平成10年 9月 定例会 平成10年9月
宮古市議会定例会会議録第5号第5号平成10年9月11日(金曜日
)---------------------------------------議事日程第5号 日程第1 議案第3号
汚泥混焼施設の建設事務の受託の協議に関し議決を求めることについて 日程第2 議案第4号
宮古地区広域行政組合規約の変更に関する協議に関し議決を求めることについて 日程第3 議案第5号 平成10年度宮古市
一般会計補正予算(第3号) 日程第4 議案第6号 平成10年度宮古市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第5 議案第7号 平成10年度宮古市
土地取得事業特別会計補正予算(第1号) 日程第6 議案第8号 平成10年度宮古市
下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第7 議案第9号 宮古市職員恩給条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例 日程第8 議案第10号 宮古市教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて 日程第9 意見書案第7号 消費税減税と食料品非課税に関する意見書 日程第10 意見書案第8号
恒久的所得減税等に関する意見書 日程第11 意見書案第9号 医療保険制度の連続的改悪に反対し、安心してかかりやすい医療の充実に関する意見書 日程第12 意見書案第10号 国民本意の公共事業と建設行政の民主化に関する意見書 日程第13 意見書案第11号
道路整備予算の確保に関する意見書 日程第14 意見書案第12号
地方分権推進に係る公共事業の見直しに関する意見書 日程第15 意見書案第5号 地方議会の権限及び機能強化に関する意見書 (
総務常任委員会委員長報告) 日程第16 意見書案第6号 少子化対策の総合的推進に関する意見書 (
教育民生常任委員会委員長報告) 日程第17 請願第7号
じん肺罹患者の救済と
トンネルじん肺根絶に関する請願 (
経済常任委員会委員長報告) 日程第18 認定第1号 平成9年度宮古市
水道事業会計決算の認定について (
水道事業会計決算特別委員会委員長報告)--------------------------------------本日の会議に付した事件 上記日程のとおり出席議員(28名) 1番 千葉胤嗣君 2番 田頭久雄君 3番 三上 敏君 4番 中嶋 榮君 5番 山口 豊君 6番 近江勝定君 7番 沢田 勉君 8番 平沼 健君 9番 蛇口原司君 10番 中野勝安君 11番 佐々木武善君 12番 工藤 勇君 13番 中里栄輝君 14番 竹花邦彦君 15番 岩間 久君 16番 松本尚美君 17番 岩間 弘君 18番 城内愛彦君 19番 山野目輝雄君 20番 千束 諭君 21番 永浦奎輔君 22番 野沢三枝子君 23番 田中 尚君 24番 山崎時男君 25番 成ケ沢仁明君 26番 坂下正明君 27番 大久保 博君 28番 前川昌登君欠席議員(なし
)---------------------------------------説明のための出席者 市長 熊坂義裕君 助役 小原富彦君 収入役 長門孝則君
総務企画部長 鈴木英夫君 総務課長 佐々木岩根君
企画調整課長 細越雅佐浩君
生活福祉部長 吉田 武君
地域福祉課長 岡田光彦君 財政課長 西野祐司君 税務課長 君沢清吾君
健康推進課長 小本 哲君
市民生活課長 大森 翼君
環境保全課長 白根 進君 教育長 中屋定基君 教育次長 鼻崎正亀君
産業振興部長 松田辰雄君
商工観光課長 宇都宮 満君
都市整備部長 伊藤行雄君 建設課長 鈴木健市君 農林課長 浦野光廣君 水産課長 制野忠彦君
都市計画課長 三浦 章君 下水道課長 大久保金雄君 消防防災課長 野澤正樹君 農業委員会 腹子哲男君
監査委員事務局長 刈屋敏彦君 事務局長
水道事業所長 菊池淳雄君
---------------------------------------議会事務局出席者 事務局長 田鎖勇平 事務局次長 坂本邦雄 議事係長 山口 周 速記員 駒井和子
△開議 午後1時01分 開議
○議長(蛇口原司君) ただいままでの出席は28名でございます。定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。
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△日程第1 議案第3号
汚泥混焼施設の建設事務の受託の協議に関し議決を求めることについて
○議長(蛇口原司君) 日程第1、議案第3号
汚泥混焼施設の建設事務の受託の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 本案につきましては9月4日に提案され、継続審査となっておりましたが、午前の
議員全員協議会において協議しておりますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。
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△日程第2 議案第4号
宮古地区広域行政組合規約の変更に関する協議に関し議決を求めることについて
○議長(蛇口原司君) 日程第2、議案第4号
宮古地区広域行政組合規約の変更に関する協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 本案についても9月4日に提案されました議案第3号と関連することから、継続審査となっております。本案についても直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。
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△日程第3 議案第5号 平成10年度宮古市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(蛇口原司君) 日程第3、議案第5号 平成10年度宮古市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
鈴木総務企画部長。 〔
総務企画部長 鈴木英夫君登壇〕
◎
総務企画部長(鈴木英夫君) 議案集の2でございます。5-1ページをお開き願います。 議案第5号 平成10年度宮古市
一般会計補正予算(第3号)についてご提案申し上げます。 第1条は、
歳入歳出予算の補正でございます。既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億 7,596万6,000 円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 202億 8,248万 2,000円とするものでございます。 第2条は地方債の補正でございます。 歳出からご説明いたしますので、5-14から15をお開き願います。 2款総務費、1項総務管理費、1目の一般管理費に 1,524万 1,000円の補正でございます。これは8節の報償費に20万円、講師等の謝礼金20万円でございますが、これは
国際標準化機構、いわゆるISOの
環境管理システム 14001の認証の来年度中の取得を目指すことにいたしまして、本年度から準備を進めるというものでございます。まずもって全職員がISOとは何かということを認識するために、職員の環境問題に関する研修会を開催しようとするものでございます。9節の旅費 104万 1,000円、普通旅費に94万 7,000円でございます。これは中国の烟台市から
サーモンマラソンに選手団3名を招待する国内旅費48万 9,000円、それから姉妹市村の多良間村へ11月に訪問する市長以下3名分の旅費45万 8,000円、合わせて94万 7,000円でございます。研修旅費の9万 4,000円は、先ほどの
環境マネジメントセミナー、ISOの研修会へ職員2名を派遣するものでございます。11節の需用費 350万円、消耗品でございますが、これは新
住民情報システムの導入に係る関連の消耗品関係でございます。12節の役務費に 262万 8,000円、これも同じように
住民情報関係でございますが、通信運搬費、住民情報の各出張所、分庁舎、
保健センター等への電話回線の増設等による経費でございます。手数料も同じでございます。15の工事請負費40万、これも同じように
住民情報関係の各出張所等の
配線工事関係でございます。18節の備品購入費に 680万円、
庁用器具購入費ですが、これも同じく
住民情報システム関連の
総合窓口関係、OAデスク、
プリンター等の台の購入関係でございます。それから、19節の負担金補助及び交付金67万 2,000円、
地方自治情報センター負担金でございますが、これは加入することによりまして全国の市町村の町内名、字名等が直ちに検索できるというものでございます。 次の財産管理費に 2,400万、工事請負費 2,400万ですが、庁舎の補修関係 1,430万、新
住民情報システム導入に係る電気設備、キュービクルというんですが、電気の容量の
増設工事関係でございます。庁舎の一部改修もございます。それから、市有建物の解体工事 970万、これは宮町の旧裁判所、図書館として利用いたしました、現在書庫として利用しておりましたが、 1,127㎡を農協さんにお返しするということで解体をすると。それからもう一つ、愛宕倉庫、蔵がございますが 107㎡、これも解体をするという 970万が合わせてその経費でございます。 それから、企画費に40万 1,000円、19の負担金補助及び交付金でございますが、三鉄の
近代化整備補助金、これは当初予算で 122万 3,000円計上してございます。国のヒアリングの結果、車両エンジンの更新あるいは冷房等の国庫補助の認定が増額になったということから、総事業費 9,539万ですが、そのうち10%を沿線市町村で補助するというものでございます。それから、人にやさしい低
床バス導入事業補助金25万 4,000円、これも6月補正で 332万計上してございましたが、なおまた
アイドリングストップ機能、車いすのスロープ板の電動機能を備えたスロープつき低床バスに導入するということから増額になるものでございます。県と市で2分の1ずつ補助するものでございます。 10目の恩給及び退職年金費に2万円ですが、これは恩給法の改正によりまして1.19%、後で条例も提案いたしますけれども、2人分2万円でございます。 それから、11の諸費に 658万 1,000円、償還金利子及び割引料 658万 1,000円のうち
過誤納還付金 500万ですが、これは
法人市民税等の還付金の見込み額でございます。それから、国庫支出金の返還金、これは
在宅福祉事業の過年度分の還付でございます。 次に、3款の民生費、社会福祉費、1目の
社会福祉総務費に 409万 5,000円でございます。7節から12節までは国の特別減税にあわせて実施いたします
臨時福祉特別給付金の支給にかかる事務費、国から全額来ておりますが、それらの事務費関係で、今月から受付けが始まるというものでございます。それから、19の負担金補助及び交付金 157万円、
精神薄弱者福祉工場設置補助金でございますが、これは
社会福祉法人のカナンの園が一戸町に本年6月から開設いたしてございますが、関係町村で補助するというものでございます。宮古市から現在3名就労してございます。パン工場でございます。 それから、5目の老人福祉費に 147万 5,000円、ここの経費も全体としてでございますが、大きいのは13節の委託料83万 5,000円、講演等の委託料ということになっていますが、これは市民文化会館で支え合う
地域福祉づくりの集いというのを開催する、それらの経費でございます。公的介護保険に関する寸劇公演、あるいは「豊かな老後を目指して」ということで樋口恵子さんの基調講演がございます。 それから、次に児童福祉費の3目の
児童福祉施設費 1,478万 6,000円、賃金に 1,478万 6,000円ですが、臨時保母の賃金でございます。障害児保育、一時保育等に要する臨時保母の賃金でございます。 次のページをお開き願います。 4款の衛生費、1項保健衛生費、2目の予防費に 134万 2,000円、報酬でございますが看護婦の報酬、
予防接種事業に係る非常勤の看護婦でございます。 それから、環境衛生費に 555万円、19の負担金補助及び交付金ですが、
合併処理浄化槽の整備補助金でございます。8から10人槽を10基分補正するというものでございます。 それから、同じく2項の清掃費、清掃総務費に 342万 6,000円、役務費が90万、手数料でございますが、これは資源ごみの引き取り手数料が市場の低迷によりまして逆有償となっていると。それとあわせて回収量の増により補正するというものでございます。それから、19の負担金補助及び交付金 252万 6,000円、行政組合に対するものですが、先ほどの
汚泥混焼施設の整備事業のし尿の分の宮古市負担分でございます。 次に、6款の
農林水産業費、1項の農業費、3目の農業振興費に 8,028万 6,000円補正でございます。7節から12節までは事務費関係でございますが、13節の委託料 1,852万円、
農業構造地域連携支援活動委託料70万の減でございますが、研修旅費等への組み替えでございます。それから、大谷地地区の
換地業務委託料 710万円、これは水田の区画整理 5.2haを実施するもので、平成11年度の工事を行うというものでございます。それから、田代地区の簡易水道の
設計監理委託料42万でございます。それから、農道大谷地線の
調査測量設計委託、これも平成11年度の工事になりますが、農道 800m施工、 1,170万でございます。次の15の工事請負費に3,810 万、田代地区の
簡易給水施設工事費でございます。これは亀岳小学校から君田の配水池までの送水管1,400 m分でございます。19の負担金補助及び交付金 2,064万 2,000円、
ピーマン育苗施設整備補助金でございますが 700万、これは岩手宮古農協に対する補助でございますが、管理棟、ガラスの温室、パイプハウス4棟などを整備する事業費 1,000万に対しまして7割を補助する2カ年計画の初年度分でございます。次の
転作営農高度化条件整備補助金 1,364万 2,000円、これは田鎖の
園芸生産組合に対する補助でございますが、花卉、これはユリの花でございますけれども、これの生産施設、鉄骨ハウス2棟、温風暖房機、
自動散水装置等の事業費 2,728万 4,000円に対し2分の1を補助するというものでございます。 4の畜産業費に30万、旅費から役務費までございますが、これは低コスト肉用牛の生産、推進を図るための
先進地視察等の事務費でございます。 5目の農地費に 920万、14の使用料及び賃借料に30万ですが、重機借上料、大雨災害による農道等の復旧費でございます。15の工事請負費に 430万、荷竹、津軽石でございますが、荷竹日向線の
