大船渡市議会 2020-03-19
03月19日-06号
令和 2年 第1回
定例会議事日程第6号令和2年3月19日(木)午前10時開議日程第1 議案第11号 大船渡市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例について日程第2 議案第12号 大船渡市
職員倫理条例について日程第3 議案第13号 大船渡市
下水道事業減債基金条例について日程第4 議案第14号 大船渡市
空家等対策の推進に関する条例について日程第5 議案第15号 大船渡市
監査委員条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第16号
大船渡市部設置条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第17号 大船渡市印鑑条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第18号 大船渡市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第19号 大船渡市
手数料条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第20号 大船渡市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準等を定める条 例の一部を改正する条例について日程第11 議案第21号 大船渡市子ども、妊産婦及び
重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正す る条例について日程第12 議案第22号 大船渡市
漁港管理条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第23号
地方卸売市場大船渡市
魚市場条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第24号
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第25号 道路法等の適用を受けない
公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する 条例について日程第16 議案第26号
大船渡市営住宅条例及び大船渡市
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条 例について日程第17 議案第27号
大船渡都市計画事業大船渡駅
周辺地区土地区画整理事業施行条例の一部を改 正する条例について日程第18 議案第28号 大船渡市
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例について日程第19 議案第29号 大船渡市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について日程第20 議案第30号 大船渡市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について日程第21 議案第31号 大船渡市
国民健康保険高額療養資金貸付基金条例を廃止する条例について日程第22 議案第32号 大船渡市
漁業集落排水事業基金条例を廃止する条例について日程第23 議案第33号 大船渡市
勤労青少年ホーム設置管理に関する条例を廃止する条例について日程第24 議案第34号
大船渡都市計画事業大船渡駅
周辺地区土地区画整理事業等業務委託変更協定 の締結に関し議決を求めることについて日程第25 議案第35号 大船渡市緑地広場の
指定管理者を指定することに関し議決を求めることにつ いて日程第26 議案第36号 大船渡市
防災集団移転住宅団地内集会所の
指定管理者を指定することに関し 議決を求めることについて日程第27 議案第37号 市道路線の廃止について日程第28 議案第38号 市道路線の認定について日程第29 議案第39号 辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画を定めることについて日程第30 議案第1号 令和2年度大船渡市
一般会計予算を定めることについて日程第31 議案第2号 令和2年度大船渡市
魚市場事業特別会計予算を定めることについて日程第32 議案第3号 令和2年度大船渡市
介護保険特別会計予算(
介護サービス事業勘定)を定め ることについて日程第33 議案第4号 令和2年度大船渡市
介護保険特別会計予算(
保険事業勘定)を定めることに ついて日程第34 議案第5号 令和2年度大船渡市
後期高齢者医療特別会計予算を定めることについて日程第35 議案第6号 令和2年度大船渡市
国民健康保険特別会計予算(事業勘定)を定めることに ついて日程第36 議案第7号 令和2年度大船渡市
国民健康保険特別会計予算(
診療施設勘定)を定めるこ とについて日程第37 議案第8号 令和2年度大船渡市
簡易水道事業会計予算を定めることについて日程第38 議案第9号 令和2年度大船渡市
下水道事業会計予算を定めることについて日程第39 議案第10号 令和2年度大船渡市
水道事業会計予算を定めることについて日程第40 報告第3号 田茂山
陸橋橋梁耐震補強工事の
請負変更契約の締結に関する専決処分につい て日程第41 議案第49号 大船渡市
公告式条例の一部を改正する条例について日程第42 議案第50号 大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市
旅費支給条例の一部 を改正する条例について日程第43 議案第51号 (仮称)
甫嶺復興交流推進センター整備工事の請負契約の締結に関し議決を 求めることについて日程第44 議案第52号 蛸ノ
浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その3)工事の
請負変更契約の締結に 関し議決を求めることについて日程第45 議案第53号 副市長の選任に関し同意を求めることについて日程第46 請願第1号 日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める請願日程第47 発議案第1号 日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書につい て日程第48
復興特別委員会 所管事務調査報告日程第49
簡易水道事業に関する
市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会 所管事務調 査報告本日の会議に付した
事件 ~議事日程第6号に同じ~出 席 議 員(18名) 議 長 熊 谷 昭 浩 君 副議長 紀 室 若 男 君 1 番 金 子 正 勝 君 2 番 森 亨 君 3 番 奥 山 行 正 君 4 番 東 堅 市 君 5 番 田 中 英 二 君 7 番 船 砥 英 久 君 8 番 小 松 龍 一 君 9 番 今 野 善 信 君 10番 渕 上 清 君 12番 森 操 君 13番 平 山 仁 君 14番 船 野 章 君 15番 滝 田 松 男 君 16番 三 浦 隆 君 17番 志 田 嘉 功 君 18番 畑 中 孝 博 君欠 席 議 員(0 名)説明のため出席した者 市 長 戸 田 公 明 君 副 市 長 髙 泰 久 君 統 括 監 志 田 努 君 教 育 長 小 松 伸 也 君 災 害 復興局長 佐々木 義 久 君 企 画 政策部長 新 沼 徹 君
市民協働準備室長 遠 藤 和 枝 君 総 務 部 長 田 中 聖 一 君 生 活 福祉部長 熊 澤 正 彦 君 観 光 推進室長 千 葉 譲 君 農 林 水産部長 鈴 木 満 広 君 都 市 整備部長 西 山 春 仁 君 教 育 次 長 金 野 高 之 君 水 道 事業所長 千 葉 洋 一 君
市街地整備課長 熊 谷 明 人 君 企 画 調整課長 伊 藤 喜久雄 君 総 務 課 長 江 刺 雄 輝 君 財 政 課 長 佐 藤 雅 俊 君 税 務 課 長 安 田 由紀男 君 三 陸 支 所 長 汐 谷 和 也 君 市 民 環境課長 下 田 牧 子 君 国 保 年金課長 佐 藤 信 一 君 商 工 課 長 小 松 哲 君 水 産 課 長 今 野 勝 則 君 建 設 課 長 阿 部 博 基 君 住 宅 公園課長 冨 澤 武 弥 君
下水道事業所長 佐々木 毅 君
簡易水道事業所 及 川 景 太 君 技 監 生 涯 学習課長 熊 谷 善 男 君
事務局職員出席者 事 務 局 長 金 野 好 伸 君 局 長 補 佐 山 下 浩 幸 君 議 事 係 長 新 沼 圭史郎 君 午前10時00分 開 議
○議長(
熊谷昭浩君) おはようございます。 定刻になりましたので、これより本日の会議を開会いたします。 本日の出席議員は18名であります。 日程に入るに先立ち、諸報告を行います。
当市監査委員から、令和元年度1月分の一般会計、特別会計、
歳計外現金、基金並びに
水道事業会計の
例月出納検査の結果について報告があり、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。 また、同じく監査委員から、大船渡市監査基準を策定した旨の通知があり、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。 次に、
産業建設常任委員会から活動報告があり、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。 以上で諸報告を終わります。 ここで当局から発言を求められておりますので、これを許します。市長。 (市長 戸田公明君登壇)
◎市長(戸田公明君) それでは、私から
新型コロナウイルス感染症対策について御報告申し上げます。 昨日18日に、大船渡市
新型コロナウイルス感染症対策本部の第5回会議を開催し、感染者との接触機会を減らす観点から措置しておりました
市主催行事を原則的に中止または延期及び
市公共施設の原則休館につきましては、3月19日までとしていた措置期間について、終期を設けない当面の間とすることに決定いたしました。 なお、今まで休館としておりました屋外の
スポーツ施設や校庭につきましては、換気がよいという観点から、3月20日より開放することとした次第であります。 また、
東日本大震災への支援により市で備蓄しておりました
大人用マスクの一部につきまして、高齢者や子供等の
関連施設等に対して、関係機関や団体の協力を得ながら6万枚を上限に3月23日から順次配布することに決定いたしました。 私からは以上であります。
○議長(
熊谷昭浩君) それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、
議会運営委員長より報告のありました
当局追加議案等6件を加え、お手元に配付の議事日程第6号により進めることといたします。 なお、質疑につきましては、申合せのとおり、一問一答方式といたしますので、御了承願います。 また、質問項目が複数の場合、あらかじめその項目を述べた上で行うようお願いいたします。
△日程第1 議案第11号 大船渡市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) それでは、日程第1、議案第11号、大船渡市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。9番、今野善信君。
◆9番(今野善信君) 質問いたしますが、3点ほど質問したいと思います。 1つには、これは社会教育と学校教育を分ける、社会体育と学校体育を分けるのかなというふうな感じがしますけれども、その中で、例えば総合型の
地域スポーツクラブであるとか、そういったことも今後は考えられると思うのですけれども、こういったものの所管はどういうふうになるのか。 それから、体育施設の貸出し管理というものは、今まで
教育委員会がやっていたと思うのですけれども、今後はどうなるのかということについてお伺いしたいと思います。 初めに、
総合型地域スポーツクラブのほうですけれども、これは非常に年齢層も広くて、それから初心者から
トップレベルまでということで、一般的に言う社会体育の中でも非常に幅が広い
スポーツクラブであると思うのです。そういったものに対してこれから市民協働の
協働まちづくり部がこれを担当していくということになるのかなというふうな、この
新旧対照表を見ますと、そういう感じに受け取れるのですけれども、そういうことについては、どのように今後対応するのか、どの部が対応するのかということについてお伺いをしたいと思います。
○議長(
熊谷昭浩君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(熊谷善男君) お答えいたします。 総合型の
スポーツクラブにつきましては、現在綾里地区に1団体結成されております。それにつきましては、現在のところ
教育委員会の生涯学習課が担当しております。スポーツに関することを市長部局に移管しますと、スポーツに関すること全てが市長部局で行うということになりますので、
まちづくり部の生涯学習課のほうで現在と変わらないような形でスポーツに関して対応していくということになっております。 以上です。
○議長(
熊谷昭浩君) 9番、今野善信君。
◆9番(今野善信君) (続) そうしますと、現在は
教育委員会でやられていると。今後は、
協働まちづくり部のほうでやっていくということでしょうか、今の。
○議長(
熊谷昭浩君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(熊谷善男君) はい、そのとおりでございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 9番、今野善信君。
◆9番(今野善信君) (続) そうしますと、
総合型地域クラブというのは、非常に年齢層も広いですし、それからレベルもずっとレベルアップしていくような、そういった特殊なスポーツ、特殊なというか、これからこういったものが非常に発展的に組織されていくのではないかなというふうな気もするのですけれども、そういったときに、
協働まちづくり部というのは、もっといろんなそういったスポーツに関して専門家であるとか、そういったものも備えていかないと、なかなか今後の
スポーツ政策には追いついていけないのではないかなという気もしているのですけれども、その辺の人事であるとか、方向についてはどのように対応されるのでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(熊谷善男君)
まちづくりの観点からもスポーツの果たす役割というものは、かなり大きいものがあると思いますので、今後につきましても、総合型の
スポーツクラブの結成の呼びかけをしてまいりたいと考えております。
○議長(
熊谷昭浩君) 9番、今野善信君。
◆9番(今野善信君) (続) それでは、次の体育施設の貸出しであるとかということについては、今
教育委員会で体育協会のほうに指定管理でやっていると思うのですが、こういったことについては、今度はどのようなシステムになるのでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(熊谷善男君)
スポーツ施設の貸出し業務ですが、議員おっしゃるとおり、現在のところ市の体育協会のほうに指定管理をして、管理から貸出しまで行っているということになってございます。4月以降についても体協のほうを通じて今までと変わらずに貸出しを行ってまいります。
○議長(
熊谷昭浩君) 教育次長。
◎教育次長(金野高之君) ちょっと補足させていただきますけれども、学校施設の開放の部分につきましては、あくまでも管理責任は学校側にあるということで判断が
文部科学省のほうから示されておりますので、補助執行という形で新たな市長部局の生涯学習部門に、その部分の事務を移すということになって、引き続き生涯学習課を通じて体育協会が受付と管理等を行っていくという形になります。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第11号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第11号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第2 議案第12号 大船渡市
職員倫理条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第2、議案第12号、大船渡市
職員倫理条例についてを議題といたします。 質疑を許します。14番、船野章君。
◆14番(船野章君) 何点かお伺いをいたしますが、倫理条例の制定について、この原文を見てみますと、11条に任命権者は、職員が違反行為を行ったと認められる場合は、その違反の程度に応じ、法第29条1項の規定に基づく懲戒処分及びその他人事管理上必要な措置を講じなければならないと、こう規定されておりますけれども、この人事管理上、懲戒処分は法によって29条に規定されていることは、私も存じ上げておりますし、分限処分については、27条から規定されていることは、御承知のとおりでございますけれども、この29条とここで1項の規定に基づくと、こう書いてありますが、これには27条からの分限等は入らないものでしょうか。それとも、ここを含んだ書き方でその他程度に応じ云々というふうなことにしたものでしょうか。あるいは、その他人事管理上必要な措置をということのようでありますけれども、まずこれを含むのか、含まないのかからお尋ねをいたしたいと思います。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) この倫理条例を制定した後につきましては、当該条例に違反したという事例が起きました際には、別途、現在運用しておりますけれども、職員の懲戒処分の指針、これを改正いたしまして、倫理条例に違反した際の処分というものを明確化する考えでございます。 この指針につきましては、職員の非違行為に関しまして代表的な事例を列挙しまして、標準的な懲戒処分の種類を挙げておりますけれども、今回この倫理条例を制定することによって、その非違行為の中に倫理上の非違行為というものが明確に判断され得るものと考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 14番、船野章君。
