大船渡市議会 > 2018-03-15 >
03月15日-06号

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  1. 大船渡市議会 2018-03-15
    03月15日-06号


    取得元: 大船渡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    平成30年  第1回 定例会議事日程第6号平成30年3月15日(木)午前10時開議日程第1  議案第12号  大船渡市地域経済牽引事業の促進区域における固定資産税の課税免除に関す             る条例について日程第2  議案第13号  大船渡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める             条例について日程第3  議案第14号  大船渡市いこいの広場条例について日程第4  議案第15号  大船渡市における公聴会及び調査等に出頭又は参加する者の費用弁償支給条             例の一部を改正する条例について日程第5  議案第16号  国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例について日程第6  議案第17号  大船渡市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を             定める条例の一部を改正する条例について日程第7  議案第18号  大船渡市国民健康保険条例の一部を改正する条例について日程第8  議案第19号  大船渡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について日程第9  議案第20号  大船渡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援             等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一             部を改正する条例について日程第10  議案第21号  大船渡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に             関する条例の一部を改正する条例について日程第11  議案第22号  大船渡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並び             に指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の             方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例について日程第12  議案第23号  大船渡市漁港管理条例の一部を改正する条例について日程第13  議案第24号  大船渡市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に             関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する             条例について日程第14  議案第25号  道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について日程第15  議案第26号  道路法等の適用を受けない公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する             条例について日程第16  議案第27号  大船渡市営住宅条例の一部を改正する条例について日程第17  議案第28号  大船渡市都市公園条例の一部を改正する条例について日程第18  議案第29号  大船渡市体育施設条例の一部を改正する条例について日程第19  議案第30号  大船渡市防災観光交流センターの指定管理者を指定することに関し議決を求             めることについて日程第20  議案第31号  大船渡職業訓練センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めるこ             とについて日程第21  議案第32号  大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることにつ             いて日程第22  議案第33号  大洞ふれあい交流館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることに             ついて日程第23  議案第34号  大船渡市立三陸公民館の指定管理者を指定することに関し議決を求めること             について日程第24  議案第35号  市道路線の廃止について日程第25  議案第36号  市道路線の認定について日程第26  議案第37号  辺地に係る公共的施設の総合整備計画を変更することについて日程第27  議案第1号  平成30年度大船渡市一般会計予算を定めることについて日程第28  議案第2号  平成30年度大船渡市魚市場事業特別会計予算を定めることについて日程第29  議案第3号  平成30年度大船渡市介護保険特別会計予算介護サービス事業勘定)を定め             ることについて日程第30  議案第4号  平成30年度大船渡市介護保険特別会計予算保険事業勘定)を定めることに             ついて日程第31  議案第5号  平成30年度大船渡市簡易水道事業特別会計予算を定めることについて日程第32  議案第6号  平成30年度大船渡市漁業集落排水事業特別会計予算を定めることについて日程第33  議案第7号  平成30年度大船渡市後期高齢者医療特別会計予算を定めることについて日程第34  議案第8号  平成30年度大船渡市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて日程第35  議案第9号  平成30年度大船渡市国民健康保険特別会計予算(事業勘定)を定めることに             ついて日程第36  議案第10号  平成30年度大船渡市国民健康保険特別会計予算(診療施設勘定)を定めるこ             とについて日程第37  議案第11号  平成30年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについて日程第38  報告第3号  蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その1)工事の請負変更契約の締結に             関する専決処分について日程第39  報告第4号  車両接触事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について日程第40  議案第47号  大船渡市税条例の一部を改正する条例について日程第41  議案第48号  大船渡市介護保険条例の一部を改正する条例について日程第42  議案第49号  蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その4)工事の請負契約の締結に関し             議決を求めることについて日程第43  議案第50号  大船渡都市計画事業大船渡周辺地区土地区画整理事業等業務委託変更協定             の締結に関し議決を求めることについて日程第44  議案第51号  大船渡地区津波復興拠点整備事業津波防災拠点施設等工事他業務に係る委託             変更契約の締結に関し議決を求めることについて日程第45  議案第52号  大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることにつ             いて日程第46         総務常任委員会所管事務調査報告日程第47         教育福祉常任委員会所管事務調査報告日程第48         産業建設常任委員会所管事務調査報告日程第49  発議案第1号 大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例について日程第50         議員の派遣について本日の会議に付した事件   ~議事日程第6号に同じ~出 席 議 員(20名)  議 長  熊 谷 昭 浩 君          副議長  紀 室 若 男 君  1 番  金 子 正 勝 君          2 番  森     亨 君  3 番  奥 山 行 正 君          4 番  東   堅 市 君  5 番  田 中 英 二 君          6 番  千 葉   盛 君  7 番  船 砥 英 久 君          8 番  小 松 龍 一 君  9 番  今 野 善 信 君          10番  渕 上   清 君  11番  伊 藤 力 也 君          12番  森     操 君  13番  平 山   仁 君          14番  船 野   章 君  15番  滝 田 松 男 君          16番  三 浦   隆 君  17番  志 田 嘉 功 君          18番  畑 中 孝 博 君欠 席 議 員(0 名)説明のため出席した者  市     長  戸 田 公 明 君      副  市  長  髙   泰 久 君  統  括  監  佐 藤 高 廣 君      教  育  長  小 松 伸 也 君  災 害 復興局長  志 田 広 記 君      総 務 部 長  佐 藤   良 君  生 活 福祉部長  後 藤 俊 一 君      商 工 港湾部長  鈴 木 昭 浩 君  観 光 推進室長  鈴 木   弘 君      農 林 水産部長  尾 坪   明 君  都 市 整備部長  西 山 春 仁 君      会 計 管 理 者  今 野 芳 彦 君  教 育 次 長  志 田   努 君      水 道 事業所長  千 葉 洋 一 君  市街地整備課長  今 野 勝 則 君      市街地整備課技監 近 藤 幸 信 君  企 画 調整課長  新 沼   徹 君      総 務 課 長  田 中 聖 一 君  防災管理室次長  大 浦 公 友 君      財 政 課 長  熊 谷 善 男 君  国 保 年金課長  佐 藤 信 一 君      長 寿 社会課長  金 野 高 之 君  企業立地港湾課長 武 田 英 和 君      水 産 課 長  鈴 木 満 広 君  水 産 課 技 監  阿 部 博 基 君      住 宅 公園課長  金 野 久 志 君  生 涯 学習課長  江 刺 雄 輝 君      建設課課長補佐  海 山   忠 君事務局職員出席者  事 務 局 長  金 野 好 伸 君      議 事 係 長  山 下 浩 幸 君    午前10時00分 開   議 ○議長(熊谷昭浩君) おはようございます。定刻になりましたので、これより本日の会議を開会いたします。  本日の出席議員は20名全員であります。  日程に入るに先立ち、諸報告を行います。当市監査委員から平成29年度1月分の一般会計、特別会計、歳計外現金、基金並びに水道事業会計の例月出納検査の結果についての報告があり、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。  それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、議会運営委員長より報告のあった当局追加議案等13件を加え、お手元に配付の議事日程第6号により進めることといたします。 △日程第1 議案第12号 大船渡市地域経済牽引事業の促進区域における固定資産税の課税免除に関する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 日程第1、議案第12号、大船渡市地域経済牽引事業の促進区域における固定資産税の課税免除に関する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。5番、田中英二君。 ◆5番(田中英二君) 2点についてお聞きします。  地域経済牽引事業というのは、例えば大船渡ではどんな事業があるのか、それからどの程度の事業数を現在想定しているのか伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 企業立地港湾課長。 ◎企業立地港湾課長(武田英和君) 大船渡における地域経済牽引事業についてお答えいたします。  地域経済牽引事業と申しますのは、地域未来投資促進法に基づきまして、県がその計画とはこういうものだという基本計画を昨年9月に定めました。それに沿う内容ということなのですけれども、分野的には成長ものづくり分野、農林水産、地域商社、第4次産業革命、観光、スポーツ、文化、まちづくり、環境、エネルギー、ヘルスケア、教育サービス等、多岐な分野にわたっております。その事業として求められることなのですけれども、高い付加価値というものがあります。これは、事業期間内に売上高から費用総額と給与総額と租税公課を差し引いた売上高の金額が3,500万円以上増加すること、あとは経済波及効果というものが区域内事業者の取引額が10%以上増加することというふうに定められております。これといいますのは、これまで企業立地のよりどころとなっておりました企業立地促進法というものが主に製造業を対象といたしまして新たに立地を促進するという考え方だったのが、昨年7月の企業立地促進法地域未来投資促進法に改正されたわけですけれども、その考え方が地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、経済波及効果を及ぼす地域経済牽引事業というものを盛り立てていこうという考え方からこういったことになったわけであります。  現在のところ、大船渡市においてこの事業に該当するような案件があるかといいますと、現時点ではないところでございます。3,500万円とか10%増とかというハードルが高い部分もありますけれども、現時点では該当する案件は把握していないところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) この地域経済牽引事業ですけれども、1つには個人情報の活用が改正されて、個人情報の活用が新たな産業の創出に資することに配慮するということが2015年に改正をされました。さまざまなビッグデータが既にビジネスに活用されていると言われているわけですけれども、公共データの公表が今回のこの事業に関連するとどういうふうになるのかということで、ちょっと問題になっている部分があります。例えば公共データを1社だけに渡すことは可能かというふうな議論が国会でなされました。答弁は、一般的にはインターネットを通じての公開が基本だが、限定公開も手法の一つだと、当該地方公共団体の判断でできるというふうに御答弁されています。  それから、もう一つは、学力テストについてはどうかというふうなことで、世耕経済産業大臣地域経済牽引事業の要件に該当すれば否定されないと、学力テストについてもデータを出すことができるというふうな、こういう答弁が出されているのです。  しかし、最終的な個人名はわからないようにとか規制はあるにしても、こういうふうな部分もありますので、市内に該当する企業はないというふうなことでもありますけれども、いずれこういう制度が実施されていく段階では要注意の部分も結構ありますので、留意をして取り組んでいただきたいなというふうに思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 企業立地港湾課長。 ◎企業立地港湾課長(武田英和君) 先ほど申し上げました地域経済牽引事業になるためには、県の認定を受けなければいけません。県は、先ほど申しましたように基本計画を定めまして、岩手県においてはこういうふうな事業が地域経済牽引事業なのだよというような計画を定めたのですけれども、それの認定を受けなければならないことになります。県のその認定の状況とかは、まだ全然入ってきておらないのですけれども、今議員さんがおっしゃられたようなことにも留意しながら取り進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第12号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第12号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第2 議案第13号 大船渡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第2、議案第13号、大船渡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例についてを議題といたします。  質疑を許します。13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) 全部読ませていただきましたけれども、岩手県から市のほうに一つの権限移譲があって、それで認可に関してはこれから、今回全部ではないでしょうけれども、ふえていくということだと思うのですが、読ませていただきまして、他市町との比較をするというのはちょっと変な話なのですけれども、ほかのところで施設を運営する方の役員に対して暴力団の関係者、またはおつき合いがある方に関してはという条例を入れているところもあるのですけれども、当市だとその暴力団何とか宣言、廃止宣言か何かやっていまして、あとは条例か何かがありますので、そこで網羅されているかどうか、もしくはそういった議論があって今回入れなかったかどうか、または今後例えばバージョンアップのときに入れる考えはあるかどうかお聞かせください。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) 確かにほかの市町村で条例制定する場合にそういったものを盛り込んでいる市町村もございます。議員さんの御発言にもありましたとおり、当市では条例等で定めているというところもありますので、今回制定に当たりましては、とりあえず厚生労働省の基準に沿った形で条例制定をさせていただきたいというふうに提案させていただいているところでございます。今後運用に当たりまして、どうしてもそういった部分が必要であれば、また改めて見直していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。
