花巻市議会 > 2016-06-23 >
06月23日-05号

  • "総務費国庫補助金"(/)
ツイート シェア
  1. 花巻市議会 2016-06-23
    06月23日-05号


    取得元: 花巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-23
    平成28年  6月 定例会(第2回)平成28年6月23日(木)議事日程第5号平成28年6月23日(木) 午前10時開議 第1 議案第49号 平成27年度花巻市一般会計補正予算(第7号)の専決処分に関し承認を求めることについて 第2 議案第50号 平成27年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについて 第3 議案第51号 花巻市市税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて 第4 議案第52号 花巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて 第5 議案第53号 花巻市市税条例等の一部を改正する条例 第6 議案第54号 花巻市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例 第7 議案第55号 花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例 第8 議案第56号 大迫多目的広場条例の一部を改正する条例 第9 議案第57号 大迫農畜産物処理加工集出荷貯蔵施設条例の一部を改正する条例 第10 議案第58号 花巻市駐車場条例の一部を改正する条例 第11 議案第59号 花巻市定住促進住宅条例の一部を改正する条例 第12 議案第60号 花巻市公園条例の一部を改正する条例 第13 議案第61号 花巻市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例 第14 議案第62号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて 第15 議案第63号 財産(小型動力ポンプ付水槽車)の取得に関し議決を求めることについて 第16 議案第64号 平成28年度花巻市一般会計補正予算(第1号) 第17 議案第65号 平成28年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 第18 議案第66号 平成28年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第1号) 第19 議案第67号 平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第1号) 第20 議案第68号 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて 第21 報告第5号 平成27年度花巻市一般会計繰越明許費の繰越しについて 第22 報告第6号 平成27年度花巻市下水道事業特別会計繰越明許費の繰越しについて 第23 報告第7号 平成28年度及び平成27年度一般社団法人花巻農業振興公社の経営状況について 第24 報告第8号 平成28年度及び平成27年度株式会社東和町総合サービス公社の経営状況について 第25 報告第9号 平成28年度及び平成27年度株式会社とうわ地域資源開発公社の経営状況について 第26 報告第10号 平成28年度及び平成27年度株式会社土澤まちづくり会社の経営状況について 第27 報告第11号 市道熊野内野線太田橋橋梁上部工架設工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について 第28 報告第12号 市道上町成田線豊沢橋下部工(A1・P1・P2)工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について 第29 報告第13号 公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について 第30 報告第14号 市道胡四王一丁目環状線歩道上における傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について 第31 報告第15号 花巻市勤労青少年ホームにおける物損事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について本日の会議に付した事件 日程第1 議案第49号 平成27年度花巻市一般会計補正予算(第7号)の専決処分に関し承認を求めることについて 日程第2 議案第50号 平成27年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについて 日程第3 議案第51号 花巻市市税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて 日程第4 議案第52号 花巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて 日程第5 議案第53号 花巻市市税条例等の一部を改正する条例 日程第6 議案第54号 花巻市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第55号 花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例 日程第8 議案第56号 大迫多目的広場条例の一部を改正する条例 日程第9 議案第57号 大迫農畜産物処理加工集出荷貯蔵施設条例の一部を改正する条例 日程第10 議案第58号 花巻市駐車場条例の一部を改正する条例 日程第11 議案第59号 花巻市定住促進住宅条例の一部を改正する条例 日程第12 議案第60号 花巻市公園条例の一部を改正する条例 日程第13 議案第61号 花巻市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例 日程第14 議案第62号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて 日程第15 議案第63号 財産(小型動力ポンプ付水槽車)の取得に関し議決を求めることについて 日程第16 議案第64号 平成28年度花巻市一般会計補正予算(第1号) 日程第17 議案第65号 平成28年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第18 議案第66号 平成28年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第19 議案第67号 平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第20 議案第68号 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて 日程第21 報告第5号 平成27年度花巻市一般会計繰越明許費の繰越しについて 日程第22 報告第6号 平成27年度花巻市下水道事業特別会計繰越明許費の繰越しについて 日程第23 報告第7号 平成28年度及び平成27年度一般社団法人花巻農業振興公社の経営状況について 日程第24 報告第8号 平成28年度及び平成27年度株式会社東和町総合サービス公社の経営状況について 日程第25 報告第9号 平成28年度及び平成27年度株式会社とうわ地域資源開発公社の経営状況について 日程第26 報告第10号 平成28年度及び平成27年度株式会社土澤まちづくり会社の経営状況について 日程第27 報告第11号 市道熊野内野線太田橋橋梁上部工架設工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について 日程第28 報告第12号 市道上町成田線豊沢橋下部工(A1・P1・P2)工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について 日程第29 報告第13号 公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について 日程第30 報告第14号 市道胡四王一丁目環状線歩道上における傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について 日程第31 報告第15号 花巻市勤労青少年ホームにおける物損事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について出席議員(25名)   1番  菅原ゆかり君     2番  増子義久君   3番  照井省三君      4番  松田 昇君   5番  高橋 修君      6番  瀬川義光君   7番  内舘 桂君      8番  藤原 伸君   9番  藤井幸介君     10番  若柳良明君  11番  本舘憲一君     12番  藤井英子君  13番  小原雅道君     14番  大原 健君  15番  高橋 勤君     16番  伊藤源康君  17番  櫻井 肇君     18番  照井明子君  19番  阿部一男君     20番  近村晴男君  21番  高橋 浩君     22番  鎌田幸也君  23番  藤原晶幸君     24番  平賀 守君  25番  中村初彦君欠席議員  なし説明のため出席した者 市長        上田東一君   副市長       亀澤 健君 副市長       佐々木 忍君  教育委員会委員長  照井善耕君 教育長       佐藤 勝君   選挙管理委員会委員長職務代理者                             大原皓二君 農業委員会会長   伊藤繁弘君   監査委員      戸來喜美雄君 総合政策部長    八重樫和彦君  財務部長      佐々木俊幸君 農林部長      久保田泰輝君  商工観光部長    佐々木力弥君 市民生活部長    細川 祥君   建設部長      藤原忠雅君 健康福祉部長    熊谷嘉哉君   生涯学習部長    久保田廣美君 消防本部消防長   照井博美君   大迫総合支所長   藤原宏康君 石鳥谷総合支所長  藤原美宏君   東和総合支所長   菅谷一雄君 教育委員会教育部長 市村 律君   総務課長      布臺一郎君 財政課長      松田英基君職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長      久保田留美子  事務局次長     伊藤理恵 総務係長      大竹誠治    主任主査兼議事調査係長                             瀬川幾子     午前10時00分 開議 ○議長(小原雅道君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第5号をもって進めます。 ○議長(小原雅道君) 日程第1、議案第49号平成27年度花巻市一般会計補正予算(第7号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 議案第49号平成27年度花巻市一般会計補正予算(第7号)の専決処分に関し承認を求めることについてを御説明申し上げます。 本補正予算につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、本議会において承認を求めるものであります。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正及び地方債の補正の2つの事項から成っておりまして、本年3月下旬にかけて決定いたしました地方譲与税、各種交付金及び地方債に係る予算の整理が主な内容であります。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,846万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ509億2,040万7,000円とするものであります。 地方債の補正につきましては、起債額の決定により整理を行ったものであります。 以下、歳入歳出予算の補正につきましては、事項別明細書により御説明申し上げます。 12ページをお開き願います。 2、歳入、2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税から、18ページになりますけれども、11款1項交通安全対策特別交付金までにつきましては、それぞれ決定による増額あるいは減額であります。 14款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金5節地方創生加速化交付金1,835万6,000円の減は、地域課題解決型移住定住促進事業に対する国庫補助金の決定に伴う減額であります。 16款財産収入は説明を省略いたしまして、20ページをお開き願います。 17款1項寄附金、1目総務寄附金、2節まちづくり18万2,000円の減につきましては、イーハトーブ花巻応援寄附金の確定に伴う整理であり、3目教育寄附金、1節教育振興300万円、並びに4目商工寄附金、1節商工振興20万円は、県外のある企業2社からそれぞれ教育と産業の振興に活用願いたいとの申し出があり、採納したものであります。 18款1項1目繰入金、1節財政調整基金繰入金2億7,317万4,000円の減は、地方譲与税、各種交付金の決定に伴う基金からの繰り入れの減額であります。 3節まちづくり基金繰入金2,549万4,000円の減は、イーハトーブ花巻応援寄附金推進事業費等の整理に伴う基金からの繰り入れの減額であります。 20款諸収入、5項4目38節雑入213万3,000円につきましては、プレミアム商品券交付業務に係る余剰金であります。 22ページをお開き願います。 21款1項市債、1目総務債から8目教育債までにつきましては、それぞれ起債額が決定したことに伴い整理を行ったものでありまして、総額で1,440万円の減とするものであります。 次に、24ページをお開き願います。 3、歳出でありますが、財源振替につきましては説明を省略させていただきますので、御了承くださるようお願いいたします。 2款総務費、1項総務管理費、6目企画費3,669万4,000円の減は、管理運営費のうち、まちづくり基金積立金は、寄附金及びプレミアム商品券交付業務の余剰金を積み立てるほか、イーハトーブ花巻応援寄附金推進事業の確定並びに地域課題解決型移住定住促進事業国庫補助金決定に伴い減額するものであります。 28ページをお開き願います。 10款教育費、5項社会教育費、10目萬鉄五郎記念美術館費177万円の減は、萬鉄五郎に関する美術品の購入確定に伴う整理であります。 次に、7ページにお戻り願います。 第2表、地方債補正、変更であります。 歳入の21款市債で申し上げましたが、いずれも起債額の決定に伴う限度額の変更であります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第49号平成27年度花巻市一般会計補正予算(第7号)の専決処分に関し承認を求めることについてを原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり承認されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第2、議案第50号平成27年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 議案第50号平成27年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについてを御説明申し上げます。 本補正予算につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、本議会において承認を求めるものであります。 本補正予算は、保険料収入の増額に伴う後期高齢者医療広域連合納付金に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ350万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億8,906万4,000円とするものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 8ページをお開き願います。 2、歳入、1款1項後期高齢者医療保険料及び4款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料につきましては、それぞれ収入見込みによる増額であります。 10ページをお開き願います。 3、歳出、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金350万7,000円につきましては、保険料収入の増額に伴う納付金の追加であります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第50号平成27年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の専決処分に関し承認を求めることについてを原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第50号は原案のとおり承認されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第3、議案第51号花巻市市税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第51号花巻市市税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを御説明申し上げます。 本条例は、地方税法等の一部を改正する法律が平成28年3月31日に公布されたことに伴い、花巻市市税条例について所要の改正を行い、地方自治法第179条第1項の規定によりこれを報告し、本議会において承認を求めるものであります。 改正の内容について御説明いたします。 初めに、第1条の花巻市市税条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。 第18条の2は、行政不服審査法の改正に伴い文言の整理をするものであります。 第56条は、独立行政法人労働者健康福祉機構の名称を独立行政法人労働者健康安全機構に改めるとともに固定資産税の非課税範囲を規定するものであります。 第59条は、固定資産税の非課税の規定の適用を受けなくなった固定資産の所有者の追加をするものであります。 附則第10条の2及び附則第10条の3は、引用条項等所要の整理をしようとするものであります。 次に、第2条の花巻市市税条例の一部を改正する条例の一部改正でありますが、附則第5条は、文言の整理をするものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成28年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2条は、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第51号花巻市市税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり承認されました。
