できるように計画に掲載しているというふうなことと理解しております。
○議長(小原雅道君) 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) わかりました。 活力を生み出す施設整備の対象といいますのはたくさんありまして、もう大変なものです。道路、地場産業の振興に資する施策、観光または
レクリエーション施設、公共交通車両等、電気通信施設、火葬場、公民館等集会施設、消防施設、小中学校等の施設整備、保育園、図書館の整備、地域文化振興施設など、24項目に実はわたっているわけでございます。これらの支援策によって地域の生活水準が私は高まってきたということは高く評価しておりますし、そのことが過疎地域の振興につながっていくとわかっておりますけれども、それでもなお社会構造の大変革の流れとか、あるいは地理的条件によって人口減少に実は歯どめがかかっていない、かかっているというところからむしろ進行しているという実態があるわけですが、東和地域と大迫地域のその現状をどう見ておられるのか、まず深く入っていく前にお聞きしたいと思います。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 人口減少の関係につきましては、旧4つの地域ある中で、花巻地域、石鳥谷地域については市内の動きを見てもプラスというか、そういう部分はありますけれども、大迫、東和地域についてはそういう部分では、人口の市内の異動でも、地域外への異動のほうが多いということは認識しております。
○議長(小原雅道君) 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) 今お話あったように、大迫地域あるいは東和地域でも、実は花巻市、花巻中心地あるいは石鳥谷地域に人口が異動しているということが、前にも議会の場でお話があって了解しますけれども、そういう実態があります。 そのほかにも、いわゆる高齢化が進み、あるいは少子化も進んでいますから、なかなか両地域は人口の増加というよりも減少が続いている実態であるということは御承知のことと思います。本計画といいますのは、話にもありましたけれども、平成28年度から平成32年度までの5カ年計画で、この
過疎地域自立促進特別措置法というものは恒久的なものではなくて、私は時限立法ではなかったのかというふうに承知していますけれども、それは間違いないでしょうか、お伺いいたします。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 御指摘のとおりでありまして、現在の
過疎地域自立促進特別措置法は、平成32年度までの時限という、現時点においてはそういう形になっております。
○議長(小原雅道君) 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) この今回の計画期間の総事業費は約111億900万円なわけですけれども、平成30年度末までの執行額は約32億6,000万円が見込まれております。そして平成31年度は11億2,000万円程度が見込まれている。仮に最終年度の平成32年度も同程度の額とすれば、総額55億円ほどとなって、執行率は総事業費の約50%程度と推察されますけれども、そのような実態でしょうか、見通しも含めてお伺いします。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) お答えいたします。 御指摘のとおり、計画に上げている事業費の総額ですと111億円ぐらいですけれども、大体毎年度、県のほうから配分される過疎の枠というのが10億円ぐらいですので、それで結果的には、多分恐らく半分ぐらいの50億円ぐらいになると思いますけれども、これは繰り返しになりますけれども、過疎債の配分があった場合にそれを使えるように、過疎債を充当できるようにしておくための計画でございまして、そういう意味では、次に御審議いただく辺地債についてもさらに有利な地方債でありますので、計画に掲載していないことには事業に充当できませんので、そういう意味では、ハード事業とかでありますとこの辺地、過疎のほかに新市建設計画に載せることによって合併特例債も使える形になります。辺地のほうはハードしかだめですけれども、ほかのほうはソフトも充当できるという形になりますし、あと、まち・ひと・しごと創生総合戦略というのは、それに載せることによって国からのそういう交付金も受けやすくなるということで、さまざまに有利な財源を活用するために、極端な話、全ての計画にのってくるような事業もあると思いますけれども、実際に活用できるのは起債の枠もありますので、どれを選択していくかということになりますので、計画に載せたもの111億円全てが執行されなかったからこの計画は目的を達しないと、そういうものではなく、あくまでも、計画に載せることによって配分された有利な地方債を活用することができるものだという認識でございます。
○議長(小原雅道君) 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君)
過疎地域自立促進計画書の52ページに表の9の1というのがありまして、地域課題の状況として、これは前の計画期間でありますけれども、平成22年度から平成26年度までの結果が掲載されております。大変これは大事な資料だと思いますけれども、それによりますと、地域課題の総件数に対して、解決された率が示されております。大迫地域は地域課題の解決策はおよそ60%単位でずっと推移している結果が出ておりますけれども、東和地域では当初60%台だったものが解決率が年々上昇してきておりまして、最終年度の平成26年度は90%に迫る解決率となっているということに本当に感心させられます。 大迫地域では、恐らく重大な懸案事項等があって、それがその解決が先送りされているということも推察されるわけですけれども、実はこのことが活力の低下とか人口減少の一因にも私はつながってきていると考えているのですけれども、その因果関係があるかどうかは別として、実はやはりそういうさまざまな地域の声とさまざまな課題があるものが解決できていないということは、それはとりもなおさず地域の力が落ちてきているということにもつながるわけです。その辺についての市のほうの分析というのはなされているかどうかをお伺いしたいと思います。
○議長(小原雅道君) 久保田
地域振興部長。
◎
地域振興部長(
久保田留美子君) 御質問にお答えいたします。 議員御指摘の52ページの課題の総数というのは、コミュニティ会議が実施を予定した事業、それがその事業を年度内になされたかどうかという率であろうと思っております。ですので、大方がソフト事業だというふうに御解釈をまずいただければと思います。 その中で、このページにも記載してございますけれども、大迫、東和地域に限らず、少子高齢化の中でやはり、人材の不足、そういったものがやはり事業、ソフト事業ですね、特に、それを行った上でやはりネックになっているという部分があろうかと思います。 そうした中で、市としましては、個別の課題一つ一つにそれぞれの、例えば支所の中の地域支援室のほうで支援をしていると思いますけれども、人材育成に関しましては、ここ二、三年の間で中間支援組織のバックアップを入れてみたり、そういったファシリテーターを養成してみたりという、いわゆるソフト面での人材育成の必要性というものは感じています。そういった部分で、やはりこういった数字が出ているというのが一因であろうと思っております。
○議長(小原雅道君) 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) ありがとうございました。やはり人口減少というのは、さまざまな問題が生じてきているのだなと、改めて今の答弁で思いましたけれども、それでも、例えばさまざまなこれまでも、実は過疎計画、相当前からやっていますから、相当整備されてきています。施設整備やソフト事業を実施してきて、それで、今の現状の人口減少でとまっているのだろうなと捉えなければならないと思いますけれども、しかし、大迫地域のその最大の人口の減少が続いている実情というのは、多分当局も厳しいというのは認識されていると思うのです。何て言ったらいいか、話は変わりますけれども、例えば今回の過疎計画の見直し案では、東和、大迫両地区にかかわるものとしては、保育園あるいは小中学校のエアコンという関係で、この事業は組み込まれましたけれども、それ以外には、東和地区、先ほどから話が出ているさまざまなものが出ているわけです。それに対して私はどうのこうの言うのは全くないのですが、私が話したいのは、今回の見直しをかけるときに、先ほども見直しについてのさまざまな経緯が話ありましたけれども、では大迫地域の置かれている今の現状に照らして、行政が力を入れて活力を生み出すと、活性化させなければならないほどの、実は新たな喫緊の対策は、まず今回の見直しではないと判断されているのだろうなと私は捉えるしかないのですけれども、大事なことですので、この辺についての御見識をお伺いしたいと思います。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 議員のおっしゃることがちょっと理解できないので、お答えするのは難しいのですけれども、公共施設をつくるという点については、今、大迫においては中学校の建設が終わりますし、あるいは過去においてはカントリープラザをつくるとか、あるいはエーデルワインのテイスティングルームつくるとか、そういう事業をやっています。だから、これ以上に、今すぐに大きな公共施設というのは計画には載っていないのだろうなという気はいたします。 だけれども、公共施設をつくるということがすぐに人口減少とかそういうことに役に立つというふうには、私は思わないのです。これは再三、近村議員にはお話ししていますし、なかなかその部分がうまくかみ合わないと思うのですけれども、町の中に施設をつくるとかいうようなことについても、近村議員の一般質問については十分お答えしたわけでございます。それと別にですね、やはりソフトの部分の対策は随分いろいろなことをやっているわけです。例えば東和町の土澤アートクラフトフェア、これは市民の力でほとんどやっています。市はお金をほとんど出していないのです。一方、大迫のワインフェスティバルにしろ、ワインツーリズムにしろ、これは市がほとんどお金出しています。市民全体が大迫のまちづくりにお金を出しているわけです。そういう部分を除いて、大迫についてはやっていないというふうにお話しされるのは非常によくわからない部分で、何でそういう御見解になるのかお聞きしたいところでございます。 あとは、大迫に関して言うと、先ほど、今の人口は5,000人ちょっとですね。昭和30年以来から、記録見ますとですね、昭和30年以前の記録ございませんからわかりませんけれども、旧大迫町ができたときからずっと減り続けているわけです。必ずしも合併したから減っているわけでもないわけですね。だけれどもそういう中で、やはり我々としては、大迫の町を守っていくためには、やはりできることはやらなくてはいけないということで、そういう考えでいろいろな事業をやっているわけです。 先ほど申し上げたように、大迫中学校についても、過疎債を使って、半年、1年待てば国からの補助金来ました、あれは、間違いなく。驚かれましたから。えっ、もうつくり始めたのですかと。私も文部科学省に何度も行って、相当感触いい中で、だけれども、大迫の方々の気持ちに寄り添うためには、過疎債を使って一日でも早くやるということで、あの事業を進めたわけです。あとはワインのための、あるいはブドウの生産についても、いろいろな手を打っています。これについては、昨年初めて、ここ数十年で初めて、ブドウ生産農地が大迫でふえたわけです。これは明らかに市の新たな取り組みの成果だと私は思っていますけれども、そういうこともやっています。あるいはワインについても、お客さんを呼ぶためにテイスティングルームをつくったり、これもやっています。あとカントリープラザも相当なお金かけてやっています。 ですから、そういう意味で、あとは今後、林業についても、ほかの市は森林環境譲与税を基金に積み込んでやるという、そういうところも多いです。だけれども我々は、やはり林業は力を入れなくてはいけない。そのときに、特に大迫の方々に直接お金が回るように、そういう形で森林環境譲与税を全額使うということで、平成31年度予算をつくっている。いろいろなことを大迫のために考えていますし、あとはもう一つは、大迫高校の存続、これははっきり申し上げまして、私が県の教育委員会で話したことで存続が決まったわけです。行ったことで、そう言われるともうそうせざるを得なかったということを県の教育委員会ははっきり言っています。大迫の子供たちの高校に通う、そういう権利といいますか、そういう機会を守るためには大迫高校は必要だと。そう言われてしまうと廃止できなかったということを、県の、正式な場ではないですけれども、そういうことを言っています。その結果、今いろいろなことをやっていただいて、大迫の方々の協力もいただきながら、あるいはことしはさらに寮もつくるというようなことで、大迫高校、30人の応募したということで、またさらに大迫高校の存続が先まで見通せるようになっているということです。そういう手をいろいろ打っているわけです。 そこの部分について、大迫中学校もつくっている、いろいろなハードもいち早く整備しています。ほかの地域見てください。いち早く整備している中で、今現在すぐに公共施設を建設しないから大迫のことを考えていないというように聞こえるような発言は、非常に不本意でございます。必要なものについてはつくりますけれども、必要のないハードは、今後市の負担にもなりますし、大迫地域にとっても必ずしもいいことではありませんから、必要ないものは使いませんけれども、しかし、ソフトも含めてやるべきことはやはりやっているというふうに私は考えています。
○議長(小原雅道君) 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) 今の市長のお話、私もよくわかります。私、何もやっていないなんて一言も言っていませんので。 今回、私が今聞いたのは、さまざまなこの変更計画がある中で、ではそれぞれの地域の事情があるのはそのとおりなのですよ。ですからこれが出てくるわけですけれども、その中で、例えば、多分ですよ、今回最初の提案理由の中で、地域協議会のほうに諮問したというお話でしたので、そうすると答申されたわけですよね。そうなりますと、恐らくそれが今度そのままこちらに来ていますから、それが答申されたということになるのでしょうけれども、それでは、その地域協議会の場では、それ以外にはさまざまな声というのがなかったのかなということも気になるわけですよ。今回の議会に出されているこの計画の変更案というのは理解できます。地域協議会にそれがかかったのでしょうから、それ以外の声というものも非常に大事なことだと思うのですけれども、その辺についての結果というのは、もしお話しできる範囲でわかっているのであればいただきたいと思います。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 地域協議会の議論については、私も報告受けていますけれども、それについては担当部のほうから答えさせていただきます。 先ほどの話についてちょっともう一つ触れますと、やはり予約乗合交通もこれやっているのですね。いつも言っています。バスを廃止して予約乗合交通を導入したのではないのです。バスの廃止は岩手県交通が決めたのです。我々はバスが廃止されて不便になった場合において、市民の全員のお金を使って、大迫地域の交通手段のない人たちの交通手段を確保するという施策をやったということです。これももう一つお話し申し上げたいと思います。 そして、この過疎債の、過疎計画の中身ですけれども、先ほど来、市村部長が言っていますけれども、ここで新たな事業を決めていくという趣旨の計画ではないのですね、実態としては。市の中でいろいろなことをやっていくのは、むしろ中期プランで決めていくとか、そういう形になるわけです。そちらのほうで決めたり、あるいは市の独自の施策として今後やりたいということについて、必要な財源を確保するために、まずは過疎計画の中に全部入れていくということなのです。あるいは、先ほども申し上げましたけれども、新市建設計画に入れるとか、辺地計画に入れるということであって、もしその事業をやれるというときに過疎債を使えるような体制をつくるということでありますから、過疎計画をつくる上で新たな事業を入れ込んでいくという、そういう趣旨のものではないということについてはもう一度お話ししたいと思います。
○議長(小原雅道君) 藤田
大迫総合支所長。
◎
