花巻市議会 1999-03-10
03月10日-04号
平成11年 3月 定例会(第1回)平成11年3月10日(水)議事日程第4号平成11年3月10日(水) 午前10時開議 第1 議案第1号 除雪車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について承認を求めることについて 第2 議案第2号
花巻地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについて 第3 議案第3号
北上地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについて 第4 議案第4号
花巻地域介護認定審査会の設置の協議に関し議決を求めることについて 第5 議案第5号 花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例 第6 議案第6号 花巻市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例 第7 議案第7号 花巻市保育所条例の一部を改正する条例 第8 議案第8号 花巻市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例 第9 議案第9号 花巻市
起業化支援センター条例の一部を改正する条例 第10 議案第10号 花巻市体育館条例の一部を改正する条例 第11 議案第11号
花巻古代むら条例の一部を改正する条例 第12 議案第12号
伝染病予防法等の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例 第13 議案第13号 精神薄弱の用語の整理のための関係条例の一部を改正する条例 第14 議案第14号 市道の路線の認定、廃止及び変更に関し議決を求めることについて 第15 議案第15号 平成10年度花巻市
一般会計補正予算(第5号) 第16 議案第16号 平成10年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 第17 議案第17号 平成10年度花巻市
老人保健特別会計補正予算(第2号) 第18 議案第18号 平成10年度花巻市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号) 第19 議案第19号 平成10年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第4号) 第20 議案第20号 平成10年度
花巻都市計画事業花巻駅
周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 第21 議案第21号 平成10年度花巻市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 第22 議案第22号 平成10年度花巻市
水道事業会計補正予算(第1号) 第23 議案第23号 平成11年度花巻市一般会計予算 第24 議案第24号 平成11年度花巻市
国民健康保険特別会計予算 第25 議案第25号 平成11年度花巻市
老人保健特別会計予算 第26 議案第26号 平成11年度花巻市
公設地方卸売市場事業特別会計予算 第27 議案第27号 平成11年度花巻市
下水道事業特別会計予算 第28 議案第28号 平成11年度
花巻都市計画事業花巻駅
周辺地区土地区画整理事業特別会計予算 第29 議案第29号 平成11年度花巻市
農業集落排水事業特別会計予算 第30 議案第30号 平成11年度花巻市
水道事業会計予算 第31 報告第1号
花巻市立宮野目小学校校舎改築(建築)工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について本日の会議に付した事件 日程第1 議案第1号 除雪車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について承認を求めることについて 日程第2 議案第2号
花巻地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについて 日程第3 議案第3号
北上地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについて 日程第4 議案第4号
花巻地域介護認定審査会の設置の協議に関し議決を求めることについて 日程第5 議案第5号 花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第6号 花巻市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第7号 花巻市保育所条例の一部を改正する条例 日程第8 議案第8号 花巻市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第9 議案第9号 花巻市
起業化支援センター条例の一部を改正する条例 日程第10 議案第10号 花巻市体育館条例の一部を改正する条例 日程第11 議案第11号
花巻古代むら条例の一部を改正する条例 日程第12 議案第12号
伝染病予防法等の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例 日程第13 議案第13号 精神薄弱の用語の整理のための関係条例の一部を改正する条例 日程第14 議案第14号 市道の路線の認定、廃止及び変更に関し議決を求めることについて 日程第15 議案第15号 平成10年度花巻市
一般会計補正予算(第5号) 日程第16 議案第16号 平成10年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第17 議案第17号 平成10年度花巻市
老人保健特別会計補正予算(第2号) 日程第18 議案第18号 平成10年度花巻市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号) 日程第19 議案第19号 平成10年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第4号) 日程第20 議案第20号 平成10年度
花巻都市計画事業花巻駅
周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第21号 平成10年度花巻市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 日程第22 議案第22号 平成10年度花巻市
水道事業会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第23号 平成11年度花巻市一般会計予算 日程第24 議案第24号 平成11年度花巻市
国民健康保険特別会計予算 日程第25 議案第25号 平成11年度花巻市
老人保健特別会計予算 日程第26 議案第26号 平成11年度花巻市
公設地方卸売市場事業特別会計予算 日程第27 議案第27号 平成11年度花巻市
下水道事業特別会計予算 日程第28 議案第28号 平成11年度
花巻都市計画事業花巻駅
周辺地区土地区画整理事業特別会計予算 日程第29 議案第29号 平成11年度花巻市
農業集落排水事業特別会計予算 日程第30 議案第30号 平成11年度花巻市
水道事業会計予算 日程第31 報告第1号
花巻市立宮野目小学校校舎改築(建築)工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について出席議員(31名) 1番 古川昭蔵君 2番 佐藤かづ代君 3番 菅原孝二君 4番 畠山幸治君 5番 齋藤政人君 6番 和田幹男君 7番 小原昭男君 8番 鎌田芳雄君 9番 名須川 晋君 10番 笹木賢治君 11番 高橋 毅君 12番 菅原愛助君 13番 木村幸弘君 14番 阿部一男君 15番 鎌田正旦君 16番 平賀大典君 17番 狩野隆一君 18番 箱崎英喜君 19番 柳田誠久君 20番 大石満雄君 21番 久保田春男君 22番 永井千一君 23番 八重樫正嗣君 24番 多田昌助君 25番 鈴木悦雄君 26番 高橋安之君 27番 平賀 等君 28番 高橋 浩君 29番 高橋綱記君 30番 照井 早君 31番
佐藤嘉一君欠席議員(1名) 32番 藤原一二三君説明のため出席した者 市長 渡辺 勉君 助役 大沼 勝君 収入役 佐々木政弘君 教育委員長 佐藤昭三君 教育長 谷地信子君 監査委員 太田代誠二君 選挙管理委 菊池 武君 総務部長 山口紀士君 員会委員長 市民生活 企画部長 藤戸忠美君 佐藤 定君 部長 保健福祉 柳原賢一君 産業部長 平賀 巌君 部長 建設部長 田村悦男君 教育次長 佐藤忠正君 水道事業 川村英夫君 総務課長 内館勝人君 所長 農業委員会 財政課長 佐々木 稔君 平賀 亮君 事務局長会議に出席した事務局職員及び会議録調製者 事務局長 高橋 勲 次長 根子俊一 議事係長 平賀政勝 調査係長 高橋信宏 書記 菊池郁哉 書記 伊藤幸子 午前10時7分 開議
○議長(多田昌助君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は議事日程第4号をもって進めます。
○議長(多田昌助君) お諮りいたします。本日審議予定となっております日程第1、議案第1号から日程第22、議案第22号までの22件及び日程第31、報告第1号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第1号から日程第22、議案第22号までの22件の日程及び日程第31、報告第1号については委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。
○議長(多田昌助君) 日程第1、議案第1号除雪車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について承認を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第1号除雪車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について承認を求めることについて御説明申し上げます。 本議案は、職員が除雪作業中における交通信号機の破損事故に伴う損害賠償について専決処分をいたしましたので、これを報告し議会の承認を求めるものであります。 事故の状況でありますが、平成10年12月12日未明5時40分ころ、花巻市西宮野目第2地割地内の
市道材木町下二枚橋線と
県道東和花巻温泉線の交差点において、除雪作業中に除雪車を旋回する際、誤って交通信号機1基を破損させたものであります。当該施設は交通安全対策上、早急に復旧する必要があったことから、施設管理者である花巻警察署と損害賠償の方法について協議し、原形復旧することとしたところであります。 復旧工事に要した費用は75万6,000円でありまして、それを損害賠償額と定め専決処分したものであります。 なお、公用車等の安全運行管理につきましては、日ごろより指導しているところでありますが、このような事故が発生しないよう、さらに職員に対し指導を徹底してまいります。よろしく御審議の上、御承認くださるようお願い申し上げます。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第1号除雪車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について承認を求めることについてを原案どおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり承認することに決しました。
○議長(多田昌助君) 日程第2、議案第2
号花巻地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第2
号花巻地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについて御説明申し上げます。 本議案は、花巻市を含む5市町が構成団体となっております
花巻地区広域行政組合規約について、組合規約の一部を変更する必要が生じたため、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 規約の変更の趣旨は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律が本年4月1日に施行されることに伴い、
伝染病予防法並びに同法に基づく
伝染病隔離病舎が廃止されることから、同組合が共同処理する
伝染病隔離施設の設置、管理及び運営に関する事務について共同処理する事務から削除しようとするものであります。
別紙花巻地区広域行政組合規約の一部を変更する規約並びにお手元に配付しております議案第2号資料その2、新旧対照表をごらんください。 第3条の表でありますが、
伝染病隔離病舎に係る規定を削除するものであります。 次に、第19条関係の別表でありますが、これも同様に
伝染病隔離病舎に係る規定を削除するものであります。 なお、この規約は、平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第2
号花巻地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第3、議案第3
号北上地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第3
号北上地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについて御説明申し上げます。 本議案は、花巻市を含む5市町村が構成団体となっております
北上地区広域行政組合規約について、組合規約の一部を変更する必要が生じたため、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 規約の変更の趣旨は、議案第2
号花巻地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについてと同様でありまして、同組合が共同処理する
伝染病隔離施設の設置、管理及び運営に関する事務がなくなることから、共同処理する事務から削除しようとするものであります。 また、あわせて事務所の位置を変更するものであります。
別紙北上地区広域行政組合規約の一部を変更する規約並びにお手元に配付してあります議案第3号資料その2、新旧対照表をごらんください。 第3条の表でありますが、
伝染病隔離病舎に係る規定を削除するものであります。 第4条は、事務所の住所位置の変更であります。現在の事務所は北上市役所、和賀支所にありますが、衛生処理場や火葬場から遠距離であることから、これら施設の円滑な連携を図るため、衛生処理場に事務所を置こうとするものであります。 第19条は、
伝染病隔離病舎に係る規定を削除するものであります。 なお、この規約は平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第3
号北上地区広域行政組合規約の変更の協議に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第4、議案第4
号花巻地域介護認定審査会の設置の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第4
号花巻地域介護認定審査会の設置の協議に関し議決を求めることについて御説明申し上げます。 本議案は、介護保険の審査判定業務を花巻市、大迫町、石鳥谷町及び東和町の1市3町が共同で行うため、別紙規約により
介護認定審査会を共同設置することについて関係町と協議するため、地方自治法第252条の2第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。
別紙花巻地域介護認定審査会共同設置規約の概要でありますが、第2条において名称を「
花巻地域介護認定審査会」とすること。 第3条において、認定審査会の執務場所は花巻市役所内とすること。 第4条において、認定審査会の委員の選任方法は関係市町長が協議して定める候補者について、花巻市長がこれを選任すること。 認定審査委員の定数は20人とすること。 第6条において、費用の負担金は関係団体の協議により決定すること。 第7条において、認定審査会に関する予算は、花巻市の特別会計とすることなどであります。 なお、この規約は平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) この件につきましては、事務を統合して、統一的に事業を進めていくという上で、大切なことではないかというふうに認識はしております。それで一般質問でもお伺いしましたが、サービスの市と3町それぞれのサービスの統一というのはどのようになっていくのかその点についてお伺いしたいと思いますし、それから北上、和賀地区の隣との関係で、認定事務やサービスの関係がどのようになっていくという見込みなのか、その点もお伺いしたいと思います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 サービスの統一につきましては、できるだけ格差が出ないように調整をしてまいりたいと思いますが、いずれ11年度内に作成いたします
介護保険事業計画というものもあるわけでありますけれども、この中でそれぞれが今の現状を踏まえて、それぞれの市町が提供できるサービスはどういうものがあるのかと、そのことによってどれだけの人にどれだけのものを提供することができるかという計画ができ上がるわけであります。このことにつきましては、振興局を中心といたしましてこの事業計画の調整等を図りながら格差の出ないように対応してまいりたい、このように考えております。 それから、北上との関係でございますが、北上地区におきましても共同審査事業を実施をするとしてございますが、これらにつきましてはいずれ県内の
介護保険事業計画等が練り上がる中で、それらについても調整をしていかなければならないものと思っておるところでございます。
○議長(多田昌助君) 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) 北上、和賀地区の保険料の定め方とかそういった点で連携とかということが考えられるのかどうか、その辺はどのようになっていますか。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 保険料はそれぞれの市町村の提供できるサービスの量によって、そしてまたそのサービスを受けるいわゆる対象者の量によって変わってまいります。でありますから、まずは
介護保険事業計画等の中で十分に市民の代表であるいわゆる公募の方々の御意見あるいは策定委員会の方々の意見をいただきながら定めていかなければならないものでございまして、特にも第1号被保険者、65歳以上の方々でありますけれども、この方々の保険料にも関連する事項でございます。したがいまして、そのサービスの量が多ければ多いほど保険料にはね返りが出てくると、こういうものでございます。それらの調整はつまりは
老人保健事業計画と
介護保険事業計画との整合性も図る必要がございますので、その辺のところも見きわめながら対応をしてまいりたいと考えております。
○議長(多田昌助君) 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) 最後に要望になりますが、一般質問でも取り上げましたように、さまざまな矛盾が現行の措置制度に比べて新たに発生してくる可能性があると思うんです。そういうことで制度の運用に際して慎重に当たっていく必要があると思いますし、それから制度のために福祉サービスが低下するというようなことがないように、注意深く事業を進めていただきたいということを要望しておきたいと思います。
○議長(多田昌助君) 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君)
認定審査委員会というと、ここのところが一番市民にとっても、行政にとっても肝心なところとなるわけです。この法律が制定したときに、市民がかち取った条項が市民参加の条項なわけですけれども、そこの市民参加をさまざまな場面で実現させていくことは、この条の事業の公明性とそれから市民の責務ということではなかろうかと思います。それで、この認定審査会の認定委員が決められるまでの手順ですか、それと構成について御説明ください。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) やはりこの認定審査会が公明、公正に行われることによりまして、申請される方々もどのような場合に申請ができるのかということの理解にもつながるわけでありまして、これは大変大事なことであろうと思います。そういうことから、いわゆる花巻市医師会の御協力等をいただきながらこの審査会を設置をするわけでありますけれども、認定審査委員の選任方法につきましては、この設置の協議に関したこの議案が可決をいただきますというと、これらをもって関係市町からのいわゆる委員となるべき方々の推薦をいただきます。そのいただきました委員の方々につきまして花巻市長が選任をし、各町ともそれに合意をしていただくと、こういう手はずにいたしておるところでございます。 それから
、認定審査委員の定数でございますが、おおむね1市3町で申請がなされるであろうというおおよその予定件数をはじき出しておるわけなんですが、おおむね2,100件ぐらいになるのではないかと思っておるところでございます。この2,100件を本年の10月から半年にわたってこの審査をしていかなければならないわけでありますけれども、その1回あたりの審査の件数をおおむね試行事業等で経験をしていただいているわけでありますけれども、45件ほどと見込んでおるところでございます。それの26週ということで、いわゆる1週間に1回というのも大変でございますので、月2回ぐらいの開催にいたしたいと考えてございまして、そうしますとおおむね4つの合議体、つまり20人と申し上げましたのは、1合議体が5名という組織でございますので、4合議体で20人と、こういう数字になっているところでございます。そういうことで、おおむね2週に1回の審査でもって12年度のスタートに向けまして取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。
