宮古市議会 > 2016-02-17 >
02月17日-01号

  • "国指定重要有形民俗文化財"(/)
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  1. 宮古市議会 2016-02-17
    02月17日-01号


    取得元: 宮古市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-13
    平成28年  3月 定例会       平成28年3月宮古市議会定例会会議録第1号第1号平成28年2月17日(水曜日)-----------------------------------議事日程第1号 諸報告 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 平成28年度宮古市経営方針について 日程第4 平成28年度宮古市教育行政方針について 日程第5 報告第1号 小港漁港災害復旧(23災76号他)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について 日程第6 報告第2号 道路の管理に関する事故の専決処分について 日程第7 報告第3号 公用車の事故に関する専決処分について 日程第8 議案第1号 平成28年度宮古市一般会計予算 日程第9 議案第2号 平成28年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算 日程第10 議案第3号 平成28年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算 日程第11 議案第4号 平成28年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算 日程第12 議案第5号 平成28年度宮古市介護保険事業特別会計予算 日程第13 議案第6号 平成28年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算 日程第14 議案第7号 平成28年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算 日程第15 議案第8号 平成28年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算 日程第16 議案第9号 平成28年度宮古市浄化槽事業特別会計予算 日程第17 議案第10号 平成28年度宮古市魚市場事業特別会計予算 日程第18 議案第11号 平成28年度宮古市墓地事業特別会計予算 日程第19 議案第12号 平成28年度宮古市川井地域バス事業特別会計予算 日程第20 議案第13号 平成28年度宮古市山口財産区特別会計予算 日程第21 議案第14号 平成28年度宮古市千徳財産区特別会計予算 日程第22 議案第15号 平成28年度宮古市重茂財産区特別会計予算 日程第23 議案第16号 平成28年度宮古市刈屋財産区特別会計予算 日程第24 議案第17号 平成28年度宮古市水道事業会計予算 日程第25 議案第18号 平成28年度宮古市下水道事業会計予算 日程第26 議案第19号 宮古市薬師塗漆工芸館条例の一部を改正する条例 日程第27 議案第20号 宮古市乳幼児、小中学生、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例 日程第28 議案第21号 宮古市高齢者生活福祉センター条例の一部を改正する条例 日程第29 議案第22号 宮古市産業振興条例 日程第30 議案第23号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例 日程第31 議案第24号 宮古市いじめ問題対策委員会条例 日程第32 議案第25号 宮古市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第33 議案第26号 宮古市公民館条例の一部を改正する条例 日程第34 議案第27号 宮古市田老野球場条例の一部を改正する条例 日程第35 議案第28号 宮古市崎山貝塚縄文の森ミュージアム条例 日程第36 議案第29号 宮古市崎山貝塚縄文の森公園条例 日程第37 議案第30号 宮古市北上山地民俗資料館条例の一部を改正する条例 日程第38 議案第31号 平成27年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第4号) 日程第39 議案第32号 宮古市行政不服審査法施行条例 日程第40 議案第33号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 日程第41 議案第34号 宮古市における公聴会及び調査等に出頭又は参加する者の費用弁償支給条例の一部を改正する条例 日程第42 議案第35号 宮古市東日本大震災の被災者に対する固定資産税の減免に関する条例の一部を改正する条例 日程第43 議案第36号 宮古市選挙における選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する条例 日程第44 議案第37号 宮古市自治会研修センター条例の一部を改正する条例 日程第45 議案第38号 宮古市役所の支所及び出張所条例の一部を改正する条例 日程第46 議案第39号 宮古市消費生活センター条例 日程第47 議案第40号 宮古市保育所条例の一部を改正する条例 日程第48 議案第41号 宮古市コミュニティ消防防災センター条例の一部を改正する条例 日程第49 議案第42号 宮古市ゲートボール場条例の一部を改正する条例 日程第50 議案第43号 女遊戸地区漁業集落道整備その2工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて 日程第51 議案第44号 津軽石漁港海岸災害復旧(23災641号防潮堤)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて 日程第52 議案第45号 損害賠償請求に係るあっせんの申立てに関し議決を求めることについて 日程第53 議案第46号 宮古地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて 日程第54 議案第47号 宮古市過疎地域自立促進計画を定めることに関し議決を求めることについて 日程第55 議案第48号 市道路線の廃止について 日程第56 議案第49号 市道路線の認定について 日程第57 発議案第6号 宮古市暴力団排除条例 日程第58 陳情第8号 今まで不明であった陸こう整備について関係機関に住民説明会の開催を求める陳情 日程第59 陳情第9号 鍬ヶ崎防潮堤の工事延期について説明を求める陳情 日程第60 陳情第10号 閉伊川水門の工期再延期の説明を求める陳情-----------------------------------本日の会議に付した事件 上記日程のとおり出席議員(28名)    1番   今村 正君       2番   小島直也君    3番   近藤和也君       4番   佐々木清明君    5番   白石雅一君       6番   鳥居 晋君    7番   中島清吾君       8番   伊藤 清君    9番   内舘勝則君      10番   北村 進君   11番   佐々木重勝君     12番   須賀原チエ子君   13番   高橋秀正君      14番   橋本久夫君   15番   古舘章秀君      16番   工藤小百合君   17番   坂本悦夫君      18番   長門孝則君   19番   佐々木 勝君     20番   落合久三君   21番   竹花邦彦君      22番   松本尚美君   23番   坂下正明君      24番   茂市敏之君   25番   藤原光昭君      26番   田中 尚君   27番   加藤俊郎君      28番   前川昌登君欠席議員(なし)-----------------------------------説明のための出席者   市長        山本正徳君   副市長       山口公正君   教育委員長     佐々木敏美君  教育長       伊藤晃二君   総務部長      佐藤廣昭君   企画部長      山崎政典君   市民生活部長    滝澤 肇君   保健福祉部長    下澤邦彦君   産業振興部長    佐藤日出海君  都市整備部長    高峯聡一郎君   危機管理監     山根正敬君   上下水道部長    田崎義孝君   教育部長      熊谷立行君   総務課長      野崎仁也君   財政課長      菊池 廣君   契約検査課長    佐々木勝利君   企画課長      伊藤孝雄君   川井総合事務所長  豊坂一寿君   総合窓口課長    大森 裕君   生活課長      佐藤裕子君   福祉課長      松舘仁志君   産業支援センター所長                               中嶋良彦君   水産課長      山本克明君   建設課長      箱石文夫君   経営課長      飯岡健志君   教育委員会総務課長 中嶋 巧君-----------------------------------議会事務局出席者   事務局長      上居勝弘    次長        佐々木純子   主査        高村 学    主査        菊地政幸 △開議      午前10時00分 開議 ○議長(前川昌登君) おはようございます。 あの平成23年3月定例会最終日の3月11日、東日本大震災から5年が経過しようとしています。震災では多くの尊い人命と財産が失われました。ここに多くの犠牲者の方々に改めて黙祷をささげ、ご冥福をお祈りしたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。 全員起立願います。 黙祷。 黙祷を終わります。ありがとうございました。 これより平成28年3月宮古市議会定例会を開会します。 ただいままでの出席は28名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △諸報告 ○議長(前川昌登君) 諸報告を行います。 宮古市監査委員から、地方自治法第199条第9項及び第235条の2第3項の規定により、定期監査並びに一般会計、各特別会計、各企業会計の例月出納検査結果報告書の提出がありましたので、配付目録のとおりお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 これで諸報告を終わります。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(前川昌登君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、16番、工藤小百合さん、17番、坂本悦夫君を指名します。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(前川昌登君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 本定例会の会期については、議会運営委員会に諮問しておりますので、議会運営委員会委員長の報告を求めます。 田中議会運営委員会委員長。     〔26番 田中 尚君登壇〕 ◆26番(田中尚君) 26番、田中です。 おはようございます。議会運営委員会の報告を申し上げます。 本定例会の会期等につきまして、去る2月15日午前9時から委員会を開催し、説明員として総務部長、総務課長の出席を求め、協議を行いました。 今議会に上程が予定されます案件は、28年度予算18件、27年度補正予算12件、条例案28件、議決事項24件、専決処分の報告3件、議員提出議案1件及び陳情3件の計89件であります。 そのほか、一般質問、予算特別委員会及び各常任委員会審査等に関わる日程は、お手元に配付しました会期日程表のとおりであります。 よって、本定例会の会期は、本日から3月16日までの29日間と決定したところであります。 以上、報告といたします。 ○議長(前川昌登君) お諮りします。 議会運営委員会委員長の報告は、本日から3月16日までの29日間であります。委員長の報告のとおりしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月16日までの29日間と決定しました。----------------------------------- △日程第3 平成28年度宮古市経営方針について ○議長(前川昌登君) 日程第3、平成28年度宮古市経営方針について、市長の説明を求めます。 山本市長。     〔市長 山本正徳君登壇〕 ◎市長(山本正徳君) おはようございます。 平成28年3月市議会定例会の開会に当たり、宮古市経営方針について、私の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 東日本大震災の発災から間もなく5年がたとうとしております。この間、宮古市東日本大震災復興計画に基づき、「震災からの復興」を最重要課題として市政に取り組んでまいりました。 市民、市議会議員の皆様、そして職員の派遣をいただいております全国各地の自治体を初め、国内外からのご支援、ご協力により、一歩一歩着実に復興への歩みを進めております。 昨年の宮古港開港400周年では、記念イベントや大型船の寄港により、市外、県外からもたくさんの方々に宮古市においでいただきました。全国の皆様に「港とともに発展する宮古市」を情報発信することができました。 また、昨年3月には、北海道の室蘭港とのフェリー航路開設に向けて動き出すという、うれしいニュースがありました。航路が開設されれば、洞爺湖有珠山ジオパーク三陸ジオパークを結ぶ新たな観光ルートの創出や、人・もののさまざまな交流が期待されます。今後、関係機関と連携を図りながら、就航実現に向けた取り組みを強化していまいります。 復興まちづくりにおきましては、昨年11月に田老地区の土地区画整理事業防災集団移転促進事業による土地造成がほぼ完了したことから、「まちびらき記念式」を行い、新しいまちの門出を迎えることができました。新年度も復興事業を引き続き取り組むとともに、さまざまな機会を捉えて「復興する宮古市」の姿を、国内外に効果的に情報発信してまいります。 平成28年には、青森県黒石市と姉妹都市締結50年、沖縄県多良間村とは20年、八幡平市とは10年の節目を迎えます。地域間のきずなを大切に交流を推進してまいります。 本年から来年にかけて、「崎山貝塚縄文の森ミュージアム」「宮古市魚市場の増築」「宮古運動公園」「田老野球場」「道の駅たろう」「被災地区の消防屯所や公民館、保育所の復旧」など、地域の拠点や交流の核となる施設整備が進みます。本年の秋には、中心市街地地区の「地域防災拠点施設」の建設工事に着手をいたします。 また、本年は「希望郷いわて国体」が開催され、宮古市でもセーリング、レスリング、シーカヤックマラソンの3競技が行われます。全国各地から訪れる選手、役員、応援の皆様との交流を通じて、震災復旧・復興への多くの支援に対する感謝の気持ちをお伝えしてまいります。 平成28年度は「震災からの復興」と「地方創生」を最重要課題として取り組んでまいります。震災復興におきましては、「すまいと暮らしの再建」「産業・経済復興」「安全な地域づくり」の3つの柱に基づき、取り組みを進めてまいります。全ての市民が復興を実感できるよう取り組むとともに、宮古市総合計画の将来像に掲げる「『森・川・海』とひとが共生する安らぎのまち」の実現を目指します。 地方創生におきましては、「宮古市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、人口減少対策、定住促進対策を進めてまいります。「安定した仕事を持って、子供を幸せに育てられる」環境をつくり、「誰もが、いつまでも、住み続けたいまち」を目指します。 私は、市長就任以来、市民との対話を重視し、「公正・公平・公開」を信条に掲げ、復旧・復興、総合計画の実行に取り組んでまいりました。これからも復興計画とあわせ、総合計画を着実に推進することにより、宮古市全体のまちづくりを進めてまいります。 平成28年度は、復興計画における「再生期」の最終年になります。また、国が定めた「復興・創生期間」の始まりの年でもあります。 復興計画におきましては、引き続き3つの柱のもと、5つの重点プロジェクトを優先的に実施してまいります。 「すまいの再建支援プロジェクト」では、引き続き被災者の恒久的な住宅確保に取り組みます。 「みなとまち産業振興プロジェクト」では、宮古市魚市場の増築、国土交通省の重点「道の駅」に選定された「道の駅たろう」の整備などを行い、産業・経済の復興に取り組みます。 「森・川・海の再生可能エネルギープロジェクト」では、スマートコミュニティなど、災害時に必要なエネルギーを供給できる体制づくりと、多様な自然エネルギー資源を活用する施策を推進いたします。 「防災のまち協働プロジェクト」では、津波避難路の整備などを行い、地域の防災機能の強化を進めます。 「災害記憶の伝承プロジェクト」では、津波遺構の活用などを行い、東日本大震災の記憶と記録を風化させることなく、後世へ伝承してまいります。 地方創生におきましては、地域に根差した産業振興と就業機会の創出に取り組みます。子供を産み育てやすい環境づくりを進め、出会いから結婚、妊娠、出産、子育てへの切れ目のない支援を展開してまいります。また、若い世代や子育て世代をメーンターゲットにした定住促進と、地域の魅力向上や地域資源を生かした交流人口の拡大に向けて取り組んでまいります。 具体的な取り組みといたしましては、市民参画による地域の魅力の発見・発掘や、動画を活用した情報発信によるシティプロモーションを推進してまいります。 インバウンド事業におきましては、新たに市内の「道の駅」など観光施設に公共無線Wi-Fi環境を整備します。外国人観光客などが、スマートフォン等観光コンテンツにアクセスしやすい環境を整備し、利便性を高めてまいります。 結婚支援におきましては、若い人が気軽に集える場や機会をつくるため、出会いの場づくりやイベントなどに助成をいたします。 また、いきいき岩手支援財団が、県・市町村などと設置した「“いきいき岩手”結婚サポートセンター」と連携し、結婚を望む方々を総合的に支援をしてまいります。 総合戦略に掲げる各分野の取り組みにつきましては、国の補助金などの財源を確保し、順次その取り組みを進めてまいります。 それでは、新年度予算の概要につきまして説明をさせていただきます。 平成28年度の予算につきましては、復旧・復興を重点的に進める予算編成を行った結果、新年度の一般会計当初予算総額は481億5,100万円となっております。このうち、通常分が310億7,062万5,000円、震災対応分が170億8,037万5,000円の計上となっております。 また、国民健康保険事業勘定特別会計86億7,446万円、介護保険事業特別会計65億9,534万2,000円の計上などにより、特別会計当初予算総額は196億2,396万円となっております。水道及び下水道事業に係る公営企業会計当初予算総額は57億8,622万5,000円で、全ての会計を合わせた予算の総額は735億6,118万5,000円となったものであります。 新年度における施策の推進につきましては、復興計画の3つの柱の各施策と、総合計画7つの基本施策に沿って、その主な内容を説明をさせていただきます。 復興計画における「すまいと暮らしの再建」につきましては、応急仮設住宅等での暮らしを余儀なくされている被災者の方々が、一刻でも早く恒久的な住まいを確保し、震災以前の暮らしを取り戻すための事業を推進してまいります。 災害公営住宅につきましては、これまでに中心市街地のほか、市内各所に整備中であった各住宅のほとんどがこの3月をもって完成をいたします。平成28年度には、山口地区の完成も予定しており、全ての災害公営住宅整備事業が完了を予定いたしております。 被災者の住宅再建につきましては、引き続き、住宅の新築購入費用に対し、県とともに補助を実施するほか、公的支援制度に関する情報発信や相談会を開催をしてまいります。 被災者の新しい生活の立ち上げがスムーズに進むよう、仮設住宅など避難先からの引っ越し費用の補助を継続してまいります。 移転先での地域自治組織の立ち上げなど、コミュニティの再構築につきましても、引き続き支援をしてまいります。 田老診療所の復旧につきましては、8月上旬の開所に向けて整備を進めてまいります。 教育につきましては、児童・生徒の教育機会均等のため、就学援助や通学支援など継続した支援を行ってまいります。 