金沢市議会 2019-09-11 09月11日-03号
また、税の導入に当たり、経営管理が行われていない森林について、市町村が仲介役となり、森林所有者と林業経営者をつなぐシステムを構築し、林業経営に適した森林については意欲と能力のある林業経営者に再委託する一方、林業経営に適さない森林については市町村がみずから管理する制度である森林経営管理制度がスタートしております。
また、税の導入に当たり、経営管理が行われていない森林について、市町村が仲介役となり、森林所有者と林業経営者をつなぐシステムを構築し、林業経営に適した森林については意欲と能力のある林業経営者に再委託する一方、林業経営に適さない森林については市町村がみずから管理する制度である森林経営管理制度がスタートしております。
そうであれば、こうした天井川に当たるエリアは海抜もそれほど高くはないので、一度はんらんすると排水に時間がかかるのではないか、タイの洪水の状況と同様の経過をたどるのではないかと不安をぬぐえません。また、上記の河川のほかに、排水用としての水路や雨水幹線などの整備を進めておられますが、現在の整備状況と今後の治水の進め方をお伺いします。
本市では、林業大学校による担い手の育成や森林組合との連携強化、緊急地域雇用創出事業の活用などにより、積極的な施策の展開が図られていますが、まず森林の再生の進捗状況について伺います。 森林再生の取り組みについては、森林の保全が広域な範囲であることから、県と市が一体となって取り組む課題と考えますし、特に加賀、能登、金沢の地域を分け隔てることなく、均等な施策の展開が重要と考えています。
質問の第6点は、限界集落についてであります。 かつて高知大学の大野晃教授が提唱した限界集落とは、過疎化等で人口の50%が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭等社会的共同生活の維持が困難になった集落のことを指しています。近年、本市の中山間地の集落でも、過疎化、高齢化の進行で、急速に限界集落がふえてきています。
さて、集落営農組織は、地域ぐるみの共同作業により、個々の農家では対応できない農地の整備と保全や生産コストの低減なども可能とすることから、組織に参加する小規模な兼業農家の経営安定にもつながるものであり、本市としても積極的に働きかけて、組織の拡大を図る必要があります。
他方、来月、永安町の金沢森林組合林業総合センター内に、金沢林業大学校を開校することとしており、実務的な研修を通じて、将来の森づくりを担う人材を育成してまいりたいと考えます。
また、雨水対策は市域全体でとらえる必要がありますが、現状では市内の至るところで開発が進み、上流で降った雨水は、用水・排水路等の整備によりスムーズに下流域に流れ、下流域では洪水や浸水の心配をしなければならない現状であります。水田は大雨時に雨水を一時的に貯留し、下流域の冠水を防止したり、中山間地では土砂崩壊や土壌の浸食を防ぐなど、国土を保全する機能を有しています。
また昨年、林業基本法が森林・林業基本法として制定され、森林の多面的機能の持続的発揮、林業の健全な発展を基本理念に、これまでの木材生産を主体とした政策から森林の有する多面にわたる機能整備や活動を確保するための政策へと転換しております。そして国の森林・林業基本計画をもとに県は森林・林業・木材産業振興ビジョンを策定し、津幡地域を含んだ森林組合の広域合併をうたっております。
本市では、 118集落が制度の対象地域とされておりますが、中山間地域に位置づけられている娚杉などの幾つかの集落は対象外となっております。
山間地の集落付近には家電器具や種々の粗大ごみ、建築廃材等が長期にわたり投棄され、そこがごみ捨て場と化している箇所が多くありました。倉ケ嶽町付近、中戸線、御所線、神谷内線、熊走線等では大規模な投棄があり、額谷線等の南部地域では小規模の捨て場が点在していました。中には、ドラム缶や多量の野球ボール、袋詰めにした空き缶等が捨てられていました。
第1に、団地内への排水の流入を少なくするため、1丁目地内から団地横を流れる柳橋川まで約70メートルに排水路を新設し、ポンプ設置によって柳橋川への排水ルートを新たにつくること。 第2に、木越団地と瑞樹団地との境目を流れる源内川の排水路を整備し、計画にない馬渡川までの約180メートル間に源内川のバイパス排水路を新設すること。
県は、生活排水重点地域に指定し、流域の公共下水道等の整備を図るなどして、水質環境基準達成年を平成25年に置いています。長きにわたる取り組みだけに、息切れするのではないかとの懸念を抱くのであります。平成7年度現在、流域の整備状況は、公共下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽とコミュニティプラント等合わせて36%と、全国平均を大きく割っております。
工事請負契約の締結について(金沢市食肉検査所および小動物管理センター造成工事) 議案第16号 工事請負契約の締結について(農山村連絡農道山川トンネル建設工事) 議案第17号 工事請負契約の締結について(金沢駅武蔵北地区第一種市街地再開発事業第五工区金沢駅通り線道路築造工事(その2)および金沢駅通り線付帯工事(その2)) 議案第18号 工事請負契約の締結について(薬師谷地区農業集落排水処理場建設工事
転換期を迎えている農業・農村対策では、さきに取りまとめました「新農政プラン」の具現化を基本に据え、生産性向上を図る土地基盤の整備を初め、市単独助成の充実による農業機械等の近代化、中山間地域での集団営農の育成や活性化計画の策定、あるいは後継者の養成や新しい農林産物の開発促進を進め、農村下水道や集落道路、さとやま幹線林道、浸水防除など農山村地域の生活環境対策にも改善充実を期しました。
金沢市の上水道普及率は、平成3年度で約98%に達しておりますが、わずかに残る未給水地区のほとんどは山間地に存在する集落であります。これらの地区の生活用水は、現在簡易水道や飲料水供給施設、井戸などによって賄われておりますが、水量や水質は十分とは言えず、問題のあるところもあると聞いております。
河北潟沿岸地域一帯は、いわゆる海抜ゼロメートル地帯であり、たまった水の排水もままならないところに、干拓事業により狭められた河北潟の水位上昇が浸水に拍車をかけている現況と言えましょう。
これまでも現戸室埋立場の排水液の汚染の苦情がよく出ておりましたし、金腐川の下流域に住む方々にとって、今後の不安に強いものがあります。農薬づけの夕日寺ゴルフ場に加えて、18ヘクタールに及んで埋め立てられるごみの山、それにしてもゴルフ場は許されませんが、この周辺一帯の環境に多大な影響が必至なだけに、土壌や水質の汚濁防止、緑の保全等、後世に悔いのない対策に万々力を注ぐべきです。
第4に、林業の振興策についてであります。今回、森林を管理利用の目的に応じて、天然広葉樹林、里山林業、都市近郊林として森林を守り、林業の振興を図っていくとのことであります。すると、地域区分をどのように具体化されるのか明らかにしていただきたいと思います。 そこで、都市近郊林を保全しようとするなら、市長、市内にはゴルフ場はつくらせないとの態度こそが求められるのではありませんか。
一方、本市の林業も、外材輸入や林業の担い手不足などにより厳しい局面に立たされております。林業経営の活性化を図り、林業従事者が意欲を持って働けるよう、市営造林事業の推進、特産物など林業の振興策を積極的に図っていく必要があると思うのでありますが、この点についても御見解をお聞きいたしまして、自由民主党金沢市議員会を代表しての私の質問を終わります。(拍手) ○議長(北市朗君) 江川市長。