    ○議長(小原雅道君) 日程第4、議案第52号花巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第52号花巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを御説明申し上げます。 本条例は、地方税法施行令等の一部を改正する政令が平成28年3月31日に公布されたことに伴い、花巻市国民健康保険税条例について所要の改正を行い、地方自治法第179条第1項の規定によりこれを報告し、本議会において承認を求めるものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第2条は、国民健康保険税の課税額について定めるものでありますが、基礎課税額の限度額を52万円から54万円に、後期高齢者支援金等課税額の限度額を17万円から19万円に改めるものであります。 第21条は、第2条の改正と同様に課税額の限度額を改めるものであり、また、軽減措置に係る軽減判定所得の算定方法の変更を行うものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成28年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) 17番、櫻井肇でございます。 最高限度額の引き上げでございますが、これはそれぞれ区分ごとに平成28年度何世帯が影響を受けるのかということについてお伺いをいたします。 ○議長(小原雅道君) 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) お答えいたします。 基礎課税額につきましては、平成27年度で146世帯、それから平成28年度につきましては141世帯となるものでございまして、5世帯が減となります。それから、後期高齢者分につきましては54世帯から38世帯、マイナス16世帯となるものでございます。介護につきましては変更はございません。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) 去年と違うような気がしますが、去年、基礎課税についてはやはり引き上げがあったわけですが、当時、平成27年度は172世帯が影響を受けると言われましたが、今、146世帯と言われました。これは私の理解が悪いのでしょうか、それとも年度がずれているのでしょうか。これについて御説明ください。後期高齢者についてもそうです。 ○議長(小原雅道君) 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 今回の数字につきましては、平成27年12月31日現在のデータで計算をしてございます。昨年度お話ししたときにはそのさらに1年前の状況で、推計でお話しさせていただいておりますので、実際に課税にするときには確定した数字で大分移動があるものと思ってございます。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) 増税になる部分について、全体としてこの部分が増税になるということではないと思いますが、この部分だけを取り上げてみた場合、合計でどれぐらいの増税になりますか。 ○議長(小原雅道君) 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) お答えいたします。 全体で申し上げますと378万8,000円ほどの増収となります。そういたしても、軽減分もございまして、その影響額につきましては181万4,000円の減収が見込まれますので、合わせますと200万円弱の増収ということで試算してございます。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) 昨年度6月定例会でお聞きしたときに、この最高限度額の方々の滞納はないという現状でございました。現在も大体そういうことに変わりはないでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 平成27年度の最高限度額の納付の状況でございますけれども、残念ながら1件おくれているといいますか、滞納になっている方はございます。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) 滞納になっているという方は結局、所得がある、あるいは資産があるように見えても現実的にはなかなか払うのが困難だという状況に実際にはあるのではないかと推察されますが、どうでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 個々の納税者の生活実態までは把握できないところでございますけれども、事業を営んでいる方のように聞いてはおりますので、その関係もあるのかと思ってございます。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 近村晴男君。 ◆20番(近村晴男君) 20番、近村でございます。 議案第52号資料その2の改正後の条例案なのですけれども、第2条の2項に、「前項の基礎課税額は、世帯主及びその世帯に属する国民健康保険の被保険者につき算定した所得割額及び資産割額並びに被保険者均等割額及び世帯別平等割額の合算額とする」とありまして、本市の場合は所得割、資産割、そして均等割と平等割で計算するわけです。 実は県内14市の国民健康保険税の税額の定め方の中に、資産割を外している市があります。例を挙げますと盛岡市、奥州市、北上市、一関市、滝沢市です。資産割を外しているということは、先ほども櫻井議員からもありましたが、資産を持っていてもそれが逆に重みになって、いわゆる負担する痛税感が大きいのではないかという気がします。ただ、これはそれぞれの自治体によって決められ、均等割と平等割を下げて、資産のある方々にその分を幾らかでも出していただこうというのが狙いだというのはよくわかりますけれども、今話したように、他市では資産割というものを外してきているという時代背景があります。外せない自治体もあるわけですが、今話した資産割のないところは4号線沿いの割と恵まれた地域が多いわけです。そういう中で、今度は県で一本化していきますけれども、花巻市では資産割を今後、検討するという考えをお持ちかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(小原雅道君) 佐々木副市長。 ◎副市長(佐々木忍君) 資産割について課税の根拠から外す予定はないのかと、またあるいはそれについて検討する考えはないかということでございます。これについては長所短所がございます。資産割を設けることになりますとやはり徴収の場合に安定した税源になり得るといったことがございますし、過去の歴史もあるものでございます。それから、応能応益の割合も50対50に近づけるような形であるということになってございまして、そういうことを総合的に勘案しなければならないものと思ってございます。 ちなみに、資産割を設けていない市につきましては、今、近村議員から御紹介のありましたとおりでございますけれども、ほぼ資産割を設けている市の平均的なところで今お願いをしているという状況でございます。いずれ総体的に増減税をする場合に、これらについては慎重に検討していかなければならないと思ってございます。 ○議長(小原雅道君) 近村晴男君。 ◆20番(近村晴男君) 全くそのとおりだとは思いますけれども、資産が価値を持っているときは、私は今の考えでいいと思うのです。現在はむしろ資産を持っている方々のほうが大変だという実態があるわけです。それでもなお資産割を全体の20%掛けると。 国民健康保険税というのは互助の精神ですから、ある方々からいただいて、そしてカバーするということの姿はわかります。ただ、今このような社会情勢の中にあって相当厳しくなってきているという現状も私はあると思うのです。ですから、この資産割につきまして、今後県のほうで一本化していくその時代の流れの中にあって、果たしてこのままでいいのかということも私は加味していく必要があるのではないかという気がするのです。 ですから、本市においてもそれについて検討する時期に来ているのかなということでの質問をしましたが、それについて再度お伺いします。 ○議長(小原雅道君) 佐々木副市長。 ◎副市長(佐々木忍君) この資産割につきましては、やはり一方では今お話のありますとおり重税感をお持ちになられる方もございますし、それから、必ずしも所得の多い方でなくても家とか土地とかそういった形で資産をお持ちの方もたくさんおいでになられるわけでございます。そういう意味で、そこだけをどうこうということは今申し上げられませんけれども、確かにそういう重税感を拭えない部分もございますので、慎重に検討させていただきたいと思います。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) 17番、櫻井肇でございます。 ただいま審議されました専決第11号花巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分には不同意であります。 理由を申し上げます。 この国保税の最高限度額の設定は、国の地方税法の改正によるものでありまして、いわゆる日切れ法案と言われるものであります。ここに原因があることは重々承知はしておりますが、しかし、今の質疑でもわかったように、必ずしも最高限度額の対象者が高額所得者ということにはなりません。したがって、この増税についてはやはりたえがたい痛みを市民がこうむるという観点から、不同意とするものであります。 ○議長(小原雅道君) ほかに討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第52号花巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてには反対がありましたので、起立により採決いたします。 本案を原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(小原雅道君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第52号は原案のとおり承認されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第5、議案第53号花巻市市税条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第53号花巻市市税条例等の一部を改正する条例についてを御説明申し上げます。 本条例は、地方税法等の一部改正に伴い、軽自動車税、市民税及び固定資産税について所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 初めに、第1条の花巻市市税条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。 議案書の6ページになります。第18条の3、さらに少し飛びまして12ページになります。第82条、第83条、第85条及び第87条から次のページ、13ページの第91条までは、軽自動車税を種別割に名称変更する等の規定を整備するものであります。 次に、戻りまして6ページでございます。第19条、第43条、次に7ページの中ほどになりますが、第48条、次に8ページの中ほどになります。第50条につきましては、延滞金の計算期間について、国税における延滞税の見直しに準じた所要の規定を整備するものであります。 戻りまして、6ページになります。 第34条の4は、法人市民税法人税割の税率について、100分の12.1から100分の8.4に改めるものであります。 少しページを繰っていただきまして、9ページでございます。 第80条は、軽自動車税の環境性能割の納税義務者等について規定するものであります。 同じく9ページ、第81条は、軽自動車税のみなす課税について規定するものであります。 次に、10ページの後段部分でありますが、第81条の2は、日本赤十字社の所有する軽自動車等に対して、軽自動車税の非課税範囲について規定するものであります。 同じく10ページ、第81条の3から次のページ、11ページの第81条の8までは、軽自動車税の環境性能割の課税標準、税率、徴収方法、申告納付、不申告に係る過料について規定するものであります。 次に、13ページの中ほどであります。 附則第6条は、個人市民税の医療費控除の特例について規定するものであります。 同じく13ページ、附則第10条の2は、固定資産税の課税標準の特例について規定するものであります。 次のページ、14ページであります。 附則第15条の2から附則第15条の6までは、軽自動車税の環境性能割の賦課徴収の特例、減免の特例、申告納付の特例、徴収取扱費、税率の特例について規定するものであります。 次に、15ページ、附則第16条でありますが、軽自動車税の種別割のグリーン化特例を1年延長するものであります。 次に、16ページ、第2条の花巻市市税条例等の一部を改正する条例の一部改正でありますが、まず附則第5条は、軽自動車税を種別割に名称変更する等の規定の整備及び引用条項等所要の整理をするものであります。 次に、18ページであります。 第3条の花巻市市税条例の一部を改正する条例の一部改正でありますが、附則第5条は引用条項等所要の整理をするものであります。 次に、18ページ、施行期日でありますが、本条例は一部の規定を除き公布の日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) 17番、櫻井肇であります。 この自動車の環境性能割というところから推察いたしますと、これは3月29日に成立した国による地方税法の改正の一環だという受けとめ方でよろしいでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) はい、その一環だと思っております。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) わかりました。 それでは、この機会にこの地方税法の改正によるもの、これから予定されているものについて、現在の段階でいいですからお聞かせ願いたい。この中には法人住民税、それから法人事業税、不動産取得税、固定資産税の改正もありますし、自動車取得税は廃止すると、そのかわり今言われた自動車税と軽自動車税の環境性能割の創設。そして都市計画税という改正事項がありますが、これは順次改正していくのでしょうか、この地方税法の改正に基づいて予定される本市の税への影響についてお聞かせください。 ○議長(小原雅道君) 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 地方税法の改正によりまして、ただいま議員御指摘された各種税目ございますけれども、本市税条例の改正に影響する部分といたしまして、法人市民税は今回引き下げて提案をさせていただいておりますし、軽自動車税の改正は環境性能割の導入、種別割の導入、グリーン化特例の延長についてもございます。そして固定資産税のわがまち特例の部分については今回一緒に改正の提案をさせていただいているところでございます。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) この地方税法の改正で1つ気になる点がございます。それは固定資産税についてですが、遊休農地等に係る課税の強化というのが2017年度実施ということになっておりますが、これは本市にはかかわってこないでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) お答えいたします。 本市にかかわってくるということはそのとおりかと思いますけれども、市税条例の改正には影響しないと理解しております。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第53号花巻市市税条例等の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第6、議案第54号花巻市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第54号花巻市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第9条第2項に基づき、市長が処理する市独自の個人番号利用事務及び個人情報の利用範囲について定めるため、所要の改正を行おうとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第4条は、個人番号の利用範囲について定めるものでありますが、同法別表第2に掲げる事務に加え、市が法に準じた独自の個人番号利用事務及び個人情報の利用範囲について定めるものであります。 