宮古市議会 > 2022-02-14 >
02月14日-01号

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  1. 宮古市議会 2022-02-14
    02月14日-01号


    取得元: 宮古市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-13
    令和 4年  3月 定例会議       宮古市議会定例会 令和4年3月定例会議 会議録第1号第1号令和4年2月14日(月曜日)-----------------------------------議事日程第1号 諸報告 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会議期間の決定 日程第3 令和4年度宮古市経営方針について 日程第4 令和4年度宮古市教育行政方針について 日程第5 報告第1号 日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について 日程第6 議案第1号 令和4年度宮古市一般会計予算 日程第7 議案第2号 令和4年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算 日程第8 議案第3号 令和4年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算 日程第9 議案第4号 令和4年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算 日程第10 議案第5号 令和4年度宮古市介護保険事業特別会計予算 日程第11 議案第6号 令和4年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算 日程第12 議案第7号 令和4年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算 日程第13 議案第8号 令和4年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算 日程第14 議案第9号 令和4年度宮古市浄化槽事業特別会計予算 日程第15 議案第10号 令和4年度宮古市魚市場事業特別会計予算 日程第16 議案第11号 令和4年度宮古市墓地事業特別会計予算 日程第17 議案第12号 令和4年度宮古市山口財産区特別会計予算 日程第18 議案第13号 令和4年度宮古市千徳財産区特別会計予算 日程第19 議案第14号 令和4年度宮古市重茂財産区特別会計予算 日程第20 議案第15号 令和4年度宮古市刈屋財産区特別会計予算 日程第21 議案第16号 令和4年度宮古市水道事業会計予算 日程第22 議案第17号 令和4年度宮古市下水道事業会計予算 日程第23 議案第18号 宮古市固定資産評価審査委員会条例及び宮古市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例 日程第24 議案第19号 宮古市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 日程第25 議案第20号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第26 議案第21号 宮古市公民館条例及び宮古市市民交流センター条例の一部を改正する条例 日程第27 議案第22号 宮古市介護予防拠点施設条例の一部を改正する条例 日程第28 議案第23号 宮古市営牧野条例の一部を改正する条例 日程第29 議案第24号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第30 議案第25号 宮古市消防団条例の一部を改正する条例 日程第31 議案第26号 市道末広町線電線共同溝整備(その2)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて 日程第32 議案第27号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第33 議案第28号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第34 議案第29号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第35 議案第30号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第36 議案第31号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第37 議案第32号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第38 議案第33号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第39 議案第34号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第40 議案第35号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第41 議案第36号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第42 議案第37号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第43 議案第38号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第44 議案第39号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて 日程第45 議案第40号 宮古市過疎地域持続的発展計画を変更することに関し議決を求めることについて 日程第46 議案第41号 川内辺地に係る総合整備計画を変更することに関し議決を求めることについて 日程第47 議案第42号 津軽石漁港区域内における公有水面埋立てに対する意見に関し議決を求めることについて 日程第48 議案第43号 市道路線の廃止について 日程第49 議案第44号 市道路線の認定について 日程第50 議案第45号 令和3年度宮古市下水道事業会計に係る利益積立金の目的外使用に関し議決を求めることについて 日程第51 議案第46号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号) 日程第52 議案第47号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第17号) 日程第53 議案第48号 令和3年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第6号) 日程第54 議案第49号 令和3年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第4号) 日程第55 議案第50号 令和3年度宮古市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第56 議案第51号 令和3年度宮古市介護保険事業特別会計補正予算(第5号) 日程第57 議案第52号 令和3年度宮古市魚市場事業特別会計補正予算(第1号) 日程第58 議案第53号 令和3年度宮古市墓地事業特別会計補正予算(第1号) 日程第59 議案第54号 令和3年度宮古市山口財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第60 議案第55号 令和3年度宮古市水道事業会計補正予算(第5号) 日程第61 議案第56号 令和3年度宮古市下水道事業会計補正予算(第2号)-----------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第61まで議事日程に同じ 追加日程 日程第1 議案第46号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号)      (予算特別委員会委員長報告)出席議員(20名)    1番   白石雅一君       3番   西村昭二君    4番   畠山 茂君       5番   小島直也君    6番   鳥居 晋君       8番   佐々木清明君    9番   橋本久夫君      10番   伊藤 清君   11番   佐々木重勝君     12番   高橋秀正君   13番   坂本悦夫君      14番   長門孝則君   15番   竹花邦彦君      16番   落合久三君   17番   松本尚美君      18番   加藤俊郎君   19番   藤原光昭君      20番   田中 尚君   21番   工藤小百合君     22番   古舘章秀君欠席議員(1名)    2番   木村 誠君-----------------------------------説明のための出席者   市長        山本正徳君   副市長       桐田教男君   教育長       伊藤晃二君   総務部長兼会計管理者                               若江清隆君   企画部長      菊池 廣君   市民生活部長    松舘恵美子君   保健福祉部長    伊藤 貢君   産業振興部長    伊藤重行君   都市整備部長    藤島裕久君   危機管理監     芳賀直樹君   上下水道部長    大久保一吉君  教育部長      菊地俊二君   総務課長      田代明博君   財政課長      箱石 剛君   企画課長兼公共交通推進課長     総合窓口課長    佐々木則夫君             多田 康君   福祉課長      佐々木俊彦君  産業支援センター所長                               岩間 健君   水産課長      佐々木勝利君  建設課長      去石一良君   教育委員会総務課長 中屋 保君-----------------------------------議会事務局出席者   事務局長      下島野 悟   次長        前川克寿   主任        佐々木健太 △開議      午前10時00分 開議 ○議長(古舘章秀君) おはようございます。 平成23年3月11日の東日本大震災から11年が経過しようとしております。震災の犠牲者の方々に改めて黙祷をささげ、ご冥福をお祈りしたいと思いますので、ご協力をお願いします。 それでは全員起立願います。 黙祷。 黙祷を終わります。ありがとうございました。ご着席ください。 これより宮古市議会定例会を再開し、令和4年3月定例会議を開会します。 ただいままでの出席は20名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △諸報告 ○議長(古舘章秀君) 諸報告を行います。 令和4年1月臨時会議以降に行った議員派遣について、お手元に配付のとおり議員派遣しましたので報告いたします。 次に、一部事務組合に選出されている議員に対し、報告のため、発言を許します。 令和4年1月宮古地区広域行政組合議会臨時会に係る議決事件の概要について、藤原光昭君に発言を許します。 藤原光昭君。     〔19番 藤原光昭君登壇〕 ◆19番(藤原光昭君) 去る1月14日に招集されました、宮古地区広域行政組合議会臨時議会において審議された議案につきまして、その概要をご報告申し上げます。 本臨時会は、宮古市役所5階議場において、午後3時に開議され、会期は1日限りでございました。 議案は2件で、お手元に配付しております概要報告書のとおりでございます。 議案第1号、令和3年度宮古地区広域行政組合一般会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,918万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億4,215万4,000円とするもので、これを原案のとおり可決をしております。 補正予算の内容についてでございますが、まず歳出について、職員の人事異動等に伴い、職員給与費を1,918万8,000円減額しております。 款項の内容についてでございますが、2款総務費、1項総務管理費、4款消防費、1項消防費は、給料及び職員手当、共済費に係る補正でございます。 次に、歳入についてでございます。1款分担金及び負担金、1項負担金は、歳出の減額補正を調整の上、1,918万8,000円を減額補正するものでございます。 議案第2号、いわて消防通信指令事務協議会の設置の協議に関し、議決を求めることについてでございますが、地方自治法第252条の2の2第1項の規定により、盛岡地区広域行政組合宮古地区広域行政組合釜石大槌地区広域行政事務組合奥州金ヶ崎行政事務組合、久慈広域連合、花巻市、北上地区消防組合、遠野市、陸前高田市及び二戸地区広域行政事務組合、共同して消防通信指令事務を管理及び執行するため、いわて消防通信指令事務協議会の設置の協議に関し、同法第252条の2の2第3項の規定により議会の議決を求めるもので、これを原案のとおり可決をしております。 以上で報告を終わります。 ○議長(古舘章秀君) 次に、宮古市監査委員から、地方自治法第199条第9項及び第235条の2第3項の規定により、定期監査及び随時監査並びに一般会計、各特別会計、各企業会計の例月出納検査結果報告書の提出がありましたので、配付目録のとおりお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 これで諸報告を終わります。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(古舘章秀君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、13番、坂本悦夫君、14番、長門孝則君を指名します。----------------------------------- △日程第2 会議期間の決定 ○議長(古舘章秀君) 日程第2、会議期間の決定を議題とします。 本定例会議の会議期間については議会運営委員会に諮問しておりますので、議会運営委員会委員長の報告を求めます。 橋本議会運営委員会委員長。     〔9番 橋本久夫君登壇〕 ◆9番(橋本久夫君) おはようございます。議会運営委員会の報告を申し上げます。 今定例会議の会議期間につきましては、去る2月10日午後1時から委員会を開催し、説明員として総務部長、総務課長の出席を求め、協議いたしました。 今定例会議に提案が予定されます案件は、令和4年度予算17件、令和3年度補正予算11件、条例案8件、議決事項20件、人事案件2件の計58件であります。 そのほか一般質問、予算特別委員会及び各常任委員会等審査に係る日程は、お手元に配付いたしました会議日程表のとおりであります。 よって、今定例会の会議期間は、本日から3月16日までの31日間とすべきものと決定したところであります。 以上、報告といたします。 ○議長(古舘章秀君) お諮りします。 議会運営委員会委員長の報告は、本日から3月16日までの31日間であります。委員長の報告のとおりしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、会議期間は本日から3月16日までの31日間と決定いたしました。----------------------------------- △日程第3 令和4年度宮古市経営方針について ○議長(古舘章秀君) 日程第3、令和4年度宮古市経営方針について、市長の説明を求めます。 山本市長。     〔市長 山本正徳君登壇〕 ◎市長(山本正徳君) 令和4年3月市議会定例会議の開会に当たり、宮古市経営方針について私の所信の一端を申し述べ、議員各位及び市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 新型コロナウイルス感染症の世界的な流行から2年が経過をいたしました。市民一人一人の感染予防に対する取組をはじめ、新しい生活様式に沿った経済活動を行っている事業者、医療の最前線で従事している関係者など多くの皆様のご尽力に感謝を申し上げます。 今後も、市民一丸となってこの難局を乗り越えるという強い決意の下、感染予防対策、暮らし・経済対策に取り組んでまいります。 昨年は、コロナ禍にあって様々な活動が制約された一方で、宮古のまちづくりが新たなステージに入ったことを実感した1年でした。復興五輪と位置づけられた東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、本市でも聖火リレーが中心市街地を駆け抜け、盛り上がりを見せました。 復興のリーディングプロジェクトとして整備が進められた宮古盛岡横断道路が3月に、三陸沿岸道路が12月に全線開通し、各都市間の移動時間・距離が大幅に短縮をされました。命の道として重要な役割を果たすほか、物流の活性化、企業誘致の促進、観光振興、交流人口の拡大など、様々な整備効果が期待できます。宮古盛岡横断道路におきましては、平成28年台風第10号により甚大な被害を受けた箇所が、田鎖蟇目道路、箱石達曽部道路として新規事業化されました。これまでご尽力をいただいた皆様へ感謝するとともに、道路整備を一層加速させてまいります。 7月には、復興のシンボルである、うみどり公園が完成をいたしました。障がいの有無にかかわらず誰もが一緒に気軽に楽しめる、東北初のインクルーシブ遊具を備えた公園です。様々な人との出会いや交流を通して、多様性への相互理解を深め、にぎわいのある魅力あふれる公園となるよう取り組んでまいります。 本年4月には、出崎埠頭に新たな海のにぎわいエリアが誕生いたします。家族連れで海に親しめる潮だまりや観光客が気軽に釣り体験ができるスポットなどが整備されます。宮古ならではの海洋ツーリズムの拠点として、にぎわいづくりに活用してまいります。交流拠点となる出崎埠頭と運航再開の遊覧船、相乗効果による誘客が重要です。遊覧船は、出崎埠頭を発着拠点に市民の船として7月に再出航いたします。建造に当たりましては市内外から多くのご支援をいただきました。厚く御礼申し上げます。 市民参加型のオープニングイベントの開催や、県内外、全国へ向けた周知活動など幅広い層へのプロモーションを行うことで、多くの人が集い、笑顔があふれる場所となるよう取り組んでまいります。新たな船出に向け万全の準備を整え、お客様をお迎えいたします。プロモーション素材といたしましては、宮古の地域色、浄土ヶ浜エターナルグリーンを活用してまいります。遊覧船にもこの色を採用することといたしております。宮古の「いいイロ」として親しまれるよう、市を挙げて情報を発信してまいります。 間もなく東日本大震災から11年を迎えます。これまでの間、着実に復興の歩みを進めてまいりました。今後、震災伝承とともに、被災した方々の心のケアやコミュニティ支援がますます重要となります。一人一人に寄り添った取組を継続してまいります。引き続き、東日本大震災、平成28年台風第10号、令和元年台風第19号災害からの一日も早い復興完遂を目指してまいります。これらと併せ、産業立市、教育立市を最重点施策とする宮古市総合計画の着実な推進を図り、都市の将来像、「「森・川・海」とひとが調和し共生する安らぎのまち」実現に全力で取り組んでまいります。 市長就任以来、「安定した仕事を持って、子供を幸せに育てられるまち」の実現に向けて邁進してまいりました。市民との対話を重視しながら、公正・公平・公開を信条に、市民総参加による官民一体となったまちづくりに取り組んでおります。限られた財源の中で、最大限の効果を発揮するため、データに基づく現状分析を踏まえた事業の選択と不断の見直しを行いながら、成果重視の市政運営を行ってまいります。 「誰一人取り残さない」、SDGs(持続可能な開発目標)の基本理念です。SDGsは、2020年から行動の10年に入りました。2030年の目標達成に向け、持続可能な解決策を加速度的に実行することが求められています。この基本理念の下、魅力ある持続可能なまちづくりを進めるため、牽引する3つの柱に次の事項を据えてまいります。 1つ目、新型コロナウイルス感染症対策の着実な推進について説明をいたします。 新型コロナウイルス感染症対策につきましては、引き続き感染予防に関する知識の普及・啓発を図ります。国保診療所や休日急患診療所における検査体制を確保するとともに、地域外来・検査センターを維持し、運営してまいります。 ワクチン接種につきましては、宮古医師会、岩手県立宮古病院、宮古保健所をはじめとする関係機関と連携を図りながら、希望される全ての市民への接種を着実かつ迅速に実施してまいります。今後も市内経済の動向を注視し、時機を逸することなく、暮らし・経済対策にも全力で取り組んでまいります。 2つ目、再生可能エネルギーによる地域内経済循環について説明をいたします。 ゼロカーボンシティを表明し、2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにする取組を進めております。脱炭素社会を実現するためには、エネルギー総量の削減や効率化を図った上で、地域資源を最大限に活用する再生可能エネルギーの導入を進める必要があります。省エネルギーや再生可能エネルギーの導入は、生活の快適性や耐災害性の向上、市域外へのエネルギー費用の流出抑制による地域内経済循環など様々なメリットを地域にもたらします。地域主導による事業の推進に当たり、市民、市内事業者、行政が一体となって取り組むことが必要となります。多様な情報の収集と共有に努めるとともに、機運を醸成する取組を進めてまいります。 また、環境に負荷をかけない再生可能エネルギーの導入に向け、地域と合意形成を図りながら、導入促進区域等を設定するゾーニングを進めてまいります。洋上風力発電をはじめとする地域の特性を生かした新しいエネルギーを導入し、種別や規模の大小にこだわらず、電気や熱など、より多くのエネルギー供給設備を増やすよう取り組みます。 小規模発電所を複数設置する自立分散型のエネルギーシステムの構築など関係者と連携し、事業化に向けた具体的な検討に着手をいたします。再生可能エネルギー事業による収益を、地域の課題解決や公共サービスの維持につなげる宮古市版シュタットベルケの確立に向け、市も主体的に発電事業や電力供給事業の取組を進めてまいります。 3つ目、持続可能な公共交通の構築につきまして説明をいたします。 公共交通の利用は、環境への負荷を低減させ、省エネルギーの推進に大きく貢献をいたします。高齢社会が進展していく中で、公共交通の必要性はより高まります。利便性を高め、市民の利用をさらに促進し、公共交通を次世代へと継承してまいります。 宮古市地域公共交通網形成計画に掲げる基本方針「みんなでつくる みんながつながる 公共交通」の実現に向けて、通学・通院、外出等の生活交通の維持や公共交通空白地への対策を推進してまいります。 令和4年度は、宮古駅の跨線橋バリアフリー化工事を行うとともに、八木沢・宮古短大駅のアクセス改善に向けた設計に着手をいたします。新里・川井地域で運行を開始した地域バス、デマンドタクシーサービスは、田老地域での導入に着手をいたします。バスのICカード普及促進、タクシーのデリバリーサービスの支援など、持続可能な公共交通の構築に向けて取り組んでまいります。 それでは、新年度予算の概要につきまして説明をいたします。 一般会計当初予算総額は、平成25年度の854億8,500万円をピークに震災対応分の縮小とともに減少し、昨年度は313億2,300万円となりました。令和4年度は、東日本大震災からの復旧・復興後の課題解決や持続可能なまちづくりを牽引する取組を進めた上で、総合計画の着実な推進を目指した予算編成を行った結果、313億2,400万円と、昨年度と同規模といたしました。