○議長(
高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方。
高橋綱記君。
◆29番(
高橋綱記君) 29番の
高橋綱記です。 この
使用料についてですが、建物や内部の設備の償却と
使用料との関係がどのようになっているのかお伺いをいたします。
○議長(
高橋浩君)
佐藤産業部長。
◎
産業部長(
佐藤脩君) お答えをいたします。
Aタイプ、
Bタイプの
考え方も同じでございますが、1平方メートル当たりの単価でございますが、
センターハウスの
貸し研究室の2分の1を
貸し工場の単価としておるものでございます。それで、
Aタイプ、
Bタイプ、1平方メートル当たり510円ということでございまして、今回の
Cタイプが315.9平方メートルございますから、それによって算出してあるものでございます。 それと、それぞれの
貸し工場には浄化槽あるいは駐車場がございますので、それらを踏まえながら、そこに入ります従業員1人当たり1,000円というふうなものを根拠にしながら、共益費なども見ながら算出しておるものでございます。
○議長(
高橋浩君)
高橋綱記君。
◆29番(
高橋綱記君) 積算の根拠はわかりましたが、建物や内部の設備が償却をして一定の期間が過ぎますと、施設、設備を交換しなきゃならなくなるわけだと思うんです。それで、建設費と
建設設備費と、それから
月額使用料と
耐用年数との関係がどのようになっているのでしょうかということを御質問しているわけです。
○議長(
高橋浩君)
佐藤産業部長。
◎
産業部長(
佐藤脩君)
貸し工場でございますから、建物に
手洗い等が附帯してあるわけですが、中身の
備品関係につきましては、それぞれ入居する企業が持ち込むということになりますので、
軽量鉄骨の建物が
耐用年数がたしか36年ぐらいあろうかと思いますが、それらを参考にして
耐用年数を加味して考えておるということでございます。
○議長(
高橋浩君) よろしいですか。
阿部一男君。
◆14番(
阿部一男君) 14番阿部です。何点かお聞きいたします。 まず今回、
工場棟A型、B型に続きましてC型ということですが、これはC型を設置するという意味、例えば規模が大きいから、これは月額の入居費というのも高いわけですが、これはどういうふうな内容を予期するものか、このC型の今回建てる意味について、背景について教えていただきたいと思います。 それから2点目は、今回この
起業化支援センターは、基本的にこの
入居目的の中に
産学一体のものを目指すということがうたわれております。それも目指すものと、いずれかの中身でなれればならないということの第1項にあるわけですが、これは現在入居している企業の実態は今どうであるのか。何社か入居をされておりますけれども、
岩手大学との関係だとか、いろいろな学問といいますか、その
研究グループとの接点というのはどのようになっているのか。 それから3点目ですけれども、このC型についての入居の見通しというのはどうであるのか、この3点お聞きいたします。
○議長(
高橋浩君)
佐藤産業部長。
◎
産業部長(
佐藤脩君) お答えをいたします。 A棟、B棟につきましては、要するに建物の規模の部分、
考え方もありまして、
部品加工を想定しているものでございます。今回提案しております
Cタイプのものにつきましては、試作から量産までできるというふうな、そのような内容でございまして、例えば
プレス加工から始まりますと、切削、曲加工、溶接、面仕上げ、組み立て、組みつけと。それから
資材製品の搬入・搬出というふうなもの等も想定したことによりまして、
Cタイプのものを考えたところでございます。 それから、2点目の学際と申しますか、産・学・官等々の連携の話でございますが、いずれ新しい技術を創設と申しますか、創作するわけでございますから、おっしゃるように
岩手大学の工学部、あるいは県の
工業技術センターの
技術アドバイザーの支援でございますとか、そういう方々に派遣などもいただき、あるいはコーディネートなどもいただきながらというふうなこと等でもって、新規の
製品開発ということになっておるわけでございます。 それで、3点目の入居の見通しということでございますが、現段階入っておりますのは、市内、県内の方もいらっしゃるわけですが、県外といたしましても神奈川、東京、そして
名古屋方面からも
起業化支援センターに入居したいということで入っていただいてございますし、現段階8社ほどから入居のニーズがなされておるわけでございます。
○議長(
高橋浩君)
阿部一男君。
◆14番(
阿部一男君) 2点目の関係ですけれども、
産学一体を目指すという成果について、非常にこれは大事なことではないかと思うわけです。こうした
起業化支援センターで育った企業が、地域の
先端産業といいますか会社となりながら、地域にたくさんそうした企業が張りついてもらいたいというような、地域にそうした要望があるかと思います。そうした意味からすれば、例えば、まだ入居してから本当に1年やちょっとというところで、成果というものもなかなかこれは見えにくい面もあるかもしれませんけれども、市民にそうした
起業化支援センターに入った会社が、こういうふうな
先端技術を研究をして、そしてそうした一定の成果をおさめているというようなことが広報なりいろんな面で報告されれば、市民も関心を持っている方々はわかるんじゃないか。私、体育館で行われました、祭りと同時に行われたフェスティバルに参加して回ってみたわけですけれども、あの際にもいろんな
研究機関等の成果について、いろいろパンフレットが出ていましたけれども、非常に専門的で私もよく理解もできなかったわけですが、そうしたものが報告されるようであればいいなと。それがついては花巻にもそうした角度からの工場が張りついていくということになると思いますので、そういうような
考え方はどうであるのかということをお聞きいたします。 それから、その意味で花巻のこれからの振興に資するという視点から、やはり相当焦点を絞って、入居についても戦略を練るべきではないか。希望する方であればだれでもいいということにはならないと。その辺の花巻ではこういうふうな産業を育てていくということが、今求められているんではないかというふうに思っております。そうした
考え方については、どういうふうな将来構想を持っておられるのか、どういう産業を育てて、将来こういうふうな企業を張りつかせていくんだということがありましたら、お答えいただきたいと思います。
○議長(
高橋浩君)
佐藤産業部長。
◎
産業部長(
佐藤脩君) お答えをいたします。
産学連携の中で新しい技術が開発されておるわけでございまして、阿部議員おっしゃいましたように、9月に開催されました
テクノフェアの中で、
起業化支援センターの
貸し研究室なり
レンタル工場の紹介がございましたし、また、名古屋から
研究室に入居いただきました水処理の機械のコーナーがあったはずでございます。したがいまして、あらゆる機会に
起業化支援センターを使いながら工業の
研究開発、
新規開発が行われているというものについて御紹介したいと思います。 それから、後段のお話、どの部分に焦点を絞るのかということでございますが、きのうもお答えいたしましたように、農産物の
付加価値をつけるための
農産加工というふうな御提言もあったわけでございますが、その際に申し上げましたように、やはり
機械技術と申しますか、
電気技術と申しますか、そういったもの等が中心になろうと思っておるわけでございます。例えば花巻の工業の中身を見た場合に、業種的にそろっておるというのは
電気企業であり
精密企業、あるいは
光学関係があるわけでございまして、そういった精密的な技術を持つ企業を今後考えていかなきゃならないと思いますし、またそれを支える
基盤技術と申しますか、そういったもの等についても重要だろうなと思っておるわけでございます。
○議長(
高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 議案第68
号花巻市
起業化支援センタ条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
○議長(
高橋浩君) 日程第3、議案第69
号花巻市
水道事業給水条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提出者から
提案理由の説明を求めます。
大沼助役。
◎助役(
大沼勝君) 議案第69号について御説明申し上げます。
民間活動に係る規制の改善の一環といたしまして、
水道給水装置工事事業者の広域的な
事業活動を促進するため、
給水装置工事事業者の指定に関する要件を定めることなどを内容とする
水道法の一部を改正する法律が平成8年6月26日交付されました。これに伴いまして、本市の
