花巻市議会 2014-03-10
03月10日-05号
平成26年 3月 定例会(第1回)平成26年3月10日(月)議事日程第5号平成26年3月10日(月) 午前10時開議 第1 議案第6号 花巻市水道事業の設置等に関する条例を廃止する条例 第2 議案第7号 花巻市水道事業の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例 第3 議案第8号 花巻市
下水道条例等の一部を改正する条例 第4 議案第9号 花巻市
公設地方卸売市場条例及び花巻市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例 第5 議案第10号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例 第6 議案第11号 花巻市
廃棄物処理等手数料条例の一部を改正する条例 第7 議案第12号 花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例 第8 議案第13号
花巻市営住宅等条例の一部を改正する条例 第9 議案第14号 花巻市工場立地法第4条の2第2項の規定に基づく準則を定める条例 第10 議案第15号 花巻市消防長及び消防署長の資格に関する条例 第11 議案第16号 花巻市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定道路の構造の基準に関する条例 第12 議案第17号
花巻市部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 第13 議案第18号 岩手県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び岩手県
市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて 第14 議案第19号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて 第15 議案第20号 平成25年度花巻市
上水道事業会計資本金の額の減少について 第16 議案第21号 平成25年度花巻市
一般会計補正予算(第9号) 第17 議案第22号 平成25年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 第18 議案第23号 平成25年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第19 議案第24号 平成25年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 第20 議案第25号 平成25年度花巻市
老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号) 第21 議案第26号 平成25年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)本日の会議に付した事件 日程第1 議案第6号 花巻市水道事業の設置等に関する条例を廃止する条例 日程第2 議案第7号 花巻市水道事業の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例 日程第3 議案第8号 花巻市
下水道条例等の一部を改正する条例 日程第4 議案第9号 花巻市
公設地方卸売市場条例及び花巻市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第10号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第11号 花巻市
廃棄物処理等手数料条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第12号 花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例 日程第8 議案第13号
花巻市営住宅等条例の一部を改正する条例 日程第9 議案第14号 花巻市工場立地法第4条の2第2項の規定に基づく準則を定める条例 日程第10 議案第15号 花巻市消防長及び消防署長の資格に関する条例 日程第11 議案第16号 花巻市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定道路の構造の基準に関する条例 日程第12 議案第17号
花巻市部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 日程第13 議案第18号 岩手県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び岩手県
市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて 日程第14 議案第19号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて 日程第15 議案第20号 平成25年度花巻市
上水道事業会計資本金の額の減少について 日程第16 議案第21号 平成25年度花巻市
一般会計補正予算(第9号) 日程第17 議案第22号 平成25年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第18 議案第23号 平成25年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第19 議案第24号 平成25年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第20 議案第25号 平成25年度花巻市
老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第26号 平成25年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)出席議員(33名) 1番 増子義久君 3番 細川宏幸君 4番 照井雄一君 5番 高橋 勤君 6番 伊藤源康君 7番 大原 健君 8番 小原雅道君 9番 鎌田幸也君 10番 松田 昇君 11番 小原茂明君 12番 鎌田芳雄君 13番 照井明子君 14番 藤井幸介君 15番 板垣武美君 16番 藤井英子君 17番 平賀 守君 18番 藤原晶幸君 19番 若柳良明君 20番 高橋久順君 21番 本舘憲一君 22番 小田島邦弘君 23番 近村晴男君 24番 中村勝吉君 25番 櫻井 肇君 26番 川村伸浩君 27番 藤原米光君 28番 佐藤忠男君 29番 中村初彦君 30番 阿部一男君 31番 齋藤政人君 32番 高橋 浩君 33番 新田盛夫君 34番 高橋淑郎君欠席議員 なし説明のため出席した者 市長 上田東一君 副市長 亀澤 健君 副市長 高橋穣児君
教育委員会委員長 照井善耕君 教育長 佐藤 勝君
選挙管理委員会委員長職務代理者 大原皓二君
農業委員会会長職務代理者 監査委員 戸來喜美雄君 秋篠健一君
政策推進部長 佐々木俊幸君 総務部長 八重樫和彦君
まちづくり部長 菊池保守君 商工観光部長 高木 伸君 農林水産部長 佐々木 忍君 生活福祉部長 大竹昌和君
健康こども部長 出茂 寛君 建設部長 藤原忠雅君
水道事業所長(
上下水道部長併任)
消防本部消防長 瀬川泰正君 神山芳武君
大迫総合支所長 中村良幸君
石鳥谷総合支所長 菅原康之君
東和総合支所長 赤坂 謙君
教育委員会教育部長 高橋福子君 財政課長 伊藤徳明君
総務課長併選挙管理委員会事務局書記長 布臺一郎君職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長 高橋和夫 事務局次長 萬 久也 総務係長 瀬川幾子 議事調査係長 伊藤理恵 午前10時00分 開議
○議長(川村伸浩君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第5号をもって進めます。
○議長(川村伸浩君) 日程第1、議案第6号花巻市水道事業の設置等に関する条例を廃止する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第6号花巻市水道事業の設置等に関する条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 本条例は、本年4月1日から
岩手中部水道企業団において水道事業の経営に関する事務を共同処理することに伴い、花巻市水道事業を廃止しようとするものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項及び第3項は、本条例の廃止に関し所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 この採決は、花巻市議会の議決に付すべき公の施設の廃止又は長期かつ独占的利用に関する条例第2条の規定により、出席議員の3分の2以上の同意を必要といたしますので、起立により採決をいたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(川村伸浩君) 着席願います。 起立全員と認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第2、議案第7号花巻市水道事業の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第7号花巻市水道事業の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例について御説明申し上げます。 本条例は、花巻市水道事業の廃止に伴い関係条例について廃止し、または所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第1条は、花巻市水道事業の廃止に伴い、関係条例を廃止するものでありますが、第1号は花巻市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例、第2号は花巻市
上水道給水条例をそれぞれ廃止するものであります。 第2条から第6条までは、花巻市水道事業の廃止に伴い、関係条例について所要の改正を行うものであります。 第2条は、花巻市
行政手続条例の一部改正でありますが、市の機関から
水道事業管理者の権限を有する市長を削るものであります。 第3条は、花巻市
情報公開条例、第4条は、花巻市
個人情報保護条例の一部改正でありますが、それぞれ実施機関から
水道事業管理者の権限を行う市長を削るものであります。 第5条は、花巻市
職員定数条例の一部改正でありますが、水道事業所の職員の定数の規定を削るものであります。 第6条は、花巻市議会の議決に付すべき公の施設の廃止又は長期かつ独占的利用に関する条例の一部改正でありますが、特別議決を要する公の施設の廃止及び
長期独占的利用から
上水道事業施設を削るものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項から第6項までは、第1条に掲げる条例の廃止に関し、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第7号花巻市水道事業の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第3、議案第8号花巻市
下水道条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第8号花巻市
下水道条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律による消費税法の一部改正等に伴い、
公共下水道等、使用料の額に係る消費税及び地方消費税の税率を改めるなど、所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 最初に、第1条の花巻市下水道条例の一部改正について御説明いたします。 第19条は、使用料の徴収の規定でありますが、花巻市
上水道給水条例の廃止に伴い、使用料の徴収方法及び納期限の規定について、所要の整理を行うものであります。 第20条第1項は、使用料の算定方法の規定でありますが、公共下水道の使用料に係る消費税等の税率を100分の108に改めるものであります。 次に、第2条は、花巻市戸別浄化槽の整備に関する条例の一部改正であります。 第18条第2項は、使用料の徴収方法及び納期限の規定でありますが、花巻市
上水道給水条例の廃止に伴い、所要の整理を行うものであります。 第19条第1項は、使用料の額の規定でありますが、戸別浄化槽の使用料に係る消費税等の税率を100分の108に改めるものであります。 次に、第3条は、花巻市
汚水処理施設条例の一部改正であります。 第16条は、
汚水処理施設の使用料の規定でありますが、消費税等の税率を100分の108に改めるほか、引用条項の整理を行うものであります。 次に、第4条は、花巻市
農業集落排水施設条例の一部改正であります。 第14条は、
農業集落排水施設の使用料の規定でありますが、消費税等の税率を100分の108に改めるほか、使用料の徴収方法及び納期限の規定について、花巻市
上水道給水条例の廃止に伴い、所要の整理を行うものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項から第6項までは、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので発言を許します。 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。 私は、議案第8号花巻市下水道条例の一部改正の条例に反対の立場で討論を行います。 今回の消費税の増税は、国民による8兆円の負担増という空前の増税であり、景気の悪化をさらに招き、国の財政再建の役にも立たないことであり、また花巻市議会の増税をやめよという意見書にも背くことであるから、反対をするものであります。 そして、この消費税増税は、花巻市の各会計や来年度の予算に影響を及ぼすものであります。しかし、これは花巻市の責任では全くございません。したがって、消費税増税がこれから行われます平成26年度各
会計予算審査や私の表決に影響を与えるものではないということも、この際申し添えるものであります。 終わります。
○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第8号花巻市
下水道条例等の一部を改正する条例には反対がありましたので、起立により採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(川村伸浩君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第4、議案第9号花巻市
公設地方卸売市場条例及び花巻市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第9号花巻市
公設地方卸売市場条例及び花巻市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律による消費税法の一部改正等に伴い、使用料等の額に係る消費税及び地方消費税の税率を改めようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 最初に、第1条は、花巻市
公設地方卸売市場条例の一部改正であります。 第49条第1項は、花巻市
公設地方卸売市場の使用料の規定でありますが、消費税等の税率を100分の108に改めるものであります。 次に、第2条は、花巻市
道路占用料徴収条例の一部改正であります。別表は、道路占用料の額の規定でありますが、占用の期間が1カ月未満のものについての占用料に係る消費税等の税率を100分の108に改めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので発言を許します。 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。 反対討論を行います。 これもまた、先ほど申し上げましたように消費税の増税に反対するという立場から、本条例にも反対をするということでございます。 終わります。
○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第9号花巻市
公設地方卸売市場条例及び花巻市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例には反対がありましたので、起立により採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(川村伸浩君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第5、議案第10号花巻市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第10号花巻市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、消費税及び地方消費税の税率の引き上げによる
地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正等に伴い、
長期優良住宅建築等計画認定申請手数料等について、所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 別表は、手数料を徴収する義務及び金額の規定でありますが、(1)戸籍等関係の表のうち、21の項及び23の項は、
長期優良住宅建築等計画認定申請手数料及び低
炭素建築物新築等計画認定申請手数料の額を改めるものであります。 41の項は、大迫猟区の廃止に伴い、入猟承認料の規定を削除するものであります。 100の項、102の項及び103の項は、岩石及び砂利の
採取計画認可申請手数料並びに砂利の
採取計画変更認可申請手数料の額を改めるものであります。 また、(2)消防関係の表のうち、2の項から4の項まで、15の項及び17の項は、危険物の製造所、貯蔵所、移送取扱所の
