大船渡市議会 2002-09-25
09月25日-05号
平成14年 第3回
定例会議事日程第5号 平成14年9月25日(水)午前10時開議日程第1
委員長報告 請願第3号
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書 日程第2 認定第1号 平成13年度大船渡市
水道事業会計決算の認定について 日程第3 議案第1号 大船渡市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについ て 日程第4 議案第2号 平成14年度大船渡市
一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認を求める ことについて 日程第5 議案第3号 大船渡市
鷹生ダム多目的広場設置管理に関する条例について 日程第6 議案第4号
地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条 例について 日程第7 議案第5号 大船渡市
旅費支給条例及び大船渡市における公聴会及び調査等に出頭又は参 加する者の
費用弁償支給条例の一部を改正する条例について 日程第8 議案第6号 大船渡市税条例の一部を改正する条例について 日程第9 議案第7号 大船渡市乳幼児、妊産婦及び
重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正す る条例について 日程第10 議案第8号
大船渡市営住宅条例の一部を改正する条例について 日程第11 議案第9号 平成14年度大船渡市
一般会計補正予算(第4号)を定めることについて 日程第12 議案第10号 平成14年度大船渡市
介護保険特別会計補正予算(第1号)を定めることにつ いて 日程第13 議案第11号 平成14年度大船渡市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めること について 日程第14 議案第12号 平成14年度大船渡市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を定める ことについて 日程第15 議案第13号 平成14年度大船渡市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めるこ とについて 日程第16 議案第14号 市道路線の認定について 日程第17 議案第15号
越喜来漁港区域内の公有水面の埋立てに関し意見を述べることについて 日程第18 議案第16号 あらたに生じた土地の確認について 日程第19 議案第17号 公有水面の埋立てによる字区域の変更について 日程第20 議案第18号 大船渡市
教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて 日程第21 発議案第7号
大船渡市議会議員定数条例について 日程第22 発議案第8号
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書について 日程第23 発議案第9号 有事関連三法案を国会で成立させない事を求める意見書について 日程第24
議員派遣について 本日の会議に付した
事件 ~議事日程第5号に同じ~出 席 議 員(38名) 議 長 今 野 雄 吾 君 1 番 木川田 了 摩 君 2 番 刈 谷 喜 記 君 3 番 及 川 彌 君 4 番 畑 中 一 男 君 5 番 門 前 恭 一 君 6 番 泉 兼 男 君 7 番 佐 藤 寧 君 8 番 三 浦 隆 君 9 番 山 本 和 義 君 10番 鈴 木 道 雄 君 11番 氏 家 じんいち君 12番 小 島 好 雄 君 13番 大 畑 信 吾 君 14番 志 田 丈 司 君 15番 菊 地 耕 悦 君 16番 畑 中 孝 博 君 18番 斎 藤 功 君 19番 栗 村 健 彦 君 20番 柏 崎 恭 君 21番 佐 藤 潤次郎 君 22番 鎌 田 和 昭 君 23番 今 野 睦 男 君 24番 平 山 正 人 君 25番 村 上 妙太郎 君 26番 中 村 忠 司 君 27番 志 田 嘉 功 君 28番 佐 藤 丈 夫 君 29番 平 田 ミイ子 君 30番 熊 谷 常 孝 君 31番 村 上 哲 男 君 32番 休 石 庄太郎 君 33番 岩 城 恭 治 君 34番 澤 田 文 雄 君 35番 道 下 喜美男 君 36番 村 上 健 一 君 37番 掛 川 秀 邦 君 38番 滝 田 賢 蔵 君欠 席 議 員(2 名) 副議長 佐 藤 文 男 君 17番 平 田 武 君説明のため出席した者 市 長 甘 竹 勝 郎 君 助 役 紀 室 輝 雄 君 助 役 中 村 隆 男 君 収 入 役 佐々木 一 雄 君 教 育 長 村 上 鉄 郎 君 監 査 委 員 佐々木 喜美男 君 企 画 政策部長 松 岡 博 君 総 務 部 長 大 畑 頼 利 君 生 活 福祉部長 伊 藤 隆 君 商 工 観光部長 佐 藤 勝 昭 君 農 林 水産部長 吉 田 良 雄 君 都 市 整備部長 今 野 義 尚 君 三 陸 支 所 長 斎 藤 満 君 教 育 次 長 新 沼 紀 三 君 企 画 調整課長 互 野 健 正 君 活 力 推進課長 平 野 義 克 君 秘 書 広聴課長 須 賀 孝 君 総 務 課 長 平 山 慶太郎 君 財 政 課 長 武 政 久 夫 君 税 務 課 長 森 斌 君
市民生活環境課長 千 田 哲 志 君 国 保 年金課長 今 野 忠 男 君 保 健
福祉課長 上 野 攻 君
福祉事務所長(兼) 上 野 攻 君 商 工 港湾課長 新 沼 辰 男 君 観 光 物産課長 山 口 佳 男 君 農 林 課 長 熊 谷 窿 君 水 産 課 長 佐 藤 惟 司 君 建 設 課 長 菊 地 堅 君 都 市 計画課長 菅 原 三 枝 君
下水道事業所長 坂 本 光 博 君
支所総務課長(兼) 斎 藤 満 君
支所市民生活課長 野々浦 尊 君
支所保健福祉課長 及 川 寛次郎 君 支 所 農林課長 熊 谷 喜 一 君 支 所 水産課長 及 川 久 君 支 所 建設課長 磯 谷 浩 暉 君
水道事業所長(兼) 坂 本 光 博 君 会 計 課 長 新 沼 敏 明 君 生 涯
学習課長 保 原 勘 二 君 学 校
教育課長 佐々木 正 彦 君 体 育 振興課長 志 田 哲 夫 君 三 陸 事 務 所 鈴 木 美智代 君
選管事務局長(兼) 平 山 慶太郎 君 生 涯
学習課長 監 査
事務局長 新 田 政 志 君 農 委
事務局長 佐 藤 義 清 君 消 防 署 長 船 野 克 之 君
事務局職員出席者 局 長 補 佐 金 野 敏 夫 君 議 事 係 長 田 中 聖 一 君 書 記 伊 勢 徳 雄 君 午前10時00分 開 議
○議長(
今野雄吾君) おはようございます。定刻になりましたので、これより本日の会議を開会いたします。 本日の
出席議員は38名であります。欠席の通告は、17番、平田武君、39番、佐藤文男君であります。 それでは、
出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、
議会運営委員長より報告のありました
議員発議案3件と
議員派遣についてを日程に加え、お手元に配付の議事日程第5号により、これを進めることにいたします。
○議長(
今野雄吾君) 日程第1、
委員長報告、請願第3号、
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書を議題といたします。
教育福祉常任委員長の報告を求めます。委員長、
澤田文雄君。(
教育福祉常任委員会委員長 澤田文雄君登壇)
◎
教育福祉常任委員会委員長(
澤田文雄君) 皆さん、おはようございます。それでは、
教育福祉常任委員会委員長報告をさせていただきます。 平成14年9月13日の第3回定例議会本会議において、
教育福祉常任委員会に審査付託されました請願第3号、
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書について審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 本請願を審査するため、9月19日に当委員会を開催し、紹介議員であります泉委員から次のような説明を受けました。
義務教育費国庫負担法により、全国の教育水準は維持されてきたところである。しかし、財務省はこれの見直しを始め、昭和60年度からは教材費とか旅費を
国庫負担対象から除外し、平成元年以降は恩給費とか
共済追加費用の
地方一般財源化を行ってきたところである。今度は
学校事務職員、栄養職員の給与費の適用除外を含め、
義務教育費の
国庫負担制度そのものを変えようとしている。こういった情勢に対し、全国の知事においては、賛否両論あるが、約7割の知事が現在の制度に対して肯定的な評価をしているようである。特にも財政力の弱い県でそのような声が多く、岩手県の増田知事においては、現行制度は大いに役立っており、現状維持を望むとしているところである。また、都道府県の
教育委員長、
教育長会議においても、
義務教育は国の骨幹であり、国が負担する制度は守るべきだという意見が相次いだようだ。文部省も自治体間で財政力が大きく異なる現状の中において、
国庫負担をなくせば
義務教育の水準が保てなくなると反対をしている。以上のことからも、この請願の趣旨は十分了承できるものであるとの説明を受けたところであります。 説明を受けた後に、委員の方からは、即採決をしてもよいのではないかとの意見があり、異議がなかったことから、当委員会の結論を得るために採決をいたしましたところ、請願第3号は賛成多数により採択と当委員会としての結論を得た次第であります。 以上で経過と結果の報告であります。何とぞ皆様方の御賛同を賜りますようによろしくお願い申し上げまして、報告を終わらせていただきます。
○議長(
今野雄吾君) ただいまの委員長の報告に対し質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、これより採決いたします。請願第3号について、本件に対する委員長の報告は採択であります。本請願は
委員長報告のとおり採択と決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立多数であります。 よって、請願第3号は採択と決しました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第2、認定第1号、平成13年度大船渡市