    ◆13番(平山仁君) (続) わかりました。特にきょう強く話をするものではありませんけれども、一応宣言都市をして、ほかのやつ、名前ちょっと忘れましたけれども、主に公共事業についての入札に関係する部分だと思いますので、これからはやっぱりこういうのにも、例えば指定管理者も含めていろいろこういうものが入ってくる時代だと思いますので、広く検討してください。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) ありがとうございます。十分に配慮して進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) 13番議員と同様の趣の質問になるかと思いますが、たしか長寿社会課長市民生活環境課長のときに、公共事業からそういう人たちを排除するというふうな格好で条例制定をされたと私記憶しているのですが、その条例ではこれを縛ることはできないという考え方でよろしいのかどうか。それを拡大解釈、あるいは広義の解釈すれば、こういうものにも及ばないかなというふうな気もあって今質問しているわけでありますけれども、それで網羅することは不可能でしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) 厳密に調べればどうかというところはあるのでございますけれども、理念的なものについては、いずれあらゆる事業について暴力団を排除するというような理念で条例をつくっているというふうに考えておりますので、この事業につきましても十分にそれに留意しながら進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) そうすると、現状の条例でこういうものも応用して排除できるという基本的な考え方でよろしいでしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) 事業の指定でありますので、具体的に入札がどうこうというものが絡むものではないのでございますけれども、基本的な考え方はそれでよろしいというふうにこちらのほうでは理解しております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第13号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第13号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第3 議案第14号 大船渡市いこいの広場条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第3、議案第14号、大船渡市いこいの広場条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第14号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第14号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第4 議案第15号 大船渡市における公聴会及び調査等に出頭又は参加する者の費用弁償支給条例の一部を改正する条例ついての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第4、議案第15号、大船渡市における公聴会及び調査等に出頭又は参加する者の費用弁償支給条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第15号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第15号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第5 議案第16号 国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第5、議案第16号、国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第16号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第16号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第6 議案第17号 大船渡市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第6、議案第17号、大船渡市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第17号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第17号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第7 議案第18号 大船渡市国民健康保険条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第7、議案第18号、大船渡市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) 都道府県化に伴って国保運営協議会が大船渡市国民健康保険運営協議会になるということのようですけれども、このことによって内容が変わることがあるのかどうなのか、これまでと同様なのか。そして、広域化によってこの運営協議会や加入者の人たちの声が届きにくくなるようなことはないのかどうなのか、その辺をお聞きいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 国保年金課長。 ◎国保年金課長(佐藤信一君) 今回の条例改正につきましては、今まで各市町村でそれぞれ国保運営協議会というものを設置しておりまして、その中には特に市町村を明示しておりませんでしたけれども、30年度からの国保の制度改正に伴いまして、岩手県のほうにも国保運営協議会を新たに設置します。それから、各市町村も国保の共同の運営体というふうになりますので、各市町村の運営協議会の色分け、区分を明らかにするということで、今回大船渡市につきましては大船渡市国民健康保険運営協議会というふうなものになるわけです。各市町村もそういうふうな形で市町村の名称が入ります。  それで、各市町村の運営協議会の役割につきましては従前と同じで、各市町村におきましても関係条例、それから各特別会計、そちらを引き続き運営していくというふうな形になりますので、運営協議会につきましてはその役割は特に変わりありません。それで、被保険者につきましても特に影響が及ぶ事例等は今のところありません。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第18号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第18号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第8 議案第19号 大船渡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第8、議案第19号、大船渡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第19号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第19号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第9 議案第20号 大船渡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第9、議案第20号、大船渡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第20号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第10 議案第21号 大船渡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第10、議案第21号、大船渡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第21号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第21号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第11 議案第22号 大船渡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第11、議案第22号、大船渡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第22号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第22号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第12 議案第23号 大船渡市漁港管理条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第12、議案第23号、大船渡市漁港管理条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第23号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第23号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第13 議案第24号 大船渡市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第13、議案第24号、大船渡市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第24号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第24号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第14 議案第25号 道路占用料徴収条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第14、議案第25号、道路占用料徴収条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第25号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第25号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第15 議案第26号 道路法等の適用を受けない公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第15、議案第26号、道路法等の適用を受けない公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第26号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第26号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第16 議案第27号 大船渡市営住宅条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第16、議案第27号、大船渡市営住宅条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第27号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第27号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第17 議案第28号 大船渡市都市公園条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第17、議案第28号、大船渡市都市公園条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第28号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第28号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第18 議案第29号 大船渡市体育施設条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第18、議案第29号、大船渡市体育施設条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第29号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第29号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第19 議案第30号 大船渡市防災観光交流センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第19、議案第30号、大船渡市防災観光交流センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。17番、志田嘉功君。 ◆17番(志田嘉功君) 今回の指定管理についての考え方なのですけれども、最終的にどの程度の入札者、多分競争入札したと思うのですけれども、それともう一つは、予定価格も設定したのかどうか。競争入札の場合、何社これに出たものか、そして最終的に金額がどうなったのか、その点について伺います。
    ○議長(熊谷昭浩君) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(今野勝則君) お答えいたします。  指定管理の場合については、随意契約と、あとは公募という場合がございます。今回の場合は公募いたしまして、公募期間は昨年の10月25日から12月11日まで、それとあわせて説明会も11月7日に実施しております。説明会の段階では、10社ほど市内外も含めていらしたところでございますが、最終的な応募者については3社ほどとなっております。  その3社から提案いただいた内容を踏まえて、市の選定委員会のほうで事業計画書及び収支計画書の内容を精査しまして、候補者を最終的に選定したということになります。その際、金額的なものにつきましては、こういったものをやればこれぐらいという形で提案をいただいております。その内容を踏まえまして、今回は相手方を決めるという形になります。決まった後に予算の範囲内で来年度以降の3年間の基本協定を結んで、来年度については予算の範囲内で年度の委託契約を行うという流れになっております。  予算のほうは、30年度は予算案のほうで2,800万円というふうに計上させていただいております。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 17番、志田嘉功君。 ◆17番(志田嘉功君) (続) 変な言い方すると、これの指定管理は、名前からいっても、防災も含めて観光交流センターと、何となく最終的には観光物産協会に行くのかなというような懸念は、私前から持っていました。  それはそれにしても、公募が原則なのですよね。今課長がお話ししたとおり、これは大原則でございます。これは曲げることはできません。決して私は観光物産協会そのものがいいとか悪いでなく、公募を前提とした場合、これは観光物産協会の場合についても独自で雇用もあるわけですよね、雇用者も。これは、体協と同じように雇用者あるわけです。ですから、私が思うに、今回も含めてそうですけれども、地域の公民館的なものもございますけれども、これとはまた別なのですよね。それだけに雇用があるということは、必ずとっていかなければ、いわゆる入札に参加したりしながらこういう指定管理になっていかなければならないという、そういう仕組みもあるわけです。その点については、課長はどのように考えているかちょっと伺いたいと思います。あなたの範疇ではないのですけれども、今説明、入札のお話もしたから、ちょっと聞いておきます。 ○議長(熊谷昭浩君) 災害復興局長。 ◎災害復興局長(志田広記君) 新しい施設の雇用という関係ですけれども、今回の場合は雇用というよりも、審査していただく分については、その施設で前々から言っていますけれども、付近の商業施設に対していろんなにぎわいを一緒につくっていくような、そういった提案等とか、あるいは雇用ということではなくて、それをやるためにどのような体制が必要なのか、おのずと雇用にはかかわるのですけれども、それは観光物産協会ということではなくて、その3社なら3社のそういった思いがあって、提案があって、それぞれ体制が別個でしたけれども、そういったものも含めまして、雇用という考え方ではなくて、あくまで管理する体制ということでの考え方で、こちらの観光物産協会のほうにこのたびはお願いするというふうな、そういった決定をいただいたところでございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 17番、志田嘉功君。 ◆17番(志田嘉功君) (続) これも部長の範疇ではないのですけれども、市長から伺いますけれども、今回のを含めてこれからもこういった物件の中で公でやる場合について、特にも金額の張る場合については、私思うのですけれども、その考え方として前例を重んじるか、実績を重んじるか、どちらも重んじないのか、その辺について、これは責任ある方の答弁を一つお願いいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 市長。 ◎市長(戸田公明君) これは、今後皆様も御存じのとおり少子化、高齢化、そして人口減少化の中で持続するまちづくり、これが非常に大切になってまいります。我々が今まで経験したことのない難しい道を通ってまいります。そういった中で、それに合致する考え方、提案、そういったものが非常に大切なものだろうと思います。  そういう観点からも、今回は一般の公募の入札という形にさせていただいて、そして彼らの提案内容を委員会でもって審議していただいたところであります。今後ともこういったスタンスは非常に大切なのだろうと思います。そしてまた、一旦例えば期間を決めて委託したから、それで事足れりではなくて、それを時々フォローアップしながら、ウオッチングしながら、そして行政とも意見交換しながら改善していく、常に改善をしていく、これが大切な視点なのだろうと思います。  そういった観点で運営して、運営といいますか、もう委託するわけですけれども、委託先の運営状況をウオッチングしながら、時々意見交換しながらやってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 11番、伊藤力也君。 ◆11番(伊藤力也君) それでは、私のほうからも質問いたしますが、主には今回できました施設の維持管理といったあたりでお聞きしたいと思います。  まずは、この施設はキャッセンや夢商店街と連動して、あとはBRTの駅とも連動して、今後にぎわいの中心になっていくだろうというところの注目の施設だと思います。それは、観光分野であったり、あるいはさまざまなインバウンドの対応といったところで、情報の発信の中心にもなっていくと思います。  そんな観点から、今回事業費を結構かけて観光交流センターの施設を建築したというところで、そして今回指定管理の対象者を決定していくというところでありますが、今予算規模の話があって、30年度の予算のところで約2,800万円という話がございました。それで、このぐらいの大きさの建物ですから、観光物産協会で割り当てる部分と、それから大船渡市が建物の維持管理を担う部分があると思うのですけれども、先ほど言った2,800万円というのは、これは指定管理料だと思うのですけれども、そのほかに建物の維持管理が発生していくと思うのですが、これは市がどういった役割を果たしていくのかということと、それから維持管理費の細かくは出ていないかもしれませんが、大体どのぐらいのところを見ているかというところでお聞きしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(今野勝則君) お答えいたします。  通常の毎年度必要になる維持管理費に関しては、指定管理料に含まれております。他の施設も同様だと思いますけれども、周年的な大規模な改修に関しては、その都度予算化して市が対応することになるかと思います。通常の清掃、警備、それからいろんな機器類の保守点検、そういったもの、それから光熱水費等も全て指定管理料の中から賄っていただくという中でございます。大きく分けますと、指定管理料には人件費と維持管理料が含まれて委託することになるということになります。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 11番、伊藤力也君。 ◆11番(伊藤力也君) (続) 維持管理費のほうで、2,800万円の中に光熱費、水道含み、人件費が含むというところの話がありました。今後の大規模改修については別枠の予算だというところでありますが、この金額をベースに今後さまざまな活動をしていく中で、冒頭話をしました維持費に見合った効率的な運営という部分では、今後さまざまな議論をしたり、よりよい効率的な運営というものが今後焦点になっていくと思われますが、これ施設が施設で、下にピロティーも備えているということで、そしてまた維持管理において集客と、ある意味今度は物販のほうで何かしらの維持費に見合った負担ができていけば、これはすごく運営上効率的な運営になるわけでありますが、この施設を今後この指定管理が確定していきますと、施設の物販に対する考え方はどのようになっていくのかというところでお聞きしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(今野勝則君) 施設の指定管理の公募の中で、そういった収入の確保策というのにつきましても提案という形でいただいております。その中で、当初物販まで行うかという話もありましたけれども、いわゆる商業街区、キャッセン大船渡の他の商業施設との競合等もありますので、ネット通販でありますとか、その他コワーキング的にやってみると、そういった取り組みなんかも含めてさまざまな提案はいただいております。  そういった大きな形ではなくて、いわゆる産直のような施設を当初から大きくつくるのではなく、その運営管理を行っていく中で、収入確保につながるような物販に関しては提案いただいておりましたので、それらを我々としても一緒に検討しながら具現化してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 11番、伊藤力也君。 ◆11番(伊藤力也君) (続) 冒頭にこれもお話をしたのですが、この施設で大きく2つの役割があると思うのです。1つは、その施設の先ほど言いました効率的な運営、物販も含めてここら辺が1つ。  それから、まち全体、まちというのはさっきも言いましたキャッセンとか、夢商店街とか、あの辺のにぎわいの情報発信の役割があると思うのです。  そういった考え方からしますと、今後さまざまな検証だったり審議会、前にも定期的な会を開いていくという話がございましたが、今後やはり施設の規模があの規模なものですから、本当にさまざまな検討していかないと、維持費に見合った効率的な運営というのがやはり超えていけないのかなと、そんなふうに考えておりますけれども、実質的に今後の審議会のあり方、位置づけというのはどういった形で、主に私の考え方とすれば非常に重い部分だなというところで、その検討の機関を非常に今後きちっとした形でつくっていかないとなかなか難しい部分が出てくるのかなというところがありますので、そういったところの考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(今野勝則君) 御提言ありがとうございます。我々としても同様に考えております。にぎわいづくりというある意味抽象的な内容でございますので、どういった取り組みが人を呼んで、あるいは施設の効率的な運用、収入の確保、キャッセン全体のにぎわいにつながっていくかというのは、やっぱりある程度トライを行って、その後検証しながらというのが非常に重要になってくると我々も考えております。  提案の段階、公募の段階では、いわゆるこの施設の特性ということで、キャッセン大船渡の中で他の街区と連携して行うということは一定の条件として付しておりますし、提案いただく際にもそういった連携は積極的に行うというふうな提案をいただいております。そういった部分を審議会的なものになるのか、アドバイザリー会議的なものになるのか、そういったさまざまな地域づくり、まちづくりにノウハウのある方も入れながら定期的に検証してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) 今指定管理の維持、運営費について御議論ありましたけれども、指定管理に必要と認める費用ということは、人件費と施設管理運営費ということで書いてありますけれども、旅費、報償費、需用費、光熱費、建物に対して今回全部丸っと入れてということでありますけれども、債務負担行為で3年間、初めての締結ですので、3年間と。あとは、この間部長がおっしゃったとおり年度ごとにやるという話でしょうけれども、質問ちょっと逸脱するかもしれませんが、そのときは注意していただきたいのですけれども、今回はこの施設に対してはもう全て丸っとやるので、例えば比較していいのかどうかちょっとわからないのですけれども、リアスホールの図書館とかから比べると割と低目だなというふうな感じはありますが、これは建物ごとに、例えば運営費を全部入れて光熱費まで全部ぶっ込む、ぶっ込むというか、入れて委託をするということなのですか。それとも何か基準があって、今回はこの建物に関しては収入があるので、運営費だけれども、光熱費入れないとか、その辺の区分はどうなっているか教えてください。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(田中聖一君) 施設によってそういっためり張りというのはなく取り扱ってございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) この施設は、今議論があったように観光交流施設と、逃げおくれた方に対する防災施設という意味合いがあって、二面性を持った施設だと私は思っていまして、そこでですが、観光に関しては観光物産協会のような人たちがプロだということは私もよくよくわかっているつもりでありますが、要は防災という観点で物を考えたときに、そこを観光を担当する商工なり、あるいは防災管理室次長のほうで横断的な指導をしておかないというと、いざというときにそこを行政がどう関与していくかというところがあろうかと思います。よって、私の取り越し苦労なのかもしれませんが、そこらを横断的に指導することを切望したいと思っておるのですが、その辺がもし万が一逃げおくれて3階に避難すると、その対応については誰も100%知っている人はおりません。よって、行政がそこにいかにかかわっていくかなという部分が相当あろうかなという思いがいたしますので、その辺の考え方をお聞きしたいなと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 災害復興局長。 ◎災害復興局長(志田広記君) 当該施設は、これまでも言っておりますとおり避難ビルでもございますので、当然のことながらさまざまな広報機会を通じて、その場付近にいて逃げおくれた場合については、そのビルの活用をということになりますけれども、基本的にはこれまでも何回か繰り返し申し述べたとおり、上へ上へと逃げていただくということで、あくまで逃げおくれた方という部分を特にも周知をしてまいりたいと思いますが、そのビルの使い方であるとか避難の仕方等については、防災管理室なり、関係する課と行政の中でも横断的に連携をとりながら進めてまいりたいと思います。  ただ、この防災というふうなビルということをうたっているという、その建物だけではなくて、基本的にはそこでの防災学習であるとか、一般的な防災学習にとどまらず、そういったことについても今回指定管理者のほうからさまざまな御提案をいただいておりますので、そういったものを実際に具現化するように、我々のほうも指定管理者と一緒に取り組んでまいりたいと、そのように思っております。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) 災害復興局長からるるその手段、方法については答弁があったとおりだと思いますが、私の考え方とすれば転ばぬ先のつえとでもいうか、そんな捉え方をしておりますので、ぜひそういった役所で持ち合わせているノウハウをうまく提供して、こういうこともあるよ、ああいうこともあるので、こういうことにも注意して、こういうときには対応してくださいねという、そういう指導が多分大切なのだろうなと思いますし、加えて例えば二面性を持った施設でありますから、時々避難訓練のようなことをして、お客様等にもそういうものの周知徹底を図っていくということが多分大事なのだろうと思います。よって、今お話しされたとおり、防災管理室ともうまく連携を図りながら、あるいは横断的な考え方を持ってぜひ臨んでいただくように切望したいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 災害復興局長。 ◎災害復興局長(志田広記君) ありがとうございます。避難訓練等につきましては、これだけの大きいビルでもございますし、幅広い人たちが、子供から高齢者まで集まってくるものですから、当然定期的に行って、職員のそういった部分のレベルアップを図っていきたいと思いますし、あわせて日ごろの指導はもとよりそうですけれども、至らない点等もこれからも多々あろうかと思いますので、今後とも御意見、御指導をいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第30号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第30号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第20 議案第31号 大船渡職業訓練センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第20、議案第31号、大船渡職業訓練センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  ここで、地方自治法第117条の規定により、19番、紀室若男君の退場を求めます。    (19番 紀室若男君退席) ○議長(熊谷昭浩君) 議案第31号について質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第31号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第31号は原案のとおり可決いたしました。  ここで、19番、紀室若男君の入場を求めます。    (19番 紀室若男君復席) △日程第21 議案第32号 大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第21、議案第32号、大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第32号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第32号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第22 議案第33号 大洞ふれあい交流館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第22、議案第33号、大洞ふれあい交流館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第33号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第33号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第23 議案第34号 大船渡市立三陸公民館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第23、議案第34号、大船渡市立三陸公民館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第34号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第34号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第24 議案第35号 市道路線の廃止についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第24、議案第35号、市道路線の廃止についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第35号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第35号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第25 議案第36号 市道路線の認定についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第25、議案第36号、市道路線の認定についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第36号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第36号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第26 議案第37号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画を変更することについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第26、議案第37号、辺地に係る公共的施設の総合整備計画を変更することについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第37号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第37号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第27 議案第1号 平成30年度大船渡市一般会計予算を定めることについてから日程第37 議案第11号 平成30年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについてまでの委員長報告 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第27、議案第1号、平成30年度大船渡市一般会計予算を定めることについてから日程第37、議案第11号、平成30年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについてまで、以上11件を一括議題といたします。  ここで、予算審査特別委員長の報告を求めます。委員長、今野善信君。 (予算審査特別委員長 今野善信君登壇) ◎予算審査特別委員長(今野善信君) 去る2月21日の本会議におきまして予算審査特別委員会が設置され、平成30年度予算議案11件についての審査を付託されました。  同日、本特別委員会が開催され、委員長には私今野善信が、副委員長には渕上清委員が選任されております。その後、3月7日、8日の2日間、本特別委員会を開催いたしまして、1日目は一般会計は款ごとに、特別会計及び水道事業会計は会計ごとに、2日目は総括質疑を行い、予算審査を終了したところであります。