水道事業給水条例の一部を改正しようとするものであります。 お手元に配付してあります議案第69
号資料をあわせてごらんいただきたいと思います。 なお、本条例中の条文の字句の整理に伴う改正につきましては、説明を省略させていただきますので、あらかじめ申し添えます。 まず第5条及び第6条の規定の改正でありますが、
給水装置の新設、改造及び撤去の
申し込みのほかに、新たに修繕の
申し込みを加えるものであります。 次に、第7条第1項の規定でありますが、
給水装置の工事の施行者として、市長のほかに
水道法第16条の2第1項の規定により指定したものが施行すると定めるとともに、これまでの「
指定水道給水工事店」の名称を「
指定給水装置工事事業者」と改めるものであります。 次に、第7条の2の規定でありますが、災害等による
給水装置の損傷を防止し、
復旧活動を迅速に行うため、市長は配水管からメーターまでの間の
給水装置の構造及び材質を指定することができるものとするものであります。 次に、第28条は手数料の規定でありますが、同条第2号は
指定給水装置工事事業者に指定するときは手数料を徴収することとし、その額を2万円と定めるものであります。 また、
指定給水装置工事事業者が
給水装置の工事を施行したものでないときは、
給水装置の構造及び材質が基準に適合しているかどうかの確認に当たり手数料を徴収することとし、その額を5,000円と定めるものであります。 次に、第31条の規定でありますが、
給水装置の基準に違反したときの措置を規定したものであります。
給水装置の工事に当たり、
指定給水装置工事事業者が施行したものでないときは、
給水契約の
申し込みを拒否し、または給水を停止できることと定めるものであります。 次に、第34条の規定は、過料について定めるものでありますが、2,000円から1万円にその額を改正しようとするものであります。 その他の改正は、条文中の句読点の整理など、所要の整備を行うものであります。 附則として、この条例は平成10年4月1日から施行するものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。
古川昭蔵君。
◆1番(
古川昭蔵君) 1番
古川昭蔵です。 今回の
水道法の改正によって、定期的に用語や金額の変更等はございましたが、この4ページの第28条中の第4号を第5号としというところに、指定の要件とございますが、指定があった場合は2万円ということですが、この指定の要件というのはどのような要件がございますでしょうか、ちょっとお尋ねを申し上げます。4ページの下段でございます。
○議長(
高橋浩君) 川村
水道事業所長。
◎
水道事業所長(
川村英夫君) 指定の要件でございますが、
給水装置工事事業者の指定につきましては、
水道法第25条の3に規定されておりますが、次の3つの要件に適合しておれば、指定をしなければならないこととなっております。 その1つ目は、事業所ごとに
給水装置工事主任技術者を置くというものでございます。それから2番目は、厚生省令で定める機械器具があること。それから3番目は、一定の欠格要件に該当しないものであることということになっております。この1つ目の
給水装置工事主任技術者でありますが、これは厚生省が行う国家試験に合格したものでございます。現在、今年度と来年の初めでございますが、今、資格試験の講習会をやっておるわけでございますけれども、これに合格したものでなければならない。それから2つ目の厚生省令で定める機械器具でございますけれども、これは
水道法施行規則第20条に規定されておりますけれども、管の切断用、それから加工用、接合用の機械器具及び水圧テストポンプとなってございます。それから3つ目の一定の欠格要件でございますが、これも
水道法の第25条の3に規定されておるわけでございますが、禁治産者でない者とか、
水道法に違反して刑に処せられ、その執行が終わった日から2年を経過しない者などに該当しない者ということになってございます。 以上でございます。
○議長(
高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。
阿部一男君。
◆14番(
阿部一男君) 本日、資料が添えられました議案第69号に関する資料を見ますと、改正の趣旨として、第1に改正の趣旨、
民間活動に係る規制の改善、規制緩和を図ることなどを内容とする
水道法の改正に伴うということですが、ちょっとこの中身がいまいちわかりませんので、
民間活動に係る規制の改善というものは、この中身は何かということをお聞きいたします。
○議長(
高橋浩君) 川村
水道事業所長。
◎
水道事業所長(
川村英夫君) 今回の
水道法の改正でございますが、
給水装置工事の技術者の全国統一的な資格制度を設けまして、資格者を有する工事業者であれば、全国どこでもこの
水道事業者の指定を受けまして、給水の装置の工事を行うことができるというものが、まずこの改正の一番の大きなポイントでございます。現在の
給水装置工事は、市町村長が指定した工事業者でなければならないとする指定工事店制度なわけでございますけれども、この工事業者の指定の要件が市町村ごとにそれぞれ違うということでございます。それから、このためにこのほかの市町村には通用しない部分があるとかいう関係がございまして、この工事業者の広域的
事業活動を阻害していると。また全国的な技術者の基準がないというようなことから、指定工事店の統一化、明確化を図るということが大きな改正のポイントになっておるものでございます。
○議長(
高橋浩君)
阿部一男君。
◆14番(
阿部一男君) 今の説明聞きますと、一定の資格者がいれば、今後、花巻でもいろんな全国各地の業者が指定を受けながら工事をするということが内容のようなんですが、その場合に、現在、花巻でも二十数社指定業者があるわけですけれども、規制緩和されることによってメリットとデメリットがあるというふうに私は思っております。メリットというのは競争が適正に行われ、値段についてもそれぞれの世帯では安いところを指定することができるということでしょうけれども、一面、花巻のこの地域の業者の仕事が狭められるということがデメリットとしてあるだろうというふうに思うわけですけれども、このデメリットの分について規制緩和の具体的な例として今回出されているわけですけれども、どのような対策といいますか、どのようなお考えなのか、強いものが勝てばいいんだということであるのか、その点についての当局の
考え方を、この際ですのでお聞きいたします。
○議長(
高橋浩君) 川村
水道事業所長。
◎
水道事業所長(
川村英夫君) この
水道法の改正によりまして指定要件が緩和されたことにより指定工事業者がふえるわけでございますが、現在、花巻の場合は指定業者の数は28社ございます。花巻市内の23社と、それから石鳥谷町が4社、それから東和町1社でございますが、28社を指定しているわけでございますが、この規制緩和によりまして、現在、近隣の町村で指定されておる工事店が、現在、石鳥谷が8社あるそうでございます。それから東和町が5社、大迫町4社があります。それから北上市は現在32社あるそうですが、大体そこら辺の業者の方たちが花巻にも申請してくるのではないかと。全部とは言いませんけれども、大体50社ぐらい程度は新たに来るのではないかと思っております。そういう形で市民の選択の範囲が大きく広がるわけでございます。それから業者間の競争が促進されるわけでございまして、サービスの向上が期待されるわけでございますが、逆にデメリットということでございますけれども、実際問題とすれば、使用者は本当に近くの指定業者をお願いする形になるかと思います。ですから、まだデメリットについては我々も余りきっちり把握しておらないわけでございますけれども、とにかく工事の
指名業者とは別な形で参入してくるわけでございますから、それらについて、これから
水道法に決められておるわけでございますから、それを守っていただいて工事をしていただくということになるわけでございますので、サービスを十分にやっていただくということの指示をこれからしなければならないという考えを持っております。
○議長(
高橋浩君)
阿部一男君。
◆14番(
阿部一男君) この点については、市長から
考え方をお聞きしたいと思います。規制緩和、今マスコミなどでも盛んに太鼓を打ち鳴らし、ちょうちんを持って大宣伝という形なわけですが、やはりそうした光と影といいますか、メリット、デメリットがあるだろうと。今、水道所長は北上近辺、あるいは地域のことを掲げられたわけですが、今、特に大手ハウス
メーカーなどによって、ナショナルにしてもどこにしても、それの関連企業ということで、もしもそうした水道業者の方が手広くやるということになりますと、花巻の中小の零細事業というのは、かなりの打撃にはなるということは予想されるわけです。そうした場合、これは花巻が進んで決めた法律ではないと思われるわけですが、そうした角度から見た場合、自治体の首長として、どのようなことを考えられているのかということは重大関心事でありますので、この際お聞きいたします。