農業集落道整備事業費、75m施工することによりまして、これで完成でございます。17の
公有財産購入費、22の補償補填及び賠償金、これらも同じ路線の用地取得費、114.47㎡、それから
建物移転関係でございます。 国土調査費 2,338万円、事業決定による補正でございますが、委託料が主でございますけれども、 2,211万2,000 円、これは津軽石地区の第19地割根井沢地区になりますが、1.64km2実施するというものでございます。 次のページをお開き願います。 次に、2項の林業費、2目の林業振興費に 1,917万 9,000円、賃金に90万は
林道補修等人夫賃金、これも大雨災害による復旧費用の林道関係でございます。それから、13節の委託料53万円、臼木山地区の修景林の整備ですが、市有林 0.7haの杉の抜き切り、枝打ち関係でございます。14の使用料及び賃借料は 100万、それから次の原材料の10万、大雨災害の
林道復旧関係の経費でございます。19の負担金補助及び交付金 1,664万 9,000円、
間伐実施事業補助金 915万ですが、これは
宮古地方森林組合、
半沢間伐組合、箱石でございますが、これに対する補助79ha、事業費が 1,076万 5,000円に対し85%補助するものでございます。次の
広葉樹林整備促進事業56万 3,000円は、
森林所有者等に対する事業費補助17%、
人工造林改良等に対する補助でございます。次の
間伐作業道開設事業補助金98万円、これも箱石の
半沢間伐組合に対する作業道 800m、 144万円に対して68%補助するものでございます。次の高
機能林業機械導入事業補助金 523万 5,000円、これは
宮古地方森林組合に対する補助ですが、
キャタピラつきの丸太の運搬車、フォワーダというものですが、これの購入費 698万円の75%を補助するというものでございます。次の
森林施業共同化促進事業72万 1,000円は、これも森林組合が市内28団地の
団地共同森林施業計画を策定する費用の一部を補助するというものでございます。 3目の造林費に 220万 6,000円、負担金補助及び交付金ですが、
森林災害共済交付金、これは田代地区の市行造林が昨年1月に敷設がえによるものの災害共済を受けた分収割合によって40%を土地所有者に交付するというものでございます。 次の水産業費の2目
水産業振興費 2,007万 2,000円、7節、14節は大雨災害による宮古湾内のごみの回収、清掃関係の経費でございます。19の負担金補助及び交付金 1,907万 2,000円、高
品質化促進施設整備事業補助金が 686万円、水産加工協に対する補助ですが、残滓収集車1台 860万に対して 52.77%の補助でございます。次の
産地市場機能向上施設整備補助金 195万 2,000円、これは宮古漁協に対するものですが、いくらの包装室を整備すると、 440万に対する補助でございます。次の漁村環境及び
労働環境改善施設整備事業補助金 200万4,000 円、これは宮古漁協の高浜の
作業補完施設1棟、6割補助でございます。次の
増養殖用資材洗浄施設整備事業補助金は70万 6,000円、これも宮古漁協でございますが、資材の洗浄施設1台 117万 7,000円に対して6割補助でございます。次の
運搬施設整備事業補助金 281万円、これは重茂漁協でマイクロバスを1台購入する6割補助でございます。次の
水産物簡易加工処理施設整備事業補助金 474万円、これも重茂漁協ですが、さけの
ヘッドカッター1台 790万に対する6割補助でございます。 次の漁港管理費に40万ですが、重機等借上料、これは津軽石の大雨災害による集落道の復旧費用でございます。 7款の商工費、1項商工費、2目の
商工業振興費 150万は補助金でございますが、
商店街活性化事業補助金、末広町商店街の空き店舗を交流施設として活用する事業に対する補助金でございます。 次の観光費に 300万、これも補助金ですが、
ジャンボプレート制作事業補助金、これは観光協会に対する補助ですが、さけのチャンチャン焼きの
ジャンボプレートの制作費用に対する補助でございます。 企業誘致費に 318万 2,000円、これも補助ですが、
工場設置奨励利子補給金 318万 2,000円は、誘致企業の
ジュピター工業が工場を増設する事業費の費用1億 5,000万の借入利子 2.2%を利子補給するというものでございます。 次のページをお開き願います。 8款土木費、2項
道路橋りょう費、2目の道路維持費に 1,800万、7節の賃金50万は
大雨災害関係の
復旧人夫賃金。13の委託料 500万、
境界ぐいの埋設業務委託でございますが 100万円、国土調査が完了した小山田、千徳等の
境界ぐいの設置委託でございます。次の
市道台帳補正業務 400万は、前年度まで終わった
改良舗装関係の台帳の補正業務でございます。14の使用料及び借上料 150万、これも
大雨災害関係による重機の借上料でございます。15の工事請負費 1,000万、道路補修、当初1億 3,000万計上してございますが、 1,000万の追加でございます。16の原材料費に 100万、これも
大雨災害関係による復旧費用の材料費でございます。 それから、3目の
道路新設改良費に 3,524万 8,000円、15工事請負費 1,000万、磯鶏の岸ノ前
ラントノ沢線の改良工事 125m施工しておりますが、法面工事でございます。次の
公有財産購入費 2,524万 8,000円、
小山田堤防線の
道路用地取得ですが、これは小山田の県道宮古港線小山田橋の交差部の改良工事に伴いまして、
小山田堤防線、ラサ側になりますけれども、そこの用地を取得すると、工事は県が行うというものです。492.64㎡でございます。用地費は県から委託金として昨年度いただいておるものでございます。 それから、8款の土木費、4項の港湾費、1目の港湾費に 365万円、補助金ですが、宮古港
利用促進協議会負担金 115万、これは当初 450万計上してございますが、コンテナ船の定期寄港によります県内内陸の
ポートセミナーを盛岡、花巻、北上関係で開催する会場借上料あるいは
パンフレット等の作成費用でございます。次の宮古港
振興事業補助金 250万、これは
宮古ターミナルサービス事業協同組合に対する補助でございますが、コンテナ船の定期寄港の条件でございます荷役機械の購入費 500万の2分の1を補助するというものでございます。 次の都市計画費の総務費86万 7,000円、11の需用費36万 3,000円は消耗品でございますが、これは駅前の
市営駐車場利用状況がよいことから駐車券、回数券等の消耗品でございます。それから、12節の役務費、手数料36万 7,000円、これも駅前の旧
コミュニティ広場の用地がございますが、これと前の店の4軒、用地交換の手続が必要だということで、それの交換登記の手数料関係でございます。それから、14節の使用料及び賃借料、重機の借上料は、先ほどの市営駐車場の冬場の除雪用の重機を借り上げるものでございます。 それから、
土地区画整理費に2億 3,439万 6,000円でございます。区画整理の報酬、1回分でございます。7節から12節までは、これにかかる国の補助あるいは県の
公共施設管理者負担金が事業決定になった関係の事務費でございます。13節の委託料、街区及び
画地測量設計委託料、近内地区の 6.5haの委託でございます。使用料及び賃借料に81万 9,000円は重機の借上料。15の工事請負費は 4,020万減額でございますが、事業の決定による減でございます。千徳近内線、
区画道路築造工事関係でございます。次のページをお開き願います。
橋りょう法面工事、整地工事、費目の
組み替え関係でございます。それから、16の原材料費に48万 8,000円、工事材料、ヒューム管等の購入費でございます。
公有財産購入費、取付道路 200平米購入するというものでございます。それから、22節の補償補填及び賠償金2億 6,230万、
建物移転関係ですが、当初1億 4,570万、5件分計上してございますが、今回20件、合わせて25件分ということになります。 それから、7目の公園維持費に 940万、13の委託料に 200万、公園維持管理委託料、大雨災害による触れ合い公園等の清掃等業務委託でございます。15の工事請負費 580万はあゆみ公園、宮町になりますが、トイレ水洗化工事。それから、16の原材料費 160万、これも大雨災害による閉伊川公園等の整地用土砂の購入費でございます。 それから、10款に入りまして教育研究所費 294万円、この費目はいずれも心の教室相談員報酬を設置する関係の経費でございますが、本年度から来年度にかけての事業でございまして、中学校7校に相談員を設置する。生徒の悩みあるいはストレスを和らげることができるような相談を行う。本年度は10月から3月まで90日間、7校で設置するというものでございます。 それから、小学校費の1目の学校管理費に 665万円、7の賃金に 117万円、臨時用務員賃金は産休による用務員の2人分代替でございます。13の委託料に18万円、学校設備管理委託料、これは花輪小学校が改築されますが、自家用電気工作物、浄化槽等の保守委託でございます。15の工事請負費 530万、施設補修工事ですが、山口小学校のプール用のトイレ水洗化 380万あるいは鍬ヶ崎小学校の裏山の擁壁80万などでございます。 次の学校建設費に 300万は花輪小学校の関係でございますが、外構工事、校舎周りの整地等の工事でございます。 次の中学校費の学校管理費44万 6,000円、これも用務員の病休による代替でございます。 次のページでございますが、社会教育総務費 1,920万 7,000円、4節から12節までは文化財の発掘調査関係、崎山貝塚あるいは民間の個人住宅の発掘調査関係でございます。13の委託料 229万円、陸中沿岸地方の廻り神楽記録撮影委託料 200万ですが、これは平成8年から調査を進めてございますが、映像記録及びビデオの編集を委託するというものでございます。次の民間宅地発掘調査委託料29万は、発掘した古墳等の分析を委託するというものでございます。借上料は8万 6,000円の減でございます。工事請負費 100万円は地区センターの施設補修工事、これは佐原地区センターが雨漏りがすると、屋根の防水工事でございます。17の
公有財産購入費1,375 万 6,000円、崎山貝塚用地の取得でございます。当初 4,955万 9,000円計上してございますが、合わせて 6,361万 5,000円、 8,740㎡分ということになります。次に、負担金補助及び交付金 145万 1,000円、地区会館の補助金に95万 1,000円は根井沢の地区会館、宮町の三、四丁目の自治会館の改修工事費の3分の1を補助するというものでございます。パッチワーク関係の50万補助、これは来年度、平成11年度の全国公募展に向けての準備に要する費用の補助でございます。 次に、図書館の関係ですが30万、修繕料は閲覧室の照明器具の取りつけ、取りかえ等の工事でございます。10月1日から閉館時間を延長するというものでございます。 文化会館の 170万、備品購入でございますが、これは大ホールの舞台用のリノリウムというんですが、これはバレーとか演劇、ジャズダンス等をやる場合の発表会の舞台に敷くものでございます。13枚購入すると。 それから、保健体育費の総務費54万円、体育協会の36万ですが、これは各種大会が宮古で開催されるものが4つございます。岩手県の女子フットサル選手権、少年サッカー新人大会、それから高校軟式新人、高校サッカーの新人大会、いずれも9万円ずつ補助すると。次の県立宮古高校定時制のバレーボール女子、卓球の女子個人、18万円の補助でございます。 以上が歳出でございますが、歳入は5-6から7ページをお開き願います。 歳入の8款地方交付税、1項地方交付税、1目の地方交付税に 867万 5,000円、普通交付税の補正でございます。 民生費負担金 658万 9,000円、公立保育所の収入見込みでございます。 分担金は農林水産業の分担金36万 5,000円、大谷地の区画整理事業の5%負担金でございます。 土木使用料は宮古駅前の駐車場の収入見込み、当初 970万見込んでおりますが、50万の補正でございます。 国庫支出金は民生費の負担金 1,424万 2,000円、保育所関係の収入見込みでございます。 次のページでございますが、国庫補助金、衛生費の国庫補助金に 185万円、
合併処理浄化槽の事業決定。 土木費は 5,155万円、臨時地方道の交付金、岸ノ前
ラントノ沢線、近内地区、いずれも事業決定。 教育費の国庫補助が 1,250万、文化財関係に 100万、埋蔵文化財調査50万、崎山貝塚に 1,100万、いずれも事業決定でございます。 それから、同じく国庫の委託金、教育費委託金ですが 294万円、心の教室相談員の活用調査研究事業、事業決定でございます。 次の県支出金の民生費に 712万 1,000円、これも保育所の収入見込みでございます。 土木費の県負担金は
公共施設管理者負担金2億 8,800万、近内地区の区画整理関係でございます。 県補助金にまいりまして総務費の県補助金12万 7,000円、人にやさしい低床バスに対する12万 7,000円の事業決定でございます。 民生費にまいりまして98万円、これは地域活性化事業で支え合う
地域福祉づくりの集い
開催事業。 それから、衛生費に 185万円、浄化槽の事業決定。 それから、
農林水産業費にまいりまして 9,233万 4,000円、国土調査 1,753万 5,000円、いずれも事業決定に伴う歳入の補正でございます。水土保全森林緊急間伐事業 1,248万 7,000円、山村振興等農林漁業特別対策事業 2,408万円、農業生産体制強化総合推進対策事業3万円、地域水産物産地流通加工基盤強化推進事業 440万 6,000円でございます。次のページも同じく県補助金ですが、県単独の沿岸構造改善事業、宮古漁協、重茂漁協関係でございます。 513万円。それから、転作営農高度化条件整備事業、花卉の生産施設に対する補助金でございます。地域農業基盤確立農業構造改善事業、これもピーマンの育苗施設あるいは大谷地の区画整理関係でございます。 教育費の県補助金が 292万 5,000円、陸中沿岸地方の廻り神楽伝承事業、史跡等の購入、それから文化財事業決定でございます。地域活性化事業、文化会館のリノリウム関係の事業決定でございます。 商工費の県補助金に 390万、地域活性化ですが、
ジャンボプレート制作事業、それから商店街の活性化事業でございます。 委託金にまいりまして民生費委託金に 252万 5,000円、
臨時福祉特別給付金事務費でございます。 農林関係ですが委託金が30万、低コスト肉用牛生産基盤開発調査事業の事業決定でございます。 基金からの繰入金は、ふるさと宮古水と土保全基金繰り入れ 454万 8,000円、花卉生産施設に充てるものでございます。 繰越金は前年度からの繰越金1億 893万 9,000円を繰り越すものでございます。 それから次のページ、雑入ですが、農林水産業関係の森林災害の交付金、保険金でございます。 市債ですが、土木債に 3,900万、減額ですが、道路には岸ノ前