生涯学習施設につきましては、宮古運動公園と高浜地区センターの復旧工事に着手をいたします。 次に、「産業・経済復興」につきましては、地域経済の復興・再生を図るため、各産業の再建に向けた取り組みを進めてまいります。 被災した農地につきましては、県と関係機関と連携し、区画整理などの基盤整備に取り組んでまいります。 林業振興につきましては、地域木材利用住宅推進補助金を活用した地域材の利用促進と、森林整備の推進を図ってまいります。 宮古市魚市場の増築工事につきましては、平成28年度の完成を目指します。 漁業基盤整備につきましては、漁業集落防災機能強化事業により、被災地の水産施設用地と漁業集落道や避難路の整備を図るとともに、漁港施設の復旧に取り組んでまいります。 第一次産業の復興・再生を図るため、生産者の再建支援とともに、市独自の担い手育成対策を継続し、新規就業者を初めとする担い手の確保・育成に取り組んでまいります。 企業誘致につきましては、国の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」により、工場等を新増設する企業をフォローアップしてまいります。 商業振興につきましては、中小企業者が復旧・復興のために借り入れた資金の利子等に対する補助を行ってまいります。 観光振興につきましては、津波遺構「たろう観光ホテル」を公開し、津波の恐ろしさや教訓を後世に伝えてまいります。また、近隣に整備する「道の駅たろう」とあわせて、交流人口の拡大を図ってまいります。 「安全な地域づくり」につきましては、地区復興まちづくり計画に基づき、取り組みを進めてまいります。 防災集団移転促進事業につきましては、計画しております5地区11団地全ての造成工事が完了し、分譲を進めております。移転再建する被災者の方々には、移転費用の補助や利子補給による建設補助を行ってまいります。 都市再生区画整理事業につきましては、計画している2地区のうち、田老地区は本年3月までに全ての土地の引き渡しが完了する予定であります。鍬ヶ崎・光岸地地区は、平成28年度末の造成工事完成を目指して事業を進めてまいります。全ての工事が完了する前であっても、完成した区画から順次引き渡しを行い、一刻でも早く住まいを再建できるよう取り組んでまいります。 道路整備につきましては、国・県が実施する三陸沿岸道路、宮古盛岡横断道路、国道340号、主要地方道重茂半島線の早期完成に向けて要望するとともに、事業を支援してまいります。 復興まちづくりにおける面的整備と一体的な道路整備、孤立集落解消のための道路整備を行ってまいります。 津波復興拠点整備事業につきましては、市内2地区で事業を進めております。中心市街地地区では、公共交通の結節点である宮古駅の南側に「地域防災拠点施設」の整備を進めてまいります。津軽石地区では、地域活動と防災の新たな拠点整備を行っており、平成28年度は被災公共施設の復旧・整備を終え、供用開始をいたします。 上下水道事業につきましては、鍬ヶ崎・光岸地地区の土地区画整理事業に合わせ、引き続き上下水道の整備を実施してまいります。 公共交通につきましては、沿岸市町村や関係機関と連携し、復旧工事が始まった山田線宮古・釜石間の早期の運行再開を目指します。昨年12月の土砂崩壊により部分運行となっている山田線宮古・盛岡間につきましては、早期復旧に向けて関係機関と連携を図ってまいります。 法の脇地区におきましては、鉄道敷地に津波浸水防護施設を整備し、鉄道復旧の促進に努めてまいります。また、復興後の新しいまちの形に合わせたバス路線の見直しやタクシーの活用、鉄道新駅も含め「持続可能な公共交通体系」の構築に取り組んでまいります。 震災記憶の後世への継承につきましては、県が策定するガイドラインに沿って、震災津波関連資料の収集・活用を進めてまいります。 総合計画における「三陸沿岸地域の拠点都市としての基盤形成」につきましては、市道北部環状線を初め国道や県道などの幹線道路網と接続する主な市道を整備してまいります。さらに、病院や学校、産業関連施設、観光地等を結ぶ市道、災害時に国道や県道の代替となる市道などが機能的に結びついた市内道路網の整備を図ります。 また、利用状況に合った道路幅員の確保や舗装、歩道や街灯などの交通安全施設を整備し、適切な維持管理を行ってまいります。 情報通信基盤につきましては、光ファイバー等の未整備地域を解消するため、新たに超高速ブロードバンド情報通信基盤の整備に着手してまいります。テレビ難視聴地域の解消につきましては、老朽化したテレビ共同受信施設の改修に取り組む組合を支援をしてまいります。 次に、「活力に満ちた産業振興都市づくり」につきましては、「宮古市産業立市ビジョン」と農業、林業、水産業、商業、工業、観光及び港湾の各分野別のビジョンを指針として、生産者、事業者、企業、関係団体、市民、行政の協働により、さらなる産業振興を図ってまいります。 農業振興につきましては、地域ごとに定めた重点振興品目、推進品目の生産拡大に引き続き取り組んでまいります。 深刻化する鳥獣による農作物被害の防止につきましては、電気牧柵の導入支援や、市鳥獣被害対策実施隊の活動強化など、地域ぐるみの被害防止対策を支援してまいります。 林業振興につきましては、計画的で効率的な森林整備を推進するため、山林の境界明確化事業の実施に向けて、関係機関と連携した体制づくりに取り組んでまいります。 水産振興につきましては、被災施設の復旧が進んだことにより、アワビ等の増殖事業や魚類栽培放流事業、内水面増殖事業を継続し「つくり育てる漁業」を推進してまいります。 また、宮古市魚市場の水揚げ増大を図るため、官民一体となった廻来船誘致活動を積極的に展開をいたします。 水産加工業を初めとする食品加工業につきましては、新製品開発や販路拡大の支援を行ってまいります。 雇用対策につきましては、県の基金事業を活用した「緊急雇用創出事業」を引き続き行うとともに、資格取得訓練の実施、資格取得費用の補助、再就職支援セミナーの開催などにより、就業支援に努めてまいります。 商業振興につきましては、商業振興対策事業費補助金や成功店モデル創出・波及事業により、主体的に活動する商業者等を支援いたします。商工会議所、商店街等と連携し、魅力ある商業活動の推進に取り組んでまいります。 企業等の後継者の育成と事業継承のため、次世代経営者の人材育成を支援してまいります。 また、厳しい経営環境にある中小企業者の資金需要への対応策として、経営安定資金を中心とした融資枠の拡大及び利子補給を実施してまいります。 観光振興につきましては、「日本の森・滝・渚全国協議会」主催の「全国自然敬愛サミット2016」が宮古市で開催される機会を捉え、2つの自然公園を擁する本市の優れた自然環境をPRしてまいります。 「三陸ジオパーク」につきましては、宮古市ジオパーク協議会を設立をいたします。周知活動やガイドの育成などで誘客を図り、三陸ジオパーク推進協議会や構成市町村とともに、平成29年9月の日本ジオパーク再認定、そして「世界ジオパーク」の認定を目指してまいります。 港湾振興につきましては、平成28年度は「ぱしふぃっくびいなす」「飛鳥Ⅱ」「客船にっぽん丸」の寄港が合わせて6回予定されており、過去最高の寄港回数となっております。 また、昨年の帆船「日本丸」に続き「海王丸」の寄港が予定をされております。海からのお客様を市民の皆様とともにお迎えしてまいります。 宮古・室蘭間のフェリー航路につきましては、平成30年の就航を見据え、官民一体による「宮古港フェリー利用促進協議会」を立ち上げ、新たに開かれる「海の道」を利用する貨物の集荷と旅客の確保に向けて取り組んでまいります。 次に、「安全で快適な生活環境づくり」につきましては、消防・防災体制の充実、交通事故や犯罪の防止による安全な市民生活の確保に努めます。上下水道の整備、環境衛生の充実と循環型社会の形成により、快適な生活環境づくりを進めてまいります。 防災対策につきましては、地域防災力の向上を図るため、自主防災組織と防災士の活動支援を行ってまいります。安全かつ迅速に避難できるよう、津波避難路と津波避難誘導標識を整備をいたします。 消防団につきましては、被災した消防屯所の復旧と、消防資機材や消防用水利の整備などを行ってまいります。また、活動服等装備品の整備や安全管理研修会を開催するなど、消防団員の活動環境の向上に努めてまいります。 自然環境の保全につきましては、宮古市地球温暖化対策地域協議会と連携し、地球温暖化防止に向けた意識啓発を図ってまいります。 安全な消費生活の確保につきましては、宮古市消費生活センターを核に、引き続き消費者保護の充実に取り組んでまいります。 住環境の整備につきましては、公営住宅において、計画的な施設の改修事業により長寿命化を図るとともに、快適な住環境の提供と効率的な管理運営に努めてまいります。 上水道事業につきましては、漏水調査の実施や老朽管の更新により有収率の向上を図るとともに、簡易水道統合計画に基づく施設整備を実施してまいります。 下水道事業につきましては、宮古浄化センターの設備更新工事と下水道管の整備を実施してまいります。 住居表示整備事業につきましては、近内地区の住居表示を実施いたします。 宮古市墓園につきましては、拡張工事に着手し事業を進めてまいります。 次に、「健康でふれあいのある地域づくり」につきましては、「生涯を通じて、みんながいきいきと健康に暮らすまち」を基本理念に、互いに支え合い、住みなれた地域で、自分の健康は自分でつくり、安心して生活できる「いきいき健康都市」を目指してまいります。 高齢者福祉につきましては、住みなれた地域の中でお互いに支え合い、生きがいを持って安心して暮らし続けられるよう、「いきいきシルバーライフプラン2015」に基づき、地域包括ケアシステムの構築を着実に進めてまいります。 在宅用介護者等の歯科検診や誤嚥性肺炎等の予防を行う訪問歯科検診等モデル事業を、市全域に拡大して実施をいたします。 子育て支援につきましては、認定こども園、幼稚園及び保育所等における教育・保育サービスの充実を図るとともに、地域子育て支援センターや学童の家の運営など各種施策を展開してまいります。 障害福祉につきましては、障害理解の促進に取り組むとともに、ニーズにきめ細かく対応した支援体制の整備を図ってまいります。 国民健康保険につきましては、健全な経営を図るとともに、健康医療情報を活用した疾病の予防、早期発見に努めてまいります。 国民健康保険加入の被災者の医療費につきましては、一部負担金免除を本年12月まで延長をいたします。 乳幼児及び妊産婦に対する医療給付事業につきましては、現物給付を導入をいたします。 特定不妊治療を受けたご夫婦の経済的負担を軽減するため、引き続き治療費の助成を行ってまいります。 また、診療所における医師及び看護師の体制の充実を図るとともに、「医師等養成奨学資金制度」を継続してまいります。 次に、「交流と連携による地域づくり」につきましては、まちづくりの主体である地域自治組織や市民活動団体を支援するとともに、地域課題解決のため、市民と行政の協働による提案事業を引き続き実施してまいります。 男女共同参画につきましては、男女共生推進センターを核として、男女共同参画社会の実現のための知識の習得や意識啓発、女性相談事業に取り組んでまいります。 地域間交流につきましては、黒石市、多良間村、八幡平市との姉妹都市締結記念事業や、本州四端都市及び秋田・岩手横軸都市との連携事業などによる交流を推進してまいります。 国際交流につきましては、新たに国際交流協会を設立し、海外との交流や国際理解を推進してまいります。 次に、「個性を生かし未来を拓くひとづくり」につきましては、「宮古市教育振興基本計画」に掲げられた教育施策を着実に実行してまいります。 市民が生涯を通じて学び続けることができる生涯学習環境の推進や、子供たちが社会を生き抜くための「生きる力」を育む学校教育の充実、誰もが心豊かで安らぎに満ちた生活を営めるよう、スポーツや文化の振興を図ってまいります。 復旧が完了する鍬ヶ崎公民館及び津軽石公民館につきましては、地域の方々の交流の場として生涯学習活動を推進してまいります。 新たにオープンする崎山貝塚縄文の森公園につきましては、宮古の歴史や文化財等の情報を市内外に発信し、市民や観光客など多くの方々の交流拠点となるように、さまざまな活用を図ってまいります。 それらの詳細につきましては、後ほど「宮古市教育行政方針」で教育委員長から説明をさせていただきます。 「新しいまちにふさわしい行財政運営の推進」につきましては、市民主権、市民自治のさらなる進展のために、自治基本条例に基づく参画と協働のまちづくりを進めてまいります。 行財政運営の効率化につきましては、引き続き地方公会計整備に取り組むとともに、長期的視点に立って公共施設等の総合的かつ計画的な管理を行うため、「公共施設等総合管理計画」の策定を進めてまいります。 また、公共施設の再配置につきましては、地域住民や関係者との合意形成を図りながら取り組んでまいります。 市民の利便性を図るため、新たに住民票など各種証明書をコンビニエンスストアで交付できるようにするとともに、市税など郵便局の窓口でも納付できるようにしてまいります。 以上、平成28年度宮古市経営方針について説明をさせていただきました。 東日本大震災の発災以降、「宮古市は必ずや復興いたします」という強い信念のもと、活気と笑顔のあふれる宮古市を一日も早く取り戻すことができるよう、歩みを進めてまいりました。これからも復興に向けて邁進するとともに、近い将来、復興を遂げた宮古市が、将来に向かってみんなが安心して暮らせる地域となるよう、人口減少対策、定住促進対策など各種施策を展開してまいります。 私は、宮古市のあるべき姿として「安定した仕事を持って、子どもを幸せに育てられるまち」を掲げております。この実現のため、そして必ず復興を成し遂げるため、改革と挑戦の姿勢のもと、宮古市総合計画、復興計画を着実に実施し、「三陸沿岸の中心都市『宮古』のまちづくり」に全力で取り組んでまいります。 今議会には、平成28年度当初予算とともに関係議案等、いずれも宮古市の経営上重要な案件を提出をいたしております。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げ、経営方針の説明とさせていただきます。 ご清聴、ありがとうございました。 ○議長(前川昌登君) これで宮古市経営方針についての説明を終わります。----------------------------------- △日程第4 平成28年度宮古市教育行政方針について ○議長(前川昌登君) 日程第4、平成28年度宮古市教育行政方針について、教育委員長の説明を求めます。 佐々木教育委員長。     〔教育委員長 佐々木敏美君登壇〕 ◎教育委員長(佐々木敏美君) 平成28年宮古市議会3月定例会の開会に当たり、平成28年度教育行政方針について申し上げます。 平成28年度におきましては、「宮古市総合計画後期基本計画」並びに「宮古市教育振興基本計画」の基本目標である「個性を生かし未来を拓くひとづくり」の推進を図ってまいります。 基本目標の達成に向けて、市民の誰もが個性を伸ばしながら学び続けることができる生涯学習環境を整備するとともに、児童・生徒の健康な体、豊かな心、確かな学力の定着を通して、これからの社会を生き抜くための「生きる力」を育む取り組みを学校、家庭、地域が連携して学校教育の充実を図ってまいります。 また、市民が気軽にスポーツ・レクリエーションに取り組める環境の整備など、生涯スポーツの促進とともに、各種スポーツの振興を図ってまいります。特に本年10月に開催される「希望郷いわて国体」の成功に向けて、行政・市民が一体となった取り組みを進めてまいります。 さらに、本市の貴重な文化財を保存・活用し、地域の風土に培われてきた郷土芸能や民俗資料を後世に伝え残すための施策を展開するとともに、市民の心のよりどころとなる地域文化の振興と創造を図ってまいります。 一方、復旧・復興関連の施策につきましては、被災した社会教育施設の早期の復旧の実現に向けた取り組みを継続し、被災した家庭の児童・生徒の就学支援や心身のケアを含めた教育環境の再建に、引き続き取り組んでまいります。 教育行政の推進につきましては、教育委員会の果たすべき役割と責任を十分に自覚するとともに、総合教育会議の充実を図り、地域教育の課題やあるべき姿を共有し、より一層民意を反映した教育行政の推進を図ってまいります。 以上の基本方針を踏まえ、平成28年度の教育施策の概要につきまして申し上げます。 生涯学習の推進につきましては、市民が生涯を通じて「いつでも・どこでも・誰でも」自分にふさわしい方法で自由に学習機会を選択し学び、その成果を地域の発展や社会参加活動に生かすことができる環境づくりを関係団体と連携・協働して進めてまいります。 また、生涯学習情報の発信や相談体制の充実を図り、学習内容に応じた適切な指導者や生涯学習ボランティアの派遣・紹介を行うなど、市民の自主的・自発的な学習活動を支援してまいります。 生涯学習環境の整備につきましては、被災した高浜地区センターの復旧工事に着手するとともに、復旧が完了する鍬ヶ崎公民館及び津軽石公民館の利用促進を図ってまいります。 家庭教育の支援につきましては、幼児期の心と言葉を育む「ブックスタート事業」の充実を図るほか、子供の発達段階に応じた各種講座の開催や、親子が一緒に楽しめるイベントの実施など、各種学習機会を提供してまいります。 青少年の学習活動の支援につきましては、家庭・地域・学校と連携した体験学習や創作活動など、世代間交流を図る事業等を実施してまいります。 地域コミュニティの再生支援につきましては、子供の安全な居場所を確保するために「放課後子ども教室」、地域で子供の学びを支援する「学校支援地域本部事業」を実施し、地域ぐるみでの子供の育成を支援する体制の充実を図ってまいります。 成人の学習活動の支援につきましては、関係教育機関や各種団体等、連携を図るとともに、さまざまな手段・手法により積極的に情報発信を行ってまいります。 また、市民の学習成果の発表の機会として「公民館まつり」や「音楽芸能発表会」等を実施するとともに、高齢者が生きがいのある生活を楽しむことができる「社会経験者大学」等を開設してまいります。 「読書まち宮古」の推進につきましては、市立図書館でのおはなし会や読み聞かせ等を通じて、子供たちが本に親しむ機会の充実を図ってまいります。 また、市立図書館の図書資料の充実を図るとともに、企画展などによる読書推進、移動図書館車による巡回貸し出しや施設等への団体貸し出しを行うなど、市民の読書活動を支援してまいります。 学校教育の充実につきましては、児童生徒の「生きる力」を育む教育の一層の推進を図るとともに、各種団体が実施する子供の「知・徳・体のバランスのとれた人間形成」に関する事業について支援してまいります。 「確かな学力」を育む教育の推進につきましては、学力検査を小学校全学年と中学校1、2年生で行い、その実態を分析するほか、中学校区で小・中学校が連携して学力向上に向けて取り組む「みやこ学力向上ネットワーク事業」を実施してまいります。 「豊かな心」を育む教育の推進につきましては、総合学習や道徳などで地域教材を活用して地域に親しむ活動を行い、ふるさとに自信と誇りを持てる宮古市民を育成してまいります。 国際理解教育につきましては、授業や「みやこ・イングリッシュ・キャンプ」等を通じて、児童・生徒のコミュニケーション能力の育成と異文化・国際理解の学びを深めてまいります。 また、子ども読書活動支援員と学校図書館支援員を引き続き配置し、学校、地域ボランティア、市立図書館と連携して学校図書館の充実を図り、子供の自発的・主体的な学習活動により、「読書まち宮古」を推進してまいります。 小規模校において、適正規模での教育活動により、児童の豊かな人間性や社会性が育まれるように「つつじの学校」を引き続き実施してまいります。 「健やかな体」を育む教育の推進につきましては、児童・生徒の体力向上のため、地域の指導者の活動や複数の中学校が合同で練習等を行う「宮古・JHSパワーアップ作戦」により、部活動の充実を図ってまいります。 また、「自分の健康には自分で責任を持つ」意識を醸成するため、学校保健活動や健康教育を進めてまいります。 特別支援教育の充実につきましては、障害等により支援の必要がある児童・生徒の自立や社会参加に必要な力を培うため、特別支援教育支援員等を配置するとともに、こども発達支援センターと連携しながら、支援の強化を図ってまいります。 相談・支援体制の充実につきましては、不登校やいじめ等に関する教育相談体制の充実を図るほか、児童・生徒等の心のケアについてもスクールカウンセラー、医療・福祉の専門機関と連携して支援してまいります。 さらに、いじめ問題に関しては、いじめ防止対策推進法に基づいて、いじめ防止等のための体制整備を進め、適正かつ真摯に対応してまいります。 また、中学校の学習や生活等の諸課題に対応するため、引き続き学校支援員を配置し、学校生活の安定と充実を図ってまいります。 