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花巻市議会 会議録 平成29年  3月 定例会(第1回)-03月03日−01号
花巻市議会 会議録 平成29年  3月 予算特別委員会-03月03日−01号

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  1. 花巻市議会 2017-03-03
    花巻市議会 会議録 平成29年  3月 定例会(第1回)-03月03日−01号


    取得元: 花巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-10-18
    平成29年  3月 定例会(第1回) − 03月03日−01号 平成29年  3月 定例会(第1回) − 03月03日−01号 平成29年  3月 定例会(第1回) 平成29年3月3日(金) 議事日程第1号 平成29年3月3日(金) 午前10時開議  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長施政方針  第4 教育委員会委員長演述  第5 行政報告  第6 議案第4号 花巻市鉛辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  第7 議案第5号 花巻市横志田辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  第8 議案第6号 花巻市滝田辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  第9 議案第7号 花巻市南成島辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  第10 議案第8号 花巻市浮田辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  第11 議案第9号 花巻市谷内辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  第12 議案第10号 花巻市田瀬辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  第13 議案第11号 花巻市市税条例等の一部を改正する条例  第14 議案第12号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例
     第15 議案第13号 花巻市介護保険条例の一部を改正する条例  第16 議案第14号 介護保険法等の改正に伴う関係条例の整備に関する条例  第17 議案第15号 花巻市部設置条例の一部を改正する条例  第18 議案第16号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて  第19 議案第17号 平成28年度花巻市一般会計補正予算(第6号)  第20 議案第18号 平成28年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第21 議案第19号 平成28年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  第22 議案第20号 平成28年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第4号)  第23 議案第21号 平成28年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)  第24 議案第22号 平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第2号)  第25 議案第23号 平成29年度花巻市一般会計予算  第26 議案第24号 平成29年度花巻市国民健康保険特別会計予算  第27 議案第25号 平成29年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算  第28 議案第26号 平成29年度花巻市介護保険特別会計予算  第29 議案第27号 平成29年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計予算  第30 議案第28号 平成29年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計予算  第31 議案第29号 平成29年度花巻市下水道事業会計予算  第32 議案第30号 花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて  第33 議案第31号 萬鉄五郎記念美術館における物損事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し議決を求めることについて 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 市長施政方針  日程第4 教育委員会委員長演述  日程第5 行政報告  日程第6 議案第4号 花巻市鉛辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  日程第7 議案第5号 花巻市横志田辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  日程第8 議案第6号 花巻市滝田辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  日程第9 議案第7号 花巻市南成島辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  日程第10 議案第8号 花巻市浮田辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  日程第11 議案第9号 花巻市谷内辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  日程第12 議案第10号 花巻市田瀬辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについて  日程第13 議案第11号 花巻市市税条例等の一部を改正する条例  日程第14 議案第12号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例  日程第15 議案第13号 花巻市介護保険条例の一部を改正する条例  日程第16 議案第14号 介護保険法等の改正に伴う関係条例の整備に関する条例  日程第17 議案第15号 花巻市部設置条例の一部を改正する条例  日程第18 議案第16号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて  日程第19 議案第17号 平成28年度花巻市一般会計補正予算(第6号)  日程第20 議案第18号 平成28年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  日程第21 議案第19号 平成28年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  日程第22 議案第20号 平成28年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第4号)  日程第23 議案第21号 平成28年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)  日程第24 議案第22号 平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第2号)  日程第25 議案第23号 平成29年度花巻市一般会計予算  日程第26 議案第24号 平成29年度花巻市国民健康保険特別会計予算  日程第27 議案第25号 平成29年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算  日程第28 議案第26号 平成29年度花巻市介護保険特別会計予算  日程第29 議案第27号 平成29年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計予算  日程第30 議案第28号 平成29年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計予算  日程第31 議案第29号 平成29年度花巻市下水道事業会計予算  日程第32 議案第30号 花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて  日程第33 議案第31号 萬鉄五郎記念美術館における物損事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し議決を求めることについて 出席議員(25名)    1番  菅原ゆかり君     2番  増子義久君    3番  照井省三君      4番  松田 昇君    5番  高橋 修君      6番  瀬川義光君    7番  内舘 桂君      8番  藤原 伸君    9番  藤井幸介君     10番  若柳良明君   11番  本舘憲一君     12番  藤井英子君   13番  小原雅道君     14番  大原 健君   15番  高橋 勤君     16番  伊藤源康君   17番  櫻井 肇君     18番  照井明子君   19番  阿部一男君     20番  近村晴男君   21番  高橋 浩君     22番  鎌田幸也君   23番  藤原晶幸君     24番  平賀 守君   25番  中村初彦君 欠席議員   なし 説明のため出席した者  市長        上田東一君   副市長       亀澤 健君  副市長       佐々木 忍君  教育委員会委員長  照井善耕君  教育長       佐藤 勝君   選挙管理委員会委員長                              奥山 隆君  農業委員会会長職務代理者      監査委員      戸來喜美雄君            浅沼喜君  総合政策部長    八重樫和彦君  財務部長      佐々木俊幸君  農林部長      久保田泰輝君  商工観光部長    佐々木力弥君  市民生活部長    細川 祥君   建設部長      藤原忠雅君  健康福祉部長    熊谷嘉哉君   生涯学習部長    久保田廣美君  消防本部消防長   照井博美君   大迫総合支所長   藤原宏康君  石鳥谷総合支所長  藤原美宏君   東和総合支所長   菅谷一雄君  教育委員会教育部長 市村 律君   総務課長      布臺一郎君  財政課長      松田英基君 職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長      久保田留美子  事務局次長     伊藤理恵  総務係長      大竹誠治    主任主査兼議事調査係長                              瀬川幾子      午前10時2分 開議 ○議長(小原雅道君) ただいまから平成29年第1回花巻市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(小原雅道君) 議事日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  最初に、議長から報告いたします。  