金沢市議会 1988-09-20 09月20日-02号
さて、今日までの本市の行革推進について見れば、市民サービス最前線で活躍する本市職員の削減を行い、本年度でも保育所職員など6名、学校給食調理員5名などとなっているように、また一方では、財界、大手資本主導の都心軸中心の再開発等へは、駅周辺、武蔵開発による増員部門の設置など、また、学校給食における共同調理場方式への移行、マンモス校解消に逆行する学校統合、老人医療有料化と一部負担の償還払い制度への移行など、
さて、今日までの本市の行革推進について見れば、市民サービス最前線で活躍する本市職員の削減を行い、本年度でも保育所職員など6名、学校給食調理員5名などとなっているように、また一方では、財界、大手資本主導の都心軸中心の再開発等へは、駅周辺、武蔵開発による増員部門の設置など、また、学校給食における共同調理場方式への移行、マンモス校解消に逆行する学校統合、老人医療有料化と一部負担の償還払い制度への移行など、
本市が59年に発表した21世紀ビジョン「金沢の未来像」によれば、コンベンションシティー、インダストリ・サイエンスシティー、インテリジェントシティー、エキシビジョンシティーなど多彩な都市戦略が盛り込まれますが、結局、我が党が指摘してきたように都心軸中心の再開発による町づくり、中心部の一大駐車場による交通事情の悪化と環境破壊の進行、地価の高騰、住民の追い出し、周辺の商店街の営業破壊などを生み出したことは
その第1は、21世紀ビジョン、本市基本計画の中心である都心軸中心の町づくりにかかわる土木・開発事業に人も予算も重点的に注がれていることです。片町、香林坊、武蔵、駅・武蔵間、駅前、駅西に連なる都心軸の開発は、住民を追い出すなど住民不在のまま、結局大手資本優遇の事業として進められ、新たな段階を迎えています。
質問の第4は、都心軸中心の開発についてであります。市長は、「生き生きと活力ある都市づくり」をうたい、「金沢駅周辺と駅西開発推進、駅・武蔵間の整備に全力投球する」と述べています。しかし、これら一連の開発は、主人公である住民が追い出され、そして民間活力導入をうたい文句に大手資本を呼び込むものとなっています。