○議長(多田昌助君) 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君) 各市町で推薦されてくるわけですけれども、この認定審査会で一番全国で問題になっているのが、市民参加の中の特に1号保険者、それから2号保険者ですね、被保険者の参加ができるかできないかというところが大きなネックになっているわけです。それで、当市の場合はもちろん推薦された方を市長が決定されるんでしょうけれども、その推薦の受ける方法、身構えとして1号被保険者と2号被保険者の割合はどのくらい確保されるおつもりなのでしょうかということが一つと、今部長の方から説明されました2週に1回の認定審査の中で、初めて準備認定というものが行われる中で、どのくらいの迅速性というのですか、確保されるかということについては、今の説明ですと、このままスムーズに説明どおりにいけばいいんでしょうけれども、最初の認定ですし果たして市民の不安を取り除くような、2週間に1遍のその4グループの認定審査会でできるだろうかという不安があるわけです。その点について、もう一度御説明願います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 認定審査委員の構成につきましては、被保険者の代表の方はこの委員の中には入らないことになってございます。と申しますのは、これもおおむね定めがございまして、1合議体には保健医療関係者おおむね3名、福祉関係者おおむね2名といういわゆる1合議体5名という構成ということになってございまして、その保健医療関係者と申しますのは、痴呆性老人等もその対象になっておることなどから、医師あるいは精神科医、あるいは歯科医師、薬剤師、そして福祉関係者につきましては、老人保健施設の代表の方、あるいは福祉施設の施設長あるいは在宅介護支援センターのソーシャルワーカーといったような、いわゆる専門的な知識を有する方々で構成されるということになっておるところでございます。 その回数が妥当かどうかということにつきましては、出てきた中身によって異なるわけでありますけれども、この審査に当たりましては事前に85項目にわたりますいわゆる訪問調査等を行ってございます。これは全国3,250の市町村が画一的に調査が同じであるわけでありますけれども、その調査に基づくいわゆる1次判定というものは当然手数のかかるものでございますので、同じマニュアルによるパソコン処理の1次判定が出てまいります。そしてさらに、いわゆるかかりつけ医がございますれば、そのかかりつけ医の意見書を参考にし、あるいは訪問調査員の特記事項等を参考にしながら、1次判定と異なるような状況が見受けられれば、それらを参考にいたしまして2次判定を行うということでございまして、そういうことから申しますというと、いろいろ議論はあるところではありますけれども、この2週間に1遍開催いたしますこの認定審査会の中で認定審査ができるのではないかと考えておるところでございます。
○議長(多田昌助君) 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君) この認定審査会はもちろん部長が説明されましたけれども、こういう方たちでもって構成するという法律の中身があるわけですけれども、その中でもやはり被保険者の代表というのが入れなかったということで、大変市民参加の条項を盾にとって市民の方が、ここに入る運動を起こしているわけです。それで、ここに被保険者の代表が入るかどうかということは別にこちらの方で条例を定めればいいわけですから、入れないことはないと思うわけですけれども、そういった面で、例えば私たちの花巻市でも先ほど
介護保険事業計画委員を任命が済んだところですけれども、その中でもやはり働く女性の代表が入り切れなかったということで残念に思っているわけですけれども、そういう意味ではこの条例が介護保険法が、いかに市民の責任とそれから行政の責任を明確にしながら、今までのお任せ福祉ではない福祉にしようとする、責任の一端を担おうとすることをやはり市民が自覚する意味においても、私はこの認定審査会という中に被保険者の代表が入れないということは、不幸な法になっていく可能性があるというふうに私は思うわけです。 そういう意味では、医療系に傾いていってしまうと言われているこの介護保険法を、いかに市民の側に近づけていくかということに、もう少し私は配慮していただきたいというふうに思うわけです。 それから、認定審査会に関しては、これは4グループで私は当面乗り切っていけるんではないかなとは予想しますけれども、3カ月に1遍ごとに認定の見直しが行われていく作業がずっと続くわけですから、そういう意味では1件当たりの審査、じかにかかるそういうものも計算しながら、果たしてこれでやっていけるかということにいまいちの疑問を感ずるわけです。これが今までの質問を通しまして、市民参加のどこで保障をしていただけるかということについては、どの程度当局としてはお考えを持って、この認定審査会の委員を進めようとしているのか、もう一度御答弁をお願いいたします。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 市民参加につきましては、先ほど申し上げましたとおり、
介護保険事業計画を作成する上で、いわゆるその介護保険サービスのあり方と、いわゆる保険料との関連等がございますので、花巻市における介護事業サービスのあり方とそれに伴う保険料、それに関連してくる保険料との関係で、いろいろと議論をいただく機会として市民懇談会を設置をいたしておるところでございますし、またいただきました意見等を作成委員会等の中でも反映をさせるべく、その代表の方々もその組織の中に入れてございます。そのことは、つまりは花巻市における
介護保険事業計画のその質と量、そして保険料との関連で市民の皆さん方の御理解をいただくという機会になっているわけでありまして、この認定審査会の公明、公正性につきましては、先ほど来申し上げましたようにそれぞれの専門のお立場の方々から成るこの審査会でございますので、これは当然公正を旨として行っていかなければならない委員会でございますので、その辺のところは御理解をいただけるのではないかと思います。したがいまして、市民の参加につきましては、
介護保険事業計画等を作成する中での理解と協力をいただくために、いろいろと御意見を賜りたいと思っておるところでございます。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方ありませんか。 阿部一男君。
◆14番(阿部一男君) 今の佐藤議員の質問に関連するかと思いますが、この認定審査会の傍聴もしくは議事録の公開というものについては、情報公開の面ではどうなのかというところについてひとつお聞きします。 それから、基本調査の結果、コンピューターで入力処理して1次判定などを行うわけですが、それは市町村の業務なのか認定審査会の業務なのか、これはどちらに属するものかお知らせいただきたいと思います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 最初に、訪問調査の方の関係のお答えを申し上げたいと思います。 それぞれ各市町で申請を受け付けをいたすわけでありますけれども、審査会に付する資料の精査その他につきましては、それぞれの市町で行っていただきたいと考えておるところでございます。したがいまして、それぞれの市町にございます在宅介護支援センター等の専門職員がございますので、あるいはその保健婦、看護婦等のそういう知識のある方が、実際その申請をされました方の御家庭を訪問いたしまして、本人あるいは御家族からその方の状況を訪問調査させていただくわけであります。そしてそれらをいわゆる審査会に付する資料として作成をすると、こういうことでございます。 それから、審査会の公開はどうかということでありますが、審査会の運営につきましては、まだその公開をする、しないというところまでは議論は至っておらないところでありますが、いずれ不服審査がある場合にあっては、いずれ県に設置、国保連に設置されます審査会に審査をお願いするということができますので、その審査の公正な運営については、維持できるものではないのかなと思います。 また、その審査にかかわるそれぞれの個々の資料につきましては、訪問調査をいたしてくるわけでありますけれども、それぞれ身体的なあるいは精神的な部分の個々人のプライバシーにかかわることが出てまいりますので、それは難しいのではないかなと考えておるところでございます。
○議長(多田昌助君) 阿部一男君。
◆14番(阿部一男君) かなりプライバシーに関することがあるということではありますけれども、例えば本人、当人の審査についての結果については、非常にその家族を含めて切実な面が出てくるのではないかと思いますけれども、それについての要するに身近なところで、こうこうこうなんだというような意味での公開ということが、これから具体的な運用の中では相当説明も含めて市の仕事といいますか、そういうような点がトラブルも含めて出てくるんではないかと思いますので、そこの交通整理のところが非常に大事なポイントになるんではないかというふうに思いますけれども、そこら辺のことについてどのように考えられているのか。それは発表できる面についてはどんどん情報公開していくということが基本になければならないと思いますし、先ほど部長が話したとおり、プライバシーに関連することとの非常に関連ですね、そこいらが難しいと思いますが、再度そこら辺のところについてどう考えられているのか、考えをお伺いしたいと思います。 それから、第1次判定を行うのが、今部長の答弁によりますと市町村の業務であろうというふうに答えていただいたわけですが、第1次判定の結果と認定審査会の結果が違うということになった場合、それを修正する権限というのは認定審査会にあるのではないかということからしますと、それらの事務については審査会に属する事務と解されはしないか、解すこともできるんではないかというふうに思いますけれども、その結果が違った場合の扱い、またはそれを修正させることができるのかどうかということについてはどうなんでしょうか。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 1次判定、いわゆるその審査会の判定はあくまでも審査会で行うわけでありまして、私が申し上げましたのは、それぞれの市町で判定にかける資料をつくるんだと、こういうことでございますので、あくまでも判定は先ほど御説明を申し上げました認定審査委員の5名の方々でもって判定が下されると、こういうことでございます。 それから、公開の関係でありますけれども、それぞれお一人お一人の状態が違うわけでありますし、そのことをしていわゆる公開を求められても、大変それは困難なことではなかろうかな。そのためにいわゆる判定に不服があった場合におきましては、国保連に設置されます審査委員会の方に提出をいただきながら、どういうところでどうだったのかという経過については個々人に知らされるものと、このように思っております。
○議長(多田昌助君) ほかにありませんか。 高橋毅君。
◆11番(高橋毅君) 審査会の関係は5名の合議制で4グループということですが、それで1市3町の審査を賄うのは大変じゃなかろうかなというような気もするわけですが、これは出てきてみなければわからないわけですが、そこの中でいわゆる一度認定したものがそのまま継続ということはないと思うんです。ですから、当然再認定なり再々認定というのが当然出てくるだろうというふうに思うわけですが、そういう場合に、いわゆるそういう資料の関係はどういうふうにするのか。そして私がちょっと考えますと、何の場合でもそうですが、状況が悪化していった場合には比較的そういう申し出はあると。しかし、意外と回復傾向に向かった場合でも、一つの既得権みたいな形で残る場合もあるというふうにも、これは自分の自己負担もあるわけですから必ずしもそうは言えないと思うんですが、そういう再認定の仕組みはどういうふうになるのかなと、どういうふうに考えているのかなというふうにお聞きしいと思います。 これは全然例は違うわけですが、障害認定の関係で、いわゆる最初の認定がそのままずっと継続して実は回復しておったというふうな例もあったわけなので、意外とそういう面、自己負担の問題もありますから余り問題にはならないのかなという気はしますが、どういうふうに考えているか教えていただきたいと思います。 それから、この制度の周知と活用の関係。どうしてもいろいろな制度というのは、その制度を理解してわかってきた人は利用するけれども、意外と無知だといいますか、それに関して知らない人たちは自己努力の中で過ごしている場合も多いわけですが、そういう点でいろいろ市の広報なりそういうようなものは当然使われるだろうと思いますが、それにしてもそれを余り見ない人もあるわけですからどういうふうに考えているのか。 その中で、私は一番地域の事情に介護の問題に絡んで情報の深いのは民生委員さんだなというふうに思うわけですが、民生委員さんの活用の仕方といいますか、役割というのはどういうふうに考えているかお教えをいただきたいと思います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 当然、今議員おっしゃるようにそれぞれの方々につきましては、例えばホームヘルプサービス等を受けることによって、その身体的な援助をいただいている部分が回復をする、あるいは入所することによってその部分が回復をする、あるいは逆に家庭にあって頑張っておったけれども悪化をしてくる、こういうことが当然考えられるわけであります。したがいまして、一定期間ごとに見直しをする、要するに再認定をする、こういうことになってございます。その一定期間と申しますのは、おおむね6カ月に1遍は見直しをいたしますよと、こういうふうになってございます。 それから、この制度の周知徹底でございますが、昨年10月の中旬以降でございますが、各地区に説明会を開催をいたしたところでございますし、いわゆる出前講座等で各種団体あるいはさまざまな方面からの御依頼がございますので、その都度職員がそういう機会をとらえてPRをいたしております。さらに、この制度が固まってまいりますので、そのことにつきましても今後徹底した啓蒙活動を行ってまいりたいと思っております。さらには、地域と行政を橋渡しいたします民生委員さんの方々につきましても研修会を持ちたいと言われてございますので、当然民生委員さんの方々にもその制度の中身というものを十分に理解をしていただきながら、困っておる方々の手助けをしていただこうと、こう思っておるところでございまして、いずれこれからも機会をとらえて徹底した周知を図ってまいりたいと思っておるところでございます。
○議長(多田昌助君) 高橋毅君。
◆11番(高橋毅君) どうもありがとうございます。 そういう中で、サービス提供にしろ見直しの関係は半年ということがそうなのかなというふうに、半年に1遍でも当然出ればいろいろ状況判断はできるだろうなというふうには思います。ただ、いろいろな今医療の問題でもそうでしたが、社会的な入院ということがあったりして、それが大きな問題になっていたわけです。そういう状況を考えれば、このサービス提供も、一たん受けたサービスは既得権みたいな形でどうしても要望されますと、次々と増加するものに対応し切れないということが考えられるので、そういう点は十分考えながらやってほしいなというふうに思います。 それで民生委員さんとの連携の中で、役所もそうですが、連携の取り方を密にしてもらわなければなかなか大変だなというふうに思うんです。地域にある民生委員さんですが、実際介護なりサービスに携わる人たちはそういうヘルパーの方々というふうなことにもなりますし、そういう点でのタイアップをスムーズにやっていただきたいという要望をして、終わりたいと思います。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方。 狩野隆一君。
◆17番(狩野隆一君) 17番狩野でございます。
認定審査委員会の中にちょっとお聞きしたいことがございますけれども、これはあくまでも
認定審査委員会でございます。それで、3のところに認定審査委員の定数が20名となっておりますけれども、これははっきり医療関係何人とか福祉関係何人とかという定数を入れないで、大ざっぱに20名とした理由をお聞きしたいということでございます。 それから、この認定委員に対する費用とかその他について、どれだけのことを考えておられるかということでございます。例えば月2回の審査会がありまして、大体45名も認定するということは非常に私は困難ではないかなという感じがします。これはあくまでも条文でございますから、45名も認定する場合は1人何分かかるかわかりませんけれども、相当の時間かかると私は思うんですけれども、それだけ委員の方々の、例えば私は医師会の方に関してでございますけれども、午後からやり始めると約4時間ぐらいは普通はかかるだろうと思います。それに対するどれだけの費用を見ておられるのか、そういうことをお聞きしたいということが1つでございます。 これは、あくまでも認定委員会でございますので、その他の不服事項については上部機関もあるし、さまざまなことがございますからありますけれども、そしてまた6カ月ごとの再認定ということがございますので、相当なハードな仕事ではないかと私は思うのです。それに対する保障というか費用というかそういうことをどの程度に考えておられるか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 20人といたしましたのは、先ほど4合議体、1合議体5人ということでございますので、総枠で20人とさせていただきたいと、こういうことでございます。当然その中にはそれぞれの市町からいわゆる保健医療関係者あるいは福祉関係者という形で推薦をいただきますので、その全体の数が20人と、こういうことでございますので御理解を賜りたいと思います。 それから、認定審査委員さんにお支払いする報酬でございますが、これらにつきましては今後関係市町で協議をしてまいりますが、いずれ国から示されている基準等もございますので、それらも参考にしながら考えてまいりたいと思っております。
○議長(多田昌助君) 狩野隆一君。
◆17番(狩野隆一君) 私は、とにかく申しますと、20人と大ざっぱに出されると非常に困るわけです。やはりある程度まで1回の審査委員会、審査会というものは大体5名前後という一つの指示があります。5名と限っておりません。医療関係が何名と大体3名ぐらいというように書いておられます。 それからまた、最初の方針では同一の人がずっとやるんだという意味のことが書いてありますけれども、途中から複数の方でもいいだろうというような制度になったようでございます。そのためにこういう20人という数が出たんだろうと私は思いますけれども、本当言うと非常にこれはハードな仕事であるということは私自身よくわかるんですけれども、机の上では20人ぐらいでいいだろうとは思いますけれども、実際やる人においては非常に困難な仕事ではないかなという感じがします。 それから、ただ一つ非常に私が感じたことは、モデル事業に受ける審査の状況をちょっと聞いたことがございますけれども、毎晩夜遅くまでモデル事業、医師会の関係か知りませんけれども、医師会では昼やりませんので夜だけやります。夜遅くまでやっておりながら、非常に悪いけれども安い費用でやっておられたという状況をお聞きしたものですから、こういう点やはり相当考えていただいて、もしできればはっきり条文に出していただく。医療関係者は1回について何名とか、それから20名のうち医療関係は何名とかはっきり出した方が、私は今後のためにもいいんではないかなという感じがいたします。 それから、その医療関係者にしても、やはり欠席する方がございます。その場合はどのようなことを、一切医師会に任せるのかそのチームをどのようにするのか、そういうことについては恐らくわからないとは思いますけれども、これからの問題だと思いますけれども、そういうことを十分に勘案してやっていただかなければいけないというふうに考えております。 それから、認定委員会についても、2次判定の問題でございます。かかりつけ医の問題でございますけれども、かかりつけ医の費用というものは認定委員会に関係なく、認定委員会の中に入っておるものでしょうか、ないものでしょうか、そこをちょっとお聞きしたいということが1つございます。かかりつけ医の診断書が非常に今度大きい要素になると私は思うのでございますので、その点ひとつお伺いしたいと思います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) かかりつけ医の先生方からいただきます意見書は、あくまでも認定審査会の判定に付する参考資料と、こういうことでございますので、意見書をいただく際には事務費という形でお支払いをさせていただきますが、
認定審査委員会の方には、このかかりつけ医の方々は入りませんので御理解を賜りたいと思います。 (「委員会に……するのもその費用から……という」と呼ぶ者あり)
◎保健福祉部長(柳原賢一君) いえ、それぞれの要するに申請なさる、申請される方々が、そのかかりつけ医の意見書をいただくわけでありますので、そちらの方からお支払いをされると、こういうことでございます。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第4