教育環境の充実につきましては、教育の機会均等のため、就学支援や通学支援のほか、奨学金の貸与により高校や大学への進学に対する支援をしてまいります。 また、東日本大震災教育支援金制度により、東日本大震災で保護者を亡くした児童・生徒に対する教育支援を継続して行ってまいります。 学校の適正配置につきましては、「宮古市立小・中学校適正配置実施計画」を新たに作成し、児童・生徒の教育環境改善のための適正配置を進めてまいります。 学校施設につきましては、非構造部材の耐震化として、宮古小学校及び河南中学校の特定天井を改修するための実施設計を行ってまいります。 また、昨年に引き続き、磯鶏小学校プール改築工事を実施するほか、必要となる各学校の改修工事を順次実施し、児童・生徒が安全で快適に学べる環境整備を進めてまいります。 「スポーツ・レクリエーションの振興」につきましては、市民が明るく豊かで活力に満ちた生活を営むことができるよう、いつでも、どこでも、気軽にスポーツ・レクリエーションに親しめる環境づくりを進めてまいります。 また、本年10月に開催される「希望郷いわて国体」では、本市においてレスリング、セーリング及びシーカヤックマラソンの3競技が行われることから、「希望郷いわて国体宮古市実行委員会」を中心に市民総参加のもと、大会の成功に向けて取り組んでまいります。 推進体制につきましては、一般財団法人宮古市体育協会、宮古市スポーツ推進委員、関係団体等と連携・協働により充実を図るとともに、専門的な研修への派遣等により指導者の育成に努めてまいります。 また、ニュースポーツ講習会の開催などを通して、生涯スポーツの推進を図ってまいります。 活動機会の提供につきまして、市民の誰もが気軽に参加できるスポーツ・レクリエーション大会等を支援するとともに、子供の健康増進を目的とした「スポーツチャレンジ事業」を開催するなど、各種スポーツ教室の充実を図ってまいります。 選手の育成につきましては、「スポーツ選手育成強化支援事業」を継続して、選手の競技力向上を図るとともに、いわて国体の開催に向けて、本市開催競技に対する支援の充実を図ってまいります。 スポーツ環境の整備につきましては、被災した宮古運動公園の早期復旧を目指すとともに、復旧が完了する田老野球場は、市民の誰もが気軽にスポーツ活動に親しむことができる施設として、利用促進を図ってまいります。 また、改修が完了した小山田テニスコートのほか、ほかの体育施設につきましても、適正な維持・管理に努め、利用者の利便性の向上を図ってまいります。 「文化の振興」につきましては、市民の心の癒しと安らぎのため、芸術文化の鑑賞の機会を数多く提供するとともに、宮古の文化遺産を後世に伝える施策を推進してまいります。 芸術文化の推進につきましては、市民文化会館を拠点として震災からの心の復興を進めるとともに、市民の文化活動の一層の推進を図ってまいります。 また、宮古市芸術文化協会や宮古市郷土芸能団体連絡協議会への支援を行うとともに、民族芸能の伝承活動の推進に努めてまいります。 文化財の保護と活用につきましては、本年オープンする「崎山貝塚縄文の森公園」を拠点施設として、文化財の調査・研究と保存を行い、震災復興事業に伴い発掘調査された遺跡については、調査内容を市民に知っていただくため、遺跡調査報告会を開催してまいります。 また、「崎山貝塚縄文の森公園」では、特別企画展など公開活用事業、縄文まつりや体験学習など各種事業を実施し、市民や宮古を訪れる方々に、宮古の歴史と文化財に関する情報発信や学習機会を広く提供してまいります。 北上山地民俗資料館につきましては、国指定重要有形民俗文化財を初めとする有形民俗資料の展示、公開、保存、整理を行うとともに、民俗資料を活用した体験学習や企画展等を実施します。 市史の継承につきまして、県が作成するガイドラインに沿って震災津波関連資料の収集・活用を進めてまいります。 以上、平成28年度の教育行政方針について申し上げました。 新しい時代を担う子供たちが生きる力を身につけ、将来にわたり夢を持ち、健やかに成長できるよう学校教育の推進に努めるとともに、全ての市民が生涯を通じて健やかに充実した生活を送ることができるよう、文化に親しみ、スポーツを楽しむための環境づくりを推進する生涯学習の充実・発展に取り組んでまいります。 議員各位とともに皆様のご理解、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げて終わります。 ○議長(前川昌登君) これで宮古市教育行政方針についての説明を終わります。-----------------------------------
    △日程第5 報告第1号 小港漁港災害復旧(23災76号他)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について ○議長(前川昌登君) 日程第5、報告第1号 小港漁港災害復旧(23災76号他)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 佐藤産業振興部長。     〔産業振興部長 佐藤日出海君登壇〕 ◎産業振興部長(佐藤日出海君) 報告1-1ページをお開き願います。 報告第1号 小港漁港災害復旧(23災76号他)工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について、ご報告いたします。 小港漁港災害復旧(23災76号他)工事につきましては、平成24年10月4日に20億3,070万円で工事請負契約締結の議会議決をいただきました。その後、平成24年10月26日に21億2,109万6,000円で、工事請負契約締結後における単価適応年月変更の運用基準に基づく契約金額変更の議会議決、続いて平成26年3月13日に22億864万2,000円で、工事数量の精査による設計変更に伴う契約金額変更の議会議決、さらに平成27年10月16日に23億1,162万5,896円で、現場精査による設計変更及びインフレスライド条項の適用に伴う契約金額変更の議会議決をそれぞれいただいております。 このたび、本工事につきまして、現場精査による設計変更及びインフレスライド条項の適用に伴い、契約金額を782万280円減額する必要が生じました。変更前の契約金額は23億1,162万5,896円、変更後の契約金額は23億380万5,616円です。これは782万280円の減額となります。 次に、変更の概要につきましてご説明いたしますので、報告1-2ページ、裏面をごらん願います。 本工事は平成23年の東日本大震災により被災した小港漁港での76号東防波堤及び270号防波堤・防砂堤の2つの工事の合併工事でございます。 工事名、工事場所、工期、請負者の変更はございません。 変更内容についてご説明いたします。 初めに、請負工事費の変更についてご説明いたします。 76号東防波堤につきまして、基礎工において現場精査の結果、所要基礎捨石数量等が現行となったことにより、498万7,770円の減額となりました。また、その他現場精査において、69万9,399円の減額となりました。 諸経費につきましては、直接工事費の減により101万8,020円の減額となりました。 以上、これらの請負工事費の変更額の合計は、670万5,189円の減額となります。 次に、インフレスライド額につきましては、工事請負契約書別記第25条第6項に規定されているインフレスライド条項に基づき、算定していたインフレスライド額から、今回の工事料の変更分にかかわる分の53万5,811円を減額するものでございます。消費税につきましては、57万9,280円の減額となります。請負工事費、インフレスライド額、消費税の変更額の合計は、782万280円の減額となり、これに伴い契約金額を変更前の23億1,162万5,896円から23億380万5,616円に変更するものでございます。 以上が本件にかかわる変更の主な内容でございます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 以上、ご報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 本件については、議会が委任している事項でございますが、何かございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) なければ、本件はこれで終わります。----------------------------------- △日程第6 報告第2号 道路の管理に関する事故の専決処分について ○議長(前川昌登君) 日程第6、報告第2号 道路の管理に関する事故の専決処分についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 山崎企画部長。     〔企画部長 山崎政典君登壇〕 ◎企画部長(山崎政典君) 報告第2号をごらん願います。 道路の管理に関する事故の専決処分について、読み上げて報告をさせていただきます。 報告第2号 道路の管理に関する事故の専決処分について。 道路の管理に関する事故の損害賠償に関し、その損害賠償の額の決定及びこれに伴う和解について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分したから、同条第2項の規定により報告する。 1、専決処分した年月日、平成28年2月4日。 2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。 3、損害賠償の額141万7,852円。 4、和解の内容。 (1)本件事故に関し宮古市は、損害賠償金として、相手方に対し上記金額を支払う。 (2)上記金額のほか、宮古市及び相手方に一切の債権債務関係はないことを確認する。 5、損害賠償の原因。 平成27年11月6日午前10時ごろ、宮古市鈴久名第6地割地内、市道坂本鈴久名線において、相手方の4トントラックが敷地の出入り口から市道に進入するため、市道の側溝を通過した際、当該側溝に設置されていた鋼製グレーチングぶたが不安定になっていたところに乗り上げ、その反動で当該グレーチングぶたが跳ね上がり、車両下部のマフラーを破損させたものである。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 本件事故は、鋼製グレーチングぶたを設置しておりました市道の側溝が、劣化により破損したため生じた事故でございます。グレーチングぶたにつきましては、安定するよう補修工事を行っております。 なお、損害賠償額が高額になった理由は、トラックのマフラーが排出ガス対策用であったことに伴い、マフラー本体の部品価格が97万4,000円、附属する部品として主にセンサー類が16万4,100円、その他部品等で6万8,880円、これに交換技術料と消費税を加えた修理費としては135万1,058円であります。これに加えてこの業者が運送業者であったことから、修理に要する期間休業したことからその補償として7日分、6万6,794円を加えた額が今回の事故に要した損害賠償額となっております。 最後に、被害者の方におわびするともに、より一層の道路の安全な維持管理に努めてまいります。 以上、報告とさせていただきます。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 本件については、議会が委任している事項でございますが、何かございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) なければ、本件はこれで終わります。----------------------------------- △日程第7 報告第3号 公用車の事故に関する専決処分について ○議長(前川昌登君) 日程第7、報告第3号 公用車の事故に関する専決処分についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 滝澤市民生活部長。     〔市民生活部長 滝澤 肇君登壇〕 ◎市民生活部長(滝澤肇君) 報告3-1をごらん願います。 公用車の事故に関する専決処分につきまして、読み上げて報告いたします。 報告第3号 公用車の事故に関する専決処分について。 公用車の事故に関する損害賠償に関し、その損害賠償の額の決定及びこれに伴う和解について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分したから、同条第2項の規定により報告する。 1、専決処分した年月日、平成28年2月5日。 2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。 3、損害賠償の額2万5,273円。 4、和解の内容。 (1)本件事故に関し宮古市は、損害賠償金として、相手方に対し上記金額を支払う。 (2)上記金額のほか、宮古市及び相手方は、本件に関し、裁判上または裁判外において、一切異議、請求の申し立てをしないものとする。 5、損害賠償の原因。 平成27年11月30日午前11時ごろ、宮古市役所本庁舎正面玄関前において、相手方車両が不安定な走行により、公用車に接近してきたため、当該公用車は停車をしていたものの、相手方車両と接触をし、当該車両の右側前方部分を破損させたものである。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、宮古市が負担する賠償金につきましては、公益社団法人全国市有物件災害共済会の自動車損害共済から全額補填されます。 今後、公用車の使用に際しましては、細心の注意を払い、より一層の安全に努めてまいります。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 本件については、議会が委任している事項でございますが。 田中議員。 ◆26番(田中尚君) まず、報告を受けまして、非常に私、奇異な感じをしております。 この原因の記述でありますけれども、当該公用車は停車をしていたものの、相手方車両と接触をして、破損させた。こういうのは日本語では普通出てきませんね、と私は思っているんですよ。 この場合に、この公用車には駐車状態だったのか、運転手が乗っていたのか、そこの報告がないんですが、どっちですか、これは。 ○議長(前川昌登君) 佐藤生活課長。 ◎生活課長(佐藤裕子君) 当該事故に遭いました生活課の車両でございます。 運転手は乗車中でございます。 駐車場の中を走行しようとして、駐車場所に入れようとしていたところ、相手方車両が、不注意と申し上げますか、前方を確認しないまま進行してくる様子が見えたために、駐車場敷地内ですけれども、公用車のほうは停車をして、避けようと停車をしていた状態のところに、相手方車両が進行してきた、前方を見ない形で進行してきたということでございました。 ○議長(前川昌登君) 田中尚君。 ◆26番(田中尚君) 相手方は年齢は何歳ですか。私はそれ、認知症の疑いがあるなと思ってご報告をいただいているわけであります。もしくは、酒気帯び運転。 つまり、不安定な走行、一般の道路じゃないですよ。市役所の庁舎の正面口、いわば駐車スペースがある場所に、明らかに不安定な状態で運転をしてきて、公用車にぶつかって、市のほうが破損させたというのは、これは日本語ではないですね、私の理解からいいますと。 あえて言うならば、なぜ宮古市がこういう損害に対する賠償義務があるかというと、これはいわば宮古市の公用車側に事故回避義務があったんだ、あるいは事故を防止するための適切な対応を怠ったということでもなければ、普通は勝手にぶつかってきて、払えという話はないですよ。 そういう意味で、この文章を見た限りでは、文章も私は不満ですね。破損させていませんよ。破損したんです。破損した結果、さっき言ったような部分で、宮古市の公用車に事故を回避する点で、いわば不十分さがあったということであれば、私はあり得るかなと思うんですが、ストレートにこの報告では、私は理解ができません。専決事項でありますけれども、こういう報告をいただくこと自体が、非常に不思議に思っております。 したがって、相手はお酒を飲んでいませんでしたか。 ○議長(前川昌登君) 佐藤生活課長。 ◎生活課長(佐藤裕子君) この件に関しましては、警察のほうの立ち会いもいただいております。そのような事実はございません。 なお、この事故に関しましては、前方対前方、両方とも運転手が乗車中ということで、議員ご指摘のように、回避の行動が何かしらできたのではないかということも考えられるということで、当方の市の公用車の責任が全くゼロということではない。通常、運転手乗車中で前方対前方の接触の場合、8対2の割合で計算されるということで、今回2割の補償をしようということでございます。 ○議長(前川昌登君) 田中尚君。 ◆26番(田中尚君) 公用車は損傷しなかったんですか。 ○議長(前川昌登君) 佐藤生活課長。 ◎生活課長(佐藤裕子君) 公用車のほうもボンネットの部分がゆがみ、それからフレームについても、ある程度傷がついたということで破損をしております。その点については、相手方から賠償してもらうということでございます。 ○議長(前川昌登君) 田中尚君。 ◆26番(田中尚君) 私はこの方が本当に免許を持っているのかなというふうな、あえてその疑問を持ちながら聞いているんです。ですから最初に何歳ですか、認知症じゃなかったんですか、酒気帯びじゃなかったんですかと、あえて意地の悪い質問をしているわけですよ。そうでなかったら起きるはずがない事故なんです、こういうことは。しかし、警察が入って、こういう場合にはあくまでも一般的なケースですよね。そのことに基づいての負担額だという説明をいただきました。理由は事故、いわば交通事故といいますか車両事故、そういうことを回避する双方の努力がやっぱり欠けていたという、何かきれいごとに処理されているようでありますけれども、そのときに警察のほうでは相手方のアルコール検査やっていますか。私はやっていないと思いますよ。 ○議長(前川昌登君) 佐藤生活課長。 ◎生活課長(佐藤裕子君) アルコール検査というふうなことは、事実として確認しておりません。お客様として来庁された、手続のために来庁された方でいらっしゃいまして、かなり込み入った手続をしたいということで、混乱していたとご本人はおっしゃっていらっしゃいましたが、年齢は、申しおくれました、60歳でした、当時60歳の方でいらっしゃいます。 ○議長(前川昌登君) 田中尚君。 ◆26番(田中尚君) よくこの方、そういうふうな問題を抱えながら、一般道路を普通、安全に運転していたのかちょっと疑問が残るんですが、一般道路も非常に走行不安定な状態で来たのかなという疑問も持ちます。そういった意味では何かこれ、あり得ない事故だなと思っておりますので、担当課の大変ご努力も理解はいたしますけれども、いずれ警察が入っての判断ということでありますが、警察はいわば事故の過失割合については、私の理解では助言する立場にない、一般的な事例として紹介することはあってもですよ。ただ、これはそういった意味からいっても、ちょっと非常に奇異に感じました。 この事故全体の損害額は幾らですか。つまり公用車の破損も含めて、これは向こうに払う分ですよね。トータルの事故の全容をご報告いただきます。 ○議長(前川昌登君) 佐藤生活課長。 ◎生活課長(佐藤裕子君) 相手方車両の損害は、ヘッドライト付近、かなり損傷していた、軽自動車でございました。相手方車両の修理に必要な額は、12万6,364円、当方生活課所管の公用車のほうの損害額は10万8,250円ということで、算出損害なく計算されております。 ○議長(前川昌登君) ほかになければ、本件はこれで終わります。