水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 質疑を許します。9番、
山本和義君。
◆9番(
山本和義君) それでは、
水道事業会計決算につきまして、若干の質疑をしたいと思います。
水道事業につきましては、全体として厳しい経営環境の中、大変苦労していることと思います。今後とも県内他市と比較して、総体的には高くない
水道料金を今後とも引き上げることがないよう、これまで以上に経営努力を傾けられるよう期待したいと思います。 それでは、決算書の28ページには、
業務委託関係としまして第5
水源取水施設実施設計業務委託1,470万円が計上されておりますが、これは恐らく猪川町の久名畑の
取水施設にかかわるものと思われますが、ことしに入って既に着工しているようですけれども、この
取水施設についての必要性といいますか、緊急性についてちょっと若干御説明を願いたいと思います。
○議長(
今野雄吾君)
水道事業所長。
◎
水道事業所長(
坂本光博君)
鷹生ダムに利水参加をしてのその
取水施設ということでございます。これは、平成元年に
水道事業の変更認可を受ける当時から計画されていたものでございます。それで、ことしの3月にさらにその変更認可を受けたわけでございますが、その中で最終計画ということで、いずれこの市内ほぼ全域を給水区域に設定して、ほぼ100%に近いものに持っていきたいと、そういう趣旨で新しい水源を求めたわけでございます。その水量でございますけれども、さまざまな計算方法によりまして、今後水需要の拡大が予想されます。その項目を一々申し上げればよろしいかと思いますが、大ざっぱなものといたしまして下水道の普及、それから今具体的に動いております市勢発展を記した
プロジェクトがありますので、そういったものへの対応、そういったものです。そういったことで水需要の総トータルを1万9,350立方メートルと、そういう根拠になりまして、その必要性を計画しているわけでございます。
○議長(
今野雄吾君) 9番、
山本和義君。
◆9番(
山本和義君) (続) それでは、重ねてお聞きしたいのですけれども、この決算書の46、47ページには、経営及び
財務分析表がありますが、これに基づいてお聞きしたいのですけれども、
施設利用率がありますけれども、これが66.6%と。そして、
最大稼働率が80.9%となっております。それで、現在の市の
給水普及率といいますか、これが91.7%になっておるようですが、仮にこれが、水道が普及いたしましたとして、普及率が100%に到達したといたしましても、1日の
平均配水量は1万2,000立方メートル足らずになるかと思います。現在でも1日の
配水能力は1万6,532立方メートルもありますから、随分余裕があるのではないかと思われます。また、同様に
最大稼働率で見ましても、これもやはり
給水普及率が仮に100%となりましても、1日の
最大配水量は1万4,585立方メートルですか、になると思いますので、やはり1日の
配水能力、先ほど言いました1万6,000立方メートル以上に比べますとまだ余裕があるのではないかと考えられるために私は質問をしたわけでございます。 それから、
水道審議会に出された資料によりますと、年間総配水量の年度ごとの推移を見ましても、平成7年度には年間で428万1,283立方メートルだったようです。それが平成13年度には401万6,247立方メートルというふうに、全体として減少傾向なのです、市内の水の使用量が。
公共下水道が供用開始されましたのは平成6年の10月ごろだったと思いますが、実際には下水道が普及するとその家庭では当然使用量がふえると思いますけれども、しかしながら市全体の
使用水量の減少傾向に下水道の増加分が飲み込まれていて、むしろ全体としては減っているという状況だと思われるわけです。ですから、下水道がこれまでのところ普及が進んできても、実際には使用量はふえておられないと、全体としては。それで、下水道を理由にして水の需要量がふえるのではないかという説明がありましたが、
あとプロジェクトとかとも言いましたけれども、やはり
港湾整備事業につきましてもまだ企業立地がどうなるかもわからない状況ですし、例えば運動公園につきましてもそれで一体どのぐらい使用量がふえるのかというのは随分疑問があると思いますので、本当に久名畑の
取水施設がそれほど市が、財政が切迫している中で、緊急性、必要度が高いものなのか疑問があるわけでございまして、その点伺ったわけであります。もう一度御説明お願いします。
○議長(
今野雄吾君)
水道事業所長。
◎
水道事業所長(
坂本光博君) まず、下水道が普及したにもかかわらず、水が、総配水量がふえていないのではないかと、そのようなお話でございますが、決算の実情はそのとおりでございますけれども、今年度の水のその使用量が減少したという理由については、若干後に回しますけれども、いずれ下水道のその利用世帯の1人当たりの
使用水量と全市の平均1人当たりの水量を比べてみますと、約20リットル下水道を利用している家庭の人が多く利用していると、そういう計算になってございます。まず、それお答えしておきますが。 それから、今いろいろと給水能力的なことをお話いただきました。数字的にはそのとおり記載されておりますけれども、現場でございますけれども、実際最大その配水量がことしの夏などの段階では精いっぱいだったと、そういう現場の報告を受けているところでございます。水が最も市民の皆さんが欲しいと思うときは暑くて渇水があると、そういう時期なわけでございます。そういうことで、これから水需要がふえるに当たってのそのものに対応するためにこの計画があるわけですが、さらに今浅井戸からほとんどをくんでいるわけですけれども、それの枯渇が、水位の低下がいつ起こるともわからない、それから約1,000件に相当する世帯が今休止状態にあるということもあります。そういった方々が何らかの事情で一斉に市の水道を使い始めるというと、そういう対応できないかもしれない、そういったようなことがございます。いろいろとその他にもございますけれども、さまざまな点を考えますと、やはりこの計画を実現しないと皆さんに安心して利用してもらえないと、そういう考えでございます。 それから、
プロジェクトの進行状況がまだ具体的に水需要に至っていないということでございますけれども、いずれそういう施設の整備に当たっては、よりその施設を有効に、効果的に活用できるような工事施工をあらゆる方面から検討して行っていきたいと、そのように考えているところでございます。
○議長(
今野雄吾君) 9番、
山本和義君。
◆9番(
山本和義君) (続) いろいろ答弁はありますけれども、まだ十分ちょっと納得はいきませんけれども、やはり最初の御答弁で
鷹生ダムへの利水参加ということでそもそも始まったということでありますけれども、私はやはり
十分必要度の高くない
取水施設をつくらなければならないと。そのことによって逆に市民のその負担がふえるようなことがあってはならないのではないかと。特に緊急性がないといいますか、そういう
取水施設をつくるために
水道料金をもしも引き上げるということになりますと、これはやはり本末転倒の
施設整備ということにならざるを得なくなると思いますので、その点私は危惧しているためにこのような質疑をしているわけで、もう一回ぜひ検討していただきたいし、その必要度、緊急度といいますか、将来的に必要になるのかもしれませんけれども、それほど急いでやる必要があるのかという点について、ぜひ御検討をお願いしたいと。 以上で質疑終わります。
○議長(
今野雄吾君)
水道事業所長。
◎
水道事業所長(
坂本光博君) その施設の整備の段階的な手法といいますか、いずれ今回の
取水施設は一度にその規模のものを用意しないとならないものというふうに考えているわけです。足りなくなってからまた追加して施設を増設すると、そういうことになりますとかなりの経費が増すということもあります。いずれ計画水量に基づいて今回の
取水施設には着手させてもらっているわけです。いずれ全市民がひとしく市の水道を引けると、そういう状況にすることで今回の計画があるわけですので、その最も基本となる
取水施設ですので、それを今工事をしている段階でございます。 なお、その
取水施設をつくって、水質もある程度調査をしながら、今後の
施設整備の資料にもすると、そういうこともございまして、今の段階で整備を進めていると、そういう状況でございます。
○議長(
今野雄吾君) 市長。
◎市長(甘竹勝郎君) 私の方から補足をしますが、本末転倒にならないように政策を進めているわけでありますが、現在末崎町の方におきましては、例えば日曜日などに主婦の方々が休みで皆洗濯をしますと、水がちょろちょろの状況だという報告であります。こういうものを解決をしなければならないところであります。須崎川からの取水をしておったところではありますが、御存じのとおり須崎川はもう雨が降らなければ水が流れない川に相なっているところであります。当然盛川から取水をいたしまして、大船渡、末崎の方にも送らなければならないところであります。極めて重要な、市民が安心して生活できる基本的な水の供給につきまして、さらに御理解をいただきたいと思うところであります。 以上であります。
○議長(
今野雄吾君) 36番、村上健一君。
◆36番(村上健一君) 私は何とか7拡の事業を、あるいは第5水源地を早期に整備をされまして、そして私どもの住んでいる日頃市もそうでありますが、猪川、立根の高台にできるだけ早期に水を供給ができるように、しかも水圧の確保をして、それが可能となるように強く期待するものでございます。そういう中で、やや水源地が中井橋から
久名畑かいわいに偏っているものですから、そこのところで伏流水の影響がなければいいがなということを心配しながらいるところではありますけれども、しかしそこのところは十分調査をしていただきまして、水道法にかなった資金等を導入して進めていただきたいと、このように思います。そういう中で、二つほど質問いたしますけれども、平成13年度840万かの漏水の
調査事業をしながら、また修理費も相当かけながらも、有収率がほんのわずかですけれども、下がったことに、これはどうしたことなのだろうと思うのでありますが、なおかつ今後とも調査を続けていかなければならないところもあるのでしょうけれども、エタパイの入れかえ等やりながらこういうことになるというのは、これは施設全体が老朽化しているということなのだろうかと思いながら、この審議に参加をしているところでありますが、そこのところをちょっと御答弁をお願いしたいと思います。 それから、もう一つは、