本定例会に出席を求めた方は、市長、教育委員会委員長、選挙管理委員会委員長、農業委員会会長、監査委員であります。  次に、本定例会の付議事件は、別紙のとおりお手元に配付しておりますので、これにより御了承願います。  そのほかにつきましては、事務局長に報告いたさせます。  久保田事務局長。 ◎事務局長(久保田留美子君) 御報告いたします。  監査委員から例月現金出納検査の結果及び平成28年度定期監査の結果について、それぞれ報告が参っております。検査及び監査の結果につきましては、お手元に写しを配付いたしておりますので、これにより御了承願います。  そのほかにつきましては、お手元に事務報告書を配付いたしておりますので、これによりあわせて御了承願います。
    ○議長(小原雅道君) 次に、行政視察報告を行います。  さきに実施いたしました行政視察の結果について、議会改革推進会議の報告を求めます。  議会改革推進会議委員長、大原健君。     (議会改革推進会議委員長 大原 健君登壇) ◆議会改革推進会議委員長(大原健君) 議会改革推進会議の行政視察報告を行います。  議会改革推進会議では、1月20日に一関、北上両市議会を視察してまいりましたので、御報告いたします。  私ども議会改革推進会議では、政務活動費の透明性を高めるため、昨年の3月から収支報告の公開及び使途基準の検討に取り組んでまいりました。このうち、収支報告書は、従来どおり事務局での閲覧のほか、平成27年度分の全議員の収支一覧について、昨年8月15日発行の市議会だより第46号に掲載するとともに、市のホームページ上で公開を行っております。  今回は、より透明性を高めるため、政務活動費の使途基準を明文化して、広く周知することが必要と考え、昨年6月から協議を行ってまいりましたが、県内他市の例も参考とするため、視察を行ったものです。  一関・北上両市議会では、政務活動費を会派に交付しており、収支報告提出後に会派の代表者、経理責任者並びに会派に属さない議員で構成しているメンバーで使途の検証を行っておりました。  また、政務活動費による視察や研修会参加の報告書について、30日以内に議長に提出するとともに、全議員に配付して視察の成果を議員間で共有しているとのことであり、花巻市議会としても取り入れるべきところが多くあると認識したところであります。  ただし、議員間の検証については、政務活動費の交付対象を会派としている両市議会とは異なり、花巻市議会は議員個人に交付しているため、実施する場合は手法も異なってくると思われるので、実施の可否も含めて、今後、時間をかけて検討することといたしました。  今回の視察で学んだことを参考にして、政務活動費の現行の使途基準について整理し、基準を明確にすることで、広く市民に周知し、透明性を高めた上で、議員の活動に反映させていきたいと思います。  以上で、視察報告を終わります。 ○議長(小原雅道君) 以上で、諸般の報告を終わります。  これより、本日の議事日程に入ります。  本日の会議は、議事日程第1号をもって進めます。 ○議長(小原雅道君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において、18番照井明子さん、19番阿部一男君、20番近村晴男君を指名いたします。 ○議長(小原雅道君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月23日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月23日までの21日間と決しました。  お諮りいたします。3月6日及び3月22日は、休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、3月6日及び3月22日は休会とすることに決しました。 ○議長(小原雅道君) 日程第3、市長施政方針の演述を行います。  上田市長。     (市長登壇) ◎市長(上田東一君) 本日、平成29年第1回花巻市議会定例会が開会されるに当たり、平成29年度の市政運営に臨む所信の一端を申し述べるとともに、主要施策の概要について御説明いたします。  昨年6月に花巻市のまちづくりを進める上で今後の指針となる花巻市立地適正化計画を全国で3番目に策定いたしました。花巻地域、大迫地域、石鳥谷地域、東和地域の中心エリアに、医療・生活・商業のサービス機能を維持していくことを基本とし、その上で、花巻地域の中心部を国の支援事業が特に活用できる都市機能誘導区域に指定いたしました。  まず、公益財団法人総合花巻病院は、昨年12月に移転新築整備基本構想を策定、公表したところであり、これを受けて、2月20日開催の臨時議会において、移転新築に係る用地取得及び総合花巻病院移転整備支援事業補助に係る債務負担行為を含む補正予算について御承認いただいたところであります。また、今後、エセナ跡地を活用した広場整備を検討してまいります。  花巻市では、立地適正化計画に基づくまちづくりに関し、2月28日に都市再生機構(UR)と包括連携基本協定を、立地適正化計画を有する全国の都市で初めて締結したところですが、まず、花巻地区中心部に建設を予定する花巻市立図書館について、都市再生機構(UR)に調査を依頼いたします。  また、東日本大震災により被災され、みなし仮設住宅等に避難されている被災者のための災害公営住宅を花巻市上町・仲町付近に整備いたしますとともに、災害公営住宅の一部に花巻市の単独事業による店舗の誘致と地域優良賃貸住宅等の公営住宅の整備を検討し、地域周辺の生活利便性の向上と中心部への居住誘導にも取り組むことを検討してまいります。  次に、花巻市立地適正化計画に掲げている将来的に持続可能な公共交通網を構築するため、花巻市地域公共交通網形成計画の策定に取り組んでおります。既存のバス、幹線路線を最大限守ることを前提としつつ、石鳥谷地域において、ことし2月より予約乗り合いバスにつきまして、当日の予約が可能となる新システムを導入し、サービスの拡大に努めており、東和地域においては本年10月をめどに、大迫地域、花巻地域においては近い将来に、バス路線の廃止にあわせ、各地域の町なかと周辺部を結ぶ予約乗り合いバスの整備に取り組んでまいります。  私は、市長就任以来、若者の力を活かし、若者が花巻で暮らせるまちをつくり、定住人口を確保することを目標の第一に掲げ、市政を推進してまいりました。花巻市まち・ひと・しごと創生総合戦略を平成27年10月に策定し、昨年3月に改定版を策定したところであり、現在、平成31年度までに取り組む施策の方向や数値目標、主要事業を示す花巻市まちづくり総合計画第2期中期プランの3月策定に向けて取り組んでおりますが、引き続き、その重点戦略の1番目に人口減少対策を位置づけ、進めてまいります。  子育て支援につきましては、花巻市が子育てしやすいまちになることによって花巻市に残りたい、住みたいという人の増加に取り組んでまいります。子供の医療費助成の拡充や保育料の負担軽減など、子育て世帯の経済的負担軽減に努めているところであり、医療費助成につきましては、対象を中学生まで拡充することを検討してまいります。  また、昨年秋に、母子家庭の方から市長へのはがきをいただいたことをきっかけに検討してきた生活保護世帯、父子・母子世帯などの就学に向けた支援が必要な人に対する奨学金の貸与の拡大と、卒業後の花巻市への居住を条件に奨学金を免除する制度の創設につきましては、2月の臨時会で御承認いただいたところであります。  対話による協働のまちづくりを市民の皆様とともに進めるため、市長との対話や市政懇談会、市内の公共的団体を対象としたまちづくり懇談会を引き続き開催し、市民の皆様から御要望や市政に対する建設的な意見をいただいてまいります。  こうした中で、若い方々や女性の皆様の意見を伺う機会が少ないという声もいただいておりますことから、平成28年度には、市内6地区においてワークショップを取り入れた市政懇談会を開催いたしました。花巻市公共施設等総合管理計画や花巻市まちづくり総合計画第2期中期プラン、花巻市教育委員会主催の保育教育環境に関する会議等においても、ワークショップを開催しております。  また、広報はなまきや市ホームページのほか、フェイスブックやツイッターなどのSNS(ソーシャル・ネットワークサービス)、コミュニティFM、東和地域の有線放送などを利用し、行政情報の発信に取り組んでおります。  さらに、広報はなまきをスマートフォンやタブレットでいつでも気軽に読むことができるように行政情報アプリを導入するとともに、子育て世帯向けに妊娠・出産・子育てに関する情報をわかりやすく、探しやすく発信するため、子育て応援サイトを昨年8月から岩手県で初めて導入しております。  私は、就任以来、関係機関と連携しながら、私自身が積極的にトップセールスに努めてまいりました。