設置許可申請手数料及び完成検査前検査手数料並びに
特定屋外タンク貯蔵所の保安手数料の額を改めるほか、所要の整理を行うものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は一部の改正規定を除き、平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので発言を許します。 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。 私は、先ほど同様、この点につきましても消費税の増税、断固反対するという立場から反対を表明するものであります。 終わります。
○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第10号花巻市手数料条例の一部を改正する条例には反対がありましたので、起立により採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(川村伸浩君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第6、議案第11号花巻市
廃棄物処理等手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第11号花巻市
廃棄物処理等手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、市内の
し尿収集運搬手数料を統一しようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第2条第1項は、花巻市のうち大迫町及び石鳥谷町を除く区域、すなわち旧花巻市及び旧東和町の区域の
し尿処理収集運搬手数料の規定でありますが、花巻市のうち、大迫町及び石鳥谷町の区域を対象とする
紫波稗貫衛生処理組合が、消費税法等の一部改正に伴い、手数料の額を引き上げることに伴い、市内統一の手数料とするよう改めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので発言を許します。 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。 運搬手数料の統一というのは、理解はできます。これはある意味当然でありますが、しかし、この統一の内容には、先ほどの説明にもございましたように、消費税の増税が含まれているということから反対をするものであります。 終わります。
○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第11号花巻市
廃棄物処理等手数料条例の一部を改正する条例には反対がありましたので、起立により採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(川村伸浩君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第7、議案第12号花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第12号花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、花巻市
介護老人保健施設及び花巻市華の
苑指定居宅介護支援センターの管理を指定管理者に行わせることに伴い、花巻市
老人保健施設事業特別会計を廃止しようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第2条は特別会計の設置の規定でありますが、特別会計のうち花巻市
老人保健施設事業特別会計を廃止するものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 附則第2項は、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。 この華の苑の最後の会計の決算、まだ数カ月あるということは十分承知しておりますが、現在の見込みで、この最後の決算の収支状況というのは大体どう見込んでおられるのかをお伺いします。
○議長(川村伸浩君) 大竹生活福祉部長。
◎生活福祉部長(大竹昌和君) 華の苑の平成25年度の決算見込みでございますが、サービス収入がかなり落ち込んできておりまして、この後、御提案申し上げます特別会計の補正予算でも御審議をいただくことといたしておりますが、一般会計から2,400万円ほどの繰り入れをお願いをして、赤字補填をしていきたいと考えているものでございます。
○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 赤字の補填ということでありますが、その後、いわゆる指定管理になるわけですが、この会計はどのように引き継がれるのか。それとも引き継がないで、平成25年度で全部市の中で消化して、きれいな状態で渡すと言ったらいいのか、どういう会計の状態で渡すのか、会計上の引き継ぎについてお願いします。
○議長(川村伸浩君) 大竹生活福祉部長。
◎生活福祉部長(大竹昌和君) 会計の引き継ぎについてでございますが、基本的に会計については引き継がないと。市の平成25年度の決算をもって、収支を合わせて締めるという状況になろうかと思います。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 若柳良明君。
◆19番(若柳良明君) 19番、若柳でございます。 職員の配置の関係について、4月1日からそれぞれ希望を聞いて配置することになっておりますけれども、どの程度内定しているのかお伺いをいたします。今現在で結構です。
○議長(川村伸浩君)
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) お答えいたします。 正規職員につきましては、全て本人の、職員個々の希望を聞き、そして今まさに作業をしておりますが、人事の配置に反映させます。引き続き仕事をしていきたいという方の意向については全て反映させることで、今調整をいたしているところでございます。
○議長(川村伸浩君) 大竹生活福祉部長。
◎生活福祉部長(大竹昌和君) 私からは臨時職員、あるいはパート職員についてお答えをさせていただきます。 現在、35名ほどの臨時職員、パート職員がいるわけですが、基本的に本人の意向をお聞きしまして、本人が継続して働きたいという方については全員、指定管理を委託する法人に引き継ぐといいますか、勤務をしていただくという予定になってございまして、現在5人ほどの方が本人の都合で退職をしたいという申し出があるようでございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第12号花巻市
特別会計設置条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第8、議案第13号
花巻市営住宅等条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第13号
花巻市営住宅等条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第7条第3項は、入居予定者の選考の規定でありますが、優先的に入居予定者として決定できる者の対象に、生活の本拠をともにする交際をする関係にある相手からの暴力を受けた者を加えるほか、所要の整理を行うものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) 13番、照井明子でございます。 配偶者からの暴力の防止ということで、配偶者からの暴力を受けて、シェルターと言われるようなところに措置などされるわけですけれども、今まで花巻市内でそのような事例が年間どのくらいあったのか。また、多分他市の市営住宅になると思うのですが、そういったところへの入居を促した事例など、もしデータがありましたならばお尋ねします。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 配偶者等からの暴力ということで、婦人相談を扱ってございますのでお答えします。 やはり、夫等からの暴力の関係につきましては、年間何件か出てきているところでございますけれども、実際に住宅のあっせんという形で、実際に入っている方は今現在はおらない状況になってございます。ただ、相談内容に応じまして、住宅ばかりではなく、戸籍等の関係の手続など、御相談に乗っているという状況でございます。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) 恐らく、花巻市内の方が花巻市内の市営住宅に入居するというケースは少ないと思っております。やはり安全性の確保などから考えれば、他市に移り住んでいただくケースのほうが多いと思います。 また、他市から花巻市に入居をしてくるケースがあると思います。その場合、やはり福祉との連携、安全な確保が最も大切になってくるわけで、その連携の部分についてはどのように対応されるのかお伺いをいたします。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) そういう状況に遭った方々でございますけれども、やはり他市からもこういう問題を抱えている方が転入なされますという情報等もこちらには入ってきてございます。そしてまた、ケース・バイ・ケースですけれども、県の福祉総合相談センターとも連絡をとりながら対応しているというのが状況でございます。他市等の住宅であれば、そちらにも紹介していくというような形で進めてございます。市内部の関係につきましては、住宅なり金銭の関係もございますので、担当部とも連絡をとりながら、そちらの職員も同席して御相談に応じているという状況でございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第13号
花巻市営住宅等条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第9、議案第14号花巻市工場立地法第4条の2第2項の規定に基づく準則を定める条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第14号花巻市工場立地法第4条の2第2項の規定に基づく準則を定める条例について御説明申し上げます。 本条例は、平成23年8月30日に公布された地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第二次一括法の施行による工場立地法の一部改正に伴い、同法第4条第1項の規定により公表された準則にかえて適用すべき緑地面積率等に係る地域準則を定めようとするものであります。 条例の内容について御説明いたします。 本則は、都市計画法第8条第1項第1号の準工業地域、工業地域及び工業専用地域の区域に、工場立地する場合における緑地及び環境施設の面積の敷地面積に対する割合を定めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 板垣武美君。
◆15番(板垣武美君) 15番、板垣武美であります。 ただいま御説明がありましたが、地域主権改革絡みの第二次一括法の関係での条例案でございますけれども、条例への委任方法と申しますか、独自基準の可否ということで参酌する基準、従うべき基準、標準とすべき基準と3つございましたが、この場合はどれに該当するのでありましょうか。
○議長(川村伸浩君) 高木商工観光部長。
◎商工観光部長(高木伸君) これは市独自で一定の範囲内で定めることができるものでございますので、参酌すべき基準と捉えております。
○議長(川村伸浩君) 板垣武美君。
◆15番(板垣武美君) そうしますと、従来の政省令に定める基準の内容と、今回、市が条例で定めようとする内容で異なる部分はございますか。
○議長(川村伸浩君) 高木商工観光部長。
◎商工観光部長(高木伸君) 従来は工場立地法に基づきまして、国で準則を定めておりました。その国で定めておりました準則の数値が、緑地割合ですと100分の20、環境施設ですと100分の25という数字でございました。 従前から都道府県、または指定都市につきましては、それにかえて地域準則を定めることができるといった条項がございましたが、今般、第二次一括法に伴う工場立地法の改正に伴いまして、市においてもそれを定めることができると。 今回、御提案申し上げております数字でございますけれども、これにつきましても国で市が定める範囲は示してございますので、この範囲内の数字を採用したという状況でございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) 今回の条例の中で、緑地の関係はよくわかりますけれども、誘致した企業の中で環境施設という言葉ですが、具体的にはどのようなものが環境施設の中に含まれるのか、お伺いします。
○議長(川村伸浩君) 高木商工観光部長。
◎商工観光部長(高木伸君) 環境施設は、正確には緑地プラス緑地以外の環境施設ということで、緑地と合算してこれぐらいの割合ということでございます。 環境施設といたしましては、一般的な噴水等の修景施設、あるいは屋内運動場、近年でありますと太陽光発電施設等々が該当いたします。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第14号花巻市工場立地法第4条の2第2項の規定に基づく準則を定める条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第10、議案第15号花巻市消防長及び消防署長の資格に関する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第15号花巻市消防長及び消防署長の資格に関する条例について御説明申し上げます。 本条例は、平成25年6月14日に公布された地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第三次一括法の施行による消防組織法の一部改正に伴い、消防長及び消防署長の資格の基準を、政令で定める基準を参酌して定めようとするものであります。 条例の内容について御説明いたします。 題名は、花巻市消防長及び消防署長の資格に関する条例とするものであります。 第1条は、この条例の趣旨について定めるものであります。 第2条は、消防長の資格について、第3条は消防署長の資格について、それぞれ定めるものであります。 なお、政令で定める基準の参酌の結果、本条例中の基準につきましては、これまでの本市における運用実績を勘案し、地域の実情として、政令と異なる内容を設ける必要がないため、国の基準どおりの内容とするものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。 地域主権一括法の中で、この点についても実は私、警戒をしておった部分であります。と申しますのは、これこそ専門分野で業務等を積み重ねなければならない分野でありまして、現状より変更はいかがなものかと思っておりました。 ただいまの御説明をお伺いしますと、これは現状と変わりないとお聞きしましたが、確かめる意味でもう一回お願いします。
○議長(川村伸浩君) 瀬川消防長。
◎
消防本部消防長(瀬川泰正君) お答えします。 現状と変わりないものでございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第15号花巻市消防長及び消防署長の資格に関する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第11、議案第16号花巻市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定道路の構造の基準に関する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第16号花巻市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定道路の構造の基準に関する条例について御説明申し上げます。 本条例は、第二次一括法の施行による高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリー法の一部改正に伴い、花巻市が特定道路を新設し、または改築する場合における移動等の円滑化のために必要な道路の構造に関する基準について、主務省令を参酌して定めようとするものであります。 第二次一括法のうち、法令で規定されていた施設・公物の設置管理に関する基準を参酌し、本市で条例整備の必要があるものについては、平成24年12月定例会において、いずれも議決をいただいたところであります。 しかしながら、過日、国土交通大臣が指定する新設特定道路を有しない道路管理者であっても、条例で道路移動等円滑化基準を定める必要があるとの国・県からの通知等を受け、県内各市町村においてもこれを踏まえ条例を制定している状況に鑑み、本市においても同様に当該基準を定めようとするものであります。 今般のバリアフリー法の一部改正では、主務省令を参酌すべき基準として条例を定めるものでありますが、本条例については、参酌の結果、そもそも本市に該当する特定道路がないことから、特段独自基準は設けず、省令基準に準じた内容とするものであります。 条例の内容について、章ごとに御説明いたします。 題名は、花巻市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定道路の構造の基準に関する条例とするものであります。 第1章は、総則の規定でありますが、第1条及び第2条において、この条例の趣旨及び用語の定義を定めるものであります。 第2章は、歩道等の規定でありますが、第3条から第10条までにおいて、歩道の設置及び有効幅員、歩道等の舗装、勾配、車道等の分離、車道等に対する高さ、横断歩道に接続する歩道等の部分、並びに車両乗り入れ部についてそれぞれ定めるものであります。 第3章は、立体横断施設の規定でありますが、第11条から第16条までにおいて、立体横断施設の設置のほか、立体横断施設に設けるエレベーター、傾斜路、エスカレーター、通路及び階段の構造について、それぞれ定めるものであります。 第4章は、乗合自動車停留所の規定でありますが、第17条及び第18条において、乗合自動車停留所の高さ、ベンチ及び上屋について、それぞれ定めるものであります。 第5章は、自動車駐車場の規定でありますが、第19条から第29条までにおいて、障害者用駐車施設、障害者用停車施設、自動車駐車場の歩行者の出入り口及び通路の構造、エレベーター、傾斜路、階段、屋根並びに障害者用駐車施設の便所の構造について、それぞれ定めるものであります。 第6章は、移動等円滑化のために必要なその他の施設等の規定でありますが、第30条から第34条までにおいて、移動円滑化のために必要な施設の案内標識、視覚障害者誘導用ブロック、休憩施設、照明施設及び防雪施設について、それぞれ定めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。 附則第2項から第6項までは、所要の経過措置を講じるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第16号花巻市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定道路の構造の基準に関する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第12、議案第17号
