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09月18日-02号

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  1. 宮古市議会 2020-09-18
    09月18日-02号


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    令和 2年  9月 定例会議       宮古市議会定例会 令和2年9月定例会議 会議録第2号第2号令和2年9月18日(金曜日)-----------------------------------議事日程第2号 日程第1 報告第2号 旧宮古市役所本庁舎・分庁舎解体工事請負契約契約金額の変更に係る専決処分について 日程第2 議案第1号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第9号)      議案第2号 令和2年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)      議案第3号 令和2年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第1号)      議案第4号 令和2年度宮古市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第5号 令和2年度宮古市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)      議案第6号 令和2年度宮古市墓地事業特別会計補正予算(第1号)      議案第7号 令和2年度宮古市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第8号 令和2年度宮古市下水道事業会計補正予算(第1号)      (予算特別委員会委員長報告) 日程第3 議案第9号 宮古市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例      議案第10号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例      議案第11号 宮古市地域創生センター条例      議案第12号 宮古市川井地域バス条例の一部を改正する条例      議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについて      請願第8号 緊急経済対策に「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願      (総務常任委員会委員長報告) 日程第4 議案第13号 宮古市乳幼児、小中学生、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例      議案第14号 宮古市学校施設設備基金条例の一部を改正する条例      議案第15号 宮古市立学校条例の一部を改正する条例      議案第16号 宮古市教育研究所設置条例の一部を改正する条例      議案第20号 損害賠償請求に係る和解に関し議決を求めることについて      議案第21号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて      請願第9号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める請願      請願第10号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の実現を求めることについての請願      (教育民生常任委員会委員長報告) 日程第5 議案第17号 高浜地区道路整備(その1)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて      議案第18号 崎山松月線道路改良工事請負契約の締結に関し議決を求めることについて      議案第22号 市道路線の廃止について      議案第23号 市道路線の認定について      (産業建設常任委員会委員長報告) 日程第6 議案第24号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第10号)-----------------------------------本日の会議に付した事件 上記日程のとおり出席議員(22名)    1番   白石雅一君       2番   木村 誠君    3番   西村昭二君       4番   畠山 茂君    5番   小島直也君       6番   鳥居 晋君    7番   熊坂伸子君       8番   佐々木清明君    9番   橋本久夫君      10番   伊藤 清君   11番   佐々木重勝君     12番   高橋秀正君   13番   坂本悦夫君      14番   長門孝則君   15番   竹花邦彦君      16番   落合久三君   17番   松本尚美君      18番   加藤俊郎君   19番   藤原光昭君      20番   田中 尚君   21番   工藤小百合君     22番   古舘章秀欠席議員(なし)-----------------------------------説明のための出席者   市長        山本正徳君   副市長       佐藤廣昭君   副市長       桐田教男君   教育長       伊藤晃二君   総務部長      中嶋 巧君   企画部長      菊池 廣君   市民生活部長    松舘恵美子君  保健福祉部長    伊藤 貢君   産業振興部長    伊藤重行君   都市整備部長    藤島裕久君   危機管理監     芳賀直樹君   上下水道部長    大久保一吉君   教育部長      菊地俊二君   総務課長      若江清隆君   財政課長      箱石 剛君   契約管財課長    菊池 敦君   都市計画課長    盛合弘昭-----------------------------------議会事務局出席者   事務局長      下島野 悟   次長        松橋かおる   主任        佐々木健太 △開議      午前10時00分 開議 ○議長(古舘章秀君) おはようございます。 ただいままでの出席は22名でございます。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 報告第2号 旧宮古市役所本庁舎・分庁舎解体工事請負契約契約金額の変更に係る専決処分について ○議長(古舘章秀君) 日程第1、報告第2号 旧宮古市役所本庁舎・分庁舎解体工事請負契約契約金額の変更に係る専決処分についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 藤島都市整備部長。     