平成28年度においては、加工用米、肉牛、リンゴについて、大手米卸業者、大手酒造会社、大手食肉卸売業者、大手青果物卸売業者のトップと情報交換を行い、花巻産の農畜産物の品質につきましては、各地において高い評価をいただき、特に花巻産ひとめぼれに強い需要があることを認識しております。  まちづくりに関することや市民の皆様にとって重要な計画につきましては、可能な限り、早目に議員や市民の皆様にお示ししながら、計画を策定しております。  現在策定中の主要な計画として、1点目は、花巻市まちづくり総合計画第2期中期プランであります。  2点目は、花巻市公共施設等総合管理計画であります。昨年3月に花巻市公共施設白書2015を公表しましたが、これを踏まえ、行政サービス、施設等の規模の適正化、公共施設の効率的な管理と有効活用を図るため、ワークショップ等で市民の参画を得ながら進め、花巻市公共施設マネジメント計画、基本方針編を策定し、今月に公表いたします。平成29年度から30年度は、この策定した基本方針に基づき、5年間の実施計画を策定いたします。また、施設用途ごとの個別施設計画についても策定や改定を進め、総合的な公共施設マネジメントを行ってまいります。  私の基本姿勢として、国の施策展開におくれをとらない市政運営を行うことを掲げており、さきに申し上げたとおり、花巻市立地適正化計画を策定しております。また、法律改正に呼応し、昨年3月に新市建設計画の変更と過疎地域自立促進計画の策定につきまして市議会の御承認をいただいたほか、事業の実施に当たっては、国・県の補助金や交付金、あるいは制度のほか、地方交付税に算入される有利な起債の活用などに取り組んでまいりました。  まず、1点目は、辺地総合整備計画であります。  本定例会に御提案させていただいております辺地総合整備計画は、計画の策定により辺地対策事業債の発行が可能となります。辺地対策事業債は、対象事業費に100%充当が可能であり、かつ、発行額の80%について国の普通交付税に算入される非常に有利な地方債でありますことから、その活用を図ってまいります。  2点目は、構造改革特区であります。  昨年11月に内閣府の構造改革特別区域計画第41回の認定において、ワイン、シードルといった果実酒では県内で初となる構造改革特別区域計画、花巻クラフトワイン・シードル特区の認定を受けました。みずからが生産した果実を原料とした果実酒を自己の経営する農家レストランや農家民宿等において提供する場合や、市内特産物として指定された農産物を原料とした酒類を製造する場合、小規模な施設でも酒類製造免許の取得・製造が可能となりました。このことにより、果実の高付加価値化による農業者所得の向上や生産意欲向上が図られること、また、移住定住事業と組み合わせることにより、域外からの移住者や新規就農者などによる担い手の確保が図られることが期待されます。  3点目は、国の補助金等の活用であります。  豊沢橋の老朽化に伴い、国の交付金を受けながらかけかえを進めているところでありますが、国の交付金を一般的な社会資本整備総合交付金ではなく防災安全交付金に組み替えたことにより、平成28年3月に7,985万7,000円の配分を受けることができ、平成27年度一般会計補正予算に計上し、平成28年度に繰り越して実施しているほか、平成28年度分として、1億1,484万3,000円の配分を受け、現在、橋桁の製作工場において上部工製作工事を行っており、本年秋ごろをめどに、現地でのかけかえ工事に着手し、平成30年度の完成に向けて工事を進めてまいります。  国の補助金活用の2つ目は、地方創生拠点整備交付金であります。  本交付金は、花巻第一工業団地テクノパーク内に市内企業等が共有使用できる賃貸工場の工事費等について採択され、この工事費等に係る補正予算につきましては、本定例会に御提案したところであります。産業団地がほぼ完売となっており、既存の賃貸工場につきましても全て入居済みとなっていることから、新たな賃貸工場1棟を整備することとし、今回、国費ベースで9,467万3,000円が採択されたものであり、来年3月の完成を予定しております。  次に、平成29年度の主要イベントについて申し上げます。  平成29年度は、元和3年(1617年)、藩主南部利直公の命により、現在の大迫地域の町並みが形成されてから400年に当たる記念すべき年であり、大迫地域の古い歴史と文化に育まれた400年の節目を祝うとともに、日本ワインフェスティバル花巻大迫記念式典、記念講演、大名行列の開催や、大迫あんどんまつりと青森県平川市ねぷたとの共演を予定しております。  大規模なスポーツ大会につきましては、昨年の希望郷いわて国体の期間中に、私と日本ハンドボール協会幹部と話し合ったことから開催が決定した、東アジアハンドボール連盟が主催する日本国内で初となる第5回東アジアU−22ハンドボール選手権が、平成29年6月から7月にかけて花巻市総合体育館で開催されます。  次に、平成29年度の主要な施策を、花巻市まちづくり総合計画長期ビジョンに掲げる分野、しごと・暮らし・人づくり・地域づくり・行政経営の政策ごとに申し上げます。  花巻市の農業の根幹をなす水稲につきましては、ケイ酸を含む土壌改良資材の利用促進を図り、評価の高い花巻米の生産を推進してまいります。農業者所得の向上を図るため、経営コストの削減や生産性の向上への効果が見込まれる農業用ICTやロボット技術の導入の取り組みにつきましては、平成28年度に市が整備したGPS基地局の利用促進を図るため、受信機器導入に対する支援とともに、農業用ドローンの活用に向けた講習会の開催支援など、生産技術の実証事業や研修会を通して、普及啓発活動を行ってまいります。農業関係者の要望が前提となりますが、県や近隣市町村、農業関係者等と連携した輸出促進に向けた取り組みの検討など、新たな農畜産物の販売促進と消費拡大に取り組んでまいりたいと考えております。  担い手や新規就農者対策につきましては、法人化に係る支援、新規就農者に対する支援策の充実、市内女性農業者の活動支援等の取り組みを展開し、確保・育成を図ってまいります。また、地域の特産であるブドウやリンゴ等の生産者が減少していることから、樹園地の流動化による集積・集約化の推進や、生産への新たな参入の取り組みに対して支援してまいります。  豊かな森林資源の活用に向けて、市有林の長期的な活用方針を作成し、市内各地域の特性にあわせ、将来を見据えた伐採・樹種転換など、市有林の有効活用につなげてまいります。  先月、株式会社花巻バイオマスエナジーの木質バイオマス発電事業が本格操業を開始するなど、地元産木材の需要が高まっていることから、再造林や作業道の整備に対し重点的に支援するほか、現在進めている大迫地域の基幹林道につきましては、県代行制度を活用して推進に努めてまいります。  花巻市の松くい虫による被害量が多く、拡散していることから高被害地域に位置づけられているため、森林病害虫等防除方針に基づき、重要な松林や観光周辺のほか、マツタケなどの特用林産物の生産地等の森林の保護に向けて、予防策を実施してまいります。  また、松くい虫被害材の木質バイオマス燃料材としての活用や樹種転換を推進するとともに、県の支援を受けて、遠野市と連携した観光ルートの景観保全を目的とした新たな保全対策事業を実施してまいります。  先月再開されましたマルカンビルにつきましては、国・県とともに耐震化の支援を行う方針であり、平成29年度一般会計予算に耐震補強設計及び耐震改修工事費用に係る補助金を計上しております。また、経営主体である株式会社上町家守舎に対し、ふるさと融資を今月実行する予定としております。  工業の振興につきましては、自動車やエネルギー、環境、医療・福祉、食品など、今後成長が期待される分野への市内企業への参入を促すため、それぞれの分野ごとの情報を的確に発信するとともに、市成長分野進出事業補助金や市企業競争力強化支援事業補助金等を通じて、新規参入に伴う製品・技術の開発や工程改善、取引開拓などを支援してまいります。  商業の振興につきましては、中心市街地における新たな創業や商業団体がみずから行う自立的・持続的な事業、イベントを引き続き支援するとともに、商店街など関係機関と連携し、大迫地域における宿場町400年記念事業の開催や石鳥谷地域の小さな百貨店ぷらっとの運営支援、中心商店街の顔づくり事業など、町なかのにぎわいづくりに努めてまいります。  観光につきましては、花巻温泉郷や宮沢賢治を初めとした豊富な資源を有している中、観光客ニーズが多様化し、広域的な周遊観光や体験型観光メニュー等が求められていることを踏まえ、これまで以上に広域的に取り組んでまいります。  訪日外国人観光客の誘致につきましては、国内外で開催される旅行博覧会や商談会への参加、海外メディアや旅行エージェントの招請事業のほか、海外の観光情報ウエブサイトを活用したプロモーション活動を行うとともに、多言語表記やWi−Fiなど受け入れ環境の整備に努めてまいります。  また、花巻空港を活用した誘客推進につきましては、先月下旬、海外の総領事、また、海外大手旅行代理店社長がそれぞれ市役所に御訪問いただき、私とチャーター便就航の可能性等につきまして情報交換をさせていただきました。台湾、中国、香港、タイなど来日需要の高い地域からのチャーター便の誘致、アジア地域とのアクセスが充実している福岡、大阪、札幌、さらには過去に就航実績のある那覇を経由した花巻空港への乗り入れ及び格安航空会社の誘致などにつきましても、引き続き岩手県を初めとした関係機関に協力し、花巻市としても積極的にかかわってまいります。  農商工連携につきましては、花巻産の農畜産物を活用した新たな商品開発や販路開拓に向けて、市農商工連携事業補助金の活用を初め、大手スーパーマーケットや専門家の支援をいただきながら、生産・加工・流通が連携した6次産業化の推進に努めてまいります。  企業誘致につきましては、高速交通インフラの充実、物流拠点性といった花巻市の優位性をしっかりと発信するとともに、業種・企業に応じた新規企業の掘り起こし、立地に努めてまいります。特に、自動車産業につきましては、市内のものづくり産業を牽引する重要な産業と捉えており、県内大手サプライヤーと取引を行う県外企業の掘り起こしや東海地域からの技術移転、市内企業の新規参入に向けた人材育成、設備投資などの支援に取り組んでまいります。  新たな産業団地の整備につきましては、将来の候補地となる地域の可能性を調査し、投資効果を見きわめた上で、開発に向けた手続を進めてまいります。開発・整備には一定の期間を要しますことから、短期のみならず将来に備え、団地適地の調査を行い、新たな産業用地の整備に努めてまいります。  