----------------------------------- △日程第8 議案第1号 平成28年度宮古市一般会計予算 △日程第9 議案第2号 平成28年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算 △日程第10 議案第3号 平成28年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算 △日程第11 議案第4号 平成28年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第12 議案第5号 平成28年度宮古市介護保険事業特別会計予算 △日程第13 議案第6号 平成28年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算 △日程第14 議案第7号 平成28年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算 △日程第15 議案第8号 平成28年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算 △日程第16 議案第9号 平成28年度宮古市浄化槽事業特別会計予算 △日程第17 議案第10号 平成28年度宮古市魚市場事業特別会計予算 △日程第18 議案第11号 平成28年度宮古市墓地事業特別会計予算 △日程第19 議案第12号 平成28年度宮古市川井地域バス事業特別会計予算 △日程第20 議案第13号 平成28年度宮古市山口財産区特別会計予算 △日程第21 議案第14号 平成28年度宮古市千徳財産区特別会計予算 △日程第22 議案第15号 平成28年度宮古市重茂財産区特別会計予算 △日程第23 議案第16号 平成28年度宮古市刈屋財産区特別会計予算 △日程第24 議案第17号 平成28年度宮古市水道事業会計予算 △日程第25 議案第18号 平成28年度宮古市下水道事業会計予算 △日程第26 議案第19号 宮古市薬師塗漆工芸館条例の一部を改正する条例 △日程第27 議案第20号 宮古市乳幼児、小中学生、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例 △日程第28 議案第21号 宮古市高齢者生活福祉センター条例の一部を改正する条例 △日程第29 議案第22号 宮古市産業振興条例 △日程第30 議案第23号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例 △日程第31 議案第24号 宮古市いじめ問題対策委員会条例 △日程第32 議案第25号 宮古市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 △日程第33 議案第26号 宮古市公民館条例の一部を改正する条例 △日程第34 議案第27号 宮古市田老野球場条例の一部を改正する条例 △日程第35 議案第28号 宮古市崎山貝塚縄文の森ミュージアム条例 △日程第36 議案第29号 宮古市崎山貝塚縄文の森公園条例 △日程第37 議案第30号 宮古市北上山地民俗資料館条例の一部を改正する条例 △日程第38 議案第31号 平成27年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第4号) △日程第39 議案第32号 宮古市行政不服審査法施行条例 △日程第40 議案第33号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 △日程第41 議案第34号 宮古市における公聴会及び調査等に出頭又は参加する者の費用弁償支給条例の一部を改正する条例 △日程第42 議案第35号 宮古市東日本大震災の被災者に対する固定資産税の減免に関する条例の一部を改正する条例 △日程第43 議案第36号 宮古市選挙における選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する条例 △日程第44 議案第37号 宮古市自治会研修センター条例の一部を改正する条例 △日程第45 議案第38号 宮古市役所の支所及び出張所条例の一部を改正する条例 △日程第46 議案第39号 宮古市消費生活センター条例 △日程第47 議案第40号 宮古市保育所条例の一部を改正する条例 △日程第48 議案第41号 宮古市コミュニティ消防防災センター条例の一部を改正する条例 △日程第49 議案第42号 宮古市ゲートボール場条例の一部を改正する条例 △日程第50 議案第43号 女遊戸地区漁業集落道整備その2工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて △日程第51 議案第44号 津軽石漁港海岸災害復旧(23災641号防潮堤)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて △日程第52 議案第45号 損害賠償請求に係るあっせんの申立てに関し議決を求めることについて △日程第53 議案第46号 宮古地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて △日程第54 議案第47号 宮古市過疎地域自立促進計画を定めることに関し議決を求めることについて △日程第55 議案第48号 市道路線の廃止について △日程第56 議案第49号 市道路線の認定について ○議長(前川昌登君) 日程第8、議案第1号 平成28年度宮古市一般会計予算から日程第56、議案第49号 市道路線の認定についてまでの49件を一括議題とします。 それぞれ所管部ごとに提案理由の説明を求めます。 佐藤総務部長。     〔総務部長 佐藤廣昭君登壇〕 ◎総務部長(佐藤廣昭君) 平成28年度宮古市一般会計予算及び総務部が所管いたします特別会計の予算並びに条例案について一括してご説明いたします。 最初に、平成28年度宮古市一般会計予算についてご説明いたしますので、予算書の1ページをお開き願います。 議案第1号 平成28年度宮古市一般会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ481億5,100万円と定めるものです。 第2条は、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めるものです。 第3条は、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 第4条は、一時借入金の最高額を定めるものです。 第5条は、歳出予算の流用について、各項間の流用を定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、8ページ、9ページをお開き願います。 一般会計の平成28年度当初予算額は481億5,100万円で、27年度当初予算額と比較し145億7,100万円、23.2%の減額となるものでございます。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をごらん願います。 この表は一般会計の歳入の款別の予算額を掲げております。 表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款市税53億1,470万6,000円は、収入見込みにより計上するものでございます。 次の2款地方譲与税2億5,600万円から10款地方交付税150億7,794万6,000円までは、それぞれ国の地方財政計画などに基づいて計上するものでございます。 11款交通安全対策特別交付金600万円から13款使用料及び手数料4億3,354万9,000円までは、収入見込みを計上するものでございます。 14款国庫支出金72億3,564万6,000円及び15款支出金35億5,876万5,000円は、各事務事業に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 16款財産収入7,817万4,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 17款寄附金2億3,000円は、シンガポール赤十字社からの寄附金及びふるさと寄附金を計上するものでございます。 18款繰入金は、各基金からの繰り入れで96億3,472万4,000円を計上するものでございます。 19款繰越金は整理科目でございます。 20款諸収入6億8,916万4,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 21款市債は42億1,420万円で、投資的経費に充当いたします市債のほか、臨時財政対策債を計上するものでございます。 以上が一般会計歳入の概要でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 この表は、一般会計の歳出の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款議会費は2億6,325万4,000円で、主なものは、議員報酬及び職員の人件費でございます。 2款総務費は104億4,224万8,000円で、主なものは、徴税、戸籍、選挙等事務経費のほか、都市再生区画整理事業費や防災集団移転促進事業費、被災者住宅再建支援事業費、復興業務に当たる派遣職員費及び仮設住宅の管理費など、震災対応経費を計上するものでございます。 3款民生費は89億2,668万8,000円で、主なものは、児童手当給付費、生活保護費、保育所等運営費、国保、介護保険などの特別会計に対する繰出金、後期高齢者医療広域連合に対する負担金などのほか、災害弔慰金や災害援護資金貸付金など、災害対応経費を計上するものでございます。 4款衛生費は31億4,766万円で、主なものは、各種健康診査及び予防接種の経費や清掃に係る宮古地区広域行政組合負担金などのほか、被災者の健康相談、訪問指導経費、放射能影響対策事業費など、震災対応経費を計上するものでございます。 5款労働費は2億1,588万3,000円で、主なものは、勤労者の生活資金等預託金に加え、東日本大震災に伴う雇用環境の悪化に対する緊急対策として、震災復興緊急雇用対策事業費を計上するものでございます。 6款農林水産業費は42億2,446万7,000円で、主なものは、農林水産業振興事業費、国土調査事業費、特別会計の農業及び漁業集落排水事業、魚市場事業への繰出金などのほか、復興住宅地域木材利用促進事業費や漁業集落防災機能強化事業費など、震災対応経費を計上するものでございます。 7款商工費は10億268万3,000円で、主なものは、商工業及び観光の振興事業費、中小企業振興対策預託金などのほか、震災復興中小企業者支援事業費や道の駅たろう整備事業費など、震災対応経費を計上するものでございます。 8款土木費は62億729万6,000円で、主なものは、道路整備事業費、土地区画整理事業費及び港湾費などのほか、復興地域道路整備事業費及び災害公営住宅整備事業費など、震災対応経費を計上するものでございます。 9款消防費は19億6,132万7,000円で、主なものは、宮古地区広域行政組合負担金や消防ポンプ自動車整備費、各分団の運営費などのほか、仮設消防屯所設置事業費、消火栓整備事業費、津波避難路等整備事業費など、震災対応経費を計上するものでございます。 10款教育費は34億8,080万円で、主なものは、小・中学校を初めとした各教育施設の管理運営費、小学校校舎等の改修費などのほか、被災児童・生徒に対する就学援助事業費や教育支援金事業費、復興関連発掘調査事業費などの震災対応経費を計上するものでございます。 11款災害復旧費は43億8,838万4,000円で、主なものは、漁港や公共土木施設、都市公園施設などの災害復旧事業費を計上するものでございます。 12款公債費は38億4,030万9,000円で、長期債元利償還金を計上するものでございます。 13款諸支出金は整理科目でございます。 14款予備費は5,000万円を計上するものでございます。 以上が一般会計歳出の概要でございます。 平成28年度の当初予算は、復興計画における震災以前の活力を取り戻す取り組みを行う再生期の最終年に当たることから、復旧・復興を重点的に進める予算編成を行ったところでございます。 次に、平成28年度宮古市山口財産区特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の327ページをお開き願います。 議案第13号 平成28年度宮古市山口財産区特別会計予算。 第1条は歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ26万1,000円と定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、概要を平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、330ページ、331ページをお開き願います。 山口財産区特別会計の平成28年度当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ26万1,000円で、歳入の主なものは、土地の貸付料、歳出の主なものは、財産区財産管理委員会に対する運営費補助金でございます。 次に、平成28年度宮古市千徳財産区特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の337ページをお開き願います。 議案第14号 平成28年度宮古市千徳財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ26万1,000円と定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは概要を、平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、340ページ、341ページをお開き願います。 千徳財産区特別会計の平成28年度当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ26万1,000円で、歳入の主なものは基金からの繰入金、歳出の主なものは財産区財産管理委員会に対する運営費補助金でございます。 次に、平成28年度宮古市重茂財産区特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の347ページをお開き願います。 議案第15号 平成28年度宮古市重茂財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ6万1,000円と定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは概要を、平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、350ページ、351ページをお開き願います。 重茂財産区特別会計の平成28年度当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ6万1,000円で、歳入の主なものは、基金からの繰入金、歳出の主なものは財産区有林看守員の報酬でございます。 以上が平成28年度一般会計及び総務部所管の特別会計に係る予算の概要でございます。 次に、条例案についてご説明いたします。 議案集(1)、2分冊の2、32-1ページをお開き願います。 議案第32号 宮古市行政不服審査法施行条例についてご説明いたします。 本条例案は、行政処分に対する不服申し立て制度について定めた行政不服審査法が全面的に見直され、新たな行政不服審査法として平成28年4月1日から施行されることに伴い、同法の実施に当たり条例の定めを要するものについて、その必要な事項を定めようとするものでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第1条は、本条例の趣旨について定めるものでございます。 第2条は、審査請求に係る審理手続における提出書類の写し等を審査請求人等に交付する場合の手数料について定めるものでございます。 第3条は、行政不服審査法の規定に基づき、審査請求に係る事件ごとに、行政不服審査会を設置する旨を定めるものでございます。 第4条から第8条までについては、第3条に規定する行政不服審査会の組織及び運営に関し定めるものでございます。 第9条は、本条例の実施に関する補足について定めるものでございます。 第10条は、行政不服審査会の委員または委員を退任した者が、職務上知ることができた秘密を漏らした場合における罰則について定めるものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行日を新行政不服審査法の施行日に合わせて、平成28年4月1日とするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、行政不服審査法の施行に伴い、審理手続に係る提出書類の写し等の交付手数料を定めるとともに、審査請求に係る事件ごとに、宮古市行政不服審査会を設置しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案集(1)、2分冊の2、33-1ページをお開き願います。 議案第33号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてご説明いたします。 本条例案は、議案第32号のご説明の際に申し上げました新行政不服審査法の施行に伴い、関係条例の整備をしようとするものでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第1条及び第3条は、それぞれ宮古市情報公開条例及び宮古市個人情報保護条例を改正するもので、主な内容は、新行政不服審査法において創設された審理員による審理手続について適用除外とするものでございます。 新行政不服審査法において創設された審理員制度は、審査請求人及び行政処分をした処分長のそれぞれの主張を公平に審理できるよう、行政処分に関与した者以外の者の中から指名する審理員が審理するよう制度化されたものでございます。 行政文書及び個人情報の開示請求に対する処分について不服があった場合は、従来から第三者機関として設置している審査会において審査を行っていることから、新たに設けられた審理員制度を適用する実益がないため、審理員による審理手続は行わない旨を定めるものでございます。 その他の規程の改正は、情報公開法及び個人情報保護法の規程の改正の例により、両条例の規程について同様の改正をするとともに、新行政不服審査法の施行に伴い、用語等の整理を行うものでございます。 第2条及び第4条から第7条までは、新行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の規程の例により、各条例に規定する用語の改正をするとともに、所要の整備をするものでございます。 次に、附則でございますが、第1項は、本条例の施行日を新行政不服審査法の施行日に合わせて、平成28年4月1日とするものでございます。 第2項及び第3項は、本条例の適用区分について定めるものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、行政不服審査法の施行に伴い、所要の整備をしようとするものである。これがこの条例案を提出する理由でございます。 次に、議案集(1)、2分冊の2、34-1ページをお開き願います。 議案第34号 宮古市における公聴会及び調査等に出頭または参加する者の費用弁償支給条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は農業委員会等に関する法律が改正され、条例で引用している同法の規程の条項が繰り下げられたことに伴い、所要の改正をしようとするものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行日を改正法の施行日に合わせて、平成28年4月1日とするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、農業委員会等に関する法律の改正に伴い、所要の改正をしようとするものである。これがこの条例案を提出する理由でございます。 次に、議案集(1)、2分冊の2、35-1ページをお開き願います。 議案第35号 宮古市東日本大震災の被災者に対する固定資産税の減免に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例は、平成26年12月に議決いただいた宮古市東日本大震災の被災者に対する固定資産税の減免に関する条例の一部を改正するもので、第2条で地方税法の規定により固定資産税の減免について規定しておりますが、地方税法が平成27年4月1日に改正されたことに伴い、根拠とする法律を改正前の地方税法と規定する必要があることから、改正しようとするものです。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第2条は地方税法の改正に伴い、引用する地方税法を地方税法等の一部を改正する法律(平成27年法律第2号)第1条の規定による改正前の地方税法と改正するものです。 施行期日は公布の日を予定しております。 以上が条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、地方税法の改正に伴い、所要の改正をしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案集(1)、2分冊の2、36-1ページをお開き願います。 議案第36号 宮古市選挙における選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する条例についてご説明いたします。 