大船渡市議会 > 2021-02-25 >
02月25日-02号

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  1. 大船渡市議会 2021-02-25
    02月25日-02号


    取得元: 大船渡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    令和 3年  第1回 定例会議事日程第2号令和3年2月25日(木)午前10時開議日程第1  議案第29号  令和2年度大船渡一般会計補正予算(第9号)を定めることについて日程第2  議案第30号  令和2年度大船渡介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)             を定めることについて日程第3  議案第31号  令和2年度大船渡後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を定めるこ             とについて日程第4  議案第32号  令和2年度大船渡国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)             を定めることについて日程第5  議案第33号  令和2年度大船渡国民健康保険特別会計診療施設勘定補正予算(第3             号)を定めることについて日程第6  諮問第1号  人権擁護委員の推薦に関し意見を求めることについて日程第7  諮問第2号  人権擁護委員の推薦に関し意見を求めることについて日程第8  議案第2号  令和3年度大船渡一般会計予算を定めることについて日程第9  議案第3号  令和3年度大船渡魚市場事業特別会計予算を定めることについて日程第10  議案第4号  令和3年度大船渡介護保険特別会計予算介護サービス事業勘定)を定め             ることについて日程第11  議案第5号  令和3年度大船渡介護保険特別会計予算保険事業勘定)を定めることに             ついて日程第12  議案第6号  令和3年度大船渡後期高齢者医療特別会計予算を定めることについて日程第13  議案第7号  令和3年度大船渡国民健康保険特別会計予算事業勘定)を定めることに             ついて日程第14  議案第8号  令和3年度大船渡国民健康保険特別会計予算診療施設勘定)を定めるこ             とについて日程第15  議案第9号  令和3年度大船渡簡易水道事業会計予算を定めることについて日程第16  議案第10号  令和3年度大船渡下水道事業会計予算を定めることについて日程第17  議案第11号  令和3年度大船渡水道事業会計予算を定めることについて本日の会議に付した事件   ~議事日程第2号に同じ~出 席 議 員(18名)  議 長  三 浦   隆 君          副議長  船 野   章 君  1 番  佐 藤 優 子 君          2 番  渡 辺   徹 君  3 番  西 風 雅 史 君          4 番  菅 原   実 君  6 番  森     亨 君          7 番  東   堅 市 君  8 番  船 砥 英 久 君          9 番  小 松 龍 一 君  10番  今 野 善 信 君          11番  山 本 和 義 君  12番  伊 藤 力 也 君          13番  森     操 君  14番  平 山   仁 君          16番  滝 田 松 男 君  17番  紀 室 若 男 君          18番  熊 谷 昭 浩 君欠 席 議 員(1 名)  5 番  金 子 正 勝 君説明のため出席した者  市     長  戸 田 公 明 君      副  市  長  志 田   努 君  教  育  長  小 松 伸 也 君      災 害 復興局長  佐々木 義 久 君  企 画 政策部長  武 田 英 和 君      総 務 部 長  田 中 聖 一 君  協働まちづくり  新 沼   徹 君      生 活 福祉部長  金 野 高 之 君  部     長  商 工 港湾部長  近 江   学 君      観 光 推進室長  千 葉   譲 君  農 林 水産部長  鈴 木 満 広 君      都 市 整備部長  阿 部 博 基 君  水 道 事業所長  大 浦 公 友 君      教 育 次 長  遠 藤 和 枝 君  復 興 政策課長  金 野 久 志 君      企 画 調整課長  伊 藤 喜久雄 君  総 務 課 長  江 刺 雄 輝 君      財 政 課 長  佐 藤 雅 俊 君  税 務 課 長  佐 藤 力 也 君      生 涯 学習課長  熊 谷 善 男 君  市民文化会館長  金 野 優 子 君      市 民 環境課長  下 田 牧 子 君  国 保 年金課長  三 上   護 君      長 寿 社会課長  佐々木 義 和 君  健 康 推進課長  佐 藤 かおり 君      水 産 課 長  今 野 勝 則 君  建 設 課 長  金 野 尚 一 君      学 校 教育課長  佐 藤   真 君事務局職員出席者  事 務 局 長  鎌 田 征 喜 君      局 長 補 佐  山 下 浩 幸 君  議 事 係 長  新 沼 圭史郎 君    午前10時00分 開   議 ○議長(三浦隆君) おはようございます。定刻になりましたので、会議を開会いたします。  本日の出席議員は18名であります。  欠席の通告は、5番、金子正勝君であります。  それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第2号により、これを進めることにいたします。  なお、質疑につきましては申合せのとおり一問一答方式といたしますので、御了承願います。  また、質問項目が複数の場合、あらかじめその項目を述べた上で行うようお願いいたします。 △日程第1 議案第29号 令和2年度大船渡一般会計補正予算(第9号)を定めることについての審議決定 ○議長(三浦隆君) それでは、日程第1、議案第29号、令和2年度大船渡一般会計補正予算(第9号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) おはようございます。それでは、補正予算の質問をしたいと思います。1点御質問をいたします。  説明資料の冒頭の新型コロナウイルス感染症対策に係る支援の第8弾について伺いたいと思います。予算書では8ページの第3表、債務負担行為補正地域消費喚起促進業務委託料について伺いたいと思います。第8弾ということで、本当にコロナ感染コロナ禍という時期が長期化しておりまして、大変に皆さん事業者の方々も苦慮している中で、今回のふるさと振興券をまた1世帯につき1万円程度支給するという部分は、タイミング的な部分といいますか、またこれからの長期化を考えてみますと、独自策は本当に必要だなというふうに思っている中で、前回、昨年の9月、10月ですか、ふるさと振興券を各世帯にお配りをして、大体98%の換金率ということでありまして、大体皆さんは使われて、それなりに支援になったなというふうに思っております。  今回のまずはそのタイミング、具体的にいわゆる1回目の独自策ふるさと振興券事業をどう評価をされて、そして今のタイミングという部分の判断をどうされたのかという部分を伺いたいなというふうに思います。 ○議長(三浦隆君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長近江学君) 私からお答えいたします。  第1回目のふるさと振興券につきましては、9月の中旬から12月いっぱいまで実施させていただきまして、配布したのが、対象がそのときは1万4,921世帯でございまして、発行したのが1億4,921万円、そのうち1月末現在で換金となっておりますのが1億4,407万3,000円でございまして、換金率としましては96.6%となってございます。当初は2月いっぱいで換金終了する予定でしたけれども、コロナが市内で多発といいますか、感染が広がった関係で、ちょっと換金の状況がはかばかしくないということで、換金につきましては3月19日まで延ばしたところでございます。  ふるさと振興券事業者さんからの評価といたしましては、ふだんいらっしゃらないようなお客さんに来ていただいたということで、お店側のほうでも好評をいただいたということを商工会議所から伺っております。それは大店舗を外させていただきましたので、ふだんですと大店舗のほうに8割方は行ってしまうということなのですけれども、今回は大店舗さんには御遠慮いただきましたので、その分地元商店街のほうにお客様に行っていただきまして、大変好評だということで伺っております。  それで、今回の実施ですけれども、今回は2月1日現在に住民票がある世帯主の方にお渡ししますし、あとそれのほかにも、2月2日から3月いっぱいまで、異動といいますか、転入してきた世帯の世帯主さんにもお渡ししたいと考えております。  時期的には、できれば早ければ早いほど効果は出ると思うのですけれども、商工会議所さんのほうでも、総会とか、あと申告受付とか、そういう物理的な状況もございましたので、それでも3月いっぱいに、印刷が1か月ほどかかるということですので、3月中に印刷していただきまして、それが終わり次第、4月の中旬までには全世帯に配るようにお願いするということで進めているところでございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) ありがとうございます。