花巻市部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第17号
花巻市部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、昨年の12月定例会で御決定いただきました
花巻市部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正しようとするものでありますが、本年4月1日から新設を予定しておりました産業経済部を廃し、農林部及び商工観光部として部を再編しようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第2条の改正規定は、設置する部について、産業経済部を廃し、農林部及び商工観光部に改めるほか、所要の改正を行うものでありますが、これにより、7部から総合政策部、財務部、農林部、商工観光部、市民生活部、建設部、健康福祉部及び生涯学習部の8部に改編するものであります。 第3条各号の改正規定は、産業経済部を廃し、農林部及び商工観光部とすることに伴い、当該部の分掌事務についてそれぞれ規定するほか、生涯学習部の分掌のうち、郷土芸能に関することを削るものであります。 附則第13項及び附則第14項は、現行の農林水産部が所管する部署を産業経済部に改めるための花巻市農林業振興審議会条例及び花巻市市有林経営委員会条例の一部改正でありましたが、当該改正規定のうち産業経済部を農林部に改めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 鎌田幸也君。
◆9番(鎌田幸也君) 9番の鎌田幸也です。 何点か質問いたします。 先ほど総務部長がおっしゃったように、この条例は12月に一回決めたものをまた元に戻すと理解していいと思います。提案理由の説明の際に、花巻市まちづくり総合計画長期ビジョンに定める政策及び施策を推進し、効率的な行政事務の執行のために一緒にするという御説明をしていました。今回それをまた2つに分けるということですけれども、その点の矛盾というのはないですか。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎政策推進部長(佐々木俊幸君) お答えいたします。 農林関係、それから商工観光関係、長期ビジョンで定める、しごとの分野に入っております。12月では同じ部にしようとしたわけですけれども、現在の状態に戻すということでございますが、連携をとることによって仕事の分野を推進するという考え方で進めてまいりたいと思っております。
○議長(川村伸浩君) 鎌田幸也君。
◆9番(鎌田幸也君) 何か苦しい御答弁だったような気がしますけれども、一緒にするというときに議会の中でも大きな議論があって、一般質問でも出て、その際には当時
政策推進部長だった亀澤さんの御答弁の中で、小規模の人数の課を解消して、課内で職員同士が協力し合える、連携できる体制の構築を目指すもので、実質的な強化になるとおっしゃっていました。 今回また2つに分けるとなると、人数の少ない課では、ますます仕事が大変になるといいますか、業務が停滞することになるおそれがあると考えますけれども、その点についてはどうですか。
○議長(川村伸浩君) 亀澤副市長。
◎副市長(亀澤健君) お答えいたします。 12月定例会の際の私の答弁との関係もございますので、私からお答えさせていただきます。まず基本的には総合計画に沿うこと、それから、限られた職員数の中で仕事をこなしていくには、連携が必要だろうという考え方は基本的には変わってございません。 ただ、今回大きな農政改革があったということで、それがあの時期からまたさらに具体的な部分も見えてきましたので、職員の連携もさることながら、やはり一定の職員をその専門の部分に張りつけて、農業の改革に対応しなければならないという部分がございます。大きなくくりの中では先ほど申したような考え方ですが、農業関係の改革に迅速に対応するという部分では、今回のような形も必要だろうということで御提案させていただいてございます。
○議長(川村伸浩君) 鎌田幸也君。
◆9番(鎌田幸也君) 農政の大転換があったから、それに対応するために農林部を別にするとのお話ですけれども、それともう一つ、12月定例会のときに議員から質問があった中で大きなことは、いつ、どの部門で、どのような調整をしてきたのかと、一緒にすることについて質問がありました。その際には、まちづくり総合計画の策定作業と並行して、計画の体系に合わせた組織の検討を行ってきましたとお答えをしております。各部長を委員とする検討委員会を立ち上げてやったとお答えをしていますけれども、今回の場合、上田市長が当選なさって2月19日の臨時議会に提案なさるお考えだったようです。そうしますと、提案するまでに21日か22日くらいしかないわけですが、その短い期間でどのような検討をして、このようにまた元に戻そうということになったのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 亀澤副市長。
◎副市長(亀澤健君) 12月定例会に提案した組織の見直しについては、総合計画と並行しながら検討委員会をして、案を練ってきたというのはそのとおりでございます。 今回の部分につきましては、先ほど私が申し上げましたとおり、農政の大改革の中でどのように対応したらいいのかという部分を加味したものでございまして、市長の公約の中にある部分と、それから関係部署との協議の上で、この案を御提案させていただいているということでございます。
○議長(川村伸浩君) 鎌田幸也君。
◆9番(鎌田幸也君) そうすると、農業の大転換もあったし、市長の公約でもあったということで協議をしてきたと理解をいたします。 市長の演述でも、5つの重点項目の中のトップにその農業のことが書かれております。私も農業者ですので非常にありがたいと思いますが、農業の大転換にかかわってという思いと、そういうこともあるというのでしたら、私は今ここで2つに分けるのではなく、逆に政策なり、それから予算措置なりで、しっかりと農業に対する支援をするほうが農業者にとってはありがたいと思いますけれども、その点について最後に市長にお答えをいただきたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 新しい農業政策はもうすぐ実施されるわけですから、すぐ対応しなければならないということで、現在の農林水産部とも協議いたしまして、人員もふやしてやる必要があるだろうということを、すぐやりたいということです。 先ほど、部の人員が少なくて切磋琢磨できないのではないかというお話がございましたけれども、もしそういうことがあるのであれば、さらに人員の増員も今後は考えていきます。ただ、今現在は2人ふやして強力にしてやっていきたいと思っています。それをすぐやりたいということでございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 藤井英子さん。
◆16番(藤井英子君) 16番、藤井英子です。 この件につきましてですけれども、過日の2月17日に議員説明会で組織改編についてお話を聞いたときに、簡単に言えば市長選の公約の部分と、農業は当市の基幹産業なので強化したいということで、再度見直しをしたということだったと思います。 そこでお伺いします。 ワンフロア化の部分についてですが、あそこの場所はあのままにやっていくのかということをまずもってお聞きしたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) ワンフロア化、継続するのかどうかということでございますが、結論から申し上げますと、当面そのまま継続していきたいと考えております。 というのは、一般質問の中でも御答弁申し上げましたとおり、農地中間管理機構の関係もございまして、農業振興公社等も集約をしたいと考えております。それらを集約する中で、きちんと意見交換をしながら進めていきたいと思っております。
○議長(川村伸浩君) 藤井英子さん。
◆16番(藤井英子君) 私もその形が一番いいだろうと思います。それではワンフロア化を今までやってきましたけれども、そこに2人の増員をするとのことですが、もちろん国の状況が変わっているということは加味されるでしょうけれども、2人で十分な対応ができるものなのでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) 今回の農業の大改革ということで、やはり花巻の農業をどうしようかということをきちんと決めていかなければならないと考えております。そのために、課内室ではございますが、室も設けたいと考えております。まずは当面2名でございますけれども、その中で、さらに努力をしていきたいと思っております。
○議長(川村伸浩君) 藤井英子さん。
◆16番(藤井英子君) 農林部に農政課と農村林務課があって、そして今部長がお話しになった地域農業推進室を設けて、ここに先ほど市長から答弁があった2名が入っていくのだろうと思いますが、私は強化をしていくと考えたときに、この2名でいいのかなという思いはとてもあります。 今の時点では農政課が11人です。部長が1人と。畜産林務課が6人という体制。やはり強化をするならば2人を専従体制、専門職みたいな形でやるよりも、もっと強化していくということが、この提案に一緒についてこなければ、やはり無理があるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) 2名が多いか少ないかということでございますけれども、全体的に職員数が減っている中で増員ということは、それはそれでぜひ評価をいただきたいと思っております。そういう中で、やはりさらに強力な人を配置いただいて、大変な時期でございますので、いずれ協力しながらやっていきたいと思っております。
○議長(川村伸浩君) 藤井英子さん。
◆16番(藤井英子君) 私は今の体制も部長初め強力ではないかと思っていますけれども、余りこういうことは言わないでおきます。農政課、農村林務課の部分ですけれども、今は農政課と畜産林務課ですが、この人数は減らないということですね。純粋に2名が増になるのでしょうか。最後の確認です。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) 御質問にありましたとおり、2名増員でございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 板垣武美君。
◆15番(板垣武美君) 15番、板垣武美です。 部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例と、本当にややこしい条例なわけですけれども、私はさきの定例会でもタイミングが悪いと申し上げたわけです。ちょっと視点を変えてお伺いいたしますが、今度、農林部になるわけですが、12月には産業経済部に統合するということを議決したわけです。その後、随分JAの関係者とか、あるいは森林組合の関係者の方とお話をする機会がありましたが、率直に言って評判が悪いということがありましたけれども、そういった農業関係団体とどのようなすり合わせと申しますか、意見調整をした上で、前の話になりますけれども、12月の定例会に産業経済部案が出てきたのでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) 12月時点での産業経済部ということでございますけれども、先ほど来御説明をしておりますとおり、強力にしていかなければならないという一方では、全体のスリム化というのもあったわけでございまして、より経済の部分については、農林業関係と商工観光関係が連携をしていかなければならないという視点で、特にその点についてはお話を申し上げてきたところであります。
○議長(川村伸浩君) 板垣武美君。
◆15番(板垣武美君) 市には農林業振興審議会というものが条例で設置されております。市長の諮問に応じと前提がありますけれども、農林業振興のための基本的な施策に関すること、その他総合的な農林業施策の推進に関する重要事項に関することを審議するための附属機関がございます。こういう場を活用して統合案というものが出てきたということではないですね、そうしますと。はい、わかりました。 そこで、上田市長にお伺いしますが、上田市長は、今申し上げたのですが農業関係者の方からどういった方法で、そういった御意見とかをお伺いしたのでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 農林振興推進審議会ですか、それは開いておりません。農業関係者、林業関係者の方たちは、当然現業の部の人たちもお話ししていますけれども、私自身農業関係者の方あるいは林業関係者の方たちともよくお話ししています。その中でこのように部を残すということについては皆さんに賛成していただいております。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 高橋浩君。
◆32番(高橋浩君) 32番、花巻クラブの高橋浩でございます。
花巻市部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論いたします。 この条例改正は、まず昨年の9月定例会で、新しい市の10カ年計画のビジョンを議会で可決し、これからの市のまちづくりの方向を定め、それを実現させるため12月定例会において、市役所の行政組織の見直しは、市民ニーズに対応したスリムで効果的な組織体制に改編したものであり、これからの行政経営体のあり方として期待している一人でありましたし、ただいまいろいろ質疑があったとおりであります。 しかしながら、まだ実施していない産業経済部の設置を今定例会において廃止し、また元の農林部と商工観光部に戻す改正案は、ある意味では二元代表制の議会の決定を軽視した提案であると存じます。 12月定例会に可決、成立した部設置条例は、政策に合わせた部の再編を行うものであり、縦割り行政の欠点を限りなく少なくした効率的な各部の設置と課の配置のもと、行政サービスの向上に寄与するものと考えます。部数も2部減らし8部制とし、また課の数も8つの課を減らし42課制とするもので、行政組織の効率的な運営にも大変効果があるものと思い、賛成したものであります。 市民サービスを向上させ、執行経費の節減を図ることに意を用いての、さきの改正の産業経済部の設置の改編に大いに期待し、このたびの部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例、つまり農林部と商工観光部に戻す条例案には反対するものであります。
○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。 若柳良明君。
◆19番(若柳良明君) 19番、若柳良明であります。 私は、議案第17号
花巻市部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について賛成の立場で討論します。 本年4月1日から行政組織を見直して、産業経済部を廃し、農林部及び商工観光部として部と再編しようとするものであります。 第1に、国が農政の転換として、国の米の生産調整の廃止や戸別補償制度政策の転換を進めることに対し、集落営農組織を含めた農業者全体が不安を高めております。農業者に丁寧な説明を行い、農業政策の理解を得なければならないし、市独自の政策対応も必要であります。また、林業についても地域環境保全及び地域の森林資源を生かし、地域ぐるみの林業振興が課題であると考えるものです。このような中で農林行政を強化することは当然なことであります。 第2に、平成25年12月13日、文化財保護行政のあり方について報告されております。その中で、引き続き専門的、技術的な判断の確保、政治的中立性、開発行為との均衡、学校教育や社会教育との連携などから、教育行政部局担当することとしております。このことにより、文化財保護に関する事務は教育委員会が所管すべきであります。 第3に、市長選挙において、市の基幹産業は農業である、農業政策を強化するため農林水産部と商工観光部を統合し、産業経済部とすることに反対である。農林水産部を残すことを訴えた上田候補が圧倒的な支持を得て当選しました。 以上、3点により、条例の一部を改正することに賛成であります。
○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。 藤井英子さん。
◆16番(藤井英子君) 16番、藤井英子です。 私は、議案第17号に反対の立場で討論します。 平成26年度の行政組織の改編は、12月定例会に上程され、議決されております。花巻市まちづくり総合計画長期ビジョンに掲げる目標を推進するため、また組織のあり方を検討してきたものです。小規模な課をなくし、職員同士が協力、連携できるものにし、スリムで効率的な組織体制をするものでした。 今回の提案は、産業経済部を農林部と商工観光部に改編するものです。その理由を市長は市長演述において、農業は当市の基幹産業であり、平成26年度からの国の新たな農業・農林政策に対応し、水田のフル活用を進め、農業・農村の有する多面的機能を維持、発揮していくためとあります。 しかし、これらについては12月定例会時点でも何ら変わらない状況であり、理解していた考えです。6次産業化のさらなる推進を図っていくためにも産業経済部とし、農林課を増員等充実させ、連携させていくことが大事と考えます。市長の公約の一つということで変えるものではないと考えます。 以上をもって反対とします。