第5条は、規則への委任について定めるものであります。 別表第1は、執行機関及び個人番号を利用する事務について定めるものであります。 別表第2は、個人番号を利用する事務及び情報について定めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第54号花巻市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第7、議案第55号花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第55号花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、乳幼児及び妊産婦を対象とした医療費助成事業について、医療機関での窓口負担を軽減する医療の現物給付ができるようにしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第10条は、乳幼児及び妊産婦について医療の現物給付ができるよう改めるものであります。 第11条は、給付の決定について、第10条に規定することに伴い条文を削るものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成28年8月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 近村晴男君。 ◆20番(近村晴男君) 20番、近村でございます。 今回のこの改正はいわゆる現物給付ということで、窓口で市が医療費の一部負担をする場合に現物でということですけれども、前の制度では、医療費の例えば通院して500円を超える場合は申請してもらって市が後から支払うという仕組みです。そのときでも、実は制度を利用しなかった方もいらっしゃいます。ですから、まず1つはこの制度をしっかりとその方々に知らせることが大事になってくると思うのです。 もう一つお聞きしたいのは、この条例改正を見ますと、受給者等はこの条例による給付を受けようとするときは医療機関等に医療保険各法に規定する一部負担金を支払った上、市長に対して規定の定めるところにより申請しなければならないとあります。この申請というのはどのような形になるのかちょっとわからない部分があります。窓口で医療費がこれくらいですと言われたときに、市が定めた個人負担分以外は、市が出しますということですけれども、この文言を読みますと、何か後ほど手続をしなければならないようなのですが、どのような形ですか、もう少し詳しく御説明願います。 ○議長(小原雅道君) 熊谷健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(熊谷嘉哉君) お答えをいたします。 まず、制度の周知でございますが、この議会で条例改正が認められましたらば、広報7月15日号で周知をしたいと思っております。 あと、手続でございますが、現在その医療費助成を受ける方につきましては受給者証を申請していただき交付してございます。その更新時期が7月でございますので、それに合わせて8月からということになります。今回現物給付の受給者証を交付させていただくということで、該当する方については、申請をしていただいてそれを7月下旬に交付いたします。その受給者証を8月から医療機関の窓口に提出していただくと、必然的にその部分はお支払いする必要がなくなるということでございます。 ○議長(小原雅道君) 近村晴男君。 ◆20番(近村晴男君) わかりました。 あと確認ですけれども、この医療機関というのは、全国どこの医療機関でもそのとおり受給者証をお見せすれば、そういう手続はすることがないと理解してよろしいでしょうか。お伺いします。 ○議長(小原雅道君) 熊谷健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(熊谷嘉哉君) 今回は県内で実施するということでございます。県外ではこの現物給付をやっていないところもございますので、その場合はこれまでどおりということになります。今回はまず県内のみの対象ということでございます。 ○議長(小原雅道君) ほかに質問の方ありませんか。 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) 18番、照井明子でございます。 今の質問に関連してでございます。どうしても申請をして受給者証をいただかなければならないという今回の対応ですけれども、全国では、医療機関が行政と一緒になって窓口で御本人が受給者証を申請しなくてもできるという方法があると聞いておりますけれども、そのような方法についての認識をお聞きしたいと思います。 ○議長(小原雅道君) 熊谷健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(熊谷嘉哉君) 医療機関でその交付ということでございますが、大変申しわけございません、私まだその点については承知しておらないところでございます。今回の場合は県全体での取り組みということで行うことになりましたので、今後につきましては今のお話を私のほうでも調べさせていただきたいと思っています。 ○議長(小原雅道君) 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) この現物給付というのは、特に子育てをしているお母さん方、お父さん方からの長年の要望であって、本当にやっとここまで改正できたと評価をいたしたいと思いますけれども、やはり全ての対象者の方々に御利用いただきたいと思っております。そういう意味では、先ほども近村議員から周知の関係でお話がありました。私は広報だけでなくて、例えば保育園や幼稚園、そうした機関、あるいは、乳幼児に限ってでありますけれども、そうした子育ての関係者の方々に広く周知をして、やはり子育て支援に花巻市が取り組んでいるというPRを強化すべきだと思っておりますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 熊谷健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(熊谷嘉哉君) この制度については、やはり該当する方には皆さんに御利用いただければと思ってございますので、いずれ広報に掲載する予定はしてございますが、さまざまな相談の場合などにもこういう制度がございますというお知らせはしていきたいと思っています。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので発言を許します。 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) 議案第55号花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例に私は賛成の立場で討論をいたします。 本議案は、これまで償還払いとなっておりました乳幼児及び妊産婦の方々の医療費助成を医療機関の窓口での現物給付とするものでございます。長年にわたり、特に子育て中の方々から切望されてきた改正であり評価をいたします。子供医療費助成に関しては、さらに対象枠の拡大、所得制限の廃止など拡充を求め、賛成といたします。 ○議長(小原雅道君) ほかに討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第55号花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第8、議案第56号大迫多目的広場条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第56号大迫多目的広場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、現在整備を進めている大迫多目的広場が本年8月末の完成をめどとしていることから所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 題名及び第1条は、名称について、大迫多目的広場から大迫カントリープラザに改めるものであります。 第4条は、休館日について、施設は無休とし、指定管理者は必要に応じて市長の承認を得てこれを変更し、臨時に休館できる旨を規定するものであります。 第5条は、使用時間について文言の整理を行うとともに、屋外の広場を休憩、散歩等に使用する場合は本条例の適用外とする旨を規定するものであります。 第6条は、使用の許可について文言の整理を行うとともに、同条第1項において使用の許可を必要とする条件及び使用の許可をしない場合の条件をそれぞれ規定するものであります。 第7条は、行為の禁止について、施設内での禁止する事項を新たに規定するものであります。 第8条は、使用の制限について、文言の整理を行うものであります。 第9条及び議案書30ページになりますが別表については、使用料について、屋外広場及びステージ施設の使用料に改めようとするものであります。 第11条は、使用料の不還付について文言の整理を行うものであります。 改正後の第12条は、使用権の譲渡等の禁止について規定するものであります。 改正後の第13条は、使用者の行う特別の設備等について規定するものであります。 改正後の第14条は、原状回復義務について規定するものであります。 その他の改正につきましては、条項の移動及び字句の整理を行うものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成28年9月10日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第56号大迫多目的広場条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第9、議案第57号大迫農畜産物処理加工集出荷貯蔵施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第57号大迫農畜産物処理加工集出荷貯蔵施設条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、現在整備を進めておりますワインシャトー大迫が本年6月末の完成をめどとしておりますことから所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 題名及び第1条は、大迫農畜産物処理加工集出荷貯蔵施設からワインシャトー大迫に名称を改めるほか、所要の改正をするものであります。 第3条は、休館日を12月31日から翌年1月3日までとし、必要に応じて変更または臨時休館もしくは開館できる旨を規定するものであります。 第4条の使用時間から第6条の使用制限については、文言の整理等、所要の改正を行うものであります。 改正後の第8条は、使用料の減免について規定するものであります。 改正後の第11条は、原状回復義務について規定するものであります。 その他の改正につきましては、条項の移動及び字句の整理を行うものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第57号大迫農畜産物処理加工集出荷貯蔵施設条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 ここで11時10分まで休憩いたします。     午前10時57分 休憩     午前11時10分 再開 ○議長(小原雅道君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案審議を続行いたします。 ○議長(小原雅道君) 日程第10、議案第58号花巻市駐車場条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第58号花巻市駐車場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、新花巻駅西駐車場に新たな区域を加えようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第2条は、新花巻駅西駐車場に新たに加えようとする区域の位置について定めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成28年9月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 近村晴男君。
    ◆20番(近村晴男君) 20番、近村でございます。 この駐車場につきましては新幹線を利用する方々から大変喜ばれておりまして、今回も新たに整備された駐車場ができるわけですけれども、これに関連して1つ質問させていただきます。砂利の状態のところを整備するわけですけれども、その整備する時期なのですが、さまざま業者との関係とか手続とかあるでしょうけれども、観光シーズンにぶつからないような時期にやれないかなというのが1つと、あともう一つは、JRで進めている大人の休日倶楽部というのがありまして、その中で新幹線が4日間とか5日間乗り放題という企画があります。これは大変な乗車率です。当然、駅周辺はもう満車状態で、多分相当苦労なされていると思うのですが、そういうところも配慮して、整備に入っていただければ幸いだと思うのですけれども、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原忠雅君) 工事時期についてのお尋ねでございますが、この新幹線駅周辺の駐車台数のピークは大体900台ぐらいと捉えておりまして、連休などの行楽シーズンは特に多いわけでございますけれども、今回工事する駐車場の台数が80台前後ということであります。混む場合は、周辺の公園用地を臨時駐車場として開放することにしてございますので、特に混雑する時期にも支障ないものと考えてございます。 ○議長(小原雅道君) 近村晴男君。 ◆20番(近村晴男君) そのとおりになればいいのですけれども、実際見てみますと、新幹線の出発時間が迫っていて、駐車場が満杯でうろうろしている方々を結構見るものですから、地元の人でしたらすぐこちらに置ける、あちらに置けると判断できるのですけれども、よく知らない人も利用しますし、すごく便利なものですから利用者が多く、相当な範囲で実は新花巻の駐車場が使われておりますので、その辺もどうぞお考えになっていただければと思います。 ○議長(小原雅道君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原忠雅君) 混雑するときには警備員等も配備して誘導しているところでございますが、時間ぎりぎりにいらっしゃる方もございまして、そういった対応についてはちょっといたしかねる状況でございます。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第58号花巻市駐車場条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第11、議案第59号花巻市定住促進住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第59号花巻市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、大迫町大迫にある旧教員住宅を定住促進住宅に加えようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第2条は、定住促進住宅に葡萄沢住宅を加え、その名称、位置、棟数及び戸数について定めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成28年8月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、葡萄沢住宅については、平成29年3月31日までの間は指定管理者による管理は行わず、市長が管理を行うこととするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第59号花巻市定住促進住宅条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第12、議案第60号花巻市公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第60号花巻市公園条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、農村義民公園の地番変更に伴い、公園の位置について所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第2条及び別表第1は、公園の名称及び位置について定めるものでありますが、大迫町大迫地内の農村義民公園の用地について、分筆の上、地権者から譲渡を受けたことに伴い、公園の位置を改正しようとするものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第60号花巻市公園条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第13、議案第61号花巻市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第61号花巻市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、東日本大震災復興特別区域法第43条の地方税の課税免除または不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の一部改正に伴い、固定資産税の課税免除の適用期間等を延長しようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第2条は、課税免除の適用を受けることができる期間並びに指定事業者及び指定法人として指定を受けることができる期間について定めるものでありますが、平成28年3月31日までとしておりましたものを平成29年3月31日まで延長するものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行し、改正後の条例の規定は平成28年4月1日から適用しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第61号花巻市復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第14、議案第62号岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 議案第62号岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合の規約の一部変更に係る地方自治法第286条の規定に基づく協議に関し、同法第290条の規定により議会の議決を求めようとするものであります。 