ラントノ沢線分が 450万、都市計画が 4,350万、区画整理関係で減額でございます。 以上が歳入でございます。 第2表の地方債につきましては説明を省略させていただきます。 よろしくご審議をお願い申し上げます。
△資料
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△資料
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○議長(蛇口原司君) これより議案第5号に対する質疑、討論に入ります。 田中尚君。
◆23番(田中尚君) 5-21ページであります。都市計画事業についてでありますが、
土地区画整理費の中に今回新たに補正額として2億 3,400万の補正でございますが、総額で5億 8,100万円と。9月の今の時期にこれだけの財源が県の管理者負担金のようでありますけれども、事業の中身は主に建物等移転補償費ということで計上されているわけでありますけれども、これは以前にも繰延明許手続をした経過もありましたし、平成10年度という年度を考えますと、9月の補正でこれだけ大きな事業費を組んで年度内の消化という点ではどういうふうに考えているのかという気がしましたので、ひとつ事業の見通し等についてお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(蛇口原司君) 三浦
都市計画課長。
◎
都市計画課長(三浦章君) お答えいたします。 確かに今度の2億 3,439万 6,000円、これの主なものは移転補償でございます。先ほど説明がありましたように、5戸であったものが20戸と、したがって相当な数でございます。これはこれからまさに動いていくものでございますので、はっきり言って大変でございます。それから、区画整理の場合はいろいろな面で動く方の事情等もございます。したがいまして、今からそういうことを言うのもあれですが、従来もどうしてもそういう方たちが出てきましたので、繰り越しということも当然考えられる形が出てくると思います。
○議長(蛇口原司君) 田中尚君。
◆23番(田中尚君) 当初5戸であったものが20戸ということで大変だということなんですが、大変では困りますので、できるだけこういう建物の移転を可能にするような、現地の状況を考えた際に何が障害になっているのかということになりますと、1つに部分換地方式の積み上げできていまして、いろいろ建物を動かすにも、例えばその場所がまだ換地に入っていないとか、そういう部分で事業が仮に予算がついても、そういう意味で建物を動かすにも動かしようがないという部分も現状ではあるのではないかと理解をしております。したがいまして、この点については前にもお話をしてきているわけでありますけれども、やはり部分換地の積み重ねという方式自体は住民の意識が高いところでは大変違法的な行為だということで、非常に反対運動が強いところもあります。近内の場合にはいろいろな経過があったわけでありますけれども、いずれ協定書を取り交わして、個々の地権者の皆さんの理解と納得を前提に事業を進めると、こういう約束が成立しまして、今日に来ているということです。 そうすると、いま市の方で急いでやらなくてはならないのは、全体の事業区域内の基準地籍の確定作業なわけですね。それと同時に、あとはやはり部分部分の積み重ねでない、全体の近内地区の区画整理はこうなりますよと、しかも土地の形はこうで、あなたはこの場所にこういうふうに移りますよというまちづくりの全体の図面で個々の皆さんの理解をいただくと、努力はしていただいてはいると思うんですけれども、この部分がまだ完了していないというふうに私は認識をしているんですが、課長が言う大変だというのは、地元の建設業者を含めて事業消化能力がなくて大変だというふうには私はとれないんですね。今は大変不景気ですから、そういう意味ではどんどん仕事が欲しいということですので、むしろ問題は事業主体の宮古市の方に私はあるのではないかと思うんですが、今5戸だったものを20戸、これを事業消化していくということを考えた場合に、何が一番市として解決、改善していかなくてはならない問題だと受けとめているのか、またそのことについての事業見通し、この辺は現課としてはどういうふうに見通しを持っているかということは大変大事な部分だと思うんですね。その辺は都市計画事業のこれを評価していく上で、今ここのところを一生懸命やっていますと、したがって多少事業の結果、繰り延べをする分も出るかもしれませんが、立派に事業として十分消化できる見込みがあるというふうに私は答弁を期待したいわけなんですけれども、何がいま市の方では区画整理事業を進めていく場合に力を入れている部分なんでしょうか。その辺のところをお答えいただきます。
○議長(蛇口原司君) 三浦
都市計画課長。
◎
都市計画課長(三浦章君) 私が先ほど大変だと言ったのは、実際にこういう数字が出まして、20戸やりますよということですので、現在の仮換地の中で当然これはやっていくということでございます。ただ、例えば人の問題とか、いろいろな面での部分が大変な点はございます。だけれども、今の区画整理事業の中でやれるという範囲で判断しているものでございます。ただ、確かにずっと田中議員は仮換地の問題はお話しされてございます。私もそれは全体の事業の中でいくと、やはり大きい問題ととらえております。これはずっとお話ししてきているものでございます。したがいまして、今年度の審議会の中で、三上議員さんが区画整理審議会の会長さんをされているわけですが、審議会の皆さんにもざっくばらんに相談しました。そういう中でやはりこういう問題がございます。いま仮換地の問題ですと、大体宅地の分が22haなんですが、ようやく5割に来たところです。したがって、まだ半分残っているわけです。したがいまして、この大きい問題がございますので、まだ承諾を得られないという方もございますが、これは市として大きい事業という観点からいくと判断しなければならないと。したがって、これからも当然今までの流れを努力しますが、今年度は相当数の仮換地指定をしていきたいと、そういうことも皆さんと相談しながら決断していきたいということで動いているものでございます。したがいまして、今回の委託料の中にも増になったのは、やはり仮換地をふやすという方針のもとでの増の部分が含まれてございます。これが一番の事業の課題だとは思ってございます。
○議長(蛇口原司君) 田中尚君。
◆23番(田中尚君) 最初のお答えと最後の方のお答えとちょっと私判断に迷うようなお答えだなと思って聞いているんですが、といいますのは、現在の仮換地の中でやる部分ですという答弁を前段では言いまして、後段の部分ではこれからの仮換地の分も含むんだと。つまり20戸の建物移転の中には、いま既に仮換地をしている場所での家屋の移転ですから、これはこれで当該する地権者の方の了解が得られれば十分事業は進むと最初は聞いておったんですが、何か後段の部分はこれからの仮換地の分も含むようにも聞こえたので、その辺ははっきり、ひとつ押さえていただきたいとういことがありますし、大きく言えば、そもそも基準の地籍を確定しないままこういう形で事業に入っているということが一番問題なんですよね。私はそういうふうに今までも申し上げてまいりました。したがって、全体の仮換地をするのに最小限必要な区画整理の基準地籍は、これは外からは可能ですよ、区域全部を押さえるのは。だけれども、個々の地権者の方に実測に基づいてきちっと確定するというのは、これはまた別問題ですから、この部分が実は残っていると私は聞いているんですが、しからばそれがいつになったらクリアできるんだと、解決するんだと、そこの見通しを私は聞いているわけです。聞いていることはわかりますね。その部分が今どういうふうな状況なのか、いろいろ努力をして今年度中にはその辺も全部終わって全体の仮換地が可能な、そういう事務の状況になっているのかどうなのか、そこを聞いているわけです。
○議長(蛇口原司君) 三浦
都市計画課長。
◎
都市計画課長(三浦章君) 先ほど私が言いましたのは、田中議員も大きい今後の事業の見通しということをお話ししました。したがいまして、現実にいま半分残っておりますと、それを今までみたいに何ha、何haというような形ではなく、相当数の形でことし決めていかなければならないと、そういうことも具体に審議会にもお話しして、相談でその方向に動いているところですということの話でございました。後段の方は今後の事業の推進の考え方という話でさせてもらったわけでございます。そして、仮換地をほとんどしたいということは、当然基準地籍の確定も押さえてするということが当然含まれます。というのは、基準地籍が含まれないで仮換地というのはございませんので、それは当然含まれるというふうにとらえてもらいたいと思います。
○議長(蛇口原司君) 竹花邦彦君。
◆14番(竹花邦彦君) 私は2つの点について質問をしたいと思います。 その1つは、先般の大雨被害の関係なんですが、今回の補正予算で災害応急という立場で予算化がされているようであります。本格的な災害復旧あるいは防除工事等については、国庫補助の導入等を含めてこれから行われていくと思いますが、今回の補正予算で盛られている災害応急関係の総額が幾らになっているかというのが第1点であります。 2つ目は、その中に南川目の道路決壊の災害応急が盛られているかどうか。それから、鍬ヶ崎小学校の裏山の土砂崩れ、これが盛られているかどうかについて、まずお聞きをしたいと思います。
○議長(蛇口原司君)
鈴木総務企画部長。
◎
総務企画部長(鈴木英夫君) お答えいたします。 先ほどの予算でもご説明いたしましたが、災害関係は全体で 1,210万円入ってございます。そのうちわかりますのは鍬ヶ崎小学校の裏山の擁壁、これは先ほどご説明しましたとおり入ってございます。
○議長(蛇口原司君) 竹花邦彦君。
◆14番(竹花邦彦君) 1,210万円の災害応急予算という状況のようであります。今なぜ南川目の道路決壊と鍬ヶ崎小の関係のお話をしたかということを含めて要望という形でお話を申し上げたいと思います。私は9月1日、2日の2日間、山口豊議員と、残念ながら時間の関係で田代方面には行けませんでしたけれども、重茂あるいは南川目含めて災害現地の方を見て回ったところであります。道路決壊の中では神倉分校から南川目に向かう市道、これが川底までえぐられておりますから、かなりそういった意味では道路決壊の中では南川目の市道が一番被害が大きいのかと、このように実感をしてまいったところであります。川底までいっておりますので、実は大型車が通れないという状況にあります。現実的な問題とすると、したがって患者輸送車が通れない、こういう状況になっておりますので、南川目地区の方々が市内の病院等に通院をする際に患者輸送車が、多分今は神倉分校あたりで回っているのかと思いますけれども、大変そういった意味では不便を生じているだろうと、そう思いますので、早急な応急事業を展開して、患者輸送車が通れるような状況を早急につくっていただきたい、これが1つのお願いでございます。 それから2つ目は、鍬ヶ崎小学校の裏の土砂崩れでありますが、現地へ行ってみますと思ったより大きいなという感じがいたしております。幸い土どめ防護さくがありましたので、そこで土砂がとまっておりますので、子供たちに被害もなくて不幸中の幸いだと思っております。ただ、現場近くまで行けませんでしたけれども、素人目では土砂崩れがあったすぐ北側隣の斜面もちょっと危ないかなという感じが、これは素人の判断ですからわかりませんので、鍬ヶ崎小学校の裏山土砂崩れの辺も見ていただいて、万一陥落をする可能性があるとすれば、そこも今回早く取り除いていただいた方が今度万が一大雨となった場合にそこもいく可能性もあるのかなと思っていまして、そこら辺もぜひ調べていただいて応急措置をお願い申し上げたいと思います。 以上で災害関連については終わります。 2つ目であります。ISOの関係でございます。この問題については9月2日に定例記者会見の中で市長の方から、早ければ平成11年度に認証取得を目指すのだと、こういうことが新聞報道で翌日されました。きょうの午前中の全員協議会の中でも総務課長の方から、この問題についてはISOの仕組み等については資料が出されて若干の説明があったところであります。今回の補正予算の中では研修関係約30万近くの補正予算が盛られておりますから、今回の補正について私は特に異議はございません。ただ、本格的に先ほど総務部長の方からも来年度の認証取得を目指すのだということが、ある意味では議会の中でその方向性が明らかにされましたので、多分来年度の予算の中から取得を目指すさまざまな事業関連の本格的な予算がある意味では盛られてくることになるんだろうと、このように思っております。今年度は今回の補正予算を受けて研修を含めて、あるいは事業の推進体制の問題なり、あるいはそれを進めるに当たってのさまざまな具体的な問題点を含めて検討がなされると思いますけれども、私は地球に負荷を与えないという意味では趣旨には大賛成であります。ただ、なぜ今の時期なのかという点については、つまり今の時期に認証の取得を目指すということについては若干の疑問を持っております。 そこでまず第1にお伺いしたいのは、認証の取得を目指すということについて、一方の議論では、取得を目指さなくても現実の中で地球環境に負荷を与えないということができないのかという、一方ではそういう議論もあるだろうと思うんですね。つまり取得を目指さないでできないのかということも含めてです。 また具体的な問題についてはお話を申し上げますが、そこで認証の取得を目指すことについて具体的に現実的なメリットも含めて、どういう考えで認証の取得を目指そうとするのかということについて、この点については市長の方からお伺いしたいと思います。
○議長(蛇口原司君) 鼻崎教育次長。
◎教育次長(鼻崎正亀君) 鍬ヶ崎小学校裏山の崩落についてのご質問があったものですから、お答え申し上げたいと思いますが、長雨、そしてまた大雨のために鍬ヶ崎小裏山が高さ10m、幅4~5mによって崩落がございました。いろいろな手だてを尽くしたところでございますが、9月5日、6日、土日でございますが、この休日を利用いたしまして山上の大木等を4本ばかり伐採いたしましたし、崩れ落ちました土砂についてこれを除去したところでございます。今後とも状況を見ながら、また関係者のご指導をいただきながら整備してまいりたいと、このように考えているところでございます。
○議長(蛇口原司君) 熊坂市長。