号花巻地域介護認定審査会の設置の協議に関し議決を求めることについて原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第5、議案第5号花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第5号花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 昨年9月、労働基準法が今日の経済社会の変化に対応して、職場における労働条件や環境の整備を進めるという趣旨のもとに一部改正され、この法律改正を受けて、地方公務員法においても、地方公共団体における休憩時間の取り扱いの特例について措置されたところであります。 一方、平成7年6月、育児休業と育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律が、子の養育または家族の介護を行う労働者に対し、支援措置を講じ職業生活と家庭生活の両立に寄与することを目的に制定され、平成11年4月1日から施行されたところであります。 国では、この法律改正に関連して平成10年11月、人事院規則を制定し、新たに育児または介護を行う職員の深夜勤務の制限について定めたところであります。また、県からは以上の関係法令等改正の趣旨を踏まえ、関係条例等の改正措置を講ずるよう通知がなされたところであります。 地方公務員の勤務条件につきましては、地方公務員に適用される関係法令に配慮しつつ、国の制度に準じて条例または規則を定めることとされております。当市といたしましては、国や他の地方公共団体の改正に準じ、このたび条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正の内容について御説明いたします。 お手元に配付してあります議案第5号の資料その1並びにその2もあわせてごらんいただきたいと思います。 第6条は、休憩時間を一斉に与えないことができる場合の要件を定めようとするものであります。これまで休憩時間は労働基準法上一斉付与を原則としながらも、行政官庁の許可を受けた場合は一斉付与しないことができると定められておりました。労働基準法の一部改正に伴う地方公務員法の一部改正により、条例に一斉付与の例外要件を定めることにより、行政官庁の許可を受けることなく、休憩時間を一斉に与えないことができることとなりました。したがいまして、職務の特殊性、または当該行使の特殊の必要がある場合は休憩時間を一斉に与えないことができるよう所要の改正をしようとするものであります。 次に、第7条の2でありますが、育児または介護を行う職員の深夜勤務の制限についての規定であります。 第1項は、小学校就学前の子のある職員が、当該子を養育するために、深夜勤務の制限を請求した場合は、公務の正常な運営を妨げる場合を除いて、当該職員に深夜勤務をさせてはならないとするものであります。 第2項は、前項の規定は、介護を行う職員が請求した場合についても、育児の場合と同様の取り扱いを行おうとするものであります。 第3項は、深夜勤務の制限に関する諸手続及び細目について規則で定めるというものであります。 なお、この条例は平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第5号花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第6、議案第6号花巻市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第6号花巻市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 消防団員は、常備消防と並んで地域社会における消防、防災の中核として、重要な役割を果たしております。今回の改正内容は、女性消防団員の任用も可能とするものであります。 近年、生活様式の多様化に伴い、消防団に求められる仕事は火を消すことだけではなく、火を出さないことなど予防の役割という面が強くなってきております。特に、老人、子供、言葉の通じにくい外国人など災害時に弱者となりかねない人々に対し、いざというときの対応を日ごろから優しく接して知識を与える仕事に女性への期待が高まってきておりますことから、男性、女性がともに社会の対等な構成員として、みずからの意思によって一層の社会活動への参画を促すため、女性消防団員の任用を図るものであります。 改正の内容についてでありますが、お手元に配付しております議案第6号資料その1並びにその2もあわせてごらんください。 第3条第2号について、「年齢18歳以上の男子」を「年齢18歳以上の者」に改めるものであります。 なお、この条例は平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので討論なしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第6号花巻市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第7、議案第7号花巻市保育所条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第7号花巻市保育所条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 宮野目保育園につきましては、平成10年度事業として移転改築整備をしてきたところでありますが、平成11年4月から供用開始することに伴い、住所地を変更するため本条例を改正しようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 お手元に配付しております議案第7号資料その1並びにその2もあわせてごらんください。 第2条第5号について、「西宮野目第5地割353番地」を「西宮野目第6地割100番地」に改めるものであります。 なお、この条例は平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第7号花巻市保育所条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第8、議案第8号花巻市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第8号花巻市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例の改正の趣旨は、国民健康保険事業の円滑な運営を図るため、国民健康保険税の税率等を改めようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 お手元に配付しております議案第8号資料その1並びにその2もあわせてごらんください。 第4条第1項は保険税のうち所得割額を定めているものでありますが、現行の100分の8.3という税率を1.3%引き下げ100分の7にしようとするものであります。 第5条は資産割額を定めているものでありますが、現行の税率100分の43を18%引き下げて、100分の25にしようとするものであります。 第6条は被保険者均等割額を定めているものでありますが、現行税率の被保険者1人について「1万5,000円」を1万1,000円引き上げ「2万6,000円」にしようとするものであります。 第6条の2は世帯別平等割額を定めているものでありますが、現行税率1世帯について「2万2,000円」を5,000円引き上げ「2万7,000円」にしようとするものであります。 第12条は、地方税法の一部を改正する法律に基づく所要の改正と保険税の減額、すなわち保険税率を改正し、応益割合が45%以上になった場合、低所得者に対する軽減割合が現行の6割・4割から7割・5割となり、さらに新たに2割軽減が設けられることになりますが、被保険者均等割額及び世帯別平等割額のそれぞれの軽減割合に応じて減額される額を改めようとするものであります。本条第1号中「第703条の5」を、「第703条の5第1項」に改めるという規定は、地方税法の一部を改正する法律の施行に基づくものであります。 また、同号は軽減割合が6割から7割になることによる減額される額を改めるものであります。アの被保険者均等割額の被保険者1人についての減額「9,000円」を「1万8,200円」に、イ、世帯別平等割額1世帯についての減額「1万3,200円」を「1万8,900円」に改めようとするものであります。同じく第2号中「第703条の5」を「第703条の5第1項」に改めるという規定は、地方税法の一部を改正する法律の施行に基づくものであります。 また、同号は軽減割合が4割から5割になることによる、減額される額を改めたものであり、アの被保険者均等割額の被保険者1人についての減額「6,000円」を「1万3,000円」に、イ、世帯別平等割額1世帯についての減額「8,800円」を「1万3,500円」に改めようとするものであります。 次に、今回の改正で2割軽減が新たに設けられることになりますので、本条に第3号として2割軽減に係る減額規定を追加しようとするものであります。この2割軽減制度は、これまで軽減の対象となってこなかった6割・4割軽減対象世帯より高い所得層の世帯を対象に、新たに応益保険税の軽減を行うこととするものでありますが、応益保険税は本来は全世帯に一律に定額負担を求める趣旨とされていることから、軽減が適当と認められる世帯について行うものであり、各保険者に対しては適切な軽減を行うようにということと、先ほど申し上げました2割軽減の趣旨から軽減を受けようとする納税義務者に軽減申請書の提出を義務づけるということから、第2項及び第3項を新たに設けたものであります。 なお、この条例は平成11年4月1日から施行し、平成11年度以後の年度分の国民健康保険税から適用しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) 応益応能割合の変更によって、中堅所得者の保険税が軽減されるということになるわけでありますが、応益割が高くなることによって、低所得者の保険負担が大きくなってくるわけです。それで、それを緩和するために軽減割合の変更が行われるわけなんですが、これによって救済される被保険者と救済されない被保険者が出てくると思うんですけれども、その辺の内容がどのようになるのか御説明をお願いしたいと思います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 今回のこの一部改正は、いわゆる地方税法で応能応益割を本来50、50にすべきですよというのを当分の間、それぞれの市町村の事情によって定めてきたと、こういうところでございます。 ただ、平成7年3月末の厚生省の指導等も出ておりまして、いずれ平準化をしていくべきですよと、こういう指導をいただいておるところでございます。したがいまして、今回それらを勘案しながら、その応益応能割合をより標準に近い数値に改めたいと、こうするものでございます。そのことによりまして、応能割が45%を超えますというと、45%から55%のその税率にいたしますというと、今までの軽減割合が6割軽減されておったものが7割に1割アップいたします。それから4割軽減されておったものが5割軽減ということで、1割アップいたします。さらに、先ほど御説明いたしましたように、2割軽減されるそのランクも出てくると、こういうことでございます。そのことによりまして、いわゆる受益に応じた負担もしていただかなければならないのではないかという考え方から、今回の一部改正に至ったわけでありますけれども、この改正によりまして低所得者層の方々には、以前にも御説明を申し上げましたが、年間で所得のない方で1人世帯のところでは年間1,100円の増となるものでございます。 このことによって増税となる世帯は約3,870世帯ほど、それからこの改正によって中間所得者層が減額になるわけでありますけれども、この世帯が3,670世帯ほどということで、おおむねこの増減の数字的な部分でもバランス的にはとれているのかなと、こう思っておるところでございまして、いずれそれぞれの受益に応じた御負担をひとつお願いをいたしたいと思っているところでございます。
○議長(多田昌助君) 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) 低所得者の増税の幅が余り大きいものにはならないという計算上の数字が出されているわけなんですけれども、そうであるならば、この増税をしないということができないのかどうかですね。 私、具体的に詳しい話は聞いておりませんが、紫波町で今回新しく町長さんがかわりまして、そして国保税の条例改正に取り組んでいるわけなんですが、その結果、低所得者に増税になる部分が出てくると。このことについては、低所得者で増税になる部分については、従前の課税額を適用するという方向で事務の検討をしているということなんですが、そういうことが可能なのかどうか、その点についてお伺いをしたいと思います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 ちょっと紫波町の状況につきましては、詳しく承知してございませんが、基本的には今回増税になります部分を独自にそれを増税しないというような措置につきましては、現行法上の観点で申しますとそれは不可能なことではないのかなと思います。私どもは、先ほど議員さんもおっしゃいましたが、できるだけいわゆる低所得者層に御負担をかけない範囲でこの税率改正をしようとしているところでございます。したがいまして、今回の税改正に伴います平年度ベースで申し上げますというと、この改正によって約2,000万円の保険税が減となると、こういうことでございます。そういうことをしながらこの税率改正を、条例改正を行おうとしているわけでございます。 さらには、これは大きな理由にはならないかもしれませんけれども、12年度以降介護保険料が上積みになるわけでありますけれども、これらの算定方法もこの国保税の算定方法と同一の算定方法となることなどから、今までのいわゆる応益応能の割合では、なおのこと中間所得者層には多大な御負担がかかるということなども含め、あわせまして総合的な観点から今回の改正をお願いをいたしているところでございます。
○議長(多田昌助君) 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) 過去の条例改正の件などを見ますと、附則などで従前の税額を適用するというふうな文言で処理をしている例なんかもあると思うんですけれども、そういったところの検討がなされていないんだと思うんですけれども、増税になる部分のトータルのその税収が、この3,870円に1,100円を掛ければ出てくるというわけにはいかないわけなんだと思いますが、おおよそ増税になる金額の総額がどれくらいになるかお示し願えませんでしょうかということと、介護保険との関連についてはわかりましたが、わかりますか。わかったらお教え願いたいと思います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) そういう段階的なものを算出する際も、かなりマニュアルに合わせて投入をして計算をいたしておりますので、個々の部分については増税が幾ら減税が幾らということではなくて、賦課総額でもって算出をいたしますと、先ほどお話し申し上げました2,000万円ほど減となるということでございますので、御理解を賜りたいと思います。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第8号花巻市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第9、議案第9号花巻市
起業化支援センター条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第9号花巻市
起業化支援センター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 花巻市起業化支援センターは、高度な技術を保有する研究開発型企業及び新規の事業展開を図る企業の育成、支援を行う施設として平成8年4月に設置したところでありますが、新たに開放施設を設置することに伴い、本条例の改正をしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 お手元に配付しております議案第9号資料その1並びにその2もあわせてごらんください。 第3条関係の別表第1でありますが、開放施設の中に新たに設置する設計研究室及び材料試験室を加えるものであります。同施設につきましては、センターハウスに増築する形で整備を行い、研究開発棟内に設置される施設であります。 なお、この条例は平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第9号花巻市
起業化支援センター条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第10、議案第10号花巻市体育館条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第10号花巻市体育館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 花巻市体育館条例第10条は、花巻市民体育館の使用料の額を定めておりますが、現行の使用料は昭和52年に一部改正を行って以来、平成9年に消費税法の改正に伴う一部改正を除いて、全区分にわたり据え置きしておりますので、このたび使用料等の見直しを行おうとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 お手元に配付しております議案第10号資料その1並びにその2もあわせてごらんください。 改定の内容は、一般利用者がアリーナを貸し切り使用した場合の1時間当たり使用料を20%程度引き上げるものでありますが、児童・生徒の使用料については、現行の使用料が一般利用の約80%の額でありますので、これを総合体育館と同様に50%にすることにより現行使用料とほぼ同額となるところから、平均改定率は10%程度の引き上げになるものであります。 次に、使用料の区分についてでありますが、現行の使用料は午前、午後、夜間及び全日と、全日は前の日ではなくて1日という意味です。時間帯ごとの使用料になっておりますが、総合体育館との整合を図るため1時間単位の使用料としたところであります。 なお、この条例は平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第10号花巻市体育館条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第11、議案第11号
花巻古代むら条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第11号
花巻古代むら条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 花巻古代むらは、原始生活をすることにより、規律ある行動ができ、創造性豊かでたくましい、そして心身ともに健全な人間の育成を図るため、体験活動を通した社会教育施設として昭和63年6月に施設を設置し、主に小学校を中心に利用されてきたところであります。本条例は、これまでの使用の実態に即し、自然体験施設として幅広い利用を図るため、施設の使用料を無料にしようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 お手元に配付しております議案第11号資料その1並びにその2もあわせてごらんください。 使用料について規定しております第5条、第6条、第7条及び第5条の別表を削るものであります。 なお、この条例は平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第11号
花巻古代むら条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第12、議案第12号
伝染病予防法等の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第12号
伝染病予防法等の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例について御説明申し上げます。 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律が昨年10月2日に公布され、本年4月1日から施行されることとなったところであります。本法律の施行に伴い、明治30年制定の伝染病予防法、昭和23年制定の性病予防法、平成元年制定の後天性免疫不全症候群の予防に関する法律、いわゆるエイズ法の3法が4月1日をもって廃止されることとなりました。本議案として提案いたしました条例は、これら法律の制定並びに廃止に伴い関連する3つの条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、条例の内容について御説明申し上げます。 お手元に配付しております議案第12号資料その1並びにその2もあわせてごらんください。 まず、第1条は、一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正であります。条例中第4条は防疫作業手当について定めているものでありますが、根拠法律を改めるほか、「伝染病」を「感染症」に改めるなど用語の定義を整理するものであります。 次に、第2条、花巻市文化会館条例の一部改正であります。条例中第15条は入館の禁止等を定めているものでありますが、今回の法律の施行に伴い、第15条第2号に定める「伝染性の疾患、または精神に異常のあると認められる者」という規定は差別的な用語も含むことから削除するものであり、第4号についても施設管理の実態に合わせ削除するものであります。 次に、第3条、花巻市公民館条例の一部改正でありますが、本条例も花巻市文化会館条例と同様の趣旨で入館の禁止について一部改正しようとするものであります。 なお、この条例は、平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第12号