提案の内容について御説明いたします。 お手元に配付しております議案第62号資料もあわせてごらんくださいますようお願いいたします。 初めに、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少に係る協議の内容について御説明申し上げます。 平成28年3月31日に岩手北部広域環境組合が解散したことに伴い、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数を減少させようとするものであります。 次に、岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更に関する協議の内容につきましては、協議のありました規約変更の内容でありますが、平成28年3月31日に岩手北部広域環境組合が解散したことに伴い、同組合規約別表第1から岩手北部広域環境組合の名称を削るものであります。 次に、附則でありますが、本規約の一部を変更する規約について、岩手県知事の許可のあった日から施行するものであります。 以上の内容につきまして、岩手県市町村総合事務組合から協議がありましたことから、議会の議決を求めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第62号岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第15、議案第63号財産(小型動力ポンプ付水槽車)の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 議案第63号財産(小型動力ポンプ付水槽車)の取得に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、小型動力ポンプつき水槽車を取得するため、地方自治法第96条第1項第8号及び花巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案の内容について御説明いたします。 取得する財産は小型動力ポンプつき水槽車(Ⅰ型)1台であります。 隣接する署所の支援状況及び消防団の出場状況に影響されない安定的な補水体制の確保と初期消火活動の迅速化、消防力の強化を図るもので、花巻北消防署に新たに整備するものであり、取得予定価格は4,633万2,000円であります。 取得の方法は買い入れであります。 取得の相手方は株式会社宮澤商店であります。 本財産の取得につきましては、小型動力ポンプつき水槽車を取り扱う市登録業者11者を指名して、5月20日に入札を執行し、5月24日付で仮契約を締結しております。 納入期限は平成29年1月31日であります。 財産の仕様でありますが、シャシは車両総重量15トン級シングルキャブオーバータイプでディーゼルエンジン6,400cc、乗車定員3名、水槽容量は5,000リットルであります。この水槽車は渇水時または災害時等の給水車としても対応可能な仕様としております。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 鎌田幸也君。 ◆22番(鎌田幸也君) 22番、鎌田幸也です。 この水槽車の導入で、大変設備も充実しますし、市民にとっても心強いものがあると思いますけれども、花巻北消防署に配備されるということでございます。先ほど部長もお話ししましたけれども、消防団が出る出ないにかかわらず安定的に活用できるということでございます。地元の消防団で現在タンクつきポンプ車を所有しているところがありますが、そこは火災の際に石鳥谷地域には全部出動ということになっておりますけれども、この水槽車が配備されたならば、その部については現在のような運用はしなくていいと考えてよろしいですか。 ○議長(小原雅道君) 照井消防長。 ◎消防本部消防長(照井博美君) お答えします。 今、石鳥谷駅前の部のことをお話ししていると思いますが、車両もかなり古くなって20年を経過しているような車両を使っていただいております。今回導入した小型動力ポンプつき水槽車に関しては、狭隘な場所でも山林火災等でもかなり有効な機材だと思いますので、今まで全部出動していただいたその部につきましては、自分のところを守るという形で構わないと考えております。 ○議長(小原雅道君) 鎌田幸也君。 ◆22番(鎌田幸也君) 消防団員の負担軽減にもつながりますので非常に有効だと思います。 それともう一つ、乗車定員3名ということですけれども、消防車両が出動する際には多分2台出動ということになると思います。そうすると花巻北消防署の現在の人員で大丈夫なのかという心配がありますけれども、この件についてはどうですか。 ○議長(小原雅道君) 照井消防長。 ◎消防本部消防長(照井博美君) お答えします。 乗車定員は3名なのですけれども、実際の運営上では2名を予定してございます。現在の花巻北消防署の人員は、署長、副署長、あと警防員含めて全部で26名の体制になっております。その中で今回の小型動力ポンプつき水槽車導入に当たって、消防力の整備指針による人員を計算したところ、その人数で間に合うということで導入するものでございます。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第63号財産(小型動力ポンプ付水槽車)の取得に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第16、議案第64号平成28年度花巻市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 議案第64号平成28年度花巻市一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正の3つの事項から成っておりまして、主な内容といたしましては、生活道路整備事業、生産施設等整備事業、(仮称)大迫学校給食センター整備事業等、予算措置を要する経費につきまして補正を行うものであります。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億2,297万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ502億1,849万4,000円とするものであります。 債務負担行為の補正につきましては、(仮称)大迫学校給食センター整備事業の廃止でありまして、地方債の補正につきましては、道路整備事業等の限度額を変更するものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 11ページをお開き願います。 2、歳入、14款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金3節社会資本整備総合交付金から7目教育費国庫補助金、4節学校施設環境改善交付金までにつきましては、それぞれ内定により増額するものであります。 15款県支出金、2項県補助金、4目農林水産業費県補助金、25節産地パワーアップ3億9,365万6,000円は、農業用施設や機械の整備に対する県補助金であります。 3項県委託金、7目教育費県委託金、1節安全教育総合支援40万円は、小中学校における防災教育の実施に係る県委託金であります。 13ページをお開き願います。 17款1項寄附金、3目民生寄附金、1節福祉対策30万円は、県外のある方から福祉事業に活用願いたいとの申し出があり採納したものであります。 18款1項1目繰入金、1節財政調整基金繰入金8,029万2,000円は、財政調整基金からの繰入金であります。 3節まちづくり基金繰入金570万円は、まちづくり基金からの繰入金で全国神楽大会開催事業費等に充当するものであります。 5節福祉対策基金繰入金640万円は、福祉対策基金からの繰入金で、障がい者等相談支援事業費に充当するものであります。 21款1項市債、1目総務債、5節集落整備から8目教育債、1節学校施設までにつきましては、生活道路整備事業等に係る市債を計上するものであります。 次に、15ページをお開き願います。 3、歳出、2款総務費、1項総務管理費、6目企画費341万1,000円は、地域づくり交付金の追加交付分であります。 10目電算業務推進費540万5,000円は、個人番号カード及び通知カードの交付を推進するための経費であります。 15目防災費681万5,000円は、避難行動要支援者名簿の整備に要する経費であります。 16目賢治のまちづくり推進費294万6,000円は、宮沢賢治生誕120年記念事業実行委員会に対する負担金の追加であります。 3款民生費、1項社会福祉費、3目障害者福祉費640万円は、障がい児・障がい者支援施設整備事業に対する補助金の追加であります。 8目国民健康保険費218万4,000円は、国保財政運営の都道府県化に対応するためのシステム改修経費に係る特別会計への繰出金であり、10目介護保険費200万9,000円は、介護保険制度改正に対応するためのシステム改修経費に係る特別会計への繰出金であります。 17ページをお開き願います。 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費213万6,000円は、児童扶養手当額の見直しに伴うシステム改修経費のほか、寄附者の意向に沿いまして学童クラブの備品購入に充てるものであります。 4款衛生費、1項保健衛生費、2目保健センター費897万6,000円は、イーハトーブ病院の耐震改修に要する経費であります。 5款労働費、1項労働諸費、1目勤労青少年ホーム費251万2,000円は、勤労青少年ホームの外壁修繕に要する経費であります。 2目労働諸費731万6,000円は、説明欄は管理運営費と表示しておりますけれども、平成24年度及び平成25年度の緊急雇用創出事業においてDIOジャパン問題に係る花巻コールセンターへの委託料のうち会計検査院の指摘に基づく岩手県への返還金468万5,000円のほか、シルバー人材センター事業補助金の追加であります。 19ページをお開き願います。 6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費3億9,365万6,000円は、農業用施設や機械の整備に対する補助金であります。 7款1項商工費、2目商工振興費420万円は、寄附者の意向に沿いまして起業化支援センターの備品購入に充てるほか、花巻流通業務団地に立地する企業への補助金であります。 8款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費及び4目橋梁維持費につきましては、国庫補助金の内定に伴い道路整備費を追加し、橋梁整備費を減額するものであります。 21ページをお開き願います。 10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費40万1,000円は、大迫高等学校生徒確保対策協議会に対する補助金の追加であります。 3目教育研究費40万円は、小中学校における防災教育の実施に係る経費であります。 3項中学校費、2目中学校教育振興費300万円は、寄附者の意向に沿いまして中学校の備品購入に充てるものであります。 3目中学校建設費は、湯口中学校校舎改築事業に係る補助金の内定に伴う財源振替であります。 5項社会教育費、4目文化会館費818万7,000円は、文化会館の備品購入経費の追加であります。 8目文化財保護費2,574万1,000円は、城内伊藤家の用地取得及び環境整備に要する経費のほか、全国神楽大会ハヤチネ2016実行委員会への負担金の追加であります。 23ページをお開き願います。 6項保健体育費、3目学校給食費2億604万8,000円は、国庫補助金の内定に伴い、(仮称)大迫学校給食センター整備事業の平成29年度事業費を前倒しで計上するものであります。 次に、5ページにお戻り願います。 第2表、債務負担行為補正、廃止であります。 (仮称)大迫学校給食センター整備事業につきまして、先ほども御説明申し上げましたとおり、国庫補助金の内定に伴いまして、平成29年度の整備事業費を前倒しで計上することから債務負担行為を廃止するものであります。 6ページをお開き願います。 第3表、地方債補正、変更であります。 集落整備事業から学校施設整備事業までにつきまして、対象事業費の追加に伴い限度額を変更するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 本舘憲一君。 ◆11番(本舘憲一君) 11番、本舘です。 22ページの文化財保護活用事業費についてお伺いいたします。 さきの議員説明会におきまして、伊藤家住宅と松川家住宅は非常に重要な歴史的建造物であると。そして盛岡藩内において城館内に残存する武家屋敷はこのほかになく、これを保全し将来に伝えていく必要性は極めて高いということでございました。 そのとおりと思いますが、説明会ではこの用地取得後に、保存と復元の計画を立案するとともに活用計画を検討する予定であるということでありました。本来であれば取得前に保存復元計画、それから活用計画が示されるべきであると思います。少なくとも構想案が示されるべきであると私は思いますが、このことについてどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(小原雅道君) 市村教育部長。 ◎教育委員会教育部長(市村律君) お答えいたします。 今回の伊藤家の武家屋敷の取得に関しましては、説明会でも状況はお話ししましたが、人が住んでいないという状況もありまして、このままでは相当建物のもちが悪くなるということがございますし、あとは所有者の方との話し合いも進みまして、お譲りしてもいいということがありました。そのとおり保存する価値の非常に高いものでありますし、専門家の皆さんからも取得するべきだという御意見はございましたので、議員のお話の手順という部分もあるのでしょうが、朽ちてしまう前にまず取得するということになりました。取得後に樹木の伐採とか、あとは本来あるべき姿に戻した上で、活用策についてもまた専門家の御意見をお聞きしながら検討してまいりたいということでございます。 ○議長(小原雅道君) 本舘憲一君。 ◆11番(本舘憲一君) 状況は伺いました。後で専門家の御意見を聞きながらということでございましたけれども、当局として現時点でどのような復元と活用策を、その構想をお持ちなのかお示しください。 ○議長(小原雅道君) 上田市長。 ◎市長(上田東一君) これにつきましては、まずなくなると復元できないわけです。この伊藤家につきましては、伊藤さんは売ってしまうという御意向も一時あったのです。したがって、売らないでくださいという話をして、私が市長になってから長い時間をかけていろいろ交渉させていただいて、花巻市に対しても好感をお持ちだったと思いますけれども、売ってもいいですということで売っていただくわけです。したがって、我々としては今後については、これから専門家の意見を聞いていくということがまず前提になりますけれども、まずとにかく壊される前に取得するというのが大事であるということなのです。 これは今後、教育委員会あるいは専門家の意見を聞かなくてはいけませんから、私個人がこうしますということは言えないのですけれども、私の考えとしましては、まず取得して保存するだけでもいいのではないかと。具体的な復元とか活用というのは、今できる範囲であればやっていくことは必要なのですけれども、できなければ後世にこの建物を残して、後世の方々がそれを復元するとか活用するということを考えるだけでも十分価値がある。したがってそういうことについては、場合によって我々の世代でやれればやるということになりますし、やれなければ後世に残させていただく、その考え方で取得させていただくということでございます。 ○議長(小原雅道君) 本舘憲一君。 ◆11番(本舘憲一君) 経緯はわかりました。ただ、私たちは予算を、その原案どおり審議するのにやはり根拠が必要だということで伺いました。 それでは、当該建物を復元して指定文化財の指定がされるのはいつころと考えておられるでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 上田市長。 ◎市長(上田東一君) 復元して指定文化財の指定をするということについても、先生方の御意見を聞いた上での話になります。復元することについて、どれだけのお金がかかるかとか、どういう形に復元するか、そういうことも考えた上の話になると思うのです。ただ、我々理解していますのは、最低限の保存に近いようなことはやっていくということでは聞いておりますけれども、その上で指定できるのであれば早期に指定していきたいということだと思います。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) 2点お尋ねしたいと思います。項目は15ページ、2款1項10目の番号制度導入事業費についてと、17ページの労働諸費、5款1項2目の管理運営費、先ほどの説明では会計検査院から指摘されたDIOジャパン関連事業の不適正支出の返還金ということでございました。この2点についてお尋ねします。 まず、番号制度導入事業費についてでございますけれども、この内容は通知カード、個人番号カードをとりに来ない方へ再通知をするものとお聞きしておりました。通知カード、個人番号カードをとりに来ておられない方の人数をまずお尋ねしたいと思います。 ○議長(小原雅道君) 細川市民生活部長。 ◎市民生活部長(細川祥君) お答えいたします。 申請をされましてカードが市に到着して、とりにおいでくださいと御案内を申し上げておるわけでございますが、とりにおいでいただいていない数は、5月末で1,686件となっております。