◎市長(熊坂義裕君) お答えいたします。 まず、ISOの 14001についてでございますけれども、これをとることが最終目的ではございませんで、環境に優しい自治体を目指すことが目的でございます。その1つの手段といたしまして、取得をすることによって目指すべき目的というものができます。例えばCO2 の排出抑制とか、あるいは再生紙を何%使うとか、電気代を節約するとか、そういったマネジメントシステムがISOの 14001番でございますから、そういった意味で1つの目標を設定することが本当に具体的な実効性を帯びてくると考えておりますので、そのためにこれを取得したいということでご提案申し上げたわけでございます。 1996年に国際環境の基準ができてから、いち早く新潟県の上越市、そして千葉県の白井町が取り組んだわけです。ことしになりまして環境庁、そして岩手県も先日、知事が宣言いたしましたけれども、そういった中で私ども宮古市も、これは何回も言いますけれども、とることが目的ではなくて、とることによってそういう自治体になっていけるのではないかということで、これをご提言申し上げたわけでございます。また、とることによりまして、これはいろいろな意識の改革に、職員ばかりでなくて市民の方とか、あるいは事業者の方にそういったものが浸透していきますと、役所ばかりでなくて宮古市全体が環境に配慮した市ということで変わっていくのではないかということを期待をして、こういった提言をさせていただいたところでございます。
○議長(蛇口原司君) 竹花邦彦君。
◆14番(竹花邦彦君) 先ほど私がなぜ今の時期なのかということについて若干の疑問を持っているということをお話ししました。これは実は午前中の全員協議会の中で松本議員もお話をしていましたが、具体的にこれを推し進める場合は当然行政コストがかかっていくという場面が当然ある意味では出てくるだろうと。つまり具体的に申し上げますと、再生紙を当然今も使っておりますけれども、いま以上に使わざるを得ない。あるいは場合によっては低公害車の導入もしなければならない。あるいは認証取得を目指すとすれば、3年後だそうですけれども外部監査の導入もせざるを得ないだろう。ある意味では、この間、私が職員時代に労働組合の中で提案をしてまいりましたけれども、学校給食等に合成洗剤を追放して石けん洗剤をやるべきだと、ただ、残念ながらこれはコストの関係で今日までやられておりませんけれども、場合によってはそういう場面も今後は具体的な事業の中で検討せざるを得ない。その中で当然一定程度の行政経費というものがコスト的にいま以上にかかっていくべき場面も想定をされるだろうと、このように思います。 当然その状況の中で、いま宮古市の財政状況がどうなっているか。課長さんたちもご存じのように、私も職員時代に、各課の状況の中で通信運搬費もままならない、郵券料も大変だと。消耗品もある意味では仕事上の問題について自分たちがある意味では負担せざるを得ない状況もご存じだろうと思います。ある意味では超過勤務の問題もございます。そういう行政コストがこういう財政状況の圧迫の中で圧縮をされている。その中でISOという地球に優しいという状況の中で確かに大きなテーマでありますし、そういう推進役を地方自治体がやっていくということについては大賛成でありますけれども、そういう状況の中でこれを現実に進めていく場合に当たって、行政経費コストもかからざるを得ないということも含めて、当然この問題を議論するに当たっていろいろ議論があったのではないかと私自身は思うのでありますが、そういう意味で私はどういう議論がそういう問題も含めてですよ。ただ、そういう議論を乗り越えてやっていこうということに結論的になったと思うのでありますが、ISOを進めるに当たってどういう庁内的な議論があったのか、その辺のところをいま私が言った部分も含めてあったのか、総務課長、どうでしょうか。
○議長(蛇口原司君) 佐々木総務課長。
◎総務課長(佐々木岩根君) お答えいたします。 午前中も若干の時間でISOについてご説明申し上げたわけでございますが、特にコストの面でございますが、まず環境マネジメントシステムの構成ということで、いわゆるプラン、計画したものを実施し、これが適正に運用されているかという問題が1つ。それから、それをさらにチェックして不適合な点があるのかどうか、こういった問題。そしてアクション、見直しをやっていこうという、こういうサイクルを継続的な改善策としてやっていくわけで、いろいろなコストの面の問題も研究していくわけでございます。 それから、後段の内部の調整でございますけれども、本来環境問題ということで、例えば部署は環境保全課ということになるわけでございますけれども、ただ1課だけの取り組みではなくして、全庁的に取り組もうということで、当面総務課の方で職員の研修を図ろうと。図って、そして共通認識を持って、それからこれからの環境マネジメントシステムの取り組みをしていこうと、こういう考えでございますので、基本的な方向とか何とかというのはこれからでございます。よろしくお願いします。
○議長(蛇口原司君) 竹花邦彦君。
◆14番(竹花邦彦君) いろいろな議論はこれからということでありますが、最後に要望といいますか、そのことだけ申し上げて発言を終わりたいと思います。 1つは、私は今回のISOの提起、予算的には今回は小さいわけでありますが、ある意味では必要なものについてはコストがかかろうとやっていくんだと、そういうスタンスの1つととらえたいと思います。だとすれば、今後も必要なものについては若干のコストがかかる問題についても、必要なものについてはきちっと予算措置をしていくんだという姿勢をある意味ではしていただきたいということが1つであります。 それから2つ目は、新しいさまざまなこういった事業の導入なり、今後も当然市長のお考え方を含めていろいろな政策提起がなされてくると思います。そのときに、1つの政策を行っていく場合に必ず問題点あるいはクリアをしなければならない課題、それだけでは済まないいろいろな問題が当然1つの政策を進めるに当たっては起きてくる。そのことをどう庁内的に議論をしながらその問題をクリアをしていくか、こういう議論が私は必要だと思っているわけです。そういう意味で部長制もできました。各課の連携もとれました。そういうさまざまな庁内での政策議論ができる会議といいますか、そういうのもできているわけであります。当然その中で十分に現実の問題とそれを進めていく場合の問題、しかしそうはいってもこれを推進をしなければならないというさまざまな調整の問題があると思います。しかし、一番の基本は具体的にその事案に当たって部課長さんたち、あるいは助役を含めて、これをやる場合にはこの問題をどういうふうにクリアしていくのか。しかし、そうはいってもこれを進めなければならない、こういう議論はぜひやって行っていただきたい。私は地方分権の状況の中でそういう議論は大変私は必要だと思いますので、そのことをある意味では今後の政策展開の中で十分にお願いをして発言を終わります。 以上です。
○議長(蛇口原司君) 永浦奎輔君。
◆21番(永浦奎輔君) 幾つか質問させていただきたいと思います。 まず最初に農林関係、災害等については全体を含めて 1,210万円の補正予算であるということでありましたが、そこでまず第1にお伺いしたいのは、今回の林業振興費にも間伐材の作業道開設事業費補助金というのがありますが、これとの関連でお伺いしたいんですが、作業道をつくる際に、今回あちこちで市内の作業道から崩落した関係もあって、建設課の職員の方々が後始末に非常に今も追われている状況があるとお伺いをしております。したがって、流れ出す土砂等が影響を及ぼさないようにしていただきたいということを念頭に起きながら、間伐材作業道創設に当たっては、そういう考え方をどのように考えてなされようとしているのか。まずもって簡単なことですがお伺いしたいと思います。 それから2つ目は、木材関係のセンターが豊間根の方にあるわけでございますが、この道路の舗装整備をやるやると言いながらなかなか出てこないという問題もありまして、いるわけですが、それはそれとして先日、豊間根の方から国道45号を工業高校等に通学する際に、どうしても自転車通学が危なくてわからないので、このつなぎを通って宮古の道路を通学している子供たちがいるそうです。ところが、ご承知のとおり非常に道路から下まで高いがけと言ったらいいか、そういう危険な状態のところがあるために、ここを歩かせているのだが、車がおっかないと思って45号を歩かないんだが、何とかガードレール等の設置をしてほしいという要望等も寄せられておりますが、これらの点についてどのように対処するお考えでいるのか、あわせてお聞かせをいただきたい。 まず2つ質問しておきたいと思います。
○議長(蛇口原司君) 鈴木建設課長。
◎建設課長(鈴木健市君) お答えいたします。 藤畑から山田方向に参る市道でございますが、確かに未舗装でかなり凹凸の激しい道路になっているようでございます。ということで、やらなければならないというようには認識はしてございますが、財源等の関係からまだ手をつけられないでいる状況でございますので、今後、財源等々を見ながら実施してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(蛇口原司君) 浦野農林課長。
◎農林課長(浦野光廣君) 作業道の関係についてお答えいたしますが、議員さんご承知のとおり作業道というのは林道ともまた……ブルで崩していくという状況で舗装もないということで、大雨等には何らかの被害というか、土砂の流出というのはやむを得ない部分もあるかとは思いますが、極力そういうことが少なくなるような手法を関係者の皆さんのご意見を聞きながら実施してまいりたいと思っております。
○議長(蛇口原司君) 永浦奎輔君。
◆21番(永浦奎輔君) 前段の方はぜひガードレールも含めてやっていただきたいということを強くお願いしておきたいし、それから作業道につきましては被害が出ないようにしていきたいという答弁でいいかと思いますけれども、ただやはりこれが原因で非常に大きい下流部に対する影響等、今回も根市方面、雲南沢とかその他にも作業道からこぼれたやつが埋まってしまって、そこらじゅうに水が上がってきたという状況もありますので、そういった点も含めて市の事業においてはそのようにならないように、作業をしている間は埋め戻しというわけにいかないと思いますが、何らかの緑地対策といいますか、緑化対策といいますか、そういうものも含めて、少なくとも流れ出さないようにひとつ配慮をしていただきたいと、このことを一言申し上げておきたいと思います。 なお、この間も論議した重茂半島線等の何らかの事情で通れなくなった場合に藤畑の林道ですね、昔はスーパー林道といって重茂の里まで通っている道路があるわけでございますが、これが迂回路に使われる場合もあろうかと思います。そうした点では四、五百mしか奥まで行けませんが、この間の雨で路面が掘れている状況もありますので、こうした点ではごらんをいただきながら補修等をやっていくということが1つ。 それから、途中途中から作業道等が左の方から入ってきているものなどがあって、この間の雨でも相当道路上に流れ込んできて道路を掘っているという状態もありましたので、こういった点では本流までちょっとした距離しかないので、できるものであるとすればできるだけ早く側溝等を整備して、そこから通水できるような措置等も講ずるよう、これも現地を見ていなければ何ともしようがないので、藤畑の部落の終点からさらに上流部になりますので、その辺ごらんをいただきながらこれから対処していただきたいということを申し上げておきたいと思います。 そして、崎山貝塚の問題がさっき出されましたが、総体の面積では買収は予定している面積のどれぐらいまでこれでいっているか、状況についておわかりでしたらお聞かせいただきたいと思います。
○議長(蛇口原司君) 鼻崎教育次長。
◎教育次長(鼻崎正亀君) 崎山貝塚の用地取得の状況について申し上げますが、全体事業年度は平成9年から平成12年度まで、3万 5,201㎡の取得でございますが、残るところが約 2,000㎡残っている状況まで来ております。
○議長(蛇口原司君) 永浦奎輔君。
◆21番(永浦奎輔君) そうすると今回のやつで、あと 2,000㎡買い取れば終わりになるということで、そういうふうに理解してよろしいんですか。
○議長(蛇口原司君) 鼻崎教育次長。
◎教育次長(鼻崎正亀君) ただいま 2,000と申し上げましたが、4名の5筆 6,635㎡が今後交渉を伺いながら取得すると、こういうことでございます。訂正させていただきます。
○議長(蛇口原司君) 永浦奎輔君。
◆21番(永浦奎輔君) わかりました。それで 6,600㎡買い取ることで終わりになりますか。
○議長(蛇口原司君) 鼻崎教育次長。
◎教育次長(鼻崎正亀君) 予定の3万 5,201㎡ということからして、それで一応の計画完了ということになります。
○議長(蛇口原司君) 永浦奎輔君。
◆21番(永浦奎輔君) 今の話でわかりましたが、さらにここの地域に新たにいろいろな施設整備等を考えていかなければならないと思っているわけでございますが、そうした点では、そちらの方の用地取得その他についての整備の見通し等は、もしおわかりでしたらばお聞かせをいただきたいのですが、いかがでしょうか。
○議長(蛇口原司君) 鼻崎教育次長。
◎教育次長(鼻崎正亀君) 教育サイドからの取得計画では、今後 6,000㎡を取得すれば一応の完了でございますが、そのほかに例えば農林サイドの事業導入等が入りました場合には、それなりの関係課との協議を進めながら進めることになろうかと思います。
○議長(蛇口原司君) 松本尚美君。
◆16番(松本尚美君) 私からは先ほど来の質問の中に若干ダブる部分があるかと思いますが、まず復旧費についてでありますが、今回の災害について全体では被害総額がおよそ3億 7,700万ということで、緊急に市が対応するものということで今議会に 1,210万ということになっているわけですが、そうしますと残りの3億5,500 万ばかりは緊急でないというわけではないんでしょうけれども、県等の補助を受けながらという部分もこれはあるかと思います。ただ、私は被害の把握の中において 1,210万円が、これでとりあえず市としては100 %対応できる金額ではないだろうと思うわけです。例えば市が管理しておりますスポーツ公園関係ですね、これは職員の皆さんがかなり頑張っていただいて、少ない経費でやっていただいているということは承知しておりますけれども、ここの総体の金額ですら 1,500万ばかりになっております。ですので、こういう部分から見ましても市全体の部分で9月の補正の部分で 1,210万は本当に十分なのかどうか、その辺をまずお聞きしたいのでありますし、また十分でないとすれば、今後どういう予算をつけて対処していくのかという部分もお聞きしたいと思います。 それから、ISOの話で、先ほど竹花議員の部分もありましたが、私もコストの部分というのは非常に疑問の部分があります。それで午前中の全員協議会ではお聞きしたわけですが、まずコストの部分と実際の環境に本当に優しい、負荷をかけないという趣旨を優先させるか、これは非常に難しい部分があるかと思います。また県が、先ほども話がありましたけれどもISOの取得をするということを出しているわけですが、聞くところによりますと、先行している自治体に聞きに行くといいますか、教えを請いに行くという部分があったようでございますが、企業秘密というか、なかなか教えてくれないというのが現状のように聞いております。また私の少ない知識の中では、この認定をとるという部分に関しては、それぞれの項目にこれという目標値も当然ないわけですし、ですからみずからがある程度限りなくといいますか、決めた目標値をそれぞれの項目につくらなければならないと。だとすれば、今の時期、来年度になるかと思いますが、目指すということで勉強するということでは非常にいいことですが、単独で宮古市が認証をとるという意味合いがどうなのかなと。今のところ説得力がないのかなという気もいたしております。 これは認証を受けなくても宮古市独自で目標を立てて、そしてさっき課長さんがおっしゃったように実行する、やってみる、そしてチェックをする、また見直すというようなことがあれば、かなりの部分ができるのかなというような気がいたします。ですので、どういう部分全面に出て、どういう性格といいますか、環境に本当に負荷を与えない、コストがかかっても与えないという趣旨でやるのか、コストの削減も考えなければならないという部分を目指すのか、やはりはっきり検討する必要もあるかと思いますので、その辺の考え方をもう一度お聞きしたいと思います。 それから、9月の補正予算の全体の部分で、8月の臨時議会までは緊急というか、経済対策という言葉が何回か6月も入ってきました。8月も入ってきました。私も一般質問させていただいたわけですが、きょうの提案の中に緊急経済対策、雇用対策、そういう経済対策と言われる部分が言葉が非常に少ないような気がいたしておりますが、本当に予算の中に緊急の経済雇用対策がどういう事業でどういう額があるのか、教えていただきたいと思います。
