宮古市議会 > 1998-03-20 >
03月20日-07号

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  1. 宮古市議会 1998-03-20
    03月20日-07号


    取得元: 宮古市議会公式サイト
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    平成10年  3月 定例会          平成10年3月宮古市議会定例会会議録第7号第7号平成10年3月20日(金曜日)---------------------------------------議事日程第7号 日程第1  議案第37号 平成9年度宮古市一般会計補正予算(第5号) 日程第2  議案第38号 平成9年度宮古市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 日程第3  議案第39号 平成9年度宮古市老人保健特別会計補正予算(第3号) 日程第4  議案第40号 宮古市総合体育館建設基金条例を廃止する条例 日程第5  議案第41号 財産の貸付けに関し議決を求めることについて 日程第6  議案第42号 市営住宅の滞納使用料の請求に係る訴え提起前の和解の申立てに関し議決を求めることについて 日程第7  議案第43号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減等及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更についての協議に関し議決を求めることについて 日程第8  議案第44号 釜石地区特別養護老人ホーム組合及び気仙地区衛生処理組合の岩手県市町村総合事務組合からの脱退に伴う財産処分についての協議に関し議決を求めることについて 日程第9  議案第45号 宮古市監査委員の選任に関し同意を求めることについて 日程第10 選挙第3号  宮古地区広域行政組合議会の議員選挙について 日程第11 選挙第4号  岩手県沿岸精神薄弱児施設組合議会の議員選挙について 日程第12 発議案第1号 宮古市議会委員会条例の一部を改正する条例について 日程第13 発議案第2号 委員会等の行政視察について 日程第14 発議案第3号 港湾活用促進特別委員会の設置について 日程第15 閉会中の継続調査について 日程第16 意見書案第1号 景気回復のための大幅減税の早期実施に関する意見書               (総務常任委員会委員長報告) 日程第17 意見書案第2号 児童手当制度の拡充に関する意見書               (教育民生常任委員会委員長報告) 日程第18 議案第1号  平成10年度宮古市一般会計予算       議案第2号  平成10年度宮古市国民健康保険事業特別会計予算       議案第3号  平成10年度宮古市老人保健特別会計予算       議案第4号  平成10年度宮古市土地取得事業特別会計予算       議案第5号  平成10年度宮古市下水道事業特別会計予算       議案第6号  平成10年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算       議案第7号  平成10年度宮古市魚市場事業特別会計予算       議案第8号  平成10年度宮古市山口財産区特別会計予算       議案第9号  平成10年度宮古市千徳財産区特別会計予算       議案第10号 平成10年度宮古市重茂財産区特別会計予算       議案第11号 平成10年度宮古市水道事業会計予算       議案第12号 宮古市部設置条例の施行に伴う関係条例の整理に関する条例       議案第13号 宮古市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例       議案第14号 宮古市保育所条例の一部を改正する条例       議案第15号 宮古市保育所入所措置条例の一部を改正する条例       議案第16号 宮古市福祉医療資金貸付基金条例の一部を改正する条例       議案第17号 宮古市敬老年金条例を廃止する条例       議案第18号 宮古市廃棄物の減量及び適正処理並びに環境美化に関する条例       議案第19号 宮古市農村公園条例の一部を改正する条例       議案第20号 ふるさと宮古水土保全基金条例の一部を改正する条例       議案第21号 宮古市漁村公園条例の一部を改正する条例       議案第22号 宮古市姉吉キャンプ場条例       議案第23号 宮古市野外活動センター条例の一部を改正する条例       議案第24号 宮古市市税条例の一部を改正する条例       議案第25号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例       議案第26号 宮古市諸収入金の督促手数料及び延滞金の徴収に関する条例の一部を改正する条例       議案第27号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例       議案第28号 宮古市ホームヘルパー派遣手数料条例の一部を改正する条例       議案第29号 県営土地改良事業に係る宮古市分担金徴収条例       議案第30号 宮古市水道事業給水条例              (予算等特別委員会委員長報告)---------------------------------------本日の会議に付した事件 上記日程のとおり出席議員(28名)   1番   千葉胤嗣君           2番   田頭久雄君   3番   三上 敏君           4番   中嶋 榮君   5番   山口 豊君           6番   近江勝定君   7番   沢田 勉君           8番   平沼 健君   9番   蛇口原司君          10番   中野勝安君  11番   佐々木武善君         12番   工藤 勇君  13番   中里栄輝君          14番   竹花邦彦君  15番   岩間 久君          16番   松本尚美君  17番   岩間 弘君          18番   城内愛彦君  19番   山野目輝雄君         20番   千束 諭君  21番   永浦奎輔君          22番   野沢三枝子君  23番   田中 尚君          24番   山崎時男君  25番   成ケ沢仁明君         26番   坂下正明君  27番   大久保 博君         28番   前川昌登君欠席議員(なし)---------------------------------------説明のための出席者  市長       熊坂義裕君       助役       小原富彦君  収入役      長門孝則君       総務課長     鈴木英夫君  企画調整課長   吉田 武君       財政課長     松田辰雄君  税務課長     宇都宮 満君      収納課長     君沢清吾君  農林課長     西野祐司君       商工振興課長   菊池淳雄君  観光物産課長   小本 哲君       水産課長     制野忠彦君  会計課長     北舘良子君       教育長      中屋定基君  教育次長     三浦義雄君       建設課長     細越雅佐浩君  道路維持課長   大久保金雄君      都市計画課長   三浦 章君  国保年金課長   中嶋敏孝君       福祉事務所長   佐々木岩根君  保健課長     鈴木健市君       管理課長     刈屋敏彦君                       農業委員会  下水道課長    橋本冨士雄君               伊藤行雄君                       事務局長  消防防災課長   岩田銀蔵君       市民課長     若狭健一郎君  生活環境課長   岩田善弘君       水道事業所長   大森 翼君---------------------------------------議会事務局出席者  事務局長     田鎖勇平        事務局次長    坂本邦雄  議事係長     佐藤敬志        速記員      駒井和子 △開議              午後1時01分 開議 ○議長(蛇口原司君) ただいままでの出席は28名でございます。定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 議案第37号 平成9年度宮古市一般会計補正予算(第5号) ○議長(蛇口原司君) 日程第1、議案第37号 平成9年度宮古市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 松田財政課長。             〔財政課長 松田辰雄君登壇〕 ◎財政課長(松田辰雄君) 第2集の37-1ページでございます。 議案第37号 平成9年度宮古市一般会計補正予算(第5号)についてご説明を申し上げます。 第1条は、既定の予算総額に1億 7,432万 8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ 205億 1,940万 5,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費でございます。翌年度に繰り越して使用することができる経費を第2表で定めたものでございます。 第3条は、地方債の補正でございますが、第3表地方債の補正によるものでございます。 それでは、歳出から説明申し上げますので、37-18、19ページをお開きをいただきたいと思います。 2歳出、2款1項1目一般管理費に 310万 1,000円の補正でございます。3節の職員手当等でございますが、時間外勤務手当でございますが、1月から2月にかけての除雪等に要した経費を計上するものでございます。24節の投資及び出資金10万円は岩手県の市町村職員保養施設の運営の出資金でございますが、ゆこたんの森にただいま保養施設建設ございますが、平成10年の4月1日設立に向けて各市町村、50市町村が各10万円ずつ設立のための出資をするものでございます。 5目財産管理費 4,104万 8,000円の補正でございます。15節の工事請負費 300万円は庁舎の補修工事費でございますが、部制に伴う間仕切り、電気設備等の改修に要する費用でございます。25節積立金 3,804万 8,000円、財政調整基金積立金に 2,000万円、これは土地売払収入 1,364万円と移転補償費等が 412万 5,000円ほど入ってまいりますので、その分を積み立てるものでございます。