大迫総合支所長(藤田哲司君) ただいま議員から、大迫の地域協議会においての議論というお話がありましたので、私もそこには参加しておりますので、お答えをさせていただきます。 諮問をいただきましたこの内容につきまして、異議ありませんという答申をいただきましたのですが、その中の議論の過程といたしましては、なぜ大迫地域の事業がないのかというふうな御質問をいただきましたのですが、それについて、当局のほうといたしましては、平成28年3月に策定したこの計画については、既に数度の見直しを行ってきて、過疎債の財源として必要な計画は常に変更して、この計画を変更してきたものでございまして、たまたま今回は東和の事業が多くこの事業に追加になることから、御意見をいただいたものです、決して大迫だけ、そのようなことをして大迫のことをやっていないという意味ではありませんということを申し上げ、皆さんの御了解をいただいたものでございます。
○議長(小原雅道君) 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) 私もその委員の方からちょっとお話を伺う機会があったったのですけれども、さまざまな意見も出されましたということをお伺いいたしました。その意見を聞いて、ああなるほどなというふうに思ったわけですけれども、今その中身をどうのこうの言うことではないのですが。 私が今話ししているのは、いわゆるこの過疎計画というのは時限立法です。確かに市長おっしゃるように、さまざまな大きな計画があって、その計画の中の事業をどのような制度を利用すれば市の財政に一番負担がかからないかというものが大きな狙いになっているのですよ。それは十分わかっています。ただ、今回のその過疎計画というのは時限立法ですので、もしかするとあと2年で、国の動きがどうなるかわかりませんけれども、それで終わってしまうとなれば、これまでの計画のさまざま入っているものの半分で終わってしまうということになるわけです。そういう認識はないのかということでさまざま聞いているわけです。 でないと、大きな事業も結構先送りされている部分あるわけですけれども、それは例えば、いや、そんなものつくったって人来ないのだとか、というようなことではなくて、今この地域の沈んでいる、さまざまやってもらっている、十分理解していますよ、理解している中で、その中で、新市合併前からも組まれている事業もあるわけですけれども、そういうようなものもできない理由というのが、その地域のせいだけなのか、あるいはお互いに一緒になってこれはやるべきではないかというふうなものとか、取り組みの姿勢があると思うのですよ。それがどこかの場で話し合われて、これは絶対前向きになってやるべきだ、例えば過疎計画が終わっても、これは市として大事なことだからということで、別な事業が入るかもしれませんが、先が見えている事業計画の終了年度があるのに、先ほど市村部長おっしゃったように、そのとおり単年度の額が決まっていますから、大体、そうしますと、おいおい計画はそう組めるわけではないのですけれども、やはりその地域にとっては、市長とはそれは感覚的に違う部分はあるのでしょうけれども、期待されているものがあるわけですよ。そういう声の扱い方というのはやはり重要だと思うのです。それが、いや素人だなその考えはと言われてもしようがないかもしれませんが、それがまさに実は、各先進地で頑張っているところはそういうところの取り組み姿勢がちょっと違うのかなと私は思って、一般質問ではやっていますけれども、やはりそのとまっている歯車を回すということも、私は行政のある意味大きな仕事だと思うのです。その中で、今回私が話しているのは、せっかく見直しの計画が出てくるのであれば、では大迫地域でも何かというふうなことが地域協議会でも出たでしょうけれども、それは多分、誰が委員になっても感じることだと思うのですよ。それが今回、大迫の場合は、やってもらった、今、市長がおっしゃったのは理解しています。そのほかにやはりできていないものがあるということは、これは現実として計画に載っていますから、その辺について、私はもう少し取り組みする、方向性というものを出すべきではないのかなということで、今取り上げたものでございます。もし御見解ありましたらお伺いいたします。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) この過疎計画は先ほども申しましたとおり、平成32年度までという法に基づく制度ですけれども、その計画期間終了後であっても、合併特例債を使うことができるとか、あるいは辺地の区域を定めれば辺地債も活用できるということで、過疎債があるからこの事業をやるとか、そういうものではないということは御理解いただきたいと思いますし、追加の事業がないのかというお話もある一方で、執行率が悪いではないかというような話があって、ただでさえ110億円に対して50億円ぐらいしか見込まれないところに、さらにできるかできないか、不確かな状態で事業を追加して、それも執行できないということになると、ある意味、執行率はどんどん下がることになるので、ちょっと議員のおっしゃっている意味が2つの面を何か両方おっしゃっているような感は受けましたけれども、事業化するに当たっても、行政だけで100%できる事業というのはまずないと思います。関係団体の方々との役割分担で、市が担うべき部分があって、効果が上がるというのであれば、それは事業化されるという認識でやっておりますので、全て行政がやるということは現実的にはできなくて、さまざま、そういう意味での地域との協働という意味もありますし、民間との協働という部分もありますので、民間でやる部分であれば、商店街の関係についても、そういうことであれば、そして市が担うべき役割があるのであれば、その部分については支援することはやぶさかではありませんよというようなことも、今までも申しております。いずれ事業の熟度が高まって、投資してそれに見合う効果が得られる、進められるということの、そういう時点の見立てがあった時点で事業化されていくものという認識で、計画もつくりますし、それに伴って、あとは予算編成の段階で事業費については精査していくという流れになろうかと思っております。
○議長(小原雅道君) 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) 私も全くそのとおりだと思います。ただ、総合計画の中に、あるいは新市建設計画の中に事業が入っていて、そして、これだったら過疎の指定地域ですので、この事業は実施できるだろうなというものは当然、頭の中に含んで計画が入っていくわけですけれども、それが、ではどうしてその歯車が回っていかないかということを話したのは、そこが一番大事だと思うのですよ。先送りするのではなくて、むしろどうすれば回るのだろうということの議論をしていかないと、前に行かないので、いや地域の問題だから地域で考えるということでもないと思うのです。その辺の距離感が私は大事かなというふうな話を、実は先進地を見て歩いて感じているわけです。 ですから、行政が悪いとかという言い方をしているのではなくて、その距離の持ち方でとまっている歯車をどう回すかということは、こういうせっかくつくっている立派な計画ですので、それを少しでも地域のためになる、そして地域の方々も望んでいるものができていくとすれば、これは本当にありがたいことだと思いますし、また、ある意味、活性化が生まれてくることにもなると思いますので、その辺について話をしてまいりました。 ただ、なかなか合わないのはそのとおりだと思います。考え方が違うのは当然ですので。ですから私が思うのは、やはりそれも大事なことだと私は思っておりますし、私も市民の代表です。ですから市民からやってくれとか言われるのですよ。それで話ししていますけれども、ただ、地域がまとまっていないという話されると非常に私自身も、いやそれだけの問題ではないだろうなと思うわけです。ですから、前に動かすというか、その地域の方々も希望を持てるというか、決してそれは冒険とかという意味ではありませんよ、しっかりした、失敗するのも当然頭の中に入れながら事業ってやりますから、それも当然、市長は正直な方ですので、全部おっしゃってくださるので、ある意味それがありがたいかと思うのです。でもそういう問題があるからこそ、ではそれを避けるためにこういうふうな考えがないかという知恵を出し合うということに発展していかないと、とまったままになってしまうと思うのですよ。ですから、私はこの計画を進めるという意味での発言をさせていただきました。 これ以上の議論というのは多分かみ合わないと思いますけれども、そういう考えもあるということを理解していただきたいと思います。 以上です。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) そういう地域の希望を話していただくのは大変重要でございまして、特に総合支所、今、東和、大迫もしっかりしていますから、ぜひ話していただきたいと思います。 その上での話になりますけれども、これの計画は議員御存じのとおり平成32年度までなのです。ですから、平成32年度までに、平成31年度については、議員のおっしゃるような公共施設をつくるということは予算の中に入っていませんし、あるとすれば平成32年度ですけれども、そんな1年でそういう計画がつくれるというふうには、私はちょっと思いません。したがって、今おっしゃるような、先ほど市村部長が言いましたけれども、今まであるところでやっていないのがある、それが何があるのかとか、あるいは新たにつけ加えるのは何があるのか、もう少し具体的な話をしていかないと、抽象的な話で話がかみ合わないわけでございまして、少なくともこの平成32年度までの事業で、大迫において大きな公共施設を今つくるという予定は、過疎計画ではなくて、ほかの計画の中ではないですし、具体的な話は出ていないということだけ申し上げたいと思います。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) 今回の議案につきまして、決して提案されている変更案がどうのこうのということではなくて、やはりそれぞれの地域の置かれている環境、最も大事なのはこの過疎計画といいますのは、過疎の進行をどうとめるかということにあるはずです。そのために、ではどこに原因があるのかと。それは簡単なものではありません。さまざまな原因があって、要素があって、人口減少は進んでいくわけです。ただ、それが少しでもとまっていかないと、先ほど、いわゆる人材が不足しているからさまざまなことができなくなってきているという、そういう実態も生まれてきている地域も実はあるわけです。それを考えますと、やはりもっとしっかりとその危機感といいますか、そういうものを持っておかなければ、私は、いや、この地域、結果的にさまざまな課題はあるけれども、その地域の声もなかなか一本化しなくてという感じで、結果的に何もしないでしまえば、もっと怖い実態が私は見えてくると思うのです。ですから、そうなる前に、結局これだけいい過疎制度というのがありますので、それを有効に活用するために地域でどうしますかという話を、むしろ地域の中に入って、こういう制度があるからやれるのではないかと、そのためにはこういう理屈が必要だよというものがあって初めて、地域の人も、ではそれにという方向性が出てくると思うのですよ。ところが、そこまでいってない状態で、そして事業もそのとおりおっしゃったように、半分程度なわけです。それはそのとおりだと思います。でもその中でもどうしてもやり遂げなければならない事業が私は中には入っていると思うのですよ。それの方向性も出ていない状態でこれが進んでいったとするならば、大迫地域にとってはもっとさらに過疎化が進むのではないかという危惧を持っているわけです。 一般質問でも話しましたが、大迫バスターミナルがあそこがもしかすると民間の遊休地になってしまうと、そのときに、地域の方々は、ここはどうなるのだという話が出て、多分あの地域協議会でも当然出た話だと思いますけれども、そういうものが、ではどのようにしてそれを取り上げていくかということになっていくわけです。私も今、市長おっしゃったように、総合支所のほうにも足を運んで地域の声をまとめていきたいと思いますけれども、ですから、もう少し私は市のほうでも、地域が回るような、そういう取り組み姿勢になってほしいのだということを願いまして、私は大変申しわけないですけれども、残念ですけれども、反対の立場をとらせていただきます。
○議長(小原雅道君) ほかに討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第3号花巻市
過疎地域自立促進計画の変更に関し議決を求めることについては、反対がありましたので、起立により採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(小原雅道君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第4、議案第4号花巻市小山田辺地に係る
総合整備計画の策定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第4号花巻市小山田辺地に係る
総合整備計画の策定に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、公共的施設の総合的かつ計画的な整備を行うため、東和町小山田地域において、新たに平成31年度から平成35年度までの5年間を計画期間として、辺地の
総合整備計画を策定しようとするものであり、同法第3条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 お手元に配付いたしております議案第4号から議案第6号資料その1をあわせてごらん願います。 議案第4号花巻市小山田辺地に係る
総合整備計画の策定に関し議決を求めることについてでありますが、当該辺地を構成する町・字は、東和町北川目、南川目、石鳩岡で、市の中心部から東へ約11キロメートルの山間地域であり、周囲を山林に囲まれておりますことから、有事の際に地域で活動する消防団等が安心・安全な消火活動を行えるよう、耐震性貯水槽の適正配置を図るとともに、老朽化が著しい消防車両及び小型動力ポンプの更新に係る消防施設整備を予定してございます。 計画期間は、平成31年度から平成35年度までの5年間とし、消防施設整備に係る事業費及び財源内訳の一般財源を1,902万6,000円、そのうち辺地対策事業債の予定額を1,890万円とするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第4号花巻市小山田辺地に係る
総合整備計画の策定に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第5、議案第5号花巻市南成島辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第5号花巻市南成島辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、公共的施設の総合的かつ計画的な整備を行うため、平成28年度に策定し、平成29年度に事業費の変更に伴う第1次変更を行いました花巻市南成島辺地に係る
総合整備計画について、新たに事業実施する公共的施設の追加及び事業費並びに辺地対策事業債の予定額の変更が必要となったことから、計画を変更しようとするものであり、同法第3条第8項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 お手元に配付いたしております議案第4号から議案第6号資料その1及び議案第5号資料その2をあわせてごらん願います。 議案第5号花巻市南成島辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてでありますが、今回変更しようといたしますのは、隣接する北成島地域が市営バスの廃止に伴い辺地要件を満たしたことから、南成島辺地に北成島地域を編入し、辺地名を成島辺地に、辺地区域の変更に伴い、辺地の人口及び面積等について、本年度4月1日現在のデータに改め、辺地の人口を565人に、面積を9.52平方キロメートルに、1、辺地の概況の辺地を構成する町又は字の名称に北成島を追加、辺地の中心の位置を花巻市東和町北成島5区73番地1に、辺地度点数を106点に、それぞれ変更するものであります。 計画書中段に記載しております2、公共的施設の整備を必要とする事情に「東和ふれあい施設は市内最大の屋内運動場として、多くの市民等に利用されていることから、利用者の安全と利便性向上のため、老朽化したテント生地張替の更新等を行い、さらなる利用促進と交流人口拡大による地域活性化を図る必要がある。」を追加、3、公共的施設の整備計画の施設名に観光・
レクリエーション施設を追加、事業費、財源内訳の一般財源及び辺地対策事業債の予定額にそれぞれ1億500万円を追加しようとするものであります。 また、平成29年度から実施している市道上敷線の事業費と、新たに市道北成島花巻線の整備事業費を増額し、事業費及び財源内訳の一般財源を従前の1,135万5,000円から3,896万4,000円に、辺地対策事業債の予定額を1,130万円から3,890万円に、事業費合計及び財源内訳の一般財源合計を従前の1,135万5,000円から1億4,396万4,000円に、辺地対策事業債の予定額合計を従前の1,130万円から1億4,390万円に、それぞれ変更しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 本舘憲一君。