○議長(
高橋浩君) 渡辺市長。
◎市長(渡辺勉君)
指定給水装置工事事業者の関係でございますけれども、条件がそろえば業者がふえるわけでございますが、日ごろからその営業活動と、それからサービスによりまして民間の分の工事ができるように、私たちも指導していかなきゃならないし、また民間の業者にとってもそういうように努めてもらわなきゃならないというように思っております。 また、今までは下請しているのが発注を受ければ元請になりますので、その分は、またその事業所得にはね返るようになると思っておりますし、いずれ適正な競争により、適正な営業活動をやり、そしてその企業が伸びていくように指導も加えてまいりたいと思っております。
○議長(
高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 議案第69
号花巻市
水道事業給水条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
○議長(
高橋浩君) 日程第4、議案第70号平成9年度花巻市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
提出者から
提案理由の説明を求めます。
山口総務部長。
◎
総務部長(
山口紀士君) 議案第70号平成9年度花巻市
一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正の3つの事項からなっております。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算にそれぞれ3億1,919万5,000円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ292億6,599万1,000円とするものでございます。なお、これを前年同期と比較いたしますと0.1%の減となっております。 今回の補正の内容につきましては、例年12月補正予算に計上しております除雪経費のほか、老人措置費の追加、老人保健施設整備貸し付け、いわゆるふるさと融資、容器包装リサイクル事業、新花巻駅交通広場整備、ダイオキシン対策事業及び国・県支出金の内定等による事業費の整理が主な内容でございます。 債務負担行為の補正の内容につきましては、都市計画道路上町花城町線の代替用地取得に係る債務保障の追加でございます。 地方債の補正につきましては、ただいま申し上げました社団医療法人報昌会の老人保健施設整備に係るふるさと融資の追加でございます。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。11ページをお開き願います。 11ページでございますが、2歳入、1款市税、2項固定資産税、1目固定資産税、1節現年課税分3,800万円を収入見込額として措置いたし、計上いたしております。これはこの追加計上することに伴いまして、現年課税分の計上総額は40億5,427万円となっております。なお、この固定資産税の現年課税分につきましては、なお1億5,000万円ほどの留保を見込んでおります。 次に12ページでございますすが、11款
使用料及び手数料、2項手数料、2目民生手数料、1節ホームヘルパー派遣120万円は収入見込み増でございます。 12款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、2節児童措置382万6,000円は、これも収入見込みによる増でございます。 次に13ページの2項国庫補助金、1目民生費国庫補助金、6節在宅福祉376万2,000円、これは内定による増でございます。 5目教育費国庫補助金、10節給食施設148万4,000円は、湯口共同調理場に設備する温蔵庫の購入費に充てる補助でございます。その額が95万円、それから湯本共同調理場に配置する大型冷蔵庫の購入費に充てる補助が53万4,000円でございます。 13款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、1節児童措置は191万4,000円でございますが、収入見込み増でございます。 14ページの2項県補助金、2目民生費県補助金、5節在宅福祉218万5,000円は内定による増でございます。12節母子家庭医療135万円も内定による増でございます。 5目農林業費県補助金、17節農業生産体制強化総合推進対策319万3,000円は内定による増でございますが、リンゴのわい化事業の推進費補助でございます。34節中山間おもしろ農業展開52万5,000円は花巻
農産加工生産組合が整備する缶詰機械の購入に充てるための補助でございます。 3項県委託金、6目教育費県委託金、2節こども芸術劇場84万円は、8月8日に文化会館で自主事業として実施したものでございますけれども、その後、県の方から委託事業として認められ、収入見込額として計上したものでございます。 15款寄附金、1項寄附金、1目総務寄附金、4節交流の森30万円は、平塚花巻交流の森の整備事業を現在進めておりますが、その事業費に充ててほしいとの願い出により受け入れしたものでございます。 17款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金1億5,687万円は前年度繰越金でございます。 18款諸収入、5項雑入、5目雑入、17節老人短期入所利用料170万円は、収入見込み増でございます。33節河川美化緑化143万3,000円は、社団法人ゴルファー緑化促進協力会から交付されるものを見込んで計上したものでございます。 19款市債、1項市債、3目衛生債、3節老人保健施設1億円は、先ほど前段申し上げましたふるさと融資でございますが、地域総合整備資金貸付事業として歳出の衛生費の方に計上しておりますが、社団医療法人報昌会が建設中の老人保健施設の建設費に対して貸し付けする原資に充てるものでございます。 18ページでございますが、3歳出、1款議会費、1項議会費、1目議会費、18節備品購入費20万円は、温風ヒーターの購入費でございます。 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、4節共済費233万円は、社会保険料等でございますが、これは臨時補助員等に係る基準が改定になりまして追加するものでございます。7節賃金280万円は、産休等代替臨時補助員賃金でございます。 5目財産管理費、18節備品購入費50万円は、庁用備品購入費となっておりますが、市民コーナーに水、お茶などのサービス器を設置しようとするものでございます。 6目企画費、13節委託料800万円を計上いたしておりますが、これは空港周辺地形測量調査委託料でございまして、平成10年度以降の市道等の事業着手のために補助採択をしていただくための事前調査に必要となる流通業務団地計画区域の43ヘクタールの地形測量を行うものでございます。 3款民生費、1項社会福祉費、2目老人福祉費でございますが、13節委託料920万5,000円は、老人短期入所措置委託料200万円、これは単価及び利用者の増によるものでございます。ホームヘルパー派遣事業委託料680万円は、社会福祉協議会の非常勤による派遣時間数がふえたために追加計上するものでございます。在宅介護支援センター運営委託料40万5,000円は、基準改定によるものでございます。19節負担金補助及び交付金18万円は、いわてシルバー洋上セミナー参加事業補助金でございます。 3目社会福祉施設費、13節委託料180万1,000円は、老人デイサービス事業委託料でございまして、基準改定によるものでございます。 6目老人医療費、13節委託料50万円は、老人保健共同処理電算委託料でございまして、レセプト点検の件数が増加したことに伴うものでございます。28節繰出金2,300万円は、老人保健特別会計繰出金ですが、診療費の施設療養費の見込み増に伴うものでございます。8節母子家庭医療費、20節扶助費270万円は医療扶助費でございまして、薬剤及び社保本人の1割負担の増によるものでございます。 10目国民健康保険費、28節繰出金66万1,000円は、国民健康保険特別会計繰出金でございまして、保険基盤分が決定したことによるものでございます。 11目寡婦医療費、20節扶助費90万円は医療扶助費でございますが、健康保険基準の改正により追加計上するものでございます。 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、13節委託料14万3,000円は、学童クラブ運営委託料でございまして、基準改定による増でございます。 