〔都市整備部長 藤島裕久君登壇〕 ◎都市整備部長藤島裕久君) 報告2-1ページをご覧願います。 報告第2号 旧宮古市役所本庁舎・分庁舎解体工事請負契約契約金額の変更に係る専決処分についてご報告いたします。 これは、令和元年6月21日に議会の議決を経た旧宮古市役所本庁舎・分庁舎解体工事請負契約に関し、その契約金額の変更について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分したことから、同条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 専決処分した年月日は、令和2年9月10日です。変更前の契約金額は4億2,394万円、変更後の契約金額は4億1,657万6,600円、これは736万3,400円の減額となります。 次に、変更の概要につきましてご説明いたしますので、裏面の2-2ページをお開き願います。 工事名、工事場所、工期、請負者の変更はございません。 変更内容は、躯体撤去において、地下水位の影響により、当初地盤から3mまで撤去及び処分を考えていた基礎部分について、遊水位置の1.3mまでとしたことから、基礎部取壊し撤去及び処分を減工し616万5,000円減額するものでございます。その他現場精査による減額は7万円です。諸経費につきましては45万9,000円の減額となります。 以上、これらの工事費の変更額の合計は669万4,000円の減額、消費税につきましては66万9,400円の減額となります。 以上により、工事費及び消費税の変更額の合計は736万3,400円の減額となるものでございます。 以上が、本件に関わる変更の主な内容でございます。 令和2年9月18日提出、宮古市長山本正徳。 以上、ご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 本件については、議会が委任している事項でございますが、何かございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) なければ、本件はこれで終わります。----------------------------------- △日程第2 議案第1号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第9号)(予算特別委員会委員長報告) △議案第2号 令和2年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)(予算特別委員会委員長報告) △議案第3号 令和2年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第1号)(予算特別委員会委員長報告) △議案第4号 令和2年度宮古市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)(予算特別委員会委員長報告) △議案第5号 令和2年度宮古市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)(予算特別委員会委員長報告) △議案第6号 令和2年度宮古市墓地事業特別会計補正予算(第1号)(予算特別委員会委員長報告) △議案第7号 令和2年度宮古市水道事業会計補正予算(第3号)(予算特別委員会委員長報告) △議案第8号 令和2年度宮古市下水道事業会計補正予算(第1号)(予算特別委員会委員長報告) ○議長(古舘章秀君) 日程第2、議案第1号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第9号)から議案第8号 令和2年度宮古市下水道事業会計補正予算(第1号)までの8件を一括議題とします。 本案について、予算特別委員会に審査を付託しておりますので、委員長の報告を求めます。 工藤予算特別委員会委員長。     〔21番 工藤小百合君登壇〕 ◆21番(工藤小百合君) 21番、工藤小百合です。 令和2年9月定例会議において、9月9日に当委員会に付託されました議案第1号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第9号)から議案第8号 令和2年度宮古市下水道事業会計補正予算(第1号)の計8件の議案につきまして、去る9月16日に委員会を開催し、当局の説明を受けながら慎重に審査しましたので、その結果につきまして報告を申し上げます。 まず、議案第1号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第9号)でありますが、2款1項7目新里地区コミュニティバス運行事業について、委員から、コミュニティバスの運賃はワンコイン100円という説明があった。患者輸送バスの運賃は無料であったが、今後はどのような取扱いになるのか伺うとの質疑があり、現在の制度設計ではコミュニティバスの利用者は100円の運賃でお願いしているところであるが、子供、障害者障害者の介助者の方は半額ということで説明をしている。現行の条例上にも減免規定があることから、減免の運用については今後検討していく旨を、先日の総務常任委員会でも説明させていただいたところであるとの答弁がありました。 また、3款1項5目地域密着型サービス施設等整備事業について、委員から、本事業で市内に介護施設を2か所整備する予定とのことだが、高齢者となる方がこれから増えていく中で、本事業は今後どのように展開していく予定なのか伺うとの質疑があり、現在、介護保険の第8期計画の策定を進めている。その作業の中で、市内における介護施設の需要や施設整備に対する介護事業者の意向等も踏まえながら、今後、施設が必要なのか、あるいは現状のままでよいのか検討していくとの答弁がありました。 また、6款1項5目農業用施設維持補修事業について、委員から、ため池ハザードマップ作成業務委託業務内容はどのようなものになるのか伺うとの質疑があり、過去に豪雨等で全国の多くのため池が被災し周辺に被害を与えたということがあった。これらを受け、都道府県及び市町村が中心となり全国のため池の一斉点検を行った。この結果、防災重点ため池に選定された市内2か所について、万が一、ため池が決壊するおそれが生じた場合に安全に迅速に避難できるよう、今回ハザードマップを作成しようとするものであるとの答弁がありました。 そのほかにも、議案の理解を深める意味での質疑や関連した質疑が行われましたが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第2号 令和2年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)につきましては、議案の理解を深める意味での質疑が行われましたが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号 令和2年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第1号)でありますが、委員から、診療所勤務医療従事者等に対し慰労金を給付するとのことだが、診療所ではオンラインでの遠隔診療を行うといった検討はあったのか伺うとの質疑があり、市内3つ国保診療所の先生方とオンラインでの遠隔診療の検討を行ったが、それぞれの地域で高齢の患者が多いことから遠隔診療の実現は難しいのではないかとの意見があった。