○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。 小原雅道君。
◆8番(小原雅道君) 8番、小原雅道でございます。 私は、議案第17号に賛成の立場から討論を行うものであります。 首長の職務、職責には、市政の円滑な遂行と振興に努めること、そして市民の生活を守ることがあります。これが首長の職務、職責としては非常に大事なものと私は考えております。そのためには、市の人事を含む組織を効率的かつ十分に力が発揮できるようにしなければなりません。その際に、首長の考えを盛り込みながら組織を組みかえることは自然なことでございます。 過般の議会への説明会、そして施政方針演述、そしてまた、ただいま説明にもございましたように特にも農業施策のさらなる強化充実のために、職員の増員や課内室の新たな設置など、これまで以上に農政への取り組み姿勢が明確に示されたところでございます。よって、農政を担う部の強化が今まで以上に進むものと考えるところでございます。 市政の発展、そして農家の皆さんの意をくむならば、本案を了とするものであり、賛成の討論といたします。 以上です。
○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。 板垣武美君。
◆15番(板垣武美君) 15番、板垣武美であります。 私も議案第17号について賛成の立場で討論いたします。 行政組織の再編につきましては、市長の選挙によって選ばれる市長の責務である。選挙直前に駆け込みで行うなどの拙速は避けるべき。不適切な時期の組織改編には断固反対。今やるべきことは、懸案の新総合計画の中期プランを完成度の高いものに仕上げて、議会と市民に提示することであると、さきの12月定例会において主張をいたしましたが、議会による判断は、その場合は賛成多数で条例改正案が可決されるに至り、まことに残念な結果となりました。その後、議会基本条例に基づき、私が徹夜で作成をし当局へ提出しようとした文書質問も無駄になっております。 さて、上田市長、いかに職務とはいえども、議会の議決結果による前市長の置き土産と申しますか、いわゆる後始末をせねばならない市長の心中をお察し申し上げます。 そもそも、公的組織の使命は市民の暮らしの安定と市政発展にあります。まちづくりの課題を浮かび上がらせ、解決の選択肢を提示し、十分な対話の後に決定をし、市民に協働を求め、官民の総力を結集して成果を上げなければなりません。その意味で、組織の本格的な見直しは、懸案の中期プランを仕上げ、その内容が市役所に十分に浸透したしかるべき時期に、正しい手順を踏んで用意周到に行うことがセオリーであると考えるものであります。 しかしながら、関係団体との丁寧な合意形成も経ずに進められた農林水産部と商工観光部の統合を取りやめ、農林部の存続を図ることは、地元のJAや森林組合などの枢要な農業団体関係者の悲痛な思い、そして叫びでありました。そしてこのことは、さきの市長選において、上田市長が最も声を枯らして市民と有権者に終始訴え続けた公約の最重要事項でもあります。その結果、上田市長は3万1,749票を獲得し、市長に当選をし、就任をいたしました。選挙による直接民主制という手段で示された直近の民意は大変重いものとして、この選挙結果を真摯に受けとめ、農林部の存続については最大限尊重せねばならないものと考えます。 また、前市長の独断専行的な判断により進められた組織再編の内容を、一部とはいえ復元をし、是正をする意味からも今回の条例改正案に賛成をいたします。
○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第17号
花巻市部設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例には反対がありましたので、起立により採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(川村伸浩君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 ここで11時30分まで休憩いたします。 午前11時18分 休憩 午前11時30分 再開
○議長(川村伸浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案審議を続行いたします。
○議長(川村伸浩君) 日程第13、議案第18号岩手県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び岩手県
市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第18号岩手県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び岩手県
市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、岩手県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び同組合の規約の一部変更に係る地方自治法第286条の規定に基づく協議に関し、同法第290条の規定により議会の議決を求めようとするものであります。 議案の内容について御説明いたします。 初めに、岩手県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減に関する協議の内容について御説明申し上げます。 岩手県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体のうち、岩手中部広域水道企業団が本年3月31日をもって解散することに伴いまして、同日をもって岩手県
市町村総合事務組合から脱退させようとするものであります。 また、
岩手中部水道企業団を、本年4月1日から岩手県
市町村総合事務組合に加入させ、
岩手中部水道企業団に係る常勤の職員に係る退職手当の支給に関する事務及び議会の議員その他非常勤の職員に係る災害補償に関する事務を、同日から岩手県
市町村総合事務組合において共同処理させようとするものであります。 次に、岩手県
市町村総合事務組合規約の一部変更に関する協議の内容につきまして御説明申し上げます。 協議のありました規約の変更の内容でありますが、本年3月31日に解散いたします岩手中部広域水道企業団が、解散の日をもって岩手県
市町村総合事務組合から脱退することに伴い、同規約別表第1から岩手中部広域水道企業団を削るとともに、本年4月1日から
岩手中部水道企業団を加入させることに伴い、
岩手中部水道企業団を加えるものであります。 次に、施行期日でありますが、本規約は平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 以上の内容につきまして、岩手県
市町村総合事務組合から協議がありましたことから、議会の議決を得ようとするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第18号岩手県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び岩手県
市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第14、議案第19号市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第19号市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、市道の路線データ統合に係る路線の再編成及び県道の整備等に伴い、市道として管理することが適切である路線について、市道の路線の認定をするとともに、従前認定した市道を廃止するため、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 内容につきまして御説明申し上げますので、お手元に配付の議案第19号別冊も御参照いただきたいと存じます。 最初に総括表につきまして御説明をいたします。 別冊の1ページをお開き願います。 今回廃止する路線は44路線で、その延長は1万6,244.47メートルであります。また、新たに認定する路線は28路線で、その延長は1万4,111.40メートルであります。 この結果、廃止及び認定路線を合計いたしますと、路線数で16路線の減、延長で2,133.07メートルの減となるものであります。 これにより、本市の市道認定路線は7,253路線、実延長は3,297キロメートルとなるものであります。 次に、路線の廃止、認定につきまして御説明いたします。 2ページ及び3ページに廃止路線調書、4ページ及び5ページには認定路線調書がございますが、詳細につきまして位置図をもって御説明をいたします。 6ページをお開き願います。 路線番号129二枚橋駅前線につきましては、市道の路線データを統合し、路線を再編成したことに伴い一旦廃止し、改めて路線番号129花巻空港駅前線として認定するものであります。 7ページをお開き願います。 路線番号11633南新田2号線につきましては、南新田地域の開発行為に伴い廃止するものであります。 8ページをお開き願います。 路線番号12049桜町諏訪線につきましては、都市計画道路桜町諏訪線の整備計画廃止に伴い廃止するものであります。 9ページをお開き願います。 路線番号12433山の神東10号線につきましては、申し出による寄附採納に伴い、今後市道として管理するため認定するものであります。 10ページの路線番号12506実相寺1号線から、30ページ、路線番号15320大畑中8号線までにつきましては、市道の路線データを統合し、路線を再編成したことに伴い廃止するもの、または一旦廃止して改めて認定するものであります。 なお、15ページでございますが、路線番号13456花巻地区清掃事業所線につきましては、これを一旦廃止し、路線番号13456添市南横断線として認定するものであります。 31ページ、路線番号16410川端線から、34ページの路線番号17005下川原東中央1号線までにつきましては、主要地方道盛岡和賀線笹間バイパスの整備に伴い一旦廃止し、改めて認定するものであります。 35ページ、路線番号17245堰六宇南川川添2号線及び36ページの路線番号17287下野南6号線につきましては、市道の路線データを統合し路線を再編成したことに伴い廃止するもの、または一旦廃止し、改めて認定するものであります。 37ページをお開き願います。 路線番号17363中屋敷3号線につきましては、主要地方道盛岡和賀線笹間バイパスの整備に伴い廃止するものであります。 38ページ、路線番号32155南寺林3号線から、51ページ、路線番号42153六本木13号線までにつきましては、市道の路線データを統合し路線を再編成したことに伴い廃止するもの、または一旦廃止し、改めて認定するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。 1点だけお伺いしたいと存じます。 それは、これの提案の理由の説明の際に、市道の路線データ統合に係る路線の再編成ということでございましたが、この意味するところは何でございましょうか。
○議長(川村伸浩君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原忠雅君) この意味するところでございますけれども、従来、紙ベースで道路台帳を管理してございまして、それを今年度に電子データ化したものでございます。それに伴って、従来、旧1市3町ごとにそれぞれ市道認定路線がありましたが、重なっていた部分もございましたので、そういった部分を整理したものでございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 中村初彦君。
◆29番(中村初彦君) 29番、中村です。 櫻井議員の質問と関連しますが、廃止し認定する路線と、廃止にとどまる路線が生じているわけでございますけれども、廃止のみの路線については地域の方々に説明、あるいは協議したものなのかどうかお伺いいたします。
○議長(川村伸浩君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原忠雅君) 廃止の路線でございますけれども、これはデータ管理している中で、実はしっかりした整理がなされていなかったと、合併時点でどちらも認定していたと。旧市と旧町の境でかぶっていた部分もございまして、そういったものについては廃止したということでございます。それから、都市計画道路の廃止等については、説明会のときに御説明申し上げているところでございますし、笹間バイパスの関係につきましては、笹間バイパスの整備の部分で御説明申し上げているところでございます。
○議長(川村伸浩君) 中村初彦君。
◆29番(中村初彦君) 具体的にお聞きいたしますけれども、わかるのであればこの場で御答弁をいただきたいと思いますし、わからないのであれば後で結構でございます。関口71号線が廃止路線となっておりまして、50ページです。具体的には、地図を見て私はわかりますが、今の部長の答弁ではデータの改正といいますか、そういうのにとどまるということで、認定路線にはなっているわけですか。
○議長(川村伸浩君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原忠雅君) 認定路線ということで御理解いただいて結構でございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 鎌田幸也君。
◆9番(鎌田幸也君) 46ページの小森林12号線ですけれども、これを廃止する理由がわかりません。それについてお願いいたします。
○議長(川村伸浩君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原忠雅君) これは新たな路線として認定するものでございますので、それによって廃止するということでございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第19号市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第15、議案第20号平成25年度花巻市
上水道事業会計資本金の額の減少についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 議案第20号平成25年度花巻市
上水道事業会計資本金の額の減少について御説明申し上げます。 本議案は、平成25年度花巻市上水道事業会計自己資本金のうち、引継資本金131億6,003万8,000円から、74億9,664万9,000円を減少し、資本剰余金に振りかえることについて、地方公営企業法第32条第4項の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。 議案の内容について御説明いたします。 地方公営企業法に係る会計制度の見直しにより、地方公営企業法等の一部改正が行われ、このうち会計基準の見直しを行う地方公営企業法施行令等の一部改正については、平成24年2月から施行され、平成26年度の事業年度から適用することになっております。 この改正により、建設改良や資産の取得のために交付された補助金等について、長期前受金として計上されることになり、それ以前に受けた補助金等については新会計基準を適用させるために、会計上の移行処理が必要となるものであります。 花巻市水道事業は、平成26年4月1日に事業統合され、
岩手中部水道企業団として事業開始となりますが、岩手中部水道事業会計は新会計基準が適用となることから、花巻市水道事業会計上の補助金等についても移行処理を行っておく必要があります。 移行処理につきましては、花巻市水道事業会計では平成18年1月の市町合併の際、各旧市町の水道事業会計における補助金等は、新市水道事業会計の引継資本金として計上しており、その後の簡易水道等の事業統合の際も同様に引継資本金として計上しておりましたことから、それら補助金等の相当額を引継資本金から減少し、資本剰余金に振りかえようとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第20号平成25年度花巻市
上水道事業会計資本金の額の減少についてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第16、議案第21号平成25年度花巻市
一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木政策推進部長。
◎
政策推進部長(佐々木俊幸君) 議案第21号平成25年度花巻市
