金沢市議会 2004-12-15 12月15日-04号
2点目は、辰巳ダム建設に関連する費用負担を含む発電事業です。我が党は、必要のないダム建設に反対であり、同意することはできません。 以上、討論を終わります。 (拍手) ○議長(不破実君) 以上で討論は終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○議長(不破実君) これより、採決いたします。 お諮りいたします。
2点目は、辰巳ダム建設に関連する費用負担を含む発電事業です。我が党は、必要のないダム建設に反対であり、同意することはできません。 以上、討論を終わります。 (拍手) ○議長(不破実君) 以上で討論は終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○議長(不破実君) これより、採決いたします。 お諮りいたします。
犀川水系における洪水対策としては、長く辰巳ダム建設の是非をめぐる問題が論議されてきました。近く策定と聞く河川整備計画の中核である辰巳ダムの建設に関しましては、別の機会に取り上げたいと思いますが、その論議の過程で、既存の洪水防止施設で一番の弱点が、鞍月用水堰付近の城南1丁目地点であることが、市民の研究調査により問題提起されております。
ともかく、これまでに大型公共事業をおおむね済ませてしまっておりますから、本年は際立ったむだな公共事業は少ないものの、それでも辰巳ダムの建設費負担金、地元負担問題が残されたままの北陸新幹線事業の負担金、医王ダムの維持管理費などがありますが、それらには反対であります。 ところで、国は今回児童扶養手当の引き下げを行いました。
まず、辰巳ダムについてであります。昨年10月の県の検討会で見直しの方向性が出され、12月にはかなりの具体的な論議がございました。これらを通じ、新しい辰巳ダム建設計画の建設位置、規模、機能が明らかになってきました。変更点の大きな第1点は、建設位置を上流にずらし、辰巳用水東岩取水口の破壊をやめ、現状保存することであります。第2点は、利水をやめ、治水目的のみになったことであります。
さて、本市におきましても北陸新幹線の建設やJR北陸線の犀川-西金沢間の高架化、金沢港の振興整備、新交通システムの導入、辰巳ダムの建設、交通円滑化のための乙丸跨線橋のかけかえ等々、これまで強く国や県に要望いたしてまいりました事業が数多くあります。しかしながら、これらの事業は一日も早い着工や推進が唱えられながらも、なかなか進捗いたしていないのが現状であります。
これまで犀川ダムと内川ダムの2つのダムの利水・治水の状況はその当初計画から全く外れ、上水道は半分しか使用されず、また、工業用水に至ってはダムが完成して以来35年間一度も使われていないことを指摘し、辰巳ダム建設については犀川の総合的治水事業から必要だとの根拠が崩れ去っていることを挙げ、辰巳ダムの建設中止とともに犀川の総合的治水対策を見直すことを求めてきました。
質問の第2は、辰巳ダム建設計画についてであります。 辰巳ダム建設をめぐり判断が注目されていた県公共事業評価監視委員会が苦渋の判断をし、5項目の附帯意見をつけながらも事業継続に理解を示す判断をしてから4年がたちました。
次に、辰巳ダム建設についてであります。辰巳ダム見直し検討委員会は、中間報告をまとめました。それによると、現計画の辰巳ダムの計算基礎となった雨量データを修正し、その結果、犀川大橋地点で毎秒 400トンあふれるとしていたものが、毎秒 230トンと下方修正されたものであります。検討委員会は、しかしながら、治水には拡幅案や川底掘削案よりもダムが有効としています。
これまでの公共投資のうち、金沢駅ガラスドーム大屋根、辰巳ダム建設、武蔵地下駐車場、駅武蔵再開発ビル建設など、むだで収支がとれない大型公共事業が数多く占めてきました。それが依然として投資的規模として公共事業が 300億円規模を目安とされております。これらの浪費的公共事業の問題にメスが入らぬまま推移すると、今後の財政運営はさらに深刻になることは必至です。これで健全財政が保たれますか。