いわゆるこれからまだまだコロナ禍、この時代というのは続くわけでありまして、そうした中で、国、県、市ということで面的な支援をしながら、させながら、どうにか今の状態、維持発展をさせなければならないという部分でありますが、経済がですよ。  そうした中で、今部長のほうからお話があった、市としての評価をして、このタイミングという部分で、今いわゆる商工会議所に委託をして、商工会議所からのヒアリングといいますか、話を聞いて好評だということで、このタイミングで今回計上するということであります。市としてのいわゆる市内経済の状況、そしてふるさと振興券皆さんにお渡しをして、それを使っていただいて、どう事業者さんがやはり動いたのかという部分を、いわゆる商工会議所のいろんな意見をもらいながら、市としてもいわゆる独自策あるいは面的な状況を評価しながら次の施策を打つ、そういったことをしていく必要があるというふうに思いますが、市としての評価の仕方といいますか、それをどう評価したのか、そこの点を伺いたいなというふうに思います。 ○議長(三浦隆君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長近江学君) 評価につきましては、数字的なものは出てはございませんけれども、まずあくまで商工会議所さんのほうで聴取といいますか、商店街の方から伺った肌感覚というのですか、そういう内容的なものだけの評価になっております。  ただ、前回は来るお客様商店街さんのほうでただ待っているという形でしたけれども、今回は商店街さんのほうで何か独自にキャンペーンを張るとか、集客のための仕掛けをしたいというような積極的な声も聞こえてきたということですので、まず市内の経済を回す、その意識づくりには役立っているのではないかなと考えております。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 市長。 ◎市長(戸田公明君) 補足させていただきます。  昨年は、春先から年末にかけまして、6次、7次までの経済支援策生活支援策を取ってまいりました。その当時私が考えておりましたのは、これは去年は去年でやるのだと。だけれども、年明け後も、これはワクチン接種が春先から始まるようだ、ワクチン接種が終わるまでは相当時間がかかりそうだとなると、去年は去年でやった、それからそれのまた第2弾を今年は今年で状況に応じて手を打っていかなくてはならない、そういうふうに考えていたところであります。  第2弾目のまず最初のまた一歩としてこれをやったと、これをやらせていただきたいと、そういう思いで市議会のほうに提案させていただいているわけですけれども、市内の経済界のほうからも、去年やった1万円の全世帯配布は、これは非常に評判がよかったと。しかも中小のお店のほうにもお客さんがたくさん来てくれたということで、評判がよかったということで、これをもう一度実行していただきたいという強い声もあったことであります。  ということで、今年に入ってからのまた大きな支援の一つの端緒だというふうに考えていただきたいと思います。これで終わりとは到底考えることはできないわけであります。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) ありがとうございます。部長、市長の言うことも、私も同じ考えで、今の状況を見れば、本当に財源を見ながら、支援策をどんどん、どんどん打っていかなければならないのは同じなのですが、しかしながら長期化をするということで、その中で面的な支援の状況を見ながら、支援を効率的に厳しい財源の中で抽出をして、そこに手当てをすると、そういった取組が続くというふうに思うのです。  だから、基本的にきっちりと数字的な評価というのは難しいかもしれませんけれども、ただ例えば東海さんの記事でも、多分振興券を利用できる加盟店が386店舗だったと。その中で、大体240事業所には振興券がそういった部分で、買物に行って回ったのではないかという部分の、そういった数字も出ていますけれども、そうすると例えば引いた140事業所といいますか、店舗はどういった状況だったのかという部分も、ある面ではそういった具体的な部分もヒアリングをかけて、そうするともうちょっとこういった手当ての仕方、支援の仕方という考え方も出てくると思うのです。いわゆる第1弾を打ったから、来年度になってまた第2弾を打つという、そういった考え方も一つやりながら、ある面では具体的な評価もかけながら、そして厳しい財源をここに充てましょうといった考え方をしていかないと、お互いにもたなくなってくると思うのです。  今回も、果たして1万円の振興券で、本当に今の厳しい状況をどうにか、手当てが効率的に皆さん支援が届いたのかというのも見ていかなければならないと思うのです。出しました、あとはどうにかなるでしょうではなくて、そういった部分で、本当にそういった部分はこれから重要な支援の仕方だというふうに思うのですが、今話しました、果たして今回、もっともっと、今大船渡コロナが拡大をして、大変厳しい自粛制限をしておりますが、果たして1万の振興券でよかったのか、その部分の1世帯1万という判断というのはどういった判断をしたのですか。例えばここは財源を見ながら、2万で行くぞという話も私はあるべきだというふうに思ったところなのですけれども、その点はどうでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(三浦隆君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長近江学君) ありがとうございます。今回も前回と同じく1万円としましたのは、もう一度という考えの下で行いましたし、金額の変更というのももちろん考えたのですけれども、今回は同額で1万円でやるということに結論づけたところでございます。  それで、議員さんがおっしゃるとおり、確かに1万円、これは事業所支援として行っているものですので、本来は全部の事業所さんに行かないといけないものだと思います。ただ、実際的には全部に行ったわけではございませんので、その点につきましては、改めて商工会議所さんと詰めていかないといけないと思います。分析もしていかないといけないと思います。  それで、まだ結果は出ていないのですけれども、商工会議所のほうでアンケートを取っておりまして、それがまだまとまっておりませんけれども、やっぱり声の一つとしては、春先に行ったような給付金的なものであれば、確実に事業所さん、売上げの落ちた事業所さんには行きますので、そういう声もあるということは伺っております。  その点も含めまして、今後の支援策につきましては、市長も話しましたけれども、今回はまず2巡目の最初の一手ということで御理解いただきまして、今後は状況を見ながら、適時適切に支援策を講じてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) よろしくお願いします。そうでないと、本当にこれからの、何回も言いますけれども、面的な支援体制というのはなかなか取れない。我々もこういった議案が、予算が計上されますと、それは今厳しいのですから、行け行けという部分でありますが、しかしながら財源はどんどん、どんどん厳しくなってくると。事業も厳しくなってくる。その中で、いわゆる効果的な支援体制を、支援を行っていかなければならない。  そのためにはきっちりと評価をして、そしてその中で支援をするという部分がぜひとも重要でありますし、そして今まさに厳しい、一番厳しい、もうちょっとたてば本当に底になりますけれども、今が本当に厳しいので、そういった中で、市のほうも直接事業者さんに会っていろんなお話を聞くとか、そういった部分をしながら評価をして、そして本当に意義ある支援策にしていただきたいなというふうに思いますので、ぜひともよろしくお願いしまして、質問を終わります。 ○議長(三浦隆君) 商工港湾部長
    商工港湾部長近江学君) ありがとうございます。商工会議所等とも、その他団体とも協議を深めまして、連携を図りながら、適時適切というのは言葉にすれば簡単ですけれども、いずれ皆さんの声を聞きながら、本当に役に立つような支援策を講じてまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 6番、森亨君。 ◆6番(森亨君) 私からは1点です。ご説明をお願いしたいと思います。  予算書の35ページ、衛生費の中に12番委託料ということでありますけれども、その中の4番目、コールセンターに2,200万ですか、予算が組み込まれていますけれども、このコールセンターにつきまして少し詳しく教えていただきたいなと、詳細を教えていただきたいなと思います。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) コールセンターに計上いたしております2,200万円についてお答えいたします。  コールセンターにつきましては、当市といたしましては、集団接種において予約を受け付けることを主な目的として設置する予定でございます。民間委託する予定でございまして、今のところはいろいろ見積りも徴している状況でございますが、いろいろな業者さんからの交渉等もありまして、それらの見積りを参考にさせていただいて計上した金額になってございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 6番、森亨君。 ◆6番(森亨君) (続) 接種に関しての予約受付ということで、時期的にはいつ頃をお考えでしょうか。