伝染病予防法等の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第13、議案第13号精神薄弱の用語の整理のための関係条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第13号精神薄弱の用語の整理のための関係条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、「精神薄弱」という用語を「知的障害」に改めるため、精神薄弱福祉法を初めとする32本の法律を改正する精神薄弱の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律が、昨年9月28日に公布され、本年4月1日から施行されることに伴い、条例中の「精神薄弱」を「知的障害」に改めようとするものであります。 以下、条例の内容について御説明申し上げます。 お手元に配付しております議案第13号資料その1並びにその2もあわせてごらんください。 まず、第1条は、花巻市福祉事務所設置条例の一部改正であります。条例中第2条の「精神薄弱者福祉法」を「知的障害者福祉法」に改めるものであります。 次に、第2条、花巻市営住宅等条例の一部改正であります。条例中第34条第2号の「精神薄弱者福祉法」を「知的障害者福祉法」に、「精神薄弱者地域生活援助事業」を「知的障害者地域生活援助事業」に改めるものであります。 なお、この条例は平成11年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第13号精神薄弱の用語の整理のための関係条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第14、議案第14号市道の路線の認定、廃止及び変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第14号の説明を申し上げます前に、おわびを申し上げます。 議案第14号につきましては、去る3月4日に本議会に御提案申し上げたものでありますが、提案後におきまして議案別冊の一部にミスがございまして、差しかえをさせていただきました。大変御迷惑をおかけいたしました。おわびを申し上げます。 それでは、議案第14号市道の路線の認定、廃止及び変更に関し議決を求めることについて御説明いたします。 お手元に配付しております第14号議案別冊をごらんいただきたいと思います。 まず、総括表について御説明いたします。 平成10年度花巻市路線の廃止、認定、変更路線総括表をごらんください。今回廃止する路線は35路線、その延長は1万6,005.6メートルであります。また、認定する路線は145路線、その延長は4万6,242.0メートルであります。変更する路線は2路線でありまして、この分の延長は19.3メートルの増であります。廃止、認定、変更路線を合計いたしますと、路線数で110路線の増であります。その延長は3万255.7メートルの増であります。これらをまとめますと市道認定路線数は4,086路線、その路線実延長は約1,628.7キロメートルとなるものであります。 それでは、廃止、認定、変更それぞれの路線ごとに御説明いたします。 最初に、路線の廃止について御説明いたします。 1ページの廃止路線調書をごらんいただきたいと思います。 路線番号1023、吹張町東線は、河川再生事業による道路改良に伴い、起終点を変更するため一たん廃止するものであります。 路線番号1461、古館東境線は、道路改良に伴い起点を変更するため一たん廃止するものであります。 路線番号1743、天下田東7号線は、道路改良により整備された路線と旧路線の認定外のため一たん廃止するものであります。 路線番号2202、横町線から路線番号2217、畑中南線までの3路線は、道路事業に伴う路線の組みかえのため一たん廃止するものであります。 路線番号2312、十二丁目西1号線は、農道に移管して整備するため路線の全部を廃止するものであります。 路線番号2316、十二丁目西5号線は、道路事業に伴う路線の組みかえのため路線の全部を廃止するものであります。 路線番号2327、松木田1号線は、道路改良に伴い起点を変更するため一たん廃止するものであります。 路線番号2339、野崎3号線から路線番号2345、宿内排水路南3号線までの4路線は、花南東線の整備及び区域の変更に伴い廃止するものであります。 路線番号2602、不動2号線から路線番号2621、上諏訪北線までの5路線は、土地区画整理事業により従前の路線を廃止するものと、整備された路線と旧路線の認定がえのため一たん廃止するものであります。 路線番号3137、長根古館線は圃場整備事業により廃止するものであります。 路線番号4024、糠塚南寺林南線と路線番号4403、二枚橋西中線は、農道に移管して整備するため路線の全部、または一部を廃止するものであります。 路線番号4495、西中三岳線は道路整備に伴う路線の組みかえのため廃止するものであります。 路線番号4978、下似内花巻大橋線は、道路整備に伴い起点を変更するため廃止するものであります。 路線番号5410、四ケ屋敷4号と路線番号6410、川端中線は、農道に移管して整備するため路線の全部を廃止するものであります。 路線番号6664、二ッ堰3号線は、開発行為に伴い路線の全部を廃止するものであります。 路線番号6811、山根平林線から路線番号6816、平林西2号線までの5路線は、湯口住宅団地の整備に伴い路線の全部を廃止するものであります。 路線番号7166、森ノ越西3号線から路線番号7769、清水野東1号線までの4路線は、農道に移管して整備するため路線の全部を廃止するものであります。 次に、路線の認定について御説明いたします。 4ページの認定路線調書をごらんいただきたいと思います。 路線番号1023、吹張町東線は、道路整備に伴う起終点の変更により認定するものであります。 路線番号1227、後川沿線は、道路改良により認定するものであります。 路線番号1461、古館東境線は、道路整備に伴う起点の変更により一たん廃止したものを認定するものであります。 路線番号1743、天下田東7号線は、道路改良により一たん廃止したものを認定するものであります。 路線番号1888、浅沢南11号線は、整備された路線を新たに認定するものであります。 路線番号2202、新仲・畑中線から路線番号2217、畑中南線までの3路線は、道路整備に伴う組みかえにより認定するものであります。 路線番号2316、十二丁目西5号線は、道路事業に伴う路線の組みかえにより認定するものであります。 路線番号2327、松木田1号線は、道路整備に伴う起点の変更により認定するものであります。 路線番号2346、十二丁目西3号線と路線番号2347、宿内排水路線は、農道より移管されたことにより新たに認定するものであります。 路線番号2602、上諏訪西1号線から路線番号2690、不動西8号線までの17路線は、土地区画整理事業に伴い路線の新設及び組みかえにより認定するものであります。 路線番号2691、下根子1号線と路線番号2692、大谷地北横断線は、農道より移管されたことにより新たに認定するものであります。 路線番号3120、長根環状北線から路線番号3686、下幸田東1号線までの4路線は、道路改良により新たに認定するものであります。 路線番号4043、糠塚幹線西2号線から路線番号4045、糠塚幹線東線の3路線は、農道より移管されたことにより新たに認定するものであります。 路線番号4403、二枚橋6号線と路線番号4448、西中・宮野目中学校線は、一部区間を農道に移管し、残された区間を認定するものであります。 路線番号4429、宮野目中学校北4号線は、道路整備により新たに認定するものであります。 路線番号4495、西中三岳線は、道路整備に伴う路線の組みかえにより認定するものであります。 路線番号4497、三岳南5号線と路線番号4498、三岳南6号線は開発行為により整備された道路を新たに認定するものであります。 路線番号4978、小舟渡矢沢線は道路整備に伴う起点の変更により認定するものであります。 路線番号5066、滝沢17号線から路線番号5630、宇津野小瀬川線までの7路線は、農道より移管されたことにより新たに認定するものであります。 路線番号5653、湯本上川原4号線は、道路整備により新たに認定するものであります。 路線番号5689、黒板橋線から路線番号6744、上根子中野7号線までの16路線は、農道より移管されたことにより新たに認定するものであります。 路線番号6813、平林線は湯口住宅団地の整備に伴い認定するものであります。 路線番号6819、湯口住宅団地西1号線から路線番号6879、湯口住宅団地西21号線までの52路線は、湯口住宅団地の整備に伴い認定するものであります。 路線番号7095、桔梗田3号線から路線番号7384、金栗・八幡線までの12路線は、農道より移管されたことにより新たに認定するものであります。 路線番号7453、桔梗田反町1号線は、一部区間を農道に移管し、残された区間を認定するものであります。 路線番号7491、泉屋敷水の木線から路線番号7881、上栃内大曲3号線までの10路線は、農道より移管されたことにより新たに認定するものであります。 次に、路線の変更について御説明いたします。 16ページの変更認定路線調書をごらんいただきたいと思います。 路線番号3015、堰袋上小路線は、道路改良に伴い路線延長を変更するものであります。 路線番号6446、欠端東線は、獣畜処理施設建設事業に伴い路線延長を変更するものであります。 以上のとおりであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第14号市道路線の認定、廃止及び変更に関し議決を求めることについて、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 昼食のため午後1時まで休憩いたします。 午後0時00分 休憩 午後1時00分 開議
○議長(多田昌助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案審議を続行いたします。 日程第15、議案第15号平成10年度花巻市
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第15号平成10年花巻市
一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費、債務負担行為の補正及び地方債の補正の4つの事項から成っております。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出にそれぞれ4億1,436万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ302億9,545万5,000円とするものであります。 なお、これを前年同期と比較いたしますと2.2%の増となっております。今回の補正の内容につきましては、国の第三次補正による。矢沢学童クラブ施設整備事業及び介護保険事務電算処理開発事業等の追加と、国・県支出金の決定などによる整理及び公債費の長期債繰上償還などが主な内容であります。 繰越明許費につきましては、地域振興券交付事業ほか20件でありますが、詳細につきましては別途御説明申し上げます。 債務負担行為の補正につきましては追加でございますが、これにつきましても別途御説明申し上げます。 地方債の補正につきましては、おおむね平成10年度最終事業費見込みにより整理した内容であります。 以下、歳入歳出予算補正の具体的な内容につきましては、事項別明細書により御説明申し上げます。 15ページをお開き願います。 15ページは、2の歳入であります。1款市税、1項市民税、1目個人、1節現年課税分1億3,070万8,000円は、収入見込みによる増であります。2節の滞納繰越分300万円も収入見込みによる増であります。2目法人、1節現年課税分9,954万7,000円の減は、収入見込みによる減であります。 2項の固定資産税、1目固定資産税、1節現年課税分1億689万8,000円は、収入見込み増であります。2節の滞納繰越分400万円は、収入見込みによる増であります。 3項の軽自動車税は省略をいたします。 4項市たばこ税、1目市たばこ税、1節現年課税分2,335万9,000円は、収入見込みによる増であります。 5項特別土地保有税、1目特別土地保有税、1節現年課税分187万2,000円の減は、収入見込みによる減でありますが、土地保有者が年度途中において保有地を処分したことによっての減額であります。 6項入湯税、1目入湯税、1節現年課税分600万円の減は、収入見込みによる減であります。 2款地方譲与税、1項自動車重量譲与税、1目自動車重量譲与税、1節自動車重量譲与税800万円の減も収入見込みによる減であります。 2項の航空機燃料譲与税、1目航空機燃料譲与税、1節航空機燃料譲与税200万円の減も収入見込みによる減であります。 21ページでありますが、3項地方道路譲与税、1目地方道路譲与税、1節地方道路譲与税2,000万円の増は、収入見込みによる増であります。 3款利子割交付金、1項利子割交付金、1目利子割交付金、1節利子割交付金900万円は、収入見込みによる増であります。 4款の地方消費税交付金、1項地方消費税交付金、1目地方消費税交付金、1節地方消費税交付金5,300万円の増は、収入見込みによる増であります。 23ページにまいりまして、5款は省略をいたします。 6款特別地方消費税交付金、1項特別地方消費税交付金、1目特別地方消費税交付金、1節特別地方消費税交付金1,300万円の減は、収入見込みによる減であります。 7款自動車取得税交付金、1項自動車取得税交付金、1目自動車取得税交付金、1節自動車取得税交付金の3,800万円の減も、収入見込みによる減であります。 25ページの8款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、1節地方交付税は1億7,532万9,000円の減となっておりますが、これは普通地方交付税の決定による減としたものでありますが、あわせまして61ページをちょっとお開きいただきたいと思います。61ページの市債のところの10節、減収補てん債という欄がございます。1節減収補てん債に2億8,400万円を見込んでおりますが、これは平成10年度の普通交付税の算定に際しまして、基準財政収入額に算入されるべき法人税割分が予想よりも多く算入されたために、普通交付税の交付額が前年度を下回る結果となりましたが、その減収分の補てん措置として、減税補てん債の借り入れが認められることになったものであります。この元利償還金の75%が基準財政需要額に算入されるものでありまして、この普通交付税の減収分を減税補てん債で国の方が措置をするということになったものであります。 次に、25ページにお戻りいただきまして、10款の分担金及び負担金の1項分担金、1目農林業費分担金、1節農村総合整備254万2,000円は収入見込み増でありますが、栃内地区の圃場整備事業の実施に際しまして、花巻市営土地改良事業に要する経費の賦課徴収条例に基づき、受益者から事業費の30%を徴することとなっておりますが、事業費の増に伴って収入増となったものであります。 次に、2項の負担金でありますが、2目民生費負担金、1節保育所3,020万円は収入見込み増でありまして、措置人員の増によるものであります。2節の精神薄弱者施設116万円の減は収入見込み減でありますが、措置人員の減によるものであります。 5目の土木費負担金は省略をさせていただきます。 27ページにまいりまして、11款使用料及び手数料、1項使用料の3目衛生使用料、1節墓園247万9,000円は、新規使用申し込み者がふえたことによる収入増となったものであります。 5目商工使用料の1節定住交流センター300万円は、利用者が増加したことによる収入増であります。 6目の土木使用料、道路占用107万8,000円は、収入見込み増であります。 7目の教育使用料、7節宮沢賢治記念館1,500万円の減となっておりますが、入館者数の減少による収入見込み減となったものであります。8節の歴史民俗資料館の100万2,000円の減も、入館者数の減によるものであります。次に、29ページでありますが、14節総合体育館300万円は、利用者増による収入見込み増であります。 2項の手数料、3目衛生手数料、2節し尿くみ取り1,350万円は、し尿くみ取り量の増によるものであります。 12款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金の1節生活保護2,655万円の減は内定による減でありますが、医療扶助費等の減によるものであります。これは医療関係入院見込み者が減少したことによるものであります。2節の保育所995万1,000円は、内定による増であります。3節の被用者児童手当241万7,000円の減は、給付対象者の減によるものであります。31ページの4節、被用者児童手当98万円は内定による減ですが、これも給付対象者の減によるものであります。5節の特例給付385万円の減も内定による減で、給付対象者の減によるものであります。8節精神薄弱者措置費780万円の減は、措置人員の減によるものであります。9節の身体障害者措置費558万4,000円の減も措置人員の減によるものであります。12節の乳児保育設備費307万3,000円の減は内定による減でありますが、各保育園の沐浴、調乳施設の備品等の購入費の国庫負担分であります。 次に、31ページの下の方の3目教育費国庫負担金、1節学校施設の50万9,000円は内定による増であります。宮野目小学校分であります。 33ページの2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節地域新エネルギービジョン策定350万円の減は、内定による減であります。 2目の民生費国庫補助金の10節介護保険1,523万円は内定による増でありまして、国の第三次補正対応分でございます。介護保険事務電算処理運用システム開発事業費に充てるものでございます。 次に、3目の衛生費国庫補助金、1節合併処理浄化槽584万円は内定による増でありまして、これも国の第三次補正予算に対応する分でございます。3節の環境基本計画300万円は、内定による増であります。 4目の労働費国庫補助金、1節シルバー人材センター93万5,000円は、決定による減であります。 5目の商工費国庫補助金、1節起業化支援センター1,244万3,000円の減は内定による減でありますが、起業化支援センターの建設費の事業費の決定による減でございます。 35ページの6目土木費国庫補助金の1節臨時道路交付金の2,850万円の減は、事業費の決定による減でありまして、藤沢町二枚橋線の分であります。2節の準用河川改修66万6,000円の減は事業費の決定によるものでありますが、蟹沢川の分でございます。4節の都市計画街路2,850万円は決定による増でありまして、藤沢町二枚橋線の分であります。6節家賃収入204万2,000円は、内定による増であります。9節道路の2,040万円の減は事業費の決定による減でありますが、清水野後藤野線、八木横志田線の分であります。10節の建設機械整備112万5,000円の減は、グレーダー購入費の決定による減であります。 次に、35ページの下の8目教育費国庫補助金の136万2,000円の減、目の額は136万2,000円の減でありますが、それぞれの内定による減であります。 37ページの13款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、2目の被用者児童手当13万4,000円の減、3節の被用者児童手当24万5,000円の減は、給付対象者の減によるものであります。それから、7節の保険基盤158万6,000円は内定による増でありまして、国保会計への繰出金に充当するものであります。 それから、2目の衛生費県負担金、2節老人保健167万5,000円の減は、内定による減であります。 39ページでありますが、4目の消防費の県負担金、1節防災訓練97万5,000円は、防災訓練中止によるもので決定による減であります。 39ページの2項の県補助金、1目総務費県補助金、5節花巻空港周辺民家防音機能回復642万2,000円は、決定による減であります。6節のテレビ難視聴地域解消211万7,000円も事業費の決定による減であります。 41ページでありますが、2目の民生費県補助金、2節特別保育286万6,000円は内定による増でありますが、延長保育あるいは障害児等の保育に係る分であります。 それから、10節の乳幼児、妊産婦、重度心身障害者医療2,400万円の減でありますが、1人当たりの医療費が減になったことによるものでございます。11節母子家庭医療380万円の減は、これも1人当たり医療費の減によるものであります。19節の子育て支援施設421万9,000円は、矢沢の学童クラブの整備に充てるものでありまして、矢沢小学校の空き教室を利用いたしまして学童クラブを整備するものであります。これは国の緊急経済対策対応分で国の第三次補正予算に係るものであります。 それから、3目の衛生費県補助金、5節合併処理浄化槽584万円も内定による増であります。 43ページでありますが、5目農林業費県補助金、5節新岩手農業再編総合対策の1,408万6,000円の減は決定による減でありまして、生産施設整備事業、生産管理機械整備事業などの事業費の決定による減であります。43ページの6節畜産再編総合対策の223万1,000円の減は、決定による減であります。一番下の22節下水道事業債償還基金費471万円の減は、下水道特別会計の事業費の減によるものであります。それから、45ページの24節、担い手育成生産調整支援666万5,000円も決定によるものでございます。29節の有機物資源活用促進費160万円の減も内定による減であります。これは笹間地区の有機肥料流通システム協議会への助成分の補助分であります。31節の地形図の作成、60万1,000円も決定による増であります。39節の地域農業基盤確立農業構造改善200万円は内定による増でありまして、JA花巻がビデオ作成等を行う事業費に充てるものであります。41節の基盤整備促進541万7,000円は、これも太田地区の農道整備事業費の決定による減であります。 45ページの6目商工費県補助金の5節起業化支援センター652万円は、岩手県地域産業活性化対策施設費補助金でありまして、岩手県が新たに創設した補助制度であります。 45ページの7目土木費県補助金、2節下水道事業債償還基金費143万4,000円の減は、事業費の決定による減であります。 47ページの1目総務費県委託金、4節県民税徴収事務443万4,000円の減は、収入見込み減であります。 6目の土木費県委託金、2節都市計画163万3,000円の減は決定による減でありますが、吹張町花城町線であります。6節の河川再生3,346万1,000円の減は決定による減でありますが、大堰川関係の分でございます。 49ページの14款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金、1節基金利子370万1,000円は、財政調整基金利子ほか各基金から生じた利子であります。 3目の特許権等運用収入、1節特許権等運用収入189万円は、不在者投票管理システム及び投票所名簿照合システムを貸し付けたことによる収入であります。 49ページの2項財産売払収入、1目不動産売払収入、1節土地売払8,217万2,000円は、収入見込み増であります。 2目の物品売払収入、1節不用品売払406万8,000円は、じんかい収集車あるいは除雪グレーダーを廃車したことによる、更新したことによる不用品売払収入であります。 51ページでありますが、15款寄附金、1項寄附金、1目総務寄附金、1節一般寄附金515万円は、2つの企業から500万円と15万円それぞれ市政に役立てていただきたいということで寄附採納をいただいたものであります。 2目の教育寄附金、1節教育振興200万円は、お二人の方から教育振興資金、奨学資金に積み立て、活用願いたいとの申し出により寄附採納したものであります。 16款繰入金、1項繰入金、1目繰入金、2節市債管理基金繰入金1,293万8,000円の減は、農業集落排水事業特別会計における公債費の償還額が決定したことによる減であります。 53ページでありますが、17款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金2億5,336万9,000円は、平成9年度からの繰越金でありまして、繰越金総額は4億3,695万6,000円でありますが、そのうち2分の1を地方財政法の規定によって、財政調整基金に積み立てるものであります。 