通知カードは430件となっております。 ○議長(小原雅道君) 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) これは国で定めた制度なのですが、この補正予算書を見ますと一般財源から計上されております。それで、私は本当にこういった制度に関するものは、本来ならば国の財源で措置されるものではないかと以前にも指摘をさせていただいているわけでございます。今後もこのように市で持ち出して財源措置をしなければならないということが次々と発生してくるものなのか、そこら辺の想定はどのように捉えておるでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 細川市民生活部長。 ◎市民生活部長(細川祥君) お答えいたします。 今後こういった事態についての考え方はというお話でございますが、番号制度というのは、新しい制度ということで去年11月から通知が始まって今に至っている中で、やはり出だしの状況として1,700件余りのカードの未交付とか、あるいは番号通知の430件余りの未通知という状況が発生していると思いますので、今後こういった大きい数の交付ということはないのではないかと現時点では考えているところでございます。 ○議長(小原雅道君) 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) 大きい額でなくても積み重なれば大きな額になる可能性もあるわけです。私はこうした国で定めた制度に関しては、やはり国に対して予算措置をしてほしいと言うことも1つの方法だと思っておりますので、国・県に対する要望のときにそういったことも要望するべきではないかなと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 細川市民生活部長。 ◎市民生活部長(細川祥君) お答えいたします。 議員おっしゃるような視点も当然あろうかと思いますが、やはり交付あるいは通知を申し上げる対象が市民ということでございますので、そういう視点で今回の補正も計上させていただいたという状況ではございます。今後の見通しでは、さらにそういった件数が膨らんでくることはないであろうと思ってはおりますけれども、今後ふえてくるような事態があれば、やはり議員おっしゃるように、県を通じてなり国にもそういった要望はしていかなければならない状況も起こり得るのかなと思います。 ○議長(小原雅道君) 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) 次に、DIOジャパン関連事業の返還金でございます。 この点については、私、何点かお尋ねしたいと思いますけれども、まず返還金の対象とされたのが電子レンジ等の事業に関係ない機器のリースとして103万円ほど、それからOJT研修でない出張先の業務への従事ということで83万円ほど、それから、免税事業者に対する消費税相当分の支払いということで281万円ほど、合計でここに示されているように468万5,000円余ということになります。それで私は、県にきちんと事業計画書、完了報告書を提出している中でなぜこのような返還金が求められるような事態になったのか大変疑問に思っております。 県と市の契約書を見ますと、第6条支払いのところに、甲(岩手県)は提出された緊急雇用創出事業補助金請求がこの契約に適合すると認めたときは速やかに補助金を交付すると書かれておりまして、適合すると認められたわけです。ですので、私はそういう意味ではなぜこのような事態にならざるを得なかったのかという部分をもう少し解明したいと思いますので、お尋ねしたいと思います。 ○議長(小原雅道君) 佐々木商工観光部長。 ◎商工観光部長(佐々木力弥君) DIOジャパンの関係でございますけれども、当然、管理報告書に基づいて完了検査を行うわけでありますが、その時点では、当然県も立ち会って検査するという格好でありますけれども、その時点では内容については指摘はされなかったということは事実であります。その後、厚生労働省並びに、去年行われました会計検査におきまして、議員おっしゃったその大きな3点につきまして指摘を受けまして、今回の返還になったということでございます。 ○議長(小原雅道君) 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) 県も見落としていたということがそこで明らかになってくるわけです。 それで、平成24年4月13日に雇用創出基金事業における消費税の取扱通知が県から市に届いております。平成24年7月16日から平成25年7月15日まで緊急雇用創出事業の実施期間の中で、免税事業者ということを市は認識していなかったと聞いておりますけれども、そうでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 佐々木商工観光部長。 ◎商工観光部長(佐々木力弥君) お答えをいたします。 平成24年4月に県内市町村及び各振興局宛てに免税事業者の取り扱いに注意するようにということで通知が回ってございます。これは市でもきちっと受け付けして確認したわけでありますけれども、結果的にコールセンターから提出された実績報告書に消費税分の報告がありましたので、課税事業者であると認識して、結果的に事業対象としたということであります。 ○議長(小原雅道君) 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) そういたしますと、コールセンターが虚偽の報告をしていると捉えられるわけでございます。それで、この免税事業者にかかわって、通知を見ますと証明書を提出していただくこととなっておりまして、これは事業者側が提出しなければわからない事項なのではないかと思っておりますけれども、その点についてはいかがですか。 ○議長(小原雅道君) 佐々木商工観光部長。 ◎商工観光部長(佐々木力弥君) お答えいたします。 あくまでもその時点で、実績報告書に基づいて検査したということでありまして、その時点ではその報告書を信じて検査をしたということであります。 ○議長(小原雅道君) 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) これは市の責任が問われるかといいますと、大変私は疑問に思っている部分なのでございます。ほかの二つに関してもでございます。それでもやはり市に責任があってこのような返還金を求められているということになりますけれども、それでは市の責任についてはどのように捉えているのでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 佐々木商工観光部長。 ◎商工観光部長(佐々木力弥君) お答えいたします。 あくまでも事業実施主体は市でございまして、市がコールセンターに委託して事業を進めたという流れでございます。補助金につきましては県と市の間で補助金交付契約を結んでございまして、補助事業以外の用途に使用したときは契約の一部を解除するということで、これを返還するという中身になっておりますので、それは返さざるを得ません。DIOジャパンは既に破産してございまして、本来であればDIOジャパンが支払うものでありますけれども、それはかなわないということで市が払わざるを得ません。 市の責任についてでありますけれども、当然市の責任はあります。県にもあると思っていますけれども、責任を果たす必要があるということで、まずは真摯に受けとめて返還して、再発防止に努めていくということであります。今後補助事業等々の実施をする際にはきちんと確認を徹底したいと思いますし、企業を誘致する際にはきちんとリサーチを行って、選定も慎重にしていきたいと考えております。 ○議長(小原雅道君) 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) 事業を推進したのは国・県なのです。岩手県に返還自治体が大変多いのは、岩手県が特に奨励して進めたということになるのではないかと思っております。 それから、平成28年1月22日作成の岩手県商工労働観光部長からDIOジャパン関連コールセンター立地市町連絡会の座長宛てに提出された文書があります。その文書の中では緊急雇用創出事業の制度自体の問題もあったと認識しているというふうに書かれておるのです。制度自体に問題があったので、国は慌てて制度を変えたのです。ですから、やはりもともとこの発生原因は、私はそういった制度をつくった国にあるのではないかと思います。 そういう意味では、今回のこの返還措置というのは末端の弱い自治体の市町にのみ返還金を求めるという、大変不公正なやり方だと思っておるわけですけれども、国・県が推進したという認識、そして国・県に対する責任のあり方についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 上田市長。 ◎市長(上田東一君) この件は、私ども県といろいろな相談をしながらやっていることでございまして、制度自体がどうのこうのということについて、今、私どものほうで明確に申し上げることはできません。ただ、これを始めるに当たって、私も後で拝見しておりますけれども、後づけでいいますと非常に無理な事業だったという印象は持っております。というのは、これは1年間の研修だけの計画だったのですが、そこに多額のお金を払って、2年目以降の実際の事業になる場合の事業計画等を要求しなかったということがあるということです。 それからあとは、この相手方の企業についても、当初、岩手県でも花巻市でも、第三者のリサーチ機関の経営上等の報告書をとっていますけれども、やはり弱い企業であったこと、それからあとは、最終的にこの企業は破産したわけでございますけれども、破産したときに社長も一緒に個人破産の手続をされているのです。その資料を見ますと、その方も個人的にも債務を抱えている方であったということなのです。そういうことからすると非常に弱かったと思います。ただ、個人の資産状況については、今、個人情報等もありますから、これは多分その時点で調べようとしてもなかなか出てこなかったと思うのです。ただ、先ほども申し上げましたように事業としては非常に異例な事業であって、そこは確かにどうなのかなという感じはしています。 ただ、これを岩手県内の各市で全て受けたわけではなくて、断ったところがあるので、花巻市としてはこれを受け入れたというのが、まずは判断がどうだったかというのは別にしまして、国とか県だけが悪いということはやはり言えないだろうと思います。県につきましては、岩手県知事も議会で責任があるということは認めておられるわけです。ですから県も責任なかったということは全くおっしゃっていないですし、私どもはその点については非常に評価しているところです。 その中で、やはりこの企業と向き合ったのは花巻市でありますし、報告書についても最初に見たのは花巻市、その後、岩手県は花巻市がきちっと検討したということを前提としてチェックをしたのだと思うのです。ということを考えると、花巻市の責任がないということは言えないと思っております。私どもそのような判断で、今回この花巻市の市民の皆様の貴重な財資を使わせていただいてこのように返還させていただくということについては大変申しわけなく思っておりますし、その点については陳謝申し上げたいと思っています。 あとは、この具体的な中身については議員御指摘のとおりでございますけれども、電子レンジ等の事業に関係ない機器のリースということですけれども、これも実は契約書を見ていますと非常に曖昧な部分がございまして、備品に使うことはできるという言い方をしているのです。備品の定義は契約書の中にないのです。そうすると、具体的に事業として認められる備品は何なのかとか、認められない備品は何なのかというのは実は契約書に書いていないのです。しかも、事業のために50万円以上の財産を取得してはいけないと書いているのですけれども、リースであれば数千万円でもいいということになっているのです。実際その金額になっているのですけれども、1年しかやらないものなのです。そうすると、リース会社というのは1年のリースの場合に5年使えるものだけれども5年に分けてリース料払えばいいですよ、1年間はその5分の1でいいですよということは普通言わないのです。1年間で全部回収できるような金額を言ってくる、そうすると実質は1年間の割賦販売とあまり変わらない結果になるわけです。そういう契約になっていたということなのです。 あと、消費税につきましては議員御指摘のとおり通知が花巻市に来ております。その通知の中で、やはり免税事業者であるか証明書を見て確認しなさいということを書いているのです。この部分は、こちらから証明書を求めるべきところだと思うのですけれども、その部分はやっている形跡はございません。したがって、その部分についても少し市のほうの責任はあったと。 それからあとは、OJT研修ではない出張の業務への従事、これは書類上は余り問題ないような書類になっているのです。その書類審査で見落としたのでやむを得ないという部分はあります。 電子レンジ等の機器等、契約書のつくり方という部分については、先ほど申し上げたように少し弱いところがありました。これはただ、市の職員はこういうことになれていないわけです。ですから、なれていない人たちがやるとこういう間違いが出てくるというのは、これはなかなか避け得ないと思うのです。ですから、今後気をつけなくてはいけないのですけれども、同じようなことになった場合に、同じような問題が全く発生しないかというと、これは大変私も危惧しているところです。その中で、我々としてはやはりこういうことは専門家が見ていくような形にしないと同じような問題が発生するということで、ことしから弁護士を雇って、いろいろなことについて弁護士の目で見てもらうという体制をつくらせていただきました。 それからあとは、先ほどの消費税の問題も、多分いろいろ聞いていますと、上のほうから下のほうにさっと書類を流しただけで、しっかりその件の議論がされていない。そうすると担当者が1人で一生懸命やっているのですけれども、1人の力ではなかなか間違いをなくすることはできないということで、やはりいろいろな問題については担当者1人に任せないで上のほうでもきちっと見るべきだと私ども申し上げております。どうしても日本では、上の人は下に任せて、黙ってにこにこ笑って判こを押せばいい上司だという時代があったのです。そういう時代ではもうないということを盛んに申し上げていまして、しっかり見るようにと部長とか課長にはお願いしています。そういうことによって、同じような問題が発生しないような体制をつくっているところでございます。 したがって、そういうことを考えますと、県も確かに市から出た書類について見落としはあったと思うのですけれども、やはりそのような問題は一番は市にあったと私は考えておりまして、そこで大変申しわけないのですけれども、皆様の議決をいただきたいということで提案させていただいているということでございます。 先ほどから申し上げていますけれども、今、世の中にはたくさん問題がありまして、市の職員が全部見るのはなかなか難しいのですけれども、本件もその中で出た問題であって、これを担当者1人の責任ということではなくて、市全体でそういう問題が発生しないような体制をつくっていくというのは大変大事なことであって、その意味で我々としてはそのような体制をつくる努力をさせていただきながら、この御負担について皆様に承認をお願いしているということでございます。 ○議長(小原雅道君) 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) いろいろ、るる説明をいただきました。 最後になりますけれども、先ほど職員のお話もされました。それで職員の数がどんどん減らされてきておりまして、本当にそういった中でこうした間違いも起きるのではないかなと危惧をしております。 それと同時に、最後にお尋ねしたいのは、これは市民の税金使うわけですけれども、市民に責任があるのでしょうか、その点について確認をさせてください。 ○議長(小原雅道君) 上田市長。 ◎市長(上田東一君) 市民には責任ないと私は考えております。その意味で大変申しわけないということでございます。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。