市債管理基金積立金 1,635万 3,000円、これは公共下水道事業に対する償還、県の補助でございます。下水道事業に 1,561万 2,000円、漁業集落環境整備事業に74万 1,000円を合わせた金額でございます。ふるさと宮古創生基金の積立金、これは 169万 5,000円ですが、充当残の利子を積み立てるものでございます。 6目企画費に 552万 6,000円の補正でございます。地方バス路線の維持費の補助金でございますが、昨年度に引き続きまして生活路線2種、3種合わせて6路線に対して県北バスに 552万 6,000円を補助するものでございます。 2項1目税務総務費15万 5,000円、19節でございますが、納税貯蓄組合の補助金、本年度見込みによる計上でございます。 3款1項1目社会福祉総務費 698万 8,000円の補正でございます。13節の委託料 146万 2,000円でございますが、精神薄弱者地域生活援助委託料、これは4人から5人になったことと単価改定に伴う 137万 7,000円でございます。通所授産施設相互利用運営委託料、アビリティセンターでございますが、単価改定によるものでございます。8万 5,000円の計上でございます。20節の扶助費 503万 7,000円、それぞれ身体障害者更生施設については33人から34人にふえたことによる 169万 3,000円。下の精神薄弱者については第二わかたけの部分でございますが、重度加算の認定者が5人出ましたので、それにかかる 361万 4,000円の補正でございます。 6目医療給付費 3,379万 7,000円、13節の委託料22万 5,000円ですが、それぞれ件数増によるものでございます。20節の扶助費 924万 9,000円、これもそれぞれ給付見込みによる計上でございます。28節繰出金 2,410万 9,000円、老人保健の特別会計に 1,193万 3,000円、給付見込みの10分の 0.5を一般会計から繰り出すものでございます。国民健康保険事業特別会計繰出金 2,217万 6,000円、これはルール分の繰り出しでございます。 2項1目児童福祉総務費6万 5,000円については、13節委託料でございますが、心身障害児の通園事業委託料は補助決定によるものでございます。 2目の児童措置費 226万 3,000円の補正でございます。13節の委託料が 145万 3,000円、私立保育所の入所措置の委託料は3歳未満児がふえたことによる委託料でございます。時間延長の保育型については実績での計上でございます。19節の81万円の計上は産休代替でございますが、宮古保育園4人分を計上したものでございます。 3目の児童福祉施設費 110万円、需用費でございますが、賄い材料費ですが、3歳未満児が延べで 342人増加したことによる増でございます。 3項2目扶助費 2,568万 6,000円の補正でございます。医療費扶助でございますが、20節扶助費でございますが、障害の疾患等の増によるものでございます。 4款1項1目保健衛生総務費、この部分は財源補正でございます。 それから、3目の環境衛生費 965万 1,000円の減額補正でございます。これは宮古広域行政組合の負担金ですが、食肉処理センターにかかる部分の精算分でございます。 2項1目清掃総務費 2,936万 4,000円、これも行政組合の負担金ですが、ごみ収集等にかかるこの部分の事業費の精算分でございます。 6款1項3目農業振興費に 3,846万 6,000円の補正でございます。これは9節から18節までそれぞれ計上してございますが、全体でここの部分で 3,515万円になります。これは国の補正の経済対策の前倒し部分でございます。15節の工事請負費に 2,950万円計上してございますが、田代地区のふれあい農園等の整備が7年から10年で進めているものでございますが、10年度の部分を前倒しして本年度で終わるものでございますが、後ほど出てまいりますが、これは繰り越しになるものでございます。それから、19節負担金補助及び交付金 331万6,000 円でございますが、これは山間地域の農産物価格支持対策事業補助金、これはピーマンの価格低迷したときの補償基準を定めて、それぞれ価格が低下したときには補償していくと。基金全体の事業費が 1,037万5,000 円でございますが、県が10分の3、 310万円でございます。10分の7は、管内市町村、農協、生産者、それぞれ各3分の1負担をするものでございます。宮古市の負担分は21万 6,000円でございます。 4目畜産業費 2,675万円の補正でございます。19節の負担金補助及び交付金ですが、市道の亀ケ森線の事業費の負担金、これは10分の3の負担でございます。畜産関連施設等についても、それぞれ事業費が確定したことによる精算 101万 2,000円の減でございます。 2項2目林業振興費75万 4,000円、19節でございますが、県単の治山事業負担金47万 9,000円は重茂の里の部分の崩落復旧に要する護岸工の部分、県事業でございますが、20%を宮古市が負担するものでございます。流域総合間伐対策事業補助金、これは森林機能の保全の事業でございますが、3ha分72%の補助でございますが、全額県負担でございます。27万 5,000円の計上でございます。 3目の造林費94万 2,000円の減額補正でございます。13節委託料 100万円の減ですが、補助決定による減でございます。19節の負担金補助及び交付金5万 8,000円の計上ですが、部分林の組合交付金、これは重茂半島線工事に伴って県が行ってございますが、津軽石部分林組合堀内部分林組合にそれぞれ分収割合によって宮古市から交付するものでございます。 3項2目水産振興費 1,015万 4,000円の減額補正でございます。19節でございますが、漁業近代化利子補給金の減でございます。宮古漁協の繰り上げ償還に伴う減でございます。 4目漁港建設費 2,320万円の補正でございます。15節の工事請負費 580万円の減額でございますが、集落環境整備事業の事業費の確定によるものでございます。19節の負担金補助及び交付金 2,900万円、重茂、音部、それぞれ県の事業費が決定になった部分の10分の1の負担でございます。 次に、7款1項2目、商工業振興費 1,517万 8,000円、19節でございますが、中小企業振興資金の利子補給金でございます。融資実績増に伴うものでございます。 8款2項2目道路維持費 1,368万円の補正でございます。13節の委託料でございますが、1月から2月にかけての除雪の実績の部分を計上したものでございます。 3目道路新設改良費 1,285万 9,000円、19節の負担金補助及び交付金ですが、県単事業の道路事業負担金ですが、市道蜂ケ沢線と4路線の部分の負担金でございます。 3項2目砂防費 279万 2,000円、これは急傾斜崩壊対策事業受益者負担金で、事業費確定に伴う宮古市の負担金でございます。 4項1目港湾費 3,200万円の減額補正でございます。19節でございますが、これは宮古港湾整備事業費確定による減額で、1億円から 6,800万円になったところの 3,200万円の減額でございます。 5項1目都市計画総務費は、駅前広場整備の起債決定になりましたので、これは財源補正でございます。 2目土地区画整理費 2,400万円の減額補正でございます。19節でございますが、橋梁整備事業負担金、これは近内地区の県施工の橋梁が未執行による部分で減額したものでございます。 3目街路事業費 998万 1,000円の減額補正でございます。17節の公有財産購入費 2,388万円の減でございますが、県から受託しております宮古港線の買収面積の減によるものでございます。19節の負担金補助及び交付金 730万円の減額でございますが、これは宮古港線あるいは五月町の町並み事業道路の確定による減でございます。22節補償補てん及び賠償金 2,119万 9,000円は、先ほどの17節の公有財産を一部組み替えて、1戸分の補償費を計上したものでございます。 6項2目住宅管理費 759万 6,000円の減額補正でございます。がけ地近接危険住宅移転事業補助金、本年度は移転者がございませんでしたので、全額減額でございます。 3目住宅建設費 2,084万 9,000円の減額補正でございます。15節工事請負費 2,684万 9,000円、これは9年度、10年度債務負担行為しておりますが、入札執行による請負額が決定になった部分で減額したものでございます。19節の負担金補助及び交付金 600万円でございますが、山口地区の法面改修工事負担金、これはただいま山口団地市営住宅の建設しておりますが、同用地の敷地を造成したところ、予想以上の土質が軟弱であったと。宅盤土壌の安全性を確保する必要が講じたところでございます。この安定策には敷地内に擁壁を建設するか、あるいは隣接する三鉄の法面がすぐ下にあるわけでございますが、それを改修強化するか、これらを考慮いたしまして、敷地内の擁壁工事は多額の費用を要すること、また、有効利用面積が非常に狭くなって建物自体に大きな影響を及ぼすということから、三鉄との協議で三鉄の法面改修、三鉄につきましても30年を経過しておりまして耐久度の低下が見られるということ等もあって、三鉄が施工して、市は負担金で支出せよと、こういうことで合意したものでございます。全体事業 870万円でございますが、宮古市が70%、三鉄が30%ということで、宮古市からは負担金として支出するというものを計上したものでございます。 9款1項1目常備消防費 128万 3,000円、減額補正でございますが、広域行政組合の精算による減でございます。 10款1項2目事務局費、補正額が70万円計上でございます。県から派遣されております給与の負担でございますが、指導主事2人分の部分の最終額が確定したことによる補正でございます。 2項1目学校管理費10万 5,000円、7節の賃金でございますが、臨時職員の賃金は鍬ケ崎小学校調理員の病休代替を計上したものでございます。 学校建設費は財源補正でございます。国庫と地方債が確定になりましたので、一般財源が減になるものでございます。 12款1項1目元金 6,593万 5,000円の補正でございます。23節の償還金利子及び割引料でございますが、予算委員会でも申し上げましたとおり長期債の元金を繰り上げ償還するものでございます。全体では総合体育館建設債の基金あるいは地方・臨時地方道、この3件について全体では 7,672万円の繰り上げ償還をしようとするものでございます。その差額については利子の部分が若干執行残がございますので、それを合わせて今回繰り上げをして、金利にして 1,015万 9,180円、その部分が軽減されるというものでございます。これは行政組合の負担金の減、あるいは総合体育館の建設基金廃止になりますが、そこが約 3,000万円ございますので、それらを活用して繰り上げ償還をしようというものでございます。 次に、歳入を説明申し上げますので、37-8、9ページにお戻りをいただきたいと思います。 