◆20番(本舘憲一君) 20番、本舘です。 市内最大の屋内運動場として市民に利用されているという文言がありますけれども、まず老朽化したテント張りかえの更新等を行いとなっていますが、更新等、等となっていますけれども、これについて説明願います。テントの張りかえのほかに何かあるのか。予算が1億500万円なのですが、よろしくお願いします。
○議長(小原雅道君) 市川生涯学習部長。
◎生涯学習部長(市川清志君) 主にはテントの張りかえですが、鉄骨にテントが張っておりますので、鉄骨の塗りかえ等も含めまして、その金額を予定しております。
○議長(小原雅道君) 本舘憲一君。
◆20番(本舘憲一君) この屋内運動場の建築年度、建設された時期、それと、この運動場の使用頻度と使用目的をお聞きしたいのですが。ゲートボールとかあると思いますけれども、それらをちょっとお知らせください。
○議長(小原雅道君) 市川生涯学習部長。
◎生涯学習部長(市川清志君) 建設年度は平成3年度でございます。利用目的といいますか、頻度といたしましては、5,000人ぐらいの頻度がありますが、多い年ですと1万人を超えるような利用者があるときがあります。 あとは、主にゲートボール、あとはテニスもできますし、最近ではグラウンドゴルフで利用されている例が多くなっております。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第5号花巻市南成島辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第6、議案第6号花巻市谷内辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第6号花巻市谷内辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、公共的施設の総合的かつ計画的な整備を行うため、平成28年度に策定いたしました花巻市谷内辺地に係る
総合整備計画について、新たに事業実施する公共的施設の追加及び事業費並びに辺地対策事業債の予定額の変更が必要となったことから、計画を変更しようとするものであり、同法第3条第8項の規定により議会の議決を求めるものであります。 お手元に配付いたしております議案第4号から議案第6号資料その1及び議案第6号資料その2をあわせてごらん願います。 議案第6号花巻市谷内辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてでありますが、今回変更しようといたしますのは、辺地の人口及び辺地度点数について、本年度4月1日現在のデータに改め、辺地の人口を918人に、辺地度点数を158点に、計画書中段に記載しております2、公共的施設の整備を必要とする事情に「また、周囲を山林に囲まれており、有事の際に、地域で活動する消防団等が安心・安全な消火活動を行えるよう、消火栓を適正に配置する必要がある。」を追加、3、公共的施設の整備計画の施設名に消防施設を追加、事業費、財源内訳の一般財源及び辺地対策事業債の予定額にそれぞれ150万円を追加し、事業費合計及び財源内訳の一般財源合計を従前の5,674万円から5,824万円に、辺地対策事業債の予定額を従前の5,670万円から5,820万円にそれぞれ変更しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第6号花巻市谷内辺地に係る
総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 ここで昼食のため、午後1時10分まで休憩いたします。 午後0時7分 休憩 午後1時10分 再開
○議長(小原雅道君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案審議を継続いたします。
○議長(小原雅道君) 日程第7、議案第7号花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第7号花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律及び平成30年人事院の公務員人事管理に関する報告に基づき、時間外勤務等の命令を行うことができる上限等について所要の改正を行うほか、育児または介護を行うために時間外勤務等の制限を請求できる職員の要件について、所要の改正をしようとするものであります。 長時間労働の是正のための措置として、民間労働法制においては、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律による時間外労働の上限規制等が導入され、平成31年4月から施行されることとなっております。また、国家公務員においても、平成30年8月の人事院の公務員人事管理に関する報告において、時間外勤務等の命令を行うことができる上限を人事院規則で定めるなどの措置を講じることとされ、改正人事院規則が平成31年4月より適用されることとなっております。 本市におきましても、当該法律の趣旨を尊重するとともに、地方公務員法第24条第4項における均衡の原則により、国家公務員の措置等を踏まえ、時間外勤務等の命令を行うことができる上限を定めるなど所要の措置を講じようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第8条は、時間外勤務等の命令を行うことができる上限等について、規則で定めることとするものであります。なお、規則で定める内容につきましては、人事院規則等を参考にすることとしております。 第9条は、育児または介護を行うために時間外勤務の制限を請求できる職員の要件から、当該請求を行う職員の配偶者に関する規定を削除するものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 若柳良明君。
◆11番(若柳良明君) 時間外勤務命令を行うことができる上限等についてということで、具体的には規則で定めるということなようでありますが、その規則で定める時間等については既に決まっているのでしょうか。お伺いをいたします。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) その内容についてはまだ決まっておりません。
○議長(小原雅道君) 若柳良明君。
◆11番(若柳良明君) 国家公務員の場合は他律的業務ということで、国会対応、あるいは国際関係の業務とかというふうなことで、その部分については別扱いという形になっているようでありますけれども、本市においてはその他律的業務という仕事は該当するものがあるのでしょうか。ないのでしょうか。お尋ねをいたします。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 今、議員からお話ありましたとおり、国のほうではそういう他律的な業務、いわゆる業務の遂行をするに当たって、みずからの意思で決定することが困難な業務ということで、そういう比重が高いものとしては、国のほうでは国会関係とか、国際関係、法令の関係、法令協議の関係、あと予算折衝等などというものが掲げられておりますけれども、市の職員がする仕事でもそういう部分で似通っている部分はありますけれども、国のようにそれ以外の部分について、国と違ってそれ以外の部署についても、時間の部分で同じように上限を設けることができるかというと、そういう部分がちょっと悩ましい、国のように、この仕事、この仕事、この仕事と振り分けできればいいのですけれども、そういう部分は難しいかなという部分がありますので、県の人事委員会のほうでもどういう形で定めるかということも参考にしながら、検討してまいりたいと考えております。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第7号花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第8、議案第8号花巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第8号花巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、地方自治法の一部改正に伴い、監査専門委員の報酬及び費用弁償の額について定めようとするものであります。 本市におきましては、識見監査委員1名、議会選出監査委員1名の体制により監査を実施しております。 監査専門委員は、平成29年の地方自治法の一部改正により、監査制度の充実強化等を図るため、監査体制の見直しの一つとして創設されたものであり、その業務の内容は、監査委員の委託を受け、その権限に属する事務に関し、必要な事項の調査に専門知識を生かして、監査委員事務局職員と同様に監査委員の業務補助に当たるものであります。 監査専門委員の報酬及び費用弁償の額については、条例で定めることとされております。 本市においては、平成31年4月1日から監査専門委員を置くことに伴い、所要の改正を行おうとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 別表監査委員の項は、監査委員の報酬及び費用弁償の額を定めるものでありますが、この項に監査専門委員の報酬及び費用弁償の額を追加しようとするものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第8号花巻市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第9、議案第9号花巻市常勤の特別職の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第9号花巻市常勤の特別職の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、花巻市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正に伴い、常勤の特別職の期末手当の額について所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第3条は、文言の整理を行うものでありますが、常勤の特別職に支給する期末手当は、6月期、12月期ともに1.55月、年間の合計支給月数は3.1月分でありまして、現在と変わらないものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第9号花巻市常勤の特別職の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第10、議案第10号花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第10号花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、浄化槽事業における整備方針を市設置型から個人設置型に見直したことに伴い、浄化槽設置整備事業の会計事務を一般会計で行うため、所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第2条第1項第2号は、花巻市汚水処理事業特別会計を設置する事業の規定でありますが、花巻市汚水処理事業特別会計から浄化槽設置整備事業を削除するものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第10号花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第11、議案第11号花巻市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第11号花巻市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、岩手県手数料条例の一部改正に伴い、砂利採取計画認可申請手数料及び砂利採取計画変更認可申請手数料の額について、所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 別表(1)戸籍等関係の表第110の項は、砂利採取法第16条の規定に基づく砂利の採取計画認可申請手数料について、同表第111の項は、同法第20条第1項の規定に基づく砂利の採取計画変更認可申請手数料について定めるものでありますが、それぞれの手数料の額を改めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第11号花巻市手数料条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第12、議案第12号花巻市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第12号花巻市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件について、所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第10条第3項は、放課後児童支援員の資格要件を定めるものでありますが、学校教育法の規定による大学において社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学もしくは体育学を専修する学科またはこれらに相当する課程を修めて卒業した者としている資格要件に、同法の規定による専門職大学において当該学科または当該課程を修めて前期課程を修了した者を加えるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第12号花巻市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第13、議案第13号花巻市
介護老人保健施設条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第13号花巻市
介護老人保健施設条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、岩手県において、社会福祉施設等の事業者等の要件及び設備等に関する基準を定める条例が新規制定され、指定居宅サービス等の事業の設備及び運営に関する基準等を定める条例等が廃止されたことに伴い、所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第1条は、花巻市介護老人保健施設条例の一部改正についてでありますが、引用条項の整理を行うものであります。 第2条は、花巻市指定地域密着型介護老人福祉施設の指定に関する入所定員に係る基準、指定地域密着型サービス事業者の指定の要件並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準に関する条例の一部改正についてでありますが、オペレーターに係る基準、事業者が利用者から支払いを受けられる費用の取り扱い及び介護支援員が修了していなければならない研修について改めるとともに、引用条項等の整理を行うものであります。 第3条は、花巻市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定の要件並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部改正についてでありますが、事業者が利用者から支払いを受けられる費用の取り扱いについて改めるとともに、引用条項の整理を行うものであります。 第4条は、花巻市指定介護予防支援事業者の指定の要件並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部改正についてでありますが、引用条項等の整理を行うものであります。 第5条は、花巻市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてでありますが、引用条項等の整理を行うものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。
◆18番(櫻井肇君) 18番、櫻井肇であります。 非常に長文の改正案でありますが、ただいまの提案理由の説明によりますと、岩手県において条例が新設されたということに伴うものであって、内容としては現在の事業と変わりがないというふうに受けとめるものですが、それでよろしいでしょうか。
○議長(小原雅道君) 熊谷
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(熊谷嘉哉君) 議員御質問のとおり、県の条例がそれぞれ廃止されまして、新しい条例においては、別段定めるものを除いて、法令に定めるものをもってその要件基準とするという改定を県はしております。市においては、今の県の条例を引用しているものを国の省令等に引用させてもらうことでございますので、現在の基準と変わりないということでございます。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第13号花巻市