審査の内容につきましては、議長を除く議員全員が委員となっておりますので、ここでの報告は省略をさせていただきます。  審査を付託されました議案は、議案第1号、平成30年度大船渡市一般会計予算を定めることについてから議案第11号、平成30年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについてまでの11件であります。  審査の結果についてでありますが、本特別委員会において慎重に審査した結果、平成30年度予算議案11件は原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  なお、当局におかれましては、審査の過程において各委員から出された発言の趣旨を十分踏まえ、東日本大震災に係る復興事業の完遂と持続可能な地域社会の実現のため、適切な行財政運営に取り組んでいただくことをお願い申し上げまして、予算審査特別委員会の委員長報告といたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で委員長報告を終わります。  この際、お諮りいたします。委員長報告に対する質疑については、議長を除く議員全員による予算審査特別委員会において十分審議を尽くしているところでありますので、これを省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、委員長報告に対する質疑は省略することに決定いたしました。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより平成30年度予算11件について採決を行います。 △日程第27 議案第1号 平成30年度大船渡市一般会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 初めに、日程第27、議案第1号、平成30年度大船渡市一般会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第1号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第28 議案第2号 平成30年度大船渡市魚市場事業特別会計予算を定めることについて の審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第28、議案第2号、平成30年度大船渡市魚市場事業特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第2号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第29 議案第3号 平成30年度大船渡市介護保険特別会計予算介護サービス事業勘定)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第29、議案第3号、平成30年度大船渡市介護保険特別会計予算介護サービス事業勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第3号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第30 議案第4号 平成30年度大船渡市介護保険特別会計予算保険事業勘定)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第30、議案第4号、平成30年度大船渡市介護保険特別会計予算保険事業勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立多数であります。  よって、議案第4号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第31 議案第5号 平成30年度大船渡市簡易水道事業特別会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第31、議案第5号、平成30年度大船渡市簡易水道事業特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第32 議案第6号 平成30年度大船渡市漁業集落排水事業特別会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第32、議案第6号、平成30年度大船渡市漁業集落排水事業特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第6号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第33 議案第7号 平成30年度大船渡市後期高齢者医療特別会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第33、議案第7号、平成30年度大船渡市後期高齢者医療特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第7号は原案のとおり可決いたしました。
    △日程第34 議案第8号 平成30年度大船渡市公共下水道事業特別会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第34、議案第8号、平成30年度大船渡市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第35 議案第9号 平成30年度大船渡市国民健康保険特別会計予算(事業勘定)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第35、議案第9号、平成30年度大船渡市国民健康保険特別会計予算(事業勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第9号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第36 議案第10号 平成30年度大船渡市国民健康保険特別会計予算(診療施設勘定)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第36、議案第10号、平成30年度大船渡市国民健康保険特別会計予算(診療施設勘定)を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第37 議案第11号 平成30年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第37、議案第11号、平成30年度大船渡市水道事業会計予算を定めることについて、本予算に対する委員長報告は原案可決であります。本予算は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立多数であります。  よって、議案第11号は原案のとおり可決いたしました。  ここで当局より発言を求められておりますので、これを許します。市長。    (市長 戸田公明君登壇) ◎市長(戸田公明君) ただいまは、平成30年度一般会計予算並びに特別会計予算等の可決をいただきまして、まことにありがとうございました。心から御礼申し上げます。  予算審査特別委員会において議員の皆様から貴重な御意見や御提言をいただきましたが、これらにつきましては十分意にとどめ、今後の市政運営に当たってまいりたいと考えております。  平成30年度は、市総合計画後期基本計画の3年目として、復興の総仕上げと地方創生に係る施策を並行かつ連動させながら市勢発展の新たな起点になる年といたす所存であり、各般にわたる取り組みをさらに強化するため、前年度より縮小傾向にあるものの、震災前と比較して高水準の予算となりましたが、市民の皆様を初め、市内外の関係各位とのきずなをさらに深めつつ、持続可能なまちづくりに向けて不退転の決意で市政を運営し、市民の皆様の負託に応えてまいる所存でありますので、議員の皆様のなお一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。  以上、決意の一端を申し述べ、御礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(熊谷昭浩君) ここで10分間休憩いたします。    午前11時03分 休   憩    午前11時13分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第38 報告第3号 蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その1)工事の請負変更契約の締結に関する専決処分について及び日程第39 報告第4号 車両接触事故に係る損害賠償事件に関する専決処分についての上程説明 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、追加提出のありました議案等であります。  日程第38、報告第3号、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その1)工事の請負変更契約の締結に関する専決処分について及び日程第39、報告第4号、車両接触事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について、以上2件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。    (総務部長 佐藤良君登壇) ◎総務部長(佐藤良君) それでは、報告第3号と報告第4号について御説明いたします。  議案書の報告第3号をお開き願います。報告第3号、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その1)工事の請負変更契約の締結に関する専決処分について。平成27年9月18日に議会の議決を経て請負契約を締結し、その一部を平成29年12月21日に議会の議決を経て変更した蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その1)工事の請負変更契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  お開き願います。専決処分書の写しでございます。平成27年9月18日に議会の議決を経て請負契約を締結し、その一部を平成29年12月21日に議会の議決を経て変更した蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その1)工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法第180条第1項及び大船渡市長専決条例第2条第9号の規定により次のとおり専決処分する。  1、工事名、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その1)工事。2、工事場所、大船渡市赤崎町字鳥沢地内ほか。3、受注者、住所、大船渡市大船渡町字上山14番地3、名称、株式会社明和土木、代表取締役、金野乃士。4、変更の内容、項目、契約金額、変更前12億7,224万8,640円、変更後12億8,125万8,000円、変更による増減900万9,360円の増。  お開き願います。資料は、請負変更契約の概要でございます。1、変更の理由、水路の入れかえに当たり、既設水路に流れ込む水を作業時のみ水中ポンプで排水する計画としておりましたが、当初の想定より水量が多く、水中ポンプを停止すると施工地周辺が冠水してしまうことが判明したため、水中ポンプの稼働計画を見直すこととし、これに係る変更を行ったものでございます。  また、本工事に隣接して別途施工中の蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 631号その2他)工事で施工する臨港道路の縦断勾配が変更になったことに伴い、本工事で設置する函渠型水路の数量を見直す必要が生じたことから、これに係る変更等を行ったものでございます。  2、変更の内容、900万9,360円の増額。主な変更の内容、(1)、水替工、口径100ミリメートル及び200ミリメートルの水中ポンプを作業時稼働から24時間常時稼働に変更するための費用を約600万円ほど増額したものでございます。(2)、排水施設工、函渠型水路の設置数量について、900ミリメートル標準型を24基から23基に、900ミリメートル加工型を6基から10基に変更するとともに、1,600ミリメートル標準型を8基から6基に変更し、1,600ミリメートル加工型を4基追加するための費用を約230万円ほど増額したものでございます。  お開き願います。報告第4号、車両接触事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について。これに係る和解及びその損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  お開き願います。専決処分書の写しでございます。車両接触事故に係る損害賠償事件に関し、これに係る和解及びその損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項及び大船渡市長専決条例第2条第10号の規定により次のとおり専決処分する。  和解及び損害賠償の相手方は、記載のとおりでございます。和解の内容、大船渡市は相手方に損害賠償の額4万9,430円を支払う。損害賠償の額4万9,430円。損害賠償の原因、平成30年1月28日、大船渡市赤崎町字沢田地内の駐車場において、職員が運転する市保有の自動車が駐車していた本件相手方保有の小型乗用車に接触し、車体に損傷を与えた。事故原因は、運転していた職員の後方確認が不十分だったことによるものでございます。  以上でございます。 △日程第40 議案第47号 大船渡市税条例の一部を改正する条例についてから日程第45 議案第52 大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてまでの上程説明 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第40、議案第47号、大船渡市税条例の一部を改正する条例についてから日程第45、議案第52号、大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてまで、以上6件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。    (総務部長 佐藤良君登壇) ◎総務部長(佐藤良君) 引き続き、議案第47号から議案第52号について御説明いたします。  議案第47号をお開き願います。議案第47号、大船渡市税条例の一部を改正する条例について。別紙のとおり制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  提案理由でございますが、平成30年度から国民健康保険における財政責任主体が都道府県になることによる地方税法の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税額等に関し、所要の規定の整備をしようとするものでございます。  お開き願います。大船渡市税条例の一部を改正する条例でございますが、内容につきましては別冊にてお配りしております議案第47号説明要旨により説明し、全文にかえさせていただきます。  なお、資料といたしまして新旧対照表を参考にしていただきたいと存じます。  説明要旨の1ページをお開き願います。議案第47号説明要旨。1、本則、第140条、国民健康保険税の基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額の定義を改めること等を定めるものでございます。  第143条の2、文言を整理するものでございます。  2、附則、第1条、この条例の施行期日を平成30年4月1日とするものでございます。  第2条、この条例は平成30年度分の国民健康保険税から適用することを定めるものでございます。  議案書に戻りまして、議案第48号をお開き願います。議案第48号、大船渡市介護保険条例の一部を改正する条例について。別紙のとおり制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  提案理由でございますが、第7期介護保険事業計画の策定により、平成30年度から平成32年度までの介護保険料の保険料率を定めるとともに、介護保険法の一部改正に伴い、被保険者等に関する調査に従わない場合等における過料を科する対象の範囲を拡大しようとするものでございます。  お開き願います。大船渡市介護保険条例の一部を改正する条例でございますが、内容につきましては別冊にてお配りしております議案第48号説明要旨により説明し、全文にかえさせていただきます。  なお、資料といたしまして新旧対照表を参考にしていただきたいと存じます。  説明要旨の2ページをお開き願います。議案48号説明要旨。1、本則、第2条、平成30年度から平成32年度までの第1号被保険者の介護保険料の保険料率について、合計所得金額等に応じて9段階に区分し、それぞれ3万2,880円、4万9,320円、4万9,320円、5万9,160円、6万5,760円、7万8,960円、8万5,440円、9万8,640円、11万1,840円とすること等を定めるものでございます。  第13条、被保険者等に関する調査に従わない場合等における過料を科する対象に第2号被保険者の配偶者等を加えることを定めるものでございます。  2、附則、第1項、この条例の施行期日を平成30年4月1日とするものでございます。  第2項、この条例の改正規定は、平成30年度分の介護保険料から適用することを定めるものでございます。  議案書に戻りまして、議案第49号をお開き願います。議案第49号、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その4)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて。下記のとおり契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  記でございます。1、工事名、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その4)工事。