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) 今のところは、3月下旬頃には、高齢者接種から市のほうで予約を受け付けることになりますので、今日の報道等にもありますが、実際には高齢者の接種が4月12日からということで国のほうで具体的な日にちを示されたところでございますが、本格的な接種の開始は、4月26日の週からワクチンを配付するというようなお話もございますので、3月の下旬頃にはコールセンターを設置したいというところで今鋭意進めているところでございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 6番、森亨君。 ◆6番(森亨君) (続) 3月の末頃ということで、時期的には、そういった報道機関の4月からの高齢者ということも含み、あと県か保健所からの要請というか、そういった部分もあってのあれなのですか。それとも市独自で進めるような、コールセンターというのはどのような、そういった流れなのかお聞きします。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) コールセンター等の設置につきましては、市民からの相談を受け付けるものとか、予約を受け付けるものとかというあたりで、コールセンターの設置を想定されるということで、国のほうから示されておりまして、それにつきましては市町村独自で設置するという、方法はいろいろ市町村独自で考えて設置するということで示されておりまして、当市においては、コールセンターを委託して集団接種の予約を受け付けるというふうに今のところは考えているところでございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 6番、森亨君。 ◆6番(森亨君) (続) コールセンター民間業者ということで委託をするということですけれども、1社とか2社、3社、質問というか、そういう電話対応等によってはいろいろなお話が、質問やら苦情というか、予約に関してのこととか、様々地域性あるいは年代別、いろいろ電話等の対応が必要だと思うのですけれども、1社とか、2社とか、例えば1社限定とか、いろいろ考え方、捉え方があると思うのですけれども、その辺についてお願いします。 ○議長(三浦隆君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長金野高之君) 私からお答えいたします。  コールセンター考え方につきましては、議員御指摘のとおり、様々な地域の実情ですとか、いろんな御相談に対応しなければいけないという状況がございますので、現段階で詳細までを決めて予算計上をするというところまでは至っていないところでございます。あくまでも概算で申し訳ないのですが、そういう概算で金額は計上させていただいておりまして、仕様の詳細につきましては、どのようなことがあるのか、基本的なコールセンターの位置づけといたしましては、一般的な相談ですとか、もちろん集団接種電話予約というところが大きなところでございますけれども、どのような形態でコールセンターを設置すべきかということは、今後詳しく詰めていかなければいけないものというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 6番、森亨君。 ◆6番(森亨君) (続) 分かりました。いずれ報道でも4月12日でしたか、高齢者が始まる接種の関係、いろいろ様々報道あるいは新聞等で出ております。そういった話が出れば、市民の人たちも茶飲み話やら、計画的に接種が始まるのだ、では接種はどのようになるのだろう、いろいろな話が出てくると思うのです。そういった中で私が心配するのは、独り歩きして、いろいろな話が重複したり錯綜したりするのが一番役所にとっても、私たちも、私たちにもいろいろお話が来るのですけれども、いろいろな話が混じって、どこがどうなのか、混乱を招くのではないかと、それを危惧しております。  今申告の時期だ、コロナ拡大感染予防ということで、特別期間、本当に役所の皆さんが大変な時期ではないかなと私なんかは思うのです。一人の職員さん、あるいはコロナで大変な部分、様々な情報、申告あるいは接種、そして接種の予約、予約のコールセンターがいろいろな話をお聞きしなければいけないのが、市民から直接役所に問合せ、あるいはそういった団体に問合せ、窓口一本化という流れの中で、そういったところでばらばら、ばらばら、大変混乱していくのではないかと私なんかは思うのです。  その辺の優先順位というのもしっかりとして、今考えている、今相談中、決めることは、いろいろ様々大変な時期でしょうから、かかるのも分かるのですけれども、早め早めの対応というのも必要だなと思いますので、ぜひ地域性、あるいはそういったタイミング、いろいろ相談しながら、そういった民間のプロの業者とも相談しながら決めていくものだと思うのですけれども、ぜひスピーディーな対応、透明性あと情報公開ですね。こういうコールセンターを設けましたというのを報道なりラジオ、いろいろな様々な形でのしっかりとした改善のほうをよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(三浦隆君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長金野高之君) ありがとうございます。議員さんおっしゃいますとおり、いろんな情報が毎日メディアで飛び交っておりまして、市民の方々もいろんな情報が頭の中に入ってきていると思いますけれども、そして詳しい情報というのがどんどん、どんどん変わっていくような状態になってきております。私どもといたしましても、適時適切な時期に、市民の方々が混乱しないような情報の提供の仕方に努めまして、混乱のないように速やかにワクチン接種が進められるように努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 6番、森亨君。 ◆6番(森亨君) (続) 最後になりますけれども、最後に1点だけ。接種1回目ということで、2回、3回となるときに、コールセンターの位置づけというのは今後どのようになっていくのか、最後にそれだけお聞きして終わります。 ○議長(三浦隆君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長金野高之君) 現段階では、ワクチン接種は2回やるということが原則になっておりますので、それぞれ接種していただくときに予約をしていただくということが基本的な流れになっております。ただ、国のほうではまだ確たるものがないから、1回接種ということはあり得ないのだということを言っておりますけれども、もしくは可能性として例えば1回接種ということもあるのであれば、1回予約を入れていただくということになるかもしれませんし、その辺のコールセンターの在り方ということも詳しく集まっていないような状況にございますので、その辺は御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 13番、森操君。 ◆13番(森操君) 3点ほどお伺いをいたします。説明資料の、まず1点目が6ページの繰入金について1点。あと同じく説明資料の8ページの土木費の中で、猿石線の道路改良工事が5,000万円ほど減になっています。この点です。あと同じページで、教育費の末崎中学校空調設備の5,200万、この3点についてお伺いをいたします。  まず、歳入のほうの繰入金なのですけれども、ざっと6ページを見ると、東日本大震災の震災復興交付金の基金繰入金で14億円、かなり大きいのですけれども。これとあと財調のほうでマイナス13億円と、ここでツーペイしているかなというふうに思うのですけれども、この額が大きいので、まずは大震災のほうの基金繰入金の14億円の、概略で結構ですので、額が大きいので、ざっと御説明をお願いします。 ○議長(三浦隆君) 復興政策課長。 ◎復興政策課長(金野久志君) 私のほうからは、東日本大震災の復興交付金繰入金について御説明いたします。  今回14億というちょっと大きな金額にはなっておりますが、これは復興交付金制度が今年度で終わるということで、年度末で基金を空にする、ゼロにするという作業を行っているところでございます。それでもって14億という数字になるわけですが、省庁別になりますけれども、国土交通省分で13億、それから文部科学省分で3,000万、農林水産省分で5,000万、それからこれが環境省分で5,000万というような形で、総額が14億というふうな数字になるところでございます。  私からは以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 13番、森操君。 ◆13番(森操君) (続) 分かりました。さすがに国土交通のほうの工事のほうのあれが大きいのだなというところで、今、年度末で締めるに当たってゼロにしていくという形ですので、納得がいきました。  これと、今まで財調で補充していた予算上のところを、財調に13億円、これを返すということになるのかな、マイナスだから。この辺りの13億円の内容をお伺いいたします。 ○議長(三浦隆君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 財政調整基金につきましては、議員お話しのとおり財源調整の意味合いが濃いわけでございますけれども、その中で一番大きな理由といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策交付金をこれまで歳入として計上しないで一般財源でずっと対応してまいりましたので、その予算を今回歳入として組んだことによりまして、その分を財政調整基金に戻すというような処理を今回したものでございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 13番、森操君。 ◆13番(森操君) (続) 聞いてよかったなと。ここの大震災のほうの交付金の基金のツーペイというか、あれかなというふうに、この数字だけ見て思っておったのですけれども、今までコロナで一般財源をやっていて、それの振替という部分ということですね。了解しました。分かりました。  あと8ページに移らせていただきまして、土木費の猿石線の道路改良工事費が5,000万ほど、要するに減になっておるのですけれども、この辺り、予算より5,000万はかなり大きいですけれども、その工事の内容も含めて御説明いただければと思います。 ○議長(三浦隆君) 建設課長。 ◎建設課長(金野尚一君) お答えいたします。  猿石線については、昨年度からの繰越し、そして現年度において工事を進めております。おかげさまで、地権者様からの御協力も得て、順調に工事は進めておりましたが、ほぼ全線にわたって、水道あるいは下水道、これの布設もあって、工程の調整によって、今年度分については繰越しせざるを得ない状態になってございます。ただし、工事としては順調には進んでいる。  工事費については、地盤改良等の必要性は当初認識があったのですけれども、それが不要になったこと、そして先ほど言った水道、下水道と合併入札を行うことで経費の削減ができたこと、これらによって工事費がほぼ確定しましたので、その分を減額させていただいたといった次第でございます。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 13番、森操君。 ◆13番(森操君) (続) 水道と下水道を一緒に見積りを取って、要するに安くしたというふうに取って、本当に行政の知恵かなというふうに思います。  あと末崎中学校の空調について、5,200万。いきさつ的には、合併の予定が延期になったというところで、今現在の、特に夏場が、ほとんどの小中学校はエアコンが入っているのだけれども、末崎中だけやっていなかったというところで多分入れていたと思うのですけれども、当初国のほうの予算では、記憶でちょっとあれすると、財源的に国の予算からの部分が多いと思うのですけれども、これを要するに合併でやった場合、5年だったかな、いう部分だと、要するに国に返還しなければいけないというふうな記憶があるのですけれども、この財源というのは、市債というか、いう部分で当面は賄うと思うのですけれども、いずれ国から出るという認識であるのだけれども、こういう異例の延期になってつけざるを得ないと。  また、末崎中が合併の方向性に行って合併した場合は、設備投資した末崎中学校の設備分は、要するになくなってしまうわけですから、そこの部分は返してねというふうに、国のほうで、そういうふうな認識をしているのですけれども、そこ辺りの経緯を説明いただければと思います。 ○議長(三浦隆君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤和枝君) 末崎中学校の空調設備につきましては、議員おっしゃるとおり夏場の生徒の環境の改善ということで、今回補正予算として計上させていただきました。今回の補正予算の理由といたしましては、国の補正を受けまして、起債を起こした場合の交付税の充当率が50%ということで、有利な財源が見込めるために、今回3月補正に計上させていただきました。  また、今後末崎中学校と大船渡中学校の統合ということも見込まれるわけですけれども、この点に関しましては国のほうに確認いたしまして、学校統合によって校舎を使えなくなった場合は、今回の財源については国に対して返金はしなくていいということで、今回措置したところでございます。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 13番、森操君。 ◆13番(森操君) (続) この50%の国の財源は返さなくていいということですね。この辺りの確認を、認識では返さなければいけないという認識でしたので、よかったですねということで、以上、質問を終わらせていただきます。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) 多岐にわたるのですが、まず補正予算説明資料の中の5ページになります。市税の減がありまして、その後に地方消費税交付金が増額になっていたり、環境割は車のやつでしょうけれども、この辺が減額になっていたりしているのですが、この辺をお尋ねします。 減収補填債の話をさせていただければありがたいと思いますし、それからあとは復興交付金の返還金についてお尋ねいたします。それと、一番市民の皆さんの興味も高いと思いますけれども、コロナワクチン接種体制につきまして、今回予算が計上されているわけでありますが、先ほどコールセンターの話がありましたけれども、この予算の中で、例えば全額国費でやるのでしょうけれども、一応接種の順番とか、接種会場とか、会場の運営について教えていただければありがたいと思っています。  最初の減収補填債の話なのですけれども、市税が6,000万減収になりまして、その分減収補填債で6,000万計上しているわけなのですけれども、法人税等が減少したので、今回は減収補填債で全額になるのかどうか、まずそこをちょっと教えていただけますか。市税の減収分を減収補填債全額で補填するのかどうか。 ○議長(三浦隆君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) まず、減収補填債の積算の根拠でございますけれども、制度的に市民税の法人税割と利子割交付金、法人事業税交付金の減額分に補填されるものでございます。事務手続としては、春先に今年度分の基準財政需要額、経費、あと基準財政収入額、税収を試算して、国にこの間でもらう交付税を請求することになっておりますが、基準財政収入額が減額になった部分について、年度末に精算するという制度でございまして、たまたま今回の補正で、市民税も6,000万落ちていて、6,000万借りるというような予算になっておりますので、ちょっと混乱を来しますが、実際は法人税割の減少分4,000万と市町村たばこ税交付金の2,000万、これが合わせて6,000万の借入れが可能となったという制度でございます。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。いずれ減収補填債については、今年度、令和2年度でコロナの影響が恐らくあって市税が減少したと。それについて、今年の特別の減収、今年だけなのかちょっと教えてもらっていいですか。 ○議長(三浦隆君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 減収補填債の制度は、毎年制度としてはある制度なのですけれども、たまたま法人市民税の積算の根拠が前年度の収入額を基礎としておりますので、その前年度の収入額まで満たなかったという事例がここ25年ほどなかったのですけれども、今回多分コロナの影響だと思うのですけれども、このぐらい減収が見込まれるということで借入れするものでございます。減収補填債は、例年各市、積算しても数字が出てこないのですけれども、今年に関しては県内でもほとんどの市町村がこれに手を挙げておりますので、コロナの影響かなというふうには考えてございます。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) ありがとうございます。いずれコロナの影響で、通常であれば、例えば市税が減少した分は普通交付税で措置されるということでありましょうけれども、この減収補填債については、そうしますと次年度の、令和3年度の予算書を私は見ていませんけれども、基準財政需要額に組み込まれるというふうに解釈して、それが4,000万分は全額というふうに解釈してよろしいでしょうか。 ○議長(三浦隆君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) お話しのとおり、これは交付税に代わるものでございますので、次年度以降、75%分が交付税措置されて交付されるものでございます。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。  そして、復興交付金の返還金に移ります。14億、今回返還をしなければならないのですけれども、私の解釈では、令和2年度、要は今年以降の執行予定分を除いた額を返還するというふうに思っていたのですが、先ほど基金を空にしなければならないという話がありましたが、その辺をちょっと教えてもらえますか。 ○議長(三浦隆君) 復興政策課長。 ◎復興政策課長(金野久志君) それでは、私のほうからお答えいたします。  復興交付金基金は、先ほどもお話ししたとおり今年度末でゼロにするというふうなことになっております。来年度以降に繰り越す事業につきましては、予算はもう既に今年度予算から来年度に繰り越すという形で復興交付金だったものを使うと。来年度事業につきましては、その事業の終了後、残余分は国にお返しするというような手順となっております。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。ということは、いずれ今年度の繰越し分以外は、復興事業の予算はまずなしというふうに捉えていいですか。 ○議長(三浦隆君) 復興政策課長。 ◎復興政策課長(金野久志君) 復興交付金事業につきましては、お話しのとおりでございます。