    ◆17番(櫻井肇君) 17番、櫻井肇であります。 2点にわたってお伺いをいたします。 16ページの国保都道府県化218万4,000円の歳出と、それから、20ページの企業立地推進事業費、400万円でございます。 まず、国保都道府県化に繰り出すのは218万4,000円ということでございますが、この内容はどういうものでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 熊谷健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(熊谷嘉哉君) 国保会計への繰り出しでございますが、システム改修を予定してございましたので、その分の経費として繰り出すものでございます。 システム改修でございますが、都道府県化に向けて今後本格的に県のほうでさまざまな試算等を行うわけでございますが、それに伴って、市町村からも統一の様式でデータを提供する必要がありますので、それに対応するためのシステム改修ということでございます。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) そうしますと、県内35自治体全てがこのように都道府県化に当たって負担をするとお聞きをいたしましたが、この218万4,000円の算出根拠はどこにあるのでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 熊谷健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(熊谷嘉哉君) お答えします。 この国保会計への繰り出しですが、市の国保のシステムを改修するものでございます。今、当市ではNECにお願いして国保のさまざまな事務を行っていますが、国のほうで都道府県化に向けた統一的なシステムを構築している最中でございまして、国からその概要が示されております。県が試算するデータを統一様式で報告する必要がありますので、その統一のデータに合わせてシステム改修をするものでございまして、国保会計で518万4,000円ほどを今のところ予算として予定しているところでございます。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) これは都道府県化でありますから県のほうへ払うのかと思ったものですからお聞きした次第です。 それで、このシステム改修というのはたびたびございまして、後からもっとかかるのだということが何度か繰り返されております。住基ネットのときもそうでしたし、今度の番号制度もそうですが、この都道府県化に当たってのシステム改修というのは、これからまだかかる部分があるのでしょうか。 それから、この際ですから、システム改修のほかに都道府県化に当たって生じる市の負担というのはどういうものがあるのでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 熊谷健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(熊谷嘉哉君) お答えをいたします。 都道府県化に伴いまして、今、国から全体的なシステム関係の仕様が示されてございます。ただ、その仕様に合致する、国が開発を進めるシステムを使うか、あるいは自前のシステムを改修をして対応するかということについては、これから市で検討をさせていただく予定でございます。 あと、都道府県化に向けては、具体的に県を中心に各市町村の担当者も入り、今後国保運営方針についてのワーキンググループと納付金等のワーキンググループの2つのワーキンググループをつくって、具体的にこれから検討を進めるということでございまして、今後のさまざまな経費云々等については、現時点ではまだ不明というところでございます。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) これからもかかる可能性があるとお聞きをいたしました。この都道府県化というのは、将来、国保税の問題を初め私はデメリットとして大きく市民にのしかってくると思っております。 20ページの企業立地推進事業費400万円について御説明をお願いいたします。 ○議長(小原雅道君) 佐々木商工観光部長。 ◎商工観光部長(佐々木力弥君) 企業誘致推進事業費の流通業務施設立地奨励金補助金についてお答えをさせていただきます。 これについては、流通業務団地に立地していただいた企業に奨励補助金として支出するものであります。2カ年の補助ということで、初年度につきましては昨年補助をさせていただきまして、ことしは2年目ということであります。この要件といたしましては、固定資産投資総額が2,500万円以上、それからあと新規雇用者が5人以上となってございます。対象企業は北海道トナミ運輸株式会社で、平成26年に立地をしていただいたところでございます。新規雇用者は9名ということで、今、仕事をしていただいております。 ○議長(小原雅道君) ここで確認いたします。 質疑を予定されている方、挙手を願います。 近村晴男君。 ◆20番(近村晴男君) 1点だけお願いします。 19ページの6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の補助金ですけれども、これは先ほどの説明では農業用施設や機械の整備に関する補助金ということで3億9,300万円ほどの予算でございますが、これにつきましての具体的な内容をお願いします。 ○議長(小原雅道君) 久保田農林部長。 ◎農林部長(久保田泰輝君) お答えいたします。 産地パワーアップ事業ということで3億9,000万円ほどの補正となってございますが、この事業そのものは平成27年度、国の補正予算で国全体で505億円の予算化がなされたものです。ただ、事業実施は当然、平成27年度中はできないので、国で基金化し、そして平成28年度からの事業に充てるという内容のものでございます。 そして現在、県で事業の要望調査をしておりまして、花巻市全体で現在手を挙げているのが15組織、中身はさまざまございます。例えばヒートポンプでありましたり乾燥調整施設でしたりトラクター、コンバインといった作業機械、そういった内容で15組織が手挙げをしてございまして、その総額が、県支出金になっていますがもともとの原資は国庫支出金でして3億9,365万6,000円、その要望額を計上しているものでございます。 ○議長(小原雅道君) 近村晴男君。 ◆20番(近村晴男君) その中で、これは市は、通っていくお金でしょうけれども、この事業者に対する国の補助率はどうなっていますでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 久保田農林部長。 ◎農林部長(久保田泰輝君) お答えいたします。 補助率は2分の1以内ということです。 ○議長(小原雅道君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので発言を許します。 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) 18番、照井明子でございます。 議案第64号平成28年度花巻市一般会計補正予算(第1号)に反対の討論を行います。補正予算全てに反対するものではありません。 反対の理由は、緊急雇用創出事業、花巻コールセンターに係る補助金返還金についてであります。花巻コールセンターは株式会社DIOジャパンの関連子会社で、本件は東日本大震災に乗じて多額の国の補助金を食い物にした詐欺事件ともいうべきものであります。 DIOジャパンに係る事業については、県が基金造成し、市町村が事業実施主体という形で推進されたものです。しかし、DIOジャパンは昨年破産し、多額な税金が不正に使われ、多くの労働者が失業する事態となりました。国はDIOジャパンに係る事業について会計検査院の検査や厚生労働省の調査を行い、不適正支出なるものを洗い出し、DIOジャパンの破産に伴い実施主体となっている市町に補助金返還させるという措置をとりました。花巻市に468万5,000円余の返還を求めるというものです。 そもそもDIOジャパンに係る事業については、国・県が積極的に奨励し導入された事業であります。また、事業実施に当たっては県の指導監督のもと厳しいチェックを受けてまいりました。達増知事は県議会において、県の指導監督責任を認め、県民と関係市町に対し謝罪をいたしました。しかし、補助金返還は全額関係市町にその責任を負わせるというものです。事業を積極的に奨励し指導監督してきた国・県の責任を実質的に棚上げし、立場の弱い市に押しつけるやり方は認めるわけにはいきません。なぜ株式会社DIOジャパンが全国展開し、43億円もの補助金を受け取れたかなど、真相究明されず、国・県は緊急雇用創出事業の制度自体の問題を認めながら実施市町にのみ返還を求めることを認めるわけにはいきません。 よって、本補正予算計上のDIOジャパン関連に係る返還金について反対をいたします。 ○議長(小原雅道君) ほかに討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第64号平成28年度花巻市一般会計補正予算(第1号)には反対がありましたので、起立により採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(小原雅道君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 ここで昼食のため午後1時25分まで休憩いたします。     午後0時25分 休憩     午後1時25分 再開 ○議長(小原雅道君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案審議を続行いたします。 ○議長(小原雅道君) 日程第17、議案第65号平成28年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 議案第65号平成28年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、国保財政運営の都道府県化に対応するためのシステム改修業務委託料に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ518万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ108億5,292万4,000円とするものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げますので、7ページをお開き願います。 2、歳入、3款国庫支出金、2項国庫補助金、1目財政調整交付金300万円及び9款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金218万4,000円は、それぞれ都道府県化に対応するシステム改修業務に係る国庫補助金及び一般会計繰入金であります。 9ページをお開き願います。 3、歳出、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費518万4,000円は、都道府県化に対応するためのシステム改修業務委託料であります。 なお、本補正予算につきましては、花巻市国民健康保険運営協議会におきまして諮問のとおり答申されたものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第65号平成28年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第18、議案第66号平成28年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 議案第66号平成28年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、介護保険制度改正に対応するためのシステム改修業務委託料に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ200万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ101億9,520万5,000円とするものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げますので、7ページをお開き願います。 2、歳入、7款繰入金、1項一般会計繰入金、5目その他一般会計繰入金200万9,000円は、制度改正に対応するシステム改修業務に係る一般会計繰入金であります。 9ページをお開き願います。 3、歳出、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費200万9,000円は、制度改正に対応するためのシステム改修業務委託料であります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第66号平成28年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第19、議案第67号平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原忠雅君) 議案第67号平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、平成28年度より地方公営企業法の一部を適用し公営企業会計として編成した下水道事業会計予算において、地方公営企業法を適用する以前、すなわち平成27年度に発生した債権及び債務に係る未収金及び未払金について、その金額が確定したことにより、地方公営企業法施行令第4条第4号に基づき、平成28年度の債権及び債務として整理するものであります。 それでは、花巻市下水道事業会計補正予算(第1号)の1ページをお開き願います。 第1条は省略させていただきまして、第2条でありますが、当該事業年度に属する債権としての未収金の金額を6億5,797万8,000円とし、債務としての未払金を5億6,333万8,000円として、平成28年度花巻市下水道事業会計予算第4条の2として整理しようとするものであります。 2ページ以降、予定キャッシュフロー計算書、貸借対照表につきましては説明を省略させていただきます。 以上、平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第1号)の概要を御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第67号平成28年度花巻市下水道事業会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第20、議案第68号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 亀澤副市長。 ◎副市長(亀澤健君) 議案第68号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、人権擁護委員の小野タエ子さんが平成28年9月30日をもって任期満了となりますことから、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、後任の人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めるものであります。 今回推薦しようとする小野タエ子さんは、人格識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解がありますので適任と認められることから、人権擁護委員の候補者として推薦するものであります。 以上、説明を終わりますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) お諮りいたします。議案第68号は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより採決いたします。 議案第68号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについては、原案による者を適任と認めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第68号は原案による者を適任と認めることに決しました。 ○議長(小原雅道君) 日程第21、報告第5号平成27年度花巻市一般会計繰越明許費の繰越しについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 報告第5号平成27年度花巻市一般会計繰越明許費の繰越しについてを御説明申し上げます。 本報告は、地方自治法第213条第1項の規定により、平成27年度花巻市一般会計繰越明許費に係る歳出予算の経費を平成28年度に繰り越しましたので、同法施行令第146条第2項の規定により議会に報告するものであります。 45ページの平成27年度花巻市一般会計繰越明許費繰越計算書をごらんいただきたいと存じます。 2款総務費、1項総務管理費、振興センター等整備事業、翌年度繰越額1,575万8,000円につきましては、関係機関との協議に時間を要したため繰り越したものでありますが、9月末日の完了予定であります。 同項の番号制度導入事業、翌年度繰越額2,353万2,000円から、3款民生費、2項児童福祉費、児童福祉管理運営費、翌年度繰越額306万8,000円までの4事業につきましては、国の補正予算に対応し繰り越したものでありますが、それぞれ8月末から平成29年3月末日にかけて完了予定であります。 6款農林水産業費、1項農業費、生産施設等整備事業、翌年度繰越額5億8,111万7,000円につきましては、国の補正予算への対応のほか、補助事業者が用地交渉及び移転補償に時間を要したため繰り越したものでありますが、12月末日の完了予定であります。 同項の農村施設整備事業、翌年度繰越額8,810万円につきましては、過疎対策事業債の追加配分に対応し繰り越したものでありますが、9月末日の完了予定であります。 同項の農村施設維持事業、翌年度繰越額4,385万4,000円につきましては、関係機関との協議に時間を要したため繰り越したものでありますが、7月末日の完了予定であります。 7款1項商工費、地元企業等連携・最終製品創出事業、翌年度繰越額1,220万円から、同項の広域観光推進事業、翌年度繰越額2,700万円までの3事業につきましては、いずれも国の補正予算に対応し繰り越したものでありますが、それぞれ12月末から平成29年2月末日にかけての完了予定であります。 8款土木費、2項道路橋梁費、道路維持修繕事業、翌年度繰越額7,000万円につきましては、除雪業者の受注機会拡大並びに道路損傷箇所の早期修繕を図るため繰り越したものでありますが、5月末日までに完了しております。 同項の生活道路整備事業、翌年度繰越額3,827万6,000円につきましては、占用物件の移設等に時間を要したため繰り越したものでありますが、6月末日の完了予定であります。 同項の橋梁維持事業(朝日橋、猫塚南境橋)、翌年度繰越額7,610万円から、同項の橋梁整備事業(豊沢橋、太田橋)、翌年度繰越額1億4,907万5,000円までは、社会資本整備総合交付金の追加交付等に対応し繰り越したものでありますが、12月末日から平成29年1月末にかけての完了予定であります。 同項の交通安全環境整備事業、翌年度繰越額3,620万5,000円及び46ページになりますけれども、5項住宅費、市営住宅環境改善事業、翌年度繰越額1億1,507万円につきましては、資材の調達及び作業員の確保等に時間を要したため繰り越したものでありますが、それぞれ平成29年2月末日、平成28年7月末日の完了予定であります。 10款教育費、2項小学校費、小学校施設維持事業、翌年度繰越額6,166万円及び3項中学校費、中学校施設維持事業、翌年度繰越額1,952万9,000円につきましては、国の補正予算に対応し繰り越したものでありますが、いずれも9月末日までの完了予定であります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第5号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第22、報告第6号平成27年度花巻市下水道事業特別会計繰越明許費の繰越しについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 報告第6号平成27年度花巻市下水道事業特別会計繰越明許費の繰越しについてを御説明申し上げます。 