2、工事場所、大船渡市赤崎町字鳥沢地内ほか。3、契約の方法、指名競争入札。4、請負契約金額2億9,160万円。5、契約の相手方、盛岡市渋民字狐沢70番地の1、北日本機械株式会社、代表取締役社長、髙橋哲雄。  提案理由、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その4)工事の請負契約を締結しようとするものでございます。  お開き願います。資料1は、工事の概要でございます。1、工事の対象、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧。2、工事の内容、門扉4カ所。1号門扉、施工延長14.50メートル、扉体、幅5.00メートル、高さ4.70メートル、厚さ0.65メートル。3号門扉、施工延長16.50メートル、扉体、幅6.00メートル、高さ4.70メートル、厚さ0.65メートル。4号門扉、施工延長19.00メートル、扉体、幅7.00メートル、高さ4.70メートル、厚さ0.65メートル。5号門扉、施工延長16.50メートル、扉体、幅6.00メートル、高さ4.70メートル、厚さ0.65メートル。3、工期、この契約締結の日から平成31年3月9日まででございます。  お開き願います。資料2は位置図でございます。  お開き願います。資料3は平面図でございます。  お開き願います。資料4は断面図でございます。  お開き願います。議案第50号、大船渡都市計画事業大船渡周辺地区土地区画整理事業等業務委託変更協定の締結に関し議決を求めることについて。平成25年9月25日に議会の議決を経て協定を締結し、その一部を平成29年3月16日に議会の議決を経て変更した大船渡都市計画事業大船渡駅周辺地区土地区画整理事業等業務委託協定の締結に関し、その一部を下記のとおり変更するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき計画及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  記でございます。1、業務名、大船渡都市計画事業大船渡駅周辺地区土地区画整理事業等業務。2、場所、大船渡市大船渡町字茶屋前地内ほか。3、契約の相手方、盛岡市中央通1丁目7番25号、独立行政法人都市再生機構岩手震災復興支援本部、本部長、栗原徹。4、変更の内容、項目、委託契約金額、変更前143億9,163万5,000円、変更後154億5,547万9,000円、変更による増減10億6,384万4,000円の増。  提案理由、大船渡都市計画事業大船渡周辺地区土地区画整理事業等業務委託変更協定を締結しようとするものでございます。  お開き願います。資料は、変更協定の概要でございます。1、大船渡駅周辺地区土地区画整理事業、(1)、変更の理由、①、地権者の意向に基づいた土地の先行使用に対応するため、仮設水道管等を設置する必要が生じたことに係る変更を行うとともに、道路利用者及びJR大船渡線BRTバスの安全確保のため、区画道路等に安全施設を設置するほか、大型商業施設に隣接する県道丸森権現堂線等の一部歩道の舗装構成について、景観形成に配慮するため、道路管理者である岩手県との協議により変更することとし、これに係る変更を行うものでございます。  また、JR大船渡線より山側の盛り土造成に当たり、小規模化した盛り土造成に対応し、作業の効率化を図るため、盛り土造成地の近隣に土量調整用として設置した仮置き場から当該造成地に盛り土材を運搬する必要が生じたことに係る変更を行うとともに、宅地を整備するに当たり、宅地整備基準に基づき、擁壁の設置を要する宅地が判明したことから、これに係る変更等を行うものでございます。  ②、工事変更による直接工事費の変更に伴い、諸経費の変更を行うものでございます。  また、消費税対象額の変更に伴い、消費税相当額の変更を行うものでございます。  さらに、工事完了までの事務量見込みにより、測量等業務の再委託に係る費用を見直すこととし、これに係る変更を行うものでございます。  また、事業完了までの事業量見込みにより、独立行政法人都市再生機構の人員体制を見直すこととし、これに係る変更を行うものでございます。  (2)、変更の内容、6億9,361万円の増額。①、工事変更に係る分、5億4,390万9,000円の増額。主な変更の内容、ア、道路築造費、仮設水道管1,050メートル及び仮設汚水管70メートルを設置するための費用を約1億100万円ほど増額するものでございます。  安全施設として、区画道路に車どめ11カ所を設置するとともに、旧台町踏切に車どめ4カ所、照明灯2基を設置するほか、須崎川両岸に車どめ12カ所、照明灯4基及び照明灯つき注意警告板4基を設置するための費用を約5,500万円ほど増額するものでございます。  デザイン性にすぐれた舗装に変更するため、県道丸森権現堂線の一部歩道の舗装構成をアスファルト舗装からインターロッキング舗装及び磁器質タイル舗装に変更するとともに、都市計画道路野々田明神前線及び茶屋前線の一部歩道の舗装構成をアスファルト舗装からインターロッキング舗装に変更するための費用を約5,300万円ほど増額するものでございます。  イ、整地費、仮置き場から小規模な盛り土造成地に盛り土材7万3,000立方メートルを運搬するための費用を約1億1,500万円ほど増額するものでございます。  宅地5カ所にL型擁壁を設置するための費用を約3,800万円ほど増額するものでございます。  ②、工事変更以外の変更に係る分1億4,970万1,000円の増額。ア、諸経費、直接工事費の変更に伴い、共通仮設費、現場管理費等諸経費を約2億8,100万円ほど増額するものでございます。  イ、消費税相当額、直接工事費、諸経費等消費税対象額の変更に伴い、約6,600万円ほどを増額するものでございます。  ウ、調査設計費等、道路築造、宅地造成及び水路整備に係る調査業務、設計業務等の実施設計水量の変更に伴い、約9,700万円ほどを減額するものでございます。  エ、UR経費、技術職員延べ1万7,775人から延べ1万6,958人に変更するための費用を約1億100万円ほど減額するものでございます。  2、大船渡駅周辺地区既設構造物等撤去事業、(1)、変更の理由、①、JR大船渡線から山側において撤去を要する構造物等の数量が現場調査の結果、当初の計画を上回ることが判明したことから、これに係る変更を行うものでございます。  ②、工事変更による直接工事費の変更に伴い、諸経費の変更を行うものでございます。  また、消費税対象額の変更に伴い、消費税相当額の変更を行うものでございます。  さらに、事業完了までの事務量見込みにより、独立行政法人都市再生機構の人員体制を見直すこととし、これに係る変更を行うものでございます。  (2)、変更の内容、3億7,023万4,000円の増額、①、工事変更に係る分2億5,877万3,000円の増額。工事費、撤去する道路、側溝等構造物の数量を約2万4,000立方メートルから約2万9,000立方メートルに変更するための費用を増額するものでございます。  ②、工事変更以外に係る分、1億1,146万1,000円の増額。ア、諸経費、工事変更による直接工事費の変更に伴い、共通仮設費、現場管理費等諸経費を約1億900万円ほど増額するものでございます。  イ、消費税相当額、直接工事費、諸経費等消費税対象額の変更に伴い、約2,700万円ほどを増額するものでございます。  ウ、UR経費、技術職員を延べ2,259人から延べ2,036人に変更するための費用を約2,500万円ほど減額するものでございます。  お開き願います。議案第51号、大船渡地区津波復興拠点整備事業津波防災拠点施設等工事他業務に係る委託変更契約の締結に関し議決を求めることについて。平成28年10月28日に議会の議決を経て委託契約を締結した大船渡地区津波復興拠点整備事業津波防災拠点施設等工事他業務の委託契約の締結に関し、その一部を下記のとおり変更するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  記でございます。1、業務名、大船渡地区津波復興拠点整備事業津波防災拠点施設等工事他業務。2、工事場所、大船渡市大船渡町字茶屋前地内。3、契約の相手方、盛岡市中央通1丁目7番25号、独立行政法人都市再生機構岩手震災復興支援本部、本部長、栗原徹。4、変更の内容、項目、委託契約金額、変更前19億8,882万円、変更後19億3,700万2,680円、変更による増減5,181万7,320円の減。  提案理由、大船渡地区津波復興拠点整備事業津波防災拠点施設等工事他業務に係る委託変更契約を締結しようとするものでございます。  お開き願います。資料は、委託変更契約の概要でございます。1、変更の理由、(1)、当初労働者の不足を想定し、被災地以外からの労働者を確保するために要する宿泊費用を計上しておりましたが、近隣からの確保が可能となったことから、これに係る変更を行うものでございます。  (2)、独立行政法人都市再生機構が実施した工事の入札において、予定価格と応札価格に差が生じたことから、これに係る変更を行うものでございます。  (3)、独立行政法人都市再生機構の業務実施における人員について、業務完了までの事務量見込みにより見直すこととし、これに係る変更等を行うものでございます。  (4)、市道駅前2号線から都市計画道路茶屋前線へ連絡する通路を避難路として整備することにより、施設利用者等の避難誘導をより円滑に行うための標識等を新たに設置するとともに、施設利用の利便性を考慮し、施設と隣接する他街区を連絡する通路を設置することとし、これに係る変更を行うものでございます。  また、施設2階の一部諸室の仕切り方法について、施設利用の利便性を考慮し、可動式間仕切り壁の設置箇所を拡大することとし、これに係る変更等を行うものでございます。  2、変更の内容、5,181万7,320円の減額、(1)、諸経費の実績に基づく変更分4,165万3,812円の減額、技能労働者実日数405日間、延べ8,000人分の宿泊費用を減額するものでございます。  (2)、入札に係る分2,368万円の減額。大船渡地区津波復興拠点整備事業津波防災拠点施設等工事の入札結果に基づき減額するものでございます。  (3)、事務量の変更に係る分1,513万3,120円の減額。工事管理、運営管理等に係る技術職員を延べ1,322人から延べ1,197人に変更するための費用を減額するものでございます。  (4)、工事変更に係る分2,864万9,612円の増額。主な変更の内容、①、外構工事、避難誘導標識3基及び照明灯1基を設置するための費用を約700万円ほど増額するとともに、施設と津波復興拠点整備事業区域1街区を連絡する通路28平方メートルを設置するための費用を約590万円ほど増額するものでございます。  ②、内装工事、製作する可動式間仕切り壁の数量を47枚から54枚に変更するとともに、レール延長を38メートルから54メートルに変更するための費用を約1,300万円ほど増額するものでございます。  お開き願います。議案第52号、大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて。下記のとおり指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  記でございます。1、施設の名称、大船渡市緑地広場(大船渡市浦浜地区緑地広場)。2、指定管理者、住所、大船渡市三陸町越喜来字杉下97番地6、名称、浦浜泊地区連絡協議会。3、指定の期間、平成30年5月1日から平成33年3月31日まででございます。  提案理由、大船渡市緑地広場の指定管理者を指定しようとするものでございます。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第47号から議案第52号までの6件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第47号から議案第52号までの6件については、委員会の付託を省略することに決しました。  ここで追加議案思考及び昼食のため休憩いたします。    午前11時45分 休   憩    午後 1時00分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ここで、当局より発言を求められておりますので、これを許します。総務課長。 ◎総務課長(田中聖一君) 議案第30号の平山議員の質疑の答弁について御訂正をさせていただきたいと思います。  指定管理施設の経費の費目につきまして、どの施設も同様の費目である旨の御答弁をいたしました。施設によって係る経費の項目が違ってまいりますので、指定管理料に盛り込む経費についてもそれぞれの施設で変わってまいるところでございますので、御訂正をさせていただきたいと思います。 △日程第40 議案第47号 大船渡市税条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) それでは、議案審議を行います。  日程第40、議案第47号、大船渡市税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第47号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第47号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第41 議案第48号 大船渡市介護保険条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第41、議案第48号、大船渡市介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。5番、田中英二君。 ◆5番(田中英二君) 大船渡市介護保険条例について伺います。  今回の条例改正は、保険料を引き上げると、こういう内容です。大船渡市で国民年金で暮らす世帯は少なくありません。わずかな年金でやっとつつましい暮らしを支えていられる、切り詰めるところはないと言ってよいと思います。市の担当の方は、ここら辺のことをよく御存じだと思います。  その年金もこれまで下げられてきており、今後一層下げられていきます。マクロ経済スライドというルールがあって、下がることはあっても上がることはまずありません。入るのは減らされ、税や料金など出るものはふえる、消費税も政府は10%に上げると言っています。こんな中で、収入の少ない世帯はやっていけなくなります。餓死はしないが、命をつなぐ程度の暮らしが憲法で保障する健康で文化的な暮らしに値をするのでしょうか。国は、全ての生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないと憲法で定めてあります。やっていけないような方々にも介護保険料を引き上げることについて、市はどのように考えるかまず伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) 私のほうからお答えさせていただきます。  1月の全員協議会で第7期の介護保険事業計画の案について御説明をさせていただいたところでございます。その中で、今後高齢化がますます進むことによって、介護保険の事業量といいますか、見込み量が右肩上がりで上がっていくということで推計されているところでございます。したがいまして、介護保険制度を維持するためには、介護保険料の上昇もやむを得ないものとして説明をさせていただいたところでございます。  ただ、当市におきましては、これまでもそうでありましたけれども、介護保険料をできるだけ低く抑えるために努めてきたところでございまして、今年度までの第6期におきましては、月額5,010円の介護保険料でやってきたところでございますけれども、この金額といいますのは、県内の都市においてもたしか低いほうから3番目の金額というところで抑えてきて、運用をしてきているところでございます。今回の金額につきましても、できる限りその金額を抑えるために基金等を取り崩しまして、5,480円の金額で御提案をさせていただいているところでございます。  これは月額で5,480円、年額で6万5,760円が標準となりまして、あとは所得段階に応じまして9段階に分けられているところでございます。一番所得等が低い第1段階は、この5,480円に0.5の保険料率を乗じた金額が年額3万2,880円としているところでございます。さらに、これに保険料率0.5と申し上げましたけれども、第6期に引き続きまして、介護保険料の軽減を強化するという考え方で、改正条例の第2条第2項にもありますとおり、さらに第1段階の所得の方々については軽減を図るということで、さらに保険料を軽減させていただいて提案をさせていただいているところでございます。  上がることに間違いはないのでございますけれども、できるだけ低く抑えるために努力しているところでございまして、できるだけ低く抑えながら介護保険制度を維持してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。 ◆5番(田中英二君) (続) これまで一番低い保険料の方は年額2万7,000円が、それでも2万9,640円に上がると。相当上がることは間違いないのです。このままでは、今度は来年から3年ですが、そのさらに3年後、平成33年度からもまた上げられると、そういうような流れになっているのではないかと思いますが、ますます暮らしていけない、支払えない世帯が出てくる。催促状を出して取り立てるようなことになると思いますが、市はそういう状況に当たってどうするのか伺います。  また、とても払えない人たちに対して引き上げをとめる方法について市の考えはないのか伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) おっしゃる意味も理解するところでございますけれども、ただ介護を必要とする方々が今後ふえてくる、介護度も上がることが見込まれてきている状況でございますので、この介護保険制度をぜひとも維持しなければいけないという基本的な考えに立っておりますので、何とか納めていただくようにお願いをしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。 ◆5番(田中英二君) (続) 市のお答えはやむを得ないと、抑えるのだけれども、やっぱり上がっていくという状況は変わりはないというふうに私は思いますが、1月の第7期の介護保険制度のときも言いましたが、今後ますます高くなりますが、高くなる保険料を払っても介護施設に入れない人が現実にいます。介護保険制度の契約違反だと言ったことがありますが、まさにそのとおりだということになります。