◆14番(船野章君) (続) 総務課長も御存じかと思いますけれども、地公法の27条から分限あるいは免職、休職等、それから29条には懲戒の項目があるわけでありますけれども、そうすると、今お話の規定を充実、強化させてこのようなことを防止していくという判断でよろしいですか。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) そのように考えております。職員の処分の指針につきましては、明確にその法律違反したという事実をもって行うことはもとよりでございますが、倫理上の不適正な事案についてもしっかりと判断して、必要により処分していくということになるものと考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 14番、船野章君。
◆14番(船野章君) (続) 私とすれば遅きに失した感が致すわけでありますが、といいますのも、私は法に縛られた仕事を長々やってまいりましたので、
リスクマネジメントに関する問題につきましては、この場でも長年にわたって行ってまいりましたし、こうして見て、世相を見ていると、先日一関だったでしょうか、飲酒運転で
懲戒免職処分を受けたというふうなこともあったりするわけでありますけれども、その辺の基準というか、そういうものが当市の場合、若干甘いのではないかという気がいたすわけでありますけれども、倫理条例が規定されて、さらなる職員の研修における機会が増えてくるだろうとは思いますけれども、その辺の見通しというか、考え方、基本的な考え方についてはいかようになっているものでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) 議員からは、度々市の
リスクマネジメントの手法について御提言を頂戴しているところでございます。我々といたしましても、当該事件の反省を踏まえまして、今回の倫理条例の制定も一つでございますし、先ほど申し上げました懲戒処分の指針につきましても、今回の倫理条例を反映させるといったことと併せまして、今ハラスメントにつきましては、セクシャルハラスメントのみ規定しておりますけれども、それももう少し範囲を拡大して見直ししたほうがいいのではないかと考えておりまして、手続を進めております。 そのほかにも情勢等を踏まえまして、この処分の在り方でありますとか、処分の範囲というものも不断に検討して、必要により改正してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 14番、船野章君。
◆14番(船野章君) (続) 総務部長、どうですか、私考えるに、もしそういう規定がしっかりと決まっているものであれば、これとセットで出すべきだったのではなかろうかなという気が私はいたしております。 といいますのも、地公法の27条には分限、懲戒の基準とか、あるいは28条には降任、免職、休暇等についても規定しておりますし、29条には不法行為があったときにはということがるる載っているわけですけれども、もしそういう細かい規定、私はそれに目を通しておりませんでしたから、今総務課長からるるお聞きしたところですけれども、やはりその辺がセットになってうまくかみ合って、やはりこういうことをすれば、こういうふうになるよというふうな明確なものが出てくると思うのです。やはりその辺が
リスクマネジメントの最たるものではないかなという気がいたしますし、やはり我々も含めて公僕でありますから、公僕が範を示していくというのが基本だろうと私は思っておりまして、その辺をお聞かせいただければと思いますが。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務部長。
◎総務部長(田中聖一君) 先ほど来懲戒処分の指針につきましては、職員のほうには周知をしてございます。それをちょっとホームページを通して、市民のほうにも周知しているか、ちょっとあれですが、いずれ職員のほうには指針を示してございまして、今回このたび倫理条例を制定していただくことになれば、それも含めた指針の改正もなされていって、それを職員のほうには示していきたいと思ってございます。 我々とすれば、職員のそういった行為に対して厳しく当たるのもそうですが、一方で職員を守るという視点もございまして、いずれ今まではどういった行為をすれば処分されるのか曖昧なところもあったような気もします。今回こういった倫理条例を定めることによって倫理の規範が示されるわけなのですけれども、そういったことをつまりはしなければ職員は守られていくわけでございますので、厳しい規定のようにも見えますけれども、ある面では職員を守る規定にもなってございます。懲戒指針につきましても、懲戒指針に示された行為をしなければ処分されることもないということでございますので、そういった意味で職員のほうには示して規範を正していきたいなと思ってございます。 なお、議員のほうからは、分限処分のほうのお話もございましたけれども、分限につきましては、個々具体の事例に沿って、その事案に沿いながら判断をしてまいりたいと思ってございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 14番、船野章君。
◆14番(船野章君) (続) 総務部長、その分限も懲戒も私はひとくくりなのだろうなというふうに思っておりまして、やはり適格性を欠く場合は、適時適切な対応が必要なのだろうというふうに思っておりますし、それから今総務部長から話がありました組織防衛のことにつきましても、その件についても私もるる知っているつもりでありますので、その辺も非常に大切なことではありますが、やはり事が出た場合には、直ちに公表していくというのが、やはり世相を見たときに、タイムリーにやっていかなければいけないというふうに私も思っておりまして、市長、どうですか、私はこの条例が遅きに失した感がいたすわけでありますけれども、事が出てからでは誰でもやれるので、だからそういうことではなくて、以前から私、申し上げておりますように、想定されることに即対応できるというふうなことが組織には必要なのだろうというふうに思っておりますし、その辺をこれからも十二分に市民から理解されるような方法を練り上げていって公表していくというのが基本でありましょうから、その辺の市長のお考えをお聞かせいただけませんか。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) 事務的な面でお話を申し上げます。今御提案をさせていただいております倫理条例、それから内部通報制度の導入、そして今お話の出ました懲戒指針の見直しという点をまず当該事件の反省を踏まえてしっかりと取り組んでまいりまして、さらなる改善というのも日々取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 14番、船野章君。
◆14番(船野章君) (続) それから、総務課長は、先ほどパワハラ等、ハラスメントについても見直してというお話でありましたので、先ほど総務部長にも申し上げたとおり、やはり条例と、そういう規定なりというものはセットだろうということを先ほども申し上げさせていただきましたので、やっぱり早急にその辺を、まさにセットで円滑に回っていくような、そんな方法を考えていただきたいし、できたならば、早速に公表していくというのが、やはり基本だろうと思いますので、市長、その辺はどのようにお考えになっていらっしゃいますか。
○議長(
熊谷昭浩君) 市長。
◎市長(戸田公明君) 私もその考えは、非常に妥当な考え方だと思います。この条例が遅きに失したというお話でございましたけれども、この条例の中身そのものは当たり前のことが書いてあるわけです。これが今制定されたと。それに基づきまして内規の懲戒処分の方法ですとか、そういったものをもう一度この事案を基にしっかりと見直した上で、庁内はもとより市民の皆様にきちっと公開してまいりたいというふうに考えております。
○議長(
熊谷昭浩君) 14番、船野章君。
◆14番(船野章君) (続) るる御説明いただきましたので、市長もそういう私と同様の考え方であるようでありますので、遅きに失した感はあったにしても、これからより充実させていくということをお約束いただいたものというふうに考えておりますので、総務部長、総務部局の担当でありましょうから、鋭意その辺を取り組んでいただいて、公僕としての立場なり、職務なり、責務なりというものをもっと明確なものにして、さらには総務部長から話がありましたセクハラ、パワハラ等のそしりを受けることがないような、そんな立派な規定をつくり上げていただいて、周知を図っていただきたいと願うものであります。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務部長。
◎総務部長(田中聖一君) このたび条例として今回上程させていただいております趣旨も、市民の皆様に倫理というものを、職員の倫理というものを市民の皆様の目でしっかりと監視していただきたいという思いでの今回の条例の上程でございます。まさしく条例であったり、指針であったり、規則であっても、これからは規則もつくりますが、そういったものを内部だけではなくて市民の皆さんにも公表しながらしっかりと監視をしていただきたいという思いでございますので、今後ともよろしく御指導をいただきたいと思います。
○議長(
熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。
◆4番(東堅市君) 私、令和2年大船渡市議会第1回定例会市長提出条例議案、これを見ながらどうも不思議なところがあるものですから、二、三お聞きしたいのですけれども、実は2ページ、3ページのところに、実は大船渡市職員の倫理条例が書かれています。その中の、例えば5条、任命権者は、職員の行為が公務に対する市民の疑惑や不信を招くことがないよう常に注意を喚起するとともに、職員に対する研修等職員倫理の確立及び保持に資するため必要な措置を講じなければならないと、これは5条にあります。6条には、管理職員は、率先、垂範して職員倫理の高揚に努めるとともに、その責務の重要性を自覚し、部下職員に対し、職員倫理の確立及び保持のために必要な指導及び助言をしなければならない。つまり管理職員いらっしゃるわけで、ここでは部下職員に対するこういう指導、助言をしなければならないという、こういう今まで倫理を維持するための、守るためのそういう役目がきちっと持たれていたはずなのに、今回どうしてここの10条のところに倫理監督者というのを設ける必要があったのだろうか。第10条を読んでみますと、職員倫理の確立及び保持を図るため、職員倫理を監督する職員、以下倫理監督者を置くと、こうなっています。その倫理を保持するための管理職員がいたはずなのに、どうしてここが必要なのか、この違いはどこにあるかをちょっとお聞きします。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) あえて管理職員の責務等を明文化した意図でございますが、これまでも倫理条例がなくても、当然に管理職員たる者の役割、責務というものは、それぞれの職員が心の中にしっかりと落とし込んで業務を進めてきたわけでございますけれども、一方で人によって捉え方が様々だったという反省もございます。それで、事件の発生を踏まえまして、改めて倫理上の管理職員の責務というものを明文化して、職員並びに市民の皆様と共有することによって不正の排除、よりよい事務の執行に当たっていこうという考えでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。
◆4番(東堅市君) (続) その10条の職員倫理の確立及び保持を図るため、職員倫理を監督する職員を置くと、こうなっているわけですが、この職員というのは何人置く予定ですか。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) これは、条例可決後のまた意志決定ということになりますが、規則等で定めるべきものと考えております。やはり倫理条例を運用していく際に、利害関係者がどこまでだとか、贈与される、許す範囲がどこまでだとか、個別具体の判断が必要になってまいります。そういうふうな判断を伴う監督をする必要がありますので、責任者としてこの倫理監督者というものを置く考えでございます。 どの立場の職をこの監督者に充てるかというのは、まだ決まっておりませんが、一定の立場にある職員がなるべきものと考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。
◆4番(東堅市君) (続) そうするとあれですか、そのために職員の倫理確立保持を図るための専門の職員ではなくて、つまり充て職のような形でもって置くということですか。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) 専門の職員を置くということではなくて、今任命している職員の中から倫理監督者を指名するという形になるものと考えております。
○議長(
熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。
◆4番(東堅市君) (続) そうすると、第6条に書いてある管理職員の仕事は何になってくるのですか。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) 管理職員につきましては、個々の職員から相談を受けた際に、職場に近い立場にいる管理職員として指導、助言に当たる、あるいは職場の倫理上の規律を守らせるといったようなことでございまして、部課長級を想定しているものでございます。倫理監督者は、その組織の倫理の統括責任者というような立場で考えておるものでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。
◆4番(東堅市君) (続) そうすると、倫理監督者なる人は、各部署というのか、各課に1人ずつでも置くというような、そういう形になりますか。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) 原案として考えておりますのは、管理職員は部課長級ということになろうかと思いますし、あとは倫理監督者につきましては、1人ということで副市長といったような職が適任になるのではないかと考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 9番、今野善信君。
◆9番(今野善信君) 1点だけお伺いしたいと思います。 説明要旨のほうの第8条ですけれども、ここには職員が利害関係者以外の事業者等から贈与を受けたときというふうに説明されております。ですが、条例の
新旧対照表を見ますと、こういう利害関係者以外という言葉はありませんで、職員は事業者等から金銭、物品、その他の財産上の利益の供与もしくは供与接待を受けたときということで5,000円以上は報告しなければならないということでした。 この説明要旨のほうで利害関係者以外という言葉が入っておりますと、具体的な例も示されて説明されておりましたけれども、これだと分かりますが、こちらの条文のほうからすると、特にそういった文言がありませんので、とにかく事業者等から5,000円以内であれば、供与接待は報告の義務がないというふうにも受け取れるのですが、この辺の運用については、どのように考えているでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) 条例の
新旧対照表で申し上げますと、事業者等という用語の定義につきましては、第2条の第4項に挙げておりますが、利害関係者以外の事業者ということでの表現で書いております。法人、その他の団体及び事業を行う個人ということが事業者等でございまして、第8条で申し上げている事業者等というのは、まさにこのことでございます。 なお、職員の立場から申し上げますと、条例の第3条の第3項で規定してあるとおり、贈与につきましては、市民の疑惑や不信を招くような贈与につきましては、1円たりとももらっては駄目だという原則をここで規定しているものでございます。 第8条では、仮に市民の疑惑や不信を招くおそれがないものであっても、事業者等から5,000円以上の贈与があった場合には、報告を義務づけるという趣旨でございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。
◆15番(滝田松男君) この倫理条例の説明の際にも、私もこの8条についてどうも自分の考えとはなかなか一致しないなというふうなことでお聞きしましたけれども、今の答弁でもありましたように、市民に不審を抱かれないような金銭、物品、その他の財産上の利益の供与もしくは接待というふうなことというのは、あるのですか。私も長年民間企業にいて、取引業者から物品をもらうというふうなことについては、きつく制限をされているといいますか、できないことだったのです。特にも融資先からこんな接待や金銭をもらったら、もう即解雇です。そういう点からいけば、この8条では、業者から接待等を、あるいは金銭、物品、財産上の利益を受けていいというふうな条文です。これは、ちょっとなかなか納得しがたいなというふうに思いますが、どうでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) 説明が不十分な点があったかもしれません。今議員お話しの事案につきましては、利害関係者からの接待供与という部分になると思います。その部分につきましては、条例のほうには具体の表現はされていないのでございますが、もう一つ、倫理条例の施行規則というものを設定する考えでおりまして、こちらの規則のほうで禁止行為といたしまして、利害関係者との間において禁止される行為をうたっております。その中に今議員がお話しになった事例も入っておりますので、規則のほうで一定の制限がかかるというふうな仕組みになっておるものでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。