一般会計補正予算(第9号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正の4つの事項からなっておりまして、事業費の最終見込みによる整理のほか、国の補正予算に対応した事業等、予算措置を要する経費につきまして補正を行うものであります。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ22億7,997万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ471億7,871万6,000円とするものであります。 繰越明許費の補正につきましては、防災情報通信設備整備事業ほか、全25件を追加するものであります。 債務負担行為の補正につきましては、指定管理者による市営住宅等特定公共賃貸住宅及び定住促進住宅管理運営業務を追加するものであります。 地方債の補正につきましては、学校施設整備事業を追加するほか、事業費の最終見込みと財源の整理により6件の限度額を変更するものであります。 以下、歳入歳出予算の補正につきましては、事項別明細書により御説明申し上げます。 13ページをお開き願います。 2、歳入、12款分担金及び負担金、2項負担金、2目民生費負担金、3節保育所136万2,000円は、収入見込みによる増であります。 14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、2節障害者介護給付3,857万5,000円から、15ページになりますけれども、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、4節障害者介護給付431万6,000円までにつきましては、それぞれ内定、または決定により増額あるいは減額するものであります。 7節臨時福祉給付金3億876万5,000円及び8節子育て世帯臨時特例給付金1億1,556万5,000円は、国の補正予算に伴う消費税増税への影響緩和を目的とした臨時給付金であります。 4目農林水産業費国庫補助金、1節農林業系副産物処理867万8,000円から、6目消防費国庫補助金、1節消防施設設備20万3,000円の減までにつきましては、それぞれ内定により増額あるいは減額するものであります。 7目教育費国庫補助金、7節学校施設環境改善交付金7,564万6,000円は、国の補正予算に伴う小学校及び中学校施設維持事業に対する国庫補助金であります。 8節文化芸術振興526万円は、芸術文化推進事業に対する国庫補助金であります。 15款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、4節障害者介護給付1,928万7,000円から、17ページになりますけれども、9節障害児通所等給付300万5,000円の減までにつきましては、それぞれ内定または決定により増額あるいは減額するものであります。 2項県補助金、1目総務費県補助金、6節地域バス交通支援251万7,000円は、広域生活路線2路線に対する県補助金であります。 2目民生費県補助金、12節子育て支援対策1,103万9,000円及び3目衛生費県補助金、1節下水道事業債償還基金費527万3,000円の減につきましては、いずれも内定により増額あるいは減額するものであります。 5節成人風しんワクチン予防接種30万円は、成人の風しん予防接種経費に対する県補助金であります。 5目農林水産業費県補助金、3節きのこ原木等処理1,341万1,000円から、9目災害復旧費県補助金、1節農林施設現年災害7,000円の減までにつきましては、いずれも内定により増額あるいは減額するものであります。 19ページをお開き願います。 17款寄附金、1項寄附金、1目総務寄附金、2節まちづくり411万9,000円は、県外の方々からイーハトーブ花巻応援寄附の申し出をいただき採納したものでありますし、3節国際交流3万円は、市内のある方から国際交流に活用願いたいとの申し出があり採納したものであります。 3目教育寄附金、1節教育振興500万円は、市内のある団体から高村光太郎記念館の整備に活用願いたいとの申し出があり、採納したものであります。 18款1項1目繰入金、2節まちづくり基金繰入金6万1,000円は、震災復興基金交付金の積み立てに係る利子分を、防災情報通信設備整備事業に充当するものであります。 3節財政調整基金繰入金1億4,450万5,000円の減につきましては、補正予算第1号において財源調整として繰り入れる予定でしたが、事業費見込みと財源整理に伴い基金からの繰り入れを取りやめるものであります。 19款繰越金、1項1目1節繰越金16億9,142万5,000円は、前年度からの繰越金であります。 21ページをお開き願います。 20款諸収入、4項受託事業収入、5目教育費受託事業収入、1節遺跡調査912万円の減は、県の圃場整備事業に係る遺跡調査の計画変更に伴い減額するものであります。 5項雑入、4目雑入、8節コミュニティ事業助成180万円は、宮沢賢治のシンポジウム開催経費に対する財団法人自治総合センターからの助成金であります。 11節芸術文化振興基金助成866万5,000円の減は、決定による減であります。 21款市債、1項市債、3目衛生費から、23ページの10目災害復旧費までにつきましては、国の補正予算に対応した事業費の計上のほか、それぞれ事業費の最終見込み及び財源の整理により、合計で3,180万円を増額するものであります。 次に、25ページをお開き願います。 3、歳出、2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費13億8,078万1,000円は、財政調整基金及び減債基金への積立金であります。 6目企画費9,951万4,000円は、国からの地域の元気臨時交付金とイーハトーブ花巻応援寄附などの寄附金をまちづくり基金へ積み立てるものであります。 7目交通対策費2,301万3,000円は、広域生活路線バス等の運行補助金であります。 8目国際化推進費3万円は、寄附者の意向に沿いまして、国際交流基金へ積み立てるものであります。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費4億2,974万5,000円は、過年度精算に伴う返還金のほか、消費税増税に伴う影響緩和策として、低所得者及び子育て世帯に対する臨時給付金を計上するものであります。 27ページをお開き願います。 2目老人福祉費から10目介護保険費までにつきましては、事業費の最終見込みにより整理するものであります。 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費2,044万8,000円は、過年度精算に伴う返還金のほか、子ども・子育て支援新制度に向けたシステム導入経費であります。 2目児童福祉運営措置費から、31ページになりますけれども、5款労働費、1項2目労働諸費までにつきましては、事業費の最終見込みによる整理のほか、過年度精算に伴う返還金であります。 6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費3,076万8,000円は、汚染ほだ木等の見込み数量の増加に伴い処理経費を追加計上するものであります。 3目農業振興費1億1,268万9,000円は、事業費の最終見込みにより農地集積奨励金を追加計上するほか、種子センターの整備に対する補助金であります。 5目
農業構造改善費313万8,000円は、大迫カントリープラザの解体に伴う返還金であります。 6目農地費7,826万1,000円は、事業費の最終見込みによる整理のほか、事業完了後の償還に充てられる国営土地改良事業償還基金に対する積立金であります。 33ページをお開き願います。 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費から、37ページになりますけれども、9款消防費、1項消防費、4目非常備消防施設費までにつきましては、事業費の最終見込みにより整理するものであります。 10款教育費、2項小学校費、1目小学校管理費1億828万7,000円及び3項中学校費、1目中学校管理費1億7,102万2,000円は、国の補正予算に対応し、非構造部材の耐震化など小・中学校の施設維持費を追加計上するものであります。 39ページをお開き願います。 5項社会教育費、4目文化会館費から、11款災害復旧費、2項公共土木施設災害復旧費までにつきましては、事業費の最終見込みにより整理するものであります。 41ページをお開き願います。 12款公債費、1項公債費、1目元金及び2目利子は、それぞれ償還額の確定により整理するものであります。 13款諸出金、1項普通財産取得費、1目土地取得費1億2,413万3,000円は、土地開発基金からの買い戻し経費であります。 次に、6ページにお戻り願います。 第2表、繰越明許費補正、追加であります。 2款総務費、1項総務管理費、防災情報通信設備整備事業82万1,000円は、関係機関との協議に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成26年6月の完了を見込んでおります。 同項の賢治のまちづくり推進事業2,215万2,000円は、資材の調達に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成26年4月の完成を見込んでおります。 3款民生費、1項社会福祉費、臨時給付金支給事業4億2,433万円は、国の補正予算に対応し繰り越すものでありますが、平成27年1月の完了を見込んでおります。 同項の高齢者福祉サービス基盤整備事業1億1,600万円は、作業員の確保に時間を要し、補助事業におくれが生じたため繰り越すものでありますが、平成26年5月の完了を見込んでおります。 同項の障がい者福祉サービス提供事業863万2,000円及び2項児童福祉費、児童育成支援事業1,077万9,000円は、それぞれ国庫補助金または県補助金の交付に対応したため繰り越すものでありますが、それぞれ平成26年10月、平成27年3月の完了を見込んでおります。 同項の児童保育事業9,342万7,000円は、資材の調達及び作業員の確保に時間を要し、補助事業におくれが生じたため繰り越すものでありますが、平成26年4月の完了を見込んでおります。 6款農林水産業費、1項農業費、農林業系副産物処理事業1,300万円は、冬期間における落葉層除去作業の実施に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成26年9月の完了を見込んでおります。 同項の生産施設等整備事業2億8,613万4,000円及び草地更新事業1,500万円は、資材の調達に時間を要し、補助事業におくれが生じたため繰り越すものでありますが、それぞれ平成26年9月、平成26年10月の完了を見込んでおります。 8款土木費、2項道路橋梁費、生活道路整備事業(稲荷線)3,300万円から、5項住宅費、市営住宅環境改善事業881万3,000円までの9事業につきましては、入札不調、資材の調達及び作業員の確保等に時間を要したため繰り越すものでありますが、それぞれ平成26年5月から12月までの間の完成を見込んでおります。 10款教育費、2項小学校費、小学校施設維持事業1億828万7,000円及び3項中学校費、中学校施設維持事業1億7,102万2,000円の2事業につきましては、国の補正予算に対応し繰り越すものでありますが、それぞれ平成26年12月の完成を見込んでおります。 同項の湯口中学校校舎改築事業1,854万5,000円及び5項社会教育費、高村光太郎記念館整備事業1,166万4,000円は、委託内容の調整に時間を要したため繰り越すものでありますが、それぞれ平成26年6月、平成26年5月の完了を見込んでおります。 11款災害復旧費、1項農林施設災害復旧費、農林施設災害復旧費6,640万円及び2項公共土木施設災害復旧費、公共土木施設災害復旧費2億3,286万円は、現地調査及び作業員の確保に時間を要したため繰り越すものでありますが、それぞれ平成26年9月の完成を見込んでおります。 7ページは、第3表債務負担行為補正、追加であります。 指定管理者による市営住宅等、特定公共賃貸住宅及び定住促進住宅管理運営業務でありますが、消費税増税に伴う指定管理業務委託料の増額分として、期間は平成25年度から平成28年度まで600万円を限度とするものであります。 次に、8ページをお開き願います。 第4表、地方債補正、追加及び変更であります。 追加となる学校施設整備事業につきましては、国の補正予算に対応して追加計上するものであります。変更となる事業6件につきましては、それぞれ事業費の最終見込み及び財源の整理により限度額を変更するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。 なお、特別交付税、地方譲与税及び各種交付金等につきましては、3月末に決定されますことから、決定後に専決処分をもって対応させていただきたいと存じますので、御了承賜りますようあわせてお願いを申し上げます。
○議長(川村伸浩君) 議案審議の途中でありますが、ここで昼食のため午後1時10分まで休憩といたします。 午後0時9分 休憩 午後1時10分 再開
○議長(川村伸浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案審議を続行いたします。 議案第21号の質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) 歳出の2款1項5目25節と、4款1項3目13節、6款1項2目13節、同じく6款1項3目19節、7款1項2目19節、10款2項1目、10款3項1目につきましてと、あと繰越明許について質問します。 最初に、2款1項5目25節の、財政調整基金の積み立てとまちづくり基金の積み立て、それぞれ繰り越しから入ってきているわけですけれども、これを積み立てますと現在どこまでの額となるかまずお聞きします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎政策推進部長(佐々木俊幸君) お答えいたします。 まず、財政調整基金の平成25年度末の見込みでお答えをいたします。 64億5,000万円ほどになります。それからまちづくり基金につきましては、今回9,900万円ほど積まさせていただきますけれども、24億3,700万円ほどになります。
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) よく言われることですけれども、財政調整基金を積むのは、そのとおりさまざまな緊急度に対応するために積んでいくのです。財政調整基金を積み過ぎると、今度は逆に国から、これはよくあった話ですが、結構お金を積んでいるということでの交付税に影響してくるということもありますけれども、今時点で市としてはどの辺までを目標に積んでいくかということをお尋ねします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎
政策推進部長(佐々木俊幸君) お答えをいたします。 財政調整基金、まちづくり基金、それぞれ基金ございますけれども、議員おっしゃいましたように災害、あるいは大きな今後の事業を見越して積んできているという状況でございます。まちづくり基金にしても新年度予算で御審議いただきますが、7億円以上の取り崩しもございますし、それから、財政調整基金につきましても災害に備えるということはありますけれども、今後、例えば図書館ですとか大きな事業も予定をされておりますので、そういった意味では、備えも必要ではないかと思っております。
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) わかりました。 それでは、今度は4款1項3目13節ですが、感染症予防の対策事業費で、予防接種の委託料が6,000万円ほどの減額になっています。一方で、歳入では成人の風しんワクチンの接種予防関係で県補助が入っています。この辺につきまして、今学校ではインフルエンザがやっと下火になってきたというところでしょうが、休校になっているところもあると。あるいは学級閉鎖もあるというところで、これだけ減額になるということはどのような、いわゆる当初予定した分より減ったということですけれども、学級閉鎖にまでなったということの因果関係、ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 今回、委託料6,000万円の減ということでお願いしてございますけれども、内訳は子宮頸がんの関係で2,100万円ほど、それから昨年の6月に補正をいただきました風しんの関係でございますけれども、それを減額。それから小児肺炎球菌、高齢者のインフルエンザが大体確定いたしましたので、それらの減額をお願いしているものでございます。 先ほど、学校のインフルエンザの流行のお話がございましたけれども、子供たちのインフルエンザとは直接関係はいたしてございません。そういう内容のものでございます。
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) 成人の風しんの関係、これは県の補助金がありながら減らすということになります。片方では県の補助金が入りまして片方では減額補正をすると、若干そこの意味が通じなくなりますが、その部分についてもう一度お願いします。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 前回補正いたしました際には、歳出予算を組んでございました。歳入につきましては、県の状況が見通せないということで上げてございませんでした。今回、大体の形といいますか、接種の状況が出てきますし、県からは補助金の単価も示されましたので、今回この補正でもって上げているところでございます。
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) わかりました。 次に6款に入ります。4月からの消費税の増税がありまして、国でも、いわゆる連続した事業を展開しながら落ち込みを少なくするということがあっての、国の支援事業があるわけでございますけれども、その中で6款1項2目13節の農林業系副産物処理事業、これは汚染ほだ木等の処理業務委託料になるわけですけれども、約3,000万円の追加ということ。これは繰越明許になりますけれども、現在の状況と、そして今後の処理につきまして、来年度終わるということは聞きましたけれども、どのような状況になっているのかお伺いします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) 6款1項2目の農業総務費のうちの委託料、汚染ほだ木等の処理の関係でございます。 現在の状況でございますが、これにつきましては前にも御説明をいたしておりますが、33万本程度がほだ木で、50ベクレルを超える処理対象のものとなってございます。 それが実は、農家の申告に基づいて実際処理をしておるわけでございます。これが実際には54万本近くにふえてございます。その差額の部分を今回補正としてお願いをするものでございますが、いずれ汚染ほだ木につきましては、現在出ておる部分については3月末までに処理を終了します。繰り越しとの関係もあわせて御質問だったと思いますが、それについては落葉層の除去が来年度に繰り越しになるものがございますので、それを繰り越しをさせていただくという状況でございます