本条例は、公職選挙法の規定に基づき、市議会議員及び市長の選挙のおける選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成にかかる費用の公費負担について定めるものでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第1条は、本条例の趣旨について定めるものです。 第2条から第5条までは、市議会議員選挙及び市長選挙での選挙運動用自動車の使用の公営について定めるものです。 第6条から第8条までは、市長選挙における選挙運動用ビラの作成の公営について定めるものです。 第9条から第11条までは、市議会議員選挙及び市長選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営について定めるものです。 なお、選挙運動用自動車の台数、選挙運動用ビラ及びポスターの作成枚数等は、公職選挙法で定められているものです。また、費用については、国政選挙における費用を用いております。 第12条は、この条例案の実施に関し必要な事項について、市選挙管理委員会が定めることとするものです。 次に、附則でございますが、本条例の施行日を公布の日とし、この条例の施行日以後に選挙期日を告示される市議会議員及び市長の選挙から適用するものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、市議会議員及び市長の選挙において、候補者間の選挙運動の機会の均等を図るため、選挙運動に係る費用を公費で負担しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 以上、平成28年度宮古市一般会計予算及び総務部が所管いたします特別会計の予算並びに条例案について、一括してご説明いたしました。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 山崎企画部長。     〔企画部長 山崎政典君登壇〕 ◎企画部長(山崎政典君) それでは、企画部が所管する予算、条例案等について説明させていただきます。 まず、平成28年度宮古市川井地域バス事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の317ページをお開き願います。 議案第12号 平成28年度宮古市川井地域バス事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1,337万2,000円と定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、320、321ページをお開き願います。 初めに歳入からご説明いたしますので、上段の表をごらん願います。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款使用料及び手数料191万8,000円は、川井地域バス使用料の収入見込みを計上するものでございます。 2款財産収入は整理科目でございます。 3款繰入金は一般会計からの繰り入れで、1,145万1,000円を計上するものでございます。 4款繰越金及び5款諸収入は整理科目でございます。 次に歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款バス事業費は1,337万2,000円で、主なものは、川井地域バス運行委託料でございます。 次に、平成28年度宮古市刈屋財産区特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の357ページをお開き願います。 議案第16号 平成28年度宮古市刈屋財産区特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ166万5,000円と定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、360、361ページをお開き願います。 初めに歳入からご説明いたしますので、上段の表をごらん願います。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款財産収入は整理科目でございます。 2款繰入金は刈屋財産区有林造成基金からの繰り入れで、166万円を計上するものでございます。 3款繰越金及び4款諸収入は整理科目でございます。 次に歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款総務費は166万5,000円で、主なものは、刈屋財産区管理会委員報酬、刈屋財産区有林立木調査委託料でございます。 次に、議案集(1)、2分冊の1、19-1ページをお開き願います。 議案第19号 宮古市薬師塗漆工芸館条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、薬師塗漆工芸館の移転に伴う位置の変更及び入館料を無料にしようとするもので、平成28年4月1日から施行するものでございます。 宮古市薬師塗漆工芸館は、一般国道106号、宮古・盛岡横断道路の用地となることから、道の駅やまびこ館敷地内に移転となるものでございます。 また、移転したことにより、道の駅と一体的な観光施設として活用を図っていくこととなりますので、そうした場合に入館料を徴収する施設としてはなじまないことから、無料とするものでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第2条の改正でございますが、移転に伴い施設の位置を改正するものでございます。 次に第3条以下の改正でございますが、入館料を無料にすることに伴い、入館の許可に係る第3条及び第5条並びに入館料に係る第6条から第8条まで及び別表を削り、第4条を第3条に繰り上げ、入館者に対する監督処分について第4条に規定し、第9条及び第10条を第5条及び第6条に繰り上げるものでございます。 第4条の監督処分の規定は、入館料を無料とした後においても施設の管理監督が必要となることから、改正前の第3条第2項及び第5条の規定を参考に入館を制限し、もしくは拒み、または退去を命ずることができる場合について定めるものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市薬師塗漆工芸館の移転に伴い、当該施設の位置を変更するとともに、当該施設への入館を無料にしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案集(1)、2分冊の2、37-1ページをお開き願います。 議案第37号 宮古市自治会研修センター条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、田老自治会研修センターを廃止し、乙部地区自治会研修センターを三王団地に移転復旧することに伴い、名称及び位置を改正しようとするものでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 初めに表の1の項についてご説明いたします。 第2条の改正でございますが、田老自治会研修センターの項を削除するものでございます。 次に表の2の項についてご説明いたします。 題名、第1条及び第11条の改正でございますが、自治会研修センターが1カ所になることに伴い、移転復旧に合わせて改正するものでございます。 第2条の改正でございますが、自治会研修センターの移転復旧に合わせて名称及び位置を改正するものでございます。 次に附則でございますが、本条例の施行日を平成28年4月1日とするものですが、表の1の項の改正部分は公布の日からとするものでございます。 以上が条例案の主な内容ですが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、田老自治会研修センターを廃止し及び乙部地区自治会研修センターの移転復旧に伴い、当該施設の名称及び位置を変更しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に46-1ページをお開き願います。 議案第46号 宮古地区広域行政組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてご説明いたします。 本案は平成28年度に、し尿処理施設の基幹的設備改良工事を開始することから、その改良に要する経費の負担割合に関する規定を追加するため、組合規約の一部を変更する協議をしようとするものでございます。 以上が議案提出の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、平成28年度施行のし尿処理施設の基幹的設備改良に要する経費の負担割合を定めるため、宮古地区広域行政組合規約の一部を変更することについて、関係団体と協議しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、47-1ページをお開き願います。 議案第47号 宮古市過疎地域自立促進計画を定めることに関し議決を求めることについてご説明いたします。 本案は、宮古市過疎地域自立促進計画を定めることに関し、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定により、議会の議決を求めるものです。 それでは、計画の内容についてご説明いたしますので、別添の宮古市過疎地域自立促進計画の目次をお開き願います。 本計画は、過疎地域自立促進特別措置法第6条第2項に定められた項目に基づき策定するものです。 項目は1、基本的な事項から10、その他地域の自立促進に関し必要な事項までの10項目で構成されております。 1、基本的な事項は、地域の現況と今後の動向等について分析し、地域の自立促進の基本方針を定めております。計画期間は平成28年4月1日から平成33年3月31日までの5年間でございます。 2、産業の振興から10、その他地域の自立促進に関し必要な事項までは、それぞれ小項目を設けて、現況と問題点、課題等を明らかにし、その対策を掲げ、これを具体化するための事業計画を記載しております。 また、計画の内容につきましては、宮古市総合計画及び宮古市東日本復興計画をもとにしております。 以上が、議案提出の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、過疎地域自立促進特別措置法に基づき、宮古市過疎地域自立促進計画を策定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 以上、企画部所管の議案を説明させていただきました。 よろしくご審議くださいますよう、お願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 昼食のため暫時休憩します。     午前11時53分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(前川昌登君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 滝澤市民生活部長。     〔市民生活部長 滝澤 肇君登壇〕 ◎市民生活部長(滝澤肇君) それでは、市民生活部が所管する予算、条例案等について一括して説明申し上げます。 初めに、平成28年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の159ページをお開き願います。 議案第2号 平成28年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ86億7,446万円と定めるものです。 第2条は、一時借入金の最高額を5億円と定めるものです。 第3条は、歳出予算の流用について各項款の流用を定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、162、163ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をごらん願います。 この表は、国民健康保険事業勘定特別会計の歳入の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款国民健康保険税12億5,371万9,000円、及び、2款使用料及び手数料85万4,000円は、収入見込みを計上するものです。 次の3款国庫支出金23億4,012万7,000円から7款共同事業交付金20億4,548万3,000円までは、それぞれ医療費等に充当する収入見込みを計上するものです。 8款財産収入は整理科目です。 9款繰入金は、一般会計及び財政調整基金からの繰り入れ5億8,030万円を計上するものです。 10款繰越金は整理科目です。 11款諸収入1,528万1,000円は収入見込みを計上するものです。 以上が歳入の内容でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 この表は、国民健康保険事業勘定特別会計の歳出の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款総務費は1億2,527万6,000円で、主なものは、人件費及び徴税等事務経費です。 2款保険給付費は52億926万1,000円で、主なものは、療養給付費及び高額療養費です。 次の3款後期高齢者支援金等7億7,141万6,000円から6款介護納付金2億9,998万円までは、高齢者医療制度介護保険制度等に係る負担分を計上するものです。 7款共同事業拠出金は19億9,551万7,000円で、保険財政共同安定化事業等の財源として拠出するものです。 8款保険事業費は9,247万7,000円で、特定健康診査等事業費及び保険事業費です。 9款基金積立金は整理科目です。 10款公債費は48万3,000円で、一時借入金の利子を計上するものです。 11款諸支出金は1億7,454万2,000円で、前年度国庫支出金等の清算に係る返還金と、国の交付金で措置される直営診療施設勘定繰出金を計上するものです。 12款予備費は500万円で、前年度と同額です。 以上、平成28年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計の予算の内容でございます。 次に、平成28年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の209ページをお開き願います。 議案第4号 平成28年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億460万9,000円と定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、212、213ページをお開き願います。 初めに歳入からご説明いたしますので、上段の表をごらん願います。 この表は、後期高齢者医療特別会計の歳入の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款後期高齢者医療保険料4億1,583万5,000円は、収入見込みを計上するものです。 2款使用料及び手数料15万1,000円は、前年度と同額です。 3款繰入金1億8,601万5,000円は、一般会計からの本特別会計への事務費繰入金及び保険基盤安定繰入金です。 4款繰越金は整理科目です。 5款諸収入260万7,000円は、収入見込みを計上するものです。 以上が、歳入の内容でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 この表は、後期高齢者医療特別会計の歳出の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款総務費は1,114万9,000円で、主なものは通信運搬費及び総合行政システム賃借料です。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は5億9,006万円で、岩手県後期高齢者医療広域連合負担金です。 3款諸支出金は240万円で、主なものは保険料還付金です。 4款予備費は100万円で、前年度と同額です。 以上、平成28年度宮古市後期高齢者医療特別会計の予算の内容でございます。 次に、平成28年度宮古市墓地事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の305ページをお開き願います。 議案第11号 平成28年度宮古市墓地事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,726万5,000円と定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、308、309ページをお開き願います。 初めに、歳入からご説明いたしますので、上段の表をごらん願います。 この表は、墓地事業特別会計の歳入の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款使用料及び手数料231万9,000円は、収入見込みを計上するものです。 2款財産収入3万円は、墓地基金積立金利子を計上するものです。 3款繰入金は墓地基金からの繰り入れ2,491万2,000円を計上するものです。 4款繰越金は整理科目です。 5款諸収入は整理科目です。 以上が、歳入の内容でございます。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 この表は、墓地事業特別会計の歳出の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款墓地事業費は2,726万5,000円で、市営墓地の維持管理費、拡張事業に伴う造成費を計上するものです。 以上、平成28年度宮古市墓地事業特別会計の予算の内容でございます。 次に、議案集(1)2分冊の1、20-1ページをお開き願います。 議案第20号 宮古市乳幼児、小中学生、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本案は、乳幼児及び妊産婦に対し、平成28年8月診療分から医療の現物給付を導入することに伴い、所要の改正をしようとするものです。 新たに第11条に、乳幼児及び妊産婦に対して医療の現物給付を行うことができる旨を規定するものです。 附則でありますが、第1項は、本条例の施行日を平成28年8月1日からとするものです。 第2項は、経過措置を定めるものです。 以上が、改正の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、乳幼児及び妊産婦に対し、医療の現物給付を導入しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案集(1)2分冊の1、31-1ページをお開き願います。 議案第31号 平成27年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 第1条は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億8,565万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ90億7,112万3,000円とするものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、歳出からご説明いたしますので、31-8、31-9ページをお開き願います。 2、歳出、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費643万8,000円の減額は、臨時職員賃金及びシステム改修委託料の実績見込みによるものでございます。 2項徴税費、1目賦課徴収費312万7,000円の減額は、システム改修委託料及び納税貯蓄組合補助金の実績見込みによるものでございます。 2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費4億9,550万円の増額、及び、3目一般被保険者療養費300万円の減額は、それぞれ実績見込みによるものでございます。 2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費3,700万円の増額、及び、2目退職被保険者等高額療養費250万円の増額は、それぞれ実績見込みによるものでございます。 4項出産育児諸費、1目出産育児一時金294万円の減額は、出産育児一時金の実績見込みによるものでございます。 31-10、11ページをお開き願います。 2款保険給付費、5項葬祭費、1目葬祭費36万円の増額は、実績見込みによるものでございます。 3款後期高齢者支援金等、1項後期高齢者支援金等、1目後期高齢者支援金は、保険基盤安定負担金の増額に伴い財源補正するものでございます。 