◆15番(滝田松男君) (続) この説明があったときに、例えば福引に当たった商品をもらうというふうなことなんかが該当するようなお話もたしかあったような気がするのですが、それは福引等の商品というのは、通常の商取引に基づいて職員というか、個人がやるわけですから、そういうのは別に問題にするあれはないと思うのですけれども、次の段階のあれがあるというふうなことですので。 それから、5,000円を超える場合に報告をするというふうなことですけれども、市民に疑惑を持たれないような金額というのは一体どうなのか。5,000円を上回ったら幾らでも、10万円だろうが、100万円だろうがもらっていいのだけれども、報告しなさいよということなのか、その辺の金額についてはどうなのでしょう。
○議長(
熊谷昭浩君) 総務課長。
◎総務課長(江刺雄輝君) この5,000円という基準でございますが、国の例、それから岩手県内で同様の条例、規則を定めている自治体でも社会通念上の基準として5,000円ということを設定しているものだと、そこと同じ金額でございます。繰り返しになるかもしれませんが、いずれ市民の疑惑や不審を招くような行為、贈与等は一切禁止するということでございまして、そういうふうな疑惑や不審を招かない贈与等であっても5,000円を超えるものについては、報告を義務づけるという趣旨でございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第12号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立多数であります。 よって、議案第12号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第3 議案第13号 大船渡市下水道事業減災基金条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第3、議案第13号、大船渡市
下水道事業減債基金条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第13号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第13号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第4 議案第14号 大船渡市
空家等対策の推進に関する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第4、議案第14号、大船渡市
空家等対策の推進に関する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) 何点かお伺いをいたします。 最初に、第5条について、それから次に、第7条、それから8条の対策協議会について御議論させていただければと思いますが、その第5条に、市長はということで、空き家等が特定空家等に該当すると、しようと考えたときはということで第9条にということで調査をすると。その当該空き家が特定空家と認められるときはということでありますが、まだ条例が制定されていないわけでありますので、その対策協議会も開かれていないわけでございますが、特定空家につきまして、例えば現状おおむね例えば市内にこれぐらいあるというような調査というのはしているものでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 住宅公園課長。
◎住宅公園課長(冨澤武弥君) お答えをいたします。 今年度の実態調査の中で現在取りまとめ作業をしてございます。一旦議会のほうには、全体の大枠での調査結果を報告させていただいたのですが、その後一旦出していただいた数値を精査したところ、やはりもっと空き家があるのではないかというところで、実は現在追加で最終の調査をしてございます。そちらの調査が取りまとめになりましたならば、お示しできる形になるかと思います。現状においては、お示しできるデータはまだ取りまとまっていないということでございます。御理解をお願いします。
○議長(
熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) (続) 年度内にということで取りまとめ、空き家全体の取りまとめだと思いますが、その中で第5条で市長が思慮する場合に、空き家の情報をいただくわけですが、これはどういった方が空き家の抽出に、実態把握につきましては、特定空家の情報の抽出に関しては、どなたから情報をいただいて、思慮するものでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 住宅公園課長。
◎住宅公園課長(冨澤武弥君) お答えいたします。 情報提供につきましては、いずれ先ほど実態調査をしているという中で、その特定空家にこれは該当するのではないかという部分をおおよそ絞り込んで、それを手持ちの現状把握データとして持っておくというところがまず第一義的な点でございますし、そちらの空き家について、ではどういう場合に、その特定空家に認定するためのプロセスに進むのかというところでございますが、通常においては、市民等からの通報によってここがかなり危険なのではないかというところをいただいて、それではというふうに動くのが一般的な動きというふうに把握してございます。 ただ、やはり全体の特定空家の候補というようなものを把握した時点で、どこが優先順位が高いのかというような点については、内部でも把握をしていきたいなというふうに思ってございます。 以上です。
○議長(
熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) (続) 今の答弁で大体答えが出たのですが、例えば市のほうでも特定空家の候補は概要として把握をすると。それから、住民の方々から情報をいただきまして、それも含めて対策協議会のほうで議論をして、特定空家として認定するかどうか決めていくということだと思うのですが、その場合にも、一番の条例のポイントは、特定空家をどなたがお支払い、代執行した場合にお支払いをするかということになっていくのだと思いますが、例えば今のスパンでいきますと、市のほうでは大体概要を把握しましたよと、それから市民の方々から情報をいただいて、対策協議会のほうで議論をするわけなのですが、そこで対策協議会のほうで議論をして、例えば空き家が特定空家として認定いたしますといった場合に、例えば7条のほうに緊急かつ措置を行う必要があるというふうに書いてあります。緊急かつ、保護のため緊急措置を行う必要が認められるという場合、その協議会を開いているいとまについては、どのように。それで、先ほど候補があるということは、私も安心したのでありますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 住宅公園課長。
◎住宅公園課長(冨澤武弥君) お答えをいたします。 通常の場合ですと、空き家の特別措置法、これは国のほうで定めている法律でございますが、こちらのほうで対応して順を追って所有者に対して指導、勧告あるいは命令といった措置を段階的に講じていくという形になります。措置を講ずるためには、やはり協議会から専門家の意見を聞いた上でというところで、それを認定し、順次法的措置に入っていくことになりますが、こちらの今回の条例に定める応急措置というのは、そちらの特措法の枠外での対応という形になります。 ですので、こちらの応急措置については、こちらに書いてございますが、今議員おっしゃるとおり、市民の生命身体または財産に損害を与え、または与える恐れがあると認められる場合であって、かつこれらの保護のために緊急に措置を行う必要があると認めたときには、協議会の御意見をいただくまでもなくというところで対応せざるを得ない案件ということで、あえてこちらは条例で定めさせていただいたというところでございます。 以上です。
○議長(
熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) (続) よく分かりました。その候補を選定している段階でそういった対応ができるということが分かりました。 それで、今も大体答えが出たのでありますが、例えば第7条の第2項でありますが、当該空き家の所有者が発見できなかったという場合に、2週間公示をするということで、それで判断をするということでありますが、そうなってきますと、例えばその下の3項に費用を徴収する場合、所有者がなくて2週間公示をした後に費用を徴収するということは、どういったことが、ここが一番難しくて、そのためにこの条例をつくるということは承知しておりますが、一応念のため、相手がいなくて2週間公示をして、それで執行しますよということを公にした後に、その解体費用を請求できないときに、誰がやっぱり費用を持つのかということになりますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 住宅公園課長。
◎住宅公園課長(冨澤武弥君) お答えいたします。 応急措置を講じた場合は、市が所有者等に代わって業者に委託をして、散らかったそういう家屋の瓦であったり、木材であったりというのを最小限の範囲で撤去するという形になろうかと思います。そちらに関しましては、いずれ一旦市がそちらの費用を立て替えるという形になります。そちら応急措置のやり方にもよるのですけれども、まず応急措置の相手が所有者がきちっといて、いるのだけれども、連絡がつかなかったような場合というのがひとつ想定はされます。そういう場合には、きちんと相手はいますので、後日きちっと請求をさせていただくということになりますし、それが所有者が不明でという議員御指摘の場合には、やはり市がそこは、市民の安全を守るという意味において、負担せざるを得ない状況になる可能性もあるというところでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) (続) ありがとうございます。そのとおりだと思いますので、一応これは
空家等対策の推進に関する条例ということなので、そこまで踏み込みませんが、いずれ万が一ということで一応空き家の全体の数も把握しながら特定空家になる可能性も把握していると。その中で対応をしていっていただければと思いますし、なおかつ特定空家で所有者が見つからなかった場合の対応として前段に、ふだんから空き家の把握に努めていただければと思っております。 最後に、対策協議会でありますが、9条になります。いずれ9条で対策協議会を置いて、3つのことについて所掌しながら協議をしていくと、ごめんなさい、10条ですね。委員12名でやるということなのですが、前も御説明いただいたときに申し上げたのですが、やっぱり個人情報がかなりの部分入ってまいりますので、この協議会の方々には、秘匿を守るようなルールが必要だと思うのですが、そこはいかがでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 住宅公園課長。
◎住宅公園課長(冨澤武弥君) まさに、いわゆる措置という形のものを講ずる形になりますので、議員おっしゃるとおり、やはり委員さんの情報については、きちっとそこは秘匿をするということを前提にそういった決定のための情報については、きちっと情報を守っていくという形で対応をさせていただきたいというふうに考えてございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) (続) 最後に、さっき特措法の話も出ましたけれども、今回条例が可決された場合に、これは罰金規定が書いていないわけなのですが、特措法のほうは罰金規定がたしかあったように思うのですが、それも含めて市民の皆様にちょっと周知をしていただいて、私も空き家を持っているのですけれども、空き家のある方については、ちょっと興味を持っていただくようなPRをお願いしたいと思います。
○議長(
熊谷昭浩君) 住宅公園課長。
◎住宅公園課長(冨澤武弥君) ありがとうございます。まさにそのとおりかと思います。いずれ個人の財産に及ぶ事案でございますので、こちらにつきましては、広報、周知等をしっかりしながら、いわゆる第一義的には、所有者等がきちっと管理しなければならないのですよというところを念頭に広報、周知あるいは今後の所有者の在り方、対応、そういったところも含んで対応をしていきたいというふうに思ってございます。 以上です。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第14号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第14号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第5 議案第15号 大船渡市
監査委員条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第5、議案第15号、大船渡市
監査委員条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第15号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第15号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第6 議案第16号
大船渡市部設置条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第6、議案第16号、
大船渡市部設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第16号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第16号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第7 議案第17号 大船渡市印鑑条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第7、議案第17号、大船渡市印鑑条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。9番、今野善信君。
◆9番(今野善信君) 1点だけお伺いをしたいと思います。 今回の印鑑条例ですけれども、成年被後見人というところ、これは
新旧対照表を見ますと、それが意志能力を有しない者というふうに変わっています。成年被後見人だけではなくて、少し枠を広げたという感じがいたします。ただ、意志能力を有しない者というふうになりますと、成年被後見人の場合は、どうやって意志能力を判断していくかといいますと、家庭裁判所に後見人開始の審判を受けた者というふうなことで裁判所がそれを判断していくということになりますけれども、今回意志能力を有しない者となった場合には、どこがそういったものを判断していくのかということについてお伺いしたいと思います。
○議長(
熊谷昭浩君) 市民環境課長。
◎市民環境課長(下田牧子君) お答えいたします。 総務省の出しております質疑応答によりますと、その通知によりますと、法定代理人が同行し、かつ成年被後見人本人による申請または届出があるときには、意志能力を有する者として申請、届出を受け付けて差し支えないというような通知が出ておりますので、こういったものが判断材料になると思います。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 9番、今野善信君。
◆9番(今野善信君) (続) そうしますと、法定代理人、未成年者の場合であれば、法定代理人ということになると思うのですけれども、あとは本人ということですか、成年被後見人と思われるような、思われるというのも変ですが、今の法定代理人の次のもう一人というのは、本人ということですか。本人が申し出た場合には、意志能力があるというふうに認めるということですか。
○議長(
熊谷昭浩君) 市民環境課長。
◎市民環境課長(下田牧子君) 法定代理人でございますので、未成年者の場合には保護者になりますし、成年後見人、それと併せて成年被後見人御本人による申請届出ということになりますので、そういったかつということになりますので、御本人自身の申請、届出が必要ということでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 9番、今野善信君。
◆9番(今野善信君) (続) 分かりました。確認させていただきますけれども、そうすると、意志能力を有しない者という場合には、成年被後見人も含めた形での運用ということになるということですね。
○議長(
熊谷昭浩君) 市民環境課長。
◎市民環境課長(下田牧子君) 今回の条例改正でございますけれども、法律で成年被後見人について一律な権利制限を見直すという法になっておりますので、それを受けたものとなっております。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第17号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第17号は原案のとおり可決いたしました。 ここで10分間休憩いたします。 午前10時58分 休 憩 午前11時08分 再 開
○議長(
熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△日程第8 議案第18号 大船渡市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第8、議案第18号、大船渡市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第18号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第18号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第9 議案第19号 大船渡市