資本的収支も大事なところでありますけれども、
一般収益的収支の中で、昨年よりも純利益が1,000万何がし下がりましたと。どんどん、どんどん下がってまいりまして、2,000万何がしかの純利益におさまったようでありますけれども、このような金額というのはぷらぷらだと、収支がです、と言ってもいいくらいの額ではないかなと思うのであります。そういう点で、今後第5水源地を整備をした、あるいは配水池を確保したとなっていけば、これ確かに相当の投資になるのでございましょうから、そしてすぐ使えるわけでもないでしょうし、高台に落下する圧力で水を供給しようとも、やっぱり動力費がかかるのだろうと思うのであります。その投資と、それから料金収入とのバランスは今後大丈夫なのだろうかと、こうも思ったりするのであります。ここのところについてはどんな手だてを考えておりますか、御答弁をお願いしたいと思います。大きく2点であります。
○議長(
今野雄吾君)
水道事業所長。
◎
水道事業所長(
坂本光博君) 漏水とその有収率のお話でございますけれども、石綿管はほぼ入れかえを終了したといってもいいほどの段階になってございますが、そのほかの部分におきましても、やはり漏水はあるものと思われるわけでございます。有収率が若干下がったわけでございますけれども、なかなか漏水対策というのは難しくて、例年よりは委託料も少し下回っておるわけですが、委託して一生懸命漏水調査をしたことでございますけれども、その結果修繕費は至ってポイント的なものでございまして、報告では100万円ほどかかっているというふうに受けているわけでございます。発見箇所につきましては資料にも書いてございますけれども、排水施設には5件、給水装置では54件ということでございまして、1日当たり736立方メートルというその予定水量になっているところでございます。この有収水率のほかにメーター等が感じないといいますか、そういったものやら、あるいは工事のために管を洗ったとか、そういうさまざまなお金にならない水もたくさんございまして、そういった面で多少の上下があるということでございます。いずれ施設が新しくなっていけば、この有収率も上昇すると、そういう傾向にございまして、その辺を御理解いただきたいと思います。 それから、収益が下がったと、とんとんの状態であると、そういうお話で、まさにそのとおりでございます。今後やはり大きく左右するのは施設の整備に伴いまして、減価償却費がかさんできます。あわせて起債の償還利息、それが当然加わってくるわけでございまして、大変厳しい状況でございます。今最も厳しい能率的な経営をされている段階と、そういうことでございまして、いろいろさまざまな方面から検討して、この収支のバランス等を保つような経営検討をしなければならないというふうに考えておるところでございます。
○議長(
今野雄吾君) 18番、斎藤功君。
◆18番(斎藤功君) ただいまの9番議員の質疑に関して申し上げます。 質疑は議場に議案として供された案件について疑義を失するものでございます。したがって、決して自己の意見の表明をすることができないはずであります。このことは全国市議会会議規則においても、議員は質疑において自己の意見を述べることができない、そういう文章だと思いますが、きちんと定められているはずでございますので、したがって自己の表明の入った質疑に対しては答弁の必要がないはずであります。9番議員には厳重な注意を促すよう求めるものであります。
○議長(
今野雄吾君) ただいま18番議員から9番議員に対する、質問に対する議長からの注意ということでありますが、いずれ追ってここの分については注意しますので、御理解をお願いします。 引き続き会議を再開します。21番、佐藤潤次郎君。
◆21番(佐藤潤次郎君) 監査意見書の関係でございますが、23ページには水道企業の公共性なり経済性なりを重視して一生懸命やってくださいと、私もそう思います。先ほど斎藤さんからも指摘がありましたけれども、私はやはりバランスを考えなくてはならぬというふうに考えておるわけでございますが、そこで水道企業の債務残高について見たところが、31億円ほどございます。それにつけても毎年毎年
資本的収支では、一定の額を投資しながら設備をやっておるわけでございますが、年々収益的収支の方でも利益が下がってくると、あるいは収入が不足してくるというような形になって、極めて厳しい状況にあるわけでございますが、そこでお伺いをいたしますが、公共性という問題と、それから経済性という問題、この水道企業に限って申すならば、どういうふうにしてバランスをとっていくのか、簡単にお答えを願いたいというふうに思います。 以上です。
○議長(
今野雄吾君)
水道事業所長。
◎
水道事業所長(
坂本光博君) 公営企業の原則は、申すまでもなく独立採算ということで運営されて、とにかく能率的な経営が基本でございますが、今御質問の公共性と経済性というお話は、今後多額の
施設整備のために
水道料金だけではなかなか難しいが、そういった面での財政手当てをどうするのかと、起債のことを含めてお話しになったというふうに受けとめるわけでございますけれども、いずれ公営企業に一般会計が援助するような場合には、援助というか支出する場合には、負担区分ということでいずれ基本ルールにのっとって繰り出しをすると、そういう基本がございます。それで、しかし経済性と公共性という面から、一般会計でも負担できると、そういうことでございまして、今既に出資という形で
施設整備の支援といいますか、出資をいただいて整備を進めているわけでございますので、あと無水源というような地域、そういった面には国庫補助等の導入も考えられるわけですけれども、いずれ厳しいそういう場所の、地域の
施設整備については、さまざまな形で検討を加えて、その収支のバランスを全体的な形で見ていくと、そういうことになるかと思います。簡単ではなくて説明は難しいのでございます。
○議長(
今野雄吾君) 27番、志田嘉功君。
◆27番(志田嘉功君) 23ページですけれども、いわゆる審査意見書ですか。先ほど9番議員から
水道料金は上げない方が大変よろしいようなお話出ましたけれども、今の経済情勢で、ああ、時代錯誤も甚だしいなと思ったわけです。私は、以前から
水道料金は早く上げろと、そういう持論でございます。現在の状況は既に御承知のとおり、岩手県内13市のうちでも最も安い方に私は位置していると、そのように思っております。そういった意味でも、私はここの23ページのいわゆる後段3行にございますが、「将来計画に応じた事業内容を検討し、収益的支出及び資本的バランスを考慮した財政計画のもとに、収入の確保と未給水地域の解消を努めながら市民福祉向上のため、企業の公共性・経済性を認識し、清浄な水の安定供給を図るよう望むものである」と。以前にもここでお話ししたわけですが、いわゆる昭和56年から
水道料金に手をつけておらないというそういった実態、事実、それらを考えた場合、私はここでもお話ししたように、やはり3年から5年サイクルでこういったものは見直しすべきではないかと。私はそういう持論の展開しております。そういった意味からも、私もある意味ではこの大船渡市の水道を利用していない、利用していないって水道料が引かれておりませんので利用しておりませんが、そういった面から考えても、早く体制をきちんと整備すると。それは単に計画云々かんぬんも大事ですけれども、やはり現況のその実態に合わせた物の考え方、これが私は基本政策ではないかと、そのように思うわけです。そういった意味からも、早く
水道料金に手をつけてほしいと、私はそう思います。これは多くの方々がそう思っているはずです。56年から手をつけないのは何もいいことでもございませんし、そしてまたこの審査意見書もここ二、三年中身が、いわゆる後段の部分がほとんど同じなのです。そういった面からも、やはり監査委員としても相当この辺については重視しているのでないかと、そんなように思うわけです。その点について。
○議長(
今野雄吾君)
水道事業所長。
◎
水道事業所長(
坂本光博君) 大変ありがとうございます。今の現状を申し上げて説明にかえたいと思いますけれども、先ほどお話ししましたが、今
取水施設の整備をしておりますし、あわせて浄水場の委託をしております。浄水場整備の実施設計の委託をしております。その実施設計をもとに、その浄水場の必要とする施設、さまざまな方面からの検討を加えて、年度割りとか、そういったものをコスト縮減を図りながら、とにかく十分な吟味をして
施設整備にかかりたいと、そのように考えているわけです。ですから、そういったここ数年の、四、五年といいますか、その辺の建設計画をはっきりと見ないと、
水道料金の根拠となるものにちょっと根拠の薄いものになりますので、そういったものを今十分吟味していると、そういう段階にございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
今野雄吾君) 27番、志田嘉功君。
◆27番(志田嘉功君) (続) 今までも何年と、今回所長の場合についてはこの4月から初めてなものであれですけれども、何年も検討してきたと思うのです、私は。そういった意味からも、もっと踏み込まないと前に進まない要件ではないかなと、そう思います。それで、監査委員はこの辺の指摘事項をどういった点からこのような、極めてわかりやすい指摘なわけですが、いわゆるここ二、三年の状況を踏まえて、実態としては同じような私は中身であると、そういうふうに理解しておりますが、監査委員の意見もあわせて伺いたいと思います。 以上です。
○議長(
今野雄吾君) 監査委員。
◎監査委員(佐々木喜美男君) 志田議員さんからの御質問でございますが、結びの後段の表現がどういう趣旨からかということですが、議員さん御指摘のように、
水道料金を上げろとか下げるようにとか、監査委員としてはなかなか決定的なことは言えないのが監査委員の立場です。したがって、意見書の内容に今
水道事業が経営するに当たって、どういう問題点があるのかということを可能な限り他市の状況等も踏まえて上げたわけですが、あるいはその分析の趣旨も上げております。そういうことを見ますと、年々厳しい状況になっておりますので、不足した時点で直ちに急に改善ということもなかなか大変だろうと、そういうことですから、将来計画あるいは経営実態を踏まえて、その改善、検討をしておく必要があるのではないかなと、そういうことからこういう表現になったわけでございます。よろしく御理解をお願いいたします。