そのほか、国民健康保険、介護保険事業などに係る特別会計当初予算総額が142億8,815万7,000円、水道及び下水道事業に係る公営企業会計当初予算総額が48億9,712万4,000円で、全ての会計を合わせた予算の総額は505億928万1,000円といたしました。 新年度における施策の概要につきまして、総合計画における7つの基本施策の分野別に、新規事業など主な取組を説明いたします。 基本施策(1)三陸沿岸地域の拠点都市としての基盤形成につきまして説明をいたします。 産業・経済・医療・防災など、市民生活に欠くことのできないインフラ整備につきましては、市内道路整備を進めるとともに、橋梁、トンネル等の施設の長寿命化に取り組んでまいります。通学路の交通安全対策を強化するなど、安全で快適な都市基盤を整備してまいります。 安全・安心で歩いて楽しい、にぎわいのあるまちづくりを進めるため、令和5年度の完成を目指して、引き続き、市道末広町線の無電柱化に取り組んでまいります。 全線開通した三陸沿岸道路につきましては、付加車線及びトイレ等休憩施設の設置やハーフインターチェンジのフル化など、より利用しやすい機能強化について国に強く働きかけてまいります。 道路交通網の形成につきましては、宮古盛岡横断道路の整備促進、国道340号、主要地方道重茂半島線の未改良区間の早期事業化について、国や県など関係機関に強く働きかけてまいります。 港湾の機能強化は喫緊の課題であります。洋上風力発電導入に対応するための、埠頭用地等の地耐力強化、災害に強い港湾として、耐震強化岸壁の整備、港内の高い静穏性の確保について、国や県に強く働きかけてまいります。港湾の利用拡大につながるよう道路網との連携による港湾利用促進策を推進してまいります。 基本施策(2)活力に満ちた産業振興都市づくりにつきまして、説明をいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響が及んでいる市内経済を支えるため、事業の継続と雇用の維持を基本とし、引き続き、事業者を支援してまいります。 産業施策を推進する指針となる産業立市ビジョンの策定を進めてまいりました。「うみだす」「うりこむ」「はぐくむ」「そなえる」「ささえる」の5つのプロジェクトを柱としております。地域産業を支え、事業の継続や発展を支援する体制づくりを強化し、各種施策に取り組むことで活力に満ちた産業立市を進めてまいります。 農業の振興につきましては、中心的役割が見込まれる農業者の育成・確保を図るとともに、集落営農や農業法人の育成を進め、事業拡大の支援を行うなど、農業所得の向上を目指してまいります。安全・安心な農産物の生産拡大を推進し、農業体験をはじめ地元農産物への愛着が醸成される取組を進めてまいります。 深刻化する野生鳥獣による農作物被害につきましては、電気牧柵の導入支援や市鳥獣被害対策実施隊の活動強化を継続し、被害の抑制に努めてまいります。ジビエを活用した食産業など地域に見合った新しい事業の調査研究のほか、狩猟や有害鳥獣駆除に携わる担い手の確保・育成に取り組んでまいります。 林業の振興につきましては、森林環境譲与税を活用し、森林資源の適正な管理を目指します。森林所有者と民間事業者を仲介することで、林業の成長産業化を図ってまいります。また、林業就業者の育成や市民への森林環境教育を推進してまいります。豊富な森林資源を活用した木質バイオマスのエネルギー利用につきましては、温水ボイラーや熱電併給設備の導入を検討してまいります。 水産業の振興につきましては、ワカメ、コンブやカキ、ホタテの養殖漁業やアワビなどの栽培漁業、魚類養殖など、つくり育てる漁業の一層の推進を図ってまいります。宮古トラウトサーモンは、和井内養魚場における種苗の中間育成施設整備を進め、生産量増大を図ります。あわせて、ホシガレイの陸上養殖は、早期事業化を目指し、関係機関とともに取り組んでまいります。新たな水産資源の養殖のほか、畜養につきましても研究を進め、生産者の所得向上に向け取り組んでまいります。 産業立市ビジョンの「はぐくむ」には、第一次産業人材確保育成支援のプロジェクトを掲げております。岩手県立宮古水産高等学校への市外からの受入れ支援、各補助制度による新規就業者への支援に取り組んでまいります。「宮古で、漁業で、林業で、農業で働きたい」という担い手を一人でも多く確保してまいります。 工業振興につきましては、人材育成と雇用の確保・定着を柱とし、事業者の取組を支援してまいります。併せて、異業種の交流を促進し、新たなネットワークづくりに取り組んでまいります。雇用対策につきましては、宮古地域雇用対策協議会や宮古公共職業安定所等関係機関と連携し、地元企業の情報発信による地元への就職率の上昇とU・Iターンを促進するために、就業奨励金等により地元への定着を推進してまいります。 商業振興につきましては、商工会議所や商店街と連携しながら、商業振興対策事業費補助金の活用を促し、新規創業者や事業継承への支援を強化し、活力ある商業活動を推進してまいります。 企業立地につきましては、金浜地区産業用地及び道路交通網の整備効果を生かし、新規立地及び既存企業の増設等を支援することで雇用機会の拡大を図ってまいります。また、新たな工業用地の確保について検討を進めてまいります。 食産業支援につきましては、商品の高付加価値化に取り組むとともに、ふるさと納税返礼品の登録を進めるなど販路拡大を後押ししてまいります。 観光の振興につきましては、「森・川・海」の豊かな自然とその恵みを生かした地域観光資源の活用に取り組み、滞在時間の延伸、観光消費額の増大を図ってまいります。出崎地区は、親水性に富んだ新たな観光拠点として活用してまいります。先端緑地には、イベント広場、潮だまりスペース、展望広場、遊覧船の発着場となる船着場が整備されます。遊覧船で出崎地区と浄土ヶ浜を結ぶほか、小型船舶を活用した海洋ツーリズムなど、海の上から宮古の魅力を体験できる機会を増やしてまいります。シートピアなあどは、出崎地区の核となる観光施設としての役割を担います。誘客を図り、にぎわいが創出されるよう環境整備を行ってまいります。 道の駅やまびこ館につきましては、宮古盛岡横断道路の整備効果を生かし、内陸と沿岸を結ぶ拠点として強化いたします。施設改修に係る基本構想策定に着手し、魅力向上につなげてまいります。 三陸ジオパークにつきましては、ジオガイドの養成を進めるとともに、県や中部ブロック会議など関係機関と連携し、三陸地域の魅力を発信してまいります。みちのく潮風トレイルの活用、閉伊川流域の資源を活用した体験型観光の構築や、区界高原での自然体験事業などの取組を進めてまいります。 港湾の振興につきましては、貨物一時預かり港としての機能を強化するとともに、今年度実施している貨物動向調査の結果を踏まえた企業訪問などのセールス活動に取り組んでまいります。また、港湾利用企業の立地促進など、新たな貨物の創出に向けた取組を強化してまいります。 宮蘭フェリー航路につきましては、引き続き、県、室蘭市と連携し、物流動向や企業ニーズの把握に努め、再開に向けて運航会社へ働きかけてまいります。 クルーズ船の誘致・受入れにつきましては、感染症対策を講じながら、寄港満足度向上のため受入れ体制の強化を図り、寄港数の増加と地域への波及効果拡大につながる取組を進めてまいります。 基本施策(3)安全で快適な生活環境づくりにつきまして説明をいたします。 人と自然が調和し共生する生活環境を整備し、安全な市民生活の確保に努めるとともに、快適な市民生活の向上を図ってまいります。 日本海溝・千島海溝沿いで想定される最大クラスの地震と津波に対し、県が公表する津波浸水想定や被害想定を踏まえた備えを着実に進めてまいります。 ハード面では、防災行政無線・津波避難誘導標識等の整備と緊急地震速報システムの更新を進めてまいります。ソフト面では、自主防災組織の組織化支援と、「一町内会、一防災士」を目標とした防災士の養成・スキルアップによる地域防災力の向上を図り、総合的な防災対策を推進してまいります。 本市が世界に先駆け宣言した津波防災都市宣言を踏まえ、国土強靱化地域計画を推進し、多重防災型の安全・安心なまちづくりに一層取り組んでまいります。 消防の充実につきましては、消防屯所等施設の改修を図るとともに、器具置場、消防ポンプ自動車、消防水利の整備を進めてまいります。消防団員休団制度を創設したほか、報酬の増額など処遇改善を図りながら、消防団活動の啓発を行い、消防団員の確保と活動環境の向上に努めてまいります。 災害記憶の伝承につきましては、田老総合事務所跡地の『「津波・歴史」の学習、伝承施設整備』に着手をいたします。市内に残る過去の災害関連資料、新たな資料の収集・保存を行ってまいります。津波遺構「たろう観光ホテル」を拠点とした「学ぶ防災」、市民交流センター内の「防災プラザ」などとともに、史実を後世に伝え、災害の風化を防ぐ取組を行ってまいります。 住環境の整備につきましては、「宮古市公営住宅等長寿命化計画」に基づいた快適な住環境の提供と効率的で適正な管理運営に取り組んでまいります。木造住宅耐震診断や改修工事補助による住宅の耐震化のほか、ブロック塀の撤去費用補助による通学路や避難道路の安全確保を図ってまいります。市内の公園は、昭和後期から平成初期にかけて整備されたものが多数を占め、施設の老朽化が進んでおります。公園施設等長寿命化計画を策定し、公園の位置づけを見直し、計画的な維持管理を進めてまいります。 空き家対策につきましては、危険空き家の解体、リフォームの補助等により、特定空き家等の増加を防ぐとともに、空き家の有効活用を図ってまいります。解体撤去に係る補助を継続し、撤去を促すことで、土地の有効活用につなげてまいります。 上水道事業につきましては、4月から27年ぶりに水道料金を改定いたします。得られた財源で、将来にわたり安全で良質な水を供給するため、老朽化が進む配水管や水道施設の更新に取り組んでまいります。異臭が発生した津軽石・赤前地区におきましては、安全・安心な飲料水の供給のため、水源を変更し、施設の更新を進めてまいります。 下水道事業につきましては、宮古浄化センターの設備を更新するとともに、閉伊川水管橋耐震化補強工事等の下水道管の長寿命化を図ってまいります。 基本施策(4)健康でふれあいのある地域づくりにつきまして説明をいたします。 子育て支援につきましては、「宮古市子ども条例」の理念に基づいた子供と子育て家庭への支援事業を進め、子供の権利を尊重し、健やかな成長を支えてまいります。子育て世代の経済的負担を軽減するため、幼児教育・保育の無償化、18歳以下の子供の国保税均等割免除、子供、妊産婦、ひとり親等の医療費助成などの事業を継続してまいります。 「子ども・子育て幸せ基金」を活用し、在宅子育て支援事業における子供の対象月齢を拡充するなど、保育と子育て環境の充実に取り組んでまいります。妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援体制を整えることで、子供を安心して幸せに育てられる町の実現を図ってまいります。 健康づくりの推進につきましては、全ての市民が住み慣れた地域で安心して生活ができる、「いきいき健康都市」の実現に取り組み、健康寿命の延伸につなげてまいります。健康増進や運動、健診受診への行動を促すため、健康ポイント事業を進めてまいります。また、「日本体育大学との体育・スポーツ振興に関する協定」に基づき講座を開催するほか、健康公園の利用を促し、市民が楽しみながら健康づくりに取り組むことができるよう支援してまいります。 健康診査や各種がん検診につきましては、受診率の向上と事後指導の充実に取り組んでまいります。 医療体制につきましては、医師等養成奨学資金制度を継続し、医師及び看護師の確保につなげてまいります。 国民健康保険につきましては、健全な経営を図り、特定健康診査や特定保健指導の実施による疾病の早期発見、重症化要望に努めてまいります。子宮頸がんワクチン接種対象者への積極的かつ確実な周知に努めるとともに、接種機会を逃した方への接種の支援を実施してまいります。 福祉の充実につきましては、4月から「宮古圏域成年後見センター」を設置をいたします。認知機能の低下や障害等で判断能力が不十分になった方の権利と暮らしを守るために支援してまいります。生活困窮やひきこもりをはじめとした様々な困り事を抱える市民一人一人の状況に応じて、就労準備支援の充実など関係機関が連携した支援を継続してまいります。 高齢者福祉につきましては、住み慣れた地域で自分らしい日常生活を継続できるよう、「いきいきシルバーライフプラン2021」に基づき、介護・福祉・医療等のきめ細やかなサービスを提供してまいります。地域包括支援センターは、地域内で助け合いながら高齢者を支えていく地域包括ケア体制の中核として、強化をしてまいります。4月には「みやこ中央地域包括支援センター」が開所し、市内全域をカバーする体制が整います。地域住民や関係機関との連携により、相談体制のさらなる充実を図ってまいります。シルバーリハビリ体操教室など集う場の確保や地域包括支援センターの生活支援コーディネーターによる働きかけなどにより、介護予防の取組を進めてまいります。 フレイル予防につきましては、65歳以上対象の高齢者実態調査を基にした保健師等の訪問による支援に取り組んでまいります。認知症の方及びその家族への支援といたしましては、見守りや交流の場づくりを引き続き推進してまいります。 被災者などの心のケアやコミュニティ支援につきましては、保健師等による訪問の継続のほか、地域住民の語らいの場を提供してまいります。 基本施策(5)交流と連携による地域づくりにつきまして説明をいたします。 本市では、市民参画と協働を自治基本条例で掲げ、地域自治活動や市民団体を支援してまいりました。市民と行政が手を携え、地域課題の解決が図られるよう意識啓発に努め、提案事業等の取組を進めてまいります。昨年には、「第5次男女共同参画基本計画」を策定をいたしました。共生社会の実現のため、性別や年齢を問わず個人が尊重され、個性と能力が生かせるまちづくりを推進してまいります。 宮古市地域創生センターは、昨年4月の開所以来、子供から高齢者まで幅広い年代が集い、生涯学習や市民活動の交流拠点として活動が行われています。利用者のニーズに応じ、多様な活動を支援してまいります。 国内都市との地域間交流につきましては、各都市との文化・風土・産業・教育・経済や人事交流などを行い、相互の理解を深めてまいります。 多文化共生社会の実現につきましては、宮古市国際交流協会と連携し、国際交流や国際理解活動の事業を実施するほか、外国人市民等が暮らしやすい環境づくりに取り組んでまいります。宮古に住む外国人の皆様にも、地域の担い手として活躍していただくよう期待をいたしております。 東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて、ホストタウン相手国であるナミビア共和国、復興ありがとうホストタウン相手国であるシンガポール共和国の各選手の活躍が、私たちに感動と元気を与えてくれました。これを契機とし、両国との交流を深めてまいります。 年頭の東京箱根間往復大学駅伝競走においては、青山学院大学が6回目の総合優勝を果たし、東洋大学は総合4位の健闘でした。両校は、昨年の宮古サーモン・ハーフマラソン大会に参加し、大会を盛り上げてくださいました。学生たちの奮闘が私たちの刺激となります。今後も交流、連携を強化してまいります。 移住定住の促進につきましては、移住相談フェアの開催や都市部住民と地元企業を複業でつなぐ取組を継続いたします。また、高校生と協働した移住定住に関する情報発信を進めてまいります。市内外に発信し、移住定住・関係人口の増加を図ってまいります。 基本施策(6)郷土を誇り次代につなぐひとづくりにつきまして説明をいたします。 郷土の自然や歴史を学び、郷土を愛する気持ちを深め、夢や希望を持ち未来へ進む人づくりによる教育立市を進めてまいります。 児童・生徒の学習到達度に応じた指導体制を整備し、1人1台のタブレットを使用したICT教育を推進するとともに、社会を生き抜くための生きる力につながる「確かな学力」、「豊かな心」、「健康な体」を育む学校教育の充実を図ってまいります。 スポーツや文化芸術活動などの生涯学習につきましては、新しい生活様式に対応する活動支援と環境づくりに取り組んでまいります。 「読書まち宮古」を推進する新たな取組として、市立図書館に電子書籍を導入し、「いつでも・どこでも・誰でも」が利用可能なサービスの充実を図ってまいります。また、図書館本館では、利用者の利便性を高めるため、駐車場拡張・整備に着手をいたします。 地域の歴史文化を後世に継承するため、多様な文化財の総合的、一体的な保存活用を目的とした「宮古市文化財保存活用地域計画」の策定を進めてまいります。 詳細につきましては、「宮古市教育行政方針」で教育長が説明をいたします。 基本施策(7)、新しい時代にふさわしい行財政運営の推進につきまして説明いたします。 市民主権、市民自治のさらなる進展のために、自治基本条例に基づく参画と協働のまちづくりを進めてまいります。 公共施設等の維持管理につきましては、公共施設等総合管理計画の見直しを進め、計画的な管理や更新を行ってまいります。施設の統廃合を進めるとともに、遊休施設の利活用に引き続き取り組んでまいります。 デジタル技術の活用につきましては、「宮古市デジタル戦略推進基本計画」、「宮古市デジタル戦略推進アクションプラン」に基づき、市民サービスの向上、庁内運営の効率化の取組を進めてまいります。令和4年度は、オンライン申請、チャットボット等、AIの活用に着手をしてまいります。また、スマートフォン等を活用した、市税や使用料等のキャッシュレス決済を充実してまいります。 職員数の適正管理に努め、各種研修の実施により一人一人の持つ能力を伸ばし、主体的に行動し変化に対応できる人材の育成を図ってまいります。 ふるさと納税のさらなる獲得に努めるほか、市広報への広告掲載や公共施設のネーミングライツを行うなど、自主財源確保に積極的に取り組んでまいります。 視点を変えれば、地域が変わる。コロナ禍において、私たちの生活や働き方、考え方は、従前どおりでは通用しなくなりました。違う視点で物事を見つめ直すことで、新しい発見、宮古を変える発見ができると考えています。 一人の百歩より百人の一歩、SDGsの考え方の一つであります。SDGsは、自主的取組が基本であります。1人で大きなことを成し遂げることより、100人がそれぞれの視点で、自分のできることをすぐにでも実行すること、地道に積み重ねることが、持続可能な世界につながるというものであります。 私たちを取り巻く環境は大きく変化し、意識の変革が求められております。現状を正確に捉え、問題点を洗い出すこと。達成すべき目標を、未来からの発想で設定すること。目標に到達できる戦略を考えること。私たちは、目標達成のために、工夫と挑戦を繰り返しながら、一歩ずつ着実に行動を起こしていく必要があります。 「宮古創生」工夫と挑戦で持続可能な町へ。 パートナーシップで目標を達成するため、ともに考え、力強く前に進んでまいりましょう。 今議会には、令和4年度当初予算とともに関係議案等、いずれも宮古市の経営上、重要な案件を提出させていただいております。 よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、経営方針の説明とさせていただきます。 長い間ご清聴ありがとうございました。 ○議長(古舘章秀君) これで宮古市経営方針についての説明を終わります。----------------------------------- △日程第4 令和4年度宮古市教育行政方針について ○議長(古舘章秀君) 日程第4、令和4年度宮古市教育行政方針について、教育長の説明を求めます。 伊藤教育長。     〔教育長 伊藤晃二君登壇〕
    ◎教育長(伊藤晃二君) 令和4年3月市議会定例会議の開会に当たり、令和4年度の宮古市教育行政方針について申し述べます。 いまだに終息が見えない新型コロナウイルス感染症の流行により、学校生活や生涯学習など、あらゆる教育活動を進める上で様々な制約を余儀なくされています。学校生活におきましては、日々、児童・生徒が感染症予防に取り組みながら、それぞれの思いを胸に学習に励んでいます。保護者の皆様には、各種行事における制約や家庭内での感染予防対策の徹底にご尽力いただいております。生涯学習、スポーツ、文化芸術活動におきましても、施設の利用制限や事業の規模縮小など、市民の皆様には、ご理解、ご協力をいただいておりますことに感謝申し上げます。今後も感染拡大防止に向けて、新しい生活様式の実践、感染予防対策を徹底してまいります。 さて、AI、IoTといった社会の在り方に影響を及ぼす新たな技術革新の進展、そして、新型コロナウイルス変異株など未来の暮らしが予測できない社会において、新しい時代に求められる一人一人の資質、能力を育むためには、教育の果たすべき役割がますます重要であります。このような状況の中、社会の変化に対応していく人づくりを目指し、SDGsが掲げる、「誰一人取り残さない」という基本理念にのっとり、17のゴールの1つ、「質の高い教育をみんなに」を達成するため、学びの機会の提供に努めてまいります。 宮古市総合計画、宮古市の教育の振興に関する大綱及び宮古市教育振興基本計画に掲げる、郷土を誇り次代につなぐひとづくりの実現に向けて、教育行政を推進してまいります。 児童・生徒が社会を生き抜くための力を育む学校教育の充実を図るとともに、市民が生涯を通じ多様な人々と連携、協働しながら学び続けることができる生涯学習環境を整備してまいります。 誰もがいつでも気軽に生涯スポーツに取り組める環境整備と健康寿命の延伸につながる健康づくり、スポーツ・レクリエーションの振興を図ってまいります。 貴重な文化財を広く知ってもらい、親しみを感じられるよう適切な活用に係る情報発信に努め、地域の歴史や芸術文化に触れる機会の創出を図ってまいります。 以上の基本方針を踏まえ、令和4年度の教育施策は次の事項を重点に据えて取り組んでまいります。 学校教育の充実につきましては、学習指導要領において求められている子供たちが未来社会を切り拓くための資質・能力の育成を見据え、「確かな学力」、「豊かな心」、「健康な体」の調和の取れた生きる力を育む教育を一層推進してまいります。 「確かな学力」を育む教育の推進につきましては、小学校の全学年と中学校1・2年生において学力調査を実施してまいります。特に国語、算数・数学、英語を重点に位置づけ、学力の実態把握と分析を行い、知識及び技能の習得と、思考力・判断力・表現力等を育むための授業改善につなげてまいります。 小学生の学習習慣や基礎学力の定着に向け、放課後の学習活動支援を行う放課後学習支援事業を全小学校で継続し、子供たちの学びの充実を図ってまいります。また、同一中学校区の小・中学校が連携したみやこ学力向上ネットワーク事業を充実させるため、教職員の授業力向上と授業改善を推進してまいります。 「豊かな心」を育む教育の推進につきましては、教科の枠組みを超えて地域教材を積極的に活用し、自然を大切にする心、防災意識の心構えなど、先人が築いてきた「ふるさと宮古」に誇りと愛着を持つことができる児童・生徒を育成してまいります。 姉妹都市である沖縄県多良間村、友好交流都市である秋田県大仙市、海でつながる隣町である北海道室蘭市との交流・体験学習を通して、児童・生徒の相互理解を深めてまいります。 宮古・ニュートン・スクールを開催し、自然科学分野に対する興味、関心を高め、自ら課題を見つけ解決できる児童・生徒を育成してまいります。 地域の特色を生かした学習を推進するため、三陸鉄道を利用した震災遺構の見学などを通した復興・防災教育、再生可能エネルギーへの理解を深める環境・エネルギー教育、水産業等の体験活動をはじめとしたキャリア教育について、市長部局と連携し充実を図ってまいります。 「健康な体」を育む教育の推進につきましては、自分の健康は自分で守るという意識づけにつながる保健活動、健康教育を実践してまいります。 児童・生徒の生活習慣の形成を図りながら、学齢期における虫歯予防のためフッ化物洗口など、家庭と協力しながら健康教育を推進してまいります。 宮古・JHSパワーアップ作戦を継続し、小規模化に対応した部活動の充実と体力や競技力の向上を図ってまいります。 