3目児童福祉施設費、7節賃金750万円は、臨時保母の賃金でございまして、3歳未満児の措置児童数が増加したことに伴うものでございます。 4款衛生費、1項保健衛生費、2目保健センター費、13節委託料48万円は、除雪業務委託料30万円のほか、在宅当番医制対策事業運営委託料18万円でございます。これは基準改定による増でございます。 3目予防費、13節委託料380万円は、予防接種委託料でございますが、就学前個別接種児の増によるものでございます。 6目老人保健費、13節委託料170万円は胃検診委託料、これは受診者の増によるものでございます。21節貸付金1億円は先ほど申し上げました社団医療法人報昌会の老人保健施設建設費に充てる貸付金でございます。 2項清掃費でございますが、2目塵芥処理費、8節報償費100万円は、資源回収奨励金でございまして、資源回収の回収量の増が見込まれることによる増でございます。13節委託料344万円は、容器包装廃棄物収集運搬業務委託料300万円は、10月1日から容器包装の収集を始めておりますが、それの旧村部分の収集運搬委託料でございます。それから次の44万円は、容器包装廃棄物再商品化業務委託料でございまして、再商品化義務を免除される小規模事業者の分を市が負担し、委託するものでございます。 6款農林業費、1項農業費、2目農業総務費、13節委託料110万円の減となっておりますが、これは椚ノ目地区農業集落排水事業水質調査業務委託料の減でございます。水質調査が終わったことによる減でございます。19節負担金補助及び交付金57万9,000円は、椚ノ目地区農業集落排水事業調査設計負担金15万円、それから農業経営基盤強化資金利子補給金として42万9,000円を計上いたしております。 次に、3目農業振興費でございますが、19節負担金補助及び交付金371万2,000円は、歳入のところでも申し上げましたが、リンゴわい化栽培等研究措置対策事業補助金でございます。これは改植事業でございまして、花巻第二果樹生産改良組合へ補助するものでございます。それから次の中山間おもしろ農業展開事業補助金も、先ほど歳入のところで申し上げました花巻
農産加工生産組合に対しまして缶詰機械の整備に充てるための補助でございます。 それから次に、6目の農地費でございますが、19節負担金補助及び交付金24万5,000円は、農地保有合理化事業負担金でございます。 7款商工費、1項商工費、3目観光費、11節需用費330万円のうち、印刷製本費235万円はパンフレット、リーフレットの作成費でございます。13節委託料100万円は、鉛スキー場駐車場の除雪業務委託料でございます。 8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費、11節需用費920万円のうち、消耗品費500万円は凍結防止剤の購入費でございますし、光熱水費の330万円は融雪装置の電気料でございますし、修繕料270万円は除雪車両の修繕費を見込んだものでございます。13節委託料1億円は市道の除雪業務委託料でございます。 3目道路新設改良費でございますが、これは組み替えでございまして、それぞれ工事請負費2,160万円を減額いたしまして、それぞれの節に組み替えて事業の進捗を図ろうとするものでございます。 6目交通安全施設整備費も同様でございます。同じ組み替えでございます。 それから、3項河川費、1目河川費でございますが、これは15節工事請負費に243万3,000円を措置しておりますが、桜づつみの先ほど歳入のところで申し上げました143万3,000円を特定財源といたしまして、桜づつみのサクラの補植に充てるものが143万3,000円、それから実相寺排水路の工事費が100万円でございます。 4項都市計画費の3目街路事業費でございますが、これも工事請負費を3,480万円減じまして、それぞれ委託料あるいは22節の補償補填及び賠償金に組み替えて事業の進捗を図ろうとするものでございます。なお、17節公有財産購入費も組み替え減でございます。 それから6目公園費でございますが、これも13節委託料と17節公有財産購入費を組み替え減額といたしまして、15節工事請負費に430万円を組み替え増とし、日居城野運動公園整備工事費に400万円、八反清水公園整備工事費に30万円を措置したものでございます。 8目交通広場管理費でございますが、13節委託料600万円は除雪の委託料でございます。18節備品購入費1,340万円は、交通広場の現在人力で行っております開閉を駐車場の無人精算システムを設置するものでございます。 10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費でございますが、17節賃金は62万5,000円は臨時補助員の賃金でございます。病休代替でございます。18節備品購入費100万円は、学校用の備品購入費でございまして、ダイオキシン対策といたしましてプレハブの倉庫4棟を購入するものでございまして、湯口小学校、太田小学校、前田小学校、笹間第一小学校に設置するものでございます。 それから3項中学校費、1目学校管理費、18節備品購入費50万円は、これも湯口中学校、西南中学校にダイオキシン対策といたしまして、ごみを一時集積しておきますプレハブ倉庫を購入するものでございます。 4項幼稚園費、1節幼稚園費、18節備品購入費20万円、これもダイオキシン対策といたしましてプレハブ倉庫1棟を購入するものでございます。 それから5項社会教育費の1目社会教育総務費でございますが、19節負担金補助及び交付金75万3,000円は、いわて青年海外セミナー事業補助金ほか、それぞれの事業に対する補助金でございます。 2目公民館費、19節負担金補助及び交付金91万5,000円は、自治公民館整備事業補助金でございまして、新田公民館の増改築に補助するものでございます。 6項保健体育費、1目保健体育総務費、19節負担金補助及び交付金90万4,000円は、わんぱく相撲全国大会花巻場所
開催事業補助金ほかでございます。 3目学校給食費、18節備品購入費でございますが、歳入のところでも申し上げましたが、296万9,000円は共同調理場の備品購入費でございまして、湯本共同調理場に大型冷蔵庫を設置するもの、費用が106万9,000円、湯口共同調理場に設置する温蔵庫購入費190万円でございます。 次に、7ページにお戻り願いたいと思います。 7ページは第2表債務負担行為補正でございます。債務負担行為の追加でございます。花巻地区広域土地開発公社が金融機関から借り入れる都市計画道路上町花城町線整備事業代替用地取得資金に係る債務保証ということで、期間は平成9年度から平成14年度まででございます。借り入れ限度額は7,930万円を予定しております。 次に、第3表地方債補正でございますが、これも追加でございまして、起債の目的は先ほど歳入の市債のところでも申し上げましたとおり、老人保健施設整備事業に充てるために借り入れするものでございます。限度額は1億円でございまして、起債の方法は普通貸借または証券発行でございます。利率は5.0%以内、償還の方法でございますが、政府資金及びその他の融資条件による。ただし、市財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し又は繰上償還もしくは低利に借換えすることができるという内容のものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定くださるようにお願いを申し上げます。
○議長(
高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方法は、歳入については歳入全般について一括して行い、歳出については各款ごとに行います。 歳入について質疑の方ありませんか。
箱崎英喜君。
◆18番(
箱崎英喜君) まず最初に、8ページの老人保健施設整備事業ですが、これもう少しちょっと内容詳しく説明していただきたいと思います。 それから13ページの2項の国庫補助金のところの民生費国庫補助金のところで、在宅福祉となっておりますが、それからこれと同じように14ページの2目のところに、やっぱり在宅福祉というふうになっておりますけれども、これはどういう内容なのかをお知らせいただきたいと思います。
○議長(
高橋浩君) 柳原
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(
柳原賢一君) ただいまの歳入の方のいわゆる在宅福祉の関係でございますが、内定による増と、こういうことでございますけれども、いわゆる在宅の高齢者の方々に対するサービスということで、ホームヘルパー等の派遣をしておるわけでございますけれども、このホームヘルパーの派遣の時間数といいましょうか、あるいは対象者等がふえておりますことから、国の補助等を受けながら実施をしておるものでございまして、それらの歳入を見込んだものでございます。