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。認定第1号について、本案は原案のとおり認定するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、認定第1号は原案のとおり認定といたします。
○議長(
今野雄吾君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。市長。 (市長 甘竹勝郎君登壇)
◎市長(甘竹勝郎君) 平成13年度大船渡市
水道事業会計決算を御認定をいただきまして、まことにありがとうございました。御審議の過程におきまして、議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、今後の
水道事業の運営に当たり十分配慮してまいりたいと考えておるところであります。いずれ未給水地域の解消と水圧不足への対応を図りながら、立根、猪川、赤崎、日頃市等の未給水地域の解消にさらに努力をしてまいりたいと考えているところであります。 なお、今年度の事業によりまして末崎町はほぼ全域、100%水が供給されましたことを御報告をさせていただく次第であります。いずれ決算を認定いただきましたことに重ねて御礼を申し上げるところであります。ありがとうございました。 私からは以上であります。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第3、議案第1号、大船渡市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第1号は報告のとおり承認と決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第1号は報告のとおり承認と決しました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第4、議案第2号、平成14年度大船渡市
一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。9番、
山本和義君。
◆9番(
山本和義君) それでは、議案第2号について質疑いたしますが、7月の大雨に対する災害復旧の補正予算ということでありましょうけれども、この災害について……
○議長(
今野雄吾君) 議案第3号でしょう。
◆9番(
山本和義君) はい、第3号です。補正第3号ですね。
○議長(
今野雄吾君) 済みません。
◆9番(
山本和義君) それで、ここに災害復旧事業費は計上されておるわけですけれども、この間の災害に際しまして、大きい河川はともかくとしましても、中小の河川が結構はんらんして、被害が出ているところが非常に目についたわけです。それで、災害時に水門等を開閉する場合があると思いますが、そういったところの管理体制はどのようになっているのかお聞きしたいと思います。
○議長(
今野雄吾君) 建設課長。
◎建設課長(菊地堅君) 県管理の2級河川、立根川、盛川等々ございますけれども、この水門管理につきましては県の方から市の方に管理を委託されまして、それを消防署の方に市の方からお願いして、消防の方で管理をしております。
○議長(
今野雄吾君) 9番、
山本和義君。
◆9番(
山本和義君) (続) それで、この間の災害の際、やはり小さい小川等で流木等がひっかかって、そこにどんどんごみがたまっていくと。そして、そこからはんらんするというような状況がありましたけれども、その際に一体だれがそういうところを直ちに災害のときに取り除いたりするのかというところがちょっと不明確なのではないかなと感じたわけでございますので、この辺の災害時の対応については機敏に対応していただきたいものだなということでお聞きしたわけですが、もう少し詳しく説明できればお願いをいたします。
○議長(
今野雄吾君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(今野義尚君) 河川区等の流木、ごみ等が詰まってはんらんするという場合がございますが、これは当然市の方でも担当の河川は見回りをしてございますし、それからまず第一に地元の消防団、消防団で手に負えないということになれば、私どもは地元の業者の方々をお願いして復旧に取り組むと、あるいは対応すると、こういったことで現在対処しているところでございますが、箇所数が多くなって手が一部回らないという場合もあろうかと思いますが、できる限りの対応をしてまいりたいと、こう思っておるところでございます。 以上です。
○議長(
今野雄吾君) 9番、
山本和義君。
◆9番(
山本和義君) (続) 年に何回かとか数年に1回か大雨が降るわけですが、その際大体同じようなところがはんらんしている傾向にありますので、私も消防団におりました経験もありますけれども、どこがどう対応するのかということ必ずしも十分ではなかったような気もいたしますので、再度徹底していただきたいと。これは要望といたします。
○議長(
今野雄吾君) 16番、畑中孝博君。
◆16番(畑中孝博君) 実は今回この補正予算第3号を予算措置していただき、現場が非常にスピーディーに復旧されたということで、敬意を表するわけでございますけれども、実は7月末だったと思いますけれども、第2回の臨時会の際に、災害復旧の箇所と被害額が提出されたわけでございますけれども、今回2億1,000万予算措置をしたということで、当時報告があったのは件数で320件、被害額で5億1,300万円というふうな報告があったわけでございますけれども、金額ベースでいくと50%弱かなというふうに考えるわけでございますけれども、あとこの当時報告があった際の概算被害額というふうに認識するわけでございますけれども、当時と移動があったものかどうか、金額的に、件数的に移動があったものかどうか。 それから、例えば5億1,300万円あったのを2億1,000万ちょっとを予算措置して2億ぐらい残っているわけですけれども、それが国庫対象補助事業というのですか、そういうふうに該当されるものなのかどうか、この辺についてお伺いしたいと思います。
○議長(
今野雄吾君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(今野義尚君) 7月末の議会での報告の数字でございますが、これは当然被害箇所を調査いたしまして、概算ではじいたものでございます。その中には河川等の災害関連事業を見込んだ額が含まれておりまして、今回の災害査定に出す際でございますが、どうも災害関連をとるには用地関係が非常に厳しいということで断念してございますが、当初の数字はそういった災害関連を見込んだ数字が入っておるもので、当然今回少なくなってございます。 それから、補助事業につきましては、今後の災害査定を受けることになりますので、その査定の結果を待って順次予算措置をしてまいりたいと、こう考えております。
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第2号は報告のとおり承認と決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第2号は報告のとおり承認と決しました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第5、議案第3号、大船渡市
鷹生ダム多目的広場設置管理に関する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第3号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第3号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第6、議案第4号、
地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第4号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立多数であります。 よって、議案第4号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第7、議案第5号、大船渡市
旅費支給条例及び大船渡市における公聴会及び調査等に出頭又は参加する者の
費用弁償支給条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第5号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立多数であります。 よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第8、議案第6号、大船渡市税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第6号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第6号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第9、議案第7号、大船渡市乳幼児、妊産婦及び
重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第7号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第7号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第10、議案第8号、
大船渡市営住宅条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第8号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第11、議案第9号、平成14年度大船渡市
一般会計補正予算(第4号)を定めることについてを議題といたします。 質疑を許します。21番、佐藤潤次郎君。