今後も、様々な感染症がはやる想定をしていく中では、遠隔診療の検討をさらに深めていかなければならないと考えているとの答弁がありました。 そのほかにも、議案の理解を深める意味での質疑や関連した質疑が行われましたが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第4号 令和2年度宮古市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、質疑及び反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 令和2年度宮古市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、議案の理解を深める意味での質疑が行われましたが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号 令和2年度宮古市墓地事業特別会計補正予算(第1号)から議案第7号 令和2年度宮古市水道事業会計補正予算(第3号)の2件の議案につきましては、質疑及び反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号 令和2年度宮古市下水道事業会計補正予算(第1号)でありますが、委員から、積算根拠に記載されている支障物移設補償金とは何に対する補償なのか伺うとの質疑があり、現場でボックスカルバートを設置するに当たり支障となる物件が発生し、具体的には電力柱、NTT柱、水道管があり、これらの移設補償として今回予算計上をさせていただいたものであるとの答弁がありました。 そのほかにも、議案の理解を深める意味での質疑や関連した質疑が行われましたが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において、各委員から市に対して様々な提言あるいは意見が出されました。 市当局におかれては、経費の削減を図りながら適正に予算を執行されるよう申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(古舘章秀君) 委員長の報告が終わりました。 予算特別委員会は、議長を除く全議員で構成されておりますので、委員長報告に対する質疑を省略します。 お諮りします。 議案第1号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第9号)から議案第8号 令和2年度宮古市下水道事業会計補正予算(第1号)までの8件については、討論を省略し、一括採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、議案第1号から議案第8号までの8件は、討論を省略し、直ちにお諮りします。 議案第1号から議案第8号までの8件に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、議案第1号から議案第8号までの8件は、委員長の報告のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第3 議案第9号 宮古市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例(総務常任委員会委員長報告) △議案第10号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例(総務常任委員会委員長報告) △議案第11号 宮古市地域創生センター条例総務常任委員会委員長報告) △議案第12号 宮古市川井地域バス条例の一部を改正する条例(総務常任委員会委員長報告) △議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについて(総務常任委員会委員長報告) △請願第8号 緊急経済対策に「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願(総務常任委員会委員長報告) ○議長(古舘章秀君) 日程第3、議案第9号 宮古市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例から議案第12号 宮古市川井地域バス条例の一部を改正する条例、議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについて及び請願第8号 緊急経済対策に「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願の6件を一括議題とします。 本件について、総務常任委員会に審査を付託しておりますので、委員長の報告を求めます。 松本総務常任委員会委員長。     〔17番 松本尚美君登壇〕 ◆17番(松本尚美君) 令和2年9月定例会議において当委員会に付託されました議案5件、請願1件につきまして、去る9月11日に委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 議案第9号 宮古市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例でありますが、委員より、特殊勤務手当額の根拠は何かとの質疑があり、国の額を参考にしている。県も同様の額であるとの答弁がありました。 また、委員より、患者等に長時間にわたり接して行う作業とあるが、この長時間とはどのくらいの時間をいうのかとの質疑があり、1日の作業時間の累計がおおむね1時間以上である場合と考えているとの答弁がありました。 議案に反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 次に、議案第10号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例でありますが、委員より、議案の理解を深める立場から、租税特別措置法第35条の3第1項について関連した質疑が行われましたが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 次に、議案第11号 宮古市地域創生センター条例でありますが、委員より、第4条第3号で指定された場所以外の場所での喫煙や飲食が禁止されている。敷地内禁煙と思っているが喫煙所設置予定があるのか。また、飲食も制限されており、施設の1階は親子が自由に遊べるスペースだと思うが、どのスペース飲食禁止にするつもりなのかとの質疑があり、現在のところは喫煙所設置予定はなく敷地内禁煙と考えている。また、飲食については一定程度の飲食は見込んでいるが、ある程度の制限を設けた上で適切に使用していただくという趣旨であるとの答弁がありました。 次に、委員より、第6条に利用料が示され、かなり安いと感じる。他の公民館等の料金との整合性はどのように検討されたのかとの質疑があり、現在の評価額に100分の5を掛け、面積当たり利用料金を定めた。