1歳入、2款2項1目自動車重量税 530万円の減額補正でございます。交付見込みによるものでございます。 3款1項1目利子割交付金 230万 6,000円の補正でございます。県からの交付決定によるものでございます。 4款1項1目地方消費税交付金 4,877万 3,000円の減額補正でございます。消費の落ち込みによる交付見込み、大臣通知額でございます。この部分については臨時税収補てん債 4,620万円で補てんをしようとするものでございます。 7款1項1目自動車取得税交付金 1,507万 8,000円、これにつきましても交付決定によるものでございます。 12款1項1目民生費国庫補助金 3,008万 4,000円。1節の生活保護費は医療費の増高に伴うものでございます。 1,693万 9,000円。私立保育所公立保育所、それぞれ増減がございますが、入所児童の移動による増減でございます。4節の身体障害者福祉については、人員増でございます。6節の精神薄弱者施設は、第二わかたけの重度認定に伴うものでございます。11節の保険基盤については、ルール分を国保会計に繰り出すものでございます。 1項2目衛生費国庫負担金 490万 6,000円の減額でございます。老人保健事業費、健康診査等による実績見込みによる減額でございます。 教育費国庫負担金 1,577万 1,000円、学校建設による補助決定の減でございます。 2項1目民生費国庫補助金17万 6,000円、それぞれ生活保護費は交付決定、在宅精神薄弱者福祉については人員増、単価改定の部分によるものでございます。 5目土木費国庫補助金81万 9,000円の減。5節の公営住宅については、補助決定でございます。7節のがけ地近接については、移転がないことによる減でございます。 6目の教育費国庫補助金 2,902万円でございます。補助決定によるものでございます。 13款1項1目の民生費県負担金 573万 8,000円、生活保護費は医療費の増でございます。私立保育所公立保育所は、国庫同様に入所児童の増減。8節の保険基盤もルール分の計上分でございます。 2目衛生費県負担金 490万 6,000円、健康診査によるもので、国庫と同様でございます。 土木費県負担金 2,400万円の減でございます。公共施設の管理者負担金 2,400万円、事業未執行による部分でございます。 2項2目民生費県補助金 132万 6,000円、それぞれ11節から16節までは給付見込みによる減でございます。20節の児童福祉施設等産休代替は病休によるものでございます。 2項5目農林水産業費県補助金 2,069万 1,000円でございますが、4節の農山漁村活性化定住圏創造、田代のふれあい農園等整備事業の前倒しによるものでございます。6節の下水道事業債償還基金、これは漁業集落環境事業による県からの補助金でございます。担い手育成畜産基盤総合整備事業、事業費の確定による 101万5,000 円の減でございます。17節の公有林造成についても事業費の確定によるものでございます。以下25節から49節、それぞれ事業費の確定による補助決定部分でございます。 6目土木費県補助金 1,369万 1,000円の補正でございます。1節のがけ地近接は、移転がないことによる全額減でございます。2節の下水道事業債償還基金、これは事業費確定による補助でございます。 3項6目土木費委託金 300万円の減額補正でございます。宮古港線街路事業ですが、事業費の決定によるものでございます。 14款1項2目利子及び配当金 217万 4,000円、基金利子でございますが、ふるさと宮古創生基金利子分が169 万 5,000円、総合体育館の建設基金の利子47万 9,000円。 次、2項1目の不動産売払収入 1,364万円の計上でございます。これは元河南用地 196㎡を 980万 3,000円、西ケ丘の雑種地 285㎡を 357万 4,000円、以下宮古岩泉線の拡幅に伴う田代地区の林業センター、保健福祉課、それぞれ県の買収がございましたので、それらを合わせて計上したものでございます。財政調整基金の積み立てに充当をするものでございます。 16款1項5目総合体育館建設基金繰入金 3,088万 9,000円でございますが、条例廃止に伴う繰り入れでございます。繰り上げ償還の財源としようとするものでございます。 17款1項1目繰越金 7,809万 8,000円、8年度の繰越金を財源にしようとするものでございます。 18款4項5目雑入 1,494万 8,000円の計上でございます。5節については高額療養でございますが、見込みによるものでございます。16節の総務費雑入、物件移転ですが、先ほど申し上げました田代林業センター、保健福祉課の部分の移転補償でございます。 412万 5,000円。17節の民生費雑入73万 4,000円は、資産処分による返還金でございます。20節農林水産業費の雑入8万円は、重茂半島線の施行に伴う分収林部分を計上したものでございます。 19款1項1目農林水産業債 3,100万円の計上でございます。事業費の決定によるものでございますが、1節の林道 1,800万円の減は、小角柄笹見内線にかかる分でございます。2節の公有林造成 530万円は、起債を取りやめて一般財源に振りかえたものでございます。3節の漁港 2,410万円、県営漁港の負担金でございます。5節は田代のふれあい農園の前倒し分の 1,400万円。 2目の土木債 4,850万円、1節の道路については、県単事業の負担割合4路線分 620万円でございます。砂防費 670万円は、急傾斜地の崩壊対策事業、国庫の補助事業分の確定分でございます。港湾 3,040万円、港湾の負担金部分を減額したものでございます。4節の都市計画費、土地区画整理、駅前広場、それぞれ事業費確定による減でございます。5節の公営住宅、これにつきましても請負額の確定による減でございます。6節の排水施設整備、磯鶏地区の排水事業費の確定によるものでございます。7節自然災害防止、これにつきましては日立浜の法面等でございますが、起債の決定によるものでございます。 4目教育債 2,460万円、花輪小学校の事業費確定による計上でございます。 5目辺地債80万円の計上でございます。中里芦原平線、これも事業費の確定によるものでございます。 6目臨時税収補てん債 4,620万円の計上でございます。前段申し上げました地方消費税の交付金の減の部分を補てん債で賄うものでございます。 次に、第2表の繰越明許を説明しますので、前に戻りまして37-4、5ページをお開きをいただきたいと思います。 第2表でございます。繰越明許費。 6款の農林水産業費1項の農業費は、ふれあい農園の部分は 3,515万円、前倒し分でございます。10月25日完了予定でございます。田代地区の簡易水道施設整備事業1億 9,842万 4,000円、これは本年の12月15日の完了予定でございます。農村整備総合モデル事業 4,040万円、これは荷竹日向線でございます。10月10日の完成予定でございます。 2項の林業費、連絡道小角柄笹見内線 5,381万 6,000円、6月30日の事業完了を予定してございます。 8款土木費2項の道路橋梁費、磯鶏中谷地1号線改良事業、用地交渉のおくれによるものでございますが、1,456 万 4,000円、12月25日完了予定でございます。神倉橋補修改修事業、第1集で議決をいただきましたが、1,800 万円は9月30日目途に補修をするものでございます。 5項都市計画費、近内地区土地区画整理事業14万 9,633万円でございます。補償交渉のおくれによるものですが、8月31日を目途としております。宮古港線街路築造事業 5,072万 7,000円でございます。補償交渉に日数を要したものでございますが、8月末の完成予定をしてございます。 なお、繰越調書は37-31ページにございますので、ご参照いただきたいと思います。 なお、第3表の地方債の補正につきましては、歳入の部分で説明を申し上げましたので、ここの部分は省略をさせていただきます。 現在高調書につきましては、37-3ページにございますので、ご参照いただきたいと思います。 以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ○議長(蛇口原司君) これより議案第37号に対する質疑、討論に入ります。 田中尚君。 ◆23番(田中尚君) 37-25ページでございます。2つほどお伺いしたいと思います。 まず、その1つは、8款土木費の港湾費の減額でございますが、これの説明、なぜ減ったのかという説明がなかったようですので、この部分と、それからもう1つは、同じく土木費の都市計画費の中の土地区画整理費の中での橋梁整備事業費負担金、これは県の未施行が理由だということなんですが、多分坂本橋の部分ではないかなというふうに思うんですが、それらがそれぞれ減ったり、その事業にならなかったということの理由をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(蛇口原司君) 細越建設課長。 ◎建設課長(細越雅佐浩君) お答えいたします。 宮古港湾整備事業費の負担金についてでございますが、当初予算では1億円計上させていただきました。これは平成8年度に通常の港湾整備事業に新たに11年インターハイの神林マリーナの事業化がされまして大幅に増額になったところでございます。前年並みに9年度も予算化をしておいた方が無難であろうということで計上したところでございますが、護岸等の工事が順調に進みまして、また、高浜、日立浜も順調に推移したことによって今回、精算が 6,800万円でございます。それで今回の精算減額と、こういう形になったものでございます。 ○議長(蛇口原司君) 三浦都市計画課長。 ◎都市計画課長(三浦章君) お答えいたします。 議員ご指摘のとおり、坂本橋の部分でございます。これは現地の事情ということではなく、単純に財源確保できなかったということで執行できないというものでございます。 ○議長(蛇口原司君) 田中尚君。 ◆23番(田中尚君) 宮古市とすれば、近内の区画整理事業で9年度に坂本橋を県の方でやるというふうに予算を計上して、それに伴う予算を計上しておったところ、予算が取れなかったというふうにも今聞こえるわけなんですが、それはいわば県の都合で予算がつかなかったということだったのか、それとも宮古市の方の期待が大き過ぎて、もともと県の方では9年度には予算化するつもりがなかったためにこういう形になったのか。その点はどうでしょう。