◆21番(佐藤潤次郎君) 簡単に1点だけお伺いいたしますが、この補正予算の4号の14ページです。この14ページの水産基盤整備事業でございますが、工事請負費として3,526万円、それから公有財産の購入費でございますが、これは土地の購入でございます。これは1,650万円計上されておりますが、その場所と、それから土地の購入の面積、単価等についても教えていただきたいと思います。 それから、15ページでございますけれども、次のページですが、これは道路橋梁費で道路新設改良費でございますけれども、工事請負費が1,573万1,000円、それから公有財産購入費が1,262万円計上されておりますが、これはさっきの14ページと同じ趣旨でお伺いをいたすわけでございますけれども、工事の場所と土地の購入費について御説明を願えればと思います。 以上です。
○議長(
今野雄吾君) 水産課長。
◎水産課長(佐藤惟司君) 水産業費に係る工事請負費及び公有財産購入費についてお答えいたします。 工事箇所については、砂子浜漁港、千歳漁港の漁港漁村総合整備事業に伴ってのいわゆる集落道整備、あるいは水路整備の事業費であります。公有財産については、単価、その他については今後の交渉になっていきますが、いわゆるそういった道路拡幅、あるいは水路拡幅、それに伴ういわゆる財産の購入費となっておるところであります。 以上です。
○議長(
今野雄吾君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(今野義尚君) 道路橋梁費の道路新設改良費でございますが、工事請負費につきましては工事費の確定等に伴うものが一部陸前高田広田線ございます。それから、住宅跡地の中野線の工事でございます。それから、土地購入費でございますが、435平米でございますが、中野の市営住宅跡地を道路用地として土地開発基金から購入するものでございます。 以上です。
○議長(
今野雄吾君) 33番、岩城恭治君。
◆33番(岩城恭治君) 予算書の15ページの商工費についてお尋ねします。 ここでは委託費を三陸町地域商工業振興
調査事業340万計上になっておりますが、御案内のとおり合併後越喜来地区の商店が大分閑散としていると、こういうお話も聞くわけでございまして、その対策であろうと思いますが、まず一つは目的、それから委託先、それからこの
調査事業に対して市からどういうような意見を話をする予定なのか、あるいは地元の関係者からどういう形で意見を聴取しようとしているか、その辺の考え方をまずお尋ねします。 以上です。
○議長(
今野雄吾君) 商工観光部長。
◎商工観光部長(佐藤勝昭君) 三陸地域商工業振興
調査事業でございますが、三陸町との合併に伴いまして、両市に共通いたします各種団体等の合併、あるいは統合等が進められているところでございます。合併に伴いまして、大船渡市という同地域内に大船渡商工会議所あるいは三陸商工会、この二つの総合経済団体が存在しているわけでございますが、これは将来的に見てもやはり合併をしなければいろいろな問題、課題が出てくるのではないかと、こういうことから、今回緊急地域雇用特別交付金事業を導入いたしまして、合併するにしても三陸町側の中小企業、あるいは大船渡地区の中小企業との間には相当の格差、あるいは実態の違いがあろうかと思います。合併がスムーズにいくにしてもやはり三陸町の中小企業者等の実態を調査する必要があるのではないかと、そういうことで中小企業者を対象とした意向調査、あるいはヒアリング等を実施いたしまして、三陸町の商工の振興に資するとともに、合併が円滑に進められるように、あるいは合併に伴って新たな事務事業が発生するわけでございますが、行政としても円滑な合併を進める上で支援しなければならないということから、今回この緊急雇用特別交付金事業を導入し、あわせて雇用の拡大を図ろうとするものでございまして、委託先につきましては議決を受けましてから検討ということになりますが、一応三陸商工会を予定しているところでございます。 以上です。
○議長(
今野雄吾君) 13番、大畑信吾君。
◆13番(大畑信吾君) 16ページの9款の消防費の中に委託費75万、防火水槽を解体とありますが、なぜ解体するのか、そしてその場所は。さらに、一つ少なくなるのであるので、別なのを新設するのか。その3点についてお伺いします。
○議長(
今野雄吾君) 総務課長。
◎総務課長(平山慶太郎君) 現在の防火水槽の場所は、以前につくったものでございまして、宅地のそばにあると、そういうことで解体ということでございます。新しいものの造成というものは、付近に水路が確保できると、こういうことで増設は考えていないところでございます。 以上でございます。
○議長(
今野雄吾君) 13番、大畑信吾君。
◆13番(大畑信吾君) (続) 場所はどこですか。
○議長(
今野雄吾君) 総務課長。
◎総務課長(平山慶太郎君) 綾里地区ということでございます。
○議長(
今野雄吾君) 28番、佐藤丈夫君。
◆28番(佐藤丈夫君) 予算書の14ページで、農林水産費の林業費に穴通磯周辺整備事業があるわけですが、これの委託料でございますけれども、この関係についてちょっとお尋ねしたいのですが、それなりの整備すると思うのですが、実は大船渡市の碁石の海岸についてちょっと検討していただきたいということであるわけですが、実はほかの地区に行ってみますと海岸に落ちる、海岸というか磯に落ちる、要はあのところの道路というか、そういう施設が多々あるわけでございますが、大船渡の碁石の場合は1カ所、あそこの水族館の裏が海岸に落ちるところがあるということでございますが、こちらの方も赤崎側の方に向いても、ある程度落ちるような箇所があれば、そういうふうに観光客を海まで落とすという対策も私は必要ではないのかなと、こう思うわけです。 (「おりる」と呼ぶ者あり)
◆28番(佐藤丈夫君) はい、済みません。おりる場所です。落とすって、おりる場所。そういうことで、今回穴通磯の整備をやるわけですが、それ関連してひとつ検討してみる必要が私はあるのでないかと。上から眺めただけではある程度の偉大さ、大きさというのはわからないと思いますが、下から同じ目線で見ればかなり大きな穴通磯だなというふうに感じると思うのですが、これを検討する方法はないものかどうか、お尋ねしたいと思います。
○議長(
今野雄吾君) 農林水産部長。
◎農林水産部長(吉田良雄君) 委託料ですが、これは緊急雇用というもので、穴通磯周辺環境整備をするということです。あそこは観光名所になっておりますので、あそこの近くを、隣接を伐採、育林をしながら整備するということであります。 それから、観光にふさわしく海岸におりる場所ということであります。赤崎側ということもありますが、いずれフレアイランド尾崎岬等もおりれるようにはなっておりますけれども、いろいろ密漁の関係とかいろいろな問題がありまして、大変逆に苦慮しているところでございます。いずれそういうことについても意を配していきたいと思います。 以上です。
○議長(
今野雄吾君) 28番、佐藤丈夫君。
◆28番(佐藤丈夫君) 私は、碁石海岸の海岸線、海岸線は海の方から見るだけでは私だめだと思うのです。だから、陸の方から下がっていって、それで観光客が遊歩道のようなものつくって下がっていって眺めるような施設も、私はこれからの観光施設としては大事なものでないかなと思って聞いているわけです。そこら辺をひとつ検討していただきたいと思います。 以上です。
○議長(
今野雄吾君) 商工観光部長。
◎商工観光部長(佐藤勝昭君) 確かに碁石海岸でございますが、海の方から見るにつきましては遊覧船等もございますが、やはり直接砂浜、あるいは石ですか、これらにさわって水に親しむというのですか、こういう観点からいった場合、あるいはまた海から見上げたこの景観等も大分違うと思いますし、すばらしいものだと思います。ただ、碁石海岸は御承知のとおり国立公園になっておりまして、新たな施設の整備、あるいは樹木等を切ってそういう道路をつくるということにつきましても、非常に厳しい規制がございます。ただ、佐藤議員がおっしゃるとおり、やはり私自身も下の方から上の方を見てみたいなとか、あるいは下におりて水と親しんでみたいなということは常々感じているわけでございますので、それが果たして可能かどうか、その辺も含めて検討してみたいと思います。
○議長(
今野雄吾君) 22番、鎌田和昭君。
◆22番(鎌田和昭君) 16ページの先ほど大畑議員が質問したあれなのですが、防火水槽が綾里地内というふうに総務課長今話しましたけれども、それが旧三陸町の固定資産台帳か何かに載っているのですか、どうですか。もし載っていたならば提示してもらいたいというふうに思います。
○議長(
今野雄吾君) 総務課長。
◎総務課長(平山慶太郎君) 手元に資料ございませんので、後でお示しをしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
今野雄吾君) 22番、鎌田和昭君。
◆22番(鎌田和昭君) はっきりしたやっぱり地番もなにもわかっているのですから、きちっと説明するのが妥当ではないですか、普通ではないですか。なぜ私こういうことを聞こうとしたのかということは、やはり私も蛸ノ浦地域の中で防火水槽等が、中耐の防火水槽が二つ、三つ取り壊したのですが、新しいつくるために。それで、市の資産台帳に載っていないために、ずっと従来あの地域の防火のために役立ってきた防火水槽を壊すのに、市は予算を出さなかったですよね。片やは市は出さない、片やは出すというふうな形では、公平さを欠くのではないかなということを踏まえた上で、地域名と、それから資産台帳に載っているのかを提示してくださいということでございますので、よろしくお願いします。
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第9号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第9号は原案のとおり可決いたしました。 ここで10分間休憩いたします。 午前11時09分 休 憩 午前11時19分 再 開
○議長(
今野雄吾君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第12、議案第10号、平成14年度大船渡市