これをやむを得ないと言って市民の皆さんに料金を上げるというところではなくて、やっぱり言うべきところに、最大の責任を負っているのは政府ですが、はっきり介護報酬を上げてくれということをやっていかないと、今後もたないと私は考えます。  また、保険料を上げないために、市はこれまで国などに対して何を言ってきたのか、何をやってきたのか、そして今後どうしていくのかあわせて伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(後藤俊一君) ただいまの御質問にお答えしたいと思います。  まず、入れない方につきましては、いずれ特養までに入れない、在宅で待機している間も適切なサービスが受けられるようにショートでつなぐであるとか、違ったサービスを提供するとかということで、ケアマネジャーであるとか、かかわっている方々と包括のほうで連絡をとりながら、いずれ最大限のサービスを受けられるように努めているところでございます。  今後ともそういった対応に努めてまいりますし、それからあと市のほうで国のほうにどういった対策講じてきたのかということでございますが、国庫負担率を引き上げていただかないと、やっぱりどんどん、どんどん、議員おっしゃるように介護保険料にはね返っていくわけでございますので、全国市長会等を通じまして、保険料の国庫負担率の引き上げ等については再三再四要望しているところでございますし、今後とも引き続きそのように努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 11番、伊藤力也君。 ◆11番(伊藤力也君) それでは、私からもちょっとお聞きいたします。  今議論ありました。今回3年ごとの見直しということで介護保険料の見直しがあり、改定されるというところであります。先ほども話されたように、今回多くの自治体で値上げに踏み切っております。高齢化の進行と介護サービスの利用がふえて、給付費がどんどん、どんどんふえているといったことがその大きな理由になっているようでありますが、特にも先ほど標準額について、大船渡市は月額5,010円から5,480円に今回上がりますと。報道にあったのですが、県庁所在地と政令市の全国の平均値が出ておりました。その額というのが6,192円ということで、全国的に6,000円を超えた平均値が出ているというのがその現状であるようであります。そんな中、高齢者の負担が5,000円を超えてくると1人世帯、あるいは2人世帯に関しても1万円以上の負担になってくると、これは何かの方策がなければなかなか暮らしが大変だろうといったことも一方で話されております。  そんな中、先ほどの標準額を見ても、今までは大船渡市は比較的低い状態で来ました。今回5,480円ということで、介護保険料の値上げというところで踏み切っておるわけでありますが、今回のここの値上げにまずは踏み切った大きな理由のところをお聞かせいただきたいと思います。  それから、もう一つは、今回事業者に支払う報酬が0.54%引き上げがあるというところもございますが、この点の引き上げが報酬にどのような形で反映されているかというところで、2点お聞きしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) まず、1点目の5,010円から5,480円に上げさせていただく理由ということでございますが、これはひとえにサービス見込み量が大きく上がっていくということもございますが、もう一つは介護サービスに係る給付等の経費につきましては、半分を国、県、市町村が負担して、残り半分を介護保険料で賄うというような仕組みになっております。その介護保険料で賄う50%部分なのですが、65歳以上の1号被保険者が負担する分と40歳から64歳までの2号被保険者が負担する分とあるわけでございますけれども、これが第1号被保険者の負担割合が第6期までは22%でございましたが、今回7期に当たっては23%になるということで、高齢の方が負担する部分が大きくなるという、この部分がかなり大きなウエートを占めてくるという試算もございます。  加えまして、2点目の介護報酬の関係も0.54%ということでありますけれども、それも加えて影響しておりまして、このほかにも今後予定されている消費税の引き上げに伴ういろんな報酬改定等も予定が見込まれるというところもございまして、介護保険料につきましてはかなり大きな金額にならざるを得ないだろうというふうに試算をされたところでございます。  ただ、先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、それをそのまま御負担いただくということはできるだけ避けたいというふうに考えて、今回基金を取り崩しして5,480円というところまで抑えるような金額にさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 11番、伊藤力也君。 ◆11番(伊藤力也君) (続) 今値上げに踏み切った理由ということで、さまざま答弁ありました。最後に基金の流用という話がありましたが、その前に高齢者負担が多くなるというところの話がありました。  そしてまた、先ほどの御答弁の中でも国庫負担の負担率の引き上げといった話もありましたが、それで当市の値上げに踏み切った理由というところで2点目にちょっとお聞きしたいと思いますが、介護給付費の準備基金、これの取り崩しというところで、さきの報道では盛岡市においては今回据え置きにしたというところで、盛岡市の場合は介護準備基金を取り崩して対応したと。しかしながら、それも上げる前の金額が6,174円でありますので、平均値ではありますが、当市に比べればもともとすごく高かったというところがございます。  そんなところの基金との関係でちょっとお聞きしたいのですけれども、大船渡市の28年度決算においては、介護給付費の準備基金が約9億ほどあったのです。決算では、その年に約8,500万円基金から繰り入れております。そしてまた、30年度の予算は1億5,000万円の繰り入れを計上しているというところがございます。介護保険を数年見ておりますと、28年度あたりまでは比較的この介護保険料も安かったのですが、黒字部分も多かったというところで、前もちょっとこの部分は質問したのですけれども、それが約28年度あたりを機に決算でも1億円近いお金が入る、また今年度も予算で1億5,000万円ほどの繰り入れ予算をつくっているということで、ある意味介護保険を値上げはするのですが、上限を安く抑える部分において、今基金の取り崩しがある28年度を境に今行われているのがそのとおりかなと、そんなふうに思いますが、今後この介護保険料を維持していくには、やはり今後においても基金を取り崩して、そこの整合を図っていくというのが一つのスタンスではあると思うのですが、心配されるのは、それをやっていくと数年後は基金が枯渇するといった状況もあります。  しかしながら、今後3年に1回は必ず見直しということでやっていきます。逆の意味、基金もいっぱいたまり過ぎて、ストップしても、やっぱり住民サービスという面から見れば、ほどよく回転していくのが一番いい状況だと思うのですが、今後の見通しのところと現在の介護保険料の額と基金の関係のところで見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) それでは、介護給付費準備基金についてお答え申し上げます。  議員さん御指摘のとおり、この基金は剰余金を適切に管理するために積み立てて、急激な給付費の増加等に対応するために積み立てているという目的がまず一つございますけれども、もう一つは譲与したお金と申しましても、これは皆様方からお預かりしている介護保険料でございますので、これは適切に被保険者の皆様方に還元しなければいけないということで、できる限りこの基金を使って介護保険料を抑えるという趣旨もこの基金の中にはございます。ですから、どんどん、どんどんためればいいという基金ではございません。うまく運用して、マイナスになってしまわないようにしながら、市民の皆様方の負担をできるだけ低くするというような考え方で運用させていただいております。  7期の計画を立てるに当たりましては、6億円程度の積み立てを見込みまして、それでその中の4億円を取り崩しして5,480円に抑えたと。残りの部分については、そういった給付費と上下するときのための確保というふうな形で考えて、一応4億円を取り崩して5,480円という金額をはじき出しているというところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 11番、伊藤力也君。 ◆11番(伊藤力也君) (続) 今介護保険料を市民のために適切に管理して運用するというところでそういう話がございましたが、7期の話がありました。  それで、最後に1点確認したいところは、7期の計画によって施設整備がなくなったわけです。前の質問では、この基金は介護給付費の準備基金であるから、施設整備には使えないところの話がございました。しかしながら、今後この7期の計画の中では、やはり施設整備をしないことによって、一つの問題というのは待機者がふえると。対応がなかなか難しいというのがあります。  もう一点、7期の施設整備がなくなったことによって、この介護保険料に対する影響が、整備に関しては影響ないと言いましたけれども、実際新たに新しい施設ができたときとできないときで、この介護保険料にどのような影響があるかということでお聞きしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) まず、待機者の関係でございますけれども、7期の事業計画、全員協議会の際にも申し上げましたけれども、残念ながら現時点で施設を新たにたくさんふやすというような状況にはならないと。  1つは、介護人材の不足、あるいは建設費の高騰等で、なかなか事業者がそれに対応し切れないという部分がございますので、今回の7期の計画では2施設で7床のみの増床というような形になっております。  そうしますと、待機者はなかなか減らないわけでございますけれども、ですので市といたしましては、これ以上待機者がふえないように何とかいろいろなサービスの充実をもって努力してまいりたいというのがまず一つでございますし、あとは待機している方々については、先ほど部長も申し上げましたけれども、入所はできないまでも、ショートステイのようなサービスをうまく使って、そういったサービスが受けられるように対応してまいりたいというふうに考えております。  2点目の施設整備の関係ですけれども、施設整備に係る経費というものは、先ほど議員御指摘のとおり基金の中から出すということではなく、別途予算措置がされるものでございますけれども、施設ができますとそれに入所する方が当然いらっしゃいまして、施設サービスを利用するというそのサービス費というのは、居宅のサービス費に比べてかなり大きな金額になってまいります。  ですから、入所する方がどんどんふえれば、施設のサービスに対する給付費もどんどんふえていくと、その割合が非常に大きくなっていくというようなところがございます。今回の介護保険の計画でのサービス見込み量におきましても、7床という少ない増床ではございますけれども、そういったところでそれぞれのサービス見込み量もふえてきているというところで、今回の介護保険料の金額がはじき出されているというところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) 今議論聞かせていただいて大体わかったのですけれども、逆に我々も値上げというか、料金改定についてはちょっとなかなか賛成しづらいものですから、今回料金改定をしなければどうなるかということをちょっとお話ししてもらえますか。きちっとしゃべっていただきまして、5番の田中議員が言ったことももっともでありますし、基金の積み立ての話もありましたけれども、今回値上げをしなければ、この介護事業はどうなるかということをお話しください。 ○議長(熊谷昭浩君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(金野高之君) 具体的にそれをどう数字であらわすかというのはあれなのですけれども、先ほど言いましたとおり介護保険料で負担する分と、国、県、市が負担する分、それは折半というのが今の介護保険制度でございますので、介護保険料で入ってくる金額が少ないということは、残りの国、県、市から入ってくる金額も小さくなるということになりますと、やはりこのサービスを受けられない人が多く出てくるというような状況になるというふうに考えております。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) ただいまの議論を聞いていますと、やっぱりある程度基金をつくっておかないと、例えば今回のように4億円も基金から取り崩して、その上で500円弱のアップをしなければならないというときがまた来るかと思うのです。よって、この介護保険料も国保でも一緒でありますけれども、これは相互扶助でありますから、やはりそういう変わってきたときにどぎまぎしないようにするためには、ある程度の基金も必要だというふうな考えもあろうかと思いますので、私も高くなるのは余り賛成しづらいのでありますけれども、相互扶助という観点から考えると、これもいたし方ないかなと、よくぞそのぐらいに抑えてくれたというふうに私は評価する一人でありますけれども、やはりそこは計画的に、今課長が申されたような中身の中で円滑に回していくというのが基本でありましょうから、次にどぎまぎしないような基金のつくり方も必要になってくるのかなというふうに思いますので、その辺は私も理解するつもりでありますので、私個人としては上がるのは非常につらいですけれども、ただ私もそういう基金に積まれたものを将来使うときが来るだろうなというふうに思えば、これもいたし方ないかなという部分もありますので、その辺を円滑に回していただくように、いま一度努力をお願いできればありがたいかなと、そんな思いで話させていただいたことをぜひ御理解を賜りたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(後藤俊一君) ある程度基金をつくっておく必要があるという御指摘でございましたが、今回6億何がしの基金の現在高になっているというのも、実は前の計画でもって施設整備が結局なされなかったがために、そういうふうな余分なお金が出たために積み立てした副産物ということでございます。ですから、ある程度基金をつくっておくというためには、もっと余裕のある意味で、保険料5,480円ではなくて、正規に基金を取り崩さないで計算した場合は、もう6,000円近くになってしまうわけです。ですから、そういうふうにぎりぎりでもって、幾らでも上げない算段をいたしましてこの額で抑えたわけでございますので、やっぱり基金をある程度蓄えるとなると、余裕のある保険料といいますか、そういったジレンマもございますけれども、いずれサービスを落とさないのが大前提でございますので、財政運営のほうをきちっと3年間見きわめながら次期計画に備えてまいりたいと、そのように考えております。よろしくお願いします。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第48号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立多数であります。  よって、議案第48号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第42 議案第49号 蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その4)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第42、議案第49号、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧(23災 591号その4)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。2番、森亨君。 ◆2番(森亨君) 少しだけ確認の意味でちょっとお聞かせいただきたいなと思います。  設計の段階でのお話をちょっとお聞きしたいなと思いまして、門扉なのですけれども、資料の4、高さはこの津波の襲来によって基準が決められての5.68メートルだと思うのですけれども、設計の段階で門扉の幅、これ何か基準、工事施工に対して、設計に対して、全国共通な7メートルとか6メートルとありますけれども、そういった基準に合わせての門扉の幅なのか、ちょっとその辺を、決められた6メートル、7メートルに関して、説明のほうをわかる範囲でお聞かせいただければなと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 水産課技監。 ◎水産課技監(阿部博基君) 今回の門扉4基の整備ですけれども、それぞれ幅が違います。これは、1つは災害復旧事業ということで、震災前に設置してあった門扉の幅に合わせて復旧しています。ただ、今回集約しましたので、別なところに設置するものもあります。それについては、あくまでも道路の部分に門扉を設置するので、道路幅員によって門扉の幅員がまた変わっています。というようなことで、4カ所設置場所と道路への設置、出入りの設置というようなことで、このような幅員になっているところでございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 2番、森亨君。 ◆2番(森亨君) (続) 国のほうからの復旧工事ということで、現状復旧ということ、一部には別のそういった内容のものもあるということですけれども、この防潮堤絡み、また門扉絡みで、住民の方々に対して説明とか前にたしかあったと思うのですけれども、その中でやはり防災がメーンだと思います。防災、津波、災害のための避難通路がメーンだと思いますけれども、一般住民の方から見れば、やっぱり作業道路というか、スペースというか、出入り口なのです。説明会のときに、もし広げてほしいとか、産業のためにとか、何かそういった意見等々を踏まえての設計だったのか、そういった部分、何か声がなかったのか。また、あっていろいろそういったものも反映しての設計なのか、その辺をもうちょっとお聞かせいただければなと思います。  前に説明会を開いたあたりに住民の方から、具体的な話で言えば船外機とか、船を揚げた場合、通路としてフォークリフトで横に行ったり来たりしたいとかという声もあったような気がしますので、そういった部分もこれから先工事を進めていく上で、地域の声を反映しながら工事を進めていってほしいなと思いまして、いろいろちょっとお聞きしたいと思いました。 ○議長(熊谷昭浩君) 水産課技監。 ◎水産課技監(阿部博基君) この蛸ノ浦漁港の門扉の復旧に際しまして、復旧の計画時点で地域のほうに入りまして、いろいろ協議を重ねてきたところでございます。それで、復旧に当たりまして、これまで門扉13基あったのですけれども、それを統合して8基にするというようなところまで話を詰めまして、ただその門扉の幅につきましては、あくまでも災害復旧事業ということで、現状の幅員、幅で復旧せざるを得ないということは説明しまして、それは地域の方々の了解も得まして、このような幅員で実施に至ったところでございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 2番、森亨君。 ◆2番(森亨君) (続) 地域の声を聞きながら、工事を進める際に、また説明等が必要になる部分が出てくると思いますので、地域の人たちの利便性を考えながら、また声を反映させながら、丁寧な説明のほう、ひとつよろしくお願いします。 ○議長(熊谷昭浩君) 水産課技監。 ◎水産課技監(阿部博基君) 現在陸閘、門扉の工事が今度発注になったのですけれども、現在本体のほうの防潮堤の工事を施工中でございます。施工に関しては、工事の着手のときの説明会、あとはその都度都度いろんな市場と普通の漁業活動に支障となるようなことがありましたら、漁協や地域の方々に説明を繰り返して工事を進めているところでございます。  今後につきましても同様に、漁業活動等に支障にならないように、できるだけ連絡を密にして工事を進めたいと思います。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第49号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第49号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第43 議案第50号 大船渡都市計画事業大船渡周辺地区土地区画整理事業等業務委託変更協定の締結に関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第43、議案第50号、大船渡都市計画事業大船渡周辺地区土地区画整理事業等業務委託変更協定の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。5番、田中英二君。 ◆5番(田中英二君) この議案第50号は、総額約10億余円の増額という内容です。この50号の次のページ、さらにその次のページ、表紙から3枚目です。真ん中辺に諸経費、工事変更以外の変更にかかわる部分で諸経費とありまして、直接工事費の変更という表現がありますが、それはこの前ページからずっと読んでいきますと、直接工事費は増額になっているというふうに私は理解しますが、例えば私が理解しているように直接工事費がふえたとなりますと、その次の共通仮設費、現場管理費、諸経費、これは多分率で掛けていくのか、それとも積み上げで積算するのかはっきりわかりませんが、一般的にはこれは一般共通費率、現場管理費率、諸経費率というような形で掛けていくと、積み上げていくという形になりますが、工事費がふえればこの経費率は一般的には下がるということに、一般の工事は工事費の総額がふえれば経費率は下がるということだと私は考えていますが、逆に増額になるということについて説明を求めたいと思います。  これは、次のページの②、次のページの真ん中辺、1億1,000万円の増額の中にも同じような表現がありますので、どちらでも結構ですが、前のほうの中身について説明を求めます。  それから、前のページにUR経費とあります。50号のやっぱり3枚目、先ほどの下のほうです。技術職員を延べ1万7,775人から延べ1万6,958人に変更する、つまり減らすということですが、以前にこの経費が相当大幅に増額されて、ここでも相当いろいろ議論がされました。それの引き続きなのか。以前議論したのは、一度そこで金額が精算されて、その後新たにこの1万7,775人という数字が出てきているのか、それとも前からずっと継続の総トータルでの数字なのか伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(今野勝則君) お答えいたします。  議案の参考資料ということで、別冊でつけさせていただいております。そちらのほうをごらんいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。題名は、委託協定変更についてということで、土地区画整理事業と瓦れき撤去のそれぞれ記載しております。その3ページをごらんいただきたいと思いますが、ここの内容につきましては、12月25日の全員協議会の際に説明させていただいたものと同じものでございます。この表は、委託の内容をわかりやすくということで、上の段から道路築造費、水路、公園・緑地、整地、工事雑費ということで、直接工事費が37.3億円から42.7億円、5.4億円の増ということで、その次の欄に諸経費というふうに挙げさせていただいております。この分の増減が先ほどの区画整理で言いますと2億8,000万円ほどということになります。  一般の市が直接発注した工事におきましても、直接工事費と諸経費の割合というのはある程度決まっているわけですが、今回のURを通したCM契約の場合は、この諸経費の部分にいわゆるJVに係る経費も含まれるということでございます。割合的には、このような割合で諸経費率はかかってきますし、JVのフィーに関しましては、パーセントが決まっているということであります。直接工事費が上がると、やはり諸経費のほうもある程度は上がるというふうに考えていただいて構わないかと思っております。  瓦れき撤去についても、内容としては同じところでございます。  2つ目のUR経費でございますが、この下の欄に記載させていただいております。このUR経費に関しましては、議員がおっしゃるとおり前回一度上げさせていただいた経緯もありますが、このトータルの額というのは事業の完了まで見越した経費を再度積み上げて精査した中身ということでございます。事業計画変更として説明した際には、変更後のBの欄、これが一番下には128億円とありますけれども、これに事務費なり移転補償費を入れて206.7億円ということで全員協議会のときには説明させていただきました。34億1,000万円の増ということで前回御説明させていただいたものが、さらにこの部分では6.9億円の増という形になります。今回は、移転補償等の増加はないところであります。  UR経費に関しましては、全体が見通せて、平成30、31年度まで含めて全体の体制が、移転補償等が大きく進んだことがありまして、先が見通せたということで、トータルの中で今回は精査して減額するというものでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 5番田中英二君。 ◆5番(田中英二君) (続) 諸経費の関係なのですが、そうしますとこの諸経費は率で計算するのか、積み上げで計算するのか再度伺います。一般的には、直接工事費にその工事規模に見合った経費率を掛けて算出するというのが一般的な工事の内容ですが、直接工事費が上がると経費率も上がるのか、そこら辺が私はよくわかりませんので、再度確認をします。  それから、UR経費については、トータルの人数だという答えでしたが、これはいつでしたか、大分前に相当な金額が上がって、人員が相当ふえるということで、この場所で相当いろんなやり方が行われたのですが、今回は逆に総トータルが減ってくるというのは、上がったり、下がったりするというのは、この人員の管理をどのようにしているのか、どうコントロールしているのか。こんなに簡単に、たくさんどんと増額されて、また今回はどんと下がるという管理の仕方について、どのような管理の仕方をされているか伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(今野勝則君) 1つ目の諸経費の率でございますが、こちらのほうはUR都市機構からJVさんのほうにトータルで工事の発注までお願いすると、JVはマネジメントの中で個別の工事を市内業者に発注すると。その際の発注方法に関しましては、通常の請負と同じようになりますけれども、積み上げの場合もあればパーセントの場合もあるということでございます。その割合といいますか、諸経費率がURが定める基準の中でおさまっていれば適正なものと判断して、それで契約をして、その内容に関しましては最終的に公表して明らかにするという流れのものでございます。  それと、URの経費でございますけれども、前回大きく人員体制を強化するためということで提案させていた34億円の増の際には、主にはJVの体制強化のものでございました。URの経費についても、ある程度合計で昨年度の同じ時期に増額協定を結ばせていただいたときには3.7億円ほど増額しておりますが、それを精査して今回約1億円ほど減額させていただくという中身でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 5番、田中英二君。 ◆5番(田中英二君) (続) 諸経費の問題なのですが、率でやる場合と積み上げでやる場合という話ですが、例えばどういう場合が率でやって、どういう場合が積み上げになるのか伺います。  それから、適正という言葉が出ました。何をもって適正、この場合は率でやる、この場合は積み上げでやると、その適正の基準について伺います。  それから、UR経費のことですが、前回相当上げて、今回下げるというのは、管理方法はどういうふうな形でやられているのか。実際市の職員さんが毎月毎月管理表を出させる、前からどんとふえて今回こんなに下がるというのは、毎月の管理をやっているのか。少なくとも毎月の管理ぐらいは、きちっと人員報告はさせるというか、報告ぐらいは受けるべきだと、相当なお金ですから。そういうことがやられていたのかどうか確認します。 ○議長(熊谷昭浩君) 災害復興局長。 ◎災害復興局長(志田広記君) 私からは、UR経費の関係について答弁いたします。  昨年度大きく数字を増額した際には、URの経費もかなり伸びたわけなのですけれども、その分については29年度、30年度、あるいは最後の31、32年度まで見越した額でこのくらい必要だということで、本当に先々までを見越した4年分ということで出させていただいたのですけれども、今回30年度で大体工事が終わるということで、全体のUR経費というものがほぼほぼ見えてきたと。ほとんどその部分は確定に近いのですけれども、その確定した分と去年の分に差があったので、減額をさせていただいたということでありますし、管理については私どものほうから依頼を受けたURのほうで、JVの人的経費の部分、自分たちの分も含めて管理をしていただいているということになります。 ○議長(熊谷昭浩君) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(今野勝則君) 先ほど適正な基準と申し上げましたけれども、JVではURからこういった工事の中身を受けまして設計をするわけです。設計をして、設計の単価というのは、やっぱり普通の土木積算単価でありますとか、そういったものもあれば、水道でありますとか下水道もありますし、特殊工事もあります。それらによって率が決まっているものもあれば、実費といいますか、見積もりで行うものもありますし、それらについては設計の内容に合っているかという視点でチェックされているところでございます。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第50号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第50号は原案のとおり可決いたしました。
    △日程第44 議案第51号 大船渡地区津波復興拠点整備事業津波防災拠点施設等工事他業務に係る委託変更契約の締結に関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第44、議案第51号、大船渡地区津波復興拠点整備事業津波防災拠点施設等工事他業務に係る委託変更契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第51号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第51号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第45 議案第52号 大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第45、議案第52号、大船渡市緑地広場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第52号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第52号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第46 総務常任委員会所管事務調査報告 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第46、総務常任委員会の所管事務調査報告を議題といたします。  総務常任委員会より、会議規則第45条第2項に基づく報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許します。委員長、今野善信君。 (総務常任委員長 今野善信君登壇) ◎総務常任委員長(今野善信君) それでは、私から総務常任委員会の所管事務調査について報告させていただきます。  当委員会では、平成29年4月14日の委員会において、今任期における具体的な活動内容を決定し、これに基づく所管事務調査に鋭意取り組んでまいりました。このうち人口減少への対応についての調査を終えましたので、その経過と総括について御報告申し上げます。  目的としましては、当市の総人口は子供や生産年齢人口を中心に毎年減少し、少子高齢化が急激に進行、長期化が推計されており、東日本大震災後市の将来を担う若者の減少や、産業を支える労働力不足による持続可能なまちづくりへの影響、経済活力の減退が危惧されるところであります。こういった状況の中、人口減少を抑制し、定住や移住を促進するなど、当市で仕事をし、安心して家族と生活できるまちづくりを進めるため、人口減少社会への対応を喫緊の課題と位置づけ、その解決に向けて調査を行うこととしました。  調査開始に当たり、企画調整課と意見交換を行い、現状及び市の施策等について確認しました。また、現場の状況を把握するため、大船渡テレワークセンター事業者、当市へ移住した漁業者、子育て世代と支援団体、大船渡高校生、大船渡東高校生との意見交換を行うとともに、漁業者による綾里小学校での出前授業の参観、空き家改修住居の視察を行い、意見、要望について委員会で協議検討し、移住、定住対策の先進地の事例調査のため行政視察を行いました。  これまでの経過、また各団体から出された主な意見や要望等、行政視察の内容については、本日皆様にお配りしております所管事務調査報告書をごらんいただきたいと存じます。  総括でございます。当市では、人口減少に一定の歯どめをかけ、将来にわたって持続可能な地域づくりを進めていくため、大船渡市人口ビジョン及び大船渡市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、その中の4つの基本目標を施策の中心と位置づけていることから、その4つの基本目標を確認した上で、各種団体と意見交換をし、現状や課題を認識するとともに、意見、提言等をいただいたところであります。  仕事や雇用面では、高校卒業生の約80%が気仙管外に流出する現状から、学ぶ機会や働く場の確保、特にも職業の選択肢をふやすことが重要な課題であり、その観点からテレワーク事業は新しい仕事の形態として、ICTの学びの場や移住促進の機会としても有効で、今後の事業拡大が期待されます。  また、地場産業である水産業を生かした産業の振興では、一定レベルの高い収入が見込まれることが重要であり、移住した漁業者の意見では、担い手の育成、漁業権を取得する環境整備、家族が安心して住むことのできる住居の整備が特にも大切とのことでした。漁業を初めとした地場産業の魅力を最新の技術や将来ビジョンとともに語り、発信することが若い世代を産業に引きつける大きな要素になると感じられ、その意味でも他業種との交流の場が必要であり、若者の交流が図られることが望まれます。  さらに、子育て世代と支援団体との意見交換では、人口減少が進む中で、結婚から妊娠、出産、育児など、子育て支援の充実を求める声や、母親自身の体のことや育児など、生活での不安や戸惑いの声も多く聞かれたところであり、母子に寄り添い、安心して子育てができ、経済的な負担も最小限にとどめることが行政に求められております。子供を産み、育てることを精神的にも経済的にもそれほど負担に感じることなく、子供を望む人の出産につながるような子育て支援が望まれます。  人口減少に係る課題は、今後長期にわたり、世代を超えて取り組まなければなりませんが、その施策は地域の特性や時代の流れとともに変化し、常に新しい施策に取り組むことが求められるため、現場やそこに生きている人たちの現状をつかむことが何より重要であり、将来を先取りした独自の施策に取り組むことも考えておかなければなりません。  視察した高島市では、市の若者定住への支援の意思を明確にするため、若者定住促進条例を制定しました。未来は若者が担い、世の中の発展も若者の手に委ねられます。当市の将来の発展を見据えるとき、若い働き世代への投資こそ、あすの大船渡市発展の礎となるものであります。  以上、大船渡市で働き、安心して家族と生活できる地域社会実現のため、市と市議会のなお一層の取り組みが必要あることを申し述べ、本委員会の報告といたします。 ○議長(熊谷昭浩君) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  ここで10分間休憩いたします。    午後2時01分 休   憩    午後2時11分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第47 教育福祉常任委員会所管事務調査報告 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第47、教育福祉常任委員会の所管事務調査報告を議題といたします。  