雇用対策につきましては、有効求人倍率が上昇を続けている中で、市内企業における人材不足や若年層の地元定着が課題となっていることから、高校生・大学生を中心とした市内事業所説明会や企業見学会の開催、女性の社会進出や労働力確保を図るテレワーク活用事業の実施、市内UIJターン者就業奨励金等を通じて、雇用の安定を図ってまいります。  市道寺林線や上町花城町線等の幹線道路の整備を促進するとともに、橋梁の点検及び補修並びに豊沢橋のかけかえ事業を進めてまいります。また、市道への歩道設置等を進め、特に通学、安心・安全で快適な道路環境の充実に努めるとともに、西南地区の道の駅の整備に関しては、花巻市道の駅整備検討委員会の御意見を伺いながら基本構想を現在策定中ですが、基本構想が固まることを前提として、基本設計を進めてまいります。  地域間を結ぶ幹線路線バスにつきましては、利用者確保が存続の前提となりますが、引き続き維持及び利用促進に努めるとともに、市街地循環バスふくろう号につきましては、利便性の向上に向けた運行ルートや運行便数等の見直しを検討してまいります。  新花巻駅駐車場につきましては、平成29年度は駅西側の第1無料駐車場を舗装整備の上、隣接する西第1有料駐車場と一体化する整備を実施し、良好な管理運営とさらなる利便性の向上に努めてまいります。  子育て世帯のUIJターン者に対する住宅取得補助や高齢者向け優良賃貸住宅の家賃補助を実施、天下田アパート等市営住宅の環境改善を行います。  下水道整備につきましては、家屋が散在し、整備費用のかさむ下水道整備区域を縮小し、下水道整備区域外においては、浄化槽事業により整備を進め、市民のニーズと効率性のある個人設置型の整備手法を検討してまいります。  東和地域の光通信未整備地域である浮田や谷内地域の一部等のサービスエリア化を実現するためには、昨年光通信環境が整備された小山田地域において一定の普及率に達すること、浮田や谷内地域においても、多くの方々が光通信環境整備後、速やかにサービスへの加入を申し込む必要があると事業者からの説明を受けております。  また、内川目、外川目、田瀬地域につきましては、市が光通信環境を市の財源によって整備する方法のほか、モバイルWi−Fi等を活用して快適な情報通信環境を提供する2通りの方法が考えられますことから、費用対効果や地域の皆様の意向を検証しながら検討してまいります。  防災危機管理体制の強化につきましては、自主防災組織の活動内容や災害時の避難方法等を定めた自主防災組織活動ガイドラインを見直し、防災訓練を実施してまいります。また、昨年に引き続き、市内4地域において洪水や土砂災害などの災害特性に応じた防災訓練を実施いたします。  災害時に避難の支援を要する方につきましては、支援者や避難方法を定めた個別支援計画の策定を進めており、これに基づき、避難支援の訓練の実施を進めてまいります。また、市内の社会福祉法人等と福祉避難所の設置運営に関する協定の締結を進めており、今後は、ほかの法人とも順次協定の締結を進めるとともに、花巻地区タクシー協同組合と福祉避難所への輸送に係る協定の締結など、災害時に支援を要する住民が確実に避難できる体制を目指してまいります。  災害時の水や食料、毛布等の備蓄につきましては、平成28年度に見直しを行い、備蓄物資の種類や数量をふやすなど、備蓄計画の大幅な見直しを行ったところであり、市の備蓄のほかに市内の事業者等と物資供給や物資輸送の協定の締結を進めてまいります。  国土交通省岩手河川事務所が昨年6月に公表した、北上川水系におけるおおむね1000年に1度程度の想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域や、新たに土砂災害警戒区域に指定された地域をハザードマップに掲載し、災害時に住民が確実に避難できるように周知いたします。  消防・救急体制につきましては、増加する消防需要に対し、救急救命士の育成に努め、救急隊員の処置拡大など救急業務の高度化推進へ取り組むとともに、花巻市消防団の体制強化のため、新規加入団員の確保対策を促進してまいります。  花巻市空家等対策計画により、空き家の適切な管理と再利用や空き家バンクの活用の促進、周辺に危険を及ぼす空き家等に対し、指導・助言、勧告等を含む措置を進めてまいります。  高齢運転者の交通事故防止を図るため、運転免許証を自主返納した市内在住の満65歳以上の市民に対し、バス及びタクシーの利用料金の一部を助成する支援制度を創設いたします。  多様な福祉課題の解決及びひとり暮らし高齢者や高齢者世帯等の日常における見守り、訪問相談活動等を推進するため、地域福祉訪問相談員を2名増員して10名配置し、民生委員児童委員自主防災組織及び民間事業者等と連携した地域支え合いの仕組みづくりを構築してまいります。  第6期花巻市介護保険事業計画に沿って、地域密着型サービス基盤の整備を着実に進めるほか、介護予防・日常生活支援総合事業により、地域包括ケアシステムの構築を目指してまいります。  国が定める第5期障害福祉計画の基本方針に即して、障がい福祉サービスの提供体制の確保、相談支援及び地域生活支援事業の円滑な実施について、平成30年度から3年間を計画期間とする第5期花巻市障がい福祉計画及び花巻市障がい児福祉計画を策定いたします。障がい者の重度化・高齢化、親亡き後を見据えた居住支援の体制整備に向けて、花巻市地域自立支援協議会と連携し、検討してまいります。  妊娠期から子育て期にわたるまでの母子保健や育児に関するさまざまな悩みに円滑に対応するため、平成29年度より新たに相談支援員を配置するとともに、退院直後の母子に対して心身のケア等を行う産前・産後ケア事業を市内助産院に業務委託し、切れ目のない支援体制を構築してまいります。産後鬱予防や新生児への虐待予防等を図るため、産婦健康診査を実施してまいります。また、妊娠前から出産・育児までを継続して支援をしていくため、妊娠前相談を行ってまいります。乳幼児の保護者及び妊産婦の経済的負担を軽減し、健康づくりに資するため、医療費の助成を継続してまいります。  幼児・小学生の保護者、18歳までの心身障がい児の保護者及びひとり親家庭の経済的負担を軽減し、安心して子育てができる環境づくりに資するため、医療費の助成を継続するとともに、中学生を対象とした医療費助成を検討してまいります。  また、新たに病後児保育の実施に取り組むほか、保育施設等利用相談窓口の機能強化を図るなど、地域子ども・子育て支援事業の着実な推進を図ってまいります。  待機児童解消に向けては、今までの施策の見直しをしてまいります。さらに、子供の発達に係る相談や早期療育の場であるこども発達相談センターの改築に取り組んでまいります。  公立保育園の運営につきましては、平成27年度に策定した公立保育園再編指針に基づく第1期実施計画により実施いたしました民営化の検証を行うとともに、第2期実施計画を策定し、再編を進めてまいります。  学力の調査結果を見ると、花巻市の児童生徒の学力は、全体的に改善傾向にありますが、花巻市学力向上アクションプランに基づき、はなまき授業サポーターや中学サポーターを活用した少人数指導の充実やPDCAサイクルによる各校の組織的な取り組み、教員研修による授業改善の推進等に取り組むとともに、新たに学力向上支援員の配置や、中学生が受験する英語検定の受験料の負担を市が行い、より一層、児童生徒の確かな学力の向上に努めてまいります。  また、教職員に対しては、メンタルヘルスチェックや長時間労働者への医師による面接指導を行うなど、教職員の健康保持のための取り組みを推進してまいります。  いじめ問題につきましては、平成26年度のいじめ認知件数が20件であったのに対して、平成27年度は96件に増加し、平成28年度は、1月末時点で147件の認知が報告されております。このように、認知件数が大幅に増加したのは、いじめ案件が増加したというよりも、教員研修を充実させた結果、いじめの早期発見についての理解が深まり、また、教育委員会と学校の情報共有が進んだためであると考えております。  今後も引き続き、花巻市いじめ防止等のための基本的な方針に基づき、いじめを許さない機運の醸成と早期解決に向けた取り組みを継続してまいります。
     また、平成28年度から実施したことばの巡回指導を継続してまいります。  不登校の対策として、教育相談員、適応指導教室、生徒支援員が学校・家庭と連携し、関係機関と協力しながら解決に向けた取り組みを継続してまいります。教育の姿について、市民との対話を深めていくことが必要不可欠でありますことから、昨年度設置した保育教育環境検討会議の議論とあわせ、本年度から実施している市民ワークショップを継続して開催し、将来を見据えた教育のあるべき姿の構築に取り組んでまいります。  また、学校施設の現状と将来を見据えた改修の手法や実施時期、見込まれる費用等をまとめた施設カルテの作成を進めるとともに、湯口中学校及び大迫中学校の全面改築を継続してまいります。  学校給食につきましては、将来においても安全で安心な学校給食を安定的に供給していくため、学校給食施設基本方針を策定いたします。  生涯学習につきましては、市民のニーズに合った生涯学習機会を提供するため、各種事業を開催してまいります。また、各コミュニティ会議が実施する生涯学習事業につきましては、地域の状況を踏まえ、事業の企画運営を支援してまいります。  老朽化が著しい花巻図書館につきましては、関係者や市民の皆様の意見を伺いながら、平成29年度は、立地を含めた具体的な計画の構築を進めてまいります。  国際姉妹・友好都市との交流につきましては、各都市の青少年や市民等との相互交流を行っており、昨年10月にはアメリカ合衆国バーモント州ラットランド市と花巻市との姉妹都市連携30周年記念式典に出席するため、市民の皆様とともにラットランド州を訪問しました。記念式典でのラットランド前市長の挨拶では、石鳥谷先人に対する深い思いをおっしゃっていただきました。今後も、国際姉妹・友好都市と交流を進めてまいります。  スポーツの振興につきましては、6月に花巻市総合体育館で開催される第5回東アジアU−22ハンドボール選手権を初めとする大規模スポーツ大会の開催や、快適な利用環境を提供するための田瀬湖ボート場の艇庫改修などスポーツ施設の環境整備による合宿誘致、さらには、ラグビーワールドカップ釜石開催に関する実行委員会に私も参加し、釜石開催を積極的に支援するなど、スポーツツーリズムを引き続き推進することにより、市民のスポーツへの関心が高まるよう取り組んでまいります。  