介護保険特別会計補正予算(第1号)を定めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第10号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第13、議案第11号、平成14年度大船渡市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第11号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第11号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第14、議案第12号、平成14年度大船渡市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第12号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第12号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第15、議案第13号、平成14年度大船渡市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第13号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第13号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第16、議案第14号、市道路線の認定についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第14号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第14号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第17、議案第15号、
越喜来漁港区域内の公有水面の埋立てに関し意見を述べることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第15号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第15号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第18、議案第16号、あらたに生じた土地の確認についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第16号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第16号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第19、議案第17号、公有水面の埋立てによる字区域の変更についてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第17号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立全員であります。 よって、議案第17号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第20、議案第18号、大船渡市
教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。議案第18号について、本案は原案のとおり同意するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立多数であります。 よって、議案第18号は原案のとおり同意するに決しました。 ここで15分間休憩いたします。 午前11時26分 休 憩 午前11時41分 再 開
○議長(
今野雄吾君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第21、発議案第7号、
大船渡市議会議員定数条例についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。18番、斎藤功君。 (18番 斎藤功君登壇)
◆18番(斎藤功君) 発議案第7号、
大船渡市議会議員定数条例について、地方自治法第112条及び大船渡市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出をいたします。平成14年9月25日。 提出者、斎藤功、賛成者、泉兼男議員以下表記のとおりでございます。大船渡市議会議長、
今野雄吾様。 提案理由を申し上げます。地方自治法第91条の改正に伴い、市町村議会議員の定数は各市町村が条例で定めることになるため、現行の大船渡市議会の議員の定数を減少する条例を廃止し、新たに
大船渡市議会議員定数条例を定めるものでございます。 新たな
大船渡市議会議員定数条例は、地方自治法第91条第1項の規定による大船渡市議会議員の定数は26人とする。 附則、一つ、この条例は、平成15年1月1日以後初めてその期日を告示される一般選挙から施行する。 二つ、大船渡市議会の議員の定数を減少する条例は、廃止する。 さらに、提案理由につきまして申し上げます。議員定数は、議会の権限と議会審議の効率化などを考慮して、各地方自治体において制定することとなりますが、その際議会の持つ意思決定機関の権限としての条例の制定、改廃、予算の議決、決算の認定、人事の同意、請願の処理などや行政執行に対する監視監督機能の行使に当たり、市民全体の要望、意見が議会に反映されなければならないことは言うまでもありません。 さて、今回制定する大船渡市議会の議員定数は、新たなまちづくりの推進等の山積する諸課題に対応するため、これまでに増して市民の意思を吸い上げ、施策に反映させるとともに、より充実した監視監督機能が求められるのであります。それゆえに、各界各層の市民が立候補する条件を整えて、十分な議員構成の中で論議されることが必要であると考えます。また、合併特例法においても、速やかな一体化を図るために、議員の定数、任期に関する特例を設けておりますが、このたびの合併に当たっては、在任特例のみを適用していることも十分考慮すべきものであります。 以上のことから、改正地方自治法第91条第2項に定める人口5万人未満の市における上限の26人を大船渡市議会議員の定数として提案するものでございます。何とぞ皆様の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
今野雄吾君) 発議案第7号について質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、これより討論に入ります。 討論の通告は、21番、佐藤潤次郎君、33番、岩城恭治君、12番、小島好雄君の3名であります。順次これを許します。 最初に、本案に反対の21番、佐藤潤次郎君。 (21番 佐藤潤次郎君登壇)
◆21番(佐藤潤次郎君) 私は、この議会に提案されました条例による議員の定数26人に反対し、さらに減員すべきであるとの考えで討論するものであります。議員各位には、広く市民の今日的な改革の目線を重視し、どうか私の主張に賛同されますように強く訴えるものであります。 私は、常々民主主義の基本は主権在民であり、これを受けて地方自治法では、その実現にその方法を首長と議会の二元制に求めていると認識をいたしております。言葉をかえますと、市民の選ぶ首長も議会も、民主政治執行の根幹であり、お互いに牽制しながら市民の負託にこたえるべきものだと自分に言い聞かせておるところであります。私は、広く市民が豊かさを実感したバブルの経済社会が終わって久しいと感じておりますが、いまだに崩壊した経済からの脱出ができないでいるのではないかと実感し、分析をいたしておりますが、この間には国内的にも国際的にも、知識、技術、情報の平均化が進んで、地域民、民族ともに意識が変化しているのではないかと思っております。我が国では、この意識の変革にさらに拍車をかけたと思うのは、国策の地方分権の推進だろうと思っております。それゆえに、当然ながら地方自治体の住民自身もその自己決定の責任がますます重くなると推測し、対応を考えねばならないと思っております。高度経済成長で国民生活は便利で豊かに過ごせましたが、低成長となった今、家計難、財政難に直面し、市民も行政も生き残りをかけて見直しが進んでいる現実があります。このため国政においては、財政難が引き金となって、公務員給与の引き下げ勧告や退職金の見直し問題、公立学校の先生方の給与問題、裁判官の給与引き下げ問題などなど、その中枢部門でも例外なく改革について模索をしておりますが、今後もさらに国民の各層を巻き込んで論議されるだろうと推測をいたしております。また、地方について見ますと、個人も市町村も国の社会経済構造の変化とともに、財政事情等は悪化し、市民の行財政に対する眼孔はますます鋭くなっていると思います。その目は、当然議会に対しても注がれております。その権能や機能を失わない範囲で、あたう限りの合理化や辞譲も求めていると考えるのは私一人でありましょうか。 去る7月、議会旬報は全国で当市と同じ法定議員数30人の市が220市あって、その数が6,840人のところ1,854人も減数していると報じていましたし、また古い大船渡市では、2度にわたり6人も減数して議会を運営してきましたが、具体的に不十分であったとは感じていないのであります。さらにまた、隣の住田町議会でも、定数を減員する方向であると地元紙が報じておりました。今広く市民は、議会の役割と財政について、今日的視点で冷静に民主主義の理念を求めると同時に、議会の市議選は全市1区としての執行を予想し、選ぶ議員の定数や報酬など、待遇についてももろもろの地域事情を背景に、これまでとはひと味もふた味も違う重大な関心を持っているものと認識をいたしておるのであります。 議員定数等検討委員会の方々には、大変な御苦労をおかけいたしましたことに深く感謝申し上げますとともに、私がこれまで申し述べてきたとおり、分析し、その上で市民代表の議会がみずから決める当市の自主的な条例、その定数を決める場合に、最も重要な点は、当然ながら当市市民の鋭い目線をこれまで以上に反映すべきものだと考えるものであります。私は、この26人の案に反対するものであります。各位には長時間御清聴、まことにありがとうございました。よろしくよろしくお願いを申し上げ、私の反対討論といたします。 終わります。
○議長(
今野雄吾君) 以上で21番議員の討論を終わります。 次に、本案に賛成の33番、岩城恭治君。 (33番 岩城恭治君登壇)