教育福祉常任委員会より、会議規則第45条第2項に基づく報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許します。委員長、滝田松男君。 (教育福祉常任委員長 滝田松男君登壇) ◎教育福祉常任委員長(滝田松男君) それでは、私から教育福祉常任委員会の所管事務調査について報告させていただきます。  当委員会では、平成28年5月20日の委員会以降、所管事務調査に鋭意取り組みました。  目的としまして、大船渡市の少子高齢化や人口減少、東日本大震災からの復興過程における教育及び福祉分野に係る諸課題の現状把握及び課題解決のため、調査を行うこととしました。  概要につきまして、教育関係は市内小中学校の統合について委員会内で資料を持ち寄りながら協議し、情報共有を図っております。福祉関係は、学童保育、身体障害者の福祉向上、孤独死防止対策、介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどの諸課題について委員会内での協議や各種団体との意見交換、現場視察などを行っております。  また、管外の先進事例についても行政視察を行っており、その中でも兵庫県相生市の子育て応援施策「11の鍵」の取り組みは、成果を出している特徴的な事例でありました。詳細な内容につきましては、本日皆様にお配りしております所管事務調査報告書をごらんいただきたいと存じます。  総括でございます。孤独死防止対策の取り組みにつきましては、応急仮設住宅から災害公営住宅への移行に当たり、住民同士のつながりを持つため、新たなコミュニティー形成が鍵となりますが、団地ごとで地域とのかかわりや入居している構成などが変わること、また自治会を先導するキーパーソンの方々の高齢化などで、その立ち上げや継続性について苦労している状況を確認しております。  住民の自主性や自立性が求められるところではありますが、地域の役員、民生委員の方々と連携しながら、市応急仮設住宅支援協議会のコミュニティーサポーターなどの引き続きの側面支援が必要であります。  また、生活支援が必要な方に対しまして、各種団体ではさまざまな支援員や専門職を通して個別訪問し、関係機関と情報共有している様子は伺えましたが、住民の中にはみずから外部とのコミュニティーを避ける方や、閉じこもりがちな方もおり、その方々に接触する機会が困難な状況にあることなども確認しました。  訪問したことを伝える不在票の投函や御近所の方からの情報収集により、アプローチする方法を模索している状況であり、今後とも周りで気にかけていることを相手側に伝える姿勢が大切であると考えております。  介護老人保健施設や特別養護老人ホームの諸課題につきましては、改めて介護人材の確保が困難な状況にあることを確認しました。国でも団塊世代が75歳以上となる2025年に全国で約38万人の介護人材の需給ギャップが生じると推計しております。  介護現場では、体に触れる必要がある直接的な介護は資格者が行い、その他の生活援助の補助的な部分は元気な中高年齢者が働きに来てフォローすることで仕事の仕分けを行い、介護に係る有資格者の負担軽減につなげている取り組みも聞かれました。  介護人材を確保する上で、介護の仕事に対するイメージアップを図る取り組みはもちろんのこと、中高年齢者の雇用を促進することも重要であると考えますとともに、子育て世代の介護職員の離職を防ぐため、介護事業所内に保育施設を設置するなどの環境整備を支援する取り組みも有効な手段と考えます。  また、対策の一つとしまして、外国人の方の雇用が挙げられますが、市内の介護事業所でも国の経済連携協定、EPAに基づき、外国人を受け入れているところがあり、介護福祉士の国家資格を取得し、引き続き現場で働いている方がおられる状況などを確認しました。  今後は、EPAのほか、外国人技能実習制度の対象職種に介護職種が追加されたことにより、介護現場に外国人を受け入れることが一層進むと考えられますことから、受け入れ環境の整備に努めていく必要があります。  行政視察を行いました相生市の子育て施策につきましては、11事業を市単独事業費で取り組んでいるのが特徴的でありまして、5年間の行財政健全化計画の実行により、財源を確保することから始まり、その間に人口減少が市の最重要課題として捉え、子育て応援都市宣言をした上で、次の5年間に集中して事業の実施に至り、10年間かけて成果を出しております。  このような長期的な取り組みや集中した事業展開をしなければ、数字として成果があらわれないところであり、少子化に伴う人口減少や復興需要の収束が進む中、当市においても行財政改革の推進などによる財源確保の取り組みが一層求められます。  以上、子供から高齢者、障害者の方など、全ての人々が地域、暮らし、生きがいをともにつくり、高め合うことができる地域共生社会の実現に向けて、市とともに市議会としてもなお一層の取り組みが必要であることを申し述べ、本委員会の報告といたします。 ○議長(熊谷昭浩君) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 △日程第48 産業建設常任委員会所管事務調査報告 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第48、産業建設常任委員会の所管事務調査報告を議題といたします。  産業建設常任委員会より、会議規則第45条第2項に基づく報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許します。委員長、千葉盛君。 (産業建設常任委員長 千葉盛君登壇) ◎産業建設常任委員長(千葉盛君) それでは、私から産業建設常任委員会の所管事務調査について報告させていただきます。  当委員会では、平成28年6月10日の委員会において、今任期における具体的な活動内容を決定し、これに基づく所管事務調査に鋭意取り組んでまいりました。  目的といたしまして、東日本大震災からの復旧、復興事業の進捗により、中心市街地の整備やなりわいの再生が図られてきましたが、震災以前からの課題である少子高齢化や人口減少による消費低迷や人手不足とともに、復興需要の収束による地域経済への影響が懸念されております。  このような状況を解決するためには、交流人口を拡大し、にぎわいの創出を図るなど、さらなる産業の振興が必要であることから、産業の振興についてを平成29年度のテーマとして年間スケジュールを作成し、調査活動を行うことといたしました。  また、サンマや秋サケなどの記録的な不漁による価格の高騰や資源不足により、ようやく復旧した漁協や水産加工業者などが深刻な影響を受けていることから、水産資源の状況等についても調査することといたしました。  主な取り組みとしては、市内商工業者の現状調査、企業立地による雇用の確保や地場産業の活性化、港湾、観光、水産業の振興などを図っていくための調査活動とし、行政視察、他団体との意見交換、研修会、復興状況等の現地視察などを行いました。  調査を開始するに当たり、観光推進室や企業立地港湾課と意見交換を行い、現状について認識を深めるとともに、市や県の施策等について確認いたしました。また、直接現場の状況を把握するため、大船渡商工会議所や岩手県水産技術センターを訪問し、意見交換や視察を行い、出された意見、要望について委員会で協議、検討をいたしました。さらに、港湾整備、クルーズ船誘致、観光まちづくり、企業立地の取り組みについて、先進地の事例を調査するため行政視察を行いました。  その経過、また各団体から出された主な意見や要望等、委員会の所見、行政視察の内容については、本日皆様にお配りしております所管事務調査報告書をごらんいただきたいと存じます。  総括でございます。東日本大震災からの復興が進むにつれて、多くの事業所が復興需要の収束後の将来を見通せず、今後の事業展開の展望を描けないでおります。この状況を解決していくためには、観光振興による交流人口の拡大や水産振興による地場産業の活性化、企業立地による地域経済の発展など、あらゆる産業の振興を図り、将来にわたって活力ある地域づくりをしていかなければなりません。  行政視察を行った先進地であっても、人口減少や少子高齢化、人材不足や交通網の不便さなど、多くの課題を抱えておりましたが、他自治体との広域連携や民間との協力連携を密に図り、専任職員の配置や専門分野に精通した職員の採用、職員のアイデアを積極的に取り入れるなど、柔軟な体制を整備しておりました。  当市においても、観光や水産、企業立地など、どの分野にも共通することでありますが、その分野に精通している専任職員の配置は、国や県、他市町村、民間などとの連携強化や信頼関係を構築していくためには必要不可欠であり、これからの行政運営において非常に重要になってくると思われます。  観光による交流人口の拡大については、今後三陸防災復興博やラグビーワールドカップ、東京オリンピックのホストタウンなど、国内外から多くの方々を誘客できるチャンスがあります。  しかしながら、いまだに外国クルーズ船誘致が決まっていないことに対しては、強い危機感を持つべきであり、真に誘致実現を目指すのであれば、外国人観光客の心をつかむ観光商品の開発、構築や外国船社への積極的な営業活動ができる環境の整備、民間の専門的なノウハウの積極的な活用などが図られるような庁内組織体制の整備、強化が必要と考えます。  また、県や他自治体との連携についても、どのような連携をしているのか市民にとってはわかりづらく、連携によりどのような成果があらわれているのかしっかりと市民に示していけるようにすべきであります。  企業誘致についても、誘致にかかわる情報収集や営業活動を専属的かつ柔軟に行える職員の配置が必要と考えます。また、誘致の実現には、企業の要望に添った場所の確保やインフラの整備、きめ細やかな支援策を講じることが重要であるとともに、人材の確保がポイントとなることから、人材確保のための他自治体や民間との積極的な情報交換や民間人材の確保、他県のハローワークとの連携などを進めていくべきであります。  岩手県水産技術センターでは、漁業者の安定生産の向上のため、調査研究や技術開発を行っておりますが、漁業者に普及できていないことが課題であり、市が県と漁業者の仲立ち的な役割を担っていくことも重要と思われます。  また、観光商品や水産物等の情報発信などにおいても、県、市、民間が一体となって取り組んでいる姿が見えることにより、安心と信頼が生まれ、効率も上がると考えられます。  以上、産業の振興について市とともに市議会としてもなお一層の取り組みが必要とされていることを申し述べ、本委員会の報告といたします。 ○議長(熊谷昭浩君) ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。 △日程第49 発議案第1号 大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例についての上程審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第49、発議案第1号、大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。議会運営委員長、小松龍一君。 (議会運営委員長 小松龍一君登壇) ◎議会運営委員長(小松龍一君) 発議案第1号について御説明いたします。  発議案第1号、大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例について。地方自治法第109条第6項及び大船渡市議会会議規則第14条第2項の規定により、議会運営委員会として別紙のとおり提出するものでございます。  提出者は、議会運営委員長、小松龍一であります。  提案理由は、議会運営委員会の委員の定数を改めようとするものでございます。  お開き願います。大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例。大船渡市議会条例の一部を次のように改正する。  第4条第2項中「8人」を「7人」に改めるというものであります。  附則、この条例は公布の日から施行し、この条例の施行の日以後初めて行われる議会運営委員会の委員の選出から適用するものでございます。  参考として新旧対照表を添付いたしました。  以上のとおり提出しますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(熊谷昭浩君) 発議案第1号について質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  発議案第1号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、発議案第1号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第50 議員の派遣について ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第50、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣については、地方自治法第100条第13項及び大船渡市議会会議規則第167条第1項の規定により、あらかじめお手元に配付いたしました議員の派遣についてのとおり派遣いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については原案のとおり派遣することに決しました。  この際、お諮りいたします。ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には議長に一任を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、本件について原案に変更があった場合は議長に一任いただくことに決しました。  以上で本定例会に付議されました議案等全部を議了いたしました。 ○議長(熊谷昭浩君) ここで当局から発言を求められておりますので、これを許します。副市長。    (副市長 髙泰久君登壇) ◎副市長(髙泰久君) 私から大船渡市税条例の一部を改正する条例及び平成29年度大船渡市一般会計等補正予算の専決処分についてお願いを申し上げます。  地方税法及び関係法令は、例年3月末までに国会で議決され、4月1日から施行されているところであります。市といたしましては、地方税法及び関係法令が公布された後、直ちに大船渡市税条例の改正について市議会に御提案申し上げ、議決をお願いしなければなりませんが、現時点で国会の議決の日が明確になっておらず、しかしながら4月1日からの施行が必要となります。また、平成29年度大船渡市一般会計等補正予算につきましては、特別交付税や復興交付金、地方譲与税などの金額の確定と、それに伴う基金積立金の変更、各種事業費の確定に伴う地方債の変更、繰越明許費の確定等に伴う変更等によるものであり、3月末での予算措置が必要となります。  したがいまして、大船渡市税条例の一部を改正する条例及び平成29年度大船渡市一般会計等補正予算につきましては、議会を招集する時間的余裕がない状況が予想されますことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をし、後日議会の承認をお願い申し上げる次第でありますので、あらかじめ御了承のほどをお願い申し上げます。  私からは以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 市長。    (市長 戸田公明君登壇) ◎市長(戸田公明君) 私から、来たる3月31日をもちまして定年等により退職、退任いたします統括監、部課長級職員の紹介をさせていただきます。  初めに、統括監の佐藤高廣であります。  次に、部長級の職員を紹介いたします。  農林水産部長の尾坪明であります。  会計管理者兼会計課長の今野芳彦であります。  続きまして、課長級の職員を紹介いたします。  災害復興局市街地整備課技監の近藤幸信であります。近藤技監は、大阪府泉佐野市役所に復帰されることになりました。  都市整備部建設課長の新沼克彦であります。本日は、都合により欠席しております。  以上でありますが、退職、退任される皆様におかれましては、東日本大震災からの復旧、復興に御尽力いただきましたことに厚く御礼申し上げますとともに、今後とも当市の市政運営に御高配賜りますようお願いいたします。  また、これまで議員各位から賜りました御指導、御高配に対しまして、退職者等にかわりまして心から御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。  以上で紹介を終わらせていただきます。 ○議長(熊谷昭浩君) それでは、高いところから大変恐縮でありますが、大船渡市議会を代表いたしまして一言御礼の御挨拶を申し上げます。  まずもって、この3月末で退職される皆様におかれましては、奉職されて以来長きにわたり、行政を取り巻く環境が年々変化する中、全体の奉仕者として大船渡市の着実な発展と市民福祉の増進にそのお力を遺憾なく発揮されたところであります。特にも震災からのこの7年間は、大震災で膨大な業務が発生した中、部下職員とともに復旧、復興事業の着実な推進と将来のまちづくりに心を砕いていただきましたことに深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。  また、全国の自治体等から派遣をいただきました職員の皆様におかれましても、長期間にわたり大船渡市の復興のため、まさに昼夜を問わず御尽力をいただきました。その多大な御苦労に対しまして厚く御礼を申し上げます。それぞれの職場、地元に戻られましても、被災地での経験をこれからの職務に生かされますとともに、大船渡市に対しまして変わらぬ御指導を賜りますようお願い申し上げる次第であります。  皆様には、これからも健康に十分御留意され、多方面でますます御活躍されますことを御祈念いたしますとともに、これまで培われた行政経験を生かし、大船渡市の一日も早い復興とさらなる発展のため、なお一層のお力添えを賜りますよう重ねてお願いを申し上げまして、御礼の御挨拶とさせていただきます。長い間、まことにありがとうございました。     (拍     手) ○議長(熊谷昭浩君) それでは、これをもちまして平成30年大船渡市議会第1回定例会を閉会いたします。  大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。    午後2時38分 閉   会...