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) ほだ木の処理は3月いっぱいで終わると、そして今度は表土といいますか、落ち葉等の関係ですけれども、これらがしっかりと処理されれば、新しいほだ木を設置できるかどうかの見通しについてお伺いします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) 生産再開に向けた取り組みということでございますけれども、基本的には落葉層の除去をして、検査済みのほだ木を入れて、とれたシイタケをはかってみて、個別に出荷できる道を探っていくということでございます。なかなか全体の出荷再開にはならないということでございまして、個別の農家ごとの対応にならざるを得ないところでございます。 ただ、若干問題もございまして、実は前回はかったときにシイタケから出てこなかったほだ場、放射能の基準値以内のいわゆる出荷できるような数値のものでございますけれども、再度検査をしたところ、ほだ木も検査したわけでございますけれども、ほだ木からまた出ている部分が実はございます。最近植菌をしたものではなく、原発事故のときに既に山にあったものでございますけれども、それらから若干また出てきているという状況でございます。それらにつきましては、また同じ処理をしていかなければなりませんので、これについては新年度予算の補正でまたお願いをしていかなければならないと。いずれそのように個別の対応をしながら、個別で解除の道を探っていくということでございます。
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) 放射能汚染で農産物等が多大な影響を受けましたが、例えばシイタケに限ってみますと、花巻市全体の中では出ていないところも出ているところもあるけれども、1カ所でも出れば花巻市全体が販売できなかったと。それについてのこれまでの考え方と変わってきているかどうか、その辺お伺いします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) 当初の時点では複数の箇所において出てしまうと、市町村でもう出せない状況になったわけでございますけれども、震災からも落ち着きを示してきた中で、個別への対応に変わりつつあるということでございます。
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) わかりました。 それでは、6款1項3目19節担い手育成支援事業費の農地集積奨励金、6,500万円ほど追加でございますけれども、今後農政の中にあってこれが最も大事なことになってくるわけです。これまでどの程度農地集積が進んでいるかについての経過等をお尋ねします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) 今回、補正をお願いしておりますのは経営転換協力金、いわゆる廃作奨励金的なものでございます。それぞれの面積区分によって3種類ございまして、0.5ヘクタール以下、0.5ヘクタール超えの2ヘクタールまで、それから2ヘクタール超えの3区分によりまして、それぞれ額が決まっておるものでございます。 それが今回、集落組織としてかなり法人化が進んでまいりまして受け皿となり得たところがふえたこともあって、それから制度2年目でございますので、かなり定着してきた部分もございまして、今回大幅な補正をお願いするものであります。 なお、花巻市全体で見ますと、いわゆる担い手への農地集積という部分でございますが、年々ふえてございまして現在59%ほどとなっております。
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) わかりました。それでは、次に7款に入ります。 7款1項2目19節企業誘致推進事業費の中の流通業務施設立地奨励補助金、600万円ほど追加しているわけですけれども、これについて質問します。いわゆる奨励金といいますか、企業誘致を行う上において市独自の、花巻市としてこれが強みである、若干この辺が特徴があるよという優遇制度がもしありましたらお尋ねいたします。
○議長(川村伸浩君) 高木商工観光部長。
◎商工観光部長(高木伸君) 現時点でのインセンティブの他の市町村との比較では、議員から今お話ありましたように、大きな差はないという状況でございます。これは新年度以降の検討になりますけれども、今想定してございますのは、これから進めていこうという成長分野に係る業種については少し手厚くしたいという部分がございます。あとは地元企業を含めまして、既に立地をいただいている企業の再投資、追加投資についても、何らかの形の支援ができないかといった形の今検討を進めているところでございます。
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) 企業がいらっしゃるということは、企業側から見ればさまざまな条件を加味しながら、特に本市は、立地条件に非常に恵まれていることは自負できるものでございます。その中で最終的に決断してくれるのは、そういう制度がどれくらいあるかということの差が出てくると思いますので、今後もその点につきましては、市長が強く意識をしておりますので、期待したいと思います。 次に、10款2項と10款3項の小学校の管理費と中学校の管理費ですが、これも国の関係での補助になるわけですけれども、安全施設の施設維持事業、いわゆる学校施設の耐震的なものというような説明だったような気がしますが、例えば何校くらいを予定しているというようなことについて、もう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 高橋教育部長。
◎
教育委員会教育部長(高橋福子君) 小学校の施設の維持管理と中学校の維持管理の中身ですけれども、国の補正予算に対応して補正で計上いたしましたけれども、今年度、非構造部材の調査をいたしまして、来年度から順次それを改修する予定にしております。屋内体育館のサッシの入れかえ、それから、天井のぶら下がり照明を天井にじかに照明をつけて落下しないような対策を講じるということで、小学校1校、中学校1校の計画をしています。 あとの分につきましては、小学校は南城小学校のグラウンドの暗渠整備を行う。それから、中学校につきましては、来年度トイレの洋式化を中学校全校する予定にしておりましたけれども、排水等の改修も必要な学校の分が今回の補正でついたということで、配管を含む工事を行うという内容になっております。
○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。
◆23番(近村晴男君) わかりました。 これは学校と関係あるのですが、湯口中学校につきまして繰越明許ということで出されております。たしかこの予算は補正で大迫中学校と一緒に出てきたと思っておりますけれども、大迫中学校について出ていないので、繰越明許しないということは予算を執行できると捉えてしまいます。そういう状況にあるとはちょっと思っていないのですが、その辺についてどのようになっておりますか。少し具体的に説明ください。
○議長(川村伸浩君) 高橋教育部長。
◎
教育委員会教育部長(高橋福子君) 大迫中学校と湯口中学校は、補正予算で基本設計を計上いたしましたけれども、大迫中学校におきましては、建築予定の場所が地元との協議がまだ整っていないということで、次年度も地域の方々とどこに学校を建築すれば一番いいのかというような方向性をきちんと協議いたしますので、基本設計の分はそれが決まってから改めて予算を計上することになります。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 阿部一男君。
◆30番(阿部一男君) まず最初に、今回の補正予算は、新年度予算と連動して経済対策も盛り込むというのが国の方針のようです。 今回の補正の全体的な問題ですけれども、今話されました学校の建設の見直しだとか、そういう事業がありますが、基本的な国の経済対策にのっとった考え方、また、このような事業を今回選択をして、それを補正で組むわけですけれども、その根拠といいますか、どのような考え方で取り組もうとしているのかについてお伺いします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎政策推進部長(佐々木俊幸君) お答えをいたします。 ただいま議員からもお話がありましたけれども、経済対策等々で、例えばアベノミクス等、地方にそれほど還元されてはいないのではないかというようなお話もありますし、そういった国の補正に対応して、引き続き平成25年度から平成26年度に事業を継続して進めてまいりたいという考え方で組んでおります。
○議長(川村伸浩君) 阿部一男君。
◆30番(阿部一男君) 消費税の4月からの引き上げによって、かなり景気にブレーキがかかるといいますか、大きな影響が出るのではないかと思いますけれども、国では恐らくそのようなマイナスの部分を、この景気対策、経済対策によって少しでも緩和しようとすることが狙いであると思います。そうだとすれば、今回の補正予算、それから平成26年度の予算が運営されるに当たって、そういった意味からの検証というものも必要になってくるのではないかと思いますけれども、そのような考え方についてはどうでしょうか。どのように検討されているのかお聞きいたします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎
政策推進部長(佐々木俊幸君) お答えをいたします。 検証でございますが、経済対策、その後の12月の補正で出てきたわけですけれども、それぞれ小・中学校の改築事業、あるいは給付金等々、消費税の対応等あります。そういった中で、それぞれの部署からの要求を取りまとめをして、次年度につなげていくという中で事業を展開しておりますし、市長のお話にもありましたとおり、市民の生活に直結する事業についてはなるべく骨格とならないように組んだということで、市民生活への影響を最大限少なくするという考え方で組んできたということでございます。
○議長(川村伸浩君) 阿部一男君。
◆30番(阿部一男君) 2点目ですが、近村議員も先ほど触れましたが、第2表の繰越明許が今回かなり多いですし、先ほどの部長の説明によりますと入札不調がかなり出ているということもありました。 それで、入札不調の関係ですけれども、これはもちろん花巻だけではなくて、どこの全国でもあるようですが、今現在この入札不調の実態、お聞きしたところ、平成23年度で22件、平成24年度が27件、平成25年度が75件と、およそ3倍くらいにふえているようです。これは市の入札発注の中で何割になるでしょうか。
○議長(川村伸浩君)
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 入札不調の御指摘でございますけれども、平成25年度事業全体の数字については、詳細は今手元にはございません。昨年の秋口から年末にかけては、特に入札執行いたしますと不調が立て続けに起きてくるような実態がございました。これは当市に限らず県内、特にも沿岸は、さらに大変な状況であると聞いております。数字については申し上げられませんけれども、秋以降の入札件数については大体年度中ごろから残り3割くらいのところは、不調の事案が多かったと感じておるところでございます。
○議長(川村伸浩君) 阿部一男君。
◆30番(阿部一男君) 県内で見ますと、これは入札不調が大体25、26%ぐらいと聞いています。花巻市においても大体そのような傾向が出ているのではないかと今お聞きしましたが、後でお知らせください。 それで、この原因と、それから対策をどのように見ているのか改めてお伺いします。
○議長(川村伸浩君)
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 原因のうち大きいものは、1つにはやはり作業員の確保、作業をする監督員の確保について、各施工業者で大きな問題を抱えているという状況がございます。 それからもう一つは、震災の影響もございまして資材がなかなか入手できないという状況があり、これらが相まみえて請け負いできないという、業者では仕事はしたいけれども作業員がいない、そして請け負ってもなかなか資材が入ってこないという問題で不調が続いていると捉えているところでございます。 これを改善するために、施工業者、業界でより仕事を請け負いやすい環境、仕組みということで、特にも昨年8月に起きました災害復旧の工事など、続々年度後半から出てきましたので、これらを解決するべく、例えば、現在花巻市の格付としてはA級、B級、C級と事業費に応じてあるわけでございますけれども、これらを、例えば小規模なC級の工事については、B級の業者も最初から入っていただいて入札をするとか、それから、それぞれ業界側でいろいろ要請のあるような事項については、県の仕組みをにらみながら県と同じような方法で、より受けていただけるような環境を整えるということで努力してきているところでございます。仕組みも相当変えてきておりますので、そういう対応で今後とも進めていきたいと考えております。
○議長(川村伸浩君) 阿部一男君。
◆30番(阿部一男君) このような状況の中で、新年度予算が組まれて、これから審議になるわけですが、それらについても、当局でもこのことに関しましては、それぞれ市工事の発注に係る特例措置などについて、国の指導を受けながらやっているようですけれども、予算のいわゆる単価とか、そういうものの見直しなどについても既に行われている状態なのでしょうか。
○議長(川村伸浩君)
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 確かに作業員の賃金単価ですとか、あるいは資材が高騰してきているという単価がございまして、これらについては、当市は県単価を準用しておりますけれども、これに合わせまして引き上げて対応しているところでございます。
○議長(川村伸浩君) 阿部一男君。
◆30番(阿部一男君) 先ほど、この原因は何かという中で、もちろん複数の原因があるわけで、人夫の確保とか監督員の不足というような、マンパワーのところが大変問題が出ているということでお聞きしました。 国内の建設業の関連の従業員の方の年間所得を見ますと、平均で、若い方からベテランの60歳の円熟期の方々含めて391万円だったそうです。それが全産業を見ますと、これは岩手ではなく全産業で530万円ほどなのです。そうすると、大体25%ぐらい建設業に携わる従業員の方々の条件が悪いということ、それらに相まって今回の問題が起きているのではないかとも指摘されております。十分その辺のところを検討課題に入れて、これから考えていかなければならないのではないかと思いますが、この点についてはどうでしょうか。
○議長(川村伸浩君)
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 確かに賃金単価、ただいま議員御指摘のように、他の産業に比較すればそういうデータが出ているというのは承知いたしております。 そこで、先ほど申しましたように、県の単価に準じて花巻市もそれを採用しておるわけでございますが、見直しがかけられまして、ここ昨年からことしにかけても単価が引き上げられてきている状況もございますので、いずれ本市としてもその辺の情報は入手しながら、どの程度の単価がどうなのかというところは見きわめてまいらなければならないということで、新年度におきましても引き続き検証してまいりたいと考えております。
○議長(川村伸浩君) 阿部一男君。
◆30番(阿部一男君) もう1点。6款1項3目の先ほどの担い手育成、32ページですけれども、今回この担い手に、いわゆる耕作放棄地にならないようにということで、6,550万円補正が組まれたわけです。お聞きしますと今回、先ほどの対応面積の区別からして、延べ170戸ほど予定しているようです。既に予算がついている分を差し引くと、今回の補正を含めて8,000万円の予算になるようですが、これは担い手で集積率が59%になるとお聞きしました。平成25年度分として170戸ぐらい見込んでいるようですが、これからの見通しをどのように捉えているのかについてお伺いします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木農林水産部長。
◎農林水産部長(佐々木忍君) 今回の農地集積協力金の補正でございますけれども、ただいま議員からございましたとおり予算上170件、累計で8,000万円と見込んでおるものでございます。 これについては制度が普及をいたしてまいりまして、そしてまた新たに法人化した法人もございますので、そこに集約をされてきているということでございます。さらに、これから新しい農業政策が始まってくるわけでございまして、農地中間管理機構もいよいよスタートします。土地利用型をむしろやめて、例えば園芸をやるとか果樹をやるとか、そういう方々もこの対象になりますので、その地域の中でよく話し合いをする中で、やはりコストダウンという面からも集約、ある程度やっていかなければならないと思っておりますし、そういう努力を、農地中間管理機構を通しながらやっていきたいと思っております。
○議長(川村伸浩君) 阿部一男君。
◆30番(阿部一男君) この担い手育成に集中していくことはわかるりますけれども、一面、この1年間に170戸の農家の方々が、これは自分の農地の全部を預ける方と一部預ける方というのもあるかと思いますが、こうなりますと、単純に見まして170戸の農家が仮になくなると、それから来年もこのような状態で続くことになりますと、まさに本市としてもゆゆしき問題であると一面考えられるわけです。 農家の方々は、自分の職業としての農業だけではなく、農業には多面的な機能を持っていることはそのとおりです。いわゆる畦畔の草刈りから農業用水、それが河川の維持管理にまで直結しているわけですけれども、このようなことになると、かなり深刻に考えなければならないということも一部指摘されておりますが、市長、この関係についてはどのようにお考えでしょうか。その点だけお伺いしたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 上田市長。