○議長(蛇口原司君) 西野財政課長。
◎財政課長(西野祐司君) お答えいたします。 私からは閉伊川緑地公園の災害復旧という部分についてお答えいたします。 確かに閉伊川の災害復旧につきましては、第一報では 1,500万円ぐらいかかるという話は聞いております。ただ、その後でございますけれども、県の方の事業も入れられるということから、大分経費として低額に抑えられてまいりました。財政課の方ではこの要求に対して、やや要求どおりに予算を計上したところでございます。 以上でございます。
○議長(蛇口原司君) 佐々木総務課長。
◎総務課長(佐々木岩根君) 私の方からはISOのご質問にお答えいたします。 議員ご指摘のとおり、いま目標値がない、あるいは説得力がないということでございますが、冒頭にも申し上げましたとおり、今、ISOとは何なのかというものを我々も職員と一緒になってまず考えていくとうのが1つのねらいでございます。ただ、基本的には議員ご承知のとおり、宮古市の総合開発計画では自然と共生する快適環境都市を目指していこうというのもあります。先ほども竹花議員からなぜ今というお話もあったんですが、そういったことで、結論は、ISOは物を大切にすることはまず基本といたしますけれども、環境、そしてさらに環境に配慮することだけでなく、むだも省かれていくと、そういうことで、ただ目標値がないというとで、今後、例えば認証のためにマニュアル要求というのが17項目ほどあったと記憶しておりますが、これらの項目を一つ一つチェックしていかなければならない。チェックして、そして宮古市としてのISOの計画なるものを策定する、そういった内部での委員会なり、あるいはプロジェクトチームなりを設置しますので、その時点には、また正確な目標値が出た時点には議員の皆さんにもお諮りし、またご議論、ご提言をいただきたいと、こう考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(蛇口原司君) 西野財政課長。
◎財政課長(西野祐司君) 9月補正予算に計上いたしました経済対策でございますけれども、まず1つは近内の土地区画整理事業、これが1億 9,800万、それから
合併処理浄化槽の設置の補助金でございます。これが550 万。それから、下水道の
汚泥混焼施設にかかる事業が2億 4,400万でございます。以上、9月の補正予算で計上いたしました分は4億 5,755万円でございます。 以上でございます。
○議長(蛇口原司君) 松本尚美君。
◆16番(松本尚美君) まず復旧の方ですが、県の予算といいますか、経費の補てんもあるということで、大分助かるということでありますが、維持係が担当でしょうか。直営で防除、あとは道路関係の整備関係をやっているものと思っておりますし、その分も 1,210万にあらわれないといいますか、足されているものだと思っておりますが、いずれにしても 100%は確かに難しい面があるかと思いますが、一般質問でもさせていただいたように市民の不安、次の災害に備えるという部分があると思います。いつ来るか、これもわかりません。ですから不安とか、またボランティアももちろん大事な部分もあります。市民の皆さんの力をかりないとできない部分は大いにあるかと思いますが、過大な負担が市民にないように、ぜひとも足りない分はまた捻出していただくとかという部分を考慮いただきまして、限りなくお願いしたいと思います。 また、ISOにつきましては、このISOの議論はこれからということですが、これを受けなければそれができないのかと、要するに環境に優しい取り組みができないのかというような部分もあるかと思います。またパフォーマンスに終わらないように中身のある、また行政全般のコストの削減にもつながるように、ぜひこれはお願いしたいと思います。 また経済対策について、非常に不本意な部分に感じております。確かに近内の区画整理等は早くやらなければならないということで、今回お話聞きますと、移転の部分についても5戸から20戸と、少しスピードが速くなってきているということ、これは単に経済対策というとらえ方ではなく、あそこの事業そのものが早く進むことがいいという部分ではいいのでありまして、果たしてこれは本当に経済対策の中で進められてきたかどうか。また、波及効果という部分では確かに移転に伴って工事が発生してきます。多少あるかと思いますが、そういう部分で近内は道路関係がマイナスになっている部分もありますが、全体的に進めていくという部分。やはり今まで当初の予算にない部分がどんどんどんどんついてくるということが、前倒しも含めて、新規も含めて、またいま進んでいる年度が長くなっているもの、これを短くするとか、そういう部分があってほしいと思いますし、また合併浄化槽については年度当初大幅に切り込んでおります。それがたまたまふえるというような感じにも見受けられます。これは積極的に、もっと本当は要望があると思いますので、大胆にふやしていただきたいと思いますし、また下水道混焼施設等については、私の理解では当初は事業主体が行政組合だと聞いておりまして、また提案にも出ておりますけれども、たまたま宮古市が事業主体になると、何かたまたまのような気がいたします。これは積極的にやったという部分ではないように見受けられますが、そういう意味でも全体的な経済対策が非常に少ないという部分がありますので、ぜひとも今後とも頑張っていただきたいということをお願いして終わりたいと思います。
○議長(蛇口原司君) これをもって質疑、討論を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。
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△日程第4 議案第6号 平成10年度宮古市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(蛇口原司君) 日程第4、議案第6号 平成10年度宮古市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 吉田
生活福祉部長。 〔
生活福祉部長 吉田 武君登壇〕
◎
生活福祉部長(吉田武君) 6-1ページをお開き願いたいと思います。 議案第6号 平成10年度宮古市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 第1条でございます。
歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出それぞれ 105万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億 5,536万 1,000円とするものであります。 6-4、5ページをお開き願いたいと思います。 まず歳出でございます。1款の総務費、1項総務管理費、1目一般管理費 105万円の補正でございますが、これはパンフレット1万 5,000部をつくる印刷製本費でございます。 次に、歳入でございます。3款国庫支出金、2項国庫補助金、2目国民健康保険特別対策費補助金 105万円でございます。これは医療費適正化特別対策事業費の全額補助でございます。 よろしくご審議のほどをお願いいたします。
△資料
△資料
○議長(蛇口原司君) 議案第6号に対しましては格別ご質疑、ご意見がないと思いますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。
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△日程第5 議案第7号 平成10年度宮古市
土地取得事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(蛇口原司君) 日程第5、議案第7号 平成10年度宮古市
土地取得事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
鈴木総務企画部長。 〔
総務企画部長 鈴木英夫君登壇〕
◎
総務企画部長(鈴木英夫君) 7-1ページでございます。 議案第7号 平成10年度宮古市
土地取得事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 第1条は、既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 6,971万 2,000円を追加して、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億 2,340万 4,000円とするものであります。 内容につきましては、7-5ページから6ページでございます。 下の方になりますが、歳出からご説明をいたします。1目の土地取得事業費に 6,971万 2,000円、
公有財産購入費に 6,971万 2,000円でございます。この内容は2件ございますが、1つが小山田地区の県道宮古港線、市民総合体育館のところでございますが、これに接続する市道あけぼの3号線、これの取りつけ道路部分、関川ブロックさんのところに下がっていく道路でございますが、ここの部分が1,089.42㎡、 5,583万 2,000円でございます。それからもう一つは、同じく隣接地でございますが、市民総合体育館の関連用地として物品の搬入車両の進入あるいは積みおろし、車両のUターンのスペース、あるいはまた各種スポーツの体育器具の資材保管倉庫の設置場所として確保しようとするものでございますけれども、これの面積が270.83、 1,388万円でございます。合わせまして1,360.25㎡でございます。 6,971万 2,000円になるものでございます。 よろしくご審議をお願いいたします。
△資料
△資料
○議長(蛇口原司君) これより議案第7号に対する質疑、討論に入ります。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) 格別ご質疑、ご意見がないようでありますので、お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。
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△日程第6 議案第8号 平成10年度宮古市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)
○議長(蛇口原司君) 日程第6、議案第8号 平成10年度宮古市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 伊藤
都市整備部長。 〔
都市整備部長 伊藤行雄君登壇〕
◎
都市整備部長(伊藤行雄君) 8-1ページでございます。 議案第8号 平成10年度宮古市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)をご説明いたします。 第1条は、既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億 4,600万円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ25億 5,142万 3,000円とするものでございます。 次に、8-6ページ、8-7ページでございます。歳出補正予算からご説明いたします。 1款下水道管理費、1項下水道管理費、2目施設管理費 200万円の補正でございますが、下水道台帳作成に伴うものでございます。これは整備済みの管路延長10.5㎞のうち当初予算で 5.9㎞発注済みでございますが、未作成部分の 4.6㎞の台帳を整備するものでございます。 2款下水道事業費、1項下水道整備費、1目施設費2億 4,400万円の補正でございますが、
汚泥混焼施設整備をしようとするものでございます。11節需用費 100万円は消耗品費でございます。13節委託料 1,000万円は
汚泥混焼施設設計委託料でございます。15節工事請負費2億 3,300万円は
汚泥混焼施設建設工事を施工しようとするものでございます。 次に、8-4、8-5ページでございます。歳入補正についてご説明いたします。 1款分担金及び負担金、1項負担金、1目建設負担金 583万 1,000円は、構成団体であります田老町、山田町、岩泉町、宮古地区広域行政組合からの
汚泥混焼施設建設負担金でございます。 3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業補助金1億 3,420万円は、汚泥混焼処理施設事業費2億4,400 万円に対する補助率10分の 5.5に伴うものでございます。 6款繰越金、1項繰越金、1目繰越金 206万 9,000円の補正は、前年度繰越金を充当するものでございます。 8款市債、1項市債、1目下水道事業債に1億 390万を増額補正しようとするものでございます。 地方債の補正は8-3ページの第2表のとおりでございます。 議案の朗読は省略させていただきます。よろしくご審議をお願いいたします。
△資料
△資料
△資料
○議長(蛇口原司君) これより議案第8号に対する質疑、討論に入ります。 田中尚君。