衛生的で栄養のバランスが取れた学校給食の充実並びに施設及び設備の適正な管理を進めてまいります。安全・安心な給食を目指し、地産地消、食育に関する指導の充実に努めてまいります。また、国が策定した「学校給食費徴収・管理に関するガイドライン」に基づき、保護者からの給食費の徴収・管理業務を市が行うためのシステムや運用体制の構築を進めてまいります。 障がいや教育上支援が必要な児童・生徒につきましては、自立や社会生活に必要な力を養うため、小・中学校に介助員、特別支援教育支援員、就学支援相談員等を配置し、一人一人に寄り添った支援をしてまいります。 教育相談・支援体制につきましては、教育研究所を拠点とし、きめ細やかな児童・生徒の心のケアと、不登校・不適応対策の充実を図ってまいります。組織的・効果的な小中連携の取組を推進するため、魅力ある学校づくり調査研究事業を継続してまいります。 教育環境の充実につきましては、中学校区単位で学校運営協議会を設置し、学校・家庭・地域が一体となった特色ある学校づくりに向けたコミュニティ・スクールを推進してまいります。 高校、大学等への進学者に対しては、奨学金制度の周知を図り、経済的な理由で就学をあきらめることのないように個々の学生の状況に応じた支援に努めてまいります。 情報社会に対応するため、学校や家庭において1人1台の端末などのICT機器を積極的に活用し、個別最適な学びの充実に向けて、GIGAスクール構想をさらに推進してまいります。また、専門的な助言、指導を行うICT支援員の派遣や教職員の資質向上を図る研修を実施してまいります。 児童・生徒の安全・安心な学習環境の充実を図るため、山口小学校大規模改修工事、トイレの洋式化など学校施設の改修工事を実施してまいります。よりよい教育環境を確保するため、児童・生徒数の推移を注視しながら、保護者や地域の方々と十分な協議の下、学校の適正配置を進めてまいります。 生涯学習の推進につきましては、市民が生涯にわたって「いつでも・どこでも・誰でも」多様な方法で学習の機会を選択して学び、社会に対応するための活動支援と生涯学習環境づくりを進めてまいります。 「読書まち宮古」の推進につきましては、新たに市立図書館に電子書籍を導入し、さらなる図書資料の充実を図ってまいります。子供からお年寄りまで、視覚障害者や図書館への来訪が困難な方も含めて、あらゆる市民が本に親しむ拠点としてサービスを充実してまいります。また、図書館本館利用者の利便性向上のため、駐車場を拡張することとし、旧宮古市勤労青少年ホーム解体の実施設計に着手いたします。市民が広い視野と豊かな心を育むため、幼い頃からの読み聞かせにより親子の触れ合いを深める機会でもあるブックスタート事業を、乳幼児を持つ家庭と協力して進めてまいります。図書館奉仕員を小・中学校に派遣し、学校図書館支援員と連携して学校での読書活動を推進してまいります。 学校・家庭・地域の連携と協働につきましては、地域が学校の教育活動に参画する地域学校協働活動を拡充してまいります。地域と学校をつなぐ地域学校協働活動推進員を小・中学校に配置し、学校を核とした地域づくりの活動を推進してまいります。 家庭及び青少年の学習活動の支援につきましては、主体的に学ぶ人間性と心豊かな青少年を育てるため、体験や創作活動といった子供の成長に合わせた学習機会の提供と相談体制を充実してまいります。 高齢者が楽しく生きがいを持ち、充実した生活を享受できるよう、社会経験者大学を開設してまいります。働く世代、若い世代の人には、心身の健康を保つためにも、仕事を離れて余暇を楽しめるよう気軽に取り組める生涯学習機会を提供してまいります。 民法改正により、本年4月1日に成年年齢が18歳に引き下げられます。これまで行ってきた成人式は、20歳という節目の年に到達する方を祝福し激励する20歳の集いとして開催いたします。 スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、市民が健康で明るく活力に満ちた生活が送ることができるよう、いつでも気軽にスポーツ・レクリエーションに取り組むことができる環境づくりを推進してまいります。 本年9月17日から18日まで、セーリング競技の2022レーザー全日本マスターズ選手権大会が本市で予定されています。同月には、日本スポーツマスターズ2022岩手大会も開催され、本市では、9月24日から25日まで、軟式野球の予選が行われます。これらの全国規模の大会において本市のPRを行い、今後のスポーツ大会や合宿の誘致につなげてまいります。 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるホストタウン相手国のナミビア共和国と、オンラインによる交流イベントを行ってまいります。復興ありがとうホストタウン相手国であるシンガポール共和国とは、同じホストタウンである陸前高田市と連携した交流を行ってまいります。アスリートやオリンピック・パラリンピック関係者と市民との国際交流により、スポーツを通じた国際理解を推進してまいります。 活動機会の提供につきましては、市民のスポーツ・レクリエーション活動の推進を図るため、新たな公認コースで行われる「宮古サーモン・ハーフマラソン大会」をはじめ、「三陸シーカヤックマラソン大会」、「宮古港カッターレース」の開催を支援してまいります。 日本体育大学との体育・スポーツ振興に関する協定に基づき、市民の健康寿命の延伸につながるスポーツ・健康づくり事業を実施してまいります。 競技スポーツにおける選手強化を推進するため、ジュニア世代の育成と競技力の向上を図ってまいります。児童・生徒の全国大会などへの参加経費を補助するとともに、スポーツ少年団を日本体育大学に派遣し、本格的なスポーツ施設や技術を体験する、ジュニアスポーツ育成ドリームキャンプ事業を行ってまいります。また、岩手県内のプロスポーツ競技団体と連携し、公式戦の観覧や指導を体験できる機会を創出してまいります。ジュニア世代に様々な体験の機会を提供することにより、心身の成長を促すとともに、将来の全国レベル、世界レベルのアスリートの輩出を目指してまいります。 野外活動センターにつきましては、田代地区の振興を含めた活用方針を地元と協議してまいりました。令和4年度においては、先行してトイレ整備に着手してまいります。 文化の振興につきましては、ゆとりと潤いのある心豊かな生活の実現に向け、広く市民が芸術文化に親しむことができるよう、芸術文化事業の充実を図ってまいります。 地域の風土に培われてきた貴重な文化財を、後世に伝えていくための保存・活用を推進してまいります。 東日本大震災以来、市民の「心の復興」を後押ししてきた「みやこ復興寄席」や「佐渡裕さんとスーパーキッズオーケストラ」による公演などの事業を実施してまいります。また、創造的で文化的な表現活動に積極的に取り組んでいるみやこ市民劇実行委員会への支援をしてまいります。 市民の芸術文化活動を促進するため、宮古市芸術文化協会の活動を支援するとともに、児童・生徒の全国大会などへの参加経費を補助してまいります。芸術文化活動の拠点施設である市民文化会館におきましては、大ホール天井の耐震改修に取り組み、利用者の安全・安心を図ってまいります。 文化財の保存と活用につきましては、広く未指定を含む重要な文化財を次世代へ継承するための文化財保存活用地域計画の策定に当たり、市民参加型ワークショップや公開講座を開催してまいります。崎山貝塚縄文の森ミュージアム及び北上山地民俗資料館では、それぞれの特色ある所蔵資料を活用した企画展や体験講座等を実施してまいります。各館独自の取組のほか、館連携を進め、宮古の歴史と文化財を合わせた情報発信を図り、利用者数の増加を目指してまいります。 また、後継者不足のため途絶えるおそれのある郷土芸能の映像記録保存に取り組み、地域文化の継承と郷土芸能団体の活動を支援してまいります。 市史の継承につきましては、埋蔵文化財のほか、国登録文化財盛合家や旧東屋酒造店等の近世・近代の古文書、民俗文化財を調査・保存することにより、地域の歴史文化の顕彰に努めてまいります。 間もなく東日本大震災から11年を迎えます。この大震災の経験を風化させることなく、次代に継承するため、児童・生徒が体験学習を通して自らの生き方を考える復興・防災教育の充実を図るとともに、引き続き、被災した世帯の児童・生徒の就学支援や心のケアに取り組んでまいります。 次代を担う子供たちは、宮古の宝です。夢や希望を持ち、未来への歩みを進められるように、自ら学び考え、必要な知識、能力を身につけ、行動する子供たちの育成に全力を注ぎます。 学校・家庭・地域が一体となり、誰もが多様性を認め、自分にできることから、身近なことから行動に移すことが重要であります。誰一人取り残さない、SDGsの基本理念の下、誰もが平等に教育を受けられ、子供から高齢者まで、全ての市民がいつでも学ぶことができる持続可能なまちの実現に向け、教育施策を進めてまいります。市民一人一人が、これからも郷土を誇り愛する気持ちを深め、生涯にわたって豊かに学び活躍し輝くことができるよう教育立市の実現を目指してまいります。議員各位及び市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 以上、令和4年度の教育行政方針の説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(古舘章秀君) これで宮古市教育行政方針についての説明を終わります。----------------------------------- △日程第5 報告第1号 日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について ○議長(古舘章秀君) 日程第5、報告第1号 日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 伊藤産業振興部長。     〔産業振興部長 伊藤重行君登壇〕 ◎産業振興部長(伊藤重行君) それでは、報告1の1ページをご覧願います。 報告第1号 日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分についてご報告いたします。 これは、令和2年3月19日に議会の議決、さらに、令和3年2月25日に変更議決を経た日出島地区養殖場災害復旧(元災暫第1号)工事の請負契約に関し、その契約金額の変更について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分したことから、同条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 専決処分した年月日は令和4年1月13日です。 変更前の契約金額は2億5,412万328円。変更後の契約金額は2億5,582万9,728円。これは、170万9,400円の増額となります。 次に、変更の概要につきましてご説明いたしますので、裏面の1の2ページをお開き願います。 工事名、工事場所、工期、請負者の変更はございません。 変更内容は、構造物撤去工及び被覆・根固工において、ブロックの仮置場所を変更したことに伴い、海上輸送費を増額したものでございます。 変更の内訳につきましては、構造物撤去工のブロック撤去、海上輸送なしを55個減工し、225万3,343円の減額。ブロック撤去、海上輸送ありを55個増工し、334万1,119円の増額。被覆・根固工のブロック据付け、海上輸送なしを55個減工し、228万7,546円の減額。ブロック据付け、海上輸送ありを55個増工し、334万1,139円の増額となります。 また、本体工におきまして、コンクリート面の海中清掃面積を精査したことに伴い、かき落としを減工したことから37万9,896円の減額。諸経費につきましては82万4,527円の増額。単品スライド額につきましては、本工事契約後に生コンクリート単価が下落したため、単品スライド条項を適用したことに伴い103万2,000円の減額。 以上、これらの工事費の変更額の合計は155万4,000円の増額となります。消費税につきましては15万5,400円の増額となります。 以上、工事費及び消費税の変更額の合計は170万9,400円の増額となります。 以上が、本件に関わる変更の主な内容でございます。 1の1ページにお戻り願います。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 本件については、議会が委任している事項でございますが、何かございますか。 佐々木重勝君。 ◆11番(佐々木重勝君) 全くレベルの低い質問で恐縮でございます。認識不足と思いつつ恥を忍んでお聞きします。 変更理由です。(1)の輸送費の増額、これは分かるんですが、(2)清掃面という部分なのかなと思うんですが、このかき落としという部分、どういうものなのか確認の意味でお聞きしたいと思います。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) かき落としのことについてご説明いたします。 このかき落としですけれども、この工事ですけれども、水中コンクリートを打設するという工事がございまして、その場合、既設のコンクリート面に付着した海草とか貝類が付着していますと、コンクリートが一体化しないおそれがありますので、それをかき落とす工事でございます。災害査定の場合は必要面積を査定したんですけれども、実際に施工を行ったところ、そのかき落としが必要ない面積がございましたので、その分を減工いたしました。 ○議長(古舘章秀君) 落合久三君。 ◆16番(落合久三君) 変更理由の(1)ブロックの仮設、仮置場所を変更した。変更した理由は何でしょうか。 ○議長(古舘章秀君) 起立して質問してください。 ◆16番(落合久三君) ごめんなさい。(1)の変更理由、ブロックの仮置場所を変更した理由。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) 日出島地区養殖場災害復旧の場所でございますけれども、日出島漁港の沖の消波堤でございます。そこのケーソンの先端3函が被災して、それを災害復旧するんですけれども、ブロックを被災していない堤体の上に設置することで当初計画していたんですが、令和2年に低気圧で増破いたしまして、4函目も被災したんです。そこで、大丈夫、いけると思ったんですけれども、置けることは置けるんですけれども作業スペースが取れなかったもんですから、一部を漁港のほうの防波堤の上に仮置場を変更いたしまして、その分の海上輸送が増額になったということでございます。 ○議長(古舘章秀君) 落合久三君。 ◆16番(落合久三君) 置けなくはないけれども作業するスペースがというところがあれかなと思って、私もあそこを1回見て現場は分かるんです。その仮置き、ブロックを置く場所を変更するような被害だったのかなというのがちょっと分からなかったんで質問いたしました。分かりました。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) 私の1番聞きたかったことにつきましては落合議員の質問で答えた部分なんですが、なお、その中で私が疑問に思う部分を質問いたします。 作業が窮屈だと。置けなくはないが作業は窮屈だということは当初から、被災があろうがなかろうが、当初設計のこの置場が不適切だったというふうにも私は取れるんですが、その辺の理解はどのようにしたらいいのか伺います。 ○議長(古舘章秀君) 佐々木水産課長。 ◎水産課長(佐々木勝利君) 先ほど説明したとおり、仮置場所を被災していないケーソンの堤体の上部としておりました。そのほかに作業スペースもしっかり取ってやっておりました。令和2年に被災、増破して1函分の被災があったので、設置はできるんですが作業スペースが一部狭くなったというのが現状です。その作業スペースが狭くなったんですけれども、施工はできるということで進めていったんですけれども、施工している中でやはりどうしても窮屈で、作業スペースがもう少し必要だということで、ブロックの仮置場所を変えなければならないという事態になったものですから、今回このように場所を変更したということでございます。 ○議長(古舘章秀君) 田中尚君。 ◆20番(田中尚君) 丁寧な説明をいただいているという思いはあるんですが、なかなかちょっと私の素人の考え方からいきますと、何かいまいち理解がついていかないなという思いをしております。 それは何かといいますと、作業できなくはないけれども非常に窮屈だということです。なおかつ、当初の仮置場の場所の作業を前提とした場合に、窮屈だというふうに伺うんですが、それは災害とは関係ないんじゃないですか。そもそもの設計の段階で、予定した仮置場が、言わば被災を受けたと。だけど置けなくはない。だけどそれ以上に、そこの場所に置こうとすると作業が窮屈だ。いろいろやってみたけれども結局は変えたほうがいい。 つまり、事業する中で作業の不具合が生じたために、言わばこういう形の請負契約の変更という事態に至ったというふうに理解するんですが、そこで問題は、今回の増減の見直しも含めて、そもそも当初の請負契約額の変更要件というものが、私はあるんではないのかなと思うんですよね。多少のぶれは請負業者のほうで対応ができる場合もある。あるいは、そうじゃない、もうこれも見てくれ、あれも見てくれというようなこともあり得る。 しかし問題の設計は当初から作業が窮屈な状態で請け負っているわけでありますから、やっていく中でそのことが理由になって見直しというのは、私はちょっといかがなものかなというふうに思っておりますし、ましてや減工事もございますよね。差引き百数十万円の増額と。金額にいたしますと、これは155万4,000円の増工事であります。その中には減らした部分がざっくりと450万円。それから増えた分が諸経費等々含めてということで差引き百数十万円というのは、設計変更、工事請負契約の要件に該当するのかなというのが私の疑問点であります。 したがいまして、当初の仮置場が使えるのに、使えない。より作業の便宜を図るために請負契約の変更をするというのは、私はちょっと説明として成り立っていない。それは請け負った業者の責任でしっかりやるべきだというのが私の意見であります。 指摘をして終わります。 ○議長(古舘章秀君) ほかにございませんか。 なければ、本件はこれで終わります。 少し消毒のため時間をいただきます。----------------------------------- △日程第6 議案第1号 令和4年度宮古市一般会計予算 △日程第7 議案第2号 令和4年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算 △日程第8 議案第3号 令和4年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算 △日程第9 議案第4号 令和4年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第10 議案第5号 令和4年度宮古市介護保険事業特別会計予算 △日程第11 議案第6号 令和4年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算 △日程第12 議案第7号 令和4年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算 △日程第13 議案第8号 令和4年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算 △日程第14 議案第9号 令和4年度宮古市浄化槽事業特別会計予算 △日程第15 議案第10号 令和4年度宮古市魚市場事業特別会計予算 △日程第16 議案第11号 令和4年度宮古市墓地事業特別会計予算 △日程第17 議案第12号 令和4年度宮古市山口財産区特別会計予算 △日程第18 議案第13号 令和4年度宮古市千徳財産区特別会計予算 △日程第19 議案第14号 令和4年度宮古市重茂財産区特別会計予算 △日程第20 議案第15号 令和4年度宮古市刈屋財産区特別会計予算 △日程第21 議案第16号 令和4年度宮古市水道事業会計予算 △日程第22 議案第17号 令和4年度宮古市下水道事業会計予算 △日程第23 議案第18号 宮古市固定資産評価審査委員会条例及び宮古市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例 △日程第24 議案第19号 宮古市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第25 議案第20号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 △日程第26 議案第21号 宮古市公民館条例及び宮古市市民交流センター条例の一部を改正する条例 △日程第27 議案第22号 宮古市介護予防拠点施設条例の一部を改正する条例 △日程第28 議案第23号 宮古市営牧野条例の一部を改正する条例 △日程第29 議案第24号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例 △日程第30 議案第25号 宮古市消防団条例の一部を改正する条例 △日程第31 議案第26号 市道末広町線電線共同溝整備(その2)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて △日程第32 議案第27号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第33 議案第28号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第34 議案第29号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第35 議案第30号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第36 議案第31号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第37 議案第32号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第38 議案第33号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第39 議案第34号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第40 議案第35号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第41 議案第36号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第42 議案第37号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第43 議案第38号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第44 議案第39号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて △日程第45 議案第40号 宮古市過疎地域持続的発展計画を変更することに関し議決を求めることについて △日程第46 議案第41号 川内辺地に係る総合整備計画を変更することに関し議決を求めることについて △日程第47 議案第42号 津軽石漁港区域内における公有水面埋立てに対する意見に関し議決を求めることについて △日程第48 議案第43号 市道路線の廃止について △日程第49 議案第44号 市道路線の認定について △日程第50 議案第45号 令和3年度宮古市下水道事業会計に係る利益積立金の目的外使用に関し議決を求めることについて △日程第51 議案第46号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号) △日程第52 議案第47号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第17号) △日程第53 議案第48号 令和3年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第6号) △日程第54 議案第49号 令和3年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第4号) △日程第55 議案第50号 令和3年度宮古市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) △日程第56 議案第51号 令和3年度宮古市介護保険事業特別会計補正予算(第5号) △日程第57 議案第52号 令和3年度宮古市魚市場事業特別会計補正予算(第1号) △日程第58 議案第53号 令和3年度宮古市墓地事業特別会計補正予算(第1号) △日程第59 議案第54号 令和3年度宮古市山口財産区特別会計補正予算(第1号) △日程第60 議案第55号 令和3年度宮古市水道事業会計補正予算(第5号) △日程第61 議案第56号 令和3年度宮古市下水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(古舘章秀君) 日程第6、議案第1号 令和4年度宮古市一般会計予算から日程第61、議案第56号 令和3年度宮古市下水道事業会計補正予算(第2号)までの56件を一括議題とします。 