介護老人保健施設条例等の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第14、議案第14号花巻市
都市公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第14号花巻市
都市公園条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、都市公園の利用促進を図るため、都市公園内における行為等について所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第6条は都市公園における行為の禁止について、第7条は行為の制限について定めるものでありますが、都市公園において禁止されている行為のうち、たき火、車両の乗り入れまたは駐車及び張り紙、張り札その他の広告物の表示について、市長の許可を受ける必要のある行為に改めるものであります。 別表第4は使用料等について定めるものでありますが、公園施設を管理する場合の使用料及び公園施設の電気を使用する場合の加算についての規定を追加するとともに、公園施設を設ける場合及び展示会、興行その他これらに類するものの使用料の額を改めるものであります。 そのほかの改正は、文言及び引用条項の整理を行うものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第14号花巻市
都市公園条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第15、議案第15号花巻市公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第15号花巻市公園条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、(仮称)エセナ跡地広場の整備に伴い、当該広場の名称を花巻中央広場と定め公園に加えるとともに、公園の利用促進を図るため、公園内における行為等について所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第4条は公園における行為の禁止について、第5条は行為の制限について定めるものでありますが、公園において禁止されている行為のうち、たき火、車両の乗り入れまたは駐車及び張り紙、張り札その他の広告物の表示について、市長の許可を受ける必要のある行為に改めるものであります。 別表第1は公園に花巻中央広場を加え、その名称、位置を定めるものであります。 別表第2は使用料等について定めるものでありますが、花巻中央広場において物品の販売、募金その他これらに類するものを行う場合の使用料及び公園施設の電気を使用する場合の加算についての規定を追加するとともに、公園施設を設ける場合及び展示会、興行その他これらに類するものの使用料の額を改めるものであります。 そのほかの改正は、文言及び引用条項の整理を行うものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第15号花巻市公園条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第16、議案第16号花巻市
火災予防条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第16号花巻市
火災予防条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、違反対象物に係る公表制度の実施に伴い、所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第52条の2は、消防法等の規定に違反する防火対象物の消防用設備等の状況の公表について定めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成32年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 鎌田幸也君。
◆25番(鎌田幸也君) 25番の鎌田です。 この件につきましては、過日に議員説明会がありまして説明をいただきました。その際に、今回のその公表の対象といいますか、いわゆる不特定多数の方が利用する飲食店や百貨店、それから避難が困難な方が利用する病院、社会福祉施設などについてということですけれども、この対象の施設が市内には984件あるという説明がありましたけれども、これらの施設に年間どれくらい立ち入り検査をしているのか、まずお聞きをしたいと思います。
○議長(小原雅道君) 小田島消防長。
◎
消防本部消防長(小田島満君) お答えいたします。 年間どれくらいの立ち入り査察をしているかという御質問につきましては、平成29年度、平成30年3月末までの1年間で536施設に職員が立ち入りをいたしまして、消防用設備等の、あとは防火管理の査察を行っております。
○議長(小原雅道君) 鎌田幸也君。
◆25番(鎌田幸也君) そうすると、1年間で全ての施設に立ち入り検査をするというのはなかなか難しい、数もありますし、それから消防職員の数というのもありまして難しいと思いますけれども、その公表までの流れということについては、手続は後で規則で定めるということになっておりますけれども、事前にといいますか、この間の説明会で消防長が行っているようなことになるのかなと思いますけれども、立ち入り検査を実施してから、それから公表まで、その間に違反している施設に対して、これが不備ですよということを通告して、それでもなおかつ是正されない場合には公表するということですけれども、その期間、大体どれくらいぐらいになるのかというのをお尋ねします。
○議長(小原雅道君) 小田島消防長。
◎
消防本部消防長(小田島満君) お答えいたします。 期間につきましては、立ち入り査察の結果、対象物に違反が認められました後に、その施設に出向いて違反がありますということを告知いたしましてから2週間のうちに是正が認められない場合は公表いたすということとなっております。
○議長(小原雅道君) 鎌田幸也君。
◆25番(鎌田幸也君) 2週間ということですけれども、その公表の対象となる違反というのが、屋内消火栓設備がないとか、スプリンクラーの設備がない、自動火災報知機等の設備がない、こういうのが対象となると思いますけれども、これを2週間で設置するというのは非常に難しいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(小原雅道君) 小田島消防長。
◎
消防本部消防長(小田島満君) お答えいたします。 議員御指摘のとおりでございます。告知いたしましてから2週間で是正というのはなかなか設備的に難しいものがございますので、それが改善されたという事実を確認した後にこの公表を取り下げるということで、公表につきましては、議員説明会でも御説明申し上げましたが、市のホームページに対象物の名称、あとは違反している内容等、あとはお店の名前等公表いたしまして、それが是正が確認され次第、ホームページ上から取り消すという手順となっております。
○議長(小原雅道君) 鎌田幸也君。
◆25番(鎌田幸也君) そうすると、なかなか厳しいといえば厳しい、事前にしっかりとその設備をしてくださいということなのでしょうけれども、あと、その施行期日が平成32年4月からということは来年からということですけれども、この間が猶予期間と考えてよろしいのでしょうか。そしてまた、前にお聞きしたときには、市内にその公表の対象となるような施設は2つあるということですけれども、その施設についても来年からになりますので、今のうちにしっかりとしてくださいということで、という意味も含めてのその来年の施行ということになったのでしょうか。
○議長(小原雅道君) 小田島消防長。
◎
消防本部消防長(小田島満君) お答えいたします。 施行期日につきましては平成32年4月1日ということとなっております。これにつきましては、政令指定都市のほうはもう既に実施しておりますし、20万人以上の人口を持ちます盛岡市の消防のほうは、もう既に平成30年4月から始まっております。それ以外の県内12消防本部のうち、11消防本部が平成32年4月1日、1年後を目指して、現在まさに議員が御指摘のとおり、違反となっております施設もございますので、それも含めまして指導してまいりますし、この公表制度についてあらゆる機会を通しまして周知を図ってまいりたいと考えております。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 内舘桂君。
◆16番(内舘桂君) この条例に一文を加えるということで見ますと、消防長に対する、消防長の権限がここに規定されているようですが、本来条例でありますと、市長権限ではないかなというふうに思っておりますが、この辺の関係についてはどうなのでしょうか。
○議長(小原雅道君) 小田島消防長。
◎
消防本部消防長(小田島満君) お答えいたします。 これにつきましては、消防長が条例のほうで、規則で定めるものということで取り扱ってまいりたいと考えております。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第16号花巻市
火災予防条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第17、議案第17号花巻市学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第17号花巻市学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例について御説明申し上げます。 本条例は、花巻市が設置する学校における学校給食の実施及び学校給食費の管理に関し、必要な事項を定めようとするものであります。 条例の内容について御説明いたします。 題名は、花巻市学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例とするものであります。 第1条は、条例の趣旨について定めるものであります。 第2条は、この条例における用語の意味について定めるものであります。 第3条は、学校給食の実施について定めるものであります。 第4条は、学校給食費の徴収について定めるものであります。 第5条は、学校給食費の納付について定めるものであります。 第6条は、督促状の発付について定めるものであります。 第7条は、督促手数料について定めるものであります。 第8条は、遅延損害金について定めるものであります。 第9条は、学校給食費の減免について定めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は、平成32年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、学校給食の実施及び学校給食費の管理のための準備行為について定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 照井明子さん。
◆10番(照井明子君) 10番、照井明子でございます。 この条例は学校給食費が私会計から公会計へ移行することに伴っての条例と捉えております。 それで、議員説明会でも私、質問をいたしましたが、市が債権者となって、未納者に対して対応するわけですけれども、この条例でいけば第6条以降という形になりますけれども、その際ですね、教育委員会のほうでは、教育的配慮をして対応に努めますというふうに答弁をされておりますけれども、その件についてもう一度確認をさせていただきたいと思います。
○議長(小原雅道君) 布臺教育部長。
◎
教育委員会教育部長(布臺一郎君) 給食費が未納、滞納になった場合には、条例に定める手続によりまして、納付を促したり、催告をしたり、そういった手続を行うところでありますけれども、給食費の未納をもって給食停止という、そういうことを教育委員会としてする考えはございません。
○議長(小原雅道君) 照井明子さん。
◆10番(照井明子君) 未納の原因についてでございますけれども、さまざまあると思います。それで、今までは直接教職員の方々、あるいは地域の方々も協力しているかもしれませんけれども、そうした形で直接学校現場の方が保護者と接触できるというような形でやられてきたと思います。 それで、未納原因についてなのですけれども、全国的な調査などによれば、保護者としての責任感や規範意識の低さなどがあると言われております。当市の場合はどういう傾向があるでしょうか。
○議長(小原雅道君) 布臺教育部長。
◎
教育委員会教育部長(布臺一郎君) 当市におきましても、傾向としては同様というふうに考えています。
○議長(小原雅道君) 照井明子さん。
◆10番(照井明子君) そうした場合、例えば保護者としての責任感の低さということになりますと、今いろいろな課題になっております、例えばネグレクトがあるとかという、そういうところとも関連していくのではないかという、もしかすればそういう背景も考えられる。また、経済的問題という理由があるとするならば、やはり保護者が就学援助を知らないでいるという、そのような場合もあるというふうに思っておりますので、私はやはりこの学校給食費の未納者に対しては、教育的配慮をするというふうに御答弁をいただいておりますので、その点は安心をしておりますけれども、しっかりとそうした学校、福祉との連携、これは公会計になってもやはり太いパイプで行うべきだなと、取り組むべきだというふうに提案したいのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(小原雅道君) 布臺教育部長。
◎
教育委員会教育部長(布臺一郎君) 今、議員から御提示のあったネグレクトでありますとか、それからあと、資力に乏しい家庭の就学援助、こういったものについては、もう既に教育委員会内部で連携をして、学校と連携をして、必要に応じてそういう制度を使っていただく、それから、ネグレクトが疑われるようなケースについては共有をして対応しているところですけれども、公会計になりましても同様の取り組みを続けてまいります。
○議長(小原雅道君) 照井明子さん。
◆10番(照井明子君) 給食未納はさまざまなケアを必要としている人の必要なシグナルというふうに、そうした視点を持って取り組んでいただけるということを確認できました。 それから、公会計になりますとですね、私は学校給食費の、今全国で広がっております無償化、これが導入しやすくなるのではないかというふうに捉えておるわけですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(小原雅道君) 布臺教育部長。
◎
教育委員会教育部長(布臺一郎君) 学校給食費の無償化あるいは減免については、既に何度か一般質問でも御質問いただいておりますけれども、やはり多額の費用がかかっていることを考えますと、現時点では無償化の考えはないというものでございます。
○議長(小原雅道君) 照井明子さん。
◆10番(照井明子君) すみません、そういうことではなくて、私会計と比べてやりやすくなるのではないかという、そこら辺の認識について御見解をお尋ねしたわけです。するかしないかはまた次の一般質問でやりますので。
○議長(小原雅道君) 布臺教育部長。
◎
教育委員会教育部長(布臺一郎君) 公会計になったからといって検討しやすくなるとは考えておりません。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第17号花巻市学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第18、議案第18号29災17号二級市道向
田瀬線田瀬地区道路災害復旧工事の請負契約の変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫財務部長。
◎財務部長(八重樫和彦君) 議案第18号29災17号二級市道向
田瀬線田瀬地区道路災害復旧工事の請負契約の変更に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、平成29年12月5日に契約締結した29災17号二級市道向
田瀬線田瀬地区道路災害復旧工事の請負契約に関し、変更後の契約金額について、議会の議決が必要となる1億5,000万円を超えますことから、地方自治法第96条第1項第5号及び花巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案の内容について御説明申し上げます。 契約の内容でありますが、工事名は、29災17号二級市道向