18款の諸収入の2項市預金利子、1目市預金利子、1節市預金利子100万円の減は、収入見込みによるものであります。 18款諸収入、3項貸付金元利収入、1目奨学資金貸付金元利収入、1節奨学資金貸付金264万5,000円は、借受者からの繰上償還があったことによるものであります。 55ページにまいりまして、18款諸収入、5項雑入、5目雑入、4節成人病検診190万2,000円の減は、受診者が当初見込みより少なかったことによるものであります。8節の文化会館入場料142万2,000円は、入館者の増によるものであります。16節の老人短期入所利用料205万円は、利用者数がふえたことによるものであります。次に、21節の生活保護は生活保護返還金であります。239万円は返還金であります。24節の職員派遣1,236万6,000円は、岩手中部広域市町村圏事務組合及び地域振興整備公団、水道事業所へ職員を派遣していることによる職員の負担金分であります。人件費の負担金分であります。57ページの34節岩手中部広域水道企業団返還金2,082万8,000円は、北本内ダム建設事業に伴う負担割合の変更に伴い、市負担超過分の返還があったものであります。これは公債費の出資債の繰上償還金に充当するものであります。 次に、19款市債、1項市債でありますが、1目の民生債、1節保育所施設から61ページの教育債の5節屋外運動場まではいずれも事業費の決定等により減額または増額するものであります。 61ページの8目減税補てん債の1節減税補てん債2,810万円の減は、今年度において実施されました特別減税の市民税の個人分の減収分を補てんするものでありますが、6月時点で見込んだ減収見込み額よりも減税額が少なかったことにより、減額調整するものであります。 10目の減収補てん債につきましては、先ほど説明したとおりであります。 次に、63ページの歳出でありますが、2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費の25節積立金6億5,313万8,000円でありますが、先ほど歳入のところでも申し上げましたが、財政調整基金積立金として繰越金分を2億1,847万8,000円を含めまして6億円を財政調整基金に積み立てるというものであります。そのほか各基金には先ほど申し上げました利子を積み立てるものでありますし、市債管理基金の積立金に5,013万5,000円を将来の公債費の償還財源に充てるということで5,013万5,000円を積み立てしようとするものであります。 それから、6目の企画費でありますが、委託料の449万4,000円の減は決定によるものでありますが、新エネルギービジョン策定業務委託料ほかであります。 それから、19節の負担金補助及び交付金920万6,000円も決定による減でありますが、岩手中部地区広域市町村圏事務組合負担金が185万3,000円の減、全国マルチメディア祭98INいわて開催事業負担金15万円の減、空港周辺民家防音機能回復事業補助金720万3,000円、合わせまして920万6,000円の減となるものであります。 9目の諸費、19節負担金補助及び交付金381万4,000円の減でありますが、これは地方バス路線維持費の補助金130万1,000円、母衣輪線運行維持費補助金111万5,000円のほか、テレビ難視聴地域の解消事業補助金623万円の減を相殺いたしまして381万4,000円の減となったものであります。 15目の電算業務推進費の1,247万8,000円の減は、決定によるものでございます。 次に、65ページ、3項の戸籍住民登録費の1目戸籍住民登録費、14節使用料及び賃借料110万円の減は、戸籍保管庫の借上料の減であります。 次に、67ページの4項選挙費、それから5項の統計調査費を省略いたしまして、69ページの3款民生費、1項社会福祉費、2目老人福祉費であります。13節委託料の3,405万4,000円は、老人短期入所措置委託料436万円と介護保険事務電算処理運用方式開発委託料2,969万4,000円を合わせたものであります。この介護保険事務電算処理運用方式開発委託料は、繰越明許をするものであります。国の第三次補正予算に対応するものであります。 4目の身体障害者福祉費、13節委託料の1,342万円の減は、入所措置人員の減によるものであります。71ページにまいりまして、20節扶助費の254万9,000円は、厚生医療費給付費などの増によるものです。 6目の老人医療費、28節繰出金の825万8,000円は、老人保健特別会計へ繰り出すものでありますが、医療給付費の増によるものであります。 7目の乳幼児、妊産婦、重度心身障害者医療費の20節扶助費4,800万円の減は、1人当たりの医療費の減によるものでありまして、乳幼児、妊産婦、重度心身障害者医療費給付費が4,150万円の減、乳幼児医療費給付充実事業費650万円の減となったものであります。 8目の母子家庭医療費、20節扶助費の760万円は、これも1人当たりの医療費の減によるものであります。 9目の精神薄弱者福祉費、13節委託料1,308万円の減は、措置人員の減によるものであります。 10目国民健康保険費の28節繰出金1,334万4,000円は、国民健康保険特別会計へ繰り出すものでありまして、保険基盤安定繰出分が634万4,000円、介護保険システム開発に充てる分が700万円であります。 73ページにまいりまして、2項の児童福祉費、1目児童福祉総務費、13節委託料217万円でありますが、これは市内8学童クラブに対する補助の基準改正によるものでございます。15節の工事請負費1,051万2,000円と18節の備品購入費の120万円は、矢沢学童クラブ施設整備事業費であります。これは繰越明許をするものであります。国の第三次補正対応分であります。 2目の児童福祉運営措置費の13節委託料526万3,000円は、入所児童数の増によるものであります。 それから、19節の負担金補助及び交付金1,356万5,000円は、延長保育と一時保育が保育園の自主事業となったことから、13節の委託料から補助金支出19節に組みかえたものであります。20節の扶助費799万円の減は、児童手当支給人員の減によるものであります。 3目の児童福祉施設費の15節工事請負費180万円は、決定による減であります。 75ページの3項生活保護費の2目扶助費、20節扶助費3,300万円の減は、医療扶助費の減でありますが、受給対象者が少なかったことによるものでありまして、当初見込んだ入院者が予想よりも少なかったということによるものであります。 4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、24節投資及び出資金の5,170万6,000円の減は水道事業会計への出資金でありますが、事業費の決定による減であります。 4目の環境衛生費の19節負担金補助及び交付金647万9,000円の減は、北上地区広域行政組合への負担金の減であります。 5目の公害対策費の19節負担金補助及び交付金759万円は、合併処理浄化槽設置事業補助金でありますが、これは繰越明許をするものでありまして、国の第三次補正に係る分であります。 77ページの6目老人保健費、13節委託料288万5,000円の減は婦人がん検診委託料の減でありまして、受診者の減少によるものであります。19節負担金補助及び交付金295万5,000円は、花巻地区広域行政組合負担金の減であります。 2項の清掃費、2目じんかい処理費、19節負担金補助及び交付金2,782万8,000円の減は、花巻地区広域行政組合負担金の減であります。 3目のし尿処理費の13節委託料1,450万円は、し尿くみ取り委託料等であります。19節負担金補助及び交付金1,140万3,000円の減は、北上地区広域行政組合負担金の減であります。 79ページでありますが、5款労働費は省略をいたします。 6款農林業費、1項農業費の2目農業総務費の28節繰出金の3,420万9,000円は、農業集落排水事業特別会計への繰出金の減であります。公債費の決定による減であります。 次に、3目の農業振興費でありますが、81ページにまいりまして、19節の負担金補助及び交付金1,940万円の減でありますが、これは事業費の決定によるものでありますが、新いわて農業再編総合対策事業補助金ほか決定によるものの減でございます。 4目の畜産業費の19節負担金補助及び交付金521万4,000円も事業費の決定による減であります。 5目の農業構造改善費の19節負担金補助及び交付金200万円は、国の第三次補正に伴うものでありますが、農業農村情報提供支援事業補助金ということでございまして、JAが通信衛星回線を使って情報提供しているような状況をビデオ撮影をいたしまして放送するという事業でございます。 6目農地費でありますが、4,820万1,000円の減となっておりますが、これは事業費の決定によるものでありまして、次の83ページの7目新生産調整推進対策事業費の1,315万5,000円も事業費の決定によるものでございます。 2項の林業費、2目造林業費、13節委託料の223万円の減は、市有林の造林作業委託料が事業費の決定によって減額するものであります。 3目の治山林道費は省略をいたします。 85ページの7款商工費、1項商工費、1目商工総務費、28節繰出金350万5,000円は、卸売市場事業会計への繰出金でありますが、事業会計において前年度からの繰越金が生じたことによる減額であります。 2目の商工振興費でありますが、13節委託料のうち167万円と15節の工事請負費1,190万円、18節の備品購入費965万4,000円は、起業化支援センター関係の事業費が決定による減でございます。そのほか19節の負担金補助及び交付金は情報化事業補助金といたしまして、商工会議所がLANの構築整備事業を行う者に対して150万円、それから商店街活性化調査事業補助金としてTMO事業を行う者に対して150万円、それぞれ300万円を助成しようとするものでございます。それから、上町商店街アーケード施設整備事業費補助金の決定による減が917万5,000円ございまして、それらを相殺いたしまして617万5,000円の減となったものであります。 次に、87ページの8款土木費、1項土木管理費の1目土木総務費は省略をいたします。 2項の道路橋梁費でありますが、2目の道路維持費、13節委託料に6,941万2,000円を計上いたしておりますが、これは除雪業務委託料といたしまして7,000万円を計上いたしたものでありますが、2月時点の概算見込額により計上したものであります。 3目の道路新設改良費の1億1,090万6,000円の減は、生活道路整備事業、臨時交付金事業、地方特定道路整備事業、防災まちづくり事業などの事業費の決定により減額するものであります。 89ページの4目橋梁維持費、5目橋梁新設改良費、6目交通安全施設整備費は省略をいたします。 91ページの3項河川費の1目河川費436万2,000円は、事業費の決定により減額するものでありますが、蟹沢川関係事業費であります。 91ページの2目県営河川再生受託事業費、17節の公有財産購入費3,710万3,000円の減でありますが、これは47ページの県委託金のところでも御説明いたしましたが、県からの受託事業費が増額とならなかったということによって、減額するものでございます。 93ページでありますが、4項都市計画費、2目土地区画整理費2,911万5,000円の減は、不動上諏訪地区土地区画整理事業、街並み・まちづくり総合支援事業などの事業費の決定により減額するものであります。 3目の街路事業費122万円の減も、街路事業費の決定等によるものであります。 95ページの4目公共下水道整備事業費の28節繰出金3,758万3,000円は、これも下水道事業特別会計での前年度からの繰越金が生じたこと、あるいは公債費が確定したことなどによって減額するものであります。 6目の公園費でありますが、17節公有財産購入費8,252万円は、旧東高校跡地を中心市街地への緑地空間の創出でありますとか、災害時の市民の避難場所あるいは憩いの場所として整備するために取得するものであります。取得面積は1,589.13平方メートルであります。 7目の県営街路受託事業費、19節負担金補助及び交付金1,512万4,000円は、吹張町花城町線、里川口西鉛温泉線、それから二枚橋駅前線の事業費であります。 次に、97ページの5項住宅費は省略いたします。 99ページの9款消防費、1項消防費、1目常備消防費、19節負担金補助及び交付金972万6,000円の減は、花巻地区消防事務組合負担金の減でありまして、消防事務組合の執行見込額によって減としたものであります。 2目の非常備消防費の573万9,000円の減は、これも執行見込み額により減額したものであります。 3目の消防施設費の141万9,000円の減は、決定による減であります。 101ページにまいりまして、10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、19節負担金補助及び交付金8,300万円は、富士大学屋内総合体育館建設事業補助金であります。これは富士大学が建設いたしました総合体育館建設費の補助でありますが、事業費が16億8,000万円でございまして、そのうち県補助金が1億6,782万4,000円であります。当市といたしましては、その県補助金の2分の1相当分を支援しようということで8,300万円を計上したものであります。 3目育英事業費、25節積立金200万円は歳入のところでも申し上げました寄附金を充当いたしまして、奨学資金に積み立てるものであります。 2項の小学校費、2目の教育振興費の320万円は決定による減であります。3目の学校建設費6,250万円の減となっておりますが、これは宮野目小学校の建設事業費、花巻小学校プール整備事業費、桜台小学校屋内運動場整備事業費の決定による減であります。 103ページの3項中学校費、1目学校管理費、17節公有財産購入費720万3,000円は、西南中学校屋外運動場の用地取得費の決定による減であります。 105ページの5項社会教育費は省略をさせていただきます。 107ページの6項保健体育費、2目体育施設費の17節公有財産購入費3,688万円は、旧花巻東高校自転車置き場跡地を市民体育館用の駐車場用地として取得するため計上したものであります。取得予定面積は706.64平方メートルであります。 12款公債費、1項公債費、1目元金でありますが、23節償還金利子及び割引料1億1,742万円でありますが、これは平成10年度において県の特例措置といたしまして、自治振興資金を借り入れている分の年利4%以上のものについて繰上償還を認めるということとなりましたので、それを繰上償還するものであります。 それから、2目の利子、23節償還金利子及び割引料の4,783万8,000円の減は、当初見込額よりも平成10年度における利子の支払い分が少なくて済むと。つまり9年度において借り入れするべき借り入れした金利が、当初3%で見込んでいたものが2%ないし2.019%で借り入れできたということによって、10年度の償還利子が少なくて済むということになったものであります。その分が3,783万8,000円でありますし、そのほか一時借入金として見込んでいた利子相当分が1,000万円不用になるということで、合わせて4,783万8,000円を減額するものでございます。 次に、109ページでありますが、13款諸支出金、1項普通財産取得費、1目土地取得費、17節公有財産購入費2,250万円は、花巻駅周辺地区土地区画整理事業特別会計から保留地処分の保留地を引き取るものでございます。この関係につきましては、11年度ですべて取得済みになるという予定になっております。 次に、9ページにお戻りを願います。 9ページは、第2表の繰越明許費の補正でございます。追加でありますが、2款総務費、1項総務管理費、事業名は地域振興券交付事業3億9,005万円を繰り越すものでございます。これは国の第三次補正に基づきまして12月の補正予算で計上したものでありますが、年度内にすべての支出が終わらないということで繰り越すものでございます。 それから、次の市債管理基金積立金の370万円は、これも国の第三次補正に係る分でありますが、農業集落排水事業の償還費に充てるものでございます。 それから、3款の民生費、1目社会福祉費、介護保険事務電算処理運用方式開発事業、これは2,576万6,000円でありますが、これも国の第三次補正対応分でございまして、この開発事務が終わるのは平成11年9月30日を見込んでおります。 次に、国民健康保険運営事業でありますが、これも介護保険用の電算処理システムの開発に係る分でありまして700万円でありますが、国保会計に繰り出す分でありますけれども、完成は平成11年9月30日を見込んでいるものでございます。 次に、2項の児童福祉費の矢沢学童クラブ施設整備事業も国の第三次補正に係る分でありまして、1,171万2,000円を繰り越して、完成見込みは平成11年8月30日を見込んでおります。 それから、3項の生活保護費の生活保護電算処理システム整備事業、これも国の第三次補正対応分でありますが、65万6,000円でありますが、完成時期は平成11年9月30日を見込んでおります。 次に、4款の衛生費、1項保健衛生費、合併処理浄化槽設置事業補助金交付事業でありますけれども、国の第三次対応分であります。金額は2,344万5,000円でありまして、完成時期は平成11年9月30日を見込んでおります。 次に、6款の農林業費、1項農業費、団体営幸田地区農道整備事業負担金でありますが、これは用地補償の遅延によって繰り越すものでありまして、金額は355万1,000円、平成11年9月30日に事業の完成を見込んでおります。 2項の林業費、森林保全情報処理施設整備事業、国の第三次補正に伴うものでありますが、54万6,000円を繰り越しまして平成11年10月31日の完成を見込んでおります。 8款の土木費、2項道路橋梁費、市道整備事業花巻空港南縦断線分でありますが、用地補償契約が遅延したことによりまして1,520万1,000円を繰り越すものであります。完成時期は平成11年5月25日を見込んでおります。 次に、市道整備事業でありますが、松原十文字桜町二丁目線でございまして、これも用地補償の遅延によるものでございまして、移転先の選定に時間を要したことによるものであります。金額は1,230万3,000円を繰り越しまして、平成11年10月30日の完成を見込んでおります。 それから、市道整備事業の里川口1号線の1,840万円でありますが、これも用地補償の遅延によるものでありまして、地権者から同意を得るのに時間を要したというものであります。平成11年9月30日の完成を見込んでおります。 それから、交通安全施設整備事業の山の神南中根子線につきましては、これも用地補償が遅延したことによるものでありますが、抵当権の抹消に時間を要したというものであります。5,540万2,000円を繰り越すものでありますが、国の第三次補正対応分であります。平成11年9月30日の完成を見込んでおります。 3項の河川費、河川再生受託事業、大堰川の関係でありますが、用地補償の遅延によるものであります。1億44万円を繰り越しまして、平成12年3月31日の完成を見込んでおります。 4項の都市計画費、街並み・まちづくり総合支援事業、これも用地補償の遅延によるものでありまして、二枚橋駅前線の分でございます。718万1,000円を繰り越すものでありますが、平成11年10月31日の完成を見込んでおります。 次に、街路整備事業の藤沢町二枚橋線も第三次補正に伴うものでありますが、これも用地補償関係でありまして、6,220万1,000円であります。これは平成12年3月31日を見込んでおります。 街路整備事業の下巾鍋倉線につきましては、用地補償が遅延したことによりまして工事がおくれたことによるものであります。4,116万円を繰り越しまして、平成12年3月31日の完成を見込んでおります。 次に、県営街路受託事業、吹張町花城町線ですが、これも用地補償の遅延によるものであります。1,750万円を繰り越しまして、平成11年8月31日の完成を見込んでおります。 次に、湯口住宅団地整備事業でありますが、これは岩手県住宅供給公社の造成工事がおくれたことによって遅延するものであります。4,825万8,000円を繰り越しまして平成11年12月25日の完成を見込んでおります。 次に、10款の教育費、2項の小学校費、矢沢小学校屋外教育環境整備事業でありますが、国の第三次補正に伴うものでありまして3,499万6,000円を繰り越しまして、平成11年5月31日の完成を見込んでおります。 3項の中学校費、太陽光発電設備整備事業でありますが、国からの補助内示がおくれたことによって事業ができなかったことによるものであります。3,000万円を繰り越しまして、平成11年6月15日の完成を見込んでおります。 次に、10ページでありますが、第3表債務負担行為補正であります。 債務負担行為補正は、追加であります。事項といたしまして、農村総合整備事業、これは笹間・太田地区の水辺環境整備事業に係る分でありますが、いわゆる国の第三次補正に係るゼロ国債分でございます。平成10年度から平成11年度までの期間として、限度額を5,000万円と定めるものであります。 それから、市道整備事業のゼロ市債につきましては、平成10年度から平成11年度まで7,000万円を限度といたしまして、市道の舗装を6路線、市道改良1路線、市道オーバーレイを2路線実施するものであります。 それから、花巻地区広域土地開発公社が金融機関から借り入れる花巻駅周辺地域活性化施設用地取得資金に係る債務保証でありますが、これは平成10年度から平成11年度まで保証期間を1年間延長しようとするものであります。限度額は2億4,300万円であります。 次に、花巻地区広域土地開発公社が金融機関から借り入れる宮沢賢治童話村整備事業用地取得資金に係る債務保証でありますが、これは平成11年3月31日に借り入れ償還時に平成11年買い戻しまでの利息を加えますと債務保証の限度額1億4,800万円を超えることとなるため、改めて限度額を定めるものであります。その限度額を1億5,060万円とするものであります。 次に、11ページでありますが、11ページは第4表地方債の補正であります。 地方債の補正につきましては、まず追加でありますが、児童施設整備事業、これは矢沢学童クラブの整備関係であります。限度額を710万円といたしまして、起債の方法は普通貸借または証券発行、利率は4%以内、償還の方法を政府資金及びその他の融資条件による。ただし、市財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、または繰上償還もしくは低利に借りかえすることができるとするものであります。 次に、減収補てん債につきましては2億8,400万円を限度といたしまして、この借り入れ限度額を定めようというものでありまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、前段申し上げた内容と同じであります。 次に、変更の関係につきましては、歳入の19節の市債のところで説明いたしておりますので詳細は省略させていただきますが、いずれも事業費の決定等に伴いまして限度額を変更するものであります。 以上が