◎市長(上田東一君) 非常に難しい御質問をいただいて、すぐぱっと答えられるかどうかわかりませんが、いつも話していますのは、産業としての農業ということであれば集約化するのは大事だと思います。一方、集落を守るという意味で小規模の農家も大事にしなければならないという点は、我々として気をつけていかなければならないと思っています。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) 13番、照井明子でございます。 2点お尋ねいたします。 まず、15ページの歳入の14款2項1目地域の元気交付金について、それから25ページの歳出、3款1項1目臨時給付金支給事業の2点についてお伺いします。 まず初めの地域の元気交付金、この取り扱いについてお伺いをいたします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎政策推進部長(佐々木俊幸君) お答えいたします。 地域の元気臨時交付金につきましては、第1次に決定した額が7億1,300万円ほどございまして、その分につきましては、9月の3号補正で2つの事業に2億円ほど充当いたしまして、基金に5億円ほど積んだということになってございます。 今回は2次の決定額で8,007万5,000円を、補正するものでございます。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) そういたしますと、とりあえずは基金に積み立てておくという理解でよろしいでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎政策推進部長(佐々木俊幸君) 積み立ての額につきましては、先ほど9月の補正で2億円ほど充当したわけですけれども、決定額で若干充当残が出ましたので、9,000万円ほどまちづくり基金に積みたいという状況でございます。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) 国では、名称ががんばる地域交付金となっているのではないかと思いますが、その点についての確認をしたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎政策推進部長(佐々木俊幸君) お答えをいたします。 がんばる地域交付金でございますけれども、地域の元気臨時交付金と経済対策で似ているものでございますけれども、地域の元気臨時交付金につきましては1兆4,000億円ほどの国の予算がございましたけれども、がんばる地域交付金につきましては870億円というような形で、大分中身が変わっておりますし、市町村が行う事業に対しての交付金であると伺っております。また、地域の元気臨時交付金につきましては、まちづくり基金、基金の積み立てもよかったんですけれども、がんばる地域交付金については基金への積み立てはできないという中身になってございます。スケジュール的には、地域の元気臨時交付金と同様のスタイルで進むのではないかと考えているところでございます。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) そういたしますと、今回の地域の元気臨時交付金ですけれども、これも平成26年度に予算編成をしている事業に対して補正で充当できるということで、本来ならば予算として計上するものを、この交付金で充当すると理解してよろしいでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎
政策推進部長(佐々木俊幸君) 地域の元気臨時交付金につきましては、まちづくり基金から取り崩して、平成26年度の事業に充てたいと考えてございます。がんばる地域交付金についてはこれからの取り組みでございますので、国の実施計画等これから考えまして、県と協議しながら進めたいと思っております。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) それでは、歳出の臨時給付金支給事業の中の臨時福祉給付金、それから子育て世帯臨時特例給付金、この2つの内容について詳しく御説明を求めたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 大竹生活福祉部長。
◎生活福祉部長(大竹昌和君) 臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金について御説明申し上げます。これは御案内のとおり、消費税増税に伴う低所得者対策として国で予算化されたものでございます。 臨時福祉給付金につきましては、本年1月1日に住所を置いている市町村が給付をすることになります。給付の対象は市町村民税が非課税の方から生活保護世帯、あるいは課税されている者の扶養、親族の方を除いた方が対象になるということでございまして、1人につき1万円の支給になります。あわせて、これに老齢基礎年金等の年金を受給している方については5,000円の加算をするという内容になってございます。 それから、子育て世帯臨時特例給付金につきましては、本年1月分の児童手当の受給者のうち、市町村民税が非課税の方については臨時福祉給付金で対応することになりますので、それ以外の方を対象にして、子供1人につき1万円の支給をするという内容のものでございます。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) 子育て世帯の臨時特例給付金は、1月2日以降生まれの方々はどうなりますでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 子育て世帯臨時特例給付金でございますけれども、対象者が平成10年4月2日生まれから、平成26年1月1日生まれの方がその対象年齢となってございます。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) そうなりますと、1月2日以降の方は対象外ということになります。 私は、1万円の給付で本当に消費税分の負担の緩和になるのか、不足ではないかと思っているわけですけれども、市では、例えば子育て世代では3%消費税率が上がった場合、年間幾らの負担増になるのかというような、そういった試算はされているでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 市として試算はいたしてございません。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) これは国の資料ですけれども、厚生労働省が国民生活基礎調査をしたときに、今の生活が苦しいと答えた国民が60.4%ございまして、特にその中で、児童のいる世帯での生活が苦しいと答えられている方が65.3%いるというデータがございます。 昨年8月に出されたヤマト総研の試算では、消費税が引き上げられますと、片働きで小学生2人いる年収300万円の4人世帯で年間4万3,000円の負担増になります。それから、年間年収500万円の4人世帯で年間6万7,000円の負担増になるというデータがある中で、1万円の支給でもって緩和措置しようというのは、本当に子育て世代にとっては大きな影響があるということなのです。 私はそうした子育て世代の生活苦を考えるならば、市独自にこうした臨時交付金を創設しなさいということではありませんけれども、例えば子供の医療費を充実させる、保育料を軽減させるなど、子育て世代に対する施策の強化が求められてくると思っております。 そういう意味では、先ほどの地域の元気臨時交付金とがんばる地域交付金の絡みでございますけれども、財源的には新年度予算に計上、充当されるべきものが、国の補正でもって対応されるというような財源が発生するのです。そういった財源を活用しまして、子育て支援に充当していくという考え方があってもいいと御提案したいわけですけれども、その点についての御回答をお願いします。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎
政策推進部長(佐々木俊幸君) お答えいたします。 地域の元気臨時交付金、あるいはがんばる地域交付金、どちらも地方の単独事業、建設事業に充当するという交付金でございますので、議員の御提案につきましては、現在のところ考えていないところでございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 質問は28ページの子ども・子育て支援システム委託料についてでありますが、その前に、ただいまの地域の元気、あるいはがんばる地域交付金、これに関連して一言申し述べますが、これは、漫然と基金に積んでおくというのは目的ではございません。活性化を目的として国から交付されるものですから、市民の暮らしに役立つように使うべきということをあえて申し上げます。貯金できたといばっている事態ではないのです。いばっているわけではないけれども、そこを考えていただきたいということを申し上げた上で、この子ども・子育て支援システムですが、多分これは再来年度から始まる支援システムの対応だと思いますが、この委託する業務の中身と、それからどういうところに委託するのかをお伺いいたします。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 支援システムに係る内容でございますけれども、まず1つは、今回の子ども・子育て支援システム、平成27年度から導入、施行になるわけでございますけれども、その際に、今までの認定要件ですけれども、保育を要する子供、そしてまた保育を必要としない子供、幼稚園に行く子供、それから保育園に入る子供となります。そのお子様たちに関しましても、例えば3歳を超えて保育を必要としない子供、それから3歳を超えて保育を必要とする子供、そして3歳未満の保育を必要とする子供、このような区分けに基づきまして、支給する形となっております。 このことから、今般県ではこの事業の導入ということで、平成25年度において平成26年度繰り越しいたしましてやるわけでございますが、その内容が、先ほど申し上げました支給認定の子供たちの情報の管理、事業者の情報の管理、そしてまた支弁する内容、どのような保育の徴収を行っているか、それから、給付の対象となるものかどうかという審査機能も、電算の中で対応していくものであります。 そして、現在市では基幹系システムということで、全庁統一してのシステムがございますので、それに見合う電子システムの導入を行おうとするものであります。
○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。
◆25番(櫻井肇君) 先ほど来、お話を聞いておりますと、これは今年度の補正予算というよりも、来年度当初予算と一体になったものと理解できるわけです。 そうなりますと詳細は、これは後ほど予算特別委員会でお聞きすることにいたしまして、最後に1点お聞きしたいのは、今子育てに関してのアンケートをとっているわけですが、これは集約、集計後公開するというお考えはございますでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 今とっておりますアンケート調査でございますけれども、これは集計をまとめまして公表することで今検討いたしてございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 増子義久君。
◆1番(増子義久君) 1番の増子です。19ページの17款寄附金のことでお尋ねします。1の総務寄附金と3の教育寄附金の合計と、この総合計とに530万円くらいの差額がありますけれども、これは名目はどういうお金でしょうか。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎政策推進部長(佐々木俊幸君) 今回の411万9,000円と、教育寄附金の500万円の合計が1,600万円と合わないということですけれども、さきに組んでいるものがありますので、補正前の予算額と合わせて1,600万円になるということでございます。
○議長(川村伸浩君) 増子義久君。
◆1番(増子義久君) この目を見ますと総務寄附金1目、2目がなくて3目教育寄附金となっています。それと区分を見ましても、いきなり2番のまちづくり、3番の国際交流、抜けているところがあります。これはどういう項目ですか。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎政策推進部長(佐々木俊幸君) この予算書では今回補正で上げた分だけを載せているということで御理解いただきたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 増子義久君。
◆1番(増子義久君) そうすると、原則として番号を打っている以上は、本来は2目というのもあるわけですが、それはどういう名称ですか。
○議長(川村伸浩君) 佐々木政策推進部長。
◎
政策推進部長(佐々木俊幸君) 民生費寄附金でございます。
○議長(川村伸浩君) 増子義久君。
◆1番(増子義久君) 東日本大震災の直後、3月17日付で花巻市義援金という口座が設けられまして、これがいろいろ議論がありましたところですけれども、平成24年2月10日付で花巻市義援金の口座と花巻市寄附金の口座、2つに分かれていますけれども、つまり平成24年2月10日以降の口座分離で生じた災害寄附金はどこに歳入として入ってくるのでしょうか。
○議長(川村伸浩君)
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 第17款第1項第2目の民生寄附金を当初予算に計上いたしておりまして、今回は補正がございませんでしたので、この予算案には載せてございません。
○議長(川村伸浩君) 増子義久君。
◆1番(増子義久君) 民生寄附金に、口座で設けている災害寄附金が計上されるということでわかりました。これは予算特別委員会で別途お尋ねしたいことがありますので、質問はここで終わります。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 高橋浩君。
◆32番(高橋浩君) 32番、高橋であります。 繰越明許費の中で1点だけお伺いしたいと思います。 土木費のところでありますが、橋梁維持事業で朝日橋というのがございます。長寿命化に伴っての工事と思われますが、このたびは不調の後にまたこの工事が決まったということでありますが、今回のこの内容について御説明いただきと思います。
○議長(川村伸浩君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原忠雅君) 今回の工事の内容でございますが、主には橋梁の主要部分の塗装工事、それから後は路面の補修でございます。
○議長(川村伸浩君) 高橋浩君。
◆32番(高橋浩君) 今までにかなり費用もかかっていると思われますが、今までの総額と申しますか、おわかりでしたらお願いしたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原忠雅君) 朝日橋の総事業費につきましては、今手持ちにございませんので、後で御報告申し上げます。
○議長(川村伸浩君) 高橋浩君。
◆32番(高橋浩君) それでは後でお願い申し上げます。 それでこの工事の件ですが、このたびは不調ということもございましたが、今までの工事をずっと見ていますと、なぜかいつも真冬の工事ということで、通る車、あるいは歩行者に大変不便を来すというのがずっと続いているわけです。この工事、今後も続くと思いますが、通行に対しての配慮についての考え方をお伺いしたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原忠雅君) 橋梁の工事につきましては、河川の工事でございまので、渇水期にしか工事ができないという現状がございます。渇水期というのは9月過ぎから4月とか5月ぐらいになると思いますけれども、そういう中で、あそこの場合は1級河川でございますから、国からの許可を得ながら進めることになりますので、どうしてもこのような時期になります。 本当に皆さんには大変御迷惑をおかけしているところでございまして、こうした部分につきましては、地元の区長さんを通じまして御協力をいただいているところでございます。なお、今後の工事につきましても、どうしてもこういう時期になりますので、ひとつ何とぞ御協力をよろしくお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) 高橋浩君。
◆32番(高橋浩君) 地元としては大変ありがたいことでもあるわけではございますが、今後に向けてもずっと長寿命化のためにやっていただけるのでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原忠雅君) いずれまだ全体的に終わっていないわけでございまして、いずれ継続して工事は進めてまいります。何とぞ御理解をお願いいたします。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。
八重樫総務部長。
◎総務部長(八重樫和彦君) 先ほど阿部一男議員からの御質問の中で、入札不調の状況につきましての答弁を保留いたしておりましたのでお答えさせていただきたいと思います。 平成25年度これまでにおきます不調の件数は、全体入札件数338件のうち75件となっております。先ほど私、約3割ほどではなかったかと申しましたが、22.19%という数字でございます。 なお、議員御質問に平成24年度、平成23年度の件数も御質問ございましたが、平成24年度は9.61%、平成23年度においては5.80%という状況で、今申しましたように入札不調がふえてきている状況でございます。 以上でございます。
○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第21号平成25年度花巻市
一般会計補正予算(第9号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第17、議案第22号平成25年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木政策推進部長。
◎