宮沢賢治生誕120年に当たる昨年、記念事業の一環として実施いたしました童話村のライトアップは、賢治作品の幻想的な世界観を表現しているイベントとして、市内外から大変好評をいただきましたことから、ライトアップに必要なオブジェ類を買い取り、イーハトーブフェスティバルとともに、平成29年度も継続して開催いたします。  花巻城跡につきましては、平成27年度に設置いたしました花巻城跡調査保存検討委員会の意見を伺いながら、二之丸南御蔵付近の内容確認調査を継続して実施いたしますとともに、今後の保存と活用方策を検討してまいります。  昨年、早池峰神楽の国指定40周年を記念して、10年ぶりとなる全国神楽大会を昨年9月に大迫町で開催し、また、天皇皇后両陛下に早池峰神楽の「天照五穀」を鑑賞していただくなど、花巻市の民俗芸能にとり、昨年は記念すべき年となりました。平成29年度は、市指定文化財である熊谷家のカヤぶき屋根改修工事を行い、改修した古民家を利用した新たな民俗芸能の伝承の方策も検討してまいります。  移住希望者に、花巻市を移住先として認識していただくため、花巻市と市民や移住希望者等がサイトを共有し交流できる双方向参加型サイトを開設し、花巻市の魅力を発信するほか、市民参加型のワークショップ等を開催し、花巻市の魅力を市民の皆様と共有化し、発信する花巻市のシティープロモーションを本格化させてまいりますとともに、大学生等のUIJターンを促すため、市内企業で長期間就業体験を行う実践型インターンシップを実施いたします。  地域おこし協力隊につきましては、地域住民の方々と連携を図りながら、まちづくり支援等の活動に取り組んでおります。隊員の皆様に定住していただけるよう、将来の生活を見据え、引き続き支援に努めてまいりますとともに、各隊員の活動を引き継ぐための後任者や、新たなテーマでの地域おこし協力隊員の導入が必要な場合の対応について検討してまいります。  今年度は、コミュニティ会議が中心となり、市内4地区において、市民参加型のワークショップを開催しましたが、コミュニティ会議の活動が知られていない、若い方々を含めた担い手が十分ではないなどの課題が明らかになりましたので、引き続き市民参加型ワークショップを開催し、地域の皆様とともに方向性を見出してまいります。  第2次花巻市男女共同参画基本計画に基づき、カジ(家事)メン講座などを含めた男女共同参画学習講座を開催するほか、市役所内においても男性職員の育児休業取得への理解を促進するための研修を行うなど、今後も継続して男女共同参画の一層の推進に取り組んでまいります。  イーハトーブ花巻応援寄附金につきましては、平成28年度は全国から約1億5,000万円の寄附をいただきました。今後も、市内の物産等を広く発信するという観点から、必要に応じ記念品の拡充を図り、いただいた寄附金をより有効に活用するための事業の創出に努めてまいります。  大迫、石鳥谷、東和の各地域における施策について、既に申し上げているところでもございますが、再度申し上げます。  まず、大迫地域につきましては、次の3点について申し上げます。  1点目は、ブドウ産業の振興であります。  市を初めとする関係機関で構成された大迫地域ぶどう産業振興協議会が実施するブドウ生産・ワイン原材料の拡充のため、ブドウ農家の減少対策や新規就農支援などに一体的に取り組んでまいります。  2点目は、公共交通の確保であります。  鉄道路線のない大迫地域は、他地域との基幹バス路線の存続を前提に、地域内の路線バスが廃止される場合には、利用しやすい予約応答型乗り合い交通の導入について検討してまいります。  3点目は、県立大迫高等学校の存続であります。  生徒の確保に向けて、関係機関・地域との連携により、大迫地域外からの通学者に対する通学費補助、オーストリア・ベルンドルフ市への派遣交流の実施に加え、早池峰山の保全、ブドウ栽培、大迫高校神楽などの地域資源や特色を生かした活動等を継続して行うとともに、高校の魅力をさらに向上する対策の見直しを行ってまいります。  石鳥谷地域につきましては、次の2点について申し上げます。  1点目は、道の駅の整備であります。  南部杜氏の里として特色のある道の駅石鳥谷の施設再編につきましては、これまで施設関係者や石鳥谷地域の市民の皆様と懇談してきたところであり、今後は、駐車場の再整備と南部杜氏伝承館のリニューアルを進めてまいります。  2点目は、JR石鳥谷駅前の駐車場の整備であります。  利用者等の利便性を高めるため、平成29年度一般会計予算案に、JR石鳥谷駅前駐車場整備に係る経費を計上しており、駅を利用される皆様が安心して駐車できる場所を確保し、より利用しやすい環境を平成29年度に整備いたします。  東和地域につきましては、次の2点について申し上げます。  1点目は、商店街のにぎわいづくり支援であります。  土沢商店街の「アートがみえるまち土澤」をテーマとしたイベントや、東和温泉前の西洋風モデルガーデンで行われますガーデニングのイベントを支援してまいります。  2点目は、振興センターの施設整備であります。  休止している東和コミュニティセンターについて、既存施設の解体及び基本設計等、施設整備に向けて着手してまいります。  平成29年4月から、新地方公会計制度への対応、行財政運営全般の適正化、効率化及び職員の財務分析能力の向上を図るため、新たに特定任期付職員として、公認会計士を採用いたします。  また、職員の資質向上のため、国や県との人事交流や派遣を行うこととし、国につきましては、農林水産省、環境省、経済産業省東北経済産業局国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所に、県につきましては、東京事務所、商工労働観光部ものづくり自動車産業振興室、滞納整理機構に各1名を派遣いたします。  なお、農林水産省経済産業省東北経済産業局及び国土交通省東北地方整備局の職員が各1名、人事交流により花巻市で勤務の予定です。  また、一般財団法人自治体国際化協会に1名派遣いたします。この職員は、1年間、同協会東京本部で勤務後、平成30年度から2年間、ニューヨーク事務所で勤務の予定です。  東日本大震災及び昨年の台風第10号の被災市町村に対する派遣につきましては、平成29年度は、岩手県市長会からの要請を受け、7名の職員を1年間、被災市町村に派遣することとしております。  以上、私の平成29年度市政運営の方針と主要施策について申し述べさせていただきました。  市民、議員の皆様の意見をいただきながら全力を尽くすことをお約束して、私の所信表明といたします。ありがとうございました。 ○議長(小原雅道君) 以上で、市長施政方針の演述を終わります。  ここで、11時25分まで休憩いたします。      午前11時12分 休憩      午前11時25分 再開 ○議長(小原雅道君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(小原雅道君) 日程第4、教育委員会委員長演述を行います。  照井教育委員会委員長。     (教育委員会委員長登壇) ◎教育委員会委員長(照井善耕君) 平成29年第1回花巻市議会定例会に当たり、教育委員会の主要な施策について御説明申し上げ、御理解を賜りたいと存じます。  本市の教育の振興につきましては、議員各位を初め、学校、家庭、地域の方々など多くの関係者と市民皆様の御理解、御協力によりまして、子供たちの健やかな成長が図られてまいりましたことに、心から感謝を申し上げます。  本市の未来を担う子供たちを心身ともにたくましく育てることが教育委員会の役割であるとの認識のもと、諸施策を積極的に展開することとしており、以下、平成29年度施策の概要について申し上げます。  子育て支援の充実につきましては、誰もが生まれたときから人として尊重され、生きる喜びを感じながら成長していくことができるよう、社会全体で子供の健やかな成長を支えるため、乳幼児期を対象に策定した花巻市就学前教育プログラムに基づく就学前教育推進計画を推進してまいります。本計画の取り組みにより、家庭での基本的生活習慣の習得や保育園、幼稚園、認定こども園などにおける良質な保育・教育の提供、さらに、地域の教育力を活用した子育て支援を通し、元気な子ども、やさしい子ども、考える子どもの育成を目指してまいります。特に、家庭の教育力向上につきましては、心身共に元気で楽しく遊ぶことができる子供の育成を重点目標として、家庭や保育園、幼稚園、認定こども園、小学校、さらに地域が連携した取り組みのほか、子育てに関する時勢を捉えた内容による子育て講演会の開催、子供とのかかわり方を紹介する広報紙の配布などにより、子育て世帯や地域へ情報を発信してまいります。  また、これまで取り組んでまいりましたニコニコせんせい体験は、保護者等が保育士体験をすることにより、発達段階における遊びがその後の成長にとって重要な意味があることを理解する機会となっておりますことから、継続して実施するとともに、参加者の拡充を図ってまいります。  さらに、家族でのニコニコチャレンジの取り組みにより、心身ともに健全な子供の基礎となる基本的生活習慣の定着を図ってまいります。  就学前教育の充実に当たっては、保育園、幼稚園、認定こども園、小学校が連携し、学びの連続性を考慮した保育・教育の充実をさらに推進してまいります。集団生活を通して人とかかわる力や豊かな感性を培う保育園等の利用については、保護者の経済的負担を軽減するため、国における保育料の段階的無償化への対応や幼稚園への就園奨励を実施するとともに、小学生以下を第1子とする第3子以降保育料の一部または全部の助成事業に継続して取り組んでまいります。  また、保育・教育の質を高めるため、はなまき幼保一体研修事業を実施し、遊びを通して体力、運動能力の向上を図るニコニコ元気っ子研修や食育を含めた各種担当者研修のほか、法人立保育所等を含めた公開保育などを実施してまいります。  さらに、発達相談や親子教室を実施しているこども発達相談センターについては、運営体制を強化するとともに、老朽化が進む施設の改築を進めてまいりますほか、言葉の発達におくれの見られる幼児については、言語検査や相談による早期発見を行い、幼児ことばの教室への指導につなぐなど、特別な支援を要する幼児への支援についても引き続き取り組んでまいります。  次に、学校教育の充実について申し上げます。  