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。あとは、一般質問で似たようなことを質問しますので、そのときに議論します。  次に移ります。新型コロナワクチンについて、接種費用として、予算書も含めて、1億幾らが載っていまして、1億6,000万ですか、接種対策費負担金というのがありました。先ほどは2,200万のコールセンターの話も聞かせていただきましたけれども、その中身について、分かる範囲でということになるのでしょうけれども、自治体のほうでワクチン接種の順番を、国が決めればいいのでしょうけれども、どういうわけだか自治体で判断してくださいということになっているのですが、順番というのは当市のほうでは明確に決まったものでしょうか。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) 接種の順番につきましては、国のほうで設定することになってございます。ただ、高齢者等につきましては、その中で柔軟に対応することは、市町村に任せられる範疇と認識してございます。  今先行して2月17日から医療従事者が始まっておりますが、その後市町村が直接実施いたします65歳以上の高齢者、それから高齢者施設等の従事者、基礎疾患を有する人というような形になっております。高齢者施設の従事者につきましては、その種類によっては65歳以上の接種者と併せてできることになってございますので、基礎疾患を有する方、それから60歳から64歳等々になりまして、最後はそれ以外の方というふうな形で順番が決まってございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 順番が決まっているということで分かりました。  先ほども6番議員の議論を聞いていまして、コールセンターでは電話の予約もあるのだという話もありましたし、一方で予算書のほうでは、接種予約券みたいなやつが計上されていましたけれども、基本的に市民の皆さん、最初に例えば65歳以上の方だったり、基礎疾患をお持ちの方だったり、この方々は御自宅で例えば案内が来るのを待っていればいいのでしょうか、それとも電話をしなければならないのでしょうか。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) 市のほうから、接種券と、それから予診票と、あとは詳しいリーフレット等を同封しまして、こちらのほうからお送りいたします。それを御覧になっていただいて、先ほどのコールセンターになるわけですけれども、コールセンターの設置につきましては、聞きたいことが皆さん接種券が届いてから、いろいろ聞きたいことがあって殺到するだろうということで、コールセンターはそれに合わせて設置するように今進めているところでございます。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。ありがとうございます。いずれ今日いろんな議論をさせていただきますけれども、順番が市のほうでは決まっているよと。それから、コールセンター接種何とか券というのがありまして、それが自宅のほうに、郵送なのか分からないのですけれども、発送されるのだと。順番を整然とお待ちくださいということだと思います。  基礎疾患のある方についても、例えば私はちょっと分かりませんが、基礎疾患というのは、例えば心臓に持病を抱えていたり、糖尿病があったり、それからちょっとふくよかな肥満と言われる方々も含めて多岐にわたるわけでありますけれども、この方々についても市のほうから予約の券が行くというふうに捉えていいですか。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) 基礎疾患を有する方の把握については、全国的に難しいところでございますので、想定といたしましては、高齢者等の接種が終わった後で一斉に接種券を発行いたしまして、郵送いたしまして、その中で手挙げといいますか、私は基礎疾患がありますということで予診票のほうにも記入していただく等で、優先的に接種をするような想定をしてございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。基礎疾患については難しいと思いますので、私はどうやっていいか分かりませんけれども、例えば過去に持病の経験があって、自己申告で、いろんなパターンもあるでしょうから、そこはどなたかが判断されてやるのでしょうから、大変でしょうけれども、頑張っていただければと思います。  接種をする会場について、例えば予算に計上されていると思うのですけれども、当市の場合だと、接種をする会場については、いろんな自治体では、例えば病院でやるパターンもありますし、体育館を使うパターンもありますし、診療所を使うパターンもありますし、高齢者施設、先ほどちょっと話題に出ましたけれども、高齢者施設を使う場合もありますけれども、当市の場合はどういったところを中心に接種されるのでしょうか。 ○議長(三浦隆君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長金野高之君) 議員おっしゃいますとおり、基本的には全国的に見て、報道でも御存じのとおり、医療機関でやる場合と、それから体育館のような会場を設けてやる場合と、パターンが2つあろうかと思います。どちらにいたしましても、お医者さん方が打つということは、それは変わらないわけですので、どこか体育館でやるという場合も、お医者さんに来ていただいて打っていただくというようなことになるわけでございます。  ですので、一番にそういった体制を組むに当たりましては、医師の方々がどう考えるのかというところが重要なところでございますので、現在そういった体制の在り方につきましては、気仙医師会等と調整を進めている段階ということでございます。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) そこも大変な作業だと思いますけれども、例えば会場にお医者さんが何人かつきまして、看護師さんがついて、どなたかがヒアリングしながら接種をするということで、例えば気仙医師会の方でありますと、病院については、例えば午前、午後お休みしたりしなければならないということもあるでしょうから、その辺は柔軟にというか、御議論していただいて対応していただければと思います。  例えば会場なのですけれども、もちろん接種に行って3密になることは避けなければなりませんけれども、その辺の対応と加えまして、例えば仮に市民体育館でワクチン接種をするとした場合に、いつからいつまでというのはなかなか読めない膨大な作業です。そうすると市民の皆さんの例えばスポーツ活動だったりが一部、仕方のないことではありますけれども、抑制される可能性がありますので、ある程度会場は早めに決めて、決まっているかもしれませんけれども、決めていただいて、市民の皆さんに、この期間はずっと借りておく必要が必然的に出てきてしまいますので、そこは早めに周知をするべきではないかなと思いますけれども、どうでしょうか。 ○議長(三浦隆君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長金野高之君) まさに議員さん御指摘のとおりでございます。やはり私どもといたしましても、早めにスケジュールなり接種の体制というものを確立させて、市民の皆様方に周知を図りたいというふうに考えておりますけれども、昨日、今日の報道にもありますとおり、スケジュール等がなかなか、国の供給体制等がなかなか定まらないというところがございまして、そこは非常に悩ましいところだと思っております。  いずれにいたしましても、例えば先ほど体育館という例を挙げられましたけれども、体育館を長期に押さえるということになりますと、やはりスポーツ活動に大きな影響を与えるということもございますので、なるべくそういった御迷惑は最小になるようにしながら、いろんな調整を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 期間が定まっていないので、致し方ないことだと思いますので、本当に大変な今年1年を要するような事業だと思いますので、頑張っていただければと思います。  それで、例えば会場に行きまして、報道ではワクチン接種が見えないと、早くやれと。大体決まっていくと、ワクチンの危険性なんていう話になるわけでありますけれども、何とかアレルギーとかと言いましたけれども、その方々の対応もしなければなりませんし、例えば高齢者の方々が高齢者施設にいて、65歳以上問わず柔軟にやるということでいいのでしょうけれども、実際にいろんな問診をしなければならないと。川崎だったかどこかでやったときに、非常に時間がかかった、どうのこうのと持病も聞かなければなりませんし、アレルギーの状態も聞かなければならない。予想以上に時間もかかったりするかもしれない。そのときに高齢者の、そこに自分で行っているので、もしかして大丈夫かもしれませんけれども、いろんな本人に代わる聞き取りも必要になる場合もあるかと思うのですけれども、その辺はどういうふうに考えて、もし答えられましたら。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) 高齢者の予診票につきましては、事前に配付して、御本人なり御家族に書いていただくということで想定してございます。最初は、予診票の様式が示されずに後からというようなお話が最初にあったので、それだと医療機関で接種にするにしても、集団でするにしても、かなり時間がかかるというところで、今般様式が示されまして、接種券と同封することができるというところで安堵しているところでございます。  