それぞれ所管部ごとに提案理由の説明を求めます。 若江総務部長。     〔総務部長兼会計管理者 若江清隆君登壇〕 ◎総務部長兼会計管理者(若江清隆君) 総務部が所管いたします予算及び条例案合わせて10件の議案について、一括してご説明いたします。 初めに、令和4年度宮古市一般会計予算についてご説明をいたしますので、令和4年度宮古市予算書の1ページをお開き願います。 議案第1号 令和4年度宮古市一般会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ313億2,400万円と定めるものでございます。 第2条は、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めるものでございます。 第3条は、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものでございます。 第4条は、一時借入金の最高額を定めるものでございます。 第5条は、歳出予算の流用について、各項間の流用を定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、8ページ、9ページをお開き願います。 一般会計の令和4年度当初予算額は313億2,400万円で、令和3年度当初予算額と比較し100万円の増額となるものでございます。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧ください。 この表は、一般会計の歳入を款別に表したものでございます。 表の左側の本年度の予算額をご覧願います。 1款市税55億8,465万5,000円は、収入見込みにより計上するものでございます。 次の2款地方譲与税3億6,240万円から11款地方交付税114億5,300万円までは、それぞれ国の地方財政計画などに基づいて計上するものでございます。 12款交通安全対策特別交付金500万円から14款使用料及び手数料4億685万2,000円までは、収入見込みを計上するものでございます。 15款国庫支出金43億1,836万3,000円及び16款県支出金20億158万9,000円は、各事務事業に充当いたします補助金等の収入見込みを計上するものでございます。 17款財産収入7,253万9,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 18款寄附金4億2,000万2,000円は、ふるさと寄附金等を計上するものでございます。 19款繰入金は各基金からの繰入れで、20億1,132万8,000円を計上するものでございます。 20款繰越金は整理科目でございます。 21款諸収入5億3,062万3,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 22款市債は25億4,130万円で、投資的経費に充当いたします市債のほか、臨時財政対策債を計上するものでございます。 以上が一般会計歳入の概要でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 この表は、一般会計の歳出を款別に表したものでございます。 表の左側の本年度の予算額をご覧願います。 1款議会費は2億1,847万8,000円で、主なものは議員報酬及び議会運営経費を計上するものでございます。 2款総務費は52億1,493万2,000円で、主なものは徴税、戸籍、選挙等事務経費などのほか、被災住宅再建支援事業費などの災害対応経費を計上するものでございます。 3款民生費は97億3,916万2,000円で、主なものは障害者福祉、児童福祉、生活保護に係る経費、国保、介護保険などの特別会計に対する繰出金、後期高齢者医療広域連合に対する負担金などを計上するものでございます。 4款衛生費は24億2,766万1,000円で、主なものは各種健康診査及び予防接種の経費などのほか、新型コロナワクチン接種経費を計上するものでございます。 5款労働費は7,091万1,000円で、主なものは勤労者の生活資金等預託金及び雇用対策事業費を計上するものでございます。 6款農林水産業費は15億1,005万6,000円で、主なものは農林水産業振興事業費、国土調査事業費、漁港整備費、特別会計の魚市場事業、農業及び漁業集落排水事業への繰出金などを計上するものでございます。 7款商工費は12億624万円で、主なものは商工業及び観光の振興事業費、中小企業振興対策預託金などを計上するものでございます。 8款土木費は25億9,282万4,000円で、主なものは道路整備事業費、港湾振興費、公営企業会計の下水道事業への負担金などを計上するものでございます。 9款消防費は15億9,457万4,000円で、主なものは防災行政無線管理費、消防ポンプ自動車整備費、各消防団の運営費などを計上するものでございます。 10款教育費は29億1,331万7,000円で、主なものは小・中学校をはじめとした各教育施設の管理運営費、小・中学校校舎等の改修費などのほか、被災児童・生徒に対する就学援助事業費や教育支援金事業費など災害対応経費を計上するものでございます。 11款災害復旧費は整理科目でございます。 12款公債費は38億584万3,000円で、長期債元利償還金を計上するものでございます。 13款諸支出金は整理科目でございます。 14款予備費は3,000万円を計上するものでございます。 以上が一般会計の概要でございます。 なお、令和4年度の当初予算は、魅力ある持続可能なまちづくり、東日本大震災からの復旧・復興後の課題解決を重点的に行うための予算編成を行ったところでございます。また、宮古市総合計画に掲げる都市の将来像「「森・川・海」と人が調和し共生する安らぎのまち」の実現に向けた取組を着実に推進するものとしております。 次に、令和4年度宮古市山口財産区特別会計についてご説明いたしますので、予算書の317ページをお開き願います。 議案第12号 令和4年度宮古市山口財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26万5,000円と定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、320ページ、321ページをお開き願います。 山口財産区特別会計の令和4年度当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ26万5,000円で、歳入の主なものは土地の貸付料、歳出の主なものは財産区財産管理委員会に対する運営費補助金でございます。 次に、令和4年度宮古市千徳財産区特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の327ページをお開き願います。 議案第13号 令和4年度宮古市千徳財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26万5,000円と定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、330ページ、331ページをお開き願います。 千徳財産区特別会計の令和4年度当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ26万5,000円で、歳入の主なものは基金からの繰入金、歳出の主なものは財産区財産管理委員会に対する運営費補助金でございます。 次に、令和4年度宮古市重茂財産区特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の337ページをお開き願います。 議案第14号 令和4年度宮古市重茂財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2万6,000円と定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、340ページ、341ページをお開き願います。 重茂財産区特別会計の令和4年度当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ2万6,000円で、歳入の主なものは土地の貸付料、歳出の主なものは財産区有林看守員の謝礼でございます。 次に、議案第1集、18-1ページをお開き願います。 議案第18号 宮古市固定資産評価審査委員会条例及び宮古市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本市では、市民サービスの向上及び事務の効率化を図るため、各種手続における押印の見直しを進めているところです。押印手続の見直しは、今後の行政手続のオンライン化に向けた第1段階になるものと位置づけております。今般、契約に関するもの、印鑑登録書の添付を求めるものなど一部の事務手続を除き、本条例案のほか、規則、要綱等の押印手続を見直し、令和3年度内に改正作業を終了するよう取り組んでいるところでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第1条の改正でございますが、固定資産評価額に係る不服申立てを行う者が提出する審査申出書への押印を廃止するほか、口頭意見陳述、口頭審理などを実施する際に作成する書面への署名、押印を廃止するものでございます。 第2条の改正でございますが、新たに職員となった者が提出する宣誓書への押印を廃止するものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行日を公布の日からとするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。手続に係る署名押印を廃止しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、19-1ページをお開き願います。 議案第19号 宮古市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、妊娠、出産、育児等と仕事の両立を支援するため、非常勤職員の育児休業等取得要件の緩和等に係る人事院規則の改正が令和4年4月1日に施行されることから、本市におきましても同様の措置を講じるため条例を改正しようとするものでございます。 条例案の主な改正内容についてご説明いたします。 第2条は非常勤職員の育児休業の取得要件について、第17条は非常勤職員の部分休業の取得要件について、いずれも、引き続き在職した期間が1年以上である要件を削除するものでございます。 19-2ページをお開き願います。 第21条は、妊娠または出産等についての申出をした職員に対する個別の周知及び意向確認の措置について定めるものでございます。第22条は、育児休業を取得しやすい勤務環境の整備に関する措置について定めるものでございます。 なお、附則につきましては、条例の施行期日を令和4年4月1日からとするものでございます。 以上が条例改正の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。非常勤職員の育児休業及び部分休業の取得要件の緩和等をしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、20-1ページをお開き願います。 議案第20号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、地方税法の一部が改正され、本年4月1日から施行されることなどに伴い、所要の改正をしようとするものでございます。 なお、条例の施行期日の関係から、表の1の項は公布の日から、表の2の項は本年4月1日から施行する改正内容となっております。 条例案の主な改正の内容についてご説明いたします。 表の1の項の第3条から第6条までは、国民健康保険税の基礎課税額に係る規定について見出しの整理をするものでございます。 第7条から、20-3ページに移っていただき、第26条の2までは所要の整理をするものでございます。 20-4ページをお開き願います。 表の2の項の第18条は、文言について所要の整理をするものでございます。 第26条から、20-6ページに移っていただき、附則第6項までは、引用する条文の項について所要の整理をするものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を令和4年4月1日からとし、表の1の項の改正部分については公布の日から施行しようとするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。地方税法の改正に伴い、所要の改正等をしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号)についてご説明いたしますので、議案第2集、46-1ページをお開き願います。 議案第46号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号)。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,579万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ388億9,758万8,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の補正で、本年度の予算のうち翌年度に繰り越して執行しようとする事業費でございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 今回の補正は、新型コロナウイルス感染症のくらし・経済対策に係る事業のうち、特に緊急な対応が必要となる事業のほか、国の政策により実施する事業費を計上するものでございます。 初めに、歳出からご説明いたしますので、46-4、5ページをお開きの上、下段の歳出補正予算事項別明細書をご覧願います。 2、歳出。3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費388万7,000円及び3目児童福祉施設費190万5,000円は、国の政策として実施する保育士等の処遇改善のための補助金等を計上するもので、特定財源として全額国庫支出金を充当するものでございます。 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費8,000万円は、新型コロナウイルス感染症の拡大により影響が長期化している事業者の家賃を支援する費用を計上するもので、特定財源としてコロナ臨時交付金6,400万円を充当するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に歳入をご説明いたしますので、同じページの上段の補正予算事項別明細書をご覧願います。 1、歳入。15款国庫支出金、2項国庫補助金は、歳出の特定財源でご説明いたしましたので省略いたします。 19款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金1,600万円は、今回の補正予算に要する一般財源を計上するものでございます。 なお、今回の補正により、財政調整基金の令和3年度末の残高は66億3,848万4,000円となる見込みでございます。 以上が歳入でございます。 次に、繰越明許費についてご説明いたしますので、46-3ページをお開きの上、第2表、繰越明許費補正をご覧願います。 7款商工費、1項商工費、家賃支援給付は、令和4年5月31日まで申請を受け付け、給付を行うことから、予算を繰り越すものでございます。 以上が令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号)の内容でございます。 ○議長(古舘章秀君) 昼食のため、暫時休憩します。     午前11時57分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(古舘章秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 若江総務部長。     〔総務部長兼会計管理者 若江清隆君登壇〕 ◎総務部長兼会計管理者(若江清隆君) それでは次に、令和3年度宮古市一般会計補正予算(第17号)についてご説明をいたしますので、議案第3集、47-1ページをお開き願います。 議案第47号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第17号)。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億5,626万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ384億4,132万8,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の補正で、繰越明許費を追加及び変更するものでございます。 第3条は、債務負担行為の補正で、債務負担行為を追加及び変更するものでございます。 第4条は、地方債の補正で、事業費の確定等により補正するものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 今回の補正は、年度末における事業費の確定及び実績見込みに伴う補正のほか、補助金等の確定及び収入見込みに伴う財源補正が主な内容となっております。 初めに、歳出からご説明いたします。お手元に補正予算書と併せて配付しておりますA4サイズ横型の補正予算資料、令和3年度一般会計補正予算(第17号)歳出内訳に沿って説明をさせていただきます。 資料の1ページをご覧願います。 この補正予算資料は、左から款項目、事業名、事業費、財源内訳、財源内訳のその他の内容を記載した備考の欄となっており、事業ごとに上段が補正前の額、中段が今回の補正額、下段が補正後の額となっております。 それでは、説明をいたします。 1款1項1目議会費から、2ページに移っていただき、2款1項5目財産管理費のうち財政調整基金積立金までは実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 市債管理基金積立金は、浄化槽の取得費等の実績見込みによる積立金を増額する一方、利子収入等の実績見込みにより積立金を減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 2款1項7目企画費は、マイナポイント事業に対する補助金の交付額の決定に伴い財源補正をするものでございます。 2款1項8目公共交通対策費のうち路線バス確保維持事業は、広域生活路線として承認された茂市線の運行支援金を計上するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 公共交通空白地交通確保維持事業から、3ページに移っていただき、2款1項9目地域振興費のうちシティプロモーション推進事業までは実績見込みにより減額するほか、使用料等の実績見込みに伴う財源補正も含め、特定財源を併せて補正するものでございます。 まち・ひと・しごと創生推進基金積立金は、利子の実績見込みにより積立金を増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 2款1項11目総合事務所費は実績見込みによる減額のほか、マイナポイント事業に対する補助金の交付額の決定に伴い財源補正するものでございます。 2款1項15目諸費の補助金返還金は、補助事業等の実績の確定に伴い計上するものでございます。 4ページをお開き願います。 2款1項16目特別定額給付金給付費から、2款3項1目戸籍住民基本台帳費のうちキャッシュレス決済導入事業までは実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 住民情報、戸籍システム運用事業は、マイナンバーカード所有者の転出転入手続のワンストップ化対応のためのシステム改修費用を計上するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 社会保障・税番号制事務は、通知カード・個人番号カード関連事務負担金の確定に伴い増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 2款4項1目選挙管理委員会費から、5ページに移っていただき、2款7項1目復興総務費のうち被災者定住促進住宅建築利子補給事業までは実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 被災者住宅再建支援事業は、補助額が予算を上回る見込みとなったことから増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 2款7項2目被災市街地復興事業費から、3款1項1目社会福祉総務費のうち障害児・障害者一体施設整備事業までは実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 6ページをご覧願います。 障害者自立支援事業は、障害者自立支援給付費等が予算を上回る見込みとなったことから増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 3款1項2目社会福祉施設費から、9ページに移っていただき、4款1項5目診療所費までは実績見込みにより減額するほか、追加交付された国庫支出金等の財源補正も含め、特定財源を併せて補正するものでございます。 10ページをお開き願います。 4款1項6目火葬場費の火葬場維持管理事業は、燃料費の実績が予算を上回る見込みとなったことから増額するものでございます。 4款1項7目エネルギー推進費の再生可能エネルギープロジェクト推進事業は、出資金等の確定により事業費を減額する一方、出資配当金の確定に伴い積立金を計上するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 4款2項1目清掃総務費は、実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 4款3項1目水道費の簡易水道補助事業は、簡易水道整備事業債の繰上償還額の確定に伴い、水道事業会計に対する補助金を増額するものでございます。 5款1項1目労働諸費は、実績見込みにより減額するものでございます。 