◆23番(田中尚君) 8-7ページでありますが、ただいま予算の説明をいただきました。委託料についてお伺いいたします。委託料 1,000万でありますけれども、事業費の概算は約2億 3,300万ということで押さえているようでありますけれども、ちょっと特殊的と思えるような事業なわけでありますけれども、これは受託可能な設計業者といいますか、その辺は具体的にはどういう方々を我々は
汚泥混焼施設の設計委託に当たりましては想像したらいいのかということについて、そこを知りたいわけなんですが、今後、競争入札という形になると思うんですけれども、これがこなせる設計業者、これは具体的には市内にあるのかないのか、それから県内で仮にあるとすればどういう業者なのか。私はどうもこういうたぐいは最初からゼネコンが仕切るような形で、特定の方程式が決まってしまうと自動的に値段は業者の言い値と、高いも安いもないというふうになりがちな施設なんですけれども、これもそうではないかという思いがして聞いているわけですので、設計先はどういう部分を想定しているのかという点についてまず伺います。
○議長(蛇口原司君) 伊藤
都市整備部長。
◎
都市整備部長(伊藤行雄君) 確かに議員のご指摘のように、こういう特殊な施設につきましては地元には指名したというこれまでの実績はございません。通常、し尿処理施設、それから下水道の業者というのは大体東京から東北にかけての実績でコンサルタントにお願いしているものでございます。
○議長(蛇口原司君) 田中尚君。
◆23番(田中尚君) そうしますと、今の答弁から想像しますと、これも同様のケースをたどらざるを得ないというふうに理解をいたしました。そこで全員協議会でも私いろいろ申し上げてまいりましたけれども、施設の規模について私は疑問であります。それは説明資料の中の平成25年、15年後の1日に出るし尿と下水の汚泥を処理するものを今からつくろうと。しかも予備施設として全く同じ規模の能力を処理できるだけの施設をつくろうと、こういう計画ですよね。平成25年の予想される下水道とし尿の1日当たりの汚泥量 31.93t、これに変動係数を掛けてご丁寧につくるというのは、私はこれは非常に過大な施設にならざるを得ない。15年後にどういうふうになるかわかりませんよ。きのう、朝日新聞だけでないと思うんですが、下水道事業の広告欄が前面に載っていました。汚泥をどうするのかと、全部リサイクルですよ。ISOの関係を宣言しようとするわけなんですが、早速私は逆行することをやろうとしているなと思って考えてはいるんですけれども、それはさておいて、施設の規模が発注者の私たちに本当に判断できるようになっているのかどうなのかという点で私は非常に疑問です。 したがいまして、建設省とか厚生省の方には相当東京のことになりますと、我々の想像の及ばない世界ですので、建設業者も大きいですし、後で問題が起きてからいろいろなことが出るわけでありますけれども、これが本当にマッチした施設なのかどうなのかという点からいきますと、2分の1以上の補助が入るからいいんだでは私はだめだと思うんです。補助金も国民の税金です。したがって、私は適切な予算規模でこれを進めることが必要ではないかと思っているんですが、先ほどの部長のお答えですと、結局これも形は入札の形をとるんだけれども、本体がIHIですからね、IHIの炉に下水道の汚泥とし尿の汚泥を持ち込むと。しかもつくるときからそれはもう想定されていたということになると、これは具体的には業者は決まっているんじゃないですか。 参考までに伺いますが、設計委託料である以上は、これの委託をどういうふうにしようかというお答えがありませんでした。それからもう一つは、本体の工事請負費、これもどういう形で具体的に請負工事の契約を結ぼうとしているのか。それから、変動係数を掛けていますけれども、15年間の平均の汚泥量が28.7tですよ。私は仮にこれを30tの規模にしたら、事業費がどれぐらい違ってくるのかなというのも知りたい部分です。例えば 2,000万なり 3,000万なり安くなったら、それはそれにこしたことはないわけでありますから、その点はお答えができるのでしょうか。ひとつお答えいただきます。
○議長(蛇口原司君) 伊藤
都市整備部長。
◎
都市整備部長(伊藤行雄君) まず、下水道の進捗の状況でございますが、全員協議会の場でご説明申し上げました。それで先ほど来の 1,000万の委託料につきましては、従来の指名の形でやっている形態を申し述べました。それから、実は全員協議会では既にこれが趣旨変更して執行してございますというご説明を申し上げております。その結果 750万ぐらいの形で進んでいると。当然それは県の方からの内示と、それから現在の下水道事業費4億の枠の中に、当初はこれで今年度に事業を完成せしめるという意味から了解をいただいておりまして、執行してきたものでございます。今回予算決定していただきますと、私どもは早目に発注して3月いっぱいには完成し、4月から供用開始したいという考えに立っているものでございます。 なお、指名名簿等については用意してございませんので、お許し願いたいと思います。 それから、規模の問題でございます。処理汚泥量につきましては、議員ご指摘のとおり私どもの方でもこれは県と恐らく十五、六回にわたっていろいろな資料を持ち寄りながら、3カ月、4カ月かけていろいろやりとりしてまいった内容でございます。その結果、本来は6月議会にご提案お願い申し上げたかったのが今回の提案まで延びてきたという事情もございます。それは汚泥の問題につきましては、一昨日の沢田議員からのお話もございましたが、岩手県におきましては全圏域汚水適正処理構想というものを発表している。その考え方、全県下の80%の汚水についてはその計画に基づいて今後解決していくのであると。その内容が結局ここの1市3町の汚水量なのであるというように構想の中でうたわれてございました。私どもはこれまでの発生汚泥量との食い違いがあるということから、何としても汚泥量の想定についていささかな抵抗をしてきたところでございますが、しかしながら先ほどご指摘ありましたけれども、補助採択を受けまして、そして有利に補助金を導入して事業をやっていくという、私どもはそういう立場を第1に考えておりましたところから、全圏域汚泥適正処理構想の中の汚泥量でもってこの計画をしたところでございます。したがいまして、平成25年の31.933tという数字については私どもも非常にその構想にはいろいろありましたが、こういう考え方で補助金を導入させていただいて工事を進めてまいりたいと、そういう考えに立っているものでございます。
○議長(蛇口原司君) 田中尚君。
◆23番(田中尚君) どうも事業の実施主体である宮古市には決定権がないかのようなお答えに聞こえるわけでありますけれども、既に 1,000万の予算であるんですけれども、設計委託に関して言えば 750万円で決まっていると、もう契約も済ませているということであれば、それはどこの業者だということは私は当然答弁がいただけるものかと思っておるわけなんですが、それと同時に、その方と契約に至るまでは随意契約だったのか指名競争入札の結果だったのか、それぐらいは私はお答えがあるものかなと思っておりました。 それから、もう既に急ぐ以上は、これは6月で予定しておったやつが工期の関係を考えれば9月で提案するというのも非常に走ると、走らざるを得ない状況であるということであれば、この施設の工事請負費の方の当然入札業者等については、そんなに10社も20社もあるわけでないでしょうから、ここに仮に名簿がなくても、すらすらすらと名前が出ると思うんですが、これは本命が決まっているんじゃないですかね。問題はそこなんですよ。だから私は汚泥は宮古市の下水道でやって31tですよね、それも15年後ですよ。15年後はこの炉がまたいろいろ金が食うような格好になるかもしれませんよ。それはさておいて、どうですか、10t少ない規模で頑張ると、それだったら補助が認められないと、具体的な話になりますけれども、そういうふうなやりとりもあったやに想像されるような答弁です。 施設がやはり大き過ぎると、私はどうしても思わざるを得ないし、それから2億 3,300万という本体の予算が適正なのかどうなのか。これの積算、発注する宮古市が正確にわからないというのは、これはやはりだめですね。業者の言い値で、概算で2億 3,000万ですという形でしょう、わかりやすく言えば。そういうことは本来あってはだめなんですね。 あとは競争入札をしてもらうわけでありますから、私は何度も言っていますけれども、大きな事業で最低制限価格を設けるからだめなんだと。適正工事が期待できないとかなんとか言っていますけれども、そのための管理委託料を払ったり、事前の設計、それから材料、部材を含めて全部見せて、それで見積もりをとるわけでしょう。工事の適正は、そのとおりの材料が使われて、そのとおりの工事になっているかで見れば、十分目的は達成できるんですよ。ところがこれがなかなか予定価格だの最低制限だのという話になってきまして、結局は業界では談合が常識化しているということで、それを何ぼでも改善しようというのが予定価格の事後公表ですよ。事前公表は余り効果が上がっていないという意見もあるみたいですけれども、つまり何がねらいかといいますと、予定価格を公表することによって落札率で業者が談合したかどうか判断がつくというんですよ。そういうことで、これは大変財政難の折でありますから、ただ単に業者を苦しめるだけでは困りますけれども、やはり必要以上の談合、しかもこれは大手が持っていくということになりますと、何も地元にとってはいいことがない。私は本当にこれは大手でないとできないのかなという気がするんですが、例えば、そこで分離分割発注という問題も出てくるわけですよね。建築本体工事については、これは十分地元でも私はやれると思いますよ。あと機械の部分は、これはどうですかね。設計を見たら市内の建設業者ではちょっと機械関係は苦手だな、やったことがないなということでやれないかもしれませんが、県内に私はあると思うんですよね。そういう点でやはりきちっと仕様書、設計図等々を見ていただいて、適正な、公正な競争がやられて予算が適正に執行されると、これが望ましいんですよね。 その点で、手元に指名競争のやつがないということですけれども、こういうのは本当はオープンにした方がいいんですよ。やれる方は全部来てくださいと、そしてサービスできる業者と契約しましょうと、これでいいんじゃないですか。
○議長(蛇口原司君) 伊藤
都市整備部長。
◎
都市整備部長(伊藤行雄君) 指名業者等の問題につきまして先ほどお答えしておりましたのは、設計業務委託したコンサルタントでございます。そこに設計業務委託を発注しておるということでございます。 それから、建築工事、機械設備工事、電気工事で、特にお話ございましたように建築工事については地元業者で十分やれるものと現時点でも判断してございます。設計内容等につきましては、私どもは従来補助事業等をやってございますので、設計数量等に対する金額単価等につきましては、私どもが独自ですべて記入して設計書をまとめるものでございます。そういう設計書をまとめまして県の審査を受け、国から補助金をもらって工事を宮古市が事業主体となってまとめていくものでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(蛇口原司君) 田中尚君。
◆23番(田中尚君) 予定されている工事請負の際のやつは、今のお話ですと分割発注するというふうに私は理解をします。その辺はいいですか。つまり、地元でやれるやつは地元に発注するんだと私は聞きましたよ。その辺は確認できますね。 それからもう一つは、そういう機械とか電気等を含めて特殊工事の部分については、これは何社の指名競争入札なのか、手元に名前がないということですから、当然絞り込んではいると思うんですが、何社でしょうか。
○議長(蛇口原司君) 伊藤
都市整備部長。
◎
都市整備部長(伊藤行雄君)
汚泥混焼施設の建設工事につきましては、大きく分けまして建築工事と機械設備工事、電気工事の3種類ございまして、この工事発注につきましては、分離発注をした場合には建築工事につきましては宮古市のA級業者で十二分にやれる内容だというお答えを先ほど申し上げました。ただ、あくまでも私どもは宮古市の審査委員会に予定業者を上げまして、それぞれその中で決定しますけれども、内規では大抵8社から10社ぐらいを候補に上げて、その中で指名選定をし、決裁をいただいて工事を発注するということになるものでございます。従来のやり方の宮古市の建設工事発注の手だてでこれは取り進められるものでございます。
○議長(蛇口原司君) 田中尚君。
◆23番(田中尚君) 答弁がおかしいですよ。あなたは最初に、手元に指名競争入札の業者名は持ち合わせがないから、いま答弁はできないというのが最初の答弁でありました。後段の部分は、私がその辺はしようがないだろうということで譲ってお話をしましたら、これから指名競争入札委員会の内規規定に基づいて大体8社か9社になるだろうという答弁になりました。最初の答弁と最後の答弁との整合性は私はとれていないと思います。つまり指名競争入札業者が既に決まっているというのであれば、今、その業者の名簿リストは手元にないからお答えできないと、これでいいんです。ところが後段の部分は、これから大体過去の実績等を考えますと、内規に照らすと8社か9社だろうということでは、私はそこで引き下がらざるを得ないわけですけれども、最初にそういう答弁が出ていますので、これは指名競争入札業者も決まっているのか決まっていないのかというところで端的にお答えいただきたいんですよ。
○議長(蛇口原司君) 伊藤
都市整備部長。
◎
都市整備部長(伊藤行雄君) 答弁の仕方がちょっとまずかったので誤解を与えたとすれば申しわけないと思いますが、設計委託コンサルタントについての指名業者名簿は決まってございます。既に執行してございますので、そのことについて名簿がないという答弁をしたものでございます。これからの工事発注につきましては、これから先ほどのような審査会等で決めていくというものでございます。
○議長(蛇口原司君) これをもって質疑、討論を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。
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△日程第7 議案第9号 宮古市職員恩給条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例
○議長(蛇口原司君) 日程第7、議案第9号 宮古市職員恩給条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
鈴木総務企画部長。 〔
総務企画部長 鈴木英夫君登壇〕
◎