手数料条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第9、議案第19号、大船渡市
手数料条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第19号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第19号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第10 議案第20号 大船渡市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第10、議案第20号、大船渡市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第20号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第20号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第11 議案第21号 大船渡市子ども、妊産婦及び
重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第11、議案第21号、大船渡市子ども、妊産婦及び
重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第21号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第21号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第12 議案第22号 大船渡市
漁港管理条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第12、議案第22号、大船渡市
漁港管理条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第22号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第22号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第13 議案第23号
地方卸売市場大船渡市
魚市場条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第13、議案第23号、
地方卸売市場大船渡市
魚市場条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第23号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第23号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第14 議案第24号
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第14、議案第24号、
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第24号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第24号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第15 議案第25号 道路法等の適用を受けない
公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第15、議案第25号、道路法等の適用を受けない
公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第25号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第25号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第16 議案第26号
大船渡市営住宅条例及び大船渡市
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第16、議案第26号、
大船渡市営住宅条例及び大船渡市
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第26号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第26号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第17 議案第27号
大船渡都市計画事業大船渡駅
周辺地区土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第17、議案第27号、
大船渡都市計画事業大船渡駅
周辺地区土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第27号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第27号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第18 議案第28号 大船渡市
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第18、議案第28号、大船渡市
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第28号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第28号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第19 議案第29号 大船渡市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第19、議案第29号、大船渡市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) 予算委員会のときもお話しさせていただきましたけれども、施行日でございます。先ほどの簡易水道も同じでありますが、7月1日から施行するということでございます。 (何事か呼ぶ者あり)
◆13番(平山仁君) (続) 4月、ごめんなさい、4月ね。ごめんなさい、間違いました。
○議長(
熊谷昭浩君) 質問をお願いします。
◆13番(平山仁君) (続) ごめんなさい。質問ですが、質問は、7月1日から料金改定のことでございます。いいですよね。それで、予算委員会のほうでもお話しさせていただきましたが、市内の経済状況に、間違っていない、違うところだよね、29でしょう。いいのですよね。 (何事か呼ぶ者あり)
◆13番(平山仁君) (続) 29号の水道事業の設置。 (何事か呼ぶ者あり)
◆13番(平山仁君) (続) 30号ね、ごめんなさい、30号ね。議長、すみません、30号でした。私、30号で手を挙げるところを29号で手を挙げてしまいましたので、発言を取り消したいと思います。すみません。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第29号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第29号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第20 議案第30号 大船渡市
水道事業給水条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第20、議案第30号、大船渡市
水道事業給水条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) 先ほどは大変失礼いたしました。
水道料金の改定に係るものでございますが、メーターも含めて。この間ちょっと御議論させていただきましたけれども、7月になりますと消費税のポイントも終わりますし、現下の情勢を考えると、コロナウイルスもこの間お話ししましたが、GDPの速報でも最大の下げ幅と。それから、アメリカでも世界各国で様々な経済対策をしておりますし、我が国のほうでも様々な対策をしている中での値上げというものは、非常にそのタイミングとしては厳しいものがあるというふうに認識をしております。 先ほど簡易水道のほう、議員の皆様方全員御起立したように、改定に対して反対をしているものではなくて、そのタイミングだけどうかなということを私は申し上げたいのでありますが、このタイミングについて予算委員会の特別委員会のときには、状況を考えた場合には検討もするという含みおきがありましたけれども、それをちょっと確認をさせていただきたいのですが。
○議長(
熊谷昭浩君) 水道事業所長。
◎水道事業所長(千葉洋一君) お答えをいたします。 現在の経済情勢等が非常に悪化しているということで、政府のほうでも公共料金の料金そのものの改定ではありませんが、公共料金の支払い猶予等についての言及もあるようでございます。そういった今後の情勢も見ながら、今回の条例改正については、適用日が7月1日からというような、施行日、7月1日からというふうにしております。その間のいろいろな情勢を踏まえて、改めて検討しなければならない場面も出てくるのではないかなというふうに考えております。
○議長(
熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) (続) 市内の経済状況を把握するというのは我々なかなか難しいのでありますが、例えばどういった状況のときに
水道料金の改定、議決をしてしまえば、日にちが決まってしまうわけでありますが、施行日が決まってしまうわけでありますが、その辺のどういった状況になった、例えば市内にコロナウイルスの方が発生した、直接的には関係ありませんけれども、そういった状況はどういうふうに考えておりますでしょうか。
○議長(
熊谷昭浩君) 水道事業所長。
◎水道事業所長(千葉洋一君) 現時点で具体的にどういう状況になった場合というのは考えておりません。市役所庁内でコロナウイルスの対策会議等もありまして、発生状況等は、逐次把握に努めているところでございます。あるいは商工港湾部等とも連携しまして、市内の経済状況等を踏まえた上で検討してまいりたいと考えております。
○議長(
熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。
◆13番(平山仁君) (続) いずれ市内の経済状況を把握するのは難しいでしょうけれども、国内の例えば国のほうで様々な対策を打った場合には、私は考えてもいいのではないかと思いますが、その辺いかがでしょうか、水道所長。
○議長(
熊谷昭浩君) 水道事業所長。
◎水道事業所長(千葉洋一君) 政府の方針ということでは、まだ正式なものは出ておらないところでございますが、もしそういうものが出た場合には、全国的に同じような対応を取らざるを得ない状況になるというふうに考えておりますので、そちらの通知等も待った上で検討したいと思います。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第30号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立多数であります。 よって、議案第30号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第21 議案第31号 大船渡市
国民健康保険高額療養資金貸付基金条例を廃止する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第21、議案第31号、大船渡市
国民健康保険高額療養資金貸付基金条例を廃止する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第31号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第31号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第22 議案第32号 大船渡市
漁業集落排水事業基金条例を廃止する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第22、議案第32号、大船渡市
漁業集落排水事業基金条例を廃止する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第32号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第32号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第23 議案第33号 大船渡市
勤労青少年ホーム設置管理に関する条例を廃止する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第23、議案第33号、大船渡市
勤労青少年ホーム設置管理に関する条例を廃止する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第33号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第33号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第24 議案第34号
大船渡都市計画事業大船渡駅
周辺地区土地区画整理事業等業務委託変更協定の締結に関し議決を求めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第24、議案第34号、
大船渡都市計画事業大船渡駅
周辺地区土地区画整理事業等業務委託変更協定の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第34号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第34号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第25 議案第35号 大船渡市緑地広場の
指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第25、議案第35号、大船渡市緑地広場の
指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第35号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第35号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第26 議案第36号 大船渡市
防災集団移転住宅団地内集会所の
指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第26、議案第36号、大船渡市
防災集団移転住宅団地内集会所の
指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第36号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第36号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第27 議案第37号 市道路線の廃止についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第27、議案第37号、市道路線の廃止についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第37号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第37号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第28 議案第38号 市道路線の認定についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第28、議案第38号、市道路線の認定についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第38号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第38号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第29 議案第39号 辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第29、議案第39号、辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画を定めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第39号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第39号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第30 議案第1号 令和2年度大船渡市
一般会計予算を定めることについてから日程第39 議案第10号 令和2年度大船渡市
水道事業会計予算を定めることについてまでの委員長報告