政策推進部長(佐々木俊幸君) 議案第22号平成25年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億6,996万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ103億693万4,000円とするものであります。 補正の内容につきましては、保険給付費の最終見込みによる整理が主な内容であります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 7ページをお開き願います。 2、歳入、3款国庫支出金、1項国庫負担金から、9ページになりますけれども、7款共同事業交付金、1項共同事業交付金までにつきましては、それぞれ保険給付費等の最終見込みによるものであります。 9款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金285万7,000円の減及び、11ページになりますけれども、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金3億9,885万3,000円の減につきましては、それぞれ最終見込みによる整理であります。 10款繰越金、1項1目繰越金4億4,243万1,000円は、前年度からの繰越金であります。 次に、13ページをお開き願います。 3、歳出、2款保険給付費、1項療養諸費から、15ページになりますけれども、6款1項介護納付金までにつきましては、それぞれ各種納付金等の最終見込みによる整理であります。 11款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目返還金9,172万9,000円は、過年度精算に伴う返還金であります。 なお、本補正予算につきましては、去る2月20日に開催されました花巻市国民健康保険運営協議会におきまして、諮問のとおり答申されたものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) 13番、照井明子でございます。 歳入の10款繰越金でございます。この補正予算の第1号を見ますと、約4億4,000万円ほどの繰越金となっております。平成24年度の同じ補正の第1号を見ますと3億500万円ほどとなっておりまして、平成25年度が1億3,500万円ほどのプラスとなっておりますけれども、この要因についてお伺いします。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 繰越金の推移の状況でございますけれども、議員御指摘のとおり、平成25年度は4億4,243万2,000円の繰り越しとなってございます。 これらの額につきましては、医療費等、それから国から来る調整交付金との関係から、こういう結果が出てきたものと思ってございます。実際に4億4,200万円の繰り越しでございますけれども、15ページから16ページ、諸支出金の関係がございますけれども、この箇所に23節償還金利子及び割引料ということで9,100万円ほど、過年度精算という形で今補正でお願いしているところでございます。この4億4,200万円の中にはこの9,100万円が前回も含まれて、それらも繰り越しされてきたという状況と思ってございます。 と申しますのも、この精算は、11月ころに保険の給付の状況を勘案しまして、その一定決算のもとで支出見込みを出します。そうしますと次年度におきましては、医療費のかかる状況から精算になりまして、足りない場合は歳出で組む形になりますけれども、戻ってきたり、返還とか納めなければならないという状況が出てきます。今回の場合はこの9,100万円が繰り越しという形になってきてございますので、その分を除きますと、3億5,000万円くらいになると思いますけれども、やっぱりその四、五千万円という動きは、医療の関係からは出てくるものと思っております。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) そういたしますと、4億4,000万円ほどから9,100万円、1億円と考えても3億4,000万円ほどという形になろうかなと思います、繰り越しは。 そして、9款繰入金の基金繰入金、これが3億9,000万円ほどマイナスでございます。これはそういたしますと、国保の基金に戻ると捉えてよろしいでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) そのとおりでございます。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) そういたしますと、平成25年度末の国保基金の保有額は幾らになるのでしょうか。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 年度末基金の状況でございますけれども、6億6,558万7,000円ほどと現在見込んでございます。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) 国保会計は単年度会計であります。そもそも私は繰越金は必要ないと思っておるわけです。また、国保基金も6億6,000万円ほど基金がございます。そういたしますと、今でも国保税は本当に高い税金となっておりまして、引き下げを求める市民の声がたくさん寄せられております。こういった内容から見ましても、私は国保税の引き下げは可能であると捉えるわけですけれども、その点についての御所見をお伺いいたします。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) この状況からの国保税の引き下げへの考え方でございますけれども、平成23年から均等割、平等割6,000円ずつ減額いたしたところでございまして、その状況を見ますと、平成23年の繰り越しが3億5,000万円ほどだったと思っております。そして基金への積み立ては、それ以降なかなかできておらない状況でございます。先ほど繰り越しの4億円とそれから基金の6億円ということで、10億円という形になってきてございます。その6,000円ずつ税率改正したときから、基金への積み立てはなく、現状維持できているという状況がございます。 税率を下げることにつきましては、今後どのような状況でもってこの国保の運営を行っていけるか、検討を行ってきているところでございます。一つの要因としましては、今度は共同安定化事業が平成27年度から組み込まれてくると。それから、今般軽減の拡大ということもございます。保険税の軽減が拡大されていくということ。それから、まだ情報がはっきりしてございませんが、国保の会計の県広域化というような課題等もございます。このような中からどのように持っていくかというのは、随時運営の仕方からも一緒になって考えているところでございます。
○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。
◆13番(照井明子君) この件につきましては、予算特別委員会でもじっくりやりたいと思っています。 それでもう1点ですけれども、歳出の総支出金の部分です。私5ページを見ていますけれども、諸支出金、平成25年度が約1億円ほど、それから平成24年度を見ますと5,900万円ほどになっています。この差額の要因についてお尋ねしたいと思います。
○議長(川村伸浩君) 出茂
健康こども部長。
◎
健康こども部長(出茂寛君) 先ほどのお話しの繰り返しになるかと思いますけれども、11月時点におきまして、これまでの年度の給付の状況を算定しまして、それから、今後の見通しを立てます。その見込み、算定ルールがありますけれども、給付の状況が見込みと同じような形の場合は額が4,000万円とか5,000万円となりますし、多く見込んだり少なく見込んだりと、そうなりますと、今回の場合は9,100万円の返還になっておりますが、年度によって違ってくると。 例えば、インフルエンザ等が物すごい勢いで発生したとなれば、11月時点で抑えることができない状況、そういう場合には、かなりの支出が見込まれるということで、そういう関係から、次年度において精算確定をしての動きでもって、このような金額が出てくるものでございます。
○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第22号平成25年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第18、議案第23号平成25年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木政策推進部長。
◎
政策推進部長(佐々木俊幸君) 議案第23号平成25年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ869万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億9,521万4,000円とするものであります。 補正の内容につきましては、後期高齢者医療広域連合の算定による納付金等の整理が主な内容であります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 7ページをお開き願います。 2、歳入、1款後期高齢者医療保険料、1項後期高齢者医療保険料、1目特別徴収保険料338万5,000円及び2目普通徴収保険料379万円につきましては、それぞれ収入見込みによる増であります。 3款繰入金、1項1目一般会計繰入金の各節につきましては、それぞれ最終見込みによる整理であります。 4款諸収入、4項1目雑入331万7,000円は、過年度分の精算による返還金であります。 次に、9ページをお開き願います。 3、歳出、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金869万4,000円は、岩手県後期高齢者医療広域連合の算定に基づき整理するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第23号平成25年度花巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第19、議案第24号平成25年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木政策推進部長。
◎
政策推進部長(佐々木俊幸君) 議案第24号平成25年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,051万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ91億4,490万7,000円とするものであります。 補正の内容につきましては、介護保険システム改修経費の追加と介護給付費準備基金への積み立てが主な内容であります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 7ページをお開き願います。 2、歳入、3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金241万円は、保険給付費の最終見込みに伴い整理するものであります。 2項国庫補助金、4目介護保険事業費補助金75万円は、介護保険システムの改修経費に対する国庫補助金であります。 5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金241万円の減は、保険給付費の最終見込みに伴う整理であります。 7款繰入金、1項一般会計繰入金及び、9ページになりますけれども、2項基金繰入金につきましては、それぞれ最終見込みによる整理であります。 8款1項1目繰越金1億884万5,000円は、前年度からの繰越金であります。 次に、11ページをお開き願います。 3、歳出、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費188万6,000円は、介護報酬の改定等に伴い、介護保険システムの改修経費を追加計上するものであります。 3項介護認定審査会費、2目介護認定調査費49万2,000円は、事業費の最終見込みにより、介護認定調査業務委託料を追加計上するものであります。 2款保険給付費、1項介護サービス費から、13ページになりますけれども、6項特定入所者サービス費までにつきましては、それぞれ保険給付費の最終見込みにより整理するものであります。 4款基金積立金、1項基金積立金、1目介護給付費準備基金積立金6,813万8,000円は、介護給付費準備基金への積立金であります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第24号平成25年度花巻市
介護保険特別会計補正予算(第3号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第20、議案第25号平成25年度花巻市
老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木政策推進部長。
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政策推進部長(佐々木俊幸君) 議案第25号平成25年度花巻市
老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ70万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億1,790万6,000円とするものであります。 補正の内容につきましては、事業費の最終見込みによる整理であります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 7ページをお開き願います。 2、歳入、1款サービス収入、1項介護給付費収入及び2項自己負担金収入につきましては、それぞれ収入見込みにより減額するものであります。 2款1項1目繰越金1,036万5,000円は、前年度からの繰越金であります。 9ページをお開き願います。 3款諸収入、1項1目雑入3万2,000円の減は、収入見込みにより減額するものであります。 4款繰入金、1項1目一般会計繰入金2,400万円は、一般会計からの繰入金であります。 次に、11ページをお開き願います。 3、歳出、1款総務費、1項老人保健施設費、1目総務管理費334万9,000円及び2款サービス事業費、2項施設介護サービス事業費、1目施設介護サービス事業費264万3,000円の減につきましては、それぞれ事業費の最終見込みにより整理するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第25号平成25年度花巻市
老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 日程第21、議案第26号平成25年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 佐々木政策推進部長。
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政策推進部長(佐々木俊幸君) 議案第26号平成25年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費及び地方債の補正の3つの事項から成っておりまして、事業の最終見込みによる整理のほか、国の補正予算に対応する事業費の追加が主な内容であります。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,581万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億8,325万4,000円とするものであります。 繰越明許費につきましては、公共下水道整備事業であります。 地方債の補正につきましては、事業費の最終見込み及び国の補正予算に対応した事業費の計上により限度額を変更するものであります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 10ページをお開き願います。 2、歳入、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目公共下水道300万円は、内定による増であります。 4款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金8,276万3,000円の減は、事業費の最終見込みによるものであります。 5款1項1目繰越金5,757万7,000円は、前年度からの繰越金であります。 7款市債、1項市債、1目下水道事業債7,800万円は、事業費の最終見込みによるものであります。 次に、14ページをお開き願います。 3、歳出、1款管理費、1項公共下水道施設管理費、3目施設管理費913万2,000円は、事業費の最終見込みによる増であります。 2款事業費、1項公共下水道整備費、1目市街地整備事業費9,236万7,000円及び2目流域下水道整備事業費1,811万3,000円の減につきましては、それぞれ事業費の最終見込みによる整理のほか、国の補正予算に対応する事業費を計上するものであります。 3款公債費、1項公債費、1目元金及び2目利子は、それぞれ償還額の確定により、合計で2,757万2,000円を減額整理するものであります。 次に、4ページにお戻りを願います。 第2表繰越明許費であります。 2款事業費、1項公共下水道整備費、公共下水道整備事業2億8,279万円は、国の補正予算への対応及び支障物件の移転に時間を要したため繰り越すものでありますが、平成27年1月の完成を見込んでおります。 5ページをお開き願います。 第3表地方債補正、変更でありますが、下水道整備事業について、事業費の最終見込み及び国の補正予算に対応した事業費の計上により限度額を変更するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第26号平成25年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
○議長(川村伸浩君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原忠雅君) 先ほど審議いただきました議案第21号平成25年度花巻市
一般会計補正予算(第9号)におきまして質疑のありました朝日橋の事業費について、お答えさせていただきます。 今年度までに1億3,136万5,000円の事業費でございます。
○議長(川村伸浩君) これで本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。 午後2時41分 散会...