総務企画部長(鈴木英夫君) 9-1ページをお開き願います。 議案第9号 宮古市職員恩給条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例についてご提案を申し上げます。 本案は、恩給法等の一部改正に伴いまして、平成10年4月1日から恩給の年金の年額、恩給の最低補償額を1.19%増額する。そして寡婦加算額を引き上げるという内容でございます。現在、この条例による受給者は2名でございます。 第1条の関係でございますが、附則第3条、これは長期在職者の恩給年額の特例を定めたものでございます。普通恩給又は扶助料の最低補償額を引き上げ、平成10年3月31日以前は従前の例によるというものでございます。 次の第2条がございます。2条の中の附則第5条の関係でございますが、真ん中辺でございます。これは扶助料の年額に係る加算の特例を定めたものでございます。 附則でございますが、第1条、施行期日、この条例は公布の日から施行する。 そして、この条例の規定は平成10年4月1日から適用するとするものでございます。 第2条は恩給年額の改定でございますが、恩給年額の計算の基礎となる恩給年額を附則の別表のとおり改定するというものでございます。 第3条は扶助料に関する経過措置でございますが、次のページをお開き願います。 第4条でございますが、恩給年額の改定は職権改定ですが、市長が行うというものでございます。 第6条は多額所得による恩給停止についての経過措置を定めたものでございます。 以上でございますが、表の説明と議案の朗読は省略させていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(蛇口原司君) 本案に対しましては格別ご質疑、ご意見がないようでありますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。
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△日程第8 議案第10号 宮古市教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて
○議長(蛇口原司君) 日程第8、議案第10号 宮古市教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
鈴木総務企画部長。 〔
総務企画部長 鈴木英夫君登壇〕
◎
総務企画部長(鈴木英夫君) 議案集の3でございます。10-1ページになります。 議案第10号 宮古市教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて、議案を朗読して提案にかえさせていただきます。 次の者を宮古市教育委員会の委員に任命することについて、地方行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第 162号)第4条第1項の規定により、議会の同意を求める。住所 岩手県宮古市山口五丁目8番2号。氏名 金沢道子。生年月日 昭和27年7月8日。平成10年9月11日提出 宮古市長熊坂義裕。 参考といたしまして、略歴書等を添付してございます。 よろしくお願いいたします。
○議長(蛇口原司君) 直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり同意されました。 暫時休憩いたします。 午後3時05分 休憩 午後3時20分 再開
○議長(蛇口原司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程第9 意見書案第7号 消費税減税と食料品非課税に関する意見書
○議長(蛇口原司君) 日程第9、意見書案第7号 消費税減税と食料品非課税に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 田中尚君。 〔23番 田中 尚君登壇〕
◆23番(田中尚君) 意見書案第7号の提案理由の説明をいたしますけれども、その前に、皆さんのお手元にお配りになっております意見書案第7号の提出者の中に議長の名前もあろうかと思いますが、これはミスプリントでございますので、お断りをしたいと思います。 本案は、初日に採択されました請願第2号の趣旨に基づき提案するもので、本日の会議におきましてご賛同いただきますよう、議員各位のご理解とご協力をお願いいたします。 それでは、早速朗読をいたします。 意見書案第7号 平成10年9月11日、宮古市議会議長 蛇口原司殿。 提出者、宮古市議会議員田中尚、以下賛成者、坂下正明、山口豊、竹花邦彦、岩間弘、大久保博。 消費税減税と食料品非課税に関する意見書の提出について 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 別紙。 消費税減税と食料品非課税に関する意見書 (趣旨) 消費税の税率を当面3%に戻し、食料品は非課税とすることを強く求める。 (理由) 政府は、97年4月より消費税率3%から5%に引き上げを実施した。 いわて生協が最近行ったアンケートによると、消費税率の上がったここ1年で暮らし向きが苦しくなったと答えた世帯が84%にもなり、その原因として消費税率の引き上げをあげる人が77%もあった。消費税が5%になったことで、1家庭当たり15万円以上の負担となり、3%から比較すると、約7万 5,000円もの増税となっている。 もともと消費税は所得の低い人ほど負担が重くなる不公平さがあり、全国に比べ所得の低い岩手県では、影響は特に深刻である。また、所得税減税では、本当に所得の低い層やわずかな年金で暮らすお年寄りには、減税の効果がない。 私たちは、厳しい暮らしの実態や思いから、消費税の引き下げ食料品非課税の政策こそ、不況脱出のカギであり、市民の暮らしを守る切り札であると考える。 よって、消費税の税率を当面3%に戻し、食料品は非課税とすることを強く要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。 以上でございます。ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 本案につきましては委員会付託を省略し、本会議即決にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 三上敏君。
◆3番(三上敏君) いま委員長報告では、採択して本会議にかかっているわけでございますが、消費税を3%に戻してくださいというお願いでございます。これは当委員会では2%の少なくなる分を何で賄うかという論議の背景までお聞かせいただきたいと存じます。
○議長(蛇口原司君) 田中尚君。
◆23番(田中尚君) ただいまの2%相当分の財源をどうするのかという部分については、我々の総務常任委員会の審議の中では、その部分について特に明確な財源についての根拠について、必ずしも一致した意見とか、あるいは考え方が委員会として決まったということはございません。ただ、担当の税務課長から現行の消費税5%によって宮古市が税収増、3%のときと5%のときとでどういう違いが生じているのか、そういう部分については詳しく勉強いたしまして、初日の総務常任委員会の委員長報告という形ができるような形の委員会の審査結果という形になっております。 以上です。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第7号は原案どおり決しました。
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△日程第10 意見書案第8号
恒久的所得減税等に関する意見書
○議長(蛇口原司君) 日程第10、意見書案第8号
恒久的所得減税等に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 田中尚君。 〔23番 田中 尚君登壇〕
◆23番(田中尚君) 意見書案第8号の提案理由の説明をいたします。 本案は、初日に採択されました請願第3号の趣旨に基づき提案するものですので、本日の会議におきましてご賛同いただきますよう、議員各位のご理解とご協力をお願いいたします。 意見書案第8号 平成10年9月11日、宮古市議会議長 蛇口原司殿。 提出者、宮古市議会議員田中尚、賛成者、坂下正明、以下、同じく山口豊、竹花邦彦、岩間弘、大久保博。
恒久的所得減税等に関する意見書の提出について 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 別紙。
恒久的所得減税等に関する意見書 (趣旨) 恒久的な所得税・住民税の減税をするとともに、基礎控除の引上げを中心に、所得税の課税最低限度額を引き上げるよう強く要望する。 (理由) 消費税が5%になってから、県民の暮らしは益々深刻になっている。 消費税の引き上げが、不況からの立ち直りを困難にしていることも、国内外から指摘され大問題となっており、そのうえ、医療費も引き上げられた。 冷え込んだ景気の回復のためには、個人消費をあたためることが求められ、恒久的な所得減税や住民税等の減税こそ、その決め手となる。 よって、政府においては下記の事項を実施するよう強く要望する。 記1 恒久的な所得税・住民税の減税をおこなうこと。2 基礎控除の引き上げを中心にして、所得税の課税最低限度額を引き上げること。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 本案については委員会付託を省略し、本会議即決にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は本会議即決といたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第8号は原案どおり決しました。
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△日程第11 意見書案第9号 医療保険制度の連続的改悪に反対し、安心してかかりやすい医療の充実に関する意見書
○議長(蛇口原司君) 日程第11、意見書案第9号 医療保険制度の連続的改悪に反対し、安心してかかりやすい医療の充実に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 千葉胤嗣君。 〔1番 千葉胤嗣君登壇〕
◆1番(千葉胤嗣君) 意見書案第9号の提案理由の説明をいたします。 本案は、初日に採択されました請願第5号の趣旨に基づき提案するものですので、本日の会議におきましてご賛同いただきますよう、議員各位のご理解とご協力をお願いいたします。 意見書案第9号 平成10年9月11日、宮古市議会議長 蛇口原司殿。 提出者、宮古市議会議員千葉胤嗣、賛成者、同じく佐々木武善、同じく三上敏、同じく沢田勉、同じく城内愛彦、同じく永浦奎輔、同じく野沢三枝子。 医療保険制度の連続的改悪に反対し、安心してかかりやすい医療の充実に関する意見書の提出について 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 別紙。 医療保険制度の連続的改悪に反対し、安心してかかりやすい医療の充実に関する意見書 (趣旨) 医療保険制度の連続的改悪に反対し、安心してかかりやすい医療の充実を図るよう、強く要望する。 (理由) 昨年から医療保険制度が改正され、患者負担がこれまでの2倍、3倍にも増やされ、その結果、「医者にかかれない」「薬を減らしてくれ」など、悲痛な声や怒りが全国各地に広がっており、社会問題となっている。 この改正は、医療保険の改悪に反対する 1,800万人を超える国会請願署名を無視し、強行されたものであるが、政府・厚生省はさらなる改正と称し、70歳以上のすべての高齢者から新たな保険料を徴収する老人保険制度の新設、老人医療の窓口1割~2割の定率負担、入院給食費の引上げ、薬の保険はずし等々の改正案を示している。 そればかりか近い将来には、サラリーマンの窓口負担を3割に、大病院にかかる場合は5割負担にするという案まで発表し、政府は医療制度の改正が必要だと説明しており、この主張は国民には納得できない。 公共事業には50兆円を使い、医療・社会保障には20兆円しか使わないという、わが国の財政のあり方や、世界一高いと言われている薬価や医療機器価格を改めるならば、医療保険財政の建て直しも、医療・社会保障制度の充実も可能である。 ついては、国民のいのちと健康を守るため、下記事項の実現について政府に対し、強く要望する。 記1 高齢者に新たな負担増となる「高齢者医療保険」の導入をやめること。2 入院給食費の再値上げ、薬の保険はずしなどの新たな負担増をやめること。3 健康保険の本人3割負担、大病院の場合5割負担の計画をやめること。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。 以上でございます。ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 本案については委員会付託を省略し、本会議即決にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は本会議即決といたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第9号は原案どおり決しました。
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△日程第12 意見書案第10号 国民本意の公共事業と建設行政の民主化に関する意見書
○議長(蛇口原司君) 日程第12、意見書案第10号 国民本意の公共事業と建設行政の民主化に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 工藤勇君。 〔12番 工藤 勇君登壇〕