一般会計補正予算(第5号)の説明であります。大変長くなりました。 なお、特別地方交付税、地方譲与税、各種交付金等につきましては、3月末に決定されるものがありますので、例年に倣いましてその決定後において専決処分をもって対応させていただきたいと思いますので、よろしく御了承のほどお願い申し上げます。 また、現在国会で地方税法の一部改正案が審議中でありますが、まだ議決の見通しが立っておりませんので、これにつきましても国会で議決公布されますと市税条例の改正が必要となりますので、これにつきましても専決処分をもって対応させていただきたいと思いますので、御了承のほどお願い申し上げます。 以上、よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方法は、歳入は一括して行い、歳出は各款ごとに行います。 歳入について質疑の方ありませんか。 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君) 歳入の県支出金のことについてお伺いしますけれども、これは歳出にもかかわってきますから、本来ならば歳出のところでやるべきかと思いますけれども、いずれ歳入のところで使い道がはっきりしているのでお伺いするわけです。 矢沢の学童クラブの件についての県補助金あるいは市の支出金、繰越明許などが説明されておりましたけれども、矢沢の学童クラブを施設整備するに当たりまして、私は唐突な感じがしないわけでもないわけですけれども、ここの予算措置に至ったいきさつについて御説明願います。
○議長(多田昌助君) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えを申し上げます。 この矢沢学童クラブに関しましては、国の第三次補正対応ということで、国ではこういう教育施設等でそういう児童の施設にかえられるものがあれば助成をいたしますよと、こういう通知が参ったところでございます。かねがね矢沢地域からはこの学童クラブの整備につきまして要望等をいただいておったところでございますが、地元の御父兄の方々あるいは教育関係者、その他を含めましていろいろ相談をいたしました結果、できるだけ早い今の施設からの子供たちを学童クラブに入れたいと、こういう要望等が強かったわけであります。 そういうことで、国の第三次補正に対応する助成を受けて整備をしようということで、今回の予算計上ということになったわけでございます。
○議長(多田昌助君) 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君) 当局が民生の安定、子育て支援の観点から学童クラブを順次整備してこられたということについては、私は敬意を表しております。しかし、私は議員活動の中で何度も指摘しておりましたように、学校施設を利用することについては、大いに民間活力を引き伸ばす施設に利用していただきたいということを申し上げてきました。ボランティアセンターとか、PTAセンターとか、地域開放室とかさまざまな利用があるでしょうけれども、まずそのように使用すべきだというふうに言ってきました。そして学童クラブの使用に際しては、一歩でもいいから、校庭が広ければ校庭の隅ということもありましょうけれども、一歩でもいいから外に出してほしい。それは子供の健全育成を願った生活空間であるということを申してきたわけです。 先ほど「父兄」という言葉を使われましたけれども、「父母、保護者」ですよ、実際は。父母、保護者の方たちあるいは教育関係者と話し合われてということになりましたけれども、このクラブが学校校舎改造あるいは校庭改造などで実現させるということについては、教育関係者には伝わっていなかったというふうに私は伺っております。 それから、地域のかなり要望が出ていたということは、私たち文教の委員会も視察に行きながらその困っている実情を目で見てきましたし、何とかしたいということで文教の委員はまとまった考えでおります。そういう意味では、早期に実現していただくということは何よりの願いですけれども、しかし、地域の振興協議会の会長さんは、私たちは学校ではないところにしてほしいということを強く私は伺っております。それから、教育関係者のみならず父母、保護者の方もそのように伺っているわけです。 そういう状況の中から、なぜこのような唐突な予算の出され方がされたのかということについて、私は解せないわけです。一日も早い実現は願うものですけれども、もう少しこの予算措置に当たっては関係者と協議するそういったものがあってもよかったのではないかなというふうに思っておりますけれども、その点についてはどのようにお考えなんでしょうか。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 この今回の予算計上に当たりましては、地域における学童クラブ等を支援をしてまいっておりました方々等を含めましていろいろ協議を進めてきた経過があるわけでありまして、今議員さんおっしゃるように、こちらが一方的にこれを早期実現のために動いたということではなくて、いろいろとそういう関係者の方々あるいは学校の当事者等を含めまして、いろいろと協議をした結果、やはり今の子供たちが置かれているその学童の状態から早く開放してあげたいということでもって今回の予算計上に至ったところでございまして、十分とは申し上げかねるかもしれませんけれども、いずれ関係者とよく相談をした上で、学童の整備の内容等につきましても、保護者会あるいは指導員の方々ともいろいろ相談をいたしまして図面等を練り上げた経過があるわけでありますので、御理解を賜りたいと思います。
○議長(多田昌助君) 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君) 地域における支援してきた方々との経過があると言いましたけれども、その経過は、まさに私が言ったように一歩でもいいから外に出してほしいということの、それがどうやったら実現できるかなということの協議経過であったと思います。それが結果的にかなわなかったということもあろうでしょうけれども、そこに至るまでの民主主義というんでしょうか、やはり誠意というものが私は問題になっていると思います。 特に、よく相談したとおっしゃいましたけれども、しかし、実情は日数、父母たちに相談し、決定するまでのそういった期間を置かないように決断を迫ったという実情を私は伺っているわけです。 ましてや、今回の決定が見送られるともうずっと整備がなされないとか、あるいは今手をつけようとしている花北学童クラブがオジャンになるとかというようなそういう話され方の中で承諾をさせたということになれば、私はこれはちょっと問題があるのではないかというふうに思っております。その点について私は当局の説明は、全く私が認識している説明と違うわけです。ここで言った、言わないということになりますと、これもう本当に証人喚問しかないということになってしまうわけですけれども、それまでいかないにしても、やろうとしている学童クラブを充実していこうという当局の熱意はわかりますけれども、国の緊急経済対策にしろ何にしろ、そのお金を使うのは市民福祉に利さなければいけないわけですね。それを泣く泣く涙をのませて今回に決断をさせてしまったということに対して、私は不誠実を感じるわけです。その点に対して、当局はどのようにお考えでしょうか。
○議長(多田昌助君) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 説明をする経過の中では、私もその場に出まして十分説明をいたしておりますので、その説明をした経過については御理解をいただいているものと理解をしているところでございます。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方ありませんか。 阿部一男君。
◆14番(阿部一男君) 今の佐藤議員が提起していることにつきましては、私もお聞きしますと、学童クラブの矢沢の方々は、できるだけ学校から一歩外に出たことによる施設を望んでいた。しかし、今回学校の空き教室を利用した形の学童クラブの設置ということになったということについて、非常にこの間、佐藤議員も議会でもその問題点については提起をしてきた経過もあるわけですが、非常に残念な結果ではないかというふうに考えるわけです。そのことについて、これからもあるわけですけれども、あいているからいいということの学童クラブの設置ということではなくて、あくまでも当事者の方々が要望する施設をつくっていくという考え方に立つのかどうかという角度から、私は再度、市当局の見解をお聞きしたいということであります。 それから、今回、繰越明許費を含めまして国の第三次補正による景気対策を含めた補正予算という形が非常に強く出ているというふうに思います。景気対策自体非常に大事なことでありますけれども、このことが具体的な花巻地域の景気振興という形になるのかどうか、そこのところの当局の見解を改めてお聞きしたいと思います。どういうふうなねらいで地域の経済的な振興、この不況を脱していくのかという角度から、どういうふうな視点で今回補正を組んだのかということをお聞きしたいと思います。 特にこうして見ますと、例えば用地買収費だとかそういうような形もたくさんあるわけです。それは経済の循環というような形からすれば、一つの段階であるいはとどまりはしないか。それ自体も大変大事なことです。それを踏まえないと事業が進まないという意味では、それはやはり市当局とすれば、何はともあれそれは必要だというふうに私も理解できないわけではないですけれども、景気のサイクルというような形からすれば、果たして妥当な選択なのかということになりますと、ちょっと私もその辺のところは当局から再度聞いていきたいというふうに考えます。その点についてお答えいただきたいと思います。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 いずれそれぞれの地域からのそれぞれの要望があるわけでありますが、そういう要望等を十分に把握をすることはもちろんでありますけれども、またその時点、その時点の状況に応じて対応をしてまいりたいと思います。
○議長(多田昌助君) 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) お答えいたします。 繰越明許費が非常に多いということでございましたが、これにつきましては国の方の緊急経済対策ということで、それに乗って例えば公共下水道事業でありますとか、農業集落排水事業あるいは街路事業、道路整備ももちろんでございますが、いずれも市民の方々から非常に要望の強い、早く整備をしてほしいという要望に基づいて、たまたまこういう国の方が打ち出した経済対策事業、前倒しで事業をやるということについて補助金もつけますし、また有利な地方債も認めるということに乗って、市民生活の向上に寄与したいということで、その制度に乗ってこの事業を行うということでございまして、いわゆる15カ月予算でございますから前倒しで12月の補正予算に計上したものもございますし、今回12月の補正予算後に国の方から、あるいは県を通じて事業の促進についての打診があって、ぜひ花巻市としてもやらなければならない事業についてはその制度に乗って、早期に整備をしたいということで予算を計上したものであります。 それから、用地補償が多いということでございますが、いずれにいたしましてもいずれ道路関係事業費を促進するためには、まずもって用地を取得し、その上にある障害物に対する補償をしなければなりませんので、そういうことで用地補償が先行するということは当然あり得るものでございますので、そのように御理解をいただきたいと思います。
○議長(多田昌助君) 阿部一男君。
◆14番(阿部一男君) さっきの矢沢の学童クラブの関係ですが、当該の学童クラブの方々が花北学童クラブの建設の後でもいいということで、この間論議を煮詰めてきた経過もあったようですが、今回そうではなくてその要望の中の半分といいますか、十分に満たされない形の中で実施をするということについて、非常に残念な面があるというふうに思っているわけです。そのことについてどうだったのかということをお聞きしたいと思います。 また、市当局では先ほど指摘したとおり、学童クラブは学校の空き教室があるからつくるというのではなくて、あくまでも一たん家庭に帰った後、そして開放されるという、開放されると言えば語弊があるかもしれませんけれども、学校の中から移動するということではなくて本来学童クラブとしてあるべき形のものをあくまでも求めるということではなくて、これからもそのような考え方の中であいているところは使うんだと、学校を使うんだということを安易な形をとるのかどうかということを私はその考え方について、もう一回お聞きしたいと思います。 それから、私は市当局に今回の第三次補正を含めた景気回復ということからしますと、地域の要望で早くつくってほしいということは、これはわかりますけれども、あくまでも景気回復というものをねらう、雇用拡大するとか、どのような形にすれば一番景気の回復につながるのかというそういった角度からの検討の中で実施をしてもらいたかったというふうに思うわけです。そういうふうな考え方について、どういうふうな論議があったのか、そこのところをお聞きしたいわけです。その点についてどうでしょうか。
○議長(多田昌助君)
柳原保健福祉部長。
◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 今回の矢沢の学童クラブの整備につきましては、確かに要望されておった経過があるわけでありますけれども、これらの事業は市が直接事業を行うものでございまして、要望されておったところは借用地ということなどもあったわけであります。借用地ということになりますというと、将来的に購入等もしなければならないのではないかというようなことも考えられますし、いろいろなことを含めましていろいろ検討をしておった経過があったわけでありますが、今回のいわゆる国の景気浮揚対策等に乗ってこの整備をしようとしますのは、できるだけ早い機会にそういう子供さん方を広いところで保育をしたらいいのではないかということと、学校の施設内でと申されますけれども、これは十分に区分をいたしまして、学校を一たん出ましてその学童クラブに通うということでございますし、また学童クラブは学童クラブ指導員の方々あるいは父母の会の方々との連携のもとに運営をされるものでございまして、その辺の考え方はそれぞれあろうかと思いますけれども、今回の整備をしようとしておる学童クラブにつきましては、以前整備をいたしました学童クラブと遜色のない広さを持った施設にしようということで、いろいろと父兄あるいは指導員の方々とも相談をして練り上げて整備をしようとしているものでございます。 いずれ、今後におきましてもそれぞれの利用者の方々の御意見を十分に入れながら整備をしていきたいと思っておりますし、今回の整備につきましてはいずれできるだけ早い時期に、子供さんたちがふえている状況にもございますから、そういう場所に入れたいということで御理解をいただいたところでございます。
○議長(多田昌助君) 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 雇用対策のことについてでありますが、最近の景気の動向を見ますと、役所に来る業者の方々からいろいろと話を聞く機会もあるわけですけれども、非常に民間の受注が減っていると。したがって、やはり公共事業を受注しなければ生きていけないという方々の声が非常に強いわけでございまして、特にも指名登録をなさっていても、従来までは市からの指名がなくても十分やっていけたけれども、民間が減ってきているので何とか自分たちにも指名をお願いしたいという声も最近多くなってきております。そういうことから見ましても、民間の発注というものが非常に少なくなっているというふうに思われます。 したがって、公共事業をやはりふやすことによって、そういった方々の事業の確保といいますか雇用の確保にもつながっているだろうと思います。ただ、そのことが拡大につながるかどうかということについては調査をしておりませんのでわかりませんが、いずれ最近の市内の動向を見ましても、幸いにいたしまして特に建設業者におきましては、倒産をしたというようなことがなくて非常にいいことではないかなというふうに思っておりまして、いずれ必要な事業については、今後も適切な補助あるいは有利な起債などを導入しながら、また財政状況なども勘案しながら、市民生活の向上につながる環境整備は行っていかなければならないのではないかというふうに思っております。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑は。 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) 先ほどの説明でちょっとわからない点がありましたので、御質問いたします。 25ページの地方交付税ですが、1億7,500万円の減額補正があったわけです。それでその基準財政需要額の算定の方法に問題があったのでしょうか、それともどういうことでこのように大きな減額があるのかですね。 それから、説明の中で減収補てん債との関連もお話をしておりましたが、その辺のところを再度御説明をいただきたいと思います。
○議長(多田昌助君) 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) お答えいたします。 地方交付税のあり方といいますか、基本はご承知のことと思いますけれども、普通交付税の算定は基準財政収入額と基準財政需要額というものがございまして、その差を国が示す一定の指数だとか、補正係数とか、単位費用とかいろいろありますが、そういったものを基準としまして算定するわけですけれども、収入と支出の差が大きければ大きいほど交付税の額は多くなるということなわけですけれども、たまたま10年度の地方交付税の算定に当たりましては、国の方から歳入の収入見込額というものが示されます。これはその中で、例えばそれぞれの市町村ごとに示されるわけですけれども、花巻市の場合はたまたま平成9年度においてある企業が非常に業績がよかったということで、法人税が伸びた経緯がございます。しかし10年度に至りまして、そのように国の方で見込んだものですから、示された数値が基準財政収入額が多く計算されたということで、基準財政収入額が多くなりますと需要額との差が小さくなります。小さくなるということは、普通交付税の交付額が少なくなるということでございまして、たまたま10年度はそういう計算をされたと。 したがって、そういうことによって交付税が減った自治体に対しては、減収補てん債をかわって見てあげますよということでございます。ですから、その減収の分に当たる分を、計算式がありますので必ずしも一致はしませんが、そのかわりとして減収補てん債を認めますよと。地方自治体がそれを起債を借りて当面しのいでくださいと。しかし、その元利償還金については、国が75%面倒を見ますよと、こういうことでございます。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方ありませんか。 大石満雄君。
◆20番(大石満雄君) 今の件にすべて関連ではありませんが、そういたしますと補正のところの15ページ、市税の歳入のところなわけなんですが、市税の個人のところ、法人、そしてあとは固定資産税、この3件のところでお話ししたいんですが、このような景気ですから法人税の方の減収を見込んだと、これはうなずけるわけなんですが、一方で個人の方が増額の補正を組んでいるというようなところがありますし、あと固定資産税も増額しているというようなことがありますので、これらの3つは相互に関連した考え方で今回補正ということになったのか、それとも全く補正前の予算額、これとの単なる考え方でこういうふうにそれぞれ増額、減額というふうになったのか、その辺のところをお聞かせお願いします。
○議長(多田昌助君) 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) お答えいたします。 市民税の個人分の増額につきましては、当初予算を編成する時点ではなかなか翌年度といいますか、今も盛んに11年度の申告事務を税務課の方で行っておりますが、去年の場合も当然1月末から2月いっぱい、あるいは3月の中ごろまでですか、申告事務を受け付けしながらやっているわけですけれども、その時点でははっきりした伸びというものはつかみ切れない分があります。したがって、予算割れをしないように幾らか少な目に見る場合がございます。そういった面で調定が6月になるものですから、また御審議いただくことにしております当初予算の時点では、はっきりした税額の調定というのはわかりません。 したがいまして、あくまでも見込みで計上いたしておりますので、6月にすべて調定をいたしますとはっきりした額がわかるわけでございまして、それらが確定しましたので、まず今の時期になりましたが増額の計上をさせていただいたというものでございますし、固定資産税につきましても同様でございまして、固定資産税の場合はいろいろと調査をしますと出てまいります。年度途中で新築する家屋あるいは償却資産など調査をすれば調定できるものが出てまいりますので、そういったことで年度途中で増額になるものもございます。そういった面で年度末に至りましてはっきりした税収が固まってくるということで計上したものでございますし、法人税もまた同様でございまして、企業の方から申告されますと当初見込んでいたよりも申告納税額が少なくなるということがございますので、そういったことで法人税の場合は、非常にやはり現在のこの不況を反映して落ち込んでいるという状況なわけでございます。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、歳入の質疑を終わります。 次に、歳出の質疑に入ります。 第2款総務費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 2款を終わります。 3款民生費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 3款を終わります。 4款衛生費、質疑の方ありませんか。 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君) 議長の言葉が通じなくて、民生費という言葉だけが耳に入ってきたものですから、民生費のところでよろしいでしょうか。