◆33番(岩城恭治君) 私は、市政同志会を初め、26人の定数に賛成する方々を代表して、発議案第7号、定数26人の条例制定に賛成する立場から賛成討論を行うものであります。議員各位の賛同を心からお願い申し上げます。 合併前の両市町議会においては、行財政改革に対する住民の声を反映させ、議員の定数を削減してまいりました。旧大船渡市議会においては、昭和58年9月の定例会で30人の定数から4人削減し、26人といたしました。さらに、平成10年3月には2人削減し、24人としてきたことは皆様御承知のとおりであります。また、三陸町議会においては、昭和44年9月の第4回選挙からこれまでの26人から6人削減して20人とし、さらに合併直前の昨年9月の選挙では、4人削減して16人の定数としてきたところであります。 さて、地方自治法の改正により、平成15年1月より人口5万人未満の市では、議員定数26人を上限として条例で定数を決めなければならないことになり、議員定数条例等検討委員会を設置して協議してきた結果、26人の定数とすることに賛成多数で結論を出したところであります。議員定数を26人とする条例に賛成する主な理由は、次のとおりであります。 その一つは、地方自治法の上限の26人としても、現在の40人の議員から14人を削減することになり、行財政改革の方針を踏まえたものであり、これまでの両市町議会が進めてきた議員定数削減の方向と同じ考えであります。 第2には、合併による人口4万5,000人となり、これまでの旧大船渡市の3万6,000人での24人と比較するなら、議員1人当たりの人口が1,500人から1,730人となり、この比率は議員3人の削減に相当する数であり、行財政改革の方針と矛盾するものではありません。 三つ目には、旧大船渡市の合併直後の選挙は小選挙区制でした。また、三陸町においては、合併後2回の選挙は小選挙区制で実施しています。しかし、今次大船渡市の場合は、次の市議選は大選挙区制で行われます。こうしたことからも、新人や女性が立候補しやすい大きな条件として、26人の議員定数が望ましいと思うものであります。 四つ目は、合併直後であり、市政課題も多く、民意を反映させるためにも、若い人、経験を重ねた人、女性、そして各職業の方々が議員となって、活発な議会にするためにも、上限である26人とすべきものと思うものであります。 以上、主な4点の賛成理由を申し上げましたが、議員定数条例等検討委員会の結論のとおり、提案されている発議案第7号に議員各位の賛成を重ねてお願い申し上げまして、私の賛成討論終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(
今野雄吾君) 以上で33番議員の討論を終わります。 次に、本案に反対の12番、小島好雄君。 (12番 小島好雄君登壇)
◆12番(小島好雄君) 発議案第7号、
大船渡市議会議員定数条例について、反対の立場から討論を行います。 今回の定数条例の改正は、平成15年1月1日から施行される地方自治法第91条の規定によるものです。同条第2項第5号の人口5万未満の市は、26人を超えない範囲内で定めなければならないという規定によるものです。議論はここから始めなければなりません。最初にこのことを強調しておきたいと思います。現在合併特例法により40名となっている議員定数を26名に減員するという議論であってはなりません。合併は、自治体存亡のぎりぎりの選択であり、選択した理由は何であったかを絶えず問い続けていく必要があります。美辞麗句を抜きにして、着実に建設計画を実現させていくことこそが4万5,000市民に対する責任であると思います。 私は、市議会に議席を得てから再三にわたって行政コストのあり方について当局にお尋ねしてきました。昨年12月の第4回定例会においても、市役所のあるべき職員定数について質問し、70名減員の回答をいただきました。市政にとって当局と議会が車の両輪であるとするならば、職員定数の減員を要望するばかりでなく、当然議会も議員定数の減員を論じなければなりません。これがバランスのとれた市政というものだと思います。特に議会にあっては、みずからの定数をみずからで決めるということを考えれば、その行動は勇気と良識を必要とするものです。合併協定に当たって、新定数を26名とすると明記されているではないかという議論があります。そして、それは強制力を持つかのような理解がありますが、誤った理解だと思います。議会で論議されない段階で文章を書くとすれば、改正自治法の上限以上のことは書けません。その数を決めるのは当議会であります。最初に申し上げましたように、26人を何人にするかという議論をするべきです。県内の他市の議会においても、既に定数条例の制定がなされているところがあり、また9月、もしくは12月議会で制定が予定されています。既に制定されている水沢市は人口6万人で、上限定数30人のところ制定定数26人、花巻市は人口7万3,000人、上限定数30名に対して28名となっております。議員1人当たりの人口は、水沢2,333人、花巻2,610人であります。大船渡に当てはめれば、水沢並みで19.3人、花巻並みで17.3人となります。また、9月定例会で制定予定の北上市では、9万2,000人の人口で25人の予定と聞いております。対人口比のみで議員定数が決まるものではありませんが、大いに参考になるものと考えます。 以上、要旨のみ申し上げましたが、議員各位の勇気と良識に期待して、議員定数の減員を主張して、私の反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。
○議長(
今野雄吾君) これで討論を終わり、直ちに採決いたします。発議案第7号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立多数であります。 よって、発議案第7号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第22、発議案第8号、
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。34番、
澤田文雄君。 (34番
澤田文雄君登壇)
◆34番(
澤田文雄君) 発議案第8号、
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書。 標記について、大船渡市議会会議規則(平成3年議会規則第1号)第14条の規定により、別紙のとおり提出します。平成14年9月24日。 提出者、大船渡市議会議員、
澤田文雄、賛成者、大船渡市議会議員、斎藤功、賛成者、大船渡市議会議員、泉兼男、賛成者、大船渡市議会議員、三浦隆、賛成者、大船渡市議会議員、木川田了摩、賛成者、大船渡市議会議員、今野睦男、賛成者、大船渡市議会議員、菊地耕悦、賛成者、大船渡市議会議員、平田ミイ子、賛成者大船渡市議会議員、大畑信吾。大船渡市議会議長、
今野雄吾様。 提案理由でございます。
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書。
義務教育は国民の教育を受ける権利を保障するためのものであり、次代の主権者である子どもたちを育成する営みとして、国の将来をも決定する重要な意義を持っています。日本国憲法が第26条で「
義務教育無償の原則」を定め、教育基本法が第10条で「教育行政の条件整備責任」を明記しているのもこのためです。 現行の「
義務教育費国庫負担法」は、こうした諸原則を実現することを目的として制定され、その第1条で「教育の機会均等とその水準の維持向上のために」と謳い、今日まで実に大きな役割を果たしてきました。 しかし、財務省は国の財政事情と財政改革を理由に、
義務教育費国庫負担制度の見直しを行い、1985年度から教材費・旅費を
国庫負担対象から除外するとともに、1989年度以降も恩給費・教材追加費用の
地方一般財源化がなされ、地方への負担転嫁が実施されてきました。 さらに、
学校事務職員・栄養職員の給与費「適用除外」が検討される一方、2002年度になってからは、首相の打ち出した地方の財政改革の方針に沿って、
義務教育費国庫負担制度見直しの方向を決定しようとしています。これにより、教育費の地方財源への転嫁がさらに進むと、必要な教職員を確保できないなど、教育の機会均等・教育水準の維持向上が著しく阻まれることになります。 また、2002年度から始まった学校週5日制や、いじめ・不登校をはじめとする様々な教育課題を抱える中、国民の教育に対する期待は日々高まっております。
学校事務職員・栄養職員の「基幹職員」としての役割も重要度を増しています。 国民の教育に対する期待に応えるため、現行の
義務教育費国庫負担制度を堅持するよう、強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 平成14年9月25日、大船渡市議会。 意見書の提出先は、1、内閣総理大臣、2、財務大臣、文部科学大臣、4番の総務大臣でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
今野雄吾君) 発議案第8号について質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。発議案第8号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立多数であります。 よって、発議案第8号は原案のとおり可決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第23、発議案第9号、有事関連三法案を国会で成立させない事を求める意見書についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。25番、村上妙太郎君。 (25番 村上妙太郎君登壇)
◆25番(村上妙太郎君) 私から、発議案第9号、有事関連三法案を国会で成立させない事を求める意見書。 標記につきまして、大船渡市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出をいたします。平成14年9月20日。 提出者、大船渡市議会議員、村上妙太郎、賛成者、大船渡市議会議員、
山本和義。大船渡市議会議長、