6款1項1目農業委員会費は、農地利用最適化交付金の実績が予算を上回る見込みとなったことから増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 6款1項2目農業総務費から、11ページに移っていただき、6款1項5目農地費までは実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 6款1項6目国土調査費の国土調査事業は、実績見込みにより当初予算で計上した調査費用を減額する一方、国の補正に伴う調査費用を新たに計上するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 6款2項1目林業総務費から、12ページに移っていただき、6款2項3目造林費までが実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 6款3項1目水産業総務費の魚市場事業特別会計繰出金は、魚市場の水揚げ減少に伴い繰出金を計上するものでございます。 6款3項2目水産業振興費のうち廻来船誘致対策事業から浜の活力再生交付金事業までは実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 海面養殖施設整備事業は、県支出金の交付決定等に伴い工事費等を計上するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 6款3項4目漁港建設費から、13ページに移っていただき、7款1項2目商工振興費のうち地域基幹産業人材確保支援事業までは実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 経済対策住宅リフォーム事業及び事業継続支援給付金給付事業は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付限度額の確定に伴い、今年度予算に充当する分を財源補正するものでございます。 7款1項3目観光費のうち、観光宣伝事業及び道の駅たろう管理事業は実績見込みにより減額するものでございます。 浄土ヶ浜園地内駐車場等整備事業は、事業の進捗に伴い事業費の組替え及び財源補正を行うものでございます。 遊覧船運航準備事業は、まち・ひと・しごと創生寄附金及びクラウドファンディング第2弾の額の確定に伴い財源補正するものでございます。 14ページをご覧願います。 8款1項1目土木総務費の街灯管理事業は、街灯電気料の実績が予算を上回る見込みとなったことから増額するものでございます。 8款2項2目道路維持費のうち道路施設等長寿命化修繕事業は、国の予算が追加配分されることから橋梁の修繕工事費を増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 令和元年台風第19号に係る道路維持管理事業は、私道等整備事業補助金が予算を上回る見込みとなったことから予算を増額するものでございます。 除雪対応に係る道路維持管理事業及び通常分の道路維持管理事業は実績見込みに伴う減額のほか、地方債が活用できる見込みとなったことから、特定財源を併せて補正するものでございます。 8款2項3目道路新設改良費のうち崎山松月線道路改良事業から崎山古里線道路改良事業までは、事業の進捗に伴い工事費等の事業費を増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 磯鶏金浜線道路改良事業から、15ページに移っていただき、閉伊川水門取付け道路整備事業までは実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 市道末広町線無電柱化推進事業は、事業の進捗に伴う事業費の組替えのほか、国庫支出金の確定に伴い財源補正するものでございます。 8款3項2目砂防費の急傾斜地崩壊対策事業は、県事業の実績見込みにより負担金を増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 8款4項1目港湾費から、16ページに移っていただき、9款1項4目防災費のうち防災事務までは実績見込みにより減額するほか、国庫支出金の交付決定に伴う財源補正も含め、特定財源を併せて補正するものでございます。 水防事務は、水門・陸閘自動閉鎖システムの負担金の確定により増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 10款1項2目事務局費のうち教育委員会事務局費は、派遣指導主事給与費等負担金の確定により増額するものでございます。 生きる力を育む事業から、17ページに移っていただき、10款2項1目学校管理費のうち小学校保健事業までは実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 小学校維持管理事業は、国の補正予算により、一部、今年度内に財源が確保できる見込みとなったことから本年度予算に計上しようとするもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 10款2項2目教育振興費から、18ページに移っていただき、10款3項1目学校管理費のうち中学校保健事業までは実績見込みにより減額するほか、国庫支出金の交付決定に伴う財源補正も含め、特定財源を併せて補正するものでございます。 中学校維持管理事業は、国の補正予算により、一部、今年度内に財源が確保できる見込みとなったことから今年度予算に計上しようとするもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 10款3項2目教育振興費から、19ページに移っていただき、10款4項1目社会教育総務費のうち学校・家庭・地域連携協力推進事業までは実績見込みにより減額するほか、国庫支出金の交付決定に伴う財源補正も含め、特定財源を併せて補正するものでございます。 幼稚園支援事業は、一時預かり事業費補助金が予算を上回る見込みとなったことから増額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 10款4項2目公民館費から、21ページに移っていただき、10款5項1目保健体育総務費のうち復興オリ・パラ推進事業までは実績見込みにより減額するほか、国庫支出金等の交付決定に伴う財源補正も含め、特定財源を併せて補正するものでございます。 保健体育一般事業は、児童・生徒大会等参加費補助金が予算を上回る見込みとなったことから増額するものでございます。 11款1項1目公共土木施設災害復旧費の道路施設災害復旧事業は、実績見込みにより減額するもので、特定財源を併せて補正するものでございます。 12款1項1目元金の長期債元金は、利率見直し方式で借入れした地方債の借入利率が下がったことに伴い、元利均等払いの元金を増額するものでございます。 12款1項2目利子の長期債利子は、利率見直し方式で借入れした地方債の借入利率が下がったことから減額するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に、歳入については議案によりご説明をいたしますので、議案第3集、47-8、9ページをお開き願います。 なお、歳入のうち、歳出でご説明いたしました特定財源を除き、一般財源についてのみご説明いたします。 1、歳入。1款市税、1項市民税から3項軽自動車税までは、収入見込みにより補正するものでございます。 13款分担金及び負担金、2項負担金から、47-14、15ページに移っていただき、18款寄附金、1項寄附金までは、歳出の特定財源でご説明いたしましたので省略いたします。 47-16、17ページをお開き願います。 19款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金は、今回の補正により繰入金を減額するものでございます。 なお、今回の補正により、財政調整基金の令和3年度末残高は67億7,394万8,000円となる見込みでございます。 2目市勢振興基金繰入金は、歳出の特定財源で説明をいたしましたので省略いたします。 3目市債管理基金繰入金は、今回の補正により繰入金を減額するものでございます。 なお、今回の補正により、市債管理基金の令和3年度末の残高は33億6,149万8,000円となる見込みでございます。 4目地域創造基金繰入金から、47-18、19ページに移っていただき、22款市債、1項市債までは、歳出の特定財源で説明をいたしましたので省略いたします。 以上が歳入でございます。 次に、47-4ページをお開き願います。 第2表、繰越明許費補正についてご説明いたします。 追加は、新たに繰越明許費を計上するものでございます。 2款総務費、1項総務管理費、宮古駅移動等円滑化施設整備は、宮古駅バリアフリー化工事の実施設計について関係機関との協議等に不測の日数を要し、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 3項戸籍住民基本台帳費、住民情報システム改修は、今回の補正予算により計上し、予算を繰り越すものでございます。 3款民生費、1項社会福祉費、地域密着型サービス施設等整備は、地域密着型サービス事業者による施設等整備工事において、資材の納入に不測の日数を要し、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 2項児童福祉費、子育て世帯臨時特別給付金給付は、支給対象が令和4年3月31日生まれまでの児童であることから、4月に出生届が提出された対象児童への給付に対応するため予算を繰り越すものでございます。 6款農林水産業費、1項農業費、国土調査、3目水産業費、浜の活力再生交付金及び海面養殖施設整備は、今回の補正予算により計上し予算を繰り越すものでございます。 7款商工費、1項商工費、浄土ヶ浜園地内駐車場等整備は資材調達に時間を要し、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 8款土木費、2項道路橋りょう費、私道等整備事業補助金は、一部で年度内の整備完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 崎山松月線道路改良は、関係機関との協議に不測の日数を要したこと等により、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 新町根井沢線道路改良は、入札不調等により、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 和井内地区道路改良、近内岩船線道路改良及び崎山古里線道路改良は、地権者との協議に不測の日数を要し、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 市道末広町線無電柱化推進は、国の補正予算による国庫補助金の追加交付決定により事業進捗を図りますが、工程上、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 3項河川費、浸水対策は、対象箇所の選定に不測の日数を要し、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 9款消防費、1項消防費、防災対策は、ハザードマップの作成根拠となる岩手県の津波シミュレーションの公表時期が令和4年3月末に変更され、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 47-5ページをご覧願います。 10款教育費、2項小学校費、山口小学校大規模改修、小学校トイレ洋式化、及び3項中学校費、中学校トイレ洋式化は、今回の補正予算により計上し予算を繰り越すものでございます。 5項保健体育費、宮古サーモン・ハーフマラソン推進は、公認取得のためコース計測及び変更申請に不測の日数を要し、年度内の完了が見込めないことから予算を繰り越すものでございます。 次に、変更をご説明いたします。 変更は、繰越明許費を変更するものでございます。 8款土木費、2項道路橋りょう費、道路施設等長寿命化修繕は、入札不調及び今回の補正予算計上により繰越額を変更しようとするものでございます。 11款災害復旧費、1項公共土木施設災害復旧費、道路河川災害復旧は、工法検討に不測の日数を要したこと、及び、事業の進捗に伴う今年度の出来高見込みにより繰越額を変更するものでございます。 47-6ページをお開き願います。 第3表、債務負担行為補正についてご説明いたします。 追加は、新たに債務負担行為を計上するものでございます。 地域農産物等活用型総合交流促進施設の管理運営に伴う委託料は、令和4年度から新たな業務を追加することに伴い、期間及び限度額を設定しようとするものでございます。 次に、変更をご説明いたします。 変更は、債務負担行為を変更するものでございます。 閉伊川水門取付け道路整備事業負担金は、令和4年度以降の負担額が見直されたことに伴い、限度額を変更しようとするものでございます。 47-7ページをご覧願います。 第4表地方債補正は、今回計上いたします起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を示しております。 以上が、令和3年度宮古市一般会計補正予算(第17号)の内容でございます。 次に、令和3年度宮古市山口財産区特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたしますので、議案第3集、54-1ページをお開き願います。 議案第54号 令和3年度宮古市山口財産区特別会計補正予算(第1号)。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20万5,000円とするものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 今回の補正は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、山口財産区管理委員会の活動ができない見込みであることから、管理委員会への運営費補助金を減額し、歳入の残額を基金へ積立てしようとするものでございます。 初めに、歳出からご説明いたしますので、54-4、5ページをお開きの上、下段の歳出補正予算事項別明細書をご覧願います。 2、歳出。1款総務費、1項総務管理費、1目財産管理費は、財産区管理委員会運営費補助金を20万円減額し、本年度支出する予定の区有林監視員の謝礼金を除いた14万円を基金へ積み立てるもので、特定財源として全額、財産収入を充当するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に、歳入をご説明いたしますので、上段の歳入補正予算事項別明細書をご覧願います。 1、歳入。1款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金は、本年度の基金に対する利子額に基づき1,000円減額するものでございます。 2款繰入金、1項基金繰入金、1目基金繰入金は、管理委員会への運営費補助金を減額することに伴い、基金からの繰入れを5万9,000円減額するものでございます。 以上、総務部が所管いたします予算及び条例案について一括してご説明いたしました。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 菊池企画部長。     〔企画部長 菊池 廣君登壇〕 ◎企画部長(菊池廣君) それでは、企画部が所管いたします議案8件について、一括してご説明いたします。 初めに、令和4年度宮古市刈屋財産区特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の347ページをお開き願います。 議案第15号 令和4年度宮古市刈屋財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ113万7,000円と定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、350、351ページをお開き願います。 刈屋財産区特別会計の令和4年度当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ113万7,000円で、歳入の主なものは基金からの繰入金、歳出の主なものは刈屋財産区管理会委員報酬でございます。 以上が令和4年度宮古市刈屋財産区特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第1集、27-1ページをお開き願います。 議案第27号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、宮古市タイマグラ観光施設の指定管理者に、特定非営利活動法人かわい元気社を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間は令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市タイマグラ観光施設の指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、28-1ページをお開き願います。 議案第28号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、宮古市岩手路区界中継基地の指定管理者に、株式会社川井産業振興公社を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものとするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市岩手路区界中継基地の指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、29-1ページをお開き願います。 議案第29号 公の施設の指定管理の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、三王地区自治会研修センターの指定管理者に、三王地区自治会研修センター管理運営委員会を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。三王地区自治会研修センターの指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、30-1ページをお開き願います。 議案第30号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、宮古市新里高齢者コミュニティセンターの指定管理者に蟇目区を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市新里高齢者コミュニティセンターの指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、31-1ページをお開き願います。 議案第31号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、次の31-2ページまでにわたる宮古市川井地域多目的集会施設である27施設について、施設ごとにそれぞれ記載しているものを指定管理者に指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間はそれぞれ令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市川井地域多目的集会施設の指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、40-1ページをお開き願います。 議案第40号 宮古市過疎地域持続的発展計画を変更することに関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、令和3年10月1日に議会の議決を経て策定した宮古市過疎地域持続的発展計画に関し、新たに過疎対策事業債を充当する事業が生じたため、この計画を変更することについて、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第10項において準用する同条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 事業内容をご説明いたしますので、40-2ページをお開き願います。 宮古市過疎地域持続的発展計画の別冊、宮古市過疎地域持続的発展計画、事業計画の持続的発展施策区分、2、産業の振興に、技能習得施設、宮古職業訓練センター改修事業を追加、施策区分6、子育て環境の確保、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進に、老人ホーム、清寿荘改修事業の追加、施策区分7、医療の確保に、(1)診療施設、診療所、診療所医療機器整備事業を追加、施策区分8、教育の振興に、その他、野外活動センター改修事業を追加するものでございます。 事業主体は、いずれも宮古市でございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古職業訓練センター改修事業等を追加するため、宮古市過疎地域持続的発展計画を変更しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、41-1ページをお開き願います。 議案第41号 川内辺地に係る総合整備計画を変更することに関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、令和2年3月19日に議会の議決を経て策定した川内辺地に係る総合整備計画に関し、新たに辺地債を充当する事業が生じたため、この計画を変更することについて、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項において準用する同条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 事業内容をご説明いたしますので、41-2ページをお開き願います。 本議案に係る川内辺地の総合整備計画の変更は、市道の修繕に係る事業を追加するためのもので、事業費1,200万円、うち特定財源に630万円、辺地債の予定額に570万円を追加するものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。市道の修繕に係る事業を追加するため、川内辺地に係る総合整備計画を変更しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 以上、企画部所管の議案8件につきましてご説明いたしました。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(古舘章秀君) 松舘市民生活部長。     〔市民生活部長 松舘恵美子君登壇〕 ◎市民生活部長(松舘恵美子君) 市民生活部が所管いたします議案7件について、一括して説明いたします。 初めに、予算書の159ページをお開き願います。 議案第2号 令和4年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算について説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億2,580万4,000円と定めるものでございます。 第2条は、一時借入金の最高額を5億円と定めるものでございます。 第3条は、歳出予算の流用について各項間の流用を定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 概要を、歳入歳出予算事項別明細書により説明いたしますので、162ページ、163ページをお開き願います。 令和4年度当初予算額は、令和3年度当初予算額と比較し2億4,651万円の減額となります。減額の主な理由は、被保険者数の減少並びに東日本大震災及び平成28年台風第10号豪雨災害被災者の一部負担金減免の終了に伴う保険給付費の減額によるものでございます。 