○議長(
高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、歳入の質疑を終わります。 次に、歳出の質疑に入ります。 1款議会費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 1款を終わります。 2款総務費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 2款を終わります。 3款民生費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 3款を終わります。 4款衛生費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 4款を終わります。 6款農林業費、質疑の方ありませんか。
藤原一二三君。
◆32番(
藤原一二三君) ちょっとわからないから聞くわけですが、25ページの畜産業費、同じく5目の農林構造改善費ですか、この中に2万5,000円、2万9,000円という負担金補助及び交付金の予算があるわけですが、ただ、これだけの補正で、なぜこれだけの補正をするのか。また逆に考えれば、農業振興費の需用費、たった6,000円の補正やっているわけですが、これはなぜなのか、そこのところをお教えいただきたいと思います。
○議長(
高橋浩君)
佐藤産業部長。
◎
産業部長(
佐藤脩君) 畜産業費あるいは農業構造改善費の19節の関係でございまして、この畜産業費の内容にありますように、肥育豚の頭数が増による、言ってみれば豚価が低迷したところによるところの価格安定事業がございまして、価格安定協会に支援しようとするものでございます。 また、構造改善費につきましては、ここにありますように協議会の負担金なり事業負担金という内容でございまして、いずれ事業がこれから進捗するというか、確定したということに伴っての事業主体の方からの要請に基づいたものでの負担金の補正でございます。 それから、農業振興費の需用費6,000円の関係でございますが……。
○議長(
高橋浩君)
山口総務部長。
◎
総務部長(
山口紀士君) お答えいたします。 農業振興費の11節需用費の6,000円は、補正予算額の財源内訳という欄をちょっとごらんいただきたいと思いますが、国・県支出金として371万8,000円を計上いたしております。これは県補助金でございまして、リンゴのわい化の推進事業に対するものが319万3,000円、中山間おもしろ事業に対する補助が52万5,000円見込んでおりますが、これ371万8,000円のうち19節の負担金補助及び交付金に371万2,000円を計上いたしておりまして、それの残りの分の6,000円が事務費ということでございまして、補助基準に基づく事務費の計上ということでございますので、そのように御理解をお願いいたします。
○議長(
高橋浩君) 御理解いただけましたでしょうか。
藤原一二三君。
◆32番(
藤原一二三君) その6,000円の方は数を合わせなければならないからということのようでございますが、じゃ、畜産事業費はここ2万5,000円を補正して、今年度の分幾らになったのか、同じく構造改善の方も2万9,000円補正して今年度幾らになっているのか、御説明をいただければと思います。ちなみに8年度の決算では、この畜産業は132万9,000円やっていましたよというふうに決算報告の方ではあるわけですから、ここで2万5,000円補正したら今年度はこれだけになって、去年よりはこのくらい多いとか少ないとかというような説明があれば大変わかりいいと、こういうことで御質問申し上げました。
○議長(
高橋浩君)
山口総務部長。
◎
総務部長(
山口紀士君) お答えいたします。 8年度分につきましては、
産業部長の方からお答えいただきますが、4目の畜産業費の負担金補助及び交付金のうちの2万5,000円の追加をいたしておりますが、当初予算に142万1,000円を計上しておりましたので、今回2万5,000円を追加いたしまして144万6,000円が平成9年度の補助金額ということでございます。 以上でございます。
○議長(
高橋浩君)
佐藤産業部長。
◎
産業部長(
佐藤脩君) 132万9,000円ということで、藤原議員おっしゃる数字と符号いたします。
○議長(
高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 6款を終わります。 7款商工費、質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 7款を終わります。 8款土木費、質疑の方ありませんか。
畠山幸治君。
◆4番(
畠山幸治君) 4番
畠山幸治です。 8款土木費の30ページ、8目交通広場管理費の備品購入費についてお伺いします。 先ほどの御説明のように、新花巻駅のこれは西口の前から検討されておる送迎用の駐車場の無人精算システムをつくるということのようでございますが、関連しまして、実はこれは現在、市の駐車場は在来線の方の花巻駅前、あるいはなはんプラザもことしから自動化が行われておるわけですけれども、今度は新花の方ということですが、この前、たまたま管理しているあそこの公社の職員と雑談している中で、無人方式非常に結構だということで、ただ、現場として1つ課題がありますということでお話あったのは、あそこは結局送迎用の駐車場でありますので、電車が入ったときに、車で迎えに来た方々が出る時間が同じ時間に殺到するということなんですね。現在も職員があそこで料金を徴収しておるわけですけれども、できるだけ早くみんなが出たいために、その場合でも非常に込み合うと。1つは込み合う中で運転している方々が半分以上高齢者が多いと。なかなか車の運転と連動しないこともあって、現在でも込んでおりますと。自動化した場合に、それがもっといろんな面が出てきて、硬貨を突っ込む機械になるわけでしょうが、なかなか車をうまくそこに誘導して、運転者が整然とと言えばあれですが、車がうまくいくような形にならないのじゃないのかと。 そこで、現場の方とすれば、ぜひとも車がまず込まないようにロータリーにしていただいて、まず車が先越してどんどん入ったりしないようにしていただくことが1つと、それから、どうしても職員がそこに張りついて金を払う手伝いをしなければ、ますます時間がかかるんじゃないかと。導入する機械等は従来の機械と変わりはないと思いますけれども、その辺も配慮した対応をしていただきたいと。市にも何かそういうようなことは、いろいろ担当の方にはお願いしているようですが、特にロータリーの話がございましたので、その辺の検討をされておるかどうか、ちょっとお伺いいたします。
○議長(
高橋浩君) 平賀
建設部長。
◎
建設部長(平賀巖君) お答えいたします。 ただいまの予算計上しております1,340万円の備品購入費は、駅前の一般送迎用のいわゆる西側の駐車場でございまして、基本的には1時間無料という形になっておりまして、現実的に時間内に置いていただいて立ち去るという形で、料金的な収入はほとんどない状況にありますので、確かに一時的に出入りされるときには込み合う場合もありますが、ほとんど料金精算が必要のない方の出入りになりますので、若干の込み合いがありましても、お金の出し入れがない分の流れの部分で整理できるものと思っていますが、当分の間は職員も配置しながら、それらの誘導も考えてまいりたいと思います。
○議長(
高橋浩君)
畠山幸治君。
◆4番(
畠山幸治君) 今、部長お話しのように、1時間以内は無料なものですから、そういう問題は特別ないのじゃないのかという話を申し上げたら、現在は無料でも、切符を職員に渡してすぐ出れるわけです。無人化になった場合は、あのカードは使わなきゃならんと、この操作は案外やってみると面倒だそうですね。それで、一般のいわゆる市内の駐車場、あるいは市で管理しているほかの駐車場の場合は、車が込むということがない、さみだれに入るから問題ないわけだけれども、無料の場合でもそういう形の作業が必要なために、職員は結局張りつかなきゃならんということがあるだろうと。その辺のために車だけでも整然と出れるようなロータリーだけは、近い将来ひとつ検討していただきたい。実態を見てからでいいと思いますけれども、そういう要望でございましたので、よろしくお願いします。
○議長(
高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。
木村幸弘君。
◆13番(
