野々市市議会 2022-09-14 09月14日-03号
一方で、隣接する金沢市にも富樫氏の居城として名高い高尾城跡などがあります。 このように、各地に残る富樫氏の歴史遺産をより多くの人たちに知っていただくためにも、自治体の枠を超えた連携を深めて、歴史遺産を生かしたまちの魅力の向上に取り組んでいくべきではと考えますが、市長の御見解を伺いたいと思います。 ○議長(中村義彦議員) 粟市長。
一方で、隣接する金沢市にも富樫氏の居城として名高い高尾城跡などがあります。 このように、各地に残る富樫氏の歴史遺産をより多くの人たちに知っていただくためにも、自治体の枠を超えた連携を深めて、歴史遺産を生かしたまちの魅力の向上に取り組んでいくべきではと考えますが、市長の御見解を伺いたいと思います。 ○議長(中村義彦議員) 粟市長。
市長には、高尾城跡の歴史的評価についてどのようにお考えになっているのか、御見解をお伺いをいたします。 また、整備・顕彰する一つの形として、資料館のような施設を設けることも一考ではないかと思っているのであります。
そして、将来的には、この高尾城跡と国指定の史跡ともなった歴代の前田家の墓地のある野田山から名刹大乗寺、そして近年大変きれいに整備をされ、市民の散策や憩いの場となっている大乗寺丘陵総合公園を通り、山科の甌穴や伝説の芋掘り藤五郎神社などをめぐって、伏見川を渡り、窪の満願寺山付近を通過して、城跡のある高尾山の前山や城山などと結び、さらに御廟谷付近を通って額谷方面に抜ける金沢南部の歴史に触れることのできる、
そして、いま一つ申し上げておきたいのは高尾城跡の整備についてであります。高尾城は、御高承のとおり、加賀の国守であった富樫氏によって高尾山一帯に築かれた山城であり、長享2年--1488年、富樫政親が一向一揆の猛攻を受け自刃するまで続いたものであります。富樫氏がこの地に城を設けたのは、この地から加賀平野を一望することができたからだとも言われているのであります。
高尾城跡分布調査報告書によりますと、石垣や堀切り、土塁等が遺構として確認されております。それらの保存の手だて等につきまして、双方の住民の交流の中で調査研究していくことも大変意義があるというふうに考えている次第でございます。