平成28年度における本市の児童生徒の状況を見ますと、スポーツや文化活動での活躍、学力面での着実な向上等の成果が見られました。また、いじめ問題や不登校児童生徒に対する対応については、教育委員会と学校との連携のもと、学校内に複数の教職員や関係者により構成されるいじめ防止等の組織体制を構築するなどの改善がされてまいりました。  一方、保護者との相互理解の構築による強固な信頼関係づくりや学力の確かな定着と向上等の改善すべき課題もありますことから、各種事業の充実を図り、これらの課題解決に取り組むとともに、児童生徒の健全育成に努めてまいります。  さらに、新学習指導要領への対応につきましては、小学校、平成32年度、中学校、平成33年度からの完全実施に向けて着実に移行を図ってまいります。  また、東日本大震災の発災から6年目を迎え、記憶の風化が懸念されてきている現状を踏まえ、いわての復興教育を各学校の教育活動に位置づけ、郷土を愛し、その復興・発展を支える人材を育成する教育に引き続き取り組んでまいります。  学力の向上につきましては、花巻市学力向上アクションプランに基づき、はなまき授業サポーターや中学サポーターを活用した少人数指導の充実や、PDCAサイクルによる各校の組織的な取り組み、教員研修による授業改善の推進等の取り組みを継続してまいります。また、新たに学力調査結果の分析に基づいて各校の取り組みを支援する学力向上支援員を配置するとともに、中学生の英語学習に対する動機づけとして、英語検定の受験料を市が負担することで、より多くの中学生が英語検定に取り組める環境を整備することなどを通じて、より一層、児童生徒の確かな学力の向上に努めてまいります。  体力の向上につきましては、特に小学生について、運動への関心はあるものの、基礎体力がやや低い水準にありますことから、体力向上実践推進事業を継続し、基礎運動を楽しいと感じ、遊びの延長として運動に取り組むことができる子供を育成してまいります。  豊かな人間性の育成につきましては、中学生が地域社会の一員として積極的に地域とかかわりを持つことで、自己有用感やまちづくりに参画する意識を醸成していくため、生徒会ボランティア活動支援事業を継続し、生徒会が自主的に計画、実行する社会貢献活動を支援してまいります。また、地域体験型学習事業を継続し、市内を学習の場とするさまざまな体験活動や本市にゆかりのある方々を講師とした学習会を通して、豊かな人間性とふるさとを愛する心を育み、児童生徒のみずから学び、みずから考える力を育成します。  いじめ問題につきましては、いじめは全ての児童生徒・全ての学級・全ての学校で起こり得るとの認識に立ち、花巻市いじめ防止等のための基本的な方針に基づき、いじめ防止を考える日など各校の児童生徒が主体となった取り組みや、校内の実効的な組織体制づくりを推進してまいります。また、花巻市いじめ問題対策連絡協議会による各関係機関との連携強化を図るほか、市のホームページや広報等でいじめ問題に係る取り組みを周知し、いじめを許さない機運の醸成と早期解決に向けた取り組みを徹底してまいります。  特別支援教育につきましては、特別な教育的支援を必要としている児童生徒に対し、ふれあい共育推進員を配置して、よりきめ細やかな支援を実現するとともに、担当教員や保護者に対しては、教育相談員による巡回相談などの支援体制を維持し、特別支援教育の充実に努めてまいります。  また、ことばの教室設置校以外の学校に在籍する児童が、設置校に移動することなく在籍校でことばの指導を受けることができるよう、平成28年度に配置したことばの教室巡回指導員による指導を継続してまいります。  学校適応支援につきましては、生徒支援員によるサポート体制の強化や教育相談員による専門的な相談を実施するとともに、適応指導教室での指導を通して、学校の対応だけでは解決が困難な児童生徒に直接的な支援を行い、保護者の理解と協力を得ながら不登校等の解消を図ってまいります。  地域に開かれた学校づくりにつきましては、学校、家庭及び地域住民等がそれぞれの役割と責任を自覚しつつ、地域全体で教育に取り組む体制づくりを構築するため、学校と地域をつなぐ地域コーディネーターを中心とした学校地域連携事業を実施するほか、学校評議員制度の充実や教育振興運動推進協議会及び花巻市PTA連合会と連携した教育活動を推進し、チーム学校の構築を進めてまいります。  小学校と中学校の連携につきましては、義務教育9年間の見通しの中で、児童生徒の生きる力を育むことができるよう、小中連携強化事業を実施し、小中学校の教育課程の円滑な接続や中1ギャップの解消を図るなど、小中連携教育の充実に努めてまいります。  児童生徒の安全の確保につきましては、警察署や道路管理者等と連携して通学路の安全対策を図るとともに、スクールガードやPTA、地域住民の協力を得ながら登下校時の見守りを実施するなど、安全指導体制の強化に努めます。  また、危険を予測し、危険を回避する行動ができる児童生徒の育成を狙いとした安全教育の一層の充実を図ってまいります。  教育環境の充実につきましては、児童生徒の安全確保と快適な教育環境を創出するため、学校施設の劣化状況や学校施設を取り巻く環境を総合的に把握した上で、将来を見据えた改修の手法や実施時期、見込まれる費用等をまとめた施設カルテを作成し、計画的に維持管理等を進めるとともに、湯口中学校屋内運動場及び大迫中学校校舎棟、屋内運動場の改築を継続してまいります。  また、少子化により児童生徒数の減少が続く中、活力ある教育環境を維持し、発達段階に応じた学びの場を提供していくためには、保護者や地域等のかかわりを含めた教育の姿について市民との対話を深めていくことが必要不可欠でありますことから、昨年度設置した保育教育環境検討会議の議論とあわせ、本年度から実施している市民ワークショップを継続し、将来を見据えた教育環境のあるべき姿の構築に取り組んでまいります。  学校給食につきましては、学校給食施設及び設備の老朽化が著しいなど、さまざまな課題を抱えておりますことから、今後においても、安全で安心な学校給食を安定して供給していくため、学校給食施設基本方針を策定いたします。また、食育指導の充実と衛生管理の向上を図るため、2学期から稼働開始に向けて、(仮称)大迫地区学校給食センターの建設を進めてまいりますほか、小中学校課内に新たに学校給食管理室を設置し、給食に関する業務を教育委員会事務局が一括して担うことで、給食センター設置校の教職員の業務を軽減し、栄養教諭による食育の充実を図ってまいります。  奨学金につきましては、経済的理由により就学困難な学生が進学等で希望する学習を継続することができるよう見直しを行ったほか、本市の奨学金を利用していた方が市内法人立保育園の保育士として勤務していた場合や、市内大学を卒業後に市内に居住した場合に返還金の半額を補助する2つの補助金制度の実施を継続してまいります。  さらに、平成29年度新規貸与分から、就学に向けた支援が必要な方への奨学金貸与と、卒業後に市内に居住することを条件とした奨学金返還免除の制度を新設したところであり、今後においても、ニーズにあわせた魅力ある制度運用を実施してまいります。  次に、文化財の保護と活用についてであります。  市内には、有形・無形の国指定重要文化財を初め、県指定や市指定の貴重な文化財が数多く存在しておりますことから、これら郷土の遺産を次世代に継承していくため、各種セミナーの開催や標柱、解説版の設置により、広く市民の皆様に紹介し、文化財の理解促進に努めてまいります。  市指定文化財熊谷家につきましては、カヤぶき屋根の改修整備を行うほか、国指定天然記念物花輪堤ハナショウブ群落の生育環境整備調査など、文化財の保護について適切に対応してまいります。  花巻城につきましては、花巻城跡調査保存検討委員会の御意見を伺いながら、平成28年度より実施している二之丸南御蔵付近の内容確認調査を引き続き行いますとともに、今後の保存と活用方策を検討してまいります。  民俗芸能につきましては、伝承芸能団体の活動の活性化と長年にわたり継承された崇高なわざを広く紹介するため、郷土芸能鑑賞会や青少年郷土芸能フェスティバル等を開催し、発表の場や鑑賞の機会を提供いたします。また、市内伝承芸能団体の活動状況調査を行い、各団体の活動状況を把握し、保存伝承に関し適切な支援を行ってまいりますとともに、国の事業である記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財石鳩岡神楽・土沢神楽調査事業を着実に進めてまいります。  博物館の運営につきましては、地域文化に根差した各施設の特色を生かしながら、調査研究及び資料収集・展示を行うとともに、市民の生涯学習施設として親しみを持ち、身近な場所ですぐれた芸術文化に触れることができる博物館として、生涯学習及び学校教育の支援に努めてまいります。  展示活動事業の特別展につきましては、本年が多田等観没後50年に当たりますことから、京都市にある龍谷大学龍谷ミュージアムや秋田県立博物館等の御協力を得ながら、記念企画展を開催いたします。  教育普及活動事業につきましては、博学連携によります小中学校の見学受け入れや出前授業を実施いたしますとともに、体験学習や博物館講座を開催し、学習活動の支援に努めてまいります。  また、昨年9月に岩手県指定有形文化財に指定されました盛岡藩北家御次留書帳につきましては、迅速な解読作業に努めるほか、休館中となっております東和ふるさと歴史資料館の資料の活用方法について検討を進めてまいります。  以上、教育委員会の施策の概要について申し上げましたが、平成29年度末の新教育委員会制度への移行とあわせ、今後とも開かれた教育行政をより一層推進し、本市の教育がより豊かに充実、発展するよう、これらの施策を着実に実施してまいりたいと存じます。  議員の皆様並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) 以上で、教育委員会委員長演述を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第5、行政報告を行います。  上田市長。     (市長登壇) ◎市長(上田東一君) 行政報告を申し上げます。  初めに、台北マラソンへの参加について御報告いたします。  昨年の12月16、17、18日、台北マラソンに行ってまいりました。これは、昨年4月24日に行われた第4回イーハトーブハーフマラソン大会に台北マラソンの選手1名と台北市体育局の方に来ていただいた御礼と、第4回イーハトーブハーフマラソン大会の男女優秀選手各1名と抽せんによる選手2名、計4名がランナーとして台北マラソンに参加するということもあり、台北市体育局長の招待に応じ、行ってきたものでございます。  16日に開催された台北市主催の招待選手歓迎レセプションには、当市のほかに上海市、静岡市、松山市などの代表及び招待選手等約100人が出席し、大歓迎を受けました。歓迎レセプションの席上、上海市体育局長とは、ぜひ上海マラソンに来てほしいとの話もいただくなど、いろいろなお話をさせていただきました。上海市には、約150万人のスキー人口があり、日本のスキー場に注目しているとのことでしたので、私が、レセプションの席上、スピーチを行った際には、岩手県には非常によいスキー場があることを台北市や上海市の方々にお話をさせていただきました。  17日には、台北市体育局を訪問し、体育局副局長等と今後の台北市と当市の交流について懇談いたしました。  18日のマラソン当日は、ハーフマラソンとフルマラソンのスターターを台北市長や台北市ナンバー2の秘書長、台北市体育局長、上海市体育局長など、各都市代表の方々とともに務めさせていただきました。