6款介護納付金、1項介護納付金、1目介護納付金5,226万9,000円の減額は、額の確定によるものでございます。 7款共同事業拠出金、1項共同事業拠出金、1目高額医療費共同事業医療費拠出金661万6,000円の減額、及び、2目保険財政共同安定化事業拠出金5,167万7,000円の減額は、それぞれ額の確定によるものでございます。 8款保険事業費、1項特定健康診査等事業費、1目特定健康診査等事業費は、被災地健康保険事業補助金の増額に伴い財源補正するものでございます。 11款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金592万1,000円の増額は、国庫支出金等返還金の額の確定によるものでございます。 31-12、31-13ページをお開き願います。 11款諸支出金、2項繰出金、1目直営診療施設勘定繰出金7,044万5,000円の増額は、収入見込みによるものでございます。 以上が、歳出でございます。 次に、歳入についてご説明いたしますので、31-4、31-5ページにお戻り願います。 1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税3,473万4,000円の減額、及び、2目退職被保険者等国民健康保険税622万円の減額は、それぞれ収入見込みによるものです。 3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金1億2,103万9,000円の増額は収入によるもので、2目高額療養費共同事業負担金165万4,000円の減額は、国庫負担金の額の確定によるものでございます。 2項国庫補助金、1目財政調整交付金1億2,587万円の増額は、直営診療施設運営補助金等の特別調整交付金の額の確定によるものです。 4款県支出金、1項県負担金、1目高額医療費共同事業負担金165万4,000円の減額は、県負担金の収入見込みによるものです。 2項県補助金、1目財政調整交付金3,829万5,000円の増額は収入見込みによるものでございます。 31-6、31-7ページをお開き願います。 7款共同事業交付金、1項共同事業交付金、1目高額医療費共同事業交付金6,684万9,000円の増額、及び、2目保険財政共同安定化事業交付金1,416万9,000円の減額は、それぞれ収入見込みによるものでございます。 8款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金28万2,000円の増額は、財政調整基金積立金の利息収入の見込みによるものでございます。 9款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金7,003万4,000円の増額は、保険基盤安定負担金等の増額のほか、東日本大震災津波被災地健康支援事業補助金として特定健診の際の追加検査項目に対する県からの補助金の増額によるものでございます。 2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金1億2,172万1,000円の増額は財政調整基金繰入金の増額です。 以上が、平成27年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第4号)の内容でございます。 次に、議案集(1)2分冊の2、38-1ページをお開き願います。 議案第38号 宮古市役所の支所及び出張所条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本案は、津軽石出張所及び崎山出張所の移転による施設整備に伴い、それぞれの位置を規定しようとし、条例の一部を改正するものでございます。 新たな施設の位置といたしまして、津軽石出張所は表1の項に宮古市津軽石第4地割40番地6、崎山出張所は表の2の項に宮古市崎山第1地割16番地1とし、規定するものでございます。 附則でございますが、施行日につきまして表の1の項の改正部分は公布の日から起算して三月を越えない範囲内において規則で定める日、表の2の項の改正部分は、交付の日から起算して六月を越えない範囲内において規則で定める日と規定するものでございます。 以上が改正の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、崎山出張所及び津軽石出張所の位置を変更しようとするものである。これがこの条例案を提出する理由でございます。 次に、議案集(1)2分冊の2、39-1ページをお開き願います。 議案第39号 宮古市消費生活センター条例についてご説明いたします。 消費者安全法の改正により、消費生活センターの組織及び運営について条例で定める必要があることから、本条例を制定しようとするものでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第1条は、本条例の趣旨について定めるものでございます。 第2条は、設置について、第3条は名称及び位置について、第4条は職員の配置についてでございますが、第2項につきましては消費生活相談員と認める者について定めるものでございます。 第5条は、人材及び処遇の確保について、第6条は研修の機会の確保について、第7条は情報の安全管理についてそれぞれ定めるものでございます。 第8条は、補則について定めるものでございます。 次に、附則でございますが、本条例案の施行日を平成28年4月1日とするものでございます。 以上が条例案の主な内容ですが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、消費者安全法の改正に伴い、宮古市消費生活センターの組織及び運営、その他必要な事項について定めようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、議案集(1)2分冊の2、45-1ページをお開き願います。 議案第45号 損害賠償請求に係るあっせんの申し立てに関し議決を求めることについてご説明いたします。 本案は、東京電力福島原子力発電所の事故における損害賠償請求に係るあっせんの申し立てを行おうとするものです。 議案の内容についてご説明いたします。 1、あっせんの申立先は、原子力損害賠償紛争解決センターでございます。 2、申立人は宮古市、申し立ての相手方は東京電力株式会社でございます。 3、あっせんの申し立ての趣旨及び原因ですが、平成25年4月1日から平成27年3月31日までの間の放射性物質影響対策に要した費用について、東京電力株式会社が損害賠償額として508万3,699円を宮古市に支払うようあっせんを申し立てるもので、東京電力株式会社が損害賠償請求に応じないことを原因とするものでございます。 4、あっせんの申し立てに関する方針ですが、相手方が損害賠償の額の一部の額の支払いに合意した場合には、損害賠償を求める額から当該合意した額を控除した額であっせんを申し立てることができるものとするものでございます。 以上が、損害賠償請求に係るあっせんの申し立てに関し議決を求めることについての議案の内容となっております。 議案の朗読は省略をさせていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、東京電力福島原子力発電所事故による損害賠償請求に係るあっせんの申し立てをしようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 以上、市民生活部が所管いたします予算、条例案等について一括して説明を申し上げました。よろしくご審議くださいますよう、お願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 下澤保健福祉部長。     〔保健福祉部長 下澤邦彦君登壇〕 ◎保健福祉部長(下澤邦彦君) 保健福祉部所管の議案5件につきまして、一括してご説明いたします。 最初に、平成28年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の187ページをお開き願います。 議案第3号 平成28年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億2,317万3,000円と定めるものです。 第2条は地方債で、第2表地方債のとおりとするものです。 第3条は、歳出予算の流用について各項款の流用を定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、190ページ、191ページをお開き願います。 初めに歳入からご説明いたしますので、上段の表をごらん願います。 この表は、国民健康保険診療施設勘定特別会計の歳入の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款診療収入は2億6,606万5,000円で、収入見込みを計上するものです。 2款介護サービス収入は83万5,000円で、収入見込みを計上するものです。 3款使用料及び手数料は246万8,000円で、収入見込みを計上するものです。 4款財産収入は25万2,000円で、住宅貸付収入見込みを計上するものです。 5款繰入金は3億500万3,000円で、各事業に充当いたします収入見込みを計上するものです。 6款繰越金は5,000円で、整理科目です。 7款諸収入は1,474万円で、収入見込みを計上するものです。 8款県支出金は440万5,000円で、各事業に充当いたします収入見込みを計上するものです。 9款市債は2,940万円で、投資的経費に充当いたします市債を計上するものです。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 この表は、国民健康保険診療施設勘定特別会計の歳出の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款総務費は4億1,047万7,000円で、主なものは職員の人件費及び国民健康保険診療施設事業に係る事務費です。 2款医療費は1億4,799万7,000円で、主なものは各診療所事業に係る事業費を計上するものです。 3款施設整備費は2,500万円で、28年度に整備する田老診療所医師住宅建築工事費を計上するものです。 4款公債費は3,929万8,000円で、長期債元利償還金を計上するものです。 5款諸支出金は整理科目です。 6款予備費は40万円を計上するものです。 以上、平成28年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計の予算の内容です。 次に、平成28年度宮古市介護保険事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の221ページをお開き願います。 議案第5号 平成28年度宮古市介護保険事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ65億9,534万2,000円と定めるものです。 第2条は、一時借入金の最高額を2億円と定めるものです。 第3条は、歳出予算の流用について各項款の流用を定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、224ページ、225ページをお開き願います。 初めに歳入からご説明いたしますので、上段の表をごらん願います。 この表は、介護保険事業特別会計の歳入の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款介護保険料は12億5,769万2,000円で、収入見込みを計上するものです。 2款分担金及び負担金は876万3,000円で、介護認定審査会の共同設置に係る構成市町村の負担金です。 3款使用料及び手数料は95万9,000円で、収入見込みを計上するものです。 4款国庫支出金16億3,317万3,000円、5款支払基金交付金17億6,215万1,000円、6款県支出金9億2,823万6,000円は、各事業に充当いたします収入見込みを計上するものです。 7款財産収入は8万9,000円で、介護保険財政調整基金の利息収入見込みを計上するものです。 8款繰入金は10億425万7,000円で、各事業に充当いたします一般会計からの繰入金等の収入見込みを計上するものです。 9款繰越金、10款市債、11款諸収入は整理科目です。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 この表は、介護保険事業特別会計の歳出の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款総務費は1億3,087万円で、主なものは職員の人件費及び介護保険事業に係る事務費です。 2款保険給付費は62億6,670万円で、主なものは介護保険サービス利用者の保険給付額を計上するものです。 3款財政安定化基金拠出金は整理科目です。 4款地域支援事業費は1億8,413万9,000円で、主なものは介護予防事業費や地域包括支援センターの人件費など地域支援事業に係る事業費を計上するものです。 5款保健福祉事業費は821万8,000円で、支援が必要な高齢者に対して訪問指導を行う高齢者指導員の人件費を計上するものです。 6款基金積立金は8万9,000円で、介護保険財政調整基金への利息の積み立てを計上するものです。 7款公債費は27万4,000円で、一時借り入れを行った場合の利子を計上するものです。 8款諸支出金は205万1,000円で、主なものは第1号被保険者介護保険料の還付金を計上するものです。 9款予備費は300万円を計上するものです。 以上、平成28年度宮古市介護保険事業特別会計の予算の内容です。 次に、平成28年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の249ページをお開き願います。 議案第6号 平成28年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ940万1,000円と定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、252ページ、253ページをお開き願います。 初めに歳入からご説明いたしますので、上段の表をごらん願います。 この表は、介護保険サービス事業勘定特別会計の歳入の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款サービス収入は940万円で、事業収入見込みを計上するものです。 2款繰越金は整理科目です。 次に、歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 この表は、介護保険サービス事業勘定特別会計の歳出の款別の予算額を掲げております。表の左側の本年度の予算額をごらん願います。 1款サービス事業費は940万1,000円で、要支援認定者の介護予防サービス計画作成に係る事業費を計上するものです。 以上、宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計の予算の内容です。 次に、議案集(1)2分冊の1、21-1ページをお開き願います。 議案第21号 宮古市高齢者生活福祉センター条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、宮古市高齢者生活福祉センターにおいて障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく基準該当障がい福祉サービスを開始するとともに、所要の整備をしようとするものです。 改正の内容については、第3条は事業内容に基準該当障がい福祉サービスである生活介護事業を追加するものです。 第7条第2項第1号は、介護保険法の改正による利用者負担の割合の見直しに伴い改正するものです。 第3号は、基準該当障がい福祉サービスである生活介護事業に係る使用料を追加するものです。 第15条第2項は、利用料金について第7条第2項各号に定める額へ改めるものです。 附則については、条例の施行日を平成28年4月1日とするものです。 以上が本条例案の内容ですが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく基準該当障がい福祉サービスを開始するとともに、所要の整備をしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由です。 次に、議案集(1)2分冊の2、40-1ページをお開き願います。 議案第40号 宮古市保育所条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、東日本大震災により流出し新たに移転復旧する宮古市津軽石保育所の位置の変更、並びに、宮古市田老保育所の定数及び位置を変更することから、条例を改正しようとするものです。 改正の内容については、第1条第2項の表中、宮古市津軽石保育所の位置を宮古市津軽石第4地割36番地1から宮古市津軽石第4地割40番地8に、宮古市田老保育所の位置を宮古市田老字野原92番1から宮古市田老三王一丁目1番6号に、宮古市田老保育所の定数を90人から70人に改めるものです。 附則については、条例の施行日を平成28年4月1日とするものです。 以上が本条例案の内容ですが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市津軽石保育所及び宮古市田老保育所の移転復旧に伴い、宮古市津軽石保育所の位置の変更並びに宮古市田老保育所の定数及び位置の変更をしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由です。 以上、保健福祉部所管の議案5件についての説明とさせていただきます。よろしくご審議くださいますよう、お願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 佐藤産業振興部長。     〔産業振興部長 佐藤日出海君登壇〕 ◎産業振興部長(佐藤日出海君) それでは、私からは産業振興部が所管する予算案1件、条例1件、工事請負契約2件について、続けて提案させていただきます。 初めは予算案でございます。平成28年度宮古市魚市場事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の295ページをお開き願います。 議案第10号 平成28年度宮古市魚市場事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億561万8,000円と定めるものです。 第2条は、債務負担行為の期間及び限度額を定めるものです。 第3条は、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、平成28年度予算歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたします。 初めに歳入からご説明いたしますので、301ページをごらん願います。 1款使用料及び手数料、1項使用料の2,532万7,000円は前年と同額を見込むものです。 2款繰入金、1項他会計繰入金は23億5,488万9,000円です。 3款繰入金、4款諸収入は、整理科目です。 次に、歳出をご説明いたしますので、302、303ページをごらん願います。 1款市場事業費、1項市場管理費1,671万6,000円は、施設管理のための修繕料、委託料、施設修繕工事費でございます。1款市場事業費、2項市場整備費の26億3,850万3,000円は、魚市場増築工事及び魚市場附帯施設整備工事費等でございます。 2款公債費、1項交際費の5,039万9,000円は、長期債の元金償還金と利子償還金です。 以上、平成28年度宮古市魚市場事業特別会計の予算の内容でございます。 次に、産業振興条例案についてご説明いたしますので、議案集(1)2分冊の1、22-1ページをお開き願います。 議案第22号 宮古市産業振興条例案につきましてご説明いたします。 本条例案は、宮古市の産業の振興に関し、基本となる事項を定めようとするものでございます。 この条例で定める主な内容は、4点ほどございます。 第1点目が、産業振興に関する基本理念の規定でございます。これは、産業の振興について市、事業者、産業関係団体及び市民の取り組むべき基本理念を規定するものでございます。 第2点目が、産業振興に関する基本方針の規定でございます。これは、産業の振興について市、事業者及び産業関係団体が取り組む基本方針を規定するものでございます。 第3点目が、役割と責務等の規定でございます。これは、市、事業者及び産業関係団体の役割と責務、並びに、市民の理解と協力について規定するものでございます。 