他の公共施設近隣施設と整合性を保ちながら進めてきたものであるが、計算上端数を切り上げた都合で全施設100円となった。なお、冷暖房使用料は分けて考えているとの答弁がありました。 また、委員より、この条例中には、休館日、開館時間が盛り込まれておらず、規則等で定めると解釈するが、これらについてどう考えているのかとの質疑があり、基本的には規則で定めていく予定である。指定管理を予定していることから、指定管理者の公募をする前に決めたいと考えているとの答弁がありました。 議案に反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 次に、議案第12号 宮古市川井地域バス条例の一部を改正する条例でありますが、委員より、議案の理解を深める立場から関連した質疑が行われましたが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 次に、議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについてでありますが、質疑、討論もなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 次に、請願第8号 緊急経済対策に「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願は、紹介議員請願提出者及び参考人の出席を求め、慎重に審査しました。 討論では、請願の趣旨は、あくまでも緊急経済対策として、消費税を当面5%に引き下げるほうが、あれこれ給付金事業を行うよりはるかに効果が高いというところがポイントである。請願提出者が紹介した新聞記事消費税減税で景気を刺激してほしいということに尽きるとの賛成の意見が出されました。 一方、消費税率の10%への増税により、全世代型の社会保障制度が新たに追加になった部分を評価している。当市でも、保育関係学校関係が無償化になった。消費税を5%に下げたときの社会保障制度の先行きの不安が払拭できないとの反対の意見が出されました。 採決の結果、賛成2、反対4で、不採択とすべきものと決定したところであります。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(古舘章秀君) 委員長の報告が終わりました。 質疑、討論及び採決は、議案ごとに行います。 これより、議案第9号 宮古市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑がないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。 委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。 委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号 宮古市地域創生センター条例委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑がないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論がないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。 委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号 宮古市川井地域バス条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑がないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。 委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについての委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑がないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。 委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、請願第8号 緊急経済対策に「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑がないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。 まず、請願に賛成者の発言を許します。 落合久三君。     〔16番 落合久三君登壇〕 ◆16番(落合久三君) 請願第8号 緊急経済対策に「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願は、総務常任委員会では否決されましたが、これに反対する討論を行います。 反対の理由の第一は、この間の消費増税が暮らしと経済を低迷させているからであり、その打開の大きな力となるのが消費税減税だからであります。リーマンショックという激震の翌年2009年から5年間の日本のGDPは3.9%と大きく低迷をいたしました。ところが、昨年2019年はさらに後退を続け2.9%になり、昨今の新聞報道等で明らかなように、今回4-6月の四半期の伸びの減少は27.8%と戦後最大の落ち込みを記録しました。 もう一つ言いますと、2010年から2017年の7年間、安倍第2次内閣と5年間弱ダブりますが、各国のGDPの伸び率をOECDが発表しております。アメリカ2.27倍、フランス1.78倍、イギリス1.7倍、ドイツ1.66倍、日本1.1倍であり、日本は経済成長が停滞している国(OECD調べ)と言われるのは、この事実の上に立っての評価であります。 他方、国民生活はどうかといいますと、年金削減の連続、医療費負担増、生活保護の切下げ、介護の負担増で、この7年間で実に4兆3,000億円も負担増になったのであります。経済を立て直すという意味でも、暮らしを守るためにも、5%に減税すべきであります。 第二の理由は、とりわけ中小企業の経営に深刻な影響を与えており、その打開の大きな施策が減税だからであります。 今日、全国の企業数、法人数は381万社であります。そのうち、いわゆる大企業は1万1,000社、中小企業は380万社で、全法人数の実に99%が中小企業であります。平成30年の国税滞納額は、所得税3,848億円、消費税3,028億円、法人税923億円、いずれも国税庁の調べであります、などとなっており、消費税滞納額は国税滞納総額の実に36%を占めております。また、国税庁の統計年報書によりますと、確定申告数の49.8%に当たる115万件分の企業は消費税を滞納しているという驚くべき事実の公表であります。経営が赤字であっても納めるのが消費税であり、実に半数近い企業が滞納しているという実態は、消費増税がいかに中小企業を窮地に追いやっているかを如実に示していると思うのであります。 最後に、消費税を5%に引き下げれば約10兆円もの財源不足になるがそれをどう考えるのかという疑問、質問について最後に申し上げます。 以下述べる内容は、少なくない経済学者、大学教授、税政、証券、為替の専門家が共通して述べている内容であります。