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第30、議案第1号、令和2年度大船渡市
一般会計予算を定めることについてから日程第39、議案第10号、令和2年度大船渡市
水道事業会計予算を定めることについてまで、以上10件を一括議題といたします。 ここで、予算審査特別委員長の報告を求めます。委員長、船野章君。 (予算審査特別委員長 船野章君登壇)
◎予算審査特別委員長(船野章君) 去る2月27日の本会議におきまして予算審査特別委員会が設置され、令和2年度予算議案10件についての審査を付託されました。 同日、本特別委員会が開催され、委員長には私、副委員長には渕上清委員が選任されております。その後、3月12日、13日の2日間、本特別委員会を開催いたしまして、1日目は一般会計は款ごとに、特別会計及び事業会計は会計ごとに質疑を、2日目は総括質疑を行い、予算審査を終了したところであります。審査の内容につきましては、議長を除く議員全員が委員となっておりますので、ここでの報告は省略をさせていただきます。 審査を付託されました議案は、議案第1号、令和2年度大船渡市
一般会計予算を定めることについてから議案第10号、令和2年度大船渡市
水道事業会計予算を定めることについてまでの10件であります。 審査の結果についてでありますが、本特別委員会において慎重に審査した結果、令和2年度予算議案10件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をした次第であります。 なお、当局におかれましては、審査の過程において各委員から出された発言の趣旨を十二分に踏まえ、
東日本大震災に係る復興事業の完遂と持続可能な地域社会実現のため、適切な行財政運営に取り組んでいただくことをお願い申し上げまして、予算審査特別委員会の委員長報告とさせていただきます。 以上であります。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で委員長報告を終わります。 この際、お諮りいたします。委員長報告に対する質疑については、議長を除く議員全員による予算審査特別委員会において十分審議を尽くしているところでありますので、これを省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。 よって、委員長報告に対する質疑は省略することに決定いたしました。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより令和2年度予算10件について採決を行います。
△日程第30 議案第1号 令和2年度大船渡市
一般会計予算を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 初めに、日程第30、議案第1号、令和2年度大船渡市
一般会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第1号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第31 議案第2号 令和2年度大船渡市
魚市場事業特別会計予算を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第31、議案第2号、令和2年度大船渡市
魚市場事業特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第2号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第32 議案第3号 令和2年度大船渡市
介護保険特別会計予算(
介護サービス事業勘定)を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第32、議案第3号、令和2年度大船渡市
介護保険特別会計予算(
介護サービス事業勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第3号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第33 議案第4号 令和2年度大船渡市
介護保険特別会計予算(
保険事業勘定)を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第33、議案第4号、令和2年度大船渡市
介護保険特別会計予算(
保険事業勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第4号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第34 議案第5号 令和2年度大船渡市
後期高齢者医療特別会計予算を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第34、議案第5号、令和2年度大船渡市
後期高齢者医療特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第35 議案第6号 令和2年度大船渡市
国民健康保険特別会計予算(事業勘定)を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第35、議案第6号、令和2年度大船渡市
国民健康保険特別会計予算(事業勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第6号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第36 議案第7号 令和2年度大船渡市
国民健康保険特別会計予算(
診療施設勘定)を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第36、議案第7号、令和2年度大船渡市
国民健康保険特別会計予算(
診療施設勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第7号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第37 議案第8号 令和2年度大船渡市
簡易水道事業会計予算を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第37、議案第8号、令和2年度大船渡市
簡易水道事業会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第38 議案第9号 令和2年度大船渡市
下水道事業会計予算を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第38、議案第9号、令和2年度大船渡市
下水道事業会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第9号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第39 議案第10号 令和2年度大船渡市
水道事業会計予算を定めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第39、議案第10号、令和2年度大船渡市
水道事業会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立多数であります。 よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。 ここで当局より発言を求められておりますので、これを許します。市長。 (市長 戸田公明君登壇)
◎市長(戸田公明君) ただいまは、令和2年度
一般会計予算並びに特別会計予算等の可決をいただきまして、誠にありがとうございました。心から御礼を申し上げます。 予算審査特別委員会での審査の中で議員の皆様から貴重な御意見や御提言をいただきましたが、これらにつきましては十分意にとどめ、今後の市政運営に当たってまいりたいと考えております。 令和2年度は、復興が締めくくりへと向かう中、当市の将来都市像「ともに創る 三陸の地に輝き躍動するまち 大船渡」、この実現に向けて優れた地域資源を十分に生かしながら生産性の向上や所得向上を主眼とした新たな産業の展開、地場産業の振興を図り、さらには持続可能な地域社会の構築を目指して市民の皆様との協働の下、誠心誠意市政を運営し、市民の皆様の負託に応えてまいる所存でありますので、議員の皆様のなお一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。 以上、決意の一端を申し述べ、御礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
△日程第40 報告第3号 田茂山
陸橋橋梁耐震補強工事の
請負変更契約の締結に関する専決処分についての上程説明
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、追加提出のありました議案等であります。 日程第40、報告第3号、田茂山
陸橋橋梁耐震補強工事の
請負変更契約の締結に関する専決処分について議題といたします。 提出者の説明を求めます。総務部長。 (総務部長 田中聖一君登壇)
◎総務部長(田中聖一君) それでは、報告第3号について御説明いたします。 議案書の報告第3号をお開き願います。報告第3号、田茂山
陸橋橋梁耐震補強工事の
請負変更契約の締結に関する専決処分について。平成30年12月25日に議会の議決を経て請負契約を締結した田茂山
陸橋橋梁耐震補強工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 お開き願います。専決処分書の写しでございます。平成30年12月25日に議会の議決を経て請負契約を締結した田茂山
陸橋橋梁耐震補強工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法第180条第1項及び大船渡市長専決条例第2条第9号の規定により、次のとおり専決処分する。 1、工事名、田茂山
陸橋橋梁耐震補強工事。2、工事場所、大船渡市盛町字下舘下地内ほか。3、受注者、住所、大船渡市盛町字内ノ目12番地13。名称、株式会社匠建設、代表取締役社長、中嶋豊。4、変更の内容、項目は、契約金額で、変更前3億564万円、変更後2億9,782万8,360円、変更による増減781万1,640円の減でございます。 お開き願います。
請負変更契約の概要でございます。1、変更の理由でございます。落橋防止装置の施工に当たり、製作する装置の部材について推定規格により計上しておりましたが、工事発注後の詳細な現地調査の結果、当初設計図書との間に差異が生じていることが判明したため、必要な見直しを行うとともに、見直しに伴う規格の検討に時間を要したことにより、部材の製作が遅れ、設置が困難な状況であったことから、これに係る変更を行ったものでございます。 また、橋梁の一部区間について、床掘りの際に、既設の大型側溝を撤去する予定でありましたが、当該施工地がJR大船渡線BRTの敷地に近接しているため、運行の安全性を考慮して、施工範囲の見直しを行うこととし、これに係る変更等を行ったものでございます。 2、変更の内容、781万1,640円の減額。主な変更の内容でございます。(1)、落橋防止装置工、製作する耐震ブラケットの規格について、高さ800ミリメートルから1,900ミリメートルを高さ700ミリメートルから2,700ミリメートルに、幅1,050ミリメートルから1,300ミリメートルを幅1,050ミリメートルから1,494ミリメートルに変更するとともに、水平力分担装置44か所の設置を取りやめるための費用を約570万円減額したものでございます。 (2)、排水構造物工、施工範囲の見直しにより、側溝の施工延長を35メートルから15メートルに変更するための費用を約220万円減額したものでございます。 以上でございます。
△日程第41 議案第49号 大船渡市
公告式条例の一部を改正する条例についてから日程第45 議案第53号 副市長の選任に関し同意を求めることについてまでの上程説明
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第41、議案第49号、大船渡市
公告式条例の一部を改正する条例についてから日程第45、議案第53号、副市長の選任に関し同意を求めることについてまで、以上5件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。総務部長。 (総務部長 田中聖一君登壇)
◎総務部長(田中聖一君) 私からは、議案第49号から議案第52号について御説明いたします。 議案第49号をお開き願います。議案第49号、大船渡市
公告式条例の一部を改正する条例について、別冊のとおり制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 提案理由でございます。規則を公布する場合の方式について、署名による公布に代えて記名押印による公布を可能とするため、所要の規定の整備をしようとするものでございます。 条例案につきましては、別冊にてお配りしております市長提出条例議案1ページをお開き願います。内容につきましては、議案第49号説明要旨により説明し、全文に代えさせていただきます。 説明要旨の1ページをお開き願います。議案第49号説明要旨。1、本則でございます。第3条は、規則の公布または市長の定める規定の公表をしようとする場合、公布または公表の旨の全文、年月日及び市長名を記入して、市長印を押さなければならないこと等を定めるものでございます。 第4条は、市の機関の定める規則及び規定を公表する場合の方式等を定めるものでございます。 第5条は、条項及び文言を整理するものでございます。 2、附則でございます。この条例の施行期日を令和2年4月1日とするものでございます。 議案書に戻りまして、議案第50号をお開き願います。議案第50号、大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市
旅費支給条例の一部を改正する条例について。別冊のとおり制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 提案理由でございます。統括監の職を廃することに伴い、所要の規定の整理をしようとするものでございます。 条例案につきましては、別冊にてお配りしております市長提出条例議案2ページをお開き願います。内容につきましては、議案第50号説明要旨により説明し、全文に代えさせていただきます。 説明要旨の2ページをお開き願います。議案第50号説明要旨でございます。1、本則、第1条による改正は、大船渡市一般職の職員の給与に関する条例に係るものでございます。第2条による改正は、大船渡市
旅費支給条例に係るものでございます。それぞれ文言を整理するものでございます。 2、附則でございます。この条例の施行期日を令和2年4月1日とするものでございます。 議案書に戻りまして、議案第51号をお開き願います。議案第51号、(仮称)
甫嶺復興交流推進センター整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて。下記のとおり契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 記でございます。1、工事名、(仮称)
甫嶺復興交流推進センター整備工事。2、工事場所、大船渡市三陸町越喜来字甫嶺134番地2。3、契約の方法、指名競争入札。4、請負契約金額1億6,280万円。5、契約の相手方、大船渡市三陸町綾里字黒土田175番地。正三建設株式会社、代表取締役、佐々克考。 提案理由でございます。(仮称)
甫嶺復興交流推進センター整備工事の請負契約を締結しようとするものでございます。 お開き願います。資料1は、工事の概要でございます。1、工事対象、(1)、校舎。鉄筋コンクリート造、陸屋根、一部2階建て。昭和57年度建築。延べ床面積1,708.63平方メートル、1階1,050.50平方メートル。2階658.13平方メートル。(2)、体育館、鉄骨造平家建て、昭和57年度建築、延べ床面積618.52平方メートル。 2、工事内容でございます。(1)、改修工事、校舎東側棟、1階シャワールーム、男子用6基、女子用4基、外部用2基。オープンキッチン、予備室、貸しオフィス、リフレッシュルーム。校舎西側棟1階、洗濯室、多目的利用スペース、和室、洋室、各2室、予備室、貸しオフィス、倉庫、管理事務室、多目的トイレ、トイレ、男子用、女子用、外部用各1室。2階、工作室、洗面室、男子用、女子用各1室、ドミトリー、男子用2室、各18床。女子用2室、各18床。コミュニティールーム、宿泊用2室、リネン室、トイレ、男子用、女子用各1室。体育館棟、体育館。 (2)、新設工事、浄化槽200人槽でございます。 3、工期でございますが、この契約締結の日から令和2年3月31日まででございます。 お開き願います。資料2は、位置図でございます。 お開き願います。資料3は、配置図でございます。 お開き願います。資料4は、1階平面図でございます。 お開き願います。資料5は、2階平面図でございます。 議案第52号をお開き願います。議案第52号、蛸ノ
浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その3)工事の
請負変更契約の締結に関し議決を求めることについて。平成29年7月11日に議会の議決を経て、請負契約を締結した蛸ノ
浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その3)工事の請負契約の締結に関し、その一部を下記のとおり変更するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 記でございます。1、工事名、蛸ノ
浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その3)工事。2、工事場所、大船渡市赤崎町字蛸ノ浦地内。3、契約の相手方、大船渡市盛町字田中島27番地1、株式会社佐賀組、代表取締役、金野辰雄。4、変更の内容、項目は、契約金額で変更前10億4,436万円、変更後10億2,249万7,560円。変更による増減2,186万2,440円の減でございます。 提案理由でございます。蛸ノ
浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その3)工事の
請負変更契約を締結しようとするものでございます。 お開き願います。
請負変更契約の概要でございます。1、変更の理由でございます。被災した既設の防潮堤について、当初は全て取り壊しの上、処分する予定でありましたが、工事発注後の詳細な現場調査の結果、一部施工区間については、撤去しなくても施工することは可能であり、将来的にも特に影響がないと判断したことから、これに係る変更を行うものでございます。 また、護岸部の施工について、基礎部の掘削により、既設の被覆石が撤去されるため、その復旧に当たっては、再度被覆石で施工する予定としておりましたが、現状で既設の被覆石がわずかに残る程度となったことから、経済性や施工性を考慮して、検討した結果、復旧の工法を見直すこととし、これに係る変更を行うものでございます。 さらに、基礎工の施工について、現場打ちくいの一部施工区間において、当初想定した長さでは、くいが支持層に達しないことが判明したため、必要な長さまでくいを伸長する必要が生じたことから、これに係る変更等を行うものでございます。 2、変更の内容でございます。2,186万2,440円の減額。主な変更の内容、(1)、構造物撤去工。既設の防潮堤に係るコンクリートの取り壊し及び運搬処分の数量を3,611立方メートルから1,555立方メートルに変更するための費用を約8,000万円減額するものでございます。 (2)、護岸工、護岸部の復旧を被覆石による工法から捨て石による工法に変更するための費用を約1,400万円減額するものでございます。 (3)、基礎工、場所打ちぐい59本中30本について、くいの長さ6.0メートルから10.5メートルを6.0メートルから16.0メートルに伸長するための費用を約8,000万円増額するものでございます。 私からは以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。
○議長(
熊谷昭浩君) 市長。 (市長 戸田公明君登壇)
◎市長(戸田公明君) 議案第53号、副市長の選任につきましては、御同意をいただきたく御提案申し上げるところでございますが、説明に入るに先立ちまして、提案に至るまでの若干の経緯を申し上げまして、各位の御理解をいただきたいと存じます。 髙泰久副市長におかれましては、3年9か月にわたり豊かな識見と幅広い行政経験を生かし、
東日本大震災からの着実な復興をはじめ市勢発展のため多大な御貢献をいただいてまいりました。当市復興計画の着実な推進のため、職員の先頭に立って粉骨砕身御尽力いただいてきたところでありますが、復興計画の完遂に一定のめどがついたとして、今月31日をもって退任する申出があったところであります。 今後復興の総仕上げと新しい時代にふさわしい持続可能な
まちづくりに向けた具体的な取組が始まる中、豊富な行政経験を有する髙副市長の御退任は、誠に残念でありますが、本人の意志を尊重いたしまして、受理いたしたところであります。こうした状況の下、幅広く総合的に検討いたしました結果、次のとおり御提案申し上げる次第であります。 それでは、議案第53号、副市長の選任に関し同意を求めることについて御説明申し上げます。住所は、大船渡市赤崎町字清水4番地2。氏名は、志田努氏。生年月日は、昭和34年11月15日でございます。御同意をお願いいたします志田努氏は、現在当市統括監の職にあり、皆様御承知のとおり、行政経験が豊富でかつ人格識見とも優れた方であります。大船渡市と大船渡市の副市長として最適任者と考えた次第でありますので、何とぞ議員各位の御同意をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 なお、経歴等参考資料を添付してございますが、説明は省略させていただきます。 私からは以上であります。
○議長(
熊谷昭浩君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第49号から議案第53号までの5件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第49号から議案第53号までの5件については、委員会の付託を省略することに決しました。 ここで追加議案思考及び昼食のため休憩いたします。 午前11時58分 休 憩 午後 1時00分 再 開
○議長(
熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△日程第41 議案第49号 大船渡市
公告式条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) これより議案審議を行います。 日程第41、議案第49号、大船渡市
公告式条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第49号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第49号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第42 議案第50号 大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市
旅費支給条例の一部を改正する条例についての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第42、議案第50号、大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市
旅費支給条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第50号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第50号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第43 議案第51号 (仮称)
甫嶺復興交流推進センター整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第43、議案第51号、(仮称)
甫嶺復興交流推進センター整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。5番、田中英二君。
◆5番(田中英二君) 2点について伺います。1つは、工期について。2つ目は、周りの家の砂の飛散で困っていることについて伺います。 1つ目です。この工事は、本日提案され、議決されたら契約されるということになりますが、この工期を見ますと、今年の3月31日まで。工期がほとんどありませんが、これでよいのでしょうか伺います。
○議長(
熊谷昭浩君) 財政課長。
◎財政課長(佐藤雅俊君) 工期につきましては、工事の入札のときに特記仕様書というのを業者のほうにお示ししておりまして、その特記仕様書に工期は3月31日までとするが、繰越し手続が整った場合には、工期を180日とするというような仕様をお示しして、それで入札を行ったものでございます。契約、今般これが議決になった後には、契約書を取り交わして工期の変更について月末の専決処分等の制度を活用しまして工期延長を考えているところでございます。 以上です。
○議長(
熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。
◆5番(田中英二君) (続) そうしますと、この工事が終わって完成して、あそこの施設の開業というような形になっていくというふうに思いますが、それは大体いつ頃をめどにされているか伺います。
○議長(
熊谷昭浩君) 財政課長。
◎財政課長(佐藤雅俊君) 工期は180日を予定しておりますので、9月の中旬が工期予定ということになります。
○議長(
熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。
◆5番(田中英二君) (続) 初めはこの4月とか5月とかという開業だというふうに私は伺っていたのですが、それからは大幅に延びるということなのですか、伺います。
○議長(
熊谷昭浩君) 企画調整課長。
◎企画調整課長(伊藤喜久雄君) ただいまお話がありました4月、5月ということでございますけれども、そちらのほうは、民間のBMXのほうの開業を予定しているものでございまして、今のところでございますと、5月の上旬あたりにプレオープンをしているというふうに伺ってございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。
◆5番(田中英二君) (続) それでは、2つ目の今BMXの話が出ましたが、ここで同じような事業として将来台頭して行われるような形になりますが、この工事で、今工事が行われていまして、道路1本隔てたところにも家がありまして、その工事の高さは、屋根より高いような感じになっていまして、谷筋の風が北から吹いてくると、まともに砂をかぶっているということで、昨年は干し柿ができなかったと。飛んできた砂がくっついて、とても食べられるものではないと。それから、洗濯物もまともに干せないということで、困って見えたのです。1月のこれは24日になりますが、担当課にお伝えしまして、何か工事で砂が飛んでいますから、何らかの手を打ってくださいということをお願いしておきましたが、それは打たれたのかどうか伺います。
○議長(
熊谷昭浩君) 企画調整課長。
◎企画調整課長(伊藤喜久雄君) ただいまのお話の件でございますけれども、現在その事業者側と、あとは地元のほうとで様々話し合いを進めてございます。4月の上旬あたりには、その協定を締結するというふうに伺ってございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。
◆5番(田中英二君) (続) 今BMXの工事が盛んに行われていて、今、去年の秋からもう皆さん困っているのです。4月の締結は、それは完成後の話になりますが、今の工事中の対策を求めたのですが、どうなのですか。
○議長(
熊谷昭浩君) 企画調整課長。
◎企画調整課長(伊藤喜久雄君) 事業者側におかれましては、鋭意その辺もこちらのほうからもお伝えしておりまして、その対策について事業者側のほうで対応しているというふうに伺ってございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。
◆5番(田中英二君) (続) そうすると、地元の人にも一定の話がされていると思いますが、地元の皆さんはそれでいいという形になっていますか、工事中について。
○議長(
熊谷昭浩君) 企画政策部長。
◎企画政策部長(新沼徹君) これについては、甫嶺地区のほうで、いわゆる官民会議等で甫嶺地区の方々と行政あるいは事業者側と常に緊密に連携を取り合ってございまして、地元のほうからは、粉じん等に対する苦情といった、そういったものは発生していないというふうなことを地元からも伺ってございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。
◆5番(田中英二君) (続) 地元の人は、なかなか言えない人もいるのです、公な形で。私が代わって今お伺いしているのですが、どうですか。やっぱり地元の人は困っているのです。
○議長(
熊谷昭浩君) 企画政策部長。
◎企画政策部長(新沼徹君) いずれ我々としましては、地元とも密接に連携を取り合ってございまして、地元のほうからは行政のほうで適切に対応しているというふうに伺ってございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。
◆5番(田中英二君) (続) このBMXと直接関係ないのですが、砂が飛んで困っているのは、越喜来小学校の下の周りの皆さんも同じ状況なのです。越喜来小学校は、御存じのように高い位置に造られまして、風が吹くと下の皆さんに丸かぶりと、一定の砂を防ぐネットはあるようですが、それでも砂が飛んできて皆さん困っていると、ここでも柿を干せなくなって、もうやめたと。それから、日々の洗濯物の干し物に砂が飛んできて非常に困っているということをおっしゃっているのですが、ここら辺は地元からお聞きではないですか。
○議長(
熊谷昭浩君) 田中議員、甫嶺の復興交流推進センターの質疑でありますので、もし答えられれば、答えていただきたいというふうに思います。教育次長。
◎教育次長(金野高之君) その問題につきましては、できた当初からいろいろと御意見いただいているところでございます。技術的な問題もございますので、いろいろと工夫の検討ということは進めておりますけれども、なかなかこれといった決定的な対策というのが現状で見つかっておりませんけれども、引き続きどういった方法がいいのかということについては検討を深めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第51号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第51号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第44 議案第52号 蛸ノ
浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その3)工事の
請負変更契約の締結に関し議決を求めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第44、議案第52号、蛸ノ
浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その3)工事の
請負変更契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第52号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第52号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第45 議案第53号 副市長の選任に関し同意を求めることについての審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第45、議案第53号、副市長の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。8番、小松龍一君。
◆8番(小松龍一君) 今回の選任の同意を求める、これは反対ということではございませんが、これに関連して、これは市長に尋ねたいのですけれども、そうすると、現副市長が退任するということになると、1人体制でということでよろしいのでございますか。
○議長(
熊谷昭浩君) 市長。
◎市長(戸田公明君) はい、そのとおりでございます。復興も終盤を迎えまして、いよいよ、新年度幾らかまだ復興の事業がございますけれども、ほぼ通常の状態に戻っているということで1人体制でまいりたいと思います。
○議長(
熊谷昭浩君) 8番、小松龍一君。
◆8番(小松龍一君) (続) これは、市長も我々もそうなのですが、復興はそのとおりまず完了に近くなってきているということで、それはそのとおりでしょう。復興予算もいろいろついて、いろいろ工事をやっているということで4,000億円ぐらいの金額で大船渡もいろんな状況でこういうふうになってきたということは、皆さん方は御認識は、大体ほぼ一緒だと思うのです。これは、市長も我々ももう当然そうなのですけれども、復興後は大変な状況になるのだよということは、市長も御認識は同じだと思うのです。 そうした段階で国とのパイプがなくなるということは、どういうことなのかということをよくよく考えてみていただきたいと思うのです。市長もちょっと私たちもよく分かりませんが、そんなに国とのパイプが太いということでは私はないと思うのです。その辺を含めて、これから非常に大切になる復興後の大船渡の市政に対して1人体制で、これはいいのかどうかと、その辺の状況を市長はどうお考えでございますか。
○議長(
熊谷昭浩君) 市長。
◎市長(戸田公明君) 私は、いろいろ考えましたけれども、1人体制で乗り切れるというふうに考えましたので、そのように提案させていただいた次第であります。 国とのパイプ云々ということでございますけれども、確かにそれは重要であります。今までどおり国の皆様、関係者の皆様とは要望事項あるいは様々な日常的な接触の機会を通じてパイプは保ってまいりますし、そしてまた大きな大きな進めるべき施策、例えばILCとかでございますけれども、これは今まで進めてきておりますILC東北推進協議会、岩手ILC推進協議会、そして関連諸団体の方々と連携しながら前に進めてまいりたいというふうに考えております。 私は、通常状態に戻りつつございます、ほぼ戻っておりますので、1人体制でいくと。そしてまた、市の各担当部署の部長をはじめ課長の皆様とともに連携して一致団結して進んでまいりたい。当然市議会の皆様とも同様でございます。1人体制でいくということでございまして、どうか御議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
熊谷昭浩君) 8番、小松龍一君。