○議長(多田昌助君) 民生費は終わりました。4款の衛生費です。 質疑ありますか。4款の衛生費。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 4款を終わります。 5款労働費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 5款を終わります。 6款農林業費、質疑の方ありませんか。 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) 82ページの19節の負担金補助及び交付金だと思いますが、一般質問との関係で聞いておきたいと思います。 県営農道整備事業負担金1,041万円が計上されておりますが、この予算はどのようなものに支出をされるのかお伺いをいたします。
○議長(多田昌助君) 平賀産業部長。
◎産業部長(平賀巌君) 県営事業に関する市負担金であります。
○議長(多田昌助君) 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) 湯本地区の農免農道整備事業に対する負担金ということになっているわけなんですが、この負担金というのは県営事業のうちの市が負担をすべき部分について、毎年幾らかずつ計画的に予算化をしているんだと思いますけれども、今回のこの1,000万円というのは、全体事業の中のどの部分に対する市の負担なのかということをお尋ねしているわけです。
○議長(多田昌助君) 平賀産業部長。
◎産業部長(平賀巌君) 失礼しました。花巻市のこの事業に対する負担割合は12%でございます。今年度、県事業費の総額が3億2,400万円でございまして、それに対する花巻市負担金を計上したところでございます。その補正でございます。
○議長(多田昌助君) ほかにありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 6款を終わります。 7款商工費、質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 7款を終わります。 8款土木費、質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 8款を終わります。 9款消防費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 9款を終わります。 10款教育費、質疑の方。 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君) 学校改修の予算が出ておりますけれども、教育長にお伺いしますけれども、学校という公的施設、教育施設を使うに当たりまして、民生費の方で学童クラブに使うということでのお話は、当学校施設長あるいは管理との話し合いはどのように進まれたのでしょうか。
○議長(多田昌助君) 谷地教育長。
◎教育長(谷地信子君) 福祉部の方からの要請を受けまして、私どもは学校の方とあいている教室、余裕教室を確認し、やはりできるだけ矢沢小学校の児童が使う部屋であるので、条件のいいところを学童クラブに充てたいということで学校と協議し、2つの教室を使っていただくというような方向に結論を出しました。
○議長(多田昌助君) 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君) 学校と協議したというふうになっておりますけれども、その協議したのがいつかということは定かでないわけですけれども、私たちが確認した時点では、こちらの方で学童クラブに決定するということの方が早かったように伺っております。 そのことともう一つ、条件のよいところとおっしゃいましたけれども、どの学童クラブを見ても日が当たらないとか、そういった衛生面での悪いところは一つもないわけですよね。そういう面では整備されてきて、条件よくなっているわけです。そういう意味では今回改装しようとするところは、内装とかそういう部分については確かに改装されるでしょうけれども、日当たりとか何とかについては私はかなり条件が悪いというふうに伺っておりますけれども、その辺については学校の施設長との協議あるいは学童クラブの父母、保護者の皆さんとの実施を踏まえた上での決定だったんでしょうか。今、そのまず2点をお伺いします。
○議長(多田昌助君) 谷地教育長。
◎教育長(谷地信子君) 教育委員会といたしましては、父母の方々との協議は福祉部の方でやるわけでございますのでそれにはかかわってございませんが、要請を受けて、どの部屋が一番日当たりがよく、子供たちにとっても放課後活動しやすいかという観点から選んだところでございます。したがいまして、懸念されているような日当たりの悪い部屋ではなく、南に面している部屋でございます。
○議長(多田昌助君) 佐藤かづ代さん。
◆2番(佐藤かづ代君) 私が説明されたのと若干違うわけですけれども、収入のところでも、歳入のところでも話しましたけれども、「安物買いの銭失い」とか「小さな親切大きなお世話」という言葉がありますけれども、整備をしたいという気持ちはありますけれども、やはりお金を使うからには、その使う人たちが生きたそのお金の使い方ができるように、もう少し教育委員会としても民生部と話し合いながら、学童クラブの充実に私は誠意を尽くしてほしいと思います。 特に花巻の方たちは誠実で、お上には迷惑かけたくないとか、これ以上不足を言ってはいけないという我慢強さがありますから、私はそういう意味では見上げたものだと思いますけれども、そういう市民を対象に私たちは政策、政治を行っているわけですから、特に当該学童クラブの父母の方々が、花北学童クラブを先にやってもいいから、自分たちはきちんとしたクラブが欲しかったんだと、そのように無念の声で言っておるのを聞きますと、やはりもう少し当局としては誠意を持ってこの予算の執行に当たってほしいと思います。そういう意味では、もう少し予算の執行に当たっては当局の誠意を市民に示していただきたいということを要望いたします。
○議長(多田昌助君) ほかに。 名須川晋君。
◆9番(名須川晋君) 102ページ、市立学校施設整備補助費8,300万円でございますが、文教福祉常任委員会の中で意見として一般市民への開放、これは富士大学の方でも考えてくださっているようでございますが、補助するに当たり、一般市民の方ができるだけ広く利用できるような時間帯あるいは曜日の設定、それを要望していただきたいというふうに意見がありました。 富士大学のスポーツセンターの規定では、プールは10時から6時までというふうなこともありますし、また土・日にはスポーツセンターは原則として使用できないというふうな規定がなされておりました。これでは広く一般市民の方々はなかなか使いこなせないであろうというふうに思っておりましたが、その辺で話し合いがなされたかどうか、経緯についてお伺いします。
○議長(多田昌助君) 佐藤教育次長。
◎教育次長(佐藤忠正君) お答えいたします。 富士大学のスポーツセンターの市民への開放につきましてでございますが、この市民開放につきましては、富士大学のスポーツセンター規定というのがございまして、その中で学生はもちろんでございますが、地域住民に対する開放も行うというふうな規定がなされてございます。開放時間につきましては、ただいま議員さんの方からお話がありましたとおりの規定ではございますが、大学側で必要と認めた場合は、この時間にこだわらずに開放してくれると。ただ、大学の授業等に差しさわりがある場合は、これは困るわけでございますが、授業に差しさわりのない範囲内では開放をするというふうなお話をいただいております。 土・日の使用についても、同様な考え方であるようでございます。
○議長(多田昌助君) 名須川晋君。
◆9番(名須川晋君) そうしますと、大学側が認めた場合ということであれば、個人が大学に電話をして、自分が行きたいときに行って例えばプールに入るといったことがなかなかできかねるのではないかなというふうに思っておりますが、その辺で私は、これはPFIの考え方だというふうに思っておりまして、民間の方が整備をしていただいて、自治体の方がそれを使わせてもらうと。それなりの負担をしながら使わせてもらうというふうなことであれば、これは新しいやり方かなというふうに思って、これをぜひとも推進してほしいわけでございます。 そこで、ぜひともそういうふうな大学側が認めた場合とかなかなかスポーツしにくい受け付けの仕方ではなく、だれもが行きたいときに行ける、使いたいときに使えるような形をお願いできないものでしょうか、お聞きします。
○議長(多田昌助君) 佐藤教育次長。
◎教育次長(佐藤忠正君) お答えいたします。 大学の方に対しましては、私どもの方から市民が使用する場合については、できるだけ開放するようにお願いはしておるわけでございます。ちなみに、これまで10月から2月末までの使用状況でございますけれども、大学側からお聞きしたところによりますと、件数で109件ございます。そして、そのうち43件につきましては市内の人たちがこれを利用していると、そういうことでございます。 それから、曜日別に使用状況を見た場合は、土曜・日曜が圧倒的に多いというふうな状況になってございます。 なお、市民の利用につきましては、今後とも学校側に要望してまいりたいと思います。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方ございませんか。 鎌田芳雄君。
◆8番(鎌田芳雄君) 102ページ、委託料のところで210万円のスクールバスの委託料が減額になっておりますけれども、この理由は何かを教えていただきたいと思います。運賃が安くなったか、路線を減少したか、そういった内容についてお尋ねしたいと思います。
○議長(多田昌助君) 佐藤教育次長。
◎教育次長(佐藤忠正君) スクールバスについての委託料の減額理由について御説明申し上げます。 これは、入札執行残ということでございます。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 10款を終わります。 12款公債費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 12款を終わります。 13款諸支出金、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 13款を終わります。 これをもって歳出の質疑を終わります。
○議長(多田昌助君) 次に、第2表繰越明許費補正について、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、第2表を終わります。
○議長(多田昌助君) 次に、第3表債務負担行為補正について、質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、第3表を終わります。
○議長(多田昌助君) 次に、第4表地方債補正について、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、第4表を終わります。 これをもって質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第15号平成10年度花巻市
一般会計補正予算(第5号)を原案のとおり決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 ここで10分間休憩いたします。 午後2時55分 休憩 午後3時7分 開議
○議長(多田昌助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案審議を続けます。 日程第16、議案第16号平成10年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第16号平成10年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正及び繰越明許費から成っております。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,795万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42億5,445万5,000円にしようとするものであります。 医療費の増嵩に対応して、保険給付費等を増額すること及び平成10年度の老人保健拠出金の概算金が決定いたしましたので、その額を増額することが主な内容であります。 歳入は、医療費及び老人保健拠出金の増嵩に対応して、国庫支出金等の収入増が見込まれますので、これらを計上したことが主な内容であります。繰越明許費につきましては、総務費の介護保険事務電算処理運用方式開発事業に係る経費であります。 以下、事項別明細書により御説明いたします。 8ページをお開きください。 2の歳入でありますが、1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税、1節現年課税分でありますが、一般被保険者数が増加していることなどにより4,500万円の収入増を見込んだものであります。 2目退職被保険者等国民健康保険税、1節現年課税分でありますが、1目と同様に退職被保険者数の増加などにより1,000万円の収入増を見込んだものであります。 3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金、1節現年度分でありますが、歳入の退職被保険者等に係る老人保健医療費拠出金の2分の1に相当する額は、当該負担金算定の対象経費から控除させることになりますが、歳出の一般被保険者の療養給付費及び老人保健医療費拠出金が増加しており、総体的に収入の増が見込まれますので1,000万円の収入増を見込んだものであります。 2項国庫補助金、2目介護保険事務補助金、1節電算処理運用方式開発補助金でありますが、介護保険の国保の第2号被保険者の介護保険料徴収事務等に係るシステム改善につきましては、国の平成10年度第三次補正予算、いわゆる緊急経済対策において補助されることとされたことに伴い、300万円を見込んだものであります。 次に、10ページをお開きください。 4款療養給付費交付金、1項療養給付費交付金、1目療養給付費交付金、1節現年度分は退職被保険者の療養給付費が増加していること、及び退職被保険者等に係る老人保健医療費拠出金相当額の2分の1の額が療養給付費交付金として交付決定されたことなどに伴い収入の増が見込まれますので4,646万8,000円を追加するものであります。 6款の財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金、1節利子及び配当金は、国保財政調整基金利子の収入見込み増により189万2,000円を追加するものであります。 7款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金、1節保険基盤安定繰入金は、算定額が決定したことにより634万4,000円を追加するものであります。3節その他一般会計繰入金は、介護保険の国保第2号被保険者の介護保険料徴収事務等に係るシステム改善委託料につきまして、国庫補助される額に不足する額を事務費繰入金として700万円を計上したものであります。 12ページをお開きください。8款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金は、平成9年度決算による歳計剰余金が確定したことにより2,824万9,000円を追加し、1億215万5,000円とするものであります。 次に、14ページをお開きください。 3の歳出でありますが、1款総務費、1項総務管理費、3目財産管理費、25節積立金189万2,000円は、国保財政調整基金の利子を積み立てするものであります。 2項徴税費、1目賦課徴収費、13節委託料1,000万円は、介護保険の国保第2号被保険者の介護保険料徴収事務に係るシステム開発委託料であります。 16ページをお開き願います。2款保険給付費、1項療養諸費でありますが、1目一般被保険者療養給付費は、7,000万円を追加して17億7,000万円とするものであります。 2目退職被保険者等療養給付費は、1,700万円を追加して8億6,000万円とするものであります。一般被保険者、退職被保険者ともにその加入者数は増加傾向にありまして、また1人当たり療養給付費の増加傾向を見込んだものであります。 2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費は1,500万円を追加いたしまして2億6,500万円とするものであります。 18ページをお開きください。3款老人保健拠出金、1項老人保健拠出金、1目老人保健医療費拠出金ですが、平成10年度の老人保健拠出金の概算金が決定いたしましたので2,214万4,000円を追加いたしまして9億8,802万円とするものであります。 2目は省略をいたします。 3目、老人保健事業費拠出金は、決定通知により28万7,000円を減額して323万1,000円とするものであります。 7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、2目退職被保険者等保険税還付金は60万円を追加するものであります。 3目返還金は、平成9年度の療養給付費等負担金の精算により返還が生じましたので、2,159万円を追加いたしまして9,549万6,000円とするものであります。 4ページにお戻りを願います。 次に、第2表繰越明許費であります。 1款総務費、2項徴税費、事業名、介護保険事務電算処理運用方式開発事業でありますが、先ほど歳入で御説明いたしました国の平成10年度第三次補正予算、緊急経済対策に対応するものでありまして、システム変更に数カ月の期間を要するため平成11年度に繰越明許をするものであります。完成時期は平成11年9月30日を見込んでおります。 なお、本補正予算は去る2月25日に開催されました国民健康保険運営協議会におきまして、諮問のとおり答申されたものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第16号平成10年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第17、議案第17号平成10年度花巻市
老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第17号平成10年度花巻市
老人保健特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 本補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,380万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ65億8,978万2,000円にしようとするものであります。 補正の主な内容は、医療費の伸びが当初見込みよりも大きくなったことにより、医療給付費を増額しようとするものであります。老人保健特別会計は、支弁した医療費に要する費用について、支払基金、国、県、市がその費用を法定の割合で負担し、収入額を確保するというものでありますので、初めに歳出から御説明いたします。 以下、事項別明細書によって御説明をいたします。 11ページをお開きください。 3の歳出でありますが、1款医療諸費、1項医療諸費、1目医療給付費、19節負担金補助及び交付金1億3,230万円は、医療給付費が当初見込みより大きくなる見込みとなったことにより増額補正をしようとするものであります。 3目審査支払手数料、13節委託料150万円は、診療報酬請求明細書の審査支払委託料について、受診件数が増加する見込みとなったことにより増額しようとするものであります。 次に、歳入について御説明いたします。 7ページにお戻りを願います。 1款の支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目医療費交付金、1節現年度分6,037万5,000円の増でありますが、医療費の伸びが大きくなることにより支払基金交付金が増額される見込みであり、法定の負担割合を乗じた額を計上したものであります。 2目の審査支払手数料交付金、1節現年度分150万円の増は、審査件数が増加し、審査支払手数料交付金の見込額を計上したものであります。 2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目医療費負担金、1節現年度分3,302万1,000円、3款県支出金、1項県負担金、1目県負担金、1節現年度分825万5,000円及び9ページの4款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金の825万8,000円につきましても、支払基金医療費交付金と同様に、増額する医療給付費から収入金の増加分を控除した額に、法定の負担割合をそれぞれ乗じた額を計上したものであります。 6款諸収入、2項雑入、1目第三者納付金、1節第三者納付金2,239万1,000円は、交通事故等の第三者行為による傷病に対し医療給付した分の損害賠償金を求償したもので、収入増により補正しようとするものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第17号平成10年度花巻市