高齢者の方は、かかりつけのお医者さんをお持ちの方が多いと思われますので、できるだけ個別接種のほうで受けていただく。そのほうが、ふだんその方のことをよく分かっていらっしゃる先生が接種するというところで、予診票の聞き取りもスムーズにいくかと思いますし、それで補完する形での集団接種というふうに考えてございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。今いいお話がありまして、集団でやる方もいらっしゃるし、場合によっては診療所なり、ほかのかかりつけの病院でやる場合もある可能性があるということで、分かりました。  それで、ワクチンに関しては、先ほどもちょっと報道の話もしましたけれども、最終的には個人の判断ということになると思うのですけれども、例えば最初の65歳以上の方で、そのときはワクチンをためらったけれども、後からちょっとやってみようかなという話になったときには、さっきの電話センターに連絡すればできるような体制を整えますか。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) コールセンターにつきましては、あくまで電話予約を中心にというふうに想定してございまして、接種したほうがいいのかどうか迷っているのだけれどもというような相談につきましては、健康推進課のほうで受ける想定で今進めてございます。  それで、もちろん皆さん、接種を迷われている方も大勢いらっしゃると思いますので、市の立場といたしましては、接種勧奨をしていくということでございまして、安心して受けられるような、あるいはリスクのこともよく把握して判断していただくような十分な情報提供を様々な手段を駆使して提供していくつもりでございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 電話予約についてもうちょっと、今分かっている範囲でもう一回聞きたいのですけれども、券が行って、券を発送して、そこには例えば何月何日にどこそこ会場に来てくださいと書いているのか、それとも券を持ったことで接種の権利をいただいて、自分で電話するのか、そこだけちょっと確認させていただいて、あとはなかなか決まっていない中でこういった質問をしてしまって恐縮なのですけれども、非常に大変なことだと思いますので、頑張ってやっていただきたいと思います。ここだけちょっとお願いいたします。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) 今想定してございますのは、郵送で接種券等をお送りいたします。その接種券が届きましたらば、その中に予約の方法を記載したリーフレット等を同封しまして、その中で御自分で予約することになるのですけれども、電話での予約以外にも、若い方なり御家族ですとか、ネット予約等も想定してございますので、方法といたしましては、電話のみならず、そういった形での予約を受け付ける予定でございます。  ただ、最初にやります65歳以上の高齢者につきましては、かかりつけの先生で個別接種をされる方が多いと想定されますので、その場合はそれぞれのかかりつけ医のほうに予約をするというふうな形を取る予定でございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) ここで10分間休憩いたします。    午前11時02分 休   憩    午前11時12分 再   開 ○議長(三浦隆君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  2番、渡辺徹君。 ◆2番(渡辺徹君) 私も先ほど来皆様方から質問が出ているワクチン接種関連費について、特にコールセンターのお話、質問をさせていただきます。まずそれが1点、コロナ関連が1点と、あと末崎中学校の空調設備事業についての2点、お伺いいたします。  まず1点目、コロナワクチン接種関連のコールセンターなのですけれども、先ほど来2,200万円の予算計上になっておりますけれども、こちらの期間の想定といいますか、今2月末で、3月が今年度のことで、補正予算が出ていますけれども、なかなかそれでは対応できないとは思いますけれども、どのぐらいの想定をしたことでこの2,200万円を計上しているのか、まずお伺いいたします。 ○議長(三浦隆君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長佐藤かおり君) コールセンターにつきましては、ワクチン接種の期間自体が国から示されてございますのが令和3年2月17日から令和4年2月28日までとなってございます。現在であれば最長でもその期間であろうと思っておりますが、コールセンターにつきましては電話予約を中心にということをお話しさせていただいておりますので、もし2回接種のままで実施することになれば、1回目の接種コールセンターのほうで受け付けて、2回目の接種については集団接種ですので、1回目を接種された日に「次はいつですよ」というふうな日時をお示しできたらなと思っておりますので、コールセンターの受付は1回目に限るというふうに想定してございます。  ですので、最長が令和4年2月28日までというふうにはなりますけれども、いずれ予約が終了するまでということですので、今のところは接種がいつまでかかるかというのがはっきり想定できませんので、一応その期間、1年ぐらいということで想定してございます。  以上です。
    ○議長(三浦隆君) 2番、渡辺徹君。 ◆2番(渡辺徹君) (続) そうすると、1回目の接種の期間だということで、最大で1年間くらいの話ですけれども、それで最大1年間で2,200万というふうに想定しているということでよろしいのでしょうか。 ○議長(三浦隆君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長金野高之君) コールセンターの設置期間もさることながら、コールセンターの在り方自体の詳細がまだ定まっていないところが多々ございますので、先ほど1回接種前提とは言いながら、予約の仕方についても、まだまだ議論の余地があるところでございます。ですので、先ほどの答弁の繰り返しになる部分はございますが、かなり予算の計上の仕方につきましては、様々なコールセンターの在り方を想定して、余裕を持った計上のさせ方をさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 2番、渡辺徹君。 ◆2番(渡辺徹君) (続) なかなかまだ分からないというか、いろいろ想定しているということで、大きく取っているということであれば、また詳細が決まり次第、ぜひ報告をお聞きしたいと思います。  また、接種の在り方、先ほどもお話が出ていましたけれども、65歳以上はかかりつけ医とか、そういった方々を多く想定しているというお話でしたけれども、例えば若い世代といいますか、それ以外の方々たちは、どちらかというと集団接種のほうをする、また2回目は集団接種のほうを想定しているということですけれども、そういった場所の選定、先ほど来お話が出ていましたけれども、例えば町内単位でやるのか、大船渡市1か所でやるのか、そういったところまではまだ、どうでしょう、決まっているかどうかを教えていただければ。 ○議長(三浦隆君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長金野高之君) その辺がまだ調整中のところでございます。あとは、集団接種がいいのか個別接種がいいのかというところにつきましては、先ほどかかりつけ医という話もございましたけれども、かかりつけ医をお持ちの方もいらっしゃいますし、特にお年寄りはそうでしょうけれども、若い方中心にかかりつけ医というまでにはなっていないような、そんな受診のされ方をしてる、ふだんからそういう受診のされ方をしている方もいらっしゃると思いますので、やはりどちらかというとお年寄りとすればかかりつけ医でやったほうが心強いのかなというふうな感じで認識は持っております。  いずれにいたしましても、コールセンターでしっかりと予約の対応ができるような、集団接種の場合はですけれども、そういった体制は組まなければいけないと思っていますし、そのときに地域性を考慮しなければいけないのかどうかということも、その見込みをこれから詰めながら、気仙医師会と現在調整を図っているところですので、その中で詳細が決まっていくものというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 2番、渡辺徹君。 ◆2番(渡辺徹君) (続) なかなかいろいろ方針がまだ定まっていない中でこういった質問をさせていただき恐縮です。1つ、当市というか、気仙医師会を中心にやると思うのですけれども、そちらの医師の負担がなるべくかからないようにぜひ対応していただきたいと思います。  それと次の質問に移ります。末崎中学校の空調設備の事業ですけれども、これも5,250万円の計上でございますが、こちらも3月末で今年度終えますけれども、スケジュール的なものだけちょっと1点、お教えいただけますでしょうか。 ○議長(三浦隆君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤真君) 現段階で3月に交付決定を受けて設計に着手し、夏休み頃の工事予定と考えております。  以上でございます。 ○議長(三浦隆君) 2番、渡辺徹君。 ◆2番(渡辺徹君) (続) 夏というのが、昨今いろいろ気象も大変変化しておりますので、早めに対応していただきたいなと思います。ぜひよろしくお願いします。  私からの質問は以上です。 ○議長(三浦隆君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) 私は、先ほど同僚議員もお話ししましたが、ふるさと振興券のことで確認したいことがありましたもので、この1点、短めにお話ししますので、的確な答弁をお願いしたいと思います。  先ほど同僚議員からもいろんなお話がございましたので、その中身につきましては、私もそのとおりだと思いまして、市長もこれで終わりではないのですよというような答弁も先ほどしておりましたので、まず第一歩、第二歩として、今回こういうことになったということでございます。そして、先ほど部長もお話ししていましたが、いろいろ裾野を広めて、いろんな方々に使っていただけますようにという、さっき言った商工業者さん等々含めてのようなお話も承っていますので、そのとおりだと私は思います。  1つここで確認したいのですけれども、それを含めてなのですけれども、1月31日現在で1万4,800世帯があるのです、要は。そして、今回事業費として1億7,000万ほどのことでということなのですけれども、これはもちろん当然ふるさと振興券の券を作るのですが、券の印刷というのも、これは商工会議所等に任せているということでよろしいのですか。 ○議長(三浦隆君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長近江学君) 印刷も含めましての事務の一切といいますか、そういうのは商工会議所のほうにお願いしておりまして、その分の事務費として、2,000万円ほどを予算として計上してございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) (続) そういうことでしょうね。私は、1つ確認したいことがあるのですが、商工会議所に2,000万ぐらいで、これは印刷をお願いしていると言うのでしょうけれども、先ほど部長もお話ししましたように、当然地域でいろんなことでやっぱり活用していかなければならないよということはごもっともな話だと思うのですけれども、これは商工会議所さんのほうで印刷会社さんのほうにお願いして印刷をしていただいているということの確認なのですけれども、そのとおりなのですね、これは。 ○議長(三浦隆君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長近江学君) そのとおりでございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) (続) これは、当然その詳細までは部長のほうでは把握はしていないわけですね。どちらのほうの業者に頼んで印刷物を印刷したのかとか、例えばそういうことは確認はしておりますか。 ○議長(三浦隆君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長近江学君) そこまでは確認してございません。 ○議長(三浦隆君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) (続) 部長、2,000万のお金を委託して商品券を作っていただくということであれば、きちっとやっぱり確認しなければならないことは当然だと思います。丸投げではいけないと思うのです。  先ほど部長がお話ししていたように、地域振興券ですから、あくまでもやはり大船渡市内の業者さんに頼むというのは、私は基本だと思うのですけれども、確認していなければ分からないでしょうから、私が確認したところでは、今回の印刷物は大船渡市内の業者に発注していないのです。何でこんなことになっているのか。気仙沼の業者に発注しているということで、確かめていただいて、こういうことがやっぱり、市長、あっては困ると思います。そういうふうなことで全部発注しているわけですから、これは極力、見積りが高いということとか、いろんな状況があるのであれば致し方ないかもしれませんが、一切お声もかかっていないような状況みたいなものですから、私はこれは知らないということでは済まされないと思いますので、その辺をちょっと御答弁をいただきたいと思います。 ○議長(三浦隆君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長近江学君) ふるさと振興券と申しますのは、金券でございまして、ただ印刷するということではなくて、その中に、私も詳しくはあれなのですけれども、コードを入れて、あと連番で入れたりとか、そういう特殊な技術が必要だと伺っておりますので、その点、もしかすると市内印刷業者でできないという判断が商工会議所のほうであったのかもしれませんけれども、詳細については確認はしてございませんので、その点を今後確認しまして対応していきたいと思います。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) (続) 大船渡市内の業者は何社かあるのですけれども、高度な機械で技術を持っている会社も間違いなくございますから、これは、要は。それも含めて、今回決まったことで、私もああだこうだとは言いたくはないのですけれども、先ほど市長が言われたように、これからいろんなことでやっぱり考えているということで、お金を出すのだということであれば、これは幾らなんでも、いろんな状況があっても、市のほうの業者にやっぱり見積りを出して、それで云々ということが私は普通だと思います。  そういうことも込みでこのお金が、1億7,000万というふうなお金が出ているわけですから、高度か高度ではないかは私もよく分かりませんが、その辺を確認して、やっぱり大船渡の業者にきちっとしたものを発注できるような体制をつくっていただくようなことをこれからしっかりとやっていただきたいと思うのですが、市長、御答弁ありましたらよろしくどうぞお願い申し上げます。 ○議長(三浦隆君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長近江学君) ありがとうございます。確かに市内で対応できるものは極力対応しなければいけませんし、その点は商工会議所のほうでも十分心得ていると考えておりますけれども、内容を確認しまして、できるだけ市内のほうに経済的に回せますように、検討を、対応を図っていきたいと思います。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) (続) これで終わりますが、商工会議所で心得ているのであればこういうことにはならないというのが普通ではないかなと思います、技術的なものは別にしまして。だから、そういうことも含めて密に、お金を出して委託するのであれば、委託の問題がこれからもいろんなことであるのだと思いますけれども、それをきちっとしてもらわないと、任せたからいいよということではやっぱりこれからは済まされないと思いますので、その辺をきちっと精査していただきながら進めていっていただきたいと思いますので、市長、何かありましたらコメントをお願い申し上げます。 ○議長(三浦隆君) 副市長。 ◎副市長(志田努君) 事あるごとに商工会議所と懇談する際には、市内企業を最優先にということを商工会議所からもおっしゃるし、我々もそういう考えでございますので、これまでもそうでありました。また、今後もそういうことは当然基本でありますので、十分商工会議所としてもそれは心得ての行動かと思います。  気仙沼の業者に発注したかどうかについては、まだ私自身は確認はしておりませんけれども、そこは事実を確認させていただいて、どういう原因があったのかと、どういうことでそういうことになったのかということは、担当課を通じて確認を取りながら、今後に生かしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(三浦隆君) 12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) 1点お聞きしたいと思います。細かくは2点になりますけれども、説明書の6ページの繰入金のまちづくり基金の繰入金であります。主に現状と今後というところの話で聞いていきたいと思います。  まずは、1点目の津波復興分ということで、東日本大震災以後、住宅再建に関わる通常の大きなメインとなる補助以外のところで、土地造成とか給水関係に津波復興分として補助金を出してきたというのが今までだと認識しております。現状のところですと、多分20億弱のところの残額があって、最近では津波復興分の性格のものと一つに、まちづくりのほうにもその色合いが出てきている。例えば気仙丸の修繕費なんかは、このまちづくり基金から出ているという現状がございます。  その中で、最初に津波復興分ですね、確認したいと思いますが、まずは今回7,700万の補正で減額ということになっておりますが、まずこの中身について確認したいと思います。 ○議長(三浦隆君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 津波基金の7,700万の減額の内訳でございますが、まず津波基金には2種類の基金が、通帳を分けて管理してございまして、一般分と住宅再建分に分けて管理してございます。一般分が今回の補正では6,257万円の減、住宅分が1,530万円の減ということでございます。まちづくりに使っている分がいわゆる一般分のほうでございまして、市民の住宅再建分に使っているほうが住宅分1,500万のほうということになります。  今回の一般分の減の主な要因は、中小企業被災資産復旧事業が2,000万円の減、千石船気仙丸利活用事業がやはり2,000万円の減ということで、この辺が減額の主な理由でございます。