本報告は、地方自治法第213条第1項の規定により、平成27年度花巻市下水道事業特別会計繰越明許費に係る歳出予算の経費を平成28年度に繰り越しましたので、同法施行令第146条第2項の規定により議会に報告するものであります。 48ページの平成27年度花巻市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書をごらんいただきたいと存じます。 2款事業費、1項公共下水道整備費、公共下水道整備事業、翌年度繰越額8,130万1,000円につきましては、国の交付金の追加に対応し繰り越したものでありますが、10月末日の完了予定であります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第6号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第23、報告第7号平成28年度及び平成27年度一般社団法人花巻農業振興公社の経営状況についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 報告第7号平成28年度及び平成27年度一般社団法人花巻農業振興公社の経営状況についてを御説明申し上げます。 最初に、平成27年度の経営状況について御説明申し上げますので、お手元に配付しております報告第7号別冊その1、事業報告書をごらん願います。 1ページからの事業報告でありますが、同公社では農地利用調整事業のほか、平成26年度に創設された農地中間管理事業の業務の一部を農地中間管理機構である岩手県農業公社から受託して花巻市と連携し、農地の貸借の交渉や説明会の実施など、担い手への農地集積に向けた積極的な取り組みを実施してきたところであります。 3ページの貸借対照表であります。 資産の部の主な内訳といたしまして、流動資産については6,363万3,901円、固定資産については111万6,606円となっており、資産の部の合計が6,475万507円となっております。 負債の部についてでありますが、負債合計が447万1,828円、正味財産については6,027万8,679円であり、負債、正味財産を合わせて6,475万507円となっております。 次に、4ページからの正味財産増減計算書、いわゆる損益計算書でありますが、経常収益の合計は1億3,930万4,529円であり、事業費と管理費を合わせた経常費用の合計1億5,236万137円を差し引き、当期経常増減額はマイナス1,305万5,608円となります。この当期経常増減額から経常外費用の100万2,690円と法人税等を差し引きましたマイナス1,414万298円が当期一般正味財産増減額となります。これに一般正味財産期首残高を加えた6,027万8,679円が一般正味財産期末残高となるものであります。指定正味財産はございませんので、6,027万8,679円が正味財産期末残高となるものであります。 次に、7ページの公益目的支出計画実施報告書でございます。 同公社において公益法人として税制優遇等を受けて形成してきた財産があったことから、一般社団法人に移行する際に公益目的とする農地利用調整事業への支出によってその財産を費消することが義務づけられており、平成26年1月6日に公益目的支出計画を作成しております。 公益目的財産額は1億478万4,546円であり、計画どおり推移しており、完了見込みは平成36年3月31日であります。当該事業年度の公益目的支出額は1億564万3,816円であり、当該事業年度末日の公益目的財産残額は7,087万7,787円となっております。 次に、平成28年度の事業計画について御説明いたしますので、報告第7号別冊その2、事業計画書をごらんいただきたいと存じます。 1ページ目は基本方針であります。 次に、2ページの収入支出予算でありますが、経常収益の総額を9,725万7,000円と見込み、3ページになりますが、経常費用の総額を1億1,009万5,000円と見込んでおります。収支不足分となる1,283万8,000円につきましては、公益目的財産から充当いたします。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第7号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第24、報告第8号平成28年度及び平成27年度株式会社東和町総合サービス公社の経営状況についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 報告第8号平成28年度及び平成27年度株式会社東和町総合サービス公社の経営状況についてを御説明申し上げます。 最初に、平成27年度の経営状況について御説明申し上げますので、お手元に配付しております報告第8号別冊その1、事業報告書をごらん願います。 2ページ及び3ページについては、平成27年度の経営概要についてまとめたものであります。市営バス、スクールバス事業等の一般部門、貸切バス事業等の貸切部門の2部門の事業を実施しております。 次に、平成27年度決算の状況について御説明申し上げます。 4ページ、貸借対照表をごらん願います。 資産の合計は、流動資産、固定資産合わせて8,597万6,068円であります。 負債の合計は7,582万659円であり、これに純資産の合計1,015万5,409円を加えました負債及び純資産の合計が資産合計と一致するものであります。 次に、5ページの損益計算書でありますが、売上総利益は1億4,628万8,835円であり、これより販売費及び一般管理費を差し引いた営業損失は58万1,478円となったところであります。 また、営業外も含めた経常利益につきましては203万9,391円となったところであります。 なお、これに予約応答型乗合交通事業に係る補助金である特別利益を加え、法人税、住民税及び事業税を減じますと、当期利益は436万2,791円となったところであります。 7ページをお願いいたします。 株主資本等変動計算書でありますが、利益剰余金の当期首残高マイナス2,420万7,382円に当期利益を加えました当期末残高はマイナス1,984万4,591円となり、次期繰越損失として処理するものであります。 次に、平成28年度の事業計画について御説明申し上げますので、報告第8号別冊その2、事業計画書をごらん願います。 まず、2ページ、3ページでありますが、経営方針であります。 次に、4ページの収支計画書でありますが、収入合計として1億4,880万6,008円を見込んでおります。支出につきましては1億4,797万7,913円を見込み、当期利益を82万8,095円と計画しているところであります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第8号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第25、報告第9号平成28年度及び平成27年度株式会社とうわ地域資源開発公社の経営状況についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 報告第9号平成28年度及び平成27年度株式会社とうわ地域資源開発公社の経営状況について御説明申し上げます。 最初に、平成27年度の経営状況について御説明申し上げます。 お手元に配付いたしております報告第9号別冊その1、事業報告書をごらん願います。 1ページ及び2ページの事業報告でありますが、花巻市とタイアップした湯のまちホット交流サービス事業やゴールデンウイーク等年間を通じた各種誘客イベントを初め、新たに花巻プレミアム商品券を活用した企画商品の導入や、入湯者300万人達成記念イベントを開催するなど、利用客のサービス向上と集客拡大に努めた結果、入湯者数は昨年より2,500人ほど上回り、前年度に引き続き黒字決算となったところであります。 次に、3ページの貸借対照表であります。 資産合計は2億9,849万3,155円であります。 負債につきましては、合計5,313万7,755円であり、主な内容は固定負債の借入金4,567万円でありますが、着実な返済を行っております。 次に、4ページから6ページの損益計算書であります。 売上高合計は1億9,274万4,953円で、営業費用合計9,587万2,653円と事業管理費9,513万6円を差し引いた営業利益は174万2,294円となったところであります。これに事業外損益を加えた経常利益は145万8,316円で、さらに特別損益を加えた当期純利益は102万6,528円となったところであります。 次に、7ページをお願いいたします。 株主資本等変動計算書でありますが、資本金に変動はなく2億7,000万円であり、利益剰余金は、前期末残高マイナス2,567万1,128円に当期純利益102万6,528円を加えますと、当期末残高はマイナス2,464万4,600円となり、純資産合計は2億4,535万5,400円となるものであります。 次に、平成28年度の事業計画について御説明申し上げますので、報告第9号別冊その2、事業計画書をごらん願います。 1ページ及び2ページの事業計画でありますが、東和温泉開業20周年を迎えることから、記念式典を初め、園芸業者とタイアップしたガーデン&マーケットin東和の開催や、ホテルフォルクローロ花巻東和と連携したイベントの開催など利用客の確保に努めるものであります。 3ページをお願いします。 損益計画表でありますが、売上高は全部門合計2億52万1,000円を見込むものであり、営業費用及び管理費用合計1億9,789万8,000円を差し引いた営業利益は262万3,000円で、これに営業外損益を加えた当期利益247万9,000円を見込んでおります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第9号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第26、報告第10号平成28年度及び平成27年度株式会社土澤まちづくり会社の経営状況についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 報告第10号平成28年度及び平成27年度株式会社土澤まちづくり会社の経営状況についてを御説明申し上げます。 最初に、平成27年度の経営状況について御説明申し上げます。 お手元に配付いたしております報告第10号別冊その1、事業報告書をごらん願います。 1ページから3ページの事業報告でありますが、地域商業推進母体として、毎年実施しております顔づくり事業、おしかけ商店街等を初め、新たに地域おこし協力隊員を交えた土沢商店街の空き家、空き店舗の調査事業あるいは商業者、農業者連携による農産物販売、地域素材を考慮した商品開発の勉強会開催など、地域の振興と消費者のサービス向上活動に努めてきたところであります。 次に、決算の状況について御説明申し上げます。 4ページをごらん願います。 貸借対照表でありますが、資産の合計は122万6,936円であり、うち流動資産が120万3,359円、固定資産が2万3,577円となっております。 負債の合計は11万2,323円であり、これに純資産の合計111万4,613円を加えました負債及び純資産合計が122万6,936円であります。 次に、5ページ、損益計算書であります。 売上高合計は225万1,024円で、これから売上原価103万3,362円と販売費及び一般管理費90万5,292円を差し引いた営業利益は31万2,370円の利益となっております。これに営業外収益等を加算した当期純利益は23万482円であります。 次に、7ページをお願いします。 株主資本等変動計算書でありますが、資本金に変動はなく1,000万円であります。前期末の繰越利益剰余金マイナス911万5,869円に当期純利益金額23万482円を加えましたマイナス888万5,387円が当期末の繰越利益剰余金となるものであります。 次に、平成28年度の事業計画について御説明申し上げますので、報告第10号別冊その2、事業計画書をごらん願います。 これまでの活動の継続はもとより、昨年調査した空き家、空き店舗調査結果による店舗活用推進や農商連携による地域ブランド化の発掘と地域密着型の商業振興に取り組んでまいります。 また、経営的には引き続き厳しい状況にはございますが、さらなる自主財源の確保と商店街各種受託事業の収益確保を図りながら黒字化を目指してまいります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第10号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第27、報告第11号市道熊野内野線太田橋橋梁上部工架設工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 報告第11号市道熊野内野線太田橋橋梁上部工架設工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について御報告いたします。 本報告は、平成27年9月29日に議会の議決を経た市道熊野内野線太田橋橋梁上部工架設工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更することについて、地方自治法第180条第1項の規定により、平成28年3月25日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 変更の内容は、契約金額について2億3,112万円を2億2,162万4,640円としたものであります。 変更の内容でありますが、豊沢川河川敷地内で作業をする橋梁上部の鋼製桁架設と旧橋撤去の施工方法を再検討した結果、作業ヤードを縮小して施工することが可能になったことによる仮設工の減額によるものであります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第11号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第28、報告第12号市道上町成田線豊沢橋下部工(A1・P1・P2)工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木財務部長。 ◎財務部長(佐々木俊幸君) 報告第12号市道上町成田線豊沢橋下部工(A1・P1・P2)工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について御報告いたします。 Aは橋台、Pは橋脚という意味でございます。 本報告は、平成27年9月29日に議会の議決を経た市道上町成田線豊沢橋下部工(A1・P1・P2)工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更することについて、地方自治法第180条第1項の規定により、平成28年3月29日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 変更の内容は、契約金額について2億2,505万400円を2億3,899万8,600円としたものであります。 変更の内容でありますが、橋台、橋脚工に必要とする仮設鋼矢板の打ち込みにおいて、非常に固い層が確認されたため、バイブロハンマという電動のくいを打つ機械でございますけれども、その単独施工からウオータージェット、水圧で固い地層を掘り起こす機械でございますけれども、そのウオータージェット併用施工に変更したものでございます。 また、作業ヤードに使用した土砂を、河川管理者である岩手県及び豊沢川漁業協同組合との協議によりまして、河川敷地内から搬出が必要となったため、運搬費の増を計上したものであります。 以上、御報告を申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第12号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第29、報告第13号公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 報告第13号公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを御説明申し上げます。 本報告は、3件の公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告でありまして、その損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものであります。 事故の状況でありますが、1件目の専決第13号事件につきましては、平成27年11月24日午後1時40分ごろ、花巻市太田地内の平成橋南側において、豊沢川土手東側から相手車両が一時停止をせずに進行し、北進しておりました本市職員が運転する公用車の運転席側に衝突したものであり、この事故によって相手方車両の前部を破損させたというものでございます。 2件目の専決第14号事件につきましては、平成28年3月13日午前8時10分ごろ、花巻市東和町土沢5区地内東和中学校入り口付近の市道石南線上において、春季火災予防運動特別警戒中でありました本市消防団員の運転する消防ポンプ自動車が右折時に後方から追い越してきた相手車両と接触し、相手方車両の前方バンパーを破損させたものであります。 3件目の専決第16号事件につきましては、平成28年5月15日午前9時50分ごろ、花巻市石鳥谷町好地地内の店舗駐車場において、本市特別職非常勤職員の運転する公用車が駐車場出口に向かうためにUターンしたところ、駐車中の相手方車両に接触し、相手方車両右前方バンパーを破損させたものであります。 損害賠償額及び和解の内容はお手元別紙のとおりでありますが、損害賠償につきましては、全国市有物件災害共済会などの査定額を参考に決定したものであります。 