     次に、災害発生時における福祉避難所の設置運営に関する協定の締結についてであります。  災害発生時、指定緊急避難所では、避難生活を送ることが困難な高齢者や障がい者、妊産婦、乳幼児等を受け入れるために特別な配慮がなされた福祉避難所の設置及び運営について、社会福祉施設等を運営する市内の社会福祉法人と協定の締結に向けた協議を進めてまいりました。平成28年12月22日の社会福祉法人光林会との締結を初め、平成29年2月1日に社会福祉法人松園福祉会、2月3日に社会福祉法人大谷会、2月10日に社会福祉法人石鳥谷会、2月27日に社会福祉法人大迫桐寿会とそれぞれ協定を締結し、平成29年2月28日現在における協定は5法人、対象となる施設は8施設になりました。今後も、順次、市内の社会福祉法人との協定の締結を進めてまいります。  次に、国の地方創生拠点整備交付金の採択についてであります。  平成28年度の国の第2次補正予算に計上された地方創生拠点整備交付金に、当市から申請しておりました、新しい人の流れをつくる拠点賃貸工場整備事業が採択されました。交付の対象及び交付額については、施設の利活用方策が明確であり、それにより十分な地方創生への波及効果の発現を期待できる施設整備に対し、補助率2分の1として、都道府県の場合には国費ベース12億5,000万円、事業費ベースでは25億円程度、市町村の場合には、国費ベースで6,000万円程度、事業費ベースで1億2,000万円程度を交付するとされていたものでございます。  去る2月3日、内閣府地方創生推進事務局より、地方創生拠点整備交付金の交付対象事業の決定について公表され、本市で申請しておりました事業につきましては、申請どおりの国費ベースで9,467万3,000円、事業費ベースでは1億8,934万6,000円と基準を上回る金額で採択されたものでございます。  本決定を受け、賃貸工場整備に係る交付金の交付対象となる工事費などのほか、交付対象外経費である土地購入費などを含めた平成28年度一般会計補正予算案を本定例会に提出いたしております。  なお、本事業につきましては、平成29年度に繰り越しし、賃貸工場の完成は平成30年3月を予定しております。  次に、第5回東アジアU−22ハンドボール選手権の開催についてであります。  先ほどもお話ししましたが、この大会は、昨年行われた希望郷いわて国体のレガシー大会として、また、花巻初の国際大会として誘致できた大会であり、東アジアハンドボール連盟が主催し、公益財団法人日本ハンドボール協会、岩手県ハンドボール協会、当花巻市が共催・主管し、岩手県等の御後援、御協力を得て開催する大会であります。  試合の開催日は、本年6月27日火曜日から7月2日日曜日の6日間の予定であります。選手団全体で最大約200名、さらには審判員等の役員についても、大会期間中、花巻市のホテルに宿泊することとなっております。  当市といたしましては、希望郷いわて国体同様、市内小中学校の学校観戦を予定しており、大会の盛り上げを図ってまいりたいと考えております。  また、ウエルカムパーティーの開催や郷土芸能の披露、各国言語の観光パンフレットの配布など、おもてなしを実施する予定であります。  次に、台風10号における被災地への市職員派遣についてであります。  本市では、岩手県市長会からの派遣要請を受け、平成28年12月以降、台風第10号による被災地である岩泉町及び久慈市へ市職員を延べ17名派遣いたしました。平成28年8月31日から平成29年2月末日まで、延べ153名の市職員を派遣いたしました。  次に、旧県立花巻厚生病院跡地の土地取得についてであります。  岩手県医療局が所有する旧県立花巻厚生病院跡地の土地の取得に関しましては、去る2月17日に岩手県と花巻市の間で締結した不動産売買の仮契約が2月20日の花巻市議会臨時会において、財産(土地)の取得に関し議決を求めることについての議案を議決いただきました。当該地は、総合花巻病院の移転新築整備基本構想に基づく病院や看護学校等の移転予定地となっており、今回の土地取得につきましては、総合花巻病院の旧県立花巻厚生病院跡地への移転整備事業の第一歩となる大事な土地の取得であったと認識しております。  今後におきましては、市が所有する赤線・青線を加え、総合花巻病院へ譲渡したいと考えております。この土地の処分の議案を6月定例会に提案させていただきたいと考えております。  なお、2月20日に議決いただきました債務負担行為に基づき、平成31年までに総額19億7,500万円を上限として補助する市の財政支援に関する項目を初め、土地の譲渡に関する項目などを含む総合花巻病院の移転整備に関する協定につきましては、来週3月6日月曜日に締結式を行うこととしており、総合花巻病院の移転事業が本格的に始動いたします。  次に、花巻市が実施する災害公営住宅整備事業についてであります。  本市では、平成27年10月より岩手県と協議を開始してきたところでありますが、花巻市立地適正化計画に定める居住誘導区域内かつ都市機能誘導区域内において住宅整備を行うことが、入居される沿岸被災者の生活環境としての利便性を確保できること、また、同時に当市の都市政策にも合致すると判断し、当市が事業主体となり、災害公営住宅整備事業に取り組むこととしたものであります。  整備内容としては、整備区域を上町、仲町の民有地として25戸の住宅、そして花巻市単独事業として、店舗誘致と地域優良賃貸住宅などの公営住宅の整備をあわせて計画してまいります。  なお、災害公営住宅の整備戸数につきましては、先日行われました仮入居申し込みへの応募者が25戸を上回っていることから、復興庁並びに岩手県と調整を行い、最終的な戸数を決定していく予定であります。  災害公営住宅整備事業は、復興庁が配分する国土交通省所管の国庫補助事業であり、復興庁並びに岩手県との協議に基づき、段階的に申請を行っており、現況測量調査、用地測量調査、基本設計業務等の調査費用については、昨年12月1日に内示をいただき、また、用地取得費並びに実施設計費用については、本年2月28日に内示を受理しております。建築工事費用につきましては、引き続き復興庁並びに岩手県との協議に基づき、申請を行っていく予定です。  次に、本市と独立行政法人都市再生機構との包括的な連携協力によるまちづくりの推進に関する基本協定書の締結についてであります。  本市と独立行政法人都市再生機構との包括的な連携協定によるまちづくりの推進に関する基本協定を2月28日付で締結いたしました。この協定は、本市と独立行政法人都市再生機構がまちづくりに係る情報を共有し包括的に連携協力することで、持続可能な都市構造への転換、人口減社会の到来やグローバル化の進行等の課題に効果的かつ的確に対応し、本市の都市経営方針であるコンパクトプラスネットワークの実現に向けた取り組みの推進を図ることを目的としています。  なお、今回の独立行政法人都市再生機構との協定締結は、立地適正化計画の公表自治体としては全国初となります。これにつきましては、国土交通省からも高い評価をいただいているところであります。  協定による連携の内容としては、立地適正化計画に係るまちづくり全般に関すること、公共公益施設機能の再編・整備に関すること、まちづくりの推進に係る技術支援及び必要な情報交換に関することなどを定めており、具体的には、今後計画している図書館移転事業など、花巻市におけるまちづくりに関して独立行政法人都市再生機構が有するネットワークとノウハウを最大限に活用しつつ、相互に連携して取り組んでいくこととしております。  本協定の締結により、平成29年度より具体的な計画づくりに着手する図書館移転事業等について、より専門的な知見やネットワークを活用できること、さらに国土交通省等の関連機関とのより緊密な連携が図られることとなり、当市が進めるコンパクトプラスネットワークの実現に向けた各種事業の進展について、力強い支えとなることを期待するものであります。  以上で、行政報告を終わります。 ○議長(小原雅道君) 以上で、行政報告を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第6、議案第4号花巻市鉛辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについてから日程第24、議案第22号平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第2号)まで及び日程第32、議案第30号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてから日程第33、議案第31号萬鉄五郎記念美術館における物損事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し議決を求めることについてまでの21件を一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 本日提案いたしました各議案について御説明申し上げます。  