    ○議長(蛇口原司君) 三浦都市計画課長。 ◎都市計画課長(三浦章君) もちろん予算に計上するということは、市の思いだけで計上するものではございませんので、当然県と協議して、こういう計画だよということで計上するものでございます。したがいまして、当初は9年度でやるということの中で計上したものでございます。ただ、それが実際に進む中で、宮古土木と本課との予算の枠の中で結果的に宮古の土木でやる坂本橋についてはできなかったということのようでございます。 ◆23番(田中尚君) ああ、そう。まことに遺憾ですね。 ○議長(蛇口原司君) 永浦奎輔君。 ◆21番(永浦奎輔君) 私は1点だけお伺いしたいと思います。 37-18から37-19で企画費、6目になるわけですが、 552万 6,000円の中で6路線とさっき申されたんですが、6路線とはどの路線であるかというのが1つ。 それから、もう1つお伺いしたいのは、こういうふうに地方バス路線維持費補助金を出しているわけでございますが、前にもちょっとお話ししたことあるんですけども、津軽石から--津軽石方面からと言った方がいいですが、宮古病院に通院する直通バスですね、これも1本来るやつはあるんですが、もう1本ふやしてほしいということと往復にしてほしいという内容があるわけでございます。それから、鍬ケ崎地域の方々についても、1本あるんですが、これをもう1つふやしてほしいという願いがありますね。それから、宮園の方にも直通があるらしくて、そちらの方も何か話がちょっとあるらしいですが、私の方では直接宮園の方々からは聞いていないんですが、いずれ津軽石方面の方々あるいは鍬ケ崎の方々からは、そういうお話があるので、それらについての交渉結果等もこの機会にお伺いします。 ○議長(蛇口原司君) 吉田企画調整課長。 ◎企画調整課長(吉田武君) お答えを申し上げます。 第1点の路線でございますが、まず、2種路線が小本線でございます。それから、3種路線が岩船線、田代線、八木沢団地線、平浜線、松山線となってございます。 また、2点目のダイヤの件でございます。昨年のこの議会でもいろいろご議論ございました。その後宮古市のバス運行対策協議会の協議も含めまして、いろいろ県北会社には要請した中で、荷竹から宮古病院直通が1本、駅から鍬ケ崎を通じて病院へ行くのが4本、西ケ丘から病院まで1本、宮園から病院まで1本、長沢6組から鍬ケ崎の有料道路を通過して病院直通が1本、あるいは和井内から来るものでございますが、駅前から病院へ1本、そういう要望に沿ったダイヤ改正もしてございます。 また、今年度4月20日前後にまた改正があるわけですが、その際にもあと1本という議員さんのお話もございまして、それらも今要望中でございます。 以上でございます。 ○議長(蛇口原司君) 永浦奎輔君。 ◆21番(永浦奎輔君) いろいろ努力されているようでございますが、何とかしてあと1本確保するように。特に津軽石方面の方々は、朝の7時ちょっと過ぎのバスのようですから、それはもうちょっと時間を遅目にした部分で、1時間ぐらいずれてかな、そういう感じなんですが、いずれそれを確保してほしいということでございましたので。それで、片道だけでなく往復にさせてほしいという部分もあるので、その辺も含めまして、ぜひお願いしておきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 終わります。 ○議長(蛇口原司君) 三上敏君。 ◆3番(三上敏君) 歳入について1点だけお尋ねいたします。 不動産売払収入の中で、課長のお話ですと、河南用地と西ケ丘団地の雑種地と、それからもう1つ聞き忘れましたが、これらの売り払いが 1,364万円、これを……             〔「マイクを使ってください。聞こえません」と呼ぶ者あり〕 ◆3番(三上敏君)  1,364万円を売り払って、歳出では財政調整基金でしたか、市債管理基金でしたか、これに充当したということでございますが、河南用地としては多分警察じゃないかと思うんですが、それから、西ケ丘雑種地は多分個人だろうと思うんです。その辺の平米当たりの単価と、それから売却先等についてお知らせいただきたいと思うんですが。 ○議長(蛇口原司君) 松田財政課長。 ◎財政課長(松田辰雄君) 河南用地につきましては、旧河南用地ですが、これは45号の拡幅にかかわって、そのいわゆる拡幅にかかった方の代替を欲しいということで、警察署に売却した南側の一部、これが5区画ございますが、4区画を既に売却してございますが、最後の1区画が国道と市と個人と三者で合意をして本年度ちょうど売却になったということで、面積は前段説明しましたが、196.06㎡、 980万 3,000円、平米当たり5万円の単価になります。坪で16万 5,289円。これはいずれも個人でございます。 西ケ丘の雑種地、ちょうど西ケ丘のブックスがございますが、あそこの裏手でございます。285.03㎡ですが、平米当たり1万 2,540円、坪に直すと4万 1,454円という金額になります。全体的では 357万 4,000円。これも自分の宅地等をしたいための売却でございますが、個人でございます。 それから、田代林業センターと保健福祉館、19㎡と28㎡ですが、これは宮古岩泉線の拡幅に伴って宮古市から県が買収したということで、金額的には10万 5,000円と、田代、福祉館が15万 7,000円。そう高い金額ではございませんが、全体で 1,364万円ということになります。 ○議長(蛇口原司君) 三上敏君。 ◆3番(三上敏君) 公有財産を売却するについては、当然宮古市で評価員をやっている方から鑑定してもらうんだろうと思うんですが、当事者としてこの価格は適正であったかどうか、それだけお尋ねいたします。 ○議長(蛇口原司君) 松田財政課長。 ◎財政課長(松田辰雄君) 河南用地につきましては、それぞれあそこの売却に当たって県の鑑定と市の鑑定の金額の差はございました。ただ、県用地はかなり広い用地で、どうしても市の鑑定との差は若干広くなると区画的にはやはり差があるというのが普通の状況でございます。それぞれ国の方も鑑定をとっていると思うんですが、あそこ警察に売却したときは平米当たり3万 2,000円ですので、宅地で前面に道路をつくったり、うちの方でしてますので、それらも合わせれば妥当な金額かなというふうに思ってございます。 また、西ケ丘についても、それぞれこれは鑑定評価はとりませんが、近傍類似から計算をして妥当なものというふうに思っておりますし、総務委員会でもそういう金額でご了解いただいた部分でございます。 ○議長(蛇口原司君) これをもって質疑、討論を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第2 議案第38号 平成9年度宮古市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(蛇口原司君) 日程第2、議案第38号 平成9年度宮古市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 中嶋国保年金課長。             〔国保年金課長 中嶋敏孝君登壇〕 ◎国保年金課長(中嶋敏孝君) 38-1ページをお聞き願います。 議案第38号 平成9年度宮古市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明をいたします。 第1条でございますが、既定の歳入歳出予算の総額から2億 3,075万 4,000円を減額し、歳入歳出それぞれ42億 221万 6,000円とするものでございまして、決算見込みによる減額補正でございます。 内容につきましては、事項別明細書の歳出からご説明を申し上げますので、38-8、9ページをお開き願います。 歳入歳出減の主なものは医療費の減でございまして、医療費につきましては12月分までの医療費実績と向こう3カ月間の医療費を推計し、決算見込みとしたものでございます。 ご説明をいたします。 1款1項1目一般管理費でございますが、これは4万 8,000円の組み替え補正でございます。 次に、2款1項1目一般被保険者療養給付費から4目の退職被保険者等療養費までの2億 396万 4,000円の減は、決算見込みによる減でございます。 次に、2款2項1目一般被保険者高額療養費 1,305万 2,000円の減と、2目の退職被保険者等高額療養費1,075 万 5,000円の減は、いずれも決算見込みによる減でございます。 次に、2款4項1目出産育児一時金 300万円の減でございますが、これも決算見込みによる減でございまして、出産が減っていることによるものでございます。 次に、38-10をお聞き願います。 3款1項1目老人保健医療費拠出金と5款1項1目保健衛生普及費は、財源補正でございます。 次に、8款1項3目償還金1万 7,000円でございますが、これは平成8年度の事務費の精算による返還金でございます。 次に、歳入をご説明いたしますので、38-4、5ページをお開き願います。 1款1項1目一般被保険者国民健康保険税 3,358万 6,000円の補正減でございますが、これは被保険者の減少等によるものでございます。 次に、3款1項1目事務費負担金22万 4,000円でございますが、これは国庫負担金の事務費の決定によるものでございます。 次に、3款1項2目療養給付費等負担金 6,578万 5,000円の減でございますが、現年度分は決算見込みによる減と、過年度分 953万円は8年度分の精算の結果、追加するものでございます。 次に、3款2項1目財政調整交付金 5,755万 9,000円の補正でございますが、決算見込みによる減でございます。 同じく2項の国民健康保険特別対策費補助金 326万 1,000円でございますが、これは医療費適正化、レセプト点検事務に対する補助でございます。 次に、4款1項1目療養給付費交付金 6,779万 2,000円の補正減でございますが、決算見込みによる減でございます。 次に、5款1項1目共同事業交付金 1,453万 1,000円の減でございますが、これも決算見込みによる減でございます。 次に、38-6、7ページをお開き願います。 6款1項1目利子及び配当金27万 5,000円でございますが、基金積み立ての利息でございます。 次に、7款1項1目一般会計繰入金 2,217万 6,000円、これは財政安定化支援保険基盤等の決算見込みによる追加分でございます。 次に、7款2項1目財政調整基金繰入金 7,975万 3,000円の補正減でございますが、これも決算見込みによるものでございます。 次に、8款1項1目繰越金 6,231万 6,000円、これは前年度の繰越金を計上するものでございます。 以上でございます。よろしくご審議をお願いいたします。 △資料 △資料 ○議長(蛇口原司君) これより議案第38号に対する質疑、討論に入ります。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご質疑、ご意見がないようでありますので、お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第3 議案第39号 平成9年度宮古市老人保健特別会計補正予算(第3号) ○議長(蛇口原司君) 日程第3、議案第39号 平成9年度宮古市老人保健特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 中嶋国保年金課長。             