田瀬線田瀬地区道路災害復旧工事であります。 契約の相手方は、大和建設株式会社であります。 契約金額については、1億3,608万円を2,919万1,320円増額し、1億6,527万1,320円とするものであります。 変更の内容について御説明申し上げます。 添付している資料をごらん願います。 今回の工事につきましては、平成29年7月31日に降雨の影響により被災した法面崩落箇所の復旧を国庫補助事業で実施しているものであります。 本工事の実施に伴いまして、法面崩落箇所の土質が当初想定していたものよりもかたい層が出現したことにより、かたい層に対応するため、掘削機械の機種の変更が生じたこと、及び吹きつけを行う法面の土質の違いにより、吹きつけ材料種別と吹きつけ厚さの変更等が生じたことに伴う増額によるものであります。 この変更につきましては、本年2月14日付で仮契約を締結しております。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) 21番、近村です。 法面の復旧工事でございますけれども、平面図と参考資料の横断図を見ますと、結構な災害復旧と思いますし、ただ気になるのが1点ありまして、現道に半分ほどこの崩れた箇所が、整備が現道のほうに半分ほど入りそう、センターライン近くまで、その道路、急カーブのところでこうはみ出す感じになるように私は理解したのですけれども、そうしますと、この道路はいわゆる観光道路とも言える道だと思うのですよ。そうしますと、復旧工事は復旧工事として、今度は車を運転する人がここをこう、そのままの形で道路があればいいのでしょうけれども、こう入り込むという、もしかすると私の見方が違えばですけれども、センターラインを越えるくらいまでの道路、その崩れた部分を直している部分ですから、そうしますと、危険が伴わないように、その前後にといいますか、ドライバーにこう変わっていますよという危険を知らせるようなことも、これとあわせまして検討するべきものかなというので、ちょっと若干提案されている議案と違いますけれども、その辺までについてお考えがあるかどうかお伺いいたします。
○議長(小原雅道君) 赤平建設部長。
◎建設部長(赤平勝也君) お答えいたします。 この図面の見方なのですけれども、このオレンジ色で着色している部分が崩落した直後の地形の状況です。上のほうのへこんでいるところの部分が主に下のほうに崩れて道路のほうに覆いかぶさったような感じになっていると。それを赤い太い線のように切り込んで、あと構造物で保護をしていると。あるいは補強をしたというものでございます。
○議長(小原雅道君) 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) 了解いたしました。そうしますと、全く現道に入らないですぱっときれいに修繕できるということでございましたので、ただいまの質問は撤回したいと思います。よろしくお願いします。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第18号29災17号二級市道向
田瀬線田瀬地区道路災害復旧工事の請負契約の変更に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第19、議案第19号市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 議案第19号市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、新たに整備する路線や、開発行為の完了に伴い移管を受けた路線等について、市道として路線を認定するとともに、従前認定していた市道を廃止するため、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 個別の内容につきまして御説明申し上げますので、お手元に配付いたしております議案第19号別冊をあわせてごらん願います。 議案第19号別冊の1ページをお開きください。 最初に、総括につきまして御説明いたします。 今回廃止する路線は12路線で、その延長は3,106.20メートルであります。 また、新たに認定する路線は11路線で、その延長は5,740.80メートルであります。 この結果、廃止及び認定路線を合計いたしますと、路線数で1路線の減、延長で2,634.60メートルの増となるものでございます。これにより、本市の市道認定路線数は7,284路線、総延長は3,352キロメートルとなるものであります。 次に、路線の廃止、認定につきまして御説明いたします。 2ページに廃止路線調書、3ページに認定路線調書がございますが、詳細につきまして、位置図をもって御説明いたします。 4ページをお開きください。 廃止、認定の表示につきましては、青色の点線が廃止路線を、赤色の実線が認定路線をあらわしております。 路線番号11280、藤沢町桜木町境線につきましては、路線を見直し廃止するものであります。 5ページをお開きください。 路線番号11653、下北万丁目北2号線につきましては、申し出による寄附採納に伴い、今後市道として管理するため認定するものであります。 6ページをごらんください。 路線番号12722、不動町1丁目線につきましては、開発行為の完了に伴い移管を受けた路線を認定するものであります。 7ページをお開きください。 路線番号12648、南諏訪町横断幹線、路線番号12721、山の神・諏訪線につきましては、市道の整備に伴い、路線を見直し、廃止及び認定するものであります。 8ページをごらんください。 路線番号13259、中道東線、路線番号13260、二津屋・竹原線、路線番号13264、大沢・二津屋線につきましては、東十二丁目地内における開発事業に伴い、市道の払い下げを行うことから、廃止及び認定するものであります。 9ページをお開きください。 路線番号17056、女夫久根5号線につきましては、(仮称)道の駅西南の整備に伴い終点が変更となることから、一旦廃止し、改めて認定するものであります。 10ページをごらんください。 路線番号23152、田中10号線から、11ページの路線番号32358、八幡82号線、路線番号32359、八幡83号線、路線番号32362、八幡84号線、そして12ページの路線番号44137、白土3号線までにつきましては、路線の見直しに伴い、一旦廃止し、改めて認定するものであります。 最後に、13ページをごらんください。 路線番号33545、五大堂85号線につきましては、路線を見直し、廃止するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第19号市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 ここで2時20分まで休憩といたします。 午後2時9分 休憩 午後2時20分 再開
○議長(小原雅道君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案審議を継続いたします。
○議長(小原雅道君) 日程第20、議案第20号平成30年度花巻市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫財務部長。
◎財務部長(八重樫和彦君) 議案第20号平成30年度花巻市
一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正、債務負担行為の補正、及び地方債の補正の4つの事項から成っておりまして、主な内容といたしましては、事業費の最終見込みによる整理のほか、国の補正予算に対応した事業費等、予算措置を要する経費につきまして補正を行うものであります。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ36万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ500億2,327万9,000円とするものであります。 繰越明許費の補正につきましては、国の補正予算に対応する生産施設等整備事業など18件を追加、小学校施設維持事業など2件を変更するものであります。 債務負担行為の補正につきましては、流通業務施設立地奨励補助など3件を追加するものであります。 地方債の補正につきましては、国の補正予算への対応のほか、事業費の最終見込みと財源の整理により、都市施設整備事業など15件の限度額を変更するものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 14ページをお開き願います。 2、歳入、12款分担金及び負担金、2項負担金、2目民生費負担金、1節老人ホーム567万4,000円の減は、収入見込みにより減額するものであります。 13款使用料及び手数料、1項使用料、6目教育使用料、14節萬鉄五郎記念美術館189万4,000円は、入館料の収入見込みにより増額するものであります。 14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、2節障害者介護給付から、16ページになりますけれども、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、3節社会資本整備総合交付金までにつきましては、それぞれ内定により減額あるいは増額するものであります。 4節プレミアム付商品券738万3,000円は、国の補正予算により実施するプレミアム付商品券事業に対する国庫補助金であります。 2目民生費国庫補助金、4節子ども・子育て支援1,182万6,000円の減につきましては、内定により減額するものであります。 10節地域介護・福祉空間設備567万7,000円は、国の補正予算により実施する高齢者福祉サービス基盤整備事業に対する国庫補助金であります。 3目衛生費国庫補助金、1節がん検診から、4目商工費国庫補助金、1節東北観光復興対策交付金までにつきましては、それぞれ内定または決定により増額あるいは減額するものであります。 2節外国人旅行者受入環境整備223万5,000円は、外国人観光客誘致促進事業に対する国庫補助金であります。 5目土木費国庫補助金、1節社会資本整備総合交付金から、18ページになりますけれども、7目教育費国庫補助金、10節ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金までにつきましては、それぞれ内定により減額するものであります。 11節学校施設環境改善交付金3,292万6,000円につきましては、国の補正予算により実施する小学校施設維持事業並びに大迫中学校校舎改築事業に対する国庫補助金であります。 15款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、4節障害者介護給付から、22ページになりますけれども、2項県補助金、6目農林水産業費県補助金、24節産地パワーアップまでにつきましては、それぞれ内定により減額あるいは増額するものであります。 25節担い手確保・経営強化支援1億134万2,000円につきましては、国の補正予算により実施する生産施設等整備事業に対する県補助金であります。 6目土木費県補助金、1節高齢者優良賃貸住宅及び7目教育費県補助金、3節埋蔵文化財緊急調査につきましては、それぞれ内定により減額するものであります。 16款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金、1節基金利子39万7,000円の減は、まちづくり基金の利子を減額するものであります。 24ページをお開き願います。 18款1項1目繰入金、2節減債基金繰入金79万円の減は、前年度の浄化槽設置に対する県補助金の確定により減額するものであります。 20款諸収入、3項貸付金元利収入、2目1節中小企業振興融資預託金返還金から、26ページになりますけれども、5項4目34節雑入までにつきましては、それぞれ収入見込みまたは内定により減額あるいは増額するものであります。 21款1項市債、1目総務債から、28ページになりますけれども、9目臨時財政対策債までにつきましては、国の補正予算に対応した事業費の追加のほか、それぞれ事業費の最終見込みと財源の整理により、合計で2億4,410万円を追加するものであります。 次に、30ページをお開き願います。 3、歳出でありますが、人件費の整理、財源振りかえのほか、事業の執行見込みに伴う減額または増額につきましては説明を省略させていただきますので、御了承くださるようお願いいたします。 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費及び5目財産管理費は説明を省略させていただきまして、6目企画費3億458万8,000円は、まちづくり基金への積立金のほか、花北振興センターの遮音フェンスを増設するものであります。 以下、11目消費者行政対策費から、32ページになりますが、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費までは説明を省略させていただきまして、2目老人福祉費2,009万円の減のうち、高齢者福祉サービス基盤整備事業費は、国の補正予算に対応し、認知症高齢者グループホーム等への防災改修事業に対する補助金567万7,000円を計上するものであります。 以下、3目障害者福祉費から、40ページになりますが、6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費までは説明を省略させていただきまして、3目農業振興費1,116万3,000円のうち、生産施設等整備事業費は、国の補正予算に対応し、担い手への機械設備の整備に対する担い手確保・経営強化支援事業補助金1億134万2,000円を計上するものであります。 以下、4目畜産業費から、42ページになりますけれども、6目農地費までは説明を省略させていただきまして、7款1項商工費、2目商工振興費4,365万6,000円の減のうち、企業誘致推進事業費は、市内に立地する企業への流通業務施設立地奨励補助金を計上するほか、プレミアム付商品券事業費は、国の補正予算に対応し、消費増税による低所得者・子育て世帯の消費に与える影響を緩和するためのプレミアム付商品券事業の準備経費を計上するものであります。 3目観光費797万4,000円の減のうち、道の駅石鳥谷施設再編事業費は、施設の再編に向けた周辺土地の現況調査や測量調査を実施するための経費を計上するものであります。 以下、8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費から、46ページになりますが、3項河川費までは説明を省略させていただきまして、4項都市計画費、1目都市計画総務費2億5,283万4,000円のうち、宅地耐震化推進事業費は、国の補正予算に対応し大規模盛り土造成された区域の測量調査等を行う経費640万円を計上するほか、都市再生推進事業費は、総合花巻病院の移転整備に対する都市機能立地支援事業補助金2億5,310万円を追加するものであります。 48ページをお開き願います。 2目公共下水道整備事業費から、50ページの10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費までは説明を省略させていただきまして、2項小学校費、1目小学校管理費3,792万6,000円は、国の補正予算に対応し、非構造部材の耐震化工事を行うものであります。 以下、2目小学校教育振興費から、52ページの3項中学校費、2目中学校教育振興費までは説明を省略させていただきまして、3目中学校建設費9,596万6,000円は、国の補正予算に対応し、大迫中学校の屋外環境整備を行うものであります。 以下、4項1目幼稚園費から、56ページになりますが、6項保健体育費、2目体育施設費までは説明を省略させていただきまして、12款1項公債費、1目元金及び2目利子は、それぞれ償還額の確定により整理するものであります。 次に、6ページにお戻り願います。 第2表、