木村幸弘君) 道路維持管理にかかわることだと思いますが、除雪対策が予算として計上されたわけですけれども、いわゆる花巻市内の市道、県道、国道も含めて坂道に対しての凍結防止とかスリップ対策、これらの関係で、昨年のシーズンの中で、例えば浅沢地区のスリップどめの特殊舗装であるとか、不動橋を越えた地点での縦に切り込み、道路を削ってスリップ防止策を施すなどやられてきたわけですけれども、それらの関係がどのような成果をおさめてきているのか。そして、今年度はそうした対策がどのように検討されているのか、その点についてお伺いしたいと思います。
○議長(
高橋浩君) 平賀
建設部長。
◎
建設部長(平賀巖君) 冬期間の坂道のスリップ防止施策でありますが、確かに浅沢の県道あるいは不動橋の県道にいろいろな措置をやっておりまして、昨年そう雪が多くないということもありました結果でもありましょうが、特別な事故はもちろんなかったわけですが、それが効果的であったかという判定までには至らなかったというふうに聞いていますが、いずれ効果があるということが前提になっていますし、凍結時の防止の有効策ということで試しにやっていますので、それらを今後の経過も見ながらですが、やっぱり有効だということを前提にした整備をするべきだと考えていますし、それからああいう方法ではなくて、舗装の中にゴム材のようなものを混入すことによる凍結防止、スリップ防止の方法も開発されておりまして、今年度若干工事は下水道の関係でおくれていますが、文化会館から石神町におります取りつけ部分について、暫定的な形ではありますが試してみたいと思っていますし、それから駅前から花巻神社の方に下がっていきます花巻四日町線の鍋倉線との交差点の付近にも、そうした新しい舗装をオーバーレイのような格好で装置して試してみたいと、こう考えております。
○議長(
高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 8款を終わります。 10款教育費、質疑の方ありませんか。
藤原一二三君。
◆32番(
藤原一二三君) 教育費の中の学校用備品購入費の中でプレハブを買うというふうな
考え方があったようですが、このダイオキシンの関係でプレハブということは、生ごみの関係かなというふうに聞いたわけですが、その活用内容を具体的にお願いいたしたいと思います。
○議長(
高橋浩君) 佐藤
教育次長。
◎
教育次長(
佐藤忠正君) お答えいたします。 プレハブの学校備品としての購入につきましては、これは学校で出るごみのストックする場所ということで、野外に山積みしますと、いろいろと他に迷惑がかかるようなこともございますので、一応施錠できるような、そういうごみの収集、ストックする施設として一応プレハブを用意するということの内容でございます。
○議長(
高橋浩君)
藤原一二三君。
◆32番(
藤原一二三君) この生ごみをストックするという構想は、これは平成9年度だけの
考え方なのか、平成10年度中もそういう方向でやるというふうな
考え方なのかを聞きたいわけです。というのは、生ごみは寒いときは凍っているから大丈夫なわけですが、暖かくなれば腐るものなんですよ。そういう意味で平成10年度の
考え方等もお願いいたします。
○議長(
高橋浩君) 佐藤
教育次長。
◎
教育次長(
佐藤忠正君) お答えいたします。 生ごみにつきましては、現在は収集業者にお願いいたして委託処理してございます。ですから、ただいまお話ししましたプレハブについては、焼却するごみ、あるいは焼却できないごみ等について倉庫に一時保管するというふうなことで使用する考えでございます。 それから、今、全校にどうするのかというふうな御質問でございますが、とりあえず今、野外に置かなくちゃならないような状況に置かれている学校について、とりあえず今年度の予算で対応し、そして今後10年度以降については、ごみの出る量等ももう少し調査の上、今現在保管しているような施設でもって足りない場合は、こういったような措置も今後考えていきたいというふうに考えてございます。
◆32番(
藤原一二三君) 了解。
○議長(
高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。
菅原孝二君。
◆3番(
菅原孝二君) 3番の菅原ですが、34ページの社会教育費関係で、1目の社会福祉総務費、それから2目の公民館費について、詳しい御説明をお伺いいたしたいと思いますが、社会教育総務費の中で負担金補助及び交付金でセミナー関係があるわけですが、これは県の事業主体であろうかと思いますが、青年海外セミナー、そして少年洋上セミナー、女性洋上セミナーの事業補助金ということでありますが、毎年開催されているものだというふうに思っておりますし、よくテレビなんかでも、その内容についても報道されてもおりますが、その概要等々についても大枠にはわかっておるつもりなんですが、本市ではどの程度毎年参加されているのか。そしてまた、応募の際の窓口は教育委員会ということですが、どのような方法をとって、こうした方々を参加させているのか。またその成果は、本市の場合、どういうふうな成果報告というか、そういうふうになっているのかというようなことについて、詳しく御説明をいただきたいというのが1点。 それから、公民館費の方ですが、これは自治公民館整備事業補助金ということで91万5,000円ということですが、これは改善補助金の内容だろうと思いますが、その具体的な内容。そしてまた、こうした事業補助金について、将来の見通しといいますか、恐らく改善施設というのは既存の自治公民館も大分、きのうあるいはそれこそ今、福祉のいろいろな老人にやさしい自治公民館づくりというようなことで、トイレの改善とか、あるいはそうした段差の解消とか、機能の改善ということが大変各地域で意識されているような状況でありますが、そうしたことを踏まえた補助金のあり方についての
考え方をお伺いいたしたいと思います。
○議長(
高橋浩君) 谷地教育長。
◎教育長(
谷地信子君) それでは、県の事業にかかわります四船事業とかつては言いましたけれども、青少年あるいは女性を対象としたセミナーの事業についての内容とか成果ということでございますが、飛行機と船を利用し、それぞれの年代に応じた学習がなされておりまして、特に私は帰ってからの活動について申し上げたいと思いますけれども、それぞれ地域に帰って報告をし、またいろいろな団体の核となって活動しており、特に青年におきましては会をつくって、いろいろなボランティア活動とか、地区の青少年を対象とする事業への応援とかやっておるところであります。 それから、自治公民館等につきましては、このたびの新田公民館等につきましては台所とトイレの増築ということで、やはり快適な学習なり集会等ができるように改築されたものでございますし、新しく建てられるところを見ましても、やはり高齢者のための部屋とか施設等をいろいろ考慮しながら建てるようになっているととらえております。
○議長(
高橋浩君)
菅原孝二君。
◆3番(
菅原孝二君) セミナーの関係で、もう少し詳しい資料があれば、本市から近年どの程度の参加者が出ておるか、あるいは応募要件といいますか、そうした資格要件というのもあるかと思いますが、自主参加ということであろうと思いますけれども、そうした要件等について、わかればお知らせをいただきたいと思います。
○議長(
高橋浩君) 佐藤
教育次長。
◎
教育次長(
佐藤忠正君) お答えいたします。 岩手青年海外セミナーにつきましては、これは目的は青年の豊かな国際性を養うという目的でもって実施されているものでございます。それと同時に帰ってきてからの地域参加、社会活動のリーダーを養成するという目的もこの中にはあるようでございます。参加者につきましては、一般募集でこれまで3人ずつ一応派遣しております。全県ではことしの場合ですが100人というふうな規模になってございます。 それから、岩手少年洋上セミナーでございますけれども、こちらの方は小学生の自立心を育てるという目的と、それから協調性、連帯性を醸成するというねらいがございます。募集の方法につきましては、これは学校長が推薦するものということで、本市からは6名が参加することになってございます。 次に、岩手女性洋上セミナーでございますけれども、これは女性の積極的な社会参加活動を促すということと、それから研修後の地域社会でのリーダー養成というのがねらいでございます。参加者の募集につきましては、これも青年海外セミナーと同様に一般募集ということでございます。さらにこの一般募集には条件がございまして、市内居住者で30歳から65歳までの年齢の条件がございます。本市からは9名の参加ということになってございます。 以上であります。
○議長(
高橋浩君) ほかに質疑の方ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 10款を終わります。 これをもって歳出の質疑を終わります。 次に、第2表債務負担行為補正について質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、第2表を終わります。 次に、第3表地方債補正について質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、第3表を終わります。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 議案第70号平成9年度花巻市