第4点目が、産業の振興に関する意見交換会の規定でございます。これは、市長が産業振興に関する施策の推進のため必要な会議の開催について規定するものでございます。 以上の規定を踏まえまして、宮古市の産業と地域経済のさらなる発展を図ろうとする内容でございます。なお、議案の朗読は省略させていただきます。 22-2ページをお開き願います。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、産業の振興に関し、基本理念を定め、市、事業者及び産業関係団体の役割及び責務を明らかにするとともに、産業の振興に関し、基本となる事項を定めようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、工事請負契約の締結を提案させていただきますので、議案集(1)の2分冊の2をお願いいたします。2分冊の2の43-1ページをお開き願います。 議案第43号 女遊戸地区漁業集落道整備その2工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてご説明いたします。 この議案は、女遊戸地区漁業集落道整備その2工事の請負契約の締結に当たり、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及び宮古市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例(平成17年宮古市条例第52号)第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 工事名は、女遊戸地区漁業集落道整備その2工事です。工事場所は、宮古市崎山第4地割、第6地割地内です。契約金額は、3億8,340万円です。請負者は、住所、宮古市宮町一丁目3番5号、名称、陸中建設株式会社、代表取締役、伊藤敏でございます。 この工事の入札は、1月26日、指名競争入札で行った結果、2者が応札し、陸中建設株式会社に落札となったものです。 落札率は98.2%、完成は平成29年3月15日を予定しております。 次に、工事の概要についてご説明申し上げますので、43-2ページをお開き願います。 工事内容につきましてご説明申し上げます。 本工事は、女遊戸地区漁業集落防災機能強化事業にかかわる集落道路の工事を行うものです。 主な工事内容は、道路盛土工4万380立方メートルほか、記載のとおりでございます。 関係図面につきましては、43-3ページ以降に添付しておりますのでご参照願います。 以上が、本議案にかかわる工事の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 43-1ページにお戻り願います。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、女遊戸地区漁業集落道整備その2工事の請負契約を締結しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次に、44-1ページをお開き願います。 議案第44号 津軽石漁港海岸災害復旧(23災641号防潮堤)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについてご説明いたします。 津軽石漁港海岸災害復旧(23災641号防潮堤)工事につきましては、平成25年11月11日に7億8,750万円で工事請負契約締結の議会議決をいただきました。その後、平成25年12月13日に8億1,069万7,680円で消費税及び地方消費税の税率改正に伴い、並びに、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づく契約金額変更の議会議決をいただいております。 本工事につきまして、現場精査による設計変更及びインフレスライド条項の適用に伴い、契約金額を4,983万6,600円増額する必要が生じました。このため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及び宮古市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または、処分に関する条例(平成17年宮古市条例第52条)第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 変更前の契約金額は8億1,069万7,680円、変更後の契約金額は8億6,053万4,280円、これは、4,983万6,600円の増額となります。 次に、変更の概要につきましてご説明いたしますので、44-2ページをお開き願います。 工事名は、津軽石漁港海岸災害復旧(23災641号防潮堤)工事でございます。 工事場所、請負者につきましては、変更はございません。 工期につきましては、工事数量が増加をすることに伴い、平成28年3月15日までの工期を平成29年3月15日までの12カ月延長するものでございます。 次に、工事の変更内容についてご説明いたします。 本工事において基礎工を施工するに当たり、当初想定していた土質条件に相違があったため、仮設矢板を併用しての掘削といたしました。これにより。592万9,753円の増額となります。諸経費につきましては、264万8,247円の増額となります。 次に、インフレスライド額につきましては、請負者から工事請負契約書別記第25条第6項に規定されているインフレスライド条項に基づく請負代金金額変更の請求があったことから、このインフレスライド条項の適用により3,756万7,000円の増額となります。 消費税につきましては、369万1,600円の増額となります。 請負工事費、インフレスライド額、消費税の変更額の合計は、4,983万6,600円の増額となり、これに伴い契約金額を変更前の8億1,069万7,680円から変更後の8億6,053万4,280円に変更するものでございます。 関係図面につきましては、44-3ページ以降に添付してございますので、ご参照願います。 以上が、本議案に係る変更の主な内容でございます。議案の朗読は省略させていただきます。 44-1ページにお戻り願います。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、津軽石漁港海岸災害復旧(23災641号防潮堤)工事において、現場精査による設計変更及びインフレスライド条項の適用に伴い、契約金額を変更しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長(前川昌登君) 高峯都市整備部長。     〔都市整備部長 高峯聡一郎君登壇〕 ◎都市整備部長(高峯聡一郎君) 都市整備部が所管いたします3件の議案について、一括してご説明いたします。 初めに、議案集(1)2分冊の1、23-1ページをお開き願います。 議案第23号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律施行規則及び平成21年国土交通省告示第209号、長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準の改正、並びに、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、所要の整備を行うものでございます。 改正の内容につきましてご説明いたします。 別表第50項の長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく長期優良住宅建築等計画の認定の申請に係る審査の手数料に、既存住宅の増築・改築に係る計画の認定申請に係る手数料を加えること、及び、23-2ページの別表第63項、23-4ページの別表第64項、23-6ページの別表第65項に、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく認定申請の審査の手数料を定めるものでございます。 23-10ページをお開き願います。 本条例案の施行日は、平成28年4月1日からでございます。 なお、議案の朗読は省略をさせていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、既存住宅の増築及び改築に係る長期優良住宅建築等計画の認定に係る手数料の額を定めるとともに、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定及び当該計画の変更の認定、並びに、建築物エネルギー消費性能基準適合の認定に係る手数料の額を定めようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 続きまして、議案集(1)2分冊の2、48-1ページをお開き願います。 議案第48号 市道路線の廃止についてご説明いたします。 本案は、宮古地区3路線及び田老地区33路線について市道路線を廃止するため、道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 内容についてご説明いたします。 本議案で廃止しようとする宮古地区の3路線は、路線番号117、磯鶏金浜線、路線番号476、金浜中央線、路線番号477、金浜1号線で、いずれも道路整備事業に伴い路線再認定のため廃止するものでございます。 起点及び終点につきましては、記載のとおりでございます。 次に、田老地区の33路線は、路線番号1、市街地1号線から、48-4ページ、路線番号100、三王線までで、いずれも土地区画整理事業、または、防災集団移転促進事業に伴い廃止するものでございます。 起点及び終点につきましては、記載のとおりでございます。 別紙参考資料として、位置図及び廃止図面を添付しておりますので、ご参照願います。 なお、議案の朗読は省略をさせていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、市道路線を廃止しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 続きまして、議案集(1)2分冊の2、49-1ページをお開き願います。 議案第49号 市道路線の認定についてご説明いたします。 本案は、宮古地区4路線及び田老地区72路線について市道路線として認定するため、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 内容についてご説明いたします。 本議案で認定しようとする宮古地区の4路線のうち路線番号117、磯鶏金浜線、路線番号476、金浜中央線、路線番号477、金浜1号線は、道路整備事業により整備する磯鶏金浜線ほか2路線を再認定するものでございます。路線番号822、船場踏切線は踏切改良事業により整備する道路として新たに認定するものでございます。 起点及び終点につきましては、記載のとおりでございます。 次に、田老地区の72路線は、路線番号178、田老1丁目1号線から、49-7ページ、路線番号249青砂里小港線までで、いずれも土地区画整理事業、または、防災集団移転促進事業により整備された道路を新たに認定するものでございます。 起点及び終点につきましては、記載のとおりでございます。 別紙参考資料として、位置図及び認定図面を添付しておりますので、ご参照願います。 なお、議案の朗読は省略をさせていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、市道路線として認定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 以上、議案第23号、48号及び49号をご説明いたしました。よろしくご審議くださいますよう、お願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 田崎上下水道部長。     〔上下水道部長 田崎義孝君登壇〕 ◎上下水道部長(田崎義孝君) 上下水道部所管の平成28年度当初予算5件について、ご説明いたします。 初めに、平成28年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の259ページをお開き願います。 議案第7号 平成28年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,160万6,000円と定めるものでございます。 第2条は、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額について定めるものでございます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、予算の概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、262、263ページをお開き願います。 初めに歳入からご説明いたしますので、上段の表、左側の本年度予算額の欄をごらんください。 1款分担金及び負担金36万1,000円と、2款使用料及び手数料966万3,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 3款繰入金は一般会計からの繰入金で、2,057万7,000円を計上するものでございます。 4款繰越金は整理科目でございます。 5款諸収入100万4,000円は、補償費を計上するものでございます。 以上が、歳入の概要でございます。 次に歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 1款農業集落排水管理費1,304万8,000円は、農業集落排水施設の維持管理費でございます。 2款公債費1,855万8,000円は、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が、歳出の概要でございます。 次に、平成28年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の271ページをお開き願います。 議案第8号 平成28年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8,628万7,000円と定めるものでございます。 第2条は、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額について定めるものでございます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、予算の概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、274、275ページをお開き願います。 初めに歳入からご説明いたしますので、上段の表、左側の本年度予算額の欄をごらんください。 1款分担金及び負担金77万7,000円と、2款使用料及び手数料1,598万8,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 3款繰入金は一般会計からの繰入金で、5,261万8,000円を計上するものでございます。 4款繰越金は整理科目でございます。 5款諸収入1,690万3,000円は、補償費を計上するものでございます。 以上が、歳入の概要でございます。 次に歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 1款漁業集落排水管理費5,052万2,000円は、漁業集落排水施設の維持管理費でございます。 2款公債費3,576万5,000円は、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が、歳出の概要でございます。 次に、平成28年度宮古市浄化槽事業特別会計予算についてご説明いたしますので、予算書の283ページをお開き願います。 議案第9号 平成28年度宮古市浄化槽事業特別会計予算。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,057万9,000円と定めるものでございます。 第2条は、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額について定めるものでございます。 第3条は、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めるものでございます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、予算の概要を歳入歳出予算事項別明細書によりご説明いたしますので、286、287ページをお開き願います。 初めに歳入からご説明いたしますので、上段の表、左側の本年度予算額の欄をごらんください。 1款分担金及び負担金2,303万3,000円と、2款使用料及び手数料4,436万5,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 3款国庫支出金4,455万3,000円は、浄化槽整備費に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 4款繰入金は一般会計からの繰入金で、6,402万2,000円を計上するものでございます。 5款繰越金と6款諸収入は、整理科目でございます。 7款市債7,460万円は、浄化槽整備費に充当いたします市債を計上するものでございます。 以上が、歳入の概要でございます。 次に歳出をご説明いたしますので、下段の表をごらん願います。 1款浄化槽管理費6,365万6,000円は、浄化槽の維持管理費等でございます。 2款浄化槽整備費1億7,429万円は、浄化槽設置費等でございます。 3款公債費1,263万3,000円は、長期債元利償還金を計上するものでございます。 以上が、歳出の概要でございます。 次に、別様となっております平成28年度宮古市水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。 議案第17号 平成28年度宮古市水道事業会計予算についてご説明いたします。 第2条からご説明いたします。第2条は、業務の予定量を定めたもので、(1)給水栓数、(2)年間総配水量、(3)一日平均配水量につきましては、平成27年度の給水、配水の状況をかんがみ、給水収益の状況等をもとに、それぞれ予定量を見込んでおります。 (4)の主要建設改良事業、(イ)配水設備改良費につきましては12億6,103万5,000円を計上するものでございます。 第3条は、経常的な営業活動に係る収益的収入及び支出の予定額で、第1款指水道事業収益は12億5,294万6,000円で、内訳は、第1項営業収益が10億8,604万円で、主なものは水道料金収入でございます。 第2項営業外収益は1億6,690万5,000円で、主なものは長期前受金戻入などでございます。 次に支出ですが、第1款水道事業費用は11億4,845万9,000円を計上するものでございます。 内訳は、第1項営業費用が10億5,775万3,000円で、主なものは水道施設の維持管理に係る人件費、委託料、除却費及び減価償却費等の経費でございます。 第2項営業外費用は8,770万5,000円で、主なものは企業債の支払利息でございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額は水道施設の整備、改良に係るもので、第1款資本的収入は8億8,907万1,000円です。主な内訳は、第1項企業債2億9,890万円、第2項国庫補助金3億2,602万2,000円、第4項工事負担金2億3,353万円を計上するものでございます。 次の2ページをお開き願います。 第1款資本的支出は13億8,609万2,000円で、内訳は第1項建設改良費12億9,920万2,000円、第2項企業債償還金8,689万円を計上するものでございます。 前のページの第4条本文に戻っていただきまして、括弧書きの資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は4億9,702万1,000円となり、この不足額の補填につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額9,476万1,000円、当年度分損益勘定留保資金2億4,481万6,000円、減債積立金2,000万円及び建設改良積立金1億3,744万4,000円で補填するものでございます。 次に、第5条以降についてご説明いたしますので、改めて2ページをお開き願います。 第5条は起債の目的、限度額等について定めたものでございます。 