和解の方法につきましては、示談によっております。 こうしたたび重なる公用車の事故を受けまして、市といたしましては公用車への花巻市という名称の表示の張りつけ、あるいは出発前の運転する職員への上司からの安全運転の声がけ、車両を後退させる際の同乗者による誘導などを徹底し、緊張感を持って公用車の運転に当たるよう、改めて注意喚起いたしたところであります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 増子義久君。 ◆2番(増子義久君) 公用車の問題について何点かお尋ねしますけれども、東京都の知事の公用車問題というのもありまして、私も大分過敏になっています。 それで、第3件目の平成28年5月15日の件ですが、カレンダー見ますと日曜日になっていますけれども、公用車を使って日曜日にどのような公務があったのでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 3件目の事案でございますけれども、当該公用車を運転しておりましたのは市の特別職非常勤公務員ということでございまして、実際には地域おこし協力隊の隊員の方であります。地域おこし協力隊員については公用車を1台ずつ配置いたしておるところでございます。地域おこし協力隊の活動は、もちろん公務として行っておりますけれども、地域おこし協力隊員に配置した公用車については、市で特別に私用における運行にも使っていいということにしているものでございます。この事案が発生した当日は日曜日の午前中でございまして、私用で事故のあった店舗に買い物をしに行った際に事故を起こしてしまったという事案でございます。 ○議長(小原雅道君) 増子義久君。 ◆2番(増子義久君) 地域おこし協力隊というと非常に頑張っていますけれども、日曜日に私用で使って、石鳥谷の店舗の敷地で起きたと。それでこの専決16号関係の資料を見ますと、過失割合が本人100%となっています。相手方に2万8,000円余り、公用車を運転していた方が5万円余りと。この支払いは両方保険となっていますけれども、公用車の修繕料5万円はどういう類いの保険なのですか。 ○議長(小原雅道君) 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) お答えいたします。 当該事故を起こしました公用車に市が掛けております損害賠償保険は、自損部分についても保険の対象ということで、その保険金で修理を行ったところでございます。 ○議長(小原雅道君) 増子義久君。 ◆2番(増子義久君) これはもし人身事故だったら大変なことです。それで、地域おこし協力隊は各市町村で採用して活躍しているわけですけれども、市町村によって公用車の貸与の仕方がばらばらなのです。私用に使っていいということですが、その場合ガソリン代はどうするのですか。 ○議長(小原雅道君) 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 地域おこし協力隊員の設置については、市といたしまして、設置要綱を設けて告示いたしました。その中に公用車の私的使用の条項がございまして、私用で使うことはできるとしておるほかに、私的使用に係る燃料費相当分については、使用した距離1キロメートル当たり5円を月単位で徴収することにいたしておりますので、燃料代については市の要綱によりいただいています。 ○議長(小原雅道君) 増子義久君。 ◆2番(増子義久君) そうすると、当然ながら業務日誌みたいなものはつけているわけですね。
    ○議長(小原雅道君) 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 公用車の運行については当然、所属長の運行管理をすることになっておりまして、使用承認、そして運行命令をした上で公用車の運行をすることにしております。 ○議長(小原雅道君) 増子義久君。 ◆2番(増子義久君) 普通、市の一般職員が公用車を私用に使うということは、僕の常識ではちょっと考えられません。市の一般の職員が役所に来るときは私有車で来て、仕事のときは公用車を使うわけですけれども、この地域おこし協力隊に限っては公用車を私用にも使ってよろしいということです。公用車を私用に使うということは僕の常識では、いろいろ細かい規則があったとしてもちょっと理解に苦しみます。 例えば、二、三聞いてみましたが、北上市の場合は地域おこし協力隊が4人いますが、公用車の貸与はなしです。それでどうやっているかというと、本人がレンタカーを借りています。それでもちろん業務日誌をつけるわけです。何月何日、何時から、公用、私用はこれぐらいだと。そして私用分を除いてガソリン代を実費支給し、自賠責とか自動車保険は当然本人負担になるわけです。 それで、奥州市も1人雇っているらしいのですけれども、本人が自家用車を持っているようです。それを私用、公用両方使うのですけれども、ガソリン代を含めて謝礼金として3万円を支給しているとのことです。一関市も2人雇っているのですけれども、一関市の場合はちょっと違って、市がリースしてそれを隊員に公用車として貸与すると。それで私用利用はもちろんだめであるとのことです。 つまり、どの自治体でも公用車を私用に使ってはまずいのだという趣旨でいろいろやっているのですけれども、5月15日の事故は私用だったのですか。 ○議長(小原雅道君) 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) この事故のあった日の運行については私用であります。 他市の例もいろいろ御紹介いただきましたけれども、私ども、それも調べてございまして、全国にはやはり花巻市と同じようにやっている自治体も中にはございます。 いずれ考え方といたしましては、地域おこし協力隊員は非常勤特別職で、活動は午前9時から午後4時までの1日6時間週30時間を基本といたしておりますけれども、ただ、地域に入って溶け込んでの活動が非常に多いわけでございますので、その辺は非常に、規則があるようでなかなか不規則な活動をしていただいているということでございます。そういう活動の中で成果を上げていくということでございますので、しっかりした保険の対応を市としてさせていただくということで、通常の公用車が入っている保険は市の共済の保険でございますけれども、そちらではなくて民間の損保の保険に加入して、そして万が一、人身とかの事故があった場合でも対応できるような措置を講じて運行していただいているということでございます。 ○議長(小原雅道君) 増子義久君。 ◆2番(増子義久君) 地域おこし協力隊の仕事柄、いろいろわかるのですけれども、ただ、公用車を私用で使っていた場合に人身事故が起きるということもあり得るわけです。そうなったら社会的にも大問題です。 それで、もう一つ聞きたいのですけれども、無償貸与をする根拠は何ですか。条例か規則があるのですか。私人に対して公用車を貸与するわけですから、何か根拠があってやっているわけですよね。 ○議長(小原雅道君) 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 私人に対してということではなくて、あくまで市の非常勤特別職公務員に対して公用車を貸与しているものでございます。 そして、私的利用を認めているということでございます。私的利用をして事故があった場合でもそれは公用車としての保険の対応をするということですから、全ての事故に対応できるような保険に加入して体制を整えているということでございます。 ○議長(小原雅道君) 増子義久君。 ◆2番(増子義久君) その辺が僕にはわかりにくいのです。まず公用車を私的に利用することの是非ですよ。仕事の内容がいろいろあるのでわかる部分もあるのです。ただ、公用車というのは常識的に公用に使うものだと思います。いろいろな事情があって私的に使ってもいいと言っているわけですけれども、ほかの市町村では、僕が聞いた範囲では私的利用は厳禁であるとしており、そちらのほうが納得いくのです。本人も大変だと思います。いわゆる私的な事故も公務扱いにするということになりますが、それは一般の常識からはかけ離れているのではないですか。 ○議長(小原雅道君) 上田市長。 ◎市長(上田東一君) 仕事をしていただくために来ているわけですけれども、この方たちの給与は非常に低いのです。その部分について、花巻市に住んだ場合において車がない方がいらっしゃるので、公用車をお預けしています。これは総務省からその費用についても交付金ということでもらっているのです。それを使っていただくのか、あるいは、またそれとは別に個人で車を買ったり、先ほどおっしゃったようにリース料を払ってやっていただいたりいろいろなやり方あると思います。ただ、収入が少ない方については経済的に大変だろうということで、そこの部分について、生活に心配ない形で花巻市に来ていただいて仕事をしてもらいたい、だからそのためには、原則的には違うのだけれども、この方たちに限って使用を認めるという制度をつくったということなのです。 ですから、それについてはいろいろな考え方あります。増子議員のような御意見もあると思います。それが正しいという意見もあると思います。ただ、我々は市役所の内部で議論して、その結果、その方たちが生活できる収入を勘案した上でこの部分については使用を認めることとしました。2台の車ではなく1台で生活できるようにしてあげようと考えたわけでございまして、これについてはいろんな考えあると思います。だけれども、我々の考えが間違っているとは思いません。 ○議長(小原雅道君) 増子義久君。 ◆2番(増子義久君) いろいろな考え方があります、給料が十五、六万円で、遠くからやってきて地域おこしをやってくれて、本人がリスクを抱えるのではないかなと思うのです。例えば仕事以外の私用でどこかドライブに行くというときに、重大な人身事故を起こしてしまったとすると、市の処理の仕方は公用車扱いとなるわけです。そうなった場合に、逆に言えば本人がかわいそうだなと思うのです。 そういうことで、いろいろな考え方があるというのは全くそのとおりなのですけれども、僕はやっぱり一生懸命頑張っている地域おこし協力隊の人に、プライベートな部分で重大な責任を負うようなことがあっても、それは本人の責任ではないのだと、公の仕事としてそれを賠償するのだというようなことになれば、なかなかこれは議論があってしかるべきだと思います。 市長はそうではないと言うので、いろいろ考えがありますけれども、コンプライアンスということもよくおっしゃっていますけれども、いろいろな面から検討なさったらいかがかなと思いますので、何か御答弁ありましたらよろしく。 ○議長(小原雅道君) 上田市長。 ◎市長(上田東一君) 申しわけないですけれども、増子議員のおっしゃっていることが全く理解できないです。個人の責任の問題については、先ほど来、部長から御報告していますように、人身事故があってはいけない、だけれども人身事故が起こった場合については全てその賠償責任をカバーする保険を花巻市が手当てしております。したがって、個人的に賠償責任を負うことはございません。 したがって、先ほど増子議員がおっしゃった部分については全く理解できないと申し上げている次第でございまして、もう一つ、地域おこし協力隊の個人の方々に対して御配慮いただくのは非常にありがたいと思っていますが、地域おこし協力隊の方々が花巻市を選んだ理由の1つが、私用においても公用車が使用できるということが、この車が必要な花巻地域においては特に重要な要素として評価して応募した方も多いということでございます。 ○議長(小原雅道君) 増子義久君。 ◆2番(増子義久君) 市長がわからないというのは、私も逆に市長の論拠がよくわからないところがあって質問しているわけです。つまり僕が一番心配しているのは、いわゆる私的な事故も公務中の事故だという取り扱いになるということです。保険上もそういう扱いをするのでしょうけれども、そういうことを僕は疑問に感じているので質問しました。今後検討することがありましたらその辺も含めて議論をしていただきたいと思います。 終わります。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) 17番、櫻井肇です。 1点だけお伺いいたします。 この専決第13号でありますが、事故が平成27年11月24日、専決処分が本年4月28日と5カ月間という期間があります。少し長いのですが、これは何か特別な理由はあったのでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 市村教育部長。 ◎教育委員会教育部長(市村律君) 事故発生時から示談までの期間の時間を要していることについての御質問にお答えいたします。 当該車両がリースの物件で、平成27年3月にリースを開始して、事故が起きたのが11月で8カ月少々たった時期でした。事故の状態は両車とも全損状態でしたので、リース会社で廃棄するか修理するかという判断に時間を要しまして、リース会社で修理対応するという決断をしたのが年明けの1月半ばになってからでした。そこから修理にかかったのですが、ほぼ全損状態の車の修理でしたので、完了したのが3月でした。そういうところで、リース会社で修理するかどうかの判断に時間がかかったこと、そしてそこから修理に入ったので3月までかかった、市の損害額が確定したのが3月中旬で、それから示談交渉に入ったので時間を要したという事案でございます。 ○議長(小原雅道君) 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) そうしますと、私はこの相手方車両の前部を破損させたというよりも、事故原因からすれば、こちらの車が破損させられたとも見えるわけなのですが、そうしますと実質的な示談交渉が長引いたというか、大きなトラブルというのはこういう場合つきまとうものですから、そういうものではないとこういうことですか。 ○議長(小原雅道君) 市村教育部長。 ◎教育委員会教育部長(市村律君) お答えいたします。 資料にもございますように、過失割合は市のほうが5%で、相手方が一時停止しなかったのですが、双方動いていたということで5%の過失が課せられたわけですが、損害額が確定するのに、修理をして額が決まったところからの交渉になったというもので、もめたりしたわけではなく、そういう事案だったということでございます。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第13号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第30、報告第14号市道胡四王一丁目環状線歩道上における傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 報告第14号市道胡四王一丁目環状線歩道上における傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを御報告申し上げます。 本報告は、市道胡四王一丁目環状線歩道上における傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告でありまして、その損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項に基づき専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものであります。 事故の状況でありますが、平成27年9月12日午後9時30分ごろ、新花巻駅前の市道胡四王一丁目環状線歩道上において、集水ますグレーチングのコンクリート枠の破損によりできた穴に相手方が足を踏み入れ転倒し、下肢裂傷、手足打撲の負傷を負ったものであります。 損害賠償額及び和解の内容は別紙のとおりでありますが、損害賠償額につきましては全額、全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険の査定額を参考に決定したものであります。 和解の方法につきましては、示談によっております。 被害を受けた方に改めて深くおわび申し上げる次第であります。 この事故は、道路の管理上の不備によるものであり、今後はこのような事故が発生しないよう、細心の注意のもとに施設の管理に努めてまいります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第14号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第31、報告第15号花巻市勤労青少年ホームにおける物損事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫総合政策部長。 ◎総合政策部長(八重樫和彦君) 報告第15号花巻市勤労青少年ホームにおける物損事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを御報告申し上げます。 本報告は、花巻市勤労青少年ホームにおける物損事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告でありまして、その損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同法第2項の規定によりこれを報告するものであります。 事故の状況でありますが、平成28年4月15日午後3時ころ、花巻市勤労青少年ホームにおいて、当該施設の外壁の一部が駐車場に駐車していた車両に落下し、相手方車両の屋根部分を破損させたものであります。 損害賠償額及び和解の内容は別紙のとおりでありますが、損害賠償額につきましては全国市長会市民総合賠償補償保険の査定額を参考に決定したものであります。 和解の方法につきましては、示談によっております。 被害を受けられた方に対しましては深くおわび申し上げる次第であります。 この事故は、施設の管理上の不備によるものであり、今後はこのような事故が発生しないよう、細心の注意のもとに施設の管理に努めてまいります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、報告第15号を終わります。 ○議長(小原雅道君) これで本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。     午後2時33分 散会...