最初に、議案第4号花巻市鉛辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについてから議案第10号花巻市田瀬辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについてまでの7件につきましては、花巻市鉛辺地ほかそれぞれの辺地に係る総合整備計画を策定しようとするものであり、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第11号は、花巻市市税条例等の一部を改正する条例であります。  本条例は、地方税法地方税法施行令及び特定非営利活動促進法の一部改正に伴い、個人市民税、法人市民税及び軽自動車税について所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第12号は、花巻市手数料条例の一部を改正する条例であります。  本条例は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行及び建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第13号は、花巻市介護保険条例の一部を改正する条例であります。  本条例は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、平成29年度の介護保険の保険料率の特例を定めようとするものであります。  次に、議案第14号は、介護保険法等の改正に伴う関係条例の整備に関する条例であります。  本条例は、介護保険法等の一部改正に伴い、地域密着型通所介護及び指定療養通所介護について、事業の基本方針並びに人員、設備及び運営に関する基準を定めるとともに、所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第15号は、花巻市部設置条例の一部を改正する条例であります。  本条例は、地方創生に関連する人口減少対策や、地域再生等を統括するため、新たに地域振興部を設置するとともに、公園緑地等に関する分掌事務の見直しに伴い、所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第16号は、市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについてであります。  本議案は、新たに改良整備する路線や開発行為の完了に伴い移管を受けた路線等について、市道の路線の認定をするとともに、従前認定した市道を廃止するため、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第17号は、平成28年度花巻市一般会計補正予算(第6号)であります。  本補正予算は、決算見込みに基づく過不足額の整理及び国の補正予算等に係る歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正であります。歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億8,518万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ523億314万4,000円とするものであります。  次に、議案第18号は、平成28年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)であります。  本補正予算は、決算見込みに基づく過不足額の整理に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,745万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ109億3,038万3,000円とするものであります。  次に、議案第19号は、平成28年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。  本補正予算は、決算見込みに基づく過不足額の整理に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,090万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億2,951万5,000円とするものであります。  次に、議案第20号は、平成28年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第4号)であります。  本補正予算は、決算見込みに基づく過不足額の整理に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億9,236万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ99億7,545万7,000円とするものであります。  次に、議案第21号は、平成28年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)であります。  本補正予算は、決算見込みに基づく過不足額の整理に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,800万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億3,256万3,000円とするものであります。  次に、議案第22号は、平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第2号)であります。  本補正予算は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額及び予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額をそれぞれ補正するものであります。  収益的収入につきましては、2,231万7,000円を減額し、総額を24億3,894万円とし、収益的支出につきましては、7,070万8,000円を減額し、総額を24億3,306万8,000円とするものであります。  また、資本的収入につきましては、1億8,614万7,000円を減額し、総額を16億3,541万8,000円とし、資本的支出につきましては、1億5,557万1,000円を減額し、総額を25億6,981万2,000円とするものであります。  なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する額9億3,439万4,000円は、当年度損益勘定留保資金等で補填するものであります。  次に、議案第30号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについては、人事案件であります。  最後に、議案第31号は、萬鉄五郎記念美術館における物損事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し議決を求めることについてであります。  本議案は、萬鉄五郎記念美術館における物損事故による損害賠償事件でありまして、損害賠償の額を定めること及びその和解について、地方自治法第96条第1項第12号及び同項第13号の規定により議会の議決を求めるものであります。  以上のとおりでありますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第6、議案第4号花巻市鉛辺地に係る総合整備計画の策定に関し議決を求めることについてから日程第24、議案第22号平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第2号)まで及び日程第32、議案第30号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてから日程第33、議案第31号萬鉄五郎記念美術館における物損事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し議決を求めることについてまでの21件につきましては、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、3月10日の本会議において審議することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第4号から議案第22号まで及び議案第30号から議案第31号までの21件については、委員会付託を省略し、3月10日の本会議において審議することに決しました。  なお、本定例会において、本日までに受理し、会議規則第134条第1項の規定により、所管の常任委員会に付託した請願は、お手元に配付してある文書表のとおりでありますので、報告いたします。 ○議長(小原雅道君) 日程第25、議案第23号平成29年度花巻市一般会計予算から日程第31、議案第29号平成29年度花巻市下水道事業会計予算までの7件を一括議題といたします。 ○議長(小原雅道君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第23号から議案第29号までの7件につきましては、提案理由の説明を省略し、議長を除く24人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第23号から議案第29号までの7件につきましては、提案理由の説明を省略し、議長を除く24人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ○議長(小原雅道君) お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長を除く議員全員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議長を除く議員全員を予算特別委員会の委員に選任することに決しました。 ○議長(小原雅道君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  本会議終了後、予算特別委員会の正副委員長互選のため、委員会を招集いたします。  なお、委員会は、この場において開きます。  本日はこれにて散会いたします。  御苦労さまでした。      午後0時17分 散会...