以下、第6条は一時借入金の限度額について、第7条は予定支出経費の同一款内の流用について、第8条は議会の議決を経なければ流用できない経費について、第9条は他会計からの補助金について、第10条は棚卸資産の購入限度額について、それぞれ定めております。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、3ページ以降は予算の詳細に係る説明書類でございます。 以上が、平成28年度宮古市水道事業会計予算でございます。 次に、別様となっております平成28年度宮古市下水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。 議案第18号 平成28年度宮古市下水道事業会計予算についてご説明いたします。 第2条からご説明いたします。第2条は業務の予定量を定めたもので、(1)処理戸数、(2)年間総処理水量につきましては、平成27年度の処理水量の状況をかんがみ、下水道使用料の状況等をもとに、それぞれ予定量を見込んでおります。 (3)の主要建設改良事業、(イ)公共下水道整備費につきましては6億836万3,000円を計上するものでございます。 第3条は、経常的な営業活動に係る収益的収入及び支出の予定額で、第1款下水道事業収益は16億3,565万8,000円で、内訳は、第1項営業収益が6億5,384万6,000円で、主なものは下水道使用料収入でございます。 第2項営業外収益は9億8,181万1,000円で、主なものは一般会計補助金や長期前受金戻入でございます。 次に支出ですが、第1款下水道事業費用は15億6,402万2,000円を計上するものでございます。 内訳は、第1項営業費用が13億104万1,000円で、主なものは下水道施設の維持管理に係る人件費、委託料、除却費及び減価償却費等の経費でございます。 第2項営業外費用は2億5,798万円で、主なものは企業債の支払利息でございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額は下水道施設の整備、改良に係るもので、第1款資本的収入は10億7,160万2,000円でございます。主な内訳は、第1項企業債6億200万円、第3項負担金1億8,635万1,000円、第4項国庫補助金2億8,325万円を計上するものでございます。 次の2ページをお開き願います。 第1款資本的支出は16億8,765万2,000円で、内訳は第1項建設改良費6億836万3,000円、第2項企業債償還金10億7,928万9,000円を計上するものでございます。 前のページの第4条本文に戻っていただきまして、括弧書きの資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は6億1,605万円となり、この不足額の補填につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,374万円、当年度分損益勘定留保資金5億996万7,000円、建設改良積立金3,234万3,000円及び減債積立金3,000万円で補填するものでございます。 次に、第5条以降についてご説明いたしますので、改めて2ページをお開き願います。 第5条は債務負担行為について定めたものでございます。 以下、第6条は起債の目的、限度額等について、第7条は一時借入金の限度額について、第8条は予定支出経費の同一款内の流用について、第9条は議会の議決を経なければ流用できない経費について、第10条は他会計からの補助金について、それぞれ定めております。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 なお、3ページ以降は予算の詳細に係る説明書類でございます。 以上が、平成28年度宮古市下水道事業会計予算でございます。よろしくご審議くださいますよう、お願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 山根危機管理監。     〔危機管理監 山根正敬君登壇〕 ◎危機管理監(山根正敬君) 危機管理監所管の議案1件について、ご説明を申し上げます。 議案集(1)2分冊の2の41-1ページをお開き願います。 議案第41号 宮古市コミュニティ消防防災センター条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、東日本大震災により被災した宮古市田老コミュニティ消防センター及び宮古市荒谷防災センターを廃して、宮古市消防団第29分団屯所及び第30分団屯所として復旧することから、第2条の表中の宮古市田老コミュニティ消防センター及び宮古市荒谷防災センターの名称及び位置を削除しようとするものです。 附則につきましては、この条例の施行期日を公布の日からとするものです。 以上が、本条例案の内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市田老コミュニティ消防センター及び宮古市荒谷防災センターを廃止しようとするものである。これが、この条例案を提出理由でございます。 よろしくご審議くださいますよう、お願いいたします。
    ○議長(前川昌登君) 熊谷教育部長。     〔教育部長 熊谷立行君登壇〕 ◎教育部長(熊谷立行君) 教育委員会所管条例案8件について、一括してご説明いたします。 議案集(1)2分冊の1、24-1ページをお開き願います。 議案第24号 宮古市いじめ問題対策委員会条例についてご説明いたします。 本条例案は、いじめ防止対策推進法の規定に基づき、市内小・中学校におけるいじめ防止等の対策を実効的に行うため、宮古市いじめ問題対策委員会を設置しようとするものであります。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第1条は、委員会の設置趣旨について定めるものであります。 第2条は、委員会の所掌事項を定めるもので、同法第12条第3項により定めた宮古市いじめ防止基本方針に基づくいじめの防止等のための対策について審議、提言を行うこと、同法24条の規定により、市、教育委員会が学校に対して行い、支援や学校が講ずる措置について必要に応じて助言等を行うこと、同法28条第1項に規定する重大事態について調査を行うこととしております。 第3条は、委員会組織について定めるもので、委員は、法律、医療、心理、福祉等に関する専門知識を有する者のうちから5人以内で構成され、委員の任期は原則2年となります。 第4条から第8条までは、委員会の会議の招集及び運営等について定めるものであります。 第9条は、補則といたしまして、委員会の運営に関して必要な事項は委員長が委員会に諮って定めるものとするものであります。 次に、附則ですが、本条例の施行日を平成28年4月1日とするものであります。 なお、宮古市いじめ問題対策委員会の設置に関しましては、平成28年2月4日開催の宮古市教育委員会2月定例会におきまして議決をいただいております。 以上が、条例案の主な内容でありますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市いじめ問題対策委員会を設置しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、25-1ページをお開き願います。 議案第25号 宮古市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、いじめ防止対策推進法の規定に基づき、宮古市いじめ問題対策委員会を設置することに伴い、同委員会委員の報酬の額を定めようとするものであります。 改正の内容でありますが、第2条の別表中、職名の欄の刈屋財産区管理会委員の次にいじめ問題対策委員会委員を新たに定め、報酬額につきましては日額、月額または年額として市長が定める額とするものであります。 次に、附則ですが、本条例の施行日を宮古市いじめ問題対策委員会条例の施行日に合わせ、平成28年4月1日とするものであります。 以上が条例案の主な内容でありますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市いじめ問題対策委員会の設置に伴い、同委員会の委員の報酬の額を定めようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、26-1ページをお開き願います。 議案第26号 宮古市公民館条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、東日本大震災で被災した鍬ヶ崎公民館及び津軽石公民館の移転復旧及び崎山貝塚縄文の森公園複合施設内への崎山公民館の移転整備に伴い、施設の位置の変更及び使用料の改正を行うとともに、使用料を規定する表を各施設の部屋区分に応じた表に改めようとするものであります。 改正の内容についてでありますが、第1条におきまして、別表第1の鍬ヶ崎公民館の位置を宮古市鍬ヶ崎下町3番20号から宮古市港町3番1号に、別表第2について鍬ヶ崎公民館の使用料を改めるとともに、これまで全施設について同一部屋区分で使用料を規定していたものを、各施設の部屋区分に応じた表に改めるものであります。 次に、26-2ページをお開き願います。 第2条の表の1におきまして、別表第1の津軽石公民館の位置を宮古市津軽石第2地割31番地から宮古市津軽石第4地割40番地6に、別表第2について津軽石公民館の使用料を改めるものです。 次に、26-3ページをお開き願います。 第2の表の2におきまして、別表第1の崎山公民館の位置を宮古市崎山第7地割2番地2から宮古市崎山第1地割16番地1に、別表第2について崎山公民館の使用料を改めるものであります。 次に、附則第1項から第4項の内容でありますが、本条例の施行日は平成28年4月1日とするものですが、第2条の改正につきましては、各施設の供用開始時期にあわせ、津軽石公民館については公布の日から三月を越えない範囲内、崎山公民館については公布の日から六月を越えない範囲において規則で定める日を施行日とするものであります。 なお、第1条及び第2条の別表第2の規定は、それぞれの施行日以降の利用申請に対する許可に係る使用料について適用し、同日前の利用の申請に対する許可に係る使用料については、なお従前の例とするものであります。 以上が条例案の主な内容でありますが、条例の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市鍬ヶ崎公民館、宮古市津軽石公民館、宮古市崎山公民館の位置の変更及び使用料の改正を行うとともに、使用料を規定する表を公民館ごとの部屋の区分に応じた表に改めるようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、27-1ページをお開き願います。 議案第27号 宮古市田老野球場条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、東日本大震災で被災した田老野球場の移転復旧に伴い、施設の位置を変更するとともに新たに設置する照明設備の使用料の額を定めようとするものであります。 改正の内容でありますが、第2条で規定している宮古市田老野球場の位置を宮古市田老字川向159番地2から宮古市田老二丁目3番1号に変更するとともに、照明設備の1時間単位の使用料の額を新たに第7条別表2として附属設備使用料として定めるものであります。 次に附則ですが、本条例の施行日を平成28年4月1月からとするものであります。 以上が、条例案の主な内容でありますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市田老野球場の移転復旧に伴い施設の位置を変更するとともに、附属設備の使用料の額を定めようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、28-1ページをお開き願います。 議案第28号 宮古市崎山貝塚縄文の森ミュージアム条例についてご説明いたします。 本条例案は、崎山貝塚縄文の森公園複合施設内に設置する崎山貝塚縄文の森ミュージアムについて博物館法第18条の規定に基づき、施設の設置及び運営に関する基準を定めようとするものであります。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第1条は、施設の設置趣旨について定めるものであります。 第2条は、施設の名称及び位置について定めるものであります。 第3条から第6条までについては、入館等の許可及び行為の禁止等について定めるものであります。 28-2ページをお開き願います。 第7条から第9条については、入館料及び入館料の免除等について定めるもので、入館料につきましては別表において定めております。 第10条は、施設に関する損害賠償等について、第11条は、ミュージアム運営協議会の組織及び委員の任期について定めるものであります。 第12条は、補則について定めるものであります。 次に、附則として、本条例の施行日を公布の日から六月を越えない範囲内において規則で定める日とするものであります。 以上が条例案の主な内容でありますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市崎山貝塚縄文の森ミュージアムを設置しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、29-1ページをお開き願います。 議案第29号 宮古市崎山貝塚縄文の森公園条例についてご説明いたします。 本条例案は、崎山貝塚縄文の森公園の設置及び利用に関する基準を新たに定めようとするものであります。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 第1条は、公園の設置目的について定めるものであります。 第2条は、公園の名称及び位置について定めるものであります。 第3条から第4条については、公園内における行為の制限や禁止について、第5条から、29-2ページをお開き願います。第6条については、公園内における利用の禁止等について定めるものであります。 第7条は、公園内の施設、設備に関する損害賠償等について定めるものであります。 第8条は、補則について定めるものであります。 次に、附則ですが、本条例案の施行日を公布の日から六月を越えない範囲内において規則で定めるものとするものであります。これは、宮古市崎山貝塚縄文の森ミュージアムの供用開始にあわせ、本条例の施行日を規則で定めるものとするものであります。 以上が条例案の主な内容でありますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市崎山貝塚縄文の森公園を設置しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 次に、30-1ページをお開き願います。 議案第30号 宮古市北上山地民俗資料館条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、当民俗資料館における小学生、中学生及び高校生に係る入場料について無料にするため、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の内容でありますが、入館料について定めております改正前の第7条の別表から、小学生及び中学生に係る区分と入場料の表を削除し、高校生及び学生の区分を学生に修正するものであります。 なお、備考に新たに2、3を追加して、学生、一般の定義をつけ加えております。 次に、附則ですが、本条例案の施行日を平成28年4月1日からするものであります。 以上が条例案の主な内容でありますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、小学生、中学生及び高校生に係る入館料を無料にしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 それでは、次に、議案集(1)の2分冊の2、42-1ページをお開き願います。 議案第42号 宮古市ゲートボール場条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、東日本大震災で被災した田老ゲートボール場を廃止しようとするものであります。 改正の内容でありますが、第2条で規定している宮古市ゲートボール場の名称及び位置から、田老ゲートボール場を削除するものであります。 次に附則ですが、本条例の施行日を公布の日からとするものであります。 以上が、条例案の主な内容でありますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、田老ゲートボール場を廃止しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 以上、議案第24号から第30号、そして、議案第42号を一括して説明させていただきました。よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 ただいま議題になっております議案第1号から第49号までの49件については、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、それぞれ予算特別委員会及び所管の常任委員会に付託します。----------------------------------- △日程第57 発議案第6号 宮古市暴力団排除条例 ○議長(前川昌登君) 日程第57、発議案第6号 宮古市暴力団排除条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 鳥居晋君。     〔6番 鳥居 晋君登壇〕 ◆6番(鳥居晋君) 6番、鳥居晋。 ただいま議題となりました発議案第6号 宮古市暴力団排除条例について提案理由を説明いたします。 本条例は、市、市民及び事業者が一体となって宮古市からの暴力団の排除を推進し、市民の安全かつ平穏な生活の確保に資するとともに、市民の社会経済活動の健全な発展に寄与するため制定しようとするものであります。 条例の主な内容について説明いたします。 第1条は、本条例の目的で、先ほど述べた提案理由の内容について規定しております。 第2条は、用語の定義について規定しております。 第3条は、基本理念で、暴力団を恐れない、暴力団に財産上の利益を提供しない、暴力団を利用しないことを基本とし、市、市民、事業者等が相互に連携、協力し、暴力団排除を推進することを規定しております。 第4条及び第5条は、市、市民及び事業者の責務についてであります。 第6条及び第7条は、市民及び事業者に対する支援及び普及啓発について。 第8条から第11条は、市が行う事務からの暴力団排除についてであります。 第12条は、青少年に対する指導等について、 第13条は、国及び他の地方公共団体との連携について、 第14条は、補則について、それぞれ規定しております。 次に、附則ですが、本条例の施行日を平成28年4月1日とするものであります。 以上が条例案の主な内容でありますが、条例案の朗読は省略させていただきます。 平成28年2月10日提出。 提出者、鳥居晋。 賛成者、茂市敏之、高橋秀正、佐々木清明。 以上、提案理由を説明させていただきました。 議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 発議案第6号は、教育民生常任委員会に付託します。----------------------------------- △日程第58 陳情第8号 今まで不明であった陸こう整備について関係機関に住民説明会の開催を求める陳情 △日程第59 陳情第9号 鍬ヶ崎防潮堤の工事延期について説明を求める陳情 △日程第60 陳情第10号 閉伊川水門の工期再延期の説明を求める陳情 ○議長(前川昌登君) 日程第58、陳情第8号 今まで不明であった陸こう整備について関係機関に住民説明会の開催を求める陳情から日程第60、陳情第10号 閉伊川水門の工期再延期の説明を求める陳情までの3件を一括議題とします。 陳情第8号から陳情第10号までの3件は、お手元に配付しております陳情文書表のとおり、建設常任委員会に付託します。----------------------------------- △散会 ○議長(前川昌登君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。 あす2月18日から25日までの8日間は、常任委員会等開催及び議案思考のため、休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、あす2月18日から25日までの8日間は、休会とすることに決定しました。 本日は、これをもって散会します。御苦労さまでした。     午後2時41分 散会...