その中心点は2つであります。 1つは、税収確保の大原則が応能負担の原則であり、この応能負担の原則を徹底すること、2つ目はこれまでの歴代自民党政権自体が行ってきた税制税率に戻すという2つの内容であります。 1つは、大企業優遇税制の見直しをすれば4兆円を生み出すことができます。研究開発減税など租税特別措置の見直しをすべきであります。例えば、トヨタ自動車1社だけで年間研究開発減税は100億円を超えています。また、配当益金不算入制度、これも見直すべきであります。公表されているだけで100兆円を超えると言われる日本の多国籍企業と超富裕層のタックスヘイブン、租税回避地への税制課税の拡大であります。一例を挙げますと、個人でいえば、パナマ文書、これは日経新聞でも2015年大きく報道されましたが、楽天の三木谷氏、セコムの飯田氏、UCCの上島氏、丸紅、郵船汽船、ユニクロ、通信会社などなど、日本を代表する超大手の企業、個人であります。 2つ目に、法人税率の繰り返しの引下げを止め、以前の自民党政権が行ってきた税率に戻すだけで2.5兆円がつくれます。 第三に、所得税の最高税率を引下げ前の水準に戻すだけで1.9兆円をつくることができます。1999年には66%だった最高税率が今日50%、若干上がりましたけれども、これを66%の元に戻すだけで1兆9,000億円の財源が生まれます。 第四に、株の配当への総合課税、富裕層への証券課税を強化すれば1.2兆円生まれます。株の配当への課税は分離課税とされており、その率は住民税を含めても20%であります。これを欧米並みの30%、この30%は自民党政権がかつてやってきた税率であります。 第五に、相続税率を元に戻すだけで1.1兆円生まれます。 最後、第六に、為替取引税の創設で、東京為替市場の年間取引額は推計で100兆ドルと、目の回るような規模であります。多くの専門家が言うように、これに0.01%課税するだけで1兆円生まれる、専門家の意見は0.01%の課税なら貿易金融取引にはほとんど影響は出ないと断言をしていることであります。 こうしたことを実行に移すだけで、繰り返しますが、ほとんどの欧米でやっている税率、かつての自民党政権が長年守ってきた税率、これに戻すだけで十分に10兆円を超える財源をつくることができます。 さらに、最後に無駄遣い。例えば安倍首相がトランプ大統領に会って、F35戦闘機1機110億円するものを100機買うことを約束しました。全くふざけた話であります。今日、日本には、F35は今でも25機持っているのに何で新たに100機も買う必要があるのか、これだけで将来1兆円の支出であります。こうしたことを含めて、在日米軍への思いやり予算等も削減する、こうした支出の抑制、改善も含めれば、十分に財源を確保できると思うものであります。 以上が、反対の討論であります。 ○議長(古舘章秀君) 今、反対の討論という言葉がありましたが、賛成という言葉でよろしいですか。     〔「はい」「請願に賛成ということです」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 請願に賛成という、今、反対という言葉が出ましたので、分かりました、じゃ訂正して賛成という言葉に代えさせていただきます。 次に、請願に反対者の発言を許します。 西村昭二君。     〔3番 西村昭二君登壇〕 ◆3番(西村昭二君) 先日も総務常任委員会の中で、請願第8号に対して、この請願に対する反対の意見を述べさせていただきました。 委員長報告にもありましたけれども、内容は基本的には一緒であります。 まず、落合議員のほうから賛成の討論を私も今聞きまして、いろいろ考えるところはありました。消費税5%に下げることによっての10兆円の財源の確保の話とか、いろいろ今、落合議員の個人的な意見なのかなというところでお伺いしました。 私は、今ここでその内容を議論するつもりもありません。私は宮古市議会議員として日々活動する中で、この消費税10%増税になった後の全世代型の社会保障制度、これに対して非常に評価しております。活動をする中で、特に子育て世代です。保育施設の無償化、教育関係の無償化、様々そういったところで今、宮古市の若い子育て世代の方々が子育てしやすい生活を送ることができております。まずは、宮古市として見たときに、私は消費税10%になったというところは評価をしております。 先ほどから自民党政権の話はありましたが、さきの安倍政権2回消費税増税しております。安倍総理のときに2回も増税をしているわけです。それでも長期政権が続いているということは、国民の評価は、私は強い支持があったからだと評価しております。特にこの宮古市において、私の議員活動の中では子育て世代、高齢者世代、本当に幅広い世代の方々が消費税は上がったけれども生活はしやすくなったという声も聞いております。 もし請願のとおり5%消費税を下げたというところになりますと、昨年10月に、商売されている方々、様々な混乱に見舞われたと思います。システムの改修であるとか、様々なシステム改修、人件費、そういうところでも急にまた5%に戻すと、商売に対しての流れも悪くなり、私はそういうところも加味すると、緊急の経済対策で消費税率5%引下げというところはやはり賛成はできないというところでお話をさせていただきます。立場的には請願に反対というところで討論を終わらせていただきます。 以上です。 ○議長(古舘章秀君) ほかに討論はございませんか。 田中尚君。     〔20番 田中 尚君登壇〕 ◆20番(田中尚君) 議長、確認しますが、請願に賛成の討論を予定していますけれども。 ○議長(古舘章秀君) はい、請願に賛成の討論から、順次お願いいたします。 ◆20番(田中尚君) 委員長報告に反対の立場、表現を変えますと請願に賛成の立場で討論をさせていただきます。 先ほど、請願に反対する討論が西村議員からございました。端的に言いますと、教育費の無償、つまり消費税の10%に伴って社会保障それから本来の教育費の無償化が担保されたと、そういった意味では非常に市民の評価も高い、なおかつ過去の安倍総理の時代に総選挙6連勝ということから見ても、国民は支持しているという意味の反対討論がございました。 私はちょっと違うのではないのかなと思います。ここは地方議会ですので国政並みの議論をするつもりはありませんが、一つ言いたいことは、そもそも教育費に関していいますと、これは憲法で教育費無償にするという定めがございます。これは消費税の議論とは関係なく、長年の自民党政権が怠ってきたその政策を消費税の増税という形で言わばすり抜けようとする、そういった意味では私に言わせると、その場しのぎの言わば消費税増税をなすための方法だと思っているところであります。なおかつ、ここに来て菅内閣が誕生いたしました。副総理は盛んに「菅(かん)さん、菅(かん)さん」と呼んでいましたけれども、それはさておいて、菅内閣の下で今どういう議論がされているか。75歳以上の医療費の負担を窓口負担2割にするという議論が政府内で行われております。つまり、消費税の増税の根拠は、社会保障特に介護保険等を含めて持続的な社会保障の財源にするんだというのが最大の売りでありました。10%に引き上げるときに教育費の無償化が入ってきたと。いずれもこれはその場しのぎの理由でしかないということを改めて指摘をさせていただきたいと。 