今野雄吾様。 提案理由でございますが、意見書に沿いながら、若干補足をしながら提案をしたいと思います。 有事関連三法案を通常国会では継続審議をされました。この有事関連三法案は、御存じのとおり武力攻撃事態法案、自衛隊法改正法案、安全保障会議設置法改正案がいわゆる有事関連法案であります。この有事関連三法案は、地方自治と住民生活に深くかかわる内容を含んでいる重要な案件であります。特に武力攻撃事態法案は、第2条第5号で日本がどこからも攻められないのに自衛隊の海外での武力行使に踏み切る仕組みをつくるものとなっているのであります。このことについて小泉首相は、我が国に脅威を与える特定の国を想定しているわけではない旨の国会答弁をしているところからでも明らかであります。今何よりも必要なのは、有事を起こさせないための憲法9条を基軸とする平和外交の推進だというように考えます。 地方自治体は住民の命と財産を守るため、災害等の緊急事態の対応のための施策を進めるとともに、住民福祉の推進に取り組むのがその使命であるということは申すまでもありません。ところが、この武力攻撃事態法案では、第8条で地方公共団体等は指定公共機関が対処措置を実施した際には、必要な協力をするよう努めるものとしていることからも明らかであります。そして、さらに同法案では、地方自治体及び住民の基本権利を制約するだけではなくて、すべての国民に戦争協力が義務づけられているのであります。特定公共機関や医療、輸送、建築、土木など、関係者も強制的に協力、動員を求められているのであります。これには当然電力会社や、あるいはJR各社、港湾、その他が動員をされることは明らかであります。また、住民は、戦争に必要だと判断された場合に、家屋、土地、物資を差し出すよう要求もされているのであります。これについては、自衛隊法改正案の第134項では、家屋を使用する場合において、自衛隊の任務遂行上、当該家屋の形状、形を変更することができるまで明記されているのであります。そして、これらに調査を拒否したり、あるいは物資の保管を怠ると、犯罪者として処罰されることも同法第124条の改正案で示されているのであります。 加えて、有事法案を発動するかどうかを決定するのも自治体や住民の動員を指揮するのも首相となっているのであります。国県の最高機関である国会はないがしろにされ、首相の独断が横行するということが懸念をされている法なのであります。これに関連をいたしまして、3年前に成立をいたしましたいわゆる周辺事態法では、自治体や民間を動員する条項は盛り込まれていなかったのであります。こうした点からかんがみまして、有事法制三法案を今国会で成立させないことを強く求めるところであります。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出をいたします。 平成14年、9月25日、大船渡市議会。 意見提出先は、衆議院議長、二つ、参議院議長、三つ、内閣総理大臣、四つ、防衛庁長官でございます。 以上、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。ありがとうございました。
○議長(
今野雄吾君) 発議案第9号について質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたします。発議案第9号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立)
○議長(
今野雄吾君) 起立少数であります。 よって、発議案第9号は否決いたしました。
○議長(
今野雄吾君) 次に、日程第24、
議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。会議規則第159条の規定に基づき、お手元に配付の派遣目的、場所、期日等を内容とする
議員派遣をいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) 38番、滝田賢蔵君。
◆38番(滝田賢蔵君) ちょっとお伺いします。 在京大船渡人会、異議ございません。その次の第40回知事を囲む懇談会というのは、どういう趣旨の懇談会であるのか。 それから、これ派遣する斎藤功議員と、こうありますが、どういう資格で出席されるのか、明確にしていただきたいと思います。
○議長(
今野雄吾君) ただいま38番議員からの質問でありますが、答弁いたします。 第40回知事を囲む懇談会については、岩手県の市議会議長会正副議長が出席し、懇談をすると、そういう内容であります。 それから、2点目の斎藤功議員の派遣でありますが、これにつきましてはいろいろ議長あるいは副議長等々の代理派遣があるわけでありますが、その基準として4年間の議員の出張バランスやら、あるいは各常任委員会の正副委員長等々の派遣、お願いしておるところでございます。そういう中で、今回向こう2年間、約2年間なわけですが、過ぐる2年間も含めまして、派遣等をお願いしているわけですが、それぞれ常任委員長の方々にも代理出張も多々あると。そういうことで、副委員長の方々にもそういう出張派遣のお願いをしなければと。そういうことで、今回の派遣は副議長代理として斎藤功議員を教育福祉、副委員長でありますが、お願いしたところであります。 以上です。 38番、滝田賢蔵君。
◆38番(滝田賢蔵君) (続) この議長会で知事を囲む懇談会、私も当然何回も経験がございます。今回副議長が不幸にして入院なさっておりますので、その代理ということはわかります。常任委員会に格付というのはございません。ですが、各常任委員会の事務分掌等を見て、そしていわゆる教育、産業等々、決まった仕事以外のいわゆる事務というのはほとんど総務に任されております。したがって、もしそうであるならば、これは当然のことながら総務の委員長が代理を務めるものだろうと。先ほど申し上げたように、常任委員会の上下の格付はなくても、今までの慣例からすれば総務の常任委員長が適当かと私はそう思いますが、もう一度お答え願いたい。
○議長(
今野雄吾君) 私もこれまで常任委員長様にいろいろ代理出張お願いした経緯もございます。最近特にも総務常任委員長様の代理、あるいは出席等が頻発とまではいきませんけれども、多々あったところであります。そういうことで、それぞれの議員の4年間の出張等も考慮して、それで今回斎藤議員にお願いしたという経緯であります。
◆38番(滝田賢蔵君) (続) 先ほど申し上げましたように、私は各常任委員長の常任委員会の格付はないと申し上げましたが、それと同時に出張は交互に、この人がどこそれ行ったから今度はこの人だという、そういう順序ももちろんございません。そして、議長において、今回はこういう人を派遣しようかなといういろんな会議の中に、そういうことは当然ながら考慮されなければなりません。しかし、これは岩手県議長会です。ですから、そういう格付はなくても、当然のことながら委員長、特に先ほど言った理由で総務の常任委員長が当然のことながらこれは充てられるべきものであろうというふうに私は考えます。今後のこともありますので、当然のことながら十分考慮願いたいと。いろんな会議に今まで出ていない人を順繰りに出そうという、それとは問題が全然違いますから、岩手県議長会です。どうぞその辺をお含みの上で、今後ともそうですけれども、今回もし斎藤議員が大船渡市議会を代表し、副議長代表として行くのであれば、そのことを十分肝に銘じて出席していただきたい。 以上、終わります。
○議長(
今野雄吾君) 大変独断と偏見の感がありまして申しわけありませんでしたが、いずれ今後はただいまの38番議員の御異議に十分に考慮しながら対応をすることにいたしますが、今回はどうかその点をお含みの上、御出席をいただきますが、皆さんに改めてこの同意をお願いするわけですが、よろしいでしょうか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今野雄吾君) これに御異議なしということでありますので認めます。 よって、お手元に配付の内容により
議員派遣することに決定いたしました。
○議長(
今野雄吾君) ここで当局より発言を求められておりますので、これを許します。助役。 (助役 紀室輝雄君登壇)
◎助役(紀室輝雄君) 私から、来る10月11日、JA大船渡会館で開催いたします大船渡市市制施行50周年記念式典の概要と大船渡市民歌について御報告を申し上げます。 市制施行50周年記念式典につきましては、これまで当市が築いてきた50年の歴史を礎として、今後の新たな歩みの契機とする節目の式典であり、議員の皆様には今月上旬、開催の御案内を差し上げたところであります。開催の時期を10月11日といたしましたのは、前回の40周年記念式典が10月1日に開催されたことなどによるものであります。 式典の概要についてでありますが、市制施行以来50年間において市政の振興及び公共福祉の増進に尽くされ、その功績が極めて顕著であると認められる方々及び団体に感謝の意を表するとともに、その功績をたたえるため、大船渡市表彰条例に基づく市政功労表彰を行うことにいたしました。被表彰者につきましては、去る9月2日に開催した市内の学識経験者等で構成する大船渡市表彰審査委員会の答申を踏まえまして、感謝状が34団体、表彰状が159名の方々と決定させていただいたところであります。昨年の三陸町との合併に伴い、合併前の三陸町における功績についても大船渡市の功績として取り扱わさせていただいたところでありまして、この三陸町関係者の被表彰者が感謝状で5団体、表彰状で44名の方々となり、合併前の大船渡市関係者は感謝状で29団体、表彰状で115名の方々となったところであります。市制施行40周年の際の被表彰者数である感謝状20団体、表彰状113名に比較して、合併前の大船渡市関係者では感謝状で9団体、表彰状で2名が上回ったところであり、その被表彰者の数は40周年とほぼ同じ規模であり、それに合併前の三陸町関係者分がそれぞれ加わったところであります。 なお、被表彰者の選考につきましては、市制施行以来50年の歩みの中で、特に市の発展に寄与された功労者ということで、各表彰区分とも例年における市政功労者の基準より厳しいものとしたところであり、議員の方々につきましては現職を除く歴代議長及び在職16年以上の方々を地方自治功労者として表彰対象とさせていただいたところであります。 また、式典の席上では、50年の歩みのビデオ放映や市民憲章等の発表を予定しておりますが、大船渡市民歌につきましては、去る9月4日に開催された市議会全員協議会で御報告した後、記念式典での発表に向けて林芳輝岩手大学名誉教授に作曲をお願いしておりましたが、このたび完成の運びとなったところであります。本日視聴用のテープを用意いたしましたので、本会議終了後議員の皆様にお聞きいただきたいと存じます。今後はCD化とともに、各種市関係行事や学校行事など、機会をとらえて発表の場を設け、新しい市民歌が児童から年配の方々まであらゆる世代に親しまれるよう周知に努めてまいる考えでありますので、よろしくお願いを申し上げまして、御報告といたします。 私からは以上であります。
○議長(
今野雄吾君) 以上で本定例会に付議されました議案等、全部を終了いたしましたので、これをもちまして平成14年第3回定例会を閉会いたします。 大変御苦労さまでした。 午後0時34分 閉 会...