初めに、歳入から説明いたしますので、上段の表の本年度の予算額をご覧ください。 1款国民健康保険税9億3,849万円並びに2款使用料及び手数料38万1,000円は、保険税及び督促手数料等の収入見込みを計上するものでございます。 3款県支出金46億7,868万5,000円は、医療費等に充当する交付金の見込みを計上するものでございます。 4款財産収入は、整理科目でございます。 5款繰入金6億245万8,000円は、一般会計及び財政調整基金からの繰入れでございます。 6款繰越金は、整理科目でございます。 7款諸収入578万8,000円は、延滞金等の見込みを計上するものでございます。 次に、歳出を説明いたしますので、下段の表の本年度の予算額をご覧ください。 1款総務費は1億2,680万8,000円で、主なものは人件費及び徴税等事務経費でございます。 2款保険給付費は44億9,405万円で、主なものは療養給付費及び高額療養費でございます。 3款国民健康保険事業費納付金は14億5,007万7,000円で、岩手県に納付する負担分を計上するものでございます。 4款共同事業拠出金は整理科目でございます。 5款保健事業費は9,394万4,000円で、特定健康診査等事業費及び保健衛生普及費でございます。 6款基金積立金は整理科目でございます。 7款公債費は31万4,000円で、一時借入金の利子を計上するものでございます。 8款諸支出金は5,560万9,000円で、主なものは国民健康保険税の還付金及び直営診療施設勘定への繰出金でございます。 9款予備費は500万円で、前年度と同額でございます。 以上が、令和4年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算の概要でございます。 次に、予算書の209ページをお開き願います。 議案第4号 令和4年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算について説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億1,916万5,000円と定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 概要を歳入歳出予算事項別明細書により説明いたしますので、212ページ、213ページをお開き願います。 令和4年度当初予算額は、令和3年度当初予算額と比較し1億2,967万円の増額となります。増額の主な理由は、保険料負担金及び保険基盤安定負担金の増額に伴う後期高齢者医療広域連合納付金の増額によるものでございます。 初めに、歳入を説明いたしますので、上段の表の本年度の予算額をご覧ください。 1款後期高齢者医療保険料5億8,985万5,000円並びに2款使用料及び手数料8万9,000円は、保険料及び督促手数料等の見込みを計上するものでございます。 3款繰入金2億2,691万3,000円は、一般会計からの繰入れでございます。 4款繰越金は、整理科目でございます。 5款諸収入230万7,000円は、岩手県後期高齢者医療広域連合からの過年度保険料還付金等の見込みを計上するものでございます。 次に、歳出を説明いたしますので、下段の表の本年度の予算額をご覧ください。 1款総務費は1,040万7,000円で、主なものは通信運搬費及び後期高齢者医療システムに係る賃借料でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は8億565万8,000円で、岩手県後期高齢者医療広域連合への負担金でございます。 3款諸支出金は210万円で、主なものは被保険者に対する過年度保険料の還付金でございます。 4款予備費は100万円で、前年度と同額でございます。 以上が令和4年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算の概要でございます。 次に、予算書の305ページをお開き願います。 議案第11号 令和4年度宮古市墓地事業特別会計予算について説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ396万5,000円と定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 概要を歳入歳出予算事項別明細書により説明いたしますので、308ページ、309ページをお開き願います。 初めに、歳入から説明いたしますので、上段の表の本年度の予算額をご覧ください。 1款使用料及び手数料309万9,000円は、墓地管理手数料の収入見込みを計上するものでございます。 2款財産収入2,000円は、墓地基金利子の収入見込みを計上するものでございます。 3款繰入金86万1,000円は、墓地基金からの繰入れでございます。 4款繰越金及び5款諸収入は、整理科目でございます。 次に、歳出を説明いたしますので、下段の表の本年度の予算額をご覧ください。 1款墓地事業費は396万5,000円で、市営墓地の維持管理費を計上するものでございます。 以上が令和4年度宮古市墓地事業特別会計予算の概要でございます。 次に、議案第1集、21-1ページをお開き願います。 議案第21号 宮古市公民館条例及び宮古市市民交流センター条例の一部を改正する条例について説明いたします。 本条例案は、貸室である音楽スタジオ1をコミュニティFM事業に使用することから、当該貸室を廃止するため、両条例の一部を改正しようとするものでございます。 条例案の内容について説明いたします。 第1条は、宮古市公民館条例の別表第2から、音楽スタジオ1並びに1時間当たりの使用料400円及び610円を削除し、音楽スタジオ2を音楽スタジオに改正しようとするものでございます。 第2条は、宮古市市民交流センター条例の別表を、第1条の別表第2と同様に改正しようとするものでございます。 21-2ページをお開き願います。 附則につきまして、条例の施行日を令和4年4月1日からとするものでございます。 以上が本条例案の内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。音楽スタジオ1の貸室を廃止しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案第3集、48-1ページをお開き願います。 議案第48号 令和3年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第6号)について説明いたします。 第1条は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億8,964万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億5,167万9,000円とするものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 初めに、歳出から説明いたしますので、48-6ページ、48-7ページをお開きの上、歳出補正予算事項別明細書をご覧ください。 2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費、1億9,000万円の減額は、一般被保険者に対する療養給付費の給付見込みによるものでございます。 3款国民健康保険事業費納付金、1項医療給付費分納付金、1目一般被保険者医療給付費分納付金から、3項介護納付金分納付金、1目介護納付金分納付金までは財源補正で、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う国民健康保険税減免額に対する一般財源の繰入金を、国庫支出金に振り替えるものでございます。 8款諸支出金、2項繰出金、1目直営診療施設勘定繰出金35万2,000円の増額は、直営診療施設に係る特別交付金の増額に伴い、直営診療施設勘定への繰出金を増額するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に、歳入について説明いたしますので、48-4ページ、48-5ページの歳入補正予算事項別明細書をご覧ください。 3款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金1億8,964万8,000円の減額は、一般被保険者に対する療養給付費に係る普通交付金の減額及び直営診療施設に係る特別交付金の増額によるものでございます。 5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金900万円の減額及び8款国庫支出金、1項国庫補助金、1目国民健康保険災害時臨時特例補助金900万の増額は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け収入が減少した被保険者に対する国民健康保険税減免額について、これまで4割が特別調整交付金の交付対象であったことに加え、残り6割を臨時特例補助金の交付対象とする国の決定を受け、一般会計からの繰入金を減額し、国庫補助金を増額するものでございます。 以上が、令和3年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第6号)の内容でございます。 次に、議案第3集、50-1ページをお開き願います。 議案第50号 令和3年度宮古市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 第1条は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,213万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億6,735万7,000円とするものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 初めに、歳出から説明いたしますので、50-4ページ、50-5ページをお開きの上、下段の歳出補正予算事項別明細書をご覧ください。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費は財源補正で、一般会計からの繰入金を繰越金に振り替えるものでございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金、1目後期高齢者医療広域連合納付金2,213万8,000円の減額は、保険基盤安定負担金及び保険料負担金の見込みによるものでございます。 以上が歳出でございます。 次に、歳入について説明いたしますので、上段の歳入補正予算事項別明細書をご覧ください。 1款後期高齢者医療保険料、1項後期高齢者医療保険料、1目後期高齢者医療保険料1,732万9,000円の減額は、保険料の収入見込みによるものでございます。 3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金600万4,000円の減額は、一般会計からの事務費繰入れ及び保険基盤安定繰入れの減額によるものでございます。 4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金119万5,000円の増額は、前年度繰越金の額の確定によるものでございます。 以上が、令和3年度宮古市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容でございます。 次に、議案第3集、53-1ページをお開き願います。 議案第53号 令和3年度宮古市墓地事業特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 第1条は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ434万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ882万5,000円とするものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 歳出から説明いたしますので、53-4ページ、53-5ページをお開きの上、下段の歳出補正予算事項別明細書をご覧ください。 1款墓地事業費、1項墓地管理費、1目墓地管理費434万3,000円の増額は、前年度繰越金の確定により墓地基金積立金を計上するものでございます。これにより、墓地基金の本年度末の残高見込みは6,466万1,000円となります。 次に、歳入について説明いたしますので、同じページの上段の歳入補正予算事項別明細書をご覧ください。 4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金434万3,000円の増額は、前年度繰越金の確定によるものでございます。 以上が、令和3年度宮古市墓地事業特別会計補正予算(第1号)の内容でございます。 市民生活部所管の議案7件について説明申し上げました。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 伊藤保健福祉部長。     〔保健福祉部長 伊藤 貢君登壇〕 ◎保健福祉部長(伊藤貢君) それでは、保健福祉部が所管いたします議案7件につきまして、一括してご説明いたします。 初めに、予算書の185ページをお開き願います。 議案第3号 令和4年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,925万9,000円と定めるものでございます。 第2条は、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものでございます。 第3条は、歳出予算の流用について各項間の流用を定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、188、189ページをお開き願います。 令和4年度当初予算額は4億5,925万9,000円で、令和3年度当初予算額と比較し1,956万5,000円の減額となるものでございます。 初めに、歳出からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 この表は、国民健康保険診療施設勘定特別会計の歳入の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の本年度の予算額をご覧願います。 1款診療収入2億1,440万8,000円は、収入見込みを計上するもので、1,050万9,000円の減額の主な理由は外来診療等に伴う診療報酬の減額によるものでございます。 2款介護サービス収入131万円と3款使用料及び手数料317万3,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 4款繰入金2億1,952万1,000円は、各事業に充当いたします一般会計等からの繰入金の収入見込みを計上するもので、1,193万9,000円の減額の主な理由は職員の人件費及び医薬材料費などの減額によるものでございます。 5款繰越金は整理科目でございます。 6款諸収入1,584万2,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 7款県支出金250万円と8款市債250万円は、各事業に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 この表は、歳出の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の本年度の予算額をご覧願います。 1款総務費は3億3,111万円で、主なものは職員の人件費及び各診療所の施設管理費を計上するものです。797万6,000円の減額の主な理由は、人件費等の減額によるものでございます。 2款医業費は1億1,507万4,000円で、主なものは各診療助事業に係る事業費を計上するものです。1,195万4,000円の減額の主な理由は、医薬材料費などの減額によるものでございます。 3款公債費は1,267万4,000円で、長期債元利償還金を計上するものでございます。 4款諸支出金は、整理科目でございます。 5款予備費は、40万円を計上するものでございます。 以上が令和4年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算の概要でございます。 次に、予算書の221ページをお開き願います。 議案第5号 令和4年度宮古市介護保険事業特別会計予算についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ65億1,451万8,000円と定めるものでございます。 第2条は、一時借入金の金額を2億円と定めるものでございます。 第3条は、歳出予算の流用について、各項間の流用を定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、224、225ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 この表は、介護保険事業特別会計歳入の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の本年度の予算額をご覧願います。 1款介護保険料12億2,871万7,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 2款分担金及び負担金919万5,000円は、介護認定審査会の共同設置に係る構成市町村負担金の収入見込みを計上するものでございます。 3款使用料及び手数料20万1,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 4款国庫支出金16億3,016万1,000円、5款支払基金交付金16億4,906万8,000円、6款県支出金9億2,031万9,000円は、各事業に充当いたします国庫支出金等特定財源の収入見込みを計上するものでございます。 7款財産収入17万3,000円は、介護保険財政調整基金の利息収入見込みを計上するものでございます。 8款繰入金10億7,551万3,000円は、各事業に充当いたします一般会計からの繰入金等の収入見込みを計上するものでございます。 9款繰越金と10款市債は、整理科目でございます。 11款諸収入は116万9,000円を計上するもので、増額の主な理由はオンライン申請に対応する介護保険システム改修にかかる地方公共団体情報システム機構からの補助金の収入見込みを計上するものでございます。 次に、歳入をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 この表は、歳出の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の本年度の予算額をご覧願います。 1款総務費は1億3,461万9,000円で、主なものは職員の人件費及び介護保険事業に係る事務費でございます。 2款保険給付費は60億3,052万円で、主なものは介護保険サービス利用者の保険給付費を計上するものでございます。 3款財政安定化基金拠出金は整理科目でございます。 4款地域支援事業費は3億3,866万4,000円で、主なものは介護予防日常生活支援総合事業費及び地域包括支援センターの運営費など、地域支援事業に係る事業費を計上するものでございます。 5款保健福祉事業費は521万6,000円で、支援を必要とする高齢者に対し訪問指導を行う高齢者指導員の人件費等を計上するものでございます。 6款基金積立金は17万3,000円で、介護保険財政調整基金への利息の積立てを計上するものでございます。 7款公債費は27万4,000円で、一時借入れを行った場合の利子を計上するものでございます。 8款諸支出金は205万1,000円で、主なものは第1号被保険者介護保険料の還付金を計上するものでございます。 9款予備費は300万円を計上するものでございます。 以上が令和4年度宮古市介護保険事業特別会計予算の概要でございます。 次に、予算書の251ページをお開き願います。 議案第6号 令和4年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40万9,000円と定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、254、255ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 この表は、介護保険サービス事業勘定特別会計の歳入の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の本年度の予算額をご覧願います。 1款サービス収入33万4,000円は、事業収入見込みを計上するもので、233万5,000円の減額の主な理由は、宮古中央地域包括支援センターの委託に伴う介護予防サービス計画費収入の減額によるものでございます。 2款繰越金は7万4,000円で、収入見込みを計上するものでございます。 3款諸収入は整理科目です。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 この表は、歳出の款別の予算額を表したものでございます。 表の左側の本年度の予算額をご覧願います。 1款サービス事業費は40万9,000円で、要支援認定者の介護予防サービス計画作成に係る事業費を計上するものです。479万6,000円の減額の主な理由は、宮古中央地域包括支援センターの委託に伴う事業費の減額によるものでございます。 以上が令和4年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算の概要でございます。 次に、議案第1集、22-1ページをお開き願います。 議案第22号 宮古市介護予防拠点施設条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、令和4年3月31日をもって田代地区介護予防拠点施設を廃止しようとするものであります。 それでは、条例改正の内容についてご説明いたします。 第2条の改正は、田代地区介護予防拠点施設を削除しようとするものでございます。 なお、附則により条例の施行日は令和4年4月1日とするものでございます。 以上が本条例案の改正内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。田代地区介護予防拠点施設を廃止しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、32-1ページをお開き願います。 議案第32号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、宮古市新里学童の家の指定管理者に、公益社団法人宮古市シルバー人材センターを指定するため、地方自治法244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間は令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市新里学童の家の指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第3集、49-1ページをお開き願います。 議案第49号 令和3年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出補正の予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ987万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,856万5,000円とするものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、歳出からご説明いたしますので、49-6、49-7ページをお開きの上、歳出補正予算事項別明細書をご覧願います。 