もう一つは、消費税を導入したときの総理大臣は竹下さんでございました。当時の国会の議論では、小さく生んで大きく育てる、こういうことでありました。3%はあくまでも有権者の国民の皆さんの抵抗を少なくするための3%から始めて、今おっしゃるように、これから人口減少が続く、高齢化が進む、社会保障費がどんどん膨張する、そういう中では財務省のシナリオは27%とかいう議論がされております。菅総理大臣は就任直後に消費税の増税をするという意味の発言をしまして、安倍総理は10年間しないと言っていると、これを引き継ぐという発言をしていますけれども、いずれ10%は通過点、これからもどんどん上げていくということが自民党内閣の方針であります。 そういった意味からも、消費税はつまり国家の財政、基幹税に間接税を据える、この大きな流れの中で増税がされてきていると。なおかつ、地方自治体の抵抗をそぐために、地方の部分にも一定程度消費税の財源を交付しますよと、非常に巧妙で国民をだますのにたけた、ちょっと本会議なので表現が不穏当な部分もありますけれども、あえて分かりやすい表現で。そのようなことを考えますと、消費税の本質、なおかつ10%上げるのも通過点、10年後に上げます、こういう下で経済が悪くなっていると。 こういう実態を考えますと、安倍総理の、リーマンショック並みの景気後退が起きない限りは増税はしません、増税しないということで2回値上げをして、なおかつ政権が吹っ飛ばなかったいうのは、これは一つには選挙制度のマジックがございます。 今の選挙制度は小選挙区制が中心になっておりまして、黒か白かであります。そういった意味では、民意の集約ということでは、民意の反映ではなくて、民意を集約するのが今の選挙制度だと。このことにつきましては、必ずしも選挙で勝ったから国民の世論が支持しているというふうには言えない面があることも指摘をして、請願に賛成の討論といたします。 以上です。 ○議長(古舘章秀君) 次に、請願に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) ないようですので、これで討論を終わります。 これより請願第8号を採決します。 この採決は、表決システムにより行います。 初めに、参加ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) お諮りします。 この請願に対する委員長の報告は、不採択とすべきものであります。 請願第8号を採択することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 請願に賛成の方は賛成ボタン、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押していただきたいと思います。 押し忘れはございませんね。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) なしと認め、確定いたします。 賛成少数です。 よって、本案は不採択とすることに決定いたしました。----------------------------------- △日程第4 議案第13号 宮古市乳幼児、小中学生、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例(教育民生常任委員会委員長報告) △議案第14号 宮古市学校施設設備基金条例の一部を改正する条例(教育民生常任委員会委員長報告) △議案第15号 宮古市立学校条例の一部を改正する条例(教育民生常任委員会委員長報告) △議案第16号 宮古市教育研究所設置条例の一部を改正する条例(教育民生常任委員会委員長報告) △議案第20号 損害賠償請求に係る和解に関し議決を求めることについて(教育民生常任委員会委員長報告) △議案第21号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(教育民生常任委員会委員長報告) △請願第9号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める請願(教育民生常任委員会委員長報告) △請願第10号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の実現を求めることについての請願(教育民生常任委員会委員長報告) ○議長(古舘章秀君) 日程第4、議案第13号 宮古市乳幼児、小中学生、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例から議案第16号 宮古市教育研究所設置条例の一部を改正する条例、議案第20号 損害賠償請求に係る和解に関し議決を求めることについて、議案第21号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、請願第9号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める請願及び請願第10号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の実現を求めることについての請願の8件を一括議題とします。 本件について、教育民生常任委員会に審査を付託しておりますので、委員長の報告を求めます。 熊坂教育民生常任委員会委員長。     〔7番 熊坂伸子君登壇〕 ◆7番(熊坂伸子君) 7番、熊坂伸子です。 令和2年9月定例会議におきまして当委員会に付託されました議案8件につきまして、去る9月14日に委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果につきましてご報告申し上げます。 初めに、議案第13号 宮古市乳幼児、小中学生、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例についてでありますが、委員から、今回、医療費給付事業の対象年齢の拡大に踏み切る理由は何かとの質疑があり、18歳までを給付対象としている自治体は、令和2年4月1日時点で、県内33自治体のうち22自治体である。来年4月にかけてこの数がさらに増える見込みであり、全県的な拡大の流れを踏まえ、本市でも対象年齢の拡大を決断したものであるとの答弁がありました。 議案に対する反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第14号 宮古市学校施設設備基金条例の一部を改正する条例についてでありますが、委員から、亀岳小学校の学校林をどのように処分したのかとの質疑があり、いわゆる分収契約により私有地の上に造林していた学校林を伐採、売却処分し、費用を除いた売買代金を地権者と市で5割ずつ分配したものであるとの答弁がありました。 また、委員から、学校林の処分は亀岳小学校の統廃合に伴う措置だったのかとの質疑があり、伐採処分自体は、地権者の要望に応じて平成30年度末に完了していた。今回の改正は、基金条例に残っていた学校林の記載を削除するためのものであるとの答弁がありました。 