繰越明許費補正、追加及び変更であります。 初めに追加でありますが、2款総務費、1項総務管理費、振興センター等整備事業397万5,000円は、委託業者が資材の調達に時間を要するため繰り越すものでありますが、平成31年6月までの完了を見込んでおります。 3款民生費、2項児童福祉費、保育施設環境整備支援事業6,279万円は、補助事業者が設計及び工事の変更に時間を要するため繰り越すものでありますが、平成31年8月までの完了を見込んでおります。 4款衛生費、1項保健衛生費、岩手中部水道広域化促進事業1,737万9,000円につきましては、岩手中部水道企業団における工事の工期に一定期間を要するほか、同企業団における入札不調のため繰り越すものでありますが、平成31年12月までの完成を見込んでおります。 6款農林水産業費、1項農業費、生産施設等整備事業1億385万7,000円は、国の補正予算に対応し繰り越すものでありますが、平成32年2月までの完了を見込んでおります。 2項林業費、森林資源活用事業143万5,000円は、補助事業者が資材の調達に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成31年5月までの完了を見込んでおります。 7款1項商工費、プレミアム付商品券事業738万3,000円は、国の補正予算に対応し繰り越すものでありますが、平成32年3月までの完了を見込んでおります。 同項の道の駅「石鳥谷」施設再編事業2,177万1,000円は、関係機関との協議に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成31年5月までの完了を見込んでおります。 8款土木費、2項道路橋梁費、道の駅整備事業3,848万2,000円は、追加工事に対応するため繰り越すものでありますが、平成31年9月までの完成を見込んでおります。 生活道路整備事業、四日町・浅沢線ほか7路線、1億6,912万2,000円は、移転補償及び関係機関との協議に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成31年6月までの完成を見込んでおります。 同項の橋梁維持事業4億6,084万1,000円は、設計の手続に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成32年3月までの完成を見込んでおります。 同項の交通安全環境整備事業、城内・大通り一丁目線(城内工区)ほか4路線、9,503万7,000円は、移転補償及び関係機関との協議に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成31年6月までの完成を見込んでおります。 3項河川費、河川排水路改修事業1億9,226万4,000円は、関係機関との協議に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成32年3月までの完成を見込んでおります。 4項都市計画費、都市再生推進事業2億7,880万円は、総合花巻病院移転整備において、資材の調達に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成31年9月までの完了を見込んでおります。 同項の宅地耐震化推進事業640万円は、国の補正予算に対応し繰り越すものでありますが、平成32年2月までの完了を見込んでおります。 5項住宅費、市営住宅環境改善事業1億1,684万4,000円は、国の追加交付に対応するため繰り越すものでありますが、平成31年9月までの完成を見込んでおります。 次に、7ページになりますけれども、9款1項消防費、消防団施設等整備事業5,100万1,000円は、入札不調のほか、変更工事に日数を要するため繰り越すものでありますが、平成31年8月までの完成を見込んでおります。 同項の消防水利維持管理整備事業504万4,000円は、工期に一定期間を要するため繰り越すものでありますが、平成31年5月までの完成を見込んでおります。 10款教育費、3項中学校費、大迫中学校校舎改築事業1億1,919万8,000円は、国の補正予算に対応し繰り越すものでありますが、平成31年12月までの完成を見込んでおります。 次に、変更となる2件でありますが、3款民生費、1項社会福祉費、高齢者福祉サービス基盤整備事業1,097万1,000円及び10款教育費、2項小学校費、小学校施設維持事業6億6,106万9,000円は、いずれも国の補正予算に対応するため繰越額を変更するものでありますが、それぞれ平成31年7月または12月までの完成を見込んでおります。 8ページをお開き願います。 第3表、債務負担行為補正、追加であります。 2件の訴訟代理委託でありますが、記載の事件に係る弁護士事務所への委託について、期間を平成30年度から判決の年度まで、限度額を交通費などの実費に弁護士報酬を加えた額の範囲内とするものであります。 流通業務施設立地奨励補助は、期間を平成30年度から平成31年度まで、限度額を17万2,000円とするものであります。 次に、9ページをお開き願います。 第4表、地方債補正、変更であります。 変更となる事業15件につきましては、国の補正予算に対応するほか、それぞれ事業費の最終見込みと財源の整理により限度額を変更するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 なお、特別交付税、地方譲与税及び各種交付金等につきましては、3月末に決定されますことから、決定後に専決処分をもって対応させていただきたいと存じますので、御了承賜りますよう、あわせてお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 大原健君。
◆17番(大原健君) 17番大原です。 50ページ、51ページ、10款1項2目事務局費で、小中学校情報ネットワーク強靭化事業がマイナスで1,411万1,000円となっておりますけれども、かなり金額が減額になっておりますけれども、その要因をお知らせください。
○議長(小原雅道君) 布臺教育部長。
◎
教育委員会教育部長(布臺一郎君) 減額の要因につきましては、まず役務費で、これは拠点となる36拠点への専用光回線導入工事、それから利用月数の減ということで、当初、利用月数を6カ月見込んでおりましたけれども、結果的に2カ月になったということに伴う減でございます。 それから、委託料におきまして、やはりホスティング利用月数の減ということで、先ほどと同じように、当初6カ月を見ておった期間が2カ月になったということで、ここでも減になっているというふうな内容でございます。
○議長(小原雅道君) 大原健君。
◆17番(大原健君) そうしますと、工期といいますか、完成まで時間がかかったということでしょう。いわゆる開始がおくれたということですが、その要件は、ハード的なものでしょうか、それとも何か了解が得られた得られないとか、そういう問題はあったのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(小原雅道君) 布臺教育部長。
◎
教育委員会教育部長(布臺一郎君) まず、この小中学校情報ネットワーク強靭化事業でございますけれども、平成29年度に文部科学省の教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインができたということで、これに伴って、市教育委員会でもこれに即応して、セキュリティを強化しましょうということで始めた事業でございます。 それで、学校のセキュリティの強化、それからあと、現状といいますか、これまでは市と市教育委員会と小中学校長、それから小中学校事務のところまでは共通のネットワークでつながっておりましたけれども、そこから先のいわゆる先生方のパソコンとネットワークがつながっていないということがありましたので、そういった状況を改善して、先生方も市教育委員会、それから学校同士でも共通のそのネットワークでつながることによって、省力化でありますとか、それからあと多忙化の解消、そういったものにつながるということで取り組んできたところでございますけれども、実際に学校の先生方といろいろ協議をする中で、我々が当初見込んでいた内容となかなか折り合いがつかないと申しますか、学校現場では学校現場のやはり御要望というものがありまして、その調整にかなり日数を要したということで、学校向け事業説明会というものを、当初1回予定しておったのですが、3回行うなど、その辺は学校の先生方の御要望をよく聞いて、それに即応して、なおかつセキュリティポリシーに該当するような、そういったものをつくり上げていくのに時間がかかったということで、結果的にネットワークにつながるような月数が短くなったということでございます。
○議長(小原雅道君) 大原健君。
◆17番(大原健君) ネットワークを強靭化して、サイボウズに入って、いわゆる学校内だけではなくて教育委員会内、市役所内、全部を強靭化してネットワークの中に入るというのは私も理解します。 どうしても現場の先生に会うたびに言われるのが、とても使いづらくなったという話なわけです。さまざまな、今、事細かく言うと大変ですので。ですけれども、その辺の了解を得るために3度となくやりとりといいますか、説明会を行っていても、まだちょっと先生方は納得しないというか、釈然としないというか、使いづらいという話がまだ聞こえてくるのですけれども、スタートして半年までたっていませんが、数カ月たっておりますけれども、現場の先生方の声というのはどのようになっておりますか。
○議長(小原雅道君) 布臺教育部長。
◎
教育委員会教育部長(布臺一郎君) ネットワークにつきましては、各学校、それから給食センターなど教育機関を順次、今接続しているところでして、今年度事業ですから、年度末までには完成する見込みで今進めております。 あと、今10カ所程度、今後つなげていくというふうに、今の現状でありますけれども、今のところ、学校現場のほうからは、特段そういった不満のようなものは聞こえてきておらないという、そういう状況であります。
○議長(小原雅道君) 大原健君。
◆17番(大原健君) それでは、失礼しました。全校でまだということで、一部から少しずつということですので、やはり管理職の先生方は御理解いただいているのかもしれません。皆さん、先生方の皆々様までというところの広がりが、まだ伝わり方が悪いというか、御理解を得られていないようなところも見受けられますので、文書なり何なり、さまざまな方法で幅広く告知していただきたいと思います。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 本舘憲一君。
◆20番(本舘憲一君) 6ページ、
繰越明許費補正について質問いたします。 繰越額についての状況に関してですけれども、これをどう見ているかということについて伺います。 来年度に繰り越す事業が追加が18件、そのうち国の補正対応分が4件で、事業費が合計2億3,700万円ほど。その他の部分が14件で合計15億1,500万円ほどになっております。これは説明書にも書いてありますが、さきの12月定例会において、
一般会計補正予算(第5号)で示されました繰越明許費分が変更となりまして、その分が計算しますと合わせて10億8,500万円ほどであります。それらを足しますと、平成31年度に繰り越す事業費が合計で28億3,700万円ほどに上りまして、国の補正対応分は仕方ないとしても、その分差し引いてもかなりの繰越額が発生しております。 私は昨年の3月定例会でも、繰越額が多いのではないか、このことについて質問した経緯があります。500億円ほどの一般会計の年間予算に対して20億円とか30億円近くある繰り越しがあることに対して、どう思うか、どう見るかでございます。 先ほど繰り越しとなった理由について一つ一つ説明いただきましたけれども、この繰越明許費の額の状況についての御所見をお伺いいたします。
○議長(小原雅道君) 八重樫財務部長。
◎財務部長(八重樫和彦君) ただいま議員から繰り越しの状況について、私の先ほどの説明に加え、総体的な話についての御質問でございましたのですけれども、いずれ先ほど申しましたけれども、今回の繰り越しがはるかに大きいのは国の補正予算対応ということでございまして、今回の3月補正予算以前に、12月の補正におきましても、小中学校、幼稚園のエアコン整備については、9億6,000万円ほどの事業を措置したけれども、それがことしの夏前に準備したいということで繰り越すというようなことが、特に大きい理由としてあるものでございますから、それがまず一番大きな理由だというふうに御理解をいただきたいと思います。 そのほかには、個々事情もある中で、例えば総合花巻病院の支援についても、これはやはり国の補正というよりも、事業が当初設定した事業、そして国も立地適正化の交付金、これをくださるという中で、現場の事業の進捗に合わせての交付ということでございますから、こういった特殊な事情もあるということで、特に今年度の今回御説明、御提案しました繰り越しについては、いろいろな事情が重なったということでございます。そのほかに、建設事業、道路関係整備、道路河川等についても、事業費が、やはりこれは国の社会資本整備総合交付金をいただいての事業が中心でございますけれども、それだけ国からたくさん補助金をいただきながら、事業に積極的に取り組んでいると御理解をいただきたいと思っております。
○議長(小原雅道君) 本舘憲一君。
◆20番(本舘憲一君) ただいま、国の補正が多かったというような御答弁がございましたけれども、計算しますと国の補正というのは2億円幾ら、プラス幾らかあるのですが、その分除いても20億円あるかなというような私は目安をしておりますが、御承知のように、繰越明許費は単年度会計のあくまでも特例だということでございます。このことを鑑みますと、繰り越しがないように努めることが基本の姿勢ではないかと思っております。 私、予算は第一に市民に対する約束、契約ではないかなと思っております。この1年間にこれこれの事業を行いますよ、複数年度にまたがる予算も、今年度分はここまで行いますよという決め事だと思います。市民の皆さんもそれを期待しているということであります。例えば身近なことで言えば、うちの近くの生活道路の改良に予算が今年度つきまして、それを見て、市民の方は期待をするわけでございます。それがある理由で来年度へ延びるということになると、気持ちが落胆して、この予算は何だったのだろうということになるかと思うわけでございます。 このことでお聞きしたいのですけれども、予算は市民に対する約束、契約ということと思うのですが、これに対してどう思われるかでございますけれども、繰り越しが極力少なくするように努める必要があるのではと考えますが、御答弁をお願いします。
○議長(小原雅道君) 八重樫財務部長。
◎財務部長(八重樫和彦君) ただいまの御指摘の中で、国の補助金については2億円台ではないかという話がございましたけれども、確かに道路事業等については、社会資本整備総合交付金についてはおおむね0.5、2分の1、あるいは物によってはそれ以上という補助率というふうになっていますし、それから、例えば小中学校、幼稚園のエアコンの補助についても、国で言う基準事業費の3分の1ということになっているものでございますから、例えばエアコンの事業は、9億6,000万円の事業費ではあるけれども、国からの補助金については、確かに御指摘のように1億8,000万円ほどということになっておりますから、国からいただけるものというのは確かにその補助率で限られておりますので、額的には結果そういうふうにはなる。したがって、その財源としては、今回、私ども予算で御提案しておりますとおり、地方債を裏に充てるということで、その地方債も国からの補正予算に対応した補正予算債、そして合併特例債あるいは過疎債等を充てて事業をしていこうということでございますから、一概に国からの補助金が少ない割に事業費が膨大に繰り越しているのではないかという御指摘は、私はそのように思っていないということをまず申し上げたいと思います。 それから、確かに予算は単年度主義ということでございますから、当初予算で措置していた、お認めいただいたものを、年度末までにしっかりと仕上げるということが、それは当然原則ではあります。しかしながら、この補正予算、あるいは繰越明許費という制度も、これも地方自治法で認められた制度でございまして、したがいまして、市民の方々には、この辺の話もしっかりと御説明をしていくと、議会の皆様にも説明をするということで、御承認をいただき執行しているところでございますので、決して、さまざまな事情がある中で、その事情を御理解していただければ、決して花巻市のこの繰越事業が多過ぎるとか、そういうことではないというふうに私どもは考えているところでございます。
○議長(小原雅道君) 本舘憲一君。
◆20番(本舘憲一君) 繰越額を極力少なくするように努めたいという答弁、ちょっと期待しておったのですけれども、そこら辺がないのですが、いかがですか。
○議長(小原雅道君) 八重樫財務部長。