◆8番(小松龍一君) (続) 市長の考え方がそうであるのであれば、私は何も反対とか、そういうことではないのですけれども、私は、あくまでもお話しするのは、これからやっぱり非常に大切な、本当に大変な時代になるということなのです。それで果たしてそこで市長がそういうことを考えているのであれば、私は何もそれをやめて2人体制にしようとは言いませんが、そういうことをやっぱり常々思っていただきませんと、これからの大船渡市政、大船渡市経済、いろんな面を含めて柱になるものはないのです、はっきり言って。 そういうことを含めてやっぱり国とか県との連携が非常にこれから大切になると。先ほどのILC関係でも全部そうです。これは、国、県の問題です、いろいろ。そこで1人の体制でどうなのかなと。市長がそれだけ自信がある裏づけは何なのかなということを、甚だちょっと考えての質問でありましたものですから、御容赦願いたいと思うのですけれども、私の懸念が当たらなければいいのですけれども、私も全体的に大船渡はやっぱりよくしなければならないのだということを踏まえての話なので、その辺はよくよく御理解していただきたいのですけれども、やはり私は2人体制でこれからやっぱり国とのパイプをきちっと持ってもらってやっていただきたいなということの考えで終わらさせていただきます。コメントがあれば、お願いいたします。
○議長(
熊谷昭浩君) 市長。
◎市長(戸田公明君) 復興の創生期間、この10年間は、極めて特殊でありました。私は、世界史的な歴史に残る大災害であったのだろうと思います。人類の災害の中で本当に大きな災害だったのだろうと思います。その災害も9年余り前に突然発生して、そして副市長2人体制でもって、そして皆様とともに手を携えながら前進してまいりましたけれども、ここでほぼ平常状態に戻ります。 震災前の平常状態も大変だったと思います。大変な時期でした。ですけれども、当時の方々は、それに立ち向かってきた。これからもそうであります。そのように考えまして、私は覚悟を持って進めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(
熊谷昭浩君) 17番、志田嘉功君。
◆17番(志田嘉功君) 今8番議員が市長からいろいろお話伺ったわけですが、私も後で後悔、私もしないように、また市長もしないように意見の交換を若干したいなと思います。 震災も、いわゆる落ち着いてきたと、安定期に入ったと。確かにそんな感じはします。ただ、その中で思うのは、今まで今日髙副市長もおられますけれども、その前にまた国交省と、そういうことで今の答弁を聞いても、もうある程度大丈夫だよと、いわゆる国と、あるいは県の関係にしてもそうですが、本当に大丈夫なのかなと。この結果は、次の任期の2年7か月なり、8か月たたないと、結論が出ないわけです。そういう思いからいくと、やはり今8番議員に言ったように、心配するなよと、もう我々はそういうつもりで一丸となってやっていくのだと、そういう思いが先走っていないのかなと、そんな気もするのですけれども、その点はどのように。
○議長(
熊谷昭浩君) 市長。
◎市長(戸田公明君) 先走っていることはございません。私が復興・創生期間の中で、特にも平成25年に起業支援室を設けさせていただきました。以来、東北未来創造イニシアティブへの参加、あるいはそれを引き継いで大船渡ビジネスアカデミー、これへの大船渡市としての協力、それから起業支援室としての様々な取組、さらにはビジネスプランコンテスト等を通じた新しいビジネスの発掘、そういったことで経済的に人口が減少していく中で、どういう方向に留意しながら経済のかじ取りあるいは行政としてできる経済のかじ取りをしていったらいいのであろうかということが私は市の職員の皆様の心にも浸透してきていると思います。そういう中で様々な新しい取組がなされてまいりました。 なぜ私が起業支援室を震災の復旧、復興のさなかにぼんと設けたかと申しますと、私は市長に就任する前に、大船渡をはじめ日本国内の各自治体が本当に疲弊の状態にありました。失われた20年間あるいは二十数年間、本当に苦しんでおった時代だと思います。有効求人倍率も0.5、所得もゆっくりゆっくり下がっている、そういう厳しい時代でした。それを踏まえて起業支援室ということで、新たに起業する人たちを支援しよう、新たに事業を、新しい発想で事業をする人たちを支援しようということで今日までやってきました。それが今花開きつつございます。そしてまた、レールも敷かれつつございます。そこを市の職員、そして議員の皆様とともに前進していくと、そういう思いであります。淡々と前進していくと、そういう思いであります。 以上です。
○議長(
熊谷昭浩君) 17番、志田嘉功君。
◆17番(志田嘉功君) (続) 私は、物事は順序立てがやはりあると思うのです。市長は私とそんなに年齢には差はありませんからですが、今私自身もいずれ当局の人間あるいは地元の人間が副市長あるいは市長になってほしいなと、そういう思いは常々持っております。ただ、問題は、今がその時期なのかと、安定してきているが、ゆえに今がその時期なのかと。今当面の課題は、大きなものはないのかどうなのか。これから市民協働も表に出てくるわけですが、あるいはILCにしてもそうです。大丈夫かと、そういう思いの中で市長に答えを求めておるわけです。その辺について現段階では、やはり自賄いで大丈夫だと、そういう認識であるのか、その点を1つ。
○議長(
熊谷昭浩君) 市長。
◎市長(戸田公明君) 現在我々が様々な課題を抱えておりますけれども、その課題の中の本当に大きな課題と思われるもの、これは過去1年、2年、3年かけて皆様とともに十分議論してまいりました。ILCしかり、それから協働の
まちづくり、協働の
まちづくりにつきましても、これは市民の皆様も少子化、高齢化の中で皆様感じられておることでございます。そこを行政が地区の皆様とともに手を携えて前に進んでいこう。何も来年度から、新年度から100点満点ということは必要ないと思います。高齢化はゆっくりゆっくり進んでいます。その高齢化のスピードに負けないように、できるだけ早くそれを実現していく、そういうことでございます。 それから、経済的にも経済の状況を申しましても、もうやるべきことは分かっている。散々議論されてきている。それをやっていくだけというところでございます。ということで、私は皆様とともに手を携えながら淡々と、しかも力強く前進してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
熊谷昭浩君) 17番、志田嘉功君。
◆17番(志田嘉功君) (続) ありがとうございます。最後に市長にお願いしますが、やはり新しい副市長と共々、とにかく手を携えて、そしていわゆる当局の方々と強い連携と、やはり情報開示を含めて強さを前面に出してほしいなと。そして、対市民には、やはり今まで以上に対話、座談会、様々な場面でもう少し市民との接触度を強めてほしいなと思うわけですが、最後になりますけれども、その点についての考え方をお聞きします。
○議長(
熊谷昭浩君) 市長。
◎市長(戸田公明君) 私も同感であります。私は、9年半前に市長に就任いたしましたけれども、庁内はもとより、市議会の皆様とも情報を共有しながら、情報を開示しながら、そして一生懸命全力投球の、直球で全力投球をしながら、議論をしながら、直球の全力投球による議論をしながら今日までやってまいりました。この間市議会も、大分市議会と行政の車輪の両輪具合も相当変わったものと私は思います。この流れを私は今後とも続けてまいりたいと思います。 また、市民の皆様との対話、会話につきましては、機会を捉えてできる限りそのように努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 議案第53号について、本案は原案に同意と決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立全員であります。 よって、議案第53号は原案に同意と決しました。 ここで当局から発言を求められておりますので、これを許します。市長。
◎市長(戸田公明君) ただいまは、大船渡市副市長に志田努氏を選任することに対しまして、皆様方の深い御理解と御協力のもと、同意の決議をいただきまして誠にありがとうございます。 副市長の就任は、令和2年4月1日付でありますので、正式な就任の挨拶は後日となりますが、ここで御紹介をさせていただきます。副市長の選任に同意をいただきました志田努氏でございます。 私からは、以上でございます。ありがとうございました。
○議長(
熊谷昭浩君) ただいま市長から御紹介のありました副市長からは、就任後改めて挨拶をいただくことといたしておりますので、御了承をお願いいたします。
△日程第46 請願第1号 日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める請願の上程審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第46、請願第1号、日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める請願を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。委員長、船野章君。 (総務常任委員長 船野章君登壇)
◎総務常任委員長(船野章君) 請願第1号、日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める請願について。 去る令和2年2月21日の第1回定例会本会議において、総務常任委員会に審査付託されました請願第1号、日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める請願を審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 本請願を審査するため、2月21日及び2月27日の計2回当委員会を開催し、意見交換をしたところであります。 2月21日の第1回委員会では、本請願の内容及び今後の審査の方針について確認し、2月27日の第2回委員会では自由討議等を通じて議論を尽くしたところであります。 委員会での発言要旨をかいつまんで御報告いたしますと、1つ、
核兵器禁止条約は、核兵器保有国が参加しておらず、今のままでは核兵器削減が進まないことは明白である。さらに、条約に賛成した主な国は、直接的な核の脅威にさらされていない地域であり、核兵器保有国が近隣にある日本の現状を考えると賛成できない。また、国の安全保障は、市議会で議論すべき問題ではなく、既にNPT体制とCTBTにより核兵器を削減した実績のある現在の政府の取組を進めるべきである。 1つ、広島と長崎に原子爆弾が落とされ、甚大な被害が出た事実があり、現在の状況を見ても、戦争体験のある世代とない世代の考え方の違いが顕著になってきていると感じる。そのような事実に鑑み、
核兵器禁止条約に署名、批准し、核兵器廃絶へ取り組む必要がある。 1つ、岩手県議会をはじめ県内の当議会以外の全市議会が
核兵器禁止条約への署名、批准を求める請願を採択しているという事実を非常に重く受け止めるべきと考え、請願に賛成する。 1つ、NPTの発効や体制の強化等は、核兵器の削減という点では実効性が高く、核縮減の軸となってきたことや、他にも実効性のある対策があることも事実だが、市内の核兵器廃絶に対する様々な世論や当市が非核平和都市を宣言している経緯を踏まえると請願に賛成すべきと考えるなどの意見が出されたところであります。 その後、当委員会の結論を得るために採決をいたしましたところ、請願第1号は賛成多数により採択と当委員会としての結論を得た次第であります。 以上、審査の経過と結果の報告とさせていただきます。
○議長(
熊谷昭浩君) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 ここで討論の通告がありますので、これより討論に入ります。 討論の通告は、12番、森操君、5番、田中英二君の2名であります。 それでは、順次これを許します。 最初に、請願第1号に反対の12番、森操君。 (12番 森操君登壇)
◆12番(森操君) 公明党の森操でございます。請願第1号の日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める請願について、総務常任委員長の報告は採択すべきとのことですが、私は核廃絶の実効性において、条約の採択が核廃絶の到達点ではなく、かえって双方の対立の溝を深めるということから反対の立場で討論をいたします。 核軍縮には2つの潮流があり、異なる立場の国々が重要な事項について有意義なやりとりができなくなっています。今断絶状態であり、対話ができなくなっているのが現状であります。 1つは、この請願のように
核兵器禁止条約の採択で即時核廃絶を追求する潮流と、もう一つは、核抑止が安全保障と安全に資するものであり、大きな戦争を防ぐとの信念の下、核抑止へ依存とする潮流でございます。 核兵器のない世界の実現には、
核兵器禁止条約の採択等をめぐって深まってしまった核兵器保有国と非保有国の亀裂があり、その橋渡しが求められております。これこそ唯一の戦争被爆国である日本の責務であると考えます。 日本政府は、この亀裂、大きな溝を埋めるために、賢人会議を設立をし、広島などの開催を含め、昨年7月で5回の会議を開いております。この賢人会のメンバーは、座長を務める白石隆前政策研究所大学院大学長を含む日本人6名と核保有国のアメリカ2名、ロシア、中国、フランス、そして非保有国のドイツ、カナダ、オーストラリア、
核兵器禁止条約賛成国であるエジプト、そしてニュージーランドの外国人10名の合計16人の有識者や被爆者で構成されております。 賢人会議は、核軍縮を実質的に進展させるための提言をまとめ、今年の春の2020年4月5日NPT、核兵器不拡散条約運用検討会議へ提出予定でありますし、また2025年のNPT運用検討会議への提言をも協議をしております。その提言の方向は、対話の共通認識として、まず冒頭に述べた2つの極論ではなく、その中間であるNPT、核兵器不拡散条約第6条に基づく国際的な安全保障を改善をしながら核兵器のない世界を追求することが双方の利益であること、そして国際社会の立場の違いを狭め、なくするために共通の基盤を見いだし、議論における礼節を取り戻し、多様な意見を尊重する必要があるとしております。 公明党は、
核兵器禁止条約は高く評価しておりますが、核廃絶への具体的な実効性は、核保有国と非保有国の対話の積み重ねの上にあると考えており、双方の溝が深まり、対話がなされず、核軍縮ができない状態は絶対につくってはいけないとの立場でございます。それだけに賢人会を真の橋渡しと期待しており、各国が被爆の実相を共有して実効性のある提言をまとめられるよう期待をしております。 以上の理由で意見書の提出は必要ないことから、委員長報告には反対といたします。 以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、請願第1号に賛成の5番、田中英二君。 (5番 田中英二君登壇)
◆5番(田中英二君) 日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める請願の採択について賛成の討論を行います。 核兵器をなくしてほしいは、世界の人々の願いです。広島、長崎に原爆が落とされた日本の人々のその願いは、一層強いものがあります。核保有国と新たに保有を狙う国が険悪になっています。何らかのきっかけで核戦争になりかねません。一方、アメリカのトランプ大統領が使いやすいとされる小型核兵器を配備し、それに対抗する現保有国との熾烈な核開発競争も引き起こされ、世界は一層危険な状態に置かれています。また、これらの開発競争には、莫大な資金が投じられています。こんな状況が続くことは許されません。核兵器から世界が解放される道は、保有国の判断や善意に頼るのではなく、世界の強制力、すなわち
核兵器禁止条約の力でなくすしかありません。毒ガスも地雷も、その国際禁止条約の力が有効に働いています。 とりわけ被爆国日本は、3年前に国連で採択された
核兵器禁止条約の発効の先頭に立つべきではないでしょうか。その条約発効に必要な50か国の批准に向け、現在81か国が署名し、35か国が批准しています。今から35年前、大船渡市は日本国憲法の基本原則に従い、あらゆる国の核兵器の廃絶を強く希求し、非核平和都市宣言を県内で最初に決議しています。核兵器と人類は共存できません。この請願は、岩手県議会をはじめ、県内33市町村のうち32市町村議会が賛成しており、残るは大船渡です。日本政府が
核兵器禁止条約に署名、批准することを求めるこの請願に多くの議員の皆さんの賛成をぜひお願いいたします。ありがとうございました。
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) これで討論を終結し、これより採決いたします。 請願第1号について、本件に対する委員長の報告は採択であります。 本請願を採択と決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立多数であります。 よって、請願第1号は採択と決しました。
△日程第47 発議案第1号 日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書についての上程審議決定
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第47、発議案第1号、日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。14番、船野章君。 (14番 船野章君登壇)
◆14番(船野章君) 発議案第1号、それでは、説明を申し上げます。発議案第1号、日本政府が「
核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書について。 標記について、大船渡市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出をいたします。令和2年3月19日。 提出者、船野章。賛成者、東堅市議員、田中英二議員、渕上清議員、志田嘉功議員、畑中孝博議員、以上の議員であります。 ページをお開き願います。読み上げて説明とさせていただきます。 核兵器の全面的禁止は、全世界の願いであり、特に唯一の被爆国である日本にとって、平和に関する最も切実な問題であります。戦後70年の間、被爆者を中心に絶え間なく核廃絶の運動が続けられ、平成29年7月7日、