〔国保年金課長 中嶋敏孝君登壇〕 ◎国保年金課長(中嶋敏孝君) 39-1ページをお開き願います。 議案第39号 平成9年度宮古市老人保健特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 第1条でございますが、既定の歳入歳出予算に 5,979万 2,000円を追加し、歳入歳出それぞれ49億 9,785万円とするものでございまして、主なものは医療費の伸びによる補正でございます。 歳出からご説明申し上げますので、39-6、7ページをお開き願います。 1款1項1目一般管理費に13万円の補正でございますが、老人保健受給者証台帳作成委託料でございます。 次に、2款1項1目医療給付費 6,785万 9,000円でございますが、当初見込みより 1.4%ふえておりますので、その追加分でございます。 2目の医療費支給費 826万 4,000円の減でございますが、これは当初見込みより件数が減ったことから補正減となるものでございます。 次に、3目の支払手数料6万 7,000円でございますが、これは医療費の審査委託料でございまして、件数増による追加分でございます。 次に、歳入についてご説明申し上げますので、39-4、5ページをお開き願います。 1款1項1目医療費交付金に 4,876万 6,000円の補正でございますが、これは医療費の7割が支払基金から交付されるものでございます。 2目審査支払手数料6万 7,000円でございますが、医療費審査委託料にかかる分で、満額交付されるものでございます。 次に、2款1項1目医療費負担金 722万 1,000円の補正でございますが、医療費の2割が国から交付されるものでございます。 次に、3款1項1目医療費負担金 180万 5,000円でございますが、医療費の5%が県の方から入るものでございます。 次に、4款1項1目一般会計繰入金 193万 3,000円でございますが、これは医療費の5%分と一般管理費の委託料分の繰り入れでございます。 以上でございます。よろしくどうぞご審議お願いいたします。 △資料 △資料 ○議長(蛇口原司君) 議案第39号に対しましては質疑、ご意見がないようでありますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第4 議案第40号 宮古市総合体育館建設基金条例を廃止する条例 ○議長(蛇口原司君) 日程第4、議案第40号 宮古市総合体育館建設基金条例を廃止する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 三浦教育次長。             〔教育次長 三浦義雄君登壇〕 ◎教育次長(三浦義雄君) 40-1ページでございます。 宮古市総合体育館建設基金条例を廃止する条例について説明をいたします。 本案は、宮古市民総合体育館建設の資金に充てるため、昭和60年の4月に宮古市総合体育館建設基金条例を設置し、建設資金の確保に当たってきたわけでございますが、市民総合体育館が完成したことによりまして条例を廃止するものでございます。 それでは、議案の朗読をいたします。 議案第40号 宮古市総合体育館建設基金条例を廃止する条例。 宮古市総合体育館建設基金条例は、廃止する。 附則、この条例は、公布の日から施行する。 平成10年3月20日提出 宮古市長、熊坂義裕。 理由、宮古市民総合体育館の完成に伴い、宮古市総合体育館建設基金条例を廃止しようとするものである。これが、この条例案を提案する理由である。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(蛇口原司君) 議案第40号に対しましても格別にご質疑、ご意見がないようでありますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第5 議案第41号 財産の貸付けに関し議決を求めることについて ○議長(蛇口原司君) 日程第5、議案第41号 財産の貸付けに関し議決を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 松田財政課長。             〔財政課長 松田辰雄君登壇〕 ◎財政課長(松田辰雄君) 41-1ページでございます。 議案第41号 財産の貸付けに関し議決を求めることについて。 本案は、昭和63年4月1日から本年の3月31日までモルデック株式会社に用地を10年間貸し付けてきたものでございますが、今回それを更新しようとするものでございます。 この部分につきましては、10年で通常の貸し付けにすべき交渉を何回かしてきたところでございます。当初、市との企業誘致段階での話し合いについては、10年を超えても今のままの形で話し合いを持ってきたというのが企業側のお話でございます。また、建物4棟貸し付けてございますが、これについても維持補修等については、今まで会社がすべて負担をしてきた。また、敷地内に排水路がちょうど真ん中に通ってございますが、これの部分について大雨等で雨水が工場の床に浸水ということでリフト、エレベーター等が不使用になって、これについても多額の費用等を負担をしてきた。それから、この竹内社長、市に対しても、今まで宮古パンチ工業、宮古プレジョン㈱、ジュピター工業、エフビー㈱等々の誘致をこの方は手がけていますので、非常に多大な貢献をしていると。それら等々あわせて、今回も10年の4月1日から13年の3月31日まで3年間でございますが、現在の72万円の貸付料をそのまま3年間延長したい、こういうことで提案するものでございます。 2のところに貸し付けする財産を書いてございますが、従来の貸付面積、建物等々、全く数量等が変わってございません。このとおりでございます。 議案の朗読は省略いたしますので、よろしくご審議をお願いをいたしたいと思います。 ○議長(蛇口原司君) これより議案第41号に対する質疑、討論に入ります。 成ケ沢仁明君。 ◆25番(成ケ沢仁明君) 若干質問したいんですが、この議案には異議ございませんけれども、仮に個人でこのくらいの土地、 1,430坪、そしてこのくらいの建物があれば、固定資産税は大体どのくらいかかるのか。 ○議長(蛇口原司君) 宇都宮税務課長。             〔税務課長 宇都宮 満君登壇〕 ◎税務課長(宇都宮満君) 固定資産税についてのご質問にお答えをいたしますが、建物についての評価を持っておりませんので、建物については今ここでお答えができかねますが、土地の分についてお答えいたしますと、約50万円ぐらいかなと、そういうふうな金額になると思います。 ○議長(蛇口原司君) 成ケ沢仁明君。 ◆25番(成ケ沢仁明君) おおよそ固定資産税分ぐらいで貸すということであろうと思うんで、これでよろしいと思います。異議なし。 ○議長(蛇口原司君) 松田財政課長。 ◎財政課長(松田辰雄君) 建物の分については私の方から。 これは鉄骨等でございますので、木造であれば市で評価いたしますが、この部分は県の評価という形になります。当然、農用地開発公団が建てた建物、それから市で建てた建物も一部ございます。当然に評価の必要がない建物で、本来的に個人にこれを売り渡せば、県税事務所で評価をして固定資産を出すということになろうかと思いますが、今の計算でいくと残価が大体建物にして 1,200万円ぐらいかなと。全くわからないんですが、ややその程度になるのかな。当然に 1.5を掛けますので、その金額が出てくるかなというふうに思います。 ◆25番(成ケ沢仁明君) はい、わかりました。 ○議長(蛇口原司君) これをもって質疑、討論を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第6 議案第42号 市営住宅の滞納使用料の請求に係る訴え提起前の和解の申立てに関し議決を求めることについて ○議長(蛇口原司君) 日程第6、議案第42号 市営住宅の滞納使用料の請求に係る訴え提起前の和解の申立てに関し議決を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 刈屋管理課長。             〔管理課長 刈屋敏彦君登壇〕 ◎管理課長(刈屋敏彦君) 議案集2の42-1ページでございます。 議案第42号 市営住宅の滞納使用料の請求に係る訴え提起前の和解の申立てに関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 本案は、他の市営住宅入居者と公平感を損なうことのないよう住宅の使用料を長期にわたって滞納している入居者に対し、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、訴え提起前に分割して支払うよう和解を申し立てるための議決を求めるものでありまして、滞納者が和解に応じなかった場合または和解が不調であった場合には、滞納使用料の請求及び市営住宅の明け渡しの請求にかかる訴えを提起しようとするものでございます。 議案の朗読は省略させていただきますが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(蛇口原司君) これより議案第42号に対する質疑、討論に入りますが、格別にご質疑、ご意見がないようでありますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第7 議案第43号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減等及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更についての協議に関し議決を求めることについて ○議長(蛇口原司君) 日程第7、議案第43号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減等及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更についての協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 鈴木総務課長。             〔総務課長 鈴木英夫君登壇〕 ◎総務課長(鈴木英夫君) 43-1ページでございます。 議案第43号。本案は、去る3月18日に設立されました気仙広域連合を岩手県市町村総合事務組合に加入させるなどの協議に関しまして議会の議決を求めるものでございます。 議案を朗読して提案にかえさせていただきます。 議案第43号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減等及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更についての協議に関し議決を求めることについて。 次に掲げる事項についての協議に関し、地方自治法(昭和22年法律第67号)第 290条の規定により、議会の議決を求める。 