◎財務部長(八重樫和彦君) 重ねて申し上げますけれども、確かに予算は単年度主義というのは、私ども十分理解しております。しかしながら、やはり特に今回のように、国の補正予算、あるいは国の補助が絡んでいるような事業については、しっかりとその補助金をいただくということが市民の負担を実質減らせるわけでございます。市債も減らせるわけでございます。したがいまして、まずは補助金をしっかり獲得した上で、その裏になる市民の皆様からの負担、あるいは将来にわたっての市債での負担ということを考えて予算をつくっているところでございまして、まず一つ一つの事業をどうすれば、しっかりと市民の皆様のニーズに応えた事業として進めていくことができるかとなれば、やはり国が前倒しで交付してくださるよということであれば、これはしっかりと受けとめて、事業の予算をつくり、そして執行していくべきものと考えておりますので、今回は、近年そういうふうに社会資本整備総合交付金補助金なども多いものですから、そのようにお考えになるかもしれませんが、そのように私ども積極的に予算編成をして対応していると御理解をいただきたいなというふうに思います。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 建前はそのとおりなのですね。ただ、法律でも、さっき財務部長も言いましたけれども、繰越明許費というのは制度としてあって、やはり単年度主義といったって、人のやることですから、工事も思ったとおりできないということがあるわけです。したがって、そういう中で繰越明許費という制度がある。しかも、最近は先ほども申し上げましたように、国のほうで、その年にできないけれども、補正予算をやって、その部分について各地方自治体がやりたいところについては手を挙げてください、こういうことも多くなっている。その場合には当然繰越明許が前提となるわけですね。 例えば、御存じだと思いますけれども、平成の初めは国土交通省の公共事業の予算14兆円なんていう時代があったのですね。今は当初予算は大抵6兆円です。これがふえない。平成31年度は少しふえますけれども。大抵6兆円なのですよ。そうすると、残りの部分、6兆円では足りないという地方の声に対応するために、国はやはり毎年1兆円、2兆円規模の補正予算をかけていますね。それを我々も募集があったときに手を挙げてやっているということがあるわけです。 要するに、当初予算においても、先ほど部長申し上げましたけれども、国からのお金というのは、花巻市の場合には最近潤沢に来ています。したがって、そこの部分について、では全部今の人員で、建設部の人員だけで単年度で処理できるのか。あるいは、市内の工事業者が全て工事できるのかというと、できないのです、これは。その場合に、2つ考え方があります。1つは、やむを得ない、しかし国の支援は得ながら、市民のための予算はしっかりとっていくというのが一つの考え方です。もう一つは、できないからできる分だけやると。あとは国からのお金出すと言ったけれども要りません。縮小して小さくやるというのがもう一つの制度です。先ほど生活道路の話をされましたけれども、市民の方々はどちらをとるかということなのですよ。そうすると、単年度でできないかもしれないけれども、翌年になるかもしれないけれども、欲しいというのが、私は市民の大部分の意見だと思う。議員のようなお考えで、単年度で全てきれいにするために予算の額を減らして、市民の期待に応えないというような考えは我々とらないです。
○議長(小原雅道君) 本舘憲一君。
◆20番(本舘憲一君) 私、単年度で全て執行しろと、してくださいとは言っておりません。 お話聞くと、まあ国のとか、国がよく出てきますけれども、繰り越しを極力抑えるために何かしているとか、事業執行の管理をしているとかですね、それから手続の改善をしているとかですね、繰り越しがないように、少なくなるように工夫されていないのですか。そこら辺ちょっとお聞きいたします。
○議長(小原雅道君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 市内の工事業者の方が受けられるかどうかということについては、これは我々のほうではどうしようもないことです。ただ、我々のほうでは、建設部の人員でやることについて、なるべくやはり繰り越ししないように、しっかり仕事してくださいということを言っています。ただ、実態の問題としてみると、建設部の技監の残業時間は非常に多いのですよ。ですから、我々はそれ以上残業してくださいとは言えません。 その中で、今、兼務を含めて、実は技監の方は取り合いになっているのです。なかなか募集しても入らないということになっています。市も去年の秋も募集しましたけれども、十分に技監を採用できなかったということがあるので、今さらに2名を採用するということで募集をかける、これはたしか、この議会でもどなたか、赤平建設部長が言っていますけれども、そういうことをやっています。 ですから、我々としてはそういうことで人員をふやして、なるべく工事についても繰越明許が出ないようにしようとしている。ただ、これもお話ししましたけれども、余り年齢が偏ってたくさんとると後で大変なのですね。ですから、それも極端なことはできないという状況のもとにおいて、できるだけの努力はしているというようなことについては、本議会でも説明したところでございます。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 内舘桂君。
◆16番(内舘桂君) 16番内舘桂でございます。 農林水産業費の関係でお伺いいたしますが、昨年の3月定例会の補正予算でもかなりの減額があったと私も記憶しております。今年度もかなりの、事業を展開する中ではいろいろ進捗は図っておってきたのだろうと思いますが、結果的に減額が見受けられると。特にも、一般財源がかなり落ち込んでいるという、いわゆる減額しているということは、一生懸命農業の振興を図っている上で、何か心配される部分も、市民の方はこれを見れば思いを寄せる方もいるのではないか。そういう意味では、総体的に農業振興そのものを振興に向けて、どのような状況になっているのかお伺いをいたしたいと思いますし、個別的には、土地改良事業費が8,600万円ほど減額されております。今、この取り組みについては各地域でも一生懸命やろうとしているところもあるようなのですが、そもそも予定していたものがやれなかったのだとは思っておりますが、こうしたことが、当初見込んでいたものとの違いというのは、どんなことがあってこのようになったのか、お聞きをいたします。
○議長(小原雅道君) 菅原農林部長。
◎農林部長(菅原浩孝君) 今回の補正につきまして、特にも農業振興費の関係等での減額が多いという部分がございますし、また、農地費の関係での減額が多い部分がございますけれども、これらについては、一部は国・県の補助事業で要望のあった部分について、当初予算で予算措置していただいていたものについて、結果的に県のほうでの予算がつかなかったために採択にならなかった部分があったり、また国のほうでも採択にならなかったという部分があって減額になっている部分、県の事業につきましては、市の負担分もありますので、一般の分も当然合わさって減るという形になります。 また、土地改良事業の関係での負担金の関係について、減っている部分がございますけれども、これにつきましては、平成30年度の事業の実施状況、また入札等によって減額になった、もう一つにつきましては、予定していた地区が平成30年度、工事ができなかったということで減額になっております。ただし、平成30年度の補正予算の関係で、事業のほうで平成31年度に向かって行うという部分については、今回、減になっていますけれども、一部増した上での減という形になっておりましたので、県のほうでも国の事業を使いながら、農家の要望に応えるべく、土地改良事業等を進めているというふうになってございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第20号平成30年度花巻市
一般会計補正予算(第6号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第21、議案第21号平成30年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫財務部長。
◎財務部長(八重樫和彦君) 議案第21号平成30年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、決算見込みに基づき、予算措置を要する経費に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億6,203万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ90億6,218万2,000円とするものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 7ページをお開き願います。 2、歳入、4款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金1億2,891万8,000円は、保険給付費の最終見込みによるものであります。 6款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金1,370万4,000円から、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金2億3,553万8,000円の減までにつきましては、それぞれ最終見込みによる整理であります。 7款1項1目繰越金3億5,495万5,000円は、前年度からの繰越金であります。 11ページをお開き願います。 3、歳出、2款保険給付費、1項療養諸費及び2項高額療養費につきましては、保険給付費の最終見込みによる整理であります。 7款1項1目基金積立金1億3,312万1,000円は、国民健康保険財政調整基金への積立金であります。 なお、本補正予算につきましては、花巻市国民健康保険運営協議会におきまして、諮問のとおり答申されたものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 照井明子さん。
◆10番(照井明子君) 10番、照井明子でございます。1点だけお尋ねいたします。 それは財政調整基金についてでございます。歳入のところでは、繰入金が最終見込みの整理でこのような数字になっておりますし、歳出のところでは、基金積立金のところで1億3,312万円ほど積立金のほうに入れられると。そうすれば、この時点での財政調整基金の総額は幾らになっているでしょうか。
○議長(小原雅道君) 熊谷
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(熊谷嘉哉君) 平成30年度末の財政調整基金残高見込みでございますけれども、18億2,500万円ほどの予定でございます。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第21号平成30年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第22、議案第22号平成30年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫財務部長。
◎財務部長(八重樫和彦君) 議案第22号平成30年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、決算見込みに基づき予算措置を要する経費に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,928万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億9,747万2,000円とするものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 7ページをお開き願います。 2、歳入、1款1項後期高齢者医療保険料、1目特別徴収保険料1,725万8,000円の減及び2目普通徴収保険料2,733万6,000円につきましては、それぞれ収入見込みにより減額あるいは増額するものであります。 4款繰入金、1項1目一般会計繰入金の各節につきましては、それぞれ最終見込みによる整理であります。 6款1項1目繰越金81万7,000円は、前年度からの繰越金であります。 9ページをお開き願います。 3、歳出、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金3,928万8,000円は、岩手県後期高齢者医療広域連合の算定に基づき整理するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第22号平成30年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第23、議案第23号平成30年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫財務部長。
◎財務部長(八重樫和彦君) 議案第23号平成30年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、決算見込みに基づく過不足額の整理に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億2,629万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ105億1,080万9,000円とするものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 7ページをお開き願います。 2、歳入、3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金9,051万7,000円の減から、2項国庫補助金、4目介護保険事業費補助金67万円までにつきましては、それぞれ内定により減額あるいは増額するものであります。 5目保険者機能強化推進交付金1,986万7,000円は、高齢者の自立支援・重度化防止等に関する取り組みに対する国庫補助金であります。 4款1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金1億4,415万7,000円の減から、9ページになりますけれども、5款県支出金、2項県補助金、2目地域支援事業交付金(その他地域支援事業)38万5,000円の減までにつきましては、それぞれ内定により減額するものであります。 7款繰入金、1項一般会計繰入金から、11ページになりますけれども、2項基金繰入金までにつきましては、それぞれ最終見込みによる整理であります。 8款1項1目繰越金2億1,062万1,000円は、前年度からの繰越金であります。 13ページをお開き願います。 3、歳出、2款保険給付費、1項介護サービス費から、17ページになりますけれども、3款地域支援事業費、4項その他諸費までにつきましては、それぞれ保険給付費及び地域支援事業費の最終見込みにより、事業費あるいは財源を整理するものであります。 4款1項基金積立金、1目介護給付費準備基金積立金1億7,445万8,000円は、介護給付費準備基金への積立金であります。 6款諸支出金、1項償還金及び加算金、2目返還金1,124万4,000円は、前年度の地域支援事業費の精算に伴う国庫支出金返還金であります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第23号平成30年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第2号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第24、議案第24号平成30年度花巻市
汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫財務部長。
◎財務部長(八重樫和彦君) 議案第24号平成30年度花巻市
汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、決算見込みに基づく過不足額の整理に係る歳入歳出予算の補正及び地方債の補正であります。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,442万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億6,247万1,000円とするものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 9ページをお開き願います。 2、歳入、1款分担金及び負担金、1項分担金、1目特定地域生活排水処理事業分担金657万円の減から、8款1項市債、1目下水道事業債5,730万円の減までは、事業費の見込み等により減額するものであります。 13ページをお開き願います。 3、歳出、1款管理費、1項汚水処理施設管理費、1目特定地域生活排水処理施設管理費137万2,000円は、消費税の中間納付に要する経費であります。 2款事業費、1項汚水処理整備費、1目特定地域生活排水処理整備費6,395万円の減は、事業費の見込みにより減額するものであります。 3款1項公債費、1目元金及び2目利子につきましては、償還額の確定により、合計で184万4,000円を減額するものであります。 次に、4ページにお戻り願います。 第2表、地方債補正、変更でありますが、特定地域生活排水事業につきまして、事業費の整理により限度額を変更するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第24号平成30年度花巻市
汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第25、議案第25号平成30年度花巻市