◆12番(工藤勇君) 意見書案第10号の提案理由の説明をいたします。 本案は、初日に採択されました陳情第1号の趣旨に基づいて提案するものですので、本日の会議におきましてご賛同いただきますよう、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。 意見書案第10号 平成10年9月11日、宮古市議会議長 蛇口原司殿。 提出者、宮古市議会議員工藤勇、賛成者、同じく中里栄輝、同じく田頭久雄、同じく中嶋榮、同じく平沼健、同じく山崎時男、同じく成ケ沢仁明。 国民本意の公共事業と建設行政の民主化に関する意見書の提出について 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 別紙。 国民本意の公共事業と建設行政の民主化に関する意見書 (趣旨) くらしに役立つ公共事業を推進し、中小企業と建設労働者の仕事を確保するとともに、くらしと経営の安定化及び公共事業の執行体制の拡充を図るよう強く要望する。 (理由) 本来の行政改革は、政・官・財の癒着を根絶するとともに、公共事業「長期事業計画」を根本的に見直し、情報公開や自然環境保護との調和を図る行政システムの確立が必要である。 これからの公共投資は、大型プロジェクト偏重から、防災、公共住宅、福祉施設の充実、下水道、生活道路や港湾などの国民のくらしや地方経済に役立つ生活関連公共事業に転換すべきである。 中小企業の倒産や廃業が激増しているなか、単なる公共事業費削減やコスト縮減は、さらなる資金の低下、中小企業の仕事を減らし、失業者を増やすことになり、中小企業の経営の安定を図ることが緊急な課題となっている。 また、安定した仕事の確保、公共事業における労働関係費の労働者への未払い保障制度の確立、週休2日制度の完全実施、建設業退職金制度の完全適用や給付額の増額など、建設労働者の労働条件を改善する必要がある。 さらに、戦後の復興以来、公共事業は、地方経済の発展に重要な役割を果たしてきたが、住民の声を反映した公共事業推進と公共物の適切な維持管理、中小企業の受注機会を確保する契約制度を維持するためには、それに見合った職員を大幅に増員するとともに、公共事業官庁の出先機関の組織を一層充実させる必要がある。 よって、政府においては、下記の事項を実現するよう強く要望する。 記1 くらしに役立つ公共事業を推進すること。2 中小企業と建設労働者の仕事を確保し、くらしと経営の安定化を図ること。3 公共事業の執行体制の拡充を図ること。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。 以上でございます。ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 本案については委員会付託を省略し、本会議即決にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は本会議即決といたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第10号は原案どおり決しました。
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△日程第13 意見書案第11号
道路整備予算の確保に関する意見書
○議長(蛇口原司君) 日程第13、意見書案第11号
道路整備予算の確保に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 工藤勇君。 〔12番 工藤 勇君登壇〕
◆12番(工藤勇君) 意見書案第11号の提案理由の説明をいたしますが、朗読して説明といたしますので、よろしくお願いいたします。 意見書案第11号 平成10年9月11日、宮古市議会議長 蛇口原司殿。 提出者、宮古市議会議員工藤勇、賛成者、同じく中里栄輝、同じく田頭久雄、同じく中嶋榮、同じく平沼健、同じく山崎時男、同じく成ケ沢仁明。
道路整備予算の確保に関する意見書の提出について 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 別紙。
道路整備予算の確保に関する意見書 (趣旨) 豊かな国民生活の実現と国土の均衡ある発展を図るため、
道路整備予算の確保を図られたい。 (理由) 道路は、豊かな生活の実現と国土の均衡ある発展を図るため最も基本的な社会基盤であり、その整備は、全国各地域が等しく熱望するところである。 今後、新たな道路整備5箇年計画に基づき、活力ある地域づくり・都市づくりを推進するとともに、経済構造改革の実現、良好な生活環境の創造、安全で安心できる国土の実現を図るため道路網の整備等を長期的な視点に立って着実に、より一層促進することが不可欠である。 特に、本市における道路整備は立ち遅れている状況にあり、県内陸部との格差を是正し、恵まれた資源を活用した地域づくりを推進するためには、時間距離を短縮する三陸縦貫自動車道や宮古盛岡横断道路、三陸北縦貫道路をはじめ、幹線道路から市道にいたる道路網の早期整備が緊急の課題である。 よって国においては、本市における道路整備の重要性を深く認識され、次の事項を実現されるよう強く要望する。 記1 平成11年度予算においては、新たな道路整備5箇年計画に基づき円滑な道路整備を推進するため、道路特定財源制度を堅持するとともに、一般財源を大幅に投入し、道路整備費を拡大すること。2 活力ある地域づくり・都市づくりを推進するため、市町村道から高規格幹線道路に至る道路網の整備を一層促進すること。3 渋滞対策、交通安全対策、沿道環境対策等安全で快適な生活環境づくりを推進するため、道路整備を一層促進すること。4 地方の道路財源を大幅に確保すること。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。 以上でございます。ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 本案については委員会付託を省略し、本会議即決にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は本会議即決といたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第11号は原案どおり決しました。
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△日程第14 意見書案第12号
地方分権推進に係る公共事業の見直しに関する意見書
○議長(蛇口原司君) 日程第14、意見書案第12号
地方分権推進に係る公共事業の見直しに関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 工藤勇君。 〔12番 工藤 勇君登壇〕
◆12番(工藤勇君) 意見書案第12号の提案理由の説明をいたしますが、朗読して説明といたしますので、よろしくお願いいたします。 意見書案第12号 平成10年9月11日、宮古市議会議長 蛇口原司殿。 提出者、宮古市議会議員工藤勇、賛成者、同じく中里栄輝、同じく田頭久雄、同じく中嶋榮、同じく平沼健、同じく山崎時男、同じく成ケ沢仁明。
地方分権推進に係る公共事業の見直しに関する意見書の提出について 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。 別紙。
地方分権推進に係る公共事業の見直しに関する意見書 (趣旨) 地方分権の推進に当たっては、均衡ある国土発展の基盤である道路、河川等の直轄管理の見直しは地方の意向を十分に把握して進められたい。 (理由) 政府の
地方分権推進委員会は、公共事業の見直しを主要テーマに掲げた第五次勧告の基本的な方針をまとめ、この中で、公共事業に係る国の直轄事業を、道路は国道の範囲を原則として高速自動車国道及び国道1号から国道58号に限定し、河川は複数の都道府県にまたがるもの、港湾は特定重要港湾のうち特に中枢的な港湾の整備に限定すべきで、それ以外は地方自治体に権限を委譲することを柱とした考えが示されている。 この見直しを進めている公共事業である道路、河川、港湾等は、均衡ある国土形成のためのもっとも基本的な社会基盤であるが、本市においてはこれら社会基盤の整備は立ち遅れている状況にある。特に道路は、高速道路の空白地であり、さらに、県都盛岡市まで2時間を要していることから、国道 106号の直轄管理による整備の促進を沿線住民は熱望し、指定区間編入の運動を展開しているところである。 また、管理を委譲された地方自治体の財政力によって、整備や管理に格差が生じ、利用者が不便を受けることのないようにしなければならない。 ついては、このような地方の実情を十分に把握するとともに、論議を尽くして具体的な委譲事業やその方法等について取りまとめていただきたい。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。 以上でございます。ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 本案については委員会付託を省略し、本会議即決にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は本会議即決といたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第12号は原案どおり決しました。
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△日程第15 意見書案第5号 地方議会の権限及び機能強化に関する意見書(
総務常任委員会委員長報告)
○議長(蛇口原司君) 委員会付託事件の審査報告を議題といたします。 日程第15、意見書案第5号 地方議会の権限及び機能強化に関する意見書について、総務常任委員会委員長の報告を求めます。 田中尚君。 〔23番 田中 尚君登壇〕
◆23番(田中尚君) ご報告いたします。 平成10年9月市議会定例会において当委員会に付託されました意見書案第5号 地方議会の権限及び機能強化に関する意見書について、9月8日委員会を開催し、関係部長等の出席を求め、説明を受けるなど慎重に審査した結果、お手元に配付されてありますとおり、意見書案第5号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 以上、報告いたします。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 意見書案第5号 地方議会の権限及び機能強化に関する意見書について、総務常任委員会委員長の報告は閉会中の継続審査であります。 委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第5号は委員長の報告どおり決しました。
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△日程第16 意見書案第6号 少子化対策の総合的推進に関する意見書(
教育民生常任委員会委員長報告)
○議長(蛇口原司君) 日程第16、意見書案第6号 少子化対策の総合的推進に関する意見書について、教育民生常任委員会委員長の報告を求めます。 千葉胤嗣君。 〔1番 千葉胤嗣君登壇〕
◆1番(千葉胤嗣君) ご報告いたします。 平成10年9月市議会定例会において当委員会に付託されました意見書案第6号 少子化対策の総合的推進に関する意見書について、9月8日委員会を開催し、関係部長等の出席を求め、説明を受けるなど慎重に審査した結果、お手元に配付されてありますとおり、意見書案第6号は原案可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 意見書案第6号 少子化対策の総合的推進に関する意見書について、教育民生常任委員会委員長の報告は原案可決であります。 委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第6号は委員長の報告どおり決しました。
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△日程第17 請願第7号
じん肺罹患者の救済と
トンネルじん肺根絶に関する請願(
経済常任委員会委員長報告)
○議長(蛇口原司君) 日程第17、請願第7号
じん肺罹患者の救済と
トンネルじん肺根絶に関する請願について、経済常任委員会委員長の報告を求めます。 岩間久君。 〔15番 岩間 久君登壇〕
◆15番(岩間久君) ご報告いたします。 平成10年9月市議会定例会において当委員会に付託された請願第7号
じん肺罹患者の救済と
トンネルじん肺根絶に関する請願について、9月8日委員会を開催し、関係部長等の出席を求め、説明を受けるなど慎重に審査した結果、お手元に配付されてありますとおり、請願第7号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 以上、報告いたします。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 請願第7号
じん肺罹患者の救済と
トンネルじん肺根絶に関する請願について、経済常任委員会委員長の報告は閉会中の継続審査であります。 委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第7号は委員長の報告どおり決しました。
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△日程第18 認定第1号 平成9年度宮古市
水道事業会計決算の認定について(
水道事業会計決算特別委員会委員長報告)
○議長(蛇口原司君) 日程第18、認定第1号 平成9年度宮古市
水道事業会計決算の認定について、
水道事業会計決算特別委員会委員長の報告を求めます。 千葉胤嗣君。 〔1番 千葉胤嗣君登壇〕
◆1番(千葉胤嗣君) 平成10年9月市議会定例会において当特別委員会に付託された認定第1号 平成9年度宮古市
水道事業会計決算の認定については、去る9月7日、8日、9日の3日間委員会を開催し、関係者の出席を求め、説明を受けるなど慎重に審査した結果、お手元に配付してありますとおり、次の意見を付し、認定すべきものと決定いたしました。
水道事業会計決算に対する意見 平成9年度宮古市
水道事業会計決算の審査における意見を次のように付する。 1 健全経営の維持管理を図るための基本である有収率は、83.3%で前年度より 2.4%減少している。原因の究明、改善等を一層強化し、有収率の向上に努められたい。 なお、災害に備えるためにも配水管取替え時には耐震性のものにされたい。 2 第7次拡張事業は、順調に進められており、平成9年度末の普及率は98.6%であるが、今後も未給水地域の解消に努力されたい。 3 水質検査については、適格に行われているようであるが、近年ダイオキシン類や環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)など新たな環境汚染物質が問題になっている中、安全性確保のため浄水場などの管理には万全を期されたい。 以上でございます。
○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 認定第1号 平成9年度宮古市
水道事業会計決算の認定について、委員長の報告は決算に対する意見を付して認定すべきものであります。 委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第1号 平成9年度宮古市
水道事業会計決算の認定については、意見を付して認定することに決しました。
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△閉会
○議長(蛇口原司君) これをもって本議会に付議された事件の審議はすべて議了いたしました。 よって、平成10年9月宮古市議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 午後3時56分 閉会 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。 平成10年 9月11日 宮古市議会議長 蛇口原司 署名議員 沢田 勉 署名議員 平沼 健...