1 平成10年3月18日に設立された気仙広域連合を岩手県市町村総合事務組合に加入させること。 2 気仙広域連合に係る次の事務を岩手県市町村総合事務組合において共同処理すること。  (1) 常勤の職員(市町村立学校職員給与負担法(昭和23年法律第 135号)第1条及び第2条に規定する職員を除く。)に係る退職手当の支給に関する事務  (2) 地方公務員災害補償法(昭和42年法律第 121号)第69条及び第70条の規定による議会の議員その他非常勤の職員に係る災害補償に関する事務 3 平成10年3月31日をもって解散する釜石地区特別養護老人ホーム組合及び気仙地区衛生処理組合を同日をもって岩手県市町村総合事務組合から脱退させること。 4 平成10年4月1日から釜石大槌地区行政事務組合に係る消防職員に係る賞じゅつ金の支給に関する事務を岩手県市町村総合事務組合において共同処理すること。 5 岩手県市町村総合事務組合規約の一部を別記のとおり変更すること。 平成10年3月20日提出 宮古市長、熊坂義裕。 理由、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減等及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部を変更しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次のページをお開き願います。 ただいまご提案いたしました内容の規約改正でございます。説明は省略させていただきます。 よろしくお願いをいたします。 ○議長(蛇口原司君) 本案については格別ご質疑、ご意見がないようでありますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第8 議案第44号 釜石地区特別養護老人ホーム組合及び気仙地区衛生処理組合の岩手県市町村総合事務組合からの脱退に伴う財産処分についての協議に関し議決を求めることについて ○議長(蛇口原司君) 日程第8、議案第44号 釜石地区特別養護老人ホーム組合及び気仙地区衛生処理組合の岩手県市町村総合事務組合からの脱退に伴う財産処分についての協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 鈴木総務課長。             〔総務課長 鈴木英夫君登壇〕 ◎総務課長(鈴木英夫君) 同じく44-1ページでございます。議案を朗読して提案とさせていただきます。 議案第44号 釜石地区特別養護老人ホーム組合及び気仙地区衛生処理組合の岩手県市町村総合事務組合からの脱退に伴う財産処分についての協議に関し議決を求めることについて。 平成10年3月31日をもって解散する釜石地区特別養護老人ホーム組合及び気仙地区衛生処理組合の岩手県市町村総合事務組合からの脱退に伴う財産処分を別記のとおり定めることについての協議に関し、地方自治法(昭和22年法律第67号)第 290条の規定により、議会の議決を求める。 平成10年3月20日提出 宮古市長、熊坂義裕。 理由、釜石地区特別養護老人ホーム組合及び気仙地区衛生処理組合の岩手県市町村総合事務組合からの脱退に伴う財産処分をしようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 次のページでございます。 財産処分に関する協議でございますが、職員退職手当基金の帰属をそれぞれ定めたものでございます。 以上でございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(蛇口原司君) 本案については格別ご質疑、ご意見がないようでありますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第9 議案第45号 宮古市監査委員の選任に関し同意を求めることについて ○議長(蛇口原司君) 日程第9、議案第45号 宮古市監査委員の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。 地方自治法第 117条の規定により、岩間弘君の退席を求めます。             〔17番 岩間 弘君退場〕 ○議長(蛇口原司君) 提案理由の説明を求めます。 鈴木総務課長。             〔総務課長 鈴木英夫君登壇〕 ○議長(蛇口原司君) 議案集の3でございます。 議案を朗読して提案とさせていただきます。 議案第45号 宮古市監査委員の選任に関し同意を求めることについて。 次の者を宮古市監査委員に選任することについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第 196条第1項の規定により、議会の同意を求める。 住所 岩手県宮古市泉町3番9号。 氏名 岩間 弘。 生年月日 昭和9年12月21日(満63歳)。 平成10年3月20日提出 宮古市長、熊坂義裕。 参考として、地方自治法の抜粋を添付してございます。 よろしくお願いをいたします。 ○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 本案は原案どおり同意することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり同意されました。 岩間弘君の入場を認めます。             〔17番 岩間 弘君入場〕--------------------------------------- △日程第10 選挙第3号 宮古地区広域行政組合議会の議員選挙について ○議長(蛇口原司君) 日程第10、選挙第3号 宮古地区広域行政組合議会の議員選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第 118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 宮古地区広域行政組合議会の議員に、12番、工藤勇君、20番、千束諭君、21番、永浦奎輔君、26番、坂下正明君、28番、前川昌登君の5名の諸君を指名いたします。 ただいま議長において指名いたしました5名の諸君を当選人とすることにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました5名の諸君が当選人と決定いたしました。 ただいま当選されました工藤勇君、千束諭君、永浦奎輔君、坂下正明君、前川昌登君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、告知いたします。--------------------------------------- △日程第11 選挙第4号 岩手県沿岸精神薄弱児施設組合議会の議員選挙について ○議長(蛇口原司君) 日程第11、選挙第4号 岩手県沿岸精神薄弱児施設組合議会の議員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第 118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選にすることに決しました。 お諮りいたします。 議長において指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 岩手県沿岸精神薄弱児施設組合議会の議員に、27番、大久保博君を指名いたしたいと思います。 ただいま議長において指名いたしました大久保博君を当選人とすることにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、大久保博君が当選人と決定いたしました。 ただいま当選されました大久保博君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、告知いたします。--------------------------------------- △日程第12 発議案第1号 宮古市議会委員会条例の一部を改正する条例について ○議長(蛇口原司君) 日程第12、発議案第1号 宮古市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 成ケ沢仁明君。             〔25番 成ケ沢仁明君登壇〕 ◆25番(成ケ沢仁明君) 発議案第1号の提案理由の説明をいたします。 本案は、宮古市行政組織機構の改正に伴い、各常任委員会の所管を改正しようとするものであります。 以上、提案理由の説明といたします。 なお、発議案の朗読は省略いたしますが、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(蛇口原司君) 本案については格別ご質疑、ご意見がないと思いますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第13 発議案第2号 委員会等の行政視察について ○議長(蛇口原司君) 日程第13、発議案第2号 委員会等の行政視察についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 成ケ沢仁明君。             〔25番 成ケ沢仁明君登壇〕 ◆25番(成ケ沢仁明君) 発議案第2号の提案理由の説明をいたしますが、朗読して説明といたしますので、よろしくお願いいたします。 発議案第2号 平成10年3月20日、宮古市議会議長、蛇口原司殿。 提出者、宮古市議会議員成ケ沢仁明。賛成者、同じく岩間弘、同じく平沼健、同じく中野勝安、同じく千束諭、同じく大久保博。 委員会等の行政視察について。 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 別紙。 委員会等の行政視察について (趣旨)委員会等の行政視察は公務である旨承認されたい。 (理由)議員の行政視察に際しては、所管事項についてあらかじめ議会の議決が必要なので、今任期中の常任委員会・特別委員会行政視察及び国内外研修は、公務による行政視察である旨、議会の承認を得たうえで実施を図りたい。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(蛇口原司君) 本案については格別ご質疑、ご意見がないと思いますので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり決しました。--------------------------------------- △日程第14 発議案第3号 港湾活用促進特別委員会の設置について ○議長(蛇口原司君) 日程第14、発議案第3号 港湾活用促進特別委員会の設置についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 成ケ沢仁明君。             