2、歳出。1款総務費、1項総務管理費、1目総務管理費87万4,000円の増額は、新里診療所の診療応援歯科医師謝礼金及び消費税納付金の実績見込みによるものでございます。 2項研究研修費、1目研究研修費26万5,000円の減額は、職員研修旅費等の実績見込みによるものでございます。 2款医業費、1項医業費、1目一般管理費828万7,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症検査キットの購入費の実績見込み及び医療機器等の賃貸料の実績見込みによるものでございます。 2目医薬品費230万円の減額は、医薬品等の購入実績見込みによるものでございます。 3目医療用消耗器材費10万円の増額は、新里診療所歯科の口腔衛生用資材購入費の実績見込みによるものでございます。 以上が歳出でございます。 次に歳入をご説明いたしますので、49-4、49-5ページをお開きの上、歳入補正予算事項別明細書をご覧願います。 1、歳入。1款診療収入、2項外来収入、1目国民健康保険診療報酬収入934万4,000円の減額から4目外来一部負担金収入30万円の減額までの合わせて2,879万8,000円の減額は、外来患者に係る診療報酬等の収入見込みによるものでございます。 3項その他診療収入、3目その他診療収入127万5,000円の減額は、予防接種料の収入見込みによるものでございます。 4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金615万3,000円の減額は、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。 2目国保会計繰入金35万2,000円の増額は、特別調整交付金の収入見込みによるものでございます。 6款諸収入、2項雑入、1目雑入2,355万円の増額は、新型コロナウイルスワクチン個別接種交付金等の収入見込みにより増額するものでございます。 7款県支出金、1項県補助金、1目へき地診療所設備整備補助金10万4,000円の減額は、医療機器等備品購入費の補正に伴い、財源を併せて減額するものでございます。 以上が、令和3年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第4号)の内容でございます。 次に、議案第3集、51-1ページをお開き願います。 議案第51号 令和3年度宮古市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,099万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億9,294万4,000円とするものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 初めに、歳出からご説明いたしますので、51-8、51-9ページをお開きの上、歳出補正予算事項別明細書をご覧願います。 2、歳出。1款総務費、2項認定調査費、1目認定調査費258万2,000円の減額は、主治医意見書作成手数料及び訪問調査委託料の実績見込みによるものでございます。 3項宮古地区介護認定審査会費、1目認定審査会費141万8,000円の減額は、宮古広域4市町村が共同で設置しております介護認定審査会の実績見込みによるものでございます。 2款保険給付費、1項介護サービス費、1目居宅介護サービス給付費1億585万2,000円の減額。 3目地域密着型介護サービス給付費1億2,049万1,000円の増額、5目施設介護サービス給付費1,802万円の減額、9目居宅介護サービス計画給付費367万9,000円の増額の合わせて29万8,000円の増額は、保険給付の実績見込みによるものでございます。 2項介護予防サービス、1目介護予防サービス給付費133万円の増額、3目地域密着型介護予防サービス給付費110万9,000円の増額は、保険給付の実績見込みによるものでございます。 3項高額介護サービス費、1目高額介護サービス費712万6,000円の増額は、保険給付の実績見込みによるものでございます。 51-10、51-11ページをお開き願います。 6項特定入所者介護サービス費、1目特定入所者介護サービス費1,952万2,000円の減額は、保険給付の実績見込みによるものでございます。 4款地域支援事業費、1項介護予防・日常生活支援総合事業費、1目介護予防・生活支援サービス事業費1,034万円の増額は、給付の実績見込みによるものでございます。 2目介護予防ケアマネジメント事業費196万4,000円の減額は、介護予防ケアマネジメント業務委託料の実績見込みによるものでございます。 2項包括的支援事業・任意事業費、1目包括的支援事業費1,642万9,000円の減額は、生活支援体制設備事業委託料等の実績見込みによるものでございます。 2目任意事業費928万6,000円の減額は、寝たきり老人等介護用品給付費などに係る実績見込みによるものでございます。 次に、歳入をご説明いたしますので、51-4、51-5ページをお開きの上、歳入補正予算事項別明細書をご覧願います。 1、歳入。1款介護保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料602万2,000円の減額は、収入見込みによるものでございます。 2款分担金及び負担金、1項負担金、1目介護認定審査会負担金68万5,000円の減額は、介護認定審査会の実績見込みによるものでございます。 4款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金5万4,000円の減額から、次の51-6、51-7ページにお移りいただき、6款県支出金、2項県補助金、1目地域支援事業交付金390万1,000円の減額までの、合わせて1,586万7,000円の減額は、歳出でご説明いたしました2款保険給付費及び4款地域支援事業費の補正に伴い、それぞれ負担割合に応じて計上するものでございます。 8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金842万4,000円の減額は、歳出でご説明いたしました1款総務費、2款保険給付費及び4款地域支援事業費の補正に伴い、それぞれの負担割合に応じて減額するものでございます。 以上が、令和3年度宮古市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)の内容でございます。 以上、保健福祉部が所管いたします議案7件につきましてご説明させていただきました。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 伊藤産業振興部長。     〔産業振興部長 伊藤重行君登壇〕 ◎産業振興部長(伊藤重行君) それでは、産業振興部が所管いたします議案10件につきまして、一括してご説明いたします。 初めに、令和4年度宮古市魚市場事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の295ページをお開き願います。 議案第10号 令和4年度宮古市魚市場事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,004万4,000円と定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、298、299ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 1款使用料及び手数料は1,924万6,000円で、収入見込みにより計上するものでございます。 2款繰入金は1,079万6,000円で、元利償還金に充当いたします一般会計からの繰入金の収入見込みを計上するものでございます。 3款繰越金、4款諸収入は整理科目でございます。 次に、歳出についてご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 1款市場事業費は989万2,000円で、魚市場維持管理費を計上するものでございます。 2款公債費は2,015万2,000円で、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が令和4年度宮古市魚市場事業特別会計予算の概要でございます。 続きまして、議案第1集、23-1ページをお開き願います。 議案第23号 宮古市営牧野条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、田老字岩瀬張地区に所在する水沢牧場の採草地について、今後、市営牧野としての利用が見込まれないことから、これに係る規定を条例から廃止しようとするものでございます。水沢牧場の土地所有者である摂待地区牧野農業協同組合が、管理上の理由から所有していた土地を処分することになったため、市営牧野としての機能を要しなくなったものでございます。 附則でございますが、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市田老字岩瀬張地内の牧野を廃止しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、33-1ページをお開き願います。 議案第33号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、宮古職業訓練センターの指定管理者に、職業訓練法人宮古職業訓練協会を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間は令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古職業訓練センターの指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、34-1ページをお開きください。 議案第34号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、次の34-2ページまでにわたる宮古市農林漁村地域多目的集会施設27施設について、施設ごとにそれぞれ記載しているものを指定管理者に指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間はそれぞれ令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市農林漁村地域多目的集会施設の指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、35-1ページをお開きください。 議案第35号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、宮古市花輪農村文化伝承館の指定管理者に花輪自治会を指定するため、地方自治法第240条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市花輪農村文化伝承館の指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、36-1ページをお開きください。 議案第36号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、青倉農産加工体験施設及び田代地区農林水産物処理加工施設において、施設ごとにそれぞれ記載しているものを指定管理者に指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間はそれぞれ令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。青倉農産加工体験施設及び田代地区農林水産物処理加工施設の指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、37-1ページをお開きください。 議案第37号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、宮古市林業者地域多目的集会施設6施設について、施設ごとにそれぞれ記載しているものを指定管理者に指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間はそれぞれ令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市林業者地域多目的集会施設の指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、議案第1集、38-1ページをお開きください。 議案第38号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、黒森ふれあい館の指定管理者に黒森ふれあい館運営協議会を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。黒森ふれあい館の指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 続きまして、議案第1集、42-1ページをお開き願います。 議案第42号 津軽石漁港区域内における公有水面埋立てに対する意見に関し議決を求めることについて、ご説明申し上げます。 この議案は、公有水面埋立て法第3条第1項の規定により、岩手県知事から宮古市管理漁港である津軽石漁港区域内における公有水面埋立てについて意見を求められていることから、これに同意するものとし、同条第4項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 埋立ての内容についてご説明いたします。 埋立ての免許を出願した者は、宮古市です。 埋立区域につきましては、位置は宮古市赤前第15地割33番1及び80番地先水面です。 区域は、42-2ページをご参照願います。 面積は864.79㎡です。 埋立てに関する工事の施工区域につきましては、位置は埋立区域の位置と同じでございます。 区域は、42-2ページをご参照願います。 面積は2,895.88㎡でございます。 埋立地の用途は、漁港施設用地でございます。 埋立て工事の概要につきましては、宮古市が津軽石漁港において津軽石地区漁村再生交付金事業計画に基づき漁港施設用地864.79㎡を造成することにより、漁港施設用地の不足を解消し、流通の円滑化、水産業の持続的発展及び周辺漁村の活性化を図ろうとするものでございます。 埋立てに関する工事の施工に要する期間につきましては、着手期間は、免許の日から起算して180日以内、竣工期間は着手の日から令和7年3月31日まででございます。 以上が本議案に係る内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 42-1ページにお戻り願います。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。津軽石漁港区域内における公有水面埋立てについて、岩手県知事から意見を求められたので、これに対し答申するに当たり、議会の議決を経ようとするものでございます。これが、この議案を提出する理由でございます。 最後に、議案第3集、52-1ページをお開き願います。 議案第52号 令和3年度宮古市魚市場事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額を、52-2ページの第1表歳入歳出予算補正のとおりとするものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、52-4、52-5ページをお開き願います。 上段の表をご覧願います。 1款使用料及び手数料、1項使用料、1目魚市場使用料958万1,000円の減額は、水揚げ額の減少に伴い、使用料を減額するものでございます。 2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金950万円の増額は、水揚げ額の減少に伴い、一般会計からの繰入金を増額するものでございます。 3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金8万2,000円の増額は、繰越金額の確定に伴い、増額をするものでございます。 4款諸収入、1項雑入、1目消費税還付金1,000円の減額は、金額の確定に伴い減額するものでございます。 以上が、令和3年度宮古市魚市場事業特別会計補正予算(第1号)の内容でございます。 以上、産業振興部が所管いたします議案10件につきまして一括してご説明いたしました。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 藤島都市整備部長。     〔都市整備部長 藤島裕久君登壇〕 ◎都市整備部長(藤島裕久君) それでは、都市整備部が所管する議案4件につきまして、一括してご説明いたします。 初めに、議案第1集、24-1ページをお開き願います。 議案第24号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例について、ご説明いたします。 本条例案は、東日本大震災の被災入居者について、収入超過者の認定と高額所得者への明渡し請求に係る規定を新たに定めるとともに、入居者の義務である収入申告について、認知症等の場合に申告義務を緩和するなどの改正をしようとするものでございます。 改正の内容についてご説明いたします。 第6条は、国の法改正により東日本大震災復興特別区域法第20条が削除されたことに伴う所要の整備でございます。 第7条は、引用する条文の修正に係る所要の整備でございます。 第15条は、認知症等で申告義務を緩和した者の家賃の規定でございます。 24-2ページをお開き願います。 第16条は、認知症等で収入申告が困難な入居者について申告義務の緩和を図るものでございます。 本附則第4項は、災害住宅に入居する東日本大震災被災者について、居住の安定を図るため、収入超過に係る基準額を15万8,000円から25万9,000円に引き上げることで、家賃の負担軽減を図るものでございます。 本附則第5項は、同じく居住の安定を図るため、東日本大震災の被災入居者で高額所得者である者に対し、明渡しの請求を行わないこととするものでございます。 附則につきましては、第1項で本条例の施行日を、第2項で適用の年度を定めるものでございます。 以上が本案の内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。東日本大震災の被災者等に係る収入超過者の認定及び高額所得者に対する明渡しの請求の特例措置を講ずるとともに、心身の支障等で収入の申告をすることが困難である市営住宅入居者の収入申告義務の緩和等をしようとするものである。これが、この条例を提出する理由でございます。 続きまして、同じく議案第1集、26-1ページをお開き願います。 議案第26号 市道末広町線電線共同溝整備(その2)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本議案は、令和3年10月1日に議会の議決を経た市道末広町線電線共同溝整備(その2)工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法第96条第1項第5号及び宮古市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 変更内容は、契約金額の3億8,302万円を1,487万3,100円増額し、3億9,789万3,100円とするものでございます。 次に、変更の概要についてご説明いたしますので、裏面の26-2ページをお開き願います。 工事名、工事場所、工期、請負者につきましては変更はございません。 次に、主な変更内容についてご説明いたします。 電線共同溝において、地上機器設置箇所の変更による配線計画の見直しに伴い、特殊部Ⅱ型の追加、埋設管路の延長及びアスファルト舗装の増工をするものでございます。特殊部の設置において、矢板引き抜き時における地盤沈下を防止するため、工法を変更するものでございます。また、仮設計画の変更に伴い、路面覆工を減工するものでございます。加えて、工事中の排水路を確保するため、仮設排水路工を追加するものでございます。 次に、変更金額の内訳についてご説明いたします。 電線共同溝特殊部Ⅱ型は310万1,000円の増額。電線共同溝(埋設管路)は499万9,000円の増額。仮設工(土留・仮締切工)が1,174万8,000円の増額。仮設工(路面覆工)は2,739万9,000円の減額。仮設工(仮設排水路工)は884万2,000円の増額。アスファルト舗装工は646万5,000円の増額となります。諸経費は576万5,000円の増額となり、消費税135万2,100円の増額と合わせ、合計で1,487万3,100円の増額となります。 参考資料として、26-3、26-4ページに位置図及び計画平面図を添付しておりますので、ご参照願います。 以上が本議案に係る変更の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 26-1ページにお戻り願います。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。配線計画の見直しによる、電線共同溝の設計変更等に伴い、契約金額を変更しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 続きまして、同じく議案第1集、43-1ページをお開き願います。 議案第43号 市道路線の廃止についてご説明いたします。 本議案は、宮古地区の5路線について市道路線を廃止するため、道路法第10条第3項の規定において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 内容についてご説明いたします。 本議案で廃止しようとする、金浜中央線、金浜1号線、金浜2号線、江山寺線は、金浜地区産業用地整備事業に伴い新たに道路が整備されることから、議案第44号にて改めて認定するため廃止するものでございます。また、横川橋線は、岩手県が施工する近内川河川改修工事に伴い河川沿いに道路が整備されることから、議案第44号にて改めて認定するため廃止するものでございます。起点及び終点につきましては、記載のとおりでございます。 参考資料として、43-2ページから43-5ページに位置図及び廃止図面を添付しておりますので、ご参照願います。 以上が本案の内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。市道路線を廃止しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 続きまして、同じく議案第1集、44-1ページをお開き願います。 議案第44号 市道路線の認定についてご説明いたします。 本議案は、宮古地区の4路線について市道路線として認定するため、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 内容についてご説明いたします。 本議案で認定しようとする金浜中央線、金浜産業団地線、金浜産業団地支線は、金浜地区産業用地整備事業に伴い新たに道路が整備されることから認定するものでございます。また、横川橋線は、岩手県が施工する近内川河川改修工事に伴い河川沿いに道路が整備されることから、当該道路を市道として認定するものでございます。起点及び終点につきましては、記載のとおりでございます。 参考資料として、44-2ページから44-5ページに位置図及び認定図面を添付しておりますので、ご参照願います。 以上が本案の内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。