議案に対する反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号 宮古市立学校条例の一部を改正する条例についてでありますが、委員からは、議案に対する理解を深める立場から関連した質疑が行われましたが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第16号 宮古市教育研究所設置条例の一部を改正する条例についてでありますが、委員から、教育研究所を小山田の旧保健センターの建物内に移転させることとなった経緯を伺う。また、現在の新里の施設は今後どうなるのかとの質疑があり、教育研究所とサーモン教室を集約することで組織的な対応ができ、機能強化につながるため移転することとした。現在、新里の施設ではサーモン教室の業務も担っているため、引き続き分室的な位置づけで利用者からのニーズに応えていきたいとの答弁がありました。 議案に対する反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第20号 損害賠償請求に係る和解に関し議決を求めることについてでありますが、委員から、損害賠償和解金は水道事業会計の金額が一番大きいが、具体的にはどのような費用に対しての賠償請求だったのかとの質疑があり、水道事業会計では水道水の放射性物質検査の費用を請求した。また、下水道会計では、宮古と田老の浄化センターの脱水汚泥の放射性物質検査の費用を請求したとの答弁がありました。 議案に対する反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについてでありますが、委員から、これまでの指定管理料と今回の指定管理料に金額の差はあるのかとの質疑があり、本市の保育施設の指定管理料の算定には、私立保育園等での公定価格の仕組みを取り入れ、児童の年齢や人数に基づき算出している。年間7,880万円という今回の予定額は、年度当初に60人の定員を満たした場合の数値に基づいた積算であるとの答弁がありました。 議案に対する反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、請願第9号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める請願についてでありますが、委員から、請願において創設を希望する補助制度は年金受給年齢の者だけを対象とするのか。加齢性難聴は若年者でもかかる例があると聞くがどう考えるのか。また、補助要件や金額などは制度を創設する国などで考えてもらいたいということかとの質疑があり、難聴の判断は医師の診断によるものと考えるが、加齢性の難聴であれば必ずしも高齢者に限定するものではない。いずれにせよ、症状に応じてしっかりと補聴器の購入が可能になるような制度をつくってほしいという趣旨であるとの答弁がありました。 請願に対する反対の意見はなく、全会一致で採択すべきものと決定しました。 次に、請願第10号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の実現を求めることについての請願についてでありますが、委員から、請願者の団体は教育関係者で構成されているとのことだが、本市の学校教育の現場をどのような状況だと見ているのかとの質疑があり、地方都市は少子化が進んでいて、学校の統廃合に着手せざるを得ない地域が出ている。結果的に、児童・生徒の数が20人以下の学級が生まれているところもあるが、国が責任を持って少人数学級を目指してほしいというのが請願の趣旨であるとの答弁がありました。 請願に対する反対の意見はなく、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 なお、ただいま報告いたしました請願第9号、請願第10号につきまして、請願が採択された場合は、請願の趣旨に沿って、今定例会中に意見書案を提出する予定でおりますので、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(古舘章秀君) 委員長の報告が終わりました。 質疑、討論及び採決は、議案ごとに行います。 これより、議案第13号 宮古市乳幼児、小中学生、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号 宮古市学校施設設備基金条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号 宮古市立学校条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第16号 宮古市教育研究所設置条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第20号 損害賠償請求に係る和解に関し議決を求めることについての委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第21号 公の施設の指定管理者の指定に関し議決を求めることについての委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、請願第9号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める請願の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本件に対する委員長の報告は、採択すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 次に、請願第10号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の実現を求めることについての請願の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本件に対する委員長の報告は、採択すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。----------------------------------- △日程第5 議案第17号 高浜地区道路整備(その1)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて(産業建設常任委員会委員長報告) △議案第18号 崎山松月線道路改良工事請負契約の締結に関し議決を求めることについて(産業建設常任委員会委員長報告) △議案第22号 市道路線の廃止について(産業建設常任委員会委員長報告) △議案第23号 市道路線の認定について(産業建設常任委員会委員長報告) ○議長(古舘章秀君) 日程第5、議案第17号 高浜地区道路整備(その1)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて、議案第18号 崎山松月線道路改良工事請負契約の締結に関し議決を求めることについて、議案第22号 市道路線の廃止について及び議案第23号 市道路線の認定についての4件を一括議題とします。 本4件について、産業建設常任委員会に審査を付託しておりますので、委員長の報告を求めます。 佐々木産業建設常任委員会委員長。     