〔25番 成ケ沢仁明君登壇〕 ◆25番(成ケ沢仁明君) 発議案第3号の提案理由の説明をいたしますが、朗読して説明といたしますので、よろしくお願いをいたします。 発議案第3号 平成10年3月20日、宮古市議会議長、蛇口原司殿。 提出者、宮古市議会議員成ケ沢仁明。賛成者、同じく岩間弘、同じく平沼健、同じく中野勝安、同じく千束諭、同じく大久保博。 港湾活用促進特別委員会の設置について。 標記について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 別紙。 港湾活用促進特別委員会の設置について 1.設置理由 宮古港における用地並びに施設の活用を図り、地域産業との有効な結合と発展を期するための調査研究を行うため、港湾活用促進特別委員会を設置する。 2.委員数 本委員会は、委員8人をもって構成する。 3.調査事項 コースタルリゾート計画、マリンタウン計画の促進、さらに貨物船とフェリーの定期航路化、そして出崎ふ頭等、港湾施設の有効活用を図るための調査研究。 4.調査期限 上記調査事項等が終了するまで、閉会中もなお継続調査することとする。 以上でございますので、よろしくお願いします。 ○議長(蛇口原司君) 田中尚君。 ◆23番(田中尚君) 特別委員会の設置の発議案でございますけれども、本来的にはこういうふうな活動は常任委員会が対応すべきものというふうには思いますけれども、百歩譲りまして、今までの経過もございますので、特別委員会を設置することはいいことで譲歩はしますけれども、ただ調査期限について、これが「上記調査事項等が終了するまで」ということで、事実上、4年という議員の任期内でこういう形で特別委員会を設置をして、その間一生懸命活動するということになるわけでありますけれども、緊張感を持って、なおかつ特別委員会の設置目的が有効に生かされる目的で、私はここは期限を特定してやるべきだと。4年という任期は私は長いというふうに思いますので、そういう意味では調査期限がここにはございませんが、2年ぐらいでやるべきだということを提案したいと思います。ご賛同をお願いいたします。
    ○議長(蛇口原司君) 成ケ沢仁明君。 ◆25番(成ケ沢仁明君) 確かにこういう特別委員会を設置することに対しては、私も余り賛成はいたしておりません。しかし、今回、港湾活用促進特別委員会は建設委員会にも所属しておりますし、経済委員会にも所属している部分があると。両委員会にまたがっている面がありますので、特別にこれはやっぱり設置すべきものと、そのように思って提案したわけでございますので、それはご了解をいただきたいと思います。 確かに期限については、これは4年間とは思いますが、そういうご意見があるならば、皆さん方のご賛同に従うわけですが、提案としては一応4年をお願いを申し上げたいと、そう思います。 以上。 ○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 港湾活用促進特別委員会の設置については、原案どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、港湾活用促進特別委員会の設置については原案どおり決しました。 お諮りいたします。 港湾活用促進特別委員会の委員8名は、各常任委員会から2名ずつ選出を願い、議長が指名いたしたいと思ます。 これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、港湾活用促進特別委員会の委員8名は、各常任委員会から2名ずつ選出を願い、議長が指名することに決しました。 暫時休憩いたします。             午後2時30分 休憩             午後2時50分 再開 ○議長(蛇口原司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 港湾活用促進特別委員会委員を指名いたします。 1番、千葉胤嗣君、4番、中嶋榮君、16番、松本尚美君、20番、千束諭君、21番、永浦奎輔君、25番、成ケ沢仁明君、26番、坂下正明君、27番、大久保博君、以上8名であります。 正副委員長選任のため、暫時休憩いたします。             午後2時51分 休憩             午後2時52分 再開 ○議長(蛇口原司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの委員会におきまして正副委員長が互選されましたので報告いたします。 委員長に大久保博君、副委員長に中嶋榮君が選任されましたので報告いたします。--------------------------------------- △日程第15 閉会中の継続調査について ○議長(蛇口原司君) 日程第15、閉会中の継続調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今議会において設置されました議会運営委員会委員長から、お手元に配付されております閉会中の継続調査についての申し出がありますので、委員長の申し出のとおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認め、さよう決しました。--------------------------------------- △日程第16 意見書案第1号 景気回復のための大幅減税の早期実施に関する意見書(総務常任委員会委員長報告) ○議長(蛇口原司君) 委員会付託事件の審査報告を議題といたします。 日程第16、意見書案第1号 景気回復のための大幅減税の早期実施に関する意見書について、総務常任委員会委員会委員長の報告を求めます。 田中尚君。             〔23番 田中 尚君登壇〕 ◆23番(田中尚君) ご報告をいたします。 平成10年3月市議会定例会において、当委員会に付託されました意見書案第1号 景気回復のための大幅減税の早期実施に関する意見書について、去る3月10日、18日の両日、委員会を開催し、関係課長等の出席を求め、説明を受けるなど、慎重に審査した結果、お手元に配付されてありますとおり、意見書案第1号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 意見書案第1号 景気回復のための大幅減税の早期実施に関する意見書について、総務常任委員会委員長の報告では閉会中の継続審査であります。総務常任委員会委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号は委員長の報告どおり決しました。--------------------------------------- △日程第17 意見書案第2号 児童手当制度の拡充に関する意見書(教育民生常任委員会委員長報告) ○議長(蛇口原司君) 日程第17、意見書案第2号 児童手当制度の拡充に関する意見書について、教育民生常任委員会委員長の報告を求めます。 千葉胤嗣君。             〔1番 千葉胤嗣君登壇〕 ◆1番(千葉胤嗣君) ご報告いたします。 平成10年3月市議会定例会において、当委員会に付託された意見書案第2号 児童手当制度の拡充に関する意見書について、去る3月10日委員会を開催し、関係課長等の出席を求め、説明を受けるなど、慎重に審査した結果、お手元に配付されてありますとおり、意見書案第2号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(蛇口原司君) お諮りいたします。 意見書案第2号 児童手当制度の拡充に関する意見書について、教育民生常任委員会委員長の報告では閉会中の継続審査であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第2号は委員長の報告どおり決しました。--------------------------------------- △日程第18 議案第1号 平成10年度宮古市一般会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第2号 平成10年度宮古市国民健康保険事業特別会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第3号 平成10年度宮古市老人保健特別会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第4号 平成10年度宮古市土地取得事業特別会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第5号 平成10年度宮古市下水道事業特別会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第6号 平成10年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第7号 平成10年度宮古市魚市場事業特別会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第8号 平成10年度宮古市山口財産区特別会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第9号 平成10年度宮古市千徳財産区特別会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第10号 平成10年度宮古市重茂財産区特別会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第11号 平成10年度宮古市水道事業会計予算(予算等特別委員会委員長報告) △議案第12号 宮古市部設置条例の施行に伴う関係条例の整理に関する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第13号 宮古市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第14号 宮古市保育所条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第15号 宮古市保育所入所措置条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第16号 宮古市福祉医療資金貸付基金条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第17号 宮古市敬老年金条例を廃止する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第18号 宮古市廃棄物の減量及び適正処理並びに環境美化に関する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第19号 