事業費の確定によるものでございます。 ○議長(三浦隆君) 12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) (続) それで、今回の補正で確認したいところは、まちづくり基金の津波復興分として、今回はそのような補正があったというところでありますが、先ほど来ちょっと議論がありましたのは、今回の10年目を迎える補正の中で、復興交付金関係が返還されたり、あるいは繰越し分が確定されて、次年度に持ち越されたりということで、いわば一つの線引き的な補正の色合いがあるわけであります。この中のまちづくり基金繰入金の津波復興分といえば、間違いなくこれは復興分でありますので、一つの区切りをつけるとすれば、ここの10年目が一つの区切りではないかなと感じるところでありますが、このまちづくり基金ですね、本来の目的で、津波復興に関わる住宅再建の細かいところの補填の意味合いからすれば、役割は大体10年目で終わるわけでありますが、今後につきまして、まずは津波復興分がどのような形になっていかれるのか、ここのところの考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(三浦隆君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 津波基金の一般分の考え方でございますけれども、まず平成24年1月に、岩手県から復興に使うためということで24億6,000万円ほどが交付されて、基金として積んだものでございます。その後、東日本大震災津波からの復旧、復興に向けた市町村の取組を支援するために交付されたものでございますので、当市といたしましては、被災者の支援対策でありますとか、起債対象とならない事業の一般財源分に充当してまいったところでございます。  結果、この24億円のほかに、23年度から災害見舞金などの浄財をお寄せいただいたものも合わせて積んでいるところでございまして、合計で原資は34億円になったものでございます。当基金からの繰入れは、9年間で約24億円繰り入れておりまして、令和2年度は今回の補正をもって4億ほどの繰入れになりますから、合わせて28億円ほどの繰入れ総額になります。  先ほど申しましたように、原資が34億円ですので、使ったのが28億円ということで、6億円ほどの年度末残高になる見込みでございます。この6億円につきましては、議員がお話しのとおり、今後のまちづくりに必要な部分、あるいは災害支援で国県の補助がなくなった部分等に主に活用してまいりたいと。あと公共用地の維持管理等もこれから多くなってまいりますので、被災跡地等の管理等にも充当してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○議長(三浦隆君) 12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) (続) 今のお話からすれば、1つ考えられると思ったのが、返還部分があるのではないかという考え方があったのですが、今の話からすれば返還分はなしとして、残金の6億円は先ほどのような使い方ができるというところでよろしいでしょうか。 ○議長(三浦隆君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 県から交付された24億円分につきましては、フルにこれまでで活用が終了したものでございまして、今残っている分につきましては、単独分として災害見舞金などの浄財を積み立てた分が残っているというふうな考え方に立っておりますので、返還を要しないものというふうに考えてございます。 ○議長(三浦隆君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第29号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(三浦隆君) 起立全員であります。  よって、議案第29号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第2 議案第30号 令和2年度大船渡介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)を定めることについての審議決定 ○議長(三浦隆君) 次に、日程第2、議案第30号、令和2年度大船渡介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第30号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(三浦隆君) 起立全員であります。  よって、議案第30号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第3 議案第31号 令和2年度大船渡後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を定めることについての審議決定 ○議長(三浦隆君) 次に、日程第3、議案第31号、令和2年度大船渡後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第31号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(三浦隆君) 起立全員であります。  よって、議案第31号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第4 議案第32号 令和2年度大船渡国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)を定めることについての審議決定 ○議長(三浦隆君) 次に、日程第4、議案第32号、令和2年度大船渡国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第32号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(三浦隆君) 起立全員であります。  よって、議案第32号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第5 議案第33号 令和2年度大船渡国民健康保険特別会計診療施設勘定補正予算(第3号)を定めることについての審議決定 ○議長(三浦隆君) 次に、日程第5、議案第33号、令和2年度大船渡国民健康保険特別会計診療施設勘定補正予算(第3号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第33号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(三浦隆君) 起立全員であります。  よって、議案第33号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第6 諮問第1号 人権擁護委員の推薦に関し意見を求めることについての審議決定 ○議長(三浦隆君) 次に、日程第6、諮問第1号、人権擁護委員の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  諮問第1号について、本案は原案のとおり適任と認めることに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(三浦隆君) 起立全員であります。  よって、諮問第1号は原案のとおり適任と認めることに決しました。 △日程第7 諮問第2号 人権擁護委員の推薦に関し意見を求めることについての審議決定 ○議長(三浦隆君) 次に、日程第7、諮問第2号、人権擁護委員の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  諮問第2号について、本案は原案のとおり適任と認めることに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(三浦隆君) 起立全員であります。  よって、諮問第2号は原案のとおり適任と認めることに決しました。 △日程第8 議案第2号 令和3年度大船渡一般会計予算を定めることについてから日程第17 議案第11号 令和3年度大船渡水道事業会計予算を定めることについてまでの委員会付託 ○議長(三浦隆君) 次に、日程第8、議案第2号、令和3年度大船渡一般会計予算を定めることについてから日程第17、議案第11号、令和3年度大船渡水道事業会計予算を定めることについてまで、以上10件であります。令和3年度予算10件につきましては、議長を除く全員で構成する予算審査特別委員会を設置して、これに付託の上審査することとし、併せて地方自治法第98条第1項の規定による議会の検査権を予算審査特別委員会に委任いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦隆君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第2号から議案第11号までの令和3年度予算10件は、議長を除く全員で構成する予算審査特別委員会を設置して、これに付託の上審査することとし、併せて地方自治法第98条第1項の規定による議会の検査権を予算審査特別委員会に委任することに決定いたしました。 ○議長(三浦隆君) 以上で本日の日程を終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  大変御苦労さまでした。    午前11時41分 散   会...