〔11番 佐々木重勝君登壇〕 ◆11番(佐々木重勝君) 11番、佐々木重勝です。 令和2年9月定例会議において当委員会に付託されました議案4件につきまして、去る9月15日に委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果につきまして報告を申し上げます。 議案第17号 高浜地区道路整備(その1)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、委員からは、変更の概要に記載されているプレキャスト防護柵工について、その壁の厚さが50cmから22cmに変更になった理由は何か伺うとの質疑があり、当初、高速道路のトンネルの中を分離している防護柵と同じ厚さのもので計画していた。改めて内容を検討した結果、本道路に適合し十分な構造を持つものを選定し直し、今回仕様の変更を行うものであるとの答弁がありました。 委員からは反対の意見は特になく、議案第17号については全会一致で原案可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第18号 崎山松月線道路改良工事請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、委員からは、主な工事内容に残土処理工とあるが、本工事の際に発生する残土についてその置き場はどのように計画されているか伺うとの質疑があり、今回の工事で発生する残土は、樫内にある市有地に一旦仮置きをする形となる。本工事の一部工区の施工の際には盛土が必要となる予定であることから、最終的にはそちらに残土を流用することで計画をしているとの答弁がありました。 委員からは反対の意見は特になく、議案第18号については全会一致で原案可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第22号 市道路線の廃止について、議案第23号 市道路線の認定についてでありますが、この2件の議案につきましては関連があることから、一括で審査いたしました。 委員からは、議案に対する理解を深める質疑はありましたが、反対の意見はなく、議案第22号、議案第23号号の2件につきましては全会一致で原案可決すべきものと決定をいたしました。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(古舘章秀君) 委員長の報告が終わりました。 質疑、討論及び採決は、議案ごとに行います。 これより、議案第17号 高浜地区道路整備(その1)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについての委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第18号 崎山松月線道路改良工事請負契約の締結に関し議決を求めることについての委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第22号 市道路線の廃止についての委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第23号 市道路線の認定についての委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 質疑はないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古舘章秀君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第6 議案第24号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第10号) ○議長(古舘章秀君) 日程第6、議案第24号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第10号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 中嶋総務部長。     〔総務部長 中嶋 巧君登壇〕 ◎総務部長(中嶋巧君) 議案第2集、24-1ページをお開き願います。 議案第24号 令和2年度宮古市一般会計補正予算(第10号)についてご説明をいたします。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,380万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ463億5,818万5,000円とするものでございます。 令和2年9月18日提出、宮古市長山本正徳。 初めに、歳出からご説明いたしますので、24-4、5ページをお開きの上、中段の表をご覧願います。 2、歳出。 4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費7,400万円は、秋から冬にかけて新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されているインフルエンザについて、重症化リスクが高い高齢者、子供及び妊婦に対し、予防接種に係る助成費用を計上するものでございます。 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費は、新型コロナウイルスの影響により売上げが減少した市の特産品等の販売促進のため、インターネット販売を行うPCサイトの構築及び新聞紙面、ウェブ及びスマートフォンを活用した新たな形での情報発信に取り組むための費用700万円を計上するほか、特産品等の消費拡大のため、市民が特産品等をお歳暮等贈答品として送る際の送料を市が負担する費用510万円を計上するものでございます。また、市内における消費喚起を図り、飲食業や小売業の売上げを回復させるために実施する第2段プレミアム商品券の発行等に要する費用6,770万円を増額するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に、歳入をご説明いたしますので、上段の表をご覧願います。 1、歳入。 19款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金1億5,380万円は、今回の補正予算に要する一般財源を計上するものでございます。 以上が補正予算の内容でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 △資料 △資料 ○議長(古舘章秀君) 説明が終わりました。 本案については、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、予算特別委員会に付託します。 なお、予算特別委員会は、本日、本会議終了後に開催します。----------------------------------- △散会 ○議長(古舘章秀君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれをもって散会します。 ご苦労さまでした。     午前11時15分 散会...