宮古市農村公園条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第20号 ふるさと宮古水土保全基金条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第21号 宮古市漁村公園条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第22号 宮古市姉吉キャンプ場条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第23号 宮古市野外活動センター条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第24号 宮古市市税条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第25号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第26号 宮古市諸収入金の督促手数料及び延滞金の徴収に関する条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第27号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第28号 宮古市ホームヘルパー派遣手数料条例の一部を改正する条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第29号 県営土地改良事業に係る宮古市分担金徴収条例(予算等特別委員会委員長報告) △議案第30号 宮古市水道事業給水条例(予算等特別委員会委員長報告) ○議長(蛇口原司君) 日程第18、議案第1号 平成10年度宮古市一般会計予算、議案第2号 平成10年度宮古市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号 平成10年度宮古市老人保健特別会計予算、議案第4号 平成10年度宮古市土地取得事業特別会計予算、議案第5号 平成10年度宮古市下水道事業特別会計予算、議案第6号 平成10年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算、議案第7号 平成10年度宮古市魚市場事業特別会計予算、議案第8号 平成10年度宮古市山口財産区特別会計予算、議案第9号 平成10年度宮古市千徳財産区特別会計予算、議案第10号 平成10年度宮古市重茂財産区特別会計予算、議案第11号 平成10年度宮古市水道事業会計予算、議案第12号 宮古市部設置条例の施行に伴う関係条例の整理に関する条例、議案第13号 宮古市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第14号 宮古市保育所条例の一部を改正する条例、議案第15号 宮古市保育所入所措置条例の一部を改正する条例、議案第16号 宮古市福祉医療資金貸付基金条例の一部を改正する条例、議案第17号 宮古市敬老年金条例を廃止する条例、議案第18号 宮古市廃棄物の減量及び適正処理並びに環境美化に関する条例、議案第19号 宮古市農村公園条例の一部を改正する条例、議案第20号 ふるさと宮古水土保全基金条例の一部を改正する条例、議案第21号 宮古市漁村公園条例の一部を改正する条例、議案第22号 宮古市姉吉キャンプ場条例、議案第23号 宮古市野外活動センター条例の一部を改正する条例、議案第24号 宮古市市税条例の一部を改正する条例、議案第25号 宮古市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、議案第26号 宮古市諸収入金の督促手数料及び延滞金の徴収に関する条例の一部を改正する条例、議案第27号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例、議案第28号 宮古市ホームヘルパー派遣手数料条例の一部を改正する条例、議案第29号 県営土地改良事業に係る宮古市分担金徴収条例、議案第30号 宮古市水道事業給水条例について、予算等特別委員会委員長の報告を求めます。 岩間弘君。             〔17番 岩間 弘君登壇〕 ◆17番(岩間弘君) ご報告いたします。 平成10年3月市議会定例会において、当委員会に付託された議案第1号 平成10年度宮古市一般会計予算から議案第30号 宮古市水道事業給水条例までの予算11件、条例19件について、去る3月12日、13日及び16日、17日の4日間にわたって委員会を開催し、市長初め担当課長等の出席を求め、説明を受けるなど、慎重に審査した結果、お手元に配付されてありますとおり、議案第1号から議案第30号までの各議案は、いずれも原案可決すべきものと決定いたしました。 また、予算に対する意見、要望は次のとおりであります。 平成10年度予算に対する意見 平成10年度一般会計予算、各特別会計予算及び水道事業会計予算並びに関係条例を審査した中で、数多くの意見・要望が出されたところであるが、その中から次の事項について特に配慮されたい。                 記 1 施政方針については、全般にわたる施策を積極的に展開したことは評価するところである。 しかしながら、施策実施を裏付けるための予算措置が講じられていないものも見受けられ、今後の実施に期待するものである。 2 義務的経費の増嵩に対し、投資的経費の削減は市経済に及ぼす影響が大であると思料される。厳しい状況の中、財源確保はもちろんのこと財政環境を改めるため、事務事業の見直しをさらに進めるなど勇断をもって行財政改革に取り組まれたい。 3 補助金、助成金の在り方については、見直しを指摘してきたところであるが、今後も有効かつ効率的に行われたい。 また、各種委託料は多額になっていることから、自立・自助及び職員能力開発の視点にたって、可能なところについては職員が対応するよう努力されたい。 なお、従来からの補助金等が伴う制度廃止には、例えば検討委員会を設け慎重審議をするなど、民意を反映させるよう配慮されたい。 4 たくましく伸びゆくまちづくりのため、市民の生活環境整備や地場産業の振興を推進しているが、出崎地区開発については観光振興のみならず、本市の基幹産業の一つでもある水産業の振興も図られるよう連携して取り組まれたい。 5 少子・高齢化社会の中にあって、懸案であった部制が実施されるが、相互の連携を密にするとともに市民の要望を的確に把握して、行政サービスの向上に一層努められたい。 以上でございます。 ○議長(蛇口原司君) 田中尚君。 ◆23番(田中尚君) 予算等特別委員会におきまして留保しておりました少数意見について述べさせていただきます。 朗読をいたします。 予算等特別委員会に付託審査されました議案のうち、議案第1号 平成10年度宮古市一般会計予算並びに同第2号 平成10年度宮古市国民健康保険事業特別会計予算及び議案第17号 宮古市敬老年金を廃止する条例、同じく議案第27号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例については、次の理由により反対であります。 来年度は、昨年4月の消費税5%引き上げなどにより消費不況が一層深刻化すると同時に財政構造改革法により財政運営が制約される中で、熊坂市長自身の手による通年度に及ぶ予算編成であり、市長選挙での公約実現の初年度に当たることから、その内容が注目されたところであります。この点では、部制の導入による組織機構の見直しや、公債費、諸支出金の低利資金への借り換えで支払金利が対前年比で約 6,000万円も減少していることなどは評価できるものでありますが、福祉施策については、充実すべきその目標が不明な中で、制度発足時の趣旨が失われていない敬老年金を廃止し、新規事業の財源に充てるやり方は遺憾であります。同時に医療費の負担が増え続け受診を抑制する状況が生じている中で、少子化対策の面からも市の単独事業による乳幼児医療費助成事業の拡充こそ必要だったはずであります。 また、市民に重税感を与えている固定資産税は依然として標準税率を超える税率が採用されているため、市全体では1億 8,000万円もの過大な負担が解消されないでおります。市民所得が県内他都市に比べ低いという市の経済実態に鑑みても、また、過去の議会答弁などの経緯からも早期に標準税率への引き下げが望まれます。 歳入確保のひとつの方策として、公共用地の利用計画の洗い直しをしながら、利用目的のない不要な土地については処分を行うべきであります。 土木費では、街灯設置費や道路補修工事費、住宅補修費など住民要望の高い予算が抑制される一方で、見通しのない北部環状線整備関連費の 4,600万円や小山田橋拡幅事業費負担金1億円は適正予算とは言いがたいものであります。 衛生費では、ごみの減量、資源化に向け、事業効果の高い実績のある集団回収事業の拡充を図るべきで、資源ごみ収集運搬委託費については見直しが必要であります。 国民健康保険事業特別会計については、巨額な積立金に加え、保険給付費の大幅な減少が見込まれる中で、税負担の公平化という視点のみが強調され、国保加入者に過大な税負担を強いている状況について改善の方向が明確に示されておりません。また、法定減免はもとより市独自の減免制度の実施や短期保険証の廃止も行うべきであります。 以上が反対の主な理由であります。終わり。 ○議長(蛇口原司君) ただいま田中尚議員からの反対意見がありましたが、お諮りいたします。 議案第1号から議案第30号まで、予算等特別委員会委員長の報告は、いずれも原案可決すべきものとし、これに意見を付することであります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛇口原司君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号から議案第30号までは予算等特別委員会委員長の報告どおり決しました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(蛇口原司君) これをもって本議会に付議された案件の審議はすべて議了いたしました。 よって、平成10年3月宮古市議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。             午後3時05分 閉会   地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。       平成10年 3月20日                        宮古市議会議長  蛇口原司                        臨時議長     蛇口原司                        署名議員     千葉胤嗣                        署名議員     田頭久雄...