テクノパークに伴う工業用水道関係予算を初め、辰巳ダム建設計画の発電事業からの支出、犀川ダムにおける使用されていない工業用水の水利権負担等、これらのいずれにも反対であります。 次に、2006年から搬入を目指している内川第1建設発生土処理施設建設事業については、貴重なオオタカの生息確認、営巣発見以来の自然環境を守れの声が強く、環境破壊防止からも事業計画の見直しを求めております。
辰巳ダム建設によって水没する犀川峡谷の自然をどのように評価、認識されているのでしょうか、お伺いします。 質問の7は、自然再生推進法施行と辰巳ダムの再考についてであります。 11年前の1992年、持続可能な社会をテーマにした地球サミットが開催され、自然生態系こそが人類の生存を支える基盤であり、地域ごとに異なる生態系を各国が、さらには地域が責任を持って守ることが再確認されました。
昨年度は出水率が上がり、発電供給電力量は目標を上回るなどして当年度利益を上げておりますが、我が党は、本事業のうち辰巳ダムに係る費用負担に同意できません。いかなる理由をつけようとも、不要の辰巳ダムの建設には反対であります。 第3に、工業用水道事業です。
市民の会のアンケートでは、辰巳ダム建設や駅前のガラスドーム屋根建設など、このまま進めてよいと答えた人は、辰巳ダムでは全体のわずか5%、ドーム屋根建設は10%にすぎませんでした。その一方で、建設反対、中止を求める声は、辰巳ダムでは39%、駅前ドーム屋根では42%に上っています。ここには不要不急の大型開発で税金のむだ遣いをしないでほしいという市民の率直な声があります。
もはや辰巳ダム建設はその目的も根拠も失い、必要のないものであることは明らかであります。ところが、市長、あなたは辰巳ダム建設にしがみつき、その建設期成同盟の会長として建設促進の先頭に立っています。そこで、辰巳ダムは本当に必要なダムかという点について、市民に明らかにしていただきたいと思います。 ことし7月、市内の研究者が県と市に、犀川の治水に関する申し入れ書を提出されました。
当初60億円が10倍の 600億円近くに膨れ上がった駅周辺整備事業、住民追い出し、テナント埋まらず保留床の行政肩がわりを進めた再開発事業など、都心軸整備や辰巳ダム、テクノパーク事業等の大型開発によって、市民は今、1人当たり 120万 6,000円、4人家族で 483万円と多大な借金を背負っております。
辰巳ダム建設計画を進めるための発電事業会計からの予算支出と、犀川ダム開設からの35年間、一滴も使用していないこの工業用水利権に対し、これまでに3億円が支出され、新年度予算において約 900万円が計上されていることに反対であり、改善すべきであります。 また、学校給食のための大規模な共同調理場建設は見直すべきです。
3点目は、電気事業における辰巳ダム建設にかかわる負担金の支出が行われていることであります。我が党は目的を失ったむだな公共事業である辰巳ダム建設には反対であり、決算には承認できません。 次に、水道事業についてであります。決算審査の場で14年度の料金据え置きが表明されましたが、富山や福井の 1.5倍もする水道料金は、日々の暮らしに直結するだけに、不況下の市民生活には大きな負担となっております。
にもかかわらず辰巳ダム建設を進めようというのです。計画では、洪水調整 560万トン、流水の維持用水として 240万トン、合わせて 800万トンとなっています。既存の2つのダムで利用されない水量は 650万トンですから、これは辰巳ダム利水計画全体の81%に相当しています。しかもこの計画それ自体についても、過大な洪水量予測を前提に計画されているとして、専門家からも厳しい批判が寄せられています。
また辰巳ダム建設事業であります。ダム建設そのものが見直されている状況のもとで、ダムに頼らない治水対策を進めるべきであり、事業の中止を強く求めるものであります。 第3に、大型開発事業に巨費を投入するとともに公共事業への予算を優先させてきた結果、借金が急増してきました。その一方で、公共料金や手数料を引き上げ、さらに職員の削減や事業の民間委託化を進めてきていることであります。