一般会計補正予算(第4号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。
○議長(
高橋浩君) 日程第5、議案第71号平成9年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提出者から
提案理由の説明を求めます。 柳原
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(
柳原賢一君) 議案第71号平成9年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の概要につきまして御説明を申し上げます。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億3,439万4,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億5,456万1,000円としようとするものでございます。 今回の補正予算は、歳出では平成9年度の老人保健拠出金の概算金が決定をいたしました。その額に減額をすることが主な内容でございます。 歳入は国民健康保険税を収入見込額に減額することと、老人保健拠出金の減額に対応して国庫支出金の療養給付費等負担金を減額すること、それから平成8年度の実績によりまして、療養給付費等負担金及び療養給付費交付金の過年度分を計上したこと、保険基盤安定繰入金及び財政調整基金繰入金を計上したこと、それから平成8年度決算による歳計譲与金を繰越金として計上したことが主な内容になっているものでございます。 それでは、事項別明細書により説明をいたします。6ページをお開きをいただきます。 1款1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税、1節の現年課税分でありますが、当初予算におきましては、国保会計が保険給付費等の費用を国保税と国庫支出金により賄うこととする仕組みとなっていること、及び繰越金が不確定でありましたために、財源の不足分を国保税に計上してきたところでございます。7月に所得及び固定資産税の確定に伴いまして本算定を行ったこと、及び繰越金の確定等によりまして整理をしまして、2億8,471万7,000円を減額し、12億8,543万円とするものでございます。 2目退職被保険者等国民健康保険税は、1目と同様に593万4,000円を減額し、3億479万3,000円とするものでございます。 3款国庫支出金、1項国庫負担金、2目療養給付費等負担金、1節現年度分でございますが、歳出の老人保健医療費拠出金の減額に対応しまして5,279万4,000円減額するものでございます。2節過年度分は平成8年度分の精算により交付されるものでありまして、1,512万7,000円を追加するものでございます。 2目の合計で3,766万7,000円を減額して、11億5,629万7,000円とするものでございます。 次に、7ページでありますが、4款療養給付費交付金、1項1目療養給費交付金で2節の過年度分ですが、平成8年度分の精算により交付されるものでございまして、166万円を追加するものでございます。 7款の1項繰入金、1目一般会計繰入金、1節保険基盤安定区域ですが、算定額が決定しましたので、66万1,000円を追加するものでございます。 2目財政調整基金繰入金は、歳入の不足なく6,800万円を繰り入れするものでござます。 次に8ページをお開きをいただきます。 8款1項1目繰越金は、平成8年度決算による歳計譲与金の確定によりまして、1億2,360万3,000円を追加し、1億2,360万4,000円とするものでございます。 次に、歳出について御説明いたします。9ページでございます。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、18節の備品購入費でございますが、平成9年度から国保連におきまして、岩手県国保連総合情報処理システムを構築することになりまして、本年度においてはパソコン等の機器を整備することになりました。そのことによりまして80万を追加するものでございます。 2款の保険給付費、1項療養諸費、5目審査支払手数料は、退職被保険者等の診査件数の増加によりまして30万を追加いたしまして1,520万とするものでございます。 次に10ページをお開きをいただきます。 3款老人保健拠出金、1項老人保健拠出金、1目老人保健医療費拠出金ですが、平成9年度の老人保健拠出金の概算金が決定をいたしましたので1億3,198万4,000円を減額して8億5,332万3,000円としようとするものでございます。なお、この通知では7年度から9年度の2カ年間の医療費の予想伸び率が3.155%となっておりまして、当市における医療費の動向等から勘案すれば、平成11年度には大幅な精算、支出が生ずるのではないかと予想いたしておるところでございます。 2目老人保健事務費拠出金は決定通知により230万4,000円を減額して1,322万4,000円とするものであります。 3目老人
保健事業費拠出金は、決定通知により120万6,000円を減額して323万8,000円とするものでございます。 以上、補正予算の内容につきまして御説明いたしましたが、本件は去る11月27日に開催されました国民健康保険運営協議会で諮問のとおり答申いただいておるものでございます。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 議案第71号平成9年度花巻市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
○議長(
高橋浩君) 日程第6、議案第72号平成9年度花巻市
老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提出者から
提案理由の説明を求めます。 柳原
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(
柳原賢一君) ただいま上程いただきました議案第72号平成9年度花巻市
老人保健特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 本補正予算案は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,942万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億4,876万円にしようとするものでございます。 老人保健受給者は、毎年5%から5.3%ほどで増加をしているところでございます。9年度の医療費の伸びが当初見込額より増加する見込みになったこと、また、当初実行負担率、総医療費に占める一部負担金の割合でございますけれども、8.6%として積算をしたわけでございますが、一部負担金が改定されまして、施行されるのが4月1日から9月1日になったということ等によりまして実行負担率を修正をいたしたところでございます。医療費を積算しました結果、給付額が増加する見込みになったために補正しようとするものでございます。 医療費の給付額は当初予算額の6.2%増を見込んだわけでございますけれども、その増加する分の3億5,900万について、老人保健法に基づきまして支払基金交付金、国庫支出金及び一般会計からの繰入金の増額補正として、それぞれ計上いたしております。 また、審査支払手数料の単価の改定によりまして、支払い手数料が増加する見込みとなりましたので、増加する見込みの42万1,000円、この分につきましても増額補正として計上いたしておるものでございます。 それでは、事項別明細により説明をいたします。 最初に、歳出から説明を申し上げます。9ページをお開きをいただきます。 1款医療諸費、1項医療諸費、1目医療給付費、19節負担金補助及び交付金でありますが、補正予算額3億5,900万を追加し61億5,400万円とするものでございます。 同じく3目の審査支払手数料、13節委託料でございますが42万1,000円を追加し2,302万1,000円とするものでございます。 次に、歳入について御説明を申し上げます。6ページをお開きをいただきます。 1款1項支払基金交付金、1目医療費交付金、1節現年度分でありますが2億1,117万円を追加し、42億2,275万9,000円とするものでございます。