下水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 赤平建設部長。
◎建設部長(赤平勝也君) 議案第25号平成30年度花巻市
下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、1ページの第1条から2ページの第4条まで、総則、収益的収入及び支出の補正、資本的収入及び支出の補正、企業債の補正の4つの事項から成っており、主な内容といたしましては、収益的収入及び支出につきましては、企業債利息の補正とその財源である他会計負担金の補正、流域下水道維持管理負担金等の補正であります。資本的収入及び支出につきましては、下水道整備事業費及び企業債償還金の確定による補正と、その財源となる企業債、国庫補助金等の補正であります。 それでは、1ページでありますが、第1条は省略させていただきまして、第2条収益的収入及び支出でありますが、収入につきましては、第1款公共下水道収益を6,113万2,000円減額し、25億896万円とし、第2款農業集落排水事業収益を888万1,000円減額し、11億1,766万7,000円とするものであります。 支出につきましては、第1款公共下水道事業費用を6,113万3,000円減額し、24億8,040万4,000円とし、第2款農業集落排水事業費用を888万1,000円減額し、11億2,597万3,000円としようとするものであります。 次に、第3条資本的収入及び支出でありますが、収入につきましては、第1款公共下水道事業資本的収入を2,769万9,000円減額し、18億1,111万7,000円とし、第2款農業集落排水事業資本的収入を144万円増額し、4億8,326万4,000円とするものであります。 支出につきましては、2ページをお開き願います。 第1款公共下水道事業資本的支出を3,235万6,000円減額し、27億2,617万9,000円とし、第2款農業集落排水事業資本的支出を1万7,000円増額し、9億1,226万4,000円とするものであります。 1ページ目にお戻りいただきまして、第3条2行目ですが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額13億4,406万2,000円は、当年度損益勘定留保資金等で補填するものであります。 2ページをお開き願います。 企業債の補正につきましては、公共下水道事業、農業集落排水事業の限度額をそれぞれ変更するものであります。 次に、補正予算の詳細につきまして、予算実施計画書により御説明申し上げますので、3ページになります。 収益的収入でありますが、1款下水道事業収益、1項営業収益、2目他会計負担金12億5,867万3,000円及び2款農業集落排水事業収益、1項営業収益、2目他会計負担金6億6,151万7,000円は一般会計からの繰入金であります。 4ページをお開き願います。 収益的支出でありますが、1款公共下水道事業費用、1項営業費用、5目流域下水道維持管理負担金3億5,649万3,000円は、岩手県北上川上流流域下水道事業における維持管理負担金であり、負担金の確定による補正であります。 2項営業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費4億123万5,000円及び2款農業集落排水事業費用、1項営業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費1億7,766万4,000円は、利率確定等による企業債の支払利息の補正であります。 5ページをお開き願います。 資本的収入でありますが、1款公共下水道事業資本的収入、1項企業債、1目企業債11億6,000万円は、下水道整備事業費の確定による下水道事業債の補正であります。 2項出資金、1目他会計出資金2億8,345万円は、一般会計からの繰入金であります。 5項補助金、1目国庫補助金2億9,837万8,000円は、社会資本整備総合交付金の決定によるものであります。 2款農業集落排水事業資本的収入、1項企業債、1目企業債3億3,720万円は、農業集落排水事業費の確定による企業債の補正であります。 5項補助金、2目県補助金2,239万1,000円は、農山漁村地域整備交付金の決定によるものであります。 6ページをお開き願います。 資本的支出でありますが、1款公共下水道事業資本的支出、1項建設改良費、1目管路建設費8億3,243万8,000円は、下水道整備事業費の確定による補正であります。 5目流域下水道建設負担金4,128万7,000円は、岩手県北上川上流流域下水道事業における建設負担金であり、花北処理区における事業費の確定による補正であります。 2項企業債償還金、1目建設企業債償還金18億5,245万4,000円及び2款農業集落排水事業資本的支出、2項企業債償還金、1目建設企業債償還金8億3,377万5,000円は、利率確定等による補正であります。 7ページ以降、予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表につきましては、説明を省略させていただきます。 以上、平成30年度花巻市
下水道事業会計補正予算(第2号)の概要を御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第25号平成30年度花巻市
下水道事業会計補正予算(第2号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
○議長(小原雅道君) 日程第26、議案第33号花巻市
教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 上田市長。 (市長登壇)
◎市長(上田東一君) 議案第33号花巻市
教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを御説明申し上げます。
教育委員会委員の任命につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、議会の同意を得ることとなっているものでありますが、これまで
教育委員会委員として御尽力をいただいております照井善耕氏は、本年3月24日をもって任期が満了いたします。それに伴いまして、後任の
教育委員会委員の任命に関し御提案申し上げるものであります。 後任の
教育委員会委員として御提案申し上げます熊谷勇夫氏は、経歴概要にもありますとおり、花巻市立花巻中学校長並びに中部教育事務所教育相談員を務められるなど、教育について幅広い経験と知識を有し、人格、識見ともすぐれておりますことから適任と考え、教育委員に任命いたしたく、議会の同意を得ようとするものであります。 よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより採決いたします。 採決は起立によって行います。 議案第33号花巻市
教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(小原雅道君) 御着席ください。 起立全員であります。よって、議案第33号は原案に同意することに決しました。 ここで、
教育委員会委員の任命に同意されました熊谷勇夫氏より挨拶の申し入れがありますので、これを許可いたします。 熊谷勇夫さん。 (
教育委員会委員登壇)
◎
教育委員会委員(熊谷勇夫君) ただいま御同意いただきました熊谷勇夫と申します。今、この場に立ちまして、改めて任務の重さを痛感しております。誠心誠意務めてまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(小原雅道君) 日程第27、議案第34号
人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 藤原副市長。 (副市長登壇)
◎副市長(藤原忠雅君) 議案第34号
人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、
人権擁護委員の佐々木よしみさん、高橋則子さん、玉山進氏、角屋雄一氏が、平成31年6月30日をもって任期満了となりますことから、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、後任の
人権擁護委員の推薦に関し、議会の意見を求めるものであります。 なお、佐々木よしみさんにおかれましては平成30年12月31日、高橋則子さん並びに玉山進氏におかれましては平成31年3月31日をもって、3カ年間の任期満了を迎える予定でありましたが、盛岡地方法務局において、平成29年10月に岩手県内の市町村に配置している
人権擁護委員の委嘱回数を、これまでの年4回から年2回に変更することを決定し、直近の委嘱日が平成31年7月1日となりますことから、平成31年6月30日まで3名の方々の任期が延長となるものであります。 今回推薦しようとする佐々木京子さん、菊池忠久氏、玉山進氏、佐々木俊子さんは、人格識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解がありますことから適任と考え、
人権擁護委員として推薦しようとするものであります。 よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小原雅道君) お諮りいたします。議案第34号は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより採決いたします。 議案第34号
人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについては、原案による者を適任と認めることに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第34号は原案による者を適任と認めることに決しました。
○議長(小原雅道君) 日程第28、報告第1号
市道西大通り北10号線上における物損事故に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 報告第1号
市道西大通り北10号線上における物損事故に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを御報告申し上げます。 本報告は、
市道西大通り北10号線上における物損事故に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告でありまして、その損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものであります。 報告第1号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。 事故の状況でありますが、平成30年10月1日午後3時40分ごろ、花巻市西大通り一丁目地内の
市道西大通り北10号線上において、相手方車両が路肩に停車しようとしたところ、側溝ぶた、グレーチングがはね上がり、車両の左下腹部を破損したものであります。 損害賠償の額及び和解の内容は別紙のとおりでありますが、損害賠償の額につきましては、全国市有物件災害共済会の査定額を参考に決定したものであります。 和解の方法につきましては、示談によっております。 被害を受けた方に対しましては、深くおわび申し上げます。 このたびの事故は、道路の瑕疵によるものであり、今後はこのような事故が発生しないよう、細心の注意をもとに施設の管理に努めてまいります。 以上、御報告申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。
◆18番(櫻井肇君) 18番、櫻井肇であります。 場所については見当がつきませんのでちょっとお伺いしますが、この道路上は駐停車禁止ということではないでしょうか。まず聞きます。
○議長(小原雅道君) 赤平建設部長。
◎建設部長(赤平勝也君) お答えいたします。 駐停車禁止とはなっていない区間でございます。
○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。
◆18番(櫻井肇君) わかりました。 それでは、この機会でありますから、例えばこういう事故があって、そこが駐停車禁止の場所であった、すなわち停車できないのに停車して側溝がはね返ってきたと、こういう場合はどこにどういう責任があるのかを、ちょっとこの機会にお聞きしたいと思います。
○議長(小原雅道君) 赤平建設部長。
◎建設部長(赤平勝也君) お答えいたします。 そういった場合、道路側にも瑕疵があるかと思いますけれども、ケース・バイ・ケースで、相手方、保険会社との協議、交渉によるものと思われます。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 近村晴男君。
◆21番(近村晴男君) ただいまの件に若干関連しますけれども、ことしは雪も少なくて寒さも余り厳しくなかったので、道路の壊れ方は余り多くないなとは思っておりますけれども、ただ、これからのシーズンですけれども、やはり穴があいているところに、市道に対して入ることもあるわけです。日中はわかりますけれども、どうしても夜になりますとわからないで入ってしまってということの物損事故がありますので、パトロールはしていると思いますけれども、それについても御注意していただきたいなという要望でございます。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第1号を終わります。
○議長(小原雅道君) 日程第29、報告第2号
リース物件紛失に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) 報告第2号
リース物件紛失に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを御報告申し上げます。 本報告は、リース物件の紛失に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告でありまして、その損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、これを報告するものであります。 報告第2号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。 事件の状況でありますが、平成26年3月6日に締結したリース契約に基づき、本市が借り受けたUSB型シンクライアント機器のリース物件について、全200個のうち74個を紛失したことから、平成31年2月28日の契約期間満了後に物件の返還が不能となり、相手方に損害を与えることから、その損害を賠償することにしたものであります。 損害賠償の額及び和解の内容は別紙のとおりであります。 損害賠償の額につきましては、相手方から当該物件の取得価格の10%の額を提示されたところであります。これについて、平成19年度改正以前の税法ではありますが、減価償却の計算において、残存価額は取得価額の10%で計算し、使用期間終了後の資産価値を算定していたこと、また、同業他社に損害賠償の額の算定方法を聞き取りしたところ、同様に取得価格の10%程度で算定している事例が確認されたことから、これを参考におおむね妥当と判断し、相手方と合意し、決定したものであります。 和解の方法につきましては、示談によっております。 このたびの事件は、担当職員がリース物件の善良な管理を怠ったことにより発生した事件であり、行政に対する市民の皆様の信頼を大きく損ねるものとなったことを深くおわびいたします。 今後とも、職員に対して、業務の適正な執行について、なお一層の注意喚起をしてまいりますとともに、市民の皆様からの信頼回復に全力を尽くしてまいります。 以上、御報告申し上げます。
○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。
◆18番(櫻井肇君) 18番、櫻井肇であります。 今ちょっと御説明ありましたが、確認の意味でお伺いいたします。私はこのシンクライアントというのがちょっとわからなかったのですが、今の御説明ですと、これはデータはUSBの中には入っていないわけですね。その辺まず確認します。すなわち、情報が流出したというわけではないのですね、それでは。
○議長(小原雅道君)
市村総合政策部長。
◎
総合政策部長(市村律君) お答えいたします。 今お話ありましたように、これはシステムを起動させるためのものですので、データを入れて使うということではございませんので、これによって情報が漏れるという事案ではございません。
○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第2号を終わります。
○議長(小原雅道君) これで本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。 午後3時47分 散会...