市道路線として認定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 以上、都市整備部が所管いたします議案第24号、第26号、第43号及び第44号につきましてご説明いたしました。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 大久保上下水道部長。     〔上下水道部長 大久保一吉君登壇〕 ◎上下水道部長(大久保一吉君) 上下水道部が所管いたします議案8件について、一括してご説明いたします。 初めに、令和4年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の259ページをお開き願います。 議案第7号 平和4年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,436万6,000円と定めるものでございます。 第2条は、債務負担行為について定めるものでございます。 第3条は、地方債の起債の目的、限度額等について定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、予算の概要を歳入歳出予算事項別明細によりご説明いたしますので、262、263ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表、左側の本年度予算額の欄をご覧ください。 1款分担金及び負担金18万1,000円と2款使用料及び手数料989万9,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 3款国庫支出金150万円は、農業集落排水施設機能保全計画と業務委託料に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 4款繰入金は一般会計からの繰入金で、1,928万1,000円を計上するものでございます。 5款繰越金と6款諸収入は、整理科目でございます。 7款市債350万円は、農業集落排水施設機能保全計画と業務委託料に充当いたします市債を計上するものでございます。 以上が歳入の概要でございます。 次に、歳出を説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 1款農業集落排水管理費1,580万8,000円は、農業集落排水施設の維持管理費のほか、農業集落排水施設機能保全計画と業務委託料を計上するものでございます。 2款公債費1,855万8,000円は、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が歳出の概要でございます。 次に、令和4年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の271ページをお開き願います。 議案第8号 令和4年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,104万9,000円と定めるものでございます。 第2条は、債務負担行為について定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、予算の概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、274、275ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表、左側の本年度予算額の欄をご覧ください。 1款分担金及び負担金18万円と2款使用料及び手数料322万1,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 3款繰入金は一般会計からの繰入金で、1,764万3,000円を計上するものでございます。 4款繰越金と5款諸収入は整理科目でございます。 以上が歳入の概要でございます。 次に、歳出を説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 1款漁業集落排水管理費721万8,000円は、漁業集落排水施設の維持管理費でございます。 2款公債費1,383万1,000円は、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が歳出の概要でございます。 次に、令和4年度宮古市浄化槽事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の283ページをお開き願います。 議案第9号 令和4年度宮古市浄化槽事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,788万5,000円と定めるものでございます。 第2条は、債務負担行為について定めるものでございます。 第3条は、地方債の起債の目的、限度額等について定めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、予算の概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、286、287ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表、左側の本年度予算額の欄をご覧ください。 1款分担金及び負担金680万2,000円と2款使用料及び手数料6,703万5,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 3款国庫支出金1,472万円は、浄化槽整備費に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 4款繰入金は一般会計からの繰入金で、6,122万2,000円を計上するものでございます。 5款繰越金と6款諸収入は整理科目でございます。 7款市債2,810万円は、浄化槽整備費に充当いたします市債を計上するものでございます。 以上が歳入の概要でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をご覧願います。 1款浄化槽管理費9,969万8,000円は、浄化槽の維持管理費でございます。 2款浄化槽整備費5,154万3,000円は、浄化槽設置40基等に係る費用を計上するものでございます。 3款公債費2,664万4,000円は、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が歳出の概要でございます。 次に、別冊となっております令和4年度宮古市水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。 議案第16号 令和4年度宮古市水道事業会計予算についてご説明いたします。 第2条からご説明いたします。 第2条は、業務の予定量を定めたもので、(1)給水栓数、(2)年間総配水量、(3)1日平均配水量につきましては、令和3年度の給水、排水の状況を鑑み、給水収益の状況等を基に、それぞれ予定量を見込んでおります。(4)の主要建設改良事業、(イ)配水設備改良費につきましては、4億8,103万4,000円を計上するものでございます。 第3条は、経常的な営業活動に係る収益的収入及び支出の予定額で、収入は15億8,005万5,000円、支出は14億8,212万4,000円を計上するものでございます。 次に、第4条、資本的収入及び支出の予定額は、津軽石地区配水管布設工事、市道末広町線ほか老朽管更新等工事等の施設整備等に係るもので、収入は2億4,806万7,000円、支出は2ページとなりますが、7億2,765万9,000円を予定しているものでございます。 1ページの第4条本文に戻っていただきまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は4億7,959万2,000円となり、この不足額の補填につきましては、当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金等で補填をするものでございます。 次に、第5条以降についてご説明いたしますので、改めて2ページをお開き願います。 第5条は、起債の目的、限度額等について定めたものでございます。 以下、第6条は一時借入金の限度額について、第7条は予定支出経費の同一款内の流用について、第8条は議会の議決を経なければ流用できない経費について、第9条は他会計からの補助金について、第10条は棚卸資産の購入限度額について、それぞれ定めております。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、3ページ以降は予算に係る説明資料でございます。 以上が令和4年度宮古市水道事業会計予算でございます。 次に、別冊となっております令和4年度宮古市下水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。 議案第17号 令和4年度宮古市下水道事業会計予算についてご説明いたします。 第2条からご説明いたします。 第2条は業務の予定量を定めたもので、(1)処理戸数、(2)年間総処理水量につきましては令和3年度の処理水量の状況を鑑み、下水道使用料の状況等を基に、それぞれ予定量を見込んでおります。(3)の主要建設改良事業、(イ)公共下水道整備費につきましては、2億6,348万5,000円を計上するものでございます。 第3条は、経常的な営業活動に係る収益的収入及び支出の予定額で、収入は15億2,697万2,000円、支出は15億897万2,000円を計上するものでございます。 次に、第4条、資本的収入及び支出の予定額は閉伊川水管橋耐震補強工事等下水道施設の整備、改良等に係るもので、収入は6億9,564万4,000円、支出は2ページになりますが、11億7,836万9,000円を予定しているものでございます。 1ページの第4条本文に戻っていただきまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は4億8,272万5,000円となり、この不足額の補填につきましては、当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金等で補填するものでございます。 次に、第5条以降についてご説明いたしますので、改めて2ページをお開き願います。 第5条は、債務負担行為について定めたものでございます。 以下、第6条は起債の目的、限度額等について、第7条は一時借入金の限度額について、第8条は予定支出経費の同一款内の流用について、第9条は議会の議決を経なければ流用できない経費について、第10条は他会計からの補助金について、それぞれ定めております。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、3ページ以降は予算に係る説明書類でございます。 以上が令和4年度宮古市下水道事業会計予算でございます。 次に、令和3年度宮古市下水道事業会計に係る利益積立金の目的外使用に関し議決を求めることについてご説明いたしますので、議案第1集、45-1ページをお開き願います。 議案第45号 令和3年度宮古市下水道事業会計に係る利益積立金の目的外使用に関し議決を求めることについて。 令和3年度宮古市下水道事業会計に係る利益積立金をその目的以外の使途に使用することに関し、地方公営企業法施行令第24条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 利益積立金の額は1億円。目的以外の使途に使用する額は9,424万9,000円。 使途の内容は、平成28年台風第10号豪雨災害により被災した宮古市公共下水道宮古中継ポンプ場の災害復旧事業に係る国庫負担金の返還に要する経費の財源でございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。令和3年度宮古市下水道事業会計に係る利益積立金をその目的以外の使途に使用しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、令和3年度宮古市水道事業会計補正予算(第5号)についてご説明いたしますので、議案第3集、55-1ページをお開き願います。 議案第55号 令和3年度宮古市水道事業会計補正予算(第5号)。 第2条から説明いたします。 第2条は、資本的収入の補正でございます。 本文下の欄の収入でございますが、第1款資本的収入、第3項出資金71万5,000円の増額は、9月定例会議で議決をいただきました簡易水道事業債借入れ超過に係る当然繰上償還によるもので、宮古市一般会計からの繰入れでございます。これにより、第1款資本的収入を既決予定額3億5,165万6,000円に71万5,000円を増額し、3億5,237万1,000円とするものでございます。 第2条本文につきましては、資本的収入の補正に伴う収支不足額とそれを補填する内部留保資金を、それぞれ本文のとおり改めるものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、55-2ページ以降は、予算の詳細に係る説明書類でございます。 以上が、令和3年度宮古市水道事業会計補正予算(第5号)の内容でございます。 次に、令和3年度宮古市下水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたしますので、56-1ページをお開き願います。 議案第56号 令和3年度宮古市下水道事業会計補正予算(第2号)。 第2条から説明いたします。 第2条は業務の予定量の補正でございます。(3)の主要建設改良事業の(イ)公共下水道整備費は、既決予定額2億4,193万8,000円から1,367万円を減額し、2億2,826万8,000円とするもので、事業の確定見込みによるものでございます。 第3条は、資本的収入及び支出の補正でございます。 本文下の欄の収入でございますが、第1款資本的収入、第1項企業債600万円の減額及び第4項国庫補助金670万円の減額は、事業の確定見込みによる減額でございます。 次に、支出でございますが、1款資本的支出、1項建設改良費1,367万円の減額は、事業の確定見込みによるものでございます。 第3項国庫負担金返還金は項を新設の上、9,424万9,000円を計上するもので、平成28年台風第10号豪雨災害で被災した宮古中継ポンプ場に係る災害共済金と発生物件売却益に伴う国庫負担金返還金でございます。 災害共済金及び発生物件売却益負担率100分の87.9を乗じた9,424万9,000円を返還するための予算を改めて計上するものでございます。 これにより、1款資本的支出を既決予定額11億7,463万6,000円に8,057万9,000円を増額し、12億5,521万5,000円とするものでございます。 第3条本文につきましては、資本的収入及び支出の補正に伴う、収支不足額とそれを補填する内部留保資金に利益積立金を加え、それぞれ本文のとおり改めるものでございます。 56-2ページをお開き願います。 第4条は、企業債の限度額の補正でございます。資本的収入の起債の補正により起債の限度額を600万円減額し、4億4,620万円とするものでございます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、56-3ページ以降は、予算の詳細に係る説明書類でございます。 以上が、令和3年度宮古市下水道事業会計補正予算(第2号)の内容でございます。 以上、上下水道部が所管いたします議案8件についてご説明申し上げました。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 芳賀危機管理監。     〔危機管理監 芳賀直樹君登壇〕 ◎危機管理監(芳賀直樹君) 危機管理監が所管する議案についてご説明いたします。 議案第1集、25-1ページをお開き願います。 議案第25号 宮古市消防団条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本条例案は、消防団員を確保し地域防災力の低下を防ぐことを目的としており、令和3年4月13日付、消防庁長官第171号通知に基づき、消防団員の処遇改善を図るものでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明申し上げます。 第4条第2項は、第14条第1項第1号キ、機能別消防団員について追記するものでございます。 第14条第1項第1号は、消防団員の班長及び団員の階級における報酬の年額を改めるものでございます。班長の年額を3万2,000円から3万7,000円に、団員の年額を2万5,000円から3万6,500円に増額するものでございます。 第14条第1項第2号は、現行の第15条費用弁償を廃止し、出動報酬を創設するものでございます。火災の職務に4時間以上従事した場合、日額8,000円。4時間を超えない範囲内で従事した場合、日額4,000円。風水害または地震による災害に係る職務に従事した場合、日額8,000円。これらに掲げる職務以外の職務に従事した場合、現行どおり2,400円とするものでございます。 第14条第2項は年額報酬の支給方法、同条第3項は出動報酬の支給方法について規定するものでございます。 25-2ページをお開き願います。 附則第4項の費用弁償につきましては、第14条の改正を受け、廃止するものでございます。 次に、附則でございますが、第1項は本条例の施行日を令和4年4月1日とするものでございます。 第2項は、この条例改正後の宮古市消防団条例の規定は、令和4年度以後の年度分の報酬について適用し、令和3年度分までの報酬については、従前の例によるものとするものでございます。 第3項は、この条例の施行の日前に弁償すべき職務に従事した場合の費用弁償については、従前の例によるものとするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。年額報酬の額の改定及び出動報酬の創設をしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(古舘章秀君) 菊地教育部長。     〔教育部長 菊地俊二君登壇〕
    ◎教育部長(菊地俊二君) それでは、教育委員会が所管する議案につきましてご説明いたします。 議案第1集、39-1ページをお開き願います。 議案第39号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて説明いたします。 本議案は、宮古市地区センターである9施設について、施設ごとにそれぞれ記載している者を指定管理者に指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間はそれぞれ令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上が本議案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 令和4年2月14日提出、宮古市長、山本正徳。 理由。宮古市地区センターの指定管理者を指定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 ただいま議題となっております議案第1号から第56号までの56件については、お手元に配付しております委員会付託のとおり、それぞれ予算特別委員会及び所管の常任委員会に付託します。 それでは、予算特別委員会の開催のため、暫時休憩します。 本会議の再開時間は追ってお知らせします。暫時休憩します。     午後3時19分 休憩     午後4時29分 再開 ○議長(古舘章秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程の追加 ○議長(古舘章秀君) お諮りします。 ただいま予算特別委員会委員長より、本会議休憩中に議案第46号の審査が終了した旨、報告がありました。 これを日程に追加し、追加日程第1として議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、議案第46号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定しました。----------------------------------- △追加日程第1 議案第46号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号)(予算特別委員会委員長報告) ○議長(古舘章秀君) 追加日程第1、議案第46号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号)を議題とします。 本件について、予算特別委員会に審査を付託しておりますので、委員長の報告を求めます。 工藤予算特別委員会委員長。     〔21番 工藤小百合君登壇〕 ◆21番(工藤小百合君) 令和4年3月定例会議において、当委員会に付託されました議案第46号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号)につきまして、本日2月14日に委員会を開催し、当局の説明を受けながら慎重に審査しましたので、その経過と結果につきまして報告を申し上げます。 議案第46号 令和3年度宮古市一般会計補正予算(第16号)でありますが、3款2項2目保育士等処遇改善臨時特例事業について、委員から「令和4年2月と3月の賃金改善分の予算提案だが、来年度も事業継続する見込みか伺う」との質疑があり、「令和4年10月以降は公定価格の見直しにより恒久的に賃金改善されるため、9月まで事業実施する予定である」との答弁がありました。 また、7款1項2目家賃支援給付事業について、委員から「給付対象の要件について伺う」との質疑があり、「令和3年10月から令和4年3月までの期間のいずれかの月の売上高が、前年または前々年の同月比で20%以上減少しているものが対象となる。これまでは30%以上の減少を要件としていたが、コロナの影響が長期化して経営が苦しいという声を反映して対象を拡大した」との答弁がありました。 そのほかにも、議案の理解を深める意味での質疑や関連した質疑が行われましたが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において、各委員から市に対して様々な提言あるいは意見が出されました。市当局におかれては、経費の節減を図りながら適正に予算を執行されるよう申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(古舘章秀君) 委員長の報告が終わりました。 予算特別委員会は、議長を除く全議員で構成されておりますので、委員長報告に対する質疑を省略します。 お諮りします。 議案第46号については討論を省略し、採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、議案第46号は討論を省略し、直ちにお諮りします。 議案第46号に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、議案第46号は委員長の報告のとおり可決されました。----------------------------------- △散会 ○議長(古舘章秀君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。 明日2月15日から27日までの13日間は、常任委員会等開催及び議案思考のため休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、明日2月15日から27日までの13日間は休会とすることに決定しました。 本日はこれをもって散会します。 ご苦労さまでした。     午後4時35分 散会...