医療給付費の増加分3億5,900万から諸収入、いわゆる第三者納付金の990万を差し引いた3億4,910万円のうちの法定分の2億1,117万円を計上したものでございます。 2目の審査支払手数料交付金でございますが、1節現年度分41万円を追加し2,421万8,000円とするものでございます。審査支払手数料の増加分42万1,000円のうち41万円を計上したというものでございます。 次に、2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目医療費負担金、1節現年度分でございますが、収入見込み増によりまして9,195万3,000円を追加し、13億3,604万3,000円とするものでございます。医療給付費の増加分3億5,900万から諸収入第三者納付金でございますが990万を差し引いた3億4,910万のうちの法定分の9,195万3,000円を計上したものでございます。 次に、7ページに入ります。 3款県支出金、1項1目県負担金、1節現年度分ですが、収入見込増によりまして2,298万8,000円を追加し、3億2,655万1,000円とするものでございます。医療給付費の増加分3億5,900万から諸収入分を差し引いた3億4,910万のうちの法定分の2,298万8,000円を計上したものでございます。 次に、4款繰入金でございますが、1項1目1節の一般会計繰入金でございます。2,300万を追加し、3億2,568万4,000円とするものでございます。 医療給付費の増加分3億5,900万から諸収入分を差し引いた3億4,910万のうちの法定分としまして2,298万9,000円と、審査支払手数料の42万1,000円のうちの1万1,000円、市国保調整分ということになりますが、この金額を計上したものでございます。 次に8ページをお開きをいただきたいと思います。 6款の諸収入でございますが、雑入、1目第三者納付金、1節の第三者納付金でございますが、990万円を追加し1,050万とするものでございます。これは交通事故の損害賠償金等の第三者納付金が見込まれるということになりましたので、計上いたしたものでございます。 どうぞよろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 議案第72号平成9年度花巻市
老人保健特別会計補正予算(第2号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
○議長(
高橋浩君) 日程第7、議案第73号平成9年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提出者から
提案理由の説明を求めます。 平賀
建設部長。
◎
建設部長(平賀巖君) 議案第73号平成9年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。 今回の補正は、今年度の下水道整備事業の執行状況から、事業費の組み替えを中心に歳入歳出予算の総額に215万円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億9,361万2,000円にしようとするものであります。 主な内容につきましては、事項別明細により御説明申し上げますので6ページをお開き願います。 初めに、歳入について御説明いたします。 1款分担金及び負担金、1項1目下水道施設費負担金についてでございますが、受益者負担金の増額により215万円を増額するものであります。 次に、歳出について御説明いたします。7ページをごらん願います。 1款下水道管理費についてでありますが、1項1目総務管理費でございますが、受益者負担金の一括納付者に対する報償金の増に対応するため215万円の支出増とするものであります。 次に、2款下
水道事業費について御説明いたします。 今年度の工事発注率は、既に90%を超えており、順調に推移しているところでありますが、今回の補正につきましては、全体の事業費は変えてございませんが、事業の執行状況から目及び節の費用の組み替えを行うとするものであります。 まず、2目の市街地整備事業費、13節委託料の2,200万円増は、早期発注による工事の平準化を図り、効率的な事業の推進に資するため、来年度整備予定地区で高度な技術を要する工事箇所の実施設計業務委託料を計上いたしました。15節工事請負費2,800万円を減額いたしましたが、道路工事の計画に合わせた整備箇所の見直し等によるものであります。 8ページをお開き願います。 22節、補償補填及び賠償金4,500万円の増でありますが、下水道の工事箇所が広範囲となってきており、狭隘な道路の工事や難工事箇所の増加等により、水道管やガス管の移設工事に係る補償費等の増額等によるものであります。 4目花巻温泉地区整備事業費についても同様でありますが、15節工事請負費については、上川原地内の市道への整備工事が減額したこと、また道路改良事業とあわせ予定した湯本第2地割の工事について、道路改良整備の進捗との調整により、今年度執行を見合わせたことによる減額でございます。 5目雨水排水施設整備事業費につきましては、15節工事請負費200万円、22節補償補填及び賠償金100万円をそれぞれ減額しておりますが、雨水幹線工事に関連する附帯工事費の一部関連補償費等を現場の状況により減じたものでございます。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 議案第73号平成9年度花巻市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
○議長(
高橋浩君) 日程第8、議案第74号平成9年度花巻市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提出者から
提案理由の説明を求めます。
佐藤産業部長。
◎
産業部長(
佐藤脩君) ただいま上程いただきました議案第74号平成9年度花巻市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明いたします。 今回の補正予算は本年10月1日より一部供用開始いたしました熊野地区農業集落排水事業の宅内排水設備工事普及促進のため実施されます小規模農業集落排水推進事業費県補助金の内定増による補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ449万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億2,305万3,000円としようとするものでございます。 以下につきましては、事項別明細書で御説明いたします。6ページをお開きください。 歳入でございます。3款1項県補助金につきましては、農業集落排水事業費県補助金224万7,000円の内定増でございます。 5款1項繰越金につきましては、前年度繰越金224万7,000円を事業繰り入れいたしたものてございます。 続きまして7ページをごらんください。歳出でございます。 1款1項1目農業集落排水整備費でございますが、これにつきましては小規模農業集落排水推進事業費補助金449万4,000円の補正でございます。 以上、概略でございますが、御説明にかえさせていただきます。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 議案第74号平成9年度花巻市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
○議長(
高橋浩君) 次に、日程第9、議案第75号平成8年度花巻市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第16議案第82号平成8年度
花巻都市計画事業東町桜木町
線用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの8件については、先例により
提案理由の説明を省略し、議長を除く全員の委員によって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、決算関係議案8件については、議長を除く全員の委員によって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決しました。 なお、ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選のための委員会を本会議終了後、直ちに委員会室において開きますので、御参集願います。
○議長(
高橋浩君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。 午後0時4分 散会...