老人保健特別会計補正予算(第2号)を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案どおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第18、議案第18号平成10年度花巻市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第18号平成10年度花巻市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正と地方債の補正の2つの事項から成っております。 工事入札残金の整理と平成9年度会計からの繰越金の増額が主なものであります。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,175万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,441万2,000円とするものであります。 以下、事項別明細書により御説明いたします。 8ページをお開きください。 2の歳入でありますが、2款繰入金、1項繰入金、1目繰入金、1節一般会計繰入金でありますが、一般会計からの繰入金を350万5,000円減額するものであります。 3款の繰越金、1項繰越金、1目繰越金でありますが、平成9年度会計からの繰越金が確定いたしましたので602万8,000円を増額し602万9,000円とするものであります。 4款諸収入、2項雑入、1目雑入、1節雑入でありますが、水道料金等の卸売業者負担分の収入見込み減によるものであります。 10ページをお開きください。5款の市債、1項市債、1目市場事業債、1節卸売市場でありますが、事業費の決定により1,390万円減額し、4,710万円とするものであります。 12ページをお開きください。 3の歳出でありますが、1款事業費、1項事業費、1目総務管理費、11節事業費でありますが、市場内側溝の修繕のため285万5,000円を計上するものであります。15節の工事請負費でありますが、市場内の水道管及び屋外消火栓布設がえ工事とし尿浄化槽改修工事費の決定により1,446万円を減額するものであります。27節の公課費でありますが、消費税額が確定したことにより増額するものであります。 2款公債費、1項公債費、1目利子、23節償還金利子及び割引料でありますが、利率が下がったことにより減額するものであります。 4ページにお戻りを願います。 第2表地方債補正についてでありますが、事業費の決定に伴い限度額を6,100万円から1,390万円を減額し4,710万円に変更しようとするものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) 質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第18号平成10年度花巻市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第19、議案第19号平成10年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第19号平成10年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御説明いたします。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正の4つの事項から成っております。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,754万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億3,541万3,000円とするものであります。 以下、事項別明細書により御説明いたします。 11ページをお開き願います。 2の歳入でありますが、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道施設費負担金、1節下水道施設費受益者負担金182万3,000円は、収入見込み増であります。 3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費補助金、1節公共下水道事業費補助金8万5,000円は、決定により減額するものであります。 次に、13ページをお開きください。5款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金につきましては、事業費の確定等に伴い減額するものであります。 6款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金でありますが、平成9年度決算の確定によりまして平成9年度から繰り越すものでありますが、1,507万7,000円を増額するものであります。 15ページをお開き願います。8款市債、1項市債、1目下水道事業債、1節公共下水道事業債の3,790万円は、緊急経済対策により流域下水道負担金等が増額となったことから市債の額を増額するものであります。 次に、17ページをお開き願います。 3の歳出でありますが、1款下水道管理費、1項公共下水道管理費につきましては、総額251万4,000円の減額であります。事業執行見込みにより減額するものであります。 19ページをお開き願います。2款下水道事業費、1項公共下水道整備費、2目市街地整備事業費の15節工事請負費は、事業促進のため600万円を増額するものであります。 3目流域下水道整備事業費、19節負担金補助及び交付金の3,808万8,000円は、県事業に係る負担金でありますが、国の緊急経済対策に対応し北上浄化センターの処理施設工事費の増に伴うものであります。 4目花巻温泉地区整備事業費及び5目の雨水排水施設整備事業費につきましては、事業費の執行見込みから減額するものであります。 3款公債費、1項公債費、1目元金及び2目利子でありますが、市債の借りかえあるいは支払い利子の確定に伴い所要の整理をするものであります。 次に、5ページにお戻りを願います。 第2表の繰越明許費でありますが、国の第三次補正等に対応し繰り越しする事業でありますが、宮野目幹線及び雨水幹線の国道横断等年度内の工事完了が見込めないため、総額で4億1,500万円を繰り越すものであります。 次に、6ページでありますが、第3表債務負担行為であります。これはいわゆるゼロ市債であります。高木地内及び北部第1幹線の星が丘地内、松園町地区の早期供用開始を図るため、平成11年度までの期間で限度額を2億3,700万円と定めようとするものであります。 7ページは、第4表地方債補正の変更であります。公共下水道事業及び流域下水道事業の建設負担に係る事業費の確定に伴い、限度額17億3,660万円から17億7,450万円に変更するものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 高橋綱記君。
◆29番(高橋綱記君) 下水道事業の花巻温泉地区の事業についてお尋ねをしたいんですが、当初日本下水道公団に委託をしたことがありましたが、これは浄水場の工事だけだったんでしょうか、ちょっとお尋ねをいたします。
○議長(多田昌助君) 田村建設部長。
◎建設部長(田村悦男君) お答えいたします。 今御質問の関係でございますけれども、下水道の処理場だけの委託でございました。
○議長(多田昌助君) ほかにありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第19号平成10年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)を原案のとおり決することに異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第20、議案第20号平成10年度
花巻都市計画事業花巻駅
周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第20号平成10年度
花巻都市計画事業花巻駅
周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正であります。平成10年度の事業執行見込みによりまして歳入歳出それぞれ124万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,254万円とするものであります。 保留地につきましては、124.31平方メートル、2,250万円を花巻市が取得するものであります。 主な内容につきましては、事項別明細書にて御説明をいたします。 7ページをお開き願います。 2の歳入でありますが、1款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金は前年度からの繰越金であります。 3款保留地処分金、1項保留地処分金、1目保留地処分金、1節保留地処分金は128万1,000円を減額し2,250万円とするものであります。 それから、9ページ、10ページをお開き願います。 3の歳出でありますが、1款土地区画整理事業費、1項土地区画整理事業費、1目事業費、9節旅費、11節需用費、12節役務費、13節委託料は執行見込額により減額するものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ございませんか。 永井千一君。
◆22番(永井千一君) 駅前の関係でございますけれども、活性化施設の関係でございますけれども、12月議会にうちの政研クラブ21の笹木議員が質問をいたしまして、会議所の方も役員体制も変わったということで今後どうなるかということの質問をしたわけですけれども、この3月に入りましてどういうような変化なり情報があるのであれば教えていただきたいと思いますが。
○議長(多田昌助君) 平賀産業部長。
◎産業部長(平賀巌君) 昨年秋に商工会議所間の役員体制が変わった後の新しい事業として、いわゆる商工会議所50周年事業との絡みの中で、これを調査検討し実現に向けていくという形で報告したところでございますが、その後、現在までのところ具体に計画が煮詰まった、あるいは計画の方向性についての報告は受けていないところでありますが、これからも会議所と連携をとりながらその実現に向けて頑張ってまいりたいと思います。
○議長(多田昌助君) 永井千一君。
◆22番(永井千一君) なかなか本当に進まないわけですけれども、今議会でも一般質問で大石議員が質問をしましたとおり、中心市街地活性化法があるわけですけれども、その中で11省庁がいろいろ知恵を出していろいろな補助金の関係の事業があるわけですけれども、その中で活性化施設を今から市役所内でいろいろ検討をいたしまして、どういう形の補助金が出るものか、パターンによって研究すべきと思いますけれども、その点につきまして今現在そういうような形での検討はなされているのかどうか、その辺のところもお聞きいたします。
○議長(多田昌助君) 平賀産業部長。
◎産業部長(平賀巌君) ただいま進めております中心市街地活性化計画の基本計画の中には、ただいまの駅前における活性化施設も当然計画の中で議論されるべき施設ではございますが、まだ具体に現在国が進めています補助事業あるいは助成事業の中での取り組みの具体的なものについての議論は、まだしていないところでございます。
○議長(多田昌助君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第20号平成10年度
花巻都市計画事業花巻駅
周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(多田昌助君) 日程第21、議案第21号平成10年度花巻市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 議案第21号平成10年度花巻市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費、地方債の補正の3件から成っております。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億771万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億5,115万9,000円にしようとするものであります。 以下につきましては、事項別明細書により御説明いたします。 10ページをお開きください。 2の歳入でありますが、1款分担金及び負担金、1項分担金、1目農業集落排水事業費分担金、1節農業集落排水事業費分担金につきましては、事業費の減額に伴いまして加入者からの分担金1,460万9,000円の減を見込んだものであります。 2款の使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水施設使用料、1節農業集落排水施設使用料につきましては、供用戸数の増により使用料144万5,000円の増を見込んだものであります。 3款県支出金、1項県補助金、1目農業集落排水事業費県補助金、1節農業集落排水事業費補助金520万円は、補助金の決定によるものであります。 12ページをお開きください。4款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金、1節一般会計繰入金につきましては、事業費を減額したことによりまして3,420万9,000円を減額するものであります。 5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金662万9,000円は、前年度繰越金であります。 6款諸収入、3項雑入、1目雑入、1節消費税還付金につきましては、消費税及び地方消費税還付金の確定により552万6,000円を追加するものであります。 次に、14ページをお開きください。7款市債、1項市債、1目下水道事業債、1節農業集落排水事業債につきましては、事業費の決定によりまして2億7,770万円を減額するものであります。 次に、16ページをお開きください。 3の歳出でありますが、1款農業集落排水事業費、1項農業集落排水整備費、1目農業集落排水整備費でありますが、さきに御説明いたしましたとおり熊野地区、葛、田力地区及び湯本南方地区の圃場事業費及び起債事業費が決定したことによる減額でありまして、主なものにつきましては13節の委託料3,450万円の減、15節工事請負費2億2,730万円の減、22節補償補てん及び賠償金1,387万円の減であります。 次に、18ページをお開き願います。2款農業集落排水管理費、1項農業集落排水管理費、1目施設管理費でありますが、主なものといたしましては11節需用費100万円の減、19節負担金補助及び交付金434万5,000円の減であります。 3款公債費、1項公債費、2目利子でありますが、本年度償還いたします長期債利子等が決定したことにより2,137万3,000円を減額するものであります。 次に、5ページにお戻り願います。 第2表繰越明許費でありますが、葛、田力地区管路工事費3,700万円を繰越明許するものであります。 なお、本事業は国の緊急経済対策に係る事業であります。 次に、6ページをお開きください。 第3表地方債補正の変更でありますが、14ページで御説明いたしましたとおり、事業費の2億7,770万円の減額に伴いまして、地方債の限度額を11億5,510万円から8億7,740万円とするものであります。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第21号平成10年度花巻市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 日程第22、議案第22号平成10年度花巻市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 川村水道事業所長。
◎水道事業所長(川村英夫君) 議案第22号平成10年度花巻市
水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 予算書の1ページをお開き願います。 第2条でございますが、業務の予定量のうち主要な建設改良事業の第六次拡張事業を1億8,700万円に、老朽管更新事業を3億3,800万円に、安全対策事業を5,300万円に改めるものでございます。 第3条でございますが、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額のうち、収入第1款水道事業収益を710万円減額し、総額を16億2,729万4,000円とし、支出の第1款水道事業費用を4,829万1,000円減額し、総額を15億5,704万9,000円とするものでございます。 第4条でございますが、予算第4条に定めた資本的収入及び支出のうち、収入第1款資本的収入を2億1,629万1,000円減額し、総額を5億6,591万円とし、支出の第1款資本的支出を1億3,770万3,000円減額し、総額を9億4,125万8,000円とするものでございます。 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億7,534万8,000円は、過年度分損益勘定留保資金1億4,656万3,000円、当年度分損益勘定留保資金1億9,454万9,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,423万6,000円で補てんするものでございます。 次に、2ページをお開き願います。第5条でございますが、昭和62年度に開始しました第六次拡張事業が平成11年度に終了することに伴い設定しております継続費を補正するもので、継続費の総額を6億円減額し68億円とし、年割額を10年度1億8,700万円に、11年度1億4,300万円に補正するものでございます。 予算の詳細につきましては予算実施計画書により御説明申し上げますので、3ページをごらん願います。 収益的収入の減額の主なものは、営業収益の中の2目受託工事収益で1,500万円の減でございますが、これは当初予定した件数より事業が少なかったことによるものでございます。 次に、4ページの収益的支出でございますが、1目原水及び浄水費は人件費等の整理によるもののほか、減額の主なものは、主に20節動力費で1,000万円の減でございますが、これは浄水場各施設の電気料の減額によるものでございます。 次に、2目排水及び給水費につきましても、主に人件費の整理によるものでございますが、18節修繕費についてはメーター単価の減によるものでございます。31節負担金467万9,000円の増につきましては、職員の研修派遣に伴う負担金として一般会計に支出するものでございます。 3目受託工事費の減につきましては、先ほど収入のところで御説明申し上げました受託工事収益と同額を減額するものでございます。 5ページにつきましては、整理によるものでございますので省略させていただきます。 次に、6ページの資本的収入は企業債1億4,000万円、一般会計出資金5,079万1,000円及び国庫補助金2,550万円をそれぞれ減額するものでございますが、これは第六次拡張事業などの建設改良事業の確定による減でございます。 次に、7ページ、資本的支出でございますが、2目排水設備費の15節委託料及び35節工事請負費の減は配水管整備事業、老朽管更新事業等の事業の確定によるものでございます。31節負担金2,400万円の減は、配水管をJRの軌道を横断して布設する工事を、当初JRの直接施行の予定で負担金として計上したものが、JRの要請で当市の直接施行となったための負担金の減及び橋のかけかえに伴う添架負担金の減でございます。 次に、3目営業設備費620万円の減は、39節機械及び装置におけるメーター単価の減によるものでございます。 次に、4目第六次拡張事業費でございますが、15節委託料及び35節工事請負費とも国庫補助事業の大幅減によるものでございます。31節負担金につきましては、花巻北大橋への配水管添架負担金として予算計上しておりましたが、事業の関係で翌年度以降の支出となる見込みであります。 8ページ以降につきましては省略させていただきます。 以上、簡単ですが、説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんのでなしと認め、討論を終結いたします。
○議長(多田昌助君) これより採決いたします。 議案第22号平成10年度花巻市
水道事業会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
○議長(多田昌助君) 次に、日程第23、議案第23号平成11年度花巻市一般会計予算から日程第30、議案第30号平成11年度花巻市
水道事業会計予算までの予算議案8件を一括議題といたします。 お諮りいたします。ただいまの平成11年度予算議案8件については、先例により説明を省略し、議長を除く全員の委員によって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) 異議なしと認めます。よって、予算議案8件につきましては、議長を除く全員の委員によって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 なお、ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長互選のため、委員会を本会議終了後、直ちに委員会室において開きますので、御参集願います。
○議長(多田昌助君) 次に、日程第31、報告第1号
花巻市立宮野目小学校校舎改築(建築)工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から報告についての説明を求めます。 山口総務部長。
◎総務部長(山口紀士君) 報告第1号
花巻市立宮野目小学校校舎改築(建築)工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について御説明申し上げます。 本報告は、平成9年9月18日に議会の議決を経た
花巻市立宮野目小学校校舎改築の建築工事の請負契約締結に関し、その一部を変更することについて、地方自治法第180条第1項の規定によって専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 変更の内容は、契約金額について「8億5,575万円」を「8億5,926万3,300円」としたものであります。 変更の理由についてでありますが、建物周囲の外構工事において校地内の排水を行うために、1階東側の多目的ホール周囲の地盤を当初の想定より低くする必要が生じ、そのために多目的ホールの犬走り周囲は地境ブロックで設計しておりましたが、段差が大きくなったことから安全を確保するためコンクリート擁壁とし、あわせて多目的ホールの外階段の段数を増加したものであります。 また、校舎から校庭への出入り口である昇降口南側に車いすでも出入りできるようにスロープを設置したことによるものであります。 以上で報告を終わります。
○議長(多田昌助君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(多田昌助君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第1号
花巻市立宮野目小学校校舎改築(建築)工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告についてを終わります。
○議長(多田昌助君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。どうもありがとうございました。 午後4時3分 散会...