核兵器禁止条約が国連で採択され、同年9月以降50か国以上の批准で発効することになりました。 この条約は、前文で核兵器の非人道性を厳しく告発し、国連憲章、国際法、国際人道法に照らして違法性を述べており、さらに広島及び長崎の被爆者に言及し、核兵器廃絶の必要性を明確にしています。 当市も昭和60年9月10日に非核平和都市宣言を決議しており、その宣言は国連で採択された
核兵器禁止条約と同じ趣旨であります。
核兵器禁止条約は国連で採択されてから現在81か国が署名し、35か国が批准するところまで進んでいます。核兵器が再び使用されかねない危うい状況が続いている今こそ、核兵器の悲惨さを経験した唯一の被爆国の政府として
核兵器禁止条約に署名し、速やかに批准することが必要とされています。 よって、政府等関係機関に対し、
核兵器禁止条約に署名、批准するよう求めるものであります。 以上の内容で地方自治法第99条の規定により、大船渡市議会として意見書を提出するというものでありますので、議員各位におかれましては、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
熊谷昭浩君) 発議案第1号について質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。 発議案第1号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
熊谷昭浩君) 起立多数であります。 よって、発議案第1号は原案のとおり可決いたしました。
△日程第48
復興特別委員会 所管事務調査報告
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第48、
復興特別委員会の
所管事務調査報告を議題といたします。
復興特別委員会より会議規則第110条に基づく報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許します。委員長、紀室若男君。 (復興特別委員長 紀室若男君登壇)
◎復興特別委員長(紀室若男君) それでは、私から
復興特別委員会の調査活動に係る経過と結果について報告をさせていただきます。 当市議会では、未曽有の被害をもたらした
東日本大震災からの復旧、復興を図るため、震災直後から平成28年3月まで災害復興対策特別委員会を設置し、被害状況の把握に努めたほか、復興に係る提言を取りまとめ、市に提出するなど、取組を行ってまいりました。 平成28年の改選後においては、さらなる復興の加速と復興の先の持続可能な地域社会の実現を目指して
復興特別委員会を設置し、総務、教育福祉、産業建設の3部会ごとに調査に取り組みました。また、各部会で取りまとめた復興に係る諸課題に対する対策を幹事会、全体会で調整の上、毎年市に対し、提言書を提出するとともに、その対応状況についても、当局から定期的に報告を受けてきたところであります。 この結果、応急仮設住宅の撤去や集約化による自立再建や災害公営住宅への入居などが進み、小中学校の校庭や都市公園の早期開放が図られたこと、被災者に寄り添った心のケアやコミュニティーの形成支援、また大船渡駅周辺地区のにぎわい拠点形成や被災跡地の利活用、企業誘致に係る取組の成果として、トマト大規模栽培施設の操業開始や夏イチゴ栽培施設の建設など、先端技術を活用した新産業の創出、被災した漁港の復旧工事完了など、なりわい再生を支える基盤整備、さらには今後の災害に備えた避難行動、要支援者名簿の消防団等への配付など、多くの施策が推進されております。 一方、大震災から9年が経過し、今後1年余りとなった本市復興計画期間内での事業完了はもとより、復興後の持続可能で安心、安全な地域社会の構築と、さらなる市勢発展に向けて重要課題の解決が強く求められております。このため引き続き被災跡地の一層の利用促進や災害公営住宅入居者、自立再建した方々と既存コミュニティーの形成支援及び心のケア、さらには危機管理体制の構築や主要魚種不漁に伴う水産業界への支援をはじめとした産業の振興など、総合的かつ積極的な施策の推進を図り、真の復興完遂を果たすべく市当局とともに、市議会としてもなお一層の取組が必要であることを申し述べ、本特別委員会の報告といたします。
○議長(
熊谷昭浩君) この際、お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑については、議長を除く議員全員による特別委員会において十分審議を尽くしているところでありますので、これを省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。 よって、委員長報告に対する質疑は省略することに決定いたしました。
△日程第49
簡易水道事業に関する
市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会 所管事務調査報告
○議長(
熊谷昭浩君) 次に、日程第49、
簡易水道事業に関する
市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の
所管事務調査報告を議題といたします。
簡易水道事業に関する
市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会より会議規則第110条に基づく報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許します。委員長、紀室若男君。 (
簡易水道事業に関する市職員逮捕事件 再発防止調査特別委員長 紀室若男君 登壇)
◎
簡易水道事業に関する市職員逮捕事件再発防止調査特別委員長(紀室若男君) それでは、私から
簡易水道事業に関する
市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会の調査活動に係る経過と結果について報告をさせていただきます。 当市議会では、平成31年1月17日、当都市整備部
簡易水道事業所の元市職員が簡易水道施設維持管理業務に絡み収賄罪の嫌疑で逮捕された事件が発生したことを受け、同日付で事件の徹底解明や再発防止、市民の皆さんへの情報開示等7項目の事項について、市当局に申し入れました。また、議会としても二元代表制の一翼を担う機関として市政に対する監視機能を高めていく必要性があることから、平成31年第1回定例会には、再発防止に向けた不正事務及び業務改善に係る調査、研究及び提言等を行うことを目的に、
簡易水道事業に関する
市職員逮捕事件再発防止調査特別委員会を設置するとともに、委員会に調査部会を置き、現地調査の実施や関係者の説明を求めるなど、8回にわたる積極的かつ精緻な調査活動を展開いたしました。 このような部会をはじめとした委員会活動を通して事件発生の原因究明、把握に努めた上で、その再発防止策について協議を重ね、令和元年9月30日には、業務や管理体制、契約事務の在り方やルールづくりの必要性、透明性の確保など10項目にわたる提言を取りまとめ、市長に対し、提出した次第であります。 市当局からは、この提言に係る対応として、令和2年1月27日開催の全員協議会において、契約事務に係る複数職員によるチェック体制の確保や発注手続の透明性と業務効率の向上など、再発防止策及び業務改善策などについて定期的に検証を行い、その実効性を確保する旨の発言があり、また市で設置した第三者委員会による報告書への対応についても説明があったところであります。 このことから、当特別委員会といたしましては、市当局の取組に一定の前進が見られたものと受け止めたところであり、当特別委員会の所期の目的は、ある程度達成できたものと判断いたした次第であります。 今後につきましては、再びこのような事件を繰り返すことのないよう時宜にかなった検証と改善を重ねるとともに、今回の不祥事を契機に全ての職員が倫理観を醸成し、市民の信頼回復に努めるとともに、公正で透明性のある市民本位の行政を実現していくことを強く求めることを申し述べ、本特別委員会の最終報告といたします。
○議長(
熊谷昭浩君) この際、お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑については、議長を除く議員全員による特別委員会において十分審議を尽くしているところでありますので、これを省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。 よって、委員長報告に対する質疑は省略することに決定いたしました。 以上で本定例会に付議されました議案等全部を議了いたしました。
○議長(
熊谷昭浩君) ここで当局から発言を求められておりますので、これを許します。副市長。 (副市長 髙泰久君登壇)
◎副市長(髙泰久君) 私から大船渡市税条例の一部を改正する条例及び令和元年度大船渡市一般会計等補正予算の専決処分についてお願いを申し上げます。 地方税法及び関係法令は、例年3月末までに国会で議決され、4月1日から施行されているところであります。市といたしましては、地方税法及び関係法令が公布された後、直ちに大船渡市税条例の改正について市議会に御提案申し上げ、議決をお願いしなければなりませんが、現時点で国会の議決の日が明確になっておらず、しかしながら4月1日からの施行が必要となります。また、令和元年度大船渡市一般会計等補正予算につきましては、基金積立金の変更、各種事業費の確定に伴う地方債の変更及び債務負担行為の変更、繰越明許費の確定に伴う変更等によるものであり、3月末での予算措置が必要となります。 したがいまして、大船渡市税条例の一部を改正する条例及び令和元年度大船渡市一般会計等補正予算につきましては、議会を招集する時間的余裕がない状況が予想されますことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分し、後日議会の承認をお願い申し上げる次第でございますので、あらかじめ御了承のほどお願い申し上げます。 私からは以上でございます。
○議長(
熊谷昭浩君) 市長。 (市長 戸田公明君登壇)
◎市長(戸田公明君) 議員各位におかれましては、本日をもって任期最後の定例会でございますので、一言御挨拶を申し上げます。 顧みますと、平成28年4月24日の大船渡市議会議員選挙の結果、今ここにおられる議員の皆様が晴れて御当選されたところであります。あの
東日本大震災からはや9年の歳月が経過いたしましたが、この間、市議会並びに市当局がまさに両輪となって復興計画の着実な遂行が図られてきたところであります。おかげをもちまして商業、観光のにぎわい創出の拠点となる大船渡駅周辺地区の土地区画整理事業における基盤整備工事の完了をはじめ、商業施設や夢海公園の整備などにより、中心市街地のにぎわいが増すなど、復興の進捗を広く実感できる状況となっているところであります。 議員各位の深い御理解と御協力に対しまして、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 また、今期をもって御勇退されます議員の皆様方には、長年にわたり市勢発展のため渾身の御努力をされてこられましたことに改めて深く敬意と感謝を表する次第であります。今後とも在任中と変わることなく、折に触れ御指導、お力添えを賜りますようお願い申し上げ、なお一層の御健勝を御祈念申し上げます。 議員活動を継続される方々におかれましては、市勢発展のため、さらなる御活躍をされますよう御期待いたしております。 次に、来る3月31日をもちまして退任いたします髙泰久副市長と定年等により退職いたします部課長級職員を紹介させていただきます。 初めに、髙泰久副市長であります。髙副市長におかれましては、
東日本大震災から5年が過ぎ、集中復興期間から復興・創生期間に入った平成28年7月に大船渡市副市長に就任され、その豊かな識見と幅広い行政経験を生かし、当市復興計画の着実な推進と市民の一日も早い生活再建のため、3年9か月の長きにわたり職員の先頭に立って粉骨砕身御尽力をいただいたところであります。これまでの円滑な市政運営、震災からの復旧、復興に貢献いただきましたことに心から敬意を表し、感謝を申し上げる次第であります。 次に、部課長級職員でありますが、初めに部長級の退職者を紹介いたします。生活福祉部長の熊澤正彦であります。 商工港湾部長の鈴木昭浩であります。本日は、都合により欠席しております。 都市整備部長の西山春仁であります。 水道事業所長の千葉洋一であります。 議会事務局長の金野好伸であります。 続きまして、課長級の退職者を紹介いたします。 総務部税務課長の安田由紀男であります。 総務部三陸支所長の汐谷和也であります。 都市整備部
簡易水道事業所技監の及川景太であります。 以上でありますが、退任、退職される皆様におかれましては、
東日本大震災からの復旧、復興に御尽力いただきましたことに厚く御礼申し上げますとともに、今後とも当市の市政運営に御高配賜りますようお願いいたします。 また、これまで議員各位から賜りました御指導、御高配に対し、退職者等に代わりまして心から御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。 以上で紹介を終わらせていただきます。
○議長(
熊谷昭浩君) ここで髙副市長から発言を求められておりますので、これを許します。御登壇願います。 (副市長 髙泰久君登壇)
◎副市長(髙泰久君) お時間をお借りして壇上よりの御挨拶の機会をいただき、誠にありがとうございます。 ただいま市長から御紹介がありましたとおり、このたび3月31日付をもって大船渡市副市長を退任することとなりました。平成28年7月に議会の御同意を得て副市長に就任して以来3年9か月にわたり
東日本大震災からの復興をはじめ、市政の全般にわたり市長の補佐役として携わることができましたことを大変光栄に存じます。何とか職責を果たし、今日を迎えられましたのも戸田市長、熊谷議長をはじめ議員の皆様、各行政委員会の皆様の御指導、御鞭撻、そして市の職員の皆様、各界各層の市民の皆様の御支援、御協力のたまものと心より感謝を申し上げます。 震災から5年が経過し、集中復興期間から復興・創生期間へと移行した時期に就任し、復興事業の中盤から終盤にかけての各種の取組に携わる中で、短期間とはいえ大船渡市の復興とともに歩んでこられましたことは、大きな喜びとするところであります。 被災跡地の利活用や被災者の心の復興等11年目以降も続くであろう取組もありますが、一日も早い復興の完遂とともに、復興の台の上に三陸の地に輝き躍動するまち大船渡が築かれることを祈念申し上げます。 大船渡を離れましても、議員の皆様や各方面から賜りました数々の御指導、温かい御厚情を忘れることなく、大船渡市の関係人口の一人として引き続き市勢の発展を見守ってまいりたいと存じますので、今後とも変わらぬ御厚誼をいただければありがたく存じます。 これまでの数々の御厚誼に重ねて感謝申し上げまして退任に当たっての御挨拶とさせていただきます。大変お世話になりました。ありがとうございました。
○議長(
熊谷昭浩君) それでは、高いところから大変恐縮でありますが、ただいま御紹介をいただきましたこの3月をもって退職される各位に対しまして、大船渡市議会を代表し、一言御礼の御挨拶を申し上げます。 皆様におかれましては、奉職されて以来長きにわたり、行政を取り巻く環境が年々変化する中、全体の奉仕者として大船渡市の着実な発展のため、そのお力を遺憾なく発揮されたところであります。また、大震災からのこの9年間は、膨大な業務が発生した中、部下職員とともに復旧、復興事業の着実な推進に、まさに昼夜を問わず全魂を傾けていただきました。加えて、復興完遂を見据えつつ魅力ある持続可能な
まちづくりに向けて、少子高齢化や人口減少への対応など、地方自治体の抱える諸課題克服のため懸命な努力をいただきました。特にも髙副市長におかれましては、平成28年7月の就任以来今日まで戸田市長を支え、円滑な市政運営のため多大な御尽力を賜り、大きな成果を得られたところであります。各位に対しまして改めてここに深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。 皆様には、これからも健康に十分御留意され、多方面でますます御活躍されますことを御祈念いたしますとともに、これまで培われた豊富な行政経験と優れた識見の下、大船渡市の一日も早い復興とさらなる発展のため、なお一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、御礼の御挨拶とさせていただきます。 次に、議員各位に申し上げます。各位におかれましては、この4年間、大震災からの早期復興と市民福祉の増進のため議会活動に邁進してこられました。この間、持続可能で安心して暮らせる
まちづくりの実現に適切に対応する議会の運営規範となる議会基本条例を制定し、議会の機能強化と活性化を図るとともに、市民に開かれた議会を目指し、積極的に議会改革を推進されました。 特にも復興はもとより、復興後を見据えた提言等を積極的に行い、市当局とともに一丸となって諸課題の解決に向け果敢に取り組むなど、その職責を着実に果たしてこられたものと感ずるところであります。 さて、今期限りで御勇退を表明されました畑中孝博議員、志田嘉功議員並びに田中英二議員におかれましては、市勢発展と地方自治の進展のため御尽力をいただきましたことに衷心より敬意を表する次第であります。今後とも大船渡市議会に対しまして何とぞ変わらぬ御指導を賜りますようお願い申し上げます。 また、来る4月の市議会議員選挙に出馬を予定されておられる議員各位におかれましては、必ずや当選の栄に浴されまして、この議場で再びお会いできますことを心から御祈念申し上げる次第であります。 さらに、私事でありますが、議員各位の御指導と戸田市長をはじめとする職員皆様の御協力によりまして、この4年間議長として重責を担わせていただき、職責を全うすることができました。各位の御厚情に重ねて厚く御礼を申し上げ、本定例会閉会に当たっての議長の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 (拍 手)
○議長(
熊谷昭浩君